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YouTuberのキヨ。が10日、自身のXを更新。【画像】人気実況者・キヨ、『キヨ猫』新グッズを発表!再現度◎ぬいぐるみ&クッションとの自撮りをアップ「ほぼ俺じゃねえか(俺じゃねえかほぼ)」と、自身のゲーム実況動画が月間ランキングでTOP10のうち9つを占めたことについてコメント。キヨ。はその圧倒的な人気で、ゲーム実況界に独自のポジションを確立している。今回のランキングでは、彼の動画が視聴者にどれほど支持されているかを証明する形となった。ほぼ俺じゃねえか(俺じゃねえかほぼ) pic.twitter.com/S9YRaUi7TJ — キヨ (@kiyo_saiore) November 10, 2024 この投稿にファンからは「キングすぎ。もう凄すぎて笑いが止まらないのです」、「16年目もがんばってください!!」などのコメントやいいねが寄せられている。
2024年11月11日4歳の娘と目の離せない生後10カ月の息子を育てています。息子は最近ハイハイを覚え、家の中でもますます目が離せなくなってきました。それをわかっていないのが夫です。夫はすぐに「ちょっとだから」と子どもから目を離してしまうのですが……。そんなときに起きてしまった危機一髪の体験をお話しします。 「ちょっとお願い」って言ったよね普段、私ひとりで子どもたちを見ている場合、トイレなどで一瞬離れるときにはベビーサークルなどを使用していますが、夫がいるときには夫に子どもを見ていてほしいと頼んでいました。 リビングに家族4人でいるときは、私が子ども2人の世話をし、夫はスマホかパソコンをしていることがほとんどです。そのとき、家事で私が部屋を出ることもあります。夫に「ちょっと2人をお願いね」と言い、「はーい」という返事をもらって部屋を出るのですが……。2回に1回ほどの頻度で、私が部屋を出るタイミングで夫も部屋を出てきてしまうのです。 その理由はたいてい今じゃなくてもいいこと。歯ブラシを取りにきたり、お風呂を洗おうと思ったり。そのたびに私は慌てて部屋へ戻り、夫が用事を済ませてから改めて家事を仕切り直します。 いくら言ってもわからない夫夫にはこれまで何度も「お願いって言ったんだから子どもたちのこと見ててよ」と言ってきたのですが、「別にちょっとだけじゃん」と理解してもらえません。確かに4歳の娘なら少し目を離してもひとりで待っていられますが、問題はハイハイを始めた生後10カ月の息子です。 何でも口に入れてしまったり、好奇心旺盛にいろいろ動き回ります。いくら安全なスペースに息子を置いてきているといっても、大人がいるのなら見ていてくれたほうが安心なのに……と私は不満でした。 危機一髪! 決定的な出来事あるとき、また同じように「見ててね」と言って私は2階へ洗濯物を干しに。すると夫は2階に上がってきてしまい、下の階に子ども2人が取り残される状況になってしまいました。私は夫に「何で置いてくるの!」と言い、1階へ。夫は「すぐ戻るから」と言い私の後ろをついてきました。 そして2人が1階に降りたときでした。息子が電源コードで遊んでおり、プラグが抜けた状態が目に飛び込んできたのです。私は息子の名前を叫び、ダッシュでかけよって抱き上げました。夫は、ちょっとだからといつもの安全スペースに息子を入れずに2階に上がってきていたのです。 さすがに夫も反省私は息子を抱っこしたまましばらく心臓がバクバク。息子が電源コードで遊んでいたことを目の当たりにしたことと、「よかった……」と言って息子を抱きかかえている私を見て、さすがの夫も「やってしまった」と思ったようでした。 その日の夜、「息子がおもちゃに夢中だったから大丈夫だと思ったんだ。プラグを抜く力があるなんて知らなかった」と言い、かなり落ち込んでいました。 それ以降、夫は子どもたちを部屋に残してくることはなくなり、きちんと面倒を見てくれるようになりました。夫が理解してくれたことはよかったと思いますが、もう二度とあんな危険なことは起らないでほしいと願うばかりです。 作画/キヨ著者:山口花2017年生まれの女の子と、2021年生まれの男の子のママ。夫の地元で個性的な人たちに囲まれながら育児しつつ、教育系ライターとして活動中。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月29日私は、幼稚園に通う4歳の長女と2歳の男女の双子を育てています。長女が赤ちゃんのころ、世話を夫に頼んだときに、「ありえない!」と思う発言をされました。ひどく憤りを感じた私は、夫に物申したのですが……。 きっかけは耳掃除長女が1歳ごろのことです。夜、夫とお風呂に入っていた長女がお風呂から上がってきたので、私が体を拭いてあげていると、夫から「お風呂で耳に水が入ってしまったかもしれないから、耳を綿棒で掃除して」と言われました。 いつもなら私が綿棒で長女の耳掃除をしているのですが、夕食の準備で手が離せないので夫に「ごめん。今、夕食の準備の途中で手が離せないから、パパが綿棒してあげて」と頼みました。すると夫からまさかのひと言が……。 気持ちはわかるけど…「無理だよ。だって俺、やったことないもん」。 その言葉を聞いたとき、心の底から「はぁ?」と思いました。夫に「私も最初はやったことなかったし、怖かったけど、やるしかないでしょ」と返すと、夫は「だって、どこまでやったらいいのかわからないし……苦手」とのこと。 そのとき私は夫の言葉にイライラして、「もう私がやるからいいよ!」と話を終わらせました。 私も苦手を押し付けていた!その日の就寝前に、夫に「パパは子どもの爪切りとか苦手なことをしないけど、私がいないときはどうするの?」と尋ねました。 すると、「そのときはやるしかないからやる。ママも苦手なことは、俺がいたら俺にやってほしくない?」と聞かれ、改めて考えてみると確かにその通りだなと思いました。 例えば、私は家具や子どものおもちゃを組み立てるのが苦手で、最初から自分でしようとせずに、いつも夫にお願いしていたのです。 そのとき、苦手なことをしないのはお互いさまだったのだと気づきました。とはいえ、子どもの世話をできないままだと、いざというときに子どもも困るので、夫に手順やコツを共有するようにしました。 最初は夫に対し、「子どもの世話が苦手? そんなことを言うなんてありえない!」と思っていた私ですが、育児にも得意なことや苦手なことはあると思い直しました。そんなときは、苦手なことを相手に押し付けられたと感じることがないよう、夫婦で協力しつつも、基本的には得意な人・できる人が担当すればいいのだと感じました。 ※赤ちゃんの耳掃除は、基本的には必要ないと言われています。耳の穴が耳垢でふさがって耳の聞こえが悪くなっているような場合は、耳鼻科で耳垢をとってもらうようにしましょう。家でおこなう耳のケアは、耳介(穴ではなく外側)の溝や裏側が汗などで汚れている場合があるので、ガーゼや綿棒などでやさしく取り除く程度にしましょう。 作画/キヨ著者:やまぐち さき監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月09日子育て支援センターで出会い、互いの家を行き来するほど親しくなったママ友Aさん。ある日、話の流れからAさんに私のドレスを貸すことになりました。しかし数日後に返却された紙袋の中を見て、私はあぜんとしてしまったのです……。 ママ友Aさんにドレスを貸すことに私には子育て支援センターで出会い、それから互いの家を行き来して遊ぶようになった親しいママ友Aさんがいます。ある日、Aさんがわが家へ遊びに来たときのこと。私が最近友だちの結婚式に参列した話になり、何気なくそのときの写真を見せました。 するとAさんは私が結婚式で私が着ていたドレスを指差して、「かわいい! 来月私も妹の結婚式に出る予定なんだ。今度貸してくれない?」と言ってきたのです。ドレスを褒められたことに気をよくした私。深く考えずに「いいよー!」と返事をしました。そして次回、遊ぶ際に渡す約束をしてその場は別れました。 万全の状態で貸したブランドドレス私のドレスは独身時代に自分へのご褒美として奮発して買ったブランドのもの。とても思い入れのあるドレスだったので、使うたびにクリーニングに出し、手をかけて管理していました。 Aさんに渡すまで数日の間があったので、Aさんがすぐ着られるようにとクリーニングの袋から出してタグを外し、アイロンをかけて万全の状態で手渡しました。 返ってきたドレスとお礼の品は…?数日後、Aさんの結婚式参列が終わり、わが家にドレスを返しに来てくれることに。Aさんは玄関先で「ありがとうー!」と紙袋を私に手渡すとすぐ帰っていきました。家に入り、改めて紙袋の中を確認するとびっくり! 入っていたのはクリーニングされていないであろう座りじわがついた状態のドレスと、スーパーやコンビニで買えるお菓子1つだったのです! てっきりクリーニング済みの状態で返してくれると思っていた私……。 しかし、せっかく自宅まで返しに来てくれたドレスを突き返す勇気はなく、泣き寝入りすることに。レンタルしたら1万円以上はするであろうドレスを貸したのに、着てそのままのドレスを返却されて、その上でお礼がお菓子1つというところにもモヤモヤしてしまいました。 私の善意や大切なドレスを無下にされたと感じ、しばらくモヤモヤが収まらなかった私。しかし冷静になってみると、Aさんは、私にとって思い入れのあるドレスだということや、メンテナンス済みで貸したことを知らなかっただけで、悪気はなかったのだと考えるようになりました。事前にクリーニングの約束をしなかった自分、見返りを期待していた自分も悪かったのです。結局、この不満は自分の中で収め、Aさんとは今も変わらぬお付き合いを続けています。 作画/キヨ著者:榎本まいこ夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。
