2013年4月の創業90数年を記念して株式会社文藝春秋が設立した「文春ジブリ文庫」。中でも人気のシリーズ「ジブリの教科書」から、この度、かつての豪華ナビゲーター陣に加え風吹ジュンのインタビューを収録した特別版が制作されたことが分かった。「ジブリの教科書」シリーズは、ジブリの長編アニメーション映画1作ごとに、その魅了を分かりやすく解きほぐした解説本として人気を集めており、いままでにナビゲーターとして、立花隆、森絵都、あさのあつこ、山田洋次、内田樹、岩井俊二、梨木香歩、万城目学、小松和彦、朝吹真理子、福岡伸一など豪華執筆陣が登場。今回制作される「文春ジブリ文庫:ジブリの教科書<特別編>」には、彼らの貴重な原稿に加え、スペシャルナビゲーター・風吹ジュンのインタビューが収録され、全3冊セットと大ボリューム仕様。一般販売はされないファン必携のオリジナルグッズとなっている。こちらは、7月17日(金)より「ジブリがいっぱいCOLLECTION」から、「海がきこえる」ブルーレイ、そして高畑監督と宮崎監督がかつて携わった珠玉の名作、「パンダコパンダ」『じゃりン子チエ劇場版』『劇場版名探偵ホームズ』『セロ弾きのゴーシュ』のブルーレイ&DVDがリリースされるのを記念して開催される“ジブリがいっぱいCOLLECTION×文春ジブリ文庫 サマーキャンペーン”のプレミアムグッズとして特別に編集されたもの。すべてのスタジオジブリ関連作品のブルーレイ&DVDを購入すると、その場で「文春ジブリ文庫:ジブリの教科書<特別編>」がもらえるという企画なので、ぜひ、この機会にお気に入りのジブリ作品を手にしてみて。(プレミアムグッズはなくなり次第終了予定)(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日それは熱望という以上の強い感情だった。現在の邦画界にあって、オリジナル脚本での映画作りを許されている数少ない映画監督の一人である是枝裕和監督。実際、長編映画デビュー作『幻の光』こそ宮本輝の小説の映画化であったが、2作目『ワンダフルライフ』以降はほぼ一貫してオリジナル脚本を自ら執筆しており、非オリジナル脚本作品は『空気人形』のみ。これとて原作となった業田良家の漫画はごく短いもので、監督自身が物語を膨らませることで長編映画に仕上げた作品である。そんな是枝監督が第1巻の最初の1話を読みながら自らの手で映画化したいと強く思った――いや、当人の言葉を借りるなら「これは絶対に誰かが映画化するって言い出すぞ。いやだ!撮られたくない!と思って手を挙げた」のが、吉田秋生の人気漫画である「海街diary」(小学館刊)である。物語の中心となる4姉妹に上から綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずを配し、原作の舞台である鎌倉での撮影を敢行し完成した映画『海街diary』。いまなお連載の続く漫画をどのように料理し、組み立て、新たな是枝作品は出来上がったのか?是枝監督にじっくりと話を聞いた。鎌倉の古い木造一軒家に姉妹3人で暮らす幸、佳乃、千佳。そんな彼女たちの元に、かつて家族を捨てた父親の訃報が届く。山形で行われた葬儀で3人は、父が遺した腹違いの妹・すずと出会い、幸のひと言で彼女を鎌倉の家に引き取ることになり…。「1巻の最初に3人が父親の葬式で山形に行って、(すずを加えた)4人が高台に登って街を見下ろす。そこですずが泣くんだけど、そこで4人のシルエットが重なって蝉時雨が…というシーンが素晴らしくて、やられちゃった(笑)。ここ、カメラは絶対にクレーンアップだし、音楽ももう鳴ってたもん(笑)。映像になるために描かれた画だったんです」。実は、そのタイミングでは、すでに原作の映画化権は別の人間に押さえられていた。「だから1回、あきらめたんですよ。そうしたら、(権利を)手放したという連絡が入って、じゃあ今度こそって。そこまでするのは初めてでしたけど、あきらめた後もずっと、いち読者として漫画は追い続けていたんですよ。読みながらいろいろ考えていたものが、もう一度できそうだということになって、思いのたけをぶつけてみようと。熱いんですよ、今回は(笑)」。映画化が決まり、脚本にしていく過程を是枝監督は「吉田さんの中に深く潜っていく感じ」と表現する。「何を考えて吉田さんはこういうシーンにしたのか?読み解いていきました。他人の作品をこんなに読んで、読んで、読んで…というのはなかなか。そこからスタートして、でも途中からは(綾瀬さんらキャスト)4人を選んだので、この4人をどう動かしていくか?という演出家の視点にシフトしていきました。例えばですが原作の1話目は、なぜ佳乃が恋人の部屋のベッドで目を覚ますところから始まるのか?家から始まってもいいはずなのになぜなのか?そんなことを考えていくところから始まりました」。「不在者」と「残された者」、「死」と「記憶」――海外映画祭の常連でもある是枝監督の作品について語る上で頻出するキーワードと言えるが、この脚本執筆の思考の過程でまさに、こうしたテーマとぶつかった。「原作者の吉田さんには『お任せします』と言われたんですが、唯一、『アライさんだけは出さないでください』と言われたんです」。アライさんとは原作にも幾度となく出てくる人物で、看護師である幸の後輩なのだが、連載を通じてなぜか幸をはじめ他人の会話の中でその存在が語られるばかりで、本人の姿は一度も登場しない。「それを深く考えていくと、この物語は、出てこない人間が重要な役割を果たす作品なんだと改めて思い直しました。そう思って読み直すと、キーになる人物――4人の父親やすずの母親などの姿は出てこないんですよね。その人たちを意識しながらみんな、生きている。生きていない人間を回想で出さずに、どうやって生きている人間に重ねながら生きていくか?すごくアクロバティックなことを要求されているんだなと受け止めて、細かい積み重ね、どうやっていない人を感じさせられるか?やれるだけやろうと覚悟が決まりましたね」。そうした作業の中で是枝監督は、原作漫画にはない映画オリジナルのシーンをいくつも加え、溶け込ませていった。その理由、それぞれのシーンの作られ方も千差万別である。例えば、3姉妹の母親でいまは再婚して離れて暮らす都(大竹しのぶ)とすずが顔を合わせる鎌倉での法要のシーン。都にとって、すずは夫を奪い、家族を壊した女の娘であるわけだが、ここで原作にはない、都とすずの2人だけのシーンを加えた。「(原作のまま)グループショットで押すというやり方もあったけど、一度、あそこですずを単独にしておいて、家に戻ってからの流れ(※帰宅後に起こる姉妹と母親たちの騒動)のために、彼女に強めの“圧”をかけておいた方がいいと思って、意地悪で書きました(笑)。あえて、そうやってバランスを崩すために加えたものもあります」。また、撮影が始まってから女優陣の芝居を見て急遽、新たなオリジナルシーンを加えたことも。「病院で幸と二宮(風吹ジュン)がバッタリ会って『最近、胃の調子がね』というやり取りを撮っていて『また来てちょうだいよ、お店』と二宮さんが言って、幸が『懐かしいな』と言うんですが、その顔を見て、幸は律儀な子だから、実際にお店に行くだろうと思ったんです。あの店には、(自分たちを捨てた)父親の記憶もあって、おそらく意識的に行ってなかったんでしょうけど、そう言われたら行く気がした。だから、原作に4人であの店に行くというシーンはないんですが、それで描いてみると『あ、このシーンがあれば最後のシーンも成立するな』とか、描いていく中で骨格が見えてきた。そういうことは今回、意外と多かったです」。キャスティング、オリジナルシーン、原作から削除されたシーン、世界観etc...人気漫画であればあるほど、連載が長いほどに映画化には賛否がつきまとう。是枝監督は完成した作品について「原作と映像の関係で言うとうまくいったと思う」と自信をのぞかせるが、その手応えの理由を語る上で口をついて出たのが、夏帆さん演じる三女・千佳の存在である。ちなみに幸ら姉妹のそれぞれの特徴や演出について語る文脈で、是枝監督は三女・千佳についてこんなことを語っていた。「撮影前に何組が3姉妹を取材したんですが、どこの家でも長女と次女は洋服の貸し借りをするけど、三女は趣味が変わってるからしないの。『あいつの服は借りられない。あいつの音楽の趣味もわかんない』って(笑)。上の2人を見て、違う道を行くんだよね。原作でも千佳は一人だけ違う服着て、髪型もアフロ。上の2人と違うノリとリズムで生きていて、2人の対立に左右されない子がいることで、対立が深まり過ぎないというバランスの取り方をしてるんです」。その上で、映画では千佳をアフロにはしないことにした。それを、監督は映画化の成功の“勝因”のひとつに挙げる「それは判断として大きかったと思う。アフロであるってどういうことか?と考えると、やはり姉たちとは違う美意識で生きてるということ。池田(貴史/※千佳の恋人)さんはアフロだけど、そのアフロのオヤジの隣に居場所を見つけているということ――つまり、趣味がきちんとそこにリンクしているのであれば、別にアフロじゃなくても行けるし、アフロにしてしまうとコミックをなぞる感じになって、人間としてむしろわかりやすくなっちゃう。だから、そこを一度、捨ててみようと思ったし、むしろ夏帆さんであればアフロにはしないだろうと思った。アフロにせずとも姉2人と違う感じが出せれば、映画としてはその方がいいんじゃないかという方向性に行けたのがよかったんじゃないかと思います」。改めて、吉田さんによる現在進行形の原作を是枝監督は「少女漫画の枠を超えてすごく“大きなもの”を描いていると思う。