カナダを代表するチルポップバンドMEN I TRUST(メン・アイ・トラスト)の来日公演が10月10日(木)東京・渋谷WWWXにて開催されることが決定した。【チケット情報はこちら】MEN I TRUSTは、ドラゴス、ジェシー、紅一点エマの3人組のバンド。結成後、立て続けにリリースされたシングルは世界中のプレスからも高い評価を集め、続いてリリースされた『Tailwhip』は発表から僅か2ヶ月でSpotifyでの再生回数が200万回超えを記録。米の人気音楽ブログ「Gorilla vs Bear」では「完璧なポップ・ソング」と評され2017年のNO.1ソングにも選出され注目バンドとなった。世界中のインディ・ファンから絶賛される彼らは、日本国内でもコーネリアスがインタビューでお気に入りのバンドとして名前を挙げるなど話題を集めている。2018年にはRALLYE LABELより日本限定のコンピレーション・アルバム『Tailwhip』をリリース。今年に入り、2曲の新曲を立て続けにリリースし、アメリカのコーチェラ・フェスティバル や スペインのプリマヴェーラ・サウンド・フェスティバルにも初出演するなど、その勢いはますます加速している。チケットの一般発売に先駆けて、チケットぴあでは主催者先行を実施中。受付は6月10日(月)午後11時59分まで。■MEN I TRUST(メン・アイ・トラスト)10月10日(木)渋谷 WWW X(東京都)
2019年06月06日カナダ経済の中心地でカナダ最大の都市・トロントは、住民の半数以上がカナダ以外にルーツを持つという真の国際都市。トロントはトロント国際映画祭が開かれる映画の街としても知られていますが、世界有数のアートな都市としても有名。この時期は特に個性的な展覧会が目白押し!トロントのおすすめアートスポットをご紹介します。世界的アーティスト、バンクシー(BANKSY)のエキシビションが開催中!このためだけにトロントを訪れてもいい!と思ったのが、バンクシーのアートエキシビション『THEARTOFBANKSY』がです。工業ビルを改装した大きな建物の中に、バンクシーの作品80点以上が展示されています。とても広い会場に作品がぎっしり覆面アーティストとして活動し、神出鬼没なバンクシーの作品をまとめて見られることはかなり稀。展覧会に出品されている作品は、ロンドンやロサンゼルスのセミナーに作品や、世界中のアートコレクターからこの展示のために集められたものです。同じモチーフの作品を、さまざまなアプローチから見ることができる風船の女の子や、花束を投げる兵士、ミュージシャンたちとのコラボ作品など、さまざまな作品が展示されています。会場もとても広く、作品を見て回るだけでも2~3時間かかりました。バンクシーを代表する作品も多数この展覧会の企画を立てたのはバンクシー本人ではなく、バンクシーの元マネージャーのスティーブ・ブライデス氏。そしてなんと6月10日には、今回の展示作品の中の1作品が盗難被害にあったとして国際的なニュースにもなりました。何かと波乱含みですが、バンクシーの作品を一度にこれだけ見られる機会は、またとないチャンス!ぜひ訪れておきたいスポットです。【THEARTOFBANKSY】●住所:213SterlingRd,Toronto●電話:+1-855-323-7878●開場時間:日~水11:00~19:00、木~土11:00~20:00●休館日:なし●入館料:35CA$/大人、32.5CA$/シニア・学生、無料/5歳までTHE ART OF BANKSYマノロ・ブラニクの特別展も!世界の靴が大集合女心をつかんで離さないミュージアムが、1万点以上の靴が展示されている世界最大規模の靴の博物館〔バーター靴博物館(BataShoeMuseum)〕です。《バーター(Bata)》とは世界的に有名な靴メーカーで、バーターの社長夫人で靴のコレクターだったソニア・バータさんの膨大な靴コレクションをもとに1995年に〔バーター靴博物館〕を設立しました。紀元前数千年前に発見されたエジプトの靴から、中国の纏足文化時代の靴、日本の祭事に使われる靴など、学術的・文化的にも貴重な靴から、ハリウッドセレブやバスケのスーパースターのバスケットシューズまでもりだくさん。館内には膨大な量の靴があるのですが、ソニアさんの靴への愛着が伝わってくるような展示方法で、見ていてまったく飽きません。歴史的にも貴重な靴から現代ファッションとしての靴までずらりさらに、2019年1月6日までは、女性憧れのシューズブランド《マノロ・ブラニク》の企画展『MANOLOBLAHNÍKTHEARTOFSHOES』が開催されています。《マノロ・ブラニク》の美しい靴はもちろん、スケッチワークや実際に靴を作る工程が分かる木型の展示、本人のインタビュー映像などを見ることができます。アート級のお値段がする靴ですが、実際にその工程を目にすると、たしかに高いのは納得……といった感じ。マノロ・ブラニクのアートのような美しいスケッチや、気が遠くなるような職人の工程を知ることができる昔のハリウッド女優の靴の横に置いてあったとしても通用するような存在感。乙女な世界にどっぷりつかれること間違いありません。【BataShoeMuseum】●住所:327BloorStreetWest,Toronto●電話:+1-416-979-7799●開場時間:日~水・土10:00~18:00、金10:00~21:30、日12:00~17:00●休館日:なし●入館料:14CA$/大人、12CA$/シニア、8CA$/学生、5CA$/子ども(5~17歳)、無料/4歳までBata Shoe Museum併設カフェやレストランも人気!器の世界にうっとりテーブルセッティングが楽しくて仕方ない。そんな人におすすめなのが、15~19世紀のヨーロッパの陶磁器を集めた〔ガーディナー陶磁器美術館(GardinerMuseum)〕です。カナダのスターシェフ、ジェイミー・ケネディ氏がプロデュースしてたカフェが併設され、されていることでも有名。今年8月には美術館併設の《クレイ(CLAY)》レストランがリニューアルオープン予定ということで、工事の真っ最中でした。館内にはイタリアのマジョルカ陶器やドイツの《マイセン》など、陶磁器マニアにはたまらない貴重な品が展示されています。年代別に少しずつ変化していく食器の変遷がわかっておもしろい個人的に一番のツボだったのが、モンキーオーケストラ。かなりリアル地下の教室では、ワークショップのプログラムも多数用意されているので、時間があれば参加するのも楽しそうです。【ガーディナー陶磁器美術館】●住所:111Queen’sPark,Toronto●電話:+1-416-586-8080●開場時間:月~木10:00~18:00、金10:00~21:00、土・日10~17:00●休館日:なし●入館料:15CA$/大人、11CA$/シニア、9CA$/学生、無料/子どもガーディナー陶磁器美術館美しい布の世界を堪能したい!13000点以上のコレクションを誇る〔テキスタイルミュージアム(大オブカナダ(TextileMuseumofCanada)〕は、布や衣服を通して私たちにさまざまななことを考えさせてくれる美術館ですカナダへ移民してきた人たちの文化を布からたどる展示テーマごとに展示されているコレクションは、見る側へのアプローチ方法もユニーク。楽しみながら布について学ぶことができます。展示品の周りには、それぞれが感じたキャプションを書いていきますみんなで完成させようという作品もアートなテキスタイル作品コーナーもギフトコーナーも充実していました当時の手仕事を感じる貴重な布や、現代アートとしてのテキスタイルなど、さまざまな布の魅力に出会うことができる場所です。ウェブサイトでは、過去の展覧会の詳細が確認できるので、まずはチェックしてみて。【TextileMuseumofCanada】●住所:55CentreAvenue,Toronto●電話:+1-416-599-5321●開館時間:平日11:00~17:00、水11:00~20:00●休館日:なし●入館料:15CA$/大人、10CA$/シニア、6CA$/学生Textile Museum of Canada街並みのアート散策も楽しいトロントの街中アートのランドマーク的な存在が、《セントローレンスマーケット(St.LawrenceMarket)》から徒歩5分ほどの場所に建つ《グッダーハムビルディング(GooderhamBuilding)》、通称《フラットアイアンビル》です。上から見ると細長い三角形をしている特徴的なビルビルの後ろ側に描かれたイラスト。中には本物の窓も!ビルの後ろには、本物の窓に混じってトリックアートが描かれています。そして、このビルのすぐ隣にある《バークジーパーク(BerczyPark)》に今年誕生して話題をさらっているのが、黄金の骨が輝く犬の噴水です。ワンちゃん大集合。子どもから大人まで大人気の噴水たくさんのワンちゃんたちが、骨を見上げている姿がかわいい!中には猫も1匹まじっているので、探してみてくださいね。食べ歩きやお土産物探しが楽しめる〔セントローレンスマーケット〕〔セントローレンスマーケット〕は、昔からトロント市民の台所として愛されている市営の市場。イートインスペースもたくさんあり、メープルシロップなどのお土産もたくさんあって、おすすめのスポットです!カナダへは、デルタ航空のデトロイト経由で乗り継いできたのですが、デトロイト空港内のトンネルが、かなりアートで楽しめました。音楽とライトアップで楽しませてくれるデトロイト・メトロポリタン空港内のトンネル【取材協力】●デルタ航空●オンタリオ州観光局デルタ航空オンタリオ州観光局●写真・文美濃羽佐智子
