ディズニーがこの夏贈る、奇跡のエンターテイメント巨編『ジャングル・ブック』。先日、松本幸四郎が本作の日本語吹き替え版に挑戦することが明らかにされたが、今回新たに女優・宮沢りえが本作で実写吹き替えに初挑戦を果たしていることが分かった。ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラによって母オオカミのラクシャに預けられ、ジャングルの子となった。バギーラからは自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれ、幸せな生活を送るモーグリの前にある日、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れる…。果たしてシア・カーンの言うように、人間であるモーグリはジャングルの“脅威”なのか?それとも、ジャングルに光をもたらす“希望”なのか――?本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年・モーグリを主人公に、自然の掟と共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを謳いあげる感動の生命の讃歌。実写もアニメーションも超えた最先端の映像テクノロジーによって、モーグリ以外は動物も大自然もすべてがCGで表現。現実以上にリアルでありながら、現実世界には決して存在しえない“人間味”あふれる動物たちや、息をのむほど美しいジャングルを創り出した。すでに全米では公開されており、3週連続週末興行成績第1位を獲得。公開から6週を経ても未だ勢いは衰えず、世界興収が9億4,601万8314ドルに達し、世界中で絶賛の声が相次いでいる。またアメリカ版では、ベン・キングズレー、ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソンなど、ハリウッドを代表する主役級の名優達が動物たちに命を吹き込んでいることでも話題だ。先日発表された松本さんは、黒ヒョウのバギーラ役としての出演が明かされたが、今回宮沢さんが担当することとなったのは、主人公の少年・モーグリに深い愛を注ぐ母親オオカミのラクシャ役。宮沢さんはディズニーからのオファーに、「ジャングル・ブック! 実写化! 絶対やる!! なんかもうホップ! ステップ! ジャンプ! くらいな勢いで」と快諾。そしてキャラクターについては、「強いものとか権力のあるものへの正義感、弱いものを守る正義感は、もしかしたら私と共通する所があるかもしれません。強いものに吼えるというか、そういう所は若干あるので共通しているかなとも思います」と話し、また実生活でも娘を持つ母親の宮沢さんは「博愛的な愛情を日常の中で注いでいる毎日なので、そういう意味ではラクシャの愛の深さは理解できました」と母親の強さを挙げていた。さらに宮沢さんは本当に本作が好きなようで、「『ジャングル・ブック』は、私も小さなころから見ていた物語ですから、早く映画館に行って、大画面でまた観させていただきたいです」と話し、また「美しくダイナミックな、そして生命力にあふれた映画になっています。私自身も吹き替えを担当させていただいて、何度も鳥肌が立ちながら演じました。観に行った方はきっとエネルギーをいっぱいもらえる映画になっていると思います」と本作をアピールしていた。4月中旬に公開され、「公開への期待が高まる!」「映像美がすごい!」と好評の本作の日本版予告編。実はここでナレーションを担当しているのも宮沢さんだったということもこのほど判明!すでにその優しく愛情あふれる声で本作の世界観を表現していた宮沢さんが、母親オオカミ・ラクシャの母親としての強さや愛情をどう表現しているのだろうか。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月08日昨年行われた「第28回東京国際映画祭」で会場を笑いと涙で包み、観客賞を受賞したイタリア映画「Se Dio vuole」(原題)の邦題を『神様の思し召し』とし、8月27日(土)より日本でも公開されることがこのほど決定。また併せて本作のポスタービジュアルも到着した。天才外科医トンマーゾは、自分と同じ道を目指していた医学生の息子から「神父になる」と突然告げられる。なんとか息子をそそのかしたピエトロ神父の正体を暴き、息子を我が道に戻そうと奮闘するが…。命を救う医師、心を救う神父。そんな正反対の2人に芽生えた、まさかの友情、そして見つけた人生の宝ものとは――?監督には、本作が長編デビューとなったエドアルド・ファルコーネ。これまで脚本家としての実績を重ねている彼が、国境を超える笑いを本作で実現させている。そしてキャストには、腕利きだが傲慢な心臓外科医トンマーゾ役に、『赤いアモーレ』のマルコ・ジャリーニ。前科者で型破りなピエトロ神父役には『ローマ、恋のビフォーアフター』のアレッサンドロ・ガスマンが好演している。このほど到着したポスターは、本国イタリア国旗を想起させる三色を背景に、天才外科医がムショ帰りのカリスマ神父を見上げている1枚。目に見えるものを信じる医師と、目に見えないものこそを信じる神父。対局の2人の間にひと波乱ありそうな雰囲気が陽気に表現されているようだ。「東京国際映画祭」で脚光を浴びた熱くて陽気な人間賛歌『神様の思し召し』。ポスターのコピーにもある通り、真逆な2人が出会って見つけたものとは一体どんなものなのか。あの『最強のふたり』のような笑いと涙が再び帰ってくる。『神様の思し召し』は8月27日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年06月07日『つぐない』でキーラ・ナイトレイの妹役を演じ、当時13歳にしてアカデミー賞助演女優賞候補となったシアーシャ・ローナンの新たな代表作となった『ブルックリン』。そして、トルコ出身の新鋭女性監督が手がけた5人姉妹の物語『裸足の季節』。この夏は、少女たちが自分らしい生き方や、“運命”を掴みとろうと揺れる気持ちと向き合い、少女から大人へと成長していく――。そんな瑞々しく、生命力にあふれた未来への“脱出系”ガールズムービーが2本立て続けに公開される。◆夢をくれた大都会と愛する故郷で揺れる…『ブルックリン』先の第88回アカデミー賞にて作品賞、主演女優賞、脚色賞の主要3部門にノミネートされ、注目を集めている本作。アイルランドの小さな町に住むエイリシュ(シアーシャ・ローナン)は、美人でキャリアウーマンの姉とは対照的に、大人しく目立たない存在だった。しかし、彼女の将来を案じる姉の勧めで、新天地ニューヨーク・ブルックリンへ。激しいホームシックに陥りながらも働き始め、イタリア系移民のトニーとの恋が彼女を変える。やがて、新しい生活の刺激を貪欲に吸収し、ユーモアとスイートな魅力にあふれ洗練されたニューヨーカーと成長した彼女に、突然の悲報がもたされる。アイルランドに帰郷し、彼女を待ち受けていたのは、運命的な再会、そしてもうひとつの幸せな人生だった…。シアーシャ演じるエイリシュの表情、しぐさ、佇まいに、2つの故郷と2つの愛で“揺れる心情”があふれ、胸に迫る。故郷、家族、愛、人生の大切なものを迷いながらも選び、心を決めていく物語は、時代や国を超えて、あなたとも重なるかもしれない。◆美しき5人姉妹の自由への渇望…『裸足の季節』第88回アカデミー賞にて外国語映画賞にノミネートされるなど、同じく世界各国の映画祭・映画賞で絶賛された、トルコ出身の新鋭デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督デビュー作。山あいの小さな町を舞台にした、繊細に映し出された少女たちの反逆の物語。両親を亡くし、祖母・おじ夫婦と暮らしていた美しい5人姉妹。ある日、古い慣習と封建的な思想のもと一切の外出を禁じられる。彼女たちは奪われた自由を取り戻すため、不条理な運命に抗い、自ら未来を切り拓こうとするが、長女、次女と順に結婚させられていき…。思春期の少女たち特有の輝きとその儚さへの憂い、そして内に秘めた生命力がまぶしい一作だ。さまざまな出会いから本当に大切なものを決めることができたとき、輝き始める彼女たちの人生。たくさん迷いながらも、自分の選択を信じた2作品の彼女たちの真っ直ぐな眼差しは、いまちょっとだけ“変わりたい”“抜け出したい”女性たちにとって背中を押してくれるかもしれない。『ブルックリン』は7月1日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。『裸足の季節』は6月11日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月07日先日、ローランド・エメリッヒ監督とリアム・ヘムズワース、ジェフ・ゴールドブラムら新旧キャスト陣の来日が決まった『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』。このほど、本作のキャストたちが映画の世界を飛び出し、ときにお茶目に大激突を見せる(?)特別映像が解禁となった。ホワイトハウスをはじめ、世界中のランドマークを巨大な宇宙船が覆い尽くす、空前のディザスター映像で大反響を呼んだメガヒット作の、20年ぶりの新作にして続編となる本作。オリジナル・キャストに注目の新メンバーも加わったことで、前作に引き続きメガホンを取ったエメリッヒ監督は、「世代間の引継ぎをみるのはエキサイティングだ。今回の新作では、前作のベテランの英雄たちが、新顔のチームのために道を譲る」と明かす、新旧キャストの“化学反応”が実現。しかし、今回到着したのは、そんな監督の言葉を覆すべく、“道を譲ったわけではない”と言わんばかりに彼らが映画の世界を飛び出し、“映画豆知識クイズ”で大激突する映像だ。映像では、宇宙にまつわる研究・開発のうわさが絶えない「エリア51は何州にある?」という本作らしい質問から始まり、「クリス・ヘムズワースとリアム・ヘムズワース、(映画データベース)IMDb上で背が高いのは?」というパーソナルな質問にまで及ぶ。その様子は、エメリッヒ監督が「セットで最も重要なのは、ふざけられる雰囲気なんだ。本作は確かに多額の予算を掛けた大作だが、楽しんで作らなければ意味がない」という言葉通り、彼らはとても良い関係を築いていたことが伺える。前作で世界的な英雄となったデイビッド・レヴィンソンを再び演じたジェフ・ゴールドブラムは、本作で地球宇宙防衛(ESD)の最初の部長に任命されることになる。そして、前作の感動的な演説シーンが、「フォーブス」誌の“大統領演説リスト”で1位になるなど、強い印象を残したビル・プルマン演じるホイットモア元大統領は、本作で“エイリアン後遺症”による精神障害を負ってしまう。人類の侵略を食い止められるかどうかを悲観しているデイビッドに対し、ホイットモアが激励のような演説を打つ、前作とは異なる名シーンが誕生しているという。一方、新世代の登場人物たちは、エイリアンに復讐するという共通の目的を持っている。リアム演じる勇敢な戦闘機パイロット、ジェイク・モリソンは、前作の戦い“1996年戦争”で両親を失って孤児となり、「この戦いに恨みを抱いているんだ」と強い意志を持つ理由を明かす。そして、前作でウィル・スミスが演じたスティーブン・ヒラーの息子ディランに扮するジェシー・アッシャーは、父親の志を受け継いでレガシー飛行隊のリーダーとなる。「ディランの父親は世界で最も有名な人物だった。ディランは実力を見せるために、期待以上のことをやらなければならない。父親の影から抜け出し、自分の道を作るためにね」と、自身の興味深いキャラクターを分析する。2016年7月、新たに地球にやってきたエイリアンは、想像をはるかに超える進化と巨大化を遂げていた。彼ら人類に起死回生の道はあるのか、とても仲よさそうな新旧キャストの強力タッグに注目していて。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は7月9日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。7月8日(金)、前夜祭上映(一部劇場を除く)。(text:cinemacafe.net)
