タレントの里田まい(さとだ・まい)さんが、2020年5月6日に自身のインスタグラムを更新。「難しすぎる」という立体パズルの写真を投稿し、話題になっています。里田まい変わったルービックキューブに大苦戦!この日、里田まいさんはちょっと変わったルービックキューブを紹介。 View this post on Instagram A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 6, 2020 at 3:04am PDTしかし、「難しすぎる!」とすっかりお手上げ状態のようです。そんな里田まいさんは、前述の投稿から約1時間後にパズルに挑戦する写真を公開。「パズルを使って動画を撮影している」と報告し、インスタグラムのストーリーズに掲載しました。 View this post on Instagram 2面は揃うんだけどなぁ。。。 A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 6, 2020 at 4:28am PDTするとファンは「難しそう」「初めて見た!」と興味津々。「どこで買えるんですか?」とさっそく購入を試みようとする声も多く寄せられています。・そんなルービックキューブあるんだね!かなり難しそう…。・笑顔が素敵!楽しそうで何よりです。・どこで買ったの?お揃いにしたいです!!新型コロナウイルス感染症によって、外出自粛の取り組みが続いている現在。里田まいさんのように、普段やらないことに没頭してみるのも悪くないかもしれませんね。里田まいの良妻賢母っぷりが「すごい!」と話題に夫・田中将大の不調を受けて考えたことは…[文・構成/grape編集部]
2020年05月07日伊藤英明主演の金曜ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」の8話が3月6日オンエア。ムロツヨシ演じる濱田の内に秘めてきた“正義”が描かれた今回、ムロさんの演技に視聴者からの賞賛が相次いでいる。僧侶であり救命救急医でもある主人公・松本照円役に伊藤さん、救急の同僚・三宅涼子役で中谷美紀、研修医の田中玲一役に片寄涼太、心臓外科から救急に移った児島眞白役に松本穂香。救命救急センター長の玉井潤一郎役に萩原聖人。小児向けハートセンターの設立を目指す有名心臓外科医の濱田達哉役にムロさん。あおば台病院理事長の澁沢和歌子役に余貴美子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。あおば台病院の心臓外科医・田沼医師(前田公輝)が患者にペースメーカーを不正に埋め込んでいたことが判明。一方、濱田のもとに心臓外科学会の理事長・大貫(きたろう)の孫・川崎美咲が転院してくる。手術がうまくいけば医師会を後ろ盾に小児ハートセンター設立がスムーズになると濱田は意気込む。松本は濱田に不正の証拠を突きつけるが、濱田は美咲を救うために田沼が必要だと、不正に目をつむるよう反論する。その頃、ひき逃げ事故にあった女性患者(白石糸)が搬送されてくる。身元を証明する物を持たない彼女は小さな子どもがいるシングルマザーの可能性があり、松本らは子どもの身を案じる。女性患者にもペースメーカーが埋め込まれていたことから、埋め込み手術時のデータから身元がわかるはず。しかしデータは濱田に消されていた。正義よりも子どもの命が大事と頭を下げる松本に、濱田はデータのコピーを渡す…というのが今回のストーリー。そのデータから女性患者の身元が判明、子どもは無事助かり、美咲の手術も無事終わる。そして濱田は“用済み”になった田沼に蹴りを入れ病院を追い出す。イヤミな言動や儲けを優先する行動の裏にあった、子どもを救いたいという強い思いと、影で見せる優しさ。そして私欲のための不正に対する強い怒り…濱田の“真の顔”に魅了された視聴者が続出。同時にムロさんのこれまでのイメージを打ち破る演技にも「すっごいアツくなった めっちゃカッコええな」「新鮮こんな演技もできるんだ」などの声が殺到中だ。(笠緒)
2020年03月06日整形を公表 元原宿系アイドル38歳の新刊美容整形を考える際に必要なノウハウとドキュメントが掲載されている新刊『整形は正義!』がKKベストセラーズから発売された。価格は1,550円(税別)。著者は元原宿系アイドルで、整形していることを公表しているMiRichan(ミリちゃん)である。著者はこの出版に際し、自身の年齢が38歳であることも公表している。整形は日本で行う? 韓国で行う?かつては批判されることが多かった美容整形も、現在では前向きに捉える人が少なくない。有名人の中でも、美容整形を行っていることを公言している人もいる。また、現時点では考えていなくても、整形が気になっている人は多い。新刊『整形は正義!』は、整形を考えている女性や、気になっている女性に向けて書かれたもので、美容外科の探し方から、施術の選び方、施術後のダウンタイムの過ごし方などが掲載されている。また、日本で整形した女性と韓国で整形した女性が多数登場。整形を日本で行うべきか、韓国で行うべきか、そのメリットやデメリットを語る。さらに人気クリニックの院長も登場。美容外科医の立場から整形が成功しやすいタイプ、成功しにくいタイプなどを語っている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※整形は正義! - 新書・文庫新刊 - KKベストセラーズ
2019年11月13日川崎市市民ミュージアムでは、漫画家・田河水泡の生誕120年を記念した展覧会「のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地<ワンダーランド>」を、9月18日から11月24日まで開催する。『少年倶楽部』(大日本雄弁会講談社)に1931年1月号から連載開始し、瞬く間に大人気となった田河水泡の代表作「のらくろ」。その成功はマンガだけに留まらず、演劇やアニメーション映画、レコード、人形やお菓子のおまけなど多方面にわたり、「のらくろ」は時代を代表する文化的なアイコンとなっていった。田河のもとには、杉浦茂や長谷川町子といった漫画家を志す才能豊かな弟子たちが集まり、また他の出版社もマンガ分野に参入し始めたことで新進の漫画家たちが台頭し、大量の子供向けマンガが市場に登場。このなかで醸成された、豊潤な子供向け物語マンガの潮流は戦中も絶えることなく続き、戦後に手塚治虫などの新たな才能を育む土壌として、マンガ文化を大きく躍進させる原動力となった。本展では、明治から始まる子供向けマンガの歴史をふまえ、田河水泡が戦前期のマンガやその他の分野に残した足跡と影響を軸に、「のらくろ」とともに昭和戦前期に花開いた、知られざる「子供マンガ」の豊かな世界を、当時の貴重な原画約180点と書籍から再発見する。田河水泡「のらくろ武勇談」原画(『のらくろ武勇談』収録 1938年)講談社蔵(C)田河水泡/講談社、提供・株式会社講談社現在、私たちが日常的に読み親しんでいる長大な物語を表現したマンガ、いわゆる“ストーリーマンガ”の成立には、田河水泡と「のらくろ」が大きく関わっている。はたして田河水泡は自身のマンガにおいて何を表現し、それらはのちの世代にどのような影響を与えたのだろうか。田河水泡がマンガ表現に起こした改革に迫る。そして1936年12月より刊行が始まった絵本のシリーズ「講談社の絵本」。毎月刊行されるラインアップの中には、マンガを特集した号が毎回用意されており、多色刷りの大変美しいマンガがたくさん掲載された誌面に、当時の子供たちは夢中になった。本展では、新関健之助や、長谷川町子といった選りすぐりの作家たちの原画を多数出品。また「のらくろ」だけではない、多くの雑誌に連載を持つ人気作家であった田河水泡が生み出した魅力的なキャラクターたちを紹介する。「のらくろグッズと田河夫婦」(1934年)個人蔵(C)田河水泡関連イベントも多数開催。9月22日の14時から行われる「のらくろ・アニメーション・マニアックス講座」では、村田安司、瀬尾光世という一流のアニメーション作家によるアニメ化に留まらず、無名の作家たちによる海賊版が沢山作られた「のらくろ」アニメを大公開し、戦前期アニメのディープな世界を担当学芸員が案内する。また10月13日の14時からは、高澤路亭新作落語会「猫と金魚」を開催。田河水泡の知られざるもう一つの仕事、新作落語作家・高澤路亭の作品「猫と金魚」他を、柳家喬之助、柳家小はぜが口演する。10月17日の11時45分からはベビーカーツアー、毎月第1・3土曜日の14時からはギャラリーツアーも開催予定。川崎市市民ミュージアムは、1988年に日本の公立美術館で初めてマンガ資料の収集、調査研究、保存を行う施設として設置され、これまで様々なマンガの歴史を掘り下げる企画展を開催してきた。本展は、川崎市市民ミュージアムが満を持して開催する大規模展覧会となる。【展覧会情報】のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地<ワンダーランド>会期:9月18日~11月24日会場:川崎市市民ミュージアム 企画展示室1、アートギャラリー1時間:9:30~17:00(入場は閉館の30分前まで)休館日:毎週月曜日(ただし9月23日、10月14日、11月4日は開館)、9月24日、10月23日、11月5日料金:一般700円(560円)、65歳以上・大高生500円(400円)、中学生以下無料※( )内は20名以上の団体料金、障害者手帳等をお持ちの方およびその介護者は無料
