帰国子女でミスター慶應、180cmの高身長に、小顔&塩顔イケメン。そんな“ハイスペック男子”といわれて久しい古川雄輝が、いま読売テレビ・日本テレビ系深夜の木曜ドラマ「ラブリラン」で新たなファンを獲得しているという。「イタズラなKiss~Love in TOKYO」の“入江くん”をきっかけに、日本はもとよりアジア各国や世界にも知られるようになった古川さん。30歳を迎え、確かに新たな境地へと足を踏み入れているようだ。■ドラマデビューは意外にもヤンキー!?クールで柔らかな物腰、ポーカーフェイスから時折現れるくしゃっとした笑顔、意外なほどに男っぽくセクシーなイケボに、逆三角形の肩幅としなやかな長い手指。その魅力は、いくらでも挙げられそうな古川さん。2013年、多田かおる原作の大人気少女漫画をドラマ化した「イタズラなKiss~Love in TOKYO」(以下、イタキス)が日本と中国で配信されて大ヒット。主人公のIQ200の超天才ツンデレ男子・入江直樹はハマリ役となった。それもそのはず、正真正銘の“ハイスペック男子”である古川さんは、1987年12月18日、東京都生まれ。7歳から15歳までカナダで過ごし、16歳で慶應義塾ニューヨーク学院に進学。2009年、慶應義塾大学理工学部3年のときにミスター慶應コンテストでグランプリを獲得し、翌2010年「キャンパスターH★50with メンズノンノ」にて演技力を高く評価され、審査委員特別賞を受賞して芸能界入りした。映画初出演は、溝端淳平演じる主人公のクールな親友・朝丘唯役を演じた2011年の『高校デビュー』。ちなみに、同じく親友役を務めた菅田将暉とは最新映画『となりの怪物くん』で尊いほど麗しくも愛憎入り交じった兄弟役で再共演。また、同年の「アスコーマーチ~明日香工業高校物語~」で松坂桃李、賀来賢人、永山絢斗らがいる工業高校のおしゃれなヤンキー・岸役という、いま思えば異色のキャラでドラマデビューを果たしていた。その後、大河ドラマ「八重の桜」や月9ドラマ「5→9 私に恋したお坊さん」ほか、映画『脳内ポイズンベリー』ではフリーターの年下男子、いくえみ綾原作『潔く柔く』ではキーパーソンとなる清正役を演じた。2017年には、「べっぴんさん」でヒロインの親友・君枝の息子・健太郎役で朝ドラに初出演、温和で優秀な青年“健ちゃん”は注目を集めた。現在でも「イタキス」効果もあって中国での古川さん人気は凄まじく、中国版Twitter「weibo」のフォロワー数は約160万人を誇っている。■これまでのイメージを1度壊した『ライチ☆光クラブ』医師や商社マンなど、エリートのイメージが強かった古川さんだが、1つの転機となったのは『ライチ☆光クラブ』(2015)だろう。鬼才漫画家・古屋兎丸によるロングセラーコミックを実写映画化した同作は、野村周平をはじめ若手イケメンキャストの豪華共演が話題となったが、その中で古川さんが演じたのは、絶対的なカリスマ性を持つ“帝王”・ゼラ。当時のシネマカフェのインタビューで「ファンの方を含め、好意を持って観てくれる方たちが、この人憎いな、嫌なヤツだなって思ってもらえること、ショックを受けてもらうのが狙いです」と語っていたように、ゼラは“光クラブ”を仕切る冷淡な独裁者であり、初日舞台挨拶の際には開口一番、「おはよう、廃墟の恋人たち…。この薄汚いブタどもっ」と、ゼラのキャラになりきった挨拶でファンの悲鳴をさらっていた。特に衝撃を与えたのは、“光クラブ”随一の美少年ジャイボを演じた間宮祥太朗とのキスや“ライチプレイ”をはじめとする妖艶シーン。間宮さんにとっては“初めてのキスシーン”であり、もちろん古川さんにとってもここまで過激なシーンは初めてだったはずだが、「やってる本人としては、そんなにやばくないというか、他のシーンと変わらない感覚なんですけど」(プレミア上映イベントにて)と、どこまでもクール。果ては「あのキスシーンはもっと激しくてもよかったかなぁと、ちょっと反省しているんです」「もっとグロくてもよかったなって」(同インタビュー)とまで語るほど!確かにショックは受けたものの、これほどまでの圧倒的で多面的なキャラクターを演じられるのは、やはり古川さんしか思いつかない。■映画『曇天に笑う』やドラマでも新たな一面見せる古川さんはその後も1作ごとに新たな一面を披露し、さまざまな“顔”を見せてきた。韓国映画『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督がメガホンをとった日韓合作のラブストーリー『風の色』(2016)では、華麗なテクニックを見せる天才的マジシャンと姿を消した恋人を探す男を一人二役で演じきった。3月に公開された『曇天に笑う』も福士蒼汰を筆頭に注目イケメン俳優が勢揃いしたが、古川さんにとって初の本格アクション、しかも殺陣に初挑戦した作品となった。共演の桐山漣とのインタビューでは「純粋にアクションシーンは格好いい!」と語りつつも、「難しかった点は、とにかくアクション。犲(ヤマイヌ)の中でも一番強いキャラクターなので、強く、華麗に(安倍)蒼世のような動きでアクションをするのが難しかった」と撮影をふり返ってコメントを寄せており、その言葉の裏には並々ならぬ努力が伺える。さらに、「サカナクション」による主題歌「陽炎」に乗せた映画公式ダンスPV「曇天ダンス~D.D~」が公開された際には、「え、古川雄輝、踊れるの!?」と思った方も多いかもしれない。高校時代からブレイクダンスをはじめ、大学時代にはダンスサークルの代表も務めていたとか。キレッキレなソロパートのブレイクダンスの振り付けは、古川さん自身によるもの。同じく慶應義塾大学出身として知られる岩田剛典(EXILE/三代目 J Soul Brothers)は別のダンスサークルに所属しており、同じ年のミスター慶應コンテストのファイナリストだったという縁もある。その一方、原作完結後初の映像化となったNetflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」では主人公・藤沼悟役を務めた。まず、声がいいので【リバイバル】して小学生に戻ったときには子役(内川蓮生)の熱演に古川さんのイケボナレーションが重なり、観る者の心情をいっそうかき乱していく。加えて、うだつの上がらない“浮き草”のような29歳の青年が、精神的にも、肉体的にも苦悩しながら、友情と絆を強力な武器に活路を見出していく様は痛快でさえあった。かと思えば、昨年10月期の金曜ナイトドラマ「重要参考人探偵」では、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、小山慶一郎(NEWS)という2人のジャニーズとともに人気モデル役を演じた。しかも、茶髪でロン毛、チャラくてちょっぴり天然!明るい性格で年齢を問わず女の子大好きなため、いつも死体の第1発見者=重要参考人になってしまう弥木圭(玉森さん)、クールな名探偵(?)気取りの周防斎(小山さん)とのトリオの中で、聞き込み上手なシモン藤馬を好演。これまでにないベクトルのムードメーカー的役回りで、“カワイイVer.”の古川さんを見せた。なお、下着のファッションショーやしっぽり温泉入浴などのシーンでは見事な腹筋も披露している。また、大の猫好きとしても知られ、NHK総合の「もふもふモフモフ」に出演、もふもふを訪ねて熊本県・黒川温泉へ向かい、ニャンコたちと触れ合う様子なども見せている。■「ラブリラン」は大人になった“ドSツンデレ”が大好評幅広い役柄に挑んできた古川さんだが、まるで30歳を節目とするかのように、「イタキス」のようなドSツンデレ男子となって帰ってきたのが「ラブリラン」。古川さん演じる営業マン“まっちー”こと町田翔平は大好評を博しており、Twitterでは「マジイケメン」「相変わらず最高」といった従来のファンに加えて、「かっこいい。何者」「まちださんって役の人がクールイケメンだった!」といった新たなファンの声が相次ぎ、「可愛い」「愛おしい」「ドキドキする」「キスの仕方がエロい」という声も上がるほど。注目なのは、今回はスマートな完璧エリートではない点だ。記憶喪失中のさやか(中村アン)と同棲していたが、自ら別れを告げている上、さやかが15年間片思いしていた鷺沢亮介(大谷亮平)に告白したら嫉妬したり、元カノのトップモデル・小笠原杏子(大政絢)が登場したりと、すっかり他者に翻弄されている。第5話では、大手広告代理店から、さやかが勤務する小さな制作会社に転職したことも明らかにされた。そんな町田は、一見クールを装いながらも、内面には熱い情熱や繊細さを秘めたキャラクター。仕事で行き詰まったさやかに「あんたなら出来る」と発破をかけたり(言われたい人多数)、無理をして寝込んでしまった折、フォローしてくれたさやかにハグで感謝を示したり(されたい人多数)と、“ツン”から“デレ”への振り幅が尋常ではない。それでいて、仕事にも、恋する相手にも真摯に向き合おうとしており、古川さん史上最も地に足のついた、不器用で人間味にあふれたキャラといえる。そこに新規のファンが惹かれていくのは、当然といえば当然だろう。この町田役について古川さんは、自分自身と「ほぼほぼ一緒です(笑)特にちゃんと自分の気持ちを伝えられない所はなんとなく近いかなという気がします」と明かしている。一方、先日WOWOWで放送がスタートした舘ひろし主演の連続ドラマW「60 誤判対策室」では、初めての弁護士役に挑んでいる。死刑囚を再調査し、冤罪の可能性を探る「誤判対策室」を舞台に繰り広げられる法廷ミステリーで、舘さん演じる刑事は定年間近、星野真理演じる検察官は“左遷”同様という中、古川さんが演じるのはデキる若手弁護士。らしいといえば、らしい役だが、『私の男』『武曲 MUKOKU』などの熊切和嘉監督だけに濃密な人間ドラマも期待できる。ますます進化を遂げる俳優・古川雄輝は、これからも観る者を惹きつけていくはず。2018年を代表する俳優の1人にもなることだろう。(text:cinemacafe.net)■関連作品:曇天に笑う 2018年3月21日より全国にて公開©︎映画『曇天に笑う』製作委員会 ©︎唐々煙/マックガーデンとなりの怪物くん 2018年4月27日より全国東宝系にて公開©2018映画「となりの怪物くん」製作委員会©ろびこ/講談社
