アイドルグループ・TOKIOの松岡昌宏がパーソナリティーを務めるFMラジオ局NACK5の新番組『TOKIO WALKER』(毎週日曜7:00~8:00)が13日、スタートした。元TOKIOの山口達也が強制わいせつの疑いで書類送検され、起訴猶予処分となったことを受け、山口がパーソナリティーを務めていた『山口達也 TOKIO WALKER』が終了。その後番組を松岡が担当することとなった。冒頭、「おはようございます。TOKIOの松岡昌宏です」とあいさつした松岡は、「毎週この時間を担当していた山口達也が多大なご迷惑そしてご心配をおかけして大変申し訳ございませんでした」と謝罪。「本来ならば本人が謝罪すべきところですが、ただいま山口本人はその状態にございません」と説明した。そして、「僕が代わりというのはおこがましところがあるんですけど、このラジオを聞いているみなさんにもっともっとこのラジオ『TOKIO WALKER』を楽しんでいただきたいということで、とりあえず私、松岡がこの番組を担当させていただくことになりました」と伝え、「いろんなご意見もおありになるでしょうし、みなさまのお気持ちもあると思います。自分も勉強させてもらいたいと思います。これから1時間毎週私が担当させていただきますので、ぜひ最後までお付き合いいただけるとうれしいです」と呼びかけた。
2018年05月13日「TOKIO」メンバーがゲストとトークを繰り広げる「TOKIOカケル」の5月9日(水)今夜放送回は、ゲストに映画『万引き家族』に出演する女優の安藤サクラと松岡茉優の2人を迎える。果たして、安藤さんと松岡さんはTOKIOとどんなトークを繰り広げるのか…!?安藤さんといえば、父親は俳優の奥田瑛二、母親はエッセイストの安藤加津、姉は映画監督の安藤桃子というクリエイティブな一家で育ち、『愛のむきだし』などで頭角を現すと『かぞくのくに』で第86回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞を、『愛と誠』『その夜の侍』で同助演女優賞をW受賞、さらに各賞を総ナメ。『0.5ミリ』『百年の恋』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど実力派として高く評価され、秋スタートの連続テレビ小説「まんぷく」では朝ドラ初の“ママさんヒロイン”として主演を務める予定となっている。一方、松岡さんは朝の番組「おはスタ」でおはガールとして活動したのち、連続テレビ小説「あまちゃん」への出演から一気に知名度アップ。シリーズ化された人気ドラマ「コウノドリ」や大河ドラマ「真田丸」、「関ジャニ∞」錦戸亮演じる仕事ができない夫の妻を演じた「ウチの夫は仕事ができない」などのドラマから、若手俳優が集結した『ストレイヤーズ・クロニクル』、『ちはやふる』シリーズなどの映画まで多数の作品で活躍している。2人をゲストに迎えた今回は「23区23時のオンナたち世田谷編」などをお届け。「23時に世の中の女性たちはいったい何をしているのか?」をまとめたVTRを見ながら安藤さんと松岡さんがTOKIOと繰り広げる楽しいトークに注目だ。なお、『万引き家族』はリリー・フランキーが主演、安藤さん、松岡さんのほか樹木希林、池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴、柄本明らが出演。『三度目の殺人』『そして父になる』の是枝裕和監督がメガホンを取った。再開発が進むなか、ポツンと残された古い住宅街。日雇い仕事の父・治(リリーさん)と息子の祥太(城桧吏)は“親子”ならではの連携プレーで万引きに精を出している。その帰り道、団地の廊下で凍えている幼い女の子・ゆり(佐々木みゆ)を目にした治は思わず家に連れて帰ってしまう。突然、子どもを連れてきた夫に腹をたてる母の信代(安藤さん)だったが、体じゅう傷だらけのゆりの境遇を察し、面倒をみることに。祖母・初枝(樹木さん)の年金を頼りに暮らすその一家は、風俗のバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡さん)、そして新しい家族のゆりも加わり、貧しいながらも幸せに暮らしていくが、ある事件をきっかけに家族の隠された秘密が明らかになっていく――。映画『万引き家族』は6月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。「TOKIOカケル」は5月9日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2018年05月09日FMラジオ局のNACK5は6日、TOKIOの山口達也がパーソナリティーを務めていた『山口達也 TOKIO WALKER』の後番組として、TOKIOの松岡昌宏がパーソナリティーを務める『TOKIO WALKER』(毎週日曜7:00~8:00)を13日から放送開始すると、同局の公式サイトで発表した。サイトでは、「5月13日(日)から毎週日曜日AM7:00~AM8:00は『TOKIO WALKER】<パーソナリティー:松岡昌宏(TOKIO)>を放送致します」とアナウンスした。『山口達也 TOKIO WALKER』は、山口が強制わいせつの疑いで書類送検され、起訴猶予処分となったことを受け、番組終了。事件発覚直後の4月29日は放送を中止し、5月2日に終了が発表された。
2018年05月06日『三度目の殺人』『そして父になる』の是枝裕和監督が手掛ける渾身作 『万引き家族』の完成披露試写会&舞台挨拶が4月25日(水)に行われ、リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林ら“家族”が全員で登場した。祝・カンヌ国際映画祭出品決定! 発表後初、“家族”全員で登場5月8日より開催される「第71回カンヌ国際映画祭」にてコンペティション部門へ正式出品することが決定し話題となっている本作。決定後、初めて“家族”全員での登場となった今回のイベントでは、父・治役のリリーさんは「やっと観ていただけると思うと非常に嬉しく感じます。是枝監督がまたすごいものをつくったので是非ご覧ください」と思いを述べ、妻・信代役の安藤さんは「この家族がまた久しぶりに集まったのでとても嬉しいです」とコメント。是枝監督も「先週初号試写で今日は完成披露試写ということでできたてホヤホヤなので、このようなかなりスピード感でこうゆう形でお届けできてちょっとびっくりしています。どんな風に観ていただけるか楽しみにしています」と挨拶した。また、カンヌのコンペティション部門への出品は『海街diary』以来3年ぶり、5回目の出品となる是枝監督は、「このスピードに追い付くのが精いっぱいという感じです。とても素晴らしいことなんですけど、喜び合う手前で止まっています(苦笑)」と現在の心境を明かし、続けてリリーさんは「俺の情けなさぶりを世界にみてもらおうと思います」と語っていた。今回、是枝組初参加となった安藤さんと松岡さんは、「産後初めての作品になったことやこの先どうするかも決まっていなかったので、このタイミングでこの作品に参加することができて本当によかったです」(安藤さん)、「想像よりも早く参加できたことは本当に有難く思っていて、参加してみると自分の居場所はここだったんだなって思えるほど息のしやすい現場でした」(松岡さん)と2人とも参加できてよかったと話している。オーディションで選ばれた子役2人、キャスティング理由は…さらに、これまでにも多くの作品で子どもたちを撮ってきた是枝監督。今作でも息子・祥太役に城桧吏、治に拾われ家族の娘になるゆり役に佐々木みゆと子役を起用。2人はオーディションで選ばれたそうで、是枝監督は桧吏くんについて「オーディションで部屋に入ってきたときにこの子だってピンときた。いつまでも見てられると思った」と、みゆちゃんについては「オーディションで部屋の隅でポテトチップスを食べるシーンを演じてもらったんですが、そのポテトチップスの食べ方がよかった(笑)」とキャスティング理由を明かす。一方、桧吏くんは「最初は緊張したけど、わかりやすく教えていただいて温かな現場でした」と撮影をふり返ると、リリーさんは桧吏くんの語尾の上がった喋り方が気になったようで、「なんだよ、なんで語尾が上がんだよ。大宮のキャバクラ嬢みたいだぞ」とツッコミ。そんな軽妙な掛け合いに会場は笑いに包まれ、そして今回お芝居が初めてだったというみゆちゃんは先ほどの起用理由を聞いて「とても嬉しかった!」と元気よくコメントし、“母”安藤さんの顔を綻ばせていた。“劣化版”『海街diary』!?また、撮影現場の写真と一緒に思い出をふり返る場面では、昨年の夏に2日間だけ先にクランクインされた海での写真が披露。台本も完成していない中家族6人での撮影だったそうで、リリーさんは「なんか劣化版の『海街diary』みたいだな」とボソリ…。安藤さんも「そうそう、ポスタービジュアルの縁側の写真も劣化版の『海街diary』みたいなね…」と言うと、続けてリリーさんが「あのポスタービジュアルの家族の笑顔と『万引き家族』ってタイトルみると、ソフトバンクの新しい家族割りみたいだよな」と話し、会場は大爆笑!次にオフショットが公開されると、リリーさんが現場スタッフやキャストのために用意した駄菓子のクリスマスツリーのことに触れ、「祥太がカラムーチョがないってクレームいうから急きょ付け足したんですよ」と明かすと、「いってないです!」と桧吏くんに怒られる一幕も。最後に是枝監督は「各世代、いま一番撮りたいと思う役者さんで映画をつくりました。撮影中、みなさんの演技をみながらどんどん作品のテーマも浮かび上がってきて、とても稀有な現場だと感じていましたし、シリアスな作品ではありますが、とても幸せだと思える作品になりました。濃密な時間を過ごせたことが作品からも伝わるかと思います」とコメントしていた。『万引き家族』は6月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2018年04月26日6月8日公開の映画『万引き家族』の完成披露試写会舞台あいさつが25日、東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林、城桧吏、佐々木みゆ、是枝裕和監督が出席した。家族を描き続けてきた是枝裕和監督が、家族を超えた絆を描いた本作。東京の下町を舞台を舞台に、家族ぐるみで軽犯罪を重ねていくある家族がある事件をきっかけに衝撃の展開を迎える、というストーリーとなっている。