『アベンジャーズ』シリーズや『マイティ・ソー』シリーズのソー役で知られるクリス・ヘムズワースが、先週家族で来日していたことをインスタグラムで明かした。「日本大好き」とキャプションを添えて、妻エルサ・パタキー、長女インディア・ローズちゃん、双子の長男・次男のサーシャくん&トリスタンくんと日本旅行を楽しんでいる写真を投稿。インディアちゃんから鼻にキスを受けている微笑ましい父娘写真、足湯で双子とのんびりしている写真、上半身は裸&スウェットパンツ着用で積もった雪にたたずむ写真などがあり、ファンから喜びのコメントが多数届いている。日本のファンからは「日本へようこそ!」「日本に来てくれてありがとう。また来てね!」と歓迎や感謝を伝えるコメントもみられる。エルサもインスタグラムにクリスとは異なる写真を複数投稿しており、ファンにとっては眼福だ。「先週、夏休みを取りました。日本はいつでも楽しいです」とキャプション添えた。クリスの出身国であり、一家が住んでいるオーストラリアは現在が夏休みの時期にあたる。現在、エルサのストーリーズには一家が渋谷スクランブル交差点のにぎやかさに驚く動画や、エルサが忍者の格好で手裏剣投げに挑戦する動画もアップされている。(賀来比呂美)
2024年01月26日Netflixがハル・ベリー主演のSF映画『The Mothership(原題)』の公開を取りやめたことが分かった。本作の撮影はほぼ終えていたが、完成させるためには大規模な再撮影が必要だったという。Netflixは再撮影ではなく、お蔵入りにすることを決めたようだ。「The Hollywood Reporter」などが報じた。ハルは本作で夫の謎の失踪から1年後、自宅の地下で地球外生命体を発見する女性を演じた。脚本は『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー賞にノミネートされたマット・チャーマン。今作で長編映画監督デビューも飾る予定だった。また、ハルのほかにモリー・パーカー、ジョン・オーティス、オマリ・ハードウィックが出演していた。撮影がほぼ完了していながら公開・配信が中止となった最近の作品には、同作以外にワーナー・ブラザースのDC映画『Batgirl(原題)』やアニメ映画の『Coyote Vs. Acme(原題)』がある。映画ファンはXに「なぜ?お金も努力も時間も全部無駄になってしまうじゃないか」「アカデミー賞女優の映画をお蔵入りにするとはワイルドな決断」「こういう動きがハリウッドでトレンドになってくると嫌だな」「コスト削減のためなのか、それとも成功が望めない仕上がりだったのか…」などのコメントを寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年01月25日ハリウッドのストライキの影響で、昨年7月から11月まで製作を中断していた『デッドプール3』の撮影がついに完了したことが分かった。主演のライアン・レイノルズが、デッドプールのスーツを着用した下半身の写真をSNSに投稿&報告した。「このスーツには、よく見えないだろうけど血と汗がにじんでいる。でも今日に限っては、『デッドプール』の撮影を終えたことでそのほとんどが涙だ。ショーン・レヴィ監督の頼もしいリーダーシップのもとで、風、雨、ストライキ、それにヒュー・ジャックマンと格闘したすべてのキャスト、スタッフに心から感謝します。すごく親しい友人たちと映画を作ることができました。それって滅多にないことです。(公開日の)7月26日にお会いしましょう!」とライアン節を交えてつづった。『デッドプール3』にはライアンの親友ヒューが過去に卒業宣言を行ったウルヴァリン役でカムバックする。撮影完了から半年後に公開というスピーディーな展開だが、レヴィ監督はストライキ中の昨年10月に「映画の半分は撮り終えて編集も終わっている」と「The Wrap」に語っていた。ライアンの投稿にファンは「絶対に映画館に観に行くからね!」「どんな仕上がりになるのかすごく楽しみ!」「撮影完了おめでとう!」「まずは予告編に期待している」などのコメントを寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:デッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2024年01月25日Netflixのサバイバルドラマ「イカゲーム」のシーズン2が、年内に配信開始となることが分かった。Netflixが「昨年はストライキによっていくつかの作品の配信が先送りになりましたが、2024年には大胆な大作が控えています」として複数の作品のタイトルを発表。「ザ・ディプロマット」シーズン2、「ブリジャートン家」シーズン3などの人気ドラマや「アバター:伝説の少年アン」などの新作ドラマと共に、「イカゲーム」シーズン2も挙げた。クリエイターのファン・ドンヒョクが手掛け、2021年9月に配信開始となった「イカゲーム」は、世界各国で大ヒットを記録し、エミー賞で14部門ノミネート&6部門受賞、ゴールデン・グローブ賞で3部門受賞という輝かしい成績を残した。2022年1月、Netflixはシーズン2の製作が決定したことを発表。当時、CEOのテッド・サランドスが「『イカゲーム』の世界は始まったばかりです」とコメントしていた通り、「イカゲーム」の世界はそれから広がりを見せた。2023年11月、同ドラマに着想を得たリアリティーゲーム番組「イカゲーム:ザ・チャレンジ」が配信開始に。456人の参加者が人生を変える456万ドルの賞金を懸けて競うゲームで、こちらもシーズン2の製作が決定している。「イカゲーム」シーズン2が年内に配信されることを受け、ファンは「準備万端です!」「ずっと待っていました。やったー!」