東京スカイツリータウン内にある水族館「すみだ水族館」にてマゼランペンギンの赤ちゃんが誕生、5月30(土)から6月30日(火)までの期間限定で特別展示が行われる。国内最大級という屋内開放プール型水槽で、ペンギンの姿を間近でみることができることが大きな魅力のひとつであるすみだ水族館。同館では、飼育しているマゼランペンギン「カクテル」が4月5日(日)に産卵、人工孵化を実施。産卵より36日後にあたる5月11日(月)には、内側から卵殻を割る嘴打ち(はしうち)が確認されたため、飼育スタッフが24時間体制で見守り、5月13日(水)3時48分頃に無事に孵化を確認。現在、誕生したペンギンの赤ちゃんは、育雛器(いくすうき)の中で飼育スタッフに育てられている。赤ちゃんの母親「カクテル」が父親「カリン」と産卵を行うのは今回で3年連続となり、2013年には姉となる「まつり」と、兄となる「はなび」、また2014年には兄となる「はっぴ」が誕生し、すくすくと育っているそう。今回の赤ちゃんの展示は、6階「ペンギンのゆりかご」内で実施され、給餌や掃除など、飼育スタッフに育てられている様子を見ることができる。赤ちゃんペンギンは、3か月程で成鳥(体長60~70 センチ)とほぼ変わらない大きさまで成長するため、生後間もない小さなペンギンの赤ちゃんの姿を見ることはこの機会だけだ。また、5月30日(土)から6月21日(日)の期間中、誕生したペンギンの赤ちゃんの名前が館内で募集される。すみだ水族館で生まれたペンギンは「元気な東京」をイメージする言葉が命名されることになっているとのことで、この機会に赤ちゃんペンギンの名付け親になってみては?「すみだ水族館」マゼランペンギンの赤ちゃんの展示は、5月30(土)から6月30 日(火)まで開催中。(text:cinemacafe.net)
2015年05月18日「まちコンポータル」を運営するCHAMBER MEDIAは6月7日、街コンイベント「世界のビールで愛を叫ぶ@ 世界のビール博物館 ~東京スカイツリータウンソラマチ店~」を開催する。○世界のビールが飲み放題の街コン開催同イベントは、ビール好きの男女が集う街コンイベントで、ドイツ、ベルギー、イギリス、アメリカ、チェコ共和国などをはじめ、世界を代表するビールを飲み放題で味わえるほか、世界の味と文化を楽しめるさまざまな料理も堪能できるという。東京スカイツリーソラマチ内にある「世界のビール博物館」(東京都・墨田区)を会場に、男女100名規模で開催される。開催日時は、6月7日14時~17時。参加資格は20歳~45歳までの男女で、同性2名での申込みが必須。参加費は男性8,000円、女性5,000円となっているが、GW期間中(4月24日~5月6日)に申し込むと、1,000円割引になるとのこと。申込み、詳細は「世界のビールで愛を叫ぶ@ 世界のビール博物館」のサイトから。
2015年05月01日スカイマークとインテグラル及びANAホールディングスは4月22日、民事再生手続下にあるスカイマークに対して、インテグラルとANAホールディングスが共同して支援を行うことについて合意し、基本合意書を締結した。スカイマークは2月4日の民事再生手続の開始決定発令後、翌日の5日付にてインテグラルと再生支援基本契約を締結し、同社の支援の下で早期の事業再生に取り組んでいる。さらに同月12日には、事業価値の維持及び増進を図る観点より、スカイマークに各種支援を行うスポンサーを広く募集・選定するため、スカイマークはGCAサヴィアンをフィナンシャルアドバイザーとして任命し、スポンサー選定手続を開始した。選定手続の結果、スカイマークは、他の本邦航空会社の再生に携わった経験を有し、販売、調達、整備等で幅広くスカイマークの事業価値に資する支援を提案したANAホールディングスをインテグラルとの共同スポンサーとすることを決定し、インテグラル及びANAホールディングスとの間で本基本合意書を締結するに至った。ANAホールディングスは、フルサービスの航空運送事業を担う全日本空輸、ANAウイングス、エアージャパンや、LCC事業を担うバニラ・エア、旅行事業を行うANAセールス、商社事業を行う全日空商事などの株式を保有する持株会社であり、「安心と信頼を基礎に、世界をつなぐ心の翼で夢にあふれる未来に貢献する」ことを経営理念に掲げ、60年以上にわたり日本の航空運送事業の一翼を担ってきた本邦最大の航空企業グループを統括している。今後、スカイマーク、インテグラル及びANAホールディングスは、東京地方裁判所及び監督委員の監督のもと、本基本合意書に基づき具体的な協議を進め、スポンサー契約の締結及び本民事再生手続における再生計画案の策定を行う。基本合意書は、インテグラルとANAホールディングスが共同して、独立した企業としてのスカイマークの再建を実現し、スカイマークの発行する株式を早期に再上場させることを目標として、スカイマークを支援する際の基本的条件を定めることを目的としている。骨子として、「出資及び債務の弁済」「取締役会」「従業員の雇用」「将来の再上場」の4つを定めている。まず「出資及び債務の弁済」に関しては、出資総額は180億円を予定しており、その全額が再生計画案の認可決定の確定時に負担する債務(共益債権、優先債権及び再生債権)の弁済に充てられる。スカイマークは再生計画案において、100%減資を実施する旨の規定を定めている。再生計画案の認可決定が確定した後、スカイマークは第三者割当増資を行い、インテグラル及びANAホールディングス等がこれを引き受けて出資し、新たな株主となる予定。出資比率及び議決権比率については、インテグラルが50.1%、ANAホールディングスが最大19.9%とし、残りの出資については今後両社で協議の上、再生計画案提出までに決定される。また、スカイマークの事業運営に必要な運転資金の確保のため、インテグラル及びANAホールディングスの支援の下、別途金融機関との間でコミットメントラインを設定する予定となっている。「取締役会」に関しては、再生計画案認可決定が確定した後のスカイマークの取締役の員数は6人とし、3人をインテグラルが、1人をANAホールディングスがそれぞれ指名し、その他の2人については他の出資者も含めて両社で協議の上、今後決定する。なお、インテグラルが指名する取締役のうち1人を会長に、ANAホールディングス又はその他の株主が指名する取締役のうち1人を社長に選定する予定となっている。「従業員の雇用」に関しては、スカイマークの従業員の雇用は原則として維持される。そして、「将来の再上場」に関しては、インテグラル及びANAホールディングスは、相互に協力してスカイマークの企業価値を向上させ、出資時から5年以内にスカイマークの発行する株式を再上場させることを共通の目標として、最大限の努力をすることで合意している。今後については、5月29日に再生計画案が提出される予定となっている。インテグラル(本社: 東京都千代田区、代表取締役: 佐山展生氏、山本礼二郎氏)は、日本国内の上場・未公開企業等を対象とした独立系プライベート・エクイティ投資会社で、自己資金・ファンド資金の両方を用いた独自のハイブリッド投資により、長期的視野に立ったエクイティ投資を行っている。資本金は10億5,900万円。ANAホールディングス(本社: 東京都港区、代表取締役社長: 片野坂真哉氏)は、グループの経営戦略策定、経営管理及びそれに付帯する業務を担っている。資本金318,789百万円(2014年9月30日時点)。
2015年04月23日nanoblockシリーズの公式作品コンテスト「nanoblock AWARD 2014-15」の受賞作品などが展示される「nanoblock AWARD エキシビション」が、東京ソラマチ5Fのスペース634にて開幕した。同イベントでは作品展示のほか、ワークショップや無料の体験会なども実施される。○想像力を掻き立てるナノブロックの魅力がいっぱいnanoblock(ナノブロック)シリーズの公式作品コンテスト「nanoblock AWARD 2014-15」は、今年で5回目となるコンテスト。今回は、200ピース以下のブロックを使った「Under200pcs部門」、上限無く自由にブロックを組む「No Limit部門」に加え、新ブロック「nanoblock+(ナノブロックプラス)」を使った「nanoblock+部門」、動力を使った動画作品を対象とする「MOTION部門」の新設2部門を加え、計4部門で作品を募集。結果、総数577点の応募作品が集まり、その中から49作品が受賞を果たした。「nanoblock AWARD エキシビジョン」に展示されている作品を見ながら株式会社カワダ オリジナル事業本部の藤木義貴さんは「審査は写真で行なうので、私たちも実際に見て驚かされた作品がたくさんありました」と話す。角ばったブロックで作ったとは思えない曲線を表現した作品や、情景が目の前に広がってくるような情緒ある作品、何カ月もかけて作られたことが容易に想像できるド迫力の大きな作品、手のひらに乗るくらい小さくてかわいらしい作品など、工夫を凝らした作品の数々に時間を忘れて見入ってしまう。商品ラインナップでシリーズ化もされている骨格に挑戦した作品に挑戦したクリエイターは、何度も標本と見比べながら、骨のラインなどをうまくブロックで調整しながら組み立てていたので、生き物の骨に詳しくなってしまったそうだ。「どの作品もアイデアに溢れたものばかり。