2016年06月07日ニューヨークを舞台に、人生崖っぷちの4人の女性たちが幽霊退治を行う『ゴーストバスターズ』。このほど、新生“バスターズ”の彼女たちや“受付男子”クリス・ヘムズワースに、あの白い巨大ゴースト(?)が大暴れする予告編が解禁となった。あのマーク!あの音楽!あのつなぎ姿!はそのままに、超大作が30年ぶりに再起動する本作。今回、幽霊退治を行うのは、全員女性の新生ゴーストバスターズ。解禁となった最新予告編では、理系女子(リケジョ)の4人組が大暴れ。コロンビア大学の素粒子物理学博士エリン・ギルバート(クリステン・ウィグ)は、世界で初めて心霊現象を科学的に証明する研究を重ねていたが、ある日、古い屋敷でついにゴーストを目撃し、「ゴーストは実在する!」と大興奮。しかし、大学側には一方的に研究費を打ち切られクビになってしまう。崖っぷちに追い込まれたエリンは、その知識と技術力を活かし“幽霊退治”を行う会社“ゴーストバスターズ”を起業。同じく崖っぷちに立たされていたオタクエンジニアのジリアン・ホルツマン(ケイト・マッキノン)や心霊学者かつ科学者のアビー・イェーツ(メリッサ・マッカーシー)に、都市歴史学者のパティ・トラン(レスリー・ジョーンズ)も参加。明るいけれど“非リア充”のゴーストバスターズは、知識と技術力をフル活用し、ゴースト捕獲装置プロトンパックやさまざまなガジェットを開発していく。さらに、会社の受付として採用された、クリス・ヘムズワース演じるケヴィンも登場!流行りの黒縁メガネが似合うマッチョなイケメンだが、実は彼はかなり残念な、おバカ…。面接の際、「ゴーストを信じる?」というアビーからの問いかけに、あっさりとまさかの「信じない」発言。入社後には閃いたように「ゴーストと戦うチームを作るんだ!」と超“いまさら”なトンデモ発言も飛び出し、女性たちを呆れさせていく。演じるクリス・ヘムズワースといえば、日本でも“クリヘム”の愛称で親しまれ、『アベンジャーズ』シリーズのソー役でもおなじみ。硬派で真面目なイメージの彼だが、本作では振り切れたおバカキャラを演じきり、予告編映像でもゴーストに負けない存在感を発揮している。予告編の前半では、ユーモアたっぷりに見る者を魅了するゴーストバスターズたちに史上最大のピンチが訪れる。何者かの手により、ニューヨーク中にゴーストが大量発生してしまったのだ。大ピンチに陥ったニューヨークを救うため、バスターズたちは失敗を重ねながらも、ゴースト捕獲装置を使いゴースト退治に挑む。また、映像では、ついにさまざまなゴーストたちの“姿”が明らかに。冒頭に登場する若く美しいドレスの女性のゴーストをはじめ、青白く発光する強そうな見た目のゴースト、さらにはドラゴンのような恐ろしい姿のゴーストや、マネキンに取り憑き不気味な動きをするゴーストなど、実にバライティ豊かなゴーストたちが多数出現!何と言っても注目なのは、タイムズスクエアに出現した謎の白い巨大なゴースト!白くて巨大といえば、あのキュートでどこか憎めない“マシュマロマン”が思い出されるが、マシュマロマンよりかなりイカツい、このゴーストの正体はいったい…?そんなゴーストたちと新生バスターズの活躍がますます気になる本作は、8月11日(木・祝)~14日(日)の4日間、先行公開も決定。この夏の衝撃作(!?)に期待していて。『ゴーストバスターズ』は8月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月07日「バナナマン」の2人がアニメーション吹き替え初主演を務める映画『ペット』。この度、新たに女優・永作博美が本作で初のアニメーション声優に挑戦することが決定。これに併せて、吹き替え版本編抜き映像も到着した。物語の舞台はニューヨーク。テリアのミックス犬・マックスは、大好きな飼い主ケイティと不自由ない生活を送っていたが、ケイティが毛むくじゃらの大型犬・デュークを保護して連れて帰って来た瞬間からマックスの生活は一変!お互いに自分が優位に立とうと奮闘する中で、ある事件をきっかけに2匹は都会という荒野で迷子になってしまう。果たして、ケイティが帰宅するまでに2匹は家に帰ることができるのだろうか――。本作は、全世界で大ヒットを記録し、日本でも興行収入50億円を超えるほどの絶大な人気を誇る映画『ミニオンズ』のイルミネーション・スタジオとユニバーサル・スタジオが再びタッグを組んだ最新作。「飼い主がいない時、ペットたちは一体どんなことをしているのか」という誰もが一度は考えたことがあるペットたちの日常の裏側をユーモラスに描いたアドベンチャー。すでに本作の日本語吹き替え版キャストとして、設楽統がテリア混ざりの雑種犬・マックス役、日村勇紀がずんぐりむっくりしたのろまな犬・デューク役、マックスの飼い主で、思いやりに溢れたケイティ役に佐藤栞里が発表。そのほか、沢城みゆき、銀河万丈、中尾隆聖、山寺宏一、宮野真守、梶裕貴ら人気声優も参加していることでも話題を集めている。そして、今回決定した永作さんが担当するのは、仲間たちをひとつにまとめる姉御肌の猫・クロエ役。『かいじゅうたちのいるところ』以来6年ぶりの声優にして、初のアニメーション声優に挑戦する永作さん。今回演じるクロエは、美味しいものに目がなく、怠け者でお高くとまっている太った猫だが、マックスとデュークのピンチには2匹を救うため仲間たちに的確なアドバイスをし、まとめ役となる一面も見せる重要なキャラクターだ。このほど到着した映像には永作さん演じるクロエが登場!マックスが「ケイティが保健所から変なのを引き取ってきた!」とクロエに悩みを相談するシーン。そんなマックスに「ケイティは犬好き人間だからよ」とクロエ。表情豊かなマックスに対し、永作さんも語っていた様に、なんとも無愛想さかわいらしい、そんなクロエが垣間見える特別映像となっている。今回のオファーに永作さんは「ペットの世界という異空間を体験できるのかとワクワクしました。嬉しかったです」 と喜び、クロエというキャラクターに対しては 「無愛想さがかわいいです。おいしいものに目がなく、いくらでも食べたい気持ち分かります」 と自信との共通点を語っていた。また、事前に未完成版の本編を鑑賞していた永作さんは 「ハラハラ、ドキドキしながら観てました。ペットを愛する方はもちろんですが、子どもたちに楽しんでもらえそうですね。愛くるしいペット達の悩みや冒険を見守って、一緒にドキドキしてほしいです」と感想を話し、「すこしオーバーめなお芝居?が出きそうで、楽しみです!」 と意気込んでいた。『ペット』は、8月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月07日日本でのディズニー/ピクサー作品歴代興収No.1を誇る『ファインディング・ニモ』の待望の続編『ファインディング・ドリー』。このほど、本作の主役ドリーがいつもの可愛らしいイメージとは一変、黒髪と金髪のウイッグを被った“歌姫シーア”風になった衝撃画像が解禁となった!迷子になったニモを探しに出た奇跡の冒険から1年後が舞台となる本作。今度は忘れんぼうのドリーと、ニモ、マーリンに新キャラクターのタコのハンクやジンベエザメのデスティニーら新しい仲間たちが、危険がいっぱいの“人間の世界”に飛び出し、ドリーの家族の秘密を探っていくことに。今回解禁された画像では、いつもの青い体に黄色いヒレが特徴のドリーが大変身!?黒髪と金髪が半々に分かれたこの髪型は、「アライヴ」「シャンデリア」などのヒット曲で知られ、顔を見せないというポリシーを持つ歌姫シーアのトレードマーク。ドリーも、シーアのウイッグをつけて目を隠し、そのキュートな口元しか見えない風貌になっている。実は、忘れんぼうのドリーが、ただひとつ“忘れられなかった思い出”を探して冒険するという本作のストーリーにちなみ、エンドソングに世代を超えて愛される名曲「アンフォゲッタブル」が選ばれ、その曲をシーアが歌うことに。この奇跡の(?)タッグは、もともとシーアの大ファンだというアンドリュー・スタントン監督の熱烈なオファーにより実現したもので、シーアも「私はドリーの物語を聞くと涙が出てしまうの」と、離れ離れになってしまった家族に会いたいと願うドリーの気持ちに強く共感。そこで、ディズニー/ピクサーでは異例の、キャラクターと実在の人物がタッグを組んだ特別なビジュアルが制作されることになり、まさに相思相愛の“シーア風ドリー”が完成した。エンドソングとなる「アンフォゲッタブル」は、伝説的ジャズシンガー、ナット・キング・コールが歌ったことで知られ、彼の実娘ナタリー・コールが亡父の音源とコラボしたことで1992年のグラミー賞最優秀レコード賞に輝いた往年の名曲。また、シーアといえば、リアーナやビヨンセなどの有名アーティストの大ヒットソングを手掛け、現代ポップス界最大のヒット・メーカーと名高い世界的歌姫。2014年にリリースした自身のシングル「シャンデリア」は第57回グラミー賞で主要2部門を含む4部門にノミネート。最近では、新曲「アライヴ」の日本版ミュージックビデオで女優・土屋太鳳が圧巻のダンスを見せたことが記憶に新しい。ちなみに、前作の『ファインディング・ニモ』でエンドソングに使用されたのは、ニューヨーク出身の伝説的スター、ボビー・ダーリンの大ヒット曲「ビヨンド・ザ・シー」。英国出身の世界的ポップスターで元「テイク・ザット」のロビー・ウィリアムズが歌い、ドリーとマーリンのニモを探す大冒険に感動を与えた。スタントン監督は、今回はシーアが前作以上にスケールアップした音楽のパワーで、物語を引き立ててくれるはずだと、大きな期待を寄せている。「『ファインディング・ニモ』でロビー・ウィリアムズが、名曲に彼の持つ独特なヒネリを利かせたのと同じように、シーアもナット・キング・コールが歌った名曲『アンフォゲッタブル』の魂にあふれた本質を捉えているよ。この名曲をしっかりと彼女のモノにしていて最高さ!」と、大ファンである天才シンガーの力強い歌声に大満足。さらに「シーアとドリーは完璧にお互いを引き立て合っているね。これ以上ないほど大満足だよ」と絶賛し、ドリーの物語にぴったりの楽曲に自信を見せている。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年06月06日6月1日より日本でも公開され、初日1位の大ヒットスタートとなった『デッドプール』。その勢いはとどまることを知らず、この度、公開5日間を迎え、動員数496,409人、興行収入711,756,100円を記録したことが分かった。かつて特殊部隊の有能な傭兵だった男ウェイド・ウイルソン(ライアン・レイノルズ)は、好き勝手に悪い奴をこらしめ、金を稼ぐというヒーロー気取りの生活をしている。恋人との結婚を決意し幸せな日々を送っていたが、突然末期ガンを宣告される。ある組織から末期ガンが治せると聞かされた彼は、施設に連れて行かれ、そこで悲惨な人体実験を受ける。やがて、どんな攻撃を受けても回復できる肉体を手にするウェイド。しかし全身を醜く変化させられた彼は、施設から逃亡すると全身赤いコスチュームに身を包み自らを「デッドプール」と名乗るようになった。そして、自身を実験台にし人生を滅茶苦茶にした男に復讐を果たすことを決意する――。ヒーロー映画の「掟」をすべて撃ち破る、自由すぎる自己中ヒーローが活躍する本作。すでに公開している全米では、3週連続首位を獲得、全世界120か国で予想外のオープニング成績No.1、「R指定」作品史上最大のヒットをたたき出している。