テレビ朝日の松尾由美子アナウンサーが7日、東京・六本木の同局で行われた新バラエティ番組『橋下×羽鳥の新番組(仮)』(11日スタート、毎週月曜23:15~24:15 ※一部地域を除く)の制作発表会見で、橋下徹と羽鳥慎一からの突っ込みにタジタジとなった。この番組は、早稲田大学の同級生である前大阪市長の橋下とフリーアナウンサーの羽鳥がタッグを組み、3月に放送された特番で実施した3つの"お試し企画"から展開していくもの。初回は、ゲストが"今の日本はここがおかしい!"と思っていることを訴える「橋下さん!日本のこんな所オカしくないですか?」を放送し、尾木直樹、加藤紗里、小島慶子、テリー伊藤、東国原英夫が登場する。会見では羽鳥が「バンバンバンバン本音を橋下さんにぶつけていただいて、良い意味で"キレて"もらおうと思ってます」と見どころを紹介。これに松尾アナが「見たかったです…」と過去形で言うと、橋下が「なんか心が入ってないですね(笑)」とダメ出しし、羽鳥も「ビジネス司会ですね」と突っ込んだ。松尾アナは、これにめげず「本当に楽しみです!」と期待を語るが、橋下は「本当に? (3月の特番)見てないでしょ」と疑いの目。松尾アナは「見ましたよ!」と反論するが、「リアル(タイム)で見てないでしょ?」と問いつめられると、「録画…」と白状し、さらに橋下から「早送りしてポイントだけ見てるんでしょうね」と畳みかけられてしまった。さらに、松尾アナが慌てて進行しようとすると、羽鳥から「松尾さん用事あるんですか?」、橋下から「終わりたいんですかね」と疑われ、羽鳥の「橋下さんに1つでも意見を言ってもらおうと思ってます」という抱負に対し、ワンテンポ置いて「楽しみです!」と感想を言っても、橋下から「本当に心が無いですね」と言われてしまう始末。羽鳥は「私も"表面上のアナウンサー"と言われますけど、それを上回りますね」と、ある種の感心を示した。しかし、このまま引き下がる松尾アナではなかった。橋下が「羽鳥さんの情報番組は、(大阪府政・市政を)厳しく糾弾していましたが、それはそういう役割でやっていたので、(新番組では)同窓生という感じで楽しくやらせてもらってます」と円満なコンビぶりをアピールすると、松尾アナは「本当は(羽鳥に)『この野郎』って思ってるんじゃないですか?」と一撃。まさかの指摘に、橋下は「いやいやいや、思ってないですよ(笑)」と笑顔で否定していた。
2016年04月07日前大阪市長の橋下徹が7日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系新バラエティ番組『橋下×羽鳥の新番組(仮)』(11日スタート、毎週月曜23:15~24:15 ※一部地域を除く)の制作発表会見に登場。久々のバラエティ復帰に戸惑いながらも、随所で"橋下節"をのぞかせた。この番組は、早稲田大学同級生のフリーアナウンサー・羽鳥慎一とタッグを組み、3月に放送された特番で実施した3つの"お試し企画"から展開。初回は、ゲストが"今の日本はここがおかしい!"と思っていることを訴える「橋下さん!日本のこんな所オカしくないですか?」を放送し、尾木直樹、加藤紗里、小島慶子、テリー伊藤、東国原英夫が登場する。大阪府知事・市長時代は、激しい言動で世間の注目を集めた橋下だったが、市長退任時以来の会見が金びょうぶをバックに行われることに「こんな温かい会見は無かったです」と戸惑い気味。3月の特番について、周囲から「いい人キャンペーンみたいな番組は見たくなかった」と言われたそうだが、羽鳥は「(レギュラーの夜)11時台になって、橋下さんもだいぶ雰囲気が変わってきまして、ギスギスした方向に行くような気がしています」と期待を寄せた。橋下は、何か激しい発言をしてほしいというスタッフからのプレッシャーを感じ取っているそうで「まだ市役所の方が吹っ切れてましたよ(笑)」と、8年ぶりのバラエティ番組でエンジン全開ではない様子。羽鳥から「収録の時は、テレビ朝日のバランス感覚に全幅の信頼を寄せて発言してほしい」と要請されたが、「大丈夫なんですか? 週刊誌に必ず内情を話す"テレビ朝日関係者"が出てくるじゃないですか」と疑心暗鬼になっていた。しかし、政治家時代に度々バトルを繰り広げた、朝日新聞の記者から質問を受けると、「バシッと来てよ!」とスイッチオン。おおさか維新の会の"法律政策顧問"という肩書と、放送番組の出演者をどう切り替えていくかを問われると「正式な名称は"法律顧問弁護士"です。だから法律政策顧問は誤報です。それだと党の役職の1つになるけど、顧問弁護士なら政治とは無関係なので、放送法には抵触しません」と断言した。それでも、朝日新聞の記者が「政策に助言すると言いましたが…」と食い下がると、橋下は「その組織にマズいな…ということがあれば、事前に助言するのが顧問弁護士。朝日新聞だってそうだと思いますよ。でもその顧問弁護士が助言してなかったから、慰安婦報道で失敗したんですよ」とまくし立て、変わらぬ"橋下節"に記者も苦笑いするしかなかった。そんな中、羽鳥は、橋下に対してやはりどうしても気になる懸念点があるようで、今後選挙に「本当に出ないですよね?」と確認。橋下は「100%出ません」と強調し、逆に羽鳥に対して「出ませんよね? テレビで知名度を広げて出馬するというのはよくあるパターンじゃないですか」と問いただした。これを受けて羽鳥は「私は出ないですよ」ときっぱり否定したが、将来的に挑戦したいことを聞かれると「夜の報道番組とかやってみたいなと思ってます」と、新キャスターに交代したばかりの『報道ステーション』への色気をにおわせていた。
