2014年7月期に放送され、社会現象となった連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」が、禁断の映画化決定。上戸彩、斎藤工が続投し、ドラマ版の結末から3年後、数奇な運命のもと再び出会ってしまった2人の物語を描き出す。平凡な主婦だった笹本紗和は、担任教師の北野裕一郎と出会い不倫関係に陥り、いつしか2人の関係は本気の恋愛に発展。しかし、紗和の存在は北野の妻の知るところとなった。弁護士も交えた話し合いの結果、別れざるを得なくなる紗和と北野。北野は勤務先の高校を退職し、離婚しない意志の妻と遠く離れた場所へ引っ越した。しかし紗和は結局、夫と離婚してひとりになった。紗和と北野に残ったのは、忘れがたい愛の記憶だけだった…。あれから3年、紗和は海辺の町で慎ましくひとりで暮らしていた。その町に偶然講演のため訪れた北野。それを知った紗和は想いを抑える事が出来ず、秘かに会場に向かうのだった…。運命のいたずらにより再会してしまった、会ってはいけない2人。3年前に交わした愛が忘れられず2人は逢瀬を重ねていくのだが…。平日昼間に夫以外の別の男性と恋に落ちる主婦を「昼顔妻」と称し、道ならぬ恋に人生を狂わせてしまった女性を描いたドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」。平均視聴率は13.9%、最高視聴率は16.7%を記録し、2014年流行語大賞にもノミネートされるなど、大きな話題を呼び社会現象となった。大きな話題を呼んだ本作の演出を手掛け、映画監督としても『容疑者Xの献身』『真夏の方程式』ほかヒット作を手がけた西谷弘監督が、本作でメガホンを取る。脚本には、こちらも本ドラマから続投で井上由美子が務める。主役の紗和を演じるのはもちろんドラマ版から引き続き上戸さん。彼女にとっての代表作とも言える本作の映画化にあたり、「ドラマの頃は多くの方々が観てくださって反響が大きくて、それとともにとてもやりがいを感じていました。こうして2年経って、改めて映画化することが本当にありがたいと思っています」と喜びを語る。また、出産を経て本作が本格的な女優復帰作となるが「『昼顔』は私の中でも新境地を開けた作品だと思いますし、映画『昼顔』ではもうひと踏ん張りして、皆さんにもう一歩新しい『上戸彩』を見ていただけるように、そしてまわりの方々に代表作として認めていただけるように頑張っていきたい」と、気持ちも新たに意気込みを寄せた。相手役である北野を演じるのは、本作での演技が話題となり、その後も続々と話題作に出演する斎藤さん。本作を「ターニングポイントになった大事な作品」だと話し、「『昼顔』で北野先生という1つのカラーをいただき、気付くと自分の中で基準の1つになっていて、そこからほかの表現を模索していることがあります」と明かした。映画化については「2年前のドラマからこの期間を空けるという意味が、きちんと台本に落とし込まれていたのが素晴らしいと思いました」「ドラマを観ていない方でも楽しめる内容になっているというのがこの映画の強さ」と述べ、「体の芯に響くような作品なので、これを是非劇場で受け止めていただきたいなと。まだ公開は先ですが、我々日々魂を込めます」と意気込みを語った。さらに、「映画祭などで出会った海外の方からもいまだに『昼顔』のことを言われたりするんです。なのでこの『昼顔』が映画としてまた海を渡ってほしい」と、大きな展開にも思いを馳せた。映画『昼顔』は、2017年初夏、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月28日変身ヒーローブームの火付け役となった「仮面ライダー」シリーズを、藤岡弘、の再演で映画化する『仮面ライダー1号』。この度、変身シーンやアクションシーンが収められた本作の待望の予告編が解禁された。いまから45年前、男は悪の秘密結社ショッカーの手によって改造人間にされた。あの日以来、人間の自由を守るため、男は戦い続けている。彼の名は、本郷猛。この世に誕生した、最初の仮面ライダーである。長年にわたり、海外で悪と戦ってきた猛は、ひとりの少女の危機を知り、急遽帰国する。少女の存在が、かつての最高幹部・地獄大使を復活させるために不可欠なのだ。猛は、ショッカーが少女を狙う理由を探っていた仮面ライダーゴースト=天空寺タケルや、その仲間たちと出会う。しかし、あまりにも過酷な日々を過ごしてきた猛の肉体は、すでに限界へと近づいていた。少女の危機、そして新たな組織・ノバショッカーがもたらす日本の最大の危機に、伝説の戦士・本郷猛が「変身」する。闘い続けてきた本郷猛を待つものは安らぎか、それとも…。「仮面ライダー」の放送が開始された1971年より時を越え、45周年記念作品として満を持して送り出される本作 。元日の映画化決定発表に続き、藤岡さんの1号/本郷猛役続投決定 、さらにパワーアップした仮面ライダー1号と愛車・ネオサイクロン号の実写ビジュアルが解禁されるなど、次々発表される話題に盛り上がりをみせている。さらに本郷猛のバイクの師匠であり、本郷猛の支援者である“おやっさん”こと立花藤兵衛の孫・立花麻由役に岡本夏美、シリーズきっての悪役として人気を博したキャラクターである地獄大使役に大杉漣など、本作に縁の深い俳優陣がキャステイングされ、ますます期待値が高まっている。そんな話題沸騰中の本作からついに予告編が到着。映像では、藤岡さん演じる本郷猛が懐かしの立花モーターズの倉庫に入るシーンから始まる。写真を見つけ、「おやっさん、帰ってきたよ」と語りかける本郷。するとそこには、立花藤兵衛ことおやっさんが本郷猛のために遺したネオサイクロン号の姿があった。おやっさんの想いを胸にネオサイクロン号に乗り出撃する本郷の姿は、往年のファンにはたまらない映像だ。また、世界中で悪の秘密結社ショッカーと戦い続けてきた本郷が、45年の時を超え最後の変身ポーズも披露。時を経てパワーアップした変身ポーズは、掛け声や切れ味ともに45年前を凌駕しているといっても過言ではないほどの迫力!本郷の生身のアクションも披露され、45年の時を感じさせない身のこなしも見ることができる。『仮面ライダー1号』は3月26日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月19日数々のドラマ・映画に出演し、男性限定ライブや10代限定ライブを開催するなど、俳優としてもアーティストとしても世代を超えて男女問わず高い人気を誇る福山雅治。この度、フジテレビ系4月期スタートの月曜9時枠の連続ドラマ「ラヴソング」にて、「ガリレオ」以来3年ぶり連続ドラマの主演を務めることが決定した。物語の主人公は“元プロミュージシャン”神代広平、44歳。唯一のヒット曲はあるものの、その後、ヒットに恵まれず、鳴かず飛ばずのままレコード会社から契約を打ち切られ、自らの才能に限界を感じ音楽業界を離れた。それから20年。いまだ音楽への情熱を完全には絶ち切ることができないまま、退屈な毎日を過ごしていた。一方、私生活では持ち前のルックスの良さで多くの女性と付き合うものの、真剣に向き合える女性に出会えないまま、独り身で40代に突入。音楽にも、女性にも真剣に向き合うことができず、何ひとつ成し遂げられないまま人生を過ごしてきた男のもとに1人の女性が現れる。彼女はあるコンプレックスを抱え、悩み苦しみ、ひとり孤独を背負って生きていた。神代同様、どこか人生に嫌気が差していた。しかしその女性には、音楽の神様が与えてくれた“歌声”という天賦の才能があった。神代は、彼女との出会いによって“もう一度自分を試したい、認められたい”と考えるようになる。彼女を通して再び音楽と向き合ったとき、モノトーンだった神代の人生が少しずつ色付き始め、2人の奏でるラブソングがはじまるのだった――。本作の主人公・神代を演じる福山さんは、劇中で“元プロミュージシャン”という役柄を、リアリティーのある演奏シーンも交えて表現するという。演出は「ガリレオ」シリーズや「美女か野獣」などこれまで福山さんとタッグを組んで大人気ドラマを作り出した演出・西谷弘。2月のクランクインに向け、「ガリレオ」のスタッフが再結集し、感動のヒューマン&ラブストーリーを生み出す。福山さんは「待ちに待った西谷監督とのドラマ作りがどんな作品になるのか、その期待に胸が高ぶっています。