「ゲーム・オブ・スローンズ」のHBOが贈る海外ドラマ「ウォッチメン」が、BS10スターチャンネルにて2020年1月31日(金)より放送決定し、予告映像が初解禁。本日「東京コミコン2019」にて発表された。本作は、スーパーヒーローが存在するもうひとつの現代のアメリカを舞台に、様々なヒーローや悪役たちが登場し、その苦悩と戦いなど映画級といえる大迫力のアクションで展開されるSFアクションドラマ。主演は、『ビール・ストリートの恋人たち』でアカデミー賞を受賞したレジーナ・キング。『アクアマン』『グレイテスト・ショーマン』のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、『バッドマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』のジェレミー・アイアンズ、『愛と青春の旅だち』のルイス・ゴセット・Jr、さらにTVシリーズ「特捜刑事マイアミ・バイス」「刑事ナッシュ・ブリッジス」のドン・ジョンソンなど豪華キャストが出演。予告映像で明らかとなったマスク集団の正体とは!?今回解禁された予告映像は、「消滅したはずの彼らは、冬眠していた」という意味深なセリフから始まる。そして、黒いマスクのヒーローらしき女性の姿、黄色いマスクの警察部隊を統べる赤いマスクの大柄な男、表情の全く読めない銀色のマスクを被った謎の男など、不気味なBGMの中、気になる登場人物たちが次々映し出される。さらに「新たな戦いが始まる」というセリフと共に、爆発や銃撃戦など映画にも劣らない戦闘シーンが展開される。また、人気キャラクター“ロールシャッハ”のマスクを被った男たちがたくさん集まっており、「チクタクチクタク…」と時計の秒針を刻む音で終わる。ウォッチメンの“WATCH”には、英語で「監視」と「時計」のダブルミーニングとなっており、この謎集団の正体とそれぞれのヒーローの動向が気にならずにはいられない映像だ。海外ドラマ「ウォッチメン」はBS10スターチャンネル【STAR2 字幕版】にて2020年1月31日(金)より毎週金曜23時~ほか、【STAR3 二か国語版】2月5日(水)より毎週水曜22時~ほかにて放送(全9話)。(text:cinemacafe.net)
2019年11月22日「ゲーム・オブ・スローンズ<第一章~最終章>ブルーレイコンプリート・シリーズ」に収録される映像特典の中から、キット・ハリントン、エミリア・クラーク、ピーター・ディンクレイジら豪華出演者が顔を揃えた“キャスト座談会”映像の一部がお披露目された。第一章~最終章までをコンプリートできるブルーレイボーナス・ディスクには、日本独占映像や最終章の裏側を追ったドキュメンタリー「ラスト・ウォッチ」を含む、30時間以上に渡る映像特典を収録。特に、90分以上に及ぶ撮り下ろしの映像特典“キャスト座談会”は、米名物司会者のコナン・オブライエンが司会を担当し、トーク番組さながらの会場セットに本作の主要キャストとスタッフが集結。長きに渡り全精力を注いで作りあげてきた「ゲーム・オブ・スローンズ」について余すところなく語りつくしている。ショーン・ビーンやジェイソン・モモアといった、懐かしのあのキャストも登場するなどファン必見の内容となっている。今回は、その貴重な映像を一部初公開。キット・ハリントン(ジョン・スノウ役)、ソフィー・ターナー(サンサ・スターク役)、メイジー・ウィリアムズ(アリア・スターク役)、アイザック・ヘンプステッド=ライト(ブラン・スターク役)、エミリア・クラーク(デナーリス・ターガリエン役)、ピーター・ディンクレイジ(ティリオン・ラニスター役)、レナ・ヘディ(サーセイ・ラニスター役)、ニコライ・コスター=ワルドー(ジェイミー・ラニスター役)と、この壮大な物語の多くを担ってきた主要キャスト8名が集結、撮影をふり返っている。司会のコナンが、「キットは撮影中、誰よりも大変だったのでは?」と問いかけると、すかさずソフィーとメイジーが「やめてー!ますます彼がグチを言うわ!」と横からブーイング!?キットは「こんなに大変な役柄なのにクレジットで俺の名前は8番目なんだよ…」と早速不満を漏らしはじめると、メイジーが「そういうの恥ずかしいからやめて!」とまさに兄妹のようなやり取りに。そんなまわりからの非難にも負けず「そうだな、俺は…誰よりも多く働いたよ。衣装も一番重かったし」と真面目な表情で語るキットに会場からもクスクスと笑いが起こる中、またもスターク家のソフィー、メイジー、アイザックが一斉に「彼はいつも文句ばっかり。毎日ずっとグチってる」と撮影中のキットの様子を暴露。ピーターもキットのうっかりエピソードを披露するなど、どうやらキットはキャストの中でイジられてしまう模様。そして実際に撮影の舞台裏を記録した映像が流れはじめると、そこには暖かい天候に恵まれ、キャストやスタッフから誕生日を祝われながら、劇中とは打って変わって楽しそうに撮影をこなしているエミリアの姿が。そのシーンとは対照的に、過酷な環境で戦闘シーンの撮影に挑んでいたキットが「いつも顔が泥まみれだ。俺はこのドラマの中で、誰よりも泥まみれになっている。毎シーズンそうだけど、今回が一番ひどい」とグチをこぼす映像が映し出され、観たキャストたちは大爆笑。大変な撮影を乗り切ってきたことをキャストはもちろん会場にいるスタッフ全員が理解し、最後はキットの活躍に皆が拍手を送っていた。そのほかのキャストたちも入れ替わり立ち替わりでステージに登壇し、撮影秘話を語り合う様子や、スターク一家が夢の再会を果たす貴重な映像などが収められている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2019年11月19日ついに完結を迎えた大ヒットドラマ作品『ゲーム・オブ・スローンズ』、<第一章〜最終章>コンプリート・シリーズのブルーレイ&DVDが12月4日(水)に発売される。この度、ブルーレイ コンプリート・シリーズに映像特典として収録される、キャスト座談会映像の一部が公開された。この度公開されたキャスト座談会映像では、トーク番組さながらの会場セットに、主要キャストとスタッフが集結。まさにゲーム・オブ・スローンズファミリーだけの座談会が実現。長きに渡り全精力を注いで作りあげてきた『ゲーム・オブ・スローンズ』についてじっくりと語り合っている。出演しているのは、壮大な物語の多くを担ってきた主要キャスト8名。キット・ハリントン(ジョン・スノウ役)、ソフィー・ターナー(サンサ・スターク役)、メイジー・ウィリアムズ(アリア・スターク役)、アイザック・ヘンプステッド=ライト(ブラン・スターク役)、エミリア・クラーク(デナーリス・ターガリエン役)、ピーター・ディンクレイジ(ティリオン・ラニスター役)、レナ・へディ(サーセイ・ラニスター役)、ニコライ・コスター=ワルドー(ジェイミー・ラニスター役)。さらに名物司会者のコナン・オブライエンが司会を担当している。映像の中で司会のコナンが、「キットは撮影中、(誰よりも)大変だったのでは?」と問いかけると、すかさずソフィーとメイジーが「やめてー!ますます彼がグチを言うわ!」と横からブーイング。キットは「(こんなに大変な役柄なのに)クレジットで俺の名前は8番目なんだよ」と不満を漏らしはじめると、メイジーが「恥ずかしいからやめて!」と、まさに兄妹のようなやり取りを始める。さらにスターク家の面々を演じたソフィー、メイジー、アイザックが一斉に「彼はいつも文句ばっかり。毎日ずっとグチってる」と撮影中のキットの様子を暴露。ピーターもキットのうっかりエピソードを披露している。また、実際に撮影の舞台裏を記録した映像が会場で流れはじめると、そこには暖かい天候に恵まれ、キャストやスタッフから誕生日を祝われながら、楽しそうに撮影をこなしているエミリアの姿が。そのシーンとは対照的に、過酷な環境で戦闘シーンの撮影に挑んでいるキットが「いつも顔が泥まみれだ。俺はこのドラマの中で、誰よりも泥まみれになっている。毎シーズンそうだけど、今回が一番ひどい」とグチをこぼす映像を観たキャスト達は大爆笑。大変な撮影を乗り切ってきたことをキャストや会場にいるスタッフ全員が理解し、最後はキットの活躍に皆が拍手を送っていた。その他、ショーン・ビーンやジェイソン・モモアといったキャストも入れ替わり立ち替わりでステージに登壇、撮影秘話を語り合う様子や、スターク一家が夢の再会を 果たす貴重な映像など、この続きはぜひ特典映像で確かめてほしい。『ゲーム・オブ・スローンズ』コンプリート・シリーズ12月4日(水)ブルーレイ&DVD発売
2019年11月19日グザヴィエ・ドラン監督の最新作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』が、2020年3月13日(金)より劇場公開される。豪華ハリウッドキャストで描く、美しき人気スターの“死”の真相2009年『マイ・マザー』で監督・脚本家デビュー(当時19歳)して以来、カンヌ国際映画祭の常連となった若き天才 グザヴィエ・ドラン。彼独自のフィルターを通して映し出される美しい色彩も評判が高く、『Mommy/マミー』『たかが世界の終わり』など、映画界に革新をもたらす数々の作品を世に送り出してきた。そんなドランのデビューから10年を経て製作された本作は、1人の少年との“秘密の文通”から明かされる、切なくも衝撃的なスターの“死”の真相を描いたスキャンダルな物語。執筆に5年もの歳月をかけたストーリーは、ドランが8歳の頃、当時夢中だった『タイタニック』のレオナルド・ディカプリオに手紙を書いた、幼き頃の実体験からインスピレーションを得たという。またドランは、「本作では 2 組の“母と息子”を描きました。母と息子、それは僕がこれまで描いてきたテーマの一つですが、集大成だと思っています。」ともコメントを残している。キャストドラン作品初となるハリウッドスターを迎えた『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』は、その豪華キャスト勢も見どころ。映画は、全編英語で上映される。主人公に「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントン映画の主人公であり、29歳の若さで逝去する人気俳優 ジョン・F・ドノヴァンを演じるのは、TVドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で一躍世界的スターへと躍り出たキット・ハリントン。その美しい容姿とは裏腹に、どこか強い孤独感を漂わせるジョンは、何故死ぬ必要があったのか?華やかなスターの“裏側”に隠された真実を繊細な演技で映し出す。ナタリー・ポートマンやキャシー・ベイツもまたそんな人気俳優ジョンと“秘密の文通”を交わし、彼の死の真相を握るキーパーソンの少年は、『ルーム』で一躍注目を集めた子役ジェイコブ・トレンブイが抜擢。そのほかナタリー・ポートマン、キャシー・ベイツ、スーザン・サランドンのアカデミー賞受賞女優が出演し、主人公と少年の脇を固める。物語を彩る美しい映像と音楽さらに本作は、ドランならではの色彩美に加え、卓越した音楽センスも健在。アデル、ザ・ヴァーヴなど歌詞と物語がシンクロする絶妙な音楽、登場人物のほとばしる感情に揺れる映像で、華やかなスターの光と影、スキャンダラスな世界の表と裏に迫る。中でも、もとより親交が深いアデルは、ドラン作品のファンとしても知られている人物。過去には、彼女のヒット曲「Hello」のPV監督をドランにオファーするなど、夢のコラボレーションを実現してきたが、今回は5年ぶりに2人が再タッグ。アデルの名曲「Rolling in the Deep」をフルで流した、贅沢なオープニングシーンから物語の幕があける。<ストーリー>『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』スターが死んだ。孤独を抱えた俳優と彼に憧れる少年の”秘密の文通”によって明かされる死の真相とは?舞台はアメリカのニューヨーク。人気俳優のジョンと、彼に夢中な少年ルパート。一通のファンレターから始まった“秘密の文通”は、いつしか孤独を抱える二人の支えになっていた。しかし、手紙が100通を超えた頃、ジョンが謎の死を遂げてしまう。ジョンは自殺したのか、あるいは事故や事件だったのか?彼の死の真相の鍵を握るのは、文通相手の少年ルパートだけだった。それから10年が過ぎたころ、ルパートはかつてジョンと交わした “秘密の文通”を一冊の本として出版。さらには、著名なジャーナリストの取材も受け、すべてを明かすと宣言するのだが…。■ムビチケ情報発売日:12月20日(金)価格:1,500円(税込) ※当日一般1,900円特典:メイキングフォト両面ポスター(B4 サイズ・絵柄2種)※特典は数量限定のため、なくなり次第終了※2種類のうち1種類、絵柄は選択不可。詳細映画『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』公開日:2020年3月13日(金)監督:グザヴィエ・ドラン脚本:グザヴィエ・ドラン、ジェイコブ・ティアニー出演:キット・ハリントン ナタリー・ポートマン スーザン・サランドン ジェイコブ・トレンブレイ キャシー・ベイツ提供・配給:ファントム・フィルム、松竹 PG12
