トム・ホランド主演の『スパイダーマン』シリーズ最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』から、今週末から映画館で順次上映される劇場版予告がいち早く公開された。先日8月24日に第1弾予告編が解禁されるやいなや、ドクター・ストレンジの登場はもちろん、『スパイダーマン』(2002)に登場したグリーンゴブリンの武器パンプキンボムや、『スパイダーマン2』(2004)のドック・オクの出現に世界中が沸き立ち、予告編の公開後24時間の視聴数が全世界で3億5550万回を記録。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)が保持していた2億8900万回視聴を大きく更新し、これまでの映画作品の中で最も視聴された予告編となった(Sony Pictures Entertainmentより発表)。日本でも、「マルチバース」「ストレンジ」「ドクターオクトパス」など予告編に関連する複数のワードがTwitterで同時にトレンド入りするなど、大きな盛り上がりに。予告編解禁後に主演のトム・ホランドは、自身のInstagramで「実はこれはまだ氷山の一角に過ぎないんです。まだまだ次に何が来るか分からないですよ」と言及しており、今後はどのような衝撃が待っているのか期待が高まる。さらには先日、アメリカで現地時間9月9日に行われたオークションにて、スパイダーマンが初登場した1962年刊行のコミック「アメイジング・ファンタジー(Amazing Fantasy)」第15号が、コミック史上最高額の360万ドル(約3億9600万円、1ドル=110円換算)で落札されたことが報道されており(The Hollywood Reporterより)、映画公開を前にはやくも世界中で盛り上がりを見せている。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は近日公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2021年09月15日オスカーノミネート俳優ティム・ロスとクライヴ・オーウェンが競演した極上の音楽ミステリー『The Song of Names(原題)』が、12月3日(金)より全国公開されることが決定した。1938年、ロンドンに住む9歳のマーティンの家にやってきたポーランド系ユダヤ人のドヴィドル。類まれなヴァイオリンの才能を持つ彼は同い年のマーティンと兄弟のように育つが、21歳で迎えたデビューコンサートの日に姿を消してしまう。それから35年。コンサートの審査員をしていたマーティンは、ある青年のヴァイオリンの音色にドヴィドルを思い出す。なぜ彼は姿を消したのか?ドヴィドルを探す旅に出たマーティンは、ロンドン、ワルシャワ、ニューヨークを巡り、その真相を解き明かしていく――。主人公マーティンを演じるのは『ロブ・ロイ ロマンに生きた男』でアカデミー賞・助演男優賞にノミネートされ、『海の上のピアニスト』で演じた主人公ナインティーン・ハンドレッドの印象も根強い、実力派俳優ティム・ロス。また、『クローサー』でゴールデングローブ賞・助演男優賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされたクライヴ・オーウェンが、56歳になったドヴィドルを演じており、名実ともに映画界を代表するふたりのオスカーノミネート俳優による演技対決にも注目だ。監督は『レッド・バイオリン』、『シルク』、『ボーイ・ソプラノただひとつの歌声』など音楽映画の名手フランソワ・ジラール。音楽は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどを手掛けたハワード・ショアが担当しており、激動の時代に兄弟のように育ったふたりが辿る旅路をブルッフ、バッハ、ベートーヴェン、パガニーニなどクラシックの名曲が彩っている。また、21世紀を代表するヴァイオリニスト、レイ・チェンが本作のヴァイオリン演奏を担当。その旋律は、極上のミステリーにふさわしい、深く温かな余韻へ誘うものなっている。『The Song of Names(原題)』は12月3日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年09月15日四大公害病のひとつ“水俣病”の存在を世界に知らしめた写真家ユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミスによる写真集を原案とした映画『MINAMATA―ミナマタ―』。この度、『パイレーツ・オブ・カリビアン』以来13年ぶりの共演となったジョニー・デップとビル・ナイが登場する本編映像と新場面写真が公開された。今回到着した映像は、ジョニー扮する写真家ユージン・スミスが、「LIFE」誌に突撃するシーンだ。『MINAMATA―ミナマタ―』本編映像水俣病のことを知り、重大さに気づき、「LIFE」編集長ロバート・ヘイズ(ビル・ナイ)に、“特集記事を”と迫るユージン。水俣での撮影を要求するが、「私が許すと?」と、ロバートは慎重な姿勢を変えようとはしない…。また場面写真では、水俣の写真を広げて思い悩むロバートと、彼の機嫌を取るように肩を揉むユージン、何やら真剣な表情で話し込んでいる2人の共演シーンが切り取られている。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでは、海賊ジャック・スパロウとイカ足のような髭で覆われている幽霊船の船長デイヴィ・ジョーンズとして共演している2人。昨年のベルリン国際映画祭の記者会見でビルは「ジョニーとは以前に、イカの役で仕事をしたことがありました」と語り、ジョニーも「素晴らしいイカだった」というユニークな掛け合いが披露されていた。本作では、長年切磋琢磨してきた編集長と破天荒な写真家を演じ、これまでに培ってきた絆が感じられる、熱い掛け合いの演技を見せつけている。仲違いしても、志すジャーナリズムは同じ。最強バディに胸が熱くなること間違いなしだ。『MINAMATA―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年09月14日ジェイソン・ステイサムとガイ・リッチー監督が16年ぶりにタッグを組んだクライム・アクション『キャッシュトラック』から、仲睦まじい2人のメイキング写真とコメントが到着した。今回ステイサムが挑んだのは目的のために手段を選ばない謎多きキャラクター、通称“H”。監督は、ステイサムのデビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』以来、『スナッチ』『リボルバー』と共に作品を製作してきた盟友ガイ・リッチーで、本作では16年ぶりにステイサムとのゴールデン・コンビが復活した。メイキング写真では、劇中の寡黙な“H”とは打って変わり、リッチー監督と笑顔で撮影の合間のひとときを過ごすステイサムの姿や、2人が真剣な表情で芝居について議論をする様子が。ステイサムは「20年以上前に初めてタッグを組んでからだいぶ月日が経ちましたが、その頃から何かが変わっているようで実際は何も変わっていません。ガイがあの時『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のオファーを私にくれたことから始まったこの出会いに心から感謝したいですね」と盟友監督について語る。一方、リッチー監督は「ジェイソンとは22年もの関係ですが、一度も口論したり怒ったりしたことはありません。最高の仲間の1人ですね。素晴らしい知恵で巧みにやりくりしてきた彼のことを俳優として、人として心から尊敬しています」と語り、2人の歴史の深さを感じさせた。お互い俳優・監督として尊敬し合う2人。ハリウッド大作などを経て久しぶりの再タッグで贈る本作でのチームワークに注目だ。『キャッシュトラック』は10月8日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャッシュトラック 2021年10月8日より全国にて公開©2021 MIRAMAX DISTRIBUTION SERVICES, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2021年09月14日『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』の音楽チームが集結し、ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した『ディア・エヴァン・ハンセン』。この度、アマンドラ・ステンバーグが歌唱する劇中映像が公開された。今回到着した映像では、アマンドラ・ステンバーグ演じるアラナ・ベックが、公園と思われる場所で「The Anonymous Ones」を歌唱する場面が一部映し出されている。「Anonymous Ones」クリップさらに、本作のオリジナル・サウンドトラック収録曲「The Anonymous Ones」のSZAカバーバージョンが先行配信された。またサウンドトラックには、SZAに加え、キャリー・アンダーウッド&ダン+シェイ、サム・スミス、サマー・ウォーカー、フィニアスなど豪華ゲストアーティストがカバーするバージョン計5曲も収録されている。『ディア・エヴァン・ハンセン』オリジナル・サウンドトラックは9月24日(金)デジタル配信、11月24日(水)国内盤リリース。『ディア・エヴァン・ハンセン』は11月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ディア・エヴァン・ハンセン 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2021年09月13日デヴィッド・ボウイの若き日の姿と“ジギー・スターダスト”誕生を描いた映画『スターダスト』。本作でメガホンをとるガブリエル・レンジ監督のインタビューと、渡米したシーンの場面写真、メイキング写真が到着した。音楽史にその名を刻む偉大なアイコン、デヴィッド・ボウイが、アルバム「ジギー・スターダスト」(1972)を発表する前年の若き日を描いた本作。ガブリエル・レンジ監督は、世界的スターであるデヴィッド・ボウイの物語を描いた経緯について、「私は子供のころから、デヴィッド・ボウイに魅了されていました。全てのレコードを買うほど音楽に夢中になり、そしてインタビューや自伝を全て読み、音楽だけでなく彼の人間性にも惹かれるようになりました」と、もともとボウイの大ファンであったことを告白する。続けて「もともとは、ボウイとイギー・ポップがベルリンで一緒に暮らしていた時代の伝記映画の脚本を書いていました。しかし音楽の権利の問題でそれが進まなくなってしまった。そうした時に、別のボウイの映画を撮ろうとしているプロデューサーを紹介されて、ボウイがアメリカをツアーで回る脚本を渡されました」と本作に出会った経緯を説明した。「私はその物語をとても気に入りました。そこに、ボウイの兄のこと、そして精神的な問題のことなど、ボウイの内面に迫る部分を加え、この作品が完成しました」とふり返った。過去に『大統領暗殺』(07)、『背徳の預言者 ウォレン・ジェフス』(14)と、いずれも実際の出来事を素材とした作品を製作してきたガブリエル監督。本作については、「この映画の場合、大事だったのはデヴィッド・ボウイにとっての真実を描くということでした。すべての事実の辻褄があっていることがその人にとっての真実だとも限らないと思います。その人物の内面の真実を表現できるかが重要です。デヴィッド・ボウイにとってそのような作品になっていれば嬉しく思います」と明かしている。『スターダスト』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スターダスト 2021年10月8日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED, WILD WONDERLAND FILMS LLC
2021年09月13日本年度アカデミー賞主要6部門ノミネート、音響賞と編集賞を受賞した映画『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』の劇場予告が完成した。本作は、突如難聴になったドラマー、ルーベンの人生の挫折・再生を描きながら、その人生を疑似体験できる秀逸な感動作。今回完成した予告編では、「あなたの聴力は急速に悪化してる」「一度失われた聴力は二度と戻らない」と告げられるシーンから始まる。主人公の苦悩、そして再生への道を垣間見ることのできる映像となっている。『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』予告編劇場公開に向けて、爆音映画祭プロデューサー・樋口泰人は「音はどこで聴くのか?耳なのか身体なのかそれとも心なのか?そんなシンプルな問いかけとともに生きる映画でした」と本作について語り、「何かを失うことでそれまで意識していなかった新しい可能性が開ける。そんなわれわれのプラスマイナスゼロ、つまり勝ち組も負け組もいない生き方の道が広がってもいました」とコメントしている。なお本作は、音にこだわりのシステムを持つ劇場で先行公開され、その後、通常の劇場で全国順次公開。odessa特別先行上映は、明日14日(火)AM0時より座席販売が行われる。『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』は10月1日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開。※9月16日(木)19時~ヒューマントラストシネマ渋谷にてodessa特別先行上映(cinemacafe.net)■関連作品:サウンド・オブ・メタル聞こえるということ 2021年10月1日より全国にて公開© 2020 Sound Metal, LLC. All Rights Reserved.