2019年08月08日日本と韓国で活躍している次世代女優・唐田えりかさんが自身が目指す役者像について話してくれました。日本×韓国。2つの国で活躍する国際派。「もともとモデルに憧れてこの世界に入ったのですが、お芝居をしたいと思ったことはありませんでした。デビューしてからずっと、演技には苦手意識を持っていたので、『20歳になったら辞めよう』と思っていたほどです」2018年、初めてヒロインを演じた映画が「第71回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門に出品され、一躍注目女優の仲間入りを果たした唐田えりかさん。ブレイクする前の10代の頃を振り返ってもらうと、「常に女優としての自分に自信がなかった」と語る。そんな彼女が大きく変わるきっかけとなったのが、前述した映画『寝ても覚めても』への出演だった。「何も考えずに、自分の役の瞬間瞬間を生きられたのは、この作品が初めて。演じているうちに自分の内側から何かが湧き出る感覚があって、『お芝居をするってこういうことなんだ!』と思ったんです。そこでようやく女優としての覚悟を決めたというか。やっとスタート地点に立てた気がして、『ここからが勝負だ』と強く思いました」さらに唐田さんの転機は続く。映画の撮影が終了後に韓国の芸能事務所と専属契約し、日本と韓国の2つの国で活動することに。「昔からK-POPなど韓国文化が大好きなので、『いつか韓国でお仕事がしてみたい』と思っていました。今では、韓国でもファンの方に『エリカ!』と声を掛けていただいたり、憧れの俳優の方と一緒にお仕事させていただいたり、夢みたいな経験をたくさんさせていただいています。それに、同じドラマの現場でも、日本と韓国では雰囲気がまったく違うので、2つの国を行き来することが自分の中で刺激になっているんです。いい具合にリフレッシュもできるので、これからもこのスタイルを続けていきたいです」日本では、7月スタートのドラマ『凪(なぎ)のお暇(いとま)』に出演が決定する。今後がますます楽しみな21歳の彼女に、これからの目標を尋ねた。「具体的な目標は…。とにかくたくさんの作品に出ること。尊敬する韓国の俳優ヤン・イクチュンさんとお仕事でご一緒すること。できれば30歳までに結婚すること。写真を撮るのも好きなので、自分で作品を作ることにも挑戦してみたいですね。10年後の自分がどうなっているかはわからないですが、21歳の今の時点でもこんなにたくさんの人に出会って刺激をいただいているのに、30代の自分を想像したら、幸せすぎて倒れてしまいそう(笑)。そのくらい、自分でも楽しみにしています」からた・えりか1997年9月19日生まれ。千葉県出身。人気コミックを実写化したドラマ『凪のお暇』(TBS系)に市川円役で出演。7月スタート。ニットトップス¥28,000レース切り替えワンピース¥39,000アシンメトリーワンピース¥46,000スカート¥36,000(以上レキサミ TEL:03・3373・7493)ピアス¥25,000リング、右手¥39,000左手人さし指¥20,000左手中指¥20,000(以上モイル)※『anan』2019年7月3日号より。写真・三宮幹史スタイリスト・道端亜未ヘア&メイク・秋鹿裕子取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2019年06月26日本格派博多うどん「はし田たい吉」が2019年6月17日(月)、新橋にオープンする。「はし田たい吉」は、惜しまれつつ2018年に閉店した「はし田 本店」のセカンドブランド。「はし田 本店」は、2012年に六本木ヒルズにオープンして以来、ミシュランガイドブックで3年連続ビブグルマンを獲得した。本格派の博多うどんが愉しめる、知る人ぞ知る名店として愛されていた。その味を受け継ぎ、より手頃な値段で昼も夜も"本格派博多うどん"を楽しめるのが「はし田たい吉」だ。新橋のオフィスワーカーはもちろん、"女性のひとり飯"も気兼ねなくできるような、カウンターがメインの清潔感ある店内となっている。こだわりのうどんは、麺に福岡県産の貴重な小麦を使用。スープは、鹿児島県産の上質な鰹節と長崎県産のあごだしをブレンドして"透き通る黄金色"に仕上げた。メニューは、博多っ子の定番と言われる「博多ごぼう天うどん」や、麺に相性抜群の特製豆乳スープの上にピリ辛の挽肉がのった「冷やし豆乳坦々うどん」、「鶏白湯カレーうどん」などを展開する。【詳細】本格派博多うどん「はし田たい吉」オープン日:2019年6月17日(月)住所:東京都港区西新橋 1-15-7営業時間:11:00~22:00休業日:土・日・祝日店内座席数:14席TEL:03-6257-3009※麺がなくなり次第終了。メニュー価格例:・博多ごぼう天うどん 600円・冷やし豆乳坦々うどん 880円・鶏白湯カレーうどん 900円・かけうどん 450円・肉うどん 750円・とり天うどん 690円(とり天2枚)※全て税込価格
2019年06月10日「私、何か間違ったこと言ってる?」。ひとつの間違いも犯さず、一切の過ちも許さない“絶対正義”の女。ついに3月23日に最終話を迎えるドラマ『絶対正義』(東海テレビ・フジテレビ系)で山口紗弥加(39)演じる正義モンスター・範子が怖すぎる!と話題だ。そして、その高校生時代を演じ、彼女の娘・律子役で再び劇中に登場したのが、注目の若手女優・白石聖(20)。役づくりや目指す女優像について語ってくれた。「範子は、台本に“サイボーグのよう”と表現されていました。最初は『人間っぽくない部分をどこまで出したらいいんだろう?』と探りさぐりでしたが、第一話冒頭の、範子が正義に囚われていく原因となったシーンを演じたことで少し理解できて、想像していたほど演じるのに違和感がありませんでした。“うれしいときは息を吸う”“疑問を感じたときにまばたきを2回する”という決まりのなかで演じていたこともあって、もしかしたらふつうの女のコを演じるよりも、正解が限られていて、やりやすいのかもしれないと思うこともありました」件の第一話冒頭は、白石演じる範子がルールを守らなかったせいで母親が事故死する衝撃のシーン。撮影日をどのような気持ちで迎えたのだろうか。「いよいよ今日だ、と身が引き締まる感じがありました。夏服のシーンでしたが、撮影は真冬ですからもう凍え死ぬかと思うくらい寒くて(笑)。シーン的に“楽しい”という表現はそぐわないかもしれませんが、演じていて充実した気持ちでした。こういう変わった役をやってみたいとずっと思っていましたから」白石が登場した第一話は、高校時代の範子と彼女の正義によって翻弄されていく親友たちの恐怖の序章が描かれた。放送終了後には、「範子を演じるあの美少女は誰?」「狂った演技が恐い!」とネットで話題を呼ぶことに。「私がいままでやったことのない役だったので、みなさんがもたれていたイメージとのギャップが大きかったんだと思います。目や唇など顔のパーツがアップになることが多くて(笑)」一転、3月21日公開の映画『PRINCE OF LEGEND』では、片寄涼太(24)らイケメン王子たちを虜にするプリンセスを演じているが、今後やってみたい役はというと、さらに意外なキャラクター。「すごく陽気で、ギャルっぽい子をやってみたいです。優等生のような役が多かったので、そこから外れたキャラクターを演じてみたいという願望があるんですよね。“そんな役と出会えたら自分はどうするんだろう?”と、とても興味があります」自分の殻を破りたいのか?と聞くと、「飽きっぽいんです」との答え。「自分自身、変化を望んでいるのかもしれませんね(笑)。そう意味では、『絶対正義』の範子をやれたことは大きかったです。女優の仕事って、自分じゃない誰かになれるし、その役が3か月くらいで変わっていく。いろんなお仕事ができるから、飽き性の私に合っているのかなあって思います(笑)」学生時代は声優を目指していたという彼女。女優の仕事をするようになるとは全く想像していなかったと話す。「いつのころからか、漠然と声を使った仕事は楽しそうだなあと思っていました。アニメを見るのも好きだったし、母がよく絵本の読み聞かせをしてくれた影響もあるのか昔から音読の授業が好きで。将来はナレーションやアニメの声優になりたいなあと思っていたので、まさか自分が表に出る仕事をするなんて考えていませんでした」憧れる女優もいるが、ポイントはやはり声。「夏帆さんが好きです。映画『ピンクとグレー』の一人二役で、声のトーンをがらりと変えているのがすごいなあと思って。好きな女優さんはたくさんいますが、やっぱり声に注目してしまいます。夏帆さんはどの作品を見ても自然な演技でなじんでいる。素晴らしい女優さんだなあと思います」至福の時間は、愛猫と過ごす休日だという。「家でテレビを見ながらソファに座って猫を触っているときがいちばん幸せです。母が猫好きで、生まれたときからずっと猫のいる生活。アビシニアンとロシアンブルーが亡くなってからは、近所で育児放棄されていた日本猫を拾って育てています。私自身も猫みたいな性格で、気まぐれなのかなあって(笑)。テレビはバラエティー番組をよく見ます。さまぁ~ずさんとか、芸人さんはみんな大好きです」高校2年生の夏にスカウトされ、’16年にデビュー。主演やヒロインに抜擢されることも増えたいま、これからの目標は?「なにかしらの賞はほしいです。声優を目指していた私が女優になったように、人生何が起きるかわからないので。まあでも、楽しいなあと思いながら続けていけるのがいちばんですね(笑)」
