ブラジルの動物病院で起きた心温まる出来事が話題になっています。ある日、動物病院に1匹の野良犬がふらりと入ってきました。犬は左の前足をかばうように歩いていて、まるで「診てくれませんか?」というようにその場に座り込みます。気付いた獣医師のデイゼ・フェレイラ・ダ・シルバさんは、野良犬を追い出すことはしませんでした。「この犬は何か助けを必要としている」と感じた彼女は、すぐに犬を診察してあげることにしたのです。 この投稿をInstagramで見る Clínica Veterinária Vet Vip(@clinicavetvip)がシェアした投稿 助けを求めて病院にやってきた野良犬デイゼさんはその犬に「診察室のほうへ行ってちょうだい」といいます。すると犬はしっぽを振って、素直に彼女の指示に従いました。この時、犬は前脚の肉球に釘が刺さっていたのだそう。きっと痛くてまともに歩くのもつらかったのでしょう。また診察の結果、陰茎に伝染性の腫瘍が見つかったのです。この腫瘍は野良犬に多く、治療をすれば完治するため、デイゼさんは犬に化学療法をすることにします。 この投稿をInstagramで見る Clínica Veterinária Vet Vip(@clinicavetvip)がシェアした投稿 人懐っこい犬はブラジルのお菓子の名前をとってキンジンと名付けられました。キンジンの治療には多額の費用がかかりますが、病院には多くの人たちから寄付金が集まっているといいます。キンジンについて投稿した病院のInstagramにはたくさんのコメントが寄せられました。・あなたのような人がこの世界にいることに感謝したい。・素晴らしい仕事をしてくれてありがとう。・泣いた。この犬は自分が歓迎してもらえることを知っていたのね。 この投稿をInstagramで見る Clínica Veterinária Vet Vip(@clinicavetvip)がシェアした投稿 幸いキンジンは治療の効果があり、順調に回復しているとのこと。まもなく、里親の募集を始めるそうです。動画を見るとキンジンがデイゼさんにすっかり心を開いているのが分かります。彼女が自分を助けてくれたことを理解しているのでしょう。キンジンがそこを動物病院だと知った上で入ったのかは分かりません。ほかの動物の匂いにつられただけという可能性もあります。しかしその行動が彼の命を救い、さらに家族までできることになったのです。助けを求めてきた野良犬を見捨てなかったデイゼさんの優しさに大きな拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月26日ペルー・リマにある『ajilalo』はおいしい肉料理が食べられる人気のレストランです。オーナーのジェラルド・オルティスさんは、コロナ禍でも、店頭にグリルを置いてお客さんのために肉を焼いています。そして、そのおいしそうな香りに引き寄せられるのは、人だけではありません。『ajilalo』には、たくさんの野良犬の常連客がいるのです。お腹を空かせた『常連犬』が集うレストランペルーは野良犬が多いことで知られています。野良犬たちは毎日、生きるために食べ物を求めています。ウェブメディア『The Dodo』によると、5年前のある日、ジェラルドさんの店に1匹のメス犬がやってきたのだそう。その犬がお腹を空かせていることが分かった彼は、犬を追い払うことはしませんでした。彼はその犬のために肉を焼いて、食べさせてあげたのです。犬同士の間で「あそこに行けばご飯がもらえるよ」という情報交換があったのかどうかは分かりませんが、その日以来、店にはほかの野良犬も来るようになりました。そしてジェラルドさんは、その犬たち全員に肉を焼いてご馳走しているのです。Hoy tuvimos triple visita ‼️ A continuación los convocados:➡️ Oso ‼️ el que se quiere comer todo‼️➡️ Lazzy -...Posted by Restaurante - ajilalo on Wednesday, November 25, 2020Hoy tuvimos triple visita ‼️ A continuación los convocados:➡️ Oso ‼️ el que se quiere comer todo‼️➡️ Lazzy -...Posted by Restaurante - ajilalo on Wednesday, November 25, 2020犬たちはジェラルドさんが肉を焼いてくれるのを行儀よく座って待っているのだとか。