WOWOWでは、今年も演劇・ミュージカルの世界における世界最高峰のトニー賞授賞式の模様を、6月12日(日本時間)に生中継する。この度、その授賞式当日の日本スタジオにて、ミュージカル「ビューティフル」に出演する水樹奈々と平原綾香が名曲を披露することが決定した。アメリカ・ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催される、「第71回トニー賞授賞式」。アメリカ演劇界で最も権威のある賞とされており、該当期間中にニューヨークのブロードウェイで上演された演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、まさに1年のブロードウェイを総括するアウォードだ。毎回、司会はアメリカ有数のエンターテイナーが担当しており、今回の司会はケヴィン・スペイシー。物議が絶えないトランプ大統領が就任して初めてのトニー賞だけに、司会がその点にコメントするのかどうか注目が集まる。また、舞台上では豪華スターの競演による圧巻のパフォーマンスが展開され、授賞式自体がクオリティーの高いショーになっており、賞レースの行方だけではなくこちらも見どころが満載。さらに、日本のスタジオでもパフォーマンスが繰り広げられる。7月26日(水)より上演される、世界的な人気を誇るアメリカのシンガーソングライター、キャロル・キングの半生を描いた感動のミュージカル「ビューティフル」から、キャロル・キング役をWキャストで演じる水樹さんと平原さんが登場し、名曲を披露。そして、エルトン・ジョン作曲、映画『リトル・ダンサー』をミュージカルにしたものを日本人キャストで初上演する「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」から、出演者による“トニー賞verスペシャルパフォーマンス”を初披露する。「生中継!第71回トニー賞授賞式」(2か国語・同時通訳) は6月12日(月)8時~WOWOWプライムにて放送。ミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」は7月19日(水)~10月1日(日)TBS赤坂ACTシアター、10月15日(日)~11月4日(土)梅田芸術劇場メインホールにて上演。ミュージカル「ビューティフル」は7月26日(水)~8月26日(土)帝国劇場にて上演。(cinemacafe.net)
2017年05月17日映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』が、2017年11月3日(金・祝)より、全国の劇場で公開される。「アベンジャーズ」シリーズのマーベル・スタジオが贈る最新作「マーベル・コミック」のヒーローコミックを実写映画化した映画『マイティ・ソー』の続編。シリーズの主人公であるソーの名前は、北欧神話における神トール(Thor)に由来するもので、ストーリーも同神話をベースにマーベルらしいスーパーヒーローの要素を加えたものとなっている。当時駆け出し俳優だったクリス・ヘムズワースとトム・ヒドルストンを主演に迎えた第1作は、世界興行収入4億ドル以上を売り上げる大ヒットを記録した。『マイティ・ソー バトルロイヤル』あらすじアベンジャ−ズの一員として、地球を守るため戦ってきたソー。彼の前に<死の女神・ヘラ>が現れた。突如現れた史上最強の敵はヘラは、アベンジャーズのメンバーですら持ち上げることができないソーの最強の武器ムジョルニアをいとも簡単に破壊すると、圧倒的なパワーでソーを宇宙の果てに弾き飛ばしてしまう。遠く離れた星で囚われの身となったソーは、そこを脱出するため、星で絶対王者として君臨するチャンピオンとの命がけの戦いに勝たなければならないことに。だが、ソーの目の前にチャンピオンとして現れたのは、かつて共に闘った仲間のハルクだった…そんな中、復讐と野望に燃えるヘラは、ソーの故郷へ攻撃をはじめる。最強の敵を倒すため盟友ハルク、宿敵ロキらと型破りのチーム“リベンジャーズ”を組み極限バトルに挑む。世界の終わりへのカウントダウンが始まる中、ソーは史上最強の敵からこの世界を守ることができるのか。そして、死の女神・ヘラの復讐の目的はなんなのか?そこには、ソーの運命を変える秘密が隠されているという…新『アベンジャーズ』に繋がるストーリーになるそうだ。ソー役はもちろんクリス・ヘムズワース『マイティ・ソー バトルロイヤル』でソー役を演じるのは、もちろんクリス・ヘムズワース。今回、ソーのトレードマークの長髪がまさかの短髪に。さらに、アベンジャーズのメンバーでも持ち上げることができないソー最強の武器であるハンマー(ムジョルニア)が木っ端微塵に破壊されてしまうという衝撃の展開。クリスはこの変化について、「僕はこれまでにソーを5 回演じてきて、少しマンネリ化していたんだ。だから、何か新しいことをやるべきだと思った。そして監督とケヴィン(・ファイギ)と話して、全員の気持ちが一致したんだ。『もう一度ソーを作るとしたら、新しい挑戦をして作品を別のステージに持って行こう!』ってね。それがこの映画だ。長髪を短くして、ハンマーを破壊し、衣裳を変え、世界観を変えたんだ。」と話している。ソー&ハルクの関係「アベンジャーズ」シリーズでは既にお馴染み、ハルクへと変貌する天才科学者ブルース・バナー役にマーク・ラファロ。マークはソー&ハルクの関係について次のように話している。「ハルクが、アベンジャーズメンバーに対してどう反応するかは、いつも予測不可能ですよね。時々、ハルクは相手が誰なのかを忘れて、壊したり叩いたりする。また別の時には、ハルクはアベンジャーズメンバーをものすごく明確に理解していたりするのです。『マイティ・ソー バトルロイヤル』では後者。僕とハルクの関係は、一歩先に進められて、これまでにないほど細かく描くことができた。今まで、ソーとハルクは戦ったことがあるだけで、お互いに話したことさえなかったんですよ」また、新キャラクターとして、戦闘力MAXの女戦士ヴァルキリーが登場。そして、ソーの義理の弟で宇宙一の裏切り王子ロキ役でトム・ヒドルストン、ソーの父親でアスガルドの王オーディン役でアンソニー・ホプキンスが続投する。マーベル史上最強の敵・ヘラ役にケイト・ブランシェットアカデミー賞において、助演女優賞(04)、主演女優賞(13)と、40代でオスカーの両賞を制覇した名実ともに最強の女優ケイト・ブランシェットが、史上最強の敵・ヘラ役として登場。彼女は、片手でソーの究極の武器ムジョルニア(ハンマー)を粉々にするほど。死の女神ヘラの“復讐”が物語のキー。マイティ・ソー率いる型破りなチームは、この最強の敵ヘラから世界を救うために立ち上がる。ホーガン役に浅野忠信浅野忠信が、マイティ・ソーに仕える忠実な戦士・ホーガン役として続投。攻めてくるヘラに対して、ソーの国・アスガルドの軍勢を率いて立ち向かう。浅野の出演はハリウッドデビューとなった『マイティ・ソー』、2作目の『マイティ・ソー ダークワールド』から続いて3作目となる。『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』のタイカ・ワイティティが監督監督を務めるのは、ニュージーランド出身のタイカ・ワイティティ。長編3作目の『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』で、トロント国際映画祭ほか世界中の映画祭の“観客賞”を総なめにし、自身もコメディアン・俳優として活躍している。「ソー」を演じるクリス・ヘムズワースの笑いの間の取り方、コメディセンスを看破し、「クリスが演じるソーを、これまで以上魅力的に描きたい。観ても楽しめるように作りました。僕にとっては、これがソーの第1作目のようなものですよ。」と語る。どうやら去作とは一線を画す作品であるようだ。作品情報映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』公開日:2017年11月3日(金・祝)原題:『THOR/RAGNAROK』監督:タイカ・ワイティティ製作:ケヴィン・ファイギ出演:クリス・ヘムズワース(ソー)、トム・ヒドルストン(ロキ)、ケイト・ブランシェット(ヘラ)、アンソニー・ホプキンス(オーディン)他©Marvel Studios 2017
2017年05月13日ついに本日より公開された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』。ノリで銀河を救いながら、とことん笑わせ、そして泣かせる銀河一“ヤバい”ヒーロー・チームが、“アベンジャーズ” と共演を果たすのが2018年公開予定の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(原題)だ。早くも同作から、ロバート・ダウニー・Jr.、トム・ホランド、そしてクリス・プラットらが登場する特別映像が公開された。『アベンジャーズ』シリーズの第3弾となる『インフィニティ・ウォー』は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でアベンジャーズの面々が分裂してしまった後の世界が舞台。映像では、2017年1月23日、同作の撮影初日を迎えたスター・ロード/ピーター・クイル役のプラットに、アイアンマン/トニー・スターク役のダウニー・Jr.、そしてスパイダーマン/ピーター・パーカー役のホランドが顔を揃えている。撮影初日を迎え、「すばらしい気分だ」とプラットが語れば、ダウニー・Jr.は「今日から1年間興奮の連続で撮影が続くはず」と続ける。また、ホランドは最初の『アベンジャーズ』(’12)を見て感動していた自分が「参加できるなんて夢みたいだ。それもスパイダーマンとして」と明かし、「天にも昇る気分」と“先輩”を横目に、興奮を隠しきれない様子。その後、映像にはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を統括する、マーベルスタジオCEOのケヴィン・ファイギも登場し、一連の作品群が互いに関係しているMCUにおいて、『インフィニティ・ウォー』が「頂点を成す」と告げている。『インフィニティ・ウォー』とのタイトルにもあるように、先の『アベンジャーズ』2作でロキ(トム・ヒドルストン)の杖からヴィジョン(ポール・ベタニー)の額に組み込まれたマインド・ストーン、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でピーター・クイルが発見した紫色のオーブ、『マイティ・ソー ダーク・ワールド』でジェーン(ナタリー・ポートマン)にとりついたエーテルなど、“インフィニティ・ストーン”を巡る物語となることが明かされている本作。『アベンジャーズ』シリーズにも、『ガーディアンズ』シリーズにも登場した、最も極悪で強大な敵サノスとついに対峙することになるという。『シビル・ウォー』『ドクター・ストレンジ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、そして『スパイダーマン:ホームカミング』、先日公開が決まった『マイティ・ソー バトルロイヤル』からつながる、次の『アベンジャーズ』2作は「全く新しい映画体験となる」(ジョー・ルッソ監督)というだけに、いまからも興奮が止まらない。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は全国にて公開中。『アベンジャーズ:インフィニティー・ウォー』(原題)は製作中。2018年5月4日全米公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remixスパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2017年05月12日マーベル・スタジオが贈る『マイティ・ソー』シリーズ第3弾が、邦題『マイティ・ソー バトルロイヤル』(原題:『THORRAGNAROK』)として全米と同じ11月3日に日本公開されることが決定し、日本版ティザー予告とビジュアルが10日、公開された。US版予告が4月10日に全米で解禁された際、24時間の動画再生回数が1億3,600万回を超え、注目を集めている本作。これまでのマーベル作品では、2016年4月日本公開の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の9,400万回が最高で、ディズニー配給作品では、大ヒット公開中の映画『美女と野獣』が1億1,240万回、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が1万1,200回と、今回の再生回数はそれらを上回っている。公開された日本版の映像では、冒頭でケイト・ブランシェット扮する邪悪な敵・ヘラが「アスガルドの最後だ」と宣言し、「マーベル史上最強の敵」とのテロップが。そしてソー(クリス・ヘムズワース)が、アベンジャーズのメンバーすら持ち上げられない最強の武器ムジョルニア(ハンマー)をヘラに投げつけるも、ヘラは片手で簡単に受け止めて木っ端微塵に破壊。まさかのムジョルニア破壊に、ソーは「ありえないだろ?」と驚愕し、「俺たちに倒せるのか…?」と目の前にいる史上最強の敵を見つめる。メインタイトル後には、短髪となり闘技場にいるソーの目の前に、チャンピオンとして武装したハルクが登場。アベンジャーズの双璧ソーとハルクが、あわや直接対決かというシーンで特報映像は終了となっており、日本でも人気の高いロキ(トム・ヒドルストン)の登場も確認でき、多くの伏線と謎に包まれた映像に仕上がっている。本作は、マーベル・シネマテック・ユニバース[フェーズ3]の第5弾にして、『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー(原題)』へつながる重要な役割を果たすと、マーベル・スタジオ製作トップのケヴィン・ファイギが明かしている。(C)Marvel Studios 2017
