宮沢りえ主演映画『月』の新たな場面写真が公開された。原作は、実際の障害者殺傷事件をモチーフにした辺見庸による『月』。事件を起こした個人を裁くのではなく、事件を生み出した社会的背景と人間存在の深部に切り込むことに小説という形で挑戦した本作を、石井裕也が映画化。主演する宮沢のほか、オダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみといった俳優陣が揃った。今回公開されたのは、主人公を演じる宮沢をはじめとしたキャラクターそれぞれに焦点を当てた7点の場面写真。生い茂る森の中で、空を見上げる洋子(宮沢りえ)を捉えた様子や、憂いを帯びた表情で何かを見つめる昌平(オダギリジョー)、不穏さを漂わせる陽子(二階堂ふみ)、優しき笑顔で入居者に紙芝居を読むさとくん(磯村勇斗)など、それぞれの思いが交錯する瞬間が写し出されている。ほかにも、同じ「ヨウコ」という名前の二人(宮沢・二階堂)がお互いの悩みを明かす場面、4人のキャラクターが食事を共にする姿など印象的なシーンが切り取られている。中でも注目したいのが、夫婦である洋子と昌平が抱き合う場面。希望と絶望の間でしっかりと抱きしめ合う二人の姿は、壮大なドラマの展開を予感させ、生きることへの希望と、そこにある愛を感じさせる印象的な1枚となっている。<作品情報>『月』10月13日(金) 公開原作:辺見庸『月』(角川文庫刊)監督・脚本:石井裕也音楽:岩代太郎■キャスト宮沢りえ磯村勇斗⻑井恵里、大塚ヒロタ、笠原秀幸板谷由夏、モロ師岡、鶴見辰吾、原日出子 / 高畑淳子二階堂ふみ / オダギリジョー公式HP:
2023年08月23日女優の宮沢りえが主演を務める映画『月』(10月13日公開)の場面写真が23日、公開された。○■宮沢りえ主演『月』場面写真7点公開同作は辺見庸氏による同名小説の実写化作。深い森の奥にある重度障害者施設で新しく働くことになった元・有名作家・堂島洋子(宮沢)は、彼女を「師匠」と呼ぶ夫の昌平(オダギリジョー)と、ふたりで慎ましい暮らしを営んでいる。施設職員の同僚であり作家を目指す陽子(二階堂ふみ)や、絵の好きな青年・さとくん(磯村勇斗)、そして入所者“きーちゃん”との出会い。洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにし、そんな世の理不尽に誰よりも憤っているさとくんの中で増幅する正義感や使命感が、やがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく。今回公開されたのは、宮沢演じる主人公・洋子をはじめ、オダギリ、二階堂、磯村演じるキャラクターそれぞれに焦点を当てた7点の場面写真。生い茂る森の中で、空を見上げる洋子(宮沢)を収めた1枚や、憂いを帯びた表情で何かを見つめる昌平(オダギリ)、不穏さを漂わせる陽子(二階堂)、優しき笑顔で入居者に紙芝居を読むさとくん(磯村)など、それぞれの思いが交錯する瞬間を捉えている。また、同じ「ヨウコ」という名前の2人(宮沢・二階堂)が互いの悩みを明かす場面、4人のキャラクターが食事を共にする姿など印象的なシーンが切り取られているほか、夫婦である洋子と昌平が抱き合うカットは、希望と絶望の間で抱きしめ合う姿から、生きることへの希望と愛を感じさせる1枚に仕上がっている。
2023年08月23日宮沢りえ主演、石井裕也脚本・監督による映画『月』から、登場人物たちのキャラクターがうかがえ、壮大なドラマを予感させる場面写真が解禁された。今回公開されたのは、主人公を演じる宮沢さんをはじめ、オダギリジョー、二階堂ふみ、磯村勇斗が演じるキャラクターそれぞれに焦点を当てた7点の場面写真。生い茂る森の中で、空を見上げる洋子(宮沢さん)を捉えた様子や、憂いを帯びた表情で何かを見つめる昌平(オダギリさん)。不穏さを漂わせる陽子(二階堂さん)、優しき笑顔で入居者に紙芝居を読むさとくん(磯村さん)など、それぞれの思いが交錯する瞬間を捉えている。ほかにも、同じ「ヨウコ」という名前の2人(宮沢さん・二階堂さん)がお互いの悩みを明かす場面。また、4人のキャラクターが食事を共にする姿など印象的なシーンも。中でも注目は、夫婦である洋子と昌平が抱き合う場面。希望と絶望の間でしっかりと抱きしめ合う2人の姿は、壮大なドラマの展開を予感させ、生きることへの希望と、そこにある愛を想起させる印象的な1枚に仕上がっている。『月』は10月13日(金)より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会
2023年08月23日グラニフ(graniph)から、「ポテトチップス」で知られる湖池屋とのコラボレーションアイテムが登場。2023年8月29日(火)より、全国のグラニフ店舗などで発売される。グラニフ×湖池屋のコラボレーションアイテム1962年に発売された「ポテトチップス のり塩」をはじめ、「カラムーチョ」「すっぱムーチョ」「ドンタコス」「スコーン」など、多くのロングセラー商品を生み出してきたお菓子メーカー・湖池屋。今回のコラボレーションでは、老若男女に愛される人気のスナック菓子やイメージキャラクターを落とし込んだ、様々なアイテムが展開される。「湖池屋チップス(湖池屋)|Tシャツ」たとえば、グラニフのコラボレーションシリーズで定番となっているベーシックなTシャツには、湖池屋を代表する「湖池屋ポテトチップス」「カラムーチョ」「すっぱムーチョ」「PURE POTATO」の多彩な味わいをグラフィカルにプリント。グラニフらしい、遊び心あふれるデザインの一着となっている。「スコーン パターン(湖池屋)|ルーズフィットシャツ」ゆったりシルエットのユニセックスシャツにあしらったのは、音楽に合わせて社交ダンスをするスコーンたちのパターン柄。湖池屋を代表する伝説的なCMをモチーフにした一着で、スコーンたちと共に「スコーン スコーン コイケヤスコーン」「カリッとサクッとおいしいスコーン」の文字がデザインされている。「PURE POTATO パターン(湖池屋)|プリーツスカート」一見すると花柄に見えるプリーツスカートの柄は、実は「PURE POTATO」。様々な体型とスタイリングにフィットするAラインシルエットのプリーツスカートに、花のようにチップスを並べた、華やかで“おいしそう”なデザインが魅力だ。「カラムーチョ」の長袖Tシャツ、「ドンタコス」のハケットハットこのほか、「カラムーチョ」のヒーおばあちゃんを大胆にプリントした長袖Tシャツ、「ドンタコス」のロゴ、チップス、ドンタコスおじさんなどを散りばめた総柄シャツ、リバーシブルで楽しめるバケットハットなど、バリエーション豊かなアイテムの数々が用意されている。商品情報グラニフ×湖池屋 コラボレーションアイテム発売日:2023年8月29日(火)取扱店舗:全国のグラニフ店舗、公式オンラインストア(C)2023 KOIKE-YA Inc.
2023年08月19日快適な気候でサマーホリデーを存分に楽しめる、ベストシーズンの夏のスイス・ユングフラウ地方。この記事では2日目のインターラーケン&ブリエンツ湖の周辺観光をご紹介します。エメラルドグリーンに輝くブリエンツ湖はNetflixの韓国ドラマ『愛の不時着』で重要なシーンのロケ地がある場所。リ・ジョンヒョクがピアノを弾いていたあの場所に行ってきました……!【連載】この夏、絶景のスイスへ■リ・ジョンヒョクがピアノを弾いていた「ブリエンツ湖」の桟橋へ『愛の不時着』は韓国に住む主人公ユン・セリが、パラグライダーに乗っていたところ間違って北朝鮮に着陸してしまい、リ・ジョンヒョクと運命的な出会いをするラブコメディ。海外旅行が解禁された今、世界中から『愛の不時着』ファンが訪れているのがスイスのユングフラウ地方です。リ・ジョンヒョクがピアノを弾いていたブリエンツ湖にある桟橋は、超人気の観光スポットとなっています。私も『愛の不時着』を全話見ていたので、行った瞬間に「あの場所だ!!」と超テンションが上がりました!氷河の水が流れるブリエンツ湖は、吸い込まれそうなほど美しいエメラルドグリーン………。桟橋で撮影したい場合、オーバーツーリズムの解決を目的にした入場料が必要です(CHF 5)。コインのみ対応しているので、訪れる前には事前準備をお忘れなく! 桟橋があるイゼルトヴァルトは人口400人ほどの静かな村なので、マナーを守って楽しく観光しましょう。■青い湖と滝が見られる! 『愛の不時着』ロケ地「グランドホテル・ギースバッハ」もう一つ、ブリエンツ湖周辺で『愛の不時着』のロケ地となっている場所が「グランドホテル・ギースバッハ」。有名なブリエンツ湖とギースバッハ滝の両方を見られる、高台のクラシックホテルです。1875年に開業したホテルは建物も内装もとても美しく、古くから富豪や画家など著名人が数多く宿泊しています。『愛の不時着』では、リ・ジョンヒョクが通う音楽学校として登場。階段で友人と一緒に会話をしながら降りてくるシーンが撮影されています。リ・ジョンヒョクが歩いたその場所を歩けるなんて、感動……!グランドホテル・ギースバッハに訪れたら、ホテル内のレストランでランチやカフェを楽しむのがおすすめ。パークレストラン「レ・カスケード」のテラスではギースバッハ滝を見ながら食事を楽しめます。ホテルの野菜やハーブは敷地内で育てているオーガニック。地産地消の料理にスイスのワインを合わせて滝を眺めていると、「もはや、ここにずっといたい……」という気持ちになりました。・グランドホテル・ギースバッハHP:ホテルへのアクセスは2つあり、1つ目はバス停「アップツヴァイグン・ギースバッハ」から山を下って向かう方法です。滝を通る簡単なハイキングコースとなっており、森林の中を歩くだけで心がリフレッシュ。滝の近くに行けるだけではなく、迫力ある滝の「裏側」を通ることができますよ!もう1つの方法は、船とフニクラを乗り継いで行く方法。フニクラとは登山列車で、ホテルと湖を繋ぐこのフニクラは1879年に開業した、ヨーロッパ初の観光客のための登山列車です。4月~10月の運行。スイスでは多くの画家や詩人がその美しい景色を見て作品を制作し、「その作品が描かれた場所に行きたい」という人々の声に応えるように、列車が発展していきました。このフニクラも開業したことでホテルまでわざわざ山を登る必要が無くなり、多くの人が訪れるようになったのです。今回は帰りにフニクラを利用。約5分の短い時間ですがとても急勾配で、この列車が開通した便利さを体感できます。