と喜びの声を上げている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年01月24日ウィル・フェレルと脚本家ハーパー・スティールが出演しているドキュメンタリー映画『Will & Harper(原題)』が、サンダンス映画祭にてスタンディングオベーションを受けた。「Variety」誌によると、カンヌ国際映画祭やヴェネチア国際映画祭とは違い、サンダンスでスタンディングオベーションが起きることは少ないという。本作は90年代に「サタデー・ナイト・ライブ」でコメディアンと脚本家として出会い、30年近く友情を築いてきたウィルとハーパーの17日間に及ぶロードトリップを収めたもの。ニューヨークからカリフォルニアにかけて旅する2人は、途中でバスケの試合、大衆酒場、おしゃれなラスベガスのレストランなどに立ち寄りながら、2022年にトランス女性であることを公表して性別移行プロセスにあるハーパーがウィルとの友情を再確認したり、アメリカにおいてトランスジェンダーであることの意味を考える。ウィルはサンダンスで「この映画がトランスジェンダー問題の会話におけるガイドブックになったらいいな」とコメント。監督は現在公開中の『スラムドッグス』のジョシュ・グリーンバウム。ウィルは同作にも出演しており、主人公で犬のレジー役の声を担当している。(賀来比呂美)
2024年01月24日昨年、『バービー』のほぼ全てのプレスツアーやレッドカーペットで、歴代のバービー人形とそっくりな衣装を身につけて目を楽しませてくれたマーゴット・ロビー。プレスツアーでカナダ、オーストラリア、韓国、メキシコ、アメリカ、イギリスと世界各国を回ったが、途中で全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキにより訪れることができない国もあった。日本もその一つで、グレタ・ガーウィグ監督だけが来日した。そこで、マーゴットとスタイリストのアンドリュー・ムカマルが、ツアーでマーゴットが着用&着用予定だった衣装を紹介するファッション・フォトブックをリリースすることになったという。出版社の「Rizzoli」によると、タイトルは「Barbie: The World Tour」で3月19日に発売されるとのこと。価格は55ドルで全160ページ。撮影はファッション・フォトグラファーのクレイグ・マクディーンが担当した。アンドリューは「これは世界中のバービーのファンに、ファッションのファンに向けて、私が作りたくて作った本です。楽しんでもらえるといいな」とインスタグラムで本を紹介している。コメント欄には「こんなに早くプレオーダーをしたのは初めてです」「最高のアイディアを形にしてくれてありがとう」「楽しみ!」などの期待の声が寄せられている。(賀来比呂美)
2024年01月23日『トップガン マーヴェリック』でハングマン役を演じたグレン・パウエルが、同シリーズ第3弾について言及した。今月中旬、パラマウントで『トップガン』第3弾を企画中だと報じられて以来、グレンのもとにたくさんの人たちからメールが届いているという。グレンは「みんな私のことを、『何が起きているか知っているんじゃないか?』というように見てくるんです。まもなくものすごく楽しいことが発表されますよ…でも私には内緒にされていたんですけど」と近々正式発表があることをほのめかした。また、グレンは監督のジョセフ・コシンスキー、製作・主演のトム・クルーズ、製作のジェリー・ブラッカイマーと「よく話している」と語っており、「あることが起きつつあり、とてもおもしろそうなんだ。私はいつ戻れるのかわからないけれど、いつかきっとジェット機は待っていてくれると思います」とコメント。第2弾でルースター役を演じたマイルズ・テラーの続投も報じられている。前作から36年後の2022年に製作・公開された『トップガン マーヴェリック』。興行的に大成功しただけではなく、アカデミー賞で作品賞、脚色賞など計6部門の候補に挙がり、作品としても高い評価を得た。(賀来比呂美)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年01月23日1月18日(現地時間)、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」がパリで2024-25秋冬メンズコレクションを発表。ファッションショーのランウェイに『PERFECT DAYS』のヴィム・ヴェンダース監督がモデルとしてサプライズ出演し、2パターンの衣装を披露した。どちらもバレエダンサーのオニール八菜と腕を組んで登場。ブランドの公式インスタグラムが投稿した写真に、「かっこよすぎる」「レジェンド!」「ヨウジヤマモトはヴィム・ヴェンダース監督の友だちなんだよ」などのコメントが寄せられている。ヴェンダース監督とデザイナーの山本耀司氏の出会いは1989年にさかのぼる。ヴェンダース監督が山本氏を題材として撮ったドキュメンタリー『都市とモードのビデオノート』をきっかけに、親しくなったという。監督はショーのバックステージで、「私たちはずっと前から親しくて、兄弟みたいなんですよ。すごく若い時から同じ思い出を共有してきました」と「The Hollywood Reporter」に語った。ショーのBGMには「レディオヘッド」の「Creep」、デュア・リパの「Levitating」などが使用された。山本氏は「静けさが一番です。みなさんを音で驚かすようなことはしたくない。私は自分の服でみなさんを驚かせたいのです」とコメントしたという。ショーにはヴェンダース監督のほか、「ウォーキング・デッド」のノーマン・リーダスもヨウジヤマモトのショーに出演した。(賀来比呂美)■関連作品:PERFECT DAYS 2023年12月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2023 MASTER MIND Ltd.
