「アジア太平洋フェスティバル福岡2012」は9月14日(金)~17日(月)の4日間で行われる。会場は福岡市役所前ふれあい広場と博多口駅前広場。イベントのコンセプトはアジア太平洋・九州屋台、アジア太平洋ステージ、アジア太平洋・九州プラザ、アジア太平洋・九州観光プロモーションの4つに分かれる。アジア太平洋・九州屋台では、カンボジア、ベトナム、スリランカなどから出店が予定されている。また、アジア太平洋の国々独特のビールがラインナップされるアジアンビアバーも出店。さらに、アジアンエンターテイメントカフェバーが限定屋台を出店し、イタリアンテイストにアレンジされた韓国料理を味わえる。アジア太平洋ステージではシンダウ・フィリピン芸術団がフィリピンの民族舞踊を披露。また、台湾の花蓮県先住民原郷文化芸術団、ネパールのスンダリミカ、中国からは河北省雑技団の張海倫、韓国はMERIT、香港から黒龍舞術団、モンゴルからはドランが来日する。日本からは民族音楽演奏家、若林忠宏がステージに立つ。アジア太平洋・九州プラザでは各地の土産品、特産品などのマーケットが開催される。ベトナム(ドラゴンバザール)、スリランカ(やずや)、パキスタン(SAJID)、ASEAN(アジョイン)、中国(中国茶葉公司)、タイ(モリエン)、インドネシア(相良矢工房)、韓国(キムチの達人)が出店の予定だ。また、アジア太平洋・九州観光プロモーションではシンガポール政府観光局、韓国観光公社、在福岡カンボジア王国名誉領事館、フィリピン共和国観光省、マレーシア政府観光局、中国国家観光局、マカオ観光局、タイ国政府観光庁、台湾観光協会などの観光PRブースが博多口駅前広場に集結し、観光情報をアピールする。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月30日『TOKYO PHOTO』は、写真作品を販売する見本市を中心に、写真展やセミナー、トークショーなどを行うアジア最大級のフォト・イベント。4年目を迎える今回は、ニューヨーク、パリ、ロンドン、ベルリン、アムステルダム、北京など世界10都市から35のアートギャラリーが出展。作品数は約1,000点に及ぶ予定となっている。その他、「New York|北京」をテーマに、ニューヨークのガゴシアン・ギャラリーによるファッション写真展と、北京の三影堂写真芸術センターによるドキュメンタリー写真展を開催するなど、多くの特別企画を予定している。主な特別企画として2つご紹介しよう。■New York | 北京「New York | 北京」をテーマに、ニューヨークから、世界最高峰のアートギャラリー、ガゴシアン・ギャラリーによるファッション界のトップ「Inez Van Lamsweerde & Vinoodh Matadin」展。Dior、YSL、Gucci、Louis Vuitton、 Lanvinの広告や雑誌「VOGUE」の表紙を担当で知られるフォトグラファーだ。また、北京から、1970~80年代の中国のリアルなドキュメンタリー「三影堂写真芸術センターによる中国写真家5名」展を開催。世界を両極する都市、ニューヨークと北京。時間と空間を超え、ファッションとドキュメンタリーのコントラストが、刺激的で不思議な世界観を浮き彫りに。■ウィリアム・M・ハント『The unseen eye』出版記念講演世界的なフォト・コレクター、ウィリアム・M・ハント氏(NY)が来日。2011年10月から2012年2月まで、ニューヨークのジョージ・イーストマン・ハウスで開催された展覧会『The unseen eye:Photographs from W.M. Hunt Collection』に際して刊行された著書『The Unseen eye: Photographs from the Unconscious』の出版記念講演を開催する予定。開催概要イベント名:TOKYO PHOTO 2012会 場: 東京ミッドタウン ホールA , B日 時: 9月27日(木) 内覧会&レセプション(ご招待のみ)9月28日(金)-10月1日(月) 11:00-19:00(最終日は18:00まで) 一般公開入場料: 前売り 1200円/当日 1500円/学生 1300円お問い合わせ:tokyo photo 2012 公式サイト
2012年08月13日各国企業によるアジアへの生産拠点のシフトによって、アジアは「世界の工場」としての地位を築いてきたうえ、近年では経済成長に伴なう所得の増加などを受け、「巨大な消費市場」としても急成長しています。こうしたことを背景に、アジアでは、製品の生産に伴なう設備機械・部品の輸入や完成品の輸出が、欧米などの先進国向けに加えアジア域内においても活発化しています。こうしたモノの動きは、コンテナや貨物の取扱量に見ることができます。下図の世界の主要なコンテナ港および貨物取扱空港にアジア各国が上位を占めていることは、アジアが国際物流の拠点としての役割を担っていることを示しています。特に、香港やシンガポールでは、政府当局がアジアの地域統括機能の集積を積極的に推進してきたことなどもあり、香港は「中国本土にとって最も重要な中継貿易拠点」として、シンガポールは「東南アジアのゲートウェイ」として、その存在感を高めています。物流拠点としての発展は、インフラの整備や都市化を推し進め、さらには雇用の促進などを通じて経済成長の押し上げに寄与するものとみられることから、香港やシンガポールの発展は、アジア各都市の先行事例と捉えることができると考えられます。世界経済の成長に加え、貿易の自由化や国際的な取引コストの低下などを背景に、国境を超えた経済活動は今後も拡大を続けると見込まれています。そうした中、豊富な人口を有していることに加え、世界の中でも相対的に高い経済成長が予想されているアジアはまさに世界貿易の中心地域といえ、国際物流の拠点としての各都市の発展は、アジア各国の成長力をさらに高めていくものと期待されます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2012年6月26日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月27日アジア最大のショートフィルムの祭典で、今年で14回目を迎えた「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」が6月24日(日)に閉幕。