ピン芸人の鳥居みゆきが、16日放送の日本テレビ系バラエティー『上田と女がDEEPに吠える夜』(後11:59)に出演。離婚理由について赤裸々に明かした。鳥居は「ちょっと、ミスっちゃいまして。旦那とうまくいっていない時があって。『これだったら、離婚かもしれない』って、マネージャーにメール打ったら、間違って旦那に打っちゃっていて。そうしたら一言『わかった』ってだけ。それがもう、広島の営業行く途中だったので、もう気が気じゃなくて」と回顧。「もみじ饅頭食べている時も、気が気じゃなくて。観光マップ見ている時も、気が気じゃなくて。それで、やっと電話がつながって。それで人生で初めて言ったんですけど『な~んちゃって』って言いました(笑)」と笑いを交えて明かした。さらに「役所に離婚届を出す時に、あんまりみじめに思われたくないよね、円満だったんで。あんまり悲しい顔をしていてもよくないし、笑っていてもから元気みたいでよくない。『どの顔する?』みたいなので(盛り上がった)」とも語り、絶妙なラインの表情を実演していた。
2024年04月18日2024(令和6)年2月東京・歌舞伎座、3月名古屋平成中村座で上演される「十八世中村勘三郎十三回忌追善興行」の合同取材会が11月28日、都内で行われ、中村勘九郎、中村七之助が出席した。時代物から世話物、新歌舞伎に新作歌舞伎、舞踊に至るまで、幅広い分野で当り役を持ち、人々を魅了し続けた十八世中村勘三郎。その十三回忌追善では、勘三郎の長男・勘九郎、次男・七之助をはじめ、由縁の出演者と演目が揃い、名優を偲ぶ。1987(昭和62)年1月歌舞伎座『猿若江戸の初櫓』猿若=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹1992(平成4)年10月南座『青砥稿花紅彩画 白浪五人男』弁天小僧菊之助=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹2月歌舞伎座では、寛政元(1624)年に初代猿若(中村)勘三郎が、後の中村座である猿若座の櫓をあげ、江戸で初めて歌舞伎興行を創始したことを記念して始まった「猿若祭」を開催。続く3月名古屋平成中村座では、初代勘三郎生誕の地とされる愛知県名古屋市中村区で、十八代目中村勘三郎襲名披露として、平成18(2006)年以来となる同朋高校体育館での公演が実現する。勘九郎は歳月の流れに思いをはせながら、「祖父が父に『追善興行ができるような役者になっておくれ』と言っていた通り、追善興行ができるのは本当にうれしい」としみじみ挨拶し、「親孝行は何ひとつできていなかったと思うが、これで少しは親孝行ができるのかなと思う」と安どの表情。七之助も「1年を通して、父の追善興行を行えるということは息子として本当にうれしく、身の引き締まる思いです」と背筋を伸ばした。2010(平成22)年4月歌舞伎座『連獅子』狂言師後に親獅子の精=十八世中村勘三郎、狂言師後に仔獅子の精=中村勘九郎(当時 二代目勘太郎)、狂言師後に仔獅子の精=中村七之助©松竹2月歌舞伎座夜の部では、初代勘三郎が、江戸で芝居小屋建立を幕府に認められるまでを描いた中村屋由縁の舞踊劇「猿若江戸の初櫓」を上演。勘九郎の長男・中村勘太郎が初役で猿若を勤め、出雲の阿国で七之助が華を添える。17代目と18代目の伝説的な共演以来、中村屋を語る上で欠かすことができない舞踊の大曲「連獅子」では、親獅子に勘九郎、仔獅子には10歳となる次男の中村長三郎が初めて挑むことになった。猿若を勤めることを知った勘太郎の様子について、勘九郎は「マスク越しに笑みがこぼれるのが見えて、愛おしかった」と目を細め、「連獅子」に初挑戦する長三郎には「火の玉のような子獅子を演じてくれるはず」と期待を寄せた。2010(平成22)年2月歌舞伎座『籠釣瓶花街酔醒』佐野次郎左衛門=十八世中村勘三郎©松竹昼の部では、勘三郎が当り役にした「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)」の佐野次郎左衛門を、勘九郎が初役で勤め、女方の大役・兵庫屋八ツ橋を七之助が同じく初役で勤める。「いつかやりたいとタイミングを模索していた。兄弟ふたりでできるので、父も喜んでいるはず」(勘九郎)、「八ツ橋は、女方あこがれのお役。初役はありがたい」(七之助)と声を弾ませた。さらに、各地の芝居小屋やホールをめぐる「陽春・春暁・錦秋歌舞伎特別公演2024」、10月には「俊寛」の舞台である鹿児島県三島村・硫黄島で13年ぶりの開催となる「三島村歌舞伎」も決定した。勘九郎は「2011年に2回目の『俊寛』を三島村で演じた時、私が14歳で千鳥をやらせていただいた」と回想。勘太郎(当時は七緒八)が誕生した頃で、「父が『七緒八が14歳になるのはいつだ?俺が70歳になるから、その記念でまたやろう』と決めていた」と秘話を披露。「それが見られなかったのは悔しいんですが、父の遺志を継いで、三島村で俊寛を勤められるのも、本当に楽しみ」と追善興行ラインナップに奔走する2024年に闘志を燃やしていた。取材・文・撮影(会見写真):内田涼<公演情報>十八世中村勘三郎十三回忌追善■「猿若祭二月大歌舞伎」【昼の部】11:00~一、新版歌祭文野崎村二、釣女三、籠釣瓶花街酔醒【夜の部】16:30~一、猿若江戸の初櫓二、義経千本桜すし屋三、連獅子2024年2月2日(金)~2月26日(月)※13日(火)、20日(火)休演※9日(金)昼の部は貸切(幕見席は営業)会場:東京・歌舞伎座■「名古屋平成中村座 同朋高校公演」【昼の部】11:00~一、弁天娘女男白浪二、身替座禅【夜の部】15:30~一、義経千本桜川連法眼館二、二人藤娘2024年3月6日(水)~3月18日(月)※12日(火)休演会場:平成中村座(学校法人 同朋学園 同朋高等学校 体育館)公式サイト:
2023年11月29日2023年11月22日、お笑いタレントの鳥居みゆきさんがInstagramを更新。つづられた内容に、心配と驚きの声が上がっています。鳥居みゆき、病院で医師から告げられた衝撃の言葉咳が長引いていたという、鳥居さん。次第に、左胸に痛みが生じたといいます。病院で検査をしたら、なんと、肋骨にヒビが入っていたというのです!激しい咳が長引くと、肋骨や腹筋に痛みが出る場合があるのだとか。ひどい場合には、肋骨にヒビが入るケースもあるようです。鳥居さんの咳は、どうやら『ひどい部類』に入ってしまった様子。幸い、鳥居さんは元気で、肋骨のヒビに関しても「すぐに治りそう」とのことでした。最近、咳をしている人を見かけるという鳥居さんは「本当に気を付けて」と注意をうながしています。それと同時に、ブラックペッパーの詰め替えに大失敗した時の写真を添えて、「これにも気を付けて」と、深刻な知らせの最後にしっかりと笑い要素を組み込んでいました。 この投稿をInstagramで見る 鳥居みゆき(@toriimiyukitorii)がシェアした投稿 鳥居さんの体験談に、驚いた人は多かった様子。「え、マジ!?」「そんなことあるんですか」「盲点すぎる」といったコメントが相次いで寄せられています。寒暖差が激しい、同年現在。気温差で風邪を引いてしまう場合もあるでしょう。また、空咳が続く場合も、注意が必要です。「自分の体調は、自分が一番よく分かっている」と油断せず、少しでも不安を感じたら、鳥居さんのように医師に相談することが大切ですね。[文・構成/grape編集部]
2023年11月23日2024年2月歌舞伎座、3月名古屋平成中村座にて、『十八世中村勘三郎十三回忌追善興行』が上演されることが決定した。時代物から世話物、新歌舞伎に新作歌舞伎、舞踊に至るまで幅広い役々に当り役を持ち、多くの人々を魅了し続けた十八世中村勘三郎。今回の十三回忌追善では、勘三郎の長男・勘九郎、次男・七之助をはじめとした由縁の出演者と演目が揃い、名優を偲ぶ。2月歌舞伎座では、寛政元年(1624) に初代猿若(中村)勘三郎が猿若座(後の中村座)の櫓をあげ、江戸で初めて歌舞伎興行を創始したことを記念して始まった「猿若祭」を開催。昼の部では、十八世勘三郎が襲名披露をはじめ数々の名演を魅せた当り役の『籠釣瓶花街酔醒』佐野次郎左衛門を勘九郎が初役で勤め、女方の大役・兵庫屋八ツ橋を七之助が同じく初役で勤める。『新版歌祭文 野崎村』では十八世勘三郎の部屋子である中村鶴松がお光を初役で勤め、久松には七之助。夜の部では、初代勘三郎が江戸で芝居小屋建立を幕府に認められるまでを描いた中村屋由縁の舞踊劇『猿若江戸の初櫓』を、十八世勘三郎の孫で勘九郎長男の中村勘太郎が初役で猿若を勤め、出雲の阿国で七之助が華を添える。十七世勘三郎と十八世勘三郎の伝説的な競演以来、中村屋を語る上で欠かすことができない舞踊の大曲『連獅子』では勘九郎の親獅子で、仔獅子には10歳となる勘九郎次男の中村長三郎が初めて挑む。3月名古屋平成中村座は、初代勘三郎生誕の地とされる愛知県名古屋市中村区で、十八代目中村勘三郎襲名披露として平成18年(2006) に開催以来の同朋高校体育館にて公演。十八世勘三郎が演じた当り役の数々を勘九郎、七之助を中心に上演する。昼の部では、『弁天娘女男白浪』で弁天小僧菊之助を七之助が、『身替座禅』では山蔭右京を勘九郎が勤める。夜の部では、『義経千本桜 川連法眼館』で佐藤忠信/忠信実は源九郎狐を勘九郎が、『二人藤娘』で藤の精を七之助と鶴松が勤める。<公演情報>十八世中村勘三郎十三回忌追善「猿若祭二月大歌舞伎」2024年2月2日(金) ~26日(月) 東京・歌舞伎座※休演13日(火)・20日(火)■チケット料金(税込)1等席:18,000円2等席:14,000円3階A席:6,000円3階B席:4,000円1階桟敷席:20,000円一般発売:2024年1月14日(日) 10:00より電話予約・Web受付開始十八世中村勘三郎十三回忌追善名古屋平成中村座 同朋高校公演2024年3月6日(水) ~18日(月) 愛知・平成中村座(学校法人同朋学園 同朋高等学校 体育館)※休演:12日(火)■チケット料金(税込)1等席:14,500円2等席:13,500円一般発売:2024年1月20日(土) 10:00より
