「◆ホラー系」について知りたいことや今話題の「◆ホラー系」についての記事をチェック! (5/5)
サンシャイン水族館では、ホラー水族館「あやかしの人魚」を2017年9月28日(木)から11月5日(日)まで開催。怖い“人魚”をテーマにしたホラー水族館サンシャイン水族館では、2016年10月に第一弾となるホラー水族館「呪いの水櫛」を実施。水族館での新しい恐怖体験が人気を呼び、期間中は約2万人が訪れた。第2弾となる今回も、お化け屋敷プロデューサー・五味弘文とコラボレーション。テーマは、美しさと怖さの2面性を持った「人魚」だ。ある男に恋をした人魚が、一日だけ人間の姿となり陸にあがって 人間との楽しい思い出を手に入れるが、 友人の裏切りによってその思いが激しい怨みに変るというストーリー。水族館の特性を活かした視覚と聴覚で「恐怖」を体験できる内容となっている。ホラーカフェも登場また、ホラー水族館の開催に合わせて、サンシャイン水族館内の「カナロアカフェ」がホラーカフェに変身。赤い真珠の入った貝殻をイメージした「ホラーバーガープレート」や、カルピス味の目玉が入った「人魚の目玉ドリンク」といったメニューが提供される。さらに、ショップの「アクアポケット」では、ショッキングな見た目の「もぎ取る人魚クッキー」が販売される。詳細ホラー水族館「あやかしの人魚」開催期間:2017年9月28日(木)〜11月5日(日)営業時間:18:30〜22:00 ※水族館の通常営業は18:00(最終入場 17:00)まで会場:サンシャイン水族館住所:東京都豊島区東池袋3-1 ワールドインポートマートビル・屋上<チケット>発売日:2017年9月11日(月)~取り扱い:ファミリーマート店内設置の「Fami ポート」価格:大人 2,200円、学生(大学・専門・高校) 1,800円、ペア 3,500円、こども(小・中学生)1,200円、幼児(4歳以上) 700円※こども、幼児料金の方は高校生以上の方の同伴の下入場。また、未就学児の入場は同伴者の同意が必要※ペアチケットは本イベント期間のみの販売※音声ガイド付き※「Fami ポート」販売状況により水族館チケットカウンターで当日チケットを10:00から販売する場合もあり※金額はすべて税込
2017年08月12日カルト的な人気を誇り、1975年に映画化もされたミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』。2011年にはいのうえひでのり演出、古田新太主演で上演、大きな話題を呼んだ。そして今秋、再び古田が『ロッキー~』に帰ってくる。演出を担うのは、いのうえから直々の指名を受けた河原雅彦。さらに新参加となる小池徹平を加えた3人に話を聞いた。ミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』チケット情報元々『ロッキー~』の大ファンだという河原も、前回のいのうえ版を「完璧」と絶賛。だが映画寄りに作られたいのうえ版に比べ、「僕のロッキー体験としては、作り手側が意図しないところで、お客さんが楽しみ方をどんどん発展させていった印象が強い。例えば雨のシーンでは、客席でも新聞紙を傘代わりにして、水鉄砲の水で雨を降らせたり。そういうものが僕の中のロッキーであり、ロッキーの楽しみ方なんです」。古田演じるフランク・フルターは、服装倒錯バリバリのマッド・サイエンティストで、『ロッキー~』の世界観を具現化したような人物。古田は「作品自体がフランクへのお膳立て。要はただのエゴの強い人なんだけど、つまりはそれって舞台上で問答無用に振る舞える役でもある。そういった役は、やっぱりやっていて楽しいし面白いですよ」と笑う。そんなフランクの城へと迷い込んでしまうのが、小池演じるブラッドとソニン演じるジャネットの新婚カップル。「キャスティングされた理由がわからない」と苦笑いを浮かべる小池だが、「第一印象から本当に好きだなって思える作品。テーマパークのような世界観も好きですし、歌もすごくキャッチーで!今回参加出来るのがすごく楽しみで、お話いただいた時からずっとソワソワしていました」と期待を膨らませる。近年注目を集めているダンスチーム“東京ゲゲゲイ”のリーダーMIKEYが振付を手掛け、メンバーも出演もするなど河原版ならではの趣向は随所に。「やっぱり僕は見世物小屋的な、客席に入った瞬間にワクワク出来るような劇場体験が好きですし、かつてはそのために劇場に通っていた。そういう意味でロッキーって、初期衝動に非常に近いんですよね」と河原。するとすかさず古田が、「ある意味古典ともいえる作品なのに、オイラたちの初期衝動に近いってどんだけ初期なんだよ!(笑)」とツッコミ。「でも僕ら世代にも確実に引っかかりますし」と小池が続くと、河原も「どの時代もみんなはしゃぎたいからね。バカは絶えないってことかな(笑)」。思いっきりバカになれる、誰をも魅了する劇場体験がここにある。公演は11月7日(火)から11月12日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木、11月16日(木)から12月3日(日)まで東京・サンシャイン劇場で上演。その後、北九州・仙台・松本・大阪と各地を巡る。東京の2会場と仙台公演については現在、先行抽選プレリザーブのエントリーを受付中。取材・文:野上瑠美子
2017年08月02日「ウォーキング・デッド」、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」で製作総指揮を務めたグレッグ・ニコテロが、アメリカのテレビ局AMCで新たなホラー/SFドラマを手掛けるという。「Digital Spy」によると、すでにドラマのタイトルは「Shock Theater」(原題)に決定しているとのこと。「Shock Theater」とは、1948年以前に撮影されたユニバーサル・ピクチャーズ製作のクラシックホラー映画の『魔人ドラキュラ』、『フランケンシュタイン』、『透明人間』などの52本を、1950年代にテレビ向けに放送した番組名。これらの映画は限られた製作期間、低予算、上映時間の制限という厳しい条件の中で製作したものの、現在までホラー映画ファンを引き付けて止まない。グレッグ版「Shock Theater」にも、こういったクラシックホラーのスタイルが取り入れられるそうだ。各エピソードは一話完結。ホラー作品を得意とする「サウス・オブ・ヘル~女エクソシスト」のマット・ランバート(製作総指揮、脚本)、「バフィ~恋する十字架」、「エンジェル」のゲイル・バーマン(プロデューサー)も製作総指揮に名を連ねている。(Hiromi Kaku)
2017年07月31日村上虹郎主演、早見あかり、田中哲司らが共演、テレビ東京系で好評放送中の“テレ東本気の新感覚ジャパニーズ・ホラー”ドラマ25「デッドストック~未知への挑戦~」に、各話ゲストとして注目の次世代俳優たちが出演することがわかった。本作は昨年行われたテレビ東京の新社屋移転を題材にした新感覚オリジナルホラードラマ。物語はテレ東の新人AD・常田大陸が2016年の社屋移転で発掘された大量の番組素材を整理する部署「未確認素材センター」に配属され、そこで先輩ディレクター・二階堂早織やプロデューサーの佐山暁と出会い、VTRを整理するなかで本来映ってはならない怪奇現象が記録されたテープを発見。その続きを取材し番組にしようと思い立った早織に圧されるがまま大陸も怪奇現象の取材に巻き込まれていく…というもの。昨年放送のドラマ「仰げば尊し」や『ディストラクション・ベイビーズ』、先日公開された『武曲 MUKOKU』などに出演し注目度急上昇中の村上さんが大陸に扮し、「スーパーサラリーマン左江内氏」や公開中の映画『銀魂』も大ヒット中の早見さんが早織を、「SPEC」シリーズや「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」などの田中さんがプロデューサーの佐山をそれぞれ演じる。脚本に『クロユリ団地』の三宅隆太(兼監督)と加藤淳也というホラー作品のベテランを迎え、ホラーの枠を超えた“新たなジャンルの開発”を目指す本作に、今注目の若手俳優たちの出演が決まった。この度発表されたのは中村倫也、趣里、堀田茜、我妻三輪子の4名。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」や「下町ロケット」、「スーパーサラリーマン左江内氏」でのムロツヨシとの“バディ”ぶりも記憶に新しい中村さん。連続テレビ小説「とと姉ちゃん 」や先日まで放送された「リバース」での演技でも注目される趣里さん、雑誌「CanCam」のモデルとして知られ、「家政夫のミタゾノ」などで女優としての活動も活発化させている堀田さん、こちらも「とと姉ちゃん」や『ヒロイン失格』などで女優としての認知度を急上昇させている我妻さん。次世代のドラマ、映画界を担うであろうこの4人の若手俳優たちがどんな役柄で登場するのか。今後の放送をお楽しみに。7月28日(金)今夜放送の第2話では、夜のお寺の境内での人形供養を取材したテープを発見した大陸らが、映像に映っていた突如姿を消す人形がいまもお寺にあることを知り現場に向かうというストーリーが展開する。「デッドストック~未知への挑戦~」はテレビ東京系で毎週金曜深夜0時52分から放送中。(笠緒)
2017年07月28日俳優の古田新太が主演を務める舞台『ロッキー・ホラー・ショー』のビジュアルが21日、公開された。同作は1973年にロンドンで初演を迎え、世界的な人気を誇るミュージカルで、1975年に映画化もされている。2011年には、演出家・いのうえひでのりと古田のタッグによって上演され、今回河原雅彦の演出で復活することとなった。今回公開されたのは、古田が演じるフランク・フルターのビジュアル。全性愛、異性装のマッドサイエンティストであり、変態度パワーアップで異質な世界を作り上げる。古田も「オイラはこのカツラとボンテージを着たらフランクになっちゃうので、みんなもコスプレして一緒に騒ぎましょう」とファンへメッセージをおくった。同作には他、小池徹平、ISSA、ソニン、上木彩矢、アヴちゃん(女王蜂)、吉田メタル、東京ゲゲゲイ(BOW・MARIE・YUYU・MIKU)、ROLLY、武田真治が出演する。東京公演は11月7日~12日にZeppブルーシアター六本木、11月16日~12月3日にサンシャイン劇場。さらに北九州公演、仙台公演、松本公演、大阪公演を予定している。○古田新太コメント全国の「ロッキー・ホラーショー」ファンの皆さんに嫌われないように今回も皆さんが楽しめるような作品にしたいですね。前回は映画へのオマージュ色が強かったですが、今回はライブのノリで、お客さんと一緒に盛り上がれる、レスポンスを楽しめるような作品になるかと。作品を知らない人にも楽しめると思いますが、DVDなどで予習してきてもらえると、もっと楽しめると思います。これまでとは全く違う「ロッキー・ホラー・ショー」になります! オイラはこのカツラとボンテージを着たらフランクになっちゃうので、みんなもコスプレして一緒に騒ぎましょう○河原雅彦コメント「ロッキー・ホラー・ショー」には、お客さんが一緒になって騒いで盛り上げて、能動的に楽しむことで、作品としてのオリジナリティが構築された背景があると思います。今回はその空気感を持ち込んで、今まで以上にお客さんが参加して楽しめる仕掛けを作りたいと思っています。出演には音楽的な香りがする、もの凄く濃いメンバーが集まりました。クリエイティブスタッフには、日本の「ロッキー・ホラー・ショー」の伝説的存在であるROLLYさんが音楽監督でも入ってくださいますし、振付は僕も大ファンである 東京ゲゲゲイのMIKEYさんに声をかけさせてもらいました。絶対に刺激的な 「ロッキー・ホラー・ショー」ができると確信しています。「ロッキー・ホラー・ショー」を僕たちもめちゃくちゃ楽しんで創るので、イベントや ライブ、時期的には忘年会に参加するような気持ちで劇場に来て一緒に楽しんでもらえたらと思っています。
