映画『偉大なる、しゅららぼん』のヒット祈願イベントが25日に実施され、主演の濱田岳、岡田将生、深田恭子が出席。東京・増上寺の安国殿内で行われた祈祷を受けた。その他の画像万城目学の同名小説を実写映画化。琵琶湖から不思議な能力を授かり、繁栄を築いてきた一族の本家に修行に行くことになった分家の涼介(岡田)。本家の跡取り・淡十郎(濱田)の“供”となるが、おそろいの真っ赤な学生服を着せられ、浮世離れした淡十郎に振り回されることに…。濱田と岡田は真っ赤なおそろいの学生服、深田は袴姿と、3人とも劇中の衣装で登場。さらにこの日は、深田が劇中で見事な手綱さばきを見せている白馬のマレーボも来場。深田は袴のままで颯爽と白馬にまたがり、笑顔で再会を祝した。厳粛な雰囲気の中で粛々と進められる祈祷に濱田も岡田もビビリ気味? 濱田は「こんなに大きくやっていただきまして…普段はふざけたことばかり言ってるんですが、この(祈祷の)後ではプレッシャーがあります」と恐縮した表情で語る。岡田も「身が引き締まる思いです! 普段は(濱田と)ふたりの時はふざけてばかりなのに、何を言っていいのか…」と苦笑していた。深田はヒット祈願を経て「たくさんの方に観ていただけたらという思いがさらに強くなりました」と笑顔を見せ、映画についても「摩訶不思議ではありますが、人間味があふれていて、いろんな登場人物の気持ちになって観られると思います!」と魅力を語った。淡十郎の姉の清子を演じたが「今日も来てくれたマレーボに乗ってます。乗馬にも通い、初めての貴重な経験をさせていただいたので、ぜひ観ていただければ」と見どころをアピールした。増上寺の安国殿は“勝ち運”のご利益があると言われており、いま勝ちたいことは? という問いに深田は「すぐに落ち込んだり、心配したり、どうしようかと悩むのでそんな自分に勝ちたい」とコメント。悩める女性も魅力的では? とコメントを求められた濱田は「はい」と即答しつつ、「こんなところで煩悩まみれのことを言わせるのはやめて!」と困った表情を見せていた。濱田は原作者の万城目からも完成した映画の出来栄えにお墨付きをもらったそうで「素敵な後ろ盾をいただいたので、胸を張ってお披露目したい」とニッコリ。自身、原作のイメージに合わせて10キロも増やしたそうで「一着、衣裳のポッケを破いてしまいました」と告白。『濱田、太った!』って書いておいてください」と集まった報道陣にアピールしていた。『偉大なる、しゅららぼん』3月8日(土)から全国ロードショー
2014年02月26日『劇場版 HUNTER×HUNTER The LAST MISSION』が12月27日(金)に公開を迎え、レギュラー声優陣の潘めぐみ、伊瀬茉莉也、浪川大輔、寺崎裕香が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇。潘さんが共演陣、ファンへの感謝の思いで感極まって号泣する一幕もあった。原作は、財宝、賞金首に未知の生物などあらゆる希少な存在を追う“ハンター”という職業に魅せられた少年・ゴンの冒険を描く人気漫画。TVシリーズに続き、今年1月には劇場版第1弾『緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』が公開されたばかりだが、異例の年2本の劇場版公開となった。ゴン(潘さん)、キルア(伊瀬さん)、ズシ(寺崎さん)にヒソカ(浪川さん)とTVシリーズの天空闘技場編で顔を揃えた面々がこの劇場版で久々に同じ天空競技場で再集合したが、声優陣がこうして揃うのも久々。これまで、言いたくても言えなかったことは?という質問に潘さんは「『HUNTER×HUNTER』に出会って15年、TVシリーズが始まって2年。普段は役の関係性でいたりして、素直に伝えられていなかった思いがあります。本当にみんなありがとうございます!」と共演陣への感謝の思いを声を詰まらせながら吐露。すかさず、先輩の浪川さんが、スカーフ代わりに首に巻いていた『HUNTER×HUNTER』の手ぬぐいをスッと外して手渡すと客席は拍手と歓声に包まれた。潘さんは、集まった観客に対しても「こうやってみなさんにお会いできるのもみなさんのおかげ。アフレコをしているとみなさんに会う機会というのは限られてしまうんですが、感謝の気持ちでいっぱいです」と深く頭を下げた。伊瀬さんも「感謝のひと言。感慨深いです」とニッコリ。「TVシリーズを2年やって、今年2月に劇場版第1弾があって、まさか同じ年に第2弾ができるとは夢にも思ってませんでした。みなさんの応援のおかげです」と語る。今回の劇場版については「オリジナルストーリーということで舞台はどこ?と思ってたら天空競技場で、TVのときのアフレコもすごく楽しかったので、また帰ってこられるのが嬉しかった」と喜びを語る。さらに「TVではまだ見られないネテロの技やキャラクターも出てくる!」と映画ならではの見どころを明かしてくれた。ゴンたちが操る「念」能力に相反する「怨」の力が本作の大きなポイントであり、ゴンらが対峙するジェドらは怒りや悲しみなどの負の感情から発する「怨」を操る。ゴンたちが怨とどう戦うかが大きな見どころだが、寺崎さんは「潘さんも伊瀬さんもゴンの怨に対する行動が『意外だった』と言ってたのが印象に残ってます。2人ともこのシーンでは監督がOKを出しても『もう一度やらせてください』と言ってブースに残って、終わった後も2人とも泣いてました」と自身の出演シーンでないのもかかわらず、強い思い入れのあるシーンとして熱弁を奮っていた。そんな3人に、先輩の浪川さんは「こんなに大きくなるとは思わなかった(笑)。人って素晴らしいなと感じた2年でした」と冗談めかしつつその成長を称え、会場は再び笑いと拍手に包まれた。『劇場版 HUNTER×HUNTER The LAST MISSION』は全国にて公開中。(黒豆直樹(cinema名義))
2013年12月27日映画『おしん』が12日(土)から全国公開される前に、主演の濱田ここねちゃんが弊社のオフィスを訪問し、弊社マスコットキャラクターの“ぴっけろ”、“くまっぴー”と対面した。その他の写真濱田ここねちゃんは、オーディションで2471人の中から選ばれ、主演を務める天才子役。撮影当時は8歳ながら真冬の過酷なロケに耐え、国民的キャラクター“おしん”を見事に演じきり、公開前から注目を集めている。とは言え、ふだんは9歳の可愛らしい女の子。この夏は本作のキャンペーンで全国を回り、たくさんのご当地キャラクターたちと友達になってきたが、弊社でも“ぴっけろ”と“くまっぴー”に会うなり満面の笑顔を見せ「かわいい!」と大声をあげてかけ寄った。その後も、ここねちゃんは、“ぴっけろ”“くまっぴー”と遊んだり、会社の受付業務をお手伝いしたり、オフィス内で映画のPRをするなど大活躍。最後は多くの社員の前で「映画『おしん』よろしくお願いするっす!」と元気よく映画をPRし、大きな拍手を集めた。本作は、1983年に放送され社会現象を巻き起こしたNHK朝の連続テレビ小説を基に、山形の貧しい寒村に生まれた少女おしんが、さまざまな困難に出会いながらも、ひたむきにたくましく生き抜く姿を描き出す感動作。『おしん』10月12日(土)全国公開