2023年11月21日フォトグラファーとして活動している、めかぶ(@aybena)さんが撮影した鳥居の写真が、SNSで話題を呼んでいます。鳥居といえば真っ赤なイメージを持つ人も多いと思いますが、めかぶさんの写真はどうやら様子が違うようで…。「吸い込まれそう」不思議な感覚になる鳥居に反響見る人を不思議な感覚にいざなう鳥居がこちらです!いくつも連なっている鳥居の色が、真っ赤ではなく…真っ白!吸い込まれそうなほど白く、神秘的な景色には、見とれてしまう人も多いでしょう。鳥居をくぐって進んでいくと、異世界へつながっているのではないかと錯覚してしまいそうです。写真が撮影されたのは、岡山県新見市にある、済渡寺(さいどうじ)。白い鳥居は、『白龍門』という鳥居型の門で、白龍という人物を祀るお堂に向かうための門なのだそうです。鳥居のイメージを覆す、真っ白な『白龍門』に驚いた人は多く、「知らなかった」「行ってみたい」などの声が相次ぎました。・白い鳥居、別次元につながっていそうでわくわくする。・初めて知りましたが、素敵ですね!機会を作って一度行ってみます。・超きれい!鳥居は赤のイメージしかなかった!アジサイの名所としても有名だという、済渡寺。真っ白な異世界を体験しに、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年08月10日2023年7月19日、お笑いタレントの鳥居みゆきさんが、Instagramを更新。同月現在、42歳の鳥居さんの、エイジレスな美しさが注目を集めています。鳥居みゆき、42歳の近影に「美しすぎる」の声鳥居さんといえば、白いパジャマ姿に身を包み、独特のリズムで叫ぶ「ヒットエンドラ~ン」のネタが印象的です。お笑いタレントとしてブレイクした当時、鳥居さんは20代半ば。それから20年近い月日が経ったものの、現在の鳥居さんはブレイク当時と変わりません。 この投稿をInstagramで見る 鳥居みゆき(@toriimiyukitorii)がシェアした投稿 もともと、プライベートが謎に包まれている鳥居さんですが、エイジレスな魅力も相まって、ますますミステリアスな雰囲気です。今も昔も変わらないその姿に、ファンからは「美しい」と絶賛のコメントも。・目力に惚れそう。・引き込まれるような魅力。・かっこいいし、かわいい!お笑いタレントとしてはもちろん、俳優や小説家など、その活躍は多岐にわたる鳥居さん。ますます魅了されるファンが増えそうです。[文・構成/grape編集部]
2023年07月20日《え、大河で強右衛門のエピソードやるの?これは胸熱》《すげぇ、マジで鳥居強右衛門がTwitterトレンドに入っとる!令和やぞ、今!》《どうする家康に鳥居強右衛門が出ると聞いて興奮してる》2月10日に、放送中の大河ドラマ『どうする家康』の新たな出演者が発表され、シンガー・ソングライターの岡崎体育(33)が出演することが明らかになった。大河初出演となる岡崎のファンが沸いたのはもちろんだが、ツイッター上では岡崎が演じる「鳥居強右衛門」(とりい すねえもん)がトレンド入り。鳥居強右衛門の逸話が大河ドラマのなかで描かれることに、歴史ファンがSNS上で冒頭のように反応したのだ。「鳥居強右衛門の逸話は歴史の主流ではなく、一般的な知名度はそう高くありません。大河ドラマでは扱わなくても話が進むと思います。ただ、その逸話はインパクトがあり、戦国ファンの間では知られた人物です」(歴史ファン)鳥居強右衛門は三河北部・奥平家の地侍。いわゆる“足軽”の身分なのだが、長篠の戦いでその名を知られた。武田軍に攻め込まれ絶対絶命の危機にある長篠城を救うため、鳥居は武田軍の包囲網を突破し、岡崎城の徳川家康のもとに助けを求める任務を負う。しかし任務達成後、長篠城に急いで戻ろうとした鳥居は武田軍に捕まってしまうのだ。城内に向かって“援軍は来ないと言え”と言われ、長篠城のそばまで連れてこられた強右衛門は、“援軍はすぐそこまで来ている”と大声で叫び、結果、武田軍の怒りを買って殺されてしまった、と伝えられている。岡崎体育が強右衛門を演じるにあたって、「『ふんどし一丁で磔で死ぬのか!』というのが率直な思いでした」とコメントしているとおり、殺される際には磔にされたといい、ふんどし姿で磔にされた絵も後世に残る。諸説あるのだが、これが“逆さ磔”ではないかという説もあることから、ツイッター上では、《景気よく逆さ磔にでもしてくれ!!》《岡崎体育サンが鳥居強右衛門役か、やはり褌一丁で逆さ磔にされるんだろうか》などの声も上がっている。『どうする家康』の公式サイトは、強右衛門について《名もなきヒーロー、戦国版“走れメロス”》と銘打ち、《走ると自然に歌を口ずさむ癖がある》というユニークなキャラクター設定も。岡崎体育が鳥居強右衛門をどう演じるのか、歴史ファンからも注目が集まっている。
2023年02月10日羽田空港の隣りに鎮座し、航空安全の神社としても知られる東京羽田 穴守稲荷神社(東京都大田区羽田五丁目2番7号、井上 直洋宮司)では、令和5年1月から願掛け小鳥居の頒布を開始しました。願掛け小鳥居から穴守稲荷神社■4万6,796基あった千本鳥居復興を目指す■願掛け小鳥居は、かつて当神社の参道で頒布されていたものを復活させたものです。<制作にあたっての特徴>(1) 笠間朱色に代表される関東地方独特の赤みが強い朱色に(2) 職人による手作り(3) 笠木の反りや東京羽田 穴守稲荷神社鳥居特有の台輪をつける(4) 手頃な大きさと金額で奉納できる自身で氏名と日付、願い事を書き、境内に奉納します。当神社では、稲荷山築造などの境内改修や祭事復興(※下記参照)などをすすめており、この願掛け小鳥居の頒布もその一環となります。この願掛け小鳥居の頒布をきっかけに、関東一流祠と称えられた神社と門前町羽田の歴史を後世に伝えると共に、お稲荷さんならではの風習を羽田を訪れる人々へ広めて、かつて4万6,796基あった東京羽田 穴守稲荷神社の千本鳥居の復興を目指してゆきたいと考えています。▼頒布を開始した願掛け小鳥居願掛け小鳥居(社務所)願掛け小鳥居(奥之宮)願掛け小鳥居▼奉納された願掛け小鳥居の様子願掛け小鳥居奉納例(狐塚)願掛け小鳥居奉納例(千本鳥居脇)東京羽田 穴守稲荷神社に奉納された小鳥居。狐塚や稲荷山ほか境内いたるところに並んでいます。■戦前の歴史を後世へ語り継ぐ使命■戦前、東京羽田 穴守稲荷神社がまだ要島(現羽田空港島)に鎮座していた頃、神社を中心とした羽田地域一帯は、日本初(※当社調べ)の神社参詣電車である京浜電鉄穴守線(現京急空港線)が開通し、門前町はもとより、競馬場や海水浴場、鉱泉旅館街や鴨場などもある一大観光地(総合リゾート地)の様相を呈していました。しかし、終戦直後の1945年(昭和20年)9月12日、連合国軍が日本政府に対して羽田穴守町・羽田鈴木町・羽田江戸見町の三か町(約1,200世帯、約3,000名の全住民)に48時間以内の強制退去命令を下し、東京羽田 穴守稲荷神社社も現在地に遷座することになった経緯があります。現在も羽田空港の片隅に大きな鳥居が残されていますが、この鳥居がかつて4万6,796基あった穴守の鳥居の中で、唯一残された「一の鳥居」であったという事を知る人も少なくなってしまっているため、2月5日の初午祭の講話などを通じて、神社の歴史や東京羽田 穴守稲荷神社鳥居奉納の意義を語っていきたいと考えています。▼羽田空港に唯一、残る東京羽田 穴守稲荷神社旧一の大鳥居羽田空港に残る穴守稲荷神社の鳥居※参考■復興した年間祭事■・航空稲荷月次祭 毎月17日執行1955年(昭和39年)5月17日、羽田空港旧ターミナルビルが東京羽田 穴守稲荷神社の本殿跡に建設され、その屋上には空の安全を祈念し東京羽田 穴守稲荷神社の空港分社を祀る事になりました。以降、毎月17日に月次祭が行われ、航空関係者の篤い崇敬もあり、「羽田航空神社」と連れ添って40年に渡り空港の安全と繁栄を見守ってきましたが、平成になり空港沖合展開が始まると、旧ターミナルビルが撤去される事になり「羽田航空神社」は第一ターミナルビルへと遷座、「空港分社」は東京羽田 穴守稲荷神社の本社に合祀されました。そして東京羽田 穴守稲荷神社令和の大改修を機に、空港分社として数多くの方から篤い崇敬を受けてきた歴史を鑑み、改めて摂社「航空稲荷」として一祠を構え、その祭事を復興させました。祭事当日には、国内外の航空会社から奉納された色とりどりの幟旗が境内に立ち並びます。航空会社からの奉納されたのぼり旗・航空安全祈願祭 9月20日執行空の日に合わせて、航空業界の躍進と航空安全輸送の加護を祈願するお祭り。昭和50年代以来途絶えていましたが、2022年(令和4年)に、羽田空港国内線乗り入れ航空各社代表参列の下、復興しました。