アニメーション『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』が、2018年11月30日(金)より全国の劇場で公開される。UCの1年後を描く、宇宙世紀シリーズ最新作本作は、大ヒットシリーズ『機動戦士ガンダムUC』の続編となる、『機動戦士ガンダム』の宇宙世紀シリーズ最新作。『機動戦士ガンダムUC』の原作者である福井晴敏による外伝短編小説『機動戦士ガンダムUC 不死鳥狩り』のプロットをベースに、約一年後の世界である宇宙世紀0097年の物語が描かれる。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』を一つのターニングポイントとして、宇宙世紀“次の100年”を描くサンライズのプロジェクト「UC NexT 0100」の第一弾作品でもあり、『機動戦士ガンダムUC』と本作を出発点に、アニメーションとしては『機動戦士ガンダムF91』(U.C.0123)、『機動戦士Vガンダム』(U.C.0153)以外では描かれてこなかった宇宙世紀の歴史を、アニメ、コミック、小説、ゲームなど様々なメディアを用いて改めて開拓していく。あらすじU.C.0097――。『ラプラスの箱』が、『ラプラス事変』と呼ばれた争乱の結果として世に示されて一年が経過した。だが、ニュータイプの存在とその権利に言及した『箱』=『宇宙世紀憲章』の存在が明かされても、世界の枠組みに大きな変化はなかった。一方、『ラプラス事変』において、ネオ・ジオン残党軍『袖付き』は一時的に瓦解し、活動は停滞。また、争乱における主役となった“ユニコーン ガンダム”と呼ばれる2機のモビルスーツは、人智の及ばぬ能力を発揮したことで危険視され、秘密裏に封印されていた。しかし、2年前に消息不明となり、歴史から抹消されていたRX-0 ユニコーンガンダム3号機が、地球圏に再びその姿を見せる。“フェネクス”と称されるその機体を巡り、再び動き出す人々。フェネクス争奪戦には、地球連邦軍や『袖付き』だけでなく、アナハイム・エレクトロニクス社とも関連の深い大企業、ルオ商会も介入。新たなモビルスーツ「ナラティブガンダム」を実戦投入したルオ商会の真の目的とは......。登場キャラクターヨナ・バシュタ CV:榎木淳弥25歳。地球連邦宇宙軍所属の少尉で、『不死鳥狩り』作戦の増援として送り込まれたナラティブガンダムのパイロット。ミシェルとリタの幼なじみでもあり、少年期にオーストラリアで被災した過去を持つ。ミシェル・ルオ CV:村中 知25歳。略筮法での占いに長け、政財界から絶大な信頼を得るルオ商会特別顧問。『不死鳥狩り』作戦を展開するクラップ級宇宙巡洋艦ダマスカスに、増援のナラティブ ガンダムを伴って乗り込んでくる。リタ・ベルナル CV:松浦愛弓地球連邦宇宙軍所属の少尉で、消息不明となったユニコーンガンダム3号機“フェネクス”のパイロット。少女期にヨナと同様にオーストラリアで被災し、奇蹟の子供達と呼ばれた過去を持つ。ゾルタン・アッカネン27歳。フェネクス捕獲を目論むジオン共和国軍の大尉で、シナンジュ・スタインのパイロット。ネオ・ジオン残党軍『袖付き』の首魁フル・フロンタルと同様に、シャアの再来のひとりとして開発された強化人間。ミネバ・ラオ・ザビザビ家の遺児。『機動戦士ガンダムUC』では主人公のバナージと共に、地球連邦が秘匿し続けた『ラプラスの箱』の“中身”を公開した。航宙戦艦メガラニカ内のビスト邸を居所としている。特製ブックレット付きの数量限定ムビチケ特製ブックレット「報告書-U.C.0097-」付きのムビチケ前売券 第2弾が、2018年8月17日(金)より、各上映劇場などで発売。「報告書-U.C.0097-」は、ルオ商会が『機動戦士ガンダムUC』に登場するマーサ・ビスト・ カーバインらに聞き取り調査を行い、それをまとめた極秘の報告資料という設定で、『UC計画』にまつわるモビルスーツ及び関連勢力の現状をまとめたレポート資料となっている。作品情報『機動戦士ガンダムNT』公開日:2018年11月30日(金) 全国90館でロードショー企画・制作:サンライズ原作:矢立 肇、富野由悠季監督:吉沢俊一脚本:福井晴敏メインキャラクター原案:高橋久美子キャラクターデザイン:金 世俊メカニカルデザイン:カトキハジメ、小松英司キャスト:榎木淳弥(ヨナ・バシュタ)、村中 知(ミシェル・ルオ)、松浦愛弓(リタ・ベルナル)
2018年08月19日赤ちゃん本部長がさまざまな企業の本部長を訪問する「それいけ! うちの本部長」。今回武田本部長が訪れたのは、『ガンダム』シリーズや『パックマン』で知られるバンダイナムコグループの、オンラインゲームを開発・運営するバンダイナムコオンライン。事業本部長・里見陽祐さんにお会いするため、東京・三田にあるオフィス「バンダイナムコ未来研究所」を訪れた本部長。大きなビジョンやゲームが並ぶエントランスに、本部長もかつて夢中になったゲームの思い出が蘇ってきたようです。きっかけは『欽ちゃんの仮装大賞』!?里見:はじめまして、里見です。武田:はじめまして、武田です。いや〜ゲーム会社はワクワクしますね〜。受付にガンダムがいて興奮しました!でもフロアは静かなんですね……。里見:弊社はゲームプロデュースだけでなく開発も行っているのでちょっとユニークなんです。なのでフロアは意外と静かなんですよ。武田:確かに皆さん個々に作業に集中されてますね。うちの営業部はいつも騒がしいので雰囲気がまるで違います。里見さんは、昨年バンダイナムコオンラインの事業本部本部長に就任されたそうで。里見:はい。弊社の事業本部は126名。派遣や業務委託の社員を含めると160名ほどいます。事業本部には、ゲーム開発、運営、プロデュースを行う事業部門が4つと品質管理部門、各部門を支えるマーケティング、インフラ、海外営業部門がありますが、僕の仕事は4つの事業部門と品質管理部門を統括し、会社や社員が目指すべき方向へ導いていくことです。ただ、弊社はトップダウンの会社ではないので、5年後、10年後をイメージしながら、各事業部門と一緒に成長を考えていくという感じです。武田:大きなチームで職種も多岐にわたるんですね。部下をまとめるのは大変でしょう。里見:人に言えるほど大変だと感じるところはありませんが、うまくいっている時は勢いを止めないように+αのチャレンジを促し、問題があるときは解決の方針とステップを指示します。この業界はすべてがすべてうまくいくことはなかなかないので、常にポジティブな思考とネガティブな思考を持ち続けて方向を定めていくというというところが大変ですかね。武田:なるほど。小さい頃からゲームが好きだったんですか?里見:そうですね。大好きでした。武田:ゲーム業界に入ったのは、ゲームが好きだからですか?里見:それもありますし、就職活動で企業を探しているときに「遊び」というワードが自分の中にしっくりきたんですよね。大学の卒論も江戸時代の「遊び」をテーマにしていたので、「遊び」からゲームに発想がつながっていった感じです。大学卒業後はバンダイと統合前のナムコへ入社したのですが、ナムコの選考過程の中でも、気楽な社風でおもしろいことを真剣に取り組む会社の考え方がしっくりくる感じがありました。そもそも、エンタメ業界を志したきっかけは『欽ちゃんの仮装大賞』なんですがね。制作スタッフの面白いことを本気でつくりあげる姿に刺激を受けたんです。武田:え!出場したんですか!?里見:そうですね。2回出場しました。武田:2回!?里見:3回応募して、2回出場しました。1回目はひとりで出ています。たまにひとりで出場している人がいるじゃないですか。あれが僕です(笑)。武田:(笑)ちなみにどういう作品で出場したんですか?里見:1回目は黒の全身タイツを着て、顔を赤く塗って、手にけん玉の柄の部分を持って、アクロバティックな動きでけん玉を見せるというシュールな作品です。テレビ映えはしなかったですけど、身内には相当ウケました(笑)。武田:そのときの欽ちゃんのリアクション見てみたいですね〜(笑)。出ようと思ったきっかけは?里見:いまでも鮮明に覚えているのですが、大学入学後にキャンパスでたまたま高校の同級生の女性に会ったんですよ。ふとすれ違ったときに、「里見くん、大学生になったら目立たなくなったね」と言われて。高校のときは応援団長をしたりなにかしら目立つことやっていたのですが、その時期は大学入学後の燃え尽きていた時期で。なにかに打ち込むことを失っていたときだったんです。その言葉で強迫観念にかられ、「目立たなきゃ!」と。それで、「よし、テレビに出る!」と決めたんです(笑)。『笑っていいとも!』か『欽ちゃんの仮装大賞』かの2択で、『欽ちゃんの仮装大賞』に応募したんですよ。……あれ以上の緊張はないですよ。最初、しゃがんでいるところからスタートするんですけど、本番はしゃがんでいるにもかかわらず、足の震えが止まらなかった。その経験があるので、その後緊張しなくなりましたね。武田:なかなかない経験ですね。就職活動のアピールポイントにもなったのでは?里見:なりましたね。面接では、この話で大体8〜9割は終わりました(笑)。容赦ない言葉を言われるようになってからが一人前武田:里見さんの子どもの頃だと、ファミコン世代でしょうか。里見:はい。記憶に残っているのは『スーパーマリオブラザーズ』『ゴルフ』などですね。めちゃくちゃやったのは野球ゲームの『ファミスタ』。兄や兄の友達とよくゲームをやっていたのですが、お兄さんたちがえげつない投球をしてくるわけですよ。小さい子を相手にボコボコにするという(笑)。武田:よくある光景ですね(笑)。里見さんは、かつてプロデューサーとして『ファミスタ』シリーズに携わったんですよね。こどもの頃に熱中していたゲームの制作に関われるなんて、さぞうれしかったでしょう。里見:そうですね。でも、僕はナムコに入社後、8年間くらいはゲームセンターの勤務だったんですよ。ゲームセンターは風営法の規制で営業時間に制限があるので、24時間のゲームセンターがあったらいいなと思っていたときに、日本でもオンラインゲームが流行り始めたんですよ。ちょうどその時期に、バンダイナムコグループの研修課題で、後の事業を役員にプレゼンする機会があって。そこで、PCオンラインゲーム事業をバンダイナムコグループの事業の柱として育てたいと提案をしたこともきっかけになり、オンラインゲーム事業部門にグループ内出向したというのがこれまでの経緯です。ちょうどそのときに担当したのが『ファミスタ』シリーズ。『ファミスタ』は思い入れの深いコンテンツですし、バンダイとナムコが統合して大好きな『ガンダム』シリーズに関わることができるというのも魅力的でしたね。でも一番大きかったのは、当時開発や運営で関わったメンバーが今でも一緒に仕事をしているなどいい出会いがあった。なので、思い入れはすごく強いんですよ。武田:アーケードゲームの営業から制作への転向は大きな変化ですね。里見:そうですね。いまは、スマホアプリでもそうですが、ゲームをリリースしてからお客様に長く遊んでもらうためのビジネスモデルが主流になってきていますよね。ゲームの運営、ゲームサービスを提供する人が必要になってきている。サービス業をやってきた人がネットゲームに関われる可能性を感じていたので、それを突き詰めてみようと思ったんです。ゲームセンターのいい点は、ゲームで遊んでいるお客さんの表情を見ることができるところ。けれど、ネットを介すると見えないわけですよね。SNSや掲示板に辛辣な言葉を書き込む人もいますし。けれど、ゲームセンターでプレイしているお客さんの顔を見ていたので、ネットに書き込まれたことからお客さんが楽しんでいるのか怒っているのかをなんとなく想像できるんです。それは利点だなと思いますね。武田:容赦のない言葉を耳にするのは辛いですね……。里見:僕はあまり言われる立場ではないですけど、開発のみんなは「それを体験してからが一人前」だとよく言っていますね(笑)。武田:確かに。ゲームをお客さんに知られてプレイされている上でのことですからね。里見:そうですよね。ゲームを作っている会社とお客さんの距離が近いという証拠でもあると思うんです。だから、ゲームを作る人は感謝の声も厳しい声も真摯に受け止めていますよ。ポジティブであれネガティブであれ、リアクションをしてくれることが重要ですよね。もしネガティブなご意見を頂いたら、もっとよくなる可能性だと捉えると気持ちが楽なんじゃないですかね。僕がそう思える理由ははっきりしていて、ゲームセンターでお客さんに面と向かって言われていたんです。例えば、ビデオゲームのレバーの反応や椅子に苦情が来たりね(笑)。やはり面と向かって言われるほうがキツいんですよ。でも、お客さんが目の前にいるしその場で答えを出さないといけないので、すぐに答えを出してお客さんにスッキリしてもらって帰ってもらう。でもネットではそれができないので一長一短ですよね。表情で想像できる経験があるのであまりストレスは感じないんでしょうね。子どものゲーム時間は自分で決めること武田:里見さんには、小学4年生の娘さんと年長の息子さんがいらっしゃるそうですが、お子さんもゲームが好きなんですか?里見:はい、もちろんゲーム好きです。最近はNintendo Switchで『スプラトゥーン2』をよくやってるんですが……めちゃくちゃうまいんですよ。僕よりうまい(笑)。武田さんはゲームはされますか?武田:昔はやっていましたよ。ただ、私がやっていた頃はマルチプレイなんて機能はなかったので、みんなで家に集まって誰が一番強いか競っていましたね。里見:やってましたね〜。いまは基本ネット対戦なので、『スプラトゥーン2』も対戦相手に困らずにゲームしていますね。武田:うらやましいですよね。いまはスマホ、PC、コンシューマーゲームなどいろいろなデバイスがありますしね。里見さんの家では、例えば「1日1時間」など、お子さんがゲームをやる上での決まりはありますか?里見:特にありません。僕はわりと寛容だし、そもそも僕がゲームをやっているので「好きなだけやったら?」という考えなんですよ。多くのお母さんは、子どもがゲームをやる際に「ちゃんと時間を決めましょう」と言うと思うんですけど、うちの場合は基本的に子どもが時間を決めています。大体30分くらいです。息子はまだ時計の読み方があまりわからないので、「長い針がここにくるまで」という言い方になります。なので、必然的に長くはならないんですよ。