「坂元裕二 朗読劇 2021『忘れえぬ 忘れえぬ』、『初恋』と『不倫』」が4月13 日(火)から東京・よみうり大手町ホール、4月28日(水)から大阪・松下 IMP ホール、5月7日(金)から札幌・道新ホールで開催される。高橋一生×酒井若菜、千葉雄大×芳根京子、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優の豪華キャストが出演することも発表された。『東京ラブストーリー』(1991年)、『Mother』(2010年)、『最高の離婚』(2013年)、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(2016年)、『カルテット』(2017年)、現在公開中の映画『花束みたいな恋をした』(2021年)、そして4月からスタートする連続ドラマ『大豆田とわ子と3人の元夫』(2021年)など、数多くの作品を手掛ける脚本家・坂元裕二。本公演は坂元の作・演出による朗読劇となる。昨年4月に上演予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により残念ながら公演が中止に。それから1年経った今回、出演を予定していたすべてのキャストが再集結し上演の運びとなった。披露されるのは『不帰(かえらず)の初恋、海老名 SA』『カラシニコフ不倫海峡』と、新作『忘れえぬ 忘れえぬ』の3作品。それぞれ登場人物が男女ふたりの台詞による物語となっており、3つの脚本を4組の俳優がそれぞれ朗読で演じていく。また独特の世界観で注目される2003年生まれの音楽家・諭吉佳作/menが本公演で初めて舞台音楽を担当し、坂元の「ことば」が織りなす繊細な世界を彩る。なおチケット一般発売日に先駆けて、3月16日(火)より、公式ホームページでチケット先行予約(抽選)が行われるという。詳しくは公式ホームページ( )をチェックしよう。<上演内容>第1作品『忘れえぬ 忘れえぬ』書き下ろし新作。第2作品『不帰(かえらず)の初恋、海老名SA』男のもとに初恋の女からの手紙がふいに届いた。東京に向かう高速バスの車中で書かれた手紙だった。わたしは東京で結婚し、その相手はこのバスの運転手ですと書いてある。しかしその手紙が届いた頃、男は既にあるニュースを目にしていた。“東名高速道路高速バスの横転事故。死者 8 名。運転手は逃亡中”生き残った女は婚約者である運転手の行方を捜しはじめた。男もまた女を救おうとしていた。二人は再びあの海老名サービスエリアで交錯する。幾つかの悲しみの川がより深い悲しみの海に流れ込む。第3作品『カラシニコフ不倫海峡』平凡な夫婦だった。ある時妻がアフリカへ地雷除去のボランティアに行くと言い出した。数ヶ月後、妻は少年兵の持つカラシニコフに撃たれて死んだ。男が悲劇の夫として注目を浴びた時、見知らぬ女から手紙が届く。“あなたの妻は生きています。アフリカの地でわたしの夫と暮らしています。わたしたちは捨てられたのです”男は真偽を確かめるため、女と待ち合わせる。互いの伴侶が密会を繰り返していた円山町。ホテルの名前は、『カテドラル』。残された男と女が今、雑居ビルの谷間の海に溺れてゆく。坂元裕二・コメントただ往復する手紙による物語で、今回で3作目になります。これまでに多くの方に朗読していただきましたが、読み手が変わるたびに、声という個性によってその色合いだけではなく、物語そのものが変わって感じられるのが何よりの面白さです。言葉と声しかない最小限の空間に浸り、楽しんでいただければ幸いです。諭吉佳作 / men・コメント音楽を担当させていただきます。坂元さんのことばや、それを伝える役者のみなさんの声、愉しく美しい朗読劇を、音楽でお手伝いできたら嬉しいです。この作品に関われることをとても光栄に思います!よろしくお願いいたします。■舞台情報「坂元裕二 朗読劇 2021『忘れえぬ 忘れえぬ』、『初恋』と『不倫』」東京公演4月13日(火)~21日(水)会場:よみうり大手町ホール大阪公演4月28日(水)~29日(木祝)会場:松下 IMP ホール札幌公演5月7日(金)~8日(土)会場:道新ホール
2021年02月26日春のカンテレ・フジテレビ系新火9ドラマは、松たか子主演×脚本・坂元裕二のタッグによる「大豆田とわ子と三人の元夫」を放送することが決定。キャストのコメントが入った特報映像も公開された。松さんにとって「役者魂!」以来15年ぶりとなるカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ主演となる本作は、「Mother」「カルテット」『花束みたいな恋をした』の坂元さんによる完全オリジナルストーリー。バツ3の独身女性・大豆田とわ子が、3人の元夫たちに振り回されながら日々奮闘する、たまらなく愛おしいロマンティック・コメディー。そんな主人公・とわ子を演じるのが松さん。すごく変人というわけではなく、洋服が好きで、明るく、お茶目で、ちょっとせっかちで、どこかとぼけていて、色々なところがちょっとずつ面白い、そんな女性。建設会社「しろくまハウジング」の社長に就任したばかりで、最初の夫との間に生まれた中学3年生の娘・唄と2人暮らしをしている。坂元さんとは3度目のタッグとなった今回。「すごく面白かったです。いろんなキャラクターがいて、出てくる人出てくる人が面白くて、愚かな感じで(笑)。一気に読んじゃいました」と脚本を読んだ感想を明かし、「メッセージ性が強いかというと、それだけでもないですし。何の説得力もない人達が、生きていく話なんですね(笑)。でも、そんな人達の様を見て、『自分の人生悪くないかな』って、元気になってもらえれば」とコメント。さらに、とわ子のことを忘れられない3人の元夫役も決定。最初の夫・田中八作を演じるのは、「カルテット」でも松さんと共演した松田龍平。唄の父親でもある八作は、レストラン「オペレッタ」のオーナー兼ギャルソン。女性に自動的にモテてしまい、時々面倒なことに巻き込まれてしまう、優しい二枚目という役どころ。2番目の夫・佐藤鹿太郎は、角田晃広(東京03)が演じる。ファッションカメラマンの鹿太郎は、業界では有名で腕もいい。とわ子のことがいまでも好きで好きでたまらないが、とにかく器が小さい愛らしいキャラクターだ。そして3番目の夫・中村慎森を岡田将生が演じる。「しろくまハウジング」の顧問弁護士である彼は、理屈っぽくて、ひねくれ者。周囲からは冷静で合理的に見られる慎森が、とわ子となぜ結婚し、なぜ離婚したのか…?この3名との共演について「それぞれに個性があって、チャーミングなので、『あ、3回結婚してもいいかな』って思いました(笑)」と松さん。初顔合わせをふり返り、「予想通り、少しぎこちないところから始まって(笑)。きっと最後まである一定の距離感は保ちながらいくんじゃないかなって(笑)。でも、無理がなく、現場にいられそうだなと感じました。3人に甘えたくなっちゃうくらい、すごく魅力的ですので、私は甘えすぎないように(笑)。ほどよく迷惑をかけながら、頑張んなきゃなって思いました」と感想を明かす。また岡田さんも「先ほどお会いして、すぐ4人の空気感になったと思いました。ドラマの世界とあいまって、居心地のいいゆる~い、ふわ~っとした空気に包まれていたので、普段の感じも含めて役に生かしていけたら」と初顔合わせの印象を語る。角田さんは「ドラマの話がきてるってことで、『どういうドラマなの?』ってマネージャーに聞くじゃないですか。その時にまず松たか子さんがいらっしゃって、バツ3で元夫が3人いるんですけれども、それが松田龍平さん、岡田将生さん、角田さん。『なんでだよ!』っていうのが最初でしたよね(笑)」とオファー時を回想。「4人の掛け合いのテンポと間がとても面白いので、撮影も楽しくなりそう」と期待した松田さんは、「笑いながら観てもらえるドラマになるんじゃないかと思ってます。ぜひお楽しみに」と視聴者へメッセージを寄せた。「大豆田とわ子と三人の元夫」は4月、毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年02月19日映画『花束みたいな恋をした』の大ヒット記念トークイベントが2月11日に行われ、脚本の坂元裕二が登壇した。1月29日(金)からの公開後、動員&興行収入共に異例の初週を超えて2週連続NO.1を記録した本作。坂元は集まったファンに向けて「上映が終わったばかりで、映画の余韻に浸れないよという方もいらっしゃるかもしれません。朝帰りした日に麦(菅田将暉)くんとの良い思い出に浸っていた絹(有村架純)ちゃんが、両親に邪魔されたときのように、僕が登場して上書きするのが申し訳ないなという気持ちです。耳障りな方はイヤホンをしてください(笑)」と挨拶。会場から大きな拍手が起きた。まずは本作の大ヒットに対し、どんな気持ちかと問われると「TikTokを見ていたら、高校生の男の子3人がトイレットペーパーを抱えて走り回っている動画をアップしていたり、カップルが多摩川を歩きながら、自分たちでナレーションをつけて動画を作っていたり、色々な人達に楽しんでもらっているんだなと思うと、こんなに嬉しいことはなかなかないです」と若者たちが映画を再現する動画を坂元も楽しんでいる様子。SNSでも様々な感想が広がっていることについては、「皆さん解釈がそれぞれ違っていて、自分と照らし合わせる方もいれば、一歩引いて観る方もいるし、男女で考える方や、おひとりおひとりが自分の思い出と重ねる場合もある。TVドラマだと皆がこう思っているから、と参考にしてその続きを書いたりもしますが、映画だと僕の手からはもう離れているので、こうやって観た人ひとりひとりの物語になっていくんだな、この映画はお客さんの映画になれたんだな、と感じてすごく嬉しいです」と喜びを噛み締めた。寄せられる感想には自身の過去や経験と置き換えたものも多く、「この仕事は長いですが、作った作品が誰かのものになることはこんなに幸せなことで、このために作っているんだな、って初めて知って、尋常じゃない興奮をしています」とコメント。続けて、「なんで皆映画好きなのかな?って思っていたんですけど、こういう楽しみがあるんだなと気づきました。お話を頂けたら、またやってみたいなと思います」と次回作への可能性も言及した。更に「土井監督は『花束みたいな恋をした』の続編をやりたいって言っていました。30代の麦と絹が観たいそうですが、5年後なんてあっという間ですからね。30代の恋というのもなかなか辛いものがあると思うので、『それはきついんじゃないですか?』と伝えたんですけど、土井さんはあまり普段こういうことを言わないのでよっぽどやりたいんだと思います」とまさかの続編計画も?また本作は当初全然違った企画で進んでいたようで、「『ブルージャスミン』や『ヤングアダルト』のようなちょっと困った人というか、世間と上手くいかない後ろ指刺されるような人たちを描こうと思っていて、土井監督と『世界に一つのプレイブック』のような作品を想定しながら話をしていたんです。でもそういう役を演じる菅田さんと有村さんが自分の中で上手く動き出さなくて、何か違うなと3、4カ月経ってしまいました。そのときプロデューサーの方に、『ゆっくり考えて、一筆書きで書いてみたらいいんだよ』って言って頂いて、このふたりの5年間の日記をA4 40枚くらい書きだしたら映画になるんじゃないかな?と思って、そこからは一週間ほどで完成しました。映画に登場するモノローグも日記を参考にしています」と、本作のベースが麦と絹の日記であったことを明かした。結果的にごく普通の男女たちによるラブストーリーになったが、「この作品の台本を執筆している最中に一度菅田くんと遭遇したことがあるんです。なんか青いシャツを着ている人がいるなと思っていたんですけど、その方が菅田くんだと気づいたのは1時間後ぐらいで、素晴らしい俳優さんはオーラを自在に操れるんだなと思いました。有村さんも『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で施設を回っていたときにお会いしたんですけど、そのときも有村さんだと気がつかなくて。普段はキラキラした俳優さんなのに、この映画でも普通の子として映っていて、すごいなと思いました」ふたりの演技を称賛した。最後に坂元は「次回は『劇場版ガスタンク』を皆で焼きおにぎり食べながら観たいですね。このような状況の中で映画を公開できてとても幸せです。期せずしてこの一年間、文化は私たちの中で何なのかということを問いたださないといけない時期を過ごし、映画や音楽、演劇界の中でも色々な岐路に立っています。その一端を担う映画となれたら嬉しいです。皆様、健康で元気にお過ごしください。また何かの機会でゆっくり、オールナイトでお話できる機会がくることを楽しみにしております。ありがとうございました」メッセージを送った。『花束みたいな恋をした』公開中