2013年10月09日女優やモデルから多くの支持を集めるメイクアップアーティスト、濱田マサルが手掛けるオリジナルコスメブランド「ブラン・エトワール(blanche étoile)」から、第1弾アイテムとなる「マサルマスカラ(MASARU MASCARA)」が登場。ワールドが展開するセレクトショップ「オペーク(OPAQUE)」4店舗にて、2013年8月8日(木)より限定発売している。「マサルマスカラ」は、にじみにくく、カールが長時間持続し、ロングラッシュ効果もあるという高機能なマスカラ。艶のある漆黒で、粘り気のある液がまつげ一本一本にしっかりと付き、ダマになりにくい。汗や雨には強いが、お湯で簡単に落とすことができる。2年の歳月を経て、ようやく理想の品にたどり着いたという濱田マサルは「創りたかったのは、マスカラ本来の役割を最大限発揮してくれる、使い勝手の良いシンプルなもの。絶対に譲れない条件を、絶妙なバランスで完成させた逸品です」とコメントしている。「マサルマスカラ」は、セレクトショップ「オペーク」丸の内店、大阪店、京都店、広島店の4店舗で限定発売中。さらに、2013年8月22日(木)からはオンラインストアでも発売する。数に限りがあるので、購入はお早めに。【商品概要】blanche étoileMASARU MASCARA価格:3,360円(税込)カラー:BLK(ブラック)発売日:2013年8月8日(木)取扱店舗:オペーク 丸の内、オペーク オオサカ、オペーク キョウト、オペーク 広島オペーク オンラインストア※2013年8月22日(木)~元の記事を読む
2013年08月17日(画像はプレスリリースより参考)プロフェッショナルな仕上がりはさすが!女優やモデルからの信頼も厚く、交友関係も幅広い人気ヘア&メイクアップ・アーティストの濱田マサル氏。ファッション誌、メイクアップ専門誌など、女性誌でもしばしば見かける存在なので、その名を知る人も多いだろう。そんな濱田マサル氏が自身で初めて手がける、オリジナルコスメブランド「blanche etoile」(ブラン・エトワール)が8日誕生、ワールドが展開するオペーク4店舗で発売開始となった。第1弾アイテムとして登場したのは、プロフェッショナルな仕上がりをかなえるマスカラだ。22日からはオンラインストア販売も誕生したマスカラは、「MASARU MASCARA」(マサルマスカラ)と彼の名前が冠されたスペシャルモデル。マスカラ本来の役割を最大限発揮する、使い勝手の良いシンプルなマスカラで、日本中の女性のキレイへの願いをかなえたいという、メイクアップアーティストならではの強い想いが込められたアイテムとなっている。にじみにくく、美しいカールが持続する上質な仕上がりで、目元に他にはない深みと奥行き感をプラスすることができるという。ロングラッシュ効果も抜群で、濱田マサル氏がマスカラに欲しいと思う機能を、絶妙なバランスで兼ね備えさせるため、試行錯誤を重ね、2年の歳月をかけて生み出した逸品というから、ぜひ試してみたい。現在購入できるのは、オペーク丸の内、オペークオオサカ、オペークキョウト、オペーク広島の4店舗。カラーはブラックのみとなる。8月22日からは、オンラインストアでの発売も開始されるとのことなので、こちらの4店舗に足を運べない人も、こちらで購入が可能だ。プロフェッショナルなこだわりのアイテム。美しい目力を手に入れたいなら、ぜひチェックしておいて。【参考リンク】▼オペークblanche etoile 特設サイト▼株式会社ワールドによるプレスリリース元の記事を読む
2013年08月10日「プリンセス・トヨトミ」、「鴨川ホルモー」の作者として人気を博す作家・万城目学が手がけた人気小説を、濱田岳と岡田将生のW主演を迎えて贈る『偉大なる、しゅららぼん』。このほど、本作の新たなキャストとして深田恭子が参加していることが明らかとなった。琵琶湖畔の街・石走(いわばしり)に代々暮らし、“不思議な力”を伝承してきた一族。その一族の未来を担う跡取りたちの出会いが、街や歴史をも巻き込む大騒動を巻き起こしていくさまを描いた本作。濱田さんは、“不思議な力”を継承する日出家の跡取りでもあり最強の力の持ち主とされる “ナチュラルボーンお殿様”な高校生・淡十郎を、岡田さんは、高校入学を機に分家から日出一族の本家に居候し、淡十郎に、そして宿命に振り回され戸惑う高校生・涼介を演じている。今回、明らかとなった深田さんの参加。演じる役どころはというと、濱田さん扮する淡十郎の姉・日出清子。白馬に跨り、地を駆けるさまはまさに凛々しい闘う女。しかし、あまりに能力が強すぎるため、社会生活に馴染めず、城に引きこもり、謎が多く、言葉も乱暴で、自分勝手なようにも見えるが、その態度には理由があり…と、どうやら一癖あるキャラクターのようだ。そして、彼女の口から発せらる言葉も「わたしが、フルボッコにする」と穏やかなものではなく、淡十郎や涼介を振り回し、付いた通り名は“グレート清子”。何とも万城目氏が生み出したキャラクターらしく、間の抜けながらも摩訶不思議な魅力をもった女性のようだ。今回の役を受け、深田さんは「清子は乱暴な言葉遣いでびっくりするようなセリフも言いますが、日出家に代々伝わる不思議な力を持ち、誰よりも強いとされる謎の多い女性です。また、引きこもりなのに馬を乗り回すという役どころのため、今回は乗馬にも挑戦しています。撮影が進むにつれ、マレーボ(馬の名)の気持ちが分かるようになるほど、大好きになった乗馬シーンも楽しみにしてください」。さらに、「1か月弱の琵琶湖周辺でのオールロケ撮影でしたが、共演者の皆様とも本当に仲良くしていただいて、すべてがあまりにも楽しくて帰りたくないほどでした。共演させていただいた濱田さんと岡田さんは、いつもお二人が本番前に、学ランの一番上のボタンをお互いに留めあっていて、その様子がとても可愛らしく、微笑ましく見ていました」と役柄とは打って変わったいつも通りの深田さんのコメントを寄せてくれている。果たして、深田さんがどこまで“ぶっ飛び”キャラを演じているのか?そのギャップに注目したい。『偉大なる、しゅららぼん』は2014年春の公開を予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:偉大なる、しゅららぼん 2014年春、全国にて公開(C) 2014映画「偉大なる、しゅららぼん」製作委員会 (C) 万城目学/集英社
2013年05月24日『アヒルと鴨のコインロッカー』、『ゴールデンスランバー』などの中村義洋監督最新作『みなさん、さようなら』の試写会が1月10日(木)に都内で行われ、主演の濱田岳を始め、共演の倉科カナ、波瑠、ベンガル、中村監督が舞台挨拶に登壇した。12歳にして団地の敷地内だけで生活していくという決意をした悟。17年に及ぶ年月の中での彼の団地内だけで繰り広げられる生活が描かれると共に、彼がそう決意するに至った理由などが明かされていく。5作目の中村作品出演となった濱田さんだが、今回は主人公・悟の12歳から30歳までを全てひとりで演じている。「鈴木福くんがちょっと大きくなったくらいですからね…(笑)。僕がそう見えるか不安はありました」と明かす一方で「母親役の大塚寧々さんが『私、岳ちゃんより老けた小学生見たことあるから大丈夫。全然かわいいよ』と言ってくださったので、じゃあやってみようと。寧々さんがそう言ってくれたんだからと(笑)」とふり返った。物語の舞台は80年代。この時代に青春を過ごした中村監督は「80年代は本当にダサいんですよ!シャツはインするしメガネは太いし、変なパーマかけるし『何やってたんだろう?』という年代」と自虐的に語るが、当然、倉科さんらも劇中では80年代モードに変身している。倉科さんは悟の恋人・早紀を演じたが「80年代ってこんな感じなんだ!という感じで楽しかったです」と語るが、濱田さんは「倉科さんの衣裳は見どころです。笑わないように気を付けてください!」とニヤニヤと笑みを浮かべて太鼓判(?)を押す。倉科さん曰く「現場ではあまり喋らなかったけど、撮影後に別の現場で一緒になることが多くて、ちょいちょい嫌味を言われたりしてます(笑)」と明かした。悟の良き相談相手となる隣人・有里役の波留さんも80年代ファッションについて「レンズしかないメガネでおでこを出して“メガネザル”ってあだ名にされる女の子はこういうコかと思いました(笑)」と述懐。大人になってからは当時、一世を風靡したボディコンスーツにも身を包んでおり「衣裳やメイクに手助けしてもらいました」と楽しそうに語った。団地の敷地から外に出ない、現代で言うところの“引きこもり”の悟だが、早紀や有里などなぜか異性からは好意を持たれることが多い。