「このところ、ちょっと重たい役が続いているんですよね――」。そう語るのは、今年でデビュー10周年の小出恵介。時代を駆け抜ける様に数々の作品に出演する、映画にドラマに引っ張りだこの実力派だ。「二十代の頃と比べて、役者として求められているものが変化してきていると感じる時があります。年齢を重ねる度、演じるべき役との巡り合わせってあると思うんですよ。もちろん、まだまだ至らない点も多いとは思いますけど、皆さんの期待に追い及んでいくように努力していきたいですね。最近、重たい役どころが続いてはいますが、また巡り巡っていろいろな役を演じていきたいです」。昨年、30歳という大きな節目を迎えた彼がこの冬、新たに挑戦するのは、江戸川乱歩賞を受賞したことでも知られる新進気鋭の作家・薬丸岳のデビュー作「天使のナイフ」だ。妻を亡くし、少年法の壁を前に怒りと悲しみを社会にぶつける主人公・桧山貴志を演じる。「作品の内容は思った通り、とてもデリケートな内容になっています。ここまで深く法律について掘り下げた作品に出演するのは初めてなので、自分自身の意見がどうということではなく、物語が投げかける“問い”をしっかり伝える役割を果たしていきたい。少年法に限らず、犯罪における更生や刑罰の適正など、時代に揉まれ、世論次第で変化していく永遠のテーマについて“問いかける”ことができる点が非常に魅力的だと思います。クール全体を通して、どうやって倫理観、そして道徳を伝えていくか考えるのが面白いですね」。また、今回WOWOW連続ドラマ初出演にして初主演ということで、他の現場との違いについて尋ねてみると、「やっぱり独特のトーンがありますよね」と明かす。「連続ドラマではありますけど、現場には映画のスタッフさんも入ってらっしゃるので、他の現場とはやはり違う空気があるかな。内容的にも社会的な作品が多いので、僕もその一員として、上手くはまれるようになりたいですね」と熱い思いを語る。犯罪被害者と加害者の両面から複雑な心情を描き、これまでにも数々の賞を受賞した経験を持つ永山耕三監督とのタッグについては、「僕は基本的には、監督の『こう演じて』という演出に応えていきたいタイプなんです。なので、(監督から)指示をいただくところはしっかり、委ねられるところは委ねていただいています」と撮影をふり返り、「具体的に今回の役で言うと、彼が“事件に巻き込まれていく”人間であるというキャラクターの正当性を自分の中で強く意識していますね。次々に起こる事件、その状況に対して毎回素直に反応していくという点。心の清らかな部分を大事にするということかな」と明かす。4歳の娘と2人暮らし――シングルファーザー役ということで、子どもとのシーンが新鮮だという小出さん。印象に残っているシーンについて聞いてみると、「自分自身、男兄弟の中で育ったので、幼い若い女の子と触れ合うのがとても新鮮です。娘と、義理の母親と、妻の友人と3人でお墓参りに行くシーンがあるんですけど、珍しく現場に女性しかいなくて。やっぱり女性が揃うと、会話は自然とジャスミンティーの話とかハンドクリームの話とか(笑)…あまり経験のない雰囲気だったので、とても印象に残っていますよ」と冗談めかして答えてくれた。「とにかく、そんなキレイな女性陣、大人の男性キャスト、そしてフレッシュな若手の面々が頑張って撮っています」と笑顔を見せ、「どっしりと構えた内容の作品になっていますので、ご覧になる皆さんにもどっしりと受け止めていただきたい。観ながら一緒に考えて、ミステリーを追っていくのももちろん面白いと思いますし、社会的なメッセージも込められていますので、大人の皆さんに楽しんでいただけたらと思います」とドラマの見どころを伝えている。ミステリードラマ「天使のナイフ」は、2月22日(日)22時~WOWOWにて放送スタート(全5話・第1話無料放送)。(text:Yuki Watanabe)
2015年02月17日ドラマ「Nのために」、映画『ジョーカー・ゲーム』など注目作への出演が続く、人気俳優・小出恵介が主演を務め、少年犯罪の被害者家族と加害者、それらを取り巻くマスコミ、警察や社会を描くWOWOWの連続ドラマ「天使のナイフ」。このほど、骨太な社会派ドラマを世に送り出し続けるこの連続ドラマWに、「乃木坂46」の桜井玲香、西野七瀬、松村沙友理が出演することが決定した。本作は、少年犯罪の加害者と被害者、両者の視点から物語を描き、真の更生、贖罪について視聴者に是非を問う驚愕のミステリー。江戸川乱歩賞を満場一致で受賞したという、薬丸岳の同名小説をドラマ化した。主演の小出さんが演じるのは、愛する妻を13歳の少年たちに殺され、4歳の娘と2人暮らしを送るカフェの店長・桧山。今回、桜井さん、西野さん、松村さんが演じるのは、そのカフェ「ブロードカフェ」の店員役だという。小出さんを始め、藤本泉、町田啓太(劇団EXILE)、村上虹郎、北村匠海、清水尋也ら要注目の若手キャストの出演の発表に続き、これでオールキャストが発表された本作。現役アイドルグループが連続ドラマWに出演するのは初ということもあり、オーディションを経て抜擢された3人はそれぞれ意気込み十分といったところだ。「乃木坂46」のキャプテンである桜井さんは、「まだお芝居は分からないことが多いのですが、周りのみなさんから沢山のことを吸収しつつ、この作品の中に自分も何かを残すことができるように頑張ります!!」とコメント。「原作は多くの方に読まれている作品ということで、緊張や期待など様々な思いがありますが、視聴者の皆様に驚きを与えられる作品になる様、全力で挑みたいと思います」と語る。また、第1期生選抜のメンバーとして活躍する西野さんも「しっかりお芝居をさせていただける貴重な機会なので、自分なりに頑張りたいと思います。シリアスなドラマですが、私は明るい女子大生役なので、視聴者の方が一瞬緊迫感が柔らぐような笑顔で演じたいと思います!是非見てください!」とコメント。同じく第1期生選抜のメンバーで“十福神”のひとりでもある松村さんは、「薬丸岳さんのデビュー作であり話題作の『天使のナイフ』の世界に素晴らしいキャストとスタッフのみなさんと共に混ざらせて頂けることになり嬉しく思っています。ものすごく微力な私ですが、皆さんと一緒に作品を作っていくことに大変わくわくしています」と、現場を楽しみにしている様子だ。「台本を読んでいても先の展開が気になってドキドキします!沢山の思いが入り混じる社会問題を題材にした作品なので是非、周りの人と一緒にこの作品について沢山語り合ってもらいたいです。私も私らしくありながら作品に馴染めるように頑張ります」と抱負を語った。なお、この3人のうちの1人は、物語の重要なカギを握るという“大役”を務めるとのこと。その人物はドラマの放送をもって解禁となるというから、注目していて。連続ドラマW「天使のナイフ」は2月22日(日)22時よりWOWOWにてスタート(全5話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月14日俳優の小出恵介がWOWOWのドラマ『天使のナイフ』(2015年2月22日スタート)で主演することが16日、明らかになった。同ドラマは、第51回江戸川乱歩賞を受賞した薬丸岳の同名小説が原作。刑事責任能力を問われない14歳未満による殺人と、マスコミによって容赦なく晒される被害者や遺族のプライバシーをめぐる物語をミステリータッチで描き、真の意味での更生、贖罪について問いかける問題作となっている。4年前、13歳の少年3人に妻を殺され、4歳の娘と2人で暮らしているカフェの店長・桧山(小出恵介)は、保育士である妻の友人(倉科カナ)や店員(千葉雄大)の警告を無視し、少年法に保護され社会に復帰した彼らの「更生」の結果と「現状」を調べ始める。