日本人監督の平柳敦子による『もう一回』がグランプリとジャパン部門優秀賞の2冠を獲得した。会場には映画祭創立者でディレクターを務める別所哲也を始め、審査員、プレゼンターに各作品の監督、キャストなど多くの著名人が来場し、アワードセレモニーの開催前にはレッドカーペットイベントも行われた。審査員を務めた俳優の北村一輝、萬田久子、中村雅俊、プレゼンターとして歌手の大黒摩季や女優の川島海荷、また「ミュージックShort部門」の受賞作の原曲を提供した人気バンド「クラムボン」のミト(『Bubble』)、「グッドカミング」(『グッドカミング~トオルとネコ、たまに猫~』)、さらに作品に出演している松坂桃李も出席し、会場は盛り上がりを見せた。「ストップ!温暖化部門優秀賞」ではワン・チェンヤン監督の『物を大切に』が受賞。審査員の中村雅俊は「表現の仕方にいろんな手法があり、それぞれ面白かったです」と総評。受賞作で描かれる“環境オタク”扱いされる主人公と世間のギャップに触れ「(環境問題を)他人事ではないことを意識して自分にできることをやっていくのが必要だと感じました」と感想を語った。川島海荷は「CG部門」の特別プレゼンターとして登壇。優秀賞を受賞したトーマ・エシェット監督の『フラミンゴ・プライド』を「フラミンゴの毛の動きなどがリアルで驚きましたし、ユーモアにクスッと笑ってしまいました」と絶賛した。ミュージックShort部門の「クリエイティブアワード」はアーティストの楽曲を基に作られたショートフィルムで競われる。プレゼンターを務めた大黒さんも、過去に自身の楽曲が作品になった経験があり「ミュージシャンなら誰でも思うことですが、私たちは全く台本がない状態で『こんな曲を作って』と言われて、途中で急にタイアップが決まったりと常に映像におびやかされてきました(苦笑)。だからこうして映像クリエイターの方が(曲に)画をつけてくださるというのはすごく気持ちいいです。逆の方向のものやタブーというのはすごい力を生むものだと思います」と本部門の意義を訴えた。ミュージックビデオの中から選出される「シネマチックアワード」を受賞したのは、「グッドカミング」の「明日に」を基にした『グッドカミング~トオルとネコ、たまに猫~』。松坂桃李は彼らのライヴに行ったことをきっかけに出演が決まり「一つの出会いからこのような作品が生まれ、その中に自分が存在できて光栄です」と喜びを語る。タイトルにあるように猫が登場するのだが、松坂さんは何と猫アレルギー!「撮影の前日に判明しまして…。目薬や鼻の薬で乗り切りました」と苦笑交じりに明かした。そして「オフィシャルコンペティション部門」では台湾のジェイ・チャン監督の『泥棒』が「アジア・インターナショナル部門」に輝いた。審査員を務めた小林政広監督は「日本とアメリカの作品は時代を反映したのか保守的だった」とコンペ作品全体に辛口の批評を加えつつ、「その中でアジア・インターナショナル部門の作品を観るのが楽しみでした。この作品を観てすぐに『これだな』と思いました」と称賛を贈った。「インターナショナル部門」のプレゼンターの北村一輝は「寿命が縮まるかと思った」と選出に大いに頭を悩ませた様子。その中で「メッセージ性の強いものを選ぼうということで、弱者の目線から物事を捉えているこの作品に決めた」とフランク・ディオン監督の『エドモンドとロバ』に優秀賞を贈った。「ジャパン部門」とグランプリの2冠に輝いた『もう一回』はアメリカから15年ぶりに帰国した男性と、変わり果てた母の最後の一日を描いた作品。平柳監督は「信じられません。夢見てるみたいです」と驚きと喜びを口にした。現在、シンガポールの学校で映画の勉強をしており、副賞の賞金について「卒業作品(の製作費)に使います。これで貯まりました!」と笑顔を見せた。公式サイト:特集「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012」特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:グッドカミング ~トオルとネコ、たまに猫~ 2012年6月4日よりTOHOシネマズにて限定公開ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012 [映画祭] 2012年6月15日から19日までラフォーレミュージアム原宿で、6月22日から24日まで表参道ヒルズ スペース オーほかにて開催
2012年06月25日楽天トラベルは、6月12日の「恋人の日」にちなみ、旅先での恋にまつわるエピソードの公募企画「恋旅ストーリー~あなたの恋旅ストーリーを聞かせてください」を開催する。同社では今年4月より、過去10年間に投稿された「お客さまの声」約610万件の中から、旅行中に生まれた甘く切ない恋の話を厳選し、1日1話ずつ、全100話を紹介する「恋旅ストーリー」特集を展開している。今回は、6月12日の「恋人の日」を期に、一般から「恋旅ストーリー」の公募を開始する。応募作品の最優秀賞として1名に5万円分の旅行クーポン、また優秀賞として11名に全国から厳選された宿の無料宿泊券が用意されている。受賞作品は、8月1日に「恋旅ストーリー」ページ上で発表される。同社は、「甘く切ない恋旅ストーリーを通して、旅がもたらす人生の豊かさをあらためて感じてもらい、旅行の魅力を再認識してもらいたい」と話す。■「恋旅ストーリー~あなたの恋旅ストーリーを聞かせてください」-概要応募方法:同企画ページ内に設置されている応募画面より投稿。原稿は400字程度。応募資格:楽天ユーザーID(会員ID)の所持者はだれでも応募可能。楽天会員以外は会員登録後に応募のこと。応募期間:7月17日(火)12:59まで結果発表:8月1日(水)に「恋旅ストーリー」ページ上にて発表。※応募された「恋旅ストーリー」はページ上に掲載される。※受賞作品の著作権は、派生する権利を含め、すべて楽天トラベルに帰属する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月13日日興アセットマネジメントは25日、アジアの債券に投資する2つのファンドを設定し、アジア関連ファンドの商品ラインナップを拡充すると発表した。