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ちえりさんは今年三十路の会社員。あるとき上司にも気に入られ評判のいい後輩が占いにハマっていると知ります。気になったちえりさんは、後輩が相談している美神先生という人物に占ってもらうことに。電話占いで話してみると巧みな話術と雰囲気にのせられ、どんどんと話すちえりさん。1分300円の通話料にもかかわらず2時間も話し込んでいました。そこで「天使の祝福がある」と言われた翌日、ちえりさんがときめく出会いが訪れたのです。美神先生に占ってもらった翌日、ちえりさんは総務のアイドルである相葉と偶然出会います。浮き足立つちえりさんをしり目に、相葉の同僚は奥さんにバレないようにしろよと話すのでした。先生にすぐ話したい…! 相葉との出会いで美神先生を信じたちえりさん。さらなる進展を狙い美神先生に相談しようとしますが、不在でした。 仕方なく他の占い師に相葉との相性を占ってもらいますが、「お相手は既婚者かもしれないよ?」と言われ、カッとなったちえりさん。 すぐに電話を切りますが、出社してからもモヤモヤしていました。 その側で前日の夜に美神先生と話せなかったことでイライラしていた後輩。どうやら後輩は不倫をしているよう……。不倫相手とうまくいっておらず、いらついていたのです。 不穏な空気の中、課長から相葉のいる総務に用事を頼まれ、ちえりさんは喜んで引き受けます。 そんな姿を見て「課長の言うこと聞くなって言ったのに」と腹を立て後輩はちえりさんをにらみつけていました。 「今夜パーティーがあるから来ない?」相葉がちえりさんを見つけると言葉巧みに誘うのでした。 占いにどんどんハマっているちえりさん。美神先生の言うことは信じるのに、悪いことを言う他の占い師の話は信じようとしません。 誰しも自分にとって都合の悪いことは信じたくないですよね。 しかし、ときには信じられないことが起きてしまうのが人生……。占いだけを頼りにせず、「自分はどうしたいのか」という気持ちにも目をむけてほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2024年01月01日ちえりさんは今年三十路の会社員。あるとき後輩から「課長に近づくとよくないことが起こる」とアドバイスを受けます。その直後、課長に頼まれた仕事で怒られてしまったちえりさん。後輩は占いを信じており、美神先生という人物からアドバイスをもらっているよう。上司にも気に入られ評判の高い後輩をうらやましく思ったちえりさんは、占いを試してみることにします。評価の高い美神先生。いざ話してみると巧みな話術と雰囲気にのせられ、どんどん話し込んでしまい……。話してスッキリしたけど… 1分300円する美神先生との通話。2時間も話してしまったちえりさんは、お金が想像以上にかかってしまったことに後悔しながらも、すっきりしていました。 翌日、出社時に総務のアイドルである相葉とぶつかります。そのとき、ちえりさんは「天使の祝福が訪れる!」と美神先生に言われた言葉を思い出していました。 ちえりさんは相葉に名前を呼ばれ、認知されていることに気づき、「運命の人?」と舞い上がってしまいます。 そして「先生に相談したい!」と高揚していました。 一方で先輩に声をかけられた相葉。どうやら相葉は結婚していながら女遊びが激しいよう……。年上はナシだった相葉ですが、ちえりさんをターゲットにするのでした。 結婚していながら、ちえりさんを新しいカモとして見ている相葉。 しかし、美神先生からの言葉もあり、ちえりさんは舞い上がっています。 何をどう信じるかは本人次第ですが、過信しすぎも怖いですよね……。お金もかかることですし、ちえりさんには適度な距離感で占いを利用していってほしいものです。著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月31日ちえりさんは今年三十路の会社員。あるとき後輩から「課長に近づくとよくないことが起こる」とアドバイスを受けます。その後、課長に頼まれた仕事で怒られてしまったちえりさん。後輩は美神先生という占い師からアドバイスをもらっているよう。ちえりさんは、上司にも気に入られ評判の高い後輩後輩がしているという占い。いきいきしている後輩がうらやましかったちえりさんは、占いを試してみることに……。いざ占い師と話してみると… 評価の高い美神先生と話してみることにしたちえりさん。 いざ電話すると、とても話しやすい雰囲気。初回は15分無料でしたが、あっというまに時間が経ってしまいました。仕事で悩んでいることを言い当てられて、驚くちえりさん。 延長するか悩んでいると「貴方に天使から良い知らせが届き始めてる」と言われます。 美神先生の頑張っている、好転するという言葉に、「毎日仕事を頑張ってるのにパッとしない…」と思うちえりさん。今、自分は不安を感じているのだと気づきました。結局、つい話し込むこととなり、すっきりしたと思うと同時に2時間も経っていたのでした。 美神先生に話したことで、自分の不安な気持ちに気づけたちえりさん。占いとは、今の自分と向き合うきっかけをくれるものかもしれませんね。 しかし気になるのはその料金……。占いとは計画的に付き合っていきたいものですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月30日ちえりさんは今年三十路の会社員。会社では普段から課長にいいように使われていました。そんなとき、後輩から「課長に近づくとよくないことが起こる」とアドバイスを受けます。その後、ちえりさんは課長に頼まれた仕事で怒られてしまうのでした。ちえりさんの取引先でのトラブルを聞いた後輩は「美神先生の言っていた通りだ……」と驚いていて……。後輩が慌てて電話していた相手とは? たまたま部長に呼び止められた後輩。部長から優秀な社員だと言われ喜びます。 そこへ取引先から落ち込んで帰ってきたちえりさん。そんな様子にはお構いなしに後輩は「電話してきます!」と急ぎ足で去って行きました。 気になったちえりさんは、後輩の電話を盗み聞きすることに……。 後輩の口からは「大天使」というワードが飛び出しますが、ちえりさんは何の話をしているのかさっぱりでした。 しかし電話したあとの後輩はいきいきと仕事をこなし、キラキラして見える後輩がうらやましくなったちえりさんは、後輩が話していた占いに興味が湧いたのです。 後輩をうらやましく思うちえりさん。落ち込んでいるときほど、周りがキラキラして見えることってありますよね……。 占いを信じていなかったちえりさんでしたが、後輩をうらやましく思う気持ちから占いに手を出しました。 何かに悩んだとき、悩んでいるけれどその理由がわからないとき、占いは少し背中を押してくれる良いひとつのツールではあります。 これをきっかけにちえりさんのモヤモヤが、すっきりするといいですね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月29日ちえりさんは今年三十路の会社員。会社では普段から課長にいいように使われていました。そんなとき、後輩からある話を聞かされるのです。仕事中何度も課長に呼び出されて……。占いなんて信じてないけれど… 課長に頼まれてコーヒーを入れに行ったちえりさん。後輩が話しているところに遭遇します。 上司のウケもよく評価も高い後輩のことが気になって、聞き耳を立てると「言う通りにしたら、彼氏もできて仕事も絶好調」と話していました。後輩はどうやら占いに行っているようです。 占いと知るとちえりさんは「なぁんだ…占いかぁ聞いて損した…」とコーヒーを課長の元へ。すると課長から失礼な一言……カッとなっているちえりさんに後輩は「課長には先祖の恨みがついてるから近づかないほうがいい」と言いだします。 そんなとき、課長からおつかいを頼まれたちえりさん。「よくないことが起こりますよ」と後輩に言われつつも、引き受けて取引先へ向かうと、なぜかちえりさんが怒られる羽目に……。後輩のアドバイスは的中。「やっぱり美神先生本物なんだ!」と後輩は震えるのでした。 占いには興味のないちえりさんですが、後輩の言っていたことが的中。偶然かもしれませんが、その通りのことが起きてしまうと驚いてしまいますよね。 