NHKは26日、2025年度前期の連続テレビ小説『あんぱん』でヒロイン・朝田のぶ(今田美桜)の夫・柳井嵩役として北村匠海が出演することを発表した。北村演じる柳井嵩は、幼少期に新聞社の特派員だった父を亡くして伯父の家に引き取られ、転校先の学校でのぶに出会う。若い頃から漫画や絵を愛した。製薬会社の宣伝部に就職するも、徴兵され戦争に出征することになる。戦後、高知の新聞社でのぶと再会する。のぶを追って上京後、百貨店の宣伝部での勤務を経て、のぶの後押しもあり思いきって漫画家として独立し、さまざまな活動をしていくようになる。同局は「実在の人物である、やなせたかし(1919―2013)をモデルとしますが、激動の時代をのぶと生きた波乱万丈の物語として大胆に再構成します。 登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描きます。原作はありません」としている。中園ミホ氏が手掛ける第112作目の連続テレビ小説は、アンパンマンを生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦をモデルに描く。今田が演じるのは、小松暢をモデルとした朝田のぶ(あさだ・のぶ)。高知で祖父母・両親の愛情をたっぷり受けて育つ。三姉妹の長女。県大会で優勝するほど足が速く、行動力とスピード感にあふれ、人生の荒波をパワフルに乗り越えていくヒロインで、持ち前の男勝りで勝気な性格から「ハチキンおのぶ」「韋駄天いだてんおのぶ」とも呼ばれる。ちょっと気が弱くて自信のない柳井嵩(やない・たかし)と出会って激動の時代を共に生き、どんな時も励まし、けん引し続けた。あらゆる職業を転々としながら定まらない人生を送っていた、遅咲きの漫画家・やなせたかしが70歳にして生きる喜びを書いたアンパンマンのマーチの歌詞を生み出した背景には、戦前・戦中・戦後と激動の時代を、ちょっと気が弱くて自信のないたかしと共に生き、けん引し続けた「ハチキンおのぶ」の存在があった。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった2人の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語を届ける。実在の人物である、小松暢(1918~93)とやなせたかし(1919~2013)をモデルとするが、激動の時代を生きた波乱万丈の物語として大胆に再構成し、登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描く。
2024年04月26日’24年度前期のNHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』が4月1日にスタートした。朝ドラヒロインを務める伊藤沙莉(29)は日本で初めての女性弁護士となる人物を演じている。「エランドール賞新人賞」(’21年)や「文化庁芸術祭放送個人賞」(’22年)、「橋田賞新人賞」(’23年)などを過去に受賞しており、高い評価を受ける伊藤はその演技力を遺憾なく発揮。まだ放送3週目が終わったばかりだが、SNSには、《伊藤さんの演技、表情が素晴らしい》といった声が並んでいる。半世紀以上の間、国民に愛されてきた朝ドラだが、演技が不評なヒロインも……。過去10年の朝ドラヒロインの中で、演技がイマイチと思われているのは誰だろうか?そこで本誌は過去10年の朝ドラヒロインで、演技が上手/イマイチと感じた女優について調査した。(男性が主人公を務めた朝ドラは除く)対象は40歳以上の女性400人とし、クロス・マーケティングの「QiQUMO」を利用。本記事では、演技がイマイチな朝ドラヒロインのランキングの結果を紹介する。3位は’19年度前期の朝ドラ「なつぞら」で主人公を務めた広瀬すず(25)。第100回記念作品として制作された作品で、広瀬はアニメーターを目指すヒロイン・なつを熱演。松嶋菜々子(50)や、山口智子(59)、比嘉愛未(37)といった歴代ヒロインが多数出演し、作品を彩っていた。’16年に日本アカデミー賞 新人俳優賞を、’18年に日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞を受賞しているなど若くして実力派の広瀬だが、記念作品ということもあって脇を固める共演者も猛者揃いだったことから実力差を指摘する声があがった。《若さと可愛さだけで人気があったと思う。共演者の男性たちの演技の方が際立っていた》《表情がかわらない》《顔が可愛すぎて演技がへたでも許せるみたい》続いて2位に選ばれたのは’15年度前期の『まれ』でヒロインを務めた土屋太鳳(29)だ。同作は夢が嫌いだったヒロインが、人との関わりの中でパティシエになるという夢を追う物語。2020人が応募したオーディションでヒロインに選ばれた土屋は、役作りのため髪を40cm切るなど、体当たりで臨むも、物語の整合性がとれていないなどと指摘があがり、作品の評判は今ひとつであった。日本女子体育大の体育学部運動科学科を卒業している土屋は、『るろうに剣心』や『今際の国のアリス』などの格闘シーンで存在感を発揮し、アクション女優としての地位を確立しつつあるが、当時の演技力には疑問を抱いていた人もいたようだ。《女優にしては演技力がない》《セリフが棒読みっぽい》《感情の表現がいまいちのような気がする。》そんな2人をおさえて1位に選ばれてしまったのは’22年度前期の『ちむどんどん』でヒロインを務めた黒島結菜(27)。舞台の舞台は沖縄で、黒島扮する比嘉暢子が沖縄料理に夢をかける姿を描いたストーリー。明るく天真爛漫な暢子を中心に、長女(川口春奈)、長男(竜星涼)、三女(上白石萌歌)ら兄妹たちとの人間模様も見どころであった。しかし、無理のあるストーリー展開や、人物設定に批判が相次ぎ、SNS上で“#ちむどんどん反省会”がたびたびトレンド入りする事態に。暢子が「まさかやー!」「ありえん」などと大声で方言を話すシーンも、《イライラする》と不評で、黒島の演技に対しても否定的な声があがっていた。《平板、演技に厚みがない。まだ経験値が足りないと思う》《セリフが一本調子、顔の喜怒哀楽がない。言葉に抑揚が無い》《演技に深みがない》
2024年04月20日朝ドラ『虎に翼』、大河ドラマ『光る君へ』。今期はどちらも当たりだと話題だ。実は出演者は酒豪ぞろいだという。そこで大河&朝ドラ女優の“大虎”番付を作成!前頭に躍り出たのは、放送中の朝ドラ『虎に翼』で主演を務める伊藤沙莉(29)。「自分のラジオで“飲み会の立ち回り方”が話題になったとき、『ボトル入れちゃったほうがいいよ』と話していました。作り手になることで自分のお酒は薄く作れる、という話でしたが、そもそも飲み屋でボトルを入れること自体が上級者ですね」(テレビ局関係者)そして1年前の朝ドラ『らんまん』の主演、浜辺美波(23)も案外負けていない。「共演者の志尊淳さん(29)に、ロケ終了後、飛行機の時間まで空港で飲んでいたとバラされていました」(芸能関係者)彼女は庶民派居酒屋「鳥貴族」が大好き。1月放送の『太田上田』(中京テレビ)で休日の予定を聞かれ、「お酒飲んで……お酒好きなんですよ(中略)一人でも全然行けます。『鳥貴族』とか」と一人飲み愛も語っていた。’20年の大河ドラマ『麒麟がくる』で急きょ代役を務めた川口春奈(29)は小結級。4月からジャスミン焼酎のCMに出ているが、飲み会ではビールを。「生(ビール)とかを10杯くらい飲んで……。日本酒も1升空けたことあります」(『モニタリング』TBS系、’23年7月6日放送)そんな川口に“かなわない”と言わしめたのが広瀬すず(25)。前出のテレビ局関係者は言う。「キックボクシングを習う者同士スパーリングをしたら、広瀬さんが圧勝。そのあと朝3時まで飲みに行ったそう。川口さんは“お酒もかなわなかった”と番組で語っていました」■大河女優・高畑は“土下座のまま寝る”関脇級は放送中の大河ドラマ『光る君へ』の名演コンビ、高畑充希(32)と黒木華(34)。本誌は’17年、高畑が9時間で3軒ハシゴする姿を目撃した。「舞台終わりにもかかわらず、渋谷と歌舞伎町で朝3時まで飲み明かしていました。ある番組では、打ち上げで土下座したまま寝てしまった、と話していましたよ」(本誌記者)一方の黒木も長酒好き。’19年、『A-Studio』(TBS系)に出演したときには、松重豊(61)から「朝5時まで飲んでいた」と暴露されて酒豪ぶりを認め、「ワインとかハイボールとか緑茶ハイとかウーロンハイとかビールとか……。ワイン最近減りましたね。前は1本飲んでました」と話していた。’21年、『カムカムエヴリバディ』主演の上白石萌音(26)は大関級。佐藤健(35)は、彼女との食事をこう振り返った。《割と酒豪なことが判明して。(中略)マネージャーさんから「萌音、我慢しなくていいんだよ」「全然セーブとかしなくていいんだよ」って言われていて、普段どんだけ飲むんだと思って(笑)》(「リアルサウンド」’19年12月18日配信)ただ、当の本人は酒豪キャラは不本意なようで――。「海外ロケ中に、ある媒体で“酒豪女優1位”になったことに苦言を呈していました。ただその直後、『飲むか!』と言い放ち、現地名物の巨大な“バケツ酒”をがぶ飲み。さすが1位だと思いました(笑)」(前出・テレビ局関係者)“日本酒は6合飲める”と豪語?する大河常連女優の長澤まさみ(36)は、泥酔時に豹変することで有名。飲み友達の塚地武雅(52)いわく、「酔うと肩を組んできて愚痴りだす。さらにずっとダメ出ししてきて面倒くさい上司のようになる」(『しゃべくり007』日本テレビ系、’17年9月11日放送)という。実際に塚地は「自分の話ばっかりするからダメなんだよ!」と言われたそうだ。そして最も“大虎”な女優は、来期朝ドラ『おむすび』主演の橋本環奈(25)、そして『光る君へ』主演の吉高由里子(35)。橋本といえば、大のビール好きですでに知られている。前出・芸能関係者は語る。「ビールCMが解禁される25歳になるのを、アルコール業界各社が待ちわびていたほどです。自宅にビールサーバーとワインセラーを設置しており、週7で飲むのは当たり前。そのせいか悪玉コレステロール値が140超えで、基準値を大幅に上回っているとテレビで暴露されていました」彼女はこの5年間でお酒にまつわる名言を連発。初めて飲んだお酒は「ドンペリ」、休肝日の有無を聞かれ、「2杯ぐらいまでは休肝日かなと思ってます」。これからも名言が増えることだろう。一方、CMでおなじみハイボール派の吉高は、ハイボールを箱買い。外飲みも好きで、飲み会後に朝4時まで“一人3次会”をする姿も週刊誌で報じられた。彼女には“大虎”女優らしい伝説が。映画『ロボジー』の監督が、オーディション中の吉高についてこう語った。《多分二日酔いだったんじゃないか。『今から何するんすか?』って感じでしたから。ただ、ガラガラ声だったのにスイッチの切り替えはさすが》(「映画.com」’11年9月19日配信)その女優魂に魅了され、監督は吉高をヒロインに起用したという。大河撮影中は深酒を控えているという吉高。夜の居酒屋で“光る君”が見られるのはまだ先になりそうだ。
2024年04月19日俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)初回の世帯平均視聴率が16.4%だったことが、わかった。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。■過去作品の初回視聴率(世帯平均視聴率、関東地区)『ブギウギ』16.5%『らんまん』16.1%『舞いあがれ!』16.3%『ちむどんどん』16.7%『カムカムエヴリバディ』16.4%『おかえりモネ』19.2%『おちょやん』17.4%『エール』21.2%
2024年04月02日’25年前期に放送されるNHK朝ドラ『あんぱん』のヒロイン役を務めることが決まった今田美桜(26)。『あんぱん』は、「アンパンマン」の作者であるやなせたかしさんと妻・小松暢さん夫婦をモデルとして描いた作品で、今田は妻の朝田のぶ役を演じる。今回ヒロインを決めるにあたって、東京制作としては7年ぶりにオーディションを開催し、歴代最多の3365人が参加。最終カメラテストには名だたる若手女優たちが参加していたというが、今田だけが唯一、スタッフたちが涙を流すほど感動させることができたといい、満場一致で決まったという。高視聴率を獲得し、ヒロインを務めた後は女優として大きな躍進に繋がるNHKの「朝ドラ」のヒロイン。これまでも『あまちゃん』ののん(30)や、『べっぴんさん』の芳根京子(26)などは人気女優を輩出してきた。そこで、本誌は男女500人を対象に、これまで朝ドラヒロインを務めたことがない10代から20代の若手女優のなかから、「今後ヒロインに選ばれてほしい人」は誰かを調査するアンケートを行なった。その結果をランキング形式で発表する。まず、3位に選ばれたのは、小芝風花(26)。59票を獲得した。’11年に『イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011』でグランプリを獲得すると、’14年の映画『魔女の宅急便』で演じた主人公キキ役が話題に。以来、数々の話題作に出演し、現在も『大奥』(フジテレビ系)で主演を務めるなど、押しも押されぬ人気女優に。また、朝ドラ『あさが来た』(’16年)でのヒロインの娘役や『トクサツガガガ』(’19年)での主演など、NHK制作のドラマにも多数出演しており、その点でも実績は十分だ。抜群の透明感と天真爛漫な雰囲気を持つ小芝だけに、朝ドラのヒロインとして推す人が多いようだ。「とても可愛いのと性格が良さそうな人だから」「素朴で可愛い。誰にでも愛されるキャラ」「可愛くて清楚なイメージだから」「透明感があり、ぴったりなイメージ」昨年主演したドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系)でのマシンガントークや、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)では「グルメチキンレース ゴチになります!24」(日本テレビ系)のレギュラーメンバーになるなど演技や仕事の幅も広いことから、「演技の幅が広くどんな役でもこなせそうだから」「少し古い話でも、現代の話でも違和感なく視聴できそうだと思うから」という意見もあった。続いて2位に選ばれたのは、広瀬アリス(29)。82票を獲得。妹・広瀬すずが先に19年の朝ドラ『なつぞら』ヒロインを務めるなど、女優としては先にブレイクしたが、アリスも毎年のように主演ドラマを抱えるなど人気女優に。今年4月放送予定の『366日』(フジテレビ系)ではついに月9初主演も務める。小芝と同じくNHKのドラマの出演経験が多数あり、’17年の朝ドラ『わろてんか』では旅芸人の秦野リリコ役を演じ、’23年の大河ドラマ『どうする家康』では家康の側室・於愛の方役で出演している。ドラマ中で見せるコミカルな演技に定評があり、「R-1グランプリ」の司会を務めるなどバラエティ番組に数多く出演したりしていることから、快活なイメージを持つ人は多いよう。「明るい爽やかさがヒロインを演じるのにぴったりだ」という意見が寄せられていた。「いつも明るいから」「明るく爽やかなイメージ」「性格も演技も明るく前向きなイメージがある為」「かわいいしさっぱりしていて、演技も好きだから」また、アリスといえば『釣りバカ日誌』(テレビ東京系)といったコメディ作品から『マイ・セカンド・アオハル』などの恋愛作品まで幅広く出演している。そのため、「いろんな役に合うと思ったから」「好きな女優さんでマルチに活躍してるので演技にも期待出来ると思ったから」と評価する声も多かった。そんな超人気女優の2人を抑えて、1位に選ばれたのは、芦田愛菜(19)。100票を獲得した。‘10年のドラマ『Mother』(日本テレビ系)で、ネグレクトを受ける娘という難役を当時5歳にして演じきり“天才子役”として大ブレイク。’11年のドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)ではゴールデン帯連ドラでは史上最年少となる主演を務め、同年のNHK大河ドラマ『江?姫たちの戦国?』でも茶々の幼少時代を演じている。その後も、’18年度の朝ドラ『まんぷく』ではナレーションを担当し、現在は日曜劇場『さよならマエストロ』(TBS系)で西島秀俊(52)演じる主人公の娘役としてW主演を務めるなど、話題作への出演が続いている。また’19年11月には、「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で祝詞を述べるという大役も務めており、国民的女優といえる存在に。そんな芦田だけに、朝ドラヒロインとしても見たいという人が多いようだ。「子役の頃からみており朝ドラに脇役としても出てないから」「全世代の方が知ってると思うから」「今のままで十分活躍していて知名度も抜群だと思うけど、さらに多くの人年代の人が見る朝ドラのヒロインをやってもらい、不動の人気を集めて欲しい」「天才子役だった彼女が大人になり、大人の女優として成長した姿を見たいから」また、読書が趣味だと公言したり現役で慶應大学に通っていたりなど、知的なイメージも好感度に繋がっているよう。「可愛くて聡明だから」「知的でNHKの雰囲気に合っている」「知的でクリーンだから」と、NHKの朝ドラのヒロインにふさわしいという意見も多く寄せられていた。いつか朝ドラのヒロインとして選ばれる日は来るかーー。
