『成井豊と梅棒のマリアージュ』の【plat d’ 梅棒】バージョンが12月22日に開幕、それに先駆け公開ゲネプロが行われた。演劇集団「キャラメルボックス」の成井豊が手掛ける【plat de 成井豊】と、ダンスエンタテインメント集団「梅棒」による【plat d’ 梅棒】という2バージョンが上演される本作。12月17日に開幕した【plat de 成井豊】に続き開幕した【plat d’ 梅棒】は4本のオムニバスとなっており、台詞を使わずダンスとヒットソングで物語を表現する梅棒お馴染みのスタイルの作品『BBW~ビッグ・ビューティフル・ウーマン~』『Y』『End ofF Story』、成井が作・演出を手掛けたストレートプレイ『CROSSROADS』が上演される。『CROSSROADS』以外の作品を演出するのは梅棒の遠山晶司。これまで梅棒作品は伊藤今人が総合演出を務めてきたため、一味違う「梅棒」が味わえる。なお、『Y』『End ofF Story』『CROSSROADS』は新作。1作目に上演される『BBW』は、恋をした女の子がきれいになりたくてダイエットに奮闘する物語。主人公の女の子をキャラメルボックスの筒井俊作が演じており、冒頭から、梅棒×キャラメルボックスの“マリアージュ”が楽しい。事前の稽古場取材では、普段はストレートプレイを行うキャラメルボックスの面々が「梅棒のダンスと格闘中」と明かしていたが、“梅棒節”とも言えるオーバー目な芝居と、キャラメルボックスならではの表現力が相まって、より豊かな世界が広がっているのを感じる。【plat de 成井豊】で主人公を演じた原田樹里が謎の役柄でちょこちょこと登場したり、同じくまっすぐな青年を演じた梅棒の野田裕貴が焼きそばを持って踊っているなど、2バージョン間のギャップも楽しい。2作目『Y』はなんと任侠もの。池田遼(「[少年王者舘/おしゃれ紳士」)が演じる女性と、梅棒の桜井竜彦が演じる男性を軸に、普段の梅棒のイメージとは一線を画す大人の世界が描かれる。3作目『CROSSROADS』は成井ならではのSFもの。普段は台詞を使わない梅棒メンバー(+正安寺悠㐀(DACTparty))が台詞を喋り合う姿は新鮮で、「こんな声だったのか」と感じるメンバーもいるほど。成井のストーリーは温かく、たった20分とは思えない時間が広がる。ラストの『End ofF Story』は、遠山が「生まれ変わっても会いたい人」というテーマで描いたという作品。キャラメルボックス阿部丈二が演じる老人の物語で、これまでの作品とも繋がっているようだ。その予感は、言葉を使わないからこそ広がる、梅棒ならではの表現となった。ぜひ両方堪能してほしい『成井豊と梅棒のマリアージュ』は12月27日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて上演。文:中川實穂
2020年12月25日『成井豊と梅棒のマリアージュ』の【plat de 成井豊】バージョンが12月17日に開幕、それに先駆け公開ゲネプロと囲み取材が行われ、取材には、作・演出を手掛ける成井、出演者の原田樹里、阿部丈二、野田裕貴、遠⼭晶司、天野⼀輝が出席した。演劇集団「キャラメルボックス」の成井豊が手掛ける【plat de 成井豊】と、ダンスエンタテインメント集団「梅棒」による【plat d’ 梅棒】という2バージョンが上演される本作。【plat de 成井豊】で上演される『彼女の空に雪が降るまで』は、約15分×7作の短編連作集で、キャラメルボックスの原田樹里が演じる主人公・雪の人生を軸に物語を描く。7作中6作が二人芝居となっている。自身にとって約2年ぶりのオリジナル新作の上演に際して成井は「かなりドキドキしています。自信はあるんですよ。リハーサルを見ても非常に面白くて、『いけるな』って自分では思ってるんです。でもこればっかりは蓋を開けてみないとわからないから。何歳になっても安心して初日は迎えられないですね。とにかく今は、お客様がすごく喜んでくれるんじゃないかっていう期待感と、若干の不安があります」とコメント。その全7作について、キャスト陣に1作だけオススメを選んで紹介してもらうと、それぞれ悩みつつも、阿部と原田は3作目『最後の春休み』。高校卒業後の春休みの出来事を描く本作を「今の(大人になった)自分では絶対味わうことのできない時間が流れているのが好きです」(阿部)「役者としても人としても愛嬌のあるおふたりが出ている。懐かしくて、切ないけどかわいい。ずっとニコニコしてお稽古を見ていました」(原田)。野田は6作目『花束』。「全作そうですが、この作品が特にキャラメルボックス感を感じます。呼応していくリズムや掛け合いに、ぐいぐい引き込まれます」。天野は最後の『最後の最後の1秒まで』。「それまでの一作一作が繋いできた力だったりとか、みんなの想いみたいなものをひとつにしてくれている感じがして、グッときます」。遠山は5作目『やっと君に追いついた』。「なんせ梅棒のメンバーがわちゃわちゃ出てくるので!キャラメルの皆さんと一緒につくっている感覚になれます」とそれぞれ語った。キャスト以外にも、オープニングダンスや、劇中のとあるシーンは梅棒が演出を手掛けるなど、新鮮な“マリアージュ”が堪能できる本作をぜひ劇場で楽しんで。【plat de 成井豊】バージョンは現在上演中。【plat d’ 梅棒】バージョンも12月22日(火)に開幕し、共に12月27日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて上演。文:中川實穂
2020年12月21日『成井豊と梅棒のマリアージュ』が、12月17日(木)に東京・サンシャイン劇場で開幕する。演劇集団「キャラメルボックス」の成井豊が手掛ける【plat de 成井豊】バージョンと、台詞を使わずダンスでストーリーを表現するダンスエンターテインメント集団「梅棒」による【plat d’ 梅棒】という2バージョンが上演される本作で、一足先に開幕を迎える【plat de 成井豊】の通し稽古を取材した。【plat de 成井豊】で上演される『彼女の空に雪が降るまで』は、成井にとって約2年ぶりのオリジナル新作で初の連作短編集。約15分×7作のストーリーで、「キャラメルボックス」原田樹里が演じる主人公・雪の人生を軸にした7つの出来事を描く。6作が二人芝居となり、原田×野田裕貴、筒井俊作×林貴⼦や、野田×石森美咲、原田×鍛治本⼤樹、阿部丈二×森めぐみと、組み合わせはさまざま。複数人が登場する1作には、「梅棒」の伊藤今⼈、遠⼭晶司、天野⼀輝、櫻井⻯彦も出演し、コラボレーション企画ならではの座組となっている。全編、15分間の出来事を15分間で描くという作品。セット転換はなく、小道具すらあまり出てこないシンプルな舞台なのだが、雪の両親の姿、雪の高校時代、20代の出来事など、その一作一作が「これで15分!」と驚くほど奥深く、豊かに描かれる。雪の父と母の最後の15分間は一組の夫婦の馴れ初めや今ある愛情が笑いも交えながら描かれ、雪と雪に恋をする和彦(野田)が出会う15分間の会話は「これは運命だ」と観客に予感させる何かがしっかりと伝わってきて、一作、一作、と進むにつれそのすべてが花束のように重なっていく。成井ならではの温かな世界観、「キャラメルボックス」ならではの全身から物語が届く芝居、さらに今回は「梅棒」らしいノンバーバルな芝居シーンも組み込まれ、「観たかったキャラメルボックス」、「観たことのないキャラメルボックス」、さらに「思わぬキャラメルボックス×梅棒」まで加わって、最高の“マリアージュ”が生まれていた。全編で使用される「SPIRAL LIFE」の楽曲も印象的。オープニングダンスは『ANOTHER DAY, ANOTHER NIGHT』に「梅棒」が振付し、成井の世界観を彩るダンスが披露されたが、「SPIRAL LIFE」ファンにも観てもらいたい心震えるダンスだ。一作目の『ラスト・フィフティーン・ミニッツ』は、「キャラメルボックス」や「梅棒」が出演したMrs. fictions『15 Minutes Made Anniversary』(’17/6団体が15分の作品を上演した企画公演)で上演された作品。当時の公演を観た人もぜひ注目を。【plat de 成井豊】バージョンは12月17日(木)から、【plat d’ 梅棒】バージョンは12月22日(火)から、共に12月27日(日)までサンシャイン劇場にて上演。12月17日(木)19:00公演はPIA LIVE STREAMでのライブ配信もあり。文:中川實穂