武田:ちなみに、里見さんが小さい頃は決められていましたか?里見:全くないです。両親はゲームを全然しないのですが寛容でしたね。多くの親はゲーム自体が必ずしも育児や成長に悪影響を及ぼすとは考えていないけれど、子どもは時間のマネージメントができないというのが悩みの種だと思うんですよ。うちの場合は、子どもが時間を決めることによってそれをうまくコントロールできているような気がします。子どものほうがゲームをよく知っているので、30分あれば何戦できるってわかりますよね。いまのゲームは、きりのいいところが設定されていて、それがどこかは子どものほうがよくわかっているので、子どもがコントロールしてもいいと思います。ただ、あとちょっと経験値を積むとレベルが上がるのに……という場合は、レベルが上がるところまではやらせる。延長戦はOKというようにしています。武田:そうか、昔みたいにセーブポイントが全然ないダンジョンで中断できずに親とケンカになることも、今はないんですね。いいなぁ…。里見:(笑)子どもにとっては、そのほうがすっきりするじゃないですか。例えば、30分や1時間やった後に勉強しなさいと言われても、心残りになるものがあっても集中できないですよね。レベルアップして勉強するか、途中で止めて勉強するかでは気持ちの持ちようが違う。何のためにゲームをやっているかというと、子どもにとってもストレス発散という側面はあるはずなので、悶々とした状態にさせないで子どもが納得できるところでやめるというのは大事だと思います。それはきりよく物事をやるという習慣にもつながると思うんですよ。いまのゲームはちゃんといいところで設定されているので大丈夫ですよ。武田:子どもとゲームとの付き合い方に頭を悩ませる親にとって、とても参考になるお話ですね。私はいま赤ちゃんの姿をしていますが、ゲームを知っている親に育てられたいですね(笑)。参考になります。里見さんが子育てで一番大切にしていることはなんでしょう?里見:お父さんが育児、子育てに向き合える時間は限られているので、その時間の中で一緒に楽しく時間を過ごしたいと考えています。娘はちょっと親離れし始めているので、むしろ「もっとパパと遊んでよ」って思うようになってきてますが(笑)。武田:部下に育児のアドバイスをしたりもしますか?里見:しますよ。お父さんも育児に悩むことはあると思うので、相談されたりします。そういうときは「母親に従っておけ」とアドバイスします。私もそうですが、奥さんが大半の時間育児・子育てをしているという家庭も少なくないですよね。その分奥さんは日々ストレスを感じながら育児をしている。奥さんも人間だし趣味や一人で過ごしたい時間もあるので、奥さんの時間を尊重してあげるというところでしょうか。我が家は奥さんから行きたいライブの予定を数ヵ月前からLINE通知で予定をロックされるので、私はただただそれを優先するように時間を空けるだけですが(笑)。月何日かは奥さんに自由な時間を取ってもらうように意識はしています。そのほうが家庭もうまくいくケースのほうが多いのではないでしょうか。PROFILE里見陽祐Yousuke Satomi大学卒業後、株式会社ナムコ(現:バンダイナムコアミューズメント)入社。入社後、店舗営業職として西日本中心に複数のアミューズ施設の店長を経験。2008年より株式会社バンダイナムコゲームス(現:バンダイナムコエンターテインメント)にグループ内異動しPCオンラインゲーム事業に携わり、野球ゲームなどのプロデューサー職を経験。2009年10月株式会社バンダイナムコオンライン設立よりマネージャー、ゼネラルマネージャーを歴任し現職。バンダイナムコオンライン取材・構成/岡崎咲子写真/柏原力
2018年08月17日過去の不適切なツイートが原因で、ジェームズ・ガン監督が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の3作目をクビになってからまもなく1か月が経とうとしている。これまでに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの主要キャストや俳優仲間、ファンたちが、ガン監督の復帰を求めてサポートレターの公開や署名活動を行ってきた。また、マーベルもディズニーとの話し合いでガン監督の再起用をプッシュしたと報じられたが、いまだ動きがない。この状況に対する心境を、主役のピーター・クイル/スター・ロード役のクリス・プラットが「AP通信」とのインタビューで語った。「ツラい時期だよ。ジェームズのことは大好きだし、ぼくらの大切な友人だからね。それだけじゃなくて、ぼくらは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で演じることも大好き。本当に複雑な状況さ。みんな、前進したいと思ってる。正しいことをして、できる限り正しい人でありたいんだ」。ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、ブラッドリー・クーパーらと連名で発表したサポートレターについては、「みんなの時間、思い、努力が詰まってるよ。絶対に言わなきゃってことを書いた。ぼくらがどんな風に感じているかをクリアに、正直にね」と述べた。新監督が就任か、ガン監督の再起用となるか…。ディズニーの発表が待たれる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.
2018年08月16日先月、ディズニーに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』(仮題、以下『GotG3』)から解雇されたジェームズ・ガン監督。同作に再雇用される可能性は低いとみられていたが、強力な助っ人が現れた。「Deadline」によればガン監督の再雇用をめぐり、マーベル・スタジオとディズニーが話し合いを持ったという。『GotG3』の主要キャストは総勢でガン監督を支持する長文レターを公開し、ファンたちはオンライン上でガン監督の復帰を求める署名活動を行い、セルマ・ブレアやカート・ラッセルなどの俳優仲間も彼を擁護してきた。世間の声にも耳を傾け、マーベルは、ガン監督を元のポジションの戻すことが得策であるとディズニーに訴えかけたそうだ。ガン監督を再雇用するのは、実際に『GotG3』の製作をスムーズに進めるためには一番手っ取り早い。同シリーズで主要キャストの1人ドラックス役を演じてきたデイヴ・バウティスタは「ガン監督じゃなきゃ俺は降りるから、ほかの俳優を雇ってくれ」とまで言っているし、主演のクリス・プラットは別の主演作『Cowboy Ninja Viking』(原題)の脚本の大幅な書き直しでスケジュール変更が強いられ、『GotG3』に充てられる時間が限られている。ガン監督が『GotG3』を監督するなら、こういった問題はすべてクリアになる。果たしてディズニーは思い直すのだろうか?近日中に答えが明らかになるだろう。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開© Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remix
2018年08月10日ジェームズ・ガン監督が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の3作目からを解雇されてから約10日が経ち、主要キャストが連名でガン監督へのサポートレターを公開した。手紙にはクリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、カレン・ギラン、ブラッドリー・クーパー、ヴィン・ディーゼル、マイケル・ルーカー、ポム・クレメンティフ、そしてガン監督の弟のショーン・ガンのキャスト9名の署名入りだ。内容は「先週、ジェームズ・ガン監督が突然解雇されたことにとてもショックを受けました。ぼくらの気持ちを示すため、考え、祈り、聞き、議論しあい、あえてこの10日間待っていたのです」と始まり、「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズに出演したことは、キャストそれぞれが人生で光栄だと思えることです。こんなときにジェームズへの愛、サポート、感謝を示さずにはいられません」、「友だちであるジェームズと、近いうちにまた一緒に仕事ができることを楽しみにしています」というように、主にキャストがガン監督を支持しているということ、ガン監督に復帰してほしいと願っていることなどが書かれている。主演のクリスはSNSにこの手紙と「ガン監督の数年前の不適切なツイートを支持することはできないけど、彼はすごくイイ人だ。個人的に、ガン監督には3作目に戻ってきてほしい。みんなにぼくたちキャストがサインした手紙を読んでもらえたらと思う」というコメントを掲載した。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開© Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remix
2018年07月31日TVドラマも映画もイケメンなしには楽しめない!今回、ご紹介するのは、スティーブン・スピルバーグ監督最新作『レディ・プレイヤー1』の主要キャストをオーディションで勝ち取った新星・森崎ウィンさん。ダンスボーカルユニットPrizmaX(プリズマックス)のメンバーとしても活躍する森崎さんにお話をうかがいました。写真・大嶋千尋 文・田嶋真理【イケメンで観る海外ドラマ&映画】vol. 6演技、ダンス、歌…すべてをこなすハイスペック男子『E.T.』『ジュラシック・パーク』シリーズといった、極上のエンターテイメント作品を世に送り出してきたスピルバーグ監督。その最新作『レディ・プレイヤー1』の舞台は、いまから27年後の近未来。誰もがなりたいものになれるVR(仮想世界)「オアシス」創設者の遺言に仕掛けられた3つの謎と56兆円もの莫大な財産をめぐって繰り広げられる、壮大な争奪戦を描いています。森崎さんは、VRの世界で主人公ウェイドの親友・トシロウを演じています。ーー台本を読んだ時、トシロウに共感するところがたくさんあったそうですね。森崎さん 僕はステージで歌ったり踊ったりするときはかっこつけているんですが、普段は地味なんです。こじんまりと飲みたい、みたいな(笑)。トシロウも「オアシス」と現実の世界で見せる姿は違うので、そこは似ていると感じました。ーートシロウが銃を構えるシーンがとても素敵でした。森崎さんが気に入っているシーンは?森崎さん 僕もあのシーンが好きです。ずっと、ガン・アクションがやりたかったので、夢が叶って嬉しかったです。そのほか、車内で敵と戦うアクション・シーンも気に入っています。ーー撮影期間はどれくらいでしたか?森崎さん 約4か月です。イギリスで撮っていました。ーー日本食が恋しくなったとか?森崎さん 徐々にイギリスの食事に慣れていったんですが、日本のカップラーメンが食べたくなって。マネージャーさんにお願いしたら、段ボール1個分のカップラーメンを送ってくれたんです。“キター!” と思って開けたら、全部がしょうゆ味でした……。ーーそこは気を利かせて、ほかの味も入れて欲しかったですね(笑)。撮影中のお食事はケータリングですか?森崎さん ケータリングは通常メニューとは別に、アジアン・フードのトレーラーがありました。僕はそのトレーラーのタイ人のシェフと仲良くなり、メニューにないチャーハンを特別に作ってもらったことがあります。ーースピルバーグ監督と一緒に仕事をして、印象に残っていることは?スピルバーグ監督は、画をとても大事にする方で。僕がガンダムに変身するシーンでは、「今、目を開けて」「ここでセリフを言って」など、撮影中にずっと細かい指示を出していました。ーー『レディ・プレイヤー1』は80年代ポップカルチャーのほか、キングコング、ハローキティなど世界的に有名なキャラクターがたくさん登場しています。来日したスピルバーグ監督はハローキティに変身してみたいとおっしゃっていましたが、森崎さんは何に変身してみたいですか?森崎さん ドラえもんになって、四次元ポケットを使ってみたいですね。ひみつ道具の中でどれかひとつを選ぶなら、どこでもドアが欲しいです。朝、起きて、ガチャッと開けたら、仕事場に移動していて「おはようございます」なんてことができたら最高ですね(笑)。ーーハリウッド映画に出演したギャラで何を買いました?森崎さん 先日、エレアコ(エレクトリックアコースティックギター)を買いました。僕はあまり物欲がなくて、エレアコもPrizmaXのライブで使うために買ったんです。ーー『レディ・プレイヤー1』には、ウェイドとサマンサのラブストーリーの要素もあります。森崎さんが恋に落ちるとしたら、どのような女性が良い?森崎さん ぽっちゃりな女性が好きなんです。女性のみなさんは痩せようとしますが、もっとたくさん食べたほうが魅力的に見えると思います。それと、僕を褒めてくれる人(笑)。仕事場で戦って家に帰った後、“大丈夫、できるよ” と励ましてくれる方が良いですね。インタビューのこぼれ話時にこちらを笑わせるジョークを交えてインタビューに答えてくれた森崎さん。人懐っこい笑顔がとっても魅力的。初の書籍『Win-Win』も絶好調。これからも勢いが止まらない森崎さんに注目です。Information映画『レディ・プレイヤー1』出演/タイ・シェリダン、オリビア・クックベン・メンデルソーンほか監督/スティーブン・スピルバーグ8月22日(水)ブルーレイ&DVD 発売・レンタル開始/デジタルレンタル配信開始(※7月25日(水)デジタルセル先行配信開始)【数量限定生産】プレミアム・エディション<4K ULTRA HD&3D&2D&特典ブルーレイセット>¥9,990+税ブルーレイ&DVDセット(2枚組)¥3,990+税発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント©2018 Warner Bros. Entertainment Inc., Village Roadshow Films (BVI) Limited and RatPac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.
