郵政三社超大型上場の前評判が上々であることは承知していたが、かんぽ生命がストップ高で引けたとなると、過熱気味の印象はぬぐえない。上場初日、売り出し価格を50%以上上回る水準で、なお買い注文が続くという現象。しかも、後場は日経平均の上値が重く息切れしている。このような市場環境で、なお買い続ける「本尊」は誰なのか。少なくとも、オーソドックスな株式投資家の動きとは思えない。仕手株化の匂いが漂う。トレンド・フォローのCTA(コモディティー・トレーディング・アドバイザー)などの仕掛けが考えられる。今年は惨憺たる運用実績で今月の決算期を迎えるヘッジファンドも、一発逆転のチャンス到来とばかりに、意気込んでいる。○それこそヘッジファンドの「カモ」だ気になるのは「一日で5割以上の上げ」に惹かれて集まってくる初心者投資家集団の動きだ。これをキッカケに「コツコツ投資」を始めるのであれば、健全な流れだが、昨日講演した投資セミナーの後で質疑応答を受けた参加者たちのなかには、「一獲千金」の誘惑に駆られて郵政上場に期待を寄せる初心者たちが多かった。それもシニアだけでなく、若い世代の参加者が目立った。側で心配げに見守る妻の姿が印象的だった。「投資はそんなに甘いものではない」と思わず肩を叩いたのだが、長年の勘で、誰が何と言おうと、この人たちは変わらないだろうと思った。たぶん彼らは、「講師は諌めていたが、やっぱり旨い投資話はある」と確信してしまったのではあるまいか。それこそ、ヘッジファンドの「カモ」になるまいか。○コツコツから始めよこのような異常な熱気に包まれると、それぞれ個人の本性があらわになるものだ。用心深い性格であれば、まず、引いてしまう。しかし、「肉食系投資家」タイプは、沸々と体内から湧いてくるアドレナリンを制御できなくなるものだ。なにを隠そう、トレーダー時代の筆者が、まさにその典型だった。こんな偉そうなことを書いてはいるが、いまだに、市場が荒れると、カラダがほてってくる。まだ修業が足りないと思う。ただ、12年間NYやチューリヒの市場最前線で、相場の修羅場をくぐりぬけてきた体験があるので、リスク耐性だけは身についている。湧き出るアドレナリンを制御しつつ、努めて冷静に判断する術は心得ているつもりだ。明日以降、市場に参入してくるかもしれない「にわか株式投資家」たちには、やはり、「コツコツから始めよ」と説いてゆきたい。○著者プロフィール●豊島逸夫豊島逸夫事務所(2011年10月3日設立)代表。2011年9月末までワールド ゴールド カウンシル(WGC)日本代表を務めた。1948年東京生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラーとなる。豊富な相場体験をもとに金の第一人者として素人にも分かりやすく独立系の立場からポジショントーク無しで金市場に限らず国際金融、マクロ経済動向についても説く。またツイッターでも情報発信している。○【連載】25歳のあなたへ。これからの貯”金”講座25歳。仕事や私生活それぞれに悩み不安を抱える年齢ではないだろうか。そんな25歳のあなたへ、日本を代表するアナリスト・豊島逸夫とウーマノミクスの旗手・治部れんげがタッグを組んだ。経済と金融の最新動向をはじめ、キャリア・育児といった幅広い情報をお届けする特別連載。こちらから。
2015年11月04日飼い主のいない猫の保護や、飼育希望者への譲渡などの活動を行う東京キャットガーディアン(東京都豊島区)は10月28日現在、子猫152頭、成猫96頭の里親を募集している。○東京キャットガーディアンとは東京キャットガーディアンとは、猫の保護・譲渡活動を行うNPO法人。その活動内容は多岐にわたる。■主な活動内容・猫を保護し、適正な飼育者に譲渡するためのオープンシェルターの運営・動物愛護の精神や終生飼育のための啓蒙活動・電話・メールでの相談窓口(年中無休)開設・飼い主のいない猫のための不妊・去勢用の「そとねこ病院」の運営・猫カフェとの業務提携を実施し、猫の保護・譲渡先を拡大特に、猫カフェ型の開放型シェルターを運営することによって、従来は譲渡数が少なかった成猫やハンディキャップのある猫たちも新しい家族が見つかりやすくなっているとのこと。このシェルターは、猫カフェや猫関連グッズのショップも兼ねており、里親になることを目的としていなくても、誰でも気軽に猫に会いに行くことができる。また、公式サイトでは各シェルターの状況を動画でランダムに配信しており、様子を見ることが可能だ。○猫の里親になるまでの流れ猫の里親になるためには、公式サイトで譲渡条件などを確認した後、申し込みを行う。後日届く書類に必要事項を記入して、同法人の譲渡担当者と個別面談が行われるとのこと。面談で「適正な飼育者」であると確認できた後、引き取り可能となる。気に入った子がいれば手続き後に猫と写真撮影を行う。同会場の猫はいずれも生後2カ月前後から(成猫含む)で、健康診断済み。ノミ・ダニ・腸管寄生虫の駆除、3種ワクチン接種、去勢不妊手術も済んでいる。
2015年10月28日飼い主のいない猫の保護や、飼育希望者への譲渡などの活動を行う東京キャットガーディアン(東京都豊島区)は9月30日現在、子猫174頭、成猫99頭の里親を募集している。○東京キャットガーディアンとは東京キャットガーディアンとは、猫の保護・譲渡活動を行うNPO法人。その活動内容は多岐にわたる。■主な活動内容・猫を保護し、適正な飼育者に譲渡するためのオープンシェルターの運営・動物愛護の精神や終生飼育のための啓蒙活動・電話・メールでの相談窓口(年中無休)開設・飼い主のいない猫のための不妊・去勢用の「そとねこ病院」の運営・猫カフェとの業務提携を実施し、猫の保護・譲渡先を拡大特に、猫カフェ型の開放型シェルターを運営することによって、従来は譲渡数が少なかった成猫やハンディキャップのある猫たちも新しい家族が見つかりやすくなっているとのこと。このシェルターは、猫カフェや猫関連グッズのショップも兼ねており、里親になることを目的としていなくても、誰でも気軽に猫に会いに行くことができる。また、公式サイトでは各シェルターの状況を動画でランダムに配信しており、様子を見ることが可能だ。○猫の里親になるまでの流れ猫の里親になるためには、公式サイトで譲渡条件などを確認した後、申し込みを行う。後日届く書類に必要事項を記入して、同法人の譲渡担当者と個別面談が行われるとのこと。面談で「適正な飼育者」であると確認できた後、引き取り可能となる。気に入った子がいれば手続き後に猫と写真撮影を行う。同会場の猫はいずれも生後2カ月前後から(成猫含む)で、健康診断済み。ノミ・ダニ・腸管寄生虫の駆除、3種ワクチン接種、去勢不妊手術も済んでいる。
2015年09月30日飼い主のいない猫の保護や、飼育希望者への譲渡などの活動を行う東京キャットガーディアン(東京都豊島区)は9月3日現在、子猫165頭、成猫101頭の里親を募集している。○東京キャットガーディアンとは東京キャットガーディアンとは、猫の保護・譲渡活動を行うNPO法人。その活動内容は多岐にわたる。■主な活動内容・猫を保護し、適正な飼育者に譲渡するためのオープンシェルターの運営・動物愛護の精神や終生飼育のための啓蒙活動・電話・メールでの相談窓口(年中無休)開設・飼い主のいない猫のための不妊・去勢用の「そとねこ病院」の運営・猫カフェとの業務提携を実施し、猫の保護・譲渡先を拡大特に、猫カフェ型の開放型シェルターを運営することによって、従来は譲渡数が少なかった成猫やハンディキャップのある猫たちも新しい家族が見つかりやすくなっているとのこと。このシェルターは、猫カフェや猫関連グッズのショップも兼ねており、里親になることを目的としていなくても、誰でも気軽に猫に会いに行くことができる。また、公式サイトでは各シェルターの状況を動画でランダムに配信しており、様子を見ることが可能だ。○猫の里親になるまでの流れ猫の里親になるためには、公式サイトで譲渡条件などを確認した後、申し込みを行う。後日届く書類に必要事項を記入して、同法人の譲渡担当者と個別面談が行われるとのこと。面談で「適正な飼育者」であると確認できた後、引き取り可能となる。気に入った子がいれば手続き後に猫と写真撮影を行う。同会場の猫はいずれも生後2カ月前後から(成猫含む)で、健康診断済み。ノミ・ダニ・腸管寄生虫の駆除、3種ワクチン接種、去勢不妊手術も済んでいる。
2015年09月04日SUN PHENIXが運営するサーロイン専門の牛かつ店「サーロイン牛かつ池田」(東京都豊島区)では8月1日~31日、「牛かつカレーフェア」を開催している。同フェアで提供する「牛かつカレー」は、牛すじを入れて煮込んだ特製カレールーに牛かつをまるごとトッピングしたメニュー。同店の牛かつは、油がほどよく、パサ付きが少ないサーロインを100%使用している。ジューシーでうまみがあり、やわらかい肉であることが特徴とのこと。カレールーには、12種類のスパイスを独自に調合し、牛すじをたっぷりと入れた。牛かつの風味を引き立てるほどよい辛味と、牛すじのだしが溶け込んだうまみのある味わいに仕上げたという。また、牛すじを煮込む際に出る「コラーゲン」も同店では有効活用。一般的に時間を置いて固まったカレーは「水」「ブイヨン」「牛乳」などでのばすことが多いが、同店では「お玉10杯分のコラーゲン」を使用するとしている。コラーゲンの濃厚なとろみがついたカレーが味わえるとのこと。「牛かつカレー」は1,580円、「牛すじカレー」は690円、「メンチカツカレー」は890円、「煮込みハンバーグカレー」は940円。フェアメニュー全品とも、ミニサラダ付き、ご飯大盛無料。なおフェア開催中は、通常のランチメニューは提供しない。※価格は税込