2021年09月13日フランス・デンマーク共同制作アニメーション『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』で注目を集めたレミ・シャイエ監督による最新作『カラミティ』が、いよいよ9月23日(木・祝日)より公開。この度、本編冒頭10分間の映像とともに監督からのコメント映像が到着した。『カラミティ』は主人公マーサが様々な困難に立ち向かう中で周りの大人たちに影響を与え、大人た ちも、いつしか少女とともに成長するという物語。女性は女性らしくという西部開拓時代のアメリカにあって、主人公マーサは家族を支えるために髪を切り、ジーンズをはくことを決意。生きていくために必要な乗馬、馬車の運転、投げ縄といった男性のものとされていた“作法”を習得するーー。今回そんな本作から解禁となったのは、主人公マーサが家族を支えるため、これまでの生き方を大きく変えるきっかけとなった本編冒頭10分。馬に踏まれ負傷してしまった父親...。母親は他界しており、まだ幼い妹と弟の面倒も見なけれならないマーサは、父の代わりに家族を支える決心をすることで、その運命が大きく変わっていくことになる。『カラミティ』は9月23日(木)より新宿バルト9ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:CALAMITY カラミティ 2021年9月23日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
2021年09月13日マーベル・スタジオが贈るダイナミック・スパイ・アクション超大作『ブラック・ウィドウ』が、9月15日(水)にMovieNEXと4K UHD MovieNEX にて発売。この度、デジタル配信を記念し本作から7分超えの本編映像が解禁、ナターシャとエレーナの姉妹が再会する怒涛のアクション・シーンが収められている。孤独な暗殺者、ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフを主人公にした本作。今回、そのデジタル配信を記念し、ナターシャとエレーナが再会する息を呑むダイナミックなアクション・シーンを描いた7分を超える本編プレビュー映像が解禁。幼い頃に離れ離れになり、それぞれが一流の暗殺者として育て上げられてきたナターシャとエレーナがブダペストの地で再会するも、その始まりは和やかなものではなく、お互いに銃を向けあう激しい格闘に。このシーンは、実際にブダペストで撮影されており、趣ある風景の中での緊迫したシーンは今作を語る上で最も重要なポイントの1つとなった。主人公ナターシャを演じたスカーレット・ヨハンソンと、今回初のアクションに挑戦した妹エレーナ役のフローレンス・ピューの激しい格闘シーンは、久しぶりに対面する姉妹の感動的な要素も含み、数あるMCUシリーズの中でも見ごたえたっぷりの印象深いシーンとなっている。この度発売するMovieNEX には、スカーレットとフローレンスのインタビュー「姉妹の絆」、壮大なロケやスタントシーンが楽しめる「『ブラック・ウィドウ』の世界観」、貴重な「未公開シーン」などの豪華ボーナス・コンテンツが多数収録されている。『ブラック・ウィドウ』はデジタル配信中、9月15日(水)MovieNEX発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・ウィドウ 2021年7月8日より映画館 & 7月9日よりディズニープラス プレミア アクセス公開© Marvel Studios 2020
2021年09月13日ジョニー・デップが製作・主演で映画化した、日本における“四大公害病”のひとつ水俣病を描く『MINAMATA―ミナマター』。この度、本作に出演した真田広之が写真家ユージン・スミスを演じたジョニーや、本作の意義について語るインタビュー映像が到着した。いま、世界で最も活躍する日本人俳優の一人、真田広之。子役でデビューした後、アクション俳優を入口に経験を積み、『たそがれ清兵衛』(02)で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。自身初のハリウッド作『ラスト サムライ』(03)ではトム・クルーズと共演し、凄まじい殺陣で強烈なインパクトを残した真田さん。その後も、『ラッシュアワー3』(07)、『ウルヴァリン:SAMURAI』(13)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)、『モータルコンバット』(21)など、国内外50本以上の映画やTVシリーズに出演。次回作には、『ジョン・ウィック』最新作への出演が決まっており、その活躍ぶりや動向は注目の的。そんな真田さんが、本作ではチッソ水俣工場による廃水を原因とした水俣病に対し、チッソに補償を求めるため闘う反対運動のリーダー、ヤマザキ・ミツオ役を演じた。本作のキャラクターは複数の人物がモデルとなっているが、真田さんが演じたヤマザキのモデルの1人となったのは、水俣病患者の救済運動の先頭に立ち、「闘士」と呼ばれた川本輝夫氏。1999年2月に亡くなるまでの間、水俣病救済に尽力した。長年、真田さんの大ファンであった本作のプロデューサーほか製作陣が熱望し、今回出演が実現。初共演のジョニーは「ヒロさん(真田広之)は現場で若手俳優の手助けをしたり、スタッフをサポートすると同時に、内的に自分を見つめるという俳優としての仕事をこなしていることに感動を覚えました」と、初めて共にした現場での振る舞いに絶賛を贈る。一方、今回解禁された映像の中で、真田さんはユージン・スミスを演じたジョニーについて「ジョニーがこの映画をやると決めた情熱と勇気を称えたいし、その情熱と勇気こそがユージン・スミスを演じるにまさに相応しいと思います。メイクアップを終えた姿はまさにユージンそのものに見えました。脚本のユージンにライブの息吹を吹き込んでくれた。一緒に仕事ができて本当によかったと思います」と語る。続けて、「エンターテインメントとして楽しんでいただいて、そして興味を持った方々が実際に起こった出来事やフッテージなどを見る機会につながって、学び直していただくきっかけになれば素晴らしいです。今世界中で起きている問題、起こりうることへの警戒、そして、起こってしまった時のケアの仕方を、この映画を通して知り得たことを、現代、未来に活かしていただけると、参加したものとして何より嬉しい」と本作にかける思いを語った。合わせて解禁された場面写真は、チッソとの交渉の場と、工場前での座り込みの場面で、ひとり立ち上がり鋭い眼光を放つヤマザキの姿を捉えたもの。その様子からは幾度も患者たちの先頭に立ち、運動を牽引してきた真田さん演じる「闘士」そのものといえそうだ。『MINAMATA―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年09月12日アンドリュー・ガーフィールドが観る者を翻弄するカリスマYouTuberを演じる『メインストリーム』。今回は、“バズった”YouTube制作の裏で巻き起こる三角関係を形成するアンドリューと共演のマヤ・ホーク、ナット・ウルフの場面写真が到着した。今回解禁となったのは、立ち尽くす3人の三角関係を表すような新場面写真。自分たちの動画がバズり、人気Youtuberへの道を駆け上がりはじめた3人だが、日々の動画制作の中でお互い気になり始めているリンク(アンドリュー・ガーフィールド)とフランキー(マヤ・ホーク)の距離感は近く、脚本担当のジェイク(ナット・ウルフ)とは一歩離れている様子。ジェイク自身も2人の親密さになんとなく気づきながらも、フランキーへの恋心もあり、あえて本人たちに聞くこともできず、もどかしい状況となっている。本作で、フランキーに恋をする男友達を演じたナット・ウルフといえば、ジア・コッポラ監督の長編監督デビュー作『パロアルト・ストーリー』(13)にも出演。『メインストリーム』のジェイクとは真逆の性格を持つ主人公の悪友フレッド役を見事に演じ、そのほか、『きっと、星のせいじゃない』や『マイ・インターン』などの話題作にも続々と出演。『オールド』をはじめ俳優としても活躍する弟のアレックス・ウルフとの音楽ユニット「Nat and Alex Wolff」を結成し音楽界からも注目を集めている。そんなナットの音楽が、実は本作でも起用されており、ジア監督は「ナット・ウルフは出演してくれることが分かっていたから、彼の役は当て書きをしました『パロアルト・ストーリー』では、彼にすごくやっかいなキャラクターをやってもらったけど、実生活はすごくいい子なんです。ある夜、一緒に遊んでいたとき、彼が何とはなしに曲を演奏したんです。自分で作った『ウィンター・ベイビー』という歌なのですが、すごく素敵な曲で、そのことが彼のキャラクターであるジェイクの元となっていますし、その曲は映画の中でも使っています」と明かした。刺激的な日々と、誰もが羨む名声を得る3人だが、喜びも束の間、バズが上がれば上がるほど、“いいね”への執着が加速し、リンク、フランキー、ジェイクの3人の関係にも変化が巻き起こる。この三角関係の青春ドラマにも注目だ。『メインストリーム』は10月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メインストリーム 2021年10月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 Eat Art, LLC All rights reserved.
