主演最新作『三度目の殺人』がベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品されることになった福山雅治が、NHK総合で平日の朝に放送されている「あさイチ」の9月1日(金)放送回に生出演する。映画祭出席のためイタリアに向かう直前の福山さんが作品への想いを語る。音楽アーティストとして1990年にデビュー。「IT’S ONLY LOVE」「HELLO」「桜坂」などの名曲を世に送り出し、9月には新曲「聖域」のリリースも控える福山さん。俳優としては1993年放送のドラマ「ひとつ屋根の下」の“チイ兄ちゃん”役をはじめ「いつかまた逢える」「パーフェクトラブ!」などで“トレンディ俳優”として人気となり、2007年から始まった「ガリレオ」シリーズは連ドラ2ndシーズンやSPドラマのほか映画化もされ息の長い人気を誇る作品に。また2010年にはNHK大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬役を演じて主演。「第19回橋田賞」「第48回ギャラクシー賞」を受賞。2013年の是枝裕和監督作品『そして父になる』では「第37回日本アカデミー賞」をはじめ「第35回ヨコハマ映画祭」「第28回高崎映画祭」で主演男優賞を受賞するなど日本を代表する俳優へと上り詰めた。また歌手、俳優としてだけでなく写真家としての顔も持つなど多彩な活躍をみせる福山さんが、今回「あさイチ」のプレミアムトークに登場。最新作『三度目の殺人』へかける想いから音楽アーティストとして常に新境地に挑み続ける姿勢。そして“アラフィフ”を迎える現在の心境などを、ベネチア行き直前の福山さんに司会のNHKアナウンサー・有働由美子と「V6」井ノ原快彦の2人がとことんインタビューする。福山さんの主演最新作『三度目の殺人』は『そして父になる』の是枝裕和監督と2度目のタッグを組んだ法廷サスペンス。それは、ありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅が解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し、死刑はほぼ確実だった。その弁護を担当することになった重盛。裁判をビジネスと割り切る彼は、どうにか無期懲役に持ちこむために調査を始める。だが、何かが、おかしい。調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述は会うたびに変わる。動機さえも…。弁護に真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から真実を知りたいと願い始める。やがて、三隅と被害者の娘・咲江の接点が明らかになり、新たな事実が浮かび上がる――。勝ちにこだわる弁護士・重盛を福山さんが演じ、死刑がほぼ確実な殺人事件の容疑者・三隅には役所広司。『海街diary』に続き是枝作品に出演する広瀬すずのほか斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介、市川実日子らが顔をそろえる。『三度目の殺人』は9月9日(土)より全国にて公開。福山さんをゲストに迎える「あさイチ」は9月1日(金)8時15分~NHK総合でオンエア。(笠緒)
2017年08月31日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は歌手の吉田凜音さんです。高校生になって初のワンマンライブを9月に開催します!「りんねラップ」で一躍女子高生ラッパーとして有名に。パワフルな歌声と個性的なファッションセンスが同世代女子から支持されている。「ラップをやったことがなくて、りんねラップが初挑戦でした。押し付けられたものではなく、自分の意思でやりたいことをやるのがポリシー。そんなところをラップにのせて歌っていきたいです」。16歳とは思えない落ち着きようは、プライベートでも。「先日はお風呂カフェに行ってきました。漫画もあって一日中まったり。若い子がする遊びはあまりしないかも(笑)」キープ力が抜群だからライブのときに活躍!エチュードハウスのリップは、プチプラだし全然落ちない!2色愛用中。ぼーっとできる公園が私にとって癒しの場。仕事や友達のことなど、色々なことを考えてます。自然に囲まれるのが好き。かき氷の食べ歩きにハマってます。マンゴーかき氷は新大久保で。氷そのものも好きでよく食べてます(笑)。よしだ・りんね2000年生まれ。Twitterにアップされた「りんねラップ」Music Videoで話題に。8月23日にアルバム『STAYFOOL!!』を発売。※『anan』2017年8月30日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2017年08月29日ガールズバンド、たんこぶちんのメンバー、吉田円佳が13日、東京・渋谷のHMV & BOOKS TOKYOで写真集『吉田円佳写真集 MADOKAと円佳』(発売中 2,750円税抜き 小学館刊)の発売記念イベントを行った。メンバーが佐賀県出身のガールズバンド・たんこぶちんのギター兼ボーカリストを担当している吉田円佳が、初めての写真集を出版。ヒロインを務めた映画『二度めの夏、二度と会えない君』の出演を記念して制作された同写真集は、冬の長野、夏の沖縄で撮影が行われ、露出度の高いセクシーなショットを披露している。初めての写真集を手にしながら「予想していたもよりもすごく良い出来で、素敵なものになってうれしいです」と笑顔を見せ、「普段バンドをやっていますが、その時に撮った写真というよりも、普段着ないような衣装をたくさん着させていただき、いつもの私ではなくまた別の自分を見せられた気がします」と感想を。オファーされた当初は「私なんかで大丈夫かな」と思ったそうだが、「たんこぶちんを知ってもらえる機会だと思って」と決意したという。また、ファンが気になるセクシーなショットについては「普段そんなに露出することもないですし、照れましたね(笑)」と赤面し、「撮影した時が20歳だったので、その時に色んな姿を残せていただいたので、それはそれでありがたかったです」と充実した表情を見せた。ヒロインを務めた映画の話題となり、「いつものライブの現場とは人の数も雰囲気も違って、撮影初日は緊張してどうしようかという感じでしたが、共演者の方が優しく気を遣ってくださり、私もじょじょにその雰囲気に慣れました」と振り返り、「不思議でたまらなかったですね。自分が写っているスクリーンを冷静には見られませんでした。時間が経ったらまたゆっくり見たいと思います」と話した。初めての写真集に映画出演と、ソロ活動として脚光を浴びている彼女だが、今後の目標は「写真集も映画もバンドを知って欲しいからやらせてもらったので、これからもたくさんの人に知ってもらうのが目標です」と意気込んでいた。
2017年08月13日映画『三度目の殺人』(是枝裕和監督 9月9日公開)完成披露試写会が31日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、福山雅治、役所広司、広瀬すず、吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介が出席した。同作は『そして父になる』でカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した是枝監督による最新作。これまで家族を題材とした作品が多かった是枝監督だが、同作は初となるサスペンスで、福山と再タッグを組む。福山は、裁判で勝つためなら真実は二の次と割り切る弁護士の重盛を演じており、重盛が担当することになったある事件を軸に物語は展開していく。福山は2度目となった是枝組の現場について「驚きの連続なんです。『そして父になる』では子どもたちに台本を渡さずに当日のセリフを伝えるとか、子どもがセリフを間違えても子どもに合わせてくださいとか言われたり」といい、「今回は監督自身が、創作の森の中を葛藤しながら歩いていた。それを間近でハラハラわくわくしながら見ていた。それで仕上がったものを見たら見事なところに着地していた。驚きや発見の連続で、前回に比べてより鋭さが増したような印象を受けました」と振り返った。ロケ地では福山と同じく弁護士を演じた吉田と満島の3人でいることが多く、飲みに出かけることもあったという。中でもムードメーカーは満島で、福山は「現場を盛り上げてくれた。こんなに人から嫌われない人も珍しいってくらい現場を作ってくれた」と感謝。満島は「シリアルな現場なのに一人で『お疲れっす~』って言って回っていた」と照れながら明かした。また福山は同作で広瀬と初共演。是枝監督や『海街diary』で共演したリリー・フランキーから「広瀬すずちゃんに会うと、みんな甘酸っぱい気持ちになる」と言われていたと明かし、「そんなことはないでしょうと思ったら、まぁ甘酸っぱくなる。なんなんでしょうね?」とメロメロ。すると役所は「僕はですね、斉藤由貴さんに(対しても)甘酸っぱい感じになった」とかぶせ、会場を沸かせていた。
2017年08月01日福山雅治主演の是枝裕和監督最新作『三度目の殺人』の完成披露試写会が7月31日(月)に開催され、福山さん、是枝監督に共演の役所広司、広瀬すず、吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介がレッドカーペットを歩き、舞台挨拶に登壇した。『そして父になる』に続く、福山さんと是枝監督のタッグ作だが、是枝監督の過去のホームドラマから一転、法廷を舞台にしたサスペンスが展開。弁護士の重盛は殺人犯・三隅の死刑回避のための弁護の依頼を引き受けるが、三隅の供述は会うたびに二転三転し、やがて思いもよらない方向に…。福山さんらがレッドカーペット、劇場に姿を見せると、会場につめかけた女性ファンからは「ましゃ!」と歓声が上がる。これに、嫉妬の炎を燃え上がらせていたのが役所さん。「『ましゃ!』と『すず!』という歓声の間を歩いてくる寂しさったらないですねぇ…」とボヤくと福山さんがすぐに会場に「広司!」と目くばせ。客席から「広司!」という声が上がり、役所さんもニンマリ。その役所さんの作り上げた被告・三隅を福山さんは「本当に怖いんだけど魅力的」と評し「殺人犯ということなのに引き込まれていく。本読みで、役所さんと初めてお会いしたとき、すでに重盛として三隅に引き込まれちゃっていて…。役としてもそうだし、福山としても役所さんの佇まいに魅力を感じて…。三隅に重盛の輪郭を作られていったと思う」と語る。そんなシリアスな2人の関係とは対照的に、重盛とその同僚弁護士と助手弁護士を演じた吉田さん、満島さんによる3人のシーンはどこかほんわかとした雰囲気となっている。吉田さんは福山さんの第一印象について「本読みで最初にお会いしたとき『嫌な奴だな』『なんだこいつ…』って思った」と衝撃の告白。福山さんが挨拶以外、目も合わせず、言葉も交わしてくれなかったとのことだが「その後の福山さんを見て、いま思うと、おそらく緊張してたんじゃないかと…」と推測。福山さんは「50も近くなってこんなこと言うのもなんですが、基本、人見知りでして(笑)。おそらく鋼太郎さんも人見知りなんじゃないかと。