店が忙しい時も、彼の手が空くまで犬たちは店の前でおとなしく待っているそうです。♥️Nuestra engreída "Lazzy" esperando por su porción de siempre Dando el ejemplo de mantener su distanciaPosted by Restaurante - ajilalo on Friday, July 17, 2020♥️Nuestra engreída "Lazzy" esperando por su porción de siempre Dando el ejemplo de mantener su distanciaPosted by Restaurante - ajilalo on Friday, July 17, 2020☺️ Él es nuestro nuevo cliente‼️ siempre llega 1 hora antes de cerrar local bien sentadito espero educado❤️ ya le estamos haciendo su comidaPosted by Restaurante - ajilalo on Monday, February 8, 2021☺️ Él es nuestro nuevo cliente‼️ siempre llega 1 hora antes de cerrar local bien sentadito espero educado❤️ ya le estamos haciendo su comidaPosted by Restaurante - ajilalo on Monday, February 8, 2021『ajilalo』のFacebookには、ジェラルドさんを称賛する声が上がっています。・きみは天使のような人だ。犬たちを助けてくれてありがとう。・あなたのような優しい心を持った人の店がもっと繁盛してほしい!・感動した。またペルーに行ける日が来たら、必ず食べに行くよ。幼い頃から動物が大好きだったというジェラルドさんは『The Dodo』にこう語っています。僕にとって、犬たちは最高のお客さんです。彼らはお金を払う代わりに、幸せな様子としっぽを振ってくれることで支払いをしてくれます。犬たちはとても感謝してくれます。僕らは受け取ることより、与えることをより楽しんでいるんです。The Dodoーより引用(和訳)‼️ Hoy nos visitó "Goyita" se acuerdan de ella? Y el otro perrito que aún no tiene nombre tuvimos que servir doble...Posted by Restaurante - ajilalo on Monday, February 15, 2021‼️ Hoy nos visitó "Goyita" se acuerdan de ella? Y el otro perrito que aún no tiene nombre tuvimos que servir doble...Posted by Restaurante - ajilalo on Monday, February 15, 2021『ajilalo』にやってくるお客さんも、犬たちをかわいがってくれるのだとか。そんな心優しいお客さんたちにも、ジェラルドさんは感謝しているといいます。ジェラルドさんはお客さんの残りではなく、犬たちのために毎回肉を焼いているので、肉に味付けはしていないと思われます。それなら安心ですね。人間も動物も命の重さは同じ。ジェラルドさんの店の『常連犬』たちが、今日もおいしいお肉でお腹を満たすことができていると思うと、心が温かくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月03日フィリピンに住むジャン・マート・カリンポンさんがショッピングセンター『ビスタ・モール』を訪れていた時のことです。彼は1匹の野良犬が店内をうろついているのを目にします。犬は床に寝転んですっかりリラックスしている様子。そこに警備員がやってきます。警備員の男性が近付くと、犬は逃げるどころかなでてほしそうにお腹を見せてゴロン。そんな人懐っこい犬を見た警備員は、犬を手荒に追い出すようなことはしませんでした。