2018年05月10日中村アンが古川雄輝、大谷亮平演じる2人の男性との間で揺れ動くヒロインに扮した木曜ドラマF「ラブリラン」の第5話が5月3日深夜オンエア。今回は古川さん演じるクールな町田がピンチに!古川さんの演技に「可愛い」「愛おしい」の声が続出中だ。天沢アキの人気コミックをドラマ化した本作。記憶を失った3か月の間に別人のような生活を送っていた30歳地味女子・南さやかを中村さんが演じて主演、さやかが15年間片思いを続けていた「ワイルド甘々男子」鷺沢亮介に大谷さん、記憶を失くしてる間さやかが同棲していた「ドSツンデレ男子」町田翔平を古川さんが演じ、町田の元恋人のトップモデル・小笠原杏子に大政絢、亮介の恋人のデザイナー・青山瑞希に片瀬那奈といったキャスト。第5話には町田に恨みを持つ元取引相手の小松役で尾上寛之がゲスト出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。杏子の発案で記憶を取り戻すため“再現デート”をすることになったさやかと町田。最初はなかなか記憶が戻らなかったさやかだが水族館で優しい町田の姿を思い出す。そんなさやかに杏子は「記憶が戻ったら私が戻ることになってるの」と復縁するつもりだと伝える。その頃町田はさやかが進めていたジュエリーの案件が突如キャンセルになったことを知らされる。原因はかつての仕事相手で町田に恨みを持つ小松の仕業だった。立場が逆転したことで復讐しようとする小松に頭を下げ、徹夜で資料を作る町田だが高熱で倒れてしまい…というのが第5話のストーリー。今回の見どころはなんといってもこれまでクールな姿が印象強かった町田の優しさが見えるシーンの数々。今まであまり見せることのなかった笑顔には「今の笑顔可愛い」「町田くん優しいがすぎる」「デートで楽しそうに笑う町田くんが愛おしい…」などの声が続出。さらにさやかに対し「急に振り向かないでください」と照れをみせる場面には「鳥肌レベルかっこいい」「クールな人が照れたときほどにやけが止まらない」「普段ツンツンしてる人が照れるのはマジ可愛い」と、これまでクールなキャラだった分“キュン死”する視聴者が続出。古川さんの「ラブリラン」“新規”ファンが大量発生している模様だ。(笠緒)
2018年05月04日中村アン、古川雄輝、大谷亮平らの共演で描く木曜ドラマF「ラブリラン」の第3話が4月19日深夜放送。ヒロイン・さやかに嫉妬する町田を演じた古川さんに「切ない」「かっこよ過ぎ」という声が寄せられた。天沢アキによる同名コミックをドラマ化。中村さんが15年間幼なじみへの片想いをこじらせた結果、30歳にして男性経験がなく、さらに3か月の記憶を失ってしまう地味女子・南さやかを演じ、さやかが片思いを続けてきた「ワイルド甘々男子」鷺沢亮介を大谷さんが、記憶を失くしてる間にさやかが同棲していた「ドSツンデレ男子」町田翔平を古川さんが演じている。そして亮介の恋人・青山瑞希には片瀬那奈。翔平の元カノでトップモデルの小笠原杏子には大政絢といったキャストが出演している。※以下、ネタバレを含む表現があります。ご了承ください。19日放送の第3話では亮介に告白することを決意したさやかだが、亮介が自分を妹としか見ていないことに気付いて告白をあきらめる。そんなさやかに「(亮介に)便利使いされているだけ」と冷ややかな態度をみせながらも「リングに上がれ」と告げる町田。その言葉に意を決しさやかは亮介に告白するが、実は記憶を失くしている間にもさやかは亮介に告白していた。さやかは亮介への想いを断ち切り新たな一歩を踏み出すという展開。さやかのもとに杏子が現れ突然のビンタ……という衝撃的なラストで幕を閉じた。今回のオンエアで視聴者の多くが反応したのが、町田がさやかに嫉妬の感情をみせるシーン。クールを装いながらもそのなかに強い感情をみせる町田に「町田くん ちょっと今ドキッてした?」「町田くんやきもちか」「まっちーが切ない」「拗ねちゃってるじゃん」などの声が続出。そんな町田を演じる古川さんにも「古川雄輝さんの魅力にどハマりしてます」「古川雄輝がイケメンすぎてすごい」など多数の反応が寄せられていた。3話までの放送を経て「きゅんきゅんして、毎週楽しみで、見たくなる内容ー!」「ラブリラン最高じゃないですか?」「早く来週にならないかと思ってるぐらい楽しみです」などドラマ自体も高く評価されている模様。さらに今後の展開が期待できそうな「ラブリラン」は毎週木曜23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2018年04月20日アイドルグループ・でんぱ組.incの新メンバー・鹿目凛が、2日発売の漫画誌『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)18号の表紙とグラビアに登場した。でんぱ組.incの鹿目凛が表紙を飾る『週刊ビッグコミックスピリッツ』18号漫画家・イラストレーターとしても活躍中の"ぺろりん先生"こと鹿目凛が同誌初登場。でんぱ組.incアートブックシリーズの第7弾として発売が決まった写真集よりアザーカットが公開され、ビキニ姿を披露している。写真集は、彼女がずっとやってみたかったという、時間の流れのある内容。高校生で出会って結婚するまでの一連の流れがアルバムの様に堪能できる作品となっており、「彼女とデートなうって使っていいよ 」の生みの親としてしられるぺろりん先生らしい、こだわりのシチュエーションと臨場感が満載だ。また、スピリッツグラビアサイト「スピリッツアイランド」では、鹿目のグラビアアザーカットを公開。無料会員登録するだけで見ることができる。(C)小学館・週刊ビッグコミックスピリッツ
2018年04月02日30代を迎え、よりいっそう役者としての深み、男としての格好良さが増す、桐山漣と古川雄輝。2人は、本広克行監督の最新作『曇天に笑う』で初共演。桐山さんは、主人公の曇天火(福士蒼汰)に助けられ、曇家に居候しながら三兄弟の面倒をみる金城白子。古川さんは、天火の元親友にして右大臣の直属部隊“犲”の隊長・阿倍蒼世を演じている。映画のなかで共演シーンはそれほど多くはないが、『曇天に笑う』で出会った2人は、その縁をきっかけに現在もよき友人として交流が続いている。──撮影が終わった後も交流が続いている、特別な出会いだったんですね。桐山:映画のなかでは一瞬しか共演できていないんですが、年齢も近くて話も合う、撮影後も飲みに行ったりしています。古川:そもそも漣さんがみんなと仲良くできる人なんです。僕は人見知りなので…でも、プライベートで会っても仕事の話は全然しないですよね。桐山:しないよね。芝居の話は現場で話せばよくて、飲みの席で熱く語られるのはあまり好きじゃなくて…オフはオフでいいんじゃないかなって。──ですが、この業界は特に熱く語る方、多いですよね。古川:役者2人で飲みに行くと、そういう話になりがちですよね。役者論とか苦手な俳優の話とか(苦笑)。でも、漣さんとはそうならない。桐山:そういう人は多いけれど、目の前にいる相手の違う面を知りたいって思うんですよね。──人に興味があるんですね。そのなかで、古川さんのどんな一面を知ったのでしょうか。桐山:最初は、インドアな人なのかなって思っていたんですけど、けっこうアウトドアな人でした。古川:(笑)最初のきっかけは、洋服でしたよね。お互いに服が好きで、こんなセールあるけど行く?って感じで。それから飲み会があるときに誘ってもらったりして、どんどん仲良くなっていきましたね。桐山:金沢に旅行に行ったりもしたよね。古川:行きましたねー。──旅行も一緒って、本当に仲がいいんですね。おふたりを引き合わせた映画『曇天に笑う』についても伺います。この作品に出たいと思った決め手は何だったのでしょうか。桐山:特に面白いな、と思ったのは──『笑う』ことがこの映画のキーワードでありテーマであることですね。僕の演じた白子に関していえば、曇三兄弟と暮らすことで、徐々に笑うようになっていく、彼らに影響されていく役柄です。どんなにつらいことがあっても笑い飛ばせというのが三兄弟の兄・天火の教えで、作品の中心に『笑う』ことがあることが面白いと思いました。古川:僕は本広監督作品が初めてだったので、それがまず嬉しかったです。僕の演じた阿倍蒼世は犲の隊長でもあるので、強く、格好良くをテーマに演じられたらいいなと。観る人の世代や性別によって、面白さの受け取り方は変わってくると思いますが、本広監督は萌えをテーマにしていたみたいです。──格好いい男たちの友情や闘いの萌えですよね。古川:そうですね。天火と蒼世に関しては、もともと同じ部隊“犲”にいて、でもちょっと仲が悪くなって最後は…みたいな、男同士の友情に萌えがあったり、曇三兄弟の仲の良さにも萌えがある。また、男の目線では純粋にアクションシーンは格好いい!となると思います。──初のアクションは大変でしたか?古川:僕だけ大変でした(苦笑)。僕以外は経験者が多くて、みんなすぐに動くことができるけれど、僕だけついていけなくて…。桐山:完成した映画を観る限りではキマっていたし、現場でそんな素振りは見せなかったから…。古川:ヒーヒー言ってました。くない(手裏剣の一種)を投げるシーンがあるんですが、くないはCGなので、相手とタイミングを合わせなくてはならなくて、それが難しくて、アクション監督さんにかなり怒鳴られましたね。桐山:知らなかった。古川:ピリピリデーがあったんですよ。その日は、何かと現場でピリピリな出来事が重なって、普段はぜんぜん怒鳴ったりする方じゃないんですけど、積もりに積もって、運悪く僕がやらかして引き金を引いてしまった。でも、そうやって大変なことに向きあうからこそ現場の団結感が増したんだと思います。桐山:そうだよね、特に犲の団結力は凄かったよね。古川:そこにさらっと入って来られる漣さんの社交性も凄いですよ(笑)。──どういうことですか?古川:犲のメンバーは出演シーンが同じこともあって、オフのときも一緒にいることが多かったんです。漣さんは犲のメンバーではないのですが、いつの間にか僕らの輪に入っていて、みんなで銭湯も行きましたよね。桐山:行った、行った。犲のグループLINEがあって、そこに僕も入っているんです。古川:犲じゃないのに(笑)。──(笑)ということは、桐山さんは撮影中ずっと役でいるというよりも、カメラの前で役のスイッチがオンオフになるタイプなんですね。桐山:そういうことになりますね。でも、苦手だなと思う人とは話さないですから、今回の現場は奇跡の組合せだったんだと思います。──役としては桐山さんの家事姿、印象的でした。古川:白子が家事をする前に、たすきをかけて結ぶ所作が好きでした。桐山:それも本広監督の萌えポイントだったそうです。演出していただくとき、たすきを(色っぽく)噛んでって言われましたから(笑)。料理については、ひとり暮らしが長くて自炊もするので、特に苦労はなかったですね。──アイロンをかけるシーンも萌えでしたね。桐山:たしかに(笑)、僕自身はめったにアイロンがけしないですけど…。ただ、今回の白子は曇三兄弟にとって母親のようなポジションでもあるので、そういう所作はきれいに(女性的に)というのは心がけていました。──美しかったです。桐山:ありがとうございます(笑)。古川:でも、僕らは萌えさせようと思って演じているわけではないので、女性から見ると萌えでも、男性から見ると格好いい男の友情に映る、それが面白いですよね。──その両方を演出する、それが本広監督のこだわりだったのでしょうね。格好いい男というワードが出てきたところで、おふたりが思う格好いい男とは?古川:僕にとっての格好いい男って、漣さん、桐山漣なんです。桐山:ほんとに?古川:ほんとうです(笑)。僕がこの業界に入りたての頃に初めて漣さんを見たとき、たしか『イケパラ(花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~2011)』だったと思いますが、この人、めちゃくちゃ格好いいなって。ずっと共演する機会はなくて今回が初だったので、実はちょっと警戒(緊張)していました。桐山:嬉しいなぁ。もっと早く言ってよ。古川:言いましたよ(笑)。──いいコンビですね(笑)。そして桐山さんが思う格好いい男とは?桐山:ぽんちゃん(古川)も格好いいですよね。感情を表に出さないクールさが格好いいなって思います。僕は、内に秘めることができないタイプなので、だから惹かれるし話しかけたくなる。自分にないものを持っている人は格好いいし、刺激を受けます。古川:ありがとうございます。この映画のキャラクターみんな格好いいけれど、やっぱり福士くんの演じた天火は格好いいですね。桐山:そうだよね。蒼汰自身は天火のようにガハハと笑うタイプではないし、彼はもともと末っ子だけれど、映画のなかではちゃんとお兄ちゃんを演じていた。そんな蒼汰からももちろん刺激を受けました。──最後に、完成した映画をご覧になって、改めてこの映画のここに惚れたというところはどんなところでしょうか。古川:僕が個人的に心配していたのは、蒼世が強く見えているかどうか──でしたが、強く見えていたようなので、安心しました。格好いい男たち、強い男たちの映画になっているところがみどころですし、何よりスカッとするところがいいですよね。桐山:ぽんちゃんは自分が強くいられたのだろうかっていう不安があったようですが、完成した映画を観ると、ちゃんとリーダーだったよ。僕は白子の心の奥、闇の部分を丁寧に演じたいと思っていたので、それが滲み出ていたら、感じ取ってもらえたら嬉しいですね。(text:Rie Shintani/photo:You Ishii)(text:Rie Shintani/photo:You Ishii)■関連作品:曇天に笑う 2018年3月21日より全国にて公開©︎映画『曇天に笑う』製作委員会 ©︎唐々煙/マックガーデン