人見知りがシンクロしたんですね」と述懐する。そんな人見知りオヤジ2人の潤滑油、ムードメーカーとなったのが満島さん。この日も豪華俳優陣のそろい踏みに「あっち(客席)から見たい!」とハイテンションで語り、福山さん、吉田さんとのシーンについて「タクシーの後頭部座席に、この濃い3人で座るシーンがあって…たまんなかったです」と喜びを口にし、福山さんから「みんな思ってると思うけど、あなたが一番濃い」と突っ込まれていた。福山さんと広瀬さんも、今回が初共演だったが、福山さんは是枝さんや仲の良いリリー・フランキーさんから広瀬さんについて、情報を得ていたそう。「『とにかく広瀬すずちゃんに会うと甘酸っぱい気持ちになる』と聞いてまして。そうか、まあでも、いろんなかわいい子、きれいな人がいるし、そんな風にないでしょと思ってて、実際にお会いしたらまあ甘酸っぱくなる(笑)!なんなんでしょうね…」と広瀬さんにデレデレ。福山さん、吉田さん、満島さんが、3人で激辛ラーメンを食べに行ったというエピソードで盛り上がっていたが、広瀬さんは「私はお三方が激辛ラーメンを食べているのを横で眺めさせていただいてました。汗をすごくかきながら食べてて、その姿を見てお三方(の関係)が役として生きてるんだなって思いました」と優しく微笑み、ここでも男たちを魅了していた。『三度目の殺人』は9月9日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月31日7月30日(日)今夜オンエアの日本テレビ系「おしゃれイズム」に俳優の高橋一生がゲスト出演。“セミプロ級”だというスケボーの腕前を披露するほか、親友の俳優・瀬戸康史も登場。高橋さんの意外な素顔が明らかになる。本番組はMCである上田晋也、藤木直人、森泉の3人が、毎回スタジオに迎えるゲストの私生活やこだわりの趣味など、ゲストの持つ“イズム”に迫っていくトークバラエティ。今回出演する高橋さんは子役時代から幾つもの作品に出演、俳優だけでなくスタジオジブリ作品『おもひでぽろぽろ』や『耳をすませば』では声優も務めている。2015年放送のドラマ「民王」で注目を集めると、2016年に入り月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」や「僕のヤバイ妻」、「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」などのドラマから大ヒット作となった『シン・ゴジラ』まで出演作が連続。今年も「カルテット」や大河ドラマ「おんな城主 直虎」など出演作が連続。「2017年上半期ブレイク俳優1位」の称号を手にするなど、いま最も注目を集める俳優の1人となった。そんな高橋さんだが、小学生の頃から始めたというスケボーがセミプロ級の腕前ということで、収録日当日は寝起きのようないでたちで私物のスケボーを片手に日本テレビに到着。華麗なるスケボーの腕前を披露してくれた。番組ではその模様をVTRで紹介する。また自宅の家具や植物に「名前をつける」という高橋さん。最近オーダーメードで買ったというお気に入りのソファーの名前を今回スタジオで初披露、「届くまでに2~3か月待ったから」ことが由来となったユニークなネーミングにも注目だ。さらに高橋さんと仲がいい俳優の瀬戸さんがスタジオに現れ、瀬戸さんの視点から見た高橋さんに一生に合うと思う理想の女性像を語ってくれる。今後の注目作が目白押しの高橋さん。10月から新宿武蔵野館ほかで全国公開公開予定の映画『リミット・オブ・スリーピング・ビューティ』に出演のほか、長澤まさみ、吉田鋼太郎らと共演する『嘘を愛する女』や長瀬智也、ディーン・フジオカらとの共演でおくる『空飛ぶタイヤ』が来年公開予定。“最旬”イケメンが汗だくでスケボーに打ち込む姿にファンならずとも胸ときめくこと間違いなしの「おしゃれイズム」。放送は7月30日(日)22時~日本テレビ系にて。(笠緒)
2017年07月30日福山雅治と是枝裕和監督が第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した『そして父になる』以来の再タッグを組む最新作『三度目の殺人』で、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」が弁護士役を演じる福山さんの衣装協力をしていることが分かった。是枝監督が近年のホームドラマとは一転、オリジナル脚本で手掛ける本作は、法廷心理サスペンス。主演の弁護士・重盛を演じる福山さん以外にも、“殺人犯”三隅役で役所広司、物語の鍵を握る被害者の娘役に広瀬すず、さらに吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介など豪華キャストが出演する。福山さん演じる、真実よりも勝利にこだわる弁護士・重盛は、法廷シーンはじめ、全編において選び抜かれた「ジョルジオ アルマーニ」の衣装を着用。彼のワードローブは、2ボタンのブラックのノッチドラペルスーツ、タイ、カシミアのコート、ネイビーニットなど、映画全編をカバーするバリエーションで構成されている。是枝監督は、「スタイリッシュで、シャープな」という福山さん演じる主人公の弁護士の個性を演出するべく、衣装には「アルマーニ」のスーツがベストと考えたという。「完成した映画を観ていただくと、一目瞭然だと思いますが、今回の映画はクローズアップが多く、福山さんの顔のアップを撮ったときに、スーツは、襟と肩のほんの一部しか映りません。それでも、ほかの弁護士たちとは明らかに違うスーツを着ていることがわかります。長く支持されるブランドの強さ、とはこういうことなのだろう、と深く納得しました」と述べている。また、是枝監督とは2度目のタッグ、役所さんとは初共演となる福山さんは、撮影前「初めてご一緒させていただく役所さんとの読み合わせは、とても緊張感のある時間でした。より深く、さらに研ぎ澄まされた是枝監督の演出に応えられるよう精一杯演じられたらと思っています」と熱意あふれるコメントを寄せていた。「ジョルジオ・アルマーニ」は、1980年に『アメリカン・ジゴロ』でリチャード・ギアの衣装を提供することで映画との関わりをスタートして以来、多くの話題作・ヒット作と衣装のコラボレーションを行ってきた。『バットマン』シリーズをはじめ、『ザ・タキシード』『デ・ラブリー』『オーシャンズ13』『フェア・ゲーム』『ソーシャルネットワーク』『ミッション・インポッシブル/ゴーストプロトコル』『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』など、「アルマーニ」の衣装が登場する映画は数えきれない。『三度目の殺人』は9月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月27日W主演を務める新垣結衣と瑛太のほか超豪華キャスト陣が集結したロマンティックコメディ映画『ミックス。』。この度、本作の主題歌と挿入歌を3ピースロックバンド「SHISHAMO」が担当することが決定。また楽曲を使用した本作の最新予告編映像と、本ポスタービジュアルが公開された。本作は、不器用でどこか欠点だらけの登場人物たちが、卓球の男女混合のミックスダブルスを通じて小さな“奇跡”を起こす、恋と人生の再生物語。恋と仕事に破れた元天才卓球少女・主人公の富田多満子を新垣さん、もう一人の主役、元プロボクサーで日本ランカーだったものの夢破れ、家族にも見放された萩原久役を瑛太が演じるほか、広末涼子、遠藤憲一、瀬戸康史、永野芽郁、蒼井優、吉田鋼太郎、生瀬勝久、斎藤司(トレンディエンジェル)、真木よう子、小日向文世らが顔を揃えた。そんな本作で今回主題歌を担当するのは、「SHISHAMO」。高校の軽音楽部で結成し、卒業と同時に本格的にバンド活動を開始し、2014年7月にリリースしたシングル「君と夏フェス」は、ライブファンのみならず各世代の共感を得、夏フェス初参戦の年にも関わらず、全国9か所の夏フェスに出演し、知名度は一揆に全国区へと拡大。昨年1月には、初の日本武道館単独公演、6月には大阪城ホール単独公演も大成功に終え、今年の夏フェスには10本以上の出演が決定している人気沸騰中のバンドだ。「SHISHAMO」が映画に主題歌&挿入歌を書き下ろすのは初となった今回。主題歌は、主人公・多満子の気持ちに寄り添うように描いたバラード「ほら、笑ってる」。また、予告編でもその一部が聴ける挿入歌「サボテン」は、アップテンポで疾走感あふれる「SHISHAMO」らしい楽曲へと仕上がっている。オファー時のことを「SHISHAMO」の宮崎朝子(Gt.Vo)は、「その映画の為だけに曲を作るというのがはじめてだったので、最初はビックリしました。でも、同時に楽しみだなと思いました」と明かし、主題歌「ほら、笑ってる」については「あまり曲を作るとき時間かからないほうなんですけど、色々悩みながら作りました。主題歌って、大きなことじゃないですか。自分たちだけの曲じゃなくて、たくさんの人の曲になるので。映画が終わったときに流れて、みんなが温かい気持ちになれたらいいなって思って作りました」と込めた想いを語る。また、映画が完成し初めての試写会で主題歌と挿入歌が映像にのった作品を観た宮崎さんは、「思ったより、恥ずかしかったですね(笑)この曲が映画館で座っているなかでみんな聴くんだ~と思ったら嬉しい気持ちもあるんですけど、とてもドキドキする気持ちになりました」と感動をあらわにした。さらにいち早く楽曲を聴いた新垣さんは、「がむしゃらで一生懸命で熱い青春のようだったり、辛い過去を乗り越えて大きくしっかりと前に踏み出したような穏やかな力強さだったり、多満子たちのストーリーをより素敵にストレートに伝えてくれる2曲です。本編を観て、エンディングで『ほら、笑ってる』が流れたときは胸がキュンと熱くなりました」とコメント。一方瑛太さんも、「ぜひ、SHISHAMOさんの音楽と共に、何度躓いても立ち上がって前を向く、ガッキーと僕を劇場に観に来て下さい!」と呼びかけている。『ミックス。』は10月21日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ミックス。 2017年秋 全国東宝系にて公開(C) 2017 フジテレビジョン
