アニメ化されたライトノベル作品『とらドラ!』『ゴールデンタイム』などで話題を集める竹宮ゆゆこの同名小説を初めて実写映画化した『砕け散るところを見せてあげる』の完成報告イベントが3月1日、都内で行われ、主演を務める中川大志と石井杏奈が出席した。正義感あふれる高校3年生・濱田清澄(中川)は、激しいいじめを受けている高校1年生の蔵本玻璃(石井)を助けたことを機に、彼女に手を差し伸べようと試み、次第に心の距離も縮めていくが……。当初の予定からおよそ1年遅れで、ついに映画の封切りが近づくこととなり、中川は「映画が完成したのは、もう2年前のこと。ようやく公開されることになり、うれしく思っています」と喜びの声。「絶対にこの役を演じたいと思った」と役どころに強い思い入れを示し、「当時ちょうど20歳になったばかり。あの頃にしか表現できなかったことをいっぱい切り取っていただいた。自分にとっては宝物のような大切な作品。大変お待たせした分、早く皆さんにお届けしたい」と本作への愛着を熱弁した。共演する石井は「今日は朝から心臓がバクバクしている」と緊張した面持ち。ある秘密を抱えながら生きる女子高生という難役も「自分自身にプレッシャーをかけながら、でも、演じている時間は楽しくて。人間味あふれる玻璃は大好きだし、応援したり共感したり肯定しながら演じました」と全身全霊。それだけに「撮影が終わった後は、抜け殻のような状態だった」とも明かし、「役者を仕事にして生きてきて、本当に良かったと思える作品。玻璃として生きた証を見てほしいです」と作品と役柄に対する熱意を明かしていた。中川と石井の共演は3度目だといい「杏奈ちゃん演じる玻璃の表情を見逃さないように、目の前の玻璃に集中していた。(石井の)作品への覚悟を感じたし、僕自身も玻璃のために強くならないといけないと思った」(中川)、「私も大志くんに救われる部分があった」(石井)と本作でさらに深まった絆を披露した。完成報告イベントには共演する井之脇海、松井愛莉、北村匠海、矢田亜希子、原田知世、堤真一、メガホンをとったSABU監督が同席。「自信しかない作品」と豪語するSABU監督は、「とにかくキャストがすごく良かったので、全部を掬い取ろうと必死だった。撮影した季節、年齢、その美しさは、あのタイミングでしか出せなかった」と誇らしげだった。取材・文・写真=内田涼『砕け散るところを見せてあげる』4月9日(金)公開
2021年03月01日ハリウッド映画に多大な影響を与えたロバート・A・ハインラインの伝説的小説を世界で初めて映画化した『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』の完成報告イベントが2月13日、都内で行われ、主演を務めた山崎賢人、共演する清原果耶と藤木直人、三木孝浩監督(『フォルトゥナの瞳』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』)が出席した。罠にはめられ、すべてを失った科学者・高倉宗一郎(山崎)が未来を変えるため、30年の時を超えた冒険を繰り広げる。清原が孤独を抱える宗一郎を家族のように大切にした恩人の娘・璃子、藤木は30年後に目覚めた宗一郎に力を貸すヒューマノイドロボットを演じている。山崎は「最初はタイトルを聞いて『季節に扉ってある?』みたいに思った」と戸惑いを振り返り、「でも、冬に夏への扉を探すという、逆境でもあきらめずに進み続けるという、すてきな意味に気づき、今では大好きなタイトルです。恋愛あり、バディものの友情もあり、どんな世代の人にも楽しんでもらえる作品になった」と今では作品への思い入れも格別の様子。また、三木監督とは初主演作『管制塔』でもタッグを組んでおり、「三木さん、そして信頼しているチームの皆さんと映画作りができるワクワク感もあった」と語った。山崎同様、清原も三木監督の『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』でデビューを飾っており、「最初は原作について知らなかったが、また三木さんとご一緒できるというワクワクが大きかった。やりがいもあり、楽しい現場だった」とこちらも再タッグに喜びの声。山崎と清原演じる役どころの“純愛”模様も物語のカギとなっており、山崎は「久々にピュアな恋愛で…、いい意味ですけど、恥ずかしかったです」と照れ笑いを浮かべた。一方、藤木は「ロボット役の藤木直人です。こういう挨拶は最初で最後かも」とこちらも照れ笑い。ロボット役のオファーについて「びっくりしましたね。人間じゃないんだと(笑)。二度見ならぬ二度聞きでした。ハードルが高く、難しそうなので、一回はお断りしました」と告白すると、三木監督は「初耳です!」と驚きの表情だった。これまで、恋愛や青春テイストの作品を多く手がけてきた三木監督は「古典中の古典小説ですし、今まで映画化されていないのが不思議なくらい。僕にとってもチャレンジの多い作品だった」。それでも「プレッシャーを楽しみつつ、すてきなキャストの皆さんと作り上げた作品。壮大なSFでありながら、どこかレトロでユーモアもあり、すごく人間の温かみを感じる作品になった」とアピールした。現時点で公開日は未定となっているが、山崎は「公開は延期になっちゃいましたが、いつか良い扉が開いて、公開できる日を楽しみにしていただければ」と完成報告イベントを締めくくった。取材・文・写真=内田涼※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記。『夏への扉 ーキミのいる未来へー』2021年公開
2021年02月13日戦国時代を舞台にした青春映画『ブレイブ ‐群青戦記‐』のヒット祈願イベントが2月11日、東京・上野東照宮で行われ、本作が初の単独主演作となる新田真剣佑、共演する山崎紘菜、鈴木伸之(劇団EXILE)、渡邊圭祐、メガホンをとった本広克行監督が出席した。笠原真樹の人気コミック『群青戦記グンジョーセンキ』を実写映画化。ある日突然、校舎まるごと戦国時代にタイムスリップしてしまったスポーツ名門校の生徒たちが、“部活で培った身体能力”と“歴史を知る現代人の知識”を駆使し、戦乱を生き延びようと奮闘する。本作では三浦春馬さんが武将・松平元康(のちの徳川家康)を演じており、家康公を祀り、勝利の神様としても知られる上野東照宮がヒット祈願の会場に選ばれた。本殿での祈祷を終えた新田は「(自身が演じた高校生)蒼にとっても、僕にとっても家康はとても大きな存在なので、この場でこういうイベントができてうれしい」と感激しきり。自身を戦国武将に例えると「家康タイプ。(ホトトギスを)無理やり泣かせるのはかわいそうですし、待ちます」と分析。共演陣は「意外!織田信長に似ていると思う」(山崎)、「まっけんは確かに家康タイプ。どっしりしていて、常に落ち着いて行動している」(鈴木)と新田の印象を語った。文武問わず各分野に長けた高校生たちの戦いぶりについて、新田は「見ていて飽きない、日本版の『アベンジャーズ』。鈴木伸之さんが先頭に立つアイアンマンなんです。本当にかっこいい」。この発言に、当の鈴木は「めっちゃ、うれしい!」と大喜びし、「誰かのために行動し、決断する登場人物の姿がまぶしくて、涙がこぼれそうなシーンも多々あった。現代に生きる皆さんに共感してもらえるメッセージがある」とアピールしていた。山崎も「一生懸命に頑張る登場人物がキラキラしていてかっこいい。自信や夢をもつのが難しい状況だからこそ、明日へのパワーをもらえるはず」。渡邉は「役柄の個性が際立っている」とキャラクターの魅力を熱弁した。また、本広監督は「撮影中はこういう状況(コロナ禍)になるとは思っていなかったが、すべてがスケジュール通りで、公開も延期されることなく作品が生まれたことに、考えるところがありますね」と感慨深げ。イベントの締めくくりとして、出席者がおみくじを引くと、新田が見事“大吉”を引き当て「うれしいなあ!」と映画のヒットに期待を寄せていた。取材・文・写真:内田涼『ブレイブ -群青戦記-』3月12日(金)より公開
2021年02月11日戸塚祥太(A.B.C-Z)が1月22日、都内で行われた『未来記の番人』(松竹製作)の製作発表会見に出席した。本格的な殺陣に初挑戦することになり「先輩方の舞台で、刀を握ったことはありますが、今回は殺陣が随所に登場するので、まず『今の肉体でいけるのか』と自分に問いかけたし、通販で木刀を買いました。今日届いていると思います」とユーモアを交えながら、意気込みを語った。聖徳太子が残した“予言の書”を巡る戦いの中で、千里眼の異能を持つ主人公・千里丸(戸塚)がさまざまな出会いを通し成長を遂げる姿が、史実を織り交ぜながらダイナミックに描かれる。「足元に敷かれたレールを走ってきた千里丸が、自分の意思や志に目覚め、自分は何者なんだと自問自答し、もがき苦しみながら、真摯に命を全うする姿を表現できれば」(戸塚)。松竹製作の舞台に立つのは、約5年ぶり。「古巣に帰ってきたという気持ちもありますし、これまでの月日で学んだことをどう表現できるか楽しみ」と声を弾ませ、「こういった状況ですが、演劇を含めたエンタテインメントを盛り上げて、少しでも日本を明るくできるよう、チームで団結して、無事に走り抜けれれば。ご一緒する皆さんとの稽古場での時間を、できる限り共有したい」と“座長”としての決意も新たにしていた。自身の“特殊能力”を問われると「幼稚園生のとき、アリと話せたことがある」と珍回答も。静まり返る会見場の雰囲気に、「こんな空気になるなんて…」と反省する場面もあった。会見には戸塚に加えて、共演する松田悟志、冨岡健翔(ジャニーズJr.)が出席。松田は「コロナ禍でこのような大作に出演できる喜びを噛みしめている。我々の仕事が本当に必要なのか試されている瞬間、皆さんの不安が、明日の希望に変わるよう、全力でぶつかりたい」と真摯に語り、「僕も舞台での殺陣は初めてなので、すぐに通販で木刀を購入したい」と戸塚のコメントに乗じて、笑いも誘った。A.B.C-Zとの共演を重ね、戸塚との親交も深い冨岡は、「昔からお世話になっている戸塚くんと一緒の舞台に立たせていただき、心から光栄です。今回は僕も支えられれば」と話していた。本作には惣田紗莉渚(SKE48)、笠原章、勝野洋、渋谷天外といった豪華実力派キャストが集結。会見に同席した安孫子正(松竹株式会社代表取締役副社長)から、新型コロナウイルスに感染し療養中の渋谷天外について、「昨日、ご当人からプロデューサーにメールが入り、昨日ICUから一般病棟に移ったそうです」と報告。「開演までまだ1ヶ月ありますので、舞台に出ていただけると期待している」と回復を願っていた。【築山桂(原作)コメント】『未来記の番人』は、時を超えて予言の書を守り続ける聖徳太子の魂や、普通の人間にはない超能力をもった異能者が登場する、不思議要素の散りばめられた物語。舞台化と聞き、いったいどうやって表現するのだろうと思っていましたが、台本を読ませていただきましたら、舞台ならではの仕掛けが盛りだくさんの作品になっていました。期待しています!また、主演の戸塚祥太さんの、眼光鋭く刀を構える姿を一目見て、魅力あふれる千里丸がステージ上に生まれることを確信しました。千里丸や紅羽、士郎左や巽たちの生きる『未来記の番人』の世界が劇場に現れる日が、今から待ち遠しいです。取材・文・写真=内田涼新橋演舞場3月『未来記の番人』2021年3月12日(金)~21日(日)会場:東京都 / 新橋演舞場2021年3月27日(土)愛知県 / 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール2021年3月30日(火)福岡県 / 久留米シティプラザ ザ・グランドホール2021年4月3日(土)~11日(日)大阪府 / 大阪松竹座原作:築山桂「未来記の番人」(PHP文芸文庫)脚本:羽原大介演出・振付:神在ひろみ出演:戸塚祥太(A.B.C-Z) / 惣田紗莉渚(SKE48)、松田悟志、冨岡健翔(ジャニーズJr.) / 松村沙瑛子、山本健翔、大川良太郎 / 勝野洋、笠原章 / 渋谷天外
