たらみが運営する「たらみフルーツ工房」が、東京駅エキナカ施設「GRANSTA(グランスタ)」に期間限定で初登場する。長崎で作られるプレミアムゼリー「フレッシュフルーツの生ゼリー」を毎日空輸して販売するという。東京駅エキナカの「たらみフルーツ工房」は7月9日~22日まで開店。自社農園「たらみファーム」をはじめ、地元長崎や九州、沖縄を中心に生産者を訪ね、厳選した旬の国産フルーツを使用したフレッシュフルーツの生ゼリーやデザートなどを販売する。商品はたらみこだわりミックスの生ゼリー(525円)、沖縄産シークワーサーの炭酸ゼリー(400円)、熊本産アールスメロンの生ゼリー(525円)、沖縄産パインの生ゼリー(525円)など。オープン記念として、たらみフルーツ工房のチラシ(PDFファイルを印刷)を持参し、かつ商品を購入した全員にパウチ型ゼリー飲料「MOGFUL」のみかんまたはパインを1個プレゼントする。東京駅エキナカ施設GRANSTAの「たらみフルーツ工房」の営業時間は、月~土は8時~22時、日祝日は8時~21時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月04日東京駅とその周辺地域から構成される「東京ステーションシティ」が、この夏おすすめの東京駅のお土産情報を発表した。また、6月28日に東京駅エキナカ施設「グランスタ」に新エリアがオープン。7月6日からは「GRANSTA 東京駅弁まつり」も開催する。エキナカ商業空間「エキュート東京」ではおすすめのお菓子として、奈良 天平庵の「東の京」(5個入り800 円、10個入り1,500 円)、Hana SYUMPOO(ハナ シュンプウ)の「かすてらフレンチトースト」(キューブ462 円、6個入り1,365円)、ドゥー パティスリー ア トーキョウの「ケイクオフリュイ」(1,400 円)、空いろの「つき」 (単品230円)を紹介している。また雑貨としては、東京の名所がプリントされた遊 中川 日本市の「東京ふきん」(420円)、電車と新幹線柄のてぬぐい、濱文様 てぬぐい本の「東京トレイン」(840円)がおすすめとのこと。価格はいずれも税込み。また、八重洲南口改札内にある「京葉ストリート」では、 清閑院の「葛水ようかん・抹茶わらび餅詰め合わせ」(1箱2,152円)、柿の木坂 キャトルの「フルーツジュレ詰合せ」(1箱1,890円)、東京・目黒地蔵通り 御門屋の「揚まんじゅう15個入」(1箱1,650円)、八天堂の「とろけるくりーむパン ギフトセット」(1セット1,400 円)をおすすめしている。価格はいずれも税込み。東京駅地下1階エキナカ商業施設「GRANSTA(グランスタ)」の丸の内側に、新エリア(丸の内坂エリア)が開業。コンセプトは「Daily Happiness!」。エリア全体を一つのセレクトショップに見立て、ゾーンごとに4つのテーマが設定されバラエティー豊かな13ショップが展開。カンロのコンフィズリー(砂糖菓子)ショップ「ヒトツブカンロ」、ドーナツを中心にしたワンハンドフードを提供する「She Knows Bakery」などがオープンする。東京駅改札内地下1 階エキナカ商業施設「GRANSTA(グランスタ)」と、東京駅改札内1 階ノースコート内のエキナカレストラン施設「GRANSTA DINNING(グランスタ ダイニング)」は、7月16日の駅弁記念日にちなみ、夏の新作駅弁を販売する期間限定の「GRANSTA 東京駅弁まつり」を7月6日~7月22日まで開催する。塩麹や夏野菜などを使った丸の内OLに贈るヘルシー系の駅弁から、バリバリ働くビジネスパーソン向けの肉系ボリューム満点駅弁まで、豊富な駅弁ラインアップがそろうという。詳細はTokyo Station City 公式サイトでも公開している。
2012年06月29日東京駅エキナカ施設グランスタに、メリーチョコレートの新ブランド「マルシェ ド ショコラ」が6月28日(木)オープン。デイリーハピネスをテーマにしたオリジナルチョコレートを展開予定だ。カクテルガナッシュ 1箱¥650毎日寄りたくなるような豊富な種類&気軽な価格がうれしい、わくわくさせるようなスイーツがたくさん。中でも注目は、新発売の「ヴェリーヌ ド ショコラ」。フルーツのソースとチョコレートのテリーヌのコンビネーションが楽しめる2層タイプで、たまご型のカップが可愛らしく、さわやかな午後のティータイムやちょっとしたお土産にも最適だ。ヴェリーヌ ド ショコラ 1個¥350他にも、季節ごとに新しい味わいが楽しめる「ボンボンショコラ」や、カクテルをイメージした華やかな香りのガナッシュ「カクテルガナッシュ」、素材とチョコレートのマリアージュが絶妙な「チョコレートコレクション」など、グランスタ限定のオリジナルアイテムが勢ぞろい。ボンボンショコラ 1個¥210その名の通り、チョコレートを使ったスイーツがまるで市場のように賑やかに並ぶ「マルシェ ド ショコラ」で、シーンに合わせて様々なチョコレートを選んでみては。お問い合わせ:メリーチョコレートカムパニー tel.03-3763-0361
