東洋新薬はこのほど、「米由来グルコシルセラミド」の摂取で、「角質セラミド」量の増加をヒト試験にて確認したと発表した。米から得られる成分「米由来グルコシルセラミド」は、植物に含まれる糖脂質「グルコシルセラミド」の一種。これまで、細胞や動物を用いた研究では、肌の保湿に重要な役割を担っている脂質成分「角質セラミド」の生成を促進する作用があることが確認されているが、ヒトを対象とした研究報告はほとんどなかったという。今回の研究では、乾燥による肌荒れまたはかゆみを自覚する成人男女を対象にした実験を実施。3つのグループに分けて、それぞれ「米由来グルコシルセラミド」を含まない食品、低用量含む食品、高用量含む食品を1日1食12週間継続して摂取してもらった。結果、「米由来グルコシルセラミド」を高用量含む食品を摂取した人たちの角質セラミド量が増加したという。同社は同研究成果について、「『米由来グルコシルセラミド』が肌の保湿力を高める作用を持つことを示唆するものであり、加齢とともに減少する角質セラミドの維持にもつながると期待できます」とコメントしている。
2015年11月16日1日の野菜や果物の摂取量を増やすにはどうすればいいのでしょうか?会社勤めしているとなかなか難しいし、「一度やってみたものの続かなかった」という人も多いはず。そこで「アメリカ疾病予防管理センター」のサイトを参考に、長続きする野菜・果物の摂取アイデアをご紹介します。■朝食:メニューの1品を果物に替えて満腹に!一日のはじまりは、たっぷり食べて元気にスタートしたいもの。オムレツにはチーズの代わりに、ほうれん草やたまねぎ、マッシュルームを入れてみましょう。かさ増しになり、食物繊維もたっぷり。カロリーも、チーズ100gだと約300~400kcal、茹でたほうれん草なら100gで25kcalです。この違いはかなり大きいですよね!1皿をバナナやモモ、イチゴなどの果物に代えてみましょう。たとえば普通の大きさのバナナ1本(可食部120g)のカロリーは約100kcal。同じだけのカロリーをウインナーソーセージで摂るなら、わずか1本と半分(約30g)です。■昼食:持ち運びできる野菜をランチメニューに外で食べることも多いランチが、野菜中心食生活のいちばんの難関かもしれません。お弁当として持っていくなら、サンドイッチがおすすめです。ロースハムだと5枚(60g)でカロリーは約120kcal。パンやマヨネーズのカロリーも加わると、けっこうな高カロリー。一方、トマトなら中サイズ1/2個(100g)で20kcalです。たっぷりのレタス(50g)でかさ増ししてもプラス8kcal。「野菜だけでは味気ない……」という方は、茹でた鶏ささ身1本をほぐしてサンド。これでプラス50kcalです。それでも合計80kcal。ロースハム3枚とほぼ同カロリーでおなかいっぱいになります。おうちでのランチには、野菜の具たっぷりのスープはいかが?パスタやお肉を入れる代わりに、カットしたブロッコリーやニンジン、玉ねぎ、豆をたっぷり入れれば、カロリーは抑えて満腹感アップ。保温ジャーでお弁当として持っていくこともできます。■おやつ:持ち運びできる果物をスナック感覚でついつい手が伸びるおやつの問題は、カロリーを取り過ぎてしまうこと。市販のスナック菓子は1袋で300~500kcalなんてあっという間です。また、こうしたおやつは油分も多く、体が消化する際にビタミンを余分に消費してしまいがちで、ダイエットの大敵。しかし野菜や果物なら、カロリーも抑えられて栄養も補え、一石二鳥!たとえば100kcal前後の野菜・果物の目安はこのくらいです。・中くらいのサイズのリンゴ1個(72kcal)・中くらいのサイズのバナナ1本(105kcal)・カップ1杯の蒸した豆(44kcal)・カップ1杯のブルーベリー(83kcal)・カップ1杯のぶどう(100kcal)リンゴやバナナは持ち運びも簡単ですし、蒸した豆やブルーベリー、ぶどうなどは1パック持ち込めば職場で同僚たちとスナック感覚でつまめます。■夕食:調理法も工夫してカロリー大幅ダウン夕食はもっとも野菜を取り入れやすい食事かもしれません。彩りもきれいな野菜で見た目も美しく料理・盛りつけすれば食欲もアップ。でも、たとえば天ぷらだと衣と油分が加わり、カロリーが素材の約4倍にアップすることも。衣をつけて油で揚げる料理よりも、蒸したり茹でたりしたものを低カロリーなドレッシングと食べることで、効果はさらに高まります。フレッシュな玉ねぎやきゅうり、茹でたブロッコリーやニンジンは、塩・コショウだけで素材そのものの味が楽しめるものです。ただし野菜や果物といえども、いくらかはカロリーがあります。いつも食べているものに加えて野菜や果物も食べてしまったら、体重はもっと増えてしまうでしょう。肉類や炭水化物など、より高カロリーな食材の摂取量の代わりに野菜や果物を取り入れたいものです。*イギリスの詩人で劇作家のドライデンはこんな言葉を遺しています。「はじめに人が習慣を作り、それから習慣が人を作る」ひとつひとつは簡単でも、習慣にするのはなかなか難しいもの。でも、いったん習慣になってしまえば、あとは手軽で確実な低カロリー食生活が手に入ります。まずは無理のないところから、取り入れてみてはいかがでしょうか?(文/よりみちこ)【参考】※Cutting Calories―Centers for Disease Control and Prevention
2015年10月29日体重を減らすということは、摂取カロリーと消費カロリーのバランスを「マイナス」にすればいいだけ。つまり非常にシンプルなことのはずなのに、なかなか難しいものでもあります。そこで今回は、1日の摂取カロリーから500kcalも減らしてしまうための5つのアドバイスをご紹介します。■1:しっかり噛む栄養学に関する雑誌『アメリカン・ ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション』に掲載された研究結果によると、食事の際にゆっくり噛むと、食べる量を減らすことができます。また別の研究によると、食べものを口に入れて15回噛んだ場合と40回噛んだ場合では、40回の方が12パーセント少ない食べもので満足できたという結果が出たそうです。これは、多く噛むことで満腹中枢が刺激され、食欲を促進するグレリンという物質の分泌が減るため。カロリー摂取を減らすには、しっかりたくさん噛んで食事を摂りましょう。■2:サラダのトッピングは少なめにするいくらサラダが低カロリーで健康的といっても、高カロリーなトッピングをたくさん乗せては意味がありません。クルトンやベーコン、チーズ、アボカドなどは避け、代わりに低カロリーでも美味しいトッピングを選びましょう。おすすめは、玉ねぎやマッシュルームをグリルしたものや、ピーマンのロースト。また、ドレッシングは高カロリーなことが多いので、できる限り少量にしましょう。■3:甘い飲み物は避ける飲みものは、カロリー計算に入れ忘れがち。でもソフトドリンク類は意外と高カロリーで、たとえばある人気ブランドのミルクティは、500mlのペットボトル1本で200kcal近くあります。つまりこれをやめるだけで、1日200kcalを減らせるということ。ソフトドリンクや加糖されたコーヒー・紅茶をやめ、ミネラルウォーターにしましょう。炭酸飲料が好きなら、代わりに炭酸水を。これまで飲んでいたものをいきなりゼロにするのが大変な場合、1回の食事分をミネラルウォーターに切り替えるなど、少しずつ変えていくとうまくいきます。■4:お皿を小さめにするお皿のサイズを、いつものよりも小さめのものに変えましょう。ある実験で、お皿のサイズが、口にする食物の量に影響することがわかったのです。大きなお皿は、そこに乗っている食事の量を少なく見せるため、食べる量が増えてしまうのだとか。小さなお皿はその逆で、食事が多く乗っているという錯覚を起こすので、食べる量が減るというわけです。■5:おやつは新鮮なものを選ぶ小腹が空いたら、これまでのお菓子をやめて果物や野菜を食べましょう。チェリートマトやベイビーキャロット、きゅうりなどが簡単でおすすめ。果物なら、ベリーやりんご、バナナはいかがでしょう。季節の果物をおやつにするのも楽しいですね。*食事を減らしてカロリーを削減することは心理的な負担になりますが、噛む回数を増やしたりお皿のサイズを変えたり……ということなら気楽に始められそうです。すべて一気にやろうとせずに少しずつ取り入れ、最終的に500kcal減となるように気長に取り組んでみましょう。(文/松丸さとみ)【参考】※5 sure steps to reduce 500 calories in your daily intake-Latino Health