それは人間ではなく、街だったり、時間だったりしていて、だからこそ、これは『鎌倉4姉妹物語』ではなく『海街diary』なんだと思う」と評する。さらに、こうも続ける。「よく『この作品を撮って家族観が変わったか?』と聞かれますが、そもそも、自分に確固たる家族観があったのかがよくわからない(笑)。ただ、なぜこの原作漫画が面白いのかと言うと(同じく吉田作品の)『櫻の園』は『過ぎ去った時間はもう戻ってこない…』というある種の残酷さを描いているんだけど、この『海街diary』は『過ぎ去った時間が時と共に自分の中で形を変えていく話』を描いていると思うんです。特に幸にとっては。反発していた母親に久しぶりに会う。嫌って否定していた父親がすずを残してくれた。そうやって、幸の中で過去が書き換えられていくことが、彼女の成長になっていくというのが、すごく大人の人間描写だと思うんです。時間が彼女の中でどう変化するのか?それは見えないけど、この原作の豊かさなんだなと。それを何とか映画で描きたかった。自分が父親になったことで、もう亡くなってずいぶん経つ父親のことを思い返している自分がいるんですよ。この年齢のとき父は…と考えてる。疎遠だったんだけど、自分の中でちょっとずつ形を変えている。自分が子供と接する中で、そういうことが自分の中で起きているから、映画を撮りながら幸の変化にすごくシンパシーを感じていたんです」。美しき原作に、私小説のように監督自身の思いを編み込みながら、4姉妹と共に紡ぎ上げていった『海街diary』。観客がどのように受け止めるのか?是枝監督は静かにその反応を待つ。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2015年06月12日モデルで女優の土屋アンナと高橋メアリージュンが4日、東京・TOKYO DOME CITY HALLで行われた映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)のジャパンプレミアにゲストとして登場した。土屋と高橋は、そろって会場後方の扉から登場。ともに胸元の開いたセクシーな黒ドレス姿を披露し、観客1,300人の視線をくぎ付けにした。そして、「アンナちゃーん!」「かわいい!」といった声援に笑顔を見せ、握手やサインにも応えながらゆっくりとカーペットを歩いた。2人はマスコミ陣の写真撮影にも対応。大胆に美脚をのぞかせ、背中も露出した土屋の衣装に、カメラマンから「背中見せてください!」という声が上がった。カーペットには、叶姉妹も大胆に胸元を露出したセクシードレスで登場。バストタッチのサービスも飛び出し、会場を沸かせた。その後、主人公マックス役の声優を務めるEXILEのAKIRA、マックスの最凶の敵ジョー役を担当する竹内力、ジョージ・ミラー監督が登場し、さらに会場はヒートアップ。3人はステージで熱いトークを繰り広げ、AKIRAは「魂ごと揺さぶられる作品ってなかなか出会えない。本当に感激しました」などと語った。
2015年06月05日6月13日公開の映画『海街diary』の完成披露イベントが11日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、大竹しのぶ、風吹ジュン、リリー・フランキー、是枝裕和監督が出席した。第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、マンガ大賞2013を受賞した吉田秋生のベストセラーコミックを、『そして父になる』の是枝裕和監督が映像化した本作。物語は4姉妹が主人公で、長女に綾瀬はるか、次女に長澤まさみ、三女に夏帆、異母兄弟の四女に広瀬すずという豪華女優たちが競演して公開前から大きな話題を集めている。そんな話題作に出演したキャスト陣と是枝監督が500株の紫陽花が咲き誇るステージに登壇。長女・香田幸役の綾瀬は「すごく真面目で不器用、そして長女なので背負っているものがたくさんある女性でした。あれが本当の私だと言っています(笑)」とコメントしてキャスト陣が大爆笑。そんな綾瀬について長澤が「本当にしっかりものでみんなを引っ張ってくれる頼りがいのあるお姉ちゃんでした。でも実際のはるかちゃんはジョークが効いていて、本当に面白くてみんなをいつも笑わせてくれる人でしたね」とムードメーカー的な存在であることを明かし、本作で初めて会ったという広瀬も「綾瀬さんは本当にすごいお芝居で(役どころの)幸ちゃんになっていました。一番年齡が離れていましたが、変な緊張もなくすごく楽しくお話をさせてもらいました」と感謝の言葉を口にした。その広瀬は映画やドラマなどで活躍して一気にブレイク。綾瀬は「しっかりしているところと16歳のあどけないところが絶妙なバランスでいて、それでいてクールなところもあって映像になると目を引くし気になる存在でしたね」と納得顔だった。本作は、5月13日から開催される第68回カンヌ国際映画祭でコンペティション部門に正式出品されることも決定。現地には4姉妹を演じた綾瀬、長澤、夏帆、広瀬に加えて是枝監督が訪れる。綾瀬は「ワクワクとドキドキと世界の方がどう見てくれるか楽しみですね」と今から待ち遠しい様子。そんな綾瀬ら4人の女優陣に、2013年公開の映画『そして父になる』でカンヌを訪れたリリー・フランキーは「僕もドレスを用意していましたが、今回は連れてってもらえないので自宅で着ます。4人ともドレスは露出多めで。すずはいいから!」と笑わせるも「この作品は人間臭くて美しい。そういう部分を映画祭でたくさんの方に評価してもらえると思います」と期待していた。映画『海街diary』は、6月13日より全国公開。
2015年05月12日映画『海街diary』の完成披露イベントが5月11日(月)に行われ、劇中で4姉妹を演じる綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが出席した。第68回カンヌ国際映画祭のコンペ部門出品が決まった本作。4人に加えて、是枝裕和監督がカンヌ入りすることが発表された。マンガ大賞2013を受賞した吉田秋生の人気コミックを原作に、長女役に綾瀬さん、次女役に長澤さん、三女役に夏帆さん、異母兄弟の四女に広瀬さんと言う豪華なキャスティングが実現。現地時間の14日にカンヌで公式上映が行われる予定で、日本が世界に誇る“美人4姉妹”がレッドカーペットで咲き誇る。「ワクワクとドキドキ。世界の方々にどう見てもらえるのか楽しみです」と期待を寄せるのは綾瀬さん。続いて、長澤さんは「ワクワクとドキドキで…。あれ、(綾瀬さんと)同じこと言っている?」と照れ笑いを浮かべ、「どの国の人にもわかってもらえるストーリー。是枝監督の女性に対する愛情と尊敬を深く感じてもらえるはず」と武者震いしていた。一方、「まだ実感がわかない」という夏帆さんは、「現地の生の反応を感じられるのが、すごく楽しみ」と瞳キラキラ。最年少の広瀬さんは「自分の出演した作品を、海外の人たちに見てもらうのは初めて。想像がつかないけど、楽しみです」と初々しいコメントだった。5月13日から24日まで開催される、第68回カンヌ国際映画祭。最高賞パルムドール他賞を競うコンペティション部門に、是枝監督の作品が出品されるのは『DISTANCE/ディスタンス』(’01)、『誰も知らない』(’04)、前作『そして父になる』(’13)に続き2年ぶり4度目。『そして父になる』が「審査員賞」を受賞しているだけに、今回はさらなる栄誉に期待がかかっている。この日のイベントには共演する大竹しのぶ、風吹ジュン、リリー・フランキーが同席した。『海街diary』は6月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2015年05月11日コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME des GARCONS JUNYA WATANABE MAN)が1月23日、パレ・ドゥ・トーキョーの最上階で15-16AWコレクションを発表。レッドカーペットが敷き詰められ、天井から吊られたミラーボールが回転し、ソウルミュージックが流れる中、モデルたちは各々踊ったり睨みをきかせたりしながらウォーキング。今シーズンのテーマは「フォーマル」。男性の正装をジュンヤ ワタナベらしい様々なディテールで崩すというスタイルを見せた。サヴィルロースタイルのオーセンティックなジャケットやコート、クラシカルなブレード素材を縫い付けた19世紀風のジャケット、50年代のアメリカのコーラスグループをイメージさせるショールカラーのジャケットなど、バリエーション豊かな構成。また、得意とするパッチワークジャケットも健在。異素材を組み合わせたリーバイスとのコラボブルゾンや、デュペチカとのコラボダウンジャケット、「トリッカーズ(Tricker’s)」のコラボシューズも引き続き注目したい。ショー最後は、モデル全員がホワイトシャツ姿で登場。会場からは割れんばかりの拍手が起き、感動的なフィナーレで幕を閉じた。