2024年06月03日4歳の娘と生後7カ月の息子を育てています。息子を出産後は仕事から早く帰ってきてくれ、家事も積極的にしてくれていた夫。しかし2カ月経ったころに仕事で遅くなる日が続きました。最初は「今だけ」と話していたのですが、一向に早く帰ってくる気配がなくなり……。 帰宅時間が遅くなった夫息子を出産したあと、夫はお風呂の時間に間に合うようにと朝早めに出勤し、早く帰ってきてくれるようになりました。そして息子が生後2カ月になったとき、「1週間だけ仕事で帰るのが遅くなる」ということで、その1週間は私ひとりで2人の子どものお風呂から寝かしつけまでをしていました。 しかし1週間が過ぎても一向に夫の帰りが遅いまま。「まだ忙しいの?」と聞いても、「うん、そうそう」とあまり家のことを気にしていない様子の夫に、少しだけ不満感を覚えました。 俺がいなくてもどうにかなっていたからそのまま数カ月、夫が早く帰ってくることはなくなり、私ひとりで子どもたちのお風呂も寝かしつけもして、それが終わってから帰ってくることが当たり前になりました。私も「まあ仕事だし仕方がないか」と思っていたのですが、ふと気になって「まだ仕事忙しい?」と尋ねると、「全然、今は暇だよ」とのこと。「……え?」耳を疑いました。 続けて私は「じゃあ早く帰ろうと思えば帰れるの?」と聞くと、「できるよ」と平然と答えるのです。そして夫は「でも俺がいなくてもどうにかなっているでしょ? いつもお風呂入って寝かしつけもできてるじゃん」と言ってきました。 どうにか乗り切っているだけだから!それを聞いて私はめまいがする思いでした。しかし夫は本当にわかっていないという顔。それを見て怒りの感情は消え、きちんと説明することに。なかでも「どうにかなっているんじゃなくて、頑張ってどうにかこなしているだけ」だということを強く伝えました。 2人が同時に泣いて自分の声が聞こえないときもあるし、お風呂に入っても自分の髪や体が洗えないときもある。そんな状態は本当にどうにかなっている状態なのか?と聞くと、「それは知らなかった。ごめん……」と、ようやく2人の子どもの世話をする大変さに気付いてくれました。私も子どもと3人でいるときの状況を詳しく話したことがなかったので反省。そしてこれ以降、夫は可能な限り早く帰ってきてくれるようになりました。 夫は2人の子どもをひとりで世話したことがなく、私が詳しく話していなかったこともあって「どうにかなっているんだろう」と思っていたようです。「仕事だから仕方がない」と勝手に納得せず、小さなモヤモヤも共有することが大事だと学びました。 作画/キヨ著者:山口 花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月03日出産する前、風邪などで寝込んだりすることは年に1回あるかないかだった私。ところが1人目出産後の1年半は、体調不良で寝込むことが多くなってしまいました。子どものお世話があるのに何度も何度も寝込んでしまう日々を経験し、私なりに学んだことをご紹介します。 体質の変化!? 2カ月に1回寝込む日々私は産後に、あるときは胃腸炎、あるときはインフルエンザ、またあるときは風邪で発熱という具合に、ちょこちょこと単発の病気にかかる頻度が増え、産後の1年半は2カ月に1回は寝込んでいました。どれも数日寝ていれば良くなる症状なのですが、365日休みなしの子育て中に度々自分が体調不良になるというのは家族にとっても結構なダメージがあります。 実家が近くはないため、夫が仕事を休めるときには家事・育児を代わってもらっていましたが、夫の仕事の都合がつかないときには、もうろうとしながら子どものお世話をして1日過ごしたことが何度となくありました。 一番つらかった冬の胃腸炎中でもつらかったのが、冬場に胃腸炎にかかったときのことです。その日は嘔吐と下痢の症状がひどく、真冬で寒いので外に出るのもしんどい状態でした。しかし、家の中の閉塞的な空間でイヤイヤ期に入り始めた1歳半の娘の相手をしているのもしんどく、なんとか薬をもらおうと自宅から歩いて5分ほどの場所にある内科を受診したのです。冬場のクリニックは混み合っていて、座る場所もない状態でした。娘はちょうどお昼寝の時間で眠っていたのでしばらくは静かに待つことができましたが、1時間待っても診察の順番がまわってきませんでした。 受診できず泣きながら帰宅吐くほどではありませんでしたが気持ちが悪く、体調不良の中待つことに限界を感じ始めたころ、娘が眠りから覚め不機嫌に泣き始めました。すると急にどっと疲れてしまい、受診せずに病院をあとにしました。不調の体で娘をあやしながらもうしばらく順番を待ち、受診することにハードルの高さを感じたのです。帰り道、体調不良のつらさと受診できなかったつらさ、いろいろなつらさを感じ、さらに激しく泣く娘と一緒に、大人げなくボロボロ泣きながら帰ってきたのを覚えています。 母の健康は家族にとっても大切1人目出産後は体調が不安定になりやすかったことに加え、初めての子育てに全力投球し過ぎて、心身共に無理をしている部分があったと思います。自分のことはいつも後回しにしていましたが、何度も体調不良に見舞われる中で、母である私が健康を損なうことが、自分にとっても家族にとっても一番大変だと感じるようになりました。 自分が元気でなければ子どものお世話もできません。それから「自分のこともきちんと考え、自分にも休養を与え、きちんと体調管理すること」の大切さを意識するようになりました。 その後、おろそかにしがちだった自分の睡眠、食事をきちんととり、月に1度は整体に行って体をメンテナンスするようにしました。そのおかげか、2人目出産後は以前のように寝込むことはほぼなくなりました。時間的金銭的に厳しいと感じるときもありますが、自分の健康を維持し家庭をスムーズにまわしていくために必要なことだと割り切っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/キヨ 著者:澤崎 凪1男1女の母。パーソナルカラーコーディネーターの資格を持ち、色彩関係、ファッション関係のほか、自身の体験をもとにした子育て関係のジャンルを中心にライターとして活動中。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月01日産後間もなく初めての育児が始まり、睡眠時間も自分の時間もとれずに身も心もボロボロな毎日を送っていた私。そんなときに、近所に住む女性からの何気ない言動を重く受け止めてしまい、ナーバスになっていたころのエピソードをお話しします。 ボロボロな私に対して初めての出産を経て、ほぼワンオペでの育児が始まりました。しかし育児ストレスからか食欲もあまりわかず、息子が生後3カ月のころには私の体重は産前に比べ5キロ以上減少。さらに息子は夜泣きがひどく、夜中何度も起きていたため、そのころの私は常に寝不足でボロボロな状態。 そんなある日、息子を連れて近所を散歩していると近所に住む高齢女性に会いました。私があいさつすると、ギョッとして「えっ? 〇〇(私)さんなの!? 何でそんなにやつれてるの?? やだ〜、母乳あげすぎなんじゃない!?」と言われたのです。 できればあまり会いたくない……その場ではアハハと受け流したのですが、家に帰ってから「子どものために頑張っているのに、私だって好きでこんなにやつれているんじゃないのに……」と、ひとりで泣きながら悔しい思いをしたことをよく覚えています。 その後も、その女性と近所で会うたびに、私の姿を上から下まで見ては「うわぁ〜、また痩せたんじゃない?」と引き気味に言われました。正直あまり会いたくなかったのですが、ご近所さんなのでなかなかそうもいかず、バッタリ会ってしまった際には、あまり会話をしないようにやり過ごしていました。 息子の成長とともに変化がやがて息子が1歳半になり、断乳を開始すると夜中起きることも減ってきて、睡眠時間が確保できたことで私の体調もだんだん良くなっていきました。ある日、いつものように息子と近所を散歩していると、例の女性と遭遇。 また何か言われるかなと少し身構えていましたが、「あら〜! 〇〇(息子)くん、あんよがじょうずになったわねぇ〜! ママも元気そうでよかったわ!」と明るく言われ、私は体調が安定してきたこともあり、素直に「ありがとうございます」と言えるようになっていました。 息子が5歳になった今では、あのご近所の方は悪意があって言っていたのではなく、ただ心配して、親切心から言ってくれたのかな? と思えるようになりました。ですがもし今後、私が逆の立場になったら、産後間もない女性に対しては、もっと気持ちに寄り添って接したいな……と思います。 作画/キヨ著者:小野 美穂6歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2024年05月31日私たち家族は、昔ながらの商店街の近くに住んでいます。老若男女が行き交う下町の雰囲気は活気があって、夫も私もお気に入り。赤ちゃん連れで通りを歩くと、中高年の方に「かわいいわね」と声をかけられることも。ただ、以前から言われて引っかかる言葉が1つだけあります。 