Kis-My-Ft2が2月5日放送の『うたコン』(NHK、夜7時30分~)に出演。新曲『君を大好きだ』と、先輩である少年隊の『仮面舞踏会』のカバーを生放送で披露しました。この日のパフォーマンスが「カッコよすぎる」とツイッターで話題になっています。2月6日発売の『君を大好きだ』 は藤井フミヤさん作詞のロックバラード。ダンスをせずに、しっとりと歌い上げる生パフォーマンスにファンは酔いしれました。またツイッターにはすでに作品をゲットしたファンの姿も。さらに番組では、先輩である少年隊の『仮面舞踏会』をカバー。先ほどのパフォーマンスとは打って変わって、タキシード姿でのキレキレのダンスを見たファンは、「カッコよすぎる」「色気がヤバい」など、大興奮。日頃から舞台などで、先輩の曲を後輩が大切に歌い続けているジャニーズアイドルだけあって、本家にも劣らない圧巻のパフォーマンスでした。新曲『君を大好きだ』はメンバーの北山宏光さんが初主演を務める、映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』の主題歌に起用されています。映画初主演にして、まさかの初猫役(!)を務める北山さんの姿にも注目が集まります。映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』は2月15日より公開です。文/エミチャンカパーナ画像/Shutterstock
2019年02月06日なんだか急に寒さが増して「お前らいつまでも甘えてんじゃねえぞ冬だぞオラ」って言われてる気持ちになっていますが、皆さん風邪などひいてませんか。「さむい」と「さみしい」は何となく似ているので、気温の低下と共に風邪ではなく恋にまつわるさみしさや苦しさなんかをぶり返す女子もいることと思います。なので今回は、以前にブログに書いたことを、こちらに改めて書いておこうと思います。恋について悩む若い女の子の話を聞くとよく出てくるフレーズ。「この先こんなに誰かを好きになれないと思う」「この人以上に素敵な人はいないから」…だからその恋が幸せでなくてもそこにすがってしまう、他に踏み切れないと。このケースはすごく多くて、聞いてる側としては「そう決めてしまうほど1人のひとを愛せたってすごいね」とは思うんだけど、それで思考停止になって現在のつらい状況から抜け出すのをあきらめる…というのは悲しすぎるなと思うのです。もう若くない…いや、酸いも甘いも噛み分けた女ならば知っている。生身の、目の前の相手への「ああ…好き!!」という熱病のような思いは、一時の幻であり快楽であるということを。心に固く誓う「唯一無二」も「永遠」も、意外と簡単に次に明け渡せるものであるということを。私もかつてありました。失った恋の苦しみで「もうこんな人は私の人生に登場しないだろう」と悶絶したけど、結局まるきり違うタイプのニューフェイスが登場して「あの時の苦しみって何だったんだアハハ~イ」みたいなこと(笑)もちろん過去のその人の素晴らしかったところは今でも素晴らしかったと思ってる。だけど「それ以外の色んな種類の素晴らしさがこの世にはいくらでも転がってんだなー」ってことが、年々増えていきます。最良も最高も(同時に最悪も最低も)、年齢や環境と共にどんどん更新されて変わってゆくんですよね。神さまは、そう簡単には人に択一を迫らない。恋愛に限らず、何にだって「次」ってもんがあるんです。しばらくやって来なくたって、必ず来る。だから今立ってるところが崖っぷちだなんて錯覚をせず、もっと楽観すればいい。そして、これまで目に入っていなかった周りのすべてを見渡してみて下さい。「次の相手」という意味でも「恋愛以外の充実がある」という意味でも、あなたの周囲には思うよりずっと多くの光がある。愛してるぜーと言ってくれてる人たちがいる。それを知らなきゃ、本当にもったいない。猛烈に「好きだ!」と思う瞬間や「この人しかいない!」という確信は、確かにその時の真実だったと思います。だけどそれは決してたったひとつの結論でもゴールでもない。だから「つらい、苦しい」はもうそろそろ終えて、凝視している視線の方向をちょっとずらして、無数のドアを見つけて、好きなものを選んで下さい。いや、選ばずのんびり散歩したってOKです。世界はいつだって、あなたを喜ばせようと手ぐすねひいて待ってるのだから。
2018年12月14日以前「おじさんは、なぜ。【後篇】」で「飲み屋で女だけで飲んでるとエアでいじってくるおじさんがうっとうしい」と書いたんですが、今回は若い男子の話です。なのでおじさんという自覚が出る前の男性の皆さんに読んで頂ければ幸いです。––––––––––その日我々女5人は少しばかり悲しい出来事を共有し、「気持ちを晴らそう!」と居酒屋に入店。席に座るや否や、スーツの推定アラサー男子がいきなり「ここ座っていいすかあ?」と来た。見るとかなり出来上がっている。あまりにぶしつけな様子に我々はガン無視したが、「いいすか!ここいいすか?」と繰り返す男の向かいにいた友人が「だめ!」と断り、男は「だめっすかあ〜」と自席に戻って行った。その後は男について触れることも一切なく盛り上がっていたのだが、宴も終わりに近づいた頃、「すいませんここ座っていいっすかあ?」…何とその男が再び現れたのである。アンビリーバブル。先ほどの酩酊度150%状態から200%状態になっており、さらに仲間の男子も従えている。呆れた我々が再三「いやです」と言っても全然聞かないので私は言った。「悪いけど私たち今日悲しいことがあったの。そういう気分じゃないから帰って」それがいけなかった。彼らに会話の糸口を与えてしまったのだ。「えっ!何すか悲しいことって!!話聞きましょうか?」そう言いながら身を乗り出してくる。「うるせーな失礼だよ」と怒っても「えーなんで失礼なのひどいなあ…」とニヤついてる。そして男は切り札を出すかのにこう言ったのだ。「ていうか、僕ら総合商社っすよ」だから何ついに1人の友人が氷のような真顔で「ほんと悲しいことあったからやめて」と低く言い放ち、彼らはしぶしぶ帰っていった。––––––––––これ、男性が読んだら「飲み屋でのささいなナンパ話」だと思うかもしれないけど、あの場にいた私たち全員、徹頭徹尾イヤーーーな気分にしかなってないのです。言いたいことは3つです。酩酊した男は恐怖である例え吹けば飛ぶよな見た目の男性でも「酩酊した、話の通じない男が乱入してくる」って、女性からすればえもいわれぬ恐怖感があります。大小さまざまな過去の経験に基づく本能的な恐怖です。もし昼間のレストランのテーブルに男がいきなり乱入してきたら、つまみ出されたり通報されたりする可能性がある。なのに酒が入ると許されると思う神経が信じられない。何をするか分からない男が「やめて」と言っても絡んでくる。それは男性自身が思ってる以上に怖い、ということを自覚して欲しいです。無芸なナンパは罪でしかない私はナンパ自体や飲み屋での客同士の交流を否定してるわけじゃありません。盛り上がる人もいるし新しい恋に発展する人もいるの、全然悪いことじゃない。でもそれは双方のノリが合った場合だしそういうケースは稀有なのだから、うまく行かせたいならまずは「人対人」としての礼儀を守れよと思います。自己紹介をし、最低限の礼儀を表し、「自分はヤバい人間ではない」という最低限の信用を与えて初めてスタートラインだろうが。「ウェーイ☆」って押せば「やだ、面白い人♪」ってなる…はずがないだろう、バカ。ナンパというのは高等芸です。第一印象や最初の一言で相手を惹きつけられるのは、よほどの話術か類いまれなる憎めなさを持ってる場合だけ。それは酒席でも同じです。「ゴリ押し&所属企業(今回は企業ですらない…ただの業種名)アピール」みたいな最悪と最低の天丼みたいな方法、すぐやめろ。ルックスは関係ないセクハラ問題などで男性が苦笑いしながら言う「イケメンなら話は別だろ」という意見に答えを返します。NOです。今回の自称総合商社ズですが、「座ってもいいすか男」は酩酊していても顔立ちはスッキリと整っており、後ろにいたのはお洒落パーマのクリエイターふう男子で、つまり2人とも姿かたちのいいイケメンだったのです。シラフで仕事場にいたらきっと好感度高そうな男子です。にも関わらず、我々はいちミクロンの好感も持ちませんでした。イケメンでも、無礼は無礼。ひどいはひどい。それが事実です。万が一あれが町田啓太(ご存知ない方はググッてみて下さい)だとしても、あの絡み方だったならイヤだったでしょう。いや、町田啓太ならそんな無礼は絶対しない。よく「セクハラは何を言うかじゃない、誰が言うかの問題だ」と言われますが、その「誰」は「イケメンか否か」ではないのです。「こちらがかなり信用していたり好ましく思ってたりする人か否か」なのです。現場からは以上です。
2018年12月01日読者の皆さまにはまだ引っかからないニュースかもしれないけれど、先日、「女性たちの間でグレイヘアというスタイルが広まりつつある」という記事を見ました。年を重ねた女性たちが白髪染めをやめて地毛のままでいるというムーブメントが少しずつ広がっているようです。そういえば本屋でもグレイヘアのスタイルブックが平積みになっていたし、そこに登場する女性たちはいずれも個性が際立っていて素敵だったし、いいじゃんいいじゃん…と私は思ったのです。しかしその記事を読み進めていくと、「んん?」と思う箇所にぶち当たりました。それは、女性のグレイヘアに否定的な男性の意見。曰く「主張が強い女性という感じがして怖い」「自分が男性として見捨てられた気がして寂しい」…。そろそろ総白髪にさしかかろうという年齢になってもまだ「主張が強い女はうんぬん」て声に遭遇しなくちゃいけないのか…あほくさ! 同じグレイヘアの男性を見ても、素敵だと思いこそすれ誰もそんなこと言わないのになー。「主張する女、強い女は怖い(=モテない)」という言葉はみなさんご存知の通り、若い頃から女子たちに五月雨式に降りかかる呪いです。服装や髪型、はっきりものを言うこと…その程度ですぐに「怖そう」というレッテルを貼られがち。さまざまなメディアやシーンで「だからこそ女は優しくやんわりと、男性を立ててうまく操縦しながら生きましょう」とずっと言われ続けてるんですけど、もういい加減やめてよくないすか?これに忖度するの。「物言いや自己主張がガンガンに強い人は怖い」ってのは分かります。でもそれは男女関係なく「人として、キャラとして怖い」って話ですよね。でも、男だと「頼もしい」が、女だと「おっかない」になるみたいなの、もう勘弁です。好き嫌いの話なら個人が思う分にはいいんですけど、それをあまねく女性に吹き込まないでほしいよね。世の中には「女性は俺より弱くあってほしい」という男性がそんなたくさんいるの?マジで?女が下になることでやっと保てる男のアイデンティティなんて羽毛じゃないですか。羽毛の軽さ。吹けば飛ぶ。それを保護してあげる必要なくない…?そういう男性はこの世界の片隅でお好きにやって頂いて、女子のみなさんは決してそれを「男性の総意」「世の真理」とは思わないようにしましょう。もちろん「威圧的、高飛車」みたいなのは男女問わずよくないけど、これからの世の中、なるべく心身ともに「強い女」である方がいいと私は思います。自分のためにも、パートナーのためにも、社会のためにも。そして「女は弱い方がいい」と思ってる男よりも「強い女がいい」と思ってる男を探しましょう。大丈夫、そういう男性は意外とたくさんいるから。弱いふりして男に庇護されて生きられた時代は、とうに終わった気がします。男だって決して強い生き物じゃないってことは、みんなうすうす気付いてるはず。これからは男女助け合ってサバイブしていく時代。ならば片方が弱った時、もう片方ががっちり支えられないと困りますよね。飲み会で一方的には話しまくらない方がいい。でも男性を立てるために「そうなんだーすごーい」という役割におさまる必要はない。年長者を敬い、彼らに可愛がられることは悪くない。でも彼らの「若い女は無知」という思い込みに合わせる必要はない。バリバリ稼ぐ男を支えるというのもアリだ。でも「私は彼に比べて大したことないし」と思ってしまうのは大きな間違い。周囲をなごやかにするのも大切なこと。でも空気読みすぎて「NO」を引っ込めるのはやりすぎ。人の気持ちを考えられる優しい女は貴重だ。でもあなたを大切にしていない人に尽くすのは時間のムダだ。自分と、大事な人を守る。それは時に「怖い」と言われることもあるだろうけど、知ったこっちゃありません。卑怯なもの、ナメてくるもの、よこしまなものをはねのけるためにも、女はちょっとくらい怖くてナンボですわ。強くたって、しっかり者だって、時に怖くたって、男を褒めて2人で笑いあって幸せになることは十分できます。愛嬌も可愛げも両立できます。見た目はふんわり柔らかでも、噛んだらしっかり芯がある。そんな絶妙な焼き加減の女でいきましょうぜ。
