人気グループ「ワン・ダイレクション(One Direction)」のハリー・スタイルズ(Harry Styles)は、所有している大量のデザイナークローズをチャリティ・ショップに寄付しているという。関係者によると、ハリーのもとには多くのブランドから服やアクセサリーが送られてくるが、あまりに数が多過ぎて全てを身につけることは不可能な状況だという。これまではそうした品々を家族や友人にあげていたが、チャリティ・ショップにも寄付するようになったようだ。自らそうしたショップに足を運び、袋いっぱいに詰めた高価なデザイナークローズを寄付することもあるそうだ。イギリスでは、そうとは知らずに購入した古着が実はハリー所蔵のものだった、という事態が起きているに違いない。来年3月から活動休止が決まっている「ワン・ダイレクション」だが、11月には5枚目のアルバム「メイド・イン・ザ・A.M.(Made in the A.M.)」のリリースが予定されている。
2015年09月28日ファクトタム(FACTOTUM)を始動して以来、コレクション制作に臨むにあたり、必ず旅に出てきたという有働幸司。実際に見て、触れた歴史とその歴史を紡ぐ人々はモノづくりにリアリティを生んだ。10年におよぶ世界放浪の中で、もっとも価値観をゆさぶったのがアジア3カ国だったという。ーー最近ではインド、チベット、ネパールとアジア3カ国をまわられた旅も印象深かったと伺っています。完成される前の国はエネルギッシュです。街も人も。圧倒的だったのは、宗教という存在。年端もいかない子どもたちが何年もかけて巡礼の旅をする“チベット仏教の聖地”といわれるジョカン、火葬して、遺灰をそのまま流すガンジス川…。日本では決してお目にかかれないものばかりであり、やはり見ると聞くでは大違いです。カメラマンやグラフィックデザイナーなどファクトタムのクリエーター・チームと動いたので事なきを得ましたが、ひとりだったらあの強烈な磁力に搦めとられていたかも知れない。ネパールでは帰国直前に高熱が出て、点滴を打って搭乗、成田から病院へ直行しました。ーーそのネパールではちょっとした出会いもあったとか。ええ。ガイドの方が自分の家はすぐ近くだから夕食に招待してやるって。ガイドには5人の子どもがいて、兄弟の家族も祖父母も一緒に暮らしている大家族です。電気が通っていないどころか、水道もない。皆に囲まれて手掴みで食べたカレーは忘れられません。ーー旅で得たものはどのようにコレクションに反映されるのでしょうか。ケースバイケースですが、そこで見聞きしたトライバルな柄や色合いは積極的に採り入れるようにしています。インド刺繍のコレクションは現地で作ってもらいました。それら現地で吸収したものをスポーツやロックなどリアルなスタイルに落とし込みます。ーー旅は昔からお好きだったんでしょうか?面白さに目覚めたのは卒業旅行でロンドンに行ってからですね。メインはパリで、ユーロスターで日帰りする慌ただしいものでしたが、訪れた瞬間、住んでみたいと思いました。スケートボードやブリティッシュポップ…多大なる影響を受けたストリートカルチャーの原点がそこにあったんです。いったんはビームス(BEAMS)へ入社するものの、ロンドンへの思いは断ち切りがたく、たった1年で退職してしまった。念願叶って暮らし始めると、カムデンやポートベローのフリマで古着を買いまくり、レコードも漁りまくりました。最低でも1年のつもりでいたんですが、おかげで半年で資金が尽きた(笑)。ーーこの秋冬のコレクションからは日本がテーマになるそうですね。フィンランドを旅したときに20世紀を代表する建築家、アルバ・アールトが日本の長屋や食器棚にインスパイアされていると知って、改めて自分が生まれ育った国ってすごいなぁという気づきがあって。第1弾として村上春樹の小説『羊をめぐる冒険』の舞台になった北海道の美深町へ行きました。ストレートにウールを料理しつつ、アイヌの文様も採り入れました。1/2に戻る。
2015年08月30日旅をしない音楽家は不幸だ、とモーツァルトが言ったように、日常の喧騒から解放してくれる旅は、クリエーションにおいてもまたとない栄養になる。それは、海外でもその名を知られるファクトタム(FACTOTUM)のデザイナー、有働幸司がコレクション制作を前に欠かさず世界をさすらう事実からも明らかだ。ーーブランド立ち上げ当初より旅をテーマにしてきたファクトタム。その狙いを教えていただけますか。ラウンジリザード(LOUNGE LIZARD/友人とともに立ち上げたブランド)の頃は徒手空拳でリアルクローズを追求しました。自らの経験値が問われる点でやりがいのあるアプローチでしたが、改めて、旅とはモノづくりに深みを出してくれる行為だと思っています。街を歩けばありのままの文化に接することができ、それがそのまま新たな引き出しになりますから。ーーどのように訪れる街を選ばれるのですか。まずはコンセプトを決めます。好きな映画や小説、アーティスト、あるいは時代感など、それはその時々でさまざまです。で、そのコンセプトにふさわしいエリアを抽出します。ーー滞在中はどのように過ごされるのでしょうか。真っ先にジョギングをします。ナローなブリティッシュをベースにしている以上、作り手が太ることは許されないってところから始まっているんですが(笑)、街を肌で感じるのにいい。僕が目安としている10キロは、その街のだいたいの雰囲気がわかる距離なんです。あとはキーとなる人に会ったり、文献や歴史的建造物、史跡を渉猟したり…といった具合です。一回の滞在は短くて一週間、長いときは半月以上ですね。ーー印象に残っている旅は?映画『スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー』のロイ・アンダーソン監督に会いにスウェーデンまで行ったことです(その作品は第20回ベルリン国際映画祭でインターフィルム賞など4つの賞を獲得した)。初めは断られたんですが、運良く新作ができあがったタイミングで機嫌が良かったんでしょう(笑)。粘ったらOKに。そして、なんと身内のみを集めた試写会に招かれたんです。ーーそれは貴重な体験でしたね。そこで僕はかねてから知りたかったひとつの質問をします。「『スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー』にはライダース・ジャケットが出てくるが、あのモチーフは何か?」と。てっきりニューシネマあたりかと思ったら、イギリスの古き良き時代にインスパイアされたということでした。そのシーズンはルイスレザーに範をとったライダースを作りました。-後編はアジアの国々を旅して感じたことや旅に目覚めたきっかけについて。2/2に続く。
2015年08月30日夏休み真っ只中の今月5日から24日の期間、“旅女子”や“列車”をテーマにしたプロモーション「旅女子&鉄道企画~列車に乗って、旅に出よう。~」が、伊勢丹新宿店本館2階ではじまった。同企画では、惜しまれつつも今月22日が最終走行となる寝台特急北斗星とのコラボレーションアイテムや、鉄道好きにはお馴染みのNゲージ(鉄道模型)のジオラマが用意されるなど、「過ごす」「切りとる」「嗜む」の3つのテーマでセレクトされた旅女子や鉄道にまつわるアイテムが揃う。「過ごす」をテーマにしたゾーンでは、旅をもっと楽しむためのアイテムとして、寝台特急や宿でも役立ちそうなバブーシュ、旅のお供にしたいカーディガン、クラッチバッグ、ポーチや車窓を眺めながら頂きたいスイーツなどを用意。女性には嬉しいトラベルサイズのヘアケア、ボディケアセットも取り扱う。「切りとる」には、旅先の思い出を写真や日記などで切りとり、思い出にするというメッセージが込められている。会場では写真家・丸田あつしが収めた旅写真も展示販売されており、旅情を誘う。また、旅の思い出を記録するために「トラベラーズファクトリー」とのコラボレーションで、マスキングテープやトートバックも展開。「嗜む」というテーマでは、巨大鉄道ジオラマを出現させるなど、子供も大人も楽しめる夏休みにぴったりの仕掛けも用意されている。会期中の8日には、鉄道女子としても有名なモデル・タレントの市川紗椰を迎え、鉄道の魅力を語るトークイベントを開催する他、8日と9日には親子でも参加可能なミニジオラマ作りのワークショップ、Nゲージの鉄道模型を滑走・操縦できる走行会も行う。列車や旅女子に注目した理由について「寝台特急をはじめ列車旅は、移動にかかる時間も含め、列車旅という体験そのものを楽しむ上質な嗜みとも言える。顧客のライフスタイルにおいて、列車旅のような贅沢な時間の過ごし方を新しい価値として伝えられたら」と同企画の担当バイヤーはコメントしている。ファッションフロアの真ん中にNゲージ用の巨大ジオラマや、北斗星を模したフォトスポットがあったりと、都内でも旅気分を感じられるイベントとなりそうだ。