2012年06月27日幸福駅(北海道)の公式ホームページ「幸福駅発」は22日、観光PRのための新キャラクター「みゆき&めぐみ」を公開した。ブログ「みゆきの幸福日記」もスタートしている。39年前、NHKの番組『新日本紀行』で放送されたのをきっかけに、幸福駅(旧国鉄広尾線)は全国的にその名を知られるようになり、「愛国から幸福行き」のきっぷが爆発的に売れるなど、同じ広尾線の愛国駅とともに一大ブームを巻き起こした。その後、広尾線は廃線となったが、幸福駅と愛国駅は駅名の縁起の良さから観光地として存続し、現在も国内・国外を問わず多くの観光客が訪れる。「みゆき&めぐみ」は、来年でブーム40周年を迎えるにあたり、幸福駅と愛国駅のPRキャラクターとして制作されたもので、北海道出身・在住のイラストレーターであり原画家の「みけおう」さんがデザインした。ともに当地に住む「駅神様」という設定だ。「みゆき」は幸福駅周辺を担当する新米の駅神様で、慎重すぎる性格でおとなしく見られがち。しかし一度決めたらやり抜く芯の強さも持っている。得意の歌と癒しのチカラで、駅を訪れる人々を幸せに導く。一方、「めぐみ」は愛国駅周辺を担当する駅神様。社交的で活発な性格で、人と人を結びつけるのが大好きだが、たまに早とちりしてしまうことも。恋愛占いが得意で、人々に愛を広めていく。2人は「幸福駅発」や「みゆきの幸福日記」などを通じ、幸福駅と愛国駅のPRを行う。7月中旬より、幸福駅のお土産店にて公式グッズも発売予定とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日メリーチョコレートカムパニーは6月28日10時より、東京駅地下1階にあるエキナカ商業施設「GRANSTA(グランスタ)」に新設される丸の内坂エリアに、新ブランドのチョコレート専門店「Marche du chocolat(マルシェ ド ショコラ)」を常設店舗としてオープンする。同店舗では、エリアテーマである「デイリーハピネス」をイメージし、毎日寄りたくなるような豊富な種類、気軽な価格のオリジナルチョコレートを展開する。商品群は18種類を予定。自家需要を中心としたラインナップになる。中でも同社が推しているのが、「ヴェリーヌ ド ショコラ」(350円)。フルーツソースとチョコレートのテリーヌのコンビネーションが楽しめる2層タイプで、セミドライのフルーツをトッピング。ヴェリーヌとはヴェール(verre:グラス)とテリーヌ(terrine)を組み合わせた造語で、たまご型の透明なカップの中に、ムースやジュレを層にしている。ほかにも、季節ごとに新しい味わいが楽しめる「ボンボンショコラ」(210円)や、カクテルをイメージした華やかな香りの「カクテルガナッシュ」(1箱85g・650円)など、同施設限定のオリジナル商品が用意されている。営業時間は8時から22時まで(オープン初日は10時から、日祝は21時まで)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日7月16日の駅弁記念日にちなみ、東京駅のエキナカ施設にて、夏の新作駅弁などを販売する「GRANSTA東京駅弁まつり」が行われる。場所は東京駅地下1階「GRANSTA(グランスタ)」と、東京駅改札内1階ノースコートにある「GRANSTA DINING(グランスタ ダイニング)」の2施設。塩麹や夏野菜を使用したヘルシー系のものから、ボリューム満点でビジネスマンにうれしい”肉系”のものまで、多彩な駅弁がそろう。開催期間は7月6~22日の予定。一例として、国産米100%炊きたておこわを用いる「おこわ米八」では、鶏肉の塩麹漬け焼きにポテトとなすの黒酢和え、オリジナルの色彩鮮やかな寿しおこわと自慢の赤飯によるミニいなりを詰め合わせた「丸の内レディ美食弁当」を販売。和の食材にこだわる和惣菜ショップ「いとはん」では、自慢の割下で旨味を引き出した黒毛和牛の特製すき焼き重に、人気の惣菜を彩り豊かに詰め合わせた「いとはんのスペシャル御膳 九庭」を販売する。その他、各店ともそれぞれの店舗の特色を活かした新作駅弁を登場させる予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日はるやま商事はジェイアール東日本企画の協力の下、JR東日本が推進するさまざまな環境保全技術(エコメニュー)を駅に導入する取り組み「エコステ」のモデル駅第1号であるJR四ツ谷駅へ、盛夏用ユニフォームを製作し提供する。今回提供するユニフォームは、はるやま商事が「エコステ」の取り組みをサポートするため、新素材生地を採用したクールビズ対応シャツをオリジナルデザインで製作した。