2017年06月21日観客参加型のホラー映画祭「夏のホラー秘宝まつり2017」が、キネカ大森にて2017年8月19日(土)から9月1日(金)まで開催される。「ホラー秘宝」とは、日本のレコード会社・キングレコードが贈る傑作ホラー映画レーベル。そのセレクションの質は、ホラーファンや映画ファンから一目を置かれる存在となっている。今年で4回目を迎える本イベントでは、ホラー作品を洋画・邦画共に一挙上映。また、グランプリ作品がアンコール上映される「ホラー総選挙」、コスプレありの上映日「パリピ上映」など、ユニークな参加型の企画が実施される。また期間中は、5本鑑賞すると1本無料となる特典や、ゲストによるトークショーも開催。上映作品は1981年に公開され、狼男映画の金字塔と言われるジョー・ダンテ監督の『ハウリング』や、ホラー映画界の巨匠ジョン・カーペンター監督による『ザ・フォッグ』、そして巨匠フランシス・フォード・コッポラ製作総指揮の都市伝説ホラー『ジーパーズ・クリーパーズ』。さらに、『キャリー』『シャイニング』などで知られるホラー小説界の巨匠スティーヴン・キングの短編小説「人間圧搾機」をトビー・フーパーが映画化した『マングラー』も。また、オープニング上映にはアイドルグループ「夢みるアドレセンス」が主演を務める映画『「超」怖い話2』が選ばれているほか、『怪談新耳袋G メン 復活編』や『血を吸う粘土』といった邦画ホラー映画もラインナップする。【詳細】夏のホラー秘宝まつり2017期間:2017年8月19日(土)〜9月1日(金)場所:キネカ大森住所:東京都品川区南大井6−27−25 西友大森店5階料金:新作 1500円、旧作 1100円■上映作品『ハウリング(原題:The Howling)』『ザ・フォッグ(原題:The Fog)』『ジーパーズ・クリーパーズ(原題:Jeepers Creepers)』『マングラー(原題:The Mangler)』、『「超」怖い話2』、『怪談新耳袋G メン 復活編』、『血を吸う粘土』
2017年06月05日夏といえば、ホラー映画がお約束。ですが、アラサー女子が一番怖いのは、幽霊や怪奇現象なんかではなく、嫉妬や憎悪にまみれた女のドロドロした本性。ただのホラー映画よりも数倍恐ろしい、“女の怖さ”が凝縮された暑い夏にピッタリの映画を厳選してみました。女子特有の陰湿なイジメが、恐怖のクライマックスを呼び起こす「キャリー」Photo by Amazon1976年に公開された、ホラー作家スティーブン・キング原作の「キャリー(原題:Carrie)」。内気で気が弱く、冴えない容姿の女子高生キャリーは、クラスメイトの女子にからかわれ、いつもイジメの標的にされています。思春期の女子たちの悪質な意地悪さにも女の怖さを感じますが、それよりもゾッとするのが、キャリーの母親。夫に捨てられた後、シングルマザーとしてキャリーを育てる母マーガレットは、娘がオトナになることを許さず、自分の世界に閉じ込めて支配し続ける毒母です。キャリーが初潮を迎えた際も、「汚らわしいもの」として性的なものを徹底的に排除する狂信ぶり。また、ラストのプラムパーティーのシーンは、一度観たら忘れられないほど衝撃的……。女同士の化かし合い、エロティックな「ワイルドシングス」Photo by Amazon二人の女子高生と人気高校教師が繰り出す駆け引きを描いた「ワイルドシングス(原題:Wild Things)」は、女の本性は醜いと感じるエロティックサスペンス映画です。レイプ事件の被害者をしれっとした顔で演じるセレブ女子高生のケリーに、巧みな罠で獲物を一人一人追いつめていく静かな女子高生スー。彼女たちが巻き起こす事件に、絡み合う嘘と嘘。作中で起こるどんでん返しに、きっとあなたも騙され、女の本性に背筋が凍りつくこと間違いなしです。劇中の人気高校教師とのスリーサムシーンがエロく、余計に怖さを引き立てています。女の狂気に支配される恐怖を描いた「ミザリー」Photo by Amazon「キャリー」同様、作家スティーブン・キング原作の「ミザリー(原題:Misery)」は、ある小説家の大ファンである女性の、ファン熱が次第に狂気に変わっていく様子を描いたサスペンス映画です。主人公である人気作家ポールの悪夢は、事故で重傷を追った自分を、彼のファン一号と称する中年女性アニーが看病するところから始まります。最初のうちは天使のように看病するアニーですが、しだいに彼女の狂気が顔を出し始め、監禁・拘束へと変わっていく様子は、まさに恐怖の一言。思い込みの激しい女ほど、怖いものはありません。欲しいものは手に入れる!女の嫉妬と執念を描いた「イヴの総て」Photo by Amazon1950年代の「イヴの総て(原題:All about Eve)」は、欲しいものを手に入れるために、他人を踏み台にしてのし上がっていく女の執念深さと強かさを描いた映画です。何が何でも女優になりたい田舎娘のイヴが、舞台女優として活躍するマーゴの家に住みこみの家政婦として入りこみ、あの手この手を使って芸能界のトップに上りつめていきます。その姿は、観ていて思わず寒気がするほど。欲の強い女は何をしでかすか分からない怖さがありますよね。感情的な生き物である女は、行き過ぎると「恐怖」そのものになりがち。今年の夏は、そんな狂気じみた女の怖さに触れてクールダウンしてみてはどうでしょう。
2016年07月01日うっとうしい梅雨が明けたら、いよいよ夏本番!夏といえば、ホラーの季節!日本ではJホラーの2大金字塔の対決『貞子vs伽耶子』が話題となる中、“史上最長期間続いたポルターガイスト現象”を描くクラシックな正統派『死霊館 エンフィールド事件』と、SNSを介した恐怖を描く新感覚のイマドキ派『アンフレンデッド』という全米大ヒットホラーが日本上陸を果たす。まず、7月9日(土)より公開の『死霊館 エンフィールド事件』は、『ソウ』『インシディアス』で知られるホラー映画界の寵児ジェイムズ・ワン監督による傑作ホラーシリーズの第二弾。先日、全米公開されるや、『ウォークラフト』などを抑えて週末オープニング成績でぶっちぎりのNO.1を記録した。アメリカを中心に、数々の心霊事件を解決に導いてきた実在の心霊研究家ウォーレン夫妻。全世界興収350億円超えの大ヒットを記録した前作『死霊館』から3年。オリジナルキャスト&スタッフが再び発掘した驚愕の実話恐怖事件は、70年代後半に起きた実際の「エンフィールド事件」。夫妻が直面した“史上最長期間続いたポルターガイスト現象”として心霊史に残る悪名高き事件で、人々は“ポルターガイスト”という言葉と、その恐ろしさを初めて知ることになったのだ。音楽にはエルヴィス・プレスリーや「ザ・クラッシュ」などの名曲が使われるほか、衣装もハイネックのトップスやシャツにベストを重ねた保守的なUKスタイルが登場し、70年代の暮らしが再現されている。さらには、事件が起きた1977年は、エリザベス女王即位25周年で英国中が沸き立っていたこともあり、当時のニュース映像もふんだんに盛り込まれている。恐怖演出もゴシックホラーの伝統にのっとり、「館」自体が邪悪に見えるよう、異質な存在感を放っているのもポイントだ。一方、7月30日(土)より公開となる『アンフレンデッド』は、『インシディアス』『パラノーマル・アクティビティ』など多数のホラー映画を大ヒットさせてきた天才プロデューサー、ジェイソン・ブラムが手掛けた新感覚SNSホラー。Facebook、Twitter、Instagram、LINE、Skype…あらゆるSNSが生み出され、オンライン上に個人が存在し、見知らぬ誰かと知り合い、さまざまな情報が行き交う現代。SNSは便利な反面、時として人を傷つける凶器にもなり得てしまう。本作では、そんなSNS上でのいじめを苦に自殺した女子高生ローラ・バーンズが、命日から1年後に突如Skype上に現れ、かつての友人たちを次々と襲う様子が描かれていく。新感覚なのは、全編PCモニター上のみで描かれていること。その斬新な設定と恐ろしさで話題が話題を呼び、全米4週連続TOP10入り、世界興収6,400万ドルを超える大ヒットとなっている。恋人とSkypeやMessengerをしたり、iTunesで音楽を聴いたり、Facebookでコメントのやりとりをしたり、というイマドキ高校生のリアルな日常と、いまやなくてはならないSNSの恐怖がつぶさに描かれていく。さらに、登場する友人たちの間に見え隠れする人間関係の恐ろしさもまたリアル…。まさに、“いま”絶対に観ておきたいホラーとなっている。『死霊館 エンフィールド事件』は7月9日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。『アンフレンデッド』は7月30日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋HUMAXシネマズほか全国にてにて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月24日『呪怨』『輪廻』など数々のホラー映画を世に送り出す清水崇監督の最新作『雨女』が今夏公開されることが決定。この度、若手女優・清野菜名がホラー初挑戦することも明らかになり、併せて特報映像、そして恐怖におののく清野さんの顔が写されたカット写真も到着した。雨の日の夜、理佳(清野菜名)は必ずと言っていいほど、同じ夢を見た。大雨の中、踏切で電車が行くのを待つ幼い少女。 その前に突如現れ、踏切の中に入る黒い服を着たビショ濡れの女。女は男の子を大事に抱き寄せながら、少女の目の前で電車に轢かれてしまう。