神戸・六甲山で現代アート作品が楽しめる芸術祭『六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond』が8月26日(土)に開幕、公募と招待のアーティスト計50組による絵画や彫刻など幅広いジャンルの作品が、六甲山上の9会場で展開されている。『六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond 鑑賞パスポート引換券』 チケット情報14回目の開催となる今年は、初めて『表現の向こう側(にあるもの)Beyond Representation』というテーマが設定され、各作品とその先にあるものを感じて欲しいというメッセージが込められている。今年はROKKO森の音ミュージアムが同芸術祭の拠点となり、ミュージアム内のSIKIガーデンを拡張した野外アート作品展示ゾーンが新設、一部作品は会期終了後も展示される。また新しく「トレイルエリア」を設定、六甲山の豊かな自然の中で山歩きと作品鑑賞が同時に楽しめる。このエリアの注目作品は、中﨑透の「Sunny Day Light/ハルとテル」。戦前から残る古い山荘を舞台に、実際の恋の物語をインスタレーションとして展開しロマンティックな追体感型作品として話題になっている。公募大賞グランプリに選ばれたのは、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)に展示されている五月女かおるの「食事の風景」。ワイヤーだけで織り込まれた牛5頭の食事風景を表現。一見微笑ましい風景だが、食用牛として人間に食べられてしまうことや食べる人間との関係性を鑑賞者に想像させ感慨深い。また、同作品は兵庫県神戸県民センター長賞も受賞し、異例のW受賞となった。森の音ミュージアムの湖面に設置されたドーム型の作品、コニシユウゴ(たま製作所)の「Moon Plants」は、外壁が特別に配合した樹脂でできており、夜になると月のように柔らかな光を放つ。内部には睡蓮が入った水槽などがあり、全体を通し植物の循環を表現。公募大賞で準グランプリを受賞した。ほかにも各会場では、インパクトのある作品が六甲山の自然と調和しながら展示されており、天候や時季によりまた違った感覚を楽しめそう。9会場をゆっくり周遊・鑑賞するなら、数回に分けて気軽に訪れよう。また9月23日(土・祝)からは、土日祝限定で「ひかりの森~夜の芸術散歩~」がROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園で開催され、幻想的な六甲山上の夜も楽しめる。同芸術祭は11月23日(木・祝)まで。周遊には、会期中に有料会場全てに入れるお得な「鑑賞パスポート」の購入がおすすめ。チケットぴあで好評発売中。取材・文・撮影/滝野利喜雄
2023年08月31日六甲山観光株式会社(本社:神戸市社長:寺西公彦)は、現代アートの芸術祭「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」を~11月23日(木・祝)まで開催しています。本芸術祭は、神戸・六甲山上で2010年から毎年開催してきましたが、14回目を迎える今年は、招待アーティストの拡充や芸術祭の象徴となる拠点づくり・一部作品の展示期間の延長、各会場を繋ぐトレイル(遊歩道・山道など)沿いへのアート作品展示を行うなどの新施策により内容を大幅に拡充しております。本芸術祭の関連イベントとして、ROKKO森の音ミュージアムと六甲高山植物園では、9月23日(土・祝)から11月23日(木・祝)までの土日祝日限定で夜間営業を行い、自然の中で夜間限定作品等を鑑賞できる「ひかりの森~夜の芸術散歩~」を開催します。光や映像を使った作品を展開しているアーティスト、高(※1)橋匡太による体験型アート作品や、「時間・記憶」などをテーマに作品を制作している赤坂有芽による映像作品を展示します。このほか、両施設のアート作品をライトアップして展示します。「ひかりの森~夜の芸術散歩~」夜間限定作品■高(※1)橋匡太≪ひかりの実in SIKIガーデン≫ROKKO森の音ミュージアム本作品は笑顔が描かれた果実袋の中に、LEDの小さな光を入れて木々に取り付け、あたたかな夜景を作り出します。今年は神戸市内の小中学生などが参加し約5,000の≪ひかりの実≫を会期を分けて2,500ずつ展示します。一人ひとりが参加することによって夜景が作られ、沢山の笑顔と癒やしの風景を創る展示作品です。エリア内を音楽家mica bando作曲による、やさしいハーモニーの音楽が満たしてあたたかな光と音に包まれる空間を作ります。「ひかりの実」ワークショップ開催【開催日時】10月28日(土)11:00~16:00(予定数に達し次第終了)※雨天時は10月29日(日)に順延【場所】ROKKO森の音ミュージアム内 SIKIガーデン【参加費】無料(施設入場料は別途必要)【内容】お客様に笑顔を果実袋に描いていただき、中にLEDの灯りを組み込んだ後、樹木に飾り付けます。会期末まで作品の一部として展示します。■高(※1)橋匡太≪キラ★キラ★キラリー~夜の絵具を探せ!~≫六甲高山植物園本作品は、来園者が園内を巡って、キラキラ光る色のかけらを集める体験型のアート作品です。園内にある5箇所の「光の泉」(写真(1))を全て周り、ゴール地点(写真(2))へ行くと、光と音楽(mica bando作曲)の特別な演出(写真(3))が鑑賞できます。来園者が能動的に作品と関わることで、より印象的な体験ができる作品です。小さなお子様を含めた幅広い世代の方にお楽しみいただけます。アーティスト名:高(※1)橋匡太(たかはしきょうた)1970年 京都府生まれ・在住1995年 京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了光や映像によるパブリックプロジェクション、インスタレーション、パフォーマンス公演など幅広く国内外で活動を行っている。京都市京セラ美術館、東京駅100周年記念ライトアップ、十和田市現代美術館など建築物へのライティングプロジェクトは、ダイナミックで造形的な光の作品を創り出す。多くの人とともに作る「夢のたね」、「ひかりの実」、「ひかりの花畑」など大規模な参加型アートプロジェクトも数多く手がけている。■赤坂有芽≪柔らかな外皮≫六甲高山植物園「時間・記憶」などをテーマに作品を制作している赤坂有芽が夜の六甲高山植物園に浮かび上がる映像インスタレーションを展開します。アーティスト名:赤坂有芽(あかさかゆめ)1985年 東京都生まれ2009年 東京藝術大学大学院 美術研究科 絵画専攻 修了「時間・記憶・アニミズム」をテーマにリサーチを行い、そこから得たイメージやドローイング等の素材をもとに映像やビデオインスタレーションを制作している。主な活動に、Katsurao AIR参加(福島県葛尾村/2022)、個展「△と布置」(ASK? art space kimura/東京/2021)、瀬戸内国際芸術祭(小豆島/香川/2013,2016)、六甲ミーツ・アート芸術散歩(六甲山/兵庫/2012,2017)、群馬青年ビエンナーレ(群馬県立近代美術館/群馬/2008,2010)、小豆島アーティストインレジデンス in Spring(小豆島/香川/2010)など。◆ひかりの森~夜の芸術散歩~ 開催概要【会期】2023年9月23日(土・祝)~11月23日(木・祝)の土日祝。【開催時間】17時~20時(19時パスポート販売終了、19時30分最終入場)【会場】ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園【料金】ナイトパス 大人1,900円、小人950円Web割ナイトパス付鑑賞パスポート 大人3,900円、小人1,600円ナイトパス付鑑賞パスポート 大人4,000円、小人1,700円※大人(中学生以上)、小人(4歳~小学生)※ナイトパス付鑑賞パスポートは有料会場≪ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、トレイルエリア、風の教会エリア≫への入場と、夜間作品を期間限定で公開する「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場がセットになったパスポートです。◆六甲ミーツ・アート芸術散歩 2023 beyond 開催概要タイトル:六甲ミーツ・アート芸術散歩 2023 beyondテーマ:表現の向こう側(にあるもの)Beyond Representation会期:2023年8月26日(土)~11月23日(木・祝)開催時間:10:00~17:00※会場により営業時間が異なります。17時以降も鑑賞できる作品があります。※会期中無休。ただし六甲山サイレンスリゾートのみ8月~10月の毎週月曜日休業(月曜・祝日の場合は火曜に振替休業)会場:神戸・六甲山上の9会場ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、六甲ガーデンテラスエリア、六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅・天覧台)、トレイルエリア、風の教会エリア、六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)アクセス:阪神御影・JR六甲道・阪急六甲から市バス16系統で「六甲ケーブル下」下車(約15分~30分)六甲ケーブルで「六甲ケーブル山上駅」下車(約10分)、六甲山上バスで各施設へ。料金:有料会場をお得に巡ることができる「鑑賞パスポート」を販売※大人(中学生以上)、小人(4歳~小学生)※有料会場≪ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、風の教会エリア(旧六甲スカイヴィラ除く)、トレイルエリア(新池、バンノ山荘)≫にそれぞれ会期中1回の入場が可能です。(当日は再入場可)※ナイトパス付鑑賞パスポートは有料会場への入場と「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場がセットになったパスポートです。主催:六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社総合ディレクター/キュレーター:高見澤清隆(※1)高ははしごだか六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月31日神戸の六甲山上で毎年開催されてきた現代アートの芸術祭「六甲ミーツ・アート芸術散歩」。2010年に始まり、今までに参加したアーティストはのべ470組以上。街と海を一望できる美しい風景や自然と融合したアートが評判で、関西では人気イベントのひとつになっている。六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond第14回を迎える今年は「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」と名称を新たにパワーアップ。“表現の向こう側(にあるもの)”をキーワードに、国内外のアーティスト50組の作品が集合する。「神戸を代表する観光地・六甲山で開催される本芸術祭は、他の芸術祭とは異なり、アートファンだけではなく一般の観光客が多いのも特徴。ここで初めて現代アートに触れる人も多く、そんな人たちに作品を通じて表現者とその先にあるものに目を向けてもらいたいのです」と総合ディレクター・高見澤清隆さん。新施策の目玉は招待アーティスト枠の拡充だ。招待枠を昨年の22組から32組へ広げ、椿昇や川俣正ら海外でも活躍するアーティストや、森山未來が所属する「Artist in Residence KOBE(AiRK)」の作品も登場。また会場はROKKO森の音ミュージアムを新たな拠点とし、六甲高山植物園、六甲ガーデンテラス、風の教会など人気の観光スポットが多数。会場間を徒歩で移動しながら作品を楽しめるトレイルエリアも誕生し、山歩きと作品鑑賞が同時に楽しめるのも、本祭の醍醐味となりそうだ。二ノ宮久里那《Transience》2022年 六甲有馬ロープウェー 六甲山頂駅昨年はファブリックや立体作品によって六甲有馬ロープウェーの六甲山頂駅も華やかな展示会場に。髙橋匡太《ひかりの実 in SIKIガーデン》2021年 ROKKO森の音ミュージアム写真:村上美都夜間鑑賞とライトアップが楽しめる「ひかりの森~夜の芸術散歩~」も期間限定開催。写真:伊丹豪/ロゴマーク:佐貫絢郁/アートディレクション:芝野健太(株式会社ライブアートブックス)海と山が迫るオンリーワンの都市景観が特徴の神戸。その魅力を映したポスターも話題。六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond神戸・六甲山上の9会場で開催。8月26日(土)~11月23日(木)10時~17時(開場時間は会場により異なる。17時以降も鑑賞できる作品あり)会期中無休鑑賞パスポートは一般前売り2800円ほかTEL:078・891・0048※『anan』2023年8月30日号より。取材、文・山田貴美子(by anan編集部)
2023年08月28日「パレットアート アフタヌーンティー」が、京都 アートグレイス ウエディングヒルズにて2023年10月から11月の特定日に開催される。デコレーションを楽しめるアートなアフタヌーンティー「パレットアート アフタヌーンティー」は、真っ白なホールケーキをキャンバスに見立て、クリームやトッピングをデコレーションしながら自分だけのオリジナルケーキを完成させて楽しむことのできるアーティスティックなアフタヌーンティー。メインとなるケーキは、洋梨のショートケーキを用意。紫芋や焼き芋、栗、抹茶など全5色のクリームをパレットで用意し、自由にクリームの“ペイント”を楽しむことができる。また、トッピング材料は琥珀糖や飴細工の花、ドライフルーツチップなどを提供。華やかなデコレーションを施しながら、芸術の秋を感じられそうだ。秋の味覚を味わうセイボリーもまた、「パレットアート アフタヌーンティー」では、ケーキの他に秋の味覚を味わうひと口サイズのセイボリーも登場。かぼちゃの冷製ポタージュやサーモンと茸のタルトレットをはじめ、さつま芋、無花果、りんごといった食材を用いたメニューをドリンクとともに楽しめる。【詳細】「パレットアート アフタヌーンティー」開催日:2023年10月1日(日)・7日(土)・13日(金)・15日(日)・20日(金)・22日(日)・27日(金)・29日(日)/11月12日(日)・17日(金)・18日(土)・19日(日)・24日(金)・26日(日)時間:1部 13:00~14:30/2部 15:15~16:45(90分制)※受付は開始時間の15分前 ※平日は1部のみ開催開催場所:京都 アートグレイス ウエディングヒルズ住所:京都府京都市左京区吉田河原町14-5料金:大人 4,000円/子供(小学生以下) 1,500円/未就学児 無料(席のみ)※子供:パレットアートケーキ、フリードリンクのみ※サービス料込み■メニュー内容※メニューは仕入れ状況に応じて一部変更となる可能性あり・パレットアートケーキ<ホールケーキ>洋梨のショートケーキ(直径10cm)<5種類のクリーム>ピンク:グレナデン、ベージュ:栗、黄色:焼き芋、緑:抹茶、ラベンダーパープル:紫芋<トッピング> お花の飴細工/琥珀糖(ホワイト・グリーン・ブルー)/ストロークチョコレート(ピンク・ベージュ)/アラザン/ドライフルーツチップ(無花果・オレンジ)/ミニ額縁アイシングクッキー・セイボリーかぼちゃの冷製ポタージュロディジャーノチーズと共に/サーモンと茸のタルトレット/サツマイモのドフィノワーズ/生ハムと無花果レーズンとクルミのライブレッド/林檎と紫キャベツのコールスロー・ウェルカムドリンク贅沢金粉 抹茶ラテ・フリードリンクコーヒー/紅茶/オレンジジュース/アップルジュース/ウーロン茶/ジンジャーエール/コーラ【予約・問い合わせ先】TEL:075-762-1898(平日 12:00~19:00/土日祝日 9:00~19:00)
