土屋太鳳、北村匠海(DISH//)らが出演する映画『春待つ僕ら』の撮影現場に潜入! さらにクランクアップを迎えての土屋さん、北村さんのコメントも到着した。2014年から連載が続く同名人気漫画を実写化した本作。高校入学と同時に“脱ぼっち”を目指すも、なかなかクラスに馴染めないヒロイン・美月(土屋太鳳)、彼女が出会うバスケ部の四天王・永久(北村匠海)、恭介(磯村勇斗)、竜二(杉野遥亮)、瑠衣(稲葉友)、そして彼らとは別の高校に通うアメリカ帰りの有名バスケットボール選手で、美月の幼なじみでもある亜哉(小関裕太)らが織りなす人間模様や恋、友情を描き出す。■平川雄一朗監督「90年代のドラマを再現しているような感じで楽しい」現場の様子が公開されたのは3月中旬の撮影で、この日は土屋さん、北村さん、磯村さん、杉野さん、稲葉さんが参加。原作にもたびたび登場する物語の重要な場所で、美月のバイト先で、4人の行きつけの店となるカフェ、そしてそのカフェの向かいにあるバスケットコートでのシーンで、4人が子どもたちとバスケをプレイし、その様子を見た美月が店を飛び出し、彼らの元に駆け寄る姿などが撮影された。メガホンを握るのは平川雄一朗監督。代表作『ROOKIES-卒業-』で高校野球を題材に男子高校生たちの青春を描いたのをはじめ、人間ドラマに定評があるが、今回はバスケットボールを軸にした男たちの友情や熱い戦いに加え、自身初の少女漫画原作で、美月、永久、亜哉の3人の三角関係など、恋愛要素を描くことが求められる。「(スポーツ×人間ドラマだけでなく)恋愛要素が入ってくるのは新鮮ですよ。『ラブジェネ』や『ロンバケ』とか、好きだった90年代のフジテレビのドラマを再現しているような感じで楽しいです」と笑顔を見せる。ヒロイン・美月を演じる土屋さんについては「振り返るカットでザワっとしました。“持ってる”人が振り返るとそうなるんですよ。何かを持った女優さんだなと認識しましたし、本人にも『持ってるから大丈夫!』と言いました」と絶大な信頼を寄せる。相手役の永久を演じる北村さんに関してもやはり「彼も持ってますね」と太鼓判。「本番になると必ず(バスケの)シュートが決まるんですよ。さすが日本アカデミー新人俳優賞だなって(笑)」と惜しみない称賛を送っていた。■実写化作品と差別化できるポイントとは?ちなみに、北村さんをはじめ、四天王の4人は全員、学生時代に部活でバスケをプレイした経験を持つ。これまで『青空エール』、『君の膵臓をたべたい』など、数々の青春映画を制作してきた春名慶プロデューサーは「その(=バスケ経験者)縛りでキャスティングしたわけではないんですけど」と断りつつ、結果的に作品に与えた効果は「すごくデカかった」と明かす。「この物語の個性は何かと問われたら、バスケにひたむきな男子たちと、それをわがことのように応援するヒロインの距離感です。だから、バスケが作り物になると、ウソっぽさが出ちゃう」とバスケシーンのリアル感の重要性を説く。その上であくまでも人間ドラマであると強調。「(劇中で)大会が2つ登場しますが、やっちゃいけないのは、単なる試合のシーンに見えてしまうこと。ヒロインの感情と共鳴してないと意味がない。スポーツ映画でもないし、勝ち負けを描きたいわけでもない。彼らが何かに向かっていく場面で、美月の気持ちもそれに乗っかっていけるかどうか?そこは監督の技量が問われるところ」と物語の中での“感情”を伝えるピースとしてのバスケのシーンの重要性を訴えた。こうした点を踏まえつつ「(客層の)メインは女子中高生ですが、彼女たちに連れてこられた男の子たちが見ても、4人の気持ちに乗っかって、自分を投影できると思うし、そこがいまも数多あるこのジャンル(=少女漫画原作)の実写化作品と大きく差別化できるポイントなのかなと思います」と語った。■土屋太鳳、北村匠海と8年ぶりに再共演「終わるのが寂しい」この日も含め、撮影は快調に進み4月下旬に無事クランクアップ。撮影を終えて、土屋さんは改めて、美月というヒロインについて「未熟さとか弱さがありつつ、いろんなことを乗り越える強さが共感いただける魅力になるかなと感じています」と語る。胸キュン必至の数々の恋愛シーンの中でも、特に印象的なシーンとして「ナイトロケのラストシーン」を挙げ「ドキドキした」と告白。相手役の北村さんとは10代の頃に『鈴木先生』でクラスメイトの役で共演して以来の再共演だが「匠海くんとは8年前に共演して、(役者を)続けてこなかったら、またこういう風に共演できなかったので、素敵なシーンを撮れたのは、良かったなというか、感慨深かったです」と語り「私と同じくらいの背丈のときに共演して、(8年を経て、ヒロインとして)永久と全力で出来るのは楽しかったですし、背も大きくなっているなと思ったり。人としても役者さんとしても大きくなっていて、大きな器になられたなっていう印象です。終わるのが寂しいなと思いながら芝居をしました」と振り返った。北村さんも、土屋さんとの共演について「太鳳ちゃんとそういうシーンをやるのが凄く久しぶりで。太凰ちゃんからも『幼なじみみたいな感覚で、なんか不思議だね~』って言われました。また共演できたことも嬉しいし、それが相手役で、想いを寄せ合っている物語っていうのが、周りの人にとっても面白く、不思議な感覚だったのかなと思います」と語っており久々の再会を楽しんだよう。作品について「本当に“THE青春ラブストーリー”と言える作品になるんじゃないかなと思います」と自信をのぞかせた。『春待つ僕ら』は12月14日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:春待つ僕ら 2018年12月14日より全国にて公開©あなしん/講談社 ©2018 映画『春待つ僕ら』製作委員会
2018年08月07日モデルで歌手の土屋アンナ(34)が7日、自身のインスタグラムを更新し、第4子を妊娠したことを報告した。土屋アンナ土屋は、昨年3月に誕生した第3子の星波ちゃんの写真をアップし、「皆さまにご報告です。この度4人目を授かりました!!」と報告。「ますます賑やかな家庭になりますが、仕事も育児もパワー全開で頑張ります!応援してね!!」と呼びかけた。土屋は、2008年に亡くなったモデル・ジョシュアさんと2004年に結婚し、2006年に離婚。2009年にスタイリスト・菊池大和さんと再婚したが、2016年1月に離婚。それぞれとの間に男児を授かった。そして、2016年11月に一般男性との交際と第3子妊娠を発表し、昨年3月に第3子となる女児(星波ちゃん)を出産した。
2018年07月07日TBSより毎週金曜よる10時より、土屋太鳳主演のドラマ「チア☆ダン」 これまで主人公の藤谷わかばを演じる土屋さんのほか様々なキャストが決まる中、この度わかばの姉・藤谷あおいを、新木優子が演じることが明らかになった。■あらすじ幼い頃に強豪チアダンス部「JETS」が初の全米優勝を果たした演技を見て憧れを持った主人公の藤谷わかば(土屋さん)が、将来は同部に入って全米優勝したいという夢を抱くが、JETSのある高校の受験に失敗。いつしかチアダンスさえ「自分には無理、できっこない」と考えるようになり、勉強も運動も中途ハンパな隣町の高校に入学し、弱小チアリーダー部で運動部を応援するだけの高校生活を過ごしていた。そんなある日、東京から来た強引な転校生・汐里(石井杏奈)に「私とチアダンスをやろう!」という思いがけない言葉をかけられる。その言葉がわかばのくすぶっていた思いに火を点け、かけがえのない仲間や挫折したダメ中年教師の漆戸太郎(オダギリジョー)ら大人たちの支えと共に泣き笑い、成長し、「打倒JETS!全米制覇!」というできっこない夢を追いかけ全てをかけて挑戦する王道の青春ストーリー。■ドラマ・映画に引っ張りだこの新木さんが、土屋さんの姉役で登場!新木さんは人気ファッション誌「non-no」で専属モデルとして活躍し、翌年「ゼクシィ」の8代目CMガールに抜擢され注目を集めると、女優としても「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON」「重要参考人探偵」など数々の話題作に出演している。最近では「トドメの接吻」で主人公に翻弄される令嬢を演じるなど、今期大注目の若手女優だ。そんな新木さんが今作で演じる藤谷あおいは、土屋さん演じる主人公・わかばの姉。福井中央高等学校チアダンス部「JETS」の元センターを務め全米選手権大会3連覇を果たすなど、わかばがあきらめた夢を全て叶えている存在。美人で優しく、わかばにとって憧れの存在であると同時に、完璧すぎる姉と比べられることも多くやっかみの対象でもある。しかし実は陰で血のにじむような努力をしており、大学卒業後、家業である眼鏡工房(藤谷メガネ)を手伝っているが、ある叶えたい夢に挑戦するために家族に一波乱が起こるという役どころだ。今回の役を演じるにあたって、新木さんは「大好きなチアダンのドラマに出演させて頂けると聞いた時はすごくうれしかったですし、最初は私も踊るのかな?と思っていましたが、土屋太鳳ちゃん演じるわかばのお姉ちゃん役と聞いた時は、今まで現役高校生の役が多かったので私も大人になっちゃったなと思いましたし(笑)」と茶目っ気溢れるコメントをし、「その分、わかばを精一杯支えてあげよう!という気持ちが溢れました。私もわかばたちチアダンス部のみんなと一緒に全力で頑張っていきたいと思います!」熱い意気込みを語った。完璧すぎる姉・あおいを、新木さんはどう演じていくのか。是非チェックして。「チア☆ダン」は7月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2018年06月11日土屋太鳳(23)が5月25日、滑舌改善のために受けた手術についてInstagramで記述。反響を呼んでいる。 幼少の頃から“舌小帯短縮症”のためうまく発声できなかったという土屋。16歳の時に手術を受けているが、「人によるとも思うのですけど手術をした直後は、人間って、体のこんな小さな部分を本当にちょっと変えただけなのにこんなに痛いんだ……と驚きました」と告白。さらにリハビリを続けるも、術後の違和感はかなり続いたと明かした。 しかし「大切なのは、舌小帯の問題に気がついて治療に踏み出せたということでその一歩はとても大きい」とし、「毎日少しずつ自由な声や動きや感覚に近づいていくと思います」と同じ症状に悩むファンにエール。そして経験者だからこそのアドバイスを、こう綴った。 「特に小さいお子さんだと周りの方々もすごく心配なさると思うけれど、楽しいことを話したりしながら励ましながら、時間を味方につけてどうかお大事にしてください」 舌小帯とは舌の裏側や中央部に位置している、口腔の底から伸びている細いヒモのようなヒダのこと。このヒダが先天的に短い場合や、舌に付着している位置が先端すぎることを舌小帯短縮症と呼ぶ。手術では基本的に、そのヒダを切るという。 デビュー前の松田聖子は「ラリルレロ」の発音が悪く、「これでは歌手になれない」と音楽学院の先生が指摘。どうしても歌手になりたかった松田は1週間後、手術を受けたというエピソードがある。 また14年3月、菊池亜美も同様の手術を行っている。菊池は「もともと短かった舌の裏を切っただけ」とし、「滑舌良くなるって!」と手術を受けた喜びをTwitterで報告している。 重度になると発音に障害も出るが、日常にはさして支障はないという。“発声”が仕事の彼女たちだからこそ、治療が必要と考えるようだ。