通りすがりに「かわいそう」私は子どもにかけられる「かわいそう」という言葉が、どうしても気になってしまいます。初めて「かわいそう」と言われたのは、息子が生後5カ月のころ。8月の暑い日でした。13時からの保育園の見学のためにベビーカーを押して歩いていると、前から歩いてきた高齢の男性に「こんな暑いときにかわいそうに」と言われました。私は、周囲から子どもにかわいそうなことをする親のように見えるのかとショックだったことを覚えています。 また別の日。雨の中、傘をさして1歳の娘を連れてお店の列に並んでいると、「雨が降ってるのにかわいそうに」という高齢の女性の声が。 さらにある2月の寒い日の商店街で。1歳半になった娘が靴下を何度履かせても嫌がるので、あきらめて素足の状態で抱っこしていました。すると通りすがりの年配女性が突然、娘の足をつかみ「こんなに冷たい足になってかわいそうに」と……。 引っかかる一言も良いように解釈!子どもについて「かわいそう」と言われるたびに、私が親として至らないのだろうか?と責められる気持ちに陥ってしまいます。この経験を近所のママ友に話したところ、私と同じように声をかけられて、傷ついたことがあると聞きました。 そこで私は、通りすがりにかけられる「かわいそう」という一言は、地域の人と親しみやすい下町だからこそかけられる言葉なのかもしれない、とプラスに解釈することにしたのです。 「かわいそう」という言葉は、きっと声をかけた人なりに、子どものことを考えての発言なのだと、良いように受け取りつつ、自分の何気ない言動には気を付けていこうと思っています。 作画/キヨ 著者:境まいこおちゃめな4歳男児と声が大きい1歳女児を育てるナースママ。ライターとしてさまざまなジャンルの記事を執筆している。
2024年05月08日私は、産後は産前とはまったく体型が変わってしまいました。全体的にぶよぶよになった感じです。そんな産後の体型変化について、夫にからかわれ悔しい思いをしたことがあります。夫から言われて嫌だったこと、それにどう対処したのかお話しします。 おっぱいが垂れた産後娘を産む前まで知らなかったことはたくさんありますが、産後の体型変化はその中の1つです。おなかがしわしわになる、腰回りが太くなるといった一般的なことはわかっているつもりでしたが、こんなにも胸が垂れるとは知りませんでした。 私は母乳の出が悪く、そのため授乳していないときでも、とにかく多く母乳をとろうとおっぱいを揉みしだいて搾乳していました。それが原因なのか、娘が生まれて半年経つころには、おっぱいは伸びきり下に大きく垂れてしまったのです。 夫に言われた「おっぱい垂れたね」垂れたおっぱいを見るにつけ、きれいじゃないな、以前の体とは全然違うな……と自分でも思っていました。それと同時に、これは自分が一生懸命育児を頑張っている証拠だとポジティブにも捉えていました。 そんなある日、娘と夫と一緒に海へ遊びに行ったところ、水着姿の私を見て夫が笑いながら私にこう言ったのです。「おっぱい垂れたね」と。 夫の言葉に激怒その言葉に私は激怒。たしかにおっぱいは垂れました。きれいとは言い難いかもしれません。ですが、これは昼夜問わず一生懸命私が育児に取り組んだ結果でもあります。自分よりもとにかく家族と娘の幸せを考え、自分のことは二の次にしてきました。 それがいいか悪いかは置いておいて、一番の理解者であってほしい夫にそう言われ、とても嫌な気分になったのです。私の怒りに夫は平謝り。夫は軽い冗談で言ったそうですが、次また同じことを言ったら離婚する!と言い渡してその場はおさまりました。 ひとりの時間をくれた夫夫はその出来事で何か考えるところがあったようです。それ以来、夫は積極的に娘を預かり、私が美容院やピラティスに行く時間を作ってくれるようになりました。 私の状態といえば髪はぼさぼさ、肌はボロボロ、ネイルなんてもってのほか……だったので、正直この夫の態度の変化はとてもうれしかったです。なにより、ひとりの時間ができたことで、少し余裕をもって娘や夫と向きあえるようになりました。 「おっぱい垂れたね」という夫の心無い言葉。とても嫌な気持ちにはなりましたが、結果として夫も私の努力に敬意を払ってくれるキッカケとなりよかったと思っています。娘が5歳になり少し育児に余裕がでてきた今、もっと最初から夫に助けを求めていれば……と反省もしています。ひとりの時間も家族の時間も大切に、これからも育児に励んでいきたいです。 作画/キヨ 著者:レイトン 愛加 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月05日家族で外食に行くのは、家で3食自炊している主婦の私にとって息抜きの時間でもあります。でもひとつだけ不満が……。それは、外食しているとき、いつも子どもが食べ終わってからしか自分の食事がとれないこと。せっかくのおいしそうな食事。冷めたものを食べるのはちょっとテンションが下がります。この不満を、ある日の外食時に夫に伝えたところ、まさかの返答が……!? 私ばかり食事が後回し!? 夫への不満わが家にとって外食は休日の家族団らんのレジャーであり、毎日食事を作る主婦の私の息抜きです。家族そろっての外食は楽しみですが、私には不満がありました。それは、まだまだ食事の介助が必要な2人のわが子たちを食べさせてからしか、自分が食事にありつけないということ。 子どものお世話をしていると食事が提供されてからすぐに食べられないので、冷めた食事を食べることに。そんな私を横目に夫は自分の注文した物が提供されたらすぐに食べているのです。それに気づいて「パパだけずるい!」と思うようになったのです。 ずるいと思っていた行動。夫の言い分とはある日、私は夫に「パパだけいつもあったかいごはんが食べられていいな。子どものお世話代わってほしい!」と不満と要求を伝えてみました。そこで夫が言ったことは私には驚きの視点でした。 外食先で周りの人の視線が気になり、先に子どもの面倒をみる役割を代われなかったというのです。夫は「男をたてられない妻」のレッテルが私に貼られるのを懸念してくれていたということ。夫なりの気遣いがあったとは知らず、自分の思いだけで怒ってしまっていたことに気づきました。 考えを共有して、お互い納得するかたちに夫の考え方も聞けて、それが私を思っての行動だったことをうれしく感じました。しかし帰宅後、周りがどう思うかは私たちにとって一番大事なことだろうかと夫婦で考えることに。 家では夫婦で協力してできることを率先しておこなってくれる夫を頼もしく思っているので、外だからとか周りの目とかを気にしてほしくない! 私たち家族にとって一番は、不満が偏らないように家事も育児も分担することだと認識を合わせることができたのです。 今回の経験を通して人目を気にする夫に、私の気持ちにも気づいて! 私のことも尊重して! と伝えられてよかったです。夫は私に言われて初めて、私が我慢していたことに気づけたといっていました。今後も他人の目よりも、私たち夫婦がどう考え相手を思いやり行動するかということを大切にしたいと思っています。 作画/キヨ著者:三宅ちよこフリーランスとして働きながら1男1女を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。
2024年05月02日ある日、いつものように義実家へ遊びに行ったとき、義母から衝撃的な告白をされました。それは到底笑って許せるものではなかったのですが、義母はことの重大さを認識していないような態度。今後の義母との付き合いが非常に不安になった体験談です。 義母から3年越しの衝撃告白私が義実家へ2人の子どもを連れて遊びに行ったとき、「おいしい食パンがあるよ!」と義母がおやつに出してくれました。2人ともいただこうとしましたが、ふと気づいて原材料を確認すると、そこには「はちみつ」の文字が。4歳の娘はおいしく食べましたが、そのとき生後9カ月だった息子はその食パンは遠慮しました。 それを見つめていた義母。「そうよねー。昔はそんなこと言わなかったけれど、1歳になるまではちみつは食べられないものね」とニコニコ。そこからひと呼吸おいて、「実はね、まだ娘ちゃんが1歳になっていないときに、はちみつ食べさせちゃったことがあったの」といきなり話し始めました。 「え?」まさかの事実に固まる私義母の唐突な告白に理解が追いつかない私。「え? 娘って、この子のことですか? いつですか?」と聞きながら頭の中を必死に整理しようとした私。「そうそう、今さらなんだけどね。あげたお菓子に入っていたことがあって。すぐに気づいたんだけれど申し訳なくて言えなくてねぇ」と心苦しそうな表情で私に言いました。 そして「まあでも、何もなかったんだからよかったよねぇ。結果オーライ」と締めくくりました。いきなりの衝撃告白に、私はすぐには言葉が出てきませんでした。 そのときに言ってよ! 夫も義母に激怒やっと状況を飲み込んだところで、「あの、今後もし同じようなことがあったら、ちゃんと伝えてください! お願いします」と言葉を絞り出しました。すると義母は「うんうん、そうだよねぇ」とわかっているのか、いないのか……。 のんびりとした口調で返事をしてくるので、「何かあってからでは遅いので」とくぎを刺すも「りょうかい、りょうかーい」と手をひらひらと振り、この話は終わりになりました。帰宅後、夫にもこの事実を伝えると、夫が激怒。すぐに義母へ電話をかけていましたが、義母は私のときと同じ調子で答えていたそうです。 場合によっては命にかかわる事態だったかもしれません。当時、もし娘が体調を崩して、その原因がわからないままだったとしたら、適切な対処ができなかった可能性もあります。