2024年02月24日2月2日、来春のNHK連続テレビ小説『あんぱん』のヒロインを今田美桜(26)が務めることが発表された。彼女が演じるヒロインのモデルは小松暢さん。『アンパンマン』作者のやなせたかしさん(享年94)の妻だ。もともと高知新聞の同僚として出会ったふたり。結婚後、暢さんはやなせさんを支え続けた。2002年、やなせさんは本誌の「シリーズ人間」というインタビューページに登場し、妻について語っていた。《漫画家としてひとりだちを目指すやなせさんを暢さんはこう励ました。「なんとかなるわ。収入がなければ私が働いて食べさせるから」》《限界まで働くやなせさんを支え続けたのが暢さんだった。「仕事以外はすべてカミさんに頼っていた。散髪も彼女にしてもらったし、病気になると全力で看病してくれた」(たかしさん)》’88年にアニメ化された『アンパンマン』が大ヒット。70歳前後にして大きな成功をつかんだ夫に満足したかのように、‘93年11月に暢さんは75歳で逝去した。■「死にたくねぇよ。おもしろいところへ来たのに」アンパンマンの大ヒット後も、精力的に活動を続けたやなせさん。多くの人が忘れられないシーンがある。2013年6月、94歳のやなせさんがアニメのスタッフと面会したときの様子が映像に残され、テレビで放送されている。自分の孫以上に若いスタッフもいるなか、やなせさんはこう語り出した。「来年までに俺は死ぬんだよね。朝起きるたびに、少しずつ体が衰弱していくのが分かるんだよね」戸惑うスタッフを前に、やなせさんは絞り出すように言った。「まだ死にたくねぇよ。おもしろいところへ来たのに。俺はなんで死ななくちゃいけないんだよ」それから約4カ月後の10月13日にやなせさんは亡くなった。最後まで、作品作りを楽しみ、多くの人を喜ばせることに力を尽くしていた人生だった。そんなやなせさんと、妻の暢さんをモデルにした朝ドラは、どんな作品になるのだろうか。
2024年02月02日NHKは2月2日(金)、俳優の今田美桜が、2025年度前期(第112作目)の連続テレビ小説「あんぱん」のヒロインを務めると発表した。本作は、アンパンマンを生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦をモデルに、中園ミホが脚本を手掛ける。同日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた記者会見には、ヒロインの朝田のぶを演じる今田さんが出席し「やっと皆さまにお伝えできてホッとしている。撮影はまだ先ですけど、のぶさんの思いを抱きながら、日本の朝を元気にできるよう精いっぱい努めたい」と決意表明した。写真撮影では、報道陣のリクエストに応える形で、アンパンマンの“アンパンチ”や、やなせ氏の妻がモデルとも言われるドキンちゃんのポーズも披露し、喜びを報告。ちなみに、今田さんが好きなキャラクターもドキンちゃんだといい、同席した中園氏は「今田さんは、ドキンちゃんにそっくり」と太鼓判を押していた。ヒロイン起用を知ったのは、NHKでの最終面談だったそうで「朝8時にうかがって、あんぱんとコーヒーを用意していただいて。8時なので、ちょうど『ブギウギ』が流れているのを見ながら、『(オファーを)受けていただけますか?』とサプライズで聞いてくださった。こちらが『よろしくお願いします』とお答えすると、皆さんがクラッカーを鳴らしてくださった」と粋な風景をふり返った。「最初はピンと来なくて、でもジワジワといろんな感情がめぐって、一瞬クルっと椅子を後ろにして。若干、涙もしました」(今田さん)。3365人が参加したオーディションでは、ビデオ審査の段階で「アンパンマンのマーチ」を様々な感情で伝えるよう求められたと言い「すごく難しかったなという思い。普段はなかなかないことなので、新しい経験をさせてもらった」と明かす。朝ドラへの出演は、「おかえりモネ」以来2度目で、「1年間同じ役を演じるのは、もちろん大変ですが、なかなか経験できることではない。緊張していますが、キャストの皆さん、スタッフの皆さんとは、きっと家族のような時間を過ごすと思うので、甘えながら、頼りながら、助けていただきながら、明るく元気に乗り越えたい」と意欲を燃やしていた。今田美桜&中園ミホ▽以下、中園ミホ氏と制作統括を務める倉崎憲(チーフ・プロデューサー)のコメント【作家・中園ミホコメント】ヒロインオーディションは実にすばらしい女優さんたちの競合となり、その中からたった一人を選ばなければならない私たちにとっても真剣勝負でした。今田美桜さんの最終オーディションに立ち合ったスタッフに何人かは涙を流していました。強く、あたたかく、瑞々しい演技に私も心をつかまれました。やなせたかしさんが生涯のパートナーとして選んだ暢さんは、きっとこういう女性だったに違いないと思わせてくれたのです。暢さんは『アンパンマン』に登場するドキンちゃんのモデルと言われています。そう言えば、好奇心に輝く大きな目のドキンちゃんは、美桜さんにそっくりです。【制作統括 倉崎憲 チーフ・プロデューサー】まずは今回ヒロインオーディションに応募して下さった3365人の皆様に感謝申し上げます。書類選考では一人一人の言葉の数々に、ビデオ選考ではとあるたった一言に、グループ選考や最終力メラテストでは、想いがのった芝居に、心が震えて思わず涙が出てくることもありました。3365人の、3365通りのそれぞれの想いをぶつけていただき、我々もとにかく全身全霊でオーディションに向き合わせていただきました。そんななか、最も心がぐらんぐらんに揺さぶられたのが、今田美桜さんでした。セリフーつーつへの的確な解釈、毎朝観たいと思わせてくれる凛とした佇まいと、周りを元気にさせる笑顔。嵩をぐいぐいと引っ張っていくヒロイン・朝田のぶを演じている今田さんが想像でき、撮影だけで約一年に及ぶ長期戦を一緒に走り抜けけたいと心から思えました。ご本人には直接ヒロイン決定をお伝えさせていただいたのですが、その時の今田さんの表情は一生忘れません。そして、やなせたかしさんをモデルにした柳井嵩役の発表、『あんぱん』の放送も今から楽しみにお待ちいただければ幸いです。【「あんぱん」概要】昭和のはじめ頃、高知の町中をものすごい勢いで走る少女がいた。「ハチキンおのぶ」(ハチキン:土佐弁で男勝りの女性)こと、朝田のぶ。一方、幼い時に父を病気で亡くした柳井嵩(やないたかし)は、叔父の家に引き取られ、そこでのぶに出会う。2人を結びつけたのは、一個のあんぱんだった…。本作は、実在の人物である、小松暢(1918―1993)とやなせたかし(1919―2013)がモデルとし、激動の時代を生きた波乱万丈の物語として大胆に再構成する。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描かれる。(シネマカフェ編集部)
2024年02月02日放送が始まった1961年から、時代の変化に合わせ、その時どきに求められる女性像を懸命に模索してきた「朝ドラ」。「朝ドラ」ファンのおふたりに、長い歴史の中でヒロイン像の転換点となった作品を挙げていただきました。朝ドラHistory1961年『娘と私』…第1作が放送開始1983年『おしん』…最高視聴率62.9%を記録2001年『ちゅらさん』…初めて沖縄が舞台に2006年『純情きらり』…『おはなはん』(’66)以降初めてオーディションを行わずにヒロインをキャスティング2010年『ゲゲゲの女房』…放送開始時間を8時に変更2011年『カーネーション』…破天荒なヒロイン像が話題に2013年『あまちゃん』…画期的な脚本で社会現象に2014年『マッサン』…19年ぶりの男性主人公&初の外国人ヒロインを起用2017年『ひよっこ』…日常を丁寧に描く物語に共感が2020年『エール』…6年ぶりの男性主人公を起用2021年『カムカムエヴリバディ』…初の3人のヒロインを起用2023年『ブギウギ』…10月2日より放送開始朝ドラを変えたヒロイン『ゲゲゲの女房』極貧でも漫画に生きる夫を支える妻の奮闘記。生まれ育った島根県で家業を手伝っていた布美枝(松下奈緒)は、東京で漫画を描いている茂(向井理)と結婚。どん底生活をものともせず、逞しく生きる。朝ドラを変えたヒロイン『カーネーション』社会的規範より恋心を貫いた画期的名作。糸子(尾野真千子)は、20歳で洋裁店を開業。夫を戦争で亡くした後、妻子ある周防(綾野剛)を店に置き、不倫関係に…。モデルは、コシノ三姉妹の母親。朝ドラを変えたヒロイン『あまちゃん』宮藤官九郎脚本で視聴者層を拡大!高校生のアキ(能年玲奈)は、祖母に憧れ、海女を目指す。やがて、親友のユイ(橋本愛)とご当地アイドルに。“じぇじぇじぇ”はその年の流行語大賞を受賞。朝ドラを変えたヒロイン『カムカムエヴリバディ』3世代の女性たちが、自分らしく生きる。昭和、平成、令和の3つの時代を安子(上白石萌音)、るい(深津絵里)、ひなた(川栄李奈)が試練にぶつかりながらも、恋に仕事に懸命に生きていく。Turning Point1、脱・優等生ヒロイン像の確立。朝ドラのヒロインといえば、長らく“清く正しい、明るくて前向きな優等生”だった。そのイメージを大きく一変させたヒロインとして、テレビドラマ論が専門の早稲田大学文化構想学部教授の岡室美奈子さんが挙げるのが『カーネーション』の糸子。「糸子は、家で洋裁の仕事をひたすらやって、家事や子育ては母親任せ。畳の上に寝転がって舌打ちもして、およそ朝ドラのヒロインらしくないんです(笑)。失敗もたくさんしますし、不倫もする。そんな自分の生き方を貫くヒロインを、脚本家の渡辺あやさんが非常に魅力的に描きました」ライターのてれびのスキマさんも、『カーネーション』の画期性に注目。「糸子は、従来の朝ドラのイメージである前向きさは持っているけど、清く正しくはない。そうした矛盾や業を背負っているキャラクター。ドラマ中『あんたの図太さは毒や』と批判されますが、あの台詞は、これまでの清く正しい朝ドラヒロインへのアンチテーゼにも感じられました」従来の朝ドラヒロインのイメージを覆した作品として、多くの人の記憶に残っているのが『あまちゃん』。「アキは、“成長しなければいけない”という、朝ドラヒロイン、さらには私たちを縛っていた呪いを解いてくれたキャラクター。アキも、北三陸に来た頃と比べればものすごく変わるのだけれど、優等生的な成長とは違うと思うんですね。アキが友人のユイに『ダサいくらい何だよ、我慢しろよ!』と言い放つシーンがあったんですが、ユイだけでなく、私たちの“ダサくてはいけない”という呪いも解いてくれた台詞だと感じました。アキは、私たちが知らず知らずのうちに背負っていた“~ねばならない”から視聴者を自由にしてくれたヒロインだったからこそ、共感を呼んだのでしょう」(岡室さん)「アキは、最初は地味で暗く、向上心も協調性もなかったけど、三陸に行ってからは前向きに…という流れそのものが、朝ドラヒロインの“パロディ”のようでもありました。アキを応援しながら、いつの間にか自分が元気になっているところは、しっかり朝ドラだったなと。僕が、ヒロイン像に変化を与えた作品に加えたいのが『ひよっこ』です。脚本の岡田惠和さんは、この作品で朝ドラの王道を踏まえつつ、素敵な会話劇を構築しました。でも、ヒロインとなると、夢に向かって一直線な朝ドラ的キャラクターと違い、特別な夢は持っていないけど、日常をしっかり生きている。そんなみね子(有村架純)は、その後の朝ドラのヒロイン像に影響を与えたと思います。また、ヒロイン選考の変更が、大きな転換を促したとも考えていて。若手の登竜門だった頃は、夢に向かって一直線のヒロインとそれを演じる俳優さんの成長をみんなで見守ってきたのが朝ドラ。それが『純情きらり』を機に、既に実績・知名度がある人が選ばれることが増え、その傾向は『まんぷく』(’18)以降顕著に。“実力者”には役の機微を表現できる安心感があるので、地に足がついた等身大のヒロインも描きやすくなったのだと思います」(てれびのスキマさん)2、“女の人生”の多様化。まだまだジェンダーギャップはあるものの、女性も自由に働き方や生き方を選べる時代に。そんな世相を反映するかのように、近年のヒロインは、さまざまな生き方を提示してくれている。「『あさが来た』(’15)のあさ(波瑠)は、幕末から大正の女性が表舞台で活躍することがほぼなかった時代に、結婚後、実業家として大成功します。戦後を描いた『べっぴんさん』(’16)のすみれ(芳根京子)は、結婚して子供を産んでからベビー服の会社を立ち上げました。『スカーレット』(’19)の喜美子(戸田恵梨香)は、陶芸家として自分の芸術を選んだけど、離婚後も夫といい関係を続けます。結婚するしない、子供を持つ持たないにかかわらず、近年の朝ドラがさまざまな形で描いてきたヒロインたちの共通点は“受け身”ではなく、自らの手で人生を切り拓く強さがあること。3代の母娘を描いた『カムカムエヴリバディ』にしても、大正生まれの安子は、戦争で夫を失い、子供のるいとは生き別れになるものの、アメリカで成功します。そのるいは、ヒモのような夫を普通に受け入れ、自身の才覚で生活を成り立たせていく。そして、その娘・ひなたは、平成・令和の世でバリバリ働きます。その時どきに求められる女性像を一生懸命追求してきたところが、朝ドラが長く愛されている理由のひとつだと思います」(岡室さん)「昔から、朝ドラのほとんどは女性の一代記を描き、しかもその女性が自立していることが多かったという意味で、ジェンダーの視点から常にテレビドラマの先頭を走ってきたといえます。