2023年08月28日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)は、現代アートの芸術祭「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」を2023年8月26日(土)から11月23日(木・祝)に開催します。本芸術祭は、神戸・六甲山上で2010年から毎年開催してきましたが、14回目を迎える今年は、招待アーティストの拡充や芸術祭の象徴となる拠点づくり・一部作品の展示期間の延長、各会場を繋ぐトレイル(遊歩道・山道など)沿いへのアート作品展示を行うなどの新施策により内容を大幅に拡充しております。今般、招待アーティストとして、東京・神戸を拠点に活動するイラストレーター・アーティスト、遠山敦さんの出展が決定しました。同氏がワークショップに参加したこどもたちと共に創りあげた「ROKKO MEETS BIRD be young/六甲ミーツ・バード 探鳥散歩2023」を旧グランドホテル 六甲スカイヴィラに展示します。また、会期中、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)とのコラボ企画として遠山敦ワークショップ「とりモビールをつくろう!」を開催し、こどもたちが同ワークショップで創った作品も上記作品として展示します。六甲ミーツ・アート芸術散歩は、今後も様々なワークショップや「1日キュレーター」などの企画を通じて、こどもたちが自然の中で現代アートに触れ合える機会を創出してまいります。◆アーティスト(講師)プロフィール遠山 敦(イラストレーター・アーティスト)1970年岐阜県生まれ。自由で抽象的な線画を特徴とする画家。鳥をモチーフとした絵を多く描き作品集「Birdbook」「ColordBirdbook」(Utrechit)他、書籍、ポスター、CDジャケット、テキスタイルデザイン等の仕事を手掛ける。また、「LITTLE FINGERS BIG ART」(トーキョーアーツアンドスペースレジデンシー)、「でっかーーーい窓ガラスに絵を描こう」(新開地アートひろば)、「土と足で遊ぶアート体験」(INAXライブミュージアム)など、日本各地で楽しみながら絵を描くワークショップを企画開催する。絵画教室「りんごアートクラブ」主宰。 ◆ワークショップ開催概要ペンやクレヨンを使って、鳥の体や羽に好きな色や柄を描き、立体的な鳥のモビール作品をつくります。緑色、黄色、空色、桃色...さまざまな色をまとった、自分だけのとりモビールです。絵を描くことの魅力や作品を作り上げる楽しさを学ぶ造形ワークショップです。【企画名】遠山敦ワークショップ「とりモビールをつくろう!」【日時】8月26日(土)、9月9日(土)、10月14日(土)13:00~16:00※申込不要、随時受付【会場】旧グランドホテル 六甲スカイヴィラ【講師】遠山敦(イラストレーター・アーティスト)【対象】小学校6年生までの方(未就学児参加の場合は保護者同伴でお願いします)【参加】六甲ミーツ・アート芸術散歩2023鑑賞パスポートが必要となります。【主催】六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)※完成した作品は、六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond会場に展示いたしますが、ご希望の方は展示終了後にお持ち帰りいただけます。◆「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023beyond」開催概要タイトル:六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyondテーマ:表現の向こう側(にあるもの)Beyond Representation会期:2023年8月26日(土)~11月23日(木・祝)開催時間:10:00~17:00※会場により 営業時間が異なります。17時以降も鑑賞できる作品があります。※会期中無休。ただし六甲山サイレンスリゾートのみ8月~10月の毎週月曜日休業(月曜・祝日の場合は火曜に振替休業)会場:神戸・六甲山上の9会場ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、六甲ガーデンテラスエリア、六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅・天覧台)、トレイルエリア、風の教会エリア、六甲有馬ロープウェー 六甲山頂駅、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)関連イベント[ひかりの森~夜の芸術散歩~]夜間作品を期間限定で公開します。【会期】2023年9月23日(土・祝)~11月23日(木・祝)の土日祝の夜間。【開催時間】17:00~20:00【会場】ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園アクセス:阪神御影・JR六甲道・阪急六甲から市バス16系統で「六甲ケーブル下」下車(約15分~30分)六甲ケーブルで「六甲ケーブル山上駅」下車(約10分)、六甲山上バスで各施設へ。料金:有料会場をお得に巡ることができる「鑑賞パスポート」を販売※大人(中学生以上)、小人(4歳~小学生)※有料会場≪ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、風の教会エリア(旧六甲スカイヴィラ除く)、トレイルエリア(新池、バンノ山荘)≫にそれぞれ会期中1回の入場が可能です。(当日は再入場可)※ナイトパス付鑑賞パスポートは有料会場への入場と「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場がセットになったパスポートです。主催:六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社総合ディレクター/キュレーター:高見澤清隆六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月21日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)は、現代アートの芸術祭「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」を2023年8月26日(土)から11月23日(木・祝)に開催します。本芸術祭は、神戸・六甲山上で2010年から毎年開催してきましたが、14回目を迎える今年は、招待アーティストの拡充や芸術祭の象徴となる拠点づくり・一部作品の展示期間延長、各会場を繋ぐトレイル(遊歩道・山道など)沿いへの作品展示を行うなどの新施策により内容を大幅に拡充しております。本芸術祭開幕にあたり、8月26日(土)・27日(日)に招待アーティスト「Artist in Residence KOBE(AiRK)」のダンスパフォーマンス作品「Natsue」、「Goddamn Beauty」を、トレイルエリアの新池で展示する招待アーティスト「川俣正」の作品「六甲の浮き橋とテラス」、芸術祭の拠点であるROKKO森の音ミュージアムのSIKIガーデン内特別会場を舞台に実演します。なお、同ダンスパフォーマンス作品を収録した映像作品を、9月16日(土)より、ROKKO森の音ミュージアムのSIKIガーデン内特設ブースにて展示予定です。◆オープニングパフォーマンス概要【タイトル】Rokko Meets Art × Artist in Residence KOBE山頂でのオープニングパフォーマンス【演目】「Natsue」、「Goddamn Beauty」【内容】Artist in Residence KOBE(AiRK)によるダンスパフォーマンス作品の実演。作品「Natsue」は8代目藤間勘十郎が創作した日本舞踊、「Goddamn Beauty」は舞踏の表現を駆使して平等な権利の重要性へのエモーショナルなタブローを実演します。【実演日時】8月26日(土)・27日(日)17:15~19:00 ※雨天決行・荒天中止【実演会場】トレイルエリア内新池及びROKKO森の音ミュージアム内SIKIガーデン特別会場※雨天の場合はトレイルエリア内新池で「Goddamn Beauty」のみ実演【出演】ダニエル・プロイエット【キュレーター】森山未來(AiRK)【参加方法】事前予約制(先着順)(予約開始:8月21日(月)10時)六甲ミーツ・アート芸術散歩公式WEBサイト内、イベントページから8月26日(土)か27日(日)の日付を選択の上、ご予約下さい。(1日分の予約で「Natsue」「Goddamn Beauty」の2公演をご覧いただけます。)当日、10時よりROKKO森の音ミュージアムにて整理券を配布し、同整理券の先着番号順に入場いただきます。(予約されていれば整理券がなくても入場可能です)なお、予約枠に空きがある場合のみ、整理券の配布時にご予約いただくことも可能です。(自由席、定員:60名/回)。【参加費】入場には六甲ミーツ・アート鑑賞パスポートが必要です。(観覧料は無料です。)◆映像作品の展示概要【作品名】Rokko Meets Art × Artist in Residence KOBE山頂でのオープニングパフォーマンス【展示期間】9月16日(土)~11月23日(木・祝)【展示会場】ROKKO森の音ミュージアムのSIKIガーデン内特設ブース<アーティストプロフィール>Artist in Residence KOBE(AiRK)2022年4月より、アーティストやクリエイターが集う文化の港として神戸を更に開いていく為、神戸市中央区北野エリアで運営を開始したアーティスト・イン・レジデンス。神戸市内の文化施設や団体と提携し、招聘されたアーティストを滞在施設として受け入れる「Partnership Program in Kobe」と、自主企画として国内外のアーティストを招聘し、神戸市内でワークショップやイベントを開催するなど、地域とアーティストとの交流を促進する「Program by AiRK」のふたつの活動を軸に、さらなる神戸文化の活性化を目指す。メンバー(写真左より):遠藤豊、森山未來、松下麻理、大泉愛子、小泉亜由美、小泉寛明<出演者プロフィール>ダニエル・プロイエット(Daniel Proietto)アルゼンチン生まれ。ブエノスアイレスでダンサーとして学ぶ。16歳でチリ、サンティアゴ・バレエ団に入団。その後、さまざまな国々で研鑽を積み、ノルウェー国立舞踊団の中心ダンサーとして活躍後に独立。2007年、ハノーファー国際振付コンクールで振付デビュー作品が第一位を受賞。キューバのバレエ団の50周年記念シーズンに提供した作品「RASA」がDance Europeの年間最優秀作品にノミネートされ、Fedora Van Cleef & Arpels Prizeを受賞。指導者としても世界中でワークショップやレッスンを行う。<アーティストプロフィール>川俣正28歳の若さで第40回ヴェネツィア・ビエンナーレ(1982年)の参加アーティストに選ばれ、その後もドクメンタ8(1987年)、ドクメンタ9(1992年)、第3回ミュンスター彫刻プロジェクト(1997年)などの国際展にて高い評価を獲得し、1998年に東京芸術大学先端芸術表現科の設立に主任教授として参画した。2005年にはアーティストでありながら横浜トリエンナーレの総合ディレクターとして大規模な国際展の企画を手がけた。2006年以降、活動の拠点をフランス・パリに移し、パリ国立高等芸術学院にて教授職に就きながら、アーティストとして欧州を拠点に精力的な活動を展開する。彼の仕事が関わっていく分野は、建築や都市計画、歴史学や社会学、日常のコミュニケーション、あるいは医療にまで及ぶ。現在、フランス・パリを拠点に欧州・アジア地域で活動を展開している。◆「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」開催概要タイトル:六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyondテーマ:表現の向こう側(にあるもの)Beyond Representation会期:2023年8月26日(土)~11月23日(木・祝)開催時間:10:00~17:00※会場により営業時間が異なります。17時以降も鑑賞できる作品があります。※会期中無休。ただし六甲山サイレンスリゾートのみ8月~10月の毎週月曜日休業(月曜・祝日の場合は火曜に振替休業)会場:神戸・六甲山上の9会場ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、六甲ガーデンテラスエリア、六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅・天覧台)、トレイルエリア、風の教会エリア、六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)関連イベント[ひかりの森~夜の芸術散歩~]夜間作品を期間限定で公開します。【会期】2023年9月23日(土・祝)~11月23日(木・祝)の土日祝の夜間。【開催時間】17:00~20:00【会場】ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園アクセス:阪神御影・JR六甲道・阪急六甲から市バス16系統で「六甲ケーブル下」下車(約15分~30分)六甲ケーブルで「六甲ケーブル山上駅」下車、六甲山上バスで各施設へ。料金:有料会場をお得に巡ることができる「鑑賞パスポート」を販売※大人(中学生以上)、小人(4歳~小学生)※有料会場≪ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、風の教会エリア(旧六甲スカイヴィラ除く)、トレイルエリア(新池、バンノ山荘)≫にそれぞれ会期中1回の入場が可能です。(当日は再入場可)※ナイトパス付鑑賞パスポートは有料会場への入場と「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場がセットになったパスポートです。