2024年01月22日「エミリー、パリへ行く」のミンディー役で人気のアシュリー・パークが、重症敗血症により生命を脅かされる状態に陥ったことをインスタグラムで明かした。昨年末から年始にかけて、扁桃炎をこじらせて敗血症性ショックに至り、複数の臓器にまで影響が及んだというアシュリー。救急車で運ばれERやICUで治療を受け、当初は医師から非常に危険な状態だと言われたというが、「それにもかかわらず健康状態がよくなったことに感謝している」とつづった。また、常にそばにいて励ましてくれた彼氏のポール・フォアマン(「エミリー、パリへ行く」で共演)にも感謝の気持ちを伝えた。まだ完全には回復していないとのことで、近況を報告するのはためらったというが、「最悪の事態からは脱した」ということを知らせたかったようだ。「エミリー、パリへ行く」のエミリー役リリー・コリンズは、「涙なしには(投稿を)見られなかった。大好きだよ。あなたが最悪の状況から抜け出せたこと、本当に一生感謝する」とコメント。セレーナ・ゴメスは「心が痛む。元気になってよかった。さらなる回復をお祈りするね」、シンシア・エリヴォは「アシュリー、なんてことなの!大変だったね。もっとよくなって、よくなって、よくなりますように」とお見舞いメッセージを送っている。(賀来比呂美)
2024年01月22日2007年から2012年までディズニーチャンネルで放送された「ウェイバリー通りのウィザードたち」の続編製作が決定した。同作は見習い魔法使いの3兄弟の修行生活を描いたシットコム。メインキャストだったセレーナ・ゴメスとデヴィッド・ヘンリーが、続編では製作総指揮を務める。デヴィッドはかつて演じたジャスティン役でレギュラー出演もする。ジャスティンの妹アレックス役だったセレーナは、パイロット版にゲスト出演するとのこと。「Deadline」によるとキャストはデヴィッドのほか、新たに「ユーフォリア/EUPHORIA」でルー(ゼンデイヤ)の子ども時代を演じたジャニス・リアン・ブラウン、「Call Me Kat(原題)」のアルカイオ・ティーレ、『クリスマス・ナイト 恋に落ちた騎士』のミミ・ジャノプロスらが出演。魔法学校「ウィズ・テック」で不可解な事件が起こり、大人になったジャスティンはウィザードの力を捨てて普通の人間としての生活を選び、妻と2人の息子と一緒に生活している。しかし、訓練を必要とする若くて強力な魔法使いがジャスティンを訪ねたことをきっかけに、ジャスティンは過去と向き合うことになるのだという。セレーナはインスタグラムのストーリーズでこの件について「すごく楽しみ!」「私たちが戻ってくるよ」と報告。パイロット版の脚本の表紙を見せた。(賀来比呂美)
2024年01月19日1月18日(現地時間)、英国アカデミー賞(BAFTA)のノミネーションが発表された。クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』が13部門で最多ノミネート。ヨルゴス・ランティモス監督作『哀れなるものたち』が11部門、マーティン・スコセッシ監督作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』とジョナサン・グレイザー監督作『The Zone of Interest(原題)』が9部門と続いた。今年度の賞レースではゴールデングローブ賞など数々の主演女優賞を受賞もしくは候補に挙がっていたリリー・グラッドストーン(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)が英国アカデミー賞ではノミネートされなかったこと、グレタ・ガーウィグ監督作『バービー』が作品賞の候補に入らなかったことが話題になっている。英国アカデミー授賞式は2月18日(現地時間)に開催される。主な候補作、候補者は以下の通り。作品賞『落下の解剖学』『The Holdovers(原題)』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』監督賞アンドリュー・ヘイ『異人たち』ジュスティーヌ・トリエ『落下の解剖学』アレクサンダー・ペイン『The Holdovers(原題)』ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』ジョナサン・グレイザー『The Zone of Interest(原題)』主演女優賞ファンテイジア・バリーノ『カラーパープル』ザンドラ・ヒュラー『落下の解剖学』キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』ビビアン・オパラ『ライ・レーン』マーゴット・ロビー『バービー』エマ・ストーン『哀れなるものたち』主演男優賞ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』コールマン・ドミンゴ『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』バリー・コーガン 『Saltburn』ポール・ジアマッティ『The Holdovers(原題)』キリアン・マーフィー 『オッペンハイマー』ユ・テオ『パスト ライブス/再会』助演女優賞エミリー・ブラント『オッペンハイマー』ダニエル・ブルックス『カラーパープル』クレア・フォイ『異人たち』ザンドラ・ヒュラー『The Zone of Interest(原題)』ロザムンド・パイク『Saltburn』ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers(原題)』助演男優賞ロバート・デ・ニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』ジェイコブ・エロルディ『Saltburn』ライアン・ゴズリング『バービー』ポール・メスカル『異人たち』ドミニク・セッサ『The Holdovers(原題)』脚本賞ジュスティーヌ・トリエ&アルチュール・アラリ『落下の解剖学』グレタ・ガーウィグ&ノア・バームバック『バービー』デヴィッド・ヘミングソン『The Holdovers(原題)』ブラッドリー・クーパー&ジョシュ・シンガー『マエストロ:その音楽と愛と』セリーヌ・ソン『パスト ライブス/再会』脚色賞アンドリュー・ヘイ『異人たち』コード・ジェファーソン『American Fiction(原題)』クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』トニー・マクナマラ『哀れなるものたち』ジョナサン・グレイザー『The Zone of Interest(原題)』英語作品賞『実録 マリウポリの20日間』『落下の解剖学』『パスト ライブス/再会』『雪山の絆』『The Zone of Interest(原題)』アニメ映画賞『君たちはどう生きるか』『チキンラン:ナゲット大作戦』『マイ・エレメント』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(賀来比呂美)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 2023年10月20日より世界同時劇場公開画像提供 Apple TV+オッペンハイマー 2024年、全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.落下の解剖学 2024年2月23日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国順次公開©2023 L.F.P. – Les Films Pelléas / Les Films de Pierre / France 2 Cinéma / Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma
2024年01月19日Apple TV+より、歴史ドラマ「ニュールック」の予告編が公開された。メインキャラクターはベン・メンデルソーン演じるクリスチャン・ディオールと、ジュリエット・ビノシュ演じるココ・シャネル。実話に基づいた物語で、舞台は第二次世界大戦のナチス占領下のパリ。ファッション・アイコンのクリスチャン・ディオールによって、フランスの街が世界を再び活気づかせた20世紀の極めて重要な瞬間について描く。ディオールはファッション業界において革新的で象徴的な美と影響力で強い印象を刻み台頭するが、その一方でシャネルは世界で最も有名なデザイナーとしての地位が危ぶまれていき…。ほかのキャストは、クリスチャンの妹カトリーヌ役をメイジー・ウィリアムズ、デザイナーのルシアン・ルロン役をジョン・マルコヴィッチ、カーメル・スノー役をグレン・クローズが演じている。予告編にはドラマファンから「メンデルソーンにビノシュに(「ゲーム・オブ・スローンズ」でメイジーが演じた)アリア・スターク?観るしかないでしょ!」「衣装も音楽も素敵」「観るのが楽しみ」などの感想が寄せられている。「ニュールック」はApple TV+で2月14日配信開始予定。(賀来比呂美)
2024年01月18日英王室が、1月15日(現地時間)にキャサリン皇太子妃が予定されていた腹部の手術を受け、入院していることを発表した。「手術は無事に終わりました。キャサリン皇太子妃は10日から14日間、入院する見込みです。現在の医学的なアドバイスに基づき、公務はイースター以降に再開予定となるでしょう」。ウィリアム皇太子もキャサリン皇太子妃と3人の子どもたちのサポートをするため、少なくともキャサリン皇太子妃の退院までは公務を延期する。キャサリン皇太子妃は子どもたちのためにいつも通りでいたいと思っていること、自身に関する個人的な医療情報については非公開にしておきたいと望んでいるという。そのため王室は、今後はキャサリン皇太子妃の経過について「共有すべき重要な新情報」がある場合のみ伝えるとしている。王室の広報担当者によると「がんではない」とのこと。キャサリン皇太子妃が手術前に公に姿を見せたのは、昨年のクリスマスだった。ウィリアム皇太子、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子と家族そろってセント・メアリー・マグダレン教会で行われた毎年恒例のクリスマス礼拝に出席した。英王室は、キャサリン皇太子妃の情報を公表した数時間後に、チャールズ国王が前立腺肥大のため来週病院で治療を受けることも明かした。(賀来比呂美)
2024年01月18日昨年公開された『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』で、6度目のタッグを組んだレオナルド・ディカプリオ&マーティン・スコセッシ監督が、「Letterboxd」のオファーを受けオンラインで対談。映画談義に花を咲かせた。2002年の『ギャング・オブ・ニューヨーク』から20年以上の間に6本の映画でコラボしてきた2人。スコセッシ監督は自分がメガホンを取る際に、キャストやスタッフにその映画のイメージとして参考になる作品を紹介するという。例えば『アビエイター』では、ダイニングルームでの食事シーンにハワード・ホークス監督の『ヒズ・ガール・フライデー』を観てほしいと希望した。シネマの巨匠スコセッシ監督から映画を紹介されることはあっても、自分が紹介するのはなかなか…というレオ。レオは「Letterboxdから、ぼくがあなたになんの映画を紹介したことがあるかと聞かれたのだけど、あなたは80年代までに作られた映画は全部観ているような人だから、かなり難しかったんだよね」と語り掛けると、スコセッシ監督は照れ笑い。「確かぼくは『千と千尋の神隠し』を紹介したんじゃなかったかな。宮崎監督の映画。『もののけ姫』だったかな?」とここでレオは宮崎駿監督作のタイトルを挙げ、スコセッシ監督は「『千と千尋の神隠し』だったよ。きみが『観て』と言ったのは」と答えた。映画ファンから「レオがこんなにリラックスして話している姿は貴重!」「スコセッシ監督は本物の映画オタクだ。映画のことなら24時間話せそう」「レオがスコセッシ監督にジブリ作品を教えたのか~うれしい」などの感想が寄せられている。(賀来比呂美)■関連作品:キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 2023年10月20日より世界同時劇場公開画像提供 Apple TV+
2024年01月17日「ウェンズデー」でタイトルロールを演じて主演女優賞にノミネートされたジェナ・オルテガが、第75エミー賞授賞式に出席した。レッドカーペットで、4月に撮影予定の同作の新シーズン(シーズン2)について「The Hollywood Reporter」に語った。「間違いなく、もう少しホラー要素が増えるシーズンになります。スケールがなにもかも大きくなって、アクションも満載。一話一話がまるで映画のようです」とシーズン1より壮大になると明かしている。ただ、ウェンズデーのキャラクターそのものは「本当にまったく変わらない」とのこと。シーズン1では、「ウェンズデーがすること、私が演じなくてはならないことすべてが、彼女のキャラクターに全然しっくりいきませんでした」と脚本への不満をもらしたジェナ。そのため、「セリフを変えてしまうというプロの俳優らしくないこともしてしまって…」と裏話も明かしていたが、シーズン2の脚本には満足そう。というのも、今シーズンではジェナはプロデューサーにも名を連ねており、自分の意見をより真剣にとらえてもらえるようになったからだ。製作総指揮を務めるティム・バートンとの関係も良好で、ジェナは最近バートン監督の『ビートルジュース』続編にも出演し、撮影を終えている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年01月17日今月初め、インスタグラムでフォローしていた人全員をアンフォローしたゼンデイヤ。現在フォローしている人はゼロで、恋人トム・ホランドのこともフォロー解除してしまった。