当時の常識を突破してきた女性をモデルとすることで、現代の多様性を描いてきた一方で、男性が主人公やメインキャラクターになると、一直線にロマンを求めるキャラクターがとても多いんですよね。それが朝ドラの興味深いところですし、現代において、男性のほうが無邪気に夢を追いかける姿をそのまま作品の中で描いても受け入れられやすい土壌があるように感じます」(てれびのスキマさん)朝ドラの特徴に、ヒロインに実在のモデルがいて、舞台設定が古いことがある。10月2日にスタートする『ブギウギ』のヒロイン・鈴子も、昭和の大スター・笠置シヅ子がモデルに。「モデルがいない現代作品は、視聴者が身近に感じられるがゆえに、逆に女性を自由に描きにくいところがあるのか、例外はありますけど、ヒロインがやや保守的に感じることがあります。舞台設定が現代だと、女性の一生を描いた時に制作側と視聴者との間に齟齬が生まれやすく、かつ敏感に反応されることもある。でも、モデルがいれば“その人がそういう人生を歩んできた”という大前提ができますし、舞台設定を昔にして、時間的な距離を作れば、ツッコまれにくく、多様な女性の生き方を描きやすくなるのかもしれません」(てれびのスキマさん)3、放送時間の変更とSNSの普及。2010年の『ゲゲゲの女房』から、放送開始時間を8時15分から15分繰り上げ8時に。第1作は8時40分スタートだったが、第2作以降、48年もの間、8時15分スタートが続いていた。「かなり時代をさかのぼるのですが、第17作の『雲のじゅうたん』(’76)のヒロインは、秋田の高校を卒業して、飛行士を目指します。それ以降、地方出身のヒロインがある職業を目指す“職業路線”が定着していきましたが、時代的に朝ドラらしい良妻賢母として家庭を守る女性像と、自己実現を目指す職業路線とで折り合いをつけるのがなかなか難しかった。その結果、その職を目指して頑張っていたのに、あっさり結婚して諦めてしまうというパターンも少なくなかったんです。こうした朝ドラが抱えていた根本的な矛盾がひとつの要因となり、停滞期もありましたが、8時スタートに変わった『ゲゲゲの女房』から、その矛盾がやわらいだ印象が。本作のヒロイン・布美枝も見合いから5日であっさり結婚して主婦になりますが、夫の仕事場でもある家の実権はしっかり握っていた。『ごちそうさん』(’13)のめ以子(杏)も、料理の達人でいくらでも店を持つ機会があっただろうに、周りの人を料理で喜ばせることに徹します。放送時間の繰り上げで、働く女性たちも視聴しやすくなりましたが、ヒロインは外で働く/働かないという単純な二択から、自由になったのが逆に新鮮だったのではないでしょうか」(岡室さん)『ゲゲゲの女房』が放送されたあたりの変化として、もう一つ大きいのがSNSでの盛り上がり。「放送された2010年頃に、ちょうどTwitterが普及し始め、漫画が題材だったこともあって、オリジナルの絵を上げる人がいたり、SNSと連動して盛り上がる機運を作った作品といえます。毎朝決まった時間に放送される朝ドラは、感想をリアルタイムに更新できるSNSとの相性が非常に良かったので、SNSでの評判が朝ドラを見る習慣がない人を引き込む要因にも。TwitterがXになるなど、SNSの世界が動くなかで、ドラマとの関係性も変わっていくはず。そこで、より自由で、多様性のあるヒロインが出てくることを楽しみに期待したいです」(てれびのスキマさん)岡室美奈子さん早稲田大学文化構想学部教授。専門はテレビドラマ研究、現代演劇研究など。ギャラクシー賞や民放連賞などの審査員、放送番組センター理事、フジテレビ番組審議委員、橋田文化財団評議員なども務める。てれびのスキマさんライター。根っからのテレビ好きで、ドラマからバラエティまでさまざまな番組レビューを執筆。著書に『芸能界誕生』(新潮新書)、『史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記1980‐1989』(双葉社)など。※『anan』2023年10月4日号より。イラスト・GreenK.取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2023年09月30日新作の制作が発表されるたびに、主演が誰なのか、大きな話題を集める朝ドラ。10月2日スタートの『ブギウギ』で、ヒロインを演じるのは趣里さん。「決まった時の反応は、『まさか、そんなはずはない』と、一回携帯を置きました(笑)。だんだんと実感が湧いてくると、嬉しさと同時に身が引き締まる思いでした。『朝ドラのヒロインは大変』と聞いてましたけど、実際その通りです(笑)。でも、各部署のスタッフのみなさんも大変なのに、『やってやろう!』という心意気がすごく伝わってきて。これは、朝ドラの現場が代々受け継いできた伝統だと思うんです。そうしたみんなの熱い想いで作られてきたからこそ、長く愛されてきたのかなって」ヒロイン・花田鈴子のモデルは、日本芸能史に燦然と輝く大スター・笠置(かさぎ)シヅ子さん。スタンドマイクの前に立ち、体を動かさずにバラードを歌うことが当たり前だった時代に、笠置さんは躍動的に踊りながら歌うスタイルで一世を風靡した。その人を演じるということは、芝居に加え、歌や踊りも避けられない。本格的にバレエを習っていた趣里さんに、ダンスの素地はあるけれど、歌は…?「素晴らしい歌手を演じさせていただくので『頑張らないと』というのは、最初から思っていました。ボイトレの先生とは二人三脚で、普段の呼吸法からレッスンしていただき、だんだんと歌うことが楽しくなってきたところです」“ブギの女王”と称され、ステージで太陽のように光り輝いていた笠置さん。しかし、革新的な衣装やメイク、パフォーマンスは、ついこの前まで敵国だったアメリカ的だと批判を浴びてしまう。「ちょうど、その頃のシーンを今撮影しているんですけど、『舞台メイクが派手だ』『外国人みたいだ』って、ものすごく言われるんです。そこで、だいたいの人は負けそうになっちゃいますよね。でも笠置さんは、自分のスタイルを貫き、歌うんです。懸命に届けた歌でお客さんに喜んでもらうことが、ご自身の喜びになっていたのだと思います。私のお芝居も、誰かのためになっていたらいいなって」鈴子はプライベートも、波瀾万丈な人生を送ることに。「本当に大変なことがたくさん起こるんです。それでも、乗り越えて乗り越えて、前を向き、明るく生きていく。そんな笠置さんを描く『ブギウギ』には、朝ドラヒロインらしさが詰まっています」笠置さんが世間からのバッシングや試練を乗り越えられた理由について、趣里さんは鈴子を演じながら感じることがあるそう。「きっと音楽という確かな軸があったから頑張れたんだと、撮影をしながら感じます。笠置さんにとってすべての原点が音楽。音楽を愛し、愛された人なんです」歴代の朝ドラで、趣里さんが惹かれたのは『おしん』だそう。「前のマネージャーさんがすごくハマっていて、私も再放送を見たら、おしんも本当につらいことの連続で…。『つらいねぇ』と言い合いながら見ていたんですが(笑)、おしんを演じた田中裕子さんの声はとても儚いのに、貧しいながらも生きるエネルギーみたいなものが感じられて、引き込まれました」60年以上も続く朝ドラ。新たに始まる『ブギウギ』でヒロインを演じる趣里さんが、愛してやまないタイムレスカルチャーとは?「ビートルズです。私は15歳でイギリスにバレエ留学をしたんですが、その少し前にイギリス人の先生が弾き語りしてくれた『Let It Be』にすごく感動して!イギリスには、iPodにビートルズの曲だけを入れて持っていき、癒されていました。今聴くと、あの頃の情景がぶわっと思い出されます。バンドをやっていた伯父もビートルズ好きで、いろいろ教えてもらったり、日本のアーティストでもバンドに興味を持つきっかけになったり、ビートルズは、私にとって音楽の原点です」朝ドラ昭和、平成、令和と時を超えて愛される日本の朝の定番。「連続テレビ小説(通称:朝ドラ)」の放送がNHKで始まったのは1961年。古くからそのほとんどが女性の一代記を描き、懸命に生きる姿は人々を元気づけ、昭和、平成、令和と時代を超え、“朝の定番”として、日本中から愛されてきた。旬のキャストや話題の脚本家などを積極的に起用し、放送開始から60年以上が経った今も多くの注目を集めている。近年は再放送や「NHKプラス」での見逃し配信など、“朝の時間”以外にも視聴する方法が増えたことで、若い世代を中心に、新たな視聴者層を獲得している。しゅり1990年9月21日生まれ、東京都出身。NHK連続テレビ小説は2016年の『とと姉ちゃん』に出演。’19年、映画『生きてるだけで、愛。』で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。主演ドラマ『東京貧困女子。―貧困なんて他人事だと思ってた―』(WOWOWプライムほか)が11月17日スタート。シャツ¥69,300(3.1 フィリップ リム/3.1 フィリップ リム ジャパンcustomercare@31philliplimjapan.com)イヤリング¥2,468,400(ヴァン クリーフ&アーペル/ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク TEL:0120・10・1906)その他はスタイリスト私物連続テレビ小説『ブギウギ』歌や踊りが大好きだった鈴子(趣里)が、やがて戦後日本を明るく照らすスターとなる。趣里さんが主題歌「ハッピーブギ」を歌うことも話題に。10月2日より毎週月~土曜8:00からNHK総合にて、BSプレミアムとBS4Kは毎週月~金曜7:30から放送。その他、再放送あり。©NHK※『anan』2023年10月4日号より。写真・川原崎宣喜スタイリスト・中井綾子ヘア&メイク・伴まどか取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2023年09月30日俳優のムロツヨシが、28日に放送された連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)の第129回に出演した。朝ドラへの出演は、『ごちそうさん』(2013年度後期)以来2回目。ムロは、過去に万太郎と植物採集の会で知り合った理科教師・小畠役として出演。小畠は、ワカメや藻に詳しく、万太郎の図鑑作りを手伝うため上京した。ムロは「普段は『らんまん』の隣のスタジオで撮ってる役者でございまして、昔から友達である神木くんと、さりげなく出られたら、大河のほうも朝ドラのほうも盛り上がるかなと、作品に迷惑にならないような出方があるといいねと、話していたのが今日叶いました」とコメント。「大河ドラマ『どうする家康』の緊張感とはまた違うバランスの作品で、撮影中は万太郎役の神木くんがすごく優しい顔で包み込んでくれて、僕も仲間に加われたような、うらやましい気持ちになりました。さりげなく出させていただければと思っていましたが、真正面から撮っていただくカットもあり本当にうれしかったです。最後に、きょうも良き朝ごはんを! ありがとうございました」と感謝している。連続テレビ小説(朝ドラ)第108作となる本作は、高知県出身の植物学者・牧野富太郎さんをモデルとしたオリジナルストーリー。幕末から明治、大正、昭和と激動の時代に、愛する植物のために一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎(神木隆之介)とその妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描く。(C)NHK
2023年09月28日ヒロインメイク(heroine make)史上最強(※1)の“ウォータープルーフ”アイライナー「ヒロインメイク プライムリキッドアイライナー リッチキープ」から、2023年秋の新色が登場。2023年8月8日(火)より発売される。“史上最強の耐久アイライナー”に新色「ヒロインメイク プライムリキッドアイライナー リッチキープ」は、ブランド史上最強の耐久性を誇るアイライナー。高い耐久性で人気を博すヒロインメイクのアイライナーの中でも最強のウォータープルーフ仕様で、涙・汗・皮脂・こすれに強く、1日中美しいラインをキープしてくれる。赤みオレンジの“洒落感ブラウン”そんな人気アイライナーに、2023年秋の新色「06 アーモンドブラウン」が仲間入り。キャラメリゼをほどこしたアーモンドのような赤みオレンジ系ブラウンで、目もとをお洒落な秋ムードに彩ってくれる。肌なじみの良い絶妙カラーなら、カラーメイク初心者の人でも挑戦しやすそうだ。また、ヒロインメイク初となるリキッドコントロール機能を採用しているため、目尻までかすれることなく、美しいラインを一気になめらかに描くことができるのもポイント。描きやすさにこだわった0.1mmの極細筆は絶妙なコシがあり、目尻のハネやまつ毛の隙間などの細部も思い通りに仕上げられる。にじみに強いのに、お湯で簡単にオフできるのも嬉しい。【詳細】「ヒロインメイクプライムリキッドアイライナーリッチキープ」 新1色 1,320円(編集部調べ)<新色>発売日:2023年8月8日(火)(※1)…ヒロインメイク 筆ペンライナー内で【問い合わせ先】KISSME(伊勢半)TEL:03-3262-3123