2015年09月28日米国小児科学会(AAP)の公式査読ジャーナルである「PEDIATRICS」のオンライン版にこのほど、「早期のピーナツ摂取は、ピーナツアレルギーリスクから子どもを守る」という合意声明が掲載された。複数の専門家によるこの声明は、今年の「New England Journal of Medicine」に掲載された、イギリスの King’s College Londonの小児アレルギー部門に属するGideon Lack氏が小児とピーナツアレルギーについてまとめた論文に関するもの。ピーナツアレルギーを含むアレルギーは世界中で増え続けており、Lack氏は「ピーナツアレルギーの発症リスクが高い子どもに早期のうちにピーナツ(製品)を食べさせることは、ピーナツアレルギー保護の観点からよい」としている。同氏は、ピーナツアレルギーの発症リスクが高い生後4~11カ月の乳児640人で研究を実施。640人の乳児を、ピーナツを6g以上含む食品を週3回以上摂取する群(摂取群)と5歳までピーナツ製品を摂取しない群(非摂取群)に分けた。ピーナツ含有製品には、ピーナツバターやピーナツスープなどを使用した。研究の結果、5歳時点における摂取群のピーナツアレルギーの有病率は約3%だったが、非摂取群では17%を上回っていた。摂取群の有病率が非摂取群の約6分の1だったことを受け、同氏は「これはピーナツアレルギーのリスクを80%以上も低減させている」と話している。また、ピーナツアレルギーのリスクがある小児には生後4カ月時に皮膚テストを行い、問題がないようならば、5歳になるまでにピーナツ製品を定期的に与えるべきと推奨している。ただ、論文の共著者であるRebecca Gruchalla氏は、「ピーナツリスクが高い乳児にピーナツ製品を与えるのは、小児科医とアレルギーの専門家との相談が必要だ」と注意している。
2015年09月04日レモンが健康や美容にとてもいいと知ってはいても、毎日の食事に取り入れるとなると、なかなか難しいもの。そのまま絞ってサラダやムニエルなどにかけてもいいのですが、使い切れずに残ってしまうこともしばしば……。そんなときはハチミツ漬けにするのがおすすめ。素朴ながらも手軽にビタミンCなどの栄養を補給できる保存食として重宝します。スライスしてハチミツをかけるだけ!「レモンのハチミツ漬け」の仕込みは、ものの5分もあればできます。レモンは皮ごと漬けてそのまま食べるので、できれば国産無農薬のものを選びましょう。まず、よく洗ったレモンをスライスして種を取り除き、保存容器に並べ入れます。ついでに、この時期に手に入る河内晩柑などの柑橘類も皮をむいて一緒に入れておくと、果実のシロップ漬けも同時にできます。あとは並べたレモンにかぶるくらいの量のハチミツを回しかけ、冷蔵庫に入れて1日待つだけ。ハチミツがちょっと少ない?と感じるくらいの量でも、レモンからたっぷり水分が出てきてちゃんと漬かるので大丈夫です。翌日には酸味が和らいだレモンスライスと、ハチミツとレモン汁がほどよく混ざった美味しいシロップができあがっています。美味しく飲んで食べて栄養補給をハチミツレモンシロップは朝の目覚めの水に少し加えて飲むと、気分がシャンとします。スムージーなどを作るときにミキサーに加えてもいいですね。炭酸水で割ったり、夜はお酒で割って飲んでも美味です。ちょっとお腹が空いた時などにハチミツ漬けにしたレモンスライスを食べると、甘酸っぱさと爽やかな香りにリフレッッシュできます。レモンにたっぷり含まれるビタミンCは一定の量しか体内に蓄積できず、一度にたくさん摂っても流れ出てしまうそうなので、意識してこまめに摂取したいもの。グラノーラ+ヨーグルトにハチミツレモンシロップをかけて朝食やおやつにしたり、ゼリーにしたり。食べ方を自由にアレンジできるのも、レモンのハチミツ漬けの魅力です。ゼリーの作り方(250ml)ハチミツレモンシロップ80mlに水120mlを加え、ゼラチン5gを50mlの熱湯でよく溶かしたものをさらに加えてよく混ぜる。器に注ぎ、粗熱が取れたらハチミツ漬けしたレモンスライスや果実を浮かべ、冷蔵庫で冷やし固める。ハチミツ漬けしたレモンは4〜5日以内に食べ切りたいですが、余ってしまいそうならばフードプロセッサーでペースト状に。そのままヨーグルトに混ぜても、生クリーム&牛乳と混ぜて冷凍庫で固めてアイスにしても美味しく、さっぱりした後味が◎ アイスは小さな紙コップに流し入れ、棒を挿してから固めると食べやすく、ホームパーティ時のデザートに出しても喜ばれそうです。アイスの作り方(小さな紙コップ3個分)ハチミツ漬けしたレモンペースト50mlに、生クリーム40mlを8分立てしたものを加えて混ぜ、さらに牛乳70mlを加えてよく混ぜる。紙コップに注いで棒を挿し、冷凍庫で冷やし固める。レモンには疲労回復効果のあるクエン酸もたっぷり。同様にハチミツにも疲労回復効果、整腸作用、殺菌効果などもあるそうです。気軽に作れて栄養も豊富、おまけに食べやすくてアレンジもいろいろ楽しめる「レモンのハチミツ漬け」。ますます暑さが厳しくなってくるこれからの季節、冷蔵庫に常備しておくと安心ですね。
2015年07月14日汗をかきやすい夏は、水分摂取が欠かせません。でも、間違った飲み物を選んでしまうと夏太りの原因になることも!正しく選んで、暑さを乗り切りたいですね。夏は熱中症対策として定番なのが、スポーツドリンク。軽い酸味があるため、喉が渇いたときにはおいしいですよね。でも、その口当たりとは異なり、主成分となるのは糖分。飲みすぎてしまうと、肥満の原因になりますよ。さらに冷やしすぎたものを飲めば、内臓の冷えを招いてしまい、代謝を低下させる可能性も。夏に良いと思われているスポーツドリンクも、飲み方によっては体に負担をかけてしまうのです。一方で、スポーツドリンクの良いところは、糖分だけでなく、塩分やミネラルを含んでいるところ。どうしても飲みたいときは、常温の水で少し薄めて飲むのがおすすめです。汗とともに失われるのは水分だけでなく、特に塩分が大切だといわれています。鉄分も一緒に汗で流れ出てしまうため、女性は特にミネラルが豊富な飲み物を選びたいところ。ミネラル豊富な硬水も良いのですが、飲みすぎるとお腹がゆるくなる場合もあるので注意が必要です。そこで、試してほしいのが自宅で作るオリジナルドリンク。内臓を冷やさないように白湯を使い、ミネラルが豊富なものをプラスし手作ります。例えば、天然の岩塩と昆布の粉末を入れるだけで、手軽に作れる昆布茶はいかがでしょうか?どちらも海に由来するもので、ミネラルが豊富です。そのほか、クエン酸で疲労回復効果が期待できる梅干をお湯に入れるだけの梅干し湯もおすすめ。ただの白湯でも良いのですが、塩分が含まれないとすぐに尿になって流れてしまいます。しっかりミネラルを補給して、暑い夏を乗り切りましょう!