2016年04月07日クリエイティブディレクター、ニゴー(NIGO(R))と「ダブルタップス(WTAPS)」のディレクター、西山徹が手がける新アパレルブランド「ダウトフル アズ ダブル(DOUBTFUL AS DOUBLE(R)」が、東京・表参道にあるファッション複合ビル・ジャイル(GYRE)のギャラリースペース・アイ オブ ジャイル(EYE OF GYRE)にて展覧会を開催中。期間は12月13日から2015年2月15日まで。15SSコレクションをシーズン0として2015年3月よりスタートする「ダウトフル アズ ダブル」。同展覧会では、その先駆けとして、ものづくりの本来の形を表現したというコレクションやアートワーク、展覧会の舞台裏や80年代サブカル談義を収録したビデオプログラムなどを公開。更に、同展覧会限定で、15SSコレクションでリリースする5種類のグラフィックTシャツも先行発売する。【イベント情報】NIGO(R) & TETSU NISHIYAMA DOUBTFUL AS DOUBLE(R)展 ~2ドル札のように疑わしい~会場:アイ オブ ジャイル(EYE OF GYRE)住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 ジャイル(GYRE)3階会期:12月13日から2015年2月15日時間:11:00から20:00(12月31日は18:00まで)休館日:1月1日
2014年12月14日タレントのデーブ・スペクター、ジャーナリストの山路徹が25日、第27回東京国際映画祭が開催されている六本木ヒルズで行なわれた、映画『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス 50年の挑戦』のトークショーに出席した。同映画祭の特別招待作品となる本作は、米国の文芸誌『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス』の50年の歴史を描くドキュメンタリー。山路は、「情報はあふれているけど、どう受け止めていくのかが難しい。今の社会の中でどういった言葉で折り合いをつけていくのか。日本にもこういうメディアがあれば」とジャーナリスト目線でアピール。また、「知性にあふれた方々が集まっているので……、今日のテーマは矢口真里の復帰についてです」と茶化して笑いを誘ったデーブは、通訳を介したトークに、「英語にすると真面目なことを言ってるようで気分が良い」と満足げな笑みを浮かべていた。イベント終了後、報道陣の取材に応じたデーブは、開口一番、「矢口真里のことを聞きたいだけでしょ?」とニヤけつつ、不倫発覚後に芸能活動を自粛していた元モーニング娘。の矢口の復帰に、「ある期間は覚悟をして、赤裸々に話さないと。彼女はモラル的にみんなが引いちゃったから不利。どこまで話せるかが大きいと思う」と真摯にアドバイスを。一方、自身も以前に不倫騒動を起こした山路は、報道陣に"二股の先輩"としてコメントを求められると、「もっと早く出てくれば良かったと思う」と語りつつ、新恋人でモデルの梅田賢三と同棲中の矢口に、「世間を敵に回しても、新しい恋人と暮らしているし、今が1番幸せだと思うよ」とメッセージを送った。そんな山路は、最近、ウクライナやパレスチナの紛争地域に取材で赴いたことを明かしながらも、「ウクライナは危険だったな~。美人が多いんですよ」と"山路節"をさく裂。「"ビッグ・ピーチ"(元・妻の大桃美代子)にもお土産を買いました。何の反応も無いんですけど……」と元妻・大桃へチョコレートを渡したことを打ち明け、「未練というより、新しく始めたい」と復縁に意欲を燃やしていた。
2014年10月26日藤原ヒロシがディレクションする「ザ プール アオヤマ(the POOL aoyama)」(東京都港区南青山5-12-24シャトー東洋南青山1階)に、「ダブルタップス(WTAPS)」の西山徹をディレクターに迎えたテンポラリーショップ「オリーブ(OLIVE)」が9月13日にオープンする。「オリーブ」をテーマにインスパイアされた色や言葉を可視化し、緑のシェルターを設置した店内では、「フラグメント デザイン(fragment design)」と「エヌハリウッド(N.HOLLYWOOD)」がコラボレーションしたMA-1ジャケット「モディファイド(Modified)“V”」(18万円)を限定発売。「フライトジャケットの名品、MA-1で何か面白いことができないか」ということからコラボが開始し、実際に米軍が使用していたビンテージの「MA-1(8279)」の初期型(8279A)から最終モデル(8279F)までのラインアップを軍正式採用には存在しなかったダークブラックに染め上げ、ボディ以外の全パーツを外しオリジナルパーツにリビルトした。コラボレーションサインとして、エヌハリウッドのミリタリーカテゴリー「エヌハリウッド テストプロダクト エクスチェンジサービス(N.H. TPES)」のホワイトラベルと、フラグメントデザインのブラックピスネームをインサートし、左腕にハンドペイントによるカリグラフィーが施されている。
2014年09月12日「5分前に待ち合わせるのが社会人としてのマナー」。新入社員になった時、誰しもが研修で学んだことだと思う。しかし名古屋では、少し勝手が違う。こちらがそのつもりでも、先方は平気で遅れてくることがあるのだ。悪びれもせず「ごめんごめん、ちょっと道が混んでて」、「電車に乗り遅れちゃって」……。ビジネスならそれなりに気を遣うこともあるが、プライベートならこれが当たり前。宴会やパーティーとなると、定刻になっても半分も集まってないなんてことはザラ。これこそが日本に誇る(?)「名古屋時間」だ。イベントを仕切る側も、その名古屋時間を見越しての時間設定を求められる。かくいう筆者も、19時からの飲み会をセットする場合、必ず「18時45分集合ね」と声を掛けるようにしている。結果、参加者が10人とすると、18時45分に集まる人は半分くらい。19時の数分前に駆け込む人が3人くらい。そして「ちょっと遅れるから先にやってて」と、連絡してくる人が2人くらい……。しかし、これくらいのことは「織り込みズミ」なのだ。そして人は言う。「やっぱり名古屋人は時間にルーズだよなぁ」。名古屋時間という言葉のルーツは定かではない。というか、名古屋人は名古屋時間で動いているという自覚がない。つまり名古屋人によって作られた言葉ではなく、名古屋人の時間のルーズさを揶揄(やゆ)して他県人が言い出したことだと思われる。しかも、きちんと説明しておきたいポイントがある。それは、「名古屋に出張に来た他県人が言い出した(であろう)ことであって、名古屋人が他の地方に行った時に言われるコトではない」ということだ。つまり、名古屋人は名古屋以外にいる時は、比較的時間通りに行動するのだ。要するに、名古屋時間というのは名古屋人の体に染み付いているDNAではなく、どことなく確信犯でやっているのである。