第87回アカデミー賞授賞式が2月23日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、『6才のボクが、大人になるまで。』のパトリシア・アークエットが「助演女優賞」を受賞した。初ノミネートで、初受賞を果たした。リチャード・リンクレイターが12年間という歳月をかけて、ある少年とその家族の移ろいを同じキャストで撮影し続けた野心的なヒューマンドラマ。パトリシアは二人の子どもを育てるシングルマザーを演じた。離婚や再婚相手のDVといった苦境から子どもたちを守ろうと奮闘し、愛情を注ぐ母親。それでも、子どもたちは成長とともに自分の世界を見つけ、巣立っていく…。そんな現実と向き合い、大学進学が決まった18歳の息子を前に「これで終わりだなんて。もっと何かあると思っていたのに」とこぼすシーンは多くの女性の心を震わせただけでなく、世代を問わずすべての観客に“母親の愛情”を再認識させた。今年の助演女優賞はパトリシアを筆頭に、ローラ・ダーン(『Wild』)、キーラ・ナイトレイ(『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』)、エマ・ストーン(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)、メリル・ストリープ(『イントゥ・ザ・ウッズ』)という新旧の実力派が候補に名を連ねていたが、前哨戦である各映画賞レースで先頭を走ってきたパトリシアが順当にオスカーを手にした。姉は女優のロザンナ・アークエット。兄弟や父親も俳優という芸能一家に育った。ブレイクのきっかけは日本でも大ヒットを記録した『トゥルーロマンス』で、彼女が演じた自由奔放なヒロインは当時の若者に鮮烈なイメージを残した。その後はティム・バートン(『エド・ウッド』)、デヴィッド・リンチ(『ロスト・ハイウェイ』)、ミシェル・ゴンドリー(『ヒューマン・ネイチュア』)など個性豊かな監督とタッグを組んだ他、など。2005年よりテレビシリーズ『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』に主演し、エミー賞を獲得している。(text:cinemacafe.net)
2015年02月23日英国アカデミー賞が8日(現地時間)に発表になり、『6才のボクが、大人になるまで。』が作品賞や監督賞など主要部門で受賞した。最多受賞作は5部門を制した『グランド・ブダペスト・ホテル』。オリジナル脚本賞、作曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ&ヘア賞と主に技術部門で表彰された。英国作品を対象とした英国映画作品賞に輝いた『博士と彼女のセオリー』は、主演男優賞(エディ・レッドメイン)、脚色賞を受賞。主演女優賞はジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)、助演男優賞はJ・K・シモンズ(『セッション』)、助演男優賞はパトリシア・アークエット(『6才のボクが、大人になるまで。』)、とこれまで各映画賞で勝ち進んできた本命たちが順当に受賞を果たした。アメリカでは『6才のボクが、大人になるまで。』の対抗作として健闘している『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』はエマニュエル・ルベツキが撮影賞を受賞した。主な授賞結果は以下の通り作品賞:『6才のボクが、大人になるまで。』英国映画作品賞:『博士と彼女のセオリー』監督賞:リチャード・リンクレーター(『6才のボクが、大人になるまで。』)オリジナル脚本賞:ウェス・アンダーソン(『グランド・ブダペスト・ホテル』)脚色賞:アンソニー・マッカーテン(『博士と彼女のセオリー』)主演男優賞:エディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)主演女優賞:ジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)助演男優賞:J・K・シモンズ(『セッション』助演女優賞:パトリシア・アークエット英国脚本家、監督、プロデューサーによるデビュー作賞:『Pride』(原題)外国語映画賞:『イーダ』アニメ映画賞:『LEGOムービー』(text:Yuki Tominaga)
2015年02月10日英国アカデミー賞の最優秀作品賞に、リチャード・リンクレイター監督の『6才のボクが、大人になるまで。』が選ばれた。監督賞も、リンクレイターが受賞。この数週間、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が、プロデューサー組合賞(PGA)、映画俳優組合賞(SAG)、監督組合賞(DGA)を立て続けに受賞し、フロントランナーに躍り出ていたが、オスカー作品賞の結果と一致することが多い英国アカデミー賞を『6才のボク~』が受賞したことで、さらに激戦の度合いが増した。その他の写真イギリス映画部門は、『博士と彼女のセオリー』が受賞。同作品では、エディ・レッドメインが主演男優賞を受賞している。主演女優賞には、『アリスのままで』のジュリアン・ムーアが輝いた。助演男優賞は、『セッション』のJ・K・シモンズ、助演女優賞は『6才のボク~』のパトリシア・アークエット。脚本賞は『グランド・ブダペスト・ホテル』、脚色賞は『博士と彼女のセオリー』が受賞した。文:猿渡由紀
2015年02月09日映画『マンゴーと赤い車椅子』の初日舞台あいさつが7日、東京・イオンシネマ板橋で開催され、秋元才加、三田佳子、仲倉重郎監督が登壇した。本作は、事故による脊髄損傷で歩けなくなってしまった宮園彩夏(秋元才加)が、赤い車椅子を相棒に、葛藤しながら未来へ踏み出していくという感動作。彩夏と交流する車椅子の青年で、バンドのボーカリスト・翔太役を、EXILEパフォーマーのNAOTOが、認知症の症状が出始めた祖母役を三田佳子が演じた。監督は、映画『きつね』(1983年)を手掛け、脚本家としても活躍する仲倉重郎で、自身が車椅子人生となった体験を織り込んだ映画に仕上げた。主演の秋元は「監督が10年以上、構想されていた映画です。三田さんをはじめ、素晴らしい方々と共演させていただき、私自身も成長させていただいた映画です。うれしく思いつつもドキドキしています。興奮しています」と、初日の感想を語った。秋元は共演のNAOTOについて、「パフォーマーとしても尊敬していますが、今回の役で7kgも体重を落とされたと聞き、役者としてのストイックさに、私自身もすごく刺激を受けました。最後のライブシーンでは、NAOTOさんの歌声に、ぱーっと涙を流すことができました」と感謝。三田については、「三田さんが現場にいらした瞬間、『おばあちゃんだ!』って思いました」と感心しきりの様子だった。三田は「ふわっとした部分、ただの年寄りではなく、おばあちゃんの雰囲気を出すのを楽しみながらやりました」と役作りを振り返った。また「才加さんが、良い女優さんになる資質をもっていると思ったの」と称えた後、秋元に「歌手ですか?」と尋ねた。秋元は笑顔で「はい。いろいろやらせていただきました」と答えると、三田は「歌手の方は音感もリズム感もあるけど、彼女はさらに、勇気のある役作りもやりました」と秋元をねぎらった。自身も突然の車椅子人生となった経験を持つ仲倉監督は「こんなに若いお客さんが見てくださるのが本当にうれしいです」と大喜び。秋元は「車椅子の方にも見ていただきたいですが、健常者の方にも見ていただきたい。今、ある人生の環境のなかで、どうベストに生きていけるかという、背中を押せるような映画になると良いなあと」と、力強く本作をアピールした。
2015年02月08日30代後半は多くの女性が抜け毛に悩む35才は髪にとって大きなターニングポイントらしい。1月29日、花王は年齢による髪の変化に対応したセグレタ「地肌からの美髪ケア体験セット」を発売したと発表した。同社は、30代後半の女性は抜け毛に悩んでいるという調査結果を紹介。髪の成長サイクルが乱れ始めるこの時期に、髪のお手入れを始めることをすすめている。髪の成長サイクルを促進させるには、頭皮マッサージが効果的。マッサージをすることで、髪を太く長く成長させるサイクルへと導く。ジェルトリートメントでマッサージ同体験セットは、「地肌クレンジングシャンプー」、「地肌と髪のジェルトリートメント」、「髪を育むスプレー」の3ステップを試すことができる。特に注目したいのがジェルトリートメントで、頭皮マッサージをする際に使用すると髪と地肌にうるおいをたっぷり与えてくれる。また、マッサージをしているうちにジェルがクリーミーな泡へと変身!楽しみながら気持ちよくマッサージできるのは、女性にはうれしいポイントだ。最近抜け毛が気になり始めたアナタ。セグレタの美髪体験セットで、髪の成長サイクルを整えてみてはいかがだろう。(画像はプレスリリースより)【参考】・花王プレスリリース(PR TIMES)