2020年12月17日『成井豊と梅棒のマリアージュ』が12月17日(金)から27日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演される。稽古場にて、成井豊と、梅棒の遠山晶司、天野一輝、野田裕貴に話を聞いた。【plat de 成井豊】と【plat d’ 梅棒】の2バージョンで上演される本作。共にオムニバス形式で、ベースは成井と梅棒ならではの作品となるが、【plat d’ 梅棒】には一作、成井が書き下ろしの戯曲・演出で参加し、【plat de 成井豊】にも遠山演出・梅棒振付で梅棒スタイルのシーンが挿入されるほか、それぞれに、成井が代表を務める「演劇集団キャラメルボックス」(現在活動休止中)のメンバーと「梅棒」のメンバーが出演し合うなど、まさに“マリアージュ”な公演となる。【plat de 成井豊】について作・演出の成井は「7つのストーリーからなる連作短編集です。そのうちの6本はふたり芝居で、1本に梅棒のメンバーがどっと出てきます。全編通して、雪という女の子と和彦という男の子のラブストーリーになっていて、雪をキャラメルボックスの原田樹里、和彦を梅棒の野田くんが演じ、まさにキャラメルボックスと梅棒が恋をするお話です」と解説。成井のオリジナル新作としては約2 年ぶりとなるが、今作は「初めて短編集をやります。しかもリアリズムなんですよ。僕のお芝居はたいていファンタジックな要素が入ってくるのですが、今回は7話全て現実。さらに一幕ものも初めて書きました」と初めてづくし。出演する野田は「脚本をはじめて読んだ時からグッときています。自分がこんな大事な役に選んでいただけるのもびっくりですし、頑張らなければいけない。今すごく贅沢な時間を過ごさせてもらっています」と意気込む。【plat d’ 梅棒】で指揮を取るのは遠山。「こちらは4本のオムニバスになっていまして、1本は、成井さんと初めてご一緒したMrs. fictions『15 Minutes Made Anniversary』(’17)で上演した作品です。2本は僕が作・演出を手掛ける新作、そしてもう1本は成井さんに作・演出をしていただいて、梅棒がストレートプレイをします。僕らは基本的に台詞を使わずダンスでみせるスタイルですが、これは台詞を喋ります。他の作品にはキャラメルボックスの方々に入っていただいて、僕ら梅棒の、台詞のない作品を一緒にやります」と、こちらも楽しいものになる模様。普段、梅棒の公演は代表の伊藤今人が総合演出だが、今作で演出を手掛けるのは遠山。天野は「今人はみんなの意見を上手く吸い上げながらアウトプットを決めるのですが、遠山は『これがやりたいんだ!』と引っ張る感じ。そういうやり方の違いがあります。あと、エモーショナルさは遠山のほうが強い気がします」と新鮮なものになりそうだ。文:中川實穂
2020年11月24日俳優の窪田正孝が、12月28日に『窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2021』(SDP)を発売することが決定し、表紙ビジュアルを含む3カットが公開された。本作はカレンダーとして使用した後にポスターとしても飾れるB3横サイズ。撮り下ろし最新カットに加え、過去のカレンダーやフォトブックのために撮影されたカットから厳選した、初出しカット全13ページで構成されている。今回公開されたのは、柔らかい光と透明感溢れるナチュラルな窪田の姿。眼鏡をくわえ、天井を見つめる白いニット姿の横顔や、ソファーであぐらをかいてこちらを見つめるカットなど、長年タッグを組んできた写真家・齋藤陽道氏だからこそ切り取れた心地良い距離感の写真に。また、過去の選りすぐりカットの中には、30歳の誕生日当日に撮影したものから、LAやパリなどフォトジェニックな場所での海外の雰囲気を感じられるもの、紙媒体での発売がなかった2019年デジタルカレンダーのアザーカットなど、貴重なカットを多数収録。どことなくあどけなさを感じられる過去の厳選カットと、NHK連続テレビ小説『エール』(総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)での主演を経て、落ち着いた雰囲気をまとう両方の窪田を一度に感じられるカレンダーが完成した。(C)SDP
2020年11月21日俳優・窪田正孝が、写真家・齋藤陽道とコラボした自身8作目となるカレンダー「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2021」が12月28日(月)より発売決定。表紙カットと収録予定のカットも到着した。主演を務める連続テレビ小説「エール」の放送も話題の窪田さん。今回彼が発売する来年のカレンダーは、初となるB3横のポスタータイプで登場。カレンダーとして使用した後は、ポスターとしても飾れるようなサイズ感となっており、本作のために撮り下ろされた最新カットはもちろん、過去のカレンダーやフォトブックのために撮影された写真の中から、どこにも出していない選りすぐりのカットも使用され、全13ページ(表紙+12ページ)で構成されている。表紙を含む最新撮り下ろしカットは、柔らかい光と透明感溢れるナチュラルな窪田さんの姿を齋藤さんが撮影。過去の選りすぐりカットの中には、30歳の誕生日当日に撮影した貴重なカットや、LAやパリなどフォトジェニックな場所で撮影されたカット、昨年のデジタルカレンダーのアザーカットも使用されている。「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2021」は12月28日(月)発売。(cinemacafe.net)
2020年11月21日現在放送中の連続テレビ小説「エール」で主演する窪田正孝のクランクインからクランクアップまでの約1年間を追ったドキュメンタリーブック「Documentary of 窪田正孝 in エール」の発売日が12月4日(金)に決定。収録予定の新カットも到着した。春より放送中の「エール」は、作曲家・古関裕而と歌手としても活躍した妻の金子をモデルにした作品。新型コロナウイルスの影響で異例の放送休止も挟んだが、放送再開後は好調な視聴率をキープし、最終回放送を来月に控える中、今後の展開にも注目が集まっている。今回発売日が決定した本書では、古山裕一役で出演中の窪田さんに密着し続け、様々な姿を収めた。これまであまり見せてこなかった撮影現場での姿に密着して撮り溜めた写真や、撮影の合間に本誌のためだけに撮影した撮り下ろし写真を収録。撮影中には、幾度にも渡って敢行したインタビューや、最終台本を手にした窪田さんの思いを綴ったロングインタビューなども掲載される。そして今回、収録予定の新カットが到着。裕一と妻・音(二階堂ふみ)が思い出の地を巡り、砂浜でデートするシーンの一幕を思わせる一枚をはじめ、数々の名曲が生み出された書斎でのカット、開放感のある球場で佇む姿。また、裕一にとって欠かすことのできないオルガンを、撮影後に練習する姿を捉えたオフショットも公開された。なお、販売予約受付が全国書店、Amazonほかオンライン書店にて本日より開始される。「Documentary of 窪田正孝 in エール」は12月4日(金)発売。(cinemacafe.net)
2020年10月14日2020年9月20日、歌手や俳優として活躍していた藤木孝さんが亡くなったことが明らかになりました。80歳でした。サンケイスポーツによると、現場の状況から自殺とみられ、現在警視庁が調査中とのことです。藤木さんの近況について、事務所関係者は「3月以降は新型コロナウイルスの影響で仕事が少なくなり、また、80歳という年齢もあって外出を控えていて、自宅で過ごすことが多かったようです」と話している。サンケイスポーツーより引用藤木さんは、大河ドラマ『炎立つ』『新選組!』(NHK)や、映画『涙を獅子のたて髪に』など、多数の作品に出演。ドラマや映画、舞台など幅広いジャンルで存在感のある役柄を演じ、名脇役として活躍しました。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年09月20日お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが15日、公式YouTubeチャンネル「ジュニア小籔フットのYouTube」の動画に小藪千豊、フットボールアワーと出演。小藪をフジテレビ系バラエティ番組『人志松本のすべらない話』に推薦した経緯を説明した。「【ジュニアの本音】ジュニア東京大阪ドライブ3【後藤と合わない】」と題して公開された動画で、「小藪を初めて面白いと思った瞬間」という話題を振られると、ジュニアは「NGKかなんかのイベントが終わって、飲みに行ってしゃべってて『めっちゃおもろいな~』ってなって、ほんで『すべらない話』に推薦してん」と明かした。さらに「1席、松本(人志)さんも『若手でおもろいやつがおったら』というので、綾部(祐二)とか佐田(正樹)とか黒田(有)とか」と振り返ったジュニア。続けて、「黒田が打ち上げで酒飲んで、めちゃくちゃ暴言吐いて、NG出されるっていう(笑)」と振り返っていた。