2021年09月12日『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』ビーニー・フェルドスタイン主演、作家・コラムニストのキャトリン・モランの半自伝的小説を映画化した『ビルド・ア・ガール』。今日9月12日、本作でロック・スター役を演じている、『ジョジョ・ラビット』や「ゲーム・オブ・スローンズ」で知られるアルフィー・アレンの誕生日に合わせ、歌声を初披露する本編映像が解禁となった。今回解禁されたのは、ジョアンナ(ビーニー・フェルドスタイン)が初めて恋する人気ロック・スター、ジョン・カイトのライブシーン。演じるのは、注目の英国俳優アルフィー・アレンだ。人気歌手リリー・アレンを実姉に持ち、世界的大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の人気キャラクター、シオン・グレイジョイ役でブレイク、近年は『ジョン・ウィック』『ジョジョ・ラビット』など話題作への出演も続いている。本作で演じたジョン・カイトは、駆け出しで音楽の知識の乏しいジョアンナにロックについて教え、ときに傷つき立ち止まってしまう彼女の背中を押してくれる重要なキャラクター。ミステリアスな雰囲気と大人の包容力を備えた“紳士”に、新米ライターのジョアンナは一瞬で恋してしまい、ライターとして冷静な記事を書けずに大失敗…。舞い上がってしまった自分を反省し、今度は一転、辛口批評家として大ブレイク、業界のトップに上り詰めていく中で彼と再会を果たす。解禁された映像には、音楽ライターとして初めての独占インタビューに訪れた駈け出しのジョアンナの緊張をほぐそうと、自分のライブステージに彼女を連れて登場し、間近で甘い歌声を披露するジョンの姿が収められている。時折ジョアンナに視線を向けて微笑みながら歌い続けるジョンの姿には、ジョアンナだけでなく誰もが魅了されてしまうこと必至。ステージ上での眩しい笑顔からアンニュイな表情まで、さまざまなジョンが写し出された新たな場面写真も到着した。実は本格的な歌唱シーンは本作が初挑戦となるアルフィー。まるで本当のロック・スターのようなセクシーで美しい歌声に、ジョアンナを演じたビーニーも「アルフィー・アレンは本当に見事でした。とても美しい声をしています。彼とのシーンはどれも楽しかったですね。彼はジョン・カイトの温かい悲しみを見事に表現しています」と大絶賛!アルフィーは「500~600人の前で歌うことになって、それまでに感じたことのない感覚に襲われました。特に緊張はしなかったと思います。ただ、純粋に楽しみにしていたんです」と振り返り、「ビーニーがいてくれたこともありがたかった。彼女と一緒にいると、すべてが楽になるんです。彼女は最高ですよ」とジョアンナ役のビーニーとの共演も充実していたことを明かしている。人間の弱さを体現したような「ゲーム・オブ・スローンズ」のシオン役、『ジョン・ウィック』のロシアンマフィア役とはまた異なる、彼の大人の色気と魅力あふれるロック・スター役にも注目だ。さらに、本日9月12日のアルフィーの誕生日を記念して、演じるジョン・カイトのポップでクールなキャラクタービジュアル2種類も解禁。映画公式Twitter(@buildagirl_jp)では、このビジュアルをスマートフォンの待ち受け画面として配布する。『ビルド・ア・ガール』は10月22日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビルド・ア・ガール 2021年10月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©MONUMENTAL PICTURES, TANGO PRODUCTIONS, LLC,CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, 2019
2021年09月12日2019年のカンヌ国際映画祭で脚本賞とクィア・パルム賞を受賞した『燃ゆる女の肖像』のセリーヌ・シアマ監督の長編2作目となる『トムボーイ』。公開に先駆け、監督インタビューが到着した。Q:『トムボーイ』の制作はどのように始まったのですか?『トムボーイ』は、驚くほど短期間で出来上がりました。14人のスタッフと、20日間で撮影したんです。こうした事実には、ラディカルさと力強さという、この映画のスピリットがよく表われていると思います。以前の作品とは違う方法で取り組みたいという気持ちが出発点でした。「女の子が男の子になりすます」という物語は、長いこと私の頭の中にありました。子ども時代のアイデンティティーの混乱について語ることは、ほとんどタブーのようですが、実際には強い刺激とある種の官能性を秘めた時期なのです。個人的に、物語には軽妙な味わいが必須だと思っています。例えば、刑事が他人の勘違いをうまく利用して、マフィアになりすますような物語を書きたかったんです。ある瞬間にすべてがひっくり返ったり、その成り行きを登場人物が受け入れざるを得ないというような。単純で分かりやすいドラマにしたいと考えました。Q:ロール/ミカエルを演じたゾエ・エランをどうやって見つけたのですか?信じられないことに、私たちはオーディションの初日にゾエに出会ったんです。逸材でした。サッカーが大好きで、長い髪を切ってもいいと言いましたし、テストのための短いシーンではとても自然でした。彼女はまさに「ぴったり」で、彼女となら一緒に仕事ができると思いました。Q:ロールとミカエル、それぞれへの演出について教えてください。ロールあるいはミカエルは常に二重生活であり、矛盾した感情を抱えています。のんきにその場の状況を楽しんだりすることと、嘘をついているという強烈な意識の狭間にいるのです。ゾエがロールを演じる場面は主に室内で、私は彼女に集中し、穏やかに接しました。一方、ミカエルの場面は屋外で、私たちの関係も荒っぽくて力強く、声のトーンも変えました。仲間たちといる時に演技をさせるのがいちばん難しくて、彼女はすぐに集中力を失ってしまいました。身を入れる必要のある役で、そこから逃げたくなるのは理解できましたけれどね。Q:ほかの子どもたちはどうやって見つけましたか?ジャンヌ役のマロン・レヴァナは、オーディションが終わっても部屋を出て行きたがらなかったんです。そこにいたがったというのは、いい兆候でした。でも私が確信したのは、彼女がゾエと会ったときです。その瞬間に11歳の女の子とその「妹」との間には、何かしらの結びつきが生まれました。子どもたちへの演技指導でいちばん難しかったのは、すぐに疲れてしまうことと、一度仕事したくないと思ったら働かないことです。私にとってではなく、彼らにとってちょうどいいときに撮影をやめなければなりませんでした。20日間の撮影期間しかないため、1日に2~3シーンを撮らなければなりません。協力関係と注意深さ、寛大さ、威厳を見せることのバランスを見いだす必要がありました。そして「私にとっての前進とは、自由や独立を獲得し、新たな創作や演出の方法を試すことです」と語るシアマ監督。のちの躍進の一端をのぞくことができる瑞々しくもスリリングな1作であることがうかがえる。『トムボーイ』は9月17日(金)より新宿シネマカリテほかにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トムボーイ 2021年9月17日より新宿シネマカリテほか全国にて公開© Hold-Up Films & Productions/ Lilies Films / Arte France Cinéma 2011
2021年09月11日レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンスを主演に迎え、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、ティモシー・シャラメ、アリアナ・グランデ、ジョナ・ヒル、マーク・ライランスと人気実力派キャスト陣が集結する映画『ドント・ルック・アップ』が、Netflixにて12月24日(金)より独占配信決定。場面写真と予告編が解禁された。天文学専攻のランドール・ミンディ博士(レオナルド・ディカプリオ)は、落ちこぼれ気味の天文学者。ある日、教え子の大学院生ケイト(ジェニファー・ローレンス)とともに地球衝突の恐れがある巨大彗星の存在を発見し、世界中の人々に迫りくる危機を知らせるべく奔走することに。仲間の協力も得て、オーリアン大統領(メリル・ストリープ)と、彼女の息子であり補佐官のジェイソン(ジョナ・ヒル)と対面する機会を得たり、陽気な司会者ブリー(ケイト・ブランシェット)によるテレビ番組出演のチャンスにも恵まれ、熱心に訴えかけるが、空回りするどころか、事態は思わぬ方向へ向かい、さらなるどつぼにハマっていく。個性的なキャラクターたちに翻弄されながらも、果たして 2人は手遅れになる前に彗星衝突の危機から地球を救うことができるのか!?解禁となった映像では、危機を知らせようとするミンディ博士とケイト、そして彼らを取り巻く、豪華キャスト演じるクセ者たちの姿が 次々と映し出される。正念場を前に緊張しまくりの超アガリ症なミンディ博士と、教え子ながら冷静に彼を支えるしっかり者のケイト。 そんな凸凹コンビの 2 人が、オーリアン大統領とジェイソン補佐官に相まみえるも、アガリすぎて「その息遣いがストレス」「“終末”関係の会議がいくつあると?」などまったく相手にされない一幕も。さらに、ケイト演じる TV司会者や、アリアナ・グランデ、ティモシー・シャラメ演じる謎の若者らも登場。彗星の衝突までたったの6か月、彼らはミンディ博士とケイトを翻弄するのか、あるいは助けになるのかーー?本作は、12月より日本の一部劇場にて公開も予定されており、今年の賞レースでも話題になること必至だ。