息子と協力して万引きを重ねる父の治をリリー・フランキー、その妻・信代を安藤サクラ、彼女の妹・亜紀を松岡茉優、家族の定収入として年金を当てにされる祖母・初枝を樹木希林が演じ、その家族の子どもとしてオーディションで抜てきされた城桧吏と佐々木みゆが瑞々しい表情を披露している。是枝組常連のリリー・フランキーは、軽犯罪を犯す頼りない父親役。「こんなに長く撮影に参加させていただいたのは初めてでした。いつもは撮影が早く終わって欲しいと思っていましたが、今回は終わらないで欲しいと思いましたね。家に帰ってポツンとするより、この家族といる方が心地良かったです」と振り返った。是枝組初参加となる安藤は「ついに私も本物の是枝組を見られるんだと思って楽しみでした。出産後最初の作品ですし、そのタイミングでこの作品に参加できて本当に良かったです。この作品がなかったらどうしてたかなという感じで特に先を考えていませんでしたから」と笑顔を見せた。安藤は、10月1日からスタートするNHK連続テレビ小説『まんぷく』でヒロインを務める。樹木から「NHKがあるじゃない」と指摘された安藤は「これで1回どうにか挑戦できたから(朝ドラに)チャレンジするかということになりました。その先はまだ考えてないですよ」と説明。するとリリー・フランキーから「朝ドラの主役だとCM決まるんでしょうね」と言われたり樹木から2013年放送の『あまちゃん』出演後に数々のCMに出演した松岡を例えて「松岡さんには負けるよね」と言われ放題で、安藤は苦笑いを浮かべていた。なお、本作は5月8日から開幕する「第71回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門に正式出品することも決定。コンペティション部門は『海街 diary』以来3年ぶり5回目の出品となる是枝監督は「とても素晴らしい流れになっていると思いますが、今はバタバタしています。飛行機どうするんだとか喜びあうまで行かない感じですね」と慌ただしい日々で喜ぶ暇もないようだが、主演のリリー・フランキーは「情けない男の役でしたが、情けないぶりを世界の人に見ていただこうと思います」とカンヌでの上映が待ち遠しい様子だった。映画『万引き家族』は、6月8日より全国公開。
2018年04月26日モデルの瑛茉ジャスミンが23日、東京・Zepp DiverCityで開催された女性ファッション誌『ViVi』主催のガールズイベント「ViVi Night in TOKYO 2018 KIRA KIRA PARTY」に出演した。瑛茉ジャスミン瑛茉は、最初のステージ「オープニングViViオリジナルファッションショー」で、シルバーのビキニに、シルバーのチェーンをつなげたワンピースを重ねたコーデを披露。美ボディが透けて見える大胆なセクシー衣装で色気を放ちながらランウェイを歩き、観客の視線を釘付けにした。「ViVi Night in TOKYO」は、毎年恒例の『ViVi』主催のファッションイベント。今年は「キラキラルック」をドレスコードに、専属モデルによるファッションショーをはじめ、ゲストによるライブパフォーマンスなどを開催した。MCは同誌専属モデルでもあるカズニョロこと小籔千豊が務めた。撮影:宮川朋久
2018年04月24日●主役から座長となった広瀬すず3月17日より全国上映中の映画『ちはやふる-結び-』。末次由紀による大ヒットコミックを実写化した同作は、第41回日本アカデミー賞では最優秀助演女優賞を受賞し、トップ女優として活躍する広瀬すずが初主演を務めた『ちはやふる-上の句-』『ちはやふる-下の句-』の続編かつ完結編となる。百人一首で戦う競技かるたをテーマにした青春物語は、同年代だけでなく大人たちの心も動かし、試写室ではすすり泣きや笑い声が響いた。前作も観客の熱い反応についてプロデューサー取材を決行したが、最新作『結び』についても「これは……あまりにも良さがすぎるのでは……」と思ったマイナビニュースは、今回も北島直明プロデューサーにインタビューを実施。具体的な魅力についてポイントを6つ挙げ、その裏側について話を聞いた。○(1)広瀬・野村・新田、3人の成長――『結び』を拝見しまして、やはり広瀬すずさん、野村周平さん、新田真剣佑さんが役者として貫禄すら出てきたな、と思いました。前作から『結び』までの間は、年齢的にも学校を卒業するようなタイミングですし、自分の生きる道や目標をちょうど見つけていく時期なんですよね。役者としてどう生きていくのか、それを見極める2年間だったのではないか、と思いました。前作ではあくまでも役としての"主役"だったすずも、今作では明確に本人が"座長"になろうとしていたのを感じました。座長とは「現場の空気を作って、芝居で引っ張り上げていく人」だと思っているのですが、それは今回小泉徳宏監督も僕も彼女に望んだテーマだったんです。今回は『ちはやふる』という出来上がったチームに新しい子たちも入ってきて、どうするのかなと思ったら、すずが率先して、撮影の合間に話しかけたり、食事会を開いたりしていて、2年前とは見違えて成長していたなと思いました。周平はもともと真面目な男ですけど、この2年を経て、現場において何をするべきか考えて実践していたと感じましたし、最初のかるたの練習の時からその姿勢が見えました。今回太一は、強くならなきゃいけないのですが、かるたの強さをお芝居としてどう見せるべきか、ということを考えながら、ひたむきに練習に臨んでいたんです。2年ぶりのかるた練習にも関わらず、初日から一流のかるた選手の練習法を自分に厳しく課していて、正直「すごいな」と思いました。真剣佑はいろんな現場でも揉まれてきて、いい意味で垢抜けましたよね。今回は自分の役どころをしっかり全うしなければと、藤岡東のメンバーの若い子たちを率先して引っ張っていました。前はずっと周平にくっついていたのに、今回は撮影の時は瑞沢の方にもいかず、自分で後輩たちをまとめることに専念していました。――続編ということで心がけられた点などはありますか?『結び』の製作が決定した際に、最初に監督と「2年後を描きましょう」という話をしたんですよ。実は続編製作は、すぐにやろうとすれば撮影に入れて、翌年(17年)の夏に公開、ということも可能だったかもしれないんです。でも監督も僕もこの作品をある種のドキュメンタリーだと思ったので、「すず達の2年後の姿を見てみたい」という思いが強かったですね。「皆が成長すれば必ず前作を超えた映画を作る事が出来る」と信じていました。原作の『ちはやふる』の原作はどこを切り取っても面白いので、続編でパワーアップをさせるとしたら、役者やスタッフがレベルアップするしかないと考えると、「1年じゃ足りないな」と思いました。少年漫画と一緒ですね(笑)。「蛇の道」や「2万本シュート」、「3D2Y 」みたいな。もちろん、役者だけではなく、その間に僕も成長しなきゃいけないと思い、違うジャンル映画でも結果出さなければと『22年目の告白-私が殺人犯です-』や『斉木楠雄のΨ難』といった作品を手がけました。一方で小泉監督だけは4年間『ちはやふる』と向き合い続けていたんですよね。本当に心からすごく感謝しています。小泉監督の"映画監督人生"の4年間をすべて『ちはやふる』に費やしてもらった。この時間を絶対に無駄にしてはいけない、というのが、この作品に懸ける僕の想いのひとつでした。●1番泣けた上白石萌音の言葉○(2)笑えるシーンの絶妙な間――マスコミ向け試写室って結構静かだと思うのですが、今回はかなり笑い声も上がっていて、コメディ部分がすごく絶妙だと思いました。笑いってイメージからの外しなので、特に新のシーンは『上の句』『下の句』のイメージで見たときに、「新がこんなコミカルなことするんだ」というのが、一つのエッセンスになっています。小泉監督が計算してやってたのだと思いますし、緊張と緩和の作り方がすごくうまいですよね。○(3)さりげない原作ファンへのサービス――2時間の映画では原作の様々な高校との戦いは描ききれないと思いますが、さりげなく対戦相手の先生などに「あの高校の先生かな?」という人が出てきたりして、向こうにも物語が見えるような描かれ方だったのも素敵でした。そこはもう、原作ファンへのサービスですね(笑)。学校名も違うし、顔も映していないし、誰だかも言っていないけど、原作を読んでいる人が「あ、いる!」と思ってくれればそれでいいんです。実は『下の句』で新の本屋に猫がいるのも…ね。スタッフ全員がすり切れるほど、原作を読んでますから!ただ脚本を作り始めてある段階からは、敢えて原作を読み返さないようにしています。1回原作を読むことをやめて、映画が持っている雰囲気や世界観の中に作品が収まってるかを確認するんです。全てを原作と照らし合わせると、逆に原作から出られなくなってしまいますから。原作のダイジェスト、切り貼りを作るのではなく、「映画としてどう成立させるのか」という事を考えることが大事だと思っています。ただし、製作サイドの都合で、原作を歪曲して構成するのは絶対にダメな事です。そのバランスが本当に難しいですね。○(4)「瑞沢かるた部」というリアルな青春――どのキャラクターも高校も魅力的ですが、やはり瑞沢高校のかるた部メンバーには思い入れがありますし、本当の青春のようでしたね。今回僕が1番泣けたのは、(上白石)萌音の言葉でした。「自分の青春時代がいつかと考えると、私は『ちはやふる』です」と言ってくれたんです。女優として、放課後に友達とプリクラを撮るような普通の高校生活を送っていない中で、本当に高校3年間の暮らしのように思ってくれていたのかなと、嬉しくなりました。矢本(悠馬)は実は前作のオーディションにくるときは「俳優をいつ辞めてもいい」と思っていたそうなんです。ところが『ちはやふる』を経て、「自分は役者として、食っていきたい」という思いが芽生えた。そこから今や、どの映画見ても矢本が出てるみたいな状態ですよね。2年前では考えられない活躍ぶりだと思います。そんな矢本が嬉しい事を言ってくれたんです。「『ちはやふる』に恩返しがしたいです」って。森永(悠希)は子役からなので芸歴が長いので、2年前からすでに出来上がっていました。地に足がついているし、『ちはやふる』の空気も大事もしてる。でも、彼が撮影中に「僕は、最後まで1回も勝てませんでした。なんで僕は勝たせてくれないんですか?」と言っていて。描写として勝っているところはあるんですが、試合の描写として勝ったところはない。物語として見せ場はもちろんがあるんだけど、もはや「試合に勝ちたい」という気持ちが強くなっているんですね。そういえば萌音も自分が出られない試合で、ずっと拗ねていました。(佐野)勇斗に「私が出たかった」と言ってるんですよ(笑)。●大人たちも号泣する理由は?○(5)新キャスト、オリジナルキャラクターの違和感のなさ――一方で、新キャストや、清原果耶さんが演じたオリジナルキャラクター・伊織も魅力的でした。