人が人を思うとき、日常の風景が、そして人生が輝き出すような、そんな作品になれば。この春どんな“ラヴソング”を演じることができるのか、皆様に楽しんでいただけるよう、僕自身も楽しみながら精一杯頑張ります」と、意気込みを寄せた。気になる相手役やほかのキャスト、主題歌情報などは今後発表予定。福山さんが紡ぐ新たなラブストーリーの本作を期待して待ちたい。「ラヴソング」は4月から毎週月曜日21時よりフジテレビ系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年02月01日仮面ライダー45周年を記念して製作される映画『仮面ライダー1号』で、藤岡弘、が44年ぶりに本郷猛を演じることが発表され、特報映像が公開になった。藤岡は「改めて主演するというのは感慨深いものがあります。お話を聞いたときは血が騒ぎました」とコメントを寄せ、「映画では生のアクションも見ものだと思います。いろんなものが進化してパワーアップしている」と明かした。『仮面ライダー1号』特報映像藤岡が仮面ライダー1号/本郷猛を演じるのは、1972年公開の映画『仮面ライダー対じごく大使』以来。「今回演じるに当たり、当時どういう気持ちで取り組んだのか原点を振り返りました。当時観ていた人を失望させたくないですからね。自分としては、一生懸命頑張らせていただきました」とコメント。さらに「世界各地で難民の支援活動などをしてきて“命の大切さ”や“尊さ”をどこかで伝えたいと思っていたところ、今回のお話をいただいて、これはよいチャンスだと思いました」といい、「はじめはシナリオにその要素がなかったんですが、命の尊さを子供たちに伝えたくて何度も練りました」と企画段階から参加し、脚本にも携わったという。それについて白倉伸一郎プロデューサーは「『仮面ライダー』という番組は本郷猛を主演として最後までまっとうするのが本来あるべき姿であったのですが、当時怪我(※注1)という事情がありそれが果たせなかった。テレビでは成しえなかった本郷猛の単独主演を全うして欲しかったという思いがあった」と経緯を語った。※1:藤岡は『仮面ライダー』9、10話撮影中にバイクで転倒し、全治6か月の重傷を負う。そのため“本郷猛は海外のショッカー支部との戦いに赴き、そのあとを継ぐ新しい仮面ライダーが登場する”という設定が生まれ、仮面ライダー2号に受け継がれた。新作映画は、長年にわたり海外で悪と戦ってきた本郷猛が、ひとりの少女の危機を知り、急遽帰国するという設定で、猛はショッカーが少女を狙う理由を探っていた仮面ライダーゴーストや、その仲間たちと出会い、少女を守り、日本の危機を救うべく伝説の戦士・本郷猛が“変身”する。『仮面ライダー1号』3月26日(土)ロードショー(C)「仮面ライダー1号」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2016年01月28日松田龍平が主演を務める山下敦弘監督の新作映画『ぼくのおじさん』が来秋に公開されることが決定した。原作は、幅広い世代に愛され続ける北杜夫の児童文学書で、配給の東映は「皆に長く愛される21世紀版の『寅さん』ならぬ『おじさん』でシリーズ化も狙っています!」と宣言。松田は「ほのぼのしていて、どこかノスタルジックですごく面白い」とコメントを寄せている。その他の写真本作の企画・脚本を手がけたのは、『探偵はBARにいる』シリーズで松田と組んできた須藤泰司プロデューサー。「この話自体は凄くウェルメイドな話なので、そのまま演じてしまうと鼻につく芝居になってしまう危険性がある。自分の存在をすっと消してその場に溶け込むことが自然体で出来てしまう松田さんであれば、この作品をあるべき方向に持っていってくれると思った」と松田に“おじさん役”を切望し映画化にこぎつけた。映画では、昭和40年代をベースに書かれている原作を現代に置き換え、しっかりものの甥っ子目線から語られるダメ人間だけれども、どこか面白おかしい“おじさん”の物語が繰り広げられる。おじさんを、時に叱り、助け、絶妙なやりとりをしながら物語を大きく動かしていくしっかり者の雪男役は、子役の大西利空(おおにしりく)が演じる。松田は「“ぼく”の雪男は大人びた少年なんですけど、演じている利空は撮影の本番ギリギリまで遊んでたりするやんちゃなヤツで、その現場の空気感がとても心地良かったです」と明かす。劇中ではひと目ぼれした女性を追いかけておじさんがハワイへ旅立って行くという展開があり、「ハワイの撮影では、現地のスタッフも合流して、日本の撮影とはまた違った濃厚な日々でした。ぼくとおじさんの思索の旅が日本からハワイへ広がって、映画の中にどう溶け込んでいるのか、僕自身も楽しみです」とコメント。松田と初タッグを組んだ山下監督は「今回『ぼくのおじさん』を映画化するにあたって個人的にチャレンジの連続でした」といい、「例えば“子供たちに観てもらえる映画にする!”とか“初の海外ロケ!”など至るところで様々な壁にぶつかる…はずだったんですが、肝心なその壁が柔らかく優しかったので心地よく現場を終えることが出来ました。たぶんそれは原作者・北杜夫さんの作品世界のおかげだと思っています」と語っている。撮影は10月5日に都内でクランクインし、10月23日まで日本で撮影を行い、10月30日からハワイのオアフ島とハワイ島で撮影を敢行し、11月15日にクランクアップをむかえている。『ぼくのおじさん』2016年 秋 全国公開
2015年12月01日俳優の松田龍平(32)が、『天然コケッコー』(07年) や『リンダ リンダ リンダ』(05年)などで知られる山下敦弘監督の映画『ぼくのおじさん』(2016年秋公開)に主演することが11月30日、明らかになった。原作は故・北杜夫氏によって書かれ、和田誠氏のイラストが添えられた同名の児童書。お金もなく兄の家に居候し、大学の臨時講師として哲学を教えているからか、屁理屈ばかりこねる"おじさん"(松田)が主役であるものの、物語は一貫して兄夫婦の妹=おじさんの甥・雪男(大西利空)の目線で描かれる。一目ぼれした女性を追いかけるために、ハワイへ行こうと画策しつつ、そのどれもが他力本願か運任せな一方、どこか憎めないおじさんの姿を映す。そんな、おじさん演じる松田は「"ぼく"(雪男)が、哲学者で変わり者のおじさんを観察するところから始まる物語は、ほのぼのしていて、どこかノスタルジック」と形容。"ぼく"こと雪男については、「大人びた少年なんですけど、演じている利空は撮影の本番ギリギリまで遊んでたりするヤンチャなヤツで、その現場の空気感がとても心地よかった」と喜んでいる。続けて「ハワイの撮影では、現地のスタッフも合流して、日本の撮影とはまた違った濃厚な日々でした」と話し、新たな体験となったようだ。松田と初タッグを組む山下監督は「(本作を)映画化するにあたって個人的にチャレンジの連続でした」と告白。ただし、「例えば、"子どもたちに見てもらえる映画にする!"とか"初の海外ロケ!"など至るところでさまざまな壁にぶつかる…はずだったんですが」と前置きしながら「肝心なその壁が柔らかくて優しかったので心地よく現場を終えることができました」と続けている通り、余裕をもって撮影に取り組めた様子。「たぶんそれは原作者・北杜夫氏さんの作品世界のおかげ」とも話している。映画は、10月5日に都内でクランクイン。日本での撮影を済ませた後は、アメリカ・ハワイ島に舞台を移し、11月15日にクランクアップを迎えた。企画と脚本を手がけた須藤泰司プロデューサーによれば、昭和40年代をベースに書かれた原作の時代設定を現代に置き換えつつ、どこか懐かしい昭和の感覚も浮かび上がらせる作品になるという。
2015年12月01日e’motionは11月3日、『島耕作』シリーズで知られる漫画家、弘兼憲史さんの描きおこしイラスト入り婚姻届をデザイン婚姻届の通販サイト「婚姻届製作所」で販売開始した。この婚姻届は、これから入籍をするふたりの幸せを願い、未来に向かって手を取り歩んでいくふたりをイメージした。価格は3,000円(税込・送料別)。提出用2部と記念保存用1部をセットし郵送で届けるという。