2020年08月18日窪田正孝が主演し、今年2月に公開された映画『初恋』が、24日から動画配信サービス・TELASAで先行配信を開始した。三池崇史監督がメガホン握る同作は、希有の才能を持つプロボクサー・葛城レオ(窪田正孝)が、負けるはずのない相手との試合でKO負けを喫したことから人生の歯車が狂い、アンダーグラウンドの世界に巻き込まれていく濃密な一晩を描く。第72回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出されたほか、30以上の映画祭に招待されるなど注目を集めた。今回の先行配信を記念して、TELASAでは映画本編の冒頭10分を2週間限定で独占無料公開(7月7日24時まで)。さらに、各国の国際映画祭での三池監督の姿を捉えた5本の特別映像「三池監督世界を行く」も無料で配信する。そのほか、TELASA公式Twitterをフォローし、ハッシュタグ「#テラサで初恋観た」をつけて映画の感想をツイートすると、抽選で5名に「映画『初恋』歌舞伎町クリーンイベント オリジナルジャンパー(非売品)」と「小説版『初恋』」がセットで当たるキャンペーンを、26日12時からスタートする。三池監督は、「どうしようもない奴らが好き勝手に暴れて、誰ひとり欠けても出会わなかった2人がいて、そこから恋が芽生えてしまう。全員の生き様を楽しんで欲しい。さらば。バイオレンス!」と同作をアピール。一方、企画・プロデュースの紀伊宗之氏は、「カンヌ国際映画祭を皮切りに、30以上の映画祭出品、60ヵ国を超える公開と、全世界を熱狂させてきた本作を、皆様の元にお届けできることを大変嬉しく思います!」と喜びを伝え、「映画館で観れなかった方も、もう既に観た方も、『TELASA(テラサ)』で是非映画『初恋』を何度でもお楽しみ頂ければ幸いです!!」と呼び掛けている。(C)2020『初恋』製作委員会
2020年06月24日「彼も奥さんを(食事会に)連れてきますし、最近はちょっとね、行けないですけど、必ず2人で来ますね」5月8日、窪田正孝(31)との交流を『あさイチ』(NHK総合)リモート出演で語った唐沢寿明(56)。視聴率21%台を連発する朝ドラ『エール』で父子役を演じている2人だが、私生活でも窪田の妻・水川あさみ(36)、唐沢の妻・山口智子(55)をまじえた親交があるという。「2人が親しくなったきっかけは、’15年のドラマ『ラストコップ』(日本テレビ系)での初共演でした。最初は窪田さんが演技について大先輩の唐沢さんにおそるおそる相談していたそうです。そんなあるとき、好きなドラマの話になって、窪田さんが唐沢さんに『実はずっと見ていたのは“ロンバケ”なんです!』と話しかけて急に打ち解けたそうです(笑)。以来、撮影の合間も一緒に食事に行くようになって、5日連続で焼き肉や火鍋を食べに行ったり。唐沢さんは『あいつ、すげえ食うから金かかるよ~』と笑ってました」(ドラマ関係者)『エール』での唐沢は、窪田演じる裕一を明るく励ます父親役だが、実際、窪田は唐沢を“芸能界の父”として慕っているようだ。「2人の共通の趣味が車なんです。窪田さんは車の整備士になろうと思っていたぐらいで、唐沢さんも『あいつは車の話になると止まらない』とうれしそうでした。オフの日に、急に唐沢さんお気に入りの小田原のラーメン店まで2人でドライブに行ったこともあったとか。夫婦同士での食事会でもそんな車談議で盛り上がっているそうです」(テレビ局関係者)昨秋に窪田は水川と結婚。その際、ドラマ関係者の間ではこんな話題でもちきりだったという。「山口さんも水川さんも、さばさばした姉御肌で超ポジティブシンキング。“息が合う2人だけに、好きな女性のタイプも似ているんだ”と仲間たちで話していましたね」窪田は唐沢から、夫婦円満に導く“結婚生活のルール”を伝授されているという。「唐沢さんは『妻の仕事を制限させては絶対にダメ。妻の前に女優だから』とアドバイスしたそうです。『お互い表現者だと認め合うこと。“パートナー”という意識が大事だよ』と自らが理想とする夫婦像を窪田さんに伝えたといいます」(前出・制作関係者)山口と親しい脚本家もこう語る。「以前、仕事仲間と食事した際に、山口さんが『お互いやりたいことは違うけど、唐沢さんは干渉しないからストレスを感じない』と笑顔で言っていたのが印象的でした。唐沢さんが、心地よい距離感を保ちつつ、山口さんをしっかり支えているのが伝わってきました」唐沢&山口夫妻は今年銀婚式を迎える。まだ新婚の窪田も、唐沢を見習って“妻へのエール”を日夜、送っていくことだろう。「女性自身」2020年6月2日号 掲載
2020年05月20日NHK連続テレビ小説「エール」では若き作曲家を演じている窪田正孝が、Mt.RAINIER-マウントレーニア-のTVCM「ほどいて、すすめ。」篇にて優しい歌声を披露している。窪田さんをイメージキャラクターに起用した新CMで、窪田さんはチームリーダーとして働くシステムエンジニア役として登場。朝から続く打ち合わせやデスク作業、後輩への指導など、めまぐるしい1日を過ごすなか、「マウントレーニア」とともに“心をちょっとやわらげる”ひと時を過ごす様子を描いている。仕事の合間にひと息入れる、窪田さんの“心ほどける表情”に注目。また、新CM挿入歌「風をあつめて」を歌うのは窪田さん本人。「頑張っているときのほどける瞬間を表現できるように、やわらかく、聴く人がほっとできればいいな、と意識しました」と語る“優しい歌声”は必聴。CM楽曲への参加が初挑戦となる窪田さんが、心を込めて歌う様子を収めたレコーディング動画も合わせて公開されている。システムエンジニア特有のタッチタイピングに「やばいできない!?」今回の新CMでは「仕事だったり、頑張っているときにふとほどける瞬間を描いているので、この世界観を崩さないように、力まないでリラックスしながら、少しでも見る人がほっとできるよう、意識して撮影に挑みました」と窪田さん。オフィスで働くシステムエンジニアを演じているが、演技指導として本物のシステムエンジニアからタッチタイピングを指導してもらったそう。システムエンジニアのタイピングは特徴的で素早く、初めて挑戦した窪田さんからは思わず「やばいできない!?」の声が。しかし、さすが窪田さん。撮影本番までにはしっかり習得し、本物のシステムエンジニアさながらの見事なタイピングを披露した。リーダーシップをとるも、優しい人柄が垣間見える窪田さん同僚を引っ張っていく立場を演じる窪田さん。芝居は基本、アドリブでセリフのやりとりとなった。指示を出すような場面でも、どこか優しい雰囲気を持って演じる窪田さんに、カットがかかるとみんな自然と笑顔に。カットが進むにつれ、生まれる連帯感。連続ドラマで続きが見てみたくなるような撮影風景となった。なお、WEB限定動画ではメガネ男子に。仕事に集中しているとき、ふとメガネを外し「マウントレーニア」をひとくち。そんなときめきのつまった6秒動画も同時公開。撮影に使ったメガネは窪田さんがひと目惚れしたメガネが使用された。レコーディング当日「練習はがんばりました」その成果は…?当初はプロの歌手へのオファーを予定していたというCM挿入歌。しかし、制作担当者が窪田さんの癒しの歌声がWEB上で話題という情報をキャッチ。その歌声に聴き惚れてオファーしたことで、本人の歌唱が実現した。楽曲は、日常に寄り添った歌詞で長きにわたり多くの人に親しまれている「はっぴいえんど」の「風をあつめて」を採用。新CMの伸びやかな世界観を演出している。そしてレコーディング当日、「練習はがんばりました」と少し心配げに登場した窪田さん。ところが、ワンフレーズを歌いはじめた途端、そのやさしく味わいのある歌声に現場の空気が一変し、監督からも即OKが。収録後、「大丈夫だった!?」という窪田さんの投げかけに監督が「良かったです」と応じるも、それでもまた「本当に大丈夫だった!?」と聞き返す、というチャーミングな窪田さんだった。Mt.RAINIER-マウントレーニアTVCM「ほどいて、すすめ。」篇15秒・30秒は全国にてオンエア中。(text:cinemacafe.net)