2018年07月26日テレビ朝日が16年10月から日曜ゴールデン帯放送してきた「日曜もアメトーーク!」を9月いっぱいで終えると、各メディアで報じられた。もともと「アメトーク!」は03年4月から月曜深夜に放送されていたが、06年10月から木曜の午後11時台に“昇格”。「共通点をもった芸人を集めたトーク」をコンセプトに、「メガネ芸人」「ガンダム芸人」「高校野球大好き芸人」「ラグビー芸人」「昭和プロレス芸人」などのヒット企画を連発してきた。「夜番組なのに視聴率が2ケタを記録することも多く、DVDの売り上げも好調。いつの間にか、テレ朝を代表するバラエティー番組に成長しました。すると上層部は色気を出し、裏番組に押されている日曜ゴールデン帯の進出を画策。16年10月に日曜放送をスタートしました」(テレビ朝日関係者)最近の放送回のテーマを見ると「男女コンビ芸人」(5月17日)や「バイク芸人」(5月31日)、「胸デカイ芸人」(6月21日)や「実家が農家芸人」(7月8日)など。いまいち、テーマが冴えない気がするのだが……。「週2回の放送になってからテーマ探しが大変で、“ネタ切れ”状態になっていました。そうした事態は、週2放送のスタート前から危惧されていました。そのため週1放送に戻すことになり、重圧から解放された現場としては胸をなでおろしているようです」(前出・テレビ朝日関係者)原点回帰したことで、再び練りに練ったヒット企画の誕生に期待したい。
2018年07月25日ジェームズ・ガン監督が、製作総指揮・脚本を担当する予定だったAmazonのオリジナルドラマ「Starsky and Hutch」(原題)の製作が中止となった。Amazonが「Yahoo! Finance」に明かした。ガン監督といえば先日、過去の不適切なツイートにより『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』(仮題)から解雇されてしまった身。このタイミングで「Starsky and Hutch」が製作中止になったのは解雇事件の影響かと思われたが、Amazonは「数か月前に決まっていた」と関連性を否定している。「何か月も前に、この作品の製作を見送ることに決まったんです。特に発表することは何もありません。製作が実現しなかったほかの作品と同じです」。「Starsky and Hutch」は、1975年から4シーズンに渡ってアメリカで放送された同名刑事ドラマのリブート版として製作予定だった。日本でも「刑事スタスキー&ハッチ」の邦題で70年代後半に放送された。リブート版の脚本に起用されたガン監督は、「『刑事スタスキー&ハッチ』は子どもの頃にぼくが初めて観た大人向けのドラマだったんだ。大好きだった」「世界で最も信頼している2人の脚本家と組むよ。弟のブライアン・ガンといとこのマーク・ガンだ」と意気込みを語っていた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開© Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remix
2018年07月25日バンダイナムコアミューズメントによる「VR ZONE」が新宿に続き大阪にも誕生。梅田HEP FIVEに2018年秋オープン予定だ。「VR ZONE」は、体験型VRアクティビティを楽しめる施設。大阪に誕生する「VR ZONE OSAKA」では、「エヴァンゲリオン」や「ガンダム」「ドラゴンボール」など人気アニメの作品に加えて、「急滑降体感機スキーロデオ」、「恐竜サバイバル体験絶望ジャングル」、「極限度胸試し高所恐怖SHOW」などスリル満点のエンターテイメントを用意する。なお、ゴジラの圧倒的な破壊力をVRで体験できる「ゴジラVR」は、VR ZONE OSAKAのオープンと同時に新宿に先駆けて稼働。アクティビティの中で体験者は、攻撃ヘリ部隊の一員として、「血液凝固弾」を命中させ、ゴジラの活動を停止させるミッションミッションが与えられ、ゴジラによって無残に破壊されている街をかいくぐっていく。仲間と協力しながらゴジラの圧倒的な破壊力の恐怖をVRで体験できる。【詳細】VR ZONE OSAKAオープン予定時期:2018年秋住所:大阪府大阪市北区角田町5-15 HEP FIVE 8階、9階
2018年07月24日過去のツイートが原因で、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(以下、『GotG』)シリーズ第3弾からクビになってしまったジェームズ・ガン。ファンたちが署名活動でディズニーとマーベルにガン監督の復帰を訴える中、『GotG』のキャストたちが現在の心境をツイートした。この事件にいち早く反応したのはドラックス役のデイヴ・バウティスタだった。ガン監督の人柄を「愛情にあふれ、思いやりがあり、優しい人」と称え、「人や動物に対してとても紳士的かつ親切に接し、いたわる人」とも。「彼は過ちを犯したかもしれないけど、誰だってそんなことはある。彼にいま起きていることに、俺は大丈夫とは言えない」とツイート。ガモーラ役のゾーイ・サルダナはガン監督の名前は出さずとも「大変な週末だった」と振り返り、「みんなに知っておいてほしいのは、私は『GotG』のメンバーみんなを愛しているっていうこと。これからもね」。ピーター・クイル/スター・ロード役のクリス・プラットは、新約聖書の1節である「愛する兄弟たちよ。このことを知っておきなさい。人はすべて、聞くに早く、語るにおそく、怒るにおそくあるべきである」をツイートした。ガン監督の弟で『GotG』でクラリガン役を演じているショーン・ガンも連続投稿しており、女優のセルマ・ブレアもガン監督を擁護するツイートを投稿している。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開© Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remix
2018年07月24日7月10日(火)放送の 「ありえへん∞世界」は、2時間のスペシャル版を放送。緒方恵美、小野賢章、神谷浩史、谷山紀章、浪川大輔、平田広明、三石琴乃、悠木碧と、人気実力派声優陣が再現ドラマのボイスオーバーを務めることが分かった。「本当にあった!世界のありえへん衝撃事件」「事件です!〇〇人の生態調査&意表を突く大調査」を放送する今回。これまでも本番組では様々な人気声優陣がボイスオーバーを担当。今回は、緒方恵美(「新世紀エヴァンゲリオン」「カードキャプターさくら」)、小野賢章(「黒子のバスケ」黒子テツヤ役)、神谷浩史(「夏目友人帳」「進撃の巨人」)、谷山紀章(「うたの☆プリンスさまっ♪ 」シリーズ)、浪川大輔(「ルパン三世」「機動戦士ガンダム00」)、平田広明(「ONE PIECE」サンジ役)、三石琴乃(「美少女戦士セーラームーン」「新世紀エヴァンゲリオン」)、そして悠木碧(「魔法少女まどか☆マギカ」鹿目まどか役)と、誰もが一度はその声を聴いたことがある声優陣が務める。「本当にあった!世界のありえへん衝撃事件」にて、指名手配犯が次々逮捕される事態発生!その裏に隠された衝撃の事実に迫るドラマには、平田さん、神谷さん、谷山さん、小野さん、悠木さん、浪川さん、緒方さんが。幼い息子が脳腫瘍に…一家が迎えた衝撃の結末を描くドラマには、浪川さん、三石さん、緒方さん、神谷さん、悠木さん、谷山さん。さらに、浮気現場に直接乗り込む海外の番組「チーターズ」にて、「お父さんが病気で看病するから無理と誘いを断るようになり、浮気を疑い番組に依頼!ありえへん衝撃の修羅場が!」に三石さん、平田さん、小野さん、悠木さん。「妻が自分の親友と仲良くしているのを不審に思い番組に依頼!衝撃的な修羅場に!」に浪川さん、緒方さん、神谷さん、谷山さん、悠木さんが出演する。(※声の配役については変更の可能性有)ほかにも番組では、埼玉県ふじみ野市、隣の「富士見市」と名前が似すぎてややこしい事件の調査、様々な地域で出会った人々の自宅の価値をガチで調査など、盛りだくさんな内容となっている。「ありえへん∞世界 2時間SP」は7月10日(火)18時55分~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2018年07月09日日本のロボットアニメ「機動戦士ガンダム」が、ハリウッドで実写映画化されることが明らかになった。『パシフィック・リム』シリーズや『ジュラシック・ワールド/炎の王国』などを手掛けてきたレジェンダリー・ピクチャーズが、ロサンゼルスで開催されている「アニメ・エキスポ」で発表した。「機動戦士ガンダム」の製作会社サンライズと共同製作するという。レジェンダリー・ピクチャーズの最新作はドウェイン・ジョンソンの『スカイスクレイパー』で、日本では9月に公開が決定している。また、同社は日本発のゲーム「ポケットモンスター」を『Detective Pikachu』(原題)として実写映画化しており、ライアン・レイノルズがピカチュウの声を務める同作は、2019年5月10日全米公開予定となっている。1979年から日本で放映された「機動戦士ガンダム」は、約40年にわたり世界中で熱狂的ファンを獲得してきた。『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督にインスピレーションを与え、続く『パシフィック・リム:アップライジング』では監督の座をスティーヴン・S・デナイトにバトンタッチしたものの、ガンダムがカメオ出演を果たした。そして、スティーヴン・スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』にもガンダムが登場している。実写版「機動戦士ガンダム」の製作時期、公開日、監督、キャストなどは不明。(Hiromi Kaku)
2018年07月06日ヒップホップグループ・RHYMESTERの宇多丸がパーソナリティを務めるTBSラジオ『アフター6ジャンクション』(毎週月曜~金曜 18:00~)。27日の放送では、俳優・森崎ウィンのスペシャルインタビューが放送される。森崎のスペシャルインタビューが放送されるのは、18時台の「カルチャートーク」のコーナー。森崎はスティーブン・スピルバーグ監督の最新作『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)に出演している。この映画で森崎は「俺はガンダムで行く」と日本語でセリフを発しているシーンがある。同作では唯一の日本語のセリフである。このセリフで映画ファンはもちろん、映画に造詣が深い宇多丸の心もガッチリとつかんだ。「俺はガンダムで行く」という名セリフはどのように生まれたのか、宇多丸とTBSの山本匠晃アナも仰天した誕生秘話が森崎本人から明かされる。
