りささんの母は、人の気持ちを察したり空気を読んだりすることが苦手。楽観的な上にうっかりミスが多く、自分のミスは人のせいにしがちです。両親が離婚したことをきっかけに、りささんはうつ病を発症した母と2人暮らしとなりました。その後、運命のごとく出会った高校時代の同級生・ゆうたの助言により、りささんは母と別れてひとり暮らしに。母の呪縛から解き放たれたと同時に、自分を救ってくれたゆうたと交際を始めました。ゆうたの言動から母の姿がフラッシュバックしてしまうことがあり、結婚について悩んでいたりささん。しかしゆうたのことがどうしようもなく好きだと実感し、ゆうたからのプロポーズを承諾します。結婚後しばらくしてりささんは妊娠。ゆうたの理解できない行動を前に、りささんの体を、母の呪縛に苦しんでいたときと同じような異変が襲います。母とゆうたは同じ気質を持っているのではと、りささんは絶望の淵に立たされたのでした。その後も続く体調不良に、りささんは不安を覚えます。念のため病院を受診すると……?そうだ、もうひとりじゃないんだ…! 病院の検査で体に異常はなかったものの、問診で医師から「家族とうまくコミュニケーションをとれているか」と聞かれた言葉がりささんの心に引っかかります。その後、りささんは無事出産。新しい家族を迎え、ゆうたが変わってくれると期待したものの、ゆうたは娘の悩みを聞かず適当にあしらうなど、やはり人の気持ちに理解を示そうとはしてくれなかったのでした。そんな中、母が倒れたとりささんの元に電話が入ります。突然の出来事に手が震え、自分の感情がわからないほど頭が混乱し、目の前が真っ暗になりかけましたが、自分を呼ぶ娘の声で我に返り、もうあのころのようにひとりではないんだと気を持ち直したりささんでした。 度重なるストレスで目の前が真っ暗になってしまったりささん。そんな姿を見てしまった娘も、幼いながらに自分がしっかりしなくてはと思ったのかもしれませんね。これ以上りささんを苦しめるできごとが起こらないことを願います。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月12日りささんの母は、人の気持ちを察したり空気を読んだりすることが苦手。楽観的な上にうっかりミスが多く、自分のミスは人のせいにしがちです。両親が離婚したことをきっかけに、りささんはうつ病を発症した母と2人暮らしとなりました。その後、運命のごとく出会った高校時代の同級生・ゆうたの助言により、りささんは母と離れてひとり暮らしに。母の呪縛から解き放たれ、ゆうたとも交際を開始し、新しい生活に幸せを感じていました。しかし、ある日のゆうたを見て母の姿がフラッシュバックしてしまったりささん。さらに、高校時代の同級生に会った際、ゆうたと将来を考えていることを話すとやめたほうがいいと言われてしまいます。ゆうたの勝負ごとに対する異常な執着と、次の日にはすっかり忘れてしまうという不気味さを聞かされたりささん。結婚についてはもう少し考えるべきかと悩んでいたタイミングで、ゆうたにプロポーズされてしまいました。当然結婚に承諾してくれるだろうと思い、話を進めていくゆうた。結婚について悩んでいたりささんは、よく考えて決めさせてほしいとゆうたに伝えますが……?わかってるけど思いは止められないの! 母との関係性が歪だったことが心に引っかかっているりささんは、結婚後に子どもとうまくやれるか自信がないことなどを挙げながら、少し考えさせてほしいとゆうたに申し出ます。しかし、ゆうたはなぜ承諾してくれないのか理解できないようで、怒り心頭の様子。お会計もしないまま、帰ってしまいました。 へとへとの状態で家へ帰りついたりささん。今日のゆうたの姿を思い出し、罪悪感でいっぱいになりながら眠りにつきました。しかし翌朝、ケロッとした態度でりささんの家に現れたゆうた。ゆうたの態度の変わりように驚きながらも、りささんはそれでもどうしようもなくゆうたのことが好きなのだと自覚してしまったのでした。 まるで同級生から聞いた話と同じように、1日経つと人が変わったように怒っていたことを忘れてしまうゆうた。ここまで感情や態度の落差が激しいと、付き合っているりささんが疲れてしまいそうです。好きなのはわかりますが、りささんには今一度流されることなく、結婚についてゆっくりと考える時間ができればよいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月09日りささんの母は、人の気持ちを察したり空気を読んだりすることが苦手。楽観的な上にうっかりミスが多く、自分のミスは人のせいにしがちです。両親が離婚したことをきっかけに、りささんはうつ病を発症した母と2人暮らしとなりました。高校卒業後に就職したりささん。仕事中は母のことを忘れられる幸せな時間でしたが、母のことを考えるとめまいや動悸がするようになります。そんなとき、高校時代の同級生であったゆうたの助言をきっかけに、りささんはひとり暮らしを始めることに。体調が回復したりささんは、ゆうたと交際を始め、新しい生活に自分の幸せを感じていました。しかし、ある日のゆうたを見て母の姿がフラッシュバックしてしまったりささん。高校時代の同級生に会った際、ゆうたと将来を考えていることを話すと否定されてしまい、戸惑ってしまいますが……?ゆうたとのことを、高校時代の同級生に否定され驚くりささん。やめたほうがいいという、その理由は……?私の知らないゆうたの顔って…? ゆうたが変わった人であることを挙げ、りささんを心配する同級生。彼女の話では、普段はお調子者で明るいゆうたですが、勝負ごととなると豹変するとのこと。みんなで仲良く取り組もうとしている場面でも、すさまじい勝ちへの執念を見せるというのです。しかし次の日になると人が変わったようにいつもの明るいキャラクターに戻るというゆうたの不気味な話を聞いたりささんは、結婚については考えなおすべきなのかもしれないと思ってしまいました。 そんな中、りささんとのデートで改まった食事の場を用意したゆうた。このタイミングでゆうたからプロポーズを受けたりささんは、驚きながらもゆうたへ話をするのでした。 誰にでも絶対に譲れない部分というのはあるものですが、ゆうたの執着の仕方はおかしいと、毎日同じクラスで過ごしている同級生がいうのであれば、少し構えてしまいますよね。結婚を考えるのであれば、そういったマイナスな面についてもきちんと把握しておきたいもの。ゆうたとの将来を考えるのであれば、りささんはもう少しゆうたと深く話をしてみる必要がありそうですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月08日りささんの母は、人の気持ちを察したり空気を読んだりすることが苦手。楽観的な上にうっかりミスが多く、自分のミスは人のせいにしがち。そんな母でしたが、母なりに娘を愛する気持ちは伝わって来ていたため、りささんは母を憎めずにいました。両親は祖母の死後に離婚し、りささんはうつ病を発症した母と2人暮らしとなりました。高校卒業後に就職したりささん。仕事中は母のことを忘れられる幸せな時間でしたが、ある日母のことを考えるとめまいや動悸がするようになり、ついには自分のことしか考えない母の身勝手な行動に嫌気が差します。アパートを飛び出したりささんの前に現れたのは、高校時代の同級生・ゆうたでした。りささんの状況を知ったゆうたの助言をきっかけに、りささんはひとり暮らしを始めて体調が回復。その後、ゆうたと交際することになりました。やっと自分の幸せをつかめると思ったりささんでしたが、少しずつ体に異変を感じるようになっていきます。やっと自分の幸せをつかめると思ったりささんでしたが、少しずつ体に異変を感じるようになっていきます。謎の咳が出るようになっていたりささん。この日は朝から微熱があり……?どうして母の姿が重なるの…? 風邪を引いたりささんは、デートの予定をキャンセルすべく、ゆうたに電話をします。やさしいゆうたのこと、てっきり体調を心配してくれると思ったのですが、なぜかこの日は会いたいといって聞きません。現れたゆうたは、辛そうなりささんに対し、「唐揚げ弁当大盛り食べる?」