だが、その直後から少年たちが何者かに命を狙われていく。小出は「自分の見解はともかく、正誤を判断し難い法律というものを照らす作品に関わることは初めてなので、とても楽しみにしています」と意気込み、「少年法、少年犯罪、援助交際、贖罪。大いなる罪と法の渦の世界にただ巻き込まれ、目撃する人物を通して、自分も何かを感じたいと思います」コメントを寄せている。原作者の薬丸も「今までに『悪党』と『刑事のまなざし』という作品がドラマになりましたが、処女作でありデビュー作である『天使のナイフ』が10年の時を経て映像化していただけることに、特に感慨深い思いを抱いています。少年法という難しい問題を題材にしていますが、ミステリー性に富んだエンターテイメントです。とにかくハラハラドキドキしながらドラマを楽しんでいただいて、観終わった後に、この作品に携わったみんなが伝えたかった大切なことが視聴者の皆さんの心に届くことを願っています」と、今回のドラマ化に大きな期待を寄せている。出演はほかに若村麻由美、手塚とおる。連続ドラマ『天使のナイフ』はWOWOWプライムにて2015年2月22日(毎週日曜 22:00~全5話 第1話無料放送)スタート。
2014年12月17日佳境を迎えたドラマ「Nのために」にも出演中の実力派・小出恵介を主演に迎え、いま最も注目を集める気鋭の作家・薬丸岳のデビュー作「天使のナイフ」がWOWOWにてドラマ化されることが決定。13歳の少年3人による殺人と少年法をテーマにした江戸川乱歩賞受賞の問題作に、ネクストブレイク必至の藤本泉、「劇団EXILE」の町田啓太、村上虹郎、北村匠海、清水尋也らフレッシュなキャストが集結していることが分かった。4歳の娘とふたり暮らしのカフェの店長・桧山(小出恵介)は、妻(藤本泉)を13歳の少年たち(村上虹郎、北村匠海、清水尋也)に殺害された身。だが、少年たちは刑事責任を問われず、少年法によって保護された。一方、被害者遺族の桧山や妻の母(若村真由美)は、マスコミに追われ、生活のすべてを白日の下にさらされてしまう。4年後。桧山は保育士で妻の友人(倉科カナ)やカフェ店員(千葉雄大)の警告を無視して、社会に復帰した少年たちの“更生”の結果と“現状”を、人知れず調べ始めた。同じころ、少年たちの命が次々と狙われたことから、ふたりの刑事(手塚とおる、町田啓太)が桧山のもとを訪ねてくる。かつてマスコミの前で「国家が罰せないのなら、自分が犯人を殺してやりたい!」と発言したことから、彼は第一容疑者にされていた…。少年法の名の下、14歳未満の殺人犯は保護され刑事責任能力は問われない。だが一方、被害者やその遺族は、実名も顔写真も、プライバシーのすべてが晒されていく…。そんな事件がもし、身近で起きたなら、犯人である少年たちを赦すことはできるのか。もし、自分の子が加害者になってしまったら、更生させることはできるのか。本作は、そんな両者の視点から少年犯罪を描き、真の更生、贖罪について視聴者に是非を投げかける驚愕のミステリー。妻を少年たちに殺害された主人公を演じるのは、WOWOW連続ドラマWには初出演にして初主演となる小出さん。少年法という壁を前に、怒りと悲しみを社会にぶつけていく複雑な役どころに挑む。また、桧山の娘の保育園の保育士・みゆき役には倉科カナ、殺害される妻・祥子役には『紙の月』『アオハライド』と話題作への出演が続く藤本泉。さらに、殺人を犯す少年役として、UAと村上淳の息子で、今年『2つ目の窓』で鮮烈な映画デビューを飾り、本作がドラマ初出演となる村上虹郎。そして「信長コンチェルト」『陽だまりの彼女』の北村匠海、『渇き。』『ソロモンの偽証』の清水尋也と、これからブレイクを見せそうな3人の10代が集結。監督は、瑛太&満島ひかり共演の「それでも、生きてゆく」で本作と同様に犯罪被害者と加害者の両面を描き、数々の賞を受賞した永山耕三が務める。これまでオムニバスドラマへの出演はあったものの、連続ドラマWでは初主演となる小出さんは、社会問題を扱う本作に対し、「自分の見解はともかく、正誤を判断し難い法律というものを照らす作品に関わることは初めてなので、とても楽しみにしています」とコメント。「少年法、少年犯罪、援助交際、贖罪。大いなる罪と法の渦の世界にただ巻き込まれ、目撃する人物を通して、自分も何かを感じたいと思います」と意気込みを語った。謎解きの中にデリケートな社会問題を交えながら、最旬キャストが観る者すべてに問いかける贖罪の物語。この冬、また見逃せないドラマが登場する。連続ドラマW「天使のナイフ」は2015年2月22日(日)22:00よりWOWOWにてスタート(全5話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2014年12月17日現在全国ツアーを開催中のBase Ball BearからG&Vo小出祐介がぴあのインタビューに答えた。9月からスタートしている今回のツアーは、6月にリリースしたアルバム『二十九歳』のリリースツアー。アルバムについて小出は「今年の1月に制作を開始してから、リリースまでが地続きな感じだったんです。なのでリリースしてから今回のツアーまでで、やっと一歩引いてアルバムを見られるようになったんですが・・・素朴な作品だなって思いますね。コーンフレークにヨーグルトかけただけ、みたいな(笑)。シンプルだけど、その代わり毎日食べられる感じですね。前作がわりと作るのに大変なアルバムだったのに比べて、この作品は瞬発力で作ったという印象です」と語った。現在開催中のツアーについては「バンドの状態も、お客さんの反応も凄く手応えを感じています。そもそも今回の作品は16曲入りなので、全てやっていたらそれだけでライブが終わっちゃうんですが(笑)、そこからRHYMESTERがいないから『The Cut feat. RHYMESTER』は削ろうとか、色々吟味していって。やはりライブと言うのはアルバムとはまた違ったエンターテインメントだと思うので、アルバムの世界観を踏まえつつ、お客さんのために昔の曲もやってという気持ちで、みんなでセットリストを作ったんです。それで初日が終わった時に「このセットリストは育つな」と思いました」と自信をのぞかせた。またライブというものの捉え方について「このバンドに関して言うと、派手な演出とかはいらないな、と思っていて。僕たちは同期(生演奏と電子音楽機器との演奏をあわせる)を組んでいないんですね。それをすれば派手な演出、例えばVJとかもやりやすいと思うんですが、それを無理にするよりかは、お客さんと作り出す会場の空気を察知して、演奏を行なうというライブ感を大事にしたいんです。その日しかない、その場所でしか発生し得ない事象としてのライブを、お客さんには見ていただきたい」と話した。11月29日(土)に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で行なわれる全国ツアーのファイナルについて聞かれると「このライブが、今年のワンマンとしては最後の公演になるので、『二十九歳』の1年を締めくくる公演になると思います」と意気込みを述べた。最後に「僕個人としては、詩集第二弾『間の人』を発売しました。読み物としても非常に面白い本に仕上がっていると思いますので、手にとっていただければありがたいです。また、ライブは常に命をかけてやっていますので、ぜひとも、この下にあるチケット情報へのボタンをクリックしていただいて(笑)足を運んでいただきたいです」とインタビューを締めくくった。11月29日(土)東京・Zepp DiverCity公演のチケットは9月27日(土)午前10時発売開始。