2015年02月09日実写と人形アニメーションを組み合わせた異色の映画『Present for You』が2月7日(土)に公開。主演のオダギリジョーをはじめ、風吹ジュン、青木崇高、臺佳彦監督が上映後の舞台挨拶に登壇した。謎の健康食品会社「Present for You」に集う人々の人間模様を描く本作。オダギリさんらが演じる実写パートと、そっくりの人形を少しずつ動かして撮影されたストップモーション・アニメーションのパートのシーンを組み合わせて製作されている。オダギリさんは、劇中と同じアフロパーマのカツラにサングラスという出で立ちで、実際に撮影で使われた自身と風吹さんの人形を手に登場。「この格好ももうしないと思ってたけど、今日は頑張って着てきました」と語る。実写部分が撮影されたのが約3年前で、アニメパートはそこから数年をかけて少しずつ製作されており、ようやくこうして完成し公開を迎えたことに感慨もひとしおのよう。「撮影の後もずっと臺さんと仲良くさせていただいて、どれだけ苦労してるか聞いてたので、こうした公開できるのが信じられない気持ちですごく嬉しいです。本当に良かったなと思います。こんな風に思った作品はこれまでなかったかも…」と強い思いを口にする。手にしている人形だが、監督によると1体当たりの値段は「軽トラック2台分くらい」。オダギリさんの人形には、表情を変化させるために口のパーツが30個、まぶたのパーツも複数用意されており「ピンセットを付け替えて、表情を変えながら1コマずつ撮っている」(オダギリさん)とアニメーションパートのスタッフの大変さを代弁する。青木さんも、自身の人形を手に「革ジャンの破れたすきまに綿が入ってたりするし、スカーフの模様や革の質感も…」といかに手が込んでいるかを力説。風吹さんは人形を「このコたち」と呼び「よく見ると細かい。リアル過ぎて可愛くないって思うくらいリアル(笑)」と語る。監督は主人公の梶原について、企画段階からオダギリさんをイメージしていたというが、オダギリさんは、パーマにサングラス姿の自身の人形を見やり「僕をイメージしたってことは、僕はこういうイメージ(笑)?」と監督に問うと、監督は「梶原を演じられるのはオダギリさんしかいないと思ってて、髪型もトガってるし(笑)」と説明。さらに監督が、梶原のアフロヘアは劇中でもカツラという設定だと語ると、オダギリさんは「いま知りました!それなら1回くらい、劇中で(カツラを)外せばよかった…」と驚いた様子だった。監督は「ところどころ、隠してることがある」と嬉しそうに秘密の細かい設定があることを明かすが、オダギリさんからは「隠し過ぎでしょ!」とツッコミ。「ドラクエのお宝みたいなもの」という監督の言葉にも「どこで答え合わせができるんですか(笑)!」と呆れ顔だった。オダギリさんは改めて客席を見渡し「いろんなタイプの方に来ていただいてて、普通のお客さんと違う気がして(笑)、嬉しいです。こういう挑戦的な映画はいまの時代難しいです。お客さんがたくさん来る映画でもないし…そう言っちゃうのも問題ですが(苦笑)。でもこういう映画を作り続けないと、日本映画はどんどんダメになると思う」と語り、「ロングランするようによろしくお願いします!」と頭を下げる。監督は本作の公開を前に亡くなった夏八木勲の存在に言及し「夏八木さんも『臺ちゃんみたいな無茶なやつがいて良かった』と仰って下さいました」と嬉しそうに語り、「そういう映画がもっとあっていいと僕も思い、作ったら5年もかかりました(笑)。ありがとうございます」と語り、劇場は温かい拍手に包まれた。『Present for You』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年02月08日ユーモア受難の時代――。ネットやSNS全盛の現代、例えば何気ないひと言やちょっとした言動が、伝え方や表現を間違えたり、一部だけを切り取られることで、発した当人の思いもよらぬ形で受け取られ、誰かを怒らせたり傷つけるものにもなり、思わぬところから“出火”し、火傷どころか大炎上にまで発展する。「僕自身、わりとそっち方向ですね(笑)。軽い冗談で言ったことが、思いもよらず大きなニュースになってたり…」。オダギリジョーは苦笑を浮かべてそう語る。それでも、そんな危険な匂いのするユーモアを愛してやまず、少しばかりの“毒”を含んだ作品に惹きつけられる。そのオダギリさんをして、企画が持ち込まれた時点で即「やります」と言わしめた、独特のユーモアに満ちた映画『Present For You』がようやく完成した。どんな映画なのか?少し説明を要する。本作はオダギリさんをはじめとする生身の俳優陣による“実写”部分と、オダギリさんらが演じる各登場人物を人形にして、それを少しずつ動かして撮影された“ストップモーション・アニメ”の2つのパートに分かれている。怪しい健康食品を売る会社「Present For You」の雇われ社長・梶原(オダギリさん)と愛すべき仲間たちが、次々と降りかかる難題を前に、危ない橋を渡りながら奔走する姿が描かれるが、実写シーンと俳優陣そっくりの人形によるアニメパートが入り乱れる。監督を務めたのはCMディレクターであり、アニメ「The World of GOLDEN EGGS」でも知られる臺佳彦(だい よしひこ)。企画段階の当初より臺監督は主演にオダギリさんを想定。GOサインが出る前からオダギリさんの人形を作り、オファーの際にはその人形を使って製作されたパイロット版を見せられたという。「短いパイロット版なんですが、その段階で世界観、雰囲気が十分に分かりました。挑戦的でクリエイティブなものを作ろうとしているところで、“僕”をイメージしてくれたのが嬉しかったです」。パイロット版のために作られた“オダギリジョー人形”は本編と同じアフロ&サングラスだったというが、自身の人形を見た時の印象は?「可愛らしいキャラクターだなと思いました(笑)。でも目や眉毛や口、それぞれのパーツが表情によって付け変えられるようになっていて、その緻密さに驚きました」。そこから完成、そして公開に至るまで5年を要した。実写部分はある程度、早い段階で撮影された。アニメパートはまず、オダギリさんら俳優や監督がグリーンバックの前で実際に演技をし、その映像に合わせて1コマずつ、人形の手足や表情を少しずつ変化させながら撮影した。オダギリさんもアニメ制作の現場に赴いたが「パシャっと(1コマ分を)撮って、少し人形を動かして、またパシャッと撮るという繰り返し」。1日に撮影できるのは本編の3~5秒分という気の遠くなるような作業が続けられ、ようやく完成した。「ものすごい根気のいることですよね。あの作業を目の当たりにすると、それが95分の作品になるまでの途方もない労働力が想像でき、本当に頭が下がりました。普段は映画の撮影が終わると、翌年には公開されるんですが、この作品はここまで来るのにこれだけの時間がかかりましたからね。だからこそ、なおさら実写の撮影の後のスタッフのみなさんの苦労を感じます。そういう意味で、なんか僕は出演者としてというよりも、家族とか身内のような感覚で『(完成して)ホントに良かったね…』という気持ちになってしまう(笑)。いままでにやって来た作品とは距離感とか関わり方、完成作を観て感じることが、ちょっと違うかもしれないですね」。オダギリさん以外に風吹ジュン、青木崇高、柄本明など錚々たる面々が出演しており、当然、彼らをモデルにした人形も登場する。そして、オダギリさん演じる梶原の雇い主である“社長”を演じているのは故・夏八木勲。夏八木さんが亡くなったのは2013年の5月。その後も、『そして父になる』、『永遠の0』など生前に撮影された作品が封切られてきたが、本作は夏八木さんの死から約1年9か月を経ての公開となる。オダギリさんは夏八木さんの死が「いまだに信じられないです。現場ですごくかわいがってもらいました」と語った。「ヤクザの親分の役ですが、そこに滑稽さがあるんです。滑稽さの演技には目に見えるタイプと肌で感じるタイプの2つがあって、演じ方が違うんですが、夏八木さんはその両方をすごいバランスで演じられているんです。木馬に乗ったりする(前者の)ノリノリの方は言ってみればやりやすいんですよ。でも(後者は)セリフの微妙なニュアンスで、やり過ぎるといやらしいし、でも足りないと笑いにならない。その落としどころが絶妙で素晴らしいんです。70代の俳優さんが、そういう笑い――いまの若い世代に伝わるような笑いのセンスをお持ちだということがすごいなと驚きました。本当に素晴らしい俳優さんだなと」。“笑い”の話が出たが、冒頭でも触れたように、本作の世界観を支えているのは、なんとも不思議な独特のユーモア。リアルな人形のやりとりに、思わずクスリと笑わされてしまうが、この人形たち、決して実写ではできないような飛び抜けたアクロバティックな動きや華麗なアクションを見せるわけでもない。実写シーンも撮るなら、なぜ5年もかけてわざわざアニメを…?という“そもそも”の疑問さえ頭をよぎるが、そうした良い意味での“くだらなさ”も含めて本作の世界であり、ユーモアなのだ。「おっしゃる通り、なんで人形を使うのか…?分かりませんよね(笑)。最初にいただいた台本の段階で、言葉遣いとか表現が個性的で、臺さんの色が濃く出た本だなと感じました。臺さん自身がすごく面白い人で、CMや『GOLDEN EGGS』もそうですが、エッジの効いたユーモアを持ってる人だから、普通の笑いともちょっと違うんですよね。確かにいまの時代では、揚げ足を取られてもおかしくないタイプのユーモアかもしれませんが、そのリスキーな感じが僕も好きだし、似た者同士が集まったのかな(笑)。あれを面白いって思ってしまっている自分がいるし、協同作業でもっと面白くしたいと思って参加してる。確かにバカバカしいんですけど(笑)、そのバカらしいユーモアが好きなんですね。思えば『時効警察』の三木(聡/監督)さんも同じで、すごくバカらしいですよね(笑)。でも、それを大の大人が一生懸命に真面目に作ってる。それがなんか好きなんです」。もはや、押しも押されもせぬ、日本映画界になくてはならない俳優だが、当人は俳優としての立場に懐疑的で、自らを「作り手きどり(苦笑)」と称する。