「ヨーロッパ企画」の大歳倫弘が主宰する「イエティ」の最新作『スーパードンキーヤングDX』が2020年1月から2月に上演される。作・演出の大歳に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、2011年に上演された作品『ドンキーヤング』の続編+初演。「『ドンキーヤング』は、ヤンキーがドン・キホーテと間違えてヴィレッジヴァンガードに入り、サブカルに目覚めていくという話だったのですが、今回はその9年後の2020年の世界を描きます。ただ初演は多くの方に観て頂けているわけではないので、両方合わせて2時間弱でみせられたらと思い、このカタチにしました」。『ドンキーヤング』の続編をつくることにしたのは、「ヨーロッパ企画で『サマータイムマシン・ブルース』の続編をやったり、自分が演出した舞台「ナナマルサンバツ」で続編をつくったり、なんか僕の中で続編ブームがきて(笑)。そこにやりがいを感じ、この作品ならできそうだと思いました。それと、初演でもヤンキーを演じた中川晴樹が9年前、“これだったらもう1回やっていいよ”って言ったんですよ!本人は絶対否定しますけど。クールぶってる男なので。そういうこともあって、やってみようかなって」。今作で描くのは、“サブカルヤンキー”の今。「今は当時に比べるとサブカルの勢いが少し弱まっているなと感じていて。そういうとき、サブカルヤンキーはどうするんだろうと思ったんですよね。彼はあの後、怪我をして、目が覚めたら2020年だったという設定で、当時ヤンキーだった奥さんにも大きな変化もある。それで、この10年の間になにがあったんだと掘り起こしていく、ロードムービー的なお話になる予定です」。当時は「サブカルの知識でマウント取り合ってる感じをヤンキーにブッ飛ばしてほしい気持ちで書いたところもあった」という大歳。「でも10年経って、そういうものがなくなったことを寂しく感じるようになってきて。そういうものがあったんだよと伝えたい気持ちもありますし、最近はサブカルの方々のこの10年の苦労が語られるようになり、なぜそこまで苦労しなきゃいけないのかとか…」と語り、そのうえで「サブカルが衰退するのと反比例して某・暮らし系ショップがどんどん力を増しているんですよ。そこを掘りたい!」と大歳ならではの切り口が楽しめそう。「初演でヤンキーが「音楽なんてケータイで聴くもの」と言って笑われるようなシーンがあるのですが、当時と今では見え方も違うと思います。そういう部分も楽しみです」という本作は、2020年1月22日(水)から26日(日)まで東京・小劇場B1、1月30日(木)から2月3日(月)まで兵庫・AI・HALLにて上演。チケットは一般発売中。取材・文:中川實穗
2019年12月27日俳優の中村倫也が、ブルボン「ルマンド」のイメージキャラクターに起用されたことが18日、明らかになった。CM「ルマンド男子」編は19日より全国でOAされる。今回はCM撮影現場に潜入、中村の様子をレポートする。中村が演じるのは、いつもやさしさを忘れず、仕事にもまじめに向き合う建築家。さりげなく同僚の荷物を持ったり、自分のハンカチを差し出したり、おやつにルマンドをくれたりと、ファッション・雰囲気・言葉遣いまでまるでルマンドのような彼のことを、影から見つめる会社の同僚は、密かに「ルマンド男子」と呼んでいる、という設定だ。上品で丁寧、接しているとホッとする……そんな"ルマンド"のようなイメージを持った「 #ルマンド男子 」にぴったりということで、今回中村が起用されたという。"ルマンドパープル"のスーツはCMのための特注で仕立てられ、ネクタイはルマンドのロゴの紺色を表し、ハンカチもパッケージの柄を表現。知的なイメージのメガネは中村本人が選んだものだが、制作スタッフの会議でも「 #ルマンド男子 にメガネはマスト!」と話題となっていたという。CM撮影は7月下旬に行われた。建築会社という設定のセットは、ふだんはカフェとしても使われているイベントスペースに設置され、待機中の中村がカウンターのスタッフへ真顔でお茶目に手を振ると、その場に笑いが溢れる。撮影では中村がルマンドを浅くかじったり深くかじったり、様々な見方を試すだけでなく、キリッとした表情を見せたり少し斜めに目線をやったりと、多彩な表情で的確に要望に応えていく。中村がおいしそうに頬張るために、現場ではルマンドを食べたくなるスタッフが続出。中村は休憩中スタッフと談笑しながらも、ルマンド男子の上品さを漂わせる雰囲気で、役者としての佇まいを見せる。同僚役の女性から話しかけられるシーンでも、「『はい』って、返事した方がいいですか?」と、自ら演技のプランを提案していた。その後に行われたビジュアル撮影では、背景としてルマンド模様の壁が出現し、何から何まで「ルマンド」一色! 現場には「ルマンド」と、「ひとくちルマンド」が用意され、多くの関係者が見守る中で本職のモデルのように輝く中村。一方で合間にはロケ場所に興味津々で、無邪気な顔を見せていた。撮影後のインタビューでは「子どもの頃はもちろん食べてましたけれども、この仕事を始めてからもいろんな現場のお茶場にルマンドは絶対あるので、その都度食べてきました」と、ルマンドとの思い出を振り返る中村。「やっぱり撮影には頭を使うので、スタッフさんも食べて、今日もラストまでがんばろうという風にやってきたので。自慢できますね、 これから現場で。『ルマンド男子だよ』『俺がルマンド男子だよ』って」と意気込んだ。また、ブルボン公式アカウントをフォローして対象の投稿をリツイートすると、 抽選で合計450名様にハンカチーフまたはルマンド1箱(12袋)の どちらかが当たるキャンペーンを実施する。○ルマンド男子の特徴1:優雅で上品すぎる立ちふるまい2:やさしく甘いオーラを身にまとう3:ていねいで気品溢れる言葉遣い4:中身は1本芯の通った性格5:道端の花にもほほえみかける6:パープルを1年中おしゃれに着こなす7:万一にそなえてハンカチは2枚以上持ち歩く8:15時になるとおやつをふるまう(お気に入りはルマンド)9:誰かを笑顔にすることがとびっきりの喜び10:隠れたファンが多く老若男女に愛される
2019年11月18日テレビ東京の佐久間宣行プロデューサーが8日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水曜 27:00~)のリスナー感謝イベントを、東京・本多劇場で行った。「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO) リスナー感謝祭2019~sailing day~」と題して行われた同イベントでは、事前にラジオでリスナーから募集した演出も多く取り入れられた。冒頭、スポットライトが当たるなか、佐久間がゲーテやウィリアム・シェイクスピアといった偉人たちの名言を朗読した。そして、映画『パルプ・フィクション』パロディのオープニングVTRの後、改めて登場した佐久間。380名定員に対して、1万通もの応募があったことを明かし、「今、ニッポン放送がちょっとしたパニックになっている」と笑顔。「革命が起きているんですよ。(以前にラジオで『夢は革命家』と発言した)弘中(綾香)じゃない革命が起きている」と満足気だった。続けて"ノーツイート"の約束のもと、ラジオでも話せない業界裏話を披露した。ラジオでの1コーナー「カンペ」も行われた。実際に佐久間がスタジオ内でカンペを出すスタイルで実施されたが、「リハで気づいたんですが、『一人ごっつ』スタイルじゃない? って(笑)。芸人が怖くて誰も挑戦しなかったスタイルに偶然挑戦するなんて」と漏らしていた。リスナー企画の佐久間による「お悩み相談」の後、お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明がサプライズゲストで登場。佐久間がプロデューサーを務める『ゴッドタン』などに出演する小木は、「スタンダップコメディにも見えるし、(古舘伊知郎の)『トーキングブルース』にも見えるし」と驚いていた。また佐久間は、アルコ&ピース・平子祐希にもオファーしたというが、「この間、(『ゴッドタン』の)「マジギライ1/5」の件もあったから、声をかけたんだけど、『ネタパレ』の収録があった」と説明し、「アイツはいつもそうなんですよ。加地さん(テレビ朝日・加地倫三プロデューサー)が来て、平子をボロクソ言ったときはモンゴルにいたし」と嘆いた。小木は「平子と『仲直りフレンドパーク』やりたいね」とニヤリ。佐久間も「加地さんにも出てもらって、3人でビンタし合いますか」と応じた。そして、小木は「佐久間さんは編集がすごい」と絶賛。しかし「ホームの現場は安心しきって、自分の力を出していない。『ゴッドタン』でハネなかったときも、俺は堂々と帰っていくから(笑)。でも他の現場では、編集を信頼していないから頑張っちゃう」と続けると、佐久間は「う~ん、複雑」と苦笑いだった。その後も小木の"佐久間愛"は止まらず、「このライブでリスナーの一体感ある姿を見たときに、『キィー』ってなった。あ、佐久間さんを持ってかれちゃうって」と会場に詰めかけたリスナーに嫉妬心を見せる場面も。さらには、「神田松之丞くらいの衝撃。まったく一緒なんだよ! ビックリした」と佐久間のトーク力を評し、「この人、もっていくなと。これからの時代、この人が背負っていくというか、ラジオのスターみたいな。ニッポン放送がすごいことをしたという感じはするわけ」と、佐久間がニッポン放送の起爆剤になるのではとの展望を語った。小木が退場した後、佐久間が自身の生い立ちについて語り、BUMP OF CHICKENの「sailing day」をギター弾き語りで披露。そして最後には、番組ラストの決めゼリフ「野郎ども、港に別れを告げろ、ヨーソロー!」で締めくくった。(C)ニッポン放送