橋下徹風に言えば、名古屋という土地の「ふわっとした民意」なのだ。しかし、こういったルーズな時間感覚は名古屋独特なものか?もちろん答えは「NO」だ。代表格は沖縄の「沖縄タイム」。そのルーズさは名古屋時間どころじゃない。プライベートな用事なら1時間くらいの遅刻は当たり前なばかりか、「定時」の意識がないとの説も聞いたこともある。沖縄タイムほどではないが、地方都市なら大なり小なり時間はルーズなものだ。ではなぜ、名古屋ばかりがこうも言われるのか?それは名古屋が、日本では東京・大阪に続く「第3の大都市」に位置づけられている割に、仙台や博多といった(名古屋より規模が小さい)地方都市に比べて洗練度が低いという背景があるためと思われる。「こんな大都市なのに……」。いい意味でおおらか、悪い意味でルーズ。まさに昔から言い古されてきた言葉、「大いなる田舎・名古屋」を実証するひとつの現象が、名古屋時間なのだ。しかし、もうヒトコト言わせてほしい。製造業が多い名古屋(というより愛知)の労働環境は、名古屋時間のルーズさとは真逆の道を突っ走っている。言うまでもなくトヨタグループおよびその関連企業のことだ。「カンバン方式」「ジャストインタイム」といったトヨタが生み出した生産方式は、いわば合理化の塊。そこには名古屋時間などという甘~い時間管理など存在しない。次々とラインを流れてくる部品を一心に組み立てる社員たち。そこには常に時間と効率との戦いがある。しかも単純作業のストレスはハンパない。名古屋時間が存在するのは、ある意味その反動のしるしかもしれないとさえ思えるのだ。名古屋時間を生きる人のおおらかな表情からは、「いつも仕事は時間に追われているんだから、オフの時くらいはゆっくりさせて」という心の声が読み取れると思えなくもなかろう。というわけで、名古屋に来る皆さん、時間のルーズさに怒ることなく「郷に従え」の気持ちでおおらかに接してみてください!切にお願いします(笑)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月24日俳優で演出家の江守徹が、ローランド・エメリッヒ監督の最新作『もうひとりのシェイクスピア』を「これはもうひとつのシェイクスピア劇だ」と絶賛している。イギリスを代表する劇作家シェイクスピアによる名作の数々は、実際には別人が書いていた…。そんな大胆な仮説に切りこむ歴史ミステリー。江守は俳優として、舞台『オセロ』『マクベス』『リチャード三世』といったシェイクスピア作品に出演。また、初の演出作品に『ハムレット』を選ぶなどシェイクスピアに造詣が深い。その他の画像映画は現時点でシェイクスピアの名作を代筆した“最有力候補”と目される貴族作家・オックスフォード伯が自身の名誉を封印した物語を、エリザベス一世との愛憎、宮廷を舞台にした政治謀略の渦などを交え重厚に描く。江守は「エリザベス女王役のヴァネッサ・レッドグレイヴに先ずはびっくり」と現在75歳のベテラン女優にも賞賛の声を寄せる。江守をはじめ、各界の著名人も本作を絶賛しており、シェイクスピアの4大悲劇として知られる作品『リア王』『ハムレット』『オセロ』『マクベス』を全て演じた歌舞伎俳優の松本幸四郎は「“もうひとり”の存在によって、シェイクスピア作品はより魅力的に甦る。歴史、恋、政争…すべてにリアリティがもたらされた」と賛辞を送る。また、宝塚歌劇団出身の麻実れいは、「魅力的な歴史ミステリー。美しく華やかで面白く、この映画そのものがシェイクスピアでした!」とこちらも手放しの高評価。さらに、彩の国シェイクスピア・シリーズの企画委員長である河合祥一郎氏は、著書『謎ときシェイクスピア』(新潮社刊)で“別人説”を否定こそしているが、「シェイクスピア通をうならせる仕上がり。史実の奇想天外な解釈に仰天しつつ楽しみました」と映画そのものの完成度に舌を巻いている。『もうひとりのシェイクスピア』12月22日(土)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー文:内田 涼
2012年12月17日椎名誠の人気小説を西表島完全ロケで映画化した『ぱいかじ南海作戦』。公開を前に、主演の阿部サダヲと本作で初めて長編映画のメガホンを執った細川徹監督に話を聞いた。離婚と失業を同時に味わった中年男が、心地よい“ぱいかじ(沖縄の方言で南の風)”が吹く南の島で繰り広げるサバイバル生活を描く。共に「大人計画」事務所の所属だが、本格的に仕事を共にするのは初めて。監督は当初、主役の佐々木にはもっと年配の俳優を考えていたそうで「僕の中では岩松了さんのイメージでした」と明かす。だが阿部の名が挙がった時点で「阿部さん以外に考えられなくなった」という。原作の一人称による独特の世界観を重視し、語りを含め阿部は2時間出ずっぱり。「それで退屈させないところがすごい。サモ・ハン・キンポーで2時間はキツいしユンピョウでも無理だけど、ジャッキー(・チェン)やブルース・リーならイケる。阿部さんも2時間見ていたいと思わせる俳優」と信頼を口にする。一方の阿部は「舞台はいつも観に行ってるけど『何で出してくれないのかな?』と思ってました。だから今回、初めての映画で呼んでもらって嬉しかったです」と喜びを語った。阿部単独で撮影が始まり、共演陣が徐々にやって来るという、映画と同じ流れで撮影は進行。特に永山絢斗とのやり取りが楽しかったそうで「永山くんが来て、佐々木のキャラクターを自然と壊していくことができた。逆に僕も永山くんを崩したかった。ああいうイイ男がウンコを我慢したりするのは素晴らしい」(阿部)。「最初は『ちょっと我慢し過ぎ』って注文付けたけど、東京帰って観たらそれがよくて永山プランを採用した(笑)」(細川監督)と揃って絶賛。また、雨による待ち時間もかなり長かったようだが、阿部は「雨が打ちつける音が都会にはない感じで待つのが苦にならなかった」と、都会とは異なる時間の流れに身を任せていたよう。さらに「島を出るときはお世話になった人たちに見送られて、そんなにってくらい大泣きしちゃいました」と告白。1か月におよぶ島での生活が、作品にもたらしたものの大きさをうかがわせた。