2018年03月20日ついに、来週3月21日(水・祝)より公開となる福士蒼汰主演映画『曇天に笑う』。本作にはいま注目の若手俳優たちが勢揃いしているが、その中でも特に注目なのが古川雄輝。彼は本作で初の“殺陣アクション”に挑戦し新境地を切り開いている。高身長に小顔、塩顔系のルックス、セクシーさを感じさせる声色、帰国子女で高学歴と、“ハイスペック男子”として名高い古川さん。日本のみならず、アジアやアメリカなどでも高い人気を誇る「イタズラなKiss」シリーズで主演を務め、その後「重要参考人探偵」『脳内ポイズンベリー』『ライチ☆光クラブ』『風の色』など…出演作はたちまち話題に。また、4月からは中村アン主演のドラマ「ラブリラン」への出演を控えている。そんな古川さんが出演する最新映画『曇天に笑う』は、女性層を中心に熱狂的なファンを持つ唐々煙の大ヒットコミックシリーズが原作。2014年のTVアニメ化、2015年の舞台化を経て今回実写映画化。物語は、災いから家族・仲間・町全てを守るため、曇天火(福士さん)がオロチ討伐を目的に結成された政府直属部隊・犲(やまいぬ)と共に死闘を繰り広げていくアクション・エンターテインメント。今作で古川さん演じるのは、この犲の隊長を務める安倍蒼世。ときに冷徹な判断を下すが、国を護る志は誰よりも強い原作ファンにも人気が高いキャラクター。また、古川さんは殺陣を使ったアクションに初挑戦している。先日公開された「サカナクション」の主題歌「陽炎」にあわせダンスする「曇天ダンス」映像では、見事なブレイクダンスを披露した古川さんだが、映画の撮影をふり返り、「難しかった点は、とにかくアクション。犲の中でも一番強いキャラクターなので、強く、華麗に蒼世のような動きでアクションをするのが難しかったです」と、運動神経抜群の古川さんでもアクションは苦労した点だったようだ。福士さんのほぼノースタントのアクションが話題となっている本作だが、古川さんをはじめ大東駿介(鷹峯誠一郎役)、小関裕太(永山蓮役)、市川知宏(武田楽鳥役)、加治将樹(犬飼善蔵役)と、それぞれ違った武器を持った犲のアクションも見逃せない。『曇天に笑う』は3月21日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:曇天に笑う 2018年3月21日より全国にて公開©︎映画『曇天に笑う』製作委員会 ©︎唐々煙/マックガーデン
2018年03月18日深田恭子、松山ケンイチ主演の木曜ドラマ『隣の家族は青く見える』。子どもが欲しくて不妊治療を進める夫婦を中心に、さまざまな価値観を持つ人々の姿を描く。先日放送された第6話から物語は後半に突入したが、ここで簡単にストーリーをおさらいしておこう。共有スペースを持つコーポラティブハウスに住んでいるのは、次の4組のカップル(家族)だ。■さまざまな価値観を持つ人たち深田恭子、松山ケンイチ主演の木曜ドラマ『隣の家族は青く見える』。子どもが欲しくて不妊治療を進める夫婦を中心に、さまざまな価値観を持つ人々の姿を描く。今週放送の第6話から物語は後半に突入するが、その前に簡単にストーリーをおさらいしておこう。共有スペースを持つコーポラティブハウスに住んでいるのは、次の4組のカップル(家族)だ。まず、家の購入を機に子作りを始めた、五十嵐奈々(深田恭子)と大器(松山ケンイチ)の夫婦。不妊治療を進める奈々に対して、大器は「子作り意識し始めてから全然楽しくなくなったんだよなぁ」などと世の女性たちを敵にまわすようなことを言っていたのだが、持ち前の素直さと奈々への深い愛情によって、大器も不妊治療についての知識をつけていく。次に、「子どもを作らない」と宣言していた川村亮司(平山浩行)と杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)のカップル。彼らは入籍間近だったが、実はバツイチだった亮司には子どもがいた。元妻が急死してしまったことで、亮司は子どもを引き取ることを決意するが、ちひろは亮司の決断を受け入れられない。結局、ちひろは亮司と分かれて家を出ることになる。広瀬渉(眞島秀和)と青木朔(北村匠海)は男性同士のカップル。渉は周囲にゲイであることをひた隠しにしていたが、奔放な朔はキスしているところを奈々に見られても一向に気にしない。ところが、部屋に「同性愛者」「ゲイカップル」という張り紙が貼られてしまう。最後は、商社マンの小宮山真一郎(野間口徹)と専業主婦の小宮山深雪(真飛聖)、2人の娘の優香(安藤美優)と萌香(古川凛)という家族だ。一見、何不自由ないように見えるが、真一郎は失業しており、深雪は真一郎に冷たく当たる。また、深雪は「女は子どもを産んでこそ一人前だもの」という強固な価値観を持ち、それを無遠慮に他人に押し付ける。また、自分たちの生活を幸せそうに装うインスタグラム中毒でもある。■偏見を乗り越えるために先週放送された第5話までを見て明らかになってきたのは、この作品は“偏見”をいかにして乗り越えるべきなのかを描いているドラマだということだ。偏見をなくすためのドラマではない。偏見は間違いなく、ある。渉と朔のゲイカップルへの偏見だけではない。第4話で奈々は実母から「子どもは自然に任せるのが良いに決まっている」という不妊治療に関する偏見を持たれている。また、深雪はさまざまな偏見を周囲にふりまいている。偏見を乗り越えるヒントは、主要登場人物3人の態度にある。まず、奈々の優しさと前向きさ。奈々は誰にでも優しい。自然に妊娠した大器の妹・琴音(伊藤沙莉)のことを素直に祝福できないと涙を流したこともあったが、夫婦でいたわりあうことで前を向くことができた。次に、大器の素直さ。先にも触れたように、けっして不妊治療に対して乗り気ではなかったが、妻の姿を見て自分も知識を吸収して前のめりになっていく。また、それまでの自分の認識が誤っているとわかれば、素直に認めて頭を下げる。そして、朔の多様性を認める姿勢だ。第2話では、ちひろと深雪がそれぞれの考え方をぶつけ合って争う様子を見て、彼はそれを面白がっていた。さまざまな価値観を隠して穏便に生きるのではなく、ぶつかり合ったほうが新しい何かが生まれる可能性があると感じているのだ。第4話では心無い張り紙に対して、朔は児童文学「泣いた赤鬼」をもじった手紙を貼る。朔は自分たちに偏見を持っている人たちでさえも受け入れようとした。ゲイであることを隠す渉に対しては「じゃあなんでこんな家で暮らしてんの?誰にも知られたくないなら、山にこもってひっそり暮らせばいいじゃん」と言う。彼らがコーポラティブハウスは、それぞれ住んでいる世帯がお互いに干渉しなければいけない住宅だ。そこには偏見があり、摩擦もある。コーポラティブハウスと彼らを取り巻く人々は、偏見が渦巻く世間の縮図だ。しかし、それぞれが殻に閉じこもって相手を攻撃するのではなく、具体的にコミュニケーションをかわし、交流を深めることで偏見や差別、悪意を乗り越えることができるのではないかと、このドラマは語りかけている。大きな話をすれば、これは国境が意味をなさなくなった現代の世界の話でもある。それぞれの国の人たちがお互いの偏見をどうやって乗り越えていくのか――?と。これからドラマは後半に突入する。彼らがどのように偏見を乗り越え、自分たちの幸せを掴んでいくのか、じっくりと見届けたい。あ、堅苦しいドラマではないので、気軽に見ましょう!妊活についてもかなり詳しくなりますよ。
2018年02月23日主演の福士蒼汰をはじめ、中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太らいま注目の若手キャストが出演する映画『曇天に笑う』。この度、古川さん、大東さん、小関さんらキャスト陣が踊る、映画公式ダンスPV「曇天ダンス~D.D~」が公開。なお、本映像は映画公式Webサイト&Youtubeのみならず、全国映画館の幕間でも放映予定だ。到着映像では、「サカナクション」が手がける主題歌「陽炎」にあわせて、映画内で明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊「犲(やまいぬ)」を演じる古川雄輝、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹の5人がダンスを披露!今回のダンスは、「Perfume」「BABYMETAL」などの振付を担当するMIKIKOが参画、振付を担当。加えてブレイクダンスの経験がある古川さんが初の振付に挑戦した、激しくキレのあるブレイクダンスシーンも登場している。また、キャストたちを囲むダンス・エキストラには、「Japan Dancers’ Championship」に出演したダンスサークルの代表者が参加し盛り上げている。なお、映像制作には「欅坂46」や「Perfume」「L’Arc-en-Ciel」の作品を担当するチームが参加し、躍動感や美しさ、かっこよさを兼ね備えたPVに仕上がっている。『曇天に笑う』は3月21日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月17日ミュージカル『モーツァルト!』の製作発表記者会見が15日、都内で行われ、山崎育三郎、古川雄大、平野綾、生田絵梨花、木下晴香が登場した。同作は音楽家のヴォルフガング・モーツァルトの生涯を描き人気のウィーン・ミュージカル。2002年の日本初演以来再演を重ね、上演回数は500回以上を数える。会見では古川が「僕こそ音楽」、生田&木下が「ダンスはやめられない」、山崎&平野が「愛していればわかり合える」を披露した。演出の小池修一郎はビデオメッセージで「これまでの『モーツァルト!』