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大ヒットホラー『ドント・ブリーズ』の5年ぶりの続編、ホラー映画史上“最強の老人”との呼び声高い盲目の老人を主人公にした『ドント・ブリーズ2』が、10月27日(水)よりデジタル先行配信、11月24日(水)ブルーレイ&DVD発売、同時レンタル開始。豪華声優陣による日本語吹替版も収録され、その予告編が到着した。前作では屋敷に忍び込んだ強盗団を惨殺した盲目の老人。本作でも盲目の老人の驚異的な身体能力と戦闘スキルは健在で、ありとあらゆる手段で次々武装集団の息の根を止めていく。脚本家フェデ・アルバレスによれば、盲目の老人はヒーローでもアンチヒーローでもなく、“アンチヴィラン”という位置づけ、だという。前作に続きプロデューサーとして参加しているサム・ライミは、「今まで聞いた中で、最高の続編のアイディア!」と絶賛。前作で共同脚本を務めたロド・サヤゲスが本作では監督・脚本を担当し、前作の監督でもあるフェデ・アルバレスは本作でも共同脚本と製作を務めている。『アバター』最新作への出演も決定しているスティーヴン・ラングが“盲目の老人”役を続投し、暗闇で息を止めるしかない前作以上の戦慄を呼び起こした本作。デジタル配信、ブルーレイ&DVDでは、劇場公開では観られなかった豪華声優陣による日本語吹替版を収録。人気のない郊外の古びた屋敷に住む“盲目の老人”を演じるのは、前作から引き続き声優の沢木郁也。その盲目の老人が大切に育てる少女フェニックスを井上ほの花、少女フェニックスを奪うため盲目の老人の屋敷に忍び込む謎の武装集団のボスのレイランを小山力也、レイランの妻ジョセフィンを井上喜久子が演じる。『ドント・ブリーズ2』は10月27日(水)よりデジタル先行配信、11月24日(水)よりブルーレイ&DVD発売、同時レンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドント・ブリーズ2 2021年8月13日より全国にて公開
2021年10月16日10月期のテレビ朝日系土曜ナイトドラマは、西野七瀬主演「言霊荘」を放送することが決定した。「ABEMA」とタッグを組んで共同制作する、秋の夜長にぴったりのホラードラマとなる。本作は、とある女性限定マンションで放った言葉が現実となり、「言霊」という人ならざる者に住人たちが次々と苛まれていく、これまでにない類の恐怖が襲うスリリングな地上波初の美しい禁断のホラードラマ。「あなたの番です」や「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」、現在放送中の「ハコヅメ~たたかう!交番女子」への出演も話題、今回はテレビ朝日ドラマ初出演にして初主演となる西野さんが演じるのは、言葉の力を信じ、人々の幸せを願う底辺ViewTuberの主人公・歌川言葉。友人の紹介で女性限定マンション「レディスコート葉鳥」の7号室へ移り住んだことをきっかけに、マンション内で発した言葉が現実になるという怪奇現象に巻き込まれ、言霊に翻弄されていくことに。怖い作品が好きだという西野さんは「脚本では、ずっと怖い雰囲気が続いているわけではなく、コミカルなシーンもあります。かと思ったら、急に怖いことが起こる」と明かし、「コトハちゃんはとても明るい子なので、ホラードラマではありますが、その中でもコトハちゃんの存在のおかげで怖さが少し紛れて、楽しんでいただけると思います。ただ、ちょっと油断していると怖いシーンが出てくるかもしれません(笑)。ぜひ、楽しく怖がって見ていただけたら嬉しいです。頑張ります!」とコメント。また、ひょんなことからコトハと知り合い、レディスコート葉鳥の騒動に巻き込まれていく、霊感商法でぼろ儲けを目論む自称・霊能者の中目零至役を永山絢斗。レイシの叔母で女性宮司の岩戸志麻役を斉藤由貴が演じる。永山さんは「撮影はこれから始まるのですが、もうすでに面白いドラマになるんじゃないかなと思っていますし、それに向けて努力しようと思っています。ぜひ見てください」とメッセージを送り、斉藤さんも「とにかくこのドラマはすごく面白いと思うので、ぜひ楽しみに見ていただけたら嬉しいです」と話している。脚本は『映画 ビリギャル』「ショムニ」の橋本裕志、演出は『呪怨-ザ・ファイナル-』「世にも奇妙な物語」シリーズの落合正幸が担当。なお、テレビ朝日公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」では、ドラマの撮影に先駆けて行われた、キャストによるビジュアル撮影のメイキング映像が7時より公開。今後もドラマの舞台裏を配信していくという。「言霊荘」は10月、毎週土曜日23時~テレビ朝日系にて放送予定。地上波放送終了後ABEMAにて配信予定。(cinemacafe.net)
2021年08月25日A24が北米配給を担当する“羊ホラー映画”『LAMB/ラム』が、2022年9月23日(金・祝)に全国公開される。気鋭A24が贈る“羊ホラー作品”アリ・アスター監督の『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』や、2021年7月公開の『ライトハウス』など、数々の話題ホラー/スリラー作品を生み出してきた映画製作会社・A24。そんな気鋭のA24が贈る新たなホラー作品『LAMB/ラム』は、羊から産まれた“羊ではない何か”を羊飼いの夫婦が育てていくネイチャースリラー。壮大な自然が広がるアイスランドの田舎を舞台に、今までにない異色のホラーが紡がれる。夫婦が育てる“不気味な正体”とは…?物語の主人公は、アイスランドの人里離れた田舎でひっそりと暮らす、羊飼いの夫婦。彼らの羊小屋で生まれた“羊ではない何か”を夫婦は大事に育てていく。妻・マリアは子守唄を歌ってその“何か”をあやすが、羊舎にいる他の羊たちはどこか不安な様子を見せるのだった。〈映画『LAMB/ラム』あらすじ〉山間に住む羊飼いの夫婦イングヴァルとマリア。ある日、二人が羊の出産に立ち会うと、羊ではない何かが産まれてくる。子供を亡くしていた二人は、"アダ"と名付けその存在を育てることにする。奇跡がもたらした"アダ"との家族生活は大きな幸せをもたらすのだが、やがて彼らを破滅へと導いていく—。監督にヴァルデミール・ヨハンソン監督・脚本を手掛けたのは、アイスランド出身の監督で、本作が初の長編デビュー作となるヴァルディミール・ヨハンソン。『ニーチェの馬』のタル・ベーラ監督が指揮するフィルムファクトリー出身で、過去には、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などの特殊効果も担当している。また、アイスランドの作家・詩人として知られ、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の歌劇脚本や『ライトハウス』のロバート・エガース監督最新作「The Northman(原題)」でも脚本を手掛けるショーンが、ヨハンソンと共に共同脚本を執筆した。主演は、『プロメテウス』、『ミレニアム』シリーズで知られ、映画『マヤの秘密』にも主人公として出演しているノオミ・ラパス。ノオミ・ラパスは、製作総指揮も務める。カンヌ国際映画祭「ある視点部門」受賞尚、『LAMB/ラム』は第74回カンヌ国際映画祭ある視点部門「Prize of Originality」を受賞した他、数々の海外映画祭で受賞、ノミネーションを果たすなど高い評価を受けた。また、アカデミー賞国際長編部門アイスランド代表作品にも選出された。【詳細】『LAMB/ラム』公開日:2022年9月23日(金・祝) 新宿ピカデリーほか全国公開監督:ヴァルディミール・ヨハンソン脚本:ショーン、ヴァルディミール・ヨハンソン製作:フレン・クリスティンスドティア、サラ・ナシム出演:ノオミ・ラパス、ヒルミル・スナイル・グズナソン、ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン字幕翻訳:北村広子配給: クロックワークス北米配給:A242021年/アイスランド・スウェーデン・ポーランド/カラー/シネスコ/アイスランド語/原題:LAMB/106 分/R15+■ムビチケカード発売日:6月10日(金)~発売場所:上映劇場※「母なる自然の優しい風合い『LAMB/ラム』墨絵風てぬぐい」特典付き
2021年08月16日じっとりとした暑さを吹き飛ばすには、やっぱりホラー映画。特に今月は、『ミッドサマー』以来の衝撃と噂される作品や、スマッシュヒットしたシチュエーション・ホラーの続編、名匠M.ナイト・シャマランの待望の最新作など、見逃せない傑作が相次いで公開される。3世代の女性たちを襲う…本年度No.1ホラー爆誕!?『レリック -遺物-』『レリック -遺物-』はコロナ禍の2020年、全米で3週連続第1位を記録する大ヒットとなった、オーストラリアの日系女性監督ナタリー・エリカ・ジェームズのデビュー作。ホラー映画としては異例のゴッサム賞作品賞ノミネート、ナショナル・ボード・オブ・レビューTOP10入りなどの快挙を達成し、『ヘレディタリー/継承』『ババドック 暗闇の魔物』に続くマスターピースとして絶賛された。人里離れた森の中で暮らす老女エドナが突然姿を消し、娘のケイと孫のサムが駆けつけると、誰もいない家には彼女が認知症に苦しんでいた痕跡が至るところに見受けられた。やがて帰宅したエドナの様子はどこかおかしく、まるで別の何かに変貌してしまったかのよう。変わり果てたエドナと彼女の家に隠された秘密が、ケイとサムを恐怖の渦へと飲み込んでゆく…。ここを見逃すな!ナタリー・エリカ・ジェームズ監督が母の故郷・日本を久しぶりに訪れた際、認知症になった祖母の姿にショックを受けたことが出発点となった本作。祖母の失われゆく記憶や予告編に映る変わり果てた姿…。3世代の女性たちを襲う恐怖は我々日本人にとっても縁深いものとなるはず。8月13日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。あの最狂の盲目老人が再び…R15+指定『ドント・ブリーズ2』悪霊もゾンビも登場せず、スプラッターホラーでもないのに「20年に1本の恐怖の作品!」と評され2週連続全米No.1を獲得、日本でもSNSで拡散されてロングランヒットを記録した『ドント・ブリーズ』(2016)。そのまさかの続編『ドント・ブリーズ2』が、“13日の金曜日”に日米同時公開される。郊外の古びた屋敷で、一人の少女を大切に育てている盲目の老人。彼は8年前、その家に押し入った強盗団を惨殺していた。ある日、謎の武装集団が老人の屋敷に静かに忍び込む。その目的は少女だった。暗闇の中、全てを知り尽くした屋敷内で全員の抹殺を試みるも、訓練された集団は老人を襲い、火を放つ。命からがら炎の中から逃げ出したが、そこに少女の姿はなく、彼は武装集団の後を追う…。その集団はなぜ少女を狙うのか、少女はいったい何者なのか。全ての真実を知ったとき、前作を超える衝撃に息が止まる――。ここを見逃すな!「Don’t Breathe=息をするな」のタイトルの如く、研ぎ澄まされた聴覚で人のわずかな息づかいをキャッチ、最狂の戦闘スキルと残忍さ、異常なまでの執着心を持つ盲目の老人は今作でも健在。武装集団の男の鼻と口を接着剤でふさぐ、まさに“息ができない”シーンや、何かが折れる鈍い音、逃げる人物の頭部にハンマーを命中させるシーンなど、少女のために狂気が炸裂していく老人に震え上がる98分間となりそう。8月13日(金)より全国にて公開。“時間”がたつのを止められない…『オールド』7月23日(金)より全米で公開され、初登場No.1を記録した『オールド』。『シックス・センス』『サイン』『ヴィジット』『スプリット』など、数多くの作品で知られるM.ナイト・シャマラン監督が放つ最新作は、“時間”が異常な速さで過ぎてゆくビーチを舞台にしたサバイバルホラー。秘境のビーチに出かけたある家族。やがて、周囲に立て続けに奇妙なことが起こり始める。砂に埋もれた大量のスマートフォン、海に漂流し異常なスピードで腐敗が進む死体。子どもたちは急速に成長していく。さらに、このビーチから出ようとすると意識を失い、脱出できないことが判明。この場所に訪れた複数の家族はパニックに陥る。なぜ、このビーチでは“時間”が異常なスピードで加速し身体が老いていくのか?彼らはこの場から逃げることはできるのか…?ここを見逃すな!シャマラン監督がコロナ禍でオーディションおよび撮影を行い、自ら1800万ドルもの製作費を捻出したという本作。キャストには、ガエル・ガルシア・ベルナルやヴィッキー・クリープス(『ファントム・スレッド』)をはじめ、『ジョジョ・ラビット』のトーマシン・マッケンジー、『ヘレディタリー/継承』のアレックス・ウルフ、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のエリザ・スカンレンら、期待の次世代キャストが集結している。8月27日(金)より全国にて公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:レリック-遺物- 2021年8月13日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2019 Carver Films Pty Ltd and Screen Australiaオールド 2021年8月27日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.ドント・ブリーズ2 2021年8月13日より全国にて公開