「寝てたら治るよ」など、驚きの言葉を投げかけた挙句、何もしないままに病に倒れるりささんを残してニコニコと帰ってしまいます。りささんは思わず、ゆうたの姿を自分を苦しめていた母に重ねてしまいますが、勘違いだと言い聞かせながらこの日は眠りについたのでした。 後日、りささんは高校時代の同級生に会った際、ゆうたと付き合っていることや結婚を考えていることを打ち明けたのですが詳しく話す前に、やめた方がいいと否定されてしまいました。 りささんの話を詳しく聞かずにゆうたとの将来を否定する意味深な同級生の言葉に、りささんは何を感じたのでしょうか。 りささんは母の姿がトラウマになっているようですね。あのときフラッシュバックした母の姿は、病によって弱っていたことで浮かんでしまった勘違いであると願うばかりです。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月07日りささんの母は、人の気持ちを察したり空気を読んだりすることが苦手。楽観的な上にうっかりミスが多く、自分のミスは人のせいにしがち。そんな母でしたが、母なりに娘を愛する気持ちは伝わって来ていたため、りささんは母を憎めずにいました。一方で父はそうは思わず、母の行動が原因で夫婦喧嘩が絶えず起こり、祖母の死後、両親は離婚。りささんは母と2人暮らしとなりました。高校卒業後、フルタイムで働き始めたりささん。仕事の間は、うつを発症した母のことを考えなくて良いので気が楽でしたが、家に帰ると毎夜のように知人を呼んで大騒ぎしている母の姿に、思わず涙が溢れます。母の面倒をみれるのは自分しかいないにもかかわらず、母は自分を大切にはしてくれていない状況に、心休まる場所を求めて家を飛び出したりささん。そんなりささんに救世主が現れます。家を出て泣きながら道端に座り込んだ私を呼ぶ声。その声の正体とは……?幸せなはずなのに… 暗闇の中りささんに声をかけたのは、高校時代の同級生・ゆうたでした。ゆうたは数時間前、街で出会ったりささんの具合が悪そうだったこと気になり、りささんの住むアパートまで様子を見に来ていたところだったのです。りささんが泣いている理由は聞かず、何かを察して「かわい子ちゃんが座ってた!」とおどけながら話すゆうたの姿に、りささんは居心地の良さを感じます。 ゆうたと2人、改めて家へ帰ろうとするも、ドアの向こうから母が自分をまったく心配しておらず、むしろけなしている言葉が聞こえ、りささんはハッとします。そんな姿を見たゆうたは、りささんを自分の家へ誘ったのでした。 このできごとをきっかけに、母をきらいにならないためにもと、母と別れてひとり暮らしを始めたりささん。しばらくすると謎の体調不良もよくなり、ゆうたと結婚を前提に交際を始めるなど、りささんは人生の再スタートを切ったのでした。 このタイミングでゆうたとりささんが再会したのは運命だったのではと思ってしまうほど、ゆうたの存在に皆さんもホッとしたことでしょう。ようやく自分の幸せへと歩き始めることができたりささん。2人のこの先に幸あれと願うばかりですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月06日りささんの母はうっかりしたところが多く楽観的な人で、自分のミスは人のせいにしがち。そんな母でしたが、母なりに娘を愛する気持ちは伝わって来ていたため、りささんは母を憎めずにいました。一方で父はそうは思わず、母の行動が原因で夫婦喧嘩が絶えず起こります。この日、高齢の祖母のいつもと違った体調の崩し方にりささんは危機感を覚え、母へ祖母を病院へ連れていこうと相談しますが、病は気からと一刀両断されてしまいます。自分が祖母を気にかけておこうと決意したりささんでしたが、その夜中に衝撃の事態が起きてしまうのです。その夜、私はトイレに行きたくなり深夜に目覚めました。寝ぼけまなこを擦りながら、トイレに行くついでに祖母の様子も見ておこうと思ったのですが……?もう疲れちゃったよ… すぐさま祖母は救急車で病院へと運ばれ、心不全ではありましたが一命を取り留めました。このことをきっかけに、両親の夫婦仲は急激に悪化。数年後、祖母が亡くなった後に離婚となりました。 その後、りささんと母は2人暮らしに。りささんは成長するにつれて、母が人の気持ちを察したり、空気を読んだりといったことが苦手な気質であることを理解します。 高校を卒業し、働き始めたりささん。仕事をしている間は、うつを発症した母のことを忘れることができていました。そんなある夜、高校時代の同級生・ゆうたに食事に誘われ断った際、今までに感じたことのない動悸とめまいを感じます。早く帰って休もうと帰路を急ぎましたが、たどり着いたわが家では、母が知人を呼んで大騒ぎしていました。母のことや自分の居場所がないことに心が疲れてしまったりささんは思わず家を飛び出し、吐き気を感じながら嗚咽を堪えるのでした。 心休まる場所がないというのは、誰にとってもつらいことでしょう。母の面倒をみなければならない責任感と、どうして私がという気持ちに押しつぶされそうになるりささん。家から離れることで、少しでもりささんの心が回復してほしいと願うばかりですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月05日りささんの母はうっかりしたところが多い、ちょっと変わった人物です。りささんのことがきらいなわけではなさそうですが、親子の関係性も一般的な親子とは違っているようで……?自分のミスのせいでりささんがやけどを負ってしまったにもかかわらず、母はどこ吹く風で「気のせいじゃない?」「我慢が足りない」とりささんが悪いと言い切ってしまいます。仕方なくりささんは自分で処置をしたものの、やけどは悪化し微熱まで出始めました。やけどが痛み、微熱で体がだるくなってきたりささんは母に相談しますが、母はりささんの様子を見て衝撃の一言を発します。病院へ行くべきだと思うんだけどなぁ りささんがぐったりしているにもかかわらず、自分の食べていたお菓子を勧め始める母に衝撃を受けたりささん。それでも病院へ連れていってほしいと頼み込み、りささんがようやく連れていってもらった病院は、皮膚科ではなく内科でした。こんな風に、抜けているのかなんなのか、不思議いっぱいの母ではありましたが、母なりに娘を愛している気持ちは随所から伝わってきていたため、りささんは母のことをどうしてもきらいになれませんでした。一方りささんの父はそうは思ってはいません。母の行動がきっかけで両親は絶えず喧嘩をしていたので、りささんは父から何があったのか聞かれても、やけどのことを正直に話すことができませんでした。そんな中、両親の不仲が決定的となるできごとが起きます。当時同居していた高齢の祖母が、いつもより体調が悪そうなことに気付いたりささん。母に祖母を病院へ連れていくよう打診しますが、「病は気から」といつものように一刀両断されてしまいます。仕方なくりささんは、祖母のことは自分が気にかけようと決意したのでした。 りささんの母のように、こんなに抜けていることが日常茶飯事で、さらに実害があったとすると、一緒に住んでいる家族は疲れてしまいそうですね。りささんの父が怒ってしまうのもしょうがないことかもしれません。どうにか母のうっかりミスや楽天的すぎる思考から起こる実害を止めることができれば良いのですが……。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月04日りささんの母はうっかりしたところが多い、ちょっと変わった人物です。りささんのことがきらいなわけではなさそうですが、親子の関係性も一般的な親子とは違っているようで……?私は昔から親子関係がちょっと他の家とは違うなと感じていました。その原因はいろいろとあるのですが、この日も遠足のお弁当について母へ質問したところ……?私が悪いのかな? お弁当が必要なことを事前に伝えていても忘れてしまう母。うっかりしたところが多い人だったので、この日も、りささんはしかたなく渡された水筒だけを持ち、お弁当はコンビニで買うことに。しかし、渡された水筒には熱湯が入っておりプラスチック製の水筒から熱湯が漏れたため、水筒を入れたリュックを背負っていたりささんは、背中にやけどを負ってしまいました。