2017年05月10日クリス・ヘムズワース演じるマーベル・ヒーロー、“ソー”を主人公にした『マイティ・ソー』シリーズの第3弾『THOR RAGNAROK』が、『マイティ・ソー バトルロイヤル』として11月3日に日米同日公開されることが決定。驚異の再生回数を記録したティザー予告の日本版も解禁された。「アベンジャーズ」の一員として、地球を守るため戦ってきたソー。彼の前に突如現れたのは、史上最強の敵だった!そいつは、アベンジャーズのメンバーですら持ち上げることができないソーの最強の武器ムジョルニアをいとも簡単に破壊すると、圧倒的なパワーでソーを宇宙の果てに弾き飛ばしてしまう。遠く離れた星で囚われの身となったソーが脱出するためには、この星で絶対王者として君臨するチャンピオンとの1対1の命がけの戦いに勝たなければならない!だが、ソーの目の前に現チャンピオンとして現れたのは…かつて共に闘った仲間のハルク!?果たして、史上最強の敵からソーはこの世界を守ることができるのか?世界の終わりへのカウントダウンが、いま始まる――。US版予告が4月10日に全米で解禁されるや、24時間(=1日)の動画再生回数が1億3,600万回を超え、数々の大ヒット作を生み出してきたマーベル作品の歴代最高記録を叩き出した本作。これまでマーベル作品では『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の1日9,400万回が最高記録。ちなみに、ディズニー配給作品では、大ヒット公開中の『美女と野獣』が1億1,240万回となっており、本作の再生回数は驚異的数字だ。そんな本作からこのたび解禁されたのは、日本版のティザー予告&ビジュアル。「アベンジャーズ」最強の男といわれるソー(クリス・ヘムズワース)は、トレードマークでもあった長髪が、まさかの短髪に!予告映像では、冒頭からケイト・ブランシェット扮する邪悪な敵・ヘラが登場し「アスガルドの最後だ」と宣言すると、「マーベル史上最強の敵」とのテロップが!ソーはヘラに向かい、アベンジャーズのメンバーでも持ち上げられない最強の武器“ムジョルニア”を投げつけるが、ヘラはムジョルニアを片手で簡単に受け止めると、木っ端微塵に…!まさかの事態にソーは「ありえないだろ?」と驚愕し、「俺たちに倒せるのか…?」と目の前にいる史上最強の敵を見つめる。そして、メインタイトル後には、短髪となり闘技場にいるソーの目の前に、チャンピオンとして武装したハルクが登場!アベンジャーズの双璧ソーとハルクが、あわや直接対決か!?というところで映像は終了。日本でも高い人気を誇るロキ(トム・ヒドルストン)の登場も確認でき、見どころは満載だが、謎に包まれた映像に仕上がっている。なんといっても注目は、マーベル史上最強の敵(!!)を演じるのが、ケイト様ことオスカー女優のケイト・ブランシェットという点。アカデミー賞において助演女優賞(’04)、主演女優賞(’13)に輝いた名実ともに最強の女優が、ソーの最強の武器を破壊してしまうほどの敵として降臨する姿は必見。ケイトは、本作のためにブラジリアン柔術カポエイラを習得したという。また、“30メガトンの核爆弾2つ”(by『シビルウォー』)とも例えられる、アベンジャース最強の2人、ソーとハルクがガチ勝負を見せる!?「本気で戦ったらどっちが強いの?」というマーベル・ファン待望の直接対決のバトルシーンが、本作では描かれる様子。ブルース・バナー博士(マーク・ラファロ)の姿に戻ることができるのかも気になるところだ。本作の監督を務めるのは、長編3作目の『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』(’14)でトロント国際映画祭「ミッドナイト・マッドネス部門」観客賞を受賞した、41歳のタイカ・ワイティティ。自身もコメディアン・俳優として活躍する。『ゴーストバスターズ』でも垣間見せた、ソーを演じるクリスの笑いの間の取り方、コメディセンスを看破し、ソーをこれまで以上に魅力的に描きたいと意気込みをもって本作に挑んだという。なお、日本語タイトルとなった「バトルロイヤル」とは、複数の人数が戦い、最後に残ったものを勝者とする戦い方のこと。本作では、世界を終わりへと導く最強の敵と対峙したソーと彼を取り巻く登場人物たちが、敵味方関係なく、プライドを捨ててまで共に戦う様が描かれていることから、こう名付けられたという。本作は『シビル・ウォー』から始まったマーベル・シネマテック・ユニバース[フェーズ3]の第5弾。『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』(原題)へとつながる重要な役割を果たすと、マーベル・スタジオ製作TOPのケヴィン・ファイギが発言しており、群雄割拠する新たなヒーローたちの戦いに期待が高まる。『マイティ・ソー バトルロイヤル』は11月3日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2017
2017年05月10日5月12日公開の映画『スプリット』の来日記念イベントが26日、都内で行われ、本作を手掛けたM・ナイト・シャマラン監督、主演のジェームズ・マカヴォイが出席。同イベントにはお笑いコンビ・品川庄司の品川祐と庄司智春が同席したほか、高橋ひかるが登場してイベントに華を添えた。本作は、1999年に公開されて世界中で大ヒットを記録した映画『シックス・センス』など話題作を手掛けているM・ナイト・シャマラン監督の最新作。解離性同一性障害で23人の人格を持つ男・ケヴィン(J・マカヴォイ)が3人の女子高生を誘拐する。脱出の糸口を掴みかけた3人の女子高生たちだったが、24番目の人格が生まれようとするケヴィンが立ちはだかる。7回目の来日となるシャマラン監督は「日本の文化や映画は、自分とのコネクションを感じているところがあって学んでいるところです。自分にとって日本は特別な国で、この作品は『ヴィジット』で来日した2年前の時にアイデアが浮かびました」と明かしつつ、「この作品は自分にとって意味のあるもの。小規模で撮って世界でヒットを飛ばし、ようやく日本で公開することができました。そういう意味では皆さんに衝撃を与えられたらハッピーだと思います」と自信。一方、23人(最終的には24人)の人格を持つ難しいキャラクターを演じたマカヴォイは「今までとは異なるアプローチでとても面白かったです。私にとってこの作品に出演できたことは、私のキャリアの中でも大切なことでした」と初めて組んだシャマラン監督との仕事に満足げだった。イベントの最後にはシャマラン監督の大ファンだという高橋ひかるが登場し、監督とマカヴォイに花束を贈呈。シャマラン監督の『アンブレイカブル』が大好きだという高橋は、既に鑑賞したという本作について「すごくドキドキして目が離せないぐらい怖かったです。カメラワークや音楽、距離感がさらに恐怖を増長させていました。予想外の展開にドキドキして、一度だけではもったいないぐらい面白かったです」と大絶賛して、シャラマン監督に「Please take me Hollywood!」と懇願。それには応じなかったシャラマン監督だったが、「間違いなく心に決めた方向性で輝ける人だと確信しました。表情もすごくピュアなモノを持っていて、意志を感じます。有名な女優さんになっても私のことを忘れないでくださいね」とメッセージを送っていた。映画『スプリット』は、5月12日より全国公開。
2017年04月27日WOWOWは、演劇とミュージカルの世界最高峰、第71回トニー賞授賞式の模様を今年も独占生中継。スタジオでは、今年も案内役に宮本亜門と八嶋智人、さらにスペシャル・サポーターに井上芳雄を迎えて授賞式の模様をお届けする。トニー賞といえば、映画界のアカデミー賞、音楽界のグラミー賞のように、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。該当期間中にニューヨークのブロードウェイで上演された演劇、ミュージカル作品を対象に毎年贈られる。今回の第71回トニー賞授賞式は、6月11日(現地時間)にアメリカ・ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催され、俳優のケヴィン・スペイシーが初の司会を務めることになった。スペイシーは、1991年にニール・サイモン演出の「ロスト・イン・ヨンカーズ」でトニー賞演劇助演男優賞を受賞しており、その後、アカデミー賞においても『ユージュアル・サスペクツ』で助演男優賞、『アメリカン・ビューティー』で主演男優賞を受賞している。歌にダンス、抜群の演技力で俳優として幅広く活躍するほか、映画製作も行い、近年はドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」の主演・プロデューサーとしてもおなじみ。日本のスタジオからは、今年も案内役に宮本さん、八嶋さんを迎え、スペシャル・サポーターの“ミュージカル界の貴公子”井上さんが授賞式の楽しみ方を紹介していく。昨年は、トニー賞受賞者でコメディアン&俳優のジェームズ・コーデンが司会で、『モアナと伝説の海』の音楽を手がけたリン=マヌエル・ミランダが主演・脚本・音楽を務めた「ハミルトン」が最多11部門を受賞し話題を呼んだ。豪華スターの競演による圧巻のパフォーマンスが展開され、授賞式自体がクオリティーの高い1つの“ショー”になっているトニー賞授賞式に、今年も注目だ。<以下、コメント>■宮本亜門現在の激動のアメリカで、人種を超えて色々な人に感動を与えてきたブロードウェイが、あらたに作品を選ぶということにすごく意味があると思います。今年のトニー賞は、次のアメリカを象徴するものになるのではないか、いつも以上に興奮に満ちたトニー賞授賞式になるでしょう。■八嶋智人毎年、案内役はしておりますが、最前線で知ることができる観客として楽しみにしております。今年も多くのいい作品を、出演者の皆さまと楽しくお伝えできたらいいなと思っております。■井上芳雄今年もトニー賞授賞式の季節がやってきます!3月には東京で、初のトニー賞公認コンサートもやらせていただき、僕自身もブロードウェイの風を確かに感じました。僕たちも追い付け追い越せの気持ちを持ちつつ、素晴らしい新作を楽しみ、賞の行方を見守りたいと思います。また歌っちゃったりもするかも!?「生中継!第71回トニー賞授賞式」は [同時通訳] 6月12日(月)8時~/[字幕版] 6月17日(土)21時~、WOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年04月20日1991年にニール・サイモンの演出による「ロスト・イン・ヨーカーズ」でトニー賞を受賞したケヴィン・スペイシーが、第71回トニー賞授賞式の司会に決定した。これを受けて、ケヴィンは「僕は『ユージュアル・サスペクト』では2人目の(キャスト)候補者、『アメリカン・ビューティー』では4番目の候補者だったから、今年のトニー賞授賞式では(きっと)15人目の候補者だったんだよ。僕のキャリアは間違いなく良い方向へと向かっているよね」と自虐的な喜びのコメントを発表した。ケヴィンは1番目のキャスト候補ではなかったものの、主演を引き受けた結果、『ユージュアル・サスペクツ』ではアカデミー助演男優賞、『アメリカン・ビューティー』ではアカデミー主演男優賞を受賞している。「誰かが断ってくれればオスカーの司会にも“近道”できるかも」とさらなるジョークも。昨年はジェームズ・コーデンが司会を務め、4人の有色人種の俳優が受賞したことで話題になったトニー賞。果たしてケヴィンはどんな司会ぶりを見せてくれるだろうか?第71回トニー賞授賞式は6月11日(現地時間)に「ラジオシティ・ミュージックホール」で開催され、CBS局で生中継される。(Hiromi Kaku)