2015年01月31日映画『マンゴーと赤い車椅子』の完成披露試写会が16日、都内で開催され、秋元才加、三田佳子、仲倉重郎監督が登壇した。本作は、事故による脊髄損傷で歩けなくなってしまった彩夏(秋元才加)の奮闘と再生の物語。秋元は、主人公・彩夏の葛藤や勇気を車椅子姿で体現した。彩夏と交流する車椅子の青年で、バンドのボーカリスト・翔太役を演じるのは、EXILEのパフォーマー、NAOTO。認知症の症状が出始めた祖母役に三田佳子が扮した。監督は、映画『きつね』(1983年)を手掛け、脚本家としても活躍する仲倉重郎で、自身の突然、車椅子人生となった体験を織り込み、本作のメガホンをとった。秋元は「車椅子を乗りこなすという技術的な問題も難しかったけど、それ以上に、いろんな葛藤や思いがあり、成長していく彩夏(役柄)をどう演じていくかってことが難しくて。監督からアドバイスをいただきながら、一生懸命演じさせていただきました。素晴らしい共演者の方々と演じさせていただき、本当にありがたかったです」と力強く語った。祖母役の三田について、秋元は「三田さんが入ってきた時、『おばあちゃんだ!』と本当に思えました。私も三田さんのように相手を引き込むような女優になりたいです」とリスペクト。三田は「うれしい。どうもありがとう」と笑顔で言った後「監督から『あんまり老けなくていいから。今の80歳は若いから』と言われてたんです。でも、若く見えちゃうと、どうしても地を隠せない、なりきってないと言われるのがすごく嫌だなと思って、90歳くらいのつもりでやったら、監督から文句が出ました」とおちゃめな笑顔を見せた。仲倉監督は、30数年温めていた映画が完成して感無量の様子。秋元について「なるほど、こういう彩夏っているんだと、新鮮な気持ちで見ていました。秋元さん、セリフがすっかり入っていて、現場に台本をもってこなかったので、セリフは直せなかったです(苦笑)。また、三田さんは、もっと若くても良いなあと思って見ていました」と笑いながら語った。また、三田が秋元について「異国情緒がある、顔に凹凸があって、すごく良いでしょ。こういう映像向きの人がどんどん新しい役をしていったら、良い女優さんになるんじゃないかと。また、現場ですごく勝ち気だなと思ったの。監督にくってかかっていたから。でも、そういう役だったからね。見込みがあるなと思いました」と彼女を称えた。秋元は「その時期、自分では気付かなかったんですが、すごく強かったみたいで」と恐縮。三田は「私も『極道の妻』をやった時、そうだったの。役に成り切っていたのよ」とうなずいた。『マンゴーと赤い車椅子』は2月7日(土)より公開。
2015年01月17日第72回ゴールデン・グローブ賞授賞式が11日(現地時間)、ロサンゼルス開催され、同じキャストで12年間かけて撮影した『6才のボクが、大人になるまで。』がドラマ部門作品賞、監督賞、助演女優賞の最多3部門を受賞した。ゴールデン・グローブ賞はハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)会員の投票によって決定するもので、最多7部門で候補となっていた『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』はコメディ/ミュージカル部門男優賞、脚本賞の2冠となった。コメディ/ミュージカル部門作品賞は『グランド・ブダペスト・ホテル』が受賞した。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で同部門男優賞を受賞したマイケル・キートンは、「(受賞者が)多くの人に感謝を述べるには理由があります。本当に感謝すべき人が大勢いるからです」と、まずはゴールデン・グローブ賞にコメディ部門を設けたHFPAに感謝し、質素な家庭に育った生い立ちから息子への愛まで涙ながらのスピーチ。会場の感動を誘った。ドラマ部門で男優賞を受賞したのは『博士と彼女のセオリー』スティーブ・ホーキング博士を演じたエディ・レッドメイン。先日ゴールインしたばかりの彼にとって、素敵な結婚プレゼントになったことだろう。功労賞にあたるセシル・B・デミル賞を受賞したジョージ・クルーニーは、7日(現地時間)にパリで起きた新聞社襲撃事件犠牲者に「Je suis Charlie(私はシャルリー)」のバッジを胸につけて登壇。大作以外にも光をあてるゴールデン・グローブ賞に感謝を述べ、「大作は大丈夫ですが、小規模作には観客が必要です」とコメント。さらに、昨年亡くなったローレン・バコールとロビン・ウィリアムズの名前を挙げて、受賞することよりも人々の記憶に残ることの大切さについて語り、会場にいる夫人に向かって「アマル、君の夫であることを何より誇りに思っているよ」と語りかけた。そして、同日パリで行われた大規模なデモにもふれ「Je suis Charlie」と支持を示すひと言で締めくくった。授賞式前半ではHFPA協会長のテオ・キングマも「国際ジャーナリストである我々は芸術表現の自由の重要性を理解しています。北朝鮮からパリまで、言論の自由を抑圧しようとする人々と戦うために団結しましょう」と昨年末に起きたコメディ映画『THE INTERVIEW』(原題)の公開をめぐる騒動、パリの新聞社襲撃事件に言及したスピーチを行い、スタンディング・オベーションを受けた。授賞結果は以下の通り<映画>ドラマ部門作品賞:『6才のボクが、大人になるまで。』男優賞:エディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)女優賞:ジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)コメディ・ミュージカル部門作品賞:『グランド・ブダペスト・ホテル』男優賞:マイケル・キートン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 』)女優賞:エイミー・アダムス『ビッグ・アイズ』助演男優賞:J・K・シモンズ(『セッション』)助演女優賞:パトリシア・アークエット(『6才のボクが、大人になるまで。』)監督賞リチャード・リンクレイター『6才のボクが、大人になるまで。』脚本賞アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、 ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr、アルマンド・ボー(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 』)外国語映画賞『リヴァイアサン』(ロシア)アニメ作品賞『ヒックとドラゴン2』作曲賞ヨハン・ヨハンソン『博士と彼女のセオリー』主題歌賞GLORY『SELMA』(原題)<テレビ>TVシリーズドラマ部門作品賞:「THE AFFAIR」(原題)男優賞:ケヴィン・スペイシー(「ハウス・オブ・カード 野望の階段」)女優賞:ルース・ウィルソン(「THE AFFAIR」原題)TVシリーズコメディ/ミュージカル部門作品賞:「TRANSPARENT」(原題)男優賞:ジェフリー・タンバー(「TRANSPARENT」)女優賞:ジーナ・ロドリゲス(「JANE THE VIRGIN」原題)ミニシリーズ・TV映画部門作品賞:「FARGO/ファーゴ」男優賞:ビリー・ボブ・ソーントン(「FARGO/ファーゴ」)女優賞:マギー・ギレンホール(「THE HONORABLE WOMAN」原題)助演男優賞:マット・ボマー(「ノーマル・ハート」)助演女優賞:ジョアンヌ・フロガット(「ダウントン・アビー」)(text:Yuki Tominaga)
2015年01月12日韓国のヒットミュージカル日本版第2弾『シャーロック ホームズ2 ~ブラッディ・ゲーム~』が来年4・5月、東京芸術劇場 プレイハウスで上演される。キャストには前作『アンダーソン家の秘密』に引き続き、ホームズ役で橋本さとし、女性ワトソン役で一路真輝。さらに、別所哲也、小西遼生・良知真次(Wキャスト)ら実力派、近年舞台にも力を注ぐ秋元才加の出演が決定したミュージカル『シャーロック ホームズ2~ブラッディ・ゲーム~』チケット情報ミュージカル『シャーロック ホームズ』は、2011年韓国で誕生し大ヒットを記録、その年のミュージカルアワードを多数受賞した人気作。2014年1月には日本版が初上演。今年の3月には、その第2作が韓国で上演され、今回いよいよ日本に初上陸する。ある日“切り裂きジャック”を名乗る人物からロンドン警察庁に手紙が届く。事件を追うホームズとワトソン。そんなある日、ジャックによる殺人現場の教会に居た、神の声を聞き奇跡を起こすという盲目の美女の存在を知る。そして彼女には影のように付き添う男が……。切り裂きジャックを追いながら、まるで自らの策に溺れるかのように、ホームズは最大のピンチを迎えていく。ホームズ役の橋本は今回の出演に際し「前作よりもさらにホームズの影の部分をクローズアップさせ、より人間的なキャラに膨らませていけたらいいですね。 シーズン2は、より楽曲のバラエティに富んでいると聞き、これはますます手強いなと気合いの冷や汗が額に滲んでおります。日本を代表するシャーロック・ホームズ役者と言われるほどの奇跡的な演技をお見せできるよう頑張ります」とコメント。また、女性版ワトソンに扮する一路は「韓国のミュージカルの魅力は、ストーリーの勢いと音楽が叙情的なことです。前回出演して、その魅力にはまってしまいました。今回も橋本さんと共に楽しく、そして心に染み入る作品にしたいです」と意欲を話している。そして、今作のゲストヒロインとなる秋元は「私にとって2年ぶりのミュージカル出演。素晴らしいキャストの皆様とご一緒させて頂ける事、とても光栄に思っています。私はマリアクララという盲目の女性を演じます。物語の鍵を握るマリアを精一杯演じたい。ドラマティックな音楽とスリル、前作より更にパワーアップした今作品を楽しみに待っていて下さい」とコメントを寄せた。演出は前作と同じく板垣恭一が担当、訳詞も森雪之丞が続投する。公演は、2015年 4月26日(日)から5月10日(日)まで東京芸術劇場プレイハウス他、各地にて公演。東京公演のチケット一般発売は2月21日(土)より。詳しくはオフィシャルサイトにてご確認を。