帰宅したりささんは母へ相談しましたが、「気のせいじゃない?」「我慢が足りない」と自分のミスをりささんのせいにするばかり。結局りささんは自分で薬を塗ってやけどの処置をしましたが、悪化する痛みが心配で、母へ再び相談します。りささんはやけどのせいか微熱も出てきてしまいます……。 うっかりミスは誰にでもあることです。しかしながら、娘がやけどを負ったにもかかわらず、自分のミスを顧みないりささんの母の言動には少し首をかしげてしまいます。りささんの母が、娘からの指摘について深く考えてくれるようになってくれれば良いのですが……。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月03日サツキさんは25歳のOL。SNS投稿にハマっており、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。その後アライグマと名乗る男性と付き合い始めたサツキさんでしたが、彼が既婚者だと判明。さらにアライグマ本人ではないと気づき、別れました。男性はサツキさんが勤める会社の取引先の女性社員であり、妻の友人でもあるユメノとも不倫関係に。ユメノは男性の本名と妊娠したことをアライグマのSNSに書き込みますが、妊娠は嘘。一方アライグマ本人である妻はサツキさんと協力し、浮気の証拠を集めていました。離婚を決意した妻はユメノにあるものを送って……。送られてきた開示請求書を見て、訴えられると焦ったユメノ。ウサギのアカウントで、サツキさんに相談をするのですが……。逃げられない…!追い詰められた浮気相手に追撃の一枚 アライグマの正体が、男性の妻だと知ったユメノ。不倫もバレていることを知り、唖然とします。さらにもう一通の封筒には、慰謝料請求の書類が入っていることに気が付くのでした。 一方で離婚を決意し家を出た妻は、息子と一緒にアキくんという男性に会いに行くことに。妻は息子も慕っているアキくんと、新しい人生を歩もうと決めます。 そんなこととつゆ知らず、1人残された自宅で困惑し続ける男性。家の中はぐちゃぐちゃ……。妻とも連絡が取れず、途方に暮れるのでした。 妻やサツキさんを傷つけたユメノには制裁が下りました。今さら焦っても、自分がしてきたことは変えられません。相手の家庭を傷つけた罪をしっかり償ってほしいですね。 そして事の発端である男性にも、妻が出て行ったことで反省してもらいたいところ……。自分のごはんの心配より、今後の心配をしないといけないでしょう。 男性には妻からしっかりお灸を据えてもらいたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月24日サツキさんは25歳のOL。SNS投稿にハマっており、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。その後アライグマと名乗る男性と付き合い始めたサツキさんでしたが、彼が既婚者だと判明。さらにアライグマ本人ではないと気づき、別れました。男性はサツキさんが勤める会社の取引先の女性社員・ユメノと不倫関係に。ユメノは男性の本名と妊娠したことをアライグマのSNSに書き込みますが、妊娠は嘘だったのです。一方アライグマ本人である妻はサツキさんと協力し、浮気の証拠を集めていました。息子を守るためにも、妻は離婚届を置いて家を出ます。「中絶したから20万ちょうだい」と男性に伝えたユメノ。男性は怒ってホテルからいなくなってしまい……。憤怒して家に帰るも届いていたのは… ホテルに置いていかれたユメノ。なんと男性はホテル代も払わず、いなくなっていました。 ユメノが腹を立てながら家に帰ると、郵便受けに書類が……。なんと男性の妻から情報開示請求が送られてきていたのです。 「訴えられる!?」 怯えたユメノは、咄嗟にSNS上のウサギとしてサツキさんに連絡します。ウサギから相談されたサツキさんでしたが、ウサギの正体がユメノだと知っていたので話には乗らず、突き放すことに。 そして、サツキさんはウサギに、アライグマの正体は男性の妻であることを伝えたのでした。 SNS上での顔が見えないやりとりは、使い方を気をつけなければときに怖ろしい結果を招いてしまうのかもしれません。それぞれの勘違いが今回のトラブルをさらに泥沼化してしまったのではないでしょうか。 そして浮気の制裁が下ったユメノ。しっかり反省をして、対応してもらいたいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月23日サツキさんは25歳のOL。SNS投稿にハマっており、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。その後アライグマと名乗る男性と付き合い始めたサツキさんでしたが、彼が既婚者だと判明。さらにアライグマ本人ではないと気づき、別れました。アライグマを名乗る男性は、サツキさんが勤める会社の取引先の女性社員・ユメノと不倫関係に。ユメノは、男性の本名と妊娠したことをSNSに書き込み、男性は会社を謹慎となりました。しかしユメノの妊娠は嘘。一方妻はサツキさんと協力し、浮気の証拠を集めており、2人が一緒にいる写真を無事に手に入れました。ホテルに入っていく夫とユメノの写真を見た妻。感情がぐちゃぐちゃになった妻が泣いていると……。息子のためにも、動き出さなきゃ…! 泣いていた妻に「パパにされたの?」と声をかける息子。息子は男性の言動に違和感があると気づいていたようです。 妻は息子にあることを提案。息子は「ママの言うとおりにする」と返事したのでした。 一方ユメノと会っていた男性はイラついていました。ユメノから「中絶したから20万出して」と言われたのです。もちろんユメノの妊娠は嘘で、男性も嘘だと思っていますが証拠がありません。 ユメノと浮気したことを後悔しながら、家に帰った男性。しかし家には誰もおらず、机の上には離婚届が置いてあるのでした。 息子を守るため、離婚の決断をして家を出た妻。友人でもあったユメノと自分の夫の裏切りがわかり、自暴自棄になってもおかしくない状況でしたが、息子の言葉で気持ちが落ち着いたようです。 子どもを守っていたつもりが、いつのまにか子どもに救われていた……という体験がある方もいるのではないでしょうか? 妻には息子と一緒に支え合いながら、浮気をした夫に制裁を下してほしいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月20日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課で、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。そのアライグマと付き合い始めたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらに男性がアライグマ本人ではないと気づき、別れました。アライグマを名乗る男性は、サツキさんが勤める会社の取引先の女性社員・ユメノと不倫関係に。ユメノは不倫の末に妊娠したことと、男性の本名をアライグマのSNSに書き込みます。その結果、男性は会社を謹慎となりましたが、ユメノの妊娠は嘘でした。一方妻はサツキさんと協力し、夫の浮気の証拠を集めていたのです。妊娠したと嘘をついているユメノは、フリマサイトで使用済みの妊娠検査薬を買いました。男性と会うことになったユメノは… 男性から本当に妊娠しているのか疑われていることを利用して、ユメノは男性と会う約束をとりつけます。 一方、浮気の証拠を集める妻に協力していたサツキさん。過去の男性とのやりとりやウサギからのメッセージをコピーして、妻に渡しました。妻は慰謝料請求を有利にするため、浮気をしていることが確実となる証拠写真を撮る機会をうかがっていたのです。 そして、ユメノと会うために出かけた夫。妻は夫の動向を、電話先の人物にこっそり伝えました。 男性と会ったユメノは、ルンルン気分。そのまま2人はホテルへ入って行ったのです。 その瞬間をバッチリ写した写真が妻に送られてきます。妻はその写真を見て、怒りと悲しみからか、泣きながら笑うのでした。 