好感度CMのトップ、au「三太郎」シリーズから“浦ちゃん”こと浦島太郎を演じる桐谷健太が自ら三線を弾き語り、甘い歌声を披露して話題を呼んでいる。“浦ちゃん”といえば、「三太郎」の中でもツッコミキャラ。松田翔太、濱田岳の桃太郎、金太郎にツッコミを入れて大笑いしている印象が強かったが、本CMでは一変。菜々緒演じる乙姫への想いを、「涙そうそう」などで知られる「BEGIN」が手がけたオリジナル楽曲「海の声」に乗せ、切なく歌い上げている。そのCMはYouTubeで公開後、2週間で再生回数100万回を突破、8月1日現在で130万回を超えている。そこで、今回は、普段のイメージはひと味違う“キャラ変”を楽しむCMをピックアップしてみた。まず、現在公開中の『バケモノの子』で主人公・九太の青年期の声を務めている実力派若手俳優の筆頭株、染谷将太だ。9月公開の鬼才・園子温監督&脚本による、ちょっぴりエッチな青春妄想グラフティ『映画 みんな!エスパーだよ!』で超能力に目覚めた高校生・嘉郎を演じるほか、山崎貴監督『寄生獣』では“ミギー”なる寄生生物と共存する主人公や、石井岳龍監督のロック映画『ソレダケ/that’s it』で“激走”する若きホームレス、『バクマン。』では佐藤健&神木隆之介の最強ライバルマンガ家を演じるなど、今年も個性派として大活躍。そんな彼が、オーバーオールの短パン姿で「どこでとれたの唄」をコミカルに歌い踊るコカコーラ「Toreta!」は、ある意味、衝撃的!?去年のいまごろは、園監督の『TOKYO TRIBE』で流暢な英語のラップを披露していたのだが…。このCMで新たな姿を見せてくれる染谷さんは、要チェックだ。衝撃といえば、インパクト大なのが日清「カップヌードル」だ。佐藤健が戦隊ヒーローや巨大ロボットなど17変化に挑戦した「STAYHOT ウマい篇」に続く「STAYHOT かわいい篇」では、角川映画40周年記念作品『セーラー服と機関銃 -卒業-』の主演にも抜擢された、“千年に一人の逸材”の橋本環奈が登場する。カップヌードルをひと口食べるや、「この味、カップヌードル超かわいい!」と、瞳がキラリッと光る橋本さん。「麺かわいい! エビかわいい! お湯かわいい! もう全部かわい!」と言いながら、白いフォークを手にフリフリのミニ、赤のハートマークがポイントのブーツで、さながら魔法少女系アイドルに変身し、最後には投げキッスと、“世界一かわいい”リアクションを見せている。さらに驚くべきは、そんな橋本さんとはキャラ的に真逆といえる“親分”梅宮辰夫が、ゴルフの練習の合間にカップヌードルをひと口食べ、全く同じリアクションをしていること!魔法少女のような衣装はもちろん、ロマンスグレーの髪にはしっかり、かわいいエビが!さらにラストの投げキッスまで同じ、という衝撃的な大変身には、目が釘付けになることまちがいなし。また、現在、おなじみキャラたちの“実写化”CMも相次いでいる。日本テレビ系「ZIP!」の「MOCO’Sキッチン」で、オリーブオイル使いの料理人としても知られる速水もこみちが扮するのは、日清「出前一丁」の“出前坊や”。イケメンな素顔はそのままに、金髪に赤鼻、白いはちまきに水色の法被姿という実写版“出前坊や”となって、オリーブオイルではなく、ごまラー油を十分な高さから華麗に注ぐ姿は、見事な包丁さばきも含めて必見だ。そして、誕生から41年、明治のスナック菓子「カール」でおなじみ、麦わら帽子をかぶり口ヒゲを生やした“カールおじさん”が、まさかのイケメンになって実写化された。WEBのスペシャルムービー「UNCLE KARL」で、腕立て伏せを欠かさないクールな佇まいの実写版“カールおじさん”に扮するのは、『駈込み女と駆出し男』でダメな色男を好演した武田真治。動画では自慢のサックスも披露しており、その振り幅大きすぎる“カールおじさん”のイメチェン(?)には、驚愕の声が続出している。一方、「激似」とネットを騒がせているのは、フィギュアスケーター・織田信成が扮する“カイジ”。織田さんが、藤原竜也主演で実写映画化もされた人気マンガの主人公・カイジに扮したコロプラのスマートフォン向けアプリ「東京カジノプロジェクト」からは、2本のCMとメイキングが公開されている。第1弾CMで見事ルーレットが的中、涙を浮かべ「僥倖(ぎょうこう)ー!」と叫ぶ“織田カイジ”の姿は、その鼻と顎のトンガリ具合から目尻のシワの感じまで、そっくりと評判。泣き虫キャラとして知られる織田さんの、“ハマリ”役となっている。あなたもCMから、お気に入りキャラを見つけてみて。(text:cinemacafe.net)
2015年08月04日俳優の染谷将太が主演する映画『寄生獣 完結編』が、5月17日までに観客動員数100万人を突破していたことがわかった。『寄生獣 完結編』は、全国422スクリーンで4月25日より公開スタート。公開して23日が経過した17日には100万人を突破し、さらに5月19日時点で入場人員102万人、興行収入13億円を記録した。前編『寄生獣』は、入場人員155万人、興行収入20億円を記録しており、後編である本作もそれに迫る勢いを見せている。メガホンを取った山崎貴監督は、「まずはヒット作の目安である100万人という観客動員数を越えることができてホッとすると同時に本当にたくさんの人から熱い感想をいただいて喜んでいます」とコメント。加えて、「原作者の岩明先生も前編に引き続き絶賛してくださったとの連絡をいただいているので、その意味でも役目は果たせたのかなあと安心しています」と明かした。本作は、1990年より『月刊アフタヌーン』(講談社刊)で連載され、単行本が累計1,200万部を突破して世界中に熱狂的なファンを持つ岩明均の同名漫画が原作。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』などを手掛けた山崎監督がメガホンをとって制作された。パラサイト・ミギーを右手に宿す高校生・泉新一(染谷)と、ほかのパラサイトとの戦いをVFXを駆使した迫力の映像で描く。共演には深津絵里、阿部サダヲ、浅野忠信などの俳優陣が顔をそろえている。(C)2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年05月20日“日本マンガ史上最高傑作”と言われ、世界中に熱狂的なファンを持つ「寄生獣」(累計1,500万部)。主演に染谷将太を迎え、第38回日本アカデミー賞8部門で最優秀賞を果たした『永遠の0』の山崎貴監督のもと二部作で実写映画化されたが、このたび4月25日(土)に公開された『寄生獣 完結編』が5月17日(日)に入場員数100万人を突破したことが明らかとなった。人間に寄生し、捕食する謎の生物“パラサイト”に襲撃されたものの、危うく脳の乗っ取りを免れた高校生の新一(染谷将太)が、右腕に寄生したパラサイトのミギー(阿部サダヲ)と共に、地球への侵略を企むパラサイトたちと戦いを繰り広げていく…。2014年11月29日に公開された二部作の前編『寄生獣』では、深津絵里、東出昌大ら、パラサイト(寄生生物)役の顔が割れる“衝撃の映像”が話題を集めたが、完結編となる本作では、前編を超える最新のVFXを駆使して、パラサイトたちとの壮絶かつ迫力のアクションを描き出す。公開日から17日までの23日間で、入場人員1,006,992人 、興行収入1,288,204,400円を記録した『寄生獣 完結編』。入場人員155万人、興行収入20億円を記録した前編『寄生獣』が100万人を突破したのも、まさに公開23日目(2014年12月21日)!二部作連続の100万人超えに山崎監督は「まずはヒット作の目安である100万人という観客動員数を越えることが出来てホッとすると同時に本当に沢山の人から熱い感想をいただいて喜んでいます」胸のうちを明かした。さらに、「衝撃的な内容ですし、映像化不可能と言われ続けた作品でもありますのでそれを沢山のスタッフやキャストのみなさんのおかげで何とか形にすることが出来たこと、今公開している形で世に送り出せたこと、そして100万人という大変な数のお客さんに見ていただけたことをとても感謝しております」と喜びを口にした。『寄生獣 完結編』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会寄生獣完結編 2015年4月25日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年05月20日4月25日(土)、『寄生獣 完結編』が全国334館(422スクリーン)で封切られ、東京・TOHOシネマズスカラ座で初日舞台挨拶が行われた。主演の染谷将太をはじめ、深津絵里、橋本愛、新井浩文、ピエール瀧、山崎貴監督が登壇し、超大作の“完結”に感無量の面持ちだった。公開を前に全国5か所(北海道、仙台、大阪、広島、福岡)でキャンペーンに奔走した染谷さんと山崎監督。実は、「この作品は胸がキュンとする青春映画だとアピールしようぜ」という山崎監督のアイデアで、取材を受ける際も「胸キュン映画」だと繰り返し強調していたのだとか。「いまふり返ると、ちょっと胸キュン、胸キュン言い過ぎたかなと反省もありますが、皆さんも女性のお友だちには『寄生獣って胸キュンできる映画だよ』という方向で宣伝してもらえれば。きっとうっかり見に来てくれるはず」(山崎監督)、「まさか、『寄生獣』で胸キュンって言う…。でも実際『キュンときた』と言ってくださる女性のライターさんも多いので」(染谷さん)。そんなふたりの“PR戦略”にヒロイン役の橋本さんは、「今日はたくさん女性のお客様が来てくれて嬉しいです。そんなに怖くもないし、グロテスクじゃないから身構えずに見ていただきたいですし、もっと青春映画だとアピールしていきたい」と共鳴した様子で、「胸キュンできるし、ぜひ劇場に癒されに来てください」と声を弾ませていた。人間の脳に寄生し、人間を捕食する“パラサイト”との壮絶なバトルを繰り広げる岩明均の傑作漫画を2部作で完全実写化。ついに公開された『完結編』では、主人公・新一(染谷さん)が右腕に寄生した相棒・ミギーとともに、人類の存亡をかけた最終局面で愛する里美(橋本さん)を守ろうと奮闘する。昨年11月に公開された『寄生獣』は、公開初週に国内映画ランキングの1位に輝き、観客動員150万人を突破した。『寄生獣 完結編』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会寄生獣完結編 2015年4月25日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年04月25日「最近ね、ミギーは実際にあの現場にいたんじゃないかという気がしてるんです(笑)」――。