2014年12月17日韓国でミュージカル賞を総なめにしたオリジナルミュージカル「シャーロック ホームズ」、3部作の第2弾「シャーロック ホームズ2 ~ブラッディ・ゲーム~」の日本上陸が決定。この度、本作のメインキャストに別所哲也、秋元才加ら実力俳優陣が参加することが明らかになった。ある日“切り裂きジャック”を名乗る人物からロンドン警察庁に手紙が届く。事件を追うホームズとワトソン。そんなある日、ジャックによる殺人現場の教会に居た、神の声を聞き奇跡を起こすという盲目の美女の存在を知る。そして彼女には影のように付き添う男が…。切り裂きジャックを追いながら、まるで自らの策に溺れるかのように、ホームズは最大のピンチを迎える。2014年初春に公演された、韓国発日本初演ミュージカル「シャーロック ホームズ ~アンダーソン家の秘密~」は、日本中を巡り大盛況で幕を閉じた。あれから1年、全く違う色彩を放ち、かつスペクタクル感を増して描かれるシーズン2が2015年春に帰ってくる。韓国・ソウルで本年3月に上演され、現在韓国で上演中のシーズン1の初日に先駆け、10月中旬にソウルにおいて開催された「シャーロック ホームズガラ・コンサート」は、シーズン1とシーズン2を見事に合体させたコンサートとなり、地元・ソウルにおいても更なる飛躍を印象付けた。「劇団☆新感線」出身の橋本さとしが演じる、病的に事件を追究しながらもふと人間味をのぞかせるホームズと、元宝塚歌劇団雪組トップスターの一路真輝扮する凛とした中に茶目っ気のある助手ワトソン。ワトソンが女性設定であるという点でも話題を集めた本作だが、この斬新な設定すらナチュラルに感じさせる橋本さん&一路さんのテンポの良い掛け合いにはファンも絶賛。今回発表されたのは、シーズン2の中心人物となる役どころ。バーミングハム最高の警察で、ジャック検挙のためにロンドンに派遣されるクライブ・オーウェンに別所哲也、切り裂きジャックが現れた後、神の声を伝え奇跡を起こす女性マリア・クララに秋元才加、いつもマリアのそばにいる男で殺人現場にはなぜかいつも出現するエドガーに小西遼生・良知真次(Wキャスト)が好演する。ゲストヒロインとなる秋元さんは、「今作品、私にとって2年振りのミュージカル出演となります。素晴らしいキャストの皆様とご一緒させて頂ける事、とても光栄に思っています。私はマリアクララという盲目の女性を演じます。物語の鍵を握るマリアを精一杯演じたいと思います。誰もが知っているシャーロックホームズ。ドラマティックな音楽とスリル、前作より更にパワーアップした今作品を是非楽しみに待っていて下さい」と作品への期待を寄せた。「恐怖は、この世を救う唯一の手段なんだ」――偉大なる名探偵シャーロックホームズと実在した世紀の殺人鬼“切り裂きジャック”の息詰まる対決が始まる。ミュージカル「シャーロック ホームズ2 ~ブラッディ・ゲーム~」は、2015年4月26日(日)~5月10日(日)東京芸術劇場プレイハウスほか、各地公演予定。(text:cinemacafe.net)
2014年12月17日ニューヨーク映画批評家サークル賞が発表された。作品賞に輝いたのは、リチャード・リンクレイター監督の『6才のボクが、大人になるまで』。作品賞のほか、監督部門(リンクレイター)、助演女優部門(パトリシア・アークエット)でも賞を獲得した。その他の画像主演男優賞は、『Mr.Turner(原題)』のティモシー・スポール。スポールは5月のカンヌ映画祭でも男優賞を受賞している。主演女優賞は『エヴァの告白』『Deux jours, une nuit(原題)』のマリオン・コティヤール。助演男優賞は『Whiplash(原題)』のJ・K・シモンズ。アニメ部門は『LEGO(R)ムービー』が受賞した。主な受賞結果は以下のとおり。作品賞:『6才のボクが、大人になるまで。』監督賞:リチャード・リンクレイター『6才のボクが、大人になるまで。』脚本賞:ウェス・アンダーソン『グランド・ブダペスト・ホテル』主演男優賞:ティモシー・スポール『Mr.Turner(原題)』主演女優賞:マリオン・コティヤール『エヴァの告白』『Deux jours, une nuit(原題)』助演男優賞:J・K・シモンズ『Whiplash(原題)』助演女優賞:パトリシア・アークエット『6才のボクが、大人になるまで。』外国語映画:『Ida(原題)』(ポーランド)文:猿渡由紀
2014年12月02日2005年から放送スタートした『牙狼<GARO>』シリーズを楽しむ「金狼感謝祭-2014-」が23日に放送され、番組内で2015年における『牙狼<GARO>』シリーズのさまざまな新展開が発表された。まずは、道外流牙を主人公とした新シリーズ『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』。2015年3月28日に劇場版が東京・新宿バルト9ほかで公開、2015年春よりTVシリーズがスタートする。道外流牙は、2013年に放送された特撮TVドラマ『牙狼〈GARO〉~闇を照らす者~』の主人公で黄金騎士・ガロを受け継いだ青年。劇場版の監督・脚本は雨宮慶太氏が務め、栗山航、南里美希、桑江咲菜、井坂俊哉らが出演し、「金狼感謝祭-2014-」の番組内では、劇場版とTVシリーズの特報が公開されていた。そして、以前から雨宮監督が女優・秋元才加の演技に惚れ込み、熱望していた『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』の媚空を主人公にしたスピンオフ作品の制作が决定。媚空は引き続き秋元が演じ、劇場版『媚空-ヤミギリノチ-』として2015年10月に公開が予定されている。また、『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』の主人公・冴島雷牙をメインに据えた劇場版の製作も決定し、「歴代最強の黄金騎士」と称された雷牙の新たな戦いが描かれるという。『牙狼<GARO>』シリーズ10周年を飾る新プロジェクトとしては、「魔戒歌劇団」を結成。。本プロジェクトは、まだ謎のベールに包まれているが、詳細は、GARO PROJECT –牙狼<GARO>-オフィシャルサイトにて、追って発表される。さらに、現在テレビ東京系列にて放送中のTVアニメ『牙狼<GARO>-炎の刻印-』のシリーズ第2弾の製作も決定し、劇場版の企画も進行しているという。『牙狼<GARO>』シリーズは、派手なアクションと雨宮監督が生み出す独特の筆文字を取り入れたスタイリッシュな映像と最新のCG/VFX技術を駆使し、独自の歴史を作ってきた大人のための特撮ドラマ。現在は、「魔女狩り」が行われていた中世ヨーロッパを舞台に、黄金騎士の血を引く少年レオン・ルイスと国を追われた王子アルフォンソを描いたTVアニメ『牙狼<GARO>-炎の刻印-』がテレビ東京ほかで放送中。(C)2014「GOLD STORM」雨宮慶太/東北新社(C)2015 雨宮慶太/東北新社(C)2015「媚空」雨宮慶太/東北新社