夫の浮気現場を写真で確認した妻。怒りや悲しさ……。いろんな感情が溢れていたことでしょう。疑っていても実際にその場面を目にするのは、つらいことのはず。しかしこれで浮気の決定的証拠が手に入りました。息子のためにも自分自身のためにも、浮気性の夫とは早く離婚して、新しい生活のスタートを切ってもらいたいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月17日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課で、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。そのアライグマと付き合い始めたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらに男性がアライグマ本人ではないと気づき、別れました。アライグマを名乗る男性は、サツキさんが勤める会社の取引先の女性社員・ユメノと不倫関係に。ユメノは妊娠という嘘の情報と男性の本名をアライグマのSNSに書き込みます。その結果、男性は会社を謹慎となってしまいました。一方妻はサツキさんと接触していて……。サツキさんに自分がアライグマだと明かす妻。2人は以前から男性について話していたようです。ずっと夫の浮気を疑ってきた妻の決断… 外面が良く、結婚する前から女性に人気があったというアライグマを名乗る男性。男性からの猛アプローチで結婚を決めた妻でしたが、その後男性はスマホばかりで家庭を顧みません……。 仕事を理由に息子の運動会すら行こうとしない男性に対し、妻は文句を言います。しかし、男性は「夫をたてるのが妻の役割だろ」と突き放し、しまいには義母の名前を出してきました。 しかし、男性が義母の名前を出すのは何か隠しごとをしているとき……。妻の中で何かがプツンと切れてしまいました。 息子を守るため、妻は浮気の証拠を集めて離婚することを決意。そのために以前から男性がフォローしていたサツキさんに探りを入れていたのでした。 一方、妊娠したと嘘をついているユメノ。男性からの疑いを晴らすため、フリマサイトで使用済みの妊娠検査薬を買おうとしていました。 ずっと夫を疑ってきた妻。結婚した相手を疑う日々はつらかったことでしょう。しかし息子を傷つけないために、浮気を暴く決意を固めました。自分のことより息子の幸せを願う妻を、応援したくなりますね。浮気を繰り返す夫とは決別して、妻が息子と幸せに暮らせる日がくることを願います。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月16日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課で、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。そのアライグマと付き合い始めたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらに男性がアライグマ本人ではないと気づき、別れを告げました。取引先の女性社員・ユメノとアライグマを名乗る男性が付き合っていると聞いたサツキさん。ユメノは妊娠しており、男性と連絡が取れないことに腹を立ててアライグマのSNSに書き込みをします。しかしユメノの妊娠は嘘。SNSに実名を書かれた男性は会社を謹慎となり……。フォロワーだと名乗る女性に声をかけられたサツキさん。半ば強引にカフェに連れて行かれて……。この人は女性は一体誰なの…? 知らない女性と一緒にカフェに入ったサツキさん。彼女はなぜかサツキさんの好みの飲み物を知っています……。 「私が誰だかわかってる?」と彼女から聞かれるも、サツキさんは覚えがありません。 彼女がSNS上でコメントする口調で話したことで、サツキさんは彼女がアライグマだと気づきました。 アライグマ本人であり、男性の妻だと気づくなり「順調ですか?」と聞くサツキさん。妻は笑顔で「超順調!」と答えます。 サツキさんがおかしいと思ったのは、男性と飲みに行って帰ってきたときのこと。SNS上でお礼の連絡をしたのにアライグマからは「なんのことカナ?」と返事が。しかしスマホには連絡が来たのです。このことから「もしかしてあの人アライグマじゃないかも……」とサツキさんは気づいたのでした。 やっと本物のアライグマと会えたサツキさん。どうやら2人は以前から男性について話していたようです。立場は違えど男性に傷つけられた2人。しっかり男性にお灸をすえてほしいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月15日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課で、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。そのアライグマと付き合い始めたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらに男性がアライグマ本人ではないと気づき、別れを告げました。取引先の女性社員・ユメノとアライグマを名乗る男性が付き合っていると聞いたサツキさん。ユメノは妊娠しており、男性と連絡が取れないことに腹を立ててアライグマのSNSに書き込みをします。しかしユメノの妊娠は嘘だったのです。ある日会社へ行くと部長から呼び出された男性。どうやらSNSに「不倫をしている」という書き込みがあり、会社へ苦情の電話が来ているそうで……。一体何が起きている!? ~全部ブロックした経緯~以前、サツキの携帯に知らない番号から電話があり、SNSで知り合った男は既婚者だと告げられたトラブルが過去にあった アライグマのSNSで実名が公表されていた男性。 今すぐアカウントを削除しろと言われるものの、男性は自分のSNSではないため困惑してしまいます。そして部長から叱られ、処分が決まるまで謹慎となりました。 「アライグマってどこの誰だよ」 腹を立てながら帰宅した男性。妻には有給だと伝えると、息子と留守を任されます。妻は足早に家を出るのでした。 一方このトラブルに巻き込まれていたサツキさんは、すべての連絡をブロックし、途方に暮れていました。気分転換にカフェに行こうとしていると、声をかけてきたのは妻。「私フォロワーなんです」と半ば強引にサツキさんをカフェへ連れて行くのでした。 会社に自分の粗相がバレてしまった男性。まさか自分の知らないSNSアカウントからバレてしまうなんて思っていなかったのでしょう。「お天道様が見ている」という言葉がありますが、悪いことをしていれば誰かが見ています。そして隠していてもいつかはバレてしまうもの……。男性にはこれを機にしっかり反省してもらい、自分の非を認めた上で妻に謝罪してほしいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月14日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課で、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。そのアライグマと付き合い始めたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらに男性がアライグマ本人ではないと気づき、別れを告げました。取引先の女性社員・ユメノとアライグマを名乗る男性が付き合っていると聞いたサツキさん。ユメノからの連絡もブロックしますが、ウサギから「ユメノが妊娠している」と連絡が来て、男性に連絡をとるのですが……。ユメノは男性と連絡が取れないことに腹を立て、アライグマのSNSに書き込みをします。しかしアライグマの正体は、なりすました男性の妻。そしてウサギの正体はユメノだったのです。彼から連絡がやっと来たと思ったら、大変なことに… アライグマになりすましていた男性から、本当に妊娠しているのか疑われたユメノ。「妊娠検査薬見せて」と言われ、嘘がバレてしまうと焦ります。 