Netflix映画『ドント・ ルック・アップ』は12月24日(金)よりNetflixにて独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年09月10日終戦後約30年の時を経て帰還し、“最後の日本兵”と呼ばれた旧陸軍少尉・小野田寛郎の潜伏期間の史実をもとに着想を得た、フランス・日本・ドイツ・ベルギー・イタリア国際共同製作『ONODA 一万夜を越えて』。この度、当時のニュース映像が再現されたシーンを含む予告編が公開された。到着した予告編では、鈴木青年(仲野太賀)が、小野田の元上官でいまは古本屋を営む谷口(イッセー尾形)に、小野田への任務解除の命令を出すよう相談する、1974年のシーンから始まる。そして映像は約30年前に遡る。1944年、若干22歳にしてルバング島に着任し、秘密戦の実行の命を受けた小野田(遠藤雄弥)。命の危険に晒され、友の死に傷つき、精神を蝕まれながらも、「玉砕は一切まかりならん」という谷口の命令を守り続けた、日々が映し出される。またラストは、最後の仲間も亡くし、真の孤独にさらされた小野田(津田寛治)の虚無をも感じさせる瞳が印象的な顔のアップで締めくくられる。その表情は、彼の命がけの潜伏を物語っているようだ。『ONODA 一万夜を越えて』予告編さらに映像と共に、場面写真も一挙に公開された。『ONODA 一万夜を越えて』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ONODA 一万夜を越えて 2021年10月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©bathysphere - To Be Continued - Ascent film - Chipangu - Frakas Productions - Pandora Film Produktion - Arte France Cinéma
2021年09月10日壮大なスケールと映画史上初の設定によるエキサイティングなストーリーで、映画ファンを驚愕と歓喜の<ニュー・ワールド>へと誘う、新感覚SFエンターテインメント『カオス・ウォーキング』より、予告編が解禁された。本作はガーディアン賞、カーネギー賞など、数々の名立たる文学賞を制したパトリック・ネスの傑作SF小説を、大ヒットメーカーのダグ・リーマン監督が映画化。主演は英国からハリウッドへ進出、スパイダーマン役で知る人も多いトム・ホランド、また『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でスターダムを駆け上がったデイジー・リドリーと、21世紀を代表する名優マッツ・ミケルセンが脇を固めている。今回解禁された予告編は、地球からやってきた宇宙船が墜落し、宇宙船の唯一の生き残りの女性ヴァイオラ(デイジー・リドリー)が、トッド(トム・ホランド)と出会うところから始まる。首長のプレンティス(マッツ・ミケルセン)からトッドたちの住む<ニュー・ワールド>では、男は頭の中の考えや心の中の想いが<ノイズ>となってあらわになり、女は死に絶えたという衝撃の事実を聞かされるヴァイオラ。一方トッドはこの地で最後に生まれ女性を見るのが初めてのため、ヴァイオラを見てドキドキが止まらない。しかしそんなほのぼのとした空気を一変させるようなふたりの逃避行が、後半には待ち受けている。ヴァイオラを捕らえて利用しようとするプレンティス。謎の生物との格闘。バイクに乗って森の中を疾走するヴァイオラ。銃を構えるプレンティス。ふたりの逃避行はやがて<ニュー・ワールド>に隠された謎へとつながっていく。映像の最後は、トッドが「気にしないで」と言いながら、<ノイズ>で「かわいい」と思っていることがバレてしまい、ヴァイオラも満更でもなさそうな笑みを浮かべるという場面で締めくくられている。『カオス・ウォーキング』は11月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カオス・ウォーキング 2021年11月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved
2021年09月10日興行収入が公開日から右肩上がりとなり、話題となっている『シャン・チー/テン・リングスの伝説』。ついにベールを脱いだ、マーベル・スタジオの新ヒーロー誕生の物語に早くも絶賛の声が相次ぐ中、ひと際熱い視線が注がれているのが、本作のヴィランを演じたトニー・レオン。その「繊細な演技」により「好きなヴィラン1位更新した」と称賛の声が相次いでいる中、日本のファンへ語りかけるメッセージ映像が到着した。トニー・レオンといえば、言わずと知れたアジアが誇るトップ俳優。演じたどの役柄からも感じられる叙情的な表現力で、世界中に多くのファンを抱えている。そんな彼が新たに演じるキャラクターには熱い視線が集まっていたが、早々に本作を鑑賞したファンたちからは「悪役としての繊細な演技がたまらない」「アクションと繊細な表情の演技がほんと素晴らしかった…」「好きなヴィラン1位更新したかも」など称賛の声が続々。主人公の敵という役柄を演じているにも関わらず、観る者全てを魅了している。そんなトニー・レオンからメッセージ映像が到着。直々に、日本のファンに向けて語り掛ける贅沢な内容となっており、本作をまだ観ていない方にはお茶目なひと言を、1回観てくれた方にはセクシーなウインクを、そして2回以上観てくれた方にはなんと愛のメッセージも…!?本作では最凶のヴィランとして、エモーショナルな演技で魅せる鋭い眼差しや迫力満点のアクションでファンたちのハートを掴んでいるが、そんな役柄とは対照的に、本映像内ではチャーミングで愛らしい姿が見られ、そのギャップは必見となっている。今回トニー・レオンが演じたのは、主人公シャン・チーの父で、伝説の腕輪<テン・リングス>を操る悪の組織のリーダー《シュー・ウェンウー》。息子シャン・チー(シム・リウ)は父が思い描いた通りの悪の道へは進まず、「二度と戦わない」と自らの力を封印し、姿を隠してしまう…。だが、父シュー・ウェンウーは、ある事を理由に、平凡な青年として生きていた彼を再び荒波の道へと引き戻そうと暗躍。次第にその父子の関係が、地球の命運すら握る壮大なストーリーへと発展していく。マーベル・スタジオの新時代を築くヒーロー《シャン・チー》と、“最凶の父”《シュー・ウェンウー》とのドラマ、“ヴィラン”として新たな魅力を発揮したトニー・レオンの演技に要注目だ。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2021年09月10日かつてない映像体験で世界中を熱狂させた『マトリックス』の新章となる『マトリックス レザレクションズ』から、初の予告編が全世界で一斉解禁された。監督は、『マトリックス』シリーズの生みの親であり、シリーズ全作品を監督しているラナ・ウォシャウスキー。本作でも最新のVFXによって創り出される現実と見紛う仮想世界と、まるで悪夢のような現実世界。そして数々の画期的な発明によって撮影されたアクションシーンなど、『マトリックス レザレクションズ』でしか見ることのできない唯一無二の映像革命を見せてくれる。キャストには、ネオ役のキアヌ・リーブス、トリニティー役のキャリー=アン・モスらが、それぞれ同じ役を続投。新キャストとして、ネオを救世主と信じ、世界の真実を伝え彼を導くモーフィアス役に、『アクアマン』のブラックマンタ役で知られるヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が、ネオの宿敵エージェント・スミス役に、Netflixオリジナルシリーズ「マインドハンター」のジョナサン・グロフが、それぞれ抜擢。ほかにも新キャラクターを演じる、ニール・パトリック・ハリス、クリスティーナ・リッチらの出演が決定している。今作はシリーズ3作目『マトリックス レボリューションズ』の続編ではなく、1作目の続編となる。今回全世界で一斉解禁された予告編は、2分52秒のスケールたっぷり、迫力満点の見応え十分な映像だ。閑静な住宅街の映像から始まり、セラピストの男に向かって「夢とは思えない夢を見た」と話すキアヌ・リーブス演じる主人公ネオ。マトリックス・コードで形作られた街の中を歩いていたり、見知らぬ敵と戦っていたり、得体の知れない機械に体を繋がれていたりするカットがフラッシュバックする。自分が狂ってしまったのかと不安になるネオに、男は「ここではよくある」と返す。その後もネオが自分のいる世界に違和感を覚えるシーンが続く。青いカプセル、「不思議の国のアリス」の本、鏡に映る老人など好奇心をくすぐられる謎を散りばめた構成だ。そして後半には、モーフィアスから赤と青のカプセルの選択を迫られるシーンや、白ウサギのタトゥーの女性に付いていくシーンなど、1作目を彷彿とさせるシーンが続き、怒涛のアクションシーンへと突入。最後にはエージェント・スミスがネオに向かって「長い年月の果てに、始まりに戻ったのさ。マトリックスにね」という意味深長な言葉を言う。世界は未だにマトリックスに支配されたままだったのか?そして、ネオはマトリックスから人類を救う救世主ではなかったのか?見れば見るほど謎が深まる。テクノロジーが進歩し、高度な情報社会となった現代では、目に見えるものが真実とは限らない。日常的に目にするインターネット上でのフェイクニュースやSNSの書き込みをはじめ、何が真実か見極める力が必要となっている。それは、我々がすでにマトリックスに囚われているのということを意味しているのかもしれない。常に時代の先を行き、はるか未来を見せてくれた『マトリックス』。何が真実で、何が真実でないのか、先行き不透明ないまの時代を生きる我々に『マトリックス レザレクションズ』が見せる世界にいっそう期待が高まる。◆「鬼滅の刃」TV放送で、遠藤憲一によるタイトルコールver.がオンエア記念すべきマトリックス・デー当日の9月11日(土)には、19時から放送予定のTVアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編 特別編集版 第一夜「兄弟の絆」のCM用に特別に編集された『マトリックス レザレクションズ』の30秒CMが投下される。この映像は『マトリックス』シリーズ全ての予告編でナレーションを担当してきた俳優の遠藤憲一のタイトルコールが入ったスペシャル映像。抑えたトーンのそのタイトルコールは、ファンにとっては身震いするほどのスペシャルなものとなるだろう。『マトリックス レザレクションズ』は12月、世界公開。(text:cinemacafe.net)