2014年09月25日7月、東京・Bunkamura シアターコクーンで上演する蜷川幸雄演出舞台『盲導犬』に、古田新太、宮沢りえ、小出恵介の出演が決まった。1973年に唐十郎が櫻社のために書き下ろし、蜷川幸雄が初めて唐戯曲を手がけた記念碑的作品。石橋蓮司、蟹江敬三、緑魔子が出演した伝説の舞台だ。蜷川は1989年に再び同作を手がけ、この時の出演者にはまだ年若かった木村拓哉も名を連ねた。そして今回、人気・実力を兼ね備えた3人の俳優を得て、24年ぶりに同作を再演する。舞台は新宿。盲人の影破里夫(エイ ハリオ)は、伝説の“不服従”の盲導犬・ファキイルを探し求めている。新宿にもうひとり、開かずのコインロッカーと格闘する女、奥尻銀杏(オクジリ イチョウ)がいる。ロッカーの中には、初恋の人タダハルの手紙が入っているのだが、南国で殺害された夫が鍵を持ったままなのだ。盲人と女、ふたりの魂は自ら求めるもののため、新宿をさまよう。はたして銀杏はタダハルと再会できるのか。そして、破里夫はファキイルに出会えるのか。破里夫に古田新太、銀杏に宮沢りえ、そして破里夫とともにファキイルを探し歩くフーテン少年に小出恵介。3人の舞台巧者がスペクタクル性と繊細な叙情性をあわせ持つ唐十郎作品に挑む。舞台は7月に東京・Bunkamura シアターコクーン、8月には大阪でも公演予定。
2013年02月05日ウッチャンナンチャンの内村光良が監督を務め、伊藤淳史と小出恵介がダブル主演する映画『ボクたちの交換日記』に、長澤まさみ、木村文乃、川口春奈が出演することが発表された。その他の写真本作は、放送作家の鈴木おさむが、売れないお笑いコンビの日常生活と葛藤を描いた小説『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』が原作。伊藤と小出は、結成12年の売れないお笑いコンビ“房総スイマーズ”の田中(伊藤)と甲本(小出)を演じ、長澤、木村、川口は、ふたりを陰で支え、彼らの将来に影響を与えていく重要な役どころで出演する。『ピーナッツ』以来、約7年ぶり2作目の監督作となる内村は、「驚くべき理想のキャストだと思っています。各女優陣がこの映画を華やかに優しく彩ってくれたことに心から感謝しています」と話し、それぞれの役どころについて「長澤まさみさんには、時代時代の中で、恋人から妻、母親へと、大きな母性愛で主人公を見守っていく女性像を。木村文乃さんには、可愛くて尚かつ芯の強い恋人像を。そして、川口春奈さんには、個人的な想いも含めて理想の娘像を演じていただきました」と説明。昼は薬局で働き、夜はキャバクラに勤めながら、小出演じる甲本を懸命に支える新谷久美役を演じる長澤は、「内村監督は、とても丁寧に演出してくださって、分かりやすく場面の説明をしてくれるので、私もすぐに監督を信頼し演技できました。一途で素敵な監督だと思います」と監督の手腕を絶賛。さらに「内村監督が子供の頃から大好きだったので、出演を決めました。頑張る二人に共感していただけたら嬉しいです」とコメントを寄せている。『ボクたちの交換日記』2013年3月23日(土)新宿ピカデリーほか全国公開
2012年10月29日映画『スノーホワイト』の日本語吹替え版アフレコ収録が16日に都内のスタジオで行われ、小雪と椎名桔平が出席した。その他の写真本作はグリム童話の『白雪姫』を新解釈で捉え、アクション大作として映画化した作品。小雪はシャーリーズ・セロン演じる“悪の女王ラヴェンナ”を、椎名はハンターのエリック役(クリス・ヘムズワース)の声優を務める。小雪は「シャーリーズ・セロンさんが、セリフひとつひとつのニュアンスを変えて楽しんでお芝居しているので、そのイメージを損なわないようにしたい」と意気込みを語り、アフレコ収録では名ゼリフ「鏡よ鏡。世界で一番美しいのは誰?」を披露。洋画の吹替え初挑戦となる椎名は、自身の演じるハンター役を「ならず者的な新キャラかもしれません。姫を救う役ってカッコイイので楽しんでやります」とコメントした。また、今年の1月に男児を出産したばかりの小雪は、久々の共演となる椎名と「ベイビートークをしました」とニッコリ。さらに今回の役どころについて夫の松山ケンイチから「今まであまり演じたことのないような役で面白いんじゃないの」と言われたことを明かした。最後に小雪は「これまで女王の人生や、彼女を取り巻く人たちのことはあまり描かれたことはないと思うので、今までの『白雪姫』のイメージで観ると違う発見がある」とPRした。『スノーホワイト』6月15日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
2012年05月16日この男の凄みはどこから来るのか?インタビュールームに現れたときも椎名桔平の体からは相手を窒息させるような圧倒的なオーラがみなぎっていた。かと思えば、イスに座った瞬間、「お茶いかがですか?」とフワリと優しい笑顔を浮かべて場の空気を一変させる。俳優という生き物が持つ、相手をぐいぐいと自分の領域に引きずり込んでいく不思議な力を見せつけられた感じだ。7人ものワルがずらりと並んだ映画『ワイルド7』でも椎名さんは多くの言葉を発することなく、ほかのメンバーとはまた一味違った存在感でセカイという男の物語を語っている。その心の内にどんな思いが――?映画の公開を前に話を聞いた。凶悪犯罪に対抗すべく極秘裏に組織された元犯罪者による超法規的組織“ワイルド7”。悪をもって悪を制すという斬新な設定で、原作漫画は1960年代から70年代にかけて人々を熱狂させた。64年生まれの椎名さんもそんな読者のひとり。「こういうタッチの漫画って当時はあんまりなかったですね。バイクに乗って、スタイルのいい美女が登場してとにかくシャレてた。大人になったらこういうかっこいい大人になりたいって子供ながらに思ってました」と懐かしそうにふり返る。実は、椎名さんと原作者の望月三起也には意外な接点が…。「先生が作ったサッカーチームでJリーグが始まる以前から活動している“ザ・ミイラ”という芸能人チームがあるんですが、僕はそこに20代前半の学生の頃から参加してるんです。当時もたまに『ワイルド7』の話が出て、『映画化したらキミが飛葉(※本作では瑛太が演じている主人公)をやればいいじゃないか』なんておっしゃっていただいたり(笑)。それから四半世紀を経てこうして映画化されて、その中のメンバーをやらせていただけるというのは本当に感慨深いです」。「いまの時代にあの原作をどう映画化するのか興味があった」と椎名さん。『海猿』シリーズの羽住英一郎監督によるこれまでの邦画のスケールを超えた大迫力のアクションの数々が目を引くが、一方で羽住監督が趣向を凝らして作り上げた“映画的技法”についても称賛を贈る。「2時間で描く中で、ワイルド7が直面する事件と彼らの存在意義といった部分をどういうバランスで集約させるかというのは難しいところ。そこを監督は絶妙のバランスで構成していると思います。それは説明の一部を省くということでもあるんだけど、映画というものの良さは説明せずに観る人に想像してもらうところ。あえてメンバーの関係性や彼らが背負っているものをここで説明しないことが彼らをミステリアスな存在に仕立てているんです。『ここまで説明しなくていいのかな?』と思いながら演じていた部分もあったけど、なかなかどうして、それぐらいがちょうど良かった。映画の特性を生かした作品になってると思います。その中で僕が演じたセカイは、いま最も希薄になっている“家族愛”といった部分を描く大事なパートを担ってたので、ただワイルドに攻めるだけじゃない側面を意識しながら存在するというところで、楽しませてもらいました」。ワルたちを揃えたワイルド7の中で、椎名さんが演じたセカイは“大人”として飛葉(瑛太)やパイロウ(丸山隆平)といった若いメンバーを少し後ろから見守るような立ち位置にいるキャラクター。