本作に関しても、監督に積極的に自身の考えやアイディアを伝え、“主演俳優”という立場以上に深く携わってきた。「そこで鬱陶しがられる現場もあるし、『扱いづらい』と思われる事も少なくなかったと思います」と苦笑するが、面白くなると感じれば、迷わずグイグイと踏み込んでいく。「どんな作品でも、監督やプロデューサー、脚本家の方と話す中で生まれるものが一番大事だと思ってるし、自分のアイディアを出すことが自分の責任だとも思ってます。そうやってキャラクターを膨らませていくのが偶然、“役者”という仕事であるだけで、勝手に“制作側の人間”のような気持ちになってます(笑)。分かりやすく言うと、あるシーンで『もっとこうすれば…』と思って、変更を加えて書き直していくとするじゃないですか。それを一番、きちんと体現できるのは自分なんですよね、自分で書いてるから。だからこそ、役者をやってるだけなのかも。一番、面白いのは書き直している過程なんですよね。それこそが自分が作品に携わる意味である気がするんです」。場合によっては、与えられたシーンを丸ごと自分で書き換えて提案することもあるという。それはクリエイティブな作業であるが、同時に、自身でも口にしているように、現場によっては越権行為だと煙たがられることも多いだろう。いわゆる“イケメン俳優”として高い人気を誇る一方で、メインストリームのスタイリッシュなキャラクターよりも、本作然り、どこかクセのある人物を魅力的に演じる印象が強いのも、こうした気質のせいかもしれない。「自分で書き直す中で、どうしても“そっち”の方向に書き換えてしまうんでしょうね(笑)。ストレートな人格よりも、もっと人間臭くしたかったり、何かしらそのキャラクターが向くべき方向を突きつめたいんです」。決して万人受けするものではないかもしれない。毒が含まれているかもしれない。費用対効果は低いかもしれない。それでも――ふと立ち止まった人の心に深く突き刺さる。それがユーモアであり、オダギリジョーという俳優なのだ。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:Present For You 2015年2月7日より全国にて公開(C) 2013 PLUS heads inc.
2015年02月06日“月9”初出演となる杏と長谷川博己のコンビで贈る、同枠1年ぶりの恋愛ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」。“恋愛力ゼロで恋愛不適合者”の女と男が、それぞれ恋愛感情ヌキで結婚を目指すことになり、横浜を舞台につたないデートを積み重ねていく本作から、19日(月)の初回放送を前にオープニング映像が解禁。杏さん、長谷川さんが“華麗なる”(?)ダンスを見せていることが分かった。東大大学院を卒業、国家公務員として内閣府の研究所で働く藪下依子(杏)は、徹底的に効率を重視する超合理主義者。亡くなった母・小夜子(和久井映見)が29歳のときには結婚も出産もしていたこと、さらに、国の少子化対策にも貢献できると考えた依子は、30歳を目前にして父・俊雄(松重豊)からすすめられた見合いを快諾。だが、結婚を「契約」ととらえる依子は、ことごとく見合いに失敗、ついには結婚相談所に登録することに。一方、谷口巧(長谷川博己)は、自宅で美術教室を営む母・留美(風吹ジュン)とふたり暮らしで、無職。昼過ぎに目覚めると、新聞を読みながら食事を済ませ、ソファに座り気取ったポーズで小説を読み始める…という、実際は“ニート”と変わらない日々を送っていた。そんな巧が、“出版社勤務”と偽って登録した結婚相談所で、依子に一目ぼれされ…。今回、明らかになったオープニング映像では、「人生に恋愛は不要だ」と考えるようになった恋愛不適合者のふたり、超堅物女子を演じる杏さんと、自称“高等遊民”のアラフォー・ニートを演じる長谷川さんが、なんと華やかなステージ上でダンスを披露。その楽曲は、「恋のバカンス」や「モスラの歌」などで知られる往年の双子デュオ、「ザ・ピーナッツ」の「ふりむかないで」だ。当時のアメリカン・ポップスのエッセンスを残しつつ、乙女の初々しく繊細な心情を弾けるような明るさとスピード感で歌い上げた「ふりむかないで」に合わせて踊るふたりの様子は、ポップで煌びやかで、実にコミカル。まさに本作の世界観が伝わるオープンングとなっている。本作の企画を担当したフジテレビ・狩野雄太氏によれば、「歌詞も曲調も、依子と巧のふたりの恋愛模様にぴったりで、とてもかわいらしい雰囲気を描いてくれています。オープニング映像も、どこか懐かしくてゴージャスな映像となっておりますので、お楽しみに」とコメントを寄せている。これまでのイメージとはひと味違う役柄に挑む杏さん、長谷川さんのダンスが見られるオープニング映像は、1月18日(日)10時よりYouTubeにて配信。公式サイトでも視聴できる。「デート ~恋とはどんなものかしら~」は1月19日(月)毎週月曜21時~フジテレビにて放送(初回15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月18日まもなく放送開始の月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」完成披露試写会が1月12日(月・祝)に開催され、主演の杏、長谷川博己をはじめ、国仲涼子、中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、松尾諭、風吹ジュン、和久井映見、松重豊が舞台挨拶に登壇した。月9枠では1年ぶりの恋愛ドラマで、「リーガルハイ」シリーズ、「鈴木先生」といった話題作を手がけてきた古沢良太の脚本による本作。共に結婚を単なる契約に過ぎないと考える“恋愛力ゼロ”の依子と巧が恋愛感情を持たないままに結婚という明確なゴールを目指してデートを繰り返していくさまを描き出す。東大出身でマクロ経済の動向を予測するエキスパートという理系の超合理主義者・依子を演じる杏さんは、役柄の衣裳の野暮ったいメガネ姿で登場。自己紹介でも役柄そのままに理詰めで早口の口調で挨拶し笑いを誘う。本作について「“ロマンチックラブコメディ”と銘打ってますが、ロマンチックの90%くらいは横浜の景色で補ってます(笑)」とあくまで自分たちのやりとりはコメディであると強調。父親役を演じる松重さんは、依子と巧の2人は「変態です(笑)」と断言するが、杏さんは「2人は常軌を逸脱してますが(笑)、私たちが普段、思っている“恋愛”に鋭い切り口で切り込んでいます。面白い脚本が続いています!」と充実の表情を見せる。長谷川さんが演じる巧は文学や映画、エンターテイメントが好きな母親と暮らすニートだが、自らは“高等遊民”と称しており、母親がいなくなった時のための新たな“寄生先”として依子との結婚を目指しており長谷川さんも「最低な男です(苦笑)」と認める。「僕なんかに月9のお話が来るようになったのか…と思ったら、ニートの高等遊民と聞いて『なるほど、そういうことか』と思いました(笑)」と漏らす。この“最低な男”を長谷川さんも楽しんで演じているようで「普通は口に出して言っちゃいけないことをいうのは楽しいです。毒を吐いて、デトックス効果を感じて気持ちいです」と笑顔で語っていた。この先、2人がどんな道を歩み、どんな結末を迎えるのか気になるが、杏さんは「変わっていって恋愛を見つめ直すのもアリだし、いっそこのまま変わらないでという気持ちもある。でも、お父さんが報われてほしい!」と父親思いの一面も。長谷川さんは「このまま契約で結婚して、巧が高等遊民として自分を貫けるのか見てみたい」と期待を口にしていた。ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」は1月19日(月)より21:00~フジテレビにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月13日先日、東出昌大との結婚を発表したばかりの杏と、同じく向井理との入籍が明らかになった国仲涼子が1月12日(祝・月)、揃ってフジテレビの月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」の完成披露試写会に出席した。東大出身の理系女子と“高等遊民”を自称するニート男という恋愛偏差値ゼロの2人が恋愛感情を持たないまま、“契約”を遂行するという名目で結婚をゴールにデートを重ねるさまを描くラブコメディ。舞台挨拶にはほかに長谷川博己、中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、松尾諭、風吹ジュン、和久井映見、松重豊も出席した。登壇陣は劇中の衣裳で登場し、杏さんは野暮ったいメガネにロングスカート、一方の“元ヤン”役の国仲さんはスカジャン姿で観客の歓声を浴びた。作品にちなんで理想のデートの話題となると、杏さんは「オシャレして歩きたい。お着物を着ていろんなものを見に行ったり、意外と普通の場所にもお着物で行きたい」と語る。一方、国仲さんは「天気の良い日に外に遊びに行きたい。遊園地や動物園、人が多いところもいいかなと思う」と公然とデートする願望を明かした。2人の新妻に挟まれた独身貴族の長谷川さんは「“デート”って言葉自体照れくさい(笑)。デートと思わせない感じで、全てが終わって帰った時に『あれはデートなんだ』と思わせるような感じがいい」とさりげない演出を志向?普段、アイドル誌でこうした質問をされることが多いという中島さんは「普通に普通のデートしてみたい。映画館に行ったり、買い物行ったり」となかなか実現が難しい“普通”のデートへの憧れを口にしていた。