2015年07月07日セロリを食べると摂取カロリーがマイナスになるって話、聞いたことがありませんか?これは本当です。食べるだけで、カロリーが消費されます。なぜなら、セロリはセロリ自体のカロリーより消化するときに必要なカロリーの方が多いので、食べるとカロリーが消費されるのです。ただ、残念ながらマイナスになるカロリーはほんのわずかなので、セロリを食べるだけではダイエットにまではなりません。でも、セロリの力はそれだけじゃないんです!今回は『The register-mail』より、セロリの活用術をご紹介します。■セロリの正しい保存法と調理法セロリは低カロリーなだけでなく、肌にハリを与えてくれるビタミンC、皮膚を強めてくれるビタミンAが豊富。食物繊維もたっぷりなので、美容にいいことづくめ。日焼け止めが欠かせない季節には、ぴったりの食べ物ですよね。セロリの匂いを苦手とする女性は多いと思いますが、栄養価も高いので、毎日の食生活にぜひ取り入れていきましょう!そのために、まずはスーパーでいいセロリを選びましょう。茎がまっすぐで葉が新鮮なものを選びます。セロリを買ってきたら、洗わずに冷蔵庫に入れてください。2週間ほど保存することができます。みなさんはセロリを食べるとき、どんな料理で食べますか?すぐに思い浮かぶのはセロリボート(セロリの茎のくぼみに具を載せて食べる料理)ですが、他にもたくさんおいしい調理法があるんです。セロリの茎は生、揚げる、ゆでる、焼く、電子レンジでチンするなど、あらゆる調理法でおいしく食べることができます。ただし、セロリは土がついていることが多いので、使う前に全体をよく洗うことが大事です。それでは次に、セロリのおいしい食べ方トップ10を紹介します。■セロリのおいしい食べ方10個(1)手軽なオードブルに!セロリボートの要領で茎にクリームチーズを塗り、パプリカを散らします。あっと言う間にオシャレなオードブルの完成!これなら、パーティーでも活躍しそうです。(2)葉っぱも食べられる!セロリに捨てるところはありません!葉っぱも肉と一緒に炒めたり、スープに入れたり、サラダにも使えます。全部使っちゃいましょう。(3)シチューにいろどりを!スープやシチューになんだか彩りが足りない。そんなときはセロリの出番です!ササッと切って入れちゃいましょう。サクサクの食感も加わって、おいしく仕上がります。(4)食感を活かしてタコスに!手軽でオシャレな料理、タコス!このタコスに刻んだセロリを入れると、シャキシャキの食感が加わっておいしいんです。風味もよくなりますよ!(5)ほうれん草と混ぜる!ほうれん草のサラダを、いつもと一味変えましょう。例えば、ほうれん草のサラダに、角切りにしたセロリ、千切りにしたニンジン、茹でたマカロニ、ピーマンとコーンを入れる。これを、お好みの低カロリードレッシングでどうぞ!(6)マヨネーズと和える!刻んだセロリとマヨネーズかマスタードを和えて、これをパンやイングリッシュマフィンにつけて食べると絶品です。さらに、ツナやチキンに少し入れると、食感と風味が増しますよ。お好みで辛いソースを入れてもおいしいです!(7)ササッと炒める!冷蔵庫にある野菜と一緒に炒めて、お好みでハーブや塩コショウを振りましょう。たったこれだけで、あっと言う間にもう1品ができちゃいます。(8)サルサソースにする!熱した油にニンニクを入れ、トマト、玉ねぎと一緒にセロリを炒めます。玉ねぎとセロリが柔らかくなったらOKです。小麦粉で粘りを出して、塩コショウを辛いソースで味付けすれば出来上がり!トルティーヤチップスと一緒に食べましょう。(9)強火で炒める!フライパンにオリーブオイルを熱し、セロリ、ニンジン、ブロッコリー、玉ねぎ、ピーマンをサッと炒めます。しょうゆをサッとかけ回し、玄米やパンに載せて食べましょう。香りが香ばしくて、箸が進みます!(10)茎に具を載せる!やっぱり1番は定番のセロリボート!半分に切った茎の内側にピーナッツバターを塗り、レーズンを乗せれば、体にもいい子供のおやつに!他にも好きな具を載せて、ワイワイ楽しみましょう!色々な食べ方を見ていると、だんだんセロリが食べたくなってきますよね。おいしくて栄養豊富なセロリ、毎日のメニューにもっと取り入れましょう!(文/和洲太郎)【参考】※Nutrition Q&A: Does celery have negative calories?-The Register-Mail
2015年05月17日国立がん研究センターはこのほど、コーヒーと緑茶摂取に関する全死亡リスクおよびがんや心疾患、脳血管疾患などの死亡リスクとの関係について明らかにした。同センターは、コーヒーと緑茶摂取と死亡リスクについて検討するため、多目的コホート研究を実施。多目的コホート研究では、40~69歳の男女約9万人を対象として1990年または1993年から2011年まで追跡調査した。調査から得られた結果をもとに、緑茶とコーヒーの習慣的摂取と全死亡およびがんなどの主要死因死亡リスクとの関連を調べたという。約19年(平均)の追跡期間中に1万2,874人が亡くなったが、その内訳は5,327人ががん、1,577人が心疾患、1,264人が脳血管疾患、783人が呼吸器疾患、992人が外因による死亡だったとのこと。結果を解析したところ、緑茶を一日1杯未満飲むグループを基準として比較した場合、一日5杯以上摂取したグループの全死亡リスクは、男性が「0.87」、女性が「0.83」となっており、それぞれ13%、17%もリスクが低下していることになる。また、摂取量が増えるにつれてリスクが下がる「負の相関」が見られていた。死因別では、がん死亡との関連は男女とも見られなかったが、心疾患による死亡は男女ともリスクが低くなっており、脳血管疾患と呼吸器疾患については男性でのみ低いという結果だった。緑茶摂取で心疾患などによる死亡リスクの低下が確認された理由について、同センターは緑茶に含まれ、血圧や体脂肪、脂質の調整作用があると言われる「カテキン」の効果によるものではないかと推定している。コーヒー摂取と死亡リスクの関連についても、同コホート研究による追跡調査から明らかになっている。研究開始時のコーヒーを飲む頻度に関する質問への回答から、調査対象者をコーヒーを飲む量に応じて5グループ(「ほとんど飲まない」~「一日5杯以上飲む」)に分類し、その後の全死亡およびがんや心疾患などによる死亡との関連性を調べた。その結果、コーヒーをほとんど飲まないグループを基準として比較した場合、一日3~4杯飲むグループの全死亡リスクが最も低くなっていた(0.76)。すなわち、コーヒーを1日3~4杯飲む人の死亡リスクは、全く飲まない人に比べ24%低いことになる。また、飲む量が増えるほど死亡リスクが下がる傾向があることも統計的に有意だった。死因別についても心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患については、コーヒー摂取による有意なリスク低下が見られた。同センターは、血糖値を改善し、血圧を調整する効果があるとされているクロロゲン酸や、血管内皮の機能を改善する効果があるとされているカフェインがコーヒーに含まれていることが、今回の結果につながったのではないかと推測している。ただ、同センターは「一日4杯までのコーヒー摂取は死亡リスク低下と有意な関連があることが示唆されました」とする一方で、「この研究で用いた質問票では、缶コーヒー、インスタントコーヒー、レギュラーコーヒーを含むコーヒーの摂取頻度を尋ねており、またカフェインとカフェイン抜きコーヒーを分けてはいませんので、この点をご留意ください」としている。なお、詳細は国立がん研究センターのホームページで確認することができる。※画像はすべて国立がん研究センターより