2021年09月09日『ゴジラvsコング』『ザ・ゲスト』のアダム・ウィンガード製作総指揮×サイモン・バレット監督コンビによる最新作『降霊会ー血塗られた女子寮ー』の日本版ポスタービジュアルと予告編が解禁された。美少女だらけの全寮制高校・エデルヴァインへ一人の生徒カミール(スキ・ウォーターハウス)が転校してくる。ある日カミールは、学園を牛耳る生徒たちに「死んだ生徒の霊を呼び出そう」と誘われ降霊会をすることに。ちょっとした悪ふざけのはずだったが、儀式の直後から関わったメンバーが次々と凄惨な死を遂げていく…。本作は、女子寮で生徒たちに次々と恐怖が襲いかかる女子高生最恐スプラッター・ホラー。製作総指揮には『ゴジラvsコング』のヒットが記憶に新しいアダム・ウィンガード。監督は脚本家として彼と長年コンビを組んできたサイモン・バレットが務めた。次々と巻き起こる恐怖と対峙していくことになる女子高生・カミールは、有名ブランドでモデルを務めファッションアイコンとして人気を得る傍ら『名探偵ピカチュウ』などの話題作にも出演するなど、俳優としてのキャリアを着実に積み重ねているスキ・ウォーターハウスが演じている。スキ・ウォーターハウス-(C)Getty Images解禁された予告編は、「準備はいい?」とカミールと同級生たちが降霊会を始めるシーンからスタート。続いて「霊は本物」というセリフ、何かに怯え逃げ惑う女子高生たちの姿が収められ、次々と恐ろしい出来事が続く様子が映し出されている。併せて解禁となった日本版のポスタービジュアルは、ハンマーを片手に持ち、返り血を浴びながらも何かに立ち向かおうとしているカミールの姿と好奇心で降霊会を行う女子寮の同級生たちの様子が切り取られている。そして「それは死を招く、禁断の遊戯――」というキャッチコピーが、これから彼女たちを待ち受ける恐怖を物語っているようだ。『降霊会ー血塗られた女子寮ー』は10月22日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋「のむコレ2021」にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:降霊会 -血塗られた女子寮- 2021年、のむコレ2021にて公開© 2020 HANWAY SEANCE LIMITED
2021年09月09日大人気シリーズ『ソウ』の新たなリブート版『スパイラル:ソウ オールリセット』より、公開直前記念として本編冒頭映像が到着した。全世界を絶叫と熱狂の渦に巻き込んだスリラー映画『ソウ』誕生から17年。シリーズは世界観を拡大し、8作を世に送り出し大人気シリーズに。そして2021年、過去作をアップデート&リセットした《完全なる新章》が幕開けとなる本作。この度到着した冒頭映像は、街のフェスティバルで、ひったくり事件が発生し、現場を巡回していたボズウィック刑事が猛ダッシュで逃げる犯人を追いかけ、怪しいマンホールに行きつくところからはじまる。マンホールの階段を降りると、そこは真っ暗闇の世界。ボズウィック刑事が銃を構えながら警戒して前に進むと、目の前に犯人らしき人物が。「両手を上げろ!2度は言わないぞ」と、威勢よく威嚇するがそれはただのマネキンだった。驚愕する間もなく、突如ブタのマスクを被った猟奇犯が現れ刑事を襲撃。そのまま気を失ってしまい目を覚ますと、舌を固定されまま地下鉄の線路上に吊るされている状況に…。トンデモない状況に気が動転していると、目の置かれたモニターに豚マスク姿の犯人が映し出される。「やあ、ボズウィック刑事。ゲームをしよう。2分後に地下鉄が来る。お前の決断次第で、ここが“命の終点”となる。お前は裁判で偽証し多くの無実の人々を刑務所に送り込んできた。生存のチャンスは1度。嘘をつき、人を騙すために使われた舌を引き抜け」と、『ソウ』シリーズらしく“命の選択”ゲームがスタートする。猛スピードの電車が轟音を立てて迫るなか、ボズウィック刑事は最初の犠牲者となってしまうのか…。ハラハラが止まらない冒頭映像となっている。主人公・バンクス刑事を演じるとともに、製作総指揮を務めた“ソウフリーク”クリス・ロックが「人間のあらゆる感覚に働きかけるローラーコースターのような作品だよ。人間関係のドラマが描かれているかと思えば、刑事もののアクションもあって、ちょっとした笑えるシーンもあり、極上の恐怖も十分に味わえる。観客を欺いてリラックスさせたかと思えば、恐怖に震えさせたり、おもしろいせりふで笑わせたり、っていう描写の繰り返しなんだ。要するに、見たいと思うものがすべてつまっているんだ。もちろん、素晴らしいトラップの数々もね。そうそう、この作品に登場するトラップはいままでの『ソウ』シリーズとは一味ちがっているんだ」と、『ソウ』ファンをワクワクさせるコメントを寄せている。“『ソウ』シリーズであって、『ソウ』ではない”、完全なる新章。ジグソウを凌駕する猟奇犯が、一体どの人物なのか。いよいよ公開が迫る本作に注目が集まる。『スパイラル:ソウ オールリセット』は9月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイラル:ソウ オールリセット 2021年9月10日より全国にて公開©2020 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.
2021年09月09日13歳の少女vsネオナチという異色バトルが繰り広げられ、全米興行2週連続1位に輝いたヒット作『BECKY ベッキー』が、「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」のプレミア上映作品として10月より公開決定。予告編が解禁となった。“地下鉄降りたら即戦場”なアクション『ブッシュウィック 武装都市』(17)、“ナゲット食ったら即ゾンビ”のホラーコメディ『ゾンビスクール!』(14)といったジャンル映画で手腕を発揮してきたジョナサン・ミロ、カリー・マーニオンの監督コンビによる本作は、いわば“別荘ついたら即ネオナチ”というユニークな設定のアクションホラー。母親を亡くした13歳の少女ベッキーは絶賛、反抗期。山の中の別荘で、父から再婚相手を紹介されるもその場を飛び出してしまう。しかし、その直後、刑務所から脱獄したネオナチ凶悪犯4人組が別荘に押し入り、ベッキー以外を人質に...。窮地に立たされるベッキーだが、恐るべきスキルと思春期特有の複雑な感情がスパークして生み出されたありあまるパワーを駆使して、ネオナチたちに反撃を開始していく。この度解禁となる予告編でも、『アナベル 死霊人形の誕生』の子役ルル・ウィルソン演じるベッキーのバイオレンスぶりが炸裂。父親を拷問される様子を目撃した怒り狂うベッキーは、動物をあしらったニット帽を目深に被って臨戦態勢に入ると、キラキラなラメがキュートな色鉛筆や古びた桟橋の板、天糸など身の回りのものを使い、森中にトラップを張り巡らせていく!さらには「捕まえてみな~」と敵を挑発したり、木の上からお手製アスレチックを駆使して奇襲をかけたりと、まるで『ホームアローン』のような“DIY精神”と負けん気の強い大胆な行動で屈強なネオナチたちを翻弄。彼女の勢いにビビり、「傷つけたくない」と休戦を持ちかけてもなお、「私は傷つけたい」とかますベッキーは必見。頭脳と狂気で追い詰めていく『キックアス』も顔負けの彼女の戦いぶりには、戦慄しながらも、思わず笑顔がこぼれてしまう!?強い女性が大活躍!シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション1968年に創設された「シッチェス映画祭」は、スペイン・バルセロナ近郊の海辺のリゾート地シッチェスで毎年10月に開催されている映画祭。SF、ホラー、サスペンスなどのジャンル映画に特化した「世界三大ファンタスティック映画祭」の1つであるとともに、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭であるため世界でも権威のある国際映画祭。そして、シッチェス映画祭で上映された作品の中から厳選した作品を日本で上映する、同映画祭公認の映画祭「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」は、これまでも日本のホラーファンからの熱狂的な支持を集め、今年で8回目を迎える。『BECKY ベッキー』のほか強い女性たちが登場する注目作としては、モロッコの妖女伝説をモチーフとした超常ホラー『呪術召喚/カンディシャ』がある。呪いによって召喚される“カンディシャ”は、かつて自分を痛めつけた男に対する積年の恨みを晴らすように、男たちを1人、また1人と着実に血祭りにあげていく。そんな最恐ヴィランに対抗するのは、彼女を呼び出してしまった主人公らティーン女子3人組。相次ぐ悲劇に絶叫連発の彼女たちが、悲劇の連鎖から脱することはできるのか!?『呪術召喚/カンディシャ』さらに、国会を舞台に政治家が次々にゾンビ化していくという台湾産のホラーコメディ『ゾンビ・プレジデント』には、武術の使い手である女性立法委員のインインが登場。少女時代に抱いた願いを叶えるべく、大物政治家相手でも毅然とした態度で対峙しながら、ときにはつい手や足が出てしまう、勝気な女性だ。地獄絵図と化した議場に蠢くゾンビどもを、華麗なる動きで蹴散らしながら、先頭を切って脱出への道を切り開いていく彼女の姿は、超クール。プロレスの技を取り入れたケレン味たっぷりなアクションが見どころとなっている。『ゾンビ・プレジデント』ほかにも、新作ジーンズが人間を襲撃するホラーコメディ『キラー・ジーンズ』(2020年/カナダ)、絶対に眠ってはいけないというルールの実験に強制参加させられる『スリープレス・ビューティー 戦慄の美女監禁実験』(2020年/ロシア)、アメリ・ノートンのベストセラー小説を映画化した『ロスト・ボディ~消失~』(2020年/スペイン、ドイツ、フランス)がラインアップされている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:BECKY ベッキー 2021年10月29日よりヒューマントラストシネマ渋谷「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」ほか全国にて公開© 2020 BECKY THE MOVIE, LLC