『寄生獣 完結編』の編集およびCG部分の製作作業が進む2月下旬、まさにCGによって、撮影現場には実在しなかったミギーを作る立場にある山崎貴監督はそうつぶやいた。「彫刻家が『木の中に埋まっているものを彫り出しているだけ』と言うのと同じで、現場では目に見えなかっただけで、そこに確実にいたミギーをいま、彫り起こす作業をしてるだけなんじゃないかって。出来上がったばかりのCGなのに、ミギーが動いてるのを見るとなぜか懐かしいんですよ。『久しぶり!』という気がする(笑)。そこで撮影の頃に気持ちが飛ぶんです。そんな経験は初めてですね」。現場で、右手に寄生している“目に見えない”ミギーを操っていた染谷将太も、山崎監督のその言葉を何の違和感もなく受け止める。『ALWAYS 三丁目の夕日’64』、『永遠の0』、さらに『寄生獣』の主題歌を手掛けてもいる「BUMP OF CHICKEN」の楽曲を元にしたショートフィルムに続き、これが4度目のタッグであり、強い信頼関係で結ばれた2人は、言葉に出さずとも、同じミギーを共有し、ここまで共に戦ってきたのだ。昨年末に公開された前編『寄生獣』に続く『寄生獣 完結編』がまもなく公開。日本映画史上に残るこの壮大なプロジェクトの中心を担った“主犯”2人に話を聞いた。原作は岩明均の人気漫画。ある日突然、人間に寄生し操り、人間をエサとする寄生生物“パラサイト”が襲来する。高校生の新一も寄生されかかり、脳は守ったものの右手を乗っ取られ、このパラサイト“ミギー”と奇妙な共存をすることになる…。『完結編』では新一を含め、人間側とパラサイトの最終決戦が描かれる。撮影は前後編で分けることなく、5か月にわたって一気に行われており「前後編の2本という意識ではなく4時間の大作を撮っているという意識だった」(染谷さん)というが、前編と比べ、この『完結編』で特に目を見張るのは新一の変化。これまで“巻き込まれた”形で、やや受動的に次々と襲い来る事態に向き合っていた新一が、自らの意思でパラサイトとの戦いに赴くことになる。これはミギーに右手を寄生されたことだけでなく、前編で母親を殺された怒りと哀しみが大きな原因と言えるが、染谷さんは演じる上での新一の変化をこう説明する。「自分が見えなくなっていくというのが強くありますね。感情が先走りして、新一はパラサイトに操られているわけではないのに、激しい感情に操られてしまう。ただ、そこで里美(※新一の幼なじみ/橋本愛)という、一番近くにいてくれた存在、その大きな“愛”に気づかされて、揺れ動くんです。前編である意味で一度は安定した感情が、この『完結編』で再びワーッと走り出して不安定になっていくというのは演じる上でも意識した点――いや、意識せずとも、自然とそうなった部分であり、それを大切に演じました」。コミックでも名場面となっている、市長にまで登りつめパラサイトをネットワーク化した広川(北村一輝)の演説、市庁舎での人間VSパラサイトの戦い、人間の子供を出産し母親となったパラサイト・田宮良子(深津絵里)の決断など「映画の作り方として正解かどうかはともかく、『完結編』はクライマックス集と言っても過言ではない」(山崎監督)という言葉通り、見応えのあるシーンが続く。中でも圧巻はやはり、新一と最強のパラサイト・後藤(浅野忠信)の最終決戦!燃えさかるごみ処理場で2人が対峙する姿は『ターミネーター2』の溶鉱炉でのクライマックスシーンのようでもあり、こどもの頃にハリウッド大作をワクワクしながら見ていたような気持ちを思い起こさせる。改めて、本作がハリウッド映画に負けない“質感”をもって製作されたことに気づかされるが、山崎監督の意図は?「ハリウッドだと最後の決戦場ってすごい舞台が用意されるじゃないですか。でも日本映画だと、どうしても廃工場あたりに落ち着いちゃう(苦笑)。スケールもそうですが、やはり物語としても、巨大な、人間が産み出した最悪のものとして、ごみ、廃棄物の焼却場を地獄めぐりの旅の終着駅として選びました。地獄を見せたかったんです。それは本当にある世界だけど、見方によって地獄絵図に見える。『ターミネーター2』の溶鉱炉のイメージというのはよく言われるんですが、個人的なイメージとしては『ブレードランナー』のオープニングで実際に採用されなかった、レプリカント(※人造人間、アンドロイド)を処理場で係の人間が無感情に燃やしているというシーンがあって、それをやってみたかったんです。その意味では、自分が見て育ったハリウッド映画のニュアンスを出せているのかなと思います」。こうした熱い言葉からもうかがえるが、原作の映画化権がハリウッドにある頃から、自分の手でいつか映像化することを夢見ていたという山崎監督だけあって、本作について「ある意味で、やりたい放題(笑)。邦画でどこまでできるかという表現の限界に挑んだし、やや趣味に走りましたね(笑)」とも。一方で前編で観客動員数150万人突破するなど、きっちりとエンターテイメントとして仕上げる手腕はさすがである。エンターテイメントと深遠なテーマの“せめぎ合い”こそ山崎作品の真骨頂とも言えるが、本作に関して描きたかったテーマは?「人間は業を背負いながら生きていく――それでも『生きる』という選択をするということでしょうか。人間の存在自体、地球にとってはそんなに良いものとは言えないという考え方もあります。だけど、それでも人間は生きていくし、新一も決断をする。業を背負いつつ、生きていくのが人間だという感覚は大事にしたかったです」。染谷さんも、これまでの山崎作品との違いを現場でも感じていたという。「まず題材的にもいままでの山崎さんの作品からは見たこともないものだったので、自分の芝居の質感も、それこそ1ミリ、2ミリ単位で微調整し、話し合っていくような感覚でした。それは初めての経験であり、楽しかったですね。あと、現場ではいままで以上に擬音での指示が多かったです(笑)。『永遠の0』の時も擬音は多かったけど、まだ飛行機のコクピットのセットがあったんですよ。今回は何もないグリーンバックの中で『ドーン!』とか『ガーッ!!』って擬音だけが響きわたるという(笑)」。先日の完成披露試写会の場で、共演者の新井浩文が染谷さんを「死んだ魚の目」という言葉で表現し、染谷さん自身も「ずっと言われ続けてきた」と平然と受け止め、笑いを誘っていた。強烈な言葉でありつつも、独特の存在感、他の誰にもない強烈な印象を抱かせる染谷さんを言い表した言葉で、言い得て妙でもある…。これが4度目のタッグであり、人間とパラサイトの間に位置する新一役に、染谷さんを望んだ山崎監督から見て、その魅力はどんなところにあるのだろうか?「染谷は微調整可能なものすごく細かいダイヤルを振られているお芝居のテクスチャを持っていると思います。特に発声。(他の人間が)普通に発声しても、お客さんは自分のことのように感じず、『お芝居だな』と受け止める。でも染谷の声の出し方はちょっとだけ鼻声になったり、わずかなニュアンスを含ませることで、お芝居がドキュメンタリーになる瞬間があるんです。今回のような物語は、地に足をつけないと、何でもアリになって、単なる空想上の生き物が戦っている映画になっちゃう。どこかで人間の暮らしと繋がっていないといけないんだけど、その時に染谷が持っているニュアンスはすごく生きるんです。一見、荒唐無稽なものが出てきても、現実と地続きだと信じさせる“魔法”を持ってますね。それがテクニックなのか?持って生まれた天性のものなのかは分かんないんですが…」。その言葉に染谷さんは「企業秘密です」といたずらっぽく笑いつつ、言葉を続ける。「サウンドは確かに大切にしてます。声や音楽を含めて、“音”から得られる感情は本当に大きいなと思います。前編で母親に寄生したパラサイトと戦うシーンが電車の高架下の河川敷で、音がすごくて(セリフは)全てアフレコという前提での撮影だったんです。実際に撮影中も電車が何本も行き交って、自分で言っているセリフが聴こえなかったんですが、そうするとセリフが出てこなくなっちゃったんです。自分の声も含めて、音の大切さに気付かされました」。戦いに加えて、大きな見どころとして推したいのが新一と里美のラブシーン!単に2人の恋の行方は…?というだけでなく、染谷さんの先の発言の通り、里美はパラサイトの存在に引っ張られていく新一を人間の側に繋ぎとめる大切な存在となっている。「かわいらしく、生々しいラブシーンでもあり、僕自身もすごく好き」(山崎監督)、「激しいアクションエンターテイメントであると同時に、壮大なラブストーリーでもある」(染谷さん)という言葉を決して裏切らないのでこちらも期待してほしい。昨今、日本映画界は漫画原作の作品が増え、安易な作品づくりに目の肥えた映画ファン、そして原作のファンから批判が高まっていることは事実。だが、この『寄生獣』は、このクオリティで原作を映画化するならそんな批判の声は少なくなるのでは?と思わせてくれる作品に仕上がっている。「いま」だから、「映画」だからこその凄まじさを体感してほしい。【染谷将太】ヘアメイク:AMANOスタイリスト:清水奈緒美(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会寄生獣完結編 2015年4月25日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年04月24日4月25日に公開される、染谷将太主演の映画『寄生獣 完結編』が、東京・駒沢オリンピック公園で開催される「Food Nations~肉フェスTOKYO 2015 春~」(前編:4月24~29日、後編:5月1~6日)とコラボレーションし、限定メニューを販売することが17日、明らかになった。販売されるメニューは、主人公・泉新一(染谷)の右手に寄生するパラサイト・ミギーをモチーフにした「ミギートボール」。宮崎県黒毛和牛100%のミートボールを特製のデミグラスソースで煮込んだこだわりの一品で、ビジュアルはミギーの目玉風にキモカワいくアレンジ。制作スタッフは「見た目も味もクセになること間違いなし」と胸を張る。山崎貴監督は、「見た目の衝撃とは裏腹に、意外とちゃんとおいしくてビックリしました」と驚いたという。「ミギーを食べちゃいたいくらい好きなあなた! ぜひ一度お試しください。寄生生物と混ざって新種の能力が手に入るかもしれません!」と『寄生獣』ファンに呼びかけた。「ミギートボール」は、5月2~4日までの3日間、1日300食限定で販売され、価格は1,400円(税込)。なお、限定メニューが販売される初日の5月2日には、会場にミギーも来場し、会場を盛り上げるという。