2015年05月07日よく「塩分の摂りすぎに注意してください」ということが言われていますが、ピンときてますか?2010年には「日本人の食事摂取基準」で塩分目標が30年ぶりに改訂され、今後5年間に達成したい目標として、男性は1日当たり9.0グラム未満、女性は7.5グラム未満という数字が設定されました。そう言われても、なんだか漠然としていますよね。実際、私たちはどれくらい塩分オーバーな生活を送っているのでしょうか?そして、塩分を控えるためにはどんなことができるのでしょうか?今回は、意外と知らない塩分摂取の現状とすぐにできる簡単な対策を4つお伝えしたいと思います。■日本人は必要量の5倍も塩分を摂っている!厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、2013年の日本の成人1人当たりの塩分平均摂取量は男性が11.1グラム、女性が9.4グラムとなっています。徐々に減ってはいるものの、なんと1日当たり平均10グラム前後も摂取しているんです!そんなにしょっぱいものを好んで食べているわけではないし、塩分には気をつけているつもりだし、「これ以上減らせないよ」という人はいませんか?実は、人間が生命維持に必要な塩分量は1日当たりたった2グラム!わたしたちは、体に必要な量の5倍もの塩分を摂取していることになります。ちなみにアメリカ人の1日当たり平均塩分摂取量は8.8グラム。もちろん塩分には生命維持だけでなく、食事をおいしくする意味もありますが、まだまだ減らす余地はありそうです。塩分の摂りすぎは、高血圧や生活習慣病の一因になります。厚生労働省の「塩分を控えるための12か条」を参考に、塩分を抑える食生活のポイントを見ていきましょう。■毎日の塩分をグッと控えるアイデア4つ(1)手作りのだしを上手に使うぜひ積極的に取り入れたいのが昆布やかつおぶしを使った“だし”。だし100ml当たりの塩分量はかつおぶしで0.1グラム、昆布だしでも0.2グラムです。だしをしっかりとって味噌汁の味噌の量を大さじ1杯減らすと塩分2.2グラム減らせます。(2)かけて食べるよりも“つけて食べる”お刺身やお寿司などにも使うしょうゆ、揚げ物に使うソースなどはかけるのではなく“つける”のが基本です。さらに減塩しょうゆを使えば、大さじ1杯当たり濃口しょうゆよりも1.2グラムも塩分がセーブできます。ちなみに、薄口しょうゆに含まれる塩分は濃口しょうゆよりも少し多めです。塩分セーブを考えるなら、薄口しょうゆではなく減塩しょうゆがおすすめです。(3)酸味や香辛料、ハーブなどを上手に使う焼き魚にはしょうゆを使わずにすだちなどの酸味をかけることで、約2グラムの減塩になります。同様に、味付けにしょうがやシソ、ハーブを使えば料理に含まれる塩分を減らすことができます。塩ひとつまみ分減らせれば、0.5グラムの塩分カットになります。(4)朝ご飯は洋食ではなく和食にするロースハム薄切り1枚には0.4グラム、ウインナー1本には0.5グラムの塩分が含まれています。朝食にウインナーを4本食べれば、それだけでもう塩分を2グラム摂取してしまっているのです。ちなみに、食パン6枚切り1枚にも塩分は0.8グラム程度含まれています。それに対して、塩鮭(中塩)は1切れ1.1グラム。白米には塩分は含まれていませんので、減塩味噌汁と合わせれば、朝食の塩分摂取量はグッと下げられます。塩分というと、料理に振りかける塩をまず連想しますが、実はそのほかの調味料や食品自体にも多く使われています。その事実を知って少し工夫すれば、減塩はそんなに難しいことではありません。とくに、日本人の塩分摂取量に大きな影響を与える二大要素は“しょうゆ”と“味噌”です。どちらも和食には欠かせないものですが、濃口しょうゆ大さじ1杯には2.6グラム、赤みそ大さじ1杯には2.2グラム前後の塩分が使われています。調理法や調味料を工夫して、少ない量でもおいしく食べられる工夫をすることが、減塩の一歩になります。ぜひ、いつまでも健やかな毎日を送るために、少しずつ減塩を始めていきましょう。(文/よりみちこ)【参考】※塩分を控えるための12か条-厚生労働省※More scientists doubt salt is as bad for you as the government says―The Washington Post
2015年05月01日富士フイルムは4月14日、マウスに経口で摂取させた抗酸化成分「アスタキサンチン」が皮膚まで到達していることを確認したと発表した。同成果は、同社ならびに京都大学 大学院農学研究科 海洋生物生産利用学分野の菅原達也 教授らによるもの。詳細は5月14日からパシフィコ横浜で開催される「第12回アジア栄養学会議(ACN2015)」にて発表される予定だという。これまでの研究にて研究グループは、アスタキサンチンをマウスが経口摂取すると、紫外線による肌のシワ形成と表皮からの水分蒸散が抑制されるという研究結果を報告していたが、この仕組みとして、経口摂取したアスタキサンチンが消化吸収され、皮膚まで到達。紫外線(UVA)により皮膚の真皮に発生した活性酸素を除去したことで、シワ形成抑制効果が生じたと推察したほか、経皮水分蒸散量の抑制効果も同様に、皮膚に到達したアスタキサンチンが、表皮のバリア機能を維持するのに必要なセラミドの産生や維持に影響を与えていると考え、今回、研究を行ったという。その結果、経口摂取したアスタキサンチンが皮膚まで届いていること、ならびにナノ乳化した場合はさらにその量が増加することを確認したという。なお同社では、美容ドリンクやサプリメントでアスタキサンチンを摂取することで、肌のシワ形成や経皮水分蒸散量が抑制されることが期待できるとしており、今後もアスタキサンチンの美容・健康における効能効果やメカニズムについての研究を進めていくとしている。
2015年04月15日カゴメはこのほど、全国の15歳~69歳の男女1,200人を対象に実施した「野菜の摂取方法」に関する意識調査の結果を明らかにした。調査期間は3月3日~5日。まず、自身の普段の野菜摂取状況を聞いてみたところ、「かなり摂取していると思う」が7.9%、「摂取していると思う」が23.8%、「ある程度摂取していると思う」が49.8%となり、合計で8割超が野菜を摂取できていると思っていることが分かった。1日の目標となる350g分の野菜を摂取できていると思うか尋ねてみると、「とても思う」「まあまあそう思う」と回答した人は半数以下の34.9%であった。普段の野菜摂取方法を聞いたところ、「サラダ等、生野菜として食べる」という回答が最も多く89.5%となった。最も頻度の高い摂取方法についても尋ねると、やはり「サラダ等、生野菜として」が48.7%で最も多く、最も好きな野菜摂取方法についても、「サラダ等、生野菜として食べる」が47.2%で1位となった。野菜は調理することで、一部の栄養素の体内での吸収率が高まるという事実を知っていたかどうか尋ねてみると、69.7%が知らなかったと回答した。さらに、「生野菜は調理(加熱・破砕)することで細胞壁が壊され、一部の栄養素の体内での吸収率が高まる」という知識があった人は0.75%、1,200人でわずか9人であった。
2015年03月18日イチビキは2月27日、「糀スムージーの素」を発売する。厚生労働省では1日の果物推奨摂取量は200g以上としているが、実際は推奨摂取量を摂(と)れておらず、特に若年層での摂取不足が問題となっているという。また、近年は健康を意識している若い女性を中心にスムージーが注目されていることから、同社では毎日のスムージーで野菜をおいしく摂取できる「糀スムージーの素」を開発した。同商品は、独自の発酵技術を生かして開発した「糀もろみ」を使用。乳酸発酵のすっきり感と砂糖不使用の自然な甘さで、果物・野菜に合う味に仕上げた。野菜特有の苦味・臭みがやわらぐため、野菜が苦手な人にもおすすめだという。また、約1万株の菌株ライブラリーから選び抜いた植物性乳酸菌も含まれている。調理方法は、同商品に100~150g程度の果物や野菜と水100mlを加え、ミキサーで混ぜるだけとなっている。同社が推奨するスムージーには、「バナナとにんじんのスムージー」「りんごとほうれん草のスムージー」「キウイとパイナップルのスムージー」などがある。価格は4袋入りで200円(税別)。