この新生地素材は、接触冷感・高通気性・吸水速乾・ストレッチ性・手入れが簡単といった特徴を持つ。男性用デザインは、ブルーのボタンダウンシャツ。袖口にJRロゴを刺しゅうし、青色のパイピングラインを配置。右胸部に「ecoste YOTSUYA」の文字を緑色で刺しゅうした。女性用デザインは、ピンクのボタンダウンシャツで、パイピングがピンク色、刺しゅうが緑色となっている。着用は6月1日から始まっており、夏の期間、省エネ環境の中でも働きやすく、駅利用者の見た目にも涼しいユニフォームにより、エコ活動を推進する。はるやま商事は夏期、JR四ツ谷駅へ「エコステ×はるやま」の広告を掲出することで、エコに向けた取り組みの告知とともにエコ意識の啓発を図る。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月06日昭文社は11日、最新の東京駅エリアの情報を詰め込んだガイドブック『まっぷるマガジン 東京駅 丸の内・八重洲』を発売する。5年にわたる保存・復原工事を終え、10月にグランドオープンを迎える赤レンガの丸の内駅舎をはじめ、東京駅の使いこなし術と、再開発が進む丸の内エリアのおすすめスポットなどを掲載している。ここ数年、「東京ステーションシティ」と呼ばれる東京駅とその周辺の駅ビル群に大規模商業施設が次々と開業し、丸の内エリアには洗練された服飾雑貨店や飲食店が集まっているが、変化の早さと街自体の構造の複雑さゆえに、その全体を把握するのは困難とされてきた。『まっぷるマガジン 東京駅 丸の内・八重洲』では、駅構内を図解するマップや乗換えガイド、目的別ガイドなどを掲載して駅の徹底利用術を紹介。東京駅構内と丸の内・八重洲のおすすめスポットや人気施設を紹介し、東京駅を中心とした複合シティの魅力を存分に味わってもらうことを意図したという。『まっぷるマガジン 東京駅 丸の内・八重洲』はAB判104ページ。価格は840円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日東京メトロは28日、東西線妙典駅に太陽光発電システムを導入すると発表した。発電能力は280kWを見込んでおり、今年7月の完成をめざすという。同社は環境に優しい地下鉄をめざして、「みんなでECO. 東京メトロ・エコプロジェクト」を展開している。環境配慮型車両として千代田線16000系や銀座線1000系を投入し、銀座線田原町駅を皮切りにLED照明の導入も実施。地上駅への太陽光発電システム導入も進められ、千代田線北綾瀬駅(発電能力20kW)、東西線南行徳駅(発電能力40kW)に続く3駅目として、妙典駅に導入されることに。妙典駅は東京メトロ東西線の高架区間(南砂町~西船橋間)にある駅で、開業は2000年と東西線の駅では最も新しい。2面4線のホームを有する同駅はホーム屋根の面積が広く、太陽光パネルを多く設置できることから高い発電能力を発揮すると予想される。発電開始後の年間発電電力料は約25万7,000kWhが見込まれ、これは南砂町~西船橋間で使用される消費電力の約2.8%に相当し、142トンのCO2削減につながるという。太陽光発電システムの導入により、晴天時の昼間はエスカレーター、エレベーター、照明などの付帯電力を太陽光発電でまかなえるほか、発電量が多い場合、隣接する駅に融通しての利用も可能となる。なお、東京メトロは東西線地上駅の残る5駅(西葛西駅、葛西駅、浦安駅、行徳駅、原木中山駅)についても、本年度中に太陽光発電システムを順次導入する予定としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月29日東京都交通局は28日、都営地下鉄のすべての駅において、帰宅困難者向けの備蓄品の配備が完了したことを発表した。昨年の東日本大震災では、20時40分に大江戸線が全線運転再開、残る3路線も22時までに運転再開するなど、比較的迅速に対応した都営地下鉄だが、一方で各駅に帰宅困難者が集中し、混乱をきたすなどの課題も残った。これらを踏まえ、東京都では帰宅困難者対策として、本年度中に都営地下鉄全駅にて備蓄を進める方針を明らかにしていた。備蓄品目は飲料水と防寒用シート、簡易マットで、備蓄数は都営地下鉄全101駅に計5万人分。28日をもって配備が完了したとのこと。首都直下地震の発生などによる帰宅困難者らの混乱を防ぎ、一時的に駅構内で保護する際に必要な物資として備蓄される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月29日JR東日本は27日、東京駅丸の内駅舎の内部を報道公開した。創建時の装飾を再現した南側ドーム部のほか、東京ステーションギャラリーや東京ステーションホテルの客室などが公開された。東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事は2007年よりスタート。