2018年11月19日一時期、「彼女のバッグを持ってあげる彼」というのが話題になったけど、あれ、今も文化として(?)あるんだろうか。自分が手ぶらだし男だしという思いやりで彼女のバッグを持って歩く彼氏に「いかがなものか」という人もいた。まあ2人がそれでいいならとやかく言う筋合いないんだけど、私は「バッグも含めて彼女のファッションの完成ではないのか…その肝の部分を譲り渡していいのか…」とは思っていたけど。オラオラキャラのM君はその逆をいくタイプで、いつも「女に荷物を持たせる男」であった。「ばあちゃんが古い人間で『男は荷物なんて持っちゃダメ』っていつも言ってかたら」と悪びれもせず言う。さすがに自分のバッグを人に持たせることはなかったが、「買い物などで発生した荷物は女が持てばいい」という考えだったようだ。オフィスのエレベーターで一緒になった時、彼はアシスタントの女子に自分の昼飯であるサンドイッチの紙袋を持たせており、シンプルに「クズい…」と思った。同時に何の疑問も抱かず持ってるその女子に対しても「どうかしてるな…」と思った。話を聞くと、彼が過去につきあっていた子は年下の尽くし型が多く、タバコをくわえたら火をつけてくれるような女子を「気がきく」と評したりしてたので「お前は夜の店のマネージャーかよ」と思った。私はそんな男はまっぴらゴメンだし、M君も私のような女は好みの極北に違いない。ゆえに却って気楽な友人同士になっていった。近所に住んでいたので、ある日M君と私は彼の家で飲むことになった。コンビニで酒やつまみを買った時、私は目の前のレジ袋には手も触れず、目線と「ん」という一言だけで彼にそれを持つように促した。そう、私は「男は女にオゴり、荷物を持ち、車で送迎し、欲しいと言われたものを贈る」という先輩たちの背中をがっつり見て育った時代の女だった。彼は固まった。「は?なんで俺が??」と目が語っている。しかし私の方が年上だし会社でも先輩なので文句が言えない。しぶしぶレジ袋を手にさげる。軽いサンドイッチすら女に持たせる男としてはこれはカッコ悪いの極みだろう。女に荷物を持たせる男vs男に荷物を持ってほしい女。この戦いはガンとして動かなかった私の勝ちであった。このM君が、のちに私の夫になったのだから人生分からない。ここまで合わない相手となぜ結婚したのかお互い今でも謎だ。ただ、その後も私は「女が荷物を持て」には絶対に従わず、いつしか彼は袋を黙って持つようになった(当たり前だけどな!)。私も今は「男だから持つべき」とまでは思わない。私も彼をしのぐほどの腕力があるので分担して持つことも多い。この話、別にノロケやなれそめを語りたかったわけじゃない。男性には時々、謎の主義やルールを持っている人がいる。「俺は◯◯しかできない」「◯◯な女じゃないとつきあえない」「特定の彼女はつくらない主義」「結婚しない主義」「子供なんていらない」などなど。「マジかよ…」と思ったとしても、惚れた弱みでそれに従ってしまう女子もいるかもしれない。「そういうのも含めて彼なんだし」と自分に言い聞かせつつ。でも私が言いたいのは「そんな主義やルール、絶対でも永遠でもないよ。いつかコロッと変わるよ」ということだ。年と共に変わる場合もあるが、「女によって変わる」こともある。唯々諾々と従う女、ガンとして従わない女。男は時折、後者を選んだりするから面白い。そうなるとルールなんか喜んで捨てる。「言いなりになる女にはそれを押しつけ、言いなりにならない女の言うことは聞く」というずるい使い分けをする人もいる。だから女子の皆さん。好かれるため、嫌われないために納得のできない彼ルールに従う必要はないです。従ったからといって「この女最高!」となるとは限らない。むしろ「あ、こいつは俺のムチャを聞いてくれる」と都合のいい女枠にされるかもしれない。あなたに甘えてるんじゃなく、あなたをナメているという可能性も考えよう。気持ちよく納得できるなら乗ればいいけど、モヤモヤするなら断固拒否すべし。そこは女である前に人として、姿勢をはっきりさせておこう。その代わり、こちらの偏見や謎ルールも押しつけないように注意…。ちなみに夫は現在「タバコに火?素人が?そういうの好きじゃない」という男になったけど「ここまで言うことを聞かない女をどうして嫁にしたんだろう…」と時々ぼやいては、いる。
2018年11月06日こんにちは。夏が終わった気がなんとなくするので困っています。この「夏から秋」という期間マジ困りませんか。着るものがない。東京の民は暦で服を変えるので、先日の快晴夏日にニットやトレンチコート着てる人がいて軽くどうかしてました。私は気温で服を変えるので、まだ夏服で頑張ります…。というわけで前回のメンタル篇に続いて、「意識高くなくても大丈夫!自己肯定力をつけるカンタンな方法」のフィジカル篇をおおくりします。メンタルの部分をグイッと変えるのはなかなか意思の力が要る。そこいくとフィジカルは簡単。機会的にでもいいからとりあえずやってみることができる。そしてメンタル方面よりも結果が出やすいのがいいところ。人間は脳みそが肉体を先導しているように見えますが、実際は「肉体が動くと気持ちがついてくる」ことが多い。人は意外とフィジカルに強く左右されるんですよ。とにかく身体を動かす。「ほらきた筋肉信者はこれだから嫌だ」と思った方すいません。そうです私は筋肉に全幅の信頼を置いています。だって気持ちは裏切るけど筋肉は裏切らない…。ただ今回は「ヤセてキレイになる」目的じゃないので、修行のような運動をする必要はありません。自分を低く見積もりがちな人はとかく頭でぐるぐる考えがち。それ一旦やめましょう。そして後先考えず身体を動かすのです。週に何度かは「頭を停止させ、身体を優先させる」のです。筋トレやスポーツが無理なら、風呂をゴシゴシ磨く、たくさん歩く、ライブやカラオケで飛び跳ねて歌う、でもいい。SNSにもアクセスせず、何も考えず大きく動いて汗をかいて血のめぐりがよくなると、人間、後ろ向きなことは考えられなくなります。私のおすすめは、流行りの暗闇系ジムの体験です。人目を気にせず、曲に乗って自分を解放して汗だくになれます。「達成感」のあることをひとつやる。別に登山して山頂を攻略する必要はありません。料理する、部屋を断捨離する、溜まっていた雑事を一気に済ませる、気になってた店に1人で入る、かけづらかった電話をかけてみる。「今日これができた!」と思えることならどんなささいなことでもいい。そのことが世間的に意味があるのかなんて関係ない。小さな小さな達成感をひとつずつ積み重ねることが、自己肯定につながる一番の道なのですから。胸をはる。いちばん簡単にできていちばん即効性のある方法です。実は自己肯定感の低い人は姿勢が悪い人が多かったりします。普段そこまでではなくても、重いバッグやスマホやPC作業のせいで、肩と背中が丸まってる人はたくさんいます。せめて立ってる時、歩く時だけでも胸を張ってみて下さい。乳首を真ん前じゃなく斜め上に突き出すイメージ。首はスッと上へ伸ばす。肩はスッと下におろす。目はまっすぐ前か少し上。そして、人ときっちり目を合わせる。信じられないことに、これだけで見える景色も、あなたの見た目の印象も、ずいぶん変わります。街中や飲食店でイヤな目に遭うことがずいぶん減ります。姿勢のよさは「ここに私がいます、元気に生きてます」という空気を品よく醸し出します。そういう人を世の中はなぜかわりと尊重してくれます。胸を張ってる自分の中身が立派でなくてもいいんです。あなたが今日も生きて歩いてる、その事実でじゅうぶんなんです。最後に、自己肯定が下手なひとに、40年以上生きてるすれっからしの私から、強く強く言っておきたいひとことを言って、この前後篇を締めたいと思います。あのな、みんな可愛いから!素敵だから!自分が思ってるよりも。1人1人タイプは違うけど、しっかり見たらそれぞれに独自の魅力がちゃんとあるから。それを無視したり否定したりしてるの、本当にもったいないし自分の魅力に失礼だからな!よろしく!
2018年10月24日中居正広がMCを務める「UTAGE!」秋のリクエスト祭りが、11月7日(水)に3時間にわたって放送。この度、本番組に石橋貴明がスペシャルゲストとして登場。中居さんとの「うたばん」コンビが約10年ぶり復活する。2014年4月から毎週月曜深夜に放送してきた「UTAGE!」。レギュラー放送終了後もスペシャル番組として音楽を 見て・聞いて・楽しむ企画で人気を博してきた。今回、スペシャル番組として節目となる10回目の放送では、スーパーサプライズを決行する。そんな本番組に、音楽番組「うたばん」で中居さんとMCを務めた石橋さんがゲスト出演!先日行われた収録では、人気を博した“モジモジくん”の姿で登場した石橋さん。ミリオンヒットした“あの曲”をステージで歌唱し、舞台から客席へ、そしてMC席へと縦横無尽に大暴れする場面も。さらに中居さんのもとに歩み寄り、超貴重な2ショットも実現した。なお本番組には、柏木由紀(AKB48/NGT48)、KABA.ちゃん、川畑要(CHEMISTRY)、島津亜矢、島袋寛子、ダイアモンド☆ユカイ、DAIGO、高橋愛、貴水博之、TEE、早見優、「舞祭組」、BENI、「MAX」、松本明子、松本伊代、三浦祐太朗、峯岸みなみ(AKB48)、山本彩(NMB48)ら様々なアーティストたちが出演する。※ダイアモンド☆ユカイの☆は六芒星「UTAGE!」秋のリクエスト祭りは11月7日(水)20時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2018年10月16日夕方、顔のあぶらが浮いてきたら決して押さえたり取ったりせず、それをぬぐって油分の足りないところ(主に目元)にこすりつけていますこんどうです、こんにちは。だって美容研究家が言ってたよ。「皮脂は自分の肌にいちばん適した天然の保湿クリームだ」って。これとおんなじように(同じか??)「自分で自分を潤す」のがこれからの女子の基本姿勢。他人からしてもらうことで己の機嫌をキープするのは不確定要素が多すぎるのでやめましょう。この連載ではしょっちゅう「自己否定をやめよう」「自己肯定感を持とう」と言ってますが、「頭で分かっていてもやり方が分からない」「今の自分じゃとても肯定できない」という女子もいると思います。そこで今回は、「今の時点の私でもいける!意識高くなくても大丈夫!自己肯定力をつけるカンタンな方法」を列挙しときますね。褒められたことをぜんぶ思い出すさらに、これから褒められたらぜんぶ本気にする。これが自己肯定力の土台、第一歩です!「いや、いきなり他人からもらったもんじゃねえか」と思うかもしれませんが、「くれ」と言ってむしり取ったんじゃなく、向こうが自分だけにくれた言葉くらいなら大切に頂いてもいいじゃん、と思うのですよ。「今の私には何もない」と思っている人よ!これまでの人生で、親が、友達が、先生が、上司が、元彼が、近所の人が褒めてくれたことの中には、あなたがいま見えてない真実も魅力もちゃんと詰まってますよ!お世辞っぽいなーと感じても気にすんな。「自分じゃ分からないけど私にはこんないいところが色々あるんだな」とまずはその土台に素直に乗っかりましょう。少し目線が上がるだけで、見える景色が違ってきます。そして今後誰かに褒められてうれしかったら、「いやいやいや」と全否定せずお礼を言って、内心「そっかー♪」とほくそ笑んで大事に引き出しにしまいましょう。自分が嫌いになるような夜は、それをこっそり取り出して飴玉のようになめるのです。気分が落ちる人や場所を避ける人間関係は自分で選び取れ!悪い人じゃないけど、会うたびに何となくメンタルが削られる。じんわり否定される。肩をすぼめていないといけない。どうも大切に扱ってもらえない。そんな相手や場所は思い切ってカットです。完全に切れないなら、頻度を激減させる。相手に望まれてるから、NOと言いづらいから、何が悪い訳じゃないから…そう思って縛りつけられたら、損をするのはあなただけ。それが例え親であっても恋人であっても、「自分がのびのびとできず元気も出ない相手」と一緒に過ごす時間は、いちばんムダだし身体に毒。そんなヒマがあったら、自分を褒めて大切にしてくれる人との時間をつくりましょうぜ。人と比べるのをやめるアラサー女子を見ていて時々思うのが、みんな人と自分を比べすぎ。そして勝手に落ち込みすぎ。可愛い子を見ては「自分ブサイク…」って落ち込み、活躍してる人やモテる人を見ては「自分ぜんぜんダメ…」って落ち込み。自分もかつてそうだったんですが、それ意味ないから!あなたとその人、別の生き物だから。そんなことばっかしてたらいつまでも自分は低いまま。反動として「あの子よりはマシ」みたいな沼にも落ちやすいので危険。うらやましさをバネに奮起できればいいのですが、自己否定につながりがちなら今すぐ比べるのをやめること。今はまだ見つかってないかもしれないし、自分だけが気づいてないのかもしれないけど、あなたにはあなた独自の魅力や、他の人がうらやむものが、ちゃんと備わってるんですよ。比べて落ちるくらいなら、それを見つけにいこう。(そのヒントとしても「褒められたことを大切にする」は有効なのです)次回に続きます!