2021年01月22日ヤマシタトモコの同名コミックを実写映画化した新感覚ミステリー『さんかく窓の外側は夜』の公開前夜祭が1月21日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、ダブル主演の岡田将生と志尊淳、共演する平手友梨奈、森ガキ侑大監督が舞台挨拶に立った。“霊を祓える男”冷川理人(岡田)と“霊が視える男”三角康介(志尊)の心霊探偵バディが、連続殺人事件の裏に隠されたある呪いの真相を探っていく。当初昨年10月30日に公開される予定だった本作が、1度の延期を経て、ついに全国封切り。岡田は「こんな状況下でも楽しみに待ってくれる皆さんのために、心血注いだ作品を届けられるのは、すごく意味があると思うし、運命を感じる」と感無量の面持ちを浮かべた。志尊も「俳優の仕事を始めて10年。どの作品にも熱量を注いでいますが、今回はものすごく深いところで愛を感じられた。この出会いも含めて、運命だったと言えるし、心に刻まれた作品」と強い思い入れ。「続編、やりたいでしょ!」とシリーズ化にも意欲を燃やした。また、岡田が「バディが淳くんで良かった」と明かし、「口説かれてます?」(志尊)、「これ(アクリル板)がなければ、抱きしめたい」(岡田)と舞台挨拶中に強い絆を披露する瞬間もあった。平手はストーリーの鍵を握る謎の女子高生・非浦英莉可(ヒウラエリカ)役で、欅坂46脱退後初の映画出演。「北川さんとまたご一緒に共演できたことが、すごくうれしかった」と女優・北川景子との共演に触れた。そんな3人に対して、森ガキ監督は「朝4時半書いていた」という感謝の手紙をサプライズ披露。約5分に及んだ手紙で「3人に出会えたことは宝です。いい思い出しかない」と思いを熱弁すると、岡田は「泣きそうになりました」と感激しきり。「いやー、うれしいですよ。監督は僕らの思いに向き合い、受け止めてくれた。現場への愛もあふれていて、それを全力で撮ってくれるスタッフさんも最高。お仕事できたことが本当にうれしいし、今後もお付き合いさせていただければ」と再タッグに期待を寄せていた。取材・文・写真=内田涼『さんかく窓の外側は夜』1月22日(金)より全国公開
2021年01月21日第159回直木賞を受賞し、累計発行部数30万部を超える島本理生のサスペンス小説を映画化した『ファーストラヴ』の完成報告イベントが1月12日、都内で行われ、主演を務める北川景子をはじめ、中村倫也、芳根京子、窪塚洋介、堤幸彦監督が出席した。アナウンサー志望の女子大生が父親を刺殺するという衝撃的な事件を軸に、予測不能な結末と、タイトルの裏に隠された秘密を描く。北川は、動機なき殺人事件の真相に迫る、公認心理師の真壁由紀を演じ、原作の設定に合わせる形で、自らの提案で髪の毛を30cm以上カットしたことも話題に。当の本人は「よく体当たりと言っていただくが、実際にはずっと切りたいと思っていた」といい、「せっかく切るなら、大切や役どころ、思い入れのあるお仕事でと思っていた。堤組に参加するのが夢だったので、舞い上がった」と本作への強い思いを明かしていた。その上で「脚本を読み、人は誰しも大なり小なり、悩みや苦しみ、忘れられない過去があると思えた」そうで、「皆その重荷と折り合いをつけながら、必死に生きている。それでいいんだと言ってもらえたようで、私自身も気持ちが軽くなった」と作品のメッセージ性にも強く共感。「ぜひ劇場にお越しくださいと言いにくい状況ですが、皆さんの心に届くよう一生懸命つくった作品」だとアピールにも熱がこもった。由紀の義弟で、由紀とともに、事件の真相に迫る敏腕弁護士・庵野迦葉を演じた中村は「言葉にしない言葉をたくさん持っている男」と役柄を分析。初共演を果たした北川とは同い年で、共通の話題で意気投合したといい「私たちの世代にとって、窪塚さんはカリスマ!」(北川)、「僕のお兄さん役が窪塚さんと聞いて、最初はオファーを断ろうと思ったほど。いちファンとしての“フワフワ感”が出ないよう意識したが、もちろんとても光栄でした」(中村)と共演した窪塚へのリスペクトを披露した。そんな2人の言葉を受けて、窪塚は「言ってよ!嫌われているのかと思った」と当初感じた距離感に言及。由紀の夫であり、迦葉の兄・真壁我聞を演じ「北川さん、中村君とご一緒して『えっ、こんなに(演技が)できるの?』って正直驚がくした。まゆ毛のぴくっとする動きや瞬きまで、すべてをコントロールしていて…。役者って面白いけど、負けたくないというか、ケツを叩かれているようだった」と振り返ると、中村は「酔っぱらっちゃった」と尊敬する先輩からの言葉に心酔していた。取材・文・写真=内田涼『ファーストラヴ』2021年2月11日(木・祝)全国公開
2021年01月12日劇団四季の新作ショー『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』が1月10日、JR東日本四季劇場[春]のこけら落とし作品として開幕。初日上演後、演出を手がける荒木美保が取材に応じ、「お客様が(劇場に)入って完成するんだなと改めて実感しています。皆さまと生きる喜びを分かち合いたいという全員の“祈り”と感謝がさらに強くなった」と感無量の面持ちだった。“舞台を通して生きる喜びをお客様にお伝えしたい”という理念のもと繰り広げられる、劇団四季の新作ショー。ダンスやストレートプレイの台詞朗誦も交えながら、おなじみの海外ミュージカルからオリジナル / ファミリーミュージカルのナンバーまで、数多くの名曲を再構成する。当初は昨年7月、JR東日本四季劇場[秋]で開幕予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で上演計画が変更された。それだけに「今日という日を迎えても、実際に幕が上がるまで、本当に上演できるのかという思いもあった」といい、「分かっていたつもりでしたが、毎日公演できて、お客様が来てくれるのは当たり前じゃないと強く感じた。7月以降、もう1度『The Bridge』に取り組むにあたって、その思いが助けてくれた」としみじみ。コロナ禍での稽古は「完全に2班に分けて接触を避け、マスクやゴーグル着用も徹底した」そうで、「それとこまめな換気ですね。稽古場が寒くて、立っているだけでも体はきつかったはずだが、ステージ上で踊り切る。それだけでメッセージが届くはず」。本作で初めてオリジナル作品の演出を務めた心境を「ド緊張した」とも明かし、予定していなかったダブルカーテンコールについては「あれ?っと思い、走って舞台監督のところに行きました」と喜びを示した。今回初めて四季作品に参加した丸山敬太によるコスチュームデザイン(第6・7場)も大きな見せ場で、「生きる喜びをいろんな側面から描き、最後に向けてどんどん加速していくシーン。華やかで前向きなエネルギーがあればと思い、丸山さんに実際に俳優たちに会ってもらい、1人1人を魅力的に見せてほしいと相談した」と衣装にも強いこだわりが込められた。取材会には劇団四季社長の吉田智誉樹氏が同席し、「浅利(浅利慶太氏)たちが祈りを込めた仕事をしっかりと受け継いでいこうという思い」とこちらも新劇場の第一歩に感慨しきり。「このような状況で足を運んでくださったお客様には感謝しかない」と語り、「ステージとお客様の心にかかるブリッジ、橋にしかお芝居は存在しないと実感した。大切な原則である人生賛歌のメッセージを持った作品を厳選し、年に1本はオリジナル新作を送りだしたい」と決意を新たにした。一方、緊急事態宣言の再発布により「チケットのセールスは落ち込んでいる」と認めた上で、「こればかりは耐えるしかないが、基本的には粛々と指示に従い、公演はやります」と力強く宣言していた。取材・文:内田涼「劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~」2021年1月10日(日)~2月11日(木・祝)東京都 JR東日本四季劇場[春]2021年3月14日(日)~28日(日)福岡県 キャナルシティ劇場ほか全国公演あり構成・台本:高橋知伽江演出:荒木美保
2021年01月11日岩田剛典(三代目J SOUL BROTHERS、EXILE)が1月7日、都内で行われた単独主演作『名も無き世界のエンドロール』の完成報告会見に共演する新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督とともに出席。2021年の抱負を「復活」とし、「昨年は同じ空間で、生で直接届けるという表現が100%思うようにはできなかった。今の情勢から、少し気が早いような気もしますが、今年が終わる頃にはエンタメが復活してほしい」とコロナ禍におけるエンタテインメント再興への強い願いを明かした。当初は有観客での完成披露上映会が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、急遽無観客での生配信スタイルで会見を実施。岩田は「画面の向こうにいる皆さんとつながっている時間を、精いっぱい楽しめれば」と無念そうな表情を浮かべていた。行成薫の同名小説を映画化。不遇の少年時代を過ごし、互いに支え合いながら育ったキダ(岩田)とマコト(新田)が10年の歳月をかけ、表と裏それぞれの社会でのし上がり、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”を実行する。岩田は裏社会で暗躍する交渉屋という役どころで、「当然、今まで演じたことのない役柄ですし、ストーリーテラーでもあるので、作品の軸としてキャラクターを成立させることを考えた」と役作りを回想。若き日の出来事がきっかけで、人生が一変するという設定で「キダは心優しく、穏やかな人柄だったが、人間まるごと変わってしまう。そのコントラストを表現できるよう、大きく演じ分けることを意識した」と話していた。出演オファーから約2年を経て、ついに作品の完成報告を迎え「感慨深いです。サスペンスはもちろん、命の重みを伝える究極の純愛ストーリー。ぜひ劇場の大スクリーンで体感していただければ」とアピールにも熱が入った。初共演となる新田とは、第40回日本アカデミー賞の新人賞を揃って受賞した“縁”もあり「まっけん(新田)はイメージまんまで、すごく明るく天真爛漫。撮影が終わる頃には、人懐っこい弟のような存在になっていた」と目を細める場面も。新田も「今回ご一緒させていただくことになり、まず“がんちゃん”と呼んでいいですかと(笑)。撮影中は、がんちゃんと呼ばせていただいた」と強い絆を結んだ“秘策”を振り返った。取材・文・写真=内田涼『名も無き世界のエンドロール』1月29日(金)公開
