今度は航空業界を舞台に田中圭“はるたん”と吉田鋼太郎演じる黒澤武蔵がピュアラブストーリーを繰り広げる「おっさんずラブ-in the sky-」の第3話が11月16日放送。千葉雄大演じる成瀬竜の“萌え袖&スプーン咥え”スタイルにざわめく視聴者が続出中だ。前作の不動産屋から今度は航空業界を舞台にして、田中さん演じる“はるたん”こと春田創一がCAを、吉田さん演じる黒澤武蔵はパイロットとして出会うことに。2人のほか副操縦士の成瀬竜に千葉さん、整備士の四宮要に戸次重幸、「天空ピーチエアライン」の広報で春田の高校の後輩にして黒澤の娘・橘緋夏に佐津川愛美も交えた“五角関係”をメインにストーリーが進む。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。春田と緋夏が自宅でキスをしようとしたその時、ふすまをあけて入ってきたのは、なんと黒澤。緋夏と黒澤が親子だったこと知り衝撃を受ける春田だが、黒澤も「愛する春田が娘と恋仲なのか?」と激しく動揺する。さらに春田が同僚の根古遥(MEGUMI)と有栖川民代(木崎ゆりあ)に、黒澤からの告白だとは言わず「好きになってもいいですか」と言われたことを話すと、2人は緋夏からの告白と勘違い。緋夏に話してしまったことから彼女もまた思い悩むことに。そんな中、春田はまた成瀬と若い女性が言い争う姿を目撃。社員寮に帰宅後、おせっかいにも成瀬に説教しようとする――。パーカーの袖を指先まで伸ばし“萌え袖”スタイルでスプーンを口にくわえ、電子レンジに向かう成瀬に「成瀬萌え袖とか反則」「成瀬の萌え袖は最強」などの声が上がり、「スプーン咥える千葉雄大は反則」など、成瀬を演じる千葉さんにも賞賛の声が。そんな成瀬だが、ラストで父が亡くなったことがわかる。春田に悲しげな表情で父の死を伝える成瀬の姿にも「安定の可愛さと姿勢の良さ」「雨の中泣いてる千葉雄大すんごいやばい」と、こちらのシーンでも千葉さんの可愛さに感激の声が続出中だ。第4話あらすじ降りそそぐ雨の中、春田創一(田中圭)が副操縦士・成瀬竜(千葉雄大)を抱きしめている現場を目撃し、立ち尽くす整備士・四宮要(戸次重幸)。四宮は心配して様子を見に来た広報部の橘緋夏(佐津川愛美)に「俺は、春田が好きなんだ」と、これまで秘めてきた思いを打ち明けてしまう。一方、春田のことを好きだと言う娘・緋夏のために、断腸の思いで恋愛戦線から離脱する決意をした機長・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)。必死に春田を嫌いになろうとするが…うぅぅぅ…無理ぃ……。数日後、父親の葬式を終えた成瀬が出社。いつになく素直に、家族の話をぽつぽつと話しだす成瀬を、春田は四宮の誕生日会に誘う。翌日、改めて行われることになった四宮の誕生日パーティーには、胸にフクザツな思いを秘めたおっさんたちが大集結…!?無防備かつ無邪気すぎる春田に我慢の限界を迎えた黒澤は、突如「ここらで決着つけようか!」と、卓球大会の開催を宣言する。スマッシュに乗せて、次々に繰り出される男たちの本音――。果たして、卓球対決の行方は…?(笠緒)
2019年11月17日原作者・福本伸行による完全オリジナルストーリーで描かれる藤原竜也主演『カイジ』シリーズ最終章『カイジ ファイナルゲーム』。この度、本作の場面写真が一挙到着した。今回到着した場面写真は、カイジの過去作から格段にパワーアップした顔圧のオンパレード!インパクト大なシーンが多く公開された。物語の舞台は、帝愛グループが営む地下ギャンブル場・帝愛ランド。そこを訪れるのは、カイジ(藤原さん)、ヒロイン・桐野(関水渚)、廣瀬(新田真剣佑)ら。そんな彼らが不気味な存在を前に立ちすくむ様子や、カイジとカイジが所属する派遣会社の社長・黒崎(吉田鋼太郎)が真っ向から対峙する姿。総理秘書・高倉(福士蒼汰)がカイジの胸ぐらを掴み地面に叩きつける場面と公開に期待高まる写真ばかり。さらに、先日発表された天海祐希、生瀬勝久ら演じるシリーズお馴染みのキャラクター、山崎育三郎演じる新キャラクターの姿も登場。ほかにも、原作者・福本氏が考案したオリジナルゲーム「最後の審判~人間秤~」で勝負する、カイジと黒崎のカットも到着している。『カイジ ファイナルゲーム』は2020年1月10日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:カイジ ファイナルゲーム 2020年1月10日より全国東宝系にて公開©福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会
2019年11月14日超人気シリーズを舞台を一新、新たなストーリーを描く田中圭主演の「おっさんずラブ-in the sky-」の第2話が11月9日放送。前作をリスペクトした黒澤の告白シーンに視聴者から賞賛の声が送られているほか、衝撃のラストにも大きな反響が集まっている。今度は航空業界を舞台に、半年前にリストラされ、後輩の勧めで航空会社に転職、CAとなった春田創一を田中さんが演じる。春田が勤務する「天空ピーチエアライン」で“グレートキャプテン”と呼ばれるほどのベテラン機長・黒澤武蔵に吉田鋼太郎。不器用な性格ゆえに周囲から誤解を受けやすい副操縦士(コーパイ)・成瀬竜に千葉雄大。熱血でストイックな整備チームのリーダー的存在・四宮要に戸次重幸。「天空ピーチエアライン」で働くディスパッチャー・烏丸孫三郎に正名僕蔵。若手整備士・道端寛太に鈴鹿央士。春田の高校の後輩で広報の橘緋夏に佐津川愛美。チーフパーサー・十文字美冴に片岡京子、根古遥にMEGUMI。有栖川民代に木崎ゆりあといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。春田が会社で見つけた自分を描いた大量のデッサンは同じ寮に住む要が書いたものだった。動揺する春田に要は春田以外の人間のデッサンを見せ「絵を描くのが趣味なんだ」と説明する。一方、成瀬にパワハラ疑惑が巻き起こり、パイロット資格はく奪の窮地に立たされるが、要や春田らの説得で懲戒はまぬがれる。その後、春田は黒澤から展望デッキに呼び出され「春田君のこと、好きになってもいいですかーっ!」と絶叫告白される。頭を抱える春田だが、それを「○」のサインだと勘違いした黒澤は「やったー!」と喜びの雄叫びを上げて鐘を鳴らす…この“絶叫告白”シーンだが、ボケた背景の光がハートになる演出に「また今回も背景ハート」「告白シーン恒例のハート出ました」「むさたんの愛の告白でバックがハートになる細かい演出」「告白時のハートライトの再現は嬉しかった」などの声が続々。さらにラストでは春田の後輩で気になる存在の緋夏が黒澤と親子であることが発覚。この展開にも「親子なのすっっっっごいびっくり」「キャプテンと緋夏ちゃん親子だったの?!?ライバル同士に?」「さすがにこの展開は想像してなかった」など衝撃を受けた視聴者が続出している。第3話あらすじ新人CA・春田創一(田中圭)と広報部員・橘緋夏(佐津川愛美)が自宅でキスをしようとしたその時…ふすまをあけて入ってきたのは、先日春田にぶっちゃけ絶叫告白をしたばかりの、キャプテン黒澤武蔵(吉田鋼太郎)!?なんと緋夏と黒澤は“親子関係”であることが発覚。衝撃を受ける春田だが、それ以上に黒澤も「愛する娘と、愛する春田は、恋仲なのか!?」という信じがたい事態に慟哭する。――ここに春田を巡る“父娘”の仁義なきラブバトルが幕を開けるようとしていた…。そんな中、春田は新路線就航便での機内アナウンスという大役を担うことに。ひとり屋上で練習をしていると、またも副操縦士の成瀬竜(千葉雄大)が若い女性と言い争う姿を目撃してしまう。社員寮に帰宅後、おせっかいにも成瀬に説教しようと近寄る春田だが、「ウザい」と冷たく言い放たれ…。ついに迎えた新路線就航の日。春田はオフィスでたまたま、成瀬が隠していた“ある秘密”を知ってしまう。降り出した雨の中、駆け出す春田…。やがて、雨に濡れて立ち尽くす成瀬の姿を見つけた春田は思わず、成瀬を強く抱きしめて――?(笠緒)
2019年11月10日田中圭さん主演のドラマ『おっさんずラブ-in the sky-』(テレ朝系)がスタートしましたね!航空業界を舞台に、CA(キャビンアテンダント)に転身した“はるたん”こと春田創一を中心とする、おっさん同士の恋愛模様を描いた『おっさんずラブ』のシリーズ第2弾!初回放送中はTwitterで「機長」「ディスパッチャー」といった関連ワードが次々にトレンド入りし、放送後には「#おっさんずラブinthesky」がトレンドランキングで国内1位に!■愛も笑いも止まらない「in the sky」筆者もリアルタイムで観たのですが、前作を遥かに超えた展開のスピーディーさにワクワク。“はるたん”は入社初日に、いきなり副操縦士の成瀬(千葉雄大さん)にキスされたり、誰かが描いた自分のデッサンを見つけて混乱したりと、とにかく目が離せなくて。視聴者のほとんどは、描いたのは当然、黒澤キャプテン(吉田鋼太郎さん)でしょ?と予想したかと思うのですが、まさかの整備士シノさん(戸次重幸さん)って!もう、すさまじい勢いでイケメンたちに愛される“はるたん”に嫉妬しそう…。このドラマ、前作以上に盛り上がりそうな予感です。今回は、田中さんをはじめ『おっさんずラブ-in the sky-』の面々を占ってみました。それぞれの性質に続き、「恋愛“情熱度”」ランキングを出してみたり。併せて、あなた自身と好きな人の「もしも結婚したら…?」がわかる手軽な占いもお届けします。よかったら、ドラマと一緒に楽しんでくださいね。■メインキャスト7人を占ってみた!◎春田創一(CA)まっすぐで不器用で情に厚く、とにかく優しくて、ちょっぴりおバカ。【演】田中圭さん(1984年7月10日)太陽蟹座、月射手座、金星蟹座、火星蠍座→太陽蟹座で面倒見がいいタイプ。月射手座は、おバカかはさておき、お人好しであっけらかんとしています。もしや役柄そのもののキャラ…?◎黒澤武蔵(キャプテン)操縦技術・人柄ともに秀でた人物で、みんなを気遣う優しい心の持ち主。【演】吉田鋼太郎さん(1959年1月14日)太陽山羊座、月魚座、金星水瓶座、火星牡牛座→太陽山羊座なので社会性が抜群。月魚座はピュアで夢見がちで傷つきやすいところがあります。こちらも地でいってる感じが!◎成瀬竜(副操縦士)ドライな性格で付き合いが悪く、プライベートを見せない。【演】千葉雄大さん(1989年3月9日)太陽魚座、月牡羊座、金星魚座、火星牡牛座→太陽魚座でとてもチャーミング。ただ、月牡羊座を伴うと、ボーっとしているようでいて素早く、周囲を驚かせることも。カッとなったり焦ったりもしがち。おお、彼も役柄としっくりきますね。◎四宮要(整備士)通称シノさん。職人肌。プライベートは、おおらかで誰にでも優しく、たまに天然。【演】戸次重幸(1973年11月7日)太陽蠍座、月魚座、金星山羊座、火星牡羊座→太陽蠍座。蠍座はシュールというか職人気質で独特の世界観を持っています。月魚座は吉田さんと同じ。つまりピュアで夢見がちで傷つきやすいところあり。◎烏丸孫三郎(ディスパッチャー)運航予定や天気の情報を伝える担当。ウワサ好き。どこで仕入れてくるのか社内情報に精通。【演】正名僕蔵(1970年8月11日)太陽獅子座、月蠍座、金星天秤座、火星獅子座→太陽獅子座。獅子座はライオンの王みたいに目立つ存在です。そして月蠍座は戸次さんの太陽と同じ…内側に激しさを抱え、謎めいて神秘的。◎橘緋夏(広報)“はるたん”の高校時代の後輩。チャキチャキしたしっかり者。【演】佐津川愛美(1988年8月20日)太陽獅子座、月蠍座、金星蟹座、火星牡羊座→太陽獅子座。おっさんたちの世界にいる獅子座の女性として、華やかさが際立ちそう。太陽と月は正名さんと入れ替わった感じで…これまた妄想が広がります。◎道端寛太(整備士)若手整備士。通称ミッチー。シノさんを兄のように慕い、子犬みたいに懐いている。【演】鈴鹿央士(2000年1月11日)太陽山羊座、月魚座、金星射手座、火星魚座→太陽山羊座と月魚座。いずれも吉田さんと同じです。ちなみに、広瀬すずさんにスカウトされて芸能界入りしたそう。まるで、占いを当てはめてキャスティングしたみたい!と思ってしまいました。実際のところどうなんでしょう?■7人中、もっとも愛情深いのは誰?キャスト7人を占い的にグループ分けしました。「恋愛“情熱度”」のランキングも!◎ドラマ(仕事)に対する思い・これは面白くなるぞ!って楽しみにしていそう…正名さん、佐津川さん・キャリアの開拓になるなと思いそう…吉田さん、鈴鹿さん・親しい仲間づくりに励みそう…田中さん、千葉さん、戸次さん◎火星で観る恋愛“情熱度”ランキング1位:田中さん…愛が深い2位:正名さん…情熱的3位:吉田さん、千葉さん…愛の維持力高め5位:戸次さん、佐津川さん…恋する気持ちにストレート7位:鈴鹿さん…ロマンチストこんな感じになりそうです。イメージは湧きましたか?田中さん、愛が深いんですね。イクメンとも言われているし…奥さまがうらやましい!■星占い:もしも彼と結婚したら…それではお待ちかね。あなたと好きな人の「もしも結婚したら…?」がわかる占いです。調べ方はとっても簡単。自分の太陽星座から見て、相手の太陽星座が何番目にあるかをチェックするだけ。あなたと同じ星座を1番目とします。《例》牡羊座生まれの場合【1】牡羊座→【2】牡牛座→【3】双子座→【4】蟹座→【5】獅子座→【6】乙女座→【7】天秤座→【8】蠍座→【9】射手座→【10】山羊座→【11】水瓶座→【12】魚座仮にあなたが蟹座(田中圭さんと同じ)で、彼が山羊座(吉田鋼太郎さんと同じ)なら【7番目】。彼が牡羊座(千葉雄大さんと同じ)だとしたら【9番目】になります。☆ホロスコープを、反時計回りさせるようにして数えましょう。■気になる占い結果は?【1番目】あなたと同じ星座あなたと相手は性格が似ているので、すぐに意気投合しそう。いいとき、ダメなときも同じように感じる関係です。2人が最高にいい時期に結婚を選べば、人生の大きな波にも乗れるでしょう。お互いの魅力にも、よくないところにも気づいて共に成長していきます。【2番目】あなたの星座の右隣りあなたが相手に夢中になる傾向あり。この人なら大丈夫、頼りになると…。相手は支配的な俺様・女王様タイプが多そう。2人が結婚すると生活が豊かになります。共にアートや音楽を楽しむなど感性を磨く機会を増やして。ケチらない生活を心がけると実り多い日々を過ごせます。【3番目】あなたと相手は友達の延長のような結婚をしそう。最初のうち、この相手はシャイかもしれません。でも、少しずつお互いを知る機会を得ると、結婚まで考えることに…。2人は、ときに子どもっぽく、ときに大人っぽく、何をしても心置きなく笑い合える関係を築けるでしょう。【4番目】あなたと相手は結婚に前向き。例えば仕事で出会っても、もし結婚したら…をすぐに想像できるのです。相手は家庭的で、あなたにも同じ価値観を求めそう。結婚について具体的に話し合うと上手くいきますが、あなたが仕事中心の生活を好む場合は理解してもらえるか否かが重要に。【5番目】あなたと相手は恋愛の延長のような結婚をしそう。一緒にいると楽しく面白い相手です。結婚後も、デートをしたり趣味を増やしたりと2人の時間はさらに充実していくでしょう。ただし、将来の計画が後回しになり、夢ばかり見て浪費しまうこともあるかも。【6番目】あなたと相手はお互いに様子を見ながら信頼関係を築き、結婚すると精神的な絆で深く結ばれます。どちらかといえば宿命のような結婚です。深く愛し、尽くし、捧げるようなところもあるので、結婚生活では息抜きも必要でしょう。【7番目】あなたと相手は出会うとすぐに惹かれ合いそう。この相手との結婚は、あなたの人生を大きく開花させます。環境も人間関係もガラリと変わるかも。性格は似ていなくてもお互いにペースを合わせていくので、持ちつ持たれつの信頼関係を築いていくはず。【8番目】あなたも相手も結婚に対して真剣です。近所付き合い、親せき付き合いなどがにマメになる傾向も。見栄っ張りになりがちなので借金はNG。年齢を重ねても手をつないで歩けるような、愛を与え合える関係に成長していきます。【9番目】あなたと相手は共に結婚に理想を持っています。この相手との結婚は、あなたの人生に刺激を与えそう。結婚後もお互いに、より理想的な相手に巡り会うこともあるので、すれ違いに気をつけて。価値観や生活スタイルが同じなら、ずっと仲睦まじく過ごせるでしょう。【10番目】あなたと相手は結婚で社会的な信用を得るでしょう。仕事で出会って結婚することが多いのはこのカップル。結婚は勢いに乗ってトントン拍子で決まることも。相手は仕事人間で家庭をおろそかにしてしまうタイプが多いかもしれません。そのことを理解した上で生活に彩りを加えて。【11番目】あなたと相手は周りに祝福されて結婚できます。あなたが相手に夢中になる傾向あり。一緒にいると楽しいのですが、ずっと2人きりというのはお互いにしんどいかも。結婚してもお互いの趣味に無理に関わらず、自由を尊重し合う、共通の友達を交えて過ごす、などすれば円満に。【12番目】あなたと相手は精神的な結びつきを必要とします。相手は控えめなタイプで尽くしてくれるでしょう。あなたはそれを当たり前と思わず、何倍もの愛で包み返してください。結婚後は秘密を共有したり、肉体的にだけでなく精神的にもサポートを求められたりします。■愛にあふれた人生の旅を!「もしも彼と結婚したら…」どんな結果になりましたか?この「何番目の星座か?で相性がわかる」という占いは、過去の記事でも取り上げたのですが、「当たる」と好評だったので、また取り上げてみました。みなさんが大好きな人と結ばれ、幸せな日々を過ごせますように!それにしても、先ほどのキャスト7人の占い…。役柄とリアルな役者さんたちの性質が本当によく似ていると思いません?徹底的に作り込まれたストーリーではあるけれど、本人たちがある意味、自然体でいられるからこそ、あんなにイキイキとしているのかも。今後の空の旅が楽しみですね!