2015年08月06日オーダーメイドの旅を提供する旅行会社「旅工房」では、海外旅行の傾向として一人旅の人気が高まっていることを受け「一人旅の人気旅先ランキング ベスト10」を集計し発表!東南アジアからは3カ国が名前を列ね、第1位は女子旅でも注目のバリ島が選ばれた。一人旅の人気旅先ランキング ベスト101位 バリ島2位 台湾3位 韓国4位 ベトナム5位 フィンランド6位 ハワイ7位 グアム8位 タイ9位 アメリカ10位 トルコそこで、見事トップ10入りした東南アジア3カ国をご紹介!1位 バリ島写真提供:旅工房女子の旅先としても注目を集めるバリ島。日本から飛行機で約7時間の場所にあり、壮大な自然の中でのスパやヨガ、美しいビーチを目の前に出来るリゾート滞在など女性が喜ぶ癒しの旅が充実している。また豊かな文化も魅力で、世界文化遺産「ジャティルイの棚田」や、最も美しい寺院と称される「タマンアユン寺院」、海に浮かぶ「タナロット寺院」など歴史的な見どころも満載だ。また、比較的物価も安いので長期滞在でゆっくり癒しの旅を満喫するのもおすすめだ。>>バリ島の最新情報はこちら4位 ベトナム写真提供:旅工房日本から飛行機で約6時間の場所に位置するベトナム。2014年成田空港からの直行便が就航したベトナムでは第3の都市「ダナン」は新開発のビーチリゾートとして人気急上昇中!フランス植民地という独自の歴史も持つベトナムはひと味違った魅力に溢れた旅になること間違いなし!>>ベトナムの最新情報はこちら8位 タイ© TRIPPING!日本から飛行機で約7時間の場所に位置するタイ。高層ビルが建ち並ぶ大都会のバンコクを始め、ビーチ派に人気のパタヤーやプーケット、アユタヤ やスコタイ、バン・チアン遺跡など文化価値の高い遺跡や国内全土に広がる3万箇所を超える寺院の数々など、旅先として高い人気を誇っている。>>タイの最新情報はこちら※2015年4月1日~2015年6月30日に旅工房を利用した一人旅の送客数を旅先別で集計参照元:旅工房
2015年07月09日おしゃれな女子たちの気になる職業、ファッションデザイナー。自分がデザインした服がたくさんの人に着られるなんて、夢みたいですよね。実は、専門学校を出ていなくても、デザイナーになれるって知っていましたか?ニューヨークで活動中のファッションデザイナーAsuka Inoshitaさんにお話を聞いてみました。■アラサーでファッションデザイナーに転身Asukaさんがファッションデザイナーになったのは、なんと29才。絵が好きで日本の美術大学に入ったものの、徐々に美術をやる意味を見失っていったそうです。そのころは、デザイナーになろうとは思っていなかったんだとか。「大学生のころ、自分で服をリメイクしたりして、デザイナーってどうやってなるんだろうって考えたことはあります。でも、リサーチすらしなかった。調べてわかる情報なのかどうかもわからなかったから」(Asukaさん)進路が決まらず、大学4年生を休学してNYへ留学をしてみることにしたAsukaさん。「NYならやりがいを見つけられそう」と、美大卒業後にNYのアート系州立大学へ。グラフィックデザインを専攻しました。■キャリアチェンジは珍しいことじゃない州立大学を卒業し、一度はグラフィックデザイナーに。でも、友人の一言でファッションの道へ転身したそうです。「グラフィックデザイナーとして就活をしていたら、友だちが『ファッションのグラフィックデザイナーになったら』って。その選択肢もありだなって思ったんです」(Asukaさん)もやもやをそのままにせず、新しく行動してみる。今やっていることにとらわれず、柔軟に方向転換してみる。それが、彼女の人生をよい方へ導いているようです。「わたしの知り合いには、キャリアチェンジでファッション業界に入った人、結構いるんですよ。1度休職したり、大学に入りなおしたりして」(Asukaさん)■ファッションデザイナーはパソコンスキルが必須ファッションの専門学校を出たわけじゃないのに、ファッションデザイナーになれるなんて、おどろき。すでに大学生だとしても遅くはないってことですね。「ファッションデザイナーを目指したいなら、いまからワードやエクセルだけじゃなく、フォトショップやイラストレーターを練習しておくといいですよ。ファストファッションはもちろん、ハイブランドでも、今はデジタルでデザインできなきゃいけない時代。細かい調整は機械がやってくれるし、データを国外にも送れるので」(Asukaさん)■いやなことがあっても、やりがいがあるから続けられるファッションデザイナーとしてのやりがいについても聞いてみました。「自分の作品が世に出てきたときは、うれしいですよ。ECサイトに買った人のコメントがついたりして。それが好評だったら、ものすごくうれしい。仕事をしていれば理不尽でイヤなこともあります。でも、やりがいの方が強い。わたしは、将来自分のブランドを持ちたいので、そのために毎日がんばれるというのもあります」(Asukaさん)■さいごにファッションデザイナーに憧れるみなさんへ、アドバイスをもらいました。「ちっちゃくていいから、まずは手の届くことから行動してほしいです。買い物のとき、自分がどういうものに惹かれるのか分析したり、服が生まれた背景を調べてみたり。販売員としてアルバイトするのもいい。お客さんの心理や、何がどんな価格で売られているかを知るのも大事です。とにかく人生1回なので、やりたいことはやりましょうの一言に尽きますね。できることから少しずつはじめることがポイントです」(Asukaさん)日本でも、就職したらおなじ場所で働きつづけることは、少なくなっています。キャリアって、いつでも変えることができるものなのかもしれませんね。自分の気持ちが求める方へ、素直に、少しずつ、進んでいきましょう。(かみむらゆい/ハウコレ)
2015年07月03日ピッティ・イマジネ・ウオモ(以下ピッティ・ウオモ)では毎回、招待デザイナーとして若手デザイナーにランウェイ、エキジビションのステージが用意されている。今回はアフリカをベースにグローバルなセールスを展開する4ブランド、レディスのトーマス・テイト、「キルガー」のカルロ・ブランデッリのコレクションが紹介された。●アフリカの新星デザイナーたちのエシカルな流れ今回のゲストネーションとしてピックアップされた「アフリカの新星たち」はITCエシカル・ファッション・イニシアチブの協力のもと開催。今回のピッティ・ウオモのテーマとしてカラーがクローズアップされ、バティック、トライバルなどの柄がトレンドテーマのひとつとして継続しており、前々回のピッティでゲストデザイナーとして招待したヘイシャンイタリアン、ステラジーンのアフリカンプリントを使ったコレクションなどもマーケットで好調なことからも、タイムリーな企画となった。ランウェイを披露した4つのブランドは、2013秋冬で東京コレクションでも作品を発表したアンゴラのデュオデザイナーによる「プロジェクトメンタル(PROJECT MENTAL)」、ナイジェリアの「オレンジカルチャー(Orange Culture)」、南アフリカの「MaXhosa by Laduma」、コートジボワールと英国の国籍を持つデザイナーの「DENT DE MAN」。それぞれ、英国サビルローのテクニックや、ニット、トライバルな模様などを現代のストリート、モダンアートの視点でインパクトのあるコレクションとなった。特にフィナーレを飾ったDENT DE MANは、GQイタリアとL’Uomo Vogueが推薦する注目ブランドを紹介する「レイテスト・バズ」のブースでもフィーチャーされ、ジャワのバティックプリントを使ったラグジュアリーなスタイルが大きな注目を集めた。●トーマス・テイトピッティ・ウオモが毎回招待するレディスデザイナーとして今回選ばれたのは2014年度のLVMHヤングファッションデザイナー賞を受賞したカナダ人デザイナーのトーマス・テイト(Thomas Tait)。ボーボリ公園の会場での展示は、アーカイブというファッション全体の流れを意識してか、彼がこの数シーズンロンドンコレクションで発表してきたアイテムを、イタリアの技術を使って再確認したコレクションのエキジビション。