2018年08月25日カナダのマクドナルドで驚きのミスが起こった。3人目の子どもを妊娠しているサラ・ダグラスは息子が出場する野球の試合に向かう途中、マクドナルドのドライブスルーでカフェラテを注文した。高速道路に入り、初めてカップに口をつけたダグラスは、明かにコーヒーではない味が口中に広がるのを感じた。その時の様子を、ダグラス本人がカナダCBC Newsの取材でこう語っている。「すぐにハザードランプをつけて停車し、口の中のものを吐き出して水で濯ぎました。カップのフタを開けてみると、薬品のようなにおいがしたんです。明らかにカフェラテではありませんでした」彼女は踵を返し、立ち寄ったマクドナルドに急行。責任者を呼び出してカップを差し出し説明を求めたという。「彼は『新しいものをお持ちしましょうか』と聞いてきたんです。『冗談じゃないわ、受け取れません』と言いました」そこに別の従業員がやってきて、ラテマシンに洗浄用の管がつながったままだったことを告白。このとき、ダグラスは「またか!」という声を聞いたという。この店舗では、過去に同じミスを犯していたのだ。ダグラスは使用していた洗剤のボトルの写真を撮り、病院へと急いだ。検査した結果、洗剤を飲み込まずにすぐ吐き出していたため、彼女にも、32週になるお腹の赤ちゃんにも悪影響はなかったという。店舗のオーナー、ダン・ブラウンは「マシンは毎朝洗浄しています。不幸なことに、お客様のドリンクを作ったときに、ラテマシンのミルク供給ラインが洗浄液に繋がってしまっていました。我々は直ちに、洗浄中のお知らせを出すなどの対策を取りました」とコメント。ダグラスは、同じようなことが幼い子ども達の身に起こることを危惧している。
2018年08月02日こんにちは。アウトドアライターの山畑理絵です。日々、国内外のすてきなフィールドを求めて、あちこち旅をしています。さて、前回は「贅沢な湖畔のリゾートステイ! カナダ・オンタリオ州のすてきな散策Vol.1」で、オンタリオ州で実現できるリゾートステイのお話をしましたが、今回はおいしい”食”のお話を。オンタリオでは今、若い子たちの間で「プーティン(POUTINE)」なる食べ物が大流行中。マーケットにプーティン専門店ができるなど、人気を呼んでいます。おいしい「プーティン」の正体は? プーティンとは、チーズカードとグレービーソースがかかったフライドポテトのこと。オンタリオのお隣、ケベック州で誕生したとされるカナダの名物です。お店でよく見かけるスタンダードなプーティンは、スティック状のフレンチフライに2種のソースがこれでもかというほどたっぷりかかったものですが、それをベースにアレンジされたメニューも多々。わたしが宿泊していたブティックホテル、オタワANDAZ(アンダーズ)のレストランでは、ラム肉と目玉焼きと野菜を合わせた、ちょっと個性的な創作プーティンをいただきました。ソースだけだとスナック感覚ですが、これなら主食にもなります。とにかく一度食べるとやみつきになる味。カナダの若者たちに今大人気の食べ物なんだそう。あの動物のしっぽをイメージした「ビーバーテイル」も人気! お次は、揚げパンにシナモン&シュガーなどをかけて食べる「ビーバーテイル」。その名のごとく、ビーバーの大きくて平たいしっぽをモチーフにしたスイーツです。そもそもカナダは、ビーバーの毛皮交易によって栄えた国。ビーバーは国を象徴する生き物なのです。一番ベーシックな味は、シナモン&シュガー。ほかにも、チョコレートソースやメープルシロップ、チーズなどバリエーション豊富。追加で好きなものをトッピングすることも可能で、甘党にはたまらないスイーツです。小腹が空いたときにピッタリ。「BEAVERTAILS」は観光地によく出店しているそうなので、カナダを旅行した際はぜひ探してみてくださいね。 自宅でも作れる「メープルタフィー」 カナダといえば、言わずもがな、メープルシロップの産地ですよね。オーガニックにこだわって自家栽培している農家さんを訪ねたときに知ったのが、「メープルタフィー」なるもの。まず、トレーに冷たい雪を敷き詰め、その上に240℃に煮詰めたメープルシロップを垂らします。そして、メープルが固まらないうちに割り箸などの棒にくっつけていくと、メープルが急速に固まって飴になるのだそう。これがシンプルな甘みで、とっても美味! 作って楽しい、食べておいしい。カナダの子どもたちが大好物というのも、納得。雪が降った日にでも、自宅で作ってみたいお菓子です。ちなみに、メープルシロップを採取したときは無色透明ですが、煮詰めることでわたしたちの知っている飴色になるのだそう。加えて、そもそも樹齢40年を過ぎないとシロップは採れないとのこと。貴重な自然の恵みですね。産地というだけあって、メープルを使用した製品も多々あります。メープルシュガーにメープルティー、メープルバター、そしてメープルコーヒーまで。なかには砂糖の代わりにメープルシロップを使う家庭も多いそうで、卵焼きや煮物にはもちろん、ステーキの表面に塗るとお肉を柔らかく焼き上げることができるそう。ビネガーと合わせてドレッシングにしたり、ソーセージにつけたりするのもおすすめだとか。メープルシロップはカラダを酸性にしにくく、アンチエイジング効果も期待できるそうなので、日頃の食事に気軽に取り入れたいですね。 ナイアガラエリアは「ジャム」が名産 オンタリオ州南西部に位置するナイアガラエリアは、フルーツの産地。街中にはジャム専門店もあるほど。わたしが立ち寄ったのは、ナイアガラオンザレイクの一角にある「GREAVES(グリーブス)」というお店。旨みがぎゅぎゅっと濃縮されている感じ。鮮度のいいうちに食べきれるこのサイズ感がまた絶妙ですね。日本円でひとつ210円ほどでした。お土産にもぴったりです!さて、次回はオンタリオの<おいしいお酒>の旬な話をお届けします!★What’s Ontario?カナダの南部に位置し、首都オタワやトロントを有する最大都市。カナダで最も人口が多く、2番目に大きな州である。州面積は、日本の約3倍。ナイアガラの滝や、7カ所の国立公園と330カ所の州立公園が点在する自然の宝庫。カナダ・オンタリオ州観光局 www.ontariostyle.comカナダ観光局 www.canada.jp Photograph:Hao Moda
2018年06月26日カナダ・トロント発「キントンラーメン(KINTON RAMEN)」が、日本初上陸。2018年5月18日(金)東京・三軒茶屋に「キントンラーメン三軒茶屋」がオープンする。「キントンラーメン」は、カナダから逆輸入となるラーメンバー。2012年にトロントで誕生し、正統派ラーメンレストランのパイオニアとして、カナダ人に愛されている名店だ。現在、カナダ国内に10店舗、韓国・ソウルに1店舗を構え、ついに日本に初出店となる。選んだ場所は三軒茶屋。三角地帯と呼ばれる、個性豊かな居酒屋が集結するエリアに立地。メニューはカナダと同じように、名物のラーメンとカクテル、焼酎、日本酒などのアルコールドリンクを提供する。看板メニューは「豚骨らーめん」。醤油・味噌・塩・スパイシーガーリックの4種類から好みの味をチョイスできる。中でもオススメは醬油。香りのバランスを考慮した本醸造の醤油を用いているため、スープはパンチと厚みのある奥行きの深い味わいになっており、太麵との相性が抜群によい。また、同じく醤油・味噌・塩・スパイシーガーリックの4種類からフレーバーを選べる「鶏白湯ラーメン」も人気。こちらは塩味をぜひ選んでほしい。濃厚鶏パイタン本来の旨味を素直に引き出した塩味は、深いコクと芳醇な香りの鶏ガラスープのうまみと国内産鶏ガラ独特の甘さが存分に感じられるようになっている。【詳細】「キントンラーメン(KINTON RAMEN)」オープン日:2018年5月18日(金)住所:東京都世田谷区三軒茶屋2-15-6 プラスキューブ三軒茶屋B棟1階営業時間:11:30~23:00※金土のみ11:30~2:00TEL:03-6450-9707<メニュー例>・豚骨らーめん醤油 850円・味噌 850円・塩 850円・スパイシーガーリック 950円・鶏白湯ラーメン醤油 850円・味噌 850円・塩 850円・スパイシー青とおがらし 950円・チーズ鶏白湯味噌らーめん1,100円・野菜豚骨味噌らーめん1,100円・焼き餃子 390円※価格はすべて税込み。