2019年11月09日「武蔵とのラブ以外はまったく違ったストーリーになっています。新たな面白さがあると思っていますので、そこを楽しんでいただきたいです」そう話すのは、主演ドラマ『おっさんずラブ―in the sky―』(テレビ朝日系・土曜23時15分~)。で再び春田創一を演じる田中圭(35)。今回はキャストやストーリーも変わり、新しいものに生まれ変わった。CAとして働く独身ポンコツダメ男・春田創一(田中)。ある日、機長の黒澤武蔵(吉田鋼太郎)に告白され、副操縦士・成瀬竜(千葉雄大)や整備士・四宮要(戸次重幸)も絡んできて……。「元々、『おっさんずラブ』っていうのは、吉田鋼太郎さん扮する武蔵というおっさんが乙女のように恋をする“おっさんの恋”のことだと僕は思っていて。今回も鋼太郎さんは常にフルスロットルおじさん(笑)。思いっきり恋する乙女になっています。鋼太郎さんのサングラス姿もぜひ、笑ってください。僕もモニター見ながら爆笑しています(笑)」ドラマに映画、バラエティなど忙しい日々を送る田中の“ラブ”なものは?「歩きながら遊ぶゲームアプリをスマホでずーっとやっています。ドラマ撮影の移動車のなかでやるときは、速度が速すぎて対戦相手がなかなか出てこないんです。やっと出てきた!って思ったら、もう後ろに通り過ぎていっちゃったりして、かなり翻弄されています(笑)」
2019年11月09日2020年1月から、3度目のミュージカル上演がスタートとなる『デスノート THE MUSICAL』。初演・吉田鋼太郎、再演・石井一孝(大阪公演・俵和也)という、人気と実力を兼ね備えた歴代俳優から“死神リューク”役のバトンを受けるのは、故・蜷川幸雄の薫陶を受け、今年、第26回演劇読売大賞・優秀男優賞を受賞した横田栄司。シェークスピア作品群でキャリアを積むと共に、現代劇はもちろんゲームや漫画の舞台化までこなしている百戦錬磨の彼に、物語の解釈、「人知の及ばぬはずの死を操る、人外のもの」を演じる面白さやリアリティを語ってもらった。横田栄司「リュークというのは、作品全体を俯瞰している悪魔でありながら、自分もその流れに巻き込まれていく存在。人間の業とか欲を一身に引き受け、人間の近くでそれらを味わっているイメージです。人間に大きな影響を与えるんだけど、人間からもすごく影響を受けているというのが僕の勝手な解釈で、そこら辺をうまく見せられたら、面白いと思うんですよね」人外の存在であるリュークは、冷酷さだけではなく、人間味を垣間見せるシーンが意外と多い。「リュークって、一番自由な気がします。人間たちの方が苦しそうで、リュークはそれを弄んでいるというか……でも本当はわからないんですけどね、どっちが弄んでいるかなんて。この前、『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』(作・演出/三谷幸喜)っていうお芝居をやったんだけど、僕はシャーロック・ホームズの兄で、手の内で彼を転がしているという設定が前半にあったんです。でも本当に僕が弟をコントロールしていたかというと、実は弟が兄を遊んでくれたような部分も……穿った見方をするとあって。そういう意味では、今回の『デスノート THE MUSICAL』も、『リュークは支配しているようで心を動かされているんじゃないか?』ということを、考えてみたいと思っています。ただ、まだお会いしていない出演者の方もたくさんいるので、皆さんのお顔を見て一緒に稽古をしながら、作っていくことになるとは思うんですけどね。今言ったことは、僕の勝手な妄想、イメージなので」横田栄司『DEATH NOTE』との出会いは、松山ケンイチ、藤原竜也主演の映画版。そして原作漫画を経て、初演のミュージカルを観た。「怖さが新しいというか、こんなスリリングさがまだあったのかという驚きが、作品に対する最初の印象です。名前を書いて人が死ぬっていう一番大きなルールに衝撃を受け、『これは面白いな』って思ったのを覚えています。なにせすごい発明(笑)。まあ、あるのかもしれないけどね、西洋の昔の物語とかに……。あ、あと映画版でいえば(藤原)竜也もよかったけど、松山君のエルがね。ずーっとお菓子を食べている頭のキレるヤツっていうのが、良かったなあ」『DEATH NOTE』の面白さのキモは、主人公・月の信じる正義のもとに行われる殺人が100%否定できない点にあり、読者は葛藤しながらページをめくることになるが、演じるとなると役者も常に葛藤すると言う。「これは本当に難しいんですけど、個人的にはね、デスノートがあったら名前を書いてやれって思うことはあります。でも書きますかね?実際にあったら。悲しい事件や犯人が許せないような事件はあります。もし僕が遺族だったらなんともやりきれない感情が生まれるだろうし、手許にデスノートがあったらーーこういう妄想は割とします」「東野圭吾さんの小説で、寺尾聡さんが主演で映画化された『さまよう刃』って作品をご存知ですか?レイプ殺人で凌辱された娘の敵を討つために、お父さんが猟銃を持って犯人グループをひとりずつ血祭りにあげていくというストーリーなんですが、被害者の家族の感情とはいったいどういうものなんだろうっていうのを、考えるきっかけになると思います」「デスノートみたいなものがあったらどうなるんだろう、この彼はどう使うんだろうなって、想像しました。でも使うことが正義かどうかというのはわからなくて、そこが難しいところですよね。『DEATH NOTE』のテーマも結局そこにあるワケだし。まあ、ただひとつ言いたいのは、月君はちょっと名前を簡単に書きすぎなんじゃないかって(笑)。書かないと話が進まないんだろうけど、自分を神のように思うのは危険ですよね」横田栄司また、『DEATH NOTE』は少年漫画だけに、若いキャラクターたちは、10代や20代の若い世代の思うことを、言ったり感じたり行動したりという役回りを持っている。今回、若い出演者が多いこともあり、現実の若い世代との交流で、横田さん自身が感じることを聞いてみると……。「皮肉でも何でもなく、今どきの若い人は立派だなと思います。演劇の世界でもスポーツの世界でも、若い人、優秀じゃないですか?そう思いません?昨今、平成の子がぞろぞろ共演者にいるワケですが、みんなしっかりしている。だから僕は今、共演する若い世代に必死についていこうと思っています。彼らに教えを乞うて、師と仰ぎ、特にミュージカルの世界では僕は新人なので胸を借りるつもりで、彼らからいっぱい学んで、こっちの血と肉にしてやろうと(笑)。彼らのいいところを吸収して、おじさんはもっと気持ち悪いおじさんになってやる。そして若者たちから『あの人邪魔だな、ヤダな、でもいい俳優だな』と思われたい。本当に嫌われるのは悲しいから、俳優として好かれて、人間として目の上のたんこぶ的な、そういう存在でいたいです」ミュージカルだから当たり前とはいえ、死神であるリュークが歌う違和感は、独特の方法で解消するつもりだ。「僕はきっと、歌えないんじゃないかなあ。曲に乗せてしゃべっていきます、少なくともそうなるといいなって思っています。ちょっと言葉遊びみたいだけど、歌うというより語りたいんです。でも語れるようになるには、まず歌の特訓をしなきゃいけない。どこまでいけるかわかりませんが、それを突き抜けたところでリュークとして、歌詞をセリフとして歌うよりも語る……それ以外言いようがない。そうすることによって、リュークが歌う違和感みたいなものを、軽減できればいいと思っているんですが、まあ相当な苦労をこっちがしなければならないので、本当にこれから頑張ります」横田栄司舞台で鍛えた美声の持ち主だけに、成功は約束されているようにも思うが、本人は余裕しゃくしゃくということにはならないようだ。「やめてよ、そう言って持ち上げるの!ハードル上げるのやめてよ!リューク役をやられていた吉田鋼太郎さんとは仲良しなんですけど、彼がこの『デスノート THE MUSICAL』の再々演にあたって、メッセージをくださったんです。初演の役者さんたちからいただいた、公式メッセージのひとつという形なんですが。でも鋼太郎さん、その中で相当なプレッシャーをかけてきてくださっているんですよ、僕の歌に関して。意地の悪い先輩だよね~。まあ僕はそういう先輩になりたいんだけどね、愛のあるメッセージ(笑)。因みに鋼太郎さんは僕のひと回り年上で、来年は彼と僕と、僕のひと回り年下の小栗旬君とで『ジョン王』(演出/吉田鋼太郎)っていうお芝居をやるんですよ。全員イノシシ年のイノシシ集団!何も考えないで突っ込んでいきます」最後に「死神の持つ能力を、実際に持ったとしたら?」と役柄に因んだ質問をすると、名作の引用を使って答えをくれた。「リュークの能力って、デスノートを配ったのはわかっているけど、実は死神の持つ能力としてそれ以上のことは示されていないんだよね。人の生き死にをコントロールできるということは、生きるタイミングも決められるってことだけど……それをできるようになっても、どうするかなあ。近しい人が危なくなったら、『まだ行かなくていいよ』って言いにいくのかな……でもそれもおこがましいよね」「『人の生き死にを自由に操れる死神でも、たったひとつだけたったひとつだけ、自由にできないものがある。それは俺の心意気だ』ってセリフ、知ってますか?『シラノ・ド・ベルジュラク』っていうお芝居があってね、シラノがラストシーンで死ぬ前にこう言うんです。かっこいいでしょ?それが人間だよね。『俺の心意気は自由にできないぜ!』なんて聞いたら、死神だって逃げて帰るんじゃないかな?人の心意気を殺すことはできない、命は奪えてもーーこの結論、ちょっとカッコ良すぎたかな?」ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』は2020年1月20日(月)の東京公演を皮切りに、静岡、大阪を経て、福岡で千秋楽3月8日(日)まで上演。男の艶たっぷりのリュークに、新しい魅力を感じてしまいそうだ。横田栄司撮影/奥田耕平、取材/藤坂美樹、構成/中尾巴
2019年11月07日「おっさんずラブ-in the sky-」に出演する戸次重幸が本日11月7日に誕生日を迎え、共演者たちがドラマ撮影現場でサプライズバースデーを執り行った。劇場版も話題となった「おっさんずラブ-」シリーズの新作は、空を舞台に新人CAの春田創一(田中圭)、機長・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、副操縦士・成瀬竜(千葉雄大)、整備士・四宮要(戸次さん)らおっさんたちが、ピュアなラブバトルを繰り広げる。先日、“シノさん”こと四宮が誕生日を迎え、春田、黒澤、鈴鹿央士演じる整備部の後輩・道端寛太、そして成瀬が渋々参加し、社員寮でお祝いをするというシーンの撮影が行われた。吉田さんがアドリブを連発し、全員必死に笑いをこらえながらの撮影となった今回。そして、本番が終わった瞬間、助監督が大きな声でサプライズバースデーの開催を告げた。そう、四宮を演じる戸次さんももうすぐ誕生日ということで、Wお祝いが行われた。田中さんら共演者や現場のスタッフが拍手とともに46歳を迎える戸次さんをお祝い。また、劇中に登場する「Happy Birthday シノさん」と描かれたケーキを手に、戸次さんを囲んで記念写真も。初回の平均視聴率は5.8%(※ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、2017年10月クールにスタートした土曜ナイトドラマ枠過去最高の結果となった本ドラマ。この結果に戸次さんも「非常にいい結果が出せたという、すごく気持ちのいい状況で誕生日を迎えられたので、喜びが倍増しました!」と笑顔を見せた。また「役者をしていなかったら、こんなに大勢の人に祝ってもらうこともないだろうな…と、毎年感じているんですが、今年は僕にとっても転機になるであろう、非常に大切な作品の中で迎えられたので、喜びもひとしおです!」と思いを明かしていた。「おっさんずラブ-in the sky-」第2話あらすじ春田(田中圭)が、転職初日に見つけてしまった大量のデッサン。それを描いた犯人は、同じ寮に住む兄貴分の整備士・四宮要(戸次重幸)だった。動揺する春田だが、四宮は春田以外の職場の仲間たちを描いたほかのデッサンを見せ、「絵を描くのが趣味なんだ」だと爽やかに説明する。一方、副操縦士・成瀬(千葉雄大)が春田にキスをした理由が、“男と別れるため”だったと知る。さらにその裏で、成瀬がパワハラ疑惑をかけられ、パイロット資格はく奪の窮地に立たされていることを知る。そんな中、春田を巡る恋の乱気流を目撃してしまった機長・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)は、胸にかすかな痛みを抱えていた。そんな黒澤の想いなど露知らず、春田と広報部員の橘緋夏(佐津川愛美)は、ひょんなことからデートに出かけることに!しかし翌朝、春田は突然、黒澤から“空港の中心”に呼び出される…。「おっさんずラブ-in the sky-」は毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送中。(cinemacafe.net)
2019年11月07日航空業界を舞台に新たなおっさんたちのピュアラブを描く「おっさんずラブ-in the sky-」が11月2日から放送開始。田中圭と千葉雄大との熱烈キスシーンや、戸次重幸が絶叫するラストシーンなどに注目が集まった。前作の不動産屋から今回は舞台を航空業界に移し、田中さん演じる春田創一は半年前にリストラされ、後輩の勧めで航空会社に転職、CAに。黒澤武蔵はパイロットとして登場。春田や黒澤が勤務する「天空ピーチエアライン」の副操縦士で、時間に厳しくストイックな成瀬竜に千葉雄大。整備チームのリーダー的存在で職人肌の四宮要に戸次重幸。そのほかディスパッチャーの烏丸孫三郎に正名僕蔵。若手整備士の道端寛太に鈴鹿央士。「天空ピーチエアライン」の広報で春田の高校の後輩・橘緋夏に佐津川愛美。チーフパーサーの十文字美冴に片岡京子。根古遥にMEGUMI。有栖川民代に木崎ゆりあといった面々が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では勤務初日から遅刻した春田が、資料整理を頼まれロッカーを開けると自分を描いた大量のイラストを発見。さらに成瀬の別れ話に出くわし、いきなりキスされてしまう。機長の黒澤が絵心があることを知り、まさか機長が…と驚く春田だが、イラストを描いていたのは要だった――というストーリーが展開。女性の前で春田とキスしてみせ「そういうことだよ」と冷たく告げる…。田中さんと千葉さんの“熱烈キス”に「千葉ちゃんのキャラが思い描いたぐらい最高で。千葉ちゃんからキスさせたのも…最高」などの声が。さらに春田のイラストを描いていたのが戸次さん演じる要だということが発覚すると「戸次さんはないと思ってたのに、最後超笑ったわ」「戸次さんの真剣に絵を隠す演技が良かった」と大きく盛り上がる。「良い意味で新しく、良い意味で過去シリーズと同じ。来週も見よう」など前作とも違う“おっさんラブストーリー”の始まりに視聴者からも期待の声が集まっている。第2話あらすじ新人CA・春田(田中圭)が、転職初日に見つけてしまった大量のデッサン…それを描いたのは、なんと同じ寮に住む兄貴分の整備士・四宮要(戸次重幸)だった。動揺する春田だが、四宮は、春田以外の職場の仲間たちを描いた他のデッサンを見せ、「絵を描くのが趣味なんだ」だと爽やかに説明する。一方、副操縦士・成瀬(千葉雄大)が春田にキスをした理由が、“男と別れるため”だったと知り、「俺を巻き込むのはやめてくんね?」と問い詰める春田だが、その裏で、成瀬がパワハラ疑惑をかけられ、パイロット資格はく奪の窮地に立たされていることを知る。そんな中、春田を巡る恋の乱気流を目撃してしまった機長・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)は胸にかすかな痛みを抱えていた――。いつにない自分の状態に疑問を抱き、「まさか乗務に影響のある病気では…」と至急診療室に駆け込むが、なんと医師から「恋の病では…?」と告げられる。そんな黒澤の想いなど露知らず、春田と広報部員の橘緋夏(佐津川愛美)は、ひょんなことからデートに出かけることに!しかしデートの約束をした翌朝、春田は突然、黒澤から“空港の中心”に呼び出される。美しい飛行場の夜景を背に、黒澤は絶叫。「ぶっちゃけ、春田君のこと、好きになってもいいですかーー!?」(笠緒)
