ヘアケア界においては、秋というと寂しく悲しい“抜け毛”の季節。原因としては、夏の紫外線によって受けたダメージ、夏毛から冬毛に抜け変わるという動物的傾向が人間にもわずかに残っている、といったことが挙げられます。とくにアラフォー世代の場合、女性ホルモンの減少(これは通年ですが)で毛量が減少しやすくなるため、秋になると薄毛に悩む方が増えはじめます。気になる頭頂部の髪の量女性ホルモンには2種類ありますが、髪に作用するのはエストロゲン。エストロゲンは成長した髪が抜けるまでの期間を遅くする働きがあり、とくに頭頂部を覆うように作用しているといわれています。そのため、35歳をピークにエストロゲンの分泌が減少しだすと、拮抗していた男性ホルモン(アンドロゲン)の影響が徐々に強くなり、頭頂部の毛量が薄くなりやすくなるのです。そうなると「女性ホルモンを補充すれば話が早いのでは?」という話になりますが、「更年期症状に悩んで女性ホルモン補充療法をしたら肌がみずみずしくなった」という声は比較的多いものの、現在のところ髪に関しては女性ホルモン補充でフサフサに!とまではいかないようです。 抜け毛ケアに侮れない!ブラッシングとは >>続きを読む 侮れない!ブラッシングでの頭皮活性実際、薄毛治療で結果を出しているのは頭皮の血流をアップするお薬の投与。頭皮に栄養を巡らせてしっかり髪を作り出せるように促します。つまり35歳を過ぎたら、頭皮の血流を高めるセルフケアが結構モノをいう、ということ。そして日々のケアで頭皮の血行を促すのにもっとも簡単なのはブラッシングです。頭皮マッサージに適したブラシは、クッション性が高いもの。頭皮をポンポンと叩いたり、ブラシを頭皮に押し付けて揺らしてほぐすようにしても痛くないことが必須条件です。ヘッド用マッサージャーも心強い味方シャンプー前はもちろん、日中の休憩時などにもブラシでポンポンと頭皮を刺激してあげるだけで髪への栄養の行き渡り具合は変ってきます。もちろん、頭皮とつながっている顔のくすみ改善やリフトアップにも効果的!眼精疲労や首・肩のこりがかなりつらい時は、ヘアサロンでヘッドスパメニューをプラスしたり、お家でのケアにマッサージャーを導入するのもおすすめ。私の最近のお気に入りはお風呂で使えるヘッドスパ&ボディウォッシュマシーン「モンデール バスリフレ iR4 」。ヘッドスパ用の2種のアタッチメントとボディウォッシュ用のアタッチメントがついていて、この一台で頭皮や首・肩のこりをパワフルにほぐしながら全身ピカピカに。 頭皮の血行促進はコンスタントさがなにより重要。無理なく続けられ、気持ちよく使えるアイテムを活用して秋も豊かな髪をキープしたいですね。参照サイト・ 女性のための育毛講座 ・ 自毛植毛女性専門情報サイト Lady’s Natural Hair
2014年09月12日(画像はイメージです)リコピンが卵巣癌のリスク減少リコピンが抗酸化作用を持つことから、さまざまな癌のリスクを減らすということが、いくつもの臨床結果から示唆されています。しかし、今まで公開された臨床試験すべてが癌に効果ありという結果となったわけではありません。今回、Soochow大学のリー氏らがメタアナリシスの手法を用いて今までの文献を総合的に分析しました。その結果、リコピンの摂取量が多くなると、卵巣癌のリスクは低下することがすることが分かったといいます。卵巣癌のリスクが高くなる閉経後の女性では、リコピンを摂取することは有益ということが統計学的に証明されました。リコピンと癌米国国立がん研究所のPDQ(R)でリコピンの効果について記載。また、疫学研究でもリコピンの摂取量と前立腺癌の発生率の間に関連がある可能性があると記載されています。リコピンの効果抗酸化作用が効いているといわれていますが、男性ホルモンに対して影響を与えるために前立腺癌や卵巣癌に効果を示しているという説もあります。【参考】・Nature Scientific Reports 4, Article number 4885・米国国立癌研究所リコペン
