なにわ男子の道枝駿佑×福本莉子がダブル主演を務めた映画『今夜、世界からこの恋が消えても』(通称『セカコイ』)が現在公開中だ。この度、映画の公開を記念したドキュメンタリー番組「透と真織が教えてくれたこと」が、YouTube 東宝movieチャンネルにて配信された。本作は、一条岬の同名恋愛小説を映画化したラブストーリー。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の三木孝浩が監督を務め、眠りにつくと記憶を失ってしまう“前向性健忘”を患ったヒロイン・日野真織(福本)と、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公・神谷透(道枝)の儚くも切ない愛の物語を描く。公開初日には満足度98.4%(東宝調べ ※8月1日時点)をたたき出すなど、この夏大きな注目を集めている感動作だ。配信された動画は、「透と真織が教えてくれたこと」と題し、道枝と福本が、“神谷透”そして“日野真織”として生きた43日間を追ったドキュメンタリー。すでに各地域で放送され話題を呼んでいる番組だが、ついにYouTubeでの配信がスタートした。番組は、映画『セカコイ』に真摯に向き合ったふたりの視点を軸に描かれる。記憶障がいを抱える真織の苦しみを自分のものにしようと、大きな壁に立ち向かう福本。そして「アイドルではなく、役者としての自分を見てほしい」そうはっきり話し、透がどうすれば真織を支えていけるのか、“自分らしく”向き合い作り上げていった道枝。番組には、それぞれの役柄へ抱いた思いをはじめ、アドリブだったというデートシーンや、透と真織のひと夏を象徴する感動的な場面の裏側まで、スクリーンには映らない貴重なふたりの姿がたっぷりと収められている。道枝にとっては本作が10代を締めくくる記念すべき作品となったが、映画にも次世代を担うふたりの役者の、まさに“今しか見られない”みずみずしい姿が映し出されている。三木監督は、成長していくフレッシュなふたりをどんな思いで映画に刻み込んでいったのか?数々の青春恋愛映画を手がけてきた三木監督ならではの思いも語られている。さらには、完成した映画を初めて観た道枝と福本のリアクション、道枝の二十歳の誕生日をサプライズで祝った完成披露試写会の様子まで見どころたっぷりだ。映画に、役に、そして自分自身とも真摯に向き合った道枝と福本の43日間。果たして、タイトルにもある「透と真織が教えてくれたこと」とはいったい何だったのか?何度でも繰り返し見たくなる、“記憶に残しておきたい”ドキュメンタリー番組に注目だ。『今夜、世界からこの恋が消えても』公開中(C)2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会
2022年08月07日元女子の井上健斗さんが、元女子の杉山文野さんをゲストに迎えたコラボYouTubeから、文野さんファミリーの妊活・子育てについて紹介します。元女子の文野さんは女性のパートナーと、精子提供をしてもらったゲイの男性と3人で2人の子どもを育てている5人家族(動画の中では子どもは1人ですが、現在は2人目が産まれました)です。トランスジェンダーの健斗さんが思う新しい家族の形とは……!? 動画では、FtM(Female to Male/性自認が男性のトランスジェンダー)の健斗さん(画像右)が、同じくFtMである杉山文野さん(画像左)ファミリーの妊活・子育てについて質問。その様子を対談形式で紹介しています。 ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=“新しい家族のカタチ”について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。 戸籍を変えない理由文野:僕は性的指向や性自認にかかわらず、自分らしく生きることができる社会を目指す団体「東京レインボープライド」を運営しています。個人としては、企業や学校、自治体でダイバーシティに関する研修活動やLGBTQの子どもたちのサポート活動などもをしています。今でも、戸籍上は「女性」です。 健斗:戸籍を変えない理由は? 文野:僕は乳房切除はしているけど、子宮卵巣の摘出はしていないので、戸籍の変更をすることができません。個人的には、身体の違和感から手術をするのは良いけど、手術したいと思っていないのに、戸籍変更の為に手術をするのは変だなと思っています。僕自身はこれ以上、身体も心にも、さらに金銭的な負担をかけてまで生殖機能を取り除くことはしなくて良いと思っています。子どもが欲しいと思ったきっかけ 文野:もともと僕自身は子どもを持つ未来を考えていませんでした。でも2012年に、女性から男性に手術をして戸籍変更をした前田さんという方が【性同一性障害でも父になりたい】と訴えた裁判があり、この判決が僕の人生を変えました。 この方は、女性と結婚して第三者から精子提供を受け、パートナーが妊娠・出産をしたけれど、嫡出子として認められなかったんです。僕はその裁判をニュースで見た時に、「FtMが子どもを持つなんて無理でしょ……」と思っていました。 でも、ひょんなことからその裁判の手伝いをすることになり、実際に会ってみると、どこからどう見ても素敵なファミリーで、これを家族と認めない日本の法律というものに疑問を持ちました。 さらにこのとき、血縁関係にこだわらなければ、子どもを持つということが具体的な選択肢の一つとして感じられました。 結果、最高裁で「妻が婚姻中に妊娠した子は夫の子と推定する」という民法が適用されると判断されたのをきっかけに、子どもを持つことを真剣に検討するようになりました。 僕には10年くらい一緒にいる女性のパートナーがいるのですが、当時彼女の年齢が30歳前後だったので、動き始めるなら年齢的に今かなと思ったことも大きいです。 子作りの方法健斗:どうやって子作りをしましたか? 文野:出産に関する選択肢として話し合った結果、彼女は「自分が産めるなら産みたい」、精子提供は「まったく知らない人からは怖い」と言ったことから、知り合いから精子提供をしてもらい、彼女が出産しようということになりました。 様々に話し合いをした結果、ゲイの友人から精子提供をしてもらうことになり、体外受精で彼女が妊娠・出産をして、今は子どもがいます。 精子提供を受けるにあたって 文野:僕は、異性愛者の人から精子提供を受けることには嫉妬があるから、ゲイの人からの提供してほしいと考えました。 誰が良いか考えたときに、ゲイの中で一番仲が良いゴンちゃんが候補にあがりました。ゴンちゃん(松中 権)はプライドハウス東京の代表で、認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表。僕たちと同じ、LGBTの啓発活動を行う仲間です。 結婚式をするとき「病める時も健やかなる時も……」っていう、誓いの言葉がありますよね。友人関係においても同じことが言えると思うんです。良い時に良好な関係を保つのは簡単だけど、悪い時にどれだけ一緒に超えられるかが大事だと思っています。 ゴンちゃんとは今までの活動を共にしていく中で、良いことばかりではなかった。いろんなトラブルに巻き込まれながらも、前向きに、感情的にならずに乗り越えてきた経験がありました。単にゲイだからお願いしたわけではなく、ゴンちゃんに信頼があったからお願いしたいと思いました。 健斗:それは、パートナーと一緒に「この人にお願いしようか」と相談して、声をかけたんですか? 文野:実は偶然にも、同時進行でゴンちゃんとも子どもの話をしていたんですよね。 2015年に、渋谷区で日本初となる同性パートナーシップ制度がスタートしたとき、条例制定に関するお手伝いを、ゴンちゃん含め数名でしていた時期があって。そのとき、子どもの話も自然に何度か話題にあがっていたんです。 ゴンちゃんも「子どもが欲しいけど、今の日本で子どもを持つのは難しいだろうな」と言っていて。僕は飲みの席の話として、「ゴンちゃんが精子提供をして、彼女が産んで、3人で育てるっていうのもありかも!?」などと、例え話として話していたことがありました。 同じタイミングで彼女とも話し始めて、知っている人で信頼できる人が良いという結果に。改めて、場を設けて話し合ったわけではなく、彼女とゴンちゃんと3人で会う機会を少しずつ増やしていきました。 精子提供者と3人で子育て健斗:一般的に精子提供者はあくまで「提供者」という立ち位置。家族として一緒に関わることは少ないのでは? 最初から3人で育てようと思っていたの? 文野:そうだね。養育費も3人で割っているし。最初から3人で子育てしようと思っていたわけではないけど、ゴンちゃんも子どもが欲しいと思っていたわけだし、「協力してください。でも、僕たちに関わらないでください」は違うなと思いました。 健斗:提供者を含め、話し合い。ゴンさんの子育てしたい気持ちも組み込み、新しい家族を作ったってことですよね。これはすごいことだと思います! 文野:不安なことはたくさんありました。制度的に守られない生活の中で生きていくと、どんな問題が起こりうるか。産まれてくる子どもの親になる3人で専門家のところへ行き、ありとあらゆる問題について可能な限り話し合って対策を立てました。 相談したのは、子どもの人権を専門にしている弁護士さん。その時に「育てる大人の数が少なくて困ることはあるけど、大人の手が多くて困ることはない。子どもにとって血のつながりよりも、自分のことを真剣に考えてくれる大人が増えることは良いことだ」って言われて、ホッとしました。 今は一緒に住んでいるわけではありませんが、僕と彼女と子どもたちが一緒に住む家に定期的にゴンちゃんが来るなどして3人で子育てしていますし、保育園の送迎も3人で分担しています。 新しい家族のカタチ健斗:こういう家族の形って今までロールモデルとしてなかったんですけど、可視化することって大事だと思うんですよ。文野さんも最初に2012年の裁判で前田さんのお子さんを見た時に「自分もできるかも」って思ったわけじゃないですか? ロールモデルを知ることで、可能性や選択肢を増やすことができるから、僕は新しい家族のカタチのストーリーを知って欲しいなって思います。 今までは、自分の身体のことや性別について人前で話していたけど、お子さんについて人前で話すことに不安はなかったですか?文野:不安はゼロではなかったです。子どものことを出すかどうかは、僕たちも悩みました。でも、たくさんの可能性や思いを話し合って決めて産まれてきたこの子を「隠される存在」にしたくありませんでした。だから、事実として隠すことはしませんでした。 子どもがいじめられたら?文野:メディアで家族の形・子どもを授かったことを公表した際、「子どもがいじめられたらどうするんだ?」ってよく言われるんですけど。実際、最初に僕たち家族のことを記事にしてもらった時、賛否両論あると覚悟はしていましたが、温かい言葉が大多数でした。 「1つの命が生まれることに対して“否”があるわけがない」という皆さんのコメントがとても嬉しかったです。健斗さん、文野さん、ありがとうございました! 以前も、FtMパパについては紹介したことがありますが、精子提供者と3人で子育てをするというのは、まさに新しい家族のカタチですね。 元女子・健斗さんのYouTubeチャンネルでは、さまざまなLGBTに関する動画が投稿されています。こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。 外部リンク:ジーピットチャンネル(外部サイト)著者:ライター 廣瀬尚子二児の母。女性誌の編集を経て、フリーランスに。広告やアパレルブランドの撮影、雑誌やWEBマガジンの執筆などを手がける。
2022年07月31日道枝駿佑(なにわ男子)と福本莉子がW主演を務める映画『今夜、世界からこの恋が消えても』が公開された。眠りにつくと記憶を失ってしまう実在の難病「前向性健忘」を患う真織(福本)と、そんな彼女とひょんなことから付き合うことになり、彼女を献身的に支える透(道枝)との切ない恋物語。号泣必至とも言われている本作だが、それは二人の恋がとても瑞々しく輝いて描かれていることにもよる。日々記憶が失われるという想像しがたい状況の真織を演じながらも、儚い輝きをスクリーンから存分に感じさせてくれた福本莉子に、本作から感じたことや、共演の道枝とのエピソードなどをたっぷりと語ってもらった。自分と真織とのギャップを埋めるのが難しかった――原作・脚本を読んだ時の印象を教えてください。最初に原作を読んだのですが、新幹線の中で読んでいたのに号泣してしまいました。それからも役作りのために何回か読み返すことがあったんですけど、結末がわかっていても涙してしまうくらい感動の物語でした。私が演じた真織は眠るとその日の記憶を失ってしまうという役どころで、「私がこれを演じるのか」と思うと頑張らなきゃという気持ちになりましたし、本当に素晴らしい作品だったからこそプレッシャーも感じました。『今夜、世界からこの恋が消えても』(C)2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会――脚本を読んだ時点で、演じるのが難しそうだなと感じるところはありましたか。透くんから嘘の告白をされて、その翌日に真織から透くんに付き合う条件を3つ言うシーンがあるんですけど、そこは難しいなと思いました。真織が記憶障害だとわかっていなければ、「うん?」って疑問が湧くような攻めた条件なんですよね。特に最後の「私のことを本気で好きにならない」というセリフは、男の子慣れし過ぎていても嫌だし、かと言って、陰と陽で言うなら陰な方に行くのも違うなと。その中間というか、いい塩梅を探るのは難しかったです。なのでそのシーンはみんなでの本読みがあった後、クランクイン前にもう一度、監督と本読みをさせていただける機会があったので、そこでも練習しました。声のトーンやしゃべり方などを監督と相談しながら作っていきました。――この役は自分に落とし込むのが難しかったともコメントされていましたね。最終的にちゃんと落とし込めていたのかと言われると自信はないんですけど(苦笑)。真織は1日で記憶を失ってしまうので、すべてがリセットされてしまうんですね。例えば、透くんとデートをするとなっても、朝、その透くんという人物を知るところから始まる。なので毎回、彼とは初めましてなので、そこをまず意識をして演じていました。クランクインの日がデートシーンの撮影で、道枝さんとはその前に共演させていただいたことはあったんですけど、真織と透として会うのは初めてだったので、ある意味、そこが真織のベースになるんだろうなと思っていたんです。その時の初めましてなのに何とか場に慣れようとする感じが。だからその感覚を大事にしていました。ただ前半はわりとその時の感覚に素直でいれば良かったのですが、段々、現場にも慣れて、みなさんとも仲良くなるので、自分と真織とのギャップを埋めるのが難しくなっていって。撮影期間の最初の方はやりやすくて、後半にいくにつれてどんどん難しくなっていきました。