(C)2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年04月17日昨年は2回開催し合計70万人以上を動員した、日本国内外の肉料理が一同に集結する国内最大級の超大型フードイベント「肉フェス」。今年はゴールデン・ウィークに、東京・千葉・神奈川3県で開催する「肉フェス」と、4月25日(土)に公開を迎える映画『寄生獣 完結編』とのタイアップが実現!今年の目玉として、コラボメニュー「ミギートボール」が限定販売されることが決定した。累計1,200万部を超える岩明均の大ヒットコミックを、2部作で実写映画化した本作。人間に寄生し、捕食する謎の生物“パラサイト”に襲撃されたものの、危うく脳の乗っ取りを免れた高校生の新一(染谷将太)が、右腕に寄生したパラサイトのミギー(阿部サダヲ)と共に、地球への侵略を企むパラサイトたちと戦いを繰り広げていく…。本年度は「Food Nations~肉フェスTOKYO 2015 春~」(場所:東京都・駒沢オリンピック公園)、「Food Nations~肉フェス MAKUHARI 2015 春~」(場所:千葉県・イオンモール幕張新都心グランドモール前 豊砂公園)、「Food Nations~肉まぐろフェス 2015 春 横須賀ソレイユの丘~」(場所:長井海の手公園ソレイユの丘)として3会場で同時開催される同イベント。『寄生獣 完結編』とコラボレーションした限定メニューは、5月2日(土)から5月4日(月・祝)までの3日間、1日300食限定で販売される。宮崎県黒毛和牛100%のミートボールを特製のデミグラスソースで煮込んだ「ミギートボール」は、外見がミギーの目玉風にキモ可愛いくアレンジされた一品だ。ひと足早く「ミギートボール」を試食した『寄生獣』山崎貴監督は、「見た目の衝撃とは裏腹に、意外とちゃんと美味しくてビックリしました。ミギーを食べちゃいたいくらい好きなあなた!是非一度お試しください。寄生生物と混ざって新種の能力が手に入るかもしれません!」とコメントを寄せている。また限定メニューが販売される初日の5月2日、肉フェス会場に、『寄生獣』のミギーも来場予定とのこと!原作ファンも、映画ファンも、肉ファンをも満足させるであろう本格派メニューの登場に期待が高まる。『寄生獣 完結編』は4月25日(土)より公開。『寄生獣完結編』×「肉フェスTOKYO 2015~春~」コラボメニュー詳細商品名:ミギートボール※ジャンル:牛肉販売日:5月2日(土)~4日(月・祝)のみ、1日300食限定販売(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会寄生獣完結編 2015年4月25日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年04月17日『寄生獣 完結編』の完成披露試写会が4月13日(月)に開催され、主演の染谷将太をはじめ、深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛、新井浩文、ピエール瀧、山崎貴監督が上映前の舞台挨拶に出席した。岩明均の伝説的人気漫画を前後編の二部作で映画化。ある日突然、人間社会に入り込み、人の脳に寄生し、人間をエサとして喰らう“パラサイト”と人間の最終決戦を描き出す。登壇陣はレッドカーペットを歩いて登場!途中で主人公の新一の右手に寄生した“ミギー”の目玉をデザインしたボールを客席に投げ込むパフォーマンスで会場をわかせる。染谷さんは「本当に本当にすごいことになってます!5か月以上かけて撮影して、編集、VFXの作業があり、やっと完成しましたが、見て感動しました。すごいことが行われており、見たことのないドラマが繰り広げられています」と充実した表情を見せる。深津さんも「撮影現場でそんな作品になるのかと想像がつかないシーンも多かったんですが、想像をはるかに超えていて驚きました」と染谷さんの言葉に同意する。阿部さんは、ミギーの声を担当しているが、こうしたイベントに出席するのは前後編を通じてこの日が初めて。喜びを語ると共に「前編を映画館で見たんですが、最後に(エンドロールで)キャストの名前が出るところで、3番目くらいに僕の名前が出たら、後ろのお客さんが『出てた?』って言ってた(苦笑)」とショックを告白。ちなみに阿部さんは、声で参加しているだけでなく、モーションキャプチャ技術で、ミギーの動きや表情に関しても実際に阿部さんの動きが取り入れられている。これを司会者が「阿部さんは声だけでなく出演もしている」と誤解されかねない言い方で説明したため、阿部さんや山崎監督も困惑!「僕も知らないところでカメオ出演をしてたのかと思った(笑)」(山崎監督)、「信じやすいので、実際に自分が出ているような気がしてきた(笑)」(阿部さん)と語り、笑いを誘っていた。橋本さんは、本作でワイヤーアクションに初挑戦しており「11メートルの上空から落ちるアクションをやりました!」と楽しそうに語る。山崎監督は「結構な高さから後ろ向きに落ちるので心配した」と語るが、橋本さん本人は「高いところ大好きです。…バカみたいですよね(笑)」とあっけらかんとした様子で語っていた。染谷さんと新井さんは、山崎監督の『永遠のゼロ』を含め、これまでにも複数の作品で共演しているが、今回の現場でどんな会話をしたのか?新井さんは「ウチも(周囲から)『死んだ魚の目をしてる』って言われるけど、絶対に染谷の方がそうだよな?ということは言いました」と明かす。染谷さんはその会話を振り返りつつ“死んだ魚の目”と言われることに対し「人生で言われ続けていて、なんとも思わない…(笑)」と語り、会場は驚きと笑いに包まれていた。新井さんと同じく後編からの出演となるピエールさん演じる三木の見どころは、不気味な笑顔だが「笑いながら染谷さんを追いかけるのは楽しかったです」とニッコリ。山崎監督は、ピエールさんの微笑みについて「『ニヤニヤしてくれ』と言ったんですが、(表情を見て)怖ぇー!気持ち悪ぃ!いいなぁと思ってやってもらいました。ここまで気持ち悪くする必要があるのか?と思いつつ(笑)」と予想以上の怖さだったと絶賛!完成作を見た阿部さんは同じくピエールさんの表情について「バラエティ番組のADのような、無理に笑ってるみたいで怖い!」と語り、深津さんも「衝撃的です」と称賛を送っていた。『寄生獣 完結編』は4月25日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会寄生獣完結編 2015年4月25日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年04月13日染谷将太、阿部サダヲ、深津絵里、橋本愛、浅野忠信ら豪華キャストを迎え、“日本マンガ史上最高傑作”といわれた人気マンガを実写映画化した『寄生獣』二部作。『完結編』が4月25日(土)に公開となるが、このほど『完結編』の公開前日・24日(金)に、前作『寄生獣』が「金曜ロードSHOW!特別版」としてTV初放送することが決定した。累計1,500万部を超える岩明均の大ヒットコミックを、2部作で実写映画化した本シリーズ。前編『寄生獣』では、人間に寄生し、捕食する謎の生物“パラサイト”に襲撃されながら危うく脳の乗っ取りを免れた高校生の新一(染谷将太)が、右腕に寄生したパラサイトのミギー(阿部サダヲ)と共に、地球への侵略を企むパラサイトたちと戦いを繰り広げていく…。今回、TV放送が決定した『寄生獣』は、昨年11月に公開され、国内映画ランキング初登場第1位を獲得。観客動員150万人を突破する大ヒットを記録。監督・VFXを手がけたのは、第38回日本アカデミー賞8部門で「最優秀賞」を受賞した『永遠の0』、そして“ドラ泣き”と呼ばれ日本中を涙で包んだ『STAND BY ME ドラえもん』の山崎貴だ。24日(金)の放送は「金曜ロードSHOW!特別版」と名打たれているが、山崎監督自らがTV版として、再構築した特別版。世界最速で『完結編』の映像もお披露目されるという。多くのアーティストや映像作家に影響を与えたと言われる原作の完全実写化ーーまずは前編『寄生獣』からその世界観を覗いてみて。「寄生獣 金曜ロードSHOW!特別版」は4月24日(金)21時~日本テレビ系にて放送。※放送日時は予定のため予告なく変更する場合あり。『寄生獣 完結編』は4月25日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会寄生獣完結編 2015年4月25日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年03月31日染谷将太を主演に、“日本マンガ史上最高傑作”といわれた人気マンガを実写映画化し、4月に『完結編』が公開となる『寄生獣』二部作。このほど『寄生獣』が、4月23日(現地時間)よりイタリアで開催されるウディネ・ファーイースト映画祭「コンペティション部門」で上映されることが決定した。累計1,200万部を超える岩明均の大ヒットコミックを、2部作で実写映画化した本作。人間に寄生し、捕食する謎の生物“パラサイト”に襲撃されたものの、危うく脳の乗っ取りを免れた高校生の新一(染谷将太)が、右腕に寄生したパラサイトのミギー(阿部サダヲ)と共に、地球への侵略を企むパラサイトたちと戦いを繰り広げていく…。染谷さん、阿部さんを始め、深津絵里、橋本愛、浅野忠信ら日本映画界を代表する豪華俳優が競演する本作。今回、『寄生獣』の出品が決定したウディネ・ファーイースト映画祭は、イタリア北部の都市・ウディネで開催される映画祭で、東アジアの作品をヨーロッパに紹介することを旨とし、大作からミニシアター系の作品まで幅広いジャンルの良作を選出。今年度は10の国と地域から56作品が上映される予定となっている。本作でメガホンを握った山崎貴監督は、過去に『ALWAYS 三丁目の夕日』(’06)、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(’08)、『永遠の0』(’14)に続いて4度目の選出。特に、昨年は『永遠の0』が観客賞の最高位「ゴールデン・マルベリー賞」を受賞している縁深い映画祭でもある。同映画祭の最高責任者サブリナ・バラチェッティ氏は、今回の出品について「『寄生獣』は、現代社会のウイルスへの恐怖感を反映しながらも、ブラックコメディと終末的なサイエンスフィクションのちょうど中間という難しいツボを押さえています。