2019年10月09日俳優の中村倫也が、映画『水曜日が消えた』(2020年 全国公開)に主演することが4日、明らかになった。同作は吉野耕平が監督・脚本・VFXを務めたオリジナル作。1人の人間の内側で、曜日ごとに入れ替わって暮らしている7人の“僕”が主人公となり、彼らは他の“曜日”とは直接会うことはできず、日記を通してのみ間接的に互いを知っている。そのうちの最も地味でつまらない1人、通称“火曜日”の視点を通して世界が描かれていく。中村は同作で1人7役を務めることになった。プロデューサーは企画の成り立ちについて、「去年、監督が書いたわずか数行の本企画のメモに衝撃を受け、主演は中村倫也さん以外ではあり得ない作品だと思った」と語る。撮影は2019年5月下旬から福島県いわき市で行われ、公開は2020年を予定している。○中村倫也 コメント完成した画が予想できない脚本でした。また自分が7役演じることも「やっかいだなあ〜」と。笑でもだからこそ、あまり類を観ない邦画になる期待感を抱きましたし、いくらでも大ごとにできる出来事をあくまで日常として描いていくささやかさに好感を持ちました。ザラッとした、じんわりと温かい手触りを残せる作品になっていると思います。ご期待ください。○吉野耕平 コメント(企画の発想について)もしも自分の中に複数の人格があって……その中でも、つまらない“脇役”だったとしたら世界はどう見えるだろうか。ふと考えたそんな小さな空想からこの物語は始まりました。曜日ごとに入れ替わる7つの人格。そのうちの一人の目を通して世界を見たとき、何が見えるだろうか。何に出会うだろうか。そんな自分だけの小さな空想を楽しんでいるうちに、現実の世界でいくつかの出会いと出来事があり、幸運にもその小さな空想が映画として形になる機会を頂く事になりました。一人だけの自由でフワフワした空想が現実の世界で作品として形になる過程はスリリングで、その中で選んだもの、選ばなかったもの、色々なものがありました。でも、振り返れば大事なものだけはギュッと絞られ、きちんと全部残せたように思います。今はそれをきちんと磨いて届けるまでの残りの日々を、大切に楽しみたいと思っています。(撮影を終えて観客へのメッセージ)目が覚めたらいつも火曜日の男。彼の目を通して世界を見たとき、見慣れたはずの日常が違って見えてくるかもしれません。そして、そこに隠れていた大事なものに気づくかもしれません。架空の物語が、時々現実の見方を変えてくれる、そんな瞬間が好きです。多くの方々の才能と力、そしていくつかの縁と偶然で生まれたこの作品が、誰かにとってそんな一本になってくれれば……と、強く願っています。(C)2020『水曜日が消えた』製作委員会
2019年10月04日元SMAPの草なぎ剛が主演を務める映画『台風家族』の初日舞台挨拶が6日、都内で行われ、草なぎ、MEGUMI、中村倫也、尾野真千子、甲田まひる、若葉竜也、長内映里香、榊原るみ、藤竜也、市井昌秀監督が登壇。MEGUMIは、中村倫也への劇中での暴力を謝罪した。主要キャストの新井浩文被告が逮捕・起訴され公開延期となっていたが、本編の再編集は行わず、3週間限定で公開されることが決定した同作は、世界一“クズ”な一家だけどなぜか憎めない、愛すべき鈴木家の“台風”のようなめまぐるしい夏の一日を描いた物語。鈴木家の長男・小鉄を草なぎ、次男・京介役を新井、長女・麗奈役をMEGUMI、三男・千尋役を中村倫也、小鉄の妻・美代子役を尾野真千子、娘・ユズキ役を甲田が演じた。舞台挨拶ではそれぞれ撮影エピソードを語り、MEGUMIは「中村くんに事あるごとに役で暴力を振るっていて、今回どうかなと思っていたら結果、暴力を振るう形になって、ごめんね」と謝罪。中村は笑い、「(暴力)3回目くらいなんですよね。過去2回は夫婦なんですよ。今回は姉弟」と補足した。そして、「MEGUMIさんには中村をはたかせたいというのがあるんでしょうかね?」と推測すると、MEGUMIは「そういう世の中の願望にこれからも応えていきたいと思います」と宣言し、中村は爆笑した。また、中村は、自身が演じた千尋が包丁を持って暴れるシーンを振り返り、「結構長回しで、映っていないところでもずっとやっていて。僕が包丁を向けると、若葉が声が枯れるまで叫んだり、草なぎさんがものすごい驚いてくれたり、それが楽しかったです」と包丁を手にしている動きをしながら説明。「素に戻ってニヤニヤしてやってましたね」とうれしそうに話した。
2019年09月06日彼はいったい、いつ休んでいるのだろうか…そう思わずにはいられないほど、人気作に立て続けに出演している中村倫也さん。ただ、ここまでの道のりは決して平坦ではなく、悩み続けた日々も。足踏み状態から前進するための、中村さん流の突破口の見つけ方。中村倫也さんの快進撃が止まらない。昨年のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で演じた、ゆるふわ男子・マアくんで幅広い女性の心を捉え、昨年のYahoo!検索大賞を俳優部門で受賞。今年に入ってからも、主演した舞台『クラッシャー女中』のチケットが即完売。オーディションで選ばれ吹き替えを担当した映画『アラジン』は、観客動員記録を伸ばし続けている。しかし、以前のインタビューでは、自ら「デビューして10年くらいは売れなかった」と語っていたりも。そんな中村さんが思うブレイクスルーポイントとはどこだったのだろう。「自分のなかで、ここだって言えるような具体的なものはないんです。ただ、もともと頭でっかちなタイプで、20代前半の頃は悩んでは立ち止まり、悩んでは立ち止まりを繰り返していました。考えて考えて結論を出して動いてみるんだけどダメで、また考えてって。堂々巡りでしたね」当時のそんな中村さんを受け止めてくれていたのは、古田新太さんや堤真一さんといった、舞台や映像など、さまざまな現場を渡り歩いてきた実力派の先輩俳優たち。「相談というより、『聞いてくださいよ~』っていう会話の流れで、その時にあれこれ思っていることを一方的に投げていた感じです。僕が実際にそうなんですけれど、後輩とかから『相談があるんです』ってストレートに来られた場合、スーパー真面目に聞かなきゃいけなくなるじゃないですか。たとえば先輩方に聞いてもらって、向こうから『アホか』っていう反応が返ってくれば、この感覚はアホなのかって気づけるんですけれど、真剣に相談されたら、きっとそうは返せないですよね。先輩たちからはよく、『そんなことは、まだ考えなくっていいんだよ』って言われてましたね」具体的にどんな話を?と尋ねると「日本の少子化とか、政治経済とか」と、いったんはぐらかしてから、少し間を置いて、「表現者としての感覚の話ですよ。しょうもないんで、具体的には言わないですけれど…(笑)」と。中村さんの前に立ちはだかる大きな壁となっていたのは、プライドと自意識。その突破口は、「自分の才能のなさを認めること」だった。「自分には他の人とは違う何かがあるはずだって、子供っぽい思いと馬鹿な野心と夢を持っていたんです。でも、いくらやっても全然注目されないわけですから、自分でも薄々は気づくんです。自分が本当に“持っている人”だとしたら、最初っから周りが放っておかなかったってことは。でも、認めるのが怖くて、そんなはずはないって必死に思い込もうとしていたんですよね。だって、認めたら身にまとっている鎧がなくなって、裸の自分が晒されてしまうから。でも、認めないと先に進めないんだって20代後半に気づいてからは、ダメな自分とちゃんと向き合って呑み込んで、咀嚼して栄養にしていまがあるんです」何でもないことのように、さらりとした口調で語るけれど、その心境に至るまでの過程では、回り道もしながら苦しんだよう。「しばらくは、自分から目を背けるために、飲み会とかに行っていたんです。でも、いつまでもこうしていても意味がないし、きっちりと落とし前をつけないことには前に進めないって肚を決めて、目の前に机をガンッて置いて、自分と対話する時間を設けたんです。それこそ、1週間くらいはろくに外にも出ずに、暗い部屋にずっと籠もって自分と向き合っていた気がします。すごく体力がいる作業だったし、鎧を脱ぎ捨てた姿に馴染むまでには、しばらくぎこちなさもありましたけれど、楽にはなりましたよね」そこからは、どんな仕事に対しても、これまでのキャリアや実績に驕ることも寄りかかることもなく、毎回、真っさらな姿勢で臨むようにしてきた。自分の心構えが変わると、自然と周りから向けられる視線も変化してきたそう。「僕が幼稚園の時に友達と砂の山を作って遊んでいたら、その友達のお兄ちゃんが来て、『もっと大きい山を作ろうよ』って、僕らが作った砂の山を足で踏んだんです。なんでそんなことするんだろうって思ったけれど、小さな山を一回踏んで、広い土台を作って、その上に砂を積んでいったら、すごく大きな山ができた。それと似てる気がするんですよね。若い頃にいろいろ試行錯誤をしながら積んだ山を、一回踏んで潰して、再スタートじゃないけれど、そこからまた積み直している感じ。もしかしたら、またどこかで一回踏み潰さなきゃいけない時期がくるのかもしれませんけど(笑)」なかむら・ともや1986年12月24日生まれ。東京都出身。出演しているドラマ『凪(なぎ)のお暇(いとま)』は、毎週金曜夜10時から、TBS系にて放送中。中村さんは、主人公・凪(黒木華さん)の謎の隣人・安良城ゴンを演じている。ブルゾン¥32,000シャツ¥25,000パンツ¥29,000(以上CULLNI/Sian PR TEL:03・6662・5525)その他はスタイリスト私物※『anan』2019年7月31日号より。写真・樽木優美子(TRON)スタイリスト・戸倉祥仁(holy.)ヘア&メイク・Emiy取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年07月28日俳優の中村倫也とお笑いコンビのニッチェ(江上敬子・近藤くみこ)が出演するショートムービープラットフォームアプリ「TikTok」の新テレビCM「TikTok オフィスランチ篇」が、20日より全国で放送される。今回のCM内では、中村倫也とニッチェの3人がアパレル会社の同僚として登場。ランチタイムを共に過ごす彼らは、各々スマートフォンで自分の好きなコンテンツをTikTokでチェックしている。同じテーブルを囲んでいても、見ている映像のジャンルはバラバラ。モフミ(ニッチェ江上)は大好きなパンダの動画、なつみ(ニッチェ近藤)はアクロバティックなスポーツシーンをTikTokでチェックしており、「美しいものしか認めない」という意識高すぎハイスペ男子のトキオ(中村倫也)は美しいものにメロメロな様子。なつみの「どんなTikTok見てるの?」という問いに、「僕は綺麗なものだけ見ていたい」と答えるトキオ。情熱的なサンセット、宝石のようなマシン、食のオートクチュールと、次々美しい映像が表示されるトキオのTikTok上で、トキオが見つけた意外な美しい動物とは!?
