13億ドルもの興収をあげたファミリー・ムービーの第4弾『モンスター・ホテル4』(仮題/原題は『Hotel Transylvania: Transformania』)が、「Amazon Prime Video」にて240を超える国と地域で独占配信開始されることが決定した。ヴァン・ヘルシング教授(ジム・ガフィガン)のミステリアスな発明品“モンスター化光線”がめちゃくちゃに作動し、ドラキュラと仲間のモンスターたちが人間になってしまい、逆に人間のジョナサン(アンディ・サムバーグ)がモンスターになってしまった。ドラキュラはこれまでの能力を奪われ、ジョナサンは活力にみなぎったモンスターとしての生活を謳歌する。しかし、お互いがおかしくなって手遅れになる前に、治療薬を探すため、チームを組んで世界中を飛びまわることに。メイヴィス(セレーナ・ゴメス)と人間になった陽気な元モンスター仲間たちの助けも借りて、彼らが元の姿に戻れるように必死にその方法を探しに行く!ドラキュラとモンスターの仲間たちが帰ってくる今回。ドラキュラたちは、これまでに経験したことのない、全く新しく、そして恐ろしい冒険をすることになる。そのほか声の出演で、エリカ役にキャスリン・ハーン、ウェイン(オオカミ男)役にスティーヴ・ブシェミ、ワンダ役にモリー・シャノン、グリフィン(透明人間)にデヴィッド・スペード、マーレイ(ミイラ)にキーガン=マイケル・キー、ユーニス役にフラン・ドネシャー、フランク役にブラッド・アブレル、そしてデニス(メイヴェルとジョナサンの子ども)役にアッシャー・ブリンコフといった豪華キャストが集結した。Amazon Studiosのヘッド、ジェニファー・サルケは、本作について「最新作は驚くべき旅路の最後に相応しい完璧な最終章となります」と言及し、Sony Pictures Animation社長クリスティン・ベルソンも「今回ついに、ドラキュラとその娘メイヴィス、娘婿のジョナサン、さらに永遠の親友であるモンスターたちのサーガが最終章に向かいます。我々は Amazon と一緒にこの映画を世界中のファミリーにお届けできることに非常に興奮しています」とコメントしている。また配信決定に併せて、場面写真も初公開。早くも愉快なキャラクターたちの姿を確認することができる。『モンスター・ホテル4』(仮題)は2022年1月14日(金)Amazon Prime Videoにて独占配信開始予定。(cinemacafe.net)
2021年10月07日マーク・ラファロ主演、ある農場主の悲痛な訴えから始まった衝撃の実話に基づく物語『ダーク・ウォーターズ巨大企業が恐れた男』より、予告編が解禁された。今回解禁となった予告編には、マーク・ラファロ演じる弁護士ロブ・ビロットの、巨大企業デュポン社を相手にした長く果てのない闘いの断片が切り取られている。“これはあなたにも起こりうる物語”というナレーションとともに始まる映像は、巨大企業が隠し続けてきた水質汚染の実態へと繋がっていく。ことの重大さに気づいたロブは、無謀にも巨大企業デュポン社を訴えることを決意。そして、調査していく中で明らかになっていく原因不明の不調“テフロン風邪”や、立て続けに生まれた顔面奇形の子どもたち。ロブは「科学者も政府も抱え込まれている」と隠蔽された真実を徹底的に追い求めていくが、突然痙攣して倒れている姿が映し出される。そこに「彼は負けない」と力強く答える妻役のアン・ハサウェイの姿や、「奴らは人としてやってはいけないことをした。許してはならん!」と声を荒げるティム・ロビンスの姿が加わり、「みんなの未来を守りたい」というロブの不屈の信念が、巨大企業を追い込んでいく様が窺える。やがて全世界の人命をも脅かす事態になりかねない、大規模な環境汚染問題。果たして物語の結末はどこへ向かうのか、気になる予告編になっている。『ダーク・ウォーターズ巨大企業が恐れた男』は12月17日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男 2021年12月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2021 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
2021年10月07日魔法の使えない少女・ミラベルが、魔法の世界を救うために奮闘するミュージカル・ファンタジー『ミラベルと魔法だらけの家』。この度、ディズニー長編アニメーション60作目となる本作の日本版ポスタービジュアルが公開された。本作の主人公・ミラベルは、魔法の力を持つ不思議な家に生まれた女の子。ミラベルが住むマドリガル家に生まれた子どもたちは、ひとりひとり違った個性を持つ“魔法の才能(ギフト)”を家から与えられるが、ミラベルはたった1人だけ、“魔法のギフト”をもらえなかった。今回到着したポスタービジュアルでは、そんなミラベルの姿に加え、“魔法の才能を持つ”2人の姉、長女のイサベラと次女のルイーサの姿がお披露目。色鮮やかな世界で躍る3姉妹が写し出されている。イサベラは、植物を成長させて花を咲かせる魔法の才能を授かり、彼女の周りにはいつもカラフルな花が咲き乱れる。一方のルイーサには、“力(パワー)”の魔法の才能が与えられており、強くて力持ちで優れる働き者として、家族や町の人から頼りにされている。授かった力で家族を支える姉たちは、何もかも完璧な存在である一方で、特別な力を持たないミラベルは、いたって普通の女の子。そんな姉たちに囲まれることで、心の奥底で疎外感や不安を抱きながら、前向きに過ごすミラベルだが、ある日、魔法だらけの家が危険に晒されていることを知り、家族を救うため、ミラベルが唯一の希望として立ち上がる。監督は、『ズートピア』のバイロン・ハワードと、『ズートピア』で共同監督・脚本を手掛けたジャレド・ブッシュ。ブッシュ監督は、新ヒロイン・ミラベルについて「僕らは観客がリアルで、人間らしいと感じ、愛してしまうキャラクターにしたかった。欠点があるけれど、それもまた可愛いと感じてしまうような」と語り、「彼女は典型的なヒーローではないけれど、多くの人が共感を覚えてくれると思うよ」と魅力を明かしている。『ミラベルと魔法だらけの家』は11月26日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年10月07日1964年の東京オリンピックで金メダルに輝いた日本女子バレーボール・チームを追ったドキュメンタリー映画『東洋の魔女』(原題:Les Sorcieres de l'Orient)が、12月11日(土)より全国にて公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルが解禁された。高度経済成長を間近に控えた1964年10月、戦後復興の象徴として日本で最初のオリンピックが開催された。柔道、体操、レスリング、次々にメダルを獲得していく日本人の姿に、国民は熱狂。なかでも、女子バレーボールは最大の盛り上がりを見せた。日本チームを率いたのは、インパール作戦に従軍し奇跡の生還を果たした大松博文で、通称「鬼の大松」。メンバーの大半は紡績工場で働く工員であり、連日深夜まで鬼の大松の特訓を受ける生活を送り、次第に世界から「東洋の魔女」と恐れられるようになった。彼女たちはオリンピックでも圧倒的な強さを見せ、決勝に進出。最大のライバル・ソ連代表との戦いでは、秘密兵器「回転レシーブ」と「無回転サーブ」を武器に、体格差のあるソ連代表を追い詰めていった。そして1964年10月23日20時55分、念願の金メダルを獲得。当時の日本は87.8%のテレビ普及率だったが、ソ連戦は最高視聴率95%を記録した。またその熱狂はその後、空前のママさんバレー・ブームを引き起こし、「アタックNO.1」や「サインはV!」をはじめとする、スポ根ジャンルの興隆へと繋がっていった。そんな一大ブームを巻き起こした彼女たちも、いまや80代に差し掛かっている。本作では「魔女」、「スパルタ」、「鬼の大松」など仰々しい言葉とともに語られてきた彼女たちが、自らの口でその思い出を語る姿を捉えている。いまなお、若々しく人生を謳歌する“魔女たち”の姿を撮影したのは『誰も知らない』などで知られる名カメラマン・山崎裕。監督は『オリンピア52についての新しい視点』や『完璧さの帝国』などフッテージ・ドキュメンタリーで高い評価を得てきたフランスの奇才ジュリアン・ファロが務め、単なるノスタルジーに収まらない新たな「東洋の魔女」像を浮き彫りにしていく。またこの度解禁されたポスタービジュアルは、バレーボール・ブームを作ったアニメ「アタックNo.1」の主人公・鮎原こずえと“魔女たち”がコート上で躍動する姿を描いた1枚になっている。『東洋の魔女』は12月11日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2021年10月06日世界を揺るがした“闇サイト”にまつわる驚愕の実話から生まれた映画『Silk Road』が、邦題を『シルクロード.com ―史上最大の闇サイト―』として、2022年1月に全国にて公開決定。併せて場面写真も解禁された。天才的な頭脳に恵まれたロス(ニック・ロビンソン)は、違法ドラッグから武器の売買、殺人依頼まで完全匿名で取引可能にした闇サイトを立ち上げた。<シルクロード>と名付けたサイトは、瞬く間に熱狂的なブームを巻き起こし、栄華を極める。ハデな動きですぐに警察にマークされるものの、ロスは絶対に身元がバレない強固なシステムを創り上げていた。そんなロスを追う捜査官の中に、問題行動を起こし麻薬捜査課からサイバー犯罪課へ左遷された一人のはぐれ者、リック・ボーデン(ジェイソン・クラーク)がいた。アナログ全開で足手まといのリックだったが、独自の捜査でロスとの接触に成功。リックが考えたその驚愕の操作方法とは?そして2人を待つ運命とは――。1日の売上げは1億円超、“闇のAmazon”“ドラッグのeBay”とも呼ばれていた闇サイトの運営者と、彼を追い詰めるパソコンも使えないアナログ捜査官を描く本作。ニック・ロビンソン-(C)Getty Images闇サイト<シルクロード>を立ち上げた天才、ロス・ウルブリヒトを演じるのは『ジュラシック・ワールド』のニック・ロビンソン、捜査官のリック・ボーデンには『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジェイソン・クラークと実力派俳優が名を連ねている。自由な世界を作るはずが、闇に魅入られ、囚われ、堕ちていくロス。引退を間近にし、最後の事件、家族のために一線を越えていくリック。驚愕の実話から生まれたサイバー・ダーク・サスペンスが誕生した。『シルクロード.com ―史上最大の闇サイト―』は、2022年1月21日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シルクロード.com ―史上最大の闇サ イト― 2022年1月21日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2020 SILK ROAD MOVIE, LLC ALL RIGHTS RESERD. VE