おかしくも恐ろしい、現代の空気を驚くほど捉えた作品です」とコメントを寄せている。同映画祭で同じ監督の作品が2年連続で観客賞の最高位を受賞した例はなく、もしも本作が受賞すると映画祭史上初の快挙となる。『寄生獣 完結編』は4月25日(水)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2015年03月17日俳優の染谷将太が主演する映画『寄生獣 完結編』(4月25日公開)の最新予告映像が、14日より全国の映画館で上映されることが13日、明らかになった。今回の予告映像では、BUMP OF CHICKENによる主題歌「コロニー」(4月22日発売)が公開。緊張感に満ちたエレクトロサウンドが特徴だった前編の主題歌「パレード」とは異なり、今作は完結編にふさわしくドラマティックで壮大なバラードナンバーに。彼らと親交の深い山崎貴監督からのオファーを受け、メンバーが実際に映画を見て詞・曲を書き下ろして完成した。BUMP OF CHICKENは、「『寄生獣 完結編』を見させていただきました。メンバーみんな見終わった後は、あまりの感動に言葉を失ってしまいました」と本作の感想を語り、「このような素晴らしい作品で、前編に引き続き2作連続で主題歌に起用していただき、大変光栄に思います」と感謝のメッセージを伝えた。一方、曲を依頼した山崎監督は、「前編の『パレード』が『繋ぐ』曲だとすると、完結編の主題歌は映画を『着地』させるために作ってもらいたいと思いました」と明かす。「その着地の仕方がこの映画にとってかなり肝の部分をなすのではないかという予感がありました。この曲を聞きながら劇場を後にするお客さんが、言い方は変ですが、『希望にあふれた喪失感』を感じてくださる確信があります」と観客への反応に期待を寄せている。『寄生獣 完結編』は、1990年より『月刊アフタヌーン』(講談社刊)で連載され、単行本が累計1,200万部を突破して世界中に熱狂的なファンを持つ岩明均の同名漫画が原作。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』などを手掛けた山崎監督がメガホンをとって制作された。パラサイト・ミギーを右手に宿す高校生・泉新一(染谷将太)と、ほかのパラサイトとの戦いを描いている。(C)2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年03月14日染谷将太を主演に、“日本マンガ史上最高傑作”といわれた人気マンガを実写映画化した『寄生獣』二部作。『完結編』が4月に公開となるが、このほど前作に引き続き、本作の主題歌を担当するロックバンド「BUMP OF CHICKEN」の書き下ろし新曲「コロニー」を収めた、最新予告編映像が3月14日(土)から全国の映画館で上映されることが明らかとなった。累計1,200万部を超える岩明均の大ヒットコミックを、2部作で実写映画化した本作。人間に寄生し、捕食する謎の生物“パラサイト”に襲撃されたものの、危うく脳の乗っ取りを免れた高校生の新一(染谷将太)が、右腕に寄生したパラサイトのミギー(阿部サダヲ)と共に、地球への侵略を企むパラサイトたちと戦いを繰り広げていく…。前編の主題歌「パレード」は緊張感に満ちたエレクトロサウンドが印象的だったが、「コロニー」は打って変わって、『完結編』に相応しくドラマティックで壮大なバラードナンバーとなっている。今回も「BUMP OF CHICKEN」のメンバーが実際に映画を鑑賞して詞・曲を書き下ろした。メンバーからは、「『寄生獣 完結編』を見させていただきました。メンバーみんな見終わった後は、あまりの感動に言葉を失ってしまいました。このような素晴らしい作品で、前編に引き続き二作連続で主題歌に起用していただき、大変光栄に思います」とコメントが寄せられている。また、メンバーと親交が深く、主題歌のオファーも直々に行ったという山崎貴監督は「前編の『パレード』が『繋ぐ』曲だとすると、完結編の主題歌は映画を『着地』させるために作ってもらいたいと思いました。その着地の仕方がこの映画にとってかなり肝の部分をなすのではないかという予感がありました。この曲を聞きながら劇場を後にするお客さんが、言い方は変ですが、『希望にあふれた喪失感』を感じてくださる確信があります」と自信を覗かせている。ニューシングル「Hello,world! / コロニー」は4月22日(水)よりリリース。『寄生獣 完結編』は4月25日(水)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2015年03月13日ロックバンド・BUMP OF CHICKENが、染谷将太主演の映画『寄生獣 完結編』(4月25日公開)の主題歌を担当することが、このほど明らかになった。同グループは、前作『寄生獣』(2014年)でも主題歌を務めている。彼らの2年7カ月ぶりとなるニューシングルのタイトルは「Hello,workl! / コロニー」(4月22日発売)。同グループは、昨年3月にリリースした7thアルバム『RAY』が3作連続となるオリコンアルバムチャート初登場1位を獲得。さらにバンド史上初となる東京ドーム公演を含む、13都市20公演で25万人を動員した全国ツアー「WILLPOLIS 2014」を成功させ勢いにのる。このニューシングルを皮切りに、2015年の新たな展開に注目が集まっている。また、「コロニー」と両A面をなすもう一方の楽曲「Hello,world!」は、アニメ作品『血界戦線』(MBSほか 4月放送開始)のオープニングテーマに決定。両面で2つのビッグタイアップとなっている。CDジャケットは、両タイアップと連動した世界観を表現して制作が予定されているという。『寄生獣 完結編』は、1990年より『月刊アフタヌーン』(講談社刊)で連載され、単行本が累計1,200万部を突破して世界中に熱狂的なファンを持つ岩明均の同名漫画が原作。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』などを手掛けた山崎貴監督がメガホンをとって制作された。右手に寄生生物ミギーを宿す高校生・泉新一(染谷将太)は、要注意人物として人間からもパラサイトからもマークされていた。ますます激化する闘いの中で、人間との共存を模索するパラサイト田宮良子(深津絵里)は、新一とミギーの関係に可能性を見いだしたが、肝心の新一は母親を殺されたことで寄生生物への憎悪を募らせていた。そんな彼らの前に、最強パラサイト・後藤(浅野忠信)が現れる。
2015年03月04日「第38回日本アカデミー賞」における各部門の最優秀賞が27日、都内で発表され、山崎貴監督、八木竜一監督による『STAND BY ME ドラえもん』が「最優秀アニメーション作品賞」を受賞した。「最優秀アニメーション作品賞」は、1月14日に発表された「優秀アニメーション作品賞」の『思い出のマーニー』『ジョバンニの島』『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』『STAND BY ME ドラえもん』の計5作品から選出。同賞のプレゼンターは、前年度の受賞作品『風立ちぬ』から奥田誠治プロデューサーが務め「昨年『風立ちぬ』の受賞ありがとうございました。スタジオジブリの最新情報ですが、宮崎、高畑両監督、鈴木プロデューサー。すこぶる元気です。優秀賞の皆さんおめでとうございました」とスタジオジブリの近況を加えながらあいさつし、会場にひと笑い起こした。授賞式には、山崎監督と八木監督の両名が揃って出席。八木監督は「今の気持ちはタケコプターで空を飛び回りたいくらいうれしい。この作品には多くの人が力を尽くしてくれました。代表してその方々に感謝を申し上げます」と『ドラえもん』のひみつ道具になぞらえて喜びを表現しながら、スタッフへの感謝を伝えた。そして山崎監督は「CGでアニメーションを作ると簡単に機会が作ってくれるんじゃないかと思われがちなんですけど、全部手作業です。ものすごく細かい作業を重ねて作っているものです」と3DCGアニメーション制作の苦労を明かし、「何年もかけて作ったものを表彰していただいて、本当にうれしいです」と語っていた。また、山崎監督は『永遠の0』で最優秀監督賞も受賞しており、最優秀アニメーション作品賞とのダブル受賞は史上初。「日本アカデミー賞の存在意義は、エンターテイメントにもちゃんと光を当ててくれるということ」と同賞の重みを噛み締めながら、「その中で、皆が死に物狂いで作った映画がこうやって賞をいただくことができました。監督賞はみんなの賞で、誇りに思います。これからも監督をやっていいんだと言われているような気持ちで、すごくうれしいです」と喜びを爆発させた。日本アカデミー賞の「優秀アニメーション作品賞」は2006年より始まり、過去の受賞作品は、2006年『時をかける少女』、2007年『鉄コン筋クリート』、2008年『崖の上のポニョ』、2009年『サマーウォーズ』、2010年『借りぐらしのアリエッティ』、2011年『コクリコ坂から』、2012年『おおかみこどもの雨と雪』、2013年『風立ちぬ』。ここに2014年作品として『STAND BY ME ドラえもん』が加わった。