2017年04月19日エディ・マーフィー(左)とチャーリー・マーフィー(右)写真:ロイター/アフロ エディ・マーフィの兄で、コメディアンのチャーリー・マーフィーが米国時間12日、白血病で死去した。57歳だった。 エディは家族を代表して声明を発表した。 「息子であり、兄であり、父であり、叔父であり、友人だったチャーリーを失い、私たちの心は重く沈んでいます。チャーリーは家族を愛と笑いで満たしてくれました。彼の存在を恋しく思わない日は決して来ないでしょう。たくさんのお悔やみと祈りに感謝します」 家族は、チャーリーが白血病と闘っていることは当然知っていたが、回復すると信じて疑っていなかったという。それだけに、チャーリーの突然の死がもたらしたショックは甚大だ。 チャーリーは俳優として数多くの映画、テレビ番組に出演した他、エディの主演映画『マッド・ファット・ワイフ』の脚本家や、デイヴ・シャペルのコント番組「Chappelle’s Show」の作家としても活躍。その才能は誰もが認めるものだった。 偉大なコメディアンの死を、多くの有名人が悼んでいる。 コメディアンのケヴィン・ハートはTwitterで「おい……ウソだろ。安らかに眠ってくれとしか言えない。友達としてだけじゃなく、俺がまだひよっこだったときに俺を信じてくれてありがとう。彼の書くストーリーは伝説的で、信じられないほど素晴らしくて、心に残るものだった。あなたと知り合えて俺はラッキーだった。そして、友達になれたことは本当に本当にラッキーだった。あなたがいなくて寂しいよ」と心に迫る追悼文を公表。 昨年のアカデミー賞授賞式で司会を務めたクリス・ロックは「俺たちは、世界で最高に面白い兄弟の1人を失った。チャーリー・マーフィー、安らかに」。シンガーのジャネール・モネイも「あなたの献身は、決して忘れられることはない。来世で会いましょう」と別れの言葉を贈った。
2017年04月13日『エクス・マキナ』、『ラ・ラ・ランド』と順調に女優としてのキャリアを築いているソノヤ・ミズノが、ケヴィン・クワンのベストセラー小説「Crazy Rich Asians」を原作としたオールアジア人キャストの映画に出演することになった。「The Hollywood Reporter」が伝えている。監督は『G.I.ジョー バック2リベンジ』や『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』のジョン・M・チュー。脚本は原作に基づき、『あなたは私の婿になる』のピーター・チアレッリが手掛ける。原作者のケヴィンは製作総指揮のポジションに就き、『ハンガー・ゲーム』シリーズのニーナ・ヤコブソンや『イン・ザ・ベッドルーム』のジョン・ペノッティらがプロデュースする。主演はドラマ「フアン家のアメリカ開拓期」のコンスタンス・ウー(レイチェル役)と新人のヘンリー・ゴールディング(ニック)。2人が演じるカップルが、ニックの親友の結婚式に参加するためにニックの故郷シンガポールを訪れる。そこで、レイチェルはニックがとてつもない富豪の息子であることを初めて知り、ニックを狙う社交界の独身女性たちがレイチェルを陥れようとする…という話だそうだ。ソノヤは、ニックの親友の婚約者を演じる。(Hiromi Kaku)
2017年04月11日ディズニー/ピクサー最新作となる映画『リメンバー・ミー』が2018年3月16日(金)に公開。「死者の国」が舞台のミステリーアドベンチャー物語の舞台は、まるでテーマパークのような「死者の国」。1年に1度だけ亡くなった家族たちと会えるという“死者の日”の祝祭を題材にしており、笑いと感動のミステリーアドベンチャーに仕上がっている。『リメンバー・ミー』ストーリー主人公は少年ミゲル&スケルトンのヘクター『リメンバー・ミー』の主人公は音楽を禁じられた少年ミゲルと、彼が「死者の国」で出会うスケルトンのヘクター。ミゲルに抜擢されたのは12歳の新人であるアンソニー・ゴンザレス、そして彼の旅の仲間・ヘクターを担当するのはガエル・ガルシア・ベルナルだ。音楽禁止の掟をくだされた、ギターの天才少年ミゲルの行方とは?“死者たちの世界”を描く『リメンバー・ミー』は、ピクサー史上最もチャレンジングな作品。主人公・ミゲルは、音楽が大好きなギターの天才少年。しかし、過去の悲しい出来事がきっかけで、「音楽に呪われている」とファミリー内では「音楽禁止」の掟が出されていた。ミゲルはギターはもちろんのこと、家で音楽を聞くことすらできない。大好きな家族か、ミュージシャンになる夢か?それに悩み続けるミゲル…。彼は、名曲「リメンバー・ミー」を遺した有名なミュージシャンで、憧れでもあるデラクルスの霊廟に飾られたギターを入手し、真似るように家族に見つからないようこっそりギターを弾く。そんなある日、ミゲルはギターを手に、先祖が家族に会いにくるという“死者の日”に開催される音楽コンテストに出る決意をするのだが…。そんな中、偶然、まるでテーマパークのような死者の国へ迷い込んでしまう。ユーモラスなガイコツ達が暮らす国で混乱するミゲル。そんな彼が出会ったのは、ガイコツになった先祖たちだった。そして、そこで出会ったスケルトンのへクターと一緒に、自分の家族の歴史にまつわる秘密を知っていく。生者であるミゲルは早く元の世界に戻らないと大変なことにも…。果たして彼は無事に元の世界に戻れるのか?誰も見たことのない、そして誰もが行ってみたくなる「死者の国」で繰り広げられるピクサー史上最もエモーショナルで奇想天外なファンタジーが日本に上陸する。お調子もののヘクターヘクターは陽気でお調子者。ヘクターにも家族に会いたい…という想いがあり、ミゲルに“ある願い”を託したいと考えていた。カラフルな“死者の国”で迷い込んだミゲルと一緒に冒険する。ミゲルのひいひいおばあちゃんイメルダミゲルの先祖(ひいひいおばあちゃん)でガイコツのイメルダは、音楽を選び家族を捨ててしまったミュージシャンの夫との過去から、家族に音楽を禁じる。“死者の国”に迷い込んだミゲルが音楽好きだと知り、音楽をやらなければ生きている世界に戻すと伝える…。ミゲルのパパミゲルのパパは、ミゲルの夢に理解を示しながらも、“靴職人”として代々続く家族の伝統を受け継いでもらいたいと願っている。キュートな相棒犬ダンテは、ディズニー/ピクサー史上初“毛のない犬”!?主人公ミゲルと並んで注目キャラクターとなるのが、相棒のダンテだ。“死者の国”に迷い込んだミゲルを助けるキュートな相棒犬は、ミゲルの忠実な友達として『リメンバー・ミー』のストーリーを盛り上げる。『わんわん物語』『ボルト』など、これまで数々のディズニー/ピクサー作品で登場してきた犬のキャラクターからインスピレーションを受けながらも、これまでとは違い毛のない犬として描かれているダンテ。モデルになったのは、メキシコ原産のメキシカン・ヘアレスドッグ(ショロ犬)で、メキシコでは「家を邪悪な魂から守り、亡くなった人をあの世に導く」と愛されている、頭のよい犬種だ。公開に先駆け&戌年にちなみダンテにフォーカスを当てた動画が公開。骨を追いかけて街中を駆け巡る、ダンテの姿にメロメロになること間違いない。情熱的な芸術家 フリーダ・カーロカラフルな衣装が印象的なフリーダ・カーロは、ミゲルが死者の国で出会う芸術家。やがて、ミゲルの協力者ともなる重要人物だ。彼女は、メキシコに実在した著名アーティストでもあり、当時から愛と自由に生きた革新的な女性だった。『リメンバー・ミー』では、創作に没頭すると周りの事が見えなくなってしまう、本人さながらの"情熱的な芸術家"として描かれる。日本語吹き替え版に、藤木直人や渡辺直美ら豪華声優陣日本語吹き替え版には、主人公ミゲルに石橋陽彩が抜擢。ミゲルの歌う「リメンバー・ミー」の美しい歌声に注目だ。また、ガイコツのヘクター役に俳優の藤木直人、家族に音楽を禁じるミゲルのひいひいおばあちゃんイメルダ役に女優の松雪泰子、パパ役に“うたのお兄さん”として親しまれる横山だいすけが起用されている。さらに、ディズニー/ピクサー作品のファンだという、渡辺直美は、キャラクター同様にカラフルな衣装をまとい、フリーダ・カーロのパワフルなキャラクターを作り上げていく。ピクサー史上初!「音楽」がキーワードに物語の重要なキーワードは音楽。タイトルにもなっているデラクルスの美しいバラード曲“リメンバー・ミー“が物語の重要なカギを握る。「音楽の力を信じる」というミゲルの言葉や、作品タイトルになっている「リメンバー・ミー」という曲など、ピクサー史上初めて音楽に重要な意味を持たせた作品となっている。監督は『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ『リメンバー・ミー』はアカデミー賞を受賞した名作『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督が手掛ける。日本でも動員740万人、興収108億の大ヒットを記録した今なお人々に愛され続ける名作を生み出した監督だけに期待が集まる。アカデミー賞など多くのアニメ賞を受賞アニメーション界のアカデミー賞と言われるアニー賞では最多13部門にノミネートされ、11部門を受賞。第75回ゴールデングローブ賞では、アニメーション映画賞と主題歌賞の2部門にノミネートされ、アニメーション映画賞を受賞。アカデミー賞では、長編アニメーション賞と主題歌賞を受賞した。その他でも、ニューヨーク映画批評家協会賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、ハリウッド映画賞など、アカデミー賞の前哨戦と呼ばれる数々の賞のアニメ部門で受賞。その数は約60賞にまで伸びた。日本では公開を前にして、ディズニー/ピクサーとしては2010年『トイ・ストーリー3』以来の快挙となる、文部科学省特別選定を獲得。ピクサー作品の中でも傑作という評価を受けつつある。ピクサーからのコメントもピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブオフィサーであるジョン・ラセターは、『リメンバー・ミー』について以下のようにコメントした。非常に特別な映画です。家族を称え、そして同時に祖先を称える作品でもあります。日本でもとても重要なことですよね。物語の舞台こそメキシコに設定されていますが、そのテーマ性は普遍的であり、どの国でも変わらないものです。そこで思い出されるのは、みんなが集まり、祖先のことを思い出す日本の「お盆」という風習のことです。私たちは、思い出を風化させないこと、家族の次の世代、またその次の世代へと思い出を生かし続けていくことが何より大切と考えます。本作ではまさにそのことがテーマとなっています。『リメンバー・ミー』はあなたの家族を称え祖先を称賛する、とてもエモーショナルで、日本の皆さんにとってもとても特別な作品になると思います。“アナ雪”最新作『アナと雪の女王/家族の思い出』が同時公開『リメンバー・ミー』と同時上映となる作品は、『アナと雪の女王』の22分の新作『アナと雪の女王/家族の思い出』。ピクサー・アニメーション・スタジオと、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの映画が同時上映されるのは初のこと。両作品の製作総指揮であるジョン・ラセターは 「“家族”というテーマをもつこの2作を通じて、“家族の絆”と“家族の大切さ”を感じていただきたいです。」と話す。『アナと雪の女王』は、日本での国内動員2000万人超え、洋画アニメーション史上歴代No.1を記録した、ディズニー・アニメーションの金字塔とも言える作品。『アナと雪の女王/家族の思い出』は、あれから4年の時を経て、日本中が待ちわびた最新作だ。ポスタービジュアルには、新コスチュームを着ているエルサとアナの姿も描かれている。さらには雪だるまのオラフ、トナカイのスヴェンなど人気キャラクターたちも再結集。前作で“真実の愛”を見つけた姉妹たちが、今度はどんな物語をみせてくれるのだろうか。新曲「あなたといるだけで」アナとエルサが“家族の絆”を一緒に歌う新曲「あなたといるだけで(When We’re Together)」では、2人が同じ歌詞とメロディーを一緒に歌っている。お互いが家族を思いやる気持ちを歌った、心温まる楽曲に仕上がっている。なお日本版声優は前作に引き続き、アナ役を神田沙也加、エルサ役を松たか子、オラフ役をピエール瀧が演じる。サウンドトラックが発売映画の公開より少し早い2018年3月14日(水)に、日本版サウンドトラックの発売が決定。CDには英語歌11曲と、シシド・カフカと東京スカパラダイスオーケストラによる日本版エンドソング含む日本語歌11曲の収録が予定されている。この映画の重要な鍵となる楽曲「リメンバー・ミー」をはじめ、劇中歌が多数収録された一枚。映画を見る前の予習がてら、最新のピクサー作品の世界観を味わってみてはいかがだろうか。作品詳細『リメンバー・ミー』公開日:2018年3月16日(金)監督:リー・アンクリッチ製作:ダーラ・K アンダーソン原題:COCO日本語吹き替え版:藤木直人、松雪泰子、横山だいすけ、渡辺直美全米公開日:2017年11月22日(水)©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.『リメンバー・ミー』日本版サウンドトラック発売日:2018年3月14日(水)価格:2,700円+税『アナと雪の女王/家族の思い出』監督:ケヴィン・ディーターズ&スティーヴ・ワーマーズ=スケルトン製作:ロイ・コンリ 製作総指揮:ジョン・ラセター原題:OLAF’S FROZEN ADVENTURE日本語吹き替え版:神田沙也加、松たか子、ピエール瀧 ほか配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン©2017 Disney. All Rights Reserved.