2021年10月06日マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレック、『フリー・ガイ』「キリング・イヴ/Killing Eve」ジョディ・カマーという豪華キャストを迎えた実話ミステリー『最後の決闘裁判』から、巨匠リドリー・スコット監督が観客を魅了する“極意”を語るメイキング特別映像が解禁された。決闘裁判とは、その名の通り、一向に解決を見ない争いの決着を、命を賭けた決闘で決定するというもの。真実を知るのは神だけであり、その神が“正しい者”を勝利へと導くと信じられ、中世ヨーロッパで正式な法手続きとして広く認められていた。今回到着した映像では、命をかけた決闘裁判に挑む騎士・カルージュ(マット・デイモン)と従騎士ル・グリ(アダム・ドライバー)の激しい決闘シーンや、手書きされた決闘シーンの絵コンテが登場し、彼らが決闘裁判に挑むことになるまでの、緊迫の裁判シーンなどが切り取られている。スコット監督からマットに向けて「そこは憎しみを持つ瞬間だぞ」と演出を指示する貴重な瞬間も映し出されているほか、スコット監督自らが、撮影の裏側をエスコートしてくれているかのような感覚を味わえる、見応え抜群の映像となっている。併せて、甲冑に身を包み、半分切り取られたヘルメットから前方を見据えるマット演じるカルージュの場面写真も到着。史実によると、本来は顔を全て覆ってしまうヘルメットだったが、スコット監督は、“誰が誰に何をしているか分かるように”という部分を重視して、あえて前面を半分切り取ったヘルメットを映画用に用意したという。マットとベンが24年振りにタッグを組み、女性脚本家ニコール・ホロフセナーを迎えた本作。そんな脚本に惹かれたというスコット監督は、視覚的な映像表現に対する優れた才能を称賛される監督の筆頭格であり、複数のカメラを使用して、360度全方向を撮影する手法で知られている。本作でもこの特徴的な撮影方法を用い、生々しくも鮮烈なアクションと、見落とすことのできない繊細な映像表現で、息遣いから、響き合う甲冑の音、緊迫感に包まれた空気そのものを感じとれる、中世の世界観にリアリティを持たせる圧巻の映像を作り上げた。映像内では、「ダイナミックさが肝心。馬が速く走る時も、落ちる時も、感情の変化も、予想外の展開でも…ダイナミックさを際立たせると静寂になる。静寂は強さだ」と、鬼気迫る圧巻の映像を作り上げる極意を明かしている。『最後の決闘裁判』は10月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:最後の決闘裁判 2021年10月15日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年10月05日セリーヌ・ディオンの人生から生まれた物語、映画『ヴォイス・オブ・ラブ』より、『タイタニック』の主題歌で知られる「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」の歌唱シーンも登場する特報映像が到着した。セリーヌの半生をはじめて映画化した本作は、誰も知らない過去から現在までを、彼女の大ヒット曲はもちろん、同時代の不滅の名曲たち約30曲に乗せて、大迫力のライブシーンで描き出す。今作の監督・脚本・主演を務めたヴァレリー・ルメルシエは、セリーヌの膨大な過去資料を丁寧に調べ上げ、14人兄弟の末っ子として生まれたひとりの少女がスターへと成長していく姿を通し、ユーモアとフィクションを交えながら、彼女の半生を忠実に再現した。今回公開された特報映像では、セリーヌの人生の軌跡を追いながら、ゴージャスなステージの数々が映し出される。ラストには、「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を歌う名シーンも登場しているが、劇中ではそのほかにも、「オール・バイ・マイセルフ」、「アイム・アライヴ」などの不滅ソングが大迫力のライブシーンで蘇っている。『ヴォイス・オブ・ラブ』特報映像今回、見事な歌唱を披露しているのは、11歳の頃からフランスで活躍している若手歌手ヴィクトリア・シオ。劇中のセリーヌの全楽曲を歌唱し、本人と見紛う圧倒的な歌唱力を見せている。『ヴォイス・オブ・ラブ』は12月、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ヴォイス・オブ・ラブ 2021年12月、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©Rectangle Productions/Gaumont/TF1 Films Production/De l’huile/Pcf Aline Le Film Inc./Belga
2021年10月05日アンドリュー・ガーフィールド主演、ブロードウェイ・ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」「ハミルトン」や『モアナと伝説の海』などを手がけたリン=マニュエル・ミランダの初監督映画『tick, tick...BOOM!:チック、チック...ブーン!』が、Netflixにて11月19日(金)より独占配信。予告編とキービジュアルが到着した。本作は、傑作ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」や「ハミルトン」の原作者として作曲、作詞なども手掛け、『モアナと伝説の海』の音楽も担当したリン=マニュエル・ミランダによる極上ミュージカル映画。ジア・コッポラ監督『メインストリーム』や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ、『ハクソー・リッジ』のアンドリュー・ガーフィールドが、現実に押しつぶされそうになりながらも、決して夢を諦めない実在の作曲家ジョナサン・ラーソンを演じ、“夢”と “希望”を歌い描く。物語の主人公ジョナサン・ラーソンは、数々の賞に輝き、いまなお世界中で愛され続ける名作ミュージカル「RENT/レント」を生み出した実在の作曲家。本作は、彼が夢追う姿を描いた自伝ミュージカルの映画化作品。舞台は、1990年のニューヨーク――。食堂のウェイターとして働きながら、ミュージカル作曲家としての成功を夢見るジョナサン(アンドリュー・ガーフィールド)は、オリジナルのロック・ミュージカルの楽曲を、書いては直し、書いては直し...を数年間繰り返し、まもなく30歳を迎えようとしていた。恋人のスーザン(アレクサンドラ・シップ)は新たな夢に向かうために都会を離れることを願い、親友のマイケル(ロビン・デ・ヘスス)は夢を諦めて安定した仕事に就くことに。これまで共に夢を追いかけた仲間たちさえも、現実に目を向け変わっていく姿に焦りを覚えるジョナサン。「自分の夢に価値はあるのか?時間を無駄にしているのでは?」と自身に問いかけながらも、“チック、チック”と時間だけが過ぎていく毎日...。苦悩と葛藤の先に、“最高のロック・ミュージカルを作る”という夢を掴むことが出来るのか…。解禁となった映像では、美しいピアノの旋律に乗せて、ジョナサンが作り上げた楽曲が、観る者の心を奮い立たせるようにパワフルに鳴り響いていく。ニューヨークの煌びやかな夜景をバックに歌い踊る夢のようなシーンや、ジョナサンが飛び込んだプールの底から現れた音符たちが楽譜となって浮かび上がるファンタジックなひと幕も。他人に否定されようとも、深い悲しみに襲われようとも、彼を突き動かす夢への情熱が魂が込められたロック・ミュージカルに乗せ、歌い紡がれていく。監督を務めるリン=マニュエル・ミランダは、今年映画化もされたミュージカル「イン・ザ・ハイツ」によってトニー賞で作品賞・楽曲賞・振付賞・編曲賞を受賞、そして脚本・作曲・作詞・主演を務めたミュージカル「ハミルトン」ではピューリッツァー賞、グラミー賞のほか、トミー賞11部門を受賞した経歴を持ち、本作で初めて長編映画のメガホンを取る。Netflix映画『tick, tick...BOOM!:チック、チック...ブーン!』は11月19日(金)より独占配信開始。11月より一部劇場にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年10月05日スパイダーマンの宿敵であり、マーベル史上最も残虐なダークヒーローを描くトム・ハーディ主演『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が、全米のコロナ禍で最大のオープニング成績を樹立。これを記念して、本作の場面写真も一挙に解禁された。現地時間10月1日(金)に全米4225館で公開された本作は、週末3日間で興行収入9010万ドル(約100億円※1ドル=111円換算、10月4日現在)を記録し初登場No.1、さらにはコロナ禍で最大のオープニング成績を樹立する大ヒットスタートに。この数字は、2018年に公開された前作『ヴェノム』のオープニング成績の約112%と大きく上回るものとなっている(※10月4日付Box Office Mojo調べ)。今回解禁となった場面写真では、収監されている連続殺人鬼クレタスとエディが何やら重要な会話をしていると思われるシーンから一転、クレタスが覚醒し誕生したカーネイジが看守に襲い掛かる場面が切り取られている。鉄格子越しに見えるエディの表情は暗く、クレタスが危険人物であることがよく分かる。さらに、血のついたハガキを読み上げるエディの姿、捕まってしまったと思われるエディがマリガン警部から取り調べを受けているシーン。警察の取調室で元恋人であるアンと面会している場面、神妙な面持ちでビルのてっぺんに座り街を見下ろすヴェノムの姿や、本作から登場する女性ヴィランのシュリークが閉じ込められた施設部屋で叫ぶ姿なども…。元恋人アンとエディの関係はどうなっていくのか、カーネイジだけでなくシュリークも登場し、絶対絶命となっていく“俺たち”ヴェノムとエディのストーリーに期待が高まる場面写真となっている。