2021年02月11日女優の芳根京子が、映画『Arc アーク』(6月25日公開)の主演を務めることが9日、明らかになった。同作は『愚行録』『蜜蜂と遠雷』で国内外より注目される石川慶監督の新作映画で、SF作家ケン・リュウの傑作短編小説『円弧(アーク)』を実写化した。17歳で生まれたばかりの息子と別れ放浪生活を送っていた女性・リナ(芳根)は、師となるエマ(寺島しのぶ)と出会い、彼女の下で最愛の存在を亡くした人々のために、遺体を生きていた姿のまま保存できるように施術(プラスティネーション)する「ボディワークス」という仕事に就く。エマの弟・天音(岡田将生)はこの技術を発展、遂に「不老不死」を完成させ、リナは不老不死の技術を受けた世界初の女性となり、30歳の姿のまま永遠の人生を生きていくことになる。石川監督は、女性の圧倒的支持を得た『愛がなんだ』の澤井香織とともに脚本を手がけ、新たなオリジナルストーリーを融合。撮影は2020年2月〜3月にかけて主に香川県にて実施され、作品は既に完成しているという。リナに扮する芳根は、1人の女性の17歳から100歳以上を生き抜くという、キャリア史上最難関の役どころを演じきった。リナが勤めるエターニティ社の責任者エマに寺島しのぶ、エマの弟で天才科学者である天音役に岡田将生、物語の重要なカギを握る人物を倍賞千恵子、風吹ジュン、小林薫が演じた。この度解禁された特報映像では、斬新な衣裳に身を包んだリナが、舞うような美しさとキレのある動きでボディワークスに挑むシーンから始まる。そして不老不死を現実のものとした天音の会見の様子が描かれ、リナは人類初の永遠の命を得る女性となる。美しい旋律に乗せ、リナの苦悩や彼女を取り巻く人々との幸せな様子が映像美で収められた。○芳根京子 コメントはじめにこのお話を聞いた時、あまりの難役にどうして石川監督は私にリナを託してくださるのか、嬉しさもありましたが、疑問、不安、恐怖が大きく即答することが出来ませんでした。お時間を頂き、正直に自分が思ってることをお伝えしました。監督は真っ直ぐ向き合ってくださり、私の不安を取り除き、そして「最高のスタッフを集めました」と言ってくださいました。監督から背中を押してもらい、この世界に飛び込ませてもらいたいと決意しました。”生きている“ことに対して無意識、というか、当たり前、というか、それが日常になっていたものが、この作品と出逢って特別なものと思えるようになりました。タイトルの”Arc”からも、人生の始まりと終わりは一直線上の対極ではなく、弧を描いた隣同士だと感じました。もしも自分のこれからの人生の選択肢の中に“人生を終えない道”があるとしたら、自分はどういう選択をするだろうかと、この作品に出会わなければ出てこない発想・想像力をたくさん膨らまして、自分の人生をより一層濃いものにしてくれました。観てくださった方も、自分の人生を今までとは少し違う角度の視点から感じられるような、新しい発見のきっかけになっていただけたら嬉しいです。たくさんの方に届きますように。○寺島しのぶ コメント台本を読んだ時、内容がよくわからないけれど全ては監督の頭の中にあるのだなと思いました。私はそこに飛び込み、ただ身を委ねました。不思議な作品になっていると思います。永遠に生きるとは……。そう遠くない未来、世界はそうなっているかもしれません。○岡田将生 コメント後悔のないように必死に生きる姿は、やはり尊くそして綺麗でした。生きること、死ぬこと。命とは何か。それくらい壮大なお話で、命がめぐるように僕たちもこの世界で必死に回っている感覚に陥りました。多分僕はこの脚本、この映画の本質を今も100%は理解出来ていません。この脚本を理解するのにとても苦労したことを覚えてます。しかし、石川監督なら絶対大丈夫。安心して身を任せられると思いました。石川監督の演出はとても独特で、監督とキャストだけで何度もリハーサルをし、撮影の仕方も他の現場と異なる感じで、カメラの前にいることを忘れるほど集中して現場に立っていた感覚でした。○風吹ジュン コメント『Arc アーク』は近未来のお話ですが、死生観を問うような面白い脚本でしたので、石川監督にお会いするのを楽しみにしておりました。小林薫さんとの共演も……。監督に”Arc“ってなんですか? って聞いたことがありました。「弓のような形」と答えてくださいました。でも見えているのはもしかしたらほんの一部で、大きな丸が隠れて居るのでは。それはきっと亡くなっても、何かは続いていて円周を一回りしたら又”Arc”の線につながってる? そんなイメージが湧いてきました。見終えたときに幸せを受け取れる不思議な力がある作品です。○小林薫 コメント近未来の世界に不老不死。どんな映画になるのか、どんな仕上がりになるのか、全く見当がつきませんでした。ただワタシの役は自然に歳を取った老人でしたので、役にすんなり入ることができましたが、コロナがじんわりと広がりつつあった3月初頭の撮影で風邪をひいてしまいまして、ビビリましたね。共演の風吹さんから濃縮のビタミンをいただきましたらこれでケロっと治りまして、ホント風吹さんには感謝しております。○石川慶監督 コメント不老不死をテーマにした物語は古今東西あれど、ケン・リュウが提示するテーマは全く新しいものでした。そこにあるのはありきたりな不死への警笛ではなく、不死を得た新しいカラダに僕らの価値観がついていけるのかを強く問うてきます。アンチエイジングが発達した今、ストップエイジングは必ずしも遠い未来の話ではないのです。この大きなテーマを背負う主人公を、芳根京子さんがまさに体当たりで演じてくださいました。役とともに本当に生きることができる芳根さんと、この映画を作れたことは自分にとって大きな幸運です。他に寺島しのぶさん、岡田将生さん、倍賞千恵子さん、風吹ジュンさん、小林薫さんら名優たちが、一見荒唐無稽に見えるこの物語に大きな説得力を与えてくださいました。ぜひ劇場まで足を運んでいただけたら幸いです。(C)2021 映画『Arc』製作委員会
2021年02月09日「名画の謎」「怖い絵」シリーズなどで知られる中野京子さんに“官能”をテーマに、2点の絵画を選んでいただきました。描かれる者の美しさのみならず、背景にある物語を知ることで、ますますその色香に魅せられ、目が離せなくなってしまうはず。2つの名画から浮かび上がる、官能表現の普遍性。人間が甘味を好むのは、それがエネルギー源であることを体が知っており、快を感じるようにプログラムされているからだという。では美しい人を好む理由は?それは自分の子孫を残したいため、との説がある。つまり男女問わず美しい人というのは――時代や文化によって美の基準が異なるとはいえ――概ね、若くて肌がなめらかで目鼻のパーツが整い、肉体に瑕疵がない。言いかえれば、そのような相手との間に生まれる子は健康で生き延びる確率が高く、自分のDNAを末永く伝えてくれる可能性がある。だから多くの人は無意識に美しい人に惹かれ、また美しい人を見ることに快を覚えるのだそうだ。かなり説得力のある説と思われる。絵画に美男美女があふれているのも無理からぬことだろう。さらには、画面に描かれたそれら美男美女が、単に外見が美しいだけでなく、セクシュアルな魅力にあふれているのも当然ということになる。たとえ絵の中であれ、描く方も観る方も美によって官能を刺激されることが「快」となる。さて、そうなると画中の美しい人は笑ってはなるまい。微笑みを浮かべて誘うことはあっても、ほがらかな笑いは官能とは相性が悪い。なぜなら(ごく一般的な例で言うのだが)真剣な性の営みのさなかに笑いだされて平気な者はおるまいから。十九世紀フランスの新古典派ジャン・ブロック作「ヒュアキントスの死」を見よう。ギリシャ神話におけるヒヤシンス(=ヒュアキントス)の花の誕生譚でもあるこの物語は――太陽神アポロンがスパルタ王の息子ヒュアキントスを愛し、片時もそばから離さなかった。ある日、いつものように野原で円盤投げをしていると、二人の仲を嫉妬した西風ゼフュロスが円盤を急旋回させ、ヒュアキントスの頭にぶつけた。嘆くアポロンの腕の中でヒュアキントスは息絶え、彼の血で染まった大地からは赤いヒヤシンスの花が咲いた……。ブロックは画面のすみずみにまで、抜かりなく小道具をちりばめている。黄昏時の野原。西からの風にひるがえる赤いスカーフ。アポロンは彼のアトリビュート(その人物をあらわす持ち物)たる矢筒を背に負い、死にゆくヒュアキントスを愛しげに抱きしめる。足元には血のにじんだ円盤とヒヤシンスの花。二人の肉体は少年から青年への移行期にある、まだ男女の性差定かならぬ繊細な美しさと、けぶるような柔らかさに輝いており、ボーイズラブのお手本のごとき完璧さだ。何よりヒュアキントスの表情、それは愛に包まれて死へ向かうというよりむしろ、性愛における没我状態と見紛うばかりだ。もちろん画家はそれを意図している。観る者にそれを喚起させようとしている。一瞬の自己崩壊たる性の恍惚は限りなく死に近いことを、観る者にありありとイメージさせようとしている。そしてもちろんそれに成功している。もう少し控えめな官能表現もある。イギリスのラファエロ前派に属するダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの「ベアタ・ベアトリクス」。名前からわかるように、ロセッティはダンテ研究家の父からこの名を与えられ、自らをダンテに、自分の妻リジーをダンテの永遠の恋人たるベアトリーチェに投影してこの作品を描いた。リジーは病弱で痛み止めに服用していたアヘンチンキ中毒となり、摂取過剰で若くして死んでいる。これは死後に制作されたもの。リジーの手に赤い鳥がケシ(=ポピー)を運ぶ。アヘンのもととなるこの花のシンボルは夢と死だ。独特な魅力を放つリジーの顔。だがその表情はヒュアキントスとよく似ている。顎をあげ、目を閉じ、かすかに口を開け、恍惚に身をまかす。ヌードでなくとも十分エロティックだ。こうした官能表現は世界共通だからこそ、絵ばかりでなく映像にも使われ続けているのだ。ジャン・ブロック作「ヒュアキントスの死」作者は、ルネサンス期の写実的な表現を追求した「新古典派」の画家、ジャン・ブロック(1771~1850年)。代表作といわれる本作は1801年に発表。フランス西部ポワティエ州のサントクロワ美術館に所蔵。提供:ALBUM/アフロPOINT1:性愛の没我状態を彷彿させる表情POINT2:柔らかく輝く二人の肉体ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ作「ベアタ・ベアトリクス」ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(1828~’82年)はロンドンのイタリア系の家族に生まれる。本作は1864~’70年の間に発表(モデルとなった妻リジーの死後)。イギリス・ロンドンのテート・ギャラリー所蔵。提供:akg‐images/アフロPOINT1:恍惚に身をまかせた表情POINT2:ケシ(=ポピー)の花は夢と死を象徴中野京子さん北海道生まれ。作家、ドイツ文学者。西洋の歴史や芸術に造詣が深く、「名画の謎」シリーズ(文藝春秋)、「怖い絵」シリーズ(角川文庫)ほか、多数の書籍の執筆、新聞や雑誌での解説を手掛ける。近著に『運命の絵 なぜ、ままならない』(文藝春秋)が。※『anan』2021年2月10日号より。(by anan編集部)