2019年07月18日俳優の中村倫也が26日、東京・大井競馬場でトークショーを行い、観客から大歓声が沸き起こった。東京シティ競馬(TCK)では、ナイター競馬「トゥインクルレース」を開催中。全国各地からダート部門の実力馬たちが集う2019年上半期のグランプリレース「第42回帝王賞JpnI)」当日のこの日は、TCKのイメージキャラクターを務める中村が、賞典台にてトークショーを実施した。中村が登場すると「キャー!!」と黄色い悲鳴が沸き起こり、会場は大盛り上がり。中村は「すごいっすね~こんな人がいっぱいいるの久しぶりに見ました」と観客を見渡し、「ともやー!」と低い声で男性からも声をかけられるとやや驚き、笑顔で手を挙げて応えた。2019年のTCKのテーマ「夜遊び方改革」のもと、同じくイメージキャラクターの 賀来賢人、大谷亮平とともに平日の仕事帰りに楽しめるトゥインクルレースの魅力を発信している中村。競馬観戦は初めてだそうで、「競馬のレースを見るのも初めてですし、馬券を買うのも初めてですし、ワクワクしています」とうれしそうに話した。帝王賞の予想も行い、「スーパーステション」と発表。「ちょっとした波乱、ドラマ性がほしくて。地方から来てとったのがいないと聞いて、歴史に残るんじゃないかという期待を込めて」と理由を説明した。
2019年06月26日俳優の中村倫也が19日、都内で行われた映画『長いお別れ』(公開中)の公開記念舞台あいさつに、中野量太監督とともに登場した。同作は、『湯を沸かすほどの熱い愛』を手がけた中野監督の最新作で、中島京子による同名小説を実写化。父親(山崎努)の70歳の誕生日に母(松原智恵子)から父が認知症になったと告げられた姉妹(竹内結子、蒼井優)と、家族との7年間を描く。5年ほど前に出会ったという2人だが、中野監督が「品川の高層階のパーティーに呼ばれたんですよ」と振り返ると、中村は「やばいやつじゃないですよ」とフォロー。中野監督は「膝を抱えて、俺に触ったら火傷するぞみたいな顔で座ってる。そのとき、なんだろうこの人……と思って」と、中村の第一印象を明かした。その出会いを覚えていなかったという中村は、「僕はパーティーとかにも慣れないタイプの人間で、キラキラしたものに抗う精神があるので」語る。中野監督が「完全に1人抗ってましたね。『俺はこんなところに馴染んでたまるか』みたいな顔で。じゃあなんできたの!? って」とつっこむと、中村は「かまって欲しかったんですかね」と苦笑した。また、同作で恋人役の蒼井優が山里亮太と結婚したことを受け、理想の夫婦像を聞かれるた中村は「やっぱり、グリーンカレーを作ってもらって……」と、結婚会見で明かされた蒼井の得意料理にかける。改めて「自分の両親を見て育っているので、真面目な父親とちょっと天然な母親なんですけど、そういうのが理想なんですかね。誰かいい人いないですかね」と笑顔を見せた。中村の言葉に、中野監督は「僕の映画に出ると結婚していってしまうんですよ。宮沢りえさん、竹内結子さん、蒼井優さん……」と"キューピッド監督"ぶりを告白。さらに中村が「監督は結婚されてるんですか?」と聞き、「はい」と返されると、「狙ってないですよ!」と弁解する展開に。2名の和気藹々とした雰囲気で行われた舞台挨拶は、最後になぜか中村が中野監督からエスコートされるという退場の仕方で幕を閉じた。
2019年06月19日テレビ東京の佐久間宣行プロデューサーが、5日深夜に放送された『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水曜深夜3:00~)で、前週の同番組終わりで藤田ニコルの母親に出待ちされたことを明かした。佐久間Pは「ラジオ終わってニッポン放送を出たら、たまに出待ちする人もいたりするんだけど、(先週は)大学生っぽい人2人と、ぽっちゃりした40(代)半ばくらいのおばさんがいたの。で、そのおばさんが『写真撮ってほしいんだけど』『スゴい面白いよあんたのラジオ』ってグイグイ来て、『何だこのおばさん!?』と思ったんです」と報告。写真を撮っている間に、そのおばさんが「毎週聴いてて面白いから、娘にも面白いから聴きなさいって言ったんだけど、『私、この人の笑い方気持ち悪い』って聴いてくれないのよ」と言ってきたことから、佐久間Pは「娘さんは何やってる人なんですか?」と尋ねると、「タレントやってるのよ」と答えたという。佐久間Pは「聞かないと失礼かなと思って『誰なんですか?』って聞いたら『うちの娘、藤田ニコル』って言われて。は?え?ウソだろ!? 朝の5時に藤田ニコルの母ちゃんが出待ちに来るってどういうことなんだ!?」と衝撃の事実を知らされたそうだ。この日は、番組のゲストにテレビ朝日の加地倫三エグゼクティブプロデューサーが出演していたことから、佐久間Pがそのことを加地EPにLINEすると「俺も撮ったよ、そのおばさんと」と返信があったそう。加地EPには素性を明かしていなかったが、後日、加地EPがニコルに確認すると「本当にママです」と、本物であることが明らかになった。その日、ニコルの母から差し入れをもらった佐久間Pは、帰宅して中身を開けたところ、「スケスケのボクサーパンツだった(笑)。一人暮らしの大学生に差し入れしてるんじゃないんだから(笑)」と爆笑しながら、「今、履いてます」と愛用していることを語った。ちなみに、佐久間Pと写真撮ってる間に、ニコルの母は「私ね、ラジオにこうやって来るの、有吉さん以来かもしれない」と、『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(TOKYO FM)も熱狂的なリスナーであることを話していたそうだ。
2019年06月06日テレビ朝日の加地倫三プロデューサーが、29日に放送されるニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水曜 27:00~)に出演することが決定した。テレビ朝日、テレビ東京の両プロデューサーが、ニッポン放送でトークしていくという放送局の垣根を超えた企画。これは加地氏とプライベートで交流がある佐久間氏が、直接オファーをし、ブッキングしたもの。加地氏が担当する『アメトーーク!』『ロンドンハーツ』の裏話や一緒に仕事をしている芸人達の話、現在のテレビバラエティの魅力と課題などについても話し合われる予定だ。佐久間氏は「加地さんとは、一年に一度くらいお会いしてお笑いやテレビの話をする仲です。尊敬する先輩なので、深夜3時に来てもらえるのは感激です!」と話し、「相談したいことも、聞き出したいこともたくさんあるので、これに乗じてドンドンぶつけたいです!」とコメントした。
2019年05月24日実写映画『アラジン』で“プレミアム吹替版”を担当する、中村倫也と木下晴香が歌う名曲「ホール・ニュー・ワールド」のMVが到着した。本作で最も重要なシーンのひとつでもある、“魔法のカーペット”のシーンを彩る映画史に輝く名曲「ホール・ニュー・ワールド」。数々のディズニー音楽を手掛けてきた作曲家アラン・メンケンが作曲し、アカデミー賞最優秀歌唱曲賞とゴールデングローブ賞最優秀主題歌賞にも輝いた。貧しいながらも、ダイヤモンドの心を持ち、本当の自分の居場所を探す青年アラジンが、王宮の外の世界に憧れる王女ジャスミンと初めて心を通わし、魔法のじゅうたんに乗って夜空をかけるこのシーン。“プレミアム吹替版”では、アラジンを中村さん、ジャスミンを木下さんが担当。「僕を信じて」とアラジンがジャスミンの手をとり始まる本映像。ジャスミンの生き生きと伸びやかな歌声と、それを包み込むアラジンの甘く優しい歌声との見事なハーモニー、そして新たな翻訳で蘇る歌詞にも注目だ。『アラジン』は6月7日(金)より全国にて公開。「アラジン オリジナル・サウンドトラック」は6月5日(水)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年05月21日6月7日公開の映画『アラジン』マジック・カーペットイベントが16日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われ、ウィル・スミス、アラン・メンケン、中村倫也、山寺宏一、木下晴香、北村一輝が出席した。全世界に大旋風を巻き起こし、映画史に残る珠玉の名曲「ホール・ニュー・ワールド」を生んだ1992年公開のディズニーの名作『アラジン』が、想像を超えた空前のスケールで実写映画化した本作。この日行われたイベントには、ランプの魔人ジーニーを演じたウィル・スミス、そして「ホール・ニュー・ワールド」を作曲した天才作曲家のアラン・メンケンに加え、アラジン役の中村倫也、ジーニー役の山寺宏一、ジャスミン役の木下晴香、ジャファー役の北村一輝といった日本語吹き替えキャストも勢揃いして"レッドカーペット"ならぬ"マジック・カーペットイベント"が行われた。冒頭ではアラン・メンケンが「ホール・ニュー・ワールド」と「フレンド・ライク・ミー」の順でメドレー演奏し、途中からウィル・スミスが登壇してミニステージを繰り広げ、本作の世界観を演出。ウィル・スミスは「本当に興奮しています。アランさんとさっき決めて僕が急に登場することになったのでビックリしています」と明かし、「『フレンド・ライク・ミー』はこの作品に関わって僕が一番最初に覚えた曲です。今この舞台でアランさんと即興でやれてすごく楽しかったですね」と満足げだった。2人のミニライブに中村は「日本のファンのためにこれだけしてくれるアランとウィルは、みんなにとって最高の友だちと言っていいんじゃないでしょうか」と大絶賛。山寺も「ウィルさんやアランさん、そして日本のキャストの皆さんとこの場に立てて本当にうれしく思っています」と感激しきりで、「映画は最高ですので皆さんも楽しんでください」とアピールしていた。ウィル・スミスが演じたジーニーの日本語吹き替え版は、山寺が担当。山寺についてウィル・スミスは「違う言語を担当する方にお会いできることは珍しいですね。今日お会いして最高だし、2人に共通することはハンサムということですね」と話し、山寺も「僕もそう思います」と満更でもない様子だった。本作についてウィル・スミスは「すべてが含まれている映画なので、家族全員で見ていただきたいです。本当に素晴らしくて美しい映画です。僕がとっても誇りに思っている映画で、前の『アラジン』を好きだった方々にもファンになっていただきたいし、新たなファンがどんどん出来ると思います」と日本のファンにメッセージを送った。映画『アラジン』は、6月7日より全国公開。