3階部分やドーム屋根が姿を現すなど、外観はほぼ創建当時の姿に復原された。グランドオープンは10月1日の予定で、ドーム部、ホテル、ギャラリーの内装工事なども佳境に入っているとのこと。なお、現在は仮施設となっている丸の内北口が6月3日に、丸の内南口が6月17日に、丸の内中央口が7月1日に、それぞれ使用開始する予定となっている。ドーム屋根の内部は改札口からも見上げられる予定で、3~4階と天井部分にて創建時の装飾を再現。今回公開されたのは南側ドーム部で、黄卵色を中心に明るい色彩でまとめられていた。天井の部分には花飾りレリーフや、大きさ約2.4mという鷲の彫刻が。4階部分では十二支のうち子・卯・午・酉を除く8つの干支のレリーフがつくられ、各方角に設置された。南側ドーム部においては、創建当時に設置されたレリーフの中から保存状態の良いものも再使用しているという。東京ステーションギャラリーは10月オープン予定で、着工前の約1,000平方メートルから、約3,000平方メートルに拡張される。展示室では、建物も展示物のひとつとの考えから、赤レンガや鉄骨をむき出しにした露出仕上げに。東京大空襲で炭化した木レンガも、そのまま使用されている。創建当時、丸の内駅舎に使用された鉄骨は半分以上が八幡製鉄所製だったが、それ以外にイギリスやアメリカで製造されたものも使用されたという。東京ステーションギャラリーでは、「FRODINGHAM IRON & STEEL CO.LTD ENGLAND」と刻まれた鉄骨も見られた。東京駅丸の内駅舎では、これまで使われていなかった中央屋根裏の空間も活用し、東京ステーションホテル(10月オープン予定)の宿泊者専用ラウンジ「The Atrium」に。ここでも創建当時の赤レンガが、インテリアとして生かされる。今回の報道公開では、東京ステーションホテルの「パレスサイド」(丸の内側)と「ドームサイド」(南側ドーム沿い)の客室も公開された。東京ステーションホテルの詳細に関しては、本誌にて後日あらためてレポートする予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月28日ファッションハウスH&Mは9月中旬、同社初となる大型駅隣接店舗「H&M TOKYO STATION」を出店することを発表した。出店場所は東京都中央区八重洲2丁目1番1号ヤンマー東京ビルディングB1F。東京駅八重洲地下中央口改札を抜けた正面に位置する。JR各線「東京駅」の八重洲中央口、八重洲南口、八重洲北口とも直結。売り場は1フロアに展開し、面積は約733平方メートル。レディース、メンズ、アクセサリーを扱う予定だ。営業時間は10:00~20:00。東京駅という立地を考慮し、時間に制限のある旅行者や周辺オフィスで働く社会人もターゲットに加え、従来のトレンド性のあるラインナップだけではなく、オフィスやアフター5にもぴったりのベーシックなアイテムも用意。いろいろな客層に足を運んでもらえる店づくりを行い、新たなスポットの地位の確立を目指しているという。同社は2008年に日本で初の店舗を銀座に出店。「クオリティの高い商品を最良な価格で」をコンセプトに、ファッションアイテムを販売。このほかの出店として、同月にH&M 岐阜モレラ店のオープンが決定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日東京駅丸の内駅舎の復原工事が仕上げの段階に入ろうとしている。大正3年当時の本来の東京駅が姿を現し、今年10月に完成する。その工事現場の活気と、東京駅に集まる人々の雑踏を感じつつ、100年前から始まる東京駅の歴史に想いを馳せてみよう。小説『東京駅物語』(1996年刊。文春文庫版にて発売中)は、明治35年から昭和21年までの東京駅を描いている。東京駅の開業は1914(大正3)年。『東京駅物語』はそれより前の明治35年から物語が始まる。第1話の主人公、立花新平は横浜の実家を飛び出し、東京にやって来た。パン職人として働こうと思っていたところ、鉄道好きの娘と出会う。第2話は開業7日後の東京駅待合室が舞台。主人公は女流歌人。東京の暮らしに疲れ、実家に帰ろうとしながらも決心できずにいたとき、たまたま居合わせたパン職人の男に話しかけられる。第2話に登場するパン職人は、第1話の主人公、立花新平だ。同作品は全9話の短編集で、それぞれの話は独立しているけれど、ある話の主人公が、別の話では脇役として登場する。東京駅の時の流れの中、登場人物同士の縁がもつれ、ほぐれていく。読み進めながら、この人物は別の話の誰かだな、などと縁を追っていく楽しさもある。立花の下宿の主人である左官職人が塗った東京駅待合室の壁を、別の話で同業者が見物に来るなど、緻密で遊び心のあるしかけも楽しい。このように、ある場所に居合わせた登場人物それぞれにスポットを当てるスタイルを「グランドホテル形式」という。