2021年02月06日映画『花束みたいな恋をした』の公開初日イベントが行われ、TOHOシネマズ六本木にW主演の菅田将暉、有村架純、土井裕泰監督、さらに脚本の坂元裕二が本作のイベントに初登壇。その模様は北海道から沖縄まで全国321館に生配信された。本作が無事に公開され、「今日はこの映画の生みでもある、坂元さんも駆けつけてくれて本当に嬉しいです」と土井監督が述べると、「普段、イベントなどなかなか駆け付けることがないもんですから、うまく駆け付けられるか心配でしたが(笑)皆さんも駆けつけてくださってありがとうございます。どうぞ宜しくお願い致します」と坂元さんが挨拶。また、生配信のカメラに向かって「こんにちは、菅田将暉です!ここはちょっと暑いですが、皆さんの劇場はどうでしょうか?」(菅田さん)、「有村架純です、やっほー!東京の会場にいらっしゃれない方も見てくださっているかと思いますが、気持ちは一つです!」(有村さん)とW主演の2人が各地域のファンに呼びかけた。有村架純「役名が“麦”と“絹”になっていて、物凄く好きな名前」まず「自身が関わっているものなので恥ずかしいですが、素直に染みて、少し泣きました。俳優さんが演じた時点で自分が書いたことは忘れてしまって、麦くんと絹ちゃんの姿を見ている一人として感動しました」と、坂元さんが語る。「菅田くんと初めて会ったのは5年くらい前なんですが、3年くらい前にとあるところでお会いして、『またお仕事したいんだよね』と話をしたら、菅田くんが『ラブストーリーがしたい』と言ってくださったんです。そのときの想いが果たせて感無量です」と本作の誕生秘話も。菅田さんは「坂元さんが脚本をされているTVドラマを観てきた世代ですし、ラブストーリーを今のうちにやらなきゃな、やりたいなという気持ちがあったんです」と当時を振り返ってコメント。有村さんも坂元さんの感想に「すごく嬉しいです。試写の際も坂元さんが『とっても良かったじゃないですか』と感想を言ってくださって、胸を撫でおろしました」と安堵の表情。「映画にすると3時間半ほどの長い脚本を一番初めに頂いて、そこからブラッシュアップして今の形になった」と語る監督は、「ありふれた人たちの、ありふれた恋の話であるのは変わらず、そこに障害や枷があるわけでもなくて、彼らの日常を描き、その恋の始終を見つめていく。非常に難しいですがこの物語を二人が演じることが本当に楽しみでしたし、上手くいくと新しいラブストーリーになると信じていました」と手応えを見せる。菅田さんは「本当に面白かったです。実際の商品や人が沢山登場するので、リアリティもすごいなと感じました」と、初めて脚本を読んだときの感想をコメント。有村さんも「私も3時間半分の長い台本を頂いたんですが、何も引っ掛かることなく一瞬で読めちゃったことに驚きました。最初の脚本では役名が違ったんですけど、次に頂いたときには役名が“麦”と“絹”になっていて、物凄く好きな名前だなと思いました。読み進めていくと、登場人物たちがどんどんチャーミングに見えて、菅田くんとどういう日常を創り出せるだろうかという楽しみを覚えました。」とワクワクしていたそう。坂元裕二から見た2人は「多面的」&「ミステリアス」そんな脚本は坂元さんが2人の出演を想定して執筆(当て書き)したもの。「菅田くんが、有村さんがお芝居をしたときにどんな役を演じたら面白いか、どんなシチュエーションだったら面白いのかと考えながら書きました。過剰に若者とか、時代の変化とかを意識してしまうと、どうしても上から目線になってしまったりするので、今の子は違うんじゃないだろうか?など意識せず、とにかくフラットに書いています」と坂元さんは語り、若者たちの恋愛をリアルに描くこだわりを明かす。この2人の魅力について坂元さんは、「初めて映画で拝見した時から感じているんですが、菅田さんはとても多面的で矛盾したものを抱えた俳優さんだなと常々思っています。良い人な面や悪い人な面、純粋な部分やどこか擦れた部分、闇を持っていたり、光を持っていたり。二つの反するものを同時に表現できる、とても人間的なものをお持ちになった俳優さんで、唯一無二だと感じています」と語る。そして有村さんについては、「とてもミステリアスで、何を考えていらっしゃるのか分からない。その存在が世間から外れたような佇まいが演技にも感じられて、何とも言えない不思議な手品のようなお芝居で感激しています」と熱く語る。「なかなか直接お言葉を頂くことがないので、改めてそう言われると恥ずかしいですね」と有村さん。「以前、坂元さんと対談をさせていただいたときも、『有村さんのことは、一生分からないと思う』って仰っていて、このままずっと分からないままでいてほしいな、と思います」と照れくさそうにし、菅田さんも「そんなことを思ってくださっていたなんて、嬉しいですね」とシンプルに喜びを露わにした。さらに、気軽に交流できていた撮影時とは世の中の状況も大きく変わってしまったいま、本作が公開されることについて話が及ぶと、「この映画はラブストーリーであると同時に、文化やカルチャーというものが生活の中から消えていく瞬間を描いている作品でもある」と坂元さん。「それがこの1年間と重なるように感じます。この映画と同時に、『ヤクザと家族 The Family』、『名も無き世界のエンドロール』も無事公開を迎え、僕はタッグを組んでいるような気持ちです。このコロナ禍で映画が公開されて、改めて私たちにとって映画とは、カルチャーとは何なのかを考えて頂くきっかけになればいいなと思います」と、エンターテイメントへの思いを込めて熱くエール。最後にも「ヤクザと家族も見てね!」(菅田さん)、「見てくださーい!」(有村さん)と、2人も本イベントの直前に同所でイベントを行っていた『ヤクザと家族 The Family』もアピールした。また、舞台挨拶では、菅田さんと有村さんがフィルムカメラで撮影したオフショットがスクリーンに映し出され、2人はそれぞれのカットについて振り返る仲睦まじい姿も。有村さんがギターを演奏している写真は「家にギターがあるという話になって、菅田くんと一緒にやろうって話になって」「麦も絹もお互いカルチャーで共鳴していたので、僕たちもせっかく家にギターがあるなら、何か1曲弾けるようになろうよって練習したんです」と、菅田さん指導のもと有村さんは練習を重ね、クランクアップには1曲弾けるようになったことを明かしていた。『花束みたいな恋をした』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花束みたいな恋をした 2021年1月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©️2021『花束みたいな恋をした』製作委員会
2021年01月30日映画『花束みたいな恋をした』(1月29日公開)の公開初日舞台挨拶が29日に都内で行われ、菅田将暉、有村架純、土井裕泰監督、坂元裕二(脚本)が登場した。同作は脚本家・坂元裕二が書き下ろした初のオリジナル恋愛映画。東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)は、好きな音楽や映画がほとんど同じであっという間に恋に落ち、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。拾った猫に2人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店しても『スマスマ』が最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に2人は就職活動を続けるが……。坂元は完成した作品について「すごく感動してたんですが、土井さんから『つまんなかったんですか?』と言われまして」と苦笑。「自分自身が関わってるものですから、恥ずかしいですが、素直に染みて、ちょっと泣きましたね」と告白した。また、菅田について「初めてお会いしたのは5年くらい前。3年くらい前にとあるところでお会いして『またお仕事したいんだよね』というお話をしたら、『ラブストーリーをやりたい』と言ってくださって、その時の思いをやっと果たせて、感無量です」と明かす。「もっと怖い人だと思ってたから、ラブストーリーなんて馬鹿にしてるのかなと思った」と振り返り、「初めて見た時は菅田くんの前髪が長くて、見えなかったんですよ。ちょっと『お前、来るな』という感じなのかなと持ってたんですけど、その時以来親しく声をかけていただいて、感謝してます」と印象を表した。改めて坂元は「菅田さんは初めて映画で拝見した時から感じてるんですが、とても多面的で矛盾したものを抱えた俳優さんだなと常々思っていて。いい人な部分も悪い人な部分もある、純粋な部分もどこかスレた部分もある。闇を持っていたり光を持っていたり、そんな反するものを同時に表現できる、大袈裟にいうと、人間的なものをお持ちになった俳優さんで、そういう方はなかなかいらっしゃらないと思うので、とても唯一無二の存在だと感じています」と絶賛。一方、有村については「僕だけが思ってるのかもしれないけど、とてもミステリアスで、何を考えていらっしゃるのかわからない。その存在のちょっと世間から外れたような佇まいが演技に感じられていて、なんとも言えない不思議な手品のようなお芝居をいつも見せていただいて感激しています」と語った。これを受けて、有村は「なかなかお言葉を直接いただくこともないので、改めてそう言われるとちょっと恥ずかしい。坂元さんと以前対談させていただいた時も、『一生わからないと思う』とおっしゃられてて、わからないままでいてほしいなと思います」とにやり。菅田は「嬉しいですね、そんな風におっしゃっていただいて。最初に会った時に、やばいところだけじゃなくて光も見えたということで安心しました」と胸を撫で下ろしていた。
2021年01月29日『東京ラブストーリー』、『最高の離婚』、『カルテット』などの名作ドラマを生んだ坂元裕二のオリジナル脚本による菅田将暉&有村架純主演の恋愛映画『花束みたいな恋をした』が1月29日に公開を迎えた。都内劇場で行われ、全国の劇場に生配信された舞台挨拶に菅田、有村、坂元、土井裕泰監督が登壇した。終電を逃したことをきっかけに出会った大学生の麦と絹の5年にわたる恋模様を紡ぐ本作。坂元は、自身が生み出した物語でありながら、試写で完成した映画を初めて観て「泣きました」と告白。「菅田くんと初めて会ったのが5年ほど前(ドラマ『問題のあるレストラン』)で、3年くらい前に会った時に『またお仕事したいんだよね』と話したら、菅田くんが『ラブストーリーをやりたい』と言ってくださって、それが果たせて感無量です」としみじみと語る。菅田もその会話を覚えているようで「無茶なお願いをしました」と笑いつつ「坂元さんの恋愛ドラマを観てきた世代ですし、(ラブストーリーを)やりたかったんですよね。今のうちにやらなきゃなって思って」と説明。最初に脚本を読んだ時の印象について菅田は「実名の商品や人がいっぱい出てきて、そのリアリティがすごいなと思いました。僕が10代の頃にカラオケで友達と歌ってた曲とかがまんま出てくるんです。なんでこんなにいろいろ(若者のカルチャーを)知ってるんだろうって」と驚きを口にするが、坂元は「あまり過剰に若者とか時代の変化を意識してしまうと、上から目線になったり見守る形になってしまうので、とにかく意識しないようにしています」と明かす。有村は、最初に3時間半分ほどあった第一稿を読んだそうでそれだけの長さにかかわらず「一瞬で、どこも引っかかることなく読めた」と明かし、さらにその後、役に付けられた麦と絹という名前が「すごく好きな名前だった」と語る。「読み進めていくと、どんどんチャーミングさが感じられて、菅田くんとどういう日常を作り出せるだろうかということに楽しみを覚えました」とふり返った。この日は、菅田と有村が撮影の合間に自分のフィルムカメラで撮影したというオフショットの様子が公開されたが、ガチャガチャのカプセルを目にあてておどける菅田や現場で誕生日を迎えた有村など、現場での仲睦まじい様子が。有村がギターを弾いているショットもあったが、有村が持っていたギターを現場に持ってきて、撮影の合間にふたりで練習したとのこと。「麦と絹もカルチャーで共感してたのがあったので、せっかく家にギターがあって使ってないということなので、1曲弾けるようにと」と菅田は説明。有村は「星野源さんの曲を」弾けるようになったと明かした。そんなふたりの俳優としての魅力について、改めて坂元に尋ねると「菅田くんはとても多面的で、矛盾したものを抱えた俳優さんだなと思います。いい人の部分も悪い人の部分も、純粋さもスレた部分も、闇も光も持っていて、反するものを同時に表現できる、とても人間的なものをお持ちで、唯一無二な存在です。有村さんはミステリアスで何を考えてらっしゃるかわからない、その世間から外れた佇まいが演技に感じられて、何とも言えない不思議な手品を見せられているようなお芝居を見せていただけて感激しています」とふたりを絶賛。これまでほとんど舞台挨拶やイベントなど表の舞台に顔を出すことがなかった坂元からの面と向かっての称賛の言葉にふたりとも照れながらも感激の面持ちを見せていた。取材・文・写真=黒豆直樹『花束みたいな恋をした』公開中
2021年01月29日日向坂46・齊藤京子の1st写真集『齊藤京子1st写真集 とっておきの恋人』(2021年1月19日発売 主婦と生活社 1,800円税別)の新たな下着カットが24日、公開された。本書は「東京でデート」をテーマに都内のデートスポットで撮影。ビーチでの水着や部屋カットでの下着にも挑戦し、街中でリアルに隣にいるかのような姿やビーチでの普段より開放的で新鮮な表情など、中面200ページにわたる大ボリュームで恋人感あふれる“きょんこ”こと齊藤を満喫できる。今回公開された下着姿は、「デートの前に朝の身支度をする彼女」というシチュエーション。歯ブラシをくわえ、清純なレースの下着だけを身にまとうセクシーな齊藤はまさに“とっておき”の1枚となっている。合わせて、夕方のビーチで線香花火を楽しむどこかエモーショナルなカットも公開された。表紙の“とっておきの恋人”という文字は齊藤の直筆。あたたかみと親近感を感じられるその文字にも注目だ。