後輩の言う美神先生というのが占いの先生のようです。占いを信じて救われることもあるでしょうが、過信のしすぎには注意したいですね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月28日りささんの母は、人の気持ちを察したり空気を読んだりすることが苦手。楽観的な上にうっかりミスが多く、自分のミスは人のせいにしがちです。両親が離婚したことをきっかけに、りささんはうつ病を発症した母と2人暮らしとなりました。その後、運命のごとく出会った高校時代の同級生・ゆうたの助言により、りささんは母と別れてひとり暮らしに。母の呪縛から解き放たれたと同時に、自分を救ってくれたゆうたと交際を始めました。りささんの気持ちを理解してくれないゆうたへの違和感と、母へ感じていた違和感が似ていることに悩みながらも結婚を決めたりささん。妊娠、出産を経ても変わらないゆうたの姿に母の姿を重ねてしまい、謎の体調不良に悩み続けることとなります。そんな中、母が倒れたという一報を受けたりささん。娘の存在に励まされながら向かった病院で、母から「他人の気持ちが理解できない」と衝撃の言葉を告げられショックを受けます。ゆうたも母も自分の気持ちをわかってくれないことに孤独を感じていたりささんですが、唯一理解してくれている娘の姿を見て、ある決意を固めたのでした。りささんの気持ちが理解できないゆうたに対し、娘はりささんのためにりささんの気持ちを一生懸命伝えようとしていました。そんな2人から目をそらすように、ゆうたはいつものようにパチンコへと出ていきます。家を出るゆうたの背を見ながら、りささんが決意したのは……?そうか、この感覚には名前があったのね…! 「娘には自分のようなつらい思いをしてほしくない……。」そう思ったりささんは、母のことについて調べ始めます。医師にも相談し、診断結果は軽度の「自閉スペクトラム症」という発達障害でした。さらにりささん自身も「カサンドラ症候群」と判明。りささんは、自分が感じていた違和感の原因がきちんと判明したことで、長年つかえていた胸のつかえがおりる感覚を味わいました。診断をもらったことをきっかけに、りささんは母と対話するように。ゆうたはパチンコに入り浸るようになり、りささんの症状を理解できず、2人は離婚することとなりました。しかし娘はりささんが長年のわだかまりから解放されて、表情が明るくなったことを喜んでくれたのでした。 モヤモヤした感覚に、はっきりと病名や診断がつくことで心が晴れたという経験をした方もいるのではないでしょうか。今はカサンドラ症候群も良くなり、娘を連れて再婚したりささん。母の気質を理解し良好な関係性のまま、新しい家族と本当の幸せを感じる日々が続くことを祈ります。 著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月15日りささんの母は、人の気持ちを察したり空気を読んだりすることが苦手。楽観的な上にうっかりミスが多く、自分のミスは人のせいにしがちです。両親が離婚したことをきっかけに、りささんはうつ病を発症した母と2人暮らしとなりました。その後、運命のごとく出会った高校時代の同級生・ゆうたの助言により、りささんは母と別れてひとり暮らしに。母の呪縛から解き放たれたと同時に、自分を救ってくれたゆうたと交際を始めました。ゆうたの言動から母の姿がフラッシュバックしてしまうことがあり、りささんは結婚について悩んでいましたが、ゆうたのことがどうしようもなく好きだと実感し、ゆうたからのプロポーズを承諾しました。ゆうたは人の気持ちがわからないようで、妊娠、出産を経てもなお変わらないゆうたの姿に母の姿を重ねてしまい、りささんは謎の体調不良に悩み続けることとなります。そんな中、母が倒れたという一報を受けたりささん。娘・みゆの存在に励まされながら向かった病院で、母から「りさの気持ちが理解できない」と衝撃の言葉を告げられたのでした。「りさの気持ちが理解できない」と告げた母に対し、怒りをあらわにするりささん。さらに母は「りさだけじゃないの」と続け……?私の気持ちを理解してくれる人なんて、もういないのかも 薄々母へ感じていた「この人は他人の気持ちを察することができないのでは?」という疑念が、母の言葉によって確信へ変わった瞬間、りささんは母にどういう言葉を返せばよいのかわからなくなります。さらに帰路では、娘から「おばあちゃんとパパは、話すときの感覚が似ている」と聞き、幼い子どもでも感じている共通した違和感に驚きます。 病院から帰ったりささんに対し、義母の心配はおろか、りささんの気持ちを心配することさえせず自分の都合を優先させるゆうた。絶望を感じたりささんは、めまいと孤独を感じながらこの日は眠りについたのでした。翌朝、娘の泣き声で目覚めたりささん。慌てて声のするほうへ向かうと、ゆうたに対して「ママの気持ちをわかって」と泣く娘の姿が!その姿に、娘をこんな気持ちにさせてしまった自分を情けなく思うと共に、りささんはひとつの決意を固めたのでした。 娘は小さいながらに、ゆうたとりささんの母が同じ気質だと気付いていたようです。娘には自分のように、親との関係性でつらい思いをしてほしくないと思うりささん。娘を守りすぎるあまり、りささん自身がますます傷つかないような選択をしてくれたらいいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月14日りささんの母は、人の気持ちを察したり空気を読んだりすることが苦手。楽観的な上にうっかりミスが多く、自分のミスは人のせいにしがちです。両親が離婚したことをきっかけに、りささんはうつ病を発症した母と2人暮らしとなりました。その後、運命のごとく出会った高校時代の同級生・ゆうたの助言により、りささんは母と別れてひとり暮らしに。母の呪縛から解き放たれたと同時に、自分を救ってくれたゆうたと交際を始めました。ゆうたの言動から母の姿がフラッシュバックしてしまうことがあり、りささんは結婚について悩んでいましたが、ゆうたのことがどうしようもなく好きだと実感し、ゆうたからのプロポーズを承諾しました。ゆうたは人の気持ちがわからないようで、妊娠、出産を経てもなお変わらないゆうたの姿に母の姿を重ねてしまい、りささんは謎の体調不良に悩み続けることとなります。そんな中、母が倒れたという一報を受けたりささん。パニックで目の前が真っ暗になりかけた瞬間、娘の声で我に返り、もうひとりではないんだと気を持ち直したのでした。りささんと娘のみゆが病院に駆けつけると……?嘘でしょ、あの事件を忘れたの? 転んで足を骨折したというりささんの母。りささんの背に隠れていた娘を見て、母は「ちんまいのがいる」と声をかけます。母が苦手であったりささんは、赤ちゃんだった娘を母へお披露目してから縁遠く、母と娘は数年ぶりの再会だったのです。りささんは母が娘に対して何か変なことを言わないだろうかと警戒しますが、そんな母を圧倒して流暢に会話を進める娘に驚きました。何か入用のものがあるか聞くと、おせんべいを買ってきて欲しいという母。りささんが子どものころ、母のせいで火傷を負った際に、病院へ連れて行かず悠長におせんべいを食べていた母のことを思い返し、嫌味を交えて言葉を返すりささん。しかし、母がりささんに対しておこなったことをすっかり忘れてしまっている様子に、寒気がします。りささんがなぜ怒っているのかわからない母は、続けて「私、昔からりさの気持ちがわからないのよ」と告げ、さらにはりささんだけではなくすべての人の気持ちが理解できないことをりささんに打ち明けたのでした。 トラウマになっている母との対峙、りささんの娘がうまく緩衝材になってくれたようでホッと胸をなでおろしてしまいます。もしかしたら娘は、ゆうたと接するうちに他人の気持ちがわからない人とコミュニケーションを取ることに慣れていたのかもしれません。母とうまく関係を築けずトラウマを感じているりささん。娘のみゆにはゆうたと良好な関係を築いてほしいと願うばかりですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月13日りささんの母は、人の気持ちを察したり空気を読んだりすることが苦手。楽観的な上にうっかりミスが多く、自分のミスは人のせいにしがちです。