30代の頃のやんちゃで尖った役柄を好演していた椎名さんの姿に衝撃を受けたファンは、ある種の感慨を抱くのではないだろうか?「まあ僕も47ですからね」と静かに笑みを浮かべ、こんな思いを語ってくれた。「確かに僕自身の変遷で言うと、俳優としてスタートした頃からやんちゃでファナティックと言えるような役が多かったし、そういう役を喜んでやっている自分がいました。でも年齢を重ねる中で、サッカーで言うなら前線でシュートを決めるポジションから、ちょっと引いて全体や流れを見るような役回りも増えてきた。そういう役割を担うようになって初めて、そういうポジションを務めることの重要性にも気づかされるようになったというのはありますね。ただ、自分が変わったというわけでもないですね。これまでも真面目なサラリーマンからおバカなコメディの役までやってきたし、そういう中でいろんな見方ができるようになってきた。元々『自分はこういう役だけでひたすらその世界を突き進む』という意識は毛頭なかったし、いろんなジャンルでいろんな役柄をこなして、その一つ一つが“何か”になって自分のバランスを作ってるんだなと思います」。「若いときは四十幾つなんてずいぶん大人で何でも分かってると思ってたけど、実際に自分がその年齢になってみて、いまだに第一線で現役バリバリで活躍されている先輩を見ると、まだまだだなって日々思わされますよ」。そう語るこの男の目はかつての“尖った”30代の頃と変わらない。その一方で年齢を重ねたことで、確実に意識の片隅には自分より若い世代や映画界の“これから”についての思いも…。「もちろん『まだまだです』と言ってても、いつまでやれるか分からない年齢になってきましたからね(笑)。これまで素晴らしい輝きを見せる先輩たちを数多く見てきたけど、役者が最も良い輝きを放つ時期というのは決して長いわけじゃないと思うんです。そういう芝居がどういうものかって口では表しにくいけど、本当に役として存在する気迫とでも言うのかな…。僕もそういう役が回ってきたときにそうありたいし、それをお客さんや若い世代に見てもらって『そういうアプローチもあるんだ』と受け止めてもらえるように継承していかなくちゃいけないだろうとも思う。そういう先輩たちが遺してくれた作品を時間があるときにふと見直すとすごいなと思うし、『お前、慣れてきてるんじゃないか?』と自分を見直すきっかけになりますよ。良い映画は観る人に問いかけてきますね」。道はまだ続いている。その熱と共に男がそこに刻みつけてきた思いを受け止めてほしい。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:ワイルド7 2011年12月21日より全国にて公開© 2011『ワイルド7』製作委員会■関連記事:鈴木奈々、おバカキャラ全開!英語のクイズに珍解答披露『ワイルド7』瑛太が語る“ワイルド”の定義「僕にできるかは…気分によります」ワイルドな男の条件は“守るものがある男”!『ワイルド7』カップル試写アンケート“アニキ”宇梶剛士、草食男子に「野菜炒めに徐々に肉を入れたら?」とアドバイス日本警察“最凶”の切り札『ワイルド7』試写会に30組60名様ご招待
2011年12月20日来年のNHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で主演の堀北真希の家族や周囲の人々を演じる共演陣8人が発表!父親を高橋克実、母親を南果歩、姉をミムラ、兄を小出恵介が演じるほか、幼なじみとして若手人気俳優の松坂桃李が出演することも明らかに。9月13日(火)、NHK放送センターで堀北さんらが会見を行った。86作目となる「梅ちゃん先生」の舞台は終戦直後の東京・蒲田。大学病院に勤める父を持ち、優秀な姉と兄の下でコンプレックスを持って育ってきた梅子(堀北さん)が、町医者となって地域の人々に向き合い、成長していく姿を描く。一家の父・建造役の高橋さんは「昭和20年あたりから物語が始まるということで、当時のいまとは違う親子の関係が出せれば」と語る。これまで演じたことのない厳格な父親ということで「プロデューサーからは『笑いは一切なく、ハードルが高い』と言われました。『もしハードル越えられなかったら?』と聞いたら『入院してもらうかも』って(笑)。堀北さんの足を引っ張らないように頑張ります!」と戦々恐々。おおらかな母親・芳子を演じる南さんは東日本大震災発生後、たびたび現地入りしたそうで「みなさんと話すと『ドラマが見たい』とよく言われた。だからいま一番出たいドラマが朝ドラだった」と明かした。ミムラさんは「現実では末っ子なので長女がうまくできるか不安ですが、家族のみなさんに支えていただいて頑張りたい。今日、真希ちゃんに初めて会って『かわいい!守ってあげたい』とお姉ちゃんエンジンがかかりました」と気合十分。小出さんは逆に男兄弟の中で育ち、姉や妹に憧れていたそう。初共演の堀北さんを「凛としてて姿勢も良い」と絶賛。「僕は『自分探しの旅に出る』ということになっているそうで、2週目でいきなり家を飛び出るといううわさもあるんですが、(堀北さんと)関わりたい、家族ドラマに出たいです」と少しでも長い共演を願っていた。梅子の祖母・正枝役には倍賞美津子。「家族、お隣さんと会えて嬉しいです。最年長だと思いますので体力つけておかなきゃと思っています」と語った。また、建造の弟で、梅子に影響を与えるおじの立花陽造を鶴見辰吾が演じる。堀北さんとはドラマ「アタシんちの男子」(フジテレビ)に続いての共演で、前回はギャンブル狂の父親役を演じたが、本作では「闇市で一発当てようとするお調子者」(鶴見さん)ということで「今度もダメなおじさんですが何とかサポートしたい」と語っていた。下村家の隣で町工場を経営する安岡家の家長・幸吉を演じるのは片岡鶴太郎。息子の信郎は梅子の幼なじみということで、2人が結婚する可能性も?片岡さんは堀北さんを「ザ・朝ドラ。朝ドラのために生まれてきた」とクランクイン前にもかかわらず絶賛。「息子をよろしくお願いします。ぜひ、親戚になりたい」とノリノリだった。朝ドラ初出演の松坂さんはそんな“父”を尻目に「当時の人たちの力強さを演じられたら」と真摯に語り、同い年の堀北さんについては「同い年とは思えないくらい落ち着いてる。足を引っ張らないようにしたい」と緊張気味に語っていた。「梅ちゃん先生」は11月クランクイン予定。放送は2012年4月2日(月)よりNHKにて放送開始。■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズスイッチを押すとき 2011年9月17日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開© 2011山田悠介/「スイッチを押すとき」製作委員会家族X 2011年9月、ユーロスペースほか全国順次公開© PFFパートナーズ天国からのエール 2011年10月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011『天国からのエール』製作委員会ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年、全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:向井理、流暢な英語でスピーチ!海外オファーは「なきにしもあらず」?向井理、“母校”明治大学で『僕せか』PR…なぜかTBS安住アナが乱入『天国からのエール』監督が語る「夫婦ならではの気遣い、苦難を乗り越える瞬間」向井理主演『僕たちは世界を変えることができない。』試写会に100組200名様をご招待向井理、芦田愛菜、武井咲、中山優馬が「ほんとにあった怖い話」でホラー初挑戦!