2015年02月27日第38回日本アカデミー賞授賞式が27日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、『永遠の0』が作品賞を含む8部門で最優秀賞を受賞した。『永遠の0』は作品賞、監督賞、主演男優賞、美術賞、撮影賞、照明賞、録音賞、編集賞の計8部門を総ナメ。授賞式の締めくくりに作品賞が発表され、場内の拍手喝采を浴びながら、出演者の岡田准一、三浦春馬、井上真央、山崎貴監督らがステージへと上がった。岡田は「ありがとうございます」、三浦は「参加できたことを光栄に思います」と喜び、井上は「(出演は)わずかなシーンでしたが、監督や岡田さんをはじめ現場にいる皆さんの思いがとても強かった」と撮影現場を振り返った。岡田は、ニッポン放送のラジオ番組『オールナイトニッポン』のリスナーの投票により選ばれる話題賞(俳優部門)も受賞し、俳優部門で3冠を達成した。授賞式後の取材に応じた岡田は、「この場所に立たせていただけることが本当にうれしいです」と笑顔を見せ、「みなさんが『岡田に賞をとらせたい』と思ってくださったおかげ」と周囲の支えに感謝。この結果を、「奇跡が起きてここに立てている」とうれしそうに表現した。■最優秀賞受賞リスト作品賞…『永遠の0』監督賞…山崎貴(『永遠の0』)主演男優賞…岡田准一(『永遠の0』)主演女優賞…宮沢りえ(『紙の月』)助演男優賞…岡田准一(『永遠の0』)助演女優賞…黒木華(『小さいおうち』)アニメーション作品賞…『STAND BY ME ドラえもん』脚本賞…土橋章宏(『超高速!参勤交代』)音楽賞…周防義和(『舞妓はレディ』)編集賞…宮島竜治(『永遠の0』)録音賞…藤本賢一(『永遠の0』)照明賞…上田なりゆき(『永遠の0』)撮影賞…柴崎幸三(『永遠の0』)美術賞…上條安里(『永遠の0』)外国作品賞…『アナと雪の女王』■これまでの最優秀作品賞第37回…『舟を編む』第36回…『桐島、部活やめるってよ』第35回…『八日目の蝉』第34回…『告白』第33回…『沈まぬ太陽』第32回…『おくりびと』第31回…『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』第30回…『フラガール』第29回…『ALWAYS三丁目の夕日』第28回…『半落ち』第27回…『壬生義士伝』第26回…『たそがれ清兵衛』第25回…『千と千尋の神隠し』第24回…『雨あがる』第23回…『鉄道員(ぽっぽや)』第22回…『愛を乞うひと』第21回…『もののけ姫』第20回…『Shall we ダンス?』第19回…『午後の遺言状』第18回…『忠臣蔵外伝 四谷怪談』第17回…『学校』第16回…『シコふんじゃった。』第15回…『息子』第14回…『少年時代』第13回…『黒い雨』第12回…『敦煌』第11回…『マルサの女』第10回…『火宅の人』第9回…『花いちもんめ』第8回…『お葬式』第7回…『楢山節考』第6回…『蒲田行進曲』第5回…『駅 STATION』第4回…『ツィゴイネルワイゼン』第3回…『復讐するは我にあり』第2回…『事件』第1回…『幸福の黄色いハンカチ』
2015年02月27日V6の岡田准一主演の映画『永遠の0』が、第38回日本アカデミー賞で11部門において優秀賞を受賞した記念として、全国14劇場で凱旋上映を行うことが、このほど発表された。本作は2013年12月に公開され、興行収入は87.6億円を記録。第38回日本アカデミー賞では、作品賞、主演男優賞、助演男優賞など主要部門を含む11部門にて優秀賞を受賞。さらに主演の岡田は、一般投票によって選ばれる話題賞にも選ばれている。同作は、累計280万部を突破した作家・百田尚樹の同名小説を原作に、岡田をはじめ、三浦春馬、井上真央らが出演し、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどで知られる山崎貴監督がメガホンを取った。太平洋戦争時、"悪魔のゼロ"と呼ばれアメリカ軍を震え上がらせさせたパイロット・宮部久蔵(岡田准一)。天才的な技術を持ちながらも、誰よりも生きて帰ることを望んでいたことから"臆病者"とも呼ばれていた。26歳の青年・佐伯健太郎(三浦春馬)は、戦死した宮部が実の祖父と知り、彼をとりまく謎を究明していくうちに、ある驚愕の事実にたどり着く。上映は、東京・品川プリンスシネマ(2月28~3月13日)、大阪・TOHOシネマズ梅田(2月28~3月6日)、愛知・TOHOシネマズ名古屋ベイシティ(2月28~3月6日)、ほか全国14劇場にて行われる。
2015年02月23日染谷将太を主演に、“日本マンガ史上最高傑作”といわれた人気マンガを実写映画化した『寄生獣』二部作。『完結編』が4月に公開となるが、このほど本作の予告編が解禁!さらに、前編となる『寄生獣』のBlu-ray&DVDが、4月29日(水)に緊急発売されることが決定した。キャストは、主演の染谷将太をはじめ、深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛、浅野忠信ら、日本映画界を代表する豪華実力派俳優の競演が集結し、監督・VFXは、第38回日本アカデミー賞11部門で「優秀賞」を受賞した『永遠の0』などで知られる山崎貴が務めている。昨年11月末に公開された前編『寄生獣』は、国内映画ランキング初登場第1位を獲得。これまでに観客動員153万人、興行収入19.7億円(※2月8日時点)を記録した。今回お披露目となったのは、バレンタインデーの2月14日(土)より全国の劇場で上映中の『完結編』の予告編映像。本作では、人類はついに寄生生物(パラサイト)との闘いを決意。SAT(特殊急襲部隊)による寄生生物殲滅作戦が開始される。その一方、前作ではヴェールに包まれていた、“パラサイトネットワーク”の幹部たちが動き出す。ずば抜けた知能でパラサイトを統率し母性にも目覚め始めた田宮(深津絵里)、市長となり表舞台に進出する広川(北村一輝)、そして最強の戦闘能力を誇る後藤(浅野忠信)。特に、戦闘モードとなった“最強のパラサイト”後藤のバトルシーンは必見だ。さらに、寄生生物の核心に迫るジャーナリスト・倉森(大森南朋)、暴走気味の異様なパラサイト・三木(ピエール瀧)、特殊能力を持つ殺人鬼・浦上(新井浩文)ら、本作から登場するキャラクターも気になるところ。また、本作の公開に併せて緊急発売となった『寄生獣』Blu-ray&DVDの豪華版には、過酷な撮影現場を追ったメイキング映像や、昨年、クロージング作品として上映された東京国際映画祭での密着映像、スピンオフショートムービー『ミギーの世界を教えて』が収録されるとのことだ。『寄生獣 完結編』は4月25日(水)より全国東宝系にて公開。『寄生獣』Blu-ray&DVDは4月29日(水)より発売。※レンタルも同日スタート(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2015年02月16日昨年11月に公開され、大ヒットを記録した染谷将太主演の映画『寄生獣』のブルーレイとDVDが4月29日(水)に発売されることが決定。シリーズの最終作『寄生獣完結編』の予告編が明日から全国の劇場で上映開始されることもあわせて発表になった。その他の写真本作は、岩明均の人気コミックを『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズの山崎貴監督が2部作で実写化するエンターテインメント作品。人間に寄生して脳を乗っ取り、他の人間を捕食する寄生生物=パラサイトが出現した世界を舞台に、高校生・泉新一(染谷)と、彼の脳を奪うことに失敗し、右手に寄生したパラサイト“ミギー”(阿部サダヲ)との奇妙な友情と戦いが描かれる。ブルーレイとDVDはそれぞれ豪華版と通常版が発売され、豪華版にはメイキング映像やスピンオフショートムービー『ミギーの世界を教えて』など特典映像が多数収録される。明日から全国の映画館で上映される『…完結編』の予告編には、寄生生物(パラサイト)と戦うために立ち上がった人間たちの姿や、母性にめざめた田宮(深津絵里)や圧倒的な戦闘能力を誇る後藤(浅野忠信)らパラサイトネットワークの幹部たちが登場。主人公・新一とミギーが壮絶な運命に立ち向かうことを予感させる場面や、大森南朋、ピエール瀧、新井浩文ら『…完結編』から出演する新キャストも登場する。『寄生獣』ブルーレイ&DVD 4月29日(水)発売発売元:講談社/バップ販売元:東宝『寄生獣完結編』4月25日(土)全国東宝系にてロードショー
2015年02月13日現在公開中の映画『寄生獣』「ミギークリスマス」イベントが18日、東京・渋谷のPARCO スペイン坂広場で行われ、染谷将太、橋本愛、山崎貴監督、アントニオ猪木が出席した。11月29日に公開初日を迎え、週末興行ランキングで堂々初登場1位を獲得し、観客動員数も100万人越え目前の映画『寄生獣』。その御礼イベントに、クリスマスも間近ということで、ミギーとクリスマスを合わせた"ミギークリスマス"イベントが渋谷のPARCO スペイン坂広場で行われた。サンタクロースの帽子を被って登場した主演の染谷は「さっき愛ちゃんに帽子が似合わないと爆笑されました」と明かしつつ、「僕も劇場で見に行きましたが、たくさんのお客さんが入っていて皆さんエキサイトしてくれて嬉しかったです」と大ヒットに感謝の言葉。橋本も「個人的に長さが魅力的ですよ。2時間までなくて、気軽に楽しめるんじゃないかと思うし、その分アクションシーンは日本で一番面白いぐらいすごいから100万人じゃ足りないですよ」と一般客にアピール。また、残り僅かとなったクリスマスの予定について尋ねられ、染谷が「最近寒いですから温泉に浸かりたいです!」と回答したのに対し、橋本は「チキンぐらいは食べたいと思います。ケーキはほぼ毎日食べているので、クリスマスだからというのはありません。鶏肉を食べたいです」と話していた。また、この日はイベント途中からスペシャルゲストとしてアントニオ猪木が登壇。右手にミギーの手袋をしながら、おなじみの「1、2、3、ダー!」を染谷や橋本たちと行い、行き交う人々を驚かせた。初めてアントニオ猪木に会ったという橋本は「右手に寄生してくださって感激です。本当にこんなに近くでお見受けできて光栄です」と感激しきりだった。
2014年12月19日染谷将太を主演に、“日本マンガ史上最高傑作”といわれた人気マンガを実写映画化した『寄生獣』。まもなく観客動員数100万人を達成する本作が、大ヒットを記念して12月18日(木)に渋谷のPARCOスペイン坂広場にてクリスマス直前イベントを開催。主演の染谷さんを始め、共演の橋本愛、監督の山崎貴、そしてスペシャルゲストとしてアントニオ猪木が登壇し、道行く人々は大きな歓声をあげた。前後編の2部作で描かれる、『寄生獣』シリーズ。人間の脳を乗っ取り、人間を捕食する“パラサイト”が飛来したことをきっかけに巻き起こる壮絶な物語。原作では、パラサイトは徐々に人間社会で脅威的な存在となり、やがてパラサイトと人間との争いが始まる。そんな中、右腕だけパラサイトに寄生され、パラサイトと人間の中立的な存在となった主人公・新一(と彼の右腕のパラサイト“ミギー”)が様々な困難を乗り越えてパラサイトに立ち向かっていく姿が描かれる――。12月も中盤に差し掛かり、日が落ちた渋谷の気温は6度…イベントに登壇した染谷さんらも、ブルブルと身を震わせながら登場した。クリスマスにちなんで、3人はサンタ帽をかぶっての登場となったが、染谷さんは「さっき『あまりにも似合わない』って(橋本)愛ちゃんに爆笑されました」と苦笑する。一方、同じくサンタ帽に真っ赤なワンピースを合わせたファッションで登場した橋本さんは、山崎監督から「すっごく似合ってる。ずっとそれで生きていったらいいよ」と冗談めかされると、「やめてください…(いま)頑張ってますから」とこちらも苦笑を浮かべていた。そんな3人に負けず劣らず…いや、3人を凌駕するインパクトで登場したのが、新一の右腕に寄生するパラサイト“ミギー”。