2015年11月04日俳優の船越英一郎と藤岡弘、が12日、都内で行われたリーアム・ニーソン主演の映画『ラン・オールナイト』(5月16日公開)の公開直前イベントに登場した。映画がアクション・サスペンス作品であることから、船越はサスペンスの帝王として、藤岡は日本を代表するアクション俳優として選出。レザージャケットスタイルで登場した2人は、主人公のリーアム・ニーソンになりきり満足気の様子で、ともに大ファンだというリーアム・ニーソン作品について熱く語った。藤岡は作品のリアリティーに触れ、「一般の人が驚いている様子なども本当にリアルでした。そのため緊迫感や緊張感に臨場感があります。銃一つにとっても、こだわり抜いている」と絶賛。船越はサスペンスの要素に注目し、「極上のサスペンスには涙が必要。登場人物に次々と共感して夢中になってしまいます。特に地下鉄のシーンは号泣必至です!」とアピールした。最後に、この映画の魅力について船越が「アクションの要素が全て詰まっているのに、ドラマも非常に色濃く描かれている」と話すと、対する藤岡も「この作品はミスを見つけようと思っても見つけられないほど」と作品をたたえ、「最高。何度見ても興奮するほどいろんなものが凝縮されて、リーアム作品No.1です」と太鼓判を押した。本作は、リーアム・ニーソン演じる殺し屋が息子の命を救うために殺した相手が、エド・ハリス演じるマフィアのボスの息子だったことを発端に、マフィア、すご腕の暗殺者、さらには買収された警察官、一般市民まで、ニューヨーク中を敵に回してしまうというノンストップ逃走劇。(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2015年05月13日リーアム・ニーソンが主演するアクションサスペンス『ラン・オールナイト』のPRイベントが5月12日(火)、都内で行われ、“アクションの大家”藤岡弘、&“サスペンスの帝王”船越英一郎がそろい踏み。本作を絶賛し、興奮しきりのノンストップトークを繰り広げた。リーアムが演じる殺し屋のジミーが、一人息子を守るため、長年の親友でもあるマフィアのボスの息子を殺してしまったため、真夜中のニューヨークを舞台に、最強の暗殺者や買収された警察ら無数の敵と立ち向かう本作。藤岡、さんはリーアムの大ファンだと言い「いままでの作品で一番だね。最高だよ。僕はプロの俳優だから、特にアクションは厳しい目で見るけど、パーフェクトだね」と先制パンチ。一方の船越さんも「僕は藤岡、さんの次にリーアムが好き。見どころしかないから、まばたきしちゃダメ。あー、こうして話しているだけで汗ばんできた」と汗をぬぐい、「アクションに加えて、人間ドラマもあるので、見ているうちに涙まみれになりますよ」と早速ボルテージは最高潮だった。また、それぞれ「絶品アクションの条件」「絶品サスペンスの条件」として、「本物の役者とリアリティ」(藤岡、さん)、「不安と緊張感。それに涙」(船越さん)とスペシャリストならではの持論を展開。『ラン・オールナイト』はすべてを満たしていると太鼓判を押した。約30分行われたトークは、終始“ゲキアツ”!船越さんの発言に、藤岡、さんが「そうそうそうそう、その通り!」と大きくうなずく場面も多々あり、二人の本作に対する熱い思い入れがビシバシ。「人生はサバイバル!ぜひ我々世代に見てほしい。勇気とパワーをもらえる」(藤岡、さん)、「確かにエールを送られている気分になりますね。それに女性にも見てほしいんですよ。男がたくましくなるのは、女性のバックアップが必要ですから!」(船越さん)と熱弁していた。『ラン・オールナイト』は5月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラン・オールナイト 2015年5月16日より全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2015年05月12日現在MBS/TBS系にて毎週日曜17:00より放送中のTVアニメ『アルスラーン戦記』に新たに登場する、荒川弘氏描き下ろしによるキャラクター第2弾のデザインが発表された。5月9日に販売された漫画誌『別冊少年マガジン 6月号』(講談社)にて公開されたのは、戦乱の世の裏側で暗躍する魔道士たち7人で、第3話にも登場。怪しげな存在感を放っていたこの7人はアルザング、グンディー、ガズダハム、ビード、サンジェ、グルガーン、プーラードと名付けられている。アルスラーンたちと敵対するルシタニアと行動を共にしている、銀仮面卿ともなにやら関係があるという。本作は、『銀河英雄伝説』『創竜伝』『タイタニア』などで知られる小説家・田中芳樹氏の原作を、"ハガレン"こと『鋼の錬金術師』で人気を博した荒川氏が漫画化。現在、漫画雑誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載されており、単行本は1~3巻ですでに累計200万部を突破している。物語は、"気弱な"王太子・アルスラーンが、異教徒の国・ルシタニアの侵攻をきっかけに、激闘と謀略のなかで、仲間たちとともに成長していく姿を描いている。(c)2015 荒川弘・田中芳樹・講談社/「アルスラーン戦記」製作委員会・MBS
2015年05月11日『クロユリ団地』で渾身の絶叫を披露し、女優として着実に成長を遂げている前田敦子が、『苦役列車』の監督・山下敦弘と再びタッグを組んだ『もらとりあむタマ子』の劇場公開が決定。さらに、アジア最大の映画祭である釜山国際映画祭「A Window on Asian Cinema部門」に出品され、ワールドプレミアとなることが決まった。本作は、前田さん扮する「タマ子」という女の子の日常のひとコマを季節ごとにワン・シチュエーションで表現した、音楽チャンネル「MUSIC ON! TV(エムオン!)」のメッセージを伝えるイメージ映像(ステーションID)から生まれたプロジェクト。30秒のステーションIDから始まった作品が、今年4月放映の短編ドラマを経て、今回、長編映画として劇場公開されるだけでなく、国際映画祭に出品されるのは異例中の異例だ。主人公のタマ子とは、東京の大学を出たものの、父親がひとりで暮らす甲府の実家に戻り、就職もせず、家業のスポーツ店も手伝わず、ただひたすら食っちゃ寝、食っちゃ寝の“残念な実家依存娘”。本作は、そんなタマ子が、ちょっとした一歩を踏み出すまでの秋から夏に至る1年が季節感たっぷりに描かれる。ボサボサ頭で毎日がほぼジャージ姿、家事を手伝うこともなくただひたすらロールキャベツや、カレーライス、アイスキャンディなどを食べまくり、中学生にまで同情されてしまうほどの自堕落な日々を送るタマ子を演じるのは、本作でも新境地に挑戦した前田さん。「タマ子は食べているか寝ているかで(笑)、仕事もしていないし実家でダラダラしている女の子という設定ですが、別に特殊な女の子ではなく、実は誰もが持っている気持ちの一部なんじゃないかなと思います。私もどこか共感してしまうところがあります」と、ちょっぴり“残念な”タマ子への思い入れの深さを語った。また、ステーションIDと同様、本作のメガホンをとるのは『マイ・バック・ページ』『リンダ リンダ リンダ』など、国内外で絶大な評価を受ける山下敦弘監督。主演の前田さんを、「逆ギレが得意で、ぐうたらで、口だけ番長というどうしようもない性格のタマ子を前田さんは迷いのない目で演じ切ってくれた」と絶賛。今回、短編TVドラマから劇場公開作品となったのも、「“あっちゃんが素晴らしかったから!”の一言に尽きる」と、前田さんあってこその“タマ子”であることを話した。なお、脚本は昨年『ふがいない僕は空を見た』が高い評価を得た向井康介、主題歌は星野源が提供する「季節」と、こちらもTVからの続投する。『もらとりあむタマ子』は11月23日(土・祝)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:もらとりあむタマ子 2013年11月23日より全国にて公開(C) 2013『もらとりあむタマ子』製作委員会