2015年08月04日飼い主のいない猫の保護や、飼育希望者への譲渡などの活動を行う東京キャットガーディアン(東京都豊島区)は、子猫117頭、成猫89頭の里親を募集している。○東京キャットガーディアンとは東京キャットガーディアンとは、猫の保護・譲渡活動を行うNPO法人。その活動内容は多岐にわたる。■主な活動内容・猫を保護し、適正な飼育者に譲渡するためのオープンシェルターの運営・動物愛護の精神や終生飼育のための啓蒙活動・電話・メールでの相談窓口(年中無休)開設・飼い主のいない猫のための不妊・去勢用の「そとねこ病院」の運営・猫カフェとの業務提携を実施し、猫の保護・譲渡先を拡大特に、猫カフェ型の開放型シェルターを運営することによって、従来は譲渡数が少なかった成猫やハンディキャップのある猫たちも新しい家族が見つかりやすくなっているとのこと。このシェルターは、猫カフェや猫関連グッズのショップも兼ねており、里親になることを目的としていなくても、誰でも気軽に猫に会いに行くことができる。また、公式サイトでは各シェルターの状況を動画でランダムに配信しており、様子を見ることが可能だ。○猫の里親になるまでの流れ猫の里親になるためには、公式サイトで譲渡条件などを確認した後、申し込みを行う。後日届く書類に必要事項を記入して、同法人の譲渡担当者と個別面談が行われるとのこと。面談で「適正な飼育者」であると確認できた後、引き取り可能となる。気に入った子がいれば手続き後に猫と写真撮影を行う。同会場の猫はいずれも生後2カ月前後から(成猫含む)で、健康診断済み。ノミ・ダニ・腸管寄生虫の駆除、3種ワクチン接種、去勢不妊手術も済んでいる。実際に東京キャットガーディアンから猫を引き取り、里親になった方へインタビューも行われている。
2015年07月09日経済危機のギリシャに行ってきました。さぞかし荒廃しているかと思いきや、温暖な地中海性気候でエーゲ海に太陽がふりそそぎ、これが財政破たんした国か?と疑問に感じてしまうぐらいに穏やかな雰囲気。とはいえ前回訪問したときに比べてあきらかにシャッター街が増えていました。街角には”金買い取りショップ”が雨後の筍みたいにあちこちに出来ています。日本だとデザインが古くなったゴールド・ジュエリーを換金処分してお小遣い稼ぎ……みたいなイメージがありますが、アテネは全く雰囲気が異なります。母から譲り受けた思い出の金ネックレスを明日のパンを買うために泣く泣く手離す。そんな辛い場面が多いのです。そんなところで「あ、やっぱりこの国は破産したのだ」と実感しました。なんというかこれも「家庭内有事の金」の使い道なのでしょうか。ちなみに金買い取り業が今やギリシャで数少ない成長産業だそうですよ。○ギリシャ国内は、勝ち組と負け組に残酷なほど二極化家庭訪問もしました。お父さんは英語の先生。お母さんは公務員(古美術品修復の専門家。ギリシャらしい)そして子供がなんと4人。長女が26歳で、人懐っこく英語で話しかけてきました。聞けば「ギリシャ国内では就職も出来ないから、ロンドンかフランクフルトで働くつもり」。それで英語を特訓中とのこと。「心残りはアテネに残る父母と妹弟たちです」としんみり語っていました。このままだとギリシャは国全体が過疎化しますね。ただ、国民全員が飢えに瀕しているのかといえば、そうではありません。勝ち組と負け組に残酷なほど二極化しています。イソップ物語で例えれば”アリとキリギリス”。ユーロや金を普段からコツコツ貯めてきたアリさんたちは、生活水準を引き下げて、なんとか暮らしてゆけます。どうにもならず、教会の慈善事業のお世話になる羽目になっているのが、キリギリスさんたち。将来に備え普段からコツコツ貯めていた人と、ただ漫然と生活してきた人の差がここまで厳しく現実になろうとは。正直、私もショックでしたよ。件の26歳の長女も「自分はたまたま恵まれた家庭に育ったが、それでも6人家族が生活するのは、今のギリシャでは簡単ではない」と言っていました。友達には負け組の家族も多いそうで、そういう人たちは将来の見通しが全く立たないのだそうです。○日本の若者たちも、コツコツ貯めて自分を磨き鍛えるために投資をこれは「日本にとっても他人事ではない」と思いましたね。なんせ財政赤字の比率はギリシャより日本のほうが悪いのですから。1100兆円という途方もない借金を抱えた日本。少子高齢化の中で、その負の遺産を今の20代の若者たちが引き継ぐことになります。日本は、産業基盤がギリシャとは比べものにならないくらいに堅固なので、国が沈むことはないでしょう。しかし親の作った借金の山を返済するという辛い巡り合わせになってしまったことは事実です。せめて、移民を受け入れる風潮になれば米国みたいに力強い国になれるのですが……。以前お会いした30代のワーママは、娘を敢えてインド系のインターナショナル・スクールに通わせていました。百戦錬磨のインド人と対等にわたりあえる人材になれば世界を相手にたくましく商売でもなんでもできる。その発想に共感しました。20代の日本人の若者たちにも、一度アテネに行って実態を見て肌で感じて欲しいと思ったほどです。コツコツ貯めて、自分を磨き鍛えるために投資する、という発想も必要ではないでしょうか。○著者プロフィール●豊島逸夫豊島逸夫事務所(2011年10月3日設立)代表。2011年9月末までワールド ゴールド カウンシル(WGC)日本代表を務めた。1948年東京生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラーとなる。豊富な相場体験をもとに金の第一人者として素人にも分かりやすく独立系の立場からポジショントーク無しで金市場に限らず国際金融、マクロ経済動向についても説く。またツイッターでも情報発信している。○【連載】25歳のあなたへ。これからの貯”金”講座25歳。仕事や私生活それぞれに悩み不安を抱える年齢ではないだろうか。そんな25歳のあなたへ、日本を代表するアナリスト・豊島逸夫とウーマノミクスの旗手・治部れんげがタッグを組んだ。経済と金融の最新動向をはじめ、キャリア・育児といった幅広い情報をお届けする特別連載。こちらから。
2015年05月08日ドロップスは4月より、東京都豊島区南大塚「BUFFALO WINGS & SMILE TOKYO(バッファローウイング&スマイル東京)」で、「バッファローウイング」が2倍に増量となるイベント「Special Wings Day」を毎月29日に開催している。また、毎週火曜日に「バッファローウイング」が増量となる「Wings Tuesday」を4月21日より開催。さらに888円(税別)だったクラフトビールを再値下げし、799円(税別)で提供する。○毎月29日、「バッファローウイング」「ボンレスウイング」が2倍に増量「バッファローウイング」は、ニューヨーク州バッファロー生まれ。手羽やムネ肉をフライし、ホットソースやBBQソースをからめ、ブルーチーズなどのディップソースをつけて食べる料理で、ビールにもよく合う。同店では高品質な大山どり、クラフトビールを使った生ソースを使うなど、調理方法も含め、徹底的にこだわり抜いた「バッファローウイング」を提供。アメリカを含む外国人にも好評だという。「Special Wings Day」は、毎月29日(29日が月曜日の場合は翌日火曜日)に開催。「バッファローウイング」が4ピース(699円・税別)→8ピース、10ピース(1,399円・税別)→20ピースへ、「ボンレスウイング」が5ピース(699円・税別)→10ピース、12ピース(1,399円・税別)→24ピースへと、それぞれ2倍に増量となる。「Wings Tuesday」は、毎週火曜日開催。「バッファローウイング」が4ピース→6ピース、10ピース→14ピースへ、「ボンレスウイング」が5ピース→7ピース、12ピース→16ピースへと、それぞれ増量となる。両イベントともに、原則クラフトビールの注文した人が対象となる。クラフトビールが苦手な人は、問い合わせのこと。同店の所在地は、東京都豊島区南大塚3-52-2 保坂ビル1F。営業時間は、火~金17時30分~23時。土12時~23時。日・祝12時~22時。定休日は月曜日。