2018年05月25日TBS7月期の金曜ドラマ枠で放送される、土屋太鳳主演の「チア☆ダン」。このたび、土屋さん演じる藤谷わかばの親友・柳沢有紀役に八木莉可子の出演が決定した。■土屋太鳳の親友役・八木莉可子とは?八木さんは2015年に現在所属している芸能事務所のモデルオーディションでグランプリを獲得し、その後、雑誌「Seventeen」の専属モデルとして活躍。ファッションビル「LUMINE」の広告モデルも務め、さらに女優としても数々の作品に出演している。また、新人女優の登竜門として知られる、「ポカリスエット」のブランドキャラクターも務めるCMではエネルギッシュなダンスに挑戦。16歳の現役高校生とは思えない存在感と、透明感溢れる魅力で人気急上昇中の若手女優だ。■土屋太鳳と「好きなお笑いの話」で意気投合!今回八木さんが演じる有紀は、文化系でチアダンスには全く興味がないが、親友のわかばを応援するために得意のイラストを描いて協力するなど、わかばの心の支えになる役どころ。八木さんと初共演となる土屋さんは「初日の撮影の合間に好きなお笑いの話をしてすぐに仲良くなれました! 実年齢は離れていますが、楽しく一緒に演じていきたいと思います!」とコメントしている。■「チアダン」出演に緊張! 八木莉可子からのコメントも到着「チアダンの出演が決まったときはすごくうれしかったのですが、正直ものすごく緊張したというのが本音で、迷惑をかけないかなとか色々不安もあったのですが、初日の撮影を終えて出演者の皆さん、スタッフの皆さんがとても優しく接して下さり、とても安心しました」とホッとした様子の八木さん。「私が演じる有紀は、直接チアダンスに関わる役ではないのですが、土屋太鳳さん演じるわかばを近くで応援しているので、同じ気持ちでこのチアダンを盛り上げて行けたらと思っています!」と想いを語っている。「チア☆ダン」は7月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2018年05月24日菅田将暉&土屋太鳳のW主演・初共演作として話題の映画『となりの怪物くん』。この公開を記念して5月2日(水)、菅田さんと土屋さんが吉本新喜劇に本人役でサプライズ登壇!“大阪のわらいの怪物”と共演を果たした。本作のタイトルにちなみ、公開前の東京・神楽座で行われたイベントでは“怪物級”の特技や能力を持つ一般の方々と“怪物”の名をかけ、柔軟や二重跳びなど負けられない戦いに挑んでいた2人。公開後の今回は、「お笑いの怪物」=大阪を代表する“笑いの殿堂”・なんばグランド花月の舞台に挑戦した。■新喜劇の大ファン・菅田将暉のアドリブが採用にまずは、座長・内場勝則と山田花子、烏川耕一、安尾信乃助と挨拶を交わした2人は、もちろん、吉本新喜劇の舞台は初登壇。また、大阪出身で幼いころから新喜劇の大ファンで、家族で実際に見に来たこともあるという菅田さんに対して、母親が新喜劇の大ファンだったという土屋さんは、自身は生で見るのも初めてだったそう。そんな2人が緊張のあまり硬い表情で立っていると、内場座長は「気楽に、リラックスして!」とアドバイス、そのまま自然な流れで他の新喜劇メンバーも合流し、本読みから開始。2人も再び真剣な表情を見せながら、本読みで自身のセリフを確認。すると突然、菅田さんから、本作の劇中シーンを再現する場面で、「俺、雫のこと好きかも」というセリフを山田さんに向かって言う際には「花子のこと好きかも」のほうが良いのではないかと提案。新喜劇メンバーと相談し、菅田さんの提案通りセリフを変更することになった。その後も、実際の段取り確認では、立ち位置含めわからないことは聞きながら、細部までしっかりと確認し、いよいよ本番がスタート!■“わらいの怪物”たちとボケてズッコケて大暴れ!会場は満員御礼、立ち見も出ていたため約900名の観客が。そんな観客の前に、お馴染の吉本新喜劇のメンバーが登場すると客席からは大歓声が沸き起こり、キャンプ場を舞台に物語がスタートすると、あっという間に大爆笑の渦に。 そのキャンプ場に、内場座長の一家がみんなで遊びに来るものの、一家の娘・息子はこんなところに来たくはなかったと大騒ぎ。そんな中、キャンプ場の主人の母が、「怪物級にびっくりする2人」に偶然出会ったから連れてきたということで紹介されるのが、菅田さんと土屋さん!2人が登場することはサプライズだったため、映画の主題歌「アイラブユー」をバックに2人が突然現れると、まさかの出来事に会場には「えーー!!本物!?」と驚きの声が。しかし徐々に驚きから、割れんばかりの歓声に変わり、2人が挨拶しようとしても歓声がおさまることなく…あまりの歓声に、新喜劇メンバーが「落ち着いて!」と呼びかけるほど。そんな中、菅田さんが挨拶のために手を挙げると、“真似るネタ”かと勘違いしたのか客席中の人が万歳のポーズに(笑)。また、烏川さんの口がヒョットコのように見えるのでイジり倒すという定番のくだりに挑戦した2人。ヒョットコにかけ、「ヒョット来い!」と菅田さんが言うと、「ちょっと来いやろ!」と烏川さんから素早くツッコミが入るなど、テンポよく“ヒョットコ”の言葉遊びでボケ倒し、「ええ!」とオーバーすぎるほどに驚くというくだりでは、2人とも顎が外れ、目が飛び出るのではないかと思うほどの大胆な表情で驚き、会場は大爆笑。さらに、菅田さんの提案でセリフが変更になった本作のシーンを再現する場面も、大ウケ。さらに、新喜劇と言えば…“ズッコケ”ということで、菅田さん、土屋さんも新喜劇メンバーに引けを取らないズッコケっぷりを披露! 2人から作品を紹介し、最後は、何か言おうとして何も言わずに立ち去る…というこちらも定番のネタを披露して、出番は終了。“わらいの怪物”といえる内場座長率いる吉本新喜劇メンバーとの競演は、終始、客席が大爆笑&大歓声となった。■菅田将暉「ノリが良くて優しいお客さんばかり」と満喫菅田さんは「とても緊張しましたが、本当に楽しかったです!挨拶しようと手をあげたら、皆さんも何故か手をあげて!そういうことじゃない!って思いながら…(笑)。本当にそのくらいノリが良くて優しいお客さんばかりでした」と満足気。「実際に舞台に立って気付いたことは、新喜劇メンバーの皆さん本当に声が通るんです!合わせようとして頑張ったので、終わったら声が枯れていました(笑)」と明かしてくれた。■土屋太鳳「もっともっとあの場所に居たかった」また、土屋さんも「定番のくだりに参加させていただくのはとても緊張したのですが、本当にお客さんの反応が優しくてフォローしていただけて、感激しました」とふり返ってコメント。「楽しい時間はあっという間で、もっともっとあの場所に居たかったです。菅田さんが最初大きな声ではじめてくださったので、私も大きな声を出すことができました!」と笑顔で語ってくれた。『となりの怪物くん』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:となりの怪物くん 2018年4月27日より全国東宝系にて公開©2018映画「となりの怪物くん」製作委員会©ろびこ/講談社
2018年05月05日土屋アンナ(33)が、3月7日放送のトークバラエティー番組「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)に出演。過去に一部で報じられた2人のモデルとの確執について語った。 MCをつとめたお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実(42)はまず、「モデルのKさんと殴り合いになった」という記事の事実関係を確認。すると土屋は「すごい出るんですよ、私。殴っていない。口論にはなった。殴ったことはない」と答えた。 続いて「モデルのJと殴り合いになった」という記事については「殴ってないの。ジェシカでしょう」と、相手が道端ジェシカ(33)だったことを自ら暴露。その時の状況を「(ジェシカが)英語でちょっと言ったりというのを聞いちゃって、『おい!』って言った」と振り返ったが、「すごい距離があったので殴ってないのに殴ったって書かれた」と説明した。 「Kは加賀美セイラさん。加賀美さんが以前、暴露していました。豪快なキャラでおなじみの土屋さんですが、曲がったことが大嫌い。自分の“正義”に反することは黙ってられないようで、“爆発”してしまったようです」(ファッション業界関係者) 以前「笑っていいとも!」にゲスト出演した際は、毎日子連れで居酒屋に行っていたことを告白。意気投合した客と気軽にメール交換することを明かし、タモリ(72)を驚かせた。 「別の番組では夫から、子どもの学校だよりや役所の書類もすぐゴミ箱へ捨てることを暴露されました。それでも土屋さんは『読んでもわからない』と開き直っていました。エピソードがありすぎて、掘り下げれば1冊の本になるぐらいの“豪快伝説”が出てきそうです」(前出・ファッション関係者)
2018年03月08日土屋太鳳(23)が2月27日、自身のInstagramを更新。連続テレビ小説「花子とアン」(NHK総合)に出演していた時期に、コンビニでアルバイトを行っていたことを告白した。 同作が現在再放送されていることに触れた土屋。「キャストの方々スタッフの方々に出会えたことは 本当に幸運だったと噛みしめてます」と投稿。そして、当時を回想した。 「次の作品が決まってなくてコンビニでアルバイトしてた頃でもあって 仕事で冷たい気温の空気に触れたりすると(土屋演じる)ももちゃんが感じた痛いくらいの寒さ冷たさはどんな感覚だったんだろうと思ったり」 昨年9月も土屋はInstagramで、当時の苦悩ぶりを語っていた。 「自分自身も進路に悩んでたり『まれ』のオーディションを受けてたりして、節目でもあり分かれ道でもあった時期の作品(=「花子とアン」)なのです」 苦悩していた時期に経験した“バイト”だが、そこで学んだことを土屋は作品に活かしているようだ。16年7月に投稿したブログでは「『おつりを手渡す』という行動ひとつをとっても、同じ動作や表情の人は絶対にいない」とし、人間観察能力を培ったと明かしている。 さらに映画「トリガール」で自身の演じる「ゆきな」について言及している。大学生である「ゆきな」。土屋も年齢としては当時大学生だったが、“大学生役”にどこか距離感を感じていたようだ。しかし――。 「ゆきなの生活は遠い存在かもしれないんです。でも、その遠さを自分にグッと近づけてくれてるのがバイトの時間の中で見たことや感じたことなのかなと思ってます」 バイトで経験したことを糧に、これからも活躍してほしい!