両親が離婚したことをきっかけに、りささんはうつ病を発症した母と2人暮らしとなりました。その後、運命のごとく出会った高校時代の同級生・ゆうたの助言により、りささんは母と別れてひとり暮らしに。母の呪縛から解き放たれたと同時に、自分を救ってくれたゆうたと交際を始めました。ゆうたの言動から母の姿がフラッシュバックしてしまうことがあり、結婚について悩んでいたりささん。しかしゆうたのことがどうしようもなく好きだと実感し、ゆうたからのプロポーズを承諾します。結婚後しばらくしてりささんは妊娠。ゆうたの理解できない行動を前に、りささんの体を、母の呪縛に苦しんでいたときと同じような異変が襲います。母とゆうたは同じ気質を持っているのではと、りささんは絶望の淵に立たされたのでした。その後も続く体調不良に、りささんは不安を覚えます。念のため病院を受診すると……?そうだ、もうひとりじゃないんだ…! 病院の検査で体に異常はなかったものの、問診で医師から「家族とうまくコミュニケーションをとれているか」と聞かれた言葉がりささんの心に引っかかります。その後、りささんは無事出産。新しい家族を迎え、ゆうたが変わってくれると期待したものの、ゆうたは娘の悩みを聞かず適当にあしらうなど、やはり人の気持ちに理解を示そうとはしてくれなかったのでした。そんな中、母が倒れたとりささんの元に電話が入ります。突然の出来事に手が震え、自分の感情がわからないほど頭が混乱し、目の前が真っ暗になりかけましたが、自分を呼ぶ娘の声で我に返り、もうあのころのようにひとりではないんだと気を持ち直したりささんでした。 度重なるストレスで目の前が真っ暗になってしまったりささん。そんな姿を見てしまった娘も、幼いながらに自分がしっかりしなくてはと思ったのかもしれませんね。これ以上りささんを苦しめるできごとが起こらないことを願います。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月12日りささんの母は、人の気持ちを察したり空気を読んだりすることが苦手。楽観的な上にうっかりミスが多く、自分のミスは人のせいにしがちです。両親が離婚したことをきっかけに、りささんはうつ病を発症した母と2人暮らしとなりました。その後、運命のごとく出会った高校時代の同級生・ゆうたの助言により、りささんは母と離れてひとり暮らしに。母の呪縛から解き放たれ、ゆうたとも交際を開始し、新しい生活に幸せを感じていました。しかし、ある日のゆうたを見て母の姿がフラッシュバックしてしまったりささん。さらに、高校時代の同級生に会った際、ゆうたと将来を考えていることを話すとやめたほうがいいと言われてしまいます。ゆうたの勝負ごとに対する異常な執着と、次の日にはすっかり忘れてしまうという不気味さを聞かされたりささん。結婚についてはもう少し考えるべきかと悩んでいたタイミングで、ゆうたにプロポーズされてしまいました。当然結婚に承諾してくれるだろうと思い、話を進めていくゆうた。結婚について悩んでいたりささんは、よく考えて決めさせてほしいとゆうたに伝えますが……?わかってるけど思いは止められないの! 母との関係性が歪だったことが心に引っかかっているりささんは、結婚後に子どもとうまくやれるか自信がないことなどを挙げながら、少し考えさせてほしいとゆうたに申し出ます。しかし、ゆうたはなぜ承諾してくれないのか理解できないようで、怒り心頭の様子。お会計もしないまま、帰ってしまいました。 へとへとの状態で家へ帰りついたりささん。今日のゆうたの姿を思い出し、罪悪感でいっぱいになりながら眠りにつきました。しかし翌朝、ケロッとした態度でりささんの家に現れたゆうた。ゆうたの態度の変わりように驚きながらも、りささんはそれでもどうしようもなくゆうたのことが好きなのだと自覚してしまったのでした。 まるで同級生から聞いた話と同じように、1日経つと人が変わったように怒っていたことを忘れてしまうゆうた。ここまで感情や態度の落差が激しいと、付き合っているりささんが疲れてしまいそうです。好きなのはわかりますが、りささんには今一度流されることなく、結婚についてゆっくりと考える時間ができればよいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月09日りささんの母は、人の気持ちを察したり空気を読んだりすることが苦手。楽観的な上にうっかりミスが多く、自分のミスは人のせいにしがちです。両親が離婚したことをきっかけに、りささんはうつ病を発症した母と2人暮らしとなりました。高校卒業後に就職したりささん。仕事中は母のことを忘れられる幸せな時間でしたが、母のことを考えるとめまいや動悸がするようになります。そんなとき、高校時代の同級生であったゆうたの助言をきっかけに、りささんはひとり暮らしを始めることに。体調が回復したりささんは、ゆうたと交際を始め、新しい生活に自分の幸せを感じていました。しかし、ある日のゆうたを見て母の姿がフラッシュバックしてしまったりささん。高校時代の同級生に会った際、ゆうたと将来を考えていることを話すと否定されてしまい、戸惑ってしまいますが……?ゆうたとのことを、高校時代の同級生に否定され驚くりささん。やめたほうがいいという、その理由は……?私の知らないゆうたの顔って…? ゆうたが変わった人であることを挙げ、りささんを心配する同級生。彼女の話では、普段はお調子者で明るいゆうたですが、勝負ごととなると豹変するとのこと。みんなで仲良く取り組もうとしている場面でも、すさまじい勝ちへの執念を見せるというのです。しかし次の日になると人が変わったようにいつもの明るいキャラクターに戻るというゆうたの不気味な話を聞いたりささんは、結婚については考えなおすべきなのかもしれないと思ってしまいました。 そんな中、りささんとのデートで改まった食事の場を用意したゆうた。このタイミングでゆうたからプロポーズを受けたりささんは、驚きながらもゆうたへ話をするのでした。 誰にでも絶対に譲れない部分というのはあるものですが、ゆうたの執着の仕方はおかしいと、毎日同じクラスで過ごしている同級生がいうのであれば、少し構えてしまいますよね。結婚を考えるのであれば、そういったマイナスな面についてもきちんと把握しておきたいもの。ゆうたとの将来を考えるのであれば、りささんはもう少しゆうたと深く話をしてみる必要がありそうですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月08日りささんの母は、人の気持ちを察したり空気を読んだりすることが苦手。楽観的な上にうっかりミスが多く、自分のミスは人のせいにしがち。そんな母でしたが、母なりに娘を愛する気持ちは伝わって来ていたため、りささんは母を憎めずにいました。両親は祖母の死後に離婚し、りささんはうつ病を発症した母と2人暮らしとなりました。高校卒業後に就職したりささん。仕事中は母のことを忘れられる幸せな時間でしたが、ある日母のことを考えるとめまいや動悸がするようになり、ついには自分のことしか考えない母の身勝手な行動に嫌気が差します。アパートを飛び出したりささんの前に現れたのは、高校時代の同級生・ゆうたでした。りささんの状況を知ったゆうたの助言をきっかけに、りささんはひとり暮らしを始めて体調が回復。その後、ゆうたと交際することになりました。やっと自分の幸せをつかめると思ったりささんでしたが、少しずつ体に異変を感じるようになっていきます。やっと自分の幸せをつかめると思ったりささんでしたが、少しずつ体に異変を感じるようになっていきます。謎の咳が出るようになっていたりささん。この日は朝から微熱があり……?どうして母の姿が重なるの…? 風邪を引いたりささんは、デートの予定をキャンセルすべく、ゆうたに電話をします。やさしいゆうたのこと、てっきり体調を心配してくれると思ったのですが、なぜかこの日は会いたいといって聞きません。現れたゆうたは、辛そうなりささんに対し、「唐揚げ弁当大盛り食べる?」「寝てたら治るよ」など、驚きの言葉を投げかけた挙句、何もしないままに病に倒れるりささんを残してニコニコと帰ってしまいます。りささんは思わず、ゆうたの姿を自分を苦しめていた母に重ねてしまいますが、勘違いだと言い聞かせながらこの日は眠りについたのでした。 