ミニマムな展示で自身のデザインの本質を伝えようとするマスマーケティングとアートのバランスを計ったイベントとなった。●カルロ・ブランデッリピッティ・ウオモが注目する次世代のメンズデザイナーとしてピックアップされたのはサビルローの技術を受け継ぐ、アングロイタリアンデザイナーのカルロ・ブランデッリ(Carlo Brandelli)。メディチ・リカルディ館の中庭で行われたエキジビションは、彼の手掛ける「キルガー(KILGOUR)」ブランドのシグニチャースタイルを、ガラスと鏡を使ったアーティフィシャルなインスタレーションで発表。軽さと繊細さを極度に追求したエレガンスなサマージャケットが、フィレンツェの歴史ある建造物のなかで風に揺れるインスタレーションは、メンズファッションのジェンダーを超えた時代性を提示しているかのよう。--次回、ピッティウオモ2016春夏の4/4では、白眉のコレクションを発表した期待のデザイナー、アーサー・アーベッサーなどのコレクションをレポート■text:ファッションヘッドライン編集顧問 野田達哉■ピッティウオモ2016春夏レポート--“見えない”時代のメンズファッションはアーカイブがトレンド1/4--伊ファッションの歴史を紐解くC.P.カンパニー、ニノ・チェルッティのアーカイブ展2/4--注目の若手デザイナー、アーサー・アーべッサーとカサマードレ4/4000
2015年06月30日マイナビは、Webデザイナー向けにPhotoshopの活用方法を解説するセミナー「Webデザイナーのための仕事効率向上セミナー - 現場ですぐに役立つPhotoshop仕事術」を実施する。開催日時は7月4日 13:00~16:00(12:30開場)。会場は東京都・新宿エルタワー(19F マイナビルーム2)。参加費無料。同セミナーは、今年3月に実施した「仕事効率向上セミナー」Illustrator編に引き続き行われるもの。講師は第1回に引き続き、WebやDTPに関しての講演やトレーニングのほか、書籍の企画や編集、スクールなどのカリキュラム開発も手がける鷹野雅弘氏が勤める。今回のテーマは、クリエイティブの現場での利用率が高い「Photoshop」。Fireworksの開発終了やPhotoshopのWeb関連機能の強化、特にPhotoshop CS6以降に実装された機能を活用することで制作の大幅な効率化につながることなどから、Web制作の現場で改めて注目度が高まっている。「Webデザインに適した設定」、「Photoshop CC以降で実現するPSDカンプ制作のワークフロー」、「Bootstrapを活用した動くモックアップ制作」などのトピックが予定されている(一部内容が変更になる場合あり)。なお、同セミナーの定員は80名。事前申し込み制で、参加希望の際は専用フォームより必要事項を入力することで手続きが完了する。
2015年06月05日「ホテルステイ」にフォーカスした旅のすすめをお届けする連載「ホテルから選ぶ わたしの旅」。第二弾は、ホテルステイ自体を旅の目的にした、のんびりご褒美旅を叶えるプロパティを紹介。アクティブ派なのはいいところだけれど、旅行中もいつも忙しなくなりがちだというあなたへ、 (さらに…)明るくエレガントな客室で太陽の光、海風が誘う、愉悦に浸るひとときホワイトとディープブルー、アクアマリンなど、爽やかなマリンカラーを基調としたデザインの106の客室、スイート、プライベートヴィラのいずれも、湾のパノラマビューが満喫できる。絶え間なく耳に響いてくる波の音の不可抗力で、締め切りにして胸のロックがゆっくりと外されていくようだ。古代の癒しと現代科学を組み合わせた究極のエナジック・キュイジーヌヘルスコンシャスな癒しの食事お籠りホテルステイに、食事は重要なキーポイント。ゆったりとくつろぎたいゲストの気持ちをつかみつつ、適切なシナリオを描いてくれるのがポイント ヤムーのいいところ。用意された2つのレストランは、その日、その時の気分でどちらかを選択することができる。アーティでおしゃれな空間の「Nahmyaa」は、「COMO Shambhala」のプログラムが反映されたヘルシーなタイ料理を提供。一方のイタリアンレストラン「LaSirena」では、パンガー湾を望むドラマティックなテラス席で、新鮮なシーフードやフレッシュサラダ、薪で焼き上げたピザなど、シンプルな調理法で仕上げられた一皿に出会える。その他、ルームサービスは24時間。「アクアバー」は深夜まで営業しているから、いつでも好きな時に立ち寄って、海を眺めながらお洒落なカクテルをいただける。研ぎ澄ました感覚で心を見つめるホリスティックなトリートメントウェルビーイングを大切にするCOMOでは、「COMO Shambhala Retreat」でフィジカルとメンタルの両面からのアプローチで、心身のバランスを改善するホリスティックなセラピーを提供している。充実した設備が整い、ヨガスタジオに7つのトリートメントルーム、タイマッサージ専用ルーム、男女別のスチームルーム、そしてジャグジーとジムを備える。ここへやって来たなら、心行くまで極楽のトリートメントに興じるべき。今ここでしか体験できないこと。見て、感じて、記憶にとどめる多彩なアクティビティホテルで過ごす贅沢な時間を楽しむことが旅のメインイベントだが、プーケット島東側の半島のいわば秘境のようなロケーションにあるポイント ヤムーは、観光客にあまり知られていない隠れスポットを体験するチャンスに恵まれている。パンガー湾に浮かぶ奇岩の島、ジェームスボンドアイランド(映画「007 黄金銃を持つ男」のロケ地になったことからこう呼ばれている)の探検ツアーやカオプラウィハーン国立公園のトレッキング、ピピ島でのシュノーケリングなどスポーティなアクティビティで汗を流してリフレッシュするもよし。または、プーケットのオールドタウン日帰りツアーやタイ料理レッスンなど、カルチャー的なアクティビティも用意されている。飽きることのないステイを満喫あれ。© all photos to Point Yamu by COMO「ホテルから選ぶわたしの旅」バックナンバーはこちら
2015年05月15日マイナビは、改めてタイポグラフィを学び直したいWebデザイナー向けのセミナー「Webデザイナーのためのタイポグラフィ入門 - タイポグラフィから考えるWebレイアウト」を実施する。開催日時は5月23日 13:00~16:00。会場は東京都・新宿エルタワー。参加費無料。同セミナーでは、大学や専門学校などでグラフィックデザインやUIデザインの講座、企業研修なども多く担当している米倉明男氏が講師を務める。デザインの重要な要素であるタイポグラフィについて、Web制作での活用という観点を踏まえつつ、基本的な知識のレクチャーを実施する。また、同セミナーの定員は80名。事前申し込み制で、参加希望の際は専用フォームより必要事項を入力することで手続きが完了する。
2015年04月30日ロエベ(LOEWE)がテキスタイルデザイナー、ジョン・アレンとのコラボレーションコレクションを15SSコレクションの一部として4月15日から限定店舗で発売する。同コレクションでは、ジョン・アレンの作品「落葉」「コーニッシュハーバー」「カンブリアのピンクハウス」にフォーカスし、トートバッグ、ダッフルバッグ、スカーフ、ラージビーチタオルのプリントに採用した。サンドやザクロ、ブルー、ピンクと鮮やかな色彩が織り成す牧歌的な作品が、カーフレザーやエキゾチックレザーのウオレットやパース、またエスパドリーユ、ポーチに落とし込まれている。またこれを記念し、ロンドンのウッドフォードにあるアレンの自宅を撮影した写真とロングインタビューを収めた書籍を出版し、限定1,200部をロエベブティックで販売する。因みにロエベクリエーティブディレクターのジョナサン・アンダーソンは自身のシグニチャーブランドでもジョンとコラボしている。カルチャーを意識した現代のメゾンとしてロエベを主張しつつ、モダンで真摯なクラフツマンシップを通して、様々な専門的技術を、過去、現在、未来へと受け継いだ新たなコレクションが完成した。