ブロックを少しずつずらすことで曲線を表現したり、色のグラデーションを作ることで金属っぽい輝きや立体感を出したりしているので、そういった部分も実際に見ていただきたいですね」(藤木さん談)nanoblockは2014年12月で世界累計出荷数が2000万個を突破するなど、世界で50の国と地域で販売されており、会場には受賞作品のほか、nano Gauge(ナノゲージ)やnanoblock motionチョロQといった、これまでに発売してきたnanoblockシリーズの商品なども展示され、ズラリと並んだたくさんのナノブロックは実に壮観。今後発売予定の商品なども見ることができるので、ぜひチェックしてみてほしい。○「2020年のTOKYO」を作る特別企画も実施中!さらに、会場ではナノブロックで「2020年のTOKYO」を組み立てていく特別企画も行なわれている。こちらはナノブロックファンがナノブロックの魅力を積極的に発信していくという「ナノブロック アンバサダー プログラム」の第3弾として実施されているもので、50名のアンバサダーが参加している。会期中にアンバサダーらがそれぞれ思い描く「2020年のTOKYO」の町並みを作り、作品を持ち込んで完成させていくという。○ワークショップなど体験エリアも同イベントには、展示された作品を見るだけではなく、実際に体験できるエリアも用意されている。無料で参加できる「ナノブロックプラス体験会」では、進化した新しいブロック「ナノブロックプラス」の特徴を学びながら「いぬ」を作ることができる。「nanoblockワークショップ」は、小さな小人の「ナノイド」と「雷門」「寺院」「富士山」のミニ情景のうち、ひとつを選びセットを作ることができるという。ワークショップは税込み300円で体験できる。「ナノブロックプラスの体験会では、新しい形のバーツなどをたくさん使って『いぬ』を作るので楽しんでもらえると思います。ミニ情景セットのナノイドは、頭のパーツを変えたりできるようになっているので、今回まずは体験して、今後いろいろ試していただきたいですね」(藤木さん談)ほか、物販スペースでは数量限定nanoblock「徳川家康」をはじめさまざまな商品が用意され、購入者にはクリアファイルがプレゼントされる。姫路城などの高額商品やナノブロックロゴ入りグッズが当たるくじ引きなども実施。ロゴ入りグッズは非売品のため、あえて1等などではなくこちらを狙うファンも多いとか。小さなブロックを組み立てていくことで、無限の想像力を膨らませてくれるナノブロック。子どもはもちろん、大人の好奇心も刺激する「ナノブロックアワードエキシビション」に、あなたも訪れてみてはいかがだろうか。「ナノブロックアワードエキシビション」は、東京ソラマチ5Fのスペース 634にて4月23日まで行なわれる。開場時間は11:00~20:00(18日、19日は10:00~)。最終入場は19:30まで、入場無料。
2015年04月18日資生堂、スカイハイとコラボ4月に入り気候が良くなる反面、気になるのが日に日に強くなる陽光だ。紫外線に負けない、身体の内側からの「キレイ」に力をいれたい。4月1日、資生堂は、スカイハイとコラボレーションしたスムージー「アルティミューン ホワイト」をSky High 青山本店で販売すると発表した。同商品の提供は4月1日~30日までの期間限定だという。Sky High juice bar健康や美容に関心の高い女性なら、「Sky High juice bar」の名前は耳にしたことがあるだろう。無農薬・自然農法の野菜や果物を使ってつくるジュースは、100%RAW(生)!ベジタリアンも頷くヘルシーでパワーあふれるドリンクで、世界中のセレブリティからも注目されている。今話題のジュースクレンズにも定評があり、そのレシピは書籍で紹介されるほどだ。トマトとイチゴでビタミンC!「アルティミューン ホワイト」のベースは、トマトとイチゴ。これからの季節にうれしいビタミンCがたっぷりで、美白効果が期待できそうだ。目にも鮮やかなレッドで、エネルギッシュなスムージーに仕上がっている。(画像はプレスリリースより)【参考】・資生堂 プレスリリース(PR TIMES)
2015年04月03日世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor」の日本法人であるトリップアドバイザーは、2014年にトリップアドバイザーに旅行者から寄せられた外国語の口コミからみる訪日外国人旅行者の実態を発表した。2014年に日本の観光地に寄せられた外国語の口コミ数そのものは、訪日外国人旅行者の増加を受けて前年の1.7倍に増加した。一方、外国語の口コミ投稿数を都道府県毎に見ると、東京都・京都府・大阪府に投稿された口コミが全体の6割に及ぶことから、外国人旅行者の訪問先はいまだ限定的であり、地方へのさらなる送客拡大が課題である様子が浮かび上がった。その中で、東京都に寄せられた口コミ数が全体の3割(33.6%)を占め、東京都・京都府・大阪府の3県に寄せられた口コミ数の合計が、日本全国に寄せられた口コミの6割(59.6%)を占めることが分かった。なお、上位10県(東京都、京都府、大阪府、北海道、神奈川県、広島県、沖縄県、千葉県、長野県、岐阜県)の合計は全体の8割以上(83.3%)を占めている。またトリップアドバイザーでは、2014年に外国語の口コミ数が多かった上位10県の、外国語の口コミ投稿を最も多く集めた観光施設・観光地トップ5も公表している(鉄道・フェリー等の交通機関やツアーは除く)。東京都ではロボットレストラン(新宿区、4.31)、東京スカイツリー(墨田区、4.34)、東京タワー(港区、4.20)、4浅草寺(台東区、4.41)、築地市場(中央区、4.29)がランクインした。
2015年04月01日東京スカイツリーは4月12日まで、3月23日の東京の桜開花宣言にともなって特別ライティングを実施している。東京スカイツリーでは3月16日から、夜間に特別ライティング「咲」を点灯していたが、3月23日に気象庁による東京の桜開花宣言が出たことから、ライティングデザインの演出を「咲(さき)」から「舞(まい)」へと切り替えた。3月24日~4月11日の各日18:15~23:00(4月は18:30~)には「舞」の演出を実施。特別ライティング最終日となる4月12日には、18:30~20:00に「咲」、20:00~23:00に「舞」を点灯する。
2015年03月24日●給排水の仕組みは以外とシンプルだった世界一高いタワーとしてギネス記録に認定されている東京スカイツリー。2012年の開業から今年で3年。すっかり東京の風景になじみ、都内の至る所からその姿をおがむ度にワクワクしている人も多いはず。かくいう筆者もその一人です。そんな見る者を魅了する東京スカイツリーですが、ある日、1つの疑問が浮かんできました。「東京スカイツリーのトイレはどうなっているのだろうか」あんなに高いところまでどうやって水を汲み上げているのか。排泄物の処理はどうなっているのだろうか。やはり、タワーの中心では、尿や便が毎日すごい勢いで落下しているのだろうか--。このままでは、展望台に上がっても、おちおち用を足すこともできません。ということで、東京スカイツリーへ疑問を解決しに行ってきました。○地上450mに水を汲み上げる方法とは?東京スカイツリーで最も高いところにあるトイレは、地上450mの「天望回廊」にあるもの。地上からエレベーター「天望シャトル」に乗り、地上350mの「天望デッキ」へ。さらに約100m上昇すると天望回廊に到着です。天望回廊からは、ミニチュアと化した東京の街がぐるりと一望でき、まるで空中散歩を楽しんでいるような気分を味わえます。今回お話をうかがったのは、東武タワー スカイツリー 広報事務局の長妻治輝さんと、トイレの設計を担当した同社 電波塔事業本部の柳澤恵理さん。--早速ですが、天望回廊のトイレの水はどうやって給水しているのでしょうか柳澤さん「中継に貯水槽を設けながら、ポンプで段階的に汲み上げる方法をとっています。天望回廊までは数段階に分かれていて、各所で使われるポンプは、他のビルでも使われる一般的なものを使用しています」--なるほど。やはり450mまでとなると、地上から一気に汲み上げることはできないのですね柳澤さん「技術的には不可能ではないです。ただし、そのためには機材を特別に発注して取り付ける必要があります。特注ではメンテナンスも大変ですし、万が一、修理や交換となった際にも対応が遅れてしまう可能性があるのです。そういった点を考慮して、あえて一般的な機材を使うようにしています」○意外にシンプルな排水の仕組みでは、排水はどうなっているのでしょうか。地上450mから排泄物が落下するとなると、地上にたどり着く頃にはものすごいスピードと衝撃になっているのでは…。かなり危ないですよね。柳澤さん「排水管の中を通るので危険はありませんが、あまりにも加速度がつくと、管の中が真空状態になり、便器に張られている水が中に吸い込まれる心配はあります。便器内の水は、排水管内からの菌や悪臭を防ぐふたのような役割をしているため、これでは快適に利用していただけなくなります。そこで、排水管には内部表面に設けられた突起により、排水の落下速度を緩める『減速継手(げんそくつぎて)』を使用し、真空状態を防ぐ工夫をしています」簡単に言うと、直線の道(排水管)ではスピードが出過ぎてしまうので、それを防ぐための抵抗の役割として管部内に突起があるのだそう。意外にも単純な原理ですね。長妻さん「こちらも、超高層ビルなどで一般的に使用されている方法です。給排水に限らず、東京スカイツリーでは、メンテナンスの面を考えて、特別な方法を取らず、なるべく一般的なビルと同じような設備を使うように工夫しています」○リニューアルでトイレの行列を解消じつは天望回廊のトイレは2015年2月にリニューアルされたばかり。