2019年03月23日フランスを拠点に世界で活躍する建築家・田根剛の西日本での初個展「田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the FutureーImage & Imagination」が、2019年1月19日から3月10日まで、福岡・三菱地所アルティアムにて開催される。フランスを拠点に世界各地でプロジェクトを進め、現在幅広い注目を集める気鋭の建築家・田根 剛。20代の若さでドレル・ゴットメ・田根(DGT.)として〈エストニア国立博物館〉の国際設計競技に勝利し、選出から約10年の歳月を経た2016年秋に同プロジェクトが竣工を迎えるなど、国内外の注目がさらに高まっている。また、2012年に行われた新国立競技場基本構想国際デザイン競技(ザハ・ハディド案選出時)に参加し、11人のファイナリストに選ばれた〈古墳スタジアム〉は幅広い層に知られるきっかけとなった。2017年のDGT.解散後はAtelier Tsuyoshi Tane Architectsをパリに設立し、活動の場をさらに広げている。場所の記憶から未来を発想する「Archaeological Research(考古学的リサーチ)」の手法で進められる田根のプロジェクト。そのリサーチは、個人や歴史上の事実にとどまらず、時間や場所に蓄積する記憶、それらの断片が結びつき生まれる記憶を対象としている。「Image & Imagination」と題した本展では、眼に見えるイメージを手がかりにリサーチを行いながら、まだ見ぬ建築へのイマジネーションへと飛躍させる田根の思考と考察のプロセスを、数々の資料や模型、映像を通して紹介する。「記憶は現在を動かし、未来をつくる」という信念にもとづいた田根の創造は、都市の担い手である私たち一人一人にとって建築のもつ力や使命、未来への可能性を考えるきっかけとなるだろう。初日の1月19日には、田根が登壇するトークイベント「Archaeology of the Future 未来の記憶 Image & Imagination」を、九州大学大学院芸術工学研究院 准教授・池田美奈子を聞き手に迎え、福岡アジア美術館内のあじびホールにて開催。要予約、先着120名、料金は500円。申し込みは、電話(092-733-2050)にて受け付けている。【イベント情報】田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the FutureーImage & Imagination会期:2019年1月19日~3月10日会場:三菱地所アルティアム住所:福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8階時間:10:00~20:00休館日:2月19日、20日料金:一般400円(300円)、学生300円(200円)、高校生以下無料、再入場可※()内は前売料金、チケットぴあ・10名以上の団体料金。アルティアムカード会員・三菱地所グループCARD(イムズカード)会員は無料
2018年12月28日転機があったからこそ今がある。初のヒロイン映画がカンヌで大絶賛された、女優・唐田えりかさんの運命が動いた瞬間とは?今年公開された映画『寝ても覚めても』のヒロイン・朝子を好演。その吸い込まれそうな透明感で、「第71回カンヌ国際映画祭」でも注目を浴びた唐田えりかさん。――唐田さんにとって、最大の転機とは。『寝ても覚めても』で濱口竜介監督に出会ったことです。ちょうどその頃、モデル志望だったこともあり、お芝居なんてできないと思っていた暗黒時代で(笑)。オーディションに落ちるたび、自分を否定されているような気がして自信も失ってしまって。『寝ても覚めても』のオーディションがあったのは、「もうこの仕事辞めたい」って、事務所の方にも母にも伝えた直後でした。――オーディションではどんなお話を?監督に「お芝居はどうですか?」って聞かれたので、「全然楽しくないです」って正直に言ってしまって(笑)。でも後日、脚本を読ませていただいた時、初めて号泣してしまうくらい感情移入できたというか。今までは役になりきらないといけない、と思っていたのに、朝子の場合は役が自分の中にすんなりと入ってきた感覚だったんです。そんな経験が初めてだったので、これは絶対にやりたいと思いました。受かったっていう知らせを聞いた時は、嬉しかったと同時に、直感で「これで変われる気がする」って思えたんです。――濱口監督から何かアドバイスは?クランクイン前に、「役作りがどういうことなのかわからないんです」って言ったら「何もしないでください。相手の芝居をちゃんと見て、聞いてください。ただそれだけでいいです」と。最初の本読みの時も、感情を一切入れず、「相手の心の中に鈴が垂れていると思って、その鈴を揺らすように読んでください」と言われて。最初は何を言っているんだろうって思ったんですけど、やっていくうちに少しずつわかってきたんです。濱口さんが言いたいのは、“ちゃんと聞いて、ちゃんと届ける”ということなんだなって。そういうレッスンを続けていくうちに、相手の声をちゃんと聞いていたら、何も考えずに自分の中からセリフが自然と出てくるような感覚になって。お芝居ってこういうことなんだと、その基盤を濱口さんに教わったような気がします。――苦手意識はなくなりましたか?やっぱりまだ、お芝居って難しいなって思うんですけど、前は「できないから辞めたい」だったのが、「できないから知りたい」に変わりました。今は『寝ても覚めても』の頃の自分を超えることが目標です。唐田えりかさんの運命が動いた瞬間年表10歳:お年玉で初めてデジタルカメラを買い、写真を撮り始める。写真が好きでファッション雑誌をよく読んでいて、モデルへの憧れを抱くようになる。17歳:マザー牧場で今の事務所にスカウトされる。直感で“この事務所なら、ちゃんと見てもらえそう”と感じ、芸能界入りを即決。18歳:事務所の寮に入り、東京で活動を始める。最初の3か月は楽しめたものの、その後、演技の壁にぶち当たり、“暗黒の時代”に突入。雑誌『mini』の連載が始まる。昔から大好きだった雑誌で連載が決まり、“夢を見ているような気分”だった。19歳:映画『寝ても覚めても』のオーディションに合格。クランクイン。←ターニングポイント濱口竜介監督との出会いをきっかけに、苦手だったお芝居に対する意識が変わる。20歳:韓国の大手芸能事務所「BHエンターテインメント」と契約。韓国での活動開始。K‐POPが好きで、“いつか韓国と関わる仕事がしたい”と考えていた夢が現実のものに。雑誌『MORE』専属モデルになる。小さい頃からずっと憧れていた、ファッションモデルとしての活動も本格化。韓国版『ハーパース バザー』の撮影にて、カメラマンのチェ・ムンヒョク氏に出会う。ゆっくり動きながら瞬間を切り取るという撮影方法で、写真にも感情がのるようになる。21歳:雑誌『週刊文春』の「原色美女図鑑」でカメラマンの横浪修さんと撮影。撮影中に感情が入りすぎて大号泣。写真でも“演じたい”という気持ちが一層強くなる。からた・えりか1997年9月19日生まれ、千葉県出身。女優、モデル。ヒロインを演じる映画『覚悟はいいかそこの女子。』が上映中。来春公開の映画『21世紀の女の子』にも出演。ワンピース¥87,000(ナンバーシックス/シティショップ TEL:03・6696・2332)※『anan』2018年12月12日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・Georgeインタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2018年12月09日フランス・パリを拠点に活動する気鋭の建築家・田根剛の展覧会「田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future―Digging & Building」が、東京オペラシティアートギャラリーで10月19日から12月24日まで開催。連携企画として「田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future―Search & Research」を、乃木坂のTOTO ギャラリー・間で、10月18日から12月23日まで開催する。〈新国立競技場案 古墳スタジアム〉東京 2012image: courtesy of DGT.フランスを拠点に世界各地でプロジェクトを進め、現在幅広い注目を集める気鋭の建築家・田根 剛。20代の若さでドレル・ゴットメ・田根(DGT.)として「エストニア国立博物館」の国際設計競技に勝利し、選出から約10年の歳月を経た2016年秋に同プロジェクトが竣工を迎えるなど、国内外の注目がさらに高まっている。また、2012年に行われた新国立競技場基本構想国際デザイン競技(ザハ・ハディド案選出時)に参加し、11人のファイナリストに選ばれた「古墳スタジアム」は幅広い層に知られるきっかけとなった。2017年のDGT.解散後はAtelier Tsuyoshi Tane Architectsをパリに設立し、活動の場をさらに広げている。本展は、「Archaeology of the Future— 未来の記憶」を共通のテーマにしながら、田根の密度の高いこれまでの活動と、建築は記憶を通じていかに未来をつくりうるかという挑戦を、ふたつの会場で紹介。東京オペラシティアートギャラリーでは「Digging & Building」と題して、場所をめぐる記憶を発掘し、掘り下げ、飛躍させる手法と、そこから生み出された「エストニア国立博物館」や「古墳スタジアム」といった代表作や、最新プロジェクトを大型の模型や映像などによって体感的に展示する。〈エストニア国立博物館〉タルトゥ 2006-16photo: Eesti Rahva Muuseum / image courtesy of DGT.本展の冒頭、“gallery 1”では田根がどのプロジェクトにおいても実施するイメージとテキストを使ったリサーチの手法を、天井高6mの空間を使って展示。場所から連想される膨大なイメージを壁面に貼り、分類/調査を繰り返すことで思考を整理していくこの方法を田根は「Archaeological Reseach(考古学的リサーチ)」と呼んでいる。本展では、「記憶」という概念そのものを、リサーチする実験空間として体験できる。“gallery 2”では、「エストニア国立博物館」や「新国立競技場案 古墳スタジアム」をはじめ、現在進行中のプロジェクトなどを含む7つの作品を、展示室全体を使って空間的に展示。各プロジェクトは1/10から1/100のスケールの大型模型で紹介され、全長10mにおよぶ「エストニア国立博物館」は、身体的な空間体験を可能にする。いずれのプロジェクトにも「Archaeological Research」の過程で集められたさまざまな資料やオブジェクトが伴い、ひとつの建築ができあがるまでの思考をたどる手掛かりとなる。また「エストニア国立博物館」については、設計競技に提出された模型の実物が展示される他、短いながらも密度の高い2004年以降100作品以上の田根の全活動を、30mのコリドールを使ったタイムラインとして総鑑できる展示も登場する。そして「建築は未来の記憶をつくること」という田根の思想に共鳴したアーティストの藤井光が、各プロジェクトの映像制作で参加。歴史や記憶の生成に着眼し、現代社会の諸事項を再検証する作品で知られる藤井が、竣工プロジェクトおよびパリの田根のアトリエを訪問し、撮影を行った。「エストニア国立博物館」は、2画面の大型プロジェクションで展示。