「魔の2歳児」とはよく聞く言葉ですが、わが子のイヤイヤ期は1歳半くらいからスタート。特に「今していることをやめて、次の行動に移る」ときに激しく抵抗し、泣いて嫌がることが多々ありました。イライラして口調が厳しくなると、さらに泣きわめいて手に負えなくなるわが子……。しかし、少しの辛抱がそのあとのごきげんにつながるということに、あるとき気がついたのでした。 行動を変えるときにイヤイヤわが子のイヤイヤは、先輩ママの話を聞く限りではそこまで激しくはなかったようです。しかし「今していることをやめて別のことをする」ときの抵抗がとても激しく、苦労しました。 例えば「もう帰る時間だからこのおもちゃを片づけよう」というときはもちろんイヤイヤ。「公園で遊ぼう」というときは靴を履くのがイヤイヤ。やっと靴を履かせたと思ったら、階段の上り下りが楽しくてなかなか公園に行けず……。「行こう」と促すとイヤイヤ、といった様子でした。 急いでいるときは特にイライラ決まった時間に行かなければならない約束があるときなど、急いでいると特にイライラしてしまって大きな声で怒ってしまうこともありました。 するとさらに泣きわめき、泣き声にさらにイライラするし大声を出してしまった自分に嫌気が差して自己嫌悪……。そのあとのぐずぐずも長いので、「もう嫌!」と思うことが何度あったことか。説明してわかる年ごろではないので、どうしたらいいのかわからず困りました。 ちょっと我慢すればそのあとがラクにある日、でかけようとすると、また階段の上り下りに夢中になってしまいました。その日は急ぐ用事でもなかったので、まあいいかと遊ばせておくことに。15分くらいそうやって遊んでいたでしょうか。満足したのか飽きたのか、素直に車に乗ってくれ、とてもごきげんででかけることができました。 実は私は5分くらいで「早く終わらないかな」ともどかしくなっていたのですが、そこで切り上げさせていたらきっとまた大騒ぎだったでしょう。ちょっとの我慢がよかったのだと思いました。 以来、わが子のマイペースさにイラっとするたびに「ちょっと我慢」と辛抱することで、イヤイヤが少し減ったように思います。もちろん、わかってはいても気持ちに余裕がないとちょっとの我慢もできず、同じ後悔をすることもよくありました。 イラスト:imasaku監修/助産師REIKO 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2020年05月13日私は2歳の男の子と0歳の女の子のママです。2人目(長女)の妊娠期間から始まった息子のイヤイヤ期……。ごはんを食べること、着替えをすること、何でも嫌がり困っていました。切迫早産で自宅安静の間は息子と外出できなくてわかりませんでしたが、2人目を出産後に息子が歩いてくれなくて急に立ち止まる、手を振りほどいてどこかへ行ってしまう、抱っこをせがまれることが多くなっていました。そんななかで見つけた解決策をお伝えします。 道路脇の白線などを電車の線路に見立てて歩く私が住んでいる場所は住宅街ですが、自宅付近に歩道のない道があります。息子がそこで急に手を振りほどいて道の中央へ行こうとすることがあり、本当に困っていました。そんなときに道路の白線を電車の線路に見立てて、「◯◯(知っている電車の名前)発車しまーす!」などの声かけをして、ガタンゴトン、カンカンカンなどと言いながら歩くと、電車が大好きな息子には効果があり、歩いてくれるように。その際、安全のため白線から離れて内側を歩くように注意しました。ただ、歩道がある場所だと息子が車道に近い場所を通りたがり、うまくいきませんでした。 あえて車の多い通りを歩く電車だけではなく、車も好きな息子。今度は車の多い道を選ぶことにしました。車の多い道へ入る前に必ず車道には絶対に出てはいけないこと、歩道を歩くことを約束してから、飛び出せないようガードレールのあるところで車道側を私が歩くようにしました。 そして、車の多い道へ移動。「あ! あれはなぁに?」と車がくるたびに息子に聞きながら歩くと、これも効果あり! 「赤いくるま!」「ダンプトラック!」など大きな声で楽しそうに答えながら歩いてくれるようになりました。 かばんに車や電車のおもちゃを入れておくどうしても立ち止まってしまい、「抱っこして!」と言われてしまったら……。休憩しても気持ちが変わらないとき、車や電車のおもちゃを渡し、手を繋いでいないほうの手で持ってもらい、空中で走らせるまねをしてもらいました。 そして「◯◯(電車や車の名前)気持ち良さそうに走っているね!」などの声かけをしながら歩くと、これも効果あり! お気に入りのおもちゃなのでしっかりと持っていてくれるため、途中で飽きることもありませんでした。 私が2人育児をしていて大変なことの1つが、外出です。娘を抱っこしていると、息子まで抱っこするのはひと苦労。手を振りほどいて走られたら追いかけるのもさらにひと苦労です。外出するときは、これからも息子が大好きな電車や車に頼っていきたいと思っています。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:八木さつき2歳男児、0歳女児の母。ケアマネージャーの資格を取得。妊娠・出産・子育てに関する体験談を執筆している。
2020年04月23日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは!今回は久々、次女オコメのイヤイヤ期話です。言葉が達者になるにつれて、またまた反抗のバリエーションが増えてきました。どんどん増えていく言葉の数々に、成長を嬉しく思うと同時に、なかなかつらい攻撃も増えてきたわけで。何度も何度も、「嫌い」と言われてちょっとダメージが…。もちろん本人に“本気の悪気”は(あるかもしれませんが)ないのはわかっているのですが、まぁ言われて嬉しい言葉ではないですよね。それをわかっているのかどうなのか、寝る直前の絶妙なタイミングで、必ず愛を告白してくれるオコメ。小悪魔すぎる…!わかっています、イヤイヤ期の「嫌い」なんて、返事のようなもの。むしろ自分の意思表示の言葉であり、愛情の裏返しの言葉。わかってはいるんですよ。でもね。私の言葉が伝わったといえばそうなのかもしてません。でも、代わりの言葉があざとすぎる…! 小悪魔2歳児。もうこんなこと言われたら怒れませんよ。ええ。もうしばらく、勝てる気がしません。
2020年03月28日日本一のミスキャンパスを決める「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2020」が26日、都内で開催され、全国のミスキャンパスの頂点となる“ミス オブ ミス”に、日本大学2年の西脇萌さんが輝いた。トロフィーを受け取った西脇さんは、「不安だったんですけど、応援してくださった方のおかげでとることができました。本当にうれしいです!」とあいさつ。西脇さんには、テレビCM出演権や賞金50万円などが贈られた。なお、準ブランプリは千葉大学1年の森下花音さん、成蹊大学3年の松本颯加さんの2人。審査員特別賞は東洋大学3年の仲原舞子さん、立命館大学2年の中林奈々さん、立命館大学2年の西尾ゆいさんの3人。DHC賞は近畿大学4年の清水彩未さん、mysta賞は成蹊大学3年の松本颯加さん、ミスコレ賞は神戸学院大学3年の柿木風花さん、モデルプレス賞は東京大学3年の中澤莉佳子さん、アナトレ賞は関西学院大学2年の片山莉紗子さん、ミスリゼクリニック賞は立命館大学2年の西尾ゆいさん、ミスリゼウォーク賞は東京大学3年の中澤莉佳子さんが受賞した。
2020年03月26日次女は1歳7カ月ぐらいからイヤイヤ期に入り、2歳2カ月の今は「自分でやりたい」「自分のペースでやりたい」の真っ盛り! 私は、毎日思う通りにいかなくてイライラ。でも、少し接し方や言い方を変えるだけでイヤイヤ期の対応がラクになりました。今回はその対応の仕方についてお伝えしたいと思います。 朝の準備の順番を変える私には次女以外に幼稚園へ通っている長女がいます。そのため、朝は姉妹と自分の身支度とお弁当の準備で大忙し! イヤイヤ期に入ってからの次女はおむつを替えるのも着替えるのも一筋縄ではいかないため、時間がかかる次女の準備からするようにしていました。逃げるので追いかけ、嫌がっているところを捕まえて無理やり着替えさせるという日々でした。しかしある日、次女にも自我が芽生えたから自分のタイミングでしたいのかなと思い、嫌だと言ったときは一旦あきらめ、他のことからするようにしました。すると、次に「着替えよう」と声をかけたときはすんなりということも。毎回うまくいくわけではありませんが、次女のタイミングも重視してあげると争いが少なくなり、お互いラクになりました。 早めに支度して遊んで待っている前述の通り、自分の思う時間配分通りに支度ができません。予定があってどこかに出かけようと思っても「自分で靴下や靴が履きたい」「鍵を閉めたい」「自分も水筒を持っていく」「バッグを持っていく」などいろいろと言い出し、それに対応してあげないとかんしゃくを起こします。予定の時間が迫っていると、私もイライラして「わがまま言わないで!」と怒ってしまいます。しかしながら、自分で何かしたいと思う気持ちは本来大切なこと。時間がかかるなら早くから準備して、早くに出かけ、着いた先で遊んだり少し遠回りして時間を調整したりするようにしてみました。これなら遅刻が避けられるし、気持ちに余裕が持てます。娘も用事の前にいつもと違う場所で少し遊べるとうれしそうです。 言い方を変える1歳半を過ぎ、自我が芽生えてからは食べ物の好き嫌いも出てきました。それでも野菜も食べてほしいのが親心。あの手この手で食べさせようとしました。そして気がついたのが、声のかけ方の大切さです。