彼は優しく前足をつかんで犬を起こし、まるで「お客様、出口はこちらです」というように、出口までエスコートしたのです。その様子を撮影していたジャンさんは感激し、Facebookに動画を投稿。すると野良犬を『優しく』外に連れ出した警備員の男性への感謝のコメントが寄せられました。・野良犬を丁寧に扱ってくれてありがとう!・優しい警備員さんだ。彼は犬を飼っているんじゃないかな?・誰もがこんな風に動物に対しても敬意を持って接してほしいね。丁寧に退店させられた野良犬が?さらにこの話には続きがあります。ジャンさんの動画が拡散したことでこの野良犬が有名になり、「この後、犬はどうなったの?」という声が上がります。それに応えるように数日後、『ビスタ・モール』があることを発表。なんと動画に映っていた犬を含めて10匹の野良犬を『ビスタ・モール』の警備チームのメンバーとして雇うことにしたのです。Posted by ONE CAVITE on Monday, November 23, 2020Posted by ONE CAVITE on Monday, November 23, 2020TINGNAN: Inampon ng isang mall sa Taguig City ang 10 asong kalye para maging parte ng security team."Sana tratuhin...Posted by DZMM TeleRadyo on Wednesday, November 25, 2020TINGNAN: Inampon ng isang mall sa Taguig City ang 10 asong kalye para maging parte ng security team."Sana tratuhin...Posted by DZMM TeleRadyo on Wednesday, November 25, 2020それはつまり『ビスタ・モール』の警備員たちが、家族がいない10匹の犬の里親になったということ。この発表には『ビスタ・モール』を称賛する声が上がっています。TINGNAN: Inampon ng isang mall sa Taguig City ang 10 asong kalye para maging parte ng security team."Sana tratuhin...Posted by DZMM TeleRadyo on Wednesday, November 25, 2020TINGNAN: Inampon ng isang mall sa Taguig City ang 10 asong kalye para maging parte ng security team."Sana tratuhin...Posted by DZMM TeleRadyo on Wednesday, November 25, 2020『ビスタ・モール』はFacebookに「人と動物が集まり、互いに助け合うという文化の構築を継続していきます」とつづっています。動画に映っていた犬は『ドッグドッグ』と名付けられ、今ではすっかり『ビスタ・モール』の人気者になっているようです。犬好きの人にとっては、これが『ビスタ・モール』を訪れる理由の1つになりそうですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月14日バリ島に住むデシさんとシャンタルさんは姉妹で動物の保護活動をしています。2人はある日、車で通りかかった空き家の犬小屋に1匹の犬がいるのを発見。そのメス犬はガリガリにやせ細り、皮膚病によって体の毛がほとんどありませんでした。犬はひどく怯えていたため、2人は水やドッグフードを持って慎重に近付きます。するとお腹が空いている犬は食べ物を求めて小屋から出てきました。デシさんたちは1時間ほどかけて犬を捕まえることに成功。そのまま車に乗せて動物病院へ直行しました。診察の結果、犬はダニによる感染症の疥癬(かいせん)と、目にも感染症を患っていましたが、幸いどちらも治療をすれば割と簡単に治る症状でした。全身の毛がない状態だった犬が…?犬は『ルーシー』と名付けられ、健康状態が改善するまでデシさんとシャンタルさんの家で暮らすことになりました。ルーシーはすぐに2人に心を開き、次第にほかの犬たちとも仲よくなって一緒に遊ぶようになります。この明るい性格が彼女の本来の姿だったのです。そして保護されてから7週間後、ルーシーに正式に里親が決定!