2011年09月13日寺山修司の作品を蜷川幸雄が演出する舞台『あゝ、荒野』の制作発表会見が9月7日都内で行われた。会見には主演の松本潤と、小出恵介、勝村政信、黒木華、そして演出の蜷川が登壇した。『あゝ、荒野』は、1966年に出版された寺山の長編小説だが、今回はこの小説を初めて戯曲化しての舞台上演となる。物語は架空の昭和の街「新宿」を舞台に、そこで出会ったふたりの青年<新宿新次>(松本)と<バリカン>(小出)が、正反対のタイプながらもそれぞれ心に闇を抱え、ボクシングを通して友情を結んでいくもの。寺山ならではの美学や思想がふんだんに盛り込まれた刺激的な作品。蜷川は「寺山さんとは同じ歳なんですけれど、亡くなった後に、こうやって寺山さんの作品を立て続けにやる演出家になるとは思っていなかった」と話し、出演する4人の俳優と面白いステージを作りたいと意欲を見せた。5年ぶりの舞台となる松本は「寺山さんの日本語は綺麗で凶暴な文字が沢山書かれていて、この世界をどう表現するか、これから稽古でいろんな事を考えながら過ごしていきたい」と早くもテラヤマワールドに嵌っている様子。松本と同じ歳の小出も「寺山さんの言葉を自分が人に伝える事が出来るのかと緊張しています。舞台は記録に残らないので、見た人の記憶に痛烈に焼き付けられるようにしたい」と意気込みを見せた。また、ボクサー役のふたりはボクシング・ジムで体を作っていると明かし、小出が体の引き締まり具合を風呂上りにオイルを塗って確かめていると話すと、松本がすかさず「(オイルを落とす為に)また風呂入るの?」とパンチのきいたツッコミで返すなど息もピッタリ。ふたりのボクサーに自分の夢を重ねる<片目のコーチ>役の勝村は「舞台でボクシングを戦うなんていうことをどう成立させたらいいのか全くわかりません。過大な評価や期待をせずに、上手くいったらあいつら凄かったぐらいで。ダメだった時は蜷川さんが倒れますんで。もしかしたら遺作になるかもしれません」と蜷川に詫びのポーズを入れつつ、年齢をネタにする場面も。反対に若い黒木からは「私は平成生まれなので、昭和を教えて下さい」と世代の違う勝村へのお願いがあったりと、終始賑やかで笑いに包まれた会見だった。公演は10月29日(土)から11月6日(日)まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて上演。その後、11月13日(日)から12月2日(金)まで東京・青山劇場にて上演される。チケットは9月11日(日)より電話での抽選販売を受付。チケットぴあでは9月23日(金・祝)より電話での先着販売を実施。
2011年09月08日『リアル鬼ごっこ』の原作者・山田悠介の小説「スイッチを押すとき」が小出恵介と水沢エレナ主演で映画化されることが決定した。ベストセラーとなった「リアル鬼ごっこ」(幻冬舎文庫刊)に代表される、現実離れした奇想天外な世界観と、そこで奮闘する等身大の若者たちが魅力となり、若い層を中心に多大な支持を集める山田悠介。そんな彼のもうひとつの代表作であり、刊行5日で増刷され、その後、ドラマ化、舞台化もされた「スイッチを押すとき」が映画化!多発する自殺の原因を究明するための国家プロジェクトの“実験材料”として、自殺装置のスイッチを持たされた10歳の子供たち。彼らは監禁され、自殺に至る過程を観察されるのだが、耐え切れずに多くの子供たちがスイッチを押していく。そんな中で、6人の子供たちが7年もの間、生き続けていた。だが、彼らが胸に抱く“ささやかな希望”は、謎めいた監視員・南が赴任してきたことで徐々に揺れ動かされ…。生きることを選ぼうとする若者たち。その一人一人のまさに命懸けの選択が観る者の心に突き刺さる。2006年に放送されたTVドラマ版で、成宮寛貴が演じた主人公の南を演じるのは、『ROOKIES −卒業−』に『風が強く吹いている』ほか、最近では大人気TVドラマ「JIN−仁−」(TBS)など話題作への出演が続く小出恵介。「山田悠介さんの世界観や南洋平という複雑なキャラクターを具現化する作業は非常に難しかったですが、とにかく思い切って演じさせていただきました。切なく孤独極まる洋平が、6人の子供達と出会い、人間を取り戻す、人間になっていくというお話です。寄り添うように見ていただければと思います」と作品への思いを明かす。小出さんと共に主演を張るのは、ドラマ「恋空」(TBS)主演をはじめ、「美丘-君がいた日々-」(日本テレビ)、「東京少女」(BS-TBS)などで鮮烈な存在感を放った水沢エレナ。小出さんとは「JIN-仁-」、『風が強く吹いている』に続いての共演となる。「この作品に携わり、いままで『当たり前に生きていたこと』が当たり前ではない。一日一日をもっと大切に生きよう、と考えるようになりました。この映画を観ていただいた方にも、自分の将来や大切な家族のことを改めて考えるきっかけになればと思います」と本作が持つメッセージを語る。2人に加えて佐野和真、真司郎(AAA)、阪本奨悟、太賀、菅野莉央、福士誠治、鈴木砂羽、小倉久寛、田中哲司、西村雅彦とフレッシュな顔ぶれと実力派のベテランが共演陣に名を連ねる。切なさと衝撃のヒューマンサスペンス『スイッチを押すとき』は9月17日(土)新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。■関連作品:スイッチを押すとき 2011年9月17日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開© 2011山田悠介/「スイッチを押すとき」製作委員会
2011年07月15日映画『恋愛戯曲』の初日舞台挨拶が9月25日(土)、東京・千代田区のヒューマントラストシネマ有楽町で行われ、W主演の深田恭子、椎名桔平、共演の塚本高史らが出席した。劇作家で演出家の鴻上尚史が自身、2度上演した舞台を自らメガホンを取った作品で、スランプ中の人気脚本家・谷山(深田さん)と谷山に“強制恋愛”を仕掛けられるTVプロデューサー(椎名さん)の顛末を描くラブコメディ。恋愛と結婚の関係性について司会者から考えを尋ねられ、女優の山本未來と結婚して丸7年になる椎名さんは「結婚しても恋をしましょうってことで」。深田さんが「えーっ?」と驚きの声を上げると、「『えーっ』ってあなた、奥さんになっても恋していたいと思うでしょう?」と椎名さん。「ダンナさんに恋をしていたいし、ダンナさんにも恋をされたい」と話す深田さんに、「そういうことです」。2人、意見が一致した。入籍して4年目の塚本さんも「奥さんに恋心、好きっていう気持ちがあればいい。っていうか結婚しているからほかの女性いらない、って言えばいいのかな?」とハッキリした考え。鴻上監督は、椎名さんと塚本さんを指して「こことここはスキャンダルになっちゃうから、俺しか言えない。だから言いますけど、ときめくことは素敵なことで、片想いでもいいと思う。相手はいつも行くコンビニの店員さんもいいし。そうそういつも、奥さんにときめくことはないでしょう?」と反論。再び椎名さんと目を合わせると「あ、敵対しちゃった?」と苦笑いで、観客の笑いを誘っていた。『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』はヒューマントラストシネマ有楽町、シネセゾン渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。特集「新しい恋のカタチ」■関連作品:恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜 2010年9月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネセゾン渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2010映画「恋愛戯曲」製作委員会■関連記事:深キョン&椎名桔平が原稿に埋もれ…『恋愛戯曲』特別画像&白熱の本編映像が到着達人に聞く!『恋愛戯曲』監督・鴻上尚史の恋愛講座【出会い編】恋多き女(?)深キョンが恋の悩みをバッサバッサ深田恭子インタビュー愛は自己チューに?恋に落ちるスイッチは…鴻上尚史婚活パーティでカップル成立率3割5分の恋愛伝道パワーを発揮!?