こちらはスイストラベルパスは利用できず、片道CHF 7、往復CHF 12となります。フニクラで船着場「ギースバッハ・ゼー」に着いたら、船で「ブリエンツ・ゼー」に向かいます。こちらの船はスイストラベルパス(3日間 CHF 232~)が利用でき、1等が2階席、2等が1階席となります。2等はお得に乗ることができ、1等は人数が少なくゆったりと船旅を楽しめるのが特徴。ブリエンツ湖が青すぎて、本当にびっくり……!■世界で一つだけのスイス伝統品が作れる! 「トラウファー・ワールド・オブ・エクスぺリエンシス」船旅を楽しんだ後、バスで向かったのは「トラウファー・ワールド・オブ・エクスぺリエンシス」。ここはスイスで有名な木彫りの牛の歴史や作り方を学べるミュージアム、レストラン、ホテル、ショップを備えた複合施設です。入り口に置かれた木彫りの牛は、世界最大! 3mを超える高さで、足元から見上げるととても迫力がありました。2階にあるミュージアムは大人CHF 15で入場可能。ハンドメイドの伝統品がどのような工程で作られているのか、詳しく学べます。あっちも、こっちも木彫りの牛だらけの空間がかわいい!木彫りの牛はスイスのさまざまなお土産店で購入できますが、ここでしかできないのが「絵付け体験(CHF 15)」! 土台となる木彫りの動物を購入し、絵の具で好きなように色を付けていきます。私は草を食べている牛を選択。牛らしい模様やハートマークを描き、世界で一つだけの作品になりました!・トラウファー・ワールド・オブ・エクスぺリエンシスHP:■馬車に乗って、ユングフラウ地方で最も栄えるインターラーケンを散策2日目の最後はインターラーケンの町を馬車に乗って観光。インターラーケンは「湖の間」という意味で、トゥーン湖とブリエンツ湖の間にあります。馬車は予約すると指定の場所まで迎えに来てくれるほか、インターラーケン・ヴェスト駅に停まっている場合はふらっと乗ることもできます。カッポカッポという蹄の音を聴きながら進んで行くと、100~200年前に建てられた伝統的なスイスの民家などを見ることができました。中には1600年代に建てられたものも! 三角屋根のスイスの民家は景観条例で花を飾ることなどが決められているため、統一感があってとてもかわいかったです。・インターラーケン馬車観光(Reitschule Voegeli)HP:多くの観光客で賑わうインターラーケンはスーパーやお土産屋さんも充実! スイスワイン、チョコレート、チーズなど定番土産が手に入ります。「トップ・オブ・ヨーロッパ フラッグシップ・ストア」ではスイス国旗がかわいい雑貨が手に入るほか、スウォッチなどスイスブランドの時計が日本よりお得に購入できることも。30,000本のアーミーナイフが天井を埋め尽くす2階「ビクトリノックス」のショップも必見です。・トップ・オブ・ヨーロッパ フラッグシップ・ストアHP:『愛の不時着』のロケ地をめぐり、氷河が生み出した美しい湖に感激した夏のスイス・ユングフラウ旅行2日目。『愛の不時着』ロケ地はユングフラウ各地にあり、ラストシーンが撮影されたフィスルトなど、このあとの記事でもロケ地をご紹介予定です。グランドホテル・ギースバッハなどは調べてみるとアクセスが良くないように見えますが、船に乗ったり登山列車に乗ったりすること自体が面白く、わざわざ行く価値のある場所ですよ。次の記事では、富士山9合目並みのヨーロッパで最も標高の高い鉄道駅「ユングフラウヨッホトップ・オブ・ヨーロッパ」をレポートします!※CHF 1.00=163.16円(2023年8月4日現在)【取材協力】・スイス政府観光局HP:www.myswiss.jp・ユングフラウ鉄道グループHP:www.jungfrau.ch・インターラーケン観光局HP:www.interlaken.ch(文・撮影:小浜みゆ)
2023年08月14日株式会社近鉄リテーリングでは、当社が運営する東名高速道路・浜名湖サービスエリア(EXPASA浜名湖)において、2023年8月5日(土)に「花園近鉄ライナーズ」の現役選手たちによる体験型のイベント「花園近鉄ライナーズが浜名湖SAにやってきた!!」を開催します。本イベントでは、JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(ジャパンラグビーリーグワン)に所属する「花園近鉄ライナーズ」の選手たちと一緒にタックルやリフティングなどのラグビー体験ができるほか、現役選手の力強さを体感できる腕相撲大会を実施します。また、今回は、愛知県刈谷市を本拠地とする「豊田自動織機シャトルズ愛知」の選手たちも特別ゲストとして出演します。選手たちとの交流を通じて、ラグビーの魅力を身近に感じていただけるイベントです。夏休みの楽しい思い出づくりに、ぜひ浜名湖サービスエリアにお立ち寄りください。【花園近鉄ライナーズについて】1929年に創部した日本有数の歴史と実績を持つラグビーチームです。2022年1月からはラグビー新リーグ「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」に参戦し、現在ディビジョン1に所属しています。【豊田自動織機シャトルズ愛知について】1984年創部。愛知県をホストエリアとし、ラグビースクールや高校への普及活動、地域活動などを積極的に行われており、幅広く地域の人たちから愛されています。「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」では、現在ディビジョン2に所属しています。■「花園近鉄ライナーズが浜名湖SAにやってきた!!」 開催概要1.日時2023年8月5日(土) 13時00分から13時30分まで15時00分から15時30分まで※(各回約30分)悪天候時中止2.場所 東名高速道路・浜名湖サービスエリア(上下集約)屋外中央広場3.参加方法 予約不要 どなたでもご自由にご参加いただけます。4.内容(1)タックル体験クッションを持った現役選手におもいっきり体当たりし、現役選手のパワーを肌で感じていただけるコーナーです。(2)リフティング体験花園近鉄ライナーズの選手たちとリフティングを体験していただけるコーナーです。※リフティングとは、ラインアウト(タッチラインからボールが出た時に再開するプレー)のボールを確保するために、味方の選手を支えて持ち上げるプレーのことです(3)腕相撲大会花園近鉄ライナーズの選手たちと腕相撲をしていただけるコーナーです。お子様はもちろん、腕力に自信がある大人の方もお気軽にご参加いただけます。5.選手について6名の現役選手が各体験コーナーを担当します。〈イベントに参加する選手名〉※敬称略三竹康太/PR(プロップ)、ラタ・タンギマナ/PR(プロップ)、ネスタ・マヒナ/HO(フッカー)、菅原貴人/FL(フランカー)、河村謙尚/SH(スクラムハーフ)、小野木晃英/CTB(センター) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月31日映画『湖の女たち』の特報映像が公開された。本作は、吉田修一による“現代の黙示録”とも言うべき同名小説を、『日日是好日』『星の子』『MOTHER マザー』の大森立嗣が監督・脚本を務め映画化。琵琶湖湖畔の介護施設で100歳の老人が殺された事件を追う刑事・濱中圭介役で福士蒼汰、事件が起きた施設の介護士・豊田佳代役で松本まりかが出演する。公開された映像には、薄暗い倉庫の中、顔の見えない刑事(福士)がソファに腰をかけ、その視線の先に全裸で身を伏せている介護士(松本)の姿が。そんな衝撃的なシーンの合間には、“この世界は美しいだろうか”という意味深な問いかけの言葉が添えられている。なお本作の劇場公開は当初2023年11月を予定していたが、2024年初夏に変更となることが発表された。映画『湖の女たち』特報映像<作品情報>映画『湖の女たち』2024年初夏 公開公式サイト: 映画「湖の女たち」製作委員会
2023年07月27日実際の障がい者殺傷事件をモチーフにした辺見庸の小説を宮沢りえ主演、石井裕也脚本・監督で映画化した『月』。この度、特報映像と4種のティザービジュアルとともに、宮沢さん、オダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみのコメントが到着した。今回解禁した特報映像は、穏やかなメロディーと共に重度障がい者施設の日常から始まる。働き始めたばかりで真摯に仕事と向き合う洋子(宮沢りえ)、慣れた手つきで髪を結う陽子(二階堂ふみ)、入居者と心通わせるさとくん(磯村勇斗)が映し出される。だが、「俺今夜さ、この国の平和のためにさ、障害者たちを殺すよ」とのセリフとともに映像は一変、人を傷つけることに対して否定する洋子に「人ってなんですか?」と問い正す、さとくん…。そしてついに、その日を迎えることになる…。主人公・洋子を演じる宮沢さんの鬼気迫る表情、洋子を支える夫を演じるオダギリさんの包容力とどことなく漂う諦め。施設で働く洋子の同僚を演じる二階堂さんは自我とプライドと闘い、そして“命”を裁こうとする“さとくん”に挑む磯村さん。本作は、「狂気」とひと言で裁くことのできない問いを突きつける。解禁されたティザービジュアルでは、登場人物1人1人の思いと倫理が交錯する一瞬の表情を捉えたものとなった。キャストコメント宮沢りえ私が演じた洋子の心は、ずっと、今も私の中を旅しています。この映画を観てくださった方と、その旅の先にある「何か」を掴みに行きたいです。磯村勇斗撮影期間中、「人」とは何か。「生きる」とは何か。ずっと考えていました。その答えを出すことに、恐れさえ抱いていました。でも、これは決して他人事ではなく、綺麗事を捨て、僕たちは向き合わねばならない。今はただ、この映画を観てもらいたい。対面して欲しい。そう思っています。二階堂ふみこの作品について、ずっと答えを出せずにいます。そして、答えを出すべきではないとも思ってます。命に対して私たちは容易く傍観者になってしまう。しかしこの現実を真っ直ぐ見つめ、私たちの問題として考えたいと思い現場に参加させて頂きました。オダギリジョー人間は自分勝手で傲慢で、冷酷で残酷な生き物だ。ただ、この作品が描いているのは、そんな人間の温かみであり、思い遣りであり、何ミリかの可能性である。全ての人間に突き刺さる未来への希望だ。『月』は10月13日(金)より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会