子どもたちのために、言いにくいことでもすぐに報告してほしいと、今後何度も義母に念押していかなければと思っています。 ※1歳未満の子どもには、乳児ボツリヌス症にかかるおそれがあるため、はちみつを与えてはいけません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:山口花/女性・ライター。2017年生まれの女の子と、2021年生まれの男の子のママ。夫の地元で個性的な人たちに囲まれながら育児しつつ、教育系ライターとして活動中。作画:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月29日4歳の娘と生後11カ月の息子を連れて行った病院は、なんと30人待ち。静かな待合室の中で、おとなしく待っていられない子ども2人を相手しながら、なんとか待ち時間をやり過ごしていました。しかし、名前を呼ばれたのが、受付番号よりもずいぶん早かったのです……。 子ども2人を連れて30人待ち!?ある日、娘の目が腫れていたので、朝一番で眼科に連れて行きました。初めて行くその眼科は、なんと診療開始前なのにすでに30人待ち! 田舎なので他に選択肢もなく、仕方なく子ども2人を連れて待つことに。しかし、待合室はキッズスペースもなく、ただ椅子が並んでいるだけ。ハイハイが楽しい時期の息子と、目の腫れ以外は元気な娘が待つのには、なかなか大変な状況です。 大人ばかりでシーンとした待合室の中で、ドタバタと音を立ててしまうたびに「シーだよ! 座ってようね!」と言いますが、急いで出てきたため、おもちゃも持っておらず、四苦八苦しながら子どもたちの相手をしていました。 こちらを見て受付に何か言う人たち…すると待合室にいた患者さんたちが、ポツポツと受付に何かを言いに行くのが見えました。最初はあまり気にしていなかったのですが、私たちのほうを指さしながら受付で何か話している人がいたので「もしかして、うるさいって言いに行っているのかな? ごめんなさい……!」と申し訳ない気持ちでいっぱいに。 「早く呼ばれてくれ~!」と泣きそうになりながら、子どもたちをなだめていると「○○(娘の名前)さん!」と呼ばれました。まだ診療が始まって5人くらいしか呼ばれていなかったので「あれ?」と不思議でした。 みなさんの心遣いに感動!思わず「30番なんですけど、間違っていませんか?」と聞くと、受付の方は「間違っていませんよ」とにっこり。「私たちの様子を見かねて優先してくれたのかな」と思いました。すぐに診察は終わり、支払いに呼ばれた際、受付の方に「お気遣いくださってありがとうございました」とお礼を言いました。 すると、「いえ、他の患者さんで、何人かの方が順番を譲りたいと言いに来てくださって。小さいお子さんがいると大変ですもんね」と言われました。そう、あのとき受付に何かを言いに行っていた人々は、文句ではなく「順番を譲りたい」ということを言いに行ってくれていたのでした。 申し出てくださったすべての人にお礼を言いたい気持ちでしたが、どの方が譲ってくれたのかわからず、お礼は言えずじまい。病院を後にするとき、待合室に向かってペコリと頭を下げるのが精いっぱいでした。たくさんの人のやさしさに感動した体験談です。 作画/キヨ著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2024年04月08日義母が、わが家に遊びに来るときには、事前に遊びに来ても大丈夫か、夫へ連絡して聞いてくれます。しかし、夫の自己判断でした返事が、私にとっては大問題でした。義母との連絡係を夫に任せてしまったことを後悔したお話です。 初孫フィーバーの義母現在5歳の長男が生まれたばかりのころのお話です。義母にとって長男は初孫で、出産当日は片道3時間もかかる距離を運転して、会いに来てくれました。 そこから義母の孫フィーバーが始まり、退院して3日後、1週間後、と義母が頻繁にわが家へ来るようになったのです。 しかし、義母とはたまにしか会わない仲だったので、来ると何かと気を遣ってしまう私。義母が帰ったあとは、毎回どっと疲れが出ました。 連絡係の夫に物申す!義母は必ず夫に「○日、遊びに行ってもいい?」と連絡し、事前に聞いてくれていました。義母との連絡係を夫に任せていたのですが、それこそが間違いでした。 夫は、自分が夜勤明けで仮眠をする日だとしても、「何時でもいいよ」と義母に返していて、私には「○日に母親が来るけれど、気を遣わなくていいから」と言って、当日になると自分は仮眠をしに行くのです。 義母が来るとなったら掃除やごはん作りなども気を遣い、必然的に忙しくなってしまいます。それでも「遠くから来てくれているて、長男の成長も見せてあげたいから」と、夫が不在のときも義母が来るのを受け入れていたのですが、数回で限界が……。 私は夫に「私にとってお義母さんは、すごく気を遣う相手……。あなたにとっての上司みたいな存在なの。だから、お義母さんに来てもらうのは、あなたがいるときにして」と伝えました。夫は「気を遣わなくていいと言っても、気は遣っちゃうよね。無理させてごめん」と謝ってくれました。 それからは夜勤明けの日に義母から訪問の打診があっても、夫のほうから断ってくれるようになりました。やはり自分が不満に感じていることは我慢せず、正直に伝えることが大切だと思った出来事でした。 著者:鈴木沙智/30代女性・主婦。2児の母。自身の体験をもとに、妊娠や出産、子育てに関する体験談を中心に執筆している。作画:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年03月22日私には6歳の息子と1歳の娘がおり、現在は育休中です。気候が良くなり、出かけることが増えた最近、夫から指摘されたことにモヤモヤが止まりません。 私が体調を崩した原因は遊びすぎ!?親しい友人に子どもが生まれ、娘と月齢が近いのでよく遊ばせています。とはいえ、まだ1歳の娘たち。目が離せない娘たちの相手をしたり見守ったりしながら過ごすのです。娘たちにごはんを食べさせ、寝かしつけもして……。 娘がお昼寝を始めて間もなく、息子を幼稚園へお迎えに行く時間。ゆっくり遊べたと思うことは少ないですが、娘は月齢が近い子と接することでいつも良い刺激を受けるので、必要な時間だと思っていました。 ところが、先日いつものように友人の家で遊んだ日、帰宅後にめまいがしてきたのです。前の日に娘の夜泣きの対応をしていたので、寝不足のせいだと思います。めまいに耐えながら夕飯やお風呂準備など休み休み動いていたところ、仕事を終えた夫が帰宅しました。 私がその日の出来事を話すと、夫はどんどん不機嫌に。そして「最近、遊びすぎじゃない? だから体調を崩す。自分の体調管理くらいしっかりして」と言う夫。遊びに行っていたのは月に1、2回くらいだったので、私は「遊びすぎ」という認識がありませんでした。 夫の価値観を理解することが解決のカギ睡眠不足の状態で出かけることは、自分の体調管理ができていないと言われても仕方がないかもしれません。ただ、「遊び」と言っても子どものためにもなると思っていることなので、必要なおでかけだと思っています。 夫に私の思いを伝えましたが、「遊びは遊びだろ」とのこと。夫の理解は得られませんでした。私が「子どものためであっても遊びは遊び。必要なおでかけではない」という夫の価値観を理解しなければ話は平行線のままのようです。 モヤモヤしてしまった私ですが、たしかに、仕事を終えて疲れているときに、仕事が休みである妻が遊んで帰ってきて体調不良と聞けば、夫のほうもモヤモヤした気持ちになるのかもしれません。今は私も夫側の気持ちを考えることができるように意識しながら過ごしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:海原えめ/30代女性・主婦。6歳息子と1歳娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとして活動している。作画:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月15日長男が生後6カ月ごろ、毎晩夜泣きで起こされていた私。でも隣で寝ている夫は一切気付きません。2時間おきに夜泣きがあったのに、朝起きた夫は「今日は良く寝ていたよね?」と、無神経な言葉を掛けてくることもありました。しかし、なぜか深夜に動き出したアレの音ならサッと起きるのです……。 夜中によく泣く長男当時の長男はよく泣く子で、夜中は3時間続けて寝てくれればいいほうでした。長男が泣くと私はすぐに授乳をして、そのまま寝てくれればラッキー。授乳だけで寝なければ、抱っこしながら室内を歩いたり、子守唄を歌ったり……。 授乳しても抱っこしても寝てくれない夜も、数え切れないほどありました。長男と私が寝室で寝るのが午後8時ごろで、夫は午後11時ごろに帰宅。お風呂を済ませて寝室に入ってくるという毎日でした。 夜泣きに気付かずに寝る夫夫はもともと、布団に入るとすぐ眠れるタイプ。そして、長男が泣いても全然気付かずに寝ています。泣いたタイミングで、夫が掛け布団に潜るような動きをすることもありました。「仕事で疲れているから仕方ないか」と思いながらも、私はモヤモヤしていました。 そんななか、家事をラクにしたいとロボット掃除機を買ったわが家。快適に使っていたのですが、ある夜の深夜2時ごろ、ロボット掃除機が誤作動し「ピロ~ロロ~ン♪」と音がしたのです。 