「フォルムだけ見れば、クリスマスツリー型です」という山崎監督からのお墨付きもあってか、この日はクリスマスツリーさながらに飾りを巻きつけての登場となった。イベント中には、“ミギーのイルミネーション点灯式”という斬新な企画も行われ、ミギーがピカピカと輝く体を揺らすと、染谷さんは「お前もがんばってんだな…」と戦友の勇姿(?)に称えていた。そんな寒空の下、和気藹々とトークが繰り広げられたが、突如おなじみの入場曲と共に猪木さんが入場!登壇早々に「元気ですか~!」と気合いの雄叫びをあげると、会場は大盛り上がりとなった。染谷さんら『寄生獣』メンバーは、猪木さんとは初対面。橋本さんは「こんなに近くでお見受けできて光栄です。大きいですね」と喜びを語っていた。そして4人で「1、2、3、ダ~!」と拳を突き上げると、会場は再び大きな歓声が上がった。最後に、まもなく年末年始とあって「来年の抱負」をそれぞれが発表。染谷さんは「来年は『完結編』がありますからね。もはやそれが抱負です」と語り、橋本さんは「来年19歳になるので、最後の10代を楽しみたいという心持ちです」と笑顔を浮かべていた。『寄生獣』は公開中、『寄生獣 完結編』は2015年4月25日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年12月18日染谷将太主演の映画『寄生獣』と、大手企業5社(ぐるなび、テレビショッピンング研究所、トヨタ自動車、東日本旅客鉄道、三井不動産レジデンシャル)とのコラボCMが放送されることが決定した。本作は、岩明均の人気コミックを『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズの山崎貴監督が2部作で実写化するエンターテインメント作品。人間に寄生して脳を乗っ取り、他の人間を捕食する寄生生物=パラサイトが出現した世界を舞台に、高校生・泉新一(染谷)と、彼の脳を奪うことに失敗し、右手に寄生したパラサイト“ミギー”(阿部サダヲ)との奇妙な友情と戦いが描かれる。その他の写真劇中でミギーは、新一の右手に寄生しながら人間世界の仕組みを学んでいくが、コラボCMは、その物語にシンクロし、スピンオフのような世界観を展開する内容となる。制作は、サントリーオランジーナ『ムッシュはつらいよ』、三井不動産レジデンシャル『タイムスリップ!堀部安兵衛』などのCMを手がけたクリエーティブ・ディレクターの高崎卓馬氏(電通)が担当するほか、映画『寄生獣』のスタッフらも参加し、新一とミギーの新たな映像が撮りおろされる。これまでにも人気キャラクター・ふなっしーや、主題歌を手がけたBUMP OF CHICKENのミュージックビデオ、そして公開初日に行われたイベントでは観客に“寄生”してきたミギー。クリエーティブ・ディレクターの高崎氏は「こんな変なコマーシャルは作ったこともないし、見たこともありません。ミギーという素晴らしい存在があってこその企画。非常に楽しみながら作らせていただきました。ミギーは、ふなっしーの次の愛されキャラになるんじゃないかと確信してます」とコメントを寄せている。各社のコラボCMは、12月31日(水)まで、日本テレビをはじめとしたCM枠で放送される。『寄生獣』公開中『寄生獣完結編』2015年4月25日(土)全国東宝系にてロードショー
2014年12月08日人気ロックバンドのBUMP OF CHICKENが12月5日、都内で自身のドキュメンタリー映画『BUMP OF CHICKEN“WILLPOLIS 2014”劇場版』の公開記念トークショーを行った。4人にとってデビュー以来、初のトークショーでボーカル&ギターの藤原基央は「マイクを持たない手をどこに置いたらいいか…」と戸惑いも。ベースの直井由文は「ホームなので暖かいですね。みんな僕らの仲間ですから」とファンの熱気に笑顔を見せた。公開記念トークショーその他の写真バンドが2014年4月から7月にかけて敢行し、全20公演で約25万人を動員したライブツアー『WILLPOLIS 2014』を映像化。ツアーファイナルとなったバンド初の東京ドーム単独公演までに密着したドキュメンタリーパートと、ツアーOPアニメーション完全版となる短編アニメ「WILLPOLIS」の2部構成になっており、トークイベントにはアニメパートを手がけた山崎貴監督(『永遠の0』『寄生獣』)も駆けつけた。藤原は「最初は『我々が映画?』という感じで、他人事にしか思えなくて。でも、山崎監督をはじめ多くの支えによって実現できたツアーを、『こういうふうにできたよ』って皆さんに観てもらうことができる作品になった」と感激した様子。ドラムの升秀夫は「映画ですけど、ライブ感のあるものになったんじゃないかと思います」と手応えを示した。また、ギターの増川弘明は「お客さんが手に取ってうれしくなるってことを考えた」とこだわりの劇場限定グッズについて語った。現在公開中の『寄生獣』をはじめ、過去にたびたびBUMP OF CHICKENとタッグを組んできた山崎監督は、「BUMPが言っているんだからやりたいと思った」と今回のコラボレーションを述懐。「常に新しいことに挑戦し、成長しているけど、等身大な部分にブレがない」と彼らの魅力を語った。映画は同日より2週間限定で公開中。来年2月4日にはDVD/ブルーレイ『BUMP OF CHICKEN WILLPOLIS 2014』がリリースされる。『BUMP OF CHICKEN“WILLPOLIS 2014“劇場版』公開中取材・文・写真:内田 涼
2014年12月06日人気ロックバンド「BUMP OF CHICKEN」のライヴツアーを追いかけた映像作品『BUMP OF CHICKEN “WILLPOLIS 2014”劇場版』の公開を記念し、メンバーの藤原基央、増川弘明、直井由文、升秀夫とアニメーションパートを製作した山崎貴監督がトークショーを行なった。全20公演で約25万人を動員し、最終日には初の東京ドーム単独公演を行なった「WILLPOLIS2014」の模様を映像作品化。山崎監督はツアーのオープニングを飾る映像をアニメーションで制作しており、このモーションキャプチャーのモデルを松坂桃李や杏が行い、声優としても参加している。映画が終わると拍手が沸き起こり、さらに場内に彼らの曲が流れると客席からは自然発生的に手拍子が起こる。「BUMP OF CHICKEN」は公開中の映画で山崎監督作『寄生獣』でも主題歌を担当しており、同作が東京国際映画祭のクロージングで上映された際にも山崎監督と共に舞台挨拶に登壇したが、この日はその時よりはややリラックスして臨んだよう?特にこの日の観客は100%「BUMP」ファンということもあって、直井さんは客席を見渡し「全部、仲間ですから。あったかいです」とファンにはなんとも嬉しい言葉を発する。藤原さんは、今回の映画化について初めて聞いたとき「他人事でした(笑)。映画を我々が…?誰が見に来るんですか?という感じで」と語るが、この場に立って「いま、みなさんの顔を見て嬉しいです。みなさんの支えがあって実現できたツアーであり『こういう風に出来ました』と観てもらえる作品になりました」と喜びを口にした。この日は、松坂さんから映画の公開を祝福する映像メッセージも。松坂さんと杏さんが参加した撮影の様子について、直井さんは「(モーションキャプチャーのために)全身タイツの桃李くんは、モジモジくんなんですけど(笑)、杏さんと桃李くんが並んでるとカッコいいんです。それを見て『僕もやりたい』とは言えなかった…」と語り、笑いを誘う。また、コメントの中で松坂さんからは「山崎監督と『BUMP』は似ていると思う。穏やかな空気感が共通している」という言葉も聞かれた。山崎監督と「BUMP」の付き合いは長いが、山崎監督曰く「遊び仲間」。今回のオファーに関しても藤原さんは「焼肉屋でオープニングをどうしようか話し合ってて、『山崎監督にお願いしたらどうだろう?』となって、そこに来てもらった。生オファーです。ムチャぶりですね」とふり返る。山崎監督は「(焼肉屋に行くと)全部食べ尽くされてて、ナムルしかなかった」と笑いつつ「『BUMP』が言ってんだからやりたいと思った」と明かす。監督は長年見続けてきた彼らの変化ついて尋ねられると「特にない(笑)。いや、ずっといい感じです。もちろん進化もしてるし、常に新しい挑戦もしてるけど、等身大の彼らは変わらないしブレてない」と語った。メンバーにとって、単なるライヴとしてではなく、観客の様子を見ることが出来るという点でも、この映像作品は貴重なものになったよう。藤原さんは「常にステージの上からしか見られないので、始まる前にこういう感じで来て並んでくれているのかとか、会場の雰囲気を見られて嬉しかったし、嬉しい光景があった」とニッコリ。升さんも「メンバーを見ると、ひとつのものを作る仲間という思いが込み上げてくるけど、それはお客さんも同じ。『仲間たちよ!』という男クサイ思いが湧いてきます」と思いを口にした。最後に藤原さんは「いつもみなさんに支えてもらっていろんなことをやって来れました。今回、あんなに素敵なツアーを回れた証拠となる映像が出来て嬉しいです」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『BUMP OF CHICKEN “WILLPOLIS 2014”劇場版』は2週間限定で公開中。(text:cinemacafe.net)