2021年08月13日夏といえば観たくなるのは、背筋がゾクゾクッとするようなホラー映画。近年、注目を集める韓国映画は、ホラージャンルももちろん熱い。普段は苦手でも、愛着のある俳優たちがキャストに加わり、脚本の奥深さや映像表現が気になれば、つい見てしまうのが韓国ホラーという方もいるのでは?そこで、この夏にオススメの8作品をピックアップしながら、その魅力に迫ってみた。ベースにあるのは、韓国独特といわれる“恨(ハン)”欧米で主流のアイコン的殺人鬼が暴れ回るスプラッターものより、悪霊や呪い、トラウマなどに取り憑かれた人、何らかの恐怖現象に囚われた場所がメインになるものが多い韓国ホラー。歴史的、風土的に培われてきた韓国独特の“恨(ハン)”と呼ばれる、恨み辛み、怒り、悔しさ、悲しみなどが複雑に混ざり合わさった感情がルーツにあり、いずれの作品も結局“最も恐ろしいのは人間”と思わせるものばかり。近年の有名どころといえば、2017年に日本でも大ヒットした2作品だろうか。人間ドラマの深みを加えたコン・ユ主演『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)はゾンビパニックホラーを一躍メジャーにし、國村隼が出演した『哭声/コクソン』(16)は人里離れた村の猟奇殺人事件からゾンビとエクソシズム(悪霊払い)を行き来しながら、異端を敵視する日本の“村八分”にも通じる疑心暗鬼を弄び、 “最も恐ろしいのは人間”を貫いた。なお、本国では2021年になって、女子高校を舞台に“学校の怪談”的なエピソードを掘り下げた「女校怪談」シリーズ(1998~)の12年ぶりの新作で、シリーズ6作目となる『女校怪談 リブート:母校』(原題)が6月に公開されたばかり。シリーズ4作目『VOICE ヴォイス』(05)に出演した、「Mine」「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」のキム・ソヒョンが“再登場”、『トガニ~幼き瞳の告発者~』「星から来たあなた」「ペントハウス」などのキム・ヒョンスが共演し、話題を呼んでいる。もしかしたら、同作を機に新たなホラーブームが巻き起こるかも知れない。美しくて恐ろしい…『箪笥<タンス>』(2003)韓国ホラー映画歴代NO.1のヒットを誇る本作。不気味に開く箪笥のドア、隙間から突然伸び出る手など、日本の『リング』や『呪怨』の影響を受けた要素が随所に見られるものの、舞台となる洋風の古家の美しき禍々しさ、赤みから青みへと見事に転調する色彩美などにも注目。単純明快なホラーとは一線を画し、伏線が繋がったことで浮かび上がる事実には愕然となるはず。「恋愛ワードを入力してください~Search:WWW~」のタミ役が記憶に新しいイム・スジョンが主人公の少女スミ役に。彼女の若き頃は芦田愛菜を彷彿とさせ、その演技力に唸る。「SKYキャッスル」のヨム・ジョンアが継母役、「君のハートを捕まえろ!~Catch the Ghost~」のムン・グニョンが妹スヨン役、「賢い医師生活」に出演するキム・ガプスが父親役を演じている。■Amazon Prime Video、U-NEXTほかにて配信中YouTube生配信がとんでもないことに!『コンジアム』(2018)観客動員260万人、韓国ホラー映画歴代2位を記録した『コンジアム』。2012年にCNNの「世界七大禁断の地」の1つに選出された“韓国最恐の心霊スポット”、広州市に実在するコンジアム(昆池岩)精神病院はさながら『犬鳴村』のごとく都市伝説化。劇中では、人気コンテンツ「ホラータイムズ」を配信しているYouTuberがそこで生配信を敢行しようとしたところ、とんでもない惨劇に巻き込まれていく。設定は『グレイヴ・エンカウンターズ』そのもの、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を彷彿とさせるアクションカメラによる圧倒的臨場感はもちろん、俳優たちのリアルな演技、次第に明らかになっていく恐怖の根源に引き込まれる傑作。韓国では、あまりの恐怖体験に「#コンジアム全然怖くない」という天邪鬼なハッシュタグがSNSで大拡散されたとか。ドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」「ロマンスは別冊付録」ほか、9月には『殺人鬼から逃げる夜』が公開される次世代スター候補ウィ・ハジュンをはじめ、「恋愛ワードを入力してください」のオ・アヨン、「Sweet Home ―俺と世界の絶望―」パク・ジヒョンら、いま活躍中の若手俳優が本名で出演。ただ、イ・スンウクは本作を限りに俳優活動を辞めている。■Netflix、U-NEXT、Amazon Prime Video(レンタル)ほかにて配信中Web漫画そっくりの変死事件が起こる『殺人漫画』(2013)「恐怖の教祖」と呼ばれる人気ホラーWeb漫画家カン・ジユンが編集部に新作の原稿を送った翌日、編集長が無残な死体となって発見される。その状況と彼女の新作の内容がまったく同じだったことから、ジユンに疑いの目が向けられる。刑事が調べていくうちに、ほかにもWeb漫画と似たような変死事件が起きていたことが分かり…。菅田将暉×Fukaseの映画『キャラクター』を思わせる設定ながら、ジユンの場合は死者の怨念を察知し、代弁するかのよう。実際にWeb漫画を読み進めていくような映像表現のこだわりが心憎く、思いがけないシスターフッドもあるが、人としての良心を捨てた強欲な者たちがやはり恐ろしい。ジユン役にはボクシング国家代表にもなった「Sweet Home ―俺と世界の絶望―」のイ・シヨン。若手刑事役で「ロースクール」のヒョヌが出演。■Amazon Prime Video、Hulu、U-NEXTほかにて配信中一人暮らしには究極のホラー『ドアロック』(2018)銀行の契約社員ギョンミンは、都心の古びたマンションで一人暮らし。ある朝、ドアロックのナンバーキーに不審な粉が付いているのを見つけ、念のためパスワードを変更する。ところが、その夜、何者かがドアロックを操作し、激しくドアノブを回し始めた。それ以降も、彼女の部屋では不審な痕跡が続々と見つかり…。韓国映画・ドラマでお馴染みのドアロック。もし、そのパスワードをほかの誰かが知っていたとしたら…?一人暮らしの女性にとって、究極のホラーといえるエピソードが詰め込まれた本作。また、仕事をしただけなのに「色目を使った」と言われたり、忘れ物を届けに来た上司が部屋に上がろうとしたり、通報して駆けつけた警官がじっとりと部屋の中を眺めたりするのも要注意。ギョンミン役は「椿の花咲く頃」のコン・ヒョジン。「君は私の春」『サニー 永遠の仲間たち』のキム・イェウォンらが共演。■Netflix、Amazon Prime Video(レンタル)、RakutenTV(レンタル)にて配信中悪魔に襲われる一家が豪華すぎ『メタモルフォーゼ/変身』(2019)韓国ホラーの一角を担う、『エクソシスト』を彷彿とさせる悪霊退散(エクソシズム)系の作品。カトリックが約11%、プロテスタントと合わせると約30%がキリスト教徒という宗教的背景が大きいだろう。キム・ウンスク×カン・ドンウォンにパク・ソダムが流石すぎる『プリースト 悪魔を葬る者』(15)ほか、昨年はパク・ソジュン主演でアクションテイストを強めた『ディヴァイン・フューリー/使者』(19)も公開された。本作『メタモルフォーゼ/変身』では、ある家族に悪魔が順々と取り憑いていくため、さらに厄介だ。除霊を行う神父役には『スウィンダラーズ』『藁にもすがる獣たち』の“巻き込まれがち”なバイプレイヤー、ペ・ソンウ。彼の兄で、一家の父役には「刑務所のルールブック」『探偵なふたり』のソン・ドンイル、母役には「サイコだけど大丈夫」の“看護師長”チャン・ヨンナム、長女には「キングダム」の“王妃”キム・へジュン、次女には「賢い医師生活」の“インターン”チョ・イヒョン、さらに末っ子は「椿の花咲く頃」の“ピルグ”ことキム・ガンフンと豪華。加えて、「賢い医師生活」チョン・ミドの映画初出演シーンもかなり衝撃的だ。■Amazon Prime Video、dTV、U-NEXTほかにてレンタル配信中イ・ソンミンがじっとり怪演『第8日の夜』(2021)本作は仏教がモチーフ。数千年の時を超え、封印から解かれた“それ”がこの世にもたらす地獄のような最悪の事態を防ぐべく、悔恨を抱えた元僧侶と若き修行僧がコンビを組んで奔走。さらに、連続して起こる怪死事件を追う刑事が彼らを追跡する。『工作黒金星と呼ばれた男』『KCIA 南山の部長たち』や「ミセン-未生-」の印象も強いイ・ソンミンが、手に数珠をぐるぐると巻き、ときには斧を振り下ろし、一心不乱に血で梵字を記していく僧侶を湿気たっぷりに怪演。「ミセン」で共演し、「夫婦の世界」の“不倫夫”役でブレイク中の刑事役パク・ヘジュンとの対比、イ・ソンミンの息子役を演じたことのあるナム・ダルムのイノセントさなども見どころ。■Netflixにて配信中『ソウル・ステーション・パンデミック』(2016)あの『新感染』の始まり…『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホ監督は「公開前のプロモーションで、ゾンビという言葉はNGだった」と明かしていたが、Kゾンビはいまや世界に誇れるコンテンツだ。同作では、ソウル発・釜山行き列車の発車間際に駆け込み、車内での感染爆発(パンデミック)のきっかけになった女性客をシム・ウンギョンが演じていたことも注目を集めた。本作は同じくヨン・サンホ監督が手がけた前日譚にあたるアニメーション映画で、主人公のヘスンの声をシム・ウンギョンが演じている、という繋がりがある。ある夏の夜、風俗店で働くヘスンはその仕事をやめようと逃げ回る。一方、ソウル駅では年老いたホームレスから瞬く間に感染が広がっていた。だが、ゾンビ化した人々は暴徒とされ、警察は「助けてくれ」という声に聞く耳をもたない。事態を把握している一部の人たちから現場まで、情報が降りてこないような状態だ。いま最も現実社会と近しい(!?)ホラーかも。■Netflix、dTV、Huluほかにて配信中満を持して日本劇場公開『ヨコクソン』(2018)1986年公開の伝説の最恐ホラーをリメイク。哭声=コクソンとは「泣き叫ぶ」ことだが、本作は『ヨコクソン』(女哭声)。女性たちが主役の時代劇ホラーだ。原因不明の不自然な死が続く邸宅に偶然、足を踏み入れたオクブンと秘密を抱えたシン夫人が、その家の中で起こる恐ろしい真実に直面する。2011年にガールズグループ「Apink」としてデビューし、ドラマ「大風水」「2度目の二十歳」「シンデレラと4人の騎士」などに出演してきたソン・ナウンが映画初主演。対峙するのは、閉鎖的な離島を舞台にした韓国版『プロミシング・ヤング・ウーマン』といえる『ビー・デビル』(2010)での演技が絶賛されたソ・ヨンヒ。■8月6日(金)よりシネマート新宿・シネマート心斎橋にて公開『整形水』(2020)外見至上主義への“恨”描く最新アニメ幼少期から容姿にコンプレックスを抱えるイェジは、大人になり人気タレントのメイク担当になった。だが、彼女に罵倒され、ある動画で激しい誹謗中傷を受けることに。そんなとき、“新たな人生のスタート”とばかりに、巷で噂になっている“整形水”が彼女のもとへ届けられる――。人気Web漫画を、企画から約6年をかけて映画化した監督チョ・ギョンフンは、「私たちが作り出し、抜け出せないでいる、“外見至上主義”に対する絶望と悲しみを表現しよう」としたと語る。整形大国といわれる韓国。アイドルや俳優たちなどは特に、常に美しく、完璧であることが求められる。そんな社会へ、サイコホラー・アニメという形で放つあまりにも痛烈すぎる風刺は必見だ。■9月23日(木・祝)より全国にて公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-新感染 ファイナル・エクスプレス 2017年9月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILM. All Rights Reserved.コンジアム 2019年3月23日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開© 2018 showbox and HIVE MEDIA CORP ALL RIGHTS RESERVED.ドアロック 2019年11月15日よりシネマート新宿・心斎橋「のむコレ 3」にて公開©2018, MegaboxJoongAng PLUS M & Studio Pieona, ALL RIGHTS RESERVEDメタモルフォーゼ/変身 2021年1月22日よりヒューマントラストシネマ渋谷「未体験ゾーンの映画たち 2021」にて公開© 2019 ACEMAKER MOVIEWORKS & DANACREATIVE CO.,LTD. All Rights Reserved.ヨコクソン 2021年8月6日よりシネマート新宿・シネマート心斎橋にて公開©2018 SMILE ENT & ISU VENTURE CAPITAL & FOOTPRINT FACTORY. All Rights Reserved.整形水 2021年9月23日より全国にて公開©2020 SS Animent Inc. & Studio Animal &SBA. All rights reserved.