2019年11月03日女優・吉田羊が『アナと雪の女王2』にて洋画アニメーション声優に初挑戦していることが分かった。「コウノドリ」シリーズや「凪のお暇」、『嫌な女』などに出演する吉田さんが本作で吹き替えるのは、アナとエルサのいまは亡き母親でアレンデール王国の元王妃・イドゥナ。前作で船の事故により命を落としてしまったと語られていたが、本作では“回想シーン”で登場。ロバート・ロペス、クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻が手掛けた幼いアナとエルサに歌う子守歌を披露する。今回吉田さんはオーディションに参加し、見事合格し『アナと雪の女王』への仲間入りを果たした。本シリーズの大ファンだと語る吉田さんは「オーディションの合格通知をいただいたときは、びっくりしすぎて『ウソ!?』と言ってしまいました(笑)。ディズニーの作品はまさに“夢の世界”で、まさか自分がその世界の住人になれるとは思っていなかったので、本当に嬉しかったです」と参加決定時をふり返る。実際にアフレコしてみて「声の強弱やキャラクター同士の距離感を意識して演じました。アレンデール王国の王妃という気品や気高さを意識して演じさせていただいたので、“私の声には聞こえないね”という風に言っていただけたら成功かなと思っています」と観客の反応が楽しみだとコメントしている。なお、先日公開された日本版本予告では、吉田さんが吹き込む声も聞くことができる。「なぜ私だけ魔法が使えるの?」という幼いエルサの問いかけに、「いつか答えが分かるわ」とイドゥナ。前作では決して明かされなかった“エルサの力の秘密”を知る重要なキャラクターだ。『アナと雪の女王2』は11月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アナと雪の女王2 2019年11月22日より日米同時公開Ⓒ2019 Disney. All Rights Reserved
2019年10月31日9年ぶりの新作であり、原作者・福本伸行自らの脚本によるオリジナルストーリーで描かれる最終回『カイジ ファイナルゲーム』。この度、山崎育三郎ら新規参戦キャストを含む追加キャストと予告映像、ポスタービジュアルが公開された。すでに、映画化決定と共に主演・藤原竜也をはじめ、新キャストとして福士蒼汰、関水渚、新田真剣佑、吉田鋼太郎の出演が解禁されている本作。今回明らかになったのは、シリーズ過去作にも登場した人気キャラクターを演じる天海祐希、松尾スズキ、生瀬勝久。1作目に帝愛グループの幹部・遠藤凛子として登場した天海さん、帝愛地下帝国で囚人たちの“ハンチョウ”大槻太郎を演じた松尾さん、2作目で帝愛グループの裏カジノのパチンコ「沼」攻略の協力者として登場した坂崎孝太郎役の生瀬さんら“カイジファミリー”が再登場。さらに、高倉(福士蒼汰)の部下・西野佳志役に山崎育三郎、カイジと共に【バベルの塔】に参加する菅原太一役に瀬戸利樹、大富豪・東郷役に伊武雅刀が新規参戦する。そして「最後の敵は国家」という壮大なゲームの幕開けを感じさせる予告編では、再び自堕落な生活を送っているカイジが、廣瀬(新田さん)、東郷(伊武さん)、大槻(松尾さん)の誘いで究極のギャンブルの世界に再び身を投じていく様子が映し出される。福本氏が今作のために考案した【バベルの塔】【最後の審判】【ドリームジャンプ】【ゴールドジャンケン】といった新しいオリジナルゲームの様子が登場しているほか、『カイジ 人生逆転ゲーム』の名シーン“鉄骨渡り”を彷彿とさせる場面では、カイジが「何でまだこんな事してんだ!俺!!」とツッコミを入れる姿も。早くも“ざわ…ざわ…”する映像となっている。『カイジ ファイナルゲーム』は2020年1月10日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:カイジ ファイナルゲーム 2020年1月10日より全国東宝系にて公開©福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会
2019年10月30日俳優の藤原竜也が主演を務める映画『カイジ ファイナルゲーム』(2020年1月10日公開)の追加キャストと予告映像、ポスタービジュアルが30日、公開された。同作は福本伸行による、シリーズ累計発行部数2100万部を超える大ヒットコミック『カイジ』を実写化。過去に藤原主演で公開した『カイジ 人生逆転ゲーム』(09年、22.5億円)、『カイジ2 人生奪回ゲーム』(11年、16.1億円)は共に大ヒットを記録し、シリーズ最終章として9年ぶりの公開となる。追加キャストとして天海祐希、松尾スズキ、生瀬勝久、山崎育三郎、瀬戸利樹、伊武雅刀が出演。1作目に帝愛グループの幹部・遠藤凛子として登場した天海、帝愛地下帝国で囚人たちの“ハンチョウ”大槻太郎役の松尾、2作目で帝愛グループの裏カジノのパチンコ「沼」攻略の協力者として登場した坂崎孝太郎役の生瀬が再登場する。また総理秘書・高倉浩介(福士蒼汰)の部下・西野佳志役に山崎育三郎、カイジと共に【バベルの塔】に参加する菅原太一役に瀬戸利樹も参戦。大富豪・東郷を伊武が演じる。今回公開された予告編では、再び自堕落な生活をおくっているカイジが、廣瀬(新田真剣佑)と東郷(伊武)、さらに「ハンチョウ」こと大槻(松尾)の誘いで究極のギャンブルの世界に再び身を投じていく様子が描かれる。また、原作者・福本伸行が今作のために考案した、全く新しいオリジナルゲーム「バベルの塔」「最後の審判」「ドリームジャンプ」「ゴールドジャンケン」のシーンも明らかとなり、黒崎(吉田鋼太郎)や高倉(福士)との白熱のゲームシーンも納められた。さらに、映画1作目『カイジ 人生逆転ゲーム』(2009年)の名シーン「鉄骨渡り」を彷彿とさせる場面も登場し、藤原演じるカイジ自身が「何でまだこんな事してんだ! 俺!!」と自分自身に突っ込むなど、ファンにはたまらない映像が満載の予告編となった。
2019年10月30日確かな演技力と風格で、映画にドラマに抜群の存在感を発揮する“イケおじ”俳優たちの活躍が止まらない。主役クラスのイケメン俳優もなんのその、彼らは若いファンの心もがっちりと掴み、高い人気を誇っている。そんな中で、いま最もホットな3人をピックアップした。「おっさんずラブ」で“イケおじ”俳優ブームを牽引!吉田鋼太郎数々のシェイクスピア作品をはじめ、長らく演劇界で活躍し、演技派俳優としての地位を確立してきた吉田鋼太郎。近年は、社会現象とも呼ぶべき大ブームを巻き起こしたドラマ「おっさんずラブ」の部長・黒澤武蔵役で話題に。田中圭演じる主人公・春田の会社の頼れる上司だったが、実は春田に恋心を抱いており、林遣都演じる若手社員・牧と火花を散らしながら、壮絶かつエモーショナルな三角関係を繰り広げていく中、吉田さんの熱演は幅広い世代から支持を集め、新たなハマり役となった。どこか切なくも愛くるしい黒澤部長役で『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』にも続投し、こちらも興行収入22億円超えの大ヒット。さらに11月からは、航空会社を舞台にした新設定の「おっさんずラブ-in the sky-」に、機長・黒澤武蔵役で出演。前作でも話題を呼んだ、もうひとつの公式Instagramアカウント「武蔵の部屋」も新装、サングラス姿も眩しい吉田さんが、再び日本中を熱狂の渦に巻き込む日も近い!?コメディに不可欠な笑いのツボ!佐藤二朗福田雄一監督のドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズの仏役で大ブレイクし、ドラマ、映画、CMにバラエティまで、今や飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中の佐藤二朗。一度観たらクセになる独特の演技や言葉選びが、特に若い世代に絶大な支持を集め、日々自身の手で更新されるTwitterもフォロワー数140万超えの人気アカウントとなっている。今年は映画『ザ・ファブル』『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』など話題作に立て続けに出演、いずれも作品の“笑いどころ”として着実に爪痕を残し、大ヒットへ導いた。一方で、笑いを封印し、抑えた演技を披露した『宮本から君へ』や、2020年には原作・脚本・監督を務める山田孝之主演『はるヲうるひと』の公開を控えるなど、表現者としての多才っぷりも発揮。笑い以外もそつなくこなす器用な“イケおじ”として、さらにファン層を拡大していくこと間違いなし!コワモテとのギャップ萌え「エンケン」ファン急増中!遠藤憲一一度見たら忘れられない、眼光鋭い“コワモテ”なビジュアルが特徴の遠藤憲一。近年は映画やドラマだけでなく、CM出演やナレーションなど幅広く活躍し「エンケン」の愛称で親しまれている。そんな遠藤さんがお茶の間人気を獲得した作品といえば、菅田将暉と体が入れ替わる「民王」や新シリーズが現在放送中の「ドクターX~外科医・大門未知子~」、そして実力派俳優陣が本人役で出演し話題を集めたドラマ「バイプレイヤーズ」シリーズだろう。個性派俳優が集結する中、遠藤さんはコワモテな風貌と裏腹に繊細で心配性、というギャップ満載の遠藤像を演じ、そのキュートさが話題に。さらに最近では、本人とスタッフが運営するInstagramに投稿されるオフショットが、若い女性層を中心に大ウケ。共演者との笑顔はじける記念写真から、突如「ババ抜きってどうやるんだっけ?」とトランプのルールを忘れてしまったエピソードまで、「素もかわいすぎる!」とギャップ萌えするファンが急増している。そんな遠藤さんの出演最新作は、人気少女漫画を映画化した『午前0時、キスしに来てよ』。国民的スター・綾瀬楓(片寄涼太)と普通の女子高生・花澤日奈々(橋本環奈)の秘密の恋を描くラブストーリーで、遠藤さんは楓のマネージャー“茂ちゃん”こと高橋茂雄を演じている。実は自身の妻がマネージャーも務めている遠藤さんは、撮影を通してマネジメント業の苦労を知り、妻への感謝を深めたのだとか。本人も「こんなにキラキラした映画に出演するのは初めて」と緊張して挑んだという本作、遠藤さん渾身のマネージャー役にも注目だ。『午前0時、キスしに来てよ』は12月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:午前0時、キスしに来てよ 2019年12月6日より全国にて公開Ⓒ2019映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会
2019年10月29日最新作『真実』が絶賛公開中の是枝裕和監督が、公開を控える『マチネの終わりに』で主演を務める福山雅治、役所広司、広瀬すずらを迎えて描いた法廷心理サスペンス『三度目の殺人』が、10月26日(土)今夜「土曜プレミアム」枠でオンエアされる。本作と同じく福山さんを主演に迎えた『そして父になる』がカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。広瀬さんらが出演し2015年に公開された『海街diary』では日本アカデミー賞の最優秀作品賞をはじめ各賞を総なめに。昨年公開の『万引き家族』ではカンヌ国際映画祭で最高賞となるパルムドールを受賞したほか、日本アカデミー賞、ブルーリボン賞はじめ国内外で世界的な評価を獲得した是枝監督。是枝監督が脚本も手掛け、かねてより挑戦したかった法廷を舞台にした心理サスペンスを描き2017年に公開された本作。日本アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、助演男優賞、助演女優賞の6部門で最優秀賞を受賞したほか、多数の映画賞に輝いた。それは、ありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅(役所さん)が解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供、死刑はほぼ確実。重盛(福山さん)はその弁護を担当することになった。裁判をビジネスと割り切る彼はどうにか無期懲役に持ちこむために調査を始めるが、調査を進めるにつれ重盛の中で違和感が生まれる。会うたびに変わる三隅の供述。金目当ての私欲な殺人のはずが、週刊誌の取材では被害者の妻・美津江(斉藤由貴)に頼まれたと答え、動機さえも二転三転していく。さらに被害者の娘・咲江(広瀬さん)と三隅の接点が浮かび上がる。ふたりの関係を探っていくうち重盛はある秘密に辿り着く。弁護に必ずしも真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から知りたいと願う。その先に待ち受ける慟哭の真実とは?主人公の弁護士・重盛には是枝監督の『そして父になる』や『SCOOP!』など数々の作品で知られ、主演最新作『マチネの終わりに』が11月1日(金)より全国東宝系にて公開される福山さん。解雇された工場の社長を殺し火をつけた容疑で起訴、死刑がほぼ確実とされる三隅に『孤狼の血』や放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」などの役所さん。三隅が殺害した被害者の娘・咲江には是枝監督作『海街diary』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。『ラプラスの魔女』や連続テレビ小説「なつぞら」でヒロインを演じた広瀬さん。さらに『記憶にございません!』などの斉藤由貴、『おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』も話題となった吉田鋼太郎、『キングダム』の満島真之介、「凪のお暇」も話題となった市川実日子、『アルキメデスの大戦』など数々の作品に出演する橋爪功らも出演する。土曜プレミアム『三度目の殺人』は10月26日(土)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:三度目の殺人 2017年9月9日より全国にて公開© 2017フジテレビジョンアミューズギャガ