2014年12月05日「微妙なラインを狙う」。それは山崎貴監督が自身の映画作りのスタンスについて染谷将太に語った言葉だという。「誰もが楽しめる映画にしなくちゃいけないけど、その中にちゃんと『含ませたい』――」。染谷さんは山崎監督の発言の真意をこう説明する。エンターテイメント性とテーマ性のせめぎ合いの先に生まれる感動。それが『永遠の0』『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどを単なる興行的な大ヒットで終わらせない、心に残る作品にしてきた山崎監督の映画作りの極意と言えそうだ。もちろん監督が狙う“微妙なライン”がリアリティや感動を持ちうるかは、俳優陣の演技に依るところが大きい。映画『寄生獣』において、主演という立場でその重責を担ったのが染谷将太。そして、彼が演じた物語の中で移ろい、徐々に変化していく主人公の輪郭を浮き彫りにする“リトマス試験紙”とも言える立場のヒロインを演じたのが橋本愛だ。原作は「伝説的」という枕詞が決して大げさではない岩明均の人気漫画。長く映画化の権利がハリウッドのスタジオに保持されていたこと、そして、それが実現に至らなかったことからも原作の魅力、そして映像化の難しさがうかがえる。突然、社会に入り込んできた、人間の脳に寄生し人間を食料にして生きる謎の生物たち。新一は間一髪、脳を奪われるのを回避するが右手に寄生されてしまう。“ミギー”を自称するこの奇妙な“侵略者”と共存しつつ、社会に潜む寄生生物たちと戦うことに…。連載が開始されたのは染谷さん、橋本さんが生まれる以前のこと。当然、2人とも連載当時の“熱”など知る由もないのだが、今回のオファーを受けて原作を読んで、文字通り、世代を超えて愛される理由を実感したようだ。染谷さんは言う。「人が食べられてしまうという作品は、ゾンビものなども含めたくさんありますけど、面白いと思ったのは根源にしっかりしたテーマが根付いているところと、ごく日常のレベルで誰しもが経験するような人間の関係性の中に寄生生物(パラサイト)が混ざり込んでいるという部分。首から上だけが寄生されていて、一見、普通の人間のようで、人が人を食べているように見えるというのも、ビジュアルとテーマが合っていて、よくできているなと思いました」。予告編映像でも、原作の冒頭と同様に「人間の数が半分になったら、燃やされる森の数も半分で済むのだろうか?」「人間の数が100分の1になったら、垂れ流される毒も100分の1になるのだろうか?」という独白が挿入されるが、橋本さんは、矛盾や愚かさを抱えて生きる人類の側面を描いている部分に言及する。「人間が愚かだという部分、そして、それを許容した人間賛歌として描いている二面性があって、こうしたテーマを、壮大なエンターテイメントの中に落とし込んでいて、すごいことを言ってるなと思いました」。それは、映画の中にもしっかりと刻み込まれている。橋本さんは、5割ほどCGが入った状態のラッシュ映像を目にしたときの衝撃を口にする。「まだ未完成の状態だったんですが、こっちはどうしても新一くんの心情に寄りながら観ているので、パラサイトの側を“悪者”と感じるんですが、随所でパラサイトの行動や言葉で自分が揺らいでいき『そうかもしれない…』と思わされて、同じところに留まり続けることが出来なかったんです」。右手に寄生する“ミギー”との共存、すなわち人間とパラサイトが混じり合った状態で生きる中で、肉体だけでなく精神的にも変化していく新一。人間臭さを見せたかと思えば、観る者がゾッとするような言動を見せることも。染谷さんは「その部分は全体を通じても重要で繊細なところだった」と述懐する。「自分の中で軸として大事にしていたのは“怒り”と“哀しみ”。この2つの感情からの衝動で生まれる行動が多かったので、これはしっかりと持ち続けようと。逆に変化していく部分は、シーンごとにどの程度のさじ加減で見せるのか?狂気のようなものを出すならどれくらい出すのか?やり過ぎれば主人公の新一が魅力的ではなくなるので、慎重に話し合いながら探り探り作り上げていきました」。一方、橋本さんが演じた里美は新一の幼なじみであり、新一の変化に最も敏感に反応する人間のひとり。新一とのシーンが中心となったが、どのような点に意識して里美を演じたのか?「この映画の中で、平穏なシーンは冒頭の2シーンくらいしかなくて、後はどんどん、おかしくなっていくんです(笑)。だから、そこで2人の平穏な日常と関係性を分かりやすく伝えることを意識しました。里美は終始、人間としての愛情、人間特有の感情を持ち続けている人物で、監督はそこをすごく大切にしてくださり『そこは生々しくきちんと見せたい』と言ってくださったので、その言葉に付いていこうと思いました。難しくて行き詰っても、監督があきらめずに求め続けてくださいました」。そして、なんと言っても本作の大きなカギを握るのは、豪華キャスト陣が演じるパラサイトの存在と新一と彼らの対峙。今回の前編だけでも、深津絵里、東出昌大、池内万作らがパラサイトとして登場し、さらに後編でも浅野忠信ら錚々たる顔ぶれが待ち構えている。2人が撮影時、もしくは完成した作品を観て、最も恐怖を覚えたパラサイトは誰?そんな問いに染谷さんは頭を悩ませつつ、深津さん演じる田宮良子を挙げた。「今回一番、深く関わったのが田宮だったんですが、パラサイトだから表情がないんですが、なんて言うか…怖いんですよね(苦笑)。パラサイトの中にもパラサイトなりの感情がうごめいていて、それを深津さんは完璧に作り上げてそこに立っていて、表情が変わらないのに腹の内が何となく見えてくるようで…。ただ、深津さんだけでなく、それぞれ個性があって違うんですよ。あんなに優しいお母さんだった余(貴美子)さんが、同じ人が演じていると思えないくらい怖くなったり、東出くんのパラサイトも気持ち悪いし(笑)!僕は一人ずつと対峙しバトルする役だったので、飽きなかったですね。“今日のパラサイト”という感じで、みなさん魅力的でした(笑)」。そして、橋本さんからはこの問いの答えの中で、奇しくも冒頭に山崎監督の言葉として染谷さんが語ってくれた“微妙なライン”という言葉を思わせる単語が口をついた。「完成した映画を観て、一番ゾッとしたのが北村(一輝/広川=パラサイトのネットワークの首謀者で、市長選に出馬する)さんが演説をしているシーン。壇上のカットをひと目見ただけでヤバい!って思いました。まさに“曖昧なライン”が見えてくるようで、感動すら覚えました」。キャスト陣とスタッフが原作から受け継ぎ、果敢に挑戦し作り上げた“微妙で曖昧な”ライン――。現代の観客がどのように受け止めるのかが楽しみだ。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年12月03日2014年の音楽シーンをふり返るタワーレコードの年間チャート「2014 ベストセラーズ」で、実写映画『寄生獣』の主題歌を手がけ、また初のドキュメンタリー映画も限定上映されるなど、活躍著しい「BUMP OF CHICKEN」が、3月に発売された「RAY」で年間邦楽アルバムチャート第1位を獲得。また、洋楽アルバムは『怪盗グル―のミニオン危機一発』の挿入歌として世界的に大ヒットした「ハッピー」を含むファレル・ウィリアムスの「GIRL」、そして映画サントラ部門と映像の洋画部門では、「ありのままで」の流行語を生み出し記録的ヒットとなった『アナと雪の女王』、同邦画部門では宮崎駿監督の“引退作”となったスタジオ・ジブリの『風立ちぬ』が第1位を獲得した。幅広い世代から支持を集めるロックバンド「BUMP OF CHICKEN」だが、今年は3年3か月ぶりとなるオリジナル・アルバム「RAY」を発売。ライブツアー“WILLPOLIS 2014”を成功させ、現在公開中の話題作『寄生獣』の主題歌「パレード」を書き下ろし、旧知の仲である同作の山崎貴監督が手がけた“WILLPOLIS”ツアーオープニングの3DCGアニメーション映像とツアーの裏側に追ったドキュメンタリーの2部構成からなる『BUMP OF CHICKEN“WILLPOLIS 2014”劇場版』が12月5日(金)より2週間限定上映されるなど、幅広い活動を行ってきた。今回のタワーレコードの年間チャート邦楽アルバム1位に際し、「『RAY』1位、嬉しいです!やった!タワーレコードは我々にとって大変身近なお店で、昔からお世話になってきました。『RAY』発売時にも、愛情溢れる店頭展開を全国色々なお店でしていただき、メンバー一同深く感動しました。いつも本当にありがとうございます。これからも僕達なりの最高の音楽を届けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」と、喜びのコメントを寄せている。2014 ベストセラーズ<邦楽総合アルバム>1位BUMP OF CHICKEN 「RAY」2位嵐 「THE DIGITALIAN」3位関ジャニ∞ 「関ジャニズム」4位安室奈美恵 「Ballada」5位東方神起 「TREE」6位MAN WITH A MISSION 「Tales of Purefly」7位BABYMETAL 「BABYMETAL」8位AKB48 「次の足跡」9位Kis-My-Ft2 「Kis-My-Journey」10位福山雅治 「HUMAN」<邦楽 各ジャンル>【邦楽シングル】 1位AKB48「ラブラドール・レトリバー」【J-INDIES】 1位銀杏BOYZ「光のなかに立っていてね」【アニソン・シンガー/声優】 1位水樹奈々「SUPERNAL LIBERTY」【アニメ主題歌】 1位キング・クリームソーダ「ゲラゲラポーのうた」【ドラマCD】 1位 「DIABOLIC LOVERS ドS吸血CD VERSUS II シリーズ」<洋楽 総合アルバム TOP20>1位Pharrell Williams 「G I R L」2位One Direction 「Midnight Memories」3位Ariana Grande 「My Everything」4位Coldplay 「Ghost Stories」5位Taylor Swift 「1989」6位Linkin Park 「The Hunting Party」7位Ariana Grande 「Yours Truly」8位Michael Jackson 「XSCAPE」9位Maroon 5 「V」10位 Avicii 「TRUE」【JAZZ TOP20】 1位上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト「ALIVE」【CLASSICAL(輸入盤)】1位アルゲリッチ(ピアノ)、アバド(指揮)、モーツァルト管弦楽団「モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、同第25番」【K-POP アルバム】 1位EXO「Overdose : 2nd Mini Album」【サウンドトラック】 1位 『アナと雪の女王』<映像>【MUSIC DVD TOP10】 1位嵐「ARASHI アラフェス’13 NATIONAL STADIUM 2013」【邦画】 1位 『風立ちぬ』【洋画】 1位 『アナと雪の女王』【お笑い】 1位 「モヤモヤさまぁ~ず2 DVD-BOX(VOL.20、VOL.21)」【KIDS/FAMILY】 1位 『怪盗グル―のミニオン危機一発』(text:cinemacafe.net)