2015年05月01日「米国から逃げ出せ!(Get out of the US!)」「米国はもはやベストな選択ではない」最近、ヘッジファンドたちと話していると、しきりに聞かれるコメントです。具体例としては、カリスマ的存在のデビッド・アインホーン氏率いる大手ヘッジファンドのグリーンライト・キャピタルが米国株ショート(空売り)を増やしています。投資家向けレターの中で、「今年は米国企業の業績が縮む可能性が強い。米国株銘柄で売り対象は見つけやすいが、買い対象となると、限定的。あっても買いのタイミングが遅きに失する場合が多い」と述べているのです。欧州中央銀行(ECB)量的緩和をテコに買われてきた欧州株に高値警戒感が強まり、ギリシャ不安で売られると、米国株も引きずられるという、共倒れリスクさえ意識され始めました。そこでマネーはどこに流れるのでしょうか。足元で最も派手に上げているのが中国株ですが、なにせ、初心者個人投資家主導なので、一たび売りに走るときの集団行動パターンを考えると、やはり引いてしまいます。その点、日本株は、ROE重視・株主還元など質的向上が安心感を生んでいます。今回のミニ調整局面でも、海外マネーはTOPIX指数中心にしっかり安値を拾っていました。日経平均2万円本格突破の推進力になったことは間違いありません。長期マネーの代表格米年金基金はTOPIX選好度がお好みです。例えば、運用規模3位のカルスターズ(カリフォルニア州教職員共済年金基金)は、昨年からCIO自身がTOPIX買いを明言するほどです。そして、新興国株も、「米国株こう着状態が続く限り」という条件付きながら、買い直される傾向が見られます。米国出口戦略によるマネー引き揚げの悪影響を最も受けやすいセクターですが、既に売り切られ、買いの値ごろ感が生じています。EMEという新語も最近はやり始めました。エマージング・マーケット・エコノミーの略語です。たまたま、NY連銀ダドリー総裁の20日の講演原文を読み込んでいたら(希望的ながら年内利上げあり、との見出しが市場で材料視された講演)、「EME」という単語が20回も使われていました。ちなみに、「FOMC」は12回しかありません。。ヘッジファンドのレベルでは、トルコ・ブラジル・韓国などの国名が、見直し対象として挙がっています。かくして、短期ホットマネーは、米欧日新興国と循環的に回遊しますが、長期米国年金マネーは、米国株の運用配分を減らし国際分散運用傾向を強めているのです。日本株が上がると、個人投資家に心理的余裕が出て、「株の儲けで金でも買ってみるか」という行動が目立っています。○著者プロフィール●豊島逸夫豊島逸夫事務所(2011年10月3日設立)代表。2011年9月末までワールド ゴールド カウンシル(WGC)日本代表を務めた。1948年東京生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラーとなる。豊富な相場体験をもとに金の第一人者として素人にも分かりやすく独立系の立場からポジショントーク無しで金市場に限らず国際金融、マクロ経済動向についても説く。またツイッターでも情報発信している。○【連載】25歳のあなたへ。これからの貯”金”講座25歳。仕事や私生活それぞれに悩み不安を抱える年齢ではないだろうか。そんな25歳のあなたへ、日本を代表するアナリスト・豊島逸夫とウーマノミクスの旗手・治部れんげがタッグを組んだ。経済と金融の最新動向をはじめ、キャリア・育児といった幅広い情報をお届けする特別連載。こちらから。
2015年04月22日バンク・オブ・アメリカ・メリル・リンチ社のファンド・マネージャー調査(4月)が14日に発表され、ウオール街の話題になりました。日経平均2万円タッチの直前、4月2-9日に177名の欧米ファンドマネージャー(運用総額60兆円近く)を対象に実施された調査なので興味をひきます。○やる気ムンムンなマネージャーが倍増?気になる日本株は「お気に入り」(favorite)と表現され、既に充分日本株を買っている人たちが3月の36%から4月は38%にコツコツ増えています。更に、これから日本株を買うよ、という欧米投資家が3月の10%から、4月の22%へ倍増しました。やる気ムンムンですね。ただ、気になるのは円相場の見方。2月には、円高と見るより円安と見る人たちのほうが12%上回っていました。ところが、4月の調査では、円高と見るほうが、2%増えて、逆転しているのです。115円方向に行くという見方が、125円方向より優るという実態。たとえば、ギリシャ国債のデフォルトなどが起こると、安全通貨として円が買われやすいと見ているわけです。なお、今年最大の話題といえる米国の利上げ開始時期については、85%の人たちが、年内に利上げありと覚悟しています。但し、過半数が7-9月期前には利上げ無しと見ています。○NY株は割高に、金は割安になお、この調査に金は含まれていませんが、NYのファンドマネージャーたちと私が話していると、「NY株は十分に買われ、割高でバブルの気配さえ感じられる。一方、金は十分に売られたので、割安になっている」というコメントが増えています。ギリシャのデフォルトなど緊急事態に備えようという発想ですね。決して急がず、コツコツ割安感のある金も買い増してゆくという姿勢。世界マネーの流れの潮目に変化の兆しが見られます。○著者プロフィール●豊島逸夫豊島逸夫事務所(2011年10月3日設立)代表。2011年9月末までワールド ゴールド カウンシル(WGC)日本代表を務めた。1948年東京生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラーとなる。豊富な相場体験をもとに金の第一人者として素人にも分かりやすく独立系の立場からポジショントーク無しで金市場に限らず国際金融、マクロ経済動向についても説く。またツイッターでも情報発信している。○【連載】25歳のあなたへ。これからの貯”金”講座25歳。仕事や私生活それぞれに悩み不安を抱える年齢ではないだろうか。そんな25歳のあなたへ、日本を代表するアナリスト・豊島逸夫とウーマノミクスの旗手・治部れんげがタッグを組んだ。経済と金融の最新動向をはじめ、キャリア・育児といった幅広い情報をお届けする特別連載。こちらから。
2015年04月17日15日に中国1-3月期GDP実質成長率が前年同期比7%と、6年ぶりの低い水準まで落ち込んだことが発表されました。でも、日本から見れば7%成長なんて、夢のまた夢みたいな良い数字ですよね。ところが、現地の空気を吸っていると、その衝撃の大きさが実感できるのです。私は、2002年から、上海の金取引所や現地の大手商業銀行のアドバイザーとして招へいされてきました。その間、中国経済成長の実態を内部から見てきました。○あたかも経済が止まっているかのごとき錯覚に…そこで感じる7%を例えていえば、高速道路から一般道路に降りたときのスピード感覚とでもいいましょうか。それまで120キロでぶっ飛ばしてきたのが、スピード制限60キロの道に入ると、あたかも止まっているかのごとき錯覚に襲われます。同じように、年率10%成長に慣れきった中国人たちは、7%まで減速するだけで、生活実感としては、あたかも成長が止まったかのような感覚に陥ってしまうものなのです。そこで怖いのが消費者心理。「先行きがやばい!」と感じると、途端に財布の紐が締まってしまいます。ただでさえ、中国には年金制度などあってないも同然ですから、将来への不安で、稼いだおカネは使わずにとっておく傾向が強い。うっかり病気もできません。病院の診察券がプレミアムつきで闇取引される社会ですから。そこに輪をかけて「景気が悪い」と考えると、貝みたいに閉じこもり症候群になってしまうわけです。中国経済に限っては、コツコツ成長というシナリオは考えられません。バブルになるか、破たんするか、二者択一です。○中国人は銀行に預けずに「金」を買う皆さんが、もし、そんな状況におかれたら、どうします?多少なりとも蓄えがあれば、とにかく消費せず貯めておこうと考えるのではないでしょうか。そこで、中国人は、どのような行動にでるのか。答えは「金を買う」のですよ。これは調査や統計でも実証されています。日本人であれば、まずは銀行に預けることを考えますよね。「銀行に預けておけば安心だ」と。ところが、中国人は、銀行より金のほうが安全と答える人が多いのです。これ、実際に私が中国で最大の貴金属店「菜百」(北京)の店頭で金を買う人たちに聞いたことです。日本と比べると民族のDNAの違いとしかいいようがありません。中国は3千年の歴史の中で、支配民族・政権が変われば通貨の呼称も変わるということを繰り返し経験してきました。その過程で、価値が変わらなかったのは何かといえば、ずばり「金」。現在流通している「人民元」といっても通貨の世界では歴史はたかだか60年ほど。3000年の歴史と実績を持つ金から見れば「新参者」です。ですから、「金」は「おカネ」という感覚が沁みついているのです。北京で出稼ぎで働く地方から来た労働者たちも、故郷の仕送りに、金のジュエリーを買い込みます。○中国人の自己防衛は「金」を買うことその結果、金の需給統計を見ても、2014年中国経済の減速が加速した年でさえ、中国一か国で世界の年間金生産量3000トンほどのなかから800トン以上を買い込んでいたことが確認されているのです。ちなみに、インドも同じく800トン以上を買いました。この二か国で年間金生産量の55%を買い占めた勘定になります。経済が減速して不安な状況の中国の場合は、バブルになったり、はじけたりすると人民元という紙幣の価値など、どうなるか分からない、という気持ちが強いのでしょう。金を貯めて自己防衛することを無意識の中で実践しているのが中国人ということです。○著者プロフィール●豊島逸夫豊島逸夫事務所(2011年10月3日設立)代表。2011年9月末までワールド ゴールド カウンシル(WGC)日本代表を務めた。1948年東京生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラーとなる。豊富な相場体験をもとに金の第一人者として素人にも分かりやすく独立系の立場からポジショントーク無しで金市場に限らず国際金融、マクロ経済動向についても説く。またツイッターでも情報発信している。○【連載】25歳のあなたへ。これからの貯”金”講座25歳。仕事や私生活それぞれに悩み不安を抱える年齢ではないだろうか。そんな25歳のあなたへ、日本を代表するアナリスト・豊島逸夫とウーマノミクスの旗手・治部れんげがタッグを組んだ。経済と金融の最新動向をはじめ、キャリア・育児といった幅広い情報をお届けする特別連載。こちらから。