後日、りささんは高校時代の同級生に会った際、ゆうたと付き合っていることや結婚を考えていることを打ち明けたのですが詳しく話す前に、やめた方がいいと否定されてしまいました。 りささんの話を詳しく聞かずにゆうたとの将来を否定する意味深な同級生の言葉に、りささんは何を感じたのでしょうか。 りささんは母の姿がトラウマになっているようですね。あのときフラッシュバックした母の姿は、病によって弱っていたことで浮かんでしまった勘違いであると願うばかりです。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月07日りささんの母は、人の気持ちを察したり空気を読んだりすることが苦手。楽観的な上にうっかりミスが多く、自分のミスは人のせいにしがち。そんな母でしたが、母なりに娘を愛する気持ちは伝わって来ていたため、りささんは母を憎めずにいました。一方で父はそうは思わず、母の行動が原因で夫婦喧嘩が絶えず起こり、祖母の死後、両親は離婚。りささんは母と2人暮らしとなりました。高校卒業後、フルタイムで働き始めたりささん。仕事の間は、うつを発症した母のことを考えなくて良いので気が楽でしたが、家に帰ると毎夜のように知人を呼んで大騒ぎしている母の姿に、思わず涙が溢れます。母の面倒をみれるのは自分しかいないにもかかわらず、母は自分を大切にはしてくれていない状況に、心休まる場所を求めて家を飛び出したりささん。そんなりささんに救世主が現れます。家を出て泣きながら道端に座り込んだ私を呼ぶ声。その声の正体とは……?幸せなはずなのに… 暗闇の中りささんに声をかけたのは、高校時代の同級生・ゆうたでした。ゆうたは数時間前、街で出会ったりささんの具合が悪そうだったこと気になり、りささんの住むアパートまで様子を見に来ていたところだったのです。りささんが泣いている理由は聞かず、何かを察して「かわい子ちゃんが座ってた!」とおどけながら話すゆうたの姿に、りささんは居心地の良さを感じます。 ゆうたと2人、改めて家へ帰ろうとするも、ドアの向こうから母が自分をまったく心配しておらず、むしろけなしている言葉が聞こえ、りささんはハッとします。そんな姿を見たゆうたは、りささんを自分の家へ誘ったのでした。 このできごとをきっかけに、母をきらいにならないためにもと、母と別れてひとり暮らしを始めたりささん。しばらくすると謎の体調不良もよくなり、ゆうたと結婚を前提に交際を始めるなど、りささんは人生の再スタートを切ったのでした。 このタイミングでゆうたとりささんが再会したのは運命だったのではと思ってしまうほど、ゆうたの存在に皆さんもホッとしたことでしょう。ようやく自分の幸せへと歩き始めることができたりささん。2人のこの先に幸あれと願うばかりですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月06日りささんの母はうっかりしたところが多く楽観的な人で、自分のミスは人のせいにしがち。そんな母でしたが、母なりに娘を愛する気持ちは伝わって来ていたため、りささんは母を憎めずにいました。一方で父はそうは思わず、母の行動が原因で夫婦喧嘩が絶えず起こります。この日、高齢の祖母のいつもと違った体調の崩し方にりささんは危機感を覚え、母へ祖母を病院へ連れていこうと相談しますが、病は気からと一刀両断されてしまいます。自分が祖母を気にかけておこうと決意したりささんでしたが、その夜中に衝撃の事態が起きてしまうのです。その夜、私はトイレに行きたくなり深夜に目覚めました。寝ぼけまなこを擦りながら、トイレに行くついでに祖母の様子も見ておこうと思ったのですが……?もう疲れちゃったよ… すぐさま祖母は救急車で病院へと運ばれ、心不全ではありましたが一命を取り留めました。このことをきっかけに、両親の夫婦仲は急激に悪化。数年後、祖母が亡くなった後に離婚となりました。 その後、りささんと母は2人暮らしに。りささんは成長するにつれて、母が人の気持ちを察したり、空気を読んだりといったことが苦手な気質であることを理解します。 高校を卒業し、働き始めたりささん。仕事をしている間は、うつを発症した母のことを忘れることができていました。そんなある夜、高校時代の同級生・ゆうたに食事に誘われ断った際、今までに感じたことのない動悸とめまいを感じます。早く帰って休もうと帰路を急ぎましたが、たどり着いたわが家では、母が知人を呼んで大騒ぎしていました。母のことや自分の居場所がないことに心が疲れてしまったりささんは思わず家を飛び出し、吐き気を感じながら嗚咽を堪えるのでした。 心休まる場所がないというのは、誰にとってもつらいことでしょう。母の面倒をみなければならない責任感と、どうして私がという気持ちに押しつぶされそうになるりささん。家から離れることで、少しでもりささんの心が回復してほしいと願うばかりですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月05日りささんの母はうっかりしたところが多い、ちょっと変わった人物です。りささんのことがきらいなわけではなさそうですが、親子の関係性も一般的な親子とは違っているようで……?自分のミスのせいでりささんがやけどを負ってしまったにもかかわらず、母はどこ吹く風で「気のせいじゃない?」「我慢が足りない」とりささんが悪いと言い切ってしまいます。仕方なくりささんは自分で処置をしたものの、やけどは悪化し微熱まで出始めました。やけどが痛み、微熱で体がだるくなってきたりささんは母に相談しますが、母はりささんの様子を見て衝撃の一言を発します。病院へ行くべきだと思うんだけどなぁ りささんがぐったりしているにもかかわらず、自分の食べていたお菓子を勧め始める母に衝撃を受けたりささん。それでも病院へ連れていってほしいと頼み込み、りささんがようやく連れていってもらった病院は、皮膚科ではなく内科でした。こんな風に、抜けているのかなんなのか、不思議いっぱいの母ではありましたが、母なりに娘を愛している気持ちは随所から伝わってきていたため、りささんは母のことをどうしてもきらいになれませんでした。一方りささんの父はそうは思ってはいません。母の行動がきっかけで両親は絶えず喧嘩をしていたので、りささんは父から何があったのか聞かれても、やけどのことを正直に話すことができませんでした。そんな中、両親の不仲が決定的となるできごとが起きます。当時同居していた高齢の祖母が、いつもより体調が悪そうなことに気付いたりささん。母に祖母を病院へ連れていくよう打診しますが、「病は気から」といつものように一刀両断されてしまいます。仕方なくりささんは、祖母のことは自分が気にかけようと決意したのでした。 りささんの母のように、こんなに抜けていることが日常茶飯事で、さらに実害があったとすると、一緒に住んでいる家族は疲れてしまいそうですね。りささんの父が怒ってしまうのもしょうがないことかもしれません。どうにか母のうっかりミスや楽天的すぎる思考から起こる実害を止めることができれば良いのですが……。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月04日りささんの母はうっかりしたところが多い、ちょっと変わった人物です。りささんのことがきらいなわけではなさそうですが、親子の関係性も一般的な親子とは違っているようで……?私は昔から親子関係がちょっと他の家とは違うなと感じていました。その原因はいろいろとあるのですが、この日も遠足のお弁当について母へ質問したところ……?私が悪いのかな? お弁当が必要なことを事前に伝えていても忘れてしまう母。うっかりしたところが多い人だったので、この日も、りささんはしかたなく渡された水筒だけを持ち、お弁当はコンビニで買うことに。しかし、渡された水筒には熱湯が入っておりプラスチック製の水筒から熱湯が漏れたため、水筒を入れたリュックを背負っていたりささんは、背中にやけどを負ってしまいました。帰宅したりささんは母へ相談しましたが、「気のせいじゃない?」「我慢が足りない」と自分のミスをりささんのせいにするばかり。結局りささんは自分で薬を塗ってやけどの処置をしましたが、悪化する痛みが心配で、母へ再び相談します。りささんはやけどのせいか微熱も出てきてしまいます……。 うっかりミスは誰にでもあることです。