1994年公開作『フォレスト・ガンプ/一期一会』のロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス、ロビン・ライトの3人が再びタッグを組んだ『Here(原題)』の予告編が公開された。原作はリチャード・マグワイアの同名グラフィック小説。脚本は『フォレスト・ガンプ』のエリック・ロスとゼメキス監督が共同執筆した。本作は、何世代にもわたる複数の家族の物語が一つの場所で展開され、描かれる。トムとロビンはティーンエイジャーから80代までを演じており、そのために「メタフィジック・ライブ」というディエイジング(若返り)技術が用いられている。予告編は冒頭からティーンエイジャーの2人が登場。リチャード(トム)が父親に彼女のマーガレット(ロビン)を紹介するシーンから始まる。その後2人は夫婦となり家庭を築く。最後はリチャードが杖をつくマーガレットの手を引き、空き家となった懐かしの我が家を訪れ「ここがぼくらの家だったんだよ。ここに住んでいたんだ」と語り掛けるシーンで終わる。予告編は映画ファンに好評。「若返ったトムとロビンを見てこんなにうれしくなるのは予想外だった。このように長年にわたって彼らを見せることは、観客の感情を激しく揺さぶるだろう。これぞ映画の醍醐味だ」「映画界ではリスクを冒すことが少なくなっているこの時代に、ゼメキス監督は果敢に挑戦している。素晴らしい」「私の子どもにはこれが『フォレスト・ガンプ2』だと教えるつもり」「ゼメキス監督、お帰りなさい。美しい作品ですね」などの感想を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:フォレスト・ガンプ/一期一会 2013年7月27日よりMOVIE ON やまがたにて上映
2024年06月27日A24より、ホラー映画『Heretic(原題)』の初予告編が公開された。「Heretic」とは「異端者」を意味する。監督・脚本は『クワイエット・プレイス』の脚本をジョン・クラシンスキーと手掛けたブライアン・ウッズ&スコット・ベックのデュオ。主演はヒュー・グラント。予告編は、モルモン宣教師の若い女性2人(ソフィー・サッチャー&クロエ・イースト)が、街中で熱心に伝道活動を行うシーンからスタート。2人は大雨の中、ある一軒家にたどり着く。笑顔で歓迎する男性(ヒュー)から家の中に招かれるが、「女性がいないと入れないんです」といったん断わる。しかし「妻がパイを焼いているんだ」と言われて安心し、何の疑いもなく中に入る。それが恐怖の始まりだった。2人は家の中に閉じ込められ、強烈な心理ゲームをさせられることに…。男は「出ていきたいのなら引き留めはしないが、信仰に基づいてどちらかのドアを選んでほしい」と2つのドアを指して2人に選択させる。「心臓の鼓動が速くなるよ。死にたいと思うくらいにね」とおどけた顔で警告するヒューの演技に「これは期待できそう!」とファンから期待の声が寄せられている。「ロマコメ以外の映画だって、ヒュー・グラントは最高なんだよ!」「ヒューが演技を楽しんでいるのがわかる」「A24のホラーはどうしていつもこんなに素晴らしいのか」「ヒュー・グラントが悪役?観るしかない」と予告編への感想は大好評だ。(賀来比呂美)
2024年06月26日ドウェイン・ジョンソン、クリス・エヴァンスが出演するクリスマス映画『Red One(原題)』の初予告編が公開された。予告編の冒頭は、レッド・ワンのコードネームを持つサンタクロース(J・K・シモンズ)が北極で警備責任者を務めるカラム(ドウェイン)のサポートのもと、筋トレに励んでいるシーンからスタート。クリスマスに備えて精を出していたレッドだが、ある日何者かに誘拐されてしまう。そこで、カラムは「世界一のトラッカー(追跡者)」として名高いジャック・オマリー(クリス)の手を借りることに。訳の分からないまま無理やり北極に“輸送”されたジャックは、カラムの同僚のゾーイ(ルーシー・リュー)にまじめな顔で「サンタクロースを探すのに協力してほしい」と頼まれ、思わず苦笑い。するとしゃべる白熊が現れ腰を抜かす。カラムは「こいつは(サンタクロースの)悪い子リストに載っている奴だから、信用ならない」と不信感をあらわにするが、結局2人はチームを組む。以降、ジャックはしゃべる白熊以外にも、伝説の生物・クランプスや、スノーマンなどこの世に存在するとは思えない様々なものを目にする。カラムがプラモデルの車を一瞬にして本物の高級車に変えてしまうマジックには感動し、「ワンダーウーマン」のフィギュアも本物にできるのではないかと妄想。そんなジャックにカラムはあっさり「無理」と言い放つ。果たして2人はレッドを奪還することができるのか。予告編後半では、ゾーイが深刻な表情で「ノークリスマスになる可能性も考えて準備をしなければ」とカラムに告げるシーンもある。映画ファンの予告編への感想は「アクション満載のホリデイコメディだね!」「ブラックアダムとキャプテン・アメリカがチームを組んでサンタクロースを救う物語?絶対観なきゃ!」「最高のクリスマス映画になりそう」など。『Red One』は11月15日全米公開予定。(賀来比呂美)