2018年05月17日こんにちは。アウトドアライターの山畑理絵です。日々、国内外のすてきなフィールドを求めて、あちこち旅をしています。去年、とてもお気に入りの場所を見つけました。それは、カナダのオンタリオ州です。広大な自然のすぐ近くに素敵な街もあるのがオンタリオ州の魅力オンタリオは、カナダの首都オタワやトロントのある州で、州面積は日本の約3倍。とても広大です。「ナイアガラの滝」がある地域と言えば、ピンと来る人が多いかもしれませんね。7カ所の国立公園と330カ所の州立公園が点在していて、自然の宝庫……なのですが、わたしが思うオンタリオ州のイイところは<日本では遭遇できないスケールのドデカイ自然と、カワイイ・おいしいの詰まった街が近接している>という点です。そこで、いち旅好き女子という視点と、アウトドアライターならではのフィールドにフォーカスしたふたつの視点で、オンタリオ州の見どころをお届けしようと思います。Vol.1のテーマは、「湖畔のリゾート」!湖畔に佇む隠れ家ロッジでのんびりステイサドベリー空港から車で約1時間。フレンチリバー州立公園の近くにあるフレンチリバー流域の森の中に、『ロッジ・アット・パインコーブ』という宿泊施設があります。パインは松、コーブは入り江という意味。エリア一帯はホワイトパインの木に包まれ、美しい夕焼けとともに静かな湖畔でのステイが楽しめる隠れ家的ロッジです。湖畔を眺めがらの読書や豪快なステーキを堪能湖畔にはほどよい距離感でいくつかのロッジが建っていて、わたしが泊まった棟には、湖畔を望めるテラス席がついていました。持参したコーヒーを飲みながらまったりしたり、メイン棟にあるレストランで豪快なステーキと地元の赤ワインを味わったり。まさに至福のひとときです。なんでも、オーナーのアレックスさんは元不動産会社の社長で、家族で通うほど気に入っていたこの湖畔に暮らすため、仕事を辞めてロッジ・アット・パインコーブを建てたんだそう。「人生で最良の選択だった」と笑顔で話していた姿がとても素敵でした。ハイキングコースを気ままに散策したり、湖畔クルーズが楽しめるプランも!敷地内には、ほどよく整備されたトレイルがいくつもあったので、「COVE TRAIL」という名前のハイキングコースを散策することに。すると、ぽってりとしたシルエットがキュートなエリマキライチョウに遭遇!どうやら木の上でお食事中だった模様。こういう出会いも、森の滞在ならではです。ほかにも、看板犬のバーキンと湖畔クルーズを楽しむことができたり、クルーズをしながら無人島でのんびり過ごしたりできるプランもありました。あちこち移動しなくても充実した時間が過ごせる、それもロッジ・アット・パインコーブの魅力です。スタイリッシュなキラーニーマウンテンロッジもおすすめ!湖畔のリゾートといえば、キラーニー州立公園の近くにある『キラーニーマウンテンロッジ』もおすすめ。こちらは赤と黒を基調としたスタイリッシュな佇まいで、ロッジの前には、青く透き通るジョージアンベイが広がり、ここでも爽快なクルーズを楽しめます。癒しの何物でもない、贅沢な時間です。次回は、旅には絶対に欠かせない<おいしい食ネタ>をお届けします!カナダ・オンタリオ州観光局 www.ontariostyle.comカナダ観光局 www.canada.jpPhotograph:Hao Moda
2018年04月24日カナダは国際的な先進国であると同時に、スローライフ先進国でもあります。カナダの食料自給率は約220%(日本の食料自給率が約40%)で、ダントツの1位!国土面積は世界第2位(ちなみに1位ロシア、3位アメリカ)にもかかわらず、人口は約3619万人で日本の関東地方ほどしかいないというのだから驚きです。カナダの首都、オタワを散策すると、人々の生活にスローライフが根づいていることが実感できます。ダウンタウンの中心にある〔マーケット・オーガニクス〕1826年からの歴史があるオタワの公設市場〔バイワード・マーケット(ByWardMarket)〕の一角にある〔マーケット・オーガニクス〕は、ヘルシー志向のカナダ人御用達のスーパー。ビーガンやオーガニックの食材をはじめ、オーガニックコスメの種類も豊富なので、ちょっとしたお土産探しにもおすすめです。ここで見つけたのが〔グリーン・ビーバー(GreenBeaver)〕のコスメライン。シャンプーやリップ、ボディクリームに歯磨き粉など、種類もさまざま。そしてなにより、ビーバーのイラストがかわいい!カナダのオンタリオ州に拠点を置き、微生物学者のアランと農業業界で働いていた妻のカレンが創設した環境に配慮した会社で、製品はオーガニック認証機関であるEcoCertの認証を受けています。【マーケット・オーガニクス(MARKETORGANICS)】●住所:126YorkSt,Ottawa,Ontario●電話:613-241-6629●営業時間:月~金9:00~20:00、土9:00~18:00、日11:00~17:00●URL年代のヒッピー文化から続く〔ハーブ&スパイス・ショップ〕〔マーケット・オーガニクス〕からタクシーで5分ほど、バンクストリート沿いにある「ハーブ&スパイス・ショップ(Herb&SpiceShop)」は、オタワのオーガニックショップの草分け的存在。道を挟んで食品店とコスメ店の2軒を構えています。コスメショップには、〔グリーン・ビーバー〕や〔パープル・アーチン(PurpleUrchin)〕など、カナダ製のオーガニックコスメも充実。ビタミン剤も豊富にそろっていて、こちらを目当てに訪れるお客さんも多いのだとか。食品店では、フレッシュなオーガニック食材のほか、メープルシロップや紅茶、コーヒーなど、日本にお土産として持ち帰れる商品もたくさん。店内ではフレッシュジュースコーナーもあったので、その場でいただきました。店の入口ではLGBTフレンドリーなレインボーフラッグを発見。このあたりはLGBTの人たちに人気のエリアとあって、個性的なショップもたくさんあるのだそう。時間があったら散策歩してみるのも楽しいと思います。【ハーブ&スパイス・ショップ(Herb&SpiceShop)】●住所:375BankSt,Ottawa,Ontario●電話:613-232-4087●URLオタワで食べ歩きたい人気スイーツ疲れると甘い物が食べたくなる!ということで、観光の合間に訪れたい地元のスイーツ情報をご紹介します。オタワで誕生した有名スイーツといえば、自由が丘にも出店している〔ビーバーテイルズ(Beavertails)〕です。本店は〔バイワード・マーケット〕の一角に位置しています。真っ赤な外観もかわいいですよね。〔ビーバーテイルズ〕は街のいたるところで見かけて、いつも人だかり。ひとりで食べるには大きいかもしれない……。と一瞬とまどうのですが、ビーバーのしっぽのようにのばして作ってあるせいか、意外にもペロリといけます。ホールウィートを使った生地に、香ばしいシナモンがマッチしておいしい!ぜひ試してみてください。ビーバーテイルズ(Beavertails)ギフトにもおすすめのスイーツが、6世代にわたって伝統の味を伝えているドイツ北部のメッペン発祥のチョコレートショップ〔ストゥーブ(STUBBE)〕のチョコレート。1845年にドイツで創業し、1989年にハインリッヒさんがカナダのオタワに移転。現在はハインリッヒさんがオタワ店で、息子のダニエルさんがトロント店でチョコレートを作っています。お店の女の子たちもみんなかわいい!人気のトリュフを味見させてくれました。店舗の奥では、ショコラティエがせっせとチョコレートを作っていました。とても楽しそうで、本当にチョコレートが好きなんだなぁというのが伝わってきます。〔ル・コルドン・ブルー・オタワ校〕とコラボして新しい味を探求したり、カカオ農園とパートナーシップを組んでクーベルチュールを開発したりと、新しいことにもどんどん挑戦しているお店。きっとすてきなチョコレートがみつかるはず!お店にはイートインコーナーもあります。【ストゥーブ(STUBBE)】●住所:375DalhousieStreetOttawa,Ontario●電話:613-241-1040●営業時間:火~土10:00~18:00、日12:00~17:00●定休日:月●URLユニークなお土産もインパクトのあるお土産にぴったりなのが、ブーランジェリーの〔LeMoulindeProvence(ル・ムーランド・プロバンス)〕で売っている《オバマクッキー》。アメリカのオバマ前大統領が立ち寄ったことから、オバマ氏の名前が付き、大統領が変わった今でも発売されています。クッキーのカラフルな色に驚きますが、味わいは素朴。カナダ首相のジャスティン・トルドー氏のクッキーもあって、こちらは写真プリントも!ちなみに、ドナルド・トランプ氏のクッキーはありませんでした。クッキーのほかにも、パンやデリコーナーもあるので、店内でカフェを楽しむのもおすすめです。【LeMoulindeProvence(ル・ムーランド・プロバンス)】●住所:55BywardMarketSquareOttawa,Ontario●電話:613-241-9152●営業時間:7:00~19:00●URL自然との暮らしを大切にしているカナダではエコロジーという考えが徹底されています。スーパーなど、お店によってはショッピングバッグがチャージされることもあるので、エコバッグを持参するのがスマートです。●取材協力オンタリオ州観光局●ライター美濃羽佐智子●写真村尾昌美