2019年10月26日今度は空を舞台に、おっさんたちのピュアラブが描かれる「おっさんずラブ-in the sky-」。この度、主題歌音源が初解禁となる本作のPR映像とポスタービジュアルが公開された。ある日、僕は機長に告白された――。バカでまっすぐでお人よしで情にあつい、独身ポンコツダメ男・春田創一(田中圭)は、35歳にして空の仕事に転職。ピカピカのアラフォー男性CAとして、新生活がスタートする。そんなある日、憧れのグレートキャプテンこと機長・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)が空港の中心で絶叫。「ぶっちゃけ…好きになっても、いいですか――!?」さらには、不愛想な孤高の副操縦士・成瀬竜(千葉雄大)、そして職人肌の航空整備士・四宮要(戸次重幸)も巻き込んだラブバトルが展開することに。解禁となった映像でお披露目されている主題歌を歌うのは、注目の4人組バンド「sumika(スミカ)」。様々な人にとっての“sumika(住処)”のような場所になって欲しいとの願いを込めて、2013年5月に結成。今春発売したアルバムは主要配信チャートでランキング1位を獲得し、各地の夏フェスでもメインステージに出演、自身のツアーも日本武道館、横浜アリーナ、大阪城ホールなどを即日SOLD OUTとなっている実力と人気を兼ね備えているバンド。そして今回、本作のために書き下ろした主題歌は「願い」。「sumika」にとってバンド結成6年目にして初めてのドラマタイアップとなる。元々ドラマの大ファンだったメンバーがドラマスタッフと何度もディスカッションを繰り返し、シーズン2にふさわしい世界観を一から構築。想いを果たせない、うまく伝えられないもどかしい感情を、歌詞や冬の始まりを感じさせるきらびやかなアレンジで熱く切ないサウンドに仕上げている。作詞を担当したボーカル・ギターの片岡健太は「頂いた脚本を何度も読み、キャストの方々の顔を思い浮かべながら、最後の最後まで考え抜いて完成したのが『願い』という曲です。多くの方々の願いが詰まったこの作品に、音楽家として携われる事を心から光栄に思います」とコメントを寄せている。土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ-in the sky-」は11月2日より毎週土曜23時15分~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年10月22日新シリーズ「おっさんずラブ-in the sky-」から、主演の田中圭と吉田鋼太郎、千葉雄大、戸次重幸とのザワつくペアショット3点が公開された。今度は航空業界を舞台に、田中さん演じる“はるたん”こと春田創一はCA、吉田さん演じる黒澤武蔵はパイロットとなる本作。キャストも一新され、新たに副操縦士・成瀬竜(千葉雄大)、整備士・四宮要(戸次重幸)も交えたラブ模様が描かれる中、撮れたての現場写真が到着。はるたん無防備すぎる“肩コテン” !? 耐える吉田鋼太郎の切ない表情に注目初日から遅刻した新人CA・春田をフライトから外すなど仕事に厳しいグレートキャプテン・黒澤武蔵。しかし、がむしゃらに働く春田の姿を見て、なぜだか胸がザワザワ、気になって仕方がない状態に!そんな中、仕事終わりに屋上で春田に仕事への向き合い方を語る武蔵。と、そのとき! 春田がコテンと武蔵の肩に寄りかかり…、疲れがたまっていたのか、睡魔がはるたんを襲う!?罪な男・春田の無防備攻撃に一人、理性で耐える武蔵。機長の恋は、ゆっくりと上昇気流に乗り始めた模様だ。千葉雄大、壁ドンならぬ“網ドン”!アグレッシブすぎる告白なのか、それとも!?続いては、春田と千葉さん演じる副操縦士・成瀬竜の2ショット。とはいえ、なにやら2人の雰囲気は、一触即発?年下にも関わらず、春田のネクタイをつかんでフェンスに壁ドンならぬ網ドンをぶちかました成瀬。彼が春田に告げた言葉は一体…?2人の間には、早くも乱気流が吹き始めたよう。戸次重幸の“シノメシ”に「いただきまぁす!」 “もぐもぐはるたん”健在「天空ピーチエアライン」の社員寮で暮らしている春田。戸次さん演じる、隣室の整備士“シノさん”こと四宮要とは公私ともに仲良し。ガッツリ系の男の料理…通称“シノメシ”を得意とする四宮と春田がウキウキクッキング!さらに、口いっぱいにご飯を頬張っておいしそうに食べる“もぐもぐはるたん”は、新シリーズでも健在であることを伺わせる1枚となっている。土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ-in the sky-」は11月2日より毎週土曜23時15分~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年10月14日吉田鋼太郎が演出を手掛ける彩の国シェイクスピア・シリーズ第36弾 『ジョン王』が2020年6月8日(月)より、彩の国さいたま芸術劇場 大ホールで上演。その後、7月には名古屋・御園座と大阪・梅田芸術劇場シアターでも公演を予定していたが、全公演中止となった。彩の国シェイクスピア・シリーズ完結までラスト2作彩の国さいたま芸術劇場を舞台に、シェイクスピア全37作を上演する企画として1998年にスタートした彩の国シェイクスピア・シリーズ。スタート以来、芸術監督・蜷川幸雄のもとで、大沢たかお、菅田将暉、藤原竜也、松坂桃李ら豪華俳優を主演に迎えて国内外に次々と話題作を発表してきた。2017年12月からは、シリーズ2代目芸術監督に俳優・吉田鋼太郎が就任。「アテネのタイモン」でシリーズが再開され、2019年2月に吉田の初演出作品「ヘンリー五世」が上演された。2020年2月には阿部寛主演『ヘンリー八世』の公開を控えており、完結まで残すところ2作品となっている。小栗旬主演、初の歴史劇挑戦へ2020年6月に上演となる第36弾は、英国史上最も悪評の高い王であろうジョンの治世の時代を描いた歴史劇『ジョン王』。今回は、女性の登場人物含めすべての役を男性キャストが演じる“オールメール”公演となり、吉田鋼太郎が、演出を引き続き務める。主演は、本シリーズ4作品目にして初の歴史劇への挑戦となる小栗旬。生命力とユーモアにあふれ世の中をシニカルに見つめる若者“私生児”フィリップ・ザ・バスタードを演じる。そして、タイトルロールのジョン王役は本シリーズ常連の横田栄司、ジョン王が敵対する“フランス王”役は演出も兼ねる吉田鋼太郎が務める。小栗旬は、今作への出演に際し、次のようにコメントした。「僕にとって演劇の師である鋼太郎さんから、 ついに演出を受けられるのが非常に嬉しいです。 シェイクスピアの膨大で美しいセリフを、 きちんとお客様に届けて物語を伝えられるように自分を見つめ直したいと思っています。今回僕が演じる"私生児"は、 このビジュアルのように王族達を見下すような皮肉屋ですが、 稽古場では鋼太郎さん、 横田さんたちと向き合ってシェイクスピア作品を演じるのに必要な演劇筋肉を、 鍛えていきたいと思っています。 」ストーリーイングランド王ジョン(横田栄司) の下へ、 先王リチャード1世の私生児だと名乗る男が現れる。 ジョンの母エリナー皇太后はその 私生児フィリップ(小栗旬) を親族と認め従えることを決める。そこへ フランス王フィリップ2世(吉田鋼太郎) からの使者がやってくる。 領地の引渡しと、 イングランド王位を正当な王位継承者であるアーサーに譲り、 領地を引き渡すよう、 要求しにきたのだ。 それを拒んだジョン王は、 私生児を従えてフランスと戦うために挙兵する。戦闘を開始した英仏両軍の互角の勝負の中、 私生児が両軍に戦闘地の市民への攻撃を提案、 一転して両軍は協力体制となるが、 今度は市民がイングランド王女とフランス皇太子の結婚を提案、 両国の和睦を促す。 賛同した両王のもと、 すぐに結婚式が行われるが、 今度はそこにローマ法王の大使パンダルフが現れ、 フランス王に対し、 キリスト教会と対立するジョン王との関係を絶つか、 ローマ法王の呪いを受けるかの選択を迫る。 悩んだ末にフランス王はジョン王と手を切ることを決意するが、 結果としてフランス軍は敗れてしまう。 両王の思惑が入り乱れる中、 事態は展開し――。【作品詳細】彩の国シェイクスピア・シリーズ第36弾 『ジョン王』■<中止>埼玉公演期間:2020年6月8日(月)~28日(日)会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホールTEL:0570-064-939(休館日を除く10:00~19:00)■<中止>名古屋公演日時:2020年7月3日(金)18:30、4日(土)12:30/17:30、5日(日)13:30、6日(月)12:30会場:御園座TEL:052-222-8222(10:00~18:00)■<中止>大阪公演日時:2020年7月10日(金)18:30、11日(土)12:30/17:30、12日(日)13:30、13日(月)13:30、14日(火)13:30/18:30、15日(水)休演、16日(木)18:30、17日(金)13:30、18日(土)12:30/17:30、19日(日)13:30、20日(月)12:30会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティTEL:06-6377-3888(10:00~18:00)【チケット払い戻しについて】5月16日(土)に予定していたチケットの一般発売はなし。 各種先行販売で購入したチケット代金は払戻し対応となる。各公演の払い戻しの詳細については公式HPより確認。払い戻しの返金に時間がかかる場合あり。キャスト:小栗旬、横田栄司、中村京蔵、玉置玲央、白石隼也、植本純米、間宮啓行、廣田高志、塚本幸男、飯田邦博、二反田雅澄、菊田大輔、水口てつ、鈴木彰紀(※)、竪山隼太(※)、堀源起(※)、阿部丈二、山本直寛、續木淳平(※)、大西達之介、坂口舜、佐田 照/心瑛(Wキャスト)、吉田鋼太郎(※)はさいたまネクスト・シアター出演者スタッフ:作 :W.シェイクスピア翻訳:松岡和子演出:吉田鋼太郎(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)【問い合わせ先】彩の国さいたま芸術劇場TEL:0570-064-939(休館日を除く10:00~19:00)
2019年10月10日「今年の『相棒』は放送開始から20年目に突入します。テレビ朝日も開局60周年ということもあり、目玉となるスペシャルゲストの起用が検討されているのです。実は、水谷さんの奥さん、伊藤蘭さんの名前が挙がっています」(制作関係者)9日からシーズン18がスタートする、水谷豊(67)主演の人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)。現場もかつてないほど盛り上がっているという。「制作費も破格で、初回放送分は北海道で12日間もの大規模なロケが行われました。水谷さんと反町隆史さんのコンビも5年目に入り、あうんの呼吸に。北海道ロケでは休憩中、水谷さんの隣に反町さんが座り、水谷さんから聞かれたことを反町さんはすぐスマホで調べて教えてあげていました。食事や温泉にも2人で一緒に行っていましたね」と、前出・制作関係者。もはや円熟の『相棒』ぶりだ。「当初は温泉行きを渋っていた水谷さんが反町さんに強引に誘われて入ったところ、予想以上に楽しかったそうです。ロケ期間の終盤には『実は昨日もソリ(反町)に誘われて温泉行っちゃったよ』と、水谷さんは照れ笑い。最終日にはスタッフらも一緒に入って“裸の付き合い”でさらにチームワークを深めたそうです」(前出・制作関係者)注目の初回スペシャルには、“2時間ドラマの帝王”船越英一郎(59)がゲスト出演。「過去のスペシャルには、大地真央さんや斎藤工さん、吉田鋼太郎さんなど、他番組では主役を張る役者さんが特別に出ています」(テレ朝関係者)そんななか、今シーズンでは水谷の妻・伊藤蘭(64)のゲスト出演が検討されているという。伊藤は今年5月、41年ぶりに音楽活動を再開しているが、水谷との夫婦共演が実現すれば、13年の映画『少年H』以来のことだ。「制作サイドは伊藤さんに出演依頼をしたいと、水谷さんにも相談しているそうです。もし出演となれば、結婚後初のドラマでの夫婦共演になり、話題性も抜群です」(番組関係者)6年前に映画共演した際、水谷は自らの還暦のお祝いとして直接、伊藤に出演依頼を。「ドラマ『事件記者チャボ!』(日本テレビ系)以来、約30年ぶりの共演でした。水谷さんは収録では終始、上機嫌。伊藤さんも『声を掛けてくださった水谷さんに感謝してます』と感慨深げでした。それを聞いた水谷さんは『次の夫婦共演は古希のお祝いにしよう!』と笑顔で話していました」(当時を知る映画関係者)古希まで3年――。「来年3月、今シーズン最終回のゲスト出演を狙って、粘り強く交渉しているそうです」と、番組関係者。国民的ドラマに“私生活の相棒”が登場する日を待ちたい。