2024年06月26日映画芸術科学アカデミーが新会員候補として487名を招待し、公式ホームページで発表した。487名のうち俳優部門の候補は29名で、今年アカデミー助演女優賞を受賞したダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』、同主演女優賞候補のリリー・グラッドストーン(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)、同主演女優賞候補のサンドラ・ヒュラー(『落下の解剖学』)、グレタ・リー&ユ・テオ(『パスト ライブス/再会』)、役所広司(『PERFECT DAYS』)らの名前が挙がっている。日本人は役所さんのほか、ヴィジュアル・エフェクト部門に今年のアカデミー賞で視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』の山崎貴、渋谷紀世子、高橋正紀、野島達司。キャスティング・ディレクター部門に『PERFECT DAYS』の元川益暢、撮影監督部門に『万引き家族』の近藤龍人、『ドライブ・マイ・カー』の四宮秀俊。衣装デザイナー部門に『万引き家族』『首』の黒澤和子。エグゼクティブ部門にフミコ・タカギ。編集部門に『君たちはどう生きるか』の松原理恵、瀬山武司。プロデューサー部門に『万引き家族』の松崎薫。短編&長編アニメ部門に『グッバイ、ドン・グリーズ!』のいしづかあつこ、『アリスとテレスのまぼろし工場』の岡田麿里、『みじめな奇蹟』の折笠良、『BLAME!』の制作を手掛けたポリゴン・ピクチュアズの代表取締役・塩田周三、『この世界の片隅に』の浦谷千恵、『半島の島』の和田淳、『犬王』の湯浅政明、脚本家部門に『PERFECT DAYS』の高崎卓馬が招待を受けている。アカデミーのCEOのビル・クラマーと会長のジャネット・ヤンは「今年の新メンバーをアカデミーに迎えられることを楽しみにしています。世界中から集まった非常に才能豊かなアーティストであり、専門家である彼らは、私たち映画制作コミュニティに大きな影響を与えてきました」とコメントしている。(賀来比呂美)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.PERFECT DAYS 2023年12月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2023 MASTER MIND Ltd.
2024年06月26日A24が、サム&マックス・エガースの監督デビュー作『The Front Room(原題)』の予告編を公開した。サム&マックスは、A24とゆかりの深いロバート・エガース監督の双子の弟。サムはロバート監督作『ウィッチ』で制作アシスタントを務め、マックスは『ライトハウス』でロバートと脚本を共同執筆し、映画制作を学んできた。満を持しての監督デビュー作となる本作は、英作家スーザン・ヒルの同名短編に基づくホラー。主演は歌手で俳優のブランディ・ノーウッドで妊娠中の妻を演じている。自宅に子ども部屋を用意し、出産を楽しみにしている妻のもとに夫から「父が亡くなった」という電話がかかってきた。夫婦は義父の遺言に従い、義母を家に引き取って同居することになる。義母は夫の実母ではなく“継母”だ。義母は「持っているお金を全部あげるよ」と豪語するので、妻は「家のローンが完済できるかもね」とほのかな期待を持つ。しかし、義母との同居がスタートすると生活は一変。やりたい放題の義母とホラーバトルに。予告編の最後は妻が「ここは私の家!」と叫び、「生まれたばかりの子どもと義母と閉じこもっていれば、だれでも気が狂いそうになるものだ」と語るリアルなシーンも見られる。映画ファンは「A24という存在そのものに感謝する」「A24バンザイ!ホラー映画を再び偉大なものにしてくれた」「ブランディをA24の映画で見られるとは思わなかった。うれしい!」「予告編、最高。本編も楽しみ」などの感想をYouTubeのコメント欄に寄せている。(賀来比呂美)
2024年06月24日『M★A★S★H マッシュ』『普通の人々』『ハンガー・ゲーム』シリーズなどで知られるドナルド・サザーランドが亡くなった。88歳だった。所属事務所CAAによると、長い間、闘病生活を送っていたという。息子のキーファー・サザーランドは、インスタグラムに幼い自身と若き父ドナルドの写真を投稿し追悼。「個人的に、父は映画史上最も重要な俳優の一人だと思います。良い役、悪い役、醜い役でも決してひるむことはありませんでした。自分のしていることが大好きでしたし、自分が大好きなことをしていた。これ以上のことは望めないというくらい、素晴らしい人生を歩みました」とつづった。俳優として60年以上のキャリアを誇り、出演した映画・テレビ作品は200を超えるベテランのドナルド。多くの業界仲間がその死を悼んでいる。エドガー・ライト監督は好きなドナルドの主演作として『赤い影』と『SF/ボディ・スナッチャー』を挙げ、「偉大なスクリーン・レジェンド」と称えた。ロン・ハワード監督は、「『バックドラフト』で彼を監督できて幸せでした。史上最も知的であり、興味を引き、心を奪う俳優の一人です」と称賛した。その他にもバイデン米大統領、マット・リーヴス監督、ヘレン・ミレン、ロブ・ロウ、「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」の原作者マーガレット・アトウッドらがお悔やみのメッセージを送っている。(賀来比呂美)
2024年06月21日9月5日から15日に開催される第49回トロント国際映画祭で、デヴィッド・クローネンバーグ監督がノーマン・ジュイソン賞、エイミー・アダムスがパフォーマー賞を受賞することが分かった。『ザ・フライ』『クラッシュ』など独特な作品を作り続け、ファンを獲得してきたクローネンバーグ。同映画祭は「クローネンバーグ監督の革新的なストーリーテリングと、慣例にとらわれないテーマの探求は、世界における現代映画を形成し続けている」と評した。ファンは「クローネンバーグ監督が正当な評価を受けるのはファンとしてうれしい」「偉大な芸術家」「彼にふさわしい」と喜びの声を上げている。アカデミー賞に6度のノミネート経験を持つ演技派俳優のエイミーについては、「この賞はエイミーの卓越したすべての作品を称えるものである」とコメント。ファンは「確かにエイミーはどの作品を見ても素晴らしい」「2025年こそオスカー像を手に!お祈りしています」などの声をXに寄せている。昨年は『デッドプール&ウルヴァリン』のショーン・レヴィ監督がノーマン・ジュイソン賞、『ラスティン ワシントンの「あの日」を作った男』で今年アカデミー主演男優賞にノミネートされたコールマン・ドミンゴと、『ファントム・スレッド』のヴィッキー・クリープスがパフォーマー賞を受賞した。(賀来比呂美)