あまのじゃくな2歳児は「これおいしいから食べてみなよ」「これ食べたら元気になるよ」では見向きもしません。「◯◯ちゃんは食べられないよね、お母さんがもらっちゃおうかな〜」「このにんじんさんがお口の中に探検に行きたいって言ってるよ」「このピーマンさんを歯でぐちゃぐちゃにやっつけてみて」「お母さんが見ていない間になくなってたらびっくりするんだけどなぁ」など、挑戦心や遊び心をくすぐる言い方が良いと感じました。 イヤイヤ期の対応は大変です。毎日のことなので毎回こんなにうまくは対応できず、怒ってしまうことも多々あります。でも、なるべく気持ちに寄り添って、自我の芽生えや自尊心は大切にしてあげたいと思っています。 著者:小川恵子5歳と2歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2020年03月01日こんにちは。保育士の中田 馨です。「魔の2歳児」とも言われる2歳の赤ちゃん。このころになると、何でも「イヤイヤ」といって物事が前に進まないことがありますね。そんな子どもの対応にヘトヘトになってしまうこともあると思います。今日は子どもがイヤイヤ期に入ったらどうすればいい? どんな言葉かけをすればいい? というテーマです。 イヤイヤ期とは?イヤイヤ期とは、子どもが大人の働きかけに対して「イヤイヤ」といって怒ったり泣いたりする姿が見られる時期のことです。成長過程の1つなのですが、どうしてこの時期に多く起こるのかというといくつか理由があります。 自分の想い通りにならないから頭では「できる」と思っても実際にできない。そして、そのできないことを言葉でうまく表現できないのでイヤイヤという行動になります。 大人の反応を見ている「イヤイヤ」言うことで大人が自分に反応してくれるのでしている場合もあります。自分の方を見てほしいんですね。「どうして、この子はイヤイヤと言っているんだろう」ということを、子どもの前後の行動を見て予想できると、子どもの気持ちがわかるかもしれませんね。 イヤイヤ期に大切なことは、何といっても「子どもの気持ちを受け止める」ということ。そして「共感する」ことです。 子どもの感情に同調しない子どもがイヤイヤ言ってイライラしている感情に合わせてはいけません。子どもの心と自分の心が近すぎるとママもイライラしてしまいます。心の距離は一歩引いて、子どもの様子を見れるくらいがちょうどいいですね。 物で釣らない子どもがイヤイヤ言い始めたら早く収めたいのが親心。だからと言ってその都度「じゃあ、お菓子を食べよう」とか「ジュースを飲もう」と提案するのは避けたほうがいいです。子どもも「こう言ったらお菓子が出てくる」ということを学習します。将来のことも見据えて「物で釣らなくても感情を抑えられる子に」育てていきたいですね。 イヤイヤしたときの言葉かけは?「〇〇が嫌だったんだね」と共感する子どもが急にイヤイヤと怒り出すと、頭ごなしに怒ってしまうこともあると思います。まずは子どもの気持ちを受け止めることが大切。「〇〇が嫌だったんだね」「〇〇したかったね」と気持ちに共感して、抱きしめてあげましょう。子どもは「ママが気持ちをわかってくれた」ということで徐々に落ち着き始めます。 「どっちにする?」と聞いてみる例えば、保育現場でトイレトレーニング中の子が、「紙おむつが良い、パンツをはきたくない」と言い出します。もちろん、そのときに紙おむつにするという選択肢もあるのですが、「どっちのパンツにする?」とあえて紙おむつではなくパンツを2枚見せて子どもに選んでもらいます。そうすることで、子どもの気持ちが切り替わり、「こっち」とパンツを選んでくれることもあります。 本当にダメなことをしたときは?本当にダメなことをした場合は、きちんとダメと言いましょう。ダメと伝えるときの3つのポイントはこちらです。 ・子どもと目の高さを合わせる・簡潔に伝える・頭ごなしに怒らない 例えば、滑り台でわざと危ない滑り方をした子どもに「そう滑りたかったんだね。でも、座って滑らないと頭をぶつけてしまうかもしれないよ」なんて、共感して説明しても、途中から子どもは何を言われているのかわからなくなります。なので、子どもの目を見て「危ないからダメ」で十分です。そして、「座って滑ろうね」と言い、座って滑ったら「さすが〇〇ちゃん! 素敵!」といっぱい褒めましょう。 ここはきちんと伝えたい「ダメ」という基準(わが家のルール)は決めておきましょう。大人の感情によって「ダメ」の基準が変わると、子どもは混乱してしまいます。 このイヤイヤ期は、子どもの脳がとっても発達している時期です。「できた」「できない」「うれしい」「楽しい」「かなしい」「悔しい」などの喜怒哀楽の感情をたくさん体に詰め込んで成長している時期です。実は子どものイヤイヤ期は親として成長する時期でもあります。 時には子どもの感情につられて怒ることもあっても「ああ、今日は怒っちゃった」と反省して、子どもに素直に「今日は怒りすぎてごめんね」と謝っちゃいましょう。私も自分の子どもにはそれの繰り返しです。少しずつでも親として成長していけるといいですね。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2020年02月19日こんにちは、6歳の双子と2歳の末っ子の三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。■末っ子、自分でなんでもやりたい年ごろ実は最近、2歳の末っ子のすぅちゃん、彼女がこの世に誕生して以降、イヤイヤ期が最高潮の状態になっています。こんな感じで何かと気をつかう日々なのですが、どんなに気をつかっても何もかもがイヤ! なんですね~。「えっ? なんでこんなことで?」大人にはわからないポイントで大・爆・発!そして、末っ子のイヤイヤはお姉ちゃんたちを上回る激しさ。泣き声も激しくて、付き合う私は、けっこう精神的にきついときもあります。スーパーのキッズコーナーで何十分も遊んでいるので、そろそろ帰ろうかと声をかけたら…■育児あるある? 床に寝そべる伝説のイヤイヤきました、きました。イヤイヤ期の中でも伝説級のやつ、床に転がるイヤイヤ。「こういうのもやっちゃうか~。さすがすぅちゃん。イヤイヤ網羅してるなぁ~。そういえばお姉ちゃんのときもあったなぁ~…」なんて思いつつ、娘を眺めていました。こういうときに声をかけると悪化する場合が多いので…。そんなとき、ふっと思ったのです。お姉ちゃんたちにもあった激しいイヤイヤ。当時は、本当に付き合うのがつらくて、夫に弱音を言ったことありました。でも6歳になった今は、ふたりとも驚くほどおだやかになっています。だからこそ、末っ子すぅちゃんのこんなイヤイヤも「もうすぐ見納めか…」と感傷に浸ってしまいました。娘のイヤイヤが愛おしくも寂しく思うのは、3人目ならではなのかもしれません。
2020年02月03日ほとんどの子どもが「イヤイヤ期」を経て、成長していきます。それこそ、はじめての子どもの場合だと、その対処に悩まされるのではないでしょうか。そこで、幼稚園教諭の経験もある、玉川大学教育学部教授の大豆生田啓友先生に「イヤイヤ期」にある子を持つ親が知っておきたいことを教えてもらいました。子どものことを一生懸命に考え、「イヤイヤ」を収めようとすることも大切ですが、大豆生田先生は「頑張りすぎず、『ほどほどのお母さん』になることも大事」といいます。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)「イヤイヤ期」は、子どもの発達途上に出てくる自然な姿「イヤイヤ期」とは、だいたい1歳半から3歳くらいまでの子どもに見られる、なにをするにも「嫌!」という拒否反応を示す時期のことです。しかし、イヤイヤ期については個人差が大きく、なかには「うちの子にはイヤイヤ期なんてなかった」という人もいれば、「もう5歳になるのにまだイヤイヤ期で……」と悩む人もいます。そもそも、イヤイヤ期とはどんな時期なのかを整理しておきます。イヤイヤ期とは、子どもの自我が目覚めはじめ、「自分でやってみたい」「自分でできるんだ」という気持ちが出てきている時期です。でも、なにせ幼い子どもですから、お手伝いをしようと食器を運んでいても落としてしまうなど、「やりたい」「できる」という気持ちとは裏腹にうまくできないことばかり。しかも、そういうモヤモヤした気持ちをうまく言葉で説明することもできない。そうして自分をコントロールできなくなり、あらゆることに「嫌!」という反応を示してしまうのです。でもこれは、子どもの発達途上に出てくる自然な姿です。この時期にはまだ脳の前頭前野が未発達ともいわれます。その前頭前野が司るのは、感情のコントロール。そこが発達途上にあるのですから、うまく自分をコントロールできなくて当然なのです。ですから、イヤイヤ期に悩んでいる人も、「自分の育て方が悪いのかな……」なんて深刻に考える必要はありません。いずれはイヤイヤ期を脱しますから、気長に待つことが大切です。子どもの「抱っこして」「あれ買って」に対する対処法この時期の子どもは、親からすればわがままにしか映らない行動をとります。たとえばそれは、もう抱っこを卒業するような年齢になっても「抱っこ、抱っこ」とせがんでくる、あるいは「あれ買って、これ買って」というふうにものをねだるといったことです。抱っこの場合、「抱っこをしすぎると抱き癖がつくからよくない」ということもいわれます。でも、いまの考えでは、それは誤りです。その子は、たとえば両親が下の弟や妹ばかりをかまって、「自分のほうを向いてくれない」といったことを感じているのかもしれませんよね?その気持ちを子どもなりに「抱っこ、抱っこ」と表現しているわけですから、しっかり受け止めてあげたほうがいいのです。