『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は12月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ 2021年12月3日より全国にて公開©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2021年10月04日アカデミー賞・グラミー賞W受賞のジェニファー・ハドソン主演で贈る音楽エンターテインメント大作『リスペクト』から、ジェニファーが演じた“ソウルの女王”アレサ・フランクリンがまとった60・70年代ファッションの衣装の秘密が明らかとなった。映画デビュー作『ドリームガールズ』でアカデミー賞助演女優賞を受賞、歌手としてもグラミー賞を制したジェニファーが、その圧倒的な歌声と演技力で主演を務める本作。今回の映画化にあたっては、“ソウルの女王”アレサ・フランクリン本人が生前にジェニファーを指名し、この運命的なキャスティングが実現した。まず、プロダクションデザイナーのアイナ・メイヒューは、「50年代から70年代前半が舞台と知って、当時のデザインの転換点とスタイルを延々とリサーチしました」と語る。「アレサの幼少期の家を調べると、小さなモノクロ写真が1枚だけあったけれど、その家がどのような感じだったのかを読み取るのは困難でした。でも父親のオフィスの壁紙の質感はわかったので、それを再現するのは楽しかった。当時の雰囲気を感じてもらいつつも、色あせた感じにはしたくなかったけれど、家具については、骨組は見つかったものの、多くのものは朽ち果てていたから、当時使われていた素材を探してきて、すべて張り替えたりしました」と、当時のデザインとともに実際にアレサの生活をリサーチしたことを明かす。また、本編でのアレサの歌唱シーンを彩る大胆でドラマティックなステージ衣装は、ソウルの女王のストーリーを語る上で重要だ。アレサのアルバムカバー、パフォーマンス、そして公の場で見せる姿は、当時最先端の流行を作り出していた。アレサの外見は時と共に進化し、アーティストや著名人としての彼女自身の成長と発展を反映しているだけでなく、時代の表れでもある。衣装デザイナーのクリント・ラモスは、「資料を読んで一人の女性としてのアレサを理解してから、見つけられる限りの彼女の画像を探しました。ジェニファーには、普段着から親密な場で着る物、そして華麗なコンサートドレスまで、およそ85着の衣装を用意しました。最も難しかったのは、人間国宝でもあるアーティストと一人の人間としての彼女の姿のバランスをとることでした」と、舞台に立つ人物であるとともに1人の女性としての部分を切り離さずに演出することだったと語る。そして実際に本作で衣装を着こなしたジェニファーは、「なぜ彼女がこの衣装を着て女王になったのかがわかりました。衣装から彼女の人となり、個性を知ることができました。クリントのデザインは、それ自体がひとつのキャラクターのようでした」と称賛しており、役作りにおいても衣装が役に立っていたと語っている。『リスペクト』は11月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リスペクト 2021年11月5日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2021年10月04日『キャプテン・マーベル』の続編『ザ・マーベルズ』の監督に大抜擢された新鋭ニア・ダコスタ監督とジョーダン・ピール監督のタッグで描く映画『キャンディマン』が10月15日(金)より日本公開。この度、主人公アンソニーがその名前を5回唱え、恐怖の瞬間が垣間見える本編映像が到着した。全米の週末興収ランキングでNo.1の大ヒットスタートを切った本作は、海外の評論家からも「オープニングから心を奪われた」「ニア・ダコスタ監督は鏡を駆使した素晴らしいカメラワークで観客に恐怖を植え付けた」「ニア・ダコスタ監督はキャンディマンの恐怖とともに、人種的不公正についてのメッセージ性も見事に示した。新たなホラークラシックの誕生だ」と絶賛評価が続々。海外での好成績を受けて、日本の注目度もますます盛り上がっている。アメリカ、シカゴのカブリーニ=グリーン地区の公営住宅で言い伝えられる凶悪殺人鬼“キャンディマン”の都市伝説について描かれている本作。この度解禁となったのは、主人公でヴィジュアルアーティストのアンソニー(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)が、彼の恋人でギャラリーディレクターのブリアンナ(テヨナ・パリス)とともに噂の“キャンディマン”を呼び出そうとする本編映像。キャンディマンの都市伝説について「彼の名前を鏡の前で5回言うと鏡に映る姿が現れて、殺しに来る」とワクワクした様子で話し始めるアンソニー。その後、ブリアンナに「一緒にやろう」と提案するものの、呆れたブリアンナはあっさりと拒否。それでもふざけたままのアンソニーは、窓に反射した自分たちに向かって「キャンディマン、キャンディマン、キャンディマン…」とその名を唱え始めた…。怖がるブリアンナは止めようとするが、アンソニーは、5回目の“キャンディマン”を口にしてしまう!果たして、アンソニーの身にこれから何が巻き起こっていくのか!?はしゃぐ2人とは裏腹に背景には不穏な音楽が流れ、キャンディマンの恐怖の襲来を予感させる映像となっている…。海外の会見で本映像のアンソニーのように“キャンディマン”と鏡の前で唱えたことはあるか?と投げかけられ、「いいえ、一度もないし、これからもない(笑)」と答えていたニア・ダコスタ監督。本当か嘘かわからない不気味さが都市伝説の特徴でもあるが、ダコスタ監督は「伝説や物語が語り継がれるのは、私たちが日々生きている恐怖に立ち向かうためです」と都市伝説における自身の見解についてコメント。「この映画を作る過程で決めたことは、娯楽のためのホラーと現実のトラウマとの間の境界線に気をつけたいということ」とこだわりを明かしており、絶妙なバランスで構成されたキャンディマンの都市伝説はどのように描かれていくのかますます期待が高まる。『キャンディマン』は10月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャンディマン 2021年10月15日より全国にて公開© 2021 Universal Pictures
2021年10月03日アニメーション映画『ロン 僕のポンコツ・ボット』より、監督のサラ・スミスが製作への思いを明かすコメントが到着した。イギリスの新進気鋭のCGアニメーションスタジオ「ロックスミス・アニメーション」初の劇場長編アニメーション作品となる本作は、ネットやゲーム、音楽などあらゆるデジタル機能に加え、持ち主にピッタリな友達を見つけ出してくれる最新式のロボット型デバイス<B ボット>が登場。夢のようなデバイスだが、友達のいない少年バーニーのもとに届いたのは、不良品の<B ボット>“ロン”だった…。そんな2人が、“本当の友情”を探すハートウォーミング・アドベンチャー作品となっている。監督は、世界的人気アニメーション「ひつじのショーン」のTVシリーズを手掛け、『インサイド・ヘッド』『アーロと少年』ではストーリーアーティストを務めたジャン・フィリップ・ヴァインと、「ロックスミス・アニメーション」の創設者サラ・スミス。本作はロックダウン中に製作されたそうで、プロデューサーも務めたスミス監督は「この映画を作るのは大変だった。ロックダウンの中で作業をしたんだもの。250人もの人が自宅からリモートでこの映画を作った。私たちはZoomを通じて監督をした」とその製作での苦労をふり返る。しかし、人と会う機会が制限されるこんな時代にこそ、必要なテーマを本作では描いたようで、バーニーとロンとの関係について「多くの子供が部屋にこもってずっとスクリーンを見ている中、バーニーとロンは森の中に入っていって、追いかけられたりする。今の子供たちに欠けている、直接触れ合う友情。それが子供たちの心に響いてくれたらいいなと思う」と願った。『ロン 僕のポンコツ・ボット』は10月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ロン 僕のポンコツ・ボット 2021年10月22日より全国にて公開©2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年10月03日『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のビーニー・フェルドスタイン主演で、作家・コラムニストのキャトリン・モランの半自伝的小説を映画化した青春エンパワーメントムービー『ビルド・ア・ガール』。今回、キャトリン自身も脚本に関わった本作について、映画化にあたり特に重要視したことを明かした。原作者のキャトリンも本作の主人公ジョアンナ(ビーニー・フェルドスタイン)と同じようにイギリスの田舎町で育ち、15歳でイギリスの新聞「オブザーバー」紙の若者レポーター賞を受賞し、1991年に16歳で初の小説「ナルモ年代記」を出版。同年、週刊音楽雑誌「メロディ・メイカー」で歴代最年少のロック評論家として活躍し始めた。17歳で「タイム」紙の週刊コラムニストとなると、チャンネル4の音楽番組「ネイキッド・シティ」の司会者に抜擢され、それ以降、英国記者賞や英国雑誌編集者協会(BSME)賞など多様な賞を毎年のように受賞するなど、まさにイギリスのエンタメ界で第一線を走り続けている。「マット・デイモンが動物園を買う話を映画にできるなら、私の話だって映画にしていいんじゃない?」映画では、音楽ライターとして若くして脚光を浴びたジョアンナが活躍し続けていくうちに徐々に自分の心を見失ってしまい、過激な批評を繰り返す“辛口”音楽ライターとなるなど数々の失敗や挫折が連続するも、そこから再び困難に立ち向かい、歩き続けていく姿が描かれている。本作が半分実話、というのはまさにキャトリン自身の体験がそこに反映されており、映画の脚本にも自ら参加。小説とは異なる流れに映画用の脚色を施しながらも、本質的なメッセージを損なわず、思春期の少女の心の旅を描いていくため、執筆には2年もかけたという。「原作小説の『How to Build a Girl』(原題)を書こうと思ったのは、30代に自分の人生を振り返った時でした」とキャトリン。「私はイギリスのウォルバーハンプトンの公団住宅に住む労働者階級の子で、狂ったヒッピーたちに福祉手当をもらいながら育てられ、何のコネもないのに16歳で音楽ジャーナリストとなり、世界中を飛び回ってロック・スターに会う仕事を手に入れた」、それなら「ちょっと待って。マット・デイモンが動物園を買う話を映画にできる(『幸せへのキセキ』)なら、私の話だって映画にしていいんじゃない?私にとっては面白い話だから、映画を作ってみよう」と思い立ったという。「自分がやりたいことをリストアップしていた時に気付いたことがあって、それは一般的に女性のキャラクターは映画の中でちょっとした拷問を受ける傾向があるということ。