2017年04月01日第74回ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、第89回アカデミー賞では8部門にノミネートされ、作品賞・脚色賞・助演男優賞の3部門を受賞しオスカーの栄光を手にした『ムーンライト』。この度、本作の場面写真とメイキング写真がシネマカフェに到着した。名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で学校ではいじめっ子たちから標的にされる日々の中、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だった。高校生になってもそんな日々は続いていたある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初めてお互いの心に触れる…。しかし、ある裏切りに遭い2人は別々の道へと進む。そして、大人になり再会した2人。静かに語り合うなか、どんなに時が流れても忘れられずにいた想いが募る…。ブラッド・ピットがエグゼクティブ・プロデューサーを務める本作。主人公の母親役には、本作でオスカーに初ノミネートされたナオミ・ハリス、少年の父親代わりになる麻薬ディーラー役で見事オスカーを獲得したマハーシャラ・アリ。そして、それぞれの時代の主人公シャロン役にアレックス・ヒバート、アッシュトン・サンダース、トレバヴァンテ・ローズが抜擢されている。北米で大ヒットを記録し、世界中から熱狂的な賛辞を贈られている本作だが、一体本作の何が世界中を魅了しているのか――。それは、人種、年齢、セクシュアリティを越えた普遍的な感情が描かれているから。どうにもならない日常、胸を締め付ける痛み、初恋のような切なさ、いつまでも心に残る後悔、思いもよらない再会により、秘めた想いを抱え生きてきたシャロンの暗闇に光がさしたとき、観客の心は大きく揺さぶられ、深い感動と余韻に包まれる。本作は、自分の居場所を探し求める主人公の姿を幼少期、少年期、青年期の3つの時代に切り取り、色彩豊かで圧倒的な映像美と情緒的な音楽で映し出した愛の物語。また劇中では、原案となった戯曲「In Moonlight Black Boys Look Blue」、「月明りで、おまえはブルーに輝く」という意味のタイトルを象徴するような、主人公シャロンと親友ケヴィンのロマンスシーンが登場する。そして今回到着した写真では、夜の浜辺で静かに語らうシャロンとケヴィンの姿が。このシーンでは、月明かりに照らされた黒い肌が青く輝く中、初めて2人の心が触れ合う瞬間が、繊細にかつ美しく描かれている。またこの美しい一夜の想い出が、シャロンの心を月明りのように照らし続け、ケヴィンへの一途な想いを抱えたまま大人へと成長していく…。直射日光が強く、昼間は光が痛いほど美しいマイアミ。しかしそこから一変、この夜のロマンスシーンは、真っ暗な静寂の中撮影が行われており、同時に公開されたメイキング写真では、照明にぽつんと照らされる2人の俳優の後ろ姿がとても印象的に写っている。『ムーンライト』は3月31日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ムーンライト 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 A24 Distribution, LLC
2017年03月24日本年度アカデミー賞にて作品賞、脚色賞、助演男優賞に輝いた『ムーンライト』。このたび、本作の日本オリジナル予告編がついに完成。主人公シャロンの成長を幼少期、少年期、青年期の3つの時代に切り取り、その一途で純粋な愛を映し出している。本作が長編2作目となるバリー・ジェンキンス監督が、自分の居場所を探し求める主人公の姿を、色彩豊かで圧倒的な映像美と情緒的な音楽と共に3つの時代で綴った本作。北米で大ヒットを記録し、タイム誌、NYタイムズ紙、LAタイムズ紙などが「2016年ベスト1ムービー」に選出するなど、世界中から熱狂的な賛辞を贈られている。エグゼクティブ・プロデューサーはブラッド・ピット。主人公の母親役には、本作でオスカーに初ノミネートされたナオミ・ハリス、少年の父親代わりになる麻薬ディーラー役で見事オスカーを獲得したマハーシャラ・アリ、そのガールフレンドには『Hidden Figures』(原題)にも出演するシンガーのジャネール・モネイ。そして、それぞれの時代の主人公シャロンには、同じ内面を感じさせる“瞳”を持つアレックス・ヒバート、アッシュトン・サンダース、トレバヴァンテ・ローズが抜擢されている。なぜ、『ムーンライト』がこれほどまでに世界中を魅了しているのか。それは、人種、年齢、セクシュアリティを越えた普遍的な感情が描かれているから。本作は、貧困やネグレクト、いじめ、ドラッグなどが描かれてはいるものの、実は主人公シャロンのピュアで一途な恋心が綴られた切ないラブストーリー。89回を迎えたアカデミー賞の歴史の中で、セクシャルマイノリティの人々を描いた映画として初めて作品賞を受賞し、まさに「映画史を変えた作品」となった。また、米・映画サイト「THE PLAYLIST」が選ぶ「21世紀のロマンス映画」でも、『エターナル・サンシャイン』『花様年華』『キャロル』『ビフォア・サンセット』に次ぐ5位に選ばれている。そして今回、ついに日本だけのオリジナル本予告編が完成。幼少期、少年期、青年期の“3人のシャロン”の人生を切り取りながら、シャロンが秘めた想いを寄せる親友ケヴィンと再会する様をとらえた、切なくも純粋な愛が情緒的に描かれたものとなっている。幼少期。母親ポーラはドラッグに溺れ、どこにも居場所がなかった少年のシャロンは、父親代わりとなる麻薬ディーラーのフアンとの出会い、たった1人の親友ケヴィンへの淡い恋心を通し、少しずつ成長していく。少年期。月明りが輝く浜辺で、初めてお互いの心に触れあったケヴィンとシャロン。しかし、ある事件をきっかけに2人は別々の道へと進むことに。二度と会うことはないと思っていた2人だが、大人になり、ふたたび巡り合う――。「あの夜のことを、いまでもずっと、覚えている」。どんなに時が流れても忘れられずにいた、シャロンの一途な秘めた想いに貫かれた美しい映像を、ここから確かめてみて。『ムーンライト』は3月31日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ムーンライト 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 A24 Distribution, LLC
2017年03月17日本年度アカデミー賞作品賞を獲得し、異例の1か月“前倒し”の拡大公開が決定した『ムーンライト』。マイアミの貧困地区を舞台に、少年の成長と愛を3つの時代構成で追った本作が、“21世紀の5大ロマンス映画”に選ばれたことが分かった。名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校ではいじめっ子たちから標的にされる日々。母親はドラッグに溺れている。そんなシャロン少年にとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友だちだった。高校生になっても何も変わらない日常の中、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初めてお互いの心に触れる。やがて、成人した2人は再会を果たすが…。第74回ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ドラマ部門)受賞、第89回アカデミー賞では8部門にノミネートされ、作品賞・脚色賞・助演男優賞(マハーシャラ・アリ)の3部門を獲得した本作。“オスカー前哨戦”では、最も多くの作品賞を受賞していた(329部門ノミネート・158部門受賞)。さらに、89年のアカデミー賞の歴史の中で、LGBTQをテーマにした作品として初めて作品賞を獲得、まさに「映画史を変えた作品」となった。LGBTQとは、レズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシャル(B)、トランスジェンダー(T)に加え、クィアまたはクエスチョニング(Q:性同一性や性的志向がはっきりしない、確信が持てない)を含めた人たちのこと。自分の居場所を探し求める黒人少年の成長を、色彩豊かで革新的な映像美と心情に迫る音楽で綴った本作は、貧困やネグレクト、いじめ、ドラッグなどが描かれ、重めのドラマを連想しがちではあるものの、実は主人公シャロンのピュアすぎる恋心が綴られた切ないラブストーリーだ。過去の“恋人的”な同性の旧友と再会するまでの20年間を、3つの時代構成で描いた物語は、米・映画サイト「THE PLAYLIST」が選ぶ「21世紀のロマンス映画」でも、『エターナル・サンシャイン』『花様年華』『キャロル』『ビフォア・サンセット』に次ぐラブストーリーとして5位にランクイン。観たあとも、ずっと頭や心から離れない余韻を残す作品、むしろ時間が経つにつれて印象が色濃くなってくる作品として高く評価されている。これまで、LGBTQをテーマにした作品としては『めぐりあう時間たち』(’02)、『ブロークバック・マウンテン』(’05)、『ミルク』(’08)、『キッズ・オールライト』(’10)、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(‘14)など、アカデミー賞作品賞にノミネートされながら受賞できなかった作品は数多い。例えば、『ブロークバック・マウンテン』は第78回において作品賞を含む最多8部門にノミネートされたが、アン・リーの監督賞ほか、脚色賞、作曲賞の3部門受賞にとどまり、ケイト・ブランシェット&ルーニー・マーラがそれぞれ第88回主演・助演女優賞にノミネートされた『キャロル』は作品賞にノミネートさえされなかった。こうした経緯を鑑みると、本作はまさに映画史、アカデミー賞の歴史を塗り替えた記念碑的作品といえる。この春に上陸する、最も切なく、最も純粋な愛の物語を楽しみしていて。『ムーンライト』は3月31日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ムーンライト 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 A24 Distribution, LLC
2017年03月13日映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が、本国アメリカよりも早い、2018年4月27日(金)に公開される。映画「アベンジャーズ」シリーズ最新作 - 豪華キャスト演じる「新旧キャラ」が集結「アベンジャーズ」の最大の魅力となるのは、主役級のヒーロー同士たちが融合する豪華なストーリー。複数の単体映画がクロスオーバーすることで、予測不能な物語が壮大なスケールで描かれる。今回はロバート・ダウニーJr.演じるアイアンマンなどお馴染みのメンバーをはじめ、銀河を救うガーディアンズ・オブ・ギャラクシーや、主役映画の公開を控えている新ヒーローのブラックパンサーのほか、トム・ホランド演じる新生スパイダーマン、ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジの参戦。人気実力派俳優が演じる新旧のキャラクタ ーの共演に期待が高まる。■主なキャストロバート・ダウニーJr.- アイアンマン役クリス・エヴァンス - キャプテン・アメリカクリス・ヘムズワース - ソー役マーク・ラファロ - ハルク役クリス・プラット - ピーター・クイルトム・ホランド - スパイダーマン役ベネディクト・カンバーバッチ - ドクター・ストレンジ役ジェレミー・レナー - ホークアイ役スカーレット・ヨハンソン - ブラック・ウィドウ役チャドウィック・ボーズマン - ブラックパンサー役ドン・チードル - ウォーマシン役エリザベス・ オルセン - スカーレット・ウィッチ役ポール・ ベタニー - ヴィジョン役アンソニー・マッキー - ファルコン役セバスチャン・スタン - ウィンター・ソルジャー役デイヴ・バウティスタ - ドラッグス役カレン・ギラン - ネビュラ役ポム・クレメンティーフ - マンティス役ヴィンディーゼル - グルート(声)ブラッドリー・クーパー - ロケット・ラクーン(声)ジョシュ・ブローリン - 最強の敵:サノスアイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)アイアンマンを演じるのはもちろんロバート・ダウニー・Jr。