主催:六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社総合ディレクター/キュレーター:高見澤清隆六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月18日阪急交通社(大阪市北区梅田 代表取締役社長 酒井淳)は、神戸・六甲山上にて2023年8月26日(土)から開催される現代アートの芸術祭「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」を体験し、神戸牛など地元食材を堪能する日帰りバス旅を8月1日(火)に発売します。阪急交通社では、コロナ5類移行後、本格的な行楽シーズンを迎えるにあたり、芸術の秋にふさわしいコンテンツとして、今年は内容をさらに拡充して開催される六甲ミーツ・アート芸術散歩を日帰りツアーに組込みました。ツアー内容は、兵庫県内の観光地やブランド牛などの地産の食材を食し、六甲山の自然とアートを鑑賞する3コースで、添乗員同行で京阪神各地から参加いただけます。すべてのコースに、「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」の4有料エリア6箇所に入園できる「鑑賞パスポート」が付いており、ツアーではそのうち2箇所をご案内します。他の4箇所は、個人で会期中に再び訪れて思い思いに散策いただけます。六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond公式サイト 六甲ミーツ・アート芸術散歩は、2010年から毎年開催され今年で14回目を迎えます。今年の会期は2023年8月26日(土)から11月23日(木・祝)までとなっています。大阪・関西万博の開催により、関西の各空港での国内・国際線発着便数の拡大が見込まれ、神戸市のさらなる国際化が進むことが期待されます。芸術散歩では、招待アーティストの拡充や新たに芸術祭の象徴となる拠点を設置するなど、今後関西を代表するアートイベントに成長させる計画があります。阪急交通社は、阪急阪神ホールディングスグループの一員として、これからも沿線の魅力ある観光コンテンツを組み入れた旅行商品を企画することで、新たなニーズを掘り起こし、沿線活性化と関係人口の拡大につとめてまいります。【日帰りバス旅 概要】シャインマスカット・巨峰お持ち帰り ブランド牛食べ比べ 芸術祭 創業75周年大感謝祭 丹波日帰り出発期間:2023年8月26日(土)~10月9日(月・祝)/ 35出発日発着地:京阪神エリア 29地域旅行代金:11,980円(大人おひとり様)ポイント:・芸術祭は、「ROKKO森の音ミュージアム」と、「六甲高山植物園」へ入園・ランチは、神戸牛と丹波牛の食べ比べ、黒豆ご飯、5種類の飲み放題付き・丹波篠山市の城下町を自由散策(約50分間)・出発1週間前までに申込みのお客様に、マスクメロン1玉約1kgお持ち帰り詳細(一例)大阪発 京都発 兵庫発 丹波黒枝豆もぎ取り体験・芸術祭 六甲ミーツ・アート 松茸尽くしと神戸牛 旅の大収穫祭日帰り出発期間:2023年9月16日(土)~11月7日(火)/ 37出発日発着地:京阪神エリア 27地域旅行代金:11,980円~12,980円(大人おひとり様)ポイント:・芸術祭は、「ROKKO森の音ミュージアム」と、「六甲高山植物園」へ入園・神戸の景色を一望できる、六甲ガーデンテラスへご案内・本場丹波の黒枝豆を畑から収穫したての新鮮なまま3株約1kgお持ち帰り・ランチは、5種の松茸料理と神戸牛すき焼きをご用意詳細(一例)大阪発 京都発 兵庫発 六甲ミーツ・アート芸術散歩と360度の星空体験 有馬温泉太閤の湯&神戸ビーフを食す日帰り出発期間:2023年9月1日(金)~11月23日(木・祝)/ 23出発日発着地:京阪神エリア 24地域旅行代金:11,980円(大人おひとり様)ポイント:・芸術祭は、「ROKKO森の音ミュージアム」と、普段非公開の「風の教会」へ入園・最新の投影技術導入の「バンドー神戸青少年科学館」にてプラネタリウム体験・日本三古泉 有馬温泉太閤の湯の入浴と温泉街の自由散策(約90分)・ランチは、ブランド牛と淡路玉ねぎを使用した神戸ビーフ重をご用意詳細(一例)大阪発 京都発 兵庫発 【お問合せ】阪急交通社 トラピックスTEL:0570-01-5589(月~金 9:30~17:30 土・日・祝 ~13:30)阪急交通社 リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月31日「さいたま国際芸術祭2023」が10月7日(土)より開催される。本芸術祭のテーマは「わたしたち」。気候変動、社会格差、分断など、様々な問題を抱える世界をあらたな目線でもう一度“みる”ことに繋がる芸術祭を目指す。現代アートチーム「目[mé]」のディレクションによる芸術祭メイン会場(旧市民会館おおみや)には、『わたしはロランス』や『たかが世界の終わり』などを監督したグザヴィエ・ドラン、『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督ほか、国内外から多様なアーティストが参加。メイン会場参加アーティスト大ホールでは、音楽コンサートや新作のパフォーミング・アーツ公演、映画作品の上映、市民文化団体による公演など、様々な演目を予定。それらの準備やリハーサルの風景も連日公開される。加えて、メイン会場の各展示室には、美術家や写真家、編集者や盆栽師などによる作品を展示。中には、日によって変化する作品もあるという。上映するのは、ジャンルを問わず芸術祭のテーマを象徴する映画作品6本と、短編アニメーション3本。映画作品上映時には、毎回、オープニングに短編作品『OUR CINEMAS』(小田香監督)を上映する。本日より、メイン会場の前売チケットの販売がスタート。メイン会場・旧市民会館おおみやへの入館には、チケットの購入が必要だ。なお、大ホールで開催される公演は、演目により別途予約が必要な場合も。詳細は、9月上旬に発表予定となる(公演予約開始日:9月7日)。またメイン会場のほか、市内の文化施設やまちなかでも、市民プロジェクトや連携プロジェクトといった芸術祭の関連プロジェクトが展開される。「さいたま国際芸術祭2023」は10月7日(土)~12月10日(日)メイン会場:旧市民会館おおみやにて開催。※メイン会場のほか、市内の文化施設やまちなかでも関連プロジェクトを展開(シネマカフェ編集部)
2023年07月12日水戸芸術館現代美術ギャラリーで、『アートセンターをひらく 2023-地域をあそぶ』が7月22日(土)〜10月9日(月・祝)に開かれる。水戸芸術館の隣に開館する市民会館の門出を祝い、「地域」と「あそぶ」をテーマとして、周辺地域へもつながる展覧会を開催するものだ。2019年10月〜2020年1月に開催された『アートセンターをひらく』の第2弾となる。アートセンターとは「創造」の場でもある。その役割を前面に押し出し、アーティストはもちろん地域の人々の創造性も引き出されるような場をひらく。例えば、1番目の展示室は、子供も伸び伸びと過ごせる創作と交流の場になり、アーティスト発案の常設ワークショップなども体験できる。また、日本とインドネシアを拠点とするコレクティブ「KITA」は、人々を招き入れながら会期を通して空間「KITAの間」をつくる。また、水戸芸術館のコレクションから、「地域」と「あそぶ」をキーワードに、川俣正、ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガーらの作品を展示。なお、椿昇+室井尚によるバッタをモチーフとした全長50mのバルーン作品「飛蝗(プロジェクト・インセクト・ワールド)の展示と一部修復が公開で行われる。さらに「MitoriO」と呼ばれる水戸芸術館、水戸市民会館、京成百貨店をつなぐエリアでは、曽谷朝絵が色彩と光に溢れるインスタレーションを3館で展開。光や時間帯による表情の変化も楽しめそうだ。水戸で2005年から続く日比野克彦の「明後日朝顔プロジェクト」は、「明後日朝顔プロジェクト2023水戸」として、初参画の水戸市民会館、活動を再開する京成百貨店とともに3館連携で行われる。朝顔を育てることを通じてコミュニケーションが生まれ、収穫された種を通して人や地域がつながるプロジェクトだ。トークや座談会、ワークショップなど「語る場」「つくる場」が会期中も動いていく。地域の人々と協働するプロジェクトによって、市民と美術館の間に何が育まれてきたのか。見る人自身が暮らす地域の参考にもなるかもしれない。出品作家:一ノ瀬彩・久野靖広・稲用隆一(茨城大学大学院理工学研究科都市システム工学専攻)+山田協太・加藤研(筑波大学芸術系)+茨城大学・筑波大学学生有志/監修:貝島桃代(アトリエ・ワン、ETHZ)/アドバイザー:平井政俊(平井政俊建築設計事務所)、KITA、曽谷朝絵、日比野克彦、remo [NPO 法人 記録と表現とメディアのための組織] 、コレクションより:川俣正、ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー、蔡國強、曽根裕、ヂョン・ヨンドゥ、椿昇+室井尚<開催情報>『アートセンターをひらく 2023-地域をあそぶ』会期:2023年7月22日(土)~10月9日(月・祝)会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(9月18日、10月9日開館)、9月19日(火)料金:一般900円(大学生以下、70歳以上は無料)※連携会場:水戸市民会館8:30~22:00(無休)、京成百貨店10:30~19:00(8月23日、9月13日、10月4日休)ほか、連携会場への入場は無料公式サイト:
2023年07月11日神戸・六甲山上の9会場で8月26日(土)から11月23日(木・祝)まで計90日間開催される芸術祭『六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond』の概要が発表された。同芸術祭は2010年スタート以来、毎年充実した内容で開催されてきたが、14回目となる今年は、2025年開催の大阪・関西万博や、神戸空港の国内線発着便の拡大や国際化を見据え、さらに進化・拡大した内容になる。『六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond 鑑賞パスポート引換券』チケット情報招待アーティストの招聘は昨年の22組より32組に拡充、公募アーティスト17組と合わせ合計49組のアーティスト作品(記者発表時)が集まる。さらに今年はROKKO森の音ミュージアムが同芸術祭の拠点となり、ミュージアム内のSIKIガーデンを拡張した野外アートエリアが新設、一部は会期終了後も展示される。また各会場を結ぶ遊歩道や山道には多くの作品が展示され、自然の中でアートを身近に楽しめる。ほかにも、俳優・ダンサー森山未來がキュレーションするダンスパフォーマンス(8月26日・27日)や、子供たちが現代アートに直接触れ合えるワークショップ・一日キュレーター(学芸員)体験など、多彩な新企画も開催される。6月23日に行われた記者発表では、総合ディレクターの高見澤清隆より「我々は普段の生活の中で表面・表層を見てつい価値観を決めつけてしまう風潮があるが、作品の表現の先にあるものを感じ考えることこそ、豊かな社会作りにつながるのでは」と、初めての設定となる今年の芸術祭のテーマ『表現の向こう側(にあるもの)Beyond Representation』を発表、作品との新しい触れ合い方を提案した。同芸術祭は8月26日(土)から11月23日(木・祝)まで。9月23日(土・祝)からは、土日祝限定で「ひかりの森~夜の芸術散歩~」がROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園で開催され、幻想的な六甲山上の夜が楽しめる。この機会に夏の終わりから秋にかけての六甲山の自然の移り変わりとともに現代アートを楽しんで。周遊には、会期中に有料施設5会場と夜の作品が楽しめるお得な「ナイトパス付鑑賞パスポート」がおすすめ。前売券は8月25日(金)までチケットぴあで好評発売中(当日券は前売券料金に各+200円)。取材・文・撮影(記者発表会場写真)/滝野利喜雄
2023年07月07日六甲山観光株式会社及び阪神電気鉄道株式会社は、現代アートの芸術祭《六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond》を、2023年8月26日(土)~11月23日(木・祝)の期間、神戸・六甲山上の施設で開催いたします。六甲ミーツ・アート芸術散歩は、神戸・六甲山上で2010年から毎年開催してきましたが、2025年の大阪・関西万博の開催、神戸空港の国内発着便数の拡大や国際化をチャンスと捉え、神戸市ならびに阪急阪神ホールディングス株式会社によるサポートのもと、関西を代表するアートイベントに成長させてまいります。14回目を迎える今年はまず、招待アーティストの拡充や芸術祭の象徴となる拠点づくり・一部作品の展示期間の延長、各会場を繋ぐトレイル(遊歩道・山道など)沿いへのアート作品展示を行うなどの新施策により内容を大幅に拡充いたします。概要は次の通りです。写真:伊丹豪/ロゴマーク:佐貫絢郁/アートディレクション:芝野健太(株式会社ライブアートブックス)開催概要タイトル:六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyondテーマ:表現の向こう側(にあるもの)Beyond Representation会期:2023年8月26日(土)~11月23日(木・祝)開催時間:10:00~17:00※会場により営業時間が異なります。17時以降も鑑賞できる作品があります。※会期中無休。ただし六甲山サイレンスリゾートのみ8月~10月の毎週月曜日休業(月曜・祝日の場合は火曜に振替休業)会場:神戸・六甲山上の9会場ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、六甲ガーデンテラスエリア、六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅・天覧台)、トレイルエリア、風の教会エリア、六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)※会場は変更となる可能性があります。関連イベント[ひかりの森~夜の芸術散歩~]夜間作品を期間限定で公開します。【会期】2023年9月23日(土・祝)~11月23日(木・祝)の土日祝の夜間。【開催時間】17:00~20:00【会場】ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園アクセス:阪神御影・JR六甲道・阪急六甲から市バス16系統で「六甲ケーブル下」下車(約15分~30分)六甲ケーブルで「六甲ケーブル山上駅」下車、六甲山上バスで各施設へ。料金:有料会場をお得に巡ることができる「鑑賞パスポート」を販売※大人(中学生以上)、小人(4歳~小学生)※有料会場≪ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、風の教会エリア(旧六甲スカイヴィラ除く)、トレイルエリア(新池、バンノ山荘)≫にそれぞれ会期中1回の入場が可能です。