『ぱいかじ南海作戦』7月14日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2012年07月12日働きたい女性のためのコミュニティサイト「キャリア・マム」を運営する株式会社キャリア・マムが、20代~50代の会員女性142名に「小中学校の留年についてのアンケート」を実施した。その結果「賛成」と答えた人が31.0%、「反対」と答えた人は69%だった。大阪市の橋下徹市長が「小中学生が目標の学力水準に達しない場合、進級を認めず留年させることを検討するよう市教委に要請」したニュースは記憶に新しい。それを受けて同サイトでは「義務教育期間である小中学生の留年に賛成か反対か、そしてその理由」について調査。インターネットを通して、20代から50代の同社WEB会員142名を対象に2012年2月22日~2月23日にアンケートを実施した。アンケートの結果、「賛成」と答えた人が31.0%、「反対」と答えた人は69%という結果に。賛成と答えた人の意見としては、「しっかり学力をつけることが目的」「留年があれば学力をつける気持ちがわく」などの意見が寄せられた。対して「留年に反対」と答えた人からは「いじめにつながる」「小中学校は学力をつけるだけの場ではない」「障害がある子はどうなる?」などの意見が出た。また、そのほかの意見として「中学校は留年があってもよい」「補習が必要」「教員の増員が必要」など、小中学校の現状を見ている母親ならではの具体的な改善案もあったという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月27日大阪維新の会を率いる橋下大阪市長。連日、メディアをにぎわわせていますが、読者は橋下市長に対して実際どう思っているのでしょうか。その好感度、期待度をアンケートで聞いてみました。調査期間:2012/1/30~2012/2/3アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 946件(ウェブログイン式)まず、新大阪市長「橋下徹氏」の好感度を聞いてみました。結果は○全体の橋下氏好感度好き:15.0%どちらかといえば好き:26.9%ふつう:43.1%どちらかといえば嫌い:8.7%嫌い:6.3%「好き」と「どちらかといえば好き」を足すと41.9%が、橋下市長に好感を持っていることになります。逆に、「どちらかといえば嫌い」と「嫌い」の合計15%が、橋下市長を嫌っていることになります。男女別に橋下氏の好感度を集計してみましょう。こうなりました○女性の橋下氏好感度好き:12.7%どちらかといえば好き:23.7%ふつう:46.34%どちらかといえば嫌い:11.0%嫌い:6.3%有効回答:574○男性の橋下氏好感度好き:18.6%どちらかといえば好き:31.7%ふつう:38.2%どちらかといえば嫌い:5.1%嫌い:6.5%有効回答:372女性では、「好き」と「どちらかといえば好き」は36.4%、逆に「どちらかといえば嫌い」と「嫌い」を足すと、17.3%になります。一方、男性では、好き」と「どちらかといえば好き」が50.3%、逆に「どちらかといえば嫌い」と「嫌い」が11.6%。つまり、男性の半数は橋下氏に好感を持っており、女性よりも男性により好感を持たれていることになります。では、橋下氏の現在の活動拠点である大阪府在住の人たちに限ってみたら、好感度はどうなるでしょうか。全体数946のうち大阪在住の回答数は59でした。統計的に有意な回答であるかは精査しなければいけませんが、傾向を見ると……。○大阪府在住の人の橋下氏好感度好き:13.5%どちらかといえば好き:42.4%ふつう:33.9%どちらかといえば嫌い:3.4%嫌い:8.5%有効回答:59同様に、「好き」と「どちらかといえば好き」を足すと、55.9%。全国では41.9%でしたから、大阪の人は、より強く橋下氏に好感を持っていることになります。まあ、だから当選したんでしょうね……。「好感を持っている人」に橋下氏のどんなところが好きかを聞いてみました(複数回答)。○どんなところが好き?外見:5.0%人柄:24.8%発言内容:60.1%政策:44.4%実行力:78.5%有効回答:396実行力が78.5%と圧倒的となっているようです。「嫌悪感を持っている人」に、橋下氏の嫌いなところかを聞いてみました(複数回答)。○どんなところが嫌い?外見:19.0%人柄:43.7%発言内容:73.9%政策:40.9%実行力:9.9%有効回答:142発言内容が73.9%。こちらも圧倒的ですね。では、好悪はともかく、橋下氏の政治活動に期待するかどうかを聞いてみました。○橋下氏に期待する?期待する:27.7%どちらかといえば期待する:26.1%どちらでもない:35.1%どちらかといえば期待しない:5.5%期待しない:5.6%有効回答:946「期待する」と「どちらかといえば期待する」の合計は、53.8%。逆に「どちらかといえば期待しない」と「期待しない」の合計は、11.1%。橋下氏への期待大ですね。期待することを具体的に聞いてみました。●大阪都構想(埼玉県/女性/23歳)●国政を何とかしてほしい(神奈川県/男性/35歳)●公務員改革してほしい(兵庫県/男性/32歳)●既得権益をぶち壊してほしい(群馬県/男性/36歳)●大胆で新しい若い人の政策を支持してほしい(鳥取県/女性/22歳)●言ったことを実現させようと実践的なところがいい(神奈川県/女性/27歳)●大阪市に住んでいるので、直接的な効果を感じられるから楽しみ(大阪府/女性/24歳)アンケート結果は以上のような結果でした。みなさんの橋下氏への好感度、期待度はいかがでしょうか?(谷門太@dcp)