海外で人気を受け日本でも公開前から話題を集め、公開するやいなや当日の興行収入ランキングは堂々1位を獲得。公開7週目の『ズートピア』、先日公開したばかりの『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』と注目作がひしめく中、“R15+指定”で動員を限定する本作が、週末の興行収入383,332,900円で、第1位を記録!ちなみに、公開初日も『ズートピア』を抜いての1位を獲得しており、この週末も満を持して興行収入1位と、ダブル1位に躍り出る結果となった。また本作は、スーパーヒーロー作品としては意外にも女性の観客が多く、年齢層は10~20代の若者を中心に幅広い客層を動員し、そして最新設備、IMAX、4DX、MX4Dにおいては、満席が出るほどの人気も博しているという。そしてSNSでは、「数年に一本級の【愛され映画】認定!」「映像も音楽もいいし、アクションもいい。なんといってもデップーちゃんのキャラが最高!」「期待通りすぎて興奮しかしねえ」と、作品に対する好感度が日々高まりをみせており、まだまだその勢いは増す一方のようだ。『デッドプール』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年06月06日『ローマの休日』をはじめ『スパルタカス』『ジョニーは戦場へ行った』『パピヨン』など、名作を次々世に送り出した脚本家ダルトン・トランボの生涯を描く、ブライアン・クランストン主演『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』。このほど、本作でヘレン・ミレンが演じる、ポップな帽子が強烈な印象を残すゴシップコラムニスト、ヘッダ・ホッパーの劇中画像がシネマカフェに一挙到着した。第二次世界大戦後、“赤狩り”が猛威をふるうハリウッド。議会での証言を拒んだという理由で、売れっ子脚本家トランボは投獄されてしまう。やがて出所し、最愛の家族のもとに戻るトランボだったが、ハリウッドでのキャリアを絶たれ、彼にはもはや仕事がなかった。だが、ひそかに書き上げ、友人に託した『ローマの休日』に続き、偽名で書いた別の作品でもアカデミー賞に輝いたトランボは、再起への道を力強く歩み出す――。TVシリーズ「ブレイキング・バッド」で絶賛を博したブライアン・クランストンが、理不尽な弾圧にも負けずに信念を貫き通したひとりの男の生き様を力強く演じきり、本年度アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた本作。今回到着したのは、トランボにも何かとつきまとう実在のコラムニスト、ヘッダ・ホッパーの50年代のクラシカルファッションに注目した劇中画像。1930年代~50年代にかけて、ハリウッドスターが最も恐れていた人物といわれ、全米一の新聞にコラムを書き、アメリカ人のほとんどが彼女の記事を読んでいたというほど、その影響力は大きかったという彼女。同じく50年代のハリウッドを描いたコーエン兄弟監督作『ヘイル、シーザー!』にも彼女をモデルにした人物が登場するが(ティルダ・スウィントンが一人二役)、当時のハリウッドのあらゆるゴシップを嗅ぎまわり、容赦ない記事を書くことで有名だったとか!本作ではそんなヘッダを、オスカー女優ヘレン・ミレンがエネルギッシュに演じ、ゴールデン・グローブ賞(ドラマ部門)助演女優賞にノミネート。ヘッダのトレードマークといえる花や羽飾りをつけたド派手な帽子も見事に着こなし、唯一無二の貫禄を見せている。実際のヘッダは、年間150もの帽子を新調するほど、帽子には強いこだわりを持っていたそうで、本作にも数多くの帽子が用意され、彼女のシーンに登場するのは全て別の物、同じ帽子が2度出てくることはないほど。ヘレンは、そんな彼女の衣装について「素晴らしいコスチュームばかり!彼女はどこにいても、“あそこにヘッダがいる”とすぐに分からせるために、派手な帽子を被っていたの。ラッキーなことに、私は帽子が似合う顔立ちだったから良かったわ!」と、とても気に入っていた様子だ。本作では、ハリウッドの反共産主義勢力を結集させ、後にトランボの最大の敵となるヘッダ。彼女の意志の強さを現したような堂々としたオリジナルのファッションは、ひとりの女性の姿として、とても魅力的。また、当時のハリウッドの裏側を描いた本作で唯一、“表舞台”の華やかさを象徴しているのが彼女の衣装となっている。トランボの真摯な生き方に負けず劣らずの、ヘッダの個性を貫くかっこいい衣装にも、ぜひ注目してみて。『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』は7月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月06日90年代から現在にいたるまで、ハリウッドのトップに君臨し続けてきたジュリア・ロバーツとニコール・キッドマンという2大オスカー女優と、『それでも夜は明ける』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、『オデッセイ』での名演も記憶に新しいキウェテル・イジョフォー出演の『シークレット・アイズ』が6月10日(金)より公開される。この6月は、映画ファンにとって注目作が続々と公開されているが、特にハリウッドを代表する実力派俳優陣が集結した、見応えたっぷりの“大人のサスペンス”が目白押しだ。■ジュリア・ロバーツ×ニコール・キッドマン初競演!『シークレット・アイズ』6月10日公開2002年、ロサンゼルス。殺人事件の現場に駆け付けたFBI捜査官のレイ(キウェテル・イジョフォー)は、被害者を見て絶句する。その被害者は、テロ対策合同捜査班でのパートナーで、親友でもある検察局捜査官のジェス(ジュリア・ロバーツ)の最愛の娘だった。レイはエリート検事補のクレア(ニコール・キッドマン)と共に捜査に乗り出し、一度は容疑者を特定するものの、FBI組織内の事情により真相は闇に葬り去られてしまう。あれから13年、驚愕の事実が紐解かれてゆく――。原案となったのは、第82回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したアルゼンチン映画『瞳の奥の秘密』。同作のフアン・ホセ・カンパネラ監督も製作に参加し、トム・ハンクス主演『キャプテン・フィリップス』の脚本家ビリー・レイ監督がメガホンをとった極上サスペンスだ。■ジョディ・フォスター監督×ジョージ・クルーニー『マネーモンスター』6月10日公開リー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)は、巧みな話術と軽妙なパフォーマンスを織り交ぜながら、株価予想や視聴者へのアドバイスを行う高視聴率の財テク番組「マネーモンスター」の看板MC。いつもの通り、リーがプロデューサーのパティ(ジュリア・ロバーツ)の指示を無視して、ノリのいいアドリブで視聴者ウケを狙っていた生放送の最中、彼の背後に一人の男(ジャック・オコンネル)が現れる。その男カイルは完全にテレビ画面にフレーム・インし、拳銃でリーを脅す。番組で語られた株式情報を鵜呑みにして全財産を失ったというカイルは、リーを人質にとり、株式のカラクリを生放送内で明らかにしろとパティに指示する――。先日の来日時、生放送のTV番組に出演し話題を呼んだジョディ・フォスターの監督4作目。主演と製作を務めたジョージ・クルーニーが、長年の友人ジュリア・ロバーツと11年ぶりに共演したことでも注目を集めている、リアルタイムサスペンス。■エマ・ストーンがウディ・アレン監督と再タッグ『教授のおかしな妄想殺人』6月11日公開アメリカ東部の大学に赴任してきた哲学科教授のエイブ(ホアキン・フェニックス)は、真っ暗闇の中を生きていた。人生の意味を見失った彼は、慢性的に孤独な無気力人間になってしまったのだ。ある日、迷惑な悪徳判事のうわさを耳にしたエイブは、自らの手でその判事を殺すという完全犯罪に夢中になっていく。かくして“奇妙な目的”を発見した途端、エイブの毎日は鮮やかに彩られ、身も心も絶好調に一変。一方、エイブに好意を抱く教え子ジル(エマ・ストーン)は、彼の頭の中におかしな妄想殺人が渦巻いているとはつゆ知らず、燃え上がる恋心を抑えられなくなり…。ウディ・アレン監督とハリウッド随一の個性派ホアキン・フェニックスが初タッグ。『マジック・イン・ムーンライト』に続いて出演したエマ・ストーンも、キュートな学生ファッションで魅力たっぷり。ウディ・アレン流のブラックなユーモアが炸裂する妄想サスペンス。■シャーリーズ・セロン×ニコラス・ホルトが“マッド”な再共演『ダーク・プレイス』 6月24日公開母親と姉妹2人を殺害した罪で8歳のリビーの兄ベンが逮捕された。28年後、殺人事件の遺族として世間から同情を受け、支援金や自伝出版で生活するリビー(シャーリーズ・セロン)の元に、「殺人クラブ」という団体から連絡が届く。主催者のライル(ニコラス・ホルト)たちは過去の有名な殺人事件を検証しており、リビーはベンの無罪を主張する彼らを怪しみつつも、生活のために協力することに――。「ゴーン・ガール」の原作者ギリアン・フリンの長編ミステリーを、シャーリーズ・セロンが主演とプロデュースを務めて映画化。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のニコラス・ホルトほか、クロエ・グレース・モレッツも共演する記憶を巡るヒューマン・サスペンス。さて、あなたはどのサスペンスにだまされる?(text:cinemacafe.net)
2016年06月05日英国エリザベス女王が総裁を務める花の祭典“チェルシー・フラワーショー”に革命を巻き起こした、実在の女性を描くサクセス・エンターテインメント『フラワーショウ!』。本作に出演する英国男子の新星トム・ヒューズが、第2の“トムヒ”として人気急上昇中だ。本作は、『タイピスト!』や『大統領の料理人』などにも通じる、花の祭典を舞台にした1人の女性のサクセスストーリー。トム・ヒューズは、コネもお金も経験もないが、“ガーデニング界のオリンピック”で金メダルを目指すヒロイン、メアリーの心を揺さぶる植物学者・クリスティを熱演している。元祖の“トムヒ”といえば、J・G・バラードのSFミステリー小説を映画化した主演作『ハイ・ライズ』が待機し、日本でも大人気のトム・ヒドルストン。本国で公開を控える伝説的カントリー歌手ハンク・ウィリアムズの苦闘の半生を描いた『I Saw the light』(原題)の予告編解禁時には、本人そっくりと話題を呼び、次期ジェームズ・ボンドのうわさも消えない。ベネディクト・カンバーバッチ、ベン・ウィショーらと英国男子人気を盛り上げる1人で、紳士かつファニーなキャラクターで幅広く愛されている。そんな彼に続く“第2のトムヒ“と話題を呼んでいるのが、185cmの長身に、カンバーバッチを思わせる面長の甘いマスクのトム・ヒューズ。日本でもスマッシュヒットを記録した『アバウト・タイム愛おしい時間について』ではドーナル・グリーソンやレイチェル・マクアダムスと共演、2014年のBBC制作テレビドラマ「THE GAME」では、1970年代の冷戦下を舞台に謎多きスパイを演じて強烈な印象を残し、一躍、英国実力派俳優の仲間入りを果たした。今回出演する『フラワーショウ!』では、あることでケガをしてしまったメアリーを手当てする場面で、「なぜ優しくしてくれるの?」という彼女の問いに対し「これが僕だ」と、セクシーなルックスにぴったりな甘い台詞も披露。演技の幅広さを証明している。今後の公開待機作は、伝説のパンクロックバンド「ザ・クラッシュ」をモチーフにした映画『London Town』(原題)やスペインのSF作品『Realive』(原題)などがあり、その活躍に目が離せない。