2017年07月26日東京・恵比寿で開かれた「明治プロビオヨーグルトR-1」新CM発表会に、レスリング女子の吉田沙保里さんと俳優の大森南朋さんが参加!なんと、吉田さんが純白のウェディングドレス姿を初披露されました!!新CM発表会、スタート!イベント会場は、恵比寿のウェスティンホテル東京。結婚式でも人気の高いおしゃれなホテルで、まさに結婚会見さながらのイベントがはじまります。今回新しく作られた「明治プロビオヨーグルトR-1」のCMでは、吉田沙保里さんと大森南朋さんが体調管理を第一に考える新婚夫婦を演じています。このCMシリーズの第一弾、“体調第一家族” 登場篇は二人の結婚式シーンからはじまるということで、今回のイベントでも吉田さんがウェディングドレス姿を見せてくれるそうです。こちらはイベント会場の入口。ウェルカムボード風の写真も用意され、本物の披露宴みたいな雰囲気です。新郎新婦の登場!大勢の報道陣が待ち構えるなか、いよいよイベントのスタートです。まず、新郎役の大森南朋さんが登場。優しい笑顔がステキ♡そして、バージンロード風のレッドカーペットに吉田さんが現れました! 純白のウェディングドレス姿、かわいいです!新郎にエスコートされ、二人でご挨拶のあと高砂席に着席されました。金屏風の前に座った吉田さんは、「夢だったドレスを着ることができ、とてもうれしいです!」と興奮ぎみ。大森さんも新婦のドレス姿に「大変キレイです」と終始にこやか。時折見つめ合うので、本当に結婚会見みたいです。イベントは、まず新CMの初披露からスタート。美しいチャペルで式を挙げる二人の様子や新婚家庭の映像が流れました。このコマーシャルは、吉田さん演じる“さおりん”が夫や家族の健康を気づかう女性を演じていくシリーズで、7月25日から全国で放映がはじまっています。続いては、指輪のお披露目。吉田さんが「夢だった」と語る左手薬指の指輪を見せてのフォトセッションが行われました。さらに、CMで共演された舅役の志賀廣太郎さんと姑役の木野花さん、レスリングの栄和人監督と登坂絵莉選手によるお祝いメッセージ映像まで流れました。ものすごい凝った演出です。本当に、吉田さんの結婚披露宴に出席している気分になってきました。最後は、明治プロビオヨーグルトR-1で乾杯をして、披露宴風セレモニーが終了しました。今回、コマーシャルの撮影やイベントで初の純白ウェディングドレスを着た吉田さん。MCから「自分の結婚式より前にウェディングドレス姿を見せてしまうと、結婚が遠のくというジンクスがありますが…」とふられると、実はドレスを着たのは今回がはじめてではなかったと告白。吉田さん監督の結婚式に出たとき、監督の奥様が着たドレスを私も着てしまったんです!式が終わった後に「着たい!」と言って着せてもらって…。それは赤いドレスでしたけど、今回は純白で。私、2回も着ちゃっているのでヤバいかもしれないです! でも、がんばります!また、CMでは大森さんが吉田さんを “お姫様だっこ” する場面が出てきます。そのときの感想を聞かれた大森さんは、「かわいらしくて……軽かったですよ」とコメント。吉田さんも、「いつもは持ち上げるほうなんで、持ち上げられてうれしかったです!」と笑顔で答えていました。最後に、メッセージ!大森さん今日は多くの方にお集まりいただき、ありがとうございました!明治プロビオヨーグルトR-1をよろしくお願いします。吉田さん未熟な二人ですが、支え合って “体調第一家族” をつくっていきたいです。この家族を、R-1をよろしくお願いします。最後まで “夫婦” を演じ、サービス精神たっぷりのお二人でした。“体調第一家族” の新CMはすでに放映がはじまっています。本物のチャペルで撮影された結婚式の様子や、初々しい吉田さんの新妻姿もぜひチェックしてみてくださいね。以上、明治プロビオヨーグルトR-1イベントレポートでした!Information
2017年07月25日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の吉田志織さんです。夢のハリウッド女優に向かって猪突猛進するパワフルガール!「ハリウッド女優になりたいんです」と、目を輝かせて語る吉田さん。夢を叶えるため、北海道から上京してきた。「地元の居酒屋でアルバイトをしているとき、ふと、『私、何をしたいんだろう?』と思ったんです。その日のうちに居酒屋を辞めて、母に夢を話して、翌日には東京行きの飛行機に乗っていました」。まさに思い立ったが吉日。目指す女優像は?「ハリウッドを目指すからには、闇を抱えた役からアクションまでできる女優になりたいです。今20歳なので、あと4年でハリウッドに行きたい!」吉田拓郎さんに憧れてギターを始めました。大好きなハナレグミの「家族の風景」を2日間でマスターしました!並んでも食べたい地元、札幌の名店!『suage+(すあげプラス)』のスープカレーは、日本一の美味しさです!ハリウッド進出に向け英語を猛勉強中です。独学に加え、ネイティブの先生と英語で話すレッスンを受けています。よしだ・しおり1997年生まれ。フジテレビ系ドラマ『クズの本懐』でデビュー。下着姿の体当たりな演技が話題に。7月22日公開の『心が叫びたがってるんだ。』で映画初出演を果たす。※『anan』2017年7月26日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2017年07月25日ミュージカル『ビリー・エリオット』の初日開幕を前に、7月21日、東京・TBS赤坂ACTシアターでプレスコールと囲み取材が行われた。本作は映画『リトル・ダンサー』の舞台化で、イギリスの炭鉱の町でバレエダンサーを夢見る少年ビリーの姿が描かれる。映画版と同じくスティーヴン・ダルドリーが演出を、リー・ホールが脚本と歌詞を担うほか、エルトン・ジョンが音楽として参加している。ミュージカル『ビリー・エリオット』チケット情報プレスコールでは、本作を代表する4ナンバーが披露された。バレエガールズとのかわいく華やかな「Shine」や、ビリーと親友のマイケルがコミカルなタップで魅せる「Expressing Yourself」。また「Solidarity」ではラインダンスが印象的で、アンサンブルキャストも実力派ぞろいであることを知らしめる。そしてビリーたちが一番の見どころとして挙げていたのが「Angry Dance」。父親にバレエを反対されたビリーがタップで怒りを表現するナンバーなのだが、ひとりの少年が放出しているとは思えないパワーと、レベルの高いタップに圧倒された。囲み取材に参加したのは、ビリー役の加藤航世、木村咲哉、前田晴翔、未来和樹、山城力。さらにビリーの父親役の吉田鋼太郎と益岡徹、ビリーにバレエを教えるウィルキンソン先生役の柚希礼音、島田歌穂が顔をそろえた。すでに開幕しているプレビュー公演の手ごたえを聞かれた吉田は、「僕ら大人は2か月、ビリーたちは1年半以上の稽古を頑張ってきて、その甲斐のある幕開けでした」と自信に満ちた表情を見せる。また益岡、柚希は、「感動することが多い舞台」と改めて本作に立つ幸せを噛みしめているよう。さらに島田は、「ビリー役の彼らが日々どんどん輝いていく」と少年たちの成長に目を潤ませつつ、「1日1日を宝物にして最後まで走り抜けたい」と抱負を語った。プレビュー公演ですでにビリー役としてデビューしている加藤と前田は、「たくさんの拍手をもらえてすごく気持ちがよかった!」と喜びに顔を輝かせる。デビューを控える木村、未来、山城はいまだ緊張気味ながらも、「舞台に立つのが楽しみで、今はワクワクした気持ち」と期待に胸を膨らませていた。バレエだけでなく、タップ、演技、歌、縄跳びなど、多くのスキルが求められるビリー役。それらを完璧にこなす5人に吉田が、「とにかくこいつらがすごい! 今のうちに潰しておかないとえらいことになる」とコメント。会場が爆笑に包まれるとともに、本作のクオリティの高さを決定づけるひと言となった。東京公演は10月1日(日)まで。その後、10月15日(日)から11月4日(土)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。取材・文:野上瑠美子
2017年07月24日ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』のプレスコールが21日に東京・TBS赤坂ACTシアターで行われ、ビリー役の加藤航世、木村咲哉、前田晴翔、未来和樹、山城力、ビリーの父親役の吉田鋼太郎&益岡徹、バレエ教師・ウィルキンソン役の柚希礼音&島田歌穂が取材に応じた同作は、日本では『リトル・ダンサー』として知られる映画『BILLY ELLIOT』を2006年にイギリスでミュージカル化し、数々の賞を受賞した。映画で同作の監督を務めたスティーヴン・ダルドリーが演出を務め、エルトン・ジョンが音楽を担当した。イギリス北部の町の少年・ビリーは、炭鉱労働者の父に反対されながらも、バレエダンサーとしての才能を開花させていく。19日よりプレビュー公演が行われているが、吉田は観客の反応に「僕らも想像つかなかったほど」「たじろいだくらいです」と驚き、「考えている以上のものになっている」としみじみ。ビリー役の少年たちについても「とにかくこいつらがすごいっす。今のうちにつぶしておかないと!」と笑わせる。「観ないと絶対損です。心から言います」と強くアピールした。すでにステージに立った加藤は「すんごい拍手をもらえて、気持ちよかったです」と満足げな様子。前田は「最初はちょっと緊張してたんですけど、やりながら緊張が解けてきて、どんどん楽しくなっていって」と初日を振り返り、「最後のフィナーレの『フィニッシュ!』というセリフを言うのが、気持ち良くて、幕が上がって1人だけで舞台に立ってお辞儀するのが気持ち良くて、気持ち良かったです」と何度も舞台上の気持ち良さを語った。本日初日を迎える熊本出身の未来は、オーディション時に母親と劇場を見に来たことを明かし「『1年後、またここに来れたらいいね』という話をしていて、今ここまで来ることができたので、本当に嬉しくて」としっかりとエピソードを披露した。22日に本番を迎える木村は「僕は舞台袖では緊張してもいいと思ってるんですけど、舞台に立ったら緊張を見せないようにしたいです」と大人顔負けの持論を語る。また、キャスト発表後の成長により追加のビリーとなった山城は「去年から毎日レッスンを頑張ってきて……」と感極まった様子で言葉に詰まり、父親役の吉田が「がんばれ! 思ったこと何でもしゃべれ!」と激励。8月からビリーとして舞台に立つ山城は「今日から、トールボーイという役を1カ月やるんですけど、色々な経験をして、8月20日にビリー役でも爆発させたいです」と笑顔を見せた。ビリーおすすめのシーンを聞かれると、5人中4人が、父親からバレエを禁止されたビリーが感情を爆発させる「Angry Dance」をピックアップ。未来は「毎回やるたびに気持ちが変わる」と魅力を表し、山城は「シンガポールから日本に来て、家族に反対もいっぱいされて叫ぶ時もあったので、ビリーの気持ちがよくわかった」と共感した。また、前田は「Angry Danceと、Expressing Yourselfと、Electricityと……」とどんどん曲を挙げていき、未来から「全部言うんじゃない?」とつっこまれていた。東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて、プレビュー公演が7月19日~23日、本公演が7月25日~10月1日。大阪公演は梅田芸術劇場 メインホールにて10月15日~11月4日。