1932年のアメリカ映画『グランドホテル』がその名の由来だ。近年の日本映画では、『THE 有頂天ホテル』『ハッピーフライト』がグランドホテル形式の作品。小説では北方謙三氏の『ブラディ・ドール』も該当するだろう。『東京駅物語』のおもしろさは、グランドホテル形式に時間の経過を加えたところ。各話の主人公の後日談が、以降の話で描かれる。出会い、別れ、恋愛、友情、裏切り、憧れ、親子の情愛などが東京駅で繰り返される。別々の人生を歩んでいるようで、じつはつながっている。登場人物たちはお互いに気づかないまま、物語は終わる。すべてを知るのは読者と、丸の内駅舎のドームだけ。いまも、そしてこれからも、東京駅を訪れる誰もがそれぞれのドラマを持っている。他人だと思ったら、じつは縁があるかもしれない。東京駅を訪れるとき、もしかしたら自分もこの物語の登場人物たちとつながっているかも……。そう考えると楽しい。その意味で同作品は、未来永劫続く「東京駅物語」の序章ともいえるだろう。1890年代、東海道本線の新橋駅と、日本鉄道(後の東北本線)の上野駅を結ぶ高架鉄道が計画された。東京駅はその途中駅で、国を代表する中央駅として建設。設計は辰野金吾事務所で、その名は同作品にもある。登場人物に辰野事務所と、そのライバル、宍戸肇事務所の設計士たちもいる。誕生時の東京駅の構造は、乗車口ひとつ、降車口が汽車用・電車用にひとつずつ、そして皇室用の乗降口がひとつあったという。開業時の丸の内側は広大な野原であった。こういう情報は、資料をひも解けば書籍や鉄道雑誌の記事など、いくらでも見つけられるだろう。同作品では、登場人物が「乗降口と降車口が別なんて不便」と言っていたり、「三菱が原」と呼ばれた野原に少しずつ建物が増えたり、新しいビルの前に行き倒れがいたり、着物から背広に着替えて闊歩する詐欺師がいたりする。人間模様を描きつつ、当時の人々にとっての旅や東京駅に対するの価値観が描かれていて、興味深い。東京駅の建設当時、旅はまだ徒歩が主だったようだし、通勤も徒歩圏内。時代が進むにつれて、移動が汽車になり、電車に変わっていく。こういう描写によって、鉄道ファンにとって資料としての存在だったかつての東京駅を、生き生きとした生活空間として疑似体験できる。小説という、想像力を刺激する作品ならではのおもしろさだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月13日日本旅行は25日より、鉄道写真家・広田泉氏と行く1泊2日の旅「会津モリモリツアー」を販売開始する。会津鉄道芦ノ牧温泉駅とひたちなか海浜鉄道那珂湊駅の「姉妹駅」提携記念で企画された。姉妹駅の提携は、「歴史ある古い駅舎が現役で使われている」「駅前食堂がある」「女性の駅長、駅員が活躍している」「駅に猫がいる」「地元の鉄道を愛する応援団がいる」などの点が会津鉄道とひたちなか海浜鉄道の両社に共通していることから結ばれたもの。ツアーでは参加者自らの手で、芦ノ牧温泉駅に姉妹駅提携記念プレートを設置。また、より深く思い出に刻んでもらうために、参加者より「自分宛ての手紙」を預かり、10年後に芦ノ牧温泉駅で返却するという。広田氏と両社社員によるトークショーも実施する予定だ。広田氏が教える「コンパクトデジカメで撮る鉄道写真」教室や、懇親会といったオプションも用意されている。往復の乗車券として使用するのは、比較的長めのフリータイムにも使いやすい「ゆったり会津 東武フリーパス」。東武鉄道下今市駅から会津鉄道西若松駅まで、さらにJRの西若松~喜多方間と、広範囲の移動が可能だ。旅行代金は大人1名2万4,500~2万5,000円。なお、東京観光財団の指定する「被災地応援ツアー」に該当するため、参加者が東京都の在住・在勤・在学のいずれかの場合には1名に対して3,000円の補助金が支給される(申し込み時に問い合わせが必要)。販売開始は25日午後3時で、日本旅行新宿法人営業部でのみ取り扱う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日東武鉄道は20日、とうきょうスカイツリー駅にてリニューアルオープン式典を行った。東京スカイツリータウンの玄関駅として、先進性と下町の伝統を生かしたデザインの駅に生まれ変わった。今回のリニューアルで改札口が増設され、浅草駅寄りの正面改札はこの日から供用開始。コンコースには、澄川喜一氏のデザインによる駅パブリックアート「TO THE SKY」が設置されている。ホームの膜屋根は、1897年カーネギー社製のレールなど、改修前のホーム屋根の骨組を生かしたデザインで、自然光を取り入れた明るい空間に。東京スカイツリータウンにも導入される地域冷暖房システムを駅コンコースの空調に活用するなど、快適に利用できる駅となった。鉄道利用や東京スカイツリータウン観光の案内を担う「ステーションコンシェルジュ」も配置されるという。