2010年09月25日まもなく公開となる映画『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』主演の深田恭子と椎名桔平2人が床いっぱいに散らばった原稿用紙の上に身を横たえている特別ショットと、劇中の白熱のシーンを切り取った本編の特別映像が到着した。鴻上尚史が2度にわたって上演した演劇を、深田さんと椎名さんをキャストに迎えて映画化した本作。かつては人気を極めたものの、いまは落ち目の脚本家・谷山とサエないTVプロデューサーの向井が、あるドラマの脚本の完成を目指して奮闘するさまがコミカルに描かれる。今回到着した画像は、劇中の写真とは異なる特別ショット。恋に落ちないと原稿を書くことができないという谷山と、何としても原稿を持ち帰らねばならない向井のやり取りが見どころの本作。進まない原稿を象徴するかのように、床一面に真っ白な原稿用紙が敷き詰められ、その上に深田さんと椎名さんが横たわるという、ちょっぴりシュールな1枚となっている。あわせて到着したのは本編の特別映像。谷山が執筆中のドラマは、化粧品会社をスポンサーにして進められている特別ドラマだが、TV局内ではその主導権を握るべく制作局、営業局、編成局の間で熾烈な綱引きが展開。制作局が椎名さん演じる向井を送り込む一方で、遅々として進まない谷山の原稿に業を煮やした編成&営業はそれぞれに“代案”を提示。このTV局内のリアルな(?)権力争いも見どころ。果たして物語はどこへ向かうのか…?『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』は9月25日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネセゾン渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY特集「新しい恋のカタチ」■関連作品:恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜 2010年9月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネセゾン渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2010映画「恋愛戯曲」製作委員会■関連記事:深キョン&椎名桔平&塚本高史「結婚しても恋心」で意見一致達人に聞く!『恋愛戯曲』監督・鴻上尚史の恋愛講座【出会い編】恋多き女(?)深キョンが恋の悩みをバッサバッサ深田恭子インタビュー愛は自己チューに?恋に落ちるスイッチは…鴻上尚史婚活パーティでカップル成立率3割5分の恋愛伝道パワーを発揮!?
2010年09月25日鴻上尚史が手がけた舞台を自らの手で映画化したラブコメディ『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』の特報映像が解禁!深田恭子演じる崖っぷち脚本家が、椎名桔平扮するダメプロデューサーを振り回す姿がお目見えとなった。本作は、鴻上さんの手でこれまで2度にわたって舞台として上演され好評を博した作品を基に製作され、鴻上さん自ら映画用に脚本を書き下ろし、監督を務めている。とあるTV局のスペシャルドラマを執筆中ながら、締め切りが過ぎても1行も書くことが出来ない落ち目の脚本家・谷山(深田さん)。「どんな手を使っても谷山先生に脚本を書かせろ!」という指令を受けて彼女の元に送り込まれたのは、よりによって全くサエない制作プロデューサー・向井(椎名さん)だった。谷山、向井、そしてTV局内の各部署のスタッフたちの、脚本をめぐる壮絶な戦いが繰り広げられ、それぞれの思惑、欲望のぶつかり合う。今回到着した特報では、深田さん演じる谷山が「私にダメ出しできるプロデューサーなんかいないの」、「向井、あんた何様?」とひと回り以上も年上の椎名さん演じる向井に言いたい放題!そして、「先生に脚本を書いてもらうためなら何でもします」という言葉に対し、彼女が放った言葉は「じゃあ、私と恋に落ちて」――。ちなみに深田さんは本作で、この谷山役に加え、彼女が書く台本の中の地味で淋しい人妻、その人妻が書く台本に登場するゴージャスな女性作家という3役を熱演。この特報に登場するのはあくまで谷山だけだが、残りの2役をどのようなギャップをもって演じているかも気になるところ。ハードボイルドなイメージの強い椎名さんが演じるコミカルな“負け組”プロデューサーにも注目!人生停滞中の彼女と彼に奇跡は起こるのか――?『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』は9月25日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネセゾン渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。※こちらの特報映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜 2010年9月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネセゾン渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2010映画「恋愛戯曲」製作委員会
2010年07月23日深田恭子、椎名桔平主演の映画『恋愛戯曲~私と恋におちてください。~』の予告編が解禁になった。映画『恋愛戯曲…』より場面写真『恋愛戯曲…』は劇作家・演出家の鴻上尚史が自身のユニット「KOKAMI@network」で2001年と2006年に上演した舞台をベースに書き下ろした作品。締め切りを過ぎても1行も新作が書けない人気脚本家・谷山(深田)と、上司から「彼女に脚本を書かせろ!」との命を受けた制作プロデューサー・向井(椎名)が、TV局スタッフたちを巻き込み、脚本完成のために奔走する物語。今回、深田が演じるのは“少しわがままで気の強い脚本家・谷山”と、“谷山が書いたドラマに登場する地味でさみしい脚本家志望の人妻”、そして“その人妻が書いた脚本に登場するゴージャスな女性”の3役。今回の予告編に登場するのは、気が強く相手を振り回しながらも自身の作品について悩む脚本家・谷山のみだが、本編ではまったくタイプの違う3人の女性を演じる深田の“三変化”が楽しめそうだ。また、ハードな役どころから軽妙なタイプのキャラクターまでを自在に演じ分ける名優・椎名が本作で演じるのは、冴えないTVプロデューサー。相手のペースにすぐ巻き込まれ、どこか優柔不断なダメ男ながら、実直で少々のことではあきらめないタイプの男をコミカルに演じ、深田が演じる脚本家と絶妙な掛け合いを見せている。『恋愛戯曲~私と恋におちてください。~』9月25(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネセゾン渋谷、新宿武蔵野館他にて全国ロードショー(C)2010「恋愛戯曲」製作委員会
2010年07月22日小栗旬の初監督作品『シュアリー・サムデイ』が7月17日(土)に公開を迎え、東京・丸の内ピカデリー1にて、初回上映後に舞台挨拶が行われ、小栗監督、小出恵介、勝地涼、鈴木亮平、綾野剛、ムロツヨシ、小西真奈美らが登壇。舞台挨拶後に小栗監督をキャスト陣が胴上げし、作品、そして監督・小栗旬の門出を祝った。客席後ろから小出さんらが登場すると、観客は総立ち。最後に小栗監督が姿を現すと、ひと際大きな歓声があがり、通路に人が溢れて前に進めないほどに。壇上に上がった小栗監督は、監督として迎える初日について「やっぱり違いますね。裸を見られるような気持ち」と照れくさそう。ちなみに昨夜は「朝の4時半まで竹中直人さんと飲んでた」とか。キャスト陣にも昨夜をどう過ごしたかという質問が投げられたが、実は、小栗監督からそれぞれにお礼のメールが届いたのだという。勝地さんは「ウルッときました」、綾野さんは「感動して、眠れずにひとりで泡盛を4本くらいあけてしまいました」とそれぞれの“決戦前夜”を明かしてくれた。この日は、キャスト陣からそれぞれ小栗監督にひと言ずつ、思いを込めた言葉が贈られたが、ムロさんは「心よりおめでとう。そして旬のお母さん、旬を生んでくれてありがとうございます!」となぜか結婚式風の(?)スピーチで温かい笑いと拍手を浴びた。ヒロイン役を演じた小西さんは「“男子”に囲まれてこの作品を作ることができて、私の宝物になりました」。鈴木さんは「1本撮ったからには2本目、3本目を撮らないと。次回作楽しみにしています」。さらに、小栗さんとは数々の舞台で共演し、小栗さんがぜひにと映画への出演を懇願した吉田鋼太郎が「おれをここに連れてきてくれてありがとう」と語ると、小栗さんは言葉にならないといった表情で上を向いた。そして、小出さんは「3年くらい前に酒飲みながらこの話を聞いたとき『大丈夫かな?』とか言ってたけど、まさかこんなに素晴らしい映画になるとは…。ひとえに旬の器があったから。何より、おつかれさま」と声を掛け、壇上で戦友とガッチリと抱き合い、会場は温かい拍手で包まれた。さらに、舞台挨拶終了後にはキャスト陣がサプライズで小栗監督を胴上げ!これには小栗監督も驚いたようだが仲間たちの温かい心遣いに嬉しそうな笑顔を見せていた。『シュアリー・サムデイ』は全国にて公開中。■関連作品:シュアリー・サムデイ 2010年7月17日より全国にて公開© 2010「シュアリー・サムデイ」製作委員会■関連記事:小栗旬監督&キャスト5人インタビュー江ノ島行く!『シュアリー・サムデイ』Part.2ナイナイ岡村の『シュアリー・サムデイ』出演シーンが解禁!小出恵介最初で最後の「巧 with シュアリー・スターズ」ライヴで「燃え尽きた」小栗旬監督&キャスト勢揃いインタビュー 撮影も青春『シュアリー・サムデイ』Part.1小栗旬初監督作品『シュアリー・サムデイ』オリジナルグッズを3名様プレゼント