・五節句の祭事(人日祭・上巳祭・端午祭・七夕祭・重陽祭)・稲荷神事(火焚祭)■明治期の総代の子孫が鳥居奉納■2022年(令和4年)12月25日に境内稲荷山登拝口に、1基の台輪鳥居が奉納されました。奉納者は、明治期の門前町にあった、最大手の鉱泉宿「要館」の当主及び東京羽田 穴守稲荷神社総代であり、羽田空港誕生のきっかけのひとつに関係する石関 倉吉氏の子孫。羽田からの転居により、長らく神社とは疎遠になっていたところ、令和4年の航空安全祈願祭復活に際して参列者に石関家と繋がりがある人がおり、約100年ぶりに神社と石関家のご神縁が復活、鳥居の奉納に至りました。尚、戦前の東京羽田 穴守稲荷神社にも、石関 倉吉氏が築造に携わった稲荷山が存在しており、令和の大改修で同じ高さの新たな稲荷山が復興しています。■奉納鳥居の流行■1 明治時代、東京羽田 穴守稲荷神社および鳥居奉納の隆盛の様子鳥居商が2軒、参道には大小、奉納鳥居を扱う商店が他にも沢山あり、明治期の絵葉書にも鳥居が描かれています。最盛期には、こんにちの京都・伏見稲荷山の約1万基をも上回る4万6,796基の鳥居があったと伝わっています。写真説明:明治三十四年発行「武蔵国荏原郡羽田穴守神社全図」穴守稲荷神社 絵葉書(明治期)上、明治三十四年発行「武蔵国荏原郡羽田穴守神社全図」下、東京羽田 穴守稲荷神社 絵葉書(明治期)■頒布品概要■品名 :奉納小鳥居『台輪鳥居』開始日 :2023(令和5)年1月初穂料 :小 3,000円大 10,000円大きさ :小 縦20mm×横22mm 3,000円大 縦30mm×横32mm 10,000円色 :赤みの強い朱色に黒の着色素材 :木頒布場所:東京羽田 穴守稲荷神社授与所■神社概要法人名: 宗教法人穴守稲荷神社代表者: 井上 直洋所在地: 〒144-0043 東京都大田区羽田五丁目2番7号電話 : 03-3741-0809FAX : 03-3741-0713創建 : 江戸時代後期主祭神: 豊受姫命URL : メール: info@anamori.jp 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】宗教法人穴守稲荷神社〒144-0043 東京都大田区羽田五丁目2番7号MAIL: tsubaki@anamori.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月30日この度、東京伝統木版画工芸協同組合(所在地:東京都文京区、理事長:高橋 由貴子)は、全12図からなる世界的春画と言われる鳥居清長「袖の巻」の復刻完成を記念し、2022年11月23日(水・祝)から12月2日(金)まで『世界的春画 鳥居清長「袖の巻」展示会』を開催します。展示品:「羽織芸者」の一部この展示会は東京・神楽坂で2022年9月末から1週間開催したところ、大変好評でした。この度、在京都フランス総領事のご協力のもと、フランス政府公式文化機関であるアンスティチュ・フランセ関西-京都にて展示会を開催できることとなりました。鳥居清長は、写楽、北斎、広重と並び、六大浮世絵師の一人で、清長の春画が復刻されるのは初摺り以来初めてのことです。公開する「袖の巻」は、浮世絵にはめずらしい横長の画面を用いたレイアウトで、華美な装飾をなくしたシンプルな線描の美しさが特徴です。東京伝統木版画工芸協同組合が春画木版画の高度な技術を次世代の職人に継承し、その文化を社会が正しく理解して享受することを目標に続けてきた復刻事業で、経済産業省による伝統的工芸品産業支援補助事業です。今回、江戸木版画の魅力を広くPRする展示会となりますので、宜しくお願い申し上げます。アンスティチュ・フランセ関西-京都■世界的春画 鳥居清長「袖の巻」展示会(京都) 開催概要名称: 木版画復刻事業 鳥居清長「袖の巻」展示会(京都)会場: アンスティチュ・フランセ関西-京都(旧 関西日仏学館) 3階サロン京都府京都市左京区吉田泉殿町8交通: 京阪電車「出町柳」駅より徒歩約12分市バス31、65、201、206系統「京大正門前」下車すぐ京都バス18「東一条」下車すぐ会期: 2022年11月23日(水・祝)~12月2日(金) 11:30~19:00 入場無料※23日(水・祝)は夕刻よりレセプションのため、一般のご入場は15時までとなります。内容: 世界的春画 鳥居清長「袖の巻」全12図展示の他、版木や道具の展示。2022年11月26日(土)に稲畑ホールで春画と作品についての入場無料の講演を予定しています。詳細は株式会社高橋工房のホームページやSNSでご確認下さい。URL : (展示会オフィシャルサイト)主催: 東京伝統木版画工芸協同組合※18歳未満の方はご入場できません。※休館日:2022年11月28日(月)■お問い合わせ先株式会社高橋工房所在地: 東京都文京区水道2-4-19TEL : 03-3814-2801FAX : 03-3814-7341e-mail: takahashi-kobo@mx9.ttcn.ne.jp URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月09日フォトグラファーのbox(@box_box_you)さんは、撮影した鳥居の写真をTwitterに投稿。国内のみならず海外からも多数の『いいね』が寄せられました。撮影場所は、滋賀県高島市にある『白鬚(しらひげ)神社』。琵琶湖に浮かぶ大鳥居は、国内屈指のパワースポットとしても有名です。見る人を圧倒する『絶景』を写した1枚が、こちら。境界 pic.twitter.com/VHEaKh5P7x — (@box_box_you) May 29, 2022 鳥居を中心に、水面が光と影に分かれていて、まるで、現世と来世を結ぶ境界があるかのよう…!吸い込まれそうなほど美しい光景に、少し怖さを感じてしまう人もいるのではないでしょうか。投稿を見た人たちからは、「めちゃくちゃかっこいい!神様の気配を感じた」「すごく印象に残りました」など称賛の声が上がりました。まさに『神秘的』という言葉がぴったりの1枚ですね。[文・構成/grape編集部]
2022年05月31日十八世中村勘三郎のチャーミングな鰯賣の猿源氏に、坂東玉三郎のたおやかで気品あふれる傾城蛍火実は丹鶴城の姫。幸福感と笑いに包まれた三島由紀夫の名舞台『鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)』が、シネマ歌舞伎となってお目見えする。俳優の息遣い、手の動き、表情、衣裳のディテールや小道具の質感、そして客席のライブな雰囲気に至るまで、臨場感たっぷりに再現するシネマ歌舞伎。映像作品なのに、生の舞台とはまた異なる“観劇空間”として人気だ。坂東玉三郎(C)松竹坂東玉三郎は自身が出演した舞台をシネマ歌舞伎として観てみて、「改めて“好いなあ”と思うんです」としみじみと語る。「他のシネマ歌舞伎の作品『籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)』や『刺青奇偶(いれずみちょうはん)』にも同じように感じますね。私たち俳優は、舞台の上でその時はどれほど感情こめて芝居していても、どこか客観的で、技術的、意識的にお芝居をしているものなのです。お客様がついてきてくれているかな、尺八だけでここの場面が何分持つかな、などそういうことを頭のどこかで考えながらお芝居している。それに私も哲明さん(十八世中村勘三郎)も、芝居の最中はお互いをじっくり真正面から見るわけではありません。でもシネマ歌舞伎となったものをこうやって改めて観てみると、ふたりの間の、特に哲明さんの情緒がとても現れているのが分かります」。さらに十八世中村勘三郎について、「ああいう俳優には二度と巡り会えないのではという思いがあります」という。「先代の勘三郎(十七世中村勘三郎)さんと哲明さん、親子二代で同じ作品、同じ役を当たり役とされていて、どちらもお客様にとても喜ばれているでしょう。それも哲明さんが十七代目のひな型をなぞっているのではないですしね。これはどちらが良い悪いではなく、荒事のような型で演じていく作品ではなくて、感情の機微、自分の中からしか出てこない情緒、そういうものが必要なこのお芝居で、二代続けて当たり役というのはめったにないこと」と感慨をこめる。シネマ歌舞伎『鰯賣戀曳網』チラシ玉三郎と勘三郎のふたりの息があまりにもぴったりで、その時そこに偶然生まれてきた言葉のように見える場面も。「(アドリブは)全くありません。哲明さんはアドリブで思いついたことを型にすることがありますよ。でも彼は、その動きが生まれた必然性を型にできる俳優でした。たとえば(蛍火と一緒に猿源氏が座敷に上がる場面で)、私がすっと上がる、哲明さんはそれまでのやり方を変えて『ここ、ピョンッと上がってもいい?』と。それがとても自然で可愛いんですね。幕切れでふたりが花道に座り、観音様に心を込めてお礼を言うことにしたのも、単にさよなら公演だからではなく、観音様のお導きでふたりが出会えた、だから手を合わせて感謝するのだと。彼は戯曲の情感を読める人でしたね」時には舞台の上で“つっ走ろうとする”勘三郎にブレーキをかけることもあったという。「たしかに、ありました(笑)。ただ、平成中村座やコクーン歌舞伎も拝見しましたが、彼がアドリブでつっ走って笑わせたりしても、他の俳優さん達のそれとは違います。