2023年07月21日俳優の宮沢りえが主演を務める映画『月』(10月13日公開)の特報映像&ティザービジュアルが21日、公開された。同作は辺見庸氏による同名小説の実写化作。深い森の奥にある重度障害者施設で新しく働くことになった堂島洋子(宮沢りえ)は“書けなくなった”元・有名作家だ。彼女を「師匠」と呼ぶ夫の昌平(オダギリジョー)と、ふたりで慎ましい暮らしを営んでいる。施設職員の同僚であり作家を目指す陽子(二階堂ふみ)や、絵の好きな青年さとくん(磯村勇斗)、そして入所者、“きーちゃん”との出会い。洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにし、そんな世の理不尽に誰よりも憤っているさとくんの中で増幅する正義感や使命感が、やがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく。事件を起こした個人を裁くのではなく、事件を生み出した社会的背景と人間存在の深部に切り込まなければならないと感じたという著者は、「語られたくない事実」の内部に潜ることに小説という形で挑戦した。この問題作を映画化したのは、コロナ禍を生きる親子を描いた『茜色に焼かれる』、新作『愛にイナズマ』など、常に新しい境地へ果敢に挑み続ける映画監督、石井裕也。十代の頃から辺見庸の作品に魅せられてきたという彼は、原作を独自に再構成して臨んだ。特報映像は、穏やかなメロディーと共に重度障害者施設の日常から始まる。働き始めたばかりで真摯に仕事と向き合う洋子(宮沢りえ)、慣れた手つきで髪を結う陽子(二階堂ふみ)、入居者と心通わせるさとくん(磯村勇斗)が映し出される。だが「俺今夜さ、この国の平和のためにさ、障害者たちを殺すよ」映像は一変し、人を傷つけることを否定する洋子に、さとくんは「人ってなんですか?」と問いかける。ティザービジュアルでは、主人公・洋子を演じる宮沢の鬼気迫る表情、洋子を支える夫を演じるオダギリの包容力とどことなく漂う諦め、施設の同僚役の二階堂は自我とプライドと闘い、そして「命」を裁こうとする“さとくん”を演じる磯村の「狂気」と一言で裁くことのできない問いといった、一人一人の想いと倫理が交錯する一瞬の表情を捉えている。○宮沢りえ コメント私が演じた洋子の心は、ずっと、今も私の中を旅しています。この映画を観てくださった方と、その旅の先にある「何か」を掴みに行きたいです。○磯村勇斗 コメント撮影期間中、「人」とは何か。「生きる」とは何か。ずっと考えていました。その答えを出すことに、恐れさえ抱いていました。でも、これは決して他人事ではなく、綺麗事を捨て、僕たちは向き合わねばならない。今はただ、この映画を観てもらいたい。対面して欲しい。そう思っています。○二階堂ふみ コメントこの作品について、ずっと答えを出せずにいます。そして、答えを出すべきではないとも思ってます。命に対して私たちは容易く傍観者になってしまう。しかしこの現実を真っ直ぐ見つめ、私たちの問題として考えたいと思い現場に参加させて頂きました。○オダギリジョー コメント人間は自分勝手で傲慢で、冷酷で残酷な生き物だ。ただ、この作品が描いているのは、そんな人間の温かみであり、思い遣りであり、何ミリかの可能性である。全ての人間に突き刺さる未来への希望だ。(C)2023『月』製作委員会
2023年07月21日グローバルステイズ株式会社は、富士山グランピングヴィレッジ ツーリストヴィラ河口湖にテントサウナ棟を2023年6月15日オープンいたしました。テントサウナ棟は、全棟プライベートデッキがありセルフで薪を焚いて自分の好きな温度でロウリュウも楽しめるため、自分だけの空間で周りを気にせずに、いつでもサウナが利用できます。※サウナキャップや水着、サウナ着などは御座いませんので必要な方は予め用意をお願いいたします。テントサウナで焚くのに必要な「薪」「着火剤」は用意あり。※水風呂をご利用になりたい方はトレーラー内のバスタブをご利用ください。サウナイメージ河口湖エリアにはたくさんの観光スポットがございます。富士急ハイランドや河口湖オルゴールの森、ふじてんリゾートや富岳風穴・鳴沢氷穴に大石公園など観光した後はサウナで汗を流しましょう!しかも、無人チェックインで誰とも会いません!コロナ対策もバッチリです。また、お風呂・トイレ・キッチン・洗面所の全てがトレーラーハウス内に完備されております。そして、夕食は皆でわいわいBBQ!食材は近くにスーパーがございますので、事前準備していなくても問題ございません。プライベート空間でBBQを楽しみましょう。※こちらは素泊まりプランとなっております。BBQセット等お持ち込みの場合もゴミ処理・外清掃・除菌作業としましてBBQ利用料金を頂戴しております。恐れ入りますが、お持ち込みの場合はBBQ機材付プランにてご予約くださいますようお願い申し上げます。【室内備品】バスタオル・フェイスタオル・使い捨てスリッパ・ハンドソープ・ドライヤー・髭剃り・コットン・ヘアゴム・シャンプー・リンス・ボディソープ・冷蔵庫・ケトル・電子レンジ・トースター・炊飯器(5号炊き)・加湿機能付空気清浄機・フライパン・包丁・まな板・菜ばし・ピーラー・お玉・フライ返し・皿類・コップ・マグカップ・お箸・フォーク・スプーン・ナイフ・ラップ・アルミホイル・キッチンペーパー・子ども用食器(プレート・マグ・スプーン・フォーク)※積雪時や積雪の予報、台風などの悪天候の場合、ご宿泊をお断りする可能性がございます。(お客様のご判断でのキャンセルは通常通りの規定でございます。)※BBQ、花火(手持ちのみ)は21時迄です。21時以降は騒がないようご理解・ご協力をお願いいたします。※ペット同伴不可。ペット同伴でのご宿泊が確認された場合、別途クリーニング代を頂戴する場合がございます。※室内は完全禁煙です。室外デッキスペースでは喫煙可能です。【店舗概要】店舗名 : ツーリストヴィラ河口湖所在地 : 〒401-0302 山梨県南都留郡富士河口湖町小立8027-10アクセス : 河口湖駅からタクシーで約10分、中央自動車道河口湖IC・富士吉田ICから約10分。料金 : テントサウナ棟 1名9,500円~(素泊まり)最大5名様チェックイン : 15:00~22:00チェックアウト: 翌朝10:00までURL : 【会社概要】名称 :グローバルステイズ株式会社代表者:森川 清支配人:稀代 正啓所在地:〒409-3866 山梨県中巨摩郡昭和町西条14-1連絡先:055-244-3881 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月20日新国立劇場バレエ団が、こどものためのバレエ劇場2023「エデュケーショナル・プログラム」を上演する。取り上げる演目は、『白鳥の湖』。同団のレパートリーであるピーター・ライト版『白鳥の湖』を生み出した、イギリスのバーミンガム・ロイヤル・バレエによるプロダクション「First Steps: Swan Lake」の日本語版だ。オーケストラの生演奏に舞台美術、照明、衣裳も全部本公演と同じものが揃う本格的な舞台が気軽に体験できるというこの公演の見どころを、指揮者の冨田実里、主役のオデット/オディール役を演じる木村優里に聞いた。ラフな雰囲気で楽しめるバレエ──まずは吉田都芸術監督の意向で誕生したというこの「エデュケーショナル・プログラム」について教えてください。冨田その名のとおり教育的な意味合いがありまして、チーフプロデューサーの言葉を借りると、目指しているのは「10年後のお客様のことを考えて作る」ということ。小さい子供たちでも楽しんでいただけるのが大きなポイントで、その子たちが大きくなった時に、自分から「バレエを観に行きたい」と思ってもらえるようになれば、というプログラムです。今回上演する『白鳥の湖』はバレエの代名詞といえる作品ですが、何度も観たことがあるという方も、作品の新たな側面を知っていただけるような面白い取り組みだと思いますので、今からとても楽しみにしています。──全幕上演で3時間かかるところを、休憩なし、解説付きで1時間ほどにまとめて上演されるそうですね。冨田3年前にバーミンガム・ロイヤル・バレエに客演した際に、「First Steps」の舞台を観客として観ました。演目は『コッペリア』でしたが、いい意味でラフな雰囲気なんです。子供たちがわーっと騒いでいる中で演奏が始まり、MCの方が出てきて、皆どんどんバレエの世界へと引き込まれて、固くならずに自然に楽しむことができる。日本でもそういった試みができるというのはすごくいいことだと思います。これまでの「こどものためのバレエ劇場」ではなかったことですが、オーケストラが出るということも大きなポイントで、音楽の紹介、オーケストラの紹介もあります。バレエ音楽がいかに舞台と混ざり合いながらひとつの世界が作られていくかということにも触れます。それぞれの専門の人たちがひとつのところに集まってひとつの作品を作られている、というところを感じて頂けると思います。木村いま、はじめて休憩なしと知ってびっくりしています(笑)。台本を見ると、王子の心境にすごく共感できるような仕掛けがあったり、(言葉の代わりに身振り手振りで表現する)マイムの体験や照明の体験があったりと、いろいろな工夫がある。次に『白鳥の湖』を全幕で観る時、より深く作品に入っていけると思いますし、ダンサーとしてこれをどういうふうに見せていけるか、楽しみです。優れたバレエ音楽とは──短時間でさまざまな要素を見せていくとなると、出演者にとっては大変な舞台になりますね。木村王子役の男性ダンサーはハードだと思います。セリフがあったり、俳優さんと一緒にお芝居をしたり──私にも一部、マイムをしながら説明をするところがあって、今からドキドキしています(笑)。──ご自身にとって、『白鳥の湖』はどのような作品といえますか。木村踊れば踊るほど、新しい気づきがある作品です。考えさせられる余地がたくさんある。小さい頃は、身体全体を使って、鳥──白鳥を表現しようというその試みに驚いていました!羽ばたきだけでなく、角度をつけた手首が白鳥の首に見えたり、腕が首のカーブになっていたり、白鳥という生き物を動きに落とし込んでいることが衝撃で。白鳥と黒鳥を同じ人物が踊らなければならないとか、テクニックや表現についても異次元のことのように思われて、憧れましたね。