2014年11月23日リチャード・リンクレイター監督の最新作『6才のボクが、大人になるまで。』が日本でも大ヒットを記録している。主要キャストを12年間に渡って撮り続けて1本の映画をつくるという本企画は、監督曰く「極めて非現実的」な挑戦だった。しかし、彼は何の約束もせず、何の保険もかけずにこのプロジェクトに着手した。その他の画像映画は、母と一緒にヒューストンからテキサスへと移り住んできた6才の少年メイソンを主人公に、彼と家族、そして周囲の人々の物語を描いた作品。メイソンと周囲の人々が年齢を重ねて成長していく様を、実際に12年間かけて撮影するという前代未聞のプロジェクトだ。「この企画のすべてが、技術的に不可能か、あるいは運がよくても極めて、極めて非現実的だった」というリンクレイターは諦めることなく準備を進め、IFCフィルムズから長期に渡る資金をとりつけ、俳優たちを集めた。米映画界には12年に渡る契約は存在しないため、契約書は存在せず、監督は俳優たちと“約束”だけを交わして撮影に入り、1年のうちに数日だけキャストとスタッフを集めて撮影し、また来年を待った。「あれは8年くらい経った頃かな。しばらくそこまでの分を通して見てなかった。8年目の撮影分を編集してて、映画の最初のショットまでちょっと戻ってみたんだ。編集者といっしょに爆笑したよ!それで、うまく行ってることがわかった」。ちなみに俳優が途中で降板したり、亡くなってしまった時の“保険”は一切なかったという。「エスケープ・プランなんてないさ!そういう心配は、ぼんやりと心をよぎったりもしたが、まともに気をもんだことはない。みんなこの映画に対する信念を持ってた。どうしてだかわからない。この映画の核になるアイデアを全員が信じてたんだと思う」。少し撮っては別れ、次の年にまた集まり……12年の間に監督は他の作品を10本監督し、主人公の父親役のイーサン・ホークは20本の、母親役のパトリシア・アークエットは8本の映画に出演した。そしてついに撮影が終わり、映画が完成した。「ほろ苦い感じだ。寂しいと感じたことはない。この映画には充分すぎるほど満足してるからね。だがみんな、映画の製作が終わることははっきり意識してた。最後のショットは映画自体のラストショットだった。「ああ、終わってしまった。いやそうじゃない。やっと世に出たんだ」新しい段階に達したということだ」。完成した映画は瞬く間に高評価を集め、ベルリン映画祭で銀熊賞(監督賞)を獲得。アカデミーでも有力候補という声があがっている。しかし、監督は“壮大な映画”を撮ったという気はまったくないようだ。「私の作る映画はとても個人的なものだ。それに、この映画はみんなの記憶をまとめたものなんだ。私の子供時代、エラーの子供時代、イーサンの子供時代、パトリシアの……どの記憶が何割くらいなのかはっきり言うのは難しいけどね」。この映画にはきっと“あなた”の子供時代とも重なる感情や出来事がたくさん描かれているはずだ。『6才のボクが、大人になるまで。』公開中
2014年11月21日2014年2月、第64回ベルリン国際映画祭で、映画関係者そしてシネフィルたちを驚かせ大絶賛された『6才のボクが、大人になるまで。』。それは、6歳の少年・メイソンとその家族の物語を、12年もの長きにわたり同じ主要キャストで紡ぎ続けるという画期的な作品でした。この映画を完成させたのは、『ビフォア』シリーズほか革新的な映画作りで知られるリチャード・リンクレイタ―監督。彼の盟友でもあり、メイソンの父親を演じた俳優イーサン・ホークを直撃し、“奇跡”の秘密に迫りました。12年に渡る映画製作という驚くべきアイディアが、大きな魅力となっている『6才のボクが、大人になるまで。』。制作前、この企画について聞いた多くの人が、そんなことができるのか?と思ったに違いありません。この作品についてオファーされたとき、イーサンはどう感じたのでしょう。途中で本作が完成するかどうか、不安になることはなかったのでしょうか。「素晴らしいアイディアだと思った。それに、すでにリチャード(リンクレイター監督)とは3本作品を撮っていたから全く躊躇はなかったよ。時間について描くというのはとても魅力的なものだと感じたしね」。長い製作期間中、自分自身も共演者の変化や成長を、ひしひしと感じる場面に出くわしたとも話します。「ものすごい変化があったよ。撮影が始まった頃、主人公のエラー・コルトレーンはチャイルドシートに座っていたけど、最後には自分で運転をするようになった。一緒に時間を過ごすことで僕に慣れ親しんでくれて、リラックスした様子を見せるようにもなったんだ。僕が若かった頃、多くの人達に優しくしてもらったけど、今は逆の立場だ。若い人達に恩返しするような気持ちで、優しく指導してあげたいと思っているよ」。長い時間を共に過ごし、スタッフ、俳優の間には密な関係性が生まれたことで、本作には他の作品にはないリアリティが生まれたそう。「この映画は家族について描いていて、キャラクターの個性がとてもユニークに表現されている作品だ。本作の特別なところは、12年という時間の流れや、突然訪れる出来事、撮影毎に日々変化していく関係性、コミュニティ、政治、その時代の様々なものに影響されているところにある。そういったものすべてが家族や人々の個性を形成していく、という事を伝える役割があったんだと思っているよ」。では、長きにわたって、自分の生活の一部になっているプロジェクトを離れる気持ちは、どのようなものだったのでしょう。「もう、圧倒されたよ。麻痺しているような感覚になった。僕の撮影はクランクアップの1か月前に終わったんだ。その後、監督と主人公を演じたエラーはメイソンが大学に行くシーンや、ラストシーンを撮ったんだ。終わった時には監督とエラーは抱き合って、達成感を感じていたようだった。僕も後からそれを見て、胸が張り裂けるくらいの喜びを感じたんだ。僕には16才の娘がいるんだけど、彼女は僕がこの作品に関わっていない時代を知らない。彼女が物心ついた時から、僕はこのプロジェクトに参加していたからね。そういった個人的な理由もあって、僕にとってものすごく重要な作品なんだ」。リンクレイター監督の作品についてはこう話します。「最近の文学や映画は皮肉に溢れたものが多いよね。美しいものをあえて斜にかまえて描写してみたり、人の弱さを強調したりする傾向がある。でもリチャードは、美しいものは美しいままに、素直に描き出す。例えば、女性にメイクをして、強いライトを当てるより、ありのままの姿を撮る方が好きなんだ。それは女性に限らずね。ある意味で彼の作品はトルストイの作品に似ていると思う。非常にはっきりとした明確なものを描くんだけど、それは周囲との共同作業によって生み出されているんだよ」リンクレイター監督と幾度も組んで個性的な作品を作り出してきたイーサン。俳優イーサン・ホークにとって、監督はどんな存在なのでしょう?「僕とリチャードは親友なんだけれど、その事を口にするとなんだかそれが陳腐なものになってしまうような気がして…説明しづらいんだ。僕は恵まれた星のもとに生まれてきたんだと思う。まわりには、僕を導いてくれる守護神のような人達がたくさんいるけれど、その中でも最も感謝すべきは、僕をリチャードに紹介してくれた人だ。大体の監督はエゴが強くて、自分こそがフレームを支配する人間だと思っているし、自分だけのビジョンを強く持ってる。それが普通の監督なんだ。でも、リチャードは唯一、自分の意志も明確に持ちながら、“一緒にビジョンを作り上げてくれ”と言い、僕たちの考えも喜んで受け入れてくれる。だから、リチャードは“My Vision”という言葉を決して使わない。必ず“Our Vision”と言うんだ。リチャードの作品には知性があるけど、それは彼が色んな人のアイディアを素直に受け入れるからだと思うし、チームのリーダーでありながら、人の話を本当によく聞いて、そして心から興味を持ってくれる。彼は本当に人が好きなんだと思うよ」良き理解者として、共に新しいことに挑戦し続け、刺激し合いながら、映画界での成功を手にしてきたリチャード・リンクレイタ―監督と俳優イーサン・ホーク。 “奇跡的な名作”に欠かせないのは、素晴らしき仲間の存在なのだと感じさせてくれるインタビューでした。百戦錬磨のベテラン俳優、イーサンすら興奮させる未知の世界。ぜひご自身の目で確かめてみてください。(text:June Makiguchi)
2014年11月14日イーサン・ホークを始めとする4人の俳優が、12年間、ひとつの家族を演じ続けた映画『6才のボクが、大人になるまで。』が、いよいよ11月14日(金)から全国公開となる。本作は、男女の出会いを絶妙なテンポのリアルな会話劇で描いた『恋人までの距離(ディスタンス)』から始まる、『ビフォア』シリーズを手がけたリチャード・リンクレイターが監督と脚本を務めた物語。子ども時代の感情や親としての思いが詰まった名セリフが続々と登場し、リアルでパーソナル、そして普遍的な家族の姿を見事に映し出していることが分かった。2014年2月、第64回ベルリン国際映画祭で上映されるや世界中を驚かせた本作は、6歳の少年・メイソンとその家族の変遷の物語を、同じキャストで12年に渡り撮り続けた画期的なドラマ。この、かつてない試みを実現させたリンクレイター監督は、同映画祭で2度目の「監督賞(銀熊賞)」を受賞した。あどけない6才の少年から18才の凛々しい青年へと成長していくメイソンを演じたのは、12年前にリンクレイターがオーディションで見出した逸材、エラー・コルトレーン。さらに、自分の夢を追いながら子どもたちを育ててきた母親役のパトリシア・アークエット、離別した父親役のイーサン・ホーク、姉役のローレライ・リンクレーター(監督の実娘)も、12年に渡り、それぞれの役の変化と成長を演じ切っている。子ども時代のパーソナルな感情や、表現しようもない微妙な経験を描きたいというリンクレイター監督の思いから始まった本作。だが、ひと口に“子ども時代”といっても、監督自身、当初はどこから始めるべきか、はっきり分かっていたわけではなかったという。やがて、監督の中にひらめいたのは、「すべてを描いてみたらどうだろう?」というアイデア。そこで、監督とイーサンやエラーらキャストたちは、毎年撮影のために集まっては自分たちの近況を話し、その一部を脚本に反映。かくして、誰もが身近に感じられる言葉の数々が詰め込まれることとなった。その一部を、抜粋してご紹介しよう。「頑張れ、人生は甘くない」――6才のメイソンが「ボーリングで柵付きレーンがあればいいのに」とぼやいた時に父親がかけたひと言「枕を間に挟んで、バリアを作って!騒がない!