2010年07月17日小栗旬の初監督作品として注目を集める映画『シュアリー・サムデイ』の主題歌で、主演の小出恵介が劇中の役名を冠したバンド「巧(小出恵介)with シュアリー・スターズ」としてCDデビューすることが決まった。映画は、小出さん扮する主人公・巧とその友人たちが文化祭の復活を目論み学校を占拠するも、ハッタリのはずの爆弾がなぜか誤爆。以来、何をやっても一向にうまくいかない彼らが、全てを取り戻すべく再び立ち上がる!という青春群像劇。劇中、巧(=小出さん)と友人の京平(勝地涼)、和生(鈴木亮平)、雄喜(ムロツヨシ)、秀人(綾野剛)が組んだバンドが歌う本作の主題歌「シュアリー・サムデイ」のシングルCDが7月7日(水)の七夕にリリースされる。こちらの楽曲は劇中、タイトルの“シュアリー・サムデイ(=いつかきっと…)”を象徴する重要シーンで歌われるという。楽曲を提供したのは、本作の企画に賛同した、ウルフルズのトータス松本。CDには、元BLANKEY JET CITYの浅井健一の書き下ろしによる新曲に加え、映画やレコーディングのメイキングの様子を収めたDVDが付いてくる。さらに、映画公開直前の7月11日(日)には「Surely Someday Super Summer」と題してライヴイベントが開催されることも決定!ここで小出さんは“巧”として、観客の前で初めて主題歌を披露する(※チケットは6月7日発売開始)。近年、数々の話題作に出演し絶大な人気を誇る小出さんだが、あの渋〜い声が好き!というファンも多いのでは?“ミュージシャン”としてどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、期待が高まる。『シュアリー・サムデイ』は7月17日(土)より全国にて公開。ライヴイベント「Surely Someday Super Summer」日時:7月11日(日) 16:30開場/17:30開演場所:東京国際フォーラムチケット発売日:6月7日(月)価格:3,500円(税込)チケット販売:セブンイレブン、チケットぴあ■関連作品:シュアリー・サムデイ 2010年7月17日より全国にて公開© 2010「シュアリー・サムデイ」製作委員会■関連記事:小栗旬初監督『シュアリー・サムデイ』メイキングDVD付き前売券に予約殺到!勝地涼、アイスほお張り見つめるその先には?『シュアリー・サムデイ』新画像解禁!小栗旬の「ただいま〜!」でゆうばり映画祭開幕撮影中はキャスト陣が大喧嘩も!?小栗旬初監督作ポスター画像解禁!チラシ裏面には「大人立入禁止。」の文字が…小栗旬初監督作引っさげ北海道に!ゆうばり国際映画祭ラインナップに注目
2010年05月25日まもなく公開を迎える『風が強く吹いている』に主演している小出恵介と林遣都から、シネマカフェに向けて独占メッセージが到着した!素人同然の陸上部員たちが箱根駅伝を目指す姿を描いた本作で小出さんは、リーダーとしてメンバーを引っ張るハイジを演じた。劇中の役柄そのままに、今後、俳優としても今後の日本映画界を引っ張っていくであろう小出さん。「いろんなことを背負って走っていく男の姿は美しくかっこいい」――。25歳とは思えない(?)、渋〜い声と落ち着いた口調で映画をアピールしてくれた。いや、声だけでなく、ぐっと大人っぽさの増したその表情にも注目!林さんが演じるのは天性のスピードランナー、カケル。林さんも劇中のカケルの如く、この映画に懸けた熱い思いを真っ直ぐに語ってくれている。2人とも、この動画で垣間見せている素顔も魅力的だが、もちろん映画の中で走る姿もほれぼれするほどかっこいいのでぜひお見逃しなく!『風が強く吹いている』は10月31日(土)より全国にて公開。こちらの動画メッセージは、シネマカフェ内の「MOVIE GALLERY」でもご覧いただけます。MOVIE GALLERY小出恵介ロングインタビューをシネマカフェにて掲載中特集 真っ直ぐな眼差しの先林遣都インタビュー:coming soon■関連作品:風が強く吹いている 2009年10月31日より全国にて公開© 2009「風が強く吹いている」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】川村陽介&ダンテ・カーヴァー箱根のゴールの瞬間の顔は素?小出恵介『風が強く吹いている』インタビュー「男が何かを背負って走る姿は美しい」あなたの人生を変えた出会いは?『風が強く吹いている』扇風機を5名様にプレゼント小出恵介、“絆”を強調!『風が強く吹いている』完成披露に富士山もお目見え目指すは箱根駅伝!『風が強く吹いている』試写会に50組100名様をご招待
2009年10月22日人気実力ともに日本の若手俳優を牽引する存在のひとり、小出恵介が野球部員として活躍した「ROOKIES」に続いて、今度は学生駅伝の頂点、箱根駅伝を目指して走る。主演映画『風が強く吹いている』で小出さんが演じるのは、素人ランナーばかりをまとめて、無謀と思われた駅伝に挑む陸上部のリーダー、ハイジ。小出さん自身の挑戦、仲間との“絆”について語ってくれた。同年代のキャスト、いい意味でのライバル心が力に「自分にはないことだらけなんですよ(笑)。あんなに僕は懐も広くないし、あんなに器がデカくないし、全員をこうやって受け止めるっていうのは出来ないし…自分の中のそういう部分を探して、必死でハイジに近づいたという感じでしたね」。ハイジというキャラクターについて聞くと謙遜する小出さん。それでも実際スクリーンに映るハイジは、まさにハマリ役と感じてしまうほど、誰もが信頼したくなるリーダーであり、チームのまとまりはリアリティがある。「男が集まってスポーツをするというのは、やっぱり『ROOKIES』もそうでしたが、ある種ドキュメンタリー的な要素がすごく出てきますね。みんな実際一緒に練習に励んだり、一緒につらい思いをしたりしているので。今回もすごく大変でしたけど、その分頑張れたという部分もありました。『アイツが頑張っているんだから、俺も頑張んなきゃ』っていう気持ちって、すごく大切ですよね。特に同年代ですし、いい意味でのライバル心もあり、そういうのが力になるんだなって改めて思いました」。もちろん、本作のキーは「走り」。「最後に走ってる姿で、観てる人が一緒に嬉しくなり、一緒に感動できなきゃダメだと思ったんです。実際に走るのは僕たちなので、ちゃんと走りを練習して、ちゃんと走る姿で感動を届けられなきゃなって思いました」と小出さんが話す通り、全員の見事な走りによって、観客はドラマに引き込まれていく。そのための練習はとにかくハードだった、とふり返る。「昨年の夏に最初の撮影があったのですが、その前にみんなで合宿をしました。白樺湖での高地トレーニング。朝から晩までずっと走りっぱなし。合宿以外ではみんなで集まって練習するときもあれば、スケジュールが合わないときは個人個人で練習することも。撮影中も朝や合間にみんなで走ったりしていましたね」。何か大きな一歩を踏むために走る特に冬の撮影は何よりもつらかったそう!「冬の朝の6時くらいから、すっごく寒いけどジョグして温めて、体作って、本番走って。で、また次の本番まで時間があるので、一回冷えた体をまた温めて…っていう、その繰り返しなんですよね。最後、体はボロボロになってました」。また、本作のもう一人の主役、天才ランナー・カケルを演じる林遣都さんとの掛け合いも大きな見どころだ。「林くん自身が一生懸命にカケルという人間と向き合っていたので、僕はもう安心しきっていました。彼はカケルをすごく頑張って、カケルになりきって真っ直ぐ向かってきますし、僕は割と受け止める立場の役だったんですけど、それをビシビシ感じるのは気持ち良くて、掛け合うのが楽しかったです。本当に一生懸命で真っ直ぐな俳優さんですね」。本作を通じて、「男が何かを背負って走ってる姿は美しい」ことが伝わるはず、とインタビューを熱い思いで締めくくる小出さん。実際に自身、いままでは「テレビがついていたら見る」レベルだった箱根駅伝に対して、見方が大きく変わったという。「この間、ある大学の合宿にお邪魔して見学をして、学生たちと話したんですが、僕が想像していたより何倍も走ることに懸けてる思いは強い。改めてカッコイイな、と思いました。(映画の中の)このメンバーもそうですが、走ることを生きがいとしてるわけじゃなくて、自分の人生の中で、何か大きな一歩を踏むために走ってる。それが感動につながるんですよね」。(photo:Yoshio Kumagai)小出恵介ロングインタビューをシネマカフェにて掲載中特集 真っ直ぐな眼差しの先■関連作品:風が強く吹いている 2009年10月31日より全国にて公開© 2009「風が強く吹いている」製作委員会■関連記事:あなたの人生を変えた出会いは?『風が強く吹いている』扇風機を5名様にプレゼント小出恵介、“絆”を強調!『風が強く吹いている』完成披露に富士山もお目見え目指すは箱根駅伝!『風が強く吹いている』試写会に50組100名様をご招待小出恵介がジャック・バウアーの声であのお兄さんを熱血指導!劇場マナー広告が完成走った!吐いた!小出恵介&林遣都、鍛え上げられたランナーの肉体美をアピール!