2013年08月20日7月25日(木)、主演映画『真夏の方程式』のヒット御礼舞台挨拶に出席した福山雅治、吉高由里子、西谷弘監督らが本作を見るのが2度目以上の観客に向け、マニアックな見どころポイントを披露した。西谷監督と福山さんの出会いは10年前のドラマ「美女か野獣」までさかのぼるが、西谷監督は「最初に会ったとき、普通は福山さんのビジュアルや美しい声に目が行きますが、私は手と足首がいいと思った」と告白。手に関してはドラマ版の「ガリレオ」で“フレミングの法則”を手の動きで表現するところがあったが、足首に関してはその後の映画『容疑者Xの献身』などが冬の設定だったこともあり、見せる場面がなかったという。ついに本作で、子役の山崎光くんとの理科の実験シーンで「パンツのすそを少しだけ折りました!」と足首を見せることに成功し、西谷監督はご満悦。福山さんは「10年越しのそんな狙いがあったんですか…」と驚いた様子だったが、実際、一部の観客は福山さんの足首に敏感な反応を示しているよう。福山さんのラジオ番組にも、本作を見た視聴者から足首にまつわる感想が続々届いているそうで福山さんは「みんな、そんないやらしい目線で僕を見てたんですね…」と困惑しつつも「それでもいいんです(笑)」とファンの反応を喜んでいた。さらに福山さんは「(本作では)浴衣姿もありますよね(笑)」と観客をあおる。このシーンに関しても多くのファンから「浴衣の下はどうなっているのか?」といった感想が寄せられているそうで「そんないやらしい目線で…」と苦笑しながらも嬉しそうに(?)語っていた。吉高さんは福山さんとプロモーション活動を共にして、改めてその人気の高さを実感しているようで「舞台袖でいつも、(司会者に)『福山雅治さんです』と紹介された後の『ギャーッ!!』という声にビックリしています。別格です!毎回『マジか?』と思い、足がひるみます。声って風になるんだなと思いました」としみじみとその凄まじさを語る。福山さんはまた、子役の山崎くんとの共演シーンに関しても見どころポイントを伝授。山崎くん演じる恭平が福山さん扮する湯川に「博士は独身なの?」とからかうように尋ね、それに対し湯川が布団をぶつけるというシーンについて、監督の指示で山崎くんには知らせずに本番でのみ布団をぶつけたことを告白した。劇中の2人の関係を重視し、それまでも撮影以外でもあえて山崎くんと打ち解けていなかったという福山さんは「僕は監督に『出来ません』って言ったんですよ!それまでも彼は寂しい思いをしてただろうし、そんなことしたら本当に僕のことを嫌いになると思ったんです。でも監督は『やってください』と言うんです(笑)」とあくまで自分は命令でやらされていたことを強調し、監督の非情ぶりを訴える。そして本番「演技を止めちゃっても仕方ないかなと思ってた」という福山さんの予想に反し、山崎くんはあくまで恭平として演技を続けたという。「光くんではなく恭平になりきっていた!」と福山さんは山崎くんを絶賛し、客席から拍手が沸き起こったが、当の山崎くんは「全く覚えてないです…(笑)」と申し訳なさそうに語り、劇場は笑いに包まれた。『真夏の方程式』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:真夏の方程式 2013年6月29日より全国東宝系にて公開(C) 2013フジテレビジョン アミューズ 文藝春秋 FNS27社
2013年07月25日歌手で俳優の福山雅治が主演する『真夏の方程式』が29日、全国415スクリーンで封切られ、東京・有楽町のTOHOシネマズ 日劇で福山をはじめ、共演する吉高由里子、北村一輝、杏、山崎光(子役)、西谷弘監督が初日舞台あいさつを行った。福山は「皆さんのご要望があれば、いつでも戻ってきたい」と超満員の客席にメッセージ。ただ、共演する光くんから「福山さんは怖かったです」と打ち明けられると、「役柄的に距離を置いたほうがいいかなと思って……」と苦笑いを見せていた。その他の写真東野圭吾氏原作の“ガリレオ“シリーズの1作を、TVドラマ、映画『容疑者Xの献身』に続いて福山主演で映画化。周囲から変人扱いされながら、驚異的な洞察力と科学知識を駆使して難事件を解決していく物理学者、湯川学が、“手つかずの海”と呼ばれる美しい海、玻璃ヶ浦で起こった殺人事件の真相と背後に隠されたドラマを暴き出す。同日、全国415スクリーンで封切られた。日本での公開を前に、香港で行われたプレミアに出席した福山は「熱烈な歓迎に驚きました。街中にポスターが貼ってあったり、ラッピングバスが走っていたり、香港でもかなりの認知度だった」と振り返った。一方、吉高は「国を超えてもキラキラしている」と所属事務所の先輩でもある福山を持ち上げ、「湯川先生とガッツリ過ごした10か月が終わると思うと、とてもさみしい」としみじみ話していた。映画版から参加の杏は「とても光栄。決して明るい役ではないが、まるで心の奥底まで潜っていくようで、すごくいい経験でした。作品も涙が止まらない思いで見ました」と手応え十分。北村は「あまり出ていないので、この場に立つのは気が引ける」と恐縮しきりだった。また、『容疑者Xの献身』でもメガホンを執った西谷監督は「映画とドラマでは、住み分けをしようと意識している。ドラマでは湯川という人物を正面から捉え、映画では横顔を捉え、原作により忠実に描いている」と説明していた。『真夏の方程式』公開中
2013年06月29日福山雅治主演のドラマ「ガリレオ」の劇場版『真夏の方程式』のプレミアイベントが6月23日(日)に都内で開催され、福山さんを始め、共演の吉高由里子、西谷弘監督が出席しレッドカーペットを歩いた。東野圭吾の「探偵ガリレオ」シリーズを原作にした現在第2シーズンが放送中の人気ドラマの劇場版で『容疑者Xの献身』以来、5年ぶりとなる新作。資源開発に揺れる海辺の街を舞台に“ガリレオ”湯川学が不可解な殺人事件の解決に挑む。レッドカーペット脇、さらには会場の外にも多くのファンが詰めかけ、福山さんらを乗せた車が会場に到着すると割れんばかりの歓声が響き渡る。ドラマはちょうど本日24日(月)で最終回を迎えるが、撮影は先日20日に終わったばかり。福山さんは「やっと長いセリフを覚えなくていいと少しホッとして、ゆっくり眠れるかと思いきや、すぐにプロモーションが始まりました。『真夏の方程式』をお届けするべく気合いが入ってきました」と表情を引き締める。撮影は、映画の方が先で去年の夏の終わりに行なわれた。刑事・岸谷を演じる吉高さんは、同じ事務所の先輩でもある福山さんとの共演について「クランクインのとき、福山さんが向こうから歩いてきたんですが取り巻きが多い!現場マネージャーとかお偉いさんとかも来てて、『こんなに人件費使ってるんだ?こんな偉い人が現場に来るんだ?』と思いました」といきなり現場の裏側を明かす。さらに「(福山さんの)スター感が凄くて、お会いして『スターが来たって感じがしましたよ!』と言ったら、『スターじゃない。ビッグスターだ』って言われました」と福山さんの“ビッグスター”発言を暴露!これに福山さんも苦笑いを浮かべつつ、「元々、大泉洋さんが作ったネタを僕がマネしてるんです。僕はそんな風に思っておりません。みなさま、どうぞよろしくお願いいたします」とかしこまった口調で釈明し、会場は笑いに包まれた。一方、福山さんは吉高さんの印象を問われ「イメージから“暴れん坊”で自由奔放なのかと思ってたら全く逆で、現場で言われたこと、求められることに全力で応えようと誠実なお芝居をされてました」と称賛しつつ、「全力で応えようとするあまりよく(セリフを)噛む」とニヤリ。これに吉高さんが「ビッグスターと一緒だと緊張するんです(笑)」と混ぜっ返し、会場は再び笑いに包まれた。イベントの最後には、映画の中で子ども嫌いの湯川がある少年と出会い、少しずつ交流を深め、一緒にペットボトル・ロケットを飛ばすシーンにちなんで、ヒットを祈願しペットボトルロケットを発射!会場のカウントダウンと吉高さんの「発射!」の声と共に福山さんが飛ばしたロケットは見事、ステージを飛び越える“場外ホームラン”となり、会場は拍手と歓声に包まれた。『真夏の方程式』は6月29日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:真夏の方程式 2013年6月29日より全国東宝系にて公開(C) 2013フジテレビジョン アミューズ 文藝春秋 FNS27社