ユメノは妊娠検査薬の実物を手に入れるため、ウサギとしてサツキさんに「妊婦の友だちいない?」と聞くのでした……。 一方、アライグマになりすましていた男性が会社へ行くと、周りの社員からの視線を感じます。さらに部長から呼び出しを受け、不倫していたのかと質問されました。 どうやらSNSに書き込みがあり、朝から会社に苦情の電話が来ているそうです。状況が飲み込めない男性は、唖然とするのでした。 妊娠していると嘘をついたユメノ。いくら慰謝料を払ってほしいからといっても、嘘はいけませんよね。しかもサツキさんを巻き込んで、実物の妊娠検査薬を手に入れようとしています。 嘘は一度ついてしまうと、その後もさらに嘘を重ねることになり、しんどいばかり。その一瞬は嘘でかわせたとしても、いつかはバレてしまうでしょう。 妻子がありながら浮気し、妊娠を疑うような発言をする男性は許せないですが、ユメノにも目を覚ましてもらいたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月13日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課で、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。そのアライグマと付き合い始めたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらに男性がアライグマ本人ではないと気づき、別れを告げました。ある日、取引先の女性社員・ユメノがその男性と付き合っているとサツキさんに話してきます。暴言を吐かれたサツキさんはユメノをブロックするものの、ウサギから「ユメノが彼の子どもを妊娠している」と連絡が来て……。同じ女性として見過ごせなかったサツキさんは、アライグマになりすました男性と連絡をとり「すぐにユメノさんに連絡して」と伝えるのですが……。男性にブロックされた浮気相手は暴走して… アライグマになりすましていた男性にブロックされたユメノ。怒った彼女は、アライグマのSNSに「あなたの子ども妊娠しています」と書き込みます。サツキさんが予想していた通り、ウサギはユメノだったのです。 ウサギのコメントを見て焦ったのは男性の妻。妻こそがアライグマ本人だったため、ウサギを妊娠させることは不可能でした。 ウサギのコメントを見た人たちがざわつき始めます。妻は「誰かと勘違いしていませんか? 相手の名前を教えてください」と返信。 するとウサギからのコメントで返信がきますが、なんとそこには自分の夫の名前が書かれていたのです。 一方、サツキさんは男性と電話していました。アライグマだと名乗ったのは、身バレしないからだと話す男性……。 そしてユメノは、一向に男性から連絡がないため慰謝料請求をすることを決意したのでした。 アライグマになりすました男性の妻が、本物のアライグマだったと判明!ということは、サツキさんのSNSにいつもコメントしてくれていたのは、アライグマの妻とウサギのユメノだったということになります。 SNSで夫の思わぬ隠しごとを知ってしまった妻。突然のことでパニックになるかもしれませんが、一体どういうことなのか夫からもウサギからも事実確認する必要がありそうです。著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月12日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課です。その投稿によくコメントするアライグマとウサギ。このSNSをきっかけにサツキさんはトラブルに巻き込まれていきます。アライグマと付き合っていたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらに男性がアライグマ本人ではないと気づき、別れを告げます。取引先の女性社員・ユメノがその男性と付き合っていることも判明し、サツキさんは困惑していました。その日の夜、知らない番号からメッセージが届きます。それはいつもサツキさんのSNSにコメントをくれるウサギからの連絡でした。どうしてウサギが? ウサギから「ユメノさんのブロックを解除してほしい」とサツキさんへ連絡が。ウサギはユメノとは友人だといいます。しかしメッセージの文面から、ユメノがウサギである可能性を感じたサツキさん。 サツキさんはウサギからの連絡もブロックしようとしますが、ウサギからユメノが妊娠していることを告げられます。 ユメノはアライグマになりすました男性との子どもを妊娠しているとのこと……。しかしユメノ本人は男性と連絡が取れないため、サツキさんに接触したそうです。 同じ女性として見過ごせなかったサツキさんは、男性に連絡。ユメノが妊娠したことを告げ、今まで嘘ついていたことをサツキさんは次々に責めます。 一方そのころ、家で男性の帰りを待っていた妻のもとに、ウサギからメッセージが届いていたのでした。 ユメノに暴言を吐かれたのに「同じ女性として見過ごせない」と、手を貸すサツキさん。そんなサツキさんのやさしさに尊敬の念を覚えます。妻子がありながら、サツキさんやユメノと浮気していた男性には然るべき対応をしてもらいたいものです。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月11日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課です。その投稿によくコメントするアライグマとウサギ。このSNSをきっかけにサツキさんはトラブルに巻き込まれていきます。アライグマと付き合っていたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらにサツキさんは付き合っていた男性がアライグマ本人ではないと気づきます。別れを告げて早々に縁を切りたかったサツキさんでしたが、取引先の女性・ユメノが驚くことを言い出して……。突然「アライグマと付き合ってますよね」と言い出した、取引先のユメノ。一体何を知っているの…? 以前からサツキさんのことが気になっていた、と話し始めたユメノ。サツキさんのことを調べると、SNSで検索が引っかかったようです。 アライグマになりすましていた男性とユメノは、SNSのオフ会で出会いました。男性を好きになったユメノでしたが、彼はいつもサツキさんのSNSを見ていたのです。 サツキさんの存在が邪魔になったことで、ユメノは直接文句を言いに来たのでした。 「邪魔だから消えて!」と暴言を吐くユメノ。さらには「私は奥さんから子どもを奪って育てる自信がある」とまで言い出します。 血相を変えて話すユメノに恐怖を感じたサツキさんは、職場の先輩に対応を変わってもらい立ち去ることに。「逃げる気?」と煽り続けるユメノに、サツキさんはもう二度と会わないことを告げ、ユメノの連絡先もブロックするのでした。 その日の夜、サツキさんに知らない電話番号からメッセージが届きます。 相手はブログにいつもコメントしてくれるウサギ。そこには「ユメノさんのブロックを解除してくれませんか?」と書いてあるのでした。 ユメノは男性が既婚者だと知りながら、好意を寄せているようです。突然ユメノに暴言を吐かれて、サツキさんはさぞ嫌な思いをしたことでしょう。 早く縁を切りたいものの、サツキさんが思っている以上に人間関係がこじれているようです。ウサギは一体誰なのか、どうしてユメノのことを知っているのか……。この際、ウサギに気になることを質問してみてもいいかもしれませんね。早くこのいざこざからサツキさんが解放されることを願うばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月10日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課です。その投稿によくコメントするアライグマとウサギ。このSNSをきっかけにサツキさんはトラブルに巻き込まれていきます。アライグマと付き合っていたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。サツキさんはすぐに別れる連絡を入れます。