2021年08月06日映画配信サービス「JAIHO」(ジャイホー)では、夏の納涼企画として厳選した“怖くて面白い”ホラー特集「夏の絶叫ホラー祭り」と題して、4作品を8月11日(水)より順次配信することが決定した。「JAIHO」は、2021年6月21日よりスタートした新しい映画配信サービス。世界中の様々な傑作を厳選して配信する、映画ファンのためのサービスだ。オンラインでの視聴に加え、無料アプリを利用してFire TVでも視聴が可能。月額770円(税込)、初回加入のみ2週間無料で楽しむことができる。今回の特集では、8月11日から14日にかけて、4日連続でホラー映画4作品を配信。●『へレディタリー/継承』初日は、大ヒット映画『ミッドサマー』のアリ・アスター監督長編デビュー作『へレディタリー/継承』が登場。祖母が亡くなり、葬儀を終えた家族に祖母が残した恐るべき“何か”が継承されてしまう本作。恐怖の対象が徐々に明るみになっていくに連れ、不安感が観客を襲う不条理ホラー作品。随所に物語のヒントや真相に関するネタが散りばめられており、くまなく観ることがポイントだ。●『フロム・ダスク・ティル・ドーン』続いては、カルト的な人気を誇るホラー映画の名作、ロバート・ロドリゲス監督がジョージ・クルーニー、クエンティン・タランティーノとタッグを組んだジャンル激変ホラー『フロム・ダスク・ティル・ドーン』。強盗殺人を犯した兄弟が、近くにいた家族を人質に逃避行を続け、とあるバーにたどり着くが、そこはヴァンパイアの巣食う店。そこら中から襲いかかってくる吸血鬼を相手に、生き残ることができるのか――。前半と中盤以降のジャンルが全く変わるところも見どころ。●『スクリーム』ウェス・クレイヴン監督の90年代を代表する学園スラッシャー映画『スクリーム』も登場。田舎町で殺人事件が発生し、女子高生シドニーが殺人鬼の恐怖と対峙。ナイフで襲いかかってくる新たなホラーアイコン“ゴーストフェイス”の恐怖から逃げ切ることができるのか――。怖いだけではない、ブラック・コメディを織り交ぜたスリリングな展開に思わず引き込まれる。●『ミミック』ラストは、ギレルモ・デル・トロ監督の長編映画2本目となるホラー映画『ミミック』。疫病が蔓延した街で媒介となるゴキブリを殲滅するため、人工的に生み出された新種の昆虫“ユダの血統”が人間に擬態(ミミック)し、牙をむくクリーチャーホラーの金字塔的作品だ。「夏の絶叫ホラー祭り」配信スケジュール・『へレディタリー/継承』8月11日(水)~配信開始・『フロム・ダスク・ティル・ドーン』8月12日(木)~配信開始・『スクリーム』8月13日(金)~配信開始・『ミミック』8月14日(土)~配信開始(cinemacafe.net)■関連作品:へレディタリー/継承 2018年11月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018 Hereditary Film Productions, LLC
2021年08月05日ホラー映画『ドント・ブリーズ2』が、2021年8月13日(金)に全国ロードショー。ホラー映画史上“最強の老人”再び映画『ドント・ブリーズ2』は、「20年に1本の恐怖の作品」と評され、2週連続全米No.1、世界興行収入170億円超えを記録した『ドント・ブリーズ』シリーズ最新作。日本では、当初わずか33スクリーンでの上映スタートだったにもかかわらず、満席続出により上映規模が全国に拡大し、ロングランヒットを記録した。前作『ドント・ブリーズ』をおさらい2016年に公開された『ドント・ブリーズ』の舞台は、デトロイトの貧しい田舎町。強盗を企てた若者3人は孤独な盲目の老人が住む屋敷に忍び込み、いとも簡単に大金を手に入れるはずだった。ところが、暗闇の中で遭遇したのは、殺人マシーンと化した異常すぎる老人。そして主人公は、想像もしえなかった老人の“ある秘密”を、不気味な地下室で見つけることになるー。最新作は8年後を描く物語新作『ドント・ブリーズ2』は、そんな『ドント・ブリーズ』の8年後を描いた物語。解禁された予告映像には、8年前に惨劇が起こった屋敷で、あの盲目の老人が“少女”を大切に育てている姿が。2人だけの生活を誰にも邪魔されないように静かに暮らす老人の表情は、何らかの事情や不気味さを窺わせる。そんな中、ある謎の武装集団が現れて、屋敷を襲撃。彼らが暗闇の中、少女に近づこうとする時、再び老人の狂気が目を覚ますことに。なぜ老人は、その少女に異常なまでに固執するのか。全ての真実を知った時、前作を超える衝撃に息が止まる。前作より過激な【R15+】製作陣が再集結PG12だった前作よりも遥かに刺激が強く、過激な内容から【R15+】となった『ドント・ブリーズ2』。メガホンを取るのは『ドント・ブリーズ』で監督のフェデ・アルバレスと共に脚本を手掛けたロド・サヤゲスだ。また、サム・ライミが『死霊のはらわた』のリメイクを託すほどの信頼を寄せるフェデも、引き続き共同脚本・製作として名を連ねている。フェデは『ドント・ブリーズ2』について「前作とは大きく異なるアプローチの“まるで違った続編”」と言及。さらに、前作に続きプロデューサーとして参加しているサム・ライミも「今まで聞いた中で、最高の続編のアイデア」と称賛した。盲目の老人役は、前作での怪演が話題を集めたスティーヴン・ラング。最新作については、「前作と大いに親族関係にあるが、多くの意味で独自の代物だ」とコメントを寄せた。【詳細】映画『ドント・ブリーズ2』公開日:2021年8月13日(金)全国ロードショー監督:ロド・サヤゲス脚本:フェデ・アルバレス、ロド・サヤゲス製作:フェデ・アルバレス、サム・ライミ、ロブ・タパート出演:スティーヴン・ラング、ブレンダン・セクストン3世、マデリン・グレース全米公開日:2021年8月13日(金)予定原題:DON’T BREATHE 2
2021年07月04日5月14日から16日までの週末、北米ボックスオフィスで首位を獲得したのは、ホラー映画『Spiral』だった。『ソウ』シリーズのファンだったクリス・ロックが新たなアイデアをスタジオに売り込んで実現した作品で、ロックは主演とエグゼクティブプロデューサーを兼任。サミュエル・L・ジャクソンも出演する。人気シリーズの新作ということで期待されたが、数字は予想を大きく下回った。2位は先週首位だったガイ・リッチー監督の『Wrath of Man』。3位はアンジェリーナ・ジョリー主演の『Those Who Wish Me Dead』。4位は『劇場版『鬼滅の刃』無限列車編』、5位は『ラーヤと龍の王国』だった。来週はメジャースタジオの新作がないが、28日にはディズニーの『クルエラ』、パラマウントの『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』が公開となる。文=猿渡由紀
2021年05月17日『ハッピー・デス・デイ』監督とブラムハウス・プロダクションズが贈る、入れ替わり(ボディスイッチ)ホラー『ザ・スイッチ』から、主演キャスリン・ニュートンが“ホラー映画で生き残るための9つのルール”をプレゼンする特別映像が解禁された。今回解禁されたのは、本作で冴えない女子高校生と(スイッチした)中年殺人鬼を巧みに演じ分けたキャスリンが、“ブラムハウスお墨付き”ともいえるホラー映画で生き残るための9つのルールを伝授する特別映像。ルール1:鏡は見ちゃだめ!まさか鏡の中の自分が、自分を刺した殺人鬼の姿になってるなんて!?女子高校生が憑依したようにしか見えないヴィンス・ヴォーンの演技は、ホラー界の帝王スティーヴン・キングが「クソ素晴らしい!」と絶賛するほど。ルール2:朝食はしっかり食べる/ルール3:カッコよくキメる一方、女子高校生になった殺人鬼は朝食をがっつり食べ、真っ赤なライダースを颯爽と着こなす妖艶な殺人鬼に大変身。いままでにできなかった殺戮を実行するのみ!ルール4:親友とは仲良く/ルール5:でも拘束しちゃだめホラー映画に親友の存在は欠かせない。だけどその親友の中身が殺人鬼になっていることもあるのがこの世界!周囲に言っても信じてもらえるはずがないので、拘束したらむしろ恨みを買ってしまうかも…!?ルール6:ナイフで遊ばない/ルール7:持久力を高めて/ルール8:イジワル女にならない主人公の悪口を言うキャラは、すぐに殺られるのがホラー映画の摂理。それを知っておけば、恐怖を避ける生き方が見つかるはず!?ルール9:刺されない!そして何より、最後にして最大のルールは何をおいても刺されないこと!殺人鬼が憑依し、情け容赦なく手をかける新たなホラーアイコンを演じ、多くの人々を標的にしたキャサリンが言うからこその説得力だ。『ザ・スイッチ』は4月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・スイッチ 2021年4月9日より全国にて公開© 2020 UNIVERSAL STUDIOS
2021年04月06日韓国ドラマのニュースター、ソ・ジュヨンとキム・ミンギュがW主演したホラー映画『モクソリ』が、シネマートにて公開されることが決定した。親友の死後、悪夢に悩まされるようになったヨ・ユンファは、憧れのカン・ミンウやクラスメイトらと共に気晴らしに出かけることに。慣れない運転で道に迷った末に、何年も放置されているであろう荒れ果てた遊園地に辿りつく。その場のノリでお化け屋敷に入るユンファたち。やがて、誰もいないはずの暗闇の中から囁き声が聴こえてきて…。本作は、“韓国最恐ホラー”『コンジアム』と時をほぼ同じくして公開され、さらに偶然ながら<廃屋+学生+若手俳優+ホラー>という類似性を持ち、スマッシュヒットを記録。当時は無名に近かった次世代若手俳優キム・ミンギュ(「パフューム~恋のリミットは12時間~」)やソ・ジュヨン(「浪漫ドクターキムサブ2」)、そしてプロデュース101研究生だったキム・テミンら、いまや人気俳優となりつつある彼らのデビュー間もない演技が見られる、お宝要素満載の韓国ホラー映画だ。予告編では、どうやら道に迷った様子の一行が映し出されスタート。不気味な遊園地に迷い込んだ彼らは、最初は「なんかいい感じ」とノリノリで進んでいくが、声を荒げたり、悲鳴を上げたりと、緊迫したシーンに変わっていく。また本作は、蔚山の廃遊園地がロケで使われ、幻想的な雰囲気を醸し出し、空虚で乾いた冷たさがプラスされ秀逸な仕上がりに。視覚、聴覚などあらゆる感覚を刺激する五感恐怖映画が日本に上陸する。『モクソリ』は6月4日(金)よりシネマート新宿・心斎橋にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:モクソリ 2021年6月4日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて公開©2018 FIVE DAY/Kkuljam Compnay,ALL RIGHTS RESERVED.