トムは依然としてゼンデイヤのアカウントをフォローしているものの、ファンから「2人の関係は終わってしまったのでは?」と心配の声が上がっていた。そこで、「TMZ.com」がロサンゼルスで友人と歩いていたトムに「ゼンデイヤと別れたんですか?」と尋ねると、「いいえ、全くそんなことはないです」と否定したという。さらに1月14日(現地時間)、クリティクス・チョイス・アワード授賞式に出席したトムは、ちょっとした“のろけ話”も飛び出した。レッドカーペットで「Extra」の記者に「自分が出演した作品はよく観ますか?」と聞かれると「もちろんです」と答え、時々ゼンデイヤと一緒に共演作『スパイダーマン』シリーズの1作目『スパイダーマン:ホームカミング』を観ていると明かした。「19歳の頃にあの映画を作ったんだよな~と思い出すんですよね」「あの映画が大好きで、あの頃の思い出を味わうのも好き。だからあまり頻繁には観ないようにしています。とにかく特別なものなので」と語った。同授賞式で主演男優賞(「クラウデッド・ルーム」)にノミネートされていたトムは、同ドラマについても「編集中にゼンデイヤと一緒に観た」とも言っており、交際は順調の模様だ。(賀来比呂美)
2024年01月16日1月14日(現地時間)、第29回クリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)授賞式が開催された。クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』が作品賞、監督賞を含む最多8部門で受賞した。生涯功労賞のキャリア・アチーブメント賞を受賞したのはハリソン・フォード。受賞スピーチで、「今夜ここで私たちの業界がどんなふうに変化しているのかということや、私のキャリア初期にはおそらく存在していなかったチャンスを、才能豊かな人たちが手にしているのを見てとてもうれしく思っています」と語った。また、受賞スピーチ中に感極まって目を潤ませたことも話題になっている。舞台から観客席の妻カリスタ・フロックハートに向かって、「私の愛しい妻に感謝したい。カリスタ・フロックハート、あなたは私がたくさんのサポートを必要としているときに、支えてくれました」と伝え、カリスタの目にも涙があふれた。主な受賞結果は以下の通り。作品賞『オッペンハイマー』監督賞クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』主演男優賞ポール・ジアマッティ『The Holdovers』主演女優賞エマ・ストーン『哀れなるものたち』助演男優賞ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』助演女優賞ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers』脚本賞グレタ・ガーウィグ&ノア・バームバック『バービー』アンサンブル演技賞『オッペンハイマー』長編アニメ賞『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(賀来比呂美)■関連作品:オッペンハイマー 2024年、全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年01月16日セレーナ・ゴメスが主演するリンダ・ロンシュタットの伝記映画の監督に、デヴィッド・O・ラッセルが就任したことが分かった。ラッセル監督はアカデミー賞において、『ザ・ファイター』で監督賞、『世界にひとつのプレイブック』で脚色賞と監督賞、『アメリカン・ハッスル』で脚本賞と監督賞と、これまで5度のノミネート歴がある。アメリカ西海岸を代表する稀代のシンガーのリンダ。主に70年代から80年代にかけて活躍し、「悪いあなた」、「夢はひとつだけ」など大ヒットを連発。グラミー賞を10度以上獲得している。2014年にはロックの殿堂入りを果たした。2011年に引退を発表。2013年にはパーキンソン病で歌うことができないと語っていたが、のちに進行性核上麻痺であることが判明したという。引退後は2013年に自伝「Simple Dreams: A Musical Memoir」を出版。2019年、この自伝に基づいたドキュメンタリー映画『リンダ・ロンシュタット サウンド・マイ・ヴォイス』が製作された。今作は同作のプロデューサーを務めたジェイ・キーチと、リンダのマネージャーのジョン・ボイランが製作を務める。リンダを演じるセレーナは、インスタグラムのストーリーズにリンダの自伝の画像を載せ、本作について報告した。(賀来比呂美)
2024年01月15日先月、ジョナサン・メジャース(『アントマン&ワスプ:クアントマニア』カーン役)が元恋人に対する暴行とハラスメントの2件で有罪判決を受けた。これにより、ディズニーとマーベル・スタジオはジョナサンとの契約を解除。征服者カーンを再び演じる予定だった『Avengers: The Kang Dynasty(原題)』(2026年公開予定)と『Avengers: Secret Wars(原題)』(2027年公開予定)への出演は取りやめとなり、すでにサンダンス映画祭で世界初上映を行った主演作『Magazine Dreams(原題)』の公開も危ぶまれている。「CNN」は、ジョナサンがさらなる出演作を失ったと報道。ライオンズゲートの『48 Hours in Vegas(仮題)』で、80年代から90年代にかけてNBAで大活躍した元バスケットボール選手のデニス・ロッドマンを演じる予定だったが、解雇されたという。ライオンズゲートもこの作品を手放したため、フィル・ロード&クリス・ミラーらプロデューサーは新たなパートナーを探す必要があるようだ。脚本は『イッツ・ア・ワンダフル・ビンジ』のジョーダン・ヴァンディーナ。本作は、シカゴ・ブルズがユタ・ジャズと対戦した1998年のNBAファイナルの最中に、ラスベガスで48時間の休暇を過ごしたロッドマンを描く。ロッドマン本人も製作総指揮の一人に名を連ねている。(賀来比呂美)
2024年01月15日ユニバーサル・ピクチャーズよりヴァンパイア映画『Abigail(原題)』の予告編が解禁となった。予告編はある犯罪集団が5000万ドルの身代金を目当てに、バレエ帰りの大富豪の娘アビゲイルを誘拐するシーンからスタート。集団の一味であるジョーイはアビゲイルを気にかけ、「私たちの言う通りに、いい子にしていればすぐに終わるからね」と指切りをして約束する。しかし、アビゲイルは誘拐“されている”身でありながら、「これからあなたたちに起こることを、残念に思う」と意味深なことを言い出す。ある屋敷にアビゲイルを監禁したジョーイたちだったが、実は監禁されたのはジョーイたちの方だった。出入り口や窓を完全に封鎖され戸惑うジョーイたち。アビゲイルがなにかを知っているかもしれないと察し、事情を聞きに行く。するとアビゲイルはいとも簡単に手首にかけられていた手錠を外し、文字通り牙をむく。アビゲイルはバレリーナ・ヴァンパイアだったのだ。ジョーイたち一行は、宙を舞い、踊りながら攻撃してくるアビゲイルと死闘を繰り広げることになる。キャストはジョーイ役にメリッサ・バレラ、犯罪集団のメンバーとしてダン・スティーヴンス、キャスリン・ニュートン、故アンガス・クラウドらが出演。監督は『スクリーム(2022)』『スクリーム6』でメリッサと組んだマット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレット。4月19日全米公開予定。(賀来比呂美)