どのような点が新しくなったのでしょうか。長妻さん「当初、天望回廊のトイレは男女ともに個室が1つずつしか設置されていなかったため、特に女性トイレはお客様にお並びいただく場面もありました。そこで今回、女性トイレの個室を3つに増やしたのです」天望回廊の最大収容人数は900人。混雑時にもよおしてしまったら、さすがに個室1つだけでは心許ないかも…。とはいえ、個室を1つから3つに増やすなんて、スペース的に可能なのでしょうか。柳澤さん「それが一番の課題でした。そこで、元々面積が広かった男子トイレと女子トイレの位置を入れ替え、スペースを確保したのです。また、通常個室の外にある洗面台を取り払って各個室内に手洗い場を設けたり、個室が満員のときに点灯するサインを入口に付けたりすることで、トイレ内で人が混雑しないような工夫もしています。その甲斐あって、リニューアル後からはほとんど行列は解消されました」省スペースながらも、もちろん個室内の広さはしっかり確保されていて、快適に使用できます。手洗い場には鏡も設置されているので、記念写真前に身だしなみを整えるには十分。こうした女性へのうれしい配慮はしっかり残されています。新しくなった男子トイレには小便器1つと個室が1つ。小便器用に洗面台はありますが、女子トイレ同様、個室に手洗い場が備わり、トイレ内の混雑を防ぐ設計に。天望回廊には、男女トイレの他、「みんなのトイレ」も設置されています。柳澤さん「みなさん特別な日として来ていただいていると思いますので、そのような設備は十分に取り揃えるようにしています。限られたスペースを、いかに使いやすく快適なトイレにできるかは、担当者の腕の見せどころ。個人的にトイレの設計は燃えますね」給排水から設計まで、シンプルながらも利用者が快適に使える工夫を随所に見ることができた東京スカイツリー・天望回廊のトイレ。上った際には是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。●【番外編】自宅のトイレで楽しく東京スカイツリーを学ぼう○「スカイツリーのうんちく」付きトイレットペーパーまた、東京スカイツリーのトイレ情報としておさえておきたいのが、東京スカイツリーにちなんだトイレットペーパー「スカイペーパー」です。スカイペーパーには、大きな東京スカイツリーのイラストや、関する様々なうんちくがプリントされていて、トイレにいながら東京スカイツリーのことを楽しく学ぶことができるというもの。お腹の具合で長期戦になりそうなときも、これがあれば退屈せずにすみそうです。こちらは東京スカイツリータウン内にある東京ソラマチの「観光産業プラザ すみだ まち処」で購入することができます。東京スカイツリー内のトイレでは使用されていませんが、東京スカイツリーを訪れた際の記念として自宅用やお土産用に、購入してみてはいかがでしょうか。
2015年03月05日東京スカイツリーでは3月15日(日)まで、恋人や友人同士で楽しめるバレンタイン・ホワイトデーイベントを実施中。期間中の週末は東京スカイツリーのライティングがチョコレートをイメージした特別仕様になる。また、展望台内の最高到達点に、恋の誓いや願いを込めたメッセージカードをハートオブジェに付けることが出来るスポットが設置される。なお、チケットぴあでは天望デッキ・天望回廊への入場、SKYTREE CAFEでのスパークリングワインとチョコレートのサービス、特製フォトアルバムと記念写真などがセットになったナイトビューペアチケットを販売中。チケットは数量限定なので気になる方はご確認を。■東京スカイツリー(R)ナイトビューペアチケット開催中~3月15日(日)※販売は各日前日の23:59まで販売枚数1日50組100名様限定入場時間(1)17:00~(2)18:00~(3)19:00~料金:8,500円(税込/ペア料金)
2015年02月13日●JAL・ANA対抗勢力を目指したスカイマークの途中で終わった"プレミアム戦略"1月28日、スカイマークが民事再生法の適用を申請した。いわゆる経営破たんである。世界に数多ある航空会社の経営破たんは特に珍しくなく、日本でもエア・ドゥ(旧北海道国際航空)やソラシドエア(旧スカイネット・アジア航空)など多くの航空会社が同じ経験している。しかし、客室乗務員にミニスカートの制服を着せ、航空機メーカーのエアバス社に総2階建ての豪華な旅客機A380を発注したものの資金不足でキャンセルするなど、多くの話題を振りまいてきたからだろうか。今回は、2010年に民事再生法より制約が厳しい会社更生法を申請して経営破たんしたJAL並みともいえるほど騒がれている。○スカイマーク全盛期その一方で、経営破たんのストーリーそのものはいたってシンプルだ。2004年、スカイマークの社長に就任した西久保愼一社長(1月28日付で退任)は中型機のボーイング767(279席)を外して燃費効率の良い小型の737(177席)に統一。加えてサービスを簡素化するなどして運航コストの削減と業務の効率化をはかり、1998年の初就航から低迷していた業績を見事に回復させた。2012年3月期の決算では売上高802億円、営業利益152億円の過去最高の業績を実現した。一時は世の中もスカイマークに味方した。2008年のリーマンショックにより経費削減を余儀なくされた出張旅行者は、半ば仕方なく運賃の安い同社を使うようになった。ところが、乗ってみると思ったより悪くなかった。羽田~福岡や札幌といった幹線では、日に10便程度とJALやANAと比べてもさほど不便に感じない頻度で運航され、座席も大手の普通クラスとそん色ない広さを持ち、PC用の電源も設置されていた。これならまた乗ってもいいと感じた乗客がリピーターとなり、スカイマークの搭乗率を上げていった。筆者も仕事やプライベートで何度も利用しているが、小型の737を使い、ポロシャツなどの軽装でそつなく仕事をこなす客室乗務員の姿に、LCCの老舗である米国のサウスウエスト航空に乗っているような印象を抱いた。日本にも本当に手軽に空の旅を楽しる文化が浸透したことを実感していたものである。○道半ばで終わった"プレミアム戦略"しかし、世の中は常に動く。より安く、手軽に乗れる航空会社が日本に誕生した。そう、低コスト航空会社(LCC)である。スカイマークが自社最高の営業利益を叩き出した2012年3月期とほぼ同時期に、国内初のLCCであるピーチ・アビエーション(以下、ピーチ)が関西空港を拠点に運航を開始した。同じ年の夏には成田空港をベースにジェットスター・ジャパンとエアアジア・ジャパン(現在、バニラエアとして運航)が相次いで定期便を開設した。スカイマークのサービスはLCCのそれとほとんど変わらない。使っている飛行機も同規模の小型機(180席など)だ。当然、旅客を奪い合うことになる。「LCCとの価格競争は会社の疲弊を招く」と見た西久保前社長は、従来の戦略ではいずれ行き詰ると考えた。実際、2014年3月期には5期ぶりの最終赤字を計上している。そこで、LCCとは一線を画すサービスへの転換をはかった。それが"プレミアム戦略"だ。国内幹線に中型のA330(271席) を就航させ、座席は全てプレミアムエコノミーの「グリーンシート」で統一。その後、総2階建て旅客機エアバスA380(394席を予定)で初の国際線となる成田~ニューヨーク線を就航するという目論見だった。○成田・関空に続き、石垣・宮古からも撤退そして、この戦略を推し進めた結果、同社がどうなったかは現在盛んに報道されている通りである。A380の購入は資金不足で断念し、航空機メーカーのエアバス社からは2014年7月に契約解除および、7億ドル(約830億円)の解約違約金の支払いに関する通知を受けた。それが報道され悪いイメージをもたれたことも影響し、プレミアムエコノミーを設置したA330で運航する幹線はおろか、小型の737で運航する便さえ集客力が落ち込んだ。2014年12月は年末のピーク需要を見込めるにも関わらず、54.5%と過去5年で最低水準の座席利用率に低迷した。全盛期ともいえる2012年夏には国内15空港に就航していたが、現在は13空港。LCCと競合した関空と成田からはすでに姿を消し、この2月からは全路線の15%を減便し、さらに3月下旬からは石垣・宮古からも撤退する計画だ。従来の戦略ではいずれ行き詰ると考え、LCCとは一線を画すプレミアム路線に舵を切った。結果、経営破たんしたというわけだ。●LCCとも差が開きつつあるスカイマーク、羽田発着がメリットにならないわけ○旅客シェアはすでにLCCが上さて、気になるのが今後の行方だ。現状、スカイマークは中型のA330を撤退させ、小型の737に統一し運航を続ける方針を打ち出している。分かりやすく言えば昔に戻るわけだが、時代は変わった。国土交通省の統計によると、2013年の国内定期便の旅客数は約9,250万人。そのうちスカイマークのシェアは7%強だった。一方、2012年3月からLCC便の就航がはじまり、2012年12月時点の国内LCC全社のシェアは4.1%、その1年後は6.9%、2014年3月には7.5%まで上がり、スカイマークのシェアを上回るようになった。その後、LCCはピーチのパイロット不足問題などで2,000便強を減らした時期があったものの現在は回復。ジェットスター・ジャパンも便数を増し、春秋航空日本が2014年夏から運航を開始するなど、LCCの旅客数は堅調に伸びている。対するスカイマークは中型機の運航を取りやめて小型機に統一し、2月までに全路線の15%を減便。両社の差はますます開きつつある。○右肩上がりの訪日需要にも乗れず訪日外国人需要の取り込みにも差が見られる。