そんな悟の魅力について聞かれ、倉科さんはしばしの思案の後「セリフで『女は私にしか分からない魅力に弱い』ということを言いますがそれは分かりますね」と分析。波瑠さんは「何ですかね?安心感みたいな…(笑)。どこにも行かなそうで安心するのかも」と語る。演じた濱田さん自身は「一貫した真っ直ぐさ、滑稽なほどの純粋さは同性にモテると思う。男として惹かれましたね」と語った。ベンガルさんは団地内のケーキ屋の職人を演じたが、ベンガルさん自身もお子さんが小さい頃「誕生会でケーキとかプリンとか作ってた」そう。濱田さんと一緒にお菓子作りの練習に臨んだそうだが「元々、天才筋というかやればできちゃうんだね。うまいんですよ!」と自画自賛で会場の笑いを誘っていた。登壇陣はそれぞれ、タイトルにちなんで今年“さようなら”したいことを発表したが、倉科さんは「休みの日は病院に行くか日本舞踊以外、外に出ないのでインドアにさようならしたい。まずは免許を取りたい!」と目標を掲げる。濱田さんは「次の日に影響するほど深酒しないようにしたい。前に三日三晩飲み続けたことがあって、4日目に鏡を見たらトム・ハンクスがいたんです(笑)。むくむってこういうことかと」と語り、客席は笑いに包まれた。これまで数々のヒット作を手がけてきた中村監督だが、本作に関して「いままでで一番、納得できる作品になりました。こんなによくなると思わなかったです」と強い思い入れと自信を口にした。『みなさん、さようなら』は1月26日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:みなさん、さようなら (2013) 2013年1月26日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2012「みなさん、さようなら」製作委員会
2013年01月10日「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで知られる、北海道帯広市内にある旧広尾線・幸福駅では、今夏から、幸福駅の新キャラクター「駅神・みゆき&めぐみ」の公式オリジナルグッズを販売している。また、11月12日には、札幌や首都圏、関西圏のアニメショップでも取り扱いを開始した。同キャラクターは、NHKの番組「新日本紀行」が巻き起こした「幸福駅ブーム」が40周年を迎えるにあたり、北海道出身・在住のイラストレーター、原画家の「みけおう」氏が作成した、幸福駅と愛国駅のPRキャラクター。同地に住む「駅神様」という設定で、公式ホームページの「ブログ」を通じてPRに携わっており、”みゆき”は幸福駅周辺、”めぐみ”は愛国駅周辺を担当している。販売されているのは、”みゆき”、”めぐみ”それぞれのイラストがはいった「ミニお守り」や、幸福キップをモチーフとした「キップ型ハガキ」など。また、「幸福駅お守り」や「うちわ」など、”みゆき”と”めぐみ”が共演しているグッズもある。そのほか、一部店舗にて、同駅以外では初となる、「幸福キップ」の販売も行っているとのこと。なお、取り扱い中のショップは、札幌エリアでは「ゲーマーズ札幌店」、「アニメイト(札幌店、新千歳空港店を含む一部店舗)」、首都圏では「ボークス秋葉原(ホビー天国)」、「AKIHABARAゲーマーズ本店」、「アニメイト(秋葉原店、新宿店を含む一部店舗)」、関西圏では「ホビースクエア京都」、「ボークス大阪ショールーム」となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日ルイス・キャロル原作の『不思議の国のアリス』をもとに現代人の自己発見の物語として編みなおし、今春ブロードウェイで話題を集めたミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』。その日本版が早くも11月、東京・青山劇場で上演される。『ジキルとハイド』『スカーレット・ピンパーネル』でもおなじみの作曲家フランク・ワイルドホーンの最新作で、日本版演出は丁寧な心理描写とリズム感のある構成で人気の鈴木裕美。カラフルなセットと衣裳の“ワンダーランド”で展開する、大人のストーリーが楽しめそうだ。仕事に家族にと悩みを抱える主人公のアリスには安蘭けい、不思議の国の傲慢な帽子屋には濱田めぐみが扮する。安蘭は宝塚歌劇団、濱田は劇団四季とそれぞれトップスターとして一時代を築いたふたり。退団後もそのずば抜けた実力で活躍する者同士なだけに、安蘭が「めぐちゃん(濱田)の歌唱力にずっと憧れていた」と言えば、濱田も「とうこさん(安蘭)のそばにいるだけで安心できる」と初共演ながらすっかり意気投合した様子。濱田が言う「昔も今も、自分の信じる道を選んできたところが似てる」との言葉通り、自然体でありながら強い意思で道を切り拓いてきたその姿が多くの女性ファンから共感を得ている両者だけに、今回はまさに期待の競演といったところ。「こんなに悪い役は初めて」と話す濱田は「帽子屋はアリスの悪いところをキャラクターにした存在なので、酷いことばかりアリスに言うんです。自己中心的!とか傲慢!とかバンバン言うし、“ひれ伏して溺れたいはず”という歌詞もあって、慌ててとうこさんに“嫌いにならないで!”ってメールを送りました」と笑う。悪女の魅力たっぷりに歌い上げるシーンは見ものだが、一方のアリスは、情緒不安定なウサギ(田代万里生)や訳知り顔の芋虫(JOY)、キザな猫エル・ガト(柿澤勇人)らに囲まれた等身大の女性として存在する。「私もこんなに自分に近い部分が多い役は初めてです。アリスが帽子屋に指摘される言葉の数々は、身に覚えがありすぎて……(笑)」と安蘭からは意外な発言も飛び出した。「じゃあ(役作りは)めっちゃ厳しくないですか?」と尋ねる濱田に、「めっちゃ厳しいと思う!」と安蘭が返して思わず笑い合うひと幕も。「でもアリスは、いろんなキャラクターたちと触れ合ううち、そんなネガティブなところも全て自分の成長には必要なんだと気づくんです。子どもはもちろん、大人の方が観たら、もっと深く楽しめるミュージカル」と安蘭。一見ファンタジーに思える世界観にショーアップされた歌とダンス、だがそこにリアルなストーリーが織り込まれるのは、さすがブロードウェイ流。最高のキャストを得た日本版、その初日を楽しみに待ちたい。公演は11月18日(日)から12月4日(火)まで東京・青山劇場にて、12月14日(金)から16日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。チケットは発売中。なお、チケットぴあでは限定公演のみ観劇とディナー付きの「アリスレストラン付チケット」を発売する。
2012年10月18日鹿賀丈史主演ミュージカル『シラノ』の製作発表が9月5日、都内にて行われた。2009年に世界に先駆け日本で初演の幕を開け、好評を博した作品の待望の再演となる。原作はエドモン・ロスタン作の『シラノ・ド・ベルジュラック』。剣豪でもあり文才にも恵まれた男・シラノが、美しい従妹ロクサーヌに恋をしながらも、人並み外れた大鼻を恥じてその思いを打ち明けられず、逆に彼女から恋の取り持ちを頼まれてしまう……という物語で、世界各国で様々な形で舞台化・映画化されている戯曲だ。脚本・作曲は、ミュージカル『ジキル&ハイド』でも知られるレスリー・ブリカッスとフランク・ワイルドホーンのコンビが手がけている。シラノを演じる鹿賀はこの日も本番同様大鼻をつけた扮装で登場。「ここ(鼻)にスポンジ状のものがついていて、さらに帽子をかぶると非常に歌いづらい。今回はそういうところも勉強して、少しでもいい歌が歌えるようにしたい」と語る。また来年、俳優デビュー40周年を迎えることにも触れ「見かけは若そうに見えるかもしれませんが、中身はボロボロなんですよ(笑)」と会場を笑わせ、さらに「記念すべき年の正月に、この『シラノ』を上演することができて嬉しい。僕はこの作品の中で16曲を歌っていますし、シラノは雄弁なのでよくしゃべる。まずは身体を鍛えるところから始めたい」と気合いを入れていた。