2023年07月16日み◯も◯し◯か。これはあるアニメに登場するヒロインのフルネームです。大人から子供まで幅広い世代に人気の漫画であり、日本人であれば誰でも目にしたことがあるでしょう。漫画の知名度とは裏腹に、主人公を除いたキャラクターのフルネームまで知っている人は、意外と少ないかもしれません。正解は『ドラえもん』に登場するあの子!正解は「みなもとしずか(源静香)」。藤子・F・不二雄氏による漫画『ドラえもん』に登場するキャラクターです。しずかちゃんにまつわる「公式のプロフィール」というものはなく、人物像については漫画や映画を通してでなければ分かりません。しかし、さすがは現在でも多くのファンをもつ国民的アニメ『ドラえもん』。これまでの作品を通して、しずかちゃんについて公開されている情報をまとめたサイトは複数あります。【しずかちゃんについて公開されている情報】・やさしい性格でしっかり者・お風呂が好きで1日3〜4回入浴することもある・ピアノやバイオリンが弾ける(バイオリンの腕前はのび太たちが耳を塞ぐほど)料理や裁縫などを卒なくこなす反面、バイオリンが苦手にもかかわらず「得意」と自称してしまう天然さ。この愛らしいキャラクターは、まさしく「国民的ヒロイン」の代表といえるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年07月08日直木賞作家・浅田次郎氏の時代小説を、現代向けに大胆にチューンアップし、思いがけず大名家の家督を継いだ若き藩主と仲間たちの奮闘を描く映画『大名倒産』が公開。鮭役人の息子として育ってきたのに、突如、徳川家康の血を引く丹生山藩主の跡継ぎとして、城に入ることになった松平小四郎を、現在、NHKの連続テレビ小説『らんまん』も好評な神木隆之介が軽妙に演じている。映画独自のキャラクターであり、小四郎の幼馴染で、藩主として25万両(約100億円)もの借金を背負った小四郎とともに、ピンチを乗り越えようと立ち上がるヒロインのさよは、朝ドラ界においては先輩(『おちょやん』)にあたる杉咲花が演じて、バツグンの相性の良さを発揮。そんな神木と杉咲ふたりに取材すると、「神さま、花さま」と呼び合う、互いをリスペクトしながらの、コメディの本作によく合う笑い声の響く時間が流れた。○■「花ちゃんは怪物」「神さまの小四郎は愛おしい」――息ぴったりの小四郎とさよでした。本作での共演で、改めてすごいと感じた部分、魅力的だと感じたところを教えてください。神木:杉咲さんとは、ちゃんとお芝居をしたのは初めてなんです。ドラマ『学校のカイダン』(15年)にはじまり、CMでもご一緒したり、『メアリと魔女の花』(17年)で声でご一緒することもありましたが、こうしてちゃんとお芝居をすることは、ほぼなくて。でも僕は『学校のカイダン』のときからすでに、プロデューサーに「杉咲花ちゃんってさ、怪物だよね」と言い続けてたんです。「あの人恐ろしい芝居っ子です。やばくないですか」って。なんだろうな。僕が目指していた芝居の仕方をされる方なんですよ。だから「怪物ですよ」と。杉咲:恐縮です…。神木:でもがっつり面と向かってのお芝居はできてなかったので、今回、目の前で花さまのお芝居を見られて嬉しかったですし、恐ろしい方だというのは100も承知だったので、頑張って倒れないようにお芝居させていただきました。さよにもすごくあっていると思いました。さよは癒し系の優しい雰囲気を持ちつつ、芯がブレない人。これだけは絶対に外せない、守りたいという強さがある。そこがさよと花さまの共通点だと思って見ていました。――最初に「怪物だ!」と思ってから時間が経ちましたが、やはり改めて怪物でしたか?神木:もっと怪物でした。杉咲:いやいやいや!(笑)。私も、神さまとこれだけ長い期間ご一緒させていただけるのは初めてで、すごく楽しみでした。現場の方々のことを、本当によく見ていらっしゃって、思いやりのある方だと改めて感じました。神さまがいることで、私含め、周りにいる方々も奮い立たされながら、日々を乗り越えることができていたと思います。前田哲監督の現場は、アドリブが多いと最初から伺っていて、確かになかなかカットのかからないシーンが多かったんです。そこでも神さまが果敢に挑み続ける姿を見て「すごいな」と思っていました。ライブ感を大切にしながら、内容によっては話し合いを重ねて綿密に作り上げていく。時間をすごく大切に共有してくださるのが、すごく嬉しかったですし、シーンが深まっていく瞬間に、自分自身が何度も立ち会わせていただくことができて、すごく勉強になりました。神さまのおかげです。――神木さんの小四郎はいかがでしたか?杉咲:大ピンチが降りかかっているのに、どこかちょっとおかしくて笑ってしまうような滑稽さや、ユーモラスな愛らしさがありました。それは神さまが演じてらっしゃるからだと感じて。脚本を読んだ時の印象以上に小四郎ちゃんが愛おしかったです。○■撮影で一番印象に残っているのは、ふたりともに橋の上でのシーン――特に印象に残っている撮影シーンをひとつ教えてください。神木:街中で悪者に追いかけられて、ふたりが橋の上で囲まれる場面です。そこで前田監督が、悪者役の方たちに、「ナイフを出して舐めてください」って指示したんです。それってめっちゃベタじゃないですか(笑)。そんなの舐める人いないでしょ!と思って。本能で突っ込みたくなって、「舐めてる!」ってリハーサルのときから言ってしまいました。そのときに花さまもノッてくれたので、さすがだなと思いました。――神木さんの長いキャリアにおいて、ナイフを舐めるシーンを見たのは。神木:初めてですよ! 映画『ザ・マジックアワー』が大好きなんですが、そこで佐藤浩市さんが役者を演じていて、ナイフを舐めるという表現をしてましたけど、それくらい。しかも作品の中で見たくらいですよね(苦笑)。杉咲:私は神さまがカメラの前でフラットに対応されている姿、目の前で起きた出来事をちゃんと受け止めている姿がすごいなと思って、自分もこんな風になりたいと思いました。私自身は現場のスピード感についていくことでいっぱいいっぱいだったのですが、神さまが優しく全て受け止めてくださる深さがあったので、そこに救われてばかりでした。――橋のシーンでは、おふたりそろって川へダイブもされてました。神木:花さま決死のダイブでしたね。杉咲:怖かったですもん。神木:メイキングを見たんですけど、花さまは、一世一代、清水の舞台から飛び降りるような顔をしていました。杉咲:神さまは、あまりにもラフに飛び降りるんですよ。神木:俺、飛ぶのに慣れてて。麻痺しちゃってるから、何も思わないんだもん。杉咲:信じられない(笑) すごく高かったのに。でも私も、ここが一番印象深いシーンです。嵐山の橋の上から飛び降りるなんて、人生で一度きりだろうなと思って。ワイヤーで吊られながら、街を見下ろしている瞬間も、奥には観光客の方々が見えているので、不思議でしょうがなかったです。○■NHK朝ドラ主演俳優としては、神木が後輩で杉咲が先輩――神さま、花さまと呼び合っているおふたりですが、現在、神木さんはNHKの連続テレビ小説『らんまん』が放送中。朝ドラにおいては、杉咲さんが先輩、神木さんが後輩の仲です。神木:ですね! 先輩、至らない点も多いかと思いますが、アドバイスお願いします。杉咲:大先輩の神さまにアドバイスだなんて恐れ多いのですが…。休めていますか? 撮影は大変ですよね。神木:楽しいですよ。僕、テストとか真面目にやってないので。本番しかちゃんとやってないんです。本番もちゃんとやってるとき少ないかな(笑)。それを許してくれるチームとキャスト陣で。花ちゃんは分かると思いますが、朝ドラって、すごい長期戦なんですけど、主演がすごく周りに影響を与える現場なんです。僕によって雰囲気がガラッと変わる。普通のドラマじゃありえないくらい。そこで、どれだけ楽しくできるためにはどうしたらいいか考えた結果、ふざけるという方向に、僕は行きつきました。もちろん締めるときは締めますけど、全体としては軽いタッチでいかないと持たないので。自分のためにもあえてそうしています。現場が楽しい作品って、作品からも伝わってきますし。杉咲:座長がそんな風に立っていてくれる現場は、とても素敵な環境なんだろうなと思います。神木:ぜひお越しください!――朝ドラの主演もそうですが、本作の小四郎もリーダーです。そもそもおふたりはリーダーとして周囲を引っ張っていけるタイプですか?神木:力を抜いて俯瞰して、冷静に判断できる自信はあります。優先順位を、頭の中で瞬間的にパパっと決めることができるんです。何かが起きたとき、今自分は何をすべきか、いま何をすればピンチを乗り越えられる確率が一番高いか、ババっと上がってくる。その上から順に試していきます。杉咲:私は、自分自身でも何かアイデアを出したいのですが、ひとりではちょっと心もとないので、誰かと一緒にやりたいタイプです。ひとりでポンと上に立つよりは、誰かと何がベストなのか相談しながら探していきたいタイプですね。○■改めてお互いに聞いてみたいことは、ファンが知りたそうなこと?――せっかくの場なので、おふたりそれぞれお互いに聞いてみたいことを質問し合ってください。神木:そうですね! 花さまのファンが聞きたいことを聞こうかな。「こういう男性にドキッとする、キュンとする」とか。女性ファンも多いと思いますけど、せっかくだから男性ファンが喜びそうなことを。杉咲:えー。髪の毛を耳にかけた瞬間とか? 普段隠れているものが、ちらりと見えたときにドキッとしますかね。神木:髪の短い男性用にもいただいていいですか? それだけだと限られてきちゃうので。杉咲:絞り出したのに(苦笑)。人のことをよく見ていて、些細な変化に気づけるような方ですかね。神木:なるほど。男性ファンは花さまのことをよく見てると思いますよ。じゃあ、僕への逆質問をどうぞ。杉咲:最近のストレス発散法は……。神木:ひとりカラオケですね。ずっとですね。杉咲:えー。じゃあ、今遊ぶとしたら誰を誘いますか?神木:今遊ぶなら山崎賢人(※崎はたつさき)くんかな。久しぶりに会いたいですね。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(17年)の撮影で一緒にスペインに行ったときも、めちゃくちゃ楽しくて。賢人はマジでいいやつなんですよ。久しぶりに会いたいなー。杉咲:お、いい質問ができた気がします!(笑)。――ありがとうございます。最後に、作品の方へ戻っていただいて。本作でお気に入りのキャラクター、登場人物を教えてください。杉咲:私は梶原善さんの演じた天野大膳、中膳、小膳です。ひとりで演じられるとは思ってなかったので。神木:途中、めんどくさいって言ってたもんね(笑)杉咲:撮影スケジュールに役名とご本人の名前が書いてあったんですけど、梶原さんだけ役名が3つ書いてあって、「なんだろう」と思ってたのですが、演じ分けがさすがでした(笑)。神木:僕は桜田通の演じた小四郎の兄の喜三郎です。彼は役者人生をかけて和歌を読み上げています(笑)。松山ケンイチさんもそうですが、おふたりとの信頼関係がもともとあったからすぐに兄弟になれました。特に桜田通と僕とは、みなさんふざけた関係しか見たことがないと思います。実はちゃんとお芝居をするのは初めてなんですけど、すごく素敵な共演シーンになったと思います。■神木隆之介1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。2歳でCMデビューを飾る。『妖怪大戦争』(05年)で主演を務め、第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。12年の第4回TAMA映画賞では『桐島、部活やめるってよ』『劇場版 SPEC~天~』で最優秀新進男優賞を受賞。近年の主な映画出演作に『3月のライオン』(17年)、『フォルトゥナの瞳』(19年)、『るろうに剣心』シリーズ(14・21年)、『ホリック xxxHOLiC』『ゴーストブック おばけずかん』(22年)など。23年4月より放送のNHK連続テレビ小説『らんまん』で主演を務め、ドラマの舞台である高知県で全ページ撮り下ろした書籍『かみきこうち』(NHK出版)とカレンダーが発売中。スタイリスト:TAKAFUMI KAWASAKI、ヘアメイク:MIZUHO(VITAMINS)■杉咲花1997年10月2日生まれ、東京都出身。『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)で、第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞をはじめ、数多くの映画賞を受賞した。NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(16年)でヒロインの妹を演じ、『おちょやん』(20-21年)でヒロインを務めた。ドラマ『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(21年)で第30回橋田賞新人賞を受賞。近年の主な出演作に『十二人の死にたい子どもたち』(19年)、『青くて痛くて脆い』(20年)、『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(21年)、『プリズム』(22年)、『杉咲花の撮休』(23年)など。公開待機作に『法廷遊戯』(11月10日公開)、『片思い世界』(2024年公開)がある。スタイリスト:Tatsuya Yoshida、ヘアメイク;Mai Ozawa(mod’s hair)望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2023年06月26日「物語を通して、舞と一緒に私も成長していくような感覚でした」3月31日、こう語ったのは連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合)でヒロインを務めた福原遥(24)。この日、『舞いあがれ!』が最終回を迎えたことに際し福原はコメントを発表し、「多くの方が温かく心優しい言葉で『舞いあがれ!』を応援してくださり、そのひとつひとつの言葉に励まされていました」「本当にありがとうございました」と述べた。『舞いあがれ!』で福原が演じたのは空とパイロットに憧れる女性・舞。同作ではものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島で人々との絆を育みながら、ネジ工場の営業として働き、のちに町工場同士をつなげる会社を起業する舞の挫折と再生が描かれている。3月29日に配信された「スポーツ報知」の記事で、’11年の『おひさま』でヒロインを務めた井上真央(36)の演技を見て、「いつも笑顔で頑張る姿に勇気をもらい、自分もこの場所に立ちたい」と朝ドラに憧れを抱いていたことを明かしている福原。並々ならぬ思いから、ヒロインに決まった時は思わず感極まったようだ。「井上さんの背中を追い続けた福原さんでしたが、朝ドラのオーディションに3回挑戦したものの全て最終審査にすら進むことができませんでした。それでも『舞いあがれ!』のオーディション当日、会場に入る直前に頭上を飛行機が飛んでいて“いいこと”が起こるような気がしたといいます。そして、ついに2545人の中からヒロインに選ばれました。合格を知った時はマネージャーと抱き合って喜んだそうです」(制作関係者)■福原のヒロイン魂!右利きに矯正、過酷なダイエットにも挑戦劇中で舞はパイロットになる夢のため航空学校へ入学する。‘22年12月、福原は本誌に《航空学校編は専門用語がたくさんあって、とても難しかったです》といい、飛行訓練のシーンについても《覚えられるかなと不安もあったのですが、航空学校の方が機内のスイッチなどひとつひとつ細かく丁寧に教えてくださったので、それを覚えていく練習をしました》と苦労を明かしている。さらに撮影中、福原はヒロイン魂をたびたび見せていたという。「人力飛行機に乗るシーンのために、ハードな撮影スケジュールをこなしながら過酷なダイエットにも挑戦することに。両親役の高橋克典さん(58)も永作博美(52)さんも体調を心配しつつ、その本気度に圧倒されていました。また福原さんは本来、左利きですが、舞は右利きの設定。実は子役時代に出演していた『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』(NHK Eテレ)でも右手で料理していたので、その経験を活かし、今回も右利きに矯正して包丁で魚を捌くシーンなどを器用にこなしていました」(前出・制作関係者)福原のクランクインは’22年4月8日で、クランクアップは’23年2月10日。10ヵ月にわたってヒロインとして奮闘するなか、福原にはかけがえのない支えを手にしていたようだ。「福原さんは撮影中、人力飛行機サークルの由良先輩を演じた吉谷彩子さん(31)から貰った手紙を何度も読み返し、心の支えにしていたそうです。吉谷さんは手紙だけでなく飛行機のストラップや手作りのコップも福原さんに渡したそうで、福原さんはとても大事にしているといいます。福原さんは役に入り込みすぎて、今では飛行機の音を聞くたび“どこを飛んでいるのか”を確認するほど。寝室には飛行機の写真を飾っており、まるで舞と一心同体のような気持ち。『舞いあがれ!』は俳優として邁進していく糧になったといいます」(テレビ局関係者)朝ドラヒロインをやり遂げ、福原はまた舞い上がる!