2021年09月09日マーベル・スタジオ最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が、ついに日本公開。初週末3日間の興行収入は3億円を突破、動員は19万人を記録(興収:3億113万円/動員:19万6,412人)し、国内週末興行ランキングNo.1となる大ヒットスタートを切った本作から、最高峰のスタッフが集結した壮絶アクションの舞台裏が明かされるメイキング映像が解禁された。SNSでも「とにかく格闘シーンが抜群にカッコいい!」「アクションはもう非の打ち所がない程見応えがあって今までにない斬新な戦闘に目が釘付け」「アクションに鳥肌立った」と、特に本作のアクションシーンへ絶賛の声が続々。この度、解禁となったメイキング映像は、そのアクションシーンの裏側が明らかにされている。本作で最初のアクションが展開するこのシーンは、平凡な青年として過ごしていたシャン・チーが父から授かった最強の力を解放し、ヒーローへと覚醒する重要な場面でもある。狭いバスの中を隅々まで活用して縦横無尽に駆け回り、華麗なアクションが次々と繰り出される。デスティン・ダニエル・クレットン監督も「初めての経験だった」というように、実際にサンフランシスコの坂道で本物の車をぶつけながら撮影されており、まさに冒頭から観客の度肝を抜く演出となっている。自らの運命から逃れるために渡ったサンフランシスコで、ホテルで働く平凡な青年“ショーン”として暮らしていたシャン・チーが、彼の父であり犯罪組織《テン・リングス》のリーダーであるシュー・ウェンウーが送り込んだ刺客の襲撃を受け、走り続ける狭いバスの中で激しいアクションを繰り広げるシーンの撮影風景が!主人公シャン・チーが繰り出すマーシャル・アーツが注目を集めているが、シャン・チーを演じたシム・リウは、この作品を「根っからのマーベル映画だ」と語る。「当然、アクションが満載。展開する各シーンのクオリティも間違いない」とアクションは当然のことながら、そのほかの演出にも太鼓判を押す。マーベル・スタジオの社長であり、本作のプロデューサーでこれまでも数々のマーベル・スタジオ作品を手掛けてきたケヴィン・ファイギは「マーベル映画で史上最大級のスケール」と断言し、自信を見せている。本作ではそのほかにもシャン・チーと最強の刺客デス・ディーラーがビルの中で肉薄のバトルを繰り広げるシーンや、離れ離れになっていた妹シャーリンと熱狂する格闘場で拳を交えるシーンも。さらにはトニー・レオンらが太極拳を活用した優雅で神秘的ながら圧巻のアクションを繰り広げるシーンもある。本作のアクションは世界中のあらゆる武術を結集して作られており、シャン・チーの親友ケイティを演じたオークワフィナが「スタントチームは最高峰」と語るように、本作のためにまさに世界中からトップクラスのスタッフが集められた。その中にはジャッキー・チェンのスタントチームメンバーとして長年活躍したアンディ・チェンやブラッド・アランも含まれており、さらにシャン・チーの母親を演じたファラ・チェンは太極拳の世界女王から直接指導を受けたほか、数々のアクション映画に出演してきたトニー・レオンもリハーサルだけで2週間を費やしたほど。これまで多くの作品に出演し、本作ではシャン・チーの伯母イン・ナンを演じるミシェル・ヨーも神秘的な物語と世界中の武術を取り入れたアクションの融合に、「個性的な作品」と語る。シム・リウはインタビューでも「これまでのマーベル映画では決して見られなかったシーンや場面に驚かされるはず。そういうシーンに衝撃を受けて魅了されることになると思うんだ。とにかく観てもらわなければ信じてもらえないだろうけれどねと」と笑顔を見せつつ、さらに「デザイナーたちが考案したとても素晴らしくてクリエイティブなシーンが幾つかある。それらのシーンは、マーベル映画だけにとどまらず、一般的な映画全体のハードルを上げることになると僕は思っている」と自信たっぷりに語っている。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2021年09月09日ジョニー・デップが写真家ユージン・スミス氏を演じる『MINAMATA―ミナマタ―』。この度、音楽を手掛けた坂本龍一から「決して過去のことではないという気持ちで音楽を担当しました」とのコメントと、新場面写真が到着した。本作の音楽を手掛けたのは、これまでに『戦場のメリークリスマス』(83)や『ラストエンペラー』(87)など、映画史に残る名作の音楽を多数担当してきた坂本龍一。「本作の作曲家にと、私たち製作陣が夢見ていた人だ。元々私の理想の作曲家だが、特に本作においては完璧だ。彼は産業公害に強い関心を持っているし、音楽で世界を癒している」と語るアンドリュー・レヴィタス監督の熱烈なオファーのもと今回、坂本さんの参加が実現した。「この物語の人々と、すべての人間に秘められた美しさを音楽に反映したかった」という監督の想いを引き受け、演奏に使用する楽器の年代にまでこだわり完成させたという音楽は、映画に優しく寄り添い、物語を鮮やかに彩っている。「ミナマタに悲劇をもたらしたことと同じことが、その後も世界中で起きていると思います。その意味でミナマタは決して過去のことではないという気持ちで音楽を担当しました」とその想いを語る坂本さん。音楽にはさらに「LIFE」の副編集長ミリーを演じた世界的メゾプラノ歌手、キャサリン・ジェンキンスも参加。彼女の声と坂本さんの伴奏は公害で苦しむ地球に“声”を与えている。併せて解禁された新場面写真は、ジョニー扮する写真家のユージン・スミスと美波演じる妻のアイリーンが大量の煙を吐き出す工場を背景に、視線を交わすシーンや、2人が水俣病患者の元を訪れ、話を聞く姿、群衆の中で険しい表情を浮かべながらたたずむ真田広之演じるヤマザキ・ミツオ。「LIFE」紙に掲載されたユージンの写真を静かに見つめる國村隼演じるノジマ・ジュンイチの姿、そしてビル・ナイ演じる「LIFE」編集長に真剣な視線を向ける副編集長のキャサリン・ジェンキンスといった、物語の鍵となるシーンが次々に写し出されている。『MINAMATA―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年09月08日全米初登場No.1スタート、全世界32か国で首位を獲得するスタートを切り、全世界で大ヒットしている映画『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』。この度、1作目『死霊館』から重要なエド&ロレイン・ウォーレン夫妻を演じ続けている、パトリック・ウィルソンとベラ・ファーミガの2ショットインタビュー映像を入手した。『死霊館』ユニバースにて、2013年の1作目『死霊館』から最重要な実在の心霊研究家エド&ロレイン・ウォーレン夫妻を演じ続けている、パトリック・ウィルソンとベラ・ファーミガ。ストライプのリンクコーデで身を包む2人は最初に、「アメリカ史上初、前代未聞の殺人事件。犯人の供述は一貫して『ぜんぶ、悪魔のせい』悪魔の憑依を理由にした」と事件の概要について語り始める。「最初の数分でこれまでの『死霊館』とは違うと感じてもらえる」これまでの作品との違いについてパトリックは、「呪われた家をめぐる典型的なホラー映画よりも、探偵ものやスリラーの要素が強い」と、いままでのシリーズにはなかった新しい要素を話し、さらに見どころについては、「最初の数分でこれまでの『死霊館』とは違うと感じてもらえると思う」「謎解き、ミステリー、アクションと冒険がプラスされ雰囲気も全然違う」と、スケールアップした設定について言及。続けて、ベラは「第1作と第2作を観ていなくても問題ない『死霊館』ユニバースの知識がなくても楽しめる」とコメント。本作への期待が膨らむインタビュー映像となっている。また、彼らが演じる実在する夫妻についてベラは、「お互い一目惚れだったとロレインから聞いた」と実際のロレインとの交流を明かす。さらには「本作には回想シーンがあって出会いの場面も描かれている」と、ウォーレン夫妻の馴れ初めが明かされることを示唆する発言も飛び出し、会話の合間にはパトリックとじゃれ合う様子も。続いて「Hello JAPAN!」と日本のファンへ向け微笑みながら、日本語を交えたメッセージも贈ってくれた。