2019年05月17日俳優の中村倫也が4月22日(月)、恵比寿ザ・ガーデンホールにて行われた、映画『アラジン』“ホール・ニュー・ワールド”お披露目イベントに木下晴香と共に出席し、名曲「ホール・ニュー・ワールド」を熱唱した。■中村倫也、生歌披露に「出ていくだけで帰りたくなった」本作は、本当の自分の居場所を探している貧しい青年アラジンと、王宮の外の世界に自由を求める王女ジャスミン、そして“3つの願い”を叶えることができるランプの魔人・ジーニーが繰り広げる冒険を描いたディズニー・アニメーションの不朽の名作を実写映画化。中村さんはアラジンを、木下さんはジャスミンの吹き替えを務める。中村さんはこの日、第65回アカデミー賞歌曲賞をはじめ、ゴールデングローブ賞主題歌賞、グラミー賞最優秀楽曲賞に輝くなど、世界的な名曲として愛されている「ホール・ニュー・ワールド」を木下さんと共に生披露。魔法のじゅうたんの上での歌唱に「尋常じゃないぐらい喉が渇いて、汗をかいています」と感想を述べると「本当に緊張しました。出ていくだけで帰りたくなりました」と苦笑い。それでも「こういう場なので一生懸命やらせていただきました」と充実感いっぱいに語っていた。ミュージカル女優として活躍中の木下さんも「いつもは舞台に出る前に緊張するのですが、今日は舞台に上がってからも緊張しました」と普段と違う感覚だったことを明かすと「でも、じゅうたんに乗れる機会なんてめったにないと思ったので、思い切り楽しもうと思いました」と笑顔。言葉通り、伸びやかな歌声で会場を魅了した。■中村倫也、ディズニーの仕事に驚きと喜びセリフだけではなく、歌まで完全に吹き替える“プレミアム吹き替え版”上映。中村さんはオーディションを突破して役柄を得たが「まさか人生でアラジンに参加するなんて、ましてやディズニーさんと仕事をすると思っていなかった」と驚きを見せると「『アラジン』自体が大好きだったので、頑張らなければ」という強い思いで臨んだという。木下さんも「信じられないわー」とミュージカル調に喜びを表現すると「良い作品にしなければという責任を感じつつ、それをパワーに変えて挑戦しました」と語った。中村さん、木下さん共に『アラジン』に参加することで、大きな反響があったことを明かすと、中村さんは「薬局で喉あめを買うとき『歌わないとダメだもんね』と言われたんです」というエピソードを披露した。■見どころはアラジンの成長“アラジン”という誰もが知っているキャラクターに命を吹き込んだ中村さんは「純粋でダイヤモンドの原石のような人物」と特徴を挙げると「生い立ちのコンプレックスを変えたいという思いのなか、少年から青年、そして大人になる変化をしっかり演じようと心掛けました」と語る。木下さんも、宮殿から出ることが許されなかったジャスミンが解き放たれたときの喜びと驚きの顔をどのように表現できるか、そこにチャレンジしたと述べていた。中村さんは「(アニメの)『アラジン』ファンも驚くぐらい楽しい体験ができます」と出来に胸を張ると「友達、恋人、ひとりで観に来ても楽しい魔法にかけてもらえる作品です」と作品をアピールしていた。『アラジン』は6月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年04月22日高校1年でスカウトされ、2005年にデビューした中村倫也さん。その演技力と不思議オーラ?は、お仲間の俳優さんたちには当初から注目されていたようです。近年は出演作もヒットし、さらなるブレイクが期待されています。放送中のドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)では、ヒロインの深キョンと微妙な絡みがあり、お姫さま抱っこまで…。キュンキュンしている人も多いのでは?■中村倫也は結婚しているの?彼の動物好きというところに親近感を覚える女子、あの優しい声を聞くだけで癒される女子も少なくないのだとか。そんな彼、来月公開の映画『美人が婚活してみたら』では、恋愛偏差値の低い婚活男子を演じるそうですよ。ゆるふわ系からギラギラ系、非モテ系まで、どんな役でもハマるってすごいですよね?というわけでみなさん、もうお気づきかと思いますが、今回は中村倫也さんを占います。手始めに出演作などを調べようとネット検索したら、やたらと「結婚」ってキーワードが出てくるのですが、なぜでしょう…?まさか結婚しているの?と何度もググってしまいました。結論から言うと、筆者が調べた限りでは未婚のようです。■中村倫也は探究心旺盛中村倫也さん(1986年12月24日生まれ)ホロスコープ上の太陽星座は仕事、水星星座は知性、月星座は結婚、金星星座は恋愛、火星星座は行動などを示します。中村さんの太陽は山羊座。太陽が山羊座にあると、仕事に対する姿勢は真面目です。コツコツ努力して実力をつけ、晩年になるほど真価を発揮するでしょう。水星は射手座。射手座に水星がある人はトーク力があって探求心旺盛です。例えば会話はテンションが高めで、どんなに博識でもあっけらかんとしていそう。また、探求心の旺盛さゆえ、興味を惹かれた分野に関して幅広く知識を磨こうとします。某番組で動物の紹介をしている彼を見たら、決してドヤ顔をすることなく、好きなことを楽しげに話す姿に水星射手座らしさを感じました。今年は、射手座にある星は最高に輝くので、彼のこういった魅力を目にする機会は多そう!■結婚はまだ少し先になりそう!?結婚を示す月星座は、乙女座か天秤座です(出生時間によって異なります)。もし彼の月が乙女座だったら、あまり余計なことは言わないものの鋭い観察力を持っているでしょう。例えば食事中の箸の使い方とか…。女子を見る目は厳しいか、相手に何も期待しないか。一方、月が天秤座の場合は、女子に理想を押しつけるか、超理想のタイプをゲットするか。並んだときにお似合いの相手なら、結婚を考える可能性は十分にあります。中村さんと同じ12月24日生まれの石原さとみさんを占ったときにも書いたのですが、どちらにしても結婚はある程度、条件が整わない限り、少し先になりそうですね。みなさん、よかったー!ってホッとしました?■中村倫也は、恋をしたら一途金星星座は恋のパターン、火星星座はアプローチ方法を表しますが、彼の金星は蠍座、火星は魚座。金星・火星、どちらも水の星座なので、相手に自分と同じ気持ちでいてくれることを望む傾向が高いでしょう。蠍座の金星は好きな人に対して一途。好き嫌いは結構ハッキリしています。魚座の火星はどちらかと言うと、強引さに負けたり、マメですが曖昧な態度に出てしまうところがあったり。ちょっとルーズな面も…。先ほど書いた普段の彼の、水星射手座らしいあっけらかんとした態度からは、一途に一人の女性を愛し、相手にもそれを求める様子は想像しづらいかもしれませんね。でも、すごく真面目に恋愛する人だと思います。動物好きなところは、潜在的にペットは人間と違って裏切らない…という感覚もあるからなのかなぁ。■中村倫也はこれからどんな恋をする?この先、どのような相手と恋をするのかしら?と彼の今後を占ってみたのですが、残念ながら恋愛や結婚、プライベートに関することは、しばらくは謎に包まれる…そんな星の配置でした。もし大切な相手がいたり空間があったりするなら、そっとしておきたい気もします。仕事面ではますますヒット作に恵まれそうなので、テレビや映画で彼を見る機会はさらに増えるでしょう。当面の間、結婚しないなら…脳内彼氏に設定して、妄想の中でお姫さま抱っこや強引な直球告白をしてもらうのもいいかもしれませんね。
2019年02月24日12月5日、俳優の中村倫也(31)が、2018年に最も検索数が急上昇した「Yahoo!検索大賞2018」の俳優部門賞に輝いたとして話題となっている。「Yahoo!検索大賞2018」は、1年間で多くの人に指示され前年と比べもっとも検索数が急上昇した人物に賞を授与するアワード。今年で5周年を迎える。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』で脚光を浴び、ドラマや映画、CMなど幅広く活躍する中村。幅広いキャラクターを演じわけるカメレオン俳優として注目され、今回の受賞につながった。中村はTwitterに「Yahoo!検索大賞2018 俳優部門 いただきました!ありがとうございます」と報告。「ずっしりと、トロフィーの重みをしっかりと感じながら、日々邁進してまいりたいと思います」と想いを伝えた。これには6,000を超えるリツイートと45,000近い、いいねが付き人気の高さをうかがわせた。ファンは「おめでとうございます!私もいつも検索しております」「おめでとうさすが倫也くん」「自分の事のように嬉しいです」「朝からドキドキしながら待機してたので、発表見て興奮しまくりました!!!」など喜びと祝福のコメントが相次いでいる。また、大賞とアイドル部門賞をKing & Princeがダブル受賞。ミュージシャン部門賞は9月に引退した安室奈美恵(41)、モデル部門賞はKoki,(15)が受賞。お笑い芸人部門賞はひょっこりはん(31)、作家部門賞はカラテカ・矢部太郎(41)が選出された。また平成生まれの著名人に贈られるスペシャル部門賞には、女子テニス・大坂なおみ(21)とフィギュアスケート男子・羽生結弦(23)が受賞した。
2018年12月05日俳優の中村倫也が、検索数が急上昇した人物や作品を表彰する「Yahoo!検索大賞2018」の俳優部門賞を受賞し5日、都内で行われた発表会に出席した。トロフィーを受け取った中村は、「ついさっきまでピンと来てなかったんですけど、この重さはワンクリックの結集なんですね」と重みを実感。「すごいですね。ありがたいです」と感謝した。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の正人役で注目を集めた中村。MCの今田耕司から「鈴愛をあんな振り方したらダメ」と言われると、「現場でも芽郁ちゃんとずっと『付き合っちゃえばいいのにね』って」とヒロインを演じた永野芽郁との会話を明かした。また、朝ドラの反響について「すさまじかったです。道を歩いてたら70、80代のおじいちゃんが『朝出てるね』って」とエピソードを交えて語った。ドラマに映画に引っ張りだこの中村のストレス発散法は、無心になってうさぎの動画を見ることだそう。「動物全部好きなんですけど、気がつくと夜中3時くらいになっているときがあります」と説明。「飼いたいんですけどね」と言い、「今、ハムスター2匹と古代魚を飼っています」と明かした。さらに、今田が「モテるでしょ?」と女性関係に切りこむと、「鈍感なのかもしれないですけど、わからないですね」と笑う中村。好きな女性のタイプについて「もうすぐ32歳になるんですよ。なので、わかんなくなってきました。何かあったんでしょうけど、僕のこと好きでいてくれたらいいやって思ってきました」と変化を明かすと、今田が「何があったんや!」とツッコんだ。「Yahoo!検索大賞2018」は、「Yahoo!検索」のデータをもとに、前年に比べて検索数が急上昇した人物や作品などに贈られるもの。集計期間は2018年1月1日から11月1日まで。
2018年12月05日現在放送中のドラマ「今日から俺は!!」にて、すでに“メインゲスト”として出演が決定していた俳優・中村倫也の役柄がついに発表された。西森博之のヤンキーギャグ漫画を実写化した本作は、主演の賀来賢人が“金髪パーマ”三橋貴志役を熱演するほか、伊藤健太郎、清野菜名、橋本環奈ら人気若手俳優、さらにムロツヨシや佐藤二朗ら本作の脚本・演出を手掛ける福田雄一作品お馴染みの俳優が出演。若手キャストが繰り広げる、もはや顔芸とも言える変顔、ムロさんの金曜日とのギャップなどなど、様々な方面で話題を呼んでいる。注目の若手だけでなく、本作には超豪華な“メインゲスト”や“スペシャルゲスト”も登場。第1話では小栗旬、第3話では柳楽優弥が登場し大いに盛り上がりを見せていたが、今回“メインゲスト”として出演のみが発表されていた中村さんの役柄が判明。その役柄は、“東京のワル”紅野。出演発表時、「今回は、洗練されたファッションに身を包み、三橋と伊藤をひたすらイラつかせるシティ派の不良という役」と中村さん自身が説明していた紅野。原作でも人気の高い、千葉VS東京が繰り広げられる「VS東京もん編」に登場し、ユタカ(平埜生成)、ゴロー(池田純矢)と共に、ここまで無敗無敵の三橋(賀来さん)&伊藤(伊藤さん)に初黒星をつける…!?「頑張ってチャラついた男を演じました。あ、久しぶりにアクションも頑張りました」と明かしていた中村さん。今回到着した写真では、飛び蹴りをしているようなカットも!頑張ったというアクションにもぜひ注目したい。さらに、“スペシャルゲスト”ではあの人が、世代にはたまらない、あの恰好で登場するという。「今日から俺は!!」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年11月04日俳優の中村倫也が高校教師役で出演するニキビ治療啓発動画『ニキビも、悩みも、小さなうちに。』が14日、WEB限定で公開された。この動画では、おでこにできたニキビに悩み自信が持てない女子高生と先生との甘酸っぱいやり取りが繰り広げられる。高校教師役は中村倫也、女子高生役は西本まりん。CMの楽曲は、曽我部瑚夏による女子高生の心情を歌詞にしたオリジナルソングとなっている。また、動画公開に合わせて、撮影の裏側をおさめたメイキング動画や、独占インタビュー動画もWEB限定で公開された。中村は動画の見どころについて「今回の作品は、女子生徒の乙女心に尽きるんじゃないですかね。彼女のニキビに悩みつつ、恋をしてるのかしてないのかは分かんないですけど、なんかそういうちょっとした青春な感じが、この高校の撮影を通じて、“ヒシヒシ”と感じています」とコメント。高校生時代、特に印象に残っている出来事を聞かれると「もっぱら勉強の虫だったので、優等生で来ていたので。まぁ、嘘なんですけど(笑)」とふざけてから、「文化祭とか楽しかったですね。出し物を考えて、クラスTシャツとか作ったり。体育祭とかイベント事は一致団結じゃないですけど、印象に残っていますね。キラキラしていたな、と思いますね。思い返すと。あとは…もっぱら、恋ですね」と語った。そして、ニキビに悩んでいる人に向けて「この作品を通じて、ニキビをどういう風に処置したらいいのかを学べると思いますので、是非参考にしていただいて、素敵な人生を歩んでいただければと思います。やっぱりニキビ1つでちょっと人の目が気になってしまったり1日ハッピーじゃなくなったりする素敵な乙女心をお持ちの方も多いと思いますのでぜひ適切な処置を施してやってください」とメッセージを送った。
