東京・池袋のパルコミュージアムにて、3月9日から4月2日まで写真家のレスリー・キーが2つのテーマで展示する写真展「LESLIE KEE PHOTO EXHIBITION “MODE / MUSE”」が開催される。レスリー・キーは東京、パリ、ニューヨーク、アジア各国で活躍する写真家。理想と信念にもとづいて邁進する同氏の原点となる2つのテーマ「ファッション写真」と「タイムレスな女性像」に沿って作品が展示される。「MODE」では台湾版『VOGUE』で17年間にわたり撮影してきたモード・ファッション写真100点余りを、「MUSE」ではレスリー・キーが魅了された12組の女神たちのポートレートが約200点を展示する。ポートレートには、沢尻エリカ、知英(Jiyoung)、壇蜜、土屋アンナ、冨永愛、浜崎あゆみ、松任谷由実、最上もが、ローラ、秋元梢、AyaBambi、黒木メイサなどが被写体となっている。また、同展と池袋パルコの17年春のキャンペーン広告が連動し、レスリー・キー撮影の秋元梢のヴィジュアルが展開される。【展覧会情報】「LESLIE KEE PHOTO EXHIBITION “MODE / MUSE”」会期:3月9日~4月2日会場:パルコミュージアム住所:東京都豊島区南池袋1-28-2 池袋パルコ本館7階時間:10:00~21:00(4月2日は18:00まで、入場は閉場30分前まで)入場料:一般500円、学生400円、小学生以下無料
2017年02月24日2014年の放送開始から、100回を迎える「The Covers」。この度、3月6日(月)放送の100回記念ゲストに、今年デビュー30周年の「エレファントカシマシ」が登場することが明らかになった。「エレファントカシマシ」の出演は、昨年の「The Covers Fes」も含めて3回目の登場となる。リリー・フランキーと仲里依紗がMCを務める音楽番組「The Covers」。本番組は、ジャンルや世代を超えたアーティストたちが、影響を受けた曲や思い出深い楽曲を魅力的なアレンジでカバー。今回「エレファントカシマシ」カバーする曲は、松田聖子の「赤いスイートピー」、ちあきなおみの「喝采」の2曲。松本隆が作詞、作曲を松任谷由実(呉田軽穂名義)が手掛けた「赤いスイートピー」。「エレファントカシマシ」が結成されたばかりの中学生の頃、松田さんが大好きだったという宮本浩次は、この曲の歌詞とメロディーにもそれぞれ深い魅力を感じて今回初めてのカバーに挑戦。そして「喝采」は、宮本さんが小学生の頃に聴いていたという楽曲。印象的なフレーズが多く、歌ってみると歌詞を全て覚えていたという思い出の一曲だ。さらにこの2曲に加え、1996年に発表され、多くのアーティストたちにカバーされる名曲「悲しみの果て」と、2007年に発表され、多くの人を励ます「エレファントカシマシ」ならではの応援ソングとして熱い支持を受ける曲「俺たちの明日」という彼らの名曲2曲も披露。また、トークには「エレファントカシマシ」4人で登場。デビュー30周年を迎える彼らの出会いからいま、そしてこれからに迫っていく。収録後宮本さんは、「『赤いスイートピー』にしろ『喝采』にしろ、僕らにとって凄く思い出の曲。曲自体にも歴史みたいな重さがあって、非常に僭越ながら今回カバーをさせていただいた」と話し、「リリーさんの含蓄のあるお話も含めて、自分たちにとって本当に密度の濃い時間だった。音楽を改めて、しっかり自分たちなりに勉強して歌っていけるようにとも、改めて思っちゃうくらいの充実した時間になりました」コメントを寄せている。「The Covers」放送100回記念は3月6日(月)23時15分~BSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2017年02月23日「瀧川ありさ ワンマンライブツアー2017 "at film."」が4日、東京・渋谷のduo MUSIC EEXCHANGEにて開催された。シンガーソングライターとして注目を浴びている瀧川ありさが、初めてリリースしたアルバムを引っ提げてツアー公演に臨んだ。1月から始まったツアーも、福岡、愛知、大阪を終えて、ラストの東京公演までたどり着いた。会場に集まったファンと一緒に作り上げた最終公演で、彼女は何を感じたのか。ライブ模様をレポートする。オールスタンディングのフロアを埋めつくすほどのオーディエンスがスタンバイしていた。彼らの様子は期待であふれている。今日はシンガーソングライター・瀧川ありさのツアーファイナル公演日。彼女の登場を待ちわびるファンの反応から、早くも興奮が高まる予感がする。定刻になると同時に照明が落とされ、オーディエンス全員のハンドクラップが場内に響き渡った。ステージを青いライトが照らし、会場に流れるSE(サウンドエフェクト)に導かれるようにバンドメンバーと瀧川が姿を現し、ライブがスタートした。EDMのイントロが流れると、早くもオーディエンスの期待感が高まった。オープニングナンバー「BOY’S CHRONICLE」を、瀧川が自らギターを弾きながら重量感のある歌声で観客の鼓膜を揺らす。ステージが照らされると、瀧川の笑顔が浮かび上がる。その時の表情は楽しそう……いや、嬉しそうな面持ちだ。どうやら、ツアーファイナルを心待ちにしていたのは、会場に集まるファンだけではないようだった。2曲目の「アイセイハローのすべて」に進むと、瀧川自らのハンドクラップでオーディエンスをあおり、序盤とは思えない熱気を生みだす。今回の会場はフロアとステージの距離がとても近く、彼女だけでなくバンドメンバーとのアンサンブルを間近で体感できた。MCをはさんで、アコースティックギターに持ち変えた瀧川は「色褪せない瞳」を熱唱する。先ほどの雰囲気から一転させ、会場全体の気持ちが一つにまとまっていく光景が伺えた。さらに「プラネタリウム」では、ステージから歌声を伝えようとする瀧川の柔らかな声音がヒシヒシと肌に伝わってくる。ここでマイクを手に持った瀧川が、ステージのサイドまで移動し「anything」をファンの目の前で歌う。それぞれの歌詞から伝わってくる彼女の気持ち。その想いに自然と気づいたのか、オーディエンスは口を閉ざして静観していた。続けて、応援ソング「Again」でオーディエンスの意識を引き込んでいく。歌い終わった後のMCでは、「1対1の気持ちで歌っています」とツアーファイナルのステージに向けての意気込みも。相手に向けて放つ彼女の歌声に耳を傾けるオーディエンスの感想は人それぞれかもしれない。この場に集まった観客は瀧川ありさの心胸をどのように受け取ったのだろうか。再びギターを手に取り、過去のメモリーを振り返る「日々モノクローム」を奏でた。懐かしい思い出がよみがえる曲調と歌詞に込められた意味合いに、共感した人も少なくなかったことだろう。その後「17番地」「Sugar」と2曲続けて歌い上げただけでなく、サマーソング「夏の花」では、フロアを活気立たせて大歓声を巻き起こした。ここまでは、アルバム「at film.」の収録曲をメインにセットリストを組んできたが、ここで瀧川にとってあこがれの存在である松任谷由実「ノーサイド」をカバーして披露する。幼少期から松任谷由実の曲を聞いて育った瀧川にとって、思い入れのある一曲。彼女の持つグロッシーボイスとシンクロしたことで、会場に集まるオーディエンス全員を聞き惚れさせた。後半戦へ突入すると「Season」「さよならのゆくえ」「Goodbye,I love you」とキラーチューンを放つ。先ほどまでの静けさを跳ね飛ばすように、オーディエンスのハンドクラップと掛け声に一体感が生まれた。間奏中に「今日はホントにファイナルです。寂しいけど……盛り上がれますかー!」と瀧川がシャウトすると、オーディエンスは大声で応え、大熱狂の展開へ進展する。感謝の気持ちを込めて、最後に瀧川は「花束」をセレクトした。ツアーのファイナルに情感を込めて、会場に集まるすべての人へ届けようとする歌声に、割れんばかりの拍手がこだまする。まさに、ツアーの最後を飾るにふさわしい場景だった。しかし、会場の熱気が収まることはなくアンコールへと進み、[「ONE FOR YOU」と爽快なアッパーチューンでライブの勢いを再加速させる。瀧川が会場の向こうの空に向かって指をさすと、フロアにいる全員もそれに倣ったかのような情景。同じ時間を共に過ごした瀧川とファンとの絆が結ばれた瞬間だ。瀧川は「ソロで活動する自分にとって、皆さんの声援や愛情が支えになっています」と明かし、ラストに「Journey」「Summer of Love」と高揚感を作りだしてライブに幕を下ろした。瀧川のライブの魅力は、会場にいる全員の気持ちが一つになって、楽しさを共有するところ。彼女だけでなくファンも一緒にライブを楽しみたいという想いが相まって、お互いが最高の時間を過ごせるのかもしれない。そして何よりも、瀧川自身の楽しそうな笑顔こそが、最高潮の盛り上がりにつながる要素になっているのだと思う。■セットリストM1. BOY’S CHRONICLEM2. アイセイハローのすべてM3. 色褪せない瞳M4. プラネタリウムM5. anythingM6. AgainM7. 日々モノクロームM8. 17番地M9. SugarM10. 夏の花M11. ノーサイドM12. SeasonM13. さよならのゆくえM14. Goodbye,I love youM15. 花束En1. ONE FOR YOUEn2. JourneyEn3. Summer of Love