2024年06月19日第77回カンヌ国際映画祭で審査員長と女優賞(アドリアナ・ラパス、ゾーイ・サルダナ、セレーナ・ゴメス、カルラ・ソフィア・ガスコン)を受賞した『Emilia Perez(原題)』の初予告編が公開された。監督は2015年に『ディーパンの闘い』でパルムドールを獲得したジャック・オーディアール。言語はスペイン語で現在のところ予告に英語字幕はついておらず、英語圏の映画ファンから「早く英語字幕を!」と切望する声が上がっている。舞台は現在のメキシコ。弁護士のリタ(ゾーイ)は、ビジネスから手を引き長年の夢だった性別適合手術を受けて新たな人生を歩みたいという、麻薬カルテルのボスに手を貸すことに。『Emilia Perez(原題)』 (C) APOLLO予告編は、リタが「セニョーラ!」という男性の呼びかけに振り向いた瞬間、ゴミ袋のようなものを頭からかぶされてしまうというショッキングなシーンから始まる。そして麻薬カルテルのボス、マニタス・デル・モンテが女性のエミリア・ぺレスに生まれ変わる姿も描かれている。この役を、実際のトランスジェンダー俳優カルラが演じている。セレーナが演じるのはマニタスの妻。予告編の後半では、ミュージカルシーンも見られる。『Emilia Perez』はフランスで8月21日に公開、アメリカとUKはNetflixが配給権を持っているが公開日は明らかになっていない。(賀来比呂美)
2024年06月19日中国のSF作家、劉慈欣による世界的ベストセラー小説「三体」が、巨匠チャン・イーモウ監督(『初恋のきた道』『HERO』)によって映画化されることが分かった。言語は中国語だという。日曜日(現地時間)、上海国際映画祭にて製作スタジオの「Beijing Enlight Media」が明かした。小説「三体」は「三体」「三体II 黒暗森林」「三体III 死神永生」の三部作で、第一作は2008年に中国で出版された。日本、アメリカを含む多数の国で翻訳され、ジェームズ・キャメロン監督やバラク・オバマ氏などがファンとして知られている。内容は「文化大革命で物理学者の父を惨殺され、人類に絶望した女性科学者の葉文潔。彼女は人類の運命を左右するプロジェクトが進行している軍事基地にスカウトされ、足を踏み入れる…」というもの。すでに中国ではアニメ化&ドラマ化され、Netflixでも「ゲーム・オブ・スローンズ」を手掛けたデヴィッド・ベニオフ&D・B・ワイスらがドラマ化。Netflixは今年3月からシーズン1の配信をスタートし、シーズン3まで更新したことを発表済みだ。イーモウ監督による映画化に、ファンは「イーモウ監督なら必ずや最高の解釈を映画で見せてくれるはず」「この物語はテレビより映画化されるべきだと思っていた。楽しみ!」「どうか三部作すべてを映画化して」などの期待のコメントをXに寄せている。(賀来比呂美)
2024年06月18日7月26日にアメリカ公開となる『デッドプール&ウルヴァリン』が、中国で同時公開されることが分かった。ディズニーが中国のSNSのマーベルアカウントを通じて発表した。海外から輸入される映画やドラマなどのメディアに厳しい検閲体制を敷いている中国。『デッドプール』シリーズ第1弾は同国内で公開は認められず、第2弾『デッドプール2』はアメリカでのリリースから数か月後に作られた子ども向け(PG-13版)『デッドプール2のおとぎばなし』が公開された。そんな経緯があり、MCU初のR指定作品であり、前作、前々作より過激さが増すとみられる今作が、アメリカと同時公開になるのは異例であると驚きの声が上がっている。それも、大幅な編集やカットは行わないというのだ。ディズニーとマーベルは検閲による編集について具体的には触れていないが、「Variety」誌によると、「暴力、血、言葉づかい」に関係するごくわずかなシーンがカットされているという。また、スタジオの関係者は、「ストーリーテリングに影響するようなカットは行われておらず、デッドプール魂を貫いた映画のままだ」と語っている。『デッドプール&ウルヴァリン』は、日本では7月24日に世界最速公開が決定している。(賀来比呂美)■関連作品:デッドプール&ウルヴァリン 2024年7月24日より全国にて公開© MARVEL 2024
2024年06月18日15日(現地時間)、フランスで開催されていたアヌシー国際アニメーション映画祭が閉幕した。長編部門においては、黒柳徹子氏の自伝的小説を基に映画化した『窓ぎわのトットちゃん』(八鍬新之介監督)が特別賞のポール・グリモー賞を受賞。同賞は昨年、『夏へのトンネル、さよならの出口』(田口智久監督)も受賞した。代表作に『やぶにらみの暴君』(のちに『王と鳥』として改作)を持つ、アニメーターで監督の故ポール・グリモーの名を冠した賞。長編部門の最高賞のクリスタル賞はオーストラリアの『Memoir of a Snail(原題)』。2004年に『ハーヴィー・クランペット』でアカデミー短編アニメ賞を獲得した、アダム・エリオット監督のストップモーション・アニメ。エリオット監督が長編アニメのメガホンを取るのは2009年の『メアリー&マックス』以来で、奇しくもこの作品も同年のアヌシー国際アニメーション映画祭でクリスタル賞を受賞していた。審査員賞・観客賞はラトビア・ベルギー・フランスの『Flow(原題)』だった。『窓ぎわのトットちゃん』特別賞受賞の知らせに、Xには祝福や喜びのコメントが多数寄せられている。(賀来比呂美)■関連作品:窓ぎわのトットちゃん 2023年12月8日より全国東宝系にて公開© 黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会