子どもが必要としている場合、親の無理のない範囲で受け止めてあげることが大切です。そうやって親に気持ちを受け止めてもらえた子どもは、結果として、いずれ自分自身の道をしっかり歩みだすということになるはずです。なぜなら、自分の欲求が承認され、次第に自分の気持ちをコントロールできるようになるほか、安心感や自信を得ることができるからです。一方、「あれ買って、これ買って」とものをねだるケースの場合は、少し話がちがってきます。それはもう、親の考え方次第というところでしょう。「これは大人でも面白そうだな」「子どもの学びにもつながりそうだ」など、そこにある事象を考え、買い与えるべきだと親が感じるなら買い与えるというのも、親の考え方次第です。買い与えるものとそうではないものの線引きは必要ですし、そのルールは子どもにもちゃんとわかるように説明してあげるべきです。もちろん、望めばなんでも買い与える必要はありません。子どもにとっては、いつも自分の思うとおりにいかないことを経験し、我慢することも必要な経験です。いずれにせよ、「どんな子育てをするか」というビジョンを親がしっかり持っていることが大切です。それが、ものを買い与える場面だけでなく、あらゆる子育ての場面で生きていくるからです。親が子どもを思う気持ちは必ず子どもに通じるわたし自身、幼児教育を専門としているため、「どうすれば子どもの『イヤイヤ』をうまく収められますか」といった質問をよくされます。でも残念ながら、そう簡単に収める方法は存在しません。しかし、親が一生懸命に考えていろいろな方法を試すことは大切。たとえば、子どもの「イヤイヤ」がはじまったら、しっかり抱っこしてその気持ちを受け止めてあげる。あるいは、静かな落ち着いた場所に移動するといったこともひとつの方法です。そうはいっても、「イヤイヤ」は簡単には収まりませんよね?でも、大事なことはそのように子どもの気持ちに寄り添ったという、その事実なのです。その繰り返しのなかで、子どもは「自分が困ったときには、お父さんやお母さんは一生懸命に手を尽くしてくれる」と感じていくことができる。そのことが、その後の親子関係を良好なものにするために大いな力を発揮するでしょう。親の思いは、きっと子どもに通じるのです。そして、お母さんたちにはぜひ、「ほどほどのお母さん」となることを心がけてほしいですね。「ほどほどのお母さん」とは、イギリスの精神科医であるドナルド・ウィニコットが提唱した「good enough mother」の訳です。いまのお母さんたちは、本当によく頑張っています。だからでもあるのですが、「イヤイヤ期の子どもにはこう対処すべき」「これからの社会を子どもが生きるには非認知能力が必要だ」「あれも必要、これも必要」「もっといい家庭教育の方法があるのではないか」「この子のすべてがわたしの肩にかかっている」というふうに考え悩んでしまうのですよね。ついつい「完璧なお母さん」を目指しているわけです。でも、それでは苦しくなって当然です。また、「機嫌がいいことが多かったお母さんに育てられた子どものほうが、機嫌よく幸せに育つ」というフィンランドの研究もあります。このことに関しては、研究結果など関係なく誰もが想像できることでしょう。でも、あまりに完璧なお母さんを目指して苦しんでいると、いつも機嫌がいいというわけにはいきません。ですから、あまり子育てに対して前のめりにならず、「わたしは十分に頑張っている」「これくらいでいいか」といった気持ちを持ちながら、「ほどほどのお母さん」でいるくらいでいいのです。いまでも、十分によく頑張っていると思いますよ。■ 玉川大学教育学部教授・大豆生田啓友先生 インタビュー一覧第1回:非認知能力は育っているか?子どもが「目をキラキラさせる世界」があれば安心です第2回:かわいい子には“いたずら”をさせよ!?「自由に遊んでいいよ」で子どもは学ぶ第3回:親が先回りしたら「自己決定力」は育たない。幼くても決断力を伸ばせる声かけのコツ第4回:イヤイヤ期に「悩まない、苦しまない」。子育ては“ほどほど”がちょうどいい『非認知能力を育てるあそびのレシピ 0歳〜5歳児のあと伸びする力を高める』大豆生田啓友・大豆生田千夏 著/講談社(2019)【プロフィール】大豆生田啓友(おおまめうだ・ひろとも)玉川大学教育学部教授。青山学院大学大学院文学研究科教育学専攻修了後、青山学院幼稚園教諭等を経て、現職。専門は乳幼児教育学・保育学で、現在、日本保育学会副会長。メディア出演も数多い。著書は、『子育てを元気にする絵本』(エイデル研究所)、『非認知能力を育てる あそびのレシピ 0~5歳児のあと伸びする力を高める』(講談社)、『日本が誇る!ていねいな保育 0・1・2歳児のクラスの現場から』(小学館)、『マンガでわかる! 保育っていいね』(ひかりのくに)、『子どもの姿ベースの指導計画』(フレーベル館)、『あそびから生まれる動的環境デザイン』(学研みらい)、『21世紀型保育の探求-倉橋惣三を旅する』(フレーベル館)、『子育てを元気にすることば』(エイデル研究所)他、多数。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年02月02日こんにちは! あん子です。今回はイヤイヤ期のお話です。我が家の3姉妹、上の2人のお姉ちゃんはイヤイヤ期というものがあまりなかったのですが、三女は違いました。■三女、イヤイヤ期発動はじまりは、妙にぐずるなぁ、眠いのかな? お腹空いていて不機嫌なのかな? から始まり、ある日を境に「イヤ!」と全てのことを拒絶し始めました。「アイドルはう○ちしないの」と昭和のアイドルさながらの決め台詞を言う、絶賛イヤイヤ中の娘。大好きな外遊びまでイヤイヤ言うようになりました。でも行かなかったら怒るんです。だから結局行くんですけどね。公園に行ったら行ったで「イヤー!」と帰宅拒否発動しちゃうんです。帰宅拒否症の中年のサラリーマンか。なんとかなだめて帰宅。「お昼ご飯食べる?」と聞くとイヤって言わないものもあるみたいです。野菜は食べたがらないんですけど。トホホそして最大の難関は…■最大の難関で、娘のイライラ爆発!そう、彼女は歯磨きが嫌いなんです。でも磨かないと、虫歯になり歯医者さんに行って押さえ付けられながらの治療になることは目に見えている。「ダメだよ! 磨かないと! 虫歯になったら痛いよ〜! 辛い思いをするよ」と私が伝えると…無言で攻撃!語彙力があまりない彼女なりの必死の抵抗です。全然痛くない。(いや実は、少し痛い。ちょっと強がってみた)まだまだ許容範囲。所詮はまだ二歳児。かわいいものです。と甘く見ていたら痛たたたたっ!!キッズ悪役レスラー降臨。2歳児あなどるべからず。髪だけは! 髪だけは、勘弁してくれー!ただでさえ産後、抜け毛が酷かったのに…人を傷つけるようなことなど社会的ルールは都度教えていかなければならないと思い、「髪をひっぱったら痛いんだよ? もうしないで」と強めに伝えると、涙をいっぱい浮かべながら…からの大号泣…!お互いイライラしてうまくいかなくて…。こんな時、私にも娘にも逃げ場があればいいのに、といつも思います。ワンオペ育児の行き詰まりを感じる心理的盲点はここなのかも…。そんなことを悶々と考えていると…、あれ?やけに静かだな?なんかさっきより少しずつ近づいてきているような…目が合うとまた大号泣。どうやら私が見てない間に、少しずつ、ずりばいしながら私のもとへ進んできている様子(笑)イヤイヤ期だけど甘えたい、ツンデレさん。こう言う姿を見るとやっぱり可愛くて憎めないんですよねぇ。■我が家のイヤイヤ期の対処法大人でも頭ごなしに命令形で言われるのは嫌ですよね。イライラしたら感情的に言うのではなく、共感し冷静にやめてほしいと伝えるだけで子どもには伝わる気がします。実際、娘の反応も変わり、叩かれることが少なくなりました。とはいえ、冷静に言っても聞いてくれないときも…。そんなとき私が実践している怒らないイヤイヤ期の対処法もご紹介します!●本人に主導権を持たせる二択にすることで意外とすんなり選んでくれて素直に服を着てくれます。●気を紛らわすスーパーなどで帰りたくない発動した場合などによく使っているのですが、何度言っても「イヤイヤ! 帰らない! 遊ぶ! 」寝転んで意地でもここから動かないとなったとき、「よし!わかった!じゃあ行くよ!3.2.1ジャーンプ!」と高い高いをする。気を紛らわした瞬間、活きた鮮魚を抱えるように娘を抱えてダッシュでお店を出ます。お店を出ると意外にケロッとしていることが多いです。●ハグをする嬉しい時、悲しい時、怒った時、いつでも何度でも「大好きだよ!」と言いながらギュッと抱きしめる。たかがハグ、されどハグ。ハグをすると、とっても気持ちが落ちつくんです。娘もイライラとしている時、しばらくよしよしとしながら抱きしめていると気持ちが落ち着くみたいで笑顔になるんです。イヤイヤ期は、成長の証。我が家は歳の差三姉妹、だからこそ分かることなのですが、不思議なもので振り返れば手がかかって大変だった時期が一番かわいかったなぁと思うんです。もうあの頃には戻れない寂しさを感じる日が来るんですよね。だからこそ娘の今、この瞬間、この時の成長をしっかり受け止めていこうと思います。将来、娘がもっと成長した時、こんなことがあったんだよって笑って話せる日が来ることを楽しみにしながら。