2013年06月24日草なぎ剛が主演を務め、人気を博した同名ドラマを映画化した『任侠ヘルパー』の完成報告会見が24日、都内で行われ、草なぎをはじめ、共演する安田成美、夏帆、風間俊介、香川照之、メガホンを執った西谷弘監督が出席した。草なぎは、会見前日に第一子となる女の子を出産した共演者の黒木メイサに「メイサちゃん、おめでとう。とてもおめでたいですね。メイサちゃんとの共演シーンは僕自身もとても気に入っています。ちょっと落ち着いたら、映画を観てほしい」と祝福のメッセージをおくった。その他の写真元極道の男が“任侠道”を貫きながらヘルパーとして活躍する姿を描いた本作。草なぎ演じる主人公・翼彦一が、貧困に苦しむ老人たちを救い出すべく立ち上がる。草なぎ自身にとっても、彦一というキャラクターは「撮影が終わった後も、ずっと頭の隅に残っていた」といい、「とても満足のいく作品」と誇らしげ。「大人っぽい一面をお見せすることができた。きっとドキっとしてもらえる」と役についても語った。また草なぎは、役作りのために、高倉健が出演する“任侠映画”を鑑賞し、その後映画『あなたへ』で実際に共演も果たしており、「お会いした健さんからは『お前、似合ってないぞ』って言われましたが(笑)、この作品は現代版の任侠映画になったと思いますし、ぜひ健さんにも観てほしいですね」と笑顔を見せた。安田は共演した草なぎについて「寡黙でとてもナチュラルな方」と述懐し、「本番前に『集中!』ってご自分に言い聞かせていたのが印象的。ご本人は集中できるでしょうが、私たちは集中できないですよ」と草なぎの“クセ”に苦笑いを見せていた。また、安田と同じく、映画で本シリーズに初参加した香川は「役者さんのいろいろなベクトルが、ひとつのシーンに向かっていく現場を踏みしめることができた」と満足そうだった。『任侠ヘルパー』11月17日から全国ロードショー
2012年09月24日人気ドラマの劇場版となる『任侠ヘルパー』の完成披露記者会見が9月24日(月)、都内で開催され、主演の草なぎ剛(SMAP)を始め、安田成美、夏帆、風間駿介、香川照之に西谷弘監督が出席。TVシリーズから出演し、本作にも特別出演している黒木メイサに、赤西仁との間の第一子となる娘が誕生したことが明らかになったが、草なぎさんは「メイサちゃん、おめでとう!」と笑顔で祝福した。最高視聴率17.8%を記録した2009年の連続ドラマ、その後のスペシャルドラマに続く待望の劇場版となる本作。ヤクザを辞めてカタギに戻った主人公が、老人介護をビジネスとして弱者から搾取しようとする者たちから行き場のない老人たちを守るために奮闘する姿を描く。草なぎさんは「普通、ドラマで役が終わるとパッと(自分の中から)なくなるものなんですが(本作の)彦一に関しては頭の中にずっと残っていて、終わったのに終わってない感じだった」と特別な思い入れを吐露。「温もりの感じられる血の通った作品になったと思います」と充実した表情を見せる。本作の撮影前には数々の任侠映画に出演してきたあの高倉健と『あなたへ』で共演したが、草なぎさんは「奇跡的に共演が実現して、学ぶことがたくさんありました。(映画の中に)健さんの存在が反映されていると思います。健さんからは『お前、似合ってねーぞ』と言われましたが(笑)、ぜひご覧いただけたら」と高倉さんへの敬意をこめて語った。その草なぎさんから「一緒に撮影した人なの?と思うくらい、今日、会ったら別人のようでした」と言われていたのが、キャバクラ嬢役を演じた夏帆さん。「いままでのイメージを覆すような挑戦で、みなさんの目にどう映るのか不安と期待でいっぱいです」と胸の内を明かす。実際に役の参考のためにキャバクラにも足を運んだそうだが、「途中から私自身が楽しんじゃって、勉強って感じじゃなかったです」と述懐。草なぎさんとのかなり激しいラブシーンにも挑戦しているが「緊張していて、ひたすら草なぎさんに付いて行きました」と笑顔でふり返った。安田さんは草なぎさんとの共演の感想を尋ねられ「撮影中は寡黙でしたがとってもナチュラルな方でした。『よーい、ハイ!』って声が掛かると自分で『集中!』って言うんです。ご自分は集中できるんでしょうが、私たちが集中できない(苦笑)」と苦情を明かし、草なぎさんは「ごめんなさい!」と平身低頭。一方、草なぎさんのジャニーズの後輩である風間さんは、この草なぎ流の「集中」を一緒に実践して集中力を高めていったとか。傷だらけのメイクでアクションシーンも披露しているが「僕はやられるだけというのが多かったんですが、彦一のアクションはすごい。たまらなくカッコよかったです!」と先輩の激しいアクションに感嘆。草なぎさんは後輩の言葉に笑顔を見せつつ「顔以外は(パンチやキックが)全部入ってます。『監督、勘弁してください!』って感じでした」と苦労を明かしていた。“介護”という現代社会が抱える重大なテーマを真剣かつユーモアを交えて描いている本作だが、キャスト陣も考えさせられるところが多かったよう。香川さんは「僕は議員という立場で介護に携わる役でしたが、介護において一番大変なのは何よりも現場の人たち。普通ではない時間が24時間続くという感じで、そのことを忘れずに演じました」と語る。草なぎさんも「彦一はぶっきらぼうに老人に向かって『やれることはやれ!』という姿勢で介護を進めてるけど、実は実際の介護の現場に通じるところがありました。仕事を与えて、やれることをやらせてあげるスタイル、ひとりの人として尊重してやっていくのが介護なんだと感じました」と語った。最後に草なぎさんは、黒木さんへのメッセージを求められると「メイサちゃん、おめでとう!」とニッコリ。「(黒木さんとの)共演シーンはすごく気に入ってて、クライマックスになってるので、忙しくてまだ映画は観てないと思うけど、落ち着いたら観てほしい」と語った。『任侠ヘルパー』は11月17日(土)より公開。■関連作品:任侠ヘルパー 2012年11月17日より全国東宝系にて公開© 2012「任侠ヘルパー」製作委員会
2012年09月24日俳優の藤岡弘、が12日に都内で行われたブレーレイBOX『インディ・ジョーンズ コンプリート・アドベンチャーズ』(9月14日発売)のPRイベントに、ワイルドな“インディ”ルックで登場した。その他の写真かつて探検番組で“隊長”として世界各地を旅した藤岡は、「アマゾンの村で、弓矢を構えた無数の若者に囲まれた」「サソリの大群に遭遇した」などインディ顔負けの冒険談を次々と披露。さらにインディ同様「実はヘビが嫌いなんだよ」とも明かし、「機会があれば、和製インディを演じてみたいね」と意欲を見せた。ジョージ・ルーカスとスティーブン・スピルバーグという映画界の2台巨頭がタッグを組んだ、アドベンチャームービー4部作が待望のブルーレイ化。リストア修復された第1作『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』をはじめ、『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』もリマスターされ、輝かしい伝説が高画質・高音質で完全網羅される。初収録のドキュメンタリー2種類を含む、計7時間の特典映像もファン必見だ。「観るたび、ドキドキワクワクするのがインディの魅力。今回はブレーレイだから、映像の美しさが全然違うし、特典映像もぜひ楽しみたいね」と語る藤岡、は『…最後の聖戦』に登場するペトラ遺跡にも足を運んだことがあるそうで「映画を思い出したし、自分がインディになった気持ちになったね。世界はまだまだロマンに満ちあふれている」と熱弁。「冒険なくして、何がある! 男はチャレンジしなくちゃ。ロマンがないと人生つまらない」と世の草食男子にエールをおくった。イベントでは、インディのトレードマークであるムチを使った競技“ターゲットウィップ”にも挑戦。「ナイフは得意だけど、ムチは初めてだよ」というが、見事なムチさばきで『レイダース…』に登場する黄金像をゲットした。この日はファッションモデルの中村アンもスペシャル・サポーターとして同席し「私自身、好奇心旺盛で、アドベンチャーが大好き。一緒に(ブルーレイを)観るならインディや藤岡さんみたいな頼りがいがある男性がいい」と語った。『インディ・ジョーンズ コンプリート・アドベンチャーズ』9月14日(金)発売ブルーレイBOX1万3650円発売・販売元:パラマウント ジャパン