2018年04月08日メープルシロップと言えば、カナダをイメージする人も多いのでは?それもそのはず、カナダのメープルシロップの生産量は実に世界の85%を占めていて、世界的に見てもメープルシロップを作るサトウカエデの原生林は、カナダのオンタリオ州とケベック州、アメリカの一部の地域に限られているのだそう。ということで、カナダのオンタリオ州にある〔フルトンズパンケーキハウス&シュガーブッシュ〕を訪ねました。メープルシロップについて教えて!メープルシロップのことを知りたいと思ったら、作っている人に聞くのが一番!そこで、カナダのオンタリオ州にある〔フルトンズパンケーキハウス&シュガーブッシュ〕を訪ねました。「シュガーブッシュ」というのは、直訳するとメープルシロップを作る「砂糖の森」という意味。メープルシロップを煮詰める小屋のことを、「シュガーシャック」と言います。現在4代目のシャーリーさんと5代目となる息子のスコットさんがメープルシロップを作っています。1840年代にスコットランドからこの地に移民したシャーリーさんの祖先が先住民の人からメープルシロップの作り方を教えてもらったのが始まり。シャーリーさんの「すべてオーガニックにこだわっているの」との言葉に、「え?オーガニックではないメープルシロップなんてあるんですか?」とたずねたところ、サトウカエデの木を育てる際に、虫がつかないように農薬が使われる場合もあると言われて納得しました。〔フルトンズ〕では植林なども行っておらず、サトウカエデの木も自然に生い茂る原生林。100%のオーガニックにこだわっているんです。メープルシロップができるまでメープルシロップが作られるのは、カナダの厳しい冬が終わり、雪解けが始まる3月から4月にかけてシーズン。サトウカエデの木は夏にたくわえたデンプンを糖分に変えて、-30℃になるほど寒いカナダの冬を耐えぬきます。そして夜と日中の温度差が高くなる春、糖分をわずかにふくむ樹液"メープルウォーター"を流しだすのです。写真右側が、サトウカエデの木からとれたメープルウォーター。うっすらと色づいています。左はそれを煮詰めて作ったメープルシロップ。バケツ40杯からわずか1杯のメープルシロップしか作ることができない、とても貴重なものです。メープルシロップは収穫時期によって色や味わいが変わってきます。早い時期にとれたものほど、色が薄く味が軽やかで、収穫後期になるほど色が濃くリッチな味わいになります。メープルシロップを購入する際は、ラベル表示を参考に好みのテイストを選びましょう。【メープルシロップのグレード表示】●ゴールデン/デリケートテイスト(Golden)最も収穫時期が早い樹液で作られたもので、それほど量がない。デリケートな味わいなので、スイーツやパンにそのままかけて使用するのがおすすめ。●アンバー/リッチテイスト(Amber)美しい琥珀色をした繊細な味わい。パンやスイーツにそのままかけて使うのがおすすめ。●ダーク/ロバストテイスト(Dark)ゴールデンやアンバーに比べてメープルの風味が増しているので、そのままかけるほか、肉や魚料理に使用するのに適しています。●ベリーダーク/ストロングテイスト(VeryDark)収穫時期の最後の方に作られた、メープルの風味がさらに増したもの。料理に使うのが適しています。これまでカナダとアメリカで異なる基準で表示されていたグレード表示も2017年に統一され、消費者がより選びやすくなりました。子どもたちに大人気!「メープルタフィー」作りシャーリーさんにメープルシロップを使ったお菓子「メープルタフィー」の作り方を教えてもらいました。240℃に温めたメープルシロップを雪の上にとろりとたらし、完全に固まってしまう前に棒にからめていきます。ほんのりと甘くて、大人が食べてもおいしい!雪の上に流すというのもなんだかおしゃれですよね。本場カナダではメープルシロップを使ったレシピも豊富。マフィンやケーキなどのスイーツの甘味として使うのはもちろん、サラダのドレッシングのほか、チキンやリブ、ポークなどのメイン料理にも利用しています。〔フルトンズ〕のホームページにも詳しいレシピが書いてあるので、気になる方はチェックしてみてください。フルトンズのレシピはこちら!本場の「パンケーキ」は、やっぱりおいしい!"パンケーキハウス"と言うだけあって、自家製メープルシロップをたっぷりかけたパンケーキやスイーツなど、おいしいグルメを食べることができます。併設ショップでは〔フルトンズ〕自慢のオーガニックのメープルシロップやのほか、メープルシロップを使って作られたコスメも充実!お土産としてもぴったりです。今では6代目になるべく、スコットさんの子どもたちもメープルシロップ作りを手伝っています。家族の歴史と愛情、プライドをかけて作られるメープルシロップの味は、スーパーで買うメープルシロップとは違って感じました。ヨーグルトやパンケーキに掛けるだけから抜け出して、いろいろな料理にもっと使いたいと感じた旅でした。【フルトンズパンケーキハウス&シュガーブッシュ(Fulton’sPancakeHouse&SugarBush)】●住所399SugarBushRoadPakenham,Ontario●電話613-256-3867●営業時間平日9:00~15:00、週末8:00~15:00※2018年4月15日まで。それ以降はHPをチェックフルトンズ・パンケーキハウス &シュガーブッシュ【取材協力】オンタリオ州観光局●ライター美濃羽佐智子●写真村尾昌美
2018年03月15日本場メープルの香りに包まれる異国情緒あるお店「GAGNON Érable et Café 桑園店(ギャニオン エラブル エ カフェ そうえんてん)」は、札幌市中央区でメープル専門のカフェを営んでいます。外観は、日本にいながらカナダ旅行に行った気分になれる異国情緒ある造り。店内に入ると、メープルの香りと100年ほど前からある老舗のようななつかしい空気が、訪れた人をやさしく包み込んでくれます。初のメープル専門店。本場のメープルシロップを日本でも!このお店は、2007年に日本初のメープル専門店として、カフェを併設した1号店をオープンしたのが始まり。カナダから直輸入したメープルシロップや関連商品などを取り扱い、10年目を迎えた2017年2月に2号店として「GAGNON Érable et Café 桑園店」をオープンしました。オープンを機に、1号店はケーキ類をメインとしたお店にし、この店で専門的にメープル料理を扱うようになったそうです。メープル好きにはたまらない!メープルづくしのスイーツこのお店のおすすめメープル料理のひとつ「メープルフレンチトースト」は、フレンチトーストにメープルをかけるのではなく、メープルシュガーをまぶして香り高く焼き上げています。つけ合わせの生クリームとの相性もよく、やみつきになってしまう逸品です。また、ジャージー牛乳を使った「メープルゼリーソフト」も人気。甘さ控えめのメープルソフトの上にはメープルシュガー、下にはプルプルなメープルゼリーという、メープル好きにはたまらない一品に仕上がっています。どんな料理にもメープルを使う強いこだわりが魅力食事メニューとして楽しめるのが「ギャニオンバーガー」です。ジューシーに焼き上げた手作りパテに、メープル入りの肉汁から作り出したグレービーソースがアクセントになったボリューム満点の一品。インパクトのあるビジュアル同様、食べ応えも十分なのでランチにもピッタリでしょう。スイーツ以外にも、メープルを使っているところにお店のこだわりを感じることができます。いつ訪れても大丈夫!愛犬家にもうれしいテラス席このお店には、犬と同伴できるテラス席があり、散歩の途中に立ち寄ったり、愛犬と食事を楽しんだりすることができます。ランチ時間を設けていないのも特徴で、どの時間に訪れても食事が可能。また、メニューへの記載はありませんが、「まかないランチ」が頼める場合もあるので、お店を訪れた際は訪ねてみてはいかがでしょうか。JR函館本線・学園都市線「桑園駅」から徒歩5分の場所に、メープル専門店「GAGNON Érable et Café 桑園店」があります。日本ではめずらしいカナダの家庭料理からスイーツまでを堪能でき、本場のメープルの味を知ることができるお店です。スポット情報スポット名:GAGNON Érable et Café 桑園店住所:北海道札幌市中央区北12条西16-1-20 渡辺ビル 1F電話番号:011-769-9912