ロボット掃除機の誤作動には超敏感爆睡中だった夫はなぜかその音に素早く反応し、寝室の前の廊下に置いてあったロボット掃除機の電源を切り、布団に戻ってすぐ眠りました。俊敏な動きを見て呆気にとられてしまった私。ロボット掃除機の時間設定がずれていたようで、別の夜にも誤作動をすることがあったのですが、そのたびに夫はサッと起きて消すのです。 「自分の子どもの泣き声では起きないのに、なんでロボット掃除機なら起きるんだろう?」と思い、私はそのたびにイライラしてしまいました。夫に聞くと「ロボット掃除機の音は聞こえるけど、泣き声は聞こえない」というのです。 夫は仕事の関係で深夜に携帯電話が鳴ることがあり、その音でも起きていました。電子音だけ聞こえるというのは私には理解できませんが、イライラしていても仕方ないので、夫の休日などは深夜でも起こして、寝かしつけを代わってもらうようにしています。なんとか夜泣きの時期を乗り切りましたが、今でもロボット掃除機を見ると夜泣きの時期を思い出して苦笑してしまいます。 著者:土田えり子/30代女性・主婦。2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。作画:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月15日私は3年前に第1子となる長男を出産しました。そして2年後に第2子の次男を出産。私自身、性別はあまり気にしていませんでした。むしろ同性のほうがおもちゃや洋服などもおさがりができるからいいな、と思っていたのです。夫も私と同じ意見でした。しかし、身内でただひとり、義母だけは違ったのです……。 2人目妊娠中から性別をしつこく聞く私自身は4人姉妹、夫は2人兄弟で育ちました。男の子しか育てたことのない義母は、女の子の孫が欲しかったようです。長男を妊娠中はあまり気にしませんでしたが、2人目の妊娠がわかると義母は「女の子がいいね〜」と私に頻繁に言ってくるようになりました。 私もはじめは「そうですかね〜」と軽く受け流していましたが、会うたびに毎回言われるとだんだんモヤモヤした気持ちになり、返す言葉が面倒に……。どっちでもいいじゃん! そう思うようになりました。 性別が男の子だとわかるとガッカリされるそして妊娠7カ月のときに男の子であることが判明。そのことを義母に伝えると、あからさまにガッカリした態度をとられました。義母が「2人目は女の子がいい」ということはわかっていたので少しばかりはガッカリされるだろうと覚悟はしていましたが、想像を超えた反応だったので正直つらかったです。 私は性別に関係なく愛してほしいと思っていたので、どうしてそこまでして女の子の孫がいいんだろう? 男の子じゃダメなの? と、義母に対してマイナスな気持ちばかり湧いてきました。 かわいい女の子の服を買うのが夢だった義母私は義母に対して不満を抱き続けましたが、ふとした義母の発言から少しだけ気持ちがわかるようになりました。それは「かわいい女の子の服を買って、着てもらいたかったのになー」という発言でした。 きっと買い物先で見かけるかわいい女の子のベビー服を見て、夢を膨らませていたのかもしれません。義母自身が女の子を育てたことがないので、女の子の服や女の子のおもちゃに憧れがあったのでしょう。そう考えると義母の言葉に対してイライラしていた気持ちが少しずつ減っていきました。 その後次男を無事出産しましたが、義母は長男同様可愛がってくれています。「女の子がよかった」という発言は今もしますが、私は前ほどマイナスに捉えることはなくなりました。これからも女の子がよかったと言われるとは思いますが、あまり気にせず2人の息子たちを元気いっぱい育てていきたいと思います。 著者:森下ミメカ/30代女性・主婦。3歳男児と1歳男児の母。長男妊娠を機に専業主婦に。2歳差育児の大変さを痛感中。現在、子育てや暮らしについてのブログや体験談を執筆している。作画:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年03月14日地域の無料のプレイルームで出会ったママ友とは、初めての育児で共感することも多く仲良くなりました。ある日、ママ友から「千円で食べ放題、飲み放題のお店がある」と言われ、一緒に行くことになったのですが……。 向かった先はタワーマンション当日は子どもを夫に預け、私だけで、一人息子を連れたママ友の車に乗りました。到着したのは、地元では有名なタワーマンション。てっきり飲食店へ行くと思っていた私はびっくり。 驚く私を見て、ママ友は「びっくりだよね。でも、ここでお得にごはんが食べられるんだよ」と言いました。マンションの中には貸し切りにできるイベント会場があり、入り口で千円払い、中へ入ることに。 謎のパーティーが開催されている!?イベント会場の中は薄暗く、大きい音で音楽が流れ、まるでクラブのような雰囲気。テーブルに、宅配ピザや寿司、ペットボトル飲料等があり、自由に食べたり飲んだりできる立食パーティーでした。 大学生からスーツを着た50代くらいの社会人まで、さまざまな参加者がいて、みんなにぎやかにおしゃべりしているのです。 ママ友は私に、「誰かが何か話しかけてきても、興味がなければ適当に流してね」と言いました。そして、私たちが食事を始めると、近くにいた人たちが早速私に話しかけてきたのです。 夢を聞かれ、夢を語られ彼ら彼女らは、「あなたの夢は何ですか?」「僕の夢は獣医です」「夢のために努力していることは?」と話し、初対面の私の夢を聞いて、こちらは聞いていないのに自分の夢を語り始めました。 そして、私は夢は特にないと答えたはずなのに、「一緒に夢を叶えよう」と言い、連絡先の交換を要求。「何かの勧誘か?」と怖くなった私は、連絡先の交換を断り食事をすぐに済ませて、帰りたいとママ友に言いました。ママ友は、「よし、帰ろう!」とあっさりと私を帰してくれたのでした。 その後、プレイルームで会ってもいつも通りのママ友ですが、再び食事に誘われることはありません。あのパーティーは何のパーティーだったのか。追究してママ友との関係がこじれ、今後プレイルームを使いづらくなるのも嫌なので、いまだに聞けずにいます。 作画/キヨ著者:長谷川 なぎ
2024年03月10日使い捨てフェイシャルタオル、3月11日発売株式会社マツキヨココカラ&カンパニーのグローバルPB「matsukiyo(マツキヨ)」では、「matsukiyo ポリュバリア フェイシャルタオル 敏感肌用」を、2024年3月11日より発売する。保湿成分を配合し、敏感肌を考慮した高機能フェイシャルタオルだ。いつでも清潔、肌にダメージを受けにくい同社では、2023年4月に「matsukiyo ポリュバリア フェイシャルタオル」を販売し、9カ月で累計14万個を販売した。外干しによる花粉や化学物質などの付着を気にする必要がない使い捨てタオルの需要の高さを受け、今回は敏感肌用を開発。同商品の素材は植物性レーヨン100%、「グリセリン」「セラミド」を配合することでふんわりと包み込むような肌触りに仕上げている。タオルは厚みのある大判タイプで、吸水性もよいのが特徴だ。デザインにもこだわりタオルは1箱60枚入り、片手で取り出せるティッシュ型の形状。洗顔後すぐに取り出せるパッケージに設計されている。同ブランドはデザイン性にもこだわり、インテリアにフィットしやすい。洗面台に置いたり、タオルのようにフックに掛けて使ったりも可能だ。同商品は3月11日より全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループの店舗、自社オンラインストアにて発売。海外への販売も行う予定。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年02月20日娘と公園に行くと、いつもは空いている公園が男子中学生に占領されていました。男子中学生の中で幼い娘と遊ぶのには抵抗があったのですが、実際に公園で遊んでみると意外な展開が待っていたのです! 夕方、公園に行ったら……私の娘が1歳半になったころのことです。歩くのが大好きな時期だった娘のために、私はほぼ毎日公園に行っていました。普段は午前中に行くのですが、その日は予定があり、私と娘は夕方16時ごろ公園へ行くことに。 着いてみると、8人の男子中学生が遊んでいて、公園を占領していました。ブランコが2つと、すべり台が1つの小さな公園です。少年たちの中にはブランコに乗りながら楽しそうに会話をしている人もいれば、ボールを使ってサッカーをしている人もいました。 この状況の中で、まだ幼い娘が遊ぶのは難しいと思い、私たちは帰ることに。娘に「今日はもう家に帰ろう」と声をかけました。しかし、着いたばかりで遊びたい娘は、私の手を引っ張って公園に向かって歩いていきました。男子中学生から意外なひと言公園の中に入ると、少年たちの視線が私たち親子に向けられているのを感じました。そこで、ひとりの少年から意外なひと言が。「小さい子どもが来たから、気をつけて遊べよ」と、みんなに声をかけてくれたのです。 その言葉通りに、娘が公園の中を歩くと、少年たちは先ほどまでしていたサッカーを止めて、ベンチに座って会話を楽しんでいました。それだけではなく、少年たちのうち数人は娘にボールをコロコロと転がして、一緒に遊んでくれたのです。娘はとても楽しそうで、私も少年たちのやさしさにうれしい気持ちでいっぱいでした。 少年たちに教えてもらったこと公園では30分ほど遊んで、そろそろ帰ろうとしたときに、少年たちに一緒に遊んでくれたお礼と、「せっかく友だち同士で遊んでいたのに邪魔をしてごめんね」と伝えました。すると少年は「公園はみんなで楽しく遊ぶところだから」と言ってくれたのです。 このような言葉を男子中学生から言われると思っていなかったので、とても驚いたのと同時にとても感動しました。娘にも、公園ではみんなでルールとマナーを守って楽しく遊ぶということを、少しずつ教えていきたいと思います。 最初は、公園で遊ぶ男子中学生の集団に対して、普段接する機会がないこともあり、苦手意識を持っていました。しかし、私が出会った彼らは、素敵な考えを持つ少年たちでした。娘にも少年たちのように、ゆずり合い、みんなで楽しく遊べるような、やさしい気持ちが少しずつ芽生えるといいなと思います。 作画/キヨ著者:西谷 実和子2歳の娘と夫と3人で島で暮らしています。