他の方だと行きっぱなしで見ていて醒めてしまうこともあるのですが、哲明さんは役が崩れない。役の本当の部分をしっかりと考えている。それはきっと幼い頃から修行して身に着けた”作法”なのでしょうね」3人だからこそ生まれた濃密な空気またシネマ歌舞伎ならではの、映像に封じ込められた共演者たちとの濃密な空気についても、「平たい言葉で言えばあうんの呼吸。お互い尊敬しあう者同士が醸す空気が、にじみ出ているのではないでしょうか。哲明さんにしても(片岡)仁左衛門さんにしても、幼い頃から一緒に舞台に出ていていますが、私生活ではお食事ですら3度くらいしかご一緒したことがありません。お互いに言わず語らずのうちに、馴れ合いにならないようにと考えていたのでしょう。先代の勘三郎さん、十三世(片岡)仁左衛門さん、うちの父(十四世守田勘彌)と、それぞれ教育法が似ていましたし、その中で修行した3人だから自然に生まれた空気なのかもしれません」と語る。このシネマ歌舞伎をきっかけに歌舞伎の魅力を知り、劇場に足を運ぶようになる人も少なくない。「演劇って歌舞伎でも、日本人の好きなシェイクスピアでも、基本的にお話が飛躍しているものですよね。たとえば『ロミオとジュリエット』。牧師さんから仮死状態になる薬をどうやってもらうのか。亡霊がそう言ったからといって、ハムレットはどうして敵討ちなんてできるのだろう。能楽にしても旅の僧の前に霊が時空を超えてやってきて、夜が明けたからさよなら……とかね。こういった飛躍を楽しめるかどうかが、お芝居を好きになれるかどうかの分かれ道かもしれません。ただ、この飛躍した物語によって人間の魂が劇場の中で立ち上がっていく、それを感じたくて皆さん劇場へ通うのだと思います」この『鰯賣戀曳網』は三島由紀夫の戯曲の中でも珍しくハッピーエンドでおとぎ話のようなラブストーリー。運命に導かれて出会う蛍火と猿源氏に、玉三郎と十八世中村勘三郎の深い信頼関係がフワリと重なる。不安な気持ちに陥りがちの今だからこそ、幸せに満ち溢れたこの作品に注目したい。6/4全国公開取材・文:五十川晶子
2021年05月22日「’16年に売り場を新しくする際、億を出したい一心で、壁面に大鳥居を設置。すると翌年、ロト7の1等2億2,000万円が出たんです。そして’19年10月、11月と、2カ月連続でロト6の1等(2カ月合計5億1,000万円)の大当たりが出て、『奇跡の億の大鳥居』と地元の新聞で紹介されたほどです」そう笑顔で語るのは、青森県「下田イオンチャンスセンター」(上北郡おいらせ町中野平40-1)の販売担当・工藤友子さん。5月7日から、1等・前後賞合わせて5億円が当たるドリームジャンボが発売中だ。新型コロナ禍で気分が落ち込む中、少しでも明るい気持ちでジャンボを購入してほしいという願いをこめて、本誌では「笑門来福」という言葉に着目。本来は、笑っている家庭には幸福がやってくるという意味の四字熟語だが、宝くじの世界では、冒頭の売り場のように、店頭にある本物の門や鳥居が億を呼んでいる売り場が全国にある。今回は、そんな「福招き門・鳥居」の奇跡のエピソードを紹介!北海道「大通地下チャンスセンター」(札幌市中央区大通西3-10)は’99年から総額75億円超えという北海道一の大当たり売り場。札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)から直結した地下にある売り場で、その入口にあるのが「億万長者への通り道くぐり門」だ。「門は開店当時に作りましたが、’08年年末に、1等3億円と2等1億円が同時に出たとき、門に『ビクトリーロード』の文字を加えました。長年、ロトを買い続けている70代の男性はミニロトとロト6でそれぞれ1等当せん。いまはロト7の1等を狙って、売り場に通っていますが『毎回、この門をくぐっているおかげ』とおっしゃっています」(大川哲生店長)岩手県「宝くじ神社チャンスセンター大通本店」(盛岡市大通3-2-6)はジャンボ億万長者12人を生んでいる人気店。その入口には、朱色の大鳥居がそびえる。「店名の宝くじ神社の名に恥じないようにと、’07年に、現在の鳥居を造営。毎日、販売員が拭き清めて、高額当せんを願っています。’17年のハロウィンジャンボミニ1等5,000万円を当てた常連のご夫婦は、’19年にロト6で2等1,400万円にも当せん。本当に強運の人がいるんだなと実感しました」(販売担当・茅野充子さん)ぜひあなたも「福招き門・鳥居」にあやかってみてはいかが?「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月13日本日2月2日(火)より歌舞伎座で上演される「二月大歌舞伎」第三部の特別ポスター2枚が公開された。公開されたのは「二月大歌舞伎」第三部で十七世中村勘三郎三十三回忌追善狂言として上演される、十七世に所縁の『奥州安達原 袖萩祭文』、十七世の孫にあたる中村勘九郎・七之助兄弟が出演する『連獅子』のポスター。1月中旬に篠山紀信が中村勘九郎、中村七之助、中村勘太郎、中村長三郎のスチール撮影を実施。篠山は勘太郎、長三郎兄弟の初舞台の際にも『門出二人桃太郎』の撮影をしており、当日は和やかなムードで撮影が行われた。『奥州安達原』では、十七世勘三郎の当り役であった安倍貞任と袖萩をそれぞれ勘九郎と七之助が務め、また娘お君を長三郎が務める。ポスターに写るのは、むしろを被って雪道を進む袖萩とお君の親子。お君は目の見えない母親に寄り添い、甲斐甲斐しくその手を引く。このあとに待ち受ける悲劇を思うと、ふたりの健気な姿がよりいっそう胸に迫ってくるだろう。『連獅子』では、親獅子の精を勘九郎が、仔獅子の精を勘太郎が勤め、十七世勘三郎を偲ぶ。きりりと引き締まった表情のふたりからは、親から子へと、中村屋が大切に演じてきた『連獅子』を継いでいくという喜びと覚悟が伝わってくる。本公演では最年少の9歳にして、仔獅子の精に初めて挑む勘太郎。指の先にまで込められた気合が感じられる、鮮やかかつ力強い一枚に仕上がった。これらの特別ポスターは、歌舞伎座のほか、東京メトロの主要駅に掲出される。また、歌舞伎座地下2階の木挽町広場や、1階お土産処「木挽町」などでも販売されるので、ぜひ注目してほしい。【公演概要】「二月大歌舞伎」開催日:2月2日(火)~27日(土)※8日(月)・18日(木)休演劇場:歌舞伎座第一部:10:30~第二部:14:15~第三部:17:30〜※当初の発表から開演時間を変更しております( )
2021年02月02日お笑いタレントの鳥居みゆき(とりい・みゆき)さん。美しい容姿とギャップがある、トリッキーな行動で芸能界や世間をザワつかせました。そんな鳥居みゆきさんには2歳違いの姉がおり、インスタグラムやミュージックビデオに登場すると「美人姉妹!」と大きな話題に。鳥居みゆきさんの姉の写真や名前、職業など、さまざまな情報をご紹介します!鳥居みゆきの姉は超美人インスタでは写真も美人お笑い芸人として一斉を風靡した鳥居みゆきさん。姉も相当な美人で、名前を鳥居千春(とりい・ちはる)さんといいます。2016年12月21日に更新された鳥居みゆきさんのインスタグラムでは姉の写真が公開され、「美人姉妹!」「お姉さんもかわいい」との声が殺到しました。 View this post on Instagram マーパおわり A post shared by 鳥居みゆき (@toriimiyukitorii) on Dec 21, 2016 at 5:34am PST View this post on Instagram せめて眉毛くらいかきゃよかった A post shared by 鳥居みゆき (@toriimiyukitorii) on Dec 21, 2016 at 5:33am PST2人とも鼻が高く、目が大きいところが似ていますね。顔立ちがかなり整っていて、万人が認める美人といった印象です。鳥居千春さんは2015年当時、有名美容院に勤めていました。その美貌を生かし、カットモデルなども担当。人気ファッション誌に登場したことも。自身のインスタグラムも持っており、素敵な写真を多く公開しています。 この投稿をInstagramで見る 鳥居 千春☻(@coharubiyori0515)がシェアした投稿 - 2016年10月月22日午前9時25分PDT この投稿をInstagramで見る 鳥居 千春☻(@coharubiyori0515)がシェアした投稿 - 2017年 3月月1日午後10時15分PST鳥居みゆき姉との独特な過去を明かす2010年4月24日に、鳥居みゆきさんと鳥居千春さんはトークバラエティ番組『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)に姉妹で出演。2人の素顔の一端が垣間見えるエピソードを明かしました。以前、2人には友達がいなかったといい、なんと姉妹で年賀状を送りあっていたといいます。実家に住んでいる時に、お互いに友達が居なくって…。年賀状を送り合いました。お互い0枚だよねって話になって、これからは出し合おうって決定したんですよ。メレンゲの気持ちーより引用しかも、鳥居千春さんの年賀状には『A Happy New Year』ではなく、『A Happy New Yes!』と書かれていたそう。『Year』と『Yes』のつづりを間違えるという失敗談を暴露された鳥居千春さんは、恥ずかしそうな笑顔を見せていました。