場所の記憶を継ぐ建築とそこに住まう人が、あらたな記憶を重ねながら未来をつくっていく姿を見ることができる。〈Archaeological Research〉 2018TOTO ギャラリー・間においては「Search & Research」に基づき、建築における思考と考察のプロセスが展開され、「Archaeological Research」の方法論を展観。ふたつの展覧会は、場所の記憶をさまざまな角度から分析することで新たな系をつくり、未来につながる建築へと展開させていく、田根の探求と実践のプロセスを総合的に提示しようとするものとなる。「記憶は現在を動かし、未来をつくる ——」 この信念にもとづいた田根の創造は、都市の担い手である私たち一人ひとりにとって建築の持つ力や使命、未来への可能性を考えるきっかけとなるだろう。【展覧会情報】田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future―Digging & Building会期:10月19日〜12月24日会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2時間:11:00〜19:00、金・土11:00〜20:00(最終入場は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(12月24日は開館)料金:一般1,200円(1,000円)、大・高生800円(600円)、中学生以下無料 ※()内は15名以上の団体料金、障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料、割引の併用および入場料の払い戻し不可 ※同時開催「収蔵品展064 異国で描く」、「project N 73 中村太一」の入場料を含む ※収蔵品展入場券200円(各種割引は無し)あり田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future―Search & Research会期:10月18日〜12月23日会場:TOTO ギャラリー ・ 間住所:東京都港区南青山1-24-3 TOTO 乃木坂ビル3F時間:11:00〜18:00休館日:月曜・祝日(11月3日、12月23日は開館)料金:入場無料
2018年09月28日音楽家・SUGIZOと写真家・鋤田正義による写真展「JOURNEY THROUGHTHE ROCK AND ART SUGIZO×SUKITA写真展」が、2018年9月1日(土)から9月10日(月)までの期間、名古屋パルコにて開催される。LUNA SEAやX JAPANのギタリスト、ソロ活動、作曲家、音楽プロデューサーと、多方面で活躍するミュージシャンのSUGIZOと、デヴィッド・ボウイや忌野清志郎など、数々の著名アーティストを撮影してきた写真家・鋤田正義。その2人のコラボレーションにより実現した本展は、鋤田がSUGIZOを撮り下ろした写真集「JOURNEY THROUGHTHE ROCK AND ART SUGIZO×SUKITA」の発刊を記念して開催されるものだ。会場では、ライヴやスタジオ、SUGIZOの故郷である神奈川県秦野などで撮影された約100点の写真が展示される。そのほか、今回発刊された写真集、展覧会限定グッズが販売されるなど、ファンにとって貴重なイベントとなるだろう。【詳細】JOURNEY THROUGHTHE ROCK AND ART SUGIZO×SUKITA写真展会期:2018年9月1日(土)~9月10日(月)営業時間:10:00~21:00 ※入場は閉場30分前まで/最終日は18:00閉場会場:名古屋パルコ南館8F・特設会場住所:愛知県名古屋市中区栄3-29-1入場料:500円(オリジナル缶バッジ付き。有料入場者のみ対象)
2018年08月11日吉高由里子が新米検事を演じ、安田顕、三浦翔平、広瀬アリス、寺脇康文、生瀬勝久らと共演するドラマ「正義のセ」の最終話が6月13日(水)今夜オンエア。衆議院議員の息子の犯した殺人を巡ってかつてない重圧にさらされる凜々子の下す決断は…!?阿川佐和子による同名原作をドラマ化した本作は、吉高さん演じる仕事も恋もあきらめない駆け出し検事・竹村凜々子が周りを巻き込みながらも、まっすぐに事件に取り組み、検事として、そして女性として成長していく姿を描いてきた。凜々子のバディである検察事務官・相原勉を安田さんが、凜々子の先輩検事・大塚仁志を三浦さんが、凜々子の妹・温子を広瀬さんが、凜々子が配属された港南支部の支部長・梅宮を寺脇さんが、凜々子の父・浩市を生瀬さんがそれぞれ演じるほか、塚地武雅、平埜生成、宮崎美子らも出演している。今夜放送の最終話では、凜々子が衆議院議員・中条良成(宅麻伸)の長男・秀成(落合モトキ)が犯した殺人事件を担当することに。被害者の入江(佐藤祐基)にからまれ、身を守るために反撃したら殺してしまったと主張する秀成。それを裏付ける目撃者も現れ、入江が過去に傷害事件を起こしていたことも発覚したことで事件は秀成による正当防衛かと思われたが、凜々子と相原が捜査を進めると、被害者・入江の意外な素顔が明らかになる。入江の働いていた料亭の店主は「真面目な青年だった」と言い、恋人・笑子(岡本玲)も「穏やかで人に暴力を振るう人間ではない」と訴える。凜々子が事件に見えない真実が隠されていると感じていると、中条議員が秀成の釈放を求め港南支部に姿を現す。毅然とした態度で拒絶する支部長・梅宮だが、中条は検察上層部への圧力をほのめかし、さらにはマスコミを動かし世論を検察批判の流れに持っていこうとしていた。秀成の起訴判断を誤れば検察庁全体が危機に陥ってしまうかもしれず、いまだかつてない重圧の中、凜々子は事件の真相を追う――というストーリーが展開。はたして凜々子はどんな判断を下すのか…。宅麻さん、落合さん、岡本さんらゲスト俳優陣にも注目したい。「正義のセ」最終回は6月13日(水)22:00~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2018年06月13日今週末、5月19日、20日のニューなトピックスをまとめてチェック!新スポットやスタートする展覧会、週末だけのイベントをまとめてお届け。20日限りの開催イベント◆サンドウィッチからヴィンテージまで! 英国アイテムが集結するブリティッシュコレクターズマーケットニュースポットがオープン◆あの「泊まれる本屋」にカフェ併設の新店舗が歌舞伎町にオープン! カフェのみの利用も可©︎BOOK AND BED TOKYO 2018◆星野リゾート新業態「OMO5」やオールデイダイニングが新オープン、東京・大塚駅前に「ビーエー」誕生エイトデイズカフェ(eightdays cafe)話題の展覧会・イベントが始まります!◆写真家・野上眞宏の写真展がビオトープでスタート。19日には旧友細野晴臣とのトークイベントも!(〜5/30)◆カクテルパスポートを片手に東京のトップバー巡り! 全264種類のカクテルが味わえる「東京カクテル7デイズ」(〜5/27)◆作家・林芙美子「貧乏コンチクショウ」展、開催! 原稿や書簡、絵画など約250点(〜7/1)お見逃しなく! まもなく閉会するイベント◆Suicaのペンギンでお馴染み、坂崎千春のペンギン原画100点が新宿伊勢丹に!(〜5/22)「ペンギンとマリンブルー」◆SUGIZOを写真家・鋤田正義が撮り下ろし! 写真集発売記念の展覧会@渋谷(〜5/23) ◆鹿児島睦さんの器と浴衣。コラボアイテムのイベントが2ヶ所で開催中・食べる 鹿児島睦展@オルソ スープストックトーキョー(〜5/20)・「道後温泉×三越伊勢丹×鹿児島睦のゆかた」ポップアップショップ@銀座三越(〜5/22)
2018年05月18日音楽家・SUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN)を写真家・鋤田正義が撮り下ろした写真集『JOURNEY THROUGH THE ROCK AND ART SUGIZO × SUKITA』が5月に発売。発刊を記念して、渋谷スペイン坂のGALLERY X BY PARCOにて、5月11日から23日まで展覧会を開催する。『JOURNEY THROUGH THE ROCK AND ART SUGIZO × SUKITA』(発売:パルコ出版)は、ライヴからスタジオ、そして故郷秦野、時空を超えた夢のような旅を記録したドキュメンタリーブック。本展覧会では、写真集の先行販売を始め、展覧会限定商品も登場。会期中にはSUGIZOを招いたイベントの開催も予定している。【展覧会情報】JOURNEY THROUGH THE ROCK AND ART SUGIZO × SUKITA写真展会期:5月11日~5月23日会場:GALLERY X BY PARCO住所:渋谷区宇田川町13-17時間:11:00〜20:00料金:500円(オリジナルポストカード付き)【書籍情報】『JOURNEY THROUGH THE ROCK AND ART SUGIZO × SUKITA』アーティスト:SUGIZO写真家:鋤田正義プロデュース・文:立川直樹出版社:PARCO出版B5判/272頁/オールカラー発売日:5月(展覧会先行発売)価格:3,800円(予価)