鹿賀以外のメインキャストは一新、ロクサーヌには濱田めぐみと彩吹真央、シラノの友人にしてロクサーヌと恋をするクリスチャンは田代万里生と平方元基がそれぞれダブルキャストで扮する。濱田は「(鹿賀との共演が初めてで)ここにいること自体が夢のよう。ロクサーヌは私がいつもやっている強いタイプの女性とは異なり、今回は本当にチャレンジだなと思いますが、自分の中にあればいいなと思う可愛い部分を引き出して、大切に大切に育てていきたい」と意気込み、宝塚男役出身の彩吹も「こういうキレイなドレスを着させていただくのも初めてで、私もチャレンジです。タイプではないふたりがロクサーヌをやるのも、作品の楽しみのひとつになれば」と話した。演出は初演に続き山田和也が務める。「色んな『シラノ』がありますが、この『シラノ』は人を好きになる、人に好きになられる時に感じる気持ち…不安や恐れ、喜びが等身大に描かれている。ストーリー自体は波乱万丈でドラマチックですが、登場人物ひとりひとりの心の動きがすごく瑞々しい」と見どころをアピールしていた。公演は2013年1月6日(日)から29日(火)に東京・日生劇場で(1月5日(土)にプレビュー公演あり)、2月8日(金)から10日(日)に大阪・新歌舞伎座にて。チケットは東京公演が9月8日(土)、大阪公演が9月15日(土)に一般発売を開始する。
2012年09月06日幸福駅(北海道)の公式ホームページ「幸福駅発」は22日、観光PRのための新キャラクター「みゆき&めぐみ」を公開した。ブログ「みゆきの幸福日記」もスタートしている。39年前、NHKの番組『新日本紀行』で放送されたのをきっかけに、幸福駅(旧国鉄広尾線)は全国的にその名を知られるようになり、「愛国から幸福行き」のきっぷが爆発的に売れるなど、同じ広尾線の愛国駅とともに一大ブームを巻き起こした。その後、広尾線は廃線となったが、幸福駅と愛国駅は駅名の縁起の良さから観光地として存続し、現在も国内・国外を問わず多くの観光客が訪れる。「みゆき&めぐみ」は、来年でブーム40周年を迎えるにあたり、幸福駅と愛国駅のPRキャラクターとして制作されたもので、北海道出身・在住のイラストレーターであり原画家の「みけおう」さんがデザインした。ともに当地に住む「駅神様」という設定だ。「みゆき」は幸福駅周辺を担当する新米の駅神様で、慎重すぎる性格でおとなしく見られがち。しかし一度決めたらやり抜く芯の強さも持っている。得意の歌と癒しのチカラで、駅を訪れる人々を幸せに導く。一方、「めぐみ」は愛国駅周辺を担当する駅神様。社交的で活発な性格で、人と人を結びつけるのが大好きだが、たまに早とちりしてしまうことも。恋愛占いが得意で、人々に愛を広めていく。2人は「幸福駅発」や「みゆきの幸福日記」などを通じ、幸福駅と愛国駅のPRを行う。7月中旬より、幸福駅のお土産店にて公式グッズも発売予定とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日異色のツーショットである。片や気弱そうで、でもどこか憎めない“いい人”のイメージが強い濱田岳。片や若手・中堅俳優陣の中でも“イヤな奴”を演じさせたら天下一品の新井浩文。タイプは正反対なれどともに個性派俳優として高い支持と評価を集める2人が映画『宇宙兄弟』で初共演を果たした。しかも単なる共演ではなく、小栗旬演じる主人公・ムッタや麻生久美子扮する才女・せりからと共に宇宙飛行士を目指すライバル同士の役柄であるから、これが面白くないわけがない!果たして現場の雰囲気は?…というか2人の仲は!?公開を前に、当代一の個性派2人の貴重なツーショットインタビューをお届け!本作の森義隆監督は、主要キャストの中でも最も若い濱田さんが「精神年齢はおれたちよりも高そう(笑)」と語っていた。この日もインタビュールームに入ってきた濱田さんを見るなり新井さんは「今日も貫禄あるね」とニヤリ。そのひと言に周囲のスタッフからも笑いが起きる。濱田さんと新井さんが演じたのは、ムッタ、せりか、ケンジ(井上芳雄)、福田(塩見三省)と共に宇宙飛行士選抜第3次試験に臨む候補生の古谷と溝口。新井さんが演じた溝口は飛行機パイロットで、冷静沈着な性格の持ち主だが、競争心が強くその言動で不協和音を響かせるところも。ムッタたちとは一線を画したクセの強いキャラクターであり、一見、これまで新井さんが数多く演じてきた“イヤな奴”の系統に属するタイプに見えるが…。「最初にムッタと話をするときから、観客が『こいつは…』と思うアクの強さはあるんだけど、一方で高学歴のパイロットで最終試験の6人に残る優秀な男ですからね。キレるにせよインテリなりのキレ方ってあると思うんですよ。普段から暴力に生きてない人がキレるとどうなるか?『落ち着いてますよ』って敬語のトーン強めて怒りを露わにしたりという部分は意識してましたね」。森監督とは同い年。「それも初めての経験だったので嬉しかった」とふり返る。「監督からは役柄についてそんなに細かい話はなかったんですよね。監督に『ウチ、イジったら伸びるよ』って言ったんだけど、そんなにイジってもらえず寂しかったです(笑)。逆に普段なら、監督をイジったり暴言吐いたりはしないですが、今回は『負けてられない!』という気持ちもあったのでガンガンいきました。監督は元々、ドキュメンタリー出身で『リアルに』ということを最初に言ってたんです。僕が本番で一度、ものすごくリアルな感じでセリフを噛んだことがあって、個人的に大好きな噛み方だったんですが(笑)、『これはリアルを追及する監督ならOKだろ』と思ったら『はい、噛んだからもう1回』ってあっさり言われたんです。マイク付けたまま『リアル志向じゃねーのかよ、おい』ってつぶやいたら『うるせーよ』って返ってきて、そういうやり取りが嬉しかったし刺激になりましたね」。一方の濱田さんは、“いい人”のイメージを180度転換。演じた古谷は霊長類の研究を専門とする青年だが、思ったことを全て吐き出してしまう強気な関西人。これまでとタイプの異なる役柄で小栗さんや新井さんにガンガンと言いたいことを言うのはさぞや楽しかったのでは?「いや、楽しむ余裕はなかったですよ。関西弁の演技はとにかく難しくて。あの閉じられた空間の6人の中で変な関西弁使ったら映画をシラケさせちゃいますからね。まずそういうプレッシャーがありました。いまふり返ると新鮮な経験だったなと思いますけどね。役についてはグイグイとモノを言うしキツイ方言でもあるので、チンピラみたいにならないように気を付けました。新井くんも言ったようにあの場にいるだけのクレバーさは持っている男なので。黙々と作業している姿を見てもらえれば、そこにいる理由を感じてもらえるかなと思います」。改めて、初めて同じ作品に参加してみての互いの印象や感想を聞いてみると「あの、やっぱり…新井さんのパブリックイメージってあるじゃないですか…(笑)」とおずおずと切り出したのは濱田さん。「怖かった?」という新井さんの問いかけに「怖いよ(笑)」と素直に頷く。「最初は本当に緊張しましたよ。『どうしよう?』って思ってた(笑)。でも、あの6人でセットの外に出たときに一番長く話してくれたのが新井くんなんですよ。人ってギャップに弱いでしょ?そこにやられたというか…(笑)。みんな先輩という状況の中で、おかげで楽しく過ごさせてもらいました」。6人の候補者が月面の基地を模した密室で10日間にわたって生活する選考試験の中で、古谷と溝口がそれぞれのキャラを全開にしてやり合うシーンもあるが、濱田さんは楽しそうにふり返る。「あのケンカのシーンでも僕は振り切って攻めていかなくちゃいけない。また新井くんがそれをどうクールにいなすかがポイントで。いつ肩透かしくらわされるのかってドキドキしつつも安心して挑めたし、ブチ切れられたと思います」。一方の新井さんにとって、濱田さんは以前から共演してみたい俳優だったという。「ウチは(濱田さん主演の)『アヒルと鴨のコインロッカー』が大好きで、そのときからずっと一緒にやってみたかった。