2018年03月01日12月16日に都内で映画「8年越しの花嫁奇跡の実話」の初日舞台あいさつが行われ、佐藤健(28)とダブル主演を果たした土屋太鳳(22)が登壇。佐藤が土屋に手紙を読み上げ、土屋が涙するというハプニングがあった。 「健先輩を尊敬している」 土屋は公開までのキャンペーンで幾度もそう発言してきており、そのお礼にと佐藤が土屋に手紙を読み上げた。「君がそんなことを言ってくれた数だけ僕は強くなれました」「僕にかけてくれた言葉の分だけ自分を褒めてあげてください」と語りかけると、土屋は思わず涙。 土屋は「このお手紙を家宝にします」と笑いを交えながらも「いろんな作品をやっていて、気持ちが追い付かないこともあったけど、健先輩と作品を作れることを励みに、頑張っていたところもありました」と明かしていた。 土屋が「健先輩」と呼ぶにはワケがある。土屋は佐藤について、自身のInstagramで≪演技における姿勢という点でも、役者としての生き方という点でも尊敬≫といった発言をしており、部活動の"先輩"のように慕っているようだ。 また今回の撮影では、特に佐藤の心配りにも感動したという。寒い時期の撮影に、“健先輩”が入浴剤を差し入れ。「撮影中はロケ地にアパートを借りて住んでいたんですけど、いただいた入浴剤を使うのがもったいなくて……。今も使わずに自宅に飾っています」と土屋が告白すると、佐藤は「入浴剤も嬉しいんじゃないですかね。喜んでいると思います」と笑いを誘っていた。 そんな和気あいあいとしたムードに、ネットでは≪ほんとステキ!ちょっとうらやましい≫≪健先輩も太鳳ちゃんを尊敬してるのが伝わる≫≪太鳳ちゃんが麻衣さんをあそこまで全身全霊で生きられたのも健先輩の大きな支えがあってこそなんだろうな≫と2人の"先輩後輩"関係を絶賛する声があがっていた。
2017年12月17日女優の土屋太鳳、ブレイクダンサーのISSEIが29日、都内で行われたロッテ『キシリトールガム』発売20周年プロジェクト~"COME ON! ENERGY!噛もう!未来に向かって!"ショートムービー『みらい舞踊 竹取物語2017』発表会に出席した。『みらい舞踊 竹取物語2017』発表会に出席した土屋太鳳ロッテは、「キシリトールガム」の発売20周年を記念し、夢のある社会をつくりあげていく「キシリトールガム」発売20周年記念プロジェクト「COME ON! ENERGY!-噛もう!未来に向かって!-」を展開。その一環として、幼い頃から日本舞踊を習っている土屋太鳳が日本屈指のブレイクダンサー・ISSEIとともに"世界にひとつだけの新しい舞"に挑戦。そのシーンを収めたショートムービー『みらい舞踊 竹取物語2017』がこの日お披露目された。自身がデザインし、ショートムービーでも着用したという衣装で登場した土屋は「おめでたい象徴の起請文をいっぱい散りばめ、さらに素敵なアレンジをしていただいた着物を作っていただきました。たくさんの方々の愛がこもった衣装なので、今日また着ることが出来てうれしいです」と解説。竹取物語をモチーフにしたダンスをISSEIと臨んだことについて「試行錯誤しましたが、本当にISSEIさんから沢山の刺激を受けました。攻めの姿勢で挑戦することができたと思うし、日本舞踊を小さい頃から習っていたので、それをいかせて嬉しかったです。ISSEIさんと出会い、かぐや姫として生きる時間を過ごせて本当に幸せでした」と満足げで、そんな土屋に対してISSEIは「土屋さんの踊りを見させていただいて新しい経験になりました。本当に勉強になりましたよ」と刺激を受けた様子だった。また、発表会でショートムービーで踊ったダンスのポーズを披露した土屋は「緊張しました。ISSEIさんと何か出来たらとは思ったんですけど(笑)」と照れながら、「かぐや姫が悲しんでいるというか、日本舞踊でもそういう仕草があるので、より日本らしさが分かる振りです」と解説した。ダンスをいかした仕事に前向きで「ダンスは表現すること。私にとっては大事なもので、お芝居とダンスに差はありません。機会があれば、大きな舞台で挑戦して色んな方に気持ちを発信していけたらと思います」とダンスを取り入れた舞台にも意欲を見せていた。
2017年11月29日女優の土屋太鳳が18日、都内で行われたロッテのアイス『雪見だいふく』〆雪見お披露目イベントに出席した。9月22日(金)から全国にて放送開始される同商品の新CM「〆雪見 洗濯」編で着用した真っ白な衣装で登場した土屋は、お気に入りポイントを聞かれると「雪見だいふくはふんわりとしたイメージがあるので、柔らかくてホッとするようなところがポイントかなと思って選ばせていただきました」と紹介し、普段も真っ白な衣装を着ることはあるか尋ねられると、「普段も着ますし、舞台あいさつや大事な日など、プライベートでも仕事でも大切にしている色の1つですね」と声を弾ませた。またCMで、洗濯を終えた〆に大好きな同アイスを食べて、ほっと一息つくという様子を演じた土屋は、撮影エピソードを聞かれると「青空の中でお洗濯をしたので、ストレッチしながら干しているシーンを撮ったりしました」と回顧し、MCから“〆ポーズ”をムチャぶりされると、全身を使って披露した。さらに土屋は「雪見だいふくのような女性も、男性も素敵だなと思っていて、(撮影時にアイスと)一緒にいられて嬉しいと思っていたら、雪見キスを開発しました」と明かし、フォトセッションで同キスを披露した。イベント後の囲み取材で、同アイスのような女性になりたいとコメントした土屋は、報道陣から「中身が冷たい女性ってこと?」と突っ込まれると、「ふんわりした甘さの中に、冷静な部分を持つ優しさがある。どんなときも包み込めるような人ってことです」と説明し、「前回、囲み取材をしていただいたときに、ちょっと言葉のチョイスを間違えちゃったかなと思ったので、今日は気をつけようと思いました」とはにかんだ。また、忙しい毎日を送る中で、恋愛をする余裕はあるか聞かれると「本当に忙しいので、時間的にも物理的にも皆さんが想像している形に届くのは、なかなか難しいです」と言いつつも、「女優さんというお仕事は、たくさんの人の心をつなぐお仕事なので、プライベートでもご縁があったら、1人の人と心を繋げる感覚は大事にしていきたいなと思っています」と前向き。武井咲のように電撃結婚はないか聞かれると「新しいことに踏み込むときってすごく勇気がいると思うんですけど、そういったご縁って本当に素晴らしいことだと思うので、全力で幸せを心から祈りたいなと思っています」と語った。
2017年09月18日11月3日公開の映画『We Love Television?』の完成披露上映会が16日、東京・浅草公会堂で開催中の映画祭「第10回したまちコメディ映画祭 in 台東」内で行われ、萩本欽一と土屋敏男監督が出席した。現在開催中している「第10回したまちコメディ映画祭 in 台東」(18日まで)の初日に、萩本欽一の素顔をとらえた本作の完成披露上映会を実施。上映会前に舞台あいさつが行われ、萩本と本作が初監督作品で『電波少年』(日本テレビ系)などのプロデューサーを務めた土屋敏男監督が登壇した。本作で初めてのドキュメンタリー映画に出演した萩本は「正直言って、この映画は私にとってあまり見て欲しくないんですよ。だって、映画って『やりますよ』というのがあり、『あなたを撮りたいので』というのがあると思うんですけど、これはなかったんです。映画にしようとは思っていなかった。どこから映画になったんでしょうね」と土屋監督に疑問を呈す場面も。2010年に企画して2011年から撮影に入ったという土屋監督は「2013年の段階でちょっと思っていました。だから撮られてると意識していない萩本さんは初めてだと思います」と告白。それを受けた萩本は「死ぬ時に色々と喋ったのが日本テレビに流すのかと思いましたよ。使われたら困ったことばかり言っているので、嫌だなというのがありますね」と話し、「撮らせているという感じではありません。ドキュメンタリーでもないし、僕にとってはドッキリです!」と話して笑わせた。最後まで否定的だった萩本だが、土屋監督から「テレビって何だろう、視聴率って何だろう、視聴率30%ってなんだろう、ということを探っていくと、自分の師匠でもある萩本欽一に行き着きました。自分の中でテレビというものが何なのかということを明らかにしたかったんです」と真面目に製作した理由を明かされて、萩本は「正直ここに立っていてすげー気持ちいい」と満更でもない様子だった。映画『We Love Television?』は、11月3日より全国公開。
2017年09月17日TV業界において、“視聴率100%男”の異名をもつ萩本欽一の最初で最後のドキュメンタリー映画『We Love Television?』。この度、本作の主題歌が岡村靖幸の書き下ろし楽曲「忘らんないよ」に決定。あわせてこの主題歌も挿入された予告編が公開された。今回公開された予告編では、萩本さんの番組作りへの飽くなき執念と狂気が映し出されている。また映像には、本作に出演した構成作家・高須光聖、アーティスト集団・チームラボ代表の猪子寿之の姿ほか、番組に出演した和田彩花(「アンジュルム」)、稲葉友の姿も初解禁。さらに、予告後半ではシングルとしてリリースも決定した、岡村さんが本作のために書き下ろした渾身の一曲「忘らんないよ」も流れている。岡村さんは、「暖かいご飯と家族の団欒の場所に必ず欽ちゃんがいた。その頃、王、長島のように圧倒的なヒーローだった欽ちゃん。ネットもビデオないあの時代。どれだけテレビに救われたのだろう?」とコメントを残し、土屋敏男監督は「本当は岡村さんのこれまで出しているアルバムの中の既成曲を使わせて欲しいとお願いに行ったんです。それでまだ荒編状態の映像をお預けしたら何と!書き下ろしたい!!!という身に余る光栄な話をいただいて書いていただいたのがこの主題歌『忘らんないよ』です」と主題歌制作の経緯を明かしている。なお本楽曲は、10月18日(水)リリースのDAOKOの4thシングル「ステップアップ LOVE」の通常版Bに収録される。『We Love Television?』は11月3日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月11日“欽ちゃん”の愛称で親しまれ、“視聴率100%男”と言われた萩本欽一の最初で最後のドキュメンタリー映画『We Love Television?』が、11月3日(金・祝)より公開されることが決定。あわせてポスタービジュアル&特報も公開された。ある日突然、土屋敏男がカメラを抱えて萩本欽一の自宅に訪れる。「視聴率30%超えの番組を作りましょう」。その一言から、萩本欽一と土屋敏男の番組作りが始まる。番組に出演する演者との顔合わせ、番組構成に関わる人たちとの打ち合わせなどを精力的にこなす萩本欽一は、76歳。新しいものへの探求心、笑いへの追求心…周囲の人達の熱量を最大限に引き出していく萩本欽一独自の手法とは?これまで誰も見たことのない萩本欽一の真の姿を追った、最初で最後のドキュメンタリー映画――。昨今のバラエティ番組の視聴率が平均10%程度の中、萩本欽一全盛期に30%越えの番組を連発。自身の冠番組やレギュラー番組の1週間の視聴率の合計が100%を超えることから、“視聴率100%男”と呼ばれる萩本さん。一般視聴者とのからみ、司会アシスタントの誕生、ピンマイクの導入など…斬新なアイディアを次々と形にし、現在のバラエティ番組の基盤を作りあげたパイオニアだ。映画では、アナログ放送から地上デジタル放送への切り替え期である2011年より、萩本さんの新番組制作に密着したドキュメンタリーとなっている。そんな本作の監督を務めるのは、新番組企画の発起人であり、「電波少年」シリーズなど数々の人気番組を手掛け、バラエティ界を席捲した“Tプロデューサー”こと土屋敏男。実力派女優・田中美佐子とお笑い芸人「次長課長」の河本準一を共演に迎え、構成担当にマルチに活躍する放送作家の高須光聖、番組セット担当にはいま最も注目を集めるクリエイティブ集団、猪子寿之率いるチームラボが参戦した。土屋監督は、「この映画で僕の積年の思いが完結しました。このドキュメンタリーをテレビではなく映画にしたいと思ったのは、テレビは途中で観ることをやめることができる。でも映画は映画館に入ったら逃げられない。だから、逃げられない環境で観るものを作ってみたかったんです」と製作経緯を語る。また、「僕にとって追いつきたいけど追いつけない師匠であり、常に動き続けている運動体、萩本欽一の最初で最後の貴重な映像になったと思います」と自信を見せている。一方、萩本さんは「まさか映画を作っているなんて、知らなかった」と話すように、土屋監督が映画を作っていることを知らされていなかった。土屋監督は、ただ記録として番組制作の過程を撮り続けながら、実は“萩本欽一、初のドキュメンタリー映画”の製作に着手していたのだ。