冨田優れたバレエ音楽は譜面を見るだけでその情景が浮かんでくるものですが、こんな作品を書いてくれたチャイコフスキー先生には、本当にどうもありがとうと思っています。その譜面からのエネルギーを音にかえしていくのが私たちの仕事。ストラヴィンスキーは自伝の中で、動きと音楽とが織り混ざったらどんなに面白いことができるか、ということを書いていて、そうした彼らの取り組みを知って、自分も何か音を通して試していける──とても難しいことだけれど、すごくやりがいのある楽しみだと思っています。木村冨田さんはダンサーの思いを汲んでくださるので、いつも音楽に助けられています。その日の舞台の、全体の流れというものがあるのですが、音楽がそれを大きく紡ぎ出し、幕をつないでいってくれる。私たちはそれに身を委ねることもできるし、それがいい化学反応になったりもする。本当にお互いの呼吸、ですよね。冨田呼吸が合うと楽しいですよね。一体感が感じられるというのはまた、幸せな時だなと思います。そこもぜひ皆さんに体感していただきたいです。マイムを知ると、楽しくなる──舞台中、マイムの説明もあるようですが、バレエにおいてはマイムもとても重要な位置を占めている要素ですよね。木村以前踊っていたヴァージョンでは、夜の湖畔で出会った王子とオデットのふたりが手を取り合い、そこから踊りが始まります。でも、いま上演しているピーター・ライト版では、ふたりは踊りでなく、マイムを展開するんです。演劇的というか、イギリスの文化がいかに演劇を大切にしているかということを感じました。実はマイムって結構激しくて、全身運動なんですよね(笑)。本当に心と身体がひとつになっていないと伝わらないし、相手との呼吸も会話のように感じられなくてはならない。例えば、王子が何かを言いかけた呼吸を感じて、「待って」とこちらが出るのですが、そのタイミング次第で、伝わり方は全然違うんです。こどものためのバレエ劇場2023エデュケーショナル・プログラム『白鳥の湖』告知映像冨田バレエのリハーサルを見るようになってからマイムの内容を知って、マイムの場面が楽しいと思うようになりました。タイミングやスピード、間の取り方は各ダンサーで違うんです。それもまた面白いところです。指揮者としては、音楽の流れを尊重しながらマイムの流れを理解することが求められます。私に限らず指揮者の方は、マイムの部分はわりと速く演奏したがることが多くて、「そんなに速いとマイムが入らない!」と言われることも(笑)。ただ、全幕を通してのメリハリを作るために緩急をつけていく必要はあるので、踊りとマイムの力学のバランスというのは、どの指揮者も工夫しながらやっているところだと思います。──作中で、「ここは聴きもらさないで」「こういうところを見逃さないで」というところがあれば教えていただきたいのですが。冨田今回の舞台は、まさに「ここを聴いて!」「これ、面白いよ!」というところを言ってくれるんです!ぜひ、楽しかったら笑い、悲しかったら泣いてもらいたい。少し騒いでいても大丈夫。明るい雰囲気で、ぜひ自然な姿勢で楽しんでいただきたいですね。木村どういう反応をしてくれるのかな、こういう言葉を投げかけられたら何を思うのかなと、ドキドキワクワクしています。以前、こどものためのバレエ劇場として『しらゆき姫』を上演した時も、皆さん物語に没頭してくださって、客席から「しらゆきひめー!」という応援の掛け声があがったり、お手紙も、皆さんが一人ひとりそれぞれの感性で書いてくれたりしたんです。皆さんの純粋なエネルギーを嬉しく思うだけでなく、私ももっと学ばなくてはと思いました。ぜひ、その時にしか感じられない等身大の感性で、観ていただきたいですね。取材・文:加藤智子写真提供:新国立劇場<公演情報>こどものためのバレエ劇場 2023エデュケーショナル・プログラム『白鳥の湖』2023年7月28日(金)~30日(日)会場:東京・新国立劇場オペラパレス公式サイトチケット情報
2023年07月04日開館10周年となる市原湖畔美術館(千葉県市原市)で、展覧会『湖の秘密-川は湖になった』が7月15日(土)〜9月24日(日)に開催される。同館に隣接する高滝湖にまつわる歴史や文化を8人のアーティストの視点から掘り下げるものだ。美術館観賞後の散策も楽しめる高滝湖は、市原市を南北に縦断し東京湾に注ぎ込む養老川に1990年に造られた高滝ダムの人造湖だ。氾濫を起こしては人々を苦しめた養老川の本格的改修と、市原市北部の工業化、人口増に伴う水源開発を目的として約20年かけて建設され、それと引き換えに110戸の村が湖の底に沈んだのだった。湖に沈むまでの村の日々を撮影していたのが、この村で生まれ育ち、独学で写真を学んだ加藤清市だ。ダムができて新しい生活が始まる希望と、古を失う寂たる気持ちとが混在するなかで、時間を作っては撮影して歩いたという。古い家や土地、人々をいとおしく思いながら写した500点を超える写真から30余点を展示する。また、風景とその場所性をテーマとして奥能登国際芸術祭や瀬戸内国際芸術祭でも真摯に制作してきた南条嘉毅は、地域の人々への取材や郷土資料をベースとして、川が運び湖に堆積する土壌「ネト」、地域で収集した民具、音、映像を用いて、湖の底に消えた風景をインスタレーションとして蘇らせる。ニューヨークを拠点に活躍中の大岩オスカールは、養老渓谷から小湊鉄道がのどかに走る住宅地を経て、コンビナートが林立する工業地帯へと流れる養老川の変化する風景を、虚実入り混ぜながら、全幅12m、高さ3mのダイナミックな壁画を描く。日用品の布から糸を引き出して作る繊細なインスタレーションなどで知られる岩崎貴宏は、「房総」「千(の)葉」という名の由来でもある菜の花などの植物、農産物、水車や橋、鉄塔など、河口から源流へと遡る景観を表現する。千葉県在住の彫刻家、尾崎悟と松隈健太朗は初のコラボレーションで、養老渓谷や森、湖の底に棲む生きものたちの世界を創出する。なお、今年2月に癌で亡くなった松隈の遺作となる。展示室だけでなく美術館全体に繰り広げられる展覧会。地形、風景や暮らしの記憶と未来に思いを寄せながら巡りたい。出展作家:岩崎貴宏/大岩オスカール/尾崎悟/加藤清市/菊地良太/南条嘉毅/松隈健太朗/椋本真理子<開催情報>市原湖畔美術館開館10周年記念展『湖の秘密 —川は湖になった』会期:2023年7月15日(土)~9月24日(日)会場:市原湖畔美術館時間:10:00~17:00、土・祝前日は9:30~19:00、日祝は9:30~18:00(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜(祝日の場合開館翌平日休)料金:一般1,000円、大高・65歳以上800円公式サイト:()
2023年07月04日ハリオ ランプワークファクトリー(HARIO Lampwork Factory)から、新国立劇場のバレエ公演『白鳥の湖』とコラボレーションしたネックレスが登場。2023年7月28日(金)から30日(日)まで販売される。“スワン”が主役のガラスネックレス新国立劇場シアターショップ「PLATZ」から、バレエ公演『白鳥の湖』の公演を記念して、ハリオ ランプワークファクトリーとタッグを組んだオリジナルのガラスアクセサリーが登場。第1弾のピアス・イヤリングに続き、第2弾となる新作ネックレスが、「こどものためのバレエ劇場 2023エデュケーショナル・プログラム 『白鳥の湖』」の日程に合わせて販売される。ネックレスの主役となるのは、演目を連想させるスワンのモチーフ。「ホワイトスワン」「ブラックスワン」の2色を、ハリオ ランプワークファクトリーが手作りで制作した、繊細なガラスで表現しているのが特徴だ。ロマンティックなバックスタイルまたネックレスのバックスタイルは、パールが一粒ゆらりと落ちるロマンティックなデザインに。女性の首元に寄り添う、華奢なチェーンを採用しているのもこだわりのポイントだ。【詳細】ハリオ ランプワークファクトリー×新国立劇場特別企画発売期間:2023年7月28日(金)~7月30日(日)※先行予約は、2023年6月10日(土)〜6月18日(日)展開:新国立劇場シアターショップ「PLATZ」住所:東京都渋谷区本町1丁目1−1アイテム:・ネックレス ホワイトスワン 9,900円・ネックレス ブラックスワン 9,900円※コラボレーションアクセサリーの一部は、公演が終了しても、継続して販売。※ハリオ ランプワークファクトリーの直営店や、オンラインショップでは取り扱いしていない。モデル:木村優里(新国立劇場バレエ団 プリンシパル) / 柴山紗帆(新国立劇場バレエ団 ファースト・ソリスト)
2023年06月15日宮沢氷魚と小西桜子が共演する『はざまに生きる、春』が5月26日(金)より公開。この度、宮沢さんが演じる“青色の絵”だけを描く画家、屋内透の描画シーンの本編映像とメイキング映像が解禁となった。本作は、現在、出版社で漫画編集者として働く葛里華(かつ・りか)監督による初のオリジナル長編作品。発達障がいの特性を持つ画家・屋内と、出版社に勤務する雑誌編集者・春の恋模様を描いている。今回解禁された本編映像は、屋内(宮沢さん)に「春さん大変です! 今すぐ来てください! 早く!」と電話で呼び出され走って向かう、春(小西さん)のシーンから始まる。春が駆けつけた先には、アパートの壁に青色の絵を描く屋内がいた。突然のことに戸惑う春に、屋内は手を絵の具で染めて無邪気に「この光が綺麗だから、閉じ込めたかった」と、建物に差し込む光を使った絵を完成させていく。人目を気にすることなく、光が差しているこの瞬間に絵を完成させたいと、一心に絵を描く屋内の姿と、その絵を見せるために春を急に呼び出したという事実に、戸惑いながらもどんどん屋内に惹かれていく春の気持ちが伝わるような映像となっている。また、併せてメイキング映像も解禁。本番で描く絵を事前に練習をする宮沢さんは、手に絵の具をつけて描いていくテンポなどを丁寧に確認しており、役への真摯な姿勢がうかがえる。雑誌編集者と取材を受ける画家としての2人の関係が、どんな時間を共有し、どう分かり合っていくのか。その展開が気になる映像となっている。『はざまに生きる、春』は5月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:はざまに生きる、春 2023年5月26日より公開©2022「はざまに生きる、春」製作委員会