2018年09月14日演じていることを感じさせない、自然体な表情に惹き込まれる。一見“ゆるふわ”な、中村倫也さんの素顔を追いかけました。中村倫也さんは、ふんわりとした穏やかな空気を纏ってふらりとスタジオに現れた。その立ち居振る舞いには気取りがなく余裕すら感じさせながら、W杯の話題を楽しげに語る姿にはやんちゃさものぞかせる。――俳優という道を選択された時、世間をザワつかせるような存在にとか、職人的な堅実な方向にとか、何か目指した形はありました?中村:両方ありましたよ。でも、当時、僕への需要がなかったんで、自分はしっかり下積みをやらなきゃいけないタイプなんだなって気づかされました。僕らの世代には、『ごくせん』とか『花ざかりの君たちへ』とか、若手の登竜門的作品がありましたが、かすりもしなかった。23~24歳の頃、河原雅彦さんと飲んでいた時に「キャスティングに倫也の名前を出しても、動員がないから通らないって言われるから、早く売れて」って言われたんです。やりたいことをやりたい人とやるには、ある程度の影響力が必要だと自覚した出来事でした。それで、そこからはちゃんと二兎を追おうと。20代の初め頃から、舞台では難しい役を振られることも多く、メインを張らせていただいたこともありますが、世間に広く知ってもらうためにはテレビドラマにも出ていかなくちゃと思ったんです。いまは、演技派俳優みたいに言っていただけるようになりましたが、それも一過性なんだろうなと思ってるところがある。そういう脳みそなんです。――評価されて、浮かれるみたいなことはないんでしょうか?中村:最近はもうないです。若い頃は、謎の野心と自信がありましたけど、いろんな通過儀礼でへし折られましたんで。大事なのはそこから何を積み重ねていくかだと思うんですけれど、その都度、向き合うべきことをやってきたら、たまたまいろんな人に面白がってもらえて、こんな感じになりました(笑)。僕は自分の成功体験をあてにしないというか…やったことのないことをやって、そこでいっぱい失敗したいんです。――失敗は、恐れない?中村:死にはしないですから。次の仕事で5倍取り返せばいいだけで。どんな経験も、それが傷になるか糧になるかは本人次第な気がするんです。自分自身が地面にしっかり根を張って立って、関わり合ってきた人としっかりコネクトしていれば、屋根を設えてもらえたりもするわけで。――ドラマ『半分、青い。』『崖っぷちホテル!』、映画『孤狼の血』と、近作だけでも役の幅が広いですが、これまでの仕事で、「この役が自分に来るなんて」と思った役はありましたか?中村:たいがいは驚かないんですが、『孤狼の血』は驚きました。まず、自分が演っている画が浮かばなかったです。白石(和彌)監督のなかで、いけるっていう目処が立っていたんだとは思いますが、見た目もこんなツルンとしていますし、人を殴ったこともないし、こんなペースでしゃべりますし、ヘラヘラしてますし…。――中村さんの場合、どんな役を演じていても、現実と地続きのリアルな手触りを感じます。中村:作品によっても、役柄によっても求められているものは違いますからね。なかには腕力で持っていかなきゃいけない時もあるし、共演者とのバランスを見て調整して。中村倫也が頑張っている、というのは絶対にバレちゃいけないとは思っています。――月並みですけれど、転機になった作品というと…?中村:よく聞かれるんですけれど、無数にあるんで本当に困るんです。やってない作品を出そうかな?(笑)――(笑)。では、こういう作品、こういう役のオファーを待ってます、というものはありますか?中村:いろいろやってきたなかで、恋愛ものは楽しいなと思います。恋愛すると、ちゃんとダサくなれるんですよね。ダセー奴って楽しいんです。感情移入しやすいし。――憧れのシチュエーションは?中村:(ドヤ顔の笑顔で)美女11人とのシェアハウス、でしょ。――オファー来たらどうします?中村:もしやったら、誰にも観られたくないです。ただ鼻の下を伸ばしているだけになりそうで…。――では、憧れる恋愛シチュエーションも伺っていいですか?中村:安心と安全の…『D-room』のような恋愛ですよ。…ってもう逃がしてよ。恥ずかしいんだから(笑)。――では、お仕事のない時はどんなことをされていますか?中村:…教えずにいたら、みなさんに気になってもらえますかね?――…では趣味とか?中村:あったら目をキラキラさせてしゃべってると思います。普通なんで内緒ぶってるだけなんです。八百屋行って、肉屋行って、家に帰って、台本を読んで寝る。ほんと普通なんです。芝居以外、何もないんですよ。なかむら・ともや1986年生まれ。東京都出身。俳優。’05年、映画『七人の弔』でデビュー。10月26日公開の映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』や『美人が婚活してみたら』(’19年公開)などの出演作が控える。シャツジャケット¥32,000(カベル/HEMT PRTEL:03・6721・0882)シャツ¥6,480中に着たTシャツ¥7,560(共にブラケットTEL:03・6416・8079)その他はスタイリスト私物※『anan』2018年8月8日号より。写真・尾身沙紀(io)スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・松田 陵(Y’s C) インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年08月05日俳優・中村倫也(31)が1日、ブログを更新。自身初の著書「中村倫也 最初の本『童詩(わらべうた)』」発売当日に、書籍化について「物創りの身としてこの上ない幸せです」と心境を明かした。「童詩」と題した投稿で、「記念すべき〝最初の本〟発売日。」と書き出し、「いくつになっても童心を忘れず、楽しみながら詩を歌いたい。それをみんなに届け、手渡し、記憶の中で旋律が続くように、歌い継がれるように。心踊る瞬間に出会えるように。そんな人間に、役者に、僕はなりたい」と、タイトル『童詩』に込めた思いに言及。「この造語はただのタイトルではなく、生き様の宣言になるような言葉を選んでつけました。僕らしく、一筋縄ではいかない、めんどくさいタイトル、心底気に入っております。笑」と明かした。同書は、雑誌『プラスアクト』が約5年にわたり追いかけてきた軌跡を1冊の本にまとめたもの。「なんだかんだと、あれよあれよと言う間に5年も続き、まさか一冊の作品群になるとは。しかも沢山の方々に手にとっていただけるとは。物創りの身としてこの上ない幸せです」と書籍化を喜び、「しかもまあ~ずっしりと重量級な本を。笑 完成した本を持って、マネージャーが『百科事典』と呼んでいました。なるほど、この分厚さに15万字という文字数を見れば、確かに中村倫也の解体新書なのかもしれません」とコメントした。さらに、「なにはともあれ一歩も外に出たくなくなるような連日の猛暑に、家でゆっくりとそうめんでもすすりながらヒラリハラリとページをめくってください。きっと色んな旅ができるはず」とファンに呼びかけ、「この作品が、少しでも皆さんの人生の栄養になり、童のような気持ちで明日を迎えられたら、僕は幸せです。じゃ、シーユー。」と締めくくった。
2018年08月02日シネマカフェが中村倫也を“ネクストブレイク男子”の1人に選んだのは、2016年初頭のこと。大ヒットドラマ「下町ロケット」を経て「お義父さんと呼ばせて」にレギュラー出演、主演映画『星ガ丘ワンダーランド』も控えていたことから、「次に来る“塩顔系”の若手演技派」として紹介した。そして2018年5月、いまや最新映画、NHK連続テレビ小説、民放連続ドラマ、世界Hulu配信ドラマと4本の作品に出演!その観る者を翻弄する役ヘのなりきりぶりで“カメレオン俳優”の名をほしいままにし、その都度、SNSを沸かせている。そんな中村さんの現在、目にすることができる“4つの顔”に迫った。■スカウトでデビューし、舞台で演技力が開花1986年12月24日生まれ、東京都出身の中村さん。高校1年のとき、松坂桃李、菅田将暉などを要する所属事務所にスカウトされ、養成所で演技を学び、ダンカンが監督・脚本を務めた2005年の映画『七人の弔』でデビュー。同年の村川絵梨がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「風のハルカ」にも出演した。吉高由里子、賀来賢人ら生徒役が超豪華な「太陽と海の教室」(2008年)では岡田将生をパシリ扱いする御曹司役を務め、大河ドラマ「天地人」(2009年)は終盤で豊臣秀頼役を演じるなど、ドラマのゲスト出演を数多くこなしていたが、主戦場は舞台だった。やがて、2012年にブロードウェイミュージカルの日本版「RENT」で主要キャストに抜擢され、芸能生活10周年の2014年に初座長を務めた「ヒストリーボーイズ」で「第22回読売演劇大賞」優秀男優賞を受賞したあたりから、ジワジワと注目を集め始める。是枝裕和監督の『そして父になる』(2013)、映画版『海月姫』(2014)、大河ドラマ「軍師官兵衛」などに出演。2015年は『マエストロ!』『ピース オブ ケイク』ほか出演映画が5本も公開され、舞台版「ライチ☆光クラブ」では、映画で古川雄輝が演じた“絶対君主”ゼラを演じ切った。ふり返れば、確かに2016年はターニングポイントの1つだったかもしれない。「お義父さんと呼ばせて」では渡部篤郎の息子で蓮仏美沙子の兄・葉理男を演じたが、彼には“女装”というヒミツの趣味があることが発覚。中村さんの女装姿は反響を呼び、ドラマ最終回を前に中村さん自身も葉理男ならぬ“ハリコ”の画像を投下するほど。さらに、「闇金ウシジマくん Season3」“洗脳くん編”での怪演ぶりも大きな話題となった。■昨年は映画5本&ドラマ8本をこなし、今年は「ホリデイラブ」が話題に2017年は、ベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門で正式上映された『愚行録』や、『3月のライオン』『笑う招き猫』『あさひなぐ』『先生!