2018年06月27日6月21日(木)今夜の日本テレビ系バラエティ「ぐるぐるナインティナイン」は「ゴチになります!」をオンエア。ゲストには女優の戸田恵子と杏が参戦。ゴチメンバーの中島健人が不在、橋本環奈がモニター参戦する異例の「ゴチ」、果たしてどうなることやら…!?「機動戦士ガンダム」のマチルダ役や「キャッツ・アイ」の来生瞳役、「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎役など声優としての活躍のほか、日本アカデミー賞助演女優賞を受賞した『ラヂオの時間』や『THE 有頂天ホテル』『ザ・マジックアワー』『清須会議』といった三谷幸喜作品をはじめ「ショムニ」シリーズ、「美咲ナンバーワン!!」「探偵・日暮旅人」などのドラマや舞台での女優としての活躍など、多彩な活動で知られる戸田さん。世界で活躍するモデルとしての顔と同時に、連続テレビ小説「ごちそうさん」でヒロインに抜擢され、ドラマ「花咲舞が黙ってない」や月9「デート~恋とはどんなものかしら~」での主演、『プラチナデータ』『オケ老人!』など映画作品への出演と、女優としての活動の場も広げてきた杏さん。今月末公開の『それいけ!アンパンマンかがやけ!クルンといのちの星』で声優として共演する2人を迎えた今夜の「ゴチ」だが、なんと今回はゴチメンバーから中島さんが不在ということで、代わりにジャニーズから“助っ人”が登場…するのだが、どうもこの助っ人「F」がアホな子の様子。果たして中島さんの代わりは務まるのか。さらに橋本さんもモニター参戦とゴチ始まって以来の“異例事態”に。そんななかで戸田さんと杏さんはどう戦うのか!?戸田さんの代表作ともいえる「アンパンマン」劇場最新作となる『それいけ!アンパンマンかがやけ!クルンといのちの星』は、アンパンマン誕生のきっかけとなる“いのちの星”が映画のストーリーに大きく関与するストーリー。杏さんが主人公・クルン役を担当し、クルンの視点でアンパンマンとばいきんまんの関係性を描くという。『それいけ!アンパンマンかがやけ!クルンといのちの星』は6月30日(土)より全国にて公開。「ぐるぐるナインティナイン」は6月21日(木)今夜19時56分~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2018年06月21日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」。その5月27日(日)今夜放送回はゲストに俳優のディーン・フジオカ、森崎ウィンらを迎えて「頭が真っ白になりましたSP」と題してお届けする。多言語を使いこなす世界的スターとして各国で人気を博し、日本でも連続テレビ小説「あさが来た」の五代友厚役で大きな注目を浴びたディーンさん。その後も映画『鋼の錬金術師』や先日『坂道のアポロン』をヒットに導くなどTV、映画両方のフィールドで活躍中だ。また音楽ユニット「PrizmaX」で活動しティーンを中心に人気となると、映画『書道ガールズ!!』『天国からのエール』『闇金ウシジマくん』といった映画や「名もなき毒」などのドラマで俳優としてもその才能が開花。約1年にわたるオーディションを勝ち残りハリウッド大作『レディ・プレイヤー1』への出演を果たした森崎さん。今回は2人のほか女優の鶴田真由、歌手の青山テルマ、お笑いタレントの東野幸治、後藤輝基、渡部建、ブルゾンちえみらを迎えるほか、90年代から世界的ヒット曲を連発してきた歌姫マライア・キャリーがサプライズ登場。青山さんに壁破りドッキリを仕掛ける。さらにディーンさんの奇跡的なアドリブ映像を大公開。鶴田さんは現場が凍り付いた“大御所俳優I”の一言を告白。スピルバーグ監督が手がけた『レディ・プレイヤー1』も大ヒット中の森崎さんはハリウッド映画の舞台裏を大公開すれば“世界の渡部”絶賛の幻の三田牛ステーキも登場。そしてSNSで話題のふんどしダンサーにも注目だ。今夜のゲストの1人、ディーンさんが主演を務める映画『海を駆ける』が現在全国公開中。ディーンさんの“第2の故郷”インドネシアを舞台に、アチェの海岸で倒れている謎の男「ラウ」(インドネシア語で「海」)を巡る物語が展開。『ほとりの朔子』『さようなら』『淵に立つ』などの深田晃司監督が完全オリジナル脚本で映像化。日本だけでなくインドネシア公開も決定している。森崎さん出演の『レディ・プレイヤー1』も大ヒット公開中。西暦2045年の仮想ネットワークシステム「オアシス」上のゲーム世界に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』「機動戦士ガンダム」など様々な作品のキャラクターが登場、夢のような競演を繰り広げる。『E.T.』『ジュラシック・パーク』などのスティーヴン・スピルバーグ監督が描き出す驚異の映像体験をお見逃しなく。「行列のできる法律相談所」は5月27日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年05月27日10月6日(土)・7日(日)の2日間、『MBS音祭2018 supported by uP!!!』が大阪城ホールにて開催される。10月6日(土)は、『MBS ANIME FES.2018 supported by uP!!!』が開催決定。同公演は、MBSで放送されたアニメ作品に出演した声優や、主題歌を歌ったアーティストが登場するライブイベントで、昨年は1万人の熱狂的な声援に包まれ成功のうちに幕を閉じた。「もう一度やってほしい」「ほかの作品も見たい」という声や想いに応えるべく、今年も開催される運びとなった。今年は『魔法少女まどか☆マギカ』(2011年)、『マギ The kingdom of magic』(2013年)、『ハイキュー!!』(2014年)、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(2015年)、『血界戦線 & BEYOND』(2017年)といった、アニメファンに今なお愛される想い出の作品、今でも続く不朽の作品、世代を超えて愛される作品が一堂に集結!出演が決定したのは悠木碧、石原夏織、梶裕貴、内山昂輝、斉藤壮馬、河西健吾、細谷佳正、阪口大助の8名。このイベントでしか観られない、再構成されたそれぞれの作品の特別映像とともに、主演声優陣による生パフォーマンス、そして主題歌アーティスト達によるライブが繰り広げられる。なお、前年と同様、DVD化、後日の配信は一切無しというプレミアムな公演となっている。チケットは、5月25日(金)18:00から6月1日(金)23:59までuP!!!独占先行予約()を受付中。例年チケット即完売の人気イベントなので早めの確保を。10月7日(日)の詳細は後日発表されるのでご期待ください。■『MBS音祭2018 supported by uP!!!』「MBS ANIME FES.2018 supported by uP!!!」▼2018年10月6日(土) 開場15:00~/開演16:00~(予定)[出演]悠木碧/石原夏織/梶裕貴/内山昂輝/斉藤壮馬/河西健吾/細谷佳正/阪口大助/他全席指定9200円(税別)※3歳以上有料※営利目的の転売禁止/転売チケット入場不可※オークション等への出品禁止「MBS音祭2018(仮)」※詳細は後日発表。▼2018年10月7日(日)[会場]大阪城ホール[問]キョードーインフォメーション 0570-200-888(毎日10:00~18:00)
2018年05月25日モーガン・フリーマン(80)が8人の女性からセクハラ行為を訴えられ、謝罪した。「CNN」によれば、被害者女性8人を含む16人が、モーガンのセクハラ発言や過剰な身体的接触について証言しているという。具体例としては、2012年、『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』の撮影現場でモーガンが女性の身体に関するセクシャルなコメントばかりしてくるので、女性たちの間では「胸が目立つようなトップスは着ないこと、お尻が目立つようなボトムスは履かないこと、つまり、身体にフィットするような服は避けよう」との暗黙の了解があったことが挙げられている。また、モーガンが過去に妊娠6ヶ月の記者からインタビューを受けた際も、卑猥なセクハラコメントを放ったことも報じられている。これを受け、モーガンは「私を知っている人、私と働いたことがある人ならわかってくれると思いますが、私は意図的に人に不快な思いをさせたり、故意に不安にさせるようなことはしません」と声明を発表。「嫌な思いをされた方、失礼な扱いを受けたと思われた方に謝罪します。決して、意図してやったわけではありません」と謝罪した。モーガンは今年1月に、全米映画俳優組合賞(SAG)授賞式にて生涯功労賞を受賞したが、SAGはこのセクハラ報道を受けて「見直し」を行っており、モーガンから賞をはく奪する可能性も示唆している。(Hiromi Kaku)
2018年05月25日ディズニー実写化映画『ムーラン』が公開を延期。2020年9月4日(金)より、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+」にて、提供開始時は独占配信される。ディズニーの歴史を覆した“ヒロイン”ムーランが実写化中国の女将軍で歌や伝説として語り継がれている『花木蘭』。古代中国を舞台に、父に代わって“男性”に偽り戦いに挑んだ娘ムーランの活躍を描いた物語だ。それをベースに1998年にディズニーがアニメ化したのが『ムーラン』。ディスニー映画で初めて、アジア人女性を主人公にした作品でもある。『ムーラン』ストーリーある日、ムーランが住む村へ皇帝の遣いが訪れる。“敵の侵略により全ての家から男子を1人ずつ兵士として徴収する“という。ムーランの一家、ファ家には男子が一人もいないことから、病気の父親が志願。そんな父親を前に、ムーランは家族を守るため自信を息子のファ・ジュンと偽り、身代わりとなって戦地に赴くことを決意。敵の側近である魔女、シャンニャンは「本当の姿をみられたら、どんな罰が待っていることか」と意味深な警告を発する。誰にも知られてはならない大きな秘密を抱え、自身の信念を信じて戦いに挑むムーラン。力強い眼差しを見せる一方で、本当の自分を隠し続けなければならないという辛さから涙を滲ませる側面も。果たして彼女を待ち受ける運命とは…?キャスト主人公に、中国人女優リウ・イーフェイ主人公のムーラン役に抜擢されたのは、中国人女優のリウ・イーフェイ。彼女は、連続ドラマ『華の家族』でデビューを果たした後、ヒロイン役を射止めた映画『ドラゴン・キングダム』でハリウッドデビューを飾った人物だ。公開されたポスタービジュアルには、アニメ版同様、情熱的な真っ赤な衣装を纏った“リウ版”ムーランの姿が。芯の強さが感じられる一方で、強く握られた剣に映るのは、“偽りの自分”という、嘘と真実との狭間で揺れ動く心の闘いだ。アクション界の実力派俳優も勢ぞろいムーランを取り巻く登場人物にも目が離せない。ドニー・イェンやジェット・リーら、実力派俳優による高い演技力に期待が募る。シェンニャン(コン・リー)ムーランが戦いの中で出会う実写版オリジナルキャラクター。魔女であるがゆえに人々から疎んじられ、孤独を感じ、自分の居場所を求めて敵に加担している。自分と同じように、“居場所”を失ったムーランに共感を覚える彼女は、物語の鍵を握る重要なキャラクターだ。タン司令官(ドニー・イェン)ムーランが訓練場で出会う、武術の達人であり、歴戦の勇者として名高い司令官。ムーランの父と戦友であった彼は、彼女の持つ武人としての才能を見抜き、目をかけることとなる。タン司令官を演じるのは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に出演したドニー・イェン。皇帝(ジェット・リー)ムーランが住む国の統治者。かつては周囲からも恐れられるほどの戦士だった彼は、帝国と人民の安全を脅威にさらす敵ボーリー・カーンを破滅させることに闘志を燃やす。驚愕の身体能力を持つ世界的アクションスターのジェット・リーが演じる。ボーリー・カーン(ジェイソン・スコット・リー)ムーランの住む国へ攻め込む、北方侵略の指揮を握る戦士。獰猛なリーダーにして恐るべき敵のカーンは、皇帝、そしてムーランにとっての強敵となる。ホンフイ(ヨーソン・アン)ムーランの新兵仲間。軍の過酷な訓練を共にするうちに、部隊の誰よりも勇敢で誠実なムーランに対して尊敬と信頼を寄せ、一方ムーランも武人としての実力と落ちついた雰囲気を持つ彼を男性として意識し始める。日本版声優日本版声優には、主人公・ムーラン役に元宝塚歌劇団の男役として活躍していた明日海りおが抜擢。長年培ってきた宝塚での経験を活かし、“男”として生きるムーランの姿を力強く映し出す。また実写版オリジナルキャラクターとなる“魔女”シェンニャン役は、ディズニー作品初の吹替参加となる小池栄子が声を当てる。その他、ムーランと共に戦う仲間にも、声優界の豪華な顔ぶれが集結。ムーランの大切な味方の一人となる新兵仲間のホンフイ役には、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の細谷佳正が抜擢。またムーランと共に訓練を積む4人の新兵仲間には「ジョジョと奇妙な冒険 黄金の風」の小野賢章や「ドラえもん」の木村昴、「ウルトラマンZ」の畠中祐、そしてグループのリーダー格であるポー役には「鬼灯の冷徹」の安元洋貴がそれぞれ起用されている。日本版主題歌に、城南海による「リフレクション」主題歌「リフレクション」の日本語版を務めるのは、奄美民謡「シマ唄」をルーツに持つシンガー 城南海。1998年公開のアニメーション版『ムーラン』に起用された壮大なバラードを自ら訳詩し、新たな世界観を築き上げる。“自分らしさ”も表現したというその歌詞には、城ならではのこだわりも。「月を見上げるのが好きなのですが、月は光と闇の狭間にあるので、表と裏、“本当の自分”と“偽りの自分”というものを月にも感じて、歌詞のはじまりは月から景色を描いていきました。」と、日本語版歌詞にまつわるヒントも明かしている。なお英語版では、アニメーション公開当時歌唱を務めたクリスティーナ・アギレラが、再び担当する。女性監督ニキ・カーロが描くヒロイン像とは?なおメガホンを握るニキ・カーロは、ニュージーランド出身の女性監督。女性の視点から描く新たなディズニーヒロイン像に期待が高まる。【詳細】映画『ムーラン』原題:Mulan公開日:2020年9月4日(金)よりディズニープラス会員、プレミアアクセスで独占配信※同映画の視聴には、プレミアムアクセス料金2980円の追加支払いが必要。詳しくは公式HP参照。※当初2020年5月22日(金)予定だったが、公開延期された。監督:ニキ・カーロ出演:リウ・イーフェイ、ジェット・リー、ドニー・イェン、ジェイソン・スコット・リー