2020年05月14日「ガンダーラ」や「銀河鉄道999」のヒットで知られるゴダイゴのギタリスト・浅野孝已さんが亡くなったと、5月12日に発表された。68歳だった。その死を悼む声が広がっている。日刊スポーツによると浅野さんは同日の午前10時ごろ、自宅にて心肺停止の状態で見つかった。救急搬送されたものの、死亡が確認されたという。ゴダイゴのボーカリスト・タケカワユキヒデ(67)は自身のブログで「僕たちの大切な仲間、ギタリストの浅野さんが亡くなった。つい2週間前に電話で話したばかりだったのに」と回想。そして、こう語っている。「僕のどんな曲にもすぐにギターを弾いて合わせてくれるオールマイティなギタリストで、愉快な仲間だった。冥福を祈りたい」ゴダイゴのキーボードプレイヤー・ミッキー吉野(68)はTwitterで《悲しすぎます。浅野が今朝亡くなりました》《今は、言葉がでません。涙しかでません》とつづった。さらに13日には《浅野氏へ 一夜開けて、僕から送ります》とツイートし、キーボードの独奏をアップ。その姿に《ありがとうございます。まだ受け止められず、信じられない気持ちでいっぱいです》《黙祷からの演奏が染み入ります。ミッキーさんはきっと私たちよりもずっとお辛いはず……。お体を大事になさってください》といった声が上がった。訃報の悲しみはバンドメンバーだけでなく、音楽業界にも広まっている。浅野さんプロデュースによる「TOMORROW」でデビューした岡本真夜(46)は12日、自身のブログで「穏やかなお人柄で右も左も、東京もわからなかった私にとっても優しく接してくださったのを今でも覚えています」と当時を回想。「もう一度お会いしたかったです」とつづった。AKB48への楽曲提供で著名な作曲家の井上ヨシマサ(53)は13日、Twitterで浅野さんについて《高校の大先輩です。文化祭では一緒に何曲もセッションして下さいました》といい《68歳 余りにも早い死 心よりのご冥福をお祈りします》とコメント。音楽機材メーカーのKORGは《KORGをはじめ、PRS、VOX等、数々のプロモーションや製品開発において多大なるご協力を頂き、感謝の思いでいっぱいです》《心から哀悼の意を表しますとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします》と公式アカウントに投稿した。また浅野さんは「女神異聞録デビルサバイバー」など、数々のゲーム音楽も手がけていた。そのため、ネットではゲームファンからもその死を惜しむ声が上がっている。《浅野さん、もしかしてと思ったらやっぱりデビサバのBGM担当されてた方だった…… あのゲームに青春を費やしたと言っても過言じゃないのでつらい特に戦闘曲がめちゃめちゃ好きでした》《ゲーム音楽だとデビサバの印象が強い あのガンガン攻めるようなギターサウンドがとても格好良くて好き、2は作曲交代したけど浅野さんの築き上げた音楽性を引き継いでいてそっちも素敵 ご冥福をお祈りします》
2020年05月13日窪田正孝が三池崇史監督と2008年のドラマ「ケータイ捜査官7」以来、約10年ぶりにタッグを組んだ『初恋』がついに公開。早くも鑑賞者からは、「窪田正孝に惚れた」「結婚して」「全力の俳優スペックが堪能できる」など、新型コロナウィルスを吹き飛ばすかのような熱い絶賛の声が止まらない。さらには「キャスティングの勝利」「ベッキーがヤバい」「染谷くんがいいキャラ」といったキャスト陣の濃さと、「パンチ効きすぎ」「『ミッドサマー』より血なまぐさい」といったバイオレンス描写に、“こんな初恋みたことない”と“騙された”人が続出している様子だ。世界が夢中になる三池ワールドの真骨頂カンヌ国際映画祭、トロント国際映画祭に続いて異例の全米先行公開となり、世界30以上の映画祭から招待されている本作。窪田さん演じる孤高の天才ボクサー・レオが偶然出会ったのは、借金のカタにヤクザに囚われているモニカ(小西桜子)。この若いカップルが偶然が重なりドラッグがらみで逃避行する、というベースラインはかつてクエンティン・タランティーノが脚本を手がけた『トゥルー・ロマンス』(’93)の三池版と言われている。また、激しいカーチェイスシーンや、バイオレンスの中を生き抜くピュアな男女の組み合わせには『ベイビー・ドライバー』(’17)のようという声も。だが、もとをただせば、タランティーノ監督作品をはじめ、最近の『ジョン・ウィック:パラベラム』なども大きく影響を受けているのは日本のヤクザ映画だったりする。本作と同じ東映配給の『孤狼の血』(’18)の大ヒット&高評価は記憶に新しいところだが、カンヌをはじめ、海外で本作が受けているのは三池監督らしい濃厚なバイオレンスとブラックジョークとともに、いまや絶滅危惧種となった“仁義”をきっちり通すヤクザの生き様をも描いてみせているから。確かに三池監督初のラブストーリーであり、「さらば、バイオレンス」と銘打たれているものの、それは真っ赤なウソ!?開始早々、窪田さんのボクサー姿に油断していたところに登場する、PG12ギリギリのシーンからもそれは明らかだ。窪田正孝の魅力もがっつり堪能「死んだ気になりゃ、やれるはず」そんな三池監督と、駆け出しのころオーディションから見出された窪田さんが満を持しての再タッグ!近年は原作ものの実写化を数多く手がけてきた三池監督が、久々の完全オリジナル作品で主演に選んだのが彼だった。才能溢れるボクサーながら天涯孤独、「これしかねぇから」とボクシングにしがみつくも、勝利を手にしてもその喜びをおくびにも出さない、ある意味“感情が死んでいる”青年を熱演する。「挑戦してみたかった」という念願のボクサー役だけあり、撮影1か月前から作っていったという肉体美とストイックなトレーニングの成果を覗かせる窪田さん。しかし、演じるレオは負けるはずのなかった相手との試合でまさかのKO負け。さらに病院での検査により、余命幾ばくもないことが分かる。すべてを失ったと思っていた、そんな日に出会ったのが、映画初出演というイノセントさがハマる新星・小西桜子が演じるモニカだ。彼女の不遇を知り、力になりたいと思うようになるレオ。しかも、彼女はヤクザのドラッグを持ち逃げしたと疑われ、彼らと、抗争相手のチャイニーズマフィアからも追われることになってしまう。「この拳で彼女を守る」。『HiGH&LOW』のスモーキーのようなダウナー系の窪田さんが、性被害者でもある彼女の思いを受け止めガチギレた瞬間に、多くの窪田ファンが歓喜の声を上げるはず。初恋を知ってからの彼の変わりようこそ、熱いのだ。「ベッキー覚醒」個性が暴走するキャラクターたちも見逃せない三池ワールド全開の中、強烈な個性で2人の初恋をかき乱す面々も見逃せない。そもそもモニカが追われる身となったのは、“ヤクザに見えない”ヤクザの策士・加瀬(染谷将太)が悪徳刑事・大伴(大森南朋)をそそのかし、組のドラッグを横取りしようとしたことが始まり。その渦中で恋人(三浦貴大)を殺された女性ジュリ(ベッキー)が怒り狂い、彼らに復讐しようとする。また、加瀬の策略により、すべてはチャイニーズマフィアの仕業と思い込まされてしまうのが、武闘派ヤクザ・権堂(内野聖陽)だ。東映任侠映画の高倉健のような昔気質の権藤は弟分・市川(村上淳)を引き連れ、チャイニーズマフィアと共存共栄しようとするトップの意向を気にする組長代行(塩見三省)が止めるのも聞かず、筋を通すために繰り出していく。日本映画界が誇るヤクザの本分を「めんどくせー」と言い放つ、姑息だが、どこかとぼけた染谷さん演じる加瀬が、銃で撃たれた後の姿にはドン引きしつつも目が離せなくなること必至。そんな加瀬とコンビを組むことになる、大森さん演じる大伴刑事の堕落っぷりもお見事。それぞれの思惑が決して交わらず、愛憎入り乱れた群像劇の決着の場が、郊外のホームセンターなのもシュールだ。何より、触れる者全員が大ケガしそうな、ベッキーの凄みあるキレっぷり!バラエティタレントとか昨今のスキャンダルとか、すべてぶっ飛ぶ彼女の覚醒は必見。さらに、チャイニーズマフィアの刺客で、“高倉健ファン”のチアチー役を演じるディーン・フジオカの実妹・藤岡麻美もキレのいいアクションを披露しており、今後注目を集めそうだ。『初恋』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2020年03月06日三池崇史監督作品『初恋』で主演を務める窪田正孝さんに、撮影現場の様子を聞きました。僕が三池さんを海外へ連れていく。そんな夢もできました。「ジェイク・ギレンホールの『サウスポー』を観て、自分もボクサーを演じたいとマネージャーに話していたんです。まもなくして、このお話をいただきました。たまたまという言葉では片付けられない、運命みたいなものを感じました」三池崇史監督との約10年ぶりの本格タッグが話題の『初恋』。なにしろ、テレビドラマ『ケータイ捜査官7』(‘08年)で主演に抜擢した三池監督の「10年後に窪田正孝を起用した理由がわかる」という言葉に応えるべく歩んできたのだ。その眼力確かな監督の初のラブストーリーで演じるのは、余命が短いことを告げられたボクサー葛城レオ。何者かに追われる少女モニカを助けたことから、昔気質の武闘派ヤクザや悪徳刑事が入り乱れる抗争に巻きこまれていく。壮絶なアクションと笑いが炸裂する三池ワールドのなか、確かに恋が生まれていく世界に感動せずにいられない。「『初恋』というタイトルに戸惑う映画ですよね(笑)。クライマックスの撮影とか、よく死人が出ないなと(笑)。でも、そんなふうに初恋というものとほど遠い人たちが命を燃やすなかで、ひとつ花が咲いたところが、僕はとても好きだったので。キスとかラブシーンで恋を描いていない構成に身を置いたときに、すごくしっくりくるものがありました。普段、人前でイチャイチャしたりしないじゃないですか(笑)」試合シーンでは本物のボクサーを相手に演じた。そんなレオのハードさも、モニカに見せる優しさも寡黙さのなかに浮かびあがらせるあたりはさすがの実力。三池監督にもこの10年の成長を見せられたはず。「見せたいという意識はすごくあったんですけど、そう思ってる時点でかなわない。