また萩本さんは、「この映画、人生で納得のいかない唯一の仕事かな。でももっと面白くしたいなら、僕がコロッと逝ったときに公開すればいいんだけどね(笑)」とコメントしている。あわせて公開された特報映像では、土屋監督が萩本さんに「もう1回、30%バラエティをやりませんか?」と持ちかける様子からスタート。映像には田中さんや涙を浮かべているような河本さん、さらに声を荒げる萩本さんの姿も映し出されている。『We Love Television?』は11月3日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年07月26日女優・土屋太鳳が、ロッテガム「Fit’s<スポーツドリンク>」のWEB限定プロモーションムービー「2年F組 Fit‘s組 教育実習生土屋太鳳篇」にて、初の教師役に挑戦!「Perfume」の振り付けでも知られる演出振付家のMIKIKOによる直接指導のもと、教育実習生の心理描写を約20秒ノンストップで踊り続ける圧巻の創作ダンスを披露した。動画の舞台は、ある高校の2年F組。OGでもある土屋さんが教育実習生としてこのクラスを受け持つことになる。そんな実習初日、緊張した面持ちで教室に入り、生徒たちの前で自己紹介はするも、大半の生徒たちが土屋さんに興味のない様子。それでもめげずに、勇気を振り絞って明るく授業に臨む土屋さん。そしてある日の昼休み、ふと過去の参考書を開いてみると、教師でもある母からの手紙が挟まっていた。手紙の最後には、「あなたの夢を応援しています」と一言。教育実習生でありながらも、「夢か…どうなんだろう?」と自問自答する土屋さん。すると放課後ある生徒に声をかけられ、なぜ先生になりたいのかを問われた土屋さんは、「お母さんに憧れて、母みたいな先生みたいになりたいなと思ったけど…難しいよね…」と不安を吐露。しかし生徒は笑顔で、「はい、応援フィッツ。先生、話してくれてありがとう!」とメッセージが書かれたFit’sをプレゼント。生徒たちの頑張りを応援しながら、明るく前を向き、自分の夢に向けて教育実習に励む土屋さんであった…。この教育実習生の心理描写を、土屋さんは創作ダンスで表現!「Perfume」の振付・ライブ演出を始め、様々なPV・CM・舞台などの振付を行うMIKIKOさんがこのダンスの振付を担当。作品の終盤、生徒からの一言とプレゼントをきっかけに心が動き出す様子を表現した、切れ味鋭いダンスにも注目だ。実際の撮影では、知的なメガネとグレーのスーツを身にまとった土屋さんが、まずは教室に入るまでの廊下を歩くシーンからスタート。さすがの演技でほぼミスも無く演じたものの、黒板での筆記に苦戦。本格的に黒板に筆記することが初めてだった土屋さんは、「慣れてないから難しい…どうやって書けばいいんだろう(笑)」「文字大きすぎますかね?」「曲がっていませんか?」と確認をしながら何度も練習していた。続いて教師姿での撮影を終えると、真っ黒な衣装に身を包みダンスシーンの撮影へ。振付したMIKIKOさんの「そのタイミングでキック、キック、そう!」と細かいアドバイスにも丁寧に応えていき、順調に撮影が進んでいく。そしてスタッフがOKを出しても、「あ~肘を突き出すタイミングが少し 遅れた!もう1回、お願いしてもいいですか?」と自身のダンスに納得がいかないと再撮影をリクエストしていた土屋さん。そんな全員が懸命に撮影を行ったダンスシーンが全て終わると、どこからともなく歓声と拍手が起こり、土屋さんも満面の笑みがこぼれた。撮影前は「お芝居のシーンとダンスを混合させながらストーリーが進むと話を聞いて練習していたので、どうなるのかな?とドキドキしていました」と話す土屋さんは、「体育館の中で、あのような世界観を作っていただけて、『色々な場所で色々な人が踏ん張っている。迷っていいんだな』って感じました。私も迷いながら撮影を進めんだのですが、ちゃんと迷えるからこそ夢ってあるんだなって実感した1日でした」とふり返る。映像では「先生!」と呼ばれるシーンも登場するが、土屋さんは「なんか…お手本としてちゃんとしなきゃ!って思いました(笑)でも、ちょっと嬉しいですね、先生って言われると。もう少しちゃんと勉強しようと思います!」と照れながら語っていた。また映像には土屋さんのほかにも、福原遥、池田菜々、宇佐卓真、越智ゆらの、ダコタ・ローズ、田中芽衣、「M!LK」「マジカル・パンチライン」ら若手キャストたちが登場している。プロモーションムービー「2年F組 Fit’s組 教育実習生土屋太鳳篇」は7月6日(木)19時~Fit’s公式Webサイトにて公開。(cinemacafe.net)
2017年07月06日女優の土屋太鳳が、7月6日19時より公開される「Fit’s<スポーツドリンク>」のWEB限定プロモーションムービー「2年F組 Fit‘s組 教育実習生土屋太鳳篇」で初の教師役に挑戦。また、創作ダンスも披露している。土屋は、ある高校の2年F組を舞台に、はじめは不安や緊張がありながらも、いろいろな支えや応援を受けて奮闘する教育実習生を熱演。教師でもある母からの手紙を発見し、「あなたの夢を応援しています」という言葉を見て、夢について自問自答する場面も。そして、ある生徒から先生になりたい理由を聞かれて「母みたいな先生みたいになりたいなと思ったけど…難しいよね…」と不安を吐露すると、生徒から「先生みたいな先生になりたいです」とメッセージが書かれたFit’sを渡され、自分もすでに誰かの夢の一つになっていることを感じる。知的なメガネとグレーのスーツを身に着けた姿で、初々しい教育実習生を演じた土屋はまた、黒い衣装で教育実習生の心理描写を表現したダンスも披露。数多くの作品を世に送り出してきた演出振付家のMIKIKO氏による振り付けで、教育実習生としての不安や緊張、夢とは何か、そして自分の夢に最後気づいて前を向いて進んでいく一連の心理描写を表現した。その渾身のダンスに、撮影終了後、スタッフから歓声と拍手が起こったという。土屋は「(撮影場所の)体育館の中であのような世界観を作っていただけて、『色々な場所で色々な人が踏ん張っている。迷っていいんだな』って感じました。私も迷いながら撮影を進めんだのですが、ちゃんと迷えるからこそ夢ってあるんだなって実感した一日でした」と撮影を振り返り、「夢ってなんだろうって、私も毎日考えているんですけど、多くの人にこの映像が届いて、いろんな迷路をみなさんと一緒に歩いて夢を見つられたなと思いました」とコメント。また、「先生!」と呼ばれるシーンについて、「なんか…お手本としてちゃんとしなきゃ!って思いました」と笑い、「でも、ちょっと嬉しいですね、先生って言われると。もう少しちゃんと(お手本になるように)勉強しようと思います!」と語った。
2017年07月06日女優の土屋太鳳が20日、東京・渋谷の日本コカ・コーラ本社で『爽健美茶』『爽健美茶 健康素材の麦茶』発売記念イベントに出席した。この日のイベントはコカ・コーラ本社ビルの屋上で行われ、同商品の新CMに出演した土屋は「屋上ですし、空に近いところは気持ちがいいですね」とちょうどよい季節の太陽に感謝しつつ、新CMについて「撮影ってどんなに楽しくても仕事なので、段々と疲れてくるんです。でも今回の撮影はストレッチをしながらの撮影だったので、どんどん元気になっていくというか不思議と撮影するごとに心も身体も温まりました。すごく貴重な体験でしたね」と振り返った。イベント中には、多くの報道陣を前にCMで見せたストレッチをすることになり、180度開脚も披露。「ストレッチはよくするんですが、こんなにたくさんの方々を前にしてストレッチをすることがないので、少し緊張しました(笑)」と赤面しつつ、「この空の下でストレッチができて、とても幸せで爽やかな気分です」と笑顔を見せた。商品名の『健康素材の麦茶』にちなみ、「健康を保つ秘けつは?」という質問に「忙しい時ほど意識しているんですが、このような空の下で皆さんの前で麦茶を飲めるんだと思いながら飲んだりと、その時々の幸せを感じることによって幸せな身体になるんじゃないかと思います」と小さな幸せの積み重ねが大事だと力説した。コカ・コーラシステムは、アレルギー特定27品目不使用の新設計で刷新した「爽健美茶」と、脂肪を減らす効果があると報告されているローズヒップ由来ティリロサイドが含まれる機能性表示食品「爽健美茶 健康素材の麦茶」を4月24日から全国発売。これに合わせ、昨年に続いてイメージキャラクターに起用した土屋太鳳が出演するの新CM「爽健美茶『植物素材の思いやり』」編、「爽健美茶 健康素材の麦茶『爽健美茶 健康素材の麦茶 新登場』」編が25日から全国で放映される。
2017年04月20日女優の土屋太鳳が25日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「第24回 東京ガールズコレクション 2017 SPRING/SUMMER」(以下TGC)に出演した。土屋は、自身がCM出演する「エイブル」のステージに、ピンク色のミニスカワンピースという春らしいファッションで登場。終始笑顔で、観客の歓声に手を振って応え、元気いっぱいのピースサインも飛び出した。土屋は、サプライズで実施された映画『PとJK』のステージにも、KAT-TUNの亀梨和也と共に出演。劇中の制服姿で登場した土屋は、警察官の衣装を着た亀梨と手をつないで仲良くランウェイを歩き、「中学生の頃にTGCに来ていたので、まさか自分がランウェイを歩くとは…夢みたいです」と感激していた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。24回目となる今回は、"Female Hero"をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万1,400人の観客が詰めかけた。撮影:宮川朋久
2017年03月26日女優の土屋太鳳と玉城ティナが22日、イオン幕張新都心モールで行われた、映画『PとJK』トークイベントに登場した。同作は三次マキによる同名コミックを実写化。イケメンな"P(=POLICE・警察官)"と恋愛初心者の"JK(女子高生)"が秘密で結婚するという設定と、年の差カップルのピュアなラブストーリーで話題を呼んでいる。恋愛映画初主演の亀梨が警察官・功太役、土屋が女子高生・カコ役を演じ、玉城はカコの親友・ミカドを演じた。親友を演じた2人は、撮影を通しても仲良くなった様子。土屋が急に「ね~ティナちゃん! 今日は晴れてるね!」と話しかけると、玉城も「今日は天気がいいですね!」と応じ、「漫才でも始まりそうですね」と司会者からつっこまれていた。土屋は「一見すごくかわいらしいお話なんですけど、すごく深い人間関係というか。ミカド(玉城)とカコちゃんの友情の絆であったり、西畑大吾君や高杉真宙君の男の友情も」と、同作の見どころをアピールした。印象に残っている撮影として「みんなで衣装を作るシーンはリアル」と語る土屋。「部活でダンス部だったんですけど、衣装を作るんですね。この空気に似てるなあと思って。ティナちゃん達とそういうシーンを撮ってる時は楽しかったです」と振り返った。また、土屋が演じた役について「ふわっと見えるし、のほほんとして見えるんですけど、いざという時にすごく強さが出る」と説明し、「愛情、母性が強いところをぜひ見ていただきたいな」と言うと、玉城は「本当にぴったりというか。太鳳さんのエッセンスがめちゃくちゃあります!」と太鼓判。土屋は「本当に~?」と照れて玉城に向き合いながら、「友達を大切にするところは似てますね。何があっても助けるというか」とはにかんだ。
2017年03月22日『進め!電波少年』の生みの親である日テレラボ シニアクリエイターの土屋敏男氏、『ゴッドタン』などで知られるテレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行氏が、2日に放送されたNHK総合『新春TV放談2017』(22:40~24:00)に出演し、昨年12月31日をもって解散したSMAPがテレビに与えた影響の大きさについて語った。土屋氏は「2016年にSMAPが解散したのはすごい象徴的」と述べ、「SMAPによってバラエティは変わったし、アイドルとお笑いやバラエティとの位置が変わった。それまでああいう位置はいなかった。それを何十年も、ある意味SMAPに課していた」と分析。「SMAPが解散するということはテレビも変わる。テレビも新しいバラエティの時代に入るというタイミングの中で、SMAPがそれぞれの形で2017年やっていく」とテレビ業界においても転換期になるとの見方を示した。佐久間氏も「僕も"SMAP=テレビ"だと思っている」と賛同し、「SMAPは今までコアなカルチャーだったものや若手の作曲家を引っ張り上げてきた。"SMAP=テレビがポップカルチャーを引っ張り上げてきた象徴"」と表現。「そのSMAPがいなくなると、アンダーグラウンドでおもしろい人たちがテレビで活躍していくきっかけがネットに流れちゃうんじゃないか」と懸念を示し、「そういう意味でも、テレビのいろんなカルチャーを引っ張り上げるところが1個終わった時代な感じがする」と語った。また、土屋氏は「『シン・ゴジラ』とか『君の名は。』とか業界の予想をはるかに上回って…ということはユーザーが変わっているわけ。テレビは新テレビというものが今年生まれていく。SMAPのことじゃないけど、いろんな結節点にあると思う」と意見。「ダウンタウンが最初に漫才を見せたときに横山やすしさんが『あんなチンピラの立ち話が』って言ったように…『電波少年』もあんなもんテレビじゃないと言われた」と振り返った上で、「そういうものを作る勇気と送り出していく勇気が新テレビを作るんじゃないか」と述べ、千原ジュニアが「新テレビの時代到来?」と尋ねると、「そういうタイミングだと思う」と返した。