2012年09月12日2011年春に上演された『鎌塚氏、放り投げる』は、シャープで知的な笑いの波状攻撃に加え、三宅弘城演じる“万能執事・鎌塚アカシ”というニュースターを生み出し、劇作・演出の倉持裕が新境地を開いた記念すべき作品。その第2弾『鎌塚氏、すくい上げる』が今夏上演される。7月下旬の某日、稽古場を訪ねた。M&OPlaysプロデュース「鎌塚氏、すくい上げる」 チケット情報空間を不可思議かつ自在に使いこなすことに定評のある倉持が、今回選んだ舞台は豪華客船だ。完璧なる執事・アカシは主人・由利松公爵より、船上で行われる長男モトキ(田中圭)と花房家公爵令嬢センリ(満島ひかり)の見合いを成功させよとの命を受け、レッドジンジャー号に乗り込む。待ち受けていたのは、政略結婚を嫌うセンリが女中ミカゲ(市川実和子)に無理やり協力させた“作戦”や、打算と恨みで見合いを壊そうとする堂田男爵夫人タヅル(広岡由里子)と執事スミキチ(玉置孝匡)の陰謀、そして船長・丸地(今野浩喜)と船員・烏田(六角精児)のワケありな雰囲気、など不穏なことばかり。出演者8人の個性が、奇抜なキャラクターと溶け合い輝きを放つ。一見自信満々ながら実は非力でひ弱なモトキ坊ちゃんを田中が伸びやかに演じれば、満島が見るからに跳ねっ返りのセンリ嬢を虚実の境目が見えない暴走演技で応える。アカシに憧れるミカゲの切なさ、色っぽさを醸し出す市川も好サポート。前回から続投の広岡&玉置は、さすがの安定感で丁々発止の掛け合いせりふを操り毒のある笑いを振りまく。兄弟に見えなくもない六角と今野の、ぶっきらぼうながら息ピッタリのやりとりが作品に新たな風を吹き込む。そして、なんと言っても三宅演じるアカシが良い。ご主人からの難題を次々にクリアするスーパー執事を、抜群の身体性から繰り出すアクロバティックな演技、マンガかと思うほど変貌する表情、芸人顔負けの勘の良さで、戯曲の笑いを次々に具現化していく。倉持は、そんな魅力的な出演者に感情から動きまで実に繊細な指示を手渡しながら、同時にオモシロぜりふをその場で考えて差し込むという余力を見せ、演出ぶりからは開幕までに作品がさらに進化する可能性大と見て取れた。加えて豪華客船の甲板を模した舞台装置は360度回転し、変わりゆく舞台上の景色が物語を加速させるのだ。『鎌塚氏、放り投げる』にはタイトルに因んだ、ヨーロッパ映画のように小粋なラストシーンが用意されていたが、今回も終幕に小さな「奇跡」が起こる。センスの良い会話の妙に笑い、アクションシーンにハラハラし、誰もが幸福になれるラストに酔う。劇場での上質な時間を、是非味わって欲しい。公演は8月9日(木)から26日(日)まで東京・本多劇場にて上演。その後、名古屋、大阪、島根で公演を行う。取材・文:尾上そら
2012年08月06日公開中の織田裕二主演作『アンダルシア 女神の報復』のロングランを受け、物語の舞台であるスペインに感謝の意とヒットの報告を行なうため、織田と本作でメガホンをとった西谷弘監督が、六本木にあるスペイン大使館に表敬訪問を行った。その他の写真スペイン国の大使、ミゲル・アンヘル・ナバーロ・ポルテラ閣下とがっちり握手を交わした織田は、「スペインの街と人々の協力があって撮影ができたことを感謝しております。スペインと日本のスタッフみんなが言葉の壁を乗り越え同じ映画人として通じ合い、この作品に情熱をかたむけ、それが映画にも出ていたと思う」と、スタッフ・キャストを代表して感謝の言葉を伝えた。大使は「スペインと日本は歴史や文化的なことを含め、過去と現代が混合して存在しているという共通性がある。スペインを舞台にした素晴らしい作品を作っていただいたことを、織田様と西谷監督に感謝申し上げたい。映画というものは人が人を知るうえでの最高のツールだ。私もぜひこの作品を観たい。スペイン側からも日本に撮影に来てもらい、交友関係を継続していけたらとなるこのような機会を継続していけたら」とコメント。織田は「今、映画館に行くと上映していますので、大使にも本国スペインのみなさんにもぜひ観ていただきたい」とPRすると大使は「大使館としても本作を推薦したい。本国で上映されればヒットすることは間違いない」と話した。最後に織田は「こうして文化的な交流ができたことを大変光栄に思っております。いつの日かまた素晴らしい映画を作れる日を楽しみにしております」と笑顔を見せた。映画『アンダルシア…』は、織田が外交官・黒田康作を演じるシリーズ第3弾。スペインを舞台に、北部の公国・アンドラで起こった日本人投資家殺害事件の調査にあたった黒田が、国際犯罪の巨大な闇に巻き込まれ命がけの任務に挑む。『アンダルシア 女神の報復』公開中
2011年08月02日公開中の映画『アンダルシア 女神の報復』主演の織田裕二と西谷弘監督が8月2日(火)、スペイン大使館を訪問し、ミゲル・アンヘル・ナバーロ・ポルテラ駐日スペイン大使に謁見した。外交官・黒田康作の活躍を描く人気シリーズの劇場版第2弾となる本作。バルセロナ、そしてタイトルにもあるアンダルシア地方でおよそ1か月にわたるロケが敢行された。織田さんはポルテラ大使とガッチリと握手を交わし「撮影は大変でしたが、スペイン、そして街の人々の協力があったからこそできました」と感謝を伝えた。西谷監督も「準備も含め、半年ほどスペインに滞在し、スタッフやキャストの半分近くが現地の方でしたが、彼らの協力のおかげで映画が完成しました。彼らが日本に来て、映画を観て興奮しているのがすごく嬉しいです」と笑顔で語った。風習や文化の違うスタッフとの撮影について、監督曰く、「通常は映画を撮り終わる頃になってやっとお互いの気持ちが分かり合うものですが、今回はスペインのスタッフは人の気持ちに立って動いてくれて、こちらも正直に向き合うことができた。通常の半分くらいで距離が縮まりました」と述懐。大使は織田さんと監督の訪問を感謝すると共に「私たちの国の素晴らしい場所で撮影していただき、また、スペイン人のスタッフと良好な関係を築いたというとこが素晴らしいと思います」と喜びを語った。大使からスペインの印象を尋ねられた織田さんは「以前にもバルセロナやアンダルシアを訪れたことはあったんですが、あの暑さを体験して、あのきつさの中でフラメンコや闘牛が生まれたんだなと感じました。そのエキスが映画に注入されていると思います」と語り、「ぜひ閣下にも映画を観ていただいて、ぜひ本国のみなさんにも観てほしいです!」とスペインでの配給の実現を熱望。大使は「ぜひ拝見したいと思います。スペイン人は日本のものを受け入れようとする気持ちを強く持っています。日本の人々やいろいろなものがスペインにとっては魅力のタネと言えます。日本人の目から見たスペインのイメージを見るいい機会ですし、ぜひ、大使館としても推していけたらと思います」と協力を約束した。大使からは「映画は人が人を知るよいチャンスです。ぜひこうした機会を今後も継続していければ」と映画を通じての両国のさらなる交流の要望に、織田さんも「ぜひ、また素晴らしい映画が作れるのを楽しみにしています」と満面の笑みで応じていた。『アンダルシア 女神の報復』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:アンダルシア 女神の報復 2011年6月25日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ビー■関連記事:黒木メイサ、鮮やかなブルードレスで登場!理系女子に期待の眼差し伊藤英明、インターポール役の参考に銭形警部?「ルパン」見るも15分で「何か違う」織田裕二、20年ぶりの「キターッ!」絶叫も新しい命は「まだ来ないですね」織田裕二、ネタバレぎりぎり!伊藤英明に銃を向けられ「怖かった!」織田裕二主演!キャスト登壇『アンダルシア』完成披露試写会に10組20名様ご招待