そんな鳥居千春さんは、妹の鳥居みゆきさんいわく「すっごいふわふわしている」とのこと。一緒にご飯を食べに行った際には、手鏡を使って店内の時計を確認していたのだとか!鳥居みゆきさんが「直接、時計を見た方が時間が分かりやすいよ」とアドバイスを送ると、鳥居千春さんは「本当だ!」と驚き、天然ぶりを発揮していたといいます。美人なのに、ちょっぴり抜けているところがある鳥居千春さんに、視聴者はメロメロになってしまったようです。鳥居みゆきの姉、妹が監督したMVに出演2015年7月1日に、鳥居みゆきさんがインスタグラムを更新。4人組ガールズバンド『Draft King』のミュージックビデオの監督を務めたことを発表しました。同ミュージックビデオには姉・鳥居千春さんが出演しています。 View this post on Instagram A post shared by 鳥居みゆき (@toriimiyukitorii) on Jul 1, 2015 at 3:48am PDTこのミュージックビデオを撮影するにあたり、鳥居みゆきさんは「経費削減のため、昼ごはんをコンビニレジ横のホットスナックですませ、予算を映像につぎ込みました」とコメント。また、エキストラの費用節約のため、鳥居千春さんに出演を依頼したことを告白しています。この依頼を鳥居千春さんは快諾したようで、なんと自身が働く美容院もロケ地として無償で借りたといいます。全面的なバックアップをした鳥居千春さんは、撮影後のインタビューで、「かっこいいなとすごく思います」と妹の仕事ぶりを称賛しました。かわいい妹のために協力を惜しまない鳥居千春さんは、とても素敵です!これからも姉妹で支え合って活躍し続けてほしいですね。鳥居みゆき プロフィール生年月日:1981年3月18日出身地:秋田県血液型:O型身長:1703所属事務所:サンミュージックプロダクション以前はお笑いコンビを組んでいたが、解散後はピン芸人として活躍。2008年と2009年に開催されたピン芸人コンクール『R-1ぐらんぷり』では決勝に進出し、一躍注目を集めた。やがて奇想天外なキャラクターが受け、ブレイク。お笑いタレントのほかにもドラマ『臨死!!江古田ちゃん』(日本テレビ系)では主演を務めるなど女優としても活躍し、映画『全然大丈夫』、『非女子図鑑』などにも出演している。プライベートでは2007年に一般男性と結婚。2009年には小説『夜にはずっと深い夜を』、2012年に『余った傘はありません』を出版し、小説家としても話題になっている。[文・構成/grape編集部]
2020年08月21日世界遺産にも登録されている広島県廿日市市(はつかいちし)の『厳島神社』の大鳥居前で、雲の切れ間から現れた日の光が『鳳凰』の姿に写る奇跡の1枚が注目を集めています。この写真は、2019年の夏以前(厳島神社の大鳥居は同年年6月17日より改修工事中)にamizo(@amizopinzo)さんが撮影し、投稿したものです。厳島神社の鳥居に鳳凰が現れました。 #広島県 pic.twitter.com/S74uEsBuVz — amizo (@amizopinzo) May 10, 2020 このまばゆい光の鳳凰写真は、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)拡大防止のために、外出を自粛中の人々の胸を打ち、たくさんの感想が寄せられました。・ひと言、美しい写真だ。・本当にキレイですね。・奇跡のような1枚をありがとうございます。コロナウイルス以前の写真だと理解した上でも、「沈みがちな心に染みます」などの感想も多くありました。さらに、富士山をはじめ日本各地に現れた神秘的な雲と光の写真も次々と寄せられました。amizoさん自身も、ずいぶん前に撮った写真であるにも関わらず、話題になったことに驚き、「私もですが世界中の皆さんが沈んでいるのかな、と思います」とコメントしました。『宗像三女神』と総称される『市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)』『田心姫命(たごりひめのみこと)』『湍津姫命(たぎつひめのみこと)』の3柱の神々が祀られている厳島神社の大鳥居前で姿を現した日の光は、まさしく太陽を運ぶ神の使い『鳳凰』そのもの。コロナウイルスの収束までにはまだまだ時間がかかりそうですが、美しい鳳凰の姿は、多くの人の心を癒してくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響でマスクの需要が高まっている、2020年5月現在。芸能人の中には、自分で手作りした布マスクをSNS上で披露している人もいます。同月15日に、お笑いタレントの鳥居みゆきさんがInstagramを更新し、次のような一文を投稿しました。家でもマスク意識高めのこんにちはtoriimiyukitoriiーより引用鳥居さんもマスクを手作りしたのでしょうか。ともに披露された写真をご覧ください! この投稿をInstagramで見る 鳥居みゆき(@toriimiyukitorii)がシェアした投稿 - 2020年 5月月15日午前12時10分PDT…って描いたんかい!!!一見マスクをしているかのように思えますが、実際はボディアートをほどこしていたのでした。投稿に対し、多くの人が吹き出したようです。・笑った!新しい発想。・二度見した。すごすぎる。・息苦しさがゼロ。このマスク欲しい。・家でならありかも。コロナウイルスの流行により、気分が沈みがちな今だからこそ、鳥居さんは人々にユーモアを届けたかったのかもしれませんね。その試みは成功したといえるでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年05月16日1994年に、十八世中村勘三郎と串田和美のタッグで開始した渋谷・コクーン歌舞伎。その第十六弾『切られの与三』が5月に上演される。公演に先立って製作発表記者会見が行われ、演出の串田、補綴の木ノ下裕一、出演の中村七之助、中村梅枝が登壇した。【チケット情報はこちら】この『切られの与三』は、三代目瀬川如皐が書いた歌舞伎『与話情浮名横櫛』を再構成するもの。主人公は、小間物問屋の若旦那・与三郎と芸者・お富。木更津の浜で恋に落ちたふたりだが、お富が土地の親分・赤間源左衛門の囲われ者であったことから、与三郎は源左衛門とその手下に身体中を切りつけられてしまう。変わり果てた姿の与三郎がお富と再会する「源氏店」の場面は、「しがねえ恋の情けが仇」の名台詞と共に有名で、今もしばしば上演されている。中学生か高校生の頃、十一世市川團十郎が演じる与三郎を観たという串田は「与三郎が傷を受けながら生き抜いていくさまに、ずっと興味を持っていました。(コクーン歌舞伎で上演した)『三人吉三』にしろ『東海道四谷怪談』にしろ『夏祭浪花鑑』にしろ、原作を読むと、朝から晩まで芝居を上演していた江戸時代から現代に至るまでに落としてしまった面白いものもある。遠い昔の関係ない話ではなく私達の話として上演したい」と語る。また、現在、補綴の作業中である木ノ下は「“傷”がひとつのテーマになるのではないかと思います。傷は何かの痕跡であり、そこには記憶も眠っている。原作は10年ほどの歳月を描くお芝居で、与三郎の周りの環境も彼の立場も社会も変わっていきます。社会全体の傷を与三郎が負っているような読み方のホンにできれば。その上で、串田監督のイメージが様々に重なって今に繋がっていくと思います」と言う。そして今回、与三郎を演じるのが七之助だ。「父が残してくれた宝物のひとつであるコクーン歌舞伎をやらえてもらって嬉しく思います。コクーン歌舞伎立ち上げ当初の、父や串田監督や(中村)芝翫の叔父が稽古場で作り上げた熱量は今も変わりません。それはどんな人にも平等で誰の意見も聞く串田監督が作り上げてくれた空気です。今回は不慣れな立役ですので手探りで、私なりに良いものにしたい」と意気込んだ。与三郎の相手役・お富を演じるのは、梅枝。「お富は、古典では1度させていただいていますが、古典は形から入る部分がありますので、この機会にお富の精神・内面を、イチから作り上げていければと思います。七之助の兄さんは年が近い女方の先輩。尊敬し、嫉妬しています。相手役を勤めることで、教えをいただき、それから兄さんにない良い所も多分あると思うので、そこが上手くはまっていけば」と抱負を述べた。「渋谷・コクーン歌舞伎 第十六弾 切られの与三」は、5月9日(水)から31日(木)まで、東京・シアターコクーンにて。チケットは発売中。取材・文:高橋彩子