しかしSNSのコメントには普段通りに書き込むアライグマ。サツキさんはこの違和感に気づいて……。自分が付き合っていた男性がアライグマではないと勘づいたサツキさん。途端に恐怖がサツキさんを襲います。正体がわからない人と付き合っていたの…? アライグマを名乗っていた男と、電話してきた女性からの連絡をブロックしたサツキさん。真実はわからないままでしたが、早く縁を切りたかったのです。 しかし職場につくと、アライグマのふりをしていた男性の姿が!キョロキョロとサツキさんを探しているようでした。 サツキさんはバレないように裏口から入り、仕事を始めます。仕事中にも視線を感じて気疲れしてしまいました。 そんなサツキさんに声をかけたのは、取引先のユメノ。ユメノがつけている指輪をサツキさんが褒めると「彼氏に何もプレゼントしてもらえないなんて愛されてないですよ」と返してきました。 ユメノの発言にムッとしたサツキさんは、彼氏がいないことを告げ、仕事の話に戻ろうとします。するとユメノは「サツキさんってアライグマと付き合ってますよね」と笑みを浮かべたのでした。 アライグマになりすました男と付き合っていたことを知っているユメノ。彼女は一体何者なのでしょうか?謎が深まるばかりですね……。早く縁を切りたいサツキさんのですが、一筋縄ではいかないようです。この出来事の真相を握るのは、おそらくユメノ。サツキさんはユメノから話を聞いて、一体何が起こっているのか知ってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月09日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課です。その投稿によくコメントするアライグマとウサギ。このSNSをきっかけにサツキさんはトラブルに巻き込まれていきます。アライグマからの猛烈なアプローチで付き合うことになったサツキさん。ある日、知らない番号からの電話で、アライグマは既婚者だと判明します。サツキさんは別れの連絡をするも返事はありませんでした。しかし同時刻、SNSに普段通りにコメントしてきたアライグマ。サツキさんは怒って電話するも……。「課長」からの電話に、必要以上に焦る夫を見て不審がる妻。妻は友人のユメノに言われた言葉を思い出していました。夫が浮気?気になって友人に相談すると… 友人のユメノに相談すると、「絶対浮気してるよ」と言われた妻。話を変えようと、ユメノがしている指輪を褒めます。するとユメノは、この指輪は彼氏からもらったのだと自慢するのでした。 サツキさんからの電話に出たアライグマでしたが、妻の前なので課長と話すふりをして電話を切ります。この対応で、サツキさんは自分が浮気相手だったと知るのでした。 そこにSNSの通知が。アライグマからの普段通りのコメントでした。 それを見て「もしかして、付き合っていた人物はアライグマじゃない!?」と勘づいたサツキさん。思い返すと辻褄が合うことばかり……。 サツキさんはどこの誰かもわからない人に、職場や家などを教えてしまっていたことに唖然とするのでした。 アライグマだと思って付き合っていた人物が、アライグマではないと勘づいたサツキさん。自分が好きだった相手が既婚者で、しかも正体がわからないなんて怖いですね……。 アライグマと名乗る男と別れても、個人情報を教えてしまっているので気が休まらないでしょう。職場はなかなか変えられないですが、家は引っ越すなど、もしものときのために対策をとりたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月08日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課です。その投稿によくコメントするアライグマとウサギ。このSNSをきっかけにサツキさんはトラブルに巻き込まれていきます。サツキさんの職場にやってきたアライグマ。アライグマからの猛烈なアプローチで2人は付き合うことになります。しかしある日、知らない番号から電話が。見知らぬ電話相手から、アライグマは既婚者だと告げられます。困惑したサツキさんはアライグマに別れを告げるのですが……。アライグマに別れを切り出したら、SNSのコメントに書き込んできて……。一体どういうことなの!? 別れの連絡を未読スルーして、SNSのコメントをしてくるアライグマに怒り心頭のサツキさん。怒ってアライグマに電話をかけますが、なかなか出ません。 アライグマは、電話がかかってきた時間には寝ていました。鳴り響く電話に妻が気づき、スマホを手に取ります。「もしかして浮気……?」とドキドキしながら妻が画面を見ると、そこには「課長」と表示が。 急いで夫であるアライグマを起こし「課長さんから電話だよ」と教えます。すると飛び起き、焦って妻からスマホを奪い取ったアライグマ。妻はそんな夫の様子を不審に思うのでした。 別れ話に何の反応もなく、平気でコメントしてくるアライグマに怒ったサツキさん。しかしその時間アライグマは寝ていました。これは一体どういうことなのでしょうか……。 夫であるアライグマの様子に、妻も不信感を抱いていますね。妻子がいながらも浮気をするような男とは別れて正解でしょう。別れはつらいものですが、サツキさんにとって前向きな選択だったと思います。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月07日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課です。その投稿によくコメントするアライグマとウサギ。このSNSをきっかけにサツキさんはトラブルに巻き込まれていきます。サツキさんの職場にやってきたアライグマ。アライグマからの猛烈なアプローチで2人は付き合うことになります。しかしある日、知らない番号から電話が。サツキさんは自分のほうが愛されていると主張された挙句、衝撃の事実を聞かされることに!アライグマのことを「既婚者だよ」と言う、電話の相手。 突然のことにサツキさんは困惑して……。目的は何?どうして電話してくるの!? 付き合ってきたアライグマが既婚者だと告げられたサツキさん。あまりの恐怖に「あなた誰なの?」と聞くと、サツキさんがしているSNSのフォロワーだというのです。 サツキさんはとっさに、以前アライグマのことを忠告してきたウサギだと思いますが、どうやらウサギでもないようです。 彼女は「とにかく早く別れて!」と言って電話を切るのでした。 サツキさんは突然のことに困惑しながらも、アライグマに「既婚者とは付き合えない」とメッセージを入れます。 するとサツキさんのSNSにアライグマからコメントが!「今日は日記ないんだね」と普段通りのコメント内容に、サツキさんは不信感を抱くのでした。 アライグマに別れを告げたはずなのに、SNSでは普段通りのコメントが……。これは一体どういうことなのでしょうか?そして電話してきた女性は誰なのでしょう。相手は自分のことを知っているのに、自分は相手のことを知らないなんて恐ろしいですね。SNSで自分のことを発信していたサツキさん。これを機に一旦SNSの更新を止め、過去の投稿も身元を特定される情報がないか確認したほうがいいかもしれません。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月06日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課です。その投稿によくコメントするアライグマとウサギ。このSNSをきっかけにサツキさんはトラブルに巻き込まれていきます。職場にやってきた見知らぬ男性。サツキさんはアライグマだと思い、一緒にご飯へ行きます。そこでアライグマに交際をほのめかされますが、彼は妻子のいる既婚者だったのです。そんなこととは知らないサツキさんの元に、ウサギから「アライグマはやめておいたほうがいい」というメッセージがきて……。ウサギからの忠告があったものの、サツキさんは直接会ったアライグマのことを思い出していました。 アライグマが悪い人には見えなかったサツキさんは、SNS上でアライグマに「今日はありがとうございました」とお礼のメッセージを送ります。