そんな夢を毎回見続け、さらには彼氏である隆(柳俊太郎)との煮え切らない関係に憂鬱な気持ちを抱えていた理佳は、 母の命日に地元に帰省することにするのだが…。監督には、数々のホラー映画を世に送り出し、『THE JUON/呪怨』では日本人監督としては初の全米興行収入1位(実写映画)を記録するなど、世界中に恐怖とその名を轟かせる清水監督。彼が2年ぶりに仕掛ける本作は、監督自身初の試みとなる体験型上映システム「4DXシステム」を最大限駆使した体感型エンターテインメント。いままでの恐怖を遥かに超える、 五感を直接的に刺激し、心の底まで恐怖を染み渡らせる臨場感たっぷりの“新しい恐怖体験”が誕生した。製作にあたって徹底的にこのシステムを研究したという清水監督は、「暗闇の四角いスクリーンに構成された限定的な映像と音響は、時に無いはずの匂いや風、暑さや寒さ、痛みやぬくもりすら感じさせる名作を生み出してきました。ところが4DXはその壁を越えます。座席が揺れ、風が吹き、匂いがして、水が飛びます。とは言え、もちろん映画で最も重要なのは“気持ちを揺さぶられること”です。今回、皆さんに映画の新しい形を体感してもらうべく、『雨女』という4DX専用の映画を用意しました。ぜひ劇場へ“雨女”に会いに来てください」とメッセージを寄せている。主人公・理佳役には、<a href="">『東京無国籍少女』</a>で映画初主演を果たし、先日新たに公開日が決定した<a href="">『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』</a>にも出演する若手女優・清野さん。本作で初のホラー映画に挑戦する彼女は「撮影しながらどんな作品に仕上がっていくのか? ということを私自身楽しみにしていたので、公開が決まって大変嬉しいです!」と喜びを語った。また、タイトスケジュールでハードな撮影も多かったと話す彼女は、「中でも水深5mプールでの撮影はいままで体験したことのないシチュエーションだったので、水中で演技をすることの難しさや、体力的にも限界を超えた撮影でした」とふり返った。また理佳の彼氏・隆役には「いつかティファニーで朝食を」<a href="">『ストレイヤーズ・クロニクル』</a>などで活躍する若き俊英、柳俊太郎が好演し、ベテラン俳優・田口トモロヲやそのほか高橋ユウ、みやべほのらが脇を固めた。今回併せて解禁されたのは、「ねえねえ、“雨女”って知ってる?」という声から始まる特報映像。顔は映されていないが前身黒に包まれた人物が、電車にひかれ血しぶきが飛ぶシーンは思わず目を逸らしてしまいたくなるようなそんな映像となっている。今回は「4DX」ということで、恐怖の映像に匂いなど五感を刺激する新しい恐怖体験ができる本作。世界でも称賛を受ける日本のホラー映画の重鎮が描く本作の最新作とあって期待が高まるばかりだ。『雨女』は2016年初夏、ユナイテッド・シネマほか全国にて「4DX」限定公開。(cinemacafe.net)
2016年04月08日ホラー映画にでも出てきそうなとんでもない男性とお付き合いをしたことがある経験、ないですか?奇妙な行動や、ストーカーのような行動をする人って、男女問わず増えているんですって!今回は、ホラー彼氏体験をしたことがある女性20人に経験を語って頂きました。■1.監視カメラ「付き合いたてで同棲はしていなくて、よく私の家に彼が遊びに来てたのね。結構頻繁に来てたから合鍵も渡してあったの。でも合鍵を渡してからは家に来る頻度が減って。家に来てないはずなのに物の位置が変わっていたり、彼の物がソファーに置いてあったり・・・・・・。今日来たの?って聞いても行ってないよって言われて。ある日私が転勤で引っ越しをしなきゃいけなくて掃除をしてた時に監視カメラを見つけて。直接なにか被害を受けたわけじゃないけど、約2年間監視されていたんだと思うと背筋が凍る・・・。即別れたけど、別れてからも少し怖かったなぁ。」(28歳/商社)2年間も監視って、本当に気持ち悪いですね。監視したがる人って、それを見てどうするのでしょうか?残念ながらそっち側の気持ちは私にも、そしてお話を聞いた彼女たちの中にもわかる人はいませんでしたが、きっと男女問わずこういう行為をしてしまう人はいるのではないか・・・と思います。彼氏に合鍵を渡すタイミングを考えなければいけないかもしれないですね。こっそり合鍵を作られている場合もありますけど・・・・・・。■2.盗聴器「引っ越しをするときにコンセントをさすところに見覚えのないやつがついていて・・・。ニュースとかでよくみるアレ!アレがついてて、機械に詳しい友達に見てもらったら盗聴器だってことがわかって・・・・・・。そういえば彼に言ってないことも知ってたりしたな・・・と思って全てが繋がった感じがして怖かったです。」(23歳/アパレル)コンセント、みなさん小まめにチェックしましょうね。会話が全部聞かれているってやばいですよね!(笑)。いや、笑い事ではありませんが、自分の身は自分で守るためにもチェック出来るところはチェックしましょう。■3.GPS「どこに行くの?って聞かれないから寛大な人だと思って付き合ってたんだけど、言ってないのにどこに行ったか知ってたりしてこれはおかしいなと思ってはいて。元々少し疑ってたし調べてみたら、私のバッグにGPSが入ってた。怖すぎてGPSは捨てて逃げた。」(24歳/美容関係)これもまた気持ち悪いですね・・・・・・。GPSつけるくらいなら、聞いてくれたら行き先ぐらい教えますよね。こういうことする人って最初は彼女の居場所を突き止める目的でやったかもしれないけど、ある程度時間が経つとゲーム感覚で楽しみだす人もいるから止められなくなるのかもしれないですね。■4.「俺なんか・・・・・・」「別れたいって言ったら『俺なんかのこと最初から好きじゃなかったんでしょ?そうだよね・・・』って落ち込み出した人には困ったし、話が永遠に終わらなくて怖かった(笑)。」(23歳/フリーター)「『俺なんか生きててもしょうがない、今までありがとう・・・』みたいなこと言われると、簡単に別れを切り出せなくなった。」(25歳/ライター)いますね。この世の終わりかのような反応をする人・・・・・・。口を開けば「俺なんか・・・」。本当にそういう行動を起こす気はさらさらないのかもしれないけど、死なれても困るしでこちらの気持ちを揺さぶってくる、本当は一番怖い彼氏かもしれないですね。■おわりにホラー彼氏、いかがでしたか?中にはそれ犯罪ですよ!っていう内容のものもありますが、むやみやたらと被害届も出せないのがツライところだと思います。ストーカーもそうですが、警察に相談してエスカレートしたらどうしよう・・・って思いますもんね。しかし、何かあってからでは遅いのです。好きな男性と言えど他人ですから、少しでも異変があったら疑って、一人で解決出来なさそうならば周りに相談してくださいね!(木口美穂/ライター)(ハウコレ編集部)(柳内良仁/カメラマン)
2016年03月03日最新作『ヘイトフル・エイト』が控えるクエンティン・タランティーノ監督が、「とにかく恐い! こんな設定のホラーは観たことがない!」と太鼓判を押し、ホラー映画としては異例ともいえるほど映画祭で受賞&ノミネートを繰り返した『イット・フォローズ』が、1月8日(金)よりついに日本にも上陸。実は、本作でヒロインを務め、2016年公開の『インディペンデンス・デイ』続編にも大抜擢された新星女優マイカ・モンローには、“もう一つの顔”があることが分かった。19歳のジェイ(マイカ・モンロー)はある男と一夜をともにするが、その後、男が豹変。縛り付けられたジェイは「“それ”に殺される前に誰かにうつせ」と命令される。ゆっくりと歩いてくる“それ”はうつされたものにだけにだけ見えるという。“それ”はゆっくりと歩いて近づいてくる。“それ”は人にうつすことができ、うつした相手が死んだら自分に戻ってくる。“それ”は他の人には見えない。そして、“それ”に捕まれば、必ず死が待っている。果たしてジェイは、いつ、どこで現れるか分からない“それ”の恐怖から逃げきることができるのか…。本作は、タランティーノ監督からの大絶賛をはじめ、辛口で知られる全米映画批評家サイト「Rotten Tomatoes」では驚異の96%フレッシュをキープし続けたという本作。一度うつされたら死ぬまでずっと憑いてくる、という“それ”と恐怖の対峙をする主人公を演じるのは、アダム・ウィンガード監督作『ザ・ゲスト』で脚光を浴びた新鋭のマイカ・モンロー。オリジナリティあふれる斬新な作品でメガホンをとるのは、これが長編2本目となる新進気鋭デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督だ。“アンノウン”スリラー『ザ・ゲスト』では、謎の訪問者(ダン・スティーヴンス)によって悲劇に巻き込まれていく一家の長女アナを演じ、ウェイトレス姿で逃げ惑う可愛らしい姿に目を奪われた観客も多かったことだろう。そんなマイカは、実は女優として活動するほかに、もう一つの顔としてプロのカイトボーティングの選手として活躍している。大きな専用カイト(凧)で風を受けながら、水上をボードに乗って走るというこの競技で、彼女は2009年から国際大会に出場しており、2012年のレッド・ブル国際ビッグエアスタイル選手権では2位を獲得するほどの腕前!女優業だけでなく、スポーツ選手としても活躍中なのだ。そんな彼女を主演に大抜擢した理由を、ミッチェル監督は、「この役のセリフを読んだ彼女が素晴らしかった。彼女には僕が脚本に描いたものをはるかに超える“脆さ”があった」と評している。次回作には、約 20年ぶりとなる大ヒット作の続編でリアム・ヘムズワースが主人公を務める『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(原題)のヒロインに大抜擢されたマイカ。今回、初解禁となった劇中写真でも、大きな瞳で鏡を見つめる目ヂカラの強い彼女と、見えない何かに怯える弱い彼女の二面性を見事に表現しており、抜群の演技力を兼ね備えた彼女に要注目だ。『イット・フォローズ』は2016年1月8日(金)TOHOシネマズ六本木ほか全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月03日ハウステンボスは3月20日、同社が運営するテーマパーク・ハウステンボス内スリラーシティの「5D MIRACLE TOUR」をホラーアトラクション「The Doll -憑人-」としてリニューアルオープンする。「5D MIRACLE TOUR」は、60インチ液晶モニター156台による、上下左右を映像に囲まれた空間を体験できる施設。同施設で3月20日開業予定のホラーアトラクション「The Doll -憑人-」は、参加者が少女の人形「ラッキー」を抱きかかえ、共に廃虚へと足を踏み入れていくというストーリーとなっている。参加者の手元の人形による、映像とリンクした演出が行われる。また、ハウステンボスでは3月21日~4月13日に「チューリップ祭スペシャルウィーク」も開催。日本最多となる700品種のチューリップが咲きそろうという。期間中は"チューリップマイスター"によるガイドツアーなどのイベントも行う予定。