ピーチ、ジェットスター・ジャパン、バニラエア、春秋航空日本の国内LCCは4社とも自社もしくは関連会社がアジアやオーストラリアなどへの国際線を運航し、右肩上がりの外国人旅客を取り込める強みを持つ。各航空会社は旅客の国籍を公表しないが、毎月のように飛行機に乗っているとLCCが就航して以来、国際線はもちろん国内線でも外国人の旅客が増えているのが目に見えて分かる。就航当初のピーチは台湾で人気を博し、彼らが同社のスタートダッシュを支える力になったが、たとえ日本人の旅行需要が冷えても訪日外国人でそれをカバーできれば、それは経営上の強みとなる。国際線がなく提携している航空会社もないスカイマークは、この点が弱い。○強みではなくなってきた「羽田発着」逆にスカイマークの強みは羽田発着という便利さだった。だが、これも徐々に弱まっている。JR東日本の成田エクスプレス、京成スカイライナーなどの鉄道アクセスは増便と時間短縮で近年利便性を増した。LCCが就航してからは、片道900円~1,000円で東京駅近辺から成田空港まで約1時間で直行できる、いわゆる格安シャトルバスも誕生した。このシャトルバスは好評を博し、成田発着のLCC便の増加ともに本数も増え、今ではバス会社3社を合計するとピーク時には10分に1本程度もの頻度で運行されている。4月には成田空港にLCC用の第3ターミナルが開業するが、このターミナルにも格安バスは乗り入れる。格安旅行の愛好者がスカイマークからLCCにシフトしている大きな要因のひとつが、こうした地上アクセスの向上にあるのは間違いない。○出張でもLCCを使う時代また、最近は各LCCのディレイ(遅れ)がずいぶん解消されたからか、LCCの機内でも出張旅行者が目につくようになった。ビジネス利用で重視されるのは1日あたりの運航頻度だが、この点でもLCCがスカイマークに追いついてきた。2月現在、スカイマークの羽田~福岡線は1日11便、ジェットスター・ジャパンの成田~福岡線は同8便とそれほど差はない。札幌線にいたってはスカイマークが1日8便、ジェットスター・ジャパンが同7便と僅差だ。さらに成田~札幌はバニラエアが1日3便を運航し、これを合わせるとLCCの便数の方が多くなる。運賃を見ると、同月10日前予約の札幌行きの場合、スカイマークが9,000円からなのに対し、LCCは5,000円弱からとかなり安い。ただ、スカイマークの割引運賃は受託(預け)手荷物手数料が含まれ、予約も取消もができるなど条件の良さがあるため、その点を考慮する必要はある。とはいえ、スカイマークが拠点とする羽田よりLCCが拠点とする成田の方が運航コストは安く、スカイマークが運賃の安さでLCCに優るようになるとは考えにくい。格安旅行なら、たとえ1,000円でも安い方に旅客が流れて行くのは航空業界の常識である。○世界でも苦心する独立系航空会社スカイマークは今後、スポンサーを探しつつ経営再建の道を歩んでいく。ただ、大手とは資本提携せず、かといってLCCにもなれない。そうした立ち位置にある航空会社が苦心しているのは日本だけの話ではない。スカイマークが大幅な減便を実施したのと同じ2月1日、英国のヴァージンアトランティック航空(以下、ヴァージン)がこの日を最後に日本路線から撤退した。ヴァージンと言えば、1980年代から1990年代にかけて画期的なサービスを次々と打ち出し、"業界の革命児"といわれたほど有名な航空会社だ。プレミアムエコノミークラスを世界で最初に設置したのも同社だった。スカイマークの"プレミアム戦略"も、ヴァージンのサービスに通じるものがあった。大手とは提携せず、長年にわたって独立経営を貫いた点も似ている。しかし、そのヴァージンでさえも近年は赤字が続いた。そのため、デルタ航空と共同運航より緊密な資本を含めた提携を行い、両社にとって重要な大西洋線(ロンドン~アメリカ線)に力を入れる戦略を選択。日本線など高い収益の見込めない路線の運航を取りやめたのである。日本でもLCCが旅客から支持されシェアを伸ばすようになった。一方の大手はLCCとの差別化を図るため、サービスの質を上げている。「羽田発着にしては安い」というだけの航空会社に、今や以前ほどの魅力は感じられない。たとえ経営再建を果たして運航を続けられたとしても、LCCの増便とともにスカイマークの旅客は減っていくだろう。他の新興航空会社のように大手と共同運航を始めるなら話は別だが、もし単独での運航を続けるなら旅行者が魅力を感じる航空会社に生まれ変わるしかない。○筆者プロフィール: 緒方信一郎航空・旅行ジャーナリスト。旅行業界誌・旅行雑誌の記者・編集者として活動し独立。25年以上にわたり航空・旅行をテーマに雑誌や新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなど様々なメディアで執筆・コメント・解説を行う。著書に『業界のプロが本音で教える 絶対トクする!海外旅行の新常識』など。
2015年02月02日アイビーは2月18日~3月3日まで、パティスリー キハチ各店舗で「スカイベリーフェア」を開催する。○プレミアム苺"新品種スカイベリー"を使ったケーキ9種類が楽しめる同イベントは、とちおとめ以来、栃木県が17年の歳月をかけて10万株以上の中から生まれた新品種"スカイベリー"の大きさや形、味を活かしたさまざまな味わいの9種のケーキを販売するフェア。25g以上の大きさの果実割合が約2/3を占める大粒の"スカイベリー"は形が良く、ジューシーなおいしさが特徴となる。スカイベリーが丸ごと1粒入った「苺のモンブラン スカイベリー」(627円・税込)や苺そのもののおいしさが味わえる「苺のタルト スカイベリー」(670円・税込)、ディプロマットクリームとあわせた「苺のシュークリーム スカイベリー」(540円・税込)、ホワイトチョコレート入りミルフィーユに見立てた「苺のサブレミルフィーユ スカイベリー」(670円・税込)、ほのかに苺とさくらんぼのブランデーが香る「苺のフレジェ スカイベリー」(562円・税込)、乳脂肪分の違う2種類の生クリームを使った「苺のショート スカイベリー」(584円・税込)の6種類のケーキを用意。そのほか、3~4名で楽しめる「苺のロール スカイベリー」(14cm 2,268円・税込)、「苺のアントルメ スカイベリーロゼ」(2,268円・税込)、「同 スカイベリーブラン」(2,268円・税込)の、3種のホールケーキも用意した。プレミアム苺"新品種スカイベリー"が楽しめる期間限定のフェアとなっている。なお、一部取り扱いが無い店舗もある。
2015年01月22日CLAMPによる漫画で、その後TVアニメ、映画、ゲームとメディアミックスで展開された大ヒット作品『カードキャプターさくら』の原画展が、東京スカイツリーの商業施設・東京ソラマチのスペース634で、12月27日から1月4日の会期で開催されている。同原画展は、原作者のCLAMPデビュー25周年と漫画誌『なかよし』(講談社)創刊60周年を記念したもので、会場内には、原作原画やアニメ設定資料など100点以上が展示されているファン垂涎のイベント。入場料は、拝観のみの1,300円の入場券のほかに、本イベントのキービジュアルイラストの複製色紙、クリアファイルバッグ(A4サイズ対応)、クロウカードデザインのチケットホルダー(しおり1枚入り)が付属する限定グッズ付当日券3,300円も用意されている。展示は、「日常のさくら」「戦い、成長するさくら」「想い、そして再開」「大道寺家へようこそ」に加え、『カードキャプターさくら』の関連グッズを販売する物販コーナーの5つから構成。展示コーナーでは、それぞれのコンセプト毎に、額装されたイラストやアニメのさまざまなシーンのパネルのほか、連載当時に漫画誌『なかよし』の付録や玩具なども展示されていた。また「大道寺家へようこそ」では、アニメのオープニングや名場面シーンなどをモニターで上映中。物販コーナーでは、既存の『カードキャプターさくら』関連のグッズ類に加え、原画展記念商品である新作アイテムの数々の販売や展示、原画展のイラスト複製原画(12種類)の予約受付も行われていた。『カードキャプターさくら』原画展期間:2014年12月27日から1月4日 10:00~19:00(最終入場18:30)会場:東京ソラマチ5F スペース634(東京都墨田区押上1-1-2)入場料:当日券1,300円(税込)、限定グッズ付き当日券3,300円(税込)(C)CLAMP・ST/講談社
2014年12月30日スカイマークは、ブルームバーグ社がA380をめぐるエアバスとスカイマークの契約解除について、「エアバス社が英国商事裁判所に対し、訴訟の準備を開始した旨を通知した」という報道に関して、事実であることを12月19日に発表した。一方で、「訴訟準備の前段階にあたる手続きであり、こちらの通知が正式な訴訟に発展したことを意味するものではございません」と加え、スカイマークはエアバスと問題解決に向けた話し合いを進めているという。※写真と本文は関係ありません