しかしながら、娘がやけどを負ったにもかかわらず、自分のミスを顧みないりささんの母の言動には少し首をかしげてしまいます。りささんの母が、娘からの指摘について深く考えてくれるようになってくれれば良いのですが……。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月03日サツキさんは25歳のOL。SNS投稿にハマっており、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。その後アライグマと名乗る男性と付き合い始めたサツキさんでしたが、彼が既婚者だと判明。さらにアライグマ本人ではないと気づき、別れました。男性はサツキさんが勤める会社の取引先の女性社員であり、妻の友人でもあるユメノとも不倫関係に。ユメノは男性の本名と妊娠したことをアライグマのSNSに書き込みますが、妊娠は嘘。一方アライグマ本人である妻はサツキさんと協力し、浮気の証拠を集めていました。離婚を決意した妻はユメノにあるものを送って……。送られてきた開示請求書を見て、訴えられると焦ったユメノ。ウサギのアカウントで、サツキさんに相談をするのですが……。逃げられない…!追い詰められた浮気相手に追撃の一枚 アライグマの正体が、男性の妻だと知ったユメノ。不倫もバレていることを知り、唖然とします。さらにもう一通の封筒には、慰謝料請求の書類が入っていることに気が付くのでした。 一方で離婚を決意し家を出た妻は、息子と一緒にアキくんという男性に会いに行くことに。妻は息子も慕っているアキくんと、新しい人生を歩もうと決めます。 そんなこととつゆ知らず、1人残された自宅で困惑し続ける男性。家の中はぐちゃぐちゃ……。妻とも連絡が取れず、途方に暮れるのでした。 妻やサツキさんを傷つけたユメノには制裁が下りました。今さら焦っても、自分がしてきたことは変えられません。相手の家庭を傷つけた罪をしっかり償ってほしいですね。 そして事の発端である男性にも、妻が出て行ったことで反省してもらいたいところ……。自分のごはんの心配より、今後の心配をしないといけないでしょう。 男性には妻からしっかりお灸を据えてもらいたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月24日サツキさんは25歳のOL。SNS投稿にハマっており、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。その後アライグマと名乗る男性と付き合い始めたサツキさんでしたが、彼が既婚者だと判明。さらにアライグマ本人ではないと気づき、別れました。男性はサツキさんが勤める会社の取引先の女性社員・ユメノと不倫関係に。ユメノは男性の本名と妊娠したことをアライグマのSNSに書き込みますが、妊娠は嘘だったのです。一方アライグマ本人である妻はサツキさんと協力し、浮気の証拠を集めていました。息子を守るためにも、妻は離婚届を置いて家を出ます。「中絶したから20万ちょうだい」と男性に伝えたユメノ。男性は怒ってホテルからいなくなってしまい……。憤怒して家に帰るも届いていたのは… ホテルに置いていかれたユメノ。なんと男性はホテル代も払わず、いなくなっていました。 ユメノが腹を立てながら家に帰ると、郵便受けに書類が……。なんと男性の妻から情報開示請求が送られてきていたのです。 「訴えられる!?」 怯えたユメノは、咄嗟にSNS上のウサギとしてサツキさんに連絡します。ウサギから相談されたサツキさんでしたが、ウサギの正体がユメノだと知っていたので話には乗らず、突き放すことに。 そして、サツキさんはウサギに、アライグマの正体は男性の妻であることを伝えたのでした。 SNS上での顔が見えないやりとりは、使い方を気をつけなければときに怖ろしい結果を招いてしまうのかもしれません。それぞれの勘違いが今回のトラブルをさらに泥沼化してしまったのではないでしょうか。 そして浮気の制裁が下ったユメノ。しっかり反省をして、対応してもらいたいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月23日11月23日よりまつもと市⺠芸術館、そして12月1日より東京・吉祥寺シアターにて上演されるまつもと市⺠芸術館プロデュース『ハイ・ライフ』が開幕する。1996 年カナダにて、ドーラメイヴァームーア賞を受賞。2009年に映画化、その後第31回ジニー賞で脚色賞にノミネートされ、世界各国で上演され続けている本作を、第 30 回読売演劇大賞 最優秀作品賞を受賞した劇団チョコレートケーキの日澤雄介が演出。4人のジャンキーを東出昌大、尾上寛之、阿部亮平、小日向星一が演じる。開幕に向け、まつもと市⺠芸術館 実験劇場で行われたゲネプロ・レポートをお届けする。まるで目の前に時限爆弾を置かれているような舞台だ。爆発の瞬間がいつ訪れるのかは誰にもわからない。観客の胸の内は常に刺激が渦巻き、目の前で異様な光景が繰り広げられるほど、自分の血が騒いでいることに気づいて、肌が粟立つ。『ハイ・ライフ』は、4人の悪党たちによる反逆と暴走のクライムロマンだ。ある計画のために集まったディック(東出昌大)、ドニー(尾上寛之)、バグ(阿部亮平)、ビリー(小日向星一)という4人の男。彼らの共通点は、筋金入りのジャンキーであること。社会の底辺を這うように生きる男たちは、このどん底から抜け出すべく、一攫千金を夢見て銀行強盗を企てる。だが、気性の荒い男たちは顔を合わせるたびに罵声と挑発をぶつけ合う。はたして彼らが辿り着く先は、夢のハイ・ライフ(上流社会)か。それとも破滅か――。1996年カナダにて、権威あるドーラメイヴァームーア賞に輝いた傑作戯曲を、劇団チョコレートケーキの日澤雄介がパンキッシュに描き出す。まず心を掴まれるのが、その空間づくりだ。三方囲みの舞台は、演者と観客の距離が近く、4人の間に生まれるスリリングな気配が臨場感たっぷりに伝わってくる。むき出しの鉄管が用いられた舞台美術は、柵のようにも檻のようにも見え、ジャンキーたちの悪巧みを檻の外から覗き見しているような気分になる。銀行強盗に向け、ディックは3人に作戦を説明するが、雑談と口論でたびたび脱線し、話は一向に進まない。悪趣味なジョークと、下品な高笑い。そして、怒号。けたたましく騒ぎ合う男たちが、唯一静かになるときがある。それが、ドラッグを打つときだ。注射の針が皮膚を貫く一瞬の痛み。高まる鼓動は陶酔に変わり、表情は弛緩し、快感で声が震える。静寂の中、まるで死体のように転がる男たちを見ていると、魔力のような好奇心に引きずり込まれそうになる。そうして観客は『ハイ・ライフ』の世界に徐々に支配されていくのだ。ディックを演じる東出昌大は、軽薄さが魅力。ニタニタと薄笑いを浮かべ、陽気で口がうまい。衝突を繰り返すメンバーをなだめるリーダー的な面もありながら、時折見せる眼差しは虚無に満ち、人間らしい温度が欠落している。この中でいちばん残酷なのは、本当はディックなのかもしれない。そんな背筋の凍るような男を、東出が色気たっぷりに体現している。ドニーに扮する尾上寛之は、不憫さが漂う役回り。腕力の弱いドニーはいつもバグに怯えている。気が小さく度胸もないせいで、常に空回り。ひどい目に遭ってばかりだ。でも、そんな不憫さが不穏な空気の緩衝材となり、笑いを生む。この物語の中で最も人間味のある役を滑稽に演じ、習得が難しい吃音まじりの台詞回しも自然で、芸達者ぶりを証明した。バグ役の阿部亮平は、粗暴さが観客を惹きつける。屈強な肉体と野蛮な巻き舌は、まさにゴロツキそのもの。常に苛立ちを身にまとい、場に殺気をもたらす一方、何とも言えない愛嬌があり、乱暴者のはずなのに妙な親近感を抱かせる。圧巻は、終盤の車中シーン。どこで爆発するかわからないバグの怒りと狂気を表情だけで見せつけ、観客の視線を釘付けにした。そして、ビリー役の小日向星一は狡猾さで作品の火力を上げる。普段はにこやかに振る舞う傍ら、時折冷たい目でドニーを見下したり、どす黒い笑みでバグを焚き付けたり。胸の悪くなるような二面性は、いかにも人当たりの良さそうな小日向だから表現し得るもの。中盤の一人台詞で見せた軽やかな身のこなしと、人を虜にするような語り口も印象的だった。そんな4人で、お互いの喉元にナイフを突き立て合うような一触即発の人間模様を演じていく。