2020年12月24日日向坂46・齊藤京子の1st写真集のタイトルが『齊藤京子1st写真集 とっておきの恋人』(2021年1月19日発売 主婦と生活社 1,800円税別)に決定し、カバー画像が公開された。今回公開されたカバー画像は、通常版、Loppi・HMV限定、紀伊国屋書店限定(WEB、本店)、楽天ブックス限定の4種。白いノースリーブでこちらを見つめるカットや、ストローに吸い付く愛らしい表情、風に吹かれる大人な1枚と、さまざまなバリエーションで齊藤の“恋人感”を演出している。表紙の“とっておきの恋人”という文字は齊藤の直筆ということで、あたたかみと親近感を感じられるその文字にも注目だ。本書は「東京でデート」をテーマに都内のデートスポットで撮影。ビーチでの水着や部屋カットでの下着にも挑戦し、街中でリアルに隣にいるかのような姿やビーチでの普段より開放的で新鮮な表情など、中面200ページにわたる大ボリュームで恋人感あふれる齊藤を満喫できる。
2020年11月25日女優の長谷川京子が、自身のYouTubeチャンネルで対談企画「スナック京子」をスタートさせた。15日に公開された第1回には、ものまねタレントのミラクルひかるをゲストに迎えている。14日の更新時に「長谷川京子からのご報告。」として、YouTube上のサービスであるメンバーシップ制度を導入し、“一般的には話しにくいけど知っておいた方がいいこと”、“女性ならではの悩みや本音”などを“密”に共有するクローズドな語り場として「スナック京子」を作ることを発表していた長谷川。自らスナックのママになってお酒をゲストに振る舞い、他では話せないようなディープな会話を、ほろ酔い状態でトークしていく。今回のミラクルひかるとの対談では、長谷川のものまねをミラクルひかるが“無許可”で自身のチャンネルにアップしたことについて、それぞれの心境を語った。長谷川は「みんなから『どう思ってんの?』って聞かれて、私的には光栄だった」とモノマネを公認。ミラクルひかるは「愛情込めてやったら許してくれるだろうと思って(笑)」とした上で「お会いしてからモノマネするのが苦手でして」と、ものまね芸人としての心情を吐露した。同時に公開されたメンバーシップ限定の動画内ではさらにお酒が入り、“ミラクルひかるの原点”“長谷川京子の秘密”などどんどん深い話へと展開。最後はスタッフに止められるまで終わらないほど盛り上がっている。
2020年11月16日女優として数々のドラマや映画で活躍している芳根京子(よしね・きょうこ) さん。その演技力は多方面から高い評価を受けており、デビューから3年目には連続テレビ小説『べっぴんさん』(NHK)のヒロイン役に抜擢されています。そんな芳根京子さんが難病を患っていたことや、ブログで語ったこと、現在の活躍ぶりなど、さまざまな情報をご紹介します!芳根京子、難病だった!高校1年生の時に芸能界入りした芳根京子さん。女優としてのデビュー作は2013年に放送されたドラマ『ラスト・シンデレラ』(フジテレビ系)で、初々しい演技を披露しています。そんな芳根京子さんは、中学2年生の時に日本では特定疾患に指定されている難病『ギラン・バレー症候群』を患っていました。その間は学校に通うことが難しく、大変な闘病生活を送っていたようです。この病気は筋肉を動かす運動神経に障害が起こり、手足に力が入らなくなるといった症状が現れるほか、顔面まひや呼吸困難が起こる場合もあります。2009年に他界した女優の大原麗子(おおはら・れいこ)さんもギラン・バレー症候群を患っていた1人。最悪の場合、死に至る可能性もあるギラン・バレー症候群を、芳根京子さんは1年かけて克服。会見では「完治して支障はありません」と笑顔で報告しています。『サンケイスポーツ』によれば、続けて芳根京子さんは次のような教訓を学んだと語りました。病を通して命の大切さを実感したし、病を乗り越えたことで芯が強くなったと思うSANSPO.COMーより引用病気を経験したからこそ、得たものも大きかったのではないでしょうか。芳根京子さんの内面からにじみ出る優しさや、芯の強さが分かるエピソードでした。芳根京子、難病をブログで語る芳根京子さんが、2015年11月27日にブログを更新。ファンから寄せられた「大病を患っているが、笑顔になれる秘訣を教えてほしい」という質問に対し、自身の経験を振り返りながら答えています。1度Quick Japanさんの取材の時だけにお話した事があるのですが、私も中学の頃に難病になったことがあります。実際そうなるとね、なかなか笑顔になるのなんて難しかったりするんですけどね、とにかく毎日楽しいこと探してたなー。気持ちに負けないように。その時思ったのは周りの人とお喋りしたり、コミュニケーションをとることが1番笑顔になれるんじゃないのかなぁ!あとは携帯でお笑い見たりしてますよー。笑1人じゃないですからね。きっと大丈夫です。もう頑張ってると思うので頑張ってくださいって言葉は言いません。無理せず、自分のペースでいてくださいね。芳根京子オフィシャルブログーより引用笑顔の印象が強い芳根京子さんも病気の時は笑うことが難しかったそう。それでも自分が楽しいと思えることを探して、不安や恐れなどのネガティブな気持ちを払拭したといいます。続けて「1人じゃないから大丈夫」「無理をせずにマイペースで」と当事者の気持ちに寄り添ったメッセージをつづった芳根京子さん。この言葉に、質問者含め多くの人が救われたのではないでしょうか。芳根京子が難病を乗り越えて朝ドラヒロインに!芳根京子さんは2016年度後期に放送された『べっぴんさん』のヒロイン・坂東すみれ役に抜擢されています。大切な1枚☺︎ #べっぴんさん pic.twitter.com/4V3c7KQonf — 芳根京子 (@YoshineKyoko) January 13, 2017 物語は神戸市に本社があるベビー服メーカー『ファミリア』の創業者・坂野惇子さんをモデルとし、昭和初期から戦後の高度成長期の神戸、大阪を舞台に繰り広げられます。劇中では、裕福な家庭に生まれたヒロイン・坂東すみれが、戦後の焼け跡の中で得意の洋裁を生かして子供服専門店を起業。夫をはじめとする家族、そして仲間たちとともに『こだわりのモノづくり』を進めていきます。やがて、坂東すみれたちの作った服は宮内庁御用達と認められるまでに。後年には、大人になった娘たちとともに、念願だった『子供のモノなら何でもそろう』日本初の総合子供用品店をオープンさせます。栄輔さん。ありがとう(^^) #べっぴんさん pic.twitter.com/d2yHxmQGUP — 芳根京子 (@YoshineKyoko) November 27, 2016 同作のヒロインには、2261人の中から見事オーディションで選ばれた芳根京子さん。朝ドラヒロインのオーディションには2015年度前期放送の『まれ』(NHK)から2015年度後期の『あさが来た』(NHK)、2016年度前期の『とと姉ちゃん』(NHK)と3回連続で挑戦していました。ちなみに2次審査に進めたのは一度だけで、あとは1次審査で落選を経験していたのだとか。そして、四度目の正直で念願のヒロインの座を射止めることができたといいます。会見で作品への意気込みを聞かれた芳根京子さんは「プレッシャーを感じている」と少し緊張した様子。それでも、「自分らしさをしっかりと持って、突っ走りたい」と頼もしいコメントを残しています。芳根京子は現在どうしているの?芳根京子さんは2020年1~3月にかけて放送されたドラマ『コタキ兄弟と四苦八苦』(テレビ東京系)に出演。主人公たちが通う喫茶『シャバダバ』の看板娘・さっちゃん役を熱演し、コミカルな演技が話題になりました。 この投稿をInstagramで見る 「コタキ兄弟と四苦八苦」 最後までご視聴いただき ありがとうございました。 本当に本当にありがとうございました。 こんなに素敵な作品に参加させてもらえて すごく嬉しかったです。 さっちゃんがたくさんの方に愛されて 嬉しかったな。 みんなそれぞれの人生だけど ローマはここにある☺︎ まだこれからの地域の方 お楽しみに。 感想お待ちしております(^^) あぁ、もうコタキ兄弟にあえないなんて、、寂しい、、! #film #コタキ兄弟と四苦八苦 #コタキ兄妹 #愛別離苦 芳根京子 (@yoshinekyoko)がシェアした投稿 - 2020年 3月月27日午後7時28分PDT同年1月には映画『記憶屋 あなたを忘れない』にも出演。主人公の幼なじみ・河合真希役を演じました。 この投稿をInstagramで見る 映画「記憶屋 あなたを忘れない」 公開になりました! よろしくお願いします! もう観ていただけたかなぁ? 是非、コメントに 感想お待ちしております☺︎ そして舞台挨拶よろしくお願いします! 早く寝なければ。おやすみなさい。 #film #記憶屋 #ネタバレは♀️ #お願いします♀️ 芳根京子 (@yoshinekyoko)がシェアした投稿 - 2020年 1月月17日午前8時50分PST映画『記憶屋 あなたを忘れない』予告編2020年8月にはドキュメンタリードラマ『Akiko’s Piano 〜被爆したピアノが奏でる和音(おと)〜』(NHK)で、1945年(昭和20年)8月6日広島に投下された原爆によって亡くなった主人公の女性を演じています。 この投稿をInstagramで見る ご視聴、ありがとうございました。 この作品が、少しでも、皆様の“きっかけ”になれば、と思っています。 明子さん、 本当にありがとうございました。 出会えてよかったです。 #film # # #終戦の日 芳根京子 (@yoshinekyoko)がシェアした投稿 - 2020年 8月月15日午前5時09分PDTほかにも、同年6~7月にかけて放送されたドラマ『大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~』(WOWOW)には、沙夜役で出演。 この投稿をInstagramで見る 大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~ 第五話ご視聴ありがとうございました☺️ いよいよ来週最終回です。 沙夜、連れ去られてしまいました。 一体どうなるのでしょう? いつも翁丸さんかわええです #film #大江戸グレートジャーニー 芳根京子 (@yoshinekyoko)がシェアした投稿 - 2020年 7月月4日午後9時41分PDTさらに映画『峠 最後のサムライ』や、2021年公開の映画『ファーストラヴ』にも出演することが決定しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る フライヤーもらいました☺︎ 三枚目は「ほぉーん、へぇー、そういうお話なのねぇ」って言ってる。(わざとらしすぎ) #ファーストラヴ #2021年2月公開 芳根京子 (@yoshinekyoko)がシェアした投稿 - 2020年 9月月2日午後7時37分PDT映画『峠 最後のサムライ』60秒予告映画『ファーストラヴ』特報難病を乗り越え、女優として大きく成長している芳根京子さん。今後のさらなる活躍にも期待です!芳根京子 プロフィール生年月日:1997年2月28日出身地:東京都血液型:A型身長:1593所属事務所:ジャパン・ミュージックエンターテインメント2013年にドラマ『ラスト・シンデレラ』で女優デビュー。2014年には朝の連続テレビ小説『花子とアン』に出演し、2016年には連続テレビ小説『べっぴんさん』で朝ドラヒロインの座を射止める。2020年1月放送のドラマ 『コタキ兄弟と四苦八苦』ではマドンナ役を演じ、かわいすぎる演技が話題に。また同年公開の映画『記憶屋 あなたを忘れない』でもヒロイン役を好演し、今後の活躍が注目されている。芳根京子の下積み時代に「そんな人とは思わなかった」の声好きな男性のタイプを聞かれると?[文・構成/grape編集部]