2024年02月17日息子が生まれる前からアパートの2階に住んでいた私たち夫婦。息子が生まれ、生後10カ月になったころ、下の階に単身の男性が引っ越してきました。あいさつする程度のご近所付き合いでしたが、息子が歩き始めたころから、ある異変が……。 下から何かで突く音が…息子が歩き始め、昼間の活動時間も増えたころ、下の階から突かれているような衝撃音を耳にすることが増えました。最初は気にしていなかったのですが、ある日ポストに「在宅ワークをしている方もいらっしゃいます。お子さんの足音にご配慮をお願いします」との注意書きが入っていました。 管理会社からの手紙で、「〇〇アパートにご入居の皆様へ」と書かれていましたが、子どもがいる家庭は赤ちゃんばかりで、歩いているのは息子だけ。つまり、下から突く音はもしかして……!?と思い、意識して過ごしてみると、突く音がするのは必ず息子が歩いているときだったのです。 エスカレートする嫌がらせ足音対策をしていなかった私たちに非があるので、防音カーペットを購入し、部屋中に敷きました。その結果、突く音はしなくなり、一安心……と思ったのもつかの間。その後、アパートの鉄骨階段を下りて駐車場の車に向かう際に視線を感じ、窓から私たちを見ている階下の住人と目が合ったのです。私たちの存在が仕事の邪魔になっていると感じ、昼間はなるべく外出するようにしましたが、監視はなくなりませんでした。 節分の日の夜中、外を見てみると、私の車に何かを投げている住人の姿を発見。すぐに夫を起こしましたが、刺激するのは危険と判断。その日は眠れませんでした。翌日、車に乗ろうとすると、私の車の周りだけ大量の豆が落ちていたのです。危険を感じ、引っ越すことに決めました。 その後、私たちはすぐに引っ越しをし、今はファミリーが多いアパートに住んでいます。生活音の感じ方は人それぞれですし、防音対策が不十分だった私たちが悪いのはもちろんですが、もしあのまま住んでいたら……と思うと怖くなります。現在は息子も家でのびのびと過ごすことができ、引っ越しをして本当によかったです。 著者:宮﨑るか/30代女性・主婦。2020年生まれの男の子ママ。やんちゃであざとい息子と賑やかな毎日を過ごしている。育児の合間に、インテリアや育児グッズの記事をメインに執筆中。作画:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年02月15日夫は「1日3食の食事をする」という習慣がなく、「1食くらい食べなくても大丈夫」という考えです。私は1日3食しっかり食べたいので、結婚して以来、夫も1日3食を食べるようになりました。しかし、もともと食の優先順位が低い夫。子どもが生まれると困ったことが起きたのです。 「パンか何か食べさせておけばいい」と言う夫現在、娘は1歳1カ月の離乳食期。私は栄養バランスや食材の硬さなどに気をつかい、献立を考えています。週末に出かけるときは外食をすることがありますが、そのとき夫は「おなかが空いたら適当に食べたらいいよ。別に1食ぐらい食べなくても大丈夫でしょ」と言います。そのため、いつも私ひとりで娘の離乳食の段取りを考えて、おでかけの準備をするのです。そして先日、離乳食が始まってからは初めて、3泊4日の家族旅行へ行くことに。旅行前日のこと……。私が4日分のレトルトの離乳食を準備していたところ、夫から「離乳食は荷物になる。旅行先でパンか何か買って食べさせておけばいいんじゃない?」と言われました。 私は娘の食事を「荷物になる」と言うことが理解できず、夫に「この食事で娘は生きて、成長するんだよ! ちゃんと食事を与えないなんて虐待だよ!」と強い言葉を使ってしまいました。私の言葉に「そんな言い方をするな」と怒る夫。結局、レトルトの離乳食は日数分持って行きました。 夫は娘を虐待するつもりはなく、食に無頓着なだけだとわかっています。それでも、以前、娘のお世話を夫に任せたとき、お昼ごはんを食べさせるのを忘れて夕方になっていたことがあるなど、夫は日頃から子どもの食事に対して軽く考えていると思っていたので、怒らせてでも私の気持ちを伝えるべきだと思ったのです。 私の言葉は強すぎたかもしれませんが、その後、夫は考えを改め、旅行中に「お昼ごはんは何時くらいに食べさせる?」と食事を気にかける場面もありました。毎日の食事すべてに気をつかうことは大変で、たまにパンだけで済ませることもあります。しかし、自分の食の優先順位が低いから「子どもも適当な食事で良い」というのは違うと思います。今回のことで、夫に気持ちが伝わっていたらいいなと思っています。 作画/キヨ著者:海原えめ
2024年02月09日初めての赤ちゃんの誕生でウキウキしていた私は、出産前からベビー用品は何を買おうかと探していました。臨月が近づき義母にベビー用品は何を買おうかと相談すると、「ベビー用品のことはまだ考えなくて大丈夫よ。あなたは考えなくていい」と言われました。私は生まれてくる赤ちゃんのベビー用品を選ぶことが楽しく、考えなくていいと言われたことへのショックと一抹の不安を感じたのです。 ベビー用品がない赤ちゃんとの暮らし赤ちゃんが誕生し、自宅に帰ってもベビー用品はなく、ずっと腕に抱っこする生活が始まりました。赤ちゃんを床に寝かせようとするとすぐに泣いてしまい、夫は「うるさい!」と言い機嫌が悪くなりました。 初めての赤ちゃんの育児のため、手いっぱいで家事をすることもできないので、バウンサーや抱っこひもを購入したいと夫に打ち明けたところ、なぜか夫は電話で義母に報告をしたのです。その後、義母から私に電話がきました。 ベビー用品がなくても子育てはできるそして、義母が赤ちゃんを育てていたころはベビー用品に頼らず育ててきたと電話で話してきたのです。義母曰く、「今の若い人は便利な育児用品に頼っている。そんな育て方ではまともな子は育たない。ぜいたくだ」と言うのです。 家事ができなくて困っていると話すと「赤ちゃんは眠っていることがほとんどだから、その間にやりなさい。そんなこともできないの? まだまだあなたはダメね」と言われ私は大変悲しくなりました。 現代の育児用品にハマる義母子どもが生後3カ月を過ぎたころ、義母と共にベビー服を買いに行きました。義母は何十年ぶりにベビー用品売り場にきたらしく、たくさんのかわいらしい服やおもちゃ、そして便利なベビー用品を見て感激したようで「育児は大変だから、こういう便利な物を頼っていかないとダメね!」と意見を変えたのです。 突然、義母の意見が変わったことで大変驚きましたが、ベビー用品の必要性をわかってくれてうれしかったです。それからというもの、義母はベビー用品売り場に通いつめて、ベビー用品やおもちゃを買ってくるようになりました。 義母が子育てをしていたころ、便利なベビー用品がなく大変苦労したそうです。そのため、今の子育て世代のママがベビー用品を使いじょうずに子育てをしているのをテレビで見てうらやましく思い、そして腹が立ったと後に教えてくれました。当時は嫌な思いもしましたが、義母の本当の気持ちを知ることができてよかったと思っています。 著者:神崎ハナ/30代女性・主婦。2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。作画:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年02月04日石やどんぐりを集めることが好きな4歳の息子が、私が知らない間に幼稚園でおこなっていたことがありました。そのことで、初めての幼稚園参観の日、まさかたくさんのママから声をかけられることになるとは……。 毎日持って帰ってきてくれるお土産4歳の息子は、幼稚園に入園してからとにかく毎日、私にお土産を持って帰ってきてくれます。 「今日は紅葉の葉っぱだよ!」「今日はハートの形の石を見つけたよ!」など、日々何か見つけてはポケットに入れて帰ってきます。私はその姿をほほ笑ましく見ていました。 知らぬ間に有名人に!?待ちに待った初めての参観日。保護者は防犯のため、首から子どもの名前が書いてあるネームプレートを下げて、幼稚園に入らなければなりません。クラスに向かおうとした瞬間、何名かのママに声をかけられました。そしてみんなの第一声は、口をそろえて「うちの子はいつも息子くんに石をもらって帰ってきます!」なのです。どうやら、息子は仲良くなった子に自分が拾った石をプレゼントしている模様。しまいには、「この間、幼稚園に娘を迎えに行ったら、息子くんに『◯◯ちゃんのお母さんにもあげる! 大事にしてね!』と石をもらいました」というママまで。たくさんの知らないママたちから「息子くんから石をもらいました」と声をかけられ、懇談会で先生からは「息子くんの石配りは、園では知らない人がいないぐらい有名です!」とまで言われてしまい、赤面しました。 きっと、息子はお近づきのしるしに石を配っているのでしょう。