2017年02月18日日本を代表する音楽プロデューサー、武部聡志の60歳を祝ってゆかりのアーティストが集う、一夜限りのプレミアムコンサート「武部聡志 Original Award Show~Happy 60~」が2月27日(月)に東京・東京国際フォーラム ホールAで開催される。【チケット情報はこちら】武部の活動は、キーボーディスト、作曲、編曲、プロデューサー、さらには音楽番組/音楽イベントの音楽監督など多岐にわたり、そのあらゆる立場で日本のポップ・ミュージックの歴史に刻まれる素晴らしい業績を残してきた。松任谷由実をはじめ、久保田利伸、平井堅、一青窈、JUJU、大黒摩季といったこの日登場するアーティストの豪華な顔ぶれが、音楽シーンにおける彼の存在感の大きさを物語っている。しかも、総合演出を松任谷正隆が、音楽監督をポルノグラフィティやいきものがかりを手がけた本間昭光が担当。さらには“プレゼンター”として亀田誠治や寺岡呼人が登場するなど、現在の日本ポップ・シーンを担う才能が一堂に会すると言ってもいいようなコンサートだ。当の武部は「ことのほか大げさになってしまったなあというのが正直な感想なんですけど…」と照れるが、同時にこの顔ぶれだからこそ伝えられる音楽の魅力があることを強調する。「デジタル化が進んで、メディアが変わって、音楽の聴き方が変わっていく中でも、僕らの音楽の伝え方というのはやっぱりこうなんだよというものを提示したいんですよね。その結果として、音楽の力を、聴く人も我々も再認識できるようなコンサートにしたいと思っています。音楽が本来持っている力というのは、かなりアナログだと思っていて、どんなに自動運転が広まろうが、いくらAIが発達しようが、音楽家が心をこめて作る音楽には勝てない、と感じています。そのことを、これだけの素晴らしいアーティストが集まるこの機会にちゃんと再提示できたらいいなと思うんです。だから、お客さんにアーティストとバンドのメンバーがひとつの音楽を奏でているその姿をこそ見てもらいたいなと思いますね」この日は、タイトルにもある通り、グラミー賞やアカデミー賞の授賞式のようなアワード・ショーの形式で進んでいく。そのなかで、文字通りこの夜にしか実現しないような共演やこの日だけのスペシャル・アレンジによる演奏も披露される。深い音楽愛と確かなミュージシャンシップで結ばれたトップ・アーティストたちによる、まさに音楽の祭典だ。2月18日(土)午前10時より追加席販売決定!チケットぴあにて発売。取材・文:兼田達矢
2017年02月17日『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』の主題歌としてリリースされる、平井堅の通算41枚目となるNew Single「僕の心をつくってよ」。この度、そのシングルのジャケット写真&収録詳細が明らかになった。真夏の暑さに耐えかねたのび太たちが向かったのは、南太平洋に浮かぶ巨大な氷山。ひみつ道具「氷細工ごて」で遊園地を作っていたのび太たちは、氷漬けになっている不思議なリングを見つける。調べてみたところ、そのリングが埋まっていた氷は、人が住んでいるはずもない10万年前の南極のものだった。南極へと向かうドラえもんたち。その前に、氷の下に閉ざされた巨大な都市遺跡が姿を現す――。『映画ドラえもん』シリーズ37作目となる本作の主題歌「僕の心をつくってよ」は、ドラえもんとのび太のかけがえないの絆をイメージして書き下ろされたミディアム・バラード。サウンドプロデュースには過去何度もタッグを組んできた亀田誠治を迎え、人の心に直接響かせるメロディと平井さんの甘い歌声でドラえもんの世界観を表現している。今回解禁されたCDジャケットは、『映画ドラえもん』ならではのビジュアルに。DVD付初回限定盤は、ドラえもんになぞらえて色とりどりの髭をたくわえ、強烈なインパクトを残すビジュアル。さらに、今回特別にリリースされる期間限定生産盤のジャケットには、ドラえもんタッチで新たに書き下ろされた平井さんのキャラクターがドラえもん、のび太、しずかちゃん、スネ夫、ジャイアンたちと共に映画の舞台となっている南極の氷の世界に登場する絵柄となっている。またフルボリューム通常盤には、学生時代から敬愛し続け大きな影響を受けてきたユーミンこと松任谷由実へのリスペクトを込めたオマージュソング「YUMING」と、手嶌葵をゲストコーラスに迎えたほっこりバラード「ほっ」が収録。そして、DVD付き初回限定盤の特典映像は『KEN HIRAI TV Vol.6「KEN PLAY BACK 2016」』と題した20周年イヤーを終えた昨年5月以降の活動トピックスを45分以上に渡り収録したスペシャル映像が収録される。ドラえもんとのコラボはこれだけにとどまらず、2月24日(金)放送のテレビアニメ「ドラえもん」の本編にも平井さんのキャラクターが登場!その美声を披露するという。どのように登場するのかは見てのお楽しみ。平井堅41st New Single「僕の心をつくってよ」は3月1日(水)よりリリース。『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』は3月4日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月03日歌手の平井堅が、41枚目のシングル「僕の心をつくってよ」(3月1日公開)でドラえもんとコラボしたジャケット写真が3日、公開となった。同作は、『映画 ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』(3月4日公開)の主題歌。今回特別にリリースされる期間限定生産盤では、ドラえもんタッチで書き下ろされた平井と、ドラえもん、のび太、しずかちゃん、スネ夫、ジャイアンといったおなじみのキャラクターが氷の世界に登場する絵柄となっている。さらに24日放送のTVアニメ本編にも平井のキャラクターが登場。声も本人が担当し、美声を披露する。DVD付初回限定盤は、ドラえもんをイメージし、色とりどりのヒゲをたくわえた平井のインパクトあるビジュアルに。DVDには、20周年イヤーを終えた2016年5月以降の活動を紹介するKEN HIRAI TV Vol.6「KEN PLAY BACK 2016」が収録される。また、あわせて収録曲も発表となり、フルヴォリューム通常盤には、ユーミンこと松任谷由実へのリスペクトを込めたオマージュソングの「YUMING」、歌手・手嶌葵をコーラスにむかえたバラード「ほっ」が収録される。■販売形態【DVD付初回限定盤】BVCL-776/777 \1,500(税抜)◎CD収録予定曲01 僕の心をつくってよ02 僕の心をつくってよ(less vocal)◎BONUS DVD・KEN HIRAI TVVol.6 「KEN PLAY BACK 2016」【フルヴォリューム通常盤】BVCL-778 \1,130(税抜)◎CD収録予定曲01 僕の心をつくってよ02 YUMING03 ほっ【期間限定生産盤】BVCL-779 \926(税抜)◎CD収録予定曲01 僕の心をつくってよ02 僕の心をつくってよ(less vocal)◎仕様・ドラえもん・平井堅書き下ろしコラボレーションジャケット&ピクチャーレーベル仕様(C)Fujiko-Pro,Shogakukan,TV-Asahi,Shin-ei,and ADK 2017
2017年02月03日歌手の山内惠介が29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、終了後の囲み取材に応じた。今回「流転の波止場~究極の貴公子編~」でコラボレーションする乃木坂46について、山内は「去年、初出場の記者会見でご一緒した皆さんと2年目でコラボレーションできるというのは、とってもご縁があるなと思ってます」と喜びを語る。さらに「かわいいし、見とれちゃいますよね。皆さん20代とかですし、ああいいなぁと思います。(自分と)10歳くらい違いますから、もうおじさんですね」とデレデレだったが、報道陣から「(演歌界の)貴公子ですよね?」とツッコまれると、「ああっ!そうでした。彼女たちに貴公子に見えるように頑張らなきゃいけないな」と、気を引き締めなおしていた。乃木坂46とのコラボにあたり、同グループの"公式お兄ちゃん"であるお笑いコンビ・バナナマンにも演出を相談した山内。乃木坂46自身もノリノリだそうで、「いっぱい案を出してくれました」と顔をほころばせた。今後コラボしてみたいアーティストを聞かれると、「NHKさんで『R.Y.U.S.E.I.』をやらせてもらったので、三代目J Soul Brothersさん。本家とできたら、すごく夢のあるステージになるんじゃないかな」と、期待が膨らむ。さらに最近、松任谷由実が、山内の曲をラジオでかけてくれているそうで、「ユーミンさんとも共演させてもらえるといいな…紅白に出させていただいたことで、夢は広がる一方ですね!」と目を輝かせていた。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」で、紅組23組・白組23組の計46組が出場。紅組の司会は有村架純、白組の司会は嵐の相葉雅紀で、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。昨年は、紅組が優勝し、通算の対戦成績は紅組30勝、白組36勝。