映画のオリジナルキャラクターって、結構浮いてしまうことも多いと思うんですが、すごくしっくりきていたので驚きました。浮いてなかったでしょう? 「オリキャラを作りたい」という目的で作り始めると絶対にダメだと思うんですが、今回は伊織を出さなければならない必然性があるんですよ。映画のクライマックスを描くため、近江神宮での団体戦は原作と違う展開になったので、変更を成立させるためには、もう1人キャラクターが必要になったんです。つまり、千早を追い込む選手が必要になった。千早を追い込むくらいだから、相当強い選手でなければ成立しません。原作に出ている4人のキャラクターを組み合わせているんですが、その強さを映画の中の限られたシーンで示すためには、詩暢と対峙させる必然性も出てきました。そうなると、広瀬すずと松岡茉優の前に座っても、彼女たちのオーラに負けることなく、「こいつ、強い」と思わせる人がいなければ、成立しません。そのオーディションで清原果耶に出会ったんです。見た瞬間「この子ならいける」と思いました。目力が違いました。また広瀬・松岡とも違う美人だし、下からの突き上げを見せるために年齢差も出したかったので、ぴったりでした。――冒頭でもう、びっくりしました。クイーン戦なの!? と。冒頭で「誰これ」となったら終わりなんです。すごく難しい役でしたし、賢くて自分の役どころがわかっているからこそ、本人もプレッシャーは感じていたと思います。――優希さん、佐野さんもすごくしっくりきていましたが、皆さんオーディションなんですね。正直、キャスティングでもいいかも知れないと悩みましたが、仲間たちはみんなオーディションで上がってきているからこそ、同じ経験を踏ませてあげないと、真の仲間になれないんじゃないかと思いました。同じプロセスを踏んできたからこそ、互いにわかる感じってあると思うんです。○(6)試写室で大人たちが号泣する――これも試写室の話ですが、もう各所ですすり泣きが起こっていまして、この作品のどこが、それだけ人を泣かせるのだと思いますか?まずは『ちはやふる』が好きな方々に対して、ちゃんと楽しんでいただけるものを作りたいという思いが節々に現れているのだと思います。さらに、役者も「これが最後だ」という熱い気持ちでやっているから、役を超越した熱が存在している。2年間、キャストもスタッフも誰も彼もが手を抜かずに生きてきて、そして、『前作を絶対に超えてやるんだ!』という強い願いが間違いなく映像に生かされているのだと思います。そして、この作品はちゃんと監督・スタッフがテーマを決めて作っていたことも大きい。前作の『上の句』『下の句』を徹底的に研究して、良かったところ、悪かったところを全部抽出してハイブリッドにしたのが『結び』です。さらにHuluなどで配信中のスピンオフ『ちはやふる -繋ぐ-』も全部繋がっているので、ぜひ観て欲しいです。■北島直明日本テレビ 事業局映画事業部。2004年の入社後、営業局を経て、入社8年目より現職。映画プロデューサーとして『藁の楯』『ちはやふる』『オオカミ少女と黒王子』『22年目の告白 —私が殺人犯です—』など、数々の作品を手掛ける。公開待機作に『ママレード・ボーイ』(18)、『50回目のファーストキス』(18)がある。現在は、ハリウッドで『藁の楯』のリメイク製作を手掛けている。(C)2018映画「ちはやふる」製作委員会(C)末次由紀/講談社
2018年03月29日“競技かるた”を題材にした国民的大ベストセラーコミックスを映画化した『ちはやふる』。そのシリーズ3作目にして、完結編となる『ちはやふる -結び-』の大ヒットスタートを記念して、広瀬すず、野村周平、新田真剣佑の3人が“ちはやふる卒業旅行舞台挨拶ツアー”と称し、3月24日(土)・25日(日)の2日間をかけて大阪・京都・名古屋での大ヒット記念舞台挨拶を行った。3月17日(土)に公開された本作は、24日(土)現在で観客動員57万人、興行収入6.8億円を突破。公開初日の舞台挨拶では、『ちはやふる』からの卒業を祝う“ちはやふる卒業式”を実施。3年間、主演として“チーム・ちはやふる”を引っ張ってきた主演・広瀬さんを始め、登壇したキャスト11名に、小泉徳宏監督からサプライズで想いのこもったメッセージと卒業証書が手渡され、感動の舞台挨拶となったばかり。卒業旅行Day1:野村周平が広瀬&新田に関西弁伝授「しばくぞ、われ!」「なんでやねん!」今回、1か所目となる大阪では、『ちはやふる -結び-』観客動員数全国NO.1を誇る、TOHOシネマズ梅田で約700名の観客に出迎えられて登壇。広瀬さんが「動員NO.1の劇場で皆さんに直接お会いすることができて嬉しいです。満席の景色もとても気持ちがいいです。ありがとうございます」と感謝を伝えた。さらに、大阪の印象について広瀬さんは「たこ焼きやイカ焼きや、食べたいものがいっぱい!」とコメント。兵庫県出身の野村さんは、広瀬さんと新田さんに関西弁を伝授。広瀬さんは「しばくぞ、われ!」をチャーミングに、新田さんは「なんでやねん!」と定番のツッコミを披露した。また、「関西で2人を連れて行きたいところは?」という質問に野村さんは「有馬温泉まで行って、大阪は道頓堀、吉本新喜劇にも連れていきたい」と提案。また、劇場に、くいだおれ太郎が本作の大ヒットを祝って駆け付け、かるたを払う動きも披露すると、「道頓堀で太鼓を叩いているイメージでしたが、今日は梅田まで歩いてきてくれたんですね!」と野村さんは大喜び。広瀬&野村&新田、舞妓さんの日常に興味津々、質問攻め2か所目の京都では、“お花見発祥の地”としても知られる、神泉苑(京都市中京区)に参拝。お出迎えした舞妓さん2人と記念撮影を行い、3人で“願いが叶う”といわれている「法成橋」を渡り、映画のさらなる大ヒットを祈願した。その後のTOHOシネマズ二条での舞台挨拶では、広瀬さんが「(松岡茉優演じる)詩暢ちゃんが京都弁を劇中で話していますが、品があって美しいイメージで好きです」と、京都への印象をコメント。野村さんも「関西の遠足は絶対京都! 金閣寺などに行きました」とふり返り、「京都にはよく来るので、帰って来たような感じがします」と新田さんも続けてコメント。舞台挨拶にも登場した舞妓さんに3人とも興味津々で、「美しい!」と感嘆の声を上げる広瀬さんが「どんな格好で寝ているんですか?」と問いかけると、舞妓さんからは「頭は地毛でゆわさせてもろうてて、1回ゆうたら、1週間もたせなあかんので、高枕という高い枕で寝ます」と回答が。驚く広瀬さんに続き、野村さんも「オフの話し方はどうなるの?」と質問。「住み込みやので、こっちにおる時は、こういう言葉どすね」との舞妓さんの修行の厳しさを目の当たりに。新田さんも「こんなに間近で舞妓さんにお会いしたのは初めて!」とテンション上がりっぱなしで、“卒業旅行”のアルバムの1ページに思い出をしっかりと刻み込んだ様子。卒業旅行Day2:名古屋で「武将隊」と対面「ちはやふる、天下獲るぞー!」2日目は、広瀬さんと野村さんの2人で名古屋へ。TOHOシネマズ赤池での舞台挨拶では、名だたる戦国武将を排出する名古屋らしく、「武将隊」の織田信長、加藤清正、足軽の踊舞が登場。織田信長からあんかけパスタ、手羽先などの名古屋メシや、オススメの名古屋城最新スポットなどをたくさん勧められ、「知識量がすごい!」と広瀬さん。400年前から“名古屋で暮らし続けている”という武将隊にも「どんな格好で寝ているんですか?」「現代のものに興味はないんですか?」と舞妓さんに続き、質問攻めに。そして『ちはやふる』を応援する武将隊の熱量には、野村さんも「映画に出演されていたんじゃないかと思うくらいの熱さ」と感動。最後には、満席の観客の皆さんと一緒に全員で「ちはやふる、天下獲るぞー!!」と大きな声を上げ、大ヒットを誓った。広瀬すず、最後の舞台挨拶「寂しいような、寂しくないような…」その後は、TOHOシネマズ名古屋ベイシティにも訪れ、2日間で4劇場、計7回約3,300名の観客に向けて舞台挨拶。最後に、広瀬さんが「こんなに長い間、ずっと近くに“ちはやふる”が存在し続けていたのに、今日が最後の舞台挨拶です。これからも“ちはやふる”のメンバーはすぐ近くに存在し続けてくれていると思うので、いまは寂しいような、寂しくないような不思議な気持ちです」と万感の想いをコメント。どの劇場も満席の“ちはや”ファンに温かく迎えられ、キャスト陣の絆もうかがえる笑いの絶えない卒業旅行は幕を閉じた。『ちはやふる -結び-』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる -結び- 2018年3月17日より全国東宝系にて公開© 2018 映画「ちはやふる」製作委員会© 末次由紀/講談社
2018年03月26日松岡茉優(23)が3月19日、東京・新橋演舞場で上演中の舞台「江戸は燃えているか」の昼公演中に体調不良を訴えた。当日の夜公演は急遽、同舞台の作・演出を手掛けた三谷幸喜(56)が代役を務めた。 松岡は昼公演本編を最後まで演じきったが、終了後のカーテンコールには不参加。その後は病院で点滴治療を受け、休養のために帰宅した。翌日20日には復帰し、謝罪の言葉と共に「今は体も回復してきましたので、残り8公演、精いっぱい頑張ります」とコメントした。 19日の夜、三谷は開演前に「松岡さんの具合がよくありません。(代役の)人が見当たらないので、代わりに私がやります」と自ら代役を務めることになった経緯を説明。本来なら松岡は、中村獅童(45)演じる勝海舟の長女役。本番で三谷は台本を片手に“黒子姿”で舞台に立った。台本を読みながらとはいえ、アドリブも交えて演技した三谷。始終、笑いの絶えない場内だったという。 Twitterでは、三谷のアドリブ出演/アドリブ演技に絶賛の声が上がっている。 ≪暗い状況の中で笑いを起こせるのは流石喜劇に生きてる三谷さんですね≫≪アドリブも面白いし、お客さんがゲラゲラ笑ってる≫≪三谷幸喜さん含めみんなでやりきった姿に感動した≫ 苦しい状況をアドリブで好転させた三谷だが、以前も“アドリブ”で人助けをしたことがあるようだ。そして助けられたのは、音楽家・矢野顕子(63)だ。 その日、矢野は本番前におにぎりを「がっついた」せいで「腹をこわした」という。公演が始まってすぐ、吐き気を催した矢野は咄嗟に舞台袖に走ったそうだ。そのとき共演の清水ミチコ(58)に見つけられ、観客席からステージに上げられた三谷。矢野曰く「爆笑の内に」その場を繋いでくれたそうだ。 矢野は今回の三谷の“アドリブ”劇を知り、上記の思い出を自身のTwitterに投稿。≪あの恩は忘れません!≫と結んでいる。またいつか、三谷の“アドリブ”は観れるだろうか?