2019年11月18日「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ビッグ・リトル・ライズ」「チェルノブイリ」など数々のハイクオリティ・ドラマで知られる「HBO」と、『ムーンライト』『ルーム』など近年映画賞を席巻する作品や『ヘレデタリー/継承』『ミッドサマー』といった傑作ホラーを世に送り出すスタジオ「A24」が最強タッグを組んだ海外ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」が日本上陸。ゼンデイヤをはじめとする若手注目キャストが演じるのは、2019年の“いま”を生きるティーンエイジャー。9.11以降、不安と混乱が増殖し蔓延する社会で育ち、もはや身体の一部のようになったスマホと強制的自己アピールの場であるソーシャルメディアと共に生きるデジタルネイティブ世代だ。彼女たちの迫真の演技と、10代のリアルを切り取った脚本、スタイリッシュで耽美な映像や音楽は同年代の女性を中心に絶賛を受けているが、単なるティーンドラマの域を超えた、大人世代も惹きつける危うい魔力を秘めている。“リア充シンドローム”の大人にこそ効く劇薬ドラマ女らしく、男らしく、高校生らしく、子どもらしく、大人らしく…。そんな旧態依然とした価値観が崩壊しつつある“いま”を生きる世代を、『グレイテスト・ショーマン』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』などで日本でも人気となったゼンデイヤを主演に迎え、赤裸々に、挑戦的な世界観で描き出す青春群像ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」。タイトルは幸福感や多幸感を意味する言葉だが、中身は想像以上にショッキングな劇薬だ(R+15指定相当)。居場所を求める、はみ出し者たちの物語9.11の3日後に生まれた主人公のルー・ベネットは、物心ついたころから不安障害と躁鬱に支配されてきた。自分ではどうすることもできない混沌から連れ出してくれるのは、ドラッグだけ。たとえ生死の境をさまようことになっても、ドラッグを“キメた”直後のわずか2秒間の多幸感を求めずにはいられない。あるとき、パーティで転校生のジュールズと出会い、彼女の人生は転機を迎える。ジュールズは両親の離婚により引っ越してきたトランスジェンダーの少女。出会い系アプリで一晩限りの“パパ活”を繰り返すうち、支配的な中年サディストと出会い、誰にも言えない秘密を抱えることになる。また、ぽっちゃり体形のキャットは、ネット上ではかなりの有名人だ。「ワン・ダイレクション」など有名人同士の二次創作物語、いわゆる“ファン・フィクション”を想像力豊かに書き上げ、5万人ものフォロワーがいるが、家族や友人は誰も知らない。そんな中、パーティで済ませた“初体験”動画が、ネット上にアップされてしまうーー。ドラッグでハイになる瞬間も、出会い系でマッチングできるのも、SNSの閲覧数や「いいね」も、彼女たちにとっては幸せになるために必要な糧。だが、いずれも必然的にセックスや暴力が絡んでくる上、否応なしに自身のアイデンティティやセクシャリティを突きつけられ、時にはネットポルノやホモフォビア(同性愛嫌悪)の標的にもなる。ますます不穏で不安定な現代に、“ありのままで”といわれても、そう簡単には生きられないことにルーたちはもう気づいてしまっている。だからこそ、上辺を取り繕うことには長け、不安やトラウマをさらけ出すことを恐れながら、他人のそれには過剰なまでに反応する。信頼し合い、認め合い、愛し合える誰かに出会えれば、それだけでいいのに。こうした彼女たちの息苦しい日常は、一種の強迫観念にも近い“リア充”投稿や“インスタ映え”探しにちょっと疲れ気味な人にも、思い当たる節はあるはずだ。クリエイターはあの名監督の息子このリアルで説得力あるストーリーをシニカルなユーモアも交えて手掛けるのは、サム・レヴィンソン。全8話の脚本と5つのエピソードを監督する彼は、『レインマン』でアカデミー賞を受賞した映画監督バリー・レヴィンソンを父に持つ。エズラ ・ミラーがドラッグ依存の少年を演じた初監督&初脚本作『アナザー・ハッピー・デイふぞろいな家族たち』でサンダンス映画祭脚本賞を受賞。父が演出したロバート・デ・ニーロ主演のHBOドラマ「嘘の天才~史上最大の金融詐欺~」では全米脚本家組合賞にノミネートされるなど、その手腕が高く評価されている。本作では、イスラエルの同名ドラマ(2012~2013)を、舞台を現在のアメリカに移してドラマ化。とりわけ、データベースサイト「IMDb」で9.2/10点という高評価を得ている第4話は、ルーとジュールズをはじめとするそれぞれの関係性がお祭りの一夜を通して進展する、いわば “神回”。これを機に加速していく後半4話も、一瞬たりとも見逃せない。LGBTQアクティビストのトランスモデルもよくぞ集めたハマり役のキャストたち何と言っても、ディズニーチャンネル出身のゼンデイヤが鼻からドラッグを吸い込み、嘔吐し、壊れていく姿を演じているだけでも衝撃的な本作。この新境地への挑戦により、先日の「ピープル・チョイス・アワード2019」では『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』での映画女優賞に加えて、ドラマTVスター賞も受賞し、圧倒的支持を得ている。さらに、ジェネレーションZと呼ばれる世代を代表する新進女優・俳優が、『レディ・バード』よりもはるかに個性的で、過激な高校生たちを等身大で演じる姿は壮観ですらある。ゼンデイヤ演じるルーが友情以上の感情を抱き始めるジュールス役には、実際にトランスジェンダーモデルであり、LGBTQ活動家でもあるハンター・シェイファー。ハードなシーンにも挑み、ドラマ初出演とは思えない熱演を披露する。「セーラームーン」と称される、彼女の“Kawaii”ファッションにも要注目。また、ボディポジティブ活動家として知られるハービー・フェレイラが、動画流出をきっかけにSNS上の“女王”となり、コンプレックスを自信に変えていくキャット役に。いずれも、実際のティーン・ムーブメントの中心人物が抜擢されているのが象徴的だ。厳格な父親が望む息子になるため、性的志向への不安を怒りと暴力で封印しようとするアメフト部のネイト役には、Netflix映画『キスから始まるものがたり』で注目されたジェイコブ・エローディ。男性から性的対象と見られることで自信を保っているチアリーダーで、ネイトと別れたりヨリを戻したりを繰り返すマディを『ブリグズビー・ベア』のエレクサ・デミー。将来を期待されたアメフト選手ながら大学では思うようにいかないクリスには、『ヘイト・ユー・ギブ』『デトロイト』のアルジー・スミス。その彼女で、過去のセックス動画投稿を悔やんでも悔やみきれないキャシー役には、「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のシドニー・スウィーニー。ジャド・アパトー監督の娘モード・アパトーは、その妹でルーの幼なじみレクシー役を演じている。さらにネイトの父親キャル役を、「グレイズ・アナトミー」の“Mcsteamy”(フェロモン男)マークや「ザ・ラストシップ」の艦長として人気を博したエリック・デインが怪演。マッチョイズムを具現化したような彼が、自身のセクシャリティを隠す地元の名士に扮している。耽美で危うい世界観を音楽やメイクで表現製作総指揮に世界的ラッパーのドレイクが名を連ねていることでも知られる本作。90年代のヒップホップやオルタネイティヴ・ポップなどからビリー・アイリッシュまで新旧の楽曲が起用され、多幸感とはほど遠いルーたちの日常を耽美に彩る。エピソードタイトルに、第2話「Stuntin’ Like My Daddy」(Lil Wayne ft. Birdman)、第3話「Made You Look」(Nas)など、人気ラッパーの曲名が採用されているのもドレイクならでは。劇伴は『ワンダーウーマン』でシーアとのエンディングテーマも話題を呼んだラビリンスが手掛けている。シンガーでダンサーでもあるゼンデイヤとラビリンスによる「All For Us」は、シーズン最終話のクライマックス、ある決断を下したルーの心情を表現するものとして強烈な印象を残す。また、ドラマ上陸以前から話題となっていたのが、煌びやかでユニークな少女たちのアイメイク。A24の『ムーンライト』や『アンダー・ザ・シルバーレイク』なども手掛けているメイクアップ・アーティスト、ダニエラ・デイビーは、ラインストーンやグリッター、オレンジや黄色など蛍光色のアイシャドウ、涙袋などを確信犯的に使った幻想的なアイメイクを考案。ゼンダイヤ演じるルーの涙が流れているようなメイクは、わずかな最高の瞬間を手に入れるためにドラッグに手を出さずにいられない彼女の涙そのもので、深夜の街を自転車で駆けるシーンやパーティのシーンなど、『ムーンライト』よりも妖しくダークな色調の中で哀しげにキラキラと輝く。さらにジュールズ役ハンター・シェイファーの唯一無二の神秘性を表現するのにも効果的に使われ、エレクサ・デミー演じるマディのビッチぶりを強調させるのにもひと役買うなど、それぞれの個性と抱える葛藤との見事な融合を果たしている。そんな彼女たちの表情をクローズアップで追う映像は共感と没入感をさらに高め、その顛末がハッピーエンドとなるのか、見届けたくてたまらなくなる。まさしく中毒性を持つ本作、すでにシーズン2の製作も決定している。「ユーフォリア/EUPHORIA」(全8話)は毎週水曜23時~BS10スターチャンネル【STAR2 字幕版】にて放送中。【スターチャンネルEX】にて配信中(毎週木曜、1話ずつ更新)。(text:Reiko Uehara)