表の顔はスターク・インダストリーズの社長であるトニー・スタークで、巨大企業を運営。その技術は折り紙つきで、科学技術を駆使して作ったパワードスーツを着用。アベンジャーズの中でもリーダー格。キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)もともとは徴兵になるための基準を満たすことができない程貧弱な体だった。それが特殊な血清技術によりアメリカの超人兵士に生まれ変わる。基本的には愛国者が強いが、その道に反すると思えばアメリカ政府にも立ち向かう。正義感が強いアベンジャーズのリーダー。希少金属でつくられた円形の大型シールドがシグネチャー。ソー(クリス・ヘムズワース)ソー役を演じるのは、もちろんクリス・ヘムズワース。アベンジャ−ズの一員として、地球を守るためにずっと戦ってきた。ソーの名前は、北欧神話における神トール(Thor)に由来。最強のハンマー「ムジョルニア」がトレードマーク。スパイダーマン(トム・ホランド)アベンジャーズメンバーとなるスパイダーマン。ノリは部活、ヒーロー気取りの高校生。そんなピーターの能力を見出し、真のヒーローとしての“道"へと導こうとするのがアイアンマンことトニー・スターク。スパイダーマンホームカミングではやや子供っぽいところが目立った。インフィニティ・ウォーではその成長がみられるよう。トム・ホランドは次のように話す。「ピーターは、この映画の中でかなり成長します…。でもこれ以上、話せない。何かネタバレすることを話してしまいそうだよ(笑)とにかく、彼はかなり大人になるので期待しててください」ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジ。天才的な脳外科医でありながら、事故で両手の機能を失う。厳しい修行により人智を超えた力を手に入れ魔術師となる。空間を自在に捻じ曲げたり、時空を自在に移動したりと、常識を覆す魔術を取得。強大な敵の登場を前に、悩みながらもヒーローとして目覚めていく。医師としての本質から、“敵ですら傷つけられない”という苦悩に葛藤。ブラックパンサー(チャドウィック・ボーズマン )アフリカの秘境にあり、最新テクノロジーを隠し持つ超文明国ワカンダ。その若き国王ティ・チャラ。彼は、鋭い爪と漆黒の戦闘スーツに身をつつんだヒーロー”ブラックパンサー”でもある。黒のスーツは、世界を破壊するほどのパワーを得られると いう特別な鉱石“ヴィブラニウム”を使用。すべての衝撃を吸収し攻撃を防ぐ無敵のスーツだ。マーベル史上最凶の敵:サノスが現れる豪華俳優陣がそれぞれ主役級のキャラクターを演じるという点でも注目を集める「アベンジャーズ」シリーズ。インフィニティ・ウォーでは、“マーベル史上最凶の敵”と呼ばれるサノスを前に、これまで以上に多くのキャラクターが力を合わせなければならない状況に。生い立ちから住む世界まで、全くといっていいほど異なるキャラクターたちが、違いを乗り越えチームとして一致団結できるか。“究極の戦い”に胸が高まる。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の監督また、監督は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のアンソニー・ルッソとジョー・ルッソの2人が、製作は数々のマーベル作品をヒットに導くマーベル・スタジオのトップ、ケヴィン・ファイギが務める。『ブラックパンサー』ほか新作マーベル映画も続々公開へエンターテイメントの歴史を大きく変えながら、拡大しつつけるマーベル・シネマティック・ユニバース。『スパイダーマン:ホームカミング』『マイティ・ソー バトルロイヤル』『ブラックパンサー』と、本作に関連するマーベル作品も合わせてチェックしてほしい。東京スカイツリーで特別イベント東京スカイツリーでは、「アベンジャーズ」シリーズの日本上陸に際し、4月25日(水)より期間限定の特別ライティングを点灯する。また、5月14日(月)から7月16日(月・祝)までの期間、特別イベント「TOKYO SKYTREE HEROES in the INFINITY SKY」を開催。地上450mの東京スカイツリー天望回廊を中心に、体験型演出やオリジナルフォトスポット、アベンジャーズ達やドクター・ ストレンジなどを等身大で楽しめる館内装飾を展開する。さらに、特設ショップでオリジナルアイテムを販売したり、展望台内カフェではオリジナルメニューを用意したりと、ファン必見のコンテンツが目白押しとなっている。【作品詳細】映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公開日:2018年4月27日(金)監督:アンソニー&ジョー・ルッソ製作:ケヴィン・ファィギキャスト:ロバート・ダウニーJr./クリス・ヘムズワース/マーク・ラファロ/クリス・エヴァンス/スカーレット・ヨハンソン/ジェレミー・レナー/ベネディクト・カンバーバッチ/トム・ホランド/クリス・プラット配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン原題:Avengers: Infinity War■関連イベントTOKYO SKYTREE HEROES in the INFINITY SKY日程:2018年5月14日(月)~7月16日(月・祝)場所:東京スカイツリー天望回廊、天望デッキなど住所:東京都墨田区押上1-1−2※特別ライティングは4月25日(水)の点灯式を皮切りに開催。
2017年03月04日第89回アカデミー賞にて作品賞、脚色賞、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)の3部門を受賞した『ムーンライト』。その後、「早く劇場で観たい」という日本公開を待ち望む声が殺到したことを受け、3月31日(金)より緊急拡大公開されることが決定した。名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校ではいじめっ子たちから標的にされる日々。母親はドラッグに溺れている。そんなシャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だった。高校生になっても何も変わらない日常の中、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初めてお互いの心に触れることに…。ブラッド・ピットが代表を務める「プランBエンターテインメント」が制作した本作は、自分の居場所を探し求める主人公の姿を、色彩豊かで革新的な映像美と情緒的な音楽と共に3つの時代で綴った“愛”の物語。人種、年齢、セクシュアリティを越えた普遍的な感情が描かれ、どうにもならない日常、胸を締め付ける痛み、初恋のような切なさ、いつまでも心に残る後悔が押し寄せる。やがて思いもよらない再会により、秘めた想いを抱えてきたシャロンの暗闇に光がさしたとき、観る者の心は大きく揺さぶられ、深い感動と余韻に包まれていく。主な前哨戦では、最も多くの“作品賞”を受賞していた本作(329部門ノミネート・158部門受賞)。さらに、第89回アカデミー賞では8部門にノミネートされ、作品賞を含む3部門を獲得。劇的な作品賞受賞の瞬間もさることながら、アカデミー賞の歴史の中でLGBTをテーマにした映画として初めて作品賞を受賞し、まさに“映画史の歴史を変えた”1本となった。そんな本作に「少しでも早く劇場で鑑賞したい」という声が多数寄せられたことから、当初予定していた4月28日(金)の公開日を約1か月繰り上げ、3月31日(金)から公開規模を大幅に拡大して全国公開する。本作のビジュアルにも登場する少年期、ティーンエイジャー期、成人期で主人公シャロンを演じたアレックス・ヒバート、アッシュトン・サンダース、トレバヴァンテ・ローズは、「カルバン・クライン(Calvin Klein)」春夏アンダーウェアの広告モデルにも抜擢されており、さらなる注目を集めそうだ。『ムーンライト』は3月31日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月03日(写真:X17/アフロ) 10代で大成功を収め、全世界にその名を轟かせたブリトニー・スピアーズ(35)。しかし、2004年に幼なじみと結婚後、55時間でスピード離婚したことを皮切りに、彼女は24時間パパラッチに追い回されるようになった。妊娠、出産、そして再婚・離婚など、私生活の変化と共に奇行がエスカレートし、ゴシップサイトには連日彼女の名前が躍っていた。あれから10年。当時の彼女を象徴するアイテムがオークションにかけられた。 パパラッチのダニエル・ラモスが競売に出品したのは1本の傘。2007年2月21日、前夫ケヴィン・フェンダーラインと子どもの親権争いの真っ最中にいたスピアーズは、そのストレスからか精神が不安定な状態にあり、自らバリカンで頭髪をすっかり剃り下ろしてしまった。このインパクトのある姿を押さえようと多数のカメラマンがロサンゼルス市内のガソリンスタンドにいた彼女のもとへ押し寄せた。スピアーズは激怒し、「くそったれ!」と叫びながら、持っていた傘でラモスの車を滅多打ちに。彼女が走り去った後、ラモスはこの傘を拾って大切に保管していた。そして10周年を記念し、競売に踏み切ったという。 「当時は彼女の人生の中でもひどい時期だったね。不幸にも写真に撮られてしまって」とラモスは10年前を振り返る。売上金の半額は、スピアーズが希望する慈善団体に寄付するということだが、スピアーズ側からのコメントは確認されていない。
2017年02月23日ナタリー・ポートマンが、2月27日(日本時間)に迫った第89回アカデミー賞にて主演女優賞にノミネートされている『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』。このほど、2度目のオスカー獲得に期待がかかるナタリーの役作りについて、その秘密が明かされる特別映像がシネマカフェに到着。彼女の名演を間近で目撃した共演者やスタッフたちの証言が、メイキング映像とともに収められている。1963年11月22日、ジョン・F・ケネディ大統領は、テキサス州ダラスでのパレードの最中に銃撃される。だが、目の前で愛する夫を暗殺されたファーストレディのジャッキーには、悲しんでいる時間などなかった。すぐにジョンソン副大統領が新たな大統領に就任し、刻一刻と夫が過去の人になっていく状況を目の当たりにしたジャッキーは…。『レオン』で鮮烈なデビューを飾り、彗星のごとく映画界に現れたナタリー・ポートマン。『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞を獲得した経験を持つ彼女は、本作で “史上最も有名なファーストレディ”“世界で最も愛されたファッションアイコン”として熱狂的な人気を獲得していたジョン・F・ケネディ大統領夫人、ジャッキーことジャクリーン・ケネディに。知られざるファーストレディの姿を完全再現する熱演を見せ、アカデミー賞主演女優賞に2度目のノミネートを果たしている。今回の特別映像では、スタッフとキャストがナタリーの名演について語っている。まず、監督のパブロ・ララインは、「ナタリーは演技をするうえで欠かせない謎めいた雰囲気を持ち合わせている」とコメント。ケネディ元大統領の弟、ロバート・ケネディ役を演じたピーター・サースガードは「ナタリーが演じるジャッキーはまさに本人の生き写しだった」と語り、ジャッキーにインタビューする記者役のビリー・クラダップは「キャラクターが乗り移ったような、洗練された演技を目にすれば、人はただ言葉を失うよ」と、皆、口々に絶賛を贈る。さらに、6年前、ナタリーにオスカーをもたらした『ブラック・スワン』の監督であり、本作ではプロデュ―サーを務めたダーレン・アロノフスキーは、「撮影の過程で感動的だったのは、目の前に写っているのがナタリーであることを忘れていた瞬間があったことだよ」と明かし、いかに彼女がジャッキーになりきっていたかを想像させるコメントを寄せた。そんなナタリーは2度目のオスカー獲得となるのか、受賞につながる6つのポイントに迫った。(1)映画賞を席巻中!アカデミーの前哨戦となる数々の映画賞を席巻してきたナタリー。現時点で、17受賞25ノミネートを果たしている。(2)演じたのは歴史に残る実在の人物!過去の受賞歴を振り返ると、エディ・レッドメインのホーキング博士をはじめ、実在の人物を演じた俳優がオスカーを獲得した例は数多い。