で使用してきた舞台美術は比較的小さいサイズの劇場で上演するためのものでした。そこで今回は帝劇用の新たなバージョンの舞台美術を作ろうということになりました」と変更点を説明。また、ハンガリー版にあるコロレド大司教とヴォルフガングの対決のデュエットなど新たな曲を加える意図も示した。山崎は初演の大変さについて「初めての1回目の通し稽古の1幕終わった段階で立てなくなりまして。2幕もできないと思うくらいにしんどくて、小池先生から『育よ、市村(正親)さんが主演のミュージカルにしか見えないんだよ!』と言われて」とモノマネを交えながら振り返った。「(山口)祐一郎さんが優しくて『いいよ〜かっこいいよ〜大丈夫だよ』と支えていただいて」とさらにモノマネを披露。「みなさんに支えていただいて乗り越えた」と語った。一方、古川は「曲数が多くすべて難しいので、課題はたくさんあると思っています。ずっと舞台に出ずっぱりで山崎さんもぶっ倒れたとおっしゃってたので、体力作りも」と課題を明かすと、山崎は「倒れた」と上品に訂正。さらに古川は小池から「君はちょっと悲劇なんです。モーツァルトは天真爛漫で明るいキャラクターなので、どう持ってくか」と言われたことを明かし、「表現の部分でもたくさん壁があるので、がむしゃらにぶつかっていきたいと思います」と意気込んだ。古川は山崎について「常にオンの方のイメージがあります。オフの姿を見たことがない。常にスイッチが入っている方だと思います」「ミュージカルブームの最前線にいた人で、一つ下の世代の僕からしたら憧れの人」と表す。一方で山崎は古川について「常にオフな印象があります。雄大はごはんもあんまり来てくれないんですよ」と笑いつつ、「秘めたエネルギーを持っているという印象ですね。発声や筋トレをずっと一人でこもってやっている姿も見てますし、自分のシーンが終わると、舞台袖を走って録音した自分の声を確認している姿を見ているので」と称賛した。"4年ぶり"の再演にかけて平昌オリンピックの注目選手について聞かれると、古川は「スノーボードの平野(歩夢)選手。今日、ちょうどやられてるんですかね?」と回答。14日に銀メダルを取ったことが知らされると、「とったんですか!?」と驚いていた。また山崎は「羽生(結弦)選手。金メダル取ってほしいですね」と希望を語った。東京公演は帝国劇場にて5月26日〜6月28日、大阪公演は梅田芸術劇場にて7月5日〜18日、名古屋公演は御園座にて8月1日〜19日。
2018年02月15日古川雄輝が主演を務めるクァク・ジェヨン監督(『猟奇的な彼女』『僕の彼女はサイボーグ』)最新作『風の色』が1月26日(金)より公開。この度、本作の見どころのひとつ、古川さんが本格的マジックを披露する本編映像がシネマカフェに到着した。本作は、流氷の北海道・知床と桜舞い散る東京を舞台に、同じ容姿の2組の男女が織りなす、神秘的で幻想的な愛の物語。今回シネマカフェが入手した映像は、古川さん演じる隆の恋人亜矢(藤井武美)の兄・竜馬(石井智也)を病院からこっそり連れ出すため、古川さんがマジックを披露して看護師たちの注意をひこうとするシーン。ここで古川さんが披露したのは、指輪消失のマジック。実際の撮影では練習時間があまりなかったようだが、映像ではプロ顔負けの出来栄えに。そして驚きの表情を隠せず、メロメロの様子の看護師たちにさらに仕掛けるのは、“自分が消える”マジック!?本格的なマジックを披露すると同時に、主人公のお茶目なところが垣間見えるシーンになっている。『風の色』は1月26日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月24日俳優の古川雄輝が1月5日(金)、都内で行われた主演作『風の色』のPRイベントに出席した。本作でマジシャン役に挑んだ古川さんは、イベントでも華麗なカードマジックを披露し、駆けつけたファンを魅了していた。■古川さんのマジックに、“超魔術” Mr.マリック氏太鼓判「すげえ、緊張するなあ」と語りながらも、慣れた手つきで10枚のカードをシャッフルする古川さんは、観客が声をかけたタイミングで手を止め、カードをきれいに並べてみせた。その後、カードを1枚ずつ裏返すと、見事に「風の色1月26日公開」の文章が現れた。これにはファンはもちろん、本作のマジック監修を務めるMr.マリック氏も拍手喝采!「映画に登場するマジシャンといえば、悪役だったり人をだましたりすることが多いが、古川さんみたいなカッコいいマジシャンなら、ぜひマジックの世界に来てほしい」と太鼓判を押していた。■代役なしで大がかりな水中脱出!「本当に寒かったです」北海道・知床と東京を舞台に、同じ容姿の男女2組が、死んだはずの恋人に思いをはせながら、時空を超えた愛を育むラブストーリー。『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督がメガホンをとり、古川さん&ダブル主演でヒロインを演じる藤井武美が「1人2役」に挑戦している。劇中では、古川さんが大がかりな水中脱出シーンを代役なしでこなしており、「冬の北海道での撮影でしたし、本当に寒かったです。(体に巻かれる)チェーンは重いですし、ほどけなければ大変なことになっていた」とふり返った。また、走行中の電車内でコインマジックを披露するシーンは「景色が移り変わる中でのマジックだったので、失敗すると時間をかけて電車で戻らなければいけなかった。結構なプレッシャーでした(笑)」と苦労が多かったそうだ。『風の色』は1月26日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月05日「唯一、悟にとって普通でないことがリバイバルの現象で、それ以外は基本的に普通の人。なので、普通というものをすごく心がけて演じました」 そう語るのは、俳優の古川雄輝(30)。これまでにアニメ、実写映画化されてきた人気漫画『僕だけがいない街』が、Netflixで3度目の映像化を果たした。自分だけ何度も同じ時間が巻き戻る現象「リバイバル」に悩まされる主人公・藤沼悟を、古川が演じている。 「悟は漫画家になりたくても慣れていない。何かしらのゴールを目指し、でも、うまくいかずに悩んでいる。多くの人が抱いていることだと思いますが、僕自身もそこに共鳴するところはありました」(古川・以下同) ある日、悟は18年前の小学5年の時代までリバイバルしてしまう。そこからある事件の謎を追うことになり、物語はミステリアスな展開をみせていく。激しいアクションシーンもあるが、撮影中に大変だったことを聞いてみると。 「水の中に入るシーンがあって、富士山のふもとにある池に共演者の戸次重幸さんと一緒に入る撮影がいちばん大変でした。言葉だけじゃ伝わらないかもしれないけど、富士山のふもとの池って、4月でもものすごく冷たいんです。設定が夏なのでTシャツ姿。言葉にはできない撮影でした」 そのいっぽうで楽しかった出来事についてはこう話す。 「撮影に入るまえに、北海道に視察に行ったり、岡山、静岡でロケを行ったりしたのですが、僕も監督もマージャンが好きなので、時間ができたときは各地で監督とマージャンしました。次の日がオフのときに『じゃ、行きますか』という感じで」 古川とマージャン!?意外な組み合わせと思いきや、以前からの趣味なのだそう。 「すごくそういった役をやりたいんですけど、なかなか。もうちょっと年を取ったらオファーがあるかもしれないですね。けっこううまくできる自信はあります」 本作は世界190カ国に配信されている。物語の面白さはもちろんのこと、日本の美しさも堪能することができる。 「原作自体、日本でも海外でもものすごく人気がありますし、北海道の雪景色や富士山、桜など、日本の景色がきれいに映されているので、そういう部分も楽しんでいただけたらと思います」
2018年01月04日NETFLIXオリジナルドラマ『僕だけがいない街』プレミア試写会が8日、都内の劇場で行われ、主演の古川雄輝、黒谷友香、優希美青、白洲迅、内川蓮生、柿原りんか、そして下山天監督が登壇した。原作は『ヤングエース』(KADOKAWA)で2012年7月号~2016年12月号まで連載されたいた三部けい氏による人気マンガ。"リバイバル"という過去に戻れる能力を持った主人公・藤沼悟が、母親が何者かに指されたことをきっかけに自身が小学5年生だった18年前にリバイバル。当時起こった連続児童殺人事件と母親が殺害された事件が関わっていると突き詰め、事件の謎を追う。アニメ、映画に続き、今回が3度目の映像化となる。古川は「こういう追い込まれる役はあんまりやったことがなかった。走ったり、汗をかくシーンが多くて、初めてなので新鮮だった」と撮影を回想。また「難しかったのが、リバイバルした瞬間は僕以外の人は同じ芝居をやって、僕だけが違う芝居をすること。いつからリバイバルなんだと考えて演じるのは印象に残りましたね」と話した。古川の母親役を演じた黒谷。これまで母親を演じたことはあるものの、「29歳の母親役は今回が初めて」といい、「始めの内はどうしようかと思った」と苦悩も。しかし、悟の小学時代から青年時代と順番を経て撮影ができたことを明かし、「ドラマを肌で感じることが出来た。撮影の順番は助かりましたね」と振り返った。また作品にかけて「リバイバルするなら?」との質問に、古川は「作品は小学5年生に戻るんですが、僕も戻りたい」と回答。「帰国子女で、海外の学校に行っていたので日本の小学校で過ごしてみたい。日本の小学校でちやほやされたらいいなと」とした。その後、小学校時代の悟を演じた子役の内川に「ちやほやされてるの?」と聞くも、内川は「そんなにされてない…」と苦笑しながら答えた。会場では、12月18日に30歳を迎える古川と、12月11日に42歳を迎える黒谷をサプライズで祝福。作品に登場する大きな木をあしらった特別仕様で、ステージに用意されるなり古川は「すごい! ビックリしました、うれしいです」と大喜び。スプーンで一口食べると気に入ったのか何度もケーキを口に運び「みんなにはあげないよ?」とお茶目に笑った。同ドラマはNETFLIXで12月15日よ190カ国以上の国で配信開始する。