――それにはどのように対処したのでしょうか。物語の中で真織は日記を書いてるので、それを読み返してみたり。あとは私自身も撮影期間中に日記を書いていたので、その日記もプラスしてお芝居のヒントや材料にしていました。真織との共通点はタフなところ――真織はどんな人だと思っていましたか。一見、記憶障害のヒロインと言うと、すごくか弱い感じなのかな?と思うんですけど、真織はすごくタフですね。その日にあったことを毎日日記に書いて、それを毎朝、早起きをして読み返して全部頭に入れて、学校にも通っている。記憶障害のことを知っているのは、泉ちゃん(古川琴音)と担任の先生と両親だけで、それ以外の人たちに対しては普通を演じている。それってすごいことだなと。常に手帳を持ち歩いていて、そこにその日にあったことを事細かに記録もしているんですけど、それも本当に根気がないとできないというか。それをしないと彼女は生きられないというのもあるんですけど、高校生という一番多感で楽しい時期に、いろんなことを制限されて生きるってすごく辛いと思うんです。さらにそんな中で透くんから告白をされて、それを受け入れるというのがまたすごい。新しい世界に飛び込んでみるチャレンジ精神のようなものがカッコいいし、彼女は強いと思います。――そんな真織との共通点はありますか。私、「そこにその予定入れる?」っていうくらい、予定を詰め込んでしまうんです(笑)。例えば、1日休みがあるとしたら、ジムに行って、マッサージに行って、美容院に行ってって。舞台の稽古中とかは、稽古の前後にジムを入れたりもしていました。自分で自分を追い込むようなところがあるので、そういう意味では私もタフなのかも知れません(笑)。――真織のように明るく見える役柄は得意ですか。得意不得意で言うなら不得意かも知れないです。日常生活ではわりとテンションが一定というか、親友としゃべっていても熟年夫婦みたいな感じで、ずっと同じトーンです(笑)。ただ真織は純粋に明るいわけではなく、辛いということを隠して過ごしていますよね。監督にも言われたのですが、敢えて明るく振る舞っていて、真織なりに演技をしているような感覚なんです。だから元気に振舞う塩梅もまた難しかったです。彼女なりに周りの人を悲しくさせないためにしているんですけど、そういう時の笑顔が、この映画の節々に出てくると思います。明るく取り繕うってどう考えても辛いじゃないですか。だから真織が辛いシーンは、私も本当に辛くなりましたし、それを隠すのは難しかったです。道枝さんが隣にいてくれるだけで心強かった――透役の道枝駿佑さんの印象もお聞きしたいのですが、共演を知ったのはどのタイミングでしたか。ドラマ(『消えた初恋』テレビ朝日系)で一緒の時に、次の映画でも一緒になるというのは聞いていて。それでドラマが終わったあと、少し開いた時に原作を読ませていただいたんですけど、「まんまやん!」ってなりました(笑)。――「ご本人が持っている優しさや誠実さがこの役にピッタリでした」というコメントも出されていましたね。皆さんに対して分け隔てなく優しいですし、現場でも常にレディーファーストなんです。スタッフさんのためにずっと扉を手で押さえてあげていたり。本当にスレてなくて心がきれいな方なんです。原作に透くんはスレてなくて優しいって書いてあったんですけど、その言葉が本当に合うと思いました。あとは見た目もすらっとしていると書いてあるのですが、すらっとしていますよね(笑)。――役への向き合い方で感じたことはありますか。まず、前に共演した役の時の雰囲気とは全然違うなと思いました。声のトーンの違いが大きいのかな? いつもより声を低くされていたので、もともと落ち着いていらっしゃるんですけど、さらに落ち着いて大人に見えました。現場では透くんにとって大事なシーンですごく頑張っている姿とかも見ていたし、本当に二人で支え合いながらできたと思いました。道枝さんが頑張っている姿を見ると、私も頑張らなきゃっていう気持ちになれましたし、いい関係でいられたと思います。――相手が道枝さんだったからこそ、演じられたと思うシーンはありましたか。花火大会のシーンは真織がそれまで隠してきた辛い思いが、溜まり切って溢れていくシーンだったんですけど、隣で道枝さんが見守ってくれていたから演じられたと思います。撮影時間も遅くなってしまっていて、時間が限られている中、あのシーンを完璧に撮るというのはプレッシャーもあったんですけど、道枝さんが隣にいてくれるだけで心強かったです。敢えて何か言葉をかけてくださったわけではないのですが、そう感じていました。たぶん、道枝さんというか、透くんがいてくれたように感じていたのだと思います。――普段の道枝さんはどんなふうに見ていますか。お姉さんみたいな感じというか。テレビとかで観ていると、「道枝さん、忙しくしているな~、頑張ってるな~」って(笑)。この作品の取材日とかで一緒になったりすると、「まだ『金田一(少年の事件簿)』撮ってるの?」「●●までです!」「そうなんだ、大変だね~」って。もう近所のおばちゃんみたいな感情です。――実年齢は福本さんの方が少し上ですからね(笑)。そうなんです。見守るような気分になってしまうんですけど、道枝さんが頑張っている姿を見ると、私も頑張らなきゃと思います。――デートシーンで印象に残っていることはありますか。先ほども言いましたけど、クランクインの日に撮っていて、セリフもなくてほぼアドリブだったんです。透くんがソフトクリームを落とす場面は、本当にあんなに豪快に落とした人を目の前で見たことはなかったので驚きました(笑)。おみくじを引くシーンは、台本では透くんは凶を引くって書いてあったんですけど、テストの時、道枝さんは中吉とか末吉とか、なんとも感想しがたいのを引いていたんですね。でも本番になったら大吉を引いて。なので、台本とは違って大吉を引いたシーンになりました。ボートに乗るシーンは、もうホントに二人で勝手に行ってこい!みたいになっていて。監督とかはすごく離れた岸に居て、一応、見えないようにボートにシーバーも乗せていたんですけど、それが全然聞こえなかったから、大声で「どうでしたか~」とかってやり取りしていました(笑)。本当にデートシーンはすごく自由でした。――真織の目線で自撮りをする場面もありましたよね。自分でも撮影していたのですが、時には監督にカメラを支えてもらいながら撮ったり、監督がカメラワークをしてくださる時もありました。スマホでの撮影はすごく新鮮でした。自分なりにこだわって撮ってもいたので、監督から「上手に撮れてたよ」と言われた時はホッとしました。自分が実際に体験して感じたことを書いておくことが役に立ちました――先ほど、撮影中に日記を書いていたとおっしゃっていましたが、普段から日記は書いているのですか。前に手書きで日記を書いていたことがあって、書き始めると止まらなくなってすごい量を書いてしまうんです。寝る前に軽い気持ちで書き始めても、手が痛くなるくらい書いてしまって、結局、続かなくて。なので今は何か残しておきたいことがあった時にだけ書いています。最近だと舞台(『お勢、断行』)の初めての本読みの日のことは残しました。もう皆さんが凄すぎて衝撃を受けて。「これは絶対に書いておかないと」と思いました。――本作の撮影中はどんなことを書いていたのですか。私目線の日記と、真織になっている時に思ったことを書いている日記と、二つ書いていました。真織目線の方は役作りのヒントとして取り入れていて、私目線の方は今回のような取材の時に、あったことを忘れてしまうので、その日の出来事を書いていました。――福本さん目線の方で、何か面白かったことは残されていましたか。あるんですけど、あまりに面白過ぎてそれを言ってしまったらキャッチー過ぎてそこが記事になってしまうから、スタッフの方から言っちゃダメって止められているんです(笑)。そのくらい面白いアクシデントが起きたんです。それはたぶん舞台挨拶とか、そういう機会に明かせるんじゃないかと思っています。――楽しみにしています(笑)。真織目線の方は具体的にどんなことを書いていたのですか。例えば、「今日は透くんと水族館に行ってきました」とか、「●●をして楽しかったです」とか。本当に映画の中で起こったことに対して感じたことを書いていました。劇中で使われている日記もあるんですけど、それは用意してくださったものなので。台本にも書いていないようなことも書かれていて、もちろんすごく参考にはなったんですけど、それは既に決まってしまっていることというか。そこにプラスして自分が実際に体験して感じたことを書いておくことで、花火大会のシーンであったりとか、後半、演じる中で役に立ちました。真織は『思い、思われ、ふり、ふられ』の由奈の引き出しから取り入れた部分も――高校生の頃の福本さんはどんな生徒でしたか。私、関西出身で女子校に通っていたんですけど、もう想像していただく感じの(笑)。ホントにみんなうるさくて、わちゃわちゃしていました。コントみたいな日常を送っていましたね。私は周りがボケ倒すので、ツッコミ担当でした(笑)。――当時のことで忘れたくない思い出はありますか。たくさんあるんですけど……私、この世界には「東宝シンデレラオーディション」でグランプリをいただいて入ることになったんですけど、オーディションを受けていることを学校のみんなに言っていなかったんです。それでグランプリになったことを、みんなはニュースで知って「えっー!」みたいな、めっちゃざわついて。しかも翌日、『めざましテレビ』の生放送に出演するために学校を休んでしまったんです。そしたら、その間にみんながいろんな妄想をしちゃったらしくて。その次の日に学校に行ったら、サプライズで“莉子おめでとう!”って黒板に書いてあって、それまでの思い出をまとめたアルバムまで作ってくれていたんです。それで「あれ? 送別会?」みたいな(笑)。後から聞いてわかったんですけど、受賞したのですぐに東京に行くことになって、学校を辞めると思われていたんです。いろいろと用意してくれたのはめちゃくちゃ嬉しかったんですけど「勝手に辞めさせないで」って(笑)。結局、その学校に高3まで通って卒業できたので良かったですね。ちょっと1回、卒業させかけられましたけど、良い思い出です。――出演作も増えてきて、これまでの作品で得た何かが今に役立っていると感じることはありますか。あります。今回の真織も、前回、三木(孝浩)監督とご一緒させていただいた映画『思い、思われ、ふり、ふられ』で演じた由奈の引き出しから取り入れた部分もあります。これは監督からも言われたんですけど、真織は由奈ほど引っ込み思案でもないし、恥ずかしがり屋でもないんですけど、何かトーンのようなものが似ていると。あの落ち着いた感じは、今回、ちょっと借りてきました。当時の感覚を少し思い出しました。――役を重ねていく度に自分の中の引き出しが増えている感覚もありますか。はい。例えば、由奈みたいに恥ずかしがり屋で自分に自信がないキャラクターに対して、それとは対照的な、突き抜けたギャルみたいな役をやると、上から下まである程度振り切った時の感覚がわかるというか。何か役を捉える時に、あそこまで振り切ってないけど元気な役とか、自分の中でレベルの調整ができるようなところはあります。――そういう意味で、今回の真織から得たものはありましたか。真織は普通を演じているので、記憶障害ではあるんですけどすごく普通なんですよね。誰とでも話せるし、社交的とまでは言えないけど、普通に男の子とも会話ができるし。嫌味がないというか、すごく真っ直ぐな女の子でもあるので、逆にここまで普通な感じの役は今まであんまりなかったと思っていて。『君青(君が落とした青空)』の実結は少し近いんですけど、ニュートラルな視点を持つ感覚は得られた気がします。――最後に、本作の見どころを教えてください。真織が透くんと出会って、自分のしたいことを見つけて、希望を持って進んでいく姿は、観ていてすごく勇気をもらえると思います。私も演じながらそういう気持ちを感じていました。あとは透くんとの恋模様もすごく繊細に描かれているので、そちらも観ていただきたいですし、映像もとてもきれいなので、ぜひ映画館で観てくださると嬉しいです。ドラマ『消えた初恋』(テレビ朝日系)では、お互いの恋を応援し合う役柄を演じていた道枝さんと福本さんですが、今回は嘘の告白から始まった条件付きの恋人同士になります。条件付きとは言えども、初々しいデートシーンなど胸キュンシーンも満載です!真織の病、そして透のある秘密と、二人の恋に影を落とす要素もありますが、観終わったあとは涙とともに前を向いて人生を歩む力をくれるはずです。映像もとてもきれいですので、ぜひ劇場でお二人の紡いだ物語を観てみてください。ヘアメイク=伏屋陽子[ESPER]スタイリング=道端 亜未<作品情報>映画『今夜、世界からこの恋が消えても』公開中『今夜、世界からこの恋が消えても』ポスター【キャスト】道枝駿佑(なにわ男子)/ 福本莉子古川琴音 / 前田航基 / 西垣匠松本穂香野間口徹 / 野波麻帆 / 水野真紀 / 萩原聖人原作:一条岬『今夜、世界からこの恋が消えても』(メディアワークス文庫 / KADOKAWA 刊)監督:三木孝浩脚本:月川翔 / 松本花奈主題歌:「左右盲」ヨルシカ(UNIVERSAL J)音楽:亀田誠治公式HP:公式Twitter:公式Instagram:公式TikTok:
2022年07月30日『今夜、世界からこの恋が消えても』が7月29日(金)より全国公開となる。この度、本作の公開を記念し、W主演の道枝駿佑と福本莉子が、Instagram、Twitter、TikTok、YouTubeにて、公開初日と翌日に生配信を行うことが決定した。原作は「第26回電撃小説大賞」のおけるメディアワークス文庫賞受賞作品であり、日本、韓国、中国書籍の合計発行部数50万部を突破(2022年7月時点)するなど、国境を超えて異例の大ヒットを記録している一条岬の同名恋愛小説。眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロイン・日野真織(福本莉子)と、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公・神谷透(道枝駿佑)の儚くも切ない愛の物語だ。本作の監督を務めるのは、『僕等がいた 前篇・後篇』(2012年)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016年)など数々の恋愛映画を創り上げてきた名手・三木孝浩。脚本は『君は月夜に光り輝く』(2019年)の月川翔と『明け方の若者たち』(2021年)の松本花奈が共作し、映画音楽には『糸』(2020年)で第44回日本アカデミー賞・優秀音楽賞にもノミネートされた亀田誠治を迎えた。さらに、真織が「前向性健忘」を患っていることを理解し支える、親友・綿矢泉を演じるのは、古川琴音。透の姉である神谷早苗役には松本穂香が、透と真織の小さな恋を微笑ましく見守りつつもふたりの未来を案ずるキーパーソンを演じた。また、透の両親に萩原聖人と野波麻帆、真織の両親に水野真紀と野間口徹、ふたりの同級生に前田航基、西垣匠と注目の若手からベテラン勢が脇をしっかりと固める。ヨルシカによる主題歌「左右盲」は、彼らにとって初となる実写映画主題歌として描き下ろされた。右と左のとっさの区別がつかない様を記憶が少しずつ失われていく真織になぞらえた、繊細で澄み渡りながらも切ない楽曲だ。ドラマ共演を経て、今作で2度目の共演を果たし、数々の宣伝活動を乗り越えてきた道枝と福本。公開初日には、ふたりの地元・大阪での凱旋プロモーション~全国同時中継舞台挨拶後、すぐさま東京に戻り、夜の舞台挨拶と怒涛のスケジュールの中、初日を駆け抜ける予定だ。まさに“忘れられない初日”を過ごすふたりが、そんな日の締めくくりとして、人生初となる“映画公式SNSにて生配信ジャック”に挑戦。Instagram、Twitter、TikTok、YouTubeとそれぞれのプラットフォームをまたぐ生配信デジタルジャックは、東宝作品としても初の試みとなる。公開初日の29日は、怒涛の1日を終えたふたりが、記憶に残すための日記を紡ぐようにお届けするInstagramでの生配信トーク。公開翌日の30日には、各プラットフォームの特色を生かし「自身のターニングポイントとなる作品(道枝)」、「これからの代表作になる(福本)」と本作へ熱い想いを寄せるふたりが語る映画の裏話など、ここでしか見られない生配信トークを届ける。さらに、30日の生配信では、各回でキーワードを発表。すべての配信のキーワードを集めて応募すると抽選で、映画オリジナルグッズのプレゼントも。今回の異例の企画について、道枝は「セカコイのSNSジャックが決定しました!!生配信ならではのLIVE感を皆さんに楽しんでいただけるようなSNSジャックにしたいと思いますし、もちろんセカコイの魅力もしっかりとお届けできたらいいなと思います!!お楽しみに!!!」、福本は「映画を観ていただいた方やこれから観てくれてる方の生の声が聞けるので楽しみです!」と意欲と期待を語った。『今夜、世界からこの恋が消えても』7月29日(金)公開<配信スケジュール(予定)>7月29日(金)21:30~21:45「Instagram( @sekakoimovie() )」」忘れられない初日の日記7月30日(土)9:45~10:00「Twitter( @sekakoimovie() )」モーニングトーク~みんなでおはよう~13:00~13:15「TikTok( @sekakoimovie() )」ランチトーク~みんなでお昼ごはん~13:30~13:45「YouTube(東宝MOVIEチャンネル)」質問トーク~みんなで語ろう~14:00~14:15「Instagram( @sekakoimovie() )」エンディングトーク~みんなで映画館へ~※配信状況によりお時間前後する可能性あり。※配信のアーカイブ予定なし。
2022年07月27日映画『今夜、世界からこの恋が消えても』(7月29日公開)の完成披露舞台挨拶が20日に都内で行われ、道枝駿佑、福本莉子、古川琴音、松本穂香、亀田誠治(映画音楽)が登場した。同作は一条岬の同名恋愛小説の実写化作。眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロイン・日野真織(福本)と、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公・神谷透(道枝)の儚くも切ない、記憶にまつわる愛の物語となる。福本は「2月にクランクインしてすぐくらいの時から情報解禁があった。撮影中に解禁することってあんまりないんですよ。撮影中に皆さんの反響をリアルタイムで見てたりしたし、撮影中からずっといろんなプロモーションをおこなってきたので、そういう意味ではやっと皆さんに見てもらえるという気持ちです」と語る。完成作についても「自分が出演してて話もわかっているのにも関わらず泣いてしまいました」と入り込んでいたという。また、撮影中には古川、道枝と過ごすことも多かったようで、「夜になるまで待たなきゃいけない時があって、韓国ドラマを見て。その後、結局雨が降って撮れなかったので、結局3人で撮影が終わったあとただただただ韓ドラを見て家に帰ったみたいなことに……」と苦笑しつつ、仲の良い様子を見せていた。
2022年07月20日美容やファッション好きの女性約100人が所属するanan Beauty+ clubのメンバーに、夏服の下着透け対策について調査を実施。「白T」や「白ボトムス」を着る際、下着が透ける問題にどのような対策を行っているのか聞いてみました。下着を気にせず精一杯おしゃれを楽しめるテクニック、ぜひ取り入れてみてくださいね。「白T」の透け対策まずご紹介するのは「白T」の透け対策について。女性たちは白Tを着る際どのような透け対策をとっているのでしょうか。カップ付きインナー「ラインを拾ってほしくないので、カップ付きのキャミソールを着ることが多いです」(37歳・会社員)「ユニクロのカップ付きキャミをいつも使ってます!」(30歳・専門職)ぴったりめのトップスを着ると、透けだけでなく下着のラインを拾ってしまう問題も。カップ付きのインナーを着ておけば、透けもラインも心配することなく過ごせますね。下着の色をナチュラルに「白やベージュのインナーを着る」(34歳・会社員)「薄めの色の下着を着る」(34歳・専門職)透けにくいカラーの下着を選ぶという意見も多く見られました。白やベージュの他に、意外とグレーが透けづらいというコメントも。特に夏は透けにくいカラーの下着を多めに用意しておくと安心です。カラーインナーを着る「あえて黒のキャミソールを着て下着じゃない感じを出す」(30歳・会社員)「赤いキャミソールを着る」(32歳・主婦)あえて透けてもいいような色のインナーを着る方も。見せることを前提としたインナーを着用することで、透けを気にせず過ごせるようです。Tシャツ選びで対策を「そもそも透けない素材のTシャツを選ぶ」(31歳・会社員)透けない素材のTシャツなら、下着の心配をする必要はなし!素材感をしっかりと吟味して白Tシャツを選ぶことも、透け対策のひとつと言えますね。「白ボトムス」の透け対策続いては「白ボトムス」の透け対策について。ショーツの透けを気にせずおしゃれを楽しむコツを教えていただきました。透けにくい色の下着をつける「白やベージュの下着を着る」(34歳・会社員)肌色に近い、もしくはボトムスの色に近いカラーの下着をつけることによって透けにくくするというコメントが多く見られました。ベージュの支持率が高いようですが、白も人気のようです。ユニクロのシームレスショーツを着用「ユニクロのシームレスショーツのベージュを着ています」(30歳・専門職)透け対策用の下着については、ユニクロのシームレスショーツが圧倒的人気。色を選べば透けにくいだけでなく、タイトなボトムスにラインが響かないことも魅力の一つ。白のタイトスカートやスキニーパンツを履くときは欠かせないアイテムになりそうです。ペチコートを着用「ペチコートを履いています」(30歳・会社員)ペチコートがあれば、ある程度の透け対策が可能。スカートタイプやパンツタイプなどさまざまな形のものが発売されているので、よく履く白ボトムスに合わせて購入しておくと安心です。長めのトップスを合わせる「トップスを長めのものにして隠す」(34歳・会社員)長め丈のトップスを合わせて、ヒップ部分を隠すという方法も。チュニックを合わせて可愛らしく、ビッグTを合わせてカジュアルになど、長め丈トップス×白ボトムスだけでもいろいろなコーディネイトが組めそうですね。透けない素材のボトムスを選ぶ「ボトムス自体の生地が透けないものにする」(33歳・会社員)ボトムスを購入する際は、透けないものを選ぶという方もいました。厚手のものや、生地が重なっているものであれば白ボトムスでも透けにくく安心です。お出かけ前に透け対策を!白のファッションアイテムを身に付ける際は、透け対策がとても大切。家では透けていないように見えても、日光の下では下着がうっすら…なんてこともありえます。透けるのが嫌だからという理由で白のアイテムを避けてしまうのはもったいないことです。ぜひ女性たちのアイディアを参考に、白アイテムのコーディネイトを楽しんでみましょう!(C)Piotr Marcinski / EyeEm/Getty Images(C)fhm/Getty Images文・比嘉桃子
2022年07月09日映画『今夜、世界からこの恋が消えても』(7月29日公開)の七夕イベントが7日に都内で行われ、道枝駿佑、福本莉子が登場した。同作は一条岬の同名恋愛小説の実写化作。眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロイン・日野真織(福本)と、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公・神谷透(道枝)の儚くも切ない、記憶にまつわる愛の物語となる。浴衣姿で登場し、魅了した福本。同作について、新幹線で原作を読んだんですけど号泣してしまって。それから役づくりをする上でも、読み返してたんですけど、結末がわかってても泣いてしまうぐらい本当に切ない物語」と明かす。「でも切ない中で希望の見える作品でとても素敵なお話」と魅力を語った。作品にちなみ、自身の「強烈な記憶」について聞かれると、福本は「東宝シンデレラオーディションでグランプリですと言われた瞬間です。人生が180°変わった瞬間だったので、ちょっと記憶が飛んでるんです。強烈すぎて覚えてない」とコメント。「だから、その時の映像を見ると、本当に顔が困惑してるというか、『えっ、私ですか?』みたいな顔をしていて、それくらい本当に衝撃的な瞬間でした。喜びというよりもびっくりと、この先どうなるんだろうっていう不安の方が私は、大きかった」と振り返っていた。
2022年07月06日映画『今夜、世界からこの恋が消えても』でW主演を務める道枝駿佑(なにわ男子)と福本莉子、そして監督を務めた三木孝浩による『セカコイ』スペシャル鼎談が公開。ふたりがアドリブで演じていたというデートシーンカットも到着した。第26回電撃小説大賞でメディアワークス文庫賞受賞作品であり、日本、韓国、中国書籍の合計発行部数が50万部を突破(2022年6月時点)するなど、国境を越えて異例の大ヒットを記録している一条岬の同名恋愛小説を、道枝駿佑×福本莉子のW主演で映画化した『今夜、世界からこの恋が消えても』(通称『セカコイ』)。眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロイン・日野真織(福本)と、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公・神谷透(道枝)の儚くも切ない愛の物語。本作の監督を務めるのは、『僕等がいた 前篇・後篇』(、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など数々の恋愛映画を創り上げてきた名手・三木孝浩。脚本は『君は月夜に光り輝く』の月川翔と『明け方の若者たち』の松本花奈が共作し、映画音楽には、『糸』で第44回日本アカデミー賞・優秀音楽賞にもノミネートされた亀田誠治を迎え、現在の日本映画界で恋愛映画を作るにあたり、これ以上ない最高峰のクリエイターたちによる奇跡のタッグとなった。キャストには、真織が「前向性健忘」を患っていることを理解し支える、親友・綿矢泉を演じる古川琴音。さらに、透の姉である神谷早苗役は松本穂香が演じ、透と真織の小さな恋を微笑ましく見守りつつもふたりの未来を案ずるキーパーソンとなっている。そして、透の両親に萩原聖人と野波麻帆、真織の両親に水野真紀と野間口徹、ふたりの同級生に前田航基、西垣匠と、注目の若手やベテラン勢が、しっかりと脇を固めた。主題歌アーティストはヨルシカに決定。ヨルシカにとって初めての実写映画主題歌の書き下ろしとなった「左右盲」は、右と左のとっさの区別がつかない様を、記憶が少しずつ失われていく真織になぞらえた、繊細で澄み渡りながらも切なさが溢れる楽曲に仕上がっている。公開された鼎談では、道枝と福本が役作りのために取り組んでいたことや、監督がふたりに送っていたという手紙をお守り代わりにしていつも持ち歩いていたなど、現場での思い出が語られた。鼎談中、三木監督から「この際だから、何か言っておきたいことは?」と問われ、ふたりは「実は、カットがかかったあと、何か言いかけると思いきや、何も言わずにそのまま戻ってしまう姿にモヤモヤしていた」と言う。監督は「カットがかかった瞬間、とりあえず動き出すんだけれど、これはあえて言わないでやってもらった方ができるかなって思い直して帰っていくんです(笑)」と語り、それを聞いたふたりは「そういう事だったんですね!」「なんやろうと思って(笑)」と返していた。さらに、監督から雰囲気づくりのためにも、現場中は敬語をやめようと言われていたふたりだったが、道枝は撮影が終わる2日前くらいにやっと敬語をやめたとのこと。福本は「もう終わるのに、このタイミング!?って思いました(笑)」と、遅すぎる切り替えに思わず突っ込み、それに対して道枝も「そんなこともあったなぁ。僕も自分で思いました、遅いわって(笑)」と自身に対して突っ込む。そんな、終始楽しそうな雰囲気での鼎談となった。これから挑戦してみたい作品などの話も語られた鼎談インタビューの全文は、公式HPに掲載中。なお、鼎談とあわせて、ふたりがアドリブで演じていたというデートシーンカットも到着。台詞がなく全てアドリブで、ふたりが自由に演じることで、よりリアルなデートシーンに仕上がっている。公式HP 『今夜、世界からこの恋が消えても』7月29日(金)より公開