2016年12月29日2016年12月16日都内某所にて、ライブイベント「mora presents Hi-Res Fresh Live "Juicy" Vol.3」が開かれた。出演者のanderlust、瀧川ありさ、Leolaの3組は、ただ今展開中のソニー"ハイレゾ級ワイヤレス"のCMキャラクターとして、ハイレゾ機器とコラボレーションしたミュージックビデオを公開中。CMを含めると50万回以上の動画再生数を記録した。これを記念して、3人のステージと松任谷由実「恋人はサンタクロース」のセッションを一夜限りで招待されたファンに届ける。今回は、ハイレゾ音源として採用されたセットリストのステージ模様を徹底レポート。選ばれし200人近くのオーディエンスが対バンイベントに集結した。19時過ぎの開演と同時に、ハイレゾ音源を体感できるスペシャルイベントがスタート。当日の模様はLINE LIVEで中継されるという、参加できなかったファンの人たちにもうれしい内容で送られる。トップバッターのanderlustがオーディエンスの前に登場し、序盤から拍手喝采のなかで、幸先の良いスタートを切った。「皆さん、今日は盛り上がってください!」ボーカルの越野アンナが客席に向かって発し、オープニングナンバー「帰り道」を歌う。3人のバンドサウンドが場内の空気を揺らし、臨場感を与えた。青春をテーマにした歌詞が、参加者の鼓膜を揺らしていく。真冬の寒さも吹き飛ばすかのような温度感で、一気に会場をヒートアップ。その勢いを止めることなく、セカンドナンバーの「ヒカリ」を歌い上げた。ハイレゾのウェブCMにも起用されている本楽曲は、"明日何が起こるか分からない不安"を引き飛ばすことをコンセプトに作られたとのこと。一筋の光が差し込むような、パワフルな歌声に聴く人も元気をもらえる。その勢いを止めることなく「いつかの自分」を爽快なアッパーチューンで歌い上げ、参加者の視線を釘づけにさせた。トップバッターである彼女たちが、次の出演者たちにバトンを渡すべく、オーディエンスを立たせてロックナンバーの「Scrap & Build」で熱気を上昇させる。彼らの気持ちに反応してか、クラップ音が場内いっぱいに響き渡り、見事に一番手の使命を果たしてステージを後にした。anderlustの次に登場したLeolaが、さらなる盛り上がりを見せる。アコースティックギターを肩に掛け「Summer time」を奏でた。弾き語りを思わせるソフトな音色とアップテンポなテイストで朗らかな雰囲気を生み出していく。そこから一転、再びオーディエンスを立ち上がらせ、デビューソングの「Rainbow」を繰り出し、自然とリズムを刻みたくなるような心地を感じさせた。身振り手振りを交えて共に楽しむ空間に、生ライブの魅力を最大限に引き出していく。次にセレクトしたナンバーは、多くの人がシンガー・Leolaを知ったキッカケにもなった「Let it fly」。相手を気に掛け、思いやりのある歌詞に、思わず聞き惚れた人もいたかもしれない。歌声を届けたいという想いを肌で感じさせ、聞き終わると余韻が残っていた。その気持ちをさらに詰め込んだバラードナンバーの「I & I」を最後にチョイス。愛しい人への恋心をつづった言葉に、共感を得たオーディエンスの様子がうかがえる。目の前の人に対するフレーズを通して、聴く人の心に染み入るステージを展開させた。そして、トリを飾ったのはシンガーソングライター・瀧川ありさ。持ち前のグロッシーボイスを生かし、「プラネタリウム」をアコースティック形式で場内に浸透させていく。力強くも、言葉に込める彼女の想いが、会場後ろに座るオーディエンスの耳元にも届いた。彼女のステージが始まると、オーディエンスの全神経が歌声に惹き込まれていく。歌詞の意味を歌声で表現する彼女だからこそ作り出せる空間。聞き終わったときには、静寂さと拍手しか起こらなかった。そこから「さよならのゆくえ」を、自らアコースティックギターで弾きながら、語りかけるように歌声を届ける。奏でる旋律にシンクロさせて、一体感を作り出す光景はまさに圧巻だった。MCに進展すると澄まして歌う表情とは打って変わり、はにかむ笑顔で親近感を沸かせた。続けて、サマーソングの「Summer of Love」へと進み、オーディエンスのクラップ音の中でアップテンポな曲調が響き渡る。瀧川のライブはバンドサウンドで構成されているが、今回のステージではキーボードをベースに、アコースティック形式でコンサートの雰囲気を醸し出した。見る、聴くの2方向から魅了させるステージングに、爽快さが感じられる。目の前の人たちに歌を届けることの喜び、気づくとその場にいた全員が気持ちを1つにしていた。そんな彼女がラストに「The Seven Deadly Sins Medley」を選び、透き通った歌声で空気を震わせる。そのなかでも注目してほしいポイントが、彼女の作る楽曲に込められた歌のテーマだ。相手に向かって放つ"応援のコメント"に、瀧川の人柄が伺える。彼女が歌を通して伝えたい想い、それは"がんばれ"というメッセージ。アーティスト・瀧川ありさの本質は、応援ソングにも受け取れる。相手のことを考えている彼女ならではのステージを見せてくれた。そして、ラストは出演者全員でステージに登場し、松任谷由実「恋人はサンタクロース」を歌い上げた。3人の歌声と楽しさを前面に出した演出に、場内のテンションは最高潮に達する。オーディエンスも立ち上がり、会場が一体となって、少し早いクリスマスイベントで大盛り上がりを見せた。彼女たちのファンだけでなく、音楽ファンならば誰しもがうらやむひと時。3人のアーティストからのクリスマスプレゼントに、喜びをあらわにするオーディエンス。その表情は彼女たちにどう映ったのか。今後、彼女たちはどんな飛躍的な活動を見せてくれるのか。この先も3人からまだまだ目が離せなくなりそうだ。≪セットリスト≫■anderlustM-1.帰り道M-2.ヒカリM-3.いつかの自分M-4. Scrap & Build■LeolaM-5. Summer timeM-6. RainbowM-7. Let it flyM-8. I & I■瀧川ありさM-9.プラネタリウムM-10.さよならのゆくえM-11. Summer of LoveM-12.赤いスニーカーM-13. The Seven Deadly Sins Medley■セッションM-14. 恋人はサンタクロース
2016年12月17日7日(19:00~23:18)に放送されたフジテレビの大型音楽特番『2016FNS歌謡祭 第1夜』は、番組平均視聴率12.6%となった。この日は、日本テレビで人気ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』の最終回が放送されたが、こちらの視聴率は12.3%で、『FNS歌謡祭』は横並びトップ。同日のフジテレビは、ゴールデン13.2%(19:00~22:00)・プライム12.8%(19:00~23:00)で2冠となった。だが、番組ホームページで公開されている2002年以降では、昨年の『THE LIVE』の13.5%を下回り、過去最低となった。『第1夜』は、初出演の松任谷由実と平井堅のコラボや、西城秀樹が脳梗塞を乗り越えての「YMCA」を披露したほか、最後には長渕剛が圧巻のパフォーマンスを展開。次週の『第2夜』(14日19:00~23:18)では、東京・台場のフジテレビから、11組116名のアイドル大集結コラボメドレー、T.M.Revolution西川貴教、綾小路翔、DAIGO、山本耕史らによるBOØWYリスペクト企画、KinKi Kidsら堂本ブラザーズバンドメドレーなどが予定されている。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年12月08日日本を代表する豪華アーティストたちが一堂に集結する、年末大型音楽番組「FNS歌謡祭」。先日第1弾出演アーティストが発表され大いに注目集めているが、このほど、年末の大型音楽特番にもほとんど登場しない松任谷由実の主演が決定。平井堅とのスペシャルコラボで「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」を披露することが分かった。この番組でしか見ることのできない夢のコラボレーションや、時代を飾った名曲、最新ヒット曲などをたっぷりと紹介する本番組。今年は12月7日(水)と14日(水)の2週連続、2夜で8時間半を超える生放送、総勢110組以上のアーティストが出演する、かつてない模で開催。第1夜はグランドプリンスホテル新高輪「飛天」から、特別なコラボの数々を披露。本番組初出演の大黒摩季による復活スーパーヒットメドレーや、映画『君の名は。』で主演を務める上白石萌音が主題歌を映像と共に歌唱するなど、昭和を代表する名曲から2016年の最新ヒット曲まで幅広く良質な楽曲が並ぶ。第2夜は、お台場フジテレビからエネルギッシュな生放送をお届け。クリスマスに聴きたい名曲をコラボレーションする「クリスマスソングメドレー」や、20周年を迎える「KinKi Kids」のメドレーを、高見沢俊彦、槇原敬之、西川貴教、高橋みなみ、DAIGOほかで成る「堂本ブラザーズバンド」が演奏するなど、スペシャル企画がもりだくさんだ。そしてこの度、42年にわたる「FNS歌謡祭」の歴史史上“初”となる松任谷さんの出演が決定。12月7日(水)放送の第1夜にて、天海祐希を主演に迎えて放送中のドラマ「Chef~三ツ星の給食」主題歌の「Smile for me」を披露する。さらに、自身“初”となる平井堅とのスペシャルコラボレーションが実現。歌うのは、1983年に原田知世主演のミュージカルの主題歌として、そして自身のシングルとしても発表された「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」。希代の歌声を持つ平井さんと奏でる極上のハーモーニーに期待が高まる。松任谷さんは本番組への出演について「大変光栄に思っています。アーティスト活動を長くやっていますが、まだ、初めてのことがある、ということをうれしく思います」と話し、「今年一年の感謝の気持ちを込めて歌いますので、年末に向かうこの季節、大切な人と、また、お一人でお過ごしの方も、是非、ご覧になっていただけたらと思います」とメッセージを寄せた。一方、松任谷さんとの初コラボに臨む平井さんは「生きるレジェンド、ユーミン様と御一緒出来ること、役得この上ありません。『ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ』の中でも一番好きなフレーズが二番の歌詞に出てくるのですが、そこをワタクシが担当させて頂くことも感激ヒトシオであります」と喜びを表現した。なお、第3弾出演アーティストの発表は、11月25日(金)23時30分放送の「Love music」内で明かされる予定。「2016FNS歌謡祭」は第1夜・12月7日(水)19時~、第2夜・12月14日(水)19時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年11月22日歌手の松任谷由実が、12月7日(19:00~23:18)に放送されるフジテレビ系大型音楽特番『2016FNS歌謡祭 第1夜』に出演することが22日、明らかになった。松任谷は40年以上続く同番組に初出演となる。今回松任谷は、最新アルバム『宇宙図書館』に収録され、同局系ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』主題歌の「Smile for me」を披露。また、こちらも新たに出演が発表された平井堅と「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」をコラボレーションする。松任谷は「アーティスト活動を長くやっていますが、まだ、初めてのことがある、ということをうれしく思います」と喜びを語り、「今年一年の感謝の気持ちを込めて歌いますので、年末に向かうこの季節、大切な人と、また、お一人でお過ごしの方も、ぜひ、ご覧になっていただけたら」とコメント。松任谷と初コラボとなる平井は「生きるレジェンド、ユーミン様と御一緒出来ること、役得この上ありません」と感激している。今回、松任谷と平井は、第2弾出演アーティストととして発表されたもので、第3弾は、25日に放送される同局系音楽番組『Love music』(毎週金曜23:30~)内で発表。今年は、12月14日(19:00~23:18)の『第2夜』と合わせ、計8時間半超の放送となり、総勢110組のアーティストが出演する予定だ。