2015年02月18日「ネムジム」読者にはおなじみの「トリプトファン」。睡眠ホルモン「メラトニン」の原料となることから、「ネムジム」では読者の皆さんに摂取を奨励してきました。しかし、「トリプトファン」を過剰摂取するのは注意が必要なんです。「トリプトファン」は1日3食規則正しく食事すれば摂れる「トリプトファン」は1日500mg程度摂ると、睡眠対策に有効といわれています。1日3食、「トリプトファン」を含む肉類(可食部100gあたり最大牛レバー290mg)、魚介類(同最大筋子330mg)、穀類(同最大パスタ150mg)、乳製品(同最大ナチュラルチーズ320mg)を普通に摂っている場合には滅多に過剰摂取になることはありません。でも、これらの食べ過ぎにはくれぐれも注意しなければなりません。「トリプトファン」ブームの後に健康被害が起きた!サプリ先進国の米国を中心に、1980年代の終盤に睡眠導入のためのサプリとして、「トリプトファン」が猛烈に売れたことがありました。しかし、しばらくして好酸球(白血球の1つで、アレルギー疾患や寄生虫症などの際に増加する)の増加と、非常に強い筋肉痛を起こす患者が多数出てきたのです。その症状は、「好酸球増加筋肉痛症候群」(EMS)と名付けられ、FDA(アメリカ食品医薬品局)は「トリプトファン」の健康食品としての販売を禁止し、全製品の回収を命じました。やがて、疫学調査と若干の動物実験を基に、原因は昭和電工の製造した「トリプトファン」に含有されていた不純物であるとの結論が出たのです。サプリはあくまでも「補うもの」しかし、内藤裕史氏の著書「健康食品中毒百科」によると、昭和電工の不純物がEMSの原因だという説は完全に否定されているそうです。理由は、(1)疫学調査の方法論に致命的な誤りがあること、(2)動物実験では昭和電工の「トリプトファン」を摂取した場合の8000倍でやっとEMSが出ること、(3)昭和電工以外の製品でも大量摂取によってEMSが報告されていること、(4)トリプトファンが全く関与しないで発症するEMSが存在すること――などです。ここで注目したいのは、サプリメントには過剰摂取による障害が起こる可能性があるということ。まずは毎日の食事を規則正しくバランス良くとりましょう。サプリメントは、それでも補えない部分をまかなう「健康補助」製品ということを認識しておくことです。
2015年02月15日Photo by Pinterestお菓子や飲み物など目に見える砂糖以外にも、多くの食品に使われている砂糖。WHO(世界保健機関)が定めている摂取量の目安は1日小さじ6杯(25グラム程度)ということですが、飲み物に砂糖を入れる習慣がある人は、3杯飲んだら1日の摂取量は超えてしまします。砂糖の摂り過ぎはダイエットの妨げになるだけでなく、美容や身体への影響も!とりわけ、ミネラルやビタミンを取り除いた白砂糖には注意が必要です。腸内バランスが崩れる!美人への近道は、腸内環境を整えること。砂糖の過剰摂取は腸内細菌のバランスを崩すことになり、悪玉菌の繁殖につながります。通常であれば乳酸菌などの身体に優しい善玉菌が腸内環境を守ってくれていますが、砂糖を好むカンジタ菌が悪玉菌へと変貌、こうなると「カンジタ症」として身体に弊害をもたらします。アトピーの悪化砂糖を大量に摂取すると、糖質を代謝するビタミンやミネラルが消耗してしまいがち。マグネシウム不足はアトピーの症状を悪化させることにつながります。アトピーの人はもちろんですが、そうでない人も砂糖を摂り過ぎると必要な栄養素が身体に行き渡らなくなることを知っておきましょう。生理痛がひどくなる!生理中はジャンクなものが食べたくなったりしますが、ここは我慢が必要です。「セロトニン」と呼ばれる気分を高揚させるホルモンの働きにより、アイスクリームやケーキなどを食べると一時的に気分がよくなるものの、摂取しすぎるとストレスホルモンが分泌されることが研究で分かっています。感情への影響だけでなく身体にも影響を及ぼすというから、生理中は特に気をつけたいですね。小じわの原因にぷるぷるした肌の弾力性を担うコラーゲンは、ご存知の通り年齢とともに減少していきます。砂糖はコラーゲンの老化を早めてしまうことから、砂糖の摂り過ぎは小じわのもとに。老化したコラーゲンを元に戻すことはできませんが、砂糖の摂取量を気遣うことならできそうですよね。 砂糖は甘いものだけでなく、スーパーやコンビニで売られているお惣菜やサラダのドレッシングなどにも結構な量が使われています。知らず知らずのうちに摂り過ぎているかもしれない糖分、今後は甘いもの以外にも気を配ってみてはいかがでしょう?
2015年01月31日飲み会やパーティーの機会が増える年末年始。外食が続くと、体重の増加が気になりますよね。でも、飲み会前にある食品を食べておくことで、カロリー摂取を抑えることができちゃいます!食べ過ぎ防止だけでなく、美容にもよいという嬉しい特典付きですよ。アンチエイジング効果も期待できる「りんご」水分と食物繊維たっぷりのりんごは、ひとつ食べればお腹にたまるだけでなく、便秘解消にもなります。さらに、りんごの皮に含まれるポリフェノールには、脂肪の吸収を抑制する働きがあります。ポリフェノールは体内の酸化を予防する効果や美白効果もあります。りんごを食べるときにはしっかり洗って、できるだけ皮ごと食べたいですね。食事の30分前を目処に食べるようにしましょう。低カロリーでお腹にたまる「スープ」米ペンシルベニア州立大学の研究者が、昼食前にスープを飲んだ被験者のグループと、そうでないグループを比較する実験を行いました。すると、スープを飲んだ被験者らは、飲まなかったグループと比べ、20パーセントほどカロリーの少ない食事内容で満足度が得られたそうです。高カロリーのクリーム系スープは避け、肉や魚などのストックをベースにした低カロリーのスープにするとベターです。なかでも唐辛子入りのチゲやスンドゥブなどは、カプサイシン効果で代謝が一層アップするので特にオススメです。美肌や艶髪にもなれちゃう「ナッツ」海外の女性たちの間で、ヘルシースナックとして人気のナッツ。高カロリーなのでたくさん食べるのはオススメできませんが、少量でも比較的お腹にたまりやすい食品です。ナッツには、体に優しい「不飽和脂肪酸」が豊富に含まれており、美容にもよい成分がいっぱい。体内の酸化に働きかける「セレン」と「ビタミンE」の相乗効果で、美しい髪や肌へと導きます。「ビタミンE」の割合が多い、アーモンドやヘーゼルナッツ、松の実は特におすすめ。ナッツ類はアンチエイジングのためにも、定期的に摂取したいですね。どうしても食べるものが用意できなければ水を!上記に挙げた食品がすぐに食べられない、というときの救世主は「水」です。飲み会の30分ほど前に水分補給をしておくと、食べ過ぎ防止につながります。詳しくは以前ANGIEで取り上げた水ダイエットの記事をご参照ください。心置きなく食べるためにも、飲み会前の事前対策をお忘れなく!※参考: health.com、wakasanohimitsu.jp、bbcgoodfood.com
2014年12月27日整腸や免疫力を高める効果があるとされる植物性乳酸菌“ラブレ菌”。カゴメがこのほど行った調査で、ラブレ菌の摂取がインフルエンザに感染するリスクを低減する可能性があることが明らかになったと発表した。ラブレ菌は、免疫力と関係の深いインターフェロンの研究などで知られるルイ・パストゥール医学研究センターの岸田博士により、京漬物“すぐき”から発見された植物性乳酸菌の一種。同社の研究により、既に整腸や免疫賦活に効果があることが確認されており、細胞傷害活性やインターフェロン‐α産生能、抗体産生のようなウイルスやがんから身を守る力(免疫力)を高めることが日本食品免疫学会第9回学術大会で発表されている。また、同社では“ラブレ菌”が生体内のさまざまな防御メカニズムを活性化させることで、インフルエンザウィルス感染に対して防御効果を発揮することを昨年、動物実験で明らかにしている。今回行われた調査は、栃木県那須塩原市の小学生2,926人を対象に、1月14日から3月7日に実施。期間中約2カ月間にわたり、ラブレ菌約60億個を含む飲料80mlを休校日を除く毎日摂取した児童と、摂取しなかった児童とで、インフルエンザ罹患率を比較した。その結果、摂取した児童のインフルエンザ罹患率は15.7%。これに対して非摂取の児童は23.9%と、摂取児童の明らかな優位差が認められた。さらに、予防接種の有無による効果の違いを比較したところ、予防接種を受けなかった児童において、ラブレ菌を含む飲料を摂取した児童のインフルエンザ罹患率は16.3%と、非摂取の児童の28.7%に対して効果が顕著に表れたという。今回の研究成果は、10月16、17日に開催された日本食品免疫学会設立10周年記念大会でも発表され、論文は『Letters in Applied Microbiology』誌にも受理されている。カゴメによると、同一地域内で食品を摂取した者としなかった者とでインフルエンザ罹患率を比較した数千人規模での調査は、世界でも今回が初めてだという。なお、同社ではこのラブレ菌を含んだ乳酸菌飲料「ラブレ」を販売している。これから冬に向け、インフルエンザが流行っていく季節。小学生などの小さな子どもをかかえる家庭などでは是非、試してみてはいかがだろうか。