『フラワーショウ!』は7月2日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月05日トム・ハーディが一人二役で主演を務め、イギリスはじめ各国で絶賛された『レジェンド 狂気の美学』。このほど、彼が実在の双子ギャング、クレイ兄弟を熱演した本作から、劇中で使用された“マグショット”(逮捕写真)がシネマカフェにて解禁。兄弟の恋人&愛人をそれぞれ演じたエミリー・ブラウニングとタロン・エガートンからコメントが到着した。60年代ロンドンの裏社会で暗躍した、“伝説”と呼ばれた双子のギャングスターを、トム・ハーディが一人二役で演じた本作。今回解禁されたのは、劇中で使用されたハーディ演じるクレイ兄弟のマグショット。双子の兄レジナルド(レジー)と弟ロナルド(ロン)を、演技のみならず、見た目から別人のように体現したことが、このマグショットからも一目瞭然だ。女性がうっとりするようなハンサムな兄レジナルドは、ふだんのハーディそのものだが、兄より恰幅がよく陰うつとした弟ロナルドを作ることは、実はかなり労力のいる作業だったという。撮影では特殊メイクをふんだんに使う時間はなかったため、歯科技工士がハーディの歯形を取って詰め物を作成し、顎のラインを変え、ロナルドの顔をレジナルドよりも四角い印象にすることに成功した。さらに、上顎のラインに手を加えることで鼻を広くし、その上で顔周りにシャドウなどを足して仕上げ、あとはウィッグを付けることでロナルドを作り上げたという。ハンサムで魅力的なレジナルドの恋人フランシス・シェイを演じたエミリー・ブラウニングは、彼の一人二役の演技について、「トムはレジナルドになりきってやって来て、私はその彼と撮影をこなす。そして1時間後にはロンになって戻って来るの。その変わり様といったら信じられないほどよ。レジナルドとのシーンを演じていたとき、私はとても幸せな気分だったわ。そしてロナルド役の彼が現場にやってくると、カメラが回っていない間もちょっと嫌な気持ちだった。撮影の間ずっとこう思っていたわ。『ロンは好きになれない』って。でも、それでよかったの。だって、それが物語の中で描かれている関係そのものだったから」とコメント。まるで別人のようだったハーディのなり切りぶりに驚嘆しつつも、そのギャップが演技の上でも大いに役立ったことを明かす。また、同性愛者だったロナルドの部下で、愛人のマッド・テディー・スミスを演じたのは、『キングスマン』で大きな注目を集めたタロン・エガートン。「トムによって2つの登場人物に息が吹き込まれていく様子を目の当たりにして、本当に信じられない気分だった」と、その“変身”ぶりに感嘆の声を上げる。「トムがいかにして一人で双子の兄弟の関係を築き上げていくのかを見てもそうだ。例えば画面の片側にレジーを映して、今度はメイクを変えて入れ代わって、反対側の画面に映ってロンとして撮影をする。その際、レジーのセリフをイヤーモニターで流す。これは、トムが膨大な時間を準備に費やさなければ実現できない。脚本の裏の裏まで理解していたからこそ、彼は自分のセリフに反応したり、遮ったり、細かいリアクションまで取ることができたんだ。演技というのは相手とのやり取りなのに、彼はたった1人でやりきった。とても驚異的だし、見ていて本当にワクワクしたよ」と、ハーディの役者魂に大いに魅了されたことを明かしている。『レジェンド 狂気の美学』は6月18日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月05日新聞記者たちによるカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話を実写化した『スポットライト 世紀のスクープ』がアカデミー賞をW受賞し、メキシコ麻薬戦争の最前線をとらえたドキュメンタリー『カルテル・ランド』が公開前から話題になり、大統領選にまつわる一大スクープの内幕を描くケイト・ブランシェット&ロバート・レッドフォード共演作『ニュースの真相』が8月に公開されるなど、いまジャーナリスム精神に根差した硬派な作品が相次いでいる。6月も、真実に迫る“暴露系”ドキュメンタリーの注目作が日米から登場する。まずは、第87回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した『シチズンフォー スノーデンの暴露』だ。2013年6月、ある内部告発で全世界に衝撃が走った“スノーデン事件”。それは米国の二大情報機関、CIA(中央情報局)、NSA(国家安全保障局)に属した若者が、国家がテロ対策という大義名分のもとに、世界のIT企業のサーバーに直接アクセス、さらに米最大の通信会社から個人情報を“盗む”という、行き過ぎた管理体制の実態を暴露し、自ら名乗り出るという類を見ない大事件だった。テロや犯罪への関与と無関係にあらゆる国民の電話の会話、メールの内容からインターネットの検索履歴まで、莫大なる通信記録を収集・分析しているという驚愕のスクープが、世界を駆け巡る一部始終をリアルタイムで捉えていく。スパイの汚名を着せられ、裏切り者と罵られ、過去にNSAに楯突いた告発者たちの末路を知りながらも、スノーデンが守りたかった“自由”の意味とは?その命を懸けた告発の全容が明らかになる。本作を手がけたローラ・ポイトラス監督は、ウィキリークスのジュリアン・アサンジを描いた最新作『Risk』(原題)が先日のカンヌ国際映画祭にて上映され、存在感を放っていた。そして、日本からは2014年の“ゴーストライター騒動”で話題になった佐村河内守のドキュメンタリー『FAKE』が公開中だ。聴覚障害を持ちながら「交響曲第1番 HIROSHIMA」などを発表したことで知られていた佐村河内氏に関して、彼の作品は音楽家・新垣隆氏がゴーストライターとして作曲したものと暴露された一連の出来事は、記憶にも新しい。新垣氏は、佐村河内氏が楽譜を書けないことや、実は耳が聞こえており、通常の会話でやり取りしていたこと、18年間にわたり彼のゴーストライターを務めてきたことなどを主張。一方の佐村河内氏は、主要楽曲が自身だけの作曲ではないことを認め、後の会見で謝罪後、メディアに対して沈黙を続けてきた。そんな佐村河内氏に迫るのは、オウム真理教の内部に迫る『A』『A2』以来15年ぶりに単独でメガホンを取った森達也監督。プロデューサーは『いしぶみ』の橋本佳子。佐村河内氏の自宅でカメラを回し、その素顔に迫るとともに、取材の申し込みに来るメディア関係者たちや、真偽を確かめに来る外国人ジャーナリストの姿も捉え、“何が本当なのか”というテーマを映し出していく。いずれも日本を、世界を揺るがした一大スキャンダル。カメラが捉えた“真実”を、あなたも覗いてみては?『シチズンフォー スノーデンの暴露』は6月11日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。『FAKE』はユーロスペースほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月05日トム・ハーディが一人二役で、20世紀の英国犯罪史上、もっとも有名な犯罪者と言われる双子のクレイ兄弟を見事に演じ分けた『レジェンド 狂気の美学』。このほど、各国で絶賛を受けたハーディの演技力やクレイ兄弟の実像について、ブライアン・ヘルゲランド監督やキャスト陣が語る特別映像が解禁となった。60年代、“スウィンギン・ロンドン”の裏社会で“伝説”と呼ばれた双子のギャングスター、クレイ兄弟。その実話を基に描かれる本作は、『マットマックス 怒りのデス・ロード』以降も出演作が次々と公開され、『レヴェナント:蘇えりし者』ではアカデミー賞助演男優賞にもノミネートされたトム・ハーディが一人二役で熱演。また、『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』のエミリー・ブラウニング、『キングスマン』のタロン・エガートンら注目の若手ほか、デヴィッド・シューリスやポール・べタニー、クリストファー・エクルストンなど英国の実力派俳優が脇を固めている。今回解禁となったのは、クレイ兄弟についての特別映像だ。英国では「ギャングと言えばクレイ兄弟」と言われるほど誰もが知る存在という彼らは、「モンティ・パイソン」もスケッチのネタにし、関連書籍はこれまでに数十冊出版。TV シリーズ「ホワイトチャペル」シーズン2の題材になり、映画やドキュメンタリーなどの映像化も数知れず。いまでも露店やネットショップでは、彼らの顔写真をプリントアウトしたTシャツやグッズが売られており、ロンドンではクレイ兄弟ゆかりの地を巡るツアーも毎週3回実施されている。「クレイ兄弟ファンクラブ」もあるそうで、彼らは犯罪者、実在の人物という枠を超え、カルチャーアイコンとして定着している。本映像では、クレイ兄弟を一人二役で演じたハーディの撮影中の様子も垣間見ることができるほか、兄レジナルドの恋人フランシスを演じたブラウニング、2人を執念深く追うニッパー・リード刑事を演じたエクルストン、そしてヘルゲランド監督ほかスタッフらが、それぞれクレイ兄弟を語っている。兄レジナルドと弟ロナルドのキャラクターの違いや、ギャングスターとして成功した理由と時代背景など“クレイ兄弟入門編”と言えるような話から、本国でもほとんど認知されていないレジナルドの恋人フランシスの存在まで、まさに映画本編が気になる作り。特に、兄弟の関係者らにもインタビューしたという監督と製作スタッフが、兄レジナルドと後に結婚したフランシスが、本作で語り部の役割も果たしていることに言及。ギャングを題材にした映画ではかなり珍しい、女性の視点から物語が語られる理由を知ることができる。『レジェンド 狂気の美学』は6月18日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日ジェイク・ギレンホールが肉体改造をして主演を務めた、すべてを失ったボクシングの元世界チャンピオンの再起を描く物語『サウスポー』。実は本作は、スポーツ映画やボクシング好きの“カレ”だけでなく、スポーツ映画を観たことがない“カノジョ”が初めて観る1本としてもオススメできる、感涙必至のデートムービーと言える。無敗のボクシング世界王者、主人公ビリー・ホープは、ある事件をきっかけに最愛の妻を亡くしてしまう。悲しみに打ちひしがれ、自堕落な生活をおくったビリーは、ボクシングへの気力はもちろん、収入や家までも失うことに。裁判所より父親失格とみなされ、愛する娘を養護施設に引き取られてしまい、さらなる絶望の淵へと突き落とされる。すべてを失ったビリーは、やがて過去の自分とひたむきに向き合うことで成長し、愛する娘との絆を取り戻すため、再びリングへ上がる決意をするが…。◆リアルなスポーツドラマが大好きな“カレ”はもれなく熱狂!!感動の人間ドラマを描きながらも、“ボクシング映画”を超える徹底したリアリティを実現している本作。主人公ビリーを演じたジェイクは、撮影までの6か月間、1日2回のトレーニングを週7日こなし、荒削りな無敗のボクシングチャンピオンとして、筋骨隆々たる姿へと変貌を遂げた。また、元ボクサーのアントワーン・フークア監督だからこそ成し得たと言っても良い徹底的なリアリティにこだわった迫力満点の試合映像は、大熱狂すること間違いなし!レフリーや解説者なども、米「HBO」で実際にボクシング中継に関わるスタッフが参加している。◆ひたむきすぎる愛に“カノジョ”は思わず大号泣!!無敗の王者として君臨する夫ビリー。常に激しい戦いをするその姿を、複雑な心境で見守る妻モーリーンを演じたのは、『スポットライト 世紀のスクープ』で本年度アカデミー賞にもノミネートされたレイチェル・マクアダムス。