2021年01月07日累計発行部数50万部超のヒットを記録した絵本をアニメーション映画化した『映画 えんとつ町のプペル』が12月25日、全国308館で封切り。東京・TOHOシネマズ六本木で初日舞台挨拶が行われ、声優を務めた窪田正孝、芦田愛菜、小池栄子、大平祥生(JO1)、原作者の西野亮廣、廣田裕介監督が登壇した。高い崖に囲まれ、厚い煙に覆われた「えんとつ町」を舞台に、えんとつ掃除屋の少年ルビッチが、ゴミ山から生まれたゴミ人間のプペルと出会い、誰もその存在を信じようとしない“星”を見つける大冒険を繰り広げる。『鉄コン筋クリート』『海獣の子供』で知られるアニメーション制作集団「STUDIO 4℃」がアニメーション制作を担当した。物語のカギを握るプペルを演じた窪田は「人間だけど、ゴミだし…、難しかったです」と振り返り、「プペルの人格は、ルビッチの影響を受けて形成されていくので、(役柄同様に)愛菜ちゃんに導いてもらった」と共演した芦田に対し、感謝の意を示した。さらに「本当に愛菜ちゃん(の演技)が本当にすばらし過ぎて、頭があがりません!」と尊敬しきり。コロナ禍に見舞われた2020年については「予期せぬ事態で、世界中が煙に覆われたように、思考がネガティブになり、距離もできた」と胸中を明かし、「でも、信じることで、願いは絶対いつか実る。背中を押してくれる、2020年の集大成にふさわしい作品」を誇らしげに語った。一方、窪田からべた褒めされたルビッチ役の芦田は、「一緒に演じさせていただいたこと、窪田さんがルビッチの気持ちにさせてくれた」と返礼。「できないと決めつけるのも、挑戦して一歩踏み出すのも自分。私自身、映画からたくさん勇気をもらいましたし、どんな世代の皆さんにも届くものがある」と信じる心の大切さを描くメッセージ性をアピールしていた。映画化に際し、製作総指揮・脚本も手がけた西野は「コロナ禍と重ね合わせて、皆さんの頑張りに照らし合わせてもらえれば」。2021年の目標は「ニシサックとして、YouTube一本で頑張ります。流行ってるみたいなんで」と笑いを誘っていた。取材・文・写真=内田涼『映画 えんとつ町のプペル』全国公開中
2020年12月25日コロナ禍に新たな歌舞伎の楽しみ方を提供すべく誕生した歌舞伎史上初のオンライン歌舞伎・図夢歌舞伎の第2弾となる『弥次喜多』が12月26日(土)からAmazon Prime Videoで独占レンタル配信される。400年を超える歌舞伎の歴史において、新作歌舞伎がAmazonでお披露目されるのは史上初めての快挙。平成28(2016)年8月以来、弥次喜多の新たな“迷コンビ”として、夏の歌舞伎座を盛り上げてきた松本幸四郎と市川猿之助がオンラインで珍道中を繰り広げる。幸四郎の構成・演出により、6月から生配信された図夢歌舞伎『忠臣蔵』に続く、ファン待望の第2弾『弥次喜多』。その原作に選ばれたのが、2009年当時に亀治郎を名乗っていた猿之助が、初めて現代劇に出演した前川知大作『狭き門より入れ』だ。とある街のコンビニエンスストアを舞台に“世界の更新”をテーマに据えたSF劇で、背景として疫病の流行が描かれた内容は、「今の状況にピッタリだと思ったし、最後には背筋が凍るような作りにしたかった」(猿之助)。こうして全編事前収録の映像作品として、都内のスタジオでセットを建てた撮影が急ピッチで進められ、猿之助は脚本・演出に加えて、今回初の監督業にも挑むことになった。図夢歌舞伎「弥次喜多」 市川猿之助編集風景「台本ができあがったのが、(撮影の)1週間前。限られた時間の中で、でも間に合わせは嫌ですから、精いっぱいやりました。ただ、映像制作に関しては素人集団。助監督がいない現場だったので、自分がその役目をやるのは目に見えていました。台本を直したり、カット割りを考えたり……(笑)。『なんで、こんなことやってるの?』って思いましたが、逆に考えると、それができる幸せがね。現場に立てない日々が続いたので……。今回みたいな危機は二度とあってほしくないですけど、歴史を振り返ってみても、こんなときこそ、人間は新しいものを生み出し、進歩するものですから」(猿之助)今年は『弥次喜多』の8月歌舞伎座公演が実現しなかっただけに、幸四郎も「こうした形で、弥次喜多ができてうれしい」と喜びもひとしお。「前回の図夢歌舞伎『忠臣蔵』は、いつ歌舞伎座が開くかわからない状態で、やっと芝居ができる唯一の場でした。配信はご覧いただく皆さんにも、演じる側にとってもひとつの選択肢として存在してほしいという気持ちもあったので。100年続く、その第一歩だと思っていますし」とネット配信の可能性に期待を寄せる。シリーズには欠かせない染五郎&團子はあどけない少年像から一転、“グレた”青年を図夢歌舞伎『弥次喜多』には、猿之助との“いとこ共演”が話題の市川中車が参戦。さらに幸四郎&猿之助コンビによる『弥次喜多』シリーズには欠かせない幸四郎の長男・市川染五郎、中車の長男・市川團子のふたりも2016年から続く連続出演を果たした。過去シリーズで見せていた、あどけない少年像から一転し、今回ではお家没落で“グレた”青年を演じている。「こういった過程で作られた歌舞伎なので、これに関わっている時間はむらなく(笑)戸惑っているように見えましたね。衣装も自分たちで考えてきたり、指輪やマニキュアも。マニキュアを塗ったのはいいんですけど、除光液を買い忘れて、(撮影の)次の日、学校だったから、大慌てで買いに行ったりしていました」(幸四郎)舞台となるコンビニエンスストアは、万屋「家族商店」として物語に登場。店名に加えて、緑と青を基調にした看板のカラーリングは「ファミリーマート」にそっくりだが、この仕掛けは同社と猿之助の“縁”が実現させたもの。「ただ、困ったことに幸四郎さんも中車さんも食品のCMをやっているので、『映っちゃダメ』『手にしちゃダメ』『食べちゃダメ』な商品もあって(笑)。でもコンビニだから、所狭しと商品は並べないといけないし」(猿之助)と苦労もあったのだとか。もちろん、『弥次喜多』の神髄は、弥次さん喜多さんが披露する丁々発止のやりとり。2016年から磨き上げた幸四郎&猿之助の“コンビ力”には、期待せずにはいられない。「アドリブなんてやってる余裕はないはずなのに(笑)、アドリブでこそ生き生きとしている。これは本当にお互いの信頼関係があってこそ。内容はシリアスな面もありますが、僕らが演じたら、弥次喜多が本来もつ面白みが自然と出てくるので」(猿之助)。「弥次喜多といえば、どこかに旅するというイメージですけど、旅は場所に限ったことじゃなく、何か新しいことに挑戦することも旅ですから。まあ、あのふたりは行ってどうなるか、何を得られるか、成功も失敗も考えていないですけど(笑)、だからこそ、どんな場所でも、いつの時代にだって存在できてしまうんです。それに今回は、ストーリーそのものが今の世界を映していて、そういう歌舞伎はめずらしいと思いますね」(幸四郎)。市川猿之助(左)、松本幸四郎(右)取材・文・写真(松本幸四郎・市川猿之助会見写真):内田涼図夢歌舞伎『弥次喜多』監督・脚本・演出:市川猿之助原作:前川知大『狭き門より入れ』構成:杉原邦生脚本:戸部和久監督:藤森圭太郎2020年12月26日(土)よりAmazon Prime Videoで国内独占レンタル配信www.amazon.co.jp/kabuki()さらに関連作品続々配信決定!《配信ラインナップ》▼2020年12月26日(土)~配信・シネマ歌舞伎『東海道中膝栗毛』(2017年)出演:松本幸四郎、市川猿之助、市川染五郎、市川團子 ほか レンタル料:1,900円(税込)・シネマ歌舞伎『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖」(2018年)出演:松本幸四郎、市川猿之助、市川中車、市川染五郎、市川團子 ほか レンタル料:1,900 円(税込)・シネマ歌舞伎『女殺油地獄』(2019年)出演:松本幸四郎、市川猿之助、市川中車 ほか レンタル料:1,900円(税込)・図夢歌舞伎『忠臣蔵』第一回【大序から三段目】(2020年)出演:松本幸四郎、中村壱太郎、市川猿弥 レンタル料:600円(税込)・図夢歌舞伎『忠臣蔵』第二回【四段目】(2020年)出演:松本幸四郎、市川染五郎、市川猿弥 レンタル料:600円(税込)・図夢歌舞伎『忠臣蔵』第三回【五段目・六段目】(2020年)出演:市川猿之助、松本幸四郎、中村壱太郎、上村吉弥、松本高麗五郎、市川猿弥 レンタル料:600円(税込)・図夢歌舞伎『忠臣蔵』第四回【七段目】(2020年)出演:松本幸四郎、中村雀右衛門、市川猿弥、初世松本白鸚(映像出演) レンタル料:600円(税込)・図夢歌舞伎『忠臣蔵』第五回【九段目・十一段目】(2020年)出演:松本幸四郎、市川猿之助、市川染五郎、市川猿弥 レンタル料:600円(税込)・歌舞伎座ギャラリー特別映像『歌舞伎座の秘密~忍入舞台裏染色~』(2015年)出演:松本幸四郎 レンタル料:300 円(税込)・歌舞伎座ギャラリー特別映像『宙乗りができるまで~新臺猿初翔~』(2016年)出演:市川猿之助 レンタル料:300円(税込)▼2021年1月4日(月)~配信・シネマ歌舞伎『スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース』(2016年)出演:市川猿之助、市川猿弥、市川笑三郎 ほか レンタル料:1,900円(税込)※配信ラインナップ・スケジュールは予告なく変更になる場合がございます。※料金やレンタル期間等については Amazon.co.jp()上の各商品詳細ページをご確認ください。最新情報はこちらでチェック!どこでも歌舞伎Twitter()どこでも歌舞伎Instagram(www.instagram.com/zoom_yjkt/)