2014年05月25日IDC Japanは4月2日、国内通信サービス市場予測を発表した。2013年の国内通信サービス市場は、固定音声通信サービスと法人向けWANサービスが前年比で減少した。一方で、モバイル通信サービス、固定BBサービス、VoIPサービスについては増加し、全体としては11兆3158億円(前年比成長率0.2%)になる見込み。IDCでは、国内における固定音声通信サービス市場、法人向けWANサービス市場、モバイル通信サービス市場、固定BB(ブロードバンド)サービス市場、VoIP(Voice over Internet Protocol)サービス市場の5つの合計を「国内通信サービス市場」と定義した上で分析を行った。そうした中、固定BBサービス市場およびモバイル通信サービス市場は、市場の飽和や価格競争の継続的な高まりにより、それぞれ2014年、2015年に縮小に転じるとしている。通信事業者は通信サービス収益の減少を最小限に食い止めると同時に、CAPEX(Capital Expenditure)/OPEX(Operating Expense)の合理化に向けたさまざまな施策を講じる必要性が考えられる。IDC Japan コミュニケーションズ リサーチアナリストの鳥巣悠太氏は「モバイル通信サービスに求められる施策として、VoLTE(Voice over Long Term Evolution)の品質制御による差別化や、基地局設備を通じたユーザーのネットワーク利用体験の向上が重要になる」と述べている。また同氏は「固定BBサービスに求められる施策として、Wi-Fiインフラを通じたモバイルトラフィックの負荷分散や、屋内の位置情報を活用したユーザー行動分析が必須になる。またネットワーク機能の仮想化技術を活用したインフラコストの削減も視野に入れる必要がある」としている。さらに「法人向けWANサービスに求められる施策として、中堅中小企業市場に食い込むことが必須となる。加えて通信事業者は自社のWANのクラウド向けの機能を強化した上で、主要なクラウド事業者と相互連携する体制が求められる」とまとめた。
2014年04月04日フレンテの事業会社であるフレンテ・インターナショナルは、「乳酸菌LS1」がヒトの口腔(こうくう)内に存在した場合、歯周病菌を減少させる効果があることを明らかにした。この研究は、東海大学 医学部 感染症研究室 古賀泰裕教授と共同で行われたという。同社では既に、「乳酸菌LS1」(ラクトバチルス・サリバリウス TI2711、ヒト口腔内由来の善玉菌で、歯周病菌を抑制する働きがある)を含む錠菓を服用すると、歯周病菌数が減少することを発表している。今回はさらに研究を進め、同乳酸菌が口腔内に存在した場合の「P.gingivalis菌」(ポルフィロモナス・ジンジバリス菌。歯周病を引き起こす、歯周病菌と言われる菌の一つ)に対する作用について検証した。検証では、同乳酸菌および「キシリトール」、「ハイドロキシアパタイト」(歯を構成する成分でリン酸カルシウムの一種)を配合した錠菓を用いたヒト臨床試験を実施。歯肉縁下プラーク(歯垢)中に同乳酸菌が存在するとき、約8割の被験者の「P.gingivalis菌」数が有意に減少するという結果が得られたという。なお、今回の臨床試験の結果は、9月23日に開催された「第55回秋季日本歯周病学会学術大会(つくば国際会議場)」にて発表。同社では引き続き、歯周病予防の分野に「プロバイオティクス」(乳酸菌やビフィズス菌など、体内で有用な働きをする「善玉菌」のこと)を応用する研究を続けていくとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月01日酒造会社で機能性食品の研究・開発を手掛ける中野BCは23日、悪玉コレステロールを減少させるという熟す前の「青柿」の粉末を食品やサプリに使う業務用商材として発売した。同社は柿の中でも、特に未成熟な「青柿」に着目。2007年から、同社のリサーチセンター「食品科学研究所」と岐阜県生物工学研究所、(独)食品総合研究所と共同で機能性等の研究を進め、2009年に青柿に含まれる「タンニン」が、善玉コレステロール(HDL)を減らさずに、動脈硬化などを進行させる悪玉コレステロール(LDL)を減少させる効果を発見した。さらに2008年には、特許出願中の独自技術を考案し、青柿を「無味」の粉末にすることに成功。無味の粉末にしたことで、応用範囲が広がり、菓子などの食品やサプリメント等の商品化を検討することとなった。商品名は「パーシモンパウダー」で、これは柿の木や実を意味するパーシモンという英単語が由来とのこと。価格は100g 1,650円(送料別)、1kg 1万5,000円(送料込)。年間300kgの売り上げを目指すという。また同社は発売を前に、青柿の粉末を使用したスイーツの共同開発を高知県の菓子工房「コンセルト」に依頼。4月から「柿フィナンシェ」「柿と酒粕のサブレ」「わらび餅」の3商品を試験販売しており、健康になれる“機能性スイーツ”として、評判は上々だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月31日