2023年03月31日「まだ私の中には舞がいるので、最終回というのは不思議な気持ちがしています」3月31日、朝ドラ『舞いあがれ!』(NHK)が最終回を迎えた。ヒロインを演じた福原遥(24)はNHKを通じて冒頭のようにコメント。「ご覧になってくださる方々と一緒に歩んだ半年間だったと思います。本当にありがとうございました」とも語った。最終回では、舞(福原)の航空学校時代の同期である目黒蓮(26)演じる柏木らが集結するなど、大団円に。しかしこの前日には、朝ドラファンもびっくりの展開があって……。「物語終盤で描かれていたのはコロナ禍の20年4月ごろ。短歌を詠めずに苦しむ夫・貴司(赤楚衛二・29)を見かねて舞は貴司をパリに送り出しました。しかし、その直後にコロナの感染が拡大し、パリもロックダウンに。30日の放送ではロックダウンが明けて貴司が帰国し、舞との再開を果たしました。その後舞は空飛ぶクルマの開発に向けて奔走しますが、貴司の声で『それから6年』というナレーションが入ったのです」(テレビ誌ライター)20年4月から唐突に26年へと時代が進んだ『舞いあがれ!』。舞は空飛ぶクルマのテストパイロットとして飛行試験を繰り返し、日本の空を飛べる状況になったと明かされた。舞の念願だった空飛ぶクルマが実現したものの、急なタイムワープにSNS上では《急に6年後!?》《舞いあがれいきなり6年後に飛んで声出た》と驚きの声が。しかし実は、前作『ちむどんどん』でも同じような演出があった。「『ちむどん』の最終回では、85年、ヒロイン・暢子(黒島結菜・26)が沖縄料理のお店を立ち上げたシーンが描かれました。しかしその後、『202X年』へとひとっ飛び。暢子はじめ、登場人物は老けメイクが施されていましたが、突然大幅に時代が進み、視聴者からは困惑の声が上がっていました」(前出・テレビ誌ライター)2作連続、終盤で唐突なタイムワープ。もはや朝ドラのトレンドなのかも!?
2023年03月31日2023年2月22日、2024年前期のNHK連続テレビ小説(以下、朝ドラ)のヒロインを俳優の伊藤沙莉さんが務めることが分かりました。伊藤さんは、ヒロインに決定したことを自身のTwitterで報告するとともに、意気込みも語っています。発表されました…!!!!!この度、私伊藤沙莉2024年度前期連続テレビ小説主演を務めさせていただくことになりました!緊張しております!どうか、温かくお見守りください♀️宜しくお願い致します!!!— 伊藤沙莉 (@SaiRi_iTo) February 22, 2023 また、同日NHKがウェブサイトを通じて、ドラマの詳細を発表しています。伊藤沙莉主演、NHK朝ドラは『虎に翼』2024年前期の朝ドラのタイトルは『虎に翼』。日本初の女性弁護士で後に裁判官となった、三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんを描きます。なお、伊藤さんがNHKの朝ドラに出演するのは、2017年に放送された『ひよっこ』(NHK)以来2回目。今回は初の主演であり、毎回話題になる朝ドラヒロインでの出演とあり、伊藤さんの俳優仲間からも多くの声援が寄せられています。伊藤さんがどのような朝ドラヒロイン像を作り上げるのか、今から期待がかかります。[文・構成/grape編集部]
2023年02月22日物語も終盤に突入したNHK朝ドラ『舞いあがれ!』。ヒロインの舞(福原遥)は、実家のねじ製造会社IWAKURAに入社し、新プロジェクトの受注を目指し奮闘している。そんななか、1月31日の放送回で幼なじみの久留美(山下美月)が婚約した八神(中川大輔)の家族と顔合わせをしたのだが、そこに現れた八神の母・圭子(羽野晶紀)の嫌味な演技が際立っていた。「ご自身もかつて、強烈な姑との関係がたびたび話題となった羽野さんだけにハマり役でしたね。細目で品定めするように久留美の父・佳晴(松尾諭)を見まわすあたり、本当に恐かった!」(ドラマウォッチャー)着物姿の圭子はたった一人で店に現れると、「婚約はなかったことにしていただきます」と宣言。佳晴は土下座し、タックルするように脚にしがみついて懇願したものの、圭子は悲鳴をあげながらその場を後にした。羽野は放送後、自身のツイッターで出演は1回限りと報告しているが、このまま久留美は八神と別れてしまうのだろうか。「朝ドラのキャラクターには“定番”がさまざまありますが、結婚に立ちはだかる“姑”は3作連続で登場しています。前作『ちむどんどん』で和彦(宮沢氷魚)の母・重子を演じた鈴木保奈美さん、『カムカムエヴリバディ』で稔(松村北斗)の母・美都里を演じたYOUさんです。鬼姑はそれだけストーリー構成上の“需要”が高いということなのでしょう。3人の中では出番の少なかった羽野さんですが、嫌味な演技ではナンバーワンですね」(前出・ドラマウォッチャー)話題を集めただけに羽野の再登場も期待したいが……。
2023年02月01日福原遥がヒロインを務める現在放送中のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の新たな出演者が発表。鶴見辰吾や駿河太郎らほか、八木莉可子が朝ドラ初出演を果たし、福原さん演じる舞が東大阪で出会う人々を演じる。本作は、1990年代から現在を舞台にヒロイン・岩倉舞が東大阪と長崎・五島列島で様々な人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のドラマ。今回、父・浩太(高橋克典)の急死により決断の時を迎えている舞が新たに東大阪で出会う人々が明らかになった。鶴見辰吾/荒金正人 (あらがね・まさと)重工業の国内トップクラスである「菱崎重工」の重役。新人の頃、舞の父親の浩太と長崎の職場で一緒に働いていた。<コメント>福原遥さんは、まっすぐに吸い込まれるような瞳で岩倉舞を演じます。それに引き込まれて、周りの多くの人たちが彼女を応援してしまう。私の役もそのひとりです。舞の父、浩太の元同僚の荒金を演じます。浩太を演じる高橋克典さんは、幾度となく共演してきた同い年の信頼できる俳優仲間です。おかげで、本当に克典さんのお嬢さんに接しているような感覚で演じられます。それは、この年齢まで俳優を続けてきたからこそ味わえるおもしろさだと感じています。八木莉可子/秋月史子 (あきづき・ふみこ) ※連続テレビ小説初出演梅津貴司(赤楚衛二)の短歌に出会い心を打たれ、古本屋・デラシネを探し出して貴司に会いに来る。苦労人で、自らも外見からは想像できない短歌を詠む。<コメント>朝ドラに出させていただくのは初めてで、本当に緊張していたのですが、福原遥さんをはじめ、「舞いあがれ!」チームの皆さんが本当に優しく、あったかく迎えてくださり、胸がいっぱいの気持ちでクランクイン させていただきました。自分自身、普段短歌を詠んだりするので、滋賀県出身な事も含め、史子とは共通点 が多くうれしかったです。芯の強さとピュアさを兼ね備えた史子を、どうかみなさまにも愛していただけたらすごくうれしいな、と感じています。川島潤哉/リュー北條 (ほうじょう)中堅出版社のうさんくさい短歌担当編集者。梅津貴司の才能を出版の売り上げに生かそうと、貴司に難題を注文して不安にさせる。<コメント>朝ドラに関わらせていただくたびに、一日わずか15分というお話が少しずつ紡がれながら一つの大きな作品になり、またそうした作品が何十年にもわたって連綿と作られ続けているというすごみをひしひしと感じます。このビジュアルと、「リュー北條」なる役名を冠した私が何を言ってももはや、とは思いますが、そん な怪しげな彼が物語の後半にどんな影響を与えるのかを楽しみながら、演じられればと考えております。駿河太郎/安川龍平 (やすかわ・りゅうへい)東大阪市の町おこしを担当する職員。舞が大学時代に在籍した人力飛行機サークル「なにわバードマン」の OB。<コメント>大阪放送局の朝ドラは「カーネーション」以来だったので、懐かしのメンバーにもお会いでき楽しく撮影させてもらいました。安川は舞の所属していた「なにわバードマン」伝説の先輩であり、人力飛行機を設計したことを誇りに思っている人物。どんなカッコいい人がやるのかと思っていたら、まさかの僕でした。いい意味で皆さんの期待を裏切れればと思います。東大阪をよくしていこうという情熱が画面を通して伝わればうれしいです。久保田磨希/我妻花江 (わがつま・はなえ)東大阪で板金加工を専門とする工場の女性社長。エネルギッシュでなんでもはっきり言う性格。ものづくりへの情熱にあふれている。<コメント>「この人とやったら、なんかおもろいことができそう」。我妻が舞ちゃんに感じた第一印象です。私もそん な人間になりたいなと、今回の台本を読んで心からそう思いました。大阪で芝居を始めた私はいろんなことを大阪で学びました。その時にご一緒していたスタッフの方たちとも再びまた一緒に物語を作れる「朝ドラ」への出演は本当にうれしくて、真摯に芝居に向き合っているごほうびだと思っています。どっぷり東大阪の人間になります。連続テレビ小説「舞いあがれ!」は月曜~土曜8時よりNHK総合ほかにて放送中(※土曜は1週間の振り返り)。(text:cinemacafe.net)
2023年01月11日「福原さんは“4度目の正直”で今回、2545人のなかから、オーディションで朝ドラヒロインに選ばれました。芸能界入りする前から、朝ドラには強い憧れがあったと聞いています」(NHK関係者)連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK)で空への夢に向かっていくヒロイン・岩倉舞を演じる福原遥(24)。視聴率16%前後を記録し、“共感性の高い朝ドラ”としてSNSでの評判も上々だ。ドラマがさらに楽しめる秘話エピソード(5)を一挙公開!【1】福原が緊張で舞いあがった先輩朝ドラヒロイン3度落選しても、オーディションを受け続けた福原は、’09年から’13年までEテレで放送された子供向け料理番組『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』の主人公・柊まいんを演じていたことから「まいんちゃん」の愛称で広く親しまれてきた。’19年3月、本誌で福原は“朝ドラヒロインへの敬愛”を熱く語っていた。’11年の『おひさま』でヒロインを務めた井上真央(35)だ。《連続テレビ小説『おひさま』の井上真央さんの演技を見て、勇気やパワーをすごくもらったんです。私も、見る人の感情を揺さぶることができて、いろいろな思いを伝えられる女優になりたいと思っています》前出のNHK関係者は言う。「福原さんは『キッズ・ウォー』や『花より男子』など、井上さんの出演作を繰り返して見ていたと聞いています。ただ、井上さんとは共演したことはないそうです。一度だけテレビ局の中ですれ違ったことがあったそうですが、そのときは緊張で舞いあがってしまって何も声をかけられなかったのだとか。『共演できるように、私も頑張らないと!』とスタッフにも話していました」【2】福原は撮影前に、五島列島へ実母と2人旅していた小学校時代の舞は高熱を出しがちで、一時期、療養のため祖母の祥子(高畑淳子)の住む長崎県・五島列島に住んでいた。伝統工芸品・ばらもん凧が大空に舞いあがるシーンは記憶に新しい。前出のNHK関係者は言う。「台本を読んだ福原さんは、本物のばらもん凧を見たいと思い、今作の撮影前に、お母さんと五島列島に旅行したそうです。巨大なばらもん凧と五島の人たちのやさしさに触れて、舞の役づくりに生かしていると聞きました」福原は朝ドラの撮影にあたり、折に触れて親友に意見を求めているという。「’17年の映画『チア☆ダン』で共演してから仲のよい個性派女優の富田望生さんです。福原さんは『彼氏にしたい』と公言するほど富田さんを信頼しています。富田さんは『なつぞら』で先に朝ドラに出ていることもあり、現場の様子や進行に関して、いろいろ聞いているようです」(前出・NHK関係者)■調理師資格を持つ永作博美は「パセリ卵丼」で免疫力アップ【3】緊迫現場を癒した高畑の“孫同伴”ランチタイム祥子が、舞の母で、過干渉がちな娘・めぐみ(永作博美)を“子離れ”させようと、五島の実家で舞と奮闘するシーンは、視聴者の涙を誘った。「高畑さん自身も『台本を読んで祥子のセリフに何度も泣いた』とお話しされていました。オンエアされた2mのばらもん凧をあげる場面では、いい風がなかなか吹かず何度も撮影が中断され、正直、現場がしんどい雰囲気になることもありました。ですが、高畑さんが撮影に協力していただいた地元の方々とも積極的に交流をとってくださり、和やかに撮影が進みました。高畑さんは現場でも本当に素敵な“ばあば”で、空き時間には舞の子役時代を演じた浅田芭路さんと一緒にお弁当やアイスクリームを食べたりして、アットホームな雰囲気づくりに気を配られていました」(制作関係者)【4】永作は現場で「出張カフェ」オープン福原の母親役を演じる永作は、現場では福原に栄養に関してアドバイスしているとか。「永作さんは調理師の免許を持っており、空き時間の雑談ではコロナ禍のなか免疫力を上げる食材を薦めているそうです。永作さん自身は、ビタミンEやCが豊富で抗酸化作用の高いパセリがお気に入りで、多忙な日はご飯の上に目玉焼きをのせ、そこに大量のパセリをふりかけ、ナンプラーとかつお節をかける『パセリ卵丼』を食べていると聞きました」(テレビ誌ライター)“癒し系”女優の永作は、収録現場でも、周囲を癒しているという。「永作さんは大のコーヒー好き。旦那さんとカフェを開いているほどです。自ら厳選した豆をひいたものをポットに入れて現場に持ってきていると聞きました。仲のいいスタッフや共演者にお手製コーヒーを振る舞って『この豆は、和菓子と合うんですよ』と教えてくれたりするそうです」(前出・テレビ誌ライター)【5】人力飛行機撮影シーンは、キャストも深夜2時集合大学生になった舞は人力飛行機サークル「なにわバードマン」に入部。「スワン号」で女性パイロットの飛行距離世界記録更新を目指す。だが、先輩パイロット・由良冬子(吉谷彩子)がテスト飛行中にケガをしたため、舞が急きょ代役としてパイロットに挑むことになる。「吉谷さんは、厳しいトレーニングを自らに課す冬子役を演じるにあたり、自腹で自転車を購入。ほかの仕事で移動する際も、できる限り車を使わず、自転車移動するようにしたそうです」(前出・制作関係者)人力飛行機を実際に飛ばす撮影では、大学の飛行機サークルに協力を求めた。「大阪公立大学の人力飛行機クラブ『堺・風車の会』が、『なにわバードマン』の部活風景の撮影指導を行いました。飛ばした飛行機も『堺・風車の会』で過去に使用したものなんです。実際に琵琶湖で人力飛行機を飛ばすシーンは、“朝なぎ”という無風の時間を利用するため、出演者もスタッフも深夜2時に集合。1時間以上“天候待ち”のある過酷な現場でしたが、『堺・風車の会』の方々も大勢、駆け付けてくださって、無事撮影することができました」(前出・制作関係者)今作の人気もどこまで舞いあがるか、期待はさらに膨らむーー。