2012年03月15日2年連続で国際エミー賞にノミネートされるなど、人気だけでなく高評価も得ているNHKのコント番組が、ついに映画化!こちらを記念して、新キャスト・小池徹平のインタビューをお届け!●放送開始から足掛け8年目になる「サラリーマンNEO」ですが、小池さんはこの劇場版で初参戦ですね。オファーをいただいた時点で番組に関する知識がゼロに近い状態だったので、“コント番組の映画化って、どういうことだろう?”と困惑しました。しかもキャストが実力派の俳優さんばかりと聞いて、さらに混乱して…。最初に台本を読んだときの感想は“理解できない”でした(笑)。●ワケのわからないキャラが突然、出てきたりしますからね。だから、まずは勉強しないといけないな、と。シーズン5までのDVD-BOXを2週間くらいかけてイッキに観ました。●関西人の小池さんにとって、ほぼ標準語で芸人を起用しないコントは、いかがでした?もともと、こういったサラリーマン系のコントが大好きなんですよ。だから、DVDを最後まで見終えたときにはすっかりファンになってしまいました。そこで改めて台本を読み返してみたら、今度は“なんて面白い作品に、巡りあえたんだ!”という感動が(笑)。●新城はNEOのことを知らない観客にとっての、先導役のような役目も担っていますね。ドラマとコントを繋ぐための重要なポジションですね。だから僕は個性派たちの中にあって、あえて普通に徹することで観客と作品のパイプ役になることを意識しました。●普通でいることの難しさもあったのでは?川上くん(沢村一樹)のような面白キャラが横にいると、引っ張られそうになっちゃいますからね。そこは前に出たい気持ちをぐっと抑えて。本当はツッコミたいんですよ。ボケをほっておけないタイプなので(笑)。●新城単体のギャグでは、太鼓の達人を叩くシーンが印象的です。あれ、めちゃくちゃ練習したんです。手の皮がむけるくらい何時間も何時間も。最終的には音楽を聴きながらエアーで叩けるレベルまでいきました(笑)。●不本意ながらNEOビールに入ったことでアンニュイな表情だった新城が、働くことの楽しさに目覚めていくという点が、ストーリーのキモになっていますね。そのためにも前半でキャラを立たせておくことを意識しました。最初はどこか同僚や先輩を見下す感じで、中盤からは皆と歯車が合ってきて、終盤の居酒屋のシーンにつながっていく。僕、あの居酒屋のシーンが大好きなんです。自分のやっている何気ない仕事がサラリーマンたちに元気を与えているんだと実感する…。人間臭くて、とてもいいんですよね。●完成した映画を観て、イチNEOファンとしての感想は?ちゃんと1つの話になっていてよかった(笑)。ドラマとコントが上手く混ざり合っていて、最後は元気をもらえる作品になっていたし、オチもNEOらしくて、よかったと思います。●続編もぜひ観てみたい!いいですね! 今度は全然ジャンルの違う会社を舞台にして、まったく違う役をやってみたい。NEOの世界観なら、なんでもアリですから。作品情報『 サラリーマンNEO 劇場版(笑) 』監督:吉田照幸出演:小池徹平、生瀬勝久、伊東四朗、大杉漣、篠田麻里子、郷ひろみ、麻生祐未、宮崎美子、平泉成、沢村一樹、田口浩正、中越典子、入江雅人、堀内敬子、マギー、山西惇、田中要次、八十田勇一、池田鉄洋、中山祐一朗、中村靖日、野間口徹、深水元基、原史奈、奥田恵梨華、金子さやか、中田有紀、コンドルズ、瀬戸カトリーヌ、冨士眞奈美配給:ショウゲート11月3日(木・祝)新宿ピカデリーほか全国ロードショー(C)2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会
2011年10月31日ファッション通販サイト「BUYMA」を運営している株式会社エニグモの田中です。今日のお相手は、大阪府の橋下徹知事と大学からの友人で、現在、全国最年少校長として有名な中原さん。去年、和泉高校で講演させてもらって以来の再会です。中原さんは、もともとロサンゼルスの大手法律事務所の敏腕弁護士だったのですが、2010年春、年収が以前の5分の1になることを承知で、それでも「日本の教育のために」と弁護士を辞めて校長の道を選んだのです。それにしても、自分が日本のために何ができるかをここまで熱く考えている人はなかなかいないと思います。この夜もバカ話をしていると思ったら、日本の教育や政治の熱い話に変わっていたり、かと思うと、気づくとまたバカ話で大笑いしている……。本当に、笑いの絶えない楽しい人なんです。僕と中原さんの共通点は、お互い“肉食”。ということで、焼肉屋を選んだのですが、どうやら中原さんは前日も焼肉だったようです。やっぱり時代を変える男は肉食。話題の肉食系全国最年少校長を目の前にして、いい感じにお酒もまわってきたので、早速切り込んでみました。田中:「校長、最近、モンスターペアレンツなど耳にしますが、生徒の親御さんを見て感じることはありますか?」中原:「今の世の中は、ITの発達に伴い急激にグローバル化が進んでいます。どんなビジネスをするのでも、必ず世界市場という一つのマーケットで勝負することになります。ですから、お子さんの将来を考える際に、『自分の子供は「世界基準」に照らして、どこまでの力があるのか、ないのか』という視点で考えていただければと思います。つまり、近隣の学校と比べてちょっと成績がよい学校にいるから安心、だとか、クラスで平均以上だからなんとか食っていけるだろう、という考え方は、20年前には通用してもこれからのグローバル社会では通用しないと思います。学歴は「事務処理能力」や「勤勉さ」の証明になりますが、これに加え、世界基準で認められる得意技を持っているかが勝負の分かれ目になると思っています」。田中:「さすが!かなり熱いですね。若干、求めていた質問と違うような……。やっぱり、肉食の話しに戻しまして、どうなんでしょうか、最近の草食男子は?校長からバシッと一言お願いします」。中原:「僕の場合、肉食系といってもただ単に「ハラミ好き」というだけの文字通りの情けない肉食系なのですが、エニグモ田中さんは文字通り、公私にわたり肉食ですよね(笑)」。田中:「……」(生ビールお代わり!)。中原:「もし、草食系というのが、大人しい人を意味するのであれば、人間色々と特徴があるのですから、ファイトが顔に出ない人はそれでいいと思います。しかし、顔に出さない人は結果で世界の連中をビビらせて欲しいです。そういう意味で、ファイトを胸に秘めているのであれば、肉食、草食、雑食どれでもいいと思います。でも、ファイトもない、声も出ない、表情も変わらないというのであればまずいですよね。日本以外の世界の人々はハングリーで、もっと“生きる”ことに必死です。こういう人達とそうでない人達が勝負をすれば、ハングリー組に軍配が上がります。日本に暮らしていてイマイチ気合が入らない人は、単身海外に出て、“ハングリーに生きる”野性を呼び覚ましたらいかがかと思います。