2015年03月16日歌手のレディー・ガガがテレビドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」のシーズン5に出演すると「US Weekly」が報じた。シーズンごとにそれぞれテーマが決まっている「アメリカン・ホラー・ストーリー」だが、ガガが出演するシーズン5のテーマは“ホテル”になるようだ。ガガは自身のInstagramにて、不気味なマスクを被った彼女が「ホテル」と囁く動画をアップしている。このシリーズの中心的な存在を担っていた女優ジェシカ・ラングが降板すると伝えられ、ドラマを引っ張る新しい女性スターが必要だという観点からのガガの抜擢だという。ある情報筋は「ガガは最新シーズンの主役になりますよ」と語っているようだ。ガガは先日のアカデミー賞にて力強いパフォーマンスで話題になったばかり。長年の恋人との婚約も決まりプライベートでもノリに乗っているガガだが、今後は女優としてのキャリアも視野に入れていくようだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・ホラー・ストーリー [海外TVドラマ](C) 2011-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2015年02月27日『ソウ』シリーズや、『死霊館』でホラーマスターの地位を確立したジェームズ・ワンが贈る最恐のホラームービー『アナベル 死霊館の人形』。この度、シネマカフェではホラー映画に欠かせないヒロインに注目!ジェームズ・ワンお墨付きの新ヒロインの絶叫シーンと共にご紹介。物語の始まりは、わが子の誕生を控えた妻のミアに夫・ジョンがプレゼントした、ビンテージ人形。そんな幸せに満ちた日々は、思わぬ事件で打ち砕かれる。隣家の夫婦を惨殺したカルト信者の男女が、ミアに襲い掛かったのだ。男は警官に射殺され、女はミアの人形を抱いて自殺する。その日を境に次々と奇妙な出来事が起こり、原因不明の火事に発展。幸いにも無事に救出されたミアは女の子を出産し、家族は血塗られた家を出る。ところが、引っ越しの荷物から捨てたはずの人形が現れ…。『死霊館』で恐怖のどん底に陥れたアナベル人形誕生の秘密と恐怖が描かれる本作。ホラー映画で注目すべきなのは、何と言ってもヒロイン!ホラー映画には総じて女性が恐怖体験の標的になることが少なくなく、その絶叫ぶりがいつしか評価され、スクリームクイーン(叫びの女王)という愛称までできたほど。古くは絶叫する女性のイメージ像を作ったとされるジャネット・リー(『サイコ』)、『ハロウィン』のジェイミー・リー・カーティス、『悪魔のいけにえ』のマリリン・バーンズらが有名どころだが、日本でも『呪怨 -終わりの始まり-』の佐々木希や、『貞子3D』の石原さとみ、『アナザー』の橋本愛など美しい女優たちが標的になってきた。本作でも新・スクリームクイーンの名に恥じることなく絶叫しまくるヒロインが登場。主役のミア・フォームを演じるのは、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』に出演し、奇遇にも本作の人形と同名のアナベル・ウォーリスだ。女優としてのキャリアはまだ浅い彼女だが、本作では、極限の恐怖体験をし、随所でその顔を恐怖に歪め、絶叫シーンが多々登場する。キャスティングした監督のジョン・R・レオネッティは「彼女の目が実に表情豊かで、アップの多い本作ではぴったりだった。演技力も非常に優れている」と語ると、プロデューサーのジェームズも「彼女はこの映画の舞台となる時代にマッチするうえに、異色のホラー映画という作風にもぴったりの配役だった」と絶賛。ホラーマスターのお墨付きをもらっているアナベルは、「(ホラーというジャンルは)興味深いジャンルだと思う。間違った解釈をされやすいからよ。ものすごく知的なホラー映画もあるし、すばらしい出来の名作ホラーもあるわよね。私はこれまで、ホラーというジャンルを怖がっていたけれど、『アナベル 死霊館の人形』のおかげで確実に変わってきたわ。怖いだけでは括れない映画だもの。映画を観た人々は、すごくいい現実逃避のひと時を過ごしたこと、そして、どの瞬間にも夢中になれて、面白くて、スリル満点だった、と覚えてくれるんじゃないかな」と夢中に語った。そんなアナベルの絶叫しまくる1シーンを解禁!ミシンの針と布を滑らせる指の接写…という先端恐怖症には耐えられない映像だ。キッチンではIHクッキングヒーターが点火…置き忘れていたポップコーンがみるみるうちに膨らむのも気づかず、ミシンの針は止まらない!ミアの手も止まらない!後に火に気が付くも時すでに遅し…最後はミアの体まで持っていかれ…と心臓破りの出来事が数々起こるのだ。まずはこちらの映像から、アナベルの“美しき絶叫”を目に焼き付けて。『アナベル 死霊館の人形』は2月28日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アナベル死霊館の人形 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年02月10日Rubyコミュニティは11月13日、Ruby 2.1系、2.0系、1.9系のそれぞれ最新版となる「Ruby 2.1.5」「Ruby 2.0.0-p598 」「Ruby 1.9.3-p551」の公開を開始した。今回のバージョンはREXMLで発見されたDoSの脆弱性を修正するもの。同様の問題は以前のバージョンにも存在していたが、今回修正された問題はそれとはまた異なるものだと説明されている。それぞれの最新版は以下のページからダウンロード可能。Ruby 2.1.5 ReleasedRuby 2.0.0-p598 ReleasedRuby 1.9.3-p551 Releasedこの脆弱性を悪用された場合、細工されたXMLデータを読み込ませることで動作しているマシンのメモリを消費し続け、最終的にDoS攻撃につなげることができる。詳しい説明は「CVE-2014-8090: Another Denial of Service XML Expansion」にまとめられている。該当するソフトウェアを利用している場合には、最新版へアップデートすることが推奨される。
2014年11月14日Rubyコミュニティは10月27日(米国時間)、Ruby 2.1系、2.0系、1.9系のそれぞれの最新版となる「Ruby 2.1.4」「Ruby 2.0.0-p594」「Ruby 1.9.3-p550」を公開したと伝えた。それぞれ、旧バージョンのセキュリティ脆弱性の修正を目的としたリリースとされており、対象のバージョンを使っている場合はアップグレードが推奨される。Ruby 2.1.4 ReleasedRuby 2.0.0-p594Ruby 1.9.3-p550修正の対象となっているセキュリティ脆弱性は「CVE-2014-8080: Denial of Service XML Expansion」や「CVE-2014-8080: Denial of Service XML Expansion」、OpenSSLや「CVE-2014-3566」に関連したデフォルト設定など。Ruby 1.9系はすでにセキュリティ・メンテナンスのフェーズに入っており、セキュリティ脆弱性以外の修正は取り込まれなくなっているほか、今回リリースされた1.9.3系のサポートも2015年の2月に終了するとされている。Rubyコミュニティでは1.9系を利用しているユーザーへ、より新しいブランチへの移行を推奨している。
2014年10月29日スプラッタ系のアメリカンホラーはちょっと苦手だけど、静けさと迫りくる恐怖を感じさせるジャパニーズ・ホラー映画は好きという人も多い。ハリウッドリメイク版によって世界中にファン増やしたジャパニーズ・ホラーの中でも、「いちばん怖い!」作品はどの作品になるだろうか。今回は夏の終わりということで、女性321名に「最恐だと思う日本ホラー映画」に聞いた「最恐だと思う日本ホラー映画ランキング」を紹介しよう。>>男性編も見るQ.最恐の日本ホラー映画は?(複数回答)1位『リング』シリーズ52.3%2位『呪怨』シリーズ13.1%3位『着信アリ』シリーズ 10.3%4位『仄暗い水の底から』8.7%5位『ほんとうにあった怖い話』シリーズ6.1%6位『サイレン』5.7%次点 『学校の怪談』シリーズ4.8%1位は男性編と同じく過半数の圧倒的な支持を受けた『リング』シリーズ。「夜中にテレビから貞子が出てくると本気で思い込んでいた」(28歳/その他/その他)、「夢に貞子が出てきた」(23歳/医療・福祉/事務系専門職)というように、やはり貞子というキャラクラーのインパクトを語る声がほとんど。「日本のホラー映画の原点だと思う。じわじわくる怖さがある」(39歳 /生保・損保/事務系専門職)とジャパニーズ・ホラーとして世界に誇れる作品と絶賛する声も非常に多かった。1999年には日韓合作による韓国映画『リング・ウィルス』、2002年にはドリームワークスによるアメリカ映画『ザ・リング』が公開されている。2位の『呪怨』シリーズについても、『リング』の貞子同様「子どもが怖かった」(24歳/機械・精密機器/事務系専門職)、「子役の表情がすごかった……」(28歳/学校・教育関連/技術職)と佐伯俊雄という子どものキャラクターの怖さを挙げた人が多い。「怖すぎて泣いた。映画が終わった後、買い物しながら思い出して泣いた。そのくらい怖かった」(28歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)という声が挙がるほど、この作品の恐怖感は圧倒的だったようだ。3位には「夜1人でいるとき、自分が設定した着信音にビビった」(26歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)という『着信アリ』シリーズ。4位の『仄暗い水の底から』には「映画を見て水が恐ろしくなり、その日はお風呂に入れなかった」(23歳/電機/事務系専門職)、5位の『ほんとうにあった怖い話』シリーズには「実話ならではの怖さがある」(41歳/マスコミ・広告/その他)という意見がそれぞれに寄せられた。■総評男女とも、ジャパニーズホラーブームの先駆けとなった『リング』シリーズが圧倒的な支持を得て1位に。