2014年12月22日声優の玄田哲章が20日、東京・墨田区の東京スカイツリータウンで、ザ・シネマの『トランスフォーマー』シリーズ一挙放送記念イベントに出席した。洋画専門チャンネルのザ・シネマは、トランスフォーマーの実写版となる米映画『トランスフォーマー』1、2、3作目を、12月は字幕版、1月は日本語吹き替え版で一挙放送する。また、同シリーズの日本語吹き替え版でオプティマスプライムを演じる玄田は、特別番組『トランスフォーマー一挙放送特番"日本発! ハリウッド超大作のすべて"』のナレーションを担当している。「3作品でサムの成長過程も見れるし、壮絶な戦いや青春の恋愛など内容が濃い。是非、みなさん楽しんで観て欲しい」とアピールした玄田は、「サム、私には君が必要なんだ」、「この鉄くずスクラップめ!」など劇中のセリフを披露し、集まったファンは大興奮。続けて、日本語吹き替え版の魅力を聞かれると、「被ってしゃべっているシーンは字幕では表せない。美しい日本語を伝えるためにも、みなさんが楽しんで頂けるように頑張ってます」と笑顔を見せた。玄田は、オプティマスプライムの名称がコンボイだったアニメーションの頃から演じており、「もう30年経ったんですね。年を取りました。狭いスタジオに野郎ばっかりで……」と当時を懐古。「その頃はロボット自身が感情を持ってしゃべるという作品は無かった」とも話し、起用のきっかけを、「その頃は主役じゃないけど、人を引っ張っていくようなどっしりとした役が多かった。そのイメージから推薦してくれたんじゃないかな」と打ち明けていた。一方、実写版では米国におけるオーディションがあったそうで、「落ちることも多いので受かる確証はなかったけど、ファンの方々が『玄田哲章がやらないなら観に行かない』という投書をしてくれたらしい。そのおかげか決まりました」と話し、「懐かしい役だし、この作品だけはやりたかった」と感無量。米国のプロデューサーからも好評だったようで、「『英語ができるのであれば使いたい』と言われたんですが、もう少し若ければ。ハリウッド進出を夢見たけど、英語はしゃべれないので諦めました」とエピソードを明かしていた。
2014年12月21日東京スカイツリータウンは12月27日~2015年1月15日の期間中、複数のお正月イベントを開催する。期間中は、東京スカイツリータウン各所に東武鉄道沿線の埼玉県春日部市において製作された大だこや、門松(7日まで)などを設置。スカイツリーからの眺めを、年賀状のように撮影できるフォトスポットなども設ける。12月31日(23時50分~)から2015年1月1日(1時)の間は、「新年特別ライティング」を開催。白一色の東京スカイツリーに赤・黄・緑・ピンク・金の5色の交点照明を行う。東京スカイツリーとスカイツリータウンでは、1月1日に獅子舞が登場。お囃子(はやし)の音色に合わせて踊りを披露し、無病息災を祈願する。時間は東京スカイツリー4階 入り口フロアでは8:00~、10:30~、東京スカイツリータウン1階 ソラマチひろばでは10:00~、11:30~より行う。東京スカイツリー天望デッキでは、1月1日~15日に晴れ着姿のソラカラちゃんが登場する「ソラカラちゃんお正月グリーティング」を1日5回行う。また、1月1日~3日は来場者先着2015名にソラカラちゃん・スコブルブル・テッペンペンが描かれた「お正月限定絵馬ストラップ」をプレゼントする。12月27日~2015年1月15日は、晴れ着姿のソラカラちゃんが描かれたお正月限定のスタンプを天望回廊および5階出口フロアに1種類ずつ、計2種類設置する。天望回廊チケットカウンターでは、2種類のスタンプを押せる記念カードを配布する。東京ソラマチでは、1月1日~3日に約190店舗にてファッションや雑貨などの福袋を販売する。中には、水族館を1日貸し切れる福袋や、ホテルのスイート宿泊券付きの焼き菓子セットなどもあるという。また、1日からは「東京ソラマチ 初空バーゲン」を開催する。1月1日・2日にはイーストヤード4階にて、書道家である鈴木猛利氏による書道パフォーマンスを開催。同氏による書き初めのワークショップも行う。1月1日~4日にかけては、ソラマチひろばで「ソラマチ新春大道芸」を開催。大道芸人によるジャグリングやパントマイムなどのパフォーマンスで、お正月のお祝い気分を盛りあげる。東京スカイツリーオフィシャルショップ"THE SKYTREE SHOP"では、ソラカラちゃんのお正月アートが描かれた絵馬クッキーやソラカラちゃんの振り袖ぬいぐるみ、富士山や初日の出をあしらった商品など、お正月限定商品を販売する。
2014年12月09日NECパーソナルコンピュータ製の13.3型モバイルPC「LaVie Z」の期間限定テレビCMをご存じだろうか? 同社のイメージキャラクターを務める武井咲さんが、巨大な天秤の片側に乗せられた「LaVie Z」の重量795gと釣り合いそうなものを、反対側の天秤に乗せるというチャレンジだ。その名を「LaVie CHALLENGE」という。テレビCMでは、サルのぬいぐるみを選んだ武井咲さんが見守るなか、LaVie Zを乗せた天秤の皿はゆっくりと上昇していき……。サルのぬいぐるみは795gより重かったようで、罰ゲームとして武井咲さんが地上から空へ吊り上げられる「逆バンジー」に挑戦する姿が納められている。12月6日、この「LaVie CHALLENGE」に一般のユーザーが挑戦できるイベントが、東京・墨田区の東京スカイツリーで開催された。ベルトコンベアーで運ばれてくるボールや置き物、クッション、ぬいぐるみなど、さまざまなモノの中から、「LaVie Z LZ750/TS」(2014年秋冬モデルの上位機)と重量が均等となるものを参加者が選び出し、見事バランスがとれたら「LaVie Z LZ750/TS」がプレゼントされる企画だ。しかし、もし釣り合いが取れなければ、英国製の逆バンジージャンプマシン「Jumpzone Big Air」が作動。瞬時に18mの高さまで吊り上げられてしまい、当然LaVie Zもプレゼントされない。ハイリスク・ハイリターン(?)なイベントだ。イベント初日である12月6日は、NECパーソナルコンピュータ取締役執行役員常務の留目真伸コンシューマ事業本部長が登場。留目氏は、日本No.1のPCメーカーとして、安心・簡単・快適という「AKK」をベースに、タブレットを含めたPC利活用のデジタルライフをユーザーに提供してきたとし、13.3型ノートPCで世界最軽量を誇る「LaVie Z」の驚愕の軽さを、多くの人に体験して欲しいと開会を宣言した。続いて「LaVie Challenge」特別ゲストとして、「ダチョウ倶楽部」の3人が登場した。逆バンジーへのチャレンジに際し「LaVie Z」を手にした上島竜兵さんは、「軽い!びっくりした。中身入ってる? ふわっふわ。発泡スチロールみたい」とコミカルにコメント。上島さんが見事逆バンジーに成功した後、「俺がやる!」「俺もやる!」「じゃあ俺も!」「この流れじゃもう……じゃあ私も」『どうぞどうぞ』という流れから、NECパーソナルコンピュータの留目真伸常務も「LaVie Challenge」にチャレンジすることに。留目氏の指示で選ばれた、「LaVie Z」と釣り合う物は、黒いブーツとオモチャの黒電話。果たして結果は……。イベントは12月6日・7日の2日間、11時から19時の時間帯で開催。場所は東京スカイツリータウン4Fのスカイアリーナ。なお、逆バンジーは安全のため、17歳以下および56歳以上の人、体重90kg以上および35kg以下の人、身長185cm以上および140cm以下の人は不可など、細かい規定があるので注意したい。
2014年12月06日東京・六本木ヒルズの六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで12月1日、ティム・バートン氏が監修したクリスマスツリー「Guru Guru Tree by THE WORLD OF TIM BURTONT」の点灯式が行われた。「Guru Guru Tree by THE WORLD OF TIM BURTONT」は高さ約5mのクリスマスツリー。映画監督のティム・バートン氏による作品「無題(雪の中のトナカイ)」と「絶滅寸前」がモチーフとなっており、同氏の多数の作品に登場する「グルグル」を想起させる装飾が施されている。ツリーには、バンド「SEKAI NO OWARI」の楽曲「スノーマジックファンタジー」とともに、赤・青・白を基調とした光がきらめく演出が行われる。音楽と光の演出、東京の夜景によるファンタジックな世界観が見どころだという。なお、六本木ヒルズではイベント「天空のクリスマス2014 featuring ティム・バートンの世界」を12月2日から開催しており、今回の点灯式は同イベントに先駆けて実施された。同イベントとのコラボレーションを行う「SEKAI NO OWARI」も登場し、メンバーが点灯台のスイッチを押すと楽曲「スノーマジックファンタジー」が流れ、クリスマスツリーが点灯した。メンバーは、「僕らの曲に合わせて、色々な表情を見せてくれるツリーです。素敵なデートスポットなので、ぜひ遊びに来ていただき、SEKAI NO OWARIとティム・バートンの世界観を楽しんでほしい」とコメントした。また、ツリーを監修したティム・バートン氏については「メンバー全員が大ファン。作品が大好きで、音楽活動に影響を与えている。「ビッグフィッシュ」や「シザーハンズ」などの、ファンタジーの中に哲学や毒がある世界観がすごく素敵で、いつか自分たちの作品を監督してもらえたら、と思っています」と同氏への思いを語った。同イベントの開催は12月25日まで。開催時間は10時~23時(金・土曜日および休前日、12月23・24・25日は25時まで)。料金は一般で1,500円、高校・大学生で1,000円、4歳~中学生で500円となる。なお、スカイデッキの利用は別途500円(4歳~中学生は300円)が必要となる。※価格はすべて税込