2017年01月03日女優の土屋太鳳が4日、都内で行われた銀座コージーコーナー「2016夢のクリスマスケーキコンテスト」Kid’s Dream Cake発売開始記念イベントに出席した。銀座コージーコーナーは、全国の子どもたちから「こんなクリスマスケーキがあったらいいな」というイラストを募集し、その中からグランプリに輝いた作品を「Kid’s Dream Cake」として商品化する毎年恒例のイベントを開催。8年目を迎える今年は、過去最多となる17,633通から北海道在住の平野愛美ちゃんの作品がグランプリに選ばれ、商品化したケーキがお披露目された。スペシャルゲストとして登壇した土屋太鳳は「大人が生み出さないような夢に溢れている作品なので、見ていると幸せな気持ちになり、元気をもらいました」と応募者のイラストを褒め称えながら、グランプリに選ばれた愛美ちゃん考案のケーキを試食。「優しい味というか、まなみちゃんのサンタさんへの思いとか家族への愛情が表れていました。すごく滑らかですね」と感想を述べ、「本当に心が温かくなって楽しかったです。本格的な冬になってきて寒いなと思いましたが、素敵な心温まる時間を過ごせました」と笑顔を見せた。クリスマスケーキということで、今年のクリスマスの予定を問われた土屋は「毎年恒例なのが家族と一緒に過ごすことなんです。でも今年は大学の友だちやお仕事でお世話になった人々をいっぱい集めてクリスマスケーキを作って憧れのホームパーティーをしたいですね」と話しつつ、「彼氏は?」という問いに「人生勉強しながらクリスマスもみんなで過ごせたらいいなと思っています」と上手く受け流す場面も。また、残り1カ月を切った2016年を「今年は30年間ぐらい生きた気持ちです」と振り返りながら「有り難いことに今年は沢山の役ができたので、来年もいろんなことに挑戦していきたいです」と更なる活躍に意欲を見せていた。
2016年12月04日モデルや歌手として活躍している土屋アンナさん(32)が、2016年11月8日に自身のブログで“妊娠報告”をして話題となっています。土屋さんは『ご報告』というタイトルの記事の中で、『私事ですが、この度、新しい命を授かることができました』と冒頭で報告し、『支えてくれた一般の男性との出会いがあり、お付き合いを始めました』と妊娠の相手が一般男性であることも明かしました。また、『9月上旬から体調が優れず、何かいつもと違うと思い病院に行ったところ、来年の4月頃が予定日だとわかり、今日のご報告となりました』と2017年の4月に出産予定ということも伝えています。これを受けてファンからは祝福コメントが多く寄せられていますが、土屋さんは過去に2度の離婚を経験しており、いずれも“授かり婚”だったことや、今回も“結婚前の妊娠”であることから、ネット上では批判する声も多く上がっています。●ネット上では「子どもが可哀想」「節操がない」と批判の声『3回目も“できちゃった”とかありえない。節操がなさすぎる』『これ子ども3人とも父親が違うってことになるよね……子どもたちが可哀想だわ』『ん?9月から異変に気づいてたんだよね?10月に坂上忍と酒飲みまくってなかった?タバコも吸ってたよね。過去に2人も出産してるんだから普通は妊娠だと気づくはずなのに……母親としての自覚ないのかな』『アンナも大概だけど、子持ち女性を妊娠させる相手の男はクズ。こんなやつと結婚したらまたすぐに離婚するよ』『この一般男性と再婚するだろうけど、すぐに離婚するのが目に見えてる』『子どもの気持ちを考えたらこんな軽々しい行動はできない。母親失格』『離婚してからまだ1年も経ってないのに妊娠か。他人事ではあるけど、正直引く』『自分の親がこんなんだったら絶対グレるわ。家庭環境が複雑すぎる』『そのうち子ども10人くらい産んでビッグマミィになりそう』『この人は計画性という言葉を知らないのだろうか』などなど、ネット上では土屋さんを批判する声が多く見られました。近いうちに相手の一般男性との結婚報告をすると目されてる土屋さんですが、今後の動向に注目したいですね。【画像出典元リンク】・土屋アンナ オフィシャルブログ powered by Ameba/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2016年11月09日●デリケートなテーマも特に反対なし注目を集めるテレビ番組のディレクター、プロデューサー、放送作家、脚本家たちを、プロフェッショナルとしての尊敬の念を込めて"テレビ屋"と呼び、作り手の素顔を通して、番組の面白さを探っていく連載インタビュー「テレビ屋の声」。今回の"テレビ屋"は、NHK朝の情報番組『あさイチ』チーフ・プロデューサーの河瀬大作氏。「セックスレス」「閉経」といった極めてデリケートな特集を組んだり、女性アナウンサーの脇汗・つけまつげ落下といったハプニングをネタにしてしまうなど、従来の朝の情報番組の常識を壊し続け、視聴率は連日トップを独走中だ。民放に比べて"お硬い"イメージのあるNHKで、なぜこのような番組が打ち出されたのか――。――当連載に前回登場した『電波少年』のディレクターだった〆谷浩斗さんが、ある日『あさイチ』を見ていたら「おりもの」をテーマにやっているのを見てびっくりしたと驚いていました。情報番組は、老若男女みんなが共通に興味を持つネタを考えるのが常識だと思っていたのが、少なからず男性という半分を捨てることになるわけで、なぜ規制が多いと言われるNHKでそんなチャレンジができるのか、ということを大変気にされていたんです。実はNHKってあんまり規制はないというか、極端なことを言うと一番自由かもしれないですね。出演者の方もおっしゃるんですけど、NHKはスポンサーという概念が無いじゃないですか。だからスポンサーNGで「これを言わないでほしい」というのがあまりないというのが1つ。それと、平日のあの時間にテレビの前に座っているのは、やっぱり主婦の方。『あさイチ』はターゲットをそこに特化して作っているので、「おりもの」も、わりと必然的に取り上げたテーマなんです。――〆谷さんは「それまでも『あさイチ』のチャレンジ精神は感じていたけど、『おりもの』でとどめを刺された」と言っていました(笑)。このテーマを取り上げたのは「女のホケン室」というシリーズ企画ですが、そもそもこの企画はどのような経緯で立ち上がったんですか?『あさイチ』を立ち上げるときに1つ決めたのは、"40代女性"をターゲットにしようということでした。先ほど半分捨てるという言い方をしていましたが、女性の中からさらに捨てていたわけです。今は少し緩くしているんですけど、当時やっていた「キラキラ40」という企画で、最初に話題になったのが「セックスレス特集」でした。そこから、取材でいろんな人に話を聞いているときに「身体のこともやってほしい」という話があったんです。医者に行くほどではないけど、どこかに書いてあるわけでもない。そこで、「女のホケン室」をやることになって、最初は「閉経」を取り上げました。そこから、「おっぱい」をやったりして、部位ごとにテーマを取り上げるのが定着していき、そうやって進化しているだけなので、われわれとしては「不思議なことをやってる」という自覚は、あまりないんですよね。――とはいえ、朝の時間に「閉経」「おりもの」といったデリケートなテーマを取り上げることに、反対意見はなかったのですか?それが特に無かったんです。ただ、表現の方法をどうするか。男性陣のイノッチ(井ノ原快彦)と柳澤(秀夫解説委員)さんがスタジオにいると話しにくいだろうから、どのタイミングで入ってくればいいのかといった部分は、いろいろ考えています。ただ、それはその場を成立させるためのテクニカルの話ですから、根本的にテーマとして扱うということに対しての問題は、あんまりないです。むしろ「閉経」のときは、最初は生理の悩みをやろうと思ってたのが、40代はそれよりも生理があと何回来るのかが悩みだろう、となって「閉経」になったくらいですからね。――視聴者の反応はいかがですか?それがすごいんですよ! うちは毎日FAXを送ってもらってそれを集計してるんですが、その数が毎回すごいです。やっぱりこういう話題って、他のどこでも触れてないじゃないですか。「おりもの」のシートをみんなで嗅ぎあって「あ、私の匂いと似てる」なんて言ってるシーン、見たことないですよね。でもそうやって井戸端会議をしてると、ウェブや本を読んでも分からないことが伝わってくるようで、顕在化しないニーズを掘り当てたときは「『あさイチ』が私たちの声を聞いてくれた!」という反応がドーッと来ますね。――だいたいどれくらいの数が届くんですか?「女のホケン室」に限らず、そういうテーマを掘り当てたときは、FAXが2,000~3,000通、さらに多いときは8,000通がドーンって来るんです。それが視聴率に跳ね返るときもあるし、直接跳ね返らない日もあるんですけど、FAXを送ってくれるのは、能動的・積極的に見ている人たちですよね。だから絶対に後で効いてくると考えています。――視聴者からのFAXでも、やっぱり賛否の「否」の意見は少ないんですか?「朝からこんなことをやってけしからん!」というのは、ほとんどないです。なぜかというと、デリケートな話題であることは間違いないので、真面目に、真摯に向き合うという線さえズレなければ、わりと大丈夫なんです。だから、柳澤さんとかはたまに暴走しちゃうんで(笑)、イノッチとちょっとスタジオから外れてもらうとか、そういうところはものすごい気をつかっています。一見センセーショナルに見えるんだけど、それをクソ真面目にやるというところが、『あさイチ』の面白さなんですよね。最近よくNHKが面白いといってもらえるのは、そういう部分があると思うんです。●優しさが立つイノッチ、逸脱しちゃう有働アナ――NHKさんが面白いと言われる理由。それはどういう部分でしょうか。何年か前に、日本テレビさんとテレビ放送60年を記念した『NHK×日テレ 60番勝負』という番組を共同制作したんですが、その時に日テレ側の担当だった土屋敏男さん(『電波少年』などのプロデューサー)に、「NHKさんってズルいですよね」と言われたんです。その番組は、NHKと日テレでいろんな対決をしたんですが、過去の映像を出すアーカイブ対決というのをやると、必ず日テレがフリになって、うちがオチになるんです。なぜかというと、日テレは面白いことをしようと思ってつくるから当然面白いんですけど、結局は面白いだけなんですよね。だけど、NHKの人は面白いものを作ろうと思ってるわけじゃなくて、真面目に突き詰めてやって、後から見てみたらすごい変な番組になってしまうということがあるんです。――具体的にどんな番組があったんですか?あれは80年代くらいかな? 「子供の性」についての番組で、お母さんが「子供部屋に行ったら、男の子が自慰行為をしていたので、そういうときはどうやって対応すればいいんでしょうか?」と相談してるんです。普通はそのままドアをバタって閉めちゃえばいいと思いますよね。でも、その番組では、専門家の先生が「ニコッと笑って『元気?』と声をかけてあげることが大事なんです」って言うんですよ(笑)――えっ(笑)でも、当時の時代風俗では正しいことで、真面目にやってるわけなんですよね。――そう言えば最近でも、Eテレで和田アキ子さんと藤岡弘、さんがスマホを学ぶという番組をやってるのを見たんですが、真面目に一生懸命やってるんですけど、どうしても機械音痴っぷりが面白くて笑ってしまいました(笑)そうそう。だからうちの立ち位置というか、面白がり方として、コント番組の『LIFE!』なんかもそうなんですけど、ああいうメタ認知がハマっているのが、わりと多い気がしますね。――ところで、『あさイチ』も番組がスタートして6年半になりました。