2021年02月08日フォトグラファーの前山(@xxakaxxv)さんが撮影した写真に反響が上がっています。前山さんが岡山県を旅行した時のこと。不気味でホラーゲームに出てくるような場所にたどり着いたといいます。その写真をTwitterに投稿したところ、多くの人の背筋が凍ることとなりました。その写真がこちらです!岡山県を旅行しているとホラーゲームの世界に迷い込んでしまいました。 pic.twitter.com/cufwKSPPur — 前山 (@xxakaxxv) January 5, 2021 いや、リアルに怖すぎる…!ここは、かつて『鹿忍グリーンファーム』という施設で、廃業後に水没してしまったのだとか。葉が散った木や、怪しげな鳥たち、そして日没直後の空が恐怖をあおってきます。前山さんいわく、鳥の鳴き声だけが響いていて、とても不気味だったようです。投稿にはさまざまなコメントが寄せられていました。・岡山県にこんなところがあったなんて知らなかった。・窓の汚れが人に見えて怖い。恐ろしすぎる。・怖すぎます。こんな風景が本当にあるなんて…。1人じゃ歩けない。晴れている日には、また違ったように見えるのだとか。1人で道に迷った時に、このような場所にたどり着いたらトラウマになってしまいそうなぐらい怖いですね…![文・構成/grape編集部]
2021年01月08日ホラー映画『ザ・スイッチ』が、2021年4月9日(金)に全国公開される。ホラー映画を牽引するブラムハウス最新作『ザ・スイッチ』は、『透明人間』『アス』『ゲット・アウト』など、数々のヒット作を手掛けてきたブラムハウス・プロダクションを率いるジェイソン・ブラムと、『ハッピー・デス・デイ』シリーズのクリストファー・ランドン監督がタッグを組んだ話題作品。女子高生と殺人鬼による“入れ代わり”を題材にした、新感覚の“ボディスイッチホラー”で更なる新境地をみせる。登場人物/キャスト主人公は冴えない女子高生物語の主人公となるのは、さえないスクールライフを送る女子高生のミリー。ある晩、とある事件に巻き込まれてしまったミリーは、連続殺人鬼となんと身体が入れ替わってしまうことに…。13日の金曜日中に解決しなければ一生元の姿に戻れないという絶体絶命な状況の中、ミリーは果たして自分の身体を取り戻すことができるのか?!気弱でさえない女子高生から、“中身”だけ殺人鬼になってしまったミリーを演じ分けたのは、『名探偵ピカチュウ』『スリー・ビルボード』で一躍スポットを浴びたキャスリン・ニュートン。身体が入れ替わってしまった後は、手当たり次第に殺戮を企てる“連続殺人”へと変貌する、そのパワフルかつ妖艶な姿に注目だ。女子高生と“ボディスイッチする”連続殺人鬼一方、女子高生のミリーと、身体が入れ替わることになる連続殺人鬼・ブッチャーを演じたのは、『ドッジボール』『サイコ』で知られる演技派俳優のヴィンス・ヴォーン。自らの身体を取り戻すために奮闘する“女子高生”を、中年の見た目にマッチしない可愛らしい仕草を交えながら、ポップに演じ分ける。主人公と奮闘する親友たちそのほか、ミリーの親友でしっかり者のナイラ役を、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のセレステ・オコナーが、ジョシュ役を『ザ・ゴールドフィンチ』のミーシャ・オシェロヴィッチが演じ、親友の身体を取り戻すべく、ミリーとともに奮闘する。全米初登場NO.1を記録!なお全米では、奇しくも“13日の金曜日”に一足先の公開となった本作は、全米初登場NO.1の好調なスタートを記録。またアメリカの著名映画評論サイト「ロッテントマト」でも、80%以上の高スコアを獲得するなど、早くも注目も集めている。作品詳細映画『ザ・スイッチ』日本公開日:2021年4月9日(金)※当初2021年1月15日(金)公開予定だったが延期となった。監督:クリストファー・ランドン製作:ジェイソン・ブラムほか出演:ヴィンス・ヴォーン、キャスリン・ニュートン、アラン・ラックほか原題:Freaky配給:東宝東和<ストーリー>女子高生のミリーは、今日も憂鬱な一日をやり過ごそうとしていた。家では夫と死別した悲しみを紛らわすかのようにアルコールに溺れる母と、警察官の姉の板挟み。学校では、嫌がらせのターゲットにされ、我慢を強いられる日々。親友のナイラ、ジョシュと過ごす時間が、わずかな慰めだった。その日の夜、アメフトの応援後に無人のグランドで、母の迎えを待っていたミリーに、邪悪な影が忍び寄る。連続殺人鬼ブッチャーが、鳴り響く雷鳴とともに短剣を突き刺したとき、異変が起こる。ふたりは入れ替わってしまったのだ。24時間以内に入れ替わりを解除しなければ一生元の身体に戻れない状況の中、殺戮を企てるブッチャーからミリーは身体を取り戻すことはできるのか? 女子高生と連続殺人鬼がぶつかり合う、長い長い夜が幕を開けようとしていた……。
2020年11月22日っばさ(@tsubasaISF)さんが、Twitterに投稿した1枚の写真に恐怖を感じる人が続出しました。ある日、ガラスにふと目をやると一瞬、ドキッとするような光景がありました。何があったかというと…。焦った、スタバの袋くそびびった笑 pic.twitter.com/wg76LAsRmg — っばさ (@tsubasaISF) November 14, 2020 女性の顔がガラスに浮かび上がっている!実はこれ、コーヒー店『スターバックス』の紙袋だったのです。きっと、床に落ちていた紙袋がガラスにぴったりとくっついていたのでしょう。しかし、髪の毛の部分が見えないため顔だけが浮き出ているように見えたのです。さらに、少し笑みを浮かべているのが怖さを倍増させています。夜に見たらヒヤッとすること間違いなしの光景。写真を見た人たちからも「びっくりした」などの声が寄せられていました。・これはビビる。ホラーでよくある誰かが見ているパターン。・悲鳴を上げるレベルの怖さ。家に帰ってきてこの状態だったら飛び上がっていると思う。・同じ経験したことがあります!怖すぎて発狂します。突然の恐怖に巻き込まれないためにも、スタバの紙袋はしっかりと管理しておきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月15日『ゲット・アウト』『アス』とこれまでホラー映画2本を手掛けたジョーダン・ピール監督と「ユニバーサル・ピクチャーズ」が、新たなホラー映画(タイトル未定)を製作することが決定。2022年7月22日に公開を予定していることが明らかになった。「ユニバーサル・ピクチャーズ」が発表した。同年同月には、『キャプテン・マーベル』第2弾(8日)、『ファンタスティック・ビースト』第3弾(15日)、『インディ・ジョーンズ』第5弾(29日)といった大作の公開が控えている。コメディアン・俳優として活動していたピール監督は、2017年に『ゲット・アウト』で監督デビュー。脚本、製作も担当した同作は初監督作品ながら高い評価を受け、アカデミー賞で作品賞を含む4部門にノミネートされ脚本賞を受賞した。制作費は5億円に満たない低予算作品だったが、世界興収は約2億5500万ドル(約267億円)を稼ぎ出す大ヒット作に。2019年の『アス』も、ほぼ同額の興行収入を得て大ヒットした。ピール監督は『ゲット・アウト』の公開後、今後10年間で4本のホラー映画(監督自身は“ソーシャル・スリラー”と呼んでいる)を世に送り出したいと語っていた。ピール監督が携わっているほかの待機作品には、製作を務めたリメイク版『キャンディマン』、リメイク版『壁の中に誰かがいる』などがある。(Hiromi Kaku)
2020年11月10日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。ホラーやサスペンス、サイコスリラーは、記者にとってときどき無性に見たくなる映画ジャンル。今週は、DVDになったばかりの心底ぞっとする怖〜い映画『ミッドサマー』をご紹介します。■映画『ミッドサマー』Blu-ray&DVD発売中。Blu-ray4,900円、DVD3,900円(ともに税別)。発売・販売元/TCエンタテインメント両親と妹が自殺したアメリカ人女子大生ダニーは、失意の中、恋人クリスチャンの研究調査旅行に同行します。行き先は、同級生ペレの故郷、スウェーデン奥地の牧歌的な村。そこで90年に1度の儀式が夏至祭りの中で執り行われるのです。笑顔で迎えてくれる村人たち。しかし、学生たちが立ち会った村の習慣は戦慄するほど衝撃的で、まさに恐怖の始まりでした。カルト集団のような村人の行動は異様で、不安をあおります。しかもずっと白夜で、闇のないホラー映画なのです。でもただ怖いだけじゃないのが、本作の奥深さ。独自の文化や風習を視覚化した建築や絵画は隅々まで美しく、目を凝らして見たくなります。衣装や音楽も、村人の清楚な生活を表現しています。すべてが統制され、安心して暮らしていける村。ある意味ここは理想郷なのでは?そう思わされてしまうところに、洗脳のわながあります。女性たちと何時間もグルグルと踊り続けたり、抱きしめられたりするうちに、居心地がよくなっていくダニー。ラストの笑みは何を意味するのか。公式ウェブサイトにある観賞者限定の解析ページも大変興味深いです。(文:西元まり)「女性自身」2020年9月29日・10月6日合併号 掲載