ただ、モニカ役の小西桜子ちゃんが当時の自分とまったく同じ立ち位置だったんですね。10年前は自分のことでいっぱいいっぱいだったけど、今回は彼女がいちばん良く見えるように誘導していく作業はしていて。成長というか、監督もそういうところは見ていてくださったみたいで」“世界のミイケ”と各国の映画祭に参加したことも刺激になった。「海外は自分にはほど遠いものだと思っていたけれど、欲も出てきました。ハリウッド映画に出たいというのではなく、面白い人たちと世界に認められる日本の映画を作っていきたい。今回はカンヌも監督のお名前で呼んでいただいたんですけど、次は僕が三池さんを海外に連れていきたいという夢もできた。いつになるか、わからないですけど(笑)」しかし、それだけ心酔している三池さんの連絡先を知らないそう。「連絡先を聞くことは、多分これからもないですね。三池さんとは現場で役者と監督という立場でしかいたことがないので、そうじゃない空間だと照れくさい(笑)。何年ぶりかで仕事でご一緒したときにいろいろ話を聞かせていただくという距離感が、ちょうどいいのかな。すごく大きな影響を受けた監督なので、余計そう感じるのかもしれないですね」『初恋』完全オリジナル脚本にして、三池監督初となるラブストーリー。監督/三池崇史脚本/中村雅出演/窪田正孝、大森南朋、染谷将太、小西桜子、ベッキー、村上淳、滝藤賢一、内野聖陽ほか2月28日全国公開。くぼた・まさたか1988年8月6日生まれ。神奈川県出身。‘06年に俳優デビュー。『ケータイ捜査官7』(‘08年)でシリーズ監督・三池崇史に主演に抜擢される。‘20年度前期の朝ドラ『エール』で主演を務める。※『anan』2020年3月4日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・菊池陽之介ヘア&メイク・及川美紀(NICOLASHKA)インタビュー、文・杉谷伸子(by anan編集部)
2020年02月28日窪田正孝主演×三池崇史監督で贈る映画『初恋』から、濃厚なキャラクターたちの魅力が凝縮された紹介映像が到着した。この度到着した映像は、<初恋編><陰謀編><アウトロー編>の3種。<初恋編>には、余命いくばくもない天涯孤独のプロボクサー・葛城レオ(窪田正孝)と、逃亡する少女モニカ(小西桜子)の2人が映されている。<陰謀編>では、そのタイトル通り、裏で手を組んでいる刑事の大伴(大森南朋)とヤクザの策士・加瀬(染谷将太)の姿が…。そして、<アウトロー編>にはオールドスタイルの武闘派ヤクザ・権藤(内野聖陽)をはじめ、恋人を殺されて復讐に燃える女ジュリ(ベッキー)、武闘派の弟分・市川(村上淳)、組長代行(塩見三省)と血の気の多いキャラクターたちが集結。本編にも登場するポップなネオンピンクとともに、それぞれの強烈なセリフが切り取られ、濃厚なキャラクターたちの魅力をぎゅっと詰め込んだ映像となっている。『初恋』は2月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2020年02月18日映画『ファンシー』の公開記念舞台あいさつが8日、東京・新宿のテアトル新宿で行われ、永瀬正敏、窪田正孝、小西桜子、廣田正興監督が出席した。廣田正興監督の長編デビュー作となる本作は、廣田監督が約20年間の構想期間を経て、山本直樹原作の短編『ファンシー』にオリジナル要素を大幅に付け加え、現実とファンタジーの狭間で揺れ動く男女3人の関係性をスリリングに描いたもの。元彫師の郵便屋(永瀬正敏)、ペンギン(窪田正孝)、月夜の星(小西桜子)の3人が、それぞれの愛を探し求める。前日が公開初日ということで、この日は公開記念舞台あいさつが行われ、本作で長編デビューとなった廣田監督と20年来の知り合いだという永瀬は「監督が商業デビューするならこの作品でと仰っしゃり、その際は出てくださいと言われたので軽く『いいよ』と言ってしまいました(笑)。約束を守れてよかったですし、監督が諦めない気持ちをずっと持ち続けていて素晴らしいと思いました。今回はお声を掛けていただいて即決でしたね」と廣田監督の夢が叶って満足そうだった。窪田は「原作にもありますけど、とにかく冷やしました。冷やしすぎて現場で高熱になり、撮影を一瞬止めてしまいました(笑)」と苦笑い。窪田と初めてガッツリ芝居をしたという永瀬は「人類を超えていますからね。鳥類を世界で演じられるのは2人か3人しかいないんじゃないんですか。自分のペンギン像を持っていて、ペンギンんにしか見えませんでしたよ」と絶賛すると、窪田も「永瀬さんとの共演は背筋がピリッとしました。すごい緊張もあったんですが、それを感じさせないように現場で努めてくださいました」と永瀬の心遣いに感謝しきりだった。廣田監督と同様に商業映画デビュー作となる小西は「映画で見ていた方々だったので緊張しました。こんな日が来るとは思わなかったですね」と喜び、「窪田さんは本当に優しくしていただいて、最初からフランクに話しかけてくださったので緊張がほぐれました。永瀬さんも優しくて、初めての映画がお2人がお相手で心から良かったと思います」と感謝の言葉。小西について永瀬が「原作から飛び出たような感じでピッタリだと思いました。最初が僕っていうのはすみませんね。もうちょっとイケメンの若い方が良かったかな(笑)」と自虐的に語り、窪田も「本当に真っ直ぐさでは誰にも負けないんじゃないかな。何者でもない透明な桜子ちゃんの心がそのまま役に浸透していて、それを真正面で受けた時に汚れたと思いましたね。汚れている俺がダメだと思ったし、真っ直ぐな桜子ちゃんに救われました」と賞賛していた。
2020年02月09日窪田正孝主演、三池崇史監督がラブストーリーに初挑戦した映画『初恋』から、本予告編と本ポスタービジュアルが公開された。日本公開を前に、カンヌ国際映画祭の監督週間やトロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で上映されると、映画ファンを大いに沸かせ、異例の全米先行公開。米批評家サイトRotten Tomatoesでは、96%フレッシュという高評価を獲得(12月24日時点)と、すでに世界中で話題の本作。そんな日本公開に期待高まる中、今回到着したのは窪田さん演じる天才ボクサー・レオが、医師から余命宣告を受けるシーンからスタートする予告編。そして、歌舞伎町で謎の少女・モニカ(小西桜子)との出会いから、悪をも牛耳ろうと画策する悪徳刑事・大伴(大森南朋)、オールドスタイルのヤクザ・権藤(内野聖陽)、ヤクザの策士・加瀬(染谷将太)、ボロボロの半グレあがりのヤクザの女・ジュリ(ベッキー)など、様々なキャラクターたちが続々と登場。それぞれの欲望をむき出しに繰り広げる裏切り、抗争、復讐に、孤独なレオとモニカが巻き込まれ“人生で最高に濃密な一夜”が幕を開けるのだ。また予告編と併せて公開された本ポスタービジュアルでは、上下に強烈すぎるキャラクターたちが配置され、その狭間でモニカを守るように身を寄せるレオ。「最期に出会った、最初の恋」というコピーとも相まって、儚さと力強さが感じられる一枚に仕上がっている。『初恋』は2020年2月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2019年12月26日ポーラ ミュージアム アネックスでは、レディー・ガガの履く「ヒールレスシューズ」の作者としても知られるアーティスト、舘鼻則孝の展覧会『It’s always the others who die』が、12月22(日)まで開催されている。日本独特の伝統文化を現代的に表現するアーティスト、舘鼻則孝。花魁の履く下駄から着想を得た「ヒールレスシューズ」は、アメリカの歌姫レディー・ガガが着用したことから一躍脚光を浴びた彼の代表作だ。同展では「ヒールレスシューズ」の最新作から、職人の手仕事で 1 本 1 本、丁寧に仕上げられた矢を225本も用いて日本独自の死生観を表現した初公開作「アローズ」まで、全20点の新作を紹介。大学の卒業制作として発表されたヒールレスシューズから始まった舘鼻の10年間の活動の軌跡を辿ることができる。また、ポーラ銀座ビル1階ウィンドウにて、舘鼻によるディスプレイを展開。ギャラリー展示と合わせて舘鼻の世界観を目撃してほしい。【開催情報】『It’s always the others who die』12月22日(日)までポーラ ミュージアム アネックスにて開催【関連リンク】 ポーラ ミュージアム アネックス( )舘鼻則孝「Arrows」(部分)2019年(c)NORITAKA TATEHANA K.K. Courtesy of KOSAKU KANECHIKA舘鼻則孝「Baby Heel-less Shoes」 2019年(c)NORITAKA TATEHANA K.K. Courtesy of KOSAKU KANECHIKA舘鼻則孝「Embossed Painting」 2019年(c)NORITAKA TATEHANA K.K. Courtesy of KOSAKU KANECHIKA Photo by GION