ましてやジャクリーン・ケネディという現代アメリカを代表する存在の女性をここまで精妙に演じていれば、なおさらかも。(3)素顔を封印した、なりきりっぷり!これまでの受賞者の共通点は、映画の中でいかに“役になりきって“いるか。ジャッキー本人がスクリーンに現れたかのような姿は、ナタリーが演じていることを忘れるほどで、『ブラック・スワン』のニナ・セイヤーズ役と同様、ナタリーの素顔を想像できない。その“なりきりっぷり”は、これまでの賞レースの結果でも裏付けられている。(4)オスカー獲得率の高いキャラ!過去にオスカーを獲得している人の多くは、極限的な状況に陥る“囚われの姫君”キャラクターを演じている場合がある。往年の名作『ガス燈』のイングリッド・バーグマンから、昨年受賞した『ルーム』のブリー・ラーソンにいたるまで、そうした状況から脱却しようとするキャラクターはアカデミー会員に好まれる傾向がある。実際に賞を射止めた『ブラック・スワン』も同じタイプのキャラクターといえる。(5)前回のオスカー受賞が6年前でも関係ない!?トム・ハンクス(『フィラデルフィア』『フォレスト・ガンプ/一期一会』)や、ケヴィン・スペイシー(『ユージュアル・サスペクツ』『アメリカン・ビューティー』)など、過去には、5年以内に再度オスカーを獲得した俳優も多い。その人が過去にどんな栄光を与えられていたかに関わらず、本当に素晴らしいと思った人に投票するのがアカデミー会員。以前の受賞歴が邪魔になることは決してない、はず。(6)愛するわが子がナタリーに幸運をもたらす!?前回受賞時には、第1子を妊娠中だったナタリー。妊婦姿でオスカー像を受け取る姿が印象的だったが、今回はなんと第2子を妊娠中。ネットでは「ナタリーが賞レースシーズンにまた妊娠!妊娠したら賞をもらえるチャンスなのでは」と予想する人も多く、妊娠=受賞のジンクスが成り立つ予感!?最も美しいマタニティドレス姿での受賞スピーチを世界中が期待している。徹底的な役作りと下調べを経て、見事にジャッキーを21世紀に蘇らせたナタリー。「過去最高の演技」と絶賛される彼女の努力と圧倒的な実力に期待していて。『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』は3月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 Jackie Productions Limited
2017年02月23日日本時間2月27日(月)に迫った本年度アカデミー賞にて作品賞、監督賞ほか8部門にノミネートされている『ムーンライト』。このほど、本作の主人公を映し出した3パターンの新ビジュアルとともに本国アメリカ版予告が解禁となった。名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校ではいじめっ子たちから標的にされる毎日のシャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だった。高校生になっても何も変わらない日常の中、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初めてお互いの心に触れることに…。本作は、自分の居場所を探す主人公シャロンの姿を3つの時代で描いた美しい愛の物語。ほぼ無名だったバリー・ジェンキンス監督が手がけた本作は、2016年のテルライド映画祭での上映を皮切りに、圧倒的な支持を得て北米で大ヒットを記録。第74回ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ドラマ部門)受賞、第89回アカデミー賞では8部門(作品賞、監督賞、脚色賞、助演男優賞、助演女優賞、編集賞、撮影賞、作曲賞)にノミネートされている。エグゼクティブ・プロデューサーをブラッド・ピットが務め、キャストには、主人公の母親に『007』シリーズのナオミ・ハリス、少年の父親代わりになる男に人気ドラマ「ハウス・オブ・カード野望の階段」のマハーシャラ・アリ、そのガールフレンドに『Hidden Figures』(原題)にも出演するシンガーのジャネール・モネイ。そして、それぞれの時代で主人公シャロンを演じた3人の俳優アレックス・ヒバート、アッシュトン・サンダース、トレバヴァンテ・ローズは、同じ内面を感じさせる“瞳”を持ち、1人の人間の感情の揺れ動きを見事なまでに表現している。今回解禁となるポスタービジュアルも、月明かり(ムーンライト)に照らされたそれぞれの時代のシャロンを映した3パターンのビジュアル。顔つきそのものはそれほど似ていないのに、3つを1つに合わせると、驚くべきことに1人の人物として違和感なく映し出されるビジュアルとなっている。ジェンキンス監督は、その理由は「瞳」であると説明する。「お互いが一度も会わずに、同じ内面を持つ主人公を演じられる3人を見つけることがなによりも重要だった。3人は年齢も顔つきも違うが、共通する内なる感情があって、それを『瞳』で完璧に表現できたんだ。第3章の大人になったシャロンは筋肉という鎧を着ているが、彼の瞳に子どものころのシャロンを感じさせるものがあれば、観客は絶対についてきてくれると思った。見た目がどんなに変わろうとも、中身はいつまでも少年のままなんだよ」と語る。さらに、各ビジュアルには、それぞれの時代の感情を象徴するエモーショナルなコピーが、添えられている。少年期のビジュアルには、「月明かりで、おまえはブルーに輝く」。シャロンの父親代わりとなるドラッグの売人ホアン(マハーシャラ・アリ)が、シャロンに話したあるエピソードからとられたもので、彼の人生の礎となる言葉だ。また、ティーンネイジャー時代には「泣きすぎて、自分が水滴になりそうだ」。これは、月が輝く夜の浜辺で、友人のケヴィンに初めて胸の内を明かしたシャロンの言葉となっている。そして成人期には「あの夜のことを、今でもずっと、覚えている」。大人になり、ケヴィンとの思いもよらない再会がきっかけで明かされた、シャロンがずっと胸に秘めていた想いが記されている。人生を変えた言葉、初めて伝えられた自分の想い、ずっと忘れられない過去の出来事…。本作が映し出す美しくも切ない感情を垣間見せるそれぞれのビジュアルとともに、色彩豊かで革新的な映像美と情緒的な音楽によって描かれる本国予告映像を、ここから確かめてみて。『ムーンライト』は4月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月21日ケヴィン・コスナーが主演を務める、“予測不可能な驚き”と“濃密なスリル”に満ちたタイムリミット・スパイアクション『クリミナル 2人の記憶を持つ男』。この度、大迫力の映像が到着した。CIAロンドン支局のエージェント、ビリーが極秘任務の最中に死亡した。彼は米軍の核ミサイルさえも遠隔操作できる恐るべきプログラムを開発した謎のハッカー、“ダッチマン”の居場所を知る唯一の人物だった。“ダッチマン”を探し出し、世界の危機を救うための最後の手段は、禁断の脳手術によってビリーの記憶を他人の脳内に移植すること。その移植相手に選ばれたのは、死刑囚ジェリコ・スチュアート。ジェリコは凶悪犯である自分自身とCIAエージェントであるビリーという真逆の2つの人格に引き裂かれながら、テロリストとの壮絶な闘いに巻き込まれていくのだった…。殉死したCIAスパイの“記憶”を脳に移植された死刑囚の運命を、壮大なスケールで描きだす本作。主演のケヴィンほか、ゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズ、ライアン・レイノルズ、ガル・ガドットら新旧の豪華キャストが共演している。このほど解禁された映像は、死刑囚ジェリコ(ケヴィン・コスナー)とCIAエージェント、ビル(ライアン・レイノルズ)“2人の記憶”が入り交じるジェリコの様子を窺わせる重要なシーン。記憶移植手術により、殉死したCIAエージェントの記憶を植え付けられたジェリコは、記憶だけでなくビルの技能までも備わり、力任せに殴る蹴るをしていたケンカ術だけでなく、CIA仕込みのスマートな戦闘スキルを発揮。核兵器の発射プログラムを持つ謎のハッカー”ダッチマン”の居場所を唯一知りながらも殉死したCIAエージェント、ビル。CIAは彼の記憶を死刑囚のジェリコに移植し、ジェリコに植え付けたビルの記憶を頼りにダッチマンを追うべく大学へ向かうジェリコであったが、CIAの一部始終を監視していたテロリストにより捕らわれてしまう。ダッチマンの居場所をテロリストに案内するジェリコは、大学内の「化学実験室」の看板を目にすると、ビルの妻ジル(ガル・ガドット)の名前を使い、テロリストを欺き実験室の奥の部屋へと誘い出す。するとジェリコは、先へと進むテロリストの背後から、実験室に置いてあった瓶を手に取り投げ込み、3つの薬品が化学反応を起こし、実験室は大爆発。CIAの記憶から閃いた、威力絶大の“即席理系爆弾”で1部屋まるごと吹き飛ばす大迫力の映像となっている。『クリミナル 2人の記憶を持つ男』は2月25日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月13日ミュージカル版「ライオン・キング」と「リトル・ダンサー」の作曲を手掛け、トニー賞のミュージカル作品賞やオリジナル楽曲賞などに導いたエルトン・ジョンが、「プラダを着た悪魔」のミュージカル化に挑む。2003年、作家ローレン・ワイズバーガーが発表した小説「プラダを着た悪魔」は、2006年にアン・ハサウェイ主演で映画化。メリル・ストリープ演じる悪魔のような編集長の下で、アン演じる新人編集者がこき使われながら成長していく物語で、公開から10年以上経ったいまも高い人気を誇る。「People」誌によると、エルトンは『アダムス・ファミリー2』や『ファースト・ワイフ・クラブ』の脚本家で小説家のポール・ラドニックと組んでミュージカルを製作する。エルトンはミュージカル化を手掛けることに大興奮らしく、「この作品の本も映画も、あと、ファッションの熱狂的なファンなの。製作に没頭しちゃうこと間違いなしだし、待ちきれない」とアツく語っている。プロデューサーのケヴィン・マコラムとボブ・コーエンは、「音楽やドラマの脚本、ファッション、すべてに精通するアーティストが必要でした。エルトンとポール以外にふさわしい人は考えられませんでした」と2人の適役ぶりに太鼓判を押した。キャスティングや公演日などの詳細は未定。(Hiromi Kaku)
2017年01月27日『シックス・センス』『サイン』『ヴィジット』を手掛けてきたM・ナイト・シャマラン監督が手掛ける最新作映画『スプリット』が2017年5月12日(金)に公開される。シャマランらしいホラー&ミステリーシャマラン監督と言えば、決して派手ではないけれども、ジワジワと背筋が凍りついていくようなホラー&ミステリーが醍醐味。『スプリット』では、23の人格を持つ主人公ケヴィンがある日、パーティー帰りの3人の少女を拉致・監禁するというところからストーリーが始まる。ケヴィンの精神科医によると23人の他にもっと危険な人格を持つ24人目の存在がある…というもの。果たして3人の少女たちはケヴィンから逃げ切れるのか・・・そして過去にはシックスセンスをはじめ、びっくりどんでん返しストーリーが注目を集めてきたが、今回はどんなオチが待っているのだろうか?主演ジェームズ・マカヴォイにインタビュー主演を演じるのは、ジェームズ・マカヴォイ。『X-MEN』シリーズではプロフェッサーXを演じ、また、『ラストキング・オブ・スコットランド』『つぐない』と幅広い演技が人気。今回、様々な人格を表現した演技が既に絶賛されている彼に、映画『スプリット』の舞台裏やそのテーマについて、インタビューを行った。主人公のケヴィンは多くの人格を持つという設定で、挑戦しがいのあるキャラクターだったと思います。キャラクターを作り込む際にシャマラン監督からのリクエストはありましたか?監督からは、ヘドウィグという男の子を演じる時はちょっと話し方を舌足らずにして欲しいと言われたので、それは自分が演じるとき非常に役立ちました。また、撮影前1週間ぐらい話し合い、それ以外でもSkypeやfacebookでやり取りをして、監督と自分でお互いに意見を出し合う共同作業を行いました。その中で融合されていったものを演技に持ち込むことができましたね。監督も、脚本も素晴らしい環境で、目指している部分がとても高かったので大変はありましたが、良い意味での挑戦になりました。マカヴォイさん自身がキャラクターに肉付けしたアイデアがあったら教えてください。自分自身が肉付けをしたキャラクターとしてはヘドウィグと、女性のパトリシアです。