2020年09月28日みなさんは、ホラー体験をしたことはありますか。誰もいないのに音が聞こえたり、誰かの気配を感じたり、金縛りにあったり、という人もいるかもしれません。霊感の強い人は、もっといろんな体験をしているのでしょう。想像するだけでもゾクットとしてしまいそうですが、そんなホラーな現象でも、なんともほっこりとしてしまう報告がTwitterに投稿されていました。こたろうくん(@kotaro_chang)が投稿した驚きの体験。それは、深夜になると階段が一段増えるというもの。有名な怪談話にありそうな現象ですが、では一体なぜこのような状況になっているのか。その理由はこちらです!深夜になると一段増える魔の階段 pic.twitter.com/NUufp8up3W — こたろうくん (@kotaro_chang) June 25, 2020 こんなホラーなら体験してもいい!増えていた一段は、深夜に階段下へ涼みにくる犬(小太郎くん)でした…!暗がりの中で寝転んでいるのでうっかり踏んでしまいそうで怖い、と別の意味での恐怖を与える小太郎くん。「危ないので別の場所で寝てほしい」と願う投稿者ですが、どうやらお気に入りの場所になっているようですね。犬と一緒に暮らす家庭ではあるあるなのか、共感の声も寄せられていました。今後も引き続き「魔の階段」として居座りそうな小太郎くん、どうぞ踏まれないようにお気を付けを![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年07月30日さまざまな映画に登場する動物たち。脇役として登場する彼らは、時に、物語上の事件や事故に巻き込まれ死んでしまいます。新しいタイプの映画告知が話題!「犬だけは無事です」ホラー映画やパニック映画が好きな人でも、登場する動物が死んでしまう映画は観たくないという人も多いのだとか。しかし、登場する動物が生き残れるかどうかは、だいたい本編を見終えるまで分からないものです。そんな人たちのために用意された、ホラー映画の特別映像が「とても親切だ」と話題になっています。➖➖➖➖➖➖➖➖ 愛犬家の皆様へ⚠️ ➖➖➖➖➖➖➖『 #アングスト /不安』公開前に犬の安否を確認したい方へ向けた《 犬 だ け は 無 事 》な特別映像を公開※一部犬のネタバレがあります #犬だけは無事 pic.twitter.com/uqlnD2LnKm — 映画『アングスト/不安』7/3よりシネマート新宿ほか全国順次公開! (@angst2020jp) June 16, 2020 犬だけは無事です。「犬だけは無事」という、なんとも不穏な宣伝文句。しかし、愛犬家のホラー好きからすればとてもありがたいネタバレです!投稿には、さまざまな声が寄せられました。・よかった…犬が死なないなら観れそうです。・『犬は無事です』は最高のネタバレ!よかった!・人間は殺すのに、犬はちゃんと車に乗せてあげてる。観てみようかな…。この映画は実際にオーストリアで起こった事件をもとにした、R-15指定のホラー映画です。1983年に公開されたのですが、あまりにも過激な内容のためオーストリアでは公開後1週間で打ち切りに。さらには各国で上映や発売が禁止されていました。しかし、ホラー映画界では長年評価され続け、ついに2020年7月、日本でもリバイバル上映が決まったのだとか。ちなみに、実際の事件では被害者家族に猫がいましたが、この映画に猫は出てきません。つまり、人間以外は死なないということ…。人間以外は…。特別映像のおかげで優しい雰囲気の映画のように感じますが、観る際には十分覚悟して観ることをおすすめします。[文・構成/grape編集部]
2020年06月18日5匹の猫と暮らしている飼い主(@jirosan77)さん。ある日、飼い主さんは猫のみかんちゃんが家の廊下にいることに気が付かず、そのままドアを閉めてしまったといいます。みかんちゃんは自分でドアを開けられないため、締め出された状態になってしまったのだとか。飼い主さんが、何やら廊下から視線を感じると思ったら…。気づかずにしばらく廊下に締め出してしまった時のうちの猫が怖いです。 pic.twitter.com/FTkX6fFURC — みかんとじろうさんち (@jirosan77) June 14, 2020 めちゃくちゃ見てる!「まだ、廊下にいたんですけど!」といわんばかりに、するどい眼光で飼い主さんを睨みつけるみかんちゃん。顔の半分が影になっているため、余計に怖さが増して見えます。【ネットの声】・目ですべてを語っている。サスペンスドラマに出てきそう。・めちゃくちゃ恨んでそうな目!怒らすと怖いですね…。・ちょっとしたホラー!「絶対に許さない」っていっていそう。飼い主さんをも怖がらせる、みかんちゃんの無言の圧力。この恨みはすぐには消えなさそうですね…。飼い主さんは、Youtubeにみかんちゃんを含めた猫たちの日常を公開しています。2020年4月には子猫も新たに仲間入りしたのだとか。気になった人はチェックしてみてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月17日7月期のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ枠では、「美食探偵 明智五郎」に出演中の若手女優・小芝風花主演のホラーコメディー「妖怪シェアハウス」を放送することが決定。小芝さんは、今作が民放連続ドラマ初主演となる。本作は、人に嫌われることを恐れ、空気ばかり読んで生きてきた目黒澪が究極のダメ男に恋をした結果、お金に仕事に住まいまで奪われどん底に。そして、妖怪たちが生活するシェアハウスにたどり着き、澪が直面するトラブルや面倒な相手を、超おせっかいな妖怪たちがやっつけていく…というストーリー。この目黒澪を演じるのが、『魔女の宅急便』でキキ役を務め、映画初主演にしてブルーリボン賞新人賞を受賞、連続テレビ小説「あさが来た」ではヒロインの娘役で出演。近年では、「トクサツガガガ」「べしゃり暮らし」などでコメディエンヌとしての才能を発揮している小芝さん。「もともと、妖怪ものやファンタジー要素がある作品などを見るのが好き」と語る小芝さんは、本作への出演決定に「妖怪たちとルームシェアできるなんて、すごく楽しみです!」と喜ぶ。役柄については「私が演じる澪ちゃんは、人に嫌われたくなくて、言いたいことも言えず、騙されてしまったり、いいように人に使われてしまうのですが、私もどちらかというと、人に嫌われたくないと思ったり、言いたくても『今言うと空気が悪くなってしまうな』と考えて言えなかったりすることがあるので、似ていると感じる部分があります」と共通点を明かし、「そんな澪ちゃんを、妖怪たちは人間と深く関わることが禁止されているはずなのに、それでも助けてしまう、それは澪ちゃんが持つ真っすぐさや純粋さからだと思うんですね。なので、そこは見ている方々が、『もう仕方ないな、澪は』と、助けたくなるような、応援してあげたくなるような人物を演じられたらいいなと思っています」とコメントしている。また注目は、妖怪たちの存在。お岩さんや酒呑童子、座敷童子、ぬらりひょんらが、やや過激なやり方で何かとひどい目にあいがちな澪の窮地を、“同居人”のよしみで救っていく。そんな澪と同居する4人の妖怪のほか、たまにシェアハウスを訪れるゲスト妖怪も登場。物語中盤では、澪が妖怪化していくという。そんな妖怪たちについて小芝さんは「今作で登場する妖怪たちは一人ひとり個性を持ちつつも、現代社会に溶け込んでいて人間味があり、とても親しみやすさを感じます。ただ、ビジュアルのインパクトはすごいと思うので、もし実際に一緒に生活をしたら、最初は澪みたいに怖がってしまうかもしれません(笑)。今作の妖怪の方々のビジュアルもかなりすごいんです!」と言い、「出演者の妖怪化した姿をはじめ、妖怪たちの自由さや奔放さ、それぞれの個性がとても素敵に輝いている作品です」と話している。なお、脚本は「SPEC」シリーズなどの西荻弓絵、「世にも奇妙な物語」シリーズで知られるブラジリィー・アン・山田ほか。監督は「怪談新耳袋」シリーズの豊島圭介、「おっさんずラブ」の山本大輔が担当する。第1話あらすじ借金取りに追われ、キャリーケースを引きずりながら住宅街を逃げ走る目黒澪(小芝風花)。彼氏の健太郎に助けを求めるために部屋へ向かうが、そこには健太郎のほかに女性の姿が。混乱する澪に健太郎は迷惑そうに帰れと言い放ち、実は二股をかけられていたうえに、自分が2番目だった事実を知る。そもそも借金を背負うことになったのは、健太郎が原因だったのに…。澪は特にやりたいこともなく、とりあえず就職できた会社で事務として働いていた。ゆくゆくは無難に社内恋愛、結婚、出産と考えていたなか、おしゃれなイケメン・健太郎と出会ったのだが、これがとんでもないダメ男。デート代も趣味のアンティーク時計を買うためのお金も、澪を言いくるめては払わせ、挙句の果てには、結婚をちらつかせて健太郎の仕事のミスも澪が被ることに。結局澪は会社をクビになり、借金を背負い、家も追い出され、失意のなか道端で倒れてしまったところを、伊和という女性に助けられる。伊和が住むシェアハウスで目覚めた澪は、住民たちに事の顛末を涙ながらに聞いてもらうが、どこか住人たちの様子がおかしい。その晩は空き部屋で寝かせてもらうことになったが、夜中に目覚め居間を覗くと、そこには妖怪たちの姿が…!土曜ナイトドラマ「妖怪シェアハウス」は夏、毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年06月10日イーライ・ロスと『クワイエット・プレイス』脚本家コンビのホラー界最強タッグが放つ“生存率0%”のアトラクション・ホラー『HAUNT』(原題)が、邦題を『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』として公開決定。併せて、ビジュアルが解禁となった。一度足を踏み入れたら二度と生きては出られない、惨劇の館に足を踏み入れてしまった者たちに待ち受ける絶望のスパイラルを描いた本作。恐怖の仕掛人は、『キャビン・フィーバー』『ホステル』などのガチ恐ホラーに加え『デス・ウィッシュ』などヒット作を世に放ち、プロデューサーとしても若い才能の台頭を積極的に後押ししている鬼才イーライ・ロス。そんなロスのプロデュースの下、監督を務めたのは『クワイエット・プレイス』で“音を立てたら即死”という衝撃設定を生み出して絶賛された気鋭の脚本家コンビ、スコット・ベックとブライアン・ウッズ。『クワイエット・プレイス』と同時に脚本執筆が進められたという本作は、過去のホラー映画へのリスペクトを表明しつつ、お化け屋敷という舞台装置を21世紀のホラーとして見事に機能させた。ホラー界の最重要人物たちのコラボレーションが開花した作品としても必見である。主演を務めるのは、人気ドラマ「NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち」で主人公を演じ、女性からの支持を得たケイティ・スティーブンス。このほか、ウィル・ブリテン、ローリン・マクレーンら今後のハリウッドを担う若手俳優たちが集結している。今回解禁されたビジュアルは、真っ暗な闇の中からピエロのマスクを被った殺人鬼が顔をのぞかせ、こちらを見つめているもの。「ようこそ、殺人鬼がつくったお化け屋敷へ―」というコピーが添えられ、若者たちの来訪を待ち受ける不気味な微笑みを感じさせるビジュアルに仕上がっている。『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』は近日、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年04月29日⻲梨和也主演のホラー映画『事故物件 恐い間取り』が、2020年8月28日(金)より全国公開される。<事故物件住みます芸⼈>松原タニシによるノンフィクションホラー原作は、<事故物件住みます芸⼈>として活動する、松⽵芸能所属の松原タニシによるノンフィクション書籍『事故物件怪談 恐い間取り』。