(当日は再入場可)※ナイトパス付鑑賞パスポートは有料会場への入場と「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場がセットになったパスポートです。主催:六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社総合ディレクター/キュレーター:高見澤清隆問い合わせ:六甲山観光株式会社/六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond事務局 TEL:078-891-0048WEBサイト: 新施策について1. 招待アーティストの拡充日本のみならず海外でも活躍しているアーティストの招聘など、これまで以上に招待アーティストを拡充します。◆椿 昇 Noboru TSUBAKI1953年 京都市生まれ、西宮市在住◆川俣 正 Tadashi KAWAMATA1953年 北海道生まれ、パリ(フランス)在住◆Artist in Residence KOBE(AiRK)プロジェクト:Rokko Meets Art × Artist in Residence KOBE(AiRK)キュレーション:森山未來(AiRK)パフォーマンス:Daniel Proietto2. 芸術祭の象徴となる拠点づくり・一部作品の展示期間の延長ROKKO森の音ミュージアムを当芸術祭の拠点とし、SIKIガーデンを拡張のうえ野外アート作品エリアを新設します。また一部作品を会期終了後も展示することで、会期外でもアート作品を鑑賞できる場を創出します。◆三梨 伸 Nobuo MITSUNASHI1960年 神奈川県生まれ3. 各会場を繋ぐトレイル(遊歩道・山道など)沿いへのアート作品展示徒歩で移動しながら作品を楽しむトレイルルートを設定し、今まで以上に徒歩による作品鑑賞を楽しめるようにします。◆中崎(※1) 透 Tohru NAKAZAKI1976年 茨城県生まれ、茨城県在住4. こどもたちが現代アートに触れ合える機会の創出ワークショップ等の参加型作品や1日キュレーターなどの新企画を通じて、自然の中でこどもたちが現代アートに触れられる機会を増やし、次世代の文化芸術の担い手や支え手を育てていきます。ロゴ・メインビジュアルについて◆ロゴロゴマークは、書籍の装丁をはじめ多くのアートワークを手がけるアーティスト・佐貫絢郁さんによる山のモチーフに、「beyond」という文字が登ったり降りたりしているデザインです。一つではなくたくさんのパターンがあることで、人が六甲山に対して抱く様々なイメージや、地域も国籍も超えて多くのアーティストが集まり、多様な表現や来場者を許容する場である芸術祭の姿勢を表現しました。◆メインビジュアル神戸は海と山の迫る東西に細長い地形、それらが緩やかに繋がっていく都市景観を持つ、他の都市にはない特徴のある街です。メインビジュアルでは改めて足元を見つめ直し、芸術祭の舞台である六甲山、そして六甲山を含む神戸という街の魅力を再発見できればと思い制作しました。同時に、美術の表現も鑑賞者の関わり方も多様な現代において、また会場の様々な場所に作品が点在する芸術祭というフォーマットにおいて、メインビジュアルも一つの強い主役を作るのではなく、脱中心的なものであるべきだと考えました。独自の表現手法で注目される気鋭の写真家・伊丹豪さんによる撮り下ろし写真は、海から山まで画面に写るもの全てにピントが合ったイメージであることで、いま自分が立っている場所の手前や奥というヒエラルキーをなるべくフラットにして、六甲山を近くに、そして大きく感じられるイメージとすることを目指しました。「表現の向こう側(にあるもの)」という芸術祭のテーマを街という枠組みに広げて表現したメインビジュアルが、神戸・六甲山のことをよく知っている方もそうでない方にとっても、新鮮な姿として映るよう制作しました。主な出展アーティスト、展示作品椿 昇現代美術家/京都芸術大学教授・東京芸術大学絵画科油画専攻客員教授/京都市立芸術大学美術専攻科修了1989年にタイトルを自ら命名したアメリカでの展覧会「アゲインスト・ネイチャー」への参加など、世界を舞台に活動。2011年から退蔵院襖絵プロジェクト、2018年からは「ARTIST‘S FAIR KYOTO」を構想してディレクターに就任。アートの自立市場構築に取り組んでいる。現在は大学院附属のコマーシャルギャラリー「アルトテック」の代表としてユニバーサルミュージック本社・OCA TOKYO・DMGMORIなどのコーポレートコレクションのマネージメントを多数行う。◆過去の展示作品◆川俣 正28歳の若さで第40回ヴェネツィア・ビエンナーレ(1982年)の参加アーティストに選ばれ、その後もドクメンタ8(1987年)、ドクメンタ9(1992年)、第3回ミュンスター彫刻プロジェクト(1997年)などの国際展にて高い評価を獲得し、1998年に東京芸術大学先端芸術表現科の設立に主任教授として参画した。2005年にはアーティストでありながら横浜トリエンナーレの総合ディレクターとして大規模な国際展の企画を手がけた。2006年以降、活動の拠点をフランス・パリに移し、パリ国立高等芸術学院にて教授職に就きながら、アーティストとして欧州を拠点に精力的な活動を展開する。彼の仕事が関わっていく分野は、建築や都市計画、歴史学や社会学、日常のコミュニケーション、あるいは医療にまで及ぶ。現在、フランス・パリを拠点に欧州・アジア地域で活動を展開している。◆過去の展示作品◆中崎(※1) 透1976年茨城生まれ。美術家。武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程満期単位取得退学。現在、茨城県水戸市を拠点に活動。言葉やイメージといった共通認識の中に生じるズレをテーマに自然体でゆるやかな手法を使って、看板をモチーフとした作品をはじめ、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、形式を特定せず制作を展開している。展覧会多数。2006年末より「Nadegata Instant Party」を結成し、ユニットとしても活動。2007年末より「遊戯室(中崎(※1)透+遠藤水城)」を設立し、運営に携わる。2011年よりプロジェクトFUKUSHIMA!に参加、主に美術部門のディレクションを担当。◆過去の展示作品◆船井 美佐船井美佐は「楽園」と「境界」をテーマに、絵画によるインスタレーションを制作しています。線描による即興のドローイングや、シェイプドキャンバスと鏡によって空間を構成するシリーズがあり、見るものがイメージの境界に入り込むような空間を作り出します。二次元と三次元、想像と現実、過去と未来を交差させることで、みえないものを形に表し、イマジネーションの力で新しい未来を形作ります。◆過去の展示作品◆主な出展アーティストArtist in Residence KOBE(AiRK)、赤坂 侑花、赤坂 有芽、伊丹 豪、nl/rokko project、太田 正明、尾花 賢一、開発 好明、加藤 美紗、川俣 正、川本 亮、北浦 和也、北川 太郎、C.A.P.(特定非営利活動法人 芸術と計画会議)、久保田 華布☆、黒瀧 舞衣、古賀小由実、コニシユウゴ(たま製作所)、佐藤 圭一、佐俣 和木、鮫島 弓起雄、柴田 まお、菅原 陸、関本 幸治、五月女 かおる、高田優一郎、高(※2)橋 匡太、武田 真佳、橘 宣行、谷口 優花、土屋 さやか、椿 昇、轟木 麻左臣、中崎(※1)透、新山浩+神戸市立科学技術高校、ノセレーナ、蓮沼 昌宏、船井 美佐、水澄、光岡 幸一、三梨 伸、三松 拓真、めだまのわかこ、モリン児、横手 太紀、吉村 衿菜、Lok JANSEN、わにぶち みき、WA!moto.“Motoka Watanabe”※五十音順で記載会場MAP: (※1)崎は大が立。たつさき(※2)高ははしごだか六甲山ポータルサイト 阪神電気鉄道株式会社 リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月23日芸術として成立するためには要件が必要かを問うたイシュー「従来のアート作品とは別枠として、AIアートという分野で区別するべきである」という回答が37.1%で最多。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は、女優・アートナビゲーターの西条美咲氏が提起したイシュー(課題)「AIアートは芸術と認められるか?」の結果を公表しました。このイシューは2023年3月26日から5月31日までSurfvoteで意見投票を行った結果です。Surfvoteは社会にある様々な課題について、ユーザーとの議論で理解を深めながら最終的な自分の意見を投票できるSNSです。 ■投票詳細イシュー:「AIアートは芸術と認められるか?」調査主体:Surfvote 調査方法:Surfvote上で投票投票期間:2023年3月26日〜2023年5月31日有効票数:70票選択肢:AIアートは芸術として認められるAIアートは芸術として認められないAIアートに作者の手が加えられたものであれば芸術として認められる作品のコンセプトにより芸術か芸術でないか分かれる従来のアート作品とは別枠として、AIアートという分野で区別するべきであるその他わからない■投票結果・コメントの紹介(一部抜粋)AIアートは芸術として認められる 27.1%概念も定義も、その時代…その時代…で変化してゆきます。 AIアートを既存芸術と同類に認める事で新しいものが生まれるかもしれませんね… AI、コンピュータも筆や絵具と同じ道具って考えてみるのもアリかな?と思います。AIのアルゴリズムによって描かれる画像(結果)も変わってくる、これは絵具の種類やメーカーの色の出し方と同等。 それを如何に操るか?思い描く色を出すか?(37いいね)AIアートは芸術として認められない11.4%作品としては価値ある作品ができるということは否定しません。美しかったり心を揺さぶる作品ができていますよね。でも芸術って定義でもあるように、人間の創造性のトータルですよね?別に結果の作品だけが芸術ではなく作者の思想や技能、その時々の作品に対する想いとかも含めて芸術だと思うのでAIでなにか綺麗な作品を作ったとしてもそれは工業品で芸術作品ではないと思います。(43いいね)AIアートに作者の手が加えられたものであれば芸術として認められる8.6%アートの概念は人権と同じものだと思う。 人の手の加えられないものがアートであると認められれば、マクロを組んで自動で量産することだってできてしまう。そんなものをアートと認めることは脳死するのと同じ事。無限にアートを生成するaiという仕組み自体はアートになるかもしれないが。(42いいね)作品のコンセプトにより芸術か芸術でないか分かれる12.9%コメントはありませんでした。従来のアート作品とは別枠として、AIアートという分野で区別するべきである37.1%デシャン以来作品自体がアートかどうかは既に意味を失っていると思うので、単体で販売などはAIと明記すれば良いと思うが、セレクトして掲示するコンセプトアートという新しい立ち位置、そして著作周辺権のあり方に検討が必要。(57いいね)その他 1.4%世にあるあらゆるものが芸術と捉えられるので そういう意味では芸術であると思います AIアートに描かせたその人の感性も含まれてるが故に しかし芸術と「認める」かと言われると どうもその言葉がしっくり来ない 十人十色、その人の感じ方だと私は思います(52いいね)わからない 1.4%コメントはありませんでした。■問題提起いただいたオーサー 西条美咲氏京都府出身同志社女子大学卒業。 美術検定1級。アートナビゲーター。 年間100以上の展示会に足を運ぶ美術好き。趣味で油絵を描き、世界絵画大賞に入選。 女優としては、谷崎潤一郎原作「白日夢」で映画デビュー。上海万博日本館オープニングで手妻とコラボで日本人形役を演じる。自身がプロデュースして人形になった写真集「人形鏡」「DOLL BRIDE」がある。 他、多数の舞台で主演を務める。■このテーマについてのTwitterスペース : ■Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。各イシューで投票・コメントしていただいた1人1人の意見を大切に扱い、社会を前進させるために寄与したいと考えています。 ■Polimill 株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月13日東京の多彩で奥深い芸術文化を通して世界とつながることを目指した都市型の総合芸術祭『東京芸術祭 2023』が、9月から11月にかけて開催されることが決定した。東京芸術祭は、2016年から東京池袋エリアを中心に開催されており、今回が8回目の開催となる。『東京芸術祭 2023』では、世界各地で上演を重ねる宮城聰演出・SPAC-静岡県舞台芸術センターによる『マハーバーラタ 〜ナラ王の冒険〜』の野外公演、コロナ禍の延期を経て22年ぶり2度目の来日公演となる太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)の『金夢島 L’ÎLE D’OR Kanemu-Jima』、現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信する木ノ下歌舞伎を主宰する⽊ノ下裕一と演出家の杉原邦生がタッグを組んだ木ノ下歌舞伎『勧進帳』や、ロロ主宰の三浦直之が手がける複数の都市をまたぐ多世代の登場人物による群像劇『プディングオムニバスツアー(仮)』などの上演が予定されている。<開催に寄せて>■東京芸術祭総合ディレクター・宮城聰メッセージ人の孤独を救えるのは人だけ。人間にしかできないことがいよいよ残り少なくなってきた感のあるいま。この国が、このさき良くなる兆候を探すのも難しい。未来に希望の持てない社会で、赤ちゃんを増やしましょうと言われても、なんとも。まあしかし、どの国もたいていは落ち目というものを経験しています。それで滅んだ国もあるけれど、持ち直した国も多いもの。どうやって?こういうときは経済力、軍事力、科学力、といった「力パワー」で測るとなかなか厳しいので、ここはひとつ「生きていて楽しい(国)」を目標にしてみる。すると、自分のいきいき度合いの向上こそ社会全体の目標だということになる。たったひとりでも、自分を覗き込んでくれている人がいれば、人間はかがやく。その照り返しで、覗き込んだ人もかがやく。勇気を出して「私を見て!」と言う人がそこここにいる町。それが、フェスティバル。<イベント情報>『東京芸術祭 2023』『東京芸術祭 2023』ロゴ2023年9月~11月会場:東京都豊島区池袋周辺エリア ほか※プログラム詳細は2023年7月頃公開予定。※内容は予告なく変更する場合があります。東京芸術祭 公式サイト:
2023年04月29日チームラボの展覧会「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」が北海道・札幌芸術の森美術館にて、2023年7月8日(土)から9月3日(日)まで開催される。「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」が札幌で「学ぶ!未来の遊園地」は、チームラボの作品《花と共に生きる動物たちⅡ》など、子どもから大人まで楽しめるデジタルアートを展示するデジタルアートの「遊園地」だ。会場では、ボールを転がすと色も音も変化する《光のボールでオーケストラ》や、多彩なフルーツが育つすべり台《すべって育てる!フルーツ畑》、テーブルの上をこびとたちが走り回る《こびとが住まうテーブル》などを展開。自分自身の動きがアートの一部になったような感覚を味わうことができる。また、紙に描いた描いた魚たちが泳ぐ《世界とつながったお絵かき水族館》、自分で描いた様々な生き物が立体的な地形でできた山と谷に映し出される《グラフィティネイチャー - 鼓動する山と谷、レッドリスト》なども登場する。なお、《世界とつながったお絵かき水族館》や《グラフィティネイチャー - 山と谷、 レッドリスト》で描いた絵を、その場でオリジナル缶バッジにできる「お絵かきファクトリー」も実施。展覧会のお土産として持ち帰ることができるのも嬉しいポイントだ。【詳細】「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」開催期間:2023年7月8日(土)~9月3日(日)場所:札幌芸術の森美術館住所:北海道札幌市南区芸術の森2-75入場料:・平日入場券(8月10日(木)~8月18日(木)は除く)大人(中学生以上) 1,500円、子ども(3歳以上) 800円・平日限定 お絵かきファクトリー(缶バッジ)付前売券※チケットぴあ限定(Pコード:994-226)大人(中学生以上) 1,800円、子ども(3歳以上) 1,100円【問い合わせ先】札幌芸術の森美術館TEL:011-591-0090(受付時間9:45~17:30)
2023年04月24日14回目の開催となるアートフェア「神戸アートマルシェ2023」が、5月12日(金)から14日(日)まで、神戸メリケンパークオリエンタルホテルにて開催される。「神戸アートマルシェ2023」チケット情報本イベントは、アートギャラリーが一同に会し、選りすぐりの美術作品を展示販売するイベントだ。居住空間に近いホテル客室に作品を展示することで、自宅でのアートコレクションがイメージしやすく、気に入った作品はその場で購入することもできる。アートラバーの方や、アートコレクションに興味のある方のファーストコレクションにもぴったりのアートフェアとなっている。また、会場となる神戸メリケンパークオリエンタルホテルは、海に囲まれたリゾートホテルで、海と山が近い神戸の街の景観を生かした作品展示が行われるのも魅力のひとつ。美しい景観とアート作品のコラボレーションを楽しんでほしい。入場チケット(3日通し券)は発売中。
2023年04月20日東北芸術工科大学(山形市上桜田/学長:中山ダイスケ)が主催する「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」では、昨年の9月に開催したプログラムのアーカイブを公開しました。メイン会場となった「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」のほか、「文翔館議場ホール」「すずらん商店街・土井ビル」で3Dギャラリーを設置するほか、市街地の各会場でもフォトギャラリーや動画などにより、会期中に実施した多彩なプログラムをパソコンやスマートフォン、タブレットからご覧いただけます。■山形ビエンナーレ2022 アーカイブページ 3Dギャラリーイメージ見どころは、連携企画を除く12会場で、7つのプロジェクトを会場ごとに、43本のフォトギャラリーと14本の動画を掲載している情報量です。特に、大規模会場となった「やまがたクリエイティブシティセンターQ1(キューイチ)」「文翔館議場ホール」「すずらん商店街・土井ビル」の3ヶ所では、デジタルツインプラットフォームのクラウドサービス「Matterport(マーターポート)」を活用して、動画・フォトギャラリー・キャプションなど合計165の情報を埋め込んでいます。「文翔館議場ホール」では、ツアー機能を使い擬似的に順路に沿って場面が移動しますので、実際に会場へ来られた方には当時を振り返りながら、来られなかった方には新規の展覧会として、改めて作品や資料などを鑑賞することが可能です。「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」や「すずらん商店街・土井ビル」では、実施した展示の様子やイベント等のフォトギャラリーと動画が会場ごとに埋め込まれており、マウスやタップ等の操作により自由に会場を巡りながら、各プログラムの記録としてご覧いただくことができます。また、アーカイブの公開に合わせて、次回開催に向けたアンケートを設置しています。コンテンツをご覧いただいたうえで、ぜひアンケートにもご回答ください。■山形ビエンナーレ2022 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月28日宝塚市立文化芸術センター(兵庫県宝塚市武庫川町7-64、館長:加藤義夫)では、2023年度パートナー会員限定イベント『「宝塚芸術創造都市計画」アーティストが考えるアートなまちづくり』を、2023年4月8日(土)14:00~15:30に開催いたします。詳細URL: パートナーズサロン チラシ【概要】宝塚市立文化芸術センターでは、4月7日(金)より開催する開館3周年記念展「オマージュTAKARAZUKA 春ープリマヴェーラ」にあわせたパートナーズサロンを開催いたします。本サロンでは企画展の出品アーティスト3名が登壇し、アートな視点からまちづくりを考え、語ります。パートナーズサロンは宝塚市立文化芸術センターパートナー会員限定のスペシャルイベントです。当日のご入会でもイベントにご参加いただけます。また4月にご入会いただくと、多くの特典を1年間たっぷり楽しめます。登壇者 : 植松琢麿、片山みやび、柴田知佳子司会進行 : 加藤義夫(宝塚市立文化芸術センター館長)日時 : 2023年4月8日(土)14:00~15:30場所 : 宝塚市立文化芸術センター ガーデンハウス(庭園内)定員 : 20名※2023年度パートナー会員限定、当日入会可(年会費2,000円)参加料 : 無料申込方法 : 宝塚市立文化芸術センターWEBサイトの専用フォームよりお申し込みください。 受付開始日時: 2023年3月25日(土)10:00~植松琢麿《S/NS》2022年(C)Takuma Uematsu, courtesy of Yumiko Chiba Associates片山みやび《ここに花ある》2022年 キャンバスにアクリル・油彩・ガラス(C)2022 Miyabi Katayama柴田知佳子《Be-III》2022年 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月24日あさひの芸術祭実行委員会は、千葉県旭市内18ヶ所に設置した地元ゆかりのアーティストの絵画やオブジェなどを巡る、アート×観光イベント「あさひの芸術祭2023」を2023年4月1日(土)~5月7日(日)に開催いたします。表紙我が千葉県旭市は2011年3月11日の大地震による津波で、16名の犠牲者を出し、特に沿岸部の様相は変わってしまいました。それから12年が経ち徐々に復興してきましたが、当時の活気には及びません。この地で活動する芸術家が立ち上がり、「芸術祭」を開くことで内外から人を呼び、交流を深めるきっかけにしたいと考えました。■「あさひの芸術祭2023」について・特に被害の大きかった飯岡地区など旭市内の18ヶ所に展示ポイントを設けました。招待作家含めた20人以上の芸術家(ほぼ3分の2は市内在住)の、長さ100mの堤防壁画や四輪駆動車を改造したオブジェ、伝統工芸、書道、絵画、写真など様々なアートを配置します。・無料で観覧できますが、ガイドブックを購入することでスタンプラリーに参加することができます。多くスタンプを集めた方には、あさげーオリジナルグッズを進呈するほか、提携店舗でのサービス(ドリンクバー半額など)も受けられます。・春の旭市の穏やかな風景、気候、町の様子を感じてもらい、「食の宝庫」と言われる旭の食を味わってもらいたいです。米、野菜、魚介となんでもありますが、旭市の豚肉は全国2位の生産量を誇り、その質も素晴らしいものです。また、あさひの芸術祭2023開催を目的としたクラウドファンディングを実施中です。■プロジェクト概要プロジェクト名: あさひの芸術祭2023期間 : 2023年4月1日~2023年5月7日URL : <リターン(税込み)>1,200円 :公式ガイドブック(定価より20%引き)A5版32ページ、エリアMAP、各施設、作家の紹介、スタンプ欄など。3,300円 :『具緒(ぐっちょ)』が旭の神楽を描いた肉筆画。15cm×10cm。15,000円 :アート色紙。アート書家『矢野華風』があなたの名前や好きな言葉を書いて贈ります。200,000円:『飯泉あやめ』ライブペインティングパフォーマンス。旭の神楽飯泉あやめ と 絵画■あさひの芸術祭20232023年4月1日(土)~5月7日(日)の土曜、日曜、祝日本開催主な営業時間は9~17時(施設によって異なる)平日も観覧できますが、施設ごと休館(店)日がございます。詳しくはガイドブック、HPにて。■あさひの芸術祭実行委員会代表 :斉藤 俊一本部所在地:千葉県旭市ロ838 Mado-ka内旭市地域包括支援センター・ちば醤油アート広場併設 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月08日中華圏を中心としたアジアのアート市場で芸術家の活躍を支援するHRD Artist Label(日本法人:HRD ART株式会社(本社:東京都中央区))は2023年3月9日(木)から3月12日(日)に東京国際フォーラムで開催される「アートフェア東京2023」に出展いたします。アシックス中国とのコラボレーションを発表した丸山純奈や、上海の美術館での個展を控える金田涼子ら契約アーティストの作品を展示いたします。また、新進気鋭のアーティスト新海至人や中国のアーティスト、Cong Junfengも新作を発表します。この機会にぜひご来場ください。アートフェア東京2023 出展告知ビジュアル■HRD Artist Label(HRD)についてHRDは、中国で急速に人気が高まっている現代アート市場を中心として、日本人アーティストの海外展開を支援してきました。具体的には、美術館やギャラリーでの作品展開催や作品のライセンス展開、ファッションブランドや映画俳優とのコラボレーション等、従来の枠にとらわれない方法によりアーティストのファン層の裾野を広げ、認知拡大を進めてきました。日本では2022年8月、代官山ヒルサイドフォーラムで大規模作品展「Moment to Last」を開催しました。2023年は丸山純奈とアシックス中国のコラボレーションなどを発表し、金田涼子の上海、宝龍美術館での個展を3月18日から予定しています。今後は中華圏・日本にとどまらず、アジア圏での展開を加速してまいります。■アートフェア東京2023招待日 : 3月9日(木) 11:00-19:00一般会期 : 3月10日(金) 11:00-19:003月11日(土) 11:00-19:003月12日(日) 11:00-16:00会場 : 東京国際フォーラム ホールE/ロビーギャラリー(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)入場料 : 前売券 4,000円(税込)/予約当日券 5,000円(税込)ウェブサイト: ブース番号 : C013(Artglorieux GALLERY OF TOKYOスペース内)■出展アーティスト丸山純奈金田涼子新海至人黒木美都子安藤万実スズキエイミ林果林工藤時生YokoteenCong Junfeng■展示作品一例金田涼子《春の便り》新海至人《Sunkissed XVII》工藤時生《self-portrait》黒木美都子《明けの明星〈辰砂〉》作品に関するお問い合わせは、HRD ART株式会社までお知らせください。メール: info@hrdart.co.jp ■会社概要会社名 : HRD ART株式会社所在地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目13番16号 銀座wallビル UCF5階設立 : 2021年9月E-mail : info@hrdart.co.jp URL : Instagram: 事業内容 : アーティスト関連業務の代理運営、プロモーション、作品展の開催、その他関連業務 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月08日「六本木アートナイト2023」が、2023年5月27日(土)、28日(日)に開催される。六本木をアートで彩る「六本木アートナイト」2009年にスタートして以来、今回で12回目を迎える「六本木アートナイト」は、六本木の街を舞台にしたアートイベント。会期中は、美術館をはじめとする文化施設、大型複合施設、商店街など、六本木エリア全体をアートが彩る。2023年は「都市のいきもの図鑑」がテーマ「六本木アートナイト2023」では現代アーティストの栗林隆+Cinema Caravan、鴻池朋子をメインアーティストに迎え、「都市のいきもの図鑑」をテーマにした多様な繋がりを感じられる作品を展開する。現代アートの展示をはじめ、デザインや映像、パフォーマンスなどの作品が、様々な形式で披露される。栗林隆+Cinema Caravan、鴻池朋子がメインアーティストメインアーティストの栗林隆+Cinema Caravanは、東西統合から間もないドイツに滞在した活動初期の頃から継続して「境界」をテーマに大がかりなインスタレーションなどを制作している栗林隆と、「第一回逗子海岸映画祭」のメンバーを中心に発足したグループ・Cinema Caravanがタッグを組んだユニット。タンカーが座礁し捨てられている“船の墓場”から着想を得た「タンカープロジェクト」などを手がけており、2022年にドイツで開催された「ドクメンタ15」に参加。作品「蚊帳の外」を拠点に様々なイベントを行い、《元気炉四号機》が芸術選奨文部科学大臣賞を受賞している。一方、もう1人のメインアーティストである鴻池朋子は、絵画、彫刻、パフォーマンスといった多様な表現方式と、旅によるサイトスペシフィックな表現を通して“芸術の根源的な問い直し”を続ける作家。各地を巡回する個展「みる誕生 鴻池朋子展」では、作品を通して鑑賞者の内に眠っていた感覚を呼び覚ますことを試みた。「六本木アートナイト2023」開催にあたって鴻池朋子は、“動物の言葉”を軸に、自然の不明さや人と動物、自然の境界に着目。「私たちはどこまで人間でどこから動物なのかな。虫なのか、鳥なのか、風なのか、草なのか、土なのか。六本木アートナイトは境界線や分類が曖昧になり “どうぶつのことば”が飛び交うトポスになるかもしれない」とコメントしている。【詳細】六本木アートナイト2023開催期間:2023年5月27日(土)~ 28日(日)場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース入場料:無料(但し、一部のプログラム及び美術館企画展は有料)【問い合わせ先】六本木アートナイト実行委員会 ハローダイヤルTEL:050-5541-8600(9:00~20:00)