2018年05月02日3月3日に放送された「有吉反省会」(日本テレビ系)に出演した鳥居みゆき(36)。番組内で鳥居の明かした“夫婦生活”が、反響を呼んでいる。 「結婚に対してお互いそんなに夢を抱いていない」 こう語る鳥居だが、鳥居家では会話がほとんどないという。番組がカメラを設置したところ、そこには目を合わせても挨拶すらない夫婦の姿が。さらに夫は夕食時に外出し、鳥居はひとりでパソコンをしながら夕飯をとっていた。「寝る部屋も別」とのことで、“夜の営み”について訊ねられたが――。 「人に触れられるのが苦手。変な潔癖になった」 鳥居はそういった理由から結婚以来11年間、一度も“営んでいない”と明かした。さらに「代わりに自分で慰める」とも。 もともと鳥居夫婦は仲の良い友達同士。家賃を抑えるためにルームシェアをしようと考えたところ、鳥居の親が男女の同居に対して否定的だったため「なら入籍すればいいだろう」となったそうだ。ちなみに結婚指輪も買ってないとのこと。 これを受け、9日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ)でも鳥居夫婦が取り上げられた。千秋(46)が「ありだと思う。基本的には別々の部屋があった方がいい」と理解を示したいっぽうで、坂下千里子(41)は「子供がいるいないも関係ある。子供がいたらご飯を一緒に囲んでとかある。私はできない」と発言。カンニング竹山(46)も「夫婦にはいろんな形があっていい」とした上で「子供がいればそうはいかない」と同調した。 Twitterでも議論が行われている。 《よくある一般的な人に分かりやすい幸せの形じゃないかもだけどあの形はアレで良いんだと思う》《めちゃめちゃ理想なんだよなあ まあ会話はあってもいいとは思うけど》《理想って言ってるけど、会話も営みもないんだよ?その面も含めて理想って言ってるの?》 なかには《これほんと?ほんとにダンナさんいるの笑?》といった声もあり――。鳥居のミステリアスな魅力はさらに強まったようだ。
2018年03月09日人気作家・池井戸潤の小説を、役所広司主演でドラマ化した「陸王」。現在、TBSにて放送中の本作の11月5日(日)放送の第3話に、お笑い芸人・鳥居みゆきが“高校教師役”として出演することが分かった。本作は、創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一(役所さん)が、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む感動の企業再生物語。2006年にドラマ「クロサギ」に出演以来、今回が約11年ぶりのTBSドラマ出演となる鳥居さん。彼女が本作でが演じるのは、高校教師・栗山。学校の体育の授業で生徒たちに足袋を履かせるため、数社の足袋会社に問い合わせをしており、その中で「こはぜ屋」の宮沢と連絡をとり、面会するという役どころだ。秋田生まれ、埼玉県育ち、今作の舞台ともなっている行田市の観光大使に、今年5月就任した鳥居さん。今回撮影が行われた高校は偶然にも鳥居さんの母校だそうで、およそ20年ぶりに帰った母校で役所さんと共演を果たすことになった。育ったのがずっと行田市だと言う鳥居さんは、「私がずっと通っていた母校に、こういった形で戻ってくるとは思いませんでした。びっくりしましたが、うれしいです」と喜び、「久しぶりのドラマ出演で、緊張からずっとトイレを我慢していたので、眉間にしわが寄っていないか心配です。緊張しちゃって脇汗たくさんかいたので、それが映らないように受話器をとるのが大変でした~(笑)」とちょっと変わった苦労も明かす。また、「看板女優として、頑張ります!行田はすごくいいところなので、『陸王』とともに盛り上がっていけたらいいなと思っています」とコメントしている。「陸王」は毎週日曜日21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月04日野田秀樹が故・十八代目中村勘三郎へのオマージュの意を込めて書いたNODA・MAP『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』が開幕。公演に先立って、17日に公開舞台稽古が行われた。NODA・MAP『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』チケット情報物語の時代は江戸。幕府から御法度とされている女カブキが、河原で上演されている。三、四代目出雲阿国座の看板踊り子、三、四代目出雲阿国(宮沢りえ)と、踊り子ヤワハダ(鈴木杏)が妖艶な踊りを見せるこの女カブキを、歌舞伎の『伊達の十役』ならぬ、“伊達の十役人”(中村扇雀)は様々に役を変えながら取り締まろうとする。阿国の弟、淋しがり屋サルワカ(妻夫木聡)ら男たちが踊り子達にすり替わり難を逃れるが、サルワカは一座の座長、万歳三唱太夫(池谷のぶえ)の逆鱗にふれ、一座に紛れ込んだ、腑分けもの(野田秀樹)、戯けもの(佐藤隆太)ら、さらには阿国までが、一座を追い出されそうになってしまう。そこで弟の窮地を救い、一座に残るべく、阿国は座長に嘆願し、出雲阿国座の再興の夢を託して、サルワカに女カブキの「筋」となる台本を書かせる。しかし、大衆をあっと言わせる「筋」など書くことができないサルワカの前に、売れない幽霊小説家(古田新太)が現れ、サルワカの台本に手を加え、その「筋」が、座長に気に入られて、新作「足跡姫」が上演されることに……。舞台には、花道やスッポン、下座音楽や大向こうなど、歌舞伎の趣向がたっぷり。その中に野田流のテンポの良い言葉遊びが混じり、さらに、幕府への謀反を企てた由井正雪、歌舞伎の創始者である出雲の阿国ら、実在の人物の名が虚構と溶け合って、重層的な世界を作っていく。そこには、芸術への情熱や、冒険心、反骨精神などが溢れている。これらは全て、十八代目勘三郎が目指したもの、あるいは、勘三郎という存在に人々が求め託したものだ。つまり、彼は直接的には登場しないが、舞台のそこここにその面影が、足跡がある。観客は、ひたむきな阿国を鮮やかに演じる宮沢、無邪気なサルワカを瑞々しく演じる妻夫木、コミカルな演技と共に能風の所作や殺陣でも魅せる古田、出演者中唯一の歌舞伎俳優である扇雀ら俳優達の生き生きとした演技に引き込まれ、やがて、野田の舞台芸術への強い想いを目の当たりにするだろう。人は皆、辛い現実を前にした時、これは虚構であってほしいと願う。一方で舞台人は常に、虚構を現実であるかのように演じたいと願う。野田は戦友の死を通して、今回の『足跡姫』に、先人の肉体が滅びても残った者が連綿と継いでいく芸能や精神と、一回毎に終わってはまた始まる舞台そのものを重ねた。野田が舞台を通して描く、死と再生という無限の物語は、観た後も私達の胸にどこまでも響き続ける。まるで足跡のように。取材・文:高橋彩子
2017年01月24日俳優の渡瀬恒彦が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『おみやさん』の最新作が放送されることが17日、明らかになった。『土曜ワイド劇場』で10月15日(21:00~23:06)に放送される。石ノ森章太郎の原作で、渡瀬演じる元敏腕刑事・"おみやさん"こと鳥居勘三郎が、迷宮入り(=おみやいり)と呼ばれる過去の未解決事件を、古い捜査資料から解明していく同作。今年2月に、貫地谷しほりを新パートナーに迎えたスペシャル版が放送されたが、この第2弾が放送されることになった。今回は、詐欺グループの男が刺殺された事件で、捜査線上に浮かぶ女が作った「折り紙のバラ」に着目。おみやさんはそれを見て、12年前に起きた未解決事件の現場でも、同様のバラの折り紙が見つかったことを思い出し、次第にその2つの事件がつながっていく。ゲストには、佐野史郎、加藤貴子、神尾佑らが登場。「五山の送り火」も事件解決のヒントになるなど、京都の夏の風情も描かれているという。渡瀬は「『久しぶりに面白い"映画"を見た』、そんな感じです。過去の事件を絡めながら進んでいく『おみやさん』、ついつい難解になってしまうことが多いのですが、今回はまったく気になりませんでした」と、同作を見ていない視聴者でも楽しめる内容であることをアピールしている。
2016年08月17日平成中村座のニューヨーク公演を独占密着するほか、中村勘三郎の孫たちの成長ぶりを描いた「密着!中村屋ファミリー大奮闘2014」のその後に密着した「密着!中村屋ファミリー大奮闘2016」が、2月5日(金)に放送されることがこのほど明らかとなった。2014年12月30日(火)に放送された前特番を経て、今回番組が密着したのは、中村勘九郎・七之助兄弟が亡き父・勘三郎との約束であった「平成中村座」の復活を果たす2015年。「平成中村座」大阪公演は勘三郎のライフワークであり、「中村屋」という大看板だけでなく「歌舞伎界」全体を背負っていかなければならない重責を背負った勘九郎・七之助の姿に迫る本番組。頼りにしていた父・勘三郎の盟友・ 坂東三津五郎の突然の他界。さらに追い打ちをかけるように、中村屋三代にわたって世話をしてもらっていた最古参・94歳のお弟子・中村小山三の緊急入院…。病と闘う小山三と勘九郎・七之助が交わす約束とは…? 果たして勘九郎・七之助は、父との約束である「大阪平成中村座」を無事成功させることができるのか…?一方で、20数年前の勘九郎(当時、勘太郎)と七之助にうり二つの4歳の七緒八くんの姿や、当時の勘三郎と同じく、息子に「声が小さい!」と厳しく声をあげる父としての勘九郎、そして幼いながらもけなげに稽古に取り組む彼らの姿も映し出されている。早くも天才との呼び声高い勘三郎の孫・七緒八くんと、2歳になった哲之くんたちの、ますます目が離せないその成長ぶりや大暴れっぷりに注目だ。さらに、若手女優から梨園の妻へ一転、若くして名門・中村屋を支える女将を務めることになった勘九郎の妻・前田愛にも番組では密着している。希代の天才歌舞伎役者・中村勘三郎が遺した二人の息子・勘九郎と七之助をはじめとした中村屋一家に注目してみて。「密着!