2014年12月05日パナソニックは東京スカイツリーにおいて12月11~18日の9日間、光の3原色で特別ライティングを行うと発表した。パナソニックは東京スカイツリーのオフィシャルパートナーとなっており、1,995台のLED照明器具とそれらを高速に制御するLED演出システムを納入。開業以来、このシステムを使用したライティングが毎日行われている。現在のライティングパターンは22種類。特別ライティングは、12月10日にストックホルムで行われる青色LEDの開発に関するノーベル物理学賞の授賞式に合わせて実施されるもの。青色LEDの誕生により、光の3原色(RGB=赤・緑・青)がそろい、LED照明の実用化につながったことを示すコンセプトで実施される。実際のライティング内容は当日まで明かされないが、同社によると、RGBの3色とそれらを掛け合わせた白という計4色を用いたライティングが行われるという。東京スカイツリー事業主体:東武鉄道株式会社・東武タワースカイツリー株式会社設計・監理:株式会社日建設計照明コンサルタント:有限会社シリウスライティングオフィス(デザイン・シミュレーション)施工:株式会社大林組ライティング機器施工:電気興業株式会社(c)TOKYO-SKYTREE
2014年12月03日満腹商事に勤めるOL、ミトゥ子とチャー子。ミトゥ子「ねぇ、チャー子。今年のクリスマスツリー、もう出した?」チャー子「ツリー? そんなもの、とっくの昔に質屋に出したわよ」ミトゥ子:「え、ツリーを質屋に…? そんなに金に困ってるの? というか、あんたのあの汚いツリーを引き取ってくれる質屋があるの?」チャー子:「汚いとはなによ、汚いとは! あたしだって好きでこんな顔で産まれたんじゃないわよ! ムキー!」ミトゥ子:「え、いや別に顔が汚いとは一言も言ってないけど(思ってるけど)…。」ツリーも無く、夢を失いすっかりやさぐれているチャー子。ツリーって買うと意外と高いですもんね。大丈夫! 今日は、そんなお金のないチャー子にも買える、そして食べられるツリーのご紹介! クリスマスパーティのオードブルにいかがでしょうか。<材料>(12~15個分)・ロマネスコ 1株・ミニトースト(市販品) 12~15枚 ※好みで小さく切ったパンとかでもOK・コンテチーズ(ミニトーストのサイズに合わせて薄切りにする) 適量・サラミ(できるだけ薄切りにする) 適量☆EVオリーブオイル 大さじ1☆粒マスタード 小さじ1☆塩、黒胡椒 各少々☆にんにく(すりおろす) 小さじ1/3☆アガベシロップ 小さじ1/2 ※なければきび砂糖か蜂蜜でもOK・黒胡椒 適量・EVオリーブオイル 適量・コンテチーズ(すりおろす) 適量1.ロマネスコは小房に切り分ける。この時、1つ1つが立つように切る面がまっすぐになるようにする。こんなかんじです。(残った中心の芯は今回は使いませんが、美味しいのでみそ汁に入れたり炒め物や蒸してサラダにして食べてください)2.蒸気のあがった蒸し器にならべ、ふたをして約5分蒸す。※食べてみてほどよく火が通ったらOK。熱いうちに全体に塩をふる。3.☆はよく混ぜ合わせる。4.ミニトーストに3を少々塗り、その上にサラミ、コンテチーズをのせる。5.その上に2のロマネスコをのせる。6.仕上げにコンテチーズをすりおろして全体にふりかける。黒胡椒とEVオリーブオイルも全体に少々まわしかけて完成!みてください、このツリ―感。まさにクリスマスオードブルにうってつけ! そして見た目重視なので食べにくいことこの上なし! でも、味は最高。すべてが絶妙にあって、次から次へと食べてしまいそうだ。最近はスーパーなどでも手に入りやすいロマネスコ↓味は、ブロッコリーとカリフワラーの美味しいとこを合わせたような万人受けのする美味しい野菜です。ちなみに、今回使ったサラミはこれ↓ 赤ワインサラミ、美味しいです。成城石井で手に入ります。みなさんも今年のクリスマスパーティにぜひおためしあれ~!
2014年12月03日●ミニスカ・プレミアム・A380……スカイマークのつまずいた"戦略"経営状態が悪化したスカイマークは、日本航空(以下、JAL)に共同運航(コードシェア)を持ちかけたものの、国土交通省(以下、国交省)の「待った」でANAホールディングス(以下、ANA)との提携話が持ち上がっている。そんなスカイマークのゆくえは、12月14日の衆議院議員総選挙後に見えてくるという見通しもある。このタイミングで一度、利用者メリットはなんなのか考察してみたい。○今も続く違約金交渉2014年の空の旅の話題をさらったのはスカイマークだった。1年前の2013年12月、エアバス本社のあるフランス・トゥールーズで、スカイマーク代表取締役社長の西久保愼一氏はメディアを前に新しいサービスをお披露目した。新しいサービスの主役は、大型のワイドボディ(2通路)のエアバスA330-300である。それまでナロウボディ機(単通路機)のボーイング737-800のみで運航してきた同社が、A330-300を羽田~福岡、札幌、那覇の幹線に就航させ、その全座席を「グリーンシート」と名付けられたプレミアムシートで統一。プレミアム路線に舵を切る戦略を明確に打ち出した。同時に記者団に"サプライズ"として発表されたミニスカートの制服は一時的な着用の予定だったとはいえ、賛否交えた議論を呼んだ。その一方で、「プレミアム路線」をより明確にした総2階建ての旅客機エアバスA380の就航とともに、国際線への進出計画がとん挫した。A380にはエコノミークラスを設定せず、座席もサービスもワンランク上のプレミアムエコノミークラス、それとビジネスクラスの2クラスの設定とし、成田~ニューヨーク線に就航する計画だったが、資金不足から同機の購入をあきらめざるを得なくなった。さらに、エアバス社との間で購入の解約交渉がもつれ違約金を請求され、現在も両社の交渉は続いているとされる。○JALとの共同運航にも「待った」フランスで新サービスを発表してから1年。スカイマークの経営状態は悪化し、ライバルの1社であったJALにコードシェアによる提携を持ちかけるまでになっている。しかし、すでに報道されているように、この提携にも待ったがかかった。公的資金によって経営再建を果たしたJALは公正な競争を促す理由から、国交省による監視下にあり、新規の投資・買収、路線開設などの事業が制限されている。その国交省は、ANAとの提携を促している。スカイマーク側は、JALとの提携は乗客サービスのひとつに過ぎず、制限されている新規の投資や新路線の開設には当たらず問題ない、と認識しているとされる。たしかに、再建後のJALは国際線でも成田発着の国内線でも新規にコードシェアを行っており、羽田発着の共同運航便だけが規制されるのは理にかなわない。ただ、スカイマークがJALとの提携を検討している羽田発着便は、1枠(1往復)あたり年間平均20億~30億円もの売り上げがある"ドル箱"であり、この点を国交省は重要視しているのだろう。●JAL・ANA・独立運航、スカイマークの提携先別に利用者のお得度を検証○羽田~福岡が片道1万円前後の格安運賃いずれにしろ、利用者にとって気になるのは空の便の使い勝手がどうなるかである。スカイマークが提携を計画しているのは羽田~札幌、神戸、福岡、鹿児島、那覇線。この5路線を中心に、3つのケースで見てみよう。まずひとつは、現状では可能性が低いが、スカイマークの経営状態が何らかの形で持ち直し、今のまま独立運航を続けた場合である。利用者のお得度はこのケースが最も高くなるだろう。スカイマークは10月末の冬ダイヤから普通運賃を値上げしたが、割引運賃は安く使いやすい。例えば、羽田~福岡線の普通運賃は2万円強から2万7,000円に値上げされたが、搭乗3日前が予約期限の「フレックス」は最低1万円強からで、普通運賃より約60%以上も安い。また、搭乗1日前が予約期限の「フリーフレックス」も同1万2,000円台前後からと最大約55%も安い。羽田~札幌線でも、普通運賃の2万2,000円に対し、「フレックス」が8,000円から、「フリーフレックス」が1万2,000円台などと割引率の高い運賃が設定されている。○「グリーンシート」の圧倒的な快適度スカイマークは安さだけでなく、サービスも良くなっている。羽田~福岡、札幌、那覇線には前述した「グリーンシート」搭載のA330-300が就航(札幌線は8便中6便に就航ずみで、那覇線は今後就航)。この「グリーンシート」をJALやANAの普通席と比べると、座席の前後間隔は約18cm、幅は5~6cmも広い。そもそも座席の構造自体が全く異なり、スカイマークの「グリーンシート」は一世代前の国際線のビジネスクラスで使用されていたシートで、リクライニング角度は深く、アームレストは幅広く、テーブルは2つ折タイプで、さらに全席に電源が装備されている。筆者も「グリーンシート」を利用した経験があるが、機内ではゆったりと寛げ、ぐっすりと寝込んでしまったほどだった。○JALと提携すれば使い勝手が変わる!?では次に、JALと提携するとどういう影響を受けるのか。この場合、運賃の条件変更はまず避けられないだろう。前述したように、スカイマークは羽田~福岡、札幌線に1万円前後の格安運賃を設定しているが、JALにもこのレベルの運賃がないわけではない。問題は予約期限だ。前述したスカイマークの羽田~福岡線の「フリーフレックス」は1万2,000円台。これに匹敵する運賃はJALにもあり、「先得割引」なら同区間で1万2,000円を切ることがある。しかし、スカイマークの「フリーフレックス」は予約期限が搭乗1日前なのに対し、JALの「先得割引」は45日前(遅くても28日前)。使い勝手の差は歴然だ。観光で乗る時はもちろん、仕事で利用するにも45日前の予約期限では使い勝手が悪すぎる。しかも、スカイマークの「フリーフレックス」は予約の変更もできる。この運賃の安さと使い勝手の良さから、スカイマークはリピーターを増やしてきた経緯もある。