田中さんのように(笑)」。田中:「本当に同感で、私もビジネスで世界をあっと言わせたいと本気で思っています。それに、やっぱり野性を呼び覚ますには、お酒を飲んで肉を食べないと、ですね」。酔っぱらってもいいことを言う中原校長。まさに会議室では聞けない話でした。と思いきや、まだ話足らないようなので、2軒目に突入です。2軒目は、カラオケがあるバーへ。中原校長とのバッカスの夜は深夜まで続く……。(田中禎人/エニグモ)●今回のお相手大阪府立和泉高等学校 校長中原 徹(なかはら・とおる)早稲田大学法学部卒、ミシガン大学ロースクール卒。東京永和法律事務所で弁護士を務めた後渡米。Pillsbury Winthrop Shaw Pittman 法律事務所(LA事務所)で10年間勤務。2010年4月、和泉高等学校の校長に就任。全国最年少校長。●著者プロフィール株式会社エニグモ 代表取締役 CO-CEO田中禎人(たなか・さだと)日本最大級のファッション通販サイト『BUYMA』(バイマ)(。を運営。1997年オンワード樫山入社。外資系PR会社を経てカリフォルニア大学経営大学院で経営学修士(MBA)を取得。2001年博報堂入社。2004年須田将啓氏とともに博報堂を退社し、株式会社エニグモを設立。著書(須田氏との共著)に『謎の会社、世界を変える。-エニグモの挑戦』(ミシマ社)がある。Twitterアカウント@sadatotanaka(熱烈社長のソーシャルグラフバッカスの日とは?FacebookやTwitterなどソーシャルメディアの出現によって、つながりたい人、知りたいことへのアクセスが容易になった。そんな便利なツールを駆使しつつも、リアルなコミュニケーションにこだわる男(株式会社エニグモ 代表取締役田中禎人)がいる。とことん飲んで関係を築き上げるのが信条。仕事と酒をこよなく愛する熱烈社長は今宵もまたどこかで杯を交わす。ちなみに、バッカスとは、ローマ神話の酒神のこと。【関連リンク】【バッカスの日】食べログを生んだ“空気”とは?【コラム】「マック」に「松屋」。安い店はなんで黄色い看板なの?【コラム】知らなかったこと満載!「うまい棒」のびっくりトリビア
2011年07月09日「鴨川ホルモー」、「鹿男あをによし」などで知られる人気作家・万城目学の直木賞候補にもなったベストセラーを映画化した『プリンセス トヨトミ』の完成披露会見が4月19日(火)、都内で行われ、メガホンをとった鈴木雅之監督をはじめ、堤真一、綾瀬はるか、岡田将生、中井貴一が出席した。国家予算の使用用途についての会計検査院による査察をきっかけに、大坂夏の陣で断絶したはずの豊臣家の末裔が秘密裏に生き延びていたことが発覚し、この秘密をめぐって大阪が“独立国家”を宣言する、という本作。東京からやって来た会計検査官の3人(堤さん、綾瀬さん、岡田さん)が、400年間“ある秘密”を守り続ける男たちとスリリングかつコミカルな攻防を繰り広げる。「豊臣家の末裔が生きていた」、「大阪は独立した国家だった」など万城目さんらしい奇想天外な設定が満載だが、主演の堤さんは「どう映像化するのか、そもそも可能なのか。実は撮影が終わってからも(映画として)成立するのか不安だった」と本音をポツリ。ところが完成した作品は「自分で言うのもなんですが、『おもしろっ』って。さすが鈴木監督。お酒を飲んでるときは、どうしようもないおじさんなんですけど(笑)」と大満足の様子だ。昨年、記録的な猛暑が続く中、大阪で撮影が行われ「歴史上の人物も出てくるし、大阪の街を探検しているような気持ちになった」(綾瀬さん)、「これを見たら、きっと大阪を冒険したくなりますよ」(岡田さん)。ちなみに綾瀬さんは、大阪城を見て「やっぱりお寺はいいですね…あっ、間違えた。神社ですね」と天然ぶりを発揮したのだとか。堤さんは「綾瀬さんは群を抜いて天然」、岡田さんも「僕もその場にいましたが、自分の耳を疑いました」と絶句!すかさず中井さんは「綾瀬さんは天然ではない。トンチンカンなんです」とフォロー(!?)を入れ、会見場は爆笑に包まれた。その後も、堤さんが「岡田くんの体に、せみの死骸をくっつけて遊んでいた」と暴露すれば、岡田さんは「撮影中はずっと“おっちゃん”と呼んでいた。とても尊敬していますが、親戚のおじさんみたいで」と反撃。大人げない会話のキャッチボールが続く中、中井さんが「そんなコメント、記事にできないでしょ!こんな無駄な会見はない」と呆れ顔でたしなめる場面もあった。当の中井さんは劇中で“大阪国総理大臣”を演じ「橋下さん(橋下徹大阪府知事)をパクっているんですよ」と役作りについてコメント。大阪府庁で行った大規模なロケをふり返り「4,000人くらい来てくれたエキストラさんが、まったくダレることなく、ワンカット終わるたびに拍手をくれた。すっかり大阪が好きになりました」とご機嫌だった。『プリンセス トヨトミ』は5月28日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:プリンセス トヨトミ 2011年5月28日より全国東宝系にて公開© 2011 フジテレビジョン 関西テレビ放送 東宝■関連記事:“ブラック・ジャック”岡田将生、脚フェチ告白の仲里依紗に振り回されっぱなし?岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗『プリンセス トヨトミ』大阪府庁で快調に撮影!堤、綾瀬、岡田がそれぞれの印象を…