2014年12月02日人間に寄生するパラサイトと人類の戦いを描く『寄生獣』の初日舞台あいさつが11月29日に都内で行われ、染谷将太、深津絵里、橋本愛、東出昌大、余貴美子、山崎貴監督が出席した。登壇者のなかで、唯一パラサイトに寄生されない“人間”役の橋本は「私も顔が割れてみたかった。ぜひ映像特典で」と山崎監督にアピールしていた。『寄生獣』舞台挨拶その他の写真人間の脳に寄生し、他の人間たちを捕食する“パラサイト”の脅威を描き、発行部数1300万部を突破する岩明均氏の人気コミックを2部作で完全実写化した。主人公の泉新一(染谷)と、新一の脳の乗っ取りに失敗し、彼の右腕に住み着くことになったパラサイトのミギーの奇妙な共生が、“人類VSパラサイト”の壮絶な戦いに波紋をもたらす。主演の染谷は「長い長い戦いだったので、こうして皆さんに作品を届けることができて嬉しい。5カ月間の撮影は、目に見えないミギーを相手に孤独な戦いだった」と感無量の面持ち。パラサイトを演じる深津と東出は、「やり過ぎるとつまらないので、さじ加減を監督と相談した。ただ歩くのも難しい」(深津)、「表情と台詞が伴っていないので、大変だった」(東出)と苦労を語った。主人公の母親を演じる余が「早く続きが観たいと思っている」と話すと、染谷らも来年4月公開の『寄生獣完結編』に期待感。一方、山崎監督は「完結編のCGが全然出来あがっていないので、ドキドキしている」と焦りの表情を浮かべたが、「次はもっとすごいことになっています!」と宣言し、場内を沸かせた。『寄生獣』公開中『寄生獣完結編』2015年4月25日(土)全国東宝系にてロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年11月29日映画『寄生獣』が11月29日(土)に公開を迎え、主演の染谷将太を始め、深津絵里、橋本愛、東出昌大、余貴美子、山崎貴監督が初回上映後の舞台挨拶に揃って登壇した。1990年代に大きな話題を呼んだ人気漫画を実写化。謎の生物に人々が“寄生”され、喰われていく中で、右手を寄生生物に乗っ取られて共存するハメになった主人公・新一が、彼を消そうとする寄生生物たちと戦いを繰り広げる。染谷さんは公開を迎え「本当に長い戦いだったので、みなさんにお見せできて幸せです」と感慨深げ。約5か月におよぶ撮影で全国を巡ったが、新一の右腕に寄生する“ミギー”はCGのため「孤独な戦いだった」とも。それでも、撮影を通じて右手を使った演技が求められ「終わったときは晴れ晴れとして『やっと取れた』という感じで軽くなったんですが、その途端に“ミギー・ロス”になりました、かわいいので。ネットで(ミギーの)おもちゃを買い占めたりしました」と明かし、笑いを誘う。山崎監督はホッとしたのも束の間、『完結編』となる後編が来年の公開となるが「まだCG全然できてない」と苦笑い。おめでたい公開初日の席で登壇陣から「(本作を)見終わって『早く後編を見せろ』と思った」(染谷さん)、「(自身が演じた田宮は後編で)さらに顔が割れていると思います!」(深津さん)などと、後編の完成をせっつかれていた。橋本さんは、この登壇陣の中で唯一、寄生されていない人間だが「私も顔が割れてみたかった」と明かし、「特典映像とかで(笑)!」と本編すらまだまだ作業が山積みの監督にお願い!余さんは染谷さんの母親を演じたが、親子役はこれが二度目とのことで「(手で腰あたりの高さを指しつつ)こんなに小さい頃から知ってるけど、相変わらず不敵な笑みを浮かべていました」と指摘し笑いを誘う。偶然だが余さんは、橋本さん、東出さんとも親子を演じた経験があり「そう言えば、何を考えているか分からない感じがみんな、パラサイトにピッタリ!人間離れしてるところがある」と劇中で寄生されていない橋本さんまでひっくるめて、全員“パラサイト”扱いし、会場は笑いに包まれた。観客、そしてキャスト陣の『完結編』への期待を一身に背負う山崎監督は改めて「大変です」と苦笑しつつも、「もっとすごいことになります!染谷も深津さんもエライ目に遭います」とニヤリ。会場は期待を込めた温かい拍手に包まれた。『寄生獣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年11月29日エポックメーキングともいえる岩明均の傑作コミックが、ついに映画になった。SFアクション『寄生獣』だ。手掛けるのはVFXの申し子、山崎貴率いる白組と、こちらも期待がかかる。映画版は2部作で公開。前編公開を前に、主人公の新一役の染谷将太とヒロイン里美役の橋本愛がインタビューに応じた。その他の写真謎の寄生生物(パラサイト)が襲来。人間の脳に寄生し、次々と人間を捕食し始めた。高校生の新一を襲ったパラサイトは失敗し、脳ではなく彼の右腕に寄生。ミギーと名乗り新一と共存することになるが、他のパラサイトたちは人間を淘汰しようとしていく。「人が食べられるジャンルとしてゾンビものとかいろいろあると思うんですが、『寄生獣』には根底にしっかりとしたテーマが根付いている。かつ、至って普通の日常の中にパラサイトが混ざり込んでくるところがおもしろい。首から上だけなので、人が人を食べているように見えるビジュアルもテーマに合っていると思うんです。人が人を蝕んでいくというか」と染谷。新一は人間ではあるが、右腕を寄生され、パラサイトのミギーと共存。里美は新一の変化を感じるようになる。「里美は不安を覚えるし、心配になったり悲しみを感じたりします。ちょっと距離が離れる瞬間もある。でも彼を理解したいという気持ち、基盤が里美にはある。心掛けていたのは、ずっと信じ続けること。最後まで彼の理解者でありたいと思い続けました」(橋本)。山崎貴というヒットメーカーによって送り出される本作。これまでにも山崎監督作に出演してきた染谷はその変化についても口にした。「監督が微妙なラインを狙いたいと言っていたんです。誰しもが楽しめる映画で、誰しもが感動できるものにしなくちゃいけないけれど、その中でちょっとした曖昧さや含みも持たせて行きたいと。作品によって狙うところは違いますけど、『三丁目の夕日』シリーズをやらせてもらっていたときにはなかった言葉だと思いました。『寄生獣』はこれまでと全然違うテーマの作品なので、黒い山崎貴も見られると思います(笑)」。『寄生獣』11月29日(土)全国東宝系にてロードショー『寄生獣完結編』2015年4月25日(土)全国東宝系にてロードショー
2014年11月27日「月刊アフタヌーン」(講談社)にて連載、“日本マンガ史上最高傑作”といわれ、世界中に熱狂的なファンを持つ大人気コミックを最旬俳優・染谷将太を主演に迎えて贈る『寄生獣』が11月29日(土)より公開となる。それに先駆けて日本テレビでは、11月27日(木)に映画『寄生獣』本編を冒頭から一部放送することが決定した。人間の脳を乗っ取り、人間を捕食する“パラサイト”が飛来したことをきっかけに巻き起こる壮絶な物語。原作では、パラサイトは徐々に人間社会で脅威的な存在となり、やがてパラサイトと人間との争いが始まる。そんな中、右腕だけパラサイトのミギーに寄生された、主人公・新一が種の存続をかけて奮闘する姿を描く。監督・VFXには、2013年公開実写映画No.1ヒット作『永遠の0』『STAND BY MEドラえもん』など、大ヒット作を手がけるいま最も注目の監督・山崎貴。本作には、主演の染谷さんを始め、深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛、東出昌大、浅野忠信ら、日本映画界を代表する豪華実力派俳優陣が集結している。今回、「映画を、いち早く多くの人に観せたい」と考えた映画製作サイドは、日本テレビで公開直前スペシャルとして、11月24日(月)から4夜連続で「カウントダウン寄生獣」(毎晩24時54分~)を放送している。その最終日となる11月27日(木)に放送枠を35分枠に拡大し、映画『寄生獣』の冒頭から10分以上放送するというのだ。これを聞いた山崎監督は、「え、マジですか?ほんとにそんなにやっちゃうんですか?そりゃまあ、気持ちも分からなく無いですけど、もったいないなぁ。偉い人たちがそう決めたのならしょうがないですね。大盤振る舞いです」とコメント。さらに「できればカップルで見てくれるといいなぁ」と語る山崎監督は、「そんで女子が『きゃーっ』ってなって、男子そこで『俺がついてるから大丈夫だ』ですよ。『でも、これ超面白くね?』ですよ。そんで翌日は映画デートですよ」と“妄想”が広がり…「あるいは付き合う前の微妙な時期のカップル未満の2人、これまたLINEかなんかで連絡ですよ。『今日寄生獣の冒頭結構テレビでやるらしいよ』『えーみるみる』『これマジ怖いんですけど』『でも超面白そうじゃね?』『えーでもこわくて一人じゃ観れない』『じゃ、なんなら一緒に行く?』ですよ。段々ばからしくなってきました(笑)楽しんでください」と男女で見ることをおすすめした。『寄生獣』は11月29日(土)より全国東宝系にて公開。『寄生獣 完結編』は2015年4月25日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年11月25日映画『寄生獣』×ふなっしーのコラボレーションイベントが、11月20日に東商ホールで開催され、染谷将太、山崎貴監督、『寄生獣』に登場する寄生生物のミギー(着ぐるみ)、ゆるキャラのふなっしーが登壇した。岩明均の同名人気コミックを、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』(2013年)の山崎監督が、二部作として実写化した『寄生獣』。空から飛来した謎の生物に右手を寄生された少年・新一(染谷将太)の数奇な運命を描く。登場したふなっしーは、「映画見たら、右手から生えてきたなっしー。みぎっしーだと思うなっしー」と、右手の寄生生物を元気いっぱいに見せ、会場は大爆笑。ふなっしーがミギーとコミュニケーションをとると、山崎監督は「キャラクター同士の友情が芽生えています」と感心した。ふなっしーは、『寄生獣』の原作の大ファンでもあるようで「原作が大好きで、見た感想がやべえー!原作に忠実なのに、スリリングな作品になってる!」と大絶賛。さらに「染谷さんの役柄が良かったなっしー」と称えると、染谷は「普通にほめてもらいました」と笑顔を見せる。また、次回作の完結編はもうすでに撮影が終了していると聞いたふなっしーは「ふなっしーの出番なっしー? チキショー!」と雄叫びを上げ、山崎監督たちも大ウケ。ふなっしーは、ミギーについて「最初どぎつい感じがしたけど、見慣れると徐々にかわいくなってくるなっしー。毛の生えてない感じがいいなっしー」と、かなり気に入った様子。そこで、ふなっしーは、ミギーに人気者になれるというお決まりのフレーズを提案。染谷たちと共に、「寄生汁、ぷっしゃー!」という掛け声で、イベントを締めくくった。『寄生獣』は11月29日(土)より全国公開。
2014年11月21日