2020年01月24日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、明けましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたします。長かった冬休みも終わり…わが家にも通常運転が戻ってきました。冬休み中は、5歳の娘と2歳の息子と一日中べったりだったのでイライラすることが多くなり、何度か感情的に怒ってしまいました。うちは5歳の娘もまだまだ手がかかりますし、何と言っても2歳の息子のイヤイヤ期が苦行です。■イヤイヤ期という苦行に向き合う日々イヤイヤ期は子どもにとって自立への第一歩。頭では「子どものイヤイヤにできるだけ付き合ってあげたい!」と思っているのですが…親だって人間だもの、イライラしちゃいますよね。私の言うことになんでも「いやぁーだ」と言う息子。もうただ反抗したいだけなのでは? と思ってしまいますよね(笑)何を言ってもイヤイヤだったので…「このままじゃイライラするだけだ…何かいい声かけはないものか…」と、頭をフル回転させて考えました。その結果、思いついたものが息子の気を紛らわせること!現実逃避ともとれる突拍子もないお願いを息子にしてみました。■「チューして!」作戦が功を奏す!チューはするんかーーーーい!!って思わず突っ込んでしまいました(笑)さすがキス魔の息子。チューされると何だかイライラも少し和らぐから不思議…!チューの勢いで帰宅もOKかと思いきや…イヤイヤは継続中でした(笑)この後、イヤイヤの息子を抱っこで捕獲し、半ば無理やりにママチャリに乗せて帰りました。(ごめん息子…用事があったんだよ…)イヤイヤ期、イライラしない親なんていない!!!子育て中の同志の皆さん、お互い試行錯誤して(自分の)気持ちを落ち着かせながらイヤイヤ期を乗り切りましょう(泣)
2020年01月15日パパイラストレーターのYUDAI9℃(ユウダイクド)と申します。今回は、1歳半ごろから始まった息子のイヤイヤ期のエピソードについてお届けします♪来るぞ来るぞとかなり身構えていた「イヤイヤ期」がわが子にもついに到来しました。 あれもイヤ、これもイヤ。自分の意思が出てきたのはいいのですが、ここまで大変だとは……。ただし、よく観察していくとごはんを食べたくなくて「イヤ」→外出にコートを着たくなくて「イヤ」→ブロックがうまくはまらずに「イヤ」など、「イヤ」に対する知能レベルが上がっていることに気がつき、「次はこんなこともイヤと言えるように成長したのか」と思うとだいぶ気持ちがラクになりました。 とは言いつつも、一向に終わらないイヤイヤ期……。今日も成長を喜びつつ、頑張ります。 著者:イラストレーター YUDAI9℃2017年6月4日生まれの男の子を子育て中のパパイラストレーター。奥さんと子どもにどうにかして好かれたい一心で、毎日生きている。普段はこぶたのキャラクター「ポトフスキー」を描いている。Twitter:@yudai9cInstagram:@jyo_taro_san
2020年01月03日登場人物おかめ:ワーキングマザー。息子の成長記録にと日々育児マンガを描いている。夫:普通のサラリーマン。最近の悩みは『息子のパパイヤ期』おまめ:2015年夏に生まれた我が家の長男。プラレールとトミカに夢中。最近の欲しいものは『プラレールのレール』ママのお悩みを解決したのはあのアイテム…!2歳になるとイヤイヤ期を迎える子どもが多く、癇癪(かんしゃく)や自己主張にどう対応すれば良いのか、いつまで続くのかと悩むママもいるでしょう。タイマーを取り入れるといおかめさんのユニークな対応は今すぐにでも真似したくなりますね。スマートフォンのタイマー機能などを駆使して、みなさんも実践してみてください!(編集部)おかめさんの次回の公開は1/10(金)を予定しております。お楽しみに。妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひチェックしてみてください!過去のエピソード著者情報
2019年12月20日ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)とアディダス(adidas)によるコラボレーションスニーカー「ステラ#スタンスミス」の新たなモデルがウィメンズ、メンズサイズで登場。2019年12月2日(月)より全国のステラ マッカートニーストアと一部専門店・百貨店、公式オンラインストアにて発売される。第1弾に続く第2弾となる「ステラ#スタンスミス」は、アディダス不朽の名作スニーカーである「スタンスミス」がベース。今回も、ステラ マッカートニーが大切にしているサスティナビリティを意識し、レザーを使用せずヴィーガン素材のみで仕上げた。アッパーは、シンプルなホワイト。シューズ側面にはレザーカットを施した星のモチーフが、アディダスのスリーストライプスのようにあしらわれている。星の内側からはグラデーションのレインボーカラーが覗くデザインとなっている。ブラックとホワイトのストライプバンドをかかと部分に配置。また、右足のシュータンにオリジナル同様スタンスミスの顔を、左足にはステラのポートレートとサインをあしらった。シューズには、ホワイトとレインボーカラーの2本のシューレースが付属。フレッシュなホワイトに、ステラ マッカートニーの2020年春夏コレクションを連想させる鮮やかなレインボーカラーが、楽しい足元を演出してくれる。【詳細】ステラ#スタンスミス フォー スプリング 2020発売日:2019年12月2日(月)※ステラ マッカートニーのオフィシャルサイトに登録すると、発売に先駆け11月27日(水)より購入可能となる予定。販売店舗:全国のステラ マッカートニーストアと一部専門店・百貨店、公式オンラインストア価格:39,000円【問い合わせ先】ステラ マッカートニー カスタマーサービス(ステラ マッカートニー)TEL:03-4579-6139
2019年11月25日当時1~2歳、イヤイヤ期真っ只中。手に負えないわが子のわがままには、本当に悩まされました。イヤイヤ期を通して習得したのが「最初にかける言葉を変える」こと。これで、イヤイヤがその後早くおさまるようになったんです! 今回は、わが子のイヤイヤに効いた最初のひとことを、シーン別にご紹介します。 自分でできることを「ママやって!」 とイヤイヤ食事や着替えなど、自分でできるのに「ママがやって」と、やろうとしない日がありました。「自分でできるでしょ!」と言うと、イヤイヤが発生です。 こういったわが子の行動は、「甘えたい」メッセージであることに気付きました。「そっか、ママにやってほしいんだね」と最初に言葉をかけてから行動を促すと、すんなりやってくれたこともあります。まずは、甘えたい気持ちを受け止めてあげることが大切なのだと学びました。 おもちゃでうまく遊べなくてイヤイヤ一生懸命に組み立てていたブロックがくずれてしまう……。思うようにいかなくて、よくかんしゃくを起こしていました。最初のうちは「そんなに怒らないで、気にしないの」となだめていましたが、火に油を注ぐようにイヤイヤはますますエスカレート。 そこで「うまくいかなくて悔しいね」と言葉をかけると、イヤイヤがおさまりやすかったです。わが子の悔しい気持ちを共有する言葉をかけることがポイントでした。 手に負えない原因不明のイヤイヤ「どうして泣いているの?」「何が嫌なの?」……質問を投げかけてもイヤイヤがおさまらない。私は泣いている理由を探ろうとしましたが、そんなことは必要ありませんでした。 泣いている理由がなんであれ、「ママに注目してほしい」と信号を送っていたのは確かだったからです。「ちょっと一緒に遊ぼうか」と言って外へ出てみるなど、わが子と向きあう言葉をかけることが解決につながりました。 おさまらないイヤイヤに「うるさい!」と乱暴な言葉を発したこともありました。わが子の感情はエスカレートするだけです。わが子の気持ちに寄り添う言葉をかけることが、解決への近道でした。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年11月22日次女のイヤイヤ期は1歳9カ月ぐらいから始まりました。それまでは、上の子に比べておおらかで育てやすい子だと思っていたのですが、やりたくないことに対してはっきり「嫌、嫌い」というようになりました。イヤイヤ期は成長の証とわかっていながらも、毎日うんざりしていたときに、母として失敗してしまったできごとが……。何でもイヤイヤ期のせいにしていはいけないと反省したエピソードをお伝えします。 2歳目前に始まったイヤイヤ期次女は自由に歩きたいからと抱っこされるのを嫌がり、歯磨きも泣いて拒否、お風呂に行こうと誘っても「嫌、行かない」と逃げ回る日々。なかでも苦手な野菜をまったく食べなくなってしまったのには困りましたし、栄養面で心配でした。野菜のなかで食べるのはトマトとブロッコリーのみ。他の野菜は細かくしたりとろみをつけたり、食べるそぶりを見せたら褒めちぎったりと工夫しても完全拒否でした。 いつも以上に野菜を食べないイヤイヤ期に入り、思うように物事が進められず、私自身も疲れてイライラしていました。そんなとき、次女がまったく野菜を食べようとしない日が3日ほど続きました。いつもは食べるトマトも嫌がって食べません。そんな姿をみて私は焦りを感じてしまいました。健康のため、野菜も食べてほしいのにどうして食べないのか……。私は「もう! なんでお野菜食べないの? 食べないとおやつも他に好きなものもあげないからね!」と強い口調で言い、次女を睨みつけてしまいました。 実は体調が悪かった次女怒ってしまったその日のことです。次女が頻繁に口の中を手で触ろうとする姿に気がつきました。そして、口の中を見てみるといくつか口内炎ができていました。もしやと思い、熱を測ってみると38.1度。病院で診てもらうと「手足口病」の診断。そうなのです、娘がトマトを嫌がったのは手足口病になり、口の中に口内炎ができてしみたからだったのです。まだじょうずにお喋りできない娘は、「口が痛いから食べられない」ということが伝えられなかったのです。それなのに私はイヤイヤ期特有のわがままかと思い、怒ってしまったのでした。 