2016年11月22日松任谷由実の3年ぶりのニューアルバム「宇宙図書館」が2016年11月2日(水)発売される。前作「POP CLASSICO」以来3年ぶり38作目となるオリジナルアルバム「宇宙図書館」。現在放映中のフジテレビ系木曜劇場「Chef~三ツ星の給食~」主題歌「Smile for me」を始め、映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」の日本語吹き替え版主題歌「気づかず過ぎた初恋」などを含む全12曲が収録されている。ジャケットデザインは前作に引き続き、アート・ディレクター森本千絵が担当。ミュージックビデオや特典映像、ハイレゾ音源を収録したBlu-rayとアナログ盤2枚を封入した豪華完全限定盤、DVD付きの初回限定盤、CDのみの通常盤の3仕様が発売される。また「Smile for me」のデュエットバーション「Smile for me 松任谷由実 with 天海祐希」が、2016年11月3日(木・祝)放送のドラマで放映される予定。この2人のレコーディング映像もドラマ最終回までの期間限定でYouTubeにて公開される。【詳細】松任谷由実 38th Album「宇宙図書館」発売日:2016年11月2日(水)収録曲:1.宇宙図書館2.残火3.Sillage~シアージュ4.AVALON5.あなたに会う旅6.星になったふたり7.月までひとっ飛び8.Smile for me9.私の心の中の地図10.君(と僕)のBIRTHDAY11.気づかず過ぎた初恋 (Extra.Winter.Version)12.GREY価格:■豪華完全限定盤CD+Blu-ray+2LP UPCH-29229 12,960円(税込)・Blu-ray:ハイレゾ音源(アルバム全12曲96KHz/24bit)・Music Video「宇宙図書館」・特典映像「Dialogue of Biblioteca Espacial」■初回限定盤CD+DVD UPCH-29230 4,104円(税込)・DVD:Music Video「宇宙図書館」・スペシャルパッケージ仕様■通常盤CD UPCH-UPCH-20431 3,456円(税込)CD:12曲※全アイテム共通でツアーチケット先行応募抽選シリアルナンバー封入*通常盤は初回生産分のみ封入
2016年11月05日世界を舞台に活躍するフォトグラファーや映像クリエイターの作品が集結したフォトフェア「アートフォト東京 -エディション ゼロ-(ART PHOTO TOKYO -edition zero-)」が、東京・茅場町共同ビルディングにて11月18日から20日まで開催される。会期中は、ギャラリーやトップクリエイターなど約60名が、写真をはじめ、写真と映像のコラボレーション作品などジャンルレスなアート作品を多数展示。レディー・ガガや松任谷由実、浜崎あゆみなど、多くのセレブリティを撮影しているフォトグラファーのレスリー・キーや、映画監督としても高い評価を得る蜷川実花、京都・嵐山駅を幻想的な“和の美”で包む京友禅の竹林「キモノ・フォレスト」を手掛けるなど世界中で活躍するデザイナーの森田恭通、映像作家・演出家・写真家として数々のTVCMやミュージックビデオを手掛ける柿本ケンサクなど層々たるメンバーによる作品が展開される。また、子どもたちにもアート作品を身近に楽しく感じてもらえるように、スマホを使用したワークショップやトークイベントも開催。その他、音楽・映像クリエイターたちによるライブイベントや、レクサス(LEXUS)による未発売車の展示、植物店・叢の出店、男性ファッション誌『SENSE』の守谷聡編集長や蜷川実花、レスリー・キーによるスペシャルトークも予定している。【イベント情報】「アートフォト東京 -エディション ゼロ-」会場:茅場町共同ビルディング住所:東京都中央区日本橋1-6-12会期:11月18日~20日時間:12:00~20:00(11月20日は17:00まで、入場は閉場の30分前まで)料金:大人1,500円、学生500円、小学生以下無料
2016年11月02日歌手の松任谷由実が、あす30日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『行列のできる法律相談所』(毎週日曜21:00~21:54)に初登場。闘病中の小林麻央が、松任谷の歌に勇気づけられていることを受け、「シンガーソングライター冥利に尽きます」と喜びを語る。乳がんで闘病中の小林は、9月3日付のブログで「松任谷由実さんの『やさしさに包まれたなら』の歌詞は、娘と『魔女の宅急便』を一緒に観たときに、好きになりました」と紹介。具体的に「小さい頃は 神様がいて 不思議に夢を叶えてくれた やさしい気持ちで目覚めた朝は 大人になっても 奇蹟はおこるよ朝の心に沁みる。。。」と、心境をつづっている。これに対し、松任谷は「シンガーソングライター冥利に尽きます」とコメント。「作ったときの気持ちや、歌ったときの気持ちが届いて、とてもうれしいです」と喜びを語る。この日の放送では、松任谷の素顔を友人たちが暴露し、クレームを入れていくという企画も。ビビる大木は、ともに食事に誘われたネプチューンの堀内健が、連絡なしで1時間遅刻したり、松任谷の自宅のソファで2時間爆睡するなどしても、全く怒らないことに「甘すぎる」と指摘する。また、松任谷が人生初のドッキリに挑戦。08年にブレイクながら、現在はロケバスドライバーの仕事も始めたという芸人・Kに対し、"対面ドッキリ"を仕掛ける。MCは東野幸治で、ほかに、千秋、いとうあさこ、ユージ、宮迫博之、後藤輝基、渡部建が出演する。
2016年10月29日10月31日(月)に放送される「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)に、シンガーソングライターの松任谷由実がゲストで登場することが分かった。松任谷さんの同番組への登場は、約10年ぶりのこと。「SMAP」の冠番組「SMAP×SMAP」で、国内外問わず数々のビッグアーティストたちが「SMAP」とコラボライブを披露するコーナー「S・LIVE」。このほど、松任谷さんが番組側の長年にわたるラブコールによって、2006年5月22日放送回以来およそ10年ぶりの出演が実現した。今回披露する楽曲は、11月2日(水)に発売するニューアルバム「宇宙図書館」収録で、現在、天海祐希主演で放送中のドラマ「Chef~三ツ星の給食」の主題歌でもある新曲「Smile for me」、そして、松任谷さんの代表曲の1つである「守ってあげたい」(1981年)、この2曲を「SMAP」5人とセッションする。番組ならではのスペシャルな演出をお楽しみに。ドラマ「Chef~三ツ星の給食」は、毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。松任谷さんの出演する「SMAP×SMAP」は、10月31日(月)22時時~フジテレビ系で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年10月24日シンガーソングライターの松任谷由実が、31日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』(毎週月曜22:00~22:54)に、10年ぶりに出演することが決定した。SMAPのメンバーと、ライブパフォーマンスを披露する。松任谷が同番組に出演するのは、2006年5月22日以来。今回は、11月2日発売のニューアルバム『宇宙図書館』に収録されている、天海祐希主演のフジテレビ系ドラマ『Chef~三ツ星の給食』の主題歌でもある新曲「Smile for me」を歌う。さらに、80年代に発表した名曲「守ってあげたい」も披露。『SMAP×SMAP』ならではの演出で魅せる。