ヘドウィグにいたずらっ子っぽい側面を加えたり、パトリシアに宗教的な印象や、頑なさ、変態さを入れたりしました。シャマラン監督作品の魅力はどんなところにあるでしょうか?彼の作品の魅力は、奇妙さを持つところ、どこか変わった作品であることだと思っています。メインストリームとしてハリウッドで成功した作品でも、どこか変なところがあって。またそれがストーリーだけではなく、そのスタイル自体も驚きに満ちているので見る人が引き込まれていきます。ヘドウィグ、パトリシアなどケヴィンの中にいる多くの人格はもちろん、登場人物の多くはそれぞれいろんな悩みを抱えています。マカヴォイさん自身が共感する悩みはありますか?生きていく中で、悪いことが起こった時の状況については共感する部分が多いですね。私たち人間は、どうして悪い状況に影響され、定義づけられ、下に引きずり落ちてしまうのか?もしくはそこから力を得てさらに強くなれるのか?そのどちらになるのか、という局面があると思っていて、映画の中ではそういったテーマが登場します。時には悪い状況に陥ることがあると思います。マカヴォイさんご自身は自分で壁にぶつかったりした時、どうやって現状を打破していますか?自分は肉体を使うタイプでして、運動など体を動かすことで上手くいくことがあります。でも、それは問題を解決することにはならないんですよね。鎮痛剤を打つことと一緒で、悩み自体は無くならないけれど、症状は緩和することができる。消すことができる、と言うのでしょうか。例えば歯を食いしばってグッとそれが過ぎるまで我慢する、待つということもありますし、もしそれが自分の失敗なら、気持ちを再調整、整理して自身の価値観や目標みたいなものを考え直すこともあります。映画『スプリット』で観客に注目してほしいところは?主要のキャラクターたちそれぞれが苦しんでいるところは、注目して欲しいところですね。私自身が演じるキャラクターはもちろん、他の登場人物も孤独であったり、苦しんでいる。同情できるところも多くあり、観客のみなさんには感情移入して頂けると思います。こうしてみると、映画『スプリット』は、サイコホラーとしての怖さと、多くの人が共感するテーマが合わさっていますね。マカヴォイさんが考えるこの作品の怖いところは?怖い要素は極端な行動でしょうね。私たちが住んでいるこの社会は法律、法令があり、警察がいる。誰もがきちんと税金も納めていて…ちゃんと生きているのですけれど、私たちは極端な行動に出る人を認めることができない。だからこそ作品で描かれている強烈な行動は、観客のみなさんに恐怖を感じさせるでしょう。映画『スプリット』はジェームスさんにとってどんな作品ですか?自分自身をストレッチできる素晴らしい機会を与えられた作品。それは、とてもハードなトレーニングだったのですが、役者としても非常に鍛えられるところがありましたし、自分にとっては非常にいい体験で、満足度の高い冒険になりました。『スプリット』が、多くの方々に、たくさんの驚きをもたらしてくれると、とても嬉しく思います。ストーリー女子高校生3人組が挙動不審の男に拉致された。密室に閉じ込められた3人はやがて、この男が“ひとり”ではないことを知る。神経質で潔癖症の青年デニスから、社交的で人懐っこいナイスガイのバリー、9歳の無邪気な少年ヘドウィグ、さらにはエレガントな女性パトリシアへ…ひとりの人間の中で激しく入れ替わる人格。そう、彼は23もの人格を持つ男だったのだ!そして、驚くべき24番目の人格の発覚が彼女たちを絶望に陥れる―。作品詳細『スプリット』公開日:2017年5月12日(金)監督:M・ナイト・シャマラン脚本:M・ナイト・シャマラン出演:ジェームズ・マカヴォイ、アニャ・テイラー=ジョイ、ヘイリー・ル・リチャードソン、ベティー・バックリー(c) 2017 Universal Pictures
2017年01月26日『アイアンマン』シリーズや『キャプテン・アメリカ』シリーズに続く、マーベル・スタジオの最新作『ドクター・ストレンジ』が、いよいよ今週末1月27日(金)より公開となる。本作から、ドクター・ストレンジを含む“アベンジャーズ”のメンバーがなぜか全員 “犬”になっているという、キュートな衝撃映像が解禁となった。“神の手”を失った上から目線の天才外科医ドクター・ストレンジが、厳しい修行により人智を超えた力を手に入れ、世界を滅亡から救う戦いに巻き込まれていく本作。今回の映像では、ドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチが、アベンジャーズならぬ“アベンジャーズ犬”たちを次々と紹介するという衝撃的にキュートなもの。「最初は鋼鉄のヒーロー!」と紹介されたアイアンマン…と思いきや、現れたのは軍用犬を起源とし、いまでは人命救助犬として知られるセント・バーナードの子犬。アイアンマンの着ぐるみをまとって、じっとこちらを見つめている。そして、次の“怒れる科学者”はかわいらしいチワワ、その周りに緑色の煙が立ちこめると狩猟犬のラブラドールへと変化する!さらに、ソー、キャプテン・アメリカと、アベンジャーズの面々の特徴に合わせた可愛い犬たちの紹介が続いていく。大トリを飾るのはもちろん、トレードマークの赤い浮遊マントをまとった“ドッグ”ター・ストレンジのパグ。愛嬌のあるかわいらしい見た目ながらも、もとは貴族に愛された犬だけあり、そのプライドの高さでも知られるパグとなったヒーローを、カンバーバッチが「ドクター・ストレンジの威厳をご覧あれ!」とカッコよく決めるが、パグはつぶらな瞳を向けるだけ…。流石の上から目線なヒーローも、愛くるしい犬の前には成す術がない。他者への攻撃を好まない穏やかな気性といわれるパグは、まさにストレンジにぴったり。そんなパグのキュートな瞳にタジタジになるカンバーバッチの姿にも、思わず笑みがこぼれる。本映像の中では、何の芸も見せられなかった “ドッグ”ター・ストレンジ。しかし、ドクター・ストレンジは、アベンジャーズたちと並んで新たなヒーローとして紹介されたことから、今後のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)において重要な役目を負うことは確かなようだ。マーベル・スタジオのトップ、ケヴィン・ファイギは「いつの日かドクター・ストレンジが、アイアンマンやキャプテン・アメリカなど、そのほかのアベンジャーズの面々の横に立つ日が来る可能性はとても高いですから」と話している。さらには、「マーベルには、『アイアンマン』や『キャプテン・アメリカ』のように“地球”を舞台にした作品、『マイティ・ソー』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などの“宇宙”を舞台にしたもの、そして超自然現象を扱う作品があるのです。ドクター・ストレンジはその扉を開く重要なキャラクターなのです」と明かしている。先に公開されている予告でも、ストレンジの仲間の一人が「アベンジャーズは物理的な敵から世界を守り、我々は神秘的な脅威から世界を守らねばならない」と語っているが、アベンジャーズの面々が揃ってようやく防ぐことができた敵以上の脅威が、ほかにも存在していることを匂わしている。ストレンジの存在が、今後どのように他のアベンジャーズたちに影響を及ぼすのか?そしてこの世界を狙う神秘的な脅威とはどんな敵なのか?このドクター・ストレンジの物語から始まる新たな世界に、いま注目が集まっている。『ドクター・ストレンジ』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年01月25日現在撮影中の、『アベンジャーズ』第3弾にあたる『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー(Avengers:Infinity War)』にも参戦するというマーベルの新ヒーロー『ドクター・ストレンジ』。いよいよ来週1月27日(土)の公開まで1週間となった本日、主演を務めたベネディクト・カンバーバッチのメッセージとともに、画面が180度上下反転する“魔術”のような予告が解禁となった。上から目線の天才外科医が不慮の事故にあったことから、神秘に満ちた魔術の力を身につける、マーベル史上最もミステリアスなヒーローが主人公となる本作。公開まであと1週間と迫る中、ドクター・ストレンジを演じた英国の人気俳優カンバーバッチから、日本のファンのためだけのメッセージと“魔術の力”を目の前で体感できる驚異の特別映像が到着。映像では、劇中の“上から目線”なストレンジとは対照的に、ハニカミながら“あるお願い”をするカンバーバッチ。「公開まで1週間、是非皆さんのスケジュール帳に書き込んで下さいね」と、ストレンジとはまるで真逆の“下から目線”で日本のファンにメッセージを贈っており、そのギャップにはファンたちから“可愛すぎる”と声が上がりそうな映像となっている。しかし一転、カンバーバッチの「魔術にかかって大変なことになっています」の言葉に続く映像では、常識を覆すような“魔術の世界”が押し寄せてくる。ストレンジの師匠エンシェント・ワンの言葉を合図に、なんと画面の上下が180度回転!それだけで酔ってしまいそうなのに、追い打ちをかけるように高層ビルの数々が万華鏡のごとく入り乱れ、車が行き交う大都市の道路や客船の浮かぶ大きな川が思いもよらぬ方向に折れ曲がっていく――。エンシェント・ワンを演じたティルダ・スウィントンも、「どのマーベル映画と比べても、この作品は特別ね。私たちの現実に影響をもたらすような精神や能力で、現実を壊しているのではなく曲げているのよ」と語り、自分たちの常識をも“ねじ曲げる”ような魅力があるという。そんな彼女の言葉どおり、映像の後半では、ねじ曲がった世界に困惑するストレンジがビルの“側面”に呆然と立ち尽くす姿が映し出される。そして次の瞬間には、“上空に落ちてゆく”というこれまでに見たことのない光景が広がっていくのだ。この魔法のような世界が“長年挑戦したかった夢”だと語るのは、マーベル・スタジオの社長でありプロデューサーのケヴィン・ファイギ。彼は「『マトリックス』や『インセプション』や宮崎駿アニメーションを目指した」と、名だたる幻想的な作品たちを参考にしたという驚きの事実を披露しつつ、「何年もこの作品をやりたいと思っていた。“私たちの知らない別次元がいま、この瞬間存在しているかもしれない”というパラレルワールドが、マーベル・シネマティック・ユニバースにまったく新たな側面を生み出せると確信していたからね」と、その理由を明かしている。マーベルのトップが長年抱き続けた夢が、ついに実現した映像革命となる本作。また同時に、公式サイトには本日1月21日(土)からドクター・ストレンジが現れ、あらゆる箇所が彼の魔術によって上下180度反転。公開までワクワクが止まらない仕様が楽しめるという。ハリウッドの限界を超える圧倒的な超感覚映像に、酔いしれてみて。『ドクター・ストレンジ』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年01月21日ジミー・キンメルが、アカデミー賞式典の司会として1万5,000ドル(約180万円)のギャラをもらうそうだ。来年2月26日にロサンゼルスのドルビー・シアターで開かれるアカデミー賞式典の司会に抜擢されたジミーは、その思いのほか少額のギャラについて「たぶん無償っていうのは法に触れるんだろうね」と冗談を飛ばした。その後ジミーは、ラジオ番組『ケヴィン&ビーン』の出演の場でギャラを暴露してよかったのか焦る様子も見えたものの、「こんなこと明かしていいのか分からないけどね。でもダメとは言われていないから、向こうのせいってことにしよう」と主催者側に責任を押し付けた。そして、自身がホストに選ばれたのは、アカデミー側が希望していたほかの人たちの都合がつかなかったからだとジョーク交じりに話している。「彼らは14人くらいに聞いて、みんな断ったから、僕に回ってきたわけさ。僕はとにかく驚いたね」その大役が発表されてからというもの、ジミーは控えめな姿勢を見せており、自身のトーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』でそのニュースを明かした際には、その収録スタジオが式典会場となるドルビー・シアターに近いからだと笑いを誘った。「プロデューサー陣とアカデミーはたくさんの名前が並んだリストに目を通したんだけど、最終的には式典会場のすぐそばにこの番組のためにもう僕はいるっていうことで、僕が司会をするのに一番近い人材だったってわけさ」今年度のアカデミー賞はクリス・ロックが司会を務めており、話題の渦中にあった同式典での多様性の欠如についてオープニングで触れ、ブラック・ライヴス・マターの運動について触れて式典の幕を閉じていた。(C)BANG Media International