彼らの「明日なき暴走」は無謀で愚かで、でも己の欲望にのみ従う刹那的な生き様は、どこか清々しくもある。不道徳で不謹慎な4人と過ごす時間は、模範的な現実を忘れ、ほんのひとときトリップさせてくれるだろう。それはまるで爆音のクラブで踊る背徳の一夜のように。舞台『ハイ・ライフ』は11月26日(日)までまつもと市民芸術館 実験劇場にて上演。その後、12月1日(金)から6日(水)まで東京・吉祥寺シアターで上演される。(取材・文 横川良明 / 撮影 山田毅)まつもと市⺠芸術館プロデュース『ハイ・ライフ』作:リー・マクドゥーガル翻訳:吉原豊司演出:日澤雄介 (劇団チョコレートケーキ)出演:東出昌大 尾上寛之 阿部亮平 小日向星一【松本】日程:2023 年 11 月 23 日(木・祝) 〜11 月 26 日(日)場所:まつもと市⺠芸術館 実験劇場【東京】日程:2023年12月1日(金)〜 12月6日(水)場所:吉祥寺シアター主催:一般財団法人松本市芸術文化振興財団後援:松本市 松本市教育委員会企画制作:まつもと市⺠芸術館協力:ゴーチ・ブラザーズ(東京公演)提携:公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団(東京公演)公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月23日サツキさんは25歳のOL。SNS投稿にハマっており、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。その後アライグマと名乗る男性と付き合い始めたサツキさんでしたが、彼が既婚者だと判明。さらにアライグマ本人ではないと気づき、別れました。アライグマを名乗る男性は、サツキさんが勤める会社の取引先の女性社員・ユメノと不倫関係に。ユメノは、男性の本名と妊娠したことをSNSに書き込み、男性は会社を謹慎となりました。しかしユメノの妊娠は嘘。一方妻はサツキさんと協力し、浮気の証拠を集めており、2人が一緒にいる写真を無事に手に入れました。ホテルに入っていく夫とユメノの写真を見た妻。感情がぐちゃぐちゃになった妻が泣いていると……。息子のためにも、動き出さなきゃ…! 泣いていた妻に「パパにされたの?」と声をかける息子。息子は男性の言動に違和感があると気づいていたようです。 妻は息子にあることを提案。息子は「ママの言うとおりにする」と返事したのでした。 一方ユメノと会っていた男性はイラついていました。ユメノから「中絶したから20万出して」と言われたのです。もちろんユメノの妊娠は嘘で、男性も嘘だと思っていますが証拠がありません。 ユメノと浮気したことを後悔しながら、家に帰った男性。しかし家には誰もおらず、机の上には離婚届が置いてあるのでした。 息子を守るため、離婚の決断をして家を出た妻。友人でもあったユメノと自分の夫の裏切りがわかり、自暴自棄になってもおかしくない状況でしたが、息子の言葉で気持ちが落ち着いたようです。 子どもを守っていたつもりが、いつのまにか子どもに救われていた……という体験がある方もいるのではないでしょうか? 妻には息子と一緒に支え合いながら、浮気をした夫に制裁を下してほしいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月20日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課で、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。そのアライグマと付き合い始めたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらに男性がアライグマ本人ではないと気づき、別れました。アライグマを名乗る男性は、サツキさんが勤める会社の取引先の女性社員・ユメノと不倫関係に。ユメノは不倫の末に妊娠したことと、男性の本名をアライグマのSNSに書き込みます。その結果、男性は会社を謹慎となりましたが、ユメノの妊娠は嘘でした。一方妻はサツキさんと協力し、夫の浮気の証拠を集めていたのです。妊娠したと嘘をついているユメノは、フリマサイトで使用済みの妊娠検査薬を買いました。男性と会うことになったユメノは… 男性から本当に妊娠しているのか疑われていることを利用して、ユメノは男性と会う約束をとりつけます。 一方、浮気の証拠を集める妻に協力していたサツキさん。過去の男性とのやりとりやウサギからのメッセージをコピーして、妻に渡しました。妻は慰謝料請求を有利にするため、浮気をしていることが確実となる証拠写真を撮る機会をうかがっていたのです。 そして、ユメノと会うために出かけた夫。妻は夫の動向を、電話先の人物にこっそり伝えました。 男性と会ったユメノは、ルンルン気分。そのまま2人はホテルへ入って行ったのです。 その瞬間をバッチリ写した写真が妻に送られてきます。妻はその写真を見て、怒りと悲しみからか、泣きながら笑うのでした。 夫の浮気現場を写真で確認した妻。怒りや悲しさ……。いろんな感情が溢れていたことでしょう。疑っていても実際にその場面を目にするのは、つらいことのはず。しかしこれで浮気の決定的証拠が手に入りました。息子のためにも自分自身のためにも、浮気性の夫とは早く離婚して、新しい生活のスタートを切ってもらいたいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月17日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課で、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。そのアライグマと付き合い始めたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらに男性がアライグマ本人ではないと気づき、別れました。アライグマを名乗る男性は、サツキさんが勤める会社の取引先の女性社員・ユメノと不倫関係に。ユメノは妊娠という嘘の情報と男性の本名をアライグマのSNSに書き込みます。その結果、男性は会社を謹慎となってしまいました。一方妻はサツキさんと接触していて……。サツキさんに自分がアライグマだと明かす妻。2人は以前から男性について話していたようです。ずっと夫の浮気を疑ってきた妻の決断… 外面が良く、結婚する前から女性に人気があったというアライグマを名乗る男性。男性からの猛アプローチで結婚を決めた妻でしたが、その後男性はスマホばかりで家庭を顧みません……。 仕事を理由に息子の運動会すら行こうとしない男性に対し、妻は文句を言います。しかし、男性は「夫をたてるのが妻の役割だろ」と突き放し、しまいには義母の名前を出してきました。 しかし、男性が義母の名前を出すのは何か隠しごとをしているとき……。妻の中で何かがプツンと切れてしまいました。 息子を守るため、妻は浮気の証拠を集めて離婚することを決意。そのために以前から男性がフォローしていたサツキさんに探りを入れていたのでした。 一方、妊娠したと嘘をついているユメノ。男性からの疑いを晴らすため、フリマサイトで使用済みの妊娠検査薬を買おうとしていました。 ずっと夫を疑ってきた妻。結婚した相手を疑う日々はつらかったことでしょう。しかし息子を傷つけないために、浮気を暴く決意を固めました。自分のことより息子の幸せを願う妻を、応援したくなりますね。浮気を繰り返す夫とは決別して、妻が息子と幸せに暮らせる日がくることを願います。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月16日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課で、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。そのアライグマと付き合い始めたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらに男性がアライグマ本人ではないと気づき、別れを告げました。取引先の女性社員・ユメノとアライグマを名乗る男性が付き合っていると聞いたサツキさん。