結局アライグマとの関係は… アライグマからの猛烈なアプローチに押され、付き合うことにしたサツキさん。アライグマとは会えない日が多かったものの、毎日連絡をとっていました。 そんなある日、知らない番号から電話がかかってきます。相手は名乗らないものの、サツキさんがSNSで日記を書いていることを知っている様子です。 電話口の相手は「あの人はあんたなんか愛してないよ」と言い出します。さらに「私のほうが愛されてる。 この前指輪をもらった」とまで……。 いたずらだと思って切ろうとすると、サツキさんの電話番号は彼のスマホから知ったと引き止めてきます。 「あいつ既婚者だよ」サツキさんは電話口の相手から、そう告げられたのでした。 突然サツキさんの元にかかってきた電話。相手は一体誰なのでしょう?いきなりのことにサツキさんも混乱してしまっています。付き合っている彼氏が既婚者だなんて、急に言われても信じられないですよね。これが一体どういうことなのか、サツキさんも知りたいはず。勇気を出してアライグマに確認するか、水面下で彼の行動を探ってみるなどして、真実を知ってほしいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月05日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課です。その投稿によくコメントするアライグマとウサギ。このSNSをきっかけにサツキさんはトラブルに巻き込まれていきます。ある日、見知らぬ男性がサツキさんを訪ねて職場にやってきます。いつも投稿にコメントしていると言う男性。焦ったサツキさんは「アライグマさんですか?」と聞くと、男性は頷きました。「アライグマさんなら大丈夫だ」と安心したサツキさんはその男性と一緒に食事へ行くことに。サツキさんの好みに詳しいアライグマ。すると「付き合いたいと思う女性のことは覚えてるよ」と言われ、サツキさんはドキドキしてしまいます。夜も更けて解散。付き合う話を考えておいてと言われ… ごはんを食べた後、アライグマを名乗る男性と解散したサツキさん。アライグマは別れる際に「あの話本気だから考えておいてね」と交際について伝えます。 しかしサツキさんと別れたアライグマが向かった先はロッカー。着替えを取り出し、妻と息子の待つ家へ帰宅するのでした。 最近の帰りが遅く、息子がさみしがっているとアライグマに話す妻。しかし、アライグマはスマホでSNSを見ながら「遊んでるんじゃない。 母親ならちゃんと言い聞かせて」と冷たくあしらいました。 一方、帰宅したサツキさんの元には、SNS上でウサギからメッセージが。そこには「アライグマと付き合ってるの?」と書かれていました。サツキさんは否定しますが、「アライグマはやめておいたほうがいいよ」とウサギから送られてきます。同時にアライグマからもメッセージが来ていました。 ウサギの言葉に困惑するサツキさん。それでもアライグマは悪い人には見えなかったと思い、アライグマに「今日はありがとうございました」と連絡します。サツキさんが眠りについたころ、アライグマから「なんのこと?」とメッセージが来るのでした。 サツキさんに交際をほのめかしたアライグマ。しかし驚いたことに、彼には妻子がいました。家庭があるのにサツキさんに交際をほのめかすなんて許せませんね。そして突然来たウサギからのメッセージ……。いつもサツキさんの投稿にコメントしてくれる2人ですが、知り合いなのでしょうか?サツキさんにはウサギが何を知っているのか確認してほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月04日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSに投稿するのが日課です。その投稿によくコメントするアライグマとウサギ。このSNSをきっかけにサツキさんはトラブルに巻き込まれていきます。ある日、アライグマに職場を特定されたサツキさん。「SNSにいろいろ書きすぎたせいだ」と焦りますが、アライグマのことを信じてSNSの投稿は続けていました。すると知らない男性が職場まで会いに来て……。男性はサツキさんの顔を見るなり「サツキちゃんだ!」と言い出して……。あなたは一体誰なの…? 「耐えきれなくて会いに来ちゃった」という男性。誰なのかわからないサツキさんが質問すると「いつもコメントしてるじゃん!」と言います。 コメントという言葉にハッとしたサツキさんは、「もしかしてアライグマさん?」と言います。「そうそう」と返事をしたあと、男性はサツキさんをご飯に誘うのでした。 アライグマなら大丈夫だろうと、一緒にご飯へ出かけたサツキさん。お酒を頼むときにサツキさんの好みまで知っていたアライグマに、サツキさんは「SNSでお酒のことなんて書いたっけ?」と不思議に思います。 「よく知ってるね」と言うと、「付き合いたい女性のことは覚えているよ」と返されてしまいサツキさんはこの言葉にドキドキ……。アライグマは「考えてくれる?」と交際を遠回しに申し込むのでした。 アライグマだと名乗る男性とご飯に行ったサツキさん。顔も知らない人に自分のことを詳しく知られているのは、なんだか落ち着かない気もします……。 アライグマだと名乗る男性を、本当に信用してもいいものか悩みますね。親しくする前に、目の前にいる相手が本当に自分の知っている相手なのか確認してほしいところです。SNSとうまく付き合っていくためには、大げさなくらい用心しておいたほうがいいでしょう。著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月03日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSに投稿するのが日課です。その投稿にはアライグマとウサギという人物がよくコメントしてくれていました。しかし、このSNSをきっかけにサツキさんはトラブルに巻き込まれていきます。ある日、アライグマからサツキさんの職場近くのカフェに行くと連絡が。サツキさんは「自分のSNSの投稿から場所を特定したのかな」程度に思っていたのですが……。仕事後にスマホを見ると、アライグマからのメッセージが大量に来ていました。そこには「ここからサツキちゃんの職場がよく見えるよ」と書かれていて……。なんで職場まで知っているの!? アライグマに職場を把握されていることを知り、焦るサツキさん。SNSにいろいろと投稿しすぎて、場所が特定されたのだろうと推測します。 するとアライグマから「サツキちゃんの嫌がることはしないから安心して」とメッセージが。サツキさんはアライグマの言葉を信じ、SNSの投稿を続けます。 「ネット上の友だちは顔は知らないけど、内面を見てくれている気がしてうれしい」と、サツキさんはSNSを心の拠り所とするように。 カフェに寄ったサツキさんを遠くから見つめる男性……。男性はサツキさんの注文内容をスマホにメモしています。 ある日、仕事が終わると「お客様が来ている」と言われます。思い当たることがなかったサツキさんは、不審に思いながらその人の元へ。男性は会うなり「耐えきれなくて会いに来ちゃった!」と笑顔で話すのですが、サツキさんがまったく知らない人だったのです。 SNSが心の拠り所になったサツキさん。ネット社会の現代では、SNSを活用している人がほとんどでしょう。 うまく使えば便利なツールですが、依存しやすいのもSNSの特徴ではないでしょうか?SNSで発信していい情報と、そうではない情報の区別がつきにくくなるのも困ったものですよね。いくらSNSを楽しんでいたとしても、自分を守るために個人の特定などにつながる情報の発信は避けたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月02日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSに投稿するのが日課だったのですが、そのSNSをきっかけにトラブルに巻き込まれていきます。SNSに、日記がてら日々の出来事を投稿していたサツキさん。