2017年07月21日映画『OVER DRIVE-オーバードライブ-』が2018年6月1日(金)より全国東宝系にて公開となる。人気俳優・東出昌大と今が旬の新田真剣佑が出演し、「MOZU」「暗殺教室」各シリーズでヒットを飛ばした羽住英一郎が監督を務める。東出昌大×新田真剣佑が自動車競技・ラリーに挑む兄弟に映画『OVER DRIVE-オーバードライブ-』は、自動車競技・ラリーに全てを懸けた兄弟の姿にフォーカスを当てたヒューマンエンターテインメント作品。“実写映画化が流行りの”日本映画業界に新しい風を吹き込む、オリジナル作品となる。主人公・檜山篤洋を演じるのは、映画『デスノート Light up the NEW world』で主人公三島役を熱演し、芥川賞作家・柴崎友香による『寝ても覚めても』の実写版の公開を控える東出昌大だ。ラリーに己の全てを捧げ、勝利のために衝突を繰り返す、メカニックの兄・篤洋を担当する。そしてドライバーの弟直純役には新田真剣佑が抜擢。映画『不能犯』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』などに出演しメキメキと演技力に磨きをかける若手俳優が天才ドライバーとなり、迫力のドライブシーンを繰り広げる。脇を固める実力派キャスト主人公・檜山篤洋とその弟直純とともに、映画『OVER DRIVE-オーバードライブ-』の作品に花を捧げるのは、実力派キャスト。ヒロイン・遠藤ひかる役には映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』『先生! 、、、好きになってもいいですか?』の森川葵。主人公のライバルであるシグマ・レーシング所属のドライバー役には北村匠海、スピカレーシング所属の新米メカニック役には町田啓太など、次世代を担うフレッシュな顔ぶれが揃う。更には、スピカレーシング監督・都築一星役には吉田鋼太郎が。「海猿」「MOZU」の羽住英一郎が監督メガホンをとるのは、「海猿」「MOZU」「暗殺教室」シリーズなどを手がけてきた羽住英一郎。「テーマとして伝えたい事は、決して諦めない心の強さ。同じく極限状態での挑戦を描いてきた『海猿』を超える作品にしたい」と熱い熱意を持って、エンターテインメント超大作のメガホンをとる。主題歌に、熊本県出身ロックバンド・WANIMA『OVER DRIVE-オーバードライブ-』の主題歌を担当するのは、熊本県出身のロックバンド・WANIMA。本作を鑑賞して書き下ろしたという、完全オリジナル最新曲「Drive」には、"過去への後悔"や"未来への不安に思い悩む日々から抜け出して、その先へ進もうとする姿"を描いた。映画の世界観にもマッチする力強い一曲に仕上げている。またWANIMAは、「主題歌を担当させて頂き、控えめに言って非常に嬉しく思います!!これからも諦めず決めつけず全力で限界突破しながら音楽を通じて応援していきます!!」と喜びのコメントを寄せている。作品の題材となった、最も過酷な自動車競技「ラリー」とは?作品の題材となった「ラリー」は、公道をアクセル全開で駆け抜ける最も過酷な自動車競技として知られる。ヨーロッパや南米ではF1に勝るとも劣らない人気を誇る。戦いの舞台となるのは世界中のあらゆる公道。日本では、2017年にTOYOTAが、40年以上の歴史を誇る最高峰のシリーズ「FIA WORLD RALLY CHAMPIONSHIP(世界ラリー選手権)」に18年振りに参戦し、開幕2戦目にして優勝を飾った。各メーカーの先端技術の結晶である車輛、モンスターカーを操るドライバー、そしてその舞台を支えるメカニック。映画『OVER DRIVE-オーバードライブ-』では、人車一体の公道の格闘技ともいえるラリーの世界を舞台に、若者たちの熱い絆と愛を描く。あらすじ世界最高峰のラリー競技・WRC(世界ラリー選手権)の登竜門として、若き才能たちがしのぎを削る国内トップカテゴリーのSCRS(セイコーカップラリーシリーズ)。スピカレーシングファクトリーとライバルチームの熾烈な優勝争いは激しさを増していた。スペシャルステージで競われるのは、コンマ1秒の世界。「攻めなきゃ、勝てねーから!」WRCへのステップアップを目指すスピカ所属の天才ドライバー、檜山直純。真面目で確かな腕を持ち、チームに貢献するメカニックの兄・檜山篤洋の助言を無視し、リスクを顧みない、勝気なレースを展開する。ラウンド毎に衝突を繰り返す二人。いつしか、チームにも険悪なムードが漂い始め……。そんなある日、素行の悪い直純の新しいマネジメント担当として遠藤ひかるがやってくる。なんの知識もなく、完全に場違いなひかる。彼女を待ち受けていたのは、檜山兄弟の確執に秘められた過去、そして、チーム全員を巻き込む試練だった。【作品情報】映画『OVER DRIVE-オーバードライブ-』公開日:2018年6月1日(金)より全国東宝系でロードショー監督:羽住英一郎キャスト:東出昌大、新田真剣佑、森川 葵、北村匠海、町田啓太、吉田鋼太郎ほか脚本:桑本さや香音楽:佐藤直紀主題歌:WANIMA「Drive」© 映画「OVER DRIVE」製作委員会
2017年07月21日ドラマ「あなたのことはそれほど」での怪演が記憶に新しい俳優・東出昌大が主人公を演じ、『海猿』『暗殺教室』『MOZU』シリーズの羽住英一郎が監督を務める最新作『OVER DRIVE』が、来年公開されることが決定。最も過酷な自動車競技“ラリー”の世界を舞台に、若者たちの熱い絆と愛を描いていく本作。東出さんのほかにも、新田真剣佑、森川葵ら新時代を担うキャストが集結した。世界最高峰のラリー競技・WRC(世界ラリー選手権)の登竜門として、若き才能たちがしのぎを削る国内トップカテゴリーのSCRS(セイコーカップラリーシリーズ)。スピカレーシングファクトリーとライバルチームの熾烈な優勝争いは激しさを増していた。スペシャルステージで競われるのは、コンマ1秒の世界。「攻めなきゃ、勝てねーから!」WRCへのステップアップを目指すスピカ所属の天才ドライバー・檜山直純。真面目で確かな腕を持ち、チームに貢献するメカニックの兄・檜山篤洋の助言を無視し、リスクを顧みない、勝気なレースを展開する。ラウンド毎に衝突を繰り返す2人。いつしか、チームにも険悪なムードが漂い始め…。そんなある日、素行の悪い直純の新しいマネジメント担当として遠藤ひかるがやってくる。なんの知識もなく、完全に場違いなひかる。彼女を待ち受けていたのは、檜山兄弟の確執に秘められた過去、そしてチーム全員を巻き込む試練だった――。公道をアクセル全開で駆け抜ける最も過酷な自動車競技“ラリー”は、世界中のあらゆる道が戦いの舞台となり、ラリーが盛んな欧州や南米ではF1に勝るとも劣らない人気を博す。各メーカーの先端技術の結晶である車輛、モンスターカーを操るドライバー、その舞台を支えるメカニック、まさに人車一体の公道の格闘技だ。日本国内にも熱狂的なファンが多いこの競技。各地では数多くのイベントが開催され、特に今年は、18年ぶりにTOYOTAが40年以上の歴史を誇る最高峰のシリーズ「FIA WORLD RALLY CHAMPIONSHIP」(世界ラリー選手権)に参戦、開幕2戦目にして優勝を飾った快挙は大きな話題となった。そして今回、そんな世界を舞台にメガホンをとるのは、『海猿』シリーズを始め数々の大ヒット作品を手掛けてきた羽住監督。監督は、「プロフェッショナルの世界で生きるチームメンバーたちが繰り広げる濃厚な人間ドラマを、これまでの邦画にはないスピード感と迫力の映像で、圧倒的なスペクタクル作品に仕上げていきます」と話し、「テーマとして伝えたいことは、決して諦めない心の強さ。同じく極限状態での挑戦を描いてきた『海猿』を超える作品にしたいと思います」と自ら語っている。主人公の檜山篤洋を演じるのは、『デスノート Light up the NEW world』『聖の青春』に出演し、『関ケ原』などの公開を控える東出さん。スピカレーシングを支えるチーフメカニックという作り手側に立ち、誇りと愛との間で揺れ動く繊細な芝居に挑戦。また、その弟で天才ドライバーだが、結果を出す一方、勝気な性格で無謀な攻めの走りを行うこともあり、私生活でも問題を繰り返すトラブルメーカーの直純役には、『ちはやふる』シリーズや『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』などに出演する新田さん。そして、スポーツマネジメント会社「ワンダースポーツエージェント」の社員で、直純の新たなエージェントとして着任したヒロイン・遠藤ひかる役を、『花戦さ』『先生!』『恋と嘘』など出演作が続くいま注目の若手女優・森川さんが演じる。東出さんは、「メカニックチームでリハーサルを続けている中で、チームワークが生まれてきて仲間と協力し合いながら仕事が出来ることに、喜びと感謝を感じています。脚本を読んで感じた、手に汗握る興奮と熱狂を、スクリーンを通してお届け出来る様頑張ります」と意気込み、新田さんも「羽住監督をはじめ、東出さんや共演者の皆さんの熱量を感じながら、色んなことを学んで、最高のパフォーマンスを見せられるように努めます。カッコよく、そして美しいラリーの世界の中で生きる男をどう演じていけるか、自分なりに精一杯、突き詰めていきたいと思います」とコメント。また本作の撮影にあたって、映画『ザ・エージェント』を羽住監督に教えてもらい、観たという森川さん。「普段は自分からお芝居で相手に仕掛けていくことが多いのですが、今回私が演じさせて頂くひかるは、エージェントという立場なので、自分から仕掛けるよりもスピカのメンバーたちを見守るように受け入れることを大切にしながら、楽しむことを忘れず撮影に臨みたいと思います」と語り、共演の2人については「東出さんは普段から仲良くさせて頂いていて真剣佑さんとは初対面です。そんなお2人とお芝居をさせて頂くのは全く違った意味で緊張し楽しみなのですが、“新たな気持ち”でお2人と現場で向き合っていきたいと思っています」と話している。さらにこの3人のほかにも、スピカと熾烈な優勝争いを繰り広げるシグマ・レーシング所属のドライバーで、現在もっとも世界に近いドライバーであり、直純とはライバル関係にある新海彰役に「DISH//」の北村匠海。スピカレーシングファクトリー所属の新米メカニック、増田順平役に「劇団EXILE」の町田啓太。そして、ほんの少しお茶目なスピカレーシングファクトリーの社長にして、チームの監督・都築一星役を実力派俳優の吉田鋼太郎が扮する。誰も見たことのない圧倒的な和製カーアクションと、若者たちの絆と愛を描いたヒューマンドラマが融合したエンターテインメント超大作『OVER DRIVE』。ぜひ続報にも期待していて。『OVER DRIVE』は2018年、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年07月17日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介主演の映画『鋼の錬金術師』(12月1日公開)のキャラクタービジュアルが13日、公開された。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯した挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリックの物語を描く。これまで、エドとアルの兄弟のみ姿が明らかになっていたが、今回主要9キャラクターが揃い踏みとなった。公式サイトでは、地毛を金髪に染め赤いマントに身を包んだ、主人公・エド(山田)、鎧姿の弟・アル(CG)、2人を支える幼馴染み・ウィンリィ(本田翼)のビジュアルを確認できる。また、ウィンリィとアル、そして猫のニャルフォンス(ぼーちゃん)の3ショットも公開された。スタイリッシュな軍服に包まれているのは、東方司令部のマスタング大佐(ディーン・フジオカ)、家族想いなヒューズ(佐藤隆太)、冷静沈着で凛としたホークアイ(蓮佛美沙子)の3名。さらに七つの感情に魂を込めた人造人間・ホムンクルスから、セクシーで妖艶な”色欲”ラスト(松雪泰子)、中性的な“嫉妬”エンヴィー(本郷奏多)、不気味ながらどこか愛嬌のある“暴食”グラトニー(内山信二)がキャラクターを再現した。同時に公開された予告第3弾では、イタリアでロケを行い、最先端のVFX技術を駆使したハガレン世界を垣間見ることができる。CGのアルと、エド&ウィンリィが自然に会話をする姿や、ウィンリィがエドを怒る原作おなじみのコミカルなシーンも満載。さらにエドのアクション、マスタング大佐の炎の錬成シーン、銃を構えるホークアイら緊迫したシーンや、敵のホムンクルス・ラストが手の先端を鋭い刃に変える「最強の矛」で攻撃をするシーンなども一挙公開となった。映像の最後では、マスタング大佐が炎に包まれ、悲痛な叫び声を上げるエドの姿など、畳み掛けるようにドラマが展開。「僕のためにこれ以上無茶をしないで」とエドに懇願するアル、「アルのためならなんだってやる」と誓うエドと、互いを思いあう兄弟の姿が映し出されている。