井ノ原さん・有働さん・柳澤さんの抜群のチームワークも魅力の一つだと思いますが、キャスターそれぞれの魅力はどんなところにあると考えていますか?柳澤さんは、やっぱり安心感ですね。世の中の"いいおじさん"の象徴のような感じでダジャレも言うし、面白くなくてツッコまれることもあるんだけど、解説委員なので、災害のときはこういうことに気をつけた方がいいとか、非常に細かなところまでいろいろ答えてくれたりして、いざという時に頼りになるんです。イノッチと有働さんは、本来はキャラが逆なんですよ。――逆、ですか?NHK的なレギュレーションで言うと、いわば外から来てくれているイノッチが逸脱したり面白いことをしたりして、内部のアナウンサーである有働さんが「まぁまぁ」と言ってそれを止めるのが役割なんですけど、あの2人は逆じゃないですか(笑)。有働さんが暴走して、イノッチが「いやいや、それはそうなんですけどね」ってフォローしてくれる(笑)。逆だから、すごく新鮮なんだと思いますし、だからこそ、イノッチが朝ドラ終わりで泣いてる有働さんに、スッとハンカチを出すとか、優しいキャラが立ってきますよね。有働さんは、普通NHKのアナウンサーってふざけにくい立ち位置のはずなんだけど、どんどん逸脱しちゃう(笑)。でも、それって今のテレビにすごく求められる正直さとか本音とかを、なんとなく2人がやっていくうちに探り当てて、手応えをもってやってるんじゃないかなというふうに見ています。――「朝ドラ受け」(※)なんて、今では当たり前のようにやっていますが、すごく斬新なことでしたよね。朝ドラ受けは、ちゃんとしたタイミングで受けないと、SNSのタイムラインが荒れるんですよ(笑)。災害や大きな事件があると、今日はスルッと流したほうがいいなというときがあるんですけど、実際に受けないと「えっ! 今日受けてくれなかった! 」となるんです。僕は毎日、副調整室でタイムラインを見ているんですけど、「リアタイ(リアルタイム)であさイチは久しぶりでうれしい」という人がすごく多いんです。朝の時間に何かを共有する"お茶の間"みたいな、ある種の安心感があるのかなと思っています。(※)朝ドラ受け…連続テレビ小説(朝ドラ)の放送が終わった直後に始まる『あさイチ』のオープニングトークで、キャスターの井ノ原・有働アナ・柳澤解説委員が、感想を言い合う光景。有働アナが感涙して、井ノ原がハンカチを差し出す場面はもはや名物となり、有働アナのつけまつげが取れるハプニングが発生したことも。――「正直さ」「本音」というテーマに戻りますと、爆笑問題の太田光さんがゲストに来て大騒ぎしていたら、井ノ原さんが「『サンジャポ』じゃないんだから」とツッコんで、太田さんに「NHKで民放の番組の名前言っていいのかよ」と返していた場面が印象的でした。ああいうことを正直に言えるのが『あさイチ』ですよね。それでも、イノッチと有働さんは普段ものすごく気をつかっていて、生放送が終わってスタジオで5分くらい、「今日のあれさ、ちょっと踏み込んじゃったよね」「あー、あそこはそうでしたよねー」っていう会話を、結構してるんですよ。――スタジオにいるスタッフの笑い声が本番中に普通に入るのも、NHKの情報番組では見たことがなかったです。あれも新鮮でした。そうですね。毎日生放送の前にリハーサルするとき、いくつか段取りを確認してるんですが、その時に有働さんはとにかくスタッフを笑わせるんです。自虐的なことも言ったりして(笑)。なんでやるのかを聞いたら「リハって単純にこなすとすごくつまんなくなる。毎日やらなきゃいけないことだから、放送の前だし、面白くしないといけないと思ってやってる」と言ってました。そういう意識が、本番にも通じてるのかもしれないですね。――『紅白歌合戦』のリハを拝見したときも、有働さんのサービス精神をすごく感じました。そうなんですよ。あの人、NHKのアナウンサーとしては、ちょっと特殊ですからね(笑)。それと、「これはやっちゃいけない」という考えをなるべく外しているかもしれないですね。「そういうのは情報番組だからダメなんじゃいか」という空気になったときは「え?なんで? どっちの方が雰囲気が伝わる?」とよく言っています。「こうじゃなきゃダメだ」という固定概念を外していく作業が、『あさイチ』を『あさイチ』たらしめている気がしますね。●ハプニングも手を叩いて喜んじゃう(笑)――『あさイチ』は中継コーナーまで、異例だなと感じます。NHKさんでやる中継って、きちんと段取りを組んでリハーサルして、予定時間に収まるようにしてるイメージがあるのですが、ある日の放送で、ワカメ漁をして、急いで港に戻り、すぐしゃぶしゃぶにして食べるという中継がありましたよね。あれ、絶対間に合わないと思いましたよ(笑)最後までいかなくても、なんとかなるんじゃないかって(笑)。つまり、予定調和にならないようにすることを、すごく考えているんです。もちろん、情報番組だからどこかでせき止めないといけないんですが、予定調和になるとつまらないじゃないですか。だから、誰かが段取りを間違えたりすると、普通は「コラー!」って怒られるけど、僕なんか手を叩いて喜んじゃいますからね(笑)。そういうのを面白がるという空気は、『あさイチ』は特別強いかもしれないです。――『笑っていいとも!』などを担当されたフジテレビの木月洋介さんも、以前この連載に登場された際、「予定不調和」をすごく意識していると言っていました。予定調和というのは先が分かること。先が分かることなんて別に見たくないじゃないですか。私も、え?この先どうなっちゃうの?という番組をずっと考えてきたんで、『あさイチ』の担当になった時に、だからこれだけ支持されるんだなというのを感じましたね。――今後河瀬さんが、こういう番組をつくっていきたいという企画はありますか?「タブーを面白がれるもの」ができたらいいなと思って、いつもやってます。予定調和にならないということは、タブーに触れるということですよね。そういう意味では『あさイチ』も面白いんですけど、やっぱり「これってテレビじゃできないよね」と勝手に思ってるところはあるじゃないですか。でも、できないということはなくて、やる方法はちゃんとあるはずなんですよ。「絶対そんなことできないよ」ということをやらないと、これからは見てもらえないと思うんですよね。――最近テレビの規制が増えてきたということがよく言われますが、それを感じることはありますか?規制はあんまり感じないです。本当は、昔から変わらないんじゃないですかね。日テレの土屋さんが『電波少年』でやってたことって、あの時代だって「えーそんなことするの!?」と言われてたわけじゃないですか。土屋さん本人も「あの当時は自分も"あるゾーン"に入ってた」とか「普通の感覚だったらやらないよね」と自分で言ってたくらい。ただ、今、自分がテレビを作っている身だから、「規制が多くなってきた」とは言いたくないという気持ちもあるかもしれませんね。――そんな河瀬さんにとって、影響を受けたテレビ番組を1本挙げるとすると、何ですか?振り返ってみると『電波少年』ですかね。僕はドキュメンタリーが好きでNHKに入ったんですけど、あのシリーズは面白かったし、ドキュメンタリーですよね。その手があったのかとか、そこで二の足を踏まなくて良いんだとか、日々常識を覆していってましたから、すごく面白かった。土屋さんにはしょっちゅう会うから、口はばったいですけど(笑)――いろいろお話を聞かせていただき、ありがとうございました。最後に、気になっている"テレビ屋"をお伺いしたいのですが…『マツコの知らない世界』(TBS系)って面白いですよね。マツコ・デラックスさんが面白さを担保してるんだけど、過剰な人を見せているわけじゃないですか。あの過剰さがある種のバラエティになっていて、そこに情報が乗っかっている情報番組ですよね。どうやってあの過剰な、変な人たちを毎回見つけてくるんだろう(笑)。それに、どういう企画の端緒であの番組が始まったのか、すごく知りたいです。
2016年10月25日夜神里奈の人気少女マンガを土屋太鳳、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、千葉雄大の共演で実写映画化する『兄に愛されすぎて困ってます』の3ショット写真が到着した。本作は、急なモテ期に右往左往する高校生・せとか(土屋太鳳)の甘く切なくちょっぴりキケンな恋の行方を描くラブストーリーだ。その他の情報3ショット写真では、劇中の衣装が初披露。妹・せとかを見守るヤンキーでツンデレ系なイケメンの兄・橘はるか役の片寄は、髪型・制服・ヘッドフォンにいたるまで、原作マンガを忠実に再現しており、一方、せとかの初恋の相手で、毒舌なセレブ研修医・芹川高嶺を演じる千葉は、原作とは少し異なる設定の高嶺役として恋敵のはるかに対抗するという。撮影現場では、とても仲が良かったという3人。土屋は、片寄に初めて会ったときに「お兄(おにい)だ!」と確信したといい、映画初出演となる片寄は、妹役の土屋をはじめ、キャストやスタッフに助けられ、自然と役に入り込めたという。さらに土屋と千葉は、GENERATIONSのボーカルである片寄が出演するライブを観に行き、千葉は髪が乱れるほど楽しんだというエピソードも明かされた。原作マンガは現在、Sho-Comiで連載されており、10月20日発売の22号では、本作の現場カットが初掲載される。『兄に愛されすぎて困ってます』2017年夏 全国ロードショー
2016年10月17日●"アポなし"誕生のきっかけは森英恵!?注目を集めるテレビ番組のディレクター、プロデューサー、放送作家、脚本家たちを、プロフェッショナルとしての尊敬の念を込めて"テレビ屋"と呼び、作り手の素顔を通して、番組の面白さを探っていく連載インタビュー「テレビ屋の声」。今回の"テレビ屋"は、日本テレビの伝説のバラエティ番組『電波少年』でディレクターだった〆谷(しめたに)浩斗氏。当時出演していた松村邦洋が、"アポなし"のむちゃな企画を強いられて恐怖を感じながら、一方でものまねを披露するほど愛する人物だ。渋谷のチーマーを更生させようと単身乗り込んだり、"エアマックス狩り"を身をもって検証したりと、とにかくクレイジーな企画を送り出した番組に携わってきた同氏に、今のテレビはどう見えるのか――。――『電波少年』には、立ち上げから携わっていたのですか?はい。プロデューサーの土屋敏男さんと『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』でご一緒させていただいていたんです。その後、僕が『知ってるつもり?!』を担当して、日曜21時からの放送中に視聴者対応で局にいると、当時土屋さんは編成で『ガキ使』の担当をしていて、よく日テレの社内で会ってたんですよ。で、92年の5月だったと思いますけど、ある日「シメ、スケジュール空いてる?」と声をかけられて、ペラ1の企画書を見せてもらいました。『快傑電波芸者』というタイトルで、コンセプトに「見たいものを見る、会いたい人に会う、やりたいことをやる」という3つの柱があって、その例に「F1ドライバー・中嶋悟の縦列駐車」ってだけ書いてあったんです(笑)。あの企画書を作ったのは小山薫堂だったんですが、それを見て「面白そうですね」って言って参加することになりました。――それだけで判断されたんですね(笑)「3カ月限定の番組だから、これを生活の糧に考えるな」と言われたんですけどね(笑)。そして集まったチームに向かって、土屋さんは「3カ月で視聴率の結果を出すのは難しい。昔、長嶋茂雄さんが"記録よりも記憶に残る選手"と呼ばれてたけど、"記録よりも記憶に残る番組"を作ろうと思う」とおっしゃったので、3カ月ならやりたい放題やろうじゃないかという感じで始まりました。――最初に担当されたのはどんな企画ですか?アッコ(松本明子)が1,000万円を体に巻きつけて、原宿駅から竹下通りを通って、表参道の交差点にあった当時の富士銀行まで歩いて行くという企画でした。途中で指令を出して、ファストフード店でジュースを買う時に100万円の束から払わせたりして、アッコの心拍数を計って、人間は持ちなれないものを持つとどうなるかという企画ですね。松ちゃん(松村邦洋)の最初の企画は、当時エイズが社会問題になっていたので、芸能人にエイズ健診を受けてもらうというものでした。その第1弾を松ちゃんが受けることになって、健診の結果を紅と白の旗を持った先生が、アウトだったら紅、セーフだったら白を上げるという感じで告知するんですが、これはお蔵入りになりました。その後何年かたって番組のイベントがあったときに、未公開映像として陽の目を浴びたんです。――お蔵入りになったのは、他に面白い企画があったからですか?当時エイズは差別の問題があってシリアスな話題だったので、そういうのをバラエティで扱うのは…という理由です。