ザック・スナイダー版の『ジャスティス・リーグ』で、ジャレッド・レトがジョーカーを再演することが明らかになった。2016年にジャレッドが『スーサイド・スクワッド』で演じたジョーカー役はファンに不評で、その後のスピンオフ作品『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』や、ジェームズ・ガン監督が手掛ける新『スーサイド・スクワッド』で再演する機会がなかったため、ちょっとしたサプライズだ。しかし、意外にもジャレッドは2019年に「間違いなくまたジョーカーを演じるよ」と「Variety」誌に宣言していたこともあった。“新しい”ジョーカーことホアキン・フェニックスが『ジョーカー』でオスカーを手にする前のことであり、「脚本と状況次第だけど」という条件付きであったが。『ジャスティス・リーグ』スナイダーカットは、HBO Maxで1話1時間、全4話で2021年に配信されることが決定している。ファンの熱望により、製作が決まった当初は新たな撮影は行わず、手元に残っている映像を使うことが発表されたが、その後7000万ドル(約73億円)をかけての再撮影が決定。「The Wrap」によるとベン・アフレック(バットマン)、アンバー・ハード(メラ)、レイ・フィッシャー(サイボーグ)、そしてジャレッドの新しいシーンが撮影されるという。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開ジャスティス・リーグ 2017年11月23日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年10月22日「パワーレンジャー」が新たに映画化、テレビ化されることが明らかになった。「Variety」誌などが伝えた。「パワーレンジャー」は、日本の「スーパー戦隊シリーズ」の英語版ローカライズとして、1993年にアメリカで「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」としてスタートしたテレビドラマ。2017年にも「ライオンズゲート」と「SCGフィルムズ」によって映画化され、ナオミ・スコット、ベッキーGらが出演したが、制作費が1億500万ドルに対して世界興収が1億4230万ドルと、興行収入的には振るわなかった。今回は、玩具メーカーの「ハズブロ」と同社が昨年買収した制作スタジオ「エンターテインメント・ワン」が映画とテレビドラマを制作することが決定。Netflixドラマ「このサイテーな世界の終わり」のクリエイター、ジョナサン・エントウィッスルがプロジェクトの先頭に立ち、映画・ドラマともに監督を務める。エントウィッスルは「パワーレンジャーを観たことのない世代、観たことがあって待ちわびているというような熱狂的なファン世代、どちらにも新しいパワーレンジャーを届けることができるなんて、信じられないようなチャンスだ」と喜びを語っている。(Hiromi Kaku)■関連作品:アラビアの女王愛と宿命の日々 2017年1月21日より新宿シネマカリテほか全国にて公開© 2013 QOTD FILM INVESTMENT LTD. ALL RIGHTS RESERVED.パワーレンジャー 2017年7月15日より全国にて公開Motion Picture Artwork © 2016 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.POWER RANGERS and all original names, original characters, distinctive likenesses thereof and original trademarks and logos are the exclusive property of Toei Company,
2020年10月21日『ビッグ・リボウスキ』や『トゥルー・グリット』で知られるジェフ・ブリッジス(70)が、悪性リンパ腫を患っていることをSNSで公表した。ジェフは「深刻な病気ではあるけれど、素晴らしい医療チームに恵まれ、予後も良好とのことで幸運だと思う」とつづり、治療を始めていることを伝え、回復までの経過を都度知らせると約束した。家族や友人のサポートと愛、ファンからのお見舞いメッセージや祈りに感謝を述べるとともに、大統領選挙に行き、投票するよう呼びかけた。コメント欄にはファンや俳優仲間から激励メッセージが多数寄せられており、バーブラ・ストライサンドは、「ちょうど先週インタビューで、(過去に共演した)『マンハッタン・ラプソディ』について、あなたの素晴らしさや撮影がとても楽しかったということを話したばかりだった。あなたは生きる喜びにあふれている人。少し立ち止まることになっても、乗り切れる」と励ました。その他、『ドア・イン・ザ・フロア』でジェフの娘役を演じたエル・ファニング、MCU映画繋がりのマーク・ラファロ、ジェレミー・レナー、『ビッグ・リボウスキ』と『セブンス・サン 魔使いの弟子』で共演したジュリアン・ムーア、『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』で共演したミシェル・ファイファー俳優仲間がエールを送っている。(Hiromi Kaku)