2019年10月09日航空業界を舞台に、まったく新しい物語として生まれ変わる土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ-in the sky-」が、先日ついにクランクイン。そんな中、今回初めて田中圭、吉田鋼太郎、そして千葉雄大、戸次重幸と「天空ピーチエアライン」の4人が揃うシーンの撮影が行われ、それぞれからコメントが到着した。舞台は航空業界、春田創一はCA、黒澤武蔵はパイロットとなる新シリーズ。もちろん春田&黒澤の関係も、恋の軌跡も、イチからスタートすることになり、田中さんは「『おっさんずラブ』だけで鋼太郎さんとは4回ご一緒しているのに、今回関係値がリセットされているから、すごく懐かしいんです。昨日、二人のシーンを撮ったんですけど、“この久々の関係で芝居するの、懐かしっ!”って思いました」と、また1から関係を築いていく状況にワクワクしている様子。また、新たに加わった副操縦士・成瀬竜(千葉雄大)、整備士・四宮要(戸次重幸)も交えた芝居に「台本通りに…と変に縛られずに、役者同士のセッションというか…新しい仲間たちが集まって生まれる何か、というのが絶対あると思うので、これから4人でそういうシーンを作っていくのがすごく楽しみ」と期待いっぱい。吉田さんも「4人が揃うシーンは今日が初めてだったんですけど、もうずっと一緒にやっているような気がしています。なんの違和感もないことが逆に違和感(笑)」と語り、「今回は今回で、すごく新鮮で面白い」とのコメント。今回、吉田さんが演じる“キャプテン”黒澤はサングラスを着用。パイロットとしては普通のことのはずが…あまりの似合いっぷりに、大真面目なシーンの撮影にも関わらず、一同“笑ってはいけない”状態に。千葉さん、戸次さんも腹筋崩壊寸前ながら、航空用語飛び交う熱いシーンを演じていた。千葉さんは、「僕はまだ探りながらやっている感じですが、一生懸命、役を掘り下げていきたいなと思っています。やり過ぎず、引き算していく…という感じで、“成瀬 竜”という役を掘り下げていきます!」と力強く意気込みを語る。「新参の僕と千葉君を受け入れてくださっているのが本当にありがたい」という戸次さんも「アドリブについても緊張していましたが、“こうきたらそう返すよね”っていう範囲内というか、台本通りに決め込まれないので、やりがいのある現場で楽しい」と明かしている。ストーリーある日、僕は機長に告白された――。バカでまっすぐでお人よしで情にあつい、独身ポンコツダメ男・春田創一は、35歳にして突然リストラ!?途方に暮れていたところを、高校時代の後輩に救われ、空の仕事に転職。ピカピカのアラフォー男性CAとして、新生活がスタートする。そんなある日、憧れのグレートキャプテンこと機長・黒澤武蔵が空港の中心で絶叫。「ぶっちゃけ…好きになっても、いいですか――!?」さらには、不愛想な孤高の副操縦士・成瀬竜、そして職人肌の航空整備士・四宮要も巻き込んで、ラブバトルは急展開!?神様、こんなドロドロなモテ期、すいません。いりません…!土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ-in the sky-」は11月2日より毎週土曜23時15分~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年10月08日広瀬すず、吉田鋼太郎、藤原竜也が、長編アニメーション映画『ルパン三世 THE FIRST』にゲスト声優として出演することが分かった。さらに、ゲストキャラも登場の本ポスタービジュアルと本予告編も到着した。今回発表された3人が声をあてるのは、作品の重要なカギを握るキャラクターたち。まず、ヒロインを務めた連続テレビ小説「なつぞら」が放送終了したばかりの広瀬さんが演じるのは、ルパン三世が狙うお宝“ブレッソン・ダイアリー”を巡り、ルパン一味と出会う考古学に精通している聡明な女性・レティシア。育ての親・ランベールの命を受けブレッソン・ダイアリーを盗みだし、隠された謎を明かそうとルパン一味と行動を共にすることに。また、“ブレッソン・ダイアリー”の謎を追い求める組織の研究者ランベールを吉田さん。“ある目的”のために組織を操り、ランベールに指示を出す謎の男ゲラルトを藤原さんが演じる。プレスコ収録だったという今回。初の3DCGアニメーションの声優について広瀬さんは「3DCGアニメーション化すると、とても現実味があってルパン一味が凄く近い存在に思えました。『次元って帽子を取ったらあんなにカッコいいんだ』『不二子ちゃんは本当に色っぽいな』とか、一人一人のキャラクターが立っていて実際にみんなに会いたいと思ったし、レティシアが抱えている悩みをルパンはちゃんと言葉にしてくれたりして、カッコよすぎて結婚したいと思いました(笑)」と興奮気味。また、「勿論ルパン一味は大泥棒ですが、人間同士の繋がりや絆の強さにも感動しました。面白いシーンも沢山ありますが、その後にズシッと重いシーンもあって、先が読めなくていい意味で裏切られました」と作品の印象を明かしている。そして「不滅の人気アニメにまさか自分が声の出演をさせて頂くとは夢にも思わず、大変光栄な事と思うと同時にファンの方々の期待を裏切る事になりはしないかとハラハラしています」と今回の出演を喜んだ吉田さんは、藤原さんとの共演について「とても新鮮で楽しかった」と語った。一方、藤原さんは「当初は自分の声が『ルパン』の世界にマッチするのか不安もありましたが、精一杯楽しみながら、取り組ませていただくことができました」と言い、「今作の魅力は何と言っても、山崎貴監督が手掛けられるハイクオリティーの3DCGですね。日本のアニメーションはココまで来たのか!と驚いております」「年齢問わず、大人から子供まで皆さまに楽しんでいただける作品になっておりますので、ぜひ劇場へ足をお運びいただければと思います!」と本作をアピールしている。さらに、ゲスト声優発表と合わせて到着した予告編では、ルパンや不二子といったお馴染みメンバーが登場する中、ルパンになぜか銃を突きつけるレティシアや、ランベール、ゲラルトの姿も。カーチェイスに爆発と、アクション満載の映像となっている。なお、本作は4DX、MX4Dでの上映も決定決定。大迫力のアクションシーンがより楽しめる。『ルパン三世 THE FIRST』は12月6日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2019年10月02日9月27日、ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)第2弾の放送が決定した。「おっさんずラブ」は2018年4月から6月に放送された連続ドラマ。不動産会社に勤めるはるたんこと春田(田中圭・35)と後輩の牧(林遣都・28)、春田に片思いする黒澤部長(吉田鋼太郎・60)の三角関係が話題になり大ヒット。現在、続編の劇場版も公開中だ。第2弾は11月2日に放送開始。舞台を航空会社に移し、田中・吉田以外のキャストは一新して、前作とは全く別の世界観でスタートする予定だという。公式ツイッターアカウントには「単発から約3年皆様の声援のおかげでたくさんの物語を紡ぐことができました天空不動産編は映画にて完結。令和の冬は新しい世界へ(略)これまでの全てに心から感謝をこめて皆様に楽しんで頂けるよう頑張ります」とのコメントが掲載された。人気ドラマの新作発表にファンはさぞ喜んでいるかと思いきや、ツイッターは阿鼻叫喚の嵐になっている。《はるたんが牧くん以外の誰かを好きになる話なら辛くてみれません。この発表をみただけで悲しくて涙が止まりません》《牧くんはどこ?》《男同士でわちゃわちゃしてたらホイホイ釣れると思ってる?信じてたのに裏切られた気分だわ》など、春田の相手役が変わることを受け入れられないファンから非難が殺到。「第2弾は見ません」という声が多数寄せられているのだ。「おっさんずラブ」の始まりは、2016年放送の単発ドラマだった。春田と、春田に片思いする黒澤、黒澤のライバルとして春田を取り合う後輩という設定は連続ドラマ版と同じ。ライバル役が長谷川(落合モトキ)という点だけが異なっている。単発ドラマの評判が良かったため、落合を林に変更して連続ドラマ化して大ヒットに至ったという経緯。それだけに、製作スタッフは「このパターンなら相手役を変えて今後も続けられる」と考えたのだろうか。連続ドラマ第1弾の「おっさんずラブ」は黒澤が春田に失恋し、牧と春田が結ばれた。そのため、続編ネタに困るのもたしかだ。現に、劇場版では盛り上げるために無理やり作ったような展開も見受けられた。「おっさんずラブ」はDVD&Blu-ray週間売上がドラマ史上初の2連続1位になり、イベントやグッズ収入も大きいドル箱コンテンツ。なんとしても続けたいというテレビ局の気持ちが見え隠れする。早くも波紋を呼んでいる「おっさんずラブ in the sky」。はたして、第1弾と同じようなヒットを記録することはできるだろうか。
2019年09月28日ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)の新作連続ドラマ「おっさんずラブ-in the sky-」の詳細が9月27日に発表された。しかし、その舞台設定に思わぬ反響が上がっている。1月に制作が発表された際は、主演を含め「キャスト未定」と報じられていた。そのため《おっさんずラブの続編、なら続きなんだからキャストは続投でしょ!?ニューキャストならそれは続編じゃなくて新作!!》《神様、この状態を私はどのように解釈したらよいのでしょうか》といったコメントが上がっていた。各メディアによると、今回の舞台は「空」。田中圭(35)演じるポンコツ独身男・春田創一と吉田鋼太郎(60)演じる技術や人柄の優れたパイロット・黒澤武蔵の恋模様が描かれる。しかし前回の名演が大きな注目を集めた牧凌太役・林遣都(28)や武川政宗役・眞島秀和(42)らの出演はアナウンスされていない。そのいっぽうで千葉雄大(30)や戸次重幸(45)、佐津川愛美(31)といった新たなキャストが登場。田中は「前作とキャストが替わって寂しいという気持ちも、正直なくはないんです。でも、in the skyはまったく別のものなので、なんなら“キャストが替わった”っていう感覚も、僕にはなくて」とコメント。吉田も「今回のおっさんずラブは、同じ人たちが別の世界に住んでいるというか…パラレルワールドっていうのかな。早く新しい世界に飛び込んで、浸ってみたいなとワクワクしています」と語っているという。田中と吉田以外のキャストが“総取っ替え”のため、Twitterでファンは《新しいキャストの方々はきっと良い役者さん達なんだろうし、面白いドラマになるのかもしれないけど、じゃあすっきりと楽しみー!ってなれるかって言うと全然別の話しで…》《次のは別作品ですね、自分に言い聞かせときます》とコメント。複雑な気持ちのようだが、いっぽうで吉田の「パラレルワールド」という言葉にこんな声が上がっている。《おお、おっさんずラブは単発・連ドラときて連ドラseason2、全て主人公とヒロインが一緒って事なのね。主人公と結ばれる相手は違ったもんね。……あー、これ、ヒロインと主人公が結ばれるまで世界線を変えて繰り返される物語って事なのかな。パラレルワールド…》《黒澤武蔵が春田との思い出の記憶が全部ある上で新しい世界線でまた出会い恋をするループ&パラレルワールドSFラブコメなのかもしれない》《はるたんと結ばれたいがために特殊能力でパラレルワールドを移動し続ける(もしくは世界を改変し続ける)黒澤武蔵の物語こそが全体像なのだとしたらめっちゃ熱いな》
2019年09月27日“はるたん”こと春田創一を巡って繰り広げられる、おっさん同士の恋愛模様を描き、夏には待望の劇場版が公開された「おっさんずラブ」。この度、主演・田中圭、ヒロイン・吉田鋼太郎の最強タッグに千葉雄大、戸次重幸が加わり、新土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ-in the sky-」が放送されることになった。今回の舞台は“空”。主演・田中圭はCAに、ヒロイン・吉田鋼太郎はパイロットに!劇場版は観客動員167万人、興収22億円を突破(9月24日現在)、全国で応援上映なども繰り広げられ、“OL(おっさんずラブ)旋風”を巻き起こしている本作の新シリーズが、秋にスタート。単発ドラマ、連続ドラマ、劇場版と固い絆を育み、チームを引っ張り続けてきた主演・田中圭とヒロイン・吉田鋼太郎。「はるたん…」「部長!」コミカルなやりとりで大いに笑わせ、切ない恋心を表現するシリアスなシーンでは人々を涙させてきた演技派俳優2人が、今回飛び込む舞台は“空”。航空会社「Peach」の撮影協力のもと、今度は航空業界を舞台に、おっさんたちが泣いて、笑って、全力で恋をする。田中さんが演じるのは、もちろん主人公の春田創一。35歳にして突然のリストラ、なんと転職して航空会社で働くことになったピカピカの新人CA(客室乗務員)です。間が悪くてお人よし、まっすぐで優しくて、ちょっぴりおバカ。そんな春田に、突然のモテ期がやってくる!田中さん演じる春田に思いを寄せる機長・黒澤武蔵を演じるのは吉田さん。黒澤は“グレートキャプテン”と呼ばれるほど技術・人柄ともに優れたパイロットで、各所からの信頼も厚く、春田にとっても憧れの存在。仕事に厳しく、初日から遅刻してきた春田をフライトから外すなど、後輩への指導にも熱心な黒澤が、熱く、一生懸命にお客さまのために奔走する春田とフライトを重ねるうちに、少しずつ彼を認めるようになり、いつの間にか…恋をしてしまう!?「鋼太郎さんが機長の格好をして歩いているのを見ただけで、なんか…爆笑しちゃいました(笑)」と田中さん。「前作とキャストが替わって寂しいという気持ちも、正直なくはない」としながらも、「このメンバーで同じようにこの作品を作れたら新しい『おっさんずラブ』として、また何かが起きるんじゃないかなって思っています」と期待を込めて語る。また、吉田さんも「圭と共に、とにかく“おっさんずラブ魂”で肩の力を抜いて楽しくやろうよ、と言っています」と語る。「僕としての目標は、前作にも増して真剣に春田を愛すること、それ一本でやっていこうと思っています。春田への愛の深さを増したい」とコメントした。単発ドラマから約3年間、劇場版舞台挨拶で“寅さんのような作品に”と吉田さんが語ったように、共に「おっさんずラブ」を支え続けてきた2人が新たな恋模様を繰り広げる。千葉雄大が性格に難ありな副操縦士を、戸次重幸は謎多き熱血整備士を熱演今回、新たにラブバトルに参戦するのが、映画『帝一の國』やドラマ「家売るオンナ」「プリティが多すぎる」など、振り切った演技で活躍中の千葉雄大と、日本一チケットが取れないと名高い演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーで、朝ドラ「なつぞら」にも出演していた戸次重幸。千葉さんが演じるのは、黒澤とペアを組む副操縦士(コーパイ)の成瀬竜。操作技術に長けた優秀な若手だが、ドライで人付き合いが好きではなく、自分にも他人にも厳しめ。言葉を選ばないため、各所で問題を起こしてしまう。そんなひねくれ者の成瀬は、春田のように人の懐にスルッと入ってくるタイプが最も嫌い…だったハズなのだが――。そして戸次さんが演じるのは、熱血でストイックな職人肌の整備士・四宮要。社員寮では春田の隣の部屋に住んでおり、ガッツリ系の“男の料理”で春田の胃袋を満たしてあげる心優しき兄貴分。春田とは公私ともに仲良くしているが、実は“とある秘密”を抱えていて――。さらに今回の注目ポイントは、春田(田中さん)、成瀬(千葉さん)、四宮(戸次さん)の3人が同じ寮暮らしであること。まさに“おっさん同士のテラスハウス”状態ともなっている。千葉さんは「実はアドリブに不慣れなので、頑張らないといけないなって思ってます(笑)」と語り、「どうやら“誰とでもキスする”キャラクターのようですが…(笑)、気持ちの面で、誰にどう僕が演じる成瀬のベクトルが向いていくのかを楽しみにしていただきたいなと思います」と気になるコメント。