貞子という強烈なキャラクターが、ひと回りしてギャグ化されていることも多くの人に愛されている証拠だろう。4位には『リング』と原作者が同じ『仄暗い水の底から』がランクイン。また、2位の『呪怨』シリーズは、『リング』同様ハリウッドリメイクされ、しかも初の日本人監督&興行収入第1位といった記録を打ち立てたジャパニーズ・ホラーを代表する名作へと成長した。どれも1人で見るのは怖すぎるので、恋人や友達を誘って一緒に鑑賞を。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年7月27日~8月3日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性321名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】映画『バイオハザード』最新作公開! ゾンビのありがちな設定ランキング【女性編】実在したら怖すぎる悪役キャラランキング章立て・転職・結婚システム――シリーズ一番の名作は?『ドラゴンクエスト』ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年09月24日スプラッタや絶叫など派手なイメージのアメリカンホラーに対して、静かに迫る恐怖でゾクゾクさせるジャパニーズ・ホラー映画。ハリウッドでリメイクされるほど世界的な評価が高まっているジャパニーズ・ホラーの中で、「もっとも怖い!」と言える映画は何だろうか。今回は夏の終わりということで、男性381名に聞いた「最恐のジャパニーズ・ホラー映画ランキング」をご紹介しよう。>>女性編も見るQ.最恐の日本ホラー映画は?(複数回答)1位『リング』シリーズ54.6%2位『呪怨』シリーズ12.9%3位『着信アリ』シリーズ10.5%4位『学校の怪談』シリーズ5.8%5位『ほんとうにあった怖い話』4.7%6位 『稲川淳二』シリーズ3.4%次点 『死国』2.5%次点 『感染』2.5%1位は鈴木光司のベストセラー小説を映画化した『リング』シリーズ。「小説を読んで、ドラマも見て、結末を知っていたけど怖かった」(33歳/機械・精密機器/営業職)というほど、貞子の恐怖は強烈だった。中には「あまりに怖すぎて泣きました」(27歳/食品・飲料/販売職・サービス系)という意見も。1998年に公開された初作『リング』は、その後に続くジャパニーズホラーブームを牽引することになる。2位はビデオ作品から映画化された『呪怨』シリーズ。「スクリーンから目をそらしたくなった」(27歳/その他/技術職)、「息つく暇もないほど怖いラッシュがあった」(26歳/医薬品・化粧品/技術職)という声が寄せられた。『リング』の貞子と同じくらい、『呪怨』の佐伯伽椰子、その子供の佐伯俊雄は強烈なインパクトを残した本作。2004年と2006年には、『死霊のはらわた』や『スパイダーマン』シリーズで知られるサム・ライミによるプロデュース作も諸外国で公開されている。3位の『着信アリ』シリーズについては、携帯電話をホラーに取り入れたことから「リアルにありそうなできごとだから」(25歳/金融・証券/専門職)という声が多く寄せられている。4位の『学校の怪談』シリーズは「小学生のとき絶望した」(27歳/機械・精密機器/技術職)というように、子どものころに見ていた20代が主な支持層。5位の『ほんとうにあった怖い話』には、「昔ながらの定番の怖さ」(25歳/情報・IT/事務系専門職)という意見があった。■総評ハリウッドでリメイクされ、ジャパニーズホラーブームの先駆けになった『リング』。貞子という稀有なキャラクターは印象深く、後に多くのパロディを生み出した。名作マンガ『君に届け』も、貞子というキャラがいなければ誕生していなかった……かもしれない。『リング』と同様にハリウッドリメイクされた『呪怨』は、日本人監督初のハリウッドデビューであり、日本人監督初の全米興行収入No.1を記録。この2作品はもちろん、ランクインした作品と見比べてJホラーの世界を堪能してみてはいかがだろうか。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年7月27日~8月3日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性381名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】映画『バイオハザード』最新作公開! ゾンビのありがちな設定ランキング【男性編】実在したら怖すぎる悪役キャラランキング章立て・転職・結婚システム――シリーズ一番の名作は?『ドラゴンクエスト』ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年09月24日世界的なモダン・ホラー作家、スティーヴン・キングのホラー小説「IT」がこのほど再映画化されることになった。同作は1990年にも前・後編で約3時間のテレビ映画化がなされ、殺人道化師・ペニーワイズをティム・カリーが演じたが、今回新たに『ジェーン・エア』のキャリー・ジョージ・フクナガ監督が同作の再リメイクを計画しているという。フクナガ監督は1990年のオリジナル版と同様、前・後編2本の劇場用映画として製作を進めているという。本作は幼少期の弱小男女のグループが成長して再会した後、子供を次々と狙った殺人鬼に立ち向かうというストーリー。今回、フクナガ監督が子供時代と成人後の2部構成で映画を前・後編に分けるかどうかはまだ不明である。さらに同作の公開予定日も、製作を手がけるワーナー・ブラザースからはまだ公表されていない。■関連作品:ジェーン・エア 2012年6月2日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© RUBY FILMS (JANE EYRE) LTD./THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2011.
2012年06月11日ホラーの名作『キャリー』(’76)のリメイク作のキャスティングが進行中だが、『ヒューゴの不思議な発明』のクロエ・グレース・モレッツがヒロイン役として有力視されている。スティーヴン・キング原作の小説をブライアン・デ・パルマ監督が映画化した『キャリー』は、学園でひどいいじめを受ける気弱な少女・キャリーが超能力の持ち主だったことから引き起こる悲劇を描く。キャリーを演じたシシー・スペイセクは鬼気迫る名演でオスカー主演女優候補となった。MGMが製作にあたるリメイク作では『ボーイズ・ドント・クライ』(’99)のキンバリー・ピアースが監督を務める。当初、MGMは『ファミリー・ツリー』のシェイリーン・ウッドリーにオファーしたが、彼女は出演を見送ったという。現在15歳のクロエは年齢的にもピッタリ、卓越した演技力と度胸もある。もう1人の有力候補は『ラブソングができるまで』(’07)のヘイリー・ベネット。現在24歳で、テレンス・マリック監督の新作『Lawless』(原題)でライアン・ゴズリングと共演している。ほかにもダコタ・ファニングや『エンジェル ウォーズ』のエミリー・ブラウニング、『ミッシング ID』のリリー・コリンズらがオーディションを受けているという。キャリーの狂信的なキリスト教信者の母親役にはジョディ・フォスター、ジュリアン・ムーアの名前が挙がっている。オリジナル版で母親を演じたパイパー・ローリーも同役でオスカー助演女優賞候補となった。今回も、女優たちの迫真の演技に期待がかかるリメイクになりそうだ。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO■関連作品:ミッシング ID 2012年6月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.ファミリー・ツリー 2012年5月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Foxヒューゴの不思議な発明 2012年3月1日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第25回)セクシーな“ナイスミドル”俳優は誰?アンジェリーナ・ジョリー、オスカー授賞式後の“右脚”騒動に「興味なし」ジョージ・クルーニー、スーダン大使館前のデモ参加中に一時身柄を拘束されるジョージ・クルーニー、ブラピらが出演の朗読劇、200万ドル以上をチャリティに寄付【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~クラシック編~
2012年03月28日1985年、古典的となっていた“吸血鬼モノ”に新たな風を吹き込み、不動のジャンルとして確立させた伝説のホラー『フライトナイト』。ホラーファンに愛されてきたこの一作が四半世紀を経て、『フライトナイト/恐怖の夜』として3Dで甦った。オリジナルファンの期待を背負う形で本作に挑んだのは、『ラースと、その彼女』で一躍脚光を集めた気鋭、クレイグ・ギレスピー監督。ホラーは全く未知の領域だった彼がなぜ、いまこの映画のリメイクに挑もうと思ったのか?話を聞いた。『ラースと、その彼女』では、リアルドールに恋してしまった内気な青年のラブストーリーと成長をユーモアたっぷりに描き、各国の映画祭で喝采を浴びたギレスピー監督。次なる映画として本作に挑む決め手となったのは、手渡されたマーティ・ノクソン(「バフィー ~恋する十字架~」)の脚本だったという。「(脚本に描かれた)ヴァンパイアのキャラクターが特に気に入りました。カリスマ性があって、クレイジーな“プレデター”なんだ。こんなのはいままでに見たことがないし、ヴァンパイアとして変わっていて面白いと思った。ヴァンパイアが恐怖だった時代は、人々はヴァンパイアを捕まえようとしたんだよね。今回の映画には捕まえるところはなかったけど、ピッチフォーク(鍬)を持って退治に行くとか、そんなシーンがあっても面白かったかもね。それとマーティの脚本では、ホラーとユーモアを見事にミックスしてみせた部分がとても気に入ったんだ。私は作品の中に観客が参加できるような雰囲気を作り出すのが好きだけど、可笑しいと捉えるのか、それとも悲惨だと捉えるのか、恐いと捉えるのか、その部分は観る人々に判断してほしい。それぞれ観た人が異なる個人的な解釈を映画に持ち込んでくれたら最高だよね」。数々の大作を手がけるドリームワークス製作による本作は「前作よりも規模も描く世界もずっと壮大」と話す監督だが、環境の変化による弊害はなかったのだろうか?「彼らはこのジャンルの映画を撮る実力が未知数の私を全面的に信頼してくれた。