2022年07月01日ヨルシカの新曲「左右盲(さゆうもう)」が配信リリース。なにわ男子 道枝駿佑&福本莉子W主演映画『今夜、世界からこの恋が消えても』の主題歌となる。ヨルシカ新曲は映画『今夜、世界からこの恋が消えても』主題歌n-buna(ナブナ)が生み出す楽曲の文学的な世界観とsuis(スイ)の透明感あふれる歌声で、多くのファンを魅了しているヨルシカ。新曲「左右盲」は、映画『今夜、世界からこの恋が消えても』のために書き下ろしたものだ。ヨルシカが実写映画の主題歌を担当するのは初となる。n-bunaは、楽曲が持つ世界観について「相手の顔や仕草を少しずつ忘れていくことを左右盲になぞらえて書いた楽曲です。オスカーワイルドの幸福な王子を歌詞のモチーフにしています」とコメント。右と左のとっさの区別がつかない様を、実在する難病「前向性健忘」を患ったヒロインになぞらえた、切ない一曲に仕上がっている。新曲「左右盲」のミュージックビデオも公開に。監督は、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」のタイトルバックを手掛けた気鋭CGクリエイター森江康太が務めた。映像は、風が吹込む部屋で小説を読んでいる女性の姿を男性視点で描いた、CGアニメーション作品となっている。道枝駿佑&福本莉子W主演で描く切ない愛の物語なお、なにわ男子の道枝駿佑、福本莉子をW主演に迎えた映画『今夜、世界からこの恋が消えても』は、人気同名小説を実写化するもの。眠りにつくと記憶を失ってしまう難病「前向性健忘」を患ったヒロインと、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公の、儚くも切ない愛の物語を描く。映画音楽は亀田誠治『今夜、世界からこの恋が消えても』の映画音楽を担当するのは、東京事変のメンバーとしても活躍する音楽プロデューサー・亀田誠治。亀田誠治は、ヨルシカに主題歌を依頼した経緯について、「J-POPの地平線をくまなく見渡したところ、この『セカコイ』の物語性を表現できるのはヨルシカの世界観しか考えられず、ヨルシカと僕は音の往復書簡のようにやりとりを重ね「左右盲」という尊い楽曲が生まれました」と語っている。<n-buna(ヨルシカ)コメント>相手の顔や仕草を少しずつ忘れていくことを左右盲になぞらえて書いた楽曲です。オスカーワイルドの幸福な王子を歌詞のモチーフにしています。映画版とリリース版で楽曲のアレンジが少し変わっています。映画版では世界観に合うよう映画音楽を統括されている亀田誠治さんと相談しながら、冒頭の生活音的なサンプリングを減らして優しくアコギを聞かせる編成にしたり、最後のサビに男女でのコーラスを入れたり。よりエンディングに寄り添った、少しドラマチックなアレンジになっています。そのちょっとした違いも映画の中で楽しんでもらえたら幸いです。<音楽:亀田誠治コメント>時に素晴らしい小説は、読んでいるうちにあたかも自分がその小説の中にいるような感覚になることがあります。ある時から僕も、自分自身がこの『セカコイ』の物語の登場人物のような気持ちになっていました。いい歳こいたオッサンが40年前の学生時代にタイムスリップして、真織や透や泉の三人の輪の中にいるような・・そんな奇妙な既視感です。この映画『セカコイ』には「人が人の幸せを願い、祈る気持ち」が通奏低音のように流れています。ですから音楽は、劇中のサウンドトラックから主題歌まで一筆書きで淀みなく設計する必要がありました。J-POPの地平線をくまなく見渡したところ、この『セカコイ』の物語性を表現できるのはヨルシカの世界観しか考えられず、ヨルシカと僕は音の往復書簡のようにやりとりを重ね「左右盲」という尊い楽曲が生まれました。映画『セカコイ』の物語に寄り添い、この時間軸でしか存在しない尊い音楽が、登場人物の心と、映画館で映画を見る人の心をつなぎます。【詳細】ヨルシカ 新曲「左右盲」配信日:2022年7月25日(月)※映画『今夜、世界からこの恋が消えても』主題歌。■映画『今夜、世界からこの恋が消えても』公開日:2022年7月29日(金)出演:道枝駿佑、福本莉子、古川琴音、前田航基、西垣匠、松本穂香、野間口徹、野波麻帆、水野真紀、萩原聖人原作:一条岬『今夜、世界からこの恋が消えても』メディアワークス文庫(KADOKAWA)監督:三木孝浩脚本:月川翔、松本花奈音楽:亀田誠治配給:東宝
2022年06月26日夏の定番、白Tシャツ。ふだんカジュアルな服を着ない方も、シンプルな白Tシャツなら気軽に取り入れられるのではないでしょうか。というのも、白Tシャツはどんな服にも合わせられるので、着こなし次第でいかようにも雰囲気を変えられるからです。そこで今回は、初夏に取り入れたい!白Tシャツの着回しコーデ術をご紹介します。白Tシャツ×黒パンツカジュアルな白Tシャツに高級感をもたらしてくれる黒パンツ。今では白Tシャツ×デニムに次ぐ定番コーデとなっています。そんな白Tシャツ×黒パンツは基本的にシンプルなワンツーコーデ(トップスとボトムスだけで完成させた着こなし)でOKです。もし、少しもの足りないと感じた場合はカーディガンとハットを加えた小物コーデにもチャレンジしてみるとよさそうですね。黒パンツはご自身の体型に合った美シルエットのものを選んで。それでも、何を選べばよいか分からないときはハイウエストのストレートパンツもしくはセンターorサイドスリットの入った黒パンツがおすすめ。どちらも脚長効果&細見え効果が期待できます。白Tシャツ×キャミワンピ黒パンツとは違った雰囲気で一気にイメージを変えたいときは、ぜひキャミワンピースを組み合わせましょう。白Tシャツ×黒パンツコーデでは白Tシャツがコーデのメインとなりますが、キャミワンピースはワンピースそのものがメインアイテム。白Tシャツが目立ちすぎないので、同じアイテムを使っていても似たような着こなしといった印象を受けにくくなります。キャミワンピースの定番人気の色は黒ですが、それだと黒パンツコーデと印象が似てしまうので着回しを考えて別のカラーに挑戦を。おすすめは爽やかなブルー系のキャミワンピースもしくは柄のワンピースです。反対にビビッドな赤やショッキングピンクは色のコントラストが強く、子どもっぽくなりやすいのでNG。白Tシャツ×キャミワンピースのコーデはワンピースの色をなるべく淡く優しい色で構成させると良いですね。白Tシャツ×セットアップ白Tシャツは今夏トレンドのハーフスリーブジャケットのセットアップとも組み合わせられます。セットアップはジャケットとパンツが共布で作られているので統一感があり、全体的にきちんとした印象に。そのため、インナーにあえてカジュアルな白Tシャツを合わせて程よいラフさのあるコーデを目指すと良いでしょう。また、キャミワンピースと同様にコーデ全体に対して白Tシャツの見える面積が少ないため、同じTシャツを使っていると感じさせません。白Tシャツはそれ自体がメインになるコーデとインナーとして活きるコーデの両方を考えておくとより着回し力がアップするのでご参考までに。白Tシャツ×ハーフパンツ白Tシャツの良いところは流行りすたりを感じさせないという点ですが、いっぽうで組み合わせる他の服までもが定番デザインだと逆に野暮ったい印象になります。なので、白Tシャツコーデのときこそ、あえてトレンド服をを積極的に取り入れることをおすすめします。そのうえで、おすすめなのがハーフパンツ。ハーフパンツ、ショートパンツの流行は数年前からじわじわと高まってきていましたが、とくに今年は大人世代でもはけるハーフパンツがたくさん登場。そのため、アラサー世代が足を露出するということに抵抗がなくなってきました。なので、ぜひこのタイミングで白Tシャツ×ハーフパンツコーデにトライしてみてください。とはいえ、少年っぽさが出ないように、ビスチェを重ねたり抜け感のあるミュールやグルカサンダルなどで女性らしさのある着こなしを意識してみましょう。白Tシャツは賢く着回す!白Tシャツの魅力は、キレイめにもカジュアルにも、オフィス仕様にも対応できるという点。そのため、組み合わせるアイテム次第で雰囲気をガラッと変えることができます。ぜひ「Tシャツだからカジュアルに着なくてはいけない」という概念を取りはらってコーデを考えてみてくださいね。合わせてみたら意外と似合っていた!という新しい発見が見つかりますように。イラスト、文・角佑宇子
2022年06月25日これからの時期に一枚あると便利なのが無地の白Tシャツ。みなさんも一枚は持っているのではないでしょうか?筆者も『ユニクロ』で白Tシャツを購入したので、ディテールから、この夏に着回すべきアイテムと組んだコーディネートをご紹介します。ユニクロ「オーバーサイズT(5分袖) セットアップ可能」筆者がこの夏選んだ『ユニクロ』の白Tシャツは、「オーバーサイズT(5分袖) セットアップ可能」です。【商品詳細】ユニクロ「オーバーサイズT(5分袖) セットアップ可能」価格:¥1,500身幅が広くゆとりのあるシルエット『ユニクロ』では、その年の気分に合わせて白Tシャツを購入している筆者。過去には、ベーシックなクルーネックTシャツや、ドルマンシルエットで女性らしい白Tなどを買っていました。今年は、今まで挑戦できていなかったオーバーサイズにチャレンジ!ニュアンスのあるネックライン店頭でアイテムを見比べてみたところ、「オーバーサイズT(5分袖) セットアップ可能」は他のTシャツよりもネックラインの縫製が凝っていました。表面はややザラッとしていて、カジュアルスタイルに馴染む風合いです。裾にはしっかりスリット入り裾の両サイドには、しっかり縫製されたスリットがあります。身幅が広く、ウエストアウトして着用することが想定されるなか、スリットがあると着こなしがおしゃれに見えますね。やや透け感があるため、インナーはマスト手を入れてチェックしてみると、やや透け感があります。「オーバーサイズT」着用レポ肩をざっくり落として着るのが気分インナーに色が濃いめのキャミソールを着用してみると、少し透けて見えますが、そこまで目立ちません。筆者は肩を落としてゆったりと着たかったので、このシルエットは理想的!まさに今まで持っていなかった白Tのサイズ感でした。細身のボトムと合わせてメリハリコーデにしたり、上下ゆったりとしたスタイルも楽しめそうです。5分袖なので初夏から着用可能生地感もしっかりしていて、5分袖というのもポイント。真夏だけでなく、初夏から着ていけます。サイドのスリットが控えめながらもアクセントに。ウエストインは、サイドにもたつきアリ細身のパンツにウエストインしてみると、ややもたつきがありました。ウエストインする場合は、コンパクトな白Tシャツの方が合うかもしれません。ただ、ウエスト周りがゆるいサロペットのインナーとしてならウエストインしてもきれいにまとまりそうです!大人女子がマネしたくなる!白Tシャツ着回しコーデ4選『ユニクロ』の「オーバーサイズT(5分袖) セットアップ可能」を使った着回しコーデをご紹介します。ジョガーパンツで作るきれいめコーデ今年新調したツヤ感のあるジョガーパンツと合わせてみました。ウエスト周りがゴムになっているタイプが多いジョガーパンツは、ウエストインすると、もたつきがち。また、「オーバーサイズT(5分袖) セットアップ可能」は身幅は広いものの、着丈が長すぎないのが特徴です。ボクシーなシルエットを活かし、ゆるっとしたウエストアウトの着こなしの方がバランスよくまとまります。2022年版!白T×デニムコーデ夏の王道スタイル“白T×デニム”の着こなしを、2022年版にアップデート。デニムはややフレアシルエットになっていて、オーバーサイズのTシャツとバランスが取りやすいです。スタイリッシュかつ大人っぽさが出せる小物をチョイスしました。ウエストアウトでリラクシーなスカートコーデ今度はチェックのスカートと合わせたコーディネート。コンパクトな白Tシャツをウエストインするのが王道かもしれないですが、ちょっぴりマンネリ気味なことも。「オーバーサイズT(5分袖) セットアップ可能」をゆるっと合わせると、リラックス感あふれるスカートコーデに仕上げてくれます。夏小物を盛ったオールホワイトコーデ上下白でつないで、シーズンムードが高まる小物を加えたスタイルです。やや太めの白パンツですが、そのゆったり感が今の気分にぴったり!以前失敗した白Tシャツの“体操服っぽさ”は、あえてオーバーサイズに振り切ることで乗り越えることができました。ただ、ビッグサイズのTシャツを着るときは、ウエストインがしにくいことと、アンサンブルタイプのカーディガンに合わせるインナーなどには不向きなことは注意しておきましょう。コンパクトでフィット感のある万能な白Tもいいですが、新鮮さを求めたコーディネートを模索中の方にはオーバーサイズの白Tがおすすめ。今回紹介したアイテムはセットアップも可能。一枚あれば着回しできて、さまざまな組み合わせが楽しめるため、持っておくと便利なアイテムですよ。【参考】『ユニクロ』公式サイト文/桐生奈奈子
2022年05月28日浜中文一と桜井日奈子がW主演を務める、浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」のゲネプロ・囲み取材会が5月4日(水・祝)に東京・紀伊國屋ホールで行われ、脚本・演出の末満健一、浜中、桜井が初日に向けた意気込みを語った。撮影:堀川高志本作は、末満が、世界で最も有名な悲恋劇である「ロミオとジュリエット」を原案に、舞台を昭和の大阪に移して描く作品。物語は、紋田木弁太郎役の近藤頌利と、九羽平千代蔵役の板倉チヒロによる前説からスタート。大阪の架空の町である浪花坂で、任侠一家「紋田木家」の息子・富美男と、対立する「九羽平家」の娘・夕莉子が命を落とす。それは、両家の対立に起因する悲劇であった。彼らの家族、友人たちは、ふたりが交わしていた交換日記から、なぜふたりが死ななければならなかったのかを探っていく。誰もが知るロミオとジュリエットの恋物語を描きながら、大阪弁で人情味溢れる物語へと変貌させた今作。浜中が演じる富美男も桜井が演じる夕莉子も、時に暴走し、“おバカ”なやり取りで周りをズッコケさせるが、互いに素直に気持ちをぶつけ合い、真っ直ぐに生きる姿は魅力的だ。“悲恋”というイメージとは違う力強い物語が繰り広げられる。ゲネプロ後に行われた会見で、浜中は「稽古1週間くらいで、台本を通して演じていたので、そこから考えると結構時間が経っている。もちろんドキドキしているところもありますが、ようやく始まるんだという気持ちです」と初日を直前に控えた心境を語った。一方、桜井は「これから本番ですが、ゲネプロで力を使い果たした感があるくらい、みんなで“とみゆり”の世界観を作っていけた。本番を楽しみにしていたので、無事に迎えられて嬉しいです」と笑顔。作・演出の末満は、「悲劇として有名な『ロミオとジュリエット』が題材ですが、こんなにも元気になって、こんなにも恋がしたくなると思ってもらえると思います。そんじょそこらのマッチングアプリには負けないくらい恋がしたくなります」と自信をのぞかせた。浜中と桜井は本作が初共演。浜中が「初めてお会いした時にビジュアル撮影をして、抱き合っている画(え)を撮影したんです。僕も日奈ちゃんも人見知りで、初日で抱き合うのはきつい」と苦笑いで初対面時のエピソードを明かすと、桜井も「抱き合っているときは息ができなかった」と同意。しかし、その後の稽古場で「席が隣同士だったので、『昨日、何食べた?何時に寝た?』というところから会話が弾んでいきました」と桜井は振り返った。原案の「ロミオとジュリエット」といえば、悲恋物語としてあまりにも有名だ。しかし、本作では「演じていても、台本を読んでていても、ガチガチの恋愛ものじゃないのに、恋をしたくなる。恋って生きる原動力になるんだなと思うような作品になっている」と浜中は話す。末満は、「シェイクスピアのお芝居は、テンション高く話しているなと感じ、それを関西弁でワーッて話したらすごく合いそうだなと思ったことをきっかけ」に本作を構想したそうで、「シェイクスピア作品が好きだという方がこれを観てどう思われるのかというのは興味深いので、ぜひ観に来てもらえたら」と呼びかけた。会見の最後には、末満は「『ロミオとジュリエット』には難しい、悲劇、苦しい、残酷なイメージがあると思いますが、(今作は)世界一優しいシェイクスピア作品になっていると思います。シェイクスピアを知っている方も知らない方もお楽しみいただけたら」と改めてアピール。桜井も「若い2人の恋愛物語なんでしょうって思う方も多いと思いますが、本気で恋をしながらも、本気でふざけている舞台になっているので、笑いたい方は、ぜひいらしてください。