私が一番やりたくなかったのは、女の子が間違いを犯して、泣きながらゴミ箱に放り投げられて、『私は学ばなければならない。旅に出るわ』と言うような映画を作ることでした」と明かし、「主人公の女の子に、本当の意味での悪いことが起こらないようにしたかった。彼女には少し傲慢なところがあって、いくつか間違いを犯し、そこから学んでいく」ことを描きたかったと語る。「女の子が実際に人生の中で抱えている困難について取り上げることが、彼女たちにとって大きな助けになると私は思います。困難を笑い飛ばし、自分を笑い飛ばすことで、自分が抱えている重荷を軽くする方法を教えてあげるのです」と続けつつ、「10代がどれだけ危険で、ダークになることか私は知っています。それをすべて映画にぶち込むから、一緒に見ましょう。最後には何もかも万事解決するからと言ってくれる作品が必要なんですよ」と力を込める。10代の女性のセクシュアリティを楽しく、面白く、重荷にならないものにさらにキャトリンは、「私がこの映画でやりたかったもう一つの重要なことは、10代の女性のセクシュアリティを楽しく、面白く、重荷にならないものとして表現することでした」と続ける。「繰り返しになるけど、彼女はこの件で魂の旅を経験する必要はないんです。重大な教訓を学ぶ必要もない。10代の男の子がセックスするのは見たことがあるけど、10代の女の子がマスターベーションをしたり、何のしがらみもなく男の子とセックスしたりする映画は見たことがありません。でも、10歳の女の子が公園でブランコや滑り台で遊ぶのと同じように、セックスは端的に楽しいことのはずです。セックスとは基本的にそういうものでしょ」と、本作に込めた思いを語り、「多くの10代の女の子がこの作品を見て、『初めて映画で自分自身の姿を見て、自分が普通だと思えた』と感じるはずです。『史上最も輝かしいバージョンの普通』がそこにはあるのです」。自分に喜びを与えてくれるものそれは「人生を支えてくれる」「この映画は一見すると、素晴らしい才能とスタイルをもった女の子がしばらくの間ロック音楽の世界で過ごして、いくつかの冒険をして教訓を学んでいく笑える映画かもしれません。でも、実際には現代社会で起こっていることをすごく巧妙に寓話化しています」とキャトリン。「10代のロック評論家だった頃の私は、大衆文化について全国誌に書くという、かなり珍しい力を持っていました。でも、そこで私が選んだのは、あることについて『これは素晴らしい』と言うのではなく、別のものを指して『これはひどい。このバンドは死ぬべきだ。こいつらは最悪だ。この音楽はゴミだ』と書くことでした。それから30年経って、今では世界中の10代の女の子や男の子のほとんどが当時の私と同じ力を持っています。ソーシャルメディアのおかげでね」。「彼らがソーシャルメディアでしているのは、何かを指さして嫌いだと言ったり、ゴミだと言ったり、荒らしたり、破壊したりすること。それよりはるかに有益な選択肢は、優れたものを見つけて『これは素晴らしい。ここに未来がある。自分に喜びを与えてくれる』と言うことですよ。嫌いなものについて何かを言う必要はありません。自分に喜びを与えてくれるものだけに関心を払うことを学べば、残りの人生を支えてくれるはずです」とキャトリン。「どこかの時点で、冷笑主義の殻を破って、再び何かを信じるようにならなければなりません。実は、それが密かにこの映画の本質的なテーマになっています。若いのに冷笑主義者を気取ってオンラインで生きていると、最後には命取りになるということ。その殻を破って『これが自分の好きなものなんだ』と言わなければならないんですよ」。『ビルド・ア・ガール』は10月22日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビルド・ア・ガール 2021年10月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©MONUMENTAL PICTURES, TANGO PRODUCTIONS, LLC,CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, 2019
2021年10月02日アレクサンダー・ロックウェル監督25年振りの日本劇場公開最新作『スウィート・シング』の公開を記念して、ロックウェル監督の1992年の代表作『イン・ザ・スープ』が1週間限定上映されることが決定した。『イン・ザ・スープ』は個性派俳優スティーヴ・ブシェミと、一昨年に亡くなった米インディーズ界の名優シーモア・カッセルを主演に迎え、映画作りに没頭する青年アルドルフォ(ブシェミ)と彼に資金援助を申し出る怪しい男ジョー(カッセル)との奇妙な交遊をコミカルに描いた、ロックウェル監督初期の傑作コメディ。1992年のサンダンス映画祭ではグランプリを受賞した。当時ロックウェル監督の妻だったジェニファー・ビールスがアルドルフォの隣に住むヒロイン・アンジェリカを演じ、盟友ジム・ジャームッシュも映画監督役で出演。日本では公開当時大ヒットし、いまでも米インディーズの重要な作品の一つとして人気が高い。また、今回、上映に使用される35mmフィルムは、『イン・ザ・スープ』の製作総指揮を務めた鈴木隆一氏の映画会社フイルムヴォイスに保管されていたもので、貴重な上映機会となる。併せて、『イン・ザ・スープ』記念上映に寄せてロックウェル監督と鈴木隆一氏から喜びのコメントも到着した。アレクサンダー・ロックウェル監督メッセージ『イン・ザ・スープ』の35mmフィルムはアメリカの UCLA のアーカイブに収蔵されている他は、日本にあるものだけです。その貴重なフィルムで上映されるなんて、とても素晴らしいことです!『イン・ザ・スープ』と『スウィート・シング』には、隠れたつながりがありますので、ぜひ2作品併せて観てほしいと思います。鈴木隆一(製作総指揮)メッセージ『イン・ザ・スープ』は、1993年当時単館ロードショー12週間連続のロングランになりました。今年は国立映画アーカイブでも上映され、また改めてこの映画が評価され、今回も多くの方に観ていただけると幸いです。なお、本映画は宮沢りえさんのイチオシで、オダギリジョーさんはこの映画を観て主人公から名前をとりました。『イン・ザ・スープ』は、10月29日(金)から11月4日(木)まで新宿シネマカリテにて公開。『スウィート・シング』は10月29日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スウィート・シング 2021年10月29日よりヒューマントラスト澁谷、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開
2021年10月02日9月24日(金)より公開中、ベン・スティラープロデュースのアナーキック・ラブストーリー『ディナー・イン・アメリカ』から、“Fワード”が連発されるシーンを抽出・編集した特別映像が解禁された。今回解禁となった映像は、不謹慎さ満載のFワードのみを抽出・編集した映像集。本作で登場するFワードは合計数200個。計算上、なんと30秒に1回はFワードを発していることになる(106分の上映時間から1分のタイトルロールと3分のエンドロールを除き、本編中のFワード合計数200個で割った計算)。恐らく2014年以降の日本公開映画で、最も多くのFワードが飛び出したラブストーリーといえる本作。アメリカの映画サイトColliderによると、最もFワードの多かった映画作品はカナダのコメディ映画『Swearnet:The Movie』(日本未公開/2014年/Fワード数:935回)。第2位はFワードについて真面目に研究したドキュメンタリー、その名も『FUCK』(2015年/Fワード数:857回)、第3位はマーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオがタッグを組み日本でも大ヒットした伝記コメディ『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013年/Fワード数:569回)。だが、むしろラブストーリーでここまでFワードが多い作品は稀有な例といえるだろう。映像の後半、キーとなる劇中の甘い甘いオリジナルソング「Watermelon」が(ここにもFワードが...)流れる点にも注目だ。『ディナー・イン・アメリカ』はヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ディナー・イン・アメリカ 2021年9月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020 Dinner in America, LLC. All Rights Reserved
2021年10月01日アカデミー賞作品賞『グリーンブック』主演の名優ヴィゴ・モーテンセンの初監督作品『フォーリング 50年間の想い出』より、予告編と場面写真が解禁された。『グリーンブック』など、3度アカデミー賞にノミネートされた名優ヴィゴ・モーテンセンが満を持して監督デビューを果たした本作。モーテンセンは認知症の父を持つ息子ジョン役で出演したほか、半自伝的な脚本と魂に語りかけるような音楽も手掛け、認知症を抱える父とその息子の再会をきっかけに、言葉にできなかった想いを確かめ合う親子の絆を描く至極のヒューマンドラマを作り上げた。父親ウィリス役は『エイリアン2』や『ターミネーター』のランス・ヘンリクセン、若き日のウィリスは『ホルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』のスヴェリル・グドナソン、ジョンの妹は『マイ・ライフ、マイ・ファミリー』のローラ・リニーが演じている。このたび解禁となった予告編は、フライト中の飛行機の中で、ウィリス(ランス・ヘンリクセン)が妻の名前を叫ぶシーンから始まる。息子のジョン(ヴィゴ・モーテンセン)はすぐに止めに入るが、父親の認知症は悪化の一途を辿っていた。そんな状態の中、親子で過ごした50年間の記憶が甦っていく。結婚当時は幸せな家庭を築いていたものの、徐々に亭主関白になってしまい、妻に愛想をつかされ、子どもを連れて家を出て行かれてしまうウィリス。そんな過去の出来事がありながらも、昔と変わらない父親に対して、ついにジョンはいままで秘めていた想いを伝える。そして、2人の本音がぶつかり合うことで、父親のウィリスにもずっと心の内に隠していた優しさがあることに気づくのだった…。また併せて場面写真8点が追加解禁。幼いジョンを連れて親子でハンティングをする様子や、孫に対して優しく微笑むウィリスの様子が切り取られている。『フォーリング 50年間の想い出』は11月12日(金)より、kino cinema横浜みなとみらい、kino cinema立川高島屋 S.C.館、kino cinema天神ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フォーリング 50年間の想い出 2021年11月12日よりkino cinema横浜みなとみらい・立川髙島屋S.C.館・天神ほか全国にて公開© 2020 Falling Films Inc. and Achille Productions (Falling) Limited· SCORE © 2020 PERCEVAL PRESS AND PERCEVAL PRESS INC. · A CANADA - UNITED KINGDOM CO-PRODUCTION