その夜、次女と一緒に寝るときに「◯◯ちゃん、今日はお口が痛くてトマトが食べられなかったんだね。お母さん怒っちゃってごめんね」と謝りました。イヤイヤ期のわがままだと決めつけず、娘の様子をもっとちゃんと観察してあげていれば怒ることもなかったし、病院にも早く連れて行ってあげられたかもしれません。まだ伝えたいことがうまく言葉で表現できないこの時期、なぜ「嫌!」と言っているかを考えてあげないといけないなと反省しました。 著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2019年11月13日成長した子どもたちの反抗…小学校3年生になった広汎性発達障害の娘は、最近かなり反抗的。以前のように、こちらの提案を素直に受け入れる…ということがなくなり、原因不明のイライラも増えてきました。Upload By SAKURAさらに、騒いでいるのは、イヤイヤ期がまだ炸裂している3歳児の息子。1つのことをさせるのでも、スイッチが入ってしまったら、気が済むまでイヤイヤしています。Upload By SAKURA発達障害の娘と、イヤイヤ期の息子の間で…娘も息子も、成長ゆえの行動。それを理解している私…息子のこだわりとわがままに対応しつつ、娘のイライラの原因を探り、寄り添う…Upload By SAKURAなーんて、そんな毎回寛大ではいられません!Upload By SAKURAこっちの気持ちも知らないで~!いい加減にしてくれ~!君たちは、スムーズにできないのか~!と叫ぶこともあります(笑)しかし、娘の反抗も、息子のわがままも、やめさせることは現実不可能…。そうなると、私の方が我慢するしかありません。大好きだったストレス解消法の封印。といっても、イライラを我慢して対応し続けると、私だってストレスが溜まっていきます。そんな時に、私のストレスを解消させてくれていたのが、「カラオケ」でした。しかし、ここ最近はすっかりご無沙汰。その理由は…Upload By SAKURA娘は、なぜかカラオケを拒否するようになりました。以前は、主人が説得してくれていましたが…Upload By SAKURAその説得も娘の成長と共に、通じなくなりました。本人が頑なに嫌がっているのに、無理強いして連れて行くわけにはいかない。結局、私が行くのを我慢することになりました。新しいストレス解消法は…ストレス解消方法がなくなった今、私は…Upload By SAKURAとにかく、仕事に没頭することにしています。私は、ありがたいことに、自分が好きな絵で仕事をしています。行き場のないイライラが溜まった時には、とにかく絵を描いたり、文章を書くようにしています。特に、文章にするというのはとてもおすすめです。Upload By SAKURA自分の思いをそのまま文章にする…そしてそれを自分が読む…。読んでいると、自分が第三者になったような気分になります。子どもたちの前で、冷静に一歩引けない私でも、文章にすれば、少し引いて物事を見れるようになります。はちゃめちゃな言い分だった時は、「あれ?」とそれに気づけますし、自分の文章に対して、自分で「あれ、私って結構頑張ってるじゃん」なんて思うと、またそこで冷静になれています。私にとって、一人でパソコンに向かって黙々と作業する時間は、心を落ち着けるクールダウンの時間にもなり、なおかつそれが仕事にもなっています。疲れた後の癒しは、やっぱり子どもたち!そして仕事を終え、疲れた後は必ず、『子どもたちが恋しい』という感覚がやってきます。一人で没頭する時間を持ち、メリハリのある生活をすることで、煮詰まらないでいられるのです。Upload By SAKURA子どもたちの世話で溜まったストレスを、仕事で発散し、その仕事で疲れた気持ちを、子どもたちで癒す。その繰り返しで、私は毎日をこなしています(笑)
2019年11月13日ウーマンエキサイトをご覧のみなさんこんにちは、M子です。只今夫が遠いところへ出張し、休日だけ帰ってくるというライフスタイルな我が家。今回は、M子によるワンオペ生活で気づいた娘のお話です。イヤイヤモードが発令したした娘は突然寝転がったり大泣きしたり叫んだり...そりゃもうどうしたらいいかお手上げ状態に。そんななかワンオペ育児をすることになり不安が募るM子でしたが...なんだかビックリするくらい素直な賢いレディに。イヤイヤ期なんてはじめっからなかったんじゃ?と思うレベルに大変な思いをすることなく夫のいない平日を乗り越えられたのです。普段夫と3人で出掛けるときの娘はわがまま放題大暴れ娘。大人二人ついててもクタクタになってしまうのですが、この様子ならそんな思い出は夢だったんじゃないかと思えるくらいの素敵な振る舞いを見せてくれるのでは...!?と思い夫が出張から一時帰宅した休日、家族で出掛けたのですが...はい、相変わらずのわがまま放題大暴れ娘でした。手は繋がない、歩かない、抱っこもイヤ、ベビーカーもイヤ。銀座のど真ん中で大の字になって寝たときはもう泣きそうになりました。ハイソな街に響く娘の叫び声...一体なんでこうなるの...この間のお利口なレディはどこに行ったの...決まって家族3人で出掛けるときだけイヤイヤモードを発令する娘。そんな娘の行動を見てるとそうとしか考えられない!我が家はフランス式子育てを実践しているのですが勉強のためフランス式の本を読んでいたとき、『どんなに小さな赤ちゃんでも親の言葉を理解している』と書いてありました。故に、状況を理解する力が幼いときから備わっていると考え、赤ちゃん扱いは極力控えてきました。そして今回のことがあり、子どもは子どもなりに状況を理解してくれているのか、なんとなく空気を察してくれているのかな。なんて思って、休日の二人体制のときのイヤイヤモードがなんだか可愛らしく思ったM子でした。
2019年11月08日何を言っても「イヤ」と言われてしまう、2歳ごろから始まるイヤイヤ期。今まで赤ちゃんだった子どもに自我が芽生えはじめ、社会の一員としての一歩を踏み出し、ママのしつけのはじまりの時期とも言えます。でも、しつけといってもまだ焦ることはありませんよ。 多くの人が乗り越えなければならないイヤイヤ期イヤイヤ期は、寝てくれない、ミルクを飲んでくれないなどに悩まされていたママにとって、次にやってくる難関とも言えるでしょう。 何を言っても「イヤ」と言われてしまうので、ママとしてはイライラもしてしまうし、自分のやり方に不安を感じ、自信をなくしてしまう人も多いでしょう。けれども、イヤイヤ期の訪れは、それこそ息をするように普通のこと。イヤイヤ期が来てくれて、順調に育ってくれているのだと考えましょう。 両親や友人の話を聞いてみようイヤイヤ期の終わりが見えなくてつらいと感じたら、自分のお母さんや先輩ママに話を聞いてみましょう。みんなうんざりしながら、イライラしながら、イヤイヤ期を乗り越えたことがわかるのではないでしょうか。みんなもそうだとわかれば、少し心も軽くなるはずです。脅してしまう、怒ってしまう、いろいろ試して、だましだましやっていることに罪悪感を覚えてしまうこともあるでしょうが、子どもが自分の自我と向き合いはじめて戸惑っているように、ママが戸惑うのも実は当たり前のことなんです。 イヤイヤ期は子どももママも成長するための時期。自分がママとして成長している時期だと思って、自分を責めずに応援してあげてください。 ドンとかまえていよう「イヤイヤ」言ったら、うろたえず、危険でないかぎり「どうぞ、どうぞ、お好きなように」とドンとかまえていてください。自我が出始めた時期だけに「早いうちに悪いことは悪いと教えなくてはならない」と思ってしまいがちですが、おむつがなかなかとれない子でも、ある年齢にいったら必ずトイレでできるようになるように、まだまだ続く育児、焦ることはありません。2歳ですべてを教えこもうとする必要は全くないのです。 子どももまだ自分の変化に戸惑っている時期です。子どもが手探り状態の中でいろいろと教えようとしても、聞いてはくれません。それこそ「イヤ」と言われてしまうでしょう。本当にダメなことから少しずつ教えるようにしましょう。 イヤイヤ期の終わりは必ず来ます。とはいってもイヤイヤ期の次には、また新たな課題が出てくるのが育児。難題が次々と出てくる……と暗い気持ちにならずに、順調に成長してくれている! と前向きにとらえて過ごしてください。 著者:ライター カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2019年10月05日二太郎は現在2歳。イヤイヤ期真っ最中です。姉のイチコは5歳。イヤイヤこそしなくなったものの、ワガママを言うことはもちろんあります。そんな2人に疲れ果てることも多々あり…。■子どもたちに疲れて、こんなことしちゃいましたある休日のことです。■「母のイヤイヤ」子どもたちの反応は? 一方、夫は…普段しない動きで無駄に疲れ、子どもに無駄に引かれ、チチオを無駄に喜ばせて、私の33歳のイヤイヤ期、終〜了〜!子どもと同じイヤイヤの土俵に乗らず、がんばろうと思います…。
2019年09月23日登場人物母/ふみ子(とまぱん):あわよくばすぐ横になる。ぼーっとすることが好き。夫/よたろう:ちょっと変わった性格。うんちくやマニアックな情報をたくさん持ってる。娘/とまちゃん:2017年9月生まれ。常に動き回ってる。乳児用せんべいが大好き。イヤイヤ期「おでかけあるある」イヤイヤ期中の移動って大変ですよね。スーパーまで自転車で行ってるのですが、帰るときにいつも四苦八苦しています。スーパーはいろいろなものがあって楽しいらしく、帰るときは出入り口に毎回座り込む娘。どうにか自転車まで連れて行っても、絶対乗ってくれません。でも自転車に乗らないと帰れないので、最近は娘の大好きなりんごジュースで釣っています。紙パックのりんごジュースを渡すとスムーズに乗るので、もうこれに頼りっぱなしです。ジュースを受け取り、自転車に乗る前に涼しげな顔でりんごジュースを飲む娘。母親の苦労も知らずに...と思いながら、ジュースをいつもかばんに忍ばせるとまぱんでした。(とまぱん)過去のエピソードままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!著者情報東京都に暮らすアラサー母。1歳の娘を育て中。マイペースにInstagramで子育て日記を更新してます。