新しい家族が待つアメリカへと旅立ちました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Bali Paws(@bali.paws)がシェアした投稿 ルーシーはアメリカへ渡る頃には体の毛もかなり生えてきていました。ところが里親のブリアンナさんとマシューさんと暮らすようになってから、さらに見違えるほど美しい外見になったのです。こちらが保護された時と現在のルーシーの姿です! この投稿をInstagramで見る Lucy Ray | Bali Rescue(@lucy_balirescue)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Lucy Ray | Bali Rescue(@lucy_balirescue)がシェアした投稿 バリ島で見つかった時と同じ犬と思えないくらい、ふわふわの毛並みのかわいらしい犬になったルーシー。顔つきまでまったく違いますね。今では優しい家族と一緒に元気いっぱい走り回っています。 この投稿をInstagramで見る The Dodo(@thedodo)がシェアした投稿 野良犬が多いバリ島では動物保護施設が足りておらず、デシさんとシャンタルさんは個人で野良犬を保護して、里親を見つける手伝いをしています。ルーシーは繁殖犬として何度も出産をさせられた後、病気になったので捨てられたと思われるそうです。2人が偶然ルーシーを見つけなければ、彼女はどうなっていたか分かりません。つらかった過去の分まで、ルーシーがこれからはたっぷりと愛情を受けて幸せに生きていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月27日アメリカ・ミズーリ州で幼い男の子が1人で家を出て行ったまま迷子になるという出来事がありました。海外メディア『FOX2』によると、カモリオン・テイラーくんは朝にパジャマ姿で裸足のまま、ふらりと家から出て行ったのです。たまたま犬の散歩をしていた女性がカモリオンくんを見つけたのですが、その時、彼は1人ぼっちではありませんでした。カモリオンくんのそばに1匹のピットブルがいたのです。ピットブルはまるでカモリオンくんを守ろうとしているようだったといいます。そんなに幼い子が1人で歩いているのは明らかに不自然だと心配した女性は、彼の家を探してあげることにします。ただカモリオンくんは自分の住所は答えられないため、女性は彼を連れて近所の家を一軒ずつ尋ねることにしました。そうしている間もピットブルは決してカモリオンくんから離れようとしなかったそうです。幼い男の子を守り続けた優しい野良犬女性が尋ねたどの家の住民もカモリオンくんを知らないといい、なかなか彼の家が見つかりませんでした。それから数時間後、ついに彼の父親がソーシャルメディアの書き込みによって息子の居場所を知り、親子は無事に再会することができたのです。ピットブルはカモリオンくんが父親と会えたのを見届けると、安心したようにやっと彼のそばから離れたのだそう。この出来事を知った人たちはピットブルを称賛しています。・彼には親切な女性とピットブルという2人の守護天使がいたんだな。・この子が無事でよかった。でもこの『ボディーガード犬』にも里親が見つかってほしい。・この話を映画化してほしいよ。ピットブル(アメリカン・ピット・ブル・テリア)は闘犬用の犬種として知られ、人やほかの動物を襲うことがある狂暴な犬というイメージを持つ人もいます。しかしペットとして飼育されているピットブルの多くは飼い主に対して忠誠心が強く、優しい性格だといわれています。カモリオンくんはピットブルを『子犬』と呼び、とても気に入っている様子だったのだとか。きっとこの犬は、幼い彼を見て本能的に「守ってあげなければ」と思ったのでしょう。このピットブルは野良犬と見られ、その場にいた警察官が「自分が里親になるかもしれない」といい、保護しました。今頃、この犬にも優しい家族ができているといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月30日ブラジルでカフェを経営しているドゥルシ・バルボサさんは犬が大好き。そんなドゥルシさんのカフェには毎日彼女に会いに来る『常連客』がいます。お客さんの名前は『デネレス』。デネレスはもう長くドゥルシさんのカフェに通い続けている野良犬なのです。優しいドゥルシさんのことをデネレスは信頼し、すっかり親友同士のような関係になっているといいます。 