2021年10月01日名匠リドリー・スコット監督のもと、マット・デイモンとベン・アフレックがアカデミー賞脚本賞受賞『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』以来のタッグを組んで参加した『最後の決闘裁判』。この度、歴史を変えた衝撃の史実を描く本作から、本ポスターと共に、重要人物を演じるジョディ・カマーの場面写真が解禁された。今回解禁となった本ポスターで、注目すべきは中央に佇むマルグリット。女性が声を上げることのできなかった時代に立ち上がり、裁判で闘うことを決断した女性を演じたジョディ・カマーだ。カルト的人気を獲得しているテレビシリーズ「キリング・イヴ/Killing Eve」のヴィラネル役で、2019年のエミー賞主演女優賞(ドラマ部門)および英国アカデミー賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞。現在公開中の『フリー・ガイ』では“ゲームの世界”と“現実の世界”で全く異なる一人二役を演じ、その魅力と高い演技力を披露。また、次回作もリドリー・スコット監督の『Kitbag』(原題)でホアキン・フェニックスとの共演が決定しており、かつて『エイリアン』シリーズでシガニー・ウィーバーがスターダムに押し上げられたように、スコット監督のお墨付きをもらった次世代の大注目女優といえる。そんな彼女が本作で演じるのは、14世紀フランスを生きる騎士ジャン・ド・カルージュ(マット・デイモン)の妻マルグリット。カルージュの旧友ジャック・ル・グリ(アダム・ドライバー)に暴行されたと訴えるが、彼は無実を主張し、目撃者もいない。真実の行方は、夫と被告による生死を賭けた“決闘裁判”に委ねられるも、もしも夫が負ければ、マルグリットまでもが偽証の罪で火あぶりの刑を受けるという役柄である。また、ジョディはキャストとしてだけでなく、脚本のチームにも参画。史実としていまだに真相不明なこのフランス最後の決闘裁判には、男性側の視点でしか記録や資料が残されておらず、これまで抜け落ちていたマルグリットの視点を描くために、マットとベンは女性の脚本家が必要だと考え、『ある女流作家の罪と罰』で第91回アカデミー賞脚色賞にノミネートされた脚本家ニコール・ホロフセナーをチームに迎え入れた。さらに、「この三人の脚本家に会議に招待されて、意見を聞かれ、どうしたいのか、どう感じるかということを聞かれ、それをとても大事にしてもらった」と、ジョディも積極的に脚本会議に参加したことを先日行われたヴェネチア国際映画祭で明かしたばかり。史実には残っていない事件を告発した被害者マルグリットの視点を交え、被害者マルグリットの夫カルージュ、訴えられた被告ル・グリの、3人の視点で描く黒澤明監督の『羅生門』的三幕構成となっていることでも話題の本作。ジュディは、ベン・アフレックから「自分のキャラクターを演じるだけでなくて、まずマットの視点の中にいる彼女を演じる。そして今度はアダムの役の視点の中にいる彼女を演じる。そして最後に自分自身をその全体性を理解しながら演じる。そしてそのどれも他があるということを悟られてはいけない。観客にそれが事前に知られてもいけない。それはものすごい才能を求められ、そうできたことがとてもすばらしく、力強い結果を生んでいる。この映画がうまくいくもいかないもすべてジョディの演技にかかっているということ。針の穴を通すような演技の力!」とコメントをもらうほど。そしてジョディ本人も、「それぞれの視点において、観客がキャラクターの語っていることを本当に信じられるということがとても重要であり、そのように演じることがわたしたちにとっても楽しいことでした。時には頭が少しクラクラにもなりましたよ。3つの異なる視点を、すべて同じ日に撮影することもありましたから!」と尋常ではない集中力を要する現場だったことを明かしている。本ポスターは、毅然とした立ち姿が印象的なマルグリットを中心に、カルージュ、ル・グリ、そして彼らの運命を揺さぶる主君ピエール伯(ベン)がその周りを取り巻き、暗雲立ち込める背景が決闘裁判の行く末を案じさせるビジュアルとなっている。『最後の決闘裁判』は10月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:最後の決闘裁判 2021年10月15日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年10月01日「ザ・スミス」解散のニュースが駆け巡った1987年、夏。5人の若者が自分を探し彷徨う一夜を、「ザ・スミス」の名曲で彩る珠玉の青春音楽映画『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』が12月、公開されることが決定した。1987年、コロラド州デンバー。スーパーで働くクレオは、大好きな「ザ・スミス」解散のニュースにショックを受け、レコードショップのディーンに「町の連中に一大事だと分からせたい」と訴える。ディーンはクレオをデートに誘うが、クレオは友達に会いに行ってしまう。1人になったディーンは、地元のヘビメタ専門ラジオ局に行き「『ザ・スミス』の曲をかけろ」とDJに銃を突きつける――。1980年代、痛烈な音楽と独特の音楽性で、イギリスのミュージックシーンを席巻した伝説のバンド「ザ・スミス」の名曲の数々と、貴重なインタビュー映像が彩る本作。タイトルの「ショップリフターズ(Shoplifters Of The World)」、代表曲の「ゼア・イズ・ア・ライト(There Is a Light That Never Goes Out)」「ディス・チャーミング・マン(This Charming Man)」「心に茨を持つ少年(The Boy With The Thorn In His Side)」ほか、「ザ・スミス」の楽曲20曲以上が全編に散りばめられ、メンバーとの関係や解散について語る若き日のモリッシーの姿も見ることができる。その音楽だけでなく、80年代のファッションや空気感を見事に再現し、未来への不安と自分を探して彷徨う刹那を描いた、珠玉の青春音楽映画となっている。長年語り継がれた「『ザ・スミス』ファンのラジオ局ジャック事件」に着想を得て本作を監督したのは、『WE ARE X』『JACO[ジャコ]』など音楽映画に定評のあるスティーヴン・キジャック。ラジオ局をジャックするディーン役を演じるのは、『6才のボクが、大人になるまで。』のエラー・コルトレーン、ディーンが密かに恋する“ショップリフター”クレオ役をNetflixの人気シリーズ「ソーシャルディスタンス」のヘレナ・ハワードが務める。クレオの3人の仲間、マドンナのファッションを完コピするシーラ役は、マーク・ミラー原作のスーパーヒーロードラマ「ジュピターズ・レガシー」で話題のエレナ・カンプーリス。シーラのボーイフレンド、パトリック役はビル・プルマン主演のスパイサスペンス『ザ・コールデスト・ゲーム』のジェームズ・ブルーア、軍隊に入隊が決まり皆が集まるきっかけとなるビリー役には『ファミリー・ツリー』のニック・クラウスなど、新進気鋭の若手俳優が集結。「トゥルーブラッド」シリーズのジョー・マンガニエロが、ディーンの突撃に驚きながらも理解を示すラジオ局DJミッキー役で出演している。ジョー・マンガニエロ-(C)Getty Images『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』は12月、TOHOシネマズ日比谷・渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド 2021年12月よりTOHOシネマズ日比谷・渋谷シネクイントほか全国にて公開©2020 SOTW Ltd. All rights reserved
2021年10月01日ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの最後にして集大成となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が、ついに公開。日本のファンへ向けてメッセージを寄せた貴重な映像が到着した。この度解禁となったのは、ダニエルが15年間演じてきたジェームズ・ボンド役を本作でついに卒業、キャスト・スタッフともに総力を結集したシリーズ集大成であると改めて語る、日本のファンのためだけに特別に寄せた30秒の特別メッセージ動画。先日、日英をオンラインでつないで盛大に実施されたバーチャルイベントでは、ジェームズ・ボンドを演じた15年間をふり返り「数え切れない程いろんなことがあったけど、十分やり切った」と、正直な気持ちを吐露していたダニエル。この15年間で得たものは、最高のキャストと最高のスタッフと仕事ができたことだと語ったが、本作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の監督を務めたキャリー・ジョージ・フクナガ監督も「『007/カジノ・ロワイヤル』から5作品を通じて紡がれてきた物語がついに完結する。ダニエルボンドの卒業作品を監督できたことは、とても光栄なことだった」とダニエルに対しても感謝と称賛の気持ちを表し、本作が名実ともに集大成にふさわしい作品だということを改めてアピールしていた。今回の映像中には、ダニエル自ら「日本の皆様に愛を込めてありがとう」とメッセージ、そして日本語で「ありがとうございました」とファンへ特別に感謝のコメント。ダニエルが最後のボンドを演じたことへの強い思いと、日本のファンへの愛が伝わる本動画はスポット映像として公開日の本日から放映される。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年10年1月より全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.