2017年12月10日俳優の古川雄輝と女優の藤井武美が11月29日(水)、都内で行われた映画『風の色』完成披露試写会にクァク・ジェヨン監督と参加した。韓国映画『猟奇的な彼女』、綾瀬はるか主演の『僕の彼女はサイボーグ』などで知られるクァク・ジェヨン監督が日本人キャストを迎えて製作した日韓合作映画。北海道・知床と東京を舞台に、同じ容姿の2組の男女が織りなす幻想と愛の物語。失意の底からマジシャンを目指す涼と天才マジシャンの隆を演じた古川さんは、水中脱出マジックをスタントなしで敢行。「脱出マジックは本当に体にチェーンを巻いて、水の中に入りました。息を吸って水に入って脱出マジックをやって、息が切れるギリギリまで芝居をした」と体当たり演技を報告するも「それ以上に大変だったのは、氷水の中に入るシーン。ものすごく冷たくて印象に残っていますね」と苦笑い。そんな本物志向の演出についてジェヨン監督は「CGを使うとお金がかかります。古川さんに頑張ってもらえれば製作費もちょっとは削れると思って。そんなに大変でしたか?忘れていましたよ」とジョークで笑わせた。約1万人の中からヒロイン役に抜擢された藤井さんは「一次オーディションは感情を露わにする台本をいただき、二次は表情を見ると言われました。部屋に入ると審査員の方がたくさんいて、緊張したけれどやるしかない!絶対にとってやる!という気持ちでした」と覚悟を回想。合格を受け取った際は「嬉しくて叫びました!やっとチャンスをくれたんだと思って」と満面の笑みを浮かべた。しかしその笑顔もつかの間、最後のあいさつで藤井さんは「どうしよう、我慢したのに…」と感極まって涙ポロリ。声を振り絞るように「北海道という素晴らしい場所で撮影して、人も温かく、古川さんや監督とお仕事ができて本当に勉強になりました。これからもっと頑張ろうという気持ちなった」と心境を打ち明け「ああ~、泣いちゃった」と泣き笑いだった。映画『風の色』は2018年1月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月29日古川雄輝が主演を務めるNetflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」から、待望の予告編が完成し、エンディングテーマと場面写真とともに解禁。さらに、原作コミックが日本漫画としては初めてフランスで「歴史改変SF大賞」に選出されたことが分かった。2016年にTVアニメ化&実写映画化され、今回が3度目の映像化となる三部けい原作のコミック。このたび、フランスのSF専門出版社「ActuSF」が選ぶ「歴史改変SF大賞」(The Prix de l’Uchronie)にて「グラフィック賞」に選出されたことが発表された。これは、日本の漫画としては初となる快挙だ。また、このたび完成した予告編は、古川さん演じる藤沼悟の母・佐知子(黒谷友香)が殺されたことを機に、悟にだけ起きる【リバイバル】現象が発生、心はそのままで18年前に遡り、原因を探る…という本作のメインストーリーがついに描かれていく。小学5年生となった悟(内川蓮生)は、この時代に起きた連続児童殺人事件の被害者である、悟の同級生・加代(柿原りんか)が事件に巻き込まれるのを必死に食い止めようとするが…。また、街全体が一気に昼から夜へと様変わりする函館の景色や、煙突から煙が立ち上る工場風景など、北海道ロケによって実現した印象的なシーンが随所に散りばめられているところも見どころ。あわせて、初公開された場面写真は、小学5年生の悟と加代がお互いに寄り添うように手をつないで学校に向かうシーンや、18年前の事件と母親の殺害というサスペンスな部分を彷彿とさせる、緊迫した表情を見せる悟の姿など、注目のカットとなっている。さらに、今回のエンディングテーマに起用されたのは、5人組ロックバンド「彼女 IN THE DISPLAY」による楽曲「アカネ」。「かけがえのない日々が 無限にあるように感じて」「繰り返した遠回りも」と、ストーリーにぴたりとはまる歌詞もあり、まさに本作が目指した“原作の世界観の完璧な再現”を彩っていく。「未来は白紙だ」力強く宣言した悟は、大切な人たちを救うことができるのか、ますます期待高まる予告編ができ上がった。Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」は12月15日(金)よりNetflixにて世界190か国以上で配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年11月20日(写真:アフロ) シニアデビュー戦となる「USインターナショナルクラシック」に出場し、断トツの成績で優勝した本田真凛(16)。一躍“ポスト浅田真央”として注目を集め、平昌五輪出場を期待する声も高まっている。 真凛といえば本田きょうだいの次女としても有名。長男の太一(19)、ドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)でブレークした三女の望結(14)、さらに四女の紗来(10)もフィギュア選手というフィギュア一家に育った。 「望結ちゃんは女優だけあって、その表現力が真凛ちゃん以上。紗来ちゃんはジャンプ力に恵まれていて、真凛ちゃんが『紗来がシニアに上がってきたら引退する』と言うほどの才能の持ち主です」(前出・スケート関係者) そんなきょうだい4人の総監督が、父親の竜一さんだ。 「お父さんは会場でもかなり目立つ存在で、メディアとの付き合いも上手。『今度、真凛が表彰されるから取材に来てよ』とさりげなく子どもの活躍をアピールするなど、マネージャー的な役割も果たしています」(前出・スケート関係者) そして竜一さんが、子供たちに施してきた“英才教育”は驚くべきものだった。彼の著書『本田家流子育てのヒント』(プレジデント社)には、こんな記述がある。 《どうすればもっと、子どもたちのもっている“可能性”を伸ばしてあげることができるか、そのために何ができるかと常に考えてきました。(中略)良いと思ったことはどんどん取り入れ、結果が出ることは続けてきました》 実際、真凛は2歳から始めたフィギュアに専念するようになるまで、数々の習い事に挑戦してきた。 「お父さんはいつも子供たちの習い事に奔走していましたね。車には仮眠用の布団までのせて、朝6 時から日付のかわるころまで送迎していました」(本田家の知人) だが、大変なのはそれだけではない。トップクラスのフィギュア選手を育成するためには、少なく見積もっても年間300万円の費用が必要だと言われている。それが4人も……。なぜ、それほどの費用をかけることができたのか? 「実は、真凛ちゃんは超がつくお嬢様。おじいさんが会社を4つも経営しているんです。4社合わせた年商は20億円を超えるといいます。竜一さんが子どもたちの教育に専念できているのは、おじいさんの計らいです。以前おじいさんが『孫たちには年間1人1千万円もかかるんや』と漏らしていました」(祖父の知人男性) この祖父こそが、英才教育を金銭面で支えていたのだ。そして祖母もまた、真凛たちをサポートしてきたという。本誌は京都市内にある祖父母の自宅を訪れた。チャイムを鳴らすと、祖母が取材に応じてくれた。 ――真凛ちゃんのシニア大会優勝おめでとうございます。 「真凛の父親から『優勝できたよ、ありがとう』と報告があって、喜んでいたところです」 ――平昌五輪への出場も期待されていますが。 「出られたら嬉しいですけど、あの子が元気に滑ってる姿を見てるだけで幸せです」 表彰台で見せる最高の笑顔が、ここまで支えてくれた祖父母への“恩返し”になることだろう――。
2017年10月02日美の競技ともいわれる“なぎなた”に青春をかけた少女たちの物語を、主演・西野七瀬で描く映画『あさひなぐ』。その公開日が9月22日(金)に決定し、「凛」とした美しさが際立つ第1弾ポスターが解禁となった。中学まで美術部だった東島旭(西野さん)は、「なぎなたは高校部活界のアメリカンドリーム!」という謳い文句に惹かれ(競技人口が少なくインターハイに出やすいことから)、なぎなた部に入部する。圧倒的な強さを誇る憧れの先輩・宮路真春(白石麻衣)ら個性の強い仲間たちと共に過酷な練習の日々を送り、ライバルの出現やさまざまな困難にも立ち向かっていく――。第60回小学館漫画賞(一般部門)受賞の人気コミックを映画化、「乃木坂46」のメンバーによる“なぎなたガールズ”たちの、強く!美しく!!楽しい!!!笑って泣ける正統派エンターテインメントとなる本作。監督は、『ハンサム★スーツ』『高校デビュー』、さらに『ヒロイン失格』などのヒット作品を手掛けてきた英勉監督。また、「あさひなぐ」プロジェクトとして5月20日(土)からは、齋藤飛鳥を主演に迎えた舞台版も上演されることでも話題を呼んでいる。このたび解禁された第1弾ポスタービジュアルは、なぎなたを持ち、主人公のトレードマークであるメガネをかけた西野さんの「凛」とした表情が印象的なビジュアル。「私でも、強くなれますか?」というキャッチコピーから、主人公・旭の成長とともに躍動していく青春物語のはじまりが伝わってくるかのよう。女性にしかできない競技にすべてをかけた少女たちを描く、青春“なぎなた” エンターテインメントを楽しみにしていて。映画『あさひなぐ』は9月22日(金)より全国にて公開。舞台「あさひなぐ」は5月20日(土)よりEXシアター六本木ほかにて上演。(text:cinemacafe.net)
2017年04月20日今っぽい唇を演出させるためには、「茶×赤のリップ」を使用したメイクがオススメです。今回は、オススメの茶×赤のリップをご紹介。”凛”とした女性を演出する「茶×赤」リップ①SUQQU(スック)/エクストラ グロウ リップスティック01 胡桃-KURUMIBENI4,320円(税込)出典:SEIBU SOGO eデパートよりひと塗りで、大人の純度をあげる唇へと導いてくれるアイテムです。純ツヤ・純発色・軽やかな使用感を追求して高い発色を実現するためピグメントを厳選。ノンパール処方による透明度の高い色づきで唇を満たし、表情までも生き生きと彩ります。7種の保湿オイル配合で、うるおいに満ちあふれたリッチなツヤ感とふっくらとした立体感を演出します。まろやかなテクスチャーが唇の上をとろけるように軽やかにのび広がり、ぴたりと唇にフィットします。”凛”とした女性を演出する「茶×赤」リップ②ランコム/ラプソリュ ルージュC07 4,320円(税込)出典:LANCOMEオンラインショップよりランコムを象徴するリップ「ラプソリュ ルージュ」。全54色展開かつシアー・クリーム・マットの3種類のテクスチャーで、色気引き立つセンシュアルなくちびるを実現してくれます。ランコムローズのエンブレムを冠したジュエリーのようなラプソリュ ルージュなら、54色の豊富な色展開から、きっとあなたの運命の一本が見つかります”凛”とした女性を演出する「茶×赤」リップ③レブロン/バーム ステイン55 アドアー1,296円(税込)出典:@cosmeよりバイブラントカラー色素配合で鮮やかな発色とリップバームの潤いを実現した、クレヨン型リップスティックです。保湿成分スクワラン配合によって、これ一本で、リップクリームいらずのうるおいリップに導いてくれるのです。くり出し式で、シャープナー不要。ペパーミントの香りです。”凛”とした女性を演出する「茶×赤」リップ④M・A・C/リップスティックスタディッド キス3,132円(税込)出典:M・A・Cオンラインショップより豊富なカラーとなめらかなテクスチャーのリップスティックです。唇にうるおいと輝きをもたらしてくれますので、さまざまなシーンに合わせたリップメイクを自由自在に楽しめます。”凛”とした女性を演出する「茶×赤」リップ⑤エスティ ローダー/ピュア カラー クリスタル シアー リップスティック3,996円(税込)出典:@cosmeよりすべての輝きを宿したクリスタルなカラーが、長時間輝きあふれる唇を演出するリップスティックです。独自のトゥルー ビジョンTM テクノロジー採用によって、濃縮した色素をクリスタルのような輝きのポリマーで包み込んでくれますので、ふっくらと立体的な唇に仕上げます。ほのかに甘いバニラ フィグの香り。”