2020年10月21日実話を基にしたコメディ映画『The Miserable Adventures of Burt Squire Abroad the Horn High Yo』(原題)に、ハリソン・フォードが出演することが決定。制作・配給会社の「STXFilms」が発表した。主人公はエド・ヘルムズ(『ハングオーバー!!』シリーズ)演じる、所帯持ちの男で“中年の危機”まっさかりのバート・スクワイア。長年夢に見ていた船旅に出るも、ハリソン・フォード演じる魅力的だがぶっ飛んでいる船長と大西洋で遭難してしまうという物語。「STXFilms」の会長アダム・フォゲルソンは、「笑いにあふれた不幸な人生を背負ってしまう平凡な男を演じさせたら、エド・ヘルムズの右に出る者はいません。ハリソンもまた、狂気じみた船長という記憶に残るアイコニックな役を作り上げてくれるでしょう」と2人の俳優に期待を寄せている。脚本は「サダコと千羽鶴」のハリウッド版映画『One Thousand Paper Cranes』(原題)のベン・ボレア。プロデューサーは『ジャッキー/ファースト・レディ 最後の使命』のミッキー・リデル&ピート・シレイモン、『ユダヤ人を救った動物園~アントニーナが愛した命~』のキム・スビック、製作総指揮は『Fast Color』(原題)のマイケル・グラスマン。監督と公開予定日は発表されていない。(Hiromi Kaku)
2020年10月20日結腸がんのため8月に亡くなったチャドウィック・ボーズマンの遺作となった『マ・レイニーのブラックボトム』の予告編が公開された。今作は、劇作家のオーガスト・ウィルソンの同名劇を基に映画化したもので、“ブルースの母”と呼ばれたブルース歌手マ・レイニーの物語。1927年のシカゴを舞台に、ヴィオラ・デイヴィス演じる黒人歌手のマ・レイニーが人種、音楽、人間関係などの様々な問題に立ち向かう姿を描く。チャドウィックは、マ・レイニーのバンドメンバーでトランペット奏者のレヴィーを演じている。予告編では『ブラックパンサー』のティ・チャラ/ブラックパンサーとはまるで違う、レヴィーに徹したチャドウィックが熱演。亡くなってはいるが、チャドウィックに対するアカデミー賞助演男優賞へのノミネートに期待する声が上がっている。死後であっても、アカデミー賞を受賞した最近の例としては、『ダークナイト』のヒース・レジャーが挙げられる。主演のヴィオラは、チャドウィックとの撮影をWebメディアの「Zora」でふり返り、「彼はものすごく疲れているように見えた」ことは覚えているものの、闘病中だったとは知らなかったと明かしている。「立ったままで寝入ることもあったけれど、カメラが回り出した途端、疲れなんて全く見せることはなかった」とチャドウィックのプロ意識を称えた。(Hiromi Kaku)
2020年10月20日ブルース・ウィリスが代表作『ダイ・ハード』のジョン・マクレーンに再び扮し、SNSをにぎわせている。日曜日(現地時間)、ブルースの娘ルーマー・ウィリスを含む複数のツイッターアカウントでブルース演じるマクレーンのティザー動画が公開された。動画内で「一つの物語が終わる時に、新しい物語が始まる」「2020年10月18日 #ダイ・ハードが帰ってくる」というメッセージが表示されたため、『ダイ・ハード』第6弾を期待するファンの声も上がっていたが、実際は『ダイ・ハード』という名のブランドのカーバッテリーのCMだった。65歳のブルースによる迫力アクションが圧巻の2分ほどのCM。マクレーンは急きょ乗っていた車のバッテリーを買う羽目になり、ひと気のない道をさまよう。道中では『ダイ・ハード』で強盗の一味として登場したテオ(クラレンス・ギルヤード・Jr.)と遭遇したり、悪党に囲まれたりするも、なんとか『ダイ・ハード』のバッテリーを手に入れることに成功。直後にリムジンに勢いよく跳ね飛ばされてしまうが、運転していたのが『ダイ・ハード』のアーガイル(デヴロー・ホワイト)だと分かると、笑顔で再会を喜ぶ。その後、執拗に追ってくるテオとの闘いに決着を付け、新しいバッテリーを取り付けることに成功。アーガイルに決め台詞の「イピカイエ」を奪われ、「それは俺のセリフだ」と言って2人で笑い合うのだった。ファンからは「スーパー・ボウルのCM用に(今は公開せず)とっておくべきだった」「新しい『ダイ・ハード』を作ってほしいと思った」「最高!」と大好評。(Hiromi Kaku)
2020年10月19日新型コロナウイルスの影響による観客減で、苦境に立っている映画館。米大手映画館チェーンの「AMCシアターズ」は、「プライベート・ムービー・ショーイング」と称した映画館の貸し切りプランを始めたことを公式サイトで発表した。破格の99ドル(約1万円)でスクリーンを独占し、家族や友人など、20人までを招くことが可能。現在のところ、11月5日までの上映作品が15本発表されており、『ジュラシック・パーク』『モンスターズ・インク』などの旧作は99ドル、『TENET テネット』『The New Mutants』(原題)などの新作は予約日や映画館の場所により149ドル~349ドル(約1万5000円~約3万6000円)で観ることができる。また、マイクのレンタル、食べ物の持ち込み、時間の延長、予告編や広告の削除などのオプションをつけると別途料金が発生する。貸し切りプランは、ハワイとアラスカを除くほとんどの州の「AMCシアター」で行っている。予約の方法は至って簡単で、公式サイトの予約フォームに名前、予約日、時間、観たい映画、映画館の場所、連絡先を入力するというもの。後日スタッフから確認の連絡が来る。同じく米大手映画館チェーンの「シネマーク」もほぼ同条件で貸し切りプランを提供している。(Hiromi Kaku)
2020年10月19日ケイト・ウィンスレット&シアーシャ・ローナン主演、フランシス・リー監督作『Ammonite』(原題)の新たな予告編が公開された。ケイトは実在の化石採集家メアリー・アニング、シアーシャはその恋人シャーロット・マーチソンを演じている。新しい予告編では、メアリーが何日もかけて崖の壁面から化石を掘り出すも地面に落として割ってしまうシーンや、化石が博物館に展示される際に発掘者の名前が男性に差し替えられてしまうというメアリーが“憂き目にあう”シーンが盛り込まれている。こうした出来事が続き、いら立っているメアリーの前にある男性が現れる。心身の調子が芳しくないという妻のシャーロットにとって化石採集の手伝いが療養の手助けになると言い、大金を積んでシャーロットを置いて行ってしまうのだ。メアリーとシャーロットは、最初は険悪だったが次第に打ち解けていく。オフショルダーのドレスを着たシャーロットから目が離せないメアリーや、シャーロットがメアリーに口づけするシーンなど、2人の間に恋愛感情が芽生えていく様子も描かれる。メアリーが映画のタイトルにもなっている「アンモナイト」と初めて呼ぶシーンも印象的。予告編を観たファンは「本当に2人にアカデミー賞を獲ってほしい」「この映画こそ私が待ち焦がれていたもの」と期待の声を上げている。(Hiromi Kaku)
2020年10月16日黒澤明監督の『生きる』(1952年)が、『Living』(原題)としてイギリスでリメイクされることになった。「The Hollywood Reporter」などが伝えた。監督は、2011年に『Beauty』(原題)でカンヌ国際映画祭のクィア・パルムを受賞したオリヴァー・ハーマナス、脚本は日系イギリス人小説家で、ブッカー賞とノーベル文学賞の受賞者カズオ・イシグロ(「わたしを離さないで」)に決定。イシグロ氏は「私たちの多くは毎日長い時間、机やパソコンの画面の前に固定される生活を強いられています。新型コロナウイルスが発生してからはなおさらです。そんななか、全体像を見ようとすると、自分のがんばりがどれだけ役に立っているか可視化できず、悩んでいる人もいます。そういった人たちの心に響く物語になると信じています」と語っている。『キャロル』のプロデューサーコンビのスティーヴン・ウーリー&エリザベス・カールセンが製作を行い、「黒澤プロダクション」も関わる。主演は『ラブ・アクチュアリー』で英国アカデミー助演男優賞、『ナターシャの歌に』でゴールデングローブ主演男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)を受賞したビル・ナイが務める。共演者にはNetflixの「セックス・エデュケーション」でエイミー役を演じているエイミー・ルー・ウッドが決まっているという。『Living』の舞台は1952年のロンドンで、主人公は第二次世界大戦後に公務員として働くウィリアム。机の上に山積みになっている書類仕事を目の前にしながら、彼は病により余命わずかだと悟る。死を目前としたウィリアムは、単調な人生に意味を見出だす冒険を始めるのだった。『Living』は来春、イギリスで撮影開始予定。(Hiromi Kaku)
2020年10月16日フランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトをテーマとした映画『Kitbag』(原題)で、リドリー・スコット監督とホアキン・フェニックスが再タッグを組むようだ。スコット監督は『グラディエーター』『ブラックホーク・ダウン』でアカデミー監督賞ノミネート、ホアキンは今年『ジョーカー』でアカデミー主演男優賞を獲得した名監督&名優コンビ。20年前、ホアキンはスコット監督が手掛けた今作のような歴史モノの『グラディエーター』で、コモドゥス帝を演じた。『Kitbag』はナポレオンの生い立ちや、皇帝に登り詰めるまでの道のり、最初の妻ジョセフィーヌとの波乱万丈な関係についてフォーカスするという。もちろん、ナポレオン戦争についても描かれるとのこと。スコット監督は自身の制作会社「スコット・フリー」を通して製作も行う。脚本には、スコット監督が2017年にメガホンを取った『ゲティ家の身代金』のデヴィッド・スカルパを再起用した。スコット監督には来年3月にレディー・ガガが主演する『Gucci』(原題)の撮影が控えており、『Kitbag』は『Gucci』のあとに撮影開始となる。(Hiromi Kaku)
2020年10月15日アダム・マッケイ監督が手掛けるNetflixのコメディ『Don’t Look Up』(原題)のキャストが決定。Netflixがキャストの顔写真と名前をツイートした。レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンス、ロブ・モーガン、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、ヒメーシュ・パテル、ティモシー・シャラメ、アリアナ・グランデ、キッド・カディ、マシュー・ペリー、トマー・シスレーと錚々たるスターがずらり。Netflixは今年2月に今作の配信権を獲得したことと、ジェニファー・ローレンスが主演であることを発表していた。主人公の2人の三流天文学者が、地球に大打撃を与える可能性のある小惑星が接近しているということを人類に伝えるべく、メディアを駆け回るという物語だという。Netflixは明らかにしていないが、ジェニファーとレオが2人の三流天文学者を演じる模様。今作は2月の時点では4月から撮影が始まり、今年後半に配信予定だったが、新型コロナウイルスの影響などを受けて年末から撮影が始まるという。ネット上の反響は、1本の映画にこれだけのスターが勢ぞろいすることに「オーマイガッド」と驚く声が多数上がり、アリアナが久しぶりに女優として映画に出演することを喜ぶコメントも見られた。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年10月15日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前日譚映画『Furiosa』(原題)のキャストが決定したようだ。今作では『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でシャーリーズ・セロンが演じたフュリオサ大隊長の若い頃に焦点を当て、その若きフュリオサ役をアニャ・テイラー=ジョイが演じるという。引き続き監督を務めるジョージ・ミラーは、5月に「ニューヨーク・タイムズ」紙に、シャーリーズからフュリオサ役を引き継ぐ20代の女優を探していると語っていた。容姿を若返らせる技術を駆使し、当時44歳だったシャーリーズに若い頃のフュリオサを演じてもらおうとも考えたようだが、結局24歳のアニャが演じることに。キャストはアニャのほかにも『アベンジャーズ』『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワース、『アクアマン』でブラックマンタを演じたヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世の出演も決まった。脚本はミラー監督とともに『怒りのデス・ロード』を手掛けたニコ・ラサリウスが再びタッグを組み、執筆にあたる。2015年に公開された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、第88回アカデミー賞で10部門にノミネートされ、録音賞など最多6部門を受賞。『Furiosa』では早くも監督賞や作品賞への受賞を期待する声が上がっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2020年10月14日イギリス・リバプールの「セント・ジョージ・ホール」の外で行われた『The Batman』(原題)の撮影現場に、ロバート・パティンソンやゾーイ・クラヴィッツのほかにコリン・ファレルも参加していたことが明らかになった。コリンは特殊メイクにより姿を完全に変えており、どこからどう見ても元の面影はゼロ。ふくよかな体型に薄毛のウィッグ、付け鼻、頬に深く刻まれた傷をメイクで施したコリンは、ヴィランのペンギン/オズワルド・コブルポットを演じている。ネット上では「これがコリン・ファレルだと言われても、どうしても信じることができない」「すでにオスカーのメイクアップ賞の匂いがする」など、驚きの声やオスカーへの期待の声が上がっている。また、メイク後のコリンを「ロバート・デニーロみたい」「いや、ブルース・キャンベルに似ている」と似た俳優を指摘する声もある。参考までに、これまでアカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した作品には、メリル・ストリープがマーガレット・サッチャーを演じた『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』や、シャーリーズ・セロンが実在の人物メーガン・ケリーにそっくりに扮した『スキャンダル』などがある。リバプールはイギリスのなかでも新型コロナウイルスの感染リスクが高い地域で、14日から制限措置が取られるが、「PA Media」によると映画撮影への影響はないという。(Hiromi Kaku)
2020年10月14日ドリュー・バリモアが、自身のトークショーにジェシカ・アルバを招き、『25年目のキス』のバーチャル同窓会を行った。『25年目のキス』は1999年に公開されたドリュー主演のラブコメディで、ドリューの制作会社「フラワー・フィルムズ・カンパニー」が手掛けた記念すべき初の作品。ドリューは10代の実態をリポートするために、17歳の高校生としてある高校に潜入する25歳の記者役を演じ、ジェシカは美人だけどちょっと意地悪な女子高生役を演じた。ジェシカは「17歳の誕生日をセットで迎えた」とふり返り、「ドリューが多くの俳優を出演させたから、まるでキャンプみたいだった。みんなの面倒を見て、導いてくれた。ほとんどが俳優人生を歩み出したばかりの人たちで、あなたが飛び立つためのセットを用意して、成功のチャンスを与えてくれた。本当にありがとう」とドリューに感謝を伝えた。実際に、『25年目のキス』ではジェームズ・フランコが長編映画デビューを飾り、オクタヴィア・スペンサーやジョン・C・ライリーなど、後に名優として認められる俳優も輩出している。ドリューも「あの映画を作っている時間は、本当に最高だった」と懐かしんだ。『25年目のキス』を観たことがあるファンたちは、「女子高生役を演じていた2人が、ママになってトークしている」ということに感慨を覚えた様子をコメント欄につづった。(Hiromi Kaku)
2020年10月13日数週間前に新型コロナウイルスに感染したと報じられたロバート・パティンソンが、『The Batman』(原題)の撮影現場に復帰した。イギリス・リバプールの「セント・ジョージ・ホール」の外で、多数のエキストラとともに葬式シーンの撮影を行った。「Daily Mail」紙などによれば、「セント・ジョージ・ホール」は劇中で「ゴッサム・シティ」の市庁舎として使われているという。ブルース・ウェイン/バットマン役のロバートは、ダークカラーのコート、黒いスーツ、ネクタイを着用し、キャットウーマン役のゾーイ・クラヴィッツは黒のレザーコートに網タイツ、編み上げブーツ、ヘッドアクセサリーという出で立ち。エキストラの何人かは“Lies, lies, lies.”(うそ、うそ、うそ)や“Our day of judgement”(審判の日だ)と書かれたサインボードを掲げていた。また、「ゴッサム市警察」のパトカーやバットマンのバットモービルも目撃された。ロバートがバットモービルを運転する姿も激写されている。新型コロナウイルスの感染防止に配慮し、キャスト、スタッフ、エキストラは撮影をしていないときはマスクを着用。「安全第一」の撮影が行われた。『The Batman』の全米公開日は、現在のところ2022年3月4日に予定されている。(Hiromi Kaku)
2020年10月13日『ワンダーウーマン』『ワンダーウーマン 1984』の主演女優ガル・ガドット&監督パティ・ジェンキンスが、新たなプロジェクトで再びタッグを組むという。エジプトの女王・クレオパトラの伝記映画を、パラマウント・ピクチャーズと製作することが明らかになった。「Deadline」が報じ、ガル自身もSNSで報告した。「新しい旅に踏み出すのが大好き。新しいプロジェクトにワクワクして、人生に新しい物語を紡ぎ出すという興奮を感じられるのも最高。『クレオパトラ』は私が長い間伝えたいと思ってきた物語です。パティ・ジェンキンス、パラマウント・ピクチャーズ、アトラス・エンターテインメント、(脚本家の)レータ・カログリディスとチームで働けることには感謝しかありません」。ガルといえば、2004年に「ミス・イスラエル」に選ばれた美貌を誇り、絶世の美女として有名なクレオパトラに適役。クレオパトラを題材とした映画は、これまでに数々製作されており、1934年の『クレオパトラ』でクローデット・コルベール、1945年の『シーザーとクレオパトラ』でヴィヴィアン・リー、1963年の『クレオパトラ』でエリザベス・テイラーがクレオパトラを演じてきた。2011年にはソニー・ピクチャーズがアンジェリーナ・ジョリーを主役に据え、クレオパトラものを製作すると報じられたが、こちらは実現に至っていない。(Hiromi Kaku)
2020年10月12日『007 ゴールドフィンガー』のボンドガールの1人、ディンクを演じたマーガレット・ノーラン(76)が5日(現地時間)に亡くなった。息子のオスカー・ディークスが明かした。監督のエドガー・ライトもツイッターでマーガレットの訃報を伝え、嘆いた。昨年、マーガレットはエドガー監督作、アニャ・テイラー=ジョイ主演のホラー映画『Last Night in Soho』(原題)に小さな役で出演したという。「彼女は60年代のクールな人たちの中心にいた。ザ・ビートルズと共演したり、ボンド映画のアイコン以上の存在だったり、『Carry On』シリーズの映画にも出演した」と4投稿(のちに1投稿追加)にわたってマーガレットの出演した映画や、撮影で一緒に過ごした時間についてツイートした。人柄については「とてもおもしろく、頭の切れる人。素晴らしい思い出でいっぱい」と語っている。マーガレットは『007 ゴールドフィンガー』のポスターやオープニングタイトルで、全身を金粉でペイントしたモデルを務めたことで有名。劇中ではショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドを相手に、マッサージ師ディンクを演じた。女優業は80年代半ばで休業したが、2011年にイギリス映画『The Power of Three』(原題)で復帰。遺作は2021年に公開される『Last Night in Soho』(原題)となる模様。(Hiromi Kaku)
2020年10月12日ジョージ王子があるテレビ番組を観てショックを受け、悲しそうに「もう観たくない」とウィリアム王子に訴えたことが明らかになった。今年1月、「アースショット賞」という今後10年で地球環境を回復させることを目的とした賞を創設したウィリアム王子。先日、地球環境について「Sky News」に語るなかで、ジョージ王子が心を痛めてしまった出来事を明かした。「ここのところ、子どもたちと一緒に(動物学者の)デヴィッド・アッテンボロー氏のドキュメンタリー番組をたくさん観ているんです。子どもたちはとても気に入っているのですが、一番最近に観た動物の絶滅に関する番組については、ジョージと私はテレビのスイッチを消すことになってしまいました。途中で悲しくなってしまったからです」と語った。「ジョージは『もう、観たくない』と私に言いました。どうしてこんなことになったのかと、7歳の子ども(ジョージ)だって心を痛めて私に尋ねてきます。どこにいる7歳でもこの問題に関心を持つことはできるのです」と訴えた。ジョージ王子は以前からアッテンボロー氏の大ファンで、先月一家で同氏と対面を果たし、巨大ザメ「メガロドン」の歯の化石をプレゼントされ大喜びしていた。また今月、同氏に「次に絶滅してしまう動物はなんだと思いますか?」と質問した動画も、ケンジントン宮殿のSNSアカウントから公開。動物に対して強い興味を示していることがうかがえる。(Hiromi Kaku)
2020年10月09日ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジが、トム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズ第3弾に登場することが明らかになった。「The Hollywood Reporter」が伝えた。ドクター・ストレンジは同作で、スパイダーマン/ピーター・パーカーにとって師の存在であった『スパイダーマン:ホームカミング』のアイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)や、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)のような、導く役割を担うという。『スパイダーマン』第3弾の撮影は、今月の終わりからアトランタにて開始予定で、ベネディクト主演の『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』(原題)も今月中にロンドンで開始予定。ベネディクトとトムの共演シーンがいつ撮影されるかは不明。先日、『スパイダーマン』第3弾にはアンドリュー・ガーフィールドがスパイダーマンを演じていた『アメイジング・スパイダーマン2』に登場したエレクトロ(ジェイミー・フォックス)が再登場することが報じられたばかり。ドクター・ストレンジやエレクトロの登場が決定したことで、ファンから「マルチバース」や「スパイダーバース」の実現を期待する声が上がっており、「1代目スパイダーマンのトビー・マグワイアや2代目のアンドリューが出演してくれたらうれしい」という希望が多数寄せられている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開© 2016MARVEL
2020年10月09日2021年6月から2022年6月10日に公開日を延期する――そう発表したばかりの『Jurassic World: Dominion』(原題)の撮影現場でトラブルが発生したことを、監督のコリン・トレヴォロウがツイッターで明かした。「起きたら、『Jurassic World: Dominion』の現場で新型コロナウイルスの陽性者が何人か出たというニュースを知りました。その後すぐに全員が陰性になったけれど、セーフティ・プロトコルに従って2週間撮影を中止します。早く戻ってきますよ」と伝えた。恐竜がマスクをしている写真を添えたところが、『ジュラシック・ワールド』の監督ならでは。コメント欄では「ディキノドン」「ミクロケラトゥス」「リストロサウルス」などの名前を挙げて、写真に写っている恐竜の種類についての討論が行われているが、「マスクをしているからはっきりしない」という声も。ユニバーサル・ピクチャーズも同様の発表をし、後に陰性になったが最初の検査で陽性になった人物たちや、彼らの濃厚接触者に当たる人たちが自主隔離に入ったことも報告した。キャストやスタッフのだれが陽性になっていたのかは、明らかにしていない。(Hiromi Kaku)
2020年10月08日例年2月に行われてきたが、来年は新型コロナウイルスの影響により4月25日に開催される第93回アカデミー賞授賞式。今年は劇場閉鎖が長く続き、通常通りに映画上映ができる状況にないことから、主催者の映画芸術科学アカデミーは、来年のオスカーに限定して出品ルールをいくつか変更している。たとえば、「ロサンゼルス郡の劇場で7日間上映しなければならない」という出品ルールを今回に限り撤廃。いくつか条件はあるものの、劇場上映せずにVODなどのデジタル配信のみで公開された(またはこれから公開される)作品も、作品賞や一般部門の選考作品として扱われるというのが1つ。昨日、新たにそのルール変更にプラスされたのが、劇場公開ができる場合はロサンゼルスに限定せず、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ/ベイエリア、シカゴ、マイアミ、アトランタの6都市の1都市で7日間連続して上映を行えばいいというもの。1日に3回、少なくとも1回は午後6時から10時までに上映することが必要。さらに、画期的な変更がもう1つ。ドライブインシアターでのみ上映された作品にも、応募資格を与えるというものだ。上記の6都市のいずれか1都市のドライブインシアターで、7日間連続して1日1回上映すれば出品可能になったという。(Hiromi Kaku)
2020年10月08日『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開日が、今年11月から来年4月2日に延期された。東宝東和によると、日本での公開は2021年を予定しており、決定次第改めて発表するとのこと。ジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグは、このニュースが報じられた数日後に、ジミー・ファロンがホストを務める「The Tonight Show」に出演。公開延期について、「新型コロナウイルスは本当にみんなのことを脅かしている。私たちはこの映画を世界中で同時に、安全な方法で公開したいのだが、いまはそのときじゃない。(2021年の)4月2日に公開できるように、祈っていて」とコメントした。また、次のジェームズ・ボンド役の俳優に、「台無しにしないように。美しく、素晴らしい役だから。役に出会ったときよりも、ボンドをもっとよくするという気持ちで」とアドバイスを送った。ダニエルは今作でボンド役を「本当に卒業する」ことを明かしているが、現在のところ次のボンド役を演じる俳優は発表されていない。ダニエルはボンドの卒業にあたり、ちょっとした裏話も披露。ボンドは劇中でウォッカ・マティーニを愛飲しているが、ダニエル自身はボンドを演じるまで「マティーニを作ったことも、飲んだこともなかったんだ」と明かしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年、全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.
2020年10月07日18歳の誕生日を迎えたばかりのケイト・モスの愛娘、ライラ・グレース・モスが、ランウェイデビューを果たした。6日(現地時間)、ミラノで行われた「ミュウミュウ(MIU MIU)」のSpring/Summer 2021のショーで堂々のキャットウォークを披露した。ライラはケイトと2000年代に交際していた「Dazed」誌の創刊者ジェファーソン・ハックの間に生まれた子ども。ランウェイを歩くのは今回が初めてだったが、16歳の時に「マーク・ジェイコブス・ビューティー(Marc Jacobs Beauty)」のアンバサダーに選ばれてフォトシューティングを行ったこともあった。3週間ほど前には「マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)」の香水「Perfect」のイメージモデルに就任したことをインスタグラムで発表している。「Mirror」誌によると、マークはライラが6歳の頃に会っていて、「ライラのキャラクター、振る舞い、特別な美しさはあのときから明らかだった」とふり返ったという。ランウェイデビューについてもインスタグラムで報告しており、「ミュウミュウ」に「夢のまた夢のようなショーでデビューをさせてくれて本当にありがとう」と感謝の気持ちをつづった。ジュード・ロウとセイディ・フロストの娘で、ライラと同じくモデルとして活躍しているアイリス・ロウ、セイディ、リタ・オラらセレブから祝福コメントが寄せられた。(Hiromi Kaku)
2020年10月07日昨日、ワーナー・ブラザースが『DUNE/デューン 砂の惑星』の公開を約1年延期し、2021年10月1日に決めた。この日はロバート・パティンソン主演の『The Batman』(原題)の公開日だったが、同作は2022年3月4日にシフトすることに。エズラ・ミラー主演の『The Flash』(原題)、ザッカリー・リーヴァイ主演の『シャザム!』第2弾もそれぞれ2022年11月4日と2023年6月2日に延期で、ドウェイン・ジョンソン主演の『Black Adam』(原題)に限っては、2021年12月に公開を予定していたが、現時点では「未定」となってしまった。そんな中、唯一喜ばしいニュースといえば、『マトリックス』第4弾の公開が2022年4月1日から2021年12月22日に繰り上げられたことだ。新型コロナウイルスの影響で、大作は軒並み公開延期のニュースが報じられており、ユニバーサル・ピクチャーズも『ジュラシック・ワールド』第3弾の『Jurassic World: Dominion』(原題)の公開日をほぼ1年先の2022年6月10日に延期した。同社は新しい公開日を伝えるとともに、キャストの名前を記した新ポスターをツイッターで発表。ファンからは「え…2022年?タイプミスじゃなくて?」「毎日目が覚めるたびに映画の公開が延期されている…」など、嘆き悲しむ声が寄せられている。(Hiromi Kaku)
2020年10月07日Netflixで新『アリス・イン・ワンダーランド』の製作が決定した。主演を務めるのは「ガール・ミーツ・ワールド」のサブリナ・カーペンター。自身が立ち上げた制作会社「アット・ラスト・プロダクションズ」を通してプロデューサーも務める。「The Hollywood Reporter」が報じた。今作はルイス・キャロルの児童文学小説「不思議の国のアリス」をベースに『Alice』(原題)として映画化。「不思議の国のアリス」を原作として映像化された作品は、1951年のディズニー長編アニメ「ふしぎの国のアリス」や2010年の『アリス・イン・ワンダーランド』などたくさんあるが、今作は現代版のミュージカル映画を想定。舞台は「ワンダーランド」と呼ばれる音楽フェスティバルになるという。脚本はミュージカル作家のロス・エヴァンスが担当。サブリナが主演を務めたNetflixの『Work It -輝けわたし!-』で製作を務めたエリーサ・ダットン&レスリー・モーゲンスタインが「アロイ・エンターテインメント」社を通して再び製作を行う。サブリナはインスタグラムで今作の製作決定について発表。「楽しみすぎる」と興奮した様子をつづっている。「オーマイゴッド。あなたはこれまでに存在するなかで、最も素晴らしいアリスになるでしょう」とメッセージを送った女優仲間のマディソン・アイズマンをはじめ、コメント欄には期待の声が多数寄せられている。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年10月06日新型コロナウイルスの影響で、次々と大作の公開日が延期となっているなか、ティモシー・シャラメやゼンデイヤらが出演する『DUNE/デューン 砂の惑星』も公開延期に踏み切った。本来は今年12月18日に全米公開を予定していたが、「Variety」誌によると、ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズは2021年10月1日に先送りを決めたという。実は、今作の公開延期については予想がつくものだった。なぜなら、ワーナーの『ワンダーウーマン 1984』が、当初の今年10月からクリスマスに延期されたからだ。同じ社内で手掛けた大作を同時期に公開するのは、得策でないことは明らかであり、『DUNE』の公開日を移動したのだとみられる。この知らせに「残念。でも原作を読み直す時間ができた」「安全な環境の映画館で観たいから、朗報」といった前向きな声を上げるファンもいれば、「公開日までに映画館は存在しているのだろうか?」「これ以上悲しませるのはやめて」と嘆く声も。『DUNE/デューン 砂の惑星』はフランク・ハーバートが1965年に発表した「デューン/砂の惑星」をもとに、『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化。ティモシーやゼンデイヤのほか、オスカー・アイザック、レベッカ・ファーガソン、ジョシュ・ブローリンらが出演している。(Hiromi Kaku)
2020年10月06日恋人ギャレット・ヘドランドとの間に第1子男児を妊娠中のエマ・ロバーツが、土曜日(現地時間)にベビーシャワーを開いてもらったという。「E!News」が伝えた。ベビーシャワーは友人宅の裏庭で行われ、新型コロナウイルスの感染防止に配慮し、ソーシャルディスタンスが取られていたという。参加したのは約15人で、そのなかにはクリステン・スチュワートやレオナルド・ディカプリオの恋人カミラ・モローネの姿も。「クリステンは(恋人の)ディラン・マイヤーと一緒に来ていました。カミラは母親のリリー・カーショウと。エマの母親、ギャレットの母親も来ていましたよ」と関係者は語っている。「エマはロングドレスを着ていて、お腹の膨らみが目立っていましたね。友だちに祝ってもらって、とてもうれしそうでした」。エマのインスタグラムによればドレスは「トリー・バーチ(Tory Burch)」のもので、ドレスと同じ生地で作られたとマスクを着用した写真も投稿。最近ママになったばかりのリア・ミシェルや妊娠中のアシュレイ・ティスデイルらから、「美しい!」などのコメントが寄せられた。エマとギャレットはすでにベビールームの準備を終えていて、赤ちゃんの誕生を心待ちにしている様子だ。(Hiromi Kaku)
2020年10月05日ハロウィーン時期の鑑賞にぴったりな『The Witches』(原題)の予告編が公開された。今作は、ロアルド・ダールの児童文学「魔女がいっぱい」を、ロバート・ゼメキス監督が映画化したもの。舞台は1967年のアラバマ州デモポリス。ある少年(ジャージア・ブルーノ)が、この街に住む祖母(オクタヴィア・スペンサー)のもとに引っ越してきた。2人は平穏で楽しい生活を送っていたが、あるとき少年が子ども嫌いな魔女軍団の集会を目撃してしまい、ねずみに変えられてしまう。魔女軍団は街の全ての子どもたちをねずみに変えようと画策していたのだ。幸いにも、ねずみの姿であっても祖母に孫であることを分かってもらえた少年。予告編では、孫のために祖母が魔女軍団を率いるグランド・ハイ・ウィッチ(アン・ハサウェイ)と対峙する場面もある。「魔女がいっぱい」は1990年にニコラス・ローグ監督が『ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ!』として映画化(日本では劇場未公開)しており、アンは同作でアンジェリカ・ヒューストンが演じた魔女役を演じている。ナレーションをクリス・ロックが担当しているほか、スタンリー・トゥッチ、クリスティン・チェノウェスらが出演。当初は10月9日に全米公開予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受け10月22日に「HBO Max」で配信、10月28日に劇場公開という形をとることになった。(Hiromi Kaku)
2020年10月05日トム・ホランドがスパイダーマンを演じる『スパイダーマン』第3弾に、ジェイミー・フォックスが出演交渉中であることが明らかになった。「The Hollywood Reporter」が報じた。ジェイミーが演じるのは、2014年にアンドリュー・ガーフィールドがスパイダーマン役を務めた『アメイジング・スパイダーマン2』で演じたヴィランのエレクトロ役。スパイダーマンを演じる俳優が変わっても、同じ役を再演することになったのは意外にもジェイミーが初めてではなく、トビー・マグワイアがスパイダーマンを演じた『スパイダーマン』(2002)、『スパイダーマン2』(2004)、『スパイダーマン3』(2007)でJ・ジョナ・ジェイムソン役を演じたJ・K・シモンズが、アンドリュー版を飛び越えてトム・ホランド版の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)にカメオ出演した例もある。『スパイダーマン』ファンの意見としては、「そういうことが可能なら、ポール・ジアマッティのライノ役やウィレム・デフォーのゴブリン役もまた見てみたい!」という声がちらほら。トム版の『スパイダーマン』第3弾には、前2作のキャストのゼンデイヤ(MJ)、マリサ・トメイ(メイ)、ジェイコブ・バタロン(ネッド)、トニー・レヴォロリ(フラッシュ)が出演予定。現在のところは2021年12月17日全米公開予定となっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:アメイジング・スパイダーマン2 2014年4月25日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2013 CTMG. All Rights Reserved.スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2020年10月02日ビリー・アイリッシュが歌う『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌「No Time To Die」のMVが公開された。ビリーのインスタグラムによると、2月に撮影をしたものだという。監督は「Audi」や「スミノフ」などのCMや、マドンナ、シェリル・クロウらのMVを手掛けてきたダニエル・クラインマン。今回のMVは歌うビリーと本編映像を組み合わせたモノクロ映像で、ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)とマドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)の恋模様に焦点を当てた内容となっている。全体的に暗く重い雰囲気で、マドレーヌが走り出した電車の中で涙し、駅のホームにたたずむボンドと見つめ合うシーンもある。ボンド、ノーミ(ラシャーナ・リンチ)、CIAエージェントのパロマ(アナ・デ・アルマス)らのアクションシーンもあり。MVの視聴者からは「ビリーのファンではないけれど、この歌を聴けば聴くほど好きになってしまう」「アカデミー歌曲賞を獲るんじゃないか」「本当に素晴らしい。映画の公開が待ち遠しい!」と称賛の声が上がっている。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、4月に全米公開予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受けてアメリカ・日本ともに11月20日に延期になっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年11月20日より全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.
2020年10月02日