2017年12月28日カナダで最も有名な画家モード・ルイスと夫の人生を描き、世界の映画祭で観客賞を受賞した感動作『MAUDIE』(原題)が、『しあわせの絵の具愛を描く人モード・ルイス』の邦題で来年3月3日(土)に日本公開が決定。あわせて、モード・ルイス本人のイラストが掲載されたポスタービジュアルと予告編も到着した。カナダ東部の小さな町で叔母と暮らすモード(サリー・ホーキンス)は、絵を描くことと自由を愛していた。ある日、町の商店で買い物中のモードは、家政婦募集の広告を貼り出した男に興味を持つ。男は町はずれで暮らし、魚の行商を営むエベレット(イーサン・ホーク)。モードは束縛の厳しい叔母から逃げるため、住み込みの家政婦になろうと決意。彼が1人で暮らす小屋のドアをノックした。子どもの頃から重いリウマチを患い、一族から厄介者扱いされてきたモード。孤児院で育ち、学もなく、生きるのに精一杯だったエベレット。そんなはみ出し者同士の同居生活はトラブル続きだった。しかし、モードがこしらえた熱々のチキンシチューを口にして、エベレットは孤独だった心が温まるのを感じる。やがて2人は互いを認めあい、結婚することに。そんなとき、顧客のサンドラがエベレットに会いに訪れる。ニューヨークから避暑に来ている彼女は、モードが壁に描いたニワトリの絵を見て一目で才能を見抜き、絵の制作を依頼する。サンドラの期待に応えようと、モードは夢中で筆を動かし始めた。壁に、板に、請求書の裏に。そんな彼女を不器用に応援するエベレット。やがてモードの絵は評判を呼び、アメリカのニクソン大統領からも依頼が来るが…。本作は、画家のモード・ルイスと、不器用ながらもモードを献身的にサポートした夫のエベレット。始めは孤独だった2人が運命的な出会いを経て、夫婦の絆と慎ましくも確かな美しい色にあふれた幸せな日々を手に入れた感動の実話。カナダの風景と動物を描いたモードは、日本では知る人ぞ知る存在だが、アメリカ大統領ニクソンから絵の依頼を受け、いまなお小品でもオークションで500万円を超える人気を誇る、カナダで最も愛された画家だ。そんなモードを演じるのは、『ブルージャスミン』でアカデミー助演女優賞にノミネートされた実力派サリー・ホーキンス。そして、妻への愛と尊敬の念を無骨に隠すエベレットは、『トレーニング デイ』『6才のボクが、大人になるまで。』『マグニフィセント・セブン』のイーサン・ホークが演じている。また、美しいカナダの港町が目を引く予告編では、絵を描くこと以外できることが見当たらないモードと、無口で無骨なエベレットの“はみ出し者同士”が共同生活を送る様子が描かれている。『しあわせの絵の具愛を描く人モード・ルイス』は2018年3月3日(土)より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、東劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月09日2014年の夏に韓国を10年ぶりに訪れた、カナダのトロントに住む23歳の韓国系カナダ人Jasper Lim(ジャスパー・リム)。彼女がそこで感じたのはとてつもないカルチャーショックと、「どこかに忘れてきたようなノスタルジア」だった。それはトロントへ帰るのを延期してしまったほど強く複雑な感情で、俳優として活動する彼女はその気持ちを映画のなかで表現しようと決意する。しかし、映画を5年後くらいに公開できればいいと気長に考えていたところ、2016年に再び韓国を訪れたことで彼女の考えは変わってしまう。
2017年05月12日「Hello! Canada」誌が2017年の「最も美しいカナダ人50人」を発表した。1位に輝いたのは昨年、夫でマネージャーのレネ・アンジェリルと兄を立て続けに亡くしたものの、歌手、母として輝き続けるセリーヌ・ディオン。ラスベガスでの常設コンサートや、まもなく始まるヨーロッパツアーにと、精力的に歌手業を続けるセリーヌの原動力は「愛」だという。「私は息子たちからの愛、ファンのみなさんからの愛をもらってる。一緒に仕事をしている人たちのことも愛してる。だから、私の人生が愛に欠けるということは全くないの」。大切な人を亡くしても、子どもたちやファンの応援が心のよりどころになっているようだ。「Hello! Canada」誌は、リストに選出した人々の条件を「外見の美しさだけでなく、内面の美しさのお手本にもなっている人」だとしている。2位にはライアン・ゴズリング、3位にはレイチェル・マクアダムスが選ばれた。そのほか、俳優ではライアン・レイノルズ、シェイ・ミッチェル、ニーナ・ドブレフら、歌手ではドレイク、ザ・ウィークエンド、ショーン・メンデス、シャナイア・トウェインらがリスト入り。彼らとともにジャスティン・トルドー首相と妻のソフィー・グレゴワも選出されている。(Hiromi Kaku)
2017年05月11日だんだんと日が長くなってきて、春の足音がもうすぐそこまで!まだまだ雪も深く夜間はぐっと冷え込むけれど、カナダ東部のオンタリオ州では毎年3月~4月、甘くて楽しいフェスティバルが開催中。季節の風物詩、メープルシロップの収穫を祝って多くの人が訪れます。メープルシロップの収穫から口に入るまでを、遊びながら学べる楽しいメープルフェスティバル。子どもも楽しめるアクティビティもいっぱいです!メープルの海でおよぐパンケーキはカナダ東部オンタリオ州の春の風物詩添加物なし!自然の作りだした甘味料メープルシロップとはサトウカエデという木の樹液を煮詰めたもの。カナダ東部にはこのサトウカエデの原生林が広がり、ケベック州とオンタリオ州で世界のメープルシロップのほとんどを生産しています。カエデの葉は国旗にも描かれているくらいですから、カナダを代表する木といっても過言ではありません。昼夜の気温差がぐっと広がる春先。サトウカエデの木々の樹液は糖度を増し、収穫の時期に。1本の木に対し3つの穴を開けて蛇口のようなものを差し込むと、ぽたぽたと樹液が染み出てきます。これをバケツで受け止めて、ある程度溜まったら濾過して不純物を取り除き、ぐつぐつと煮詰めてメープルシロップに。この方法、17世紀に入植者がカナダにやってくるずっと前から先住民に伝わる方法で、設備は少しモダンになったものの、現在も添加物などを入れずに作られる自然の甘味料です。木から染み出る樹液は無色透明。なめてみてもほとんど甘味を感じないメープル農家を訪れてできたてのメープルシロップを楽しむこんなサトウカエデの森のことをシュガーブッシュ(砂糖の森)、そしてシロップを煮詰める小屋のことをシュガーシャック(砂糖小屋)と呼ぶのですが、2月の終わりくらいから4月ごろまでの期間、シュガーシャックはもくもくと煙を出して大忙し。あたりには薪の焼ける匂いとなんとなく甘い香りが漂います。そしてこの季節はそれぞれのメープル農家で収穫を祝うお祭りを開催。入場無料で誰でもふらりと気軽に訪れて、できたてのメープルシロップを楽しむアクティビティを提供しています。今回お邪魔したのは、5世代にわたってこの地でメープルシロップを作り続ける農家、フルトンズ。まずはメープル農家の名物、雪の上につけたくぼみの上にあつあつのメープルシロップをとろりとたらしてつくる「メープルタフィー」をいただきます。急激に冷やされ固まったシロップをスティックにまきつけて味わうのは、このシーズンならではのお楽しみ。自分で作ってみることもでき、子どもたちにも大人気です。たらしたメープルシロップを雪の上でぐるぐるすると、だんだん固まってくるメープルシロップをた~っぷりかけて召し上がれ!一通りタフィーを楽しんだら、お次は森の中のパンケーキ専門店としても人気のフルトンズ自慢のパンケーキをいただきます。こちらの定番は数枚重ねのパンケーキにスコーン、そこにメープルシロップをこれでもかというくらいたっぷり流しかけ、ソーセージとベイクドビーンズをつけあわせに、と甘しょっぱくてボリュームある一皿。パンケーキのみ、ソーセージだけつけて、といった注文の仕方もOKですが、いずれにせよ、パンケーキがひたひたになるくらい、メープルシロップをたくさんかけるのがポイントです。一番下のパンケーキはシロップをたっぷり吸って、じゅわっと甘く、なるほど、ソーセージなどちょっと塩辛いものを合わせるのはそのためですね、と納得。まぁ、それらもひたひたになってメープル味になるのですけれども。ベイクドビーンズは本当は煮豆なのになぜに”ベイクド(焼いた)豆”というのだろう?家族で訪れたい、アクティビティいろいろなプチフェスティバルここではほかに、スノーシューや馬の引くソリで森の中を散策したりとさまざまなアクティビティを楽しむことができます。気温が関係あるので毎年開催日は異なりますが、3月から4月上旬まではどのシュガーシャックでもこうしたプチフェスティバルを開催しています。予約なしでふらりと立ち寄ってもOKなので、ぜひ家族で訪れてみてください。フルトンズパンケーキハウス&シュガーブッシュFulton’s Pancake House & Sugar Bush399 Sugar Bush RoadPakenham, ON K0A 2XOオタワから車で約1時間ウェブサイト:春先でもまだまだ雪深いオンタリオ州。でも日中の気温はだいぶ高くなってきている色が薄いほどピュアな味わい。ダークなものは独特な香りがするが、それもまたナイス<文・写真:フリーランス記者岩佐史絵>
2017年03月14日コカ・コーラシステムは3月13日、大人のための炭酸飲料「カナダドライ」ブランドから、機能性表示食品「カナダ ドライ ジンジャーエール プラス」(500ml PET 158円・税別)を全国で発売する。同商品は、「カナダドライ ジンジャーエール」の甘さ控えめでドライなおいしさをカロリーゼロ、脂質・糖質0gで実現した炭酸飲料。1本(500ml)あたり、難消化性デキストリン(食物繊維)を5g含んでいる。難消化性デキストリンは、「食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて排出を増加させ、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにすること」が報告されている。脂肪の多い食事をとりがちな人や、食後の血中中性脂肪の上昇が気になる人に適しているという。