2019年09月20日「魔の2歳児」という言葉があるように、2歳ごろは多くのママが頭を悩ます時期ですよね。こんなに怒りたくないのに、やさしいママでいたいのに……。実際に経験すると思うようにいかないことが多いもの。今回は、わが子のイヤイヤ期に私が感じた悩みとその対応策について紹介します。 とにかく泣き声がつらい!イヤイヤ期の悩みの1つに、「とにかくわが子の泣き声がつらい」というものがありました。私の場合、泣き声を聞くだけで精神的ストレスを感じてしまいました。こうした悩みを抱えているママも少なくないと思います。 私が経験をして学んだのが、「泣き」と「イヤ」にうろたえないことです。何をしても泣き止まないときは、周りの迷惑にならない場所で思いきり泣かせてあげることも。その間に私も心を落ち着かせることができました。 何が「イヤ」なのかわからない!わが子のイヤイヤのなかでは、理由のわからないものも多くありました。「何がイヤなの?」と問い詰めても泣いて暴れるだけ。こんなとき、対応に困り果ててしまいます。大人の反応を見たいがための「イヤ」、親の指示に対する「イヤ」など、理由はさまざまだったように感じます。 なかには、子ども自身も理由がわからずに泣いていることもあるようでした。理由がわからない「イヤ」もあることを知っておくと、仕方のないことかな、とも思えました。 イヤイヤ真っ最中のしつけは大変!わが家では、イヤイヤ真っ最中の2歳のときにトイレトレーニングを開始しました。ただでさえ大変な時期に生活習慣を教えていくのは、本当に大変です。 夏までにおむつをはずしたいなど、私自身が目標を立てていたのですが、スムーズにいかずイライラしたこともありました。私の焦りが怒りへと変わっていき、子どもにも伝染して、逆効果でした。イヤイヤ期は「あれもこれも」より「これだけは」と思うしつけに絞ってみるのも方法だったと感じています。 そのほか、イヤイヤを予測して退屈させないおもちゃなどを用意しておくなどの工夫をしたことも。子どもによって合う・合わない対応があるかと思います。わが子に合った対応ができると良いですね。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年09月19日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは。中川マナです。今回は、海外で子育てをしていて気がついた、言葉がうまくでないころの子どもの葛藤と、語彙の大切さの話です。■言葉で伝えられないって、もどかしい!私は今年から、フィリピンのセブ島に家族で暮らしています。セブ島は英語が公用語。小学校から英語で授業が行われるので、2人の子どもたちの英語力は、目覚ましく成長しています。私の耳も慣れてきたと思いますが、話せる英語はそれほどでもなく、特に文法がひどい。私と夫、フィリピンの人の3人で会話をしているとき、だんだん隣にいる夫がイライラして「何て言いたいの?」と聞いてきます。英語で考えていたところから、日本語で考え直すので、言葉を発するまでに3秒くらいかかります。このことで私が気付いたのは…、「話し始めたころの子どもってめっちゃストレスフルだろうな!!」ということ。思考は言葉という枠がないことで全体的にぼんやりします。気持ちも大枠でしか感じられません。これが2~3歳のイヤイヤ期や癇癪に一役買ってるんじゃないかな。英語でうまく考えを伝えられないとき、2歳児や3歳児を疑似体験しているような気分にります。■言葉を細分化すると、冷静になれる「最悪!」と感じたとき「どのくらい最悪なのか?」を細分化して捉えると、意外と冷静になれる、というのがあります。実は、ひと言で言いがちな言葉ほど、色々なグラデーションがあるのです。「最悪」という言葉、私も興奮するとよく使ってしまうのですが、これはその典型ですよね…。気持ちを細かく把握できる人は、そうでない人に比べて3割も感情のコントロールが上手だという調査結果があります。例えば、子どもが片付けなかったブロックを思いっきり踏んだときの「最悪」と、パートナーの浮気が発覚したときの「最悪」は違いますよね。おおざっぱに「最悪」と言いたいところを、別の言葉で言い換えていくうちに、「意外と気分で盛ってたわ…」と気づいて冷静になれることもあります。単に「最悪」の代わりに「痛い…!痛すぎる」と言うだけでも良いですし、私は軽めな言葉を選ぶようにしています。気持ちは言葉にひっぱられるので、ユーモアを持って軽めな言葉にすると、ネガティブな気持ちが高まりにくいです。■細分化していくには、「語彙力」が大事違う言葉で言い換えていく方法は、大人が自分の気持ちを整えるのに使えるテクニックのひとつです。でも、それも語彙力があってこそ。話せない、もどかしい、伝え方が分からない…日本を出てみて、そんな気持ちを日々じっくり味わい中。そして改めて子どもにも、気持ちを表す「ことば」をたくさん教えてあげたいと思うのでした。言葉といえば、文法がめちゃめちゃな英語…私ももう少し、頑張ろう…!それではまた!
2019年09月18日1歳半ごろから始まったわが子のイヤイヤ期を振り返ってみると、「自分でしたいのにじょうずにできない」ときに、特に泣きわめいたり、怒って地団駄を踏んだりしていたように思います。気持ちや時間に余裕があるときは、「待つ」「代弁する」「笑わせる」という主に3つの方法でイヤイヤを鎮めていました。 本人が納得いくまで待つよく覚えているのは、靴を履くときに、つい私が手出しをしてしまって、怒らせてしまったことです。子どもが自分で履きたいことはわかっているのに、見ているとまどろっこしくなって手伝ってしまう……。何度これで失敗したことか……。 育児書には「手を出さずに見守る」よう書いてありましたが、私は見ているとどうしても手が出てしまうので、なるべく見ずに、隣に座って「待つ」ようにしていました。じっと見ていなくても隣にいれば様子がなんとなくわかりますし、見ないほうがイライラしなくて気持ちがラクでした。 気持ちを代弁する「1~2歳の子どもはまだ自分の気持ちを言葉でうまく表現できないので、なぜ自分が「イヤ」なのかを伝えられなくて怒っている。気持ちを代弁してあげると落ち着くことがある」と知り合いの保育士さんから聞き、原因がわかるときは「足がうまく入らないんだね」とか「ブロックがなかなかはまらないね」とか、具体的に言葉にしていました。 それで急に泣き止むわけではないのですが、言葉にすることで私自身が「そうか、この子はこれでイライラしているんだ」と納得でき、少し寛容になれました。 笑わせて気をそらせる何が嫌なのか原因がよくわからないときは、笑わせて気をそらせるようにしていました。 具体的には、おなかを指でツンツンつついたり、くすぐったりします。笑うと気持ちが切り替わるようです。ますます怒らせてしまうこともあるので、ギャンブル的要素もありましたが……。子どもが笑ってくれるとこちらの気持ちもほぐれ、私も笑うことができ、お互いにいい影響があったと思います。 こういったイヤイヤ対処法を知っていたからといって、いつもうまくイヤイヤを鎮めたりかわしたりできたわけではなく、まともに向き合って母親の私も怒って怒鳴ったり泣いたりすることがありました。しかし、「この方法でうまくいった」という経験が自信になり、少しずつわが子の扱いがうまくなっていったように思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2019年09月12日こんにちは、はな@まるママです!現在3歳半の息子まる、“イヤイヤ”することもまだまだあるのですが、成長とともにその様子もずいぶんと変わってきました。■1歳半〜2歳代のイヤイヤ変遷振り返ってみれば、1歳半頃に急速に自我が芽生えたまる…まだまだ言葉が少なく、イヤだ!とは言わずともこれがイヤイヤ期か…と悟るには十分でした。そしてここから一気に加速していく自我の芽生え…イヤイヤの激しさ…まるの場合は2歳代が全盛期でした。着替えはイヤ、歯磨きはイヤ…、オムツ替え、口を拭くの、座って食べるの、お家に帰るの、ベビーカー乗るのイヤ、歩くのイヤ、とにかくイヤイヤで、その表現もかなり激しく…話してみても待ってみてもなかなか切り替わらず、一度火が付くと泣き叫びながらの大暴れで抱っこも出来ない状態に…。この頃はまるのイヤイヤが大爆発する前に何とか気をそらして誤魔化すしかない…と、とにかく毎日何をするにも頭を悩ませていた記憶があります。そして3歳になった現在は… ■イヤイヤ期に訪れた小さな変化まだまだこんな感じのことで泣いたり怒ったりする事も多いのですが、言葉で説明すれば納得してくれるようになったり、言葉だけでは納得できなくてもこちらが一度話すのをやめて静かに待ってみると(時間が経つと)自分で納得して切り替えられるようなことが増えてきました。しかし、相変わらず眠いときは理不尽なほど機嫌が悪くなりますし、一つのことに何度も挑戦して上手くできなかったりすると、ムキー!っとなったりすることはしょっちゅうです。しかし、そんな最近のまるの“イヤ”の表現がなかなか良い感じで…この『んーん」も結局はやりたくない・イヤだ、ということなんですが、何とも柔らかいイヤイヤの表現…むしろこれは完全に“お断り”スタイルへと成長を遂げていますね。自分の気持ちを上手く言葉で伝えられるようになって、何だか余裕が出てきたようです。そしてまるの中には小さな天邪鬼も顔を出し始めているので、よくこんなこともあるのですが…とにかく何か言われてるのと逆のことをしたいお年頃なようです。なのでこちらも逆に…こんな風にあえてしてほしくないことを言うと、結果的にこちらのしてほしいことをしてもらえるわけです。何とも面白い、3歳児まるの天邪鬼ぶり。何でも真逆のことをしたがってころころと行動が変わる様子が面白いし、一番手っ取り早く動いてくれるのでついついこれをやってしまいます。本当はちゃんと必要性を分かって行動してくれるのが一番なんですけどね…。こんな天邪鬼な姿も、また今だけの楽しみなのかもしれません。 こうして振り返ってみると、本当にイヤイヤ具合に頭を悩ませていた時期も実は短い期間だったようにも思います。…というのも、ずいぶんと落ち着いてきた今だからこそ言えるわけですが…遅かれ早かれ、いつか成長とともに終わりが来るわが子のイヤイヤ期。今大変なママさんやパパさんも『そのうち終わる』と、肩の力を抜いて乗り切ることができれば良いなぁなんて、そんなひそかな応援の気持ちでいる今日この頃です。