2018年04月26日男は女の気持ちが理解できない、女は男の気持ちが理解できない、そんな異性間のみぞを埋めるべく、両者の違いを比較しながらお互いの理解を深めるための連載第三弾。彼氏は彼女を理解するために、彼女は彼氏を理解するために、是非ともご一読ください。今回のテーマは「正義の味方とお姫様」です。この違いを抑えているだけで、相当心理的な負担が減ると思いますし、相手の深層心理がより深く理解できるはずです。■正義の味方はいつだって「事後対応」で本領を発揮する問題が起こる前に問題を解決してしまう正義の味方がいないように、男性は基本的に「問題が起こってから」ようやくことの重大性に気づきます。これはvol.1でも紹介した「問題解決思考」と関係があるのですが、彼女が明確に怒っているとか、自分がまずい事をしたと強烈に認識したとか、「どう考えてもまずいことが起こった」時に、ようやく動き始めるのです。そのわりに、「自分にはこの子を守る力がある」という認識を普段から持っていたいという思いがあります。それゆえに問題が噴出した際に彼女から「最低!」とか「どうしていつもこうなの!」という叱責を受けると、「自分にはこの子を守る力ある」というプライドがズタボロにされてしまいます。そのプライドを守るために「客観性」のプログラムが立ち上がり、問題を一般化しようとして自分ごとにしないで、別の何かに責任を転嫁したくなってしまうのです。これが男性の彼女の指摘を素直に受け入れられない理由です。■お姫様はいつだって「事前準備」を大切にしている一方、女性は問題が起こってからでは遅い、と考えています。攫われたら命が危ぶまれますから、「いかに問題が起こらないか」が大事なのです。お姫様にとっては「自分の身の安全が担保されていること」が何よりも重要です。それは経済力という物理的な安全面もそうですが、どちらかというと「愛されている」という精神的な安全面の方を重要視している傾向にあります。だからこそ、毎日のコミュニケーションで愛情を確かめようとする「プロセス共有思考」が働きますし、「主観性」を持つことで危機管理を常に行なっているのです。ただ、これは男性に依存しているという意味ではありません。この「愛されている」という実感がひとたび担保されると、実際に問題が起きた時に、たとえ火の中・水の中、どんな困難にも立ち向かっているけるパワーを発揮します。その時のミッション遂行能力や粘り強さは男性の比ではありません。自分の命を投げ打ってでも、自分の大切な人を守ろうとします。(この時の女性の本気には本当に頭が下がります)■お姫様には安心を、正義の味方には鼓舞を男性の皆さん、女性にはとにかく「愛している」「好きだ」という感情を、言葉だけでなく行動でも表現していく必要があります。恥ずかしがらずに面倒くさがらずに、これでもかという愛情を注いであげてください。その結果、「戦場」で戦って傷ついたあなたを全力で守ってくれるはずです。女性の皆さん、男性にとっては「力こそ全て」です。女性がくだらないと思うようなプライドであっても、本人にとっては自分の存在意義に匹敵するほどの重みがあります。それを傷つけず非難せず、「信じている」「応援している」「大丈夫だよ」と励ましてあげてください。男性にとってこれほど勇気付けられることはありません。一番きつい時に支えてくれた女性のことを男性は裏切ることができません。あなたの欲しい安心安全はパートナーを信頼することによって得られるのです。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年04月21日スタートするドラマ「正義のセ」から主演の吉高由里子、共演の広瀬アリス、原作者の阿川佐和子がゲスト出演、MC陣とトークを展開する。今回は「トリオ THE いろいろ遅咲きな女」と題してお届け。いま最も輝くこの3人が実は“遅咲き”だったという意外な一面を大公開してくれる。『蛇にピアス』で衝撃的な演技を披露、連続テレビ小説「花子とアン」のヒロイン役などでいまや国民的女優となった吉高さんだが人と関わるのが“遅咲き”だったという。吉高さんの謎の「1人遊び」や愛しすぎて止まらないという生ガキに大興奮する吉高さんは必見。文化勲章を受章した作家・阿川弘之を父に持ち、慶應義塾大学を卒業後、エッセイストとしての作家活動と共にキャスターや「とと姉ちゃん」「陸王」などで女優としても活躍する阿川さん。昨年63歳で“遅咲き婚”を果たした阿川さんの婚活エピソードとは!?また20代の頃のカジュアルすぎるお見合い写真も初公開してくれる。日本一の“美人姉妹”の姉として朝ドラ「わろてんか」出演で一気に注目度が急上昇中の広瀬さんが、女子力ゼロだったスカウトされた当時の写真を初公開。さらに“広瀬ポリス”がSNSで気になる「許せない女」を逮捕!?広瀬さんの許せない女とは!?阿川さんの原作小説を吉高さん主演でドラマ化する「正義のセ」は4月11日(水)22時~、本番組終了後に放送開始。吉高さん演じる仕事も恋もあきらめない駆け出し検事・竹村凜々子が周りを巻き込みながらも、まっすぐに事件に取り組み、検事として、そして女性として成長していく姿を描く痛快お仕事ドラマで、凜々子とバディを組む検察事務官・相原勉役に「TEAM NACS」の安田顕、凜々子に何かと厳しく当たる先輩検事・大塚仁志役に三浦翔平、同じく検事で明るい性格の関西人、徳永太一役に「ドランクドラゴン」塚地武雅、凜々子の父・浩市役に生瀬勝久、母・芳子役に宮崎美子、広瀬さんは実家の豆腐屋を手伝っている凜々子の妹・温子役で出演する。「今夜くらべてみました」は4月11日(水)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年04月11日写真家の鋤田正義とグイード・ハラリによるポートレート写真展「ロック・アイコンズ(ROCK ICONS) / SUKITA X HARARI」が、2018年3月29日(木)から5月20日(日)まで、東京・目黒のブリッツ・ギャラリーにて開催される。鋤田は日本、英国、米国、ハラリは欧州と、異なる地域で70年代から90年代までのロック黄金期のミュージシャンを撮影し続けてきた2人。ミュージシャンとの信頼関係があってこそ生まれた2人の代名詞は、単なるスナップではなくアート作品としても評価されているポートレート写真だ。今回の展覧会は、互いの仕事をリスペクトする友人同士でもある2人の共同展。ハラリが、自身の作品をロックの熱心なファンが多い日本で展示することを強く希望したことから実現したという。会場では、鋤田によるデヴィッド・ボウイ、マーク・ボラン、デヴィッド・シルヴィアン、イギー・ポップ、YMO、忌野清志郎、ハラリによるピーター・ガブリエル、ボブ・ディラン、トム・ウェイツ、ルー・リード、エリック・クラプトン、パティー・スミス、イギー・ポップ、坂本龍一など、両者が撮影した錚々たる著名ミュージシャンたちのポートレートを展示。展示総数は、モノクロ・カラーによる様々なサイズの作品約40点で、鋤田の作品には一部未発表作も含まれる。【開催概要】ロック・アイコンズ(ROCK ICONS) / SUKITA X HARARI」開催期間:2018年3月29日(木)〜5月20日(日) 13:00〜19:00会場:ブリッツ・ギャラリー(東京都目黒区下目黒 6-20-29)休廊日:月・火・水曜日入場料:無料
2018年02月17日吉高由里子が主演を務める、阿川佐和子原作のドラマ「正義のセ」。この度、本作に安田顕、三浦翔平、生瀬勝久、広瀬アリスらが出演することが明らかに。また出演が決定した俳優陣からコメントも到着した。本作は、吉高さん演じる仕事も恋もあきらめない駆け出し検事・竹村凜々子が、周りを巻き込みながらも、まっすぐに事件に取り組み、検事として、そして女性として成長していく姿を描く、痛快お仕事ドラマ。■豪華キャスト陣、続々発表!!そして今回、本作に登場する豪華俳優陣が一挙発表!横浜地方検察庁 港南支部のメンバーには、主人公とバディを組む検察事務官・相原勉役で「TEAM NACS」の安田顕。他人にも自分にも厳しく、凜々子に何かと厳しく当たる先輩検事・大塚仁志役に、昨年放送された「僕たちがやりました」での演技が話題となった三浦翔平。同じく検事で明るい性格の関西人、徳永太一役に「ドランクドラゴン」塚地武雅。大塚の担当検察事務官・木村秀樹役に、「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」など舞台を中心活動する平埜生成。部下からの人望が厚い支部長・梅宮譲役に、「バイプレイヤーズ」シリーズの大杉漣が決定。また、竹村家にも豪華なキャストが決定。凜々子両親、父・浩市と母・芳子役を、生瀬勝久と宮崎美子。実家の豆腐屋を手伝っている凜々子の妹・温子役を広瀬アリスが演じる。■主演・吉高由里子と初共演に期待の声も!コメント到着吉高さんとは初共演だと言う安田さんは、「検察事務官として主人公に淡々と接する中で、特に面白いことをしていないところの面白味が醸し出せたらと思っております。凜々子に翻弄されつつ、正義と向き合っていく過程を、心地よい緊張感とともに、楽しんでいきます」と意気込み、同じく吉高さんとは初共演となる広瀬さんは「とてもふんわりした空気感を持ってる印象が強いです。学生の頃からテレビで観ていた憧れの方なので、いまからとても緊張しています」と吉高さんの印象を明かし、「家族団欒のシーンが多くなると思うので、ナチュラルに楽しくわちゃわちゃした家族になれるよう、また姉妹揃って愛されるように温子を演じたいと思います!」とコメント。一方、吉高さんが初めて連続ドラマにレギュラー出演したときに共演したと言う生瀬さんは、「とんでもなくワクワクしたのを覚えています。この子は、これからきっと日本のドラマ界を牽引していく女優さんになるだろうと思いました。久しぶりの共演です。楽しみ」と当時をふり返る。また吉高さんとは同い年だが、今回が初共演となる三浦さんは、「どんな凜々子を見られるか楽しみ」と話し、「吉高さん、安田さん、塚地さん、そして港南支部の皆さんと共にいいバランスを作りたいと思います」と語っている。「正義のセ」は4月期より毎週水曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年02月17日写真家・鋤田正義のドキュメンタリー映画『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』が、2018年5月19日(土)より全国にて公開。デヴィッド・ボウイ、忌野清志郎を撮影した写真家鋤田正義は、デヴィッド・ボウイ、イギー・ポップ、マーク・ボラン、忌野清志郎、YMO等著名なアーティストの撮影を手掛けた写真家。鋤田を追ったドキュメンタリー映画は本作が初となる。今までの創作活動から鋤田の人柄まで、鋤田の軌跡を辿っていく。デヴィッド・ボウイは、鋤田に対して信頼を寄せていたアーティストの1人だ。ボウイが亡くなる2ヶ月前の2015年11月、ニューヨークで行われた写真展に向けて「SUKITAはまったく献身的で素晴らしいアーティストである。私は彼を“マスター(巨匠)”と呼ぶ。」