2019年11月15日大ヒット海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」や『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のエミリア・クラークと、全米に旋風を巻き起こした『クレイジー・リッチ!』の御曹司役ヘンリー・ゴールディングという、注目の2人が共演する『ラスト・クリスマス』。本作の日本版ポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。今回解禁となるポスタービジュアルには、色とりどりのイルミネーションに包まれた大きなクリスマスツリーの前のベンチで寄り添うカップルの姿が。小妖精(エルフ)に扮したケイト役エミリアと、そんな彼女にとびっきりの笑顔を向けるトム役のヘンリーの2人だ。クリスマス定番曲となった「ワム!」の「ラスト・クリスマス」のメロディがいまにも聞こえてきそうな、キュートなポスター。併せて届いたクリスマスの雰囲気たっぷりの場面写真にも注目してみて。『ラスト・クリスマス』は12月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラスト・クリスマス 2019年12月6日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年10月31日第71回エミー賞でリミテッドシリーズ部門作品賞、監督賞、脚本賞ほか計10冠を獲得した、話題の海外ドラマ「チェルノブイリ」。9月にBS10スターチャンネルで放送がスタートするや、回を重ねるごとに、思わず目を背けたくなる、見るも“しんどい”展開の連続でありながら、日本人として無視することのできない大惨事の裏側にSNS上は騒然となっている。この「チェルノブイリ」のような、1話あたり長くても1時間前後、全3~10話ほどのリミテッド(ミニ)シリーズのドラマは、近年ハズレなしといっていい。約2時間の映画では描き足りない深掘りしたテーマとメッセージを盛り込みつつ、20話近い通常のTVシリーズとはまた異なる濃密さを味わえることから、「ファーゴ」や「アメリカン・ホラー・ストーリー」「TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ」などを例に出すまでもなく映画界のスターやクリエイターが続々と参入している。また、話数の少なさから、見たいものをなかなか絞り切れない配信ドラマの“入り口”にもなりやすく、1シーズンで完結するというゴールが示されている点でも気軽さがある。そこで、この秋絶対に見ておきたいリミテッドシリーズ3作品に注目した。ある意味、ホラーよりも恐ろしい…「チェルノブイリ」1986年4月26日午前1時23分、旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所で起きた爆発事故を、入念なリサーチを基に再現した実録ドラマ。これまで地球が経験してこなかった未曾有の原発事故が発生した後、建前の数字で実態をごまかし、隠蔽しようとした旧ソ連政府と、被害・影響を把握し、その拡大を少しでも抑えようとした科学者や技術者、消防士などの姿を、まるでこちらが追体験しているかのようにリアルに描いていく。現在では鋼鉄のシェルターに覆われ、観光地と化しているチェルノブイリ。いままでもドキュメンタリー映画や劇映画は公開されてきたが、「ゲーム・オブ・スローンズ」の米HBOのもと製作された今作は、どんなパニックスリラーよりも緊迫感と絶望感に支配されている。事故発生直後、閃光に数秒遅れて民家に届く爆音。オレンジ色の炎からひと筋、天に向かって立ち上るのは異様なまでの青い炎。しかし、原発内では事態を掌握できず、判断力、統率系統は混乱し、あまりにも無防備な作業員たちが次々と被爆していく。一報を受け、深夜休んでいた消防士たちもかり出され、消火活動に当たる。もちろん防護服など身につけていない。落ちていた黒鉛に触れたある消防士は、すぐさま動けない状態になってしまう。そして、原発から上がる炎をまるで花火でも見るかのように見物する近隣住民たちの上に(子どもや赤ちゃんにも)、死の灰が降り注ぐ。なのに、「事態は制御下にあります」と言い放つ所長。測定できる線量計はMAXで振り切れてしまっている。だが、事実ではない報告が上へと伝わり、ついにはゴルバチョフ書記長の耳に。この日、原子炉の運転実験を指揮しながら、冷静さを失ったかのように「タンクが爆発しただけ」と言い張っていた副技師長は、自身が倒れ所内から一歩外に出てようやく、とんでもない事態が起きていることに気づくのだ。海外ドラマでよく見かける顔ぶれが揃う中、この原発事故の調査と事後処理に挑むのは、数々の舞台や映画で鳴らした名優たちだ。放送に先駆けて解禁された10分の冒頭映像でまさかの選択をする調査委員会の責任者、核物理学者ヴァレリー・レガソフを、『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』のモリアーティ役で知られるジャレッド・ハリス。ゴルバチョフ書記長に現場対応を任された旧ソ連閣僚会議副議長ボリス・シチェルビナに、『アベンジャーズ』シリーズにも出演する北欧俳優一家の父、ステラン・スカルスガルド。そして事故の真相解明に奔走する核物理学者ウラナ・ホミュックに、『奇跡の海』や『博士と彼女のセオリー』のエミリー・ワトソン。さらに、『ダンケルク』『聖なる鹿殺し』のバリー・コーガンをはじめ、市井の人々を演じたゲスト出演者たちもそれぞれが強い印象を放っている。製作総指揮・脚本は、『ハングオーバー』シリーズや『最凶絶叫計画』シリーズとコメディ作品を数多く手掛けてきたクレイグ・メイジン。そして、スウェーデン出身で「ブレイキング・バッド」の伝説的エピソードや、マドンナ、デヴィッド・ボウイなどのミュージックビデオを手掛けてきたヨハン・レンクが監督をつとめ、全く救いのない現場に立つ様々な人間の内面を見つめながら、多彩な視点で観る者をぐいぐいと引き込ませていく。廃炉となったリトアニアの原発でロケを敢行したリアリティもあってか、“目には見えない”はずの放射能が見えてくるような気さえしてくる。旧ソ連は社会主義国家とはいえ、地球規模の核災害など起きていないという“建前”をふりかざす上層部の対応の様子は、何やらどこかで見たような…。東日本大震災による福島第一原発事故の処理が現在進行形だからこそ、私たち日本人にとっても重要なドラマであることは確か。見るのがつらい、という人もいるかもしれない。それでも、事態の悪化を食い止めようと命をかけて行動し、風化させてはならないと覚悟を決めた人間がたどり着いた境地と、それに伴ったあまりにも大きな犠牲を、どうか受けとめてみてほしい。※1話63~76分×全5話スターチャンネルにて放送中/Amazon Prime Video スターチャンネルEXにて配信中人生を奪われた冤罪の少年たち…「ボクらを見る目」今作は、全米を震撼させた実際の悪名高き冤罪事件「セントラルパーク・ジョガー事件」を、黒人女性監督として初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされた『グローリー/明日への行進』のエヴァ・デュヴァネイが手掛けたNetflixのリミテッドシリーズ。今年5月31日より190か国で配信されると、アメリカでは原題の「#WhenTheySeeUs」がTwitterのトレンド入り。また、Netflixの発表によれば、アメリカでの1日あたりの視聴回数の最高記録を達成したという。確かに、人生を奪われた少年たちが経験した理不尽さへの憤りや絶望、そして現在のアメリカへの痛烈な批判はNetflixのシリーズの中で過去最高級のクオリティと完成度かもしれない。1989年4月16日、ニューヨークのセントラルパークをジョギングしていた白人の女性がレイプされ、頭部を殴打され瀕死の重傷を負った事件が起きる。そのとき、たまたま友人に誘われて、あるいは単なる好奇心からセントラルパークに集まっていた黒人やラテン系の少年たち、ユセフ、ケヴィン、アントロン、レイモンド、コーリー。いずれもハーレム出身で、ユセフとコーリーは友人同士だったが、2人以外は顔見知りですらなかった。やがて事件が発覚すると、当時14歳から16歳だった少年たちは保護者や弁護士の付き添いもなく、水や食事も与えられないまま、警察の“シナリオ”ありきの圧迫的な誘導尋問により自白を強要されてしまう。裁判ではそれぞれ身の潔白を主張するも、現場から見つかったDNAが5人の誰とも一致しなかったにも関わらず、有罪判決が下され、彼らは収監。メディアは5人を「セントラルパーク・ファイブ」と名付けて晒し者にした。事件の発生と警察署での1話から、胸が締めつけられるような裁判所の2話、3話&4話では鑑別所での日々や、大人になり服役を終えた彼らの様子、さらに真犯人が罪を告白し、真相が明らかになるまでが丁寧に描かれていく。見事な起承転結。たった一夜で激変した少年たちと、その家族の境遇と心情に徹底して寄り添っていく。しかも、この冤罪事件が犯罪率の高かったニューヨークにさらなる影を落とす中、新聞4紙に“少年たちを裁くため”に「死刑制度を復活させろ」と大々的な広告を打ったのが、誰あろう、当時ニューヨークの不動産王だったアメリカ大統領ドナルド・トランプだ。当時からメディアを通じてヘイトをまき散らす姿が、ドラマの中ではっきりと映し出されている。そんな今作は、上記の「チェルノブイリ」と第71回エミー賞でリミテッドシリーズ部門の各賞を争ったことが記憶に新しい。結果的には「チェルノブイリ」圧勝だったものの、ジャレッド・ハリスやヒュー・グラント、さらにマハーシャラ・アリ、サム・ロックウェル、ベニチオ・デル・トロといったオスカー俳優たちを差し置いて主演男優賞に選ばれたのが、なんとコーリー役の少年時代から大人時代までを演じたジャレル・ジェローム。2016年の映画『ムーンライト』で、高校生の主人公が想いを寄せる相手役を演じて注目されたジャレル。彼が演じたコーリーだけは、当時16歳だったため少年法では裁かれず、たったひとり成人用の刑務所に送られ、最も長い刑期を過ごすことになった。受刑者からはリンチに遭い、刑務官からもいじめに遭い、独房に入れられた。「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」でも触れられていたように、こうした刑務所には潤沢な予算などなく、環境は劣悪だ。クーラーも壊れてしまった灼熱の独房で、次第に精神に異常を来していくコーリーが、“あの日セントラルパークへは行かなかった、もう一人の自分”に思いを馳せるシーンは涙なしでは見られない。このコーリーをはじめとする5人を、デュヴァネイ監督は新たに“無実の罪を晴らした(Exonerated)ファイブ”と呼んでいる。2002年に無実が証明された彼らは、2014年、実刑を下したニューヨーク市とも全面和解。実際の本人たちも映し出されるが、壮絶な体験をし、人生の一部を奪われたはずの彼らがみな、穏やかな表情をしているのが印象的だ。製作総指揮のひとり、オプラ・ウィンフリーによる「今、ボクらを見る目」では製作の裏側や本人たちの素顔も目にすることができる。ちなみに、無実の彼らを訴追した張本人の女性検事は、引退して小説家となっていたが、ドラマ配信後にSNSで大バッシングされ、出版社からは契約打ち切り、被害者支援のNPO団体を辞めている。演じているのが、子どもの裏口入学で逮捕された「デスパレートな妻たち」のフェリシティ・ハフマンというオチつき。※1話64~88分×全4話Netflixにて配信中性被害者が救われるたった1つの瞬間とは…「アンビリーバブル たった1つの真実」もう1本、今年の必見案件といえるのが「アンビリーバブル たった1つの真実」。現地時間10月16日に発表されたNetflix2019年度第3四半期決算で、配信開始から28日間で6,400万世帯に視聴される新記録をつくった「ストレンジャー・シングス 未知の世界3」と並ぶオリジナル作品のヒット作として挙げられ、いま注目を集めている。配信開始から28日間で3,200万世帯が視聴したという。これは今作が、連続レイプ犯を追う女性刑事コンビとその被害者であり、セカンドレイプにさらされた少女を主人公にした実録ドラマであることを考えると、かなり画期的なことだろう。ピューリッツァー賞を受賞したT・クリスチャン・ミラーとケン・アームストロングによる記事「An Unbelievable Story of Rape」(原題)と、ラジオ番組「This American Life」(原題)で取り上げられた実話から生まれたドラマは、性被害のトラウマと真の意味での救済と回復をつぶさに描き出している。