2015年04月15日○アベノミクスも日本人の民族的DNAまでは変えられない機関投資家の勉強会で私が最も頻繁に受ける質問。それは、ドル・金の価格予測や日本株の予測ではありません。「よそさんは、どうなんでしょうか」。貴金属会社の店頭職員たちの研修会で、「顧客から最も頻繁に受ける質問は?」と聞くと、圧倒的多数で「今日の店頭は売りが多いか、買いが多いか」。そこで、銀座の大手貴金属店にゆくと、「本日の買い件数、売り件数」なる数字がモニター画面の最初に表示されている。かくいう私も、スイス銀行外国為替貴金属部のチューリッヒでトレーダーをしていた頃、おのれの「めめしさ」に辟易とした体験がある。「チューリッヒの子鬼」と呼ばれる同僚たちと投機的売買成果を競う日々。帰宅の道すがら「あぁ、なんで、あんな高いところで買ってしまったのか」「もう少し辛抱すれば、安いところを拾えたのに」。あれこれ悔いたものです。いっぽう、同僚のスイス人たちを見れば、私同様に、勝つ日もあれば負ける日もある。負けた日は彼らとて悔しさでいっぱいだ。しかし、その後が違う。テニスで汗を流し、ビールをジョッキでひっかけ、気分をリセットしている。これ、言うは易し、行うは難し。そんな日々が続き、「どうも自分はトレーダーに向いていないのか」と思い始めた頃、ロンドンやフランクフルトで「敏腕トレーダー」とされる日本人たちと酒を酌み交わす席がありました。そこで、思い切って、自分の本音を語ったところ、驚いたことに、多くの参加者が、実は自分と同じ悩みをかかえていたことを、酒の勢いで語り始めたのです。どうも、これは、日本人の民族的DNAのようである。それでも、プロのプライドがあるので、外国通信社とのインタビューでは、そんな悩みのカケラも見せません。見せたら、それこそ、負けである。そのような体験を経てきたので、日本人には日本人なりの投資法があると確信しています。たとえば、現在進行中の日本株上げ相場。例によって海外勢に安いところを拾われ、多くの日本人投資家は上昇気流に乗りきれず、ほぞをかんでいます。「過熱感」を語るのは得意だが、調整局面や上げ局面で買えるか、といえば、すくんでしまう傾向から脱却できない。「ことを難しく語りたがるが、自分では何もできないぼっちゃん」タイプが多い。その人たちに「目をつぶって買え」と言っても無理な話でしょう。○日本人に向いた資産の守り方とはそれでは、どうすればよいのか。結論はひとつ。「コツコツ積立」しかない、と筆者は言い切れます。ニューヨーク・チューリッヒの第一線で3,000回は相場を張り、通算成績は1,600勝1,400敗だった。8勝7敗でも勝ち越しを続けることが出来るのがプロ。相場に将来を占う水晶玉はありません。それゆえ、自らの資産運用となると、地味なコツコツ型に徹している。証券会社出身の妻は、「偉そうなこと言ってるわりに、やっていることは地味ね。プロなんだから、裏ワザくらい知ってるんでしょう。」とけしかける。しかし、個人的知り合いのプロたちも、自分の資産運用となると、地味なもの。相場の怖さを身を持って体験してきたゆえに、上がっても下がっても粛々と日本株やドルを買い続ける。そもそも日本で「草食投資」なる言葉を最初に使ったのは、私。2009年の時点で、金に関する自著に「リーマンショックから1年。肉食系投資家に贈る草食系利殖術のススメ」と大きく記しています。その後、コモンズ投信の渋澤(現)会長やセゾン投信の中野社長たちと「草食投資隊」セミナーを開催したこともあります。今年はリスク耐性が弱い投資家にとっては、更にマイナス金利という難問が降りかかってきました。「安全資産」であるはずの国債を持ちきると、利息を受け取るどころか、逆にカネを払わなければならないことも。「量的緩和」のもと、金融当局が巨額の国債を買うことにより、民間の投資マネーをリスク資産に仕向ける作戦。まさに投資家のリスク耐性が試されています。○コツコツ"貯"金のすすめそこで、百戦錬磨のプロとして、日本人の個人投資家には「コツコツ"貯"金」を強く勧めたい。日本株価指数先物市場におけるヘッジファンドの空中戦などは、高みの見物と決め込むのがよい。世界の長期マネーだって、運用難に窮しているのだ。債券市場では、いまやポルトガル10年債利回りが米国10年債利回りを下回るという珍現象が生じています。結局、米国株から欧州株そして日本株・新興国株と、リスク分散運用を迫られているのです。そこで、欧米年金は、「コツコツ投資」を続けている。運用配分を決めたら、粛々と毎月執行するのみです。プロでもリスクを持てあます時代ゆえ、個人投資家もあわてる必要はありません。プロは決算期が近づくと、実績を残さねばならぬ宿命にあるので、ばたつき、市場のボラティリティーをいたずらに高めます。そんなとき、私は決算期のない個人投資家が実にうらやましかった。「時間」という最強の武器が欲しかった。しかし、その武器の威力を、持っている人たちは感じていないように思えます。○著者プロフィール●豊島逸夫豊島逸夫事務所(2011年10月3日設立)代表。2011年9月末までワールド ゴールド カウンシル(WGC)日本代表を務めた。1948年東京生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラーとなる。豊富な相場体験をもとに金の第一人者として素人にも分かりやすく独立系の立場からポジショントーク無しで金市場に限らず国際金融、マクロ経済動向についても説く。またツイッターでも情報発信している。
2015年04月10日○鳴り響く電話とメール着信音昨晩、FOMC(*)議事要旨が発表された後、ヘッジファンド・米国年金基金からのメール・電話が相次いでいます。かつてのスイス銀行NY勤務時代の同僚・後輩たちが、今はウオール街の各社にリクルートされて、私の情報ネットワークになっているのです。(*)Federal Open Market Committee 連邦公開市場委員会「利上げは早くて9月。来年まで後ずれも現実味がある。利上げペースは、FOMCごとに状況を確かめつつ慎重運転。」との確信が強まり、リスク意欲に拍車がかかっている。利上げまで「執行猶予6か月から1年」となれば、2015年の勝負はこれから。とはいえ、決算発表シーズンを迎えた米国企業の業績はドル高・原油安で多くを望めない。そうなると、NYから見た国際分散運用は必須です。欧州株は急騰したが、欧州中央銀行(ECB)量的緩和という材料は既に賞味期限切れが近い。そこでマネーは西から東へ向かう。足元で目立つのは、中国株の上げっぷり。但し、初心者の個人投資家中心の市場ゆえ、ネズミの大群のごとく動く。下げのタイミングとスピードも速い。予測不可能な行動に出るので、慎重にならざるを得ない。そこで注目されるのが、日本株の安定感。調整局面でも下げ渋り、再度上げに転じています。ROE重視、株主還元など質的向上は、中国株に比し安心感を生むのです。ヘッジファンドは1-3月に日本株売買第一ラウンドを終えた。第二ラウンドは4月に買って5月に売る(sell in May)目論みが透けます。○ヘリコプター・ベンの再来か?いっぽう、米国年金運用担当者にズバリ日経平均の2015年予測を聞くと、2万2千-3千円との答えが多い。カンポ・ユウチョなどの日本名もすっかり覚えた様子。GPIF(*)に次ぐ買い手として期待感を寄せる。おりからバーナンキ氏(元FRB議長)の回顧録出版が話題となっており、"ヘリコプター・ベン"をもじって"ヘリコプター・ハル"と黒田東彦氏への期待感も大きい。8日の日銀金融政策決定会合への関心もこれまでより強かった。「躊躇なく行動する」との発言が、「景気が悪くなればヘリコプターからドル札をばら撒けばよい」と言い放ったバーナンキ氏の伝説と重なるイメージを誘っているようです。(*)Government Pension Investment Fund 年金積立金管理運用独立行政法人ヘッジファンドと異なり買い方は地味ですが、2015年通年で粛々と日本株比率を上げてゆく構えが見られます。総じて、日経平均2万円の後の「出口戦略」のほうに既に意識が移っている様子です。そこは、アベノミクスのサード・アロー(第三の矢)の結果次第。国内選挙や消費税再増税、そして日本国債市場の機能不全をいかにこなしてゆくか。それにより日本株保有期間が決まっていくでしょう。○人間は時に理屈で動かないそして株が上がると、投資家も心理的余裕が出て、新たに金でも買おうかという気分になるようです。これは、市場最前線で感じること。理屈から言えば、"株が下がった時に金でヘッジ"ですが、人間は理屈通りには動かない。株価が下がると、心理的に萎縮して、金など新たなものにカネを入れる余裕もなくなる。逆に、株価が上がれば「資産効果」で金を買う余裕もできるわけです。○著者プロフィール●豊島逸夫豊島逸夫事務所(2011年10月3日設立)代表。2011年9月末までワールド ゴールド カウンシル(WGC)日本代表を務めた。1948年東京生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラーとなる。豊富な相場体験をもとに金の第一人者として素人にも分かりやすく独立系の立場からポジショントーク無しで金市場に限らず国際金融、マクロ経済動向についても説く。またツイッターでも情報発信している。