この投稿をInstagramで見る Dulci Barbosa(@dulci.barbosa.391)がシェアした投稿 - 2020年 9月月2日午前5時01分PDTところが新型コロナウイルス感染症のまん延によって、ドゥルシさんのカフェは一時的に営業ができなくなります。ウェブメディア『The Dodo』によると、彼女の家にはすでに3匹の犬がいるため、デネレスを飼うことはできないのだそう。そのためドゥルシさんはカフェを閉めている期間も毎日デネレスのために店に行き、ごはんを置いてあげていました。ロックダウン中にママになっていた野良犬2020年9月、ついにドゥルシさんはカフェの営業を再開しました。久しぶりにオープンした店にさっそく来店したデネレスを見て、ドゥルシさんは彼女が授乳中だということに気が付きます。デネレスはロックダウン中に出産して母親になっていたのです。ある朝、ドゥルシさんはカフェにやってきたデネレスについて行くことにします。するとデネレスも「ついてきて。こっちよ」というように、ドゥルシさんを誘導してくれたのだとか。そして辿り着いた場所で彼女を出迎えてくれたのは…! この投稿をInstagramで見る Dulci Barbosa(@dulci.barbosa.391)がシェアした投稿 - 2020年 9月月9日午前9時32分PDT次から次へと出てくる元気いっぱいの子犬たち。ドゥルシさんがママの友達だと分かっているようですね。ドゥルシさんは子犬たちが安全な場所で育っていけるように、里親を募集することにしました。すでに何匹かの子犬は里親に引き取られましたがまだ数匹残っているため、全員に家族が決まるまでは彼女が世話を続けるということです。 この投稿をInstagramで見る Dulci Barbosa(@dulci.barbosa.391)がシェアした投稿 - 2020年 9月月21日午前6時17分PDT この投稿をInstagramで見る Dulci Barbosa(@dulci.barbosa.391)がシェアした投稿 - 2020年 9月月21日午後12時10分PDTデネレスの表情を見ると、彼女がどんなにドゥルシさんが好きかが伝わってきますね。ドゥルシさんは子犬たち全員に里親が決まったら、デネレスの生活環境を解決するつもりだといいます。ドゥルシさんが暮らす地域では野良犬はとても多いのだそう。彼女1人ですべての犬を救うことはできなくても、せめてデネレスと子犬たちには『家』と呼べる場所を見つけてあげたいと願っているそうです。子犬たちはもちろん、デネレスにも優しい家族ができるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月30日トルコの路上で行われていたパフォーマンスにある観客が乱入し、ネット上で話題になっています。俳優のヌーマン・エルトゥールル・ウズンソイさんが務めていた役は、落馬して息を荒くしながらその場に倒れこむ人でした。多くの観客は、その様子を真剣に見て演劇を楽しんでいたのですが、本当に痛がっていると勘違いした観客が乱入してきたといいます。トルコのニュースメディア『Kocaelivizyon』が公開した、その時の様子がこちら。乱入してきた観客というのは、なんと路上にいた野良犬!ヌーマンさんを心配してやってきたのです。『The Dodo』によると、ヌーマンさんは顔に暖かさを感じるも、役者が近づいてきたと思い、犬だとは想像していなかったといいます。犬と分かった瞬間、思わず笑顔になってしまい、芝居は一時中断。ヌーマンさんは、「彼は私を助けようとしてくれた天使のようだった。私にとってはとても感動的な瞬間でした。予想していなかった」と明かしています。この出会いをきっかけに、ヌーマンさんは犬と再会して家を見つける手助けをしたいと考えているといいますが、まだ出会えていない様子。何度も同じ場所に行って、犬の姿を探しているといいます。【ネットの声】・こんなことされたら泣いてしまう…。・なんていい犬なんだろう。いつかまた出会えるといいね。・犬はお芝居なんか分からないもんね。優しいんだろうな。きっと犬は、「人間が倒れてしまった」と本当に心配し助けようとしてその場を離れなかったのでしょう。心優しい犬とヌーマンさんがまた再会できるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月17日人生は何が起きるか分からないもの。明日は今日とはまったく違う生活が待っていることもあり得ます。