チャンピオンである前に夫、父である彼をひたむきに愛する妻を好演する。そして、ジェイクが情感たっぷりに演じる、亡き妻の代わりに愛するひとり娘レイラ(ウーナ・ローレンス)を守ろうとする父と、娘のために再びリングへ上がる決意をする父を、亡き母の代わりに小さな身体で支えようとする娘という、これ以上ない親子愛のカタチにも心が掴まれる。しかも、劇中音楽を担当したのは、2015年6月に飛行機事故により急逝した、ジェームズ・ホーナー。世界中を感動で包んだ、あの『タイタニック』の名作曲家も父と娘のドラマに深く感動し、無償で本作の音楽を手がけたという。そんな本作には、海外著名人も絶賛のコメントを寄せる。◆メアリー・J.ブライジ(歌手)ありえないぐらいに素晴らしくて、勇気をくれる映画。ジェイクの演技が素晴らしかった!◆アダム・レヴィーン(「マルーン5」)この映画はボクシングだけじゃない!僕の彼女を連れて行ったら完全にこの映画に惚れてたよ。…伝説と呼ばれた破天荒なチャンピオンと、その家族の再生の物語は、ボクシング映画の枠を超えた感涙必至の人間ドラマといえそうだ。『サウスポー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日製作ティム・バートン×主演ジョニー・デップが贈るシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。このほど、本作のカギを握る、いまだ謎の多い新キャラクター“タイム”の本編映像が解禁となった。物語は、前作から3年後。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原で活躍していたアリス。だが厳しい現実に直面し、再びワンダーランドへと誘われる。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター。大切な友を救うため、アリスは時間をさかのぼる。待ち受けるのは、過去に秘められた真実と、時間の番人タイムとの戦い。赤の女王の脅威も迫る中、アリスは運命に逆らい、過去を変えようと奮闘する――。世界中から注目を集める本作は、『アリス・イン・ワンダーランド』の“はじまりの物語”を描き出す。数ある魅力の中でも最もファンの心を掴んで離さないのが、強烈な個性を放つ“アンダーランド”の住人たちだ。最新作でもその奇天烈さは健在で、むしろパワーアップしたといえるほど。何と言っても、今回は新キャラクターの時間を操る番人・タイムに目を奪われる。「誰もが敵に回したくはないと思う人物」と恐れられているタイムは、無限の空間にそびえる永遠の城に棲む、“時間”の化身。万物にパワーをもたらす大時計を守り続けており、その大時計とシンクロする時計仕掛けの心臓を持つ半身人間、半身機械という摩訶不思議な存在。おどろおどろしい姿とは裏腹に、ものすごい自信家であり、ちょっぴり間の抜けた愛嬌ある一面もあり、演じるサシャ・バロン・コーエンの魅力も相まって、とても人間味のある雰囲気のキャラクター。また、彼にはブリキ製のような無邪気で可愛い手下もおり、今回到着した映像でも分かるように、タイムと彼らとのユニークなやりとりも見どころの一つとなっている。しかし、アリスは危機に陥った大切な友達マッドハッタ―を救うため、皆に恐れられているタイムを敵にまわし、絶対にやってはいけない“過去を変える”というタブーに触れてしまうことに。果たして、アリスはこのタイムを前に、マッドハッタ―を救うことができるのか!? アリスは前作以上に、破天荒な展開に巻き込まれることになりそうだ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日『ハリー・ポッター』シリーズの監督&スタッフにより、全く新しいアクション・エンターテイメントとして生まれ変わる『ターザン:REBORN』。これまでのイメージと常識を覆す、英国貴族としての気品あふれる立ち姿がすでに話題となっている中、ターザンの“桁違い”の肉体美を味わえる、待望の新画像がシネマカフェに到着した。本作で新たなターザンを演じるのは、先日、緊急来日も決定した北欧美男子アレクサンダー・スカルスガルド。194cmの恵まれた肢体を持ち、“世界で最もハンサムな顔”常連の男が、本作のためにさらなる肉体改造を敢行、彫刻のような“圧倒的美ボディ”を獲得した。彼が演じる、ジャングルの王としての雄々しい力強さ、英国貴族としての気品と溢れだす男の色気を兼ね備えた“新たなるターザン像”は、これまでのイメージとはまるで違い、『007』シリーズのジェームズ・ボンドを彷彿とさせると早くも話題だ。今回届いた画像でもわかるように、対照的な2つの姿からは、由緒正しき貴族としてすべてを手に入れたはずのターザンが、いかにしてジャングルへと舞い戻るのかといった想像が膨らむ一方、人間離れした肉体に刻まれた古傷からは、ターザンがかつて育ったジャングルの脅威を強く感じさせ、再びジャングルに戻る彼に待ち受ける幾多の困難をも予感させている。ターザンは、捕われの身となった愛する妻ジェーンを救い出すことができるのか?行く手を阻む2万人を超える強大な軍勢を前に、身体ひとつで立ち向かうターザンのスマートにしてワイルドなアクションも気になるばかりだ。さらに今回、アレクサンダー同様、厳しい肉体改造を経て“新たな自分”を手に入れたとCMでも話題の経済アナリスト・森永卓郎らによるコメントも到着。3人の識者たちが揃って「時代が求める、新しいヒーロー」と称えるターザン。「なぜこの時代に新しいターザンが描かれるのか」にも思いをはせながら、新しいヒーローの雄姿をスクリーンで目にする日が、ますます楽しみになってきた。◆森永卓郎(経済アナリスト)ターザンは、まさにいまの時代が求めている新しいヒーローなのだ。健全な精神は、健全な肉体に宿る。肉体改造に成功して、健全な肉体を手に入れたボクが言うのだから、間違いない。◆椎名誠(作家)子どものころ『ターザン』は確実にぼくたちを元気づける興奮と希望の物語だった。そして、全く思いもつかないようなシチエーションでぼくたちのもとに姿を表してくれることになった。それもいまの時代だから、少年たちの夢をさらに100倍ぐらい増幅させた、期待どおりのヒーローとなって帰ってきてくれるだろう。◆山口揚平(コンサルタント・思想家)このターザンは21世紀の新しいヒーロー像であり、我々の知っているターザンの物語ではない。2016年のいま、我々が本当に求めているのは、生きている実感と身体性の回復なのだ。だからこそ、新しいターザンは僕達の新しいヒーローなのだ。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より 丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日20年前、世界を震撼させた『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督が、前作をさらに壮大に展開させる『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』。このほど、7月9日(土)の公開を前に、エメリッヒ監督とジェフ・ゴールドブラム、リアム・ヘムズワース、そして注目女優マイカ・モンローの来日が決定した。エメリッヒ監督にとって、キャリア集大成となる渾身のブロックバスター超大作となる本作。今回、エイリアンの新たな宇宙船はアメリカ合衆国全土を覆うサイズへと巨大化し、女性大統領が誕生したアメリカをはじめ、世界の主要都市を破壊し尽くしていく。わずか3日間という人類滅亡のカウントダウンが刻まれるなか、エイリアンの真の目的が明らかになるが…。前作で主演を務めたジェフ・ゴールドブラムとビル・プルマンが、それぞれESD(地球防衛軍)部長デイビッド、ホワイトハウスを去った“闘う大統領”ホイットモアに扮して再登場し、若き熱血パイロット、ジェイク役のリアム・ヘムズワース、ホイットモア大統領の愛娘で現大統領のもとで働いているパトリシア役マイカ・モンローら新キャストと共演する。エメリッヒ監督は、「『インデペンデンス・デイ』の世界をいっそう拡大した。ストーリーも、エイリアンが地球へやって来て破壊するだけでなく、理由も描いたんだ。みんなに早く体験して欲しくてウズウズしている」と本作に自信を見せている。監督の自信の根源は、スケールの大きさだけでなく、“最強のドリームチーム”と語るキャストの顔合わせだ。第1作のオリジナルキャストを再集結し、新メンバーを加えてチームを再結成した。「あれは間違いなく前回より大きい」とゴールドブラム演じるデイビッドが本作で呟くこの言葉は、本作における映像のとてつもないスケールの大きさを象徴しているが、スケールだけでなく「映画の楽しみと驚き、喜びも前作よりもずっと大きくなっている」と明かす。そして、本作に新たに加わったヘムズワースは、前作が公開されたとき6歳だったとはいえ、お気に入りの映画だったといい「圧倒的に高等な攻撃力を持つエイリアンと戦って、まさに夢が叶ったようだった」と喜びを隠せない様子。日本で初お披露目となる特別試写会で、彼らが何を語るのかにも注目が集まる。また、情報が出るたびに、ファンからの「早く観たい!」「遂に人類滅亡か?気になりすぎる」という熱いコメントがSNS上に多数アップされる本作は、そんなファンたちの期待に応える形で7月8日(金)前夜祭上映(一部劇場を除く)も決定。今月30日(木)には、来日した監督&キャストたちが、六本木ヒルズ・アリーナおよびTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われる本作のスペシャルイベント&特別試写会に登壇する予定だ。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は7月9日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日『デットプール』の世界的メガヒットで、いま最も勢いに乗るライアン・レイノルズの最新主演作『セルフレス/覚醒した記憶』が、9月1日(木)より日本公開される。このほど、その特報映像とポスタービジュアルが解禁となった。“NYを創った男”と称えられる著名な大富豪の建築家ダミアン・ヘイルは、余命半年と宣告される。支配的な父を嫌うひとり娘のクレアとの仲も修復できず絶望するダミアンに、天才科学者のオルブライトが、「遺伝子操作で作った肉体に頭脳を転送しないか」ともちかける。莫大な料金と引き換えに68歳のダミアンは死に、新たな肉体のエドワードとして新たな人生が始まる。しかし、その肉体は、マークという妻子ある特殊部隊の軍人だった!真実を知ったダミアンとマークの妻は、オルブライト率いる秘密組織に命を狙われる。果たして、組織の正体とは?NYを支配した頭脳×特殊な戦闘能力を持つ肉体=“最終兵器”に生まれ変わった男の、たったひとりの闘いが始まる──。世界120か国以上で初登場No.1を獲得し、R指定作品ながら、ここ日本でも洋画実写No.1を狙う圧倒的な初日興収となった『デッドプール』のライアン・レイノルズが主演を務める、SFアクション・エンターテイメント。レイノルズといえば、2010年には「People」誌が選ぶ「最もセクシーな男」を受賞、トップ女優のブレイク・ライヴリーと結婚して娘が生まれ、現在、彼女は第2子を妊娠中。2015年には同誌の「最もセクシーなパパ」を獲得するなど、アメリカではトム・クルーズやブラッド・ピットに続く国民的スター候補だ。また、富も名誉も権力もすべてを手に入れた代わりに、家族の愛に見放された大富豪ダミアンには、『ガンジー』でアカデミー賞を受賞してからも3度のノミネートを果たし、『アイアンマン3』『ジャングル・ブック』などでも幅広い活躍を見せる名優サー・ベン・キングズレー。