2024年01月12日2011年に27歳の若さで亡くなったエイミー・ワインハウスの伝記映画『Back to Black(原題)』の予告編が公開された。本作はエイミーがアルバム「フランク」でデビューを飾った2003年から、「バック・トゥ・ブラック」をリリースした2006年までの出来事が描かれる。彼女の名声、音楽業界に与えた影響、そして元夫のブレイク・フィールダー=シビルとの関係に焦点を当てるという。エイミーを演じるのは『バービー』でバービーの一人を演じたマリサ・アベラ。ブレイクはジャック・オコンネルが演じる。マリサはインスタグラムで予告編をシェアし、「彼女の音楽、彼女の人生、彼女が遺したもの #BackToBlack」と紹介。コメント欄では「そうです!私が歌っています。アン・マリー・スピード先生にジャイルズ・マーティン、ありがとう」と、劇中の歌声が自分自身のものであるということを伝え、歌唱指導のコーチと音楽プロデューサーに感謝を述べている。エイミーのファンや映画ファンは「まるで本物のエイミーみたい」「早く観たい。公開まであと数か月待たなきゃならないのがツラい」「足にエイミーのタトゥーを入れるくらいの大ファンです。本当に待ちきれない。文字通り、鳥肌が立った。映画を作ってくれてありがとう。最高のものに違いない」と予告編に好意的。『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』のサム・テイラー=ジョンソン監督がメガホンを取った『Back to Black』は、2024年4月にイギリス、5月にアメリカで公開予定。(賀来比呂美)
2024年01月12日『リコリス・ピザ』のポール・トーマス・アンダーソン監督がメガホンを取る新作映画に、レオナルド・ディカプリオ、ショーン・ペン、レジーナ・ホールが出演することが分かった。まもなくカリフォルニア州で撮影開始とのこと。「Variety」誌が報じた。新作映画の脚本はアンダーソン監督が手掛け、『リコリス・ピザ』でプロデューサーを務めたサラ・マーフィー、アダム・ソムナーと共に製作も行う。製作スタジオはワーナー・ブラザース。タイトルは未定で内容に関しても明らかになっていないが、関係者によれば予算は約1億ドルで、アンダーソン監督作としてはかなりの額だという。アンダーソン監督は、これまで手掛けた『ブギーナイツ』『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『インヒアレント・ヴァイス』『ファントム・スレッド』『リコリス・ピザ』でアカデミー賞にノミネートまたは受賞歴がある同賞の常連。映画ファンは「キャスト3人の組み合わせがすごくおもしろい。絶対に観る!」とキャスティングに興味を示し、期待の声を寄せている。また、「レジーナがオスカーを獲ることになるの?泣きそう」「レジーナにもちゃんとふさわしいギャラを払ってね!」「ついにレジーナが日の目を見ることになった。うれしい」とレジーナ推しのファンの喜びの声も殺到。レジーナは『最終絶叫計画』シリーズのブレンダ役で知名度を上げた俳優だ。(賀来比呂美)
2024年01月11日2002年に製作されたダニー・ボイル監督のサバイバル・ホラー映画『28日後…』に、新たな続編が作られることが分かった。「The Hollywood Reporter」が報じた。同作には2007年に『28週後…』が作られたが、3作目となる今作は『28 Years Later』(直訳:28年後)のタイトルで企画が進められているという。『28日後…』では監督&脚本を担当したボイル&アレックス・ガーランドは、2作目では製作総指揮として活躍したが、3作目では再び監督&脚本家として帰ってくる。2人は前2作でプロデューサーを務めたアンドリュー・マクドナルドらと共に製作も行う。ボイル監督が長編映画を撮るのは2019年の『イエスタデイ』以来久々となる。1作目で脚本家デビューしたガーランドは2015年に『エクス・マキナ』で監督デビューも果たした。キャストについては未定だが、1作目に主演し一躍有名になったキリアン・マーフィーは、「ダニーやアレックスに会う機会があるといつも続編のことを言っているんです」と続編出演に乗り気であることを昨年「NME」に明かしている。映画ファンは「『28か月後』は作られなかったけれど、『28年後』はできるんだね!」「いよいよという感じ」「2007年からずっと待っていた」「ダニー監督がカムバックするなら、キャストもオリジナルメンバーがそろうといいな」などの感想をXに寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:【重複のため利用停止】28週後... 2008年1月19日より有楽町スバル座、お台場シネマメディアージュほか全国にて公開© 2008 TWENTIETH CENTURY FOX
2024年01月11日「ウォーキング・デッド」のスピンオフドラマ「The Walking Dead: The Ones Who Live(原題)」より予告編が公開された。今作は、かつて「ウォーキング・デッド」のリーダーだったリック・グライムズ(アンドリュー・リンカーン)と、リックのパートナー、ミショーン(ダナイ・グリラ)を主人公として描くリミテッド・シリーズ。予告編は、リックを探して旅するミショーンのシーンからスタート。2人は予告編の中だけでも数々の困難に見舞われている。ミショーンは馬に乗り、一人でウォーカー軍団と対峙。「(リックと離れている時間が)あまりにも長すぎる」と弱音を吐き、涙を流す。一方リックは血まみれになって呆然としていたり、軍人のビールに「なぜここにいるんだ、グライムス。殺したいのか?死にたいのか?」と尋ねられ、「こっちが聞きたいよ」と返答し、微妙な表情を見せる。最後はミショーンの希望に満ちた笑顔と「この世界を自分たちのものにしたいと願えば、それは可能だ」というナレーションで締めくくられる。「ウォーキング・デッド」のファンは、「リックの姿を再び見ることができて本当にうれしい。やはり彼が『ウォーキング・デッド』の要であり魂だから」「予告編を観る限り、“本家”よりいいものができたのではないだろうか?」「興奮しすぎて泣きそうになった。鳥肌モノの感動がある」と本編に期待を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:ウォーキング・デッド [海外TVドラマ]© 2010 American Movie Classic Company,LLC. All Rights Reserved.