2009年10月19日戦国時代を舞台にした壮大な築城スペクタクル、『火天の城』が9月12日(土)に公開初日を迎え、キャストの西田敏行、椎名桔平、福田沙紀、主題家を歌う中孝介、そして田中光敏監督が舞台挨拶に揃った。製作費15億円。同時期に公開される『TAJOMARU』や『カムイ外伝』といった時代劇に比べると、若手イケメンスターの華やかさには欠けるものの、スケール感とベテラン俳優陣が織り成す人間ドラマが注目を集め、ヒットスタートを切った。物語の主人公であり、織田信長から安土城築城を任された宮大工・岡部又右衛門を演じる西田さん。「今日はいろんなところで公開がありますが、よくぞこの映画を選んでいただきました。ありがとうございます。劇場に来て誰もいなかったらどうしよう、と考えて朝ブルブル震えていました」と胸の内を明かしながら満席の客席を見回し、安堵の笑みを浮かべた。「いままで出演した中でも、最も好きな作品のひとつになりました」と初日を迎えた感動をゆっくり話し、「子供の頃、『七人の侍』が公開されたとき、母親と一緒に福島県の劇場へ、初日に行きました。立ち見で、母は3時間、私を肩車して観せてくれました。今年で三回忌を迎えましたけれども、今日お客様を見て、そのときに感動が想起されてとっても嬉しいです」と思い出のエピソードを語ってくれた。その岡部又右衛門の娘役を演じるのが若手女優の福田さん。「とりあえず嬉しい!」と興奮を表し、「わらじは初挑戦だったんですが、『なんて走りづらいんだろう』と思いました(笑)。坂とか、じゃり道とか、本当に走るシーンが多くて。でも時代劇ならではのことをいろいろと経験させてもらいました」と3か月の撮影が、今後にもつながる貴重な経験だった、と撮影をふり返った。「織田信長をやれる俳優が何人いるんだろう、って思いながら、なかなか出来ない役で…。映画で信長を演じることは僕の長年の夢のひとつでした」と話すのは、織田信長をクールに演じた椎名さん。「自分なりの信長を演じてみたいと思いながら、先輩である西田さんのお腹…いや、胸を借りて頑張りました(笑)」。「勇ましい信長像は“戦”がある方が演じやすいですが、今回、戦がない中で信長を演じなければまらない。お茶のシーンでどうの信長を出せるか?」と信長を演じる難しさを明かしつつ、「こういう映画がなきゃいけないと思われる映画」と自信をのぞかせた。キャスト以外に、椎名さんも絶賛する歌声を持ち、主題歌「空が空」を本のために書き下ろした中孝介さんも舞台挨拶に登壇。この曲のミュージックビデオの撮影を安土城跡で行ったそう。「城が建ったということを想像しただけで、ゾクっとした。人間って凄いな、現代人はいろいろなものに頼りすぎだな、ということを考えました」。劇場の前では小雨が降る中、全員で鏡開きが行われ、ヒット祈願も行われた。近年、時代劇の大ヒットが少なくなってきた中、いままでにない時代劇として、どこまで観客層を広げることが出来るか、期待がかかる。『火天の城』は全国東映系にて公開中。特集『火天の城』「火天系男子に一目惚れ」■関連作品:火天の城 2009年9月12日より全国東映系にて公開© 2009「火天の城」製作委員会■関連記事:30年ぶりの共演!歴史超大作『火天の城』夫婦演じる西田敏行×大竹しのぶ対談時代は火天系!『火天の城』鑑賞券&エコ箸&プレスセットを5組10名様プレゼント前代未聞の城造り――歴史スペクタクル『火天の城』試写会に30組60名様をご招待西田敏行「戦国時代にあるまじき体型」と反省、次長課長・河本は史上最高の秀吉と自信
2009年09月12日“予想ガイ”なお兄さんを小出恵介=ジャック・バウアーが叱責!?メンバーの大半が陸上未経験者という寄せ集めの弱小の大学駅伝部が、一丸となって大学駅伝の晴れの舞台、箱根駅伝を目指す姿を描いた青春映画『風が強く吹いている』が10月31日(土)より公開される。某携帯電話のCMにおける“お兄さん”役で、すっかり日本のお茶の間になじみの顔となったダンテ・カーヴァーが、留学生役として本作に出演しているが、ダンテと主演の小出恵介による、映画館でのマナー向上を訴える広告動画がこのほど完成、本作のオフィシャルブログやyoutube上の「松竹チャンネル」、mixi動画で公開され、話題を呼んでいる。『風が強く吹いている』でダンテは丁寧な日本語を話す留学生・ムサを演じているが、こちらの広告動画では、そのムサが奇妙な和風の出で立ちで日本の映画館を訪れ、「日本ノ映画館ノマナーハ、厳シイデスネ」と漏らす。そこに登場するのが、駅伝部のキャプテン・ハイジ役の小出さん。「基本のマナーを守ればいいんだ!」と、携帯電話や騒音などの迷惑行為の禁止を力強く訴える……のだが、注目すべきはこの小出さんの声が、小出さん本人のものではなく、ドラマ「24」のジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)の吹き替えでおなじみの声優・小山力也さんの声で吹きかえられている点!ダンテの丁寧な日本語と、なぜかジャック・バウアーの声を持った小出さんのマナー熱血指導のギャップに爆笑必至。これを見たらマナーを守らずにいられない?こちらの広告動画は全国31の劇場にて上映される予定。『風が強く吹いている』は10月31日(土)より全国にて公開。『風が強く吹いている』オフィシャルブログ■関連作品:風が強く吹いている 2009年10月31日より全国にて公開© 2009「風が強く吹いている」製作委員会■関連記事:走った!吐いた!小出恵介&林遣都、鍛え上げられたランナーの肉体美をアピール!小出恵介、女子マネの声援求む!林遣都は快走披露『風が強く吹いている』撮影快調
2009年09月09日