2019年11月30日現在、月ごと配信されるデジタルカレンダーが好評発売中の俳優・窪田正孝。この度、“窪田正孝×写真家・齋藤陽道”のコラボ5作目となる最新カレンダー「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2020」の発売が発表された。主演を務めた4月期ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」や映画『東京喰種トーキョーグール【S】』が注目され、『初恋』、連続テレビ小説「エール」と今後も話題の作品が公開・放送を控える窪田さん。先日は、女優・水川あさみとの結婚を発表したことも話題に。今回発売が決定したのは、約2年ぶりとなる待望のポスタータイプ&卓上タイプのカレンダー。一昨年度に発売されたL.A.で撮影したカレンダーの印象とはまた異なり、今回はフランス・パリの様々な地で撮影、そこに映える華やかなビジュアルが凝縮。カフェやパン屋、エッフェル塔、コンコルド広場、パレ・ロワイヤルなど歴史的で趣ある建造物や数々の芸術的な観光名所などでも撮影されており、大人の魅力が漂う。そして衣装にもこだわった今回。ファッションの都パリの街並みにフィットするイメージのものを目指し、窪田さん自らも一着一着を選び抜き、決めていったという。ナチュラルでエレガントな装いや、シンプルな上に上品さを兼ね備えた落ち着いた色合いを取り入れた“パリジャン・シック”なスタイリングも必見。本カレンダーの撮影の様子が覗けるメイキング映像も到着しており、パリの美しい町並みとともに様々な表情を見せる窪田さんの姿が。さらに、窪田さんがカメラを構える様子も確認できる。また今回の発売決定に伴い、カレンダーの表紙カットと収録候補のカット、メイキングスチールと計5点のビジュアルも公開された。「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2020」は12月21日(土)発売。(cinemacafe.net)
2019年11月01日先月結婚した窪田正孝の「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2019」第8弾となる11月のデジタルカレンダーが発売中。今回ビジュアルとメイキング動画が公開された。今回の窪田さんは、スマートで洗練されたリッチ感のあるセットアップコーデで登場。柔らかな雰囲気を纏った自然体な様子が覗ける。中でもメインカットは、首元が露わになる“艶っぽカット”に。緩やかでリラックスした空気感、飾らないナチュラルさが感じられるようだ。そして今回も撮影の様子が少し覗けるメイキング映像が到着した。なお、今回の11月のデジタルカレンダーもこれまでと同様、仕様はスマートフォン用・PC用の2種で、共に窪田さんの撮り下ろしカット2枚に加え、齋藤陽道の撮り下ろし風景カット1枚の計3枚ずつがそれぞれ異なる絵柄とデザインで構成。さらに、デジタルカレンダースペシャル企画の第3弾として「ハロウィン限定カレンダー」が期間限定発売(10月24日~31日)。過去のカレンダーやフォトブックのために撮影されたものの中から厳選された、選りすぐりの未公開カットを使用しており、今回は茶目っ気たっぷりの表情が収められたカットとなっている。「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2019」第8弾11月のデジタルカレンダーは発売中。(cinemacafe.net)
2019年10月18日10代のころから役者を志し、キャリアを積み重ねて、芸歴はすでに30年以上。ヤクザや刑事、孤高にグルメを楽しむ輸入雑貨商など、幅広い役柄を演じてきた松重豊(56)が、映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』(10月4日公開)では、男の妊活に挑む小説家を好演。本作が映画初主演となる。「(映画初主演について)周りの方がいろいろおっしゃってくれるほど、そんなに本人は意識してないです。最近“バイプレーヤー”なんて呼ばれたりしますけど、その言葉自体、あのドラマ(『バイプレーヤーズ』’17年・テレビ東京)をやることになって、初めて認識したくらいで。だから、初主演になにか感慨がありますかって言われても、ないに等しいんですよね」(松重・以下同)本作は、年の離れた妻・サチ(北川景子)と夫婦2人で気ままな生活を続けていくつもりだった小説家のヒキタクニオ(松重)が、ある日「ヒキタさんの子どもに会いたい」とサチが言いだして……。“男の妊活”というテーマを、コミカルに温かく描く。役作りで意識したのは?「実はね、役作りって今までとくにやったことないんです。たとえば瓦職人の役なら『俺の瓦が一番だぞ』って気持ちが入っていればいいわけだから。今回も、もし自分が年の離れた奥さんに、突然『子どもがほしい』って言われたらどうしようっていう“if”を考えました。ただ、北川景子さんと並んだときに、ちゃんと夫婦に見えるのかっていうのは不安でしたね。だって、2回りも年齢差があるんですから。数えてびっくりしました(笑)。でも、現場でコミュニケーションを取るなかで、本物の夫婦なんじゃないかって関係性を作ることができて。押しも押されもせぬ美女と、そういう幸せな時間を過ごせたのは役得でしたね」最近、世間のイメージが“強面”から“かわいい”に変わってきている気がするが。「正直なところ戸惑ってますよ。僕は自分の顔を鏡で見るのも好きじゃないほうなんで。これまでは“強面”ってイメージで、道行く人にも声をかけられなくてラクだったんですけどね。遠藤(憲一)さんとか、光石(研)さんとかもそうだと思うんですけど、僕ら自分たちのこと“かわいい”なんて、見苦しいこと考えてませんからね。やめてくれよって思います(笑)。でも、亡くなった大杉(漣)さんだけは、自分のことを『かわいいでしょ?』って意識していたんじゃないかな(笑)」芸能生活30年以上。これまで演じたなかでハマり役だと思ったのは?「瀬々敬久監督の映画『SFホイップクリーム』(’02年)で、宇宙のある星に犯罪者を移送する役をやったんですけど、あれは楽しかったですね。ちなみに、移送されるのが武田真治くん。フィリピンで撮影をして、現地の人が宇宙人役で。くだらないのに、すごく笑えるんですよ」今後、やってみたい役は?「僕はけっこう受け身でご依頼いただいたものにお応えするってスタンスだから、この役がやりたいって思わない。まあ、ヤクザや刑事は年に何回もやってますから、まったく毛色の違う役がありがたかったりします。今回のヒキタさんはそれこそ、これまで演じたことのないタイプだったので、すごくおもしろかったです」役者を始めたばかりの自分に、どんな言葉をかけたい?「無視しますね。身長が180センチ以上もあって、いつもケンカ売ってやろうなんて思ってる若い俳優、僕は相手にしませんから(笑)」
2019年09月30日21日に俳優の窪田正孝(31)と結婚した女優の水川あさみ(36)が22日夜、自身のインスタグラムを更新し、喜びをつづった。水川は、窪田との2ショット写真を添え、「心豊かに高め合いおもしろく人生を共に出来る人に出逢えました」と報告し、「これからも何卒よろしゅう」とメッセージ。「沢山のお祝いコメントありがとううれしいきもち」と祝福に感謝した。水川のインスタグラムには、「あさみちゃん、おめでとう!!!」「お似合いの2人末永くお幸せに」「心からおめでとうございます」「大好きな二人が結婚だなんて嬉しすぎますめでたすぎる!!」「世界一幸せになってください」などと祝福のメッセージが多数寄せられている。