「性的暴力の描写が含まれるため、ご自身の判断の上でご視聴ください」と、「13の理由」のように注意喚起から始まる今作。ワシントン州、里親を転々とし、いまは青少年保護施設に暮らす10代のマリー・アドラーは、2008年8月11日、窓から侵入してきた何者かにレイプされ、警察に届け出る。しかし、フラッシュバックに襲われ気が動転するマリーの話と、犯人の指紋跡が部屋に見当たらないことから、ベテラン担当刑事はマリーの“でっち上げ”ではないかと疑いはじめ、かつての養母や友人、カウンセラーも彼女に不信感を抱いていく。時は流れて2011年のコロラド州。何百キロも離れた場所で侵入者によるレイプ事件をそれぞれ追っていたカレン・デュヴァル刑事とグレース・ラスムッセン刑事は、あまりに手口が似通っていることから同一犯の犯行とみて合同捜査を開始するのだが…。「ビッグ・リトル・ライズ」などでも記憶に新しいが、なぜ、被害者である彼女たちが何重もの苦しみに直面しなければならないのか。マリーは最初に駆けつけた若い警察官と、後から到着した中年の担当刑事(どちらも男性)に同じ話を繰り返さなければならず、病院での検査も屈辱的といえるほど。“なぜ信じてくれないの。もうどうでもいい、どうにでもなれ”、そんな彼女の心の声が頑なな表情から聞こえてくる。そんな彼女にとっての救いは、犯人逮捕だけではなく、閉ざして冷めきった心に再び光がともることなのだ。このマリーという難役を熱演したケイトリン・デヴァーは、ブリー・ラーソン主演の映画『ショート・ターム』でも父親から性的虐待を受ける少女を演じており、キャスリン・ビグロー監督『デトロイト』では「ゲーム・オブ・スローンズ」のハンナ・マリーと暴動に巻き込まれる少女、『ビューティフル・ボーイ』ではティモシー・シャラメと薬物に溺れていく少女など、壮絶な役柄ばかり。「ヴァラエティ誌が選ぶ注目の10人の俳優」に選ばれるほどの演技力があるからこそだが、そろそろ幸せになって欲しい(?)と日頃から思っていただけに、2020年に待ち受けるだろうブレイクを喜んで見守りたいところ。次回作は、女優オリヴィア・ワイルドが初監督した映画『Booksmart』(原題)で、ジョナ・ヒルの実妹で『レディ・バード』のビーニー・フェルドスタインと共演している。一方、女性刑事グレース役を演じるのは『へレディタリー/継承』のトニ・コレット、そしてカレン役は『マーウェン』「ウォーキング・デッド」のメリット・ウェヴァー。トニは「ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ」、メリットは「ナース・ジャッキー」「ゴッドレス -神の消えた町-」でエミー賞を受賞している言わずと知れた実力派。2人はホラーやコメディのイメージを捨て去り、卑劣な連続レイプ犯を信念で追い続ける女性刑事をときに痛快に、ときに繊細に演じており、絶妙な距離感を保つバディぶりが深刻なストーリーにユーモアをもたらしてくれる。さらにショーランナーが、『エリン・ブロコビッチ』や『イン・ハー・シューズ』「アニタ~世紀のセクハラ事件~」などのスザンナ・グラントと、『キッズ・オールライト』やフランシス・マクドーマンド主演「オリーヴ・キタリッジ」(これも傑作)のリサ・チョロデンコとあって、グレース&カレンの女性刑事2人と、マリーをはじめとする被害女性たちとの力強いシスターフッドには勇気をもらえるはずだ。※1話45~58分×全8話Netflixにて配信中いずれも、人間の弱さと強さを真摯にすくい上げた見応えのある社会派ドラマで、つらいけれども続きが気になるものばかり。この3作は、映画賞とともに発表される来年1月のゴールデン・グローブ賞(テレビの部)でも大きな話題を呼ぶに違いない。(text:Reiko Uehara)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年10月31日「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚ドラマの製作をHBOがキャンセルした。ショーランナーのジェーン・ゴールドマンが、製作陣やキャストたちにメールで伝えたという。「The Hollywood Reporter」などが報じた。タイトル未定だった同ドラマはナオミ・ワッツを主演に据え、ジェイミー・キャンベル・バウアー、ミランダ・リチャードソン、ナオミ・アッキーらが出演するパイロット版を今夏撮り終えていた。製作にGOサインがでれば、原作者のジョージ・R・R・マーティンが物語、ゴールドマンが脚本を担当し、オリジナル版「ゲーム・オブ・スローンズ」の数千年前を舞台とし、ウェスタロスの歴史の恐ろしい秘密、ホワイト・ウォーカーの真の起源、人とホワイト・ウォーカーの初めての戦いなどが描かれる予定だった。関係者は、HBOがパイロット版の出来に満足せず、キャンセルをする前に編集をし直すよう求めていたと明かしている。ナオミ版の前日譚は製作されないことになったが、「ゲーム・オブ・スローンズ」から2番目の前日譚ドラマの製作が発表された。こちらはオリジナル版から300年前を舞台とし、ターガリエン家に焦点を当てたドラマ。タイトルは「House of the Dragon」(原題)で、マーティンとライアン・コンダルが企画し、コンダルはミゲル・サポチニクとショーランナーを務める。HBOはすでに10エピソードをオーダーしたと発表している。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2019年10月30日パリで開催されるファッションウィークでは、関係者やインフルエンサー、雑誌のエディターなど多くの方達が訪れますが、その他に歌手やモデル、女優なども参加します。警備がとても厳しいなか、なんとか撮影に成功した、著名人たちをご紹介します。世界的大ヒットの『ゲーム・オブ・スローンズ』出演!メイジー・ウィリアムズ - Maisei Williams彼女が車から降りた瞬間から、カメラマン、一般人、ガードマンで周りが一斉に人だかりになりました。なんといっても、世界的大ヒットの『ゲーム・オブ・スローンズ』のアリア・スターク役で知られる彼女、メイジー・ウィリアムズなんですから!今回は『ステラ マッカートニー』のショーに来ていました。真っ黒のカジュアルなショートドレスに、オールバックのヘアースタイルがかっこいい!超ミニスカートでも、いやらしくないかわいさが素敵です。世界的歌姫!エリー・ゴールディング - Elena Jane Goulding私も大興奮!大好きな歌手がまさか私の目の前に普通に立っているなんて……イギリスのシンガーソングライターで、私生活では最近結婚されたエリー・ゴールディング。彼女の歌声は、日本でも人気ですよね!今回は、かっこよくオールインワンに高めのピンヒールサンダルで登場。自信に満ちあふれた、ピンと張った姿勢と彼女の魅力的な瞳が、神秘的なオーラを醸し出していました。アメリカの女優でありプロデューサーのエヴァ・ロンゴリア - Eva Longoria Baston『ビバリーヒルズ青春白書』にゲスト出演したり、アメリカの人気ドラマ『デスパレートな妻たち』でガブリエル・ソリス役を演じ、大ブレイクを果たしたエヴァ・ロンゴリア。今回は『BALMAIN』のショーにて、私は初めてファッションウィークでお目にかかりました。もちろん警備と人だかりで全身の撮影はできませんでしたが、間近で撮影に成功。とっても大胆に胸が開いたジャケットで、全身ブラックで統一されたセクシーかつカッコいいスタイルでした。彼女抜きではファッションは語れません!アナ・ウィンター - Dame Anna Wintour DBEアメリカ版『ヴォーグ』の編集長であり、言わずと知れた『プラダを着た悪魔』の鬼編集長のモデルとなった人物といわれるアナ・ウィンター。今回は似たようなカラーの、柄違いのワンピースとコートを合わせた、シックでありつつも個性的なスタイルで登場。どこから見ても、一瞬で彼女とわかる存在感と、キレイに整ったお決まりのショートボブヘアが特徴的。まだまだ現役モデル!ナオミ・キャンベル - Naomi Elaine Campbell全世界的に知名度の高いモデルであるナオミは、イギリスの女性ファッションモデル。ナオミは、魅力的なモデルというだけではなく、実は黒人モデルとして初めてパリ版『ヴォーグ』の表紙を飾った歴史的人物なのです。女優や歌手、作家としても活動していて、彼女のその幅広いポテンシャルにただただ驚くばかり!今回は『ヴァレンティノ』のショーで彼女を発見しましたが、『ヴァレンティノ』の2019年春のオートクチュールショーで、彼女がショーのラストルックを飾ったことは、記憶に新しいです。ファッションは、ショッキングピンクの『ヴァレンティノ』の定番ハンドバッグをポイントに、アイボリーやヌーディカラーをベースに、上品で女性らしく、そしてトレンドに流されないセットアップが印象的でした。スイス出身の女優!カテリーナ・グレアム - Katerina GrahamアメリカのTVドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』などに出演している彼女は、女優のみならず、歌手、ダンサー、そしてモデルとしても活躍しています。声をかけると気軽に対応してくれるとっても優しい方。ほとんどの要望に同じような神対応をしていました!今回、『BALMAIN』のショーに訪れた時の、大胆で個性的なマントのようなものを羽織ったスタイルは、まさに『BALMAIN』のショーのモデルのようにかっこいい!また、キレイに揃ったボブヘアも、全体のクールなファッションにより個性をプラス。彼女にしかできないスタイルです。日本でもなじみのある方から、まだあまり知られていない世界の著名人まで。ファッションウィークには世界中から多くの人たちがショーを見にきます。彼女たちのスタイルはトレンドというよりは、彼女たちにしかできないファッションを楽しんでいるようで、またインフルエンサーとは違ったストリートコーデを見ることができます。なかなかマネすることはできないスタイルが多いですが、どんな姿でショーを見にくるのか、楽しみですよね!今後もチェックしていきたいと思います。