2011年08月02日映画『アンダルシア 女神の報復』が6月25日(土)に公開を迎え、主演の織田裕二をはじめ、黒木メイサ、伊藤英明、戸田恵梨香、西谷弘監督が都内劇場で舞台挨拶を行った。外交官・黒田康作の活躍を描く人気作の劇場版第2弾となる本作。映画を観終わったばかりの観客の拍手と歓声に迎えられ、織田さんらは満面の笑みを浮かべていた。『アマルフィ 女神の報酬』、TVドラマ「外交官・黒田康作」(フジテレビ)や、携帯ドラマシリーズに続いて黒田を演じた織田さんは「『アマルフィ』の話を最初に聞いたとき、夢のような企画だと思いましたが、今回は夢じゃなく現実として、ようやく目標に近づけた手応えを感じています」と充実した表情で語る。黒田という男について「僕自身、掴めたと思う瞬間もあるけど、2〜3日後には『あれ?』となってしまう掴みどころのない男。もっと化けの皮をはぎたいです」とさらなる続編を示唆?これには会場から大きな拍手がわき起こった。物語の鍵を握るヒロインを演じた黒木さんは「常に隠しごと、騙し合いをしているので、現場で追い込まれて孤独感に襲われてました。終わった瞬間は解放感がありました」とふり返った。織田さんと伊藤さんという、2人のイケメン男優を相手にしての熱演となったが、先日の完成披露試写会では「2人のうち翻弄しやすいのは?」と尋ねられて「織田さん」と即答し会場をわかせた。この日も同じ質問に「訂正はないですね。意外と(織田さんは翻弄しやすい)」とニッコリ。伊藤さんはインターポールの捜査官役ということで「インターポールと聞いてピンと来なくて…銭形警部?と思って『ルパン』を見たんですが、見始めて15分くらいで『何か違う』と…」と苦笑交じりに告白し、会場は爆笑に包まれた。そんな伊藤さんだが、織田さんを相手にしたアクションでは容赦なし!織田さんが「何で(アクションシーンが)終盤に組んであったか分かった…。パワーが違う。リハーサル含めて何回ぶち倒されたか。あばらがギシギシいってました」とボヤくほど激しかったそう。前作『アマルフィ』に続いての出演となった戸田さんは、本作で立派に外交官デビュー!「『アマルフィ』のときは、イタリア語のセリフを監督にバサバサ切られて(※編集でカットされて)、殺意を覚えましたが、今回はスペイン語のセリフが切られてなくて安心しました」とホッとした様子。自身が演じた安達について「成長しているはずなのに、黒田さんといると子供っぽく見えて、彼女の今後が心配です」とも。本作は、数多くのサスペンスを手がけてきた西谷監督作品とあって、劇中のあちこちに“仕掛け”が…。織田さんは、黒田が睡眠薬を飲まされたシーンを例に挙げ、その後の黒田の行動について「必ず映画の中に答えが隠されていますから!」といたずらっぽい笑みを浮かべてアピールした。『アンダルシア 女神の報復』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:アンダルシア 女神の報復 2011年6月25日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ビー■関連記事:織田裕二、20年ぶりの「キターッ!」絶叫も新しい命は「まだ来ないですね」織田裕二、ネタバレぎりぎり!伊藤英明に銃を向けられ「怖かった!」織田裕二主演!キャスト登壇『アンダルシア』完成披露試写会に10組20名様ご招待福山雅治『アマルフィ』続編に出演!バルセロナで織田裕二と再会
2011年06月27日映画『アンダルシア 女神の報復』の完成披露試写会が6月8日(水)、都内で開催され、主演の織田裕二をはじめ、黒木メイサ、伊藤英明に西谷弘監督、そして主題歌を歌うヴォーカルグループ「イル・ディーヴォ」が上映前の舞台挨拶に登壇した。一昨年、劇場公開された『アマルフィ 女神の報酬』とTVドラマ「外交官 黒田康作」(フジテレビ)に続き、織田さん演じる邦人テロ対策室所属の外交官・黒田の活躍を描く本作。小国アンドラで起きた邦人殺害事件に関連した、資金洗浄に絡んだ国際犯罪の真相を追う。会場には、物語の舞台となったスペインの国旗のデザインをあしらった巨大な花道が用意され、壇上にはフルオーケストラが!オーケストラの荘厳な演奏の中を織田さんらが客席後ろから姿を見せると、約4,000人の観客で埋まった会場は歓声に包まれた。演奏に乗って悠々と花道を歩き、壇上に上がった織田さんは「すごい映画ができました」と自信の表情。「(作品を観て)出演者なのにびっくりしました」と完成度の高さをアピールした。黒木さんも映画のお披露目に満面の笑み。「思いの詰まった作品になっているんですの…」と、謎の「の」を残したまま絶句し、会場は笑いに包まれ、伊藤さんも「さっきまでガチガチだったんですが、いまのメイサの“の”で和みました」と笑っていた。この日のために駆け付けたイル・ディーヴォのカルロスは「私の祖国であるスペインのアンダルシアが舞台の作品の主題歌を担当できて光栄です」と誇らしげに挨拶し、会場は温かい拍手に包まれた。劇中、カーアクションにガンアクションと激しいシーンが展開するが、伊藤さんは本物の銃を手にしてアクションシーンに臨んだそうで「空砲なんですけど反動がすごかったです」と述懐。これに対し、織田さんは「(伊藤さんが)嬉しそうな顔をするんですよ」と明かし、さらに「(伊藤さんに)銃を向けられて怖くて仕方なかった」とポロリ。織田さんは外交官で伊藤さんはインターポールの刑事、ということで同僚ではないが味方同士のはずでは…?織田さんのネタバレギリギリのトークに周囲はドキドキ。伊藤さんらが慌ててストップをかけた。思えば、織田さんと伊藤さんの共演は、織田さん主演の「踊る!大捜査線」のスペシャル版で、伊藤さんが深津絵里扮するすみれのボーイフレンドのスキー青年を演じて以来!織田さんは「純粋な青年が海で猿をやり(※伊藤さん主演の『海猿』シリーズ)、かなりたくましくなって、でも中身は少年のままで…」と後輩の成長に目を細めた。メガホンを取った西谷監督は第1作、そしてTVドラマを経て「シリーズに立体感が出てきたと思います」と満足そう。織田さんも『踊る!』の青島に匹敵するハマり役となった黒田康作について「今回は(伊藤さんと黒木さんの)2人がプロなので、(黒田が)負けそうになるところもあって、人間クサさを意識しました」と黒田の変化に言及し、これから映画を観る観客の期待を煽った。『アンダルシア 女神の報復』は6月25日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:アンダルシア 女神の報復 2011年6月25日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ビー■関連記事:織田裕二主演!キャスト登壇『アンダルシア』完成披露試写会に10組20名様ご招待福山雅治『アマルフィ』続編に出演!バルセロナで織田裕二と再会
2011年06月08日福山雅治が『アマルフィ 女神の報酬』の続編『アンダルシア 女神の報復』に出演することが決定!前作に続いて織田裕二と共演することになった。外交官・黒田康作(織田さん)が邦人保護のための任務に従事する姿を描く人気作で、イタリア・アマルフィを舞台にした前作は興行収入36億7,000万円のヒットとなり、同時期に「docomo動画」で配信された連作短編「アマルフィビギンズ」は182万ダウンロードを記録。その後、今年1月からはTVドラマとして「外交官 黒田康作」(フジテレビ)の放送がスタートした。劇場版第2作となる今回は、スペイン北部に隣接する小国・アンドラで日本人投資家の殺害事件が発生。その裏にある、国際テロ組織によるマネーロンダリング(資金洗浄)の謎に黒田が迫る。前作に続き福山さんが演じるのは、黒田が信頼を寄せるジャーナリストで、世界中を駆け回る佐伯章悟。前作ではイタリアで起きた、邦人誘拐事件に際して、黒田に力を貸したが、今回も事件の解決のカギを握るある重要な情報を黒田に提供することとなる。1月上旬、撮影が行われるスペイン・バルセロナに福山さんが到着。『アマルフィ 女神の報酬』以来、久々の再会となった2人はガッチリと握手を交わし、撮影の合間には談笑する姿も見られた。撮影は地中海に面したバルセロネータ海岸沿いの中央郵便局前とカタルーニャ美術館で敢行。織田さんは『県庁の星』で、福山さんは『容疑者Xの献身』で主演を務めた西谷弘監督の作品とあって、息の合った様子で撮影をこなし、現場は終始穏やかな雰囲気だったという。福山さんは「台本を読んで感じたことは“謎”や“伏線”が絡み合った上質なエンターテインメント作品だということです。以前、ご一緒させていただいた西谷弘監督や、織田裕二さん、伊藤英明さん、黒木メイサさんをはじめとした素晴らしいキャストの方々が登場しご覧いただければ必ず楽しめるはずです」と作品の出来ばえに自信をうかがわせる。バルセロナでのクランクインの後、アンドラ公国、そしてタイトルにもあるスペイン・アンダルシア地方での撮影を経て、2月中旬にスペインロケは終了。その後、2月末より日本国内での撮影が始まり、4月中にはクランクアップし、6月上旬に完成する予定。同世代の2人が、情熱の国を舞台にどんなやり取りを見せてくれるのか?『アンダルシア 女神の報復』は6月25日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:容疑者Xの献身 2008年10月4日より日劇PLEXほか全国にて公開© 2008 フジテレビジョン/アミューズ/S・D・P/FNS27社アンダルシア 女神の報復 2011年6月25日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ビーアマルフィ 女神の報酬 2009年7月18日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン■関連記事:織田裕二は続編に意欲見せるも佐藤浩市は「出れない…」『アマルフィ』盛況スタート無謀な世界遺産ロケで勝負!ハリウッドに待ったかける『アマルフィ 女神の報酬』織田裕二、スペイン広場で車にひかれた?佐藤浩市は作品の重大な秘密を暴露!“青”から“黒”の織田裕ニへフジが総力上げる『アマルフィ』、シリーズ化なるか?日本アカデミー賞『おくりびと』が独占追うは『母べえ』&『クライマーズ・ハイ』