2023年05月24日初心者にもオススメな走りやすいコースUP RUN実行委員会は2023年7月15日(土)、彩湖の景観を楽しみながら走れる『第1回UP RUN彩湖ハーフマラソン』を開催します。定員は500名です。「ハーフマラソン」は、男女ともに高校生以上が参加できます。制限時間は3時間、参加費は保険料込みで4,000円です。誰でも参加ができる「20kmリレー」は1本のタスキを繋いで、1周5kmのコースを、チームで4周走る種目です。2人から4人で1チームを構成し、走る順番や周回数は自由です。制限時間はありません。参加費は保険料込みで1人3,000円となっています。その他には、中学生以上が対象の「10km」、誰でも参加ができる「5km」、3歳から小学生までの子どもと保護者を対象にした「5km親子マラソン」があります。受け付け会場は彩湖道満グリーンパークです。8:30から受け付けがスタートし、各種目30分前まで受け付け可能です。「ハーフマラソン」は9:30に始まります。「5km」「10km」「親子5km」「20kmリレー」は10:00にスタートし、競技終了予定時間は14:00です。参加回数に応じた特典を用意『第1回UP RUN彩湖ハーフマラソン』では、各種目の1位から3位までの入賞者に賞品を、完走した人に完走証を用意しています。さらに、参加回数特典があり、2回目の参加で公式オリジナルタオルが必ずもらえます。チケットはPeatixにて販売しています。(画像はUP RUN公式サイトより)【参考】※UP RUN公式サイト※Peatix
2023年05月20日宮沢氷魚主演の純愛映画『はざまに生きる、春』より、恋の始まりを切り取ったドキドキの本編映像が公開された。宮沢さん演じる発達障がいの特性を持つ画家・屋内と、小西桜子が演じる出版社に勤務する編集者・春の恋模様を描いた本作。仕事も恋もうまくいかない日々を送っていた春は、ある日、取材で「青い絵しか描かない」ことで有名な画家・屋内と出会う。公開された映像は、そんな出会って間もない2人が、一緒に月を見ながら夜ご飯を食べるという、ロマンチックなシーン。残業をしていた春は、急に屋内に誘われ、屋内の自宅で月を見ることに。縁側で横並びになり、月を見ていたが、夜ご飯を食べていないという春に「確認です。ジブリは好きですか?」とラピュタパンを振る舞う。夢中で食べる可愛らしい屋内に、春の気持ちがどんどん揺れ動く様子が感じられる。また、春が連絡してきた理由を聞くと、屋内は「月が欠けていたので、春さんに伝えたいなと思ったんです」と答える。そんな話しながら見つめ合う2人の様子からは、恋の始まりを感じさせる。『はざまに生きる、春』は5月26日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:はざまに生きる、春 2023年5月26日より公開©2022「はざまに生きる、春」製作委員会
2023年05月05日直木賞受賞の同名小説を映画化した『銀河鉄道の父』より、原作者・門井慶喜氏および、宮沢賢治の親族からコメントが到着。宮沢賢治を演じた菅田将暉の演技を絶賛している。役所広司が宮沢賢治の父・政次郎を演じ、菅田将暉が宮沢賢治を、森七菜がその妹を演じる本作。作家・宮沢賢治を深い愛情で支えた家族の物語だ。この度、映画公開を前に、宮沢賢治の作品を広める活動をしている賢治の実弟・清六の孫・宮澤和樹と原作・門井慶喜のコメントが到着し、併せて新規スチールも解禁された。完成した映画を一足早く鑑賞した門井氏は「一観客として泣いちゃいました。三度目に見たときは二度目より泣きました」と語ると、宮澤氏も「伝記や史実としてではなくフィクションとして観ました。しかし賢治さんのユーモア、明るさ、誠実さを堪能し何度も笑い、泣きました」と、本作の物語を堪能した様子。これまで三上博史、松田龍平、鈴木亮平、中村倫也など錚々たる俳優たちが作家・宮沢賢治を演じてきたが、本作で賢治を演じた菅田さんは、家族を振り回すも純粋で必死に自分の生き方を模索し、作家として精細な一面を見せた賢治を見事に再現している。祖父・清六から賢治の人柄や作品世界について話を聴き、誰よりも賢治を熟知している宮澤氏は「賢治さんの一途さ、弱さ、強さを見事に表現していたと感じました。菅田将暉さんの賢治さんへの観察力、想像力には深さをかんじました」と菅田将暉版宮沢賢治に驚嘆。撮影で執筆するシーンでは宮沢賢治が実際に書いた原稿の文字を真似て撮影にも挑んだという。門井氏は「泣くほど感動するけれど、感動だけの話じゃないんです。笑いもあるし希望もある。私たちが家庭で味わうすべてがあります」と語り、宮澤氏は「学校の授業や今までのテレビ番組等でのイメージとは違う賢治さん、それを支えていた家族。どのような才能もそれを支える人や環境が無ければ後世には伝わらない。異質な才能でも評価し、残し、伝える。これは大変な事ですが誰かがやらねばならない。賢治さんの場合それが父であり家族だった。これは実に稀ですが本当に幸福なことです」とコメントし、映画公開の喜びを万感の思いで語った。『銀河鉄道の父』は5月5日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀河鉄道の父 2023年5月5日より全国にて公開©2022「銀河鉄道の父」製作委員会
2023年05月04日俳優の宮沢氷魚が主演を務める、映画『はざまに生きる、春』(5月26日公開)の場面写真が30日、公開された。同作は現在出版社で漫画編集者として働く葛里華監督による初のオリジナル長編作品。発達障害の特性を持つ画家・屋内(宮沢)と、出版社に勤務する編集者・春(小西桜子)の恋模様を描いている。主演の宮沢は、同性愛者であることに葛藤する人物を演じた『his』(20年)で初主演を務め、同作で第12回TAMA映画賞最優秀新進男優賞などを受賞。また今年2月に公開された映画『エゴイスト』ではアジア全域版のアカデミー賞「第16回アジア・フィルム・アワード」で助演男優賞を受賞するなど、繊細でピュアな佇まいとその確かな表現力が賞賛されている。今作で演じるのは”青色の絵”だけを描く画家・屋内透で、感じたことをストレートに表現し、感情を隠せず嘘がつけない「発達障害」の特性を持つ役柄となる。。宮沢は今回の役柄に対し「僕も元々あまり(発達障害に関する)知識がなかったので、1から勉強させてもらいました。たくさんの映画やドキュメンタリーや本、また実際に当事者の方にお会いして(屋内のキャラクターの)ベースを築くことができました」と役作りに対して真摯に語っている。今回公開された場面写真は、春の担当する雑誌の取材を受ける屋内や、手のひらを青色の絵の具で染め生き生きとした表情の屋内、また青色が広がるキャンバスに真剣な面持ちで向かう姿など、天才的な感性を持つ画家である屋内のキャラクターが垣間見える写真となっている。誰もが経験する普遍的な感情に心が動き、“人を好きになる”ことへの希望が溢れる新しい恋愛映画に注目となっている。(C)2022「はざまに生きる、春」製作委員会
2023年05月03日福山雅治主演の新ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」第1話に、宮沢氷魚がゲスト出演することが分かった。本作は、アメリカから期間限定で交換留学生として来日したFBI特別捜査官・皆実広見(福山さん)と、警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(大泉洋)、2人が凸凹バディを組んで難事件に挑んでいく、新時代の痛快なバディドラマ。すでに第1話には、筒井真理子、草川拓弥(超特急)、関町知弘(ライス)がゲスト登場することが分かっているが、今回さらなるゲストとして、宮沢さんの出演が決定。「コウノドリ」で俳優デビューし、「偽装不倫」、連続テレビ小説「ちむどんどん」などに出演。今回初の日曜劇場への出演となる宮沢さんが演じるのは、渋谷直子(筒井真理子)の息子・英輔で、第1話のキーパーソン。病気で働けなくなった母と暮らす英輔は、過去のある出来事をきっかけに鬱屈とした日々を送っている。マイノリティ(社会的少数者)である英輔は、そのことにフラストレーションを抱え、そんな中、英輔は皆実と出会う。宮沢さんは「大泉さんは以前映画で共演したことがあり、NHKでも大河ドラマと朝ドラで同じ時期に撮影していたので、よく廊下でお会いしていました。前に共演させていただいたときからずっと変わらず面白くて、今回もゲストの僕に居心地の良さをくださいました。福山さんは初共演だったんですが、圧倒的なオーラと貫禄がありました。初日は少し緊張していたのですが、福山さんから話しかけてくださり、色々とお話しさせていただきました。常に気にかけてくださり、楽しく現場に居られました」と福山さん・大泉さんとの共演について語る。そして「たくさんの人に感動を与えられる作品になっています。楽しみにしていただけるとうれしいです」と視聴者にメッセージを寄せている。「ラストマン-全盲の捜査官-」は4月23日より毎週日曜日21時~TBSにて放送(※初回25分拡大)。(cinemacafe.net)
2023年04月18日俳優の古田新太、宮沢氷魚が13日、東京・新宿で行われた「東急歌舞伎町タワー開業前日セレモニー」に出席した。14日に開業する同施設から隣接するシネシティ広場にかけて、歌舞伎町の文化に根ざす「水」をモチーフにした鮮やかなブルーカーペットを設置。そのブルーカーペットに同施設で予定されている公演に出演するゲストが登場した。古田と宮沢は、同施設にオープンする新劇場「THEATER MILANO-Za」で上演される舞台『パラサイト』に出演。ソン・ガンホが主演を務めた映画『パラサイト 半地下の家族』を日本で舞台化する本作で、物語の中心となる金田一家の主・金田文平を古田、身分を偽造し、高台の豪邸に住む永井家の家庭教師としてアルバイトを始める文平の息子・純平を宮沢が演じる。“日本のソン・ガンホ”と呼ばれている古田は「あいつのほうが1個下だからね。あいつが“韓国の古田新太”だから」と言って笑いを誘い、「舞台化されたらやりたいなと思っていた。日本には半地下の文化がないのでどうするのかなと思っていたけど、うまい具合にやっています」と話した。また、息子役の宮沢について「絶対、俺からこんなの生まれないから」と発言。文平の妻を江口のりこが務めるが、「俺と江口のりこからは絶対に生まれない」と強調し、宮沢は「突然変異というか、隔世遺伝とかもありますから」と笑っていた。セレモニーには、『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』に出演する窪田正孝、石橋静河、「Zepp Shinjuku (TOKYO) OPENING SPECIAL 4DAYS!」に出演する渋谷龍太(SUPER BEAVER)、東京スカパラダイスオーケストラ、西川貴教、Little Glee Monsterも出席した。