2022年11月09日株式会社NTTコノキューは、10月30日(日)に幕張メッセイベントホールにて開催されるイベント「ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~スペシャルサニーパーティー」のバーチャルライブパートに採用されたNTTコノキューの「Matrix Stream」システムで産み出されたバーチャルシンガーTacitly(タシットリー)のタイアップブースがイベント会場内に設定されることが決定しましたのでお知らせします。『ヒロインたるものスペシャルサニーパーティー』キービジュアル「ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~」イベント情報 「Shangri-La.」キービジュアルTacitly 2nd ONE MAN LIVE「Shangri-La.」ライブ情報 「生放送アニメ 直感×アルゴリズム♪」 YouTube 公式 Tacitly channel *「Matrix Stream」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。*その他各社、各サービス名は一般に各社の商標または商標登録です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月28日2023年度後期放送予定の連続テレビ小説第109作「ブギウギ」のヒロインに趣里が決定した。足立紳が脚本を担当する本作は、戦後の大スター・笠置シヅ子さんをモデルにした物語。歌って、踊って、“心ズキズキわくわく”明るい笑顔とまっすぐな心で、ヒロイン・鈴子が歌手の道を駆け抜け日本中に元気を届ける。今回、2,471人の応募があったオーディションから選ばれた趣里さんは、主演映画『生きてるだけで、愛。』で第33回高崎映画祭最優秀主演女優賞、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。「ブラックペアン」「イノセンス 冤罪弁護士」「レッドアイズ 監視捜査班」「DCU~手錠を持ったダイバー~」などに出演。今作で演じるヒロイン・花田鈴子は、大阪の銭湯の看板娘で、おしゃべりで歌って踊ることが大好き。おせっかいで世話好きな性格だが、人助けが裏目にでることも。歌劇団に入団した後は、歌と踊りと愛嬌を武器に大スターへの階段を駆け上がっていく。主演を務める趣里さんは「まさか自分に、このような日が来るとは思っていなかったので、喜びと驚きで身が引き締まる思いです」と出演決定への喜びを語り、「今回は歌と踊り、芝居と大変になるかと思いますが、みなさんにお見せできるように、稽古を重ね て、これまでの自分のすべてを懸けて、全力で向き合います。 そして、これまで支えてくれた方々への感謝の気持ちを忘れずに、恩返しができるように、見てくださる皆様の心がブギウギ、ズキズキ、ワクワクしていただけるような作品が届けられるように頑張っていきたいと思います」とコメントしている。足立氏は「趣里さんの、猫の目のようにクルクルと変わる豊かな表情と、ちょっとハスキーな声は、我々スタッフたちが考えているヒロインのイメージにぴったり」と話し、「今、『趣里さんにあんなこと言わせてみたい!』『こんな動きをしてもらったら……!』と想像してはニタニタと笑顔を浮かべワクワクズキズキしています」と今後の撮影にも期待を寄せた。連続テレビ小説「ブギウギ」は2023年度後期放送予定。(cinemacafe.net)
2022年10月17日朝ドラ『舞いあがれ!』で、主人公の舞を演じている福原遥さん。これまでの芸能生活を振り返りながら、子供の頃から熱望していたという、ヒロイン役への想いを語ります。10月より放送がスタートした、NHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』。オーディションで、2545人の中から抜擢され、ヒロイン・岩倉舞を演じているのは福原遥さん。同局で’09年~’13年まで放送されていた、子供向け料理番組『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』(以下、まいん)で、主人公の柊まいん役を務め、「まいんちゃん」の愛称でも親しまれてきた福原さんが、新たなステージに踏み出しました。――幼少期の舞を務めているのは、子役の浅田芭路(はろ)さんですが、第1週の完成作をご覧になって、どんなお気持ちでしたか?毎日撮影をしながら、早く見たい!という気持ちがどんどん増していたので、オープニングを見ただけで嬉しくて、感動しました。第1週は子供時代の物語から始まるので、私はほとんど登場しないのですが、見てくださる方々を優しく包み込み、そっと背中を押すような物語が想像できて、ホッとしました。――舞は、環境を変えるために東大阪から、長崎県の五島列島へ行き、空に憧れるようになっていきますね。福原さんから見て、どんな女の子ですか?幼少期から病弱で、走ったりするだけですぐに熱が出て、学校を休まなければいけなくて。人の気持ちを考えすぎて、周りにいる家族や誰かを優先してしまい、言いたいことや本音を強く言えない女の子でした。いつも葛藤に苦しんでいるのですが、そんな姿は、私と重なる部分も多いです。実は私も昔から、強い主張や意見を伝えることができなかったし、いつも自信を持てずにいました。でも、幼い舞はだんだん、強い人になりたいと思うようになっていきます。そして成長するにつれ、その思いが今度は、自分自身が努力をすれば、絶対にできる、夢は叶うんだという、前向きで強いマインドに変わっていって。とにかく挑戦してみたい、もっともっと強くなって、みんなを笑顔にするようなことがやりたいと思うようになります。そんな舞に、根本の部分で共感できるからこそ、変わっていく様子が頼もしくてカッコよく映って。演じながら、一緒に成長できている感覚がすごく楽しいです。だから何より私が、舞から勇気や自信をもらい、助けられている気がしています。――福原さんの、そんな想いを知ったうえで見ることで、より舞を応援したくなりました。ありがとうございます!――以前から、いつか朝ドラのヒロインを務めたい、という強い想いを持っていたそうですね。その辺も舞と重なりますが、熱望していたのはなぜでしょうか。芸能界に入るきっかけまで遡るのですが…。子供の頃からダンスが好きで、ダンスレッスンができるスクールみたいなところを探していたんです。そんな時、友達が教えてくれたのが、子役事務所でした。当時は、ダンスができればよかったし、そもそも私は人見知りで、人と目が合わせられないぐらいの子供だったので、それを直せるならやってみようって。それで、小学1年生の時に、子役事務所に入りました。3~4年経った頃、まいんのオーディションを受けることになったのですが、もともとNHKの教育番組を見ていたし、料理番組も好きだったので、受かったらいいなぁと思っていました。――そうしたら、見事に合格したわけですね。はい。約4年間、まいんちゃんを務めさせていただいたのですが、当時はまだ自分がテレビに出ているという自覚はあまり持てなかったし、お仕事だという感覚はありませんでした。だから、ただ不思議な感じで。ようやく自覚し始めたのは、番組が終わる頃だったかもしれません(笑)。まいんをきっかけに、ファッション雑誌のモデルをやらせていただいたり、『キラキラプリキュアアラモード』で声優(キュアカスタード/有栖川ひまり役)や歌にもチャレンジさせてもらったことで、芸能のお仕事って楽しいな、という思いがどんどん強くなっていきました。――お話を聞いていると、順風満帆のようですが…。それが、中学生の頃、学校とお仕事の両立などで、仕事を続けるかどうか悩んでいた時期があって。その時に見ていたのが、朝ドラの『おひさま』でした。井上真央さん演じるヒロインの陽子が、いつも太陽のような笑顔で、明るく前向きに歩んでいく姿を見て、勇気をたくさんもらったし、私も何があっても前向きに頑張りたい、と思えるようになったのです。陽子の家族の温かさにも感動したし、自分の捉え方ひとつで、こんなにも人生は変えられるんだ、って知って。その後放送された『あまちゃん』や『ひよっこ』も大好きだったのですが、そのうち、見ているだけではなく、私もいつか朝ドラでヒロインを演じてみたい!と思うようになったのです。福原さんがヒロイン・岩倉舞を演じる連続テレビ小説『舞いあがれ!』は、空とパイロットに憧れる舞の成長物語。月~金曜8:00~8:15にNHKで放送中。出演:福原遥、浅田芭路〈幼少期の舞〉、横山裕(関ジャニ∞)、高橋克典、永作博美/高畑淳子ほか。作:桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太主題歌:backnumber「アイラブユー」語り:さだまさしふくはら・はるか1998年8月28日生まれ、埼玉県出身。2005年にドラマで子役デビュー。『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』で、主人公のまいんを演じて注目を集める。その後、『キラキラプリキュアアラモード』で声優を務めたり、CDをリリースするなど、幅広く活躍。放送中の連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK)に出演。ジャケット¥75,900パンツ¥40,700(共にPINKO/サン・フレール TEL:03・3265・0251)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年10月19日号より。写真・岡田 潤(BE NATURAL)スタイリスト・津野真吾(impiger)ヘア&メイク・井手真紗子インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2022年10月13日今週から始まった待望の新朝ドラ『舞いあがれ!』(NHK総合・月~土曜午前8時、〈再〉午後0時45分ほか※土曜は1週間を振り返ります)。ヒロインの少女時代を演じる浅田芭路ちゃん(9)と一緒に、物語の序盤の舞台、長崎・五島列島と東大阪の人々をご紹介!ヒロイン・岩倉舞の子ども時代を演じる芭路ちゃんは、オーディションで219人の中から選ばれた。「聞いたときはうれしかったです。しばらくは自分でもふわふわした気持ちだったのですが、衣装合わせへ行き、スタッフさんや監督に会い、本当に舞ちゃん役に選ばれたんだと実感がわいてきました」(芭路ちゃん)芭路ちゃん自身はハキハキと自分の意見を話してくれる女の子。周囲の顔色をうかがってしまう舞とはそこが違う?「舞ちゃんは優しさや思いやりがある女の子なんですけど、相手のことを考えてしまい自分の気持ちや考えをすぐ言えない子。私は自分の思ったことはそのときに言えるので、そこは似ていないかな」逆に舞と似ているところは「絵を描くのが好きなところ、友達と力を合わせていろんなことをするところ」だそう。【岩倉家】■岩倉舞(福原遥)/少女時代(浅田芭路)東大阪の町工場で生まれ育つ。ばらもん凧をきっかけに空に憧れを抱く。「福原さんはいろんなことを話しかけてくれて、一緒にいるだけですごく楽しかった」(芭路ちゃん・以下同)■父・岩倉浩太(高橋克典)ネジをつくる町工場の二代目社長。「お父ちゃんは頭をなでてくれたり、笑顔で話しかけてくれたり、甘えさせてもらいました」■母・岩倉めぐみ(永作博美)長崎・五島列島出身。大学時代に浩太と出会い、駆け落ち同然で結婚する。「お母ちゃんは笑顔が本当にかわいかったです!」■兄・岩倉悠人(横山裕〈関ジャニ∞〉)舞の3歳上で勉強が得意。プライドが高い。「お兄ちゃんはいつも明るく話してくれて笑顔がかわいかったです」■二代目社長を支える職人・笠巻久之(古舘寛治)浩太が経営する工場のベテラン職人。■舞の親友・望月久留美(山下美月〈乃木坂46〉)/少女時代(大野さき)舞の同級生。父子家庭に育ち、看護師を目指すように。「仲よくなり、最後のときはお手紙を渡し合いました!」【長崎・五島列島の人々】■祖母・才津祥子(高畑淳子)五島列島の小さな島に住む。漁師だった夫が亡くなったあと船を受け継ぎ、めぐみを育て上げた。「ばんばはカメラがまわっていないときもいっぱい話しかけてくれて本当にたのしかった」■木戸豪(哀川翔)祥子と懇意にしている船大工。■山中さくら(長濱ねる)祥子が作ったジャムを売っている。■浦信吾(鈴木浩介)町役場に勤務。舞の母親の幼馴染み。【お好み焼き屋「うめづ」】■梅津貴司(赤楚衛二)/少年時代(齋藤絢永)岩倉家の隣にある「うめづ」の息子で、舞と同い年。気がやさしくて繊細。「役柄と同じで優しくてシャイな人でした」■梅津勝(山口智充)「うめづ」の主人で貴司の父親。■梅津雪乃(くわばたりえ)「うめづ」の女将で貴司の母親。■心のよりどころ・八木巌(又吉直樹)本を心から愛する古本屋「デラシネ」の主人。最後に芭路ちゃんへ質問を。東大阪の岩倉家はどんな家族?「お父ちゃんもお母ちゃんもお兄ちゃんもみんな明るくて優しくてとてもパワフルな感じでした。いつもみんなすごい元気いっぱいで、浅田家もあんな感じでいられたらいいな!」芭路ちゃん演じる舞が、東大阪や五島列島でどんな経験をし、空へ舞いあがっていくのかお楽しみに!