楽しくお届けできると思います」と語った。そして、浜中は「難しいお芝居ではないので、普段、あまりお芝居を観劇されない方も気負わずに観に来ていただけたら。恋を始めてみようかなと思っていただけるように頑張りますので、楽しんでください」とメッセージを贈り、会見を締めくくった。浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」は、5月4日(水・祝)〜17日(火)に東京・紀伊國屋ホール、5月29日(日)〜30日(月)に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。【公演概要】浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」東京公演:2022年5月4日(水・祝)~17日(火)東京・紀伊國屋ホール大阪公演:2022年5月29日(日)~30日(月)大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ【原案】ウィリアム・シェイクスピア「ロミオとジュリエット」より【脚本・演出】末満健一【出演】浜中文一、桜井日奈子、松島庄汰、近藤頌利、板倉チヒロ、幸田尚子、緒方晋、高木稟、明星真由美、オクイシュージ他【チケット】全席指定 9,800円(税込)《公式サイト》 《公式Twitter》@tomiyuri2022撮影:堀川高志/文:嶋田真己 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月04日日本一高いビル「あべのハルカス」では、あべのハルカス美術館にて開催中の「庵野秀明展」を記念して、ハルカス300(展望台)や大阪マリオット都ホテルなど、あべのハルカス館内各所において「庵野秀明展・あべのハルカス コラボ企画」を実施しております。さらに4月28日(木)から「庵野秀明展」をよりお楽しみいただける催しを、第二弾として実施いたします。第二弾では、あべのハルカス美術館のある16階の屋外庭園のベンチに、庵野秀明氏の関連作品である『ふしぎの海のナディア』や「エヴァンゲリオン」シリーズ、『シン・ウルトラマン』などの名台詞やキーワードを装飾いたします。また、あべのハルカス外観の屋上階と37階を『シン・ウルトラマン』、「エヴァンゲリオン」シリーズ、『シン・仮面ライダー』をイメージしたカラーにライトアップいたします。今回新たに実施する各施設を巡るスタンプラリーでは、「庵野秀明展」に関連する7つの作品のロゴスタンプを集めることができます。また、すべてのスタンプを集められた方の中から抽選で、「庵野秀明展」公式グッズをプレゼントするTwitterキャンペーンを同時開催いたします。ファンの方はもちろん、ぜひ多くの方に足を運んでいただき、「庵野秀明展・あべのハルカス コラボ企画」をお楽しみいただきたいと考えています。詳細につきましては、別紙をご参照ください。別紙 参考 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月27日大阪マリオット都ホテルから、あべのハルカス美術館にて開催される「庵野秀明展」とのコラボレーションメニューが2022年6月19日(日)まで登場する。「庵野秀明展」とのコラボレーションメニュー『シン・ゴジラ』や『エヴァンゲリオン』シリーズなど、アニメーター・映画監督として数多くの作品を手掛ける庵野秀明にフォーカスした「庵野秀明展」。大阪マリオット都ホテルでは、大阪・あべのハルカス美術館での会期中、展覧会とのコラボレーションメニューを提供する。『エヴァンゲリオン』初号機風ラムステーキ&アスカ苺タルト19階「ラウンジ プラス(LOUNGE PLUS)」では、『エヴァンゲリオン』シリーズにちなんだメニューを用意。「骨付き仔羊肉のロティ」には、六角形に象った紫色の芋・シャドークイーンやバジルを配し、エヴァンゲリオン初号機の色合いを再現した。「フリュイルージュタルト あすかルビーに彩られて」は、2号機をイメージしたタルト。赤く艶やかな苺には、式波・アスカ・ラングレーにちなみ“あすかルビー”を使用した。サイドにはアスカのシルエットとネルフマークが添えられている。ゴジラや『ふしぎの海のナディア』風ドリンク19階「バー プラス(BAR PLUS)」では『シン・ゴジラ』からインスピレーションを得たカクテル「オペレーション ヤシオリ」を提供。ふっくらとしたフォルムのグラスに黒いドリンクを注ぎ、爽やかなライムピールを合わせた。さらに、『ふしぎの海のナディア』のキーアイテムである“ブルーウォーター”のネックレスを青いゼリーで表現したノンアルコールカクテルがラインナップする。【詳細】「庵野秀明展」コラボレーションメニュー期間:2022年4月16日(土)~6月19日(日)場所:大阪マリオット都ホテル住所:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43メニュー例:■19階「ラウンジ プラス」「骨付き仔羊肉のロティ シャドークイーンとバジルのクーリー ナチュラルなソース 初号機風」3,000円/鑑賞券付 4,700円 ※19階「バー プラス」でも提供。「フリュイルージュタルト あすかルビーに彩られて」単品 1,600円/ドリンク付き 2,300円/ドリンク&鑑賞券付き 4,000円※入荷状況によりいちごの品種が変更になる可能性がある。■19階「バー プラス」「オペレーション ヤシオリ」1,600円「ブルーウォーター」1,500円※各レストランのメニューと鑑賞券がセットになった観覧券付プランは4月20日(水)~販売開始。【予約・問い合わせ先】レストランTEL:0120-611-147(受付時間 10:00~20:00)
2022年04月21日カジュアルスタイルにもきれいめスタイルにも使える、万能アイテム“白スニーカー”。今回は、白スニーカーのタイプ別に筆者こだわりの組み合わせポイントをお伝えしながら、4~5月におすすめのコーディネートをご紹介します。白スニーカーのベストコーデをタイプ別に攻略!様々なコーディネートに合わせやすい白スニーカーは、足元にカジュアルさをプラスできるので春コーデにぴったりですよね。ですが、万能だからと言って、ただ何となく合わせるのはもったいないかも!そこで今回は、タイプの異なる3足のスニーカーで、筆者がひそかに行っている白スニーカーの組み合わせルールをご紹介します。ハイカットスニーカーはロングワンピと相性良しこちらの白スニーカーは、『NIKE(ナイキ)』の「ブレーザー」シリーズの1足。環境負荷のかかるレザーアッパーから、一部リサイクルされた合成皮革へ素材をチェンジ。重量の20%がリサイクル素材で作られたスニーカーです。こちらのハイカットスニーカーは、ロング丈のワンピースからチラッと見せたり、フレアパンツからのぞかせたり、ボトムの長さとスニーカーのバランスに悩むときに取り入れます。足元にボリュームが出ることで、全身のバランスが整うのもポイントです。ボリュームスニーカーはきちんと服とこちらは、サステナブルスニーカーブランドとしても有名な『VEJA(ヴェジャ)』の「VENTURI」。ソールにボリュームがあるトレッキングタイプのシリーズで、今っぽい雰囲気がアピールできるでしょう。サイドにあるVのマークが際立ち、コーディネートのアクセントになるはず。ハードな印象の強いボリュームスニーカーは、あえてきれいめなスラックスやテーパードパンツ、ジャケットと合わせるとカジュアルすぎずに履きこなせます。少し着崩したコーディネートでフレッシュな印象を与えることができるかも。定番スニーカーは華やかなカジュアルアイテムをこちらは、『adidas(アディダス)』の「STAN SMITH(スタンスミス)」です。レザー調の質感で、大人っぽさを出すことができる定番人気スニーカーなので、「1足は持っている!」という方も多いのではないでしょうか?セレクトショップとコラボしたり、期間限定のデザインがあったりとコレクター心がくすぐられるアイテムですよね。多くの人が持っている定番の白スニーカーなので、筆者はあえて“遊び心あるアイテム”と合わせることを意識しています。大き目のバッグや、目をひくようなモチーフのアクセサリー、カラーボーダーシャツなど華やかでカジュアルなアイテムと織り交ぜてコーディネートするのがポイントです。NIKEのハイカット白スニーカーで作る春コーデ白ボトムから、ハイカット白スニーカーへと色を合わせたコーディネートです。着丈の長いシャツは、下までボタンをとめずにスリットのようにするのが今年風。ボタンをすべてとめたときよりも、腰位置が見えるようになるので、メリハリのついたスタイリングを叶えてくれるでしょう。『NIKE』のハイカットは比較的しっかりボリュームが出るので、パンツならスキニーデニムでなく、裾に余裕があるボトムを合わせるとしっくりくるコーディネートに。流行のマキシ丈のスカートにもぴったりですし、『NIKE』のロゴマークが、コーディネートを引き締めるアクセントになってくれるはず。VEJAのボリューム白スニーカーで作る春コーデ上下が黒のセットアップに、トレンチコートを合わせたきちんと感のあるコーディネートに『VEJA』のボリュームスニーカーをオン。きれいめにまとまりすぎず、今っぽい雰囲気をアピールできます。『VEJA』のこちらのスニーカーは、グレーやネイビーが入った真っ白すぎないコンビカラーで、派手になりすぎず、かといって、チグハグ感もなくまとめてくれる優秀スニーカー。カジュアルなアイテムだけでなく、きれいめなアイテムにも合わせやすいので、筆者はこのセットアップのほか、カラースラックスからジョガーパンツまであらゆるスタイリングに使っています。adidasの白スニーカーで作る春コーデ最後は、『adidas』の「STAN SMITH(スタンスミス)」を使ったスタイリングの紹介です。コーディネートがパッと華やかに見えるサロペットデニムとカラーボーダーシャツを合わせました。クールになりがちな定番デニムスタイルも、少しだけかわいらしい雰囲気に寄せています。デニムとスニーカーをつなぐソックスは、ボーダーの色と同じピンク色をチョイス。バッグは、縫い目に沿った赤のパイピングが特徴的なキャンバストートにして、暖色系で統一してみました。少しだけ色のバランスを調整することで、定番の白スニーカー×デニムスタイルも手抜き感のない着こなしに。頑張りすぎないデイリーコーデでオシャレセンスを高めたい方におすすめの方法です。今回は、同じ白というカラーでもタイプが異なる3種類のスニーカーの着こなしポイントを紹介しました。ちょっとした工夫やマイルールですが、自分が“しっくり来る”と思えるスタイリング探しの参考にしてみてくださいね。【参考】『NIKE』公式サイト文/桐生奈奈子
2022年04月15日俳優の山崎育三郎が出演する、ヤマキ「割烹白だし」の新CM「感動のヒミツ・白だしだし巻き卵」「感動のヒミツ・白だしから揚げ」が、4月16日より放送される。新CMでは、ヤマキアンバサダーに就任した山崎が同商品を使ったメニューを調理し、そのおいしさを自ら堪能。また、山崎が「ヤマキの割烹白だし」と歌唱するおなじみのジングルにも注目だ。なお新CMは、 TV放送開始を前に、本日30日よりYouTubeとヤマキ公式サイトで先行公開。さらに、先行公開に合わせ、メイキング・インタビュー動画も公開される。○■山崎育三郎インタビュー――「割烹白だし」のCM撮影時の感想と見どころを教えてください。冒頭のシーンでは、画面の向こうの皆さんに訴えかけるように、カメラ目線で、「割烹白だし」を使った料理への熱い思いを叫びました。ここは皆さんに注目していただきたいポイントとなっています。また、おなじみのジングル「ヤマキの割烹白だし」も歌わせていただきました。育三郎バージョンのジングルを、皆 さんに楽しんでいただけたらなと思っています。――CM撮影で召し上がった料理の感想を教えてください。素材の色そのままに、きれいに仕上がった料理にまず感動しました! もちろん見た目だけではなく、いつもの料理が 「割烹白だし」を使うことで簡単にだしが効いた味わいとなり本当においしかったです。特に白だしから揚げは、今まで食べたから揚げとは一味違って、「だしがじゅわ〜!」としていて驚きました。皆さんにもぜひ作ってみていただきたいなと思います。――バラエティ番組でもお料理の腕を披露するなど、お料理上手なイメージがあります。 得意料理があれば教えてください。何でも作りますが、特にトマト系のパスタを作ることが好きです。今回の「割烹白だし」を使って、和風のパスタにも挑戦してみたいなと思います。
2022年03月30日「なにわ男子」道枝駿佑&福本莉子W主演映画『今夜、世界からこの恋が消えても』より、本編映像を使用した儚く切ない予告編が到着した。本作は、眠りにつくと記憶を失ってしまう前向性健忘を患ったヒロイン・日野真織(福本さん)と、彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公・神谷透(道枝さん)との愛の物語。到着した予告編は、消えゆく記憶と恋を繋ぎとめようとする2人の儚い恋物語を予感させる。透のモノローグからスタートし、「雲」「光」「雨」…と、“消えてなくなるもの”を交互に数える2人の声や、眠りから覚める真織と「記憶」の言葉。疾走感溢れる音楽と共に、過ごした思い出と走る透の姿が映し出され、さわやかだが切ない映像となっている。そして、楽しかった記憶が消えていく様を暗示させる、浴衣姿で繋ぐ手を別つ演出も登場。「どんな記憶も完全に消えるわけじゃない」という透の言葉も虚しく、「それでも明日、君を忘れてしまう」という真織の声が悲しく響く。また、本映像の透と真織のモノローグと一部の映像は、本編とは別に、この予告のために撮り下ろされたもの。撮影の合間を縫いながら、何度も声や映像を撮り直し、試行錯誤することで、それぞれの役と気持ちを重ね合わせた、特別なものだ。『今夜、世界からこの恋が消えても』は7月29日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:今夜、世界からこの恋が消えても 2022年7月29日より全国東宝系にて公開©2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会