2021年10月01日『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』のスタッフ陣が集結、『ウォールフラワー』『ワンダー 君は太陽』のスティーヴン・チョボスキー監督がメガホンをとったブロードウェイ・ミュージカルの映画化『ディア・エヴァン・ハンセン』。この度、待望の予告映像と場面写真が解禁となった。今回解禁となった予告映像は、“DearEvan Hansen”とエヴァンが自らに宛てて手紙を書くシーンからスタート。なかなか馴染めず孤独な学校生活を送るエヴァンが“こんな人生じゃなければ…”と嘆くなか、エヴァン役ベン・プラットが歌う「Waving Through a Window」が流れ出す。この曲は舞台版で隠れた名曲として人気が高く、世界の歌姫ケイティ・ペリーなど多くのアーティストもカバーするなど、全世界で愛されている。自分の殻を破り一歩踏み出したいと悩むエヴァンは、同級生のコナー(コルトン・ライアン)と出会う。コナーはギプスをつけているエヴァンに「ギプス真っ白じゃん」と話しかけ、「これで親友のフリができるな」と自分の名前をギブスに書き残す。そんなある日、突如コナーの死を聞かされたエヴァン。コナーの両親がエヴァンのギプスを見て息子の親友だと誤解してしまうものの、2人がこれ以上傷つくことを恐れ、とっさに嘘をついてしまう。エヴァンがついたその“思いやりの嘘”は多くの人々の共感をうみ、SNSにて拡散。エヴァンの人生を大きく変えていく。代表曲「You Will Be Found」とともに「君はひとりじゃない」という強いメッセージが深く響き、人々との繋がりを通して自分を見つめ直すエヴァンがたどり着く未来を予感させる内容となっている。さらに、主人公のエヴァンを中心に、ジュリアン・ムーア演じるエヴァンの母親ハイディ・ハンセンや、エイミー・アダムスやケイトリン・デヴァーら演じるコナーの家族たちの姿などを収めた場面写真も新たに6点解禁。コナーがエヴァンのギプスに名前を書くシーンなど、印象的な劇中の名シーンを切り取っている。第34回東京国際映画祭のクロージング作品に決定本作は10月30日(土)~11月8日(月)で開催される第34回東京国際映画祭にてクロージング作品に決定。1通の手紙と“思いやりの嘘”をきっかけに“本当の自分”に気づくまでの過程を描く、希望に満ちた物語が映画祭の終幕を飾る。『ディア・エヴァン・ハンセン』は11月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ディア・エヴァン・ハンセン 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2021年10月01日レディー・ガガ主演、アダム・ドライバー、アル・パチーノ、ジャレッド・レトら共演で贈る、トップハイブランドに君臨する「グッチ(GUCCI)」一族崩壊の闇に包まれた“真実”を描くラグジュアリー・サスペンス『ハウス・オブ・グッチ』(原題:House of Gucci)が、2022年1月14日(金)に公開決定。さらに特報映像が解禁された。1995年3月27日ミラノで多くの目撃者がいる中、銃声が街に響き渡る。殺害されたのは、世界的なトップブランドの元祖と呼ばれる「GUCCI」創業者グッチオ・グッチの孫にあたる3代目社長マウリツィオ・グッチ。犯人が特定できない状況が続く中、その実行犯の黒幕が明かされる。それは妻のパトリツィア・レッジャーニだった――。グッチ家の光と影を描いたサラ・ゲイ・フォーデン「ハウス・オブ・グッチ上・下」を原作に、グッチ一族の確執とその中で起きたマウリツィオ・グッチ殺害事件が描かれる本作。グッチ家崩壊を招くパトリツィア・レッジャーニには、世界的なミュージシャンとして唯一無二の存在であり続け、初主演『アリー/スター誕生』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたレディー・ガガ。その夫で殺害される3代目、マウリツィオ・グッチには『スター・ウォーズ』シリーズ出演や『最後の決闘裁判』ほか、高い演技力に注目が集まるアダム・ドライバー。Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Imagesさらにオスカー俳優のアル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、本作でまるで別人のような風貌になったと話題になったジャレッド・レト、『フリーダ』でオスカーノミネートを果たしたサルマ・ハエックなど、ハリウッドを代表する俳優陣が勢ぞろい。監督には、『エイリアン』『ブレードランナー』などの名作から、アカデミー賞作品賞を受賞した『グラディエーター』、アダムも出演する『最後の決闘裁判』など幅広い作品を世に送り続けるハリウッドの巨匠リドリー・スコット。この度解禁となった特報映像には、ゴージャスな毛皮姿でさっそうと登場するパトリツィア役、レディー・ガガの登場から始まる。「その名前は甘く響き、私を誘惑する」というナレーションとともに、グッチ店舗から出る女性を見つめるパトリツィア。グッチ家の御曹司マウリツィオ(アダム・ドライバー)と出会い、結婚を経てグッチ家の一員として迎えられたパトリツィアは、華やかなファッション業界を謳歌し徐々にグッチ家での地位を高めていく。金や家族、権力、裏切りがうごめくグッチ一族の栄枯盛衰が、煌びやかな映像と共に綴られ「特に道徳心は高くないけど、私はフェアな人間」と言いながら、混ぜたカップの端でスプーンの水滴を切るパトリツィア。そのリラックスした表情の裏に隠されたグッチ家最大のスキャンダル事件に期待高まる映像となっている。『ハウス・オブ・グッチ』は2022年1月14日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハウス・オブ・グッチ 2022年1月14日より全国にて公開ⓒ 2021 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年10月01日『サンダーバード55/GOGO』の劇場公開日が来年1月7日(金)に決定し、本ポスタービジュアルが到着。また上映に先駆けて、メイキング映像も公開された。1965年にイギリスで、翌1966年には日本でも放送が開始され、英国テレビ界の名匠ジェリー・アンダーソンの代表作にして、スーパーマリオネーションと呼ばれる独自の撮影手法を駆使した特撮人形劇の最高傑作として名高いTVシリーズ「サンダーバード」。今作では、オリジナルの撮影手法を完全再現した新作3話を、樋口真嗣監督が日本公開用に構成し、エピソードはそのままに世界初の1本の映画として誕生させる。本ポスターの作画は、「機動戦士ガンダム」のメカニックデザイン担当・大河原邦男によって特別に制作されたもの。本日行われたファンイベント中で初公開された。当時のビジュアルに近いレトロタッチのポスターには、ペネロープ、スコット、バージル、ゴードンの姿が描かれている。大河原さんは「長い間世界中に多くのファンを持つ『サンダーバード55』のキービジュアルに係れる名誉と責任を痛感しました。このプロジェクトに参加させて頂き仕事人生に又一つの思い出が加わりました。有り難うございました」とコメントしている。そして、後にも先にも類を見ない、60年代当時のスーパーマリオネーションと呼ばれる、独自の撮影手法を使用したメイキング映像も初公開。当時の手法を使うことを選んで製作された本作。プロデューサー兼監督のスティーブン・ラリビエーらスタッフは揃って「この撮影技術や人形・特殊効果は未来に残すべきものだ。サンダーバードが放送や公開されるたびに、さまざまな世代の子供たちが魅了されていく。全ての伝統的な技術を次世代のアーティストたちに受け継いでいくべきだよ」と思いを明かしている。『サンダーバード55/GOGO』メイキング映像『サンダーバード55/GOGO』は2022年1月7日(金)より劇場上映、1月8日(土)よりオンライン上映。(cinemacafe.net)■関連作品:サンダーバード55/GOGO 2022年、劇場・デジタル配信にて公開Thunderbirds ™ and © ITC Entertainment Group Limited 1964, 1999 and 2021. Licensed by ITV Studios Limited. All rights reserved.
2021年09月30日国家を揺るがす巨大医療汚職事件の闇と、それと対峙する市民やジャーナリスト達を追ったルーマニアのドキュメンタリー映画『コレクティブ 国家の嘘』より、本編映像が解禁された。この度解禁された本編映像は、地元のスポーツ紙「ガゼタ・スポルトゥリロル」の編集長カタリン・トロンタンと記者達が、製薬会社が病院に薄めた消毒液を納めているという驚愕の事実を確認し合うシーンだ。その事実を複数の情報源から突き止めた記者は「細菌じゃなく人を殺してる」と語り、殺人には加担できないとその製薬会社を辞めた情報源もいると話す。そして「多くの読者はこう思うでしょう、“ラボで消毒液の分析を”と」と、事実解明への次なる一手を提案。このシーンの後、彼らはこの製薬会社が作った消毒液を分析し、そのスクープ報道により事件は新たな局面を迎えることになる。アレクサンダー・ナナウ監督は、以前から忖度なき調査報道に定評のあったガゼタ・スポルトゥリロルの調査チームが火災についていち早く取材に乗り出したことを知り、密着をオファー。しかし、取材で得た情報や告発者、そして自分達の身の安全を守るという理由で当初は断られたという。それでも彼らから信頼を勝ち得た監督は、ほぼひとりで彼らに密着。当初は火災の犠牲者や家族の心境を理解したいと彼らに寄り添う立場で撮影をしていたものの、「同じ状況が自分の人生を襲うかもしれないと考え、もっと理解し、深く掘り下げ、手を伸ばし、隠された向こうにあるものを撮影したいと思うようになりました。事件の公式見解を疑うごく少数の人たちの声に耳を傾けていくことは、自然な決断でした。そこで火災の直後から、事件における当局の役割を調査し始めた、ガゼタ・スポルトゥリロル紙の記者たちからなる調査チームのオフィスは、私が理解したいストーリーの撮影をするには最適な場所だったのです」と、密着した理由を語っている。『コレクティブ 国家の嘘』は10月2(土)よりシアター・イメージフォーラム、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コレクティブ 国家の嘘 2021年10月2日よりシアター・イメージフォーラム、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開©Alexander Nanau Production, HBO Europe, Samsa Film 2019