2019年09月23日窪田正孝主演、三池崇史監督自身初のラブストーリー映画『初恋』から、特報映像と2種類のポスタービジュアルが到着した。今回到着した特報映像では、負けるはずのない相手にKOされ、さらに自分の余命が残りわずかだと突き付けられて自暴自棄になっていた天才プロボクサー・葛城レオ(窪田さん)と、刑事に追われて逃げるモニカ(小西桜子)の衝撃的な出会いからスタート。そして、刑事・大伴に強烈なパンチをお見舞いし、モニカを助けたことから彼の人生の歯車は一気に狂いはじめる。後半では、レオとモニカのほかにも、ヤクザきっての武闘派、権藤役の内野聖陽、刑事・大伴役の大森南朋、ヤクザの策士・加瀬役の染谷将太ら豪華キャストたちが次々に登場。一瞬だが、ただならぬ雰囲気を感じさせる。さらに、レオとモニカが写る初恋感が感じられるビジュアルと、鋭い眼光を向け、「誰ひとり欠けても、この恋は生まれなかった」と意味深なコピーが綴られたビジュアル、雰囲気の違う2種類のポスターもお披露目された。『初恋』は2020年2月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2019年09月20日舘鼻則孝の展覧会「ウッドカッツ(WOODCUTS)」が、東京・品川のTERRADA Art Complex 5F「KOSAKU KANECHIKA」にて、2019年10月12日(土)まで開催される。舘鼻則孝の新作個展「ウッドカッツ」は、レディー・ガガの「ヒールレスシューズ」を手がけた舘鼻則孝の新作個展だ。代表作の「ヒールレスシューズ」は、プラットフォームシューズの進化を表現する形で登場。ニューヨーク近代美術館(MoMA)での展覧会「Items: Is Fashion Modern?」に出展した際の展示構成へのオマージュとなっている。日本独自の“源氏香”から着想展覧会名にもなっている「ウッドカッツ」は、 源氏物語をモチーフに300年程前の江戸時代に成立した“源氏香”と呼ばれる日本独自の香文化から着想を得た作品群。香りの鑑賞方式を指す“源氏香”では、香りの違いを判断するとともに、それをもとに図案を表すことになっており、それぞれの図には源氏物語の全54帖のうち52帖の巻名が付けられている。また、平行四辺形に5本の直線の構成のみで成り立つシンプルな文様は、アメリカ人アーティストのドナルド・ジャッドが提唱したミニマリズムの概念「スペシフィック・オブジェクト」に基づいて形作られている。日本刀を用いた彫刻や大型ペインティングその他、日本屈指の刀匠・河内國平の日本刀を用いた彫刻作品の新作「ヴォイドスカルプチャー」や、雷・雲といった形の無いモチーフを表現した新作の大型ペインティングなども展示。新作ペインティングは、大型作品5点を含め22点を紹介する。【詳細】舘鼻則孝 展覧会「ウッドカッツ(WOODCUTS)」会期:2019年9月7日(土)~10月12日(土)開館時間:11:00~18:00(火・水・木・土) / 11:00~20:00(金)[休廊:日・月・祝]会場:KOSAKU KANECHIKA住所:東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 5F入場料:無料
2019年09月20日「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2019」第7弾となる10月カレンダーが9月19日(木)発売。これに先駆けて、カレンダービジュアルと撮影の様子が覗けるメイキングムービーが到着した。主演ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」や『東京喰種 トーキョーグール【S】』が好評を博し、すでに海外で話題の主演映画『初恋』、斎藤工との名タッグが復活する「臨床犯罪学者 火村英生の推理2019」、連続テレビ小説「エール」など、今後も待機作に熱い注目が集まっている窪田正孝。今回発売される10月カレンダーには、秋の装いを感じさせるトレンドのビックシルエットなデニムのゆるコーデファッションの窪田さんが。自然体でリラックスした温かみのある表情が満載となっている本作では、ピュアな笑顔や絶妙なゆるふわ感に惹きつけられるプライベート風ショットなど新たな魅力が引き出されている。なお、本カレンダーもこれまでと同様にスマートフォン用・PC用の2種展開。共に窪田さんの撮り下ろしカット2枚に加え、齋藤陽道の撮り下ろし風景カット1枚の計3枚ずつがそれぞれ異なる絵柄とデザインで構成されている。「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2019」第7弾・10月カレンダーは9月19日(木)発売。(cinemacafe.net)
2019年09月13日尾崎豊のデビュー当時から20代前半のライブ映像と貴重な映像記録を集約した映画『尾崎豊を探して』が、ライブ・ビューイング・プレミアムとして全国公開。上映期間は、2020年1月3日(金)から16日(木)までの2週間限定。26歳の若さで夭折した尾崎豊、彼は何を伝えようとしたのか既成のルールの中で生きていく苦悩を歌に託し、優しさとは何か、愛するとは何かを求め続けたシンガーソングライター尾崎豊。高校生の時、シングル「15の夜」とアルバム『十七歳の地図』でデビューを果たし、3枚目のシングル「卒業」で彼の名は全国へと広まった。さらに、2ndアルバム『回帰線』、3rdアルバム『壊れた扉から』のヒットを受けて尾崎の人気は絶頂期を迎えることとなる。10代の若者たちのカリスマ的存在となった尾崎だが、20代を迎える頃、突然無期の限活動休止を発表し渡米。音楽の方向性に迷走し、異国でもその答えを出せなかった尾崎は、帰国するも闇の精神状態へ。ツアー中止、アルバム発売延期の繰り返し、母の死……。そして26歳の若さで夭折した。「卒業」「I LOVE YOU」などヒット曲に隠されたメッセージ映画『尾崎豊を探して』では、短い人生の中で世に送り出された「卒業」「I LOVE YOU」「シェリー」「15の夜」など、今も輝き続ける楽曲にフォーカスし、尾崎が“何を伝えようとしていたのか”に迫る。新宿ルイードの初ライブにさかのぼり、地方公演、ニューヨーク、大阪球場、国立代々木競技場、そしてなにげない日常まで、400時間にも及ぶ映像記録から断片をひろい集めてより合わせた。本作をプロデュースした音楽プロデューサーの須藤晃は、「I LOVE YOU」「卒業」「15の夜」に関わった人物でもある。そんな須藤は、公開にあたって「彼を追いかけているだけの時間だった気がする。絶対に追いつかない、捕まえようとするとふっと消えてしまうような。彼の言おうとすることを作品に落とし込むことだけに必死だった。正体を見たことはなかったんじゃないかと不安になったことが何度もある。尾崎豊の人生にまっすぐ真剣にぶつかってケジメをつける。青くさいですが、それが大人としての僕たちの責任だと思います。」と述べている。【作品情報】『尾崎豊を探して』公開期間:2020年1月3日(金)~16日(木)2週間限定全国公開監督・撮影・編集:佐藤輝プロデュース:須藤晃/御領博/福田信制作:テル・ディレクターズ・ファミリィ制作協力:アイソトープ/カリントファクトリー製作:『尾崎豊を探して』製作委員会(ライブ・ビューイング・ジャパン/マザーエンタープライズ/ソニー・ミュージックレーベルズ/東京テアトル/グランドマザーミュージックビジョン/KDDI)配給:東京テアトル/ライブ・ビューイング・ジャパンタイトル&キャッチコピー:日暮真三ポスターデザイン:十河岳男2019年/カラー/16:9/STEREO/95分/DCP PG12
2019年09月13日「I LOVE YOU」「卒業」「シェリー」「15の夜」で知られる尾崎豊のデビュー当時から20代前半のライブ映像と貴重な映像記録で構成された『尾崎豊を探して』が、ライブ・ビューイング・プレミアムとして来年1月に公開されることが決定した。尾崎さんは、人がつくりあげたルールの中で生きていく苦悩を歌に託し、優しさとは何か、愛するとは何かを求め続け、26歳の若さで死去した。尾崎さんの歌は何を伝えようとしていたのか…。新宿ルイードの初ライブに遡り、地方公演、N.Y.、大阪球場、国立代々木競技場、そして何気ない日常まで、400時間にもおよぶ映像記録から断片をひろい集め、糸をつむぐようにより合わせた「尾崎豊を探す旅」。映像作家・佐藤輝の執念に突き動かされた編集作業を経て、初めて陽の目をみるありのままの尾崎さんが映し出される。今回の公開決定に合わせて、本編から厳選された映像とポスタービジュアルも到着。映像は、ライブ映像などが収められた2種類が公開された。30秒版60秒版『尾崎豊を探して』は2020年1月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年09月10日物腰や空気感はやわらかいが、自分の意思はきちんと告げる。誰もができそうでできないことを、窪田正孝はさらりとやってのける。演技にも通じるその佇まいは、主演作はもちろん、助演、脇に回ったときにも光り、心のひだに触れる存在感で魅了する。多くの作品に出演し、様々な監督から信頼を寄せられ、リクエストに応え続けている窪田さんは、インタビューにて「もっと貪欲になるべきかな、と思う」と胸中を吐露した。続編への期待「やっぱり前作を超えたい」2006年に俳優デビュー。作品を重ねていく中で、キャリアの最初にシリーズとして携わったものが、2010年からの『ガチバン』だった。「最初は“『ガチバンMAX2』までだったんですけど、多くの方が観にきてくれて“続編もやろう”となったんです」と窪田さんは説明、計11作という当初からは考えられない、うれしい本数を積み上げた。「俳優は求められる仕事だと思うんです。続けられることってすごく、本当にうれしいこと」と感謝の表情。求められ、続けてきたあらわれの1例が、2017年に公開した『東京喰種 トーキョーグール』の続編にして最新作『東京喰種 トーキョーグール【S】』への出演だろう。