2020年12月21日東京・歌舞伎座にて『壽 初春大歌舞伎』が、来年1月2日(土)から27日(日)まで上演されることになり、本公演に出演する歌舞伎俳優の松本幸四郎と市川猿之助が取材に応じた。8月の再開以降、1演目4部制で公演が行われた歌舞伎座の舞台。そこで試行錯誤を繰り返しながら、躍動を続けた両名が、2演目3部制に切り替わる初春のめでたい舞台に立ち、新たな年の幕開けを彩る。幸四郎は第3部『菅原伝授手習鑑 車引』に梅王丸役として出演し、父・松本白鸚(松王丸役)、息子・市川染五郎(桜丸役)と共演。親子孫三代そろい踏みが実現するのは、平成30(2018)年1、2月歌舞伎座、12月南座での三代同時襲名披露、令和元(2019)年6月歌舞伎の三谷かぶき『月光露針路日本 風雲児たち』以来となる。「芝居に出られること、さらにそれが父と染五郎と一緒なのは、ありがたいことですし、幸せですね」と喜びをかみしめる幸四郎。共演が決まった染五郎の様子については「あまり感情を表に出すタイプじゃないので(笑)、ビックリな気持ちもあったみたいですけど、稽古ではうれしそうな顔をしているので……、純粋にうれしいんじゃないですかね」と目を細めた。松本幸四郎自身が演じる梅王丸の魅力は「力強さ」だといい、「演じる側も、ご覧になる皆さんも『これぞ歌舞伎だよね』ってど真ん中の魅力がありますからね。その分、セリフ、ボリューム、大きさを、身1つで表現しなければならない」と分析。その上で「先代の(中村)又五郎のおじさまからは、『花道を引っ込むときは“くくり猿”のように』と教えていただいた。ただ力を入れれば、力強く見えるのではない。そういうところが、歌舞伎の色合いであり、大らかさだと思います」と先人の教えをヒントに、令和の梅王丸をダイナミックに体現する決意を示した。新型コロナウイルスの感染拡大による公演中断を経て、再び歩みを始めた歌舞伎興行だが、幸四郎自身は「全員で再開したわけではないので、本当の再開とは思っていない」と神妙な面持ち。「例えば、幕間がどうなるのか。次の演目を劇場で待ちながら、売店で記念や情報を手にしてもらうのも、歌舞伎ですから。歌舞伎ならではの一体感が味わえる“大向こう”も今のこの状況では……。終息後の展望ですか?それはないですね。(環境が)元に戻ることはないと思いますが、時代が変わっても、歌舞伎を今なくすわけにはいかないという思いだけです」と静かに闘志をたぎらせる。「悪太郎」でいまこそ笑えるお芝居を届けたい坂田藤十郎を偲んで『夕霧名残の正月』も上演市川猿之助(左)と松本幸四郎(右)一方、猿之助は第1部『悪太郎』に出演。現在の四代目猿之助の曽祖父・二代目猿之助(初代猿翁)が初演し、澤瀉屋のお家芸『猿翁十種』のひとつとなるユーモアあふれる舞踏で、猿之助は悪太郎を演じる。本公演での上演は、平成22(2010)年1月の浅草公会堂以来となる。「こんな世の中だからこそ、笑いたいじゃないですか。稽古が十分にできない状況で、お見せできる演目となると、『悪太郎』はうち(澤瀉屋)しかできないので、めずらしいものをお目にかけようかなと」と演目を選んだ理由を明かす猿之助。初代猿翁の“当たり役”でもある悪太郎について「曽祖父が出演していた映像を見ると、当て書きされた作品だから、もう(初代猿翁が)立っているだけでおかしくって(笑)。それを演じるのは難しいですけど、もうある意味、吹っ切れて、三谷(幸喜)さんに見いだされた自分の面白みで行くしかないですね」と幸四郎同様に、こちらも新たなキャラクター像の創出に意欲を燃やす。市川猿之助本公演を皮切りに、2演目3部制に踏み出す歌舞伎座の“今後”には「吉と出るか凶と出るか。やってみないと分からないですね」と改めて気を引き締める。「世間は第3波って言われているし、8月の『歌舞伎が戻ってきた』というお祭り的な雰囲気は、今続いていないですから。もちろん、命にかかわることですし『今はまだ歌舞伎座に行けない』というお手紙もたくさんいただきます。そんななか、幸いにも11月の五変化(『蜘蛛の絲宿直噺』)では早替りをして、蜘蛛の糸を投げて……。それができたってのは小さな進歩だけど、自分としては大きな進歩で。まあ、元に戻っただけなんですけど(笑)。これからは歌舞伎にとっても転換期。もちろん、途絶えてしまってはいけないと思うので、僕らの世代がちゃんと荷物を運んであげないと。そうしないと、若い世代が荷物を片付けるとき、時代に合った取捨選択ができないですからね」『悪太郎』には猿之助に加えて、中村福之助(修行者智蓮坊役)、中村鷹之資(太郎冠者役)、市川猿弥(伯父安木松之丞役)が出演。また、『菅原伝授手習鑑 車引』には大谷廣太郎(杉王丸役)、松本錦吾(金棒引藤内役)、坂東彌十郎(藤原時平役)が顔をそろえる。なお、第1部では尾上松也らが登場する『壽浅草柱建』、第2部では亡くなった坂田藤十郎を偲んで、中村鴈治郎らが上演する『夕霧名残の正月 由縁の月』、中村吉右衛門と中村梅玉が共演する『仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場』を上演。第3部には作・岡鬼太郎の『らくだ』が名を連ねている。チケットは12月14日(月)より発売。取材・文・撮影:内田涼歌舞伎座『十時月大歌舞伎』2021年1月2日(土)~2021年1月27日(土)第一部午前11時~第二部午後2時45分~第三部午後6時45分~会場:歌舞伎座(東京)
2020年12月07日サン・セバスティアン国際映画祭(スペイン)のオフィシャルコンペティション部門に出品され、最優秀撮影賞に輝いた『泣く子はいねぇが』の公開直前イベントが11月11日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の仲野太賀、共演する吉岡里帆と寛一郎、佐藤快磨監督が出席した。2014年、『ガンバレとかうるせぇ』でぴあフィルムフェスティバル映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)&観客賞をダブル受賞した佐藤監督の劇場デビュー作。秋田の男鹿半島を舞台に、覚悟がないまま、父親になった挙句、ある不祥事が原因で、家族と故郷を捨てざるを得なくなった主人公(仲野)の葛藤と成長を描いた。佐藤監督が約5年の歳月をかけ、オリジナル脚本を書き上げ、その脚本にほれ込んだ是枝裕和氏が企画を担当している。佐藤監督の脚本について、仲野は「なんてすばらしい脚本なんだと。滑稽さも含めた人間に対する愛おしさと深いまなざしを感じ、こんな風に人間を描ける作家さんは稀有だと思った」と回想。特に自身も登場するラストシーンは「強烈だった」といい、「自分が演じてみたいと思ったし、僕が今できる最大限の等身大をいかんなく発揮できる自信があった」のだとか。男鹿市でのロケ撮影は、新型コロナウイルスが感染拡大する直前まで行われたそうで「幸福と奇跡に満ちあふれた現場。僕にとって監督や皆さんとの出会いは、俳優人生のある種の転機であり、正直、自信作だと思います。本当に佐藤監督のおかげですけど、覚悟が決まった大切な作品になりました」と並々ならぬ思いを吐露していた。佐藤監督は、仲野が言及したラストシーンについて「脚本が完成するまで5年かかったが、ラストシーンだけは(当初の構想から)変わっていないし、変えなくて良かったなと思う」と強い思い入れ。「現場では自分が一番(映画製作の)経験がなかったが、スタッフの方々、俳優部の皆さんが技術と感性、情熱をたくさん注いでくださった」と感謝を示し、「男鹿市の皆さんも全面的に支えてくださり、幸せな環境で映画を作れた。本当に一生忘れられない経験になりましたし、今後の基準となる体験をさせていただきました」と感無量の面持ちだった。イベントではタイトルにちなみ、仲野、吉岡、寛一郎の子ども時代の貴重な写真も披露され、「めちゃくちゃ甘えん坊で、お母ちゃんと離れたくなくて、毎日保育園に行く朝は大号泣でした」(仲野)、「太秦映画村のお化け屋敷が怖すぎて、よく泣いていた」(吉岡)と“泣き”エピソードを明かしていた。取材・文・写真=内田涼映画『泣く子はいねぇが』11月20日(金)公開
2020年11月11日サン・セバスティアン国際映画祭(スペイン)のオフィシャルコンペティション部門に出品され、最優秀撮影賞に輝いた『泣く子はいねぇが』が11月3日、第21回東京フィルメックスが開催中のTOHOシネマズ シャンテで国内最速上映された。上映後にはメガホンをとった佐藤快磨監督が登壇し、観客とのQ&Aに応じた。2014年、『ガンバレとかうるせぇ』でぴあフィルムフェスティバル映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)&観客賞をダブル受賞し、同作で釜山国際映画祭など数多くの国内外映画祭で評価された佐藤監督。劇場デビュー作となる本作では、秋田の男鹿半島を舞台に、覚悟がないまま、父親になった挙句、ある不祥事が原因で、家族と故郷を捨てざるを得なくなった主人公(仲野太賀)の葛藤と成長を描いた。佐藤監督が約5年の歳月をかけ、オリジナル脚本を書き上げ、その脚本にほれ込んだ是枝裕和氏が企画を担当している。主人公像は「自分が投影されている」といい、「同世代が結婚し、子どもが生まれ、親になっていく中、自分は父親になれるんだろうかと。父親ではない自分が、映画の中で父性を探した感覚だった」とテーマについて言及。映画は男鹿の伝統文化であるナマハゲが重要なモチーフになっており、「泣く子どもを守り、父親としての自覚や責任を芽生えさせる側面があり、テーマとリンクしていた」と語った。佐藤監督は秋田県秋田市出身で、「男鹿市は、近いようで遠い場所だった」のだとか。幼少期、男鹿市に住む友人の家で、ナマハゲを体験したそうで「怖くても抱き着ける大人がいなくて、ずっと必死に耐えていました。心細い思いをし、トラウマのように残っている(笑)」と映画の着想に至る思い出を明かしていた。今回、サン・セバスティアン国際映画祭で受賞した月永雄太氏の撮影については「クランクイン前、個人的に男鹿を訪ねてくれて、そこで感じた印象を撮ってくださった。構図やアングルなど、月永さんに頼ったところがあるし、役者さんが一瞬見せる表情や震えを撮ってくれた」。是枝氏の後押しを受けた現場に「恵まれた環境で、好きなように撮らせてもらった。現場の皆さんが、今までにない映画を撮りたいねという思いで、全員で作った感覚がある」と強い手応えを示していた。取材・文・写真=内田涼映画『泣く子はいねぇが』11月20日(金)公開「第21回 東京フィルメックス / TOKYO FILMeX 2020」開催概要会期:10月30日(金)~11月7日(土)会場:TOHOシネマズ シャンテ/ヒューマントラストシネマ有楽町/有楽町朝日ホール他上映プログラム:東京フィルメックス・コンペティション、特別招待作品公式HP:
2020年11月04日関ジャニ∞の大倉忠義10月30日、都内で行われた主演作『窮鼠はチーズの夢を見る』の大ヒット記念舞台挨拶に、メガホンをとった行定勲監督とともに登壇した。仕事復帰後、初めてファンと対面を果たし「ご心配をおかけしましたが、万全の体調に戻りました」と報告。コロナ禍の影響で、ライブ開催の見通しも立たない中で「また、こうやって皆さんにお会いできた」と喜びを示していた。多くの女性から支持を得る水城せとなの同名コミックを映画化。7年ぶりの再会を果たした主人公・大伴恭一(大倉)と、恭一への想いを募らせ葛藤する今ヶ瀬渉(成田凌)の切ない恋愛模様を軸に「人を好きになることの喜びや痛み」を繊細に描き出す。現在までに興収7億円、動員53万人を超えるヒットを記録している。「思い返せばいろいろありました。運が悪いというか、いろいろ重なって…。骨折ったのは自分が悪いんですが、申し訳ない気持ちも。当時を思い出すと、泣きそうになる」と本作のオファーを受けた際の心境を回想する大倉。それでも、「誇りに思っているし、自分で言うのもなんですけど、代表作になれば。本当にいいシーンが詰まっている」と本作への並々ならぬ思いをファンに届けていた。また、行定監督からサプライズで感謝の手紙を送られると、「監督に成田君、本当に良い出会いができた。お二人とも、ぜひ違う作品でもご一緒したい。期待しています」としみじみ。改めて「僕にとっても、ご覧になった皆さんにとっても、大事な作品になってくれれば。また違う形でお会いできるのが楽しみ」と思い入れを語っていた。この日は客席の間隔を空けず“満席”での舞台挨拶が実施され、行定監督は「主演の大倉忠義と一緒に、満席の皆さんの前でご挨拶ができて、本当にありがたい」と感無量の面持ち。「2020年は本当に大変な、忘れられない年。映画が公開でき、皆さんに届いたのが奇跡だと思うので、これからも皆さんの心に残っていただければ、うれしいと思いっております」と話していた。取材・文・写真=内田涼『窮鼠はチーズの夢を見る』全国公開中