無言ゲームをしましょ。誰が一番長く黙っていられるか」――車の中でいくら言ってもふざけ合う、メイソンと姉を叱る母親のひと言「引っ越してもどうってことない。会いに行くよ。800キロ離れない限り、車を飛ばせばすぐだ。大丈夫。」――ある事情で引っ越すことになったメイソンたちに父親が話すひと言「フェイスブックの方が、会話より情報量が多い…」――思春期に突入した娘のフェイスブックを見た父親のひと言「彼女は音楽やゲームに興味ない。『トロピックサンダー』や『ダークナイト』にも」「いい方法があるぞ。彼女を質問攻めにして、その答えを熱心に聞いてやるんだ。そうすりゃライバルを引き離せる」――年ごろになったメイソンが父親に恋愛相談しているときの会話「どんな人間になりたいか、真剣に考えて。人助けをする思いやりのある人間か、自己中心的なナルシストになるか」――進路を迷うメイソンに対して、母が語りかけるひと言「メイソン、何になりたい?何がしたいんだ?誰でも写真は撮れる、だが君にしか撮れないものは?」――アートの道に進みたいと話すメイソンに、学校の教授からのひと言このほかにも、心を揺さぶる名セリフがいくつも登場する本作。あなたの心に染みるひと言を、ぜひ劇場で探してみて。『6才のボクが、大人になるまで。』は11月14日(金)からTOHOシネマズシャネテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月13日アイドルグループ・乃木坂46の秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未が9日、都内で行われた、映画『超能力研究部の3人』の完成披露舞台あいさつに出席した。12月6日から全国公開される本作は、大橋裕之の漫画『シティライツ』(講談社刊)に登場する"北石器山高校超能力研究部の3人"を描いたSF青春映画。イケてない女子高校生の山崎良子(秋元)、村田育子(生田)、木暮あずみ(橋本)は、日々スプーン曲げを実践し、しまいにはUFOを呼び出そうと奔走する――というストーリーを軸に、オーディションで選ばれた3人が、アイドルから女優へと成長していくメイキング映像も合わせた作品になっている。役衣装のセーラー服で登場した生田は、「普段はNGな言葉を叫んだりするので楽しかったです」と撮影を振り返り、「ドキュメント部分が多いので、私たちの素の部分が垣間見える作品。アイドルじゃない私たちを楽しんで」と笑顔でアピール。また、「パンフレットを見てもよく分からないと思うけど、観たら分かる。答えをみなさんが見つけてくれれば」と本作を紹介した橋本は、欲しい超能力を聞かれると、「すれ違った人を操れる能力。『劇場にこの映画を見に行け!』っていう指令を出したい」と含み笑いを浮かべた。一方、キスシーンがある秋元は、「私で大丈夫かな?と思った。ファンの方にも心配されました」と照れ笑いを浮かべつつ、劇中で歌っているちあきなおみの『喝采』を3人揃って歌唱すると、「こぶしをきかせて盛り上がっているので注目して」とにっこり。本作で女優業に一丸となって挑戦した3人だが、橋本が「正直、クランクインするまで2人が一緒にいるのを見たことがなかったけど、ベタベタに仲良くなった」と秋元と生田の関係を暴露すると、生田は「衝突をするシーンをきっかけに仲は深まったと思う。素の部分に影響を与えるくらい熱演したのかな?」とはにかんでいた。
2014年11月10日アワードシーズンで最も早く発表になるゴッサム賞のノミネーションが発表された。最多ノミネーションは、リチャード・リンクレーター監督の『6才のボクが、大人になるまで。』で、作品部門、俳優部門(イーサン・ホーク)、女優部門(パトリシア・アークエット)、ブレイクスルー俳優部門(エラー・コルトレーン)の4部門で候補入りした。その他の画像ほかには、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、ウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』、アイラ・サックス監督の『ラブ・イズ・ストレンジ(原題)』、ジョナサン・グレイザー監督の『アンダー・ザ・スキン種の捕食』が作品部門にノミネートされている。俳優部門の候補者は、ホークのほかに、マイケル・キートン(『バードマン~』)、ビル・ヘイダー(『The Skeleton Twins(原題)』)、オスカー・アイザック(『A Most Violent Year(原題)』)、マイルス・テラー(『Whiplash(原題)』)。女優部門には、アークウェットのほかに、ジュリアン・ムーア(『Still Alice(原題)』)、スカーレット・ヨハンソン(『アンダー・ザ・スキン』)、ミア・ワシコウスカ(『Tracks(原題)』)、ググ・ンバータ=ロー(『Beyond the Lights(原題)』)が候補入りしている。授賞式は現地時間12月1日。文:猿渡由紀
2014年10月25日『恋人までの距離(ディスタンス)』から始まる『ビフォア』シリーズで有名なリチャード・リンクレイター監督の最新作『6才のボクが、大人になるまで。』(11月14日公開)。NYタイムズに「21世紀に公開された作品の中でも並外れた傑作の1本」と言わしめた本作は、6才の少年メイソンとその家族の12年に及ぶ変遷の物語だ。これまでの映画と違うのは、メイソン役のエラー・コルトレーンを始め、同じ主要キャストで12年にわたり撮り続けた、ということ。この画期的なドラマは、映画評論家だけでなく、ハリウッドスターの間からもアツい視線を浴びている。ジョセフ・ゴードン=レヴィットやアシュトン・カッチャー、またエドガー・ライトなどの監督も、次々にTwitterで映画を観た感想をツイート。その一部をピックアップしてご紹介しよう。ジョセフ・ゴードン=レヴィット(俳優)『6才のボクが、大人になるまで。』を観た。本当にユニークな映画、 12年の歳月をかけて撮影してるんだ。他に観た人いる?ケイシー・アフレック(俳優)最高だよリンクレイター! 美しい映画だ。アシュトン・カッチャー(俳優)昨日の夜この映画を観たんだけど、僕が大人になってどれだけ嬉しいか思い出させてくれたよ。インスパイアされる映画だ。オリヴィア・ワイルド(女優)『6才のボクが、大人になるまで。』を観に行って。ちくしょう! 最高よ。クリストファー・ミンツ=プラッセ(俳優)傑作だ。なんて特別な映画だろう。機会があったぜひ観てみて。ブラッド・バード(『レミーのおいしいレストラン』『Mr.インクレディブル』監督)ワォ、なんて簡単に奇跡を起こしちゃうんだ。少しの瞬間を伝えるコレクションのようだ。まだこの作品について考えてる。こうした著名人たちはもちろん、12年間、少年メイソンの父親を演じたイーサン・ホークも、本作が大のお気に入り。リンクレイター監督から初めて、この前代未聞となる撮影アイデアを聞いたときも、少しの疑問も感じなかったと語っている。「正直に言うけど、リチャードから聞いたとき、絶対にうまくいくと思ったんだ。あんなに脚本が少なかったのは初めてだったけどね(笑)。ちょうど僕に息子が生まれたころだった。リチャードから『こういう映画のアイデアをずっと温めているんだ』と言われた。最初は、僕のスケジュールがいっぱいで参加できないんじゃないかと不安だったよ。でもどうしても出演したかったから、『どうにかする!』って約束したんだ」。『6才のボクが、大人になるまで。』は11月14日(金)からTOHOシネマズシャネテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月24日元「AKB48」で現在は女優・タレントとして活躍する秋元才加が9月29日(月)、都内にて行われた森永乳業のアロエステロールを配合したヨーグルトドリンク「ALOEBENE(アロエベネ)」の発表会に参加、外からだけでなく、内側からの美容ケアについて熱く語った。「おいしい牛乳」「マウントレーニア」「ピノ」など子どもから大人まで親しめる商品を世に送り出している森永乳業。その中でも美容を意識した商品として女性から絶大な人気を誇るのが「アロエヨーグルト」。そんな森永乳業から今回、新たな価値として「美容」をテーマにした機能性商品を開発。「これまで培ってきた研究・商品開発力を活かし、新しいカテゴリーでのナンバーワンブランド育成に挑戦致します」と語る代表取締役社長・宮原道夫氏は、内側からキレイを創生する“美容創生力”をキーワードに、自らキレイを創りだす力を高める新商品「アロエベネ」を発表。「毎日の食生活の一部として手軽に飲用でき、継続しやすいドリンクタイプのヨーグルトです。今後、ヨーグルトドリンクにとどまらず、“アロエステロール”を含む商品を『アロエベネブランド』として、広く展開していくことを視野に入れております」と今後の展望についても言及した。また「『アロエベネ』は今期10月以降の半年で、5億円の売上を計画しており、5年後には40億円の事業規模を目指します」と販売目標も明らかにした。この日、“アロエカラー”を意識したドレスで登場した秋元さんは、身体の内側からケアをしていて外側も美しいという“インナービューティスト”として参加。「睡眠、運動はもちろん、口にするものだったり飲むものにはとても気を付けています」とインナーケアに力を入れていると明かす。美容オタクと自称する秋元さんは“インナービューティスト”の対義語が“枯れ女”と呼ばれていることを知ると、「枯れ女って呼ばれたくない!」と悲鳴を上げた。「やはり潤いのある女性に憧れがあるので、“枯れ女”と聞くと女性としては魅力が低いのかなという印象を受けちゃう」と不安な様子。そこで、秋元さんは会場に集まったお客さんと一緒に“枯れ”具合をチェックする「枯れ女度診断」に挑戦。見事“うる女”と診断された秋元さんだが喜ぶのも束の間、「今年26歳になったので、ちょっとケアをしないと顔に疲れが出てきてしまうので…枯れ女予備軍にならないよう気を付けないと」と話していた。「ALOEBENE(アロエベネ)」は関東甲信越地区にて発売中。(text:cinemacafe.net)