戸次さんも「とてもアドリブが多い現場だということを知ったので…プレッシャーです!鋼太郎さん発信ということで、尚プレッシャーです(笑)!」と言いつつ「頑張ります」とコメント。「実はあまり恋愛モノに出演したことがなく、もちろん相手がおっさんというのも初めてですが…鋼太郎さんに負けず、千葉くんにも負けず、僕もおっさんを愛し抜きたいと思います!」と、言葉に力を込めた。毒舌CAにMEGUMIほか佐津川愛美&正名僕蔵など個性派キャストも続々!春田の職場「天空ピーチエアライン」には、個性的なメンバーが勢揃い。春田がCAの道を歩むきっかけとなった高校時代のバスケ部の後輩で、広報を務める橘緋夏を演じるのは、7月期のドラマ「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」での好演が記憶に新しい佐津川愛美。さらに、毒舌で春田へのツッコミがさく裂するCA・根古遥を演じるのMEGUMI。ドラマ「偽装不倫」や映画『台風家族』など話題作で見せたその演技力には定評がある。そして、ウワサ好きで情報通のディスパッチャー(運航管理者)・烏丸孫三郎に、ドラマ「HERO」「Doctors~最強の名医~」など常にインパクトのある役柄で出演し、公開中の映画『引っ越し大名!』でのパワハラ上司役も好評な正名僕蔵。ほかにもガサツな元ギャルのCA・有栖川民代を演じるのは、2017年に「AKB48」を卒業して以降、女優業にも力を入れている木崎ゆりあ。ホスピタリティに厳しい天然チーフパーサー・十文字美冴を、舞台やCMで活躍中の片岡京子が演じる。また、四宮を兄のように慕う若手整備士・道端寛太には、広瀬すずが“スカウト”したことでも知られ、朝ドラ「なつぞら」にも出演し、10月4日公開の『蜜蜂と遠雷』も控えている鈴鹿央士。個性的なキャラクターたちが繰り広げるコミカルなやりとりに注目だ。脚本は徳尾浩司、演出は瑠東東一郎など、お馴染みの面々が担当。おっさんたちが繰り広げるピュアな恋物語を見守っているうちに、人を好きになる気持ちやドキドキ感、締め付けられるような胸の痛み、そして一緒にいることの幸せ…忘れかけていた甘酸っぱい気持ちを、あなたもきっと思い出すはず。観た後は誰かに恋をしたくなる、昨日よりも少しだけ頑張りたくなる、新たな究極ピュアラブストーリーに期待高まる。土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ-in the sky-」は11月2日より毎週土曜23時15分~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年09月27日夏休み真っただ中の8月26日の夕方。大勢の観光客でにぎわうハワイ・ホノルルにあるアラモアナセンターにいたのは藤原竜也(37)だ。その腕には愛するわが子が抱かれていた――。13年に9年間交際していた3歳年上の一般女性と結婚、16年6月には第1子に恵まれた藤原。今年2本の映画に出演するなど大忙しの藤原だが、この日はつかの間のバカンスを満喫したようだ。「インタビューでも『いつかハワイでカフェのオーナーをやってみたい』と語るほど藤原さんは大のハワイ好き。2年前の俳優20周年を祝うファンクラブツアーも、藤原さんたっての希望によりハワイで開催したといいます。10月に行われる主演舞台の稽古が始まる前に、友人一家と少し遅めのバカンスにきていたそうです」(舞台関係者)プライベートを自ら語らないことで知られる藤原は、南国の楽園で意外な素顔を見せていた。「奥さんが買い物を楽しんでいるときには、藤原さんが率先してお子さんと遊んでいたそうです。多忙な藤原さんを日ごろ支えてくれる奥さまへの“感謝を込めた夏休み”でもあったのでしょう」(目撃した観光客)しかし、そんな藤原もかつては自由奔放な生活を送っていた。「以前の藤原さんはギャンブルが大好きで、仕事が終わると俳優仲間と連日飲み歩いていました。当時まだ交際中だった奥さんとは、よくケンカをしていたそうです。しかし3年前に子どもが生まれてからそんな生活も一変。お子さんにぞっこんのようで、飲みに行くこともめっきり減ったそうです」(前出・舞台関係者)藤原と公私ともに親しい吉田鋼太郎(60)は、今年8月に出席したイベントでこう証言していた。「藤原くんは結婚して子どもができて、とっても子煩悩。家族を大事にするので、2人、あるいは俳優仲間といっしょに飲みに行くことが最近少なくなって、僕はさみしい……」さらに、藤原の趣味にも大きな変化が見られているという。「藤原さんはこれまでほとんど料理をしなかったのですが、今年公開された主演映画『Diner ダイナー』で天才シェフ役を演じるにあたって猛勉強したそうです。それから料理にハマって、自宅で家族や友人に藤原さん自ら料理を振る舞うこともあると聞いています」(前出・舞台関係者)パパとして奮闘する藤原。ますます演技にも磨きがかかりそうだ。
2019年09月12日「台本を読むと、そういや長塚、こんなこと書いてたなって懐かしくなって、楽しなってくるんですよ」と山内圭哉さん。NHK連続テレビ小説『あさが来た』やドラマ『獣になれない私たち』など、近年、映像作品に活躍の場を広げている。その戯曲とは、「30代の頃、しょっちゅう一緒に芝居を作っていた」長塚圭史さんが13年前に書いた『アジアの女』。大災害で壊滅した町に住み続ける兄妹と、彼らを取り巻く人々を描いた物語だ。「演劇の醍醐味がふんだんにある作品。稽古で生まれるものを大事にしたい」「3.11よりも前にこれを書いていたと思うと、すごい想像力ですよね。ただ、今回の演出家は吉田鋼太郎さんやし、長塚の顔を浮かべずに鋼太郎さんの稽古場で生まれるもんを大事にしたいと思てるんです」その吉田さんとも、10数年前に長塚さんを介して知り合った仲だ。「長塚に紹介されてお会いした数年後、飲み屋で偶然一緒になった時に、『余計なことせんでも舞台で食べていけるから舞台をやれ』って言ってくださって視界が開けたんです。そうやって、いつも自分の人生の重要なところに鋼太郎さんがいる。初めて共演した時には、本読みの段階から常に120%でくる鋼太郎さんと毎日対峙して稽古してるうち、自分の芝居が上手(うま)なってるのがわかって震えました。俳優としても演出家としても信頼されるのは、そういうとこなんちゃうかと思います」主演は石原さとみさん。その印象は、「自分のやりたいことがはっきりしていて、理想をちゃんと持った芯の強い人」。なんと今作の企画には石原さん自身も参加したとか。「人間って、どんなに悲しくても面白いことに遭遇したら笑いたなる。長塚の戯曲には、そういうことがふんだんに書かれているんです。でもそれは、稽古場で時間を過ごさないと見つけられないもの。それこそが演劇の醍醐味でもあるんで、一緒に見つけていけたらと思てます」『アジアの女』大災害で壊滅した町で、半壊の家に住み続けている兄(山内)と妹(石原)。そんななか、元編集者の兄を訪ねて、作家(吉田)がやってくる。彼は「自分に物語を書かせろ」と迫ってくるが…。9月6日(金)~29日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作/長塚圭史演出/吉田鋼太郎出演/石原さとみ、山内圭哉、矢本悠馬、水口早香、吉田鋼太郎S席9800円(税込み)当日券ありホリプロチケットセンター TEL:03・3490・4949やまうち・たかや1971年10月31日生まれ。大阪府出身。劇団新感線など人気劇団の舞台に数多く客演するほか、近年は映像作品にも数多く出演。出演映画『引っ越し大名!』が公開中。※『anan』2019年9月11日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年09月08日『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』(8月23日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が4日に都内で行われ、田中圭、林遣都、瑠東東一郎監督が登場した。同作は、モテない独身ダメ男・春田創一(田中圭)と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、イケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)の三角関係をピュアに描いたラブコメディ。2018年4月クールに放送されたドラマシリーズは大きな話題を呼び、映画化が決定、新たに天空不動産の狸穴迅(沢村一樹)、新入社員の山田正義(志尊淳)が加わり五角関係となる。観客100万人を動員した同作だが、田中は「『あな番』とかでも後輩の前原(滉)とかに、『お前見に言ってきてよ』と言ってみてもらったら『めちゃくちゃ面白かった』って。今朝、ナインティナインの岡村(隆史)さんからも『めっちゃ面白かったで!』って来て」と様々な反響を明かす。さらに林が地元・滋賀の映画館が満員になり、母親の前に中学の担任の先生が座っていた……という話をしていたところ、田中が「今日いつもより目でかくない?」と質問。林は「真面目な話をしてたんですよ! 見てるなと思ったら。」と抗議しつつ、「コンディションを整えてきました」と照れていた。この日はファンが選ぶ名シーンの投票結果も明らかになり、第3位「橋の上の春田と牧のシーン」、第2位「サウナ」、第1位「ラストシーン」と発表されると、会場のファンたちも納得といった雰囲気で拍手が起こる。さらに質問コーナー、吉田鋼太郎からのメッセージ映像など盛りだくさんとなった。ドラマから期間が空いてからの映画に、田中は「僕、すごい不安で」と撮影前の心境を吐露。特に林演じる牧とのシーンについて「ドラマの時ってまだそんなに知らなかったんですけど、めちゃくちゃ(林と)仲が良くなって。今、大体わかるんで。でも彼らは1年ずっと愛を育んでるわけですから、もう1回恋愛できるかなって不安だったんですけど、杞憂に終わった。牧だったんですよね」と振り返った。さらに田中は「武川だったり麻呂もパワーアップしていて、そこの世界観に沢村さんとか志尊とかすんなり入ってきてくれたのはただただ感謝」と思いを表す。「初対面の人、みんな敵みなことあるので。『ゲストのための映画なんですか! 牧と春田の2人の愛を伝えたいんです!』くらいのことも思った」と明かしつつ、「ほんと最初だけなんで。本当にみんながいいチームワークになったんじゃないかな」と語った。最後には2人が互いに感謝の言葉を伝え合う一幕も。さらにフォトセッション時にはカメラマンからの「肩を組んで」という要請に応え、会場からは歓声が上がっていた。○田中圭から林遣都へ林遣都くん。『おっさんずラブ』という作品で共演させていただくまで、もちろん存在は知ってましたし、お芝居も見ていましたけど、実際に対峙して、遣都のパワーだったり情熱だったりをひしひしと受け続け。本当にとにかく楽しかったですし、本当に見てくれる人がここまで『おっさんずラブ』という作品をピュアなラブストーリーだと思ってくれてるのも、絶対に牧という男を遣都が生きてくれたからだし、じゃなかったら俺の春田はできていないし。とにかくすごい感謝はしてます。めちゃくちゃ楽しかったです。ただまあ、どうせこれから先も付き合いは一生ものだと思ってるので、特に言葉にすることはないんだけども、一つだけ言うと、たまにずれてるから気をつけろよ。ほんとに。ほんとに。すっごいすっごいずれてるから、気をつけろよ(笑)。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。○林遣都から田中圭へ(田中は)僕に限らず、ずれてたりするところ、人のダメな部分をひっくるめて付き合ってくれる人なので。眞島さんとかもそうなんですけど、圭くんの周りは良い人間関係で、ものすごい好きで。だから私生活もすごく仲良くさせてもらっていて、本当にいい出会いだったなという思いがあります。普段からけっこう直接伝えてるので、特に何を言うこともなく、これからも直接伝えていくんですけど、やっぱり牧という役が多くの人に愛してもらえる役となったのは、アドリブの話とかもそうなんですけど、その環境を作ってくれたのは圭くんですし、牧を作ってくれたのは春田さんだと思ってます。本当に大変な役だと思うんですけど、相手が俳優・田中圭さんだったから、構えることなくやっていけたというのがあります。俳優としても、春田って誰にもできない役だと思ってるんですね。見てて、ちゃんと俳優業を積み重ねてきた人しかできない役だと思っているし、自分もいつか圭くんがやっているようなことをやりたいなと思いながらこの仕事をしてますし、本当に尊敬の思いを常に持っているということです。あとは、これからも変わらずいてほしいとか。本当はこれを先に言いたかったんですけど、思い返すと、連続ドラマの時に撮影始まってすぐ、圭くんの舞台を観に行って楽屋に挨拶しに行った時に「この後、何か予定あるの?」と言われて。僕正直すっごい体調悪かったんですよ、寝不足で。でも「大丈夫です」と言ったら、「じゃあ遊び行く〜?」みたいな誘い方で。それが最初で結構鮮明に覚えていて。変わった人だな、そういう誘われ方初めてだな、面白そうだなって、最初に興味が湧いて。その時はゲームセンターにでも行くのかなと思ったけど、ふつうにごはんに行って、今思うとその時間がとってもよかったなと思っています。さらけ出すことができて、自分が積み重ねてきたものを前面に思いっきり出していい現場なんだなと思って、牧ができた。『おっさんずラブ』という作品に関わった人に感謝してますけど、1番は圭くんに感謝しているということを、伝えたいです。