凛”とした女性を演出する「茶×赤」リップ⑥THREE/シマリングリップ ジャム23 SENTIMENTAL LADY3,240円(税込)出典:THREE 公式ONLINE SHOPより今までにないリップの立体感と、フレッシュなみずみずしさを、リップジャム独自の処方で実現してくれます。そして、形状キープ力で、時間が経っても美しいままのリップフォルムを維持します。唇にジューシーにとどまるテクスチャーは、果汁を煮詰めて作る贅沢なジャムそのもの。表情のムードをしっかりと演出できる発色と、軽やかな透明感のある、新感覚リップアイテムです。小さなスプーンの形をしたアプリケーターで、チュルンッと均一な厚みにデコレーションされた、魅力的な唇へ。”凛”とした女性を演出する「茶×赤」リップ⑦レブロン/ウルトラ HD マット リップカラー014 セダクション1,620円(税込)出典:レブロン 公式サイトよりマットな質感に仕上がるリキッドルージュです。ワックスフリージェルテクノロジーを採用していますので、驚くほどの高発色で表情豊かな印象に。なめらかな伸びと、クリーミーなつけ心地。ベーシックからエッジーまで、幅広いシェードバリエーション。ビロードのような優しいチップでムラなく塗れます。クリーミーマンゴー&ホイップバニラの香りがリラックスさせてくれますよ。”凛”とした女性を演出する「茶×赤」リップ⑧ケサランパサラン/スムースリップスBE01(S)3,024円(税込)出典:@cosme ショッピングよりやわらかくとろけるような塗り心地のリップカラーです。粘度が高く、密着力に優れた新成分スムージングコンプレックスによって、唇の上で接着膜を形成してくれます。乾燥による皮むけや、微細な凹凸を、押さえつけるようにぴったりと唇に密着させることで、瞬時になめらかな状態に補整し、唇そのものの美しさを取り戻したような仕上がりに。ひと塗りではっきりと色づいて、自然につやめく唇に仕上げます。
2017年04月19日NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」に出演中の“ハイスペック”イケメン俳優・古川雄輝が、映画化もされた三部けいの大人気コミック「僕だけがいない街」のNetflixオリジナルドラマに主演。原作と同じ真冬の北海道を舞台にし、2017年冬、世界190か国にて配信されることになった。漫画家を志すも、うだつの上がらない藤沼悟(古川さん)は、自分にだけ起こる現象【リバイバル】(何か「悪いこと」の原因が取り除かれるまで、そのきっかけとなった場面に巻き戻される現象)に悩まされていた。ある日、家に帰った悟は、自宅で母・佐知子が殺されているのを目撃する。犯人を追う悟だったが、逆に自分が母親殺しの犯人として追われることになってしまう。母親の死を食い止めたい悟は【リバイバル】を強く願うが、リバイバルした先は18年前。小学校5年時にまでさかのぼった。それは、同級生の雛月加代が殺される直前の時期だった。この時代に起こった雛月加代を含めた連続児童誘拐殺人事件に、母親が殺されることになった原因があると確信する悟は、同級生の小林賢也や担任の八代学の助けを借りて、加代を救おうとすると同時に、事件の謎を追うことに――。原作は「ヤングエース」(KADOKAWA)にて2012年7月号~2016年12月号まで連載され、「マンガ大賞」「このマンガがすごい!(オトコ編)」ともに2014年から3年連続ランクイン、累計部数429万部を突破する人気コミック。2016年にはTVアニメ化&実写映画化され、今回が3度目の映像化となる。三部さんによる原作は、続きが気になる極上のサスペンスとして高い評価を得たが、今回は原作完結後初の映像化ということもあり、新たな解釈の試みに期待が寄せられている。Netflixの坂本和隆氏(Netflixコンテンツマネージャー)は、「原作の持つ、素晴らしいストーリーは国境を超えると思います。今回の脚本を読み、さらに強く確信しました。原作が完結して初の映像化を実現できることにとても喜びを感じています」とコメント。また、制作を担当する関西テレビのプロデューサー・池田篤史氏は「原作ファンの1人としてオリジナルの魅力である伏線の妙を大切に、軸のぶれないストーリーラインをしっかりと伝えていきたい。そして、原作完結後だからこそできる今回のドラマならではの解釈を盛り込んでいるので、その仕掛けに気付いてほしい」と意気込みを語っている。さらに注目なのは俳優陣。映画では藤原竜也が演じていた主人公・悟には、イケメンで高学歴の帰国子女という“ハイスペック”な俳優として、日本のみならずアジアで絶大な人気を誇る古川さんが抜擢。ドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」シリーズでブレイクし、映画『脳内ポイズンベリー』ではクールな年下男子を、『ライチ☆光クラブ』ではカリスマ的な独裁者を、そして「べっぴんさん」では実年齢よりひと回り以上も若い“健ちゃん”こと村田健太郎役を演じるなど、幅広い役柄に挑戦してきた古川さん。本作では、今回は実年齢と同じ29歳の主人公・藤沼悟を演じてみせる。古川さんのキャスティング理由として池田プロデューサーは、「主人公・悟は、【リバイバル】現象を通じて、無気力な自分から精力的な自分へと脱皮する。その変化を演じ分けることができるのは古川さんだけだと思いキャスティングしました」と、その演技力を称える。加えて「Netflixで世界190か国に配信するということで、古川さんは自分の言葉で世界に向けて発信できる説得力を持っているので、日本に留まらず世界で活躍していくような俳優だと思います」と期待を込めている。さらに、映画で有村架純が演じていたヒロイン・片桐愛梨役には優希美青、悟の同級生・小林賢也役に白洲迅、雛月明美役に江口のりこ、澤田真役に眞島秀和、担任・八代学役に戸次重幸、悟の母・佐知子役に黒谷友香と、高い演技力を持つ実力派のキャストが集結。悟の子ども時代には、オムニバス映画『ブルーハーツが聴こえる』の1編にも参加する内川蓮生、また、雛月加代役には『彼らが本気で編むときは、』で絶賛を受けている柿原りんかが決定している。原作と同じ舞台の苫小牧でクランクイン、作品のリアルな季節感や空気感を描くため、真冬の北海道での4K撮影を敢行しており、その映像にも期待が高まる。以下、コメントが到着した。■原作:三部けい原作で描いた少年期と同じ街(苫小牧)・季節に撮影が行われていると聞き、自分がイメージした空気感がそのままの形で味わえるのでは、と楽しみにしています。配信がとても待ち遠しいです!■主演:古川雄輝世界中に発信されるということで、日本だけでなく、世界中の方々に見て頂けることを嬉しく思います。役柄は自分と同じ29歳。口数が少なく無気力だった悟が、リバイバルを繰り返すことによって憧れていた「ヒーロー」、気力に満ちた自分に成長していく姿を見せられるように頑張ります。久しぶりの主演ドラマなので楽しみながら、原作ファンにも、新しく「僕街」に触れる方々にも満足していただける悟を演じたいと思います。■監督:下山天(『L-エル-』ほか)「僕街」を映像化する上で主に心掛けた事は3点。まずはキャラクターとロケーションの再現。次に三部先生が張り巡らした見事な伏線をどう観客に<映像の記憶>として埋め込むか。そしてアニメや映画版もなし得なかった、あのクライマックスの完全映像化です。現在、NETFLIXでの世界配信へ向けて、作品のリアルな季節感や空気感を描くため、真冬の北海道での4K撮影が続いています。日米のスタッフが満場一致で選んだ主人公・悟を演じる古川雄輝さん、ほかのキャストの皆さん、下山組スタッフとが一丸となって、主人公のように“未来を変える”全世界に向けたジャパンオリジナルのドラマを目指します。Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」は2017年冬、世界190か国にて配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年03月13日「30代の目標は、私生活でも僕だけの“ぺっぴんさん”に出会うことです(笑)」。俳優の古川雄輝(29)が5日、最新写真集『unknown』発売記念イベントを行った。 連続テレビ小説『べっぴんさん』(NHK総合ほか・月~土曜8時~)で主人公・すみれの娘・さくらと結婚する健太郎を演じている古川。3冊目となる今回の写真集は、「みなさんが僕に対して持っているイメージを崩したかった」と言うのも、ふだんから実年齢よりも年下に見られることが多く、同ドラマ出演当初の設定も15歳の少年だった。「(今年で)30歳なるので、役の幅を広げたい」という強い思いで挑んだ一冊は、台風下の金沢で撮影を敢行。「お気に入りのカットは、風呂場で髪の毛を濡らして撮った写真です。これまではそういう髪形やシチュエーションがなかったので」とはにかむ。 22歳で俳優活動をスタートと、遅めのデビューだったこともあり、「あっという間の8年でしたが、いろいろ学べた20代でした」と語る古川。『べっぴんさん』では、ヒロインを演じる芳根京子(20)をはじめ若手実力派が多く、「みなさん演技が上手で、刺激になりました」と振り返った。 今年12月で30歳。プライベートでやりたいことを聞かれ、「大人が行きそうなお洒落なレストランに行きたいですね。ふだん牛丼屋さんとかなので」と庶民的な一面をのぞかせる。「あと、新しい趣味を見つけたいです。麻雀が趣味で、スタッフさんとかとよくやるんですが、5年くらい前からゴルフもやりたいと思っていて。麻雀もそうですけど、一緒にやると仲良くなれるじゃないですか」と抱負を語った。 ミスター慶応コンテストグランプリ受賞をきっかけに芸能界入り。’13年放送の主演ドラマ『イタズラなKiss~Love in TOKYO』は、台湾や中国でも爆発的な人気を誇った。20代のラストで出演した『べっぴんさん』で名実ともに人気俳優へ仲間入り。 報道陣から「個人的に“べっぴんさん”と何か?」と質問が飛ぶと、余裕の笑みを浮かべる。「もちろん男ですから。つねにべっぴんさんと出会いたいですよ(笑)。年齢的に、そろそろ結婚とかもいいなあって思います。とにかくいい子がいいですね。『ありがとう』としっかり言える子がいいです」と女性観も披露した古川。写真集の自己採点は「100点です!!」と笑顔を見せた。
2017年03月07日女優の飛鳥凛が12日、東京・新宿の福家書店新宿サブナード店で写真集『凛』(発売中 3,300円税抜き 講談社刊)の発売記念イベントを行った。15歳だった2006年に芸能界入りし、2009年~10年に出演した『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)の園咲若菜役で一躍人気者となった飛鳥凛。現在公開中の映画『ホワイト・リリー』(中田秀夫監督)では主演を務め、官能的な演技を披露して話題を集めている。そんな彼女の初めてとなる同写真集は、初めてのヌードにも果敢にチャレンジ。全ページ大人の色気を漂わせている。スリットが入った白のセクシーなワンピース姿で登場した飛鳥は「実際に出来上がったものを見て期待通りというか、撮ってもらいたかった写真を詰め込んだ写真集になったと思います。しっとりと大人の雰囲気というか、妖艶な感じで撮っていただいたので、大人っぽくなっています」と充実した表情を見せた。同写真集ではトップレスでヌードも披露している。「そこは緊張しました」と本音を漏らすも「(芸能生活)10年という区切りでもあり、今の自分をありのままに残す機会はないので、全力で頑張ろうと思いながら撮影に臨みました。抵抗はなかったです。やり尽くしました」と胸を張った。現在公開中の映画『ホワイト・リリー』については「すごく反響がありますね。ロマンポルノということで絶対に見てくれないかと思っていましたが、女の子がガンガン見に行ってくれて感想もいただきました」と笑顔を見せ、「今回の映画と写真集は私にとって大きなターニングポイント。これからも舞台や映画に出て、さらに大きな切っ掛けになるような作品に出れるよう頑張りたいと思います」と意欲を見せていた。