2018年10月10日恋愛サイトで連載していながら「愛され方」とは真逆のことばかり書き続けてるこの「女子ばん」、いつか編集部に怒られるかもしれないけど今回もよろしくお願いします!それにしても世の中ってやつはどうしてこんなに「女は若く可愛く賢すぎず声高に主張せず、いつでも男性を喜ばせ持ち上げる存在でいたほうがいいですよ」という呪いが強いんでしょうね。昭和どっぷり世代はまだしも、今どきの女子はそれをどう受け止めてるんかな…と思ってたある日。電車で推定アラサー女子2人の語りを耳にしました。「Aちゃんはさあ、モテるよね」「うーん、なんだか全部やってあげちゃうんだよね」「へえ、そうなんだ」「料理もそうだし、彼氏が脱ぎ散らかした服も拾って歩くし、とにかく面倒みちゃうの」「尽くすねー、いい女じゃん。あたしそういうのできないからモテないのかな」危なかった。私もうちょっとで「モテない」と言った方の子の肩をガッと抱いて「アンタはそれでええんやで」て囁くとこだった。「いい女」と言われたAちゃんはまんざらでもない表情だったけど、彼女の家に来て服を脱ぎ散らかす時点ですでにダメ男養成中だから本当にいいのかどうか…。好きな男と幸せになりたい女子のみなさんに覚えておいて欲しいのは「彼の歓心や愛を得るために(または、それを失わないために)サービスをしてはいけない」ということです。世間がいくら声高に「こうすればモテる、愛される」と言ったとしても、周囲の男子が「そういう女っていいよなー」とか言ったとしても、「してあげる女」になろうと努力してはダメ。その努力は最終的に破綻しやすいからです。あなたが「どうしてもしたい」なら話は別です。「私は誰かの世話を焼いたり誰かに料理を食べてもらうのが大好きで生きがいなんだ!」というなら、その「好きなこと」を存分にすりゃいい。「どうしてもしたい」ことに人は見返りを求めないし、好きなことをやっている人は楽しくて幸せです。例えばいわゆる「男の胃袋をつかむ」で成功してる女子って、そもそも料理とふるまいが好きな人だと思うんです。でも人の心をつなぎとめるために「してあげる」と、いつか必ず苦しくなる。「してあげたら好きになってもらえるかも・嫌われないかも」というのがリスキーなのは、それに見合う大きさのご褒美はもらえないことの方が圧倒的に多いし、見返りが得られなかった時の絶望感たるや、頑張りに比例してデカいから。特に自分のオンナ部分をサービスとして使い過ぎると、その部分だけをイージーに吸い取られて、そうじゃない部分を全く見てもらえずに終わったりしまっせ。安田弘之さんの「ちひろ」「ちひろさん」というシリーズマンガに、こんなセリフが出てきます。「欲しがるから–––––抱かせる。抱かせれば–––––モノになる。終わるのが怖くて––––––与える」「サービスってね、何でもやってあげることじゃないからね。欲しがるもの何でもあげたらナメられる。いったんナメられたら食い尽くされて飽きられる」本当は、世界はそんなに意地悪じゃない。男にサービスしなくても好かれる。男にとって都合が悪い言動をしても嫌われない。自分の好きなことをしてても、あなたの魅力は消えたりしない。身体を差し出さなくても、あなたの女性としての良さはばんばん出せる。モテとは違うかもしれないけど、それが「いい女」になるってことかもしれないです。今、自分がすり減ってるような、何とも報われないような思いを抱えてる人は「してあげる」より「したい」かどうかで自分の行動を決める。したくないことは思い切ってしない。まずはそこから始めませんか。(ちなみにこの「ちひろ」「ちひろさん」は誰にも依存しない一風変わった野良猫みたいな女性が主人公なので、おすすめですよん)Written by こんどうあゆみ
2018年09月27日前篇には妻たちの「分かる!」夫たちの「反省…」などなど、様々な反響がありました。逆に「イラストにあった夫の返信の何がいけないのか全く分からない」という方々もいて興味深かったです。というわけで今回は後篇。「結婚するなら男性のこういう部分に刮目しよう」のお話です。結婚生活でさまざまな現実に対処していくうちに、夫婦や結婚のイメージは変化します。恋愛時代のラブな延長線上ではなく「運命共同体において様々な物事を協力・分担しあうパートナー」という認識になってくる。私は、家庭とは「最少人数の組織」だと認識してます。妻と夫は「株式会社◯◯家」の経営陣かつ現場社員。実際の会社と違うのは利潤を追求しないことくらい。でも「幸福や平穏や生きがい」という利益を一生追求していく組織ではあるわけです。「男らしく頼れる旦那と女らしくそれを支える奥さん♡」なんてイメージは現実の前に早々に吹っ飛びます。現に「離婚したい」「夫、死んで欲しい」と言う妻の多くが、そういうカタチの中で無理した挙句の爆発だったりします。その前提に立ってパートナーの条件を改めて見てみると、ルックス、趣味や価値観の一致、勤務先や地位や年収、頼り甲斐などはもはやどうでもいい。いや、あればそりゃいいですよ?でもそれより大事なのは、次のような資質です。「会社で働く俺スゴイ」教じゃない男「家事育児は会社勤めより気楽」…そう思う男性はまだまだ多い。「お前は家で子供とのんびりしてていいよな」そんなこと言うヤツは右ストレートでマットに沈めましょう。ちなみに我が家は子がいませんが、夫がフリーランスの私に対して「家で仕事してるんだからラクでしょ(だから俺の担当分の家事もお前やっとけ)」と言い放ち、何度かえげつない喧嘩に発展しております。会社勤めのつらさ厳しさは確かにある。でも逆に言えば会社とは「仕事以外しなくていいところ」でもある。うんちもらして泣きわめく社員もいないし、作業中断して誰かの晩ご飯を作らなくてもいい。一方、育児と家事は終わりがない上に評価もインセンティブもない仕事。なのに、自宅にいるだけでオフィスにいる人よりラクだと言われるのはおかしい。パートナーが一生懸命やってる仕事を知ろうともしないで「自分の仕事より大したことがない」と決めつけるというのがまず、人としてどうかしています。自分が知らない分野で頑張る相手へのリスペクトのなさ、自分の価値観だけで物事をジャッジする浅さと古さ。未婚女子はぜひそういう要素がない人を見つけて欲しいです。難しいけど。お互いの仕事の話や専業主婦についての意見など聞いてみると、ある程度は分かるかもしれません。自然と手を差し伸べられる男独身時代、夫というのは「自分のことが自分でできる男」であれば花マルだと思ってました。一人暮らし長い男性ならOKだよねと。でも気づきました。それだけじゃダメですわ。必要なのは「自分以外のことに気づける男」です。前篇のイラストでいうと、妻が体調不良やピンチの時に優しさのつもりで「俺は俺でやるから平気だよ!」って…嫁と子供はどうすんだ!守備範囲外か!?自分以外の誰かが困っている時、「大丈夫?」「じゃあ俺が代わりにやるよ」「何かやることはない?」そういう言葉が言えるか(または一切念頭にないか)は、ものすごーーく重要です。家庭生活は共同作業。「男だから女だから」の暗黙の分担だけでは無理が出る。「新米アシスタント気分」「一人暮らし気分」の夫は、最小組織の共同経営者としてヤバいです。お互い元気なうちはまだいいですが、年老いてきたらこの資質のなさは致命的になります。これに関しては「子供の世話をまめまめしく焼く母」に育てられたかどうかに注目するといいかもしれません。世話焼きママに育てられた息子は「大抵のことは家にいる女性がうまくやる」が身についてる可能性大なので、気をつけましょう(もちろん全員がそうではないけれども)。いずれも結婚前に見極めるのはなかなか難しい資質ではありますが、家庭や夫婦についての彼の考えをおしゃべりの中でさりげなく把握したり、複数人での家飲みやBBQで彼がどう振る舞うかをチェックしたりしましょう。別に「家事育児能力に長けた男」を探せって話じゃありません。特にこれからの時代は「家庭にまつわるあれこれをささいなことだと思わず、パートナーと自然に協力できる男性」がいいよ、ってことです。何度も言うけど結婚生活は助け合いの共同作業。だからこそ、男としてのカッコよさよりも「人としての根本的な優しさや思いやりがある」かどうかが大事だと、心から思うのです。Written by こんどうあゆみ
2018年09月13日新しい流行発信地「中目黒高架下」オープン!2016年11月、中目黒駅の高架下が新たに「中目黒高架下」としてオープン。この新施設のコンセプトは“SHARE”。全長約700mに渡る高架橋を、全28店舗、個性あるさまざまな業態の店舗が“SHARE”し、新しい中目黒を作っています。ここには、従来の高架下のイメージから一層された文化があります。アットホームな雰囲気で、まったりと韓国の家庭料理を楽しめる今回ご紹介するのは「おばんざいソウル小町」。オーナーは元韓国語の先生で、韓国でお店を開いていたお母さまの影響で、韓国の家庭料理を日本のおばんざいのように楽しんでほしいという思いからこのお店を始めたとのこと。親しみやすい、アットホームな雰囲気の店内と、手づくりの、どこか懐かしい味わいの韓国料理に惹きこまれて、リピーターも絶えないようです。おすすめは、ぴりっと辛めの味付けの豚肉野菜炒めをわさび菜など5種類の葉野菜で包んでいただく「新鮮野菜付き豚肉野菜炒め(1,380円)」と、タラチヂミなど5種のチヂミを少しずつ楽しめる「チヂミ5種(1,580円)」。どちらも微炭酸の生マッコリとの相性が良く、食べるか呑むか、手が休まりません。空いてる曜日は?同店は、月曜日、火曜日、水曜日が席に余裕があり、狙い目とのこと。テーブル席でマッコリ女子会でも良し、カウンター席で気さくなオーナーやスタッフと会話を楽しみながらひとり呑みでも良し。中目黒駅すぐの中目黒高架下で、まったりマッコリと韓国料理はいかがでしょうか?取材・文/中野さゆみスポット情報スポット名:おばんざい ソウル小町住所:東京都目黒区上目黒3-5-20電話番号:03-6303-0788
2018年09月12日「離婚話が持ち上がっててね」三軒茶屋の三角地帯の焼き鳥屋。数年ぶりに会ったAちゃんが開口一番こう言ったので、私は生中を吹きそうになった。会ったのは彼女の結婚式以来。それから今日までの間にAちゃんは子供を授かり仕事復帰してバリバリ働いており、ママになってもその美貌とスタイルは全く変わらない。「いや、離婚だと何かと損だから未亡人になりたいんだよね…ほんと死んでくれないかな」ちょ待って待って待って。私が最後に見たあなたは最高に美しくて幸せな新婦姿だからさ…脳内の処理が全然追いつかないんですけど…。とりあえず話を聞いていくと、どうやらAちゃんは夫の「変わらなさ」に愛想が尽きており、夫は「いい奥さんだった彼女が変わってしまった」ことにお手上げ状態になっているようだ。「子供ができる前は私が家のことも頑張らなきゃって思ってた。お互い同じくらいに仕事が終わっても、私はすっ飛んで帰ってごはん作ったり片付けたりしてね。彼が帰ってきて見るのは、キレイになった部屋のソファでくつろぐ私なわけよ。それが急に泣いたり怒ったりするようになったからさ…子供できたのにそのままでいられるわけないじゃん!!」Aちゃんの夫は別に「妻はこうあれ」と言うわけではない。彼女が育児に追われていて彼のメシがなくても怒りはしない。自分で何とかするのである。でも、「こっちは子供見ながら立ったままご飯かっ込んでるのに、一人分のコンビニ弁当とビールだけ買ってきて勝手にのんびり食べてる。そんな人に『おかえりー♡』とか笑顔で言える??」それなのに「時短勤務のAちゃんよりも遅くまで働く俺の方が大変」と言うらしい。最初は「まあ早まるな」と言おうとしていた私だが、次第に「わかる!」とうなってジョッキを机に打ちつける回数が増えていく。しっかりした目で素敵な伴侶を選んだはずなのに、結婚生活が進んでいくにつれ「こんなはずじゃなかった」が増えていき、どんどん溝ができてしまう。特に妻たちの根本的な不満は「夫が変わらない」ことである。このケース、ほんっとに多い。古くさい「仕事至上主義」が変わらないのと、「独身男→夫→子を持つ親」と立場が変わっているのに中身が全く変わらないこと、両方だ。「人は変わらない、変えようとしても無理!」という人もいる。もちろん本質は変わらないかもしれないが、誰かと協力して生きていく上で「発言ややり方を変える」ことくらいはできるだろう、大人なんだから。女性はいまだ「結婚したら家事育児は自分がメインにやらねば」という呪縛からは逃れ切れていない上に、子供が産まれれば否応なしにすべてが激変するから、結婚を機に働き方も暮らし方も意識も、おのずと変わっていく。なのに、病める時もすこやかなる時も共にと誓った伴侶が、独身時代と対して変わらない意識でのほほんとふんぞり返ってりゃ、そりゃ「旦那死ね」で検索もかけたくなったりするわな…。東京医大の「女子受験生を一律減点」もそうだけど、日本という国はいまだむちゃくちゃ根強い男女差別が残っていることが最近どんどん可視化されている。アラサーくらいの男性と話すとジェンダー観や働き方に関する価値観はとてもフラットで、時代は変わったなあとうれしくなるのだけど、そんな彼らでも根っこには思わぬ偏見がくっついてたりする。それは一見したら分からないので、泥つきのほうれん草を買った時みたいに茎の根元をかきわけてそこにこびりついてる泥をしっかり見つけないといけない。長い長い結婚生活。その年月の間に、最初大事だと思われたスペックの数々はどうでもよくなってくる。かわりに別のものが夫婦の間には大事になってくるのだ。というわけで、結婚を考えている皆さんに既婚女たちが血を吐きつつおくる(いやだな…)「結婚するなら男性のこういう部分に注目しよう」をつづりますので、後篇をお楽しみに。Written by こんどうあゆみ
