書籍『SILENT WORLD -消えゆく世界の美しい廃墟-』が、2018年5月21日(月)よりパイ インターナショナルから発売される。『SILENT WORLD -消えゆく世界の美しい廃墟-』は、美しさと静けさに息を呑む世界の廃墟写真をまとめた写真集。ドイツ・ベルリンを拠点に写真家としても活動する山田悠人が、3年間にわたって撮りためた美しい廃墟の写真が紹介される。書籍は、病院・軍施設・娯楽施設・工場・交通・その他と6つのチャプターに分かれていて各章のテーマに応じた施設が紹介される。かつて結核治療院・軍病院として機能していたドイツの「ベーリッツ療養所」や、ドイツ陸軍歩兵学校として運営していた「ブンスドルフ軍事施設」、ブルガリア・カザンラクにある「共産党ホール」などが捉えられている。『SILENT WORLD』—消えゆく世界の美しい廃墟—』の発売を記念して、写真展が開催。東京・表参道ROJIは5月25日(金)から6月10日(日)まで、銀座・SPACE TGCは6月1日(金)から6月8日(金)まで行われる。【詳細】『SILENT WORLD -消えゆく世界の美しい廃墟-』2,500円+税発売日:2018年5月21日(月)仕様:A4判変型(298mm×210mm)/ソフトカバー/192ページ(フルカラー)問い合わせ先:パイ インターナショナル TEL:03-3944-3981<写真展>■表参道ROJI開催期間:5月25日(金)~6月10日(日)時間:平日13:00~19:00、土・日13:00~20:00入場:無料住所:東京都港区南青山3-18-4-103 ■SPACE TGC開催期間:6月1日(金)~6月8日(金)※会期延長の可能性有。時間:11:00~20:00入場:無料住所:東京都中央区銀座7-7-4 B1
2018年05月20日メジャーデビュー5周年にあたる’17年、過去最大級規模のツアーを日本武道館2DAYSで締めくくり、ニューアルバム『GIRLS POWER』を完成させた“サイサイ”ことSILENT SIREN。「全国ツアーがあったので、余裕を持ってレコーディングをはじめましたが、今回は一曲一曲に向き合う時間がすごく長かったですね。歌詞にもメロディにもとことん悩み、こだわり、ゴールが見えない作業でした。1曲を10パターンのアレンジから選んだり、全く曲を変えてしまったり。そのぶん勉強になったし、みんな成長しました」(すぅ)「それぞれが違う悩みを抱えながら頑張ったと思います。私は歌詞に苦労したんですが、リスナーにより届く言い回しに、頭を使いました。あやふやでなく言いたいことを明確にしたかったので、新しい表現が生まれ、自分にもすごくプラスになったし一曲一曲の達成感がすごく大きい作品になりました」(あいにゃん)メジャーデビュー5年の’17年、レコード会社を移籍。スタッフが一新され、求められるものにも大きな変化が。その刺激が4人を奮い立たせ、まさにガールズパワーを振り切って作り上げたアルバムになった。「私たちはバンドがやりたくてはじめたのに、気づけば“ガールズバンド”と呼ばれ、ずっとその括りにモヤモヤがあったんですよ。かわいいと言われるのは嬉しいけど、曲がいいとか演奏がカッコイイと言われたい、みたいな。だけどそのモヤモヤを逆手に取って、女子の底力を見せよう、という意識で作ったのがこのアルバムなので、タイトルもそのまま付けました」(ひなんちゅ)「いまの私たちだから付けられるタイトルですね。やっぱり女子って強いなー、と言えるサイサイならではの歌詞とサウンドがこの一枚にギュッと入ってます。密度の濃いスケジュールの中で頑張って作った汗と涙の結晶!ですね。一曲一曲に濃厚な思い出があります」(ゆかるん)女子だけが分かり合える本音を吐露した曲や、恋愛のリアルな心情を切なく綴る曲など、何度も聴き返したくなるナンバーが並ぶ。「男の人にも聴いてほしいけど、やっぱり女の子に聴いてほしい。同性だからこそガールズバンドに対する評価は厳しいと分かっているけど、仲間というか女子の代弁者でありたいと思っているので、遠ざけないでまずは聴いて、と言いたいですね。絶対にみんなに響く曲になっている自信があるので、サイサイを聴いて抱えているものを乗り越えて、楽しい気分になってほしい」(すぅ)サイレントサイレン写真左から、あいにゃん(B)、ひなんちゅ(D)、すぅ(V&G)、ゆかるん(K)。2012年『Sweet Pop!』でメジャーデビュー。2018年3月から7月まで全国ツアー「“Girls will be Bears”TOUR」を開催。5th ALBUM『GIRLS POWER』【初回限定盤CD+DVD】¥3,800「フジヤマディスコ」など3曲のMVの他、「新世界ツアー」ファイナルの日本武道館公演から3曲をDVD収録。【通常盤CD】¥2,800(EMI Records/UMIVERSAL MUSIC)※『anan』2018年1月3・10日号より。写真・内山めぐみ文・北條尚子(by anan編集部)