2015年04月09日日本人の若者は貧困化しています。前回の記事では円安がキーワードだと伝えました。円安は海外に旅行すると実感できますが、日本での生活にも大きな影響を与えています。どんな影響があり、どう生活を守ればよいのでしょうか?○円安貧乏から生活防衛する術前回、20代の日本人平均月収は22万円。アジアでシンガポール・韓国に次いで三位という調査結果について書きましたが、今回はその「傾向と対策」について考えてみましょう。まず、調査中の平均月収は円換算になっていることに注目。そこで、円安が大きく影響していると考えられます。円相場は76円まで円高になったあと、いまや120円前後まで円安になっています。アジア各国の通貨に対しても円は非常に安くなっています。その結果、アジアを中心に外国人観光客がどっと日本に押し寄せていますね。春節を過ぎた今でも、お花見に来た中国人たちの「爆買い」第二波が続いています。円安で、日本はアジア人から見ると「安い国」になりました。アジア人が日本に来て一万円札で買えるモノは確実に増えています。逆に、日本人がアジア旅行して、一万円札で買えるモノはかなり減ってしまいました。この事実は、なにも、旅行に限ったことではありません。○円安ではどう考え・行動するべき?日本は油や穀物など「資源」を輸入に依存する国です。そのため、円安の結果、輸入品の物価が上がっています。4月になり、急に値上げが増えていますよね。一時安値競争に走っていた牛丼チェーン店も今や値上げに転じています。では、円安で日本人が相対的に貧乏になってゆく現実に対して、個人として、なにか生活を防衛する術(すべ)はないのでしょうか。それは、ずばり、円以外の資産を持つこと。これだけ、日本人の生活が衣食住ともに輸入品に依存する時代に、お財布の中味が全部「円」では、貧乏になるばかりです。円安の時代に資産を全部「円」で持つことのリスクも考えるべきでしょう。「円」以外の資産といえば、具体的には、まずドルなどの外貨預金ですね。そして「輸入品の資産」という発想にたてば「金」という選択肢もあります。輸入される日用品の値上りは困りますが、輸入資産の値上りは歓迎ですよね。とはいえ、読者の皆さんの多くは「ドル」とか「金」とかいわれても、抵抗感があると思います。そこで、まず、ドルでも金でも、居酒屋・女子会一回分くらいから積み立ててみることから始めるのが無理がない方法でしょう。FXや先物で「儲ける」のではなく、円安から自己防衛するために「コツコツ貯める」という発想が大事です。○日本円以外の資産を作る意味は?なお、ドルも金も、そして円も短期的には値が上がったり下がったりするリスクがあります。円だけ持っていては世界の中で貧乏になるだけ、という発想で、すこしずつ円を減らし、ドルや金をちょっぴり増やしてみることで、まずは"円以外の資産"を持つことを体感してみましょう。蓄えを円だけで持つことは、ルーレットで、円だけにチップの全てを置くようなもの。これから国際化の時代を生きなければならない20代の若者は、「円を持っていれば安心」という錯覚を、まずは自覚することが大切だと思います。○著者プロフィール●豊島逸夫豊島逸夫事務所(2011年10月3日設立)代表。2011年9月末までワールド ゴールド カウンシル(WGC)日本代表を務めた。1948年東京生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラーとなる。豊富な相場体験をもとに金の第一人者として素人にも分かりやすく独立系の立場からポジショントーク無しで金市場に限らず国際金融、マクロ経済動向についても説く。またツイッターでも情報発信している。
2015年04月09日日本経済新聞による、アジア主要都市に住む20歳代の男女を対象とした調査(*)によると、中国、インド、インドネシアの3カ国の若者の約8割が経済的に余裕を感じていることが分かりました。また調査は平均月収にも及び、20代の日本人の平均月収は調査対象国で三位という結果になりました。(*)2015年1月28日付日本経済新聞掲載記事より○日本人20代の平均月収22万円、アジアで三位調査対象国は、中国、インド、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシア、シンガポール、韓国、日本。そのなかで、平均月収が一番高い国は、どこだと思います? それは、シンガポールで約36万円! 二位が韓国で25万円。三位に日本が入って22万円。四位が中国で16万円。この調査の対象となったのは大卒20-29歳の若者で、各国200人ずつの合計2,000人です。○さらに、衝撃的事実が明らかに!?さらに、同調査によると、日本の若者で「過去1年に経済的に余裕があった」と答えた人は10か国中最低の25%! また「3年後に同世代の人より生活レベルが上になっている」とみる人も、日本人が最低の28%なのです。アジアで日本人が最低の項目は、まだ続きます。「収入に満足している人」18.5%「仕事に満足している人」28%「恋人・配偶者との関係に満足している人」32.5%この3項目、すべて、アジア最低です。なお、「3年以内に買いたい製品、利用したいサービス」のなかで、日本人は、唯一、国内旅行(39%)が海外旅行(33%)を上回り、旅行でも近場が人気とのこと。また調査対象国全体では、買いたいモノランキングを見ると、総じて、海外旅行がトップ。次が車。そしてスマホでした。日本だけ、「車」が入らず、代わって「国内旅行」が二位に入っています。ちなみに日本の一位はスマホ、三位は海外旅行。シンガポールだけ、三位に「定期健診」が入っていました。注目の中国の一位は、同率首位で、海外旅行とスマホ。○実は日本の若者は貧困化してる?以上を総合してみると、とにかく、日本人20代の若者が、アジアの中で、一番「貧乏感」が高く、生活への「満足度」が低いことは事実のようですね。私は経済の専門家なので、この理由を分析してみると、「円安」がキーワードになります。そこで、日本人の若者が円安貧乏から生活を防衛する術について次回から色々考えてみたいと思います。自己紹介が遅れましたが、今月からマイナビニュースで連載を始めた豊島逸夫です。得意分野は、スキー系、鮨スイーツ系、温泉系。最近、経済や金にも興味持っています、という軽いノリですが、詳細はプロフィール、公式HPをご覧ください。○著者プロフィール●豊島逸夫豊島逸夫事務所(2011年10月3日設立)代表。2011年9月末までワールド ゴールド カウンシル(WGC)日本代表を務めた。1948年東京生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラーとなる。豊富な相場体験をもとに金の第一人者として素人にも分かりやすく独立系の立場からポジショントーク無しで金市場に限らず国際金融、マクロ経済動向についても説く。またツイッターでも情報発信している。
2015年04月08日NECは3月10日、豊島区において、防災カメラで撮影された群衆映像から混雑状況の把握・異変検知を行う「群衆行動解析技術」を用いたシステムを含む「豊島区総合防災システム構築業務委託」を受注したと発表した。同システムは2015年5月に稼働、6月に本格運用を予定している。「群衆行動解析技術」とは、異変につながる「群衆全体の動きの変化」を、個人を特定することなく解析する同社が開発した技術。混雑度を高精度に推定し、異常混雑や滞留者の流れの異常などを、カメラ映像を用いて検知する。新システムでは、群衆行動解析技術により、防災カメラの映像から、人と人が重なって見えるほどの混雑時も群衆の状況を高精度に解析すること、異常が発生した場所の混雑レベルや群衆の流れを速やかに解析することが可能。異常が発生した場合は自動的に職員に対しアラートを通知する。そのため、異常の発生場所や状況を即座に把握でき、支援要請や情報発信などが迅速に行えるようになるほか、混雑状況の監視に係る職員の業務負荷を軽減することも可能となる。豊島区では、1日約259万人の利用者を有する池袋駅をはじめとする主要駅周辺、幹線道路、救援センター(災害時の避難場所となる学校など)に、51台の防災カメラを設置。これらのカメラ映像を新庁舎災害対策センターにて収集し、災害時には区民による通報情報などとともに一元的に管理する。