2018年08月31日自由に組み合わせて楽しめるおばんざい“選べるおばんざい”をキャッチコピーに、京都らしさを演出したおばんざいを提供する「京菜味(きょうさいみ) のむら」。「京都」「野菜」「健康」をコンセプトに、作られるおばんざいはどれも色鮮やかで、野菜を中心としたヘルシーな日替わり小鉢から好きな物を自由に選んで食事を味わえます。10種類以上用意された小鉢は、バランスよく選ぶもよし、好みで選ぶもよし。その日の気分にあわせて、組み合わせを自由に楽しめるものこのお店の魅力のひとつです。日本情緒漂う。落ち着きのある店内和モダンでナチュラルテイストに仕上げられた店内には、京都らしい上品な時間が流れます。席数は全部で37席。2名掛けのテーブル席は組み合わせて、4名席に変更も可能です。カウンター席もあるので、1人でも気兼ねなくランチやディナータイムに足を運べるでしょう。カウンター席から望める中庭部分にはなんと枯山水が。日本情緒あふれる中庭は、おばんざいの美味しさをさらに引き立ててくれますよ。風情を感じながらゆったり和食を堪能してみてはいかがでしょうか。12種類のおばんざいを楽しめる「雅ご膳」こだわりのおばんざいを、色とりどりのビードログラスに盛り付けた数量限定の特別メニュー「雅ご膳(税込 1,620円)」。目にも鮮やかなおばんざいは、食感や味付けも異なり、多彩な食材を一度に味わえます。肉、野菜、魚をまんべんなく食べられることころも嬉しいポイント。見ているだけでお腹が空いてきます。素材本来の味を活かした繊細な味わいが満喫できる「雅ご膳」は、ランチにはもちろん、ディナーにもおすすめです。※「雅ご膳」には湯葉丼もセット内容に含まれています。「湯葉丼」で京都らしさを満喫老舗の湯葉屋から仕入れた生湯葉を贅沢に使った「湯葉丼(税込 500円)」。口当たりなめらかでやさしい味の湯葉は、ふわっと香る柚子の香りと相まって上品な仕上がりに。一口頬張ればまろやか味わいに心がホッとなごみます。しっかりとダシの利いたあんとご飯をよく混ぜて、食べましょう。とっても熱いのでやけどに気を付けて!お店の味を自宅での楽しめる!「京菜味 のむら」では、ネットでおせちや惣菜の販売も行っています。上記で紹介した「湯葉丼」やおばんざいの詰め合わせなども購入できるので、気になる方は公式HPをチェックしてみてください。お店の味を自宅でも楽しむことができますよ。お店は15:00~17:00が比較的空いているため狙い目。阪急「烏丸駅」22番出口から徒歩5分ほどの場所にある「京菜味 のむら」で、和食の魅力を堪能してみませんか。スポット情報スポット名:京菜味 のむら住所:京都府京都市中京区蛸薬師通 烏丸西入橋弁慶町224電話番号:075-257-7647
2018年08月22日舞台「タイヨウのうた~Midnight Sun~」が9月5日(水)に開幕する。ヒロインを演じる柏木ひなた (私立恵比寿中学)に話を聞いた。舞台「タイヨウのうた~Midnight Sun~」チケット情報2006年に公開された映画『タイヨウのうた』の初めての舞台化。上演台本はモトイキシゲキ、演出は佐藤幹夫が手掛ける。映画と同年にドラマ版が放送されたほか、今年5月にはハリウッド版映画『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた』も公開された人気作。主人公・藤代孝治をふぉ~ゆ~の辰巳雄大が演じ、柏木は太陽の光にあたることができない色素性乾皮症を抱えるヒロイン・雨音薫を演じる。昨年は朗読劇で舞台に立ち、ストレートプレイでのヒロイン役は初めての経験となる柏木。「稽古初日はガッチガチに固まっていたのですが、顔合わせのときからいい雰囲気で、楽しい感じで始まれたのでよかったです。初めてだからこそいろんな経験を楽しめたらいいなと思います」と笑顔を見せる。自身が演じる雨宮薫は、病気を抱え昼間は外に出られないが、ギターと歌が大好きな女性。夜に公園で歌っているときに辰巳演じる孝治と出会い恋をする。「恋愛ものですが、ほかにも家族だったり友人だったり、人の大切さというのがすごくわかる作品だなと思っています。舞台ではドラマや映画とも違う部分もあったりするので、自分にしかできない雨音薫ができれば一番いいかなと思います」。相手役の辰巳の印象は「年齢的には10歳以上違うのですが、『困ったときは何でも聞いてね』と言ってくれて。お兄ちゃんのようなやさしい方です!」自身の役柄について「薫ちゃんはいつ自分が死んじゃうかもわからないから、この生きられる時間を楽しもうとしていて。きっと心折れそうなときもあったけど、逆に病気があったからこそたくさん強くなれてるんだろうなということをすごく感じました」。そこに共感できるかを尋ねると、2015年に突発性難聴が発症したときのことを振り返り「そのときに感じた気持ちと重なる部分はあります。私も病気になって強くなれた気がしているので」歌のシーンでは5曲ほど歌う予定。「薫ちゃんは太陽の光を浴びられない病気の子で、孝治さんから太陽を感じることや、夜の切ない感じ、悲しさも歌で表現していると思います」。その歌唱については「歌が好きなのですごく嬉しいです。でも、物語のなかで歌うことは、やっぱりいつもとは違っていて。私はエビ中では太い声で声を張っていることが多いので、発声の仕方からまったく違います。今、稽古で新しい自分が見えて、自分でもおもしろいなと思っています」公演は9月5日(水)から9日(日)まで東京・なかのZERO 大ホール、10月13(土)・14日(日)に大阪・NHK大阪ホールにて。取材・文:中川實穗
2018年08月21日話題のスポットに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回は64年の歴史を持つ東京・新宿の「うたごえ喫茶ともしび」で今、一番人気の5人組男性ボーカルグループ「ベイビー・ブー」に会ってきました!“歌声喫茶”とは’50年代半ばに誕生し、お客さんが一緒に声を合わせて楽しむ場所として当時、大流行。記者が訪れた日も、昭和の喫茶店さながらの店内は50代から団塊の世代で埋め尽くされ、熱気でムンムン。歌集を手に童謡や往年のヒット曲を合唱する、その元気な歌声は、連日の猛暑を吹き飛ばす力強さ!そこに満を持して、平均年齢41歳のベイビー・ブーが登場。高音と低音のやわらかいハーモニーで、ピンキーとキラーズの『恋の季節』をアカペラで歌うと、『夏の思い出』『かもめの水兵さん』など夏にピッタリの童謡を披露。神戸で誕生したグループはトークでも観客のハートをつかみ、黄色い声ならぬ「ヒャーッ!」と奇声が(笑)。クライマックスでは、お客さんがリクエストする“歌いたい曲”ランキングで現在1位に輝く、彼らのオリジナル曲『花が咲く日は』を感情豊かに歌い上げました。「優しさや愛、いろんなものが詰まっている」という曲紹介どおり、じんわりくる素敵なラブソングです。2時間半にわたる初の歌声喫茶体験を通して、カラオケともまたひと味違う楽しさを発見。すっかり夏バテを解消した記者でした。
2018年08月06日先週の前篇に続いて、今回は後篇をお届けしますおじさんがうっとうしがられてしまう原因は「いまに合わせたアップデートができていない」からではないか、と前回書いた。 逆に言えばある程度アップデートできている人は、年齢や外見関係なく、含羞や礼儀正しさや思慮がきちんとあるので、おいそれと嫌われたりしない。また言うけど、「おじさんだから嫌う」なんて乱暴な思考を持っている人はほとんどいないと思う。そして「好かれるおじさん」になるには、別に外見を無理に飾ったり女性にこびたり取り入ろうとしたり(そういうのは敏感に察知されてしまう)する必要は、まったくない。私の周囲で、好かれるおじさんには見事な共通点がある。それは「女をオンナという生き物として見ず、まず人間として扱う」ということ。同じ人間同士なのだから、人として最低限の礼儀を持って接すること。むちゃくちゃ当たり前で簡単なことなのに、できない男性は意外と多い。なので女性はそう扱われない悔しさをいやというほど体験している。もちろん自分の脳内でなら存分にオンナとして見ていいし、エロの対象としてあれこれ想像してもいい。でもそれを相手の前でいきなり表明したり、「当然そう扱っていいっすよね」みたいな態度をとるのはまず人として失礼すぎるよね…ということだ。あからさまにやる人は周りにも分かりやすいので「セクハラおやじ」として弾劾されたりするけど、実は一番やっかいなのは「本人はまるでそのつもりがない」おじさんなのだ。本人は「自分はセクハラなどしない。女性には優しい」と思い込んでいるんだけど、女性から見ると「いやいやマイルドにやらかしてますよアナタ…」という人。例えば、先日居酒屋で体験した出来事。女ばかり4人で飲んでいた時、隣のテーブルには推定アラフォー男性2人がいた。最初は静かに差し向かいで飲んでいた彼ら、いつからか半分こちらに向き直り、ニヤニヤ笑いながら我々を眺めまわし、こちらの会話に耳を傾け始めた。たとえ一言も声をかけてこなかろうと、真隣なので粘度の高い視線と空気は痛いほど伝わる。我々はそれに気づかないフリをしながらも内心「すごく嫌だな…」と思っていた。そのうち店員さんがうっかり友人の服に料理の汁をこぼしてしまった。するとその男性2人のうちの1人がチャンス到来とばかりにこちらに乗り出してきたので「大丈夫ですか?」とか言うのかと思った。違っていた。彼はニヤニヤしたまま小声で「俺、押してないよ…フフ」と言ったのだ。友人も我々も路傍の石のごとくその存在を無視したが、彼らが店を出た後、全員で「何あれ…き・も・ち・わ・る・い!」と地団駄を踏んだ。「たまたまおかしい人だっただけでしょ」と思う方もいるかもしれない。でも女性の皆さんだったら飲み屋でこれに近い絡み方をされたこと、かなり多いのではないだろうか。みんな最初はごく普通の男性たちだが、酩酊してくるとなぜか近くの席の女性グループが「無料のホステス」に見えるらしい。だけど堂々とナンパする勇気はないし魅力的な会話を仕掛けることもできない。だからひたすら眺めまわしたり、こちらの会話やルックスに対してエアリプを送ってくる。酒の勢いで隣席の客と仲良くしたいという気持ち自体は悪くはない。でもそれならまず「人間対人間」としてコミュニケーションすればいい。礼儀正しく自己紹介をしてから仲良くなりたい旨を伝えろ。そしたらこちらも礼儀正しく断れる。「女にはこれでも許される」という気持ちがうっすらあるから、そこはかとなく無礼な態度でいられるのではないか。話がそれたような気がするけど、多分普段の彼らは「自分はまっとうで女性には優しい」と思っているだろう。でも「気づかないと思うけど、アンタそういうとこやぞ!!」と全力で伝えたい。女をまず人間として見ることができるおじさんは、絶対にそういうことはしないよ。これは一部のおじさんに顕著な特徴ではあるけれど、よく考えたら別におじさんには限らない。相手も女には限らない。異性、年下、子供、年寄り、異国の人…。そういう相手を「まず人間として見ない」人は、あからさまじゃなくてもそれが周りに伝わる。「若手や女性になぜか避けられている」と不思議に思っている人は、そのあたりの自分の言動を見直した方がいいかもしれない。私たちはほんとは知っているのだ。おじさんの魅力と素敵さ、可愛さを。だからこそ、素敵じゃない人が「ただしイケメンに限る、だろ?」「おじさんだからって嫌うんだろ」と言うのにいちいち反論してゆきたい。そうじゃないよ。あなたが人を尊重するならば、人もあなたを尊重するのだから…と。Written by こんどうあゆみ