2018年03月22日音楽×映画の祭典「MOOSIC LAB 2017」にて観客賞を受賞した枝優花監督『少女邂逅』(英題:『Girls’ Encounter』)が、第42回香港国際映画祭 I See It My Way部門にて正式招待上映されることが決定し、海外版ポスタービジュアルと予告編が解禁。さらに日本では、6月30日(土)より全国順次公開されることも決まった。■STORYいじめをきっかけに声が出なくなったミユリ(保紫萌香)。自己主張もできず、周囲にSOSを発信するためのリストカットをする勇気もない。そんなミユリの唯一の友だちは、山の中で拾った“蚕”。ミユリは蚕に「紬(ツムギ)」と名付け、こっそり大切に飼っていた。「君は、私が困っていたら助けてくれるよね、ツムギ」――この窮屈で息が詰まるような現実から、いつか誰かがやってきて救い出してくれる――とミユリはいつも願っていた。だが、ある日、いじめっ子の清水に蚕の存在がバレ、捨てられてしまう。唯一の友だちを失ったミユリは絶望する。その次の日、ミユリの通う学校に「富田紬(つむぎ)」という少女(モトーラ世理奈)が転校してきて…。■香港国際映画祭にて正式招待上映へ本作の招待上映が決まった第42回香港国際映画祭 I See It My Way部門には、松岡茉優主演『勝手にふるえてろ』なども選出されており、インディーズ映画である本作のエントリーは異例ともいえる快挙。また、国内では4月7日(土)加賀温泉郷フェス公式プレイベント、4月8日(日)高崎映画祭を経て、6月30日(土)より新宿武蔵野館を皮切りに、全国順次公開されることも決定。これに合わせて、枝優花監督、主演を務めた「ミスiD2016」グランプリの保紫萌香、「装苑」モデルのモトーラ世理奈のコメントも到着した。■コメント全文監督:枝優花ほぼ20代という若いチームで作り上げた低予算自主映画が、香港国際映画祭や新宿武蔵野館を通して私たちの想像より遥かに多くのお客様に届くという事実に胸いっぱいです。改めて支えてくださった皆さまに感謝です。そして、もっともっとこの映画が多くの世界を旅できるように努めていけたらと思います。主演:保紫萌香私たちの映画『少女邂逅』を、国内に留まらず多くの方々にお届けできること、本当に、本当に嬉しく思います。毎日、すべての体力と精神力を使い切り、全員で育てた大切な作品です。皆様に何を持って帰っていただけるのか楽しみです。そして、枝監督、私を見つけてくれてありがとう!主演:モトーラ世理奈海外の映画祭で上映されてこの映画が世界に広がっていくことを非常に楽しみに思います。また、昨年の公開を終え、今年改めて新宿武蔵野館で上映されることが決まり私自身としても嬉しいです。夏休み直前のふわふわした空気とともに、ぜひ劇場に足を運んで頂きたいです。『少女邂逅』は6月30日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2018年03月18日映画『ちはやふる -結び-』の公開初日舞台挨拶が3月17日(土)、都内にて開催され、主演の広瀬すず、小泉徳宏監督、出演の野村周平、新田真剣佑をはじめ豪華12名が登壇した。同作は“競技かるた”を題材にした末次由紀の人気少女漫画を実写化、2016年公開の『ちはやふる 上の句/下の句』の続編となり、千早(広瀬さん)、太一(野村さん)、新(新田さん)の高校3年の最後を描いていく。イベントには、広瀬さん、小泉監督、野村さん、新田さんのほか、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、 優希美青、佐野勇斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人が出席した。■野村周平のボケが炸裂、舞台挨拶は和気あいあいとマイクを持った広瀬さんは、「私にとっては初主演の映画でもあります。だんだん“初”というものが少なくなっていく中で、このように、いまも、初主演の映画の公開がまだ残っていた」と感激の様子。「私にとっては、宝物のような作品に、そして仲間に出会えたなと思います」と心境を言葉にした。MCから「では、その仲間からもお願いします」と振られた野村さんは、「そうですね。(初日舞台挨拶は)もう3回目ということですが、まだこの場にはぜんぜん慣れないのですが」と口にし、いきなり真顔で「僕も初めての主演をこれでやらせて頂いたので」と語り始めた。野村さんの“初主演”発言に周囲はざわめいていたが、しかし、あまりにも突然のことで誰も突っ込むことができず、野村さんは「ええ、本当に感謝しています」と続ける羽目に。賀来さんがようやく「それって、突っ込んだ方がいいやつ?」と声をあげると、野村さんは「待っていました!」と笑顔を見せ、会場を笑いに包んだ。■サプライズ卒業式にキャスト陣が感動広瀬さんは「この景色が懐かしいです」といい、トークは和気あいあいと進んだ。しかし、フォトセッションが始まろうとするところで、サプライズで、小泉監督からキャスト陣に“映画『ちはやふる』からの卒業証書”が授与されることが告知された。広瀬さんは「だって、サプライズはないって言ってた」とびっくり。小泉監督からそれぞれのキャストに向けた心のこもったコメントが読みあげられると、優希さん、清原さん、上白石さんらは目を潤ませ、野村さんと新田さんは小泉監督と熱い抱擁を交わした。■広瀬すず、小泉監督と熱いハグ10人に卒業証書を渡し終えて、いよいよ最後に広瀬さんの順番になると、小泉監督は「あなたは『上の句/下の句』で16歳から17歳になり、『結び』で19歳になり、もうすぐ10代も終わって二十歳になりますね。『ちはやふる』と一緒に成長してきたといっても過言ではないと思います」などと語り始めた。小泉監督が「心配なのは、誰もが驚いて、ひっくり返るような才能とか、直観力を持っているのだけど、それだけである程度いいところまで突っ走れてしまうことかな」と告げると、広瀬さんは小泉監督の言葉に大きくうなずく勢いで聞き入っていた。小泉監督は、今後の長い女優人生の中では壁にぶつかることもあると告げ、「この映画は君らがいつでも初心に戻れるように、一瞬を永遠に留めたようなものなので、いつか思い出したように観てくれればいいと思います。それでも、もし、ダメだったら直接、俺のところに来てください。そのときは必ず力になりますから」との言葉を広瀬さんに贈った。卒業証書を受け取った広瀬さんは、自ら両手を大きく開いて小泉監督に抱きつき、熱い抱擁を交わした。■広瀬すず「やりたいことが見つかったかな」“卒業生代表”としてマイクを持った広瀬さんは、「この作品に出会えたことで、自分の中でなんとなく始めていたお仕事だったのですが、『あっ、やりたいことが見つかったかな』と思えたこともこの3年間でありました。役を通り越して、ここにいるみなさんと本当の仲間になれたことが自分の中で今、何よりも支えになっています」と述懐。「『ちはやふる』にもたくさんのメッセージが込められていますし、この3年間の私たちのすべてをかけたつもりです。この作品が1人でも多くの方に届いてほしいなと思います」と目を輝かせた。『ちはやふる -結び-』は全国東宝系にて公開中。(竹内みちまろ)■関連作品:ちはやふる -結び- 2018年3月17日より全国東宝系にて公開© 2018 映画「ちはやふる」製作委員会© 末次由紀/講談社
2018年03月17日俳優の野村周平が17日、都内で行われた映画『ちはやふる-結び-』(3月17日公開)の公開初日舞台挨拶に、広瀬すず、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野優斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人、小泉徳宏監督とともに登場した。同作は、"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いた人気漫画『ちはやふる』を実写映画化。2016年に公開された『ちはやふる -上の句- / -下の句-』の続編となる。最初の挨拶では、「初めての主演をこれでやらせていただいたので……」とボケをかました野村。賀来が「つっこんだほうがいいかな? ごめんね、ちょっと遅かったね!」と割って入ると、「ちょっと、待ってました。わかってください」と苦笑した。舞台挨拶では、サプライズで監督から出演者陣に卒業証書が手渡されることに。小泉監督は野村と対峙し「今回、あなたとは一番腹を割って話したと思います」と明かした。「撮影前に『君は大して芝居は上手くない』とまで言いました。正直きついことを言ったと思ってる」と心境を表すと、野村は「大丈夫です」と答える。さらに監督が「決勝シーンの撮影前に、滋賀のホテルのスタッフルームで、人払いをして2人で話しました。お互い不満を言い合った」と振り返ると、野村も「『こっちも言いたいことがある』って。そしたらお互い仲良くなった」と笑顔を見せる。小泉監督は「そこからでしか這い上がっていけない人だと見込んで、芝居に対して『上手くない』と言った。でも、『結び』の時の君の芝居は本当に俺の心に響きました」と明かし、「自分の映画で、撮影現場で泣くことになるなんて絶対ありえないと思ってたけど、ちょっとやられたね」と苦笑した。小泉監督が「『芝居は上手くない』と言った後に付け加えた言葉があって、『芝居は上手くないけど、奇跡は持ってる』と言った」と加えると、野村は「もう、あんまり『芝居上手くない』って言わないでください」と少し拗ねた様子に。小泉監督が野村に「この現場では改めて、奇跡を持ってると確信した。これからのあなたは、奇跡を奇跡じゃなくしていくんだと。できれば『結び』の間にそれをやっておきたかったけど、片鱗は見えた気がする」と語りかけ証書を読み上げると、2人は熱いハグを交わし、会場からも拍手が沸き起こっていた。