2017年07月13日日本のみならず、海を越えて世界中で“ハガレン”現象を巻き起こした傑作コミックの実写映画化『鋼の錬金術師』。先日のLA、パリでのイベントも熱狂となった本作の劇場入場者特典として、原作者・荒川弘による特別編コミックスが決定。7年ぶりに新作エピソードを描き下ろすことになった。大好きだった亡き母を生き返らせようと、幼くして錬金術の天才的な才能を見せるエドは、弟のアルと錬金術最大の禁忌(タブー)を犯す。母さんにもう一度会いたくて、その笑顔が見たくて…。迷わず前に進んだ幼い兄弟の運命は、非情なものだった。2人の錬成は失敗し、エドは左脚を、アルは身体全部を代価として“持っていかれて”しまう。瀕死のエドはとっさに無謀な再錬成に挑み、右腕と引き替えにアルの魂だけをなんとか錬成し、近くにあった鎧に定着させる。やがて、鋼鉄の義肢をつけた身で国家錬金術師となり、鎧の姿の弟アルと旅を続けるエドを、人は“鋼の錬金術師”と呼んだ――。全世界累計7,000万部を超える、日本を代表する同名コミックの連載開始から16年。2度のアニメ化を経て、待望の実写映画化となる本作の公開を前に世界中のファンから多くの反響を呼んでいる。先日は、主人公のエド役を務める山田涼介と曽利文彦監督が参加したロサンゼルス・アニメエキスポ、さらに幼馴染ウィンリィ役の本田翼も加わったパリ・ジャパンエキスポは、それぞれ3,500人から4,000人ものファンが集結。これに続くワールド弾丸ツアーの締めくくりとなる東京では、7月12日(水)に作品初のマンガ×アニメ×実写映画、全てのメディアをまたいだ一大イベントファンイベントが実施された。さらに今年は、東京(9月16日~)、大阪(11月3日~)にて開催されるシリーズ初の大規模原画展「鋼の錬金術師展」で、初掲出となる原画が多数展示されるほかスペシャルCMの上映、会場限定音声ガイドなどハガレンワールドを体感できる1年となる。今回、この“ハガレンイヤー”にふさわしく、映画公開時の入場者プレゼントに特別編コミックスが決定(※数量限定)。7年ぶりに荒川先生が描き下ろす新作エピソードに注目だ。『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月12日山田涼介が主人公・エドを演じる実写版映画『鋼の錬金術師』。この度、LAで開催された北米最大級のアニメイベント「第26回アニメエキスポ」に、山田さんと曽利文彦監督が登場。山田さんにとっては、映画での海外イベント参加するのは今回が“初”となった。大好きだった亡き母を生き返らせようと、幼い兄弟は最大の禁忌を犯した──。「これだ!この理論なら完璧だよ!母さんを生き返らせることができる!」幼くして錬金術の天才的な才能を見せるエドは、弟アルとついに“人体錬成”の理論にたどり着く。母さんにもう一度会いたくて、その笑顔が見たくて…、迷わず前に進んだ幼い兄弟の運命はしかし非情なものだった。2人の錬成は失敗し、エドは左脚を、アルは身体全部を代価として持っていかれてしまう。瀕死のエドはとっさに無謀な再錬成に挑み、右腕と引き替えにアルの魂だけをなんとか錬成し、近くにあった鎧に定着させる。あまりに多くを失ったエドだが、決して諦めはしなかった。全てを取り戻すため、鋼鉄の義肢をつけた身で国家錬金術師となり、鎧の姿の弟アルと旅を続けるエドをやがて人はこう呼ぶのだった。“鋼の錬金術師”、と──。全世界累計7,000万部を超える原作「鋼の錬金術師」の連載開始から16年。2度のアニメ化を経て、この冬のついに実写映画化!予告を解禁するやいなや、各国からの問い合わせも殺到するなど世界中で話題となっている本作がワールドツアーを決行。“ハガレン”ワールド弾丸ツアー第1弾となったのが、今回行われた「第26回アニメエキスポ」だ。アメコミ系イベント「コミコン」と双璧をなす、北米最大級のアニメイベント「アニメエキスポ」。イベント当日は、登壇時間間近には約3,500名収容可能なエキスポ最大の会場「ロサンゼルス・コンベンション・センターMAIN EVENTS HALL B」前には大挙して列をなすファンが見られ、瞬く間に超満員に。赤のライダースジャケットに身を包んだ山田さんは「Hallo everyone. I’m Ryosuke Yamada. Play EDO, thank you for coming today. Please enjoy.」と英語で挨拶すると、会場からは歓声が沸き起こった。イベントでは、初披露となる特別フッテージ映像が流れ、観客の様子を見ていた山田さんは、「上映中、すごくリアクションがあって嬉しい」と安堵。また映像については「撮影したとき以上のクオリティで、曽利監督が凄いと思った」と驚きの様子。フッテージ上映後に取材した海外メディアからは、早くも「日本映画の枠を超えたCG、VFX技術!」「イメージ通りのエドに太鼓判!」「エド役に泣きそう」「製作者の愛を感じた」「アルフォンスが最高」など軒並み好評価が海外メディアを賑わせている。また、曽利監督が「エドの役は全世界探しても山田さんしかいなかった」と話すと会場が一斉に湧き上がり、「この作品が継続してパート2が出来たら良いなと思っている、みんなに評価して貰いたい」と続編への意気込みも見せた。山田さんは、「日本人でない役に挑戦しているので、皆さんが観て漫画と違和感がなかったか不安だったが…」と不安を吐露するも、すかさず会場のファンからは「NO!」という声がこだまし、山田さんは「みんなが認めてくれてありがとう」感動した様子を見せる一幕も。そして、ファンからの「漫画に影響されたことは?」という質問には、「普通はこのように走るんですが、エドはこうやって走るんです」と撮影中のエドの走り方を自ら立ち上がって会場のファンに披露し、会場からは笑いが。また「エドとアルのアクションはあるんですか?」という質問には、「2人のアクションシーンはたくさんあるので、期待して観て欲しい」とアピールしていた。さらにこの日は、原作者・荒川弘のサプライズコメントがファンに向け披露。「マンガは自分の子どもで、そこから派生したアニメだったり、ゲームだったり、今回は実写版映画ですけど、まぁ孫みたいなもので(笑)海を越え一人でバンバン冒険してきなさい!みたいな心境です(笑)そして映像、私も拝見しました。マンガで書いた愛すべきキャラクターたちがこっちの世界に立ってる!ってわくわく感。エドを演じてくれた山田涼介くんは凄くカッコイイよ!世界の皆様、カワイイ孫を宜しくお願いします!」。なお、引き続き“ハガレン”ワールド弾丸ツアー第2弾として、7月7日(現地時間)パリで行われる「第18回ジャパンエキスポ」に、山田さんと曽利監督に加え、ウィンリィ役の本田翼も登壇。さらに12日(水)には日本で「“ハガレン”ファンイベント」を実施する予定だ。『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年07月08日近代日本画の巨匠、吉田博の絵画を展示する「生誕140周年 吉田博展 山と水の風景(YOSHIDA HIROSHI A Retrospective)」が開催される。東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館にて2017年7月8日(土)から8月27日(日)まで。「絵の鬼」吉田博今回開催される「吉田博展」では、明治から昭和にかけて風景画の第一人者として活躍した吉田博の作品を初期から晩年まで一挙公開。10代から「絵の鬼」と言われるほどの鍛錬を積み、欧米を中心に世界各国で活躍した吉田博の絵画の魅力を存分に楽しむことができる。自ら渡米しデトロイト美術館で個展を開催、名声を確立する吉田の名声を確固たるものにしたのは、確かな絵の腕はもちろんその行動力であるともいえるだろう。仏留学を国費での留学をせず、自費でわずかな生活費を持ち渡米、デトロイト美術館で作品を売り込み1000ドル分もの自らの絵を売り上げた。当時の1000ドルは、小学校教諭の生活費13年分に相当したという。これ以後、吉田は欧米で次々に展覧会を成功させていき、GHQマッカーサーやイギリス王室のダイアナ妃など海外の要人からも高い評価を得ていった。日本アルプスを美しく描く山岳画家としての顔も自然美に強く心惹かれていた吉田博。とりわけ高山への関心は高く、題材として多く起用した。毎年日本アルプスの山々に登っていたという吉田の自然への思いが伝わってきそうな美しい山々の絵画は見どころの一つだ。浮世絵を吉田流に再解釈した「木版画」アメリカで、風俗画としての浮世絵が人気であることに不満を覚えた吉田博は、後半生以降木版画に取り掛かった。洋画のタッチを基調に、高度な伝統技術を組み合わせ鮮やかな色彩表現を可能とした木版画は吉田の代表作となっていく。陽光のきらめきや帆船の影のゆらぎを見事に表現した「瀬戸内海集 帆船 朝」は、水を描かせたら右に出る者はいないといわれた吉田がその真骨頂を示した作品と言えるだろう。【詳細】生誕140周年記念 吉田博展 山と水の風景会期:2017年7月8日(土)~8月27日(日)※月曜日休館 (ただし7月17日・18日は開館)※会期中展示替えあり。記事中に紹介した作品は全会期で展示前期 2017年7月8日(土)~7月30日(日)、後期 2017年8月1日(火)~8月27日(日)会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館住所:東京都新宿区西新宿1丁目26−1開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)観覧料:一般1,200(1,000)円、大学・高校生800(650)円、65歳以上1,000円※かっこ内団体・前売り料金※中学生以下無料※障害者手帳提示で本人と付添の方一名無料※2回目以降は有料半券提示で一般800円、大学・高校生 500円、65歳以上 800円【問い合わせ先】ハローダイアルTEL:03‐5777‐8600