作品のトーンを大切にすることは、それを大切にする作品において一番難しいことだけど、会社がサポートしてくれているということをしっかりと認識していなければ、多すぎるコックで一つの料理を作るような状態になってしまう。そして、作品の効果はいとも簡単に弱まってしまうもの。本当に必要なのはフィルムメイカー1人だけのビジョンを保つことだけど、ドリームワークスは私を全面的にサポートして、そういう状況を確保してくれた。また、キャスティングや撮影現場においても、私に大きな選択権を与えてくれたんだ」。その中でフィルムメーカーとしての新たな挑戦となったのが、3D撮影によるホラー作り。曰く「カメラをキャラクターの一人として扱うこと」は未知なる体験だったそう。「私のこれまでの作品は、演技力がものを言うものだったから、カメラはできるだけその存在を気づかれないように扱う必要があった。しかしこの映画では、カメラが主要キャラクターとして機能し、廊下や別の人物の周囲をこっそりと移動したりすることで、サスペンスや恐怖心や動揺をあおっている。実に楽しい撮影だったよ。また、3Dのカメラは40キロもあってとにかく巨大なので、手持ちカメラのように機動的に使えない。おかしな話だけど、この作品では古典的な撮影方式に逆戻りしたんだ。大掛かりな長いドリーを使って、あらゆる演技を1テイクで収めるためにカメラの動きを周到に決めていったんだ。そういう優美なモノ作りは楽しいものだよ」。いわゆるホラー的な恐怖とユーモアを絶妙な按配でミックスさせ、勇敢なヒーローVSヒールの対決だけでなく、人間臭い青春ドラマで観る者を楽しませてくれる本作。その立役者である、アントン・イェルチンとコリン・ファレルについても監督は手放しで絶賛する。「アントンは彼の演じるキャラクターに感情から入り込み、チャーリーの人生の旅路や成長という側面を出しきっている。この映画にあって真面目な男を演じるのは簡単なことではない。また、コリンのヴァンパイアもパーフェクトだったね。アントンが大人の男に成長しようとしている少年であるのに対して、コリンが演じたのは少年が挑戦しなければならないアルファマン(最優位のオス)。まさに2人の男が対峙するという極めて原始的なシチュエーションだ。コリンはヴァンパイアという意味でも、また本人も明確に優勢にある者を体現しており、カメラの前に立つだけで瞬く間に入り込んでしまう。決して恐れることなく、とても野性的な勘を働かせるんだ。同時に彼のキャラクターは、悪役としての楽しさがあることが重要だった。自分の行いに対してユーモア精神を持っていれば、残酷さを楽しんでいるように見えるからね。そういう部分を彼はしっかり掴んでいる。彼は残酷さを楽しんでいるんだよ」。全く新しいホラー・エンターテインメントを完成し得たギレスピー監督は、もう向かうところ敵なし?次はどんなフィールドで、どんなユーモアを我々に呈示してくれるのか、楽しみで仕方がない。『フライトナイト/恐怖の夜』は3D/2Dで全国公開中。特集:2012年最初のきもだめしにGO!『フライトナイト/恐怖の夜』■関連作品:ラースと、その彼女 2008年12月20日より渋谷シネクイント、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© 2007 KIMMEL DISTRIBUTION,LLC All Rights Reservedフライトナイト/恐怖の夜 2012年1月7日より全国にて公開© Dream Works II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ヴァンパイアになったら“噛みついてみたい”人女性票が集まったのは…アントン、コリン以上に気になる強者?『フライトナイト』の個性派イケメンに注目!蘇った吸血鬼『フライトナイト/恐怖の夜』“血ぃ吸う絆創膏”を10名様にプレゼントオードリー春日、ヴァンパイアコスプレにご満悦もボケは失笑続き新たな合言葉は「血ぃ~吸う~!」オードリー春日がヴァンパイアに大変身!
2012年01月11日まもなく公開のホラーエンターテイメント映画『インシディアス』の特別試写会にタレントの岡本夏生が登場!サーモグラフィーと暗視スコープの監視下で映画を鑑賞し、ホラー映画を観ると寒気がして体温が下がるというのは本当か?という実験に参加した。『ソウ』と『パラノーマル・アクティビティ』の監督がタッグを組んだ本作。ある一軒家に越してきた一家の恐怖体験が綴られる。上映前に劇場に到着した岡本さんは、バブル全盛時よりもさらに過激な超ミニスカート&胸が半分はみ出した“超クールビズ”スタイル。「ギリです。乳がはみ出しそう!ここまでクールビズである必要があるんでしょうか?」と着ている本人もビックリの様子だった。子供の頃からひとりで映画館に行き『シャイニング』や『オーメン』を観ていたという岡本さん。「子供の頃に観たのを未だに覚えてて、40年経っても怖い!」と語るが、果たして『インシディアス』は?暗視スコープで恐怖顔もしっかりとキャッチされることになるが「ポロリとはみ出るかも」と衣裳の方が心配のよう。「どれだけ怖いか。ガチンコで楽しみたい」と鑑賞前の抱負を語っていた。そしておよそ2時間後、映画を鑑賞して報道陣の前に再び姿を現した岡本さん。「さすが『ソウ』の監督というのが随所に感じられました」と感想を語った。気になる体感温度は「おかげさまで涼しくなりました。1キロはやせたと思います」とニッコリ。過激な衣裳に関しては「ポロリが若干ありました。(胸を)隠しながら驚くという、変なリアクションをとってました」と明かし、報道陣の笑いを誘った。夏休みについて聞かれると「10年間潜伏して夏休みを取ってたので、いまは休みを取るヒマがない。趣味はギャラ交渉です(笑)。ブログでセーブ宣言をしたら、ネット上で誤解されて休業・引退宣言になってしまい、自然とギャラが1ケタアップしました。またぼちぼちセーブ宣言しないと、このままじゃ体壊しそうで…」と再ブレイクの苦労を明かしてくれた。ちなみに恋愛については「一切興味なし!興味あるのはお金だけ。男でも女でもなく、ニューハーフでもない新しいジャンルの生き物ですから」となぜか自信満々の様子だった。『インシディアス』は8月27日(土)よりシネマサンシャイン池袋、TOHOシネマズ六本木ほか全国にて公開。特集「“涼む”映画でこの暑さ、乗り切る?」■関連作品:インシディアス 2011年8月27日よりシネマサンシャイン池袋、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて公開© 2010 ALLIANCE FILMS (UK) LIMITED, ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:この神秘的な男の子は誰?今夏ホラー『インシディアス』注目子役の魅力に密着最強タッグで贈る究極の恐怖『インシディアス』試写会に15組30名様ご招待よーく目を凝らすと…ホラー映画界注目のタッグ作『インシディアス』ポスター公開
2011年08月22日怖すぎて、もう二度と見たくない!真夏に見たい映画といえば、やっぱりホラー映画。頼りがいのある彼氏や仲のいい友達と一緒にキャーキャー言いながら見るのは楽しそう。でも、たった1人で見なきゃいけないとしたら……。「これだけは怖すぎて無理」という作品があるはず。そこで、20代女性に1人では見たくないホラー映画を聞いてみました。>>男性編も見るQ.1人では見たくないホラー映画は?(複数回答)1位『リング』シリーズ50.0%2位『呪怨』シリーズ37.7%3位『着信アリ』シリーズ36.1%4位『仄暗い水の底から』26.3%5位『エクソシスト』シリーズ24.0%■『リング』シリーズは1人じゃ無理!・「映画を見てから1週間、本気で夜が怖かった。もう二度と見たくない」(29歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「貞子がテレビから出てくるのを1人で見るのは、ホント無理」(25歳/その他/事務系専門職)・「ついていないテレビや鏡を見られなくなる」(26歳/小売店/販売職・サービス系)・「日本の映画だと、夢に出てきて現実味を帯びてしまいそうだから」(25歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「昔1人で見てお風呂に入るのが怖かったから」(23歳/金融・証券/専門職)■『呪怨』シリーズは1人じゃ無理!・「以前は2人でしゃべりながら見たから耐えられたものの、1人なら無理だと思う。家の中に怖くていられない」(29歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「1人じゃなくても見たくない!!怖すぎる。小さい子が夜、出てきそう」(28歳/電機/技術職)・「ビクッとする怖さがたくさんあるので、心臓に悪い」(26歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「見た後に、後ろを振り返ってしまいそうだから。それに、日本のホラーは怖いイメージがある」(24歳/不動産/事務系専門職)■『着信アリ』シリーズは1人じゃ無理!・「どれも嫌だが、携帯が絡むと現実的で気持ち悪い」(26歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「見ているときに本当に着信があったら怖いから」(21歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「現実にもありそうなストーリー展開で怖いから」(23歳/運輸・倉庫/営業職)■『仄暗い水の底から』は1人じゃ無理!・「やはり日本のホラーは怖い。特に水系は不安が倍増する」(25歳/情報・IT/技術職)・「ホラー映画は絶対に見ないけれど、特に邦画だと自分に近い感じがして嫌」(23歳/小売店/販売職・サービス系)・「本気でトイレに行けなくなりそうなので」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/クリエイティブ職)■『エクソシスト』シリーズは1人じゃ無理!・「自分も悪魔にとりつかれちゃいそうな気になるから」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「リアルに怖すぎるので」(28歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「実話っぽいから」(24歳/学校・教育関連/事務系専門職)■番外編:この映画は1人じゃ無理!