2018年08月03日FNS系列の夏の風物詩となった「FNSうたの夏まつり」が今年も7月25日(水)今夜オンエアされる。今年のテーマは“夏の名曲”。森高千里、渡部建、加藤綾子の3人が司会を務め、最旬アーティストからトップアーティスト、レジェンドまで豪華なメンバーが集結する。今年デビュー40周年を迎えるサザンオールスターズは最新曲「壮年JUMP」と名曲「東京VICTORY」を、デビュー20周年を迎える浜崎あゆみは「BLUE BIRD」と「Greatful days」を披露。そして、東京ディズニーリゾート開園35周年を記念して『美女と野獣』『リトル・マーメイド』『アナと雪の女王』ほかディズニーの名曲をメドレーでお届け。昨年の放送でも好評だったFNSミュージカル・メドレーの第2弾として山崎育三郎、生田絵梨花が公演中の舞台「モーツァルト!」からSPメドレーを披露するほか、「レ・ミゼラブル」「オペラ座の怪人」「マイ・フェア・レディ」など名作ミュージカルの有名曲メドレーが繰り広げられる。また映画『グレイテスト・ショーマン』の世界を日本人キャストで総力をあげて再現するスペシャルメドレーも。さらに、人気アニソンを楽しめる「アニソン・メドレー」にはアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」から「Aqours」が登場するほか、話題のガールズバンドアニメ「BanG Dream!」の人気バンド「Roselia」が地上波音楽番組初登場する。そのほか、今年前半の台風の目ともいえる「DA PUMP」も出演、話題騒然の「U.S.A.」をスペシャルバージョンでパフォーマンス。「思い出の夏うた」企画には山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介ら『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』メインキャスト陣が大集合、自身にとっての思い出の夏うたを知られざるエピソードと共に語るほか、ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」から吉岡里帆、井浦新、「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」から沢村一樹、本田翼、「グッド・ドクター」から山崎賢人、上野樹里、「限界団地」で主演を務めた佐野史郎、さらに女優の土屋太鳳に内村光良、梅沢富美男ら豪華俳優陣が出演する。「2018 FNSうたの夏まつり」は7月25日(水)19時~フジテレビにて放送。※一部地域を除く(笠緒)■関連作品:劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2018年7月27日より全国東宝系にて公開© 2018「劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-」製作委員会
2018年07月25日「どうしておじさんはうっとうしくなってしまうのか」数ヶ月、ずっとそれを考えている。問題は「アップデートのなさ」初めに断っておくと、まず「おじさん=うっとうしい」とは思っていない。そもそも「若くない男はダメ、キモい」と思っている女子なんてほとんどいない。女はそんなにバカじゃない。大抵のおじさん(と呼ばれる年恰好の男性)は、無害だったり可愛らしかったりカッコよかったりいい人だったりする。そんなことは承知だ。だけど「何なのこの人の言動…イヤだなあ」と思うとなぜかおじさんであることが多いので、指摘されやすく、ひとくくりにされやすいのだと思う。次に、私は若い女ではない。「ウチらに絡んでくるおじさんウザいよね〜」って言う年齢ではない。世のおじさんと同じ世代の、40をとうに越した、何なら「おばさん」と呼ばれる年齢である。だからおじさんについて言及するとその半分以上は自分にブーメランとして返ってくる。おじさんは私から見たら同世代の男子だ。かつて若者だった頃をとてもよく知っている。だからむやみに批判などしたくないし、その心中も、比較的分かる。それでも残念ながら「おじさんはうっとうしい…」と思う機会が多い。というわけで2回に渡り、おじさんについて思うところを書いてみたいと思う。ネットでどなたかが分析していて私も全く同意なのだけど、おじさんがうっとうしいと思われてしまう基本的な原因は「時代の変化に合わない旧い価値観のままでいる」ことと「自分がいつまでも若いと思っている」ことだと思う。2つ書いたけどこれ基本的には根っこ同じですね。要は「いま」に合わせたアップデートができていない。この「アップデートできてなさ」はもちろん男性に限った話ではないのだけど、これまでは社会的に「おじさん=えらい、いばっていい」みたいな空気がわりと許されてきたので、その空気のまま堂々と振舞ってしまうからおばさんよりも目立ちやすいのだと思う。自分は変わらないけど、時代と周囲は変わっている「旧い価値観のままでいる」の結果はまさに今、ニュースやSNSで伝えられるセクハラ、パワハラ、炎上案件で見ることができる。女は子を産めばいい。女は職場や酒席の華。どうせみんな恋愛とスイーツとピンク色が好きだろ。男同士はさっぱりした付き合いだし絆が深い。同性愛は気持ち悪い…。こういう古くさくてトンチンカンな決めつけを口に出してしまう人たち。私も「専業主婦はいいよな、旦那の稼ぎで遊んでいられて」みたいなこという男友達に反撃したことが何度かある。こういうのは周りか本人が気づいて指摘・更新していかない限り、恐ろしいジイさんになってしまうし、そのうち間違いなく人が離れてっちゃうのでなるべく早くどうにかした方がいいと思う。もうひとつの「自分が若いままだと思い込んでる」は、一見「別にいいじゃないか」と思うかもしれない。確かに自分自身を若々しくキープすること、気持ちを若く持って暮らすこと自体は何ら悪くない。でも、そういう方向じゃない「若さ」は危ない。新卒の頃からよく知ってる後輩Aくん。彼は女の子が大好きなモテ男で、ナンパの武勇伝をたくさん持っている。当時、周囲は全員Aくんより年上で、若造である彼の赤裸々でアホなナンパや浮気の話は、飲み会の鉄板ネタ。話すたびに大爆笑を巻き起こしていた。年月が経って40歳になったAくんと飲んだ時、そこには彼の部下である20代前半男子が何人かいた。Aくんは場を盛り上げるために久しぶりに鉄板ネタを披露し始めた。私にとっては何ら変わらない光景だったけど、違ったのは周囲の反応だった。全っ然ウケないのである。女と遊んだ話、ゲスい下ネタ…でも20代部下男子はみんな苦笑い。いや…むしろ引いてる!その時にやっと気づいた。「Aくんは私にとって永遠に若造だけど、20代からしたらそうじゃない」と。20歳近く年上の上司の昔話、武勇伝は何よりもうっとうしい。でも話している本人はそんなつもりじゃなく、ただ「あの頃の俺のまま」なのだ。うう…書いていて自分にも当てはまって胸が痛い。同じ人が話す同じ下ネタでも、20代のAくんが先輩たちに話す場合と、40代のA部長が部下に話す場合では意味合いと受け取られ方が全然違ってくる。このパターンでセクハラ失言しちゃうおじさん、実はとても多い。「俺は、私は、何も変わっていない」…うん、そうだね。でもあなたの立場と話を聞く相手は変わっているのだ。ある程度の年齢になったら、自分の中身と実年齢とのギャップを自覚して言動を修正したり抑制したりしないと、「これまでは喜ばれたりもてはやされたりしたものが、ただの嫌がらせになってしまう」可能性が高い。かなしいけど、それが事実だ。というわけで、あらゆるものに関する価値観と、極めて社会的に俯瞰して見た自分。これをできる限り更新していくのが、うっとうしくないおじさんおばさんになる第一歩なのかなと思う。どんな内容であろうと思想は自由だ。でもそれを「言わない分別」は、年齢と共に持っていかなきゃいけないよね。次週に続きます!Written by こんどうあゆみ
2018年07月20日誰もが知っている夏のヒット曲、思い出の夏曲ばかりを集めた、4時間半の生放送で贈る今年の「FNSうたの夏まつり」。この度、第4弾出演者として、浜崎あゆみ、「嵐」「Hey! Say! JUMP」「NEWS」、ジェジュンら計19組のアーティストが新たに発表された。アーティスト同士の夢のコラボレーションをはじめ、サマーシーズンならではの弾けた企画満載となっている本番組。そこで、今回新たに追加されたアーティストたちの出演場面を一部紹介!ディズニー名曲メドレー東京ディズニーリゾートの開園35周年を記念して、ディズニーの名曲をアーティストたちが披露!ジェジュンとサラ・オレインが、昨年実写映画が大ヒットした『美女と野獣』のテーマソングを歌い上げるほか、『リトル・マーメイド』の「アンダー・ザ・シー」を小池徹平と横山だいすけが、『ピノキオ』の「星に願いを」を三浦大知が、『アナと雪の女王』の「Let It Go~ありのままで~」、『ジャングル・ブック』の「君のようになりたい」を「Little Glee Monster」が熱唱。さらに、ミュージカル「メリー・ポピンズ」でメリー・ポピンズ役を演じた平原綾香が、「チム・チム・チェリー」を「NEWS」増田貴久とデュエット。「乃木坂46」が「白雪姫」の「ハイ・ホー」を7人のこびと役を中心にパフォーマンス、そして今年の大ヒット映画『リメンバー・ミー』で主人公ミゲル役の声優を務めた13才の石橋陽彩もその透明感のある歌声を披露するなど、20分を超える壮大なメドレーを作品映像と共にお届けする。<思い出の夏うた>コーナー土屋太鳳や吉岡里帆など、豪華俳優陣が発表されている<思い出の夏うた>企画。新たにもうすぐ公開される『劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』から、山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介とメインキャストが大集合。自身にとっての思い出の夏うたを、知られざるエピソードと共に語る。加えて「嵐」、内村光良、梅沢富美男も本企画に出演決定した。浜崎あゆみ夏の大ヒット曲今年デビュー20周年を迎える浜崎あゆみが、5年ぶりに本番組に登場。夏のライブで大いに盛り上がる自身の夏うた「BLUE BIRD」と「Greatful Days」をパフォーマンスする。第4弾出演者(※それぞれ五十音順)「NEWS」浜崎あゆみ「Hey! Say! JUMP」<ディズニー名曲メドレー>石橋陽彩サラ・オレインジェジュン中川翔子Beverly平原綾香藤井フミヤ増田貴久<思い出の夏うた>浅利陽介新垣結衣「嵐」内村光良梅沢富美男戸田恵梨香比嘉愛未山下智久「2018 FNSうたの夏まつり」は7月25日(水)19時~フジテレビにて放送。※一部地域を除く(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2018年7月27日より全国東宝系にて公開© 2018「劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-」製作委員会