2019年10月24日Amazonのドラマ版「ロード・オブ・ザ・リング」のキャストに、「ゲーム・オブ・スローンズ」でベンジェン・スタークを演じたジョゼフ・マウルが加わるようだ。「Deadline」が報じた。主演のウィル・ポールターが演じるベルドー、マーケラ・カヴェナーが演じるタイラの敵で悪役のオーレン役を演じるという。※以下、「ゲーム・オブ・スローンズ」のネタバレがあります。ご注意ください。ジョゼフは「ゲーム・オブ・スローンズ」でエダード・スターク(ショーン・ビーン)の弟で、ロブ・スターク(リチャード・マッデン)やジョン・スノウ(キット・ハリントン)らの叔父にあたるベンジェンを演じた。最終章でジョンを助けるために自らがホワイト・ウォーカーのおとりとなり、命を落とした人物…といえばピンと来る視聴者も多いだろう。「ゲーム・オブ・スローンズ」では涙を誘う死を遂げた正義感溢れる役柄だったが、「ロード・オブ・ザ・リング」では敵役のリーダーに。BBCドラマ「バードソング」ではBAFTA賞の助演男優賞にノミネートされた経験を持つ。なお、「ロード・オブ・ザ・リング」の製作陣には、「ゲーム・オブ・スローンズ」を手掛けたスタッフが数名参加している。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2019年10月23日今年春、8シーズンにわたるシリーズが完結した海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」。その初めての公式ビジュアルガイド「ゲーム・オブ・スローンズ コンプリート・シリーズ 公式ブック ~ウェスタロスとその向こうへ~」が発売されることが決定した。「ゲーム・オブ・スローンズ」とは、ジョージ・R・R・マーティンの「氷と炎の歌」シリーズを、『スター・ウォーズ』新シリーズも手掛けるというデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスが映像化。9月22日に発表されたばかりのドラマ界の最高峰、第71回エミー賞ではドラマ部門作品賞をはじめ、12部門で受賞。全8シーズンでは160部門のノミネーションのうち59冠に輝き、ドラマ部門の最多記録を更新、世界中で熱狂的なファンを獲得している。12月4日より発売される本書は、そんな「ゲーム・オブ・スローンズ」の人気の秘密でもある魅力的なキャラクターの紹介を中心に、ドラマ内のアイテムや系図などの設定、世界観を補完するエッセイを迫力ある場面写真とともに収録。スチールやコンセプトアートもフルカラー288ページにわたり、ドラマの重厚な世界観を伝える史上初の完全ガイドブックとなっている。「ゲーム・オブ・スローンズ コンプリート・シリーズ 公式ブック ~ウェスタロスとその向こうへ~」は12月4日(水)より早川書房より発売(本体価格:8,000円)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2019年10月20日先日行われた第71回エミー賞でドラマシリーズ部門作品賞をはじめ、歴代最多タイの12部門を受賞した「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」が、10月15日(火)よりオンライン動画配信サービス「Hulu」にて全話一挙配信されることになった。ジョージ・R・R・マーティンの大ベストセラー小説「氷と炎の歌」シリーズをHBOが映像化した「ゲーム・オブ・スローンズ」は、架空の大陸ウェスタロスを舞台に、王座をめぐる陰謀と策略が渦巻く権力争いを描いたファンタジー巨編。シリーズ当初から、映画顔負けの壮大なスケールや、人間味あふれる魅力的なキャラクター、誰も予想できない怒涛の展開に世界中でハマる人が続出、熱狂的なファンを獲得してきた。本年度のエミー賞では、ドラマシリーズ部門作品賞、主演男優賞(キット・ハリントン)、主演女優賞(エミリア・クラーク)など史上最多の32ノミネート、作品賞、助演男優賞(ピーター・ディンクレイジ)を含む最多12部門の受賞という快挙を達成。結果、全8章合計で161ノミネート59受賞という、エミー賞の歴代最多受賞記録を更新したばかり。授賞式で今回ノミネートされたキャスト陣が壇上に勢揃いした際には、スタンディングオベーションが巻き起こっていた。名実ともに海外ドラマの歴史を塗り替え、ついにフィナーレを迎えた本作。第一章から最終章まで、現時点で追加料金等なしで見放題配信となるのはHuluだけとなっている。「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」は10月15日(火)0時からHuluにて全話一挙配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2019年10月15日申し訳なさ半分、微笑み半分の表情で、「ソーリー(笑)」と声を揃えてくれたのは、大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」を手掛けたクリエイターコンビ、デイヴィッド・ベニオフ&D.B.ワイス。シリーズが惜しまれつつ幕を閉じてから3か月、企画責任者として作品のすべての鍵を握る2人が来日した。愛されるドラマになったのは「決して平坦ではない旅を描けたこと」広大なウェスタロス大陸の玉座を巡り、複数の名家が壮絶な覇権争いを繰り広げる「ゲーム・オブ・スローンズ」。その容赦ない展開はもはや誰もが知るところで、劇中では主要登場人物さえ命の保証はない。視聴者は放送開始以来、愛したキャラクターたちの死を目の当たりにし、心を打ち砕かれてきた。その恨み節(?)に応える形で返ってきたのが、冒頭の「ソーリー(笑)」。ベニオフが続ける。「殺したくなかった登場人物は大勢いる。それは、俳優に会えなくなるのが寂しいから。例えば、カール・ドロゴ役のジェイソン・モモアは一緒にいて本当に楽しい人だし、世界に2人といない存在。でも、カール・ドロゴの物語はあそこで終わるべきだった。ものすごく寂しかったし、撮影現場でもう一度会いたかったから、役の死後にも少しだけ登場させたけどね(笑)。キャトリン・スターク役のミシェル・フェアリーやロブ・スターク役のリチャード・マッデンもそう。彼らとずっと一緒に撮影したかった。この業界にいると、恐ろしい話もよく聞く。気分屋の俳優たちの話をね。でも、僕らの作品に集まったのは、ほんのちょっとの例外を除いて素晴らしい人ばかりだった」。スリリングな展開、迫力の映像など、作品の魅力は語り尽くせない。だが、「ゲーム・オブ・スローンズ」がここまで愛されるドラマになったのは、やはりキャストたちの作り上げた登場人物の魅力によるところが大きい。それが、先のベニオフの言葉からも分かる。「僕らのドラマはキャストと共に成長してきた。スターク家の子たちなんて、最初はみんな可愛い子供だったのに。先日、僕らは(サンサ・スターク役の)ソフィー・ターナーの結婚式に出席した。(ブラン・スターク役の)アイザック・ヘンプステッド=ライトは背が伸び過ぎた(笑)。(アリア・スターク役の)メイジー・ウィリアムズも立派なレディになった」と溜め息交じりに、けれども嬉しそうに話すワイスを見ながら、ベニオフが登場人物の重要性に触れる。「物語を綴るうえで、作り手が何に惹かれるか。視聴者を飽きさせないために必要なものは何か。愛されるドラマというものは、それら2つが一致しているのだと思う。僕らは登場人物たちに思い入れを抱いている。その思い入れを視聴者にも持たせることができれば、人物がどこに向かっても視聴者はついていく。だからこそ、つらい思いをさせることもあるけど(笑)。あるいは、大好きな登場人物がこんなにも酷いことをするなんて!と絶望することもあるだろう。僕らが恵まれていたのは、73時間をかけて登場人物たちの決して平坦ではない旅を描けたこと。大勢の登場人物たちの交わり合った旅をね」。“普通のやり方ではない”とは知らず最後まで貫いた“現場主義”計8シーズン全73話で物語は完結。このフォーマットも、2人にとっては意味がある。連続ドラマ化が決まる以前、原作者ジョージ・R・R・マーティンのもとには映画化のオファーも殺到していた。「僕らはどうしても映像化権を手に入れたかった。こんなにも興奮させられた物語はないからね。LAのステーキハウス、ザ・パームで初めてジョージに会ったのだけど、ステーキを食べた彼の髭にバターがちょっぴりついたのを覚えている。その席で、ジョージが言ったんだ。“ジョン・スノウの母親は誰だと思う?”とね。読者の間では話題にされてきたことだけど、作中では明かされていない。でも、僕らはその件について、偶然にも前日に議論していた。だから、ある人物の名前を即答したんだ。正解だったよ。ただし、映像化を許可されたのは正解したからではなく、熱意が伝わったからだと思いたいね(笑)。有名な映画プロデューサーからのオファーも舞い込んでいるという中、僕らは連続ドラマにすべきだと主張した。素晴らしい人物たちの物語をカットすることなど考えられなかったから」。「シーズンごとのストーリーラインを考える。それを長めのサマリー(概要)にまとめる。ここからは僕ら2人を含めた脚本家4人ほどでの共同作業で、エピソードごとのあらすじを分担して書く。誰がどの回を書くか、野球のドラフトみたいに希望を出し合ったりしてね。その後、それぞれが書き上げたものを共有し、リライトし合う。もともとは誰が書き始めたものか、分からなくなるほど推敲を重ねるのが理想」と、脚本執筆のプロセスを説明するワイス。「そうして、書き手のエゴを排除していくんだ」と言い、壮大で濃密な73時間が出来上がった秘訣を明かす。さらに、脚本が完成した後も、ベニオフ&ワイスの役目は続く。“現場主義”であり、フットワークの軽い彼らにとっては、「どの制作過程においても、常に“現場”にいる。それがこだわりだった」とワイスが語る。「『ゲーム・オブ・スローンズ』の現場には、多大な時間と労力をかけ、最高の衣装や最高のクリーチャーを作ってくれるプロたちが集まっている。そんな彼らの疑問にすぐ答え、全体像を指し示す人間が現場にいるべき。でも、2シーズンほど過ぎたころだったかな…。それが普通のやり方じゃないと知った。大多数のクリエイターは、来る日も来る日も撮影に立ち会うわけじゃないとね。もちろん、スタッフは全員それを知っていたけど、あえて黙っていたらしい(笑)。でも、だからと言って家でのんびりしていようとは思わなかったし、後悔もない。ベストな作品を作るためには、何度でもそうすると思う」。<「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」リリース情報>10月2日(水)ブルーレイ&DVDレンタル開始/12月4日(水) ブルーレイ&DVD発売■【初回限定生産】ブルーレイ コンプリート・ボックス ¥11,818 +税■【初回限定生産】 DVD コンプリート・ボックス ¥10,000 +税■レンタル ブルーレイ&DVDVol.1~5※Vol.1のみ2話収録「ゲーム・オブ・スローンズ」コンプリート・シリーズ 12月4日(水)ブルーレイ DVD 発売■【初回限定生産】ゲーム・オブ・スローンズ<第一章~最終章>ブルーレイコンプリート・シリーズ ¥ 42,727 税■【初回限定生産】ゲーム・オブ・スローンズ<第一章~最終章>DVDコンプリート・シリーズ ¥ 34,545 税発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントGame of Thrones (C) 2019 Home Box Office, Inc. All rights reserved.HBO(C) and related service marks are the property of HomeBox Office, Inc.Distributed by Warner Bros. Entertainment Inc.(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2019年10月06日人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の日本初となる企画展「ゲーム・オブ・スローンズ展」が、渋谷ロフトにて開催されることが分かった。映画並の壮大なスケールで、鉄の王座を巡る壮絶な覇権争いとそこに渦巻く愛憎の人間ドラマを描いた本作は、2011年の放送開始以来、全世界で社会現象を巻き起こし、日本でも大人気のドラマ。今年4月には、最終章となるシーズン8が放送。第71回エミー賞では、見事作品賞を受賞した。今回の企画展は、「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」のリリースを記念して行われるもの。ここでは、ドラマ関連グッズや本シリーズのBlu-ray&DVDの販売ほか、ドラマ本編に登場するものと同じ実物大の“鉄の玉座”に座って写真撮影できるフォトスポットなどが登場する。「ゲーム・オブ・スローンズ展」は12月13日(金)~12月25日(水)渋谷ロフト1階 間坂ステージにて開催。(cinemacafe.net)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2019年10月04日「ゲーム・オブ・スローンズ」最終章までデナーリス・ターガリエン役を演じたエミリア・クラークと、『クレイジー・リッチ!』で御曹司役に抜擢されたヘンリー・ゴールディングという、いま最も新作が期待される2人が共演するロマンティック・コメディ『ラスト・クリスマス』が12月6日(金)に公開することが決定した。