「ドラマ出演料は年々高額化しています。男性俳優のネームバリューにより海外への版権が売れることが多いので、男性俳優の出演料は特に高くなります。1話あたり1億ウォン(920万円)以上は“超一流スターの証明”といってよいと思います」(韓国芸能プロダクションWAYSカンパニー代表のパク・ジョンウォン氏)Netflixによる『愛の不時着』『梨泰院クラス』人気で、韓流ドラマがまた世界的に脚光を浴びている。そこで、本誌は現在の韓国芸能界で、トップギャラのスターリストを入手した!(連ドラにあまり出なくなった40歳以上の“レジェンド”俳優は除外)数多くの韓流ドラマの字幕を手掛ける翻訳家・金光英実さんはこう語る。「通例、俳優と所属事務所では出演料の取り分は5対5ですが、超大物の韓流スターになると、そのギャラ比率が8対2になることも。出演料の交渉は事務所がおこないます。事務所は俳優のマネージャー、メークなどの人件費や移動車両などの経費を支払う必要があり、俳優のランクが上がるほど、事務所のギャラ比率は下がっていくことが多いため、出演料はさらに高額化していくのです」ちょうど1話1億ウォンのギャラに到達したのが、ソン・ジュンギ(35)、イ・ジョンソク(31)、イ・スンギ(33)、チョ・ジョンソク(39)、チュ・ジフン(38)だ。「ソン・ジュンギは『太陽の末裔』(’16年)でアジア圏で大ブレーク。ドラマ『あなたが眠っている間に』(’17年)でSBS演技大賞最優秀演技賞に輝いたイ・ジョンソクは同作で1億ウォンの大台に。“国民の弟”のキャッチフレーズを持つイ・スンギも除隊後の『花遊記』(’17年)で1億ウォンに到達しました。今年『賢い医師生活』で大ブレークし、シーズン2の制作も決まったチョ・ジョンソクも1億ウォンに突入。この作品に愛着がある彼は、“少しでも制作費削減の手助けに”と、ギャラを自ら減額提案したことが韓国テレビ局内で“美談”として話題になっています。Netflix最初のオリジナル韓国版ドラマ『キングダム』に出演したチュ・ジフンは今年度の『フォーブス・コリア・パワーセレブリティ40』にも選ばれていました」(韓国テレビ局関係者)1話1億~1億2千万ウォン(1千100万円)ランクには『愛の不時着』で共演したヒョンビン(38)とソン・イェジン(38)の名が!「ヒョンビンは『ジキルとハイドに恋した私』(’15年)で1億ウォンの大台に乗りました。今回の『愛の不時着』の大成功で、次回作では1億5千万ウォンにまで上がる可能性もあると思います。同じくイェジンもギャラが1億2千万ウォンに跳ね上がったといわれています」(前出・韓国テレビ局関係者)前出の金光さんはこう語る。「ヒョンビンさんは断トツの好感度。出演作品がほぼ確実に人気になることで出演料が高くなるのも必然です。ソン・イェジンさんは昔から映画部門でも『キャスティングしたい女優1位』でした」チョン・ジヒョン(39)もイ・ミンホ(33)も同額だ。「’18年1月に第2子を出産したチョン・ジヒョンは今も引っ張りだこ。来年のドラマ『智異山』に出演するギャラはまたも1億ウォン以上です。イ・ミンホは今年の『ザ・キング』で1億2千万ウォン。相変わらず高値安定です」(前出・韓国テレビ局関係者)ちなみに、もうすぐ1億ウォンに達する俳優候補筆頭にあがったのが、『梨泰院クラス』のパク・ソジュン(31)だった。「彼はスキャンダルがなく、のべ30本以上のCM出演を誇ります。1本の契約料は4億~5億ウォン(3千700万~4千600万円)といわれ、今回の『梨泰院クラス』でドラマギャラも8千万ウォン(740万円)以上になったといわれています」(前出・韓国テレビ局関係者)『愛の不時着』コンビを差し置いて、栄光のギャラ1位の座に輝いたのは、キム・スヒョン(32)で1話2億ウォン(1千840万円)!「’13年のドラマ『星から来たあなた』で、すでに1億ウォンを突破していました。彼は中国での人気も非常に高く、中国のバラエティ番組に出た際のギャラが8億5千万ウォン(約7千800万円)だったのではという話も。除隊後初の本格復帰作となる今年の『サイコだけど大丈夫』は2億ウォン以上といわれています」(前出・韓国テレビ局関係者)来年はこのランキングがどう変わるか、作品とともに楽しみたい。「女性自身」2020年11月17日号 掲載
2020年11月05日オーストラリアのニューサウスウェールズ州にある動物保護施設『リンドウウェイ・ファーム』。動物の救助活動などをInstagramで紹介しています。ここにいる、種別を超えた友情を見せる2匹がいるのだとか。種類を超えた友情に心温まるウォンバットのウォーリーと、カンガルーのバギーが出会ったのは赤ちゃんの頃。『The Dodo』によると、ウォーリーは道に倒れていた母の袋から助けられ、バギーはゴルフ場で保護されたといいます。2匹はすぐに仲良くなり、追いかけっこをしたり一緒に寝たりしている様子。お互いにかけがえのない存在なのでしょう。 この投稿をInstagramで見る Holly Harris(@lindoway_farm)がシェアした投稿 - 2020年 5月月28日午後5時20分PDT この投稿をInstagramで見る Holly Harris(@lindoway_farm)がシェアした投稿 - 2019年 5月月22日午前3時22分PDT この投稿をInstagramで見る Holly Harris(@lindoway_farm)がシェアした投稿 - 2019年 7月月30日午前5時24分PDT投稿には、「2匹はもう親友だね。離れ離れになんかできない」「感動した!素晴らしい動画」「種類なんて関係ないよ」などのコメントが寄せられていました。この保護施設に来なければめぐり逢わなかったであろう2匹。これはもう、運命なのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2020年08月06日『新感染 ファイナル・エクスプレス』の4年後の世界を、カン・ドンウォン主演で描く『PENINSULA』(原題)が、現地時間7月15日に韓国で公開スタート。爆発的ヒットを記録している。パンデミックが半島を襲ってから4年後――。香港に逃げ延びていた元軍人のジョンソクは、ある任務を遂行するために半島に戻ってくる。任務とは、チームを組み制限時間内に大金が積まれたトラックを回収して半島を脱出すること。チームはウィルスにより凶暴化した人間たちから逃れ、順調にトラックを手に入れるも、突如としてユニット631と呼ばれる民兵集団に襲われてしまう。危機一髪となったジュンソクを救ったのはミンジョン母娘。彼らは共に半島を脱出するために協力する…。釜山行き高速列車の惨劇を描いた『新感染 ファイナル・エクスプレス』は、突如起った感染爆発で絶体絶命の中、親子や夫婦、若き恋人たちが愛するものを守るため、捨て身の覚悟で立ち向かう感動パニック映画。主人公をコン・ユが演じたほか、感染者に立ち向かっていくマ・ドンソクの熱演も話題に。そこから4年後の半島を舞台に描くのが、本作『PENINSULA』(原題)。人間を凶暴化させる謎のウィルスの感染爆発で荒廃したソウルに、ある任務を果たすため戻ってきた主人公の元兵士(カン・ドンウォン)が、窮地を救われた母子と共に半島からの決死の脱出を図るストーリー。2020年カンヌセレクションに選出され、250人を超えるVFXスタッフにより作り上げられた圧倒的世界観を誇るビジュアルや、20分に及ぶ刺激的なカーチェイスなどが話題なった本作が、ついに韓国で公開スタート。日本と同じく、感染対策のために座席数を減らしての興行の中だったが、2020年のオープニングNo.1となる35万2926人を動員、公開後5日間で動員180万人を突破し、週末動員ランキングも圧倒的1位と、大ヒットスタートを切った。『PENINSULA』(原題)は2021年1月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:新感染 ファイナル・エクスプレス 2017年9月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILM. All Rights Reserved.
2020年07月20日「黒騎士~永遠の約束~」『江南ブルース』のキム・レウォンと「椿の花咲く頃」コン・ヒョジンの豪華共演で、韓国で大ヒットを記録したラブコメ映画『最も普通の恋愛』が7月31日(金)より公開することが決定した。恋人と別れてまもない男女2人の出会いから始まる本作は、多くの恋愛映画で描かれた恋に落ちる過程や始まりのトキメキだけでなく、未練や後悔、怒りなど、別れの後に残る苦しみまでもリアルに描写。多くの共感と絶賛を集め、韓国で292万人を動員し、2019年ラブコメNo.1の大ヒットを記録した。主演を務めたのは、韓流第一次ブームを牽引したキム・レウォン。近年の出演作である『江南ブルース』で厳しいヤクザの世界でしたたかに生き抜く男、「ドクターズ~恋する気持ち」では懐深い医師など、映画からドラマまで幅広い役柄を演じてきた彼が、本作では酒に酔うと未練がましく別れた恋人に電話をかけたり、メッセージを送ったりしてしまうジェフン役を好演。気難しそうに見えてもどこかカッコ悪く、冷たいようで相手を思いやり情に厚い、史上最高のギャップ萌えキャラクターを作り上げている。また、ヒロインを演じるのは、先日開催された第56回百想芸術大賞において「愛の不時着」や「梨泰院クラス」を抑えてテレビドラマ部門の大賞を受賞し、地上波ドラマとして2019年最高視聴率23.8%を記録した「椿の花咲く頃」のコン・ヒョジン。本作では恋愛に幻想を抱かないソニョン役に扮し、クールで強気な姿を見せる一方で、実は愛に対してトラウマを抱える姿を披露する。その飾り気のないリアルな演技が口コミで大きな話題を呼び込み、“ラブコメの女王”としての実力を遺憾なく発揮する。2人は2003年のドラマ「雪だるま~Snow Love~」以来、実に16年ぶりの共演。完璧に息の合ったかけ合いによる、ウィットに富み、心に響くセリフやエピソードは共感度MAX。過ぎてみれば“普通”でも、自分にとっては“特別”な、恋愛の奥深さを思い起こさせてくれるだろう。ストーリー婚約が破談になったのに未練タラタラのジェフン(キム・レウォン)。いつものように二日酔いで始まった朝、知らない番号の誰かと夜中に2時間も電話した履歴を見つけ、その相手が職場に新しく入ってきたばかりの同僚ソニョン(コン・ヒョジン)だと知る。元カレの裏切りで破局したソニョンは恋に幻想を抱かず、終わった恋にはすっぱりと見切りをつける現実女子。新たな職場に出勤した初日、あらゆる文句を浴びせて彼氏と別れた現場を上司となるジェフンに目撃されてしまう。出会ってわずか1日で、仕事より互いの恋愛について詳しく知ることになった2人。お互いに“情けない” “あきれた”と文句を言いながらも、次第に気になる存在になっていき…。『最も普通の恋愛』は7月31日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月11日韓国の男性アイドルグループ・SUPER JUNIORのシウォン(33)が4月1日、自身のTwitterを更新。日本のファンに向けて日本語で新型コロナウイルス感染予防を呼びかけた。’19年11月にユニセフ・アジア親善大使を任命されるなど、普段から世界に向けてメッセージを発信しているシウォン。この日は、「適切な『社会的距離』を置くこと!マスク使用!よく手洗い、うがいをすること!(以下略)」と日本語でツイートを行い、新型コロナウイル感染予防への取り組みを呼びかけている。社会的距離とは、感染リスクを抑えるために一定の距離を保つこと。世界では『ソーシャルディスタンス』と呼ばれ、イタリアや英・ロンドンなどではスーパーへの入場規制を設け、店内で客同士の距離を1mから2mあける対策が取られている。シウォンは、先月22日にも日本語で「コロナの影響で世界は混乱と困難に不確定な未来への恐怖に満ちています。しかし、寒い冬でも必ず春は訪れて、災害が襲ったところでも、必ず新たに回復されて、傷ついた心も、時間が経てば治癒されるように、私たちは再び立ち上がることを信じています」とツイートしている。感染拡大は、グループの活動にも影響を及ぼしている。SUPER JUNIORは、日本政府が韓国からの入国制限措置を発表したことを受け、先月25日、26日にさいたまスーパーアリーナで予定していた公演を中止。チケットの払い戻しを行うとしている。シウォンのツイートは、投稿から4時間あまりで約5,000件拡散されており、ファンからは《わかりました!必ずうがい手洗いしっかりさせていただきます!》《シウォン君も十分気を付けてね》《日本語ありがとう!元気出る》といったコメントが寄せられている。
2020年04月01日韓国の歌手で俳優のリュ・シウォン(47)が再婚することが分かった。韓国の所属事務所が1月22日に発表した。日本では’04年に出演ドラマ『美しき日々』がNHKで放送され、ブレイク。同年、アルバム『約束』で歌手デビュー。来日時には羽田空港に約2,000人のファンが殺到するなど、日本でも韓流スターとして人気を博した。所属事務所のアルスカンパニーはこの日、「リュ・シウォンが2月中旬に年下の一般女性と結婚することになった」と発表。「予備新婦(フィアンセの意)は平凡な一般人で、思考深い心と思いやりの心、明るくて積極的な性格を持ち、リュ・シウォンとは知人を通して自然に縁を結んで、愛を育ててきた」と明らかにした。つづけて「予備新婦が公人ではないため、挙式は二人の意向により家族と親戚、近しい知人たちと非公開で行う。結婚式に関する細部事項について公開することが難しい点のご了承をお願いします」と伝えた。リュ・シウォンは’10年に前妻の一般女性Aさんと結婚。しかし’12年3月に離婚調停を申請し、’15年に離婚が成立した。第一子の娘がおり、親権はAさんが持っている。
2020年01月23日企画・脚本を庵野秀明、監督を樋口真嗣という、『シン・ゴジラ』のタッグによって映画化される『シン・ウルトラマン』。この度、有岡大貴、早見あかり、田中哲司らが追加キャストとして発表され、コメントが公開された。1966年の放送開始以来、海外でも100を超える地域で放送され、今なお根強い人気を誇る、日本を代表するヒーロー“ウルトラマン”。『シン・ゴジラ』のタッグが映画化する本作で、斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊らが、さまざまな脅威に立ち向かうメンバーという役どころとして出演することが発表されていた。今回追加キャストとして発表された3人も、同じメンバーの一員を演じる。Hey!Say!JUMPのメンバーのひとりで、興行収入93億円を記録した映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』での好演が記憶に新しい有岡、ドラマ『ラーメン大好き小泉さん』や、映画『百瀬、こっちを向いて』など数々の作品でその独特の存在感を放つ早見、そして舞台、テレビドラマ、映画とあらゆるジャンルで活躍する田中。彼らはどんな活躍を見せるのだろうか。有岡は、斎藤、長澤、西島とは初共演。庵野、樋口作品への出演も、今作が初となる。その他、物語の鍵を握る役どころで、山本耕史、岩松了、長塚圭史、嶋田久作、益岡徹、山崎一、和田聰宏といった個性的なキャストが参戦する。また、12月14日(土)と15(日)の2日間にわたって、東京ドームシティにて行われる円谷プロ史上最大の祭典『TSUBURAYA CONVENTION 2019』のオープニングセレモニーに、樋口監督と主演の斎藤の登壇が決定。会場での新たなる情報開示が予定されている。『シン・ゴジラ』が初代『ゴジラ』(1954年)の、現代社会での再構築であったように、放送開始当時初めてテレビで“ウルトラマン”を目撃した時と同様の衝撃を再びもたらすことを目指す『シン・ウルトラマン』。さまざまな言葉の意味を持つ“シン”の言葉を冠した新たなプロジェクトに強力なキャスト陣が加わり、いよいよ本格始動となる。公開された有岡、早見、田中のコメントは下記。■有岡大貴物心のついた時から当たり前のようにウルトラマンをVHSで見て、当たり前のようにウルトラマンの人形で遊んでいました。世代を超えて、そんな子供が日本中に居たことと思います。そんなウルトラマンが、庵野さんと樋口監督の手により令和の時代に、さらにパワーアップして僕たちの前に現れてくれること。最高のエンタテインメント作品の誕生に胸が熱くなります。ご出演者の皆様に比べ、僕はお芝居の経験が少ないです。足を引っ張ってしまわないか、オファーを頂いた時は正直、嬉しさよりも不安の方が上回ってしまいました。でも『シン・ウルトラマン』という作品に恥じぬよう、誠意を込めて務めさせて頂きます。■早見あかりまさかあのウルトラマンの世界に自分が飛び込むことができるなんてまだ夢のようです。私自身が『シン・ゴジラ』を観た時に感じたあの興奮をまた皆様にも『シン・ウルトラマン』でお届けできると思うと楽しみです。正直、緊張や不安もありますが、庵野さん、樋口監督、出演者の方々と共に『シン・ウルトラマン』の世界を精一杯生き抜きます。■田中哲司地元の鈴鹿山脈の山間から、いつか怪獣が顔を出すのではないかと、子供の頃、よく空想してました。『ウルトラマン』は僕たち世代にとって、特別な作品です。そんな僕が、恐らく最強のチーム『シン・ウルトラマン』に参加できることは最高の喜びです。最善を尽くします。■TSUBURAYA CONVENTION 2019概要12月14日(土)、15日(日)の2日間、東京ドームシティにて円谷プロダクションが贈る史上最大規模のファンイベント。2020年以降の制作作品について発表するオープニングセレモニーでは『シン・ウルトラマン』より、樋口監督、斎藤が登壇。その他、シンフォニーコンサート、ゲストが多数登場するライブショー、各種トークショー、グッズエリアなど、多彩なプログラムが展開される。『シン・ウルトラマン』2021年、全国東宝系にて公開
2019年09月25日『シン・ゴジラ』を大ヒットに導いた企画・脚本:庵野秀明、監督:樋口真嗣が再びタッグを組み、日本を代表するヒーロー“ウルトラマン”を『シン・ウルトラマン』として映画化。斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊らの豪華キャストが出演する。昭和41年(1966)に誕生し、世の子どもたちを熱狂させ、世界的な人気を誇るヒーロー“ウルトラマン”を、現代にシン化させて生み出す『シン・ウルトラマン』。企画・脚本をつとめるのは、自身もウルトラマンシリーズのファンであることを公言する庵野秀明。そして、監督をつとめるのは、「新世紀エヴァンゲリオン」をはじめ、数々の傑作を庵野氏と共に世に送り出してきた盟友・樋口真嗣。『シン・ゴジラ』で第40回日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞など主要7部門で最優秀を受賞した最強コンビが、満を持してこの新たな空想特撮作品に臨む。『シン・ゴジラ』が初代『ゴジラ』(’54)の現代社会での再構築であったように、「ウルトラマン」の企画発想、原点に立ち還りながら、現代社会を舞台に“未だ誰も見たことのないウルトラマン”が存在する世界の体験、当時初めてテレビで“ウルトラマン”を目撃したときと同様の衝撃をもたらすことを目指すという。斎藤工「私の37年間を本作に注ぎたい」物語の詳細に触れるため、その役柄は不明だが、主人公の"ウルトラマンになる男"には、『シン・ゴジラ』でも僅かな出演ながら強烈な存在感を残した斎藤工。『麻雀放浪記2020』、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」ほか『ヲタクに恋は難しい』など、様々なジャンルの作品に出演を続け、正統派から怪役まで様々なキャラクターを演じ分ける斎藤さんに白羽の矢が立った。大役を得た以上に「この壮大なプロジェクト及び手にした脚本に至極興奮致しました」と斎藤さん。「かつて、何者でも無かった私は一度だけ、生前の実相寺昭雄監督にお会いする機会があり、前のめりに当時の円谷プロや『ウルトラマン』の様々な話を伺えた事は、全て“ココ”に繋がっていたのではないかと今振り返ると思います」と意外な繋がりを打ち明けながら、「『ウルトラマン』への特別な想いを持たれていらっしゃる庵野さん、樋口監督と共に、若輩者ながら私の37年間を本作に注ぎたいと思います」と並々ならぬ思いが伺える。長澤まさみ「多くの人の心に届くものになれば」そして主人公の相棒役に、『マスカレード・ホテル』『キングダム』『コンフィデンスマンJP』と話題作、大ヒット作には欠かせない女優・長澤まさみ。「誰もが憧れる庵野さんの作品に出演出来る事をとても光栄に思います」と語る。『シン・ゴジラ』も劇場へ観に行ったそうで「お客さんの満足感や充実感をその場で強く感じました」と明かし、「作品を通して少しでも多くの人の心に届くものになればいいなと思います」とコメント。西島秀俊「“誰も見たことのないウルトラマン”の世界に」また、『名探偵ピカチュウ』の声優や「きのう何食べた?」など、新境地を開拓しつづけ、幅広い役柄でその存在感を示す西島秀俊も出演。役柄はまだ不明だ。「世界的人気で誰もが知る『ウルトラマン』を、あの『シン・ゴジラ』チームが再集結して映画化するとお話を伺った時の驚きと興奮がいまだに冷めません」と西島さん。「ファンの方もそうでない方もきっと楽しめる一級のエンターテイメント作品になると確信しています。初めてご一緒する樋口監督のもと、“誰も見たことのないウルトラマン”の世界に命を吹き込む一員として、精一杯演じさせていただきます」と意気込む。そして、樋口監督は「あらたな、でもそれは私が物心ついた頃から輝き続けているバトンを託されました。先輩たちが生み出し育ててきた、眩しく重たいそのバトンを次につなぐ責務を粛々と努めて参る所存です」と真摯にコメント。いま、これ以上考えられない強力な布陣でのプロジェクトが始動する。『シン・ウルトラマン』は2021年、全国東宝系にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シン・ゴジラ 2016年7月29日より全国東宝系にて公開© 2016 TOHO CO.,LTD.
2019年08月01日最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の2020年公開に向けて、“『シン・エヴァンゲリオン劇場版』0706作戦”が始動することが分かった。2007年から『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再始動し、『:序』『:破』『:Q』の3作が公開。最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』はこれに続く第4作目だ。7月4日(木)からパリにて行われるJAPAN EXPO。その中で、6日(土)に「残酷な天使のテーゼ」で知られる歌手・高橋洋子とのコラボ「Yoko TAKAHASHI×EVANGELION STAGE」の実施決定しているが、今回このステージにて、「シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT 1(冒頭10分40秒00コマ) 0706版」の上映が新たに決定。タイトルのAVANT(=アバン)とは、オープニングタイトル前の導入シーンのことで、今回2020年の公開に先立ち、超異例となる映画本編冒頭10分40秒00コマを先行公開!なお、パリだけではなく、L.A.のANIME EXPO、中国・上海、そして日本全国数か所での世界同時上映される。そして、本上映についての続報は、7月1日(月)リリースのスマートフォン向け公式アプリ「EVA-EXTRA」にて発表されるとのこと。これまでの各作品情報をはじめ、「エヴァンゲリオン」に関わる最新情報が詰まったファン必見アプリ。実はこのアプリの基となっているのが、シリーズの第2作目『:破』の公開に合わせて2009年4月から毎月配布された公式無料冊子「EVA-EXTRA」。今回のアプリでは、2009年4月~2010年5月に発行された計7冊に及ぶ無料冊子版のリバイバル閲覧も可能となるようだ。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は2020年公開予定。スマートフォン向け公式アプリ「EVA-EXTRA」は7月1日(月)リリース予定。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・エヴァンゲリオン劇場版 2020年、全国にて公開予定
2019年06月24日ベネディクト・カンバーバッチ主演、『ドクター・ストレンジ』の続編が、来年撮影開始になるようだ。ウォン役のベネディクト・ウォンが、「デンバー・ポップ・カルチャー・コン」で明らかにした。「もう脚本家が仕事を始めているっていうのは知っている。『アベンジャーズ/エンドゲーム』のプレミアで会った人。来年中には撮影が始まるんじゃないかな」と語っている。昨年12月、「The Hollywood Reporter」が、前作の監督を務めたスコット・デリクソンが続編の契約も結んだことを報じた。デリクソン監督は前作でジョン・スペイツとC・ロバート・カーギルと脚本も担当したが、続編の脚本家に関してはマーベルが新たに探しているとも伝えていた。ウォンが「会った」という脚本家が誰なのかは不明だ。まもなく公開となる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で「フェーズ3」が幕を閉じるマーベル・シネマティック・ユニバース。『ドクター・ストレンジ』の続編は『Black Widow』(原題)、『The Eternals』(原題)などとともに「フェーズ4」に属する。(Hiromi Kaku)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開© 2016MARVEL
2019年06月06日世界最大級のK-Cultureフェスティバル「KCON 2019 JAPAN」が幕張メッセにて、5月17日から19日までの3日間にわたって開催された。人気のK-POPアイドルが多数出演したメインイベント「M COUNTDOWN」から、京セラ、東京、ナゴヤ、と全3都市のドームツアーを成功させたばかりのTWICEが大トリを務めた最終日の模様をレポート!最終日のトップバッターは6人組の男性アイドルグループONEUS(ワナス)。彼らは今年1月に本格デビューし、アメリカとオーストラリアのiTunesのK-POPアルバムチャート1位を獲得している。ステージでは、MVの再生数が急増中の『Valkyrie』と5月29日リリースのアルバムのタイトル曲『TWILIGHT』を披露した。VAV(ブイエイブイ) は『Thrilla Killa』、『Senorita』でパワフルなステージを披露。’15年に韓国でデビュー後、メンバーの加入や脱退が相次ぎ、現在の7人に。圧巻のダンスパフォーマンスは、キャリアの長さを感じさせた。続いて、公園少女(GWSN)。グループ名はハングルで「コンウォンソニョ」と発音する。’18年9月にデビューした7人組のガールズグループで、日本人メンバーのミヤ(26)も所属。この日は、『Pinky Star』『Puzzle Moon』で激しいダンスを披露。ショートヘアのボーイッシュなスタイルが特徴のミヤは、「KCON初参加となります。みなさんにたくさん応援していただいてと~っても感動しています」と日本語で挨拶した。そして、ここで早くもTWICEが登場。客席からメンバーが登場するサプライズで、会場は歓喜と興奮に包まれた。パフォーマンス曲は『BDZ』。KCON初出演となるD-CRUNCHは『Are you ready?』と『Panorama』を披露。昨年8月デビューの9人組の新人グループは、元気いっぱいのパフォーマンスで観客に強いインパクトを与えた。ヒップホップ系の楽曲は、メンバー自ら作詞・作曲を手がけたものだ。fromis_9は薄いパープルと白の衣装で登場。元気を与えてくれるようなビタミンボイスで『LOVE Bomb』『DKDK』『Glass Shoes』を披露した。Mnetのサバイバル式オーディション番組『アイドル学校』出身者で結成された9人組は、昨年1月にデビュー。“From Idol School”と最高のガールズグループになる“約束(promise)を守る”という意味が込められている。この日MCも担当するSF9は、KCON3年連続の出場。「おひさしぶりです。KCONで日本のみなさんに会えてうれしいです」と挨拶し、キレキレのダンスで洗練されたパフォーマンスを披露した。韓国デビューは、’16年10月。9人組で結成されたグループは“Sensational Feeling 9”の頭文字から取ってSF9に。ステージで披露した楽曲は、『Enough』『Now Or Never』『Play Hard』。さらに進化した 姿に日本のファンたちは魅了された。9人組のガールズグループNATUREは、日本人1人、中国人2人、韓国人6人で結成された多国籍グループ。キャッチ―なメロディが印象的な『Dream About U』など3曲を披露した。 日本人メンバーのハルは、「もっとたくさんの方に知っていただけるように頑張ります。応援してください」とメッセージを届けた。スペシャルステージは、SF9のロウン&インソン、PENTAGONのフイ&ジノがバラード曲『Beautiful』を情熱的に歌い上げた。同曲は、韓国で社会現象を巻き起こしたドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』のオリジナルサウンドトラック。4人は、ドラマの儚くもせつない世界を伸びやかな歌声で再現した。IZ*ONEは初日に続き、3日目も出演。観客総立ちの興奮が高まるなか、ギンガムチェックのガーリーな衣装で登場すると、デビュー曲や新曲を披露。『好きと言わせたい』『Violeta』『UP』『La Vie en Rose』『RUMOR』を歌い上げた。IZ*ONEの12人は、昨年、日韓合同オーディション番組『PRODUCE 48』で選ばれ、デビュー・ミニ・アルバムが世界10か国のiTunes配信チャートで1位を獲得。今年2月、秋元康プロデュースによるシングル『好きと言わせたい』で日本デビュー。4月には早くも、ミニアルバム『HEART*IZ』を発売した。KCONではTWICEに劣らぬ声援を浴びて、会場をIZ*ONE 色に染めた。PENTAGONが登場するとそれまでの雰囲気が一変。彼らの持つストーリー性のあるダンスやグループが会場を包み込んだ。さらにトークコーナーでは、ヨウォンとシンウォンが尻相撲対決をし たり、いろいろな曲に合わせてランダムダンスを披露するなど、メンバーの自然な姿が会場の女性たちの女心をつかんだ。そして「ミッションを成功したのでプレゼントをあげることができます。日本デビュー曲、みなさん知っていますか?」というふりで、『COSMO』、『SHINE』と続け、会場を盛り上げた。その後はTWICEのヒット曲を新人グループがカバー。『CHEER UP』をNATURE が、『KNOCK KNOCK』をGWSNが、『LIKEY』をfromis_9が披露。「KCON 2019 JAPAN×M COUNTDOWN」3日目のトリには TWICEが登場。ヒット曲『Yes or Yes』『Dance The Night Away』などを元気いっぱいに披露した。『What is Love』ではメンバーがゴンドラに乗り込み会場を回り、会場のボルテージは最高潮に。5年目となる今年の KCON JAPAN は大盛況のうちに幕を閉じた。
2019年05月24日デザートバー「ジャニス・ウォン」より、オリジナルのチョコレート「ジャニス・ウォン アートチョコレート 2018」が登場。2018年11月13日(火)から2019年3月31日(日)までの期間限定で発売される。“食べられるアート(edible art)”の第一人者として知られる、アジアを代表する女性シェフ&アーティストのジャニス・ウォン。期間限定で発売されるチョコレートボックス「ジャニス・ウォン アートチョコレート 2018」は、同じものが二つとない、手作りのチョコレートが詰め込まれている。ボックスの中には、5つのカラフルなチョコレートが並ぶ。まるでアートのような、「ジャニス・ウォン」らしい五感で味わうスイーツだ。味は、コク深い甘みの「黒糖」や、ピリッと辛い「レッドチリ パディ」、「カラマンシー小夏」、「パンダンココナッツ」、「バーベキュープラリネ ポップロック」など、故郷のシンガポールを思わせるフレーバーを用意する。【詳細】ジャニス・ウォン アートチョコレート 2018発売日:2018年11月13日(火)~2019年3月31日(日)販売場所:ジャニス・ウォン デザートバー住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan SHINJUKU2F エキソト価格:1,950円+税 ※数量限定
2018年11月15日2008年に本屋大賞を受賞し、2010年には堺雅人主演で映画化され大ヒットした伊坂幸太郎原作「ゴールデンスランバー」が、人気俳優カン・ドンウォンを主演に韓国でリメイク。その日本公開が決定した。公開に併せて、韓国版『ゴールデンスランバー』のポスタービジュアルも解禁されている。■ストーリー人気アイドル歌手を強盗から救い出し、国民的ヒーローになった優しく誠実な宅配ドライバーのゴヌ(カン・ドンウォン)。ある日、久しく会っていなかった友人ムヨル (ユン・ゲサン)から突然連絡が来る。再会の喜びも束の間、目の前で次期大統領候補者が爆弾テロにより暗殺されてしまう。動揺するゴヌに向かってムヨルは「お前を暗殺犯に仕立てるのが“組織”の狙いだ。誰も信じるな、生きろ!」と警告して自爆。大統領直属の機関である国家情報院はゴヌを暗殺犯と断定し、マスメディアが一斉に報道。大規模な包囲網が敷かれる。身に覚えのない罪を着せられたゴヌだったが、やがて事件の裏に国家権力が潜んでいることを知る。無数の警察に追われる無実の男は、巨大な陰謀にどう立ち向かうのか――?■伊坂幸太郎も納得の作品、韓国版『ゴールデンスランバー』今回解禁されたポスタービジュアルは、「逃げて、逃げて、生きまくれ!」 というコピーの通り、暗殺犯に仕立てられ逃走するカン・ドンウォンの躍動感溢れるショットが印象的な一枚だ。「本屋大賞」「山本周五郎賞」に輝いた伊坂幸太郎の傑作ベストセラーを原作に、強大な国家の陰謀に巻き込まれた平凡な一人の宅配ドライバーの逃走劇が描かれている本作。観光名所として知られる光化門広場で韓国映画初となるロケを敢行し、撮り直しのきかない一発勝負の爆発シーンを臨場感たっぷりに激写している。原作者の伊坂幸太郎氏も「オリジナルのアイディアが盛り込まれ、カン・ドンウォンさんの魅力が炸裂するソウル版『ゴールデンスランバー』、楽しませていただきました!」とコメントを寄せるほど完成度の高い作品に仕上がっているようだ。■タイトル通り、テーマソングはビートルズの「Golden Slumbers」本作のテーマソングは、ビートルズの解散直前にポール・マッカートニーが完成させた名曲「Golden Slumbers」。その情緒的なメロディーと、誰も信じられない絶望的な状況のなかで主人公ゴヌの心を支える高校時代の友人たちの存在が観客の胸を熱くするだろう。『ゴールデンスランバー』は2019年1月12日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2018年10月11日ジャニス ウォンがつくり出す、シックで幻想的な空間「NEWoMan SHINJUKU」にあるデザートバー「JANICE WONG」は日本初出店のお店。シェフでもありアーティストでもあるジャニス ウォンは、シンガポールでも人気があり、アジア最優秀パティシエに選ばれたことで、高く評価されている人物です。店内はジャニス ウォンのテーマカラーである黒を基調とし、シックで落ち着いた空間を演出しています。キッチンとカウンター席が一体となっているライブキッチンでは、お客さんの目の前でデザートをつくりあげます。五感で楽しめる、遊び心満載の「JANICE WONG」のアートのようなデザートに魅了されてみませんか。食×アートのコラボレーション! 「JANICE WONG」ジャニス ウォンの作品には「アシェットデセール(皿盛りのデザート)」と「エディブルアート(食べられるアート)」があります。アシェットデセールは出来立てを美しくおいしく提供するために、食材へのこだわりも徹底的。温度の違いや、時間が経つにつれて変化する口当たりなどを綿密に計算することで、一口一口違う味を楽しむことができます。エディブルアートはマシュマロの天井やチューイングガムのしずくでつくった壁など、本当に食べられるものだけで創る大型のアート作品で、その時々のテーマごとに内容も変わります。食べるのがもったいないほどの美しさです。見た目も楽しめる! パティシエのライブパフォーマンス店内の中央にあるライブキッチンでは、オーダーしたデザートがつくられる工程を目の前で見ることができます。まるで宝石のような美しさのあるデザートがどのような手順でつくられていくのか、興味がある人も多いのでは。店内でデザートをつくる工程が見られるのも「JANICE WONG」ならではです。メインをお皿に配置してから、繊細なトッピングをふんだんに盛り付けていきます。トッピングにはフルーツソースやフレーバーといったスタンダードのものから、柚子のキャビアやタケノコの照り焼きなど、独特な食材も使用。普段味わうことのない斬新なアートのようなデザートを体験してみてください。「JANICE WONG」では計算され尽くした食感、味覚、食材の温度により、その場でしか食べられないおいしさを体験することができます。デザートの概念を覆すような斬新な一皿に出会えます。スポット情報スポット名:JANICE WONG住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan SHINJUKU2F電話番号:03-6380-0317
2018年05月14日アジア最優秀パティシエ、ジャニス ウォンがつくる店内「NEWoMan SHINJUKU」にある「JANICE WONG」は、アジア最優秀パティシエに選出された「ジャニス ウォン」が織りなす美しいデザートを楽しめます。黒を基調とした店内には、ジャニスの作品が展示されており彩りのある空間。キッチンとカウンターが一体となったライブキッチンでは、お客さんの目の前で、オーダーしたデザートをつくるといったパフォーマンスも見ることができます。日本の春を表現! 筍やしそを使用した「カシスプラム」「カシスプラム」2,106円(税込)は、日本の春をイメージしてつくられた、カシスとしそ梅酒の冷たいデザートです。柔らかいカシスのパルフェの中に、ふわふわのエルダーフラワー香るヨーグルトを詰めて、しそ梅酒のゼリーで蓋をしています。プチプチの柚子キャビア、たけのこの照り焼きをトッピングするなど、独創的な食材で織りなす一皿です。ふわっととろけるエアリーな食感「チョコレートH2O」「チョコレートH2O」1,728円(税込)は、「チョコレートもカロリーを気にせず楽しみたい!」という人の思いに応える嬉しいデザートです。50%がチョコレート、50%が水で作られたチョコレートと水のムースは、見た目以上に軽い食感でやみつきに。塩キャラメルソースとの相性も良く、口の中でふわっととろけるのが特徴です。アスパラとキャラメルのコラボ「アスパラガスガーデン」「JANICE WONG」のデザートは、甘いだけではなく、塩味の効いたプレートや野菜・フルーツなど素材の特徴を活かしたプレートもあります。「アスパラガスガーデン」は、春のデザートコースの一品、デザートにアスパラガスを使用したデザートです。色鮮やかなグリーンアスパラガスのフランに、ホワイトアスパラガスと塩キャラメルを組み合わせ、さわやかな白バルサミコ酢をアクセントに。大人の風味に仕上げています。「JANICE WONG」のデザートは、フルーツに限らず季節の素材もふんだんに使用した逸品。四季折々の美しさを表現する新感覚の“アート”のようなデザートに出会えます。スポット情報スポット名:JANICE WONG住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan SHINJUKU2F電話番号:03-6380-0317
2018年03月19日バリー(BALLY)と食用アートの第一人者であるジャニス・ウォンのコラボレーションによる「SUPRAコレクション」が登場。“食べられるアート”という食とアートの融合をテーマに、五感で楽しめるデザートを提案しているジャニス・ウォン。今回彼女が日本の春を象徴する「桜」をテーマにした繊細なスイーツを作り上げた。コレクションから展開されるトートバッグと財布には、その桜スイーツのプリントが施されている。桜はピンクからブルーそしてパープルと、鮮やかなグラデーションで色合いが美しく変化。カラーはクリーンなホワイト、フェミニンなピンク、そしてネイビーの3色だ。なお、トートバッグのストラップは長さの調節が可能な優れもの。特別なバッグと財布で一足早く春を感じてみては。【詳細】SUPRAコレクション店頭で発売中価格例:トートバッグ 86,400円(税込)取り扱い:バリーウィメンズショップ及びオンラインストア【問い合わせ先】バリー 銀座店TEL:03-6264-5471
2018年02月17日©YUMIMOROTOこんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。立春を過ぎたとはいえ、まだまだ寒いですがお元気でお過ごしですか?シネマの時間第22回は、もうすぐバレンタインということで”恋愛映画”をピックアップ!『恋する惑星』『ブエノスアイレス』などで知られるウォン・カーウァイ監督が、1990年に手がけた長編第2作『欲望の翼』。1960年代の香港において、若者たちが織り成す恋愛模様を疾走感あふれる映像美で描き、カーウァイ監督の名を一躍世界に知らしめた青春群像劇『欲望の翼』をお送りします。『欲望の翼』は、ウォン・カーウァイ監督独特のスタイルが確立された原点と言え、実際に本作のモチーフは名作『花様年華』『2046』へと引き継がれています。「第10回香港電影金像奨」で最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀主演男優賞(レスリー・チャン)を、第28回金馬奨で最優秀監督賞を受賞!クエンティン・タランティーノや、昨年のオスカーに輝いた『ムーンライト』のバリー・ジェンキンスといった監督も影響を公言し、2015年にNY・メトロポリタン美術館で行われた「鏡の中の中国」展の芸術監督も任されるなど、ジャンルや国境をも超えて世界的に今なお注目されるウォン・カーウァイ監督。劇中では、レスリー・チャン演じる主人公のヨディが「1960年4月16日3時1分前、君は僕といた。この1分を忘れない。君とは“1分の友達”だ。」とサッカー場の売り子スー(マギー・チャン)に話しかけ恋仲になる場面なども見どころで、ドラマティックな音楽やファッション性など女性に人気の映画だと言われるのも納得です。豪華トップスターの織りなす、刹那的で疾走感溢れる演出と映像美をご堪能ください。■映画『欲望の翼』 STORYー1960年代の香港を舞台に、若者たちの恋愛模様を描いた群像劇1960年代の香港。「1960年4月16日3時1分前、君は僕といた。この1分を忘れない。君とは“1分の友達”だ。」サッカー競技場の売店の売り子スー・リーチェン(マギー・チャン)は、ある日ヨディ(レスリー・チャン)という青年にそう口説かれます。1度は断ったスーでしたが、やがてヨディに惹かれはじめ恋仲になります。けれど、結婚を望むスーに対してヨディにはそのつもりはなく、傷ついたスーはヨディの元を去ることに。ヨディは実の母親を知らず、養母に育てられたのですが、そのことが彼の心に影を落としていました。ある日、ナイトクラブのダンサー、ミミ(カリーナ・ラウ)と出会い一夜を過ごすヨディ。部屋を出たミミはヨディの親友サブ(ジャッキー・チュン)と出くわし、サブはひと目で美しい彼女に恋をしてしまいます。一方、スーはヨディのことが忘れられず夜ごと彼の部屋へ訪れ、夜間巡回中の警官タイド(アンディ・ラウ)は、そんな傷ついた彼女を慰め、想いを寄せるようになるのですが……。60年代の香港を舞台に、ヨディを中心に交錯する生きることが苦手な都会の若者たち。それぞれの愛、運命、そして異郷への夢。「脚のない鳥がいるそうだ。飛び続けて疲れたら風の中で眠り、一生に一度だけ地上に降りる。それが脚のない鳥の最期の時だ」という物語の伏線ともいうべきヨディの台詞は、テネシー・ウィリアムズの小説『地獄のオルフェウス』の一節です。香港映画史上最も美しく最もミステリアスな1本。閃光のごとく疾走していく彼らの未来が、香港という街の魅力も合間ってパラレルに描かれ魅力的です。■香港のバレンタインデーもうすぐバレンタインデーが近いということで、香港の情人節についてもご紹介しましょう。香港や中国では、バレンタインデーは「情人節」と呼ばれています。情人は恋人を表し、この日のカップルたちは日本以上に盛り上がります。愛し合うふたりにとっては、誕生日や結婚記念日の次に大切な日。日本では、女性から本命のほか会社の上司や同僚など、女友達にもチョコレートを配るコミュニケーションの一環としての義理チョコ文化が定着していますが、香港では逆に男性から思いを寄せる本命にその気持ちを表し、花束などのプレゼントを贈ります。情熱的な愛の表現を求める香港の女性たちのために、街中ではアクセサリーショップやデパートなどでバレンタイン商戦も盛んで、プレゼントを選ぶ男性やカップルで賑わうそうです。世界各国、バレンタインデーひとつとっても違いがあって、面白いですね!■映画『欲望の翼』作品紹介2018年2月3日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー公開!オフィシャルサイト原題:阿飛正傳/DAYS OF BEING WILD監督・脚本:ウォン・カーウァイ製作:ローヴァー・タン製作総指揮:アラン・タン撮影:クリストファー・ドイル編集:パトリック・タム美術:ウィリアム・チャン音楽:ザビア・クガート、ロス・インディオス・タバハラス製作年:1990年製作国:香港上映時間:95分字幕翻訳:寺尾次郎配給:ハーク© 1990 East Asia Films Distribution Limited and eSun.com Limited. All Rights Reserved.■映画『欲望の翼』キャストレスリー・チャン=ヨディマギー・チャン=スー・リーチェンカリーナ・ラウ=ミミトニー・レオン=ギャンブラーアンディ・ラウ=タイド(警官)ジャッキー・チュン=サブ(ヨディの友達)レベッカ・パン=レベッカ(ヨディの養母)絵・文=諸戸佑美(アートディレクター・編集ライター・イラストレーター)
2018年02月08日『恋する惑星』、『ブエノスアイレス』などで知られるウォン・カーウァイ監督の第2作目となる映画『欲望の翼』のデジタルリマスター版が、2018年2月3日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国の劇場で順次公開される。映画監督ウォン・カーウァイ1988年に監督デビューしたウォン・カーウァイ。一貫した美意識が感じられる撮影・美術・衣裳や、意表を突く選曲センスなど、観る者を虜にする名作の数々で、今もなお新たなファンを生み出している名匠だ。クエンティン・タランティーノや、第89回アカデミー賞で作品賞を受賞した『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督も影響を公言しているほか、ファッション界では2015年にNY・メトロポリタン美術館で行われた「鏡の中の中国」展の芸術監督も務めるなど、ジャンルや国境をも超えて支持されている。日本での上映権が消失していた幻の作品その色褪せることない作品群の中でも、今回リバイバル上映が決まった『欲望の翼』は、2005年以降日本での上映権が消失している、ある意味幻の作品。Bunkamuraル・シネマが2017年5月に開催したウォン・カーウェイ特集でも上映は叶わず、スクリーンでの上映は実に13年ぶりとなる。ウォン・カーウァイ作品の原点レスリー・チャン、マギー・チャン、カリーナ・ラウ、トニー・レオン、アンディ・ラウ、ジャッキー・チュン。“香港映画史上最初で最後”と評されたほどに豪華な6人のトップスターを起用した本作は、1960年代の香港を舞台に、若者たちの恋愛模様を描いた群像劇。それまでの香港映画と一線を画す、浮遊感と疾走感の入り混じる語り口と映像美で知られる作品だ。モノローグの多用、時系列に沿わないストーリー、印象的な音楽と、ウォン・カーウァイ監督独特のスタイルが確立された原点であり、実際に本作のモチーフは、後に製作された名作『花様年華』、そして『2046』へと引き継がれている。ポスタービジュアルは、ウォン・カーウァイの手によって当時の香港の空気感がそのまま閉じ込められたかのような仕上がり。そこに刻まれた、主人公ヨディ(レスリー・チャン)がスー(マギー・チャン)に語りかけるセリフーー「1960年4月16日3時1分前、君は僕といた。この1分を忘れない。君とは“1分の友達”だ。」ーーは、ラテン・アメリカ文学への憧憬がもたらす独特の浮遊感とロマンティックなセリフで魅せる“カーウァイ節”たっぷりの言い回しで、本編の内容に期待が高まるものとなっている。作品情報映画『欲望の翼』公開日:2018年2月3日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開監督・脚本:ウォン・カーウァイ製作:ローヴァー・タン製作総指揮:アラン・タン撮影:クリストファー・ドイル美術:ウィリアム・チャン原題:阿飛正傳/DAYS OF BEING WILD1990年/香港/95分/カラー/モノラル© 1990 East Asia Films Distribution Limited and eSun.com Limited. All Rights Reserved.■あらすじ「1960年4月16日3時1分前、君は僕といた。この1分を忘れない。君とは“1分の友達”だ。」ヨディ(レスリー・チャン)はサッカー場の売り子スー(マギー・チャン)にそう話しかける。ふたりは恋仲となるも、ある日ヨディはスーのもとを去る。ヨディは実の母親を知らず、そのことが彼の心に影を落としていた。ナイトクラブのダンサー、ミミ(カリーナ・ラウ)と一夜を過ごすヨディ。部屋を出たミミはヨディの親友サブ(ジャッキー・チュン)と出くわし、サブはひと目で彼女に恋をする。スーはヨディのことが忘れられず夜ごと彼の部屋へと足を向け、夜間巡回中の警官タイド(アンディ・ラウ)はそんな彼女に想いを寄せる。60年代の香港を舞台に、ヨディを中心に交錯する若者たちのそれぞれの運命と恋──やがて彼らの醒めない夢は、目にもとまらぬスピードで加速する。
2017年11月20日2000年にモデルとしてデビューし、2003年にドラマ『威風堂々な彼女』で俳優に転身して以降、韓国映画界にはなくてはならない存在となったカン・ドンウォンさん。映画『MASTER/マスター』では初めて刑事役を演じ、激しいアクションシーンにも挑戦しています。そんな彼が「俳優生命が終わった」と思わず悲観したほどのケガを負った場面とは?撮影現場で体験したこと、ご本人の結婚観についても語っていただきました。写真・水野昭子 文・尹 秀姫初めての役柄での苦労は?--今回カン・ドンウォンさんが演じたのはキム・ジェミョンという刑事の役ですが、今まで演じた役のなかで一番難しかったそうですね。この映画は腐敗した政治や社会に挑むという内容ですが、悪に対抗するジェミョン自身には何か具体的な動機があるわけではないんですよ。彼自身が何か不利益をこうむったりとか、個人的に復讐したい理由があるわけではなく、ただ社会正義を実践したいという想いがあるだけで。もちろんそれも十分な動機かもしれませんが、映画のキャラクターとして考えると少し弱い気がして、感情をとらえるのに苦労しました。僕が今まで演じてきたなかで一番男性的だったということもあります。僕はあまりマッチョ的な人間ではないので、そういう点も難しかったですね。それと、僕は普段ゆっくり静かにしゃべるタイプなんですが、ジェミョンはすごく早口なんです。これは僕がそういうふうに役作りしたからなんですけど。映画のランニングタイムが気になってしまって(笑)。--初めての刑事役を演じるうえで準備したことは?監督からの要望で、体を大きくするために運動して鍛えました。アクション・チームからはボクシングをやってほしいとも言われましたね。個人的にはリズムよく早いテンポで台詞が言えるように準備しました。--先輩であるイ・ビョンホンさんと後輩のキム・ウビンさんとの共演はいかがでしたか?僕は2人のほぼ真ん中くらいの年齢ですが、特に架け橋的なことはしてないです(笑)。ビョンホン先輩とはあまり撮影が重ならなかったので、僕は主にウビンと遊んでました。ウビンとは毎日顔を合わせて、一緒にご飯を食べたり運動したりして、すごく仲良くなりました。ビョンホン先輩は時々現場に現れて、お酒をおごってくれました(笑)。2人とも演技はうまいし、それに口が大きいんですよ。声も発音もよくて、声量もある。特にビョンホン先輩は演技に入った時の集中力がずば抜けていて素晴らしいと思いました。たくさん刺激をもらいました。--撮影していて大変だったことは?マニラで1か月撮影をしたんですが、暑くて大変でした。朝から気温が30度を越えるんですよ。撮影したのがマニラのスラム街だったので、想像していた以上に人々の生活が厳しいものだと感じました。最初はそういうのを見るだけでも胸が痛かったですね。この映画は腐敗した社会や政治を描いた作品なので、貧富の差の激しさを感じるにつけ、胸に響くものがありました。--激しいアクション・シーンが多かったですが、苦労した点は?撮影中に危険な事故がありました。僕が車に乗っていて、向かい側の車に襲撃されて窓ガラスが割れるというシーンだったんですけど、僕としては1テイクでうまくいったと思ったんです。ところが監督から、顔がよく見えなかったからもう一度撮ろうと言われて。今度は顔がよく見えるように外に顔を向けていたら、突然パーンッ!という破裂音が聞こえて、僕のほうにガラスの塊が飛んできたんですよ。とっさに避けたんですけど、頭にぶつかって、破片が顔に刺さりました。車のサイドミラーで顔を見たら、頭から血がドクドク流れて、顔が真っ赤に染まってて。首にもガラスが刺さっていたので「ああ、ぼくの俳優生命はこれで終わりだ」って、引退を覚悟しました(笑)。すぐに病院に行って、傷の内側は3針、外は4針縫いました。--では、ぜひ観てほしいアクションシーンは?どのシーンで僕の顔にガラスが刺さったのかを確認していただきたいですね(笑)。顔が映っている場面はすべて僕自身がアクションをやっています。カー・チェイスのシーンはすごく楽しかったですよ。大きな車をガンガンぶつける感じで。そしておそらくDVDを購入していただくと観られると思いますが、映画本編ではカットされた場面もぜひ観ていただきたいです。そこが一番苦労して撮ったシーンなので(笑)。そのシーンについて僕はシナリオの段階で監督に「このくだりは必要ないんじゃない?」って言ってたんですよ。でも監督は絶対に必要だ!と言うので撮ったんですけど。監督が編集室で作業している時にこのシーンは必要ないなって気づいたそうで、後から飲みに誘われて、正式に謝罪されました(笑)。結婚観に関する意外な過去とは?--キム刑事は正義感が強く仕事に生きるタイプですが、キム刑事の部屋に行ったウビンさん演じるジャングンがすぐに「結婚はしていないな」と見抜く場面がありました。カン・ドンウォンさん自身の仕事観・結婚観は?僕もそれなりに正義感が強いタイプだと思います。キム刑事について、ある人に「ただ正義のためだけに戦うのではあまり魅力がないのでは?」と言われた時も、「正義のために戦う男は、十分魅力的だと思いますよ」と答えました。僕とジェミョンは似ている部分も多々ありますが、仕事が違いますよね。僕は俳優としてできることを探している感じです。僕の結婚観、ですか…。性格的に、結婚できるのかなって(笑)。僕は子どもの頃から両親に「僕は結婚しないよ」って言ってたんですよ。そのたびに「先のことはどうなるかわからないよ」と言われていたけど、この先どうなるか、自分でもわかりませんね。--韓国映画は世界的にも強いパワーを持っていると感じますが、そういったことを実感することはありますか? 韓国映画のパワーの源は何だと思いますか?海外の映画祭に行くと、僕たちが思っている以上に韓国映画を高く評価していただいていると思います。実際、そういう記事はよく見ていたんですが、僕が直接聞いたわけではないので、書かれていることをすべて鵜呑みにはできないですし。それに興行成績が飛び抜けて高いわけではないので、僕としては疑問だったんですよ。「韓国映画が評価されているというのなら、なんでこんなに観に行く人が少ないんだろう?」って(笑)。でも、実際に海外の映画製作者に会うと韓国映画が好きだと言われるので、そういう時はきちんと仕事を評価していただいているんだなと思います。韓国映画のパワーのひとつは、映画1本を撮る時に全員が使命感とプライドを持って臨むことだと思います。韓国映画はハリウッド映画のように産業的でブロックバスター的な作品もあって、それは観客が望むからというのもありますが、それなりの画を撮るにはやはり犠牲がつきものなんですよ。そういう犠牲を楽しんでいるところがありますね。少しでもいい映画を撮るためには何かしらの犠牲が必要だという基本的な考えがあって、それが韓国映画にとって一番の力なんじゃないかと思います。--カン・ドンウォンさんがこれまで観てきた中で好きな映画は?最近『ベイビー・ドライバー』を観たんですけど、あまりにおもしろすぎて、観ていて腹が立ちました(笑)。カー・チェイスのシーンが見事でしたね。一番好きな映画は『エターナル・サンシャイン』です。中学生の頃は『ブレイブ・ハート』が好きでした。日本映画では『嫌われ松子の一生』や、是枝監督の作品が好きですね。『南極料理人』も好きですし、僕も韓国版の映画に出演した『ゴールデン・スランバー』も楽しく拝見しました。韓国映画では『殺人の追憶』と『グエムル』が好きです。--いつか一緒に仕事してみたい監督は?日本の映画に出てみたいですね。機会があるかどうかはわかりませんが、是枝裕和監督と中島哲也監督の作品に出てみたいです。僕の心はいつでも開いていますが、日本語での演技ができるかどうか、ですよね。7年前よりは日本語がうまくなったけど、まだ無理かな(日本語で)。Informationカン・ドンウォン1981年1月18日、釜山生まれ。186cm、B型。2000年にモデルとしてデビュー、2003年にドラマ『威風堂々な彼女』で俳優に転身。翌年には『彼女を信じないでください』や『オオカミの誘惑』の主演で映画界に進出し、現在までに多数の映画作品に出演。来年は伊坂幸太郎原作の『ゴールデン・スランバー』と『人狼 JIN-ROH』の公開を控えている。映画『MASTER/マスター』ストーリー巧みな話術とカリスマ的な人気で多額の投資を引き出すワン・ネットワークのチン会長は、実際にはありもしない事業を語って金を巻き上げる天才詐欺師だった。知能犯罪捜査班のキム・ジェミョン刑事は彼を逮捕するため、ワン・ネットワークの天才ハッカー・ジャングンをスパイに仕立てるのだが……。“絶対悪” イ・ビョンホンに挑むカン・ドンウォン+キム・ウビンのヒリヒリした緊張感がたまらないクライム・アクション巨編。
2017年11月12日イ・ビョンホン、カン・ドンウォン、キム・ウビンという韓国3大スターが競演するクライムアクション映画『MASTER/マスター』。このたび、フィリピン・マニラを舞台にイ・ビョンホン、カン・ドンウォンが怒涛のカーチェイスを繰り広げる迫力満点の映像がシネマカフェに到着した。韓国史上最大規模の金融投資詐欺事件をモチーフに、男たちのアツい人間ドラマも展開するクライムアクションとなる本作。到着した映像では、冒頭からドンウォン演じる、知能犯罪捜査班長“キム・ジェミョン”が、道路を走る車を次から次へ猛スピードで追い越し、ビョンホン演じる詐欺師“チン会長”が乗る車に体当たりをする迫力満点のシーンからスタート。その後、住宅街に入り、町中でカーチェイスを繰り広げるも、追いつかれたチン会長の「押しつぶせ!」の怒号とともに、住宅街に並ぶ段ボールの山にド派手に突っんでいく。両者の車でせめぎあいを続ける様は、息つく暇もない、臨場感あふれる映像だ。また、パトカーも続々と出動していく中、このカーチェイスはどんな結末を迎えるのか…?事前準備に5か月、200名の現地スタッフが1か月撮影に加わったフィリピンロケが、その迫力の映像を後押しする。また、ビョンホンは実際のチン会長の威圧感ある詐欺師を演じるため、ヘアスタイル、服装などの細部に至るまでの徹底的な役作りを敢行。ドンウォンも過激なアクションのために、体重を10kg増やし、撮影数か月前からボクシングのトレーニングを受け、映画に挑んだという。彼の鍛えられた肉体にも注目だ。『MASTER/マスター』は11月10日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月29日「ジャニス・ウォン(Janice Wong)」にてシンガポールをイメージしたデザート3品が2017年8月25日(土)から31日(木)の期間限定で提供される。2年連続でアジアNo.1パティシエに輝いたジャニス ウォンのデザートバー「ジャニス・ウォン」から、彼女の故郷であるシンガポールをイメージした新作デザートが登場した。提供されるのは「シンガポールの朝食」「チリ チョコレート」2品のデザートとオリジナルカクテル「ジャニス ウォン シンガポール・スリング」。食べられるアート「エディブル アート」をテーマとして作られたジャニスによるデザートは、近未来的で洗練された印象の一皿に仕上げられている。「シンガポールの朝食」は、シンガポールで朝食の定番として使われる「パンダン カヤ」を使用したもの。ココナッツミルクに専用のハーブを合わせ、甘みを加えたジャムとして通常提供され、トーストに塗って食べられている。この伝統的とも言える朝食を、ジャニスはモダンなデザートに落とし込んだ。「ジャニス ウォン シンガポール・スリング」はシンガポールの最高級ホテル・ラッフルズホテルで生まれた名作カクテル、シンガポール・スリングがジャニス ウォン風にアレンジされたもの。ベーシックなレシピをリスペクトしつつ、東南アジア特産の柑橘類「カラマンシー」などを用い、より地域らしさを強調した。【詳細】ジャニス・ウォン 期間限定デザート提供期間:2017年8月25日(土)〜31日(木)提供場所:ジャニス・ウォン住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan SHINJUKU 2F エキソト営業時間:11:00〜23:00【問い合わせ先】ジャニス・ウォンTEL:03-6380-0317
2017年08月29日8月19日から全国で順次公開となる映画『隠された時間』。中身は13歳のまま外見だけ大人になってしまった少年役を演じるカン・ドンウォンさんに制作の裏話などを伺いました!時が止まった世界に閉じ込められ、大人になってしまった少年の物語。満月の日、小さな島で同級生と共に行方不明になった13歳の少年ソンミン。数日後、彼は恋心を寄せていた孤独な少女スリンの前に突然姿を現す。失踪前とは似ても似つかない、大人の容姿へと変貌を遂げて…。「もともとファンタジーは好きなほうなので、最初にシナリオを読んだときから興味を引かれました。でも正直、商業性には欠けると思ったし、過去に僕が出演した『超能力者』という作品に似ている部分も多かったんです。そして何より、監督が新人ということもあって、出演するかどうかはかなり悩みました。ちょうどスケジュールが立て込んでいて、監督とゆっくり話す時間も取れなくて。そんなとき、監督がわざわざ撮影現場まで会いに来てくださったんです。そこでいろいろ話をしてみたら、分かり合える部分が多く、とてもスマートな印象を受けたので、この人なら信じられると思いました」カン・ドンウォンさんが演じるのは、時間が止まった異世界に閉じ込められた少年ソンミン。もとの時空に戻ってきても、自分の身に起きた不可思議な話を信じてくれるのはスリンだけ。周囲の大人からは猜疑の目を向けられ、容姿は大人でも心は孤独と恐怖に震える子供のまま…という繊細で難しいキャラクターだ。「一番心配だったのは、心は子供でも見た目は大人なので、あまりオーバーにやりすぎると見ているほうが気恥ずかしくなってしまうんじゃないかということでした。だから少年の面影を残しつつも、観客が見たときに違和感を与えないよう、バランスを考えながら演じていましたね」驚いたのは、その撮影方法。「時が止まった街の風景も、実際にそこに何人もの人を立たせて撮影しているんです。だから少しでも風が吹いたら、すべてNGになってしまって。アナログの撮影方法を選んだ理由は、韓国にはまだフル3Dのシステムが揃っていないということもありますけど…、金銭的な理由が一番大きいでしょうね(笑)。フル3Dだと莫大なお金がかかりますから。でも、風の問題や撮っていたのが冬で日照時間が短かったこともあり、撮影日数が予定より大幅に延びてしまったんです。そのせいで、予算が結果的に10億ウォン以上オーバーしていて。その予算があれば、最初からフル3Dのセットが作れたんじゃないかなって思ったり(笑)。もう一度この映画を撮り直せって言われたら、間違いなく別の方法で撮ったでしょうね。本当にここまで大変だとは思ってもみなかったです(笑)」もしドンウォンさん自身が、ソンミンと同じように時が止まった世界に捕われてしまったとしたら…?「それでも、生きていかないといけないから。たぶん、時が再び動きださなかったとしても、僕は自ら命を絶つようなことはしない。映画のように人を浮かばせたりして遊びながら、最後まで生き続けるんじゃないかな(笑)。現実の世界で時間が止まったとしたら…?日頃、人目を気にしてできないようなことを全部やるでしょうね。とりあえず、銭湯に行こうかな。もちろん、女湯。じゃなかったら、意味がないでしょう?(笑)今言ったこと、全部書いてもらって大丈夫ですよ!(笑)」カン・ドンウォンさん1981年1月18日生まれ、韓国・釜山出身。’00年にモデルとして芸能界入りし、’03年に俳優デビュー。10月末には映画『マスター』の日本公開を控えている。『隠された時間』謎の失踪事件の数日後に、大人の姿になって帰ってきた少年と、唯一の理解者になろうとする少女との心の絆を描いた物語。監督・脚本/オム・テファ出演/カン・ドンウォン、シン・ウンスほか8月19日~全国順次公開。(C)2016 showbox and barunson e&a ALL RIGHTS RESERVED.シャツ¥69,000(ステラ マッカートニー メンズウェア/ステラ マッカートニー ジャパンTEL:03・6427・3507)Tシャツはスタイリスト私物※『anan』2017年8月16・23日号より。写真・森滝 進(まきうらオフィス)スタイリスト・杉本学子(ホイットニー)ヘア・ペク・フングォンメイク・アン・ソンヒ文・菅野綾子(by anan編集部)
2017年08月22日カン・ドンウォンが外見は大人、心は少年という難しいキャラクターで主演を務める最新作『隠された時間』が8月19日(土)より全国順次公開される。本作でカン・ドンウォンの少年時代を演じた子役のイ・ヒョジェは、2015年の『プリースト悪魔を葬る者』に続いて彼の少年時代役に抜擢されていることが分かった。本作は、満月の日に起きた謎の失踪事件から、大人になって帰ってきたと主張する “心は少年のまま”のソンミン(カン・ドンウォン)の正体に迫るファンタジックなサスペンス。独創性豊かなストーリーと目を離せないスリリングな展開とともに、カン・ドンウォンが外見は大人でいながら、心は少年という難しいキャラクター・ソンミン役で精細な演技を披露している。ドンウォン演じるソンミンの少年時代を演じたのは、『王の運命-歴史を変えた八日間―』などにも出演しているイ・ヒョジェ。2004年生まれの13歳ながら、ドンウォンが醸し出すナイーブな雰囲気を高いシンクロ率と精彩で感性豊かな演技で表現したことが評価され、『ブリースト悪魔を葬る者』に続いて、本作でもドンウォンの少年期に指名された。イ・ヒョジェは『王の運命-歴史を変えた八日間―』でソ・ジソプ演じるイ・サンの幼少期に扮した縁で、ジソプ自身がマネジメントを務める個人事務所と専属契約。昨年は『私の頭の中の消しゴム』の人気女優ソン・イェジン主演『ラスト・プリンセス―大韓帝国最後の皇女―』にも出演するなど、今後さらなる活躍が期待されている。『隠された時間』は8月19日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月17日カン・ドンウォンが久々にファンタジック・ラブストーリーに挑む主演最新作『隠された時間』。このほど、本作待望の予告映像とポスタービジュアルがいち早くシネマカフェに到着した。少女スリン(シン・ウンス)は最愛の母を亡くし、義父に連れられ離島に引っ越してくる。新しい学校にも、家にも馴染めず孤独な日々を過ごしていた彼女は、自分と同様に親のない少年ソンミンと知り合う。2人に淡い恋心が芽生えかけたある日、同級生たちと出かけた立入禁止区域の洞窟で、スリンだけを残して3人の少年が姿を消してしまう。発見に結びつく手がかりもつかめず捜査が難航するなか、見知らぬ男(カン・ドンウォン)がスリンの前に突然姿を現し、「僕はソンミンだ」と言うが…。本作は、満月の日に行方不明になった少年が、なぜか大人の姿となって現れ、彼を唯一信じる少女との知られざる時間をファンタジックに映し出したラブストーリー。このたび解禁となった予告編は、少女スリンと幼いソンミンの出会いと、初々しい淡い感情のはじまりを予感させる映像から始まる。やがて、同級生たちと山へ冒険に出かけたスリンとソンミンは立ち入り禁止区域の洞窟に入ってしまい、そこでソンミンと同級生2人が行方不明に…。大規模な捜索がはじまり、マスコミも報道する中、混乱するスリンの前に、“時間を超え、大人の姿になって帰ってきた”と主張するソンミンが現れる。次第に心を通わせていく2人だが、謎の失踪事件の捜査は佳境を迎え、周囲の大人たちはスリンが正体不明の謎の大人に振り回されていると心配し、警察もソンミンの後を追うことに――。後半の緊張感が高まるスリリングな展開と、神秘的な映像が印象的な予告編に仕上がっている。あわせて解禁されたポスタービジュアルでは、作品のファンタジックな世界観を伝えるように、ひと筋の光の中で膝を抱えるカン・ドンウォンに、手を差し伸べるシン・ウンスが印象的な美しいビジュアル。「君だけは僕を信じてくれる?」というソンミンの心情を表したコピーも胸を打つ。作品ごとに華麗なる変身を遂げてきた人気俳優カン・ドンウォンは、本作では、外見は大人でいながら、心は少年という難しいキャラクターを繊細に表現。そして、ヒロインの少女・スリン役として、300倍の競争率を勝ち抜き、本作で鮮烈なデビューを飾ったシン・ウンスも新人女優とは思えない存在感を放っている。パク・チャヌク監督の『親切なクムジャさん』の演出部を経て、今回初の長編となるオム・テファ監督は、独創性豊かな物語をファンタジックに、かつスリリングな展開で描き上げており、期待が高まる。『隠された時間』は8月19日(土)、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月28日日本でも高い人気を誇るカン・ドンウォンの主演最新映画『Vanishing Time』が、『隠された時間』として、8月19日(土)より全国にて公開されることが決定した。本作は、満月の日に行方不明になった少年が、大人の姿となって現れ、彼を唯一信じる少女との知られざる時間をファンタジックに描いたラブストーリー。少女スリン(シン・ウンス)は最愛の母を亡くし、義父に連れられ離島に引っ越してくる。新しい学校にも、家にも馴染めず孤独な日々を過ごしていた彼女は、自分と同様に親のない少年ソンミンと知り合う。2人だけの秘密の暗号を作って友情を育み、淡い恋心が芽生えたある日、同級生たちと出かけた立入禁止区域の洞窟で、スリンだけを残し、3人の少年が一瞬にして姿を消してしまう。発見に結びつく手がかりもつかめず捜査が難航するなか、見知らぬ男(カン・ドンウォン)がスリンの前に突然姿を現し、「僕はソンミンだ」と主張する…。しかし、周囲の大人たちはスリンが正体不明の謎の大人に振り回されていると心配し、警察がソンミンの後を追う。果たして、本当にソンミンは時間の中に取り残されていたのか、もしくは、ただの不審者なのか――。今秋にはイ・ビョンホンとの共演作『MASTER/マスター』も日本上陸するカン・ドンウォン主演の本作。作品ごとに華麗なる変身を遂げてきた彼が、外見は大人でいながら心は少年のままという難しいキャラクターを、繊細にみずみずしく表現。多くの女性ファンを魅了する美しい顔立ちに憂いを帯びた切ない視線を浮かべ、カン・ドンウォンの新たな魅力をスクリーンに焼きつける。そしてヒロインの少女・スリンを演じるのは、300倍の競争率を勝ち抜き、本作で鮮烈なデビューを飾った新人女優シン・ウンス。昨年は岩井俊二監督の短編映画『チャンオクの手紙』(’16)にも出演を果たし、本作では神秘的な表情に複雑な情緒をにじませたヒロインを完璧に演じ、驚異のライジングスターとして存在感を発揮する。メガホンをとったのは、パク・チャヌク監督の『親切なクムジャさん』の演出部を経て、今回初の長編となるオム・テファ監督。独創性豊かなファンタジックな物語を、スリリングな展開で描き上げている。『隠された時間』は8月19日(土)、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月01日映画監督ウォン・カーウァイの特集上映が、2018年3月16日(金)まで東京・渋谷のBunkamura ル・シネマで開催される。1988年に監督デビュー、94年の『恋する惑星』が世界中で絶賛されて大ヒットを記録したことで一躍スターダムにのし上がったウォン・カーウァイ。ラテン・アメリカ文学への憧憬がもたらす独特の浮遊感とロマンティックなセリフ、一貫した美意識が感じられる撮影・美術・衣裳、そして意表を突く選曲センス。観る者を虜にする名作の数々で、今もなお新たなファンを生み出している名匠だ。2017年6月にも同所でカーウァイの特集上映が開催されたが、今回は映画『欲望の翼 デジタルリマスター版』の上映を記念して、英BBCが2016年に発表した「21世紀の名作映画トップ100」リストで第2位に輝いた名作『花様年華』、フランク・ザッパらの偉大なミュージシャンが物語を彩る『ブエノスアイレス』の2作品を再び上映する。また、『欲望の翼 デジタルリマスター版』と特集上映がともに好評を博していることを受けて、追加上映が決定。トニー・レオン主演のラブストーリー『恋する惑星』と切ない恋物語の『天使の涙』も上映される。その類まれなビジュアルセンスからカーウァイ監督はファッション界へも大きな影響を与えており、ドキュメンタリー映画『メットガラ ドレスをまとった美術館』では、本編中にウォン・カーウァイ本人が登場するほか、ファッション・デザイナーのジャン=ポール・ゴルチエが、今回上映される『花様年華』から受けた影響を語るシーンも収められている。再びスクリーンで出会う人はもちろん、はじめて作品に触れる人も、この機会に劇場の大スクリーンでその世界観を堪能してみてはいかがだろう。【開催概要】『欲望の翼 デジタルリマスター版』公開記念 <ウォン・カーウァイ特集>会場:Bunkamura ル・シネマ住所:東京都渋谷区道玄坂 2-24-1 Bunkamura 6F料金:1,200円均一 (学生は1,000円)※価格は全て税込。上映作品:■『ブエノスアイレス』2月17日(土)〜2月23日(金)19:40〜、2月24日(土)〜3月2日(金) 10:30〜■『花様年華』2月24日(土)~3月2日(金) 19:00~、3月10日(土)~3月16日(金) 10:10~■『天使の涙』3月3日(土)~3月9日(金) 17:10~■『恋する惑星』3月10日(土)~3月16日(金) 17:10~<上映作品/あらすじ>■『ブエノスアイレス』激しく愛し合いながら、荒野のハイウェイで突然の別離を迎える恋人たち。その痛みを振り切るように仕事に熱中する男の元に、傷付いた恋人が帰ってくる。閉ざされていた心が通い合う瞬間、柔らかな光が至福の時を包む。しかしやがて二人を襲う癒しがたい渇き。愛するほどに傷つき、傷つくほどに求め合う魂の彷徨の中で、男はひとりの青年に出会い、再生への道を歩き始める。本作はカンヌ国際映画祭の最優秀監督賞を受賞。2017年のアカデミー賞作品賞に輝いた『ムーンライト』の監督も本作からの影響を語る傑作。フランク・ザッパ、アストル・ピアソラ、カエターノ・ヴェローゾら天才たちの音楽も映画を彩る。■『花様年華』1962年、香港。新聞社の編集者であるチャウと、商社で秘書として働くチャン。二人は同じアパートに同じ日に引越してきて、隣人になる。やがて二人は、互いの伴侶が不倫関係にあることに気づき、次第に時間を共有するように。誰にも気づかれないよう、慎重に会っていた二人。家庭を持つ貞淑な男と女は戸惑いつつも、強く惹かれ合っていくのだった。誰にも言えない秘密を包み込む紫煙、ナット・キング・コールのバラッド、そしてなんといってもチャイナドレスの美しさ──今作でトニー・レオンがカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を、そして撮影と美術/衣裳が評価され高等技術院賞を受賞。英BBCが2016年に発表した「21世紀の名作映画トップ100」リストで、あらゆる名作を差し置いて第2位に輝いた、永遠の愛の物語。■『天使の涙』殺し屋とパートナーのエージェントは、仕事以外では顔を合わせない。エージェントは殺し屋に対して密かな恋心を抱いていたが、ある日、殺し屋は突然姿を消してしまう。その後、殺し屋はかつて行きずりの関係にあった金髪の女と出会うが、彼女の気持ちに応えることなく、彼は再び彼女の元から去っていく…。一方、エージェントが住むマンションの管理人の息子モウは、夜な夜な他人の店に入り込んで勝手な商売を楽しむ日々を送っている。そんなある日、未だ失恋の傷が癒えない女に恋をするが…。『恋する惑星』で予定していたエピソードをもとに作り上げたもうひとつの恋物語。■『恋する惑星』彼女にふられた警官223番は、彼女のことが忘れられず、自分の誕生日に賞味期限を迎えるパイナップルの缶詰を買い続けている。金髪の女性に恋をしてみるが、麻薬の運び屋として取引に失敗した彼女もまた疲れ果て、そっけない。どん底にいる2人は、行きずりの一夜を過ごす。同じころ、ハンバーガー・ショップの新入り店員フェイは、夜食を買いに来た警官633番と出会う。淡い恋心を抱いた彼女は、ある日偶然手に入れた彼のルーム・キーを利用して勝手に部屋の模様替えを始めて…。クランベリーズの「ドリームス」のカバー曲のメロディとともに、ウォン・カーウァイの名を知らしめた出世作。
2017年05月14日レオナード・ウォン(LEONARD WONG)2017年秋冬コレクションが東京・渋谷で発表された。これまでのレディースに加え、初となるメンズウェアが披露された。今シーズンのテーマは「アルテミス×アポロ」。人類を進歩させ、生活の質を向上させたとされている女神・アルテミスと太陽・芸術・知識の神であるアポロ、二神(=男女)のバランスによって、人間の可能性が最大化されるとコレクションノートには書かれている。ショー会場は、渋谷・道玄坂に2016年4月に誕生したクラブ「コンタクト(Contact)」。スクリーンに映像が流れ、アルテミスとアポロらしき二神が表れる。そこにはもがき苦しむアポロに助けの手を差し伸べるアルテミスの姿が描かれた。映像が終わり靄が会場を埋め尽くす中、ファーストルックを飾ったのはAyaBambiのAya Satoだ。羽織っているグレーのロングパーカーは肩からパーツが飛び出ていたり、裾部分にユニークなカットが採用されている。続くのはストイックなモノトーンとグレーのカラーパレットに染められたジャケットやコート。コンパクトなシルエットと、ジッパーをアクセントに使ったデザインが特徴だ。ジッパーはポケットや裾のほか、背中にスリットとして使われている。他にも、ベルトや襟にベルベットの異素材を使用したディテールが見られる。初となるメンズウェアはウィメンズ同様のアウターに加え、レザーアイテムが豊作だ。特にジャケットは、シングル・ダブル・ブルゾンタイプと様々な型が登場した。ジッパーを多用した遊び心はここでも現れている。スタイリングはブラックをベースにしたストイックな雰囲気だ。コレクションの中でも一際インパクトを残したのが、異生物のようなぬめっと光る素材を使用したウェア。歩くたびにオーロラのように光り、存在感を表す。また透明なビニール素材をライダースジャケットに仕立てたピースもユニークな一着。テーマである、異質な神々らしさが感じ取れるウェアだ。
2017年04月01日東京・新宿の「ニュウマン(NEWoMan)」のシンガポール発のデザートバー「ジャニス・ウォン(JANICE WONG)」が2017年3月15日(水)より、春メニューをスタートする。“食べられるアート(edible art)”と自身のスイーツを表現するジャニス ウォン。通常のデザートでは使われないような食材を用いたり、組み合わせたりして独創的なスイーツを提供している。今回も珍しい素材にジャニス ウォンならではの息吹が吹き込まれたデザートの数々が登場。「春のデザートコース」ジャニス・ウォンのデザートコースは、甘いだけではなく塩味の効いたプレートや、野菜・フルーツなど素材の特長を活かしたプレート、麦などを使った食事の代わりにもなるプレートなど7種類のデザートのコースを展開。パープルカシスのパルフェにミックスベリーのソルベ、ラベンダーのマシュマロ、カシスを加えたマッシュポテト。パープルだけで作る色香が漂う。グリーン&グリーン抹茶のアイスクリームに春薫るグリーンピース・ピスタチオのクリームのグリーンが映える。黄色のサフランメレンゲとのコントラストが美しい一品。アスパラガスガーデン色鮮やかなグリーンアスパラガスのフランに、ホワイトアスパラガスと塩キャラメルのコンビネーション。白バルサミコビネガーのアクセントも印象的だ。ペアリングさらに、それぞれのデザ―トが持つ味わいや彩り・香りなどを堪能できるように、コースと合うペアリングを季節ごとに用意。また、来店者の希望に応じてオリジナルのドリンク(アルコール/ノンアルコールどちらも可)を作製してもらうこともできる。「ジャニス・ウォン 春のアラカルト」スプリングフラワーイチゴとヨーグルトのアイスケーキに花仕立てにした桜とタイベリーのゼリー、塩漬けの桜のアクセントが春を感じさせる。味だけでなく見た目も楽しむことができる一皿。わさびキューカンバー中央にはキュウリのエアリーなシャーベットに、わさび&ラズベリークリーム、レモン&しそゼリーの組み合わせ、添えられたバジルオイルの風味が香る。【詳細】JANICE WONG(ジャニス・ウォン) 住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan SHINJUKU2F エキソト※JR新宿駅甲州街道改札横発売日:2017年3月15(金)営業時間:11:00~23:00 ※定休日はNEWoMan SHINJUKUに準ずるTEL:03-6380-0317【メニュー】■スペシャルデザートコース(7品) 4,800円+税※スペシャルデザートコースは17:00からの提供。スプリングカクテルスープ、アスパラガスガーデン、パープル、グリーン&グリーン、ストロベリーカプレーゼ、カカオポッド、プティフール■アルコールペアリング(7品コースのペアリング) 3,000円+税モーニング・ボール、フローラル・レッド、カモミール・ハーモニー、バジル・サイダー、シャトー・ボーモン2013、好みの飲み物■ノンアルコールペアリング(7品コースのペアリング) 2,400円+税フィジー・マンダリン、フローラル・レッド(ノンアルコール)、カモミール・ティー、バジル・タイザー、スペシャルティ・コーヒー、好みの飲み物※11:00~14:00はランチデザートコース 2,500円+税・3,500円+税の提供。※スペシャルデザートコースのペアリングの「好きな飲み物」は、ドリンクメニューから選ぶか、来店者の要望に応じてオリジナルのドリンクを作製。(アルコール/ノンアルコールどちらも可)。
2017年03月13日チャウ・シンチー監督の最新作として話題沸騰中の『人魚姫』。1月7日(土)に迫った日本上陸を前に、チャウ・シンチー作品のヒロインに抜擢された新星女優、通称“星ガール”の新旧2人が熱い火花を散らしていることが分かった。本作は、人間界と人魚界に住む男女のロマンスを中心に、環境破壊へのメッセージをギャグ満載の中に描いたファンタジック・アドベンチャー。若き実業家リウ(ダン・チャオ)はリゾート開発のため、美しい自然保護区域を買収し、埋め立てを決める。環境破壊のせいで絶滅の危機に瀕していた“人魚族”は幸せな日々を取り戻すため、可憐な人魚シャンシャン(リン・ユン)を人間に変装させ、「リウ暗殺作戦」を決行するが、シャンシャンとリウはお互いに惹かれあってしまう。そして2人の募る思いとは裏腹に、人魚族と欲に駆られた人間たちによる激しい武力戦に巻き込まれていくことに――。“ヒロインは必ずブサイク顔で登場させるべし!”というチャウ・シンチーメソッドのもと、どぎついメイクや変顔を披露し、本作でデビューを果たした新人女優リン・ユンリンは新たなブレイク候補の“星ガール”。日本の俳優・綾野剛も選ばれた「ニューヨーク・アジア映画祭」でライジング・スター賞を受賞するなど、早くも注目を浴びている。加えて本作には、先輩“星ガール”がなんとリン・ユンの恋のライバルとして登場しており、新旧の星ガールが1人の男・リウを巡って対決!そのライバル役は、『ミラクル7号』(’08)で主人公をやさしく見守る小学校の先生役として出演していたキティ・チャン。彼女もまた、当時チャウ・シンチーによって見出された新星だ。リン・ユン演じる無垢で恋を知らない人魚・シャンシャンに対し、キティ・チャンが演じるのは、財力があって才色兼備のパーフェクトボディの人間・ルオラン。種族を超えたラブロマンスの側面を持つ本作の中で、対照的なキャラの2人がリウの前に現れ、どのように男を虜にしていくのかにも注目していて。『人魚姫』は1月7日(土)より「2017冬の香港・中国エンターテイメント映画まつり」としてシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月06日チャウ・シンチー監督の最新作となる、ぶっ飛びロマンシング・アドベンチャー『人魚姫』。シンチー監督といえば、見いだした新星女子が軒並み人気女優となっていることから、作品のヒロインはみな“星ガール”と呼ばれている。今回のヒロインに抜擢された新“星ガール”、リン・ユンに注目した。人間の世界と人魚の世界に住む男女の恋を、相変わらずのギャグたっぷりで描く本作。若き実業家リウ(ダン・チャオ)はリゾート開発のため、美しい海を買収し埋め立てるプロジェクトを進めていた。環境破壊のせいで絶滅の危機に瀕していた“人魚族”は幸せな日々を取り戻すため、可憐な人魚シャンシャン(リン・ユン)を人間に変装させ、「リウ暗殺作戦」を計画。しかし、シャンシャンとリウはお互いに惹かれあってしまう。しかも、2人の募る思いとは裏腹に、人魚族と人間たちによる激しいバトルが勃発してしまうのだった――。チャウ・シンチーの作品で、毎回注目される通称“星ガール”。『喜劇王』のセシリア・チャンや『カンフーハッスル』のホアン・シェンイー、本作にも出演している『ミラクル7号』のキティ・チャンなど、無名の新人女優を軒並み人気女優にしてきたシンチー監督のもと、本作でその座を射止めたのは、オーディションで12万人の中から選ばれたリン・ユンだ。黒髪ロングで、華奢で清楚なルックスの彼女は、まさに人々が思い描く“人魚”のイメージにぴったり。しかし、本作ではひどい不細工メイクで登場したり、顔にウニが刺さったりと体当たりの演技を見せる。その一方、ダン・チャオ演じる実業家リウとの禁断のラブロマンスで見せる儚げな表情は、同性から見ても魅力的に映るはず。シンチー監督は、彼女を選んだ理由について「野生動物のようで、未知の可能性を感じたから」と言う。「ヒロイン選びにはたくさんの選択肢がありましたが、リン・ユンのオーディションのときに、彼女だけ他の候補者にはないある種の感覚があり、自分の思い描いたヒロイン像に一致しました。リン・ユンはコメディの才能があり、本作の中でもその演技力が十分に発揮されていると思います」と、その“野性味”ある(?)コメディセンスに太鼓判を押す。本作で華々しいデビューを飾った彼女は、すでに中国「華鼎奨」最優秀新人俳優賞、「ニューヨークアジア映画祭」アジア新人賞を獲得。また1人、新たなスター女優が誕生したといえそうだ。『人魚姫』は2017年1月7日(土)より「2017冬の香港・中国エンターテイメント映画まつり」としてシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月23日