2015年03月11日サクラクレパスのライセンシーである豊島は10日、ビームスが展開するブランド「B:MING LIFE STORE by BEAMS(ビーミング ライフストア バイ ビームス)」とコラボレーションしたアイテムを発売する。○12色のカラーがモチーフ同シリーズは、サクラクレパスの12色のカラーをモチーフに、「B:MING LIFE STORE by BEAMS」が企画した新入学グッズ。太いボーダーとギンガムチェックのリバーシブル仕様の上履き袋や巾着袋、トートバッグなどを販売する。また、特別仕様として「サクラクレパス×B:MING」のダブルネームのタグがあしらわれているので、グッズに子供の記名が可能に。新入園・入学のお祝いやギフトにもオススメだという。ラインナップは上履き袋、万能巾着袋、ナップザック、トートバッグなど。全国の「B:MING LIFE STORE by BEAMS」各店舗で発売する。なお同商品1枚につき10円が教育美術振興会に寄附され、活動に役立てられる。
2015年03月11日飼い主のいない猫の保護や、飼育希望者への譲渡などの活動を行う東京キャットガーディアン(東京都豊島区)は3月2日現在、子猫41頭、成猫85頭の里親を募集している。○東京キャットガーディアンとは東京キャットガーディアンとは、猫の保護・譲渡活動を行うNPO法人。その活動内容は多岐にわたる。■主な活動内容・猫を保護し、適正な飼育者に譲渡するためのオープンシェルターの運営・動物愛護の精神や終生飼育のための啓蒙活動・電話・メールでの相談窓口(年中無休)開設・飼い主のいない猫のための不妊・去勢用の「そとねこ病院」の運営・猫カフェとの業務提携を実施し、猫の保護・譲渡先を拡大特に、猫カフェ型の開放型シェルターを運営することによって、従来は譲渡数が少なかった成猫やハンディキャップのある猫たちも新しい家族が見つかりやすくなっているとのこと。このシェルターは、猫カフェや猫関連グッズのショップも兼ねており、里親になることを目的としていなくても、誰でも気軽に猫に会いに行くことができる。また、公式サイトでは各シェルターの状況を動画でランダムに配信しており、様子を見ることが可能だ。○猫の里親になるまでの流れ猫の里親になるためには、公式サイトで譲渡条件などを確認した後、申し込みを行う。後日届く書類に必要事項を記入して、同法人の譲渡担当者と個別面談が行われるとのこと。面談で「適正な飼育者」であると確認できた後、引き取り可能となる。気に入った子がいれば手続き後に猫と写真撮影を行う。同会場の猫はいずれも生後2カ月前後から(成猫含む)で、健康診断済み。ノミ・ダニ・腸管寄生虫の駆除、3種ワクチン接種、去勢不妊手術も済んでいる。実際に東京キャットガーディアンから猫を引き取り、里親になった方へインタビューも行われている。具体的なフローや準備など、参考になるだろう。詳しくは公式サイトを参照のこと。
2015年03月02日猫の保護と譲渡を目的とした保護猫カフェを運営する東京キャットガーディアンは、2月21日・22日に「猫の日祭り」として、大塚シェルター(東京都豊島区)にて様々なイベントを開催する。○ネコサツ!写真展&LEON the CAT開催されるイベントの一つである「ネコサツ!写真展」は、昨年1年間に撮影した「ネコサツ!写真」を参加者と一緒に展示する写真展で、希望者は一人2枚まで展示することができる。「LEON the CAT」写真展は、東京キャットガーディアン卒業生レオン君の写真展。里親の写真家桐島ナオさんが、11歳の大人の猫との暮らし始めの様子を写真とテキストにて展示する。開催は2月2日~22日まで。入場時間は平日14~20時、土日祝13~20時。○羊毛フェルトで作るネコリョーシカ「羊毛フェルトで作るネコリョーシカ」は、フワフワの羊毛で猫のマトリョーシカ「ネコリョーシカ」を作るワークショップ。猫の模様やずきんの色は好きなようにアレンジできる。開催日時は2月22日の15:00~16:30。参加費は2,800円(材料費・キットレンタル料込み)。申し込みはメールで受け付けている。○月イチ猫撮影会"ネコサツ!"も開催写真家・桐島ナオさん主催の撮影会「月イチ猫撮影会"ネコサツ!"」は2月21日に開催。予約なしで参加できる。時間は14:00~17:00。参加費は1,000円(全額がシェルターへの寄付になる)。○ネコ活day「大ネコ活day(1日ボランティア会)&TCG勉強会」は、2月22日に開催。第一部・第二部に分かれており、第一部(15:30~17:00)は1日ボランティア会を開催する。「ネコのために何かしたい」「スポットなら参加できる」「ネコ友を見つけたい」など、誰でも気軽に参加できる。第二部(17:00~18:00)は、TCGの猫について同団体の代表・山本さんが話をする。「なぜ彼らがTCGに来ることになったのか?」など、猫の履歴書から保護活動について考える内容で、個別の質問も受け付ける。参加費は無料。申込みは公式サイトの「毎月22日は「ネコ活day(1日ボランティア会&説明会)!」まで。○開運講座「招き猫開運☆尚叡先生の妖しい猫集会」占い師の尚叡(しょうえい)さんによる猫と開運の講座「招き猫開運☆尚叡先生の妖しい猫集会」は2月21日に開催。時間は18:00~19:30。参加費は1,000円。申込みはメールで受け付けている。○猫付きマンション&シェアハウス勉強会「猫付きマンション&シェアハウス勉強会」は2月21日に開催。住まいを探している人や、物件を持っている人はもちろん、興味があって話を聞いてみたいだけの人でも参加できる。時間は17:00~19:00。参加費は無料。イベントの詳細は、東京キャットガーディアン公式サイトで確認できる。なお、開放型シェルター利用にあたっては、身分証の提示とともに、寄付をお願いしている。詳細は公式サイト「シェルター、保護猫カフェご案内ページ」で説明している。
2015年02月13日大日本印刷(DNP)はこのたび、2月5日に実施された「平成26年度東京都・豊島区合同帰宅困難者対策訓練」において、池袋駅周辺に設置したデジタルサイネージで情報発信を行い、大規模災害発生時の帰宅困難者を一時滞在施設へ誘導する訓練に協力することを発表した。これにより、大規模災害を想定した緊急時の情報発信手段として、DNPが共同で運営する東武百貨店池袋店の9面マルチビジョンと、ダイドードリンコのデジタルサイネージ一体型自動販売機を活用し、池袋駅周辺に滞留する帰宅困難者に向け、緊急災害情報や一時滞在施設情報等を発信。滞留者を生まないよう、円滑に一時滞在施設へ誘導する。DNPは、停電時にも継続運用可能で、自然エネルギーを活用した省エネルギー型のデジタルサイネージや、危機管理・情報共有システムとデジタルサイネージを組み合わせた災害時緊急対応システムを提供する。公共施設や公園、学校などの避難指定場所や、人々が多く集まる街中、商業施設などへ緊急情報発信機能を備えたデジタルサイネージを設置することで、安全・安心なまちづくりに貢献していく考えだ。
2015年02月06日飼い主のいない猫の保護や飼育希望者への譲渡などの活動を行う、東京キャットガーディアンは、12月14日に西国分寺シェルター(東京都府中市)で、21日に大塚シェルター(東京都豊島区)で「初めての猫飼い方講座」を開催する。「初めての猫飼い方講座」は、猫と楽しく暮らすための勉強会。初めて猫を飼う人はもちろん、すでに猫を飼育しており、2頭目を迎えたい飼い主や、猫の習性を学びたい人の参加も歓迎するという。時間は両シェルターとも、18時~19時。参加は完全予約制で、参加費は1,000円。全額がシェルターへの寄付となる。申し込みおよび詳細は、「初めての猫飼い方講座」案内ページにて。
2014年12月10日飼い主のいない猫の保護や、飼育希望者への譲渡などの活動を行う東京キャットガーディアン(東京都豊島区)は12月3日現在、子猫135頭、成猫92頭の里親を募集している。○東京キャットガーディアンとは東京キャットガーディアンとは、猫の保護・譲渡活動を行うNPO法人。その活動内容は多岐にわたる。■主な活動内容・猫を保護し、適正な飼育者に譲渡するためのオープンシェルターの運営・動物愛護の精神や終生飼育のための啓蒙活動・電話・メールでの相談窓口(年中無休)開設・飼い主のいない猫のための不妊・去勢用の「そとねこ病院」の運営・猫カフェとの業務提携を実施し、猫の保護・譲渡先を拡大特に、猫カフェ型の開放型シェルターを運営することによって、従来は譲渡数が少なかった成猫やハンディキャップのある猫たちも新しい家族が見つかりやすくなっているとのこと。このシェルターは、猫カフェや猫関連グッズのショップも兼ねており、里親になることを目的としていなくても、誰でも気軽に猫に会いに行くことができる。また、公式サイトでは各シェルターの状況を動画でランダムに配信しており、様子を見ることが可能だ。○猫の里親になるまでの流れ猫の里親になるためには、公式サイトで譲渡条件などを確認した後、申し込みを行う。後日届く書類に必要事項を記入して、同法人の譲渡担当者と個別面談が行われるとのこと。面談で「適正な飼育者」であると確認できた後、引き取り可能となる。気に入った子がいれば手続き後に猫と写真撮影を行う。同会場の猫はいずれも生後2カ月前後から(成猫含む)で、健康診断済み。ノミ・ダニ・腸管寄生虫の駆除、3種ワクチン接種、去勢不妊手術も済んでいる。実際に東京キャットガーディアンから猫を引き取り、里親になった方へインタビューも行われている。具体的なフローや準備など、参考になるだろう。詳しくは公式サイトを参照のこと。