人類史上世紀の開発ともいえる転送装置を創り上げた“マッド”サイエンティストのオルブライトには、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才科学者の秘密』『イノセント・ガーデン』の英国ハンサム俳優マシュー・グード。監督は、『ザ・セル』『インモータルズ ─神々の戦い─』で悪夢のように残酷で、魔法のように美しい映像世界を作り上げてきた奇才ターセム・シン。頭脳の転送、頭の中に眠る他人の記憶など、誰も想像できない未知の映像に挑んでいる。特報映像でも、記憶転送装置で新しい肉体を手に入れた大富豪のダミアンが、その肉体でまた違う人生を謳歌する一方、身に覚えのない特殊な戦闘力や記憶に戸惑う姿が映し出され、“予測不能な運命”に立ち向かうスリリングな展開を予感させている。併せて解禁されたポスタービジュアルは、背後が擦れたエドワードの肉体に転送された大富豪のダミアンが佇む姿が映し出され、「彼らは脅威の“最終兵器”に変貌する―」とキャッチコピーも目を引く近未来感あふれるビジュアルに仕上がっている。レイノルズのあのボディに、キングズレーの頭脳が転送されるという“最終兵器”の覚醒に注目だ。『セルフレス/覚醒した記憶』は9月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日トム・ハンクスが主演を務め、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画に隠された謎解きに世界中が夢中になった『ダ・ヴィンチ・コード』、ヴァチカンを舞台にガリレオ・ガリレイの遺した暗号を解き秘密結社イルミナティの陰謀に迫った『天使と悪魔』に続く、シリーズ第3弾『インフェルノ』。その待望の予告編映像が解禁となった。本作『インフェルノ』では、ルネサンスの先駆者、詩人ダンテの叙事詩「神曲」に記された<地獄(インフェルノ)篇>の暗号を暴き、人類滅亡のカウントダウンを阻止するできるのかが焦点に。主人公のハーヴァード大学宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授を演じるのは、おなじみトム・ハンクス。また、ラングドン教授とともに謎を追う美貌の女医シエナには、『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、スター・ウォーズのアンソロジー作品『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の主演に抜擢されたフェリシティ・ジョーンズ。監督は、シリーズ全作品を手掛けてきたアカデミー賞監督のロン・ハワード。原作はもちろん、シリーズを手掛ける大ベストセラー作家ダン・ブラウンだ。解禁となった予告編映像は、「人類は100年で滅びる」という謎の男(ベン・フォスター)の不吉なセリフと共に始まる。ロバート・ラングドン教授が壁に投影しているのは、フィレンツェの画家ボッティチェリの作品「地獄の見取り図」だ。絵画の中には、アメリカの大富豪の名前が暗号のように隠されていた。詩人ダンテの「神曲」<地獄篇>をなぞり、人類滅亡の恐ろしい計画を企てている謎の男…。隠された暗号を解き明かすため、女医のシエナと共に、ラングドン教授はイタリア・フィレンツェ、ヴェネツィア、トルコ・イスタンブールなど世界中を駆け巡る。さらに、次のカットではラングドン教授が、不気味に白く光るダンテのデスマスクを手にしている。マスクの裏には“探し 見出せ”という意味深な文字が隠されていた。そして後半には、「伝染病」というキーワード、燃えさかる炎、濁流に飲み込まれるラングドンの姿…。謎をはらみながら、まるで現代の地獄を描いているかのような圧倒的な映像が展開されていく。『ダ・ヴィンチ・コード』から10年が経った今年、ラングドン教授は、人類滅亡という“地獄”へのカウントダウンをめぐる巨大な陰謀を解き明かすことができるのか?引き続き注目していて。『インフェルノ』は10月28日(金)より日米同時公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日本日6月3日(金)より「金曜ロードSHOW!」にて、4週連続で後半4作が放送される『ハリー・ポッター』シリーズ。その新たなるシリーズの幕開けとなる『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』から、新場面写真が到着。『ハリー・ポッター』シリーズと見比べると、ますます本作を楽しめるポイントも明らかにされた。本作は、シリーズの原作者J.K.ローリングが、初めて映画のために脚本を書き下ろした渾身の一作。緊張感高まるシリーズ後半4作を最終章まで見事に演出した監督デイビッド・イェーツとのタッグとあって、これまでの“ハリポタ”の世界観を正当に受け継いだ新シリーズとなっている。今度の主人公は、ハリーたちが通っていたホグワーツ魔法魔術学校を、ある理由で退学になってしまった魔法使いニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)。誰よりも優秀だが、魔法動物をこよなく愛する変わり者で、世界中の魔法動物を収集するために、どんなものでも入ってしまうという不思議な魔法のトランクを肌身離さず持っている。実は、先日解禁された本作の予告編で、ニュートの魔法のトランクを“人間(マグル)用”に切り替えると、その中には、あの見慣れた色合いのマフラーがチラリと映っている!?ニュートが、ホグワーツのどの寮の生徒だったのかが分かるシーンだ。それだけでなく、ニュートが魔法のトランクに詰め込んでいる魔法動物も、今回放送される後半4作品の中にすでに登場している。天馬の一種で、死を見たことのある者だけに見えるセストラルや、ドラゴンや不死鳥をはじめ、ほかにも登場するので、『ファンタビ』との共通点を探しながら見ると、よりいっそう楽しむことができそうだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日空前のブームを起こしたシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の日本語吹替版キャストが発表され、女優の深田恭子が、オスカー女優アン・ハサウェイ演じる“白の女王”の声優を再び務めることが決定した。物語は、前作から3年後。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原で活躍していたアリス(ミア・ワシコウスカ)は厳しい現実に直面。あるとき、再びワンダーランドへと誘われる。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター(ジョニー・デップ)。大切な友を救うため、アリスは時間をさかのぼる。待ち受けるのは、過去に秘められた真実と、時間の番人・タイム(サシャ・バロン・コーエン)との戦い。赤の女王(ヘレナ=ボナム・カーター)の脅威も迫る中、アリスは運命に逆らい、過去を変えることができるのか?「不思議の国のアリス」のその後を、鬼才ティム・バートンが映画化した『アリス・イン・ワンダーランド』から6年。その前作に引き続き、アン・ハサウェイと同じ歳(82年生まれ)の深田さんが、アンダーランドの統治者、“白の女王”・ミラーナの声を演じる。ドラマや舞台で演じられる可憐で優しい雰囲気が、皆から愛される白の女王・ミラーナのイメージに合致し、柔らかい感情の機微を表現してもらえる唯一無二の女優、ということで前作から続投しての起用となった深田さん。前回はディズニー作品初参加で声優初挑戦と語っていた深田さんは、今回、再びアリスの世界に(声優として)戻ってこれたことについて、「お話しをいただいたときに、まずは作品に続きがある、という嬉しさがあったことと、またこの“白の女王”の役をいただけて、とてもありがたい気持ちになりました」と喜びを語っている。また、「今回の白の女王は、前回と違って、より特徴的で温かみがあり、そしてキュートだなと思いました。やっぱり動きは可愛いです」と、全てをハッピーに見せる善き女王の彼女についてコメント。「演じていてとても幸せでした。自分が白の女王になったような、アン・ハサウェイさんになったような気持ちで演じられた時間が幸せでした」とふり返った。そんな白の女王は、本作では姉・赤の女王との間にある幼少期の秘密が明らかになり、実は複雑な心を抑えていることが分かる。「私も妹がいるので“姉妹のシーン“は大切に演じたいと思い、特に感情移入してしまいました」と深田さん。「姉は悪者みたいな感じですけど、本当は頑張っているのに、妹ってズルい!みたいな。そう思うことはあります(笑)」と明かし、「今回も白の女王がフワフワって可愛くしてるのに、実はお姉さんに悲しい過去があったりして。私の場合だと、小さいときに妹が悪いことしても、連帯責任という点で姉の私も怒られてしまったり…という誰しもが共感できるような部分があるんじゃないかと思います」と実体験に触れ語ってくれた。本作で白の女王は、悲しい過去に心を奪われたマッドハッターを救えるのはアリスだけだと考え、時間の番人タイムの元へとアリスを導いていく役どころとなっており、深田さんの声の演技には要注目。さらに、マッドハッター役にはジョニーの吹替としておなじみの平田広明ほか、アリス役に安藤瞳、赤の女王役に朴ロ美と豪華声優陣も続投するというから、楽しみにしていて。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日アクション映画の「掟」をすべて撃ち破る、規格外のニュー・ヒーロー『デッドプール』。今月1日(水)にいよいよ日本公開を迎えた本作だが、初日動員は13万5,590人、興行収入1億6,419万4,800円の大ヒットスタートを切った。かつて特殊部隊の有能な傭兵だった男ウェイド・ウイルソン(ライアン・レイノルズ)は、好き勝手に悪い奴をこらしめ、金を稼ぐというヒーロー気取りの生活をしている。恋人との結婚を決意し幸せな日々を送っていたが、突然末期ガンを宣告される。ある組織から末期ガンが治せると聞かされた彼は、施設に連れて行かれ、そこで悲惨な人体実験を受ける。やがて、どんな攻撃を受けても回復できる肉体を手にするウェイド。しかし全身を醜く変化させられた彼は、施設から逃亡すると全身赤いコスチュームに身を包み自らを「デッドプール」と名乗るようになった。そして、自身を実験台にし人生を滅茶苦茶にした男に復讐を果たすことを決意する――。すでに公開されている全米では、3週連続No.1、全世界120か国で予想外のオープニング成績No.1、「R指定」作品史上最大のヒットとなっており、日本公開にも期待が高まっていた。そして先日、全国744スクリーンにて日本公開された本作。初日にして動員は13万5,590人、興行収入1億6,419万4,800円を記録し、この数字は『X-MEN:フューチャー&パスト』対比225.7%、そして、今年の洋画実写映画作品興行収入が現時点でNo.1である『オデッセイ』と比較しても、144.5%越えの数字となり、デップー人気が日本でも証明されたことになる。また本作は、男女比=55:45と、R指定のスーパーヒーロー作品としては意外にも女性が多く、年齢層は10~20代の若者を中心にカップルやグループなど幅広い客層を動員。さらにIMAX、4DX、MX4Dは、満席が出るほどの人気を博しているようだ。SNS上では早速鑑賞したファンが 「デッドプール最高。純愛ラブストーリーでした」「最高にクレイジー!」「1回じゃ見足りない!!」