石を持って帰っているお友だちやママには申し訳ない気持ちがありつつも、大好きな人に何かを贈る息子の思いやりの行動がほほ笑ましくもありました。それからは「石配りの息子くんのママ」として、クラスで有名人になったことは言うまでもありません。 著者:なかまる あゆみ/30代女性・主婦。2019年生まれの男の子、2021年生まれの女の子の2児のママ。インナービューティーダイエットアドバイザー、食生活アドバイザーの資格を所持。作画:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年01月20日産前は、やさしくて気遣いのできる義母が大好きで、毎月お互いの家を行き来するほど関係は良好でした。しかし、産後は義母の孫フィーバーが炸裂。初めてのお宮参りが、まさか義母のせいで苦い思い出になるとは……。 相談なくお宮参りを勝手に仕切る義母コロナ禍での出産だったため、夫と義両親を子どもに会わせられたのは退院日でした。やっと夫にも会えてホッとしたのも束の間、義母の放った言葉に衝撃を受けました。 義母は孫を抱っこしながら唐突に「お宮参りは〇〇日にして、〇〇神社にしようね! 子どもの衣装は何でもいいよね? 私のお友だちに衣装を借りといたから嫁ちゃんは準備しなくていいよ!」と……。義母は私に何の相談もなく、すべて決めてしまっていたのです。 初めてのお宮参りを楽しみにしていたこともあり、義母の行動に怒りが湧きました。いろいろと言いたいことはありましたが、そのときは義母の言葉に頷くことしかできなかったのでした。 夫に義母の暴走を止めてもらう義両親が帰宅後、義母の行動に納得がいかず夫へ相談。今後の関係も考え、角が立たないよう夫から義母にお宮参りについて4つのことを伝えてもらいました。 1.夫が仕事で忙しいため、義母が指定した日はお宮参りに行けない。日程はこちらで決める。 2.産院から長距離の移動は避けるように言われているため、義母が指定した神社(車で片道1時間)には行けない。わが家の近くでお宮参りをする。 3.前撮りをする予定の写真館から無料で衣装を借りられるため、義母の知人から借りなくていい。 4.新型コロナの影響でご祈祷ができるのは実両親と子ども限定のため、お宮参りは家族3人で行く。 夫の話を義母は理解してくれたようでしたが、どうしてもお宮参りには一緒に行きたいと言うのです。結局、私たち3人がご祈祷をしている間、義両親は神社の外で待機してもらうということで話がまとまりました。 お宮参り当日、義母の行動にモヤモヤ夫が義母を説得してくれたおかげで、日程や神社、衣装もこちらで選べて、無事にお宮参り当日を迎えました。家族3人でご祈祷を済ませ、神社の外で待ってくれていた義両親と合流。義母に子どもを抱っこさせ、みんなで記念撮影というとき、義母が義父にはカメラ、私にはスマホを渡して「写真撮ってちょうだい」と頼んできたのです。 義母が子どもと夫と3人で撮影するのはいいのですが、おなかを痛めて死に物狂いで産んだのは私なのに、なぜひたすらカメラマンのような扱いをされているんだろうとモヤモヤ……。カメラに向かって決め顔をする義母と、この状況に何も言わない夫に腹が立ちました。しかし、何も言えなかった私は歯を食いしばり3人の写真を撮影したのでした。 今考えると義母は産後で疲れている私に気遣って、いろいろと準備してくれたのかもしれません。その後、息子の行事に参加してもらう際は、事前に「私が〇〇を準備するのでお義母さんは何も用意しなくて大丈夫ですよ」など具体的に伝えています。そうすることで、今は義母の行き過ぎた気遣いを回避でき、お互い程よい距離感を保っています。 著者:米久熊代/女性・自営業。1歳男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。作画:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年01月18日2歳1カ月と生後7カ月の年子姉妹を育てています。まだまだ目を離せない時期の子どもたち。私は、子どもたちばかりに気を取られているわけにはいかず、家事や仕事もしていかなくてはいけない日々のなかで、夫にも育児に参加してほしいのですが……。 休みの日、昼近くまで寝ている夫子どもたちにとっては、夫が休みの日もそうではない日も関係ありません。朝起きた瞬間から全力で遊びたい! と元気いっぱいです。平日は子どもたちが寝たあとに夫は帰宅するので、休みの日ぐらい子どもたちと遊んでほしいのが正直なところです。 ですが朝なかなか起きてこないのです。お昼近くになってようやく起きてきた夫。起きてきたと思えば、ソファーに横になり携帯ゲームをし始めたのです。「ゲームしていないで、子どもと遊んで」と声をかけると、夫は「仕事しているんだけど」と不機嫌そうになるのでした。 娘のごはんのときでさえ、携帯をいじる夫お昼になり、私はお昼ごはんを作り始めました。まずは2歳の娘のごはんを作り終わり、先にごはんを食べさせます。大人用のごはんも私が作らなくてはいけないので、夫に娘のごはんを見ているようにお願いしました。2歳と言えどイヤイヤ期でもあり、じっと椅子に座って最後まで食べられなかったり、スプーンを床に落としたりと見ていないとやりたい放題。 おしゃべりも達者になってきたので、ごはん中もよくしゃべる娘。普段私は娘とおしゃべりを楽しみながら、食事のサポートをしていくのですが、夫はというと携帯をいじり、娘が話しかけても気づいていないのか反応も薄いのです。ついには娘がお茶をこぼしてしまいました。 ムカついた夫、寝室に引きこもる娘がお茶をこぼした瞬間「あ~もう、何してるんだよ」としつけとして叱るのではなく、ただむかついた様子で怒り始めた夫。その瞬間、私のイライラもピークに達したのでした。「何その怒り方。娘は悪くないでしょ。あなたが携帯見ずにちゃんと娘の食事を見てあげていればよかった話でしょ」と言いました。 すると私の言い方にさらにムカついた様子の夫はそのまま「知らん! もうやらない!」と言い、寝室に戻ってしまったのでした。子どもたちがいる手前それ以上後追いせず、とりあえず子どもたちの食事を終わらせたのでした。 少し冷静になった夫と私翌日、お互いがリラックスし冷静な状態のときに私の要望を夫に伝えました。私は、子どもといるときぐらい携帯はいじらないでほしい、ちゃんと子どもが話しかけてきたら答えてあげてほしいということを伝えました。そのときは生返事だった夫。 しかし、2歳の娘はちゃんとそういう夫の言動を見ており、基本何をするにも「ママがいい。パパじゃない」と言うようになりました。その娘の言動に焦ったのか、今では夫の携帯を見る頻度は減ったように思えます。 携帯を見ている時間が長いか、子どもを見ている時間が長いかは、子どもの態度で明らか。今後もちゃんと夫が子どもと向き合えているか様子見していきたいと思います。 作画/キヨ監修/助産師 松田玲子著者:渡邉香澄0歳2歳の年子姉妹のママ。ベビーマッサージセラピスト・幼児食インストラクター・上級幼児食インストラクターの資格を取得。ベビーマッサージ教室を運営中。ベビーマッサージセラピストをしつつライター業も兼業。
2024年01月14日私の息子は2歳になるタイミングで保育園に通い始めました。2歳といえば、自我が芽生え、イヤイヤ期を迎えるころ。そのため「保育園に慣れにくい」など不安になる噂をたくさん耳にしました。実際、私の息子はどのような様子なのかお伝えしたいと思います。 通い始めたころ息子は通い始めてからの1カ月間は、保育園に行くことを察すると毎日大泣きしていました。朝の着替えを嫌がり、ベビーカーに乗ることも拒否。無理やり連れて行きますが、道中はずっと泣いていて、保育園に着いてからも数時間泣き続けていたようです。 保育園から帰ってきてからは私への後追いがひどくなり、トイレに行くのがやっと。息子は食欲もあまりなく、夜泣きも毎日するようになり、みるみるうちにやつれてしまいました。 迎えに行くと息子が爆笑していた毎日たくさん泣かせてしまい、息子への罪悪感が生まれてきました。また、後追いや夜泣きが原因で私も睡眠不足になり、かなり精神的にまいってしまいました。「もう少し頑張って家庭で保育するべきだったのかもしれない」とやつれる息子を見て悩んだものです。 ところが、ある日息子を保育園へ迎えに行ったときのこと。なんと、息子はお友だちと追いかけっこをして爆笑していたのです。息子が保育園を楽しんでいる、そのことがわかり本当に安心しました。 現在の息子の様子保育園に通い始めてから2カ月が経った息子。今も朝は泣き、保育園に行きたくないと相変わらず着替えを拒否します。保育園に連れて行くのはひと苦労です。ところが、保育園に着いた途端、軽快なステップを踏み、ニコニコ笑顔!! おもちゃを見ると私そっちのけです。 良い刺激をたくさん受けているようで、発する単語も増えてきました。お友だちとも仲良く一緒に遊んでいるようです。朝泣かれても、「行けば楽しいんだよね! 頑張って保育園行こう!」と私も笑顔で息子に言えるようになりました。 2歳から保育園に通うということで、確かに最初の1カ月は母子ともにイライラしてしまいました。しかし、子どもは本当にたくましいものです。2カ月が経ったころから、保育園生活を楽しんでくれるようになりました。私自身も息子と離れることで集中して仕事に取り組めるようになり、以前よりストレスも減少。息子との時間が今まで以上に大切なものになっています。日々笑顔で子どもと過ごせて幸せです。 著者:岩谷ともこ/女性・主婦。2歳男児を持つシングルマザー。