2021年09月30日第93回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされ、日本でも昨年の東京国際映画祭で紹介された『皮膚を売った男』。本日9月30日、本作にて主人公サムの人生を変えるきっかけとなり、その後はアート作品となったサムを支えることとなるエージェントを演じたモニカ・ベルッチの誕生日を記念し、新しい場面写真が到着した。イタリア出身のモニカ・ベルッチは、元々モデルとして活躍していたが、1990年にTVドラマで女優デビューをし、1992年にはフランシス・フォード・コッポラ監督の『ドラキュラ』でハリウッド進出を果たす。その後も『ドーベルマン』(98)が世界的に大ヒット、ジュゼッペ・トルナトーレ監督『マレーナ』(00)やギャスパー・ノエ監督作『アレックス』(02)では主演を務めて話題を呼び、今年12月に最新作の公開を予定している『マトリックス』シリーズ2・3作目にも出演。さらに10月1日に最新作の公開を控える『007』シリーズ第24弾『007 スペクター』(15)ではボンドガールに起用され注目を集めた。今回解禁となった新場面写真では、金髪ロングヘアに黒いスーツを見事に着こなし、エージェントのソラヤ役をしなやかに、かつセクシーに演じるモニカが写されている。モニカは本作について、「この映画は深い内容でありながら、暴力的かつすごくエレガントな作品です。私達に人と人との繋がりや愛、人としての価値について考えさせてくれます」と語っている。またカウテール・ベン・ハニア監督については、「まだ若い監督が自分を自由に表現したこの映画は強くて、感動できるもので、とても勇気づけられました。女性監督はまだ少ないですが、女性と働く上で感じた共感性のおかげでとても良い時間を過ごせました」と絶大な信頼を語っている。『皮膚を売った男』は11月12日(金)よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:皮膚を売った男 2021年11月12日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 – TANIT FILMS – CINETELEFILMS – TWENTY TWENTY VISION – KWASSA FILMS – LAIKA FILM & TELEVISION – METAFORA PRODUCTIONS - FILM I VAST - ISTIQLAL FILMS - A.R.T - VOO & BE TV
2021年09月30日フランス・イタリア合作アニメーション映画『LA FAMEUSE INVASION DES OURS EN SICILE/(英語題)The Bears' Famous Invasion of Sicily』が邦題『シチリアを征服したクマ王国の物語』として、2022年1月14日より公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルが解禁された。遠いむかし、頂きが氷でとざされた高い山に住むクマたちの王レオンスの息子トニオがハンター達によって捕えられてしまう。王は我が子を救出するべく、厳しい冬の飢えと寒さからクマ達を引き連れ、人間が住む平地を目指し山を降りていく。行く手に待ち受けるのは残忍な大公や、化け猫、人食い鬼。ゆうれいもいれば魔法使いもいる。突き進むレオンス王は戦いの末、その国の王となり、クマと人間が共存する太平の世を迎えたが…。原作はイタリアの作家ディーノ・ブッツァーティの名作児童文学「シチリアを征服したクマ王国の物語」(天沢退二郎・増山暁子訳)。監督はイタリア出身・フランス在住のロレンツォ・マトッティが務め、彼の持ち味である流麗な曲線で描かれる風景や色彩の美しさ、素晴らしい構図が本作でも遺憾なく発揮されている。多様な文化の中で他者を受け入れることの大切さをテーマにした本作は、原作の持つユーモアに溢れたファンタジックな世界観を完全再現することに成功。2019年カンヌ国際映画祭ある視点部門、同年アヌシー国際アニメーション映画祭で公式上映されており、フランスのフィガロ紙からは「詩を込めた華やかな色のグラフィックジュエル」と称えられた。今回解禁されたポスターは、美しく高くそびえる山々に囲まれた崖の上からただひとり何かを叫ぶクマの姿、ヴィヴィッドな色彩、淡い色のグラデーションが私たちを夢幻の世界へと誘い、「クマはハダカのほうがいい」という謎めいたキャッチコピーがイマジネーションを刺激する1枚になっている。『シチリアを征服したクマ王国の物語』は2022年1月14日(金)より新宿武蔵野館・アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シチリアを征服したクマ王国の物語 2022年1月14日より新宿武蔵野館・アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開©2019 PRIMA LINEA PRODUCTIONS - PATHÉ FILMS - FRANCE 3 CINÉMA - INDIGO FILM
2021年09月30日オスカー候補にも名を連ねた、神秘的で驚きに満ちたイタリアのダークファンタジー映画『ほんとうのピノッキオ』より、新たな場面写真が到着した。今回新たに公開された場面写真では、『ピノッキオ』(’02)にて監督兼ピノッキオ役で出演したロベルト・ベニーニ扮するジェペットが、1本の丸太からピノッキオを生み出す過程が写し出されている。さらに、命が吹き込まれたピノッキオの姿も。ディズニーアニメでは、すでに人形として完成され、星の女神がジェペットの願いを叶えるべく命を吹き込むが、本作ではジェペットが自らピノッキオを誕生させる。そんなピノッキオが、「パパ」と呼び動き出すシーンは必見。100年以上にわたって世界中で読み継がれてきた児童文学「ピノッキオの冒険」。ウォルト・ディズニーのアニメーション映画をはじめ、これまで数々の映像化作品を生み出してきた。“嘘をつくと鼻が伸びる”というエピソードが真っ先に思いつくが、この名著の主人公の実像、無邪気な操り人形に見せかけて、実は行く先々でトラブルを巻き起こす“悪童”だということを知る人は少ないだろう。映画では、丸太棒が変身したピノッキオの奇想天外な大冒険を原点に回帰して、斬新にビジュアライズし、旅の途上に登場する世にも奇妙な生きものたち、人生の不条理や社会風刺を盛り込んだ寓話的なストーリー展開を、圧倒的な映像美で描き出している。多くの人が知っているパブリックイメージを大きく覆すことになる本作。マッテオ・ガローネ監督は「久しぶりに原作を読んでみた。自分がよく知っている物語だと思い込んでいたけど、驚いたことにまったく知らないストーリーで、覚えていないエピソードもかなりあった。この本を映画化するなら、観客が驚くような方法を見つける必要がある。この物語を知っていると思い込んでいるからね。だから私にとって皆を驚かせる最良の方法は、原作に立ち返ることだった」と語っている。『ほんとうのピノッキオ』は11月5日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ほんとうのピノッキオ 2021年11月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開copyright 2019 ©ARCHIMEDE SRL - LE PACTE SAS
2021年09月29日世界的ラッパーであるジェイ・Zがプロデューサーをつとめた西部劇『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野』が11月3日(水)よりNetflixにて独占配信される。この度、予告編とキービジュアルが解禁された。自分の縄張りで暴れる者には情け容赦なく銃を抜く荒くれ者のナット・ラヴ(ジョナサン・メジャース)は、20年前に両親を殺害した憎き仇であり、街の平穏を脅かす悪党たちの親玉であるルーファス・バック(イドリス・エルバ)が間もなく釈放されることを知る。ルーファスを見つけ出し復讐を果たそうとするナットだが、街に戻ったルーファスが従えるのは“裏切り者”の異名を持つトルーディス・スミス(レジーナ・キング)をはじめとする、荒野では負け知らずのつわものたち。強大な敵へ立ち向かうために、ナットはかつてのギャング仲間たちに声をかけ、元恋人のメアリー(ザジー・ビーツ)と、ナットの腹心である短気な男ビル、そして早撃ち自慢のお調子者ジムが集う。クセ者ぞろいの仲間たちは少し頼りなさげだが、ルーファスの悪行に終止符を打つための士気は十分。そして迎えた運命の日。お互いに向けて放たれた銃弾に倒れるのはナットか、それともルーファスか?荒野の決闘の場にて復讐は果たされるのか?グラミー賞への最多ノミネート記録を持ち、ラッパーとしてヒップホップ界の頂点に君臨するジェイ・Zがプロデューサーとなり、監督のジェームズ・サミュエルと共にオリジナルサウンドも手掛ける本作。荒野の西部に生きる荒くれ者たちの復讐劇を熱くて軽快なラップとビートに乗せて描き、これまでにないスタイルの西部劇を作り上げた。解禁となった予告編では、古き良き往年の西部劇らしさはそのままに、ノリのよいリズムが刻まれる軽快な音楽に乗せて、荒くれ者たちの命を賭けた決闘が痛快なテンポで映し出されていく。トルーディスの手荒な手引きによって、銃弾が飛び交うさなかを堂々と通り抜け、世に解き放たれるルーファス。さらに巨大で凶悪な仇を迎え撃つナットと仲間たちが撃ち鳴らす銃弾のリズムに合わせるように場面は切り変わり、荒くれ者たちの命を懸けた決闘とドラマに期待が高まる映像となっている。出演は『ザ・ファイブ・ブラッズ』の演技が高く評価され、「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」で第73回エミー賞主演男優賞にノミネートと、注目が集まっているジョナサン・メジャース、「刑事ジョン・ルーサー」でゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞し、多数の作品に出演するイドリス・エルバ、『ビール・ストリートの恋人たち』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したレジーナ・キング、『デッドプール2』『ジョーカー』のザジー・ビーツ、『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたキース・スタンフィールドをはじめとする実力派が名を連ねている。西部劇の新たな歴史の幕開けを告げる作品として今年の賞レースでも注目されており、日本でも10月より一部劇場にて公開も予定されている。『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野』は11月3日(水)よりNetflixにて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年09月29日デンマーク・アカデミー賞で9部門にノミネートされ、メイクアップ賞と児童青少年映画賞を受賞した『パーフェクト・ノーマル・ファミリー』から、日本版予告編が到着した。本作は、俳優として活動したのち、数多くの短編映画を発表してきたマルー・ライマン監督の初長編作。トランスジェンダーをカミングアウトする当事者ではなく、その娘である少女の視点で全編が語られる。90年代末を背景にした、11歳の時に父親が性別移行した経験を持つライマン監督の自伝的な家族の物語となっている。この度解禁された日本版予告編は、愛のつまった懐かしいホームビデオの映像からスタートし、誰が見ても幸せそうで仲睦まじい家族の様子が伺える。しかしある日、家族全員が揃った食事時に娘たちは両親から離婚すると告げられ、エマと姉のカロリーネは一瞬にして凍りついたように固まってしまう。離婚の理由は“パパが女性として生きていきたいから”だった。パパの気持ちが全く理解できないエマ。後日設けられた家族カウンセリングでは、顔をマフラーでぐるぐる巻きにして対面を拒絶する姿が描かれ、これからは「アウネーテと呼んでほしい」と言うパパを受け入れることができない。「パパなんか死んじゃえばいい」と、感情のままにひどい言葉をぶつけてしまうエマ。幾多の葛藤の果てに気づいたエマの本当の気持ちに迫っていく。『パーフェクト・ノーマル・ファミリー』は12月24日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パーフェクト・ノーマル・ファミリー 2021年12月24日より新宿シネマカリテほか全国にて公開© 2019 NORDISK FILM PRODUCTION A/S