それは人間だけでなく動物にとっても同じようです。アメリカ・カリフォルニア州で保護された6歳のメスのブルドッグ『デイジー』は、繁殖犬としてブリーダーに飼育されていました。海外メディア『ABC7』によると、彼女がいた生活環境は不健康で、飼い主から愛情を与えられることもなかったといいます。その後、デイジーは捨てられて野良犬になりました。そして辿り着いた消防署に住み着いたのです。Posted by North Central Fire on Wednesday, August 26, 2020Posted by North Central Fire on Wednesday, August 26, 2020消防署の玄関マットの上で寝ていた野良犬がセレブの愛犬にデイジーはいつも消防署の玄関マットの上で寝ていたのだそう。そこで仕事を終えて戻った消防士たちを出迎えてくれたといいます。ある日デイジーを心配した消防隊長が家に連れて帰り、里親を見つけようとしましたがダメだったのだとか。こうしてデイジーはロサンゼルスにある動物保護施設『ワグマー・ラグジュアリー・ペットホテル・アンド・スパ』に預けられることになりました。保護された時のデイジーの健康状態はとても悪く、立ち上がることも困難だったのだそう。獣医師によると、おそらく何度も出産をさせられたせいで下半身が不安定になっていて、さらに食べ物のアレルギーによる皮膚感染症を起こしていたといいます。※画像上の矢印をクリックするとほかの画像を見ることができます。 この投稿をInstagramで見る The Wagmor Pet Hotel & Spa(@wagmorpets)がシェアした投稿 - 2020年 6月月15日午後6時32分PDTそれからまもなくデイジーの里親の募集が始まりました。ところが彼女に興味を示す人がなかなか現れなかったのです。そのため『ワグマー・ラグジュアリー・ペットホテル・アンド・スパ』のInstagramでは、デイジーの写真や動画を繰り返し投稿して里親を募っていました。 この投稿をInstagramで見る The Wagmor Pet Hotel & Spa(@wagmorpets)がシェアした投稿 - 2020年 6月月22日午後8時56分PDT この投稿をInstagramで見る The Wagmor Pet Hotel & Spa(@wagmorpets)がシェアした投稿 - 2020年 7月月9日午後2時44分PDTしかし実はこの期間、ある人物がデイジーのことをずっと気にかけていたのです。その人は…人気シンガーソングライターで女優のマイリー・サイラス。すでに保護犬の里親になっているマイリーはデイジーのことを知り、「私は引き取ることはできないけれど、1日デイジーを預かって、彼女に家族を見つけてあげられないかなと思って」と連絡をしてきたのだそう。こうしてデイジーはマイリーの家に預けられることになります。そしてそのまま里親が見つからないまま数日が過ぎ、さらに1週間が過ぎた後、なんとマイリー自身が正式にデイジーの里親になることに決めたのです。 この投稿をInstagramで見る The Wagmor Pet Hotel & Spa(@wagmorpets)がシェアした投稿 - 2020年 8月月5日午後9時29分PDTマイリーはデイジーを有名なスーパーモデルと同じ『ケイト・モス』と命名しました。消防署の玄関マットから、今ではルイヴィトン柄の布団の上で寝ることになったケイト・モスはまるで犬版シンデレラのよう!悲しい生い立ちの野良犬がセレブの愛犬になるというこのストーリーは多くのメディアでも紹介され、喜びの声が上がっています。今まで孤独でつらい思いをしたぶんだけ、これからは目いっぱい甘やかされて幸せに生きてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月07日ブラジルにあるヒュンダイ自動車の販売店に、大人気のセールスマンがいます。そのセールスマンは自分のInstagramアカウントを持ち、フォロワーは14万人を超えるほどの人気者なのです。彼の名前は『ツーソン・プライム』。Instagramのプロフィールによると、『販売コンサルタントで元ホームレス』とあります。そんな一風変わった経歴を持つ、ツーソン・プライムさんの写真がこちらです。※画像上の矢印をクリックするとほかの画像を見ることができます。 この投稿をInstagramで見る Hyundai Motor Brasil(@hyundaibr)がシェアした投稿 - 2020年 7月月31日午前5時21分PDTツーソン・プライムは人間ではなく犬なのです!