『Batgirl』(原題)に登場するトランスジェンダーのキャラクター、アリシア・ヨー役に、自身もトランスジェンダーであるアイボリー・アキノが起用された。DCコミックスを原作とした実写映画にトランスキャラが登場するのは初めてだという。「Variety」誌が報じた。アリシアは、レスリー・グレイス演じるバーバラ・ゴードン/バットガールの親友かつルームメイト。今月中旬にレスリーがインスタグラムのストーリーズに「バーバラ×アリシア」とキャプションを添えた手をつないで道路を横断する2人の女性の後ろ姿を投稿し、アイボリーをタグ付けすることで、アリシア役のキャスティングをいち早く匂わせていた。「People」誌によれば、アイボリーは2017年にドキュメンタリードラマのミニシリーズ「When We Rise」に出演した際に、記者会見でトランスジェンダーであることを公表。同作は1970年代から2010年代のアメリカにおけるLGBTの権利擁護運動を描いたもので、アイボリーは実在の活動家でトランスジェンダーのセシリア・チョンを演じた。フィリピンで誕生し、ティーンの頃にアメリカに移住したアイボリーは、26歳のときに国外で性別適合手術を受けた。それまでは「トランスの俳優はなんの役ももらえないんじゃないか」と俳優業を諦めそうになったこともあったというが、手術を受けたことで「外見と内面がやっと一致したと感じられた。それで最初に思ったことは『また演じられる!』だった」と語っている。『Batgirl』は年内にHBO Maxで配信予定。(Hiromi Kaku)
2022年01月26日「ゲーム・オブ・スローンズ」『シラノ』のピーター・ディンクレイジが、マーク・マロンのポッドキャスト「WTF」に出演。現在、ディズニーが製作中の実写版『白雪姫』について言及した。「非常に多くの偽善的行為が進んでいます」と切り出したピーター。「だれかを傷付けるつもりは文字通りないのですが」と前置きし、「しかし、彼らがすごく誇らしげにラテン系女優を白雪姫に起用したとき、私はちょっと引いてしまいました。それでもまだ『白雪姫』の物語を伝えようとするのかと。一歩下がって自分がやっていることに目を向けるべきです。私にはまったく理解ができません」と強く批判した。「ある意味では革新的ですが、洞窟に住んでいる7人のこびとなんていう、時代に逆行するかのような物語を作ろうというのです。なにをしているんだよと思いますね。私がこれまで主張してきたことは、なにも発展させることができなかったのでしょうか。もっと声高に叫ぶべきなのかもしれません」と、自身が小人症の俳優として発言してきたことが活かされていないと指摘した。「正しいことだと思ってやっているすべての人々と女優に愛と敬意を示します。しかし、私自身は『なにをやっているの?』という感じです」。伝統的な『白雪姫』をただ単にそのまま実写化することには否定的なピーターだが、「ハチャメチャでクール、進歩的なひねりがあるもの」なら楽しみだという。実写版『白雪姫』はレイチェル・ゼグラー(白雪姫)、邪悪な女王役にガル・ガドット(邪悪な女王)、トニー賞俳優のアンドリュー・バーナップの出演が決まっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:白雪姫 1950年9月26日公開
2022年01月25日ドウェイン・ジョンソンが主演するAmazonの『Red One』(原題)に、『キャプテン・アメリカ』のクリス・エヴァンスも参加することが明らかになった。「Variety」誌が報じた。クリスはアンソニー&ジョー・ルッソ監督の『グレイマン』、ピクサー×ディズニーの『バズ・ライトイヤー』の公開を控え、自身が主演とプロデューサーを務めるジーン・ケリーの伝記映画、Appleのロマンティック・アクション・アドベンチャー映画『Ghosted』(原題)と今後の出演作も目白押しと大忙しだ。『Red One』はドウェインがサンタクロースを演じるといわれている、クリスマス・アドベンチャー映画。昨年11月、ドウェインはインスタグラムで「クリスマスにまつわる言い伝えと豪胆な物語をあわせた、めちゃくちゃクールな世界を作り上げる」「製作前の準備はすでに始まっていて、2022年の夏に撮影を開始する」と宣言していた。監督は『ジュマンジ』シリーズでドウェインとタッグを組んできたジェイク・カスダン。脚本は『ワイルド・スピード ICE BREAK』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』などやはりドウェインとは顔なじみのクリス・モーガン。映画ファンは「クリスとドウェイン…最高のコンビ!」「クリスがクリスマス映画に?楽しみ」「この2人が出る映画なら、悪くなりようがない」と期待を寄せている。(Hiromi Kaku)
2022年01月25日エマ・ロバーツ&ギャレット・ヘドランドが、数週間前に破局したことが明らかになった。「People」誌が報じた。2人は2019年5月に交際が報じられ、2020年8月にエマが妊娠中であることを公表。同年12月に第1子男児ローズくんが誕生した。関係者は破局について「悲しいことです。2人は共同で育児をするためにベストを尽くしています。大変そうです」と語っている。同誌は破局を報じた同日に、ギャレットが2020年1月に起こした車の正面衝突事故で、ひどいけがを負ったという母娘から訴えられていることも報じた。母娘は懲戒的損害賠償と陪審裁判を求めているという。事故を起こした際、ギャレットの血中アルコール濃度は法定制限の4倍以上で、事故によって窓ガラスが割れて開いているにも関わらず、車内は酒の臭いで充満していたとのこと。この件で逮捕されたギャレットは不抗争の答弁をして有罪の判決を受け、30日間のリハビリプログラムや9か月に及ぶ初犯の人のためのアルコール&ドラックに関する教育プログラムを受けていた。そしてエマと破局後、ギャレットは再び飲酒による事件を起こしてしまった。22日夜(現地時間)、米テネシー州において、公で酩酊した容疑で逮捕された。詳細は不明だが、すでに2100ドル(約24万円)の保釈金を納めて保釈されており、3月に出廷することも決まっているという。(Hiromi Kaku)
2022年01月24日現在、世界で猛威を振るう新型コロナウイルスのオミクロン株により、映画業界にも大きな影響が出ている。トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル』の第7弾&第8弾の公開日が延期されることになった。第7弾は今年9月30日から2023年7月14日、第8弾は2023年7月7日から2024年6月28日になったという。パラマウント・ピクチャーズが発表した。「現在も続いているパンデミックを受け、慎重に考慮した結果、パラマウント・ピクチャーズとスカイダンスは『ミッション:インポッシブル』の7作目と8作目の公開日を延期することに決めました」「映画ファンのみなさんに、比類のない劇場体験をしていただくのを心待ちにしています」。『ミッション:インポッシブル』第7弾は、2020年2月にイタリアのヴェネチアで製作を開始したが、同月に新型コロナウイルスの影響で製作を中断。以降、場所を移して再開するも何度も中断の憂き目に遭い、公開日が延期されるのも今回が初めてではない。映画ファンの反応は「大丈夫、(トム主演の)『トップガン マーヴェリック』が延期の間楽しませてくれるよ」「ミッションが早くポッシブルになるといいね」「嘘だと言って!」など。(Hiromi Kaku)■関連作品:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 2015年8月7日(金)より全国にて公開© 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.ミッション:インポッシブル/フォールアウト 2018年8月3日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2022年01月24日マット・リーヴス監督&ロバート・パティンソン主演の『THE BATMAN -ザ・バットマン-』の上映時間が明らかになった。ほぼ3時間の175分(エンドクレジットを含む)だという。「The Hollywood Reporter」によれば、スーパーヒーロー映画では『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(242分)、『アベンジャーズ:エンドゲーム』(181分)に次ぐ長さとのこと。『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』は配信のみのため、劇場で公開されたスーパーヒーロー映画としては史上2番目に長い作品ということになる。『バットマン』映画との比較では、“長尺”の作品を撮ることで知られるクリストファー・ノーラン監督の映画『ダークナイト ライジング』(165分)より長く、『バットマン』史上最長映画となった。映画ファンの反応は、「たとえ4時間だって観に行くよ」「その1分1分を大切に観る」「準備はできている」と受け入れる声から、「休憩はあるんだよね?」「この映画を観に行く日は1滴も水分を摂らないぞ!」とトイレの心配をするジョークや声が上がっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2022年01月21日『ピッチ・パーフェクト』のアナ・ケンドリックと、「バリー」のビル・ヘイダーが、交際していることがわかった。交際開始からすでに1年以上が経っているという。関係者が「People」誌に語った。「アナとビルは、数年前に出会いました。アナは(過去にビルが出演していた)『サタデーナイト・ライブ』の司会を務めたことがありますし、2人は映画(Disney+の『ノエル』)で共演したこともあります。しかし、交際を始めたのは映画の後です」と馴れ初めを明かした。「彼らはとてもプライベートを大事にする人たちであり、コロナ禍ということもあって、関係を公にせず交際するのは容易でした。お互いを笑わせ合い、大笑いしています。彼女は本当にとても幸せです」と語っている。インターネットでの反応は、「なんかすごく納得がいくというか、お似合いの2人」「かわいいカップル」「すごくうれしくなった」と喜ぶ声が多数。ビルはマギー・キャリー監督と2006年に結婚し、3人の娘をもうけたのち2018年に離婚。2019年からレイチェル・ビルソンと交際を始めたが、2020年7月に破局していた。アナは2013年に出演作『Drinking Buddies』(原題)のセットで出会った撮影技師のベン・リチャードソンと長年交際しており、いつ破局したのかは不明だが、「Daily Mail」誌によると、最後に2人が一緒にいる姿が目撃されたのは2019年だという。(Hiromi Kaku)
2022年01月21日黒木華主演「ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇」の3話が1月20日オンエア。椛谷を演じる野間口徹の1人カラオケシーンに「なかなか観られない」「熱唱する姿が最高」などの声が上がるとともに、寛 一 郎演じる虎太郎の正体にも改めて大きな注目が集まっている。大手出版社・クスノキ出版運営のニュースサイト「カンフルNEWS」に配属され、編集長になった女性を主人公に、編集部員たちの仕事、生き方、恋愛を通して新時代の“人と人とのつながり”を描く、完全オリジナル社会派“風”お仕事エンターテインメントとなる本作。経理部時代は地獄の番犬・ケルベロスと呼ばれ、カンフルNEWSの編集長となった瀬古凛々子役で黒木さんが主演するほか、過去に自分が書いた記事がきっかけでトラブルが起こり心が折れ、その後は給料さえもらえればそこそこでいいというスタンスで働いてきた根津道春に溝端淳平。新卒採用の面接で凛々子の入社を推し、カンフルNEWSに凛々子を送り込んだクスノキ出版執行役員の仁和正樹に安藤政信。元「週刊カンフル」エース記者だったが妻に逃げられ離婚、シングルファーザーとして息子を育てるため出世争いから降り、現在は中学生の息子を持つ椛谷静司に野間口徹。「カンフルNEWS」の編集部員・下馬蹴人に野村周平。マンガ誌志望だったがカンフルNEWSに配属された一本真琴に石井杏奈。凛々子の後を尾けている謎のフリーカメラマン・笹目虎太郎に寛 一 郎。また真琴の同期・矢部涼介に一ノ瀬颯。薬膳カフェ「黄実子」の店長・黄実子にりょうといった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。10代から絶大な支持を集めている“覆面女子高生シンガー”AOIの正体を検証するという動画が注目を集め、その話題性に目をつけた凛々子はAOIの正体を暴くことに。検証動画はあるポーズをしているシルエットのAOIと、ライブハウスのステージであるポーズをする女の子の画像を並べたものだった。凛々子が椛谷とともにAOIの正体を追うと、検証動画に映っていたのが青野郁(上國料萌衣)という女性だという情報を得るが、AOIと郁の声紋を調べると別人と判明する。実がAOIの正体は20年前にヒット曲を出すも、その後鳴かず飛ばずとなっていたMIZACという男が、自分の声を加工してAOIになっていた…というのが3話の展開。ストレス発散のため1人カラオケをする椛谷…そんな椛谷のカラオケ好きがAOIの正体を見つけるきっかけにもなっていくのだが、視聴者からは「一人カラオケ大熱唱の野間口徹サンなんてなかなか観られない」「椛谷君が良い。カラオケで歌わされまくるの、可愛い」「カラオケで熱唱する姿が最高(笑)」といった声とともに「野間口徹回でしたね 安定のと言った感じ」「いやー、おっさん的に今日の野間口徹さん、良かったわ~」など、野間口さんがフォーカスされたことに喜びの声も。一方、前回のラストで帰宅中の凛々子を尾けていた虎太郎だったが彼女に気付かれていた模様で、今回のラストでは凛々子は「そこにいるんですよね、笹目さん」と、尾けているであろう虎太郎に対し声をかける…。虎太郎の行動に対し「笹目は瀬古ちゃんに恨みがある感じ…?」「笹目は凛々子の何を知ってて何故追いかけてるのか」など、SNSでも彼の素性について“考察”する投稿が多数。「来週は寛一郎くんの正体が分かるのかな」と、虎太郎の正体が気になる視聴者も続出中の模様だ。(笠緒)
2022年01月21日『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞4冠に輝き、新作を切望されているポン・ジュノ監督が、ワーナーのSF映画で監督、脚本、製作を担当することが決まったという。主演候補にはロバート・パティンソンが挙がっており、現在交渉中とのこと。「The Wrap」などが報じた。タイトル未定の本作は、まもなく出版されるエドワード・アシュトンの小説「Mickey7」が原作で、「アンディ・ウィアーの『火星の人』とブレイク・クラウチの『ダーク・マター』を足して2で割ったような作品」とのこと。死の危険性がある仕事のためにデザインされた、消耗品かつ使い捨てのクローン人間の物語で、主人公は危険な未開の地を開拓するべく調査に派遣されているミッキー7。すでに6回の“死”を経験し、記憶は彼らから引き継がれて“再生”され再び仕事に就くが、ある日ミッキー7は行方不明となり、死んだとみなされる。しかし、ミッキー7は死んでいなかった。彼は基地に生還すると、ミッキー8が仕事をしているのを見て…。ツイッターには「原作小説さえまだ発売されていないのに、すでに楽しみ」「ポン・ジュノ監督とロバート・パティンソンの組み合わせが最高」「ジュノ監督のことは信頼しているからね!」と期待の声が多数寄せられている。(Hiromi Kaku)
2022年01月20日『たかが世界の終わり』のギャスパー・ウリエルが、スキー中の事故により亡くなったことがわかった。37歳だった。「AFP」が伝えた。18日(現地時間)フランスのサヴォワでスキー中にほかのスキーをしていた人と衝突し、脳に激しい損傷を負ったという。ヘリコプターでグルノーブルの病院に搬送されたが、翌日死去した。ギャスパーは2001年に『ジェヴォーダンの獣』で俳優デビュー。代表作に若きハンニバル・レクターを演じた『ハンニバル・ライジング』、イヴ・サン=ローランを演じた『SAINT LAURENT/サンローラン』などがある。『たかが世界の終わり』ではフランスのアカデミー賞にあたるセザール賞で、主演男優賞を受賞した。また、シャネルの香水「ブルー ドゥ シャネル」の顔として、マーティン・スコセッシが監督した広告動画への出演でも有名。3月30日からDisney+で配信開始となるMCUドラマ「ムーンナイト」に出演しているギャスパー。ディズニーは「私たちの友人であり、一緒に仕事をした仲間であるギャスパー・ウリエルが悲劇的な死を迎えたと知り、深く悲しんでいます」とコメント。ギャスパーは2013年からモデルで歌手のガエル・ピエトリと交際しており、2016年には長男が誕生した。(Hiromi Kaku)■関連作品:たかが世界の終わり 2017年2月11日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開© Shayne Laverdière, Sons of Manual
2022年01月20日ベネディクト・カンバーバッチ主演作『パワー・オブ・ザ・ドッグ』の躍進が止まらない。17日(現地時間)にノース・ダコタ・フィルム・ソサエティ賞の受賞作品と受賞者が発表され、同作は作品賞を受賞した。ゴールデングローブ賞を含め、これで21個目の作品賞となった。この数は、Netflixのオリジナル映画としては過去最多となる。これまでの最多数はアルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA/ローマ』で、20個だった。近年のストリーミング配信サービスの台頭により、NetflixやAmazonのオリジナル作品が賞レースを賑わせるようになり数々の賞も受賞しているが、いまだアカデミー賞の作品賞は手にしていない。Netflixのオリジナル作品は、昨年に『Mank/マンク』、2020年に『アイリッシュマン』『マリッジ・ストーリー』、2019年に『ROMA/ローマ』が作品賞の候補となったが、それぞれの年に『ノマドランド』『パラサイト 半地下の家族』『グリーンブック』に敗れた。今年こそ、悲願の作品賞受賞となるかに注目が集まる。『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は1967年に出版されたトーマス・サヴェージの同名小説を、ジェーン・カンピオン監督が実写化。1920年代の米・モンタナ州を舞台に、大牧場を経営する兄弟を中心とした複雑な人間関係が描かれている。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-ROMA/ローマ 2018年12月14日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始【Netflix映画】パワー・オブ・ザ・ドッグ 2021年11⽉19⽇より一部劇場にて公開、12月1日よりNetflixにて配信
2022年01月19日アメリカで人気のストリーミング配信サービス「Roku」が、初のオリジナル伝記映画を製作することが明らかになった。「Variety」誌などが伝えた。題材となるのは、パロディ音楽、替え歌で有名なミュージシャン&コメディアンで、5度のグラミー賞の受賞歴もあるWeird Al Yankovic(ウィアード・アル・ヤンコヴィック)。ダニエル・ラドクリフが演じるという。タイトルは「Weird: The Al Yankovic Story」。製作を担当するのは製作会社の「Funny or Die」と「Tango」で、監督は「ブルックリン・ナイン-ナイン」のエリック・アペル。アルとアペルは共同で脚本も手掛け、アルはプロデューサー、アペルは製作総指揮も務める。アペルは2010年に今作と同タイトルの短編伝記映画の監督・脚本を務めたことがあった。わずか3分の作品で、アル役はアーロン・ポールが演じた。「この伝記映画は何も隠すことなく、ヤンコヴィックの人生のすべての局面――一躍名声を得た『Eat It』や『Like A Surgeon』から、セレブに対する熱烈な愛、堕落したライフスタイルまでを掘り下げます。『Weird: The Al Yankovic Story』は観客を本当に信じられないようなヤンコヴィックの人生とキャリアを描いた旅へと連れ出します。彼は神童から、史上最高の音楽的な伝説的人物となったのです」と「Roku」は今作の概要を発表している。また、アルは「ダニエルが映画の中で私を演じてくれることが、ものすごくうれしい。この役がどんなものになろうと、これからの世代の人たちが彼といえば『これ』と思い出す役になること間違いなしです」と語っている。(Hiromi Kaku)
2022年01月19日2020年12月にトランスジェンダーを公表したエリオット・ペイジが、イタリアで製作されたトランスジェンダーを題材としたドキュメンタリー映画『Into My Name』(英題)の製作総指揮を務めていることがわかった。「Variety」が報じた。同作は、2013年のヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を獲得したドキュメンタリー『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』の原案を担当したニコロ・バセッティが監督、プロデューサーを務めた作品。トランスジェンダーの息子マテオをもつ、バセッティ監督の経験を発端として作られたという。主人公となるのはイタリアの異なる街からやってきた20代前半から30代前半の4人のトランスジェンダーで、彼らは人生の異なる時期に、女性から男性へのトランス移行期を迎える。エリオットは「トランスの人々についてじっくりと考えられる作品です。このような映画はほかに観たことがありません。製作を通して、バセッティ監督が彼のトランスジェンダーの息子マテオと細かく話し合いながら進める姿を見て、とても美しいことだと思いました」「この作品に携わることができて光栄です。早くみなさんに観てほしいです」とコメントしている。『Into My Name』は、2月に開幕するベルリン国際映画祭のパノラマ部門で世界初上映される。(Hiromi Kaku)
2022年01月18日スーパーモデルのハイディ・クルム(48)が「エレンの部屋」に出演。過去、自身の両脚に、220万ドル(約2億5000万円)の保険がかけられていたことを明かした。「私が保険をかけたわけじゃないですよ。クライアントがかけたのです。私じゃない」と、自らのアイディアで保険をかけたのではないと強調しつつ、左右の脚でかけられた保険金の差があったという不思議な話の理由を語った。「子どもの頃、ガラスに突っ込んでしまい、片方(左)の脚に大きな傷跡ができてしまいました。いまはスプレータンニングを塗りたくっているので(傷跡は)見えませんが、そういう理由から、左右の脚に金額の差があったのです」。具体的には右脚が120万ドルで、左脚が100万ドルとのこと。ハイディは「身体のパーツに保険をかける人がいるなんて、なんか奇妙な感じですよね」と言うが、セレブの中には自ら身体のパーツに保険をかけた人も複数いる。ジュリア・ロバーツ(笑顔)、マライア・キャリー(両脚、声)、キム・カーダシアン(お尻)、マイリー・サイラス(舌)、キース・リチャーズ(両手)、ダニエル・クレイグ(『007/カジノ・ロワイヤル』撮影時に全身)など。(Hiromi Kaku)
2022年01月18日『ジュラシック・パーク』シリーズのジェフ・ゴールドブラム(69)、「ツイン・ピークス」シリーズのカイル・マクラクラン(62)が、ミラノ・ファッションウィークで、「プラダ(PRADA)」の「Fall/Winter 2022」メンズ・ウェア・コレクションのランウェイモデルを務めた。カイルはショーのオープニング、ジェフは“トリ”で登場。カイルはクラシックなデザインのコートに、ブルーのシマーな生地のシャツ、パンツ、グローブといういで立ち。ジェフは肘と裾にファーをあしらった個性的なロングコートを着用。本物のモデルにも負けない約194センチの身長と長い手足を活かした、迫力のあるウォーキングを見せた。2人のほかにも、「セックス・エデュケーション」のエイサ・バターフィールド、「クイーンズ・ギャンビット」のトーマス・ブロディ=サングスターら8人の俳優もランウェイを闊歩した。カイルには「ブルーがよく似合ってる!」「とてもエレガントで素敵」、ジェフのにらみを利かせたウォーキング姿は「ドキドキが止まらない」「まるで007の悪役のよう」「めちゃくちゃかっこいい」とどちらも好評だ。プラダは2012年にもショーモデルに俳優を起用したことがあり、ウィレム・デフォー、ゲイリー・オールドマン、ジェイミー・ベル、エイドリアン・ブロディがキャットウォークを披露した。(Hiromi Kaku)
2022年01月17日14日(現地時間)、9日に亡くなった「フルハウス」のダニー・タナー役で知られるボブ・サゲット(享年65)の密葬が行われた。「Page Six」によると、「フルハウス」のキャストのジョン・ステイモス、キャンディス・キャメロン・ブレ、ジョディ・スウィーティン、ロリ・ロックリン、デイヴ・クーリエ、アシュレイ&メアリー=ケイト・オルセンが出席したという。ほかにはコメディアン仲間のデイヴ・シャペル、クリス・ロック、ジミー・キンメルら計100人ほどが出席した。ジョン、デイヴはミュージシャンのジョン・メイヤーらとともに棺を運んだ。ジョンは葬儀の前にツイッターで「今日は人生で最もつらい日になりそうだ」と悲しみに満ちた心境をつぶやいた。ファンは「あなたの悲しみは想像がつかないほどです。本当に残念です」「ハグを送ります」「ジェシーおじさん。あなたのことが大好きです。ダニー・タナーはずっと私たちの心の中にいてくれます」など、メッセージを送っている。(Hiromi Kaku)
2022年01月17日西部劇映画『Rust』(原題)の撮影現場で、主演のアレック・ボールドウィンがリハーサル中に小道具の銃を誤射し、撮影監督のハリナ・ハッチンズが亡くなった事故からまもなく3か月が経つ。サンタフェ郡保安官事務所が現在も捜査を続ける中、アレックに関する異例のプレスリリースを発表した。それによると、12月16日、同事務所は捜査のためにアレックに所有しているスマホの提出を求めた。同日、裁判所による捜索令状も発付され、アレック側にメールで送付したが、1月13日(現地時間)の時点でまだ提出されていないという。プレスリリースが発表されるや否や、アレックの弁護士は「先週末、私たちはサンタフェ郡保安官事務所、サンタフェ郡検察局と、ボールドウィン氏の携帯電話を今週提出することで合意しました」と今週中に提出すると声明文で主張し、「この悲劇的な事故が起こって以来、ボールドウィン氏は当局に対して協力的であり、これと反対のことを示唆するものはただ単に誤りです」とメディアをけん制するようにアレックの協力的な態度を強調した。「『Rust』(の事故)とは関わりのないボールドウィン氏のプライバシーを保護するため、当局に令状の取得をお願いしました。また、そのために手順通りに進めていました。この件をサポートしてくれているニューヨーク当局との手続きも終わりそうです」と、スマホの提出まで時間がかかっている理由についても弁明した。(Hiromi Kaku)
2022年01月14日『アクアマン』のジェイソン・モモアが、妻リサ・ボネットと「婚姻関係を解消する」ことをSNSで明らかにした。「この件を報告するのは、そうすることによって私たちが尊厳を誠実さを持って人生を歩めるだろうと思ったからです」「私たちの間にある愛情は続いていきます」と前向きにつづっている。「People」誌によると、ジェイソンとリサは2005年に共通の友人を通じて交際をスタート。2007年に長女、2009年に長男が誕生し、2017年に結婚式を挙げた。ジェイソンにとって12歳年上のリサは「夢の女性」だった。というのも、8歳のときにテレビに映るリサを見て一目ぼれしていたという過去があったからだ。リサは1987年にレニー・クラヴィッツと結婚し、1988年にゾーイ・クラヴィッツを出産。1993年に離婚しており、ジェイソンとは二度目の結婚だった。ジェイソンはレニーやゾーイと良好な関係を築いており、昨年8月のジェイソンの誕生日にはレニーがツーショットをSNSに投稿し、祝福したほど。しかし、リサ本人との関係はここ2年ほどの間に変化があったのかもしれない。同誌は2020年2月を最後に、2人が公のイベントに一緒に参加していないと指摘している。2021年9月の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のプレミアには2人の息子を連れて出席し、同年10月の『DUNE/デューン砂の惑星』のプレミアには1人で参加し、レッドカーペットを歩いたという。(Hiromi Kaku)
2022年01月14日4月に開催予定の北米最大級の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」で、ビリー・アイリッシュ、カニエ・ウェスト、ハリー・スタイルズがヘッドライナーを務めることが分かった。「スウェディッシュ・ハウス・マフィア」のパフォーマンスも決まっているというが、ヘッドライナーであるかどうかは不明。「Variety」が伝えた。全ての参加アーティストは、まもなく発表される。同フェスで、カニエは2011年にもヘッドライナーを務め、ビリーは2019年にパフォーマンスを行ったことがあるが、ハリーにとっては今回が初参加となる。同フェスは1週目が4月15日から17日、2週目が同月22日から24日に開催予定で、すでにチケットは完売。しかし、新型コロナウイルスオミクロン株の爆発的な感染拡大により、予定通りに開催できるかは不透明だ。ほかの音楽イベントではグラミー賞が今月31日の授賞式の延期を決定している。21回目となる今回のフェスは、新型コロナウイルスの影響により2020年4月から10月、2021年4月、同年10月、そして今年4月へと4回延期になっている。最初にヘッドライナーとして発表されたのは、トラヴィス・スコット、フランク・オーシャン、「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」だった。今回、フェスが予定通りに開催されるとしても、来場客は来場前72時間以内に実施した検査の陰性証明書またはワクチン接種証明書の提示が求められる。(Hiromi Kaku)
2022年01月13日エヴァン・レイチェル・ウッド(「ウエストワールド」)を題材として取り上げたドキュメンタリー映画『Phoenix Rising』(原題)が、サンダンス映画祭で初上映されることが分かった。同作は、2007年にアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞の候補となった『フロム・イーブル ~バチカンを震撼させた悪魔の神父~』のエイミー・バーグ監督が手掛けたという。エヴァンは2021年2月、過去に19歳年上のマリリン・マンソンと交際していた期間に、マリリンから洗脳や虐待被害を受けていたと告発した。『Phoenix Rising』の製作はこの告発前から始まっており、2020年の夏にHBOと正式契約。同年9月にエヴァンはマリリンによる被害を告発しようと心に決め、翌年にインスタグラムで実行に至った。「もう黙ってはいないという、多くの被害者たちを支持します」と自身と同じような被害に遭っている人たちへ、力強いメッセージを送った。バーグ監督は「Variety」に、エヴァンが名指しでマリリンを糾弾したことは『Phoenix Rising』にも大きく影響し、2部構成になったことを明かしている。同作では、マリリンによる虐待被害についてだけでなく、エヴァンがどのように子役としてキャリアをスタートさせたかなどの、これまでの人生が描かれる。サンダンス映画祭は1月20日から30日まで、バーチャル開催される。(Hiromi Kaku)
2022年01月13日『クワイエット・プレイス』シリーズ第3弾でメガホンを取る予定だったジェフ・ニコルズ監督が、昨年10月にスケジュールの都合で降板。パラマウント・ピクチャーズが新たな監督候補として、『Pig』(原題)のマイケル・サルノスキと交渉中であることが分かった。「Variety」などが報じた。本作は、『クワイエット・プレイス』『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』とシリーズ2本にわたって主演・監督を務めたジョン・クラシンスキーがそのポジションを退き、製作のみに携わる作品。詳細は不明だが、“続編”というよりは“スピンオフ作品”という位置づけで、ジョンのアイディアをベースとした内容になるという。ジョンも前2作に出演したエミリー・ブラントも出演しない模様。マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッドリー・フラーは引き続きプロデューサーを務める。ジョンの後任として、『ラビング 愛という名前のふたり』のニコルズ監督が監督&脚本を担当する予定だったが、ほかの新しいパラマウント作品に専念するため降板した。現在、監督候補として交渉中のサルノスキ監督は、昨年公開されたニコラス・ケイジの主演作『Pig』(原題)で長編映画デビューを果たし、高い評価を受けて知名度も上昇。今回のオファーにもつながったようだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:クワイエット・プレイス 2018年9月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.クワイエット・プレイス破られた沈黙 2021年6月18日より全国にて公開©2020 Paramount Pictures. All rights reserved.
2022年01月12日『ファイナル・デスティネーション』シリーズ第6弾が製作されることが明らかになった。前作『ファイナル・デッドブリッジ』が製作されたのは2011年で、久々の新作となる。「Variety」誌によると、現在大ヒット公開中の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のジョン・ワッツ監督が、妻であり仕事上のパートナーであるダイアン・マグニグルとともに製作を行うという。脚本はワッツ監督の原案を基に、ロリ・エヴァンス・テイラー(「Wicked Wicked Games」)とガイ・ビューシック(新『スクリーム』「キャッスルロック:ミザリー~殺人へのシナリオ」)が執筆する。『ファイナル・デスティネーション』シリーズを手掛けてきたプロデューサーのクレイグ・ペリー、シーラ・ハナハン・テイラーも本作に携わる。ワッツ監督は、「ダイアンも私も、『ファイナル・デスティネーション』の最初から大ファンです。そのため、オリジナル・チームとニューライン・シネマと一緒に新しい物語を作るのは、楽しくワクワクすること間違いなしです」と興奮を語っている。映画ファンは「大好きなホラーシリーズがついに帰ってくる!」「10年以上待っていたよ」と歓喜の声を上げている。『ファイナル・デスティネーション』シリーズ第6弾は、HBO Maxで配信予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2022年01月12日9日(現地時間)、「フルハウス」「フラーハウス」のダニー・タナー役で知られるボブ・サゲット(享年65)が滞在中のホテルの一室で急逝した。地元当局によると、事件性や薬物使用の証拠となるものは見つかっておらず外傷もなく、現在のところ死因は不明。確定までに10~12週間ほどかかる見込みだという。訃報に接し、「フルハウス」「フラーハウス」のキャストのジョン・ステイモス、デイヴ・クーリエ、キャンディス・キャメロン・ブレ、ジョディ・スウィーティン、ロリ・ロックリン、アンドレア・バーバー、スコット・ウェインガー、アシュリー&メアリー=ケイト・オルセン、製作総指揮のジェフ・フランクリンが連名で追悼文を発表。「35年前、私たちはテレビの中の家族として一緒になりました。しかし、本物の家族になりました。そしていま、家族として悲しんでいます。ボブは涙が出るほど笑わせてくれる人でした。私たちは悲しみの涙を流しながら、その一方でやさしく、思いやりのある、大切なボブとの美しい思い出に対する感謝の涙も流しています。彼は男性陣にとっては兄貴分であり、女性陣にとってはお父さんで、みんなにとっての友人でした。心から大好きでした。どうかボブの栄誉を称え、愛する人にハグを送ってください。ボブほどハグが上手な人はいません」。(Hiromi Kaku)
2022年01月11日『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督が、オードリー・ヘプバーンの伝記映画のメガホンを取ることになった。オードリーを演じるのはルーニー・マーラだという。「Deadline」などが報じた。脚本は『エジソンズ・ゲーム』のマイケル・ミトニック。グァダニーノ監督とは、短編映画『The Staggering Girl』(原題)や先月公開されたZARAの広告短編動画「O Night Devine」でもタッグを組んだことがある。主演のルーニーはプロデューサーも務めるという。製作はAppleスタジオ。『ローマの休日』でアカデミー主演女優賞を獲得し、『麗しのサブリナ』『ティファニーで朝食を』などの代表作を遺したオードリー。エンタメ界における主要な4賞のアカデミー賞、エミー賞、トニー賞、グラミー賞をすべて受賞した数少ないEGOTの達成者だ。俳優としてだけでなく、“永遠のファッションアイコン”として、いまもなお愛され続けている。オードリー・ヘプバーン Photo by Hulton Archive/Getty Imagesそんなオードリーをルーニーが演じることに、オードリーの息子のショーン・ファーラーは「ニューヨーク・ポスト」紙に、「そのプロジェクトについては知りませんでした」としつつ、「ルーニーが演じてくれるのは喜ばしいことです。愛があふれる作品になりそうですね」と語っている。(Hiromi Kaku)
2022年01月11日「フルハウス」「フラーハウス」のダニー・タナー役で知られる俳優・コメディアンのボブ・サゲットが、9日(現地時間)に亡くなったことが明らかになった。65歳だった。オレンジ郡保安官事務所がツイッター発表した。ボブは、滞在していたホテル「リッツ・カールトン・オーランド・グランドレイクス」で警備員によって発見された。警備員は「男性が無反応である」として保安官事務所に通報。その後、同事務所は現場にて男性がボブであることと、ボブの死亡を確認した。事件性や薬物使用を示すものは見つかっていないという。突然の訃報に接し、「フルハウス」「フラーハウス」で10年以上ボブと共演したジェシー役のジョン・ステイモスは、「打ちのめされている。すごく落ち込んでいる。心からひどくショックを受けている。これからも彼のような友だちは2度と持てないだろう。大好きだよ、ボビー」とツイート。同じく「フルハウス」「フラーハウス」の共演者で、ボブ演じるダニーの長女D.J.を演じたキャンディス・キャメロン・ブレは、「なんと言ったらいいのかわからない。言葉で表現できません。ボブは、人生で知りうる最高の人たちの1人です。本当に大好きでした」と追悼。このツイートに「彼があなたの(本物の)お父さんだったように、彼は私たちのことも育ててくれた」「このニュースを聞いた時、真っ先にあなたのことが頭に浮かんだ」など、「フルハウス」「フラーハウス」のファンたちがメッセージを送っている。(Hiromi Kaku)
2022年01月10日ニコラス・ケイジと妻のリコ・シバタさんに第1子が誕生することが明らかになった。ニコラスの代理人が「もうすぐパパとママになる2人は大喜びです!」と「People」誌に認めた。ニコラスには31歳のウェストンと16歳のカル・エルの2人の息子がおり、今回誕生する子どもは3人目となる。なお、ウェストンには4人の子どもがいることから、ニコラスはすでに“おじいちゃん”でもある。ニコラスは2021年2月16日、亡き父の誕生日にリコさんとラスベガスのホテルで結婚式を挙げた。当時ニコラスは56歳でリコさんは26歳。30歳の年の差婚に驚きの声が上がったが、「結婚したのは本当です。私たちはとてもハッピーです」とニコラスは喜びを炸裂させていた。結婚後の7月、2人はニコラスの主演映画『Pig』(原題)のイベントでレッドカーペットデビュー。10月にはともにトム・フォードの衣装を身につけ、「Flaunt」誌の表紙を飾った。翌月の「GQ Men of the Year」のパーティーにも2人で出席し、リコさんは華やかな着物をまとっていた。ニコラスは過去4度の結婚・離婚を経験しており、リコさんとの結婚は5度目。ニコラスが園子温監督の『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』の撮影で日本に滞在していた際に、自身とリコさんの共通の知人を通して知り合ったという。(Hiromi Kaku)
2022年01月07日アダム・マッケイ監督作『ドント・ルック・アップ』が、12月27日から1月2日までの1週間で1億5229万時間視聴された。マッケイ監督も「本当にびっくり仰天だよ」とツイートするほどの記録で、同作はNetflix史上、1週間で視聴された時間が最も長い映画となった。Netflixが発表した。配信開始となった12月24日から10日間の視聴時間は、2億6332万時間。配信開始から28日間の歴代視聴時間ランキング1位の『レッド・ノーティス』は3億6402万時間、2位の『バード・ボックス』は2億8202万時間で、『ドント・ルック・アップ』は配信開始から10日ですでに3位のポジションに立っている。あと18日後には、『レッド・ノーティス』を抜かす勢いだ。『ドント・ルック・アップ』は、巨大彗星が地球に衝突する可能性があると必死に訴える2人の天文学者の物語。レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンス、メリル・ストリープ、マーク・ライランス、ケイト・ブランシェットらアカデミー賞俳優のほか、ティモシー・シャラメ、アリアナ・グランデなどのスターが集結していることも話題の一つとなっている。ツイッターには「5回観た」「映画も良かったし、メッセージも伝わった」「最高のブラックコメディ」などの感想が寄せられている。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】ドント・ルック・アップ 2021年12月10日より公開、12月24日よりNetflixにて配信
2022年01月07日黒木華主演「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」が1月6日から放送開始。黒木さん演じる凛々子が「見つけた」とつぶやくシーンに「鳥肌すぎる」「ぞくっとする」などの声が上がるとともに、生瀬勝久演じる礼二の“退場”を惜しむ声も上がっている。大手出版社が運営するニュースサイト「カンフルNEWS」の編集部で働く者たちの仕事や生き方、恋愛を通して、新時代の“人と人とのつながり”を描く完全オリジナルの社会派“風”お仕事エンターテインメントとなる本作。経理部時代は厳しいチェックぶりから地獄の番犬・ケルベロスと呼ばれ、その後「カンフルNEWS」の編集部員になった瀬古凛々子を黒木さんが演じるほか、給料さえもらえればそこそこでいいというスタンスで、「帰るのがめんどくさいから」とほとんど会社に住んでいる「カンフルNEWS」の編集部員・根津道春に溝端淳平。スポーツ系の記事と芸能人のSNSやYouTuber、TikTokerなどのネタを中心に担当する下馬蹴人に野村周平。シングルファーザーとして息子を育てるために出世争いから降りた椛谷静司に野間口徹。少年マンガ誌「ジャンクス」編集部志望でクスノキ出版に入社したが「カンフルNEWS」に配属された一本真琴に石井杏奈。素性は謎だが凛々子に見覚えがある様子のフリーカメラマン・笹目虎太郎に寛 一 郎。クスノキ出版にコネ入社し一年目にして著名な作家の担当を任され、順風満帆な社会人デビューを飾った真琴の同期・矢部涼介に一ノ瀬颯。凛々子が新入社員時代から通う薬膳カフェ「黄実子」の店長・黄実子にりょう。凛々子を利用してクスノキ出版の執行役員となり、彼女をカンフルNEWSに送り込んだ仁和正樹に安藤政信。配属されてきた時点での「カンフルNEWS」編集部・編集長・山田礼二に生瀬さん。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。凛々子が仁和の命で「カンフルNEWS」編集部に配属され、月間5000万PVという目標を掲げ、そのために「ゴシップで攻める」という戦略を立てるが編集部員たちからは相手にされない。そんななかアイドルと人気声優の交際がネットで話題となる。交際のきっかけとなったらしいクリスマスパーティーにはゲームアプリ企業「グリフィン・ラボ」の代表や社員たちも出席しており、彼らのパワハラを告発する投稿が発見される。下馬に言われこの件を記事化する真琴だが、グリフィン・ラボの代表はTVで訴訟を辞さない構えを見せる。凛々子はパワハラ投稿をしたアカウントを特定、アカウントの持ち主はグリフィン・ラボにキャラクターを盗用されたと悔しさを抱き続けていた…というのが1話の展開。400冊を超える雑誌のバックナンバーからコラムを探す凛々子と礼二。求める記事にたどりついた瞬間「見つけた」とつぶやきニヤリと微笑む凛々子に「第1話の象徴的なシーンは…これだろう」「見つけた」のときの黒木華ちゃんの表情鳥肌すぎる」「黒木華ちゃんの含み笑いぞくっとする!!」など、黒木さんの演技に触れた反応が集まる。またグリフィン・ラボとのトラブルの責任を負って早期退職することになった生瀬さん演じる礼二。礼二に代わって凛々子が編集長となるのだが、視聴者からは「生瀬さんが退場なのが寂しい」「生瀬勝久さんはもう出ないのかな?」「生瀬さん1話のみの登場なの?」など、礼二が編集部を去ることを惜しむ声も多数投稿されている。(笠緒)
2022年01月07日ニコラス・ケイジ、アンドリュー・ガーフィールドらが、「The Hollywood Reporter」が毎年開催している「アクターズ・ラウンドテーブル」に出席。俳優業について語り合うなかで、2019年4月にニコラスがカラオケで熱唱(絶叫)している動画が流出した事件の話題になった。「ぼくにとって、カラオケはセラピーのようなものだった。だれかにぼくのパンク・ロックバージョンのプリンスの『パープル・レイン』を歌っている姿を撮られて、いたるところにバラまかれるまでは。こう言ったよ。『もうカラオケには行かないんだ』ってね」と3年前を振り返るニコラス。すると、すかさずアンドリューが「世界から才能を取り上げないで。あなたは与え続けなきゃ」とニコラスに「カラオケ通い」を続けることを勧めた。しかしニコラスは「カラオケは、個人的なものだと思う。お祈りみたいな」と回答。動画が流出し拡散されたのは、ニコラスにとって「4度目の結婚が4日で破綻」したというツラい時期でもあった。「UPROXX」によるとニコラスはプリンスの大ファンで、「ぼくのヒーローの一人」と呼んで敬愛。プリンスと会った際に「写真を一緒に撮って」と頼むも断られてしまったが、「理解する。それでも大好き」とプリンス愛を貫いていた。(Hiromi Kaku)
2022年01月06日『ハリー・ポッター』の公開20周年を記念した同窓会番組「Harry Potter 20th Anniversary : Return to Hogwarts」(原題)がHBO Maxで配信開始となった。番組内で、メインキャストのエマ・ワトソン(以下、ワトソン)の幼少時代の写真が紹介された際に、エマはエマでもエマ・ロバーツ(以下、ロバーツ)の写真が映し出されるという“放送事故”が発生した。その写真は、ロバーツが2012年2月にインスタグラムに投稿していたもので、番組を観たファンたちが即座にSNSで間違いを指摘。その指摘を受け、プロデューサーは編集ミスを認め、「修正版とすぐに差し替えます」と約束した。自分の写真が使われなかったワトソン、『ハリポタ』には無関係の自分の写真が使われてしまったロバーツの両者は、懐が深い対応を見せている。ワトソンは、番組で使われたミニー・マウスのカチューシャをつけている幼くキュートなロバーツの写真をインスタに投稿し、「私はこんなにかわいくなかった@エマ・ロバーツ #エマシスターズフォーエバー」とコメントを添えた。これに対し、ロバーツは「ハハ!信じない!@エマ・ワトソン」と自身のインスタのストーリーズを通して返信。ファンは「どっちのエマも大好き!」などのコメントを寄せており、どちらのエマも好感度がさらにアップした模様だ。(Hiromi Kaku)
2022年01月06日