2017年07月01日『そして父になる』から4年ぶり、是枝裕和監督と2度目のタッグとなる福山雅治を主演に、是枝組初参加となる名優・役所広司を迎えた『三度目の殺人』。このほど、彼ら2人が演じる弁護士と殺人犯に、広瀬すず演じる被害者の娘が迫真の競演で魅せる本予告、および本ポスターが公開された。それは、ありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅が解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し、死刑はほぼ確実だった。その弁護を担当することになった重盛。裁判をビジネスと割り切る彼は、どうにか無期懲役に持ちこむために調査を始める。だが、何かが、おかしい。調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述は会うたびに変わる。動機さえも…。弁護に真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から真実を知りたいと願い始める。やがて、三隅と被害者の娘・咲江(広瀬すず)の接点が明らかになり、新たな事実が浮かび上がる――。是枝監督が近年描き続け、カンヌをはじめ国内外から絶賛を受けた“ホームドラマ”からは一転、かねてより挑戦したいと考えていたという法廷を舞台にした心理サスペンスとなる本作。このたび公開された本予告には、裁判に勝つためには“真実は二の次”と割り切る弁護士・重盛役の福山さん、供述が二転三転する不気味な容疑者・三隅役の役所さんをはじめ、『海街diary』に続く是枝組となった、物語の鍵を握る被害者の娘・咲江役の広瀬さんに、咲江の母で被害者の妻役の斉藤由貴、重盛と事件解明に奔走する司法修習の同期弁護士の吉田鋼太郎、重盛の事務所に所属する若手弁護士の満島真之介、本事件の担当検察官に市川実日子らが揃い踏み。勝ちにこだわる弁護士・重盛(福山さん)は、死刑がほぼ確実な殺人事件の容疑者、二度目の殺人を犯した男・三隅(役所さん)の弁護を担当する。三隅の供述は会うたびに変わり、動機は一向に見えてこない。やがて浮かび上がってきたのは、被害者の娘・咲江(広瀬)の存在だった。彼はなぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?二度の殺人を犯した男の深い闇。その先に待ち受ける三度目の殺人とは?役所さんと福山さんという、圧倒的な2人の演技の化学反応は、本作の最大の見どころとなるはずだ。また、「ここでは誰も本当のことを話さない」「命は選別されてるんですよ…理不尽に!」という咲江と三隅の台詞から想起されるように、「必ずしも法廷は真実を解明する場所ではないという事実」と「人が、人を救うこと、人を裁くこととは何なのか?」を問いかける、観る者の心情を激しく揺さぶる心理サスペンスには期待が膨らむ。さらに、併せて解禁となったのは、真っ白い雪の中、頬に数筋の返り血をまとい、激しさと哀しみを浮かべる3人の表情と、その視線の先が気になる本ポスター。1つの事件がつないだ3人の関係に、注目せずにはいられないビジュアルとなっている。『三度目の殺人』は9月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月30日笑福亭鶴瓶と「ViVi」モデルのemmaが司会を務め、ゲストの友人や関係者への徹底取材からその素顔に迫るバラエティー「A-Studio」の6月23日(金)今夜放送回に俳優の吉田鋼太郎がゲスト出演。前回の出演後結婚を発表した吉田さんの私生活や演劇観などが語られる。高校時代シェイクスピアに触れて役者を志し、その後「劇団四季」を経て1997年に「劇団AUN」を結成するとシェイクスピアやギリシャ悲劇を筆頭として活躍、「オセロー」をはじめ「ヘンリー四世」「ジュリアス・シーザー」など蜷川幸雄演出作品の常連となると、50代に入ってからはドラマや映画へも本格進出。ドラマ「半沢直樹」では半沢の理解ある上司を、「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜」ではキレッキレの悪役を演じるなど舞台で培った演技力をいかんなく発揮。「花子とアン」で演じた成金炭鉱王・嘉納伝助役は中高年女性から大人気となった。最近も菅田将暉、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大ら若手人気俳優が勢ぞろいした『帝一の國』に菅田さん演じる主人公・赤場帝一の父親役や、『ちょっと今から仕事やめてくる』では工藤阿須加演じるブラック企業で働くサラリーマンの上司役などで精力的に俳優業をこなしている。そんな吉田さん、前回本番組に出演した一昨年12月には「一緒に正月を過ごす相手がいない」と嘆いていたのだが、なんと年明けに結婚を発表。ということは出演時にはすでに…ということで鶴瓶さんが吉田さんの“結婚”にまつわる諸々に突っ込んでいく。ダンディーなモテ男として知られる吉田さんの結婚生活とは!?また昨年、蜷川幸雄氏のあとを継いで就任した彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督。錚々たるメンバーが揃う「吉田塾」などにもトークは及んで…鶴瓶さんと吉田さんが語り合う30分をお見逃しなく。映画、ドラマなどでも大活躍する吉田さんだが、この夏吉田さんはミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」に出演する。映画『リトル・ダンサー』を原作に、「ライオン・キング」「アイーダ」のエルトンジョンが作曲を手がけ、映画同様にリー・ホールが脚本、作詞を、監督のスティーヴン・ダルドリーが演出を担当。全世界で80以上もの演劇賞を受賞したミュージカル「ビリー・エリオット」の“日本版”となる本作。オーディションを勝ち抜いた5人の少年たちがビリー役を演じ、吉田さんはビリーの父親役で、益岡徹とダブルキャストで出演。プレビュー公演が7月19日(水)から赤坂ACTシアターで開演され、その後東京公演を経て大阪公演も行われる。「A-Studio」は6月23日(金)23時~TBS系で放送。(笠緒)
2017年06月23日(撮影:松蔭浩之) 「吉田選手とは、リオ・オリンピックの日本選手団の結団式(’16年7月)で同席したのが最初でしたね。あのときは、代表選手たちに『声を大きくあげて、国家を歌うように』とおっしゃった偉い方(森喜朗東京オリ・パラ組織委員会会長)がおられましたね(笑)」 そう話すのは、鮮やかな“ゴールド・ジャケット”で颯爽と現れた小池百合子都知事(64)。東京都議会議員選挙を控え、分刻みのスケジュールを空けてまで都知事が「どうしても会いたかった」相手は、レスリングでオリンピック3連覇を果たし、世界選手権13連覇中で“霊長類最強女子”とも呼ばれる吉田沙保里選手(34)。ともに数々の“女性初”の偉業を成し遂げてきた2人が、「仕事と恋愛(結婚・出産)の両立やバランス」について語ってくれました。 吉田「レスリングの世界でも、『恋愛との両立』は人それぞれですが、『競技に集中したい』というタイプが多いかとは思います。私は、オンオフ切り替えができるので、『仕事と恋愛を両立できるタイプ』かなと……いま、彼氏はいないんですが(笑)」 小池「私はね、都庁で『ライフ・ワーク・バランス』つまり、『ワーク(=仕事)』より『ライフ(=人生)』が先でしょ、と申し上げています。有名な選手だと『誰とおつき合いしている』というだけで報道されてしまうので気の毒だなあと思いますが、選手同士でおつき合いしている方も、けっこういるでしょ?」 吉田「そうですね、ちょこちょこはあると思いますけれど、それがプラスになる選手がいれば、逆に彼氏とケンカすることで悩んでしまうコもいる。性格次第なんですね」 小池「彼氏の存在が競技に向かうモチベーションになればいいし、『現役女子選手は恋愛NG』などと縛るのはよくないと思うんです。両立は、仕事、選手生活、そして人生になによりもプラスになる」 吉田「そうですよね!とくに『出産』は女性しか経験できないし、素敵なことだと思います。でも妊娠・出産で1年近く、子育てに専念すれば2〜3年は復帰できないので、それは引退後になることがほとんどなんです」 小池「世界の女子レスリングも似たような状況なの?」 吉田「海外では、出産後に復帰する選手もけっこういるんですよ。後輩の登坂絵莉がリオの決勝で闘った相手のスタドニク選手(アゼルバイジャン)は、2児の母ですね。ただ、格闘技は出産後の復帰がとくに難しいと思うんです」
2017年06月22日タレント・アーティストのDAIGOと、女優の川栄李奈が映画『嘘を愛する女』(2018年公開)に出演することが21日、分かった。同作は2015年に開催された『TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM2015』で、初代グランプリを勝ち取った中江和仁のオリジナル脚本による映画。業界の第一線を走るキャリアウーマン・川原由加利(長澤まさみ)は、くも膜下出血で倒れた同棲中の恋人・小出桔平(高橋一生)の経歴が全て嘘だったことを知り、私立探偵・海原匠(吉田鋼太郎)を頼り正体を探っていく。DAIGOが演じるのは、海原の部下・木村(通称:キム)で、長髪+メガネの個性派スタイル。本人も「人生で初めてだったので、不安だった」というが、「SNS=すごく馴染んだ初日」と、バラエティなどでおなじみの”DAI語”で感想を述べた。また、川栄は桔平にストーカーのようにつきまとう女子大生・心葉を演じる。ゴスロリファッションに身を包み、吉田演じる海原に回し蹴りを入れたり、長澤演じる由加利からビンタを受けたりと、刺激的なシーンに挑戦した。○DAIGOコメント今回ロン毛のカツラをつけて演じることが人生で初めてで、浮かないか心配だったのですが監督も長澤さんも違和感がないとお墨付きをいただけたので、安心して撮影に臨めました。この作品のおかげでズラ俳優として役の幅が広がりましたね(笑)。監督のキム像に近づけるかがテーマでしたが、ちゃんと全うできたかなと思います。キムになりきる為にはじめてHG(ひげ)を初解禁しています。超わかりづらいですがチェックしてみてください! もちろん作品ではDAI語を封印しています。HD(俳優DAIGO)ですから。当たり前ですけど。とにかくみなさんKSK(きさく)な方達ばかりで、すごく素敵な時間を過ごすことができました。完成が早くみたうぃっしゅ。○川栄李奈コメント今回の役は、したことないことがたくさんあってすごくワクワクしました。こんな素敵な衣装を着させていただくのも初めてだったので、すごく楽しかったです。ちょっと変わっている意識を持っていないと掴むのが、難しい役でした。ポスト漁るのとかストーカー的なお芝居は初めてだったので、楽しかったです(笑)。長澤さんとは、現場でもすごくお話させていただいて、朗らかな方で……実は、長澤さん演じる由加利に、ビンタされるシーンがあるんですが、生きてきて初のビンタが長澤さんだったのは、光栄でした(笑)。DAIGOさんは、衣装でいることに気が付かず……新しいスタイリストさんかな~と思ってたんですが、気が付いたらDAIGOさんで……すごくナチュラルでした。吉田鋼太郎さんに回し蹴りを入れるシーンも気合いを入れて練習したので、いまからどうなっているか楽しみです。(C)2018「嘘を愛する女」製作委員会