2015年04月14日クリーク・アンド・リバーは、Webデザイナーを目指す人を対象としたクリエイター育成セミナー「Webデザイナーのキャリアをイメージしよう!!」を開催する。開催日時は4月17日 19:30~21:00(受付開始19:15)。会場は東京都・麹町の同社2Fセミナールーム。参加無料(申し込み制、定員20名)。同セミナーは、Webデザイナー未経験者や実務経験が数年の人など、これからWeb業界を目指す人やキャリアアップイメージをつかみたい人を対象に、業界やスキルなどについて解説するもの。講師は、同社が運営するクリエイター向け情報サイト「CREATIVE VILLAGE」のWebプロデューサー・市村武彦氏とWebデザイナー・生川昌樹が務める。第一部(19:30~20:30頃)はパネルディスカッション形式のセミナーで、 第二部(20:30~21:00頃、自由参加)は交流会が予定されている。参加希望者は、同講座の特設サイトからリンクされているフォームにて申し込む。定員は20名(定員になり次第、申し込み終了)。
2015年04月03日アディダス(adidas)が、ランニングシューズ「ウルトラブースト(ultra boost)」をベースに、5人のデザイナーとコラボレーションし、カプセルコレクション6月に限定発売することを発表した。このコレクション「ウルトラ ブースト コレクティブ(ultra boost collective)」は、クッション性と反発性を高次元に両立させたテクノロジー「ブースト(BOOST)」を結晶させたモデル。先進的なフィットテクノロジー「Primeknit(プライムニット)」などを一体化し、今までにない快適な走りを可能にするシューズが誕生した。ブランドのクリエーティブディレクターを務めるダーク・ショーンベルガー(Dirk Schonberger)とジェームズ・カーンズ(James Caan)は、スリークでミニマルな白一色と黒一色のモノクロシューズをデザイン。ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)は、彼女らしいフェミニンなトーンと洗練された質感を持つファブリックを1足のシューズに仕立てた。一方、今回がアディダスと初のコラボとなる面々では、クリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)が、遊び心のあるアーガイル模様に彼独自のスピリットを反映。「カラー(kolor)」の阿部潤一は、オレンジ、ライムグリーン、レモンイエローといったシトラスカラーをチョイスし、ポップなデザインに仕上げている。同コレクションは6月から年末にかけて全世界で限定数が販売される予定。発売を記念して、それぞれのクリエイターが拠点を置く、ロンドン、パリ、ベルリン、東京の各都市ではイベントが開催される。
2015年02月24日デザイナー哀の劇場Rをご覧の皆様こんにちは。まずりんです。「デザイナー哀の劇場R」、とうとう最終回です!「デザイナー哀の劇場」は、デザイナー経験者としてデザイナーの卵さんたちに伝えたいことをマンガにしてきたのですが、現役デザイナーさんや他の業種の方からも大きな反響をいただきました。そんな声に呼び戻される形で、無印時代が終了した後、この続編「R(リターンズ)」の連載が始まったのでした。そして、それもようやく終わりを迎えます。しみじみ…。さて、最終回は「比較案として出したものが通ってしまった」というシチュエーションです。クライアントにデザインを提案する際、2種類のデザイン案を提案する時は、方向性が違う本命の案をひとつずつ出すことが多いんですが、3つ以上の提案となると、ふたつは本命で、残るひとつは冒険したものor本命を通すための比較用として出したりします。で、不思議な事に、長い時間をかけこだわりにこだわりを尽くして作った本命案より、急いで作ったやっつけの案や、マンガに登場した新人くんの案のような比較用に作ったものが通ることも多々あります。私も以前、まる1日かけて作った本命案を差し置いて、3分で作ったやっつけの案が通ったことがあり、それは今現在も商品のパッケージとして流通しています。とはいえ、クライアントにとっては目の前にあるデザイン案がすべてで、それがどれだけの時間をかけて作られているとか関係ないですからね。でも、ここで言ってる「やっつけ」案とは、けして「低レベル」な案という意味ではありません!手抜きのデザインを出して、それが通ってしまった時の「どうしよう…」感はすごいですからね。自分に恥じないようなクオリティのデザインを出すようにしていきましょう。さてさて、ほぼ1年かけてやって来た「デザイナー哀の劇場」、いかがでしたでしょうか?「哀の劇場」というだけあって、哀しいお話をたくさん描いてきました。デザイナーというのは、おそらくかなり厳しい部類に入る職業だと思いますが、決して哀しいことばかりではありません。いいデザインができた時の「よっしゃ!」感とか最高ですからね。これからもデザイナーの皆さんには、素敵なデザインを作り続けていただきたいと思います。それでは最後に一言…。「デザインは1日にしてならず」。デザインは筋力トレーニングと一緒で、少しサボるとあっという間に力が落ちていきます。アデ子さんのように日頃から精進して、どんどんいいデザインを生み出していきましょう~!まずりんデザイナー/マンガ家/イラストレーター。モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト「モアイ」(講談社)で「独身OLのすべて」を隔週連載中。「オモコロ」でも不定期でマンガを寄稿している。「独身OLのすべて」は単行本化されており、書籍/Kindle版が発売中。※この漫画はフィクションです。実在の人物、団体、事件などには一切関係ありません。
2015年02月02日一つひとつのアイテムを追求する榊。この姿勢はとても論理的でメンズデザイナーらしい。理想とする完成形は思い描かれているのだろうか。「もの作りにおいて、完成は無いと思います。たとえ完成した!と思って出しても、どこか違う、こうしたいとか出て来るんです。もし次からそのアイテムが出なくなったら、飽きたか(笑)、需要が無いってことでしょう。お洒落とか美的感覚って人それぞれの価値観です。僕が作る服はそれプラス、生活に必要とされるものでありたいんです。ファッションということを本当に考えなくなりましたね。こういうのがお洒落とか打ち出したくないんです。僕が思う、楽して奇麗に見えるとか、どこか抜けのあるカチッとし過ぎない感じの美的感覚は自分だけの価値観でいい。デザイナーはファッションをやらなくてもいいと思っているので。この洋服を使ってくれる人達がやることがファッションです。スタイリストや媒体、着る人とか。そのためにはアイテムがちゃんとなっていないといけません。だからアイテムとして便利なもの、需要があるものを念頭に置いています」確かにプロダクトとしての利便性は当初から考えられている。ショールカラージャケット見返し下部の切り替えに開けられたポケットや、13-14AWのギャザーを寄せてたくし上げられるコート、定番のスタジャンとボタンが対応してドッキングするマウンテンパーカなど、様々なディテールが閃いている。「見た目決まっていて、着ている本人が楽とか良くないですか?でも、先ほど申し上げたストレッチ生地の表情って男の作法として外れていると思うんですよ。しっかりした、仕立て映えのいいウールのスラックスが理想です。それで着ていて楽だったらなお良い」14SSから登場したスウェット・dogi(動=do+着)は着易いのだがなんとニットではない。「上下スウェットは楽です。でも見た目の美しさというのはほぼ無いですよね。しかも長く着て洗濯を繰り返しているとくたくたになり膝が伸びたりします。その消耗品な感じが嫌なんですよ。僕はスウェットを楽だから着るというより、着たいから着ます。これってコスプレと近いのかなと。だから奇麗に見せたい。なので生地はスウェット地ではなくてコットンリネンのドビーパナマを使っています。織物だから伸びません。男として、パッと見負の要素があるけど、中身はしっかりしているというのが格好良いと思う。そう見えるようにしたいんです」5/5「本当の“量産”を作る15SS」に続く。3/5「ファッションではなくガンダムを作る」に戻る。
2015年01月03日「シャネル」のグローバル クリエイティブ メークアップ&カラーデザイナーに、ルチア・ピカ(Lucia Pica)が就任した。2015年1月1日から活動をスタートさせる。イタリア人のルチア・ピカは、08年からフリーで活動しているメークアップアーティスト。これまで、ファッション誌や広告キャンペーンなどでキャリアを積み重ねており、数々の著名なフォトグラファーと取り組んできた。