社会人をしながら博士号取得中。育児や離婚、資産運用について執筆中。作画:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年01月11日夫とはアルバイト先で出会いました。「とにかく社交的」というのが夫の第一印象で、あまり人の輪に入らない私とは真逆でした。誰とでもすぐに仲良くなれる、おしゃべりな彼というイメージのまま向かった、初めての義実家。そこでの夫の姿に衝撃を受けました。夫の予想外な一面に驚かされた体験談です。 外での夫はコミュニケーションの鬼出会ったときの夫は、いつも人に囲まれていつも笑っているような印象でした。誰からも好かれ、仕事でもかなり評価されていた夫。コミュニケーションのお手本のような人で、ひとりでいたい私とは正反対の存在だと感じていました。 人が集まれば、みんなを笑わせ、自分から話題を振り話の輪を広げる姿は、コミュニケーションが苦手だった私にとってはまぶしいくらいだったのです。そんな夫と付き合うようになり、夫の家族にあいさつに行くことに。緊張しながらも、「彼がいるから大丈夫だろう」と思っていたのですが……。 まるで別人!?夫の意外な一面義実家に着き、緊張しながらあいさつをして席に着くと、夫は携帯電話を見ながらだんまり。「え? なんで? なんで急にこんなにしゃべらないの?」と普段の夫とは異なる姿に、内心かなり驚きました。夫は、義母に何か言われても「あぁ……」とうつむいたまま、短い返事をするだけ。そんな夫の反応に慣れているのか、義母は気に留める様子もありません。 義父はもともと無口な人で、それに加え夫もしゃべらず……。対照的に義母は明るくおしゃべりな人で、結局その日、義母と私だけが会話をしてあいさつは終了。夫がまるで別人になったようで、私は大混乱でした。 あいさつが終わって義実家を去り2人だけになったとき、「今日、機嫌悪い?」と聞いてみると、「いや、違うんだ。家だとあんなかんじで……」と恥ずかしそうにする夫。どうやら家族の中では、おしゃべりな義母に対して夫は無口なようです。今でも夫は、外やわが家の中では明るい人ですが、義実家に行くと急に無口になります。初めて知ったときはとても意外で驚きましたが、これも夫の一面なのだなと受け入れています。
2024年01月09日わが家は、お隣さんと大の仲良しでした。テレビなどで見るご近所トラブルとは一生無縁だと思っていたのですが、私の何気ない一言でお隣さんとの仲に亀裂が入ってしまうことになるとは……。今回は、予想もしなかったお隣さんとのトラブルを紹介します。 お隣さんと大の仲良しにわが家は、双子の娘たちがおなかにいるころ、現在のマイホームを購入しました。お隣さんもわが家と同時期に隣の家を購入したようです。私とお隣の奥さんのAさんは同い年で、しかも2人とも初めての子どもを妊娠中、出産予定日も近いという共通点があり、すぐに意気投合しました。 毎日のようにお互いの家を行き来するほどの仲良しに発展したのです。その後、私は臨月が近づき里帰り出産のため田舎に帰省することに。しばらくして私は無事に双子を出産し、Aさんからも出産したとの連絡がありました。Aさんとは出産後もママ友として仲良くしていけると、このときまでは信じていたのです。 何気ない一言がきっかけで…私が娘たちを連れて帰宅した日、Aさんが赤ちゃんを連れて遊びに来てくれました。Aさんの赤ちゃんは女の子で、大きい目をパッチリ開けていて、Aさんの旦那さんにそっくり。私は「Aさんの赤ちゃん、旦那さんにそっくりでかわいいね~!」と、褒め言葉のつもりで言いました。 すると、Aさんは急に「娘は私に似ているよ!」と大きな声で言って、家に帰ってしまったのです。その後、Aさんから、「自分がおなかを痛めて生んだ娘が夫にばかり似ていると言われて悲しくて、あのような態度をとってしまった」と謝罪のメッセージが。私もAさんにとってショックな発言をしてしまったことを謝りました。 Aさんとメッセージ上では和解しましたが、私は何気ない発言で相手を傷つけてしまったことがトラウマになってしまい、以前のような関係に戻ることはできませんでした。Aさんとの関係がギスギスしてしまったことは悲しいですが、言葉の捉え方は人それぞれ違うので、今後は十分に気をつけなければいけないと学んだ出来事でした。 著者:みついみゆ/30代女性・主婦。2013年生まれの双子の女の子を育てるママ。現在は、保育士として働きながら、育児経験を元にした記事を執筆中。作画:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年12月24日2人目を出産した私は、産後ヘルパー派遣を依頼することにしました。産後ヘルパーとは家事代行をメインに、必要であれば赤ちゃんのお世話もしてくださる方のことです。依頼後、心待ちにしていた私でしたが、イメージしていたヘルパーさんではなく、75歳の方が来て……。 現れたのは、腰の曲がった高齢者依頼した初日、ヘルパーの派遣会社の主任のAさんが来訪。私は洗濯の仕方やキッチン用品の収納場所などを説明し、Aさんはその内容をメモに取っていました。次の依頼日、Aさんは別の女性スタッフの方と一緒でした。「Bと言います。75歳ですけど、動けますので、何でも言ってください」と、AさんからBさんを紹介されたのです。 「え!? 腰が曲がっているし、洗濯物を干す高いところなど大丈夫かな……」と私は不安に。Aさんはその日、前回私が伝えた内容をBさんに説明してくれたようです。そして「次回からBがひとりで参りますので、よろしくお願いします」とAさんが言って、2人は帰りました。 遅刻に愚痴!? ラクじゃなかった家事代行数日後の依頼日。Bさんは約束の時間から30分経っても来ませんでした。遅刻してきたBさんは、私の腕にすがりつき「ごめんなさい! 家の場所がわかりづらくて」と謝ったあと、「あの主任うるさいのよ。ちょっと遅刻したくらいで、いつも怒られるの」と愚痴をポロリ。私は「なんで今、そんなことを私に言うのだろう」と思いました。 その後は「これはどうやるのかしら?」と洗濯の仕方、包丁の場所などを聞かれ、私は「この前Aさんが教えていたのに……」と思いながらBさんに教えました。Bさんが帰るころには、私はぐったり。 Bさんが一生懸命にお仕事をしていたのが伝わったので迷いましたが、私はAさんに、Bさんを担当から外してもらうようにお願いしました。 それ以降、40代のテキパキとメモを取りながら仕事をするスタッフCさんが来てくださることに。年齢で判断するわけではありませんが、来てくれるヘルパーさんによって対応は大きく異なるということを実感。私は人にあまり物を言えないタイプですが、人に頼るときは自分の要求を明確にして、求めているものと違うときには「NO」と伝えることも大切だと学びました。 著者:下園ひかり/30代女性・主婦。4歳の娘、1歳の息子、夫との4人暮らし。バックパッカーとして2年間で25カ国を周遊した経験あり。さまざまな国で生活した経験から、常識に捉われない育児を実践中。自身の育児経験をおもしろ話にして情報発信するブロガー兼ライター。作画:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年12月12日2人目を出産後、後陣痛がひどくて入院中は寝返りも難しかった私。すると、隣の部屋に入院していた先輩ママがかけてくれたやさしい言葉をかけてくれて……。この先輩ママがいなかったら、私は赤ちゃんのことを愛おしく思えていなかったかもしれません。 甘く見ていた2人目出産私は1人目の出産の際、超安産と助産師さんに言われ、産後の体の回復も時間がかかりませんでした。そのため、2人目の出産はもっとラクにできるだろうと軽い気持ちで出産に臨んだのです。しかし、陣痛が途中で止まってしまい、陣痛促進剤を使用して出産することに……。思いの外、体への負担が大きい出産となりました。 そして何よりも1人目の産後にはなかった後陣痛がひどく、部屋の中で寝返りをするだけでもうなり声を上げてしまうほどでした。産後、赤ちゃんのことを愛おしく思うどころか、「なんで妊娠したんだろう」と後悔しかけるほどつらかったのを覚えています。 隣の部屋の先輩ママが…!?出産翌日、あまりの痛みに夜中もうなり声を上げていた私を心配し、隣の部屋の方が訪ねてきてくれました。その方は私の前日に出産を終え、今回4人目の出産で私と同じく普通分娩だったそうです。後陣痛のことや、何日くらい続いたかなど、いろいろな話を聞かせてくれました。そして「後陣痛は、赤ちゃんを必死に10カ月間おなかで守った証拠だから! 痛みはあと数日の辛抱よ。その痛み、母親にしか味わえないとか、すごいと思わない?」という言葉に、私は気持ちが軽くなりました。赤ちゃんがとても愛おしく思え、思わず涙が……。その先輩ママは退院する日まで、毎日自分の赤ちゃんを連れて、私の様子を見にきてくれました。 もし、この方がいなかったら、私は自分の体調のことで精いっぱいで、赤ちゃんを愛おしく思えていなかったかもしれません。見ず知らずの私の体調まで気づかってくださった先輩ママには、心から感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:なかまる あゆみ/30代女性・主婦。2019年生まれの男の子、2021年生まれの女の子の2児のママ。インナービューティーダイエットアドバイザー、食生活アドバイザーの資格を所持。作画:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年11月24日