実際に共演してみたら岳くんは、監督から入る修正に対する反応がすごく速かったです。キュッと切り替わるのはすごいなと思ってました」。さらに新井さんはいたずらっぽい笑みを浮かべながら、自身と濱田さんのこんな共通点を教えてくれた。「いつも周りをよく観察してるんですよ。誰かがミスったりしたときに、よく岳くんと目が合って、無言で『いまの見てた?』って(笑)。目をつけるとこが一緒なんですよ」。濱田さんも思い当たる節がいくつもあるようで「目が合うと吹き出しそうになるんですよ。おかげであの過酷な状況を楽しめたと思います」と語る。ムッタはもちろん、溝口も古谷も人生の半ばにして自らの夢のために新たな挑戦を決意し、実行に移した男たちである。現実には20代、30代と年齢を重ねる中で夢を諦める者が世の大半を占めるが、彼らはそんな世間の常識に左右されることなく夢を追いかける。新井さんや濱田さんも、歩んできた道は違えど夢を追い、走り続けている。己の道を選ぶことに迷いや不安はなかったのだろうか?新井さんはそんな問いに静かにかぶりを振る。「ウチはそういう考え方が理解できないですね。『仕事に繋がらない』『飯が食えない』と言って諦める人はいますが、ウチは『それなら死んでもいい』という思いでやって来た。どうせみんな死ぬんだから、自分の人生好きなことをやりたい、好きなことしかやりたくないって人間なので。そういう思いでやって来ていまがあるし、楽しくてしょうがないです」。濱田さんは子役としてキャリアを積んだのち、10代後半より再び俳優としての道を歩み始めいまに至る。「特殊な世界だから単純に比べられないけど」と前置きした上でこう語る。「僕は9歳で子役を始めたんですが、職人が集まってひとつの方向に行くという撮影の現場が本当に楽しかったんです。子供ながらにそこに混ぜてもらえるのも嬉しかったし。再びやり始めたとき、その楽しさが色褪せてなくて、9歳のときと同じ気持ちでできた。だからその気持ちが続く限りやりたいって思うし、もし僕がつまんない大人になっちゃって、その気持ちが薄れてきたらそれは引き際だと思ってます。努力が必ずしも報われるわけでもないし、ノルマも正解もない理不尽な世界だけど、それが楽しいし好きだからやれてるのかなと思ってます」。向き合い方やアプローチの仕方に違いはあれど、2人に共通するのは夢への温度とこの世界に生きる覚悟。今回、ようやく交錯した2人の個性派の歩む道が、願わくはまた時を置いて再び交わらんことを!(stylist:norihitokatsumi/photo&text:Naoki Kurozu)■関連作品:宇宙兄弟 2012年5月5日より全国東宝系にて公開© 2012「宇宙兄弟」製作委員会■関連記事:【シネマモード】日本の「家族」を感じる映画vol.2『宇宙兄弟』×兄弟の関係『宇宙兄弟』&『ガール』の監督が登壇! NCWクリエイティブセミナーに6名様ご招待岡田将生×小栗旬主演『宇宙兄弟』試写会に30組60名様をご招待小栗旬、結婚後初の公の場に!堤真一は「見習いたい」と結婚願望を告白!?『宇宙兄弟』主題歌をコールドプレイが担当!小栗旬「マジっすか!?」
2012年05月02日映画『ポテチ』の全国公開を前に4月25日(水)、都内で特別試写会が行われ、主演の濱田岳を始め共演の木村文乃、物語の舞台・仙台出身でミス・ユニバース・ジャパンに選ばれた原綾子が舞台挨拶を行なった。仙台在住の人気作家・伊坂幸太郎の人気短編を、過去に『ゴールデンスランバー』など伊坂作品の実写化を手がけてきた中村義洋監督が、斉藤和義を音楽に迎えて映画化。奇妙に交錯する人生を歩む、生年月日が同じ2人の男の運命を独特の切り口で描き出す。全国に先駆けて仙台では既に封切られ、大ヒットを記録している本作だが、この日の会場にも仙台から足を運んだという観客の姿も。濱田さんは夏の暑い盛りに行われた仙台でのロケに思いを馳せ「仙台のサポートメンバーのみなさんがいなかったら出来なかった作品です。現場って本当に酷くて、朝から晩までやることがある。昨日までお母さんをやってたような方に任せられるような仕事ではないんですが、それでもみなさん本当に一生懸命やってくださった。それを見て僕らも気が引き締まりました」と深々と頭を下げた。母親役を演じた石田えりについて濱田さんは「原作を読んでイメージしていたお母さん像があったんですが、お会いしたら『この人だ!』って思えました。すごい素敵なお母ちゃんで、どこかでえりさんに『お母ちゃん!』と甘えています」とふり返った。濱田さんが伊坂×中村作品の常連であるのに対し、木村さんは初めて。そんな中、濱田さんの存在に大いに助けられたようで「中村組がもう出来上がってるので『大丈夫かな?』という思いがあったんですが、(濱田さんは)本当にこのままの感じで(笑)、何も気にせずに入れました」と明かした。原さんは映画について「生まれ育った仙台の見たことある風景が出てきて、他人事とは思えず、映画の中に入り込んでるかのような気持ちで観ました。人を『何とかして助けたい』という気持ちが伝わってきました」と絶賛。濱田さんは原さんのあまりの美しさにポカンとした表情で「キレイすぎて頭が真っ白になりました」と照れくさそうな笑みを浮かべていた。中村監督はこの日、新作の撮影のため欠席となったが手紙で挨拶。「俺も原さんに会いたかった」、「岳ちゃん、原さんにくれぐれもよろしく」と未練たっぷりの様子が伝えられた。濱田さんは中村監督から具体的なメッセージがなかったことに「何だよそれ。一応、主演だよ?」とムクれて会場は笑いに包まれた。濱田さんは改めて「この映画のスタートのきっかけにはあの日のことがあります」と震災について触れつつ「でも、自分たちはどうすべきかとみなさんも考えたと思いますが、中村組は『僕らは面白い映画を作ることしかできない』と考えました。タイトな撮影でしたが、仙台で毎日楽しく作った映画。作り手がこんなに楽しんだんだからきっと楽しい映画になっています」と力強く呼びかけた。『ポテチ』は仙台にて先行上映中。5月12日(土)より全国にて公開。■関連作品:ポテチ 2012年4月7日より仙台にて先行公開、5月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2007伊坂幸太郎/新潮社 © 2012『ポテチ』製作委員会■関連記事:中村義洋監督×濱田岳の最強タッグ再び!『ポテチ』試写会に10組20名様をご招待満席御礼!濱田岳&中村義洋監督が『ポテチ』を引っさげ、仙台に凱旋伊坂幸太郎の『ポテチ』をオール仙台ロケで映画化!濱田岳、斉藤和義らが再集結
2012年04月26日石丸幹二が主演するミュージカル『ジキル&ハイド』が3月6日に東京・日生劇場にて開幕した。初日に先駆け同日、最終舞台稽古がマスコミに公開。また石丸ら出演者が取材にも応じ、意気込みを話した。ミュージカル『ジキル&ハイド』チケット情報はこちら物語は二重人格を扱った有名小説『ジキル博士とハイド氏』が原作。医師・ジキル博士が“人間の善と悪を分離する薬”を開発、人体実験の許可を得られず自らその薬をためしたところ、エドワード・ハイドという別人格が生み出されてしまい……という物語。日本では鹿賀丈史主演で過去4度にわたり上演されてきたが、今回はキャストを一新、ニュープロダクションとしての上演だ。ジキルとハイドを演じ分けるのは石丸幹二。端正な役どころが似合う俳優だが、苛烈な“悪”の人格・ハイドも魅力的。2役を声色や表情で演じ分ける様は舞台ならではの面白さだ。ジキルの優しさ、ハイドの凶暴さに惹かれる娼婦ルーシーを演じるのは濱田めぐみ。初の娼婦役とのことだが、妖艶さに加え純粋さも残し、物語の切ない部分を体現しているようなルーシーだった。ジキルの婚約者エマに扮する笹本玲奈も気品と知性があり良い。とにかくこのメインキャスト3人が抜群の歌唱力で、ミュージカルとして極上の作品になっている。また演出面も大幅に変更され、物語をさらにドラマチックに盛り上げるセットや照明などが印象的だ。公開稽古前のインタビューでは「(鹿賀たちの)前回のカンパニーは素晴らしい極みまで行っていたので、僕たちは違う形で、と思ったらそんなに気負いもなくなりました。稽古は1回1回、自分たちが完全に納得しながら進みました。いい感じで初日の幕が開きそう」と石丸。笹本も「キャストも入れ替わって、一から作り上げたからカンパニーの結束力がすごく強い。それが反映されているんじゃないかな」と自信を見せる。またどちらが演じやすいかと問われた石丸が「ジキルの方がやりやすい…」と話せば、濱田が「ハイドの方が楽しそう!」とツッコミを入れるなど仲の良さも披露。その濱田は「今までにない役柄なので、どういう風に見えるか自分でもわからない。いまだに余裕がないです」と話すと、今度は石丸から「いやいや、色気ムンムンですよ!」とお返しされていた。公演は3月28日(水)まで同所にて。また4月6日(金)から8日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホール、4月14日(土)・15日(日)に愛知県芸術劇場 大ホールでも上演される。チケットは発売中。