「デート~恋とはどんなものかしら~」は1月19日(月)より21:00~フジテレビにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月12日オダギリジョーや青木崇高、さらにありし日の故・夏八木勲が“パペット”アニメと実写、両方で登場する異色の3D映画『Present For You』が、2015年2月7日(土)より全国公開される。先日、その完成披露記者会見が東京都内で開催。史上初、主演のオダギリさんらが“パペット”となって登壇した模様が、シネマカフェだけに到着した。東京・新橋の古い雑居ビルの最上階にある、怪しい会社「Present For You」。ここで健康食品を売る梶原(オダギリジョー)のもとには、不定期に大きな荷物が届いていた。その中身は、社長(夏八木勲)の気まぐれで選ばれ、袋詰めにされた人間。実は梶原の本業は、彼らを“消す”ことだった…。本作は、大人気アニメ「The World of GOLDEN EGGS」を手がける「PLUS heads inc.」の臺佳彦が5年の製作期間を費やし、キャストが演じる実写とパペットを融合させて生み出した新感覚の3D映画。今年1月には『ゼロ・グラビティ』『アナと雪の女王』と並び、3D CREATIVE ARTS AWARDS「海外実写映画部門最優秀賞」にも選出されており、そのクオリティーは世界のお墨付きだ。前代未聞、おそらく史上初となったパペットによる完成披露会見には、本作の世界観そのままにオダギリさんと、風吹ジュン、柄本明のパペットたちが登壇。実写とパペットでの主演というかつてない経験をしたことについて、オダギリさんは「本当に新たな挑戦をさせてもらう機会になった映画です。今日もまさにそうですが(笑)」と、笑みを交えながらコメント。「『The World of GOLDEN EGGS』を生み出した鬼才クリエイター軍団だけに、やることが全て新鮮で、パペットを演じるのは大変でしたが毎日が刺激的でしたね」と撮影現場をふり返った。会見は、パペットにもかかわらず(?)、風吹さん、柄本さんと終始談笑しながら進み、チームワークのよさもアピール。最後にオダギリさんは、「公開初日の舞台挨拶には、今度は実物としてみなさんの前に登場できればと思っています」と語り、次回は“実写”での登場を誓っていた。『Present For You』は2015年2月7日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月22日オープンするメトロシティで、『高橋メアリージュン』さんと一緒に記念撮影!「メトロシティ」(METROCITY)は、関西で初めて期間限定の店舗をオープンさせる。メトロシティは主に洗練されたお洒落なハンドバッグを扱うイタリアで生まれたモダン ラグジュアリーのブランドで、この店舗オープンの為に、人気のあるモデル『高橋メアリージュン』さんが、クリスマスイブの12月24日、店舗に登場することになった。阪急うめだ本店のメトロシティショップに、12月24日の16:00ごろ、高橋メアリージュンさんは来店予定だ。12月17日~12月24日の15:00までに、メトロシティ店舗でアイテム購入者(先着) 25名に素敵なジュエリーボックスが贈られ、参加者は高橋さんと一緒に、その場で専属のカメラマンによる記念撮影をとれる。(なお携帯電話での撮影は不可)さらに、鮮やかなレッド系とシャンパンゴールドの2色で展開される、エレガントな“クリスマス限定商品”が登場する。「メトロシティ」と「高橋メアリージュン」さんについて1992年イタリアで始まったモダン ラグジュアリーのブランドで、メタルパーツとミニマルなシルエットの飾りが上手に活用されたバッグアイテムで話題になった。高橋メアリージュンさんは1987年滋賀県出身。女性ファッションモデルで、2003年グランプリを獲得して以来、「CanCam」の専属モデルで活躍し、そのほかCMやバラエティ番組、コレクション、映画など幅広く活動している。(画像はプレスリリースより)【参考】・MT COLLECTIONプレスリリース (PR TIMES)・METROCITY・高橋メアリージュンのオフィシャルブログ
2014年12月17日杏と長谷川博己をメインキャストに迎え、「失恋ショコラティエ」以来、1年ぶりに“月9”で放送される恋愛ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」。このほど、国仲涼子を始め、中島裕翔(Hey! Say! JUMP)ら共演キャスト6名の名が明らかとなった。東京から一番近くて、一番遠い都会・横浜を舞台に、「人生に恋愛は不要だ」と考えるようになった“恋愛力ゼロで恋愛不適合者”の超理系堅物女・藪下依子(杏さん)と自称“高等遊民”のアラフォーニート・谷口巧(長谷川さん)が、それぞれのやむにやまれぬ事情から結婚を目指すことに…。お互いに一切の恋愛感情を持たないまま、デートを重ねていく様子を軽快な会話劇でコミカルに描き出す。国仲さんが本作で演じるのは、底抜けに明るく自由奔放、誰にでも思いやりがある元ヤンキーの人情娘・島田佳織。元ヤンキーという設定だけに、言葉づかいにも乱暴なところが多々あるのだが、そんな佳織について国仲さんは「この役のお話をいただいた時、セリフ回しや衣装メイクも含めて自分で演じている姿が、全く想像できませんでした」と語る。国仲さんは役作りのため、髪色もかなり明るいものに変更する予定で、これまで清廉な女性の役が多かっただけに、“女優・国仲涼子”のイメージを一新させるようなキャラクターになることは間違いない。一方、完全無欠の好青年・鷲尾豊を演じることとなったのは、「Hey! Say! JUMP」中島裕翔。「10年ぶりに(2005年の「エンジン」以来)“月9”に出演させていただけるということで、喜々としていると共に、以前の自分より成長したところを見出せる場をいただけたと思っています」と意気込みを寄せている。中島さんが演じる鷲尾は、スポーツ用品メーカーに勤務する剣道の達人にして、正義感が強く堅物、曲がったことが嫌いというな今どき珍しいタイプの青年だ。鷲尾は、依子の父・俊雄と剣道の道場で出会い意気投合、俊雄から依子の結婚相手に見初められ依子を紹介されるが、その頃すでに依子は結婚相談所で紹介され、資料上で一目ぼれした巧とデートすることを決めており、依子から一方的にあっさりと断られてしまう。しかし、恋愛感情を持たぬまま巧とデートしようとしている依子が、変な男に騙されているのではないか?と心配になり、2人のデートにこっそりとついて行くことに…。初めはその正義感の強さから依子のことを心配していたが、やがて依子に好意を寄せ、恋愛感情が全くない不可思議なデートを毎回妨害する役どころとなる。さらに国仲さん、中島さんのほかにも、実写版『進撃の巨人』に出演することが決定している松尾諭を始め、和久井映見、松重豊、風吹ジュンら個性豊かなキャスト陣がずらり。演技巧者な面々がどんな掛け合いを見せてくれるのか注目だ。ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」は1月19日より毎週月曜21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月05日東京ブランド「ジュンオカモト(JUN OKAMOTO)」のポップアップショップが、伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区にオープンする。14-15AWアイテムに加え、「個に寄り添う服」をコンセプトにパターンオーダーを受ける。11月26日から12月9日。同ショップでは、岡本が選んだ音楽、本、食器などを通じ、独自の世界観を表現。「ケメックス(CHEMEX)」のコーヒーメーカーや「レイバン(Rayban)」の折りたたみサングラスなどが並ぶという。11月29日にはデザイナー・岡本順とミュージシャン・坂本美雨がジュンオカモトの14-15AWのルックブック「LUCKY」におさめられた物語の朗読会を行う。また、パターンオーダーは「プランティカ(plantica)」「ドレスキャンプ(DRESS CAMP)」「アーキ(ARCHI)」などのアーカイブ生地に加え、ジュンオカモトのテキスタイルからセレクト可能(納品まで3週間)。他ブランドのアーカイブ生地が、ジュンオカモトのパターンで新しい表情を見せる。同企画の担当バイヤーは「岡本さんの作る服には1型ずつ名前がある。ファッションというだけでなく、丁寧に着てもらえる自分だけの服をお客様に提案したいと考えた時、彼の世界観がフィットするのではないかと感じた。持つことで得られる新しい贅沢を提案したい」とコメントしている。