今回の2つの新ファンドは、中長期的なアジアの成長を安定的に享受することを目標に、アジアの債券に投資するもの。両ファンドの運用は、日興アセットマネジメントグループの一員である日興アセットマネジメントアジアリミテッド(日興アセットアジア)が担当する。日興アセットアジアは、シンガポールおよび東南アジアで約30年の運用実績を有している。「アジア・ハイイールド債券ファンド(為替ヘッジなし)/(為替ヘッジあり)」は、安定的な収益の確保と信託財産の成長をめざし、主としてアジアの国・地域のハイイールド社債に投資するファンド。ハイイールド社債は、格付会社からBB格相当以下の格付を付与された債券で、信用リスクが相対的に高いため、その見返りとして、利回りが投資適格債券に比べて高くなっている。アジアのハイイールド社債のデフォルト(債務不履行)率は、近年では欧米先進国の水準より比較的低く、「また今後も高い経済成長が継続すると見込まれているアジアにおいては、企業の信用力の改善や格上げなどにともなう債券価格の上昇機会も期待され、魅力的な投資対象と考えられる」(日興アセットマネジメント)。同ファンドでは、円安時の為替差益の獲得をめざす「為替ヘッジなし」と、為替変動リスクの軽減を図る「為替ヘッジあり」の2つのコースがあり、顧客の運用ニーズに応じて選ぶことができる。なお同ファンドは、6月12日に設定し、同日より東京スター銀行で販売を開始する。「インドネシア債券ファンド」は、安定的な利子収入の確保をめざし、成長著しいアジア地域の中でも、高い経済成長が期待される、インドネシアの現地通貨建てソブリン債券を中心に投資する。インドネシアの債券利回りは、アジア主要国・地域の中でも相対的に高い水準となっており、「利子収入の積み上げ効果が期待できる」(日興アセットマネジメント)。また、豊富な人口や若い労働力、それにともなう個人消費の拡大といった「成長性」に加え、民主主義体制の確立や構造改革の進展などによる政治や経済の「安定化」などを背景に、現地通貨であるルピアの上昇期待は高まっているという。さらに同国の国際的信用力も改善傾向にあり、「今後も同国の債券の魅力を一層向上させるものとみられる」(同社)。同ファンドは5月24日に自己設定をし、運用を開始した。日興アセットマネジメントグループでは、アジア・オセアニア地域の成長を効率よく日本の投資家に提供するために、現地の運用プロフェッショナルの能力を最大限に活かす「マルチ・ローカル戦略」をとっている。「マルチ・ローカル戦略」は、経済や企業・文化・言語・人種など多様性に富むアジア・オセアニア地域で、各地域のオフィスが独自に意思決定をできるようにした経営戦略。日興アセットは、「アジアの成長をとらえるファンドの開発と優れた運用パフォーマンスの提供に、引き続き努めていく」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日“次世代ファッションアーティスト”ファイナリスト10名発表CROOZ(クルーズ)が主催する“次世代ファッションアーティスト発掘オーディション”「アジア歌姫オーディション」のファイナリスト10名が、14日発表され、CROOZblog会員による「アーティスト投票」開始された。グランプリはアーティスト&ファッションモデルデビューCROOZblogは、人気ファッション誌モデルを多数輩出した、月間700 万人が利用する日本最大級の女性向け携帯ブログサイトで、「10 代~20 代の渋谷系ギャルから「圧倒的な」支持を得ているという。「アジア歌姫オーディション」は、クルーズが、レコチョクのバックアップのもとに開催。CROOZblogのブロガー達が応募や審査に参加。6月2日公開オーディションイベントを開催し、グランプリが決定する予定。グランプリに選ばれると、アーティストデビュー、ファッションモデルデビュー、楽曲レコチョク配信、PVに豪華モデルの出演が約束され、副賞賞金30万円が贈られるとしている。ファイナリスト10名のプロフィールやオーディションでの歌唱の様子は、CROOZブログ「アジア歌姫オーディション」ページで見ることができる。元の記事を読む
2012年05月17日ソロデビューでアジア進出も決定AKB48のメンバーで、ソロデビューシングル「それでも好きだよ」を2日にリリースした指原莉乃。彼女がこのシングルにおいて、台湾、香港、シンガポールでもデビューしたことがわかった。シングルとして同時発売することで、アジアデビューを果たしたという。ソロ歌手としてアジアデビューしているのは、同じAKB48のメンバーでは、板野友美、前田敦子とならぶ3人目のこと。“さしこ”として人気を集める彼女の、新たな一歩が大きく刻まれたといえる。AKBの魅力・人気はアジアへ拡大!?独自の魅力でアジアでの人気拡大も目指していくこととなる指原だが、AKB48としてもアジア地域への展開がめざましい。姉妹ユニットもインドネシア、ジャカルタのJKT48、台湾、台北のTPE48、中国、上海のSNH48と次々に結成が進んでいる。グループアイドルの魅力と人気は、アジア広域へと勢力を拡大しそうだ。ソロデビューを果たし、国内で、アジアで新しい一歩を踏み出した指原莉乃。「いいとも」をはじめとしたレギュラー番組、サマンサタバサのミューズと、個人での活躍も多彩に広げてきている。今後の彼女の活躍とグループの展開に注目が集まる。元の記事を読む