2016年10月24日秋も深まり、朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね。華やかな夏の余韻も薄れつつある今日この頃、なぜだかわからないけれど人恋しいと感じている人も多いのでは?ちょっぴり感傷的になりやすいこの季節、心に沁みる音楽に耳を傾け、さらに切ない気分を味わってみてはいかがですか?ということで、20~40代の男女に聞いた「秋の夜長に聴きたいラブソング」をご紹介します。一人でしんみり聴きたい曲・「Dreams Come Trueの『すき』と『LOVE LOVE LOVE』。少ししんみりするので、ドリカムの声が心情とよくリンクしそうです。あと大塚愛さんの『プラネタリウム』もいいですね」(20代女性)・「The Waterboysの『The Whole of the Moon』。月がきれいで静かな秋の夜にぴったり」(30代男性)・「JUJUの『この夜を止めてよ』『ラストシーン』。特にエピソードがあるわけではないけれど、その時のドラマの雰囲気にぴったりで、またJUJUの切ない声が印象的で大好きな曲だから」(30代女性)空気が澄んでいて空がきれいに見えるこの季節。月を愛でつつ、切ないけれど、どこか癒される曲を聴くなんて素敵ですね。ほっこり、しみじみできる曲・「相対性理論の『テレ東』。メッセージが強すぎなくて聴きやすい。ずーっと聴いていられる。心地いい」(30代女性)・「西野カナの『トリセツ』です。なぜかほっとする」(20代男性)・「ユーミン全般。秋はユーミンのニューアルバムが発売されることが多いので。『September Blue Moon』や『とこしえにGood Night』など素敵な曲も多いですよ」(40代女性)なんだか寂しい夜は、あたたかい気持ちになれる曲を選んでみるといいかも。ユーミン(松任谷由実さん)の『やさしさに包まれたなら』(映画『魔女の宅急便』のテーマソング)もおすすめです。恋する気持ちを後押しする曲・「BUMP OF CHICKENの『天体観測』です。奥さんと付き合った当初に発売された曲。2人にとって思い出の曲です。今でもたまに聴くとグッときます」(30代男性)・「秋っぽいといえば、GLAYの『月に祈る』。当時まだ10代だった主人と私、カラオケで歌ってくれたな~と思い出します。まさか彼と結婚するとは思いませんでした」(30代女性)・「Ed Sheeran(エド・シーラン)の『Tenerife Sea』。最近誰も言ってくれないので、“君のドレス素敵だよ、その髪型も好き”というストレートな表現にキュンときます」(30代女性)誰にでも思い出の曲や、愛してやまない曲ってありますよね。心が少し疲れているときでも、大切な一曲に浸れば元気を取り戻せそう。終わりに他にはスピッツの『楓』、Mr.Childrenの『HERO』、中島美嘉さんの『WILL』、平井堅さんの『Ring』といった意見が出ました。みなさんにとっての「秋に聴きたいラブソング」はどんな曲ですか?秋の夜長、お気に入りの音楽と飲み物を用意して、とっておきの時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。ライタープロフィールKawauso紙媒体とWeb媒体を行ったり来たり。お酒、本、映画、旅をこよなく愛する独女。次に行きたい所はチリとペルー。あとブータン。
2016年09月28日シンガーソングライターの松任谷由実が、歌舞伎役者の中村勘九郎が主演する映画『真田十勇士』(9月22日公開)に書き下ろしの新曲「残火(のこりび)」を提供し初の時代劇主題歌を務めることが7日、明らかになった。合わせて、同曲を収めた予告映像が公開された。原作は、2014年に日本テレビ開局60年特別公演として上演された同名舞台。同作の演出も手がけた堤幸彦監督がメガホンを取りマキノノゾミ氏が脚本を執筆して、歴史を変える大うそで真田幸村(加藤雅也)を天下一に仕立て上げる猿飛佐助(勘九郎)の計画を描く。勘九郎のほか、佐助と共に十勇士を支える霧隠才蔵役の松坂桃李、2人の幼なじみのくノ一・火垂役の大島優子も出演する。松任谷は、「うっそうとした心の戦のただ中で、激しい雨を待つような、それが唯一の希望の火、誰かに会いたい!という強烈な願いを歌にしました」と主題歌への思いを告白。「監督、役者さんたち、そしてはるか時を超えた歴史上の人物たちにも共鳴してもらえると思っています」と自信を見せている。この松任谷の楽曲提供を受けて、堤監督は「『ありがとうございます!!』の一言」と感謝。1973年から松任谷の楽曲を愛聴していたことから、「『いつもそこにある心のオアシス』だったので、光栄というかもったいないというか」と感慨を示し、「まさに盆暮れ正月いっぺんに来たような気持ちです。恐悦至極に存じます」と恐縮して見せる。デモ段階の主題歌を聴いた際は「『…素晴らしい』とうなってしまいました」と感激。また、松任谷自身についても「撮影現場にも足を運んでいただき、さまざまな資料もお目通しいただき、とても深く作品のタッチやテーマをつかんでいただいている」と絶賛した。予告編では、その主題歌「残火」を初披露。幸村と十勇士たちが最後の戦いに臨む心境をより克明に映し出している。冒頭では、「どうしよ…」と"腰抜け"の表情を見せる幸村だが、終盤になると、勇ましく十勇士を率いる武将に変貌を遂げ、「目指すは家康の首、ただ一つだ!」と歴史的な戦いへと挑んでいく。さらに、十勇士が地を駆ける背後では爆破が起こり、数百のエキストラを引き連れて馬と並走。下半身を炎に包まれながらも敵陣に蹴りを入れていく佐助たちの猛烈なアクションの一端も垣間見ることができる。(C)2016『真田十勇士』製作委員会
2016年07月07日奇才・堤幸彦監督が、いま最も注目を集める名将・真田信繁(幸村)と、彼を支えた十勇士を題材に世に放つ『真田十勇士』。舞台との同時公開という世紀のビッグプロジェクトとなる本作の主題歌に、松任谷由実書き下ろしの主題歌「残火」が起用されることが明らかとなり、圧巻のアクションシーン満載の予告編と本ポスターとともに解禁となった。本作の舞台は、関ヶ原の戦いから14年たった戦国の世。天下の名将と名高い武将のはずが、実は“腰抜け男”であった真田幸村(加藤雅也)を本物の立派な武将に仕立てるため、抜け忍・猿飛佐助(中村勘九郎)が個性豊かな仲間たちと大博打に打って出る、という大胆なストーリーを展開する。堤監督が人気脚本家・マキノノゾミとタッグを組み、2014年に上演したスペクタクル超大作舞台「真田十勇士」をもとに映画化に挑んだ本作。今年、本作の公開と同時期に舞台が再演されることも決定し、映画と舞台を同時期に公開・上演するという、映画界・演劇界にとって史上初の画期的な試みが、“世紀のビッグプロジェクト”としてエンターテインメント界でも話題を呼んでいる。主演の中村勘九郎に、松坂桃李、永山絢斗、大島優子ら若手俳優、加藤雅也や大竹しのぶといった実力派俳優ら華やかな顔ぶれが並ぶ本作に、より一層の華を添えるのが、今回解禁された予告編映像にも使用されている松任谷由実書き下ろしの主題歌「残火(のこりび)」だ。日本の“Queen of POP”として、その名を轟かせる松任谷さんは、これまでスタジオジブリの『魔女の宅急便』『風立ちぬ』への楽曲提供(荒井由実作品として)や、実写邦画『ねらわれた学園』や『私をスキーに連れてって』、さらには『リトルプリンス 星の王子さまと私』では自身初の洋画作品に主題歌を書き下ろすなど、数多くの名作を彩ってきた。今回は40年以上になるキャリアの中で、時代劇の主題歌を手掛けるのは初めてとなる。本作への楽曲提供について、松任谷さんは「鬱蒼とした心の戦さの只中で、激しい雨を待つような、それが唯一の希望の火、誰かに会いたい! という強烈な願いを歌にしました。監督、役者さんたち、そして遥か時を超えた歴史上の人物たちにも共鳴してもらえると思っています」とその想いを語った。また、堤監督は主題歌が決定した際の心境を「ありがとうございます!!の一言です。1973年から聞かせていただいていて、『いつもそこにある心のオアシス』だったので、光栄というかもったいないというか。まさに盆暮れ正月いっぺんに来たような気持ちです。恐悦至極に存じます」とコメント。楽曲について「最初にデモ音源をいただいた時に『…素晴らしい』とうなってしまいました。撮影現場にも足を運んでいただき、様々な資料もお目通しいただき、とても深く作品のタッチやテーマを掴んでいただいていると感じました」と感動を露わにすると同時に、「波瀾万丈、あっと驚くストーリー、最高のキャスティング、圧倒的VFX、巨大なセット…いま、できることを全てやり尽くした活劇ですが、松任谷さんの曲が加わることで上映が終わるまで、さらにゴージャスで贅沢な時間になったと思います」と本作の世界観を担う名曲に、より一層の作品への自信をのぞかせている。戦国の世に生きる、個性的で愛すべき十勇士たち、彼らに支えられ成長する幸村の姿を描く本作。胸を打つ人間ドラマと、華麗なアクションシーン、そして耳にする者の心に深く染み入る松任谷さんの歌声を、まずはこちらの予告編映像から体感してみて。『真田十勇士』は9月22日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月07日伊勢丹新宿店では伊勢丹創業130周年を記念して7月22日、23日、松任谷由実によるスペシャルライブイベント「ISETAN SUMMER FES. 2016 ~ユーミンと集う“真夏の夜の夢”~」が開催される。同イベントは、伊勢丹新宿店で7月20日から26日まで実施される夏のライフスタイルを提案するキャンペーン「ISETAN SUMMER FES.」の一環として開催されるもの。7月22日、23日の2日間は、“ハワイ”をテーマに音楽で夏フェスを盛り上げる。「ISETAN SUMMER FES. 2016 ~ユーミンと集う“真夏の夜の夢”~」は、40年前に松任谷由実が伊勢丹のイメージソングを制作したことで実現するもの。ライブでは、松任谷正隆が同フェスのためだけに特別にアレンジした「避暑地の出来事 Hawaiian Ver.」を生歌で初披露する。その他、ハワイにゆかりのあるゲストがDJプレイやパフォーマンスを実施する他、屋上ビアガーデン「SKY PARADISE BEER GARDEN」では、ユーミン監修によるハワイをテーマにしたスペシャルメニューを2日間限定で楽しむこともできる。なお、伊勢丹ホームページでは、“夏の恋”“夏の思い出”“思い出のプレゼント”などの熱いエピソードとともにリクエスト曲を受け付けている。【イベント情報】「ISETAN SUMMER FES. 2016 ~ユーミンと集う“真夏の夜の夢”~」会場:伊勢丹新宿店本館屋上住所:東京都新宿区新宿3-14-1会期:7月22日、23日 ※雨天中止時間:18:30~21:30(開場は18:00)料金:各日8,000円