2018年07月17日私は以前ネット通販の会社に長くいたのですが、「ものを売る(おすすめする)」と「買う(欲しいと思う)」というのは恋愛によく似てるなあ…といつも思っていました。ミーティングでもよく「これって恋愛に例えたらこういうことで、それだと相手(お客さん)が惚れてくれないですよね」とか発言しており、まあちょっとメンドくさい人だったわけですが、今でも恋愛に例えてみるのが一番分かりやすいと思ってたりします。「思いを伝えたい」「多くの中から選んで欲しい」または「なぜ自分は欲しいと思ったのか」「なぜ選んだのか」という、明文化しづらい感情が共通してるような気がするからです。ある時、商売についていつも興味深いお話をしてくれるマーケティング系の先生がこんなことを言ってました。同じものでも、「安い」と言うのと「手が届く」と言うのとでは大きく違いますこんなに安くなってるんだよ!他より安いよ!とアピールしすぎると、商品の持つ元々の価値までもが「安い」ふうにみえてしまう。そして「安さ」しかウリがないようにも聞こえる。本来、質も値段もいいものならば、「いつもは手が届かない」ようないいものに、今だけ、ここだけで「手が届く」んですよ。そういうふうに言った方がありがたく感じるし、大切にしようと思うだろう。自分からハシゴ外して低い位置で「安いです!」と叫ぶか、お客さんに「やっと降りてきてくれた…!」と思わせるか。これ、恋愛にも言えるんじゃないか…と私は例によって思いましたよ。もしお客さん(あなたの好ましい相手)が店(あなたのエリア)に入ってきて「気になったので来たんですが、おすすめはありますか?」と聞かれた時に、「いやいやめっそーもない、いいもんなんて何もないっスそんな大した店じゃねえっス」と謙遜&卑下したり、「来てくれておありがとうございます!!つきましてはこちらの目玉商品(カラダとか)をタダでいかがっスか?」といきなり下手に出たりしたら、お客さまはそんな店に継続的な魅力や唯一無二の価値を感じてくれるだろうか…?自分がお客だとしてもイヤだなそんな店。ひとは安さに確かに弱いけど、それを提供し続けると「安さ、イージーさ」を求める人たちが群がるだけ。そこに「便利でお得」以外の価値は、あんまりない。「苦労したけど、ずっと待ったけど、やっと手が届く!」…ひとはそういう手に入れ方をしたものの方を、ずっと大切にするような気がします。だから女子も、己を無価値だと言いすぎてないか、簡単に差し出し過ぎていないか、常に自問自答してみるといいのかもしれません。別にお高くとまろうぜ!もったいぶろうぜ!という意味じゃなく、「私には価値がある。私は私を大切にしている。だから大切にしてね。大切にしないなら差し出しません」ということをちゃんと示そうねということです。自分を安く売れば、相手からも安く扱われる。自分が自分を大切に扱えば、相手も大切に扱ってくれる。これ、恋愛だけじゃなく人間関係でもそうだと思うので、心に留めておきたいですね。Written by こんどうあゆみ
2018年07月06日yui(FLOWER FLOWER、※当時は「YUI」名義)と塚本高史のW主演で2006年に公開され、大ヒットした『タイヨウのうた』のアメリカ版『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~』の公開記念トークショーが行われ、yuiと日本版の監督を務めた小泉徳宏が8年ぶりに顔をそろえた。『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~』は夜しか会えないふたりによる最初で最後の本気の恋を描いたラブストーリー。17歳のケイティは太陽の光に当たることができない「XP」という病を抱えていたため、外出ができない。唯一の楽しみは夜、駅前でギターの引き語りをすること。偶然、ケイティの歌を聴いたチャーリーと出会い、ふたりは恋に落ちてゆく。「どうしても思い出す。あのときがあったからいまの私がある」映画の撮影は12年前にさかのぼるが、「どうしても思い出すんです。あのときがあったからいまの私があると、すごく思う作品だった。そのときを思い出させてくれる瞬間をくれた、この作品に感謝です」と語ったyuiさんの言葉通り、ふたりは思い出話に花を咲かせる。yuiさんは、「監督と一度すごくぶつかって、脱走したことがあった」と仰天エピソードを明かし、「初めての撮影だったので、監督が言うことをするのか、役の子が思っていることをするのかがわからないまま、手探りでどうしたらいいかわからなくなった」と当時のエピソードを赤裸々に。しかし、清々しい笑顔で「乗り越えて、初めてだらけでぶつかって葛藤した作品に、いい意味で出ている気は勝手にしています」と話し、耳を傾けていた小泉監督は「俺とぶつかったんでしたっけ!? でも、確かにいなくなった事件はあったね(笑)。僕も25歳のときで初監督で、大変でしたね」と振り返った。yuiからメッセージ「皆にありがとうと伝えたい」太陽から逃げるようにヒロインが全速力で走るシーンは、日本版でも米版でも収められている。yuiさんは、「“走れ”と言われたら全速力でめちゃくちゃ走ったら“速い”と言われて…」と、七里ガ浜を疾走したことを思い出した。そして、「(演技が)下手くそでもいいけど、全力でやった作品。今、皆にありがとうと伝えたいと思います」と言葉にしたyuiさんは、観客に向けても「大切な人には突然会えなくなることがある。なので、私はこういう映画は、きっと会いたい人には今会いに行ったほうがいいとちゃんと言ってくれる映画だと思う」とメッセージを送っていた。『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~』は公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~ 2018年5月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2017 MIDNIGHT SUN LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2018年05月20日のっけからあれなんですけど、腹立つんですよ。最近のあれこれに。セクハラに強制わいせつ、それに対する世間のリアクション。まっとうな意見もたくさんあって、それらにはむしろ時代が進んでよかったなあという感慨を抱くんだけど、例えば「被害者にも落ち度がある」「むしろその女は本当に被害者なのか」「男というのはスケベな生き物なんだから理解して自衛しろ」からの「でも男全体を性犯罪者予備軍みたいに言うな」という矛盾。とにかく責任は女の方に持ってくる。てめえら女をナメんなよと言って渾身のアッパーを食らわしたい気持ちしかない。何かね、こういう大きな事件から日々のSNSでの小さなやりとりに至るまで、ひしひしと感じるんですよ。「女を下に見てる人」の多さを。私はセクハラや性犯罪に関して「女が」自衛したり声を上げたりすることが解決策だとは全然思ってません。その前に男に警告したり男が意識を変える啓蒙をすべきだろう。その大前提に立った上で、「ナメてかかるやつが多いこの世の中で、なるべくナメられない女でいようぜ」とみんなに言いたいです。もちろん好きな服を着て好きなことをして楽しく生きていい。武装してコワモテの女になる必要はない。ただ、ふざけたやつにムダに近寄られないように、以下のことを心に留めようじゃありませんか。★自分をむやみに卑下しない照れからくる自虐ネタや自信のなさからくる卑下はコミュニケーションを円滑にするコツのひとつではあるけれど、それが過ぎると「どうぞナメてかかってください」と言ってるも同然になるので、あんまりしない方がいいです。特におじさんの一部はなぜか「自分より若い女は当然無知だろう」という勘違いが顕著なので、卑下してるような女にはさらにガンガン寄ってきて上からモノを言いジャッジしてきます。おじさんだけじゃなくおばさんもいるよ。「望みが高過ぎるんじゃない?だから彼氏できないんじゃない?」うるせえバーカ、そんなアドバイス求めてねえ!本当はね、傲慢なくらいでちょうどいいんですよ女子は。「私の良さが分からないヤツもうGoor night」くらいの姿勢。人に親しんでもらうためにわざわざ自分を引きずり降ろす必要などない。根拠なんかなくたって、胸を張っていいんです。★空気を読んで沈黙しない「NO」をハッキリ言うのは、日本社会で生きてると難しい。特に上の立場の人間や(物理的権力的に)強そうな人間相手だと不利にもなる。だからまずは「自分の意見をきちんと口に出して言う」「空気を読みすぎて自分を押し殺さない」あたりから始めよう。いま私がこう返したら、この場が気まずくなるだろうな。その優しさは悪いことではありませんが、その代わりにあなたが傷ついたりモヤモヤした気持ちにフタをすることになるなんて理不尽すぎます。日常で「私はそうは思わない」「それには参加できない」「それはしたくない」「そんなことを言われるのはイヤだ」という気持ちを、やんわりでもいいから身近な人や友達にきちんと表明する練習はしておいた方がいいです。NOが難しければ、無視や適当に流すなどのスルー技術を身につけてもいい。「この子いつもニコニコして何でも聞いてくれるな」みたいな印象は長所でもあるけれど、ナメてくるヤツの数も増やしがち。「いつも優しいけど怒る時ははっきり怒る人」くらいにアップデートしておきたい。ナメてかかるヤツは卑怯なくらいに人を見ますからね。怒る人には無礼な態度を取らないもんです。「私はいつでも断れるし怒れる」という気持ちが持てるようになると、実際にそれを発動させるかどうかは別としても、手足が伸ばしやすく生きやすくなります。実際に言動や力や立場が強くなくたって、強い気持ちは持っていい。あなたがここで生きてる、それ自体が大切に守られるべきもの。誰かがあなたをナメていい理由など、ひとつもないんだから。Written by こんどうあゆみ
2018年05月16日少し前に「このセリフを言う男は、危ない。」というコラムを書きましたが、今回はその「結婚篇」です。別に既婚者や婚約中の人対象ではありません。男性の結婚観がかいま見えるので、彼や男友達、気になるあの人からこういうワードがでてきたらさりげなく真意を探っておきましょう。でないと本当に結婚してから困ることになる…かもしれない。「俺が君を守るから」女性なら一度は言われてみたいセリフ。我が国のプリンスもプロポーズの時にこんな感じのことをおっしゃった記憶があります。確かに男らしくて素晴らしい。でも皇族じゃない一般男性の場合、具体的に「何から妻を守るのか」が想定できていないどころか、見当違いな恐れもあります。このセリフにハート撃ち抜かれる前に、意味を問いただしたい。例えば「俺が女を守る」的ヒロイズムは、マッチョ思想に転びやすい。「俺が妻子を養うんだ」の心意気がいつの間にか「誰が食わせてやってると思ってんだ」や「一日家にいてラクでいいな」みたいな暴言に変化する夫もいるので気をつけましょう。そういうタイプはお姑さんからの嫌味や育児家事疲れからは全然守ってくれなかったりするしな。「食わせる・養う」にまつわるカッコいいセリフを言いがちな男性は要注意です。「俺についてくれば間違いない」こちらも大変(前時代の)男らしいセリフ…まあ今どきこんなこと言う男いないかもしれないけど…もしいたら危ないので逃げた方がいいかもです。決断力と頼りがいのある男性なのかもしれないけど独善的すぎます。たとえあなたが優柔不断で引っ込みじあんでもやめといた方がいい。俺の言うことがいつも正解。「お前は何にも分かってないから」みたいな方向になるとモラハラ夫への第一歩です。結婚は主従関係ではなく、果てなく続くチームでの共同作業。頼りがいよりも、相手の意見をきちんと聞く耳を持ち、フラットに考えられる人かどうかを重要視しましょう。「結婚しても女の人にはバリバリ働いて欲しい」これは平成の世にあって大変喜ばしいセリフに聞こえます。ただこれもよくよく突っ込んで聞いておいた方がいい案件。例えば今の我が国では「女性はもっと社会進出して輝いてくれ」と「育児と介護は整備がおっつかないからまあ家庭内でうまくやってよ」が同時に並べられてて地獄です。これと同じように「結婚しても仕事は続けなよ」「でも家事育児もよろしくね時々手伝うから♪」みたいになってる男性、意外と多いです。女はスーパーマンじゃねっつの。これからは性差にこだわらず夫婦が分担して柔軟に物事にあたる時代。このセリフを言うからには「俺も家のことバリバリやるぜ」が後に続かないと、意味がないのです。「帰ったら家に灯りがついてて欲しい」今でも男性芸能人への「結婚に憧れは?」的インタビューでたまに耳にする驚きのセリフです。「マジでそれがあなたの結婚か、なら私はごめんだよ…」といつも思います(まあ私に言われてないんですが)。仕事で疲れて帰ってきたら家はくつろぎと食事の準備が万端になされている状態であってほしい…そんなの女だってそうあってて欲しいよ。しかし現実は、夫婦どちらかが迎えに行った子供と買い物袋と共に真っ暗な家に帰ってきて電気をつけるところから始めないといけないかもしれない。結婚に対して「心地よい空間を準備し自分に尽くしてくれる女性が常駐する」という憧れしか持ってない男性は幼なすぎるのでヤバい。同様に「毎朝いってらっしゃい♪て送り出されたい」とか「俺は居間で子供と遊んでてキッチンには奥さんが立ってて…」とか、小坂明子の「あなた」(知らない人は歌詞を検索!)みたいな具体的かつファンシーすぎる夢を語る人も要注意なので、早めに確認を。「結婚したら変わるかも」「子供できたら変わるかも」という甘い期待はわりかし粉々に砕かれます。顔より男らしさより財力より、地に足ついた結婚観とパートナー観。今のうちに見極めときましょう。