2017年02月21日カナダ大使館内にある高円宮記念ギャラリーにて開催中のユニス・ルック展、その名も〈 完璧な卵などない(英題:No egg is perfect) 〉。その様子をご紹介します。ユニス・ルックについてユニス・ルック(Eunice Luk)は、1988年生まれのトロント出身のアーティスト。2012年にオンタリオ美術デザイン大学卒業以降、ワールドワイドに展示を成功させています。作品は、様々なメディアや技法を使って実物を自身の言葉に転換し、作品の中心(ポジティブスペース)とその背景(ネガティブスペース)をシンプルかつ主観的に記録することが持ち味。最近では、VACANT(東京) / スイス・インスティテュート(ニューヨーク) / プリンテッド・マター(ニューヨーク) / ウォルター・フィリップス・ギャラリー(バンフ) / アート・メトロポール(トロント) / エックスペース(トロント) / ノーファル・プロジェクト(トロント)ほかワールドワイドに作品展示を成功させています。また〈 スロー・エディションズ (Slow Editions) 〉から作品集や書籍を刊行。ニューヨーク、ロサンゼルス、東京のアートブック・フェアで定期的に展示を行っています。ユニス・ルック公式サイト / Instagram(@sloweditions)その彼女は、現在横浜で行われている「黄金町アーティスト・イン・レジデンスプログラム」に参加中。絵画 / 陶芸 / インスタレーションなどを制作し、2016年7月にはオンタリオ・アーツカウンシルおよびトロント・アーツカウンシルから助成を得て、信楽(滋賀県)での「陶芸の森アーティスト・イン・レジデンス」に参加したそう! 本展〈 完璧な卵などない 〉は、「陶芸の森」滞在中に制作されたものを含む、彼女の最新作を観ることができます。同レジデンスに滞在中、田園地域である信楽が紡いできた陶芸の "歴史" や "伝統" に深い感銘を受け、手びねりの陶芸作品と陶板画を制作。作品は、物事が衰退するサイクルや、自然を通じて暮らしの中で見出したささやかな喜びや安らぎから発想を得たものです。これらの作品の多くは、瞑想的な静寂、楽観、内省といった感覚を表現しています。広々とした空間にゆったりと展示された作品たちは、セラミックでできたペールトーンの卵を中心に、どれも緩やかで自然美を備え、まるで元からそこに存在していたかのような感覚を与えてくれます。不完全さが逆に手作りの温かみと親しみやすさを醸し出しているかのよう!最後に、気さくでチャーミングさが魅力のユニス・ルック本人から特別に、 "ROBE読者へ向けたメッセージ" もゲット♡ 写真撮影の際向けられたスマホを見て "Technologyいっぱいネ〜" と言いながらニコニコ応対してくれた姿に、一同キュン!" My message for visitors to the ’No egg is perfect’ is that I hope they are able to find small pleasures and comfort in every daily life. I was relieved to find beauty in life through nature in the countryside of Japan. I noticed the beautiful flora, colorful insects, soft, foggy sunrises while living in the slow countryside life in Shigaraki. It reminded me to cherish the small details around me even through difficult times. Nothing is perfect, yet we can always find beauty through the imperfection."(直訳:本展で伝えたいことは、ふだんの生活の中にある些細な幸せを見つけられるようになってほしいということです。わたしは、日本の郊外の自然を通じて、命の中の美しさを見つけることに心安らぎました。植物群や、多彩な昆虫、柔らかくてぼやけた日の出など、信楽でのスローライフを通じてわたしはその美しさに気づくことができました。完璧なものが無くても、わたしたちは、不完全の中から美しさを見いだすことができるのです。) カナダ大使館高円宮記念ギャラリーは入館自由滅多なことがないと入館できないというイメージが持たれがちな〈 大使館 〉。しかしカナダ大使館は身分証明書の提示のみで入場可能、館内のライブラリーやギャラリーを気軽に鑑賞することができます。平日のみの開館ですが、都民でも意外と知らない(?)穴場スポットなので東京を知っている方にこそ推したいスポットです。〈 完璧な卵などない:ユニス・ルック 〉展期間: 2016年11月29日(火)~ 2017年1月20日(金)会館時間: 平日(午前10時から午後5時半まで)休館日: 土・日、12月26日(月)~ 1月3日(火)は休館入場:無料場所:カナダ大使館高円宮記念ギャラリー(Google Mapsへ飛ぶ)※身分証明書の提示で誰でも入館可能お問い合わせ先:カナダ大使館広報部Tel:03-5412-6391 E-mail:TOKYO.CC@international.gc.caText. Midori Tokioka (@mdrtkk)
2017年01月04日9月24日(現地時間)から8日間のカナダ・ロイヤルツアーを終えたウィリアム王子一家。ロンドンに向けてヴィクトリア空港への水上飛行機に乗るため、ジョージ王子はウィリアム王子に手を引かれ、シャーロット王女はキャサリン妃に抱っこされて港に現れた。「Mirror」誌によると、ウィリアム王子はキャサリン妃とともに「カナダの人々が私たちを温かく歓迎してくださったことに大変感謝しています」とコメントを発表したという。また、「ジョージやシャーロットにカナダを紹介することができて幸運です。この訪問は子どもたちの人生に大きく影響を与えることでしょう」とも語っている。カナダ国民に向けて“さようなら”のお手ふりをした後、水上飛行機に乗り込んだ一家。このツアーで同年代の子どもや動物たちとの触れ合いを通し、堂々とした成長ぶりを世界にアピールしたジョージ王子とシャーロット王女だったが、ジョージ王子は最後までメディアにサービスすることを忘れなかった。なんと席に着くや否や、窓に鼻を押し付けるといういかにも子どもらしい仕草を見せたのだ。思いがけないベストショットにメディアも大喜び。15分ほどの飛行の後、着陸すると、ジョージ王子はコックピットで操縦ごっこも楽しんだそうた。救急ヘリのパイロットでもあるお父様のように、将来はパイロットになる可能性もあるかもしれない。(Hiromi Kaku)
2016年10月03日純正カメリナオイル株式会社ブルージュール・ジャパンは、カナダ産「純正カメリナオイル」のボトリングを日本国内に移し10月11日よりリニューアル販売する。カメリナオイルは、豊富な栄養成分から「喜びの金(gold of pleasure)」と呼ばれている。カナダのサスカチュワン州の大自然で育った100%遺伝子組み換えのないカメリナサティバの種を冷温搾取した一番搾りのオイル。現在販売されている232gを270gに増量し1980円(税別)で販売、さらにテーブルオイルにちょうど良い100gボトルが890円(税別)で新登場する。バランスが良く加熱もできる優れものカメリナオイルは、必須脂肪酸のオメガ3(αリノレン酸)、加熱安定性に優れるオメガ9(オレイン酸、イコセン酸)をそれぞれ40%弱含む。オメガ6と合わせ、オメガ3・6・9が2:1:2と最適ののバランス。代謝をアップさせコレステロールを抑制するレシチンも含まれている。熱に弱いとされそのまま使うのが主流のオメガ3だが、「カメリナオイル」は150℃で30分加熱しても0.4%しか壊れず230℃まで耐えられる。オリーブオイルの5倍あるビタミンE、β-カロテン、ポリフェノールなど、天然の抗酸化成分が豊富に含まれるため酸化にも強く、開封後も暗所常温保存ができる。さらに植物性ステロールが亜麻仁油の約2倍とオメガ3系オイルではトップクラス。成人病予防や抗血栓、免疫力を高めるなど健康効果が期待できる。ナッツのような油っぽさを感じさせない香りで、アクセントとしてもピッタリ、肉料理、魚料理にも使い易い。ここがすごい!ヨーロッパでは美容液の保湿成分としても利用されているほど健康や美容に嬉しい成分がたっぷり。そのまま飲んだりドレッシングとして使用したりできるのはもちろん、加熱調理用のオイルとしても使用可能で常温保存ができる。さらに賞味期限も亜麻仁油・エゴマ油が3~6ヶ月に対し、約2年間(730日)と長い。どんな油でも脂質のカロリーは1gあたり9kcal。タンパク質や炭水化物の2倍以上と3大栄養素の中でも最も高い。脂質はエネルギーとなるだけでなく、体温の維持、ビタミンの吸収補助もしてくれるが、消費しきれないと体内に蓄えられてしまうため、取り過ぎには注意したいものだ。調理用油としても使用できる「カメリナオイル」は、脂質の取り過ぎも予防できる。亜麻仁油やエゴマ油に代わる次世代のスーパーオイル、いつもの油を変えるだけで美と健康が目指せるのは嬉しい限りである。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ブルージュールジャパンプレスリリース(Value-Press)