2016年06月23日世界で活躍する宮本亜門演出で上演されるミュージカル「プリシラ」。この度、主演・山崎育三郎が演じるドラァグクィーン姿の舞台衣裳ビジュアルが解禁。そして本作の上演が、12月8日(木)~29日(木)、日生劇場にて上演されることが決定、キャストに陣内孝則らも出演することが明らかになった。ミュージカル界のプリンスと呼ばれ、大ヒットとなったドラマ「下町ロケット」や「お義父さんと呼ばせて」などにも出演し、テレビでもその魅力をを見せつけてきた山崎さん。そんな山崎さんを主演に、ジャンルを越える演出家として国内外で幅広い作品を手掛けている宮本亜門との夢のタッグが実現。日本初上陸となる本作は、1994年公開の同名映画が原作で、3人のドラァグクィーンたちのドタバタ珍道中を描いたオーストラリア映画だ。その奇抜でオリジナリティ溢れる衣裳により、「アカデミー賞」衣裳デザイン賞を受賞、2006年には待望のミュージカル版がオーストラリアにて誕生し、15か国以上の国にて上演されてきた。映画では、『マトリックス』シリーズのヒューゴ・ウィーヴィング、『ホーンテッドマンション』のテレンス・スタンプ、『アイアンマン3』のガイ・ピアースといった個性派俳優陣がドラァグクィーンを演じているが、今回のミュージカルでは、山崎さんがヒューゴ演じるバイセクシュアルのティック(ミッチ)役に挑む。そして今回劇中で山崎さんと行動を共にする出演陣に、テレビドラマ、映画、ドラマと大活躍の陣内さんと、韓国のヴォーカル・ダンスグループ「超新星」のユナクが抜擢。なお、今回はユナクと交互で、「Lead」の古屋敬多が出演する。さらには、実際に新宿二丁目で活動するドラァグクィーン、ドリアン・ロロブリジーダも出演が決定した。今回到着したのは、山崎さんのドラァグクィーン姿の舞台衣裳ビジュアル。目を引く頭の花々と、特徴的な脚、そして鍛えられた肉体美も垣間見え、今までに見たことがない山崎さんの姿が写し出されている。今回の撮影では、実際に世界各地の公演で着用された衣裳が使われており、レディ・ガガや松任谷由実などの名だたるアーティストの撮影を手掛ける世界的写真家で、自身も作品の大ファンを公言するレスリー・キーが務めている。衣装について山崎さんは「ゴージャスかつ華やかで、誰もが目を見張るほどインパクトがあります。この衣裳を着てメイクをしたら自然とプリシラの世界に気持ちが入り込みました」と話し、今回の撮影については「これまで色んな作品で何度も撮影して頂いているレスリー・キーさんのもと、スタジオでブロードウェイ版『プリシラ』の楽曲が流れる中、終始リラックスした気持ちで音楽に身を委ねながら撮影していきました。撮影した作品を見た瞬間、率直に綺麗と感じたと同時にこのミュージカルが成功すると確信が持てるほど、写真に説得力を感じました」と自信を覗かせた。ミュージカル「プリシラ」は12月8日(木)~29日(木)、日生劇場にて上演。(cinemacafe.net)
2016年04月25日これまでにananに連載してきた、たくさんの小説やエッセイ…。連載陣は、今も第一線でご活躍の小説家、脚本家…の方々でした。みなさんにとって、ananという雑誌はどんな存在なのでしょう?連載時を振り返りつつ“ananとは?”を語っていただきました!■松任谷由実No.745(1990年10月19日号)~ねえねえこれどうよ!?自分のとっておきのスイーツをひとに教えてあげたい気持ちは、逆にいろんなことを教えてくれた気がします。べつにガマンしちゃえばすむ小さな甘いの、だけど、それがどうしても食べたいと思った瞬間から、実際口に運ぶまで、様々な景色や出会いがありました。ananで連載することは私自身の暮しに、たくさんの息吹をミルフィーユのように重ねてくれました。■内館牧子No.800(1991年11月29日号)~ananは、一般女性の「日常」との距離の取り方が類なきほどうまい。一般女性が「憧れる日々」を見せているのだが、「生活」のノウハウに堕ちない。海外女性の「異文化」に過剰な価値を見ない。この絶妙な匙加減は、私たちを夢中にさせた。1970年から80年代、会社の昼休みに女子社員がananを囲み、明日を夢見ていたことは、間違いなく現在の女性進出の力になった。■吉本ばななNo.937(1994年9月16日号)~ananはいつだって淋しい気持ちになったときにふっと手が届くところにある。時代がどんなに変わっても、芯のところは変わらない。安心なのに刺激的で、最先端なのに落ち着いている。大好き!これからも女たちの友だちでいてね。■北川悦吏子No.952(1995年1月6日号)~私は、ananを通り過ぎたけれど、ananは元気だろうか?あの頃は、お洒落で時代の最先端で、私はananと一緒に、はしゃいだ。永遠であってね、anan。地下鉄の売店でかすめ見るたびに、コンビニで見るたびに、本屋さんの平積みを見るたびに、陰ながら応援してます(手に取って、買えよって、いうね)。■阿部和重No.1101(1998年1月16日号)~「街角の鏡」。■リリー・フランキーNo.1157(1999年3月5日号)~常に時代の最先端であり続けてほしい存在です。2000号おめでとうございます。■岩井志麻子No.1371(2003年7月9日号)~岡山の普通の女の子だった頃から、ananといえば都会のおしゃれな雑誌でした。まさか東京に出て変なオバサン作家になったら、書かせてもらえるようになるとは夢にも思いませんでした。当時の私の自慢は、ananと東スポに同時に連載していたことでした。ananは連載終了となりましたが、東スポはまだ続いています。今の私の自慢は、かつてananにも連載していたこと、になりました。そういえば、担当編集者はN西くんという当時は童貞と呼ばれていた青年でした。連載中にもたびたび、童貞N西という名前で登場させてました。噂では結婚して、つまり童貞ではなくなったとのこと。月日は流れ、ananも読者も変わっていきますが、何はともあれこんなに続いているのはおめでたいことですね。■西 加奈子No.1646(2009年2月11日号)~連載させていただいていたとき、たくさんの女の子から「anan読んでます!」と言ってもらえたし、懐かしい友人からも「美容室でananを見ていたらあんたが出ていた」と連絡をもらったりして、ananってやっぱりすごいなぁと思いました。女の子(またはかつての女の子)のあらゆる場面にananがあるのだなぁ。いつの時代も女の子の味方だったanan、これからは男の子も巻き込んで、老若男女すべての、全人類の味方でいてください!■辻村深月No.1830(2012年11月7日号)~夢を叶えてくれる、タブーのない場所。小説連載に際し「何でも好きなことを」と言われ、何を要求してもダメと言われませんでした。CLAMP先生の挿絵でアニメ業界のお仕事小説を書かせてもらう、という豪華すぎる私の夢を叶えてくれた、かけがえのない場所です。◇まつとうや・ゆみシンガーソングライター。1954年生まれ。40周年記念ベストアルバム100万枚出荷を記念した限定盤『日本の恋と、ユーミンと。-GOLD DISC Edition-』が発売中。●流れゆく季節の中で感じたことを言葉にのせた「ユーミンの永遠を探せ!」は745号~799号で。おいしいものに目がないユーミンが、甘い想いのこもったエッセイとともにお気に入りのおやつを紹介する「Gourmet」を1328号~1600号まで、月1回連載。◇うちだて・まきこ脚本家、作家。1948年生まれ。近著に『終わった人』(講談社)。●男性との関わりの中で“参った。ハートが砕けたわ”というエピソードを綴ったエッセイ「ハートが砕けた!」を800号~864号で連載。それはとんでもなくショックを受けた事件だったり、素敵だなーと思った出来事だったり…。たくさんの男性との出会いと別れが胸に沁みるハートフルエッセイ。いい恋をしたいと願うanan読者たちに元気を与えた。◇よしもと・ばなな小説家。1964年生まれ。最新刊『イヤシノウタ』(新潮社)が4月下旬発売予定。●元気がわく旬な時事ネタを独自の視点で読み解くリアルタイム・エッセイ「PINEAPPLEHEAD」を937号~986号で連載。1852号~1873号では、韓国の人気スター、イ・スンギを主人公のモデルにした小説「僕たち、恋愛しようか?」を執筆。スターの内面を瑞々しく描いたフォトストーリーで、世の女性をキュンキュンさせた。◇きたがわ・えりこ脚本家、映画監督、エッセイスト。1961年生まれ。写真詩集『恋をしていた。』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が発売中。●数々の名作ドラマを世に送り出してきた恋愛の神様が、ドラマでは書けない自身の思春期の恋愛エピソードを綴った「北川悦吏子の恋愛道」を952号~1016号で。ドラマに出てくるセリフのような、ハートを揺さぶられる言葉にあふれた人気エッセイ「あっちょんぶりけ」を1058号~1122号で連載。◇あべ・かずしげ小説家、映画評論家。1968年生まれ。2004年に『グランド・フィナーレ』で第132回芥川賞受賞。出版されたばかりの、マンガについて語る「漫画喫茶へようこそ!」は、Webコミックサイト モアイで毎週木曜配信中。●誘惑に駆られたさまざまな事物について、縦横無尽に書き綴った私生活エッセイ「アブストラクトな誘惑」を1101号~1156号で連載。論理的思考が飛び抜けていて、後からじわじわくるおもしろさがクセに!◇りりー・ふらんきーイラストレーター、作家、俳優。1963年生まれ。『二重生活』(岸善幸監督)、『SCOOP!』(大根仁監督)など待機作も多数。●エッセイストでTVウォッチャーのペリー荻野さんと交代で、「リリーvsペリーの闘う好奇心」を1157号~1270号で連載。毎回鋭い人間観察力とミョーな説得力で、リリー節が全開。女性誌なのに完全に男目線で女子たちに大反響。後に自身の執筆部分を再構成した『マムシのanan』(小社刊)として刊行。◇いわい・しまこ作家、タレント。1964年生まれ。2000年に『ぼっけえ、きょうてえ』で第13回山本周五郎賞受賞。タレントの徳光正行さんとの特殊トークイベント「オメ☆コボシ3 」が5月15日に開催予定。●愛と欲望の戯れを赤裸々に書いたエッセイ「オトコ上手」を1371号~1559号で連載。愛人と内縁の夫のほか、毎回さまざまな男子が登場し、どこまでもドスケベなネタと笑いを婦女子たちに提供。爆笑必至なイワイ的考察が反響を呼んだ。◇にし・かなこ小説家。1977年生まれ。最新刊に『まく子』(福音館書店)が。●放送作家のせきしろ氏と短歌に初挑戦し、奇妙キテレツな作品で西ワールドが炸裂した「西加奈子×せきしろの短歌上等!」を1646号~1719号で。アジア出身の女のコたちとの本音トークをお届けした「アジアと日本のわたしたち」を1879号~1899号。その後1901号~1933号の月1回連載「世界と日本のわたしたち」では、世界中の女性と恋バナから政治までを話題に。◇つじむら・みづき小説家。1980年生まれ。近著に短編集『きのうの影踏み』(KADOKAWA)、長編小説『朝が来る』(文藝春秋)。●1830号~1917号で、アニメ業界が舞台のお仕事小説「ハケンアニメ!」を連載。1章~3章+最終章で構成された本作は、制作プロデューサー、アニメーション監督、アニメーターといった女性の主人公たちがそのクールの頂点(覇権)を目指し、作品作りに奔走。働く女性を等身大で描いた感動の群像劇。2014年単行本化。※『anan』2016年4月20日号より。文・鈴木恵美