2017年06月21日知り尽くしていたはずの愛する人の素性が全て嘘だったら…、なぜ嘘をつき続けたのか、その愛は本物か、愛とは何なのか…といった新感覚のラブストーリーを描く、長澤まさみ・高橋一生共演作『嘘を愛する女』。この度、本作の新たなキャストとしてDAIGOと川栄李奈の出演が決定。人物カットが公開された。その姿は世の女性が憧れる理想像。食品メーカーに勤め、業界の第一線を走るキャリアウーマン・川原由加利(長澤まさみ)は、研究医で面倒見の良い恋人・小出桔平(高橋一生)と同棲5年目を迎えていた。ある日、由加利が自宅で桔平の遅い帰りを待っていると、突然警察官が訪ねてくる。「一体、彼は誰ですか?」くも膜下出血で倒れ意識を失ったところを発見された桔平。なんと、彼の所持していた運転免許証、医師免許証は、すべて偽造されたもので、職業はおろか名前すらも「嘘」という事実が判明したのだった。騙され続けていたことへのショックと、「彼が何者なのか」という疑問をぬぐえない由加利は、意を決して私立探偵・海原匠(吉田鋼太郎)と助手のキム(DAIGO)を頼ることに。調査中、桔平のことを“先生”と呼ぶ謎の女子大生・心葉(川栄李奈)が現れ、桔平と過ごした時間、そして自分の生活にさえ疑心暗鬼になる由加利。やがて、桔平が書き溜めていた700ページにも及ぶ書きかけの小説が見つかる。そこには誰かの故郷を思わせるいくつかのヒントと、幸せな家族の姿が書かれていたのだった。海原の力を借りて、それが瀬戸内海のどこかであることを知った由加利は、桔平の秘密を追うことに…。なぜ桔平は全てを偽り、由加利を騙さなければならなかったのか?そして、彼女はいまだ病院で眠り続ける「名もなき男」の正体に、辿り着くことができるのか――。本作は、2015年に開催された「TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM2015」で、応募総数474本の中から初代グランプリを勝ち取った中江和仁オリジナル脚本による映画。「ゆうちょ銀行」「住友生命」「シーブリーズ」などを手掛けているCM界の若き才能・中江さんが、今回初の長編映画に挑戦。愛する人の嘘に翻弄されるヒロイン・由加利役を長澤さん、正体不明の由加利の恋人・桔平役を高橋さん、そして由加利の協力者となる私立探偵・海原を吉田鋼太郎が演じることがすでに発表されたいるが、今回新たに2人のキャストが発表!DAIGOさんが演じるのは、吉田さん演じる私立探偵・海原匠の部下、木村(通称:キム)。デジタル系に強い理系で、パソコンに疎い海原を乱雑に扱っている。飄々としていて愛想もないが、ハッカーとしての腕は秀でているという役どころだ。また、川栄さんが演じるのは、高橋さん演じる桔平にストーカーのようにつきまとう女子大生・心葉。愛読書は芥川龍之介で、桔平のことを先生と呼ぶ。本作でDAIGOさんは、長髪センター分けで、メガネをかけた超個性派な風貌で出演。自身も「ロン毛のカツラをつけて演じることが人生で初めてで、浮かないか心配だった」と漏らすも、監督や長澤さんに違和感がないと言われたそうで、安心して撮影に臨めたそう。撮影では、「SNS=すごく馴染んだ初日」とコメントし、普段の撮影現場でもDAI語が炸裂かと思いきや、「HD(俳優・DAIGO)ですから」といつものキャラクターは封印。実写映画出演は『劇場版 カードファイト!! ヴァンガード 3つのゲーム』以来3年ぶりとなるだけに、出演への気合い十分のよう。さらに「キムになりきるためにはじめてHG(ひげ)を初解禁しています。超わかりづらいですがチェックしてみてください!」とアピールしている。一方、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や「フランケンシュタインの恋」などに出演する川栄さんは、本作で人生初のゴスロリファッションを披露しており、「こんな素敵な衣装を着させていただくのも初めてだったので、すごく楽しかったです」とコメント。劇中では吉田さんに回し蹴りを入れるシーンや、長澤さんからビンタを受けるシーンにも初挑戦。「生きてきて初のビンタが長澤さんだったのは、光栄でした(笑)」と明かし、「吉田鋼太郎さんに回し蹴りを入れるシーンも気合いを入れて練習したので、いまからどうなっているか楽しみ」と映画完成が待ち遠しいと話した。『嘘を愛する女』は2018年、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年06月21日6月8日、都内でドラマ『リバース』(TBS系)の打ち上げが行われていた。人気作家・湊かなえ原作のこのドラマは、10年前に大学時代のゼミ仲間が不審死した真相に迫るミステリー。主演は藤原竜也(35)、さらに戸田恵梨香(28)やKis-My-Ft2の玉森裕太(27)、小池徹平(31)、市原隼人(30)、三浦貴大(31)などの豪華キャストが脇を固めている。 ストーリーも佳境を迎えるなか、行われた打ち上げ。開宴時間の19時半を前に、玉森や戸田、片平なぎさ(57)ら出演者が続々と姿を見せる。そして最後に藤原が車に乗って登場。だがそのかたわらには、なぜかドラマに出演していない吉田鋼太郎(58)の姿も! 「藤原さんと吉田さんは年の離れた“親友”なんですよ。過去に2年間ほど口をきかない絶交状態もあったそうですが、蜷川幸雄さん(享年80)の仲介により和解したといいます。今ではすっかり仲良しで、この日も藤原さんの主演ドラマとあって吉田さんが飛び入り参加したようです」(前出・芸能関係者) 待っていた玉森も合流すると、藤原と吉田は揃って会場へ。吉田は関係者に「暴れん坊の(市原)隼人と(小池)徹平は?」と聞きながら、中へと入っていった。 「藤原さんは座長として会を盛り上げてくれました。挨拶の際は『こんなにいい作品は50作に1作出会えるかどうか。素晴らしい経験をありがとうございました』と熱く語り、出席者から万雷の拍手が。また恒例のビンゴ大会ではなんと、30万円分の商品券を景品に大盤振る舞い!これには共演者からも驚きの声が上がっていましたね」(ドラマスタッフ) 3時間後の午後10時半すぎ、出演者たちが会場から赤ら顔で出てくる。その中でひときわ大きな声だったのが藤原だった。酔っているのか、先輩の片平を見つけると「お願い、もう一軒!」と熱烈懇願するように、彼女の腕へ手を回す一幕も!片平も参加する気だったようで、仲良く二次会へ向かった。 「打ち上げは最後まで和気あいあいとした雰囲気でした。出演者たちは口々に『このドラマに関われてよかった』『学ぶことが多かった』など別れを惜しむ言葉を漏らしていました」(ドラマスタッフ) 名作ドラマを作り上げたのは、座長・藤原の陰日向ない気さくな人柄だったようだ。
2017年06月15日英国北部の炭鉱町で普通の少年が偶然バレエに夢中になり、大人たちを巻き込みながらも、やがてプロのダンサーを目指すまでを描いた映画『ビリー・エリオット』(邦題は『リトル・ダンサー』スティーヴン・ダルドリー監督)。2005年にはダルドリー自ら舞台化、エルトン・ジョンが楽曲を担当してトニー賞の10部門を獲得するなど、21世紀のマスターピースともいえるミュージカルだ。その待望の日本版を7月に控え、6月10日、都内のスタジオで公開レッスンが行われた。ミュージカル『ビリー・エリオット』チケット情報まずは演出補のサイモン・ポラードより、「私たちは昨年4月から1年かけてレッスン形式のオーディションをし、(主人公の)ビリー役を5人、(友人の)マイケル役を4人、500人以上の男の子から選びました」とアナウンス。これは初演のロンドン版、その後のブロードウェイ版も同様で、今回の日本版が世界基準に倣っていることを示すものだ。まずは1幕6場。ボクシングの練習に来ていたビリーが、女の子たち(バレエガールズ)のバレエレッスンに紛れ込んでしまう場面だ。登場するウィルキンソン先生(柚希礼音/島田歌穂とWキャスト)は色あせた服にくわえタバコという、いかにも場末のバレエ教師といういでたち。だが厳しくも的確にレッスンをつけていく様子は、ただ者ではない風格がある。年齢も体型もバラバラのガールズと繰り広げるナンバーはどこかコミカルで、面食らって右往左往するビリーがほほえましい。ふたつめは、炭鉱夫と警官とがストで衝突するナンバーに、ビリーのレッスン風景も織り交ぜて町の日常を描く1幕9場。バレエの稽古場に炭鉱夫の父親(吉田鋼太郎/益岡徹とWキャスト)が怒鳴り込んでくる1幕10場へと続く。“バレエは女の子かオカマがやるもの”と決めてかかっている父親なのだが、息子ビリーへの不器用な愛情が伝わるのは吉田ならでは。一歩も引けを取らない柚希との対峙は迫力がある。3つめは1幕12場、ビリーとマイケルのタップダンスだ。公開レッスンということで5人のビリーと4人のマイケルが登場、芝居をしながら難しいタップを踏むさまに驚く。初々しくも充実した表情を見せる彼らに、ますます本番の期待が高まった。囲み会見では「子どもたちは厳しいレッスンにもまっすぐ取り組んでいてすごい」と明かした吉田。続けて「来日スタッフも“今日はここまでにしましょう”という妥協がない。歌とダンスと芝居の三位一体を目指して頑張りたいね」と語った。また「稽古場でいいところも悪いところもさらけ出す子どもたちを見ると感動して……」というのは柚希だ。「(その過程も)この作品の演出の一部ということ。ぜひ細かいところまで見てほしいです」と、役柄そのままに子どもたちを思いやった。公演は7月19日(水)から10月1日(日)まで東京・TBS赤坂ACTシアター、10月15日(日)から11月4日(土)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。取材・文佐藤さくら
2017年06月12日ミュージカル『ビリー・エリオット』の公開レッスンが10日に行われ、吉田鋼太郎、柚希礼音、加藤航世、木村咲哉、前田晴翔、未来和樹、山城力が登場した。同作は、日本では『リトル・ダンサー』として知られる映画『BILLY ELLIOT』を2006年にイギリスでミュージカル化し、数々の賞を受賞した。映画で同作の監督を務めたスティーヴン・ダルドリーが演出を務め、エルトン・ジョンが音楽を担当した。イギリス北部の町の少年・ビリーは、炭鉱労働者の父に反対されながらも、バレエダンサーとしての才能を開花させていく。約1,300人から選ばれた子供達に、吉田は「彼らのまっすぐな取り組み方にとても心を打たれます」としみじみ。柚希も「子供達なのにプロ」と称賛し、「毎日のスケジュールもすごいことになってるんですけど、予習も復習も。尊敬しています」と語った。宝塚好きな吉田は、柚希について「かわいくて華があって、性格もオープンで、初めてお会いした時から10年来の友達のような気になりました」と絶賛。「宝塚の方を見たら口説くわけじゃないんですよ!」と言い訳し、周囲を笑わせる。一方柚希は「初めてお芝居を合わせた時は、ものすごく圧倒されて何もできなかったです。とにかく吉田鋼太郎さんにビビらないで、圧倒されないでと言われるくらい、あまりの迫力とあまりのお芝居に、何もできずに終わって反省しました」とその演技の凄さに驚いた様子だった。吉田は同作について、改めて「本当に子供達の情熱、それから周りの子供達に触発されながら、ものすごいものを作っていると実感しながら作っております」とアピール。「観終わった後に、俺も頑張ろうという気に必ずなれる芝居だと思います。ミュージカル嫌いな僕がおすすめする、絶対俺も観るというミュージカルです」と熱弁した。この日の公開レッスンでは、「シャイン(Shine)」「ソリダリティ(Solidarity)」「エクスプレッシング ユアセルフ(Expressing Yourself)」3曲のパフォーマンスを披露。少年たちによるバレエやタップ、吉田・柚希による迫力のやりとりに、拍手が沸き起こっていた。