2022年03月24日7月29日(金)に全国公開されるなにわ男子・道枝駿佑と福本莉子がW主演する映画『今夜、世界からこの恋が消えても』(通称:セカコイ)の本編映像が公開された。本作は、2019年「電撃小説大賞」を受賞した一条岬による同名小説の実写映画化作品で、難病を患ったヒロインとその彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持つ主人公の儚くも切ないラブストーリー。クラスメイトのいじめを止めるため、同級生の女子・日野真織に嘘の告白をした主人公・神谷透。嘘の告白と分かりながらも次第に惹かれあう両者だが、真織は眠りにつくと記憶を失ってしまう難病「前向性健忘」を患っていた。主人公の神谷透を演じるのは、2021年にCDデビューを果たしたグループ「なにわ男子」のメンバーで、今作が初主演映画となる道枝駿佑。ヒロインの日野真織を演じるのは、2016年開催の第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞した福本莉子。2021年10月期で放送されたテレビ朝日系土曜ドラマ『消えた初恋』ではクラスメイトとして共演した彼らが、今作では恋人役としてW主演を飾る。これまで本作からはメイキング映像、クランクアップのサプライズ映像とその裏側を切り取った映像が次々と公開されてきたが、この度、ついに本編映像が公開。透(道枝)のモノローグから始まり、「雲」「光」「雨」…と“消えてなくなるもの”を交互に数えるふたりの声、そして、眠りから覚める真織(福本)と「記憶」の言葉……。疾走感溢れる音楽と共に、過ごした眩しい思い出と、走る透の姿がさわやかでありつつも、切なさを感じさせる。さらに浴衣姿でつなぐ手を離す演出は、楽しかった記憶が消えていく様を暗示させ、「どんな記憶も完全に消えるわけじゃない」という透の言葉も虚しく、「それでも明日、君を忘れてしまう」という真織の声が悲しく響く。記憶障害を抱えた恋に苦しみながらも、「明日、僕を忘れてしまう君と、忘れられない恋をした」という胸を締め付けられるような透の言葉に消えゆく記憶と恋を繋ぎとめようとするふたり儚さがつまっている。透と真織のモノローグと一部の映像は、本編とは別に、予告映像のために撮り下ろされたものだという。撮影の合間を縫いながら、何度も声や映像を撮り直し、試行錯誤することで、それぞれの役と気持ちを重ね合わせ、道枝と福本の今、この瞬間の輝きそのままを切り取った映像の美しさにも注目だ。『今夜、世界からこの恋が消えても』7月29日(金)公開
2022年03月24日三木孝浩監督が手掛ける道枝駿佑(なにわ男子)×福本莉子W主演映画『今夜、世界からこの恋が消えても』が3月上旬にクランクアップを迎え、そこで道枝さんから福本さんへ、あるサプライズ企画が実行された。ドラマ「消えた初恋」では、クラスメイトとして共演した道枝さんと福本さんが、今作では恋人役で共演し、消えゆく日々の中で明日のちいさな幸せを懸命に掴み取ろうと、もがく姿を自らの輝きそのままにフレッシュに演じている。数日前、一足先にクランクアップしていた道枝さんは、福本さんのクランクアップを祝すべく、撮影最終日に福本さんには内緒で現場入り。ソワソワし、かなり緊張した様子の道枝さんだったが、福本さんが撮影終了後インタビューを受けている背後からサプライズ登場し、しっかり驚かせた。突然の出来事に福本さんは困惑の様子だったが、道枝さんは「莉子ちゃんが、真織でいてくれたからこそ、僕も透でいつづけることができましたし、今日も今まで1ヶ月積み上げてきたものを放出する大変なシーンでしたが、走り続けた莉子ちゃん、すごいと思います。本当にお疲れ様でした!」と感謝と労いの言葉と共に花束を贈呈。今回贈られた花束は、今作のタイトルに絡め、この現場の思い出が消えないように、残るようにと、“消えないで残る=ドライフラワー”が選ばれた。お花は道枝さん自らが数種類の中から、花言葉で「元気な女性」という意味のあるピンクのアジサイに、「感謝」という意味のカスミソウ、福本さんの好きな色であるブルーのカラーのスイートピー(花言葉:門出)に、今作のイメージだという紫のスターチス(花言葉:永遠に変わらない)をチョイス。また、好きな色がブルーであることも、撮影の合間に本人に気づかれないよう聞き込みをしたという道枝さんだったが、福本さんは「それで、いきなりあんな質問を!」と少し不思議には思っていたそう。お花選びに真剣な道枝駿佑、そしてドキドキのサプライズへ…!無事、撮影が終了し「寂しい気持ちでいっぱい」と語る道枝さんは、「初主演映画で分からないことも多く、人見知りなのでガツガツはいけなかったのですが、キャストの方やスタッフの皆さんとのコミュニケーションは意識して取るようにしていました。福本さんとは二度目の共演だったこともあり、気持ちも楽に、楽しく撮影に臨むことが出来ました。三木監督ともたくさんお話をさせて頂き、最初、透は声のトーンや姿勢も少し暗い印象なのですが、真織と出会ってから徐々に明るくなっていく過程を意識したり、これは僕個人がやっていたことなのですが、透は家事や料理をするので、爪は常に短い方が良いかなと、まめに切っていました」とコメント。福本さんは「道枝さんは、原作を初めて読んだ時にも感じましたが、現場でも透くんそのもので、ご本人が持っている優しさや誠実さがこの役にピッタリでした。一度共演したことがあったので、リラックスしてお芝居することが出来ましたし、道枝さんが透くんで本当に良かったなと心から思ってます」と共演をふり返り、「台本を読んで何度も泣いてしまったのですが、その感動を早く皆さんにお届けしたいです。楽しみに待っていてください!」とメッセージを寄せている。『今夜、世界からこの恋が消えても』は7月29日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:今夜、世界からこの恋が消えても 2022年7月29日より全国東宝系にて公開©2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会
2022年03月15日7月29日(金)に全国公開されるなにわ男子・道枝駿佑と福本莉子がW主演する映画『今夜、世界からこの恋が消えても』(通称:セカコイ)。約1カ月の撮影期間を経て、クランクアップを迎え、主演の道枝駿佑から、同じく主演を務めた福本莉子へ“記憶に残る”サプライズの様子が公開された。本作は、2019年「電撃小説大賞」を受賞した一条岬による同名小説の実写映画化作品で、難病を患ったヒロインとその彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持つ主人公の儚くも切ないラブストーリー。クラスメイトのいじめを止めるため、同級生の女子・日野真織に嘘の告白をした主人公・神谷透。嘘の告白と分かりながらも次第に惹かれあう両者だが、真織は眠りにつくと記憶を失ってしまう難病「前向性健忘」を患っていた。主人公の神谷透を演じるのは、2021年にCDデビューを果たしたグループ「なにわ男子」のメンバーで、今作が初主演映画となる道枝駿佑。ヒロインの日野真織を演じるのは、2016年開催の第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞した福本莉子。2021年10月期で放送されたテレビ朝日系土曜ドラマ『消えた初恋』ではクラスメイトとして共演した彼らが、今作では恋人役としてW主演を飾る。本作のメガホンを取るのは『僕等がいた 前篇・後篇』(2012年)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016年)など数々の恋愛映画を創り上げてきた三木孝浩。脚本は『君の膵臓をたべたい』(2017年)の監督・月川翔と、『明け方の若者たち』(2021年)の監督・松本花奈がタッグを組んだ。さらに音楽は、映画『糸』(2020年)で第44回日本アカデミー賞・優秀音楽賞にもノミネートされ、数々のヒット曲を生み出した音楽プロデューサー・亀田誠治。コロナ禍で撮影チーム全体が、気の抜けないプレッシャーの中、三木監督と何度も話しあいながら、ひたむきに一日一日を積み重ね、役作りを進めていった道枝と福本。2月よりクランクインした本作は、約1カ月の撮影期間を経て、ついに3月上旬、クランクアップを迎えた。数日前、一足先にクランクアップしていた道枝は、共にこの撮影を走り切った福本のクランクアップを祝すべく、撮影最終日に福本に内緒で現場入り。自身を“サプライズ好き”と公言するも、いざ本番となると、ソワソワし、かなり緊張した様子の道枝。しかし、いざそのタイミングがくると、福本がカメラに向かい、撮影終了後インタビューを受けている背後から登場し、しっかりと驚かせていた。突然、背後から道枝のサプライズを受けた福本は、「え!え?!」と困惑。道枝は「莉子ちゃんが、真織でいてくれたからこそ、僕も透でいつづけることができましたし、今日も今まで1カ月積み上げてきたものを放出する大変なシーンでしたが、走り続けた莉子ちゃん、すごいと思います。本当にお疲れ様でした!」と感謝と労いの言葉と共に花束を贈った。「びっくりした!!突然知らない人が入ってきたかと…!!」とまったく予想していなかった福本の様子を受け、会場からは「サプライズ大成功~!」と笑いと拍手が起こったこの日、道枝が贈った花束は、普段クランクアップでは贈られない、“ドライフラワーの花束”。今作のタイトル『今夜、世界からこの恋が消えても』に絡め、この現場の思い出が消えないように、残るようにと、“消えないで残る=ドライフラワー”を道枝自らが、たくさんの種類の中からチョイス。花言葉で「元気な女性」という意味のあるピンクのアジサイに、「感謝」という意味のカスミソウ、福本の好きな色であるブルーのカラーのスイートピー(花言葉:門出)に、今作のイメージだという紫のスターチス(花言葉:永遠に変わらない)をチョイスし、『セカコイ』のクランクアップにふさわしい福本にぴったりな花束に仕上げた。福本の好きな色が、“ブルー”であることも、撮影の合間に本人に気づかれないよう聞き込みをしたという道枝でしたが、福本は「それで、いきなりあんな質問を!」と当時、少し不思議には思っていたよう。しかしながら、サプライズは大成功し、記憶に残るクランクアップをふたりで迎えることができた。出演者コメント道枝駿佑 / 神谷透役本当に濃い毎日を過ごせたので、クランクアップを迎えた今、寂しい気持ちでいっぱいです。初主演映画で分からないことも多く、人見知りなのでガツガツはいけなかったのですが、キャストの方やスタッフの皆さんとのコミュニケーションは意識して取るようにしていました。福本さんとは二度目の共演だったこともあり、気持ちも楽に、楽しく撮影に臨むことが出来ました。三木監督ともたくさんお話をさせて頂き、最初、透は声のトーンや姿勢も少し暗い印象なのですが、真織と出会ってから徐々に明るくなっていく過程を意識したり、これは僕個人がやっていたことなのですが、透は家事や料理をするので、爪は常に短い方が良いかなと、まめに切っていました。この作品は、登場人物一人一人が悩みや葛藤を抱えていて、その葛藤に向かっていく姿や、足掻く姿が描かれています。幅広い世代の方に楽しんで頂けるような、儚くて尊い物語になっていると思いますし、自分としてもターニングポイントというか、記憶に残るような作品になると思います。福本莉子 / 日野真織役撮影を終えた実感がまだ湧かず、ぽわぽわしています(笑)本当に明るく楽しい現場で、消えて欲しくない思い出ばかりです。真織は記憶障害を抱えている女の子で、最初は自分の中で腑に落ちず難しい役だったのですが、三木監督とも相談しながら撮影を進めていく中で、自分の中に落とし込むことが出来ました。道枝さんは、原作を初めて読んだ時にも感じましたが、現場でも透くんそのもので、ご本人が持っている優しさや誠実さがこの役にピッタリでした。一度共演したことがあったので、リラックスしてお芝居することが出来ましたし、道枝さんが透くんで本当に良かったなと心から思ってます。この作品は、原作ファンの方にも絶対的に楽しんで頂ける作品になっていると思いますし、私としてもこれからの20代前半の自分を代表する一作になると思っています。台本を読んで何度も泣いてしまったのですが、その感動を早く皆さんにお届けしたいです。楽しみに待っていてください!『今夜、世界からこの恋が消えても』7月29日(金)公開
2022年03月15日映画『君が落とした青空』(2月18日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が28日に都内で行われ、福本莉子、松田元太(Travis Japan/ジャニーズJr.)、Yuki Saito監督が登場した。同作は櫻いいよによる同名小説の実写化作。高校生の実結(福本)の目の前で、恋人の修弥(松田)が交通事故に遭ってしまう。実結は突然の事故にパニックになるが、目が覚めると事故当日の朝に戻っていた。“修弥を助け出す”と心に決めた実結だったが、何度も「同じ日」を繰り返す中で、彼が隠していた事実を知る。胸キュンシーンも多い同作だが、「頭ポンポン」シーンについては松田から「エアーポンポンになってしまって、実ポン(実際にポンポン)、頭に触れポンできなくて……」という新たな言葉での苦労話も。映画のデートのシーンでは互いにポップコーンに手を伸ばして手が当たってしまうという胸キュン場面もあったが、松田は「実際に見ていたのはアニメだったんです。キラキラないろんなカラフルなヘアスタイルの女性の方がいっぱいいて、いっぱい変身したりして、俺らはその中でキュンキュン。冷静に考えると面白いね」と裏話を披露する。監督は「映画館ならではの反射感がほしくて、『今、かけられるものありますか』と聞いたら某変身アニメの映画だった」と説明した。この日はサプライズで監督が2人への手紙も読み、福本は目を潤ませ、松田はハンカチで涙を拭う。福本は「等身大の女子高生だから『みんなに応援してもらいたい』とか色々考えて、本当に難しかったしス、ケジュール的にもみんな大変だったのですごくしんどかったんですけど、こうして手紙をいただいて『タイムリープしても福本莉子と松田元太でやりたい』と言ってもらえたのは本当に嬉しいです。本当に頑張ってよかったなと思います」と感謝する。松田は「自分にとってもすごく大きな挑戦でしたし、『きみあお』を通して大きく変わったんです。自分を見つめ直せたり、足りない部分を見つけられたり、役の中で修弥にとって大切なことだったり、いろんな本当に大事なことにすごく気づいた」と振り返る。さらに「俳優としての松田元太も自分にとっては大事な部分であるんですけど、Travis Japanの松田元太として、今後もメンバーの思いであったり、ファンのみんなの気持ちだったり、もちろん家族もそうですし、たくさんの人の気持ちを背負って進んで、また色んな形でたくさんの方、Yuki監督にもどんどん恩返しできたら」と決意を述べた。○Yuki Saito監督手紙 全文福本莉子さん、松田元太くんへ。お二人に手紙を書くのは2回目ですね。クランクイン前、初めて2人と会うことができて、これから『君が落とした青空』をどういう映画にしたいのか構想を抱き、ワクワクドキドキしながら手紙を書いたのを覚えています。タイムリープならではの面白さはもちろんあるけど、それ以上に好きな人のために全力で行動する姿に胸を打たれる映画にしたいと伝えたと思います。そして、映画が公開してキャストやクルー、本日集まってくれた皆様、『君あお』を見てくれた全ての皆様がそのメッセージをきっと受け取ってくれたと思います。福本莉子ちゃん。時に愛らしく、時に美しく、でも皆がこう共感しやすい等身大の女子高生。