2011年04月25日数々のヒット映画を手がけてきたフジテレビが、開局50周年記念プロジェクトとして贈るサスペンス超大作『アマルフィ 女神の報酬』。日本映画では初となる全編イタリアロケを敢行したことで注目を集める本作が7月18日(土)に遂に公開初日を迎えた。初回上映後の舞台挨拶には、西谷弘監督と主演の織田裕二、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市、佐野史郎、大塚寧々、伊藤淳史ら豪華出演陣が総集結し、大盛況のスタートを切った。先日のローマ上映から凱旋を果たし、織田さんはホッとした表情で「映画『アマルフィ』はいかがでしたか?また観たいですか?」と呼びかけると、会場からは大歓声と拍手が沸いた。代表作『踊る大捜査線』シリーズの熱血漢・“青”島役から一転、今回演じたクールな外交官・“黒”田について「最初は監督にとにかくダメ出しをされてくじけそうになりましたが、やっていくうちに黒田の謎めいた魅力に惹かれていって、いまはすぐにでもまたやりたいです」と愛着を語る織田さん。司会から続編の可能性を聞かれると「やりたいのですが、この映画がヒットすれば…」とまんざらでない様子。そして観客に向けて「別の登場人物の気持ちになりきってみると、違った感動があると思うので、この3連休にもう一度観にきてください」と作品をアピールした。一方、「パート2が出来ても多分、出れない…」とネタバレぎりぎりの挨拶で笑いを誘ったのは佐藤さん。海岸にそびえるアマルフィでは、クルーザーで移動する住民の暮らしに感動したらしく、「『道路からなんか行かないよ、我々は』みたいな。これがアマルフィかと」と語り、終始会場を沸かせた。また、キャスト陣の口からは、ここぞとばかりに西谷監督による過酷な撮影に対する苦情(?)が続出。織田さんと共にスペイン広場の階段を駆け上るシーンを20回もやり直したという天海さんは、「私があまり疲れてない顔をしていたので、何度も走らせて下さったんですよね?あれでも疲れてたんですけど…」とポツリ、宝塚経験から「(階段を)下りるのは得意なんですけどね!」と主張し、沸かせた。戸田さんもイタリア語の台詞には苦戦したそうで、「現場で台詞が倍以上になっていたのですが、全部カットされてました(笑)。DVDのメイキング映像(に入ることを)を強く希望します」とアピール。さらに織田さんから「リアルに疲れた顔になった」と明かされると、さすがに妥協知らずの西谷監督も「あんまり言われると、仕事が無くなっちゃうから止めてください」と参った表情で懇願した。これとは対照的に、イタリアロケで“旅行気分”を満喫した様子を見せたのは、黒田を囲む日本大使館組。年末年始を現地で過ごした大塚さんは「ヨーロッパでのカウントダウンは初めてでしたが、みんなと一緒に屋上で花火を満喫して、いい年明けでした」とふり返った。佐野さんも「オフの日は列車に乗って田舎に行って趣味の写真を撮ったりしてました。すみません」とと申し訳なさそうに笑顔でコメント。織田さんの大ファンだという伊藤さんは、「この映画に出ることが決まったときからすごく嬉しくて緊張してました。イタリアで初めてお会いしたときは、イタリアの空気の中にいる織田さんに感激して、それだけで幸せでした」と伝えると、織田さんは照れくさそうに軽くおじぎをした。最後に、一同はグラスワインを持ち、織田さんのイタリア語による「サルーテ(Salute)!」という合図で、乾杯が交わされ、興奮冷めやらぬままイベントは幕を閉じた。『アマルフィ 女神の報酬』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:アマルフィ 女神の報酬 2009年7月18日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン■関連記事:無謀な世界遺産ロケで勝負!ハリウッドに待ったかける『アマルフィ 女神の報酬』織田裕二、スペイン広場で車にひかれた?佐藤浩市は作品の重大な秘密を暴露!“青”から“黒”の織田裕ニへフジが総力上げる『アマルフィ』、シリーズ化なるか?
2009年07月20日ローマのコロッセオやスペイン広場、ナポリのカゼルタ宮殿に、アマルフィ海岸など世界遺産を含む数々のイタリアの名所でのロケを敢行し、完成前から大きな話題を呼んでいた『アマルフィ 女神の報酬』。本作の完成披露試写会が6月24日(水)に開催され、主演の織田裕二を始め、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市、伊藤淳史、佐野史郎に監督の西谷弘が上映前の舞台挨拶に登壇した。織田さん、天海さん、戸田さんの3人は、大阪での舞台挨拶の後に新幹線で帰京し、この完成披露に駆けつけるという強行日程だったが、笑顔で観客の歓声に応えた。主人公の外交官・黒田を演じた織田さんは「奇跡がいっぱい詰まった映画です」と胸を張った。撮影中のエピソードを尋ねると「台本にはそんなこと書いてなかったのに、監督に急に『ちょっと車にひかれてくれ』と言われまして…。スタントが入るのかと思ったら、衣裳を渡されて『ああ、俺がやるのか』と(苦笑)。まさかスペイン広場で車にひかれることになるとは思わなかったです」と明かしてくれた。商社マンの藤井を演じた佐藤さんは、プロデューサーから口止めされていたにもかかわらず、この作品の重大な秘密を暴露。「この映画、全編イタリアロケを謳ってますが、実は1カットだけ日本で撮影されています。あるシーンのフィルムが使えなくなって、帰国後にセットを組んで撮り直しました」とのこと。さてさて、いったいどのシーンなのか…。大使館の研修生・安達役の戸田さんは、完成した作品を観ての感想を聞かれ「撮影中は正直、いっぱいいっぱいだったので、やっと落ち着いて映画を観て『こういう作品だったんだ!』といち観客として興奮しました」と笑顔で語った。一方、伊藤さんは外交官の谷本に扮したが「僕の方は、イタリアで3日休んで1日働いて、4日休んで2日働き、2日休んで帰国、という感じでした…。もちろん1日ごとの撮影に集中しましたが、申し訳ないような気持ちです」と苦笑を浮かべた。愛する娘を誘拐されてしまう紗江子役の天海さんは、試写で作品を鑑賞した際に大泣きしたことを織田さんに暴露されたが、改めて感想を尋ねると「スクリーンの中にいる自分に嫉妬してしまうくらい、素敵な男性に囲まれてました(笑)。ストーリーをもう知っているのに、いろんな人の思いが胸に迫ってきて、あるシーンを境に堰を切ったように涙があふれてきました」と語った。佐野さんが演じたのは黒田の存在を疎ましく思う、在イタリア大使館参事官・西野。「僕の演じた役が、どのように見えるのか?映画を観た方々に話を聞きたいです。現場でも織田くんと、謎解きのようにどういう人物なのかって話してました」とふり返った。西谷監督は「3か月間ずっとイタリアで撮影に臨みました。だからこそ、にじみ出ているものがあると思います」と作品への強い思いを語った。『アマルフィ 女神の報酬』は7月18日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:アマルフィ 女神の報酬 2009年7月18日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン■関連記事:“青”から“黒”の織田裕ニへフジが総力上げる『アマルフィ』、シリーズ化なるか?
2009年06月25日