2014年10月01日現在テレビ東京系ほかにて放送中の特撮TVドラマ『牙狼<GARO>-魔戒の花-』の8月8日放送の第18話「紅蓮」の先行上映会を含むスペシャルイベント「牙狼<GARO>-魔戒ノ花- 媚空NIGHT」が4日、東京・原宿クエストホールで行われた。イベントには、第18話「紅蓮」より登場する魔戒法師・媚空役の秋元才加、冴島雷牙役の中山麻聖、そして雨宮慶太総監督が登場。『牙狼<GARO>』シリーズ初出演となる秋元は「大人向けの特撮作品ということでファンの方も多く『本当に動けるのか?』といった反応も気になりますが、媚空の成長を見届けてやるという温かい気持ちで観て欲しいです」と話すと、会場は大きな拍手で後押し。弱気な面を見せつつも「劇中で一番かっこいいアクションができたら」と意気込み十分の秋元だった。過去作の魔戒法師・邪美や烈花を見て役作りを進めたという秋元だが、胸を大胆に強調した媚空の衣装について「衣装もセクシーで、みなさん胸もあって……。私は胸がないからどうしようかなと思ったんですけど。監督が作ってくれたので」と話すと、中山は「迷ったんですが『胸が出てますよ』と言っちゃいました」と告白。雨宮総監督は「これに耐えられないようでは媚空は務まらない」と考えており、秋元も「私もこの衣装を引きずるようならダメだと思い、それ以上にアクションをがんばらなきゃと思えたのはこの衣装のおかけです」と胸を張っていた。会場から「雷牙」と「クロウ」どちらが好みか? という質問が寄せられ、秋元は悩んだあげくクロウを選択。特にクロウ役の水石亜飛夢は「見た目はクールなんですが、喋ってみると甘えん坊さんの少年っぽさがある可愛らしい方」で驚いたという。秋元の媚空らしいクールで妥協をしない回答にいじけてしまった中山だったが、秋元については「時間があればアクションの確認をされてましたし、すごくストイックな方。秋元さんのアクションの練習動画を見ましたが、中山としても冴島としても危ういなと思いました」と太鼓判を押していた。「歴代の魔戒騎士のなかで戦ってみたいキャラ」という質問が寄せられた中山は「武器が剣ではない、白夜騎士・打無こと山刀翼。どんな戦い方をするのか気になります」と回答。この答えを聞いた雨宮総監督は「マニアックだな~」と唸っていた。最後に雨宮総監督は「媚空には思い入れがあります。個人的には、媚空の物語を秋元さんが元気にアクションをしていただけるうちに、また撮りたいなと考えています」と媚空を主人公とした新たな物語の構想も明かしていた。
2014年08月06日「産後のカラダを引き締めたい…でも毎日忙しいし、スポーツジムは苦手」。そんな方には加圧トレーニングはいかがでしょうか?今回は、私自身もお世話になっている、ママに人気の加圧スタジオ「ソラーチェ代官山」での加圧トレーニングの様子をご紹介します。■ソラーチェ代官山のおすすめポイントソラーチェ代官山は代官山駅北口から徒歩すぐの場所にあり、今や美容誌、ファッション誌の取材に引っ張りだこの人気スタジオ。セミプライベートな空間で、加圧トレーニングやピラティス&ヨガ、マタニティプログラムなどを受けることができます。特にママに嬉しいのは、お子様連れOKなこと。キッズフレンドリーなスタッフが対応してくれますし、スタジオ内におもちゃが用意されています。希望により追加料金でシッターサービスを依頼することもでき、集中してトレーニングを受けたいママさんにも対応しています。■ソラーチェ代官山の加圧トレーニングソラーチェではダイエット、美しいボディライン・美肌を目指す方、腰痛・偏頭痛対策など、お客様の目的別に、トレーニングメニューが用意されており、最初に行うカウンセリングでトレーニングの方向性をインストラクターと話して決めていきます(私はもちろんダイエットが目的)。トレーニング方法は、腕と脚の付け根にベルトを巻き、その方にあった適正な圧力を加え、血流を制限してトレーニングを行います(30分)。まずは腕にベルトを巻き、圧力を調整しながら簡単な動作を行います。軽いダンベルを持ってのエクササイズなど、簡単なトレーニングなので、運動が苦手な方でも安心。続いて脚にベルトを巻き、同様にトレーニングを行います。加圧トレーニングの最大の特徴は、軽い負荷と短い時間で効果を得られること。トレーニング開始直後から、成長ホルモンが大量に分泌される(個人差はありますが、通常の大人が分泌する約100倍から290倍)ため、筋力アップ、ダイエットシェイプアップ、美肌などさまざまな効果を実感していただけると思います。血流がよくなることで、肩こりや腰痛の緩和、怪我の早期回復、冷え性改善も期待できます。専門のインストラクターがマンツーマンできめ細やかに対応してくれるので、初めて加圧トレーニングをする方でも安心。ちょっとした質問も気軽にできますし、緊張することなくリラックスして受けることができます。トレーニングが終了すると、軽く汗をかく程度。私は肩こりがひどかったのですが、血液やリンパの流れが良くなり、肩こりや体のむくみがスッキリしました。軽いトレーニングなので、シャワーやメイクをする時間が必要ないのも嬉しいですね。ソラーチェ代官山では、加圧トレーニングやピラティスの他、今年から新たに「ファスティングプログラム」もスタート。次回はファスティングプログラムについてご紹介したいと思います。ソラーチェ代官山東京都渋谷区恵比寿西2-20-15 ソルスティス代官山1Ftel.03-3780-5770営業時間: 10:00~20:00 ※完全予約制定休日:なし(火曜はピラティスグループクラスのみ) 公式サイト
2014年08月03日『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演中の菅谷哲也、OGの今井華、住岡梨奈や、叶姉妹の妹・美香、モデルの秋元梢らが28日、東京・日本橋の江戸桜通りで行われた『トランスフォーマー/ロストエイジ』(8月8日公開)のジャパンプレミアに登場した。日本橋の江戸桜通りを完全封鎖して行われた『トランスフォーマー/ロストエイジ』のジャパンプレミア。50mに渡って敷かれた赤と青のオプティマスカラー仕様のカーペットには、来日を果たしたヒロイン・テッサ役のニコラ・ペルツ、その恋人・シェーン役のジャック・レイナーのほか、多くの有名人たちが登場した。はじめに、俳優の真剣佑が、モデルの秋元梢、石田ニコルと、『テラスハウス』に出演中の菅谷哲也は、モデルの鈴木あや、植野有砂と共に登場。続いて、『テラスハウス』に出演していたモデルでタレントの今井華、シンガー・ソングライターの住岡梨奈が姿を現した。そして、ジャパンプレミアの特別ゲストで、「トランスフォーマー30周年記念大使」を務める武井壮と、吹き替え版でヒロイン・テッサの声を演じる中川翔子が、浴衣姿で登場。叶姉妹の妹・美香は、胸元を強調したセクシードレスでカーペットを歩いた。さらに、『トランスフォーマー/ロストエイジ』コスプレコンテスト参加者も、オプティマスやバンブルビーに扮した自慢のコスプレ衣装を披露。北海道・旭川市のキャラクター・あさっぴーも参加し、今回特別に用意したオプティマス衣装を初披露した。