2021年09月29日トッド・ヘインズ監督とマーク・ラファロ、アン・ハサウェイら実力派キャストの豪華タッグで贈る『DARK WATERS(原題)』が、邦題『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』として、日本公開されることが決定。併せてポスタービジュアルが解禁となった。1998年、オハイオ州の名門法律事務所で働く企業弁護士ロブ・ビロットのもとに、思いがけない調査依頼が舞い込む。ウェストバージニア州パーカーズバーグで農場を営むウィルバー・テナントが、大手化学メーカー・デュポン社の工場廃棄物によって土地を汚され、190頭もの牛を病死させられたというのだ。さしたる確信もなく、廃棄物に関する資料開示を裁判所に求めたロブは、“PFOA”という謎めいたワードを調べたことをきっかけに、事態の深刻さに気づき始める。デュポン社は発ガン性のある有害物質の危険性を40年間も隠蔽し、その物質を大気中や土壌に垂れ流してきたことが分かったのだ。やがてロブは7万人の住民を原告団とする一大集団訴訟に踏みきる。しかし強大な権力と資金力を誇る巨大企業との法廷闘争は、真実を追い求めるロブを窮地に陥れていくのだった…。マーク・ラファロ本作製作のきっかけは、2016年1月6日のニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたある記事だった。そこには、米ウェストバージニア州のコミュニティを蝕む環境汚染問題をめぐり、ひとりの弁護士が十数年にもわたって巨大企業との闘いを繰り広げてきた軌跡が綴られていた。そしてこの驚くべき記事は、マーベル・シネマティック・ユニバースのブルース・バナー/ハルク役で絶大な人気を博した実力派俳優マーク・ラファロの心を動かし、環境活動家でもあるラファロは、プロデューサーも兼任してこの実話の映画化に向けて動き出した。ラファロは実際のロブ・ビロット本人への取材を行うなど入念な役作りをこなし、静かな迫力をみなぎらせた渾身の演技を披露。ロブをスーパーヒーローでも聖人でもない生身の人間として体現し、観る者の深い共感を呼び起こす。共演には『レ・ミゼラブル』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアン・ハサウェイがロブの最大の理解者である妻サラに扮し、『ミスティック・リバー』で同じくアカデミー賞助演男優賞を受賞したティム・ロビンスがロブの威厳ある上司タープを演じる。さらに『インデペンデンス・デイ』『ロスト・ハイウェイ』のビル・プルマンが、ロブの弁護団に加わるベテラン弁護士役で出演する。アン・ハサウェイそしてラファロからの直々のオファーを快諾し、本作の監督を務めたのはトッド・ヘインズ。カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された『ベルベット・ゴールドマイン』『キャロル』『ワンダーストラック』、アカデミー賞脚本賞にノミネートされた『エデンより彼方に』などで知られる鬼才が、実話に基づく社会派リーガル・ドラマという新境地に挑み、卓越した語り口で観る者を魅了する。また、併せてポスタービジュアルも解禁。ラファロ演じる主人公ロブが真っ暗な部屋で一つの明かりを灯し、膨大な資料を読み漁っている姿が切り取られている。さらに「真実に光をあてるために どれだけのもの失う覚悟があるのか―」と添えられたコピーにより、無謀とも思える巨大企業との闘いに挑んだロブの苦難と葛藤が垣間見えるビジュアルとなっている。『ダーク・ウォーターズ巨大企業が恐れた男』は12月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男 2021年12月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2021 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
2021年09月29日アクションゲームを原作にした『モータルコンバット』で、超重要キャラクター・スコーピオンを演じた真田広之と、地球上の戦士たちの指南役・ライデンを演じた浅野忠信のインタビューが到着した。真田広之「巡り巡って忍者の役がまた来た」――『モータルコンバット』というゲームのことや、演じられたハサシ・ハンゾウとスコーピオンというキャラクターについてはご存じでしたか。真田知識として知っていましたが、自分でプレイしたことはなかったので、オファーを戴いてから研究しました。調べ始めてからとても有名で人気のあるキャラクターなんだということを知りました。自分は過去に忍者の役を結構やっていましたから、巡り巡って忍者の役がまた来たという驚きがありました。――どのように演じられようと思われましたか。真田ハンゾウは元々日本人という役じゃないですか。それを日本人が演じるのであれば、日本らしさをちゃんと出さなければいけないと思いました。セットデザインから衣装小道具に至るまで、自分がやるからにはこうありたいという思いがあって、小道具や衣装の方々とセッションを重ねて、なるべくオーセンティックな日本ものにしていきたいというところから始めました。スコーピオンに関しては、ゲームのイメージと日本らしさの融合を図らなくてはいけないということが、まず頭に浮かびました。――冒頭でハンゾウとして見せるアクションシーンで留意されたことはありますか。真田振り付けの段階から関わらせていただいたのですが、あそこは感情的なものが大事だと考えました。家族を殺されてすぐ後の戦いなので、ハンゾウが何のために戦っているかを観客が実感できるシーンにしたいと考え、監督やアクションコーディネーターと一緒になって作っていきました。――アクションシーンを演じるにあたって事前にトレーニングなどはされたのですか。真田日頃からやっている基礎的なものに加え、持久力を付けるために普段より少し長く走ったりしましたが、特に前もって準備はしていません。昔取った杵柄ですね。――ハンゾウとスコーピオンとではどのように演じ分けようと思われましたか。真田ハンゾウの時には忍者の統領らしく、そして家族を大事にする男という時代劇に登場するキャラクターを演じていきました。家族とともに自分も殺され恨みをもって地獄に落ち、スコーピオンとして帰ってきた時に同じ思いを引きずりながらも、見え方が違うようにしようと考えました。ハンゾウとスコーピオンとでは、戦い方も使う武器も違ってきます。映画全体を貫く存在でありながらも、それぞれの違いを感じられるようにしました。――もちろんスコーピオンもご自身で演じられたのですよね。真田はい。動きそのものがやはり違いが出てしまうので、殺陣に関しては自分でやりました。スコーピオンの衣装は結構重いので、地面での立ち回りは良いんですが、ジャンプしたり転がったりはかなり負担がありました。それでも向こうは容赦なく何テイクも撮りますから、暇さえあればストレッチをして撮影に臨みました。――スコーピオンが繰り出す「Get over here!」のセリフで撮影現場が湧いたそうですが。真田ゲームの中でも幾つかある有名なセリフの1つだそうで、セットでのリハーサルで1回目に言った時、スタッフやキャストの皆さんが大喜びしたんです。この時を待っていたという感じで拍手が起こりました。そんなに大事なセリフだったのかと気づかされました。やりがいという意味でも楽しかったですし、このリアクションを劇場で得られればいいなという思いで演じました。――ライデンを演じた浅野忠信さんについてはいかがですか。真田ライデンという役の意味合いを背負い、存在感を見せながらしっかりとストーリーテリングをしていく大事な役として、責任を果たしていたと思います。浅野さんとは同じ場面での出演はなかったのですが、現場で一緒になった時は互いのモニターを見に行ったり、待ち時間に雑談をしたりしていました。浅野忠信、ライデンは「いつ何をするか分からない力を感じさせる」――ライデン役は指名だったそうですね。浅野嬉しかったですね。僕はゲームをプレイしていなかったので、ライデンというキャラクターについて色々と調べました。そうしたら『モータルコンバット』の中でライデンがとても重要なキャラクターで、世界中に熱狂的なファンがいると分かりました。脚本を読んだら作中でとても重要な役でしたし、雷を使って戦ったり常に目が光っていたりしていてとてもワクワクしました。――ライデンは人間界の守護神で威厳が求められる役でした。浅野ライデンがストーリーの中で喋る重要なセリフを毎日練習する中で、ライデンという役が自分の中にしみこんでいった感じでした。威厳は絶対にありますが、それはズシンと重たいものというよりは、煮えたぎる何かを持っているといったものだと思いました。ただ落ち着いているのではなく、いつ何をするか分からないという力を感じさせる意味での威厳を、発揮できたのではないでしょうか。――ライデンは格闘こそしませんが杖を振るう仕草などで力強さを見せてくれました。浅野杖を打つシーンは全身でやりましたね。リハーサルの時から思いきりやって、そこまでやらなくても良いと言われたくらいです。杖はしっかり作ってもらったので演技にも勢いが出ました。格闘については、僕の中では絶対にパート2が来ると思っているので、皆さんの力を借りてヒットさせてくれれば、次はライデンが暴れ回るところを見せられると思います。――共演の真田広之さんとは役作りについて何か話されましたか。浅野真田さんとは撮影でご一緒することはなかったんですが、現場で話したり食事にいったりする時間を作れました。真田さんが演じられたスコーピオンはとても重要な役でした。その真田さんを通じてライデンとスコーピオンの関係性が見えてきました。――『モータルコンバット』にはアジアから大勢の俳優が出演しています。浅野さんご自身を含めこうしたアジアの役者たちが世界で活躍していることに感慨はありますか。浅野僕はハリウッドでアジア人が主役となるような映画が作られる時代が絶対に来ると思ってやってきました。『モータルコンバット』でそういったものの一員になれたことを誇りに思いますし、そこまで努力してきたことを発揮できたのではないかとかと思います。――日本の俳優が世界で活躍するためには何が必要ですか?浅野日本で普通に義務教育を受けていると、言うことは聞いてなるべくはみ出さないようになることが染みついてしまって、それが俳優としては邪魔になることがあるのかもしれません。どんどんと世界に出て行って、今まで日本でやってきたことにも疑問を持って違うアプローチをして良いんだということを、考えて欲しいと思いますね。日本人だから日本で仕事をするというのではなく、どこでも仕事はできるしどこでも友達はできるし力を発揮できる。そう思っている若い人たちはきっと大丈夫です。僕と同世代かもう少し下の世代でそういう意識を持っていない人も、すべて忘れて自分が活躍できる場所を広げていった方が良いと思います。――作品を観る人にメッセージをお願いします。浅野アジアの俳優たちが集中して、すべての力を出し切って挑んだ作品です。真田さんや僕も含めた日本の俳優も良い役を戴いて力強く演じさせていただきました。そこを観て欲しいですね。ゲームのファンにも楽しめる作品になっていますし、ゲームをプレイしたことがない人でも、エンターテインメント作品を観たい、アクションを観たいという人に向けて面白い作品になっていると思います。『モータルコンバット』はダウンロード先行販売中、デジタルレンタル中、10月20日(水)ブルーレイ・DVDセル&レンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モータルコンバット 2021年6月18日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年09月29日