2020年10月12日女優の芳根京子(よしね・きょうこ)さんが、2020年9月22日にインスタグラムを更新。1歳半の頃の写真を公開し「かわいすぎる」と話題になっています。芳根京子の幼少期が「天使すぎる…」同月21日に放送された音楽番組『CDTVライブ!ライブ!秋のリクエストフェス・ラブソング4時間SP』(TBS系)を鑑賞していたという芳根京子さん。同番組に出演していた女性ボーカルグループ『Little Glee Monster』が披露した楽曲『好きだ。』が、自身が主演したドラマ『表参道高校合唱部!』(TBS系)の主題歌だったこともあり、撮影当時を思い出したようです。このことをきっかけに当時の写真を探しましたが見つからず、代わりに発見したのがこちら。 この投稿をInstagramで見る 昨日のリトグリちゃんの「好きだ。」素敵だったなー もう5年前かー おもこーの写真、もう今の携帯に入ってないなーって写真フォルダ見てたら、 1歳半のわたし あれ、真琴前髪寄り。 #おもこー #兄のほっぺが落ちそうなほどぷっくり 芳根京子 (@yoshinekyoko)がシェアした投稿 - 2020年 9月月21日午後6時48分PDTちょうど1歳半くらいだという写真の芳根京子さんは、この頃からお目目がクリクリの美少女!まるで天使のようなビジュアルですね。投稿を見たファンは「全然変わってない」「すでにできあがっている」とそのかわいさにメロメロに。2020年9月23日現在3万件を超える『いいね!』とともに、たくさんの絶賛のコメントを寄せています。・目に入れても痛くないかわいさってまさにこのこと…。・この時からビジュアルがハイスペックすぎる!・かわいすぎてヤバイ!!食べちゃいたいくらい!!同ドラマの放送から5年が経過し、演技力、ビジュアルともにさらにパワーアップしている芳根京子さん。さらなる活躍にも注目ですね!芳根京子の下積み時代に「そんな人とは思わなかった」の声好きな男性のタイプを聞かれると? [文・構成/grape編集部]
2020年09月23日坂元裕二が脚本を手がける映画『花束みたいな恋をした』。この度、超特報、場面写真、あらすじと役名が一挙公開された。本作は、坂元が「2020年の東京」を舞台に、今この瞬間を生きるすべての若者へ贈るため書き下ろしたラブストーリー。東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会い、その夜から始まるひとつの恋の5年間の行方を、同時代のカルチャーを背景にしながら坂元による唯一無二のセンスで紡いでいく。主役を演じるのは、時代を象徴しながらその先端を拓いていく実力派俳優、菅田将暉と有村架純。執筆段階から坂元が主役に想定していたというふたりによる初のダブル主演が見事に実現した。監督を担うのは、小栗旬×星野源の共演が話題の『罪の声』の公開も控える土井裕泰。土井は、ドラマ『カルテット』で坂元と組んで以来、映画では初のタッグとなる。東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)。好きな音楽や映画がほとんど同じで、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。拾った猫にふたりで名前をつけて、渋谷パルコが閉店してもスマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に二人は就職活動を続けるがーー。公開された超特報では、ふたりの恋の始まりから幸せな日々、そして何かに思い詰めるそれぞれの表情が15秒の中で描かれている。同時に公開された場面写真は、焼きそばパンを食べながらトイレットペーパーを抱えて歩くふたりの、何気ない日常が写し出されている。『花束みたいな恋をした』2021年公開
2020年08月18日女優の長谷川京子(はせがわ・きょうこ)さんが、2020年7月29日にインスタグラムを更新。大人の色気あふれるオフショットに、大きな反響が寄せられています。長谷川京子の谷間チラリなオフショットに「女でも惚れる」長谷川京子さんは自身がMCを務めるバラエティ番組『グータンヌーボ2』(関西テレビ系)がAmazonプライム・ビデオで配信されていることを告知するとともに、オフショットを公開しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram グータン配信中です #グータンヌーボ2 #amazonプライム #カンテレ A post shared by 長谷川京子 (@kyoko.hasegawa.722) on Jul 28, 2020 at 9:19pm PDTタンクトップにシャツを羽織り、ブラックでまとめた衣装で色気を振りまいている長谷川京子さん。胸の谷間がチラリとのぞくショットにファンは「やばい!」「きれいすぎる」と絶賛のコメントを寄せています。・美しすぎる!女の自分でも、これは惚れる。・ふとした瞬間もきれいすぎます…。・胸元にしか目がいかない…。そして、いつにも増して、女神!年々、美しさを更新し続けている長谷川京子さん。これからも、素敵な写真を投稿してくれそうですね。長谷川京子の旦那はどんな人?昔から現在までの活躍を振り返る[文・構成/grape編集部]
2020年07月30日博多華丸、長谷川京子、水野美紀が、ジャニーズJr.「美 少年」連続ドラマ初主演「真夏の少年~19452020」に出演することが分かった。本作は、“日本一雷が落ちる町”富室町に暮らす高校生たちが、戦時下からタイムスリップしてきた軍人と出会ったことから始まるひと夏の成長の物語を描く青春ヒューマン・コメディー。そんな終戦間際の大宮島(現在のグアム島)からタイムスリップしてきた軍人・三平三平を演じるのは博多華丸。本作のキーマンとも言える三平は、終戦間際のグアム島で部隊からはぐれてしまい、何かの拍子に現代にタイムスリップ。富室町で高校生たちと出会い、令和2年の世界を体感、謳歌し、誰よりも楽しんでいく。華丸さんは「戦時中の人間と現代の高校生という対比が面白いこの作品ですが、僕個人としては案外、演じていて、現代の高校生のほうに共感していることが多いかも知れません。『ウマイケルジャクソン』というセリフが出てくるのですが、それが印象に残っておりまして…(笑)。どこのシーンか、ぜひ放送を楽しみにしてください」と見どころを説明し、「セリフ量も多く、出番もたくさんいただけて非常に光栄です!そして実際に共演している私が感じている以上に、皆さんにも存分に美 少年の魅力を感じていただければと思います」とコメントしている。また、物語に大きく関わってくる高校生たちの母親役に注目キャストが決定。藤井直樹と金指一世が演じる山田兄弟の母親で、富室高等学校の理事長でもある山田ゲルハルト節子を長谷川京子。本当の姿が徐々に明らかになっていき、そのことが高校生らの生活にも影響を及ぼしていく…。富室高校生徒会長・柴山道史(那須雄登)の母、奈津子役には水野美紀。プライドが高く教育熱心で、道史に異常なまでの愛情と関心を注ぐ、いわゆるモンスターペアレントだ。長谷川さんは「私が演じる山田ゲルハルト節子がある種の“違和感”となり、世界観がさらにふくらむような存在になれたらうれしいです。派手な装いや言動も目を引くと思いますが、周りに流されない芯のある女性をイメージして演じられたらと思っています」と意気込み、「名前からかなり強烈な役柄ですが(笑)、大人たちにも注目して楽しんでいただけたら幸いです」と話す。そして水野さんは「見た目はキチンとしているのですが、言動の端々にちょっと普通ではない感じがはみ出します。すべては息子のために、という気持ちからくる行動なのですが、少し行き過ぎてしまっている人ですね」と役柄について語り、「『真夏の少年』は、セリフが生き生きとしてユーモラスで、ひねりも効いていてとても面白いです。若いエネルギーに満ちた、一味違う青春ストーリーになると思いますので、お楽しみに!」とメッセージを寄せている。「真夏の少年~19452020」は7月31日より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送(一部地域で放送時間が異なる)。(cinemacafe.net)
2020年07月09日モデルや女優として活躍中の長谷川京子(はせがわ・きょうこ)さんが、2020年6月28日にYouTubeチャンネル『Kyoko Hasegawa 長谷川京子』に動画を投稿。長男の手作り絵本『ママにおこられる1日』を公開し、共感の声が寄せられています。長谷川京子、長男の絵本に思わず「ぷっ」『ママにおこられる1日』は長谷川京子さんの長男が作ったもの。絵は長男と長女が共同で担当しています。動画では顔出しNGな子供たちに代わって、長谷川京子さんが紙芝居形式で絵本をめくることに。その内容と、長谷川京子さんの表情に注目ください!【ママにおこられる1日】息子が自作絵本を読み聞かせしてくれました。母親に怒られる子供たちの1日をリアルに描いた絵本に、長谷川京子さんも思わず苦笑い。途中、「ふふっ」と吹き出しそうになる場面もあり、笑いを堪えるのに必死な様子を見せています。怒られエピソードが続く同作ですが、最後のページにはたくさんのハートとともに、親子が笑顔で向き合っているイラストが。結局は母親が大好きな子供たちの思いが感じられますね。この絵本をファンは大絶賛!「怒っちゃうのも分かる!」「うちも同じです…」という共感の声も多く寄せられています。・どれも素敵な絵ですね。うますぎてびっくりしました!・うちと同じで、思わず吹き出しちゃいました!育児は大変ですが頑張りましょう。・この絵本、センスある…。親子愛が強すぎて涙が出るわ。きっと子供たちは、怒られる以上にたくさんの愛情をもらっているのでしょうね。芸能人としてだけでなく、母親としても素敵な一面を見せてくれる長谷川京子さんの今後に注目です!長谷川京子の旦那はどんな人?昔から現在までの活躍を振り返る[文・構成/grape編集部]
2020年07月03日女優として数々の映画やドラマ、CMで活躍している芳根京子(よしね・きょうこ)さん。公式インスタグラムやツイッターでは、たくさんのオフショットやプライベートな写真を公開しており、「かわいい!」と話題になっています。そんな芳根京子さんの魅力を、画像やCM動画、ドラマや映画の役柄を通じて紹介します!芳根京子のかわいい画像を集めてみた!芳根京子さんはインスタグラムとツイッターを開設しており、かわいい画像をたくさん投稿しています。その中でも「特にこれだ!」という画像をピックアップしてみました!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram ☀️ #film #ネコソガレ A post shared by 芳根京子 (@yoshinekyoko) on Apr 17, 2020 at 6:50am PDT この投稿をInstagramで見る 芳根京子(@yoshinekyoko)がシェアした投稿 - 2019年12月月30日午後6時14分PST この投稿をInstagramで見る 芳根京子(@yoshinekyoko)がシェアした投稿 - 2020年 2月月17日午前5時01分PST View this post on Instagram A post shared by 芳根京子 (@yoshinekyoko) on Jun 21, 2020 at 6:13pm PDT View this post on Instagram 実はNewDaysチームの皆様から 誕生日プレゼントに 素敵な傘をいただいたのです❤️ 早くお出かけしたいなぁ⛱ #film #NewDays A post shared by 芳根京子 (@yoshinekyoko) on May 31, 2020 at 8:43pm PDT View this post on Instagram おはようございます☀️ #film #ネコソガレ A post shared by 芳根京子 (@yoshinekyoko) on Apr 15, 2020 at 6:01pm PDT23歳になりました。たくさんのコメントありがとうございます!現場でお祝いしていただきました。いつもと違う、特別な場所でのお祝いで嬉しかったなぁ☺️❤️ありがとうございました。明日からも、よろしくお願いします!毎日撮影頑張ってます。情報解禁をお楽しみに。 pic.twitter.com/jmNYJ68Sb7 — 芳根京子 (@YoshineKyoko) February 28, 2020 ブログ更新しました今日のお料理はなんでしょう。がっつり系です。何故私がりんごを食べているのか。是非☺︎ pic.twitter.com/Uk27dpdFda — 芳根京子 (@YoshineKyoko) April 23, 2020 「コタキ兄弟と四苦八苦」今夜いよいよ最終回です。どうかコタキ兄弟とさっちゃんを最後まで見届けてください☺︎人文字も最後です。最後までお付き合いくださりありがとうございました。と思ったら、なんだこりゃ。精一杯の「12」 #コタキ兄弟と四苦八苦 #レンタル兄弟おやじよ永遠に pic.twitter.com/YyNNooVxaY — 芳根京子 (@YoshineKyoko) March 27, 2020 最近はお母さんのご飯をもりもり食べてます。 