『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』は10月1日(金)より全国にて2D/4D公開(※一部劇場を除く)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死霊館 悪魔のせいなら、無罪。 2021年10月1日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年09月08日リドリー・スコットが製作総指揮、昨年のSXSW映画祭で絶賛された全米の“ドーナツ王”に迫った驚きのドキュメンタリー『ドーナツキング』の予告編が解禁された。アメリカ国内約2万5000店以上のドーナツ店のうち5000店舗があるカリフォルニア州。そこに住む人々の朝の車通勤の定番は、「ドーナツ2個と1杯のコーヒー」。そんなアメリカ人が愛してやまないドーナツ店の経営を始めて資産2千万ドル(日本円で約22億円)をも所有する“ドーナツ王”となったカンボジア人男性テッド・ノイ。誰もがうらやむアメリカンドリームを掴んだ彼は、なぜアメリカに渡り、いかにして現在も脈々と継がれるドーナツ店経営に至ったのか?そんな彼の人生は、カンボジア内戦、難民問題、大手チェーン店VS個人経営店の最新ドーナツ事情まで、幾多の困難にあふれていた。映画はそれらを乗り越えながら、思いもよらぬ方向へ転がる人生と数奇なエピソードが紡がれる。監督は、新進気鋭のアリス・グー。昨年のSXSWでその才能を絶賛された注目の女性監督だ。このたび解禁された予告編では、冒頭からテッドさんが焼き上げた沢山のドーナツがお目見え。胸が躍る何種類ものカラフルなドーナツが登場し、テッドさんを知る人々の証言が少しずつ積み重ねられていく。「大金持ち」「カンボジア難民にチャンスを与えた人物」「命の恩人」「お金のためなら何でもやる」「失望した」…果たして何が本当の彼の顔なのか。祖国カンボジアから自由の国アメリカへ渡り、生き抜くためにドーナツに全てを捧げた彼の人生に興味が掻き立てられる映像となっている。併せて、本作の舞台であるアメリカ・カリフォルニア州在住の映画評論家の町山智浩氏から本作へ熱いコメントが寄せられた。「ポルポトの虐殺から逃れ、難民としてアメリカに渡り、無一文からドーナツ王へとのし上がり、故郷の同胞を救うカンボジアのシンドラーになるが‥‥‥1分先が予想つかないジェットコースター人生!抜群の面白さ!」ピンクの箱に詰められた誰もが大好きなドーナツにまつわる、誰も知らない驚愕の真実。全米“ドーナツ王”の甘いだけではない人生を味わえる、格別のドキュメンタリーだ。『ドーナツキング』は11月12日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドーナツキング 2021年11月12日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020- TDK Documentary, LLC. All Rights Reserved.
2021年09月08日空前の社会現象を巻き起こした『マトリックス』の新章の邦題が『マトリックス レザレクションズ』(原題:THE MATRIX RESURRECTIONS)が、日本をはじめ全世界で2021年12月に公開することが決定。そのビジュアルと映像が初解禁。特設サイト「WhatIsTheMatrix.com」にてインタラクティブ・トレーラーも公開されている。1999年、1作目が公開されるや、これまで誰も観たことのない映像体験で世界中を熱狂させた『マトリックス』。我々の生きるこの世界が、実は仮想世界であるという衝撃的な設定。アクション映画の概念を塗り替えた超絶アクション、緑にきらめくマトリックス・コード、クールなネオとトリニティーのルック、斬新な映像と撮影手法、VFXとカンフーの組み合わせや、日本のアニメから影響を受けた異文化的斬新なアクションなど、まさに映像革命といわれた。ネオ役キアヌ・リーヴスそんな、『マトリックス』の新章が本作『マトリックス レザレクションズ』。「レザレクションズ」とは「復活」という意味の言葉で、副題が「R」から始まるのもこれまでの『マトリックス』シリーズを踏襲しており(2作目は『マトリックス リローデッド』、3作目は『マトリックス レボリューションズ』)、まさに新章に相応しいタイトル。しかし、この“レザレクションズ=復活”とは何を意味しているのか?まだ明かされていないその全貌に期待が膨らむ。日本時間9月8日(水)AM1時に更新された特設サイトWhatIsTheMatrix.comでは、『マトリックス レザレクションズ』の映像とビジュアルが初解禁。ビジュアルは白一色の背景の中に、『マトリックス』1作目に登場した赤いカプセルと青いカプセルが。そのカプセルの上には“未来を選べ”の文字。かつてキアヌ・リーブス演じる主人公ネオが、“マトリックス”世界を知ることになる、究極の選択を迫られたまさにその状況と同じ。現実世界に目覚め真実を知ることができる赤いカプセルか?何も知らずに仮想世界の中で生きていく青いカプセルか?2021年を生きる我々に、再びこの選択が突きつけられる。★特別映像も初解禁!インタラクティブ・トレーラーを体感せよWhatIsTheMatrix.comの画面に表示される選択=赤いカプセルor 青いカプセルのいずれかをクリックした者だけが、世界初の試みとなる“インタラクティブ・トレーラー”を体験することができる。“インタラクティブ・トレーラー”は、ユーザーがアクセスした国や地域の時間帯に合わせて、リアルタイムに時間とナレーションがカスタマイズされるという機能を取り入れた世界初のトレーラー映像。例えば、ユーザーが映像を見ている時間が日本時間の午前11時24分であれば、映像内では「あなたは午前11時24分だと思っているかもしれないが」というナレーションが流れ、リアルタイムな時間が表示される。緑のカタカナが上から降り注ぐお馴染みのマトリックス・コードに導かれ、映画のシーン映像と合わせて、自分だけにカスタマイズされた『マトリックス レザレクションズ』の世界を体感することができる。加えて、ユーザーが映像を見ている国や地域に合わせて、自動的に翻訳字幕が表示される機能も搭載。常に時代の先を見せてくれる『マトリックス』らしく、他では体験できない最新のテクノロジーが取り入れられている。さらに、9月9日(木)22:00に<全世界一斉>予告編解禁も決定。監督は『マトリックス』シリーズの生みの親であり、シリーズ全作品を監督しているラナ・ウォシャウスキー。キャストには、ネオ役のキアヌ・リーブス、トリニティー役のキャリー=アン・モス、ナイオビ役のジェイダ・ピンケット・スミス、メロビンジアン役のランバート・ウィルソン、エージェント・ジョンソン役のダニエル・バーンハードらが、それぞれ同じ役を続投することが決定。新キャストとして、ネオを救世主と信じ、世界の真実を伝え、彼を導くモーフィアス役に、『アクアマン』のブラックマンタ役で知られるヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が、ネオの宿敵エージェント・スミス役に、Netflixオリジナルシリーズ「マインドハンター」で主役のFBI捜査官ホールデンを演じるジョナサン・グロフがそれぞれ抜擢されている。ほかにも新キャラクターを演じる、ニール・パトリック・ハリス、クリスティーナ・リッチらの出演が決定している。新キャストのクリスティーナ・リッチなお、今作はシリーズ3作目『マトリックス レボリューションズ』の続編ではなく、1作目の続編に当たる。果たして1作目の続きとして何が描かれているのか?仮想世界=マトリックスはどうなっているのか?先行き不透明ないまの時代に本作が見せる未来に期待が高まる。★マトリックス・デーに同時視聴会の開催決定1999年9月11日は、『マトリックス』1作目が日本で劇場公開された記念すべきマトリックス・デー。今年は『マトリックス レザレクションズ』の予告編解禁の直後となることから、マトリックス・デーの前夜9月10日(金)21時から、1作目の同時視聴会の開催が決定。参加者は、指定時間に同タイミングで一緒にオンラインやBD/DVDにて『マトリックス』を視聴。映画公式Twitter(@matrix_movieJP)での同時実況や、ハッシュタグ「#マトリックス復活」をつけてツイートすることで参加できる。『マトリックス レザレクションズ』は12月、世界公開。(text:cinemacafe.net)