2012年05月03日日興アセットマネジメントは27日、アジアにおける優秀な運用会社を選ぶ「アジアンインベスターインベストメント・パフォーマンス・アワード2012」(主催:「アジアンインベスター」)において、アジア地域における最優秀運用会社に贈られる「アセット・マネジャー・オブ・ザ・イヤー2012(アジア地域)」を受賞したと発表した。また併せて各国の最優秀運用会社に贈られる「ファンド・ハウス・オブ・ザ・イヤー2012」にも2年連続で選出された。マレーシアで事業展開する日興アセットの関連会社ホワン・インベストメント・マネジメントも、マレーシアにおける最優秀運用会社と認められ「ファンド・ハウス・オブ・ザ・イヤー2012」を受賞した。「アジアンインベスターインベストメント・パフォーマンス・アワード」はアジア地域の機関投資家向け金融専門誌である「アジアンインベスター」が毎年行っているもので、運用パフォーマンス、革新性、業界でのリーダーシップなどを評価基準に、アジアの各市場で優秀であると認められた運用会社を表彰している。日興アセットマネジメントでは、「今回の受賞は、日興アセットがアジアで業界を先導する運用会社として評価されていることの証左といえる」としている。これまでにオーストラリアおよびニュージーランドの大手資産運用会社ティンダル・インベストメントの買収や、シンガポール、マレーシアなどアジア市場で強い事業基盤を有するDBSアセットマネジメントを買収したことなどで、日興アセットは現在、アジア太平洋で7つの国・地域に17の拠点を展開、総人員数のうち半数以上が海外で業務にあたっている。運用資産残高は約13兆円にのぼり、「アジア太平洋地域を中核として展開する『アジアの資産運用会社』としての地歩を固めている」(日興アセットマネジメント)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月27日日興アセットマネジメント(以下、日興アセット)は11日、追加型投信「アジア資源ファンド」を5月31日に設定し、運用を開始する予定と発表した。募集は4月27日から、SMBCフレンド証券にて行う。「アジア資源ファンド」は、アジアの資産運用会社である同社が、経済成長が目覚ましいアジアの発展を日本の投資家に還元することを目的に、2012年に設定・運用開始するアジア関連ファンド第一弾。アジアの金融商品取引所に上場する、資源採掘や加工、製造、販売などの川上(開発)から川下(流通・小売)までの資源関連企業に幅広く投資する。同社は、アジアの資源株に注目した理由として、「拡大するアジアでの資源需要」「アジアでの豊かな資源」「アジアの地理的優位性」の3点を挙げている。経済成長や生活水準の向上などを背景に、アジアでは成長に見合うインフラ整備を急務としており、アジア新興国のインフラ整備需要は、2010年から2020年で総額8兆米ドル(約650兆円)が見込まれているという。一方、アジアは石炭やパーム油、天然ゴムなどの資源産出国が多数あることで知られている。中でもパーム油は、アジアでの生産量が世界シェアの約9割を占めるアジア特有の資源で、生活用品や食材など様々な場面で使用されているほか、最近ではバイオディーゼル燃料としての利用も進められているなど、今後も需要が期待される資源でもある。また、アジア域内の交易においても、地理的条件を活かし、輸送コストや納期などの点で競争力を発揮しやすい環境にあり、さらに経済的地域連携に基づく関税撤廃なども進められているという。これらのことから、「アジアの資源関連企業は豊富な資源と地理的優位性を武器に、アジアに広がる資源分野のビジネスチャンスを捉えやすいと考えられる」(同社)。(※グラフ・データは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではない)同ファンドの運用は、アジア資産運用に特化した日興アセットマネジメント アジア リミテッド(日興アセット アジア)が実施。同社は、日興アセットが2011年にシンガポールの大手金融機関であるDBS銀行傘下のDBSアセットマネジメント リミテッドを買収し、日興アセットのシンガポールオフィスと事業を統合して設立されたもの。シンガポールおよび東南アジアにおいて、約30年の資産運用実績を有する同社のリサーチ能力を駆使し、ファンドを運用していくとしている。申込価額は、当初申込期間が1口当たり1円、継続申込期間が申込受付日の翌営業日の基準価額となる。信託期間は2022年4月13日まで。決算日は年2回(毎年4月、10月の各13日)。収益分配については、毎決算時に、委託会社が基準価格水準、市況動向などを勘案して分配金額を決定する。換金価格は、換金請求受付日の翌営業日の基準価額から信託財産留保額を控除した額。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日損保ジャパンは、マレーシア格安航空大手エアアジアグループの長距離路線エアアジアXと、海外旅行保険の販売に関して業務提携し、今月からエアアジアX利用客向け海外旅行保険「エアアジアインシュラトラベルプロテクション」の取扱いを開始したことを発表した。エアアジアのサイト上でのチケット購時に、損保ジャパンが引受先となる「エアアジアインシュラトラベルプロテクション」をあわせて提示することによって、航空券と海外旅行保険の購入をまとめて済ませることが可能になるという。プランは、片道航空券を購入した場合は保険期間が2日間の「片道プラン」、往復の航空券を購入した場合は、旅行期間に応じて最大30日間の保険期間が設定できる「往復プラン」の2種類があり、保険加入者に対し、海外旅行中の補償のほか、旅行先での医療機関手配などを行う「医療アシスタントサービス」、「事故相談サービス」なども提供するとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月11日フィンエアーの「クオリティハンター」というプログラムご存知だろうか。フィンエアーを利用して、ヨーロッパやアジア、アメリカなど就航都市を2カ月かけて次々と旅し、フライトの快適性や空港施設、観光、食などの観点から調査し、評価するプログラムだ。昨年10月~12月にかけて、世界各国から選ばれた7名(最終的には8名)のクオリティハンターが世界中を旅してまわっていた。旅行中、専用ウェブサイトにてそれぞれの体験を報告し、また同サイトではSNSを通して一般の人々もディスカッションに参加できる。アジアからは日本人の永井あさみさんが選出。クオリティハンターはそれぞれ、「交流」「サービス」「飲食」など担当カテゴリを持ち、永井さんは「ショッピング」を担当した。ヘルシンキをはじめニューヨーク、チューリッヒ、ベルギー、ロンドン、バルセロナなどを旅していった永井さん。全行程終了後には、クオリティハンターによるプレゼンテーションを行い、ここでは実現可能なアイデアが求められたという。