2014年12月28日イタリアを拠点とするデザイナー、クリスチャン・ペリザーリ(Christian Pellizzari)が自身の名を冠するブランドの15SS展示会に合わせて来日した。同ブランドを扱う青山・骨董通りのセレクトショップ「イザ(IZA)」にて話す機会を得た。彼は1981年、イタリア・トレビソ生まれ。「トネッロ(TONELLO)」「ヴィオネ(Vionnet)」などを経て、2011年に自身のブランドを設立。ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)の若手デザイナー支援プロジェクトに選出され、14年6月にアルマーニ・テアトロ(劇場)を舞台に15SSメンズコレクションショーを実施。今注目のイタリアの若手デザイナーだ。「資金的な援助はないものの、選ばれたことで世界中のバイヤーやエディターの目に留まり、今後につながる機会となった。そして何よりアルマーニ氏に認められたことが光栄」とペリザーリ。ブランドコンセプトは、テーラード×スポーツスタイルや、カジュアル素材のイブニングウエア、ビエッラ地方の伝統生地や新素材のシルクジャカード生地など異なるディテールや様々な要素を融合し“どんなオケージョンにも対応出来る順応性の高いトータルルック”を提案すること。今シーズンは、フォークとコンテンポラリーが共存するラテンカルチャーから着想を得て、ホワイト、ブラック、ブルーをベースに鮮やかなイエロー、ピンクをミックス。コレクションを製作する際、「デザインよりまず先に徹底した素材リサーチから行う」という。今回ウィメンズコレクションでキーとなるのが、シルクオーガンジーに牡丹花がダイナミックに浮かび上がる3Dジャカードのドレスだ。同素材は彼が新考案したもので、フリーダ・カーロ(Frida Kahlo)の絵画がモチーフとなっている。その他、アイコンアイテムであるビスコースやシルクジョーゼットのトップスとジャカードスカートを繋ぎ合わせたドレス、立体的な花の刺繍を施したパンツにスカート、ドレスなどエレガントなものから、ストライプのクラシックなイタリアンシャツにショートパンツを組み合わせたマスキュリンなルックまで提案。メンズではボルドーカラーを中心に、ボタニカル柄や、刺繍が施されたシャツ、ブロンズなどのラメ糸をふんだんに用いたジャケットなどポップかつ仕立てにこだわったコレクションを展開し、現代的なコレクションを製作している。若手では珍しくメンズ・ウィメンズ両コレクションを発表しているが、「自分にとってメンズウエアを作り続けることはとても重要だが、市場はやはりウィメンズの方が大きい。得意とするサルトリア技術をウィメンズアイテムに応用し、更なるブランド拡大を目指している」と展望する。既にメンズ・ウィメンズで同じ素材を使用したアイテムも発表している。年明け1月にはミラノにて15-16AWメンズコレクションショーを予定しているペリザーリ。3月にはウィメンズプレゼンテーションも控える。慌ただしくも充実した表情でインタビューを後にした。
2014年12月07日12月13日から、原宿「ロケット(ROCKET)」(東京都渋谷区神宮前6-9-6)で、アパレルブランド「YEAH RIGHT!!」デザイナー井村美智子と、フラワークリエーター篠崎恵美によるユニット「ララエデン(La La eden)」による初のポップアップショップ「THE GIFT by La La eden」が開催される。25日まで。会期中は、クリスマスギフトにふさわしいアイテム販売の他、オーナメントモチーフやリボンの組み合わせが自由に選べるスワッグのセミオーダーイベントも開催。会期後半にはララエデンのフラワーショップがオープンする。
2014年12月05日六本木の「イマ コンセプト ストア(IMA CONCEPT STORE)」にて、「ファッションデザイナーのイメージ論」を探る講座が3日間に渡って開催される。同イベントは、「キャンペーン写真はどのような意味を持つのか」「ブランドイメージをどのようにコントロールしているのか」といった“ファッションデザイナーのイメージ論”を、デザイナー自身と親交のある写真家や演出家、編集者などとのトークショーで探るもの。10月30日20時からは、「アンリアレイジ(ANREALAGE)」のデザイナー・森永邦彦と、写真家の奥山由之が登場する。アンリアレイジは、今年9月のパリのファッションウィークに公式スケジュールで初参加。ショーの様子や舞台裏から、ブランドから生まれるファッションイメージの作り方について対談する。11月2日20時からは、「タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI)」のデザイナー堀内太郎と女性ファッション誌『GINZA』編集長の中島敏子が対談。中島は堀内が10代後半から20代前半に影響を受けていたカルチャー誌『relax』を手掛けており、2人はファッションを軸にカルチャー的な視点から東京らしさとは何かを語る。11月11日20:00からは、「マメ(mame)」のデザイナー黒河内麻衣子と演劇団体「マームとジプシー」を手掛ける演出家の藤田貴大が登場。黒河内は「毎日ファッション賞」、藤田は「岸田戯曲賞」の受賞経歴を持ち、20代で注目を集めている。同い年の2人が、ファションと女性の価値観を探っていく。いずれの回も司会を務めるのは、“猫×クリエーター”をテーマにしたウェブマガジン「ilove.cot」主宰で編集者の服部円。各トークショーの申し込みは開催日の前日まで、全受講の場合は10月30日まで、「イマ コンセプト ストア」の公式ページにて受け付ける。なお、一般料金は2,500円となっており、写真雑誌『IMA』の定期購読会員は2,250円で受講出来る。
2014年10月08日「バラクータ(BARACUTA)」のプレミアムライン、ブルーレーベルのデザイナーに14-15AWよりジェフ・グリフィン(Jeff Griffin)が起用された。1月に開催されたピッティ・イマージネ・ウオモ85の伊WPラボリ社のブースで、デビューコレクションが発表された。同ブランドのアイコンモデルとして、日本では“スイングトップ”の名称で知られるハリントンジャケット、G9がドッグイヤーカラーやアンブレラカットなど伝統的なディテールを活かし、軍用のハリスツイード、迷彩柄などで提案されている。ダウンとコットンツイル、ウールのコンビネーションなど、英国デザイナーのグリフィンらしいウィットに富んだコンテンポラリーなアイテムへと進化。日本では八木通商がディストリビューター。この数年市場で人気が復活している英国マンチェスター生まれのクラシックアイテムが、更に話題を集めそうだ。ジェフ・グリフィンは、1994年に自身のブランドをスタート。ミリタリー、アウトドアなどの要素をストリートカジュアルテイストのスポーツウエアとして展開。2003年には東京青山の骨董通りに「GRIFFIN TOKYO」をオープン(現在は閉店)。その後、デザインスタジオをロンドンからハートランドに移し、「グリフィンハートランド(GRIFFIN HARTLAND)」が12-13AWより、レナウンからブランド展開されている。
2014年01月29日「リチウム ファム(LITHIUM FEMME)」が、モデルの宮田聡子をデザイナーに迎えたコラボライン、「リチウム ファム バイ サトコ ミヤタ(LITHIUM FEMME by SATOKO MIYATA)」を発表。2013年秋冬コレクションを8月より販売開始する。「リチウム ファム」は、良質な素材とデザインが特徴のファッションブランド。着る人の個性を重視し、シルエットにこだわったエレガントなスタイルを提案している。2013年秋冬コレクションからは、「ウィズ(with)」や「ジンジャー(GINGER)」などの雑誌でモデルを務める宮田聡子をデザイナーとして起用したコラボレーションライン「リチウム ファム バイ サトコ ミヤタ(LITHIUM FEMME by SATOKO MIYATA)」を発表。同ブランドオリジナルラインのマニッシュな雰囲気に宮田がデザインしたフェミニンさが加わり、より柔らかい女性らしさが特徴のコレクションとなった。このコラボレーションは2012年秋冬コレクションで3型のみの発売でスタートしたが、今回2013年秋冬コレクションでは、型の数を大きく増やし、本格的に展開をすることとなった。同ブランドが外部デザイナーとコラボレーションラインを製作するのは初の試みで、レザーのライダースジャケットやトレンチコートなどのアウターの他、レディーライクなツィードのスカートや背中にリボンをあしらったワンピースなどが揃う。2013年8月より順次発売の予定。【店舗概要】リチウム ファム(LITHIUM FEMME)所在地:東京都渋谷区神宮前6-16-18 SANDO BLDG. 2F電話番号:03-3499-8873元の記事を読む