原作者の石田スイも太鼓判を押す窪田さんならではの主人公・金木研(カネキ・ケン)は、国内外の観客を虜にして「続きが観たい!」の大合唱となった。押しも押されもせぬ主演。出演に際して、窪田さんの決意はこうだ。「やるからには、やっぱり前作を超えたい。たぶん誰しもが思っていることなんです。『【S】』では監督も変わりましたし、ヒロインも変わりましたし、すべてが新しいものになった感じがしています。前から自分がやってきたものは引き継ぐけれど、自分らはどこかプロトタイプな気がしていて。今回は次のレベルに行っているというか、新しい監督やスタッフ、キャストの方たちがそこで待っていてくれている感じがありました」。演じたカネキについては、具体的に、「前作では、1か月間やらせてもらってきたカネキというところで、喰種に乗っ取られている感覚があったけど、『【S】』では喰種の自分をちょっと受け入れてる彼がいるのが、変化としてはあるのかなと思いました」と違いを語る。窪田さんが話した通り、不慮の事故により、人を喰らわないと生きられない半喰種となったカネキが描かれた前作では、恐怖と興奮・葛藤と絶望が、窪田さんの肉体を通して、まざまざと伝わってきた。本作では以降、半喰種である自分に折り合いをつけて日々を過ごし始めているカネキに、新たな強敵がやってくる。松田翔太演じる月山習だ。主演としての役割「納得してできる現場を作る」これまでの完成披露イベントなどで、松田さんは「一目惚れから愛までだと思っている」と、カネキと月山の関係を月山目線で語っている。「その瞳を見た瞬間から、僕の心は君でいっぱいだった」、「正確に言えば、カネキ君が喰べながらカネキ君を喰べたい!」など、月山のセンセーショナルな台詞に注目が集まりがちだが、窪田さんは月山という役を自分色に染め上げた松田さん自身にこそ、賛辞の声を惜しまない。「原作を読んでしまうと、役者はどうしてもなぞってしまうんですよね。原作がある時点で60%ぐらい決まっている状態で、“現実で動いたらどうするか”という40%を自分で構築していく感じなんです。でも、翔太さんは違う。1回、自分の中に取り込んで吸収してから、“現実で動いたらこうなる”というものをやっているから、言ってみれば60%から始まるところのものを、ちゃんと引き戻しているんです。だから、月山のリアルさが不気味で、すごく説得力のある映像になったんじゃないかな、と思いました」。月山との決戦に向けて、カネキの味方となり大きく働いてくれるのが、カネキの喰種仲間である霧島董香(キリシマ・トーカ)だ。演じるのは本作より参戦の山本舞香なのだが、変幻自在に動く窪田さんに匹敵する、力強く速いアクションが披露される。ニューヒロインの台頭について聞けば、窪田さんは目を細めた。「魂の強い感じは、彼女にしかない強みだと思っていました。アクションをやっていく上で、軽さはやっぱり武器なんですよね。その上で、重い蹴りもできるから。元々持っている本人の体幹なんだろうな、と思います。舞香ちゃん自身はすごくクールビューティーだけど中身はアウトロー。だからか、喰種であることを受け入れているんだけど、人間を喰べなきゃいけない…どこか女の子の心があってすごくうごめいてきたところが、形は違えど、舞香ちゃん本人とすごくリンクしている部分かなと思って、見ていました」。松田さんに対しても、山本さんに対しても、ほかのキャストに関しても目を配り、広い器で彼らを受け入れ支える、窪田さんの姿が目に浮かぶようだ。まさに、主演ならではの立ち位置をしっかりと全うしているのではと水を向けると、本人は首をひねる。「うーん…。変な話、主役って、いるだけのことが少なくない(笑)。ニュアンスでしか伝えられないんですけど、軸にはちゃんといなきゃいけないから、遊べないんです。だから、トーカとか月山とかが、自由に動けるからうらやましく見えていました。ただ、もしかしたら(主演をやることで)客観的に見る力はついたのかもしれない。みんなが気持ちよくというか、納得してできる現場を作るのが、自分の立ち位置の仕事なんだなと思ってやっています」。今後は「誰もやったことのない」作品選びもインタビュー中、発言に対してもしっかりと責任を持とうとしていた窪田さん。取材では当たり障りのない言葉を連ねることもできるはずだが、「年齢を重ねていくし、できる限り嘘のない人間でいたいなというのは、やっぱりあるから」というのが、彼の信条。「いま、30歳なんです。一応10年くらい、この仕事をやってきたんだったら、最後までこの仕事で飯を食いたい。どうやったら生き残れるのかなって、30になって考えるようになりました」と、役者としての声を響かせる。「不安がどんどん募っていくばかりです。もちろん休む期間は必要ですけど、次に何をやるか、“次、仕事くるのかな…”というのは、常日頃、思います」。人気俳優らしからぬ、意外な心中。…否、トップランナーだからこその真摯さ、「窪田正孝にお願いしたい」とオファーを受ける秘訣が、そこにはあるのかもしれない。「5年後、同じ環境でやれてるのかといったら、絶対違うと思う。そのときに、どう対処できるかというか。…例えば、主役しかできない人だったら、きっと扱いづらい役者で終わってしまう気がするんですよね。だから、もっと貪欲になるべきかな、と思うんです。役で生きる幅と、役者として生きる幅って、また全然違うので、思いっきり引き伸ばしていってどっちも広げるだけ広げたいです。面白ければ、“どんな役でも、ぜひやらせてください”というスタンスでいたい」。「自分で作品を見つけて、『こういうのをやってみたいんですよね』というようなことも、いつかやってみたいと思っています。僕、誰もやったことのないものをやりたいんです。これまでは、自分のやりたいことは言葉にしてはいけないものだとどこかで思っていたから、自分の中でずっと秘めていたままだったんですけど、言葉にしてちゃんと発信してやると、何かしら、どこかしらで引っかかるときがある。全部が引っかかるとは思わないですけど。でも、やっていくべきだなと思います」。30代の窪田さんは、もしかしたら、役者の幅にだって収まらないかもしれない。たくましい背中、飛躍の姿が眩しい。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:東京喰種 トーキョーグール【S】 2019年7月19日より全国にて公開©石田スイ/集英社 ©2019「東京喰種【S】」製作委員会
2019年07月18日「ナインティナイン」が司会を務める「ぐるぐるナインティナイン」の7月11日(木)今夜放送回に、俳優の窪田正孝がゲスト出演。人気ユーチューバーのHIKAKINもゲストとして参加し激辛四川料理でゴチバトルを展開。果たして今夜自腹を切るのは誰か!?設定金額から最も離れた金額を食べた人が全員分を自腹で支払い、食べた料理の合計金額が設定金額と同額の場合は100万円がもらえるというルールのもと、1年にわたる過酷な戦いの末、年間の自腹総額が多かったメンバーが“クビ”になるという「ゴチになります!」通称“ゴチバトル”。今回は連続テレビ小説「花子とアン」で注目されると「Nのために」「アルジャーノンに花束を」「THE LAST COP/ラストコップ」など話題作に続けて出演。「デスノート(2015)」や「HiGH&LOW」シリーズや『東京喰種トーキョーグール』などでみせるクール&ハードなテイストと、「ヒモメン」「ラジエーションハウス」などでみせる優しさと温かみに溢れる好青年キャラを巧みに演じ分けるその実力と、アクションをこなす肉体美も魅力の窪田さん。日本のユーチューバー界を牽引する存在として、「HikakinTV」、ゲーム実況の「HikakinGames」、ファッションを紹介する「HikakinBlog」の4つのチャンネル運営など多彩にこなすマルチクリエイターであり、ヒューマンビートボクサーとしてエアロスミスやアリアナ・グランデなどのアーティストとも共演を果たしたHIKAKINさんの2人がゲストに登場。激辛四川料理での中華ゴチバトルを展開する。ゴチ初登場となる窪田さんは果たしてどんな戦いを繰り広げるのか?HIKAKINさんと“OKAKIN”のチャーハンレシピ動画にも注目。2連続自腹で苦境に陥った土屋太鳳は劣勢を挽回できるのか?1年の折り返しポイントに差しかかったゴチバトルは見逃せない。窪田さんが殺し屋役で出演している映画『Diner ダイナー』は現在大ヒット公開中。藤原竜也が殺し屋専用<ダイナー>のオーナー、ボンベロを演じて主演する同作、窪田さんは腕は超一流だが、心根は優しい殺し屋・スキン役で出演しており、映画版とTVドラマ版の“デスノート”でそれぞれ夜神月(ライト)役を演じた2人が共演しているのも話題となっている。窪田さんが「ゴチになります!」初参戦となる「ぐるぐるナインティナイン」は7月11日(木)19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年07月11日