その投稿にはいつもコメントしてくれる人たちがいて……。よくコメントをくれる人からメッセージが… サツキさんの投稿には、アライグマとウサギという人物がいつもコメントをしてくれていました。コメントをもらえることがうれしいサツキさんは、投稿を続けます。 そんなある日、アライグマから「今日はサツキさんの職場近くのカフェに行く」とメッセージが。サツキさんとアライグマは実際に会ったことはありません。 「SNSの投稿から特定したのかな」と思ったサツキさん。アライグマが会いたがっていると思い、やんわり断るのでした。 その後、サツキさんは出社。仕事が終わりスマホを見ると、未読メッセージが40件も入っていました。そのほとんどがアライグマからの連絡だったのです。 そこには「ここからサツキちゃんの職場が見えるよ」と書かれており、サツキさんは会ったことのないアライグマが職場を知っていることに驚愕するのでした。 SNSを楽しんで利用しているサツキさん。会ったことがなくても、いつもコメントをくれるアライグマとウサギには好感をもっているようです。 しかしSNSの使い方には気をつけたいところ。投稿する写真や内容に配慮しないと、個人情報が流出してしまいます。 SNSで仲良くしていても、相手の本質は見えてきません。SNSとは注意深く付き合っていかないといけないですね。著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月01日主人公のりっちゃんは、2歳前の息子・カイトを育てる1児の母。夫は仕事で帰りが遅く、ほぼワンオペ育児状態の日々でしたが、住んでいたハイツにはカイトと同年代の子どもを持つファミリーが多く、楽しく生活していました。シンママ・マリとは、「ワンオペつらいよね」と同じ悩みで意気投合。次第に、りっちゃん宅でお茶をするような仲になります。 マリの元夫には借金があり、借金取りが家に押しかけてくるため、子どもたちが怖がっているという事情がありました。「昼間だけでもここにいたいの」とマリにお願いされ、いつしかりっちゃんの夫が帰宅する22時前まで、家にいるようになりました。そんなある日、りっちゃん宛てに、身に覚えのない消費者金融から督促状が届きます。消費者金融で防犯カメラを確認すると、りっちゃんの保険証を使い、無人契約機でお金を借りていたのは……マリだったのです。マリは隙を見てりっちゃん宅をあさり、保険証を勝手に持ち出していたよう。マリを問い詰めると、「えーお金なかったんだもん。しょうがなくない?」とあっけらかんと答えました。 3社で総額130万円の借り入れをしていたことも判明。そして、「あとはお父さんと話してくれる?」と、父親に尻拭いをさせようとしていました。 マリの父親と会い、被害届を出す意向を伝え、後日、警察へ出向いたりっちゃん。すると、「被害届は受理できない。借金は完済されている」と言われたのです。 マリの父親は、りっちゃんに連絡もせず、借金を全額返済。そのため、被害届は受理されず、マリは罪に問われることもありませんでした。さらに、マリの恐ろしい手口が明らかになります……。 仲良しだと思っていたママ友の目的は…!? 借金が完済され、被害届けが受理されないことがわかる前。被害届を出すにあたり、りっちゃん宅で実況見分がおこなわれていました。 りっちゃん宅に訪れた警察に、保険証の保管場所を説明するりっちゃん。実は、保険証はとてもわかりにくい場所に保管していました。 別々で寝ていた夫の寝室。そこにいくつか置いてある衣装タンスの中の、たくさんの衣装をかき分け、普段は使わない衣装袋に入った夫の礼服のポケットに隠していた保険証……。 警察官も驚くような、わかりづらい場所だったのです。 マリは、徐々にりっちゃん宅での滞在時間を伸ばし、信用を得て、探す時間をつくっていたよう。 「マリははじめから、借金が目的で私に近づいた……?」 マリの悪行に、妙に手慣れた対応を見せていた父親。弁済してしまえば、被害届が受理されないことをわかっていたようにも思えます。 当然、納得できないりっちゃんですが、弁護士をたてて争うにもお金がかかること。りっちゃんは以前から考えていた離婚を決意し、新天地での生活のためにお金を使うことを選択しました。 カイトとともに、アパートから引っ越したりっちゃん。マリはその後も、そのアパートに住み続けていたそう。りっちゃんは、新たな被害が出ないよう、祈っているのでした。 夫は仕事で帰りが遅く、ワンオペ育児だったりっちゃん。加えて、妻の行動にまったく興味を示さない夫に、不満がたまっていました。そんなとき、「ワンオペつらいよね」と共感してくれたのは、マリでした。すっかり打ち解けて信用し、家に招き入れていたママ友に裏切られてしまったりっちゃんですが、前を向いて息子とふたり、新生活を送る道を選択。とても強い女性ですね。 子どもが安心して生活できる環境を整えるのも、親の役目のひとつ。ママ友を信用できないのは悲しいことですが、もし違和感覚える行動が続いた場合、心を許しすぎないことも大切なのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年09月26日主人公のりっちゃんは、2歳前の息子・カイトを育てる1児の母。夫は仕事で帰りが遅く、ほぼワンオペ育児状態の日々でしたが、住んでいたハイツにはカイトと同年代の子どもを持つファミリーが多く、楽しく生活していました。シンママ・マリとは、「ワンオペつらいよね」と同じ悩みで意気投合。次第に、りっちゃん宅でお茶をするような仲になります。 マリの元夫には借金があり、借金取りが家に押しかけてくるため、子どもたちが怖がっているという事情がありました。「昼間だけでもここにいたいの」とマリにお願いされ、いつしかりっちゃんの夫が帰宅する22時前まで、家にいるようになりました。そんなある日、りっちゃん宛てに、身に覚えのない消費者金融から督促状が届きます。消費者金融に問い合わせ防犯カメラを確認すると、りっちゃんの保険証を使い、無人契約機でお金を借りていたのは……マリだったのです。マリは隙を見てりっちゃん宅をあさり、保険証を勝手に持ち出していたよう。マリを問い詰めると、「えー、お金なかったんだもん。しょうがなくない?」とあっけらかんと答えました。 3社で総額130万円の借り入れをしていたことも判明。そして、「あとはお父さんと話してくれる?」と、父親に尻拭いをさせようとしていました。 マリの父親と会い、被害届を出す意向を伝えると、「ひとまず娘と話させてくれ」とお願いされます。その場を後にしたりっちゃんですが、やはり納得できず、警察へ行くことに。 すると、「被害届は受理できない」と言われてしまい……!? 警察で聞く真相とは… 「嘘はついてません! 疑ってるんですか!?」 被害届を受理できないと言われ、食らいつくりっちゃん。すると警察から、「すでに借金が弁済されているので、受理できない」と説明がありました。 「弁済? え?」 訳のわからないりっちゃん。実は、マリが借り入れた先を知った直後、父親が3社に130万円を返済しに行っていたのです。 借金が返されたことで安心したりっちゃんですが、このままだとマリは、何の罪にも問われません……。マリの態度を思い出すと、はらわたが煮えくり返る思いでした。 そしてしばらく経ったころ、返済後も連絡がなかった父親から内容証明が届きます。そこには、「以前、お詫びさせてもらうと言ったが、借金は返したのでお詫びはしません」という内容が書かれていました。 「……なんやねん」 保険証の不正利用、身に覚えのない借金のことで頭がいっぱいだったりっちゃん。マリの“真の恐ろしさ”に気づいてはいないのでした。 りっちゃんに迷惑をかけたにもかかわらず、父親からひと言も連絡がないことに、驚いてしまいますね。しかし、娘の尻拭いをさせられる父親もまた、被害者なのかもしれません……。りっちゃん名義での借金が返済されたことはよかったですが、ママ友に裏切られ、悪態をつかれたりっちゃんの気持ちを思うと胸が痛みます。 マリが別のママ友に目をつけ、新たな被害者が出ないことを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年09月25日