その不気味なタイトルを持つ本の中身には、2012年のTV番組「北野誠のおまえら⾏くな。」の出演をきっかけに、数々の“事故物件”に住んでたタニシの恐怖体験が掲載。それぞれ“間取り付き”で紹介しているリアルな構造で、“怖すぎて部屋に入れない”と、発売以来話題を巻き起こした一冊だ。亀梨和也×ホラー映画の巨匠・中⽥秀夫映画は、そんなタニシの実話をベースに、『リング』『スマホを落としただけなのに』といった代表作を持つ、ホラー映画の巨匠・中⽥秀夫監督が描く。物語の主人公であり、売れない芸⼈・⼭野ヤマメを演じるのは、ホラー初主演となるKAT-TUNの人気メンバー ⻲梨和也だ。解禁された場面写真では、制作会社プロデューサーの提案で、ひとり暮らしの女性が殺されたという“いわくつき”の部屋に越してきたヤマメの姿を解禁。早速ヤマメの部屋の様子が気になるプロデューサーだったが、電話の向こうのヤマメに奇妙な違和感を感じるー。ヤマメに忍び寄る恐怖の正体とは一体ー⁈脇を固める豪華キャスト陣脇を固める俳優陣にも注目だ。ヤマメを取り巻く豪華キャスト陣お笑いコンビ・ジョナサンズでヤマメの相方・中井大佐を、映画「寝ても覚めても」の瀬戸康史が、ヤマメを密かに応援するメイクアシスタント・小坂梓を奈緒が務める。その他、ヤマメを取り巻く豪華キャスト陣は下記の通り。先輩・カオリ役…MEGUMI番組の放送作家・熊谷役…瀧川英次人気お笑いコンビ・肉戦車役…加藤諒、坂口涼太郎定食屋店主役…宇野祥平怪しい宮司・伊崎役…高田純次心霊研究家・篠崎役…小手伸也また、ベテラン女芸人ヒミコ役のバービーほか、有野晋哉・濱口優・団長安田・クロちゃんといったお笑い芸人たちも出演する。コメント亀梨は、「普段⾃分を応援してくださっている⽅々にとっても初めての姿をお⾒せできると思いますし、ホラーファンの⽅々にとっても⾃分は初めましての存在だと思うので、⾊んな⽅に楽しんで頂ける作品にできるよう撮影に励みたいと思います。」とコメント。一方中田監督は、「“住んでいる部屋が恐い”という、誰しも逃げようのない恐怖と共に、⻲梨さんが劇中で住む四つの部屋の、極上の“地獄巡り”を楽しんでいただきたい。」と、映画制作にかける思いの丈を語っている。クリアファイル特典付きムビチケ7月17日(金)より、特典ファイル付きのムビチケが、劇場窓口と通販サイトにて先着2万枚限定で発売。クリアファイルには、ビデオカメラを構えた亀梨和也演じるヤマメの姿が。クールな表情からでカメラを撮る姿と、カメラに映った何かに恐れ慄く表情を並べている。<あらすじ>売れない芸人が、「事故物件」に住んでみた― 芸人の山野ヤマメ(亀梨)は、中井大佐(瀬戸)とお笑いコンビ<ジョナサンズ>を組んでいたが、全く売れず、 結成から10年目となり、これ以上続けても無理だと感じた中井から、コンビを解散し放送作家になると告げられる。 突然ピン芸人となり途方にくれるヤマメは、番組プロデューサーの松尾雄二(木下)からTV番組への出演を条件に 「事故物件に住んでみろ」と無茶ぶりされ、殺人事件が起きた物件で暮らすことに。そこは一見普通の部屋だったが、 初日の夜、撮影した映像には白い“何か”が映っていたり、音声が乱れたり、様々な怪奇現象が。 OAした番組は盛り上がり、ネタ欲しさにさらなる怪奇現象を求めるヤマメは、不動産屋の横水純子(江口)に新たな事故物件の紹介を依頼。その後も様々な怪奇現象に遭遇し、ヤマメは“事故物件住みます芸人”としてブレイクし ていく。一方、<ジョナサンズ>のファンで、メイクアシスタントの小坂梓(奈緒)は、人気が出るほど危険な状況に陥っていくヤマメを密かに心配する。だがレギュラー番組も決定したヤマメは、次なる事故物件を求めて再び不動産屋・ 横水の元を訪れる。 そしてある事故物件で、ヤマメの想像を絶する恐怖が待っていた―詳細映画『事故物件 恐い間取り』公開日:2020年8月28日(金)全国公開原作:松原タニシ「事故物件怪談 恐い間取り」(⼆⾒書房刊)主演:⻲梨和也、奈緒、瀬戸康史、江口のりこ、MEGUMI、真魚、瀧川英次、木下ほうか、加藤諒、坂口涼太郎、中田クルミ、団長安田、クロちゃん、バービー、宇野祥平、高田純次、小手伸也、有野晋哉、濱口優監督:中⽥秀夫脚本:ブラジリィー・アン・⼭⽥企画・配給:松⽵■『事故物件 恐い間取り』ムビチケ情報発売日:7月17日(金)発売方法:・7月17日(金) 0:00〜チケットぴあ通販・7月17日(金) 全国の上映劇場(一部除く)にて劇場オープン〜※販売劇場の詳細は、映画公式サイト内劇場情報ページにて掲載。特典:オリジナルクリアファイル ※先着2万枚限定。
2020年01月24日特別な力を持つ少年が人類の脅威となる『ブライトバーン/恐怖の拡散者』。本作のプロデューサーを務めるジェームズ・ガンといえば、ホラー出身からマーベルの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に起用されたことでも知られる。そして、本作でメガホンをとったデヴィッド・ヤロヴェスキー監督もいま、大きな注目を集めているところだ。脚本家・監督・プロデューサーの顔を持つジェームズ・ガンは、『悪魔の毒々モンスター』などZ級映画で有名なトロマ・エンターテインメントにてキャリアをスタート。その後、ザック・スナイダー監督『ドーン・オブ・ザ・デッド』の脚本や自身監督の『スリザー』などのホラー作品で評価され、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の大ヒットにより、世界的有名監督の仲間入りを果たした。彼のようなキャリアを描く監督は現在のハリウッドでは珍しくなく、彼の前にも後にも多くの監督がホラー/ジャンル映画をきっかけに大きなチャンスを掴んでいる。『スパイダーマン』を大ヒットさせたあの人も!スプラッターホラー『死霊のはらわた』(’81)で業界に革命を巻き起こしたのがサム・ライミ。低予算ながらカルト的人気となり、その後『スパイダーマン』シリーズを監督し大ヒットに導いた。『ソウ』シリーズや『死霊館』シリーズなどで高い支持を得たジェームズ・ワンは、『ワイルド・スピード SKY MISSION』を大ヒットさせ、ジェイソン・モモア主演のDC作品『アクアマン』の監督に抜擢されると、こちらも大成功を収めた。さらに、あるようでなかった“電気を消した時だけ見える謎の影“という題材でヒットを飛ばした『ライト/オフ』(’16)のデヴィッド・F・サンドバーグも『シャザム!』の監督を任されるなど、ホラー出身の監督が大作アメコミ映画を担当し、内容、興行ともに評価されている。アメコミ映画だけじゃない、日本生まれのあの映画の監督もレジェンダリー・ピクチャーズが展開する「モンスターバース」シリーズの“ゴジラ”作品では、なんと3作全てがホラー/ジャンル映画出身監督が担当。『モンスターズ/地球外生命体』(’10)のギャレス・エドワーズは、本シリーズの1作目『GODZILLA ゴジラ』の監督に大抜擢され、後には『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』も手掛けた。『ブライアン・シンガーのトリック・オア・トリート』(’07)のマイケル・ドハティは、今年公開された『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を監督。日本から小栗旬らが出演する次作『Godzilla vs. Kong』(原題/’20)も『サプライズ』(’11)の完成度で高く評価されたアダム・ウィンガードが担当する。『ターミネーター』J・キャメロンや『ジョーズ』スピルバーグもさらに有名監督の中には、キャリアの初期はホラー/ジャンル映画を監督してきた人も多い。『アバター』『タイタニック』のジェームズ・キャメロンは、『ピラニア』の続編『殺人魚フライングキラー』(’81)でデビュー、その後『ターミネーター』を成功させ『エイリアン2』監督にも起用された。『E.T.』や『レディ・プレイヤー1』のスティーヴン・スピルバーグも、キャリア初期に追跡サスペンス『激突!』(’71)や海洋パニック・ホラー『ジョーズ』(’75)で高い評価を得ており、一般的にイメージはあまりないが、彼が監督する作品には目を覆いたくなるような残虐描写がしばしば見られるのも特徴だ。ジェームズ・ガンのお墨付き『ブライトバーン』監督は「抜群のセンスがある」この潮流に乗るべくして表れたのが、本作の監督を務めたデヴィッド・ヤロヴェスキーだ。ジェームズ・ガンも彼の才能を絶賛しており、「デヴィットには、ホラーやホラー的な音楽に対する抜群のセンスがあるんです。鼓動がどう作用するのか、どうやって飛び上がるほどの恐怖を設定するのか、シーンを見ている観客をどうやって怯えさせるのかを熟知しているんです」と明かす。「彼の仕事ぶりを見ているのは最高ですよ。以前から、デヴィッドのことをものすごく洞察力のある、頭のいい人だと思っていましたが、準備も怠らない。この映画を監督する前に、おそらく何千というホラー映画を観ているはずです」とコメントを残している。『ブライトバーン/恐怖の拡散者』は11月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブライトバーン/恐怖の拡散者 2019年11月15日より全国にて公開© The H Collective
2019年11月08日富士急ハイランドのホラーイベント「FUJI-Q HALLOWEEN 戦慄ホラーナイト」が、2019年10月20日(日)に開催される。閉園後の遊園地を舞台にしたホラーイベント誰もが気軽に楽しめるアミューズメントパークとして老若男女に愛される富士急ハイランドだが、実はその中に、年に一度、世の中がハロウィンに湧く時期にだけ開く”絶対に入ってはいけない”場所が存在するというーー。数々のゲストを恐怖の渦に巻き込んだ「戦慄迷宮」で培った数々の“恐怖要素”が盛り込まれた本イベントは、その”絶対に入ってはいけない”場所に迷い込んだ参加者が、襲いくる総勢100体もの亡霊たちから逃げながら、閉園後の暗く静まり返った園内をめぐるホラーイベントだ。悪霊犇(ひし)めく敷地内から生還できるか?脱出を目指す参加者は、亡霊たちの巣窟である「絶凶・戦慄迷宮~収容病棟篇~」、足音が響き渡る不気味なシアターホール、突如現れた不気味な廃坑、普段立ち入ることが出来ないバックヤードなど、暗闇に包まれた園内を、たった1本の懐中電灯を頼りに隈なく探検することになる。富士急ハイランドスタッフ(社長含む)が亡霊におぞましい形相で参加者に襲いかかる亡霊たちは、総勢100人のスタッフと富士急ハイランドの“社長”自らが変貌を遂げたもの。果たして、悪霊犇めく敷地内から無事に生還することが出来るのか?恐怖耐性に自信のある富士急ファンは、1日限りの本イベントに是非チャレンジしてみてはいかがだろう。開催概要「FUJI-Q HALLOWEEN 戦慄ホラーナイト 2019」開催日:2019年10月20日(日)時間:18:40~19:50分(予定)料金:2,000円(記念品付)/名 ※フリーパス購入者限定※富士急ハイランドのフリーパス(年パス、アフタヌーンパス含む)の所持者が参加対象。※15歳以下は、20歳以上の同伴が必要。※未就学児は参加不可。※グループは1組最大4名まで。定員:100名(前売限定)申込方法:Yahoo!JAPAN PassMarketにて抽選後、前売りチケットを販売。申込みサイト:抽選申込み:〜2019年10月7日(月)23:00【問い合わせ先】富士急ハイランドTEL:0555-23-2111