2017年02月12日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のプレスコールが15日、東京・赤坂ACTシアターで行われ、ロミオ役の古川雄大&大野拓朗、ジュリエット役の生田絵梨花(乃木坂46)&木下晴香、ベンヴォーリオ役の馬場徹&矢崎広、マーキューシオ役の平間壮一&小野賢章、ティボルト役の渡辺大輔&広瀬友祐、演出家の小池修一郎が登場した。同作はシェイクスピアによる名作を2001年にパリでミュージカル化。全世界でのCD・DVD売上が700万枚にわたるヒットを記録し、日本では2010年に宝塚歌劇団星組が初演を行った。その後、2011年に日本オリジナルバージョンを上演、2013年に再演を行い、今回が4年ぶりの公演となる。プレスコールでは、大野&矢崎&小野、古川&馬場&平間によるキャスト違いバージョンの「世界の王」、大野&木下の「バルコニー」、古川&生田による「エメ」が披露された。演出の小池は「若者たち、みんなのかもしだすエネルギー」がポイントだと語る。小池は、自分が演出を手掛ける作品について「なかなかみんなやってくれないんですよ。めんどくさいんですよね。踊りも芝居もしなきゃいけないし、時にコスプレもしなきゃいけない」とぼやき、今回のキャスト陣を「よくぞ集まってくれたという素晴らしいメンバーです」と紹介した。前回の舞台を観てから毎日CDを聴いていたという大野は「聴覚から感動していただけるなと思いますし、新たにダンスも振り付けが全部変わって」と説明。「視覚でも聴覚でも楽しんでいただけるし、ロミオ&ジュリエットという素敵なお話にそれが加わるので、2~3倍に膨れ上がって楽しんでいただけるんじゃないかな」と、自信を見せた。ダンスについては古川も「振り付け師が3人入っていて、ジャズとヒップホップとコンテンポラリーのトップの方々」と解説し、「その方々が作るダンスの表現力は魅力の一つだと思います」とアピールした。また、古川がベンヴォーリオ、マーキューシオ、ティボルトについても触れると、大野が「僕も言おうと思ってたから!」と弁解し、古川が「しゃべらせてくれないかな」と抗議し、笑いを誘う一幕も。古川は改めて、「本当に大切な役なので、一つの役をWキャストで演じると、こんなにも違うのかって思うくらいそれぞれが違う役になっています」と3役のキャスト陣を称賛した。東京公演は赤坂ACTシアターで1月15日~2月14日、大阪公演は梅田芸術劇場で2月22日~3月5日。
2017年01月15日グラビアアイドルの橘花(たちばな)凛が15日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『助けて、ダーリン』(ともに発売中 各4,104円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)の発売記念イベントを行った。グラビアデビュー作となった2014年発表のDVD『勇気凛凛』以降、92cmのHカップバストにクビレたウエストラインという抜群のプロポーションで人気を集めている橘花凛。デビュー2年目の昨年にはグラドルの登竜門的ミスコン「日テレジェニック2015」でグランプリを獲得した。通算8枚目となる同DVDは、今年7月にタイのブーケットで撮影。海外の旅行先で出会った男性と恋をするというドラマ仕立てで、ボディーを披露している。所属事務所の先輩、戸田れいから借りたという水着を着用して報道陣の取材に応じた橘花は「海外旅行に1人で行った女の子がホテルのカードキーを失くして、現地で会った日本人男性に助けてもらって恋に落ちるというストーリーとなっています。具体的には表紙に載っている赤いビキニやホテルの中をタオル1枚で走り回っているシーンがあります。タオル1枚でホテルを走り回るシーンは見どころですね」と最新作を紹介。セクシーなシーンを「ワインレッドの水着を着たシーンは、ちょっとお酒を飲んで酔っ払って甘い感じとなっています。ファンの方には気に入っていただけると思います」とアピールしていた。DVDのタイトルにかけて「未来のダーリンは?」という質問に「全然いないんですよ。最近お母さんが心配していて、『大丈夫?』ってよく言われるんです。30歳ぐらいまでにできればと思っていますけど、どうなることやら(笑)」と苦笑い。恋愛ができない理由として「最近は舞台などでバタバタしていますから」という橘花は、11月23~27日に東京・新宿村Liveで公演される舞台『初等教育ロイヤル』で初のヒロインとして出演することが決定。「人数も多い舞台で緊張しますが、自分のやれることを精一杯やって頑張りたいと思います」とやる気を見せていた。橘花 凛(たちばな りん)1990年8月9日生まれ。新潟県出身。A型。身長160㎝。スリーサイズはB92・H58・H90。2014年にグラビアアイドルとしてデビュー。1stDVD『勇気凛凛』ではこぼれそうなHカップバストにクビレたウエストラインを披露して一躍人気を集めた。2015年にはグラドルの登竜門的ミスコン「日テレジェニック2015」に輝く。今年はグラビアはもちろん、舞台などでも大活躍で、11月23~27日に東京・新宿村Liveで公演される舞台『初等教育ロイヤル』で初ヒロインを務める。特技はテニス、バスケットボール、絵を描くこと。趣味は買い物、お菓子作り。
2016年10月15日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の製作発表記者会見が5日、都内で行われ、ロミオ役の古川雄大&大野拓朗、ジュリエット役の生田絵梨花(乃木坂46)&木下晴香、ベンヴォーリオ役の馬場徹&矢崎広、マーキューシオ役の平間壮一&小野賢章、ティボルト役の渡辺大輔&広瀬友祐、死のダンサー役の大貫勇輔&宮尾俊太郎、演出家の小池修一郎が登壇した。同作はシェイクスピアによる名作を2001年にパリでミュージカル化。全世界でのCD・DVD売上が700万枚にわたるヒットを記録し、日本では2010年に宝塚歌劇団星組が初演を行った。その後、2011年に日本オリジナルバージョンを上演、2013年に再演を行い、今回が4年ぶりの公演となる。会見では「世界の王」「本当の俺じゃない」「バルコニー」「僕は怖い」「エメ」の5曲を披露。男性陣の華やかなダンス、ロミオとジュリエットのロマンチックなナンバーが続いた。また、トークでは潤色・演出を務める小池による「小池修一郎の部屋」状態に。演者たちへの叱咤激励が降り注いだ。小池は古川に「今日ちゃんと歌ってるな、と思いました。前、稽古の途中で喉痛めちゃったから心配して」と安心した様子を見せると、古川も「そうですね、喉鍛えました」と苦笑。また、前回の公演での役作りについて語る古川に、小池は「ずいぶんちゃんとしゃべれるようになったね」としみじみした様子で頷いていた。古川は、ジュリエットとの年齢差について聞かれ「29歳の俺がどう純粋さを出すのか。目の前に起こってくることに真正面から新鮮な反応をして、結果的にピュアに見えたら」と意気込みを語った。2012年に『エリザベート』にルドルフ役で出演したのち、映像でも活躍、NHK Eテレ『Let’s天才てれびくん』の出演も話題となった大野に対して、小池は「ユニークなキャラクターで、あっち(バラエティ)いったかと思い、一緒にやることはないかなと思ってた」と心境を語った。しかし大野がオーディションで歌う姿は、小池が「吹き替えじゃないの? 本当にこれ大野?」と驚くほどに上達していたという。ミュージカルに出ていない間も歌の勉強をしていた大野は、『ロミオ&ジュリエット』も「お金を払って3回観に行った」と語り、作品への思いの強さを表した。また小池は、日本オリジナルバージョン初演時に「近未来的、崩壊した世界での『ロミオ&ジュリエット』」という演出プランを用意していたことを明かした。東日本大震災の発生によりプランを変更したが、今回は当初の計画に立ち返る。小池は「時代とは移るもので、テロの時代になってしまいました。シェイクスピアのすごいところは、どの時代でも人々が感動したり共感したりすることを描いているということだと思います」と語り、「時事ネタを入れるということではなく、どこか現代と共通することを感じていただけるようにと思っています」とメッセージを送った。東京公演は赤坂ACTシアターで2017年1月15日~2月14日、大阪公演は梅田芸術劇場で2017年2月22日~3月5日。
2016年09月06日俳優・古川雄輝が、福士蒼汰の主演映画『曇天に笑う』(2017年公開)に出演することが18日、発表された。古川は同作で、本格時代劇アクションに初挑戦する。原作は、唐々煙氏が漫画誌『月刊コミックアヴァルス』(マッグガーデン)で連載している同名コミック。物語の舞台は、明治維新後の滋賀・大津。人に災いをもたらす大蛇(オロチ)の復活の年、曇(くもう)家の曇天三兄弟と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(やまいぬ)は、それぞれ別の方法で大蛇を再び封印し、平和をもたらそうとしていた。しかし、大蛇の力を手に入れ、明治政府の転覆をもくろむ忍者集団・風魔一族の暗躍により、行く手が阻まれてしまう。曇天三兄弟、犲、風魔一族、三つどもえの様相を呈した戦いを描く。古川が演じるのは、大蛇の発見と破壊を目的に結成された犲のチームリーダー・安倍蒼世。隊長として常に自分に厳しく頑固な性格で、曇天三兄弟の長男・天火(福士)とは幼なじみであるものの、隊を抜けた彼を許していないというクールな役どころだ。強く美しい出立に原作ファンにも人気の高いキャラクターだが、古川はこの蒼世役で、初めて刀を使ったアクションにも挑む。6月21日にクランクインし、撮影も終盤を迎えており、「良い物ができていると思いますので、原作ファンの方々にも楽しんでいただける」と自信を見せる古川。「同世代の若手の役者さんが多いので、とても楽しい撮影現場です」とも報告している。蒼世を演じるにあたって「とにかく強く! かっこ良く!」と心がけたようだが、苦労したのは、「とにかくアクション」。「犲の中でも一番強いキャラクターなので、強く、華麗に蒼世のような動きでアクションをするのが難しかった」とその理由を話しながらも、「苦戦していますが、かっこ良く撮れていると思うので楽しみにしていただきたい」と呼びかけた。