中村屋ファミリー大奮闘2016~勘三郎との約束&七緒八4歳・哲之2歳も大暴れSP~」は、2月5日(金)21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年01月13日いまは亡き十八代目中村勘三郎が2008年に始め、息子の勘九郎、七之助がその遺志を受け継ぐ形で続けられ、今年で4回目を迎える「赤坂大歌舞伎」。9月7日(月)の開幕を前に、勘九郎さん、七之助さんらが赤坂ACTシアターのロビーにて報道陣の取材に応じた。「“芸能の街”赤坂で歌舞伎を!」という勘三郎さんの思いから始まり、勘三郎さんの逝去後の2013年には勘九郎さんと七之助さんを中心に新たな1ページを刻んだ「赤坂大歌舞伎」。4回目を迎える今回は勘九郎さんによるユーモアあふれる糸繰り人形の舞踊「操り三番叟」、七之助さんが早変わりで七役に挑む「お染の七役」が上演される。七之助さんはこの赤坂での公演は「父が遺してくれた財産」と語り「魂を受け継いで一生懸命やりたい」と意気込みを語る。勘九郎さんも「父に感謝してもし尽くせない」と語り「芝居のこともそうですが、僕たちの前に『劇団☆新感線』さんが35周年公演(『五右衛門VS轟天』)をやられてて、ロックの次に三味線の音色が流れるというのを父も喜んでいると思います。そういうのをずっとやりたいと言ってたので」と笑みを浮かべた。会見に同席した坂東彌十郎は、2回目の赤坂では勘三郎さんと共演したが、勘三郎さん亡き後はこれが初めて。「僕が8歳で勘三郎さんが9歳の元旦に初めて会ったけど、僕はずっと勘三郎さんのファンでした」としみじみと語り、その息子2人の成長に目を細め「感慨無量です」とうなずいた。「操り三番叟」を披露する勘九郎さんは「この踊りはこちらもお客さんも肩の力を抜いて楽しめるので、その後にドンと大きな『お染の七役』という大きな演目が控えているので、気軽に楽しんでいただければ」と飄々とした表情。一方、『お染の七役』で自身2度目の七役に挑戦する七之助さんは「(坂東)玉三郎のおじさまに手とり足とりで一番習った演目であり、自分の中でも一番自信を持ってやれるので、忠実に、楽しんでやれたら」と語った。今回は二演目とも古典を持ってきたが、七之助さんは過去の演目、そして赤坂という普段とは違う土地柄、初めて歌舞伎に触れる観客も多いということも念頭に「ここで魅力を分かっていただけると、また次の公演でジャンルが広がると思うし、次は新作歌舞伎をという可能性も出てくる。ステップアップにつなげられたら」とさらに先を見据えた。最後にひと言、締めの挨拶の段になると、勘九郎さんと七之助さんは互いにその任を譲り合い、最後は報道陣の前でじゃんけんで決定!「男気を見せろ!」(勘九郎さん)、「いいから早く!」(七之助さん)…というすったもんだの末に、勘九郎さんが「こんな仲のいいメンバーでやってます(笑)。舞台上でも私たちも楽しみながら、みなさまにも楽しんでいただけたらと思います」と挨拶。さらに去り際には、勘三郎さんが部屋子として中村屋に迎え入れた“弟分”の中村鶴松を「鶴松は熱愛はないんですか(笑)?」といじるなど、終始リラックスした様子を見せていた。「赤坂大歌舞伎」は赤坂ACTシアターにて9月25日(金)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2015年09月07日映画『虎影』のヒット御礼舞台あいさつが4日、東京・新宿武蔵野館で行われ、キャストの斎藤工、鳥居みゆきと西村喜廣監督が出席した。全国公開中の本作は、"最強"と呼ばれた忍者・虎影の闘いを描くアクション作品。忍びの道を捨て、妻子と静かに暮らす虎影(斎藤)は、財宝が記された2つの巻物を巡る争奪バトルに巻き込まれていく――というストーリーで、鳥居は虎影を追い詰める女忍者を演じている。主演の斎藤は、「大作じゃない作品を手渡しに近い形で届けられてうれしい」と笑顔であいさつするも、鳥居に、「妖怪壁ドン!」、「いつも全裸に近いけど、今日は服着てるね!」と茶々を入れられタジタジ。一方で、「鳥居さんにしか演じられないくのいちになった」『斎藤)、「めっちゃ綺麗だった」(西村監督)と男性陣から褒め称えられた鳥居は、「綺麗って言われるとバカにされちゃうから言わないで!」と本気で照れていた。斎藤と鳥居は、本作が初共演。斎藤の印象を、「私が馴染めてないんじゃないかと、すごく気を遣ってくれた。優しく扱ってくれてミジメでした……」と語った鳥居は、「ギンナンの食べ方が分からなくて、殻をむいてくれた。今考えるとエロいな」とニヤける場面も。しかし、クランクアップ後の打ち上げで、「会費3,000円の打ち上げで、斎藤工が『俺、1万出すよ』って言うの」と斎藤のスマートな行動に巻き込まれたことを明かし、「歩いて帰ったんだから!」とお釣りをもらえなかったことに恨み節だった。
2015年07月05日斎藤工が7月4日(土)、主演映画『虎影』の大ヒット御礼舞台挨拶に共演の鳥居みゆき、西村喜廣監督と共に登壇。鳥居さんの奔放トークと激しいイジりに見事な返しを見せ、ファンを喜ばせた。斎藤さんが以前から親交の深い西村監督とのコンビで挑んだ忍者アクションムービー。かつては最強の忍だったがいまは妻子と静かに暮らす忍者・虎影が再び戦乱に身を投じるさまを描く。鳥居さんは、虎影の前に立ちはだかる忍者たちを指揮するセクシーなくノ一の夜馬を演じている。斎藤さんは、公開3週目を過ぎてこうして舞台挨拶が行われ、劇場が満席になることについて「いわゆる大作ではない、インディーズに近い作品であり、こういう手渡しに近い形がこの作品っぽくて嬉しい」と喜び「勝負はこれからです!」と呼びかける。そんな斎藤さんを鳥居さんは早速「今日は服着てるね」とイジリ、西村監督も「さっきまで控室で全裸だった」とノリノリで話に尾ひれをつけていく。さらに鳥居さんは、撮影現場での斎藤さんについて「すごく気を遣ってくれるし優しい」と感謝しつつ「この子、なじめないんじゃないの?って思われてたのか、よくクラスにいた『この子も入れてあげて』という感じで扱ってくれてみじめでした…」とチクリ。西村組のスタッフ・キャスト陣の仲の良さについても「(鳥居さんのことを)“家族”と言ってくれるんです。愛にあふれています」と喜びつつ「戸惑いました。LINEのグループもすぐに退会しました。そんな愛にあふれるグループに飛び込む勇気がなかった」と独特の感性で感想を漏らし、会場を笑いに包んだ。さらに斎藤さんについては「顔合わせの飲み会で、銀杏をむいてくれたんですがいま思うと『私の銀杏をむいてくれた斎藤工』ってなんか、エロいな」とニヤリ。また、撮影後の打ち上げの飲み会では「(会計が)一人3千円ずつと言われて、1万円でお釣りをもらおうとしたら、斎藤さんが『僕、1万円出します』と…。その後で1万円出そうとしてた私はどうなるんだ!」と斎藤さんが1万円をポンと出したことで、鳥居さんがお釣りをもらいづらくなったと恨み節!「完全に巻き込まれたよ!私、歩いて帰ったんだから。7千円!」と怒りの告発で斎藤さんを苦笑させていた。時折、鳥居さんから飛び出す「最近、壁ドンやってる?」などといった不規則発言を苦笑交じりにかわしていた斎藤さんだが、後半に進むにつれ、半ばヤケクソに…?劇中で使用した竹製のパワードスーツや、イノシシの被り物の話題で、鳥居さんに「(被り物を)真っ裸で着てたよね?」と振られると「脱いでたのは下半身だけで、上は着てましたよ」とノリノリで返すなど、会場を沸かせていた。『虎影』は新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:虎影 2015年6月20日より全国にて公開(C) 2014「虎影」製作委員会
2015年07月04日○私の地元の"最強"絶景千本鳥居(京都府京都市)(c)Flickr/ajari○"最強"絶景ってこんなところ全国に約3万社あるといわれている稲荷神社の総本社「伏見稲荷大社」内には、社殿と同じく稲荷塗と称される鮮やか朱色の千本鳥居がある。途中で左右に分かれるが、どちらから行っても同じ場所にたどり着く。稲荷大神のご分霊を祀る全国の崇敬者が参拝する「元宮祭」の前日には宵宮祭が行われ、境内の全域に石灯篭や数千もの献納提灯が灯される。(c)Flickr/minoir千本鳥居がある伏見稲荷大社へのアクセスは、京阪電車 伏見稲荷駅から徒歩約5分、もしくは、JR奈良線 稲荷駅から徒歩3分。(c)Flickr/ajari○推薦者はかく語る「異次元空間! 特に千本鳥居に提灯の明かりがともる宵宮祭の日に訪れてほしい」(42歳女性/材派遣・人材紹介/事務系専門職)(c)Flickr/Nanabi Dakini(七尾荼吉尼)(c)Flickr/Nanabi Dakini(七尾荼吉尼)