2016年12月16日「glee/グリー」でキティ・ワイルド役を演じた女優のベッカ・トビンが、婚約者のザック・マーティンとワイオミング州ジャクソンビルのアマンガニホテルで挙式した。式には「glee/グリー」のキャストのジェーン・リンチ、ケヴィン・マクヘイル、ジェナ・アウシュコウィッツと、プロデューサーの1人であるマイケル・ヒッチコック、スタッフのメグ・ドイル、マット・ホッジソン、ダンテ・ルッソ、そしてベッカの婚約時にもお祝いに駆け付けたリア・ミシェルが参加。リアはSNSにハートと雪の結晶の絵文字と一緒に「グリー婚」とキャプションを付けた8人の集合写真を掲載している。2015年に「glee/グリー」を“卒業”してから、ポッドキャストの人気番組「The LadyGang」の司会を務めながら着々と結婚式の準備を進めてきたというベッカ。「私のすべての夢を叶たドレス」と「BRIDES」誌に語った「Odylyne the Ceremony」のゴージャスなウェディングドレスに身を包み、家族や友人の前で永遠の愛を誓った。式は伝統的なスタイルで行われたが、ウェディングケーキは新郎新婦のこだわりを反映したスペシャルなものに。ドーナツが大好きという2人が考えたドーナツタワーのウェディングケーキを招待客に振る舞ったそうだ。(Hiromi Kaku)
2016年12月05日アカデミー賞女優ヘレン・ミレンが主演を務め、故アラン・リックマンが共演する12月公開『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』。プロデューサーを務めるのは、『キングスマン』『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなどでそのコリンが手放しでその才能を認め、2大ベテラン俳優と共演を果たしているのが、アーロン・ポール。全米の批評家・セレブなどからも絶賛を受け、日本でも高い人気を誇る海外ドラマ「ブレイキング・バッド」でブレイクしたアーロンの魅力に迫った。「ブレイキング・バッド」といえば、ゴールデン・グローブ賞やドラマ界のアカデミー賞にあたるエミー賞ほか、さまざまな受賞歴を持つ世界的な人気シリーズ。進行がんを宣告された、温厚で真面目な50歳の高校化学教師ウォルター・ホワイトが、残される家族のため、化学の知識を使って麻薬の精製という危険な副業を始める…というストーリー。2008年にスタートした本シリーズは、シーズンを重ねていくうちに、メキシコの麻薬カルテルなども巻き込み、ウォルターはどんどん悪へと道を踏み外していく。このドラマでアーロンは、ウォルターの元教え子で、彼を「先生」と呼びながら協力する麻薬ディーラーのジェシー・ピンクマンを好演し、世界的にブレイク。主演のブライアン・クランストンと共に各賞を席巻し、エミー賞助演男優賞に3度も選ばれる快挙を成し遂げた。輝かしい受賞歴を誇ったアーロンは、その後、映画界からのラブコールもとどまることを知らず、「働きすぎ」とファンから心配されるほど話題作への出演が続いている。すでに日本で公開されたのは、アマンダ・セイフライドの恋人役を演じたラッセル・クロウ主演『パパが遺した物語』、クリスチャン・ベイル主演×リドリー・スコット監督の歴史超大作『エクソダス:神と王』。そして、『トリプル9 裏切りのコード』では、ノーマン・リーダス、ケイト・ウィンスレットなど錚々たる名優たちと共演を果たした。さらに今後の待機作の中には、ロック様ことドウェイン・ジョンソン&ケヴィン・ハート共演の『Central Intelligence』(原題)などが控え、いまや映画界に欠かせない俳優の一人といっても過言ではない。また、「ハンニバル」のヒュー・ダンシーと共演するHuluオリジナルドラマ「THE PATH/ザ・パス」は「Hulu史上最高傑作」(TIME誌)と絶賛されており、日本でも配信中だ。そんな名実共に人気絶頂のアーロンが出演する『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』は、アメリカ・イギリスの合同軍事作戦で、1人の少女の命を犠牲にしてまで、テロリストを殺害するかどうかに迫る軍事サスペンスで、現実にドローン攻撃の誤爆による犠牲者が生まれている現在の戦争の疑問をストレートに描き出す。ドローン操縦士スティーブン・ワッツに扮するアーロンは、何千マイルも離れたアフリカ上空を飛んでいるドローンを遠隔操作し、自らのボタンで民間人に被害をもたらすことになる苦悩と葛藤を見事に演じている。出世作「ブレイキング・バッド」でも、次第にエスカレートしていく麻薬ビジネスに巻き込まれ、感情を爆発させたり、苦悩したりと感情の起伏を見事に表現していた。本作でも、多くを語らずとも目の動き、表情だけでも彼の心情を理解することができる。同じ俳優として活躍し、本作のプロデューサーを務めるコリンは、このアーロンの演技について、「緊迫した感情や良心の呵責を表現できる役者だ。僕が知っている役者の中でも特に、心の葛藤を力強く表せる。正しいことをしようという意志の強さが感じられ、同時に目の前に立ちはだかる障害に圧倒されているのも伝わってくる」と語り、限られた表現方法しかできない狭い操縦室で、正義とモラルの狭間で葛藤するアーロンの見事な演技を絶賛している。“ブレイキング・バッド(Breaking Bad)=道を踏み外す”ところからブレイクをしたアーロンから、これからも目が離せない。『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』は12月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月20日ケヴィン・スペイシーが久々の主演映画にして、ネコに“ニャっちゃう”『メン・イン・キャット』。先日の『君の名は。』をもじったパロディムービーに引き続き、本作の主人公のネコちゃん、“Mr.もこもこパンツ”の可愛い映画パロディポスターが解禁となった。大企業の社長トム・ブランドは、仕事人間で家庭をかえりみないゴーマンな男。ある日、娘の誕生日に渋々、苦手なネコをプレゼントするが、その帰りにビルから転落。なんと、トムの意識はそのネコの体に移ってしまう!ペットとして家族に迎えられたトムの運命は、いかに!?本作は、『メン・イン・ブラック』シリーズで知られるバリー・ソネンフェルド監督が、オスカー俳優ケヴィン・スペイシーを主演に迎えて贈る“ニャンだふる”コメディ。仕事一筋のゴーマン社長が突然ネコにニャってしまい、家族と会社が大混乱。見た目はキュートなネコなのに中身はおっさん、というギャップが次々と笑いを生み出していく。そんな本作から、本編中ほぼ出ずっぱりで大活躍するネコ“Mr.もこもこパンツ”が、あの大ヒット映画の主人公になりきったパロディポスター4種が到着!あるときは、トム・クルーズも顔負けの(?)イーサン・ハント風の『ミッション:インポッシブル』に、またあるときは『ゴッドファーザー』…ではなく、ネコ界のドン“肉球ファーザー”に。そして、飼い主との出会いはいつだって一期一会、『フォレスト・ガンプ』ならぬ“もこもこ・ガンプ”になったかと思えば、水中から金魚を狙って忍びよるのは、鋭い歯を持つ『ジョーズ』ならぬ、もこもこな影…いまにもネコパンチが繰り出されそうな緊迫感(?)を漂わせている。ペットとしてブランド一家に迎え入れられた際に名づけられた“Mr.もこもこパンツ”(Mr.FuzzyPants)やネコ足を意味する「Paw」をもじってつけられた絶妙なタイトルは、親和性の高い映画好き・ネコ好きにはたまらニャいポスターといえそうだ。『メン・イン・キャット』は11月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月15日『アベンジャーズ』シリーズ、『アイアンマン』シリーズを始めとする超メガヒット作品を次々に生み出し、世界最速で累計興収1兆円を突破したマーベル・スタジオの最新作『ドクター・ストレンジ』。この度、11月4日の全米公開に先駆け、10月20日(現地時間)にUSプレミアが行われ、そこで本作が初上映された。天才的な脳外科医でありながら、不慮の事故で腕の機能を損なわれたストレンジ。人生を取り戻すためにあらゆる手を尽くした彼の最後の望みが、神秘に満ちた魔術の力だった。敵ですら傷つけられないという苦悩に葛藤するドクター・ストレンジは、新しいパワーを身に着けて外科医に戻るのか、それとも最強の魔術師として世界を守るのか?究極の選択を迫られたとき、彼はどんな判断を下すのか?映画の常識を覆す、マーベル史上最もミステリアスなヒーローによる、深遠にして魅惑的な冒険が始まる――。今回会場となったのは、ハリウッドのチャイニーズ・シアター。4,000人のファンが詰めかける中、レッドカーペットにはまず、監督のスコット・デリクソン、プロデューサーのケヴィン・ファイギ、マーベル作品には必ず登場するスパイダーマンの生みの親スタン・リーらが到着。続いてやってきたのはストレンジを執拗に追う「闇の魔術」を操るカエシリウス役のマッツ・ミケルセン。映画の中の「悪役」メイクを拭い去り、ファンを魅了する笑顔でカーペットを進む。そして、ストレンジを導く師エンシェント・ワン役のティルダ・スウィントンがゴージャスなゴールドのドレスを身にまとい登場すると、その美しさで周囲を圧倒。ストレンジと共に「魔術」の修行に励むウォン役のベネディクト・ウォンなど、実力派の俳優もファンの声援に応える中、ストレンジが唯一心を許す元恋人クリスティーン役のレイチェル・マクアダムスもシルバーのドレスで登場した。するとそこになんと、“アイアンマン”ことロバート・ダウニーJrがサプライズ登場し、集まったファンはさらに大興奮!そして、豪華キャストたちの最後を飾ったのは、ドクター・ストレンジことベネディクト・カンバーバッチ。上から目線の天才外科医、そして外科医ゆえに「敵」を殺すことに苦悩する未だかつてないヒーローを演じたカンバーバッチは、妻のソフィーと共に登場し会場を沸かせた。今後、アベンジャーズに加入することも発表されたドクター・ストレンジとアイアンマンというマーベル2大ヒーロー夢の共演が実現した瞬間となった。カンバーバッチは「このときをずっと待っていたよ。このすごいキャラクターを皆さんに届けることができてすごく興奮してるよ。また、マーベル・シネマティック・ユニバースに私自身が入ることもね」とコメント。ミケルセンはカンバーバッチについて、「皆さんご存知のように素晴らしい役者であり、最高な共演者でもあるよ。戦いのシーンをはじめ共演シーンが多かったから、お互いをケアしあったり、よりよい作品にするためにたくさん話し合ったんだ」と明かし、「日本のマーベル・ファンの皆さん、こんにちは!『ドクター・ストレンジ』は素晴らしい作品なので、ぜひ劇場に観にいってくださいね」と日本のファンにもメッセージを寄せてくれた。またデリクソン監督も、「日本の皆、元気!?『ドクター・ストレンジ』は幻想的なマインド・トリップができるアクション映画で、一人の男が自分自身を乗り越える物語なんだ」と本作をアピールした。『ドクター・ストレンジ』は2017年1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月21日米BOX OFFICE MOJOは10月14日~10月16日の全米週末興業成績を発表した。ベン・アフレック主演の『ザ・コンサルタント』が初登場首位。ベン・アフレック演じる昼間は天才会計士、夜は暗殺者という二重の顔を持つ主人公を描いたアクションスリラーだ。ジョエル・エドガートンとトム・ハーディ主演の総合格闘技映画『ウォーリアー』のギャヴィン・オコナーが監督を務め、共演者には『マイレージ・マイライフ』のアナ・ケンドリック、『セッション』のJ・K・シモンズなどが名を連ねている。2位は『Kevin Hart: What Now?(原題)』が初登場。人気コメディアン、ケヴィン・ハートの最新作で、2015年にフィラデルフィアで5万人を超える観客を前に行った、同名舞台のドキュメンタリーフィルム。前週1位の『ガール・オン・ザ・トレイン』は3位に転落。続く4位『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』、5位『Deepwater Horizon(原題)』も2ランクずつ順位を下げるなど、以下は前週と変わらぬ作品がラインナップした。北米週末興行成績TOP 10(10月14日~10月16日)
2016年10月17日