2018年05月13日最新作『レディ・プレイヤー1』プロモーションのため、2005年の『宇宙戦争』以来、13年ぶりに来日したスティーヴン・スピルバーグ監督。VR(バーチャル・リアリティ)の世界で繰り広げられる壮大なトレージャーハンティングは、観るものすべてを魅了する最高級のエンターテインメント作品に仕上がっているが、スピルバーグ監督は本作にどんな思いを込めたのだろうか――。■『未知との遭遇』の次に時間がかかった映画!本作の舞台は、VRワールド「オアシス」。プレイヤーたちは、自分たちがなりたい姿(アバター)に扮して、現実とは違う“人生”を楽しむ姿が描かれているが、その映像は想像を絶する臨場感だ。この点についてスピルバーグ監督は「アバターが人間と同じぐらいリアルに描けている」と特長を挙げると「これまで手掛けた作品のなかで、一番技術的に複雑な映画。製作に3年かかりました。僕の映画では『未知との遭遇』に次いで時間がかかった映画です」とこだわりを明かす。続けて「(原作者の)アーネスト・クラインや(脚本家の)ザック・ペンのおかげですばらしい作品になった。さらに僕と同じぐらい想像力のある人たちが側にいてくれて『オアシス』のイメージを作り上げる手伝いをしてもらった」と周囲の人間への感謝を忘れない。また、本作には“1980年代”というキーワードが浮かび上がってくる。劇中に登場するキャラクターや音楽は、80年代に一世を風靡したものが多数登場するが、スピルバーグ監督は「80年代のアメリカというのは、レーガン大統領時代で、経済も好調で仕事もあったイノセンスの時代。当時は文化がすべてをコントロールしていたが、いまはあまりにも皮肉がはびこっているシニシズムの時代になってしまった。ここを打ち破るような、子どもに戻れるような映画を作りたいと思っていたんです」と作品のコンセプトを語る。■三船敏郎アバターも登場!この言葉どおり、劇中には童心をくすぐるような、純粋な思いが随所にちりばめられており、ワクワクが止まらない。特に「機動戦士ガンダム」「AKIRA」「ストリートファイター」「三船敏郎」など、日本人ならにんまりしてしまいそうなキャラクターも多数登場する。三船敏郎のアバターについては「黒澤明監督の主役といえば三船さん。私は『蜘蛛巣城』という映画が大好きなのですが、1977年にロサンゼルスに三船さんが来たとき『1941』に出演してほしいとお願いしたことがあるんです。そういう交友関係があったのですが、今回に関しては、息子さんの許可をしっかりとっているんですよ」と裏話を披露してくれた。■スピルバーグ監督の理念スピルバーグ監督作品には、これまでもさまざまな最新テクノロジーが駆使されているが「テクノロジーの発達によって、人間よりも賢いものを作ってしまう恐怖はあります。『ジュラシック・パーク』シリーズは、テクノロジーの制御ができなくなった世界を描いている作品ですよね」と技術革新によるリスクを語る。一方で「そんなことよりも、もっとも怖いのはスマートフォン。みんなが下を向いてスマートフォンばかりいじっていると、人と人が目を見て話さなくなってしまう。それこそが一番怖いことなのかもしれません」ともっとも大切なのは、人と人とのコミュニケーションであることを強調していた。スピルバーグ監督と仕事を一緒にした人の多くが“子ども心を忘れない人”という特長を挙げているが「それは僕がそういう人間だからだと思う。捨てようと思っても子ども心は捨てられないんだ」と目を輝かせると「家族からみると、僕は常に空想の世界にいる人みたいなんだ。あまり自覚はないのだけれど、確かになにかを想像していることが多い。でもこうした感覚は、数年前に宮崎(駿)さんとお会いしたとき、僕は彼に感じたことなんですよ」と日米のレジェンドの共通点を述べていた。新宿で行われたジャパンプレミアでは、約500人の熱狂的なファンとの交流を楽しんだスピルバーグ監督。本作について「いままでの作品では、どういう思いを映画に込めたかは伝えてきたのですが、この映画に関しては、伝えたいメッセージがありすぎるので、観客には、自分にとってなにが大切なメッセージなのか見つけてほしいと思っています」と語った。(text/photo:Masakazu Isobe)■関連作品:レディ・プレイヤー1 2018年4月20日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2018年04月26日「俺はガンダムで行く!」いま日本のみならず、世界中の映画ファン、アニメファンたちがこのセリフに歓喜し、熱狂している。『E.T.』や『ジュラシック・パーク』などの歴史的ヒット作を生み出してきたスティーヴン・スピルバーグ監督が日本のポップカルチャーへの愛たっぷりに手掛けた最新作『レディ・プレイヤー1』の中で、そのセリフを口にするのはスピルバーグ監督に「日本で1番」と言わしめた若手俳優、森崎ウィン。俳優デビューから10年。5人組ダンスボーカルユニット「PrizmaX」(プリズマックス)のメインボーカルとして活躍しながら、見事なハリウッドデビューを果たした森崎さんは、ついに大きく羽ばたくときを迎えている。■『ごくせん』『闇金ウシジマくん』…ブレイク俳優の“登竜門”に出演していた!1990年8月20日生まれの現在27歳、ミャンマー出身の森崎さん。小学4年のとき、日本語がほとんどわからないまま日本に移住し、サッカー少年だった中学2年のとき、現在所属する「スターダストプロモーション」にスカウトされ、人生が一変した。2008年にドラマ「学校じゃ教えられない!」で俳優デビュー。時同じくして「PrizmaX」としても活動をスタートさせた。その後、「ごくせん」第3シリーズのドラマスペシャル「ごくせん 卒業スペシャル’09」、続くシリーズ完結編となる劇場版『ごくせん THE MOVIE』に抜擢。玉森裕太や賀来賢人らとともにヤンクミこと山口久美子(仲間由紀恵)が担任を務める赤銅学院高校の新3年D組の生徒で、五十嵐真役を務めた。また、同じく若手俳優の登竜門として知られ、菅田将暉と桐山漣を輩出した「仮面ライダーW」にゲスト出演したことも。さらに、林遣都、大島優子、新井浩文らが出演した映画化第1弾『闇金ウシジマくん』(2012)に参加、社会問題にも重ねた不埒な学生イベントサークルの代表・“ギャル汚くん”のジュンを林さんが演じ、同サークルの“イケメンゴレンジャイ”を「PrizmaX」の清水大樹らと務めていた。2017年は「ごくせん」“同級生”の賀来さんが大ブレイクを遂げた1年となったが、今年は森崎さんの番、というわけだ。■学園ものや群像サスペンスでも印象を残す存在感映画出演はそのほかにも、藤原竜也や香里奈、貫地谷しほり、林遣都ら豪華共演が話題を呼んだ吉田修一(「悪人」「怒り」)原作×行定勲監督の『パレード』(2010)、青春部活ものの“はしり”といえる成海璃子、高畑充希ら共演の『書道ガールズ!!-わたしたちの甲子園-』(同)、子どもたちの間で大流行したベストセラー児童書(作・松谷みよ子)の映画化『劇場版 怪談レストラン』(同)と相次いでいく。2011年には、阿部寛が「挨拶をすること。赤点を取らないこと。人の痛みが分かる人間になること」を条件に高校生バンドに練習場所を提供しながら、がんで早逝した沖縄の無料音楽スタジオ設立者を演じた『天国からのエール』に出演。この高校生バンドのメンバーは、桜庭ななみ、矢野聖人、そして野村周平という豪華な顔ぶれで、森崎さんはドラム担当のカイ役で印象を残した。2014年には音楽の才能を買われ、尾崎豊の同名代表曲をモチーフにした追悼映画『シェリー』で映画初主演を務めている。学生役から“卒業”した2013年の宮部みゆき原作のドラマ「名もなき毒」では、主人公の杉村三郎(小泉孝太郎)が務める大企業の広報誌編集室のメンバー、加西新役でレギュラー出演。室井滋やムロツヨシといった超がつく個性派俳優を相手に、軽妙な演技を見せてくれた。出演本数としてはけっして多くはないが、そのころから確かに、どこか気になる俳優ではあった。デビュー作「学校じゃ教えられない!」からして、いま思えばかなり画期的な中村蒼とのキスシーンに挑んでいたのだから、当然といえば当然かもしれない。ウィンという記憶に残る名前やエキゾチックイケメンな顔立ちだけではない、何か特別な存在感が彼にはある。そんなオーラに、巨匠スピルバーグも惹かれたのではないだろうか?■オーディションで射止めたスピルバーグの渾身作『レディ・プレイヤー1』4月23日(月)に放送されたバラエティ番組「しゃべくり007」では、現在大ヒット公開中の『レディ・プレイヤー1』への出演の経緯について詳しく語っていた森崎さん。彼が演じた青年トシロウは、超リアルVRワールド「オアシス」内で三船敏郎をモチーフにした赤い兜の侍のアバター・“ダイトウ”に扮している。アバターはキャスト自身がモーションキャプチャで演じているため、森崎さんも殺陣の練習を重ねて挑んだ。オーディションが行われたのは3年前、2015年のことで、日本で撮影したビデオ審査をへてLAでスピルバーグ監督も立ち会う最終オーディションに臨んだが、その場には“日本の有名俳優たち”もいたという。その中からスピルバーグ監督に選ばれたことに触れられると、「くりぃむしちゅー」の有田哲平らMCの芸人たちから猛ツッコミ。発音を褒められたという劇中のセリフ「first to the egg」を、“「寝起き」や「水中」のシチュエーションで言ってみて”という無茶ぶりにも難なくこなしていくところはさすが!果てには「ハリウッド映画のギャラを通帳記入したときの『first to the egg』」までも見事に披露し、有田さんからも「きみ、イイネ!」と太鼓判を押されるほど。Twitter上でも「素敵すぎた。上手い」「しゃべくり出演前と後で(インスタ)2千人フォロワー増えてる~~」といった歓喜の声や、トーク時間は短かったものの「本人のポテンシャルが高いおかげで面白かった」との声が上がり、森崎さんの“神対応”に改めて魅せられた人が続出。23日(月)には「PON!」にも生出演しており、スピルバーグ監督のアイデアで日本語で言うことになった決めゼリフ「俺はガンダムで行く!」は、現場に日本語のわかるスタッフがいなかったため、森崎さん自身が決めた言葉だったことも明かしていた。これまでの作品では明るくておしゃべりな男子が多く、爽やか笑顔も彼のチャームポイントだが、『レディプレ』ではまさに侍のごとく、物静かで強い意志を秘めたキャラクター。低めの声で放たれるこのセリフは、映画を観た誰もが鳥肌立ち、心ふるえるクライマックスの超重要シーンとなっている。■ハリウッド超一級監督スピルバーグの撮影現場には「温かさがある」「スピルバーグ監督、そしてキャストの皆さんと、この場に立てるのが幸せ。まるで夢のよう」とジャパンプレミアの場で何度も語っていた森崎さん。ミャンマーで暮らしていたころ、英語の先生だった祖母の影響で英語に親しみ、ミャンマー語、日本語、英語をこなせるトリリンガルではあるが、撮影当初は英語でのコミュニケーションがうまくいかなかったり、ホームシックになったりもしたとか。シネマカフェのインタビューでは「プレッシャーもありましたが、現場に入ると、そういうことを感じさせない温かさがあるんです」と撮影の日々をふり返っていた。「毎朝スピルバーグ監督のハグとスモールトークから始まる」とも明かし、「大所帯のなかの大黒柱として、見えないオーラで人々を包み込んでくれるんです」とハリウッド超一級監督の人間性に感銘を受けた様子だ。そのスピルバーグ監督にとっても、本作は三船敏郎やゴジラをはじめ、自身が影響を受けたジャパンカルチャーへの愛を込めた「ラブレター」だ。「日本以外からもたくさんの俳優がオーディションを受けたが、ウィンは特別だった」と絶賛を贈る、日本からやって来た逸材と、それぞれのオーラを共鳴させながら映画を創り上げていったに違いない。■母国ミャンマーとの架け橋にも!