2018年05月01日春がぐいぐい来てますね。嬉しいけどついでに花粉もぐいぐい来てて「アンタは来なくていい…」ってなってます。それと同じように「どうして私のところには変な男ばっかり来るんだろう」「最近、ろくでもない男が寄ってくるぞ…」そう思うことはないですか。変な男、ろくでもない男とは何か。人によって違いますが、平たく言えばヤリチンとか浮気魔とか既婚とかDVとかストーカーとか依存男とか独占欲異常に強いとか男尊女卑とか自分のこと全然自分でできないとか…つまりは恋愛や結婚のパートナーとしてごめんこうむりたいタイプ。というわけで今回は、変な男を引き寄せてしまう「クセ」を並べてみます!「モテテク」を使ってしまっている。こまめに料理を取り分けてあげるとか、ワンピースを着るとか、男性の話に「すごーい!」といちいち驚いてあげるとか…世に流布する「女子力高い」「好感度アップ」のテクニック。「この人!」と思った相手に狙い撃ちでやるなら全然いいのですが、「みんなに好かれる」系の言動は寄ってくるお客(男)の母数を増やします。母数が増えるということはすなわち質の悪いお客が来る確率も上がるということ。安易な好感度のばらまきをせず、使うならピンポイントでいきましょう。譲歩しやすい。相手に譲ってあげる、自己主張をしすぎない、男を立ててあげる…それはそれで古き良き美徳。が、そのキャラが定着してしまうと、あなたを下に見たり、依存してきたり、都合よく扱ったりするアホが出てきたりします。人として人と平和に暮らす上での優しさなら問題ないのですが、恋愛という枠で「つい相手に尽くしてしまう・譲歩してしまう」という人は「自分を最優先する」クセをなるべくつけましょう。嫌われてしまう恐怖より、変な人に好かれてしまうリスクを排除!NOと言えない。NOが言えない、断れない女を男は最終的にナメます。どちらにも取れるようなやんわりした言い方だと、男は大体を自分の都合のいい方(つまりYES)に受け取ります(多分これは男女関係ない話ですね)。NOをハッキリ言う女、きちんと怒る女には、あまり失礼なことはしてこないです。ここからこっちは入らないで。それを超えたら私は怒ります。こういう言動(思い)は受け取れません。それには同意できません…などなど。そこまでキッパリと言えないまでも、日頃からなるべく「NO」を言うことに慣れてゆきましょう。自分の感情、すぐに出がち。リアルでもSNSでも、迷い、あわて、悩み、イライラ…などを分かりやすく出しすぎると「御しやすい女」だと思われます。心の動きが分かりやすいので、つけいる隙も見つけやすい。絶えずブレている姿からは「確固たる自分」がないように見えちゃいます。特にさみしさを前面に出しがちな女子は注意!「さみしいから大好きな彼が欲しい」というのは素直な当たり前の気持ちです。でも「さみしいから誰かを待ってます!」って旗を立てるのは危ないからやめときましょう。さみしさにつけ込んでくる人には、変なのが多いですから。恋愛至上主義だ。別に悪いことではないけど、よいことでもない。特に今の時代、「異性とつがうことで約束される幸せ」はだいぶ色あせました。パートナーがいることで得られる幸せはもちろんあるけど「それさえあれば不安の全てが解消されてうまくいく」なんてことはない。恋愛を重要視しすぎると「これを失うともう後がないかも…」「ひとりになるよりはマシ」と思うあまり違和感を我慢したり、焦って変な男を掴んでしまったり、手放せなくなったり。恋愛は人生のメインではなく、彩り。そのくらいの気持ちでいた方が素敵な男性をつかまえられます。その他、「荷物が多い」「部屋がモノであふれてる」「ひとりメシなど単独行動が苦手」…なども、よくないクセの一例です。とにかく「とっちらかってる」「自分の軸が安定してない」ように見える女は、気だてがよかろうと可愛かろうと、変な男を引き寄せがち。せっかくの春、いい出会いを呼び寄せるなら、シンプルでシャキッとした女でいきましょう。Written by こんどうあゆみ
2018年03月28日京都の中心地に佇む、和モダンの素敵な空間京都の中心地、中京区「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」の1階にある「居様」。外観は伝統的ながら洗練されたデザインで、お店に入る前からカメラのシャッターを切りたくなります。暖簾をくぐり店内に入ると、目の前に広がるのは和モダンの空間。漆喰の白壁で落ち着いた印象です。デザインを担当したのは若き女性建築家の永山裕子で、細部にまで彼女のこだわりが光ります。四季折々、表情を変える中庭を望むことができるのも素敵です。”いいね! ”必須のお料理たち時間帯によって、提供されているメニューが異なる「居様」。朝はおばんざいを中心にしたブッフェ、お昼は様々な種類のおばんざいを少しずついただける御膳料理が楽しめます。夜は、薬味と一緒にお出汁でいただくしゃぶしゃぶや、日本料理をお楽しみください。職人がつくるこだわりのお料理は、どれも見た目が華やかでフォトジェニック! おばんざいランチをはじめ、「SNSにアップしたい! 」と、つい女性のお客さんがカメラやケータイでお料理を写真に収めてしまうほどの美しさです。お料理の盛り付けの美しさ故、若い女性を中心にSNSで話題を集めるのもうなずけます。看板メニュー「九種のおばんざい御膳」で季節を味わう看板メニュー「九種のおばんざい御膳」(1,800円)は、是非食べたい一品。9種類ものお出汁を効かせ、季節ごとに旬の食材を取り入れた京おばんざいが楽しめます。桜の時期には、「春の行楽弁当」がテーマの御膳が提供されます。かわいらしい三段のお重に、色彩豊かなおばんざいが詰められており、可愛らしい見た目です。筍と若布目と蕗の炊き合わせや、蛍烏賊酢みそ、鰆の木の目田楽焼きといった、春の味覚がずらりと並びます。お料理に合わせて、器や提供方法が変わるので、季節を変えて何度でも足を運びたくなります。なお、食材の仕入れや季節によりおばんざい御膳は、お料理の内容が異なります。見て美しく、食べて美味しい「居様」のお料理を、洗練された空間で是非召し上がってみてください。お店に魅了され、家族と、恋人と、友人と、季節を変えて何度でも通いたくなることでしょう。スポット情報スポット名:居様 (IZAMA)住所:京都府京都市中京区新町通六角下ル六角町361 三井ガーデンホテル京都新町別邸電話番号:075-251-2500
2018年03月23日いい年なので小さな声で言いますが、私、2年ほど前に「HiGH&LOW」及びEXILE THE SECONDにハマりまして。それを機に、今までナナメにしか見ていなかったEXILE TRIBE(EXILEを中心とする各グループの総称)の皆さんの現在や過去を仔細に眺めるようになったわけです。そうすると、デビューしたての彼らと今の彼らでは見た目が全然違うことに気づいたんですね。人によっては「え…別の人ですよね??」と目をむくくらい。かといって整形っぽいとかじゃないんです。でもとにかくそこらのあんちゃんが、ものすごく美しい男性になってたりする。単に垢抜けたといってしまえばそれまでなんですが、「これは一体なんなんだろう…」とずっと考えていました。まず服装とか歯とかお肌のレベルがゴンと上がっている(これはエステとか審美歯科も積極利用してるだろうなあ)。そして顔が締まってきた(これは日頃の鍛錬と食生活改善と激しいパフォーマンスかなあ)。でも、いちばん分かりやすい変化は「髪と眉」なんですよ。流行に何とな〜く乗っていた髪型と、自己流に整えていた(または全く野放しだった)眉毛。これを一流のプロの手によってオシャレに直すことがイケメンへの一番のジャンピングボード…そう感じたのです。(ヒゲのある人はヒゲもね)で、何が言いたいのかと申しますと、「この法則は一般男性にも当てはまる」ということなのです。私の友人Hくんが、先日ヘアサロンを変えまして。美容師である私の女友達に担当してもらったわけです。彼女から送られてきた出来上がり画像を見てびっくり。「えっ、Hくんってこんな男前だったのか…!」と友人みんなが驚愕しました。少年みたく揃っていた前髪を立ち上げ、髪全体を軽やかにしたことで一気に垢抜け、放りっぱなしだった濃い眉まわりのムダ毛をなくしキリリと整えることで、もともとキレイだった目が見事に強調されてグッと印象的に。彼だってこれまでも別のサロンで髪を切ってたわけですが、髪と眉の垢抜け方法を知ってるセンスある美容師さんにおまかせするとこうも変わるのか…と。「うおお…これだ…やっぱり男は髪と眉だ…!」と震えたのです。女性はメイクや髪型をかなり若い頃からあれこれいじっているのに対し、男性は、美容やオシャレに敏感な一部の方々以外は「ま、こんなもんかな」で止まってたりもします。大多数の人はメイクするわけじゃないし、これ以上は大きく変わらんだろう…と本人もこちらも思ってるわけですが、違いますね。ほんとガラリと変わりますね。「だから何だよ今回の結論はよ」とお思いの読者さま、そうですよねすみません。つまり現時点での外見は重要視するな!男は変わるぜ!ということです。例えば自分の彼や夫がダサい…とお嘆きのあなたは、これからいくらでも変えられる。そして何よりいまフリーのあなたは、周囲の男性の外見を「もっさい」「ダサい」「いまいちイケてない」という理由で候補からはじくのは、ちょっともったいないかもしれないよ?と。もちろん「もう完全に好みじゃない」というなら全然いいんですが、今はまだ完成されてないものにも目を向けてみるのもアリなのかなと。「いい男がいい男になったのは、歴代の彼女が磨いてきたからだ」という言葉があります。原石をどんどん磨いて褒めて伸ばしていい男にしていく、という楽しみもまたいいもんです。磨けるかどうか、いや磨いて変わるかどうかはこちとら女にも本人にも判別がつきませんが、まず髪と眉、それでダメなら服だの体型だのお肌だのも磨いていけば、おそらくほとんどの男性が大きく変われると思うのです。だから外見に惑わされず、伸びしろを含めて恋愛対象か否かの判断をするといいかもしれません。…あ、ちなみに中身、つまり性格的なものや性癖的なものは女が変えられるもんじゃありません。カドがとれて丸くなることは多少あっても、基本的には変わらないのでそこは逆にきちんと見極めて、「いつか変わってくれるかも♪」という楽観はナシでいきましょう(笑)Written by あゆみ