2024年06月17日先週末、北米などで封切りを迎えた『インサイド・ヘッド2』が絶好調だ。1億5500万ドルの北米オープニング週末興行収入を稼ぎ出し、過去18か月間で2023年7月公開の『バービー』に次ぐ記録を打ち立てた。(『バービー』は1億6200万ドル)。北米では、2位は先週トップだった『バッドボーイズ RIDE OR DIE』、3位は『猿の惑星/キングダム』だった。海外オープニング週末興行収入は1億4000万ドル。まだ38か国(または地域)でしか公開されておらず、今後フランス、イタリア、中国、スペイン、ブラジル、そして日本(8月1日)などの大きなマーケットで公開が始まり、さらなる興収が見込まれる。上記を合計した世界興収は2億9500万ドルで、「Deadline」によると、現在の為替レートを使用し、同一条件で換算すると歴代アニメ史上最高のオープニング興収記録を持つ『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を超えているとのこと。前作より9年ぶりに製作された『インサイド・ヘッド2』。前作で11歳だった主人公の少女ライリーが、今作ではティーンエイジャーに。彼女を見守ってきた頭の中の感情ヨロコビたち以外にも、シンパイなどの新たな感情(キャラクター)が登場する。監督はピクサーで様々な作品の絵コンテや脚本を手掛けてきたケルシー・マン。今作が長編監督デビュー作だ。(賀来比呂美)■関連作品:インサイド・ヘッド2 2024年8月1日より全国にて公開©2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2024年06月17日「ゲーム・オブ・スローンズ」の前日譚ドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」が、シーズン3へ更新された。制作・放送局のHBOが発表した。同ドラマは数日後にシーズン2の放送開始を控えている。HBOのフランチェスカ・オーシ氏は、プレスリリースにて原作者のジョージ・R・R・マーティン、ショーランナーのライアン・コンダル、製作陣、キャスト、スタッフが「驚くほど素晴らしいシーズン2で、新たな高みに到達しました」とコメント。「シーズン2を作り上げるために、チーム全体が注いだドラゴン級の努力に深い感銘を受けています。彼らの熱意のスケールはそれほどのものだったのです。ターガリエン家の物語を続け、シーズン3で再びチームが燃えさかる炎のごとく輝くのを見るのは、この上ない喜びです」とシーズン3への更新を報告した。ファンはXで「もちろん更新されるとは思っていたけれど、正式発表はうれしい」「シーズン2が完璧なのは間違いない。だからこその更新だね」などとコメント。また、シーズン1とシーズン2の間が2年空いたことがトラウマになっているようで、「シーズン3は2年も待たせないで。今年中に撮影を開始して!」「どうか2025年に放送してください!」と切実な声も上げている。「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」シーズン2は、日本では6月17日よりU-NEXTで独占配信開始。(賀来比呂美)
2024年06月14日『パディントン』シリーズ第3弾『Paddington in Peru(原題)』の予告編が公開された。冒頭では、パディントンが証明写真機の中でパスポート写真を撮るのに奮闘する様子が描かれている。なんとか無事にパスポートを手に入れたパディントンは、ブラウン一家と共にペルーへと向かう。ペルーの “老クマ”ホームで隠居生活を送るルーシーおばさんに会うためだったが、現地に着くと修道女(オリヴィア・コールマン)から「あいにく、彼女は冒険のようなものに出かけています。ジャングルの奥深くにいて、どこにいるのか見当もつきません」と言われてしまう。しかし自身が子どもの頃、ルーシーおばさんに見つけてもらったことを感謝しているパディントンは、「今度はぼくがおばさんを見つける番だ!」と使命感を燃やす。そうして一行は広大なジャングルへと旅に出る。オリヴィア演じる修道女も一緒に。『Paddington in Peru』は11月8日にイギリスで公開。シリーズのメインキャストはほぼ続投だが、ブラウン家のメアリーがサリー・ホーキンスからエミリー・モーティマーに交代。新キャストにオリヴィア、アントニオ・バンデラスらが加わる。(賀来比呂美)
2024年06月13日実写版『モアナと伝説の海』でモアナを演じる俳優にオーストラリア出身の17歳の新星、キャサリン・ラガアイアが起用されたことが分かった。キャサリンは「People」誌に「モアナは私の大好きなキャラクターの一人なので、私の中に受け入れることが本当に楽しみです」とコメント。祖父はサモアのサバイイ島、祖母はサモアのウポル島出身だといい、「サモアとすべての太平洋諸島の人たちを祝福し、私に似た若い女性たちを代表する機会をいただけて、大変光栄です」と喜びを語っている。俳優で歌手の父ジェイ・ラガアイアも大喜びで、「今日、私の愛しい娘ケイティが大きな冒険へと旅立ちました」とインスタグラムにつづった。撮影のため、キャサリンが年内いっぱいは故郷に戻ってこないことや、母と妹が同行していることも明かした。キャサリンのほか、モアナの父役にジョン・トゥイ(『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』、母役にフランキー・アダムス(「エクスパンス -巨獣めざめる-」)、祖母役にレナ・オーウェン(『スター・ウォーズ』シリーズ)がキャスティングされた。また、以前よりアニメ版でマウイの声を担当したドウェイン・ジョンソンが、マウイ役を演じることが発表されている。実写版『モアナと伝説の海』は2026年7月10日全米公開予定。(賀来比呂美)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開© 2016 Disney. All Rights Reserved.