リニューアルオープン式典には、東武鉄道代表取締役社長の根津嘉澄氏、東京タワースカイツリー取締役社長の鈴木道明氏、駅パブリックアート「TO THE SKY」をデザインした澄川喜一氏らが出席。東京スカイツリー公式キャラクター「ソラカラちゃん」や押上・業平橋地区活性化協議会キャラクター「おしなりくん」も駆けつけ、とうきょうスカイツリー駅のリニューアルを祝った。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月21日JR東日本グループの鉄道会館は4月26日、東京駅京葉地下1階コンコースに「成城石井 グランゲート東京駅店」をオープンする。忙しいオフィスワーカーが多い東京駅構内で、こだわりの食品や上質なワイン・酒類を提供する、コンパクトサイズの成城石井となる。首都圏を中心に90店舗を展開する成城石井は、「食へのこだわり」を重視する高品質スーパーマーケット。「成城石井 グランゲート東京駅店」の開店により、東京駅を利用する忙しいオフィスワーカーも、駅構内という日常導線の中で日常生活にワンランク上の食品や酒類を気軽に購入できることになる。また、京葉地下という立地を生かし、アミューズメントパークなどレジャーの行き帰りにぴったりな商品も取りそろえる。同店では開店を記念し、オープン記念セールを開催する。多数のお買い得商品を用意しているが、中でも以下の2品が注目という。何が入っているかが楽しみな、ハズレなしのワインくじ、「シャンパン&スパークリングワインくじ」を3,675円で販売する。200セット限定で、なくなり次第終了。50分の1の確率でドン・ペリニヨンが当たるほか、ヴーヴクリコイエローラベルやモエ・エ・シャンドン・ブリュットなど、同店の自信のラインナップとなっている。成城石井オリジナルトートバッグに、人気のスイーツ3,500円相当を詰め合わせた「オープン記念お楽しみ袋」を2,000円で販売。こちらは100セット限定で、なくなり次第終了する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月16日2012年10月の「丸の内駅舎復原工事」完成にあわせ、歴史と先進性が融合した魅力あふれる駅として東京駅が生まれ変わる。6月より、駅の各施設が順次本格稼動開始。また、新しい施設もオープンする。東京駅丸の内駅舎は2007年より復元工事開始。2012年10月に完成予定赤レンガの駅舎として知られる東京駅丸の内駅舎。2007年より復原工事が開始し、今年2012年の10月に完成予定となっている。駅舎の外壁などの主要部分は保存・活用しつつ、戦災で消失した屋根や駅舎3階の外壁が創建当時の姿に復原されるとのこと。駅施設のほかに東京ステーションホテルや東京ステーションギャラリーが入る。中央通路は「CentralStreet(セントラルストリート)」に10月の同駅舎グランドオープンに合わせ、1階の中央通路は、雑貨、弁当、スイーツ、おみやげ、贈答品と多彩な店舗がそろった「CentralStreet(セントラルストリート)」に生まれ変わる。明るく開放感のあるデザインを採用し、店内にLED 照明を設置するなど環境にも配慮したつくりになっているという。焼きたてパンや、全国の有名駅弁、できたての温かい駅弁を提供する駅弁専門店もオープンするとのこと。東京ステーションホテルは5月8日より宿泊予約開始丸の内駅舎保存・復原工事のため2006年3月より休館していた東京ステーションホテルは、10月3日の開業を前に、5月8日10時より宿泊予約を開始する。丸の内駅舎の2階から4階に「クラシック」「パレスサイド」「ドームサイド」「メゾネット」「スイート」「ロイヤルスイート」の6種類の客室と、宿泊者のみ利用可能なラウンジ「アトリウム」などが用意される。宿泊料金は、「クラシック」タイプ1室が30,030円~(サービス料込み、東京都宿泊税別)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月16日東京ステーションホテルは10月3日の開業を控え、5月8日10時に宿泊予約受付を開始する。同ホテルは、およそ100年を経て甦った国指定重要文化財である東京駅丸の内駅舎の2階から4階(一部)に位置する。高い天井と縦長窓が特徴で、内装デザインは英国のインテリアデザイン会社のRichmond International Ltd.が手掛ける。ヨーロピアン・クラシックスタイルと現代デザインが調和した洗練された空間になっているという。総客室数は150。客室タイプは、皇居側と反対に位置し機能性に配慮した「クラシック」、皇居側に位置し丸の内エリアを眺めることができる「パレスサイド」、南北の丸屋根ドームに沿ってレイアウトされた「ドームサイド」、都心では珍しい2階建構造の「メゾネット」、駅舎の尖塔部分に位置した72平米以上の「スイート」、173平米と同ホテル内で最も広く、皇居を望む行幸通りを正面に望む「ロイヤルスイート」の6タイプ。