その頃だって、コンプライアンスが全く無かったわけじゃないんですよ(笑)。それで、実際に松ちゃんとやって最初に放送されたのは、チーマーを更生させるという企画でした。――初期の『電波少年』といえば"アポなし"企画でしたよね。これはどんな経緯で生まれたんですか?あれは本当に偶然だったんですよ。当然最初は、通常の手順で企業の広報などに連絡してお会いしてたんですけど、その段階で「ちょっと忙しいんで…」とよく断られていたんです。そんな中で、当時は番組Tシャツやスタッフジャンパーを作ることが多かったんで、バルセロナ五輪の日本選手団のユニフォームをデザインした森英恵先生に作ってもらおうという企画が出てきました。当然最初は電話して「先生はお忙しいので…」という状況だったんですが、とりあえず行ってみようということで、表参道のビルにアポイントを取らずに行ったんです。たぶんダメだろうなとは思ってましたが、『電波少年』という番組は、「ダメをどう面白く見せるか」というのがテーマでもあったので、とりあえず行ってみると、ちょうど森先生がパリから帰ってる時でした。すると、われわれのクルーがスタッフの方たちとバタバタやっていたので、先生が気づかれて事情を聞いてくれて、面白がって「いいですよ」とデザインしてもらえることになったんです。――ノリがいい方だったんですね。そのとき気づいたのが、周りにいる方は、権威を壊さないように気を遣ってシャットアウトしているだけで、偉い人って意外とシャレが通じるのかもしれないということでした。そこから、全部事前に連絡なんかしないで行っちゃおう、ということになったんですよ。当時はチーマーの更生企画で「めちゃくちゃな番組がある」と言われていたんですが、ここで"アポなし"という言葉を使ったのが新しくて、みんなの中に刺さったのかもしれないですね。――政治家のところにも結構行ってましたよね。ダメをどう面白く見せるかということを考えると、より不可能なところに行った方が面白くなると思って、政治家に行き着き、大の大人がみんな座りたくなる総理のイスってよっぽど座り心地いいだろうから、座らせてもらおうという発想で始まりました。言い換えると、眼の色変えて権力争いをしてトップを狙おうというところに、チャチャを入れたいという企画です。最初は政権与党の自民党に行って、当然のごとく「何しに来たんだ」と言われたんですが、ハマコーさん(浜田幸一議員)に掛け合ったら「よし、分かった! 座らせてやる」となって、成功しました。ここからシリーズ化されていったんです。――成功しても、社内の政治部や記者クラブなどからクレームもあったのではないでしょうか?当然あったと思います。ただ、政治家の方たちはすごくて、若い人たちが見ている番組で門前払いなんかしたら、自分にとってマイナスイメージになると瞬時に感じ取るんです。森先生と同じように、結局トップに立つ本人は、シャレに対する寛容さというのが、結構あるんですね。大臣のイスはほとんど座らせてくれましたし、お正月に小沢一郎さんに「お年玉ちょうだい」と言ったこともありますし(笑)。最初は警備をしてる警察の方たちも、僕らが行くと前を立ちふさぐようにしてたんですが、その後は無線で「今、電波少年が正面玄関の方へ」と連絡を取り合うようになってました(笑)。こうして、"アポなし"がみんなから認知されて、ウエルカム状態になっていったわけですが、それによって"アポなし"が終わっていく流れになりましたね。――成功するまでのプロセスが、面白くなくなってしまうんですね。そうです。どこまでシャレが通じるかというところを探っていくのが面白かったので、何でもOKになると…。その後大ヒットする「ヒッチハイク」企画が始まる半年以上前から、土屋さんに「どこに行っても『よく来てくれました』状態で、編集で面白く作っていくのが、結構しんどくなってきてますね」と伝えました。スタッフがそういう状況になれば、視聴者にもいずれ同じ飽きが来ます。そこで、新たな柱になる企画を考えるんですが、当時特番の『電波少年インターナショナル』で海外に行った際の移動手段として、ヒッチハイクがすごくドキドキするという話をしたんです。●最も身の危険を感じたロケは…――そして、猿岩石(有吉弘行・森脇和成)による、香港からロンドンまでの「ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」が始まったんですね。最初は毎週3本VTRがある中で、最後の1本だけでしたよね。土屋さんからは、今までのテレビでやったことのないことをやるという企画だから、30分の番組の中で、とにかく毎週出し続けるということを言われました。成功するか失敗するかは分からないから、毎週何かを見せていくという考えでやっていくということでした。最初は3~4分のコーナーでしたが、それが徐々に10分、20分、そしてヒットするようになって30分全部やるようになりましたね。――〆谷さんはどういうスケジュールで同行したんですか?ヒッチハイクは3人のディレクターが交代で同行していました。スタートは日テレ社員の篠宮(浩司)君が行ってたんですけど、当時のミャンマーがどうしてもネックだということになって。そこで、『―インターナショナル』で松ちゃんを連れて、僻地や政治的に治安の危ないところにも結構入っていた僕が、経験があるからということで、タイのバンコクからミャンマーに行くところで引き継ぎました。――当時ちょっと騒ぎになった、飛行機に乗ったルートのところですね。当時のミャンマーは軍事政権下で、もう絶対に無理だという状況でした。密入国という手段もありますけど、そこで、外国の法律を犯してまでやることはありませんから、飛行機にしようという判断になったんです。ただ、当時は"アポなし"企画で週刊誌やスポーツ新聞から叩かれていたので、そこに猿岩石がゴールしたらそこそこの話題になって、「そのルートは車で行けないじゃないか」と揚げ足をとってくるだろうという読みがあったんです。そうなったときのために、飛行機に乗るところも全部撮影しました。空腹でカツカツの生活をしてた猿岩石が、機内食をうれしそうに食べておかわりまでしてるところを、全部撮ったんです。そして、社会現象の中でゴールして、インチキだと叩かれたときに、番組内で「緊急検証」と銘打って、「取材した膨大なテープの中から、猿岩石がキセルした映像を発見した!」と、とにかく"電波少年らしく"やったんです。――このヒッチハイクロケで、ご自身が一番身の危険を感じたエピソードは何ですか?どれにしたってみんな大変なんですけど(笑)、一番身の危険を感じたのは、車に乗ってる時ですね。猿岩石はお金がないからヒッチハイクしてるわけで、乗せる人間からしたら、こいつらを襲っても何もないんです。でも僕は、唯一のスタッフである同行ディレクターとして、カメラで撮影してるわけですよ。そんなやつは金持ってると思われますよね。実際に、ドロンズが「南北アメリカ大陸縦断ヒッチハイク」をしたときは、スタートして2~3カ月で、ディレクターがもうカメラを盗られましたからね。乗った車が、ちゃんとサインボードを出したところに連れて行ってくれるかは、常に注意してましたよ。――車に乗っている時なんて、このロケで一番長い時間ですよね!?はい。あのロケでは、とにかく充電をしなければならないので、夜は電気がとれる場所を探しました。猿岩石の時は、毎晩その日に撮った8~10時間の映像から、面白い部分の抜き出し作業をやるんです。ただ、どこの町からも抜き出したテープを送れるわけではないので、それがある程度溜まったときに、地図を広げて「この町を通ってくれない?」と、大きそうな町に寄ってもらうようお願いしていました。それでも、発送してから日本に着くのに3~4日かかって、そこから編集して収録して放送されるまでに、実際に起きたことから早くても1週間から10日くらいのタイムラグがありましたね。――前回の"テレビ屋"のテレビ朝日『しくじり先生』の北野貴章さんが、松村邦洋さんから、〆谷さんの話をよく聞いていたとおっしゃっていたのですが、松村さんとの印象に残っているロケはなんですか?結構みんなに言われるのは、アラブの砂漠での遭難とかなんですが、僕の中での一番は、ドロンズのゴールを建てにアラスカに行ったときですね。ゴールをどこにしようかと候補地を探す中で、ちょうどアラスカの中央部に「道の終わり」という場所があると聞いて、ヒッチハイクのゴールにピッタリだということになりました。そして、そこへの移動は、ちょうど犬ぞりの大会があって、そのコースを作るためにスノーモービルで圧雪して、森の中から2,000mの山を越えていくというので、面白いと思ってついていくことにしたんです。スノーモービルは1人1台ずつ渡されて自分で運転するんですが、松ちゃんにはさすがに運転させられないんで、リーダーの人のスノーモービルに連結したそりに乗せていくことにしました。そして出発したんですが、夕刻になって天候が悪化し、ものすごい吹雪になったんです。本当に前が見えない「ホワイトアウト」の状態。生まれて初めてのスノーモービルで混乱したんですが、そしたら先に行ってたはずの松ちゃんが、僕のスノーモービルのヘッドライトに映ってボーッとしてたんですよ。「松ちゃん!松ちゃん!」と叫んでもまだボーッとしてるので、「ちゃんとしろよ!」って本気でひっぱたいて。なんでそんなことになったのか確認すると、天候が厳しくてそりが足手まといになるから、リーダーが危険を感じて切り離して、後で助けに行くということだったらしいんですが、英語で言われても松ちゃんは分かんないから、置いて行かれたと思って、自分で歩いたんだそうです。――雪山で意識がボーっとするなんて、まさに命の危険を感じるシーンですね。カメラも回せませんでしたからね。あれだけは日本に帰ってから、土屋さんに「いろんな厳しい環境でロケをしてきたけど、カメラが撮れないようなところに行くのはもう…」と言いましたよ。●手間ひまかけることが一番大事――『電波少年』が終わった後は、どんな番組に携わってきたのですか?『ロンドンハーツ』に監修という形で参加しています。他にも、フジテレビの『(株)世界衝撃映像社』とか、VTRモノのバラエティ番組をやらせてもらってますけど、ほとんどが監修というポジションで、『電波』のころのように、自分でロケして編集するということはなくなりましたね。――そんな現在のお立場から見て、最近テレビの規制が増えてきたということがよく言われますが、規制ギリギリの番組をやってきて、それは感じますか?『電波』をやってたときも一応規制はありましたけど、そこからさらに厳しくなってるなというのは感じますね。僕らが現役でバリバリやってた時からは、シャレが通じなくなっている気がします。でも、当時だって「これをやっちゃダメだ」というのはありましたので、よく「ダメとここまでだったら許される境界線の塀の上を歩いて行く」というのを意識していました。塀の上のつもりが、実は落ちてたということもありましたけど(笑)この連載でインタビューを受けている皆さんは、わりとそういうチャレンジをしてるんじゃないかと思いますけど、今は塀の手前の安全なところで作っている番組が若干多いから、テレビに刺激がなくなってきてると言われるんじゃないかな。今は、「しょうがねえか!」って笑って許してくれることがあまりなくて、ダメなものはダメとはっきりしちゃってる。それが作る人たちを、萎縮させてるんじゃないかなと思いますね。――今後こういう番組をつくっていきたいという企画はなんですか?いろんなメディアがある中で、テレビ独自にできることって「視聴者を動員させる」ことだと思うんです。『電波』でもイベントをやったり、猿岩石の凱旋で36,000人が来てくれたんです。今でも『鳥人間コンテスト』もそうだと思うんですが、そういう番組が、最近あまりにも減っちゃっているので、まだまだテレビでやって行けたらと思いますね。昔、大先輩が「ショービジネスに欠かせないのは、お金と才能と時間だ」とおっしゃっていて。でもお金は制作費が削減され、才能も急に増えるものじゃない。そうすると時間、つまり手間ひまをかけるということが、逆風が吹いている今のテレビで、僕ら作る人間にとって一番大事なことなんじゃないかと思いますね。大変なことなんですけど、自分の反省も踏まえて、あえてそういうことをやることによって、テレビはまだ元気だぞというのを出してやってみたいなとは思いますね。――〆谷さんが影響を受けた番組を1本挙げるとすると、何ですか?昔、テレビ東京(当時:東京12チャンネル)でやっていた所ジョージさん司会の『ドバドバ大爆弾』です。素人の方がものまねや一発芸とかを披露して、100人のお客さんが審査して、例えば74人が面白いと思ってボタンを押すと、その場に74万円が出てくるんです。そしてゲームをクリアしたら、その74万円を持って帰れるというシンプルな構造なんですが、中学生とか高校生とかが、60万とか70万とかいう大金を本当に持って帰るんですよ(笑)。いい意味でも悪い意味でも、画面から出てくるバカバカしさとパワーを感じましたし、あれを見て「テレビって面白いなあ」と思いましたね。――さきほどおっしゃっていた「動員する」という話に通じますね。視聴者側にも作る側にも、テレビが遊び道具になってたんですよね。あの距離感に、言い知れぬパワーを感じました。――いろいろお話を聞かせていただき、ありがとうございました。最後に、〆谷さんの気になっている"テレビ屋"をお伺いしたいのですが…この前、NHKの『あさイチ』を見てたら、女性のための情報を取り上げるシリーズの日で、「今日のテーマは『おりもの』です」って言ったんですよ! 今までいろんな情報番組を見てきて、『あさイチ』はこれまでもいろんなチャレンジをしてるなと思ってたんだけど、これにはとどめを刺されましたね! 普通情報番組なら、でき限り老若男女分かるネタを意識するじゃないですか、ましてやNHKが。それが少なくとも視聴者の半分である男性を捨ててるわけですよね。今、NHKが一番チャレンジしてるんじゃないかなと思う気がして、どんな感じで作ってるのか、『あさイチ』のスタッフが気になってます。