実結として生きてくれてありがとう。最後に修弥が現れて生きてて良かったと心が動かされるのは、観客が実結に感情移入しながら物語を体感したからです。『君が落とした青空』とは実結の気づき、そのものだと思っています。パズルのようにバラバラに撮影して行く中で、同じ1日をつなげるために綿密に計算しなくてはいけない。それをやってのけた福本莉子という女優は本当にすごいと思うし、尊敬しています。交差点の事故シーン、冷たいアスファルトの上で、もう1回とお願いしたときの現場に向かうあの背中は一生忘れません。その背中はとても小さかったし、その足は真っ白ですごく細かった。でもカメラ前に向かって一直線で向かっていく姿を見て、僕はふと「この小さな背中が将来の日本映画界を背負っていくんじゃないか」と感じました。その細い足がそのための階段を登っているように見えました。「ああ、なんかすごい瞬間を撮らせてもらってるんだな」と武者震いしたのを覚えています。でも、実はそんな強いばっかりじゃないことも知っています。主演としてものすごいプレッシャーを背負って。弱さが透けて見えて儚く見える瞬間もありました。ギリギリのところで現場で挑んでくれてるんだなと思うこともありました。莉子ちゃんの中に透けて見える儚さこそが最大の魅力なんじゃないかなと思うんです。 つまり、僕は福本莉子をもっともっと知りたいんだと思いました。『きみあお』というゴールに共にたどり着いたからこそ、「やりきった」ではなく、またその次を想像してしまうのが女優・福本莉子なのだと思います。そんな風に思わせてくれて、ありがとう。松田元太くん。学校の人気者で、実結の笑顔のためにひたむきな修弥として生きてくれてありがとう。篠原修弥を演じるのはきっと難しかったと思います。最近笑ってない実結を心配して実結に手紙を渡そうとする日を繰り返している。その一途さと健気さを表現するには、計算せずに松田元太でいることが1番だと思い、そう言い続けました。 アフレコで泣き叫ぶ言い方のパターン違いを録ろうとした時に、何度やっても同じ叫びになることがあったね。元太くんは「なんか嘘をついているようで嫌です」と言いました。感情に嘘がないから何度繰り返しても涙が溢れてくるし、現場で実結のことを思って心から叫んだあの言い方が修弥であり、元太なんだなと、はっとさせられました。その心意気に嬉しくなったのを覚えています。でも常に笑顔を浮かべながらも、実はギリギリの状態で現場で立っていたのも知っています。「自分が主演でいいのか」と不安に襲われてましたね。「普段の松田元太でいいんだよ」と言われても、自分自身が何者なのかわからなくなっていたのではないかな? 普段と違った役になりきりたいという気持ちも、ひょっとしたらあったのかもしれない。そしてただですらプレッシャーがある中で、俳優・松田元太として現場にいるはずなのに、常にTravis Japanを代表している意識が強くて、メンバーの思いやファンの期待も背負っていたんじゃないかなと思います。ただ、松田元太はそこから逃げなかった。 メンバーが自分のことのように応援して、これだけのファンの人が喜んでくれる。そんな経験をできる俳優はそうそういないし、それがいつか実ると思います。チーム『きみあお』の中で時におちゃらけながら立派に修弥を演じてくれました。そして1度しかない映画デビュー、主演デビューを共に歩む事が出来て幸せです。篠原修弥が松田元太でよかったと心から思っています。ありがとう。何度タイムリープしても僕は福本莉子と松田元太を選びます。そして実結と修弥はスクリーンの中で見てくれた人の心の中で生き続けると思います。心からありがとうございました。
2022年02月28日なにわ男子・道枝駿佑と福本莉子がW主演する映画『今夜、世界からこの恋が消えても』(通称:セカコイ)が、7月29日(金)に全国公開される。この度、絶賛撮影中の現場よりメイキング映像が公開された。本作は、2019年「電撃小説大賞」を受賞した一条岬による同名小説の実写映画化作品で、難病を患ったヒロインとその彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持つ主人公の儚くも切ないラブストーリー。クラスメイトのいじめを止めるため、同級生の女子・日野真織に嘘の告白をした主人公・神谷透。嘘の告白と分かりながらも次第に惹かれあう両者だが、真織は眠りにつくと記憶を失ってしまう難病「前向性健忘」を患っていた。主人公の神谷透を演じるのは、2021年にCDデビューを果たしたグループ「なにわ男子」のメンバーで、今作が初主演映画となる道枝駿佑。ヒロインの日野真織を演じるのは、2016年開催の第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞した福本莉子。2021年10月期で放送されたテレビ朝日系土曜ドラマ『消えた初恋』ではクラスメイトとして共演した彼らが、今作では恋人役としてW主演を飾る。本作のメガホンを取るのは『僕等がいた 前篇・後篇』(2012年)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016年)など数々の恋愛映画を創り上げてきた三木孝浩。脚本は『君の膵臓をたべたい』(2017年)の監督・月川翔と、『明け方の若者たち』(2021年)の監督・松本花奈がタッグを組んだ。さらに音楽は、映画『糸』(2020年)で第44回日本アカデミー賞・優秀音楽賞にもノミネートされ、数々のヒット曲を生み出した音楽プロデューサー・亀田誠治。2月よりクランクインした本作は、公開に向けて絶賛撮影中だ。劇中の季節が春から夏にかけてということで、雪のちらつく寒い屋外での半袖やノースリーブでの撮影が続くが、そんななかでも寒さを感じさせないまぶしい笑顔で役と向き合う道枝と福本の姿が。三木監督の指導を仰ぎながら、透と真織の初々しいデートシーンを試行錯誤しながら演じていくメイキングは必見だ。さらに撮影クランクイン前に行われた、台本読み合わせ時の超貴重映像も。緊張感が漂う中、台本の読み合わせに挑むふたり。時に笑いが巻き起こりながらも、終始真剣な眼差しでセリフを掛け合わせていく彼らに、今作への覚悟と意気込みが感じられる。読み合わせ終了後も、自身の中で疑問の残る部分について監督に熱心に質問。三木監督との再タッグとなる福本は、本作の撮影に対する不安やプレッシャーからか、監督のあるひと言で思わず涙。主演ふたりが、模索しながらも自分の中に役を落とし込んで行く道程を垣間見れる、超貴重な映像をぜひチェックしてほしい。『今夜、世界からこの恋が消えても』7月29日(金)公開
2022年02月23日庵野秀明が参加する4作品によるコラボレーションプロジェクト「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」が始動。庵野秀明『シン・』4作品による夢のコラボプロジェクト全てのはじまりとなる2016年の『シン・ゴジラ』(脚本・総監督)、続く2021年の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(企画・原作・脚本・総監督)、そして2022年5月13日公開予定の『シン・ウルトラマン』(企画・脚本)と、2023年3月公開予定の『シン・仮面ライダー』(脚本・監督)。東宝・カラー・円谷プロダクション・東映の4社が会社の垣根を超えて立ち上げた「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」は、稀代のクリエイター・庵野秀明による『シン・』を冠した4作品による夢のコラボレーションプロジェクトだ。プロジェクトの始動とともにお披露目となったのは、庵野との関係性も深いアニメーション監督・前田真宏によるメインビジュアルと、前田と共に『シン・仮面ライダー』にも参加しているメカニック・キャラクターデザイナーの出渕裕によるエンブレム。イベントや商品化など、多岐に渡る企画の詳細は逐次発表していくという。『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』©︎TTITk『シン・ゴジラ』©︎TOHO CO., LTD.『シン・エヴァンゲリオン劇場版』©︎カラー『シン・ウルトラマン』©︎2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©︎円谷プロ『シン・仮面ライダー』©︎石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2022年02月17日「なにわ男子」道枝駿佑が映画初主演、東宝シンデレラグランプリ・福本莉子とのW主演で、記憶にまつわるラブストーリー『今夜、世界からこの恋が消えても』(通称:セカコイ)を映画化、7月29日(金)より公開されることになった。原作は、映画化もされた「君は月夜に光り輝く」を輩出した電撃小説大賞の2019年受賞作品。応募総数4,607作品の頂点にして、冒頭からは全く予想できないストーリー展開と結末に全選考委員が涙したという。すでに韓国では20万部超えを記録しており、その感動が世界に広がりつつある。クラスメイトのいじめを止めるため、同級生の女子・日野真織に嘘の告白をした主人公・神谷透。嘘の告白と分かりながらも、「放課後まで話しかけない」「連絡は簡潔にする」「お互いを本気で好きにならない」という3つのルールで真織はOKの返事をする。好きにならないと約束を交わすもお互いを知るにつれ、いつしか惹かれ合う2人。透がついに想いを抑えられなくなった頃、真織が「前向性健忘っていって、夜眠ると忘れちゃうの。一日にあったこと、全部」と告白。毎日、記憶と経験をリセットされる彼女は日記に1日の出来事を書き留め、朝早く起きて復習することで記憶をつなぎとめていた。そんな彼女に少しでも幸福な日々を届けたいと献身的に向き合う透。しかし、そんな日常は長く続かなかった。透が真織の幸せを守るために“ある作戦”を仕組むが…。道枝駿佑×福本莉子、映画界の次世代を担うフレッシュなキャスティングが実現!主人公の神谷透を演じるのは、2021年に待望のCDデビューを果たしたグループ「なにわ男子」のメンバーであり、日本テレビ系日曜ドラマ「金田一少年の事件簿」の5代目金田一一役でドラマ単独初主演を務めることが発表された道枝駿佑。これまで『461個のおべんとう』「消えた初恋」など数々のドラマや映画で艶やかで光る存在感を見せてきた道枝さんにとって初主演映画となる。そして、ヒロインの日野真織を演じるのは、2016年開催の第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞し、『思い、思われ、ふり、ふられ』(20)、『君が落とした青空』(2月18日公開)で主演を務め確実にステップアップし、本年からTOHOシネマズ「シネマチャンネル」ナビゲーターにも抜擢された福本莉子。2021年10月期で放送され話題となったテレビ朝日系土曜ドラマ「消えた初恋」ではクラスメイトとして共演した2人が、今作では恋人役としてW主演を飾る。福本莉子また、本作のメガホンを取るのは、『僕等がいた 前篇・後篇』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『きみの瞳が問いかけている』など数々の恋愛映画を創り上げてきた名手・三木孝浩。脚本は、『君の膵臓をたべたい』(17)では監督を、『君は月夜に光り輝く』(19)では監督・脚本を担当してきた月川翔と、『明け方の若者たち』(21)で監督を務めた若き才能・松本花奈がタッグを組んだ。キャスト&監督からコメント到着道枝駿佑初の主演映画なので、不安もありつつ、楽しみもありつつ、クランクインを迎え、いよいよ動き出したなという気持ちです。映画で主演を演じたいとずっと思っていたので、お話をいただいた時は、とても嬉しかったですし、しっかりと悔いのないように自分らしくやり切りたいと思います。台本を読んで、すごく感動しましたし、一日一日が尊くて儚くて大切なものだと改めて気づかせてくれるお話だなと感じました。『セカコイ』が十代最後の映画になるので、十代を締めくくれる、自分のターニングポイントとなるような作品になればいいなと思いますし、この映画を経験して、役者として一回りも二回りも成長したいと思います。福本莉子三木監督とご一緒するのも二回目で、お相手の道枝さんも同じく二回目の共演で、いろんな縁が重なっている作品だなと感じています。道枝さん演じる透くんとの関係性が大事になってくるお話なので、共演したことのある方で良かったなと思いました。『セカコイ』の原作を読ませていただいて、涙が止まりませんでした。私が演じる真織は、一日で記憶がリセットされるという難しい役で、不安も大きいのですが、頑張らなきゃなという気持ちでいっぱいです。監督から「この作品は現場で真織が心を動かすことが大事だよ、大丈夫だよ」と背中を押していただいて、私自身も真織同様、日記を付け始めました。初心を忘れず、毎日毎日新鮮な気持ちで頑張っていけたらいいなと思います。監督/三木孝浩『記憶』という、人が生きていく上で前へ進むための大切な基盤でもあり、時に大きな足枷ともなりうる不確かで曖昧なもの。この映画は、そんな『記憶』を1日ごとに失ってしまう少女とある『記憶』に縛られて動けない少年の少しおかしくて切なくて愛おしいラブストーリーです。誰かをどうしようもなく好きになったこともいつか忘れてしまう。すくった瞬間手のひらからこぼれていくその想いは、ずっと同じカタチのままで留めておけないからこそ美しいのかもしれません。道枝駿佑くんと福本莉子ちゃん。眩しさの真っ只中にいるフレッシュな二人だからこそ表現できる想いの儚さ尊さを、この作品で大切に描けたらと思います。『今夜、世界からこの恋が消えても』は7月29日(金)全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:今夜、世界からこの恋が消えても 2022年7月29日より全国東宝系にて公開©2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会