2024年06月13日10月19日に開催される第4回アカデミー・ミュージアム・ガラで、クエンティン・タランティーノ監督、リタ・モレノ、ポール・メスカルが表彰されることが分かった。タランティーノ監督は映画の創造的な可能性を広げることに貢献したアーティストを称える「ルミナリー賞」、リタは世界に文化的影響力を与えたアーティストに贈られる「アイコン賞」、ポールは映画をめぐる支配的な物語を文脈化し、挑んできた新進のアーティストまたは学者を称える「ヴァンテージ賞」を受賞する。昨年はメリル・ストープが「アイコン賞」、マイケル・B・ジョーダンが「ヴァンテージ賞」を受賞した。映画ファンは「リタはハリウッドでラテン系の人々に道を開いてくれた。おめでとう!」「今までの功績を考えれば、ポール・メスカルは間違いなく特別な人」「私の中でポールの株は上がるばかり。アイルランドの最高峰!」と祝福している。アカデミー・ミュージアム・ガラは、博物館の展覧会、教育イニシアティブ、公共プログラムを支援するために募金集めを行うイベントで、昨年は1000万ドルを集めた。今年はニコール・キッドマン、サルマ・ハエック、エヴァ・ロンゴリア、タイラー・ペリーらが共同議長を務める。(賀来比呂美)
2024年06月11日1998年に公開された『プラクティカル・マジック』の続編が製作されることが分かった。ワーナー・ブラザースが「正式発表!『プラクティカル・マジック2』を企画中です。まもなくです」とXで発表した。『プラクティカル・マジック』は、アリス・ホフマンの同名小説を原作とし、サンドラ・ブロックとニコール・キッドマンが魔女の血を引くサリー&ジリアン・オーウェンズ姉妹を演じたラブコメディ。『プラクティカル・マジック』 (C) APOLLOオーウェンズ家の女性には、愛する男性が早死にするという先祖の呪いがかけられていた。実際にその呪いを目の当たりにしてきたサリーは恋愛に対して慎重に、ジリアンは自由奔放に振る舞う。ある日、サリーは恋人から暴力を受けているというジリアンの救出に向かい、大騒動へと巻き込まれていく…。『プラクティカル・マジック』 (C) APOLLO「Variety」誌によると、オーウェンズ姉妹を演じたサンドラとニコールは前作の製作を担当したデニース・ディ・ノヴィと続編のプロデューサーを務めることは決まっており、再出演に関しても交渉中だという。脚本は、前作よりアキヴァ・ゴールズマン(『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィンチ・コード』)が続投。『プラクティカル・マジック』 (C) APOLLOカルト的人気を誇る作品とあって、続編製作決定にもファンから「『ビートルジュース』の次は『プラクティカル・マジック』?だれか過去に戻ってティーンエイジャーの私に伝えてください。『未来にもいいことはあるよ』と」「もう席に着いています。映画館の従業員の方は驚いているようです。まだ公開前ですからね。でも私は座っていたいんです」などの熱いコメントが寄せられている。(賀来比呂美)
2024年06月11日今年3月、「ジェン・ブイ」でメインキャラクターの一人のアンドレを演じていたチャンス・パードモがバイク事故によって亡くなった。5月5日、同ドラマの製作陣は、「アンドレ役に他の俳優をキャスティングすることはしない」と声明を発表。現在、シーズン2の制作が行われており、製作総指揮のエリック・クリプキはドラマの中で今後アンドレがどのように描かれるかを「TVLine」に明かした。最初に、「(チャンスの死は)信じられないほどの悲劇です。彼のご家族にお悔やみを申し上げます」と改めてチャンスを悼んだクリプキ。「アンドレ役を他の俳優に代えようとはしていません。そんなことはできないですから。ドラマの中で、アンドレ役が亡くなることになります。そのためキャストにとっては、非常に重く、感情的につらいでしょう。私たちはできる限り、チャンスに敬意を表したいと思って努力しています」と語った。クリプキの発言に、多くのファンは「『ブラックパンサー』のチャドウィック・ボーズマンが亡くなった時のマーベルと同様の対応でうれしいです。チャンス、天国でゆっくり休んでください」「彼ほどアンドレを素晴らしく演じられる人はいません」「視聴者も観るのがつらくなりそうなエピソードですね。でも、彼に最大限に敬意を表した決断だと思います」などの好意的なコメントを寄せている。(賀来比呂美)
2024年06月10日第51回デイタイム・エミー賞授賞式が7日と8日(現地時間)の2日にわたって開催された。アメリカで50年以上放送されている長寿ドラマで、エミー賞の常連「ジェネラル・ホスピタル」が作品賞、監督賞、脚本賞、助演男優賞の最多4冠。監督賞の受賞の際に、ドラマのチームは先月窃盗犯に殺害されたかつてのレギュラーキャスト、ジョニー・ワクターを追悼した。今回の授賞式では、『メリー・ポピンズ』のバート/ミスター・ドース・シニア役で知られるディック・ヴァン・ダイク(98)が、デイタイム・エミー賞史上最高齢の受賞者になるという新記録を達成した。ディックが受賞したのは、ドラマ部門のゲスト賞(「Days of Our Lives(原題)」)だった。ディックは受賞スピーチで、「ありがとう。信じられません。なんだかナイトタイムのテレビのスパイになったような気分です。史上最高齢の候補者になるとはね。これまでの人生、ずっと老人を演じてきました。こんなに長生きするとわかっていたら、もっと自分を労わればよかった!」とジョークを交えて喜びを語った。ディック・ヴァン・ダイク Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Imagesディックはこれまでプライムタイム・エミー賞の常連で、自身の主演シットコム「The Dick Van Dyke Show」などで4度の受賞歴がある。(賀来比呂美)