2014年12月04日東京都豊島区で美容スイーツを提供するローフードカフェ「La table du primeur(ラ・ターブル・プリム)」はこのほど、オンラインストア「Dessert du primeur(デセール・デュ・プリム)」でクリスマス"ローケーキ"の予約販売を開始した。○身体を健やかに保つための食のスタイルから生まれたケーキ「ローケーキ」とは、体を健やかに保つための食のスタイル「ローフーディズム」の考えのもと作られた美容スイーツ。食品添加物を排除し、加工されていない生の食材を用いた食品、あるいは食材を極力生で摂取することで生きた酵素を取り入れることを目的とする。卵・乳製品・小麦粉・白砂糖・添加物を一切用いずオーガニックな食材を使用しており、アレルギーを持っている人や健康志向の人でも安心して摂取できるという。また、ローである(48℃以上の熱を加えていない)ため、食物の持つ酵素やビタミン・ミネラル・食物繊維を摂り入れることができ、美肌、ダイエットなどの美容効果も期待できるとされる。酸化していない良質な生ナッツや、スーパーフードであるローカカオを主原料とし、甘味料はGI値の低いアガベシロップを使用するなど、健康への取り組みに加えおいしさにも注目した。○3種類のローケーキを用意「Xmasローケーキ2014 大~ホワイト・ビターカカオ&ラズベリー~」は、ホワイトとビターの2種のローカカオクリームにラズベリーソースをサンドしたケーキ。無農薬の国産ラズベリーを使用したデコレーションと濃厚なチョコレートソースの組み合わせにより、爽やかな酸味がチョコレートの甘味を引き立てるという。「Xmasローケーキ2014 小~ホワイト・ビターカカオ~」は、ホワイトとビターの2種のローカカオクリームを重ね、国産無農薬ラズベリーでデコレーションしたケーキ。原材料はローカシューナッツ、ローカカオペースト、ローカカオバター、アガベシロップ、メイプルシロップ、ローココナッツオイル、アーモンド、サンフラワーシード、デーツ、ラズベリー、ローカカオニブ、レモン、バニラエクストラクト、塩、フリーズドライブルーベリー、フリーズドライラズベリー。価格は7,800円(大・18cm・税別)、5,600円(小・15cm・税別)。「Xmasローケーキ2014~チコリコーヒー&ブラウニー~」は、ノンカフェインのチコリコーヒーとホワイトローカカオクリームを重ね、ローブラウニーをサンドして国産無農薬ラズベリーでデコレーションした。原材料はローカシューナッツ、ローカカオバター、アガベシロップ、メイプルシロップ、ローココナッツオイル、アーモンド、サンフラワーシード、クルミ、ペカンナッツ、プルーン、レーズン、デーツ、チコリコーヒー、ラズベリー、ローカカオニブ、レモン、バニラエクストラクト、塩、フリーズドライブルーベリー、フリーズドライラズベリー。価格は6,000円(15cm・税別)。発送は12月1日~25日(早期着指定割引あり)。賞味期間は冷凍で約3週間。店頭での受取(金~日曜日11時~17時)も可能。店舗の場所は東京都豊島区目白2-20-5。
2014年11月29日妖怪ウォッチランド実行委員会は12月18日~2015年1月4日、東京都豊島区の池袋サンシャインシティで、体験型イベント「出現! 妖怪ウォッチランド~キミも妖怪と友だちになろう! ~」を開催する。○困っている妖怪を助けよう同企画は、2013年にレベルファイブから発売されたゲームソフトで、アニメ、漫画、映画などクロスメディア展開で爆発的人気を得ている『妖怪ウォッチ』の体験型イベント。会場の構成は「困っている妖怪がいたら助け、時にはバトルして問題を解決し、その妖怪と友達になる」という作品のテーマに沿っており、来場者自身が主人公になったような気分を味わえる内容だという。場内は「アトラクションエリア」「ウォッチングエリア」「グッズ販売エリア」の大きく3つに分かれ、子どもだけでなく家族で参加できる各種コンテンツを展開する。「アトラクションエリア」では、作品世界を体感できる立体的な展示構成で、妖怪とのバトルに見立てたアトラクションを体験できる。入り口で妖怪ウォッチ型のリストバンドを受け取り、「おおもり山コーナー」でガシャガシャマシンを回し、クエストを入手してからスタートする。入手したクエスト用紙記載の各コーナーで、妖怪からの頼みごとを聞いたり、時にはバトルをして問題を解決したりしながらスタンプを集めていく。その他にも、場内に潜んでいる妖怪たちを見つけ出す"妖怪たちを探そう! "というサブクエストも設定されており、全てクリアすると景品がもらえる。「ウォッチングエリア」では、12月20日ロードショー「映画妖怪ウォッチ誕生の秘密だニャン! 」の公開を記念した展示を展開。作中の"あのシーン"をイメージしたモニュメントも設置され、妖怪だらけの空間で写真撮影を楽しむことができる。なお、同イベントは全日・日時指定制で、入場チケットは日時指定券のみ販売。チケットの日時変更・再発行・払い戻しは行わない。期間中の入場開始時間は9時30分~(最終入場11時)、11時30分~(最終入場13時30分)、14時~(最終入場16時)で、入場時間帯のみの指定で、入れ替え制ではない。会場のグッズ販売コーナーでグッズを購入する際は、当日入場時に使用したチケットが必須。グッズ販売コーナーのみの利用はできない。また、入場チケット1枚につき、「妖怪メダル第4章~ブルブル! トラブル大集合! ~」1パックを購入できる。DX妖怪ウォッチ・DX妖怪ウォッチタイプ零式の販売は行わない。チケットの先行抽選販売はインターネット上からのみ申し込み可能で、店頭での取り扱いはない。申込期間は第1期が8日12時~16日23時59分(12月18日~28日入場分)、第2期が22日12時~30日23時59分(12月29日~2015年1月4日入場分)。先着順ではなく、抽選で当選した人のみ購入可能。インターネットで予約または購入の場合、チケット代金の他に手数料が必要になる。一般販売の窓口は、セブンチケット(全国セブン-イレブン店内マルチコピー機)からの店頭購入、またはインターネット(セブンチケット)から。第1期が22日10時~(12月18日~28日入場分)、第2期が12月6日10時~(12月29日~2015年1月4日入場分)。入場チケットの販売数には限りがある。会期は12月18日~2015年1月4日。開催時間は9時30分~16時30分(全日・日時指定制)。会場は東京都豊島区の池袋サンシャインシティ展示ホールD。入場料は一般(中学生以上)が前売り券1,000円(税込)、当日券1,200円(税込)。子ども(3歳以上~小学生)が前売り券600円(税込)、当日券800円(税込)。2歳以下は無料(保護者同伴)。※時間・内容などは掲載時の情報
2014年11月14日NTT都市開発は11月20日、東京都豊島区に商業施設「トラッド目白」をグランドオープンさせる。同施設は、JR山手線目白駅前に、地上4階地下2階の商業施設としてオープン。ベーカリーやスイーツ、和洋食の飲食店のほか、スーパーマーケットやフラワーショップなど、利便性の高い店舗を中心に全16店舗が出店する。また、バレエスクールや英会話教室といったカルチャー教室、歯科や結婚式場などもオープン。共用部にはコミュニティスペースを設け、地域の人々の活動の場も提供する。「トラッド目白」という施設名称は、"伝統的な、変わらぬ良さ"を意味する「TRAD」から来ている。同施設が地域生活の新しい定番の場となり、目白の暮らし・歴史・自然を守りつつ、街の文化を創造・発信する施設になるようにという思いが込められているという。
2014年11月12日飼い主のいない猫の保護や、飼育希望者への譲渡などの活動を行う東京キャットガーディアン(東京都豊島区)は10月21日現在、子猫118頭、成猫84頭の里親を募集している。○東京キャットガーディアンとは東京キャットガーディアンとは、猫の保護・譲渡活動を行うNPO法人。その活動内容は多岐にわたる。■主な活動内容・猫を保護し、適正な飼育者に譲渡するためのオープンシェルターの運営・動物愛護の精神や終生飼育のための啓蒙活動・電話・メールでの相談窓口(年中無休)開設・飼い主のいない猫のための不妊・去勢用の「そとねこ病院」の運営・猫カフェとの業務提携を実施し、猫の保護・譲渡先を拡大特に、猫カフェ型の開放型シェルターを運営することによって、従来は譲渡数が少なかった成猫やハンディキャップのある猫たちも新しい家族が見つかりやすくなっているとのこと。このシェルターは、猫カフェや猫関連グッズのショップも兼ねており、里親になることを目的としていなくても、誰でも気軽に猫に会いに行くことができる。また、公式サイトでは各シェルターの状況を動画でランダムに配信しており、様子を見ることが可能だ。○猫の里親になるまでの流れ猫の里親になるためには、公式サイトで譲渡条件などを確認した後、申し込みを行う。後日届く書類に必要事項を記入して、同法人の譲渡担当者と個別面談が行われるとのこと。面談で「適正な飼育者」であると確認できた後、引き取り可能となる。気に入った子がいれば手続き後に猫と写真撮影を行う。同会場の猫はいずれも生後2カ月前後から(成猫含む)で、健康診断済み。ノミ・ダニ・腸管寄生虫の駆除、3種ワクチン接種、去勢不妊手術も済んでいる。実際に東京キャットガーディアンから猫を引き取り、里親になった方へインタビューも行われている。具体的なフローや準備など、参考になるだろう。詳しくは公式サイトを参照のこと。