2016年04月13日4月は、送別会・歓迎会で社内カラオケに行く機会が多いゆとり世代も多いのではないでしょうか。学生同士や、友人だけで楽しむカラオケなら、何を入れるか気にしなくても大丈夫ですが、社内で幅広い世代の人と行くと、「何か歌って」と言われても、どんな曲を入れたら良いか悩みますよね。そこで今回は、社会人歴4年目以上のゆとり世代から、『カラオケで歌うと、上司を喜ばせられる曲』をリサーチしてきました!■1.春よ、来い/松任谷由実「中学のときに学校で歌った。キーも高すぎないし、同世代でも知ってる人が多いから、みんなで歌えて良い」(90年生まれ)NHKの朝ドラで使用された楽曲のため、知名度は高め。筆者も中学のときに学校で歌った記憶が。94年発売の曲なので、例えば今年45歳の上司だと23歳、社会人1年目の頃の曲です。■2.どんなときも。/槇原敬之「異動していく人に向けて、みんなで歌うことが多い」(87年生まれ)映画の主題歌として使われ、その後選抜高等学校野球大会の入場行進曲やCMソングとして幅広い世代が耳にする機会の多かった曲。ポジティブな曲をみんなで歌って異動の人を送り出すという意見が。■3.負けないで/ZARD「若手で何か入れろ、と言われるとこれ。でも、最後は合唱になる」(88年生まれ)毎年24時間テレビで流れているので、歌える人は多いはず。性別問わず歌いやすいので、同期複数人で歌えるのが良いですね。■4.女々しくて/ゴールデンボンバー「『あれ、入れろよ!女々しくて!』って上司から言われて入れる。多分、最近の曲も知ってるぞって主張してるんじゃないかな」(87年生まれ)とにかく盛り上がるので、どんなタイミングでも外さない曲だそう。歌わずに踊ったり、誰かに茶々入れたりして、色んな楽しみ方が出来るのも上司が喜ぶポイントのようです。■5.明日があるさ/坂本九「最後の1曲は、この曲なことが多い。 歓送迎会でも使えるし、普段の飲み会のあとのカラオケでも使える」(88年生まれ)みんなで歌うと、心が通った気分になる、良い会社に入ったなと思える、という意見も。ポジティブな曲で会をしめると、翌日からの仕事をより頑張れそうですよね。カバー曲も発売され、色んなパターンがあるので、雰囲気に合わせて選べるのも嬉しい曲です。色々な曲があがりましたが、今回は『歌いやすい』『若い世代でも知名度が高い』『春っぽい』曲をピックアップして紹介しました。歌ったことがない曲は、一度カラオケで練習しておいた方が、当日緊張しなくて済むと思います。これが歌えるだけで、上司との距離が縮まるなんて、やらない手はないですよね!
2016年04月12日シンガーソングライターの松任谷由実が、ニッポン放送のラジオ番組『オールナイトニッポン』で17年ぶりにレギュラーを担当することが7日、分かった。22日から『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』(毎月1回・金曜22:00~24:00)をスタートさせる。松任谷は、1988年4月から99年3月まで、土曜深夜の若者向け『オールナイトニッポン』を担当。番組終了から17年がたち、今回、大人向けに放送されている『オールナイトニッポンGOLD』のパーソナリティを務めることになった。毎月、第3週か第4週の金曜日に生放送し、音楽を中心にしながら、"人"にこだわっていく番組になるという。初回のゲストは、松任谷が「今一番会ってみたい人」としてラブコールを送った、タレントのDAIGO。2人は今回が初対面となり、松任谷は「動物的に臨機応変でとびきり面白い放送お届けしますよ」と自信を示す。一方のDAIGOは「まさかの!まさかの! DAIGOが! DBT(大抜擢)! ユーミンさんの『オールナイトニッポン』の1回目ゲストなんて光栄すぎる! めちゃ楽しみっしゅ! うれしうぃっしゅ!」と喜びをコメントしている。
2016年04月08日伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区内のアンリアレイジ(ANREALAGE)の期間限定ショップ「FLOWER SHOP」において、3月28日、シンガーソングライターの松任谷由実をスペシャルゲストに迎え、同ブランドデザイナー森永邦彦とファッションや音楽について語り合うトークイベントが開催された。同イベント開催に至った経緯として、森永は「このFLOWER SHOPのコンセプトは“目に見えない花”。光を当てることによって、“初めて見えてくる花”や“花が咲く”、といったイメージなのですが、これらのイメージで真っ先に浮かんだのが松任谷さんでした。恐れ多いとは思いつつもイベント出演のお願いをしてみたところ、ご承諾して下さりました」と説明。会場MCの「それでは、スペシャルシークレットゲスト松任谷由実さんの登場です」の声がかかると、会場には『春よ、来い』のメロディーがかかり会場は騒然、松任谷は大拍手で迎えられた。当日の松任谷の衣裳は、ゴールドをベースに胸や袖、背中に、トラやピンク色の花柄が刺繍された、パリで購入したという和柄のスカジャンと、その下には朱やうす紅、黄色など、春を思わせる花柄が描かれたシャツ。松任谷は「(今日のスタイリングについて)全く打ち合わせをしていませんでしたが、(同じくスカジャンの森永さんと)今日はスカジャン同志でかぶりましたね。もしかすると好みが近いのかも(笑)」と微笑んだ。一方、森永は「(自身が着用するブラックの刺繍のスカジャンを指しながら)これは自身のブランドのもので、リフレクト(反射)をテーマとして作りました。通常のデザインが反転されて作られていて、光が当たることで反射します」と説明した。松任谷よりファッション観について問われると、森永は「服作りの際は、一つのコンセプトを設定し、そのコンセプトから生まれる洋服を作るのが私の方法です。もちろん(洋服の)形の美しさは追求しますが、コンセプト自体が目に見えなかったり、それが今までにないものであったり、結果それが面白いかどうか等を重要にしてます。例えば、今シーズンのテーマ“リフレクト”という軸の場合は、そこから“形や素材を反射させてみよう”、“見せ方自体も反射させてみよう”といった、一つの言葉で全てのことに当てはめていくことで、形や素材、色を完成させていきます」と応えた。松任谷は「私も同感です。(曲を)サスティナブルにしていくには、自分自身の明確な方針があって初めて、感覚的なものに完成していくと思う」と語った。また、森永は洋服の制作について、「今、半年前のテーマで洋服を制作しようとしても他のものになると思う。自分がグッとくるポイントの瞬間があって、時間が経過すれば、自身の軸のとり方も変化してくる」と説明。松任谷も「時間とのかかわり方は、音楽にも当てはまると思う。歌を作り出すということは、時間をデザインしていくことなので、時間の経過によって、同じ歌でも違うように聴こえたり、思い出とリンクしたり、違う意味を持つようになる」と話した。ファッションと音楽との関係性について、森永は「洋服は曲のように、頭の中でリフレインするというのではなく、曖昧なものであると思う。洋服はその瞬間、瞬間で目に入った時点で、その都度イメージが形成されていくものだと思う」と語り、一方、松任谷は「ファッションにも“物語”は存在していると思う。その服を着た時のシチュエーションの思い出であったり、その服で誰に会ったりだとか。歌詞に描かれていない場合でも、その背景にはいろいろなデッサンが重ねられており、魂が込められていると聴き手にも届くと思う」と語った。このトークイベントは、事前に伊勢丹からは発表されていなかったにも関わらず、会場には約100名以上の客が集まり、来場者は電撃的に登場したスーパースターと、今をときめくデザイナー両名の世界観について聞き入っていた。
2016年04月02日NHKBSプレミアム「“青の時代”名曲ドラマシリーズ 荒井由実 ひこうき雲」の完成試写会が14日(月)都内で行われ、女優の広瀬アリスと三吉彩花が出席。広瀬さんは三吉さんから受けたビンタを「ドスッ!」と表した。ミュージシャンの松任谷由実が、荒井由実時代に発表した名曲「ひこうき雲」をモチーフにしたオリジナルドラマ。1980年代を舞台に、ユーミンの曲に描かれたライフスタイルに憧れる女子大生の円子(広瀬さん)と、男にこびない生き方をする洗練された女性・真央(三吉さん)の友情を描く。映像作品での共演は約9年ぶり。三吉さんは「後半でビンタを2回するシーンがあるけれど、テストを重ねず本番だけだったので『お互い、本気でやりましょう』と。それがあまりにもヒットしてしまい、映像を見たら痛そうな音がしていた。パチンというより…」と振り返ると、広瀬さんは「ドスッ!だったよね」と三吉さんからのフルスイング・ヒットを擬音で表現。当の三吉さんは「(広瀬さんからのビンタは)思ったよりも痛くなくて、終わった瞬間に申し訳ない気がして、この場を借りて謝罪したい」と恐縮しきりだった。また広瀬さんは、演じた円子の仕事を優先する姿に共感を寄せ「自分には結婚願望がまったくない。自由に生きていたくて、家族とはいえ、他人のために家事が出来ない。家事は一人分やりたいです」と意外な一面を披露。冴えない衣裳で登場する場面では「情けない姿で真央と初めて出会うシーンは印象的。私何をしているんだろう?と思った」と笑わせた。一方、三吉さんは「最近のファッションは80年代の服装がトレンド。周りでも流行ったりしているので、衣裳も髪型も可愛いのが多かった。