2020年10月30日実話に基づく感動エッセイを映画化した『461個のおべんとう』の親子試写会が10月28日、都内で行われ、親子役で共演した井ノ原快彦、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)が出席した。井ノ原が息子のために弁当を作り続けるミュージシャンで、シングルファザーの鈴本一樹、そして道枝が一樹の息子・虹輝を演じている本作。井ノ原は「めちゃくちゃ背が伸びたよね。(撮影が)終わる頃に『あれっ?』って。ちょうど成長期だったのも(役どころとして)良かったのかも」と共演した道枝の成長ぶりに驚いていた。一方の道枝は、「現場では、めちゃくちゃ優しくしていただいた。一緒にお昼ごはんを食べたり、貴重な時間でしたし、僕の誕生日を覚えていてくれて、欲しかったスニーカーをプレゼントしてくれた」と井ノ原に感謝の意。当の井ノ原は「今日も履いてきてくれたんだよね、うれしい!」「パパって呼んでくれている」「ワクワクする毎日を与えてくれた」と愛情あふれるコメントを連発し、“息子”に目を細めていた。試写会には原作「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」(マガジンハウス刊)の著者であり、本作のモデルとなったTOKYO NO.1 SOUL SETの渡辺俊美と息子・渡辺登生が同席した。渡辺は「自分の本が映画になるなんて、夢のよう」と感無量の面持ちで、「親子の記録として本を出したが、それが映画になり、物語やメッセージが自分自身にもビシバシ伝わり、最後は泣いてしまった」と回想。「まるでお弁当のように、いろんな要素が詰まった作品」だとアピールした。また、登生はこの日初めて、自身の“分身”である道枝と対面したといい「僕より身長が20センチ高くて(笑)。まるで理想の異世界転生した自分を見ているよう」と笑いを誘っていた。井ノ原と道枝は、渡辺が作詞作曲を担当した映画主題歌「Lookin’4」を一緒に歌っており、レコーディングにも立ち会った渡辺からは「上手だったよね」と太鼓判。一方、井ノ原は「俊美さんはとても暖かく、『役名も違うし、あんまり僕に寄せなくていいからね』と言ってくださった」と明かし、「ときどき俊美さんが発する(出身地)福島のイントネーションを盗ませていただいた」と役作りを語っていた。取材・文・写真=内田涼『461個のおべんとう』11月6日(金)全国公開
2020年10月28日2020年10月28日、朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)で、お笑いコンビ『ハリセンボン』の近藤春菜さんと、エッセイストの内田也哉子さんが対談。その内容が反響を呼んでいます。内田也哉子「夫婦ケンカは隠さない」内田さんは俳優・樹木希林さんと、ロックシンガー・内田裕也さんのひとり娘。夫は俳優の本木雅弘さんで、夫婦の間には2男1女の3人の子供がいます。インタビューで家族や子育てについて語った内田さん。夫の本木さんについては「私よりもはるかに気が利く小姑です」と語っていました。私よりもはるかに本木のほうが気が付くし、お母さんのようなきめ細やかさがある。旦那さんというよりも、小姑。お姉さんがいるという感じがしてします。スッキリーより引用普段、本木さんと衝突することがあるかと尋ねられると「しょっちゅうですね」と回答。夫婦がもめていると、長男が「2人とも悪くないから!」と止めに来ることもあるそうです。しかし、子供の前で夫婦のケンカを隠すようなことはしていないといいます。その理由について内田さんは次のように話していました。子供たちの前ではぴしっとしてて、急に影でっていうのではなくて、常にそれはもうもれてしまっているだけなんですけど、そこの中からもう学んでもらうしかない。こうやって、他人の2人は一生懸命すり合わせながら、家庭を築いていくんだなと。スッキリーより引用「夫婦ゲンカを子供に見せてはいけない」とよくいわれますが、時に意見がぶつかったとしても、それを乗り越えようと試行錯誤する夫婦の姿を見て、子供たちも感じるものがあるのかもしれません。また、子育てでは、子供それぞれの個性を尊重するようにしているといいます。若い時の子育てからいろんな試行錯誤の末、今はやっぱり一人ひとりの『持って生まれたたち』っていうのはあるから、それを見極めて、親のやらせたい方向に閉じ込めるのでなく。世の中に迷惑をかけないというのは大前提ですけど。裕也みたいになったら困っちゃう。スッキリーより引用「結局、自分を育ててるということに返ってくる。この世を去る時に1ミリだけ大人になれたのかなって思う瞬間が来たらいいな」と考えを語っていました。ネット上では、インタビューを見た人からさまざまなコメントが寄せられています。・グッときた。『子育てが、自分育て』という言葉、すごく納得です。・内田也哉子さん、言葉選びがとても素敵。話し方とかすごく好きだ。・親の立場を経験してないけど、「1ミリだけでも成長したかな」と思える生き方をしたいと思いました。・夫婦ケンカは子供に見せちゃだめっていうけど、そういう親の姿から学ぶものもあるよね。2018年に亡くなった母・樹木さんの人柄について「母はどんな状況でも、おかしみを拾う人だった」と表現していた内田さん。物事の『面白い側面』を見て、前向きにとらえる樹木さん流のスピリットが、母から子へ脈々と受け継がれているのでしょう。夫婦関係や子育てにまつわる内田さんの考え方は、多くの人の心に響きました。[文・構成/grape編集部]
2020年10月28日女優として数々のドラマや映画で活躍している内田有紀(うちだ・ゆき)さん。その美しいビジュアルや抜群の演技力で男女問わず、多くの人から支持されています。そんな内田有紀さんが、俳優の吉岡秀隆(よしおか・ひでたか)さんと結婚していたことや、結婚式を富良野で行なったこと、子供についてなど、さまざまな情報をご紹介します!内田有紀の結婚相手は吉岡秀隆内田有紀さんは2002年に俳優の吉岡秀隆さんと結婚。そのきっかけはドラマ『北の国から 2002遺言』(フジテレビ系)での共演でした。同作で吉岡秀隆さん演じる黒板純と、結婚を意識した間柄になる訳ありの女性・高村結役を演じた内田有紀さん。撮影を重ねていくうちに、互いの間に本物の恋心が芽生えたようですね。同年12月には富良野プリンスホテルで挙式・披露宴が行われ、多くの人が2人の門出を祝いました。内田有紀・吉岡秀隆2002年12月しかし、2005年に内田有紀さんと吉岡秀隆さんは離婚。約3年続いた夫婦生活に幕を下ろしています。吉岡秀隆ってどんな人?吉岡秀隆さんは幼少期の頃から劇団に入団し、子役として映画『男はつらいよ』シリーズなどに出演していました。1981年の小学生の時に、連続ドラマ『北の国から』(フジテレビ系)に出演。主演の田中邦衛(たなか・くにえ)さんの息子・黒板純役を演じ、天才子役として名を馳せました。同作をきっかけに、世間からさらに注目を集める存在となった吉岡秀隆さん。2003年よりシリーズ化された主演ドラマ『Dr.コトー診療所』(フジテレビ系)や、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、ドラマ『若者たち2014』(フジテレビ系)といった多くの話題作に出演しています。近年は、ドラマ『八つ墓村』(NHK)をはじめ、山田洋次(やまだ・ようじ)監督の映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』、『Fukushima 50』、朝の連続テレビ小説『エール』(NHK)などに出演。朝ドラ『エール』では、窪田正孝(くぼた・まさたか)さん演じる主人公・古山裕一が戦後の代表曲『長崎の鐘』を生み出すきっかけとなる、医師・永田武を好演しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 映画「 #長崎の鐘 」の原作者・永田武に会うため、長崎へ。 #朝ドラエール #窪田正孝 #吉岡秀隆 #中村ゆり 連続テレビ小説「エール」 (@nhk_yell)がシェアした投稿 - 2020年10月月21日午後4時16分PDT内田有紀の結婚歴は?再婚の可能性を探る!内田有紀さんは吉岡秀隆さんとの離婚後、2020年10月現在まで独身です。しかし、2010年に俳優の柏原崇(かしわばら・たかし)さんとの熱愛が報じられて大きな話題になりました。もともと同級生のような関係だった2人は1995年にCMで共演したことをきっかけに仲を深め、2009年に友人を介して再会。そこから交際をスタートさせたといわれています。熱愛が報じられた時期には、腰を痛めて杖をつきながら歩く柏原崇さんに内田有紀さんが寄り添う姿が目撃。双方の事務所は「大人なので本人たちに任せる」とコメントしており、2人の行く末を見守っているようです。現在も交際が続いているといわれている内田有紀さんと柏原崇さん。今後、再婚という嬉しい報告が聞けるといいですね。柏原崇の現在の彼女は内田有紀?実は過去に結婚していた!内田有紀に子供はいるの?内田有紀さんについて、「子供はいるの?」と気になっている人が多いようです。2005年に吉岡秀隆さんと離婚していますが、子供に関する報道はなく、その後もコンスタントに仕事に励んでいることから子供はいないと思われます。 この投稿をInstagramで見る 美しいゆきさまと。 今回ディアペイシェントで 初共演の陽子先生役の内田有紀さん。 美しく優しく陽子先生のようなゆきさまに いつも癒されておりました。 何故ゆきさまかって? 初日の本読みの日 「なんて呼ばれてるの?」 と気さくに声を掛けていただき、 「じゃあしーちゃんだね!」と。 私は「じゃあ私はゆきさまと呼ばせていただきます」と言ったら 笑いながら「いいよ〜」と 撮影中はたくさんお気遣い頂き 支えてもらいました! 写真は自粛前。 こんなに頬を寄せてもらって 嬉しくて目が開いてません(笑) ついに明日から放送が始まります! 是非ご覧ください!!! #nhk #ドラマ10 #ディアペイシェント #内田有紀 #7月 #17日 #夜10時 からです!どんな#モンスターペイシェント が登場するでしょうか 貫地谷しほり (@shihori_kanjiya)がシェアした投稿 - 2020年 7月月16日午前3時25分PDTそんな内田有紀さんが、2018年2月6日放送の情報番組『ごごナマ』(NHK)に出演。自身の意外な子供時代を明かし、共演者や視聴者を驚かせました。番組では、「ほぼ男の子だった」という幼少期を紹介。おままごとをするより、外を走り回ることが大好きで活発な少女時代を送っていたといいます。また、虫が大好きで自分が知らない虫をつかまえてはカゴに入れ、教室にそれを並べて博物館を作ったこともあったのだとか。さらに、髪の毛をセルフカットしたり、いたずらでスカートめくりをする男の子とケンカをしたりすることも!これが内田有紀さんにとっての日常だったといい、自身を「ハナタレ小僧でした」と懐かしそうに振り返っています。この放送を見ていた人は、「今のイメージからは全然想像ができない!」とびっくり。おしとやかな印象が強いだけに、そのギャップに驚く人が続出しました。・内田有紀さんの子供時代が意外すぎた…。・かなりのおてんば娘だったんだね!でも、そんな有紀ちゃんも素敵!・虫とか苦手そうなイメージなのに…。絶対友達になりたいタイプだわ。もし、内田有紀さんに子供がいたら活発な性格に育っていたかもしれません。元気な子供時代を過ごしていた内田有紀さん。結婚と離婚という大きな人生経験を積んで、さらに演技に深みが増したように感じます。これからも女優としての素晴らしい才能を発揮し、活躍し続けてほしいですね!内田有紀プロフィール生年月日:1975年11月16日出身地:東京都血液型:O型身長:165cm特技:フェンシング所属事務所:バーニングプロダクション中学2年生の時にモデルデビューし、多くのCMに出演した。1992年にドラマ『その時、ハートは盗まれた』(フジテレビ系)に出演し、俳優デビュー。1994年のドラマ『時をかける少女』(フジテレビ系)での主演が話題となり、歌手デビューも果たした。2002年に俳優・吉岡秀隆と結婚し芸能界を引退。その後、2005年に離婚し芸能界に復帰した。復帰後も、以前と変わらぬ目覚ましい活躍を見せている。