2023年03月06日ハワイ・モロカイ島在住のアーティスト・山崎美弥子の限定イベント「KIND OF BLUE」が、山梨・清春芸術村にて、2023年3月10日(金)から12日(日)まで開催される。山崎美弥子とは?人口わずか7000人、ハワイの小さな離島・モロカイ島で暮らす人気アーティストの山崎美弥子。自然と大地に根差した生活を営みながら、アート制作を続けており、その美しい色彩を放つ作品の数々に、多くのファンが魅了されている。とりわけ人気を集めているのが、キャンバスを窓のように見立てて描かれる“海と空の絵”シリーズ。シンプルながらも、心惹かれるグラデーションカラーが特徴で、世界中に多くのコレクターも存在するほどだ。近年ではケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)やビープル(Biople)、ママバター(MAMA BUTTER)とのコラボレーションでも話題を集めた。清春芸術村で限定イベント開催へそんな山崎による貴重な来日イベントが、2022年に続き開催へ。今回は山梨・清春芸術村を舞台に、新作の絵画展示・販売が行われるほか、3月11日(土)限定で人気メイクアップアーティスト・早坂香須子をゲストに迎えたコラボレーショントークショーや、山崎美弥子の長女・次女によるフラパフォーマンスなどが実施される。ちなみに新作絵画は、本イベントのタイトル「KIND OF BLUE」の通り、"アオ”がキーカラーに。山崎の作品の中では珍しい色彩となるこの"アオ”には、ハワイ語で"光”を意味する特別な想いも込められている。山崎美弥子コメント錨をおろした真夜中の船上で、海と空とを見事に征服するアオは、すべやかなベルベットのようだった。その一部始終を、わたしは夜が来るたび目撃した。コックピットのブランケットの頭上では、真っ白いマストは月来香のように、さもなければ、溶けたロウのように浮き上がり、ゆったりと波のリズムで揺れていた。そのすべてが気高い祈りのようであり、あまりにもドラマティックだったから、どうしてもわたしは、アオをわたしのカンバスの上へとは、連れ去ることは出来なかった。闇と見紛う果てしないアオが、いつも眩しかった。常夏の島にも、たしかに訪れるセンシティヴな四季が、十九回目に巡った時、わたしは水平線の向こう側の、冬に桜咲く地を訪れた。そこで出会った聖なるものは、秘密裏にわたしと同じフライトに乗り、戻った島の日常に、知らぬ間に音も立てずに潜んでいた。乾き切った島の丘に待望の雨が降り続き、待ちくたびれた野の花たちは、一斉に歌い出すように咲きほころぶと、丘の斜面に太陽色を敷き詰めた。濡れた土の匂いと一緒に。ひとしきりの午後雨が終わりとなり、しっとりと安心感に満たされた霧夜の始まりの出来事だった。聖なるものは、突如わたしのカンバスに、それは真新しいアオを誕生させた。森閑としたひととき。十ものまっさらなカンバスが、途端に、あれほどまでに胸を掴まれ、わたしが拐うことを戸惑った、あのアオに染められた。※アオ=ハワイ語で「光」の意。詳細清春芸術村 × 山崎美弥子 アートプロジェクト「KIND OF BLUE」会期:2023年3月10日(金)~3月12日(日) 10:00~17:00(入館は16:30まで)場所:山梨県北杜市長坂町中丸2072 清春芸術村休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日休み)入館料:一般1,500円、大・高校生1,000円、小・中学生無料、障がい者手帳持参者 1000円/付き添い 500円、犬(小型犬のみ) 500円■限定イベント ※ドレスコード:ブルーのアイテムを身に纏って参加開催日:3月11日(土)13:30-13:45 フラパフォーマンス(山崎美弥子の長女&次女による)/白樺美術館 ※無料14:00-15:00 早坂香須子x山崎美弥子 トークショー /ルオー礼拝堂 ※先着30名予定。無料。15:30-16:30 レイメイキングワークショップ(山崎美弥子の長女&次女による) /ラ・パレット ※先着30名予定。ひとり5,000円。応募フォームなど、詳細は後ほど発表される予定。<販売会>絵画展示&限定数販売/ラ・パレット※シリーズKIND OF BLUEより15センチ×15センチ 約10点販売
2023年03月02日兵庫県立芸術文化センターは7月14日(金)から、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2023『ドン・ジョヴァンニ』を上演する。同プロデュースオペラがモーツァルトを採り上げるのは2017年の『フィガロの結婚』以来6年ぶり。2014年の『コジ・ファン・トゥッテ』と併せ、モーツァルトオペラの最高峰を形作るいわゆる「ダ・ポンテ三部作」がすべて上演されることになる。世界の第一線で活躍する歌手、そして日本を代表する歌手たちが結集するダブルキャストで全8公演が行われる。佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2023 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」チケット情報『ドン・ジョヴァンニ』はスペインの伝説に現れる色事師。放蕩の限りを尽くし、数々の女性を誘惑し、最後は地獄へ落ちる。モーツァルトと脚本家のダ・ポンテはこの物語をもとに喜劇でありながら悲劇の要素も内包し、恋愛心理の機微にも触れる魅力的なオペラを書き上げた。主人公が地獄へ落ちるクライマックスの怪奇な迫力などは、モーツァルトにしか書けなかった場面と言えるだろう。演出は同プロデュースオペラで『コジ・ファン・トゥッテ』『フィガロの結婚』を手掛けた元メトロポリタン歌劇場首席演出家のデヴィッド・ニース、また装置・衣裳をロバート・パージオラが担当。壮麗な美術や20世紀半ばをイメージしたという衣裳デザインの中、正統的で重厚なステージを創り上げる。2月15日には製作発表記者会見が行われ、佐渡裕とタイトルロールを歌うバリトンの大西宇宙、ドンナ・アンナを歌うソプラノの高野百合絵が登壇した。物語の中心となるドン・ジョヴァンニと3人の女性、ドンナ・アンナ、ドンナ・エルヴィーラ、ツェルリーナのとの関わりについて記者から問われた大西は「それぞれがこのオペラの中で現在と過去と未来を表しているようにも思える存在。最後に幸せになるのが誰かを考えてみると、この作品が書かれた時代が見えてくる気がする」と主役ならではの洞察を、また高野はドンナ・アンナの目線から「彼女自身、なぜ自分がドン・ジョヴァンニに惹かれているのか、父の仇でもある彼を憎んでいるのか惹かれているのか最後までわからなかったのではないか」と語り、主人公のミステリアスな魅力に迫った。こうした中、指揮を務める佐渡裕は「『ドン・ジョヴァンニ』はモーツァルトの二面性ともいうべき多彩な表情に溢れた作品。愛を語る甘美な旋律があるかと思えば非常にドラマチックな響きも現れるなど、美しいもの、恐ろしいものほかさまざまな要素が何重にも重なり合って構築されているオペラです。その音楽を劇場空間いっぱいに響かせて皆さまにお届けできることを楽しみにしています」と語り、公演への自信をうかがわせた。チケットは2月26日(日)発売。文:逢坂聖也
2023年02月21日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)は、2023年8月26日(土)から11月23日(木・祝)まで現代アートの芸術祭 六甲ミーツ・アート芸術散歩2023「beyond」を開催します。今年は、神戸市ならびに阪急阪神ホールディングス株式会社の支援を受け、招待アーティストの拡充や芸術祭の象徴となる拠点エリアの整備、トレイルエリアの新設に加え、子どもたちが現代アートに触れられる機会を創出する等、新施策に取り組みます。それにより芸術祭をさらに充実させて関西を代表する芸術祭を目指し、芸術文化振興に寄与してまいります。また本芸術祭の開催に伴い、公募部門として景観、自然、文化や施設の特性を活かしたアート作品を2023年3月20日(月)から5月7日(日)まで募集します。今年は招待・公募をあわせて46組の参加を予定しています。※公募に関する概要は、次をご覧ください。≪六甲ミーツ・アート芸術散歩2023「beyond」新施策≫■招待アーティストの拡充これまで以上に招待アーティストを拡充し、日本のみならず海外でも活躍しているアーティストの招聘に力をいれます。■芸術祭の象徴となる拠点エリアの整備・一部作品の常設化野外アート作品エリアを新設し、一部作品を芸術祭の会期終了後も展示することで、会期外でもアート作品を鑑賞できる場を創出します。■トレイル・別荘エリアの新設徒歩で移動しながら作品を楽しむトレイルルートを設定し、その道沿いにも作品を展示することで、今まで以上に徒歩による作品めぐりを楽しめるようにします。■子どもたちがアートに触れ合える機会の創出ワークショップ等を通じて自然の中で子どもたちが現代アートに触れられる機会を増やし、次世代の文化芸術の担い手や支え手を育てていきます。<六甲ミーツ・アート芸術散歩2023「beyond」とは>六甲ミーツ・アート芸術散歩は、神戸・六甲山上で毎年開催される現代アートの芸術祭です。2010年からこれまでに延べ470組以上のアーティストが参加しました。この間、アートやアーティストを取り巻く環境、そして社会は大きく変化しましたが、アーティストの表現に対する熱量は日増しに高まっています。14回目の開催にあたる本芸術祭は、六甲ミーツ・アート芸術散歩2023「beyond」として新しく生まれ変わります。分断や数々の困難の中で果敢に社会との接続や共生を模索し、自己の表現に挑むアーティストと共に、自然豊かなレジャーと観光の場で新しい芸術祭をつくりあげます。そして六甲山の景観、自然、歴史、文化や施設の特性を活かし、自由な発想や創造力で芸術文化の魅力を高め、発信します。≪六甲ミーツ・アート芸術散歩2023「beyond」開催概要≫■会期2023年8月26日(土)~11月23日(木・祝)関連イベント[ひかりの森~夜の芸術散歩~]夜間鑑賞作品とライトアップが満喫できる[ひかりの森~夜の芸術散歩~]を下記日程で開催。2023年9月23日(土・祝)~11月23日(木・祝)の土日祝の夜間。■総合ディレクター/キュレーター高見澤清隆インディペンデント・キュレーター、六甲ミーツ・アート芸術散歩2023「beyond」総合ディレクター/キュレーター≪公募作品の募集について≫六甲ミーツ・アート芸術散歩2023「beyond」の作品プラン(公募アーティスト)を募集します。1次審査、実現性審査を通過した15組(予定)の入選者には制作補助金として25万円(税込)を提供し、作品制作を行っていただきます。【スケジュール】募集期間:2023年3月20日(月)~5月7日(日)・Web応募の場合:最終日の24時締切。・郵送の場合:当日消印有効、持ち込み不可。1次審査:5月下旬実現性審査:6月上旬入選者発表:6月下旬(Webサイト等で発表)2次審査:8月24日(木)各賞発表・表彰式:8月25日(金)【応募資格】年齢や国籍、プロ、アマチュア、個人、団体などは一切問いません。【応募基準】・六甲山の自然や景観、歴史、文化、会場施設の特性を活かし、自由な発想や創造力で芸術文化の魅力を高め、発信する作品プランを募集。・作品のジャンルや手法、素材、形態、サイズなどは自由。・展示期間中、どのような天候や自然環境にも耐えられる作品であること。※耐久性を十分に考慮した作品については、本芸術祭終了後に神戸市内の他の場所で再展示することを目的に、神戸市が購入する場合があります。神戸市購入実績:佐川好弘「胸の土器土器」(六甲ミーツ・アート 芸術散歩2021 JR三ノ宮駅前特別展示)【応募方法】・Web応募の場合:公式Webサイトの応募フォームより( )・郵送の場合:応募書類に必要事項を記入し、以下の宛先まで郵送。郵送の応募宛先〒657-0101神戸市灘区六甲山町一ヶ谷1-32六甲山観光株式会社 六甲ミーツ・アート芸術散歩2023「beyond」公募係【備考】・会場の合同下見会を2023年4月15日(土)、16日(日)の13時から行います。(予定)※参加ご希望の場合は希望日の3日前までにお申込みください。詳しくは公式Webサイトをご確認ください。( )■審査員について ※敬称略、順不同雨森 信Breaker Projectディレクター、インディペンデント・キュレーター小山田 徹美術家/公立大学法人京都市立芸術大学美術学部長・教授三分一 博志建築家(「自然体感展望台 六甲枝垂れ」設計者)芹沢 高志P3 art and environment 統括ディレクター中野 仁詞公益財団法人神奈川芸術文化財団 学芸員森 司公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 事業部 事業調整課長山川 佳乃六甲山観光株式会社 六甲ミーツ・アート芸術散歩2023「beyond」ディレクター/キュレーター高見澤 清隆インディペンデント・キュレーター、六甲ミーツ・アート芸術散歩2023「beyond」総合ディレクター/キュレーター ※1次審査のみ参加■六甲ミーツ・アート芸術散歩2023「beyond」公募大賞・グランプリ 1組(賞金100万円)・準グランプリ 1組(賞金30万円)・奨励賞 1組(賞金10万円)≪備考≫上記に加え、芸術祭の会期中、招待アーティストを含む全出展アーティストを対象に、来場者が投票を行い六甲ミーツ・アート芸術散歩2023「beyond」オーディエンス大賞を選出予定です。新たな賞の追加及び、内容に変更が生じた場合はWebサイトで発表します。※2023年2月10日(金)現在の情報です。2022年は上記に加え次の賞が選出されました。【企業・団体が選出する賞】・神戸市長賞(提供:神戸市)1組 賞金30万円(対象:公募入選作品)1組 賞金20万円(対象:招待アーティストの作品)・有馬温泉 太閤の湯賞(提供:株式会社有馬ビューホテル)1組 賞金10万円(対象:全作品)・兵庫宅建ハトマーク賞(提供:一般社団法人 兵庫県宅地建物取引業協会)1組 賞金10万円(対象:公募入選作品)・主催者特別賞(対象:招待アーティストの作品)1組 賞金10万円(提供:六甲山観光株式会社)南洋真珠ペンダント(提供:有限会社イソワインターナショナル)【六甲ミーツ・アート芸術散歩2022 オーディエンス大賞】・第1位 1組 賞金50万円・第2位 1組 賞金20万円・第3位 1組 賞金10万円(提供:一般社団法人 兵庫県宅地建物取引業協会)【参考】過去の公募大賞グランプリの作品(過去6年間)六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月10日2023年4月15日(土)・16日(日)に、一流の伝統芸術のアーティストが新潟に集うイベント「ART MIX JAPAN 2023(以下 AMJ)」(運営:アートミックスジャパン実行委員会)が開催されます。パンデミック禍の中止・縮小化を経て、20を超えるアーティストが集うフル開催形態は4年ぶりとなります。