2016年08月18日美しく重厚なゴシックの世界に、ダークなミステリーとコメディの要素を加えたミュージカル『黒執事』。昨年に引き続き、優秀な執事にして悪魔セバスチャンを演じる古川雄大さん。「もともとミステリーは好きなジャンルではあるんですが、そこにポップだったり笑える描写もあって、最後に心にメッセージ的なものを残してくれる、とても面白い原作でした。とはいえ、セバスチャンは悪魔で、感情を見せない存在。自分が演じるにあたって、どこからキャラクターを構築していくか、自分は役としてどう居たらいいのか、最初はかなり悩みました。でもその試行錯誤も含めて楽しかったですね」台本と原作を何度も読み返したそう。「セバスチャンの立場で読んでいると、いつしか共感する部分が生まれてきて、そこを取っ掛かりに、自然にすっと役が入ってくるんです。だから、仕草を忠実に真似ようとは考えなかったですね。ただ、ファンの目線で読みながら、ぐっとくるポイントだけは、敢えて意識して取り入れましたけど」コミカルな場面もある作品ながら、古川さんの演技はあくまでも冷静で、異界の者としての存在感を感じさせた。「以前にも悪魔を演じたことがあるんですが、こういう役、似合うよねって言われるんです。たぶんそれ、褒められていないと思うんですけど(笑)」秋に上演される新作は、子供の失踪事件をめぐって、真相を突き止めるべくサーカス団に潜入する物語だ。「前作は以前にも上演された作品でしたから、今回、自分で一から作れるのは楽しみです。背景にあるテーマが重い作品ですから、そこの重厚感を僕が担えたらと思っています」◇ふるかわ・ゆうた1987年7月9日生まれ。ミュージカル『テニスの王子様』などを経て、'12年にミュージカル『エリザベート』のルドルフ役に抜擢。高い歌唱力で注目され、『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』『1789』などにも出演。◇ミュージカル『黒執事 ~NOAH’S ARK CIRCUS~』19世紀の英国。ファントムハイヴ家の若き当主・シエルは、女王の命を受け、執事のセバスチャンとともに、裏社会で起きる血生臭い事件の解決に奔走していた。そんななか、立て続けに子供の失踪事件が起き…。11月18日(金)~27日(日)水道橋・TOKYO DOME CITY HALL福岡、兵庫、愛知公演あり原作/枢やな脚本/竜崎だいち、毛利亘宏演出/毛利亘宏出演/古川雄大、内田蓮生、玉城裕規、田野アサミ、三津谷亮、小手伸也、姜暢雄、三浦涼介ほかゴーチ・ブラザーズTEL:03・6809・7125(C)2016 枢やな/ミュージカル黒執事プロジェクト※『anan』2016年7月20日号より。写真・小笠原真紀取材、文・望月リサ
2016年07月18日俳優・古川雄輝や女優・高橋メアリージュンらが、広瀬アリスが主演し下山天監督がメガホンを取る映画『L-エル-』(今秋公開)に出演することが13日、発表された。原作は、ビジュアル系ロックバンド・Janne Da Arcのボーカル・yasuのソロプロジェクト・Acid Black Cherryが、2015年にリリースした4枚目の同名アルバム。これは、愛を探し求め続けた1人の女性"エル"の孤独で壮絶な人生をつづった物語と音楽が絡み合うコンセプト盤で、昨年秋には物語部分が書籍化されるなど多様な展開をみせてきた。古川が演じるのは、エルを生涯かけて愛し続けるオヴェス。悲哀と波乱に満ちた人生を歩む、エルという1人の女性を支え続ける男という役どころだ。古川は、今回の映画化企画を「とても斬新なアイデア」と称賛。書籍を読んで曲を聴くと、「すんなり自分のイメージした『L-エル-』の世界に引き込まれ、役作りする過程で何度も聴きました」と振り返る。また、「幼少期から老人まで演じる役柄をファンタジーの世界観でどう生きるか、主人公エルに対してのオヴェスの思いをどう表現するのかなどを考え、監督と現場で相談しながらじっくり時間をかけることができたので、とても楽しい撮影となりました」と報告。「僕自身、CGが加わった映像を楽しみにしています」と期待を話した。一方、高橋メアリージュンが演じるのは、エルと同じキャバレーで働く親友・アンナ。その「アンナという、人間味と幅があって、情熱的で魅力的な女性を演じられた事、そして昔から大好きだったダンスを踊れた事がすごく幸せでした」と感激してみせる高橋メアリージュンが、下山監督と仕事を共にするのは3度目となるが、「アンナのような芝居力が求められる役を任せてくださったことが本当にうれしい」と歓喜している。そんな2人のほか、発表された新たなキャストは、劇団青年役の平岡祐太、キャバレーオーナー役の前川泰之、パン屋の主人役の高畑裕太。加えて、弥尋、FAKY・Mikako、古畑星夏、田中要次、高橋ひとみといった面々も登場する。(C)2016映画「L-エル-」製作委員会
2016年07月13日俳優の染谷将太(23)が7日、公式サイトを通じ、妻で女優・菊地凛子(35)が第1子を妊娠したことを発表した。2人は連名の直筆署名で、「この度私達夫婦は、新しい命を授かることができました」と報告。現在妊娠5カ月であることを明かし、「新たな家族が増えるという喜びと感動を大切に、また日々精進していきたいと思っております。これからも温かく見守って頂ければ幸いです」と思いをつづっている。染谷と菊地は、2015年1月1日に結婚を発表。今回と同じく公式サイトを通じて、「これからは家族としてお互いを支え合いながら強い信念を持ち作品を残していきたいと思います。そして周りの方々も幸せにできるような家族を2人で築きあげていきたいと思います」と伝えていた。
2016年05月07日古川雄輝さんの2年ぶりの主演舞台『イニシュマン島のビリー』は、アイルランドの島に暮らす手足の不自由な少年を描くブラックコメディ。「舞台自体がハードルが高いうえ、日本とは笑いの質が違う海外のコメディだけにどうなるか…。ただ、いまはビリーのことを考えたいんです。どうしてもハンディキャップの部分がクローズアップされる役ですけれど、閉鎖的な田舎の島で映画俳優になる夢を見ている心優しい17歳の少年という、内面の部分に真摯に向き合えたら、と思っています」ビリーとして「どう動いたらいいかを大事に」。彼の優しさを「行動で表現していけたら、自然とそう見えるのかもしれない」。取材が行われたのが稽古初日を目前にしたタイミングだったこともあり、役についてあれこれ考えを巡らせていた。ただ、稽古しながら変わってくることも多いだけに、「いまはとにかく早く森(新太郎)さんの演出を受けて、自分の考えていることが正しいか、一回答え合わせをしたい」とも。「演技ってどれが正解かわからないんで、わりとテクニカルなことから考えちゃうんです。自分なりに準備して、現場で急に方向性が変わったときに対応できるようにしておくと、戸惑わずに済みますから」発言の端々に理系男子の片鱗が。「理系脳だとよく言われます。物事を組み立てて考えたいんですよね」客観性のある人かと思えば、「客観性はある方だと…いや、ないな(笑)」。在学中にミスター慶應に選出。その後、合格していた大学院への進学をやめ、芸能界入りした経緯からしても、意外と直感型の人?「ミスター慶應に選ばれた後、オーディションを受けたのですが、必死ながらもやっていて楽しかったんです。ただ、やればやるほど俳優という仕事は難しい。舞台は、稽古期間が長いぶん挑戦ができる場なので、怯んでしまう自分を奮い立たせて臨みたいです。少しでも自分の引き出しを増やしていけたらいいですね」◇ふるかわ・ゆうき1987年生まれ。2010年芸能界デビュー。出演作にドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』、映画『脳内ポイズンベリー』など。出演映画『太陽』が4月23日公開。◇心優しく理知的ながら、ハンディキャップゆえに周囲からは馬鹿にされている少年・ビリー(古川)。ある日、彼の住む小さな町のすぐそばに、ハリウッドの撮影隊がやって来る。3月25日(金)~4月10日(日)三軒茶屋・世田谷パブリックシアター作/マーティン・マクドナー翻訳/目黒条演出/森新太郎出演/古川雄輝、鈴木杏、柄本時生、山西惇、峯村リエ、平田敦子、小林正寛、藤木孝、江波杏子S席8500円A席6500円(共に税込み)ホリプロチケットセンターTEL:03・3490・4949※『anan』2016年3月30日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ
2016年03月25日3月25日(金)から東京・世田谷パブリックシアターで上演される森新太郎演出の舞台『イニシュマン島のビリー』。その製作発表会が都内で行われ、演出の森、主演の古川雄輝、鈴木杏、柄本時生、山西惇、江波杏子が出席した。舞台『イニシュマン島のビリー』チケット情報原作は、アイルランドの鬼才と言われるマーティン・マクドナー作のブラック・コメディ『THE CRIPPLE OF INISHMAAN』。2013年にはダニエル・ラドクリフ主演でロンドンにて上演、翌年ブロードウェイに進出し、絶賛を浴びた作品だ。演出の森は「今回の芝居はダークコメディ。単純なハッピーエンドで終わるのではなく、観に来てくださった皆さんにほろ苦い、ビターなものを残すであろう作品です。マクドナーの作品ですので全編暴力に満ち溢れていますが、同時にマクドナーらしいとんでもなくピュアな愛の物語も描かれています。登場人物は感情むき出しのとんでもない連中ばかりですが、今作ではとてもアニマルなキャスティングが実現しました」と紹介。赤ん坊の頃に両親を亡くしたビリー(古川)はふたりの中年女性を親代わりに暮らす17歳の青年。ハンディキャップのせいでバカにされながら毎日を送るビリー。そこに、隣の島でハリウッド映画の撮影が行われるというニュースが届く。船で隣の島まで行こうとするヘレン(鈴木)とその弟(柄本)に、ビリーは一緒に連れて行ってくれと言うが――。主演の古川は「舞台が2年ぶりで、かつ主演ということで非常にプレッシャーを感じているんですけど、本当に素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと舞台ができるということでうれしく思っています」、ビリーの幼馴染で恋の相手でもあるヘレン役の鈴木は「もともと好きで憧れだったマーティン・マクドナー作品に森新太郎さん演出で挑戦できるのはなんて幸運なことなんだろうと思っています。俳優のみなさんが特別な才能の塊みたいな人たちが集まっていて、埋もれないようにひるまずぶつかっていきたい」と語った。個性派俳優が揃った会見はMCからの質問にも独特の回答が続出。さらに、古川、鈴木、柄本が作品の1シーンを朗読劇で披露する時間も。森から「敢えて言うならジャイアン」と言われたという乱暴な役を演じる鈴木は、朗読マイクから離れ柄本を殴る仕草をするなど臨場感たっぷりに演じ、約100名の観客を圧倒した。舞台『イニシュマン島のビリー』は、3月25日(金)から4月10日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて。取材・文:中川實穗
2016年02月23日