2024年06月10日第77回トニー賞授賞式で行われるパフォーマンス作品が明らかになった。ミュージカル作品賞にノミネートされている「ヘルズ・キッチン」「イリノイ」「アウトサイダー」「サフス」「サーカス象に水を」の5作品と、ミュージカル・リバイバル作品賞にノミネートされている4作品のうち、「グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!」を除く「キャバレー」「メリリー・ウィー・ロール・アロング」「TOMMY」の3作品のパフォーマンスが、それぞれのキャストによって披露される。アメリカの演劇界で最も権威のあるトニー賞。今年、ミュージカル部門でノミネートされている俳優で、映画ファンにとってお馴染みなのは、ミュージカル主演男優賞候補のエディ・レッドメイン(「キャバレー」)、ミュージカル助演男優賞候補のダニエル・ラドクリフ(「メリリー・ウィー・ロール・アロング」)。もちろん、エディもダニエルもパフォーマンスに参加する。「エディとダニエル!2人がそれぞれステージで見せてくれるものが楽しみだ」とXで期待の声を上げているファンも。第77回トニー賞授賞式は、6月16日、ニューヨークのリンカーン・センターにて開催。3年連続でアリアナ・デボーズが司会を務める。(賀来比呂美)
2024年06月07日Netflixで8月15日よりパート1、9月12日よりパート2が配信開始となる「エミリー、パリへ行く」シーズン4からファーストルック画像が公開された。主人公のエミリー・クーパーを演じているリリー・コリンズも、自身のインスタアカウントで画像を紹介。「やっとシーズン4のファーストルックをシェアすることができて、とてもうれしいです。新しいシーズンには新しいファッションを選ぶことになりますが、エミリーの冬のワードローブは期待を裏切りませんよ。私と同じくらい、みなさんにとって8月15日が楽しみな日になりますように」とつづった。ファンは「エミリーのすべてのワードローブを借りたい!」「コーデをまねさせてもらうね」「まだ7月にもなっていないけれど、冬のファッションが楽しみになってくる」と喜びの声を上げている。公開された画像では、エミリーだけでなく、ミンディ(アシュリー・パーク)、カミーユ(カミーユ・ラザ)、ジュリアン(サミュエル・アーノルド)、リュック(ブリュノ・グエリ)も個性的なファッションを披露している。Netflixによると、シーズン4の始まりはカミーユとガブリエル(リュカ・ブラヴォー)の結婚式での衝撃的な出来事の後、ガブリエルとアルフィー(ルシアン・ラヴィスカント)の両者に思いを寄せ動揺するエミリーの姿が描かれる。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年06月06日『天使にラブ・ソングを2』が公開から30周年を迎え、同作で主人公デロリスを演じたウーピー・ゴールドバーグが、自身が司会の一人を務めるトーク番組「The View」で同窓会を開催。シスター・メアリー・パトリック役のキャシー・ナジミーらキャストに加え、劇中で聖フランシス高校の聖歌隊のメンバーを演じた子役たちも集まった。デロリスの衣装で登場したウーピーは、懐かしいキャストたちと共にかつて劇中で歌った「Oh Happy Day」のシーンを再現。当時リードボーカルを務めたアマール役のライアン・トビーが、今回も見せ場を作った。また、みんなで劇中歌「Joyful, Joyful」も歌ったのだが、その際にウーピーは感極まって涙を流した。生徒役の中で最年少(当時13歳)だったジェニファー・ラブ・ヒューイットは、同窓会に参加できなかったものの、番組にビデオメッセージを寄せた。「私はとても若く、ティーンエイジャーでしたが、クイーンであるウーピー・ゴールドバーグと仕事ができたんです。彼女は最高にクールでとても親切な人」「同窓会に参加したかった!『天使にラブ・ソングを3』に私が必要でしたら、ぜひ連絡をくださいね」とキャストに呼び掛けた。ここ数年、ウーピーは『天使にラブ・ソングを3』を企画中であることをメディアで語っている。2022年には新たなキャストとしてリゾ、ニッキー・ミナージュ、キキ・パーマーが出演してほしいとラブコールを送っていた。(賀来比呂美)
2024年06月06日2006年にイーライ・ロス監督がメガホンを取ったホラー映画『ホステル』が、テレビドラマ化されることが分かった。「The Hollywood Reporter」が報じた。映画版のプロデューサーを務めたロス、クリス・ブリッグス、マイク・フライスの3人が製作総指揮として参加。ロスは監督も務め、ブリッグスと脚本執筆も担当する。製作会社はApple TV+の「セヴェランス」を手掛けた「Fifth Season」で、配信・放送プラットフォームは未定。主演候補は『ジョン・アダムズ』でエミー賞主演男優賞、ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞したポール・ジアマッティで、まもなく出演契約が締結される見込みとのこと。映画版『ホステル』は、ヨーロッパを旅するアメリカ人のあるバックパッカーたちが、「美女たちと素晴らしい一夜を過ごせる」とうわさのスロバキアのホステルを訪れ、想像を絶する恐怖を味わうという話。第1弾が大ヒットし、『ホステル2』『ホステル3』と続編も製作された。ドラマ版は映画版を現代版にしたもので、ハイレベルなスリラーとして再創造するという。映画ファンは「イーライ・ロスとポール・ジアマッティって最高に奇妙な組み合わせ。楽しみすぎる」「これは絶対にうまくいく」「信じられないくらいうれしい」とXで歓喜の声を上げている。(賀来比呂美)■関連作品:ホステル 2006年10月28日より公開