2024年01月11日1月8日、ウィレム・デフォーが「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に2768番目の星型プレートを獲得した。お祝いセレモニーが開催され、ペドロ・パスカル、パトリシア・アークエット、マーク・ラファロ、ギレルモ・デル・トロらが駆け付けた。ペドロはゲストスピーチの場で「映画館で父と一緒に(ウィレムの出演作でアカデミー助演男優賞にノミネートされた)『プラトーン』を観ました。ウィレムには大いに泣かされ、父が私をトイレに連れて行かなければならなかったほど。当時は10歳でした。俳優になりたかったんです」と、ウィレムに影響を受けたと語った。また、ペドロが「ウィレムは素晴らしい友人であり、私にとって偉大な師匠です」称え、「大好き!」とスピーチを終えると2人はハグ&キス。周りから歓声と拍手で祝福された。2人は2016年にチャン・イーモウ監督作『グレートウォール』で共演している。ペドロ・パスカル、ウィレム・デフォー、パトリシア・アークエット Photo by Amy Sussman/Getty Imagesペドロのスピーチ後、ウィレムは応援に駆けつけてくれた人たちの名前を読み上げて紹介。先日、ゴールデングローブ賞作品賞を受賞したウィレムの出演作『哀れなるものたち』からも多くのスタッフが集まり、人望の厚さを感じさせた。星型プレートを囲んだ記念撮影では、マークとウィレムが四つん這いになってプレートにキスするというおちゃめな姿も披露。共にうれしそうな笑顔が印象的だった。(賀来比呂美)
2024年01月10日ジョン・ファヴローが、『スター・ウォーズ』の新作映画『The Mandalorian & Grogu(原題)』のメガホンを取ることになったという。タイトルの通り、主人公はマンダロリアンとグローグー。『スター・ウォーズ』公式サイトおよびSNSが発表した。製作は年内に開始。ファヴロー監督はルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長&デイヴ・フィローニと共にプロデューサーも務める。このトリオは実写ドラマ「マンダロリアン」でもタッグを組み、製作総指揮を務めている。ファヴロー監督は、「ジョージ・ルーカスが作り出した豊かな世界を舞台として物語を伝えるのが大好きです。マンダロリアンと弟子のグローグーを大きなスクリーンに登場させるのは、とても楽しみです」とコメント。ジョン・ファヴロー Photo by Jesse Grant/Getty Images for Disneyケネディ社長も「ジョン・ファヴローとデイヴ・フィローニはスター・ウォーズに2人の新しい、愛されるキャラクターを投入しました。今度の物語は映画にピッタリなものです」と自信をうかがわせている。発表された『スター・ウォーズ』のXの投稿では、最後がドラマ「マンダロリアン」の中でたびたび登場するマンダロリアンのキメ台詞「This is the Way(我らの道)」で締めくくられた。多くのファンもXに「This is the Way」とポストし、期待をふくらませている模様だ。(賀来比呂美)
2024年01月10日昨年5月に全米脚本家組合(WGA)のストライキの影響を受け、延期となっていた「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン5の製作がついに始まったことがわかった。Netflixと同ドラマの公式SNSは「これはコード・レッド(緊急事態)です。『ストレンジャー・シングス』シーズン5の製作が正式に始まりました」と報告。クリエイターのダファー兄弟とミリー・ボビー・ブラウンらキャストの集合写真を投稿した。白黒写真だが、壁に飾られている大きな「5」のネオンサインだけは赤色で際立っている。Xにはファンから「やっと帰ってきてくれるんだ!」「めちゃくちゃ楽しみ」「この素晴らしいキャストと一緒に最後の感動的なジェットコースターに乗るのが待ちきれません」「子どもだったあの子たちがみんな大人になったね」などの喜びのコメントが多数寄せられている。「ストレンジャー・シングス」シーズン5はファイナルシーズンであり、ドラマは終了することになる。しかし、今後も様々なスピンオフ作品が誕生予定だ。ロンドンではすでに舞台「Stranger Things: The First Shadow」が昨年11月から上演が行われている。また、Netflixがアニメの製作にGOサインを出したことも報じられている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年01月09日ギレルモ・デル・トロ監督が手掛けるNetflixの映画『Frankenstein(原題)』で、フランケンシュタインを演じる予定だったアンドリュー・ガーフィールドが、スケジュールの都合で降板したことが分かった。代わりにジェイコブ・エロルディがキャスティングされたという。「Showbiz 411」などが報じた。ジェイコブは2019年に出演したドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」で知名度を上げ、2023年にソフィア・コッポラ監督作『Priscilla(原題)』でエルヴィス・プレスリーを演じて話題に。最近では『プロミシング・ヤング・ウーマン』でアカデミー脚本賞を受賞したエメラルド・フェネル監督作『Saltburn』に出演し、貴族階級の魅力的な学生を演じている。Xでは、アンドリューの降板に「本当に残念」とがっかりするファンも多いが、その一方で身長が195センチ前後と長身のジェイコブがフランケンシュタイン役にキャスティングされたことには「説得力がある」「見てみたいかも」と期待の声も上がっている。『Frankenstein』はメアリー・シェリーの同名小説を基に、デル・トロ監督が脚本、製作も行い映画化する。ほかのキャストは『スター・ウォーズ』シリーズのオスカー・アイザック、『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』でヴォルペ伯爵の声を担当したクリストフ・ヴァルツ、『Pearl パール』のミア・ゴス、『西部戦線異状なし』のフェリックス・カマラーら。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年01月09日第81回ゴールデン・グローブ賞が1月7日(現地時間)、ロサンゼルスで開催された。パンデミック収束し、劇場で大作映画が公開されるようになった2023年を象徴する作品に参加したスターやセレブたちがドレスアップし、レッドカーペットを華やかに飾った。映画のドラマ部門主演女優賞を受賞した『キラー・オブ・ザ・フラワームーン』のリリー・グラッドストーンはヴァンレティノ(Valenntino)。白のストラップレスにたっぷりしたデザインの黒のオペラコート、ブルガリ(Bulgari)のジュエリーを合わせた。リリー・グラッドストーン Photo by Kevin MazurGetty Imagesミュージカル・コメディ部門主演女優賞のエマ・ストーン(『哀れなるものたち』)は、立体的な花の刺繍をあしらったルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のカスタム。淡い色彩の繊細なビーズで覆われたプランジスタイル、フロントの深いスリットとトレーンが特徴。髪は自然に下ろし、ダイヤモンドのイヤリングを見せた。主演と製作を兼ねた『バービー』が今年開設された興行成績賞を受賞したマーゴット・ロビーはジョルジオ・アルマーニ・プリヴェ(Giorgio Armani Privé)のカスタムのドレスを着用。作品のテーマカラーであるホットピンクのシークインに同色のチュールのボアは、マテル社の「1977スーパースターバービー」のスタイルを再現したものだ。