4年ぶりとなるART MIX JAPAN<ART MIX JAPANとは>人間国宝、ユネスコ無形文化遺産、ハリウッド…日本を代表する伝統芸術のアーティストが新潟に一堂に集う2日間。落語や狂言、声明や三味線、神楽など20を超える舞台公演を、1公演45分で解説付で鑑賞できるほか、多彩な関連企画も用意し、普段伝統芸術に馴染みのない人もハシゴしながら楽しめるイベントです。2023年度はG7サミットとのコラボ企画や、関連するワークショップも開催されます。料金は2,500円~(公演により異なる・要事前予約)、3公演以上の鑑賞でお得なマネー券が発行される「はしご割」や、15歳以下のお客様には無料で鑑賞できる「U15制度」などもご用意しています(※別途要手数料)。<ART MIX JAPAN 2023開催概要>■開催日 : 2023年4月15日(土)・16日(日)■会場 : りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館/燕喜館/白山公園(空中庭園)■主催 : アートミックスジャパン実行委員会(新潟総踊り祭実行委員会)新潟商工会議所■公式サイト: ■チケット一般販売開始: 2月5日(日)全公演のチケット、インターネット、電話、取扱店、コンビニエンスストアで販売が始まります。※現在先行販売実施中(インターネットのみ)[出演者]※敬称略大和國 総本山 長谷寺(声明)/城南海(奄美民謡・ポップス)/伊勢大神楽 山本勘太夫社中(旅神楽)/野村万蔵家(狂言)/上間綾乃(唄・三線)/レナード衛藤(和太鼓×ダンス)/[人間国宝]奥村旭翠(筑前琵琶)/津軽三味線小山流三代目 小山豊・林正樹(津軽三味線×ピアノ)など21公演<プレイベント開催>2月4日(土)、AMJに出演する<にいがた総おどり>と<佐藤知・田村佑介>が、プレイベントに出演します。ラジオ公開収録及びパフォーマンスイベント「ART MIX JAPAN RADIO/REC vol.5・6」で、当日の見どころの紹介やパフォーマンスの一部を披露します。当日の魅力をご体感いただけるショッピングモールの無料イベントとなります(チケットも現地販売)。<プレイベント開催概要>■場所 : イオンモール新潟南 1Fマリンコート(新潟市江南区下早通柳田1-1-1)■日時 : 2023年2月4日(土)開場11:30/開演12:00Vol.5 音魂 佐藤知、佐藤悠紀(津軽三味線)/本間航(太鼓)/田村佑介(太鼓・篠笛)2023年2月4日(土)開場14:30/開演15:00Vol.6 にいがた総おどり■公式サイト: ※FM新潟のラジオ番組「ART MIX JAPAN RADIO」(毎週日曜9:00~)の公開収録イベントとなっております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月03日アート×ヒト×社会の関係をStudyする芸術祭『Study:大阪関西国際芸術祭2023』が1月28日(金)から2月13日(日)まで開催される。「Study:大阪関西国際芸術祭2023」チケット情報本イベントは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を契機に、ソーシャルインパクト(文化芸術経済活性化や社会課題の顕在化など)をテーマとした世界最大級のアートフェスティバル「大阪関西国際芸術祭(仮)」の開催をめざすにあたり、それらの実現可能性を検証するためのプレイベントだ。第2回となる今回は、関西に縁あるアーティストの展覧会をはじめ、国内外のギャラリーが出展し誰もが作品購入を楽しめるアートフェア、そしてアートの可能性を引き出すべくテーマ性を持ったカンファレンスの実施が予定されている。さらにはレストランを会場に、期間限定で食とアートのコラボレーションを実現するアートダイニングなど、芸術祭会期の17日間、アートを『みる』『買う』『食す』『学ぶ』、多彩なプログラムが実施される。チケット(共通パス)は発売中。全会場(展覧会、アートフェア)に開催期間中、何度でもご入場いただけます(※一部、パスのみではご入場いただけない会場があります(別途料金必要))。<展覧会会場>船場エクセルビル大阪府立中之島図書館THE BOLY OSAKAkioku手芸館「たんす」ゲストハウスとカフェと庭 釜ヶ崎芸術大学飛田会館グランフロント大阪(北館ナレッジキャピタル、うめきた広場 サブスペース 、うめきたSHIPホール)<アートダイニング会場>特別メニューを実施!・花外楼 北浜本店特別内覧会/2月6日(月)~8日(水) 15:00~17:00※特別内覧会ではお食事なしで作品がご覧いただけます。・ルポンドシエル・ボンカリテ
2023年01月27日クリエイティブ・リンク・ナゴヤは新たな文化芸術の価値の創造を通じて、都市の活力・魅力を向上させることを目的に名古屋市が2022年10月に新たに設置した文化芸術支援組織です。2022年度はとくに文化芸術と他分野との連携を促進するため、助成A、助成Bは社会連携をテーマとし、また、助成Cを若手アーティストのキャリアアップのためのポートフォリオ制作支援、助成Dをデジタル広報にかかる費用を助成対象として公募しました。採択結果は下記となりました。詳細URL: クリエイティブ・リンク・ナゴヤ■2022年クリエイティブ・リンク・ナゴヤ助成事業 採択結果種別 :助成A 社会連携:文化芸術分野からの他分野との連携対象:アーティスト・文化芸術団体(助成上限額:100万円)応募数:19採択数:3種別 :助成B 社会連携:観光・まちづくりの立場からの文化芸術活動との連携対象:アーティスト・文化芸術団体以外(助成上限額:100万円)応募数:7採択数:1種別 :助成C キャリアアップ:ポートフォリオ制作支援対象:39歳以下の若手アーティスト・文化芸術団体(助成上限額:30万円)応募数:26採択数:7種別 :助成D:文化芸術活動の効果的なデジタル情報発信対象:アーティスト・文化芸術団体(助成上限額:15万円)応募数:15採択数:6応募数 合計:67採択数 合計:17採択事業(助成C以外)は、2月から3月にかけて実施されますので、ぜひご鑑賞・ご参加をいただきますよう、ご案内いたします。アートがつながる ∽ アートでつなげる 1■採択事業の応募状況・採択結果についてクリエイティブ・リンク・ナゴヤとして初めての助成事業で、短い公募期間ではありましたが、助成の意図に合致した活動を採択することができました。助成Aは、まちづくり分野が2件、国際交流分野が1件の採択となり、助成Bは、まちづくり分野が1件の採択となりました。分野別応募数(複数回答可)の助成Aの上位3位はまちづくりが11件、教育が8件、国際交流が7件、助成B(複数回答可)はまちづくりが7件、観光が1件でした。助成ABとも申請者のみでなく他団体や他関係者との連携がなされ、文化芸術活動と連携分野との実効的な協働がなされていることを重点に選考を行いました。助成Cは美術が5件、音楽1件、伝統芸能が1件の採択となりました。領域別応募数では美術が16件、音楽が7件、舞台芸術が3件、伝統芸能が1件となりました。自身のキャリアプランを中長期的にとらえ、今回のポートフォリオを戦略的に活用する視点を重視して選考を行いました。反面ポートフォリオ活用が美術以外では浸透していない面があり、今後の若手アーティスト支援では他領域でもより効果的な手法を踏まえて助成を検討していきます。助成Dはデジタル広報助成として6件を採択しました。広報費支援でしたが、WEB上での表現活動のみや、ホームページ構築のみでの応募もあり、対象外となりました。また、WEBやSNS広報そのものが普及していない層がいると推測され、今後はデジタル広報の手法も含めてサポートしていくことを検討していきます。■採択事業・採択者紹介【助成A】事業名 :名古屋観察アーティストブック制作&集中トークシリーズ(仮)採択金額:1,000,000円実施者名:鈴木 一絵(すずき かずえ)連携分野:国際交流期日 :2023年3月11日・12日会場 :名古屋市中川区外新町2丁目84「Q SO-KO」事業内容:東南アジアとのアート交流プロジェクトSEASUNを主宰する鈴木 一絵が企画。鈴木は名古屋市内の空き倉庫を改修し、新たな文化発信拠点としての整備を進めている。本助成ではタイの作家プラープダー・ユンとロンドン在住のアーティスト・さわひらきを名古屋へ招聘し、名古屋の文化資源や魅力について調査を行う。調査結果をアーティストブックとしてまとめ、2023年3月、名古屋市内にて複数回トークイベントを開催する。アーティストの目線から観察した名古屋のまちの魅力・特徴をひろく市民へ公開するとともに日本国外への訴求も視野にいれ、名古屋の多様性を発信してゆく。事業名 :umino-ito ~かつての海辺でうまれる縁の糸採択金額:1,000,000円実施者名:タキナオ連携分野:観光・まちづくり期日 :2023年3月13日~17日会場 :笠寺観音境内会館前事業内容:ギャラリー空間に限らず、まちなかでの展示、パフォーマンス、ワークショップを行うアーティスト。「笠寺観音」として親しまれている笠覆寺の境内を会場に、美術作品としてのインスタレーションを設置し、その中で生命の誕生をテーマとしたパフォーマンス公演「海を孕みくる」とワークショップを開催する。参加者がワークショップで制作した手作り楽器はかんでらmonzen亭協力のまちあるきイベント「まつこ島チンドンやさん(仮)」や翌日開催される「umino-itoまちあるきツアー(仮)」でも使用され、地域の人々がアートに親しむ機会を創出する。事業名 :新たな文化的ハブを拠点に行う地域の生活と多種多様なお店を回遊する日採択金額:1,000,000円実施者名:鷲尾 友公(わしお ともゆき)連携分野:観光・まちづくり教育・産業期日 :2023年3月18日(予定)会場 :名古屋市北区清水、大杉、杉村地区事業内容:名古屋在住のアーティスト鷲尾 友公は、独学で絵画を学び、これまでイラストやデザイン、映像など多岐にわたる制作活動を展開してきた。今回、名古屋市北区清水、大杉、杉村地区にてイベントを開催する。地域交流の場としてアーティストが改修を進めている倉庫を中心に、地域各所で日常的に行われている活動を垣間見ると共に食・音楽・パフォーマンス等を回遊するイベントを行う。世代の移り変わりと共に空き家の増加や高齢化が進む地区で、アートを通じた土地の魅力の再発見、地域コミュニティの形成と交流の場作りを目指す。【助成B】事業名 :クリチャレー名駅南クリエイティブチャレンジー採択金額:1,000,000円実施者名:名駅南地区まちづくり協議会連携分野:まちづくり期日 :2023年3月3日~10日会場 :クリばこ、祢宜公園(名古屋市中村区名駅南)事業内容:名駅南地区を対象に文化芸術活動を活かしたまちづくりを推進する団体。レンタルスペース(クリばこ)と駐車場や都市公園を舞台に、来場者が劇場型パフォーマンス、ストリートアートなどに出会い、参加体験できる「クリチャレ SEED NIGHT」と、クリエイターと来場者の共作によってSPROUT(発芽)した作品を展示する「クリチャレ FLOWER WEEK」を開催。この地域で持続的にクリエイティブな機運を高めるための社会実験であり、また来場者とクリエイターの出会いを促し、新たなコラボレーションやビジネス機会につなげることを目指すプロジェクト。【助成C】事業名 :Clarinet Ensemble みたらしだんご採択金額:300,000円芸術分野:音楽/クラシック音楽事業名 :ケルベロス・セオリー採択金額:300,000円芸術分野:美術/現代美術実施者名:登龍亭獅鉄(とうりゅうてい してつ)採択金額:300,000円芸術分野:伝統芸能/落語事業名 :Barrack(ばらっく)採択金額:300,000円芸術分野:美術/現代美術実施者名:文谷 有佳里(ぶんや ゆかり)採択金額:297,000円芸術分野:美術/現代美術実施者名:山口 由葉(やまぐち ゆいは)採択金額:300,000円芸術分野:美術/現代美術実施者名:山下 拓也(やました たくや)採択金額:300,000円芸術分野:美術/現代美術【助成D】事業名 :R.E. Awardアーティストトーク採択金額:150,000円実施者名:大野 高輝期日 :2023年3月上旬会場 :港まちポットラックビル事業名 :なごや弁講座採択金額:150,000円実施者名:歌謡劇団女の一生 NAGOYA期日 :2023年3月19日会場 :揚輝荘 多目的ホール事業名 :つつみあつき クラリネット コンサートvol.95採択金額:143,002円実施者名:つつみあつき期日 :2023年2月23日会場 :愛知芸術文化センター 中リハーサル室事業名 :こども向け造形アート・ワークショップ採択金額:150,000円実施者名:野田 智之期日 :2023年3月4日会場 :中川児童館事業名 :名古屋芸術大学デザインプロデュース・地域プロジェクト採択金額:143,000円実施者名:公益財団法人古川知足会 古川美術館・分館爲三郎記念館期日 :2023年2月13~27日会場 :爲三郎記念館事業名 :「アートのおしえかた」番組制作・公開と公開収録イベント開催採択金額 :150,000円実施者 :山田 亘期日・会場:番組放映:3月24日/ArtFarmingTV公開収録:3月中旬/長者町コットンビルなど*助成C、助成Dの詳細はクリエイティブ・リンク・ナゴヤ ブログでご覧いただけます。 【クリエイティブ・リンク・ナゴヤ 概要】所在地 : 〒460-0008 名古屋市中区栄三丁目18番1号ナディアパークビジネスセンタービル 19階理事長 : 田中 英成事務局長: 徳永 智明設立日 : 2022年10月25日Twitter : Facebook: ブログ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月26日「和」をテーマとした舞台芸術の発表や、お茶席、美術作品や華道展示の濃厚な4日間様々な分野の芸術を楽しめるイベントが、2023年2月2日(木)~5日(日)にポポロで開催されます。美術、華展、お茶席、和太鼓などの舞台芸術を楽しめる4日間となっています。ホワイエでは美術展や華展、お茶席、こどものアトリエ作品展、ホールでは伝統芸能の発表が行われます。小中学生対象のお茶点て体験やワークショップも開催され、お子様から大人の方まで芸術を身近に楽しめる空間となっていますので、ぜひご家族そろって遊びにお越しください。入場料は無料(お茶席は1席500円)です。チラシ表面チラシ裏面【美術展】(ホワイエ)和をテーマにした約20点の作品展示2月2日(木)~5日(日)9:00~17:00*最終日は16時まで【こどものアトリエ作品展】(ホワイエ)講座にて制作した作品展示2月2日(木)~5日(日)9:00~17:00*最終日は16時まで【華展】(ホワイエ)40点の作品展示2月4日(土)、5日(日)9:00~17:00*最終日は16時まで【お茶席】(ホワイエ)お茶券 一席500円2月5日(日)10:00~16:00【体験】お茶を点ててみよう!(小中学生対象)500円【こどもワークショップ】(ホワイエ)紙コップを使ってタコプターをつくろう!