2022年10月11日黒島結菜(25)がヒロイン・比嘉暢子を演じるNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』。8月12日の放送回では、暢子と婚約者・青柳和彦(宮沢氷魚)の披露宴が開かれた。しかし、“とある演出”が物議を醸しているのだ。前回放送までに、和彦との結婚に強く反対していた和彦の母・重子(鈴木保奈美)から、ようやく結婚の許しを得た暢子。披露宴は、勤め先である銀座のイタリアンレストラン「フォンターナ」で行うことに。重子のリクエストに応えて、イタリア料理と沖縄料理を振舞うこととなった。料理のメニューも決まり、いよいよ迎えた披露宴当日。しかし、暢子の知らないところでは、披露宴の出席をめぐってゲスト間で“トラブル”が起こっていた。「沖縄に住む暢子の妹・歌子(上白石萌歌)は熱が出たことを口実に、幼馴染の砂川智(前田公輝)へ、披露宴会場まで連れて行ってもらうよう頼みます。やむを得ず店の前まで歌子を送り届けた智は、沖縄県人会の会長・平良三郎(片岡鶴太郎)らに見つかってしまいます。偶然にも暢子の兄・賢秀(竜星涼)が仕事で披露宴を欠席したため、席が空いているとのことから、智は店内に担ぎ込まれてしまったのです。もともと、歌子から『智ニーニーも』と披露宴に誘われていましたが、『俺がいたら、せっかくの披露宴が台無しになるさ』と断っていたのですが……」(テレビ誌ライター)それもそのはず、智は数カ月前に暢子にプロポーズしたばかりだったのだ。前出のライターは言う。「幼いころから暢子が好きだった智は、暢子を追いかけて上京し、起業までしました。智は沖縄角力大会での優勝を機に、暢子にプロポーズ。しかし、暢子から『うちは、料理に集中したい』と断られた挙句、『智がうちに感じているのは愛情ではなくて、友情』とまで言われてしまったのです。それでも智は、『幸せにしてみせる!』『暢子じゃないと!』とすがったのです。その後、智は仕事を理由に沖縄に帰っており、暢子や和彦とは会っていませんでした。にもかかわらず、無理やり披露宴に出席させられ、スピーチまで強要させられることに。歴代の朝ドラでは、ヒロインの結婚シーンは“感動必須”でした。ですが、気まずい関係であるはずの智をクローズアップした演出に、感動する気持ちをそがれてしまった視聴者も多かったようです」■スピーチ強要に「痛々しくて見られられない」「残酷」の声も歌子の“策略”によって披露宴に出席せざるを得なくなってしまった智だが、さらなる“悲劇”が彼を襲ったのだ。ウエディングドレス姿で和彦と登場した暢子。披露宴が始まって間もなくすると、司会の和彦の上司・田良島(山中崇)から「新郎新婦のご友人、砂川智くんよりお祝いのご挨拶を頂戴したいと思います」と指名が。突然の指名に、智は「え?俺、聞いてないんだけど」と動揺。それでもマイクの前に立ち、こうスピーチしたのだった。「暢子とは幼なじみで家族も同然。こっち(東京)に出てきてからも、本当に数えきれないほど色んな思い出があって……。できれば、お嫁になんか行ってほしくありません。と、言いたいところですが、悔しいけど……これほどお似合いな2人はいません!」精いっぱいの祝辞を述べた智に、Twitterでは《智くんの挨拶感動しました!》《立派な挨拶だった!》との声が。だが、その一方で「智がかわいそう」と同情の声が相次いでいる。《きょうの智のスピーチの場面は痛々しくて見ていられませんでした。よくもまあこんな残酷なことをするものだと》《とにかく智がかわいそう、、子供の時から好きで、ずっと追い続けていたのに、あげくフラれて、翌日知ってる男が逆プロポーズ受けて結ばれる、、智の心の傷が数ヵ月で癒えるわけないでしょ。。》《今までの事がなければ感動できた気もするけど、流石にいきなり智に挨拶させるのはいくらなんでも酷すぎる… せめて考える時間位はあげてほしかった》《なにこの朝ドラ史上最も感動しない結婚式シーンじゃない?何を見せられてるの?苦しい…》《朝ドラ結婚式とかで感動しなかったの初めてだ、、非情?普通?》果たしてこの先、智が報われるシーンは登場するのだろうか。
2022年08月12日この秋放送予定の「Hey! Say! JUMP」山田涼介主演ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」に、川栄李奈が出演することが分かった。朝ドラヒロイン後、初の連続ドラマ出演となる。本作は、山田さん演じる連続殺人犯を父に持つ大学生・浦島エイジがある日、自らが二重人格であることを悟り、“もう1人の自分”が殺人を犯しているかもしれないと、底知れぬ不安にかられ、真相を明らかにしようと決意し、そこから驚愕の事実が次々と明らかになるサスペンスドラマ。連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」にて主人公の一人を演じた川栄さん。今作では、半グレ集団・スカルが運営するデートクラブ「アリス」で働く、本作のヒロイン・ナミを演じる。スカルに弱みを握られ、いや応なしに働かされているナミは、自己肯定感が低く、半ば人生を諦め、ようやくできた親友と無理やり笑顔を作り、現実を直視せずにごまかしながらここまで生きてきた。だが、その親友がある事件で命を落とすことに。そんなナミの目の前に現れたのがエイジ。この出会いをきっかけに、ナミは親友の命を奪った犯人を探すことを決意する。なお、今作におけるヒロインのナミは、原作の真明寺麗の要素を内包した、ドラマならではのキャラクターとなっている。「1人で台本を読みながら、“えっ!?”という声が出てしまうくらい驚きました。本当に面白い作品だと感じましたし、ドラマを見てくださる方にもすごく楽しんでもらえるんじゃないかなと思っています」と本作の印象を語った川栄さんは、役柄について「ナミはすごく仲間思いで、芯の強い女性だなと感じました。このドラマに出てくるキャラクターが、皆さん結構濃くて(笑)。エイジを含め、裏表があるキャラクターが多い中で、ナミは1番視聴者の方に寄り添った役なのではないかと思っています」とコメント。また、初共演となる山田さんについては「今回は二重人格の役ということですごく難しいと思うのですが、間近で山田さんのお芝居を見られること、一緒に作品を作っていけることが今からとても楽しみです」と共演に期待を寄せている。「親愛なる僕へ殺意をこめて」は10月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年07月28日韓国ヒロイン顔メイク!オトナの「透明感美人」をつくる5つのポイント出典:byBirth真似したいのは、透明感 × フェミニンいつの間にかストーリーが入ってこないほど、韓国ドラマのヒロインに見惚れていることってありませんか?思わず見惚れるヒロインは、髪と肌のツヤが美しく、どのシーンでも輝いています。画面にフィルターがかかっていないのに、常にくすみ知らずの透明感に溢れた肌。ヒロインらしい、ピュアな印象や上品さが際立ちますよね。この投稿をInstagramで見る 박민영 Minyoung Park(@rachel_mypark)がシェアした投稿 肌なじみのいい柔らかなカラーと、とにかくナチュラルに仕上がる質感。一見、地味に仕上がりそうなメイクも、こだわって丁寧に仕上げると垢抜けた印象になりますよ。透明感が素敵!韓国ヒロインメイクの5つのポイント日本だけでなく、韓国でも大人気!透明感づくりが得意なコスメたちをピックアップ。『ナチュラルで、上品で、女性らしい』をテーマにした、30代からのオトナ向けのメイクレシピです。5つのポイントを押さえて、憧れのヒロイン顔へ!1.ツヤのある透明感は、下地で仕込む韓国ヒロインの共通点は、自家発電なの?と言いたくなるほどの、パッと周りを明るくする透明感溢れる肌。くすみのないクリアな肌の印象は、ツヤとコントロールカラーで仕込みます!ラベンダーのコントロールカラーで透明感アップ大人世代の悩みのひとつ、黄ぐすみを補正してくれるラベンダーのコントロールカラー。透明感を引き出すブルーと、血色感をアップするピンクがブレンドされたカラーで使いやすい1色。顔全体に塗るのではなく、顔全体の肌印象を決める【目の下三角ゾーン・鼻筋・おでこ中央】に少量のばすだけでOK!ツヤ感を消さないよう、グロウな仕上がりになるものがおすすめ。リリミュウトーンアップカラープライマーグローラベンダーSPF29・PA+++1,760円(税込)出典:byBirthリリミュウのコントロールカラーは、ツヤ仕上げとマット仕上げの2種類。「グローラベンダー」は、透明感にこだわったほんのりツヤ仕上げ。出典:byBirthギラギラにならないツヤ感で乾燥しにくいので、オトナ世代にも使いやすくおすすめ。スキンケア後みたいなピュア肌は、ほんのりグロウな下地でつくりこみすぎていないピュアなツヤ肌で、みずみずしい透明感を。ほんのりパールが入った化粧下地で、気になる毛穴やくすみを光の反射で飛ばしトーンアップ。エスポアデューイフェイスグロウAD23,300円(税込)出典:byBirthヒアルロン酸成分配合で、肌に水分をキープ!淡いピンクの化粧下地には微細ラメ入り。光が当たるとピンクのラメが反射し、憧れの発光肌に。出典:byBirthのびがよく、スキンケア直後のようなみずみずしさとうるおいを感じる仕上がり。2.ふんわり柔らかそうな眉は、アイブロウパウダーで色味をプラス思わず触りたくなるような、ふんわりとした眉はアイブロウパウダーで。眉頭にピンクやオレンジなど柔らかく・明るいカラーをブレンドすると、垢抜け効果も!ジルスチュアートニュアンスブロウパレット02 rose pink shade3,520円(税込)出典:byBirth淡いピンクと、淡いオレンジどちらも入ったアイブロウパレットで使いやすい!特にこのパレットは、肌なじみのいいカラーなのにきちんと色がのりやすく、色落ちしにくいので優秀。3.チークは淡いカラーをふんわりまとう程度に小顔効果を狙ってつい色を重ねたくなるチークは、ヌーディーなカラーを。ここを引き算するだけで、より韓国美人っぽく!ローラ メルシエブラッシュ カラー インフュージョン063,850円(税込)出典:byBirthふんわりマット仕上げで、ヌーディーなベージュ以上ブラウン未満な色味がオトナっぽい。ヌーディーカラーなのに、頬にのせるとほんのり赤みがでて血色感アップ!クリニークチークポップ15 パンジー ポップ3,630円(税込)この投稿をInstagramで見る クリニーク(@cliniquejp)がシェアした投稿 透明感と柔らかくフェミニンな印象にもっていくなら、ラベンダー系チーク。ほんのりパールがきいているので、ツヤ肌スキンに重ねても質感で沈まない。出典:byBirthラベンダーでしっかり透明感と華やかな血色もアップ。4.オトナ世代はあえてのラメなし!ヌーディーな抜け感アイメイク韓国アイドルメイクと違い、韓国ドラマヒロインはアイシャドウはよりナチュラル。ここはあえてのラメなし!ソフトマットな質感で、抜け感のあるヌーディーカラーを。デイジークシャドウパレット全5色各4,180円(税込)この投稿をInstagramで見る 데이지크(@dasique_official)がシェアした投稿 肌なじみのいいヌーディーカラーが1つのパレットにぎっしり!ミルキーなベージュカラーを少しずつ重ねることで、奥行きのあるアイメイクが完成。地味顔脱出には、裸眼風カラコンもありパースピアコンタクトアクア全4色1箱10枚入り各1,705円(税込)出典:byBirthヌーディーメイクだけど、もっと華やかさと垢抜け感が欲しいときは、裸眼風のカラーコンタクトを。perse(パース)のカラーコンタクトは、瞳の大きさを変えずニュアンスカラーをまとうことができます。細かなグラデーションでオトナも使いたい裸眼風。個人的にはエアグレーがおすすめ。出典:byBirth1dayタイプなので、シーンや気分に合わせて。結婚式などイベントメイクにも。5.リップはソフトなピンクベージュ or ツヤ感レッドナチュラルメイクなのに、シーンによって華やかさがグッと変わるリップカラー。ナチュラルにもゴージャスにもなれるリップメイクは、2種類のカラーを用意しておくと◎。柔らかヒロイン顔にはピンクベージュ柔らかく上品な印象に仕上げるなら、ピンクベージュでメイクに統一感を。シャネルルージュ アリュール ラック62 スティル4,950円(税込)出典:byBirthフェミニンかつ可愛い印象に仕上がる、シャネルの粘膜ピンクベージュ。出典:byBirthベージュなのに顔が沈まず、ほどよいピンクで血色感を与えます。ほんのりうるおいを感じつつも、時間がたつとソフトマット寄りの質感に。華やかヒロイン顔にはツヤ感レッド透明感もあるシアーなレッドで華やかな顔立ちに。オペラリップティント N01 レッド1,650円(税込)この投稿をInstagramで見る OPERA公式(@opera_cosmetics)がシェアした投稿 凛とした女性の印象にもなる赤リップは、シアーな質感で抜け感を忘れずに。リップクリームのように軽く・みずみずしい仕上がりと、使う人を選ばない超優秀レッドカラーといえばコレ!あなたの憧れヒロインは?いかがでしたか?カラー選びや質感、ポイントを押さえて憧れの韓国ヒロインメイクを。好きな韓国ドラマを見ながら、メイクも楽しんじゃいましょう!