2018年03月17日女優の広瀬すずが17日、都内で行われた主演映画『ちはやふる-結び-』(3月17日公開)の公開初日舞台挨拶に、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野優斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人、小泉徳宏監督とともに登場した。同作は、"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いた人気漫画『ちはやふる』を実写映画化。2016年に公開された『ちはやふる -上の句- / -下の句-』の続編となる。この日は出演者陣にサプライズで小泉監督から卒業証書が渡されることに。広瀬が「サプライズはないって言ってたよ、今日」とこぼすと、松岡は「あるに決まってるじゃん!」とつっこんだ。一人一人、小泉監督からのスピーチとともに、卒業証書を手渡される。清原、上白石は涙を見せ、監督から「あなたはとても泣き虫ですね」と言われた結城も証書を手渡されながら涙。松岡は「自分が思ってるよりももっとすごい人です。多分、自分のことを過小評価してるんじゃないでしょうか」と指摘され、苦笑した。さらに松岡は『ちはやふる』で初めて賞をもらったことについて「自分よりも嬉しかった」という監督から証書を受け取り、頭を下げた。新田には「あまりにもスペックが高すぎてそこばかりに注目されちゃうけど、あなたの価値はそんなものじゃありません。向上心とストイックさ、覚悟の大きさが本当のあなたの魅力だと思います」というスピーチが贈られた。小泉監督は「名前にまで"新田"をつける狂気。そこも魅力だと思います」と会場を笑わせつつ、新田に「初心の気持ちを忘れずに、謙虚な気持ちでこのまま進んでいってほしいと思います」と語りかけた。小泉監督はさらに「『ちはやふる』とともに成長してきたと言っても過言ではない」という広瀬に、「これからおそらくレジェンド女優となっていくだろう初期のあなたとこのタイミングで出会って、主演を3本取れたことは俺の誇りです。運命だとも思います」と熱弁する。「誰もが驚くようなひっくり返るような才能と直感力を持っていて、それだけでいいところまで突っ走れてしまう」と今後を少し心配しつつ、壁にぶつかった時は「作品を観て欲しい。もしダメだったら、直接俺のところに来てください。その時は必ず力になります」と約束。「これまでもらってばかりだったかもしれないけど、これからはあげる番です。女優人生を邁進してください」とエールを送った。広瀬は「なんとなく始めてたお仕事で、『やりたいこと見つかったかな』と思えた瞬間もこの3年間であった」と振り返る。「役を通り越して、ここにいる皆さんと本当の仲間になれたことが、自分の中でなによりも支えになっています」と真摯に語りつつ、「こんなしんみりしてもやだね、やめよ!」と苦笑。「役を通り越して、ここにいるみんなとは終わらないし、これからがむしろいろいろなことを感じていきたいなという気がして。本当にこの作品が大好きです」と熱い気持ちをぶつけた。フォトセッション時には、客席から賀来に「ケンティ〜!!!」と男性から声がかけられ、新田がしゃがみこんで笑ってしまうなど、涙と笑顔のつまった初日舞台挨拶となった。
2018年03月17日「金曜ロードSHOW!」枠で2週連続で地上波初放送されている『ちはやふる』シリーズだが、3月16日(金)今夜は『ちはやふる‐下の句‐』がオンエア。9日の『上の句』に続き今夜も広瀬すず、野村周平、新田真剣佑らによる副音声で生トーク&生配信が実施。さらにパワーアップしたその内容にも注目だ。末次由紀による同名漫画を原作に、ヒロインの綾瀬千早を広瀬すずが演じ、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、松岡茉優らを迎え“競技かるた=百人一首”にかける高校生たちの青春を描いた本シリーズ。明日17日(土)から最新作『ちはやふる -結び-』が公開されるのを記念して、9日と16日(金)今夜の2週にわたって2016年に公開された2部作を地上波初放送している。前回の放送中には広瀬さん、野村さん、新田さんらによる副音声での生トークを実施し、そのトーク中の映像をTwitterでも生配信。番組終了直後の総視聴者数が51万人を記録、リプレイでの視聴を含めると91万人以上が閲覧。作品関連ツイート数も9日中の段階で242,957件に上るなど、テレビ放送とTwitterを連動させた日本初の試みが大盛況となった。この副音声とTwitter連動企画を今夜の『下の句』の放送ではさらにパワーアップしてお届け。先週から引き続き広瀬さん、野村さん、新田さんが出演するほか最強かるたクイーン・若宮詩暢を演じた松岡さん、そして最新作『結び』に出演した「キャイ~ン」天野ひろゆきも登場。もちろん今回もトークの模様を「金曜ロードSHOW!」公式Twitterアカウントと「ちはやふる」公式Twitterアカウントで生配信する。視聴者もハッシュタグ「#ちはやみる」を付けてツイートすることでこの企画に参加できる。また今回の企画について各キャストからは「生放送ってこと忘れて、力を抜きすぎてました(笑)。お母さんからは『副音声聞いてるとストーリーが入ってこなかったわ!』って言われ、『でもそれくらい楽しさは伝わった』と(笑)。きっと何も変わらず、変えられず、下の句もお届けすると思います。なので…まずは映画をたくさんの人に楽しんでいただきたいです!でも…うん…楽しかった…(笑)」(広瀬さん)「生コメンタリー企画、はじめての経験でしたが懐かしいシーンを見ながら3人で色んな思い出話ができて楽しかったです。下の句も是非副音声を聴きながら観てくださいね!」(野村さん)「みんなで思い出話をしながらテレビで上の句を見るというのは、映画館で見るのとはまた違う楽しみ方ができました。皆様もそれぞれの楽しみ方で下の句も楽しんでください」(新田さん)「生でコメンタリーをするからには、皆さんと一緒に居間で見ているようなわいわい楽しい時間にしたいです。撮影したのはもう3年前…。思い出話もできたらいいですね!」(松岡さん)とそれぞれコメントが寄せられている。金曜ロードSHOW!『ちはやふる‐下の句‐』は3月16日(金)21時~日本テレビ系にて地上波初放送。(笠緒)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開© 2016 映画「ちはやふる」製作委員会© 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開© 2016 映画「ちはやふる」製作委員会© 末次由紀/講談社ちはやふる -結び- 2018年3月17日より全国東宝系にて公開© 2018 映画「ちはやふる」製作委員会© 末次由紀/講談社
2018年03月16日女優の松岡茉優が14日、都内で行われたアフラック「生きるためのがん保険 Days1」新商品発表会に、嵐の櫻井翔、俳優の西島秀俊、お笑い芸人の渡辺直美と共に出席し、バレンタインのエピソードを語った。この日がホワイトデーということで、司会進行役のフリーアナウンサー・徳光和夫が女性陣にホワイトデーのエピソードを質問。松岡は「ホワイトデーは返ってきてないんですけど」と前置きしてから、「バレンタインデーって恋心ももちろん素敵だなと思うんですけど、日頃伝えられない感謝を伝える日でもあるかなと思っていまして、今年は妹と一緒に父と母に手作りのチョコを焼きました! カップケーキとクッキーを」と家族のほんわかエピソードを披露した。すると徳光が「あっそうなんだ。差し障りのない…」とツッコみ、松岡は「すいません! いま大事な時期で、若手女優なんで!」とすぐに反応。2人のやりとりに笑いが起こった。また、徳光は「お返ししていいのかどうかわからない人からもらったんですけどね。マツコ・デラックスとミッツ・マングローブ」と自身のエピソードも話して笑いを誘った。渡辺は「なんの思い出もないなー。あげるタイプの人間じゃなかったので」と言い、「唯一、小学校のときの思い出で、同級生の男の子にチョコレートをあげて、ホワイトデーにお返しをくれたんです。開けたらふりかけが入っていて、斬新なお返しと思って。ふりかけ食べようかなと思ったら、また男の子がきて『ごめん間違えた』って言ってアメをくれたんです」と唯一のエピソードを明かした。
2018年03月14日アイドルグループ・嵐の櫻井翔(36)が14日、都内で行われたアフラック「生きるためのがん保険 Days1」新商品発表会に、俳優の西島秀俊(46)、お笑い芸人の渡辺直美(30)、女優の松岡茉優(23)と共に出席。健康年齢測定で反復横跳びに挑戦し、28歳と診断された。健康運動指導士による解説のもと、チーム赤(櫻井&松岡)VSチーム青(西島&渡辺)に分かれて対決。櫻井と渡辺は反復横跳びで勝負し、20秒間で櫻井は53回、渡辺は45回を記録し、2人とも自身の年齢の平均回数を上回る好成績となった。そして、櫻井も渡辺も健康年齢28歳と診断され大喜び。櫻井は小さなガッツポーズをして「うれしいですね」とにやりと笑い、司会進行役の徳光和夫から「嵐の中で一番できなさそうなのは?」と聞かれると、「本来僕ができない立ち位置なんですけど、目標を超えられたので、全体の底上げになったと思います」とうれしそうに語った。西島と松岡は立位体前屈で勝負し、西島は15cm、松岡は18cmと、こちらも自身の年齢の平均を上回る結果に。健康年齢は西島がまさかの22歳で、渡辺は「すごーい! 激若!」と驚き、本人も「本当ですか?」と信じられない様子だった。松岡は20歳と診断され、「成人に戻ります!」と笑顔を見せた。発表会では「生きるためのがん保険 Days1『100歳まで生きる時代』シリーズ」の新CMとして、「櫻井さん」編、「松岡さん」編、「西島さん・渡辺さん夫婦」編(各15秒)、「100歳までの計画」編(30秒)がお披露目された。
2018年03月14日3月6日(火)今夜オンエアの日本テレビ系「火曜サプライズ」は女優の広瀬すずと俳優の野村周平をゲストに迎え浅草へ“アポなし旅”へ。映画『ちはやふる -結び-』コンビがMCのウエンツ瑛士とともに老舗の名店を巡りながらトークを繰り広げる。昨年は『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』『三度目の殺人』『先生! 、、、好きになってもいいですか?』と3作の映画で主演、ヒロインを務め、先日行なわれた「第41回日本アカデミー賞」で最優秀助演女優賞を受賞、19歳にして日本を代表する女優の1人となった広瀬さん。『サクラダリセット』『帝一の國』『22年目の告白―私が殺人犯です―』とこちらも昨年ヒット作、注目作に出演、『茅ヶ崎物語 ~MY LITTLE HOMETOWN~』では桑田佳祐の学生時代を演じたことも話題となった野村さん。超人気俳優の2人が今回向かったのは東京の下町・浅草。120年以上続くという絶品天丼に仲見世で人気の揚げおかきなど浅草のグルメが続々登場。名物の人力車では広瀬さんを巡って野村さんとウエンツさんが大モメ(!?)になる場面も。さらに(秘)あだ名で呼び合うという広瀬さんと野村さんの“親密”ぶりも発覚。話題の暗闇トランポリンで超ハイテンションになる広瀬さんにも注目。また「隠れ家で待つ怪しい女」改め「人気者にも悩みがある!」コーナーにはタレントのMattが登場。「本当は○○をしたい」…Mattさんの“ガチ悩み”に江原啓之はどう答えるのか!?今回のゲスト、広瀬さん、野村さんにとって代表作ともいえる人気シリーズとなった『ちはやふる』だが、2016年に公開された『ちはやふる 上の句/下の句』から2年を経たこの春、再びスクリーンに帰ってくる。今作『ちはやふる -結び-』は“かるた”が繋いだ3人の幼なじみ、千早(広瀬さん)、太一(野村さん)、新(新田真剣佑)の高校3年の最後を描いていく。上白石萌音、松岡茉優らをはじめ、瑞沢高校競技かるた部の新入部員役で優希美青、佐野勇斗、映画オリジナルキャラクターの伊織役で清原果耶、史上最強の名人・周防役で賀来賢人らも今作から参加となる。『ちはやふる -結び-』は2018年3月17日(土)より全国東宝系にて公開。「火曜サプライズ」は3月6日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ちはやふる -結び- 2018年3月17日より全国東宝系にて公開© 2018 映画「ちはやふる」製作委員会© 末次由紀/講談社