2021年09月08日『96時間』シリーズなどのリーアム・ニーソンが主演を務める『アイス・ロード』の全国公開が決定し、日本版予告編とポスタービジュアルが解禁となった。爆発事故でカナダの鉱山の地下に閉じ込められた26人の作業員。救出装置を運ぶため、4人のトラックドライバーが集められる。30tの巨大トラック3台が走る最短ルートは、氷の道〈アイス・ロード〉。スピードが速すぎれば衝撃で、遅すぎれば重量で、氷が割れて水に沈む。地下の酸素が尽きるタイムリミットは30時間。4人はドライブテクニックと強いハートで、名誉と報酬を手にするはずだった。ところが、事故には危険な陰謀が隠されており…。チームとしての絆を結び始めたドライバーたちは、大自然と陰謀に打ち勝つことができるのか?主演は『96時間』シリーズで、演技派アクションスターとしての名声を獲得したリーアム・ニーソン。『フライト・ゲーム』で飛行機、『トレイン・ミッション』では通勤電車で観客を魅了したリーアムが、今度は巨大トラックを華麗かつ完璧に操る。リーアムのほか、マーカス・トーマス、ローレンス・フィッシュバーン、アンバー・ミッドサンダーといった実力派キャストが脇を固める。監督・脚本は『アルマゲドン』『ザ・ロック』『ダイ・ハード3』などの脚本にも参加したヒットメイカーのジョナサン・ヘンズリー。本作でも、ワケありの人生から一発逆転を図ろうとする4人のドライバーが、26人の命を救うため極限のミッションに挑む、熱いレスキュー・エンターテインメントを描き切った。この度解禁された予告編映像には、雪に覆われたダイヤモンド鉱山の爆破事故によって、作業員26名が鉱山内に閉じ込められる緊迫した事故映像から始まる。閉ざされた鉱山内の酸素が少なくなる危機的状況の中、巨大トラックでガスを抜く30トンもの救出機材を30時間以内に届けるミッションに、ベテラン・ドライバーのマイク・マッキャン(リーアム・ニーソン)、ほか集められた腕利きのドライバーたちが続々と集結。鉱山に向かう唯一のルートとなる、厚さ80cmの“氷の道”(アイス・ロード)を、一定の速度で走る極限のミッションに立ち向かうこととなる。猛スピードで氷の上を爆走する巨大トラックや割れ始めるアイス・ロード、水没する後輪など、大迫力の映像が続く。映像では「生きる希望を届けるため、死のロードを走り抜け!」というナレーションとともに、「俺たちに失敗は許されない!必ず救う!」と固い決意を誓うマイクの勇士が映し出され、ド派手なアクションだけではない人間ドラマも感じ取ることができる。同じく解禁されたポスタービジュアルには、黄色と赤色の巨大トラックがいままさに沈みかけている緊迫の様子とともに、「生きる希望を、沈ませるな」という力強いコピーが掲げられ、期待が高まる1枚となっている。『アイス・ロード』は11月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイス・ロード 2021年11月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開
2021年09月08日現在、ギレルモ・デル・トロ、ロバート・ゼメキスによる新作も進行中の「ピノッキオの冒険」をイタリアの鬼才マッテオ・ガローネが原点回帰して映画化した『ほんとうのピノッキオ』。神秘的で驚きに満ちたダークファンタジーの予告編が完成した。解禁された予告編は、ロベルト・ベニーニ演じるジェペット爺さんがひとりでに動き出す不思議な丸太を細工し、人形を作りだすシーンから始まる。“ピノッキオ”と名付けられたその可愛らしい人形は、なんとウソをつくと鼻が長く伸びるようで…。と、ここまでは誰しもが知っている「ピノッキオ」の物語。だが、本作で描かれる真のピノッキオはここから始まっていく――。「あなたはまだ知らない」「美しくも残酷な原作童話を」という意味深なテロップと怪しげな音楽が鳴り、おとぎの国のさらに奥深くへと誘われていくピノッキオ。「人に従うのは嫌い」と、恐ろしく不思議な未知の世界へ飛び出し行く。冒険の中で次々に出会うのは、ターコイズブルーの髪を持つ妖精や、大きな殻と独創的なドレスを纏い、ゆっくりと歩くカタツムリといった奇々怪々なクリーチャーたち。映像の最後にある、「ようこそダークファンタジーの世界へ」というテロップと、水中で魚たちに取り囲まれながらゆっくりと回転するロバのカットも幻想的でダークな、驚きに満ちた本作を象徴している。本年度アカデミー賞にて衣装デザイン賞/メイクアップ&ヘアスタイリング賞2部門ノミネートも納得の細部にまで拘られた造形美に圧倒され、これまで多くの人が持っていたパブリックイメージを覆す衝撃の予告編となっている。『ほんとうのピノッキオ』は11月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ほんとうのピノッキオ 2021年11月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開copyright 2019 ©ARCHIMEDE SRL - LE PACTE SAS
2021年09月07日「ダウントン・アビー」のスタッフ&キャストとオスカー女優ジュディ・デンチが贈る英国発ラブシックストーリー『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』から本編映像が到着。レスリー・マン演じる“最初の妻”があの世から幽霊となって降臨、ダン・スティーヴンス演じる夫の前に姿を現すシーンが解禁された。ベストセラー小説家であるチャールズ(ダン・スティーヴンス)は、初めての映画脚本執筆を前にスランプに陥っていた。そこで、高名な霊媒師マダム・アルカティ(ジュディ・デンチ)に依頼し、嵐が訪れる夏至の夜、自宅で降霊の儀式をしてもらう。しかし儀式中マダムの身体に異変が起こり、彼女はそそくさと帰ってしまった。今回解禁となったシーンは、その直後の深夜に起こったまさかの展開を捉えたもの。チャールズが居間でくつろいでいると、その前におぼろげに何者かが現れ、彼はその目を疑う。なんと、マダム・アルカティの儀式は成功しており、彼の亡くなったかつての妻エルヴィラ(レスリー・マン)が幽霊として蘇ってしまったのだ!エルヴィラは7年前に不慮の事故で亡くなっていたが自分が死んでいることを知らず、チャールズに「一体、何をしたの?」と、自分好みにあしらえた居間がすっかり様変わりしてしまったことに不満げ。チャールズは目の前で起こっていることを信じられず戸惑い、「ありえない、幻覚だ」と口にする。そんなエルヴィラが自分の異変に気づき、2人が大声で叫ぶと、寝室でうたた寝していたチャールズの現在の妻ルース(アイラ・フィッシャー)が、その声で目が覚めてしまう…。ちなみに、劇中、幽霊となって戻ってきたエルヴィラはチャールズ以外の誰も目にすることができないのだが、彼自身にもその姿が見えるための“条件”が存在する。この映像で、最初はチャールズにもぼんやりとしか見えなかったエルヴィラの姿が映像の後半でははっきりと見えるようになっており、チャールズの目線と同じくスクリーンにはエルヴィラの姿がはっきりと映し出される。それにより生まれるやりとりを、CGを多用せずに巧みなカメラワークや様々な工夫でコミカルに時に切なく捉えていることにも注目。■主人公チャールズのファッションは原作者へのオマージュ?本作の原案を記したノエル・カワードといえば、俳優・作家・戯曲家・脚本家・演出家・作曲家・歌手・映画監督と、いくつもの顔を持つ“ザ・エンターテイナー”とも言うべきマルチな才能を発揮した人物。ファッショニスタとしても知られ、ガウンやスカーフを首に巻くスタイルを生み出したのも彼であることが知られている。カワードは本来寝巻であるガウンを外にも来て出ていけるオシャレなカジュアルウェアとして進化させたが、この場面でファッショナブルなガウンを身にまとう主人公チャールズの姿は、カワードへのオマージュとしても見ることができる。『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』は9月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブライズ・スピリット ~夫をシェアしたくはありません! 2021年9月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020
2021年09月07日映画『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』の吹き替えキャストとして、ムロツヨシに続き、前作に参加した芳根京子、宮野真守、乙葉、石田明(NON STYLE)が本作にも出演していることが分かった。今作では、前作の25年後が舞台。すっかり大人になったボス・ベイビーとティムが、スーパーミルクを飲んで赤ちゃん返り!ティムの長女タビサの学校の校長に扮した悪の天才博士が企む計画から、タビサら家族を、ひいては世界を救うため、史上最大のミッションに挑んでいく。前作ではボス・ベイビーの兄ティム(7)の声担当した芳根さんは、本作では父となったティムの長女タビサ(8)を。前作の終盤で大人になったティムを演じた宮野さんが、今作でも大人のティムと子ども返りしたティムに声をあてる。さらに、ボス・ベイビー&ティムの母ジャニス、父テッドシニアをそれぞれ演じた乙葉さんと石田さんも同じ役で続投が決定。そして今回、特報映像もWEB初解禁された。吹き替えキャストコメント・芳根京子ティムの娘タビサ役で再び『ボス・ベイビー』に帰ってこられたことを本当に嬉しく思います!8歳だけどちょっと大人びた女の子で、歌のシーンもある難しい役ですが、タビサに寄り添い、心を通わせて演じたいと思います。是非観てください。・宮野真守また「ボス・ベイビー」に出演できる事、とても嬉しいですし、まさか大人になったティムが、このような形で活躍するとは思ってなかったので驚きました。しかし、僕の持てる力全てを発揮して(笑)、最高に楽しく演じたので、ご覧になってくださる皆様に、大きな愛と幸せを届けられればと思います!どうぞ、お楽しみに!・乙葉大好きな「ボス・ベイビー」の映画に、再び参加させて頂けることになり、とても嬉しく思います。おばあちゃんになっても、ご陽気でパワフルなジャニスに私も元気をもらいました。ぜひ映画館で、新たなミッションを楽しんでくださいね!・石田明まさかもう一度やらせてもらえるとは思ってもいませんでした。今4歳の双子の娘がボス・ベイビーブーム真っ最中でほぼ毎日見てるんです。なので本当に嬉しいです。僕もこんな明るいおじいさんになりたいなと思いながら演じさせてもらいました。是非おじいちゃんおばあちゃんたちとも見て欲しいです。『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』は12月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ボス・ベイビーファミリー・ミッション 2021年冬、全国にて公開©2020 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2021年09月07日