2023年04月13日門井慶喜による同名小説を映画化、宮沢賢治の父・政次郎を役所広司が演じる『銀河鉄道の父』。この度、宮沢賢治を演じる菅田将暉が詩人、学生姿、チェロ演奏など様々なシーンを演じた場面写真が解禁された。菅田さんは「ミステリと言う勿れ」の原作主人公そっくりのアフロスタイルなど、出演作ごとに演じるキャラクターとビジュアルが度々話題になるが、本作でも短髪坊主姿のビジュアルが解禁されると大きな話題となった。菅田さんが演じる宮沢賢治は中学を卒業後、家業を継ぐことを断固拒否し、政次郎に頼み込んで進学するが、興味の対象がたびたび変わる青年。生活力もなく、父に金を無心するなど、いまでいう「ダメ息子」だが、病気になった妹・トシを励ますために童話を書くと、その文才に目覚めていく。この度解禁された場面写真では、少し幼さが残る着物姿やグレーの学生服、妹・トシのために一心不乱に童話を書きしたためるまさに“詩人・宮沢賢治”を象徴する1枚をはじめ、宗教に信仰した賢治が必死に法華経を唱えるカット、綺麗なスーツを身にまといチェロ演奏をするシーンなども写し出されている。勉学、人造宝石の商いや宗教、文学に農業に音楽、37年という短い生涯の中で様々なことに挑戦し、その青春と葛藤を宮沢賢治の7つの顔で表現する菅田さんの演技に心が揺さぶられる。花巻で宮沢賢治の親族にも会うことができたという菅田さんは、「話を聞いていると“やっぱり面白い人だったみたいで!”と話されていました。賢治が多面的なんでしょうね。(賢治の)色々な面のここがいいよねというところが、それぞれいっぱいあります」と宮沢賢治を演じた感想を語っている。『銀河鉄道の父』は5月5日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀河鉄道の父 2023年5月5日より全国にて公開©2022「銀河鉄道の父」製作委員会
2023年04月02日主演・宮沢氷魚、ヒロイン・小西桜子で贈る「感動シネマアワード」(主催:レプロエンタテインメント)にて大賞を受賞した映画『はざまに生きる、春』。この度、場面写真が一挙解禁となった。今回一挙解禁された場面写真は、春(小西桜子)の横顔を優しく見つめる屋内(宮沢氷魚)のカットを始め、月を見る約束をした2人が望遠鏡を前に語らう様子。そして、ガラスの花瓶を持って見つめ合うカットなど、恋の始まりのような柔らかく瑞々しい2人の様子が切り取られている。また、木の下で樹皮を手に取り夢中で見つめる屋内や、雑誌編集部で働く春が真剣な面持ちで編集長と会話する姿など2人のキャラクターが窺えるカットに加え、目に涙を浮かべる春や、真剣な面持ちで向き合う2人のカットなど、物語の展開にも期待が膨らむ場面写真となった。雑誌編集者と取材を受ける画家として出会った2人がどんな時間を共有し、どんな葛藤が生まれ、どう分かり合っていくのか。本作は、恋のすれ違いの切なさ、もどかしさ、好きな人と分かり合いたいとただ願う気持ちを描き、決して特殊ではない感情に心が動く、“人を好きになる”ことへの希望が溢れる新しい恋愛映画となっている。『はざまに生きる、春』は5月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:はざまに生きる、春 2023年5月26日より公開©2022「はざまに生きる、春」製作委員会
2023年03月24日「さがみ湖桜まつり」が、神奈川・相模原のアウトドア複合リゾート「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」にて3月18日(土)から4月16日(日)まで開催される。2,500本の桜を楽しむ“空中”お花見や“絶叫”お花見「さがみ湖桜まつり」は、関東最大級2,500本もの桜が花を咲かせる様子を楽しめる“お花見”イベント。園内の「ペアリフト」に乗れば斜面一面に咲く桜を一望できる他、桃、レンギョウ、山吹など色鮮やかな花々の景色を眺める“空中お花見”を楽しめる。また、桜を見下ろしながらスリルも味わえる、標高370mの絶叫吊り橋「風天」や絶叫アトラクション「極楽パイロット」も。さらに、自走式カート「F-1カート」に乗れば“お花見ドライブ”も楽しむことができる。「夜桜イルミネーション」600万球を点灯加えて、幻想的な「夜桜イルミネーション」にも注目だ。イルミネーションイベント「さがみ湖イルミリオン」および「すみっコぐらしイルミネーション」の会期を5月7日(日)まで延長するのに伴い、桜の開花中は600万球のイルミネーションと夜桜が織りなす華やかな風景を楽しむことができる。「かわうそとすみっコキャンプ」「たぴおかパーク」「星空さんぽ」といった「すみっコぐらし」の愛らしいイルミネーションも併せて要チェックだ。「すみっコぐらし」コラボメニュー&新グッズ「すみっコぐらしイルミネーション」の期間延長に連動して、新たなコラボレーションメニューや限定グッズが仲間入り。レストラン「ワイルドダイニング」では、“桜”をモチーフにした色鮮やかな「さくらカルボナーラ」や「さくらストロベリーオレ」を用意する。また、新グッズとして、イルミネーションを楽しむ「すみっコ」たちをデザインしたキラキラシールやピンバッジ、ブラインドアクリルスタンドが店頭に並ぶ。【詳細】さがみ湖桜まつり開催期間:2023年3月18日(土)~4月16日(日)営業時間:9:30~21:00※時期により異なる。※最終入場は営業終了の30分前まで。場所:さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト住所:神奈川県相模原市緑区若柳1634料金:・入園料 大人1,800円(※4月3日(月)~1,900円)、小人・シニア・ペット(犬)1,200円・フリーパス 大人4,500円、小人3,700円・15時からパス 大人2,800円、小人2,200円※昼間から入園の場合、追加料金なしでイルミリオンを観覧可能。■さがみ湖イルミリオン・すみっコぐらしイルミネーション開催期間:~2023年5月7日(日)まで延長※4月2日(日)までは毎日、4月3日(月)~5月7日(日)は土日祝日のみ点灯。グッズ例:・キラキラシール 650円・ピンバッジ 750円・ブラインドアクリルスタンド(全6種) 各850円※新作グッズは3月中旬~順次発売。メニュー例:・さくらカルボナーラ 1,700円・さくらストロベリーオレ 700円※コラボレーションメニューはレストラン「ワイルドダイニング」にて提供。
2023年03月16日ハトは、首をしきりに振る姿が印象的。小刻みに動いている姿を、つい見てしまう人もいるのではないでしょうか。蝉屋(@tittanmayer)さんは、ニュージーランドのクイーンズタウンにある、ワカティプ湖の風景を動画として撮影していました。動画は、カメラを固定した状態のもと、一定間隔で撮影した静止画を処理して1つにまとめる方法で撮影。一般的な動画よりもやや速く再生されることが特徴的です。撮影された動画の中には、鳥が写っていたのですが、速さが特徴的なため…。( ㆁωㆁ) おい、鳥ぃ!!微速度撮影に映り込むのはいいんだけど、真顔で首を振るなぁ!! pic.twitter.com/d2ULOeob78 — 蝉屋@ちったん(べらんだ) (@tittanmayer) March 4, 2023 鳥が真顔で首を何度も左右に振っています!何羽もの鳥が、一斉に首を振っている光景にもクスッとしますよね。ネット上では蝉屋さんが撮影した光景に、「じわじわくる」「吹き出したわ!」「笑いすぎて腹筋が崩壊した!」と人気を呼んでいます。通常とは異なる速度の動画であるからこそ、こうしてユニークな光景になるのでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年03月12日惹かれる気持ちの根源に迫った映画『エゴイスト』に出演した鈴木亮平さんと宮沢氷魚さんが登場。“愛”という感情の本質について語ります。――お二人はこの作品に参加されたことで、“惹かれる”、あるいは“愛”といった感情に対して、何か気づきはありましたか?鈴木亮平:実は僕は「純粋な愛ってあるのかな」とかねがね思っていて。「好き」とか「愛している」とか、「大事にしたい」といった気持ちは、相手を思ってのことではあるけれど、実はただの自分の欲望であり、欲求なのではないかと…。この物語は、そういった僕の気持ちを具現化したような物語です。宮沢氷魚:確かに、亮平さんが演じた浩輔も、僕が演じた龍太も、どちらも行動原理が「好きな人のために」的な人でしたね。鈴木:そう。浩輔は愛ゆえに、龍太はもちろん、龍太の母親のためにもいろんなことをするよね。宮沢:龍太も、母親をはじめ自分の周りにいる人たちを幸せにする、喜ばせるために頑張る人。僕は、誰かを好きになることは素晴らしいことで、相手のために自分を犠牲にするのも愛だ、と思っていたんです。でもこの作品に参加してからは、時として愛はエゴであり、結局自分の行動は、“僕がそうしたいから”しているんだ、ということに強く気づかされたというか…。なので、自分自身の愛や、恋愛に対する考え方が大きく揺さぶられました。「愛ってなんだろう…」と、頻繁に考えています(笑)。鈴木:でも、愛はエゴだからこそ美しいとも思うんですよ。相手を慈しむ気持ちが生まれて、願わくばその行動で相手も喜んでくれたら…と思う気持ち。身勝手かもしれないけれど、それはある種の美なのかもしれない、と。――この作品はゲイの恋愛を描いています。同性に惹かれるという、ご自分とは異なるセクシュアリティを持つ役を演じるために、何を意識されましたか?鈴木:世間が考える男らしさ・女らしさのように、〈ゲイらしさ〉というのがありますが、でも現実のゲイの人たちはもっと多様なので、どんな表現もあり得るわけですよね。それを踏まえた上で、今の日本の社会に発表する映画として、どういうバランスをもって演じることがこの作品として妥当なのか、そこをすごく考えました。過度にいわゆる“オネエ”的なゲイを演じてしまうと、偏見を助長することにも繋がってしまうかもしれない。