2012年03月07日石丸幹二が主演するブロードウェイミュージカル『ジキル&ハイド』。3月の開幕まで1か月を切ったこの公演の稽古場を、2月某日、取材した。ミュージカル『ジキル&ハイド』チケット情報はこちら作品はR・L・スティーブンソンによる有名小説『ジキル博士とハイド氏』を原作にしたミュージカル。精神のコントロールを失った父を救うため、“人間の善と悪を分離する薬”の開発をする医師ヘンリー・ジキル。この薬の人体実験をすることを理事会で却下された彼は、自分自身で試すことにする。実験は成功するも、彼は次第に分裂する人格・ハイド氏を制御できなくなり……。スリリングな展開に、原作にはない男女の愛情を深く絡ませる内容だ。これに、フランク・ワイルドホーンによるドラマチックな楽曲が溶け合っていく。日本ではこれまで鹿賀丈史主演で上演されてきたが、今回はジキル&ハイドに石丸幹二、ハイドに惹かれる娼婦ルーシーに濱田めぐみ、ジキルの婚約者エマに笹本玲奈とキャストを一新して贈る。1幕冒頭からスタートしたこの日の稽古。まずは精神の安定を失った父親を前にしたジキルの、短いながらもインパクトのあるシーンだ。石丸はその父の姿を目前にする悔しさ、そしてどこか切なさをも滲ませる。続けて、早くも日本版初登場のナンバーだ。なぜ人は善悪にゆれ悪に引き寄せられるのかを知りたいと歌うジキル。石丸の圧巻の歌唱は激しく、知りたいという欲望の強さに、すでにジキルの中のハイドが見えるようで面白い。そのシーンまでを通すと一度ストップ。演出家の山田和也をはじめ、振付、歌唱指導、指揮者といったスタッフ陣が代わる代わる細かくチェックを入れていく。中でも指揮、歌唱指導の音楽チームはリズムの確認や、どの音からクレッシェンドしていくのかなど、微に入り細に入りのこだわり。取材陣が思わず聞き惚れるほどのナンバーだったが、カンパニーはさらに高みを目指していくようだ。その後、アンサンブルたちが歌うビッグナンバー『嘘の仮面』のシーン、理事会のシーンと、物語に沿って稽古は続いていく。これらのシーンでも、ナンバーの強弱やブレスによって激しさから一転して冷めた感情を表現するなど、音楽の上での感情の肉付けを細かく繰り返していくカンパニー。見ごたえ、聴きごたえのある新しい『ジキル&ハイド』が誕生しそうで楽しみだ。公演は3月6日(火)から28日(水)に東京・日生劇場、4月6日(金)から8日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホール、4月14日(土)・15日(日)に愛知県芸術劇場 大ホールにて上演される。チケットは発売中。
2012年02月20日ヘルシアシリーズ、初のブレンド茶花王が4月12日から新商品として、健康ブレンド茶「ヘルシア五穀めぐみ茶」を発売することが分かった。脂肪を消費しやすくする飲料として好評の「ヘルシア」シリーズで、初のブレンド茶となる。「ヘルシア」シリーズは、2003年の「ヘルシア緑茶」登場以来、体脂肪が気になる人の健康機能性飲料として、幅広く支持されている。現在もなお人気商品だ。シリーズ商品として、多彩な展開を遂げてきたが、今回はここにブレンド茶を投入する。香ばしくて飲みやすい!食事のおともに「ヘルシア五穀めぐみ茶」は、ハト麦、とうもろこし、発芽玄米、大豆、大麦の五穀の素材感を出したブレンド茶だそうで、すっきりとした味わいと香ばしさが魅力となっている。苦みや渋みはおさえられているから、幅広い層にとって飲みやすい、美味しい味わいに仕上がっているといえるだろう。クセがなく香ばしい味わいは、さまざまな食事とも合わせやすい。生活習慣病予防のため、またダイエットのため、脂肪が気になるなら、日々の食事に採りいれてみるといいかもしれない。元の記事を読む
2012年02月06日濱田めぐみと田代万里生が主演するミュージカル『ボニー&クライド』が1月8日、東京・青山劇場で開幕した。劇団四季で活躍していた濱田はこれが退団後、初の舞台出演。初日前日に行われたインタビューで「舞台上が自分の生きる場所だとすごく思った。新しい出発、新しい風が吹いています。このスタッフとキャストと一緒に新しいスタートが切れたら、という期待感でいっぱい」と約1年ぶりの舞台復帰への思いを語った濱田が、今までにない等身大の女の子の役に挑戦している。『ボニー&クライド』チケット情報はこちら作品は、映画『俺たちに明日はない』のモデルとなったことでも知られる実在のギャング・カップル、ボニーとクライドを主人公にした物語。世界恐慌などもあり閉塞した状況下の1930年代アメリカの空気を舞台上に再現、そこに“暴走する若者たち”の姿を痛快さと悲劇的な両面から描いていく。今まで自己主張のはっきりした、自立した女性の役が多かった濱田が、恋のために道を踏み外していきながらも、ふと「ママに会いたい」と呟くような普通の女の子を熱演。一方クライドも、育ちの良い役が多かった田代が生き生きと演じ、ふたりとも新境地を見せている。強盗と殺人を繰り返しアンチ・ヒーローとされるボニーとクライドだが、思いがけず悪い方向へと転がっていってしまう運命の中、「死んだように生きたくはない」と目に見えない何かと戦っているかのようなふたりの懸命な生き方が切なく映る。昨年12月にブロードウェイでも開幕したばかりのこのミュージカル、音楽はフランク・ワイルドホーンが手がける。インパクトの強い壮大な楽曲で日本でも人気が高い作曲家だが、本作はジャジーなナンバーが多用され、今までのワイルドホーン作品とは一線を画しクールな風合いに。「日本にはなかなかない香りがする音楽がたくさんあって、アメリカらしいノリのいい曲もいっぱい。でもすごく役柄によって求められる歌の力が必要になってきます」と田代。濱田も「聴くと気持ちがいいのですが、実際歌うとなると、基本どおりに歌ってもその曲の良さが出ない。手ごわいです」と苦労を語る。だがともに抜群の歌唱力を持つふたり、迫力満点、聴き応え充分。特に濱田が後半歌う『死ぬのもそれほど悪くない』は情感たっぷりのバラードナンバーで濱田めぐみここに健在、といわんばかりの熱唱、劇場空間を圧倒していた。悲劇的なシーンでもカッコよくスウィング・ジャズ調の楽曲がかかるなど、作劇的にも面白い。また幼なじみで彼女を愛するテッド役の藤岡正明(中河内雅貴とのWキャスト)や牧師役のつのだ☆ひろ等、ふたりを取り囲むキャストも個性的で力強い歌声を響かせ、非常に充実した舞台になっている。「ストーリーはボニーとクライドの恋愛ものですが、拳銃や保安官が出てきたりとあの時代のアメリカの空気感がすごく出ている。男の子たちが昔憧れてた世界じゃないかな。たぶんイメージなさってるものよりもっとハードですよ」と濱田。公演は1月22日(日)まで。1月28日(土)・29日(日)には大阪・新歌舞伎座でも上演される。チケットはともに発売中。