舞台は、クリスマス間近のロンドン。クリスマスショップで働くケイトは、小妖精(エルフ)の格好をして煌びやかな店内にいても仕事に身が入らず、生活も乱れがち。そんなある日、不思議な好青年トムが突然現れ、彼女の抱えるいくつもの問題を見抜いて、答えに導いてくれる。ケイトは彼にときめくも、ふたりの距離は一向に縮まらない。トムを捜し求めつつ自分の心の声に耳を傾けたケイトは、やがて彼の真実を知ることになる…。本作は、1984年に発売されて以来、様々な記録を打ち立て、日本でも有名アーティストがカバー、現在もなおクリスマスが近づくと街中に流れる定番ソング、「ワム!」の「ラスト・クリスマス」からインスパイアされた物語。切なくも希望と大きな愛に満ちあふれたオリジナル脚本を、アカデミー賞女優にして脚本家のエマ・トンプソンが手掛けた。「ゲーム・オブ・スローンズ」や『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のエミリア・クラークと、全米に旋風を巻き起こした『クレイジー・リッチ!』のヘンリー・ゴールディングが豪華共演し、エマ自身も出演するほか、『クレイジー・リッチ!』のミシェル・ヨーも共演。『シンプル・フェイバー』でヘンリーをブレイク・ライヴリーの夫役に起用したポール・フェイグがメガホンをとった。『ラブ・アクチュアリー』『ラ・ラ・ランド』『アリー/スター誕生』に続く、音楽にも魅了されるクリスマスにピッタリなラブストーリーは、1年を締め括るに相応しい最高のクリスマスプレゼントとなりそうだ。『ラスト・クリスマス』は12月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月04日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が、オンラインマルチプレイヤーゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」を運営するライアットゲームズと世界初のパートナーシップを締結。10月より開催の世界大会、「リーグ・オブ・レジェンド ワールドチャンピオンシップ」の王者に授与される優勝トロフィーを収めるトロフィー・ケースを製作した。「リーグ・オブ・レジェンド」は、2009年の誕生以来、世界で最もプレイされているPCゲームとして、また、eスポーツの爆発的な人気を促進する重要な要素として世界的な現象にまで成長。最高峰のプレイヤーを擁する各チームが優勝を争う「リーグ・オブ・レジェンド ワールドチャンピオンシップ」が毎年開催されている。今年は、10月2日よりベルリンでのプレイインとグループステージを皮切りに、10月26日にはマドリードで準々決勝と準決勝を開催、そして11月10日には頂上決戦がパリで開催される。今回ルイ・ヴィトンは、世界王者に授与される優勝トロフィーであり、eスポーツ界で最も権威ある賞として誰もが憧れる「サモナーズカップ」を収める、これまでに類のないユニークなトロフィー・ケースを制作。この栄誉あるトロフィーを収める特製トランクは、eスポーツチャンピオンシップでは世界初となる試み。伝統的なルイ・ヴィトンのサヴォアフェール(匠の技)と、「リーグ・オブ・レジェンド」の世界観にインスパイアされた最先端のハイテクの要素が見事に融合したデザインとなる。また、ウィメンズ アーティスティック・ディレクターを務めるニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)がデザインしたユニークなチャンピオンスキンとカプセル・コレクションが、「リーグ・オブ・レジェンド」をモチーフにしたデジタルアセットと共に発表される予定。
2019年09月26日アメリカの実録ドラマ『チェルノブイリ』が、第71回エミー賞でリミテッドシリーズ部門作品賞を獲得したことが分かった。本作は、1986年4月26日、旧ソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)のチェルノブイリ原子力発電所で起きた爆発事故の真実に迫るもの。未曾有の原発事故の発生に、冷戦下の旧ソビエト政府が事態を隠ぺいしようとする中、被害の拡大を少しでも抑えようと必死に戦った英雄たちの姿を描く。旧ソビエト政府に調査を委任された科学者をジャレッド・ハリス、ゴルバチョフ書記長から現場の対応を任された副議長にステラン・スカルスガルド、事故の真相解明に奔走する核物理学者をエミリー・ワトソンが演じる。ハリウッドで活躍する3人の実力派キャストが、物語の中心人物たちを重厚に熱演。製作は『ゲーム・オブ・スローンズ』のHBO、監督は『ウォーキング・デッド』や『ブレイキング・バッド』のエピソード監督を担当したヨハン・レンクという布陣で、廃炉となったリトアニアの原子力発電所でロケを敢行している。そんな本作が、アメリカのドラマなどTV番組に関連する業績に与えられる“エミー賞”で、リミテッド・シリーズとしては今年最多受賞となる10部門で受賞を果たした。受賞内容は、作品賞、監督賞(ヨハン・レンク)、脚本賞(クレイグ・メイジン)、撮影賞、 美術賞、 オリジナル楽曲賞ほか計10部門となっている。『チェルノブイリ』は、BS10 スターチャンネルにて、9月25日(水)よる11時より第1話が無料放送される。また、話題となっていた『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』 は、 4シーズン連続の作品賞受賞や、 ピーター・ディンクレイジの4度目の助演男優賞、 そして歴代最多ともなるドラマシリーズ計12部門受賞を獲得し、シリーズの有終の美を飾った。『チェルノブイリ』BS10 スターチャンネル 9月25日(水)よる11時より第1話無料放送
2019年09月24日9月22日(現地時間)、ロサンゼルスのマイクロソフトシアターでエミー賞授賞式が開催された。今年のアカデミー賞と同様、エミー賞も司会者を立てずにプレゼンターたちが授賞式を進行するというスタイルを取った。注目されていたのは今年最終章を迎え、最多32ノミネーションを受けていた「ゲーム・オブ・スローンズ」。ノミネートされていたメインキャストたちがリミテッドシリーズ/テレビ映画部門の助演女優賞のプレゼンターとして登壇し、会場を沸かせた。主要部門では作品賞獲得の快挙を果たし、ピーター・ディンクレイジが助演男優賞を受賞した。主要な受賞者は以下のとおりドラマシリーズ部門作品賞「ゲーム・オブ・スローンズ」主演男優賞ビリー・ポーター「Pose/ポーズ」主演女優賞ジョディ・カマー「キリング・イヴ/Killing Eve」助演男優賞ピーター・ディンクレイジ「ゲーム・オブ・スローンズ」助演女優賞ジュリア・ガーナー「オザークへようこそ」監督賞ジェイソン・ベイトマン「オザークへようこそ」脚本賞ジェシー・アームストロング「サクセッション」コメディシリーズ部門作品賞「Fleabag フリーバッグ」主演男優賞ビル・ヘイダー「バリー」主演女優賞フィービー・ウォーラー=ブリッジ「Fleabag フリーバッグ」助演男優賞トニー・シャルーブ「マーベラス・ミセス・メイゼル」助演女優賞アレックス・ボースタイン「マーベラス・ミセス・メイゼル」監督賞ハリー・ブラッドビア「Fleabag フリーバッグ」脚本賞フィービー・ウォーラー=ブリッジ「Fleabag フリーバッグ」リミテッドシリーズ/テレビムービー部門リミテッドシリーズ作品賞「チェルノブイリ」テレビ映画部門作品賞「ブラックミラー:バンダースナッチ」主演男優賞ジャレル・ジェローム「ボクらを見る目」主演女優賞ミシェル・ウィリアムズ「Fosse/Verdon」(原題)助演男優賞ベン・ウィショー「英国スキャンダル~セックスと陰謀のソープ事件」助演女優賞パトリシア・アークエット「The Act」(原題)監督賞ヨハン・レンク「チェルノブイリ」脚本賞クレイグ・メイジン「チェルノブイリ」(Hiromi Kaku)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2019年09月23日ジェラルド・バトラーがシークレット・サービス最強の男を演じる『エンド・オブ・ホワイトハウス』シリーズの最新作『エンド・オブ・ステイツ』(原題:Angel has Fallen)が、11月15日(金)より日本公開決定。併せて、ポスタービジュアルと特報映像が到着した。異常気候変動を描いた『ジオストーム』、迫力満点な潜水艦を題材に日本で驚異的なヒットとなった『ハンターキラー 潜航せよ』など、ハリウッド屈指のアクションスターとして知られるジェラルド・バトラーが、『エンド・オブ・ホワイトハウス』(’13)、『エンド・オブ・キングダム』(’16)で世界を未曾有のテロ事件から救ってきたシークレット・サービス、マイク・バニングを演じる人気シリーズの最新作。8月23日(金)より全米で封切られると、公開3日間で興行収入2,138万987ドル(※約22.7億円)で全米初登場NO.1を達成、2週連続No.1の大ヒットとなっている(※Box Office Mojo 調べ、1ドル=106円計算)。最新作では名優モーガン・フリーマン演じるトランブルが、前作の副大統領から大統領となり、マイクは彼の命を守るべく任務を遂行する。到着した特報では、休暇中のトランブル大統領が無数のドローン爆弾により奇襲される瞬間や、マイクが逮捕される様子が映し出されていく。マイクが「俺をハメた人間がいる」と告白し、何者かによって陰謀に巻き込まれていく様子が確認できる。“堕ちた英雄”、“最後のミッション”というテロップの通り、これまでに直面した“ホワイトハウス陥落”、“ロンドン同時多発テロ事件”を超える、“アメリカ陥落”という危機が迫っているらしい。果たして、マイクは自らの無実を晴らし、世界破滅の危機を救うことができるのか、期待に胸膨らむ特報となっている。ストーリーかつて世界を未曾有のテロ事件から救ったシークレット・サービス、マイク・バニング(ジェラルド・バトラー)。英雄として名を馳せ、現在もトランブル大統領(モーガン・フリーマン)から絶大な信頼を得ているが、歴戦の負傷は彼の体を蝕んでいた。引退が頭をよぎるようになっていたある日、休暇中のトランブル大統領に空から大量のドローン爆弾が襲いかかる。激しい攻撃の中、意識を失い、目を覚ますとマイクは大統領暗殺を企てた容疑者として拘束され、FBIの執拗な尋問を受けていた。何者かが仕組んだ陰謀。なんとか隙を突いて逃げ出した彼は、真実を明らかにするため走り出す。傷だらけの英雄、最後の戦いが始まる――。『エンド・オブ・ステイツ』は11月15日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月05日エミー賞歴代最多受賞を誇る海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の製作総指揮を務めるデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスが来日。累計発行部数4500万部を超える人気コミック『キングダム』の原作者で、『ゲーム・オブ・スローンズ』の大ファンだという原泰久氏との対談が実現した。ジョージ・R・R・マーティンの幻想小説シリーズ『氷と炎の歌』を原作に、鉄の王座を巡って、7つの王国が繰り広げる覇権争いとそこに渦巻く愛憎劇を壮大なスケールで描き出す『ゲーム・オブ・スローンズ』は今年5月、最終章(シーズン8)の最終回“鉄の玉座”をもって、完結を迎えた。「僕らにとっては、シリーズそのものが家族のような存在。昨年、最終章の撮影が始まると、いろんな別れを体験することになり、やはり悲しい気持ちになりました。この名残惜しさは一生続くでしょうね」(ベニオフ)、「この10年間は365日、ノンストップで働き続ける濃密な日々でした。その分、すばらしい環境で仕事ができる喜びをかみしめる時間はなくて……。