2014年11月17日実写映像とパペットアニメーションを融合させたオダギリジョー主演の映画『Present For You』(プレゼント・フォー・ユー)が来年2月7日(土)に公開されることが決定し、新たな予告編映像とポスタービジュアルが解禁された。『Present For You』新予告本作は『The World of GOLDEN EGGS』を手がけるCGアニメーション制作スタジオ、PLUS heads inc.が約5年かけて制作した3D作品。プラスヘッズの臺佳彦(だい よしひこ)が監督と脚本を手がけ、オダギリら俳優たちが登場するハイクオリティな実写3D映像と、彼らを模した10分の1サイズのパペットが動く様を秒24コマで撮影したアニメーション映像を融合させた異色作。ひょんなことから裏社会のボスに気に入られ、健康食品を売るダミー会社Present For Youの社長として、日本の“掃除”をするよう命じられた男の物語が、新橋・有楽町を舞台に描かれる。このほど公開されたポスタービジュアルには、アフロヘアーでサングラスをかけたオダギリジョーとパペットが登場。新予告編映像では、ダミー会社で働くことになった梶原が、自分の仕事“掃除”について語っており、ボスを演じる夏八木勲のほか、風吹ジュン、青木崇高、佐藤江梨子、柄本明らキャストとパペットが交互に登場し、不思議な世界観が繰り広げられている。本作は、昨年の釜山映画祭、ドーヴィル・アジア映画祭に出品されたほか、3D CREATIVE ARTS AWARDS 2014では海外実写映画部門最優秀賞を受賞するなど、公開前から注目を集めている。『Present For You』2015年2月7日(土)全国公開
2014年11月07日人気アニメ「The World of GOLDEN EGGS」を手掛ける「PLUS heads inc.」がオダギリジョーを主演に迎えた映画『Present For You』(プレゼント・フォー・ユー)が2015年2月7日(土)に3D公開されることが分かった。今回解禁された予告映像、ポスタービジュアルでも分かるように、実写映像とパペットアニメーションを緻密に融合させた新たな世界観の作品となっている。舞台は、古き良き雰囲気を残した新橋&有楽町。ある怪しい健康食品を売る会社でアルバイトをしていた梶原(オダギリジョー)は、金を持ち逃げした社員たちに置き去りにされてしまう。梶原は新橋を見下ろす巨大ビルGive Me Money社の社長(夏八木勲)の命令で、たったひとりで資金回収をする羽目になるが、あっという間に数億円の回収を達成してしまったことで社長に気に入られ、健康食品を売るダミー会社“Present For You”の社長を任されることに。“日本の掃除をする”ように頼まれた梶原だったが、彼のオフィスに届くのは、社長に“必要とされなくなった”人々が袋詰めされた“プレゼント”だった。ある日、大物政治家(柄本明)がオフィスに届けられたことで物語は思いもよらぬ方向へ…。2013年、釜山国際映画祭、ドーヴィル・アジア映画祭などで大きな注目を浴び、2014年1月にはあの『ゼロ・グラビティ』『アナと雪の女王』と並んで3D CREATIVE ARTS AWARDS「海外実写映画部門最優秀賞」に選出されるなど、日本公開前から早くも世界で脚光を浴びてきた本作。主演を務めるのは、独特な本作の雰囲気にぴったりのオダギリジョー。共演には柄本明、風吹ジュンを始め、『るろうに剣心』シリーズで注目を浴びている青木崇高、そして、昨年惜しまれながら亡くなった夏八木勲といった豪華キャストが勢揃い。実写の俳優陣と、彼らを模した1/10サイズのパペットによるWキャストという、これまで誰も見たことのない映像を手掛けたのは大人気CGアニメ「The World of GOLDEN EGGS」や「The Planet of stray cats」などで多くのファンを持つ臺佳彦監督。制作期間はなんと5年!秒24コマで撮影した緻密なアニメーションが交わるハイクオリティな実写3D映像を長い時間をかけて生みだした。パペットとしても登場する実力派俳優陣たちの掛け合いは、何とも奇妙で目が離せない。どこか懐かしく胸を打つ物語を、あのオスカー受賞作と肩を並べるほど海外から注目を集める映像技術で描いた本作の公開がいまから楽しみだ。『Present For You』は2015年2月7日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月07日韓国の鬼才キム・ギドクが製作と脚本を担当し、K-POPグループ「MBLAQ」のイ・ジュンが映画初主演を果たした『俳優は俳優だ』。11月15日(土)の日本公開を控え、このたび、イ・ジュンが挑戦したベッドシーンを始めとするファン必見の場面写真が、シネマカフェにて解禁となった。泣かず飛ばずの無名俳優だったオ・ヨン(イ・ジュン)は、とある映画の出演をきっかけに、一夜にしてスターダムを駆け上がる。これまで無縁だった名声と権力に快感を得たヨン。無名時代の苦労は忘れ、傲慢な態度を取るようになった。華やかな世界で好き勝手に振る舞い、ついには手荒な手段もいとわない芸能関係者とも関わるように。しかし、公私共に誠実さを失ったヨンの評判は急落。そこで初めて自分の危機的状況に気づくが――。『嘆きのピエタ』でヴェネチア国際映画祭「金獅子賞」に輝いたキム・ギドクが、『映画は映画だ』、『プンサンケ』、そして10月4日(土)より公開となる『レッド・ファミリー』に続き、製作と脚本を務めた本作。そして主演は、「MBLAQ」のイ・ジュン。韓国のスター、RAIN(ピ)が自らプロデュースをした人気K-POPグループのメンバーだ。普段の本人は、ちょっとおとぼけキャラでありながら、ステージの上では抜群にキレのいいダンスを見せ、セクシーな瞳で女性を熱狂させている。イ・ジュンは、2009年『ニンジャ・アサシン』で主演のRAIN(ピ)の子ども時代を演じ、ハリウッドデビューも果たしているが、映画の主演を務めるのは本作が初めて。大胆なベッドシーンに挑戦して大きな話題となっただけでなく、“ただのアイドル俳優ではない”ことを証明するかのごとく、韓国のインディペンデント映画を対象にした第1回野の花映画賞で「新人俳優賞」受賞という快挙を達成。次回作のオファーも殺到している。このたび公開された場面写真には、イ・ジュン演じるオ・ヨンが、一躍トップスターとなって記者に囲まれているカットから、魅惑的な女性たちに囲まれるカット、裸のままベッドで眠っているセクシーカットまで、芸能界の実態と人間の欲望が表現されたものばかり。どん底からトップへと上りつめ、そして再び転落していく男の映画のような現実。ひとりの俳優の成功と挫折を通じて、人間の欲望を赤裸々に映し出したリアル・サスペンスドラマに挑んだイ・ジュンの姿を、こちらからチェックしてみて。『俳優は俳優だ』は11月15日(土)よりシネマート六本木ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月25日モデルで女優の高橋メアリージュンらが23日、東京国際フォーラムで開催された映画『るろうに剣心 京都大火編』(8月1日公開)のプレミア試写会に出席し、上映前に舞台あいさつを行った。この日は同作のイベントとしては最多となる総勢10人が出席(佐藤健、武井咲、藤原竜也、伊勢谷友介、青木崇高、神木隆之介、土屋太鳳、高橋メアリージュン、江口洋介、大友啓史監督)。約4,000人の観客を前に高橋は、「梅雨が明けましたね」と笑顔を見せ、「こんな晴れ晴れとした日にこんな最高の映画を観ることができるので、とってもいい1日になることを約束します」と作品の出来栄えに自信をのぞかせた。高橋が演じたのは、主人公・緋村剣心(佐藤健)の宿敵・志々雄真実(藤原竜也)を心から愛する美女・駒形由美。志々雄の身の回りの世話を一手に引き受けているが、戦いでは役に立てないことを歯がゆく思っている。撮影を終えて以降、周囲から「志々雄は怖くなかったのか」とよく聞かれるそうで、「もともと志々雄ファンというのもありまして、全然怖くなくてとってもかっこよかった」。「クランクアップをした後、"志々雄ロス"というか"包帯ロス"になっちゃって。包帯が恋しくなりました」と語り、会場の笑いを誘った。また、スペシャルゲストとして会場を沸かせたのが熊本の人気ゆるキャラ・くまモン。剣心風の衣装で登場すると、華麗な抜刀術を披露…のはずがうまく鞘に納められずに佐藤がサポートする場面もあった。同作のロケが熊本で行われた縁でポスターに出演。佐藤から緋村剣心の役を奪い取ったことが話題になっていたが、残念ながらエイプリルフール企画だったこともあり、くまモンは「次はぜひ僕、主役やりたいモン」と次回作に意欲を燃やしていた。原作は、漫画家・和月伸宏氏の『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。佐藤が主演を務め、2012年夏に公開された実写映画第1弾の前作『るろうに剣心』は、興行収入30.1億円を超えるヒットを記録した。第2弾となる今作は原作ファンの間で最も人気の高い「京都編」をベースに、「京都大火編」(8月1日公開)と「伝説の最期編」(9月13日公開)の2部作で描かれる。
2014年07月24日ジュンは5月12日、伊勢丹新宿店に期間限定コンセプトストア「ザ ポップ バイ ジュン(THE POP by JUN)」に続く第2弾ストア「ビオトープ(BIOTOP)」をオープンする。ビオトープは、ライフスタイルからファッション、食まで幅広く商品をセレクトしているショップ。今回はビオトープが注目する国内外のブランドとのコラボレーション商品をラインアップする。「アニエスベー(agnes b.)」の定番アイテムであるボーダーカットソーはアーカイブカラーから17色をセレクト。男性用、女性用、子供用の各ラインで長袖と半袖を取りそろえる。「エルベシャプリエ(Herve Chapelier)」のコーディングキャンバストート「GPライン」もこれまでに使われなかったシルバーを用いたエクスクルーシブなカラーリングで登場。オーガニックコットンと再生竹繊維を使用した国内タオルブランド「ヒポポタマス」のビオトープオリジナルタオルはボーダー柄を採用し5色展開で販売される。この他にも「フォグリネンワークス」「アピス」「アメヤ」などのファッションアイテムから生活雑貨まで様々なジャンルの商品を取りそろえる。ビオトープのフィルターを通し作られたプロダクトはビオトープとザ ポップ バイ ジュンでの限定販売となる。