pic.twitter.com/w9QjyWtExv — 芳根京子 (@YoshineKyoko) March 24, 2020 撮影オフショットの真剣な表情はもちろん、プライベートで見せる自然な笑顔も素敵ですね。ちなみに、ツイッターにはこんなかわいい動画も…。 pic.twitter.com/QStU751jFO — 芳根京子 (@YoshineKyoko) May 2, 2020 芳根京子さんのインスタグラムとツイッターには、このほかにも『かわいい』が堪能できる写真や動画がたくさん投稿されています。ぜひ、チェックしてみてくださいね。芳根京子、かわいいパン店員に変身!芳根京子さんは2015年からコンビニ『NewDays』のCMに出演しています。2019年の同CMではパン店員に扮し、コミカルな表情や動きが「かわいい」と評判になっています。芳根京子出演CM『NewDays』2019年版また、『Panest(パン)』編では電車に揺られながら、アップルパイに妄想を膨らませるキュートな女性を演じ「かわいすぎる」と話題に。最後は大きな口でアップルパイにかぶりつき、視聴者の購買意欲を刺激しています。芳根京子出演『NewDays』新CM動画パン編続いて紹介する『サンドイッチ編』での芳根京子さんは、タマゴサンドに目を輝かせるOL風の女性を熱演。芳根京子出演『NewDays』新CM動画サンドイッチ編ここでも念願叶えて、サンドイッチにありつき、まぶしい笑顔を見せています。そして『おにぎり編』では「買っちゃおうかな」と電車内のモニターに映る鮭おにぎりに夢中に。フフフとかわいらしい微笑みを浮かべ、最後はおいしそうにおにぎりを頬張っています。芳根京子出演『NewDays』新CM動画おにぎり編通勤時にこんなかわいい子がいたら、思わず見つめてしまいそうですよね。芳根京子のかわいさが楽しめるドラマや映画は?CMだけでなく、多くのドラマや映画でも活躍している芳根京子さん。こちらでも持ち前のかわいさを発揮し、ファンをはじめ、視聴者をメロメロにしています。その中でも特に「かわいい」と注目されたのが、2020年1月放送のドラマ『コタキ兄弟と四苦八苦』(テレビ東京系)で演じたマドンナ・さっちゃん役です。 View this post on Instagram A post shared by 芳根京子 (@yoshinekyoko) on Dec 20, 2019 at 10:52pm PST同作は脚本家・野木亜紀子さんの完全オリジナルストーリー。古舘寛治(ふるたち・かんじ)さん演じる真面目過ぎてうまく生きられない兄・古滝一路と、滝藤賢一さん演じるちゃらんぽらんな弟・古滝二路が、ひょんなことから『レンタルおやじ』を始めるところから物語がスタートします。そこで出会った人々とのコミカルなやりとりが、視聴者から好評となりました。芳根京子さん演じる『さっちゃん』は、兄・古滝一路がよく通う喫茶『シャバダバ』の看板娘。明るく天真爛漫な性格で、何をするか分からない一面が魅力的な役どころです。劇中ではショートヘアにナチュラルなテイストの衣装で、看板娘役を好演。妹感あふれる雰囲気に「かわいすぎる」「たまらない」と癒されるファンが続出していました。 View this post on Instagram 「コタキ兄弟と四苦八苦」 最後までご視聴いただき ありがとうございました。 本当に本当にありがとうございました。 こんなに素敵な作品に参加させてもらえて すごく嬉しかったです。 さっちゃんがたくさんの方に愛されて 嬉しかったな。 みんなそれぞれの人生だけど ローマはここにある☺︎ まだこれからの地域の方 お楽しみに。 感想お待ちしております(^^) あぁ、もうコタキ兄弟にあえないなんて、、寂しい、、! #film #コタキ兄弟と四苦八苦 #コタキ兄妹 #愛別離苦 A post shared by 芳根京子 (@yoshinekyoko) on Mar 27, 2020 at 7:28pm PDTまた、2020年1月公開の映画『記憶屋 あなたを忘れない』ではヒロイン役に抜擢され、ここでも魅力を発揮しています。 View this post on Instagram 映画「記憶屋 あなたを忘れない」 公開になりました! よろしくお願いします! もう観ていただけたかなぁ? 是非、コメントに 感想お待ちしております☺︎ そして舞台挨拶よろしくお願いします! 早く寝なければ。おやすみなさい。 #film #記憶屋 #ネタバレは♀️ #お願いします♀️ A post shared by 芳根京子 (@yoshinekyoko) on Jan 17, 2020 at 8:50am PST同作は、累計50万部を売り上げた織守きょうやさんの人気小説が原作。山田涼介さん演じる主人公・吉森遼一が、蓮佛美沙子(れんぶつ・みさこ)さん演じる恋人・澤田杏子の記憶を取り戻すために、人の記憶を消せると噂される『記憶屋』を探しだそうとほん走するラブストーリーです。芳根京子さんは遼一の幼なじみ・河合真希役を演じ、底抜けに明るい役どころが「かわいすぎる」と話題に。また、迫真の演技に「感動した」「涙が止まらない」といった声も寄せられ、芳根京子さんのポテンシャルの高さをうかがわせます。芳根京子出演映画『記憶屋 あなたを忘れない』どんどんかわいさを増していく芳根京子さんの快進撃から、これからも目が離せません!芳根京子 プロフィール生年月日:1997年2月28日出身地:東京都血液型:A型身長:1593所属事務所:ジャパン・ミュージックエンターテインメント2013年にドラマ『ラスト♡シンデレラ』(フジテレビ系)で女優デビュー。2014年には朝の連続テレビ小説『花子とアン』(NHK)に出演し、2016年には連続テレビ小説『べっぴんさん』(NHK)で朝ドラヒロインの座を射止める。2020年1月放送のドラマ 『コタキ兄弟と四苦八苦』ではマドンナ役を演じ、かわいすぎる演技が話題に。また同年公開の映画『記憶屋 あなたを忘れない』でもヒロイン役を好演し、今後の活躍が注目されている。芳根京子の下積み時代に「そんな人とは思わなかった」の声好きな男性のタイプを聞かれると?[文・構成/grape編集部]
2020年07月02日岡崎京子の漫画『ジオラマボーイ・パノラマガール』が実写映画化。2020年11月6日(金)に新宿ピカデリー、ホワイト シネクイントほかにて全国公開される。岡崎京子の漫画が実写映画化岡崎京子の漫画『ジオラマボーイ・パノラマガール』は、自分が何者なのか何が欲しいのかもよくわからない10代の女の子が、同じようにまだ何者でもない男の子に出会い、じたばたしながら思いをとげる姿を描いたラブストーリー。恋に恋する“パノラマガール”と、恋に戸惑う“ジオラマボーイ”が、日々目まぐるしく変化する東京の街を駆け巡る。漫画『ジオラマボーイ・パノラマガール』が刊行されたのは1989年。バブル崩壊を目前にした平成元年された名作が、時を経て令和となり、リアリティーとファンタジーが共存する軽やかな映画作品として、現代に蘇る。映画の中で描かれているのは、スクラップ&ビルドを繰り返す東京や、未来の見えない不安の中でも今日を生きる若者たち。近未来的な風景と昭和の匂いが残る風景の落差が、かつて夢見られたはずの未来と、もう戻ることのできない過去の姿と重なり、東京で生きる人々の現在を照らし出している。時代は違えど、その様子は、まるで現代を生きる若者たちの姿を投影しているかのよう。原作のセリフも、まるで今書かれたかのように、見る者のもとへ生き生きと響いてくる。ストーリー渋谷ハルコは「平坦で平凡な私は、スクラップ&ビルドのトーキョーに置いてきぼりを喰ったような気分」の高校生。ある日、お使いの帰りに出会った男の子・神奈川ケンイチにひとめぼれ。それを「世紀の恋」だと信じ、うつつを抜かす。受験を目前に控えた神奈川ケンイチは、“真面目でおとなしっぽかった”のに、ある日突然、学校を辞めた。ハイになった勢いで、危険な香りのする女の子・マユミと出会い、やはり恋に落ちていく。日々目まぐるしく変化する東京の街を駆け巡りながら、ドキドキ、ジタバタする、ジオラマボーイとパノラマガール。平行線の二人の恋はどこへ行くのか…。山田杏奈&鈴木仁W主演渋谷ハルコ役:山田杏奈物語の主人公・渋谷ハルコを演じるのは、山田杏奈。映画『小さな恋のうた』で第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞するなど、“次世代ヒロイン”として注目を集める若手女優だ。神奈川ケンイチ役:鈴木仁もう一人の主人公・神奈川ケンイチは、本作が映画初主演となる鈴木仁。 テレビドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」や映画『のぼる小寺さん』など、話題作に続々と出演する若手俳優だ。今最も注目を集める2人が、恋に潜む葛藤や喜びを通じて大人になっていく姿を等身大で演じきる。成海璃子や大塚寧々など脇を固める個性派キャスト主演の2人を支える、個性派キャスト陣にも注目。ケンイチをオトナの世界へと誘う重要なキャラクター・マユミを、『全裸監督』で注目を集めた森田望智が務める。また、ケンイチをぶきらぼうにも優しく支える姉・サカエ役に成海璃子、ハルコに時に厳しくもそっと寄り添う母・フユミ役に大塚寧々が出演。その他にも、滝澤エリカ、若杉凩、きいた、遊屋慎太郎、斉藤陽一郎、黒田大輔らが脇を固める。脚本・監督は瀬田なつき色褪せることないリアルな物語を、ファンタジックでポップな世界観で映画化するのは、瀬田なつき。ドラマ「東京アリス」、「セトウツミ」、「声ガール」などを手がける映画『PARKS パークス』以来約3年ぶりとなる長編映画で、脚本・監督を務める。【詳細】映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』公開日:2020年11月6日(金)監督・脚本:瀬田なつき原作:岡崎京子『ジオラマボーイ・パノラマガール』(マガジンハウス刊)出演:山田杏奈、鈴木仁、滝澤エリカ、若杉凩、平田空、持田唯颯、きいた、遊屋慎太郎、斉藤陽一郎、黒田大輔、成海璃子、森田望智、大塚寧々
2020年05月04日カンテレのトークバラエティ番組『グータンヌーボ2』で共演している長谷川京子、田中みな実、西野七瀬が29日、インスタライブにてコラボ配信を実施。西野が明かした“男性にされたいこと”に、長谷川と田中が驚く場面があった。ZOOMでオンライン飲み会をする様子をそれぞれのインスタグラムのアカウントを順番に回るリレー方式で配信。長谷川が「こんな時だからこそ、なにか私たちにできることをしたい」と2人に声をかけたのをきっかけに実施が決まったという。ファンの悩みや質問に3人が回答する場面もあり、「男性にされてキュンキュンすることは?」という質問に田中は「頭ポンポン。好きな人にされたらうれしい」と答えたが、長谷川も西野もされたことがないと共感せず。西野は「耳掃除されたいです」と発言し、驚いた2人に理由を聞かれると「お母さんにしてもらってたのが好きだった」と説明した。また、料理が苦手だった西野が毎日自炊をしていると明かすと、田中は「すごい進歩だよ! 感動しているよ私は!」と称賛。そして、「京子さんが、いつまでたっても家に入れてくれない」という田中と西野に対して、長谷川が「料理のレパートリーも増えたから」と受け入れる姿勢を見せると、田中は「玉ねぎそのまま、まるごと調理しちゃうみたいな?」と、以前話題になった大胆料理をいじり、3人の仲の良さが垣間見えた。
2020年04月30日カンテレのトークバラエティ番組『グータンヌーボ2』で共演している長谷川京子、田中みな実、西野七瀬が29日、インスタライブにてコラボ配信を実施した。ZOOMでオンライン飲み会をする様子をそれぞれのインスタグラムのアカウントを順番に回るリレー方式で配信。長谷川が「こんな時だからこそ、なにか私たちにできることをしたい」と2人に声をかけたのをきっかけに実施が決まったという。ファンの悩みや質問に3人が回答する場面もあり、「コロナで会えない状況での好きな人へのアプローチ方法は?」という質問に田中は「私だったら『こんな状況だからこそ、1番会いたい人に会いたいと思っちゃう』と送るな~」と相手に自分を意識させるようなことを送ると回答。すると長谷川が「そういう恋愛はやめたほうがいいよ、そろそろ(笑)」と助言した。それぞれの家での過ごし方や恋愛観に加え、『グータンヌーボ2』のゲストに、叶姉妹やマツコ・デラックスを迎えたいなど、こんな時だからこそのオフトークが展開された。3人のトークに、9万人近くの視聴者から「こんな配信をしてくれてありがとうございました」「絶対またやって下さい」「京子さん美人すぎ、みなみちゃんめちゃくちゃかわいい、なあちゃん最高に癒やし」「3人の声嬉しいよーー」「史上最高のインスタライブです!!」「本当に息ピッタリで仲良しだな~~」「面白い楽しい可愛い美しい和む癒やし。至高のライブ配信です」「1番大好きな3人の会話聞けるとか幸せ者です」「めっちゃ豪華」「まさに『美』の渋滞だった」など多くのコメントが上がった。