、、、好きになってもいいですか?』と5作の映画に出演。ドラマでは、「スーパーサラリーマン左江内氏」でムロツヨシ、「新宿セブン」で上田竜也(KAT-TUN)の“バディ”として印象を残し、「伊藤くん A to E」では夏帆に思いを寄せる脚本家“クズケン”を好演した。そうかと思えば、この3月まで放送されていた、あの「ホリデイラブ」だ!中村さん演じる妻に浮気をされた“サレ夫”・井筒渡が相手に反論の余地も与えないほど一方的にまくしたて、キレまくる、ドS男子どころではない鬼畜ぶり。その独壇場は“渡劇場”と称され、「わたるん」というカワイすぎる(?)呼び名も定着し、何度もトレンド入り。浮気をした妻(松本まりか)もかなりしたたかだったので、どっちもどっちな夫婦ではあったが、同クールに登場した「きみが心に棲みついた」の向井理や「トドメの接吻」の新田真剣佑と並んで“狂気的男子”とも呼ばれた。そんな中村さんがいま、「わたるん」とはとても同一人物には思えないほどの振り幅で、さまざまなキャラの男子を演じ分けている。■ゆるふわなモテ男子・朝井正人連続テレビ小説「半分、青い。」自ら「マシュマロ男子」と呼ぶ、ゆ~るくて、ふわふわした雰囲気のモテキャラを演じているのが、「半分、青い。」。現在、舞台は東京に移り、少女漫画家・秋風羽織(豊川悦司)に弟子入りしたヒロイン・鈴愛(永野芽)と大学生になった幼なじみ・律(佐藤健)はそれぞれ新生活がスタートしたが、5月12日(土)放送回に愛猫とともに初登場して以来、ちょっとした事件となっているのが、中村さんが演じる“マアくん”こと朝井正人の存在。律の大学の同級生で、アパートの隣人。複数の女性にモテながらも「別れ際はよく切れるナイフでスパッと。これ鉄則」とちょっぴり残酷なところも見せつつ、北海道訛りを隠すために“一文節ずつしか喋らない”という奇特キャラ。しかも、律とは因縁めいた過去があり、すっかり意気投合。「毎日かわいいマアくんが見られるなんてしあわせ」という声が聞こえる中、律とともに弓道部に入ったため、胴着姿も披露する。今週の予告映像には「鈴愛ちゃんの彼氏の正人」と自己紹介するシーンがあり、目が離せない展開が待ち受けていそうだ。■職人ツンデレ男子・江口竜二ドラマ「崖っぷちホテル!」また、4月からスタートした日本テレビ系日曜ドラマ「崖っぷちホテル!」では、“ホテル界の風雲児”・宇海直哉(岩田剛典)が立て直そうとする、崖っぷち老舗ホテルの競艇狂いの総料理長・江口を務めている。だが、宇海が下した早速の人事異動で総料理長を降格させられ、代わって新人パティシエのハル(浜辺美波)が務めることに!本作では、朝ドラのゆるふわな“マアくん”正人とは、テンションが真逆ともいえる。普段は競艇新聞ばかり見ており、底抜けに明るく天然なハルのツッコミ係だ。とはいえ、料理のこととなれば真剣そのもので、たとえ総料理長ではなくとも「料理ができればいい」「(お客に)おいしいと言ってもらいたい」という職人魂が、江口から透けて見えるようになってきた。最初は宇海を快く思っていない様子だったが、謎多き宇海の懐に入り込めるのは、もしかしたら江口だけかも。チームワークの良さが番組公式SNSからも伝わってくるが、ハルとの名(迷)コンビの行方と宇海の“荒療治”に興味は尽きない。後3時間#中村倫也 #クシャ感 #たまらないです #崖っぷちホテル #崖ホテ【公式】崖っぷちホテル!さん(@gakehote_ntv)がシェアした投稿 - 2018年 5月月13日午前3時36分PDT■ギラつく“狂犬”男子・永川恭二映画『孤狼の血』そんな中、役所広司をはじめ、松坂桃李、真木よう子、石橋蓮司、江口洋介など豪華キャストが集結し、2018年の映画界を代表する“事件”となりそうな『孤狼の血』(白石和彌監督)にも中村さんは出演している。<警察小説×『仁義なき戦い』>と評された柚月裕子の原作を映画化した本作は、近ごろの日本映画ではあまり見られない熱さとバイオレンス描写が話題となっており、週末興行ランキングでは初登場3位と好スタート。中村さんが演じるのは、尾谷組の一之瀬(江口さん)の元で働く若きヤクザ・永川恭二。白石監督が言うように、まさに「狂犬」そのものの血の気の多い若者で、刑事の大上(役所さん)に対しても、敵対する組員たちにもにらみを効かせ、ついにはある行動を起こす重要なキャラクターの1人だ。ちなみに、単なる偶然…ではないと思うが、本作のキャッチコピー「血湧き肉躍る」が「半分、青い。」のナレーションで言及されていたこともあった。■キレ者(?)刑事男子・柴田達也「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」そして、上記の3作とも、「左江内氏」の腰巾着お巡りさんとも異なる、段違いにしっかりとしたキャラクターなのが本作。警視庁捜査一課の柴田巡査部長を演じており、礼紋警部(滝藤賢一)が何かと警察部外者のシャーロック(竹内結子)を頼りにするのが面白くない。BBC版「シャーロック」でいえば、ロンドン警視庁のサリーや鑑識のアンダーソンのような立場ではあるが、日本オリジナルのキャラクターとなっている。「カットがかかっても永遠にアドリブで続けられる」と滝藤さんがコメントするように、この2人のコンビや、シャーロックと和都(貫地谷しほり)も加わった4人の会話シーンは、奇怪な事件を扱いながらもコミカルで見逃せない。本作は、Hulu×HBO Asia共同製作であり、世界19か国で配信されることにも注目だ。なお、WEBショートムービー「言えなかった男篇」(AGC旭硝子)では、『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』などの吉田大八監督と初タッグで、ミュージカルで培った圧巻の歌声とパフォーマンスを披露している。その歌声や身のこなしの素晴らしさは、映画やドラマで引っ張りだことなっても、舞台俳優・中村倫也の魅力を改めて思い起こさせてくれる。今後は秋公開の『オズランド笑顔の魔法おしえます。』、2019年公開の『美人が婚活してみたら』なども控えている中村さん。朝の顔となって、さらなる層にファンを広げた後はどんな“男子”を演じてくれるのだろうか?(text:Reiko Uehara)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2018年05月17日●エーススタッフのバラエティが日テレを包囲『ザ!鉄腕!DASH!!』を擁し、視聴率トップを独走する日本テレビ打倒を掲げ、各局がエース級のスタッフと大物タレントで相次ぎ新番組を投入した。2016年秋に勃発したこの"日7戦争"を、数多くのコラムや著書でテレビバラエティを分析してきた、てれびのスキマ氏はどう見ているのか――。○ついにゴールデン進出のテレ朝、狂っていたTBS「ストレートに見たい人は日テレ見りゃいいんですよ、敵わないもん、映像で」古舘伊知郎は、フジテレビでそう堂々と言い放った。11月6日に始まった新番組『フルタチさん』での一幕だ。この『フルタチさん』の開始で、いよいよ"日7戦争"が本格的に開戦した。日曜夜7時といえば圧倒的に日本テレビの『ザ!鉄腕!DASH!!』が強い時間帯だ。TOKIOがさまざまなことに挑戦するこの番組は、古舘の言うとおり、映像の説得力が絶大だ。その後の時間帯に控える『世界の果てまでイッテQ!』と併せ、他局を圧倒する高視聴率を出し続けている。そんな日曜7時が、この秋の改編で大きく注目されるようになった。テレビ朝日では『日曜もアメトーーク!』がスタート。その名の通り、これまで局を代表する人気番組にもかかわらず、木曜深夜にとどまり続けていた『アメトーーク!』が、ついに日曜ゴールデンタイムに進出したのだ。しかも、木曜深夜を残したまま。演出はもちろん、テレ朝バラエティ班のエース・加地倫三である。このところ"狂った"ような編成をしているTBSは、やはり狂っていた。なんとあの伝説の下世話番組『クイズ☆タレント名鑑』を、『クイズ☆スター名鑑』とタイトルを変え復活させたのだ。熱いファンに支持されていた番組とはいえ、当時も決して視聴率を取れる番組とは言い難かった番組。無謀ともいえる挑戦の演出はやはりTBSのエース・藤井健太郎だ。テレビ東京は、引き続き伊藤隆行プロデューサーによる『モヤモヤさまぁ~ず2』。この10月から、アシスタントを狩野恵里アナウンサーから、3代目の福田典子アナウンサーに変更したことで話題になった。このように、各局のエーススタッフによるお笑いバラエティが日テレを包囲したのだ。かつてないほど人気番組がひしめき合うこととなった。それにフジテレビの『フルタチさん』が加わった。なお、NHK総合では『NHKニュース7』『ダーウィンが来た!』という盤石の流れ。Eテレでは「感動ポルノ」批判などで大きな話題となった『バリバラ』が放送されている。○初回から日テレの牙城は崩せず"日7戦争"の火ぶたが切られたのは、『スター名鑑』と『アメトーーク』が初回スペシャルを組み、『モヤさま』もスペシャルで狩野アナの卒業と、新アシスタントの発表をした10月16日だった。迎え撃つ日テレも『鉄腕!DASH!!』と『イッテQ』のコラボレーション企画という、これ以上ない強力な企画で対抗。結果、視聴率は『DASH×イッテQ』が20.5%で圧勝。『日曜もアメトーーク!』は9.3%、『クイズ☆スター名鑑』は5.1%、『モヤさま』は6.8%にとどまった。そして『フルタチさん』が始まった11月6日は、城島茂と山口達也がサメ退治を学びに宮古島に行った『鉄腕DASH』が19.4%で揺るがず、「マイナー部活芸人」の『アメトーーク!』(8.0%)、伝統の「北」シリーズ「北赤羽」の『モヤさま』(7.1%)、『スター名鑑』を休止して放送された『ピラミッド・ダービー』スペシャル(7.6%)を寄せ付けなかった。新番組『フルタチさん』も8.2%で、日テレ、NHKに次ぐ3位と健闘したものの、日テレの牙城を崩すことはできなかった。●異質に映る『フルタチさん』○腹をくくる古舘伊知郎『フルタチさん』は、「世の中でひっかかること」を「通りすぎず、ちゃんと引っかかっていく番組」だという。初回では「トランプタワーがセントラルパークの眺望を独占できる理由」や「どうやって教科書の歴史は変わるのか?」といった「ひっかかる」疑問を解説したり、古舘自身が「Yahoo!ニュース」の編集部に潜入。「ヤフトピ」がどうやってできていくのかをレポートした。また、「おしゃべりモンスター」といわれる古舘伊知郎の脳を最新のMRIで検証したりもした。まだまだ手探りながら、「ケーキ戦争が渦巻いている中で、銀座で古ーい言問だんごのお店を開く」と番組開始前に語っていたように、純お笑い系の番組が重なっているこの時間帯の中で差別化するという戦略は成功しているといえるだろう。何より異質に映るのは、スタッフの"発注"通り役割をこなす司会者が多い昨今のバラエティ番組の中で、古舘伊知郎は自らが前面に立って、自らの色をハッキリと打ち出し、責任をまっとうしているように見えることだ。その腹のくくり方は12年間ため込んだ知識と鬱憤(うっぷん)の賜物だろう。「破れかぶれになってますね」『フルタチさん』で開口一番、古舘が言ったように、日テレに挑む民放各局は"負け戦"必至だ。だが、「ぶつかりながら、へこたりながらやっていきたい」という古舘の言葉は他の局の番組も同じ思いだろう。『スター名鑑』も『アメトーーク』も『モヤさま』も、視聴率至上主義に迎合されることなく、自ら「面白い」と思えることを表現している。『鉄腕!DASH!!』も同じだ。加えて言えば『イッテQ』も、ここに来てなお、みやぞんのような新たな"スター"を作り上げている。○かつての"土8戦争"のようにきょう13日放送の『フルタチさん』では、無声映画に弁士として古舘が実況に挑戦するという。『スター名鑑』は「クイズ!あいつ今ネタ何してる?」といういかにも『スター名鑑』らしい悪意を漂わせた新クイズが行われるようだ。『モヤさま』も、さまぁ~ずが「田舎エロス」と形容し、「出だしたか?」と言う新アシスタント・福田アナのキャラクターが徐々に発揮されてきた。面白い番組が重なってしまうのは視聴者としてはうれしい悲鳴だ。ちょっと分散してくれればいいのに、と正直思う。だが、かつて"土8戦争"の盛り上がりとともにテレビが活気づいたのと同じように、"日7戦争"がもっともっと盛り上がり、各局がしのぎを削っていけばまたテレビが活気を取り戻すはずだ。古舘伊知郎は『フルタチさん』の中で、自らをも鼓舞するように言った。「テレビよ、奮起せよ!」視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。戸部田誠(てれびのスキマ)1978年生まれ。テレビっ子。ライター。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『コントに捧げた内村光良の怒り』(コア新書)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)などがある。