『レディプレ』後も待機作続々今年1月には、自身と同じミャンマー出身の日本ポップスター・木村アウン役で主演を務めた日本・ミャンマー合作テレビドラマ「My Dream My Life」 が現地で放送されており、ドラマと連動した両国合作映画『My Country My Home』が3月中旬より公開されているという。東京の高田馬場が主な舞台となるだけに、日本上陸も楽しみだ。5月12日(土)からは、先日の「島ぜんぶでおーきな祭第10回沖縄国際映画祭」で特別招待として上映された『クジラの島の忘れもの』が控えている。大野いととW主演を務める本作は、阪神淡路大震災で両親を亡くし心に傷を負った日本人女性と、夢を追いかけるベトナム人男性の実話を元にしたラブストーリー。全編沖縄とベトナムで撮影が行われ、森崎さんは実直な性格のベトナム人男性グエン・コアを演じている。Amazonプライムビデオにて配信中の「東京女子図鑑」では、水川あさみ相手に英語が堪能なエリートビジネスマン・隆之(イケメンキャラ!?)を演じているが、このタイミングでの国境を越えたラブストーリー出演もまた、大きな注目を集めそうだ。そして、今秋には太賀×吉田羊で話題を呼ぶ『母さんがどんなに僕を嫌いでも』が公開に。母と関係を絶っていた太賀さん演じる主人公・タイジを支える、キミツというキーパーソン役にも起用されている。いうなれば、ここからが正念場。日本とミャンマーのみならず、日本と世界の架け橋にもなり得る若手俳優に、いま最も熱い視線が注がれている。(text:Reiko Uehara)■関連作品:レディ・プレイヤー1 2018年4月20日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2018年04月24日「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを担当する人気バラエティ「しゃべくり007」。その4月23日(月)今夜放送回のゲストに、絶賛公開中の映画『レディ・プレイヤー1』に出演している俳優の森崎ウィンがゲスト出演する。ミャンマー出身の森崎さんは音楽ユニット「PrizmaX」としての活動とともに俳優としてもドラマ「名もなき毒」や映画『書道ガールズ!!』『天国からのエール』などの作品に出演。『レディ・プレイヤー1』では2015年から1年に及ぶオーディションが行われ、日本でのビデオ審査やLAでのスピルバーグ監督自らによる審査の末、見事ダイトウ役を勝ち取った。森崎さんによればスピルバーグ監督による審査の際は緊張しすぎて「記憶がほぼない」とのことだが、撮影を通して監督からは「日本で1番」と絶賛を受けたという。なかでも「first to the egg」というセリフを褒められたということで、スタジオではその場面を演じてもらうことに。さらに「優しいときのfirst to the egg」「怒ったときのfirst to the egg」「寝起きのfirst to the egg」「水中でのfirst to the egg」と、様々なシチュエーションでの“first to the egg”をMC陣から要求されることに。初出演にして早速「しゃべくり」のムチャブリ洗礼を浴びた森崎さん。その見事な対応力に「いいね!すごいよ!」「彼は日本一だわ!」としゃべくりメンバーも大絶賛。「くりぃむしちゅー」有田哲平も「俺大好きになっちゃった!」と惚れ込んだ森崎さんの才能をその目で確かめて。そんな森崎さんが出演するスティーブン・スピルバーグ監督が手がけた『レディ・プレイヤー1』が先週末より全国公開中。貧富の差が激しい西暦2045年を舞台に仮想ネットワークシステム「オアシス」を開発し巨万の富を得たジェームズ・ハリデーの巨額の遺産を巡る争奪戦が繰り広げられる本作。主人公はオタクの高校生ウェイド、「オアシス」に誰よりも精通している彼は「オアシス」の秘密を解き明かすことが出来るのか…というストーリー。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』「機動戦士ガンダム」など様々な作品からキャラクターが登場することで大きな話題を呼んでいる。今後国際的な活躍が期待される森崎さん、その素顔が垣間見られる「しゃべくり007」は4月23日(月)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年04月23日『ブリッジ・オブ・スパイ』(15)や『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(公開中)など、近年は良質な人間ドラマに力を入れてきたスティーブン・スピルバーグ監督が、久しぶりに自らメガホンをとったSFアドベンチャー超大作『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)。本作の主要キャストの1人に大抜てきされたのが、ダンスボーカルユニット・PrizmaXのメインボーカルで、俳優としても活躍している森崎ウィンだ。森崎ウィン舞台は27年後の未来。誰もがなりたいものになれる場所“オアシス”を唯一の心のより所として生きてきた17歳の少年ウェイド(タイ・シェリダン)が、天才創設者の遺産56兆円を巡る争奪戦に参加し、いろんな出会いを経て人生を切り開いていく。アーネスト・クラインのベストセラー小説を映画化した本作は、「機動戦士ガンダム」や「ストリートファイター」「AKIRA」など、80年代の日本カルチャーがたっぷりフィーチャーされていて、日本の映画ファンの心も鷲づかみにしそう。また、ダイナミックな体感型アトラクションムービーの体をなしながら、心揺さぶるジュブナイル映画にも着地させた点には思わず拍手!森崎が演じるのは、主人公ウェイドの友人・ダイトウ役で、アバターであるトシロウのビジュアルが三船敏郎という点もミソ。本作で待望のハリウッドデビューを果たした森崎が、稀代のヒットメーカー、スピルバーグ監督とのオーディションや撮影現場について語ってくれた。○オーディションの決め手は流暢な英語台詞だった!――まずは、完成した映画を観た感想から聞かせてください。怒涛のようなアドベンチャー作品なので、一つ一つ追うのに精一杯でしたが、エンドロールを観た時、一番感動しました。俺は本当にこの映画に出ていたんだなと実感できたので。自分の出演シーンを観た時、カッコイイ! と思いました。撮影が約2年前なので、撮影当初を思い出しながら観ていました。――オーディションはいつ頃行われたのですか?2015年で、最初は日本で行われました。これまで受けてきたような通常のオーディションで、その時はスティーブン・スピルバーグの映画ではなく、“某ハリウッド映画”としか聞かされてなくて。まさかここまでの超大作だとは思ってもみませんでした。――どういう内容のオーディションだったのですか?1次は、映画の台詞が書かれた紙1枚の台本を渡され、それを読んで終わりました。そしたら2次に残れて、今度はLAに呼ばれました。その出発前夜に初めて「スティーブン・スピルバーグの映画だ」と聞かされ、「ええ!」とびっくりしたんです。――2次のオーディションでは、スピルバーグ監督とどんなやりとりがあったのですか?緊張していてほぼ覚えてないんですが、案内された部屋にスティーブンがいらして、1次の時の台本を再びやらされました。驚いたのは、スティーブンご自身が、小さいハンディカムを回されていたことです。よくオーディション会場だと、助監督さんが回したりするんですが。スティーブンから「OK、ウィン、Let’s go! Ready Action!」と指示されたので、英語の台詞を言ったら、今度はスティーブンから「それを日本語で訳して言ってみて」とリクエストされました。とりあえず日本語で伝えようと思って、ババーっと慌ててしゃべったら「OK!」と言われました。――その後、無事にダイトウ役に選ばれた時、どんなリアクションをされたのですか?実は約8カ月間、全く音沙汰がなく、そのあと全世界向けのオーディションが始まったので、これはもうないなと思っていたんです。その時はLAに行けただけでもラッキーだったと思い、気持ちを切り替えて自分のやるべきことを日々やっていたら、ある日マネージャーに呼ばれまして。「ウィン、決まったよ。おめでとう。ダイトウ役、スティーブン・スピルバーグの作品だよ」とマネージャーから言われたので、うおおおー! と思いました。一瞬時間が止まったような感覚でしたね。それからイギリスへ行って、4カ月間ほど、怒涛のような撮影をしました。――スピルバーグ監督から抜てきされた理由について聞きましたか?ご本人から言われたのは「英語の発音がきれいだから」とのことでした。正直、英語はまだまだ勉強中なので、向こうで100%仕事として対応できるのかと言われたら、そこまでの能力はないんです。でも「日本から来た役者で、こんなに英語の発音がきれいな役者は初めてだった」と言われました。○スピルバーグ監督の現場はとても温かかった――スピルバーグ監督の演出を受けてみて、いかがでしたか?スティーブンの演出はすごく温かいんです。あまり縛りがなく、自由にアドリブを入れて良かった感じです。僕が提案すれば、すべてを汲み取ってくださる。すごく気に入ってくれると「ウィン、僕はそれが欲しかったんだ。それだ!」と言ってくれました。もちろんアップになるシーンの指示は細かったけど、全体的なキャラ像についてはあまり言われなかったです。――周りのスタッフ陣の雰囲気はどんな感じでしたか?スタッフさん同士もよくしゃべっていて、すごくラフな感じで、ピリピリ感は全くなかったです。ただ、オンオフははっきりしていて、やるとなったらパッと集中して、キュッとまとまります。夕方5時、6時には絶対に終わる現場でした。――演じられたダイトウのアバターが三船敏郎という点がとてもユニークでした。アバターが三船敏郎さんの顔になるってことは僕もギリギリまで知らなかったんです。最初、スティーブンから「マフニ! マフニ!」と言われて。誰のことだろう? と思っていたら、三船敏郎さんで、アバターが侍みたいな感じだとそこで初めてわかりました。それで侍の声の作り方を勉強しようと思って、昔の三船さんの作品を探したり、『七人の侍』などを観たりして研究しました。撮影では僕から「日本の侍はこうしてお辞儀をするんです。刀を抜いてこうやるんです」と提案したら、スティーブンも「それいいね! それをやろう」と全部すくい取ってくれました。――ガンダムなど、80年代のアイコンたちが多数登場しますが、完成版を観てみていかがでしたか?僕は90年生まれで、ガンダム世代ではないのですが、『レディ・プレイヤー1』は僕らにも馴染みがある画になっていて、カッコイイなと思ったし、距離が縮まった感覚になりました。僕もアニメ好きなのですが、ガンダムは観てなかったので、改めて観てみたいと思いました。○10年後の野望は俳優としてのアカデミー賞――今後の抱負についても聞かせてください。僕は音楽も好きなので、俳優業と共に両方続けていきたいです。よく「どうバランスを取っているんですか?」と聞かれるんですが、その時に来たお仕事を100%、一生懸命やるだけですね。――10年後の目標はありますか?10年後はアカデミー賞を獲ります。これは言い方を間違えると「はあ!?」と思われるかもしれないけど、獲りたいです。また、CGではなくライブアクションの映画にも出たいです。ジャンルはどんなものでもいいんですが、生身の演技をやっていきたいです。■プロフィール森崎ウィン1990年8月20日、ミャンマー出身。音楽ユニットPrizmaXのメインボーカルで俳優。『ごくせんTHE MOVIE』(09)で映画デビューし、尾崎豊の追悼映画『シェリー』(14)で映画初主演。2013年3月、PrizmaXとしてシングル「Mysterious Eyes/Go!」でCDデビュー。主演映画『クジラの島の忘れもの』が5月12日(土)に公開予定。■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴
2018年04月20日スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)の公開を記念して19日、スピルバーグ監督、タイ・シェリダン(主役ウェイド)、オリビア・クック(ヒロインのサマンサ役)、そして森崎ウィン(トシロウ役)が、都内で行われたトークセッションイベントに出席。会場に集まった未来の映像クリエイターたちへ映画製作を直々に伝授した。若手キャストたちと一緒に登場したスピルバーグ監督は、満席の会場を見るなり「将来のフィルムメーカーたちが大勢集まってくれて、日本の将来が楽しみです。自分も勇気付けられる」と笑顔でコメント。「映画は文化の壁を超えるので、日本語や英語ではなく、映画という共通言語を話せばいい。そうすればきずなで結ばれると思います」とメッセージを送った。数々の名作で人々を魅了し続けるアイデアやイマジネーションの生み出し方についての質問が飛び出すと、「想像力は皆が持っているもので、オンラインで買えるものではなく、そこにあるものだよ」とスピルバーグ監督は回答。「子どもの頃、ファンタジーを想像していたと思うけれど、そういうものをチャネリングして、ストーリーテリングしていくことだ。アイデアが浮かんだら、書き留めることも大事だね」とアドバイスしていた。また、好きな日本のキャラクターについては、主演のタイが「どこの国のプレミアでもガンダムが出てくると、歓声がすごかったよ。日本のキャラクターをうまいこと見せられたからだと思うので、みなさんにも喜んでもらえれば。僕は『君の名は。』が好きだよ(笑)」と語ると、オリビアも「ハローキティが好き! 小さい時にパジャマを着ていました(笑)」と告白。森崎もガンダムのファンだと言い、「ロンドンやLAのプレミアで観客のみなさんと一緒に映画を観たわけですが、すごく緊張していたけれど、"あのセリフ"を言った後の盛り上がりが本当にすごくて(笑)。みんなのベクトルが上がっていることをこの身で経験したので、この作品に出たこと誇りに思いました」とエピソードを報告した。スピルバーグ監督は『AKIRA』のバイクのファンだそうで、「若い時にバイクをやっていたからね」と意外(?)な趣味を告白して笑いを誘った。ちなみに仮に続編があるなら「ウルトラマン」を出してほしいという声が出ると、「実は今回、権利関係のクリアが難しかったよ。もちろん許可が下りれば、ぜひ出したいね」とすでに今回調整していたことも説明した。そして日本人のクリエイティビティーについての質問が出ると、スピルバーグ監督は「宮崎駿監督の世界は本当に素晴らしい。特に『千と千尋の神隠し』はディズニーのどの作品よりもすごい!」と宮崎駿監督を絶賛。また、「11カ月くらい前、アニメーションの仕事をしている娘と一緒に宮崎さんと会うことができて、彼女は天国のような素晴らしい体験だと言っていました」と3人で会っていたことも告白した。その際、作品作りのプロセスについて話したそうで、「キャラクターかストーリーか、どちらが先かの話をしたよ。宮崎さんは『キャラクターがストーリーそのものなので、キャラクターが語ってくれるから、キャラクターを見つけることが大事だ』と言っていたよ」と、名作誕生の秘訣について語り合っていたことを明かした。
2018年04月20日『ジュラシック・パーク』『ジョーズ』など、これまで1兆円をゆうに超えるヒット作品を生み続けてきたスティーブン・スピルバーグ監督。なかでも、監督作品史上最高のオープニング成績を残した最新作『レディ・プレイヤー1』で森崎ウィンが演じるダイトウが「機動戦士ガンダ ム」のRX-78-2 ガンダムに変身する映像が公開された。今回公開された映像は、大いなる決意を胸に「俺はガンダムで行く!」と、VR ゴーグルを装着する森崎ウィン演じるトシロウが、空中に浮かぶ戦闘機から一気にダイブし、回転しながらみるみるうちに連邦の白いモビルスーツガンダムへ変身する姿。レードマークの赤い盾を突き出し一気に降下するその姿に、ファンならずとも大興奮してしまう1シーンとなっている。このガンダムのシーンはなんと特別に日本にだけ許された映像で、全人類が参加する56兆円の財産をめぐる壮絶な争奪戦のハイライトともいえる重要なシーンだ。注目は森崎さんが叫ぶ「俺はガンダムで行く!」という日本語のセリフ。このセリフは本編で唯一の日本語なのだが、実は脚本では英語のままだったという。しかし撮影中に突然スピルバーグ監督が、「このセリフは日本語でいこう!」と言い出したそうで、役を演じた森崎さんもとても驚いたという。ダイトウの顔が、名優三船敏郎になったのもスピルバーグのアイディアだというが、本作の中で表現されるスピルバーグの日本への愛、そしてリスペクトに思わず胸が熱くなるエピソードだ。ガンダムのほかにも本作には「ハローキティ」のキティちゃんや対戦格闘ゲームの金字塔「ストリートファイター」シリーズの春麗やリュウなど、数多くの日本のキャラクターたちが登場する。これに関してスピルバーグは「僕はこの映画に登場する日本のPOPカルチャーが大好きだ。みんなが知っているアキラのオートバイやガンダムなどね。この映画には日本からやってきた素晴らしいアニメやマンガが詰まっている。そして僕はそれらを讃えたかったんだ」と語り、作品を通して日本のPOPカルチャーへの称賛を表したかったことを明らかにした。スピルバーグはこの度、13年ぶりに日本の地に降り立つ。この滞在中、彼は惜しみない日本への賛美を我々に与えてくれるに違いない。映画の枠を超えた超ド級エンターテイメント大作は、一体どんな新たな体験を我々に与えてくれるのか?『レディ・プレイヤー1』は、4月20日(金)より全国にて公開。(山本愛理)■関連作品:レディ・プレイヤー1 2018年4月20日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2018年04月17日アニメーション映画『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』が、2018年8月18日(土)より全国の劇場にて公開される。人気TVアニメ作品がスクリーンに登場原作は、累計発行部数が2,800万部を突破している同名の漫画作品『七つの大罪』。人間と人間ならざる者の世界が分かたれていなかった古の時代を舞台に、七人の大罪人で構成される伝説の騎士団「七つの大罪」の戦いを描く冒険ファンタジーだ。今回、3度目のTVアニメとなる「七つの大罪 戒めの復活」も放送中の人気シリーズが、満を持して劇場アニメーション化。物語は、原作者・鈴木央が劇場版用に描き下ろしたネームをもとにした完全オリジナルストーリーで、これまでのファンはもちろん、初めて作品に触れる人もその世界観を楽しめる内容となりそうだ。キャラクターは、豪華声優陣が担当キャストは、主人公・メリオダス役の梶 裕貴、エリザベス役の雨宮 天、バン役の鈴木達央、キング役の福山 潤、エスカノール役の杉田智和らシリーズを通して熱演を魅せる豪華声優陣が引き続き担当。また、劇場版オリジナルキャラクターとなるソラーダ役を代永 翼、エルラッテ役を戸松 遥、ベルリオン役を森川智之がそれぞれ務める。総監督に『BLEACH』シリーズの阿部記之総監督は『BLEACH』シリーズなどを手掛けた阿部記之、監督は阿部総監督とともに様々な作品を作り上げた西片康人、脚本は『暗殺教室』などで知られる上江洲誠、アニメーション制作は『七つの大罪』の全シリーズを担ってきた「A-1 Pictures」と、劇場アニメーションにふさわしい豪華スタッフが集結している。主題歌に乃木坂46劇場版の主題歌に選ばれたのは、乃木坂46の新曲「空扉(そらとびら)」。本作の為に秋元康が描き下ろしたという楽曲は、爽快感溢れる夏にぴったりな一曲に仕上がっている。舞台「七つの大罪 The STAGE」でエリザベス役を演じる、メンバーの梅澤美波は、「この曲で劇場版『七つの大罪』の勢いをもっともっと加速できるように、メンバーも一生懸命頑張りたいと思います!」と意気込みを語った。なお「空扉」は、8月8日(水)発売予定の21stシングルに収録される予定だ。【ストーリー】物語の舞台は、妖精族や女神族や魔神族が存在する世界。魔神族の暗躍により、滅亡寸前だった大国・リオネス王国を救ったのは、大罪人であり伝説の騎士団〈七つの大罪〉と、ひとりの王女だった。そして、リオネス王国に平穏がもたらされてから少し時が流れたころ。国王の誕生日を祝うため、幻の食材・天空魚を探しに辺境の地へやって来た〈七つの大罪〉たち。団長のメリオダスと、人の言葉を話す豚のホークは、天空魚を求めるうちに空高く、雲の上に存在する天空の世界“天空宮”へと飛ばされてしまう。天空宮には翼をもつ“天翼人”が暮らしている。メリオダスは掟を破った天翼人の少年と間違えられて牢屋へ入れられてしまう。天空宮では三千年間封印される凶悪な魔獣の解放を防ぐため、儀式の準備をしていた。だが封印を解こうと天翼人の命を狙う、“ベルリオン”率いる強靭な魔神族の集団〈黒の六騎士〉が姿を現す。残虐非道な彼らから仲間を守るため、メリオダスたちは〈黒の六騎士〉と激突する。【作品情報】映画『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』公開日:2018年8月18日(土)原作:鈴木央(講談社「週刊少年マガジン」連載)総監督:阿部記之(「BLEACH」シリーズ、劇場版「黒執事 Book of the Atlantic」ほか)監督:西片康人(「七つの大罪」演出、「アルスラーン戦記」演出 ほか)脚本:上江洲誠(「暗殺教室」、「劇場版 蒼き鋼のアルペジオ」 ほか)キャラクターデザイン・総作画監督:佐々木啓悟(「七つの大罪」、「青の祓魔師」ほか)音楽:澤野弘之(「進撃の巨人」、「機動戦士ガンダム UC」、「連続テレビ小説 まれ」ほか)和田貴史(「テラフォーマーズ リベンジ」ほか)アニメーション制作: A-1 Pictures(「心が叫びたがってるんだ。」、「ソードアート・オンライン」ほか)主題歌:乃木坂46「空扉」<キャスト>メリオダス:梶 裕貴、エリザベス:雨宮 天、ホーク:久野美咲、ディアンヌ:悠木 碧、バン:鈴木達央、キング:福山 潤、ゴウセル:髙木裕平、マーリン:坂本真綾、エスカノール:杉田智和、ソラーダ:代永 翼、エルラッテ:戸松 遥、ベルリオン:森川智之■第3弾特典付き前売券発売日:2018年7月13日(金)~価格:一般 1,400円/小人(3才以上) 900円/親子ペア 2,200円特典:全国合計2万個限定、キラキラ缶バッチ(ランダム全9種)※缶バッジは全9種の中から1種ランダムで受け渡し。絵柄は選択不可※第1弾・第2弾特典付き前売券も引き続き販売※前売券1枚購入につき、第1弾特典、第2弾特典、第3弾特典のいずれか1つを選べる。親子ペア券をご購入の場合は、2つ選択可能※特典は無くなり次第前売券のみの販売。詳しい問い合わせは劇場へ
2018年04月16日先日公開された“日本限定”スペシャル映像がすでに視聴回数113万回を超え、日に日に注目度が高まっているスティーブン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー1』。この度、女優でモデルの本田翼が本作について熱く語る特別映像がシネマカフェに到着した。今回到着したのは、モデルや「奥様は、取り扱い注意」『土竜の唄 香港狂騒曲』『鋼の錬金術師』など女優としても活躍し、マンガやゲームなどのPOPカルチャーにも精通している本田さんによる特別TVスポットだ。いまから27年後の世界。誰でもなりたいものになれる夢の場所[オアシス]を舞台に描かれる本作にちなみ、何になりたいかとう質問を投げかけると、本田さんは「私だったらキングコングになりたいです!」とまさかの回答が。[オアシス]の世界には、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンや『スーサイド・スクワッド』のハーレークイン、「機動戦士ガンダム」のRX-78-2ガンダムなどなど…日米の超有名なキャラクターやアイコンたちが登場することが発表されている本作。この[オアシス]を舞台に、天才創設者ハリデーがしかけた3つの謎と、その謎を解いたものだけに与えられる56兆円もの莫大な財産をめぐり、全人類参加型の壮絶な争奪戦が繰り広げられる――。本作について「初めてがたくさん詰まってた」と述べた本田さんは、「そんな発想があるんだとワクワクしましたね。純粋に心が揺れました。日本人としてうれしかったです!」と大興奮。本田さんだけでなく、本作は世界中で大ヒットとなり、絶賛の声が寄せられている。この壮大なアドベンチャーを生み出したスピルバーグ監督は、「僕にとって重要なことは、人々が笑って楽しんでくれること。そして、映画を観た後、彼らが自分の面白かったシーンや、思ったことに関していろいろと話をしてくれることなんだ」と、観客の反応が重要であると語っている。『レディ・プレイヤー1』は4月20日(金)より全国にて公開(3D/2D/IMAX3D(R)/4D)。