2022年06月17日11日からスタートしたNHK朝ドラ『ちむどんどん』。西洋料理のシェフを目指して沖縄から上京したヒロインが、東京で沖縄料理店を開くために奮闘する物語だ。ヒロイン・比嘉暢子を演じるのが沖縄出身の黒島結菜(25)。「昨年9月中旬から東京のスタジオで収録が始まり、11月から12月は沖縄でロケが行われていました」(テレビ局関係者)これまで、『マッサン』と『スカーレット』の2作で朝ドラ経験がある黒島。今回は制作陣からの直々のオファーでヒロインの座をつかんでいた。大きな期待を一身に受けて抜擢されただけに、背負うものも大きいようだ。黒島はドラマの公式サイトでこう語っている。《ヒロインの大変さを近くで見てきたからこそ、最初はプレッシャーが大きかったです》重圧と闘いながらヒロインを演じる黒島だが、本誌はそんな彼女のつかの間の“息抜き”を目撃している。クランクイン直前の昨年9月下旬、人気の少ない都内の路上で朝早くから散歩する黒島。その横には2匹の犬が。黒島を引っ張るように元気に歩く愛犬たちをほほ笑ましく見つめながら、黒島はゆったりと散歩を楽しんでいた。さらに、黒島には暢子の母親役で同郷の仲間由紀恵(42)といった共演者以外にも心強い味方が。女優の杏(35)だ。「’16年公開の映画『オケ老人!』で初共演した際、まだ女優経験が浅く緊張していた黒島さんを気遣い、いろいろ話しかけたことをきっかけに打ち解けたそうです。以来、2人はプライベートでも遊ぶようになり、杏さんの子供たちも黒島さんになついているといいます。杏さんは黒島さんをとてもかわいがっており、インタビューで『妹でもあり、娘でもある』と語るほどです」(芸能関係者)『ごちそうさん』で主演を務めた朝ドラの先輩でもある杏は、“ヒロインの矜持”を黒島に伝えているという。「ヒロインに決まって、黒島さんは真っ先に杏さんに相談したといいます。そこで杏さんは親身になって、長期間の撮影を乗り越える方法や座長として現場をまとめるコツを黒島さんに伝授したそうです」(NHK関係者)実は、黒島が大切にする2匹の愛犬にも杏との絆がーー。「黒島さんは杏さんが東出昌大さん(34)と結婚していたころから2人の自宅をよく訪れていました。あるとき、遊びにいった際に東出さんから保護犬を飼うことを勧められ、翌日すぐに保護犬の施設へ行き、譲り受けたのが1匹目の愛犬・コハダちゃんです。2匹目のシャディちゃんも保護犬で、昨年3月ごろから飼い始めたそうです」(前出・芸能関係者)杏と東出はその後、離婚したが、飼っていた保護犬は杏の元へ。黒島と杏は犬を介して絆を強めているようだ。「コロナ禍になってからはなかなか会えていないようですが、今もメールや電話でお互いの愛犬の話題などについてよくやり取りしていると聞きました。そうした時間も黒島さんにとって貴重な息抜きになっているそうです」(前出・NHK関係者)保護犬がつないだ先輩ヒロインとの絆を糧に、黒島は羽ばたく!
2022年04月15日現在放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の3代目ヒロイン・川栄李奈が、渋谷のNHK放送センターを訪れ、次期連続テレビ小説「ちむどんどん」のヒロイン・黒島結菜とバトンタッチセレモニーを行った。上白石萌音、深津絵里、川栄さんがヒロインを務めた「カムカムエヴリバディ」。二代目ヒロインの娘・ひなたを演じた川栄さんは、「苦しかったことよりも楽しかったことばかりが浮かびます」と撮影をふり返り、「クランクアップした瞬間、涙が止まらなくなってしまった私を優しく受け止めてくださったスタッフ皆さんの温かさが心にしみました」とコメント。「マッサン」を手掛けた羽原大介によるオリジナル脚本の物語で、沖縄料理に夢をかける暢子を演じる次期ヒロイン・黒島さんは、ここまでの撮影をふり返り、「一日一日があっという間で、毎日楽しく撮影しています。撮影はあと半年残っていますが、このままいい雰囲気で撮影できるようがんばりたいなと思います」と改めて意気込んだ。三世代の物語を描くとあって、スピーディーな展開をみせてきた「カムカムエヴリバディ」。最終週の見どころについて川栄さんは「『えっ!?』と驚くような怒とうの展開です。本当にすばらしい作品になっておりますので、ぜひ最後まで見届けていただき、翌週からは『ちむどんどん』をご覧いただければと思います」とアピール。一方、「ちむどんどん」は4月11日(月)からスタート。黒島さんは「沖縄の家族の物語で、あたたかく楽しいドラマになっていると思いますので、『カムカムエヴリバディ』からバトンを受け取って、このままいい流れでスタートできたらいいなと思います」と放送開始に向けてコメントを寄せた。また、黒島さんから川栄さんへ“忙しい撮影が続く中、一日で一番楽しみだったこと”について質問が投げかけられると、「食事のシーンに出てくるご飯がとてもおいしくて元気が出ました。昼休憩の前に朝食を囲むシーンがあると残り物をスタッフさんがお昼用にとまとめてくださるので、それを楽しみに撮影していました。普段の大月家の食事は質素ですが、クリスマスなどのシーンではチキンが出てきました。ちょっと豪華になるのがうれしかったです」とエピソードを明かした。今回も恒例のプレゼント交換の場面があり、川栄さんは三世代の親子の絆を紡いできた御菓子司「たちばな」のあんこを使った2種の和菓子。黒島さんはシークワーサーの木で作ったウッドボウルを贈った。連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は4月9日(土)までNHKにて放送。連続テレビ小説「ちむどんどん」は4月11日(月)よりNHKにて放送。※毎週月~土曜日8時~総合/7時30分~BSプレミアム・BS4K※土曜は一週間のふり返り(cinemacafe.net)
2022年03月24日最終話まであと約1カ月となった朝ドラ『カムカムエヴリバディ』(NHK)。最終章のヒロインである川栄李奈(27)演じるひなたが登場し、佳境を迎えている本作だが、舞台裏では2代目ヒロインのるいを演じた深津絵里(49)が“異例の決断”を下していたという。「ここ数年、朝ドラの歴代ヒロインは、生放送の情報番組『あさイチ』と『土曜スタジオパーク』(ともにNHK)に出演して番宣を行うのが慣例です。第1章のヒロインを演じた上白石萌音さん(24)は昨年ともに出演し、川栄さんも今後、出る予定だそうです。ただ、深津さんはるい編放送中にどちらも出演することはなく、このあとも出る予定はないと聞いています」(NHK関係者)深津の“番宣控え”はほかの場面でも徹底していた。「ドラマの公式HPでは上白石さんと川栄さんがそれぞれのパートについて語るインタビュー動画が公開されています。しかし、深津さんの動画はなく、ナレーションを務める城田優さん(36)が代わりにるい編の見どころについて語っていました」(前出・NHK関係者)朝ドラヒロインの“お約束”を踏襲しない深津だが、その背景には深津の女優業への“ポリシー”があると、古くから付き合いのあるテレビ局関係者は言う。「かねて深津さんには“自分の仕事は現場で演技をすること”という矜持があるといいます。近年、上白石さんは歌手、二階堂ふみさん(27)は紅白の司会を務めるなど、マルチに活躍する朝ドラヒロインが多い。そんななか、これまで“女優一筋”だった深津さんは、今回の朝ドラでも信念を曲げることなく、るいを演じることに専念しているのだと思います」生放送ということも影響していると、テレビ局関係者は続ける。「過去に番宣として『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に出演するなど深津さんもまったく番宣をしないということではありません。ただ、生放送の情報番組だと、プライベートの話も聞かれてしまうので、“るい”を楽しみにしている視聴者に余計な先入観を与えたくないのでしょう」深津はかつて女優業についてのこだわりをこう語っている。《“こういう人”みたいなものを自分で作ってしまうのはつまらないと思っています。(中略)“何もない”“何者でもない”ことが、自分の中ですごく心地良いのかもしれないですね》(『SWITCH』 ’08年6月号)るいが多くの人の心を打った背景には深津の変わらぬ“透明感”があった。
2022年03月03日「台本の読み合わせで最初に川栄さんが英語を喋ったとき、その流暢さにリハーサル室でどよめきが起きました。ヒロインに決まった1年前から英会話を個人的に習っていたそうです」(NHK関係者)『カムカム』3代目のヒロイン・ひなたを演じている川栄李奈(27)。「いままで朝ドラオーディションに5回落ちた彼女は“最多落選ヒロイン”。それを自覚してか背水の陣で収録に臨んでました。関東出身の川栄さんにとっては英語と京都弁と“2つの言葉”を覚えなければならず、台本は育児の合間にお風呂で覚えていたそうです。2〜3時間湯船に入っていたことも……」(別のNHK関係者)川栄は’19年5月に俳優・廣瀬智紀(35)と結婚し第1子(2)を出産。ママ女優の朝ドラヒロインは『まんぷく』(’18〜’19年)の安藤サクラ(35)に続いて2人目だ。「昨年11月から川栄さんは収録のため基本的に単身赴任で大阪のマンションで生活しています。安藤さんは現場にお子さんを連れてきていましたが、このコロナ禍なので、川栄さんのお子さんは東京の自宅でお母さんが全面的にサポートしているといいます。ご主人の廣瀬智紀さんも自分の仕事をセーブして積極的に育児に携わっているそうです。川栄さんはお子さんとは毎日欠かさずSNSのビデオ通話でコミュニケーションを取っていると聞きました」(前出・NHK関係者)ここまで全身全霊で挑むのは、上白石萌音(24)、深津が築いてきた世界を自分の代で壊してはいけないと自戒しているからだという。「川栄さんは自分の撮影がない日でも、できる限り深津さんの撮影シーンを見て必死に学んでいました」(前出・NHK関係者)収録現場での川栄は常に謙虚だとドラマ制作関係者は打ち明ける。「’15年のAKB48卒業後、女優業に専念してから大きく意識が変わったようです。打ち合わせや取材などでも『私なんてすぐ消えます』『好調は長く続きません』『常に最悪な状況を想定しています』など、ネガティブな発言が多いです。演技の進化を問われる女優業の厳しさを自覚しているようです」そんな川栄の演技力をNHKは高く評価しているという。「昨年の大河ドラマにも出演しており、『カムカム』では実は川栄さんは上白石さんが演じた、安子役の最終候補にも挙がっていたのです」(前出・NHK関係者)“ネガティブな自戒”で朝ドラヒロインという幸福を招いた川栄。「消える危機感」を持ちながら、3代目・ひなたを演じ切るーー。
2022年02月18日