2019年09月10日息子のイヤイヤ期は1歳半くらいから。とにかく自己主張が強くて、できないことでも自分でしたがり、興味が湧くことしかしたがりませんでした。気分が乗らないことをさせようとするとギャン泣き、していることを中断させるとギャン泣き……。泣かせると大変だと気づき、この時期は、命の危険があること以外はなるべく息子のしたいようにさせていました。 イヤイヤが激しくてつらい「2歳くらいからイヤイヤ期が始まる」と育児書などに書いてあったので覚悟していましたが、息子の場合は1歳半ごろから、気に入らないことがあるとギャンギャン泣きわめくことが多くなりました。 「そんなことでこんなに泣く?」と戸惑うくらい泣き叫ぶので、行動を制限するのが怖くなってしまうほど。周りの目も気になり、精神的につらかったです。パパと相談して、息子のイヤイヤが落ち着くまで「なるべく予定を詰め込まないようにする」「命の危険があること以外は好きにさせる」と決めました。 自動車が大好き息子のイヤイヤ期は、ちょうど自動車に夢中になりだしたころと重なっていました。あるとき散歩に行こうと家を出て、目の前にあるドラッグストアの駐車場の横を通ろうとすると、駐車場に停まっている自動車のナンバーを指差して見つめ、満足すると隣の自動車のナンバーを指差して……ということをし始めました。 なかなか終わらないのでじれったくなり、「早くお散歩に行こうよ」と手を引いても踏ん張って動きません。強く手を引くとワーッと泣き出したので、観念して息子に付き合いました。たしか10台ほど停まっていたのですが、全部のナンバーを確認すると気が済んだのか、「行こう」と促すと素直についてきてくれました。 全部確認しないと気が済まないそれ以来、散歩の前は必ず、その駐車場に停まっているすべての車のナンバーを指差し確認することが習慣になりました。普段は多くても10台くらいなのですが、ポイントが倍の日は30台以上停まっていることもあり、ナンバーの確認に30分以上かかることも。 動く車もあり危ないので、ずっと手をつないでナンバー確認に付き添いました。正直なところ「早く終わらないかなあ」とばかり考えていたのですが、それを済ませたら息子の機嫌がいいので、我慢しました。そのうちに梅雨がきて散歩の回数が減り、夏になってまた散歩の回数が減り……いつのまにか、ナンバー確認をしなくなりました。 じれったくてイライラしてしまうこともあったのですが、ナンバー確認が続いた3~4カ月間、頑張って付き合いました。あのときの、徹底的に子どもと付き合った経験は自分のなかでイヤイヤ期を乗り切った成功体験として残っていて、子育てに悩んだときの励みになっています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。駐車場に立ち入る際にはお子様の手を必ずつなぐ、または抱っこして、離れていかないようにしましょう。また、駐車場を利用していない場合にはできる限り立ち入らないようにしましょう。 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2019年09月10日赤ちゃんから幼児への成長過程で、多くのママが悩む「イヤイヤ期」。何でも「イヤ」と言う息子に、正面から向き合うことをやめ、笑顔で対応するようになった私の体験談をご紹介します。 「遊ぶのもイヤ」で気づいたイヤイヤ期は、子どもにとっても親にとっても大切で大変な成長過程です。そうとわかってはいるものの、大変すぎてできれば来てほしくないと思うことも……。しかし、私の息子も2歳になる少し前のころにイヤイヤ期がやってきました。 息子のイヤイヤ期は、態度ではなく口がメイン。「着替えようか」「イヤ」「ごはん食べようか」「イヤ」など、何を言ってもひとまず「イヤ」と言う息子。すぐに「イヤ」と言われると、親もストレスが溜まりますよね。 そんなある日、あまりにイヤイヤ言うので、「遊ぼうか」と誘ったところ「イヤ」との返事が。「ん? 楽しいこともイヤなの?」と思った私。息子はただ単に「イヤ」と言いたかっただけなんだと、このときに気づきました。 子どもの「イヤ」に正面から向き合わない「イヤ」と言いたいだけだと気づいてからは、真に受けることもなく、広い心で受け入れられるようになった私。「イヤ」と言われても、ほっぺをツンツンしてみたり、無理やり抱きしめたりと、遊び心で対応するようになりました。 はじめは本気で嫌そうにしている息子も、しつこく絡んでいるうちにニヤニヤ顔に。こっちが笑っていることで、しかめっ面だった息子も自然と笑顔になっていました。やってきてしまったイヤイヤ期。来てしまったものは仕方ありません。どうせなら怒らず笑顔でいることで、イヤイヤ期を乗り越えようと決めました。 怒りたいときこそオーバーリアクション笑顔で対応しようと決めても、親も人。腹が立つこともあります。何度か怒鳴ってしまい、後悔し、反省したことも。「なんとか怒鳴ることは回避しなければ」と思い、考え出したのが舞台女優のように、オーバーリアクションで対応することでした。 「わぁ~イヤなんだ~!え~そんなのママ困っちゃう~!」と、これでもかとオーバーに対応。オーバーにすることで、イライラしていたことがバカらしくなり、怒りも飛んでいってしまいました。 ポイントは、言葉だけでなく動きもオーバーにすること。床に転がってみたり、泣き真似をしてみたり、バリエーション豊かに演じてみると、怒りを吹き飛ばす効果がアップしますよ(笑)! イヤイヤ期に正面から立ち向かうと、ママも子どもも疲れてしまいませんか? とにかく「イヤ」と言いたい子どもには、笑顔で楽しく遊びのように対応することで私は乗り切りました。本当に腹が立ったときはオーバーリアクションで、怒ってしまうことを回避できました。 イラスト:(c)chicchimama著者:田中友奈5歳の長女、2歳の長男、2児の母。妊娠を機に営業職を退職し専業主婦となり育児を満喫し、長女の幼稚園入園を機にライターに転身。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月26日一般的にいう「イヤイヤ期」とは、1歳代後半から3歳くらいまでの、なんでも自分でやりたい時期のことを指すかと思います。しかし、わが家では長男の「5歳のイヤイヤ期」を経験。そこで今回は、悩んだことと、わが家が実践している5歳のイヤイヤ期にうまくつき合う方法を紹介します。2歳のイヤイヤ期と、5歳のイヤイヤ期の違いわが家には学年で3歳違いの兄弟がいます。5歳(長男)と2歳(次男)のイヤイヤ期を同時に目の当たりにし、その違いは明らかでした。「2歳のイヤイヤ期」別名:なんでも自分でやりたい期・自分でやってみたいことを手出しされるのがイヤ・とにかく何でも目に入ったものはマネをしてみたい「5歳のイヤイヤ期」別名:なんでも言い返したいあまのじゃく期・くり返し同じことを注意されるのがイヤ・とにかく言われたことの反対のことを言ってみたいし、やってみたい性別や性格によって個人差はあるかと思いますが、周りのママ友たちに聞いてみたところ、「わかる~!」の大合唱(笑)。わが家だけではなかった!と、なんだか救われた気持ちになりました。5歳のイヤイヤ期は、プチ反抗期長男の場合、5歳のイヤイヤ期が顕著に表れたのは「モノづくり」のときでした。園で教わった工作を家で再現するとき、ブロックや折り紙、お絵描きのときに思いどおりにならないと、かんしゃくを起こすように。その後はこちらが「こうしてみたら?」とアドバイスをしてみても、すでに聞く耳をもっていません。本当はやりたいのに「もうやらない!」、本当は手伝ってほしいのに「ママはもう何も言わなくていい!」と反抗されてしまうのです。自分なりにこうしたいという理想ができているからこそ起こることなので、見守るスタンスでいなくては…と、頭ではわかっています。しかし、毎日のように続くイヤイヤに、そしてその矛先が弟へと向かうことについイライラしてしまい、ヘトヘトになることもありました。わが子への対応で必要なのは私の「流すスキル」園での様子が気になり、先生に確認したところ、園では思いどおりにならなくてもかんしゃくを起こすことはないとのこと。うまくいかないときには先生に質問しているようです。家の中だけでということは、甘えたいのかもしれません。何度も長男とやりとりしていて気がついたのは、親があれこれと口を出さずに子どもが落ち着くまで“待つ”(これが、私にとっては一番難しいのですが…)のがポイントということ。特に男の子は、プライドをもち始める時期なので、本人の気持ちを尊重することが大事だなと感じます。落ち着いたところで声をかけようとすると、案外子ども自身が「どうしたらうまくいくのか」と別の解決策で試そうとしていることも。なので、反対のことを言っているうちは、「そうなんだね」とさらっと流すことも必要だと思います。わが家の5歳のイヤイヤ期には、親の方に「流すスキル」がマストです。また、子どもによっては「しっかり話を聞いてほしい」ということもあるようです。その場合は、「こちらがいろいろ質問したりせず、ただ、『うんうん』と頷きながら話を聞くと落ち着いてくるよ」とママ友が話してくれました。そのほか、もし、子どもから傷つくことを言われた場合は、落ち着いたときを見計らって言われた側の気持ちを伝えるようにしています。まだ5歳、されど5歳。同じ悩みをもつ仲間がいるだけでも、ちょっぴり肩の力が抜けると思います。子どものサポートがうまくできるよう、一緒に乗り越えていきたいですね。<文・写真:ライター郡司佳奈>