2017年06月11日石川佳純・吉村真晴ペアが48年ぶりの世界卓球金メダルを獲得したことでも話題を集める“男女混合ダブルス”を題材に、新垣結衣と瑛太のW主演で描く新感覚ロマンティックコメディ『ミックス。』。本作に、モデルで女優の中村アンが“黒髪おかっぱ”のまるで別人のような姿で出演していることが判明、吉田鋼太郎とペアを組むことが分かった。母のスパルタ教育により、かつて“天才卓球少女”として将来を期待された28歳独身・多満子(新垣結衣)。母の死後、普通に青春を過ごし、普通に就職する平凡な日々を送っていたが、会社の卓球部のイケメンエース・江島(瀬戸康史)に告白され付き合うことに。ついにバラ色の人生が! と思った矢先、新入社員の美人卓球選手・愛莉(永野芽郁)に江島を寝取られてしまう。人生のどん底に落ち、逃げるように田舎に戻った多満子。亡き母が経営していた卓球クラブの再建と、打倒“江島・愛莉”ペアを目標に、ケガで引退した元日本ランカーのプロボクサーの新入部員・萩原(瑛太)と混合ペアを組むことに!日本卓球界に久々の金メダルをもたらしたことでも注目を集める男女混合ダブルス(=ミックス)。本作では、「ラブ」「スポーツ」「コメディ」という3つのジャンルを、脚本家・古沢良太と監督・石川淳一という「リーガル・ハイ」「デート~恋とはどんなものかしら~」を手掛けたコンビにより表現。不器用でどこか欠点だらけの登場人物たちが卓球を通じて小さな“奇跡”を起こし、恋と人生の再生に進む姿が描かれていく。そんな本作に参戦することになった中村さん。モデルとして、エムオン・エンタテインメント「and GIRL」と集英社「BAILA」でレギュラーモデル、集英社「MAQUIA」では連載を務め、年間20冊以上の雑誌で表紙に掲載される人気者。近年では「女性が憧れる芸能人の体型ランキング」で1位に選ばれるなど、その体型維持やライフワークが支持され多くの女性ターゲット商品のCMでも知られる。現在は、日曜劇場「小さな巨人」に横沢亜美役で出演中で、 2015年10月クールの「5→9~私に恋したお坊さん~」(CX)から始まりTBS「家族ノカタチ」、KTV「お義父さんと呼ばせて」、NTV「世界一難しい恋」、CX「営業部長 吉良奈津子」、NTV「レンタル救世主」、 CX「突然ですが、明日結婚します」そしてTBS「小さな巨人」と7期連続で各キー局の連続ドラマに出演しており、女優としても大活躍中。「私は警察官の役で、上司役の吉田鋼太郎さんとペアを組み、新垣結衣さん・瑛太さんのペアと戦います。黒髪のおかっぱ姿で出演していて、普段の私とは違う姿を見せることができたと思います」と中村さん。「笑いあり、涙あり、恋愛あり、気がついていないだけで大切な人は意外と近くにいる!? と思わせてくれる素敵なロマンティックコメディです。是非、劇場で観ていただきたいです」と、期待が高まるコメントを寄せている。『ミックス。』は10月21日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミックス。 2017年秋 全国東宝系にて公開(C) 2017 フジテレビジョン
2017年06月05日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が、主演映画『鋼の錬金術師』(12月1日公開)の本編フッテージ映像とともに”ハガレン”ワールド弾丸ツアーを行うことが1日、わかった。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯した挑んだ”人体錬成”に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリックの物語を描く。世界中で人気を博す同作に、各国からのオファーが殺到。山田と曽利文彦監督はまず7月3日(現地時間)にアメリカのロサンゼルス・コンベンション・センターにて開催される「第26回アニメエキスポ」に登壇する。さらに7月7日(現地時間)には、ウィンリィ役の本田翼を加えた3人でフランスのパリ・ノール・ヴィルパントにて開催される日本文化の祭典「第18回ジャパンエキスポ」に登場する。両エキスポとも、アニメ・漫画の実写映画化作品キャストが参加するのは初。また山田は、映画での海外イベントに初の参加となる。両エキスポとも3,500~4,000人収容という最大キャパシティのステージを提供されるなど、異例の待遇と注目を受けているという。当日の会場では、海外メディアの取材対応も予定されている。また、7月12日に開催される「“ハガレン”ファンイベント」にも、曽利監督と映画出演キャストが登壇し、最新映像とキャラクタービジュアル解禁の他、更なるサプライズ発表を予定。東京~LA~パリ~東京と、総移動距離約2万7,653キロのワールド弾丸ツアーとなる。東京のファンイベントにはアニメ『鋼の錬金術師』から、エド役の声優・朴璐美と、アル役の声優・釘宮理恵の登壇も決定。さらに当日、ハガレンのコスプレをしてきた来場者には、特典も用意している。
2017年06月01日女優の桐谷美玲が31日、都内で行われた「ワイモバイル」新CM発表会に俳優の斎藤工、吉田鋼太郎とともに出席した。桐谷がイメージキャラクターを務める同社のCMシリーズに斎藤と吉田が新たに加入。"ズキュン"をキーワードに3人のオフィスでの日常を描いており、今回はおなじみのふてニャンもネクタイを着用し、いつもと違う装いに。桐谷は「ネクタイ姿をがすごくかわいい」とメロメロで、ふてニャンと初共演となった吉田も「撮影中おとなしくて。こんな優秀な猫ちゃんはじめて」、斎藤も「待ち時間、僕は心の中で文句を言っているんですが、ずっとじっと待っていてプロだなと。見習わないと」と感心した。イベントで3人はアーチェリーにチャレンジ。見事的を射抜くと"ご褒美"が与えられるというゲームに挑み、桐谷は、斎藤から頭ポンポンをしてもらえるという権利が与えられることに。斎藤は仕事でミスした後輩を元気づけるという設定で、「次はミスるなよ」と頭に手を添えた。桐谷は「世の中の女子はズキュンですよ。世の女性の理想。得した気分」と喜んだ。また、吉田からは壁ドンをされた桐谷。「CM撮影の時、何気ない顔していたけど、ドキドキしていた。もっと一緒にいたかった」と至近距離で告白されると、桐谷も「私もです」とうっとり。最後に思わずキスをしそうな仕草をみせ、「吸い寄せられてしまいました…。甘いささやき、たまらないですね」と照れ、壁ドンをしたことがないという吉田も「ちょっと顔が赤くなっちゃった。ドキドキしました」とはにかんだ。「私へのご褒美祭りですいません」と赤面した桐谷だったが、プライベートで"ズキュン"したことを聞かれると「最近、親友に赤ちゃんが産まれた。また会いに行けてないけど、送られてくる写真や動画がかわいくて。早く会いに行きたい」とにっこり。将来、自身も母親に「いつかなりたい」と明かし、「予定は全然ないけど、あこがれはある。夢はあるのでかなえたい」と語っていた。
2017年05月31日2016年に連続ドラマとして放送され、続編が待望されていたドラマ「ゆとりですがなにか」のスペシャルドラマ「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」が、7月2日(日)、9日(日)の2週連続で放送されることが決定。また、本作の新たなキャストとして蒼井優が決定し、松坂桃李演じる山路の中学校の同級生役として登場する。1987年生まれの主人公・坂間正和(岡田将生)と、恋人の宮下茜(安藤サクラ)が紆余曲折を経て結婚式を迎え、祝福ムードの中、山路(松坂桃李)もまりぶ(柳楽優弥)もそれぞれの未来へ踏み出していったあの日から1年。お嫁さんの茜、そして兄夫婦には念願の第1子が誕生!とますます賑やかになる坂間家。脱サラした正和は兄と共に亡き父が残した酒蔵を切り盛りしていけるのか?切なくもドーテイ卒業ならなかった山路に、いよいよ春は来るのか?11浪目にして悲願の大学合格を果たした、元おっぱいパブ客引き・まりぶはいま?坂間家に嫁入りした茜が、旦那の正和に隠しているある秘密とは?ある夜、1年ぶりに再会した正和と山路とまりぶは、ひょんなことから口論を始める。「小学校の先生って、一度も社会に出てないじゃん!」正和の言葉が山路に突き刺さる。数日後、まりぶが連絡のつかない山路を心配して小学校を訪ねると、そこに姿はない。なんと山路は退職したらしい…。自分のせいだと自己嫌悪に陥る正和。その頃、山路は地元・福島郡山で同級生の久美(蒼井優)と運命的な再会をし…。「ゆとりですがなにか」は、昨年の4月に放送された、宮藤官九郎脚本のもと“ゆとり世代”の実態に迫る連続ドラマ。入社7年目の主人公・坂間正和役の岡田将生、小学校教師・山路一豊役の松坂さん、11浪中の道上まりぶ役の柳楽優弥がリアルな“ゆとり世代”を演じるほか、安藤サクラ、太賀、吉田鋼太郎ら豪華キャストたちが出演。ギャラクシー賞、東京ドラマアウォードほか2016年度ドラマ賞を多数受賞し、続編を待望されていた本作が、今回ついにスペシャルドラマとして復活する。連続ドラマから引き続き、今回も安藤さん、太賀さん、島崎遥香、高橋洋、吉岡里帆、手塚とおる、青木さやか、でんでん、中田喜子、吉田さんといった、実力派役者たちによる強烈キャラが登場。そんな中、松坂さん演じる山路の地元郡山の中学同級生・笠木久美役として、『アズミ・ハルコは行方不明』や秋公開の『ミックス。』などに出演する実力派女優の蒼井さんが新たに出演。あることがきっかけで、地元の福島県郡山に帰郷した山路は、立ち寄ったホームセンターで久美と再会。一旦はその場で別れるものの、夜に山路は久美がママとして働くスナック「ビーマイベイビー」を訪ね、2人は急接近し…という展開に。「ゆとりですがなにか」は好きでずっと観ていたと言う蒼井さんは、「参加させて頂くことが決まったとき、とても嬉しかったです」と喜び、「『ゆとりですがなにか』ファンとしても、たまらないスペシャルドラマになっていると思います!ぜひ、楽しみにしていて下さい」とコメント。さらに、岡田さん演じる脱サラして家業の酒蔵を継ぐはずだった坂間正和が、酒蔵取り壊しの計画を受けて再就職先を探すため登録した人材派遣会社の営業・富田役を『東京無国籍少女』や「はぴまり~Happy Marriage!?~」の清野菜名。ゆとり世代よりさらに若い“さとり世代”として衝撃発言を連発する。そのほか、実家に戻った山路を迎える両親に鈴木正幸と梅沢昌代、地元郡山の同級生たちを、実際に福島県出身・在住の若手役者陣が演じる。スペシャルドラマ「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」は7月2日(日)、9日(日)22時30分~2週連続放送。(cinemacafe.net)
2017年05月30日