2014年05月10日モデルで女優の高橋メアリージュンが1日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた映画『闇金ウシジマくん Part2』(5月16日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、同名漫画を原作に、違法な金利の闇金業者・丑嶋馨(山田孝之)が、安易に借金を重ねる多重債務者たちを容赦なく追い込んでいく物語。劇場版第2弾の完成を迎え、この日は、主演の山田孝之をはじめとした主要キャスト12人(山田孝之、綾野剛、菅田将暉、木南晴夏、門脇麦、高橋メアリージュン、中尾明慶、窪田正孝、本仮屋ユイカ、柳楽優弥、崎本大海、やべきょうすけ)に加え、シリーズとおしてメガホンをとる山口雅俊監督の計13人が集まった。高橋が演じるのは、闇金融ライノー・ローンの女経営者・犀原茜で、主要12人の中では唯一オーディションが行われた役。丑嶋を過剰にライバル視し、どんな手を使ってでものし上がろうとヤクザに取り入り、えげつない商売にも手を染める。マキタスポーツ演じる部下・村井を罵倒しながら、借金の回収も手段を選ばない。原作には登場しないオリジナルキャラクターかつ、強烈な役柄であることからキャスティングが難航。クランクイン後も決めかねていた山口監督は、撮影現場に候補者を呼び、ひそかにオーディションを行っていた。モデルとして活動する傍ら、2012年にNHK連続テレビ小説『純と愛』でドラマデビューを飾り、『るろうに剣心』の第2・3作で駒形由美役に抜てきされるなど、ここ最近は演技の仕事も増えている高橋。本作のオーディションで呼ばれたのは、くしくもラストシーンの撮影日だった。川辺の公園で準備する間もなく台本を渡され、立ったままセリフを読まされた。高橋が舞台あいさつでそのことを話すと、共演者からは「えー!?」と驚きの声。「大声出してセリフを言ったんですけど、監督の反応がすごく薄くて。すぐ帰られたので、落ちたぁ! と思ったんですよ」と振り返ると、山口監督は「大丈夫だなと思って。撮影もあるし」と即決だったことを明かした。また、高橋は「茜として丑嶋を怖がりたくはなかったのであまり緊張はしなかったです」と覚悟を持って現場に臨んだようで、「撮影の時は丑嶋を殺すというか、どうやったら死ぬかなと考えて殺気を出すようにしていました」と役を作っていったのだという。山田は、そんな高橋を「最高でしたね」と絶賛。山田が、「(以前)頭の中で殺してたと言っていましたよね。殺していたんですよね?」と問いかけると、高橋は笑顔で「はい、殺していました」と答えていた。
2014年05月02日ジュンは4月26日、大阪・南堀江にライフスタイル総合提案型ショップ「ビオトープ」の2号店をオープンした。かつて1階に「A.P.C.」が入店していたビルで、1・2階が物販で屋上が野外カフェとなっている。面積は793.4平方メートル。4年前にオープンした1号店の東京・白金台店の倍の広さだ。ウエア、コスメ・雑貨、観葉植物をそろえ、それぞれの構成比率は3:1:1。ウエアはインポートと国内ブランドからの買い付けがメインで、オリジナルはベーシックなTシャツ、パジャマ、タオルに留める。インポートは「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)」、国内ブランドは「ビズビム(VISVIM)」などを扱う。近年、大阪市内は梅田や難波、天王寺などの都心ターミナルへの集客が増え、路面店が点在する南北堀江地区や南船場地区が衰退していた。長年、南堀江のランドマーク的存在だったA.P.C.が昨年秋に撤退したことはその象徴ともいえる。その同じビルに「堀江地区の新たなランドマークを目指したい」(同社・三代彰朗営業部部長)と話す「ビオトープ」がオープンしたことは、堀江地区復活の起爆剤となる可能性がある。今後の「ビオトープ」の出店計画については未定だが、アダム エ ロペ事業部の迫村岳ディレクターは「大規模なチェーン店化は考えておらず、全国の主要都市に1店舗ずつを展開したい。各主要都市でもランドマーク的ショップを目指す」考えだ。
2014年04月29日「ジュンオカモト(JUN OKAMOTO)」が、東京・代官山に初の路面店「ジュンオカモト代官山(JUN OKAMOTO DAIKANYAMA)」(東京都渋谷区代官山町12-3)をオープンした。店舗は地上1階のワンフロアで、面積約43平方メートル。ショップデザインは建築家の谷尻誠とプランナーの長谷川直子のデザインユニットが手掛け、「キッチンのような空間」がコンセプト。ジュンオカモトのウィメンズとメンズのコレクションラインのほか、熊本のオンリーショップで展開しているセミオーダーライン「ウォールフラワー・バイ・ジュンオカモト(wallflower by jun okamoto)」も取り扱う。また、「ランド・バイ・ランド(LAND by LAND)」とのコラボレーションキャンドルや、「さをり織り」のクッション、デザイナーの岡本順がセレクトしたモレスキン、iPadケース、バッグなども販売している。岡本氏は「(ブランドをスタートしてから)これまでやってきたことを見てもらいたかった。(僕自身も)時々店頭に立って、顧客と話すことで自分自身が服に込めた思いを伝えたいと思っている。セミオーダーだけでなく、コレクションラインについても、袖丈を変えたいというような顧客の要望などに対応したいし、このショップをしっかりと形作り、次の秋冬はショーをしたい」と話す。
2013年11月13日2013年3月22日、ベルサールガーデン渋谷にてジュン オカモトのコレクションが発表された。今シーズンのテーマは『コーヒーが嫌いな彼女の為の甘い朝食』。コーヒーが苦手な彼女の為に、夜通しスイーツを作る"僕"のストーリー日常の物語をディリーウエアとしてスタイリング。カーテンやテーブルクロスに使われる小花柄、デニッシュやスイーツモチーフはプリントとしてドレスやパンツに使われていた。カジュアルに取り入れやすい可愛いコレクション。・ コレクション情報詳細
2013年04月07日直木賞作家・井上荒野氏の同名小説を映画化した恋愛群像劇『つやのよる 愛に関わった、女たちの物語』の完成披露試写会が8日、都内で行われ、主演を務める阿部寛をはじめ、共演する小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、忽那汐里、大竹しのぶ、メガホンを執る行定勲監督が舞台あいさつに立った。その他の写真恋愛に対して奔放な妻“艶(つや)”に翻弄されながら、愛を貫く主人公・松生春二(阿部)をはじめ、かつて夫や恋人が艶と関係をもった女性たちがそれぞれの“愛”を追い求める大人のラブストーリー。豪華キャスト陣が初めて顔を揃えたこの日、阿部は「皆さんが惜しげもなく、台本をしのぐ芝居をされている。そこまで見せていいのか…という驚きと爽快さを感じるほど」と女優たちの熱演に圧倒されていた。一方、女優陣も作品への思い入れは格別で「大人の恋愛アンサンブルで、日本にはあまりない作品」(小泉)、「男女のかわいさとおかしさが詰まったすてきな作品」(野波)、「普段とは違った役者さんの顔が見られるのは映画ならでは。特に阿部さんとママチャリに乗れたのがいい思い出」(風吹)、「(年齢的に)男女の愛については、計り知れない部分も多いが、大先輩が集う作品に携われるのはうれしいこと」(忽那)と熱のこもったアピール。また、主人公の前妻を演じる大竹は「離婚した夫を思い続けるという、自分とはかけ離れている」と自身の役柄を語り、笑いを誘っていた。そんな豪華キャストを前に、行定監督は「愛という形にできない曖昧なものを描く上で、ここにいるキャストの方々は絶対必要だった」と明言。女優陣への演出については「登場人物の心理や精神状態、表情はすべてお任せした」といい、「女性がもつ怖さと美しさを目の当たりにし、自分がいかに女性のことをわかっていないか、改めて勉強になった」と振り返っていた。『つやのよる 愛に関わった、女たちの物語』1月26日(土)全国ロードショー