とコメントするほどである。また、イギー・ポップも『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』制作に際し、「今まで出会ったすべての写真家の中で、SUKITAを最も信頼している。」と発言している。YMOの細野晴臣・坂本龍一・高橋幸宏に関しては、グループ結成前より鋤田が撮影を担当しており、作中では3人それぞれと鋤田が語らう場面も。YMOのアルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」のジャケット撮影時のエピソードや極め付きの秘話が披露されている。また、布袋寅泰、MIYAVI、ジム・ジャームッシュ、ポール・スミス、山本寛斎など、世界的なアーティストたちが鋤田との仕事や思い出を語り、鋤田正義の人物像を解き明かしていく。予告動画では布袋寅泰のライブ会場で撮影する鋤田やMIYAVIとのフォトセッションに臨む姿も収められてる。あらすじデヴィッド・ボウイをはじめイギー・ポップ、マーク・ボラン、YMO、寺山修司、忌野清志郎など、時代の寵児たちのきらめく瞬間を捉えた写真家・鋤田正義の創作活動から人柄までを追った初のドキュメンタリー。布袋寅泰、山本寛斎、永瀬正敏、糸井重里、リリー・フランキーをはじめとする鋤田と親交のある様々な人の証言による多くのアーティスト達に愛された鋤田の人としての魅力に迫る。【作品情報】映画『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』公開日:2018年5月19日(土)より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー監督:相原裕美出演:鋤田正義、布袋寅泰、ジム・ジャームッシュ、山本寛斎、永瀬正敏、糸井重里、リリー・フランキー、クリス・トーマス、ポール・スミス、細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏、MIYAVI、PANTA、是枝裕和、立川直樹、高橋靖子 他配給:パラダイス・カフェ フィルムズ2018年/日本/カラー/ビスタ/Digital/5.1ch/115分 ©2018「SUKITA」パートナーズ
2017年11月16日「YMO」結成前からの細野晴臣・坂本龍一・高橋幸宏や、デヴィッド・ボウイらを撮影してきた写真家・鋤田正義氏の初のドキュメンタリー映画『SUKITA』が、2018年5月より全国公開されることになった。本作は、2018年5月で満80歳を迎える“写真家・鋤田正義”(すきた まさよし)の創作活動から人柄までを追った初のドキュメンタリー映画であり、鋤田氏の今後の写真家としての人生をも予感させるもの。日本が誇る世界的音楽家・坂本龍一に5年間密着し、「YMO」時代からアメリカの同時多発テロ、東日本大震災を経て現在に至るまでを記録した『Ryuichi Sakamoto:CODA』の公開も控える中、本作では「YMO」の細野さん、坂本さん、高橋さんそれぞれと語らう鋤田氏の姿が映し出され、アルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」のジャケット撮影時のエピソードを愉しそうに3人が披露し、その秘話も明かされている。鋤田氏といえば、「YMO」以外にも、2016年に急逝したデヴィッド・ボウイとの40余年に及ぶコラボレーションが有名。また、イギー・ポップ、マーク・ボラン、寺山修司、忌野清志郎など、時代の寵児たちをカメラに収めたことでも知られる。1938年に福岡生まれ。高校生のころに母親にカメラを買ってもらったことで「もう一つの“時”」があることを知ったと語っている。1960年代から頭角を表し、1970年には活躍の場を世界に広げ、そのフィールドは広告、ファッション、音楽、映画まで多岐にわたっている。現在もイギリス、フランス、イタリア、アメリカなどの世界各地で、自身の写真展を展開中だ。劇中では、坂本さんをはじめ、布袋寅泰、MIYAVI、ジム・ジャームッシュ、ポール・スミス、山本寛斎、永瀬正敏、リリー・フランキー、是枝裕和など、世界に名だたるアーティストやクリエーター、映画監督たちが鋤田氏との仕事や思い出を語っており、かなり貴重なドキュメンタリーといえそうだ。『SUKITA』は2018年5月より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月02日写真家の鋤田正義によるデヴィッド・ボウイ写真展「SUKITA meets BOWIE “SPEED of LIFE”」が、1月29日まで東京・渋谷のGALLERY X BY PARCOにて開催される。イギー・ポップやYMOなど、数々の著名人のポートレートや広告を手掛けてきた鋤田が、そのキャリアの中で最も多く撮影し、その名を世に広く知らしめるきっかけにもなったのが、昨年1月に逝去し、世界中に大きな衝撃と悲しみを与えたデヴィッド・ボウイ。鋤田は70年代からボウイを撮影し続けており、その写真は“デヴィッド・ボウイを象徴する姿“として、世界中で知れ渡っている。同展では、これまでに鋤田が撮影した、様々な時代のボウイの写真約40点を展示・販売。ボウイが来日した際に撮った写真など、あまり目にする機会のない貴重なカットも展示される。長きに渡って築きあげてきた鋤田とボウイの信頼関係があったからこその作品をたっぷりと楽しめる機会となっている。【イベント情報】「SUKITA meets BOWIE “SPEED of LIFE”」会場:GALLERY X BY PARCO住所:東京都渋谷区宇田川13-17会期:1月13日~29日時間:11:00~20:00入場無料
2017年01月15日写真家・鋤田正義によるデヴィッド・ボウイの写真展「SUKITA meets BOWIE “SPEED of LIFE”」が、2017年1月13日(金)から1月29日(日)まで、パルコ・ギャラリーエックスバイパルコ(GALLERY X BY PARCO)にて開催される。大回顧展「DAVID BOWIE is」、写真展「“BOWIE : FACES”展」とイベントが続き、2017年よりファンの注目を集めているデヴィッド・ボウイ。「SUKITA meets BOWIE “SPEED of LIFE”」では、世界的写真家・鋤田正義の作品にフォーカスを当てる。イギー・ポップやYMOなど、数々の著名人のポートレートや広告を手掛け、ジャンル・国境を越えて今なお第一線で活躍し続ける鋤田。そのキャリアの中で最も多く撮影し、その名を世に広く知らしめるきっかけとなったのがデヴィッド・ボウイだ。70年代からボウイを撮影し続けた写真の数々は“デヴィッド・ボウイを象徴する姿”として世界中で知られている。今回は、鋤田の作品から約40点を厳選し展示。ボウイが来日した折に撮られた写真など、あまり目にする機会のない貴重なカットも並ぶので、ファンにはたまらない機会となる。【イベント詳細】鋤田正義デヴィッド・ボウイ写真展「SUKITA meets BOWIE “SPEED of LIFE”」開催期間:2017年1月13日(金)~1月29日(日)会場:ギャラリーエックスバイパルコ住所:東京都渋谷区宇田川町13-17入場料:無料■オープニングパーティー開催日時:1月13日(金) 19:00~21:00■写真販売・8x10インチ- 24,500円+税・16x20インチ- 187,500円+税・20x24インチ- 282,000円+税・30x40インチ- 375,000円+税※額装費、運搬費別途
2017年01月14日8日から始まるデヴィッド・ボウイの大回顧展「DAVID BOWIE is」の開催に先駆け、5日のメディア内覧会後に、日本展オフィシャルサポーターの女優・二階堂ふみによるトークイベントが行われた。現在23歳の彼女が、ボウイを知ったのは16歳のころ。たちまち魅了され、ボウイの音楽やファッション、映像作品から多くの影響を受けたという。この日メグミウラ(MEGMIURA)の衣装を纏った二階堂ふみがデヴィッド・ボウイへ寄せる想いと、「DAVID BOWIE is」の見どころについて語った。(Qはオフィシャル)――二階堂さんがデヴィッド・ボウイ知ったきっかけは何ですか?二階堂:最初に魅かれたのはビジュアルでした。鋤田正義さんが撮ったボウイの写真を見てかっこいいなと思ったんです。そこから楽曲を聴き始めて、さらに好きになりました。一番思い入れのあるのは『Changes』という曲です。16歳の時に自分が変化をすることに恐れていた時期があって、毎日聞いて、前に進む勇気をもらいました。今でもこの曲を聴くと“前を向いてシャンとしなきゃ”という気持ちになるので、すごい曲だと思います。人生をかけて聴いていきたい曲です。デヴィッド・ボウイの魅力は、引き出しがたくさんあって、知れば知るほど魅力があふれ出るところだと思うので、まだまだ掘っていきたいですね。――「DAVID BOWIE is」展を見た印象はいかがでしたか?二階堂:見終わってから、その日一日が終わるまで余韻が続くほど、すごく刺激を受けました。最初入ってすぐのところが、若いころのボウイが何に影響を受けたか垣間見える作りになっているので、どう学び、どのようにスターになっていったのかがわかりました。あとは、デヴィッド・ボウイが描いた絵や、詩、当時のテレビ映像などとても貴重なものがたくさんあり、そういうのを見ると、若い世代の方は自分と重なるところがあったりすると思うので、素敵だなと思いました。――今回は衣装の展示も充実していましたが、二階堂さんが気になった衣装はありましたか?二階堂:ボウイのバックコーラスをしていたクラウス・ノミの衣装ですね。肩が大きく広がったもので、ボウイの衣装からインスピレーションを受けたものだそうです。山本寛斎さんが作られた衣装も生で見られたので、この衣装を着て、ボウイがステージに立っていたんだなと思うとゾクゾクしました。ボウイが表現したかったことが衣装にも表れていると思いました。デヴィッド・ボウイが日本のことが大好きで、日本の深い文化を知ろうとリスペクトしてくださっていたのかなと思うと、日本人として嬉しいなぁって思いましたね。――この展覧会の見どころについて教えてください。長くボウイを追い続けた方も楽しめますし、これからの世代の方が、ボウイが作ってきたものや表現してきたものを繋いでいくような展覧会にもなっていると思うので、ぜひたくさんの方に見に来ていただけたらと思います。それと、鋤田正義さんの写真ですね。鋤田さんの写真には、ボウイの内側から出る想いや、ありのままのボウイが現れていて、自分が見て来たものよりたくさんの作品が飾られているので、改めて見るとすごいなと思いました。――「DAVID BOWIE is」の“is”の後に何か言葉を続けるとしたら、何を入れますか?二階堂:ずっと追い続けたい方、ですね。私も表現者として、ボウイのように変化を恐れず、新しいことに挑戦し続けていきたいな、と思いました。2017年は、自分のやりたいことや、こうなりたいという自分を楽しく追及していきたいです。