2013年08月14日自然や現地の人と触れあい、アートを感じる旅を楽しみながら、地域コミュニティに貢献できる。そんな新しい旅のスタイルが南アフリカで始まっていた。■ソーシャルに旅を楽しむ南アフリカは、2009年に世界で初めて旅行における「フェアトレード」の認証システムが生まれた国。これは、フェアトレード・イン・ツーリズム・サウスアフリカ(FTTSA)というNGOが、ホテルやサファリ・ロッジなどの宿泊施設や旅行会社が運営するツアーに対して、自然環境の保護や地域へ貢献するといった、いくつかの項目に対して与えている認証のこと。それぞれ力を入れて取り組んでいることは異なるため、旅行者は認証を受けたツアーや施設の取り組みを見て選ぶこともできる。つまり、旅行者が認証のあるホテルなどを利用して旅行を楽しむことが、社会貢献につながっているのだ。今回の旅で宿泊した「シルバリ・レイクサイド・ロッジ」(Shilvari Lakeside Lodge)は、リンポポ州にある湖と山と森に囲まれたロケーションが魅力のFTTSAの認証を受けているロッジ。ここではアート&カルチュラル・ツーリズムに力を入れていて、地元アーティストたちの活動をサポートして地元の文化を紹介したり、地元の人を積極的に雇用してスキルアップのための研修を提供するなど、幅広く地域コミュニティの活性化に取り組んでいる。どこからでも湖と森が見えるように設計されたロッジ内には、地元アーティストの作品が飾られていて、ロッジにいながらにしてアートに触れることができる。アフリカの息吹を感じる作品に囲まれていると、まるでミュージアムの中にでもいるような気分になってくる。実際にアーティストのアトリエを訪れるツアーも用意されていて、私たちが訪れたのは美しい刺繍で有名なヴェンダ族の女性たちのグループ。ここでは裁縫のトレーニングを受けた女性たちが作ったクッションやスカーフなどの商品を売っていて、女性の経済的自立をサポートしながら、その収益の一部を子どもたちの学校の運営資金に回しているそう。このロッジに併設されたアース・センス・スパでは、南アフリカならではのリラクゼーション・マッサージを気軽に受けることができる。ケープゼラニウムやケープカモミールなどの南アフリカ原産の精油が配合されたオイルを使ったマッサージを受けながら、天然の植物がもつフレッシュな香りと周りの自然に癒されるひとときが過ごせる。疲れを集中的に取りたい人には使うオイルやマッサージを変えてくれるので、トレッキングやサイクリングなどのアクティビティの後にやってくる人も多いのだとか。ロッジのレストランは、アフロ・ヒュージョンなスタイル。南アフリカの伝統とヨーロッパの洗練さがミックスされた料理は、繊細なのに力強い味。使っている野菜は、地元の契約農家で採れた旬の野菜が使われている。■ローカルな旅の魅力とは「ローカルな旅」をテーマに、南アフリカの田舎を回った今回の旅。都会を離れて旅する最大の魅力は、大自然を感じながら現地の人たちと過ごす時間だった。日々の暮らしを見せてもらい、歴史や文化を教えてもらいながら、同じものを食べる。日本とは違う南アフリカの人々の生活の豊かさに触れるスペシャルな体験に溢れていた。人々の何気ない日々の営みの中に、美しさが隠れている。それに気付くことができるのも、ローカルな旅だからこそ。南アフリカには「絆」や「他者への思いやり」を意味する、「ウブントゥ(ubuntu)精神」がある。南アフリカは行く度に新しい何かに出合うことができる観光的魅力の尽きない国だけれど、帰国のときに「また帰ってきたいな」と思うのは、旅人を家族のように受け入れてくれる人々がいるからなのだろう。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年08月02日ゆるくて楽しい雰囲気が人気旅番組や紀行番組を見ていると、自分もその一員になって旅がしたくなったりすることありませんか?そこで今回は、414名のマイナビニュース会員の男性に、一緒に旅してみたい、旅・紀行番組でおなじみの芸能人をアンケート。過酷な旅からのんびり旅まで、いろいろ想像して答えてくれました。>>女性編も見るQ.一緒に旅してみたい旅・紀行番組でおなじみの芸能人を教えてください(複数回答)1位さま~ず(モヤモヤさまぁ~ず2)17.9%2位タモリ(ブラタモリ)16.2%3位イモトアヤコ(世界の果てまでイッテQ!)15.9%4位大泉洋(水曜どうでしょう)14.5%5位宮川大輔(世界の果てまでイッテQ!)12.3%■さま~ず(モヤモヤさまぁ~ず2)・「どんなものでも楽しくさせる雰囲気がある」(26歳/小売店/販売職・サービス系)・「おもしろいので退屈しなさそうだから」(29歳/運輸・倉庫/技術職)・「いい加減さがいい。ノープランで何が起こるか分からないミステリーツアーになりそう」(44歳/電力・ガス・石油/技術職)■タモリ(ブラタモリ)・「博識なタモさんと一緒だったら楽しめそう」(26歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「なんでそんなこと知っているのというようなうんちくを面白く語ってくれるから」(23歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「その土地の膨大な小ネタ披露してほしい」(25歳/建設・土木/技術職)■イモトアヤコ(世界の果てまでイッテQ!)・「チャレンジャーなのでおもしろそう」(29歳/情報・IT/技術職)・「普段なら警戒してしまう現地の人たちとも楽しく触れあえそう」(34歳/自動車関連/営業職)・「イッテQのメンバーはツアコンになれると思う。おもしろい見どころをたくさん教えてほしい」(32歳/運輸・倉庫/事務系専門職)■大泉洋(水曜どうでしょう)・「トラブルにあっても、大騒ぎしているうちになんとかなりそう」(25歳/その他/クリエイティブ職)・「うるさそうだけど、飽きないだろうから」(40歳/商社・卸)・「『水曜どうでしょう』を再現したらおもしろそう」(44歳/電機/事務系専門職)■宮川大輔(世界の果てまでイッテQ!)・「テレビで見て、一緒にお祭り旅行に行ってみたいと思った」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「バイタリティーがあって楽しそう」(45歳/アパレル・繊維/事務系専門職)・「盛り上げ上手で楽しませてくれそう」(26歳/不動産)■番外編:男性はマッタリとした旅がお好み?・ウド鈴木「どんな場所でも肯定的なコメントをしてくれそうだし、常にニコニコしていて一緒に旅をすると楽しそうだと思ったから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・東野幸治/岡村隆史(旅猿)「ぶらりと旅をする姿がいい」(27歳/運輸・倉庫/技術職)・地井武男(ちい散歩)「あのマタ~リした雰囲気が何とも言えずよかった。これといった観光地でない場所をめぐるのも好印象でした」(41歳/機械・精密機器/技術職)総評注目の1位は「さま~ず(モヤモヤさまぁ~ず2)」でした。彼らのキャラクター、番組のイメージから「のんびりと笑いが絶えない旅ができそう」という声が多く、No.1に。彼らと一緒なら、何げない景色や出来事も楽しい旅の思い出になりそうですね。2位に選ばれたのは「タモリ(ブラタモリ)」でした。何よりもあの知識の豊富さに人気が集中。普段なら見過ごしてしまうようなところでも、タモリさんのうんちくを聞いたら、がぜん興味が湧いてきそうですよね。それでいて笑いも忘れないところも大きな魅力です。3位には、紅一点で「イモトアヤコ(世界の果てまでイッテQ!)」がランクイン。珍獣や秘境に果敢にチャレンジする姿から、旅を盛り上げてくれるイメージが強いようです。