2020年04月30日昨年話題になった、日本の近代図書館の歴史を物語に融合させた『夢見る帝国図書館』など、過去を題材にすることが多かった中島京子さん。新作『キッドの運命』は珍しく、近未来を描く作品集だ。奇妙だけど、どこか羨ましいかも。身近な未来を描くユニークな小説集。「以前、おじいさんがニッポンジンというロボットを作る掌編を書いたことがあって。古き良き日本に幻想を持っている人のイメージですね。その後『小説すばる』の特集で“30年後”というテーマに短編の依頼がきた時にその話を膨らませて書き、そこから近未来の話をいくつか書きました」表題作は旧式ロボットを作る老人と暮らす青年の日常が描かれ、最後に意外な事実が明かされる内容。「SFを書いているつもりはなくて、今の現実がこのまま発展した未来を想像して書いた、という感覚です」と言うように、たとえば人口減でスラム化した高層マンションで老人が失踪する話などは、「最近孤独死という言葉をよく耳にしますが、自分ももしそうなったら、人に迷惑かけない死に方はあるかなと考えて、この話になりました(笑)」どんな死に方なのかはぜひ、作品でお確かめを。また、自然の中で老婦人たちが運動補助機能ロボットを駆使して自給自足の生活を送っている話などは、なんだか羨ましくなる。「近未来小説というとディストピア系が多いですが、これはユートピア小説になりましたね。自分もこんな老後だったら生きていけるだろうな、という方向で書きました(笑)」また、男性が人工子宮で子供を産もうと奮闘する話も微笑ましい展開。「以前、新聞記事にそのうち男性も妊娠するようになるとあって、衝撃を受けたんです。生命倫理の問題は置いといて、男性同士や高齢者同士などいろんなカップルが子供を産めるようになると思ったら、こういう短編を書きたくなりました」他に、人が働く必要性が低下し、「ヒキコモリ」もひとつの生き方として認められるようになった世界の話なども。切なくなる結末もあるが、全体的に、未来の可能性を感じさせる内容になっているのが印象的。「このままだと悲惨な未来になる、とばかり言うのでなく、こうなったら幸せだな、という未来を考えるべきだと思います。未来って、自分たちが考える方向にいくものだから」『キッドの運命』さびれた集落で旧式ロボットを作り続ける老人と一緒に暮らすキッド。ある日、海の向こうから一人の女性がやってきて…。表題作ほか5編。集英社1500円なかじま・きょうこ1964年、東京都生まれ。2003年に『FUTON』で小説家デビュー。’10年に『小さいおうち』で直木賞、’15年に『かたづの!』で柴田錬三郎賞などの三冠を達成するなど、受賞多数。※『anan』2020年3月18日号より。写真・土佐麻理子(中島さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2020年03月16日「それでも、生きていく」「最高の離婚」「カルテット」「anone」など、ヒットドラマの脚本家として活躍する坂元裕二の朗読劇「坂元裕二 朗読劇2020」の公演が4月14日(火)から東京・よみうり大手町ホールにて、25日(土)・26日(日)に大阪・松下IMPホールにて上演されることが決定した。坂元裕二 朗読劇2020 「忘れえぬ 忘れえぬ」、「初恋」と「不倫」のチケット情報脚本家・坂元裕二が、今、書きたいものを書き、自ら演出する「坂元裕二 朗読劇2020」。今作は、書籍「往復書簡初恋と不倫」に収載の「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」、「カラシニコフ不倫海峡」の2作品に加え、本公演のために書き下ろした新作「忘れえぬ 忘れえぬ」の、計3作品を上演する。坂元の作品を表現するのは、男女2名の豪華俳優陣。東京公演では高橋一生×酒井若菜、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優の3組が、3作品を回がわりで上演。大阪公演では新作の「忘れえぬ 忘れえぬ」と、「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」の2作品を上演、風間×松岡ペアが出演する。上演に際して、坂元からのコメントも到着。「ただ往復する手紙による物語で、今回で三作目になります。これまでに多くの方に朗読していただきましたが、読み手が変わるたびに、声という個性によってその色合いだけではなく、物語そのものが変わって感じられるのが何よりの面白さです。言葉と声しかない最小限の空間に浸り、楽しんでいただければ幸いです」と上演への意気込みを語った。また、音楽は新進気鋭のアーティスト、諭吉佳作/menが担当することも発表。この公演のために書き下ろされた新曲が作品を彩る。 坂元裕二による繊細で観る人を魅了する男女の会話劇、上演を楽しみに待ちたい。公演は4月14日(火)から22日(水)まで、東京・よみうり大手町ホールにて、4月25日(土)・26日(日)大阪・松下IMPホールにて。チケットぴあでは3月上旬よりチケットの先行発売を実施。一般発売は東京公演が3月14日(土)10:00、大阪公演が3月22日(日)10:00より。
2020年02月12日アイドルグループ・日向坂46の齊藤京子が11日、静岡県静岡市のツインメッセ静岡 北館大展示場で開催された「SDGs 推進 TGC しずおか 2020 by TOKYO GIRLS COLLECTION」(TGC しずおか 2020)に出演した。齊藤は、韓国ブランド「17kg」ステージのトップバッターを飾り、ミニ丈のワンピース姿を披露。歓声を浴びながら笑顔でランウェイを歩き、キュートな指ハートを飛ばす場面も。先端ではウインクし、観客を魅了していた。「TGC しずおか」は、地域の魅力や産業をコンテンツ化し全国へ向けて発信する東京ガールズコレクション(TGC)による「TGC地方創生プロジェクト」の一環で、今年2回目の開催。昨年は、国連総会で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(SDGs)の普及を目的に開催されたが、2年目となる今回は、より具体的にSDGsに取り組んでいきたいという思いを込めて「LET’S TAKE ACTION」をテーマに掲げ、ファッションショーやライブイベントなどを展開した。
2020年01月12日女優の長谷川京子が22日、神奈川・横浜赤レンガ倉庫で行われた「Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫」点灯式・オープニングセレモニーに登場した。あいにくの雨、そして厳しい寒さの中、ビニールテントが設置されての点灯式となったが、大勢の観客が集まり、長谷川は「みなさんお足元の悪い中、来ていただいてありがとうございます」と感謝。「京子ちゃーん!」と声をかけられると、「はーい! ありがとうございます」と笑顔で返した。今の心境を聞かれると、「ちょっとシュールな質問ですね」と笑い、「雨で寒いですよね。始めましょうか。でもとても光栄です」とコメント。そして、「5、4、3、2、1」というカウントダウンでボタンを押すと、イベントのシンボルである高さ約10mのツリーが点灯し、「きれいですね! 透明なテントがなければもっと美しい光景が見れたのに」と雨を残念がりながらもうっとりしていた。この日は、黒で統一したパンツスタイルに黒のコートを羽織ったファッションを披露。「本当はチューブトップのものに羽織って、という姿を披露したかったんですけど、あまりにも寒くて、すみません、こっちに変更してしまいました」と申し訳なさそうに打ち明け、「黒でビシッと決めて、寒かったので首元が温かいコートを着させていただきました」とポイントを説明した。ツリーは、シャンパンゴールドと赤の2色のカラーで、シャンパングラスにシャンパンを入れてツリーをのぞくと反射してきれいに見える設計になっているとのこと。長谷川もシャンパンを味わい、「おいしいです。こんなにきれいに光るクリスマスツリーの下でシャンパンは飲んだことありません。感激です」と話した。そして、「(点灯式のゲストに)選んでいただいたのはすごくうれしい。今年は頑張って仕事もしたのでご褒美かなと思っています」と喜びを語り、「ただ本当に今日は寒くて寒くて、今年一番の寒さらしいので、それでも来てくださったみなさんや記者のみなさんに感謝しています」と改めて感謝。マイクを手放してからも周囲を気遣っていた。11月22日~12月25日に開催される「Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫」は、10回目となるクリスマスイベント。今年はドイツ・ニュルンベルク”に倣い、コンセプトの異なるマーケットを展開する。イベント広場では、「ドイツ 肉料理&グリューワイン」をコンセプトに“伝統あるドイツのクリスマスマーケット”を演出。海側の赤レンガパークでは、「シーフード& シャンパン」をコンセプトに新マーケットを展開する。
2019年11月22日女優の長谷川京子が、8日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『ダウンタウンなう』(毎週金曜21:55~)に出演。26日に発売される16年ぶりの写真集『Just as a flower』内の色気あふれるカットを先行公開し、話題となった。長谷川京子の写真集『Just as a flower』の先行カット同番組内で長谷川は、大胆な美背中カットと胸元やウエストがセクシーなカットを公開。色気満載のカットを見た坂上忍は、「ちょっとなんだこれ~! ツーケーが! いいのこれ!?」と大興奮の様子だった。また、SNS上でも「きれいでかっこいい」「色っぽいなぁ」「色気ムンムン。素敵」「色気がやばい」「美しすぎる」「色気がダダ漏れすぎる…」「いつまでたっても女性の憧れ」「こんなキレイで41歳か…信じられん…」など、絶賛コメントが相次いだ。同写真集は、41歳の等身大のリアルな“長谷川京子のいま”を凝縮。購入者の中から抽選で参加できる「スナック京子」を11月26日に一夜限りでオープンするほか、12月1日に写真集のお渡し会を開催することも決定している。
2019年11月09日脚本家・坂元裕二によるオリジナル恋愛映画『花束みたいな恋をした』が、2021年1月29日(金)に公開。菅田将暉と有村架純がW主演を務める。連続ドラマの金字塔を手掛けてきた坂元裕二によるオリジナル映画脚本家・坂元裕二は、「東京ラブストーリー」をはじめ、「Mother」「最高の離婚」「カルテット」など、連続ドラマのヒット作を世に送り出してきた人物。今回そんな坂本が脚本を務める『花束みたいな恋をした』は、自身初となるオリジナル映画。また坂本が映画でラブストーリーを手掛けるのは、『世界の中心で愛を叫ぶ』(2004年・共同脚本)以来の出来事となる。現代の東京を舞台にした、5年間の恋の物語ストーリーの舞台は、現在の東京。井の頭線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った男女の“その夜”から始まる物語を描く。時代、時間、場所、すべての偶然が運命のようにシンクロしていく1つの恋の5年間の行方と、子供でも大人でもない時期を迷いながら歩んでいく2人のリアルな姿。2000年代を生きる若者へ贈るラブストーリーが誕生する。菅田将暉×有村架純がW主演物語の主人公には、坂元裕二が執筆段階から主役に想定していたという注目俳優2人が抜擢された。大学生の山音麦は、『銀魂』シリーズ、『アルキメデスの大戦』など話題作が絶えない菅田将暉。その彼と恋に落ちる大学生、八谷絹(はちやきぬ)は、『コーヒーが冷めないうちに』『フォルトゥナの瞳』などで主演やヒロインを務めてきた有村架純が演じる。本作で、有村と菅田が、初のW主演による共演を果たす。ふたりを囲む登場人物/キャストまたふたりを取り囲む登場人物には、豪華キャスト勢が抜擢。麦と絹がかつてのお互いの姿を重ね合わせることになる若い男女の二人組、羽田凜役を『宇宙でいちばんあかるい屋根』の主演女優・清原果耶、水埜亘役を映画『町田くんの世界』で主人公・町田君を演じた細田佳央太がそれぞれ抜擢。また絹の勤務先であるイベント会社の社長、加持航平役をオダギリジョー、絹の両親役に戸田恵子&岩松了が演じるほか、麦の父親役は小林薫が務める。