2020年10月23日俳優の生田斗真が10月21日、東京・丸の内ピカデリー・ドルビーシネマで開催されたゲキ×シネ『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』の特別先行上映に、共演する中山優馬、藤原さくらとともに出席した。“奥州三代”と“義経黄金伝説”をモチーフに、源義経が実際に奥州に匿われていたという史実を、中島かずきがファンタジーも散りばめながら脚本化。いのうえひでのりが演出を手掛け、劇団☆新感線旗揚げ39周年にあたる2019年に“39(サンキュー)興行”として大阪、金沢、松本公演を実施。2020年に東京、福岡公演を予定していたが、コロナ禍の影響で、東京は一部中止、福岡は全公演中止となった。主人公の偽義経・源九郎義経(みなもとのくろうよしつね)を演じる生田は、開口一番「偽義経鬼滅の刃……」と社会現象を巻き起こす人気アニメを引き合いに笑いを誘い、「こう言えば、キッズたちが間違えて来てくれるかなと(笑)。向こうはアニメ(のキャラクター)が戦っていますが、こっちは人間同士がバンバン戦っています。演劇はもっと面白いぞ!」とアピール。最新のドルビーシステムを駆使した上映に「ゲキシネはレベルが違います。生の舞台では(客席から)見られない汗、涙、呼吸、空気が臨場感として伝わってくる」とその魅力を熱弁していた。コロナ禍で上演を完走できなかったことに、「(2019年に比べ)かなり練り込んで、演劇としてかなり完成度の高いものに仕上がったが、特に福岡は一度も上演できず、悔しい思いをした」と本音も。福岡公演の中止は、現地・博多座での稽古中に知らされたといい「いのうえさんが何もせず、東京に帰るのは悔しいので、無観客で通し稽古をしようと言ってくださった。切なかったが、忘れられない“公演”に。必ずリベンジしたいなと思います」と前向きな姿勢を示した。中山は初の劇団☆新感線参戦で、偽義経の弟にあたる奥華次郎泰衡(おうがのじろうやすひら)を熱演し「皆さんが現場に居やすくしてくれて、毎日笑いが絶えなかった」と回想。先輩にあたる生田については「本当に心強い座長であり、ムードメーカー。稽古でもまったく手を抜かず、常に全力。自分ももっと頑張らなきゃ」と敬意を表し、「不本意な形で終わってしまったが、作品を届けたい、お客さんの受け取りたいという意地を感じることができ、やってきたことに意味があった」とコメント。大陸渡りの歌うたい・静歌しずかを演じた藤原も「悔しいなという思いがある」と無念を明かし、「(舞台上で)一緒にいても気づかなかった細かい表情を見ることができる。自信をもって、みんなに見てもらえる舞台ができた」とゲキ×シネの魅力を語っていた。取材・文=内田涼ゲキ×シネ『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』10月24日(土)全国公開
2020年10月22日俳優として活躍している竜星涼(りゅうせい・りょう)さん。その端正な顔立ちと高い演技力で、多くの人から支持されています。そんな竜星涼さんのインスタグラムについて、さまざまな情報をご紹介します!竜星涼のインスタが「かっこいい!」と大人気インスタグラムを定期的に更新している、竜星涼さん。魅力的な写真を多く投稿しており、更新を楽しみにしているファンも多いようです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 竜星涼(@ryo_ryusei)がシェアした投稿 - 2020年 9月月24日午後9時01分PDT この投稿をInstagramで見る 竜星涼(@ryo_ryusei)がシェアした投稿 - 2019年 5月月9日午後10時36分PDT この投稿をInstagramで見る 竜星涼(@ryo_ryusei)がシェアした投稿 - 2020年 1月月19日午前1時19分PST この投稿をInstagramで見る 竜星涼(@ryo_ryusei)がシェアした投稿 - 2018年 6月月13日午後8時47分PDT時には、セクシーショットを披露することも。 この投稿をInstagramで見る 竜星涼(@ryo_ryusei)がシェアした投稿 - 2019年12月月18日午前3時06分PST この投稿をInstagramで見る 竜星涼(@ryo_ryusei)がシェアした投稿 - 2019年 8月月8日午前8時26分PDTまた、共演者との写真もたびたび投稿しており、ファンの目を楽しませています。 この投稿をInstagramで見る 竜星涼(@ryo_ryusei)がシェアした投稿 - 2020年 8月月6日午後8時39分PDT この投稿をInstagramで見る 竜星涼(@ryo_ryusei)がシェアした投稿 - 2018年 9月月28日午前2時11分PDT この投稿をInstagramで見る 竜星涼(@ryo_ryusei)がシェアした投稿 - 2020年 8月月23日午前2時36分PDT この投稿をInstagramで見る 竜星涼(@ryo_ryusei)がシェアした投稿 - 2017年10月月14日午前5時37分PDT竜星涼はドラマのインスタでもかっこいい!竜星涼さんは、出演した作品の公式インスタグラムにもたびたび登場しています。こちらは、2019年10~12月にかけて放送されたドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系)の公式アカウント。同作で、竜星涼さんは清水菊夫役を演じました。 この投稿をInstagramで見る 日本テレビ「同期のサクラ」(@douki_sakura)がシェアした投稿 - 2019年12月月18日午前4時27分PST この投稿をInstagramで見る 日本テレビ「同期のサクラ」(@douki_sakura)がシェアした投稿 - 2019年12月月18日午前4時30分PST この投稿をInstagramで見る 日本テレビ「同期のサクラ」(@douki_sakura)がシェアした投稿 - 2019年11月月26日午前3時45分PST この投稿をInstagramで見る 日本テレビ「同期のサクラ」(@douki_sakura)がシェアした投稿 - 2019年10月月4日午前6時16分PDT次は、同年1~3月にかけて放送されたドラマ『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)に出演した時の竜星涼さんです。同作で、竜星涼さんは瀬川草介役を演じました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 7/12発売決定金曜ドラマ『メゾン・ド・ポリス』(@mdp_tbs2019)がシェアした投稿 - 2019年 3月月4日午後8時31分PST この投稿をInstagramで見る 7/12発売決定金曜ドラマ『メゾン・ド・ポリス』(@mdp_tbs2019)がシェアした投稿 - 2019年 2月月4日午後4時42分PST この投稿をInstagramで見る 7/12発売決定金曜ドラマ『メゾン・ド・ポリス』(@mdp_tbs2019)がシェアした投稿 - 2019年 3月月14日午前2時54分PDT竜星涼ってどんな人?高校生の時にスカウトされ、芸能界入りした竜星涼さん。2010年放送のドラマ『素直になれなくて』(フジテレビ系)で、俳優デビューしました。2013~2014年にかけて放送された特撮テレビドラマ『獣電戦隊キョウリュウジャー』(テレビ朝日系)では、主人公・桐生ダイゴ(キョウリュウレッド)役を熱演。同作をきっかけに、竜星涼さんはブレイクします。以降は、ドラマ『ごめんね青春!』(TBS系)や『こえ恋』(テレビ東京系)、『オトナ高校』(テレビ朝日系)、『アンナチュラル』(TBS系)、『メゾン・ド・ポリス』、『同期のサクラ』、『テセウスの船』(TBS系)など、数多くのドラマに出演。また、映画『桜蘭高校ホスト部』や『マジックナイト』、『泣き虫ピエロの結婚式』、『君と100回目の恋』、『泣くな赤鬼』、『ぐらんぶる』、『弱虫ペダル』など、多数の映画でも魅力的な演技を見せています。竜星涼さんのこれからの活躍も応援しています!竜星涼ってどんな人?性格や私生活、出演したドラマを調べてみると…[文・構成/grape編集部]
2020年10月08日女優でモデルの内田理央が、31日までオンライン写真展「内田理央10周年企画スマホの中身展『半目と開眼』」(一般チケット500円税別・ファンクラブ会員無料)を開催している。デビュー10周年を記念に企画した本イベントは、本人のスマホなどで撮影された写真を展示するオンライン写真展。すっぴんや“闇歴史”を含む総数300点が展示される。女優やモデル現場でのオフショットはもちろん、プライベートで訪れた旅行先での写真やコスプレ姿まで、まさに内田理央のスマホの中を覗き見できる企画。アニメや漫画・ゲームが大好きな内田の、独特な世界観が表現された“カオス”な展示も見どころだ。バーチャル空間で開催されている写真展は、期間中であれば何度も来場可能。展示写真に埋め込まれた“タグ”をクリックすると、本人自ら設営している様子や限定動画を見ることができるなど、オンラインならではの仕掛けが満載のイベントとなっている。■内田理央コメントスマホの中身を通して、芸能生活10年を振り返りました!仕事の写真からプライベートの写真まで。懐かしい写真や少し恥ずかしい写真など、盛りだくさんの写真展になってます!きっかけは、自粛中にTwitterに載せた私の昔のコスプレ写真やサブカル女子ファッションの写真。これを見たスタッフさんが、スマホの中身に他にどんな写真が入ってますか? と聞いてきてくれた所から企画が始まりました!現在の技術で、オンラインなのにその場にいるような臨場感がある写真展になってます。所々にわたしの落書きや手書きの説明も入れたので、ぜひ見つけてください!