そこにも注目して」とアピールした。NHKBSプレミアム「“青の時代”名曲ドラマシリーズ 荒井由実 ひこうき雲」は、3月24日(木)22:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月14日カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が3月10日に発表した「卒業に関するアンケート調査」の結果によると、卒業旅行に行った経験者は若い世代ほど多く、また卒業祝いにもらった物で最も多かったのは、40代以下では現金、50代以上では腕時計と、世代による違いが大きく現れている。同調査は同社が、Tカードを利用している18歳から69歳までの全国のTカード会員の男女1,500人を対象に、同社が提供するネット・リサーチ・サービスである「Tアンケート」を通じて2月19日から24日にかけて実施したもの。卒業旅行へ行ったことがあるかを尋ねると、卒業旅行へ行った割合が最も高かったのは18歳以上29歳以下の55.3%であり、30歳以上49歳以下が44.3%で続き、最も割合が低かったのは50~69歳の28.7%だった。年齢が下がるにつれ、卒業旅行の経験者が増えている。卒業旅行へ行った回答者に旅行先を尋ねたところ、1位は沖縄であり、以下、東京ディズニーリゾート、フランス、ハワイ、京都の順だった。卒業祝いに何をもらったかを複数回答で尋ねると、50歳以上69歳以下で最も多かったのは腕時計だったのに対して、18歳以上29歳以下及び30歳以上49歳以下では現金が最多となり、昨今の卒業祝いは、物から金へシフトしている結果になった。年代別の上位を比較すると、18歳以上29歳以下は現金、図書券、腕時計の順であり、30歳以上49歳以下は現金、図書券、腕時計の順、50歳以上69歳以下は腕時計、現金、図書券だった。卒業祝いには、世代により順位は若干変わるが現金・図書券・腕時計がよく贈られている。なお、18歳以上29歳以下ではスマホ・携帯電話やパソコンも選ばれている。自身にとっての「卒業ソング」を尋ねたところ、18歳以上29歳以下では、1991年に中学校教員が作曲した合唱曲である「旅立ちの日に」が1位となった。30歳以上49歳以下では、1979年から2011年まで続いたTBSのドラマ「3年B組金八先生」の主題歌である海援隊の「贈る言葉」が1位となり、50歳以上69歳以下では1975年発表の荒井由実(松任谷由実)の「卒業写真」が1位だった。その他の順位を見ても、卒業ソングは年代ごとに大きく異なっている。小学校の卒業式で何を着たかを問うと、男女・年代を問わず学校の制服が最多だった。これを除いて集計したところ、18歳以上29歳以下の女性で最も多かった回答が「ブレザーとチェックのスカート(AKB48風)」となり、近年の制服アイドル・グループの人気が影響をしているのではないかと同社は見ている。なお、30歳以上49歳以下と50歳以上69歳以下の女性ではいずれも、オーソドックスな黒や紺のワンピースが最多だった。一方、男性で最も多かった回答は、18歳以上29歳以下はブレザーと長いズボン、30歳以上49歳以下と50歳以上69歳以下はVネックセーターとズボンとなり、女子のブレザー人気に合わせてか、男子もブレザーを着る傾向が高まっていると同社は分析する。
2016年03月11日ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が運営するエンタテインメント情報Webサイト「エンタメステーション」は、無料の音楽番組「松任谷正隆ハイレゾはじめました。」を期間限定で配信開始した。公開期間は2016年6月30日まで。音楽プロデューサーの松任谷正隆氏がメインパーソナリティを務める、全7回のWeb特別番組。番組は各回10分。ハイレゾ版、通常版の楽曲聴き比べや、自分に合ったハイレゾセット探しなど、ハイレゾ音源をさまざまな角度から体験する。各回のテーマは下記の通り。第7回となる「Specialユーミンの名曲をハイレゾ化?!」では、松任谷正隆氏の妻でもある松任谷由美の最新アルバム曲「Babies are popstars」、荒井由実時代の「ひこうき雲」を番組側でハイレゾ化。これを視聴した松任谷正隆氏は「音楽に関わるものとして、 いい音でお客さんに聴いてもらいたいのは当然。 由実さんの楽曲をすべてハイレゾにしたい」とコメントしている。『はじめに松任谷正隆に聞く』『松任谷正隆が聞いてみたいハイレゾ楽曲は?』『自分にピッタリのハイレゾセットを探す』『ハイレゾが変える音楽の可能性』『ハイレゾで生まれ変わった松田聖子の魅力を再発見』『名曲アレンジ秘話そしてハイレゾの未来』『Specialユーミンの名曲をハイレゾ化?!』
2016年02月08日タレントの清水ミチコが30日、東京・千代田区の日本武道館で、ものまねライブ『国民の叔母 清水ミチコの一人フェス~in 武道館 SPECIAL』を開催した。今年10月にスタートした同ライブは、2年ぶりとなる“一人フェス”全国ツアー。今年1月2日にも武道館単独ライブを行った清水は、「362日ぶりの武道館です!来年で30周年なので、今日は思いっ切りみなさんにサービスしたい」と笑顔であいさつ。松任谷由実、中島みゆき、森山良子といった往年のネタから、SEKAI NO OWARI、藤田ニコルなどの新ネタまで、約100人のものまねレパートリーを披露し、約8,000人の観客を爆笑の渦で包んだ。また、シークレットゲストとして、高校からのファンで自身のレパートリーの一人でもある歌手の矢野顕子が登場。「大好きな方をゲストでお迎えすることができました。すごくうれしい~!」と大感激する清水は、矢野と2台ピアノで『いもむしごろごろ』や『ひとつだけ』など4曲を熱唱し、矢野も「気持ち良いね!」と満足げな笑み。演目終了後、2回のアンコールに応えた清水は、「またご一緒しましょう。どうもありがとう!」と大きく手を振ってステージを後にした。ライブ終了後は、報道陣の取材に応じ、「良いお客さんで助かった~。テレビでやりにくネタもやりやすかった(笑)。自分自身も怯えがなくて楽しくできました」と手応えを語り、憧れである矢野との共演に、「ものすごく楽しかった。本当に幸せ。思わずウルッとしました」と感激の面持ち。「武道館で始まって、武道館で終わった年。いつ死んでも悔いはない」と晴れやかな表情を浮かべた清水は、来年に向けて、「ライブが楽しかったので、来年も続けていきたい」と意気込みを語った。
2015年12月31日『リトルプリンス星の王子さまと私』の日本語吹替版主題歌を担当した松任谷由実が、12月5日(土)、東京スカイツリータウン内「コニカミノルタプラネタリウム“天空”」にて史上初となる暗闇でのライブを行った。2012年に発売された40周年記念ベストアルバムの100万枚出荷を記念した「日本の恋と、ユーミンと。- GOLD DISC Edition -」のリリースと、『リトルプリンス星の王子さまと私』の日本語版主題歌となった「気づかず過ぎた初恋」の配信リリースを記念して実施された本ライブ。東京スカイツリータウン内「コニカミノルタプラネタリウム“天空”」を会場に、松任谷さん史上最少の観客人数となる100名限定ライブに、約6,000通の応募が集まった。「星の夜と、ユーミンと。」と題された本ライブでは、星空を堪能するために会場を真っ暗闇にしてライブを実施。これまでのキャリアの中でも様々なコンサート演出を試みてきた松任谷さんだが、繊細なプラネタリウムの光は明るいと見えにくく、暗いほどよく見えるため、歌う松任谷さんの姿を照らす照明も排除するという初めて試みがなされた。暗闇の中では演奏者たちのアイコンタクトがとれないため、松任谷さんはライブ中、レンズに文字や画像情報が表示されるソニーの透過式メガネ型端末「SmartEyeglass(スマートアイグラス)」を着用。さまざまな作業現場やスポーツ観戦中に情報を表示させることなどの利用で注目を集めるスマートアイグラスだが、演奏者がコンサートで使用したのは今回が初めてとなる。松任谷さんの視覚には、演奏のタイミングやコンサートの進行が表示された。20時の開幕を迎えると、「こんばんは、特別な星の夜にようこそ」と松任谷さんが登場。「暗くなれば暗くなるほど、五感は研ぎ澄まされると言います。ちょうど自分の詞が出来上がるときのような、沈黙の中から何かが浮かび上がってくるみたいな感覚になるんじゃないでしょうか」と松任谷さんが話すと通り、夕方の風景から徐々に暗くなっていき、客席も全く見えない真っ暗闇の会場の中、星だけが輝く幻想的な空間で演奏が披露された。ライブでは、星にちなんだ楽曲として、79年発売の8thアルバム「悲しいほどお天気」収録の「ジャコビニ彗星の日」や、ライブ初披露となった「気づかず過ぎた初恋」、アンコールでは、大空に雲が浮かぶ映像が星空に映し出され、「ひこうき雲」が演奏された。全7曲のライブを終えた松任谷さんは「自然に息づかいや歌い終わって消える時のバイブレーションとかを、丁寧に絵を描くように初めて歌った気がします。宇宙にたったひとりって思うと反転して、普段大切にしている人をより大切にしようとか、やさしさに繋がるんですね。聴いた人が、そんな気持ちになってくれたらうれしいなと思いました」とコメント。スマートアイグラスについては、「体験したことのないコントラストでした。完全な暗闇になるとサイリウムみたいな明かりと、漆黒の闇とが、自然界にないコントラストで見えました。こんなこと誰も体験したことがないと思うと、人類の為の被験者になったみたいでとても気持ち良かったです」と感想を述べていた。「気づかず過ぎた初恋」収録の「日本の恋と、ユーミンと。- GOLD DISC Edition -」は発売中。『リトルプリンス星の王子さまと私』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトルプリンス 星の王子さまと私 2015年11月21日より全国にて公開2015 LPPTV – LITTLE PRINCESS – ON ENT – ORANGE STUDIO - M6 FILMS – LUCKY RED
2015年12月07日