今こそ、その喜びを噛みしめつつ、未来に目を向けるときだと思います」(ワイス)そんなクリエイター陣の言葉に、原氏も「毎回ドキドキしながら、楽しんで、早く次週になれと楽しみでしたが、もう続きが観られないのは、やはり悲しい気持ち」と大いにうなずく。『ゲーム・オブ・スローンズ』の魅力は「誰が主人公か分からない。そんな脚本の作りがものすごく斬新で、予想を裏切る展開の連続」だと言い、「第一章である主要人物が死んだとき“君が主人公じゃないのか”って(笑)。それで心をつかまれて。群像劇だが混乱がなく、どのキャラクターのドラマも良く計算されている」と分析した。紀元前中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・えい政(後の秦の始皇帝)の数奇な運命をダイナミックに描く『キングダム』。今年4月に実写映画が公開され、国内興収56億円を記録。現時点で、今年公開された実写邦画No.1ヒットとなっている。「実は脚本を練る段階から、スタッフの皆さんに『ゲーム・オブ・スローンズ』を観ておいてくださいと伝えた。架空だけど、歴史劇としての説得力を生み出す参考にしてほしくて」(原氏)鼎談の席では、『キングダム』の予告編も上映され、「群衆シーンの撮影が大変だったことは容易に想像できます。特に馬を使ったシーンは大変です。ビジュアルも精緻に作り込まれているし、俳優たちの表情も豊かですね。いくら予算を投じても、観客が登場人物に感情移入できなければ、意味がありませんから」(ベニオフ)、「美術、衣装を含めて、映像がすばらしい。視覚的に雄弁なので、楽しむのに字幕はいらないですね。個人的には、楊端和のマスクが気に入っています。あれを着けて、現場を指揮すれば、みんな言うことを聞いてくれそうですね(笑)」(ワイス)と語り、実写版『キングダム』の世界観に魅了されていた。『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』Blu-ray&DVD は10月2日レンタル開始、12月4日発売映画『キングダム』Blu-ray&DVDは11月6日発売&レンタル開始、デジタル版は10月9日より順次先行配信取材・文:内田涼
2019年08月21日ドラマは最終章を迎え、幕を閉じた「ゲーム・オブ・スローンズ」だが、原作小説はまだ終わりにたどり着いていない。作者のジョージ・R・R・マーティンは、「The Observer」との対談で、小説のエンディングはドラマには影響されないと強調した。「(エンディングへの影響は)全然ないよ。何も変わることはない。全員を満足させることはできないから、自分が満足するしかないね」。ネット上の批評を見ないようにするために、一定の距離を置いているというマーティン。それでもやはりファンの意見は気になるようで、「正しいものもあれば、間違っているものもある。私が書き上げたときに、彼らは知ることになる」と語っている。ドラマが完結したことで、マーティンは放送中のできごとをふり返った。執筆や私生活にかなり影響が出たという。「ドラマの影響は私にとっては良くなかったな。執筆のスピードがアップすべきところをスローダウンさせたから。気分が良い日でも、座って書き始めるとひどい感情に襲われたんだ。『なんてことだ、本を書き上げなきゃ。40ページ書きたかったのに4ページしか書けていないじゃないか』なんて思いながらね」。事実、「ゲーム・オブ・スローンズ」が放送されていた間に、マーティンが発売したのは1冊のみ。つねに頭の中にドラマのことがあって、書けなかったらしい。また、書店にふらっと立ち寄って様々な本を立ち読みするのが趣味だったというが、いまでは書店に足を踏み入れると10分もすればファンに囲まれてしまうとのことだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2019年08月19日今年5月より米国や英国で放送されるやいなや、その衝撃的なテーマと作品としての完成度の高さに大絶賛が巻き起こり、「ゲーム・オブ・スローンズ」を超えて海外ドラマ史上最高評価を獲得した「チェルノブイリ」。この度、その冒頭10分間のノーカット映像が解禁となった。本作は、1986年4月26日、旧ソビエト社会主義共和国連邦のチェルノブイリ原子力発電所で起きた爆発事故の真実に迫る衝撃の実録ドラマ。未曾有の原発事故の発生に、冷戦下の旧ソビエト政府が事態を隠ぺいしようとする中、被害の拡大を少しでも抑えようと必死に戦った“英雄”たちの姿を描く。9月22日(現地時間)に開催される本年度エミー賞でもリミテッドシリーズ部門作品賞、監督賞、主演・助演の主要各賞をはじめ19ノミネートを果たし、まさに“本年度最大の話題作”として大きな注目を集めている。今回、スターチャンネル公式サイトにて公開された映像は、事故に関わった関係者(ジャレッド・ハリス)の衝撃的な独白から始まる。そして1986年4月26日午前1時23分に、人類の歴史上最悪とも呼ばれる事故が発生するも、一般市民は何も知ることがなく、日常の中で“普通”に、そして“静か”に起こったことが描かれる。だが、その後、場面が事故現場の描写に切り替わるとストーリーは一気に怒涛の展開をみせ、恐怖をも感じさせる緊迫感が支配する。この10分間の映像だけでも、本作がとんでもない作品であることが感じられる映像となっており、ドラマファン、映画ファンのみならず、全日本人が必見の内容となっていることが伺える。キャストには、旧ソビエト政府に調査を委任された科学者にジャレッド・ハリス、ゴルバチョフ書記長に現場の対応を任された副議長にステラン・スカルスガルド、事故の真相解明に奔走する核物理学者にエミリー・ワトソン。ハリウッドで活躍する3人の実力派が、物語の中心人物たちを重厚に熱演。製作は、「ゲーム・オブ・スローンズ」と同じHBO、監督は「ウォーキング・デッド」や「ブレイキング・バッド」のエピソード監督を担当したヨハン・レンクという最高布陣が、廃炉となったリトアニアの原子力発電所でロケを敢行。綿密な取材に基づき、緊迫の一部始終を描き上げた本作は、世界的映画データベースIMDbのレビューで過去最高となる9.7点を記録。エミー賞史上最高の計32ノミネーションとなった「ゲーム・オブ・スローンズ」を超え、海外ドラマ史上最高評価を獲得している。「チェルノブイリ」は9月25日(水)より毎週水曜23時~ほかBS10スターチャンネルにて独占日本初放送。Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて9月26日(木)よりオンデマンド配信スタート(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2019年08月14日世界中で今最も熱い話題となっている実録ドラマ『チェルノブイリ』。この度、本作の冒頭10分間のノーカット映像が公開された。今年5月より米国や英国で放送されるやいなや、その衝撃的なテーマと、作品としての完成度の高さに大絶賛が巻き起こった本作。本年度エミー賞でも作品賞、監督賞、主演・助演の主要各賞をはじめ19ノミネートを果たし、まさに“本年度最大の話題作”となっている作品だ。映画専門サービスの“BS10スターチャンネル”にて、9月25日(水)より“独占日本初放送”となる(Amazon Prime Video チャンネル“スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-”(以下“スターチャンネルEX”)でも、9月26日(木)よりオンデマンド配信スタート)。本作は、1986年4月26日、旧ソビエト社会主義共和国連邦のチェルノブイリ原子力発電所で起きた爆発事故の真実に迫る衝撃の実録ドラマ。未曾有の原発事故の発生に、冷戦下の旧ソビエト政府が事態を隠ぺいしようとする中、被害の拡大を少しでも抑えようと必死に戦った英雄たちの姿を描く。【関連リンク】 『チェルノブイリ』冒頭10分間ノーカット映像()この度の“冒頭10分間ノーカット映像”が公開されたのは、独占放送するスターチャンネルの公式サイト上でのこと。この超話題作の全貌の一端が、垣間見られるものとなっている。映像の冒頭では、事故に関わった関係者の衝撃的な独白から始まる。そして1986年4月26日午前1時23分に、人類の歴史上最悪とも呼ばれる事故が、一般市民は何も知ることが無く、日常の中で“普通”に、そして“静か”に起こったことが描かれる。しかしその後、場面が事故現場の描写に切り替わるとストーリーは一気に怒涛の展開をみせ、恐怖をも感じさせる緊迫感の中で物語が進行していく。この10分間の映像だけでも、本作がとんでもない作品であることが感じられるものとなっており、まさに海外ドラマ史上最高評価も頷ける、ドラマファン、映画ファンのみならず、全人類が必見の内容となっていることが分かる。キャストは、旧ソビエト政府に調査を委任された科学者をジャレッド・ハリス、ゴルバチョフ書記長に現場の対応を任された副議長にステラン・スカルスガルド、事故の真相解明に奔走する核物理学者をエミリー・ワトソンが演じている。ハリウッドで活躍する3人の実力派が、物語の中心人物たちを重厚に好演。製作は、あの『ゲーム・オブ・スローンズ』のHBOR、監督は『ウォーキング・デッド』や『ブレイキング・バッド』のエピソード監督を担当したヨハン・レンクという最高布陣で、廃炉となったリトアニアの原子力発電所でのロケを敢行している。綿密な取材に基づき、緊迫の一部始終を描き上げた本作は、米国のレビューIMDb過去最高9.7点と、あの『ゲーム・オブ・スローンズ』を超えて、海外ドラマ史上最高評価を獲得している。『チェルノブイリ』(全5話)BS10スターチャンネルにて9月25日(水)より、毎週水曜よる11:00ほか“独占日本初放送”(※吹替版は9月30日(月)より毎週月曜よる10:00ほか放送)■配信情報“スターチャンネルEX”にて、9月26日(木)よりオンデマンド配信スタート【関連リンク】 『チェルノブイリ』作品情報()
2019年08月14日世界最高峰のテノール歌手アンドレア・ボチェッリの激動の半生を、その自伝的小説をもとに映画化した『The Music of Silence』が邦題『アンドレア・ボチェッリ奇跡のテノール』として11月15日(金)より公開決定。大ヒット海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で注目されたトビー・セバスチャンが主演をつとめる。1994年のCDデビュー以来、全世界でのトータルCDセールスは8,000万枚以上を記録、現在活躍するクラシック・アーティストとしては圧倒的NO.1の数字を保持する世界最高峰のテノール歌手アンドレア・ボチェッリ。その激動の半生を、ボチェッリ自ら執筆した自伝的小説を基に『イル・ポスティーノ』(’94)のマイケル・ラドフォード監督が完全映画化した本作。イタリア・トスカーナ地方の小さな村。アモスは眼球に血液異常を持って生まれ、幼い頃から弱視に悩まされていながらも、明るく過ごしていた。しかし、12歳のとき、学校の授業でサッカーボールが頭に当たり持病が悪化、失明してしまう。不自由な暮らしに鬱憤を抑えきれず両親を困らせるアモス。そんな彼を見かねた叔父が、元来、歌が上手なアモスを音楽学校に連れていく。その美しい歌声は評価され、コンテストで見事優勝。だが、喜びも束の間、すぐに声変わりが始まり、美しい高音が出なくなってしまう。それを機に歌手を諦め、親友とともに猛勉強の末、弁護士を目指すが、数々の有名オペラ歌手を育てたスペイン人の歌唱指導者マエストロとの出会いが彼の人生を一変させた――。劇中で披露されるアモスの歌唱シーンは全てボチェッリ本人の吹き替えによるもの。1996年に世界中で大ヒットした「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」をはじめ「アヴェ・マリア」「誰も寝てはならぬ(トゥーランドットより)」などを披露している。