2014年10月27日(画像はプレスリリースより)美容成分「プロテオグリカン」など手軽に摂取9月29日(月)、美容成分「プロテオグリカン」と「マンゴスチンエキス」を 飲み物や料理に混ぜて手軽に摂取できる「プロテオグリカンコラーゲン」(顆粒タイプ)が井藤漢方製薬株式会社(大阪府東大阪市)より全国のドラッグストアなどで発売された。「プロテオグリカン」とは?この「プロテオグリカンコラーゲン」(顆粒タイプ)に配合されている「プロテオグリカン」は、これまで困難とされていたが抽出方法が見出されたコラーゲンとならぶ動物の軟骨の主成分で、保水性に優れ、食用も可能な糖とタンパク質の複合体(プレスリリースより)で、女性の美容維持してくれる強い見方のアイテムだ。約20日分で価格は4212円(税込)となっている。みなさんも是非お試しあれ。【商品特徴】注目の成分「プロテオグリカン」を配合したキレイを応援する顆粒タイプの美容食品。飲み物や料理に加えて手軽に「プロテオグリカン」、「マンゴスチンエキス(100mg)」「コラーゲン(5000mg)」、「ヒアルロン酸」をしっかり召し上がっていただけます。【参考】・「プロテオグリカンコラーゲン」
2014年10月21日東北大学は9月25日、マウスを用いた実験で、食事によるヒスチジン摂取が充分でないと不安様行動が増加することを明らかにしたと発表した。同成果は同大学大学院医学系研究科の吉川雄朗 助教と谷内一彦 教授らの研究グループによるもので、米国栄養学会が出版する「Journal of Nutrition」に掲載された。ヒスチジンは鰹や鶏肉などに豊富に含まれるアミノ酸の一種で、脳内で神経伝達物質として機能を持ち、覚醒作用や不安を和らげる作用があるとされるヒスタミンの原料となることが知られている。しかし、食事中におけるヒスチジンがどのくらい神経ヒスタミン系の生合成に重要かは分かっていなかった。同研究グループは、ヒスチジン含有量を減少させた低ヒスチジン食または通常の食事をオスのマウスに与え、神経ヒスタミンの量やマウスの行動を比較した。その結果、低ヒスチジン食を与えたマウスでは、脳内のヒスタミン量が減少し、神経から放出されるヒスタミンの量も低下しており、不安様行動が増加したという。今回の研究結果について同研究グループは「今後、ヒトにおけるヒスチジン摂取の重要性が明らかになれば、新たな創薬やサプリメントの開発につながることが期待される」とコメントしている。
2014年09月26日(画像はイメージです)子宮体がんとイソフラボンの摂取女性のがんに関しては、胃がんは低下しているのに乳がん、子宮体がんは大きく増加しています。子宮体がんの発現にはエストロゲンが抑制方向の作用を持つため、早い初経、遅い閉経、未産婦などがリスク要因と想定しています。大豆食品にはイソフラボンは化学構造がエストロゲンと似ていることから、子宮体がんの発生には予防的に働くことが予想されますが、いくつかの疫学的調査では結果が一致せず、前向き研究もありません。JPHCによる検討国立がん研究センターの「多目的コホート(JPHC)研究」で大豆摂取とイソフラボンの関連を調べ、その結果をBJOGで発表。対象は45-74歳の女性約4万人、観察期間は平均12年。大豆食品の総摂取量は、アンケートに含まれている豆腐、納豆、みそなどの8項目から算出。追跡期間中に、対象者集団のうち112人が子宮体がんと診断されました。イソフラボン摂取量を低摂取、中摂取、高摂取の群に分けて低摂取群に対するハザード比を計算しました。大豆食品量も同じ計算を行いました。結果は、イソフラボン摂取量、大豆食品摂取量共に子宮体がんのリスクには有意な変化はありませんでした。可能性としては,日本人においては大豆食品やイソフラボンの摂取量は元々高いこともあり、大豆食品やイソフラボンの摂取量と子宮体がんの関係を明らかにするには、更に大規模な研究が必要と結論。【参考】・国立がん研究センタープレスリリース・BJOG文献
2014年06月23日富士フイルムは5月12日、高い抗酸化力を有することで知られる成分「アスタキサンチン」と「亜鉛」を同時に摂取すると、睡眠を司る視床下部の変動遺伝子数が増加することをマウスを用いた研究にて発見したと発表した。同成果は同社ならびに神奈川科学技術アカデミー、東京大学の阿部啓子 教授らによるもの。詳細は年7月3日から開催される「第39回 日本睡眠学会定期学術集会」にて発表される予定。これまで同社は研究により、抗酸化作用をはじめ、眼精疲労の回復や、肌の保湿力の向上に関わる作用があるとされる「アスタキサンチン」と、活性酸素除去酵素などの構成成分である「亜鉛」を同時に摂取することで、高い睡眠改善効果が得られることを報告していたが、そのメカニズムについては不明のままであった。そこで今回の研究では、このメカニズムの解明に挑んだという。具体的には、生後8週齢のマウスを10日間の予備飼育後、「マウスの体重1kgあたりアスタキサンチン49.5mg+亜鉛82.5mg投与群」と「対照群(水投与)」に分け、投与前と経口投与2時間後に視床下部を含む脳各部位を回収、視床下部からRNAを抽出し、DNAマイクロアレイを用いて、変動遺伝子の解析を行ったという。その結果、アスタキサンチンと亜鉛を摂取させると、摂取2時間後に視床下部で変動した遺伝子は1,256あること、ならびに対照群では変動遺伝子数は37にとどまることが確認されたことから、研究グループでは、アスタキサンチンと亜鉛摂取により、視床下部の遺伝子の働きが大きく変化している可能性が示唆されたとし、アスタキサンチンと亜鉛が睡眠中枢や覚醒中枢に作用している可能性が示されたとする。なお同社では、今後もアスタキサンチンと亜鉛による睡眠改善メカニズムの解明を行っていくとするほか、各成分の健康増進機能の解明と新たな応用を進めていく予定としている。
2014年05月14日(画像はプレスリリースより)手軽に食物繊維が摂取できる「食物繊維でできたキャンデー」を発売株式会社明治は、手軽に食物繊維が摂取できるハードキャンデー「食物繊維でできたキャンデー」を2014年4月15日から全国で発売する。食物繊維は、1日あたり18gを摂取することが推奨されているが、2010年に厚生労働省から発表された日本人の食事摂取基準によると、1日あたりの実際の平均摂取量は13.7gで平均4.3g不足していることがわかった。本商品はその不足部分の食物繊維を3粒で6g摂取することができる。製品中に食物繊維を50%以上含有し、食物繊維が不足しがちな現代人にぴったりのキャンデーで健康的な食生活をサポートする。商品名:食物繊維でできたキャンデー内容量:63g参考小売価格:189円(税別)主要栄養成分(1袋[63g]あたり):エネルギー115kcalたんぱく質0g、脂質0g、糖質23.5g、食物繊維37.3g、ナトリウム0mg(プレスリリースより引用)3粒分の食物繊維6gは、レタスなら約2.5個分野菜やフルーツでたとえると、にんじん1.2本分、リンゴ2個分、バナナ4.5本分ほどとなる。本商品ではたった3粒で、1日の不足分を補う6gの食物繊維を摂取できるうえ、人気の高いピンクグレープフルーツ味、レモン味、青リンゴ味の3種類のフレーバーでおいしく手軽に食物繊維を摂ることができる。【参考リンク】▼株式会社明治プレスリリース