(cinemacafe.net)■関連作品:レディ・プレイヤー1 2018年4月20日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2018年04月14日全米で過去10年のスティーブン・スピルバーグ監督作品史上No.1のオープニング記録で初登場No.1を記録し話題となっている『レディ・プレイヤー1』から、たくさんのキャラクターたちが大集結した日本オリジナル本ポスタービジュアルと、イラストレーター・開田裕治による描き下ろしキャラクターポスタービジュアルの2点が全世界一斉解禁された。今回到着した2枚のポスタービジュアルは、スピルバーグ監督自らが監修し、日本のために作成されたもので、本作に登場する日米のありとあらゆる超有名キャラクターたちが総出演!本作の舞台VRワールド[オアシス]は、誰もがなりたいものになれる夢のような場所で、ここに描かれるキャラクターたちの夢の競演も、この空間だからこそ実現できたものだ。まず、日本オリジナル本ポスタービジュアルでは、[オアシス]創設者・ハリデーのアバターが背景に配置され、これから起こる壮大なアドベンチャーを予感させる世界観を表現。そして右上には、『スーサイド・スクワッド』のハーレークインや、格闘ゲームの金字塔「ストリートファイター」シリーズのリュウ、「機動戦士ガンダム」のRX-78-2 ガンダム。さらにバットマンやグレムリン、E.T.、キングコングも。そして同時に、ゴジラなど代表的な怪獣たちを描き続け、プラモデルのガンダムシリーズのイラストも数多く担当、「怪獣絵師」としても知られるイラストレーターの開田氏が手掛けるキャラクターポスタービジュアルも公開。今年2月に来日した原作者のアーネスト・クラインとプロデューサーのドナルド・デ・ラインからの熱烈なオファーを受け、今回開田氏が快諾。制作期間わずか2か月にも関わらず、『ジュラシック・パーク』のT・レックスや、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアン、「AKIRA」の金田バイク、RX-78-2 ガンダム、春麗など、こちらも人気キャラ大集結。ド迫力のビジュアルを完成させた。また、一足先に本編を鑑賞したという樋口真嗣監督は、「人食いザメ、巨大なUFO、心通わせる宇宙人、秘境に眠る秘宝、蘇る恐竜たち…実現不可能な冒険世界を可能にし続けてきた俺たちのスピルバーグが帰って来た!ゲームのようでいながらいまのゲームじゃ絶対再現できない圧倒的スピードと圧倒的物量!進化し続けるスピルバーグが挑戦する動体視力の限界に参加せよ!」と熱いコメントを寄せ、開田氏も「これほど燃えるシチュエーションの映画がほかにあるだろうか。一度や二度見ただけでは味わい尽くせない、高密度な映画体験を是非!」と後押し。スピルバーグ監督もこの物語について「これは3つの謎を巡る物語だけど、主人公の少年ウェイドの出会いと、友情の物語でもあるんだ。この争奪戦の中で人が出会い、友だちになる。そして若者たちが大きな脅威と戦うんだ。それが映画にユニークなアドベンチャーと感動を与えるんだよ」と心震えるドラマがあることも明かしている。『レディ・プレイヤー1』は4月20日(金)より全国にて3D/2D/IMAX3D(R)/4D公開。(cinemacafe.net)■関連作品:レディ・プレイヤー1 2018年4月20日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2018年04月05日ギャグ漫画の大家、赤塚不二夫の代表作「天才バカボン」が、7月に「深夜!天才バカボン」としてTVアニメ放送が決定。パパ役に古田新太、バカボン役で入野自由が出演するほか、豪華声優陣の参加が明らかになった。■「天才バカボン」5回目のアニメ化原作「天才バカボン」は、“20世紀最強のギャグ漫画”と謳われた赤塚氏の代表作。バカボン一家を中心としたホームコメディからナンセンスギャグ、実験的な手法で一世を風靡し、主人公であるパパの「これでいいのだ!」というフレーズはあまりにも有名。そんな本作が、2017年に誕生50周年を迎え、赤塚不二夫没後10年にあたる本年、前作から実に18年ぶり、5回目となるTVアニメ放送が決定。なお、監督&構成は、TVアニメ「しろくまカフェ」のシリーズ構成なども手掛ける細川徹。本作が初TVアニメ監督作となる。■古田新太が“パパ”に! 超個性的バカボン一家に豪華キャストが決定そして今回、放送決定とあわせて注目のキャスト陣も発表!主人公となるパパ役を、今回が初のアニメ作品主演となり、数々の舞台やドラマ、映画に出演する個性派俳優・古田新太に決定。「熱愛する赤塚先生の大傑作『天才バカボン』の大ヒーロー、“パパ”をやらせていただく喜びとプレッシャー。『私のパパはそんなんじゃない!!』という苦情は一切受け付けません」とコメントを寄せている。さらに、パパの息子でのんびり屋さんのバカボン役には、「おそ松さん」で末っ子トド松役を務めたほか、「機動戦士ガンダム00」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の入野自由。美人なママ役に、「タッチ」(浅倉南役)や『となりのトトロ』(草壁サツキ役)の日高のり子。天才赤ちゃんのハジメ役に「魔法先生ネギま!」「魔法少女まどか☆マギカ」野中藍。そのほか、レレレのおじさん役を「新世紀エヴァンゲリオン」「機動戦士ガンダムSEED」の石田彰、本官役をキアヌ・リーブスやトム・クルーズなどの吹き替えでお馴染みの森川智之、ウナギイヌ役を「おそ松さん」「亜人」『虐殺器官』の櫻井孝宏と超豪華声優陣が決定した。■ティザービジュアル&お祝い描き下ろしイラスト公開!また、主要キャラクターの7名が描かれ、目にモザイクをかけられ怪しい色彩をまとった本作のティザービジュアルと、赤塚氏と縁の深い大人気漫画家陣による、お祝い描き下ろしイラストも公開。ちばてつや(「あしたのジョー」原作:高森朝雄 ほか)、北見けんいち(「釣りバカ日誌」原作:やまさき十三 ほか)、あだち充(「タッチ」ほか)、高橋留美子(「うる星やつら」ほか)による超豪華トリビュートイラストはファン必見だ。同じく赤塚作品の「おそ松くん」を原作とした「おそ松さん」が大ヒットしたことも記憶に新しいが、Twitterでは「え!?バカボンのキャスト豪華すぎじゃね!?」「自由くんが…自由くんがバカボン!!応援してます」「わーなんだこれは!楽しみすぎます!深夜って付いちゃってるのがまた一層楽しみです!」「パパが古田新太にバカボン入野くんとか期待しかないw」と早くも話題に。 舞台を現代に変え、“深夜”に放送されるこちらも注目を集めそう。TVアニメ「深夜!天才バカボン」は7月放送予定。(cinemacafe.net)■関連作品:リズと青い鳥 2018年4月21日より全国にて公開© 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会
2018年04月03日神木隆之介が出演するauのCMシリーズ「意識高すぎ!高杉くん」から、4月1日(日)限定で新CM「購買部」篇をオンエア(テレビ東京「JAPANCOUNTDOWN」番組内)。本CMでは、なんと神木さん演じる「高杉くん」の声が、「銀魂」の人気キャラ高杉晋助に入れ替わり展開していくという。■神木隆之介×子安武人! 期間限定CM本企画は、SNS上での「“高杉”と聞いたら、銀魂の“高杉(晋助)”を思い出す」といった投稿が話題となったことがきっかけで実現。CMでは、昼休みの賑わう購買部、美味しそうなパンの前でお財布を握り締めながら悩む松本さん。すると突然、「迷うねェ」と声を掛ける高杉(晋助)くん。購買に並ぶパンをauの学割に例えて、高杉晋助の世界観全開で説明し、「どっちも美味しそぉ」と悩む松本さん。ようやく意を決しパンを求めて人混みの中へ向かうと、「ククク… 松本ォ…俺も目の前の一本の道しか見えちゃいねェ…」と高杉くん。 一方、購買のバナナを手に「とんだじゃじゃ馬姫だ」と俺様口調で話し、購買のおばちゃんを困らせる高杉くんの様子を見て、「意識高すぎ、高杉くん」とツッコミを入れる松本さんなのだった――。なお、TVアニメ「銀魂」の高杉晋助の声を務めているのは、「機動戦士ガンダムSEED」(ムウ・ラ・フラガ役)や「ボボボーボ・ボーボボ」(ボボボーボ・ボーボボ役)などにも出演する人気声優の子安武人。神木さん演じる高杉くんが、高杉晋助の声で楽しめる貴重なCMをぜひ見逃さないでいて。■特設サイトもリニューアル! 神木&子安インタビュー動画もまた、CMだけでなく特設サイトもリニューアル。アニメとは違い、しっかりと着こなした制服が“意識の高さ”を表す、新しく描き下ろされた高杉晋助が登場。紹介文もリニューアルされている。さらに、高杉(晋助)くんの声を担当する子安さんと、神木さんのインタビュー動画も公開。神木さんは「僕と入れ替わった銀魂の高杉晋助さんは本当にカッコイイ声」とCMの感想を語り、高杉晋助のモノマネも披露。また子安さんは、「神木くんがもうとにかく、見目麗しい感じですし、声も可愛らしい感じなので、あてるのが非常に申し訳ないな、と思いながらやってましたね」と収録をふり返っている。■壁面ポスターも入れ替わり!さらにさらに、東武池袋駅構内にある「意識高すぎ!高杉くん」の壁面ポスターが、本日特別仕様に変更。神木さんの“高杉くん”が、「銀魂」の高杉晋助にチェンジしている。auCM「意識高すぎ!高杉晋助」新CM「購買部」篇は4月1日(日)9時30分~10時テレビ東京「JAPANCOUNTDOWN」番組内でOA予定。(cinemacafe.net)
2018年04月01日『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のアニメシリーズ第6話となる「第6話 誕生 赤い彗星」が、2018年5月5日(土)より全国35館にて4週間限定で公開される。1979年にテレビ放送されたロボットアニメの金字塔『機動戦士ガンダム』。そのキャラクターデザインとアニメーションディレクターの安彦良和が手掛けた、累計発行部数1,000万部の大ヒット漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』をアニメ化したのが本シリーズだ。全4話構成の「シャア・セイラ編」から続く通話として制作された前作「第5話 激突 ルウム会戦」は、2017年9年に公開。本作で、人類史上初となる宇宙での人型兵器を投入した、未曾有の戦争・ルウム戦役を描く「ルウム編」が終了するとともに、同シリーズのアニメプロジェクトは完結を迎える。主題歌には、山崎まさよし「破線の涙」が決定。公開されたPVでは、これまでのガンダムの世界観とは一味違うロックテイストに仕上がった主題歌に合わせて、“オリジン”最後となるシャアの雄姿を一足先に垣間見ることが出来る。【あらすじ】宇宙世紀0079年1月23日、サイド5、ルウムで、ジオン、地球連邦の雌雄を決する戦いが始まった。圧倒的劣勢に追い込まれたジオンは、秘策である人型兵器「モビルスーツ」で編成した特別強襲大隊を投入し、戦況を一気に逆転させ、大勝利を収める。なかでも、ジオン軍のシャア・アズナブルは、赤いモビルスーツ「ザクII」で戦果を上げ少佐に昇進、“赤い彗星”の異名をとる。ルウム会戦後、地球連邦軍はジオンに反撃すべく“V作戦”を計画。その裏側で、サイド7の少年アムロ・レイは自ら行動し、新兵器「ガンダム」の秘密を探っていた。一方、地球の南極大陸でのジオン、地球連邦の両軍の両軍の高官がそろう早期和平交渉の場でルナツーから世界中にある声明が発信される...。【作品情報】機動戦士ガンダム THE ORIGIN 第6話 誕生 赤い彗星』イベント上映:2018年5月5日(土)より全国35館にて4週間限定で公開原作:矢立 肇・富野由悠季(「機動戦士ガンダム」より)漫画原作:安彦良和(KADOKAWA「機動戦士ガンダムTHEORIGIN」より)キャラクターデザイン:安彦 良和、ことぶきつかさオリジナルメカニカルデザイン:大河原 邦男メカニカルデザイン:カトキ ハジメ、山根 公利、明貴 美加、阿久津 潤一総監督:安彦 良和企画・製作:サンライズ<キャスト>シャア・アズナブル:池田秀一、アムロ・レイ:古谷 徹、デギン・ソド・ザビ:浦山 迅、ギレン・ザビ:銀河万丈、ドズル・ザビ:三宅健太、キシリア・ザビ:渡辺明乃、ガルマ・ザビ:柿原徹也、ガイア:一条和矢、オルテガ:松田健一郎、マッシュ:土屋トシヒデ、ヨハン・I・レビル:中 博史、マ・クべ:山崎たくみ、セイラ・マス:潘 めぐみ、カイ・シデン:古川登志夫、ブライト・ノア:成田 剣、フラウ・ボゥ:福圓美里、ミライ・ヤシマ:藤村 歩、ハヤト・コバヤシ:中西英樹、リュウ・ホセイ:田中美央、ナレーション:大塚明夫
2018年03月30日