2018年03月06日『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』など洋邦メジャー作品のみならず、特撮からアニメ、エログロ、SFなど、多彩なジャンルの作品が毎年上映され、多くの映画ファンから支持され続けている「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が、3月15日(木)より開幕する。本映画祭には、国籍・年齢・性別問わず、さまざまな役者が顔を揃えるが、中でも今年は、今後の活動が期待される若手実力派女優たちが集結!“目覚ましい活躍を見せる映画人へ、新しい波を起こしてほしい”という想いを込め称える恒例「ニューウェーブアワード」において、ブレイク前の松岡茉優や杉咲花らにいち早くスポットライトを当ててきた本映画祭。いまや日本映画界には欠かせない存在となった2人に続く、いまから抑えておくべき若手女優に注目した。“蒼井優級”の透明感が魅力!どこか憂いを帯びた存在感/湯川ひな(17)インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門 上映作品『そうして私たちはプールに金魚を、』憂いを帯びた瞳と、17歳とは思えぬクールな雰囲気を漂わせる女優、湯川ひな。「ミサワホーム」のTVCMで初々しい演技を見せデビューすると、彫刻家・内藤礼のアートの本質に迫る『あえかなる部屋』で女優としてスタートを切り、その後もNHK戦後70年ドラマ「一番電車が走った」、橋本愛×宮崎あおい共演の映画『バースデーカード』などにも出演し、役者として着々と実力をつけてきた湯川さん。そんな彼女が主演を務め、第33回サンダンス映画祭短編部門に正式招待され、日本作品で初めてのグランプリを受賞した『そうして私たちはプールに金魚を、』が、今回上映される。本作は、埼玉県狭山市で実際にあった事件を元に映画化。ある中学校のプールで400匹の金魚が発見された。犯人は4人の女子中学生たち。彼女たちはどうしてプールに金魚を放ったのか…?大人びて落ち着いた雰囲気と、まるで蒼井優を彷彿とさせるかのような、繊細さや透明感を兼ね備える湯川さん。観る者を惹きつける彼女の演技に必見だ。すでに映画・舞台で幅広く活躍中!“おのののか似”の癒し系美女/堀春菜(21)ゆうばりチョイス部門(短編)上映作品『過ぎて行け、延滞10代』映画『ガンバレとかうるせぇ』で2014年に映画デビューを果たし、その後もインディーズ映画や舞台などを中心に精力的に活動を続け、摂食障害の女子高生を演じた主演映画『空(カラ)の味』では、第10回田辺・弁慶映画祭で女優賞に輝いた“若きミューズ”堀春奈も、今後の活躍が気になる若手実力派女優の1人。彼女は、2016年の本映画祭でオフシアター・コンペティション部門の審査員特別賞・観客賞を受賞した『脱脱脱脱17』の松本花奈監督がメガホンを取る『過ぎて行け、延滞10代』で主演を務める。高校生活最後の年。とある田舎町に住む夏子は毎日、夜こっそりとベッドの中で携帯のボイス録音にその日の出来事や悩み、気になる人のことなどを吹き込む。夢や目標がなく将来に焦りを感じながらも何となく生きていた彼女は夏休み前の試験当日、昼休みに抜け出して、同級生の将也と憧れのバンドの復活ライブを見るために東京へと出ていくが…。ありふれた日常を駆け抜けていく10代たちの姿を、大河ドラマ「おんな城主直虎」の小野万福役を好演し話題を集めた井之脇海との共演で描く。素朴で癒し系なオーラを放つ、彼女の魅力が光る本作にも要注目。朝ドラ「わろてんか」で話題!黒木華に続く“昭和顔女優”の新星/辻凪子(23)オフシアター・コンペティション部門 上映作品『温泉しかばね芸者』インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門 上映作品『ぱん。』そして最後に紹介するのは、NHK連続テレビ小説「わろてんか」で大後寿々花らと“安来節乙女組”のメンバーを演じ、歌やダンスなど芸事には自信はないが、食いしん坊で愛されキャラの小豆沢とわ役を好演した辻凪子。「演技に引き込まれた…!」とSNSでもジワジワと話題を集めている逸材だ。自身のTwitterで「ずっと行きたかった映画祭」と語る本映画祭では、彼女が主演を務める『温泉しかばね芸者』と『ぱん。』の2作が上映される。『温泉しかばね芸者』では、“呪われた芸者伝説”がある村へ行ったことがきっかけでアイディアが浮かび、シナリオを書き上げるが、書いたことが現実に起こっていき、徐々に豹変していく冴えない脚本家を熱演。一方、『ぱん。』では、自身がパン屋をクビになった経験をモチーフにした物語を描き、なんと主演と監督(阪元裕吾との共同監督)を兼任!さらに本映画祭では、そんな彼女が出演する『スロータージャップ』『おとな鉄ドンシャバダバ無法地帯』も上映予定という。“昭和な雰囲気”を漂わせながら圧倒的演技で世界を魅了する黒木華に続く、ほんわかした笑顔を武器に新たな“昭和顔女優”として活躍を見せてくれそうだ。今後、頭角を現しそうな次世代の若手女優たちの姿を、ぜひ一足早く本映画祭でチェックしてみて。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2018」は3月15日(木)~19日(月)の5日間開催。(text:cinemacafe.net)
2018年03月04日三谷幸喜氏の新作舞台『江戸は燃えているか』(3月3日~26日)の初日前会見&公開フォトコールが2日、東京・新橋演舞場で行われ、ミュージカルシーンがお披露目された。同作は、三谷幸喜氏が書き下ろした幕末群像喜劇。江戸城明け渡しの交渉のため、勝海舟と西郷隆盛が江戸で会談をすることになるが、喧嘩っ早い勝が西郷と会談したら戦が始まってしまうと心配した勝家の人々は、庭師の平次に勝のフリをさせ、和平交渉をしてしまおうとするが――という物語だ。会見&フォトコールには、作・演出の三谷氏、勝海舟役の中村獅童、勝の"替え玉"となる庭師・平次役の松岡昌宏、勝の娘・ゆめ役の松岡茉優、さらに、高田聖子、八木亜希子、飯尾和樹、磯山さやか、妃海風、中村蝶紫、吉田ボイス、藤本隆宏、田中圭が参加した。そして、平次(松岡昌宏)が勝のフリをさせられるくだりや、勝の妻・たみ(八木)が勝(中村)に平次と家を出ていくと告げるシーン、平次が勝家の女優・いと(磯山)の唇を奪うシーンなどを公開。また、勝の妹・順(妃海)を中心にキャスト全員で踊るミュージカルシーンもお披露目された。ミュージカルシーンでは、栗コーダーカルテットが手掛けた楽曲に合わせて、キャストが歌とダンスを披露。三谷氏は「最初は歌うつもりじゃなかったんですけど、とてもいい曲がたくさんできてきて、歌える人がいっぱいいるということがわかりまして」と明かし、「メインボーカルは妃海さん。ステージングもお願いしました」と説明した。また、「みんな本気で歌ってるんですけど、若干1名どうしても歌がうまく歌えないということで、1人だけ口パクの人がいます」と告白。すぐに「口パクは飯尾さんです」と暴露し、笑いを誘った。
2018年03月02日TOKIOの松岡昌宏、歌舞伎俳優の中村獅童、女優の松岡茉優らが2日、東京・新橋演舞場で行われた舞台『江戸は燃えているか』(3月3日開幕)の初日前会見に出席。松岡(昌)が松岡(茉)をいじり、笑いが起こる場面があった。同作は、三谷幸喜が書き下ろした幕末群像喜劇。江戸城明け渡しの交渉のため、勝海舟と西郷隆盛が江戸で会談をすることになるが、喧嘩っ早い勝が西郷と会談したら戦が始まってしまうと心配した勝家の人々は、庭師の平次に勝のフリをさせ、和平交渉をしてしまおうとするが――という物語だ。松岡(昌)は「いろんなジャンルの方がいらっしゃるので、存在感、セリフの言い方、笑いの間、みんな違う。それが一緒になるからこそおもしろい」と見どころを語り、「うちの姫、松岡茉優が天真爛漫。その良さがゆめという役に出ていると思う」とアピール。松岡(茉)が「大変恐縮ではございますが…」と言うと、松岡(昌)は「うそつけ!」とツッコみ、会場から笑いが起こった。また、松岡(茉)が「三谷さんに言いたいことが一つあったんです! ここ初舞台立たせていただくことになったので、花道を歩きたかったです」と花道を歩く場面がないことを残念がると、三谷氏と松岡(昌)が「今、じゃあ」「ムービーの人たちが待ってるんじゃない!?」と歩かせようとし、松岡(茉)は「今は歩かないです!」と拒否。再び会場から笑いが起こった。さらに、中村と松岡(昌)の共通点の話題になった場面でも、松岡(昌)のいじりが炸裂。勝の妹の夫・村上俊五郎役の田中圭が「机がきれい」と明かすと、松岡(昌)は「俺がきれいなんじゃなくて松岡茉優が汚い」と暴露し、松岡(茉)は「違う!」と反論した上で、「お二人とも声をかけてくれる。舞台をたくさん知ってらっしゃるから気にかけてくれる。優しい兄貴が2人いる感じ」と2人に感謝した。勝海舟役の中村は「見どころは全部。笑っていただきたい。セットが本物かって思うくらいリアルで、見る場所によって見え方が違うと思うので、一度とは言わず、二度、三度見ていただきたい」とアピール。また、「稽古中に我が家で鍋をさせてもらって、そこでみなさん仲良くなって」と自宅で共演者と鍋パーティーを行ったことを明かし、「初日始まってから松岡さんのおうちで鍋をやるのでそれが楽しみ」と、松岡(昌)の家でもやる計画があると話した。会見には、松岡(昌)、中村、松岡(茉)、田中、三谷氏のほか、八木亜希子、高田聖子、藤本隆宏、中村蝶紫、磯山さやか、飯尾和樹、妃海風、吉田ボイスが出席した。
2018年03月02日TOKIOの松岡昌宏、歌舞伎俳優の中村獅童、女優の松岡茉優らが2日、東京・新橋演舞場で行われた舞台『江戸は燃えているか』(3月3日開幕)の初日前会見に出席した。同作は、三谷幸喜氏が書き下ろした幕末群像喜劇。江戸城明け渡しの交渉のため、勝海舟と西郷隆盛が江戸で会談をすることになるが、喧嘩っ早い勝が西郷と会談したら戦が始まってしまうと心配した勝家の人々は、庭師の平次に勝のフリをさせ、和平交渉をしてしまおうとするが――という物語だ。会見では、勝海舟役の中村と、勝の"替え玉"となる庭師・平次役の松岡(昌)の共通点の話になり、勝の妻・たみ役の八木亜希子は「獅童さんと松岡さんが似ている。お二人とも脚がきれい。そこも見られると思います」と2人の美脚を見どころとして紹介。勝家の女中頭・かね役の高田聖子は「肌がきれい」と話した。勝の妹の夫・村上俊五郎役の田中圭が「机がきれい」と明かすと、松岡(昌)は「俺がきれいなんじゃなくて松岡茉優が汚い」と松岡(茉)をいじり、会場から笑いが。松岡(茉)は「違う!」と反論した上で、「お二人とも声をかけてくれる。舞台をたくさん知ってらっしゃるから気にかけてくれる。優しい兄貴が2人いる感じ」と明かした。また、三谷氏は「僕から演出の注文をしても絶対にできないって言わないし、瞬時に考えて論理的にやってくれる。本当にやりやすい」と演出家の目線で2人の共通点を語った。会見には、松岡(昌)、中村、松岡(茉)、八木、高田、田中、三谷氏のほか、藤本隆宏、中村蝶紫、磯山さやか、飯尾和樹、妃海風、吉田ボイスが出席した。