2013年01月09日映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の完成披露試写会が1月8日(火)、夕方の会見に続いて都内劇場で行われ、主演の阿部寛、小泉今日子、風吹ジュン、野波麻帆、忽那汐里、大竹しのぶ、行定勲監督が登壇した。井上荒野の小説を原作に、恋に自由奔放な女性・艶の引力に引き込まれていき、自らの“愛”に向かい合うことになる一人の男と6人の女たちの姿を描く本作。小泉さんが演じた環希には“愛を闘う女”というコピーがつけられているが、小泉さんは「私も愛を闘ったことがある気がしますが、勝ったことがないので(笑)、映画の中ではスカッとした気分を味わうことができました」とニッコリ。大竹さんは、かつて艶に夫を取られたが夫や艶のことを憎めずにいまも思い続ける女性を演じたが「自分とはかけ離れた女性(笑)」と分析し笑いを誘った。「どういうことなのかと心境を辿ってみました。“想う”ってことだけで人は幸せになれるんだなと感じましたし、男と女っておかしくて哀しくて、愛を欲しがっているものなんだと分かりました」としみじみと語った。野波さんは「信頼する行定監督の下でガツンと脱いでます!大きいお尻がスクリーンいっぱいに映ると思います。新年早々すみませんが(苦笑)」と語る。初共演となった岸谷五朗と3回に及ぶ濡れ場を披露しているが、そのときの様子について「岸谷さんとはほぼ『初めまして』でそういうシーンで最初は恥ずかしかったんですが、ニップレスとか(体を隠すための)そういうものをしていると人間じゃない気がしてきたんです。深夜に及んだこともあって、岸谷さんが素っ裸で隣で寝ていたりもして(笑)、ドンと構えていてくださったので身を預ける感じでした」と明かした。風吹さんはそんな野波さんのヌードについて「立派でした!日本の女性は育ったな、頼もしいなと思いながら見てました」と惜しみない称賛を送っていた。“肉体”に関しては阿部さんもおよそ10キロの減量に挑戦。撮影の少し前までシェイクスピア作品の舞台で共演していた大竹さんは「会ったら別人のようになってて、『阿部ちゃんどこ?』って感じで、現場に入った瞬間に感動しました」とその変わりようを証言する。阿部さんは「大竹さんが『大丈夫?』と心配してくださったので、この役作りは成功したなと嬉しかったです」と述懐。舞台では婚約者、今回は離婚した夫と妻という関係性だったが、もし次に共演するなら?という問いに大竹さんは「今度は幸せな夫婦…いや、私が捨てる役で」と語り劇場は笑いに包まれた。メガホンを握った行定監督は「原作を読んで『ほかの人にやらせたくない』と思いました。これまでいくつか群像劇を作ってきましたが、新しい形の群像劇、そしてある意味で新しいラブストーリーができたと思います」と胸を張って作品を送り出した。『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』は1月26日(土)より公開。SPECIAL『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』(text:cinemacafe.net)■関連作品:つやのよるある愛に関わった、女たちの物語 2013年1月26日より全国にて公開(C) 2013「つやのよる」製作委員会
2013年01月08日福山雅治主演、是枝裕和監督の最新映画が『そして父になる』というタイトルに決定し、公開日と共演者の情報が公開された。本作で初の父親役を演じる福山扮する主人公は、ある日病院から電話があり、小学校受験真っ只中の6歳の息子が、実は出生時に病院で取り違えられた他人の子どもだったことを知らされる…。血のつながりを選ぶのか? 一緒に過ごした6年という時間を選ぶのか? 人生の壁にぶつかり悩みながらも成長する男の姿を描く。福山の妻を演じるのは、NHKドラマ小説「カーネーション」で国民的人気を博した尾野真千子。そして、もうひと組の夫婦を演じるのは、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で福山と夫婦役を演じた真木よう子と、福山とプライベートでも親交の深いリリー・フランキー。そのほか、是枝作品ならではの風吹ジュン、國村準、樹木希林、夏八木勲ら豪華キャスト陣が脇を固める。本作は、3月25日にクランクインし、5月6日にクランクアップ。2013年10月5日(土)に、新宿ピカデリー他全国公開を予定している。『そして父になる』2013年10月5日(土)新宿ピカデリー他全国ロードショー
2012年12月27日福山雅治が主演を務め、是枝裕和監督がメガホンを握る最新作『そして父になる』が来年10月5日(土)より全国にて公開されることが決定し、さらには尾野真千子や真木よう子、リリー・フランキーを始めとする共演者の面々が遂に明らかとなった。ある日病院からの1本の電話で、小学校受験真っ只中の6歳の息子は、実は出生時病院で取り違えられた他人の子供だったことを知らされる。血の通わぬ我が子に変わらない愛情を迷わずに注ぎ続ける妻と、一見粗野だが温かい相手方の家族との交流を通し、主人公・良多はそもそも自分は「父親」であれたのかを問い始めることとなる…。本作で初の父親役に挑戦した福山さん。その妻役をNHK連続ドラマ小説「カーネーション」で国民的人気を博した尾野真千子、もう一組の夫婦役をNHK大河ドラマ「龍馬伝」で福山さんと夫婦役を演じた真木よう子と、プライベートでも親交の深いリリー・フランキーが演じている。さらに、風吹ジュン、國村準、樹木希林、夏八木勲といった是枝作品ならではの豪華ベテラン陣がその脇を固めている。自身初となる父親役を「父性があまり感じられないタイプなので、そのまま役に入っていけたと思います」と語る福山さん。「やっていくうちに自然と変化が出てくるのではないかと思っていました。是枝さんの現場は映画の撮影でありながら、ドキュメントのような、はたまた実験のような現場でした」と是枝組参加の喜びを語る。さらに「すごく共感してくれる人と、分からない人に別れる作品かもしれませんが、台本を読んで僕はとても共感できました。ひとりの男が、息子であるとか妻であるとか、自分以外の存在に対してどれだけ愛情を注げるのか」と本作のテーマを明かしてくれた。また、真木さんからは「福山さんとは以前共演していますが、今回のような嫌なヤツも意外とハマってるな、と。見たことがない福山さんが見れると思います」という気になる情報も!自分は人生の勝ち組だと信じて疑わなかった男が、初めて人生の壁にぶつかり、自分自身と向き合うとき、一体最後に何を選択するのだろうか?公開を楽しみに待ちたい。『そして父になる』は2013年10月5日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。© 2013『そして父になる』製作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:そして父になる 2013年10月5日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013『そして父になる』製作委員会
2012年12月27日主演最新作『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の公開を控えた俳優の阿部寛が22日、東京・早稲田大学で行われた“特別講義イベント”にメガホンを執った行定勲監督とともに出席した。本作で愛に翻弄される男を演じた阿部は「狂気なくらいやらなきゃいけない」という意気込みから、撮影前には行定監督に対し「11キロ減量します」と宣言。「目標は、健康で筋張った筋肉を持った江頭2:50さん。(江頭は)動いて痩せている肉体なので、食べないで走ったりして落としました」と有言実行で役作りに臨んだと語った。その他の写真阿部と行定監督が初タッグを組み、直木賞作家・井上荒野氏の同名小説を映画化したラブストーリー。恋愛に対して奔放な“艶(つや)”の存在によって自身の人生と恋愛を見つめなおす男と女性たちの姿を繊細な表現で描き出す。阿部寛が艶の夫役で主演を務め、小泉今日子、真木よう子、野波麻帆、風吹ジュン、大竹しのぶら豪華女優陣が共演する。阿部は印象に残った女優として、大竹の名前を挙げ、「嫌な顔をすると思っていたシーンで、力の抜けた“意外な”演技を見せてくれた。それが大竹さんの演技なんだと思った時に、すごさを理解した」と明かした。また、中央大学理工学部を卒業している阿部にとって、早稲田大学を訪ねるのはこれが初めて。最初は「きれいな女性が多い」とご機嫌だったが、「理工学部は、ほとんど男子校のようなものだったから、女子大に(サークルの)勧誘とかに行くと、ほとんど早大に取られてしまって(笑)。少しだけ悪意を抱いていました」とジョークを飛ばし、“宿敵”早大生たちの笑いを誘っていた。『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』2013年1月26日(土)全国ロードショー
2012年12月25日阿部寛を主演に迎えて贈る、大人の恋愛マエストロ・行定勲監督の最新作『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』。このほど、女の本音と男の本性が浮き彫りにする本作の長尺のダイジェスト映像が到着した。男と女の関係性を濃厚に描いた文体で、女性から圧倒的な支持を受けている人気作家・井上荒野の小説を映画化。数々の男たちと不貞を重ねるひとりの女性・艶(つや)とその夫・松生を始め、彼女を巡る愛憎、親子の絆、欺瞞、純愛など男女の5つのドラマが巧みに絡み合っていく本作。今回届いた映像では、阿部さん扮する艶(つや)の夫・松生が、彼女と関係を持ってきた男たちに彼女が死の際に立っていることを告げる電話をかけて回るシーンを中心に、艶という女をめぐる22人の男と女たちの本音と本性を浮き彫りにしていく。本作に参加する小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶら豪華女優陣が、動揺し、誘惑し、問いかけ…そして自らが愛した男たちの本性を知っていく。この男女関係において最も残酷な瞬間を、美しい映像で淡々と切り取っていく行定監督の手腕にも驚かされるが、それにも増してこれまでに見たこともないような女優たちのふとした表情には、何か見てはいけないものを見てしまったような思いにハっとさせられることだろう。『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』は2013年1月26日(土)より全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:つやのよるある愛に関わった、女たちの物語 2013年1月26日より全国にて公開© 2013「つやのよる」製作委員会
2012年12月14日