2022年02月13日アイドルグループ『なにわ男子』のメンバーである道枝駿佑さんが、映画『今夜、世界からこの恋が消えても』で初主演を務めることが発表されました。道枝駿佑、福本莉子とW主演原作は、一条岬さんの同名小説『今夜、世界からこの恋が消えても』。また、2016年開催のオーディション『第8回東宝シンデレラ』でグランプリを受賞した福本莉子さんが、道枝さんとともにW主演を務めます。数々の作品に出演し、ともに若手俳優としても注目を集める、道枝さんと福本さん。今回のW主演に意気込みを語りました。道枝駿佑さんコメント初の主演映画なので、不安もありつつ、楽しみもありつつ、クランクインを迎え、いよいよ動き出したなという気持ちです。映画で主演を演じたいとずっと思っていたので、お話をいただいた時は、とても嬉しかったですし、しっかりと悔いのないように自分らしくやり切りたいと思います。台本を読んで、すごく感動しましたし、一日一日が尊くて儚くて大切なものだと改めて気づかせてくれるお話だなと感じました。『セカコイ』が十代最後の映画になるので、十代を締めくくれる、自分のターニングポイントとなるような作品になればいいなと思いますし、この映画を経験して、役者として一回りも二回りも成長したいと思います。福本莉子さんコメント三木監督とご一緒するのも二回目で、お相手の道枝さんも同じく二回目の共演で、いろんな縁が重なっている作品だなと感じています。道枝さん演じる透くんとの関係性が大事になってくるお話なので、共演したことのある方で良かったなと思いました。『セカコイ』の原作を読ませていただいて、涙が止まりませんでした。私が演じる真織は、一日で記憶がリセットされるという難しい役で、不安も大きいのですが、頑張らなきゃなという気持ちでいっぱいです。監督から「この作品は現場で真織が心を動かすことが大事だよ、大丈夫だよ」と背中を押していただいて、私自身も真織同様、日記を付け始めました。初心を忘れず、毎日毎日新鮮な気持ちで頑張っていけたらいいなと思います。2人が主演を務める映画『今夜、世界からこの恋が消えても』は、2022年7月29日、全国東宝系にて公開予定です。映画『今夜、世界からこの恋が消えても』ストーリークラスメイトのいじめを止めるため、同級生の女子・日野真織(ひの・まおり)に嘘の告白をした主人公・神谷透(かみや・とおる)。嘘の告白と分かりながらも、「放課後まで話しかけない」「連絡は簡潔にする」「お互いを本気で好きにならない」という3つのルールと合わせ、真織はOKの返事をします。好きにならないと約束を交わすもお互いを知るにつれ、いつしか惹かれ合う2人。透がついに想いを抑えられなくなった頃、真織から出た言葉は予想もしないものでした。「私。前向性健忘っていって、夜眠ると忘れちゃうの。1日にあったこと、全部」毎日、記憶と経験をリセットされる彼女は日記に1日の出来事を書き留め、朝早く起きて復習することで記憶をつなぎとめていました。そんな彼女に少しでも幸福な日々を届けたいと献身的に向き合う透。しかし、そんな日常は長く続きませんでした。透が真織の幸せを守るために仕組んだ『ある作戦』とは…。[文・構成/grape編集部]
2022年02月12日映画『君が落とした青空』(2月18日公開)の公開直前イベントが8日に都内で行われ、福本莉子、松田元太(Travis Japan/ジャニーズJr.)、まふまふが登場した。同作は櫻いいよによる同名小説の実写化作。高校生の実結(福本)の目の前で、恋人の修弥(松田)修弥が交通事故に遭ってしまう。実結は突然の事故にパニックになるが、目が覚めると事故当日の朝に戻っていた。“修弥を助け出す”と心に決めた実結だったが、何度も「同じ日」を繰り返す中で、彼が隠していた事実を知る。バレンタインが近いために思い出などを聞かれた2人だが、松田は「僕はなぜか、溶けたチョコが好きなんですよ。固いチョコももちろん好きだし食べれるけど、それよりもなんか、土みたいに渡されたい」と驚きの発言。「今のご時世、絶対だめですよ。だけど手のひらにとってつけてもらって、『これ取って』みたいな妄想」と願望を表す松田に、福本は「そうですね……面白いなあと思って」と引いた様子を見せる。「溶けているチョコはあたたかいのではないか」という指摘に、松田は「ぬるい感じの」とたたみかけ、福本は「それ、逆に難しくないですか? その頃合いを見計らって渡すのは」とツッコミ。松田は最終的に「俺を探すのに時間かけてほしい。手の体温であったまっちゃったみたいな」と特殊なシチュエーションを希望する。「このあとにしゃべるのいやですね」という福本だが、「小学校の時にちょっと気になってる男の子がいて、でも学校で渡すのが恥ずかしかったんですよ。だから電車の中で待ち合わせして、渡して帰りました」と微笑ましいエピソードを披露し、松田も「かわいいですね」と感心していた。この日は主題歌をつとめるアーティスト・まふまふも登場し、松田は「僕はちょうどバレンタインの日にYouTubeで配信される動画でお会いして、連絡先も交換させていただいて。紅白ももちろん拝見しましたし、こんな神様みたいなすごい方が主題歌をやってくださるというのですごく嬉しくて、今日も会うのが楽しみすぎて連絡しちゃいました」と交流を語る。さらに松田は同曲に振り付けたオリジナルダンスについて「実はちょっと、メンバーの吉澤閑也に手伝ってもらいました。でも絶対広めないでください。閑也がめっちゃ喜んじゃうので!」と明かし、その場で披露。まふまふは「手話とかも入れて、歌詞を表現してくれてるんですね」と喜んでいた。
2022年02月08日女優の福本莉子とTravis Japan/ジャニーズJr.の松田元太がW主演を務める、映画『君が落とした青空』(2月18日公開)のダンス動画が4日、公開された。同作は櫻いいよによる同名小説の実写化作。高校生の実結(福本)の目の前で、恋人の修弥(松田)修弥が交通事故に遭ってしまう。実結は突然の事故にパニックになるが、目が覚めると事故当日の朝に戻っていた。“修弥を助け出す”と心に決めた実結だったが、何度も「同じ日」を繰り返す中で、彼が隠していた事実を知る。今回公開されたのは、まふまふが歌う主題歌「栞」に合わせ、福本莉子・松田元太・板垣瑞生・横田真悠・莉子のメインキャスト5人がオリジナルダンスを踊る動画。松田はジャニーズグループの中でもダンス専門のYoutubeチャンネルを開設し、ジャンル問わずレベルの高いパフォーマンスで人気を集めるTravis Japanの最年少メンバーで、映画オリジナルのダンスを考案した。“実結目線”で進む映画のストーリーや、楽曲の歌詞を丁寧に表現することを意識しつつ、中には手話も取り入れられているという。松田はポイントについて「(振り付けを)分かりやすくするのは簡単なのですが、せっかく僕が担当させていただくので、こだわりも詰めました」「映画はもちろん、主題歌やこのダンスを楽しんで、沢山の方に踊って貰えたら嬉しいです!」と語る。ダンス動画とともに、松田がキャスト陣に振り付けを教える様子を捉えたレクチャー編も合わせて公開され、5人が和気あいあいと過ごす姿も収められた。
2022年02月04日2022年5月、浜中文一と桜井日奈子のW主演にて上演する「富美男と夕莉子」のメインビジュアルが完成!さらに、全キャストの他、公演詳細の発表された。本作は、舞台「刀剣乱舞」、「鬼滅の刃」など、大ヒット作品の舞台化を手がけ、オリジナル作品の「TRUMP」シリーズも常にチケット即完の人気劇作家/演出家・末満健一が脚本・演出を手掛け、世界で最も有名な悲恋劇である「ロミオとジュリエット」を原作に、舞台を中世ヴェローナから猥雑さ溢れる昭和の大阪に移し、大阪弁での人情味溢れる物語へと変貌させた作品である。今回公開されたメインビジュアルでは、W主演の浜中文一と桜井日奈子が、「ロミオとジュリエット」を彷彿とさせるポーズにも関わらず、活気あふれる大阪の街の賑やかさがなんとも物語の世界観を表現している。さらに公式サイトでは、浜中文一、桜井日奈子の他、松島庄汰、近藤頌利、板倉チヒロ、幸田尚子、緒方晋、高木稟、明星真由美、オクイシュージら魅力的なキャストの個別ビジュアルも解禁!公演の詳細情報も更新されているので、ぜひ公式サイト( )をチェックして欲しい。【あらすじ】時代は昭和。大阪の架空都市である浪花坂にて。任侠一家の「門田木家」の息子・富美男と、対立する「喜矢平家」の娘・夕莉子が命を落とす。門田木と喜矢平の対立に起因する悲劇であった。彼らの友人たちは、ふたりが交わしていた交換日記から、なぜふたりが死ななければならなかったのかを探っていくこととなる。たった五日間の恋が、果たして本当にふたりの男女を死に至らしめるのだろうか。交換日記を通じた友人たちの回顧は、やがてふたりが出会った夏祭りの夜まで遡っていく。富美男と夕莉子、ふたりが如何にして出会い、愛しあい、死ななければならなかったのかを知るために。【公演概要】タイトル:浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」原案:ウィリアム・シェイクスピア脚本・演出:末満健一出演:浜中文一桜井日奈子松島庄汰近藤頌利板倉チヒロ幸田尚子緒方晋高木稟橘二葉古野陽太吉本考志石畑達哉池之上頼嗣兵頭祐香明星真由美オクイシュージ<東京公演>日程:2022年5月4日(水・祝)〜17日(火)会場:紀伊國屋ホール<大阪公演>日程:2022年5月29日(日)〜30日(月)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演問い合わせ:メディアミックス・ジャパン (平日11時〜17時)チケット料金:<東京・大阪共通>¥9,800(税込・全席指定)チケット一般発売日:4月2日(土)公式サイト: 公式Twitter:@tomiyuri2022 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月01日ベネフィーク(Benefique)は、2022年春の新作スキンケアとして美白美容液と日中用美白美容液を2022年3月21日(月)より発売する。シミ・そばかすを防ぐ新美白美容液ベネフィークの新作は、美白ケアできる2つの製品。「ベネフィーク ホリスティックホワイト(医薬部外品)」は、朝晩のケアに使用できる薬用 美白美容液だ。とろりと濃密なテクスチャーの美容液には、4MSK※1、m-トラネキサム酸※2とダブルの美白有効成分を配合。さらに、アシタバエキス、センキュウエキスなど、東洋古来の知恵から得た大地の恵みを詰め込み、シミの根本原因にアプローチをかける。角層のすみずみまで美容成分が浸透して、シミ・そばかすを防ぐとともに、メラニンの生成を抑制。使い続けるほどに、潤いあふれるクリアな肌へと引き上げてくれる。美白もシワ改善もするUV美容液一方、「ベネフィーク ホリスティックホワイトUV(医薬部外品)」は、SPF50+・PA++++でUVケアしながら美白できる日中用美白美容液だ。選りすぐりの大地からの恵みパワーボタニカルH(※3)に加えて、シワ改善・薬用美白有効成分であるナイアシンアミドを配合し、シミ・そばかすを防いでくれる。肌にのせると、トーンアップ効果で肌を明るく仕上げ、なめらかな肌を演出。後から塗布するファンデーションのつきやのりをよくし、きめ細やかな肌作りをサポートする。高級感のあるフローラル・フローラルの香り付きで、メイクしながら気分もアップ。美白もシワ改善もしながら、UVケアできるのが嬉しいポイントだ。【詳細】ベネフィーク ホリスティックホワイト(医薬部外品) 45mL 11,000円(編集部調べ)ベネフィーク ホリスティックホワイト レフィル (医薬部外品)45mL 10,450円(編集部調べ)ベネフィーク ホリスティックホワイトUV(医薬部外品) SPF50+・PA++++ 50mL 6,600円(編集部調べ)発売日:2022年3月21日(月)※1:4-メトキシサリチル酸カリウム塩※2:トラネキサム酸※3:アシタバエキス・センキュウエキス・カスムナールエキス・グリセリン:保湿【問い合わせ先】資生堂お客さま窓口 フリーダイヤルTEL:0120-81-4710
2022年01月28日シンガーソングライターのchayとオルガニストの梅干野安未によるライブ『Premium Chapel Party』が、1月21日に東京・グローリアチャペル(キリスト品川教会)で開催された。本公演は、コロナ禍で希望通りに結婚式などが挙げられない状況が続く中でも、音楽の力で人々に幸せや祝福を届けられればという思いから、マイナビウエディングとサンライズプロモーション東京がタッグを組んだ新たな形のコンサート。当日は有料生配信も行われ、演奏はもちろんチケット購入者から寄せられた幸せいっぱいのメッセージを紹介するコーナーも設けられた。ライブは梅干野がパイプオルガンで「アメイジンググレイス」を独奏する厳かな雰囲気の中から始まり、前奏中に客席後方からまるで結婚式の入場のようにウエディングドレスを着たchayが登場。壇上に上がりアカペラで歌い上げたあと、コラボレーションがスタートした。1曲目を披露したところで、それぞれのソロパートへと突入。まずchayのソロパートでは、初めてギター弾き語りで「with」を演奏するなどレアな演出を含む全6曲が披露され、ギターと観客の手拍子がチャペルならではの音の響きで特別なものに感じられた。chayそして梅干野のソロパートでは、イベントの趣旨に合わせウエディングにまつわる楽曲をメドレーで披露。どこかで聞いたことのある曲が、結婚式のはじまりから結びまでをつなげるカタチで展開され、それぞれの楽曲に意味を感じられるような構成となった。続いてパイプオルガンのために作られた楽曲「ウエストミンスターの鐘 Op.54-6」が壮大に演奏され、ソロパートを締めくくった。ソロコーナーが終わり、衣装を膝丈のドレスにチェンジしたchayがステージに登場。カップルチケット購入者のメッセージ紹介コーナーでは、ほっこりとするようなメッセージをchayが代読し、その中で一昨年に結婚を発表したchayがコロナ禍で結婚式を挙げたエピソードも語られた。左からchay、梅干野安未その後再び2人による演奏がはじまり、結婚式でも利用されることが多い「それでしあわせ」をワンコーラス目はしっとりとしたバラードのテイスト、ツーコーラス目は原曲のような明るいテイストで披露。パイプオルガンの伴奏は、まるでオーケストラがいるかのような感覚になる音色だった。アンコールでは、「Beauty and the Beast」を2人で披露。黄色いドレスを着用したchayが「幸せな気持ちだったり、祝福を少しでも届けることが出来たらなと思い、こういう風にチャペルで歌わせてもらいました」と話していた通り、観客は幸せそうな表情で帰路についていたのが印象的だった。なお本公演の模様は、1月28日23時59分までアーカイブ配信が行われている。<公演情報>『Premium Chapel Party』1月21日(金) 東京・グローリアチャペル(キリスト品川教会)※アーカイブ配信:1月28日(金) 23:59までセットリスト■コラボ1. アメイジンググレイス■chay2. あなたに恋をしてみました3. 運命のアイラブユー4. with5. together6. 3人のうた7. 花束■梅干野安未8. ウエディングソングスペシャルメドレーJ.S.バッハ:『カンタータ第147番』より「主よ、人の望みの喜びよ」R.ワーグナー:『ローエングリン』より「婚礼の合唱」G.ヘンデル:『水上の音楽』より「ア・ラ・ホーンパイプ」J.S.バッハ:『管弦楽組曲第3番』BWV1068 より「G線上のアリア」F.メンデルスゾーン:『真夏の夜の夢』より「結婚行進曲」9. L.ヴィエルヌ:ウエストミンスターの鐘 Op.54-6■コラボ10. それでしあわせ11. Beauty and the Beast■視聴チケット:2,500円(税込)販売期間:1月28日(金) 21:00まで購入リンク:イベント公式サイト:
2022年01月26日