ユメノは妊娠しており、男性と連絡が取れないことに腹を立ててアライグマのSNSに書き込みをします。しかしユメノの妊娠は嘘。SNSに実名を書かれた男性は会社を謹慎となり……。フォロワーだと名乗る女性に声をかけられたサツキさん。半ば強引にカフェに連れて行かれて……。この人は女性は一体誰なの…? 知らない女性と一緒にカフェに入ったサツキさん。彼女はなぜかサツキさんの好みの飲み物を知っています……。 「私が誰だかわかってる?」と彼女から聞かれるも、サツキさんは覚えがありません。 彼女がSNS上でコメントする口調で話したことで、サツキさんは彼女がアライグマだと気づきました。 アライグマ本人であり、男性の妻だと気づくなり「順調ですか?」と聞くサツキさん。妻は笑顔で「超順調!」と答えます。 サツキさんがおかしいと思ったのは、男性と飲みに行って帰ってきたときのこと。SNS上でお礼の連絡をしたのにアライグマからは「なんのことカナ?」と返事が。しかしスマホには連絡が来たのです。このことから「もしかしてあの人アライグマじゃないかも……」とサツキさんは気づいたのでした。 やっと本物のアライグマと会えたサツキさん。どうやら2人は以前から男性について話していたようです。立場は違えど男性に傷つけられた2人。しっかり男性にお灸をすえてほしいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月15日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課で、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。そのアライグマと付き合い始めたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらに男性がアライグマ本人ではないと気づき、別れを告げました。取引先の女性社員・ユメノとアライグマを名乗る男性が付き合っていると聞いたサツキさん。ユメノは妊娠しており、男性と連絡が取れないことに腹を立ててアライグマのSNSに書き込みをします。しかしユメノの妊娠は嘘だったのです。ある日会社へ行くと部長から呼び出された男性。どうやらSNSに「不倫をしている」という書き込みがあり、会社へ苦情の電話が来ているそうで……。一体何が起きている!? ~全部ブロックした経緯~以前、サツキの携帯に知らない番号から電話があり、SNSで知り合った男は既婚者だと告げられたトラブルが過去にあった アライグマのSNSで実名が公表されていた男性。 今すぐアカウントを削除しろと言われるものの、男性は自分のSNSではないため困惑してしまいます。そして部長から叱られ、処分が決まるまで謹慎となりました。 「アライグマってどこの誰だよ」 腹を立てながら帰宅した男性。妻には有給だと伝えると、息子と留守を任されます。妻は足早に家を出るのでした。 一方このトラブルに巻き込まれていたサツキさんは、すべての連絡をブロックし、途方に暮れていました。気分転換にカフェに行こうとしていると、声をかけてきたのは妻。「私フォロワーなんです」と半ば強引にサツキさんをカフェへ連れて行くのでした。 会社に自分の粗相がバレてしまった男性。まさか自分の知らないSNSアカウントからバレてしまうなんて思っていなかったのでしょう。「お天道様が見ている」という言葉がありますが、悪いことをしていれば誰かが見ています。そして隠していてもいつかはバレてしまうもの……。男性にはこれを機にしっかり反省してもらい、自分の非を認めた上で妻に謝罪してほしいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月14日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課で、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。そのアライグマと付き合い始めたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらに男性がアライグマ本人ではないと気づき、別れを告げました。取引先の女性社員・ユメノとアライグマを名乗る男性が付き合っていると聞いたサツキさん。ユメノからの連絡もブロックしますが、ウサギから「ユメノが妊娠している」と連絡が来て、男性に連絡をとるのですが……。ユメノは男性と連絡が取れないことに腹を立て、アライグマのSNSに書き込みをします。しかしアライグマの正体は、なりすました男性の妻。そしてウサギの正体はユメノだったのです。彼から連絡がやっと来たと思ったら、大変なことに… アライグマになりすましていた男性から、本当に妊娠しているのか疑われたユメノ。「妊娠検査薬見せて」と言われ、嘘がバレてしまうと焦ります。 ユメノは妊娠検査薬の実物を手に入れるため、ウサギとしてサツキさんに「妊婦の友だちいない?」と聞くのでした……。 一方、アライグマになりすましていた男性が会社へ行くと、周りの社員からの視線を感じます。さらに部長から呼び出しを受け、不倫していたのかと質問されました。 どうやらSNSに書き込みがあり、朝から会社に苦情の電話が来ているそうです。状況が飲み込めない男性は、唖然とするのでした。 妊娠していると嘘をついたユメノ。いくら慰謝料を払ってほしいからといっても、嘘はいけませんよね。しかもサツキさんを巻き込んで、実物の妊娠検査薬を手に入れようとしています。 嘘は一度ついてしまうと、その後もさらに嘘を重ねることになり、しんどいばかり。その一瞬は嘘でかわせたとしても、いつかはバレてしまうでしょう。 妻子がありながら浮気し、妊娠を疑うような発言をする男性は許せないですが、ユメノにも目を覚ましてもらいたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月13日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課で、よくコメントしてくれるアライグマとウサギには心を許していました。そのアライグマと付き合い始めたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらに男性がアライグマ本人ではないと気づき、別れを告げました。ある日、取引先の女性社員・ユメノがその男性と付き合っているとサツキさんに話してきます。暴言を吐かれたサツキさんはユメノをブロックするものの、ウサギから「ユメノが彼の子どもを妊娠している」と連絡が来て……。同じ女性として見過ごせなかったサツキさんは、アライグマになりすました男性と連絡をとり「すぐにユメノさんに連絡して」と伝えるのですが……。男性にブロックされた浮気相手は暴走して… アライグマになりすましていた男性にブロックされたユメノ。怒った彼女は、アライグマのSNSに「あなたの子ども妊娠しています」と書き込みます。サツキさんが予想していた通り、ウサギはユメノだったのです。 ウサギのコメントを見て焦ったのは男性の妻。妻こそがアライグマ本人だったため、ウサギを妊娠させることは不可能でした。 ウサギのコメントを見た人たちがざわつき始めます。妻は「誰かと勘違いしていませんか? 相手の名前を教えてください」と返信。 するとウサギからのコメントで返信がきますが、なんとそこには自分の夫の名前が書かれていたのです。 一方、サツキさんは男性と電話していました。アライグマだと名乗ったのは、身バレしないからだと話す男性……。 そしてユメノは、一向に男性から連絡がないため慰謝料請求をすることを決意したのでした。 アライグマになりすました男性の妻が、本物のアライグマだったと判明!ということは、サツキさんのSNSにいつもコメントしてくれていたのは、アライグマの妻とウサギのユメノだったということになります。 SNSで夫の思わぬ隠しごとを知ってしまった妻。突然のことでパニックになるかもしれませんが、一体どういうことなのか夫からもウサギからも事実確認する必要がありそうです。著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月12日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課です。