かといって異性愛者と全く同じように演じるのは、同性愛をウォッシュアウトすることになる。いろんなことを調べ、いろんな方に相談をし、浩輔のキャラクターや表現に落ち着いたという感じです。宮沢:本を読むことでも知識は吸収できますが、どんな役でも、当事者の方にお会いして初めて分かることがたくさんある。僕の親友がゲイで、以前、映画でゲイの役を演じたときにも彼にすごく助けてもらったんですが、今回も彼にたくさんサポートをしてもらいました。とても感謝しています。――作品の中で描かれる“愛し合う浩輔と龍太”が、とても幸せそうだったのが印象的でした。鈴木:ですよね。僕が勝手に思っているだけかもしれませんが、僕と氷魚くんは、とても相性が良かったと思ってます。宮沢:ふふふ(笑)。鈴木:自然と心が惹かれました。振り返ると僕にとって氷魚くんは、欠けているものを埋めてくれる人だったと思う。宮沢:僕もまったく同じで、あの作品を撮っていたときは、『エゴイスト』という世界を生きていた感覚でした。毎朝起きれば亮平さんに会いたいと思っていたし、カメラの前ではありましたが、二人の時間がリアルなものとして刻まれた感じがあった。僕にとって、今までにない経験でした。鈴木:撮影の手法もとても珍しくて、その場で起きたことをそのまま切り取っていくというか、ドキュメンタリーのような撮り方だった。台本もあってないようなもの。宮沢:確かに、台本に書いていないセリフだらけですよね。鈴木:ああいう撮影は、お互いに本当に役になりきれていたからこそ可能だったんだと思う。宮沢:自然に言葉が出てきたり、動きがついてきたりするのが、自分でも本当に不思議でした。でもたぶんそれは、僕が亮平さんとの間に信頼感を構築させてもらえたからだと思っています。鈴木:僕にとっても僕らの関係性は、スリリングであり、そしてとても理想的なものだったよ。――次はどんな役で向き合いたいですか?鈴木:氷魚くんに殺されたい(笑)。なんか殺し屋とか似合いそう。宮沢:僕が連続殺人犯で、亮平さんが刑事で、逃げ続けているんだけれど実は近いところにいて…。鈴木:最後に俺が殺される(笑)。でもそれも、恋愛とは違う意味で、惹かれ合う二人なのかもね。宮沢:かもしれないです。ぜひまたご一緒したいです(笑)。すずき・りょうへい1983年3月29日生まれ、兵庫県出身。代表作に大河ドラマ『西郷どん』、ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』、映画『孤狼の血 LEVEL2』など。昨年のドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』での演技も話題に。衣装協力・ジョルジオ アルマーニジャパン TEL:03・6274・7070みやざわ・ひお1994年4月24日生まれ、サンフランシスコ出身。ドラマ『偽装不倫』、映画『his』などに出演し、2021年映画『騙し絵の牙』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。昨年は連続テレビ小説『ちむどんどん』にも出演。コート¥338,800ニット¥105,600パンツ¥151,800スニーカー 参考価格¥125,400(以上ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー/ジルサンダージャパン TEL:0120・919・256)映画『エゴイスト』東京で自由に生きている浩輔だが、14歳で母を亡くし、ゲイであることを押し殺し生きてきた過去が。一方、龍太は病気の母を支えるために高校を中退し、今は自分の夢のために母と二人で健気に生きている。そんな龍太のピュアさに惹かれた浩輔は、「お母さんに」と高級寿司を買ってあげる。龍太も心を開き、二人は体を重ね、恋人に。「浩輔が龍太に惹かれたのは事実だと思いますが、でもたぶん、龍太の母親や、龍太が母親を大事にする姿に、自分の亡くした母への愛を重ねていたんだと思います。“龍太のために”してあげたことは、母を失ったことなどで生まれた“自分の欠けた部分”を満たすエゴイスティックな行為だったのかも。ただ、惹かれる気持ちがエゴイズムだとしても、僕はそこに美しさを見出してもいいと思います」(鈴木さん)。2月10日より、全国公開。©2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会※『anan』2023年2月15日号より。写真・小川久志スタイリスト・臼井 崇(THYMON Inc./鈴木さん)庄 将司(宮沢さん)ヘア&メイク・宮田靖士(THYMON Inc./鈴木さん)Taro Yoshida(W/宮沢さん)セットデザイン・MIKI YOSHIKO(by anan編集部)
2023年02月12日2月6日(金)、映画『エゴイスト』外国特派員協会記者会見が都内にて行われ、出演する宮沢氷魚、松永大司監督が、海外メディアの試写後、記者からの質問に答えた。宮沢さんは最初に、「ここ(公益財団法人日本外国特派員協会の会見場)へ来るのは前々からの夢でした。けど、英語を使うのは久々なので、万が一、お聞き苦しい点があればご容赦ください」と非常に流暢な英語で挨拶。その後の記者からの質問も、英語のものはすべて英語でしっかりと答え、司会者から「そんなに堪能でどうしてハリウッドに行かないの!」とまで言われていた。『エゴイスト』は人気コラムリスト・高山真の自伝的小説の同名映画化。14歳で母を失い、田舎町でゲイである自分を押し殺しながら思春期を過ごした浩輔(鈴木亮平)は、現在、東京の出版社でファッション誌の編者として働き、自由な日々を送っている。ある日、浩輔は、シングルマザーの母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太(宮沢)と知り合い、惹かれ合うのだが…。龍太役に挑戦しようと思った経緯を尋ねられた宮沢さんは、「2度ほど打診がありました。最初のときは実現にこぎつけず、2回目にもお声がけいただけて、15年来の友人との体験が動機です。彼はゲイなんですが、心地よく過ごせる自分の居場所を探しているんだなと思い、友人のために少しでも何かできたのではと思いました」と思いのたけを語った。鈴木さんと宮沢さんの素晴らしい演技を引き出した松永監督。その手腕にも注目が集まり、「どうやってこんなパーフェクトなバランスを見つけたのか」という質問も飛ぶ。松永監督は「最終的には直感ですかね」と言うと、隣の宮沢さんも「ふふふ」とほほ笑む。続けて、松永監督は、「見た目がとても大きな要素でした。背が高いふたりで、ルックスがいいことがこの映画にとってマイナスにならないかが一番の心配でしたが、冷静に考えて、自分が演出したらいいと思える直感、そこにフィットするのではと思いました」と解説した。本作にはセックスシーンなどの“インティマシーシーン”における動きや所作を監修するインティマシーコレオグラファーが監修者として参加している。そのことについて「この作品に出演するまではインティマシーコレオグラファーがいる現場というのを経験したことがなかったです。それが当たり前だと思ってました」と宮沢さん。今回経験を経て「これからはサポートしてくれるスタッフがいない現場は想像できないです。どんな演出・演技をするにしても同意は欠かせないと思っています」「これまでは、(インティマシーシーンの際に)現場で何を期待されているのかわからないまま演技をするという怖さがありました。サポートがつくことで芝居の可能性をつぶさずに済むのでいいと思います」と語った。また、首相秘書官のLGBTQや同性婚巡る差別的発言についてどう思うかという記者からの質問についても「今まで政治的発言は個人の意見としてあまり表に述べてこなかったのですが」と前置きした上で、「この1件で感じたことは、その発言が出たことでたくさんの人が声をあげて、自分たちの意見や行動するものが今回たくさん見られたと思います。それは日本の今までの歴史を考えても、とても大きなステップアップだと思っています」とコメント。続けて「間違いなく日本は前進はしているけど他国と比べて遅れをとっていることもたくさんあると思います。そんな中、世論というか、皆さまがたくさん声を上げたのは、日本の未来に希望が見えると思います。とても悲しい出来事ではあるんですけども、それによって前向きな皆さまの意思の強さ、意見を発信しようと見えたと思うので、そこにもっと注目が集まってもいいのではと思います」と真摯に自らの思いを伝えた。そして最後、司会の「堪能な英語なのに、なぜ海外に行かないのか」という問いに、宮沢さんは、「海外で活躍するのは大きな夢のひとつで、国外のどこかで活動したいなと試行錯誤しています。今年の1月にイギリス・ロンドンで芝居をたくさん観ました。海外の役者のパフォーマンスに圧倒されたので、近い将来、願わくば海外の作品を携えてまた登壇したいです」と決意を語り、会見場からは大きな拍手が起こっていた。『エゴイスト』は2月10日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:【重複のため使用不可】エゴイスト 2022年10月24日より第35回東京国際映画祭にて公開©2023高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2023年02月07日映画『エゴイスト』(2月10日公開)の外国特派員協会記者会見が10日に都内で行われ、宮沢氷魚、松永大司監督が登場した。同作は高山真の自伝的小説『エゴイスト』の実写化作。母を失い田舎町で鬱屈とした思春期を過ごした浩輔(鈴木)は、東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、自由な日々を送っている。シングルマザーである母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太(宮沢氷魚)と出会い惹かれ合った2人は満ち足りた時間を重ねていく。亡き母への想いを抱えた浩輔にとって、母に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだったが、2人でドライブに出かける約束をしていたある日、何故か龍太は姿を現さなかった。