2016年09月29日24日(現地時間)、ウィリアム王子&キャサリン妃がジョージ王子とシャーロット王女を伴い、カナダのヴィクトリアに到着。いよいよ一家でのロイヤルツアーが始まった。ヴィクトリアに降り立った一家のファッションは、それぞれがブルーのアイテムを取り入れてコーディネートしており、ファッショニスタのキャサリン妃ならではのこだわりが感じられた。特に目を引くのはジョージ王子の品ある装い。7月に公開されたジョージ王子3歳の記念写真(ボーダーに鯨マークのニット姿)で着用したスペインブランド「Pepa&Co.」が再び採用された。すでにチェックのシャツ(約5,000円)は売り切れ、ショーツ(約4,900円)は在庫あり、ニット(約5,400円)は4週間待ちの大人気商品となっている。「People」誌によると、「Pepa&Co.」の設立者ペパ・ゴンザレスは、「前回に引き続き今回もキャサリン妃にこのスペインブランドを選んでいただけて光栄です」と感動しきりだという。服装はビシッとキメていたジョージ王子だったが、ヴィクトリア到着時間はロンドンでの真夜中。だいぶ“おねむ”だったのか、シャイなのか、出迎えたジャスティン・トルドー首相がしゃがんでジョージ王子とハイタッチをしようとすると、ジョージ王子が頭を横に振って拒むというなんともかわいらしい場面もあった。カナダ初日は長旅に疲れきってしまったジョージ王子とシャーロット王女。到着するや否や、すぐに眠りについたそうだ。(Hiromi Kaku)
2016年09月26日映画『たたら侍』がカナダのモントリオールで開催されている第40回モントリオール映画祭のワールド・コンペティション部門に出品され、ワールドプレミアで青柳翔(劇団EXILE)、小林直己(EXILE、三代目JSB)、錦織良成監督が舞台あいさつを行った。その他の画像『たたら侍』は、戦国時代の島根・奥出雲の村を舞台に、伝統を継承し守ることを宿命付けられた主人公が、葛藤や挫折を通して真の“武士”へと成長していく姿を描いた本格時代劇映画。青柳は上映前、満席になった800人の観客に「監督とは前作の『渾身 KON-SHIN』(2013年公開)でもモントリオールに来させて頂き、こうして今作もモントリオールで上映することができ、本当に嬉しく思っております」とあいさつ。上映後には、観客や報道陣から日本の文化や侍、武士道についての質問が上がり、小林は「映画祭自体が初めてだったのですが、立ち見の方もいらしたり、『たたら侍』という日本の文化を伝えている映画が、こうして国を超えて多くの方に届いたことに、僕自身、今日が始まりとして、もっと日本の文化やこのたたら侍を色々な方に知って頂きたい」と熱い想いを口にした。観客や報道陣からの質問や写真撮影は、ワールドプレミア終了後の会場ロビーでも続き、小林は「物語のストーリーやメッセージを踏まえた上での質問が多く、凄く真剣に観て頂いてたんだなと感じた。それぞれ違う国の方の生活の中にも、日本の文化や武士道というものに関して、共感するものがあると感じた」と話し、青柳も「色々な方に観て頂き、この『たたら侍』のテーマにある想いを、日本中、世界中の方々に届けていければと思います」と自信をのぞかせた。今作は、滝田洋二郎監督作『おくりびと』(2008年)以来となる、グランプリ獲得に大きな期待が寄せられている。表彰式は現地時間9月5日に行われる。『たたら侍』2017年初夏 新宿バルト9、TOHOシネマズ 新宿ほか全国公開
2016年08月31日アディダス オリジナルス(adidas Originals)が9月8日、カナダ発のブランド・ウィングスアンドホーンズ(WINGS+HORNS)との初のコラボレーションコレクション「adidas Originals by WINGS+HORNS」発売する。クラシックな仕立てとモダンなスポーツウエアが融合した同コレクション。伝統的な職人技と比類なきディテールへのこだわりで上質なアイテムの数々を生み出した。アパレルでは、カナダ製のフーディー、クルーネックとトラックパンツといったアディダス オリジナルスの象徴的なデザインの歴史にインスパイアされた3アイテムを展開。また、重ね着を楽しめるスリムフィットのニットTシャツや、濃淡をつけたカラーのトラックジャケット、シェルパジャケットなど、カナダの職人技が集約されたアイテムをそろえた。フットウエアでは、アディダス オリジナルスの名作シューズ「Gazelle 85」と「ZX Flux ADV X」をアップデート。トーナルカラーのオフホワイトのプライムニットとネイビーブルーのヴィンテージスウェードを採用し、ヒール部分にはエンボス加工されたブランドロゴをあしらった。その他、ブラックのウーブンコットンや、実用的な収納を施したヘルメットバッグ、ブラックとダークグレーのビーニーなどのアクセサリーも販売される。
2016年08月24日来年、建国150周年を迎えるカナダ。そのお祝いに、ジャスティン・トルドー首相がウィリアム王子とキャサリン妃をカナダに正式に招待したと「The Globe and Mail」が伝えた。「トルドー首相は確かにウィリアム王子、キャサリン妃、そしてご家族をカナダに招きました。ご一家ののスケジュールに合わせていつでもいらしてくださいと伝えました」とトルドー首相の広報責任者ケイト・パーチェス氏は語る。パーチェス氏によれば、一家のカナダ訪問は早ければ秋になるのではと予想しているが、「あくまでも可能性です。まだ正式な返答はありませんので…」とし、明言は避けた。この話が実現すれば、夫妻は2011年に結婚式の直後にカナダを訪れてから2度めの訪問となる。ジョージ王子とシャーロット王女も家族そろっての訪問が見込まれ、子どもたちにとっての「北米デビュー」となる可能性が高い。夫妻は4月にインドとブータンを訪れ、約一週間滞在。旅先でのキャサリン妃のファッションはメディアに取り上げられ、人気を集めた。今回のカナダ訪問はキャサリン妃だけでなく、ジョージ王子やシャーロット王女のファッションやかわいらしい姿が注目の的となるだろう。トルドー首相にとっても就任1年目での大イベントになりそうだ。(Hiromi Kaku)
2016年07月07日ディースクエアード(DSQUARED2)が、2016年夏に開催されるリオデジャネイロ・オリンピックのカナダ選手団が開会式で着用する公式ユニフォームをデザインした。公開されたユニフォームは、ジャケットそしてインナー共にカナダを表す赤と白を基調にし、前面や背面に描かれたロゴ、そしてメイプルリーフがポイントになっている。なお、ユニフォームはカナダで最も有名な百貨店であるハドソンベイと共同で作り上げた。ハドソンベイの社長リズ・ロッドベル(Liz Rodbell)は「私たちは彼らに強い気持ちと自信に満ち溢れてスタジ アムに入場してもらいたいですし、ディースクエアードのデザインするユニフォームはカナダ人の カッコ良さをより一層高めてくれるでしょう。それによって彼らの士気も高まることに間違いありません」 と語った。
2016年04月17日カナダの百貨店ハドソンベイ(HUDSON’S BAY)は、2016 年夏に開催されるリオデジャネイロ・オリンピックのカナダ選手団が開会式で着用する公式ユニフォームのデザインをディースクエアード(DSQUARED2)に依頼。そのデザインが発表された。ハドソンベイの社長リズ・ロッドベル(Liz Rodbell)は「私たちは彼らに強い気持ちと自信に満ち溢れてスタジアムに入場してもらいたいですし、ディースクエアードのデザインするユニフォームはカナダ人のカッコ良さをより一層高めてくれるでしょう。それによって彼らの士気も高まることに間違いありません”」とコメントしている。
2016年04月17日電通の海外本社である「電通イージス・ネットワーク」(英国)は1月6日(現地時間)、カナダのクリエーティブエージェンシー「Grip Limited」の株式100%を取得することで、同社株主と合意したと発表した。2002年に設立されたグリップ社は、広告戦略の策定から広告制作をはじめとするクリエーティブ領域全般のサービスを提供。従業員は現在150名で、カナダでは大手のクリエーティブエージェンシーだという。2014年12月期の収益は21.3百万カナダドル(約18.0億円)。グリップ社は、ソーシャルメディア、モバイル、CRMなどデジタル領域のクリエーティブ能力と専門性が成長の原動力となっており、ブランデッドコンテンツ領域にも強みがあるという。電通イージス・ネットワークは買収後もグリップ社の社名や体制を継続し、カナダに展開する同社グループの総合広告会社やメディアエージェンシー各社との連携を図り、シナジーの創出を図っていくという。