2018年公開のディズニー映画『くるみ割り人形と秘密の王国』では、同じくクラシック・テノールの歌手である息子マッテオ・ボチェッリと共演、親子でエンディングテーマを担当したことも記憶に新しい。ボチェッリの“分身”である主人公アモスには、「ゲーム・オブ・スローンズ」で南方ドーンの王子トリスタン・マーテルを演じて注目を集め、シンガーソングライターとしても活躍するトビー・セバスチャンが大抜擢。また、アモスを息子のように厳しく、ときには穏やかに指導するマエストロ役に、ペドロ・アルモドバル監督最新作の『Pain and Glory』(英題)で第72回カンヌ国際映画祭男優賞に選ばれたアントニオ・バンデラス。テノール歌手としてアモスを育てるプロセスを大胆に演じている。『アンドレア・ボチェッリ奇跡のテノール』は11月15日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年07月24日第71回エミー賞のノミネーションが発表された。今年ファイナルシーズンが放送された「ゲーム・オブ・スローンズ」が、ドラマ部門史上最高記録となる計32ノミネーションを獲得。候補入りが確実視されていたジュリア・ロバーツ、ジョージ・クルーニー、リチャード・マッデンらのまさかの落選、ビヨンセの「HOMECOMING:ビヨンセ・ライブ作品」が6ノミネーションを受け、ビヨンセにとって初のエミー賞受賞に期待の声が上がるなど、すでに様々な話題で持ちきりだ。しかし、何と言っても注目すべきは“こんまり”こと片付けコンサルトの近藤麻理恵が、「KonMari 人生がときめく片付けの魔法」で2部門にノミネートされたこと。1つはリアリティー番組部門で「クィア・アイ」などとともに、もう1つはリアリティー番組&コンテスト番組の司会者部門で、ジェームズ・コーデンやエレン・デジェネレスとともに候補に選出されている。Netflixオリジナル番組「KonMari 人生がときめく片付けの魔法」は、今年1月から世界190か国で配信されており、大反響を呼んだ。特にアメリカでは熱狂的なファンが出現し、こんまりの片付け術に欠かせないキーワード「ときめく」を英訳した「Spark Joy」という言葉も流行した。世界での活動の幅を広げているこんまりは、11月5日に子ども向けの絵本「Kiki & Jax the life-changing magic of friendship」(原題)を発売することも発表している。エミー賞授賞式は9月22日(現地時間)に開催される。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2019年07月17日ゲイアートの先駆者である、フィンランドの国民的芸術家トム・オブ・フィンランドの波乱の半生を描いた映画『トム・オブ・フィンランド』の本ビジュアルと予告編が解禁となった。「クイーン」のフレディ・マーキュリー、ファションデザイナーのトム・フォード、写真家のロバート・メイプルソープをはじめ、無数の人々に勇気とインスピレーションを与えた伝説のアーティストの知らざれる生涯を描く本作。今回届いた予告編では、同性愛者に対しての軽蔑や無理解がまだまだ強かった時代、たった1本の筆やペンで勇敢に立ち向かった芸術家トウコ・ラークソネンの苦難、そして生涯のパートナーとの出会い、自らの信念を貫き栄光をつかんでいく姿を活写。上下のレザーに身を包み、ワイルドな髭をたくわえた筋骨隆々の男たちなど、身内にも隠れて自らの本能的な欲望をドローイングとして表現し続けていたトウコが、やがてトムと名乗り、アメリカの雑誌で表紙を飾ったことをきっかけに、その名がアンダーグラウンドからアートの表舞台へと一気に知れ渡っていく様子を垣間見ることができる。フィンランドを代表する監督が没後に評価された母国のヒーローを映画化監督を務めたのは、ニコラス・ホルトが主演するJ・R・R・トールキンの伝記映画『トールキン 旅のはじまり』の公開が控えるドメ・カルコスキ。2000年代半ばに長編デビューして以来、これまで監督した長編7本全てが興行と批評の両面で大成功を収め、本作を含む2本が米アカデミー賞外国語映画部門フィンランド代表作品に選ばれるなど、いま最も勢いに乗る監督。2014年にトム・オブ・フィンランドの絵は記念切手になり、国の先進性を象徴する英雄に。これまでの作品でもアウトサイダーの視点から社会を描いてきたカルコスキ監督は、綿密なリサーチをもとにトウコ・ラークソネンの知られざる内面に光をあてながら、歴史背景をも鮮やかに描き出している。『トム・オブ・フィンランド』は8月2日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トム・オブ・フィンランド 2019年8月2日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© Helsinki-filmi Oy, 2017
2019年06月20日「ゲーム・オブ・スローンズ」のプロデューサー&脚本家のブライアン・コグマンが、Amazonオリジナルドラマ「ロード・オブ・ザ・リング」のコンサルタントに起用されたことが明らかになった。すでに昨年の9月にAmazonと契約を交わしていたという。「Variety」誌などが報じた。コグマンは、同ドラマの脚本家J・D・ペインとパトリック・マッケイとともに、コンサルタントとしてドラマ「ロード・オブ・ザ・リング」を作り上げていく。「ゲーム・オブ・スローンズ」では、クリエイターのデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスのアシスタントからスタート。原作者のジョージ・R・R・マーティンが描いた小説版の舞台ウェスタロスに関するけた外れの知識量を買われ、計11話の脚本を担当した。最後に手掛けたのはファイナルシーズン第2話の脚本。ナオミ・ワッツが主演を務める「ゲーム・オブ・スローンズ」の前日譚シリーズの脚本も担当するかとみられたが、先月、コグマンは「自分のプロジェクトが展開することはなかった」とコメントしている。真相やいかに。そのほか、コグマンはディズニーの実写版『王様の剣』の脚本を執筆することも発表されている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2019年05月22日「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」が、早くも今冬にリリースされることが決定した。2011年の放送開始以来、全世界で社会現象を巻き起こし、日本時間の昨日5月20日、ついに最終回を迎えた海外TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」。米国のSF・ファンタジー作家ジョージ・R・R・マーティンによるベストセラー小説「氷と炎の歌」を、1本につき1000万ドル(約10億円超え)という映画並みの製作費と壮大なスケールで映像化。架空の王国を舞台に、1つの玉座をめぐり複数の名家が繰り広げる壮絶な覇権争いを、人間味溢れるキャラクターたちを主軸に描いたアクション・スペクタクル巨編が、ついに終焉を迎える。ドスラク族や穢れなき軍団、ドラゴンを従えたデナーリスとジョンが、ウィンターフェルに到着するところから幕を開ける最終章。最後に“鉄の玉座“に座るのは誰なのか、運命を切り開いてきたキャラクターたちの行方にも注目が集まっている。なお、まだ詳細は明らかになっていないが、超豪華版・特別仕様コンプリート・シリーズボックスも発売予定となっている。「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」は今冬リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2019年05月21日「ゲーム・オブ・スローンズ」がついに完結した。現代のテイクアウト用コーヒーカップが映り込んだり、脚本のできに不満を持ったファンたちがシーズン丸ごとの作り直しを求めて署名活動を行ったりと、何かと話題を提供してきたファイナルシーズン。昨日、全世界同時放送された最終話もSNSで賛否両論が巻き起こったが、アメリカでは放送局のHBOが歴代最高の視聴率を記録するという快挙を遂げた。最終話の初回放送時間には1360万人が視聴、HBOの全てのプラットフォーム(ストリーミングサービスなど)を合わせると1930万人が視聴したという。これまでHBOの最高視聴者数は「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」のシーズン4の第1話で1343万人だった。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ファイナルシーズンでは「ありえないものの映り込み」が少なくとも2度あり、最終話でもミスが指摘された。各家の当主たちが集まり、誰を王にするかという話し合いがもたれている重要なシーンで、サムウェル・ターリーの足元に水が入っているらしきペットボトルが映っていたのだ。さらに、その後、サー・ダヴォス・シーワースの足元にもペットボトルが…!ファンの反応は「本当にあり得ない」、「編集チームはよっぽど怠けてるのね」など辛辣なコメントから、「よくやったね、サム。2リットルのコーラじゃないことが驚きだ」とぽっちゃり体型のサムを茶化したコメントなど様々。「キングス・ランディングはマシュマロみたいに焼かれちゃったから。水分をとらなきゃダメなんだよ」など、物語の内容に合わせたユーモアのあるコメントも見られた。ミスを否定し、「だだの照明の反射」と主張する人もいる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2019年05月21日俳優の坂上忍(51)が20日、都内で行われたBS10 スターチャンネル『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』最終回特別上映「GOTファイナルナイト」にスペシャルゲストとして登壇。イベント後の囲み取材で、近いうちに交際中の彼女にもう一度プロポーズすると宣言した。令和での目標を聞かれた坂上は、「お付き合いしている人もいる。なんやかんやで10年近くになるようなんですよね。だから、どうしたらいいのかなっていう感じですかね」と彼女との今後について自ら切り出した。昨年10月に明石家さんまがMCを務める『ホンマでっか!?TVスペシャル』(フジテレビ)に出演した際、「『もういい加減、籍入れる?』って言ったんですよ」とプロポーズしたことを明かし、「そしたら『なんで?』って言われたんですよ。俺はどうすればいいんですか?」と相談していた坂上。「さんまさんに相談させていただいて、本心は違うんじゃないかっておっしゃるので、そんなもんなのかなって思いながらそのままになっている」と言い、報道陣からも彼女の真意を聞かないとダメだと言われると「マジか! 本当!?」と驚いた表情を見せた。そして、「近いうちに」と再度プロポーズを宣言し、6月1日に坂上が52歳の誕生日を迎えることから「誕生日婚」を提案されると、「誕生日婚!? 誕生日は早いにしても、年内とか、オリンピックまでとか…」と坂上。あらためて「令和の目標は結婚ということで?」と言われると、「わかりました。頑張ります」と気合いを入れた。『ゲーム・オブ・スローンズ』ファンであり、作品で象徴的な意味をもつ玉座に座って取材に応じた坂上。「1回失敗しているので、次もしも結婚することがあるならば奥さんに玉座に座っていただいて、僕は隣で控えるみたいな。ちゃんと尻に敷かれるっていうのは、僕の失敗した経験から得たことです。次はひれ伏します」と話した。イベントには、同じく同作のファンであるお笑いコンビ・セブンbyセブンの玉城泰拙と宮平享奈緒も登壇した。
2019年05月20日