同作には、セックスなどのインティマシーシーンにおける動きや所作を監修するインティマシーコレオグラファー(Intimacy choreographer)のSeigoが関わったが、宮沢は役者の立場から「この作品に出演するまでは(自分だけで現場に臨むのが)当たり前と思っていました。今作を経てからは、このようにサポートしているスタッフがいない現場は想像できないです」ときっぱり。「日本の映画にとっても大きな1歩だと思っていますし、どんな演出や演技をするにしても同意は欠かせないものだと思っております」と意見を述べた。宮沢は「我々もまだ知らないことがたくさんありますし、どう表現したらいいのかわからなくなることもありますので、現場で我々を見てくれて、サポートしてくれる存在がいるということは大きな安心感になりますし、安心を得た分、自由に演技ができる。臆せずに『こうだ』と思える芝居ができるという利点があると思います」と心境を吐露する。「それまではこういったシーンは、現場で何を期待されてるのかわからないままやることになる怖さがありましたけど、サポート役がつくことで、いろんなお芝居の可能性を潰さずに済むことができるので、とてもいいことだと思っています」と語った。また同作にはlGBTQ+インクルーシブディレクター(inclusive director)も関わっており、松永監督は「ミヤタ廉さんの存在は非常に大きかったです。鈴木亮平さん演じる浩輔の友人は皆さんゲイ当事者の方達に演じてもらっています。彼らを探してもらったのも相談しましたし、インティマシーコレオグラファーの方も紹介してもらいました。さらに宣伝において正確な言葉を伝えたいことで、用語の監修、スピーチの監修をしてもらっている松岡さんという方がいます。今日も2人は見守ってくれ知えるので、本当にありがたいなと思います」と感謝していた。
2023年02月06日映画『エゴイスト』(2月10日公開)の外国特派員協会記者会見が10日に都内で行われ、宮沢氷魚、松永大司監督が登場した。同作は高山真の自伝的小説『エゴイスト』の実写化作。母を失い田舎町で鬱屈とした思春期を過ごした浩輔(鈴木)は、東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、自由な日々を送っている。シングルマザーである母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太(宮沢氷魚)と出会い惹かれ合った2人は満ち足りた時間を重ねていく。亡き母への想いを抱えた浩輔にとって、母に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだったが、2人でドライブに出かける約束をしていたある日、何故か龍太は姿を現さなかった。松永監督は「僕のデビュー作がドキュメンタリー映画(『ピュ〜ぴる』)なんですけど、トランスジェンダーの友達を10年間撮っていました。それが公開されたのは2011年で、色々な国の映画祭に招待してもらいました。10年以上前ですが、LGBTQ+を取り囲む環境というのが圧倒的に日本と違うものと違っていたことにすごく驚かされました」と振り返る。さらに「現在2023年になって、日本において以前より理解や言葉というものが多くの人に浸透していると思います。それでも、先日うちの国の首相の『同性婚を認めると社会が変わる』という言葉や、元秘書官の方も同性愛者に対することが同性愛者に対して『目に入れたくない』とか『隣に住みたくない』とか差別的な発言をしている現状がある。そういう誤解だったり言葉が大きな差別を産むと思っています」と監督。同作については「この『エゴイスト』はLGBTQ+に対しての定義や理解を深く求めることが、大きな目的ではありません。それでもこの映画を観た方が考えてもらうきっかけになってもらったらいいなと思うのが、この作品の一つの大きな理由です」と語る。「なので、マスコミ用のプレスにも、僕らのチームで監修入れてもらいながら現時点での用語解説を入れて配っていて、メディアの人になるべく正確に言葉を伝えてもらうことも大きな意味だと思っています」と説明した。宮沢は海外記者からの質問に対して流暢な英語で応じ、同作の出演に対しては「2度ほど打診いただき、動機となったのが個人的な友人との体験でした。15年来の付き合いでゲイなんです。彼と知り合ってからというもの、ずっと心地よく過ごせる自分の居場所を探しているんじゃないかと感じていました。この映画を作ることを通して少しでも何かできたんじゃないかという気持ちでおります」と経緯を明かす。また、松永監督も触れていた荒井勝喜元首相秘書官による、同性婚をめぐる差別的な発言についての意見を求められると「あまり政治的発言は表に述べてはこなかったんですけど、この1件で感じたことは、今回たくさんの人が声を上げて失言に対しての意見や行動をする姿が見れた。日本の今までの歴史を考えても、とても大きなステップアップだと思っています」と答える。「日本は前進はしているけど他国に比べて遅れをとっているところがたくさんあると思います。そんな中、世論というか、皆様がたくさん声を上げたということで、日本の未来に希望が見えると思います。とても悲しい出来事ではあるんですけど、それによって前向きな皆様の意思の強さが見えたと思うので、そこにもっと注目が集まってもいいんじゃないかなと思っています」と意見を述べた。
2023年02月06日ムロツヨシ主演で人気野球漫画をドラマ化する連続ドラマW-30「ドラフトキング」に、宮沢氷魚が出演。役柄同様に自身も“元球児”である宮沢さんが新米スカウト・神木良輔を演じる。原作は、プロ野球チームの凄腕スカウトを主人公とした物語。宮沢さんのドラマ出演はNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」以来となる。宮沢さんが演じる神木は、高卒で横浜ベイゴールズにドラフト会議3位指名で入団したものの、プロでは全く通用せず、引退後はスカウトに転身。元プロ選手ならではの視点から誠実に選手と向き合い、ときには寄り添う新人スカウトマン。高校時代、ムロさん演じる主人公・郷原眼力(ごうはら・オーラ)から入団前に「ウチの球団がもしキミを指名しても、プロに行くな。キミは絶対に通用しない」と断言された過去を持つ。その郷原とは、いまやスカウト部の先輩・後輩の関係。散々振り回されながらも、ときには行動を共にするバディとして、懸命に喰らいついていく。競争の激しいスカウトの世界において、ひたむきに成長していく、という役どころ。劇中で自由奔放な郷原に対して、思わず発せられる神木の驚きや嘆きといった“心の声”にも注目だ。宮沢さん自身も元球児だったため「野球を題材とした作品に出演できることは本当に喜ばしい」と話し、「原作が素晴らしいので、ファンの方々の期待にしっかりと応えたい」とやる気に満ちたコメント。さらに「ムロさんとは初共演だったんですが、野球好きだと聞いていたのでお会いするのが楽しみでした」と語っている。一見、華やかで熱いスポーツの世界には、一般には知られることのない“裏側”がある。単に才能を見抜くだけではなく、選手たちの人生に寄り添い、彼らの葛藤や苦悩を分かち合うのもスカウトの務めだ。次回は、横浜ベイゴールズの個性豊かなスカウト部メンバーをはじめとしたメインキャスト情報が解禁されるという。連続ドラマW-30「ドラフトキング」は4月8日より毎週土曜22時~WOWOWにて放送・配信スタート(全10話)。第1話無料放送【WOWOWプライム/WOWOW4K】無料トライアル実施中【WOWOWオンデマンド】(text:cinemacafe.net)
2023年01月31日ムロツヨシが主演を務める連続ドラマW-30『ドラフトキング』に宮沢氷魚が出演することが発表された。原作は、『ベー革』『野球部に花束を』をはじめ、数々の人気作を生み出してきた漫画家・クロマツテツロウによる同名漫画で、今回宮沢が演じるのはプロ野球チーム「横浜ベイゴールズ」の新米スカウト・神木良輔。神木は高卒で横浜ベイゴールズにドラフト3位指名で入団したものの、プロでは全く通用せず、引退後はスカウトに転身。元プロ選手ならではの視点から誠実に選手と向き合い、時には寄り添う新人スカウトマンで、高校時代に主人公・郷原眼力(ごうはら・オーラ/ムロツヨシ)から入団前に「ウチの球団がもしキミを指名しても、プロに行くな。キミは絶対に通用しない」と断言された過去を持つ。その郷原とは、今やスカウト部の先輩・後輩の関係。散々振り回されながらも、時には行動を共にするバディとして、懸命に喰らいついていき、競争の激しいスカウトの世界において、ひたむきに成長していく役柄だ。また劇中で自由奔放な郷原に対して思わず発せられる神木の驚きや嘆きといった“心の声”にも注目してほしい。宮沢は自身も元球児だったため、「野球を題材とした作品に出演できることは本当に喜ばしい」と話し、「原作が素晴らしいので、ファンの方々の期待にしっかりと応えたい」とやる気に満ちあふれたコメントを寄せている。なお『ドラフトキング』は4月8日(土) よりWOWOWで放送・配信される。宮沢氷魚 コメント全文■オファーを受けた際の心境や出演が決まった際の心境元球児として、野球を題材とした作品に出演できることは本当に喜ばしいことで、お話を聞いたときは率直に嬉しかったです。『ドラフトキング』は原作が素晴らしいので、ファンの方々の期待にしっかりと応えたいと思いました。ムロさんとは初共演だったんですが、野球好きだと聞いていたのでお会いするのが楽しみでした。■演じた神木良輔というキャラクターの魅力についてプロ野球選手としては結果が残せなかった分、スカウトマンとしては一花を咲かせたいと奮闘する青年です。よく空回りをして迷惑をかけることもありますが、すぐに立ち直って頑張っています。そんな一生懸命さが神木の魅力だと思います。■視聴者へのメッセージ『ドラフトキング』は、普段なかなか注目されない裏方、スカウトマンにスポットライトを当てた素晴らしいドラマです。野球好きはもちろん、野球にあまり詳しくない方でも楽しんで頂けると思います。ぜひ野球の面白さを堪能して頂きたいです。<番組情報>連続ドラマW-30『ドラフトキング』4月8日(土) 22:00~WOWOWで放送・配信(全10話)原作:『ドラフトキング』クロマツテツロウ(集英社『グランドジャンプ』連載)監督:山本透(第1~2話、第5~10話)、吉川祐太(第3~4話)脚本:鈴木謙一音楽:櫻井美希出演:ムロツヨシ 宮沢氷魚ほか特設サイト:
2023年01月31日