2018年01月05日4人組ガールズバンド・SILENT SIRENが10日、同グループ史上最大規模となる全国ツアー「5th ANNIVERSARY SILENT SIREN LIVE TOUR『新世界』」を、埼玉・戸田市文化会館からスタートさせた。今回のツアーは、昨年末に東名阪で開催された「2016 年末スペシャルライブ Dream on!」以来、ユニバーサルミュージック/EMI Recordsへのレーベル移籍後では初の全国ツアーとなる。その記念すべき幕開けとなるライブで、ボーカルのすぅは「やってきました、ツアー初日! みんな行けるかー!」と気合い十分で呼びかけ、あいにゃん(B)、ひなんちゅ(Dr)、ゆかるん(Key)とパワフルなパフォーマンスを披露。この日は「フジヤマディスコ」や「あわあわ」、ライブ初披露となった「Kaleidoscope」などレーベル移籍後の楽曲を筆頭に、新旧織り交ぜた構成。恒例となっているガチンコ勝負ゲーム対決「サイサイコーナー」で親しみやすいキャラクターをさらけ出す一方、曲に込めた思いを真摯に伝えた後の最新バラード「AKANE」で感動的な光景を演出していった。「今回は、これからの私たちのバンド人生において大切なツアーになると思います。みんなに新しい景色、"新世界"を見せたい! もっともっといいところへ行って、いい景色を一緒に見ましょう!」と、1,200人のサイファミ(サイサイファミリー=ファン)に語りかけるすぅ。11月13日・14日の日本武道館ファイナルまで、全26公演で"新世界"を目指す。撮影:Rui Hashimoto(SOUND SHOOTER)
2017年06月12日2014年の第67回カンヌ国際映画祭で見事「グランプリ」を受賞し、世界から才能が認められたイタリアの女性監督アリーチェ・ロルヴァケルの長編2作目となる『夏をゆく人』。その日本公開が8月22日(土)に決定し、予告映像が到着した。みずみずしい光を緑に放つ、イタリア・トスカーナ地方の人里離れた土地で、昔ながらの製法で養蜂園を営む一家。ジェルソミーナは4人姉妹の長女で、気難しい父ウルフガングの独自の教育と、寵愛を受けてきた。深奥なるその地で、家族は蜂と自然のリズムのなかで生活を営んできたが、ある夏の終わり、ひとりの少年を預かることに。また、テレビ番組「不思議の国」に出演することになり、その生活が湖面を揺るがすようにさざめいていく。それとともに、ゆるやかだった森での家族の生活に、少しずつ人の手が入りこんでいくが…。本作は、32歳の才能あるロルヴァケル監督の実人生を基にした半自伝映画。彼女は生まれ故郷であるイタリア中部で、主人公のジェルソミーナと同じく、ドイツとイタリアのハーフで、養蜂家の家族で生まれ育った。映画は長女ジェルソミーナの視点から綴られ、ひとつの季節を経て大人へと変化する少女の繊細な感情を見事に写し出す。一方、その娘の変化に敏感に気づく父親の葛藤は、時として行き場のない感情として彷徨う。イタリアの美しい自然を背景に、子どものころに感じた胸騒ぎや淡い想いを収めたひと夏の家族の物語だ。主演のジェルソミーナ役には、演技経験ゼロのマリア・アレクサンドラ・ルングが抜擢。素朴な印象を与えつつも、不意に出る成熟した女性の表情が観る者を惹きつける。母親役には、マルコ・ベロッキオの『眠れる美女』で鮮烈な印象を残したアルバ・ロルヴァケル。彼女は監督の実姉であり、思春期の揺れる心のヒロインを時には優しく、時には怜悧に見つめる。さらに、テレビ番組の司会役を演じたモニカ・ベルッチの偶像的な美しさと、現実に帰った素の姿が胸を打ち、本作で新境地を開拓した。公開された画像や予告編でも、うっとりしてしまうほどの透明感のある景色と、キャストたちの本当に家族のような表情に癒される。まずは公開された予告映像から、鮮やかな夏を覗いてみては?『夏をゆく人々』は8月22日(土)より岩波ホールにて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月06日スカパー!の各チャンネルでは、22日死去した俳優・萩原流行さんの追悼番組を放送する。「BS日本映画専門チャンネル」では、萩原さんが出演した『修羅がゆく』シリーズの全作品を放送。他のチャンネルでは『温泉仲居 小泉あつ子の事件帳』『内田康夫原作 湯布院殺人事件』『財務捜査官 雨宮瑠璃子3』といった2時間ドラマも放送される予定となっている。
2015年04月23日