2014年07月29日映画『奴隷区 僕と23人の奴隷』が公開を迎え、6月28日(土)に都内で行われた舞台挨拶にW主演の秋元才加、本郷奏多を始め、大沢ひかる、山田裕貴、久保田悠来、杏さゆり、折井あゆみ、佐藤佐吉監督、そして原作者の岡田伸一が登壇した。総ダウンロード数1,660万を超えた人気の携帯小説の実写化。誰でも簡単に奴隷にすることができる機器「SCM」を利用し、勝てば「ご主人様」負ければ「奴隷」という究極のゲームが展開し、参加者たちの欲望や復讐心、異常な嗜好や愛情が露わになっていく。「AKB48」卒業後、初めての映画にして人気小説の実写化作品の主演を務めた秋元さんは「不安もあった」と漏らす一方で、「自分の内にある欲望について考えるきっかけにもなって、参加してよかったなと思います」と充実した表情を見せる。劇中、様々なバトルが展開されるが、山田さんは本郷さんと共に、金魚が泳ぐ水槽に顔をつけるシーンを印象的なシーンとして挙げる。「(金魚の)おフンさんがいっぱいでね…」と山田さんが顔をしかめれば、本郷さんも「金魚問題ね…」と表情を曇らせ、いかに過酷な撮影だったかをうかがわせる。本郷さんは、ゴスロリ衣裳での女装姿も劇中で披露しているが、折井さんから「ピンクのゴスロリ衣裳で、女性でも着こなすのは大変だけど、本郷くんは着こなしてた!」と思わぬ絶賛を受け、嬉しいのか恥ずかしいのか、微妙な表情を浮かべていた。秋元さんは、大沢さんとの激しい罵り合いのシーンに触れ「罵倒するのは結構『おぉっ!』となりました。普段は(言い争いを)避けるタイプなので(笑)。普段言えない汚い言葉も言えました!」とバトルシーンでストレスを発散したよう…?この日は、劇中にも出てくる「イッセーノ」ゲームを会場全体で実行。「イッセーノ」という声に合わせて、観客は片手または両手を挙げるか、逆にどちらの手も挙げないことを選択。約400名の腕(=約800本)のうち、何本が挙がるかを登壇陣が予想。なお、最も近い数字を予想した勝者には「観客に何でも命令する権利」が与えられる。秋元さんは「587本」と予想したが、自身の有無を尋ねると「絶対に勝ちます!だって、奴隷ほしいもん!」と“賞品”を聞いたとたんに気合い十分!ちなみに結果は「360」で、「350」と予想した原作者の岡田さんが優勝した。本郷さんは岡田さんに観客への命令として「原作をひとり10冊ずつ買うとか(笑)」と悪魔のささやきで誘惑するも、岡田さんはそんな甘い誘惑に乗せられず「みなさんで『奴隷区、サイコー!』と言ってください」と謙虚に語る。劇場に「奴隷区サイコー!」という大きな声が響きわたった。なお、本郷さんは最後の締めの挨拶で「不可能ではない」とこれからの展開次第で、続編が製作される可能性がゼロではないと言及。会場は期待を込めた拍手に包まれた。『奴隷区 僕と23人の奴隷』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:奴隷区僕と23人の奴隷 2014年6月28日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2013映画「奴隷区/僕と23人の奴隷」製作委員会
2014年06月29日ゴールドウインが展開するスイムブランド「Speedo(スピード)」はこのほど、女性のスイムウエアマーケットにおけるブランドイメージの浸透を目的に、元AKB48でタレント・女優の秋元才加さんをイメージキャラクターに起用すると発表した。競技・競泳水着やフィットネス水着などのスイムウェアを、世界170カ国で販売する同ブランドでは、2014年からスイマーのスキルアップとスイムマーケットのさらなる活性化を図る活動「GET SPEEDO FIT(ゲット・スピード・フィット)」プロジェクトを開始している。主力商品である「フレックスシグマ」と「アクティブスタンダード」のコレクションを着用した秋元さんのビジュアルとともに、プロモーション活動を展開していくという。厚手素材「フレックスシグマ」を使用した「スピード フレックスシグマ」は、背穴は小さく、肩ストラップ幅は広くデザインされている。価格は8,500円(税別)で、カラーはブラック×マジェンダ他3色を用意した。「スピード アクティブスタンダード」は、デザインに足を長く見せる効果を狙った「ミュラー・リヤー錯視」や、バスト、ウエスト、ヒップをきれいに見せるための目の錯覚を利用した錯視効果などが応用されている。価格は9,500円(税別)、カラーはカメリアローズ×ブルーリボン他5色で展開する。
2014年04月16日みなさんこんにちは!漫画家で恋愛コラムニストの斉田直世です。2011年、タレントの加藤茶さんが彩菜さんと結婚し、45才という年齢差が話題となりましたよね。芸能界には他にも、高橋ジョージさんと三船美佳さん、石田純一さんと東尾理子さんなど、多くの年の差カップルが存在します。職業柄、見た目年齢が若いということもありますが、実際、私の周りでも、15才以上の年上の男性と、お付き合いしている20代女性は意外と多いもの。中には、「不倫」というケースもありますが、それでも惹かれてしまう年上男性の魅力は一体どこにあるのでしょうか?15才以上の年上男性と交際したことのある20代女性たちに話を聞いてみました。■1.金銭的に余裕がある今どきの20代前半カップルの間では、デート代だけでなく、ホテル代を割り勘にすることも珍しくないとか。そんな昨今だからか、実に現実的な理由ですが、最も多かった回答でした。決して、ブランド物や高級マンションが欲しいからではなく、「男の俺がデート代を払うのは当たり前」という姿勢が嬉しいようです。■2.お姫様扱いしてくれる自分より遥かに若い女性に対し、甘くなってしまうのは当然なのですが、「女の子なんだから、こんな遅くに一人で帰っちゃダメだよ」「○○ちゃんは、本当に可愛いなぁ」など、サラっと言われるのは嬉しいもの。とくに同年代の男性から女の子扱いしてもらえなくなった女性にはたまらないようです。また、いままでの女性経験からか、はたまた、中年女性の姿を身近で見て諦めたためか、「女性はこうあるべき」「こうあって欲しい」という期待や願望を押し付けないのも気楽なのだとか。彼らにとっては、「若くて可愛い」それだけで十分満足なのかもしれませんね。■3.程よく押しが強い「草食男子」と呼ばれる、恋愛に消極的な若者が増える中、年上男性は、肉食系のガツガツさを持ち合わせている貴重な存在。年上男性は、「デートに誘ったり告白したりするのは男の役目」という観念を持っているので、女性の方は受け身でいられてラクなようです。■4.いいお店を知っている会社の接待や、いままで多くの女性と交際してきた経験から(?)、美味しいお店をたくさん知っているのが大人の男。知る人ぞ知る名店、ムードの良い個室、デザートが豊富な店や珍しいお酒が飲める店など、TPOと女性のリクエストに合わせた店選びができるのも魅力のひとつです。■5.相手の快楽優先最後に忘れてはいけないのが、夜の営み。若い男性は、自分の快楽を優先したセックスをしがちですが、中年男性は、相手の悦びが優先。例えそれが、体力が追いつかないせいだとしても、じっくり時間をかけて愛してくれるのが嬉しいという女性は多かったです。■おわりに他にも、少数意見として、「両親を介護する時期が被らない」「既に母親がいないので、嫁姑問題を心配しなくていい」などもありましたが、20代女性は、変に若作りした中年よりも、中年特有の魅力を持つオジサマに惹かれている様子。「同年代にいい男がいない!」とお嘆きの女性は、これを期に守備範囲を広げてみてはいかがでしょうか?(斉田直世/ハウコレ)
2014年03月13日38才独身OLまりこ。22才で上京して、それなりに仕事がんばって30才前には結婚して……なんて思っていたのに! フツーにできると思っていた結婚が、フツーにできない。気が付けば38才、40目前じゃないの!! 毎日毎日、独身アラフォーってだけでかわいそうな目で見られたり、同情されたり、ネタにされたり、ぬるい地獄の日々よ。……そんなまりこの日常、お届けします。毎週金曜更新です!!
2014年01月31日(画像は学研パブリッシング プレスリリースより)ますます美ボディ!釈由美子綺麗で美しいプロボーション、そしていつも新しいことに挑戦する釈由美子さん。最近発刊された「釈ボディ」では、人生発の「手ブラ」を披露し、話題を集めています。そんな釈さんを表紙に起用したFYTTE(フィッテ)1月号が人気です。同誌では、年齢とともにますます美しくなる彼女のプロポーションに迫ります。彼女の美と健康についての考え方、ありのままを受け入れられるようになってきた心境など、彼女の素の魅力が満載です。特集は、人生を変えたダイエット!今回の目玉特集は、ダイエット。どの雑誌でも特集が組まれるダイエットですが、FYTTEのそれは一味違います。12人のダイエット成功者の平均マイナス体重は、なんと20キロ!何をしてそんなにやせることができたのか?人生を変えたダイエット方法が次々と明らかにされます。ウレシイとじ込み保存版また、とじ込みの「代謝美人をつくる温活ブック」は必見。これから寒くなって代謝が落ちやすいシーズンをむかえます。体を温めるノウハウをしっかり学べる保存版です。さらには、秋元才加さん、安めぐみさんら有名タレントさんのスタイルキープ法も公開されています。何かと脂肪のつきやすいシーズンですが、FYTTEを片手に美ボディにトライしてみてはいかがでしょう。【参考リンク】▼学研パブリッシング プレスリリース
2013年11月27日元AKB48の秋元才加が来年2月に東京・PARCO劇場で上演される三谷幸喜作・演出の舞台『国民の映画』に出演することが決まった。秋元はAKB48卒業後初の舞台出演となる。同作は2011年3月に初演、2012年に第19回読売演劇大賞、紀伊國屋演劇賞など数々の演劇賞に輝いた三谷の代表作のひとつ。1940年代のドイツ・ベルリンを舞台に、宣伝大臣ベッゲルスと映画人たちとの間で繰り広げられる人間ドラマを描く。出演には、2012年に本作で読売演劇大賞最優秀男優賞に輝いた小日向文世をはじめ、段田安則、吉田羊、シルビア・グラブ、新妻聖子、今井朋彦、小林隆、平岳大、小林勝也、風間杜夫らが再び顔を揃えるほか、今回新たにに三谷作品初参加となる渡辺徹と秋元才加をキャスティング。渡辺は空軍元帥ゲーリング役、秋元は新進女優エルザ役を演じる。AKB48卒業後初の舞台出演となる秋元は「最初にこのお話を頂いた時、「え、あの三谷幸喜さんの作品ですか?」と驚いてしまいました。三谷幸喜さんの作品にこんなに早く出演させて頂けるなんて。AKB48を卒業して、最初の舞台が三谷幸喜作品という事でいいスタートを切れるように精一杯努力していくつもりです!共演者の皆様にがむしゃらに食らいつきながらも、沢山学ばせて頂きたいと思います!応援よろしくお願いします」とコメントを寄せている。公演は2014年2月8日(土)から3月9日(日)まで。チケットの一般発売は2013年12月上旬を予定。