2017年01月07日デヴィッド・ボウイの写真展「“BOWIE : FACES”展」が、2017年1月6日(金)から4月2日(日)まで、代官山 蔦屋書店、アクシスギャラリー・シンポジア、ブリッツ・ギャラリーの3会場でそれぞれ期間を分けて開催される。テリー・オニール、ブライアン・ダフィー、鋤田正義など、複数の有名写真家が手がけたデヴィッド・ボウイの珠玉のポートレート、各写真家とのコラボレート作品を紹介する本展。会場には、各写真家の代表作、本展用限定作などの写真作品30点前後が展示されるほか、プリント付限定本“BOWIE BY O’NEILL”や写真集、展覧会カタログ、作品のオリジナルプリントなども販売される。なお、ボウイの誕生日でもある2016年1月8日(日)からは、英国ヴィクトリア&アルバート美術館企画による「DAVID BOWIE is」の巡回展が東京・天王洲で開催されるので、本写真展と合わせて是非こちらにも足を運んでみてはいかがだろう。【開催概要】「“BOWIE : FACES”展」会場・開催期間:■代官山 蔦屋書店期間:2017年1月6日(金)〜2月7日(火)時間:7:00〜26:00住所:東京都渋谷区猿楽町 17-5※入場無料、会期中無休■アクシスギャラリー・シンポジア期間:2017年2月10日(金)〜11日(土)時間:11:00〜18:00住所:東京都港区六本木 5-17-1※入場無料、会期中無休■ブリッツ・ギャラリー期間:2017年2月17日(金)〜4月2日(日)時間:13:00〜18:00住所:東京都目黒区下目黒 6-20-29※入場無料、月・火曜休廊<展示予定写真家>ブライアン・ダフィー(Brian Duffy)、テリー・オニール(Terry O’Neill)、鋤田正義(Masayoshi Sukita)、ジュスタン・デ・ヴィルヌーヴ(Justin de Villeneuve)、ギスバート・ハイネコート(Gijsbert Hanekroot)、マーカス・クリンコ(Markus Klinko)ほか
2016年12月11日2016年1月に亡くなったアーティスト、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の大回顧展「DAVID BOWIE is」が、2017年1月8日(日)から、東京・天王洲の「寺田倉庫G1ビル」で開催!2013年にイギリスからはじまった巡回展が、いよいよ日本にやってきます。「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」といわれる、デヴィッド・ボウイの50年にわたるクリエイティビティの軌跡をたどりましょう。「DAVID BOWIE is」の見どころミュージシャン、アーティストとして活躍し、ファッションなどアートや文化にも多大な影響を与えたデヴィッド・ボウイ。「DAVID BOWIE is」では、そんなデヴィッド・ボウイの多岐にわたる活動を300点以上の展示品、音、映像を駆使して紹介しています。●『スターマン』「ポップ・ミュージックの流れを変えた」といわれるパフォーマンスが、1972年にイギリスBBCの音楽番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」でデヴィッド・ボウイが披露した『スターマン』。スターマンの衣装と「トップ・オブ・ザ・ポップス」の映像により、当時の衝撃を再体験することができます。●ファッションデヴィッド・ボウイは世界の一流デザイナーとコラボレーションして、斬新なファッションを生み出し続けました。山本寛斎、アレキサンダー・マックイーン、ジョルジオ・アルマーニ、エディ・スリマンらによる衣装展示は見逃せません。ミュージック・ビデオで見た、あの衣装が展示されているかも!?●JAPAN日本文化からインスピレーションを得、親日家としても知られていたデヴィッド・ボウイ。歌舞伎の化粧法や早変わりをライブ・パフォーマンスに取り入れていました。デヴィッド・ボウイを40年以上撮影してきた鋤田正義の写真、山本寛斎がデザインした漢字柄のマント、デヴィッド・ボウイが描いた三島由紀夫の肖像画など、日本とのつながりを感じる展示がおこなわれます。●音と映像で「音楽を展示」音と映像をフルに使ったマルチメディアにより、デヴィッド・ボウイの「音楽を展示」します。入場者1人ひとりにヘッドフォンが提供され、インタビュー音源を聞きながら展示を観賞。スクリーンでのライブ・パフォーマンス体験など、五感でデヴィッド・ボウイの世界へと没入することができますよ。日本だけのスペシャルコーナー!1983年に公開された映画「戦場のメリークリスマス」(監督・大島渚)の名場面が上映されます。さらに映画で共演した北野武氏、坂本龍一氏の撮り下ろしインタビュー映像も。「David Bowie Meets Japan」と題し、映画を通じてデヴィッド・ボウイの美学やクリエイティビティを感じられる構成になっています。また、会場では日本限定のグッズも販売される予定。貴重なグッズを手に入れましょう。大回顧展「DAVID BOWIE is」がスタートする2017年1月8日(日)は、存命ならばデヴィッド・ボウイ70歳の誕生日。比類なき表現者、デヴィッド・ボウイの世界にぜひ触れてください。チケットの先行発売は2016年10月3日(月)からはじまっています。亡くなったあとも人々をインスパイアし続けるデヴィッド・ボウイの大回顧展は、ファンならずとも必見です!■イベント概要名称:大回顧展「DAVID BOWIE is」開催期間:2017年1月8日(日)~4月9日(日)会場:寺田倉庫G1ビル所在地:東京都品川区東品川二丁目6番10号開館時間:10:00~20:00 (最終入場19:00)※金曜日のみ10:00~21:00 (最終入場20:00)休館日:毎週月曜日 ※1月9日、3月20日、3月27日、4月3日は開館前売り料金:一般2,200円 (当日券2,400円)、中高校生1,000円(当日券1,200円)、 ※小学生以下は入場無料。限定オリジナルグッズ付きチケット5,000円 (当日券は扱いなし)公式サイト:
2016年10月10日鉛筆にフォーカスした展覧会「THE SECRET LIFE OF PENCIL」が、10月6日から11月13日まで東京・表参道のポール・スミス スペース ギャラリー(Paul Smith SPACE GALLERY)にて開催される。プロダクトやパッケージのデザインを手掛けるアレックス・ハモンドと、フォトグラファーのマイク・ティニーによって開催される同展。会期中は、ポール・スミス、プロダクトデザイナーのトム・ディクソン、彫刻家のアニッシュ・カプーア、フォトグラファーのデヴィッド・ベイリーなどの著名人が使用した鉛筆の写真を展示・販売。このデジタル社会において、非常にシンプルな筆記用具である鉛筆が、いかに世界一流のアーティストや建築家、作家、デザイナーらの仕事とともにあり、変わることなく偉大な存在であり続けているかを伝え、鉛筆を使うことの味わい深い面白さを追求する。なお、同展は15年5月にロンドン・メイフェアのPaul Smith No.9 Albemarle Street Shopで開催されたもので、今回の日本開催にあたり、原研哉、谷尻誠、田名網敬一、隈研吾、鋤田正義、坂本龍一、NIGO(R)、Klein Dytham architectureなどが使用した鉛筆の写真も新たに追加される。また、同イベントは恵まれない境遇にいる子どもたちに教育の機会と保護を与えるイギリスのチャリティー団体であるChildren in Crisisと協力し、売上の一部を寄付する。【イベント情報】「THE SECRET LIFE OF PENCIL」会場:ポール・スミス スペース ギャラリー住所:東京都渋谷区神宮前5-46-14 3階会期:10月6日~11月13日時間:12:00~20:00(土日祝日は11:00~)定休日:水曜不定休
2016年09月25日ポール・スミス(Paul Smith)の旗艦店3階にあるポール・スミス スペース ギャラリー(Paul Smith SPACE GALLERY)にて、写真展「THE SECRET LIFE OF THE PENCIL」を開催する。期間は2016年10月6日(木)から11月13日(日)まで。本展は、インダストリアルデザイナーのアレックス・ハモンドとフォトグラファーのマイク・ティニーによるプロジェクトだ。彼らは、このプロジェクトの中で、非常にシンプルな筆記用具である“鉛筆”が、世界一流のアーティスト、建築家、作家、デザイナーらのデスクの上で、いかに彼らの仕事に寄り添い、変わることなく偉大な存在であり続けているかを伝えている。2015年5月には、ロンドン・メイフェアのPaul Smith No.9 Albemarle Street Shopで開催。ポール・スミス、プロダクトデザイナーのトム・ディクソン、彫刻家のアニッシュ・カプーア、フォトグラファーのデヴィッド・ベイリーが実際に使用した鉛筆やその写真を展示した。日本開催にあたっては、新たに原研哉、谷尻誠、田名網敬一、隈研吾、鋤田正義、坂本龍一、NIGO、Klein Dytham architectureらを迎え、それぞれが使用した鉛筆の写真の展示・販売を行う。圧倒的なディテールを表現した写真たちは、持ち主の特徴をそのまま映し出し、ひとつひとつの鉛筆の姿を見事に捉えている。【開催概要】THE SECRET LIFE OF THE PENCIL会期:2016年10月6日(木)〜11月13日(日)開館時間:月~金 12:00~20:00、土日祝 11:00~20:00会場:ポール・スミス スペース Paul Smith SPACE GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前5-46-14 3FTEL: 03-5766-1788定休日:水曜不定休