など高い満足度を示すコメントを発信しており、「デップー」や「手乗りデップー(※先着入場者プレゼント)」がトレンド入りするなど、オンライン上を賑わせている。中には字幕版と吹替版両方を鑑賞しているファンも多く、リピーターの増殖に期待が高まるようだ。いままでのアメコミヒーローとは一線を画している無責任ヒーローを描く『デッドプール』。現在興収35億越えの『オデッセイ』を抜いて洋画実写No.1に“デップー”は踊り出ることができるのか!?『デッドプール』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年06月02日『アリスのままで』でアカデミー賞を受賞したジュリアン・ムーアが主演を務め、『JUNO/ジュノ』のエレン・ペイジと共演した『Freeheld』が、『ハンズ・オブ・ラヴ』とのタイトルで日本公開されることが決定、その特報映像が解禁となった。20年以上、刑事として働いているローレル(ジュリアン・ムーア)。ある日、ステイシー(エレン・ペイジ)という若い女性と出会い、恋に落ちる。年齢も、取り巻く環境も異なる2人だったが、徐々に関係を築いていき、郊外に中古の一軒家を買って一緒に暮らし始めることに。しかし、ローレルが病に冒されていることが発覚し、余命半年という宣告を受けてしまう。自分がいなくなった後も、ステイシーが2人の大切な家で暮らしていけるよう、遺族年金を遺そうとするローレル。だが、同性のパートナー同士では、それは法的に認められなかった。病と闘いながら、平等な権利と制度の改正を求め闘う決心をしたローレルの訴えは、やがて社会的なムーブメントへと拡大していく――。本作は、2007年のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞した実話を基に映画化。愛するパートナーに遺族年金を遺すため、病と闘いながら、法に立ち向かっていく女性刑事を描く。主人公ローレルを演じるのは、世界三大国際映画祭全ての女優賞を制覇し、2015年には『アリスのままで』でついにアカデミー賞主演女優賞を獲得したジュリアン・ムーア。そのパートナー、ステイシー役を、本作の製作にも名を連ね、プライベートでも同性愛者であることをカミングアウトしているエレン・ペイジが演じている。さらに、ローレルの同僚刑事で長年の相棒であるデイン役には『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』のマイケル・シャノン、ローレルの闘いに賛同する活動家には『フォックスキャッチャー』のスティーブ・カレルが扮するなど、いずれもアカデミー賞ノミネート経験を持つアメリカ映画界屈指の演技派俳優陣が集結。今回解禁された特報では、マイリー・サイラスによる主題歌「ハンズ・オブ・ラヴ」に乗せて、ジュリアン演じるローレルとステイシーとの出会いから、病に冒されながらも、平等を求めて訴えるシーンが映し出されているほか、手を取り合って彼女を応援する同僚や、周辺の人々の姿が感動的に描かれている。50年代を舞台にした『キャロル』から半世紀の時を経て、愛する人のため、平等を求めて社会の壁に立ち向かった一人の女性の姿を、まずはこちらから確かめてみて。『ハンズ・オブ・ラヴ』は11月26日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月02日華麗なイリュージョンで不正に搾取された金を奪い、世間に還元する4人のイリュージョニスト集団“フォー・ホースメン”を描く『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』。このほど、本作の公開日が9月1日(木)に決定。新たな特報第2弾とともに、ダニエル・ラドクリフらしき人物がキャラクターたちのカードを手中に収めるポスタービジュアルが解禁となった。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』での怪演が話題となったジェシー・アイゼンバーグをはじめ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、リジー・キャプランを加えたイリュージョニスト集団“フォー・ホースメン”に、マーク・ラファロ、ジェイ・チョウ、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマンと超豪華共演で贈る本作。さらに、“マジック”を暴く最重要キャラクターとして、『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが参戦していることでも話題を呼んでいる。解禁となった映像の冒頭では、おなじみとなったJ.ダニエル・アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)による、“降り注ぐ雨を自由自在に動かす”大型のスーパー・イリュージョンが華麗に披露されている。汚れた金だけをイリュージョンを駆使して奪い、世間に還元する「義賊」のようなフォー・ホースメンは民衆からも支持を集める正義の集団だ。そんなフォー・ホースメンは、とあるハイテク起業の不正を暴露するために、ニューヨークでの企業プレゼンを乗っ取る計画を立てるが、今回の映像では、そのイリュージョンは何者かの策略により大失敗。なんとか逃げ出した彼らが一瞬にしてたどり着いたのは、なんと中国だった。常に人の裏をかき、華麗なトリックでダマしてきたフォー・ホースメンの面々は逆にすっかりダマされ、「何が起きた?」と驚くばかり。そこに「ジャーン!」と現れたのは、彼らが計画した全てのイリュージョンを見破り、彼らを追い詰める天才的な頭脳を持つウォルター(ダニエル・ラドクリフ)。彼らのイリュージョンを全て見破ってしまう“科学の天才”ウォルターは、不気味な笑みを浮かべながら「見事にダマされたな、科学がマジックに勝つさ(Science beats magic.)」と、まさかのマジック全否定をする。正義のイリュージョニスト集団フォー・ホースメンよりも、常に上手を行く頭脳を持つウォルター。併せて解禁となったポスタービジュアルでも、彼らをカードに見立て、“まるで自身の手札”のように不気味にその手の収める“科学の天才”は、最強の敵となってフォー・ホースメンに立ちはだかる。正義のイリュージョニスト集団は、このポスタービジュアルの通り、ウォルターの手札となってしまうのか?フォー・ホースメンの写ったカードが、くしゃくしゃに握りつぶされた形跡があることも気になるばかりだ。『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』は9月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月02日ハンサムで美ボディの持ち主、でも中身はお茶目な“新ターザン”アレクサンダー・スカルスガルドの緊急来日が先日発表された『ターザン:REBORN』。このほど、本作の日本オリジナルポスターが完成した。本作は、すべてを手に入れた英国貴族ジョンこと“ターザン”が、さらわれた妻(マーゴット・ロビー)と“故郷”を救うため、再びジャングルへと立ち戻る物語。映画史上に残るキャラクターを新たに手掛けるのは、デイビッド・イェーツ監督だ。日本でシリーズ累計960億円を突破したメガヒット作『ハリー・ポッター』シリーズの後期4作品、第5作『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の監督を務め、後者では世界興行収入13億ドルを突破、2011年度最大のヒットという有終の美を飾った。今年は、11月23日(水)公開の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でもメガホンをとっている。そんな中、明日6月3日(金)の「金曜ロードSHOW!」では、イェーツ監督の長編映画初デビュー作『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』以降、3週連続で『死の秘宝 PART2』までを放送する「ハリー・ポッター祭り!」が実施される。日本全国が「ハリー・ポッター祭り!」で熱狂する中、本作の劇場用本ポスターが解禁となる形となった。大ヒットメーカーであるイェーツ監督の元には、世界中からあまたの企画が届いているというが、「最も興味深く、新しく、楽しいものだった」と手掛けることを決めた本作。絶大数の“ハリポタ”ファンがいる日本に向けて作成された日本オリジナル版は、『ハリー・ポッター』のビジュアルカラーでもあったブルーの世界観で表現したそうで、神秘的なジャングルの中を疾走する、アレクサンダーのターザンの姿を捕らえている。イェーツ監督といえば、原作のテイストを踏襲しながらも、新たに洗練されたダークな要素を取り込み、『ハリー・ポッター』に新たな息吹を吹き込んだことが高評価に。監督の描く新たなターザンは、類人猿に育てられた男が都会の生活に馴染んだものの、再びジャングルに戻る、という真逆のオリジナルストーリー。『007』シリーズのジェームズ・ボンドを彷彿とさせるようなスタイリッシュなスーツ姿のターザンも、これまでのイメージと常識を覆す存在として、早くも日本の女性を魅了している。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より 丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月02日日本語吹き替え声優として、上川隆也、中村アン、そして先日発表されたオリンピックメダリストの田中雅美と続々とキャストが明らかにされていく『ファインディング・ドリー』。この度、新たにさかなクンが本作で声優を務め、さらに海洋生物監修もしていることが分かった。併せて、さかなクンが解説する特別映像も到着した。舞台はカクレクマノミのマーリンがナンヨウハギのドリーと共に、愛する息子・ニモを、人間の世界から救出した冒険の旅から1年後の世界。「今度は、僕がドリーを助けてあげる」。ドリーとニモ、そして、心配性のマーリンも渋々ながら、再び大海原へと旅立つ。この夏、世界一有名な魚たちの奇跡の大冒険が幕を開ける――。東京海洋大学名誉博士であり、魚に関する豊富な知識に裏付けされたトークで日本のお茶の間で幅広く親しまれているさかなクン。今回彼は、マンボウ役で本作に登場。マンボウは大好きなハコフグと同じフグ科ということもあり「マンボウちゃんは世界で最も大きくなるフグの仲間ですので、おお~こんな偉大なマンボウちゃんの役を頂けて嬉しい!」と大喜びで意気込みを語った。さらに声優だけでなく、本作の字幕版&吹替版の海洋生物監修も兼任。ピクサー作品の監修と言えば、通常外部に依頼することはなく、誰にでもできることではない異例の快挙。実はピクサースタジオもその魚に関する知識の深さに驚いたそうで、今回の監修が実現したという。さかなクンは、海洋生物の習性や特徴だけでなく、日本語での正しい魚名などの表現や、海の仕組みにかかわることなど細かい視点で監修を遂行。例えば、劇中の台詞から貝にも目があるのか?という疑問が発生したとき「貝にも眼点という目に当たるものがある」とアドバイスしたり、劇中に登場するマグロがマカジキなのにカジキマグロと表記されていたのを指摘したり、「摂氏22度」という表現を水温はあまり摂氏とは言わないと指摘し「温度22度」に訂正するなど、専門知識が必要な部分についてその豊富な知識を使い正しい表現に直していった。そしてこのほど解禁されたのは、さかなクンのインタビュー映像と、魚の知識を交えながらストーリーを“ギョ紹介”してくれる特別映像。 自身にとって最も特別な映画『ファインディング・ニモ』の続編が作られると知ったときについて「こんなに嬉しい続編がキター!