2018年03月02日「嵐」が旬なゲストたちを迎え、スタジオ内に設置されたアトラクションゲームで対戦するバラエティ「VS嵐」。3月1日(木)今夜は舞台「江戸は燃えているか」から中村獅童、松岡昌宏、松岡茉優、飯尾和樹、磯山さやか、田中圭らキャスト陣が参戦する。今回「嵐」が対戦するのは「トットてれび」では昭和を代表する名優・渥美清を演じ、来年度の大河「いだてん~東京オリムピック噺~」への出演も決まっている中村さんをはじめ、「家政夫のミタゾノ」シリーズや「名奉行!遠山の金四郎」などの松岡さん、『ちはやふる』シリーズや『勝手にふるえてろ』などで注目される松岡さん、お笑い芸人としてだけでなく俳優として『本能寺ホテル』や「アンナチュラル」などにも出演している飯尾さん、グラビアアイドルから女優としても活動している磯山さん、「東京タラレバ娘」や月9「民衆の敵」などの田中さん。対する「嵐」チームのプラスワンゲストには「スピードワゴン」の2人が登場する。今回、番組初登場となる松岡さんは「元気に頑張りたいと思います」と意気込み充分。その発言通りの大活躍ぶりに注目だ。「江戸は燃えているか」チームにちなみ今回は特別企画として江戸風「リアル間違い探し」も実施されるという。実際に出演者が間違い探しを演じるのだが、松岡さんが考えた間違い探しに嵐メンバーも大苦戦。そのほか番組人気アトラクションも大熱戦となった本放送をお楽しみに。この度ゲストで登場した中村さん、松岡さん、松岡さん、飯尾さん、磯山さん、田中さんらが出演する舞台「江戸は燃えているか」は、三谷幸喜が作・演出を手がけた江戸無血開城をめぐる群像喜劇。慶応四年、あらたな時代の幕開けがやってきそうな日本。しかし、あいかわらず戦火はどこかで燃えている…。もう戦さは勘弁してくれ!江戸を戦火から守るんだ!ただひたすらに、みんなの、わたしの幸せを願って、一世一代の大芝居が始まろうとしている。もう止まらない、大芝居の幕は開いた!今回ゲストチームとして出演したキャストのほか、藤本隆宏、八木亜希子、高田聖子、妃海風らバラエティに富んだ俳優陣が、歴史をつくった偉い人たちと歴史に名を残さなかった庶民たちの物語を描き出す。舞台「江戸は燃えているか」は3月3日(土)から新橋演舞場で上演。「VS嵐」は3月1日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年03月01日平昌五輪の日本代表選手団 帰国報告会が27日、東京・六本木で行われ、元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造がインタビュアーを担当。選手の本音や名言、そしてたくさんの笑顔を引き出したトークに、絶賛の声が続出した。イベント開始前から松岡は熱かった。駆けつけた観客を巻き込んで「僕らはチームニッポン!」と声を張って盛り上げ、「この中で平昌五輪行ってた人?」「小平さんの500m見たの!? おめでとう!」「カーリング、何か聞きたいことある? "そだねー"って聞く?もぐもぐタイム聞く?」などとコミュニケーションをとって、会場を一つにまとめた。また、「みなさん盛り上げ大事。選手がお話している時にうなずいてあげると話しやすい」と選手への配慮も呼びかけた。イベントがスタートすると、インタビュアーとして選手の思いを引き出し、また、国民の思いを代表するように選手たちに祝福や感謝の気持ちを伝えていった松岡。日本代表選手団の主将を務め、金と銀1個ずつメダルを獲得したスピードスケート女子の小平奈緒に対しては「小平さんの言葉は世界中に伝わっていきました」と言葉からも多くの感動をもたらしたことを伝え、金メダルを2個獲得した高木菜那に対しては「一番今回びっくりした」と本音トークでぶつかった。スキー・ジャンプ女子ノーマルヒル個人で銅メダルを獲得した高梨沙羅が「日本チームの活躍に感動をもらったので、そういう選手に自分もなれるように頑張りたい」と語れば、「なったでしょ!」と声をかけ、ソチ五輪のリベンジを果たした戦いぶりを称賛。スノーボード男子ハーフパイプで2大会連続銀メダルを獲得した平野歩夢からは「夢をみんなそれぞれに持ってほしい」という熱い言葉を引き出した。銅メダルを獲得したカーリング女子の5人に対しては、「一人ずつ『そだねー』って言ってもらっていいですか!?」とお願い。5人の「そだねー」生披露に、会場は大いに盛り上がった。注目された女子だけでなく、男子の代表メンバーにもしっかりインタビュー。テニス界で女子ばかりが注目された時期があったという自身の経験を打ち明けて「気持ちがわかるの!」と寄り添い、本音に迫った。フィギュアスケート男子で2連覇を達成した羽生結弦には、ケガを抱えながらも強行出場した五輪の舞台について「人生そのもの」という言葉を引き出し、銀メダルの宇野昌磨が実感がないと言うと、「実感してもらいましょう!」と言って、観客とともに「おめでとう!」と祝福。自己ベストを更新するもメダルにあと一歩届かなかったフィギュアスケート女子の宮原知子からは、自分を信じてさらに上を目指す決意を聞き出し、「僕も知子さん信じてる! おめでとう!」と力強いエールも送った。松岡の進行で笑顔と感動あふれる報告会になり、SNS上では「松岡修造すごいー。平野君も思わず笑顔で良いこと言っちゃうね、こりゃ」「やっぱり松岡修造は最高だった。ありがとう、修造さん」「松岡修造さんの司会っぷりがすごいと思った。選手との話も楽しめたしスッと引くのもうまいと思った!」「いちいち言葉に力があって片時も目を離せなかった」「松岡修造さんの熱さで沢山の選手の笑顔が見れました」「どの相手にもリスペクトを持ってるのがよく分かる。愛がある」「選手いじりだけでなく、前説も上手い修造」「ポジティブな答えを引き出せる訊き方はほんと素敵だし最高だし司会してくれてめちゃめちゃありがとうございますという気持ち」などと絶賛と感謝の声が上がった。
2018年02月28日モデルの瑛茉ジャスミンがDJデビューし、DJ/プロデューサー・MATZと共にCDをリリースすることがこのほど、明らかになった。3月31日に横浜アリーナで開催される日本最大級のファッションイベント「マイナビ presents 第26回 東京ガールズコレクション2018 SPRING/SUMMER」(TGC)の公式のコンピレーション・アルバムの発売が決定した。過去には、2週連続でiTunes総合チャート1位を獲得している大ヒットシリーズの新作は、世界最高峰のEDMフェスに10代で出演し、勢いのある20歳のDJ/プロデューサー・MATZ(マッツ)と、ファッショニスタに支持を得る『ViVi』専属モデルの瑛茉ジャスミンによるDJ MIX。大ヒット曲と定番ヒット曲を集めた内容になっている。MATZ vs Emma Jasmineによる『This Is IT Supported by TGC』は、3月28日にCD・デジタル同時発売。
2018年02月24日女優の広瀬すずが20日、都内で行われた主演映画『ちはやふる-結び-』(3月17日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野優斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人、小泉徳宏監督とともに登場した。同作は、"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いた人気漫画『ちはやふる』を実写映画化。2016年に公開された『ちはやふる -上の句- / -下の句-』の続編となる。キャスト陣は全員袴姿で登場。桜吹雪の中、10倍という高倍率の中当選したファンたちに熱狂的に迎え入れられた。出演者陣が撮影中のエピソードなど披露する中、野村と新田には「千早のように何かに一途に夢中になっている女の子を振り向かせるためにどんな行動をとりますか?」という恋愛系の質問が。松岡が「何か角度違いませんか!?」とつっこむ中、野村は「いいよ、いいよ! 教えてあげるよ」と気さくな様子を見せる。しかし野村は「マッケン行ったれ!」と新田に振り、新田は「何かに向かって頑張ってるなら、応援してあげたいし、集中できないと思うので、それが終わるまで、待つよ」と優しく言葉をかけ、会場からは悲鳴があがった。一方、野村が「一生懸命になってるんですよね……え〜と、やっぱり俺は……」と考えていると、その間、広瀬が新田と話していたために、野村は広瀬を「おいちょっと何やってるんだよ」と振り向かせ、こちらも会場から悲鳴が。「他の男と喋ってんじゃねえよ!」と"俺様系"で攻めた野村だが、広瀬から「『やってやったぜ』みたいな顔してもらうのやめてもらっていいですか」と笑われていた。最終的に、野村は「一緒に頑張る」と結論。広瀬は「待ってほしいです」と新田の言葉を勝者に選んだ。また、他の女性陣にも聞いたところ、上白石&清原は新田、松岡&優希は野村に票を入れた。「ありがとう茉優ちゃん」と喜ぶ野村に、松岡が「野村さんがいいということじゃないですよ」と釘をさすと、野村は「わかるよ、強引なマッケンがいいんだよね」と拗ねる。その言葉で新田が"強引なマッケン"を実践することとなり、広瀬が野村と話している小芝居に「千早! 千早は僕が守る!」と割って入った。「なんで俺が悪者みたいになってるの!?」と納得がいっていない様子の野村に、新田は「役が混ざっちゃった」と弁解していた。
2018年02月20日映画『ちはやふる -結び-』の完成披露試写会が2月20日(火)に開催され、主演の広瀬すずに、野村周平、新田真剣佑ら主要キャスト11名と小泉徳宏監督が着物姿で舞台挨拶に登壇! 壇上では映画さながら、野村さんと新田さんの間で広瀬さんを巡る争いが勃発…?■観客の撮影OK! 着物姿での豪華キャスト登壇に大興奮!末次由紀の人気漫画を原作に、競技かるたに青春、人生を懸ける若者たちの姿を瑞々しく描き出す人気シリーズの完結編。舞台挨拶には広瀬さん、野村さん、新田さんに加えて、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野勇斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人も登壇したが、着物姿のキャスト陣が会場後方の扉から登場するたびに、会場は熱烈な歓声と拍手に包まれた。前作『ちはやふる -下の句-』の公開初日の舞台挨拶で、キャスト陣には完全サプライズで続編にして完結編となる本作の制作が発表され、広瀬さんはそのとき、壇上で泣き崩れたが、それから約2年を経て、こうしてお披露目のときを迎えて「幸せです」と満面の笑み。新田さんも「僕にとっては、スタートラインとなった『ちはやふる』」と本シリーズへの思い入れの強さを口にしていた。■野村周平VS新田真剣佑! 何かに一途な女の子を振り向かせるには…?ちはやを巡る、野村さん演じる太一、新田さん演じる新の幼なじみ3人の恋模様も見どころだが、ちはやのような一途に何かに打ち込む女の子を振り向かせるにはどうしたらいいのか?そんなお題が野村さんと新田さんに出されて、2人ともどうしたものかと困惑気味…?野村さんは「いいよ、教えてあげるよ」と自信満々に受け止めたかと思いきや「マッケン、言ったれ!」と新田さんに丸投げし、新田さんも「ここは先輩に…」と互いに譲り合う。■いますぐ攻める? それとも待つ? 