海外メディア『Bored Panda』によると、ツーソン・プライムは元は野良犬で、ヒュンダイ自動車の販売店の周りをいつもうろついていたのだとか。ある雨の日、店のマネージャーのエメルソン・マリアーノさんが外にいるツーソン・プライムをかわいそうに思って店内に入れてあげたのだそう。エメルソンさんは彼に水や食べ物をあげているうちにツーソン・プライムのことが大好きになったといいます。そこで彼は幹部会議でツーソン・プライムを店のマスコットとして飼うことを提案。この提案が採用されて、2020年5月から販売店で飼われることになったのです。 この投稿をInstagramで見る TUCSON PRIME(@tucson_prime)がシェアした投稿 - 2020年 7月月11日午前6時44分PDT動物病院で健康診断やワクチン接種などを済ませた後、店内にツーソン・プライムの家が作られました。さらに彼は販売コンサルタントとして採用され、正式な店の看板犬となったのです。Instagramには来店したお客さんと接したり、ミーティングに参加したりとバリバリと仕事をするツーソン・プライムの様子が投稿されています。 この投稿をInstagramで見る TUCSON PRIME(@tucson_prime)がシェアした投稿 - 2020年 7月月11日午前6時01分PDT この投稿をInstagramで見る TUCSON PRIME(@tucson_prime)がシェアした投稿 - 2020年 8月月10日午後5時58分PDT この投稿をInstagramで見る TUCSON PRIME(@tucson_prime)がシェアした投稿 - 2020年 8月月4日午前10時06分PDT この投稿をInstagramで見る TUCSON PRIME(@tucson_prime)がシェアした投稿 - 2020年 8月月13日午前4時04分PDTツーソン・プライムに対する顧客の評判は非常に好評なのだとか。それどころか、車を購入した後も彼に会うためだけに来店するお客さんも多いそうです。動物愛護の精神を持つブラジルのヒュンダイ自動車に称賛の声が上がっています。 この投稿をInstagramで見る TUCSON PRIME(@tucson_prime)がシェアした投稿 - 2020年 8月月5日午前5時53分PDT この投稿をInstagramで見る TUCSON PRIME(@tucson_prime)がシェアした投稿 - 2020年 8月月11日午前4時28分PDTすでにブラジルのメディアでも紹介されるほど、話題になっているツーソン・プライム。将来的にはヒュンダイ自動車の全国的な広告に採用されることを目指しているそうです。もしそれが実現すれば、野良犬から自動車会社の看板スターになった世界初の犬になるかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2020年08月17日男性エンタテインメント集団・BOYS AND MENの田中俊介が14日、東京・新宿武蔵野館で行われる、映画『名もなき野良犬の輪舞』(5日より全国順次公開中)の公開記念トークショーに出演する。同作は犯罪組織でナンバー1に成り上がるという野望を持つ受刑者のジェホ(ソル・ギョング)と、刑務所へ入所してきた野心的な新入りヒョンス(イム・シワン)の姿を描くハードボイルド映画。2人は出所後チームを組んで犯罪組織を乗っ取ろうとするが、次第にそれぞれの秘めた動機が現れ始める。昨年のカンヌでの上映を皮切りに、第54回大鐘賞映画祭、第37回韓国映画評論家協会賞、第38回青龍映画賞など主要な映画賞を席巻した。俳優としても活躍する田中は、1日1本映画生活を続けるほど無類の映画好き。観た映画はブログで紹介しており、同作主演を務めるソル・ギョングのファンだという。また田中は、中村明日美子原作の映画『ダブルミンツ』に俳優の淵上泰史とW主演し、犯罪と暴力の中で男たちの愛憎入り混じるドラマを経験。さらに今後は、吉本ばなな原作の日韓合作映画『デッドエンドの思い出』で、少女時代のスヨンとW主演するなど、韓国との縁もある。イベントでは、司会の西森路代とともに、様々な視点から同作を深めるトークを繰り広げる。開催は新宿武蔵野館、同作の14日18時10分の回上映前で、オンライン予約販売は11日24時から。新宿武蔵野館の公式サイトより購入できる。
2018年05月09日