2019年09月04日待望の映画化を果たした『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』が大ヒット公開中。連続ドラマからよりスケールアップした劇場版では「おっさんずラブ」らしからぬ(?)まさかの大爆破シーンが登場しており、「え、どゆこと?」と気になっている方も多いはず。春田、部長、牧、そして彼らを取り巻く全てのキャラクターの想いが溢れ出す、見逃し厳禁のクライマックスに迫った。主人公・春田(田中圭)を中心にした、おっさん同士のピュアな恋模様が日本中を魅了している「おっさんずラブ」において、劇場版の予告編が解禁されてからというもの大きな話題をさらっていたのが、スーパーヒーローもびっくりな大爆発シーン。いったい何がどうなったら彼らが爆発事件に巻き込まれるのか、あまりにも予測不能すぎる展開にSNSでも「爆…発……?」「不動産会社なのに無駄に爆発してて俄然興味沸いた」「おっさんずラブ見たことないんだけど、爆発シーンってよくあるの?」と期待と困惑の妄想が膨らみ続けていた。そこに巻き込まれる春田たちは、まさに“LOVE or DEAD”。到着した新場面写真では、燃え盛る古倉庫のなかでススだらけになりながら脱出を試みる春田と牧(林遣都)、そして、ものすごい形相で絶叫する黒澤部長(吉田鋼太郎)の姿が…。だが、この絶体絶命のピンチになって初めて、すれ違い続けた春田と牧がお互いの気持ちに正直に向き合うことになる。「牧と本気で、家族になりたいって思った」という春田に、「忙しいのを言い訳にして、春田さんとちゃんと向き合わなかった」という牧。彼らの思いは「ずっと一緒にいたい」というドラマ最終回の告白から一分のズレもなかったのだ。ついにスクリーンでそのベールを脱いだこのシーンは、劇場版ならではのスケールで描かれたクライマックスとして観客の心をグっと掴んでいる様子で、「はるたんの愛がヤバかった」「炎の中『あのね…』と話し始めるところが本当に可愛くて」「炎のなかの誓いにボロ泣き」と、屈指の名シーンとして挙げる声も多々。さらに、サウナのシーンでは密かに炸裂させていたくせに(?)、自分の気持ちを我慢しがちな牧の背中を押したのが意外な人物である点にも注目してみてほしい。『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~ 2019年8月23日より全国東宝系にて公開©2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会
2019年08月29日●座長・田中圭が現場の熱を仕組むモテない独身ダメ男・春田創一(田中圭)と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、イケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)の三角関係をピュアに描き、異例のヒットとなった、ドラマ『おっさんずラブ』。単発ドラマ、ドラマシリーズからまさかの映画化となり、『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』が23日より公開された。劇場版では、新たに沢村一樹演じる天空不動産の狸穴迅、志尊淳演じる新入社員の山田正義(ジャスティス)が加わり”五角関係”が勃発。今回は、新メンバーとなった沢村&志尊にインタビューし、撮影の思い出や人気作に加わる意気込みなどについて話を聞いた。○■キャスト同士を競わせるーー『おっさんずラブ』映画化で新たに加わったお二人ですが、オファーを受けての感想をぜひ教えてください。沢村:僕は楽しみだったんですけど、撮影が始まってから熱のすごさを感じて、そこからはプレッシャーがありました。周囲でも、マネージャーや奥さんが『おっさんずラブ』ファンで、「~だお」と使うし、どれだけ面白いか説明される(笑)。見ている方たちの”好き度"が濃い作品ですよね。志尊:僕は逆で、入る前のプレッシャーの方が強かったです。人気作ですし不安でもあったんですが、撮影に入ってみたら、すごく楽しかった。キャスト同士でもお互いに切磋琢磨し合うことができました。圭くんが「志尊、明日花火大会のシーンだな。大丈夫か」とか、「今日、遣都との2人のシーンを撮ってきたけど、まじやばかった。すげえいいよ」とか、おっしゃるんですよ。もし自分とのシーンのあとに何も言われなかったらどうしよう、と思ったんですが、「志尊と撮ってきたよ」という話もしてくださって。さらに(金子)大地が触発されて「俺、明日蝶子さんのとこ行ってきますわ!」みたいな(笑)。みんなで高め合える環境を作ってくださいました。沢村:座長がそういう風に仕組んでるんだよね。志尊:特に、僕と大地を競わせる(笑)。「大地、志尊に言いたいことがあるんだよな。『絶対負けねえ』って言ってたよな」とか(笑)。僕は、すごく燃えるんですよね。圭くんが意図的にやっていたのか、ただ楽しくてやっていたのかはわからないですけど(笑)。沢村:「中途半端な気持ちで来ていないだろうな」と、火をつけるのがうまいんだと思います。僕に対して座長感を出すことはなかったですけど、素の田中圭なのか、”はるたん”なのか、境目がわからない感じでした。見たことがない自然さで、体ごとボンとぶつかってくる芝居をする。僕はエリートの役だったので、ぶつかられても崩せない自分がもどかしくて。考えながらやってたけど、難しかったなあ。田中圭くんは、相手のスイッチを入れるのがうまいんだと思います。志尊:圭くんは、初日に僕がいろいろ悩んでいるのを察して「何してる? 飯行こう」と言ってくださって、瑠東監督と3人で食事会をしました。「何でも受け入れるから、志尊の好きなようにやってこい」と言ってくださって、「よし!やるぞ」と思えましたし、帰り際にさらっと「心配してないから」と言われてすごく安心しました。「自由にやっていいんだ」という気持ちになれたので、圭くんとの2人のお芝居が楽しくてしょうがなかったです。ーーお二人は映画版を見て、キュンとしたシーンはありましたか?沢村:僕は、サウナシーンではるたんと部長がいるのを見た瞬間の牧の顔。すごい表情するな、と思いました。『ん? こいつら、何かあったのかな?』というのが、一瞬でわかる。あえて言うならそこですね。志尊:僕がすごくかわいらしいなと思ったのは、記憶喪失になった部長がはるたんに2度目の恋をしたときの、鋼太郎さんの瞳。僕と対峙している時の部長と、はるたんを見る時の部長にギャップがあって、愛おしくて、部長にキュンとしてしまいました。目が変わるんですよ。沢村:あれ、いいよね(笑) 俺もやりたかったな。見てくださる方には、ジャスティスとはるたんの花火のシーンも印象的なシーンなんじゃない?志尊:ジャスティス的には、花火のシーンに想いを捧げてます!●春田の胸筋を触っていると思っていたら、牧だったーー沢村さんと志尊さんががっつり一緒だったシーンというと、サウナシーンが印象的だったのですが、撮影はどのような雰囲気だったんでしょうか?沢村:あそこは、動き自体はあまりちゃんと決めていないんです。志尊:僕は外にいたので、全然中の様子がわからなかったんです。僕は最初にサウナにいて、1回出て、みんなが入っている中に戻ってくるという流れだったんですが、もう、中がめっちゃ暑くなってるんですよ!(笑) 温度が5度くらい上がってる。セットがガタガタ揺れているんです。崩れるんじゃないかってくらい!沢村:狸穴としては、急にバトルが始まるから事情がわからないんですよね。部長と牧の感情がすごくぶつかるから、鳥肌が立ちました。2人とも、こちらが「本気で喧嘩してるんじゃねーよ!」と思うくらいのテンションで。林遣都くんがまず、殻をぶち破ろうとするんですよ。鋼太郎さんはお手の物だから、「やるのか!」とそこからぶつかり合いになって、めちゃくちゃ面白かったです。ーー林さんが飛び出していくというのが、意外でした。沢村:「役に入っちゃったんだね」という感じでした。憑依型なんだと思いますよ。でもきっと、最初にスイッチを入れたのは、田中圭くんです。レギュラーシーズンのときに、スイッチを押してあげたんじゃないかな。ーーサウナシーンでの、お二人の間での思い出はありますか?沢村:俺の胸をずっと触ってたよね。志尊:僕、あのシーンでの居方がわからなくて!(笑) 能天気に途中から入ってくるから、とにかく「胸筋すげえ!」で盛り上がろうとしていました。本編では短くなっているんですが、撮影時は2~3分近くずっともみくちゃになってるんですよ。そのときに「春田さん胸筋すごいですね~」ってずっと春田さんの胸筋触ってたら、春田さんじゃなくて牧の胸筋だったんですよ! 遣都くんに「ジャスティス!! なんだよ!」とはねのけられて、「あ、ごめんなさい!」となって(笑)。だから今度は沢村さんに「すっごい胸筋ですね~!」といきました。ずっといろんな人の胸を揉んでいました(笑)。沢村:僕はそれに対するリアクションが難しかった。そこで「あら……」となるのか、「なんだよ!」となるのかで、キャラクターも変わりますからね(笑)。○■3人は円になった関係性ーー田中圭さんは、舞台挨拶で「違う現場でも『おっさんずラブ』のような現場を目指したい」とおっしゃってたんですが、それだけ熱い空気だったんですか?沢村:これを全部の現場でやるのは難しいんじゃないかなあ。なんか、『アベンジャーズ』なんですよ。でも、すごくコアがあって、目指すべきだとは思います。志尊:皆さんのベクトルが同じですし、技術さんも含めて若いスタッフさんが多かったんですよね。皆さんが作品を愛していて、それぞれのこだわりをもっていて、熱量や一丸となる大きさがすごかった。沢村:また、鋼太郎さんが圭くんの後ろを支えているから、「怒られるまで自由にやる」ということはあったと思います。志尊:絶対あったと思います! それで、遣都くんが暴れるのを圭くんが抑える。沢村:で、鋼太郎さんがやんちゃすると、今度は遣都くんが抑える。志尊:円になってる(笑)。沢村:三すくみ(笑)。視聴者の方も、それを見て、気持ちが良かったんじゃないかな。好きになったり憎しみ合ったり、昨日の敵に塩を送ったり、日本人が大好きな時代劇の要素も詰まっている。その周りに眞島(秀和)くんとかも見守っていて、すごくバランスが良かったんでしょうね。ーー5人の中で「この2人の演技バトルが面白かった」という組み合わせを教えてください。沢村:やっぱり牧と部長のバトルですね。あと自分が好きだったのは、うどん屋の裏での、部長とジャスティスのバトル。部長の攻撃はアドリブだったんですよね。本当に痛かったでしょ?志尊:痛かったし、突然で驚きました(笑)。後半、セリフ言うの怖くなりましたもん。沢村:田中圭くんが笑ってたところ、本編でも使われてたよね。志尊:でも、使ってないところの圭くんは、声が出ないほどもっと笑ってました(笑)。ただ圭くんが「鋼太郎さんは相手を信頼していないと、絶対にそういうアドリブをしないから」と言ってくださって、すごく嬉しかったです。ーー志尊さんは、サウナシーンもうどん屋のシーンも、その場で「つなげなきゃ」ということが多かったんですね。志尊:けっこうありました(笑)。沢村:ありがたいことだよね。「ついて来られない」と思ったらやらないでしょう。志尊:すごくありがたいです。ジャスティスの新しい表情を出すことができました。沢村:いい表情してたよ。■沢村一樹1967年7月10日生まれ。鹿児島県出身。1996年に俳優デビューし、以降様々な作品で活躍。『浅見光彦シリーズ』(00~12)では12年間主役の浅見光彦役を演じた。ドラマ・映画だけでなく、NHKのコント番組『サラリーマンNEO』では「セクスィー部長」として人気を博した。主な出演映画として、『ごくせん THE MOVIE』(09)、『十三人の刺客』(10)、『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』(11)、『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』(11)、『遺体 明日への十日間』(13)などがある。■志尊淳1995年3月5日生まれ。東京都出身。2011年に俳優デビューし、2014年には『烈車戦隊トッキュウジャー』のトッキュウ1号役で主演。その後も、数々の作品に出演し、2018年には『女子的生活』のトランスジェンダー役が評価され、第11回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」主演男優賞、平成30年度文化庁芸術祭テレビ・ドラマ部門放送個人賞を受賞した。7月スタートのドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系・毎週火曜22:00~)に出演中。映画『HiGH&LOW THE WORST』などの公開、舞台NODA・MAP第23回公演『Q:A Night At The Kabuki』への出演を控えている。
2019年08月29日●愛らしい春田に成長していったモテない独身ダメ男・春田創一(田中圭)と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、イケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)の三角関係をピュアに描き、異例の人気を博したドラマ『おっさんずラブ』が、『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』として、現在公開中だ。劇場版ではさらに、新たに沢村一樹演じる天空不動産の狸穴迅、志尊淳演じる新入社員の山田正義(ジャスティス)が加わり”五角関係”が勃発、アクションシーンや爆破シーンなど、スケールも拡大している。今回は、瑠東東一郎監督と、脚本を手がけた徳尾浩司氏にインタビュー。作中のキャラクター宛らに仲良し!? な2人が劇場版に込めた想いや、役者への印象について、話を聞いた。○■愛情が深まったことで発生する問題もある――ドラマ版が非常に話題になり、田中さんも映画のイベントで「ドラマ版を超えなければやる意味がない」とおっしゃっていましたが、超えていくためにスタッフはどのような話し合いをしたんでしょうか?徳尾:連ドラのときは、恋愛ドラマとして「完璧に終わらせよう」という意気込みでやっていました。続きを匂わせずに、全力で完璧に終わらせるんだ、という思いだったのですが、映画化という話が来て、嬉しいけど「うわ、どうしよう!」と(笑)。でも、ドラマ版でのプロポーズをなかったことにはしたくなかったので、みんなで話し合った結果、ドラマの続きを描くことに決めました。仕事も充実してくる30代で、結婚という転換期を迎えた時、そこで起こりうる様々な葛藤を、現代社会に照らし合わせながら描く意味があるのではないかと思ったのです。瑠東:連続ドラマで春田と牧の関係は、燃え上がる様な疾走感の中で最後プロポーズという形で終わるわけですが、そこから1年経つと、より愛情も深まるし、深まったことで発生する問題もある。例えば嫉妬や言葉の裏側など、相手を思いやるがあまりに、とか、関係が深くなったからこそ滲み出る感情があって、それは燃え上がっていたときの感情とはまた違うと思うんです。――でも確かに、予告で見た時にアクション成分が多めなのかと思いきや、2人が一緒に暮らすことの機微が描かれていましたよね。徳尾: はい。アクションも良いですが、暮らしも大切にしたかった部分です。――今回は、春田がなんでも状況を受け入れるので、改めてすごいなと思いました。記憶喪失になった部長の想いも否定しないし、狸穴のホテルのシーンも、勝手に謎の覚悟を決めていて心配になるくらいで。徳尾:春田はスポンジみたいな人で、来るもの拒まず、まずは受けてみようというスタンスなんです。もちろんしっかりしているところはあるし線引きはあるんですけど、考える前に飛び込んでみようというのは彼のいいところであり、やりすぎなところでもあり(笑)。瑠東:圭くんの「受け芝居の上手さ」と春田の「巻き込まれ型受け入れタイプ」は凄く相性が良くて。徳尾さんのキャラクター描写は絶妙でしたよね。