・『パラノーマル・アクティビティ』シリーズ:「2人で見ても、1週間寝不足になったので」(22歳/小売店/販売職・サービス系)・『13日の金曜日』シリーズ:「怖いし、13日の金曜日がトラウマになりそうだから」(28歳/自動車関連/営業職)・『オーメン』シリーズ:「父が夏になると毎年のように見ようと薦めてくるが、あまりに薦めるため『よっぽど怖いに違いない』と、見る前から恐怖心がわいてしまったため」(22歳/医療・福祉/専門職)・『ソウ』シリーズ:「精神的に追い詰められる感じが耐えられない」(25歳/医療・福祉/専門職)・『悪魔のいけにえ』シリーズ:「ヴィゴ・モーテンセンが出ているのだけ持っているけど、怖くて1人では再生できなかった」(25歳/機械・精密機器/事務系専門職)総評1位の『リング』シリーズ、4位の『仄暗い水の底から』はどちらも鈴木光司原作、中田秀夫監督作品。邦画ホラーの恐ろしさが海外に認められるきっかけになった作品であり、どちらもハリウッドでリメイクされています。「もう二度と見たくない」、「トイレに行けなくなりそう」など本気で怖がる声が多く寄せられました。のろわれた家を舞台にした『呪怨』シリーズは2位。主演の奥菜恵さんの表情が、とっても怖かったですね。「1人じゃなくても見たくない」なんていう声も寄せられました。3位の『着信アリ』シリーズは、携帯という身近なものを題材にしているところが恐怖を倍増させます。「現実的で怖い」という意見が多数ありました。5位は唯一の洋画『エクソシスト』シリーズ。1973年の作品ですが、2000年に公開されたディレクターズカット版を見た人も多いかもしれません。洋画ホラーの王道とも言える作品なので、見たことのない人はぜひどうぞ。今回は5作品のうち4作品が邦画ホラーでした。洋画の場合は「別世界のこと」と考えられても、違和感なく見られる邦画は現実的なものに感じてしまうようです。「怖すぎて1人じゃ見たくない」ということは、怖さのレベルが最上級ということ。ランクインした作品をまだ見ていない人は、ぜひ体験して夏を涼しく過ごしてください。1人が怖いなら、彼氏や友達と一緒に!(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2011年5月24日~5月31日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性620名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンクエンタメに関するコンテンツは『コブタメ』でCHECK!!【女性編】守ってほしいハリウッド映画のヒーローランキング【女性編】コミック原作の実写映画ランキング完全版(画像などあり)を見る
2011年08月04日来る!きっと来る!あの怖~い亡霊が……真夏のエンタメといえばホラー映画!ゾクッとしてクールに過ごしたいけれど、あまりに怖すぎる映画は1人で見たら恐怖でうなされそう。そこで、絶対に1人では見たくないホラー映画を20代男性に聞いてみました。>>女性編も見るQ.1人では見たくないホラー映画は?(複数回答)1位『リング』シリーズ37.1%2位『呪怨』シリーズ22.7%2位『着信アリ』シリーズ22.7%3位『エクソシスト』シリーズ14.1%4位『仄暗い水の底から』12.7%5位『ソウ』シリーズ12.4%■『リング』シリーズは1人じゃ無理!・「基本的に邦画作品は無理です!洋画であればある程度、切り離して考えることもできるけど、邦画だとつい後ろを振り返ったり、お風呂やトイレに行くにもビクビクしてしまうので」(27歳/商社・卸/営業職)・「井戸から出てくるシーンが軽くトラウマになるので」(23歳/情報・IT/技術職)・「実際に1人で見て、ちょっと悲惨な状態になったから」(25歳/医療・福祉/事務系専門職)・「今まで見た中で一番怖かった」(25歳/運輸・倉庫/営業職)・「かなり効果的に怖がらせてくるから」(28歳/情報・IT/技術職)■『呪怨』シリーズは1人じゃ無理!・「過去にあまりに怖すぎて、映画館を15分で退席した経験があるので」(24歳/マスコミ・広告/営業職)・「3人で見ていたときでもかなり怖かったから」(20歳/アパレル・繊維/事務系専門職)・「実際に見て、これほど恐ろしい映画はなかったので」(29歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)■『着信アリ』シリーズは1人じゃ無理!・「昔、テレビ版を見た後、怖くて新聞配達のアルバイト中、震えながら配達をした。見ているときに携帯電話が鳴ったら怖いので、1人では見たくない」(24歳/医療・福祉/専門職)・「携帯が中心的な題材になっている分、リアルさを感じる」(24歳/金融・証券/営業職)・「自分の携帯にもかかってきそう」(23歳/生保・損保/営業職)■『エクソシスト』シリーズは1人じゃ無理!・「宣伝を見ているだけで、怖すぎるため」(29歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「この世のものとは思えない動きが無理」(24歳/学校・教育関連/専門職)・「ホラー映画の中で一番怖いと思うから」(23歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)■『仄暗い水の底から』は1人じゃ無理!・「見た日は寝られなくなったから」(25歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「夢に出てきそうなぐらい怖いから」(28歳/生保・損保/事務系専門職)・「邦画はじわじわと怖さがくるので、1人だとつらい」(24歳/機械・精密機器/技術職)■『ソウ』シリーズは1人じゃ無理!・「映像がえぐいので、1人で見ていると精神的にきついから」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「暗闇から何か出てきそうで怖い」(29歳/商社・卸/事務系専門職)■番外編:この映画は1人じゃ無理!・『13日の金曜日』シリーズ:「子どものころ見て軽いトラウマになりました」(26歳/生保・損保/事務系専門職)・『富江』シリーズ:「富江の笑い声が不気味だったから」(26歳/運輸・倉庫)・『悪魔のいけにえ』シリーズ:「タイトルからしてダメ」(24歳/金融・証券/専門職)・『オーメン』シリーズ:「子どものころ見て、数日間暗いところに行けなかったので」(24歳/電機/営業職)総評1位は邦画ホラーの恐ろしさを世界に知らしめた『リング』シリーズ。ビデオを見てから7日目に必ず死ぬという設定と、長い髪を振り乱して画面から這い出す貞子があまりにも恐ろしく、本当にドキドキしてしまいました。4位に選ばれた『仄暗い水の底から』も『リング』と同じ鈴木光司原作、中田秀夫監督作品であり、どちらもハリウッドでリメイクされています。2位は『リング』、『仄暗い水の底から』と同様にハリウッドでリメイクされた邦画ホラー『呪怨』シリーズ。「映画館を15分で退席した」、「3人で見ても怖かった」という意見が寄せられた通り、その怖さはまさに一級品。見終わった後に、1人でお風呂に入るのも怖くなりそうです。同率2位は携帯電話をテーマにした『着信アリ』シリーズ。身近なものが恐怖の題材になっているため、「リアルに感じる」という意見がありました。こちらも、他作品と同様にハリウッドでリメイクされています。3位は洋画ホラーの定番作品『エクソシスト』シリーズ。1973年製作の古い作品ですが、アカデミー脚色賞(当時:現在は脚本賞)を受賞したこともあり、現在も高い評価を受けているホラー映画です。公開25周年を記念して2000年にディレクターズカット版が公開されたため、このときに見た20代も多いかもしれません。5位も洋画の『ソウ』シリーズ。肉体的にも精神的にも恐怖を突き付けられる上、謎解きの要素もある点が人気を集めたようです。今回ランクインした6作品中4作品が邦画で、そのどれもがハリウッドでリメイクされています。日本ホラーの実力は世界にも通じるということですね。それだけ怖い作品を1人で見るのはやっぱり無理そうなので、彼女や友達を誘って一緒に涼しくなってください。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2011年5月24日~5月31日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性291名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンクエンタメに関するコンテンツは『コブタメ』でCHECK!!【男性編】守ってほしいハリウッド映画のヒーローランキング【男性編】コミック原作の実写映画ランキング完全版(画像などあり)を見る
2011年08月04日携帯専用放送局BeeTVにて、ジャパニーズ・ホラーの旗手・清水崇監修により、星野真里、堀部圭亮らを配して本格ホラー「しってはいけない怖い話」が配信されることが発表された。本作はBeeTVにとって初めての本格ホラー作品。夜のデパート、携帯メール、同窓会など身近なシチュエーションを題材にしつつ、そこに潜む“恐怖”が清水監督の監修の下、5人の新鋭監督によって8つのオリジナルドラマとして映像化される。出演陣も豪華!現在放送中のNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」にも出演している星野真里に、俳優としての活躍に加え、昨年公開された『悪夢のエレベーター』など監督としても高い評価を得ている堀部圭亮。また、ドラマ&劇場版と一大旋風を巻き起こした「ROOKIES」をはじめ、次々と話題作に出演している尾上寛之など幅広い活躍を見せる実力派が集った。いまだ撮影中ということで、各話の内容については明らかにされていないが、星野さんからは今回の発表に際してコメントが到着した。ホラー作品への出演オファーについて「夏を感じました」と語る星野さん。これまでにもホラー作品への出演は多いが自身は「(ホラーは)好きではないですね…。でも、以前よりは免疫ができたような気がします」と明かす。また、これまでに経験した心霊体験について尋ねると「霊感の強い友達が実家に遊びに来て、ある部屋に誰かがいると言われたときはビビりました。でも、悪いものではないようなので。守ってくれているんですかね?」とのこと…。そして自身の出演したエピソードについては「じわじわとくる怖さ、なのでしょうか」と恐怖を煽る。暑〜い夏も携帯のおかげで背筋のあたりがひんやりしてくる…かも?「しってはいけない怖い話」は7月20日(火)より配信開始(全8話/毎週火曜日更新)。BeeTV「しってはいけない怖い話」公式ページ■関連作品:戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH 2009年10月17日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009■関連記事:前田愛、挙式を10日後に控え共演陣からの花束の祝福に、驚き過ぎて3Dメガネで…3連休は新感覚を先取り!『戦慄迷宮3D』見どころ凝縮のフッテージが無料で上映『戦慄迷宮3D』柳楽優弥インタビュー「お化け屋敷はM・キャリーに誘われてもノー」『戦慄迷宮3D』世界配給決定!柳楽優弥は映画祭よりも観光で海外に行きたい?清水崇ティーチイン付き!『戦慄迷宮』3D特別試写会に5組10名様をご招待