2016年11月13日2015年の年間平均視聴率18.3%と、日曜19時台でトップを走る日本テレビ『ザ!鉄腕!DASH!!』(19:00~19:58)。この打倒に向け、今回の10月改編では、ほかの各局から強力な新バラエティ番組が次々に投入されることになった。テレビ朝日は、木曜23時台の『雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!』を、日曜19時台(18:57~19:58)でも放送し、週2回放送の体制に。「絵心ない芸人」「運動神経悪い芸人」などの人気企画を抱え、これまで何度もゴールデンタイムで特番を放送して結果を残しており、満を持しての進出となる。加地倫三ゼネラルプロデューサーは、激戦区での戦いにも「どんな感じになるのか、自分でも楽しみにしている部分はあります」と話している。TBSは、加藤浩次・赤江珠緒の『この差って何ですか?』を火曜19時台に移動させ、『クイズ☆スター名鑑』を投入。2010~2012年に日曜20時枠で放送されていた、ロンドンブーツ1号2号・田村淳MCの『クイズ☆タレント名鑑』を復活させるもので、菊野浩樹編成部長は「一部の視聴者の熱狂的なファンがついた番組ですけど、演出の藤井健太郎がパワーアップして、進化した番組として戻ってくる」と期待を語る。過去の人気クイズに加え、新クイズも登場する予定だ。フジテレビは、古舘伊知郎メインの2時間バラエティ『フルタチさん』(19:00~20:54)がスタート。宮道治朗編成局次長は「私のテレビ人生をかけて、日曜を戦っていきたい」と意気込む。同局では、火曜深夜にも古舘メインで新番組『トーキングフルーツ』(24:25~24:55)を編成し、両番組が連動する展開も想定しており、宮道局次長は「他局のバラエティとは一線を画すキャスティング、企画が展開されることになる」と予告した。テレビ東京は、現在放送中の『モヤモヤさまぁ~ず2』(18:30~19:54)を引き続き編成。アシスタントの狩野恵里アナウンサーが秋で卒業することが発表されているが、高野学編成部長は6日の改編説明会で「後任が誰になるのかを含めて、話題性で対抗していければ」と戦略を語る。ちなみに、後任を局アナから選ぶかどうかは「それを含めて、今日のところは人選中」とした。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年09月06日MCに「雨上がり決死隊」(宮迫博之・蛍原徹)を迎えて毎週木曜日の23時15分から放送されている人気バラエティー番組「アメトーーク!」(テレビ朝日)が、10月から日曜のゴールデンタイムに進出することが決定。現在の木曜の枠はそのままに、週に2回の放送となることが発表された。2003年から、13年以上にわたって人気バラエティー番組として放送されてきた本番組。今回、新たに日曜のゴールデンタイムという枠が増え、週に2回の放送が開始される。深夜とゴールデンという2つの枠となるにあたり本番組の演出・ゼネラルプロデューサーである加地倫三は「マニアックなテーマをポップに発信していくというスタンスは変わらず、子どもから大人までゲラゲラ笑えるような番組にしていきたいと思っています」とコンセプトを明かした。収録スケジュールに「正直しんどいです(笑)」とぶっちゃけるのは番組MCの宮迫さん。これまで昼に1本、夜に1本撮影というスケジュールで、その間には帰宅し家族との時間を過ごしていたそうだが、加地氏より「今後はその空き時間にもう1本撮ることになるかも(笑)」と言われると「いや、それはアカンアカン!(笑)」と思わずツッコミ。蛍原さんは「僕らもそうだけど、スタッフのほうが大丈夫かなと思う」と心配し、宮迫さんも「演者もスタッフも疲れきってクオリティ下がってしまったらしょうがないからね」と、本数が増えることで質が下がってしまわないかと不安げな様子も…。一方で子どもも視聴するゴールデンタイムが増えることでの意気込みも強く、「日曜はやっぱりゴールデンですからね。子どもたちが見て面白いものがいいですよね」と宮迫さん。加地氏も「これまでにゴールデンで放送したスペシャルも、子どもたちがたくさん見てくれていたみたい。だからわかりにくいことはあまりやらずにいたいです。僕らが子どもの頃って毎週楽しみにしていたバラエティー番組があったでしょう?そんな番組を作りたいと思って…」と抱負を語っている。「アメトーーク!」は毎週木曜日23時15分~から、「日曜もアメトーーク!」は10月から毎週日曜18時57分~テレビ朝日系で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年09月05日テレビ朝日系『雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!』(毎週木曜23:15~24:15)が、10月から日曜ゴールデンタイムでも放送されることが4日、分かった。毎週日曜(18:57~19:58)枠で放送され、継続する従来の木曜23時台と、週2回の放送となる。2003年4月に月曜24時台でスタートし、13年以上にわたって続く同番組は、お笑いコンビ・雨上がり決死隊のMCで、「絵心ない芸人」「中学のときイケてないグループに属していた芸人」「運動神経悪い芸人」といった、さまざまな"くくり芸人"を集めた企画を中心に人気を集めてきた。これまでも特番でゴールデンでの放送はあったが、いよいよレギュラーとして進出することになる。宮迫博之は、週2回の放送に「正直しんどいです(笑)」と本音を吐露しながら、「いまのスケジュールの中で収録がどうハマっていくのかな」と心配。これまでは、昼間に1本収録し、その日の深夜にもう1本収録するスタイルで、その間に1回帰宅していたそうだが、加地倫三ゼネラルプロデューサーが「今後はその空き時間に、もう1本撮ることになるかもしれない(笑)」と予告すると、宮迫は「いや、それはアカンアカン!」、蛍原徹も「僕らもそうだけど、スタッフのほうが大丈夫かなと思う」と思いやった。長きにわたって番組が愛されている理由について、宮迫は「トーク番組なんだけど、集団コントみたいなところがある。みんなで協力し合って同じ方向を向いてできるトーク番組、という面では他の番組とは違うかな」と分析。蛍原は「身内というか業界の中の人や芸人仲間たちから面白いと言ってもらえるようになったところから始まって、それが徐々に世間に広まっていったような気がしますね」と振り返る。これまでで印象に残っている回に、宮迫は「運動神経悪い芸人」と回答。「膝がうまく曲がらない"ヒザ神"(フルーツポンチ・村上健志)とか、ボケでもあんな動きはできないから衝撃受けたんですよ(笑)」と理由を語る。一方の蛍原は「絵心ない芸人」を挙げ、「僕も絵心がないので、(ゲストの)芸人さん側の気持ちがわかる回なんです」と共感していることを明かした。あらためて、日曜ゴールデンでの展開について、宮迫は「子供たちが見て面白いものがいいですよね」と構想。一方で、加地GPは「あまりゴールデンと深夜ということにとらわれずにやっていってもいいのかもしれないですね。撮ってみてから逆にしてみたり…」と思案しながら、激戦区での戦いに「どんな感じになるのか、自分でも楽しみにしている部分はあります」と期待を語った。最後に3人は、自身にとって『アメトーーク!』とは?との質問に回答。宮迫は「芸人さんの遊園地」、蛍原は「僕らの軸となっているとても大切な番組」、加地GP「芸人さんとの部活動」と、それぞれ表現した。なお、同局でバラエティ番組が週2回放送されるのは、2010年7月から2011年9月まで、水曜23時台に『シルシルミシル』と、日曜19時台に『シルシルミシルさんデー』という、くりぃむしちゅー出演の番組が放送されてた時期以来、5年ぶりとなる。
2016年09月05日●年々上がっていく『9係』の視聴率テレビ局が一斉に衣替えを行う春の番組改編。今回も各局、課題の時間帯に新番組を投入したり、リニューアルを図ったりと、録画視聴が増える中でリアルタイム視聴を取り込むためのタイムテーブルを作成した。この戦略を考えるのが、"テレビ局の中枢"とも言われる「編成部」。今回は、民放キー局の「編成部長」に、春改編を総括してもらい、今後の展望についても語ってもらった。2番目に登場するのは、視聴率争いで2位につけるテレビ朝日。"万年4位"と言われたのは遠の昔で、すっかり上位グループが定位置となったが、その原動力でもある機動的な編成が、この春改編でも威力を発揮したようだ。(視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区)――吉田慎一社長が4月の定例会見で、今年の春の改編について「強い手応えを感じている」と話されていました。まずは連続ドラマが好調でしたね。全話の平均視聴率は『警視庁捜査一課9係』が12.3%、『グッドパートナー 無敵の弁護士』が10.8%、『警視庁・捜査一課長』が10.3%となり、4月クールの民放連続ドラマのベスト5に3作品が入りました。なかなか難しい時代ですが、その中でも安定した結果で踏ん張ったのは、良かったと思います。――連続ドラマがプライム帯全枠で平均2ケタをキープしたのはテレ朝さんだけです。特に『9係』は、今シーズンがこの3年で一番良かったんです。平均11.4%→11.8%→12.3%と、どんどん上がってきています。11年目で年々上がっているのは、非常にうれしいです。――『捜査一課長』の内藤剛志さんも、シリーズ化を意気込んでいました。めちゃくちゃ気合入ってますよね! 僕も尊敬する人で、熱くて紳士的なんです。「必ずホシを挙げる!」という名セリフがあるんですが、本当は「ホシを挙げろ!」だったのを、部下たちに偉そうで失礼だというとことで、内藤さんのアイデアで変えたんです。――23時台の『不機嫌な果実』も好調でした。芸能人の不倫ニュースが次々に出る中で、抜群のタイミングでしたね(笑)4月から方々より取材を受けました(笑)。ドラマの準備は相当前からやるので、このタイミングでの放送は本当にたまたまなんです。放送枠の「金曜ナイトドラマ」は、これまで全部で618回放送されているんですが、その中でも『不機嫌な果実』は多くの若い女性からの支持を頂きました。――バラエティに目を向けると、春改編で大きかったのは『ロンドンハーツ』と『世界の村で発見!