明るく前向きな性格で「過酷な旅も彼女となら乗り切れそう」という声が目立ちました。4位は「大泉洋(水曜どうでしょう)」。一筋縄ではいかない旅になりそうですが、飽きることなく最後まで楽しめそうな雰囲気が高評価でした。5位は、お祭り男「宮川大輔(世界の果てまでイッテQ!)」。お祭りに行くなら大輔さんで決まりですね。番外編で注目は、地井武男さん。『ちい散歩』でののんびりした旅の雰囲気とあたたかい人柄は、今でも多くの人の心に残っているようです。旅は、どこへ行くかも重要ですが、誰と行くかも大切ですよね。皆さんは、どんな人と一緒に旅してみたいですか?(文・OFFICE-SANGA二宮由紀子)調査時期:2013年2月15日~2013年2月21日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性414名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】一緒に旅すると心強い日本アニメのヒーローランキング【男性編】海外に連れて行くと外国人が喜びそうな日本アニメのヒロインランキング【男性編】旅の途中でもし出会ったら厄介だと感じるアニメの悪役ランキング完全版(画像などあり)を見る
2013年03月12日旅に行った気分になれる旅番組の魅力はなんといっても、旅に行った気分にさせてくれること。行ったことのある場所や、行ってみたいところが扱われていると、さらに楽しくなりますよね。今回は、よく見る旅番組をマイナビ会員の女性498名に教えていただきました。あなたのお気に入りの番組はランクインしていますか?>>男性編も見るQ.お気に入りの旅番組は何ですか?(複数回答)1位世界ふしぎ発見!(TBSテレビ)24.5%2位モヤモヤさまぁ~ず2(テレビ東京)18.5%3位世界の車窓から(テレビ朝日)16.9%4位ぶらり途中下車の旅(日本テレビ)14.3%5位出没!アド街ック天国(テレビ東京)12.4%■世界ふしぎ発見!(TBSテレビ)・「昔から好きなので。ミステリーハンターさんのガイドも上手でおもしろい」(23歳/アパレル・繊維/事務系専門職)・「クイズ番組と旅番組、両方の要素が入っていて面白いから」(25歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「小さいころから定番で見ています。その土地の勉強にもなるし、騒がしい番組でもないので、どんな気分のときでも見ています」(30歳/小売店/販売職・サービス系)■モヤモヤさまぁ~ず2(テレビ東京)・「モヤさま大好きで、ハワイに行くと必ずまねしていく店がある」(28歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「毎週見ています!あのなんともいえないモヤモヤ具合がたまらない」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「さまぁ~ずのおふたりのファンだし、大江アナとのトリオがすごく面白いから。それに、普通は取り上げないような地味なところにスポットを当てていて、なるほどなぁ~と、違った視点から見られてよい」(28歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)■世界の車窓から(テレビ朝日)・「ほのぼのとしたナレーションと美しい風景に癒やされる」(27歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「気づくとなんとなく見ています。BGMの選曲も旅心を刺激してくれてグッド」(28歳/その他)・「『世界の車窓から』は、その時間にテレビをつけているなら必ず見ます。景色や旅の風景はもちろん、電車に乗っている地元の人や旅行客もクローズされているのもいい」(30歳/電機/技術職)■ぶらり途中下車の旅(日本テレビ)・「行きあたりばったり的なところがよい。住んでいるところの近辺などが出るとテンションが上がる」(33歳/小売店/事務系専門職)・「ほんわかとしたナレーションが好きです」(32歳/学校・教育関連/専門職)・「身近な路線なので、発見が多いです」(31歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)■出没!アド街ック天国(テレビ東京)・「知っている街が取り上げられると、うれしくてつい見てしまいます」(26歳/学校・教育関連/専門職)・「一般的でないディープな情報がわかるし、観光地でない住宅街が紹介されることもあるので」(21歳/その他)・「関東かいわいのネタなので関係ないのだが、おもしろくてみてしまう」(30歳小売店/販売職・サービス系)■番外編:女性は世界旅行系がお好き?・THE世界遺産(TBSテレビ)「自分ではなかなか行けないようなところの映像を見ることができる」(34歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)・世界ウルルン滞在記(TBSテレビ)「今はなくなってしまったけど好きだった、まだ売れる前の俳優さんや女優さんがよく出ていたのでもう一度再放送してほしい」(36歳/生保・損保/事務系専門職)・世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?(フジテレビ)「面白いから好き。その国の素の部分が知れるし、ディレクターが毎回体を張って笑いを取りに行くから芸能人がいくより面白い」(29歳/電機/秘書・アシスタント職)総評1位に輝いたのは、旅行とクイズが楽しめる「世界ふしぎ発見!(TBSテレビ)」でした。20年以上も続いているだけあって、子どものころから見ているという人が多く、ミステリーハンターにあこがれていたという意見もありました。2位は、ちょっと趣が変わった旅行番組(?)「モヤモヤさまぁ~ず2(テレビ東京)」。さまぁ~ずと大江アナが好きという声が多かったですね。3位は「世界の車窓から(テレビ朝日)」でした。鉄道旅行という、あまり体験できないスタイルでの世界旅行が魅力のようです。BGMが楽しみという声も。4位は「ぶらり途中下車の旅(日本テレビ)」がランクイン。ほのぼのしたナレーションと、鉄道を各駅停車しながら、普段見過ごしそうなスポットを紹介してくれるのが人気のようです。5位は「出没!アド街ック天国(テレビ東京)」でした。街歩き系情報番組として人気があるようです。(文・OFFICE-SANGA花澤和夫)調査時期:2012年12月14日~2012年12月19日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性498名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】グルメ番組でよく見るけど、実はよくわからないコメント・表現ランキング【女性編】東京の観光名所ランキングング【女性編】自分が取材されたいテレビ番組ランキング完全版(画像などあり)を見る
2013年01月13日クリエイティブアドバイザーへ転身タレントであり、またファッションデザイナーとしても活躍する若槻千夏が6日、オフィシャルブログで、これまで展開を行ってきた自身のファッションブランド「wc」の専属デザイナーを退任することを決めたと発表した。昨年は、東京コレクションも経験したが、「ブランドの未来への発展を見守る」ということで、新たな決断に至り、クリエイティブアドバイザーへ役割が変わることとなったそうだ。本気で服を作りたい気持ちは変わらずただこれであきらめる、後退するというのではなく、さらなる飛躍を目指し、前へ進むための大きな決断であるようだ。彼女のなかのファッションが好き、本気で洋服を作りたいという思いは変わることなく、むしろ強まっているようで、これまで展開してきたもののそれぞれの良いところを成長させていきたいとしている。ときには“若槻千夏”であることに疲れることもあるというが、またいちからデザイナーとしてコレクションに出られるよう、環境作りも含め頑張っていきたいと今年の抱負を述べている。新たな一歩を踏み出す決意をした彼女。今後彼女の手から、ふたたび生みだされるものに期待していきたい。元の記事を読む