2014年04月15日(画像はイメージです)1日に必要な野菜摂取量、知ってる?1月から2月にかけて、野菜の摂取量が少なくなりがちだと言われているのをご存じでしょうか。2014年1月15日、カゴメ株式会社は「家族の食生活と冬の野菜摂取に関する意識調査」を実施したと発表しました。調査は全国の20~69歳の主婦4,700人を対象に行われ、そこから意外な結果が判明しました。全国主婦の6割が1日に必要な野菜摂取量を満たしておらず、2人に1人が野菜不足でした。さらに、1日に必要な野菜摂取量を尋ねたところ、「350g以上~400g未満」という正しい回答を選んだ主婦は全体の3割弱で、7割が誤った認識をもっていることがわかりました。2013年最も食べた野菜は?あなたは2013年に最も多く食べた野菜は何だったでしょうか。同調査で聞いたところ、1位に輝いたのは「キャベツ」でした。次いで「玉ねぎ」が多く、調理しやすい定番野菜がランクインしました。また、冬の野菜接種方法を聞いたところ、1位は88.3%で「鍋」という結果になりました。冬に食べたい野菜も「白菜」や「だいこん」など鍋によく使われる具材がトップ2にあがりました。そして注目したいのが「2013年家族に愛情を捧げた方法」です。6割の主婦が「家族の健康のための料理を作ること」で、家族への愛情を実感していることがわかりました。正しい野菜知識を身につけて、自分のため家族のために愛情あふれる野菜レシピを増やしてみてはいかがでしょうか。【参考リンク】▼カゴメ株式会社HP内ニュースリリース
2014年01月21日(画像はプレスリリースより)女性が積極的に摂取するコラーゲンをさらに取り入れやすく素肌美人になるために重要な成分と言われる「コラーゲン」。女性なら、積極的に摂取していきたい成分ではないでしょうか?エーザイから発売された、「美チョコラコラーゲンジュレ」は、ロングセラーの「チョコラBB」の新ブランド。デザート感覚でより継続しやすい栄養補助食品です。「美チョコラコラーゲンジュレ」って?低分子コラーゲンなどが、実に7種配合された、美容ドリンクです。贅沢にも、コラーゲンが2000mgも配合されています。味にも工夫をこらし、女性が続けやすいジュレ状に仕上がっているドリンクは、毎日のお肌のつやを維持する心強い味方!デザート感覚で楽しめるので、小腹が空いた時間を利用して積極的に飲みたいですね!パッケージも可愛く、コーラルピンクでまとめた女性らしいフォルムに。飲んでいてハッピーな気持ちになりながら、コラーゲン摂取ができるなんて、嬉しいですね。CM起用は、見とれる美脚のPerfume!10月上旬にリリースされた新曲、『LEVEL3』収録曲『1mm』とともに軽快に美しいスタイルを披露するPerfume。先月リリースされた、チョコラBBプラスに続く、そのCMを、もうご覧になりましたか?「響け、うるおい」が心に残るポップなCMは、ついつい最後まで見てしまうほど可愛い3人が、ピンクの装いで魅了します。今後もチョコラBBのラインナップが、これまで以上に充実していきます。【参考リンク】エーザイ「美チョコラコラーゲンジュレ」
2013年10月21日森永製菓が運営する、ウイダーのプロテインに関するあらゆる情報を紹介するWEBサイト「ウイダープロテインバイブル」がオープンした。プロテインとはたんぱく質のことで、筋肉をつけたいときにはかかせない栄養素。テニスの錦織圭選手など、トップアスリートもプロテインを使用しているが、どのように摂取するのが効率的なのか、どのような働きをするのか、一般的にはあまり知られていない。このような疑問に対しても、同サイトではコラムで解説している。プロテインはいつ摂取すればいいの?プロテイン情報ポータルサイトによると、まずは、プロテインを摂取するタイミングについて効果的なタイミングは、「運動後45分間以内」「就寝前」「朝食時」とのこと。とくに運動後は筋肉が栄養補給と回復を始めようとしているので、ここでプロテインを摂取すると効率が3倍にもアップするという。炭水化物と一緒に摂取すれば、即効性のエネルギーも補給できてさらに効果的。また、運動後に摂取するなら、吸収速度の早い「ホエイたんぱく質」がオススメだ。就寝前にオススメのプロテインは、たんぱく質をゆっくり補給できる「ガゼイン」たんぱく質や「大豆たんぱく質」。寝ている間に分泌される、「成長ホルモン」の材料になる。しかし、目覚めたときには新たなたんぱく質を体が欲するため、朝食時にもプロテインをとるのが望ましい。そこで「ホエイプロテイン」や「ガゼイン」を摂ることがすすめられている。また、同サイトでは、筋肉を効率よく育てる方法も紹介されている。「糖質」に関するコラムによると、筋肉を動かすためには、ご飯やパン、麺類などに含まれる「炭水化物」が重要な役割を果たしている。体に吸収されたあとは分解されて「糖」へ変化し、運動したときにもっとも使われるエネルギーになるという。また、脳に唯一必要なエネルギー源である「ぶどう糖」も糖なので、体のためには必要不可欠といえる。つまり、ダイエットをするにはある程度の糖は必要ということだ。さらに、糖は、吸収の早い順から「単糖類」「少糖類」「多糖類」の3種類に分類が可能。ご飯やパンは、多糖類で、体への吸収はゆるやかだけど、その分腹持ちがよく、逆にぶどう糖はすぐエネルギーになるといった特徴を知っておくと、夜遅くにご飯を食べると消化されないから、太るなどダイエットに役立つ。他にも、プロテインの原料となる「ホエイ」の秘密や、注目の新成分「EMR」など、専門的異なプロテインに関する知識をアメリカンコミック調のポップなイラストとともに紹介している。また、現在抽選で選ばれた500チームにプロテインボックスを届けるキャンペーンを実施している。プロテインボックスにはウイダープロテインバーとウイダーinゼリープロテインインのセットが20セット入っている。更に抽選で選ばれた10組には『プロテインインストラクター(エミリー)』が直接プロテインをデリバリーしにきてくれるとのこと。応募はここから → 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月21日ジョン・ボン・ジョヴィの長女ステファニー・ローズ・ボンジョヴィが、ヘロインの過剰摂取で気を失い、救急車が呼ばれる事件を起こした。ステファニーは違法ドラッグの所持で後に逮捕された。ステファニーが倒れたのは、ハミルトン・カレッジのキャンパス内。救急車が駆けつけた時、呼吸はあったが反応がなかったという。大学寮の部屋を捜査すると、ヘロイン、マリファナほかの違法ドラッグが見つかった。ステファニーは身柄を拘束されたがまもなく釈放され、後日裁判所に出廷するよう命じられている。21歳の男子学生も一緒に逮捕されたらしい。ステファニーのほかに、ボン・ジョヴィ夫妻には17歳、10歳、8歳の子供がいる。ステファニー以外は全員男の子だ。ボン・ジョヴィは近年、音楽活動に集中してきたが、昨年の『ニューイヤーズ・イブ』で久々にスクリーンに復帰した。文:猿渡由紀
2012年11月15日富士フイルムは10月17日、「サラシア」の免疫調整作用について発表した。同社は京都府立大学と共同で、マウスを用いた試験研究を実施。サラシア属植物抽出エキスを摂取すると、免疫力の指標となるNK細胞の活性が高まり、インフルエンザ感染時の症状が軽減されること実証した。サラシアはインドやスリランカなど南アジア地域に自生するサラシア属植物の総称。インドに古くから伝わる伝承医学(アーユルヴェーダ)でも使用されてきたという。同社はサラシア属植物の抽出エキスを摂取することで、腸内環境が改善され、生体内の免疫力が高まることをこれまでに確認してきた。このほど、同社は京都府立大学と共同で、マウスにサラシア属植物抽出エキスを摂取させた試験を実施。インフルエンザウイルスに感染させた時の免疫に関連する細胞の活性、臨床的な症状の観察、病理学的解析を行い、感染症に対する同植物抽出エキス摂取の作用解明を試みた。その結果、同植物抽出エキスを摂取すると、インフルエンザウイルス感染時にNK細胞活性が上昇すること、インフルエンザウイルスに感染したときの症状が軽減したことを確認できた。同植物抽出エキスを摂取することで、ウイルスに対する防御力が高くなったと推察される。同社はこれらの研究結果をもとに、今後サラシア属植物の新たな応用を検討していくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日私たちは糖質、脂質、たんぱく質の3大栄養素から、生命維持に必要なエネルギー源を得ています。