2016年01月08日フィギュアスケートGPシリーズ第2戦・カナダ大会が10月31日から11月2日まで開催された。羽生結弦選手は1日目の男子ショートプログラムにてジャンプでの失敗から6位となりファンをヒヤヒヤさせたが、2日目のフリーで盛り返して2位という好成績を残した。中国の羽生ファンたちはどのようにドキドキの2日間を過ごしたのだろうか。中国版ツイッター「ウェイボー」からその姿を探ってみた。○1日目を終え「明日はリベンジだ」の声援ショートプログラム6位に終わった1日目、中国では朝の放送でその結果がフィギュアファンたちに知らされることとなった。「今回の試合を見て泣いちゃった。どのジャンプも心臓に悪かった」「羽生君、きっとフリーではうまく行くよ、大好き」「明日は頑張れ。一番大切なのはスケートをしていて楽しいということ。頑張って! 」「明日はリベンジだ! 」「羽生清明、明日は頑張れ、あなたの努力はきっと報われる」2日目のフリーでは映画「安倍晴明」の曲を用いた新しいプログラム「SEIMEI」が演じられる。そのため、このコメントの用に安倍晴明ネタを盛り込む人も見られた。「他の国の点数が高かったりすると良くないことを言う人とかいるけど、フィギュアスケートだとそういうのがなくて穏やかでいいな。みんな、選手が最高の演技を見せてくれることを願っているし、転んじゃっても惜しいって言うし。明日のフリー、羽生選手がいい演技を見せてくれるといいな」このコメントにもあるように、中国のフィギュアファンは穏やかな人が多いようで、「頑張れ」「明日に期待」という声が多かった。○「かわいい」から「カッコいい」へ2日目、期待のフリープログラム、良好な成績を出した羽生選手。新プログラム「SEIMEI」へのコメントはこれまでの「羽生君かわいい」「きれい」というようなものとはひと味違っていた。「初めて『SEIMEI』を見た時には、ぞっとするほどの美しさを感じた。これまでの『オペラ座の怪人』とか『ロミオとジュリエット』の時にはなかった感覚だ」「『SEIMEI』は見応えがある。今日の集中力と殺気がすごかった」「今日の演技は素晴らしかった。始まる時と終わる時の目にすごく力があった」「『SEIMEI』にはこれまでの演技とは異なる雰囲気がある。ひとつひとつの動きが作品と一体となっていて、彼が素晴らしいフィギュア選手であり、芸術家であるのだと感じた」「これから『SEIMEI』がどこまで進化するのか楽しみ。最後の殺気に満ちた視線が死ぬほどカッコいい」前シーズン、ケガなどに見舞われた羽生選手、ファンからは無事を祈る声も多い。今シーズン、どこまで羽生選手が新しいプログラムを練り上げられるのか、今後の活躍に期待だ。※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年11月04日コロプラは13日、同社運営のスマートフォン向けゲーム「白猫プロジェクト」の英語版「Colopl Rune Story」の配信をカナダのGoogle Play、App Storeで配信開始した。「Colopl Rune Story」は、海外ユーザーのニーズに合わせて、機能やユーザーインターフェースを変更するといったカルチャライズが行われている「白猫プロジェクト」の英語版。7月からはフィリピン、タイ、インドネシアでも配信されている。「白猫プロジェクト」は、移動や攻撃、必殺技などのアクションを指1本で操作できる3DアクションRPGアプリ。バトルや街づくりのほか、最大4人でプレイできるリアルタイム通信バトル機能を搭載している。ダウンロードは無料。アプリ内課金あり。
2015年08月14日新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は7月21日、カナダ・オンタリオ州オシャワ市およびオシャワ電力と共同で、スマートコミュニティ実証事業を実施することで合意したと発表した。期間は2015年度より2年間。オシャワ市では、凍害などにより年間200回を超える停電が発生するなど、安定的な電力の供給が課題となっており、オンタリオ州では今後20TWh分の原子力エネルギーを再生可能エネルギーに置き換える計画があるなど、再生可能エネルギー導入に向けた取り組みに注力している。同実証実験では、田淵電機を委託先として、同市内の家庭30戸に、太陽光パネルと蓄電池を備えたハイブリッドインバータシステムを設置し、停電時における非常用電源としての有用性検証および系統安定化の検証を実施する。また、個々に設置するシステムは各家庭の所有物としてではなく、電力会社のネットワークの一部として電力会社が一括購入し、市場に参入していくビジネスモデルについても併せて検証を行い、ほかの寒冷地や電力不安定地域への展開を目指すとしている。
2015年07月21日アディダス コンソーシアム(adidas Consortium)が4月25日、カナダのセレクトショップ「オーティーエイチ(OTH)」とのコラボレーションによるスニーカー「チューブラー モカ ランナー(Tubular Moc Runner)」(1万6,000円)を発売する。オーティーエイチの15周年を記念したプロジェクトの一環となる同スニーカー。18世紀から19世紀初頭にかけて、徒歩とカヌーによりネイティブアメリカンと交易所の間を往来していたフランス系カナダ人の商人、“ヴォワヤジェールス(Voyagurs)”からインスピレーションを得て制作された。その土地固有のものから得た多くのアイディアを様々なスタイルに用いてきたという、彼らの伝統的要素をアディダスのスニーカーに取り入れている。トゥボックスにはスムースプレミアムブラックレザーを採用。一方、ウール素材を使用したアッパーには伝統的なモカシンのステッチがあしらわれた。2つに割れたシュータンも印象的。また、インソールにプリントされた凍った湖、アウトソールの青が、冬の遠征の交易路に潜む危険な湖を想起させている。取り扱い店舗はmita sneakersやStyles DAIKANYAMAなど。
2015年04月24日男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ ワールドグループ1回戦」の大会3日目が日本時間3月9日、カナダ・バンクーバーにて開催され、カナダと対戦していた日本は惜しくもトータル2勝3敗で敗退し、2年連続のベスト8進出はならなかった。各国の代表選手4名で戦う「デビスカップ」は、初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合、3日目にシングルス2試合を行い、3試合先取した国が勝利となる。出場国はレベルによってグループ分けされており、日本は最もレベルの高い「ワールドグループ」に所属している。日本は初日、伊藤竜馬選手が世界ランキング6位のミロシュ・ラオニッチ選手に完敗するも、エースで世界ランキング4位の錦織圭選手がシングルス2試合目に勝利して1勝1敗で終えた。2日目のダブルスはセットカウント2-3で惜敗し、1勝2敗でガケっ縁に追い込まれた。そして迎えた3日目のシングルスは、日本が錦織選手、カナダがラオニッチ選手という「エース対決」で幕を開けた。第1セットは錦織選手が3-6で落とすも、第2セットでこの日初めてのブレークを奪い、そのまま6-3で押し切りセットカウントはタイに。第3セットは錦織選手得意のラリーが冴(さ)え、主導権を渡さないゲームメークで6-4で勝利に王手をかける。第4セットは2-6で落とすも、第5セットを6-4できっちり奪い、3時間を超える熱戦を制した。エースの活躍で2勝2敗のタイとなり、勝負の行方は添田豪選手対バセク・ポスピシル選手による最終戦にゆだねられた。だが、添田選手は第1セットを5-7で惜しくも落とすと、続く第2、第3セットも3-6、4-6で落とし敗戦。この瞬間に日本の1回戦敗退が決定し、2年連続のベスト8進出を逃した。日本は今後、ワールドグループ残留を懸けて、9月に行われる入れ替え戦を戦う。
2015年03月09日日本では知名度が低いものの、海外ではじわじわと注目され始めているカナダ出身23歳の若手俳優のデヴォン・ボスティック。確かな演技の実力もさることながら、そのイケメンなルックスが海外の女子たちの熱い視線を集めている。数多くのテレビドラマや映画に出演して着実に俳優としてのキャリアを積んでおり、2008年には出演作『Adoration』(原題)がトロント国際映画祭で賞を受賞している。日本で見られるデヴォンの出演作は残念ながらまだ多くはないが、映画『グレッグのダメ日記』シリーズでは主人公グレッグの兄ロドリック役で出演しており、日本でもDVDリリースされている。いつもは弟をいじめてばかりで意地悪だが、時折優しいところも見せる兄…という役柄を見事に演じているデヴォンが見られる。さらに嬉しいことに、新ドラマ「The 100/ハンドレッド」にはメインキャラクターの一人ジャスパー役として出演。同作は核戦争によって荒廃した未来の世界を舞台にしたサバイバルアクションで、本国ではシーズン2を更新している人気ドラマだ。黒い髪と目が魅力的なイケメン俳優のデヴォン・ボスティック、「The 100/ハンドレッド」の上陸で日本でも人気に火が付くだろう。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日