2013年09月11日NHKを舞台にした人気ドラマの第3弾となる「放送博物館危機一髪」の取材会が3月6日(水)に行われ、主演の松井玲奈(SKE48)、秋元才加(AKB48)、藤本隆宏、南圭介、野際陽子らが出席した。「朝ドラ殺人事件」、「大河ドラマ大作戦」に続き、NHKスタッフが幽霊退治に奔走する人気ドラマ。放送博物館での展示の中継ディレクターを任された、のぞみと先輩の美穂は同館の幽霊の退治をすることになるが、その正体は東京オリンピックの頃に亡くなったカメラマン。しかもその死には放送博物館の館長が深く関わっていることが分かり…。前2作は全てNHK局内で撮影されたが、今回はNHKを飛び出して愛宕(あたご)の放送博物館へ。主演の座を射止めた松井さんは「緊張しましたが、素晴らしい共演者のみなさんにサポートしていただき、勉強させてもらってます」と笑顔。実は、松井さん自身かなり霊感が強い方らしく「見える人なんです(笑)。人からもらうこともあり、もらった日は塩風呂に入るようにしてます」と明かす。秋元さんは、日光でのミュージックビデオの撮影のために宿泊したホテルでの出来事として「みんなが『気持ち悪い』と言って別館から本館に移ったんですが、私と玲奈だけ残ったことがありました」と告白したが、松井さんは「あそこもいましたよ」と笑顔で語り、秋元さんを苦笑させていた。野際さんは放送博物館の館長を演じるが、自身も1958年から62年までNHKでアナウンサーを務めていたとあって「50年ぶりにNHKに戻ってきた感じです」と感慨深げ。霊感に関しては全く信じていないそうで、「若い頃は金縛りにしょっちゅう遭ってましたが、あれは疲れと欲求不満ですね」とバッサリ。時々、金縛りに襲われるという若い共演陣たちに対しても「絶対に欲求不満です!」と断言し会場は笑いに包まれた。しかし、撮影では幽霊以上に野際さんを苦しめたものがあったようで…。劇中、野際さんはラブシーン(?)に「久しぶりにロマンチックな役でどうしようかとドキドキしました。家に帰って顔を見たら真っ赤になってました。恥ずかしかったのか寒かったのか…(笑)?」とふり返るが、寒さにはかなり苦しめられたよう。屋外のシーンの撮影では「(寒さで)死ぬな、と思った。ドライヤーで首を温めて死なずに済んだ。この年になると新しいドラマに入ると『終わるまで死にたくない。迷惑だろうから』というのが一番の望み」ときびきびとした口調で語り笑いを誘っていた。ここまでシリーズを積み重ねただけあって、さらなる続編にも期待がかかるが、松井さんは「名古屋支局から赴任しているという設定なので、中継で秋元さんと繋がれたら」と希望を明かす。秋元さんは「子どもたちと一緒に踊りたい!NHKの素敵な番組を通してまたできれば」と期待を寄せていた。「放送博物館危機一髪」は3月30日(土)0:25より放送。(text:cinemacafe.net)
2013年03月06日モーツァルトの人生をロックで綴り、世界的に大ヒットしているフランス産ミュージカル『ロックオペラ モーツァルト』が2月9日、東京・東急シアターオーブにてプレビュー公演の幕を開けた。今回の日本公演では主役のモーツァルト役と宿敵サリエリ役を、山本耕史と中川晃教がダブルキャストで交互に演じるのが話題だが、初日のキャスト、モーツァルト=山本、サリエリ=中川の〈インディゴVer.〉で観たレポートをお届けする。『ロックオペラ モーツァルト』チケット情報18世紀のザルツブルク、神童の名を欲しいままにした天才音楽家モーツァルト。彼は新しい大司教コロレドに反発し、しきたりに縛られるザルツブルクを発ちマンハイムへ、そしてパリへと向かう。雇い主のいない音楽家は浮浪者同然という声や、オペラはイタリア語で作るものでドイツ語のオペラなどありえない、といった古い常識の壁にぶつかりながら、彼が求めるのはただ自由に自分の音楽を作ることだった……。フランスではCDが50万枚売れたという楽曲がとにかく印象的。山本・中川を筆頭に、歌唱力抜群の出演陣の歌がパワフルで、ナンバーに入ると一気にロックコンサートのようになる。物語は比較的シンプルな構成だが、その分、登場人物の感情はすべて歌にぶつけられ、強烈な楽曲が一層際立つ。さらにブロードウェイの演出家フィリップ・マッキンリーの演出、松井るみの美術、有村淳の衣裳はゴシックとロココ、モードが斬新に混ざり合い、視覚的にも華やか。さながらロックライブ×ファッションショーといった趣きで、今までの日本ミュージカル界にはあまりない、エキサイティングな舞台が生まれた。そしてやはり、主役のふたりが光る。山本はハスキーな声とロックな歌唱でモーツァルトの孤独、夢、衝動をパワフルに演じる。天賦の才能を持ちながらも、山本モーツァルトの抱える悩みや夢といったその心情は普遍的な若者のそれであり、観るものの共感を誘う。また中川は心の奥底に抑えた葛藤を炎のゆらめきで演じながら、ソロナンバーでは高低自在の歌唱力で感情を爆発させる。特に二期会の北原瑠美が歌うモーツァルトのオペラ『後宮からの逃走』のアリアにかぶさるようにして歌われる『痛みこそ真実』は圧巻だった。ラストシーン、モーツァルトとサリエリの唯一のデュエットナンバーがある。モーツァルトが光とすればサリエリは影。その光と影が認め合い、溶け合い、昇華するかのような幕切れは荘厳ですらある。日本ミュージカル界の新しいページを刻む名作が生まれた。中川がモーツァルトを、山本がサリエリを演じる〈ルージュVer.〉と交互上演。出演はほかに秋元才加、鶴見辰吾、キムラ緑子、高橋ジョージほか。公演は2月17日(日)まで同劇場にて。2月22日(金)から24日(日)には大阪・梅田芸術劇場 メインホールでも上演される。チケットは発売中。
2013年02月14日2月に日本初演の幕を開けるミュージカル『ロックオペラ モーツァルト』の公開稽古が1月30日、都内スタジオにて行われた。世界的に大ヒットしている、フランス発のミュージカル。山本耕史、中川晃教、秋元才加、鶴見辰吾、高橋ジョージら出演者が、マスコミの前で作品の一部を熱演、その魅力をアピールした。『ロックオペラ モーツァルト』チケット情報物語は音楽の天才・モーツァルトの人生を、彼の才能に嫉妬するサリエリの視点を絡めて描いていくもの。ブロードウェイの話題作『スパイダーマン』を手がけたフィリップ・マッキンリーが演出を手がけ、オリジナルのフランス版とも異なる新演出版として登場する。マッキンリーは「この4週間、稽古を進めてきましたが、日本のデザイナー、スタッフ、キャストの皆さんは、ブロードウェイと比べても劣らない素晴らしさ」と太鼓判。また、「この日本公演のために、台本が書き直されました。特にサリエリとモーツァルトの関係を表すためのセリフが追加されている」と日本版のポイントを解説した。この日は3つのシーンが披露されたが、いずれも「ロックオペラ」の冠にふさわしい、ロックでインパクトのあるナンバー揃い。山本耕史のロックテイストな声、中川晃教の伸びやかな声が、ともにその楽曲に相応しくパワフルに響く。また今回の上演の話題は、山本と中川がモーツァルトとサリエリの2役を日替わりで交互に演じていくこと。この日は山本はモーツァルト役のみだったが、両役を演じた中川は、衣裳・メイクのない中でも鮮やかに異なる役を演じわけ、圧巻。交互配役の醍醐味も存分に報道陣に披露していた。モーツァルトの妻・コンスタンツェ役の秋元才加も、モーツァルトをめぐり姉妹で火花を散らすシーンを堂々と披露。4つ打ちのリズムのダンサブルなナンバーを、姉を鋭く睨みつける目も印象的に演じていた。稽古披露後、山本は「今、僕は10分くらいを演じただけですが、汗がひかないくらい、パワフルで休む間もなくどんどん展開していく作品になっている。あっという間に終わってしまうような、毎秒毎秒が楽しめるような、そんな作品に演出のフィルがしてくれています」、中川は「耕史さんと僕でふたつの役を交互に演じますので、この2役をフィルの合図によって切り替えなくてはならないのが稽古で大変なところですが、その分、耕史さんとふたりでこの作品を作り上げていく過程が今はとても楽しいです。その楽しさがモーツァルトというキャラクターにも繋がっていければ」とそれぞれ挨拶。またモーツァルトの父役で初舞台を踏む高橋ジョージが「僕はフランス版のオリジナルを観て感動して泣きましたが、(日本版は)それを完全に超してますから!」とアピールするなど、それぞれが日本版への自信を覗かせていた。公演は2月11日(月・祝)から17日(日)に東京・東急シアターオーブ(プレビュー公演あり)、2月22日(金)から24日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットは発売中。
2013年01月31日