2010年07月15日某映画配給会社の方から、世界の半分弱、つまり90か国近い国ではホラー映画が製作されているという話を聞いて驚いたことがある。それだけ世界中にホラー映画が好きな人々がいるということなのだろう。プノンペンの街にも2つ映画館があるのだが、どちらもホラー映画を上映していた。プノンペンに住むクメール人たちも、やはりホラー映画が好きなようである。というよりホラー映画しか選択肢がない。つまり、この街で映画館に行くということはホラー映画を観に行くということになるのだ。一つ目の映画館は、この街で唯一とも言えるデパートの5階にある。最上階の7階にあるレストランで、人生の中で一番まずいチャーハンを食べた後(どうでもいいのだけれど、この映画館を思い出すとセットで記憶が蘇るのです)、カンボジア製作のホラー映画を観た。90か国近いホラー映画生産国の中にカンボジアも入るというわけである。観客の年齢層が若い。というか若い人しかいない。恐らく40歳の僕が一番年上なのではないかと思う。それが関係しているというわけではないのだろうが、この国は、40、50代以上の学者や弁護士、教師といった知識人が少ない。30年ほど前、クメール・ルージュ政権が、極端な共産主義の国を作ろうとした際、知識層の階級を大虐殺したからなのだそうだ。さて、館内の客席は自由席なのだが、場内にいる案内係が座る席まで誘導してくれる。よって500名程度入りそうな客席の中央あたりにぎゅっと150名程の客を集めてしまう。みんなで固まってホラー映画を観ましょうという楽しそうな雰囲気ではある。その雰囲気に合わせるかのようにクメール人の若者たちは、よく話す。そのおしゃべりは映画が始まっても止まらない。おしゃべりしながらホラー映画を観るというのがカンボジア式ホラー映画鑑賞なのかもしれない。映画の中で、ろくろ首のように首が長くなったり、首がはずれて飛んだりするシーンが登場する。本来、怖いシーンのはずなのだが、チープなCGのせいか、正直、あまり怖くない。むしろコミカルにすら感じてしまう。しかし、それでも客席からは悲鳴が聞こえる。そして、悲鳴の後に同じ人の笑い声があがる。まるで悲鳴をあげる行為自体を楽しんでいるかのように。タイ製作のホラー映画が上映されているもう一つの映画館でもその雰囲気は同じだった。タイ製作の映画はフィルムの質から照明、俳優の演技まで、カンボジア製作の映画とは比べ物にならない。よって、映画に対するホラー度も自然に大きくなり、ピンと張りつめた空気は場内に感じられる。そんな中で客席の悲鳴があがった後で、やはり笑い声が聞こえるのである。彼女たちの悲鳴と笑い声を聞きながら、それぞれの国のホラー映画鑑賞法なるものが気になり始めた。(text/photo:ishiko)
2009年11月25日いま、全米わずか12館から公開スタートした、1本のホラー映画がこの映画大国を震撼させている。全米各紙、評論化がこぞって“映画史に残るホラー映画”との太鼓判を押す『パラノーマル・アクティビティ』(原題)。10月9日からの週末興行収入において、159館という小規模の公開で“脅威”的な全米第5位という成績を記録し、社会現象を巻き起こしている。平凡な若いカップルが暮らす家を舞台に、彼らを襲う得体の知れない恐怖を描いたホラー作品。手がけるのは、これが初メガホンとなるイスラエル出身の新鋭監督オレン・ペリ。無名の俳優たちを起用し、1万6,000ドル(約144万円)という低予算ながら、昨年のAFM(アメリカン・フィルム・マーケット)にてその質の高さから各国の映画バイヤーたちの話題をさらい、セールス開始3日間で総制作費の3万倍のセールスという驚くべき数字を残した。そして9月25日から30日にかけて12館でレイトショー限定公開をスタートさせた本作は、上映希望の反響の大きさから10月1日からは公開規模を33館に、さらに9日からは159館にまで拡大させ、並みいるハリウッド大作を抑え、堂々の第5位を記録。週末だけで790万ドルの興行収入を記録し、200館以下の上映規模の作品としては、1987年の『プラトーン』(174館で390万ドル)の記録を塗り替え、堂々の歴代1位を獲得した。一般の人々の映画満足度を計る映画批評サイト「ロッテン・トマト」での満足度94%(10月7日時点)を裏づけるデータはまだまだ。昨年大ヒットを記録した『ダークナイト』のオープニング週末の1館あたりの平均興行収入3万6,283ドルを遥かに凌ぐ、脅威的なシアターアベレージ4万9,379ドルを記録。公開規模の拡大とともに口コミも広がり、各館の平均興行収入が倍増という類を見ないヒットを見せている。10月16日からは1,000館での拡大公開も決定し、この快進撃がどこまで続くのか注目の『パラノーマル・アクティビティ』(原題)。日本での公開は2010年、全国の劇場にて。※日本語版公式サイトは16日(金)オープン!■関連作品:パラノーマル・アクティビティ (原題) 2010年公開
2009年10月14日夏の暑い夜、どのように過ごしますか?クーラーをつけるよりも、冷たい飲み物を飲むよりも、ぐっと涼しくなれる(ゾっとする?)のがホラー映画。特にここ数年は、国内外でクオリティーの高いホラー映画が続々と公開されるようになりました。そんな数ある名作の中から、「一番怖いと感じた作品はどれ?」とアンケートをとってみました!20代ビジネスパーソンが震えた作品は以下のとおり!1位『リング』16.7%2位『呪怨』9.3%3位『エイリアン』7.4%4位『着信アリ』7.0%5位『エクソシスト』6.2%■『リング』派・分かっているが怖くなる日本映画らしいところ。じわじわくる怖さがいい(23歳/電気/金融系専門職)・テレビから貞子が出てきて、突然目のアップになったときに心底震え上がった(27歳/自動車関連/エンジニア)・本当に起こりそうで、しばらくビデオを観るのが怖かった(27歳/機械/プログラマー)・ゾクってするような怖さはこの映画が一番!(28歳/商社/企画開発)■『呪怨』派・あまりにも怖くて目を閉じたら、音がさらに怖かった(22歳/マスコミ/営業)・日本ならではの恐怖ポイントを抑えている(26歳/不動産/営業)・とにかくこれはやばかった。今でもトラウマになっている。しばらく一人になりたくなかった(30歳/教育関連/サービス)・眠るのが怖くなるのはもちろん、風呂に入るのも怖くて入れないときがあった……(22歳/委託給食/専門職)■『エイリアン』派・人の体内に寄生して、エイリアンがお腹から出てくるのは、ショッキングです(29歳/マスコミ/クリエイティブ)・エイリアンが急に出てくるところやあの見た目が怖いから(26歳/通信/SE)・子どものころ観てトラウマになった(24歳/食品/サービス)・実際に存在するかもしれないと思ってしまったから(28歳/自動車関連/営業)■『着信アリ』派・『着信アリ』を観た後、夜中に携帯が鳴るのが怖かった(25歳/IT/SE)・日本映画の方がシンプルで怖い。洋画は気持ち悪いだけ(28歳/小売/販売)・死の予告電話が来ては何かが起きて、人が死ぬ。それを繰り返している最中に一緒に観ていた人の電話が鳴り、偶然の電話ではあるが気持ちが悪く怖かった(29歳/食品/エンジニア)・携帯電話が使われていたので、リアリティーがあった(23歳/建築/営業事務)■『エクソシスト』派・あの階段のシーンを観てから、しばらくホラーが観られなくなった(24歳/建築/実習)・観てからしばらく映像が頭から離れず、寝付けなかった(25歳/小売/販売)・体があり得ない動きをしていたのが気持ち悪かった(29歳/食品/営業)・少女の暴れ方が怖かった(22歳/化学/研究開発)完全版(画像などあり)を見る
2009年08月07日“ジャパニーズホラー”というある種のブランドを確立させた、日本のホラー映画。数々の作品がハリウッドでリメイクされるなど、一大ブームになったことは記憶に新しいですよね。女性編では、男性編でも1位だった『リング』をはじめ、上位3位を邦画作品が占める結果に。果たしてその理由とは?1位『リング』17%2位『着信アリ』9%3位『呪怨』7%4位『ソウ』6%5位『エクソシスト』5%■『リング』派・テレビから貞子が出てくる瞬間が、本当に怖かった!!映画を観る前のCMで驚愕したし、しばらく頭から離れなかった……(28歳/建築/設計)・日本の話なので、身近にありそうな気がして怖かったです(29歳/化学/広報)・どこにでもあるビデオからのろわれる……と思うと身近に感じて怖かった(27歳/美容/サービス)・髪の長い女と言う幽霊の定番がじわじわと恐怖を与えた。しばらく夜中にトイレに行くのが怖かった(23歳/建築/営業)■『着信アリ』派・携帯というかなり身近な物が対象だったため、リアルな感じがすごくした(25歳/証券/営業)・やはり日本の映画は怖い。リアルな日常が舞台になっているから(26歳/医療/薬剤師)・映像がリアルで音も怖くて、夜眠れなかった(24歳/医療/その他)・しばらく夜の電話の着信が怖かった(28歳/建築/建築)■『呪怨』派・日本のホラー映画はじわじわ恐怖が押し寄せてくるところが本当に怖い(26歳/不動産/秘書・アシスタント)・邦画ホラー特有の静けさがあって、その中で突然驚かされるので、怖かった(23歳/情報/SE)・ふと気づいたら後ろに何かが……!などのシチュエーションが怖い。また、映画のフィールドが自分の生活に近いので主人公を自身に置き換えて恐怖を感じてしまった(24歳/情報/SE)・ドキドキしながら観ているのに、一緒に観ていた人が横で「ワッ」と驚かすので、めっちゃビビったことがある(27歳/精密機器/秘書・アシスタント)■『ソウ』派・ただでさえホラーが嫌いなのに、友だちに乗せられて観てしまい、翌日体調を崩した(24歳/旅行/サービス)・続編が出ているが、二度と観たいと思わなかったくらい恐かった(24歳/金融/金融系専門職)・ひとりで観ていて、だれかに監視されている気分になった(22歳/印刷/営業)・今までにない衝撃の映画だった。人間の心理を理解して突いてくる登場人物が怖い(22歳/商社/営業)完全版(画像などあり)を見る
2009年08月07日