マーゴット・ロビー Photo by Earl Gibson IIIGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Images助演女優賞を受賞したダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『The Holdovers』原題)はロダルテ(Rodarte)ダークレッドのストラップレス。胸の部分は貝殻のデザインだ。TVでは、ドラマシリーズ部門女優賞のサラ・スヌーク(『メディア王~華麗なる一族~』)がプラバル・グルン(Prabal Gurung)のレースのバンドゥをあしらった黒のシースルー。ニール・レーン・クチュールのダイヤモンドのイヤリングを合わせた。コメディ・ミュージカル部門女優賞を受賞したアヨ・エデビリはプラダ(Prada)赤のストラップレス。足首が見える丈に長いトレーンがアクセント。アヨ・エデビリ Photo by Gilbert FloresGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Imagesリミテッド&アンソロジーシリーズ、TV映画部門女優賞のアリ・ウォン(『BEEF/ビーフ』)はディオール(Dior)のオートクチュールで白のストラップレス。トレードマークの大きなメガネにジュエリーはスワロフスキー(Swarovski)だ。助演女優賞を受賞したエリザベス・デビッキ(『ザ・クラウン』)はディオール(Dior)のシャンパンゴールドのシークインのドレス。自然に下ろしたブロンドの髪色とマッチしていた。今年はストラップレスやオフショルダーのデザインも人気。歌曲賞候補のデュア・リパ(『バービー』)はスキャパレレリ(Schiaparelli)。マーメイドラインのシルエットは演じた役への目配せになっていた。映画のドラマ部門女優賞にノミネートされた『Priscilla』(原題)のケイリー・スピーニー(ミュウミュウ/miumiu)、プレゼンターのミシェル・ヨーやアマンダ・サイフリッド、キャリー・マリガン、ジェニファー・アニストン、エル・ファニングら、多くのスターが好んで着用した。デュア・リパ Photo by Kevin MazurGetty Images個性を放ったのは、「What Was I Made For」(バービー)で歌曲賞を受賞したビリー・アイリッシュ。イベントにドレスで登場することも増えたが、今回はウィリーチャバリア(Willy Chavarria)のオーバーサイズのブレザーにシャツとタイ、カーキのスカートにピンクのソックスというプレッピー・スタイル。ベラ・ラムジー(『The Last of Us』)はプラダのペールブルーのジャケットにグレーのパンツを合わせた。人気のカラーは赤で、プレゼンターで登場したフローレンス・ピューは花のアップリケにボリュームのあるスカートのスリップドレスを着用。ダックテイルにしたヘアスタイルで彼女らしい個性を強調した。他にもセレーナ・ゴメス(アルマーニ・プリヴェ)やジュリアン・ムーア(ボッテガヴェネタ/Bottega Veneta)、レイチェル・ブロズナハンなど多くのスターが赤をチョイスした。セレーナ・ゴメス&フローレンス・ピュー Photo by Michael KovacGetty Images for Moët & Chandonピンクをチョイスしたのはプレゼンターを務めたハンター・シェファーやヘイリー・スタインフェルド。どちらもプラダのドレスだ。さらに花モチーフというトレンドも取り込んだのはジェニファー・ロペス。ニコル+フェリシア・クチュール(Nicole + Felicia Couture)のペールピンクに大きなバラのモチーフというデザインをゴージャスに着こなした。映画のドラマ部門女優賞候補のグレタ・リー(『パスト・ライブス/再会』)はロエベ(Loewe)の淡いイエローのドレス。背面のデザインがエレガントだ。助演女優賞候補のロザムンド・パイク(『Saltburn』)はディオールのヴィンテージ・ドレス。黒のレースの花模様が全体に散りばめられたミディ丈で、フィリップトレイシー(Philip Treacy)のヘッドピースがアクセント。ロザムンド・パイク Photo by Kevin MazurGetty ImagesCMブレイク中に親友のセレナ・ゴメスを見つけて話し込んでいたテイラー・スウィフトはグリーンのシークインドレス。グッチ(Gucci)の特注で、細いショルダーストラップ、大きく開いた背中の3本の細いストラップが特徴。ジェリーはデビアス(DeBeers)のダイアモンド。最後に男性のファッションも。やはりCMブレイク中の様子をカメラに追われ続けたティモシー・シャラメはセリーヌ(Celine)の幾何学模様をあしらったシークイン・ジャケットが目を引いた。同色のシャツの胸をはだけ、カメラを気にすることなくカイリー・ジェンナーと仲睦まじい様子を見せていた。ティモシー・シャラメ&カイリー・ジェンナー Photo by Christopher PolkGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Images映画のドラマ部門男優賞を受賞したキリアン・マーフィー(『オッペンハイマー』)はサンローラン(Saint Laurent)のスーツ、助演男優賞受賞のロバート・ダウニー・ジュニア(『オッペンハイマー』)はディオール(Dior Men)。同男優賞候補のバリー・コーガン(『Saltburn』)はルイ・ヴィトンの赤のスーツ。上下の色のトーンやダミエ模様のサイズが異なる個性的なデザイン。同じく男優賞候補のアンドリュー・スコット(『異人たち』)はヴァレンティノ(Valentino)で全身ホワイトのスタイル。バリー・コーガン Photo by Amy SussmanGetty ImagesTVのドラマ部門男優賞候補のペドロ・パスカル(『The Last of Us』)はボッテガヴェネタ(Bottega Veneta)の無数の白糸で模様を縫いつけた黒のシャツに黒のパンツ。転んで負傷した右腕を黒のアームホルダーで吊った姿はちょっと痛々しいながらもスタイリッシュに決まっていた。ペドロ・パスカル Photo by Tommaso BoddiGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Images(冨永由紀)
2024年01月08日マーベルの『Thunderbolts(原題)』から、出演予定だったスティーヴン・ユァンが降板したことが分かった。本人が「Variety」誌に認めた。スティーヴンが演じる予定だったのは、セントリーというキャラクター。いまも「マーベル映画に出たい」というスティーヴンは、「辞退せざるを得なくなったことをどれほど残念に思っているかを伝えるのに、メールを何度も書き直しました」と製作側に詫びたことを明かしている。将来的に、どんなマーベル映画に出演したいかと尋ねられると「それを言うにはちょっと早すぎるかなと思います。きっとたくさんの人をがっかりさせたことでしょうし。だから、いま言えるのは『私を起用してくれてありがとう』ということですね」と語った。出てみたい作品はあるが、「よく、言ってしまうと叶わなくなると言われるので、心の中にしまっておきます」とも。降板を決めるきっかけとなったのは、昨年WGA(全米脚本家組合)とSAG-AFTRA(全米映画俳優組合)のダブルストライキにより同作の撮影が中断され、スケジュール調整がつかなくなったことのようだ。「私が思うに、時が過ぎ、物事が変わっていく中で、なんだか身を引くことになったという感じです」と話している。「でも(監督の)ジェイク(・シュライアー)は素晴らしい作品を作ってくれると思いますよ」とシュライアー監督にエールを送った。(賀来比呂美)
2024年01月05日