2024年06月05日『アントマン』シリーズのホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ役で知られるエヴァンジェリン・リリーが、インスタグラムで俳優業引退を宣言した。2004年から2010年まで放送された「LOST」のケイト役でブレイクしたエヴァンジェリンは、先日、2006年に「LOST」の撮影現場らしき場所で「10年後には引退して家庭を持っていたい」と夢を語っていた映像をインスタに投稿。「10年後の引退」は叶えられなかったが、18年経った現在、「自分のビジョンを生きる喜びと充足感に満たされている」として、俳優業を引退すると宣言した。「家庭を持つ」ことについては、2010年より「LOST」の製作スタッフだったノーマン・カリと交際し、2011年に長男、2015年に次男を出産。すでに実現している。「当たり前の選択(富と名声)から身を引くのは、時に怖いと感じるかも。でも、ダルマ(正しい行い)に足を踏み入れれば、恐れは満足感に取って変わる」と自身の考えをつづった。「いつの日か、ハリウッドに帰ってくるかもしれないけれど、いまはここが私の居場所。新しいシーズンがやってきた。私は準備万端で幸せです」と人生における新たな旅立ちを喜んだ。エヴァンジェリンの引退宣言にファンは「あなたは私にとって憧れの人」「幸せを見つけられてよかった!」「これからもずっと応援しています」と声援を送っている。(賀来比呂美)■関連作品:アントマン 2015年9月19日より全国にて公開© Marvel 2015アントマン&ワスプ 2018年8月31日より全国にて公開©Marvel Studios 2018アントマン&ワスプ:クアントマニア 2023年2月17日より全国にて公開© Marvel Studios 2022
2024年06月05日先週末、中国で海外アニメ映画2本が封切りを迎えた。日本の『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』とアメリカの『The Garfield Movie(原題)』だ。コンサル会社の「Artisan Gateway」の調べによると、両者のオープニング興行収入は前者が1260万ドル、後者が820万ドル。ただし、『ドラえもん』は金曜日、『ガーフィールド』は土曜日と公開日に一日分の差がある。1、2位は海外のアニメ映画が独占したが、3位は中国映画の『The Last Frenzy(原題:末路狂花銭)』だった。今井一暁監督がメガホンを取った『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』は、『映画ドラえもん』シリーズの43作目で、日本では3月1日に公開された。「Comscore」によると、現在までの世界興行収入は4050万ドルだという。『The Garfield Movie』はジム・デイヴィスの漫画「ガーフィールド」をアニメ映画化したもので、クリス・プラットが主人公ガーフィールド、サミュエル・L・ジャクソンがガーフィールドの父ヴィックの声を担当している。監督は『チキン・リトル』のマーク・ディンダル。アメリカで5月24日に公開開始となり、先週末は同国内で『ブルー きみは大丈夫』『マッド・マックス:フュリオサ』を抑えて首位を獲得した。(賀来比呂美)■関連作品:映画ドラえもん のび太の地球交響楽 2024年3月1日より全国東宝系にて公開Ⓒ藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2024ブルー きみは大丈夫 2024年6月14日より全国にて公開©2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2024年06月04日『プレデター』シリーズのスピンオフ映画『Badlands(原題)』に、エル・ファニングが主演として出演交渉中だと「Deadline」などが報じた。メガホンを取るのは、『プレデター』シリーズ第5弾『プレデター:ザ・プレイ』を手掛けたダン・トラクテンバーグ監督。同作は2022年に米Huluで配信された際、初日の視聴回数が史上最高ナンバーワンの大ヒット作となり、話題を集めた。エミー賞で6部門にノミネートされ、音響編集賞を受賞。現在、続編の開発が行われている。『Badlands(原題)』にはトラクテンバーグ監督のほか、『ザ・プレイ』の脚本家パトリック・アイソンも参加。2人は脚本を共同執筆したという。姉のダコタ・ファニングと共に子役時代からハリウッドで活躍してきたエルは、昨年シーズン3で終わりを迎えた「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」で初めてエミー賞(コメディシリーズ部門主演女優賞)にノミネート。高い演技力が評価された。ファンは、「『THE GREAT』のエルの演技は素晴らしかった。今作にも期待している!」「役作りで筋肉ムキムキになるのかな?」「トラクテンバーグ監督は『プレデター』シリーズ史上最高の作品を作ってくれたから、『Badlands』も本当に楽しみだ」とXに期待の声を寄せている。(賀来比呂美)
2024年06月04日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のドラックス役で知られるデイヴ・バウティスタが、SNSでティーンエイジャー時代の写真を公開。赤い海パンを身に着け、広大な海を背景にバルコニーに立っている16歳のデイヴ。プロレスラー時代の筋骨隆々ボディとまではいかないものの、16歳にしては完成された大胸筋、シックスパック、たくましい腕にファンは「これで16歳ってウソでしょ!」と驚きを隠せない模様。2023年に代表作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を卒業したデイヴは同年1月、「PageSix」に「ロマコメで主役を演じてみたい」と新たなジャンルの映画への出演意欲を語っていた。これまでにロマコメ映画への出演オファーは「ゼロ」で、「鏡を見ては『俺って、そんなに魅力がないのだろうか?』と自分に問うんだ」とも。しかし、若きデイヴの写真に、ファンは「すごくかっこいい。でもいまの方がもっといい。素敵な年の重ね方をしているね」「『ベイウォッチ』に出てそう(笑)」「こんな人がビーチにいたら、間違いなく惚れている」などの称賛コメントを送っている。(賀来比呂美)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.