2013年01月08日“旅”といっても旅にはいろいろあって、きっかけも手段もいろいろ。今回、紹介する『HICK−ルリ13歳の旅』は、旅の中でも日本人にはなかなかチャンスのない、ヒッチハイクの旅を描いたロードムービー。13歳の誕生日を迎えたばかりのルリ(クロエ・グレース・モレッツ)は、アル中の両親に嫌気がさして「もう、こんな生活はイヤ!」と、アメリカ中西部のネブラスカ州からラスベガスを目指すひとり旅に出ます。それは、家出のような旅であるけれど、自分探しの旅、自分を成長させる旅でもあって──。ラスベガスに向かえば映画のようなキラキラした世界が待っていて、そこでステキな出会いがあるはず!と、心ときめかせてヒッチハイクを試みるルリ。けれど、夢と現実は大違い!誰もいない僻地で野宿をしたり、車に乗せてもらったのはいいけれど、親切そうに見えたカウボーイの青年・エディ(エディ・レッドメイン)が、実はものすごく問題アリの人物だったり、旅の出だしから不穏な予感…。そして、小さな事件に始まり、最終的には想像もしていなかった事件に巻き込まれ、深く傷ついてしまうんです。一体どんな事件に巻き込まれてしまうのかは、ルリと一緒に経験してほしいので詳しくは書かないけれど、えっ、そんなことが起きちゃうの!?という衝撃度はかなり高いはず。いつの間にか自分自身も13歳の頃に戻り、13歳の目線で旅をしている気分に。それは、この映画の原作者であり、脚本も手がけたアンドレア・ポーテス自身が、幼少時代から引っ越しを繰り返し、ネブラスカ、テキサス、ブラジル、メリーランド、ノースダコタ、カリフォルニア…さまざまな土地で生活してきた人物だからかもしれなくて。また、彼女自身が「すべてではないけれど、自分が経験したことを出発点に小説を書いた」と言っているように、感情の描写がとてもリアル。であるのに、どこかファンタジーで。回想シーンや旅の記録をルリのスケッチで表現している、その絵がとてもキュート!リアルとファンタジーが共存しているのも『HICK−ルリ13歳の旅』の見どころなのです。ルリとの旅を通して思うのは、経験してみないと分からない、その経験によって気づきを得るということ。エディとの出会いで彼女はとても恐ろしい世界を見てしまうけれど、その経験によって「もう、こんな生活はイヤ!」と思っていた日常がどれだけ平和なのか、幸せなのかを知ります。ルリが旅の間、心を寄せる女性・グレンダ(ブレイク・ライヴリー)との出会いも、ルリを大きく成長させ、姉妹のような、母娘のような、出会って間もないけれど何か通じるものがあるルリとグレンダの結末にきっと感動するはず。何を経験するか、どんな人と出会うかで、人生は大きく変わっていくのだというシンプルなことを、この映画は教えてくれます。仕事での悩み、恋愛での悩み、誰でも大小悩みは持っているものですが、この映画を観てルリと旅することで、ほんの少し悩みが軽くなったり…。たまには、“心”を旅させてくれる映画、いかがですか?『HICK−ルリ13歳の旅』特集 クロエ&ブレイク ガールズ2人旅(text:Rie Shintani)
2012年11月16日ブラッド・ピットがデザインした家具コレクションがまもなくデビューする。家具デザイナー、フランク・ポラロとの共同デザインで、11月13日(火)から15日(木)にかけてニューヨークで発表される予定だ。ブラッド・ピットは、昔から建築やインテリアに強い情熱を持っていたことで有名。だが、本格的に家具をデザインし、世間に発表するのは、これが初めてだという。今回発表されるのは、ダイニングテーブル、椅子、ベッドなど。ピットとポラロはどちらも品質に対する徹底的なこだわりを持っており、7時間から10時間かけて話し合うことも何度もあったという。今回発表されるコレクションは限定版で、すべての商品に番号と、ピットおよびポラロのサインが入っているようだ。ゆくゆくは一般に向けての大量生産も考えているらしく、ポラロいわく「それが実現したら、今回4万5000ドルの価格がついている椅子と同じデザインのものを、ずっと安い値段で提供できるようになる」ということだ。ただ、ピットは「家具デザイナー」の肩書きを名乗るのは照れくさいようで、「先走りするのはやめよう」と語っているらしい。文:猿渡由紀
2012年11月06日楽天トラベルは、6月12日の「恋人の日」にちなみ、旅先での恋にまつわるエピソードの公募企画「恋旅ストーリー~あなたの恋旅ストーリーを聞かせてください」を開催する。同社では今年4月より、過去10年間に投稿された「お客さまの声」約610万件の中から、旅行中に生まれた甘く切ない恋の話を厳選し、1日1話ずつ、全100話を紹介する「恋旅ストーリー」特集を展開している。今回は、6月12日の「恋人の日」を期に、一般から「恋旅ストーリー」の公募を開始する。応募作品の最優秀賞として1名に5万円分の旅行クーポン、また優秀賞として11名に全国から厳選された宿の無料宿泊券が用意されている。受賞作品は、8月1日に「恋旅ストーリー」ページ上で発表される。同社は、「甘く切ない恋旅ストーリーを通して、旅がもたらす人生の豊かさをあらためて感じてもらい、旅行の魅力を再認識してもらいたい」と話す。■「恋旅ストーリー~あなたの恋旅ストーリーを聞かせてください」-概要応募方法:同企画ページ内に設置されている応募画面より投稿。原稿は400字程度。応募資格:楽天ユーザーID(会員ID)の所持者はだれでも応募可能。楽天会員以外は会員登録後に応募のこと。応募期間:7月17日(火)12:59まで結果発表:8月1日(水)に「恋旅ストーリー」ページ上にて発表。※応募された「恋旅ストーリー」はページ上に掲載される。※受賞作品の著作権は、派生する権利を含め、すべて楽天トラベルに帰属する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月13日セイコーインスツルは17日、日本を代表するカーデザイナー和田智氏がデザインを手がけたウオッチ「W(ダブリュ)」を発表した。各界で活躍するデザイナーとのコラボにより独創的なウオッチを展開しているISSEY MIYAKEウオッチ・プロジェクトの新作。6月に発売する。和田氏は「Audi A5」をはじめ、アウディを代表する車のデザインを手がけてきたことで知られる。同氏が「W」に込めたコンセプトは「伝統的な日本の美意識をベースにしたミニマルな精神」。白や黒を基調としたダイアルの色使いや、ムダがなくすっきりとした文字盤デザインなど、最小限の機能性に美を追求する日本の精神を表現した。一方で、計器類を連想させる文字盤や針、自動車のアルミホイールからインスパイアされたという硬質感を感じさせるケースなど、カーデザインの要素も取り入れられている。視認性を考慮したという直径43mmの大振りな文字盤もユニークだ。ケースはステンレススチール、バンドはステンレススチールまたは皮革。ダイアルの色は、ブラック、ホワイト、シルバーの3色。大きさは直径43mm、厚さ12.8mm。価格は3万9,900円から4万7,250円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月18日BIGLOBEは、旅行比較サイト「旅比較ねっと」において、2月15日~29日までの間、一人旅に関する意識調査を実施。その結果、自分探しを目的に一人旅をして、見つけられた人は60%という結果が出たことを発表した。「旅比較ねっと」は、NECビッグローブが運営する旅行比較サイト。その利用者2,617人をを対象に2012年2月15日~2月29日までインターネット上でリサーチを行ったところ、一人旅をしたことがあるという人は男性は59%、女性は49%という結果になった。男女とも一人旅をした経験を持つ割合が多く、性別に関係なく一人旅への抵抗感に差が無いことがうかがえる。また、一人旅をしたことがない人でも22%が「してみたい」と回答するなど、約8割が一人旅に意欲があることが分かる。一人旅をする理由・動機については、62%が気分転換、46%が観光という結果に。趣味、食べ歩きがそのあとに続く。一人旅の目的を「自分探し」と回答した人のうち60%が、目的を達成できたと回答している。また、「一人旅で自分を見つけられた」と回答した人に、一人旅をしてみて変わったことを質問したところ、「何も知らない小さな自分を発見できた」「人生をやり直すきっかけとなった」などのコメントが寄せられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日