フィンエアーのプレオーダーサービスを実際に旅行中に使っていた永井さんは、「プレオーダーのシステムの簡略化・アジア言語での対応」を提案し、さらにはフィンエアーの拠点となるヘルシンキ空港についても次のように提案した。「アジアからの乗客にヨーロッパへの玄関口であることを強くアピールするために、ヘルシンキ空港に他のヨーロッパの国の一流デパートを出店してもらい、ヨーロピアン・ショッピング・モールをつくってはどうか。ヘルシンキに到着した段階でハロッズやプランタンを見れば、ヨーロッパに来たという実感がわくだろうし、帰国のためのトランジット時間に、買いそびれたものを購入してくれる可能性もある」。フィンエアーとしては、実際の利用者からの生の声を聞くことがサービス向上への最善策と考えており、クオリティハンターのレポートやSNS参加者からの意見はフィンエアーの製品開発部門スタッフによって検証され、今後のサービス等の向上に何が必要かを知る上での参考材料になるという。今回のクオリティハンターからの提案により、ヘルシンキ空港でのアートギャラリーの設置とbook swapの実施が採用された。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月23日日本生命は、アジア地域大手の生命保険会社であるAIAグループ・リミテッドと業務提携を結んだことを発表した。AIAは、日本を除くアジア・オセアニア15の国・地域で生命保険事業を展開し、その地域でトップクラスのシェアを持つ。日本生命はすでにAIAの株主であり、現在の保有比率は約1.0%。今後は、人材の相互派遣や両者のビジネスノウハウの共有、アジア地域の生命保険事業についてさらに協力関係を構築していく予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月23日BIGLOBEは、旅行比較サイト「旅比較ねっと」において、2月15日~29日までの間、一人旅に関する意識調査を実施。その結果、自分探しを目的に一人旅をして、見つけられた人は60%という結果が出たことを発表した。「旅比較ねっと」は、NECビッグローブが運営する旅行比較サイト。その利用者2,617人をを対象に2012年2月15日~2月29日までインターネット上でリサーチを行ったところ、一人旅をしたことがあるという人は男性は59%、女性は49%という結果になった。男女とも一人旅をした経験を持つ割合が多く、性別に関係なく一人旅への抵抗感に差が無いことがうかがえる。また、一人旅をしたことがない人でも22%が「してみたい」と回答するなど、約8割が一人旅に意欲があることが分かる。一人旅をする理由・動機については、62%が気分転換、46%が観光という結果に。趣味、食べ歩きがそのあとに続く。一人旅の目的を「自分探し」と回答した人のうち60%が、目的を達成できたと回答している。また、「一人旅で自分を見つけられた」と回答した人に、一人旅をしてみて変わったことを質問したところ、「何も知らない小さな自分を発見できた」「人生をやり直すきっかけとなった」などのコメントが寄せられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日3月7日よりフランス・ドーヴィルにて開催されていたヨーロッパ最大のアジア映画の祭典「第14回ドーヴィル・アジア国際映画祭」で、メインコンペティション部門に正式招待された『さや侍』の上映にあわせて、松本人志監督が舞台挨拶を行った。ドーヴィル・アジア映画祭は、1999年にアジア映画に特化した映画祭としてスタート。アジアの注目監督と若手監督の発掘に力を入れており、映画人からの注目度の高い映画祭のひとつ。3月23日に監督作である『大日本人』、『しんぼる』、『さや侍』が特集上映される映画の殿堂「シネマテーク・フランセーズ」に表敬訪問をした松本監督は、その翌日、翌々日とフランスの有力メディアからの取材に応じ、その足で映画祭の舞台挨拶へと臨んだ。『さや侍』の上映会場に登場すると、1,500名の観客で埋め尽くされた客席からは盛大な拍手の歓迎。挨拶を促された監督は「ピュターンジャドーフランス(くそ!フランスが好きすぎる)!ピュターンジャドーカマンベール(くそ!カマンベールが好きすぎる)!メルシーボクー(どうもありがとう)」とフランス語でまくし立て、フランスの現地ネタを取り入れた挨拶に笑いが沸き起こった。舞台挨拶を終えて緊張も緩んだ様子の松本監督は、舞台挨拶の出来について「(100点満点中)75点ぐらいかな。この舞台挨拶のパターンがあれば、色々な海外の映画祭で使えますね」と手ごたえを感じたよう?今後、「シネマテーク・フランセーゼ」での特集上映のみならず、5月9日からはフランス国内15館にて『さや侍』の一般公開も決定しており、反響が気になるところだが、「ヨーロッパの人は映画に温かいので、フランスが楽しみですね」と期待を寄せた。ちなみに、同映画祭では『さや侍』と同じく、園子温監督の『ヒミズ』(全国にて公開中)がコンペティション部門に出品されていたが、本作は批評家賞を受賞。前年度のドーヴィル・アジア映画祭でも『冷たい熱帯魚』で同賞を受賞した園監督にとっては2年連続の快挙となる。昨年のヴェネチア国際映画祭での新人俳優賞という快挙を皮切りに、こちらの作品も海外で高い評価を集めてきたが、いま現在、17の海外映画祭での出品が決定しており、リトアニア、ベルギー、イギリス、デンマーク、ボスニアの映画祭で上映されるなど、今後一層の海外での活躍が期待される。■関連作品:さや侍 2011年6月11日より全国にて公開© 2011「さや侍」製作委員会ヒミズ 2012年1月14日より新宿バルト9、シネクイントほか全国にて順次公開© 『ヒミズ』フィルムパートナーズ■関連記事:染谷将太、「周りでどんどん人が死んでいく」現場に困惑染谷将太×二階堂ふみ、ガチの殴り合い!原作にない『ヒミズ』本編映像が到着第66回毎日映画コンクール最高賞は『一枚のハガキ』、男優賞に『モテキ』森山未來染谷将太が二階堂ふみの現場でのイタズラ告発するも「覚えてないですね」『ヒミズ』染谷将太×二階堂ふみインタビュー重なり合う若き魂、互いをどう見てる?