さらに劇中で、麦と絹が”神”として評する映画監督役に、『ガルム・ウォーズ』など、これまで数々の作品を生み出してきた押井守監督が本人役で出演。サブカルチャー好きの麦と絹を繋ぐきっかけとなる、大切な役割を担う。Awesome City Clubが楽曲提供映画の本予告に流れる「勿忘(わすれな)」を提供したのは、男女ツインボーカルの3人組グループ「Awesome City Club(オーサムシティクラブ)」。本作を鑑賞した際に感じた“ありのままの気持ち”を落とし込んだ、インスパイアソングとなっている。また映画の中では、メンバーのボーカルPORINも本人役として出演を果たしたほか、劇中のライブリハシーンにおいては、メンバー全員揃った姿も映し出されるという。監督に土井裕泰なお監督を務めるのは、『罪の声』の公開を控える土井裕泰。ドラマ「カルテット」で坂元と組んで以来、映画では初のタッグを組む。ストーリー東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った、大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)。好きな音楽や映画がほとんど同じで、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。拾った猫に二人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店してもスマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に二人は就職活動を続けるが──。【詳細】『花束みたいな恋をした』監督:土井裕泰公開日:2021 年1月29日(金)TOHO シネマズ日比谷ほか、全国公開脚本:坂元裕二主演:菅田将暉、有村架純 、清原果耶、細田佳央太、韓英恵、中崎敏、小久保寿人、瀧内公美、森優作、古川琴音、篠原悠伸、八木アリサ、押井守、Awesome City Club PORIN/佐藤寛太、岡部たかし、オダギリジョー、戸田恵子、岩松了、小林薫配給:東京テアトル、リトルモア
2019年11月02日森新太郎演出の『メアリ・スチュアート』が、2020年1月~2月に東京・世田谷パブリックシアターで上演される。16世紀末を舞台に、長谷川京子演じるスコットランド女王メアリと、イングランド女王エリザベス一世の対立を描いたこの戯曲。今作はメアリに恋心を抱く青年モーティマーや、ふたりの女王から寵愛を受ける策略家のレスター伯など、登場人物が 20 数名に及ぶ群像劇となる。9年ぶりの舞台出演となる長谷川、レスターを務める吉田栄作に話を聞いた。【チケット情報はこちら】「オフォーが来たときの感想を聞くと「ずっと舞台をやりたいと思っていたので、お話をいただけたのはすごく嬉しかったんです。けれど、久しぶりの舞台出演でタイトルロール、しかもこういう題材で、と少しプレッシャーがありました」と正直に答える長谷川。それでもチャレンジしようと思えたのは「キャスティングしていただいた際に、可能性を見出してくださったことと、自分の中からも想定外の何かが出るのではという楽しみがあったので。舞台は私にとって、自分の大きな成長につながる場でしたから」と語る。一方、吉田は「まず、自分が演じることを前提に台本を読んでみたんですけど、なかなか想像がつかないんですよね」と、慣れない言葉や言い回しが多いこの戯曲に最初は少し苦しんだ様子。この言葉を受けて「そうなんですよ!なかなか台詞が入らないですよね(笑)」と少しホッとした顔で笑う長谷川。「3回位読むとだんだんと面白くなってきて。だから観ていただくお客様に、いかに難しく思わせないか。それが今後の課題となっていくんだと思います」と吉田。レスターは、かつてメアリと婚約していたという過去を持つ人物。「彼の行動の根本にあるのはやはり、メアリへの思いなんでしょうね。相手側の陣地に入りつつ、彼女に有利になるように仕向けていく。シドニィ・シェルダンの小説に出てきそうなキャラクターですよ」という吉田の言葉に、長谷川が「(レスターは)愛か権力か……という感じの役柄ですよね。吉田さんだったらどっちを取ります?」と思わぬ質問に「愛ですね」と即答する吉田。「他の男性は権力を取るかもしれませんけど、僕はその多くの男の人達とは違うんだろうなと(笑)」と答え、場が和む一幕も。そう、この作品のキーとなるのは“愛”。「メアリの中に筋として一本通っているもの、それは何かというと、私は愛だと思うんです。それは宗教への愛かもしれないし、万人への愛なのかもしれないし、またはある特定の人への愛なのかもしれない。これから台本を読み込んでいきたいですね」と長谷川。歴史に翻弄された悲劇の女王の姿が“愛”というキーワードを核に、現代に生きる私たちにも説得力を持って迫ってくる…そんな作品になりそうだ。公演は1月27日(月)から2月16日(日)まで。チケットは11月23日(土・祝)より一般発売開始。取材・文:川口有紀ヘアメイク:【長谷川・吉田】鎌田直樹、タナベコウタスタイリスト:【長谷川】及川千春【吉田】勝見宜人
2019年11月01日有村架純と菅田将暉が、脚本家・坂元裕二による初のオリジナル恋愛映画『花束みたいな恋をした』(2020年冬公開)でW主演を務めることが30日、明らかになった。同作はドラマ『東京ラブストーリー』『最高の離婚』『カルテット』『anone』など、各時代において連続ドラマの金字塔を数多く手掛けてきた脚本家・坂元裕二が書き下ろした恋愛映画。坂元が映画でラブストーリーの脚本を手掛けるのは『世界の中心で愛を叫ぶ』(2004年・共同脚本)以来であり、オリジナル作品としては初となる。有村と菅田は初のダブル主演による共演が実現した同作。現在の「東京」を舞台に、2000年代を生きる若者へ贈るラブストーリーで、執筆段階から坂元が主役に想定していたという有村と菅田が、東京・井の頭線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会い、その夜から始まる物語となる。時代、時間、場所、すべての偶然が運命のようにシンクロしてゆくひとつの恋の5年間の行方と、子供でも大人でもない時期を迷いながら歩んでいく2人のリアルな姿を描く。監督を務めるのは『罪の声』(出演:小栗旬、星野源)の公開も控える土井裕泰。『いま、会いにゆきます』『ハナミズキ』『映画 ビリギャル』など多くの大ヒット映画を手がけて来た土井は、ドラマ『カルテット』で坂元と組んで以来、映画では初のタッグとなる。○有村架純 コメント・坂元裕二オリジナル脚本による映画の主演に起用されたことに関して率直に言いますと、とても光栄です。坂元さんが描くあの空気や言葉たちをまた、自分の中に落とし込めると思うと。別次元で存在しているかのようなファンタジー性も感じながら、どう呼吸出来るのかとにかくやり尽くすのみです。・菅田将暉との共演に関してこれまで感じてきたこと、互いにあると思います。そんな瞬間に再び菅田さんとお芝居させていただくことは意味があるのではと感じています。敬意を持ちながら思うものを提示していくことが出来ればと思います。とても楽しみです。・撮影に向けての意気込み土井監督とも5年ぶりにご一緒するので、この時間をしかと焼き付けたいと思います。濃い日々になりすぎて胸焼けすることを期待して、皆さんと同じ方向を目指して頑張ります。○菅田将暉コメント数年前に坂元さんにラブストーリーをやりたいと唐突に想いをぶつけた事がありました。待って、待って、待ち焦がれた本。自分の大事にしてきたものや好きなものを共有できた時の心の喘ぎ。そこから始まる繊細すぎるというと肥大し過ぎですが、現代人のナイーブな部分がリアルに描かれていて、すごく好きな脚本です。同じ関西人の有村さんには馴染みやすさと柔らかさとクレバーな幹の太さを感じています。土井監督のもと、有村さんと始まる僕らの物語。今はただ楽しみです。浮かれず一つ一つ丁寧に作っていけたらと思います。○坂元裕二 コメント憧れでもなく、懐かしむのでもなく、今を生きる人のための、今のラブストーリーを作りたいという思いでいます。22歳で出会った二人の恋の5年間に?が混ざらないようにと、ただただ真っ直ぐに映し出しました。それこそが何よりせつなくもあり、コミカルでもあり、美しく、心を震わせてくれるものと信じています。主人公二人がただ恋をするだけの映画です。お楽しみに。
2019年10月30日脚本家・坂元裕二のオリジナル脚本を、有村架純と菅田将暉が初のダブル主演で映画化する『花束みたいな恋をした』の製作が決定した。併せて、本作の主演2人と脚本担当の製作発表コメントが解禁となった。坂元裕二オリジナル脚本を映画化本作は、現在の「東京」を舞台に、2000年代を生きる若者へ贈るラブストーリー。脚本を担当するのは、ドラマ「東京ラブストーリー」「Mother」「最高の離婚」「Woman」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「カルテット」「anone」など、各時代において連続ドラマの金字塔を数多く手掛けてきた坂元裕二。坂元さんが映画でラブストーリーの脚本を手掛けるのは『世界の中心で愛を叫ぶ』以来であり、オリジナル作品としては初めてのことになる。監督を担うのは、『罪の声』の公開も控える土井裕泰。『いま、会いにゆきます』『ハナミズキ』『ビリギャル』など多くの大ヒット映画を手掛けてきた土井監督は、ドラマ「カルテット」で坂元さんと組んで以来、映画では初のタッグとなる。主演を務めるのは、『ストロボ・エッジ』『ナラタージュ』『コーヒーが冷めないうちに』『フォルトゥナの瞳』など多くのヒット映画で主演やヒロインを演じ、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」『ビリギャル』でも主演を務めた有村架純。そして、『溺れるナイフ』『キセキ -あの日のソビト-』『帝一の國』『あゝ、荒野』『アルキメデスの大戦』など個性的な話題作から大作まで幅広く主演を務め、『何者』でも有村さんと共演している菅田将暉。本作で描くのは、執筆段階から坂元さんが主役に想定していたという有村さんと菅田さんが、東京・井の頭線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会い、その夜から始まる物語。時代、時間、場所、全ての偶然が運命のようにシンクロしてゆくひとつの恋の5年間の行方と、子どもでも大人でもない時期を迷いながら歩んでいく2人のリアルな姿を描く。撮影開始は2020年を予定。時代の先端を疾走する2人の実力派俳優の初のダブル主演による共演が本作で実現する。■キャストコメント有村架純●坂元さんのオリジナル脚本による映画の主演に起用されたことに関して率直に言いますと、とても光栄です。坂元さんが描くあの空気や言葉たちをまた、自分の中に落とし込めると思うと。別次元で存在しているかのようなファンタジー性も感じながら、どう呼吸出来るのかとにかくやり尽くすのみです。●菅田さんとの共演に関してこれまで感じてきたこと、互いにあると思います。そんな瞬間に再び菅田さんとお芝居させていただくことは意味があるのではと感じています。敬意を持ちながら思うものを提示していくことが出来ればと思います。とても楽しみです。●撮影に向けての意気込み土井監督とも5年ぶりにご一緒するので、この時間をしかと焼き付けたいと思います。濃い日々になりすぎて胸焼けすることを期待して、皆さんと同じ方向を目指して頑張ります。菅田将暉数年前に坂元さんにラブストーリーをやりたいと唐突に想いをぶつけた事がありました。待って、待って、待ち焦がれた本。自分の大事にしてきたものや好きなものを共有できた時の心の喘ぎ。そこから始まる繊細すぎるというと肥大し過ぎですが、現代人のナイーブな部分がリアルに描かれていて、すごく好きな脚本です。同じ関西人の有村さんには馴染みやすさと柔らかさとクレバーな幹の太さを感じています。土井監督のもと、有村さんと始まる僕らの物語。今はただ楽しみです。浮かれず一つ一つ丁寧に作っていけたらと思います。坂元裕二(脚本)憧れでもなく、懐かしむのでもなく、今を生きる人のための、今のラブストーリーを作りたいという思いでいます。22歳で出会った二人の恋の5年間に嘘が混ざらないようにと、ただただ真っ直ぐに映し出しました。それこそが何よりせつなくもあり、コミカルでもあり、美しく、心を震わせてくれるものと信じています。主人公二人がただ恋をするだけの映画です。お楽しみに。『花束みたいな恋をした』は来冬、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2019年10月30日