2020年10月06日第7回山田風太郎賞を受賞した塩田武士の同名小説を映画化した『罪の声』の完成報告会見が9月29日、都内で行われ、本作で映画初共演を果たした小栗旬と星野源が出席した。主演を務める小栗は「オファーをいただいた時点で、(共演は)星野源さんとうかがい、キャラクターにぴったりだなと思いましたし、参加しない手はないなと」と出演を“即決”したことを明かした。昭和最大の未解決事件をモチーフに、新聞記者と事件関係者の男性ふたりが出会い、事件に翻弄されながら、その奥に眠る真実に向かって力強く進む姿を描く。小栗は35年以上前に起き、時効を迎えた劇場型犯罪の真相と謎の犯人グループを追う記者・阿久津英士を熱演。一方、星野はその事件において、幼少期の自分の“声”が脅迫に使われた事実を知ってしまう曽根俊也を繊細に演じた。小栗から「ぴったり」の太鼓判を押された星野は、「この役を小栗君が演じるんだと聞き、とてもフレッシュだなと思った。阿久津は普通のおじさんなんですよ(笑)。挫折を経験した、ぱっと見くたびれた小栗君を見たいなと思った」と回想。この発言に、小栗は「はい、普通のおじさんです!」と笑いを誘った。約1年半前に撮影された映画本編は、先日完成したばかりだといい、「本当に飽きることなく、グッと心をわしづかみにされてしまった。少し複雑なストーリーですが、見事に力強いエンターテインメントとして完成し、見終わった後には『あれは何だったんだろう』とか考える時間も作ってもらえれば。それも含めて楽しめる」(小栗)、「2時間を超える作品ですが、誇張ではなく、あっという間で最後まで飽きなかった。過去の事件を扱っていますが、今を生きている僕らに刺さるものがあるんじゃないかと。愉快犯という言葉がありますが、実際には愉快な犯罪なんてないと感じた」(星野)と強い手応えを示していた。会見には原作者の塩田氏、メガホンをとった土井裕泰監督(『いま、会いにゆきます』『映画 ビリギャル』)が同席。塩田氏は「試写室で拝見し、打ちのめされた感覚が忘れられない。待ちに待った重厚で、本格的な社会派作品が生まれ、胸が熱くなった」と感激しきり。映画には松重豊、火野正平、宇崎竜童、梶芽衣子らベテラン俳優も多数出演しており、土井監督は「毎日毎日、すごい俳優さんが来てくださって、半日1日の出演でも存在感がすごかった。いい意味で緊張感を保っていた」と振り返っていた。取材・文・写真=内田涼『罪の声』10月30日(金)全国東宝系にてロードショー
2020年09月29日俳優の竹内涼真さんが、2020年9月15日にTwitterを更新。SNSを利用する人たちに向けて『SNSの本来のあり方』を呼びかけ、「その通り」と話題になっています。竹内涼真「もっと楽しく情報交換する場所」芸能界でもTwitterやInstagramを利用する人が多くなり、画面越しで見るよりも芸能人が身近な存在に感じられるようになりました。SNSの手軽さや匿名性から、誹謗中傷やウソの情報が横行しやすい傾向があり、たびたび問題となっています。竹内さんは、SNSを利用する芸能人の1人として、こう呼びかけました。訳のわからない噂、情報に、ネット民がたかるのは、まぁ自由だから良いんだけどさなんかつまんないんだよね 暗いよ!もっとsnsポジティブにやろうぜ!笑本来もっと楽しく情報交換する場所でしょ。笑そう思うのだけれどなぁ☺️— 竹内涼真 (@takeuchi_ryoma) September 15, 2020 竹内さんは、ネット上で噂などのネガティブな話題で盛り上がることに対し、「つまらないよ!もっとSNSポジティブにやろう!」と明るい口調で投稿。また、「本来お互いを傷つける場所ではなく、楽しく情報交換をする場所」という考えもつづりました。竹内さんの投稿に対して、ネット上では共感の声が上がっています。・竹内くんのいう通り。SNSはお互いを傷つける場所ではなく、笑顔になれる場所なはず。・本当にそう思います。正しい使い方をすれば、素晴らしいツールですよね!・発信するのは勇気がいることでしたよね。竹内くんの思いが多くの人へ届きますように。ウソか本当か分からない情報が、SNS上で拡散されることで尾ひれが付いていってしまうことがあります。ウソの情報が広がることで、誰かが傷つき悲しい思いをしているかもしれません。SNSは、本来さまざまな相手と情報交換ができて、世界が広がる楽しいものなはず。利用する私たちは、改めて『本来のSNSのあり方』を考えながら正しく使っていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月16日女優の内田理央さんが2020年9月9日にインスタグラムを更新。自身のYouTubeチャンネル『だーりおCHANNEL』で、黒歴史だという過去の企画を再現したことを報告し、ファンをザワつかせています。 View this post on Instagram A post shared by 内田理央だーりお (@rio_uchida) on Sep 9, 2020 at 5:24am PDT内田理央、自身の黒歴史にヘコむ内田理央さんが黒歴史だと語る企画とは、以前YouTubeチャンネルに投稿していた動画『だーりおちゅーぶ』のこと。2020年現在、更新中の『だーりおCHANNEL』とは別のものです。内田理央さんの黒歴史とは、一体どんなものなのか…ご覧ください!内田理央6年前の黒歴史再挑戦動画動画の中では『1分で少女漫画の主人公になりきる』などの企画にチャレンジ。『930万円もする御曹司の服を汚したので、弁償のためにメイドとして働く』という設定を即興で演じ切りました。終わった直後、内田理央さんはよほど恥ずかしかったのか、次のような感想を口にしています。消え去りたい!消え去りたいー!だーりおCHANNEL/内田理央動画を見たファンからは、次のような感想が上がりました。・予想よりずっと黒歴史…。笑ったけど。・だーりお、めちゃめちゃ面白い。・昔の自分を見るしんどさってあるよねー。がんばれ。昔の自分を見つめ直すハメになった内田理央さんの姿に、共感してもだえる人もいたようです…。そんな内田理央さんは、2020年12月11日に放送されるドラマ『明治開化 新十郎探偵帖』(NHK BS)に出演することが決まっています。時代劇は初挑戦ですが、動画の中で見せていた素晴らしい演技力を発揮してくれることでしょう!内田理央の熱愛相手は田中圭?インスタの写真に「かわいい!」「セクシー!」の声が続出![文・構成/grape編集部]
2020年09月11日WOWOWオリジナルドラマ『竹内涼真の撮休』が11月6日(金)より放送される。この度、竹内涼真の寝起き姿を捉えた特報映像が公開された。ドラマや映画の撮影期間に突然訪れる休日、通称“撮休”を、多忙な毎日を送る俳優はどのように過ごすのか。知られざる“オフの姿”をクリエイターたちが妄想を膨らませて描き、大好評を博した『有村架純の撮休』。その第2弾には、WOWOW作品で初の主演を務める竹内涼真が選ばれた。竹内の撮休を描く今作、監督を務めるのは、映画『ここは退屈迎えに来て』『余命1ヶ月の花嫁』など数多くの作品を手がけ、恋愛映画の名手と言われる廣木隆一、ドラマ『全裸監督』などを演出した内田英治、そして現役の慶應義塾大生であり、映画、ドラマ、MVを手掛ける松本花奈。第1話の脚本を担当するのは、ドラマ初挑戦となる若手監督・脚本家の首藤凜。ほかにも、ドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』の構成を手掛けた竹村武司、前作に引き続き参加するペヤンヌマキ、ふじきみつ彦ら個性的な脚本家たちが集結した。ある時はスパイス屋でセクシーな女店主と出会ったり、ある時は妹と人生を語ったり、ある時は同級生とバーベキューをしたり…、パラレルな物語として展開。クリエイターたちが8つの妄想炸裂ストーリー作り上げていく。公開となった特報映像はシリーズ第1弾『有村架純の撮休』でも好評だった、撮休となった理由を明らかするオープニングの一幕。撮影の合間に仮眠室で眠る竹内涼真にマネージャーが撮休を伝えると、寝ぼけまなこでOKのサインをするも事態が把握できず慌てふためくといった、思わずクスッと笑みがこぼれる内容となっている。オープニングは全話を通して内田英治監督が担当する。さらにバージョンアップしてバリエーション豊かになった各話のオープニングにも注目だ。本作は7月10日から8月28日の約1カ月半の撮影を終えて無事にクランクアップを迎えている。なお、劇伴はつじあやのが担当。特報で披露された楽曲は、突然の撮休に何か起こることを予感させる、躍動感のある曲調に仕上がっている。『竹内涼真の撮休』11月6日(金)スタート(全8話)【第1話無料放送】毎週金曜深夜0時(24時) WOWOWプライムにて放送
2020年09月10日ブルー&スカイによる書き下ろし新作舞台『星の数ほど星に願いを』が8月27日(木)に開幕する。主演を務める内田理央に話を聞いた。“ナンセンス演劇の極北”と言われるブルー&スカイが書き下ろす本作。河原で拾ってきた石ころを「どんな願いも叶う神秘の石」として売りつけてきた倒産寸前の町工場に、銀行員のナナ(内田)が融資の回収にやって来て、むちゃくちゃな要求を突きつけるが――というコメディだ。内田は「かなりくだらないコメディです。その中で私は銀行員を演じますが、ブルー&スカイさんとお話しして、某“倍返しだ”ドラマのイメージでやらせていただいています!」と思いもよらない役作り。ドラマのシーズン1を全て見直して稽古に臨んだという。実際に稽古が始まると、「ブルー&スカイさんの演出やおっしゃることが天才的に面白くて、“奇才”ってこういう方のことを言うんだなと思います。私が演じるナナも、別におかしな人というわけじゃないんですよ。でも台本自体わけがわからないから(笑)、私が真面目に一生懸命やるだけで面白くなる。魔法みたいな感じですね」と楽しんでいる様子だ。共演は、田村健太郎、安澤千草、吉増裕士、師岡広明、水野小論、神谷圭介、そして大堀こういちと演劇界で活躍する面子がズラリ。「稽古場で、皆さんが毎回違うことにチャレンジされる姿を見て、『そうか、稽古場はチャレンジする場所なんだ』と改めて思いました。私は舞台の経験が少ないので、最初は不安も緊張もあったのですが、今は『思いついたことをどんどんやってみよう!』という楽しさに変わりました」この4月でデビュー10周年を迎えた内田だが「経験させていただけばいただくほど、お芝居への“楽しい”という思いが大きくなっています。メンタルが弱いので、最初の頃は『失敗しちゃいけない』と縮こまったり、できなくて落ち込んだりすることも多かったのですが、最近は、悔いなく全力で、皆さんと一緒に楽しくやる、ということができるようになってきたと思います。いろんな現場を経験して、私は、スタッフさんも含めみんなで一緒にひとつの作品をつくっていく雰囲気が一番楽しかったから。自分もそういうふうにできたら」と笑顔で語る。そんな内田とブルー&スカイが生み出す新作ナンセンスコメディをお楽しみに!内田が「悩みとかどうでもいいや!と思えるような(笑)、舞台です」と語る本作は、8月27日(木)から9月6日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演。チケットは現在発売中。取材・文:中川實穂