2019年10月06日ジェフリー・ディーン・モーガンが『Shrine』に主演することになった。これは同名のホラー小説を映画化するもので、プロデューサーにはサム・ライミも名を連ねる。監督、脚色はエヴァン・スピリオトプロス。モーガンが演じるのは、落ち目のジャーナリスト。ある時、東海岸の小さな街で、ある“ミラクル”を発見した彼は、それをキャリアの復活に利用する。しかし、その“ミラクル”には、恐ろしい側面もあった。撮影は来年2月にスタートの予定。モーガンは『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』『ウォーキング・デッド』などテレビドラマで主に活躍。映画の代表作には『ウォッチメン』などがある。文=猿渡由紀
2019年09月19日トラウマ・ホラーの代名詞『マーターズ』で監督を務め、ホラー・ファンに一躍その名を轟かせたフランスの鬼才パスカル・ロジェ監督が6年ぶりにメガホンをとった『GHOSTLAND』が邦題を『ゴーストランドの惨劇』とし、日本公開することが決定。併せて、メイン写真が解禁となった。■ストーリー人里離れた叔母の家を相続し、そこに移り住むことになったシングルマザーのポリーンと双子の娘。姉のヴェラは奔放で現代的な少女。一方、妹のベスはラヴクラフトを崇拝する内向的な少女で、双子の姉妹ながら性格は正反対だった。新居に到着したその日の夜、2人の暴漢が家に押し入り、突然の惨劇が一家を襲う。娘を守ろうとする母は必死に反撃。そして姉妹の目の前で暴漢たちをメッタ刺しにしてしまう。惨劇から16年後、ベスは小説家として成功したが、ヴェラは精神を病み、いまもあの家で母と暮らしていた。久しぶりに実家に戻ったベスを母は迎え入れるが、ヴェラは地下室に閉じこもっていた。そして、ベスに向かって衝撃の言葉をつぶやく――。■トラウマ・ホラーの鬼才が仕掛ける“絶望のトリック”本作で監督を務めるのは、フランスの鬼才パスカル・ロジェ監督。2009年に渋谷の劇場で公開された作品『マーターズ』の壮絶な内容は、『サスペリア』のダリオ・アルジェント監督も絶賛。瞬く間にホラー・ファンの間で話題沸騰となり、公開から10年経った現在もトラウマ・ホラーの代名詞として名前が挙がるほど。本作は、2012年の『トールマン』を経て、6年ぶりにロジェ監督が撮り上げた待望の長編作品。主人公の姉妹が絶望的な惨劇に巻き込まれる様は、女性2人を主役に据えた『マーターズ』と通じるものがある。本作ではさらに全編に張り巡らせた伏線と罠に、観る者は巧みに翻弄され、ロジェ監督が作り上げた“狂気の迷宮”に迷い込んでいく。今回解禁となったメイン写真は、暗い部屋から覗く緊迫した表情の1人の女性が写し出されている。彼女の正体は?顔の傷と涙で潤んだ瞳が意味するものとは?好奇心を掻き立てられる1枚となっている。凄惨な恐怖描写は2度と見たくないが、罠にはまったあなたは必ず2回観たくなる――。映画史上最も不快なトラウマ映画に引き続き注目したい。『ゴーストランドの惨劇』は8月9日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月23日ホラー映画『ハロウィン』が、2019年4月12日(金)に全国公開される。ブギーマンの恐怖再び1978年、ホラー映画の鬼才ジョン・カーペンター監督が生み出した映画『ハロウィン』は、後世に語り継がれるホラーキャラクター“ブギーマン”と、恐怖を煽る象徴的な音楽で全米を震撼させ、以後のホラー映画に影響を与えた伝説的な作品。その公開から約40年の月日を経て、再び『ハロウィン』がスクリーンにカムバック。デヴィッド・ゴードン・グリーン監督のもと、前作の40年後が舞台となった新たな恐怖のストーリーが描かれる。ブギーマンの正体とは…?本作は、40年前のハロウィンに起きた凄惨な殺害事件の真相を追うジャーナリストの話から始まる。殺人鬼の名前は、マイケル・マイヤーズ。長い間精神病棟で隔離されていた彼は、40年間一言も話すことなく、正体は一切不明。余りの恐怖に人々は彼を“ブギーマン”と呼んだ。前作でも人々を震撼させた“ブギーマン”だが、生い立ちや行動の動機は全てベールに包まれている。マスクに覆われた不気味な顔、大人を片手で軽々と持ち上げる怪力、何発もの銃弾を受けても立ち上がる不死身の肉体…。恐怖の化身とも呼べる存在だが、ハロウィンの前夜のとある事件をきっかけに、ブギーマンは精神病棟からの脱走を図り再び街に解き放たれてしまうーー。主人公・ローリーが宿命の対決に挑む40年前に人々を震撼させた殺人事件の唯一の生き残りであり、本作の主人公となる、ローリー・ストロ ードを演じるのは、ジェイミー・リー・カーティ。40年前にブギーマンの魔の手から逃れて以来、家族と疎遠になってもなお、来る再会に備えて孤独に“ヤツ”を待ち続け、ついに宿命の対決に臨む。前作ではただ必死に逃げ惑うだけだったローリーが、時を経て強い女性へと変化を遂げているのも本作の見どころ。情け容赦のないブギーマンに対して、銃やナイフを手に決死の覚悟で立ち向かうローリーの姿が描かれている。【詳細】映画『ハロウィン』公開日:2019年4月12日(金)監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン脚本:ダニー・マクブライド、デヴィッド・ゴードン・グリーン製作:ジェイソン・ブラム音楽:ジョン・カーペンター、コーディ・カーペンター出演:ジェイミー・リー・カーティス、ジュディ・グリア、アンディ・マティチャック、ニック・キャッスルほか原題:Halloween/106分/R-15指定あらすじジャーナリストのデイナとアーロンは、40 年前のハロウィンに起きた凄惨な殺害事件の真相を追っていた。殺人鬼の名前はマイケル・マイヤーズ。彼は 40 年間、一言も話すことなく動機や感情は一切不明。あまりの恐怖に人々は彼を“ブギーマン”と名付けた。事件の被害者で唯一の生き残りローリー・ストロードにインタ ビューするも収穫はなかった。しかし、ローリーは再びマイケルが目の前に現れることを恐れ、いつ起きるか分からない非常事態に一人備えていたのだ。その予感は最悪 の形で現実となる。ハロウィン前夜、精神病棟から患者を輸送する車が横転し、マイケルが脱走してしまう。娘のカレンはローリーの言うことを信じず、孫娘アリソンも パーティに出かけてしまっている。ローリーは再び街に解き放たれた“ブギーマン”と対峙することを決意。恐怖に満ちたハロウィンの夜が始まる―。
2019年03月28日ホラー映画『へレディタリー/継承』が、2018年11月30日(金)に公開される。“トラウマ級”ホラー『へレディタリー/継承』は、トラウマ級の恐怖で全米を震撼させたホラー映画作品。グラハム家の祖母・エレンが亡くなるところからスタートする物語は、序盤から不穏な雰囲気に満ちている。祖母が家族に遺した“受け継いだら死ぬ何か”が、恐怖とともに家族に襲い掛かる。家の中の何でもない暗闇が映るだけで恐ろしく、じわじわと恐怖を観客の脳裏に刻んでいく。また、物語の全編にわたり、恐怖のフィナーレに至る伏線が張り巡らされており、周到に計画された本編の“謎”が見所となっている。監督はアリ・アスター監督・脚本を務めたのは、本作が長編映画監督デビュー作となるアリ・アスター。発想や演出、すべてのシーンが恐怖のラストへ繋がる計算し尽された脚本と、異常なまでの完成度は、ホラー映画の新たな到達点となったとの評価も受けている。主演は『シックス・センス』のトニ・コレット主演は『シックス・センス』『リトル・ミス・サンシャイン』のトニ・コレット。製作は、アカデミー賞作品賞に輝いた『ムーンライト』を生み出し、『レディ・バード』など、設立6年目にして話題作を次々と発表し、オスカー常連となった最注目の映画スタジオ・A24だ。ヒグチユウコ・政田武史などのイラストもグッチ(GUCCI)とのコラボレーションで知られる画家・絵本作家のヒグチユウコや、画家・現代美術作家の政田武史からは、作品をイメージしたイラストが寄せられた。想像力を掻き立てられるストーリーの世界観を表現している。ストーリーグラハム家の祖母・エレンが亡くなった。エレンは気難しく、謎の多い人物だった。エレンの遺品が入った箱には、「私を憎まないで」というメモが挟んであった。エレンの娘アニーは、過去の出来事がきっかけでエレンに愛憎入り交じる感情を抱いていた。自らの人生を精巧なミニチュアで表現するアーティストであるアニーは、エレンとの暗い思い出をミニチュアにし、セラピーにも通う。夫のスティーヴン、内気な高校生の息子ピーター、祖母に溺愛されていた対人恐怖症の娘チャーリーとともに、家族を亡くした哀しみを乗り越えようとしていたのだ。自分たちがエレンから忌まわしい“何か”を受け継いでしまってことに気づかぬまま・・・。チャーリーの様子がおかしい。祖母が遺した“何か”を感じているのか、不気味な表情で虚空を見つめている。彼女の部屋を覗くと、アニーがミニチュアを作るように、チャーリーも自分の部屋でこっそりと人形を作り続けていた。それは、動物の生首とガラクタでできた狂気のオブジェだった。やがて奇妙な出来事がグラハム家に頻発する。不思議な光が部屋を走る、誰かの話し声が聞こえる、暗闇に誰かの気配がする・・・。そして最悪な出来事が起こり、一家は修復不能なまでに崩壊。そして想像を絶する恐怖が一家を襲う。“受け継いだら死ぬ” 祖母が家族に遺した“何か”とは一体?詳細映画『へレディタリー/継承』公開日:2018年11月30日(金)出演:トニ・コレット、ガブリエル・バーン、アレックス・ウォルフ、ミリー・シャピロ、アン・ダウド脚本・監督:アリ・アスター製作:ケビン・フレイクス、ラース・クヌードセン、バディ・パトリック原題:HEREDITARYPG-12