こんなところに日本人』(ABC制作)の枠移動ですよね。長い期間をかけて作業してきて、ようやく悲願を成就したんですが、移動して良い結果が出ています。『金曜★ロンドンハーツ』はここまで、移動前の火曜の前クール平均と比較して+1.3ポイントの平均11.0%で、これは全局の4月クールの新番組・移動番組で1位です。金曜の『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』『ミュージックステーション』からの縦の流れが非常にうまくいきました。引っ越しというのはなかなか難しい作業なんですが、現場でも相当丁寧に作業をしてもらいました。1月という早い段階から移動を発表し、宣伝を始め、何より加地倫三ゼネラルプロデューサーの金曜21時に合った演出プランもハマりました。『―日本人』の方も、『林修の今でしょ!講座』『みんなの家庭の医学』と、大人の視聴に耐えられる縦の流れで、金曜の前クールから+2.0ポイントとなっています。―――移動といえば『ビートたけしのTVタックル』も、月曜23時台から日曜昼になりましたね。こちらも同時間帯で前クール+1.2ポイントで、6月19日には8.1%をマークしました。昼帯の激戦区に、いい形で乗り込んでいけたかなと思っています。――バラエティの新番組では、深夜からゴールデンに進出した『あいつ今何してる?』がスタートしました。初回11.8%でスタートして、現在平均10.3%です。6月22日に放送した3時間スペシャルが12.2%と徐々にエンジンがかかってきました。深夜に放送していた時から旋風を巻き起こしていた番組で、1月のゴールデンの特番で12.9%をとったので、半年で一気に19時台に昇格できました。――『あいつ今何してる?』もそうですが、『しくじり先生』も『ぶっちゃけ寺』も深夜のレギュラー化から半年でゴールデンに進出しています。テレ朝さんは相変わらず、この判断が早いですね。深夜で成功した体験をすぐにゴールデンへというプレースタイルは、若いチームもよく分かっているので、命がけで頑張って這い上がって来てくれます。ここのところ、ゴールデンに上げた番組が踏ん張ってくれていますね。――そうすると若い制作者の方が中心になるので、現場も活性化しますよね。この4月から23時台では『橋下×羽鳥の新番組(仮)』も始まりました。こちらも、討論スタイルになってからいい形で上がってきました。8%台を連発して、右肩上がりになっています。(C)テレビ朝日 (C)ABC●日曜ゴールデンを再強化しなければ――深夜2時台で始まった『あるある議事堂』も早速ゴールデンで特番放送されました。テレ朝さんの編成にはそうした機動力をすごく感じるのですが、先日急きょ放送を決められた『猪木vsアリ』でも、その姿勢が見えました。これは(早河洋)会長から提案があって、総合編成局長と相談して、すぐやろうと決めました。月曜の朝いちにアイデアをもらって、昼には決定して、夕方にはスタッフを招集して、放送予定だった『ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV』の編集を止めて、そのスタッフの何人かに協力してもらい、4日間で2時間特番を作りましたからね(笑)。数字はどう出るか分からなかかったですが、やはり『猪木vsアリ』を中継した局として、このタイミングで放送しなかったら、ファンにも視聴者にも失礼だなと思い、『キリトルTV』もスポーツの番組でしたので、理解してもらえると考えて編成しました。ラストのナレーション原稿は、私が書いたんですよ(笑)――さすがスポーツ局ご出身ですね(笑)。ところで、この春の改編といえば、『報道ステーション』も大きく変わりましたね。古舘伊知郎さんの後を継いだ富川悠太キャスターが頑張っています。6月15日は初めて15%台の大台を突破して、翌16日にも15.2%をとりました。昨日もスタッフを激励しに行ったのですが、沸いていました。――古舘さんも、その前の『ニュースステーション』の久米宏さんも、フリーアナウンサーで成功された方がキャスターに就いてきた中で、局アナである富川アナがメインになっても結果を残しているのは、どのように分析していますか?当然視聴者の皆さんから支えられている"報ステ"のブランド力もありますし、富川アナは番組の立ち上げから12年間、現場で汗をかいてきたので、その若さや行動力、情報を伝えるパワーが、評価されているのだと感じています。――朝の情報番組『グッド!モーニング』『羽鳥慎一モーニングショー』も好調と聞いています。テレビ朝日は長らく朝の時間帯が課題でした。僕の同期が編成部の報道担当として、報道・編成・バラエティから人を集めてチームを作り、改革の会議を始めたんです。そして昨年『グッド!モーニング』のチーフプロデューサーに異動して、そこから一気に跳ね上がりました。最近数字が良いので差し入れを持って行くと、スタッフルームに入った瞬間、全員が拍手で迎え入れてくれて、とにかく元気がいいです。――現場の雰囲気が良くなっているんですね。そうです、そうです。やはりテレビって現場の雰囲気が良いとキャスターも含めてその雰囲気が画面から自ずと出てきますし、企画もどんどん良いものが出てきて、数字もどんどん右肩上がりになるんです。6月6日からの週も、7時台は毎日8%を超えて、4月クールの平均は7.8%と、前年同期から2.3ポイント上げています。それで次の『モーニングショー』にもいい形で渡せて数字が上がり、次の『じゅん散歩』も人気で、『ワイド!スクランブル』の第1部も横並びトップで、こうして平日の午前帯が良いと、会社も明るくなりますね。この1年で衝撃的な躍進です!――打つ手打つ手が、次々にうまく行っている印象があります。いや、4月クールはまだ第1段階を突破できたかなという感じですね。現場のチームはもっと数字をとりたいと思っています。これから夏・秋・冬をへて、1年をかけてどういう視聴習慣が作れるかが勝負ですね。――今後の話をお伺いしていきたいのですが、次の7月クールドラマへの期待はいかがですか?まずは『刑事7人』の第2弾が帰ってくるのが大きいですね。そして、テレ朝で初めて遊川和彦さんが脚本を担当する、木曜ドラマ『はじめまして、愛しています。』も、『グッド!モーニング』のように、チームが激アツなんです。遊川さんのリーダーシップもあって、早くも現場がすごく盛り上がっています。それから、昨年の『土曜ワイド劇場』で高視聴率を獲得した『女たちの特捜最前線』も超ご期待。『グ・ラ・メ! ~総理の料理番~』も、原作漫画が面白いですし、料理もドラマも充実しています。――夏休みには3年目となります「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」(7月16日~8月28日)がありますね。編成としての盛り上げも予定されていますか?僕が初代キャプテンだったので、もう全面的にバックアップして、これでもかっていうくらい、四六時中お祭りを取り上げますよ! 地上波に限らず、BSもCSもAbemaTVも含めていたるところで公開放送、中継、収録など、相当な連携があります。特に今年は、7階の社員食堂を「バラエティ食堂」として毎日開放するので、社運もかかっていますよ。――さて、今後の10月の改編の展望もお伺いしたいのですが、課題の時間帯はどこですか?最激戦区である日曜日の夜ですね。あの手この手を使っていろいろやっていますが、月曜から土曜まで良いのに、日曜でガクンと落ちることも結構あります。朝から夕方までは昨年から『報道ステーションSUNDAY』が良い時は8%とか11%もとるコンテンツになってきて、昼の『TVタックル』、午後の『路線バスで寄り道の旅』も好調なので、ゴールデンの砦を、なんとか再強化しなければいけないのが、一番の課題ですね。日テレさんが強い時間帯なので、長年の課題ですが、10月以降もいろんなことは考えています。――『相棒』もシーズン15となって、また始まりますね。そうですね。2000年の土曜ワイド劇場から放送しはじめた『相棒』も16年目に突入し、来年、劇場版も予定しています。それに加え『ドクターX』の第4弾も帰ってきます。テレビ朝日は、一回で終わるのではなく作品を大切にして2回、3回放送していくというのが独特のスタイルかもしれませんね。また、9月1日からは、サッカーワールドカップのアジア最終予選が始まります。1年間かけて、10試合の地上波独占放送がありますので、これが一番大きいですね。(C)テレビ朝日
2016年06月27日俳優・中村倫也が主演を飾る話題作『星ガ丘ワンダーランド』のプレミア上映会が2月10日(水)、都内で行われ、中村さんをはじめ、共演する新井浩文、佐々木希、菅田将暉、市原隼人、木村佳乃、松重豊、柳沢翔監督が出席した。昨年は5本の出演作公開に加えて、高視聴率ドラマ「下町ロケット」での好演も記憶に新しい中村さん。豪華なキャスティングが実現した本作について、「皆さんの名前を見て、ビックリしました。贅沢でスリリングな体験だった」とふり返った。星ガ丘駅の「落し物預り所」に勤務する温人(中村さん)のもとに、20年前に突然姿を消した母親の訃報が届き、義理の姉弟の存在が明らかに…。母の死をめぐるミステリーを軸に、温人と兄、そして義理の姉弟という2つの家族が過去と向き合い、未来を見つめる人間ドラマに仕上がった。劇中には中村さんと義理の弟を演じる菅田さんが思いをぶつけ、殴り合うシーンがあり「ボッコボコにしました。もちろん、いろんな気持ちの流れがあってのことなんですけど、結果的には倫也くんの流し目にイラっとして(笑)。あれは倫也くんのせい!」と釈明する菅田さん。同じ所属事務所の先輩である中村さんは「撮影が終わったら、お互い後頭部にナゾの痛みが残って…」と渾身のワンシーンを語った。また、佐々木さんはほぼノーメイクで演技に臨み、「ここまでスッピンに近い役は初めてで、新鮮でした。新しい佐々木希を見てもらえるはず」と新境地に手応え。物語のカギを握る母親役の木村さんは「ここに並ぶ4人を見ると、“濃い”子どもたちだなと思う(笑)」と“わが子”中村さん、新井さん、佐々木さん、管田さんに目を細めていた。『星ガ丘ワンダーランド』は3月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月10日中村倫也が舞台初主演する『ヒストリーボーイズ』が8月29日、東京・世田谷パブリックシアターで開幕した。舞台『ヒストリーボーイズ』チケット情報2004年ロンドンで初演されローレンス・オリヴィエ賞を受賞、NYブロードウェイでも上演され高い評価を得ている作品。名門大学を目指すイギリスの男子高校生たちの成長や葛藤、教師たちとの対立を描く。中村は新任の教師役。開幕前に行われた会見では「無理をしてもしょうがないので、自然体でいこうと稽古にはいりました」と初主演に気負いはない。「この作品で面白いのは、あることの結果を最初の1、2幕で提示しているところ。お客さんが後から『あ、あの時のあれは、こういうことなのね』と想像できる楽しみがある」と見どころを話しながら「繊細に演じられたら」と意気込んだ。一方クラスの優等生役で出演する松坂桃李は「悩んで葛藤して稽古場で大きな失敗を繰り返して、セリフのひと言ひと言の深さと面白さが理解できました」と手応えを話していた。出演はほかに、浅野和之、鷲尾真知子、太賀。公演は9月14日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、9月18日(木)から9月21日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて。チケット発売中。
2014年09月01日