2012年01月10日ブロードウェイミュージカル『ジキル&ハイド』の製作発表が11月15日に都内にて行われ、出演する石丸幹二、濱田めぐみ、笹本玲奈、演出の山田和也が登壇した。『ジキル&ハイド』チケット情報はこちら医師として理想を追い求めるも分裂する人格を制御しきれず、愛と欲望の狭間で深く苛まれるヘンリー・ジキルの姿を描いた本作はブロードウェイで大ヒット、日本では2001年に初演され、その後2003年、2005年、2007年と再演を繰り返した人気ミュージカル。今回は日本初演から主演を務めていた鹿賀丈史に代わり、新たに石丸幹二をジキルに据え、他のキャストも一新、ニュー・プロダクションとして上演される。演出の山田和也は「前回までの演出は封印し、新バージョンをゼロから作ろうと思います。もう一度台本とスコアに戻って、舞台美術やステージングやその他をクリエイティブチームの力を結集して作ります」と宣言する。石丸はこの日の会見では、1992年アルベールビル冬季オリンピックの公式テーマ曲にもなった有名な劇中歌『時が来た』を披露。堂々たるパフォーマンスを見せ公演への期待感を存分に煽ったが、「鹿賀さんが演じられたものはもちろん、NYの初演も拝見し、すばらしい歌の力と演技力、それが伴った俳優がやる作品なんだと感じました。そしていつかこの作品に自分が挑戦できる時が来たらいいなと思っていました。出演が決まった時、まさに『時が来た』と思いました」と心境を語った。ジキルを愛する娼婦ルーシーには劇団四季で様々なヒロインを演じてきた濱田めぐみ、ジキルの婚約者エマには笹本玲奈がそれぞれ扮する。濱田は「舞台を観た時に、幻想的で誘惑的、身体ごと持っていかれるような何とも言えない不思議な気持ちになりました。ルーシーという女性像も自分の中ではすごく響くものがあり、やってみたいと思っていた」と作品の魅力を語り、笹本も「舞台を観て何度もCDも聴いて、大好きなミュージカルの上位に入っている作品。エマの愛の深さを繊細に演じていけたら」と意気込みを話した。それぞれ歌唱力に定評のある3人。山田も「音楽的に何の不満も不安もない。見事な『ジキル&ハイド』になると思います」と太鼓判を押していた。公演は3月6日(火)から28日(水)に東京・日生劇場、4月6日(金)から8日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホール、4月14日(土)・15日(日)に愛知県芸術劇場 大ホールにて。東京公演のチケットは11月19日(土)に一般発売開始。大阪公演は12月10日(土)、愛知公演は12月17日(土)に発売開始になる。現在東京公演は、プリセール(WEB先着先行)実施中、大阪公演は、2次プレリザーブ(WEB抽選先行)受付中、愛知公演は、11月18日(金)11:00よりプレリザーブ受付開始。
2011年11月16日映画『俺たちに明日はない』のモデルになった伝説のギャング・カップルを描いたミュージカル『ボニー&クライド』が来年1月、東京・大阪で上演される。主役の2人を演じる濱田めぐみと田代万里生が10月某日、ぴあを訪れ、インタビューに答えた。ミュージカル「ボニー&クライド」のチケット情報インタビューでは、「ボニーは普通の人で、なぜあんなセンセーショナルな事件を起こすのかが理解されづらい。だからこそカリスマ的存在として人々の憧れを集めたんだと思う。演じる上で感情的なものがセッティング出来なくて、今からドキドキしてます」(濱田)「見た目で男っぽさやアウトローさを出すというよりは、彼の内面に寄り添った表現にしたいです」(田代)とそれぞれ、役柄に対して意気込みを語った。なお、本インタビューの全文はチケットぴあサイトにて掲載中。公演は、2012年1月8日(日)から22日(日)まで東京・青山劇場、1月28日(土)・29日(日)に大阪・新歌舞伎座にて上演。チケットは発売中。
2011年10月20日男性が選んだ結婚したい女性のタレントランキングNo.110月8日、安めぐみさん(29)が、かねてから交際していた東貴博さん(41)と婚約したとサンケイスポーツが報じている。グラビアアイドルの安めぐみさんは、「男性が選んだ結婚したいと思う、いいお嫁さんになりそうな女性のタレントランキング」で、2006年に1位に選ばれた「いやし系」タレント。お笑いコンビTake2の東貴博さんは、コメディアンの東八郎の次男で、「東MAX(アズマックス)」、「下町のプリンス」と呼ばれている。30歳を目前に、めでたく婚約関係者によると、12年前、テレビ番組のオーディションで、東が安をアシスタントに推したのが出会い。2007年、運命の糸に導かれたようにラジオ番組で再会し、交際がスタート。今年3月に週刊誌で「半同棲中」が報じられていたが、30歳を目前に、めでたく婚約に至った。安めぐみさんは、9月29日、<20代最後の写真集>「月刊 NEO 安めぐみ」 (イーネット・フロンティア )を出版しているが、<安めぐみさん最後の写真集>となるのかもしれない。元の記事を読む
2011年10月08日凸凹カップル?!映画やドラマなど、脇役の若手個性派俳優として、その存在が注目されている濱田岳が。9日、7月下旬に結婚していたことが分かった。お相手はなんとパリコレにも出演し、国内外で活躍するスーパーモデル。意外なカップルの誕生が話題だ。濱田のパートナーとなるのは、小泉深雪。179cmの長身、抜群のプロポーションを生かし、トップモデルとして活躍している。現在、「花王ソフィーナ・ボーテ」のCMにも出演しており、あの美女!と思い当たる人も多いだろう。エキゾチックな顔立ちも美しく、見た者に与える印象力も強い美人だ。ますますの活躍が両者に期待される濱田は23歳、小泉は32歳と歳の差も9歳。身長では、小柄な濱田が160cmなので、その差19センチで、なにかと幅のあるところからも意外なカップルと見る向きが多いようだ。出会いは約1年前。すぐに交際に発展したが、その後はゆっくり体をはぐくんできたようだ。親しい友人や関係者にはすでに報告済みということである。これからますます注目度が高まりそうな予感の若手俳優と、グローバルに活躍するスーパーモデルのカップル。両者ともに最愛のパートナー、最大の理解者を得て、よりそれぞれの場で活躍し、輝いてくれるだろう。元の記事を読む
2011年09月11日ミュージカル『ボニー&クライド』の製作発表が8月22日、都内にて行われた。劇団四季で数々のヒロインを演じた濱田めぐみが、退団後初出演することで注目の作品だ。ミュージカル「ボニー&クライド」 のチケット情報映画『俺たちに明日はない』で知られる実在したギャング・カップル、ボニーとクライドの人生をモデルに、日本でも『ジキル&ハイド』などで知られる作曲家フランク・ワイルドホーンの手によってミュージカル化された本作。2009年にカリフォルニアでトライアウトとして初演、今年12月にブロードウェイで開幕が決定している作品が、早くも1月に日本版として幕を開ける。ボニーを演じるのは、劇団四季の看板女優として数多くのミュージカル作品に出演してきた濱田めぐみ。『美女と野獣』『ライオンキング』『アイーダ』とディズニーミュージカル3作品すべてのヒロインを演じたことのある唯一の女優でもある。退団後第1作目に対する意気込みを、「自分にとってもこれはチャレンジ。今年、地球上で災害など色々なことが起こっていますが、今は全世界が一丸となって前に進むべきタイミングだと思っています。私も新しい創造に向かっての第一歩を踏み出そうと思いました」と語った。クライド役には、ミュージカル界の新星・田代万里生が扮する。今まで育ちの良い役が多かった田代は「伝説のギャングということで、自分の中に今までなかった面を一から創り上げていきたい」と意気込みを。また「念願のワイルドホーンさんの作品に出演できて嬉しい。ワイルドホーンさんの作品はたくさんありますが、きっとこの『ボニー&クライド』がベスト・ミュージカルになる」と早くも自信を見せていた。ともにミュージカル界でも抜群の歌唱力を持つふたり。この日の会見では『死ぬのもそれほど悪くない』『世界は二人を忘れない』の2曲の劇中歌をひと足早く披露したが、作曲家のフランク・ワイルドホーンも「登場人物の魂をすでに把握していらっしゃると実感しています」と絶賛、注目の公演は2012年1月8日(日)から22日(日)に東京・青山劇場にて。チケットは9月17日(土)に一般発売開始。その後大阪・新歌舞伎座での公演も決定している。