宿泊客のみ利用可能な朝食ラウンジ「アトリウム」は、東京駅丸の内駅舎の中央最上部に位置し、最大天井高が約9mと開放感あふれる大空間。天窓から射し込む自然光に包まれながら優雅な朝食を楽しめるとのこと。宿泊料金は、「クラシック」タイプ1室が30,030円~(サービス料込み、東京都宿泊税別)となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月15日JR東日本は11日、スマートフォン向け情報提供サービス「東京駅JR×AR(ジェイアールエイアール)」の実証実験を東京駅構内にて実施すると発表した。同サービスは、スマートフォンに無料の専用アプリをダウンロードすることで、運行情報や経路検索、時刻表、駅構内図など鉄道に関する情報のほか、ショップリストやおすすめ情報といったエキナカ情報も閲覧できるというもの。AR(拡張現実)技術を取り入れており、東京駅の柱や床面27カ所に設置したAR識別マーカーにスマートフォンをかざすと、駅構内の店舗情報や立体的な駅構内地図などが表示される。利用は無料だが、一部コンテンツの閲覧には通信費用がかかる。JR東日本は2010年、ソフトバンクテレコム、DNPデジタルコム、ブックマークとの4社共同で開発した「床面サインとスマートフォンを利用した駅空間案内システム」にてグッドデザイン・フロンティアデザイン賞を受賞。そのノウハウをさらに活用するべく、今回の実証実験を行うとのこと。その結果を踏まえてサービス内容の評価や検証を進め、実用化に向けた取り組みを進めるとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日東京駅の「丸の内駅舎復原工事」が10月に完成し、日本の表玄関にふさわしい、歴史と先進性が融合した駅に生まれ変わる。5月8日より東京ステーションホテルの宿泊予約を開始するほか、6月より駅施設が順次本格稼動していくとのこと。赤レンガの駅舎として知られる東京駅丸の内駅舎は、2007年より復原工事を着工。駅舎の外壁などの主要部分は保存・活用しつつ、戦災で消失した屋根や駅舎3階の外壁が創建当時の姿に復原される。工事は今年10月に完成予定で、駅施設のほかに東京ステーションホテルや東京ステーションギャラリーが入る。東京ステーションホテルでは、丸の内駅舎の2階から4階に「クラシック」「パレスサイド」「ドームサイド」「メゾネット」「スイート」「ロイヤルスイート」の6種類の客室と、宿泊者のみ利用可能なラウンジ「アトリウム」(駅舎中央最上部)などを用意。上質で洗練された内装に加え、高い天井や縦長窓による開放的な空間になるという。10月3日の開業を前に、5月8日10時より宿泊予約を開始する。また、海外からの利用者向けに、「JR EAST Travel Service Center」も丸の内駅舎に開設。改札内1階中央通路も、10月の同駅舎グランドオープンに合わせ、明るく開放感のあるデザインを採用した「CentralStreet(セントラルストリート)」に生まれ変わる予定だ。雑貨、弁当、スイーツ、おみやげ、贈答品とバラエティ豊かな店舗をそろえ、全国の有名駅弁やできたての温かい駅弁を提供する駅弁専門店もオープンするという。なお、東京駅改札内北通路についても、生まれ変わった駅舎にふさわしい空間に改良すべく、2016年度中の使用開始をめざして工事に着手するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月11日JR四国はこのほど、高松駅の愛称を「さぬきうどん駅」とすることを発表した。29日よりこの愛称が設定され、同日から快速「マリンライナー」のラッピング列車も運転を開始する。同社と香川県は、「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトと「瀬戸内国際芸術祭2013」を通じ、相互に連携・協力する観光パートナーシップ協定を締結した。協定期間は今月29日より2014年3月31日まで。この期間、高松駅に「さぬきうどん駅」の愛称が導入され、駅名標にも愛称を掲出。記念撮影用の看板やスタンプも設置されるほか、男性の駅接客社員は「うどんネクタイ」を着用し、「うどん県バッジ」も用意される。また、快速「マリンライナー」のグリーン車・指定席車両1両に、「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトの「アート編」ポスターをモチーフとしたラッピングを施し、約1年間運転する予定。同列車の運転初日となる今月29日には、高松駅で「さぬきうどん駅」披露およびラッピング列車出発式が行われるとのことだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月27日東京メトロはこのほど、東西線南行徳駅(千葉県市川市)のリニューアル完了を発表した。