2011年04月19日NHKの中で異彩を放つ人気コント番組「サラリーマンNEO」が『劇場版サラリーマンNEO』として映画化されることが決定!さらに、小池徹平がこの劇場版に“新入社員”として参戦することも明らかになった。2004年に単発の実験的番組として開始された「サラリーマンNEO」だが、NHKらしからぬコント中心のコメディ番組として瞬く間に人気を呼び、2006年からレギュラー化。沢村一樹が当たり役の“色香恋次郎”として男の色気で次々と女性を魅了し、問題を解決していく“セクスィー部長”をはじめ、シュールなコントが絶大な支持を集め、2007年・2008年と2年連続で国際エミー賞にノミネートされる快挙も成し遂げた。もはやサラリーマンの定番ともなった、この異色のコント番組がついに映画化!かつての植木等主演の『無責任』シリーズや、西田敏行の代表作『釣りバカ日誌』シリーズのように、日本のサラリーマンに笑いと活力を授けるべくスクリーンに進出することに。オリジナル番組の世界観そのままに、ドラマ的ストーリーを加えてスケールアップした劇場版では、新入社員である小池さんとクセのある課長・生瀬勝久が、どうにも噛み合わない上司と部下のやり取りを展開。業界5位のビール会社NEOビールに入社した新入社員が、老け顔の同期・早川と共に理不尽な課長、5年も契約が取れない営業の川上らが揃う営業一課に配属されるのだが…。もちろん、沢村さんらオリジナルのメンバーも出演。個性的なキャラクターたちがスクリーンを所狭しと駆け回る。小池さんは「この作品で、みなさんに笑ってもらえるよう、少しでも元気になってもらえるよう、全力で取り組みたいと思っています。この気持ちが伝わる素敵な映画だと思うので、ひとつひとつ、一日一日を頑張ります」と熱い意気込みを語る。また、本作のプロデューサーからは、「日本の元気はサラリーマン・OLの元気から始まる。不景気や就職氷河期など我々が働く環境は決して楽とは言えません。そんな全ての働く人たちへの応援歌になれば良いと思い『劇場版サラリーマンNEO』を企画し準備を進めてきました。その最中に今回の大災害が発生しました。日本が置かれた状況はより厳しくなり、大きな悲しみを抱えることになりました。ただ、我々はいつまでも立ち止まっている訳にはいきません。『日本が元気を取り戻すには、まずサラリーマン・OLが元気にならなければ!!』との思いで制作を進めております。多くの方にせめてこの映画を観ている間だけでも、笑って少しだけ幸せな気持ちになって頂けたら幸甚です」と本作に懸ける思いを明かしてくれた。小池さんと言えば、ブラック会社(問題企業)に入社し、追いつめられつつも成長していく主人公のサラリーマンを演じた『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』で、スクリーンで強烈な印象を残したが、本作ではどんなサラリーマン姿を見せてくれるのか?生瀬さんとの強烈であろう掛け合いにも注目!『劇場版サラリーマンNEO』は11月、全国にて公開。■関連作品:劇場版サラリーマンNEO 2011年11月、全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会
2011年04月13日人気作家・万城目学の直木賞候補にもなったベストセラーを映画化した『プリンセス トヨトミ』の大阪の撮影現場の様子が8月1日(日)に公開され、主演の堤真一をはじめ、共演の綾瀬はるか、岡田将生のコメントも到着!あわせてこの3人以外の共演陣も新たに発表された。国家予算の使用用途についての会計検査院による査察をきっかけに、大坂夏の陣で断絶したはずの豊臣家の末裔が秘密裏に生き延びていたことが発覚し、この秘密をめぐって大阪中を巻き込んだ大騒動が勃発する、という本作。「鴨川ホルモー」、「鹿男あをによし」がそれぞれ映画化、TVドラマ化されるなど高い人気を誇る万城目さんの同名小説の映画化作品で、大阪府の全面協力を得て、このほど撮影が開始された。撮影が行われたのは堤さん、綾瀬さん、岡田さん演じる会計検査院の3人が、大阪府庁に到着し、調査を始める場面。100名ものエキストラが扮する大勢の職員に対して自己紹介と提出すべき書類の説明を行い、職員たちが慌てながら資料を集める、というシーンが展開する。撮影が実施されるのは大阪府庁内の大会議室で、ここで撮影が行われるのは、松田優作の遺作となった『ブラック・レイン』(’89)以来、2度目のこと。橋下徹大阪府知事からは「僕も原作を読みましたが、大阪府庁をはじめ、大阪城、そして空堀商店街など大阪の都市(まち)の魅力がいっぱい詰まった壮大なドラマです。今日、大阪府庁での撮影がスタートしますが、みなさんの熱演で、万城目学さんの原作の持つ大阪に対する愛情あふれるストーリーを、そして大阪の都市(まち)の魅力を日本全国に、そして世界中に伝えていただけることを心から期待しています。必要があれば、府庁の幹部を出演させますよ」と製作陣、キャスト陣に向けての歓迎と期待の気持ちを込めたメッセージが届けられた。検査院のチームのリーダー役を演じ、自身も関西出身の堤さんは「不思議な話で、大阪の人が大阪のことが大好きだという思いが強く出ているが、大阪以外の人でも、観たら大阪を好きになれる作品にしたいです。綾瀬さんは超天然、岡田さんは、(自分は)彼の父親と同じくらいの年齢で、こんな息子がいたら自慢できるけど、自分は結婚すらしていないし…(笑)、今日のように大阪府庁のような建物で撮影させていただくと、セットと違って建物が空気感を出してくれて、力をもらえます。ぜひ残してほしい建物です。知事がエキストラ参加を希望されているそうですが、エキストラは時間もかかるし、こちらも緊張するので、遠くから見守っていただけたら!作品は親子の間の秘密を描いた内容ですが、自分の秘密は言えません。ただ、綾瀬さんは、大阪城をお寺だと思っていたらしく、指摘をしたら『あ、神社だ!』と言っていました(笑)」と共演者に関わるエピソードを交えながらユーモアたっぷりに意気込みを語ってくれた。綾瀬さんは「空堀商店街に行ってみて、人が多くて、服装も派手で大阪だ!と感じました。堤さんはノリのいい大阪のお兄ちゃん。岡田さんは、いい人(笑)!(自身の)役どころは、性格は抜けていますが、ちょっとした行動でミラクルなことを巻き起こす調査員。歴史的な面から見ても妄想できるところがたくさんあって夢がある映画です」とアピール。そして、岡田さんは「大阪はにぎやかで温かい印象です。周りの人が普通に話しかけてきてくれました。堤さんはお父さんみたいで、楽しませてくれ、やりやすくて感謝しています。綾瀬さんは天然で不思議な人。自分の役柄的にはお話しできないことも多いんですが、先輩たちの足を引っ張らないようにがんばります!作品はおとぎ話のような話。大阪の人はもちろん、大阪の人以外にも楽しんでいただける作品になると思います。知事のおかげで大阪で撮影ができているし、大阪府庁も撮影で来られるとは思っていなかったので嬉しいです」と笑顔で語った。“お父さん”、“天然”、“いい人”という3人が映画の中でどのような“化学変化”を見せてくれるのか?加えて、新たな共演陣として沢木ルカ、森永悠希、和久井映見、中井貴一の出演も発表された。『プリンセス トヨトミ』は2011年夏、全国東宝系にて公開。■関連作品:プリンセス トヨトミ 2011年夏、全国東宝系にて公開