2012年03月13日米国アカデミー賞公認の映画祭であり、アジア最大規模を誇るショートフィルムの祭典「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(以下SSFF)が今年も6月16日(木)から26日(日)までの日程で開催される。時代の流れを受けて新たに「3D部門」が新設されるほか、東日本大震災からの復興に向けたメッセージとして「チャリティショートフィルムプロジェクト」が実施される。1999年にスタートした「SSFF」。年々、規模を拡大し、毎年4,000本以上にも及ぶ作品が50を超える国や地域から寄せられ、のべ14万人を動員するまでに成長した。『JUNO/ジュノ』でアカデミー監督賞に、『マイレージ、マイライフ』で同じく監督賞と脚色賞にノミネートを果たしたジェイソン・ライトマン監督に、『カンフー・パンダ』のマーク・オズボーン監督、『881歌え!パパイヤ』が世界で絶賛を受けたシンガポールの新鋭ロイストン・タン監督など、映画界の第一線で活躍するクリエイターを輩出してきた。規模の拡大、そして映画界の流れに沿って毎年のように新たな部門を設立していくのも本映画祭の特徴と言える。昨年来、映画界を席捲する3D化の波を受けて、シャープ株式会社のサポートのもと、映画祭としては初の「3D部門」がスタートする。4月1日(金)より既にWEBサイト上で「シャープスマートフォン3DコンテストCG・アニメーション部門」として募集が始まっており、ここで優秀作品に選ばれた3作品は、世界中から集められた3Dショートフィルムと共に、「3D部門」優秀賞候補となる。審査員を押井守が務め、最終的な受賞結果は映画祭最終日に発表される。また、観光庁とのタッグで昨年より始まった「旅シヨーット!プロジェクト」は今年も開催。「旅がしたくなる」、「日本に行きたくなる」というキーワードの下、日本の魅力を描写する作品を募集し、昨年は全国各地より80作品以上もの応募があったが、今年はさらに「日韓観光振興プロジェクト」が始動。特別制作作品として、日本人監督による、オールソウルロケの作品『スーパースター』(出演:櫻井淳子、キム・ウンス)、韓国人監督によるオール鎌倉・藤沢ロケの作品『スマイルバス』(出演:パク・コニョン、リュ・ヒョンギョン、田中要次)の2作品が制作され、映画祭にて世界プレミア上映を行う。そして、東日本大震災を受けて新たに発足したのが「チャリティショートフィルムプロジェクト」。こちらは一般参加の企画となっており、メールやTwitter、Facebookから投稿された写真を使用して、写真をつないだ1本のショートムービーを製作するというもの。この映画のために著名なアーティストから楽曲を提供してもらう予定だという。実行委員会が投稿された写真から映画に使用するものを選定するが、選ばれた方のアカウント名がエンドクレジットに記載される。完成した映画は映画祭でプレミア上映されるほか、インターネットを通じて世界中に配信される予定。本映画祭の代表を務める、俳優の別所哲也は「東日本大震災被災地の皆様に心からお見舞い申し上げます。被災された方々が、積み重ねたこれまでを失うだけでなく、未来まで失わないために、僕もできることからはじめます。私自身の俳優活動だけでなく、代表を務める映画祭でも何ができるか?そして何をすべきか?日々考えながら前進します。映画・演劇、そしてアートができることが必ずある。そう信じています。PASSION(情熱)をもってMISSION(志)をACTION(行動)する!311を忘れない、でも、311に立ち止まらないためにも!」とコメントを発表。映画祭としてチケット収益の一部を日本赤十字社、CIVIC FORCEへ寄付すると共に、映画祭関係者の出品によるチャリティオークションも行われる。今年はどんな作品が集まり、どんな才能がこれから世界に羽ばたいていくのか?「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2011」は6月16日(木)〜19日(日)まで表参道ヒルズスペース オーにて、6月22日(水)〜26日(日)までラフォーレミュージアム原宿ほか各所にて開催。■関連作品:881歌え!パパイヤ 2008年8月9日よりユーロスペースほか全国にて順次公開© Courtesy of Zhao Wei Filmsカンフー・パンダ 2008年7月26日より全国にて公開© 2008 DreamWorks Animation L.L.C. All Rights Reserved.マイレージ、マイライフ 2010年3月20日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開© 2009 DW STUDIOS L.L.C and COLD SPRING PICTURES. All Rights Reserved.JUNO/ジュノ 2008年6月14日よりシャンテ シネほか全国にて公開© 2007 Twentieth Century Foxショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011 [映画祭] 2011年6月16日から6月19日まで表参道ヒルズスペース オー、6月22日から6月26日までラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:テキサス州で開催のメディア見本市にE・ペイジらが出席。震災への義援金募集も実施性的マイノリティ扱う「アジアンクィア映画祭」今年も開催過去には人気俳優出演作も【シネマモード】2010年をふり返ってみれば…シネマカフェ的海外ドラマvol.1792011年もドキドキ&メロメロ!〜注目ドラマ編〜ガールズの熱き戦い!『歌え!パパイヤ』試写会に5組10名様ご招待
2011年04月21日先進的な保険会社の表彰株式会社損害保険ジャパンは22日、アジア・インシュアランス・レビュー社が主催する「第14回アジア・インシュアランス・インダストリー・アワード」において、新設された「グリーン・カンパニー・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞したことを公表した。同アワードは、アジア地域において先進的な保険会社を表彰するもので、今回は本年10月に開催されたアジア地域最大の保険会議「東アジア保険会議」を記念し、初めて環境への取り組みを評価する同賞が創設された。熱心で継続的な環境貢献損保ジャパンは同賞において、「1992年に開かれた地球サミットを契機として、早期に環境問題対応部署を設置。以後も継続的な取り組みを推進している」、「アジア地域における課題解決に向けて、大きな貢献をしている」などの点が評価された。これにより損保ジャパンは、明年1月にシンガポールにおいて開かれる、「第1回アジア保険会社の気候変動サミット」にて、「気候変動の適応と緩和」をテーマとした講演を担当することとなった。