糖質とたんぱく質は4kcal/g、脂質は9kcal/gのエネルギーを発生させます。ところが、たんぱく質はエネルギーとなる前に、筋肉や骨、ホルモンや神経 伝達物質など、心身の構成成分として利用されるという特徴があります。英語でたんぱく質のことをプロテインと言います。この語源はギリシャ語で「第一」という意味の言葉から生まれたもの。それほど、たんぱく質は生命維持になくてはならない第一の栄養素なのです。私たちは新陳代謝を繰り返し、生命を維持し続けていきます。この細胞を形づくり、活動させる命の担い手がたんぱく質です。食物を食べる目的のひとつは、たんぱく質の摂取と言っても過言ではありません。たんぱく質は私たちの身体を構成する成分のうち、水分に次いでもっとも多くを占めています。筋肉、臓器、脳など身体をつくり、ホルモン、酵素、神経伝達物質などの材料となるなど、その役割は多岐にわたります。たんぱく質をしっかり摂取することで、脳細胞の壊死(えし)を防ぎ、思考力を高め、神経の働きをよくして精神的な安定をもたらします。また、免疫機能を高め、病気やけがに対する抵抗力や治癒力を高めます。逆にたんぱく質が不足すると、脳の働きが鈍り、記憶力や思考力が減退、うつ病や神経症になりやすくなる他、体力やスタミナが不足します。たんぱく質はストレスによって消費量が増す栄養素でもあります。現代人は体力よりストレスの消耗の方が多くなりがちです。にもかかわらず、朝は食パン、昼はチャーハン、おやつにチョコレート、夜はラーメンなど、安価で手軽に食べられる糖質たっぷりの食に陥りやすい食環境にいます。意識して良質なたんぱく質の摂取を心がけていきたいものです。では、具体的にどうやってたんぱく質を摂取すればいいのでしょうか?たんぱく質を多く含む食品には、肉、魚介類、大豆・大豆製品、卵などがあります。これらから効果的に栄養を摂取する方法を教えます。肉は赤身肉を焼く・ゆでるなどシンプルに調理しましょう。ハム、ソーセージなど肉の加工品は食品添加物が使用されるものもあります。たまに楽しむ程度か、添加物のないものを選びましょう。魚介も、切り身や開きを焼くだけや刺し身がオススメです。かつお節やじゃこなどの干物や水煮缶もいいでしょう。いか、たこ、ホタテのボイルなど素材を生かしたシンプルな料理をチョイスしましょう。大豆製品も、豆腐や納豆、無調整豆乳など、素材そのものを味わう料理を選びたいところ。卵は手軽なたんぱく質系食品ですが、コレステロールを心配される方も少なくありません。しかしコレステロールは、私たちの生命現象の根幹を成す細胞膜の原料として必須の栄養素です。そのため、身体の中のコレステロールはその80%前後が主に体内(肝臓)で作られています。つまり、卵を1日1~2個食べたり食べなかったりすることに関わらず、コレステロールは必要に応じて生産量を調整しているというわけです。家族性高コレステロール血症の方以外、むやみに卵を制限する必要はありません。たんぱく質の大きな特徴として、食べ貯めができないことがあります。つまり、常に摂取し続けなればなりません。とは言え、手軽さを重視し、市販の揚げ物や総菜など加工品に頼り過ぎるのも好ましくありません。添加物や保存料など化学物質の取り過ぎにならないよう、注意が必要です。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月12日大豆や豆腐などの伝統的な大豆食品を摂取することにより、乳がんや前立腺がんになるリスクが低くなる―。アメリカ癌学会が発行している「栄養と身体活動(健康)に関するガイドラインが2012年に更新され、大豆の摂取とがん予防についての関係について報告された。アメリカ癌学会(ACS)は、医療専門家、政策立案者、一般市民に対し、がんのリスクを減らす食事や生活習慣等のアドバイスをするため 「栄養と身体活動(健康)に関するガイドライン」を発行している。そのガイドラインによると同学会はがん予防に際して「健康的な体重を達成、生涯それを維持すること」、「身体的にアクティブなライフスタイルを身に付けること」、「植物性食品の摂取を中心にし、健康的な食事をすること」、「アルコール飲料は量を控えめにすること」の4つを推薦している。さらに2012年に更新されたガイドラインによると、大豆や豆腐などの伝統的な大豆食品の摂取は、乳癌・前立腺癌・子宮内膜癌のリスクを軽減することを発表。これは疫学的研究で多く証明されており、そのほかのがんのリスクの低減についても、いくつか報告されていることを発表。その理由として、大豆・大豆食品は優れたタンパク源であり、肉の良い代替品となることや、ホルモン依存性のがんを予防する、イソフラボン植物性化学物質が豊富であることを報告している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月14日ハリ&うるおいの悩みに応える美容サプリアサヒフードアンドヘルスケアは、ヒアルロン酸とコラーゲンをゼリーで手軽に摂取できる美容食品「パーフェクトアスタヒアルロン酸ジュレ」(5本入り450円20本入り1,700円いずれも消費税別)を、3月5日より全国のドラッグストアを中心とした薬局薬店で新発売する。*画像はニュースリリースよりヒアルロン酸、コラーゲンなど全15種の成分を配合「パーフェクトアスタヒアルロン酸ジュレ」は、女性を中心に人気が高まっている、いつでもどこでも手軽に食べられる、スティックゼリータイプの美容食品。ヒアルロン酸には、従来の高分子ヒアルロン酸と吸収性の良い超低分子ヒアルロン酸を混合した「スーパーヒアルロン酸MIX」を配合。“ヒアルロン酸”、“コラーゲン”に加え、オリジナルの成分“美体質乳酸菌”や“ローヤルゼリー抽出物”“食物繊維”“セラミド”“ビタミンC”など全15種の成分を配合したという。食べやすいピーチ味。ノンシュガー・ノンカフェイン設計で就寝前にも安心して食べることができるとしている。元の記事を読む
2012年02月23日主婦にとって朝は戦場! みんなのお弁当を作ったり、パパの通勤前の身支度を手伝いながら、なかなか起きてこない子どもをゆすり起こしにいったり…。時計を見ると、まぁ大変、こんな時間!「遅刻するわよー!」とあわててみんなを送りだす。そんな毎日。でも、どんなに忙しくっても家族には元気いっぱい「行ってきます!」と言ってほしいから、バランスの良い朝食をいつも心がけたいものですよね。そもそも朝食のはたらきは空腹を満たす以外にも脳のエネルギー補給という大事な役割があります。その脳のエネルギー源となるブドウ糖は、体内にたくさん貯めておくことができないので、不足しがちです。お腹が空いている時は、まさにエネルギーがないことを示しています。そんな状態の中、朝食抜きにしてしまうと集中力が低下して簡単なミスをしたり、朝からとってもだるいという症状を引き起こしてしまいます。そうならないための必要な栄養素というのが、ごはん・パンなどの「炭水化物」、魚・肉・豆腐・卵などの「たんぱく質」、果物・野菜などの「食物繊維」。この3つをバランスよく取り入れるのが理想的です。 (【出典】農林水産省 めざましごはん) 家族が健康でいられるならぜひ取り入れたいとは思っていても忙しい朝の時間。手の込んだ朝食を継続して作るというのはなかなか難しいことかもしれません。バランスのよい朝食のヒミツとは?! 次のページへそこでぜひ取り入れてほしいのが「牛乳」。実はたんぱく質が豊富に含まれているので、飲むだけで手軽に摂取することができる素晴らしい食材なのです。 (【出典】社団法人 日本酪農業協会 牛乳百科事典 )なかでも「明治おいしい牛乳」は、適度なコクと後味の良さが魅力なので、牛乳がちょっと苦手と思う人にもおすすめです。ゴマきな粉ミルク Photo by E-recipeもちろんそのまま飲むのもよいですが、さらに牛乳と合わせて手軽にできるアレンジドリンク等を作ってみてはいかがでしょう。ミキサーさえあれば、栄養価が高く、消化吸収が良いバナナと合わせた 「混ぜるだけのバナナジュース」 や大豆たんぱくとママに嬉しい美肌効果もある 「ゴマきな粉ミルク」 など、栄養たっぷりのドリンクを簡単に作ることができます。他にも野菜や果物と牛乳を合わせてオリジナルの栄養ドリンクを作るのも楽しいですよね。
2011年11月14日