2015年06月14日歌舞伎俳優の中村勘三郎さんの本葬が12月27日(木)、東京・築地本願寺にてしめやかに営まれ、生前の故人を偲んで関係者、一般弔問客合わせて1万2,000人が足を運んだ。勘三郎さんは今年7月に食道がんの手術を受け、その後、回復に向かっていたがウイルス性の肺炎を患い、その悪化に伴う急性呼吸窮迫症候群により12月5日(水)に57歳で亡くなった。10日と11日に近親者のみによる通夜と葬儀が自宅で行われたが、長男の勘九郎と二男の七之助の出演していた京都・南座での舞台が26日(水)に千秋楽を迎え、この日、本葬が行われる運びとなった。勘三郎さんの遺骨と位牌と共に喪主を務める勘九郎と七之助、妻の好江さんを乗せた車は自宅を出発。途中、勘三郎さんの積年の夢を実現させた「平成中村座」の舞台となった浅草、そして現在は改築中の歌舞伎座(東銀座)に立ち寄ったが、浅草では神輿を担ぎ、はっぴをまとった人々や一般のファンを含む700名が勘三郎さんをお出迎え。歌舞伎座前でも200名もの人々が詰めかけ「中村屋!」と威勢のよい掛け声が飛び交った。築地本願寺の祭壇の中央には「十八代目中村勘三郎を祝う会」にて写真家・篠山紀信によって撮影された手を合わせて優しい笑みを浮かべる故人の遺影が飾られ、その周りを菊やカーネーション、胡蝶蘭が彩った。弔辞に立った大竹しのぶは「まだ事実を受け入れることができず、途方に暮れています」と沈痛な思いを吐露。勘三郎さんが入院していた病院に足を運び、最期も見とったが「表情だけで、見得を切って看護婦さんたちに拍手をもらってました」と闘病中も周囲に明るさをもたらしていた勘三郎さんの様子を明かした。大竹さんはまた残された家族を気遣い「勘九郎、七之助、(勘九郎さんの長男の)七緒八くんの3人と(勘九郎さんの妻の前田)愛ちゃんを見守ってください。そして何より、愛してやまない好江ちゃんのそばにいて力を貸してください」と勘三郎さんに向かって呼びかけ、「大好きですよ、いまもこれからも。またね」と別れを告げた。同じく大竹さんらと最期を見とった劇作家の野田秀樹は「親友、盟友、戦友」とその存在の大きさを語り、自身が初めて手がけた歌舞伎「野田版 研辰の討たれ」の初日の思い出を懐かしそうに、寂しそうにふり返る。「安らかなんかに眠ってくれるな。この世のどこかをウロウロしてくれ。化けて出てきてくれ!」と涙ながらに友への思いを口にした。2人のほかに松竹の迫本淳一取締役社長、勘三郎さんとは同学年の幼なじみである坂東三津五郎、同じく歌舞伎役者の坂田藤十郎、片岡仁左衛門が弔辞を読んだが、いずれもその早すぎる死への無念を口にした。本葬には松本幸四郎、中村吉衛門、中村橋之助、中村獅童、尾上菊之助、市川海老蔵ら歌舞伎役者のほかにドラマや舞台、映画などで共演したり、プライベートで親交のあった多くの著名人が参列。阿部寛、東山紀之、香取慎吾、草なぎ剛、大野智、二宮和也、櫻井翔、奥田瑛二、宮藤官九郎、阿部サダヲ、宮沢りえ、深津絵里、王貞治(福岡ソフトバンクホークス球団取締役会長)、九重親方(元横綱・千代の富士)、江川卓、郷ひろみ、和田アキ子ら芸能界、スポーツ界から親交のあった人々が数多く訪れた。勘九郎さんは「こんなに愛されている人の子に生まれたことを誇りに思います」と気丈に語りつつも、参列者に向かい「どうか助けてください…」と頭を下げ、偉大なる父の喪失に際しての悲痛な胸の内を明かした。戒名は「演暢院釈明鏡大居士(えんちょういんしゃくみょうきょうだいこじ)」。弔辞の前に、勘三郎さんの初舞台である「昔噺桃太郎」(昭和34年/歌舞伎座)を始め、平成中村座の浅草やニューヨークでの公演、さらにはプライベートも交えた映像が流され、故人を偲んだ。(text:cinemacafe.net)
2012年12月27日東京・浅草で昨年11月からロングラン公演中の平成中村座が今年5月、ファイナルを迎える。江戸時代の芝居小屋を現代に復活させたいと、歌舞伎俳優の中村勘三郎が長年の夢を叶えて実現した。あと2か月で一区切りとなる平成中村座への思いを勘三郎が語った。昨年1月に病気治療のため入院し、7月に舞台復帰。まだ耳鳴りはするが「これまで休みがなかったからいい休養だったと思う」と前向きに答える。療養中は昔の役者が書いた本を読んでいたそうで、「いろいろ面白い発見があった」と話す。そんな折、中村屋最古参の弟子、小山三の自宅から、5代目と6代目菊五郎の演目に関する覚書が見つかった。「大変なものが出てきた!」と興奮した様子の勘三郎。取材陣に「もったいつけるよ」と言いながらも貴重な資料を披露。5月に『め組の喧嘩』の辰五郎を初役で演じるが、たまたまこの覚書に書かれていた記述も参考にしたいと嬉しそうに語っていた。さらに、鳶と力士の喧嘩を題材にした同演目にちなみ、大相撲の5月場所に平成中村座から懸賞を出す計画を明かした。平成中村座への思いについて訊かれると、「2000年に初めて建ててから12年。やっと認めてもらったという気がします。昔からの夢だったから感無量ですよ。これからもずっと続けていきたいね」と感慨深げに語る。12年前、『法界坊』で幕を開けた同劇場だが、ここにも秘話があった。天保13年(1842年)10月5日に初日を迎えた中村座もこの『法界坊』で開幕していた。勘三郎はこの事実を後から知り驚いたそう。「隅田川(が舞台の話)でご当地ものだからと思ってたけど、こんな偶然があるんだね」。思い入れのある同演目は今年4月に上演する。勘三郎は、女好きで悪事にも手を染めるが憎めない破戒僧の法界坊を演じる。5月、ロングラン公演のラストを飾るのは、勘三郎が上演の機会を待っていた『髪結新三』。季節的にも“初鰹”が出てくるのでぴったりだと話す。自身の襲名披露公演以来7年ぶりの新三役に、例の覚書も参考にしたいと意気込む。また60歳の還暦にはこの劇場で『助六』をやりたいと将来の夢も話していた。平成中村座の公演も残すところあと2か月。『四月大歌舞伎』は4月2日(月)から26日(木)まで。『五月大歌舞伎』は5月3日(木)から27日(日)まで開催する。チケットは発売中。
2012年03月28日歌舞伎俳優の中村勘太郎が、来年2月に六代目中村勘九郎襲名披露の成功を祈願して11月27日、東京・浅草寺でお練りを行った。父、中村勘三郎と弟の中村七之助らとともに雷門前を出発し、ゆっくりと本堂までお練りを開始。晴天となったこの日、人気役者を一目見ようと2万5千人が集まり、「中村屋!」と声がかかると笑顔で応えていた。新橋演舞場二月大歌舞伎<中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露>チケット情報勘太郎は「勘九郎という、父が46年間名乗っていた名前を継ぐプレッシャーはあります。みなさまからの笑顔とご声援を胸に、1年間しっかり務めたいと思います」と挨拶。また勘三郎は「勘九郎っていい名前ですけど大した事ありません。(自分が)勘三郎を継いだ時のほうがプレッシャーがありました。気楽にいい勘九郎にしてもらいたい」とエールを送った。勘九郎を名乗る実感がまだ湧かないという勘太郎だが、「謙虚な気持ちと向上心と、ハングリー精神を忘れないように務めたい」と話し、気持ちを引き締めていた。なお、勘太郎としての出演は今年12月の『平成中村座』(東京・浅草)が最後となる。襲名披露は、来年2月2日(木)から26日(日)まで東京・新橋演舞場にて興行を行い、その後、3月に平成中村座、9月に大阪・松竹座、10月に名古屋・御園座、12月に京都・南座、2013年2月に福岡・博多座と各地を回る。新橋演舞場のチケットは12月23日(金)より発売。
2011年11月28日ほぼ毎年異なる土地に仮設劇場を設え、江戸時代の芝居小屋の熱気を感じてもらおうと、中村勘三郎を中心に公演を行ってきた平成中村座。今回は12年目にして旗揚げの地であると同時に、江戸時代の中村座が隆盛を誇っていた猿若町にほど近い浅草に帰ってきた。さらに話題のスカイツリーも目の前で、“伝統”と“いま”を併せ持つ平成中村座にはぴったりのロケーション。勘三郎や中村勘太郎、中村七之助ら中村屋ファミリーはもちろん、それぞれの月に看板役者を迎えて来年5月まで贈る本公演。11月1日の初日は勘三郎が病気療養を乗り越えての東京復帰でもあり、場内はこの日を待ちわびた観客で埋め尽くされた。『平成中村座』チケット情報今月の演目は、昼が『双蝶々曲輪日記 角力場』『お祭り』『義経千本桜 渡海屋/大物浦』、夜が『猿若江戸の初櫓』『伊賀越道中双六 沼津』『弁天娘女男白浪』。まずは昼の部、勘三郎演じる鳶頭がイナセに踊る『お祭り』に注目だ。いよいよ勘三郎が登場すると、客席から「待ってました!」の声がかかり「待っていたとはありがたい」とお決まりのやりとりが。鳴り止まない拍手のなか、江戸の男の粋や愛嬌、色気をたっぷりとふくんで踊る勘三郎。ラストにはなんと後ろの扉が開け放たれ、真後ろにそびえ立つスカイツリーが出現!客席から大きなどよめきが起こった。さらに『渡海屋/大物浦』では、碇を担いで入水する平知盛役の片岡仁左衛門がさすがの風格。大関の濡髪長五郎(中村橋之助)と幕下力士・放駒長吉(勘太郎)の睨み合いがコミカルな『角力場』など、それぞれに見どころ満載だ。夜の部で見逃せないのは、やはり『沼津』。生き別れの親子、雲助の平作(勘三郎)と呉服屋十兵衛(仁左衛門)が偶然出会い、客席を街道に見立てて歩きながらのアドリブも楽しい前半から、哀しい別れを選ぶラストまで細やかな芝居が続く。貧乏暮らしながら心を尽くして客人をもてなす平作の素朴な温かさ、洗練された商人だが言動の端々に優しさをにじませる十兵衛など、勘三郎と仁左衛門ならではの造形が胸に迫る。他にも初世勘三郎が芝居小屋の櫓を上げるまでを綴る『猿若江戸の初櫓』、女装の盗賊・弁天小僧を七之助が少年らしさを残しつつ艶やかに、南郷力丸を勘太郎が男くささを漂わせて演じる『弁天娘女男白浪』など、理屈抜きに楽しめる演目ばかり。藁の匂いや着物の衣擦れの音など、舞台と客席が近いからこそ得られる感覚も貴重。まさに歌舞伎の醍醐味をまるごと味わえる機会といえるだろう。取材・文佐藤さくら11月興行は11月26日(土)まで上演。その後2012年5月まで、ひと月ごとに演目を変えて公演が行われる。チケットは12月興行まで発売中。
2011年11月02日