2024年06月03日ワーナー・ブラザースが、2007年公開の戦争アクション映画『300<スリーハンドレッド>』のドラマ化企画を進めていることが分かった。「Variety」誌が報じた。内容については詳しくは明らかになっていないが、映画版の前日譚となるようだ。映画版はフランク・ミラーが書いた同名のグラフィック・ノベルを原作として、ジェラルド・バトラー主演で映画化。当時、6500万ドルと報じられた製作費に対して、4億5000万ドルの世界興行収入を記録する大ヒット作となった。現在、映画版のメガホンを取ったザック・スナイダーが、ドラマ版の監督と製作総指揮として交渉中。映画版で製作総指揮を務めたザックの妻デボラ・スナイダー、プロデューサーのジャンニ・ヌナリ、マーク・キャントン、バーニー・ゴールドマンもドラマ版に参加する模様。『アーミー・オブ・ザ・デッド』『REBEL MOON』などスナイダー監督作の製作に深く関わってきた、ウェスリー・カラーも加わる。脚本家はまだ決まっていないという。映画ファンは、「タイトルは『299』だろうか?」「『300』は素晴らしかった。楽しみだ」「スナイダー監督が関わってくれるのなら期待できる」「ドラマじゃなくて映画ならもっとよかった」「ジェラルド・バトラーが再出演してくれたらうれしい」などのコメントをXに寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:300[スリーハンドレッド] 2007年6月9日よりサロンパス ルーブル丸の内ほか全国にて公開©2006 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2024年06月03日Netflixが「アンブレラ・アカデミー」シーズン4(ファイナルシーズン)のティザー予告編を公開した。映像では、前シーズンより続投の、エリオット・ペイジ(ヴィクター)、トム・ホッパー(ルーサー)、デヴィッド・カスタニェーダ(ディエゴ)、エミー・レイヴァー=ランプマン(アリソン)、ロバート・シーハン(クラウス)、エイダン・ギャラガー(ファイブ)、ジャスティン・H・ミン(ベン)、リトゥ・アーヤ(ライラ)、コルム・フィオール(レジナルド)の姿が見られる。シーズン3の最後に“リセット”によってスーパーパワーを失ったハーグリーブズ家の兄弟姉妹。今シーズンのティザー予告編では、冒頭で「普通の生活を送る」ことの難しさに直面している様子がうかがえる。あるミッションのために再び団結することになった彼らは、みんなで車に乗り込むだけでもそれぞれの我を通し、まとまらない。それが「これぞアンブレラ・アカデミー」「彼らが戻ってきたという感じがする!」とファンの胸を熱くさせている。BGMは最終章にふさわしい、バンド「ヨーロッパ」の「ファイナル・カウントダウン」。ファンは「本当にファイナル・カウントダウンを迎えつつあるのが寂しい」「キャンセルではなく、きちんと完結させてくれてありがとう」「どうかそれぞれのキャラの単独スピンオフドラマを作って」などの感想を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年05月31日「トランスフォーマー」と「G.I.ジョー」のクロスオーバー映画(タイトル未定)に、『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワースが出演交渉中であることが分かった。「Deadline」が報じた。「トランスフォーマー」と「G.I.ジョー」は、米玩具メーカー「ハズブロ」社を代表する人気玩具シリーズで、これまでに数々の実写映画やアニメシリーズが制作されてきた。クリスが「ハズブロ」社関連作品に出演するのも初めてではなく、今年9月に全米公開予定のアニメ映画『トランスフォーマー/ONE』で、オプティマスプライム役の声優を務めている。2023年に公開された『トランスフォーマー/ビースト覚醒』のエンディングで、「トランスフォーマー」と「G.I.ジョー」のクロスオーバーがほのめかされていた時から本作を楽しみにしていたファンは、「本当に実現するんだ」と安堵の声を上げている。クリスが演じる役は明らかになっておらず、「どんな役なのかな?」と期待の声も寄せられている。本作の製作陣には『トランスフォーマー』シリーズのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、マイク・ヴァーラディアン、マイケル・ベイ、トム・デサント、ドン・マーフィーが参加。スティーヴン・スピルバーグと「ハズブロ・エンターテインメント」が製作総指揮を務める。(賀来比呂美)■関連作品:G.I.ジョー 2009年8月7日より丸の内ルーブルほか全国にて公開©2009 by Paramount Pictures
2024年05月31日