2018年03月01日YUI主演の映画『タイヨウのうた』を、ハリウッドで新たなラブストーリーとして生まれ変わらせた『MIDNIGHT SUN』(原題)が、『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~』の邦題で5月11日(金)より日本公開されることが決定した。あらすじ17歳のケイティは、太陽の光にあたれない“XP”という病をかかえていた。そのため、幼い頃から昼間は家から出られず、父親と2人で時間が経つのを待つだけの日々が続いていた。彼女の唯一の楽しみは、毎夜ギターを片手に駅前まで行き、通行人を相手に歌をうたうことだった。そんなある夜、彼女はチャーリーと出会う。彼には病気のことを隠したまま、次第に2人は恋に落ちていく――。本作は、“夜しか会えない2人”の最初で最後の本気の恋を描く、恋する勇気がもらえる、早くも今年最高の感涙ラブストーリー。主人公のケイティを演じるのは、ディズニー・チャンネルのドラマシリーズ「シェキラ!」に出演し、その歌唱力と演技力が評価され、グザヴィエ・ドラン監督の新作『The Death and Life of John F. Donovan』(原題)への出演も決定しているベラ・ソーン。今作では、太陽の光にあたることができず、毎夜ギターで弾き語りをすることを楽しみにしている17歳の少女を熱演。そして、ケイティの歌声に惹かれ、やがて恋に落ちていくチャーリーを、メジャー映画への出演は今回が初めてとなるアーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガーが演じている。また監督は、『ステップ・アップ4:レボリューション』のスコット・スピアー。ベラとパトリックのほかにも、ロブ・リグル、クイン・シェパード、ケン・トレンブレットらが名を連ねる。『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~』は5月11日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月08日さて、2017年最後のコラムには「自分を嫌いにならないで」と書きましたが、2018年一発目のコラムは「年をとることを恐れないで」です。年が明け干支が変わるたび「ああ…私は今年○歳になるんだな」と密かにガーンとしてしまうのは誰しもおんなじ(だよね…?)なので、年の初めに言っておきますね。女子よ、年齢の呪いにかからないでー!女の若さに至上の価値を置きがちな日本では「加齢を恐れない」ことは非常に難しい。でも、他人はともかく自分の意識を変えるのはどうにかできる。ていうか変えていかないと後々自分がしんどい。誰かに押しつけられた「私にとってつらい価値観」で自分を縛るのはアホくさい。加齢を避けて通れる人はこの世に1人もいない。ならばいい意味をつけていくか、せめて気楽に進んでいきたいですよな。「年をとったら女としての価値が下がる」なんてことは、ない。「女の若さ」が至上の人(特に男性)は大勢いますが、そんな浅い価値観しかない層に私たちがジャッジされる義務は全くない。そして実際には「価値が下がって損をする」ことはあまりないので、安心して下さい。もちろん若さは順当に失われてゆきます。しかし成熟や知性や経験値など、別の魅力がどんどん増えてゆくのもまた事実。人としての魅力も性的な魅力も、意外と衰えたりはしません。例えば昔の35歳と今の35歳は見た目の若さも境遇も全然違う。あなたが心配するほどあなたは老けない。今までほっといてもキープできてたもの(例:尻の肉、お肌)は努力で保たないといけないけど、若い時よりも色んな角度で魅力を認められることが多くなる分、人によっては「年をとってからの方が素敵」ということになったりします。ちなみに私は若い頃よりアラフォーの方がモテましたわ。若さという武器を盲信する人にとっては恐怖かもしれませんが、それがなくなってから逆に個人の魅力が輝きだす人もいっぱいいるので、女の道はこの先まだまだ面白いですよ。年をとるといいことも予想以上に、ある。意外なことに20代より30代、30代より40代のほうが、気持ちは楽になります。責任もシミもシワも増えるけど(笑)迷走していたことに少しずつケリがつき、思っていたより選択肢があることに気づき、悩み自体がくだらなかったことにも気づきます。捨てるべきもの、ムダなものも分かってきます。RIPSLYMEの「ONE」という曲の中に「朝まで悩んでた意味は 君が思うより早くムダになる」という私の大好きなリリックがあるのですが、年をとるということはまさにそれに気づくことでもあります。そう、未来は意外と明るい。そしてその気があればいくつになっても何でもできるもんなのです。ただし自分が自分に呪いをかけなければの話。というわけで、今後はこの2つの呪いのワードからは全力で逃げましょう。・「○歳になったらもう○○できない、すべきでない」・「○歳までに○○しないとみっともない」このワードは無限の可能性を奪う呪いです。時代は変わり、これまでの常識は日に日に古び、個人差も多様性も増すばかり。ならば過去の慣習に倣った年齢での足切りなんか、無意味です。○歳になったらミニスカはけない?イヤ、はけばいいじゃん。はきたい自分を抑える我慢より「いつまでもミニスカが似合う自分でいるぞ!」と誓ってする筋トレの方がずっと楽しい。40歳でもアイドルにハマればいいし70歳でも恋すればいいし、気にすることはありません。いい年になっても恋人がいない?結婚していない?余計なお世話。本人がいらないのならばそれでいいし、もはや年齢で決めるものでもありません。他の人とタイミングがずれていようと、「ちょうどいい年」というのは自分だけが決めるものです。(ただ妊娠出産に関してはどうしても可能性の確率が下がりリスクの確率が上がるので、事前に知識を入れておく必要アリです)また、自分だけでなく、他人をみて「○歳でまだ○○してるの痛くない?」「いい年でまだ○○なのヤバくない?」とdisるのも絶対にやめましょう。自分がこれから歩く未来、広がるかもしれない可能性を自分で呪い殺すことになりますから。いくつであろうと、人は何をしてもいいし、また、しなくてもいい。外野は色々やかましいとは思いますが、どうかそれだけを、心に刻んでおいて下さいね。Written by あゆみ
2018年02月02日渋谷にもこんな空間が。落ち着いた大人の小割烹東京・渋谷にお店を構える「小割烹おはし 渋谷」は、渋谷では珍しい本格的な京料理をいただくことができます。お店を構えて15年、知る人ぞ知る渋谷の隠れた名店です。裏路地に位置しているため、駅近にも関わらず大通りの喧騒を忘れられます。和の趣が垣間見える外観が目を惹きますが、夜にはライトアップされて、よりムーディな雰囲気に。中へ入ると京都の老舗旅館のような「和」の世界1歩足を踏み入ればそこは「和」の世界。伝統ある日本の建物の造りを意識した空間に包まれ、石畳の上を歩いて席へと向かいます。その雰囲気はまるで京都の老舗旅館のようで、広々とした店内はゆっくりと落ち着いた大人時間が流れます。料理人の技を目の前で見られるカウンター席や、堀コタツの座敷、個室、予約必至のソファー席など人数に合わせた席があるため、様々なシーンで利用することができます。ほくほく。ふんわり。割烹の雰囲気にふさわしい卵焼き身体に優しい素材を使った季節を感じる家庭料理が自慢の「小割烹おはし 渋谷」。京都で昔から家庭で食べられているおばんざいが美味しいと評判になっています。おばんざいの盛り合わせなどのメニューもありますが、おすすめのおばんざいは「京の出汁巻き玉子」。注文を受けてから職人が1つ1つ丁寧に焼き上げていきます。出汁をたっぷり含んだ出し巻き玉子で、ふっくらとした仕上がり。大根おろしを少しのせて口に運べば、ほっとするどこか懐かしい味わいです。注文ごとにお出汁で炊き上げる名物・羽釜ごはん名物である羽釜ごはんは「小割烹おはし 渋谷」を訪れたのなら、是非とも注文して欲しいメニューです。こちらも注文を受けてから炊き始めるこだわりよう。生米と毎朝丁寧にとる出汁を合わせ、季節の食材と一緒に炊き込みます。目の前に運ばれてきたら、羽釜の蓋を開ける瞬間をお楽しみに。ふわ~っと良い香りに包まれ幸せな気分に浸れます。出汁をたっぷり含んで炊きあがったごはんは、ほっこりとした癒やしの味です。季節の食材を使った期間限定の羽釜ごはんを提供している時もあるので、メニューで見つけたらぜひ注文してみてくださいね。ファンが多い人気店なのでディナー利用は予約必至駅近な場所にお店を構えている好立地に加え、落ち着いた和空間で美食を味わえるとファンが多い「小割烹おはし 渋谷」。ディナー時の利用は大繁盛なので予約するのがおすすめ。オープン直後~19:00までが比較的狙い目。予約なしでも入店できる可能性があります。また日曜・祝日は予約しやすいそうなので、休日に訪れたい方はお店に問い合わせてみてください。東急・東京メトロ各線「渋谷駅」徒歩2分、京王・JR各線「渋谷駅」徒歩5分。くつろぎの旅館のような世界に身を任せて、身体も心も癒やされてみませんか?スポット情報スポット名:小割烹おはし 渋谷住所:東京都渋谷区渋谷1‐12-1 カレイド渋谷宮益坂1F電話番号:03̈-5766‐1955
2018年01月12日今年(2017年)4月に始まったこの連載も20回目。うおお…もう今年が終わるなんて…時の流れが早すぎやしませんかね。というわけで2017年の締めくくりに私から、唐突かつちょっと真面目なメッセージをおくりますね。女子よ、どうか自分を否定しないで。決して自分を嫌いにならないでください。他人からはのほほんと生きているように見えても、どうしようもなく落ち込んだり、言えない劣等感や悩みを抱えて「うう…」とうずくまりたくなる日がある。慌ただしく過ごした日の夜など、布団に入って目を閉じた途端に「考えても仕方のないこと」を考え始めてしまう。苦しくて、未来が見えなくて、自分を消してしまいたくて、「私のことなど誰も気にかけてくれない」と思って泣く夜がある。そんな夜でもあなたは絶対にひとりぼっちじゃない。あなたはダメでも何でもない。あなたを大切に思っている人は(いま欲している人ではないかもしれないけれど)必ずこの空の下にいるし、少なくとも私は、そんな夜にあなたのことを思っている。あなたにとっては見ず知らずの人間だけど、同じ思いを何度もしてきた女として「ひとりじゃねえぞー!」と叫びたい。世間の勝手な価値観と期待と圧力、人の目。女子たちが「自分には価値がないのでは」と下向きのらせんの渦に巻き込まれてしまう瞬間がいくつもあるのは痛いほど分かる。でもそこから逃れようと、こちらのことを対して好きじゃなさそうな男性の誘いにのったり、誰かの無責任な意見に振り回されて自分を曲げたり、自分の時間を放り出して何かに無理に添うようなことは、しなくていい。誰もが振り返るような美しさを得ようとしたり、誰にでも好かれるスペックや技を身につけようとしたり、それができなくて激しく落ち込んだりは、しなくていい。それは、自分を好きになるための行為ではないから。ほんとにね、小さくて(他人から見たら)つまんないこと。それの積み重ねが、あなたを毎日少しずつ救い、少しずつ上向きにするから。自分がやった自分の世話だけが、自分の背筋を伸ばす。もちろん彼の愛の言葉とか誰かからの褒め言葉も素晴らしいけど、「自分で自分を褒めたくなるちいさな繰り返し」が、いちばん効く。趣味に打ち込んでみる。部屋を片付けていらない服を手放してみる。仕事で何かひとつ工夫をしてみる。掃除や洗濯、料理をちょっと頑張ってみる(決して女子力とやらのためじゃなく、生活をコツコツまわすことは予想以上に心の安定に結びつくから)。スマホから目を離して、本を読んでみる。散歩して、ひとりでお茶をしてみる。ノートに何か書いてみる。歌をうたってみる。ストレッチをしてみる。身体を動かして汗をかく機会を、一度でいいからもうけてみる。ああ、なんか私ちょっと頑張ったかもな。ひとりで楽しんだな。一日の終わりのそんな思いが、自分を好きになる、自分を信じる、いちばんの栄養剤になるから。人となるべく比べない(だって何もかも違うから)。人をおとしめて自分を安心させない。「誰かよりまし」なんて価値観を持たない。自虐しない。誰かに認めてもらおうと必死にならない。だってあなたは、あなた1人しかいないから。あなたには他の人が決して真似できない魅力と強みがある。それはもしかしたらかなりマニアックかもしれないけど、絶対にある。だから決して、卑下も否定もしないで。あなたが思ってるより、あなたは魅力的だということを、がっつり胸に刻んで。例えば「いま以上の恋はできない」「私を愛してくれる人はもう現れない」みたいな悲しみを持ってるなら、「生きてりゃこれ以上はいくらでも登場する!」と私が太鼓判を押す。女の人生まだまだ長い。新しい幸せは思わぬ方向から次々とやってくるよ。だから絶望しないで。今がどん底だと思えても、大丈夫、絶対に上向くから。楽になるから。泣いたって愚痴ったって怒ったって暴れたっていい。ただ、無理はしないで。自分を殺さないで。味方はたくさんいるから。ひとりじゃないから。もしいま「手の中に泥だんごしかない」と思ったとしても、磨き抜いたらつるつる輝く玉になるよ。あなたはあなたのままで素敵だし、何にでもなれるんだ。2018年は、自分をがんがん可愛がろうぜ。Written by あゆみ
2018年01月11日