2018年12月02日ホラーの常識を覆した最高傑作との呼び声も高い、ホラー映画『へレディタリー/継承』。現代ホラーの頂点と批評家から最高の評価を受け、トラウマ級の恐怖で全米を震撼させた本作の日本オリジナル予告編がついに公開された。『シックス・センス』『リトル・ミス・サンシャイン』のトニ・コレットを主演に迎え、本作の監督・脚本を務めたのは、これが長編映画監督デビュー作となるアリ・アスター。天才的な発想と演出、ラストへつながる恐怖の伏線を全て回収する徹底した脚本と異常なまでの完成度は、ホラー映画の新たな到達点とまで言われている。今回公開された予告映像は、先に公開された30秒予告映像よりも恐怖感が一層倍増。「祖母が遺した“何か”を受け継いだら死ぬ」というテロップとともに、想像を絶する恐怖に襲われる家族の姿が映し出されている。祖母が遺した“何か”を感じているのか、鳥の死体から首を切り落とそうとする不気味な表情の孫娘・チャーリー、部屋を走る不思議な光、突如聞こえる奇妙な音など次々と凍りつくような恐怖に見舞われ絶叫する一家。家の中で亡くなったはずの母の姿を見かけ悲鳴をあげる娘・アニーや、授業中に不審な音を聞き突如、机に頭を打ち付ける孫・ピーターの姿、天井に頭を叩きつける“何か”、燃える人影など、畳みかけるような恐怖映像は、予告編にもかかわらずトラウマレベルの恐怖を体感できるはずだ。ひと足早く本作を鑑賞した日本の映画ライター、評論家たちからも「今まで観たホラー映画の中で一番怖い」「想像以上の怖さ」と称賛の声が相次いでいる。『へレディタリー/継承』は11月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:へレディタリー/継承 2018年11月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018 Hereditary Film Productions, LLC
2018年10月16日草食系、肉食系はもちろん、ロールキャベツ系、絶食系も定番というくらい浸透している「○○系男子」。テレビで特集されたり、漫画やアニメに登場したりすると、またたく間に拡散されていきますよね。その種類はどんどん増殖中!今回はその中でも、攻略が難しい奥手男性を3タイプ、ご紹介します。さて、あなたが気になる彼は何系なのでしょうか…?■アスパラベーコン系男子もはや知らない人はいないかもしれない、アスパラベーコン系男子。マーケティングライターの牛窪恵さんが、自身の著書『「さとり世代」の消費とホンネ』で取り上げています。肉食全開の外見なのに、中身は草食…という厄介な男性がこのタイプです。◎気になる特徴は?・まったり重視心身ともにリラックスしたいタイプなので、気を遣ったり気を使われたりすることが何よりも嫌い。女性に対しても、友達以上恋人未満の関係を望みます。・意外とネガティブあっさりしているようで、実は結構ナイーブ。「どうせボクなんか…」とイジける面倒な一面も持っています。◎攻略法を知りたい!・積極的なアプローチはNG草食系要素を持つ男性全般に言えることですが、この手の人は肉食系女子が苦手。バンバンアプローチされればされるほど、引いていきます。あからさまに大好きサインを送るのは控えましょう。・一番の理解者、というスタンスでこのタイプが求めるのは癒し。優しい言葉や態度をしてくれる人が大好きです。穏やかな広い心で接してあげましょう。また、愚痴や泣きごとを言ってきたら「うんうん、わかるよ。そうだよね」と理解を示してあげて。「この子は僕のことをすごくわかってくれる!彼女の前ではホントの自分でいられる」と思ってもらえたらシメたもの。ゴールは目の前です。勝負を焦りすぎてはダメ!ゆっくりと信頼関係を構築し、彼にとって「必要な存在」のポジションを勝ち取るのです。■豆乳系男子続いてご紹介するのは、豆乳系男子。豆乳やスムージーを飲んだり、ヘアケア、スキンケアに力を入れたりと、女子力と美意識が高い男性のことを言います。こちらは、漫画家の原田曜平さんが著書『女子力男子』で、「女子力の高い男子」の定義のひとつに「豆乳を飲んでアンチエイジングをする」ことを挙げたことから生まれた言葉です。◎ちょっと独特?彼らの特徴・お察しの通り、自分が大好き!ご想像通り、彼らはナルシストです。自分のことが大切。自己犠牲という言葉とは無縁です。仕事は定時で帰りたい、睡眠時間を削ってまで飲み会に付き合いたくない!というドライで個人主義な性格です。・外見も内面も磨きたいタイプ妥協を許さない性格なので、向上心は人一倍持ち合わせています。外見も内面も完璧を目指したいから、そのための努力は惜しみません。◎攻略法はあるの?・とにかくセンスを褒める「なんだか難攻不落っぽいんだけど…」と絶望するのはまだ早い。お近づきになるにはまず、相手のセンスを褒めましょう。このタイプは自分大好きなので、案外簡単に打ち解けてくれるかも。・自分磨きを頑張る美意識の高い人、向上心のある人のことが大好き。なので、頑張っている人のことを応援したくなります。あなたが一生懸命ダイエットしたり、ヘアカラーをガラっと変えてイメチェンしたり、常に美しい自分でいることを心がければ、彼も注目してくれるはず!■クリームシチュー系男子最後にご紹介するのが、一緒にいるとなぜだか落ち着く優しさと抜群の包容力、そして男らしさを兼ね備えたクリームシチュー系男子。『ホンマでっか!? TV』で取り上げられて話題沸騰!完璧すぎてまぶしい男性です。◎パーフェクト!な特徴・ソフトな印象いつでもどこでも老若男女問わず親しまれるのがこのタイプです。とってもかっこいいのに、常に笑顔だからとっつきやすい!「あなた、キレイな顔してるわ~」とおばさんに話かけられる率が高いです。・気配りの神疲れたときには、温かい一言を、悲しい時には癒しの言葉、たるんでいるときには愛のある叱咤激励をくれる彼。人の心が読めるんじゃないの?と思ってしまうくらい、うれしい気配りができる人です。◎攻略法を探してみました!・自分の得意なことをアピールこのタイプの男性は、相手の良いところを見つけるのがとっても得意。どんな些細なことでもいいんです。「あ、こんなこともできるんだ」「これが上手なんだ」、といろんな長所を発見したら、あなたに興味を持ってくれる可能性も。・相手の興味があることを情報収集彼の好きなこと、興味があることを調べてその話を持ちかけてみましょう。「同じ趣味がある」というのは強い武器になります。まったくわからない分野なら「興味があるので、詳しく教えてください」とお願いしてみて。親切な彼だからこそ丁寧に教えてくれて、距離を縮めるきっかけになるかもしれません。■じっくり焦らずが鉄則3つのタイプに共通して言えるのがアプローチは長期戦でいく必要があること。ゆっくりと関係を構築しつつ、自分磨きも怠らないようにしたいものですね。
2018年07月10日アメリカとロシアの最新ホラー映画が、「ホラーバトル・ウィークス 21世紀の東西冷戦バトルホラー映画編」として激突。アメリカ発『ドクター・エクソシスト』(原題:Incarnate)とロシア発『ゴースト・ブライド』(英題:The Bride)が、11月25日(土)より同日公開されることが決定した。アメリカ代表は、車椅子の科学者が主人公となる、ハリウッド生まれのかつてないエクソシスト映画『ドクター・エクソシスト』。ドクター・セス・エンバーは悪霊に憑依された人間の潜在意識に入り込み、除霊を行う有能なエクソシスト。しかし、過去に妻と娘を悪霊によって殺され自身も車椅子となり、いまは復讐のみを目的に生きている。ある日、バチカンの手に負えず彼のもとにやってきた11歳の少年キャメロン。彼に取り憑いているのは、エンバーが追い続ける悪霊“マギー”だった。潜在意識の中では健康体で最強のエクソシストとなるエンバーは、マギーとの戦いに挑んでいく。キャメロンを母親のもとへ無事に返すことができるのか!?宗教ではなく科学で悪魔払いをする車椅子のヒーローを演じるのは、『ダークナイト』『ハドソン川の奇跡』のアーロン・エッカート。「ゲーム・オブ・スローンズ」の“紅の女”メリサンドル役で知られるカリス・ファン・ハウテン、『そして、ひと粒のひかり』でコロンビア人として初めてアカデミー主演女優賞にノミネートされたカタリーナ・サンディノ・モレノ、海外ドラマ「GOTHAM/ゴッサム」で少年時代のブルース・ウェインを演じたダヴィード・マズーズと豪華キャストが出演。監督は『カリフォルニア・ダウン』のブラッド・ペイトン。製作に『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』、近作では『ゲット・アウト』など、革新的なホラー作品を次々と送り出すヒットメイカー、ジェイソン・ブラム。これまでにはない、現代的な要素を取り入れた新たなエクソシト映画として、日本に上陸する。一方、ロシア代表は、19世紀から伝えられた死者を甦らせる恐ろしい儀式を、現在に復活させる『ゴースト・ブライド』。恋人のヴァンヤと婚約した女子大生のナスチャは幸せに満ちあふれていた。2人は結婚式を挙げるためにヴァンヤの実家へと向うが、彼女の実家は不思議な空気に包まれ謎めいている。この家に着いてから、次々と幻想に襲われるナスチャ。彼女は死者を甦らせる惨劇の儀式の幻想を見る。だが、それは幻想ではなく、ヴァンヤの曽祖母オルガを現世に甦らせるため、儀式の生贄として捧げられたナスチャ自身だった。彼女は花嫁=生贄として、この家に迎えられたのだ…。死者を甦らせる儀式には生贄は、その生贄は花嫁(ブライド)。ミステリアスなベールに包まれた帝政ロシア時代の儀式と恐怖を、『ミラーズ 呪怨鏡』(’15)で脚光を浴びホラー映画の演出に定評のあるスヴィヤトスラフ・ポドゲイエフスキー監督が映像化。異様な儀式をさせられそうになる花嫁役に抜擢されたのは、長編映画初主演となるロシアの新星女優ヴィクトリア・アガラコヴァ。古典的なサスペンスの構造と、帝政ロシアの伝承に基づく独自のテーマが組み合わさった本作は、今年に開催された第4回ブライトナイツ・ホロラント映画祭で最優秀撮影賞を受賞。予告編はYouTubeですでに200万回以上視聴され、注目を集めるロシア発の最恐のホラーだ。この2作品は、「ホラーバトル・ウィークス 21世紀の東西冷戦バトルホラー映画編」として上映。ホラーDVDなどの抽選プレゼント企画や相互割引、先行オールナイトなどが予定されているという。秋のホラー映画の“東西冷戦バトル”を見逃さないで。『ドクター・エクソシスト』&『ゴースト・ブライド』は11月25日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて(text:cinemacafe.net)
2017年08月15日