2016年09月23日“夏まつり”をテーマに、ファッションを通して日本を元気にする「元気祭り with Kansai Yamamoto」が2016年6月29日(水)から7月5日(火)まで、伊勢丹新宿店で開催される。世界的に活躍するデザイナー・プロデューサーの山本寛斎とタッグを組んだ本イベント。期間中は、伊勢丹新宿店がまるごとお祭り会場へと姿を変える。■本館1階=ザ・ステージカンサイヤマモト(Kansai Yamamoto )の1点もののショーピースをはじめ、今回のために制作されたクチュールラインやカプセルコレクションが三越伊勢丹限定で登場。クチュールラインからは、スーベニア・ジャケットやTシャツ、そしてロンドンでファッションショーを開催した彼の代表的な作品がリバイバルされる。■本館2階=TOKYO解放区好きなデザインをプリンターでプリントできるTシャツを販売するほか、団扇といった夏祭りを盛り上げるアイテムを一堂に揃える。更に、写真家のレスリー・キーが昨年手がけた「日本元気プロジェクト2015」の作品が会場内に展示される。■本館3階=ウエストパーク/プロモーション国内外で活躍する日本人デザイナーたちが、山本寛斎をトリビュートした1点もののコレクションを発表。ドレスキャンプ(DRESSCAMP)の岩谷俊和、クリスチャン・ダダ(CHRISTIAN DADA)の森川マサノリ、プラスチックトーキョー(PLASTICTOKYO)の今崎契助などが参加する。他にも、7階で開催される日本酒イベント「ISETAN SAKE マルシェ」や屋上で行われる「ISETAN BONDANCE2016」、さらにデザイナーたちの豪華トークショーにも注目したい。なおイベントは、今後京都伊勢丹、銀座三越、日本橋三越本店にも巡廻する予定だ。【開催詳細】元気祭り with Kansai Yamamoto開催期間:2016年6月29日(水)〜7月5日(火)※本館2階=TOKYO解放区のみ7/12日(火)まで開催会場:伊勢丹新宿店 住所:東京都新宿区新宿3−14−1TEL:03-3352-1111■トークショー・山本寛斎 & 勅使河原茜日時:7月2日(土)14:00〜15:00場所:本館2階=TOKYO解放区・山本寛斎 & ドレスキャンプ 岩谷俊和日時:7月2日(土)16:00〜16:45場所:本館3階=ウエストパーク・山本寛斎 & 高橋靖子 & 鋤田正義日時:7月9日(土)14:00〜14:45場所:本館2階=TOKYO解放区※予定は変更になる可能性あり■巡廻予定・6月29日(水)〜7月5日(火) JR京都伊勢丹 3階=特設会場・7月20日(水)〜26日(火) 銀座三越 3階=グローバルメッセージ・8月3日(水)〜9日(火) 日本橋三越本店 本館2階=スペース#2
2016年06月27日『最強経営者の思考法』(嶋聡著、飛鳥新社)の著者は、松下政経塾2期生にして、元ソフトバンク社長室長。つまり松下幸之助からの影響を受け、孫正義の参謀としてソフトバンクを飛躍させたという、なかなかできない体験をした人物だということ。そして本書では稀有なキャリアをもとに、20世紀と21世紀それぞれを代表するふたりの名経営者に共通する思考法を公開しているわけですきょうはそのなかから、第1章「松下幸之助と孫正義に見る6つの成功法則」に焦点を当ててみましょう。■1:未来を予測し、予言する松下幸之助がカリスマ的なリーダーとなる結果を出せたのは、自転車から電気という馬に乗り換える選択をしたから。一方、デジタル情報革命の到来を確信したのが孫正義。そこで、綿密な調査をしたうえで、30年後のどまんなかに焦点を当てて馬に乗り、情報産業に対して確信的な姿勢で挑んでいったというわけです。そして同じように、誰にでも乗るべき馬があるはずだと著者。しかし、乗る馬を間違えれば、未来を失うことにもなるでしょう。だからこそ未来を予測し、どの馬に乗るべきかを慎重に見定めなければならないわけです。■2:大風呂敷なビジョンを提示する日本は不言実行が美しいとされますが、「リーダーは有言実行でなければならない」と主張するのは孫正義。そして公言するときは「絶対にやり遂げる」と決意し、「絶対にやれる」という自分なりの方法の見込みをつけなければならないといいます。人は追い詰められてこそ、本当の力が出せるもの。リーダーを目指す人は、大風呂敷を広げたビジョンをつくり、公言すべきだと著者はいいます。■3:超長期を語り、人づくりをする遠い将来を予言する、あるいは予見するためには、過去を見てみることが大切。なぜなら物事は、過去があって現在があって未来があるから。産業革命、工業革命がはじまったのは300年くらい前。機械や動力が生まれ、人類の生き方が変わり、パラダイムシフトが起きたわけです。しかし、孫正義はこういってもいいます。「これから300年間で、本当の意味での情報のビッグバンが起きるのではないか。いまはまだほんのその入口である」「これから300年、人類はこれから人類史上最大のパラダイムシフトを体験することになる」300年先を見通し、超長期の計画を語る。そして人づくりをしていけば、松下幸之助や孫正義を超えることができるかもしれないということです。■4:最速で目標を達成する著者がここで提案しているのは、目標達成までの時間を、3割短縮すること。1か月なら3週間、1年の予定なら4月からはじまって12月末には達成することを目標とするという考え方です。重要なのは、たとえ1時間でも早く目標が達成できるように全力を尽くすこと。それが1週間、1か月、ときには1年も早く目標に到達することにつながるといいます。そのためには、まず自分自身のやろうとすることが「いつまでにできる」と確認し、孫正義のように「なんでそんなにかかるのか」と自問することが重要。そして、自分なりの機嫌短縮の目標を決めるわけです。■5:「思考の三原則」を身につける著者が松下政経塾の塾生だったときに教わった「思考の三原則」とは、次のとおり。(1)目先にとらわれないで、できるだけ長い目で見ること。(2)物事の一面にとらわれないで、できるだけ多面的に、できれば全面的に見ること。(3)何事によらず技葉末節(しようまっせつ)にとらわれず、根本的に考えること。しかし現場で現実の対応に直面していると、どうしてもこの三原則の反対になってしまうものだといいます。長期的な利益よりも短期的利益の方をとろうとし、多面的・全面的に考えず一面的に決断し、根源的な問題よりも枝葉末節な問題を重視し、その結果、飛躍できなくなるわけです。しかしリーダーは重要な問題と対峙したとき、「思考の三原則」に常に戻り、決断し、実行しなければならないもの。■6:成功を信じ、やり抜く人や資金を集めるものは、リーダーへの期待感。だからリーダーは、やり抜くという「持続する意志」を持たなければならないと著者。逆に、困難に直面すると「もうダメだ」とすぐにあきらめてしまう人がいます。でも、あきらめてしまってはそこで終わり。失敗したとしても、それは成功のための準備であると考えるべき。成功の要諦は、成功するまで続けるところにあると信じ、持続する意志を持って成すべきを成す。それこそが、唯一の成功のコツだそうです。*実際に見聞きしたことがらを軸にしているだけに、本書での著者の主張には強い説得力があります。経営者に限らず、なんらかのリーダーであれば読んでおきたい内容であるといえます。(文/作家、書評家・印南敦史) 【参考】※嶋聡(2016)『最強経営者の思考法』飛鳥新社
2016年06月16日早々に続編製作が決まったスタイリッシュ・アクション『ジョン・ウィック』で“復活”といわれたキアヌ・リーブスが、今度は一転、真実を追究する正義の弁護士に扮する法廷ミステリー『砂上の法廷』(原題:『THE WHOLE TRUTH』)が3月より日本公開されることが決定、そのポスタービジュアルが到着した。巨額の資産を持つ大物弁護士が自宅で殺害された。容疑者として逮捕されたのは、17歳になるその息子。拘留後、完全黙秘を続ける少年の弁護を引き受けたのは、敏腕弁護士ラムゼイ(キアヌ・リーブス)。何も語ろうとしない被告人の少年をよそに、裁判では多くの証人が彼の有罪を裏付ける証言を繰り広げていく。しかし、証言のわずかなほころびから、証人たちの“嘘”を見破るラムゼイ。有罪確定に見えた裁判の流れが変わり始めた矢先、少年がついに沈黙を破り、衝撃の告白を始める。彼が語る言葉は、果たして真実なのか?そして、事件には真犯人が存在するのか――?キアヌが近年出演が続くアクション映画とはがらりと雰囲気を変え、落ち着いた中にも静かな闘志を燃やす弁護士を熱演する本作。被告人の少年の母親を演じるのは、『シカゴ』などで高い評価を得て、『ブリジット・ジョーンズ』シリーズの最新作『Bridget Jones’s Baby』(原題)も控えているレニー・ゼルウィガー。被害者の妻であり、被告人の親という複雑な立場を少し影のあるミステリアスさで演じ切る。また、被告の少年役は、J.J.エイブラムス×スティーヴン・スピルバーグの『SUPER 8/スーパーエイト』やニック・ロビンソン共演『キングス・オブ・サマー』などのガブリエル・バッソが務めている。監督は、サンダンス映画祭でグランプリを受賞し、第81回アカデミー賞にもノミネートされた『フローズン・リバー』のコートニー・ハント。その斬新さと完成度の高さであのクエンティン・タランティーノを唸らせた前作に続き、今回は法廷を舞台に常識を覆す新たな衝撃作を生み出している。ラスト11分ですべてが覆るという、至極の法廷ミステリーを楽しみにしていて。『砂上の法廷』は3月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月01日