ドリーちゃん、キター!ってそんな気持ちですね!」と興奮気味に喜びを表現。さらに作品に参加することについては「もう夢のようでギョざいます!」と話し、「お魚だけでなくクジラやカニ、ヒトデなどいろんな海洋生物が登場するわけですね。私も魅力をギョギョギョといろいろな場所で紹介できたら」と本作をアピールしている。映像は続き、「『ファインディング・ニモ』の奇跡の大冒険から1年後が舞台なんですね~」というさかなクンの解説付き予告編に変わる。まずはじめに、本作の主人公で、ナンヨウハギがモデルのドリーから。さかなクンは「とってもカラフルで優雅に泳ぎ、そして日本のサンゴ礁でも会うことができます」と解説。そのほかにもドリーと人間の世界で旅をすることになるミズタコのハンクやジンベエザメなどを解説。さかなクンは「ギョギョ!危ない!お魚さん目線で見ると人間の世界での冒険は命がけ。でもドリーちゃんもニモちゃんも諦めませんよ! これはもう待ちきれない!映画館にレッツギョー!」と締めくくり、子どもでも魚のことが分かるように解説され、より一層本編も楽しめること間違いなしの映像となっている。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年06月02日ギネス世界記録を持つ世界的人気ゲームが、ついに待望の完全映画化となる『ウォークラフト』。7月の日本公開に先駆け、各国で公開を迎えた本作が、この度19の国と地域で堂々の週末興収ランキング1位を獲得し大ヒットスタートを迎えたことが分かった。“アゼロス”は長い間、平和な時代が続いていたが、悪しき勢力が迫っていた。その者たちとは、滅びゆく故郷“ドラエナー”を捨て、新たな定住地を求めるオークの戦士である。オークたちは、世界と世界をつなぐ異次元の入口“ダークポータル”を開き、侵略を始めていた。人間たちはアゼロスを守るため、強力な魔力を持つガーディアン、メディヴ(ベン・フォスター)の力を借り、オークとの全面戦争を決意する。しかし、アゼロスの騎士ローサー(トラヴィス・フィメル)は人間とオークのハーフ、ガローナ(ポーラ・パットン)と協力し全面戦争を避けようと試みる。一方、人間との戦いに疑問を持っているひとりのオーク、デュロタン(トビー・ケベル)も争いを避け、一族を守るために、人間と手を結ぶことを決断するのだが…。果たして、この壮絶な戦いの先に待つ結末とは――。原案は、ブリザード・エンターテイメントが提供する世界的人気ゲーム「ウォークラフト」。3部作の世界的大ヒットを受け新たに製作された大規模多人数同時参加型オンラインRPG(MMORPG)「ワールド・オブ・ウォークラフト」は、2008年に登録者最多のMMORPGとしてギネス世界記録に認定されている。メガホンを取るのはデヴィッド・ボウイの息子であり、『月に囚われた男』、『ミッション:8ミニッツ』で独自の世界観を描き高い評価を得たダンカン・ジョーンズ監督。『ロード・オブ・ザ・リング』から15年、ファンタジーの歴史に名を刻む1作として放たれる本作は、剣と魔法の世界“アゼロス”を舞台に、人間、オーク、ドワーフ、エルフなど、数多の種族が、国や一族、そして愛する者を守るために生死をかけた決断を迫られる壮大な物語が圧倒的なクオリティで描かれている。6月10日の全米公開に先駆け、ロシア、ドイツ、フランスなどで公開を迎えた本作。インターナショナル週末成績約3160万ドル(5月31日時点、BOX OFFICE MOJO調べ)を記録し、19の国と地域で週末興行ランキング1位を獲得。同週公開を迎えた話題作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(同作公開前の国・地域を除く)を上回るオープニングともなっている。中でも原作ゲームファンの来場が目立ち、SNS上では「原作に忠実な作品!」「傑作」「美しい世界観」と、絶賛の声が相次いでおり、原作ゲームファンも納得の仕上がりとなっているようだ。また、2016年公開作品の週末オープニング成績としては、ロシアで『デットプール』に次ぐ第2位、デンマークで第3位を記録。今回の好スタートが、さらに日本をはじめとする各国の公開に向けて期待高まるようだ。『ウォークラフト』は7月1日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月01日レイチェル・マクアダムスやライアン・ゴズリング、マンディ・ムーア、ザック・エフロン、アマンダ・セイフライドなど、若手俳優たちを次々スターの座に押し上げた小説家ニコラス・スパークスが贈る最新作『きみがくれた物語』が、8月13日(土)より全国公開されることが決定。その予告編とポスタービジュアルが解禁となった。ノースカロライナ州の海沿いにある小さな町で、“お隣同士”になり運命的な出会いを果たして結ばれた、トラヴィス(ベンジャミン・ウォーカー)とギャビー(テリーサ・パーマー)。二児を授かり幸せな家庭を営む2人だったが、久しぶりのデートの約束にトラヴィスが遅れた日、ギャビーが交通事故に遭ってしまう。自責の念に駆られるトラヴィスは、目を覚まさないギャビーを前に、「真実の愛のために人はどこまでできるのか」と何度も自問する。トラヴィスには、人生でもっとも重い、究極の選択が求められていた…。累計1億部を誇る、いま世界でもっとも読まれている恋愛小説家ニコラス・スパークス。『きみに読む物語』『親愛なるきみへ』『一枚のめぐり逢い』など映画化されたヒット作品も多い。そして今回、スパークス自身が最高傑作と語る、全米で500万人が涙したミリオンセラー小説が映画化。監督を務めるのは、アカデミー賞脚本賞ほか国際映画祭で94部門受賞117部門ノミネートのソフィア・コッポラ監督作『ロスト・イン・トランスレーション』のプロデューサー、ロス・カッツ。この素晴らしい才能のタッグにより、新たな感涙の恋愛映画が誕生した。過酷な運命に翻弄される主人公トラヴィスを演じるのは、『リンカーン/秘密の書』の主演に抜擢され、『白鯨との闘い』でも壮絶な演技を見せたベンジャミン・ウォーカー。トラヴィスの恋人で、後に妻となるギャビー役には、『ウォーム・ボディーズ』『X-ミッション』などで知られ、数々のファッション広告のモデルを務めるテリーサ・パーマー。キュートな魅力に意志の強さと聡明さを兼ね備えたギャビーをテリーサは見事に体現した。また、映画のカギを握るトラヴィスの父親役には、アカデミー賞の常連トム・ウィルキンソン、さらに『96時間』シリーズの人気女優マギー・グレイス、『パーシー・ジャクソン』シリーズの新星アレクサンドラ・ダダリオ、「ヤング・スーパーマン」主演のトム・ウェリングなど豪華共演が実現している。届いた予告編では、トラヴィスとギャビーの運命的な出会いから、ようやく結ばれた幸せな日々、そして悲しい事故とともに、トラヴィスに迫まられる“人生最大の選択”の意味が明らかにされている。また、極上の映像美と音楽にも要注目。アカデミー賞ノミネート作品『しあわせの隠れ場所』の撮影監督アラー・キビロが映し出す美しい映像が、リアリティの中にもどこか幻想的な雰囲気へと誘い、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」に選出された「ジェイムス」や「ザ・ナショナル」、「エフタークラング」といった大御所から、英国の男女4人組インディ・ポップ・バンド「ヴェロニカ・フォールズ」まで、ときにポップに、ときにセンチメンタルに、音楽がよりいっそうの深味と豊かな表情を与えている。<原作・製作:ニコラス・スパークスコメント>『きみがくれた物語』のあらすじを読むと、私の処女作である「きみに読む物語」を思い起こすかもしれない。だが、本作はより印象的で深遠な物語だ。一組の男女が愛し合い、彼らの暮らしが展開していく過程を見せているんだ。トラヴィスとギャビーが道を選び、その結果起きる出来事を目撃することになる。単純ではなく、さまざまなことが起き、深みのある忘れられない物語なんだ。<監督:ロス・カッツコメント>ニコラスの原作と映画化作品のファンは『きみがくれた物語』を見て、驚き、そして満足するだろう。我々はニコラスが描いたユーモアや人間らしい面を、さらに膨らませて作品を作り上げた。この映画は人生は選択だということを思い出させてくれる。なぜ選択をするのか、その決断が何をもたらすのかは、登場人物たちを通じて分かるだろう。この映画に出てくる人物は、あなたの友達かもしれないし、恋人かもしれないし、姉妹や兄弟かもしれない。そしてあなた自身かもしれない。観客にはこの映画を見て、自分自身に重ね合わせ、人生のパートナーを見つけることや、友情や約束について考えてほしい。『きみがくれた物語』は8月13日(土)より渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月01日『アナと雪の女王』『ベイマックス』のディズニーが贈る、人間のように暮らす動物たちの“楽園”を舞台にした感動のファンタジー・アドベンチャー『ズートピア』が、公開6週目にして興行収入&動員数ともに4週連続1位を獲得、興行収入は50億円を突破したことが分かった。動物が人間のように暮らす大都会“ズートピア”。誰もが夢を叶えられる人間も顔負けの超ハイテク文明社会に、史上最大の危機が訪れていた。立ち上がったのは、立派な警察官になることを夢見るもふもふボディのウサギのジュディ。しかし動物にはそれぞれ決められた役割があり、小さくて可愛いウサギは農場で人参作りに従事するのが“ウサギの人生”とされている世界。夢を忘れたサギ師のニックを相棒に、彼女は奇跡を起こすことができるのか――。5月29日時点で、興行収入は5,329,755,500円、動員数は4,124,504人を記録。いよいよ興収65億円突破も見え、2016年劇場公開作品でのNo.1も現実味を帯びてきた本作。この勢いは全世界興収への底上げともなり、ディズニーアニメーション史上、『トイ・ストーリー3』と『アナと雪の女王』しか成し遂げていない“10億ドル”も突破目前と言われている。この大ヒットの要因のひとつが、90年以上も続くディズニーアニメーションの歴史で、『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』のプリンセスシリーズだけでなく、『シュガー・ラッシュ』や『ベイマックス』など、近年ディズニーが得意とする“その時代に寄り添ったテーマにチャレンジ”した新しい物語が、現代人の共感を呼んでいる点だろう。特に『ズートピア』は、性別、年齢、学齢、出身地など、自分たちが日常で体感する偏見という難しいテーマを描き、まさに人間世界の縮図そのものを表現。観客は“自分の物語、自分の住む世界”に置き換えて感じることで、周囲へのより幅広い口コミとなり、週末への動員アップにもつながったようだ。もちろん、キュートでユニークなキャラクター性も人気の理由のひとつであり、主人公のジュディとニックのペアを愛称「ジュディニク」で呼び、2人の関係に熱狂するファンが続出。創作マンガ、擬人化イラストなど、『ズートピア』関連のファンアート投稿がSNSで大きな盛り上がりを見せており、ファン間でのアートブック制作企画も発足され始めているほど。この人気は作品を観たファンたちを超え、日常へも広まりつつあり、現在全国各所で行われている一部の運動会では、BGMにDream Amiが歌う主題歌「トライ・エヴリシング」が使われたりと『アナ雪』現象を彷彿とさせる社会現象も起こり始めているという。大人が楽しめるエンターテインメントとして幅広い支持を獲得している本作が、今後どこまで成績を伸ばすのか期待だ。『ズートピア』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日