2010年08月02日その端正かつフレッシュな笑顔と人懐っこいキャラクターで、幅広い世代から高い支持を集める小池徹平。昨年公開された『ホームレス中学生』など、実年齢よりも若くて愛らしい役を演じることの多かった彼が、サラリーマンに変身!新境地となる主人公・マ男を演じた、“お仕事” エンターテイメント『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』を通して垣間見える、彼の“仕事愛”とは――。第一印象は「タイトル長い!」何を置いてもタイトルのインパクトが先にくる本作だが、台本を受け取ったときの小池さんの感想も「まず、非常にタイトルが長いなと(笑)」とのこと。「“ブラック会社”だから、重い映画なんちゃうかな?と思いながら読んだのですが、実際はタイトルとは全然違う中身で。マ男という青年は良くない環境の中で耐えて頑張っていくという役で、いじめられたりもするけど、それが変に重たくもなく、間にCGや完全に笑いのシーンが入ってたので、いい意味で軽く観られる映画になるかなと思いました」。ニート歴8年、引きこもりという一人の世界から、会社という集団社会へと飛び出すマ男。急激な環境の変化に立ち向かうマ男という役に、小池さんはどうアプローチしたのだろう?「“ニート”の捉え方は人によって違うと思うんですけど、今回は分かりやすい表現にした方が、マ男が徐々に成長していったときとの差がつけやすいと思って、髪もボサボサでだらしない、ただ資格を取ったことがすごいというような、小さな世界で満足しているような男を演じようと思ったんです。ちょうどこの撮影の前に、(佐藤祐市)監督とは別の作品で仕事していたので、いい意味でフランクな状態で撮影に入れました。何でも悩みをぶつけられたので、衣裳合わせの段階で話し合いをして、自分の中で役を固めることができましたね」。佐藤監督(『キサラギ』)の得意分野であるシチュエーション・コメディ方式で、“会社”という狭いシチュエーションの中で物語は進行する。いわば擬似“会社”体験を通して、小池さんが感じたことは?「勤める場所によって、こんなにも自分のやりたいこともできない人がいたり、こんなにつらいことってあるんだなって思いました。役者の仕事をしていると、いろんな人に会う機会があるけど、会社勤めのサラリーマンの方は何年もずっと同じ場所で同じ人たちと一緒に仕事をするという環境で大変だなと。僕は耐えられないなと思ったし、あらためて俳優の仕事をやってて良かったなと感じましたね」。とは言え、俳優という仕事でも当然のことながら、上下関係、人間関係での苦労もなきにしもあらず。もし、悪態をつくだけのリーダー(品川祐)や出世欲の塊・木村(田中圭)のような同僚がいたら…?「あんなのがいたら嫌ですよね(笑)。リーダーとかずっと『バカバカ』言ってるし、木村くんも嫌らしい奴じゃないですか?絶対イヤですね。はっきり『お前嫌い!』とか言いそうで、耐えられないですね。でもそれが本当に自分がやりたい仕事だったら我慢できるけど…、あの環境はひどいですよ。僕はマ男より意志が弱いかもしれないですね。マ男はすごいと思いますよ、ほんまに強いですよね!」。意外にも(?)感情を素直に出してしまう様子の小池さんだが、そういう“人間関係”で言うと、今回の撮影現場はいっさい気を遣うことはなかったとのこと。「本当にみなさん自由な方で、B型の集まりみたいな(笑)。話をしている途中でも漫画を読みたくなって、急にスタジオの中に入っていって読みに行ったりする人がいたり。まとめ役は監督しかいないですよね」。「働くことが好き!」その原動力は支えてくれるファンの存在そもそも、何のために働くのか?人間関係、やりがい…そんな根本的な質問が自らに返ってくる本作。「働くことが好き」と迷わず語る小池さんだが、その原動力はどこから来ているのだろうか?「やっぱりファンの人たちに支えられているのが大きいです。僕も何かを与えたいと思いますし、みなさんがそれに対して応えてくれてるのですごくいい関係だと思うんです。支えられて頑張れるというのは、本当にあると思います。それを踏まえた上で言えば、身近にいるマネージャーの存在は大きい。家族や友達に言えないことを言えますし、仕事の悩みとか、現場での自分を一番見ているので、どういうふうに持っていこうという目標がちゃんと見えてる仕事のパートナーです。体調面からメンタルの面も支えてくれる存在ですし、多々助けられてます」。この映画が観る者を前向きにさせてくれるのは、何よりもそんな小池さんのストレートなエネルギー。それでは、小池さんがこれから目指す“仕事”は?「これって限定すると、それしか出来ないような役者になるのはすごく嫌で。去年『ホームレス中学生』で13歳の役をやったときに、実年齢よりも10歳下の年齢ということで大丈夫かなと思ったんですけど、実際に撮影して完成したときに、すごくいい作品になったので、はなから『無理』って思うのは良くないなとそのときに思ったんです。そう言った時点で可能性を狭めるような気がするので、いただける役はどんどんやりたいし、経験した上で自信を持てたら、自分のやりたい役が見えてくるのかなと思います。『限界』って言ってしまったら限界ですからね」。■関連作品:ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 2009年11月21日よりシネクイントほか全国にて公開© 2009 ブラック会社限界対策委員会■関連記事:会社員のホンネをチェック!『ブラック会社』レビュー・コンクール大賞決定小池徹平&マイコ、田辺誠一らが語る、“限界”&“仕事”とは?撮影現場映像が到着映画の伏線も見え隠れ『ブラック会社に…』スピンオフドラマで基礎知識をおさらい小池徹平&マイコ、お仕事楽しくやるコツは「オフで完全にダラけること」?秋の注目作!『ニュームーン/トワイライト・サーガ』鑑賞券&『ブラック会社…』グッズをプレゼント
2009年11月19日