2016年09月16日女優の土屋太鳳が12日、都内で行われた「雪見もちもちカフェ」オープニングイベントに出席した。雪見だいふくのCMキャラクターを務める土屋は、白いワンピースとピンクのリボンという同店で働くスタッフのコスチューム姿で登場すると「すごくふんわりした衣装で、幸せな気持ちになっています」と笑顔を見せ、1日店長として名刺を手にした土屋は「初めての名刺なので、友だちとかに渡したいなと思っています」と声を弾ませた。さらに、報道陣の前で初プロデュースしたスイーツ『太鳳のつやつや雪見』を自ら盛り付けると「さっき(リハーサル)より上手くできてすごくうれしいです」と満足気な表情を見せ、「女性の間で大人気のハニーナッツと、ヨーグルトと寒天やドライフルーツなどで、可愛くて元気で美味しいというのが、雪見だいふくのイメージでもあったので、それをイメージしました」と説明。実際に試食をすると「しあわせ」と顔をほころばせ、「ぜひいろんな方に食べていただきたいと思いますし、これを食べて元気になってほしいなと思います」とアピールした。また、プロデュースの依頼が来た際の感想を聞かれると「スイーツをプロデュースすることが初めてだったので、嬉しくて光栄だなと思いました」と回顧し、「食べたときにもっともっと幸せな気持ちになってほしいなと思って、イメージと味をイコールにするのが難しかったですね」と苦労を明かした。さらにイベントでは、土屋が特技と語っている「もち伸ばし」も披露し、もち伸ばしを成功させると「安心しました」と安堵の表情。伸ばし具合の出来を聞かれると「100点です!…あっ、80…、いやっ100点です!」と胸を張り、「私も雪見だいふくのように長く愛されて伸びる女優になりたいと思います」と意気込みを語った。「雪見もちもちカフェ」は、9月13日(火)から24日(土)まで、東京・表参道BA-TSU ART GALLERY内、大阪・阪急梅田駅改札内に期間限定オープン。1日店長として土屋は「フロアも模様替えして真っ白なクッションでおくつろぎいただけますし、私も参加させていただいたオリジナルメニューもありますので、それも楽しみにしていただきたいです」とPRした。
2016年09月12日ファッションモデル / 歌手 / 女優の土屋アンナがファッションディレクターとして手掛ける、ウィメンズブランド「アクトガールズ(ACT GIRLS)」がデビュー。2016年9月8日(木)に先行発売される。「100人がそれぞれ自由に着こなせるワンアイテム」をキーワードに、メンズライクながらセクシーさを逃さない「クールで自立した」土屋アンナの女性像と世界観をファッションで表現。ファーストコレクションは、ロックやミリタリーをはじめとする定番スタイルを取り入れた。ミニマルでメンズライクなTシャツ、ニット、パンツなどのベーシックアイテムに加え、ライダースやフェイクレザーパンツ、クラッシュデニムなどのスパイスアイテムを含めた全40型を展開する。また、リップマークのロゴがバックに浮かび上がるスタッズライダースや、フェイクファーをあしらったミリタリーコートなど、特別ウェアも限定数で登場。グラマラスで女性らしいボディシルエットや着心地の良さ、そして贅沢な素材感が魅力となっている。着るたび洗うたびに変化するよう、ダメージの入れ方にもこだわったよう。また、「ヴォーグ・ファッションズ・ナイト・アウト2016」が開催される2016年9月10日(土)から12日(月)まで、ラフォーレ原宿にて期間限定ストアをオープン。期間中は、土屋アンナによるノベルティ配布など、サプライズイベントを企画している。【商品詳細】アクトガールズ(ACT GIRLS)発売日:2016年9月8日(木) ※ZOZOTOWN独占先行発売価格帯:6,000〜30,000円 ※プレミアムアイテムは100,000円前後■期間限定ストア期間:2016年9月10日(土)〜12日(月)場所:ラフォーレ原宿 0.5階「ルアム(LUREM)」住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6
2016年09月09日女優の土屋太鳳が31日、都内で行われた映画『青空エール』(公開中)の大ヒット御礼舞台あいさつに、俳優の竹内涼真とともに登壇した。多くの取材を一緒に受け、甲子園出場校の吹奏楽部へエールを贈りに行ったり、バッテリーとしてプロ野球の始球式に登場したり、夏祭りイベントで体育会系ガチンコ対決をするなど、抜群のコンビネーションで多くの宣伝活動を行ってきた2人。そして最後のプロモーションとなる同舞台あいさつのラストで竹内は、土屋へサプライズでメッセージを届けるべく、舞台を降りて客席の間へ移動。その様子をポカンと見つめる土屋に向けて竹内が「現場に取り組む姿勢や、役に取り組む姿勢など、そういうストイックな太鳳ちゃんの姿に惚れました!また太鳳ちゃんと共演できるように僕もストイックに頑張りたいと思います」と地声でメッセージを贈ると、土屋は目に涙を浮かべて「ありがとうございます」と感謝。さらに竹内が、観客と一体になって「せーの! 『太鳳ちゃんありがとう』」と声をかけると、土屋は顔をクシャクシャにして涙を流した。また、金管楽器初心者だった土屋は、同作のために両親からプレゼントされたトランペットで練習を重ね、劇中の小野つばさ役と同様に成長。同舞台挨拶では、クランクアップ後、一度も見せていなかったトランペット演奏の姿を初披露することとなり、土屋は「正直、(練習を始めたころに腕前が)戻っているかもしれません…」と不安を吐露しつつも、「練習する時間がなくて、横隔膜を強めようと思って(笑)」と風船を膨らませて気合いを入れると、竹内は「アスリートじゃん…」とポツリ。緊張した面持ちで何度がトライした後、無事に劇中曲「Our boys will shine tonight」の1フレーズを成功させて拍手を浴びた土屋だったが、納得がいかない様子で「もう1回やりたい」とストイックな一面を覗かせ再度挑戦。最後にこの日一番の演奏をし、土屋は「つばさちゃんには実力は全然及ばないですけど、大介君の前で初めて吹いて、今回、大介君の前で最後に吹けて、そして皆さんに聞いていただいてありがとうございます」と満足気な表情を見せていた。同作は、甲子園のスタンドで野球部を応援するブラスバンドに憧れて、名門吹奏楽部に入部したトランペット初心者のつばさ(土屋)が、何かとくじけそうになる中、同級生の野球部員・山田大介(竹内)に励まされながら、ともに甲子園を目指す様や、2人の恋愛模様を描く青春映画。
2016年09月01日映画『青空エール』大ヒット御礼舞台挨拶で、主演の土屋太鳳が観客の前でトランペットを生演奏!お返しに共演の竹内涼真がサプライズで、観客を巻き込んで土屋さんに「太鳳ちゃん、ありがとう!」と感謝のエールを送り、突然のプレゼントに土屋さんは大粒の涙をこぼした。土屋さん、竹内さんは公開前からプロモーション活動を行なってきたが、それもこの日の舞台挨拶が最後。2人は公開前に千葉・QVCマリンフィールドで土屋さんがピッチャー、竹内さんがキャッチャーで始球式を行なった際にも着ていた、「Shirato」と高校名が書かれた野球のユニフォームで登場し歓声を浴びる。この始球式の際には、土屋さんは投球をワンバウンドさせてしまい、悔し涙を流したが、竹内さんは「今日は泣きませんよ」とニヤリ。土屋さんも「泣きません(笑)。今日は笑います!」と笑顔で最後の舞台会挨拶を締めくくることを宣言する。本作で初めてトランペットに挑戦した土屋さんは「吹くまでがすごく難しかった。指を覚えるのも大変だったけど、(おろそかにすると)見る人に伝わらないので…。表情も大事で、春の甲子園を見て練習したし、車で移動中は風船を膨らませていました」と苦労を明かした。この日は、そのトランペットを観客の前で生演奏!劇中で、土屋さん演じるつばさが、竹内さん扮する大介を励ますために演奏する「Our boys will shine tonight」の1フレーズに久々に挑戦した。撮影終了後、演奏から離れていたため、最初は少しぎこちなかったが、何度か失敗を繰り返しつつ、見事に高音部分を含むフレーズを吹き切り、会場は大きな拍手に包まれた。竹内さんは「本当に難しいんですよ。素晴らしい!」と絶賛。この演奏前には、今年2月に土屋さんが竹内さんとのポスター撮影で、初めてトランペットを吹くも、ドレミファソラシドもうまく吹けない状態だったときの映像が流されたが、土屋さんは「大介くんの前で初めて吹いて、今日、最後にまた大介くんの前で吹けて、みなさんに聞いていただき、ありがとうございました」と感謝の気持ちを口にする。「緊張しました。夜ごはん、安心して食べられます」とホッとした表情を見せた。そして、最後の締めの挨拶で、竹内さんは客席中央に赴き、壇上に立つ土屋さんに向けて「太鳳ちゃんのストイックな姿に惚れました!」と愛の告白!そして、観客と一緒に「太鳳ちゃん、ありがとう!」と感謝のメッセージを伝えた。このサプライズ演出に、土屋さんは大泣き。ステージに戻った竹内さんは「用意してました」とハンカチを差し出す!「今日は泣きません」と言いつつ、自らのサプライズで土屋さんを泣かせ、それを見越してハンカチまで用意する竹内さんのエンターテイナー&紳士ぶり(?)に会場からは拍手と歓声が贈られた。土屋さんは「みなさんと会えたのが奇跡!感謝してます」と語り、最後に会場全体で、劇中の吹奏楽部のモットーでもある「一心不乱!」と唱和し、感動の中で舞台挨拶は幕を閉じた。『青空エール』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月31日8月20日公開の映画『青空エール』の公開直前イベント「青空夏祭り」が16日、都内で行われ、土屋太鳳、竹内涼真が浴衣姿で登場した。少女漫画家・河原和音の同名漫画を三木孝浩監督が実写映画化した本作。トランペット初心者ながらも、名門の吹奏楽部に入部し、夢をひたむきに追い続けるヒロイン・小野つばさ(土屋太鳳)の青春を描く。土屋は「涼真くんは撮影で野球のカバンを背負って焼きそば食べているイメージでしたが、浴衣姿を見て浴衣男子っていいなって思いました。顔もキリっとしているし日本男子でいいと思います」と好印象。竹内も「素晴らしいですよ。映画より大人っぽくなって言うことなしでございます」と土屋を絶賛した。また、浴衣ということで、憧れる浴衣デートについて聞かれた土屋は「せっかく着るのであれば粋なデートをしたいです。京都とか金沢とか歴史のある場所に行きたいですね」と回答。続けて「今年の夏にした夏らしいことは?」という質問には「この前涼真くんと甲子園に行くことができました。市立尼崎高校に行って吹奏楽部の方とお会いしたんですけど、これがつばさちゃんと大介(劇中で竹内が演じた役)が目指した夏なんだと思うとすごく感動しました。甲子園での応援も地鳴りがすごくて、そこで踏ん張ってプレーしている高校球児の方々はすごい覚悟だと思いました」と感動した様子だった。土屋は現在、日本女子体育大学在学中で、竹内は高校時代に東京ヴェルディのユースに所属するなど体育会系の2人。イベントの後半には「ガチの3本勝負」と題して肺活量対決、うき輪投げ対決、風船膨らませ対決で勝負を行い、土屋が逆転勝利。最後に罰ゲームとして永野のモノマネをした竹内に感化され、土屋もYOUのモノマネを披露することになり、「最近自分の引き出しを増やしていこうかなと思って…」と女優らしからぬ発言で会場を驚かせていた。映画『青空エール』は、8月20日より全国公開。
2016年08月16日