徳尾:単発版の時の春田は、わりとアグレッシブなキャラクターなんです。でもその放送を見て「この人はとても受け芝居が魅力的なんだな」と思いましたし、連続ドラマではその魅力がより活かされたキャラクターになっていったと思います。瑠東:愛らしい春田に成長していきましたよね(笑)。徳尾: はい、キャラクターの成長や変遷もとても面白いと思います。●林遣都が牧凌太という役をまとっているだけで絵になる――牧にも、そういう調整はあったんですか?瑠東:実は、1番難しい役ですよね。連ドラ、映画と、作品の中でもより純度の高い愛情が強まっていきましたし。徳尾:連ドラでは、牧凌太という人が、春田と出会ってどう成長していくべきなのか、プロデューサー陣ともたくさん話し合いました。林さんは、その人がその場にいるかのように演じられる”憑依型”の役者さんだと思うので、こちらの描く牧凌太という人物像が明確ならば、より素敵に演じてもらえるという期待感がありました。作り手に「過剰な表現はいらない」と思わせてくれる人であり、林遣都が牧凌太という役をまとって息をしているだけで、絵になる役者さんだと思いました。瑠東:徳尾さんの書く牧のセリフって、すごくシンプルなんですよね。だからこそ難しい。牧が春田に抱く愛情がこの作品の生命線とも言えるわけで。それを遣都くんも痛いほど感じ取ってくれていたからこそ、あんなに繊細な芝居で表現してくれた。そして、その感情には本当に嘘が無いんです。そんな彼がいてくれたからこそ、作品に大きな軸が持てた。だから振り幅の一つとしてコメディの面白みも足していけたんだと思います。――コメディという部分では、映画らしいアクションも満載でしたよね。徳尾: 会話劇としての面白さを大事にしたいと思う一方で、『おっさんずラブ』はコメディでもあるし、せっかくお金を払って映画を見に来てくださるので、スクリーンならではの楽しさも追求したいと思っていました。僕と瑠東さんはわちゃわちゃすることを考えがちなんですけど、プロデューサー陣にはいたって冷静に「それって必要ですか」と、指摘されることも(笑)。瑠東:帰りに2人でランチに行って反省しましたね。徳尾:プロデューサー陣はとても冷静で論理的で正しい。僕らはそこをどうやったら説得できるか考えていました。「キャラクターの想いが溢れてね、爆発です」みたいにこじつけたり(笑)。瑠東:愛情とコメディのバランスが大事な作品なので、ボケ要素も必要じゃないですか。「なんで『おっさんずラブ』で爆破やねん、不動産の話やろ」というツッコミ待ちの、壮大なボケをする感じ(笑)。徳尾:冒頭の香港ロケのシーンは、監督ともども「アクションがやりたい」ということだったんですけど、それは感覚的な欲求であって、本当に必要かと言われたらこちらも考えざるを得ない。瑠東:「路地裏にカンフーのおじさんって、何?」となるところを……。徳尾:「……メタファーです」って(笑)。○■春田と牧の時間の積み重ねを伝えたかった――おふたりは監督と脚本家という関係ですが、互いに「こう来たか」と思ったところはどこですか?徳尾:瑠東さんは昔から面白いシーンを撮り逃さない人ですが、今回は恋愛のシーンで、すごくドキっとしました。橋の上で春田と牧の仲睦まじいシーンがあって、その後「じゃあね」と別れるわけですが、お互い振り返って見合うくだりがある。あれ、瑠東さんそういう演出する人だっけ、新しい恋愛でも始めたのかなって思いました。瑠東: いやいやいや(笑)。あのシーンの春田と牧の時間の積み重ねがあったことによって、ラストシーンの2人につながっていったことを伝えたかったんです。そこにも注目して観ていただけたらうれしいですね。逆に僕が、徳尾さんに「よくこんなこと思いついたな」と思ったのは、サウナでの部長の告白シーン。ここは部長の感情が溢れて爆発するんです。この”振り”のセリフがうまい。あとは、ジャス(志尊淳)の過去がわかるシーン。ここの表現の仕方は、ジャスティスのキャラクター造形も踏まえて凄く素敵なセリフだなぁと思いました。徳尾:志尊くんの、目で全てを語れてしまうお芝居にはとても引き込まれました。――そういう、役者のみなさんの力については、どのように感じていらしたんですか?徳尾:もちろん、これまでにもご活躍されている方々ですけど、やっぱり根底の芝居力がすごい。本当に、見ているのが楽しいです。また瑠東さんの演出も大きくて、どの程度のリアルさでやるか、なんていうさじ加減を決めるのは監督なんですが、そこに信頼があるから安心して書ける。たとえば、あるシーンをすごく大げさに書いても、こちらの想像するリアルなトーンに落とし込んでくれるだろうと。その呼吸がとても合っていると感じます。瑠東:関係性があるので、信頼して書いてもらっているのは感じます。脚本、監督、俳優と言うこの流れに深く信頼関係があって、だからこそ生まれた芝居なんだと思います。実は2016年の単発版に、徳尾さんも出ているんですよ。徳尾:トナカイの着ぐるみで喧嘩するシーンで(笑)。クランクインの時に、「田中圭さんです!」「吉田鋼太郎さんです!」「徳尾浩司さんです!」と言われた時に、吉田さんが「えっ!?」という顔で見ていたのを覚えています。「なんで脚本家がいるんだ!?」と(笑)。瑠東:あのシーンをクランクインで撮る事にはある種のリスクもあったんです。でもあれはこの作品を象徴する一つのシーンだったし、僕らの作る雰囲気というか、「空気」みたいなものを最初に理解して頂く事が重要だったので。あのシーンを撮ったあと鋼太郎さんに「これは面白い!」と言って頂けたのが凄く嬉しかったですし、はるたんと部長の関係性はあそこから生まれた様な気がします。徳尾:単発版のときから、役者の方々のおかげで作品がなり立っているというところは、思いが変わらないです。■瑠東東一郎1979年3月20日生まれ、兵庫県出身。これまでにバラエティ番組や、『黒い十人の女』(16)、『僕たちがやりました』(17年)、『オトナ高校』(17年)などを手がけ、映画『劇場版 新・ミナミの帝王』(17年)で監督を務める。18年には『おっさんずラブ』で、第97回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 監督賞を山本大輔、Yuki Saitoと共に受賞。■徳尾浩司1979年4月2日生まれ、大阪府出身。ドラマや舞台の脚本・演出を数多く手掛け、映画脚本作に『探検隊の栄光』(15年)、『ホーンテッド・キャンパス』(16年)、『走れ!T校バスケット部』(18年)がある。18年には、『おっさんずラブ』で第97回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞を受賞した。
2019年08月28日“はるたん”こと春田創一を巡り、理想の上司・黒澤武蔵とドSな後輩・牧凌太で繰り広げられる、おっさん同士のあまりにピュアな愛に心を打たれる視聴者が続出した「おっさんずラブ」。2018年4月期に放送された連続ドラマから約1年、ファン待望の映画化『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』がついに公開。ドラマキャストが全員続投という嬉しいニュースとともに、沢村一樹と志尊淳という新キャストが加わり、“禁断の5角関係”という煽り文句でファンをざわつかせたが、蓋をあけてみれば、劇場版は春田と牧のラブがとまらない展開が待ち受けていた。OL民=「おっさんずラブ」ファンからも、「圧倒的に春牧だった」「春牧コンビ尊い」「春牧は正義、最強、最高!!!」「良さしかない」「心潤った」などなど、2人への感謝と興奮の声が止まらない。そんな本作の“春牧”的見どころポイントに注目した。海外勤務帰りの春田、本社に戻った牧にすれ違い勃発「春田さん、俺と付き合ってください」「…はい」。そんなやりとりから始まった春田(田中圭)と牧(林遣都)は、紆余曲折あったドラマ最終回、「お前とずっと一緒にいたい、俺と結婚してくださ――い」との春田の言葉で永遠の愛を誓ったはずだった。あれから1年たった劇場版では、春田が上海・香港での勤務を経て帰国。久々に戻ってきた天空不動産東京第二営業所は黒澤(吉田鋼太郎)をはじめ、お馴染みのメンバーのほか、新入社員・山田ジャスティス(志尊淳)も加わっていっそう賑やか。そんな彼らの前に、狸穴迅(沢村一樹)をリーダーとする本社のプロジェクトチーム「Genius7」が現れる。その中には、本社に戻った牧の姿も。そういえば、もともと本社勤務のエリートだった牧。営業所に勤務していたのは現場を学ぶためだった。海外から戻り、第二営業所をますます盛り上げたい、そしてもちろん、離れていた牧とラブラブな日々を過ごしたいと思い描いていた春田は、すっかり出ばなを挫かれてしまう。若い牧はアジアを巻き込む一大プロジェクトに抜擢されたことで、仕事に燃えていた。「牧にそんな夢があるなんて知らなかった」という春田。超絶にわかりやすい春田とは違い、牧は大切な相手を思いやるあまり、自分の気持ちを抑え込んでしまうところがある。自己犠牲は彼の長所ではあるが、同時に弱点でもある。本社と営業所の確執が深まるほどに、すれ違いが増えていく春田と牧。また、春田も牧の隣に狸穴の存在がちらつくことで彼らしからぬ疑心暗鬼に陥り、子犬のように人なつこいジャスティスとのやりとりに癒やされていくことに。“嫉妬する春田”は貴重といえば貴重だが、仕事と恋愛のスタンスが食い違い、ほしい言葉・行動が足りなくて、喧嘩してギクシャクする、という予想だにしなかった春牧の状況には「お互い不器用ですれ違いまくりなところが辛かった」「しんどすぎてガチ泣きした」「自分が重なった」「カップルあるあるだよ…」と悲痛な声が続々。手つなぎ花火デート!ラブラブの時間は続かず…ただ、そんな日々の中でも、花火大会だけは一緒に行こうと約束していた2人。「絶対忘れてた」「忘れてないよ」のやりとりからの牧主導のイチャイチャは、OL民が見たかったシーンの1つだろう。そして、浴衣の牧と甚平の春田(素晴らしいチョイス!)が待ち合わせ、手をつなぎながら花火デートを楽しむ姿にはキュンキュンがとまらない。これには「牧くんの立ち姿含めて美しすぎて」「はるたんから手を恋人繋ぎにするのしんどい」「ラブラブやん」「痴話げんか、超絶最高すぎ」「花火大会のシーンはめっちゃ泣ける」との声が。そう、この花火デートにある決意を胸に秘めていた春田だったが、牧とはここでも想いがすれ違ってしまう。春田が下した決断、そしてジャスティスの“告白”には涙もとまらない!「おっさんずラブ」は一見ラブコメディだが、“人を愛すること”を真剣に、どこまでも純粋に描いてきたことを改めて思い出させてくれる名シーンとなっている。エンドロールで席を立っちゃダメ!?「春牧派の私は感無量」「心のシャッター押しまくった」「永遠とループしたい」「お幸せに」「一生添い遂げて」「推しが幸せなのってこんなに幸せ」などなど、劇場版を目にしたファンから感嘆の声がとまらないのが、エンドロールの後に用意されているシーン。尻尾の先まであんが詰まった鯛焼きのごとく、これまでのすれ違いやモヤモヤを解消してくれる春牧のシーンが待ち受けており、文字通り劇場中が「ハッ」と息をのみ、悲鳴に近い声も上がる瞬間が訪れる。“途中で席を立ってしまった”という方は、ぜひともエンドロールの最後の最後まで見直してみてほしい。また、劇場版は完結編と謳われているが、「ラブラブしてるとこもっと見たい」「率直な感想としては、安定期が観たい」「春と夏を見たから、ハロウィンやクリスマスを見たい」など、さらなるラブを望む声も相次いでいる。マロに惚れ直す!?そのほかの気になるカップルたち加えて、連続ドラマからのキャスト陣がそのまま続投しているだけに、春牧だけじゃないカップルにも注目しておきたい。まずは、第二営業所の若手営業部員・“マロ”こと栗林歌麻呂(金子大地)と黒澤部長の元妻・蝶子(大塚寧々)の年の差カップル。「いくつ離れてると思ってるの」と尻込みする蝶子に、劇場版でもグイグイ行く成長著しいマロには惚れる人が続出するはず。また、すっかり牧と仲良くなっているちず(内田理央)とイケメン執事はいまでも続いているのか?ちずの兄で居酒屋「わんだほう」の店主・鉄平(児嶋一哉)&“まいまい”こと舞子(伊藤修子)の安定感にはほっこりできそう。記憶喪失から再び春田に恋した黒澤部長と、そんな部長に片想いの武川主任(眞島秀和)はおそらく時間の問題かも。武川のラストのセリフは、「おっさんずラブ」の神髄でもあるのだ。『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~ 2019年8月23日より全国東宝系にて公開©2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会
2019年08月28日「ぴあ」調査による2019年8月23日、24日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、田中圭が主演を務める『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』が第1位になった。出口調査では「ドラマが好きなので続きが観たかった!」「ハッピーエンドの後がどう描かれるのか気になった」など、公開を待ちわびていたファンから熱い声が数多く寄せられた。本作は、2018年に放送された人気ドラマを映画化したラブコメディ。田中圭、林遣都、吉田鋼太郎に加え、沢村一樹、志尊淳が新キャストとして登場。一度は結末を迎えたはずの“おっさん同士の恋愛”に新たな展開が訪れ、三角関係ならぬ五角関係の恋模様が描かれる。出口調査では「笑いあり、涙あり、アクションありで想定外のことがたくさん起こった!」「ドラマではできない演出があり派手で楽しかった」「スケールが大きくなっても主人公たちの日常がしっかり描かれていてバランスがいい」「たまにハラハラするけれど、終始ハッピーで、ドラマ以上にパワーアップしたおじさんたちのラブが観られた」「新キャストの登場で刺激が加わった」「ドラマのファンが映画で見たいと思っていたことを全部見せてくれた感じ。恋、仕事、人生のことが掘り下げて描かれていたのがよかった」などの声が寄せられた。またキャストについて熱く語る人も多く「春田の心情がより丁寧に描かれていて、田中圭さんの周りの俳優を引き立てるような演技が素晴らしかった」「林遣都さんが演じる牧くんはケンカのシーンなのにコメディになっちゃうところが好き」「吉田鋼太郎さんは相変らず、カッコイイのに面白いことをしていて笑えた」などの声も。そのほか「幸せってなんだろうってことを考えさせられる。幸せの形はいろいろあるんだということが伝わってくる」「ドラマからさらにたくさんの幸せの形が増えていた」と話す人や、「どんな形でもいいから続きが観たい!」と続編を熱望する人もいた。(本ランキングは、8/23(金)、24(土)、に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2019年08月26日