【無料】2月5日(日)10:00~16:00(所要時間15分)【伝統芸能】(ホール)和太鼓、民謡、日本舞踊、邦楽、箏などの伝統芸能の公演2月5日(日)13:30~16:30みはら芸術祭2023 : 広島県三原市の三原市芸術文化センター[ポポロ] : イベント情報イベント名:みはら芸術祭2023会場:三原市芸術文化センター(広島県三原市宮浦2-1-1)開催日時:2023年2月2日(木)~2月5日(日)入場料:無料*お茶席は1席500円主催:一般財団法人みはら文化芸術財団後援:三原市協賛:ゑびす家 / お茶の平野園ご来場の皆様へ当ホールでは「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」に基づき、感染拡大防止に努めて公演を実施して参ります。ご来場の際にはマスク着用、手指消毒、検温などの感染防止対策に、ご協力をお願いいたします。アクセス◎JR三原駅より4番バス乗り場「田野浦線」で5分「芸術文化センターポポロ・医師会病院入口」下車すぐ◎山陽自動車道本郷ICより約30分。福山西ICより約30分※駐車場には限りがございます。地図 : 主催者概要団体名:一般財団法人みはら文化芸術財団所在地:広島県三原市宮浦2-1-1三原市芸術文化センター ポポロ設立:2019年11月27日URL: お問い合わせ先三原市芸術文化センターポポロ(一般財団法人みはら文化芸術財団)電話番号:0848-81-0886E-mail: event@mihara-caf.jp 公式facebook : 公式twitter : 公式Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月22日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)は、神戸・六甲山の山上施設を舞台に繰り広げる現代アートの芸術祭 六甲ミーツ・アート芸術散歩2023「beyond」の開催を決定しました。2010年に開始した六甲ミーツ・アート芸術散歩も14回目を迎えます。この間、アートやアーティストを取り巻く環境、そして社会は大きく変化しましたが、アーティストの表現に対する熱量は日増しに高まっています。分断や数々の困難の中で果敢に社会との接続や共生を模索し、自己の表現に挑むアーティストと共に自然豊かなレジャーと観光の場で新しい芸術祭をつくりあげていきます。そして多くの方に、芸術散歩を通して神戸・六甲山の魅力を知っていただきたいと考えています。今後の情報につきましては公開予定のWebページ内にて随時お知らせいたします。≪六甲ミーツ・アート芸術散歩2023「beyond」開催概要≫【会期】2023年8月26日(土)~11月23日(木・祝)[ひかりの森~夜の芸術散歩~]開催2023年9月23日(土・祝)~11月23日(木・祝)の土日祝の夜間。【会場】六甲山上施設【総合ディレクター/キュレーター】高見澤清隆■出展アーティスト、展示作品について公募によって選出されたアーティストと招待アーティストの作品を展示し、これまで総勢約470組以上のアーティストが六甲山上で作品の展示を行ってきました。六甲山上の観光施設を主な会場としてオープンエアな環境で六甲山の自然とアート作品を楽しみながら、会場となる各施設それぞれの魅力もお楽しみいただけます。今年のアーティストについては決まり次第随時Webページで発表します。■芸術祭のイメージ六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月26日芸術監督たちが芸術監督制度の在り方などを語り合うトークイベント『芸術監督公開トークシリーズVol.3 ー創作の場としての公共劇場ー』が、2023年1月12日(木)にKAAT 神奈川芸術劇場にて開催される。『芸術監督公開トークシリーズ』と銘打ち、現役の公共劇場の芸術監督たちが、芸術監督制度の在り方や課題等について自由に語り合う一般公開のトークイベントシリーズ。第3弾となる今回は、世田谷パブリックシアター、彩の国さいたま芸術劇場に続き、KAAT 神奈川芸術劇場にて開催となる。今回は小川絵梨子、近藤良平、長塚圭史が登壇し、オブザーバーに白井晃、また、穂の国とよはし芸術劇場・芸術文化アドバイザーである桑原裕子氏をゲストに迎え、「創作の場としての公共劇場」をテーマに語り合う。進行役には、第1弾に続き、各芸術監督からの信頼が厚い俳優の成河が務める。トークシリーズ第3弾によせて(KAAT 神奈川芸術劇場芸術監督 長塚圭史)2022年4月に世田谷パブリックシアターではじめて開催して以来、ご好評いただいている芸術監督公開トークシリーズ。彩の国さいたま芸術劇場での第2回に続き、第3回目はKAAT 神奈川芸術劇場で開催致します。公共劇場とはどんな場所で、芸術監督とはどんな仕事をしているのかということを、引き続き各館の芸術監督が一堂に会してざっくばらんに話し合います。今回は「創作の場としての公共劇場」という副題を添えました。それぞれの劇場がアーティストにどのような創作環境を提案し、実践しているのか、また如何なる理想や未来を思い描いているのかを語らいます。劇場は作品が上演されるだけではなく、さまざまな試行の場ともなっていることを少しでも皆様に知っていただければと思います。今回はゲストに穂の国とよはし芸術劇場文化アドバイザーである劇作家・演出家・俳優の桑原裕子さんをお招きします。また第1回でも司会進行を務めてくれました俳優の成河さんが再びマイクを握ります。聞きにくいけど聞いてみたいこともぐんぐん切り込む成河さんのMCにもご期待ください。それでは劇場でお待ちしております。『芸術監督公開トークシリーズVol.3 ー創作の場としての公共劇場ー』日時:2023年1月12日(木)19:00会場:KAAT 神奈川芸術劇場<ホール>定員:200名(入場無料・要予約・先着順)登壇者:小川絵梨子(新国立劇場演劇芸術監督)近藤良平(彩の国さいたま芸術劇場芸術監督)長塚圭史(KAAT 神奈川芸術劇場芸術監督)ゲスト:桑原裕子(穂の国とよはし芸術劇場芸術文化アドバイザー)進行役:成河オブザーバー(オンライン参加):白井晃(世田谷パブリックシアター芸術監督)主催・企画制作:KAAT神奈川芸術劇場お問合せ:KAAT神奈川芸術劇場 TEL 045-633-6500(代)(10:00~18:00、年末年始を除く)※鑑賞サポート:本事業は舞台上での手話通訳付きです。お申し込みはこちら:
2022年12月14日2022年10月、名古屋市は新たな文化芸術の価値の創造を通じて、都市の活力・魅力を向上させることを目的に、文化芸術支援組織「クリエイティブ・リンク・ナゴヤ」を設置しました。<2022年度助成 書類応募期間>2022年12月1日(木)~12月18日(日)<クリエイティブ・リンク・ナゴヤ設立記念シンポジウム>2022年12月9日(金) 13時30分~15時00分イメージ画像名古屋市では、平成28年度に策定した「名古屋市文化振興計画2020」、および令和3年度に策定した「名古屋市文化芸術推進計画2025」において、「新たな文化芸術の推進体制(名古屋版アーツカウンシル*)」構築の検討を明記し、準備をすすめてきました。クリエイティブ・リンク・ナゴヤはその体制を担う中心的組織で、文化芸術やまちづくりなど多様な分野の有識者による理事会を意思決定機関とし、事務局には各芸術領域や地域連携領域の専門人材を民間から起用しています。長期的かつ包括的な視点で、自主的な文化芸術活動を戦略的に支援するとともに、観光やまちづくりなど他分野との連携・波及効果を創出し、その成果を名古屋市の文化政策に反映していくことがミッションとなります。このミッションを達成するために実施する主な事業は「助成・支援」「先駆的な事業の試行」「調査研究・情報発信」となります。「助成・支援」では、芸術家・文化芸術団体等の自主的な活動を専門的見地から支援し、名古屋の文化芸術の魅力を向上させていきます。「先駆的な事業の試行」では、観光・まちづくりなどと連携した先駆的な事業や人材育成プログラムを企画・立案し、他分野との協働を促進させ、文化芸術による新たな価値を創造していきます。「調査研究・情報発信」では、各事業の効果検証および政策立案に必要な情報を取りまとめ、市の文化政策や各事業に関する情報などを国内外に発信していきます。名古屋には1950年代末頃から現在まで、全国的に見ても先駆的な現代芸術の活動、芸術祭、音楽祭、フェスティバルなどが開催されてきた実績があります。芸どころ名古屋の伝統を受け継いだ市民団体、プロフェッショナルな芸術家やオーケストラ・劇団などの組織、公立や民間のホール・美術館・ギャラリーなどの文化施設、芸術関連の専門学部・学科を持つ大学・専門学校・高校などの教育機関、カルチャーセンターなどの層の厚さも名古屋の強みと言えるでしょう。クリエイティブ・リンク・ナゴヤはこのような名古屋の文化を担う市民の方々、そして、まちづくりや地域活性化など名古屋の魅力向上に取り組む市民の方々と幅広く協働し、新たな潮流を生み出す触媒となり、名古屋の文化芸術活動のポータル機能として情報を発信していくことを目指します。2022年度はパイロットプログラムとしての助成を実施し、今後の取り組みの方向性に反映していく予定です。またこの度、クリエイティブ・リンク・ナゴヤの設立趣旨をご紹介するシンポジウムを開催する運びとなりました。詳細は下記をご覧ください。助成募集【2022年度 クリエイティブ・リンク・ナゴヤ助成事業 募集】<実施主旨>文化芸術活動への助成・支援はクリエイティブ・リンク・ナゴヤの主要事業のひとつです。「文化芸術基本法」(平成29年6月改正)の基本理念には、文化芸術を創造し、享受することが人々の生まれながらの権利であると明記されています。公的資金による助成活動は、文化芸術のつくり手の育成と、質の高い芸術の創造が目的であることを前提としながら、対象事業の観客、参加者、関係者などの市民の幸福のためにも実施されるべきものです。したがって、同理念にあるように「観光、まちづくり、国際交流、福祉、教育、産業その他の各関連分野における施策との有機的な連携」が必要となってきます。名古屋には文化芸術分野の施設が数多く整備され、様々な規模の芸術祭などの活動が存在し、プロフェッショナルやアマチュアの芸術家・芸術団体の層も充実しています。名古屋の持つこれらの強みを、他分野との連携でさらに発展させることが、新たな都市の魅力づくりにもつながると我々は考えます。クリエイティブ・リンク・ナゴヤはこれらを踏まえ、初年度は文化芸術と他分野との連携を促進するため、助成Aを「文化芸術分野からの他分野との連携」、助成Bを「観光・まちづくりの立場からの文化芸術活動との連携」のために設定します。また、助成Cを若手アーティストのキャリアアップをサポートするための「ポートフォリオ制作支援」、助成Dを「文化芸術活動の効果的なデジタル情報発信」のために設定します。本助成は今後のクリエイティブ・リンク・ナゴヤの方向性を定めていく上で重要な取り組みとなります。どうぞ柔軟な考え方で多彩なエントリーをいただきますよう、ご協力をお願いいたします。<公募種別>■助成A 社会連携(上限100万円)対象:アーティスト・文化芸術団体■助成B 社会連携(上限100万円)対象:アーティスト・文化芸術団体以外の団体・事業者■助成C キャリアアップ(上限30万円)対象:39歳以下の若手アーティスト・文化芸術団体■助成D 広報・情報発信(上限15万円)対象:アーティスト・文化芸術団体<採択予定数>助成A 2件程度、助成B 2件程度、助成C 5件程度、助成D 10件程度<スケジュール>書類応募期間:12月1日(木)~12月18日(日) 最終日必着■助成A、助成B、助成C:一次審査(書類)通過の活動に、二次審査(プレゼンテーション面接)実施一次審査結果通知:12月23日(金)までに書類審査による結果をメールでご連絡します二次審査 :12月26日(月)27日(火)いずれか1日 20分程度*プレゼンテーション面接、名古屋市内(栄近辺)で実施予定二次審査結果通知:12月28日(水)までに審査結果と助成金額をメールでご連絡します■助成D(書類審査のみ)審査結果通知:12月28日(水)までに書類審査と助成金額をメールでご連絡します<オンライン事前相談会>12月12日(月) 19:00~20:00無料Zoom配信(要申込)★各助成の詳細・応募方法・事前説明会予約方法などについては下記ページからご覧ください 名古屋市HPトップページ → 暮らしの情報 → 教育と文化と交流 → 文化・交流 → 文化・交流に関する取組み → 文化・芸術に関するイベント設立記念シンポジウム開催【クリエイティブ・リンク・ナゴヤ 設立記念シンポジウム】開催日時 :2022年12月9日(金)13時30分~15時00分会場 :名古屋コンベンションホール 大会議室406(グローバルゲート4F)主催 :名古屋市、クリエイティブ・リンク・ナゴヤプログラム:(1)開会あいさつ名古屋市副市長 松雄 俊憲(2)理事長あいさつクリエイティブ・リンク・ナゴヤ 理事長 田中 英成(株式会社メニコン代表執行役社長)(3)概要説明「クリエイティブ・リンク・ナゴヤの目指すもの、特徴、事業方針」クリエイティブ・リンク・ナゴヤ 事務局長 徳永 智明(名古屋市観光文化交流局文化芸術推進課長)(4)パネルディスカッション「クリエイティブ・リンク・ナゴヤへの期待」【パネリスト】クリエイティブ・リンク・ナゴヤ 理事 梶田 美香(名古屋芸術大学教授)クリエイティブ・リンク・ナゴヤ 理事 古橋 敬一(愛知学泉短期大学講師)アーツカウンシル・ネットワーク関係者クリエイティブ・リンク・ナゴヤ ディレクター【モデレーター】一般社団法人芸術と創造代表理事 綿江 彰禅(名古屋市新たな文化芸術推進体制設立アドバイザー)※プログラムおよび出演者は予告なく変更となる可能性がございます。聴講方法 :(1)現地聴講(先着順:50名程度) 下記ページからお申し込みください。 (2)オンライン聴講 下記ページからお申し込みください。お申し込み時にご登録いただいたメールアドレス宛に後日視聴用のURLをお送りします。 取り組みの三本柱*アーツカウンシルとは第二次世界大戦直後に英国で誕生し、今日では欧米諸国やシンガポール、韓国など世界各国で設置されている公的な文化芸術支援組織。日本では「文化芸術の振興に関する基本的な方針(第3次基本方針)」(平成23年)に「日本版アーツカウンシル」の導入が示され、第4次基本方針及び「文化プログラムの実施に向けた文化庁の基本構想」(平成27年)で本格導入と、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会での文化プログラムの実施を契機とした、都道府県、市町村などにおける将来的な地域版アーツカウンシルの創設の推進が示された。現在、東京、横浜、浜松、大阪、新潟など全国各地で取り組みが進んでいる。(「名古屋市文化芸術推進計画2025」 p.43)【クリエイティブ・リンク・ナゴヤ 概要】所在地 : 〒460-0008 名古屋市中区栄三丁目18番1号ナディアパークビジネスセンタービル 19階理事長 : 田中 英成事務局長: 徳永 智明設立日 : 2022年10月25日TEL : 052-211-9761(受付時間:平日 9:30~17:00)FAX : 052-291-4005e-mail : press@creative-link-nagoya.jp Twitter : Facebook: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月06日