女性陣の支持は…覚悟を決めた(?)新田さんは「僕は、何かに向かって頑張ってるなら、達成するまで応援してあげたいし、終わるまで待つよ」と語り、この優しい姿勢に客席からは悲鳴のような歓声が!一方の野村さんは「俺はいますぐにでも振り向いてほしいから…」といますぐアクションの行動派!壇上で何やら新田さんと小声で話をしている広瀬さんに向かって「おい!ちょっと何やってるんだよ、お前!ほかの男としゃべってんじゃねーよ!」と強引な言葉でアプローチ。対照的な態度の2人だが、広瀬さんに聞いてみると「待ってほしいです」と新田さんのスタイルを支持し、これに野村さんは「なんだよ!イケメン好きかよっ」と怒り心頭の様子。さらに、ほかの女性陣にも意見を求めると、上白石さん、清原さんは新田さんのような「待ってほしい」派で、優希さん、松岡さんは「いますぐアクション」派と回答。最後に、新田さんが、リクエストに応えて「ちはや、ちはやは僕が守る!」と愛の告白の寸劇を披露し、会場は再び悲鳴のような歓声に包まれた。この撮影現場そのままのようなワチャワチャとした舞台挨拶に、広瀬さんは「こんな感じで大丈夫でしょうか…(苦笑)?」とやや心配そう。それでも「こんな感じですけど、私たちでしか生まれなかったものが絶対にあると思ってて、それを一番大切に、3年間の全部を懸けて、この『ちはやふる』ができたと思います。自信をもってお届けできる映画になったと思います」と力強く語り、会場からは大きな拍手がわき起こっていた。『ちはやふる -結び-』は3月17日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月20日2月15日(木)今夜放送の日本テレビ系情報バラエティー「あのニュースで得する人損する人」に俳優の高橋一生と斎藤工がゲスト出演。映画『blank13』を共に作り上げた2人が公開クッキング企画に挑戦。スタジオ大絶賛の料理の腕前に注目。「フットボールアワー」の後藤輝基と羽鳥慎一がMCを務め、日々飛び込んでくる“旬なニュース”を「得か損か」というシンプルな視点、そして適度なアカデミックさで楽しく学んでいく本番組。今回高橋さんと斎藤さんは初のスタジオ公開30分クッキング企画「ウル得マンは一体何品の白菜料理を作れるのか?」にウル得マンのお手伝いとして参加。テーマとなる食材は高橋さんと斎藤さんのリクエストで「白菜」が選ばれ、野菜が高騰しているいま、白菜一玉を無駄なく使い切るレシピが続々登場する今回の企画にスタジオでは驚きの声が上がる。高橋さんは週2~3回は自炊するそうで「作り慣れているので、作っているときは無心になれる」とその料理の腕前を披露。斎藤さんも「頼んだオニオングラタンスープがあまりに美味しくて、どうやって味を再現するか…」と料理に対してもストイックに取り組む姿を見せると、その“イケメンすぎる”料理の腕前にスタジオも大絶賛。また今夜は、プライベートでも斎藤さんと仲良しだという「トレンディエンジェル」斎藤が、家庭でできるアイロンがけの技を紹介するほか、スマホのパノラマ機能を使って簡単に撮れる“心霊写真”を実践する。高橋さんと斎藤さんが共演している映画『blank13』はシネマート新宿にて公開中、2月24日(土)より全国にて順次公開する。斎藤さんにとって出演作というだけでなく長編初監督作ともなる同作。主演に高橋さんを迎え、松岡茉優、リリー・フランキー、佐藤二朗ら個性派キャストが集結している。「あのニュースで得する人損する人」は2月15日(木)19:00~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年02月15日リリー・フランキー、安藤サクラらを迎えた是枝裕和監督の長編14作目となる最新作のタイトルが、このほど『万引き家族』に決定。新たに池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴ら実力派俳優が出演していることが明らかになった。本作は先月、12月にクランクインし撮影中ということが明らかにされ、タイトル未定の中、リリーさんをはじめ、安藤さん、松岡茉優、樹木希林、オーディションで抜擢された城桧吏と佐々木みゆの2人の子役の出演が発表されていた。これまで様々な“家族のかたち”を描き続けてきた是枝監督が、この10年間考え続けてきたことを全部込めたと語る渾身の新作だ。■是枝監督、タイトルに込めた思いとは?今回タイトルが決定し、是枝監督は「この映画の企画がスタートした1年前から、僕の中でいろんなタイトルが浮かんでは消え、結局最初に付けたタイトルに戻りました。実は、万引きする人たちのお話であると同時に、万引きされた人たちの物語でもあるという二重の意味を込めたタイトルなのですが、そこは出来上がった映画を観て頂くとご理解頂けるのではないか、と思っています」とタイトルについてコメントを寄せている。■第2弾キャスト発表!そして今回新たに出演が明らかになったのは、松岡茉優演じる亜紀が働くJK見学店の常連客「4番さん」役に、『海よりもまだ深く』に続き是枝組2度目となる池松壮亮。主人公一家の「仕事」を捜査する刑事、前園巧と宮部希衣役に、『悼む人』、連続テレビ小説「べっぴんさん」高良健吾と、『そこのみにて光輝く』『怒り』の池脇千鶴、是枝組初参加の2人が決定。また、一家の子どもたちを見守る駄菓子屋の店主に柄本明が扮するほか、緒形直人、森口瑤子らベテラン俳優陣、山田裕貴、片山萌美ら若手俳優の参戦も決定した。■監督&キャストからコメント到着今回の出演オファーに「とても嬉しく思いました」と語った池松さんは、「非常に短い時間で名前もない言葉も発しないという役でしたが、いつまでもこのままいれたらと思ってしまうような豊かな時間をいただきました。是枝組はいつでも高尚な映画作りをされていて、とても安心します」と撮影をふり返る。池松さんについて是枝監督は、「色気があるんですよね。佇まいに。声がまた魅力的で」と話すも、“今回は極端に台詞の少ない役”と池松さんの演じる役柄について明かし、「それでもやはり、存在感は抜群でした」と絶賛している。また是枝監督について「この仕事を始めた頃から憧れてきた監督」と語ったのは高良さん。「いつかご一緒したいと思い俳優を続けてきたので、目標が叶い嬉しかったです」と喜び、「これが是枝組かという演出を経験でき、興奮しました」コメント。そんな高良さんについて是枝監督は、「デビュー直後くらいに一度お会いしていて、真っ直ぐな瞳が印象的だったんですが、澄んだ瞳は健在でした」と印象を述べた。是枝監督が「笑顔の本当に素敵な女優さん」と以前から注目していたという池脇さん。彼女は「監督は、現場で台詞を追加して、その台詞をほかの俳優さんがアドリブで答えるという生の反応を欲しがる方なんだなと思いました。そしてそれをとても楽しんでやられていて、どう転んでも正解ということも分かった上で、すごく絶妙な質問を書かれたり、生きたお芝居を、各々が持っている感性を引き出されるのかなと思いました。現場の雰囲気は、監督が穏やかな方だから、空気としては穏やかな空気でした」と是枝組に初参戦した感想を語った。『万引き家族』は6月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月14日公開中の映画『blank13』で主演を務める高橋一生と、今回監督として同作を演出した齋藤工、そして同作の音楽を手がけた金子ノブアキ。1つの作品をともに作り上げた同世代の人気俳優3人が2月4日(日)放送の「ボクらの時代」に出演する。本番組は俳優、ミュージシャン、アーティスト、映画監督、学者、ビジネスマン、デザイナー、教師…そして政治家まで、ひとつのジャンルにとらわれることなく、多方面で活躍する3人のゲストがそれぞれの立場から自由気ままに語り合うトークドキュメンタリー。小野政次を演じた昨年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」では、その最期に多くの視聴者が涙。放送中の朝ドラ「わろてんか」の伊能栞役も好評で『blank13』では主演を務める高橋さん。「昼顔」や『高台家の人々』などで幅広く活躍。俳優としてだけでなく監督としてもメガホンを取り、『blank13』では長編映画初監督を務めた齋藤さん。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」や「セシルのもくろみ」などでの俳優としての顔と、ロックバンド「RIZE」のドラマーとしての顔を持ち、『blank13』ではミュージシャンとして同作の劇中音楽を担当した金子さん。今回は映画『blank13』をともに作り上げた同姓代の人気俳優3人が、理想の家庭像から忙しい日々を送りながらの休日の過ごし方まで、ここでしか繰り広げられないプライベートトークを展開する。いま最も注目される才能が手を取り合った『blank13』は、高橋さんのほか、斎藤さん、松岡茉優、リリー・フランキー、佐藤二朗ら豪華かつ個性的なキャストが集結。13年前に突然失踪し余命3か月で見つかった父と、その父と再会するも13年間の溝を埋められないまま父を亡くした息子を軸に、葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードで、家族の誰も知らなかった父親の真実、もう取り戻せない思っていた13年間の空白が埋まっていく…という物語が展開する。『blank13』は2月3日(土)よりシネマート新宿にて公開、2月24日(土)より全国にて順次公開。「ボクらの時代」は2月4日(日)7時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年02月03日KADOKAWAは3月2日、松岡修造さんのDVD付きエクササイズ本『修造テニササイズ with! 君ならできる! Let’sエクササイズ(DVD付き)』(1,500円・税別)を刊行する。同書は、エクササイズの動きを取り入れた「テニササイズ」を松岡修造さんの映像とともに取り組める書籍。付録DVDには、約90分にも及ぶエクササイズ動画が収録されている。本誌に掲載している各エクササイズを松岡さんが実践しながら、分かりやすく解説している。基本編は、しなやかに動ける「美体幹」をつくるテニササイズ。ひきしめ効果やテニスの上達も見込めるエクササイズを「フットワーク編」「ストローク編」「最強の体幹編」の3本柱でレクチャーしている。ハード編では「強く衰えない、美しい体を手に入れる!! 」ことを目標とし、基本編より動きがハードなテニササイズを掲載。「錦織圭編」「フェデラー編」「ナダル編」の3つのテニササイズを紹介している。運動の途中、くじけそうになったときのための応援メッセージ「修造のおまもり やる気UPワード」も収録した。また、松岡さん自らが歌うオリジナルの「テニササイズソング」「テニササイズラップ」と合わせて一緒に踊れる「テニササイズダンス」も入っている。3月17日には東京都内にて、松岡修造さんも登場する同書の発売記念イベントを開催する。Amazon、カドカワストアで販売する<イベントご招待券付き限定版>に、イベントの詳細を明記した招待状が同梱されているとのこと。
2018年01月26日