その投稿によくコメントするアライグマとウサギ。このSNSをきっかけにサツキさんはトラブルに巻き込まれていきます。アライグマと付き合っていたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらに男性がアライグマ本人ではないと気づき、別れを告げます。取引先の女性社員・ユメノがその男性と付き合っていることも判明し、サツキさんは困惑していました。その日の夜、知らない番号からメッセージが届きます。それはいつもサツキさんのSNSにコメントをくれるウサギからの連絡でした。どうしてウサギが? ウサギから「ユメノさんのブロックを解除してほしい」とサツキさんへ連絡が。ウサギはユメノとは友人だといいます。しかしメッセージの文面から、ユメノがウサギである可能性を感じたサツキさん。 サツキさんはウサギからの連絡もブロックしようとしますが、ウサギからユメノが妊娠していることを告げられます。 ユメノはアライグマになりすました男性との子どもを妊娠しているとのこと……。しかしユメノ本人は男性と連絡が取れないため、サツキさんに接触したそうです。 同じ女性として見過ごせなかったサツキさんは、男性に連絡。ユメノが妊娠したことを告げ、今まで嘘ついていたことをサツキさんは次々に責めます。 一方そのころ、家で男性の帰りを待っていた妻のもとに、ウサギからメッセージが届いていたのでした。 ユメノに暴言を吐かれたのに「同じ女性として見過ごせない」と、手を貸すサツキさん。そんなサツキさんのやさしさに尊敬の念を覚えます。妻子がありながら、サツキさんやユメノと浮気していた男性には然るべき対応をしてもらいたいものです。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月11日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課です。その投稿によくコメントするアライグマとウサギ。このSNSをきっかけにサツキさんはトラブルに巻き込まれていきます。アライグマと付き合っていたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。さらにサツキさんは付き合っていた男性がアライグマ本人ではないと気づきます。別れを告げて早々に縁を切りたかったサツキさんでしたが、取引先の女性・ユメノが驚くことを言い出して……。突然「アライグマと付き合ってますよね」と言い出した、取引先のユメノ。一体何を知っているの…? 以前からサツキさんのことが気になっていた、と話し始めたユメノ。サツキさんのことを調べると、SNSで検索が引っかかったようです。 アライグマになりすましていた男性とユメノは、SNSのオフ会で出会いました。男性を好きになったユメノでしたが、彼はいつもサツキさんのSNSを見ていたのです。 サツキさんの存在が邪魔になったことで、ユメノは直接文句を言いに来たのでした。 「邪魔だから消えて!」と暴言を吐くユメノ。さらには「私は奥さんから子どもを奪って育てる自信がある」とまで言い出します。 血相を変えて話すユメノに恐怖を感じたサツキさんは、職場の先輩に対応を変わってもらい立ち去ることに。「逃げる気?」と煽り続けるユメノに、サツキさんはもう二度と会わないことを告げ、ユメノの連絡先もブロックするのでした。 その日の夜、サツキさんに知らない電話番号からメッセージが届きます。 相手はブログにいつもコメントしてくれるウサギ。そこには「ユメノさんのブロックを解除してくれませんか?」と書いてあるのでした。 ユメノは男性が既婚者だと知りながら、好意を寄せているようです。突然ユメノに暴言を吐かれて、サツキさんはさぞ嫌な思いをしたことでしょう。 早く縁を切りたいものの、サツキさんが思っている以上に人間関係がこじれているようです。ウサギは一体誰なのか、どうしてユメノのことを知っているのか……。この際、ウサギに気になることを質問してみてもいいかもしれませんね。早くこのいざこざからサツキさんが解放されることを願うばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月10日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課です。その投稿によくコメントするアライグマとウサギ。このSNSをきっかけにサツキさんはトラブルに巻き込まれていきます。アライグマと付き合っていたサツキさんでしたが、ある女性からの電話で彼が既婚者だと判明。サツキさんはすぐに別れる連絡を入れます。しかしSNSのコメントには普段通りに書き込むアライグマ。サツキさんはこの違和感に気づいて……。自分が付き合っていた男性がアライグマではないと勘づいたサツキさん。途端に恐怖がサツキさんを襲います。正体がわからない人と付き合っていたの…? アライグマを名乗っていた男と、電話してきた女性からの連絡をブロックしたサツキさん。真実はわからないままでしたが、早く縁を切りたかったのです。 しかし職場につくと、アライグマのふりをしていた男性の姿が!キョロキョロとサツキさんを探しているようでした。 サツキさんはバレないように裏口から入り、仕事を始めます。仕事中にも視線を感じて気疲れしてしまいました。 そんなサツキさんに声をかけたのは、取引先のユメノ。ユメノがつけている指輪をサツキさんが褒めると「彼氏に何もプレゼントしてもらえないなんて愛されてないですよ」と返してきました。 ユメノの発言にムッとしたサツキさんは、彼氏がいないことを告げ、仕事の話に戻ろうとします。するとユメノは「サツキさんってアライグマと付き合ってますよね」と笑みを浮かべたのでした。 アライグマになりすました男と付き合っていたことを知っているユメノ。彼女は一体何者なのでしょうか?謎が深まるばかりですね……。早く縁を切りたいサツキさんのですが、一筋縄ではいかないようです。この出来事の真相を握るのは、おそらくユメノ。サツキさんはユメノから話を聞いて、一体何が起こっているのか知ってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月09日サツキさんは25歳のOL。日記機能があるSNSを投稿するのが日課です。その投稿によくコメントするアライグマとウサギ。このSNSをきっかけにサツキさんはトラブルに巻き込まれていきます。アライグマからの猛烈なアプローチで付き合うことになったサツキさん。ある日、知らない番号からの電話で、アライグマは既婚者だと判明します。サツキさんは別れの連絡をするも返事はありませんでした。しかし同時刻、SNSに普段通りにコメントしてきたアライグマ。サツキさんは怒って電話するも……。「課長」からの電話に、必要以上に焦る夫を見て不審がる妻。妻は友人のユメノに言われた言葉を思い出していました。夫が浮気?気になって友人に相談すると… 友人のユメノに相談すると、「絶対浮気してるよ」と言われた妻。話を変えようと、ユメノがしている指輪を褒めます。するとユメノは、この指輪は彼氏からもらったのだと自慢するのでした。 サツキさんからの電話に出たアライグマでしたが、妻の前なので課長と話すふりをして電話を切ります。この対応で、サツキさんは自分が浮気相手だったと知るのでした。 そこにSNSの通知が。アライグマからの普段通りのコメントでした。 それを見て「もしかして、付き合っていた人物はアライグマじゃない!?」と勘づいたサツキさん。思い返すと辻褄が合うことばかり……。 サツキさんはどこの誰かもわからない人に、職場や家などを教えてしまっていたことに唖然とするのでした。 アライグマだと思って付き合っていた人物が、アライグマではないと勘づいたサツキさん。自分が好きだった相手が既婚者で、しかも正体がわからないなんて怖いですね……。 アライグマと名乗る男と別れても、個人情報を教えてしまっているので気が休まらないでしょう。職場はなかなか変えられないですが、家は引っ越すなど、もしものときのために対策をとりたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年11月08日