2020年08月18日蒸し暑い夜となった7月下旬のある日。東京都内の歩道橋で、ドラマの撮影が行われていた。階段を駆け上がっていったのは内田有紀(44)だ。何度も上り下りを繰り返す。リハーサルをしているようだ。顔には“新しい撮影様式”ではお決まりとなったフェースシールドをつけている。いよいよ本番に入るのだろう。マネージャーらしき男性が近づいていく。男性は、彼女がはずしたフェースシールドを慣れた様子で受け取った。黒いTシャツにチノパンという“裏方”らしい装いながら、くっきりとした目元でマスクをしていてもわかるイケメンぶり……。彼の正体は、なんと内田の恋人・柏原崇(43)だった。「撮影していたのは今秋放送予定のスペシャルドラマ。別の日にも、内田さんの現場マネージャーのような立場で柏原さんが同行しているんです。現場入りも彼の運転する車で来ています」(ドラマ関係者)俳優であるはずの彼がサポートをしていることに、はじめはスタッフも驚いていたというが……。「ただ、2人の関係性があまりに自然なのでもう慣れたそうです(笑)。柏原さんは腰が低く、かいがいしく彼女の身の回りの世話をしています。俳優の経験があるからこその視点や気づきもあるようで、内田さんも助かっているみたいですね」(前出・ドラマ関係者)2人の恋人関係は10年に及ぶ。「出会いは’95年のCM共演。恋人になったのは’09年末。ツーショットも何度か報道されています」(スポーツ紙記者)冒頭の撮影後は、帰路につく2人を見送るスタッフに対して柏原が何度もお辞儀をし、運転席に乗る直前にも深々一礼。最後まで“マネージャー”そのものだった。「柏原さんは、近年、クリエーターとして映像作品を手がけたりもしています。また中国での人気は根強く、中国最大のSNS・Weibo《微博》ではフォロワー97万人を誇るほど。しかしここ数年、表だった俳優活動はしていません」(テレビ局関係者)一方で内田は、近年、朝ドラや大河ドラマ、『ドクターX』(テレビ朝日系)など引っ張りだこ。現在もドラマ『ディア・ペイシェント』(NHK総合)に出演中だ。多忙を極める彼女を柏原が支える決心をしたのかもしれない。「コロナ禍での撮影は出演者が負担を強いられる場面もあります。気心が知れた彼がそばにいるのは心強いのではないでしょうか」(前出・ドラマ関係者)今後は“公私”ともに――。パートナー関係は長く続きそうだ。「女性自身」2020年8月11日号 掲載
2020年07月28日女優の内田理央(うちだ・りお)さんが、2020年7月14日にインスタグラムを更新。自身のYouTubeチャンネル『だーりおCHANNEL』を開設することを発表しました。内田理央のチャンネルに「待ってました!」「過激すぎ?」内田理央さんは2020年7月15日の21時から、YouTubeで初回生配信を行うと報告。同時に公開した予告動画では、「昔から触手ものが好きなんですよ。捕らわれているのに興奮するのかもしれない」と語り、下ネタな内容を匂わせています。 View this post on Instagram A post shared by 内田理央だーりお (@rio_uchida) on Jul 14, 2020 at 2:00am PDT途中のテロップでは「垢(アカウント)BAN覚悟の過激企画!?」と表示されており、ファンは「めっちゃ、面白そう!」「早く見たい」と期待の声を寄せています。・待ってました!お色気が満載なのかな?・予告編からエロい…。チャンネル登録しますね!・YouTuberデビューおめでとう!!欠かさずに見るね!また、予告動画では「一応メイクとかもやります」と女子らしい企画も行うことを報告しており、男女問わず楽しめるチャンネルになりそうな予感…。テレビ番組では見ることのできない、内田理央さんの新たな一面を発見できそうですね![文・構成/grape編集部]
2020年07月15日モデルで女優の内田理央(うちだ・りお)さんが、2020年5月25日にインスタグラムを更新。赤色をメインに使った「普段、あまり着ない」というコーディネートを披露し、ファンを驚かせています。内田理央「あんまり着ない」レアなコーデを披露!内田理央さんは寒かった日の私服として、赤をメインにしたコーディネートを披露しています。 View this post on Instagram A post shared by 内田理央だーりお (@rio_uchida) on May 25, 2020 at 2:28am PDT普段はあまり着ないという真っ赤なパーカーを着た自分に「新鮮さを感じた」という内田理央さん。リップとアイシャドウも同系色でそろえ、「確かに新しいね」「こっちもいい!」とファンを喜ばせています。・めちゃくちゃ似合っていて、かわいいですね!・細かいところまで、ちゃんとおしゃれ…。・見ているだけで癒される。赤色がすごく素敵です!今回のコーディネートから内田理央さんは『トマト』を連想したようで、「トマトに醤油&砂糖&胡麻を混ぜたタレをかけるとすごくおいしい」とオススメ。すると、ファンはすぐに反応し「さっそく作りました」「すぐに買ってきます!」という声が殺到しました。このほかにも内田理央さんはインスタグラムにさまざまな写真を投稿し、ファンを楽しませています。ぜひチェックしてみてくださいね。内田理央の『キングダム』コスプレが「美しすぎる」と大反響!「まさにイメージのまま」内田理央が水着姿で寝転ぶオフショットムービー公開!ファン「谷間がヤバい」[文・構成/grape編集部]
2020年05月27日新型コロナウイルスの感染拡大による政府からの自粛要請により、演劇、ライブハウス、クラブ、小規模映画館(ミニシアター)などで存続困難な状況が発生するなか、「演劇緊急支援プロジェクト」「SaveOurSpace」「SAVE the CINEMA プロジェクト」の3団体が5月22日、衆議院第一議員会館で「文化芸術復興基金」の創設を提案し、関係省庁に対して統一の要望書や署名を提出した。「コロナ時の補填のみならず、コロナ終息後の復興支援の土台として、強く要請する」ことを目的に、3団体は共同で「#WeNeedCulture」と銘打ったプロジェクトを立ち上げ、同基金の創設を提案。3団体を代表し、日本劇作家協会会長を務める女優の渡辺えりが統一要望書を文化庁に提出し、「演劇、ミニシアター、ライブハウスの人たちが一丸となり、熱い思いを込めて要望書を送らせていただいた。ぜひお読みいただきたいと思います」と訴えた。その上で渡辺は「演劇もミニシアターも、そうですけど、大事なのは人材育成。もの作りには多くのスタッフが必要ですし、それを育ててきたのがライブハウス、ミニシアター、演劇なんです」と力説。人材の育成をさくらんぼの栽培に例え「田畑はすごく手間がかかるが、その木を育てて、一緒に収穫して実を食べる感覚で、手を取り合い、支え合って頑張っていきたい」と協力を誓った。会見に参加した映画監督の諏訪敦彦は、関係省庁とのやり取りについて「具体的な回答には至らなかったが、何かが動いていくのではないかという機運を言葉の端々に感じた」と見解を示し、「この1カ月半ほど、いろんな意味で勇気づけられている。普段会うことのない人たちが、いてもたってもいられず、ふっと自然と集まった」と前向きな発言。また、ユーロスペース支配人の北條誠人氏は「今年に関しては、3月から5月の売り上げはほとんどない」と厳しい現状を明かし、「アクリル板や消毒液など、興行組合の(再開に向けた)ガイドラインに従って、感染拡大防止の準備をする」と6月以降の営業再開を視野。「基金で、劇場の持続を支援いただきたい」と話していた。▽以下、会見出席者【演劇緊急支援プロジェクト】渡辺えり(劇作家・演出家・俳優/オフィス3○○/ (一社)日本劇作家協会会長)詩森ろば (劇作家・演出家/serial number/TOKYO 演劇人の会 代表)西川信廣 (演出家/文学座/(公社)日本劇団協議会 会長)福島明夫 (製作/青年劇場/(公社)日本劇団協議会)【SaveOurSpace】スガナミユウ (LIVEHAUS/SaveOurSpace)加藤梅造 (ロフトプロジェクト社長)【SAVE the CINEMA プロジェクト】諏訪敦彦(映画監督)北條誠人(ユーロスペース支配人/ (一社)コミュニティシネマセンター理事)▽以下、各プロジェクトの公式サイト【WeNeedCultrue 公式HP】 (要望書・ステートメント掲載)【演劇緊急支援プロジェクト公式HP】 公式Twitter: 【SaveOurSpace 公式HP】 公式Twitter: 【SAVEtheCINEMA公式HP】 公式Twitter: 取材・文=内田涼
2020年05月22日女優でモデルの内田理央(うちだ・りお)さんが、2020年4月30日に自身のインスタグラムを更新。女性ファッション誌『MORE』のオフショットムービーを公開し、ファンを喜ばせています。内田理央が水着姿で大胆セクシーポーズ!内田理央さんは同誌6月号の撮影風景を動画でアップ。ピンクと花柄のキュートな水着姿で横たわり、セクシーなポーズを次々と決めています。 View this post on Instagram A post shared by 内田理央だーりお (@rio_uchida) on Apr 30, 2020 at 1:39am PDT投稿を見たファンは「かわいい」「エロい!」と大興奮!スタイルのよさを絶賛するコメントも多く寄せられています。・キレイ! 美しい!すごくいい!・かわいすぎて死んじゃう。どうしたらこんなに美しくなれるのー?・谷間がヤバい…。思わず見ちゃう。・脚がめっちゃ長い。尊い…。2020年4月28日には、同じ水着の上半身ショットを投稿していた内田理央さん。 View this post on Instagram 昨日発売今月号のMOREは水着とメイクの企画もテンションあがる!是非チェックしてね。 、 、 #MORE #fashion #summer #swimwear #makeup #stayhome #enjoyhome A post shared by 内田理央だーりお (@rio_uchida) on Apr 27, 2020 at 8:38pm PDT※画像上の矢印をクリックすると、ほかの写真も見ることができます。こちらでも大胆に胸の谷間をのぞかせ、多くのファンを悶絶させました。内田理央さんはインスタグラムで、たびたびセクシーな写真を公開しています。気になった人はぜひチェックしてみてくださいね。内田理央が、美しい胸元と谷間が見えるショットを公開!「さすが、だーりお」の声[文・構成/grape編集部]
2020年05月03日