2014年10月23日モスバーガーを展開するモスフードサービスの100%出資子会社、モスダイニングは11月20日、「あえん目白店」を、同日にオープンする商業施設「トラッド目白」内に新規出店する。○四季の旬菜料理と希少な国産ワインが楽しめる同店は、"里山の恵み"をキーワードとした、四季の旬菜料理と国産ワインが楽しめるレストラン。全国3,400軒以上の協力農家のネットワークをもつ同社グループの強みを生かして仕入れたこだわり野菜を使用し、素朴な味わいや雰囲気、そして季節の移り変わりを、四季の旬菜料理を通して楽しめるという。また、ワインは日本の料理との相性を考え、国産ワインに限定。全国各地で仕入れた希少ワインも随時数量限定で用意する。料理のコンセプトは「野菜と豚とわっぱめし」。旬の野菜そのものの味わいを生かした「旬野菜まず一品」に代表される旬菜料理や、栃木県産「桜山豚(オウシャントン)」の上品なうまみを存分に楽しめる「豚しゃぶ」などの豚肉料理、千葉県産のコシヒカリ玄米を使った、あえんオリジナルの「玄米わっぱめし」を中心に用意する。「桜山豚」は、脂肪質のうまさと肉の柔らかさが特徴の中国太湖豚系の原種豚の梅山メイシャン豚トンと、良質な赤身をもつイギリスのケンボロー豚をバランスよく交配させた豚。お通しには、協力農家から届いた旬野菜を使った「季節のすり流し」を提供する。国産ワインは、大量生産が難しい、小さなワイナリーでこだわりをもって作られた希少なワインをセレクト。創業130年、日本でも有数の老舗のワイナリー「渡邊葡萄酒醸造」の「Nasu Wine 2009(赤)」や、品質の高いシャルドネの産地として注目される、北信エリアを代表するワイナリー「小布施ワイナリー」の「ソガ・ペール・エ・フィスオルディネールシャルドネ2013(白)」など、オープン時は5種類を用意する。開店日時は、 11月20日 11時。所在地は、東京都豊島区のトラッド目白2階。営業時間は、月~金 ランチ11時~16時(L.O.15時)、ディナー17時~23時(L.O.22時)。土 11時~23時(L.O.15時)。日・祝日 11時~23時(L.O.15時)。定休日は不定休(トラッド目白に準ずる)。
2014年10月20日オシャレなカフェ空間に子犬がたくさん!…ではなく、普通の民家の部屋の中でオーナーさんのペットとして飼育している犬たちに触れ合えるという珍しい犬カフェがあります。お店の名前は「いぬのじかん」。「隠れ家」と言われているだけの事はあり、完全予約制で接客出来るのは1日数組のみ。予約の電話が鳴り止まず、各種取材や撮影に引っぱりだこの「いぬのじかん」に潜入して来ました!部屋に入ると犬たちの大歓迎を受けてカフェタイムがスタート!お客さんが大好きな犬達が代わる代わる「遊んで!」「抱っこして!」と集まって来ます。みんなとっても人懐っこくてびっくり!「遊んで遊んで」のコールがすさまじいです(笑)。とにかく犬たちの可愛いらしさに犬好きなら感激するでしょう。お部屋は一般的な民家の一室。特別感はありませんが、犬と一緒の空間にいるということがどういう感じか、とてもよく分かると思います。利用は時間料金制で1名様につき最初の60分まで1,500円(フリードリンク飲み放題、おやつ付き)。一カ月先まで予約出来るので、土日は満席になる事多々です。18歳以上、2名様から受付(防犯上お一人様や、安全上の理由からお子様・高齢者は利用を控えていただいているとのこと)。犬たちはどの子も個性的で性格もさまざま。オーナーさんが一匹づつ紹介してくれます。犬種やその子の個性によって全然違いますよ。元気いっぱいな子もいれば、のんびり屋さんも。自分のペースで楽しく犬たちと触れ合えます。ペットショップのガラス越しに見るわけではないので、日常の中に犬がいるという空間をイメージしやすいです。。これから犬を飼う人に是非「犬がいる空間」というのを体験して欲しい空間です。オシャレなカフェでは味わえない、リアルな犬のいる生活感を感じる事ができます。「いつもこうなんですよ~!」とオーナーさん。これは犬好きにはたまりませんね!「犬たちとのリアルな生活を感じてほしくて。この子たちはみんな私の可愛いペットなんです」と、嬉しそうに話すオーナーさん。犬と一緒の空間を感じられる、まさに「いぬのじかん」ですね!お一人様でもお友達と一緒でも楽しむことができるカフェです。各種イベントも企画しているので楽しく「いぬのじかん」を過ごして頂きたいとの事。犬を飼いたいけど飼えない人、これから犬を飼う事を検討している人、犬まみれで幸せになりたい人!是非、とっておきの隠れ家犬カフェ「いぬのじかん」へどうぞー!■いぬのじかん住所:東京都豊島区北大塚2-34-7北大塚二丁目児童遊園隣接OPEN:11:00~20:00(完全予約制)時間制/ひとり最初の60分まで:1,500円(税込)以後30分ごとに500円(税込)ずつ加算18歳以上、2名様から受付(防犯上お一人様や、安全上の理由からお子様・高齢者は利用を控えていただいているとのこと)。○著者プロフィール桐島ナオ写真と詩を組み合わせた物語写真を中心に発表している写真家。植物と猫とカフェが大好き。PhotoCafe写真教室の講師もしています。公式HPはこちらから。*桐島ナオ主催の保護猫カフェ月イチ撮影会ネコサツ!*はこちらから。
2014年10月03日飼い主のいない猫の保護や、飼育希望者への譲渡などの活動を行う東京キャットガーディアン(東京都豊島区)は9月30日現在、子猫126頭、成猫81頭の里親を募集している。○東京キャットガーディアンとは東京キャットガーディアンとは、猫の保護・譲渡活動を行うNPO法人。その活動内容は多岐にわたる。■主な活動内容・猫を保護し、適正な飼育者に譲渡するためのオープンシェルターの運営・動物愛護の精神や終生飼育のための啓蒙活動・電話・メールでの相談窓口(年中無休)開設・飼い主のいない猫のための不妊・去勢用の「そとねこ病院」の運営・猫カフェとの業務提携を実施し、猫の保護・譲渡先を拡大特に、猫カフェ型の開放型シェルターを運営することによって、従来は譲渡数が少なかった成猫やハンディキャップのある猫たちも新しい家族が見つかりやすくなっているとのこと。このシェルターは、猫カフェや猫関連グッズのショップも兼ねており、里親になることを目的としていなくても、誰でも気軽に猫に会いに行くことができる。また、公式サイトでは各シェルターの状況を動画でランダムに配信しており、様子を見ることが可能だ。○猫の里親になるまでの流れ猫の里親になるためには、公式サイトで譲渡条件などを確認した後、申し込みを行う。後日届く書類に必要事項を記入して、同法人の譲渡担当者と個別面談が行われるとのこと。面談で「適正な飼育者」であると確認できた後、引き取り可能となる。気に入った子がいれば手続き後に猫と写真撮影を行う。同会場の猫はいずれも生後2カ月前後から(成猫含む)で、健康診断済み。ノミ・ダニ・腸管寄生虫の駆除、3種ワクチン接種、去勢不妊手術も済んでいる。実際に東京キャットガーディアンから猫を引き取り、里親になった方へインタビューも行われている。具体的なフローや準備など、参考になるだろう。詳しくは公式サイトを参照のこと。
2014年09月30日NPO法人東京キャットガーディアンは10月1日~31日、大塚シェルターほかにて、写真展「街角のらぶそんぐ」を開催する。○kiyochan氏撮影の"東京のねこ"を、都内3カ所で同時展示同展は、フォトグラファーkiyochan氏の写真展。同氏は、1958年東京生まれ、東京育ち。ブログ「街のねこたち」などに掲載したねこ写真が好評となって以来、「東京のねこ」を撮ることにこだわり続け、ついにライフワークと化す。2011年に、会社員からフリーフォトグラファーに転向した。2004年より毎年1回のペースで個展を開催し、猫関係雑誌へも写真を多数提供している。また、写真集「ねこ散歩」「ねこ散歩2」も発売中となる。同展の開催日は、10月1日~31日。「大塚シェルター」(東京都豊島区南大塚3-50-1 ウィンドビル5F)、「西国分寺シェルター」(東京都府中市武蔵台3-43-9 エクセレントTR 1F)、「保護猫カフェとらくん」(東京都大田区蒲田5-20-7 K520ビル 8F)にて、同時開催となる。入場時間は各施設のオープン時間に準じる。また最終日のみ、展示は17時までとなる。シェルターの利用にあたっては、身分証の提示と寄付を求めている。「保護猫カフェとらくん」の料金体系はシェルターと異なり、時間制となる。
2014年09月26日