ホームに膜屋根を採用し、太陽光発電システムを導入するなど、環境に配慮した駅となった。同駅は東西線の高架区間(南砂町~西船橋間)にあり、2010年度の1日平均乗降人員は4万9,759人。今年1月より駅改良工事が進められてきた。ホーム中央部には、自然光の透過性が高い膜屋根を設置。駅構内の案内看板(サインシステム)にLED内照式のものを採用し、コンコース、ホーム、待合室の照明にHfインバーター照明機器を導入するなど、消費電力の削減にも取り組んだ。2番線(中野方面)ホームの屋根上には、千代田線北綾瀬駅に続いての導入となる太陽光発電パネル(面積295.68平方メートル、発電能力40.3キロワット)を設置。供給された電力は駅のエレベーターやエスカレーターの動力などに使用されるという。今回のリニューアルにより、省エネルギーの環境保全効果を高めるとともにデザイン性も向上し、明るく快適な駅空間に生まれ変わった。東京メトロは今後も環境負荷を低減し、利用者に親しまれる駅づくりに努めるとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月26日郵便局東京支社は28日、JR東京駅を発着する新幹線を題材にしたフレーム切手セットを発売する。80円切手10枚のシートとJRのきっぷが入るオリジナルクリアケース1枚がセットに。「駆けぬける新幹線」の名称で、中央区、千代田区の郵便局と西新橋局にて、計5,000セットを販売する予定。切手シートの上部にはE5系「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」を大きくデザイン。その下に勢ぞろいした新幹線車両の写真を配置している。切手にはE1系からE5系までの現在営業運転中の新幹線車両と、2013年春に営業運転開始予定のE6系、および「イーストアイ」の愛称で知られる検測車E926形が1枚ずつにデザインされている。価格は1セット1,500円。なお、4月5日からは「郵便局のネットショップ」でも同商品を取り扱うとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月24日JR東海は16日、初代「のぞみ」として活躍した300系車両の最終運転を行い、東京駅と新大阪駅で引退セレモニーを実施した。同日にはJR西日本も、100系と300系の最終運転を行っている。300系は1992年、東海道新幹線「のぞみ」で営業運転を開始。翌年には山陽新幹線でも運転を開始し、約20年間にわたり活躍してきた。同車両の引退が発表された後、今年2月からJR東海所有の300系には引退記念のヘッドマークとサイドステッカーによる車体装飾も行われた。東海道新幹線における300系の最終列車は、16日に運転された東京発新大阪行の臨時「のぞみ329号」(「ありがとう300系」のぞみ号)。10時47分の発車前には、引退セレモニーとして「ありがとう300系」出発式も行われた。引退する300系の姿を一目見ようと、東海道新幹線のホームには鉄道ファンをはじめ1,000人以上が集まったという。一方、山陽新幹線では300系による新大阪発博多行の臨時「のぞみ609号」、100系による岡山発博多行の臨時「ひかり445号」が運転され、これが両形式の最終列車となった。どちらもきっぷは2月16日に発売された後、わずか数分で完売となったという。岡山駅では、引退を迎える100系と300系が同一ホームに並ぶ光景も見られた。100系と300系の引退により、17日以降、東海道新幹線を走行する車両は当分の間、N700系と700系のみに。山陽新幹線もN700系、700系、500系での運転となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月17日東武鉄道、東京メトロ、京成電鉄、東京都交通局はこのほど、東京スカイツリータウンの開業に合わせて押上駅に副駅名を導入し、「押上(スカイツリー前)駅」とすることを発表した。押上駅では現在、東武伊勢崎線と東京メトロ半蔵門線が相互直通運転を行い、東急田園都市線の電車も乗り入れる。さらに京成押上線と都営浅草線が相互直通運転を行い、京急線の電車も乗り入れるため、成田空港や羽田空港、品川駅などからの利用に便利な駅となっている。副駅名は東京スカイツリータウンの開業日(5月22日)より導入される予定。東武伊勢崎線の「とうきょうスカイツリー駅」(現在の業平橋駅)とともに、同駅も東京スカイツリータウンの最寄り駅であることを案内する。駅名標や路線図にも「押上(スカイツリー前)」と表示されるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月10日