2010年12月26日1990年に日本でも公開された『ゴースト/ニューヨークの幻』を、松嶋菜々子、ソン・スンホンを主演に迎え、アジア版として生まれ変わらせた『ゴーストもういちど抱きしめたい』。オリジナル版公開当時、事故で命を失った主人公がゴーストとなって恋人を守ろうとする純愛ストーリーに多くの観客が涙し、一躍“泣ける”映画の定番に。今回のアジア版の物語の大筋はオリジナルと変わりないが、“ゴースト”になるのが男性ではなく、ヒロインの方という大胆な設定変更もなされている。シネマカフェでは先日、女性限定で独占試写会を開催し、上映後にアンケートを実施。そこには予想外の(?)評価、感想が…。来場した観客の中で、すでにオリジナル版を観たことがある人は全体のおよそ8割。さすが全世界でヒットしただけのことはあるが、そうなると当然のことながらストーリー展開はすでに承知ということになる。その上で、「今回の『ゴーストもういちど抱きしめたい』を観て泣けましたか?」と尋ねると実に75%以上の人が「泣けた」と回答。あらかじめ物語の内容を知っており、それが世界的な名作となるとリメイク版を観て涙するところまではいかないのでは?…と思いきや驚きの調査結果が!「誰かを愛することの大切さを感じました。大切な人ともう一度観たい」(30代・女性)、「純愛 切ない 良かった」(20代・女性)と純愛に対して感動の声が多数寄せられた。何としてでも想いを伝えようとする七海(松嶋さん)と、彼女を失った後も変わらず愛し続けるジュノ(スンホン)――相手を想い合う2人の一途な姿に共感したという人が多かったよう。「ストーリーをすでに知っているから泣けない」のではなく、よく知っている“鉄板”のラブストーリーだからこそ泣ける、と女性から強く支持されたと言えるのかも。先述の男女逆転の設定を含め、オリジナル版、アジア版の間で異なる部分もあるが、「ハリウッド版とは違う部分も違和感なく良かった」(女性・30代)、「オリジナルのままのリメイクではなく、ストーリーのアレンジがあって“リメイク作品”というよりも“新作”として楽しめた」(20代・女性)など、違いを肯定的に捉える声も多く寄せられた。オリジナル版の屈指の名シーンとして、ろくろのシーンを思い浮かべる人も少なくはないはず。アジア版にもこのシーンが描かれていることは、先日開催された完成披露試写会の場で明らかになっているが、どのようにアレンジされているのかなど、オリジナルと比較しつつも堪能できるのもリメイク作の醍醐味であると言える。ちなみに「泣けた」と回答した人に、特にどのシーンで泣けたかを聞いたところ、およそ6割の人が同一の“あるシーン”を挙げていた。そのシーンは実は、今回のアジア版のみで描かれているシーン。数々の“泣きポイント”がある中で、最も強く観る者の心を打ったシーンが今回の新作ならではの場面というのは興味深いところであり、本作の完成度の高さを示す一つの証と言えるかも。どのシーンかは劇場でチェック!映画『ゴーストもういちど抱きしめたい』は11月13日(土)より全国にて公開。シネマカフェSweet「『ゴースト もういちど抱きしめたい』特集 時を超えて愛されるストーリー」■関連作品:ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より全国にて公開© 2010「ゴ−スト」製作委員会■関連記事:松嶋菜々子、ミッドタウンのクリスマスイルミネーションに「ストーリー性あって素敵」日本でリメイクしてほしい作品を投票!『ゴースト』パンフレット&雪肌精を2名様にプレゼント松嶋菜々子インタビュー「しばらくラブストーリーをやっていなかったので…」森三中・黒沢と“夫婦”役の松山ケンイチ小雪との結婚の質問には…平井堅が死んじゃう?新曲「アイシテル」映像は涙必至特注サイズの棺桶から熱唱
2010年11月12日アジア地域を重視富国生命保険相互会社は、関連会社である富国生命投資顧問株式会社が、アジア地域を重要視した新たな投資スタイルを確立し、運用を開始したことを発表した。新しい株式運用スタイルは下記の2つを柱とする。1. 外国株式アジアアクティブ運用型2. 国内株式アクティブ運用アジア重視型外国株式アジアアクティブ運用型外国株式アジアアクティブ運用型は、同社が長年培ってきた外国株式運用のノウハウに加え、新たにシンガポールに拠点を置いている大手投資顧問会社「UOB Asset Management Ltd.」と投資助言契約を結んだことによって、アジア株式の運用に関する態勢を整えたという。この運用では、日本を除くアジア諸国・地域の上場株式や預託証券などに投資を行い、アジア経済の成長の恩恵を逃さないとする。国内株式アクティブ運用アジア重視型国内株式アクティブ運用アジア重視型は、同社が年金基金を中心に蓄えてきた、ボトムアップリサーチに基づく日本株式運用のノウハウに基づき、日本に上場する株式のうち、アジア経済が成長することによって伸びる企業の株式に投資を行うという。世界中から熱い視線を送られる地域だけに、乗り遅れまいとする方針のようだ。
2010年11月11日アジア市場で競争開始英保険会社のプルデンシャルと米AIGのアジア部門が、アジア市場で競争を開始したと28日にブルームバーグが報じている。プルデンシャルとAIGのアジア部門、AIAはアジアにおける世界的保険会社の最大手。アジア大陸全体に支社を持っているのは両社だけだ。それぞれの思惑プルデンシャルの最高経営責任者(CEO)のティージャン・ティアム氏は、ブルームバーグによるとアジアで成功すれば、AIA買収の破談で辞任を迫った投資家の不満を和らげることができる一方で、AIAのCEOに就任したティアム氏のかつての上司、マーク・タッカー氏にとってみれば、アジアの成功がAIGからの独立を促すことになる。アナリストは、プルデンシャルが将来、AIAの買収対象となる可能性があるとみているとのことだ。