2011年08月24日映画『シュレックフォーエバー』が12月18日(土)、初日を迎え日本語吹き替え版の声優を務めたダウンタウンの濱田雅功、藤原紀香、竹中直人らが東京・新宿ピカデリーで舞台挨拶を行った。緑の怪物シュレックと仲間たちの冒険を描く、ドリームワークスの人気CGアニメシリーズ第4弾にして最終章。主人公・シュレックの声を務めてきた濱田さんは「いつも言うてるんですけど、僕以外の人がすごく上手いです。それでも精いっぱい頑張りました」と挨拶。声優業は今回が最後?と司会者から聞かれると「そうでしょうね。難しいんですよ。英語に合わせて日本語を言うのは。監督に何回も『お前がやれ!』って言いたくなりました」とボヤキ節。対照的に「スラスラ進みました」と話す竹中さんに濱田さんは「ダメ出しくらいあったでしょう?」とすかさずツッコミ。竹中さんは「あなたとは違うの!」と言い返し、お互い指を指し合ってにらみ合い。山寺宏一が「こんな掛け合いも見られなくなりますねぇ」と冷静になだめに入った。一方、シュレックの最愛の人、フィオナ姫役の藤原さんは、シリーズをふり返って「各国の映画祭に参加できたのがとても楽しかった。ハリウッドではキャメロン(・ディアス)さんとご一緒したり…」とニッコリ。濱田さんはここでも「なんで自分だけそういう思いしてるの?」と絡んでいた。『シュレック フォーエバー』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:シュレック フォーエバー 2010年12月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:『シュレック』長ぐつをはいたネコとドンキーのキュート&爆笑特別映像が到着!藤原紀香“シュレック卒業式”に出席「10年間幸せでした」と晴れ晴れダウンタウン浜ちゃん10年分の『シュレック』をセットで相方に贈る?『シュレック』に子育て世代の夫婦が熱烈な共感!意外な(?)アンケート結果が…ハリセンボンの春菜、シュレックに変身の上、ムチャぶりギネス挑戦で疲弊…
2010年12月18日この若さで“個性派俳優”と称される役者も珍しい。濱田岳、21歳。先頃DVDがリリースされた『鴨川ホルモー』では、主人公の親友でエキセントリックな帰国子女の京大生・高村を好演。劇中、現代劇にもかかわらずチョンマゲ姿を披露し、なんと織田信長(のモノマネ)まで演じている。「『人間五十年』の舞いまで満喫しちゃいました」と屈託なく笑う一方で、「人前で演技するのがいまだに恥ずかしい」とも。個性派俳優であればあるほど、その素顔が気になるところ。この『鴨川ホルモー』を始め、映画、ドラマへの出演が続く濱田さんに話を聞いた。「一般に“役作り”と言われるものがよく分かんないんです」。そう語りつつ、役柄へのアプローチについて濱田さんはこう語る。「演じる役柄がどんな人間であれ、多かれ少なかれ僕の中にあるものなんですよ。高村のようなぶっ飛んだ部分も、根暗な部分も。自分の心の中のそういう部分を見つけて拡大していく、それが僕の第一の仕事ですかね。だから、語弊があるかもしれないけど、殺人者の役をやるとしたら、自分の中にほんの少しだとしてもあるであろう、そういう要素を探すことから始めると思います。きっとそれは誰にでもあるものだと思うし。今回の高村役ですか?そうだなぁ…僕もマイペースなヤツですね(笑)。それを過剰に表現するとああいう、空気を読めなくて押し付けがましい男が完成するんです!」それにしても、本作で見せるチョンマゲ、絶叫、ハイテンションは凄まじい…。だが、本人は至って真面目に「今回はチョンマゲがライバルでした」と言う。「チョンマゲなんて誰がつけたって面白いに決まってるんですよ。そこを、これは濱田岳じゃなきゃって言わせたいので何かしなくちゃいけなかった。ヅラにおごらず!いいライバル関係でした(笑)」。翻って、素の濱田岳はどんな人間?「あぁ、気の小さい男ですよ。とにかく何やるのも恥ずかしい(苦笑)。じゃあ、俳優やめちまえって話ですが、現場が楽しいんです。その楽しさゆえに続けているような感じですね。10歳でこの世界に入って、大人の世界に放り込まれて、相手にされて…この楽しさに味をしめたんですね。1か月くらいの撮影の中でいろんな人と一緒になって、役職は違えどプロの集団で、同じものを作ってるけどライバル関係とはまた違って。現場の空気がとにかく好きなんです」。では、「演じる」「違う人間になりきる」という部分に対しての楽しさは?と尋ねると、照れくさそうにかぶりを振る。「いや、そこを意識すると、恥ずかしくて出来ない!自分でモニターチェックもしないんですよ。それを意識しないでやって来たのがいまにつながってるのかな…」。本作を始め、少しエキセントリックな役、正統派の主人公とはひと味違う役柄を演じることが多いが、それについて本人はどう感じているのだろうか?「特に最近感じるのが、脇役の醍醐味。それに気づいたからこそ怖さも感じます。いまはこのポジションが面白くて仕方がないですね。今回も、ただの学生群像劇というだけではないコメディが求められていた。そこで僕が自爆覚悟で突っ込めば、みんなのテンションも思い切り上がるんですよ。だってみんな負けたくないでしょ?こんなチョンマゲなんかに(笑)」。さらに、今後、やってみたい役を聞いてみると、こんな過激な言葉も。「みんながやりたがらない役がいいですね。変態とか殺人者とか。僕がやると、みんなが観て『何だこいつは?逮捕しろ!』って言うような。『こいつにだけは殺されたくない』っていう殺人犯を演じたいです」。目標としている俳優を尋ねると、こんな答えが返ってきた。「小心者だから、目標は作らないようにしています。素敵な俳優さんはごまんといますが、気が弱いので、目標にすると二番煎じにしかならなくなる。それじゃ寂しいし、“自分”でいたいなと思います」。恥ずかしがり屋で小心者と称しつつ、飄々とそう語る姿からは常人離れした精神力の強さが垣間見えるが…。「のんきだから、何とかなるって思ってるんですよ。焦りもないですね…いまだにこの仕事で食べていけると思ってなくて、大検を取ろうとしたりしてますし。まあ自分ののんきさも結構好きですよ」。最後の写真撮影の際に、原作小説は読んだか?と尋ねると「薦められると読みたくなくなるんですよ」とポツリ。「でも、『ホルモー六景』(※『鴨川ホルモー』のスピンオフ的な続編小説)は読みました。面白かったですよ。(主人公の)安倍は山田くんを想像しながら読みましたね」とのこと。では、小説内の高村に関しては自分の姿を想像する?「しないです!無理!そんなの恥ずかしいよ!」『今度は愛妻家』、『ゴールデンスランバー』と出演作が続くが、ますますの名演、怪演を期待したい!『鴨川ホルモー』[DVD]発売元:ポニーキャニオン価格:4,935円(税抜)発売中■関連作品:鴨川ホルモー 2009年4月18日より全国にて公開© 2009 「鴨川ホルモー」フィルムパートナーズ■関連記事:大作を脅かす本命ヒットとなるか?『スラムドッグ$ミリオネア』満席続出スタート!いじめか!斉藤祥太の印象聞かれ山田孝之「実は双子」、栗山千明「見分けつかない」山田孝之「異なる役を楽しんでます。『ムチャクチャな顔にしてやる!』って(笑)」オニを操る小悪魔(?)芦名星「真っ直ぐゆえに嫌われる女の子ってある意味素敵」『鴨川ホルモー』ダンスコンテスト開催!パパイヤ&本木監督、セクシー衣裳にニヤリ
2009年12月04日