2019年08月20日わが家の子どもたちのイヤイヤ絶頂期は2歳前後。1人目のときはどう対応すればいいのか悩んだものです。しかし、つらい経験は糧になります。2人目は子どもの「イヤ!」に動じないようにしようと決意。そのとき私が実践していたことを紹介します。 外出時には退屈させないグッズを用意する私の経験上、退屈すると子どもの機嫌が悪くなることが多々ありました。わが家でよくあったのが買い物中です。 子どもにとって親の買い物に付き合うのは退屈。だからいろいろな商品に目を奪われて、手が出てしまうんだと感じました。でも、親には「触ったらダメ」と叱られる。これでは悪循環ですよね。そこで外出時には、退屈させない「グッズ」を用意しました。目新しい絵本やおもちゃを出すと効果的でしたよ。 選択肢を増やして自分で選んでもらう事前準備でもダメなら、次は予防策です。2歳前後は、自分の欲求を抑え切れない時期。一度欲求があふれ出てしまうと、なかなかおさまりません。 また、親が一方的に決めてしまうとヒートアップしてしまうことが多々ありました。その裏にはきっと「自分で決めたい」という意思があるのではないかと思った私は「選択肢を増やして自分で選んでもらう」ことに。たとえば、着替えの際は「どっちの服にする?」と、あえて選択肢を増やして子ども自身に決めてもらいます。すると自分で決められたことで満足してくれることもありました。 ママも子どもも飲み物でクールダウンする事前準備や予防策でもダメ。想定外なイヤイヤは日常茶飯事ですよね。そんなときは「飲み物」でクールダウンするのがわが家の鉄則でした。 理由はなんであれ、一度感情があふれ出してしまうとコントロールできなくなってしまうのが子どもです。イヤイヤのスイッチが入った! と感じたら、まずは飲み物をひと口飲ませてみます。私自身も深呼吸をしながら飲み物を飲み、一緒にクールダウン。親子ともに、冷静になれるきっかけになります。 仕事がお休みのときは、パパもぐいぐい巻き込みました。「子どもは好きな人にだけ反抗するんだよ」と言って、しばらく任せることもしばしばでした。ひとりで抱え込まずに、周りの協力も得ながら子どものイヤイヤに付き合っていけるといいですね。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年08月19日当時、1歳11カ月でイヤイヤ期だったわが子。何を言っても聞く耳をもたず、イライラしてつい感情的になってしまうこともありました。怒鳴りつけるとぐずりはエスカレートする一方です。今回は、私が冷静になるためにおこなったこと、わが子がぐずったときにやってよかったことをお伝えします。 「大好きだよ」と言って抱きしめるなかなかぐずりがおさまらず、つい怒鳴ってしまうことがありました。しかし、そのあとに「大好きだよ」と言ってわが子をギュッと抱きしめると、ピタッと泣き止んでくれることが度々ありました。 きっと自分のことを大切にしてくれていると安心したのだと思います。私自身にとっても冷静さを取り戻すいいきっかけになりました。子ども自身も「ママは自分のことを思って叱ったんだ……」と気持ちが伝わりやすいように感じます。 子どもの言い分を否定しない当時1歳11カ月だったわが子は自我が大爆発していました。特に大変だったのは食事中です。嫌いな野菜があるとお皿を投げ、泣きわめきます。 ついカッとなって怒鳴ってしまうこともありましたが、「何が嫌だったの?」とわが子の話に耳を傾けると、泣き止んで落ち着くことが多かったです。 自分の気持ちをママにわかってもらえたと、満足するようです。どんなときでも子どもの言い分を否定しないことが大切だと感じました。 どうしてもイライラしたときは別室へ子どもだけではなく、大人も感情コントロールが難しいときもあると思います。親子ともに頭に血が上っていると、問題は解決しませんよね。イライラが頂点に達する前に、まずは冷静さを取り戻すことが必要だと痛感します。 私の場合は別室へ行き、深呼吸をしてイライラを落ち着かせていました。またお茶を飲んだり、自分のほっぺたをたたくのも効果的でした。落ち着く時間を確保することも大切だと感じます。 「早くしなさい!」など、子どもを突き放して怒ってしまうのは、不愉快な感情を子どもにぶつけているだけだと気づきました。子どもが何歳になっても「向き合うこと」はこれからも変わらず大切なことだと感じています。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年08月14日こんにちは! 2歳の息子と毎日ドタバタ過ごしています、ねここあんな。です!今回のテーマは「うちのおすすめズボラ飯」ということで…正直このタイトルを編集部さんから受け取ったとき、「はい、詰んだ…」と独り言を放ちましたよね。テーマに合うようなおすすめできる一品が、ない…!!!!!(笑)■つわりのとき、夫が作ってくれたズボラ飯をアレンジえ?毎日のお昼ごはんですか?いつもどんぶりにご飯を入れ、昨晩のおかずを乗せ、レンジでチン!なんなら1分で準備完了のとんでもない昼飯を食べているわけですよ…。時にはTKG(卵かけごはん)で済ませたり、ツナ缶にマヨネーズと醤油だけ入れて特別なこともせず食らうのです…。本当女度と言うか妻度の低い、本物のズボラの私が紹介できる「ズボラ飯」なんて…(苦笑)ということで夫に相談してみました(おい)夫は学生の頃から料理が好きで、今もかなり積極的に料理に参加してくれるのです。すると、「夫が作ってくれたズボラ飯」があることを思い出させてくれました。それがこちら!これは私がつわりで朝ご飯を食べられないときに、夫に作ってもらったものです。今では息子がなかなか食欲が進まないときなんかに、私もアレンジして作ったりしています。アレンジと言うより、イヤイヤ期対策といったところでしょうか。そのアレンジバージョンの作り方(?)はこちら!出来上がり直後は熱くてすぐ食べられないのに、子どもは待ったなしで「メシくれ」状態になるじゃないですか。なのでそういうときは、このようにして冷ましています。麦茶を入れるの!? と思われそうですが、特に違和感もなくおいしいですよ!またイヤイヤ期特有の困ったことと言えば…。絶対空腹のはずなのに、突如「食べない」攻撃を食らう…ということ。そんなときに氷を2つほどカランと入れるだけで、なんだか楽し気に食べてくれることもあるんです!ズボラ飯というテーマから少し離れてしまいましたが…、イヤイヤ期でお悩みのお母さん方、もしよかったらお試しあれ!■今すぐカレーが食べたい! そんなときに使える即席カレーまた、ごくたまにやるメニューの紹介もさせていただきますね。実は私、カレーが大っっっ好きなのです。インドカレーもタイカレーも日本のカレーも大好き。そんな私はたまに、無性にカレーが食べたくて仕方なくなるときがあるんです。でもすぐに作れるものでもないし…あぁでもカレーが今すぐに、どうしても食べたい…暑いときこそ、辛いカレーを食べたい…そんなときには「超簡単インド風バターチーズカレー」です!おろしニンニクを入れたり、ヨーグルトをお好みで入れてもおいしいですよ!!またパン派なら、とろけるチーズをトーストに乗せて焼いて食べてもおいしい!またはチーズはカレーの中に溶かし、トーストにガーリックバターを塗るのもおすすめ。ちなみにズボラ飯ではなくなってしまうのですが…時間に余裕があれば、一番最初に鶏肉や玉ねぎを焼き、そのあとに絵の通りの工程を踏んだ方が断然おいしいです。でもこの場合、包丁やまな板を使うんですけどね!面倒くさい方は最初から一口大になっている「から揚げ用」の鶏肉を使ってみてください。また、カレーのルーを子ども用の甘口にすれば、子どもも一緒に食べることもできます!実はこのカレー、息子が突然「カレーが食べたい!」と言い出したことがきっかけでできたメニューなんです。それも安定の「待ったなし」状態…ならばと思って即興で作ったのがコレでした(甘口です)息子の時は、ソーセージを息子の好きな魚肉ソーセージにしたりしています。ハサミでソーセージをチョキチョキして入れれば、まな板を出さなくて済みます!あとはカレーの調理で使い終わった小鍋で、そのまま目玉焼きを作ってトッピングすることも。息子のリクエストなら、重い腰が何とか上がるんですよね。それからカレーのルーではなく、ハッシュドビーフやビーフシチューのルーを使用してもおいしいです!お肉をひき肉にしても、まな板や包丁を使わなくて良いの楽です!紹介するのもためらうぐらい、ズボラ飯ですが…暑い夏こそ、冷た~いお茶漬けや簡単カレーで乗り切りましょう!!
2019年08月10日