2010年10月01日南京の街に到着した頃、ちょうど映画館で『DRAGONBALL EVOLUTION』が公開中だった。欧米や南米を旅しているとドラゴンボール人気を肌で感じることがある。僕のような東洋人が少し髪の毛を立てていると「ゴクウ」と呼ばれ、かめはめ波のポーズをされることは一度や二度ではない。中国はドラゴンボールとドラえもんとどっちの人気が高いのだろう。ドラえもんのイラストが描かれたトレーナーを着た子供を横目に映画館へ向かった。ドラゴンボールは中国語のタイトルは「七珠」となる。20元(約300円)支払い、10排11号と書かれた指定席に座る。日本で言う10列11番にあたる。平日の昼間ということもあるのか、客の入りは400名程度の客席の5分の1が入っているかどうかといったところだろうか。僕の隣に、いかにもアニメが好きなんだろうなぁという若い女性が座った。僕も詳しくはよく知らないがセーラームーンってこんな感じの服を着ていたような気がする。手にはマクドナルドの袋をさげていた。マクドナルドのハンバーガーを食べながら、ハリウッド映画を観るというスタイルは中国にも根付いているのかと思うと嬉しいような寂しいような何とも言えない複雑な気持ちである。彼女は中国語で話しかけてきた。中国語が話せないんですと片言の英語で言うと彼女の眼がきらりと光った。「Where are you from?」きれいな英語だった。もちろん「Japan」と答えた。今から考えると「ドラゴンボール」の生まれた国からやってきたんだぞという自信ありげな「Japan」という言い方だったかもしれない。「I like Japan」そう言って彼女はマクドナルドの袋からポテトを取り出し、一緒に食べましょという感じで話し始めた。僕はほとんど英語ができないので、こういったコミュニケーションが苦手なのだ。場内が早く暗くなることを祈った。願いが通じたのか僕がポテトを一本だけいただいたところで場内はすぐに暗くなった。映画『DRAGONBALL EVOLUTION』は20世紀フォックス側が作品の仕上がりに満足しておらず、お蔵入りする可能性があるといううわさが流れていた。そういう目で見ていたからかもしれないがいま一つストーリーに集中できず、亀仙人の役で登場するチョウ・ユンファの中国語の吹き替えって誰がしているのだろうなどということを思った。自分の国の言葉をほかの人がするというのは俳優自身にとってはどういう感じなのだろう。『ラスト サムライ』で渡辺謙の英語の部分の吹き替えを別の日本人の声優がやるようなものである。後で調べたら、中国映画では同じ中国人が演じていても、広東語や北京語など標準語でなければ、標準語の吹き替えが入ることは普通なのだそうだ。隣の女性?終わると同時に僕は逃げるように映画館を後にしてしまった。映画の感想を聞かれてチョウ・ユンファの吹き替えが気になったなんて言えないじゃないですか。しかもそれを英語で。(photo/text:ishiko)■関連作品:DRAGONBALL EVOLUTION 2009年3月13日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2008 Fox,Based on DRAGONBALL series by Akira.Toriyama. DRAGONBALL TM & © Bird Studio/Shueisha, Inc.■関連記事:二大ヒーロー対決『ヤッターマン』が『DRAGONBALL』を大きくリード!ピッコロ大魔王と共に完全な悪を演じた田村英里子「ほんとはブルマを演じたかった」?『ドラゴンボール』世界最速上映!チョウ・ユンファ、次は坊主に亀の甲羅で出直し?あゆ、世界の歌姫に!実写版『ドラゴンボール』全世界共通テーマソングに大抜擢
2010年01月06日遺跡の街・スコータイとタイ最北部の街・ノーンカーイとタイ国内を旅してきたのだが、残念ながらどちらの街の中にも映画館が見当たらなかった。しかし、最後に訪れたナコーンパノムという小さな街には2つのスクリーンを持つ映画館が一つだけあった。一つのスクリーンではハリウッド映画を上映しており、もう一つのスクリーンでは、タイ映画を上映している。ちょうど僕がこの街に到着したときにはタイのホラー映画を上映していた。映画館を舞台にした作品で、身体の芯が凍りつくほど怖かった。ここ数年、タイ映画が世界で注目され、特にホラー映画は日本と同じくらいの注目を浴びているそうだ。ハリウッドでのリメイク版も多く、1年ほど前にはトム・クルーズの会社がタイのホラー映画のリメイク権を購入したことも話題になっていた。週末からは同じスクリーンで、トニー・ジャー主演の新作アクション映画が公開されることをテレビのCMで知った。日本では映画『マッハ!』(’03)で一躍有名になったアクション俳優の彼がプロデューサーも務め、歴史大作に挑んだのだ。開演前からチケット窓口にはかなりの行列が出来ていた。高校の文化祭でもらえる焼きそば引換券のような薄い黄色の紙のチケットに窓口の女性が座席番号を手書きで書きこみ、同時に手元の座席表に×の印を書き入れる。バンコクのシネコンのようにコンピューター制御ではないのが、逆に映画興行という感じがする。客席内は先日、ホラー映画を観たときとは明らかに違い、客席の案内係のおじさんがあたふたするほど混みあっていた。一応、指定席なのだが、そういった認識がない客もいて、他人の席に堂々と座っていることもある。もちろん、案内係のおじさんに苦情を言いに行き、自分の席に移るよう伝えに行く。しかし、「別の席が空いているんだから、座らせればいいだろ!」と逆ギレされてしまうこともある。全てタイ語で行われているのであくまで僕の想像ではあるのだけれど…。そうすると、案内係のおじさんは引き下がって別の席に案内してしまう。しかし、よく考えれば、いや、よく考えなくても、空いている席にはほかの客が、またやってくる可能性が高いのだ。こうして席順の秩序がなくなっていく。ついには、案内係のおじさんは逃げるようにして消えてしまった。そうなったらそうなったで不思議なもので、今度は客全体で解決しましょうという雰囲気が流れ、お互い空いている場所を探し、新しく入ってきた客はそこに座るというシステムが自然にできあがっていった。こうして無事、満席の状態で暗くなり、いつもの通り、プミポン国王を称える映像が流れてから映画は始まった。象が走る群れの中で、象の上を移動するという相変わらずトニー・ジャーの人間業ではないアクションが繰り広げられていた。もちろんCGなしで。(text/photo:ishiko)
2009年10月21日