JALとの提携後、スカイマークの運賃がどうなるかは今のところ正式な公表はない。ただ、スカイマークの安くて使い勝手の良い運賃は大手の割引運賃と条件が大きく違うため、共同運航を始めると多少の値上げや予約期限の変更が行われ、今ほどの使い勝手は望めなくなると予想できる。○ANAと提携すれば国内運賃は大幅に上がる!?そして、利用者にとって最も良くないと考えられるのがANAと提携した場合だ。ANAはJALと違って資本提携もできるため、経営に踏み込んだ展開になる可能性もある。また、運賃が市場シェアに大きく左右されるのは航空業界の常識だ。羽田空港の国内線の発着枠はANAが37%で、JALが39%とJALのシェアが高い。その上で8%のシェアを持つスカイマークとJALが提携すればANAとの差が広がってしまう。このこともあり、国交省はJALとの提携に「待った」をかけたわけだが、この数字だけ見れば、公正な競争を阻害する可能性があるように見える。しかし、ANAはスターフライヤー、AIRDO(エアドゥ)、ソラシドエアと共同運航を行っており、それらを加えるとANA側のシェアは羽田便の50%を超えるのだ。しかも、幹線に限ればANA側のシェアはさらに上がる。羽田~福岡線の場合、ANAと同社と共同運航をするスターフライヤーを合わせた便数は1日25便。これに対しJALは17便、スカイマークは11便。もしスカイマークがANA側につけば便数は合計36便となり、なんとJALの2倍以上の便数になる。シェアが格段に上がるとともに、スカイマークの格安運賃に対抗する必要もなくなり、運賃が大きく上昇するか、片道1万円前後の格安運賃の使い勝手は相当に厳しくなる可能性はかなり高い。JALを救済したのは民主党政権であり、現在は自民党が政権を握る。現政権下で政府専用機の整備の委託先がJALからANAに変更された。現在は選挙期間中であり、スカイマークの提携問題が解決するのは選挙後だと言われ、政治的な事情にも左右される話でもある。大手との提携が実現する前に、安くて使い勝手の良い現運賃でスカイマーク便を予約しておいた方が、利用者にとってはいいのかもしれない。※本文中の便数は2014年12月現在、運賃は2015年3月までの設定分を反映○筆者プロフィール : 緒方信一郎航空・旅行ジャーナリスト。旅行業界誌・旅行雑誌の記者・編集者として活動し独立。25年以上にわたり航空・旅行をテーマに雑誌や新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなど様々なメディアで執筆・コメント・解説を行う。著書に『業界のプロが本音で教える 絶対トクする!海外旅行の新常識』など。
2014年12月02日旅行のクチコミと比較サイト「フォートラベル」ではこのほど、特集「この冬行きたい! 注目のプロジェクションマッピング」を公開した。○スカイツリーでは全幅140mで展開!同サイトではクリスマスシーズンを前に、一層の盛り上がりを見せることが予想されるプロジェクションマッピングを全国から8カ所選んで紹介している。長崎県・佐世保市の「ハウステンボス」では、全国イルミネーションランキング2年連続1位に輝いた「光の王国」を開催している。世界最大級の1,100万球を超えるイルミネーションとともに、3Dプロジェクションマッピングが4カ所で楽しめる。兵庫県・神戸市の「神戸イルミナージュ」は、関西でも屈指の規模を誇るイルミネーションイベント。今年は、嵐の相葉雅紀さんが主演する映画「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」のイルミネーションロケセットを会場内に再現する。大阪府・大阪市の「大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーション」は、昨年よりバージョンアップ。夜の天守閣に桜をはじめ日本を感じさせる映像を投影する。東京都・墨田区の「東京スカイツリータウン プロジェクションマッピング」は、全幅約140mにわたって投影。今年は東京スカイツリー塔体の下部にも、マッピングに連動した映像を投影するプログラムを初めて導入する。その他のおすすめプロジェクションマッピングは、フォートラベル特設サイトで案内している。
2014年11月17日東京ソラマチはこのほど、東京スカイツリータウンの開業以降初めて、北海道のグルメを味わえる「東京ソラマチ 北海道物産展」を開始した。11月18日まで開催している。会場には、マルキン北海、浜形水産、壮大、花畑牧場、五洋物産、特一富屋、海花、高綱の8店舗が出店。海の幸が入った豪華な弁当や、やわらかく調理された大きないか飯、旭川ラーメン、スイーツなどを販売する。実演販売には、札幌中央卸売場にある海産物の卸専門店「マルキン北海」が登場。北海道のかに、帆立、いくら、うになどを盛り付けた「大漁弁当」(1,728円)を販売する。「浜形水産」も、かにがたっぷり入った「まかない弁当」(1,296円)を実演販売。「壮大」も、大きないかを使った作りたての「じゃんぼいか飯」(730円/1パイ)を販売する。即売コーナーには、「花畑牧場」の「プレミアムポップコーン生キャラメル」(390円/100g)、生地にじゃがいもを練りこみ、豚肉や野菜を包んだ「五洋物産」の「じゃがぽぉ」(1,080円/12玉)が登場。札幌ラーメン横丁で旭川ラーメンを提供する「特一富屋」は、「ラーメン」(2玉/648円)を販売する。その他にも「海花」の、強い粘りが特徴のがごめ昆布を刻んだ「ねばり一番」(1,296円/60g)、「高綱」の数の子と昆布、するめを使用した松前漬「本数の子黄金松前」(756円/100g)などが並ぶ。会場は、東京ソラマチ ウエストヤード2F フードマルシェ特設会場。時間は、10時~21時。※価格はすべて税込
2014年11月10日タイの航空会社「タイ・エアアジアX」は12月1日から、「スカイライナーバリューチケット」の機内での販売を開始する。同チケットは京成電鉄「スカイライナー」(成田空港~日暮里・京成上野間)の乗車券引換券で、大人2,200円、小児1,100円。通常価格(大人2,470円、小児1,240円)よりも安く「スカイライナー」を利用できる。「タイ・エアアジアX」の成田行全便の機内で客室乗務員が販売し、京成電鉄の成田空港駅・空港第2ビル駅のライナー券発売カウンター、または成田空港ターミナルビル1階京成電鉄チケットカウンターにて乗車券と引き換える。有効期限は発売当日限り。なお、同様の「スカイライナーバリューチケット」は、バニラエア、ピーチ、スプリングジャパンの各LCCでもすでに販売されている。
2014年11月07日東京都渋谷区の表参道ヒルズは11月6日~12月25日、「OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS 2014 with Moet & Chandon」と題したクリスマスプロモーションを展開する。○クリスマスツリーの中で住民が暮らすジオラマツリー同プロモーションは、今年のテーマとして「ノスタルジークリスマス」を設定し、どこかノスタルジックな雰囲気を感じるイルミネーション演出や、"心温まるギフト"をテーマにした同施設限定アイテムの販売、クリスマス限定メニューの提供などを行うというもの。イベントの象徴となるクリスマスツリーは、本館の吹き抜け大階段に、音楽を奏でる高さ8mのジオラマツリーを設置。「Symphonic Forest .聖なる森のクリスマス~」をテーマにしたイルミネーション演出、20分に1回約3分間の特別演出を実施する。ツリーは、教会を中心にトランペットやバイオリンなど6つの楽器の村を含む、18のジオラマの村で構成。またツリー全体で、ゴールドのLEDを中心に赤、緑、青をちりばめた、約7,000球のLEDを使用する。ツリー内の一部の家にはモニターが内蔵されており、中をのぞくと住民の生活している様子が映し出される。天井部には約1万球のLEDを配し、満天の星空を演出。吹き抜け空間を囲むスロープの側面には、光を放つ森をイメージし、約6,000球のLEDとガーランドを設置する。また、協賛社である「モエ・エ・シャンドン」のコンテンツも用意。メインエントランスには、モエ・エ・シャンドンのゴールドのバブルをイメージした「SO BUBBLY TREE」を設置する。ラグジュアリーなツリーとゴールデンバスが配置され、グラマラスな写真を撮影できる。その他、ツリーに携帯をかざすと画面上でサンタクロースに出会えるなど、AR(拡張現実)アプリを活用した仕掛けも展開する。さらに、本館B3Fの情報発信スペース「OMOTESANDO HILLS POCKET」には、オリジナルバースペース「SO BUBBLY BAR」が期間限定オープンする。物販約30店舗では、同施設限定アイテムを販売。恋人や家族、友人など、大切な人に贈りたいアイテムを多数用意した。また、レストラン・カフェ14店舗では、クリスマス限定メニューを提供。クリスマスケーキやグルメポップコーンの限定缶など、パーティーにも適したテイクアウト商品も取りそろえる。また、本館館B2F「キッズの森」では、子どもの想像力を引き出して感性を育てるスペシャルワークショップを開催。ツリーに見立てた松ぼっくりとミニ盆栽で作る和のクリスマス飾り(11月15日開催)、クリスマスツリーのスノードーム作り(12月7日開催)、窓辺に飾るツリー型のオーナメント作り(12月13日開催)など、季節に合わせた内容で展開する。場所は東京都渋谷区の表参道ヒルズ。ツリー点灯期間は11月6日~12月25日の11時~23時。ショッピング・サービスは11時~21時(日曜は20時)、レストランは11時~23時30分(L.O.22時30分)・日曜~22時30分(L.O.21時30分)、カフェは11時~22時30分(L.O.21時30分)・日曜~21時30分(L.O.20時30分)。※一部営業時間が異なる店舗もある。日曜日が祝日、休日の前日の場合、営業時間は通常と同じ。連休最終日の祝・祭日の営業時間は日曜日と同じ。12月20日~24日はショッピング22時まで、カフェ23時(L.O.22時)まで、レストラン23時30分(L.O.22時30分)まで。12月14日は月~土の営業時間と同じ。※営業時間などは掲載時のもの
2014年11月04日東京都千代田区の秋葉原UDXは11月5日~12月25日、高さ10mのメインツリーを中心としたイルミネーションを展開する。○音楽と光でクリスマスツリーを演出同イルミネーションは、JR秋葉原駅や電車内から見える10mのメインツリーがオリジナルの音楽に合わせ30分に一度輝く「光と音の演出」が特徴。また、西側街路樹にはシャンパンゴールドを基調としたイルミネーションを、線路沿いの東側デッキにもイルミネーションを設置する。観光客や外国人の方にも楽しんでもらいたいとのこと。さらに、1階のアキバ広場水盤では水盤ホログラムを、2階・3階のアキバ・イチ館内にも装飾を施す。また、12月1日よりアキバ・イチ1店舗で1回300円以上購入・サービス利用した人に年末チャンスクジを1枚配布。宝くじ形式で豪華温泉旅行や最新家電などが当たる「年末チャンスAKIBA★ICHI」を開催する。クジはなくなり次第配布終了。当選発表・受付は2015年1月1日~1月31日。
2014年10月27日三菱重工業は10月20日、内歯車を高速・高精度に加工する「三菱スーパースカイビングシステム」を開発したと発表した。スカイビング加工とは、ピニオンカッター型などの回転工具をワーク(歯車材)に対して軸交差角度を与えて取り付け、両者を同期回転させることで切削加工する技術。ピニオンカッター型などでは切削角度(すくい角)が鈍角となるため加工精度を高めることが難しく、工具も激しく消耗するという課題があった。同システムでは、世界初の新工具「スーパースカイビングカッター」を開発・採用したことで切削速度、加工精度を向上させるとともに、多刃にすることで工具寿命を2倍以上伸ばしたという。さらに、スカイビング専用に切削シミュレーションソフトを開発し、工具切刃にかかる切削力などを正確にシミュレーションすることで、工具の長寿命化と加工機に合わせた最速加工を実現する。同社によれば「従来のスカイビングが抱える技術的課題をクリアしたことで、加工が難しい内歯車を量産できることが特長で、工具の長寿命化と加工時間短縮の実現により、生産コストの低減が期待できる」とのこと。2015年4月をめどに工具および専用スカイビング盤の販売を開始する計画だ。
2014年10月20日東京都・西新宿のホテル「ハイアット リージェンシー 東京」の「ペストリーショップ」は20日、ペストリー・ベーカー料理長の佐藤浩一氏プロデュースによる7種のクリスマスケーキと「シュトレン」の予約を開始する。佐藤料理長は銀座「マキシム・ド・パリ」やフランス「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」で勤務したのち、2年前に現職へ。新作発表会では「この2年間、スタッフの育成と技術の向上に努めながら、3年目にしてやっとやりたいことができるようになりました。フランスで培ったスタイルを基本にしながら、幅広いお客様に楽しんでいただけるようラインアップを構成しています。ケーキは甘さを抑えつつ、素材の味をしっかり出しています」とスタッフとともに作り上げたクリスマスケーキへの思いを語った。○変化に富んだ新作3種、定番4種のクリスマスケーキと「シュトレン」「クリスマスツリー」(6,480円・以下全て税込価格)は、高さ約20cmのツリー風ケーキ。舌触りの良いフロマージュ(チーズ)ムースをカラフルなマカロンやプティシューケット、ドラジェなどのオーナメントで飾っている。中心には甘酸っぱいアプリコットジュレとアールグレー風味のミルクチョコレートムース、サブレが散りばめられている。土台はチョコレートサブレ。マカロンやムースなど各々の要素がしっかり作りこまれており、一口ごとに変化のある味や食感が楽しめる。また、ツリーの形がなんとも愛らしく、これ1つでクリスマス気分が高まる1品になっている。数量限定販売の予定。「モンブラン」(ドーム型直径約15cm/3,996円)は、マロンをたっぷり使った同店人気のケーキをクリスマスアレンジしたもの。歯ごたえのあるマロンタルトの上にメレンゲやマロンシャンティを重ねており、ドーム状にたっぷりとしぼったマロンクリームは松ぼっくりをイメージしているという。ミルクの味わいを生かした無糖の生クリームと濃厚なマロンクリームを使用することで、素材の個性が感じられる濃厚な味わいに仕上がっている。そのほかチョコレート菓子を得意とする佐藤料理長が"本領を発揮した"という「ブッシュド・ノエル」(約8×17cm/4,104円)や、イチゴクリームとピスタチオムースを合わせた「クリスマスリース」(リース型・直径約18cm/3,888円)、生のいちごを使った定番の「クリスマスショートケーキ」(約8×12cm/2,484円)、「レミーマルタン V.S.O.P.」を使用した洋酒の香りを楽しめるチョコケーキ「ノワール」(約5×14cm/2,916円)、冷凍ケーキの「サパン・ド・フレーズ」(三角形・約18×14,5cm/5,400円)、焼き菓子「シュトレン」(600g/2,916円)がラインアップされている。なお、クリスマスケーキに使用するチョコレートの大半はイタリアのドモーリ社のものだという。予約期間は10月20日から12月20日で、時間は期間中の10時から21時まで。引渡し期間は12月20日から12月25日で、時間は11時から20時まで。「シュトレン」は11月20日から販売している。場所は同ホテル2階、ロビーフロアの「ペストリーショップ」で、予約受付は電話からも行える。
2014年10月16日「アンダーカバー(UNDERCOVER)」が10月10日、東京スカイツリータウン・ソラマチ4階にコンセプトショップ「MADSTORE UNDERCOVER」をオープンする。渋谷パルコ店に続く2店舗目。取り扱い商品は、Tシャツ、カットソー、シャツ、ストレッチパンツを始めとするベーシックアイテムの他、ポーチやトートバッグなどの小物、ノートやテープなどの文具、更にはマグカップ、ライター、インテリアライト等のライフスタイルアイテムなどまで幅広くラインアップ。また、キッズサイズで初展開されるベーシックTシャツとスウェットも取りそろえる。今後、お土産になるようなアイテム、ソラマチ店でしか買えない限定アイテムを充実させていく予定という。
2014年10月10日10月1日、エスティ ローダー グループ(以下、ELGC)による「ピンクリボン キャンペーン 2014」がスタートした。その幕開けとして同日、東京・虎ノ門ヒルズで「ピンクリボン イルミネーション点灯式」が行われた。イベントには、ピンクのネクタイを着用したELGC代表のエリック・ドゥイエと、2014年アンバサダーに就任した女優の鈴木保奈美がピンクのワンピース姿で出席。カウントダウンが始まり、18時30分、鈴木の合図で東京タワーがピンクに点灯。更には同時刻、虎ノ門ヒルズ、東京スカイツリー、京都の清水寺も一斉にライトアップされた。1992年より、乳がんの知識啓発月間として世界規模で取り組み22周年を迎える同キャンペーン。今年は「皆で力を合わせて乳がんに打ち克ちましょう」をいうテーマのもと、例え病気になってしまっても世界中の人が支え合うことの大切さを発信する。鈴木さんは「このキャンペーンをきっかけに、皆さんに乳がんについて意識を高く持ってもらえるよう後押しが出来れば」とアンバサダーを務めることへの思いを語り、「これまで検診を受ける立場に無かった人、若い人なども含めたすべての女性に検診を受けて欲しい」と呼び掛けた。また、主婦であり母でもある彼女は周りのママ友にもこのキャンペーンを広めているという。同キャンペーンでは、支援対象アイテムの販売も同日より開始。ELGCに所属する八つのコスメブランドのキットアイテムのほか、ユナイテッドアローズからも、バッグやニット帽、アクセサリーなどが登場する。
2014年10月03日三立製菓は10月5日からの毎週日曜日、チョコバット発売50周年を記念したイベント「三立製菓チョコバット顔面紙芝居 ~チョコバットの大冒険~」を東京スカイツリータウンにて開催する。「チョコバット」は、パン生地にチョコレートをコーティングした食べやすいスティックタイプのチョコレート菓子。1964年に発売を開始し、今年で50周年を迎えた。くじ付きで、ホームラン1枚、またはヒット4枚を集めると、もう1本と交換できる。このほど、発売50周年を記念したイベントを、東京スカイツリータウン「東京ソラマチ」で実施する。昔からある駄菓子「チョコバット」と、「紙芝居」という遊びをコラボレーションさせた内容で、「子供の原風景」を再現するという